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伊勢市 平成25年  3月 定例会-03月04日−02号

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  1. 伊勢市議会 2013-03-04
    伊勢市 平成25年  3月 定例会-03月04日−02号


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    DiscussNetPremium 伊勢市 平成25年  3月 定例会 - 03月04日-02号 伊勢市 平成25年  3月 定例会 - 03月04日-02号 伊勢市 平成25年  3月 定例会           平成25年3月伊勢市議会定例会会議録 議事日程                     平成25年3月4日(月)午前10時開議 日程第1 議案第1号 平成25年度伊勢市一般会計予算外11件一括 日程第2 議案第13号 平成24年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)外11件一括 日程第3 議案第25号 伊勢市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定について外9件一括 日程第4 議案第35号 三重県市町総合事務組合規約の変更に関する協議について 日程第5 議案第36号 わたらい老人福祉施設組合の共同処理する事務の変更及びわたらい老人福祉施設組合規約の変更に関する協議について 日程第6 議案第37号 市道の路線の廃止について 日程第7 議案第38号 市道の路線の認定について 日程第8 議案第41号 倉田山公園野球場メインスタンド改築工事(建築工事)の請負契約について 日程第9 一般質問      ① 2番 吉井詩子君           ●「意思決定の場への女性参画」促進について           ●超高齢社会に求められるコンパクトなまちづくりについて      ②18番 小山 敏君           ●新病院建設基本計画について
              ●要介護度改善ケアに対する奨励金について      ③25番 世古口新吾君           ●伊勢市の道路行政について           ●伊勢市の農業政策について      ④23番 佐之井久紀君           ●放課後児童対策事業(学童クラブ)について      ⑤22番 山本正一君           ●当市の文化行政について           ●市立伊勢総合病院の経営形態について      ⑥17番 中川幸久君           ●南海トラフ大地震(東海、東南海、南海大地震)津波対策について      ⑦ 8番 吉岡勝裕君           ●体罰問題について      ⑧ 4番 野口佳子君           ●第2次伊勢市食育推進計画について      ⑨24番 宿 典泰君           ●市立伊勢総合病院について           ●伊勢市公共施設マネージメント白書について      ⑩14番 黒木騎代春君           ●市内公立学校におけるスクールカウンセラーについて           ●政府が地方公務員の賃金引き下げを求め、2013年度の地方交付税を減額したことに対して、全国知事会など地方6団体は「極めて遺憾である」という共同声明を発表している。市長としての受け止め、見解について聞きたい      ⑪10番 品川幸久君           ●エネルギーの地産地消について           ●「地域と共に創る電気自動車等を活用した低炭素社会モデル事業」について           ●(大事業)道路新設改良事業(中事業)道路改良事業 桧尻川22-1号線ほかについて、調査結果をお示し願いたい。      ⑫ 7番 辻 孝記君           ●宮川(桜)堤の河川改修について      ⑬13番 長田 朗君           ●内宮周辺の渋滞対策           ●市立伊勢総合病院      ⑭ 6番 福井輝夫君           ●伊勢市の公衆トイレについて      ⑮ 1番 野崎隆太君           ●平成25年度国家予算への対応について           ●家族の時間づくりプロジェクトについて           ●地域発展に関する具体的ビジョンについて 本日の会議に付した事件  1.平成25年度伊勢市一般会計予算外11件一括  1.平成24年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)外11件一括  1.伊勢市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定について外9件一括  1.三重県市町総合事務組合規約の変更に関する協議について  1.わたらい老人福祉施設組合の共同処理する事務の変更及びわたらい老人福祉施設組合規約の変更に関する協議について  1.市道の路線の廃止について  1.市道の路線の認定について  1.倉田山公園野球場メインスタンド改築工事(建築工事)の請負契約について 出席議員(28名)       1番  野崎隆太君      2番  吉井詩子君       3番  世古 明君      4番  野口佳子君       5番  岡田善行君      6番  福井輝夫君       7番  辻 孝記君      8番  吉岡勝裕君       9番  広 耕太郎君    10番  品川幸久君      11番  藤原清史君     12番  山根隆司君      13番  長田 朗君     14番  黒木騎代春君      15番  西山則夫君     16番  上田修一君      17番  中川幸久君     18番  小山 敏君      19番  杉村定男君     20番  浜口和久君      21番  工村一三君     22番  山本正一君      23番  佐之井久紀君    24番  宿 典泰君      25番  世古口新吾君    26番  長岡敏彦君      27番  中村豊治君     28番  中山裕司君 欠席議員(0名)       なし 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長     中川芳明君   事務局次長    杉原正基君   議事係長     伊藤 亨君   調査係長     津村将彦君   書記       中野 諭君   書記       中川浩良君 説明のため出席した者   市長       鈴木健一君   副市長      松下 裕君   病院事業管理者  藤本昌雄君   会計管理者    白木信行君   総務部長     藤本 亨君   情報戦略局長   森井 啓君   環境生活部長   中井宏明君   健康福祉部長   山本辰美君   産業観光部長   三浦 徹君   二見総合支所長  中村龍平君   小俣総合支所長  森 明彦君   御薗総合支所長  内田 豊君   上下水道部長   本多秀夫君   病院事務部長   佐々木昭人君   消防長      大西邦生君   総務部理事    角前 明君   産業観光部理事  奥野喜久君   健康福祉部次長  鈴木正人君   都市整備部次長  高谷幸良君   消防本部次長   竜田博史君   総務部参事    可児文敏君   環境生活部参事  奥野やす子君   産業観光部参事  須崎充博君   都市整備部参事  谷口 尚君   病院事務部参事  下村浩司君   総務課長     北 一晃君   行政経営課長   大西要一君   教育委員会委員長 中居信明君   教育長      宮崎吉博君   教育部長     玉置行弘君   教育次長     北村 陽君   監査委員     鈴木一博君   選挙管理委員会委員長            鈴木市郎君 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(杉村定男君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。  本日の出席者は全員であります。会議は成立しております。  本日の会議録署名者及び議案等説明者は、前回決定あるいは御報告申し上げたとおりです。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  それでは、会議に入ります。 --------------------------------------- △議案第1号外11件一括の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 日程第1、「議案第1号平成25年度伊勢市一般会計予算外11件一括」を議題といたします。  質疑に入ります。  発言通告が参っておりますので、順次許可いたします。  初めに、27番、中村議員。 ◆27番(中村豊治君) おはようございます。  議長の許可をいただきましたので、発言通告に基づきまして「議案第1号平成25年度伊勢市一般会計」に対して、平成25年度の予算編成と市長任期最終年における総括につきまして、諸点にわたりまして御質疑を申し上げたいと思います。
     伊勢市のリーダーとして、第2次行財政改革大綱の目的であります住民満足度の向上を目指して、伊勢市やさしさプランを総仕上げする最終年度であり、その成果、さらには進捗状況について、伊勢市民はもとより、リーダーとしての手腕が内外に注目されておりまして、次へつなげるためにも、常に緊張感を持ち、積極的に行政課題に取り組む重要な最終年度であるというぐあいに理解をさせていただいております。  昨年、平成24年のテーマは防災と観光が重点施策でありました。  災害への備えの重点施策といたしましては、早速、小中学校14校へ外づけ階段を設置いたし、9月に完了したわけであります。また、観光につきましても、御遷宮に向けての対策、重点施策といたしましては、宇治山田駅前広場、さらには伊勢市駅前周辺の整備であり、内宮周辺の渋滞対策といたしまして、宇治浦田、さらには内宮前駐車場の整備と、計画どおり事業については進められまして、若干の問題点はあるとは聞いておりますが、期待された効果が徐々に出てきておるというぐあいに理解をさせていただいております。  さらには、市内企業の協力のもとに待望のサッカー場2面が完成をしたわけであります。また、伊勢志摩地域医療の拠点としての市立伊勢総合病院についても、一定の方向づけができたのではないかというぐあいに私は思っております。  このように、平成24年度の予算執行から見えますのは、まさに平成25年度が鈴木市長にとって勝負の年になるのではないかというぐあいに思っております。  そこで、諸点にわたりまして質疑を申し上げさせていただきます。  初めに、新年度予算編成と市長の所信についてであります。  市長の年頭の挨拶や今回の提案説明でも、平成25年度の政策課題、方針は、防災、医療、遷宮を基軸とした観光、次世代を担う子供たちへの教育問題、そして行財政改革等々が提案説明の中でも述べられておるわけであります。  昨年の年頭の挨拶で明言されたのは、対話をしっかりすること、現場に行くこと、そして挑戦を続けること、この3本柱が平成24年度の市長の、私は政策の柱だったというぐあいに理解をさせていただいております。  本年度の市長自身の方針、市政に取り組む姿勢といたしまして、この今申し上げました昨年の3本柱、対話、現場、挑戦、このことについても平成25年度の基本になるのではないかというぐあいに思っております。この1年が、未来の伊勢の基礎になる勝負の年であり、ということも総括されておるわけでありますが、市長のこの新年度予算への思い、さらには勝負の年の決意、所信について、まず冒頭、お聞かせさせていただきたいと思います。  次に、観光、防災対策、さらには教育の最重点課題についてお尋ねをさせていただきたい。  初めに、遷宮前後の本市の体制整備についてお聞きをさせていただきたいと思います。  平成25年度の観光費は昨年比77.8%と、6億9,000万という思い切った予算計上がされておるわけであります。とりわけ、おもてなし事業、さらには外国人観光客誘致、そしてスポーツ誘客、さらには遷宮客受け入れ基盤整備、そして民俗伝統行事推進事業等々で約3億6,000万円の予算も計上され、市長の遷宮への意気込みがこの予算計上でも感じられるわけであります。  そこで、お尋ねをさせていただきたい。御遷宮への市の受け入れ体制、さらにはその受け入れ体制の準備、これができておるのか。また、市長の冒頭の所信表明の中で、ポスト遷宮対策やおもてなしの心等々、この取り組みについてお聞かせをさせていただきたいというぐあいに思います。  3点目は、各団体からの提言等に関しての対応についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  各種団体、とりわけ商工会議所や伊勢二見観光旅館組合からの提言内容について、私はポスト遷宮対策がこの提言の中心であったというぐあいに理解をさせていただいております。この平成25年度の予算編成に当たりまして、将来を見据えた提言であれば、積極的に予算編成に対して対応せよとの市長の指示があったというぐあいに聞いておるわけであります。  この提言に対しまして、具体的にどのような対応が今回予算編成されたのか。さらには、この提言内容等々を出された各団体との調整、話し合いについて、どこまで今現在進展をしておるのか、お聞かせをさせていただきたいと思います。  次に、大変問題となっております3連動の地震・津波対策と、この空白地への対応についてお聞きをしたいと思います。  阪神・淡路大震災が発生して18年、東日本の大震災から2年を迎えたわけであります。いつ発生をしてもおかしくない東海、東南海、さらには南海の3連動地震に対する備えといたしまして、今、津波避難タワー設置が全国的にも急がれておるわけであります。  当市も、御案内のように10キロ以上の長い海岸線を持つ中で、避難所等整備事業といたしまして、本年度の予算で約3億2,000万の予算計上がされまして、南海トラフの巨大な災害から市民の生命を守るための予算で、防災タワー、さらには津波避難所建設等々が計画されまして、その取り組みに対しましても私は一定の評価をさせていただきたいというぐあいに思います。  そこで、お尋ねをしたいのは、伊勢市防災会議の議論といたしまして、避難所の安全ランクが今言われておるわけであります。御案内のように、この安全ランクにつきましては4段階に分けられまして、星3つ、星2つ、星1つ、さらには黒三角というような形で、4段階に安全度が分けられておるわけであります。  とりわけ、黒三角の施設の安全度は、各種災害から時間的に余裕がない、このような場合に緊急避難する施設であり、さらには、構造、各種の避難予測から一定の危険性がある施設、こういうぐあいに、非常に危険のある施設であるというぐあいに黒三角はなっておるわけであります。この一定の危険性がある施設、その定義についてどのように理解をすればいいのか、まずお示しをいただきたい。  御承知のように、伊勢市の海岸線10キロの中で、この黒三角の地域、海岸線の地区で、この町民会館につきましては、御案内のように東大淀の町民会館、さらには東豊浜の土路の町民会館、これが黒三角となっておるわけであります。一定の危険がある施設となっております。なぜそのような施設に対して200人以上の市民を避難させるのか、非常に危険な施設というぐあいになっておるわけであります。その見解をぜひわかりやすく市民にお示しをいただきたい、このように思います。  次に、教育の重点取り組みについて。この事業、ドリームプロジェクトについてお聞きをさせていただきたい。  市長の所信の中で、将来の伊勢市として次を担う子供たちの教育は大変重要である、そして夢と意欲を持ち、未来を切り開く人づくり、このドリームプロジェクトを推進し、確かな学力、豊かな心、そして健やかな体、これを育む取り組みを進めたいとの説明でありました。  今回このドリームプロジェクトには、総額で約2億7,000万円の予算が計上され、市長の伊勢市の教育への意気込み、さらには強い決意を感じられた新年度予算となっております。御案内のごとく、伊勢市の教育振興基本計画の理念といたしましても、このように夢と意欲を持ち、未来を切り開く人づくりであり、その中で、常に私は、一部の事業は進められておりまして、確かな学力に対しましてもかなりの効果が出ておるというぐあいに伺っておるわけであります。  ここでお尋ねをさせていただきたいのは、教育委員会が求めております理想とする伊勢の子供像とは、どのような姿を描いておるのかお聞きをさせていただきたい。  また、この事業に対しましても巨大な予算が計上されておるわけであります。その事業の進行管理、さらにはアウトプット、結果として何をこの事業に対して求めておるのか、明確にお示しをいただきたい。  次に、事業総点検と新年度予算編成との整合性についてお聞きをさせていただきたいと思います。  今回の事業総点検といたしまして2年目を迎えたわけであります。外部点検で17件、内部点検で110件、約130件の事業総点検、2回目の総点検が行われたわけであります。  総点検の結果といたしまして、この事業については民間に委託するのか、内部で継続してこの事業を進めるのか、さらに仕組みや方法を変えて、改善してさらに実施をしていくのか、いや、価値の少ない事業については縮小して整理をしていくのか等々、選択肢の中で、この事業総点検結果をベースに新年度予算編成にどのような形で反映させたのか、お聞かせをさせていただきたい。  次に、財政状況の具体的な取り組みについて、中期財政収支見通しと新年度予算編成の整合性等々をお聞かせさせていただきたいと思います。  中期財政収支見通しにつきましては、平成23年から5カ年間の財政規模、財政力、特性等々を確認し、当市の財政全体の方向性を推計したものであります。今回の平成25年度の予算編成の中で、一般会計で484億強、昨年比約8.2%の大幅な伸びとなっておるわけであります。市長説明の中で、国営宮川用水等々の負担金23億円がこの総額を大きく押し上げたと、このような説明であるわけでありますが、この中期財政収支見通しと63億円強のこの差額が出ておるわけであります。全く整合性がとれていない。  何がその要因であるのか、今申し上げました宮川用水の件につきましては別にいたしまして、大きな環境の変化があったのか、情勢の変化があったのか、具体的にお示しをいただきたいというぐあいに思います。  次に、市長といたしまして、3カ年間の総括と伊勢市やさしさプランの重点施策108事業の進捗状況について、お聞きかせさせていただきたいと思います。  初めに、市長としての3カ年の総括についてお聞かせさせていただきたい。  市長に就任して3年、大変忙しい3年間であったというぐあいに理解をさせていただいております。一年一年が勝負であり、20年、30年先の伊勢市の基盤を確立したいとの思いの中で、政策課題達成、改革等に向け、懸命に取り組んでおられる姿については理解をさせていただいております。  そこで、市長として、この3カ年間を振り返ってどのような総括をしておるのか、まず1点。さらには、伊勢市やさしさプランの推進状況等々、この事業の推進状況について、今108事業があるわけでありますが、実施内容、進捗状況等々について、どのような形で整理をされておるのか、この2カ年間の事業の進捗状況、さらには市長としての課題についてお聞かせさせていただきたいというぐあいに思います。  次に、市長が目指す伊勢市の将来像についてお聞きをしたい。  市長が描いております20年、30年先の伊勢市の姿をどのように描いて、行政課題について取り組んでおるのか。13万市民にわかりやすく、伊勢市の将来の姿を鈴木市長としてどのように描いておるのか、お聞かせさせていただきたいと思います。  以上で発言通告による質問については終わりますが、答弁のいかんによりましては、再質問をお許しいただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) おはようございます。それでは、中村議員の御質問にお答えをいたします。  まず、新年度予算での私の所信と重点施策についてお答えをいたします。  新年度当初予算に込めた私の思い、決意につきましては、所信で述べさせていただいたとおりでございまして、主要施策としましては、防災、医療、御遷宮を基軸とした観光、そして次世代を担う子供たちへの教育でございます。また、市民の皆さんの生活に密着する事業については、最優先に取り組んでまいります。  防災対策につきましては、東日本大震災で得た教訓を踏まえ、避難訓練の実施、要援護者への支援、避難タワーなどのハード整備など、防災対策の強化を引き続き市民の皆さんとともに行っていきたいと考えております。  また、医療につきましては、市立伊勢総合病院の建てかえに向けた取り組みなどを進め、市民の皆さんが安心して暮らせる医療環境の整備に向け、努力をしてまいります。  次に、観光についてですが、先日も第62回神宮式年遷宮の遷御の儀をとり行う日時が定められるなど、伊勢のまちは御遷宮に向け、大変盛り上がりを見せております。伊勢のまちは、市民だけではなく、全国の多くの方々から愛されていることを強く感じております。伊勢を思い、そして伊勢へお越しいただく皆様を、精いっぱいの感謝の気持ちを持ってお迎えしていきたいと考えております。  教育につきましては、重点事業を総合的、体系的に取りまとめたドリームプロジェクトを進めてまいります。このプロジェクトにつきましては、教育長から後ほどお答えをさせていただきます。  これからも、対話、現場、そして挑戦を基本的に取り組んでまいりたいと思っております。それぞれの項目については、行政だけで全てできるものではございません。市民の、そして議会の皆様方の御協力をいただきながら、よりよい伊勢市を目指してまいりたいと考えております。  次に、御遷宮前後の市の受け入れ体制整備についてお答えをいたします。  受け入れ体制整備につきましては、観光客の皆様の満足度を高めるため、三重交通株式会社が運営するCANばすに新しく市内周遊ルートを増設し、二次交通の充実を図るとともに、観光客の皆様が散策、回遊しやすい環境にするための観光案内や誘導看板の整備、また外国語表記に改修をした場合の支援も実施をしていきたいと考えております。  さらには、市内にある観光案内所に、観光資源の映像やイベント情報、緊急情報を発信できる電光掲示板、いわゆるデジタルサイネージを設置し、情報を発信する環境整備を行い、観光客のニーズに対応してまいりたいと考えております。  そして、御遷宮後も多くの方々に伊勢へお越しいただくため、集大会やサッカー、野球、テニス等のスポーツ合宿に補助金を交付し、スポーツ誘客に積極的に取り組んでまいります。  また、新たな事業として、放送メディアとタイアップした情報発信事業や、伊勢商工会議所との協働事業「夜の魅力創出事業」を実施する予定であり、外国人観光客の誘致についても、皇學館大学などと連携をし、短期留学生を招き入れるなどの取り組みを実施したいと考えております。  次に、各種団体からの提言への対応についてお答えをいたします。  昨年、市内の各種団体に対し、今後の伊勢市の政策に対する提言等をいただきたいことをお話をさせていただき、昨年秋に伊勢商工会議所、伊勢旅館組合、二見町旅館組合から御提言をいただきました。提言の内容につきましては、ポスト遷宮対策も含めさまざまであり、関係部署で検討、協議を行い、平成25年度予算に積極的に反映をいたしました。  本定例会の予算審議をいただき、その結果を踏まえ、提言をいただいた各団体へ報告をしてまいりたいと考えております。行政だけでは限界がありますので、提言された思いなどを確認させていただき、御相談、連携をし、ポスト遷宮も意識をしながら、取り組めるものから進めてまいりたいと考えております。  次に、3連動地震・津波対策と市内空白地への対応についてお答えをいたします。  2年前の東日本大震災以降、新たな地震・津波の被害想定が発表されたことから、伊勢市の避難所の見直し作業を行ってまいりました。その作業過程において、各種災害から100%安全な避難所を市内全域に設けていくことが非常に困難であるということが判明をいたしました。市民の皆さん一人一人を災害から確実に守るためには、それぞれの身体の状況、地理的条件に応じた避難行動をとっていただく必要があるとの結論に至りました。  そこで、市民の皆さんがみずからの避難先を選定する上での指標となるよう、避難所指定基準に適合した避難所に星の数1つから3つまでと、三角の安全度ランクを4段階に分けて設定することといたしました。  まず、その三角の設定の一定の危険性がある施設の定義についてのお尋ねでございます。  この一つに、想定される津波の浸水深から避難可能な最上階までの余裕が2メートル以下の施設であるということがございます。例えば、2階建ての土路区町民会館の場合ですと、津波の浸水深3.24メートルに対して2階で床の高さが4.5メートルとなっており、2階部分は津波の浸水がないと想定をされます。しかしながら、津波浸水高からの余裕が少ない、こういうことから、市独自の基準により一定の危険性があるとしているものでございます。  次に、東大淀町民会館や土路区町民会館のような一定の危険性がある施設になぜ200人以上の市民を避難させるのか、このお尋ねでございますが、基本的には、できるだけ安全度ランクの高い避難所を目指していただきたいと考えております。遠くまでの移動が困難な方や避難する時間がなくなった方など、緊急的に避難できる場所として、これらの施設も他の津波緊急避難所として同様に位置づけております。  収容人数の根拠としましては、三重県の津波避難計画策定指針に基づき、避難有効面積1平方メートル当たり1人で計算をしております。なお、東大淀町民会館は2階面積が205平方メートルで200人程度、土路区町民会館は172平方メートルで170人程度が避難可能となっております。  次に、事業総点検と新年度予算編成の整合性についてのお尋ねですが、事業総点検は、400ほどの事業を平成23年度から3年間で全て点検することで、より効率的、効果的な行財政運営に努めようとするものでございます。  本年度は、130ほどの事業を、社会的需要、公平性、業務改善及び外部委託の可能性の統一的な視点で点検を行いました。結果については、担当部署が対応するとともに、情報戦略局で予算への反映状況を聞き取り、予算編成を行ったところでございます。また、本年度については、これら4つの視点に加え、財源確保の可能性にも言及をしております。効率的、効果的な行財政運営を行う上では、プラン・ドゥ・シー、いわゆるPDSサイクルを回すことが重要であると考えております。  平成25年度につきましても、事業総点検を通じて第三者の視点でのチェックを入れながら、事業見直しの強化に努めてまいりたいと考えております。  次に、中期財政収支見通しと新年度予算編成との整合性、財政改善への取り組みのお尋ねですが、中期財政収支見通しにおける計画値は普通会計決算見込み値ベースで作成をしたものであり、その計画値と一般会計の予算額との対比という形にはなります。  現行の財政収支見通しにおける推計値と当初予算額は、積立金で同額、人件費、公債費で推計値を下回り、その他の各項目で推計値を上回り、総額で63億2,900万円、推計値を上回っております。特に、大きく推計値が上回った要因としましては、国営宮川用水2期事業負担金の支出予定が平成24年度から25年度にずれ込んだことを挙げることができますが、この結果は、収支見通しに当たり、平成21年度決算値、平成22年度当初予算額をもとに推計し、調製しているため、その後の情勢の変化により生じたものでございます。  また、財政状況の改善に向けた具体的な取り組みについては、どういったものを予算化したから財政状況が改善されるというものではないと考えております。必要に応じ予算化をしておる事業の内容もさることながら、どのように工夫をし、事業を実施するかが重要であると思っております。  最後となりますが、市長としての3カ年の総括及び伊勢市やさしさプランの重点施策についてのお尋ねでございますが、正直、あっという間の3年間であったと実感をしております。就任当初の所信表明において、私は、10年後、20年後の子供たちがこの伊勢のまちで夢を描くことができるまちをつくること、これを第一義の仕事にさせていただくと申し上げました。  そして、将来を見据えた取り組み、生活に密着した取り組みとして重点的に実施する政策を、平成23年度に伊勢市やさしさプランに政策集としてまとめました。やさしさプランでは、やさしさのあふれるまち、そして、地域の自立と繁栄を目指し、23のプロジェクト、108の事業を整理し、これまでに1つずつ着実に積み上げてまいりました。個別の内容については、予算資料として配付済みの伊勢市やさしさプラン進捗状況でお示しをしたとおりでございます。  このプランを中心に、これまでに必要な取り組みを進めているところではございますが、私が目指す伊勢市の将来像を実現するためには、まだまだ大きな課題が残っております。例えば、地域防災、地域医療、地域のコミュニティー、小学校・中学校の適正配置、中心市街地の活性化、そしてポスト遷宮など、立ち向かうべき大きな課題が残っております。  それぞれの課題に対し、津波避難施設や防災公園の整備、新市立伊勢総合病院の建設、ふるさと未来づくりの推進、適正配置に向けての学校及び地域での丁寧な住民説明会の実施、伊勢市駅前への民間施設の誘導、そしてスポーツ誘客を中心としたポスト遷宮対策など、それぞれの取り組みに力を注いでいるところでございます。これらにつきましては、今後も継続して重点的に対応すべき課題であると考えております。  私からは以上でございます。何とぞよろしく御理解賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 教育長。 ◎教育長(宮崎吉博君) 続きまして、私からドリームプロジェクトについてお答えをいたします。  教育の重点取り組み事業ドリームプロジェクトについてでございますが、伊勢市の目指す子供像につきましては、昨年策定いたしました教育振興基本計画の中で「心豊かでたくましい子ども」としております。  具体的には、基礎的な知識や技能を身につけ、みずから学び、みずから考え、行動し、問題を解決するなどの確かな学力、また、みずからを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな心、さらに、たくましく生きるための健康や体力などの健やかな体を備えた子供だと考えております。このような伊勢市の未来を切り開いていける力を持った子供たちを育成していきたいと考えております。  また、プロジェクトの進行管理につきましては、毎年、教育委員会で実施しております「教育に関する事務の管理及び執行状況の点検・評価」を活用しながら、検証等を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  以上、中村議員の御質問にお答えをいたしました。何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) 諸点にわたりまして御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  まず初めの新年度予算と市長の所信ということで、市長の答弁の中でも、市民生活に密着することを中心に予算編成をされたと、さらには昨年度の対話、現場、さらには挑戦、これを基本理念として本年も取り組んでいく、そして市民の協力を得ながらよりよい伊勢市をつくっていくんだと、こんな所信ですので、この内容については了とさせていただきたいというように思います。  次に、遷宮前後の本市の体制整備ということで、再度質問させていただきたいというぐあいに思います。  大変今、観光事業課のほうにつきましては、非常にハードな形で仕事をされており、今日も残業等でその業務をこなしておると、こういうことで、そういう内容についてはお聞きをさせていただいておるわけでありますが、遷宮を迎えるに当たりまして、その前後の体制といたしましても、非常に私は厳しい内容ではないかというぐあいに思っております。  内部改善をやりながら、さらにいろんな形でこの遷宮前後の体制整備についても、ぜひ皆様一体となって取り組んでいただきたいというぐあいに思っておるんですけれども、若干この件について、どのような体制でこれから進めていくのか、少しお聞かせをさせていただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。 ◎産業観光部参事(須崎充博君) 職員の体制ということでお答えさせていただきます。  まず、お白石持ち行事の受け入れにつきましては、市長を筆頭に全庁体制で受け入れをさせていただく組織を組ませていただいております。ですから、観光当局だけではなくて、全部の各部が、いろんな部署で職員が一丸となって受け入れをさせていただくというふうになっております。  それから、また遷宮対策委員会を中心に商工会議所、観光協会、また市民の団体の皆さんにも当然御協力をいただいて、受け入れをしていくこととなっております。  また、緊急雇用対策事業を使いまして、臨時職員等の雇用も考えておりますので、その辺で対応させていただきたいと思っております。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) 全庁一体となって取り組むというような御答弁ですけれども、少しここで確認をさせていただきたいのは、市長答弁の中にありましたように、夜の魅力創出事業ということについては、具体的にどういうことを考えておられるのか、少しお考えがあれば出していただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。 ◎産業観光部参事(須崎充博君) 夜の魅力創出事業でございますが、商工会議所と一緒になった事業の一環となっております。元気再生事業という事業に商工会議所さん、2年間取り組んでいただきまして、その延長線で、今年度は、25年度につきましては、市のほうに連携事業ということで要請がございました。  それにつきましては、外宮前の魅力創出ということで、夜を中心に、昼間でいいますと楽市とか、今、シェフクラブのイベントがございますが、そういった事業を夜に開催して、夜の魅力をつくっていこうということでございます。それについては、市、また観光協会等ともタイアップをしながら進めていく、それについての支援の事業でございます。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) ぜひそういう形で取り組んでいただきたい。
     それから、次の各種団体からの提言等に関しての対応についてということなんですけれども、今回、市長の指示があったように、やっぱり積極的に対応せよというような指示があったわけであります。今回の予算編成に当たりましても、先ほどの市長答弁の中では、この提言内容も含めて予算に反映をさせていただく、このような答弁があったわけでありますので、ぜひポスト遷宮を意識した取り組みを大いに期待をさせていただきたいと思います。  それから、3連動の津波対策、つまり空白地の対応についてということで再質問させていただきたいと思います。  今の市長答弁の中では、その地域の方については非常に納得しがたい市長答弁であるというぐあいに思います。特に、平成23年の終わりに出されたこの津波予測時間、さらには、津波到達時間等を含めて、50センチの津波がもう30分には到達するんだと。それで伊勢市としましては、最大で3メーターから4メーターの津波が来るんだというぐあいに想定をされておるわけであります。最大の津波でも4メーターということになっておるわけでありますが、2階への避難の問題も含めて、非常にこれはやっぱり市民としては大変危険と申しますか、心配があるわけであります。  御案内のように、昭和28年9月、もう皆さん、わからんと思うんですけれども、この近畿地方を襲った13号台風という台風があったわけであります。あの外城田川周辺の地域の堤防が完全に崩壊をして、すぐに3メーターぐらいの高潮が押し寄せてきまして、あの地域、つまり有滝とか東豊浜含めて壊滅状態になったわけです。それからちょうど60年が経過をいたしました。  堤防の状況も、大変、もう3連動の地震が起こったら崩壊するような堤防の状況になっておることも事実であります。例えば、そういうような状況に対して、50センチの津波が30分で来るんだということになりますと、あの地域はゼロメートル地帯ですので、避難もできやんような状況なんですよね。50センチでやっぱり人が避難できない、こんな状況の中で、私は大変あの地域、非常に空白地となっておるわけですので、この点も含めて、今の市長答弁については少し理解ができないと、こんなことで少し御答弁をいただきたいというぐあいに思います。 ○議長(杉村定男君) 総務部理事。 ◎総務部理事(角前明君) 避難困難地の抽出条件につきましては、現在発表されております各種文献を参考に伊勢市防災会議の避難所検討専門委員会で協議を行い、市独自の方法によりまして決定を行いました。  指標の条件なんですけれども、避難する市民にとって安全側に立った歩行速度、そして避難時間を条件設定しております。例えば、50センチの津波が30分で到達する場合、5分間を避難準備時間、そして25分間で避難できる、そして高齢者、また要援護者が毎分30メートルのスピードで避難ができるということで、想定可能の距離を750メーターとしまして、避難所から750メーターに避難できる区域の住民の方が十分避難できる、余裕を持って避難ができるということで設定させてもらっています。  なお、津波に対する建物の安全性ですけれども、鉄筋コンクリート2階建ての土路の区民会館の場合ですと、津波の浸水深さと2階の床の高さの差が、市長も先ほど言いましたが、1メーター26ございます。となりますと、2階部分は浸水がないと想定しておるんですけれども、しかし余裕高が2メートルよりも小さいことから、2階以上へ避難することができないということで、安全度ランクとしましては一定の危険性があるものと判断しております。  市としましては、できる限り安全度ランクの高い避難所を目指して避難していただきたいと考えています。そして、これらの施設につきましては、時間的に余裕のない場合、緊急的に避難していただく施設ということで位置づけております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) 安全度の高い施設に避難していただきたいということなんですけれども、今申し上げましたように、後でどなたかが質問されるんですけれども、25分でその場所へ行きなさいということになるわけであります。特に、豊浜東小学校の避難面積が千九百数平米、つまり2,000名の市民をそこへ避難させるんだと。実は私ども、昨年から訓練をしてまいりまして、650名の方を東豊浜小学校に一応訓練で避難させたわけです。35分かかったわけですね。  2,000名の市民をその小学校に避難させることによって、35分で避難できるかということなんですよ、具体的に。つまり、3倍の時間がかかるわけですね。1時間半、1時間半の時間がかかって安全度の高いところへ避難しなさいよというような今の答弁なんですけれども、非常にそういう意味では、具体的な、それではどういうぐあい避難しなさいと。もう50センチの津波がそこまで来ておると、もう歩けないと、こういう状況の中で、大変無理なシミュレーションを私はやっておるというぐあいに思っております、これは。  だから、東大淀の公民館はまさにそうです。例えば、土路の公民館については、4メートル以上の津波が来ましたら、もう屋上へ逃げるところがないわけなんですよね。屋根式になっておりまして、避難所としてできないわけですよ。避難できない、使えないわけなんですよ。そういう状況の中で避難所の設定をされたということについては、非常にやっぱり市民としても納得できないし、ましてやそういうところ、安全度の高いところへ逃げなさいと言われても、もうあそこは豊浜東小学校しかないわけなんですよ。だから、それも2,000名の方が避難しておると。大変な状況の中でのシミュレーションですよ。これ、非常に理解できない。いま一度御答弁ください。 ○議長(杉村定男君) 総務部理事。 ◎総務部理事(角前明君) 避難時間につきましては、そういった高齢者の方が避難していただく時間につきましては、25分ということで設定はさせてもらっておりますが、先ほども申しましたとおり、土路の区民館につきましては、2階以上は浸水深から高いということで、一時避難所ということで御理解願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) 特に、やっぱりこの問題については、非常に市長の政策としても、これから具体的に、豊浜東とか東大淀とか、そういう空白地の避難困難地域の問題、こういうことも含めて、やっぱり今まで出ておりました7カ所と同レベルで私は検討するべきやと、こういうふうに考えておるんですけれども、市長の考え、できたらお願いをしたいというぐあいに思います。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま中村議員から再質問ということで、この困難地のお話をいただきました。  特に東日本大震災以降、沿岸部の皆様におかれましては、本当に大変な御心配をいただいておりまして、将来の沿岸部の地域のまちづくりをどうしていくんだろうかということで、非常に心配をいただいております。  先日も議員お住まいの近くのところでいろいろと声を聞かせていただいてまいりましたけれども、やはり高齢者の方々が非常に多く、なかなか子育てもこのままやとできにくいんちゃうか、そんな声もいただいてまいりました。  市の一定の考え方のもとで、今回の4段階の指標を作成させていただきましたけれども、今お話を聞かせていただきました650名の方が35分、通常の避難訓練でかかったということを考えれば、今回7カ所の提示をさせていただいておりますけれども、これと同じように並行して一度検討させていただきたい、そのように考えております。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) ぜひそういうことで、検討の一つとしてお願いをしたいというぐあいに思います。  次に、教育関係について質問させていただきたいと思います。  このドリームプロジェクトの問題、先ほど教育長のほうからいろいろと御答弁をいただきました。特に理想とする伊勢の子供像、これについては教育長の答弁で理解させていただきました。  そこで、再度お尋ねをさせていただきたいのは、この伊勢市の教育振興基本計画の中ではいろいろと数値が設定をされておるわけですね。つまり、私が申し上げておりますのは、やはりこれだけのお金を使うということであれば、進行管理について、具体的にもう一回どうしていくんやということと、さらには、結果として何を具体的に求めておるんやと。つまり、基本計画の中の数値目標も、私は一つの結果であるというぐあいに思うんですけれども、いま一度、この進行管理の問題、さらには結果、現場の受け入れ体制、こういうことも含めて、少し手短にお願いしたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 教育次長。 ◎教育次長(北村陽君) 中村議員の御質問にお答えをいたします。  まず、アウトプットに係る成果についてどのように考えているかということですが、これまで教育委員会ではいろんな事業を単独で行ってきたわけですが、これを一つのプロジェクトとしてまとめることで、夢と希望を持った子供を育てるという、同じ方向に向かってそれぞれの事業を一本化してやっていこうということで、相乗効果が期待されるという、そのように考えております。  例えば、一例を申し上げますと、電子黒板などICTなどの教材を整備した上で、ハイパーQUと学力の問題、これをクロスして研究を行うことで、余剰の効果と申しますか、効果を上げていきたいというふうに思っております。  また、進行管理につきましても、これまで2年やってきた事業、3年やってきた事業、これからまたさらに10年続く事業とございますので、それぞれの事業を単年度で評価しながら検証させていただきたいというふうに思っております。  それからもう一点、受け入れ体制はどうかという御質問でございますが、これまで、リレーションシップ総合推進事業におきまして、初年度、22年度は12校に非常勤講師を、それから次年度は24校、現在24校に配置をしていただいているわけなんですが、このドリームプロジェクトにおきましては、事業も新たに一新することもございまして、お許しいただければ、全ての学校に非常勤講師を配置して研究を進めさせていただきたいというふうに、そのように考えております。  また、この事業がお認めいただけましたなら、すぐに校長会等を開きまして、この事業の趣旨の説明、またはその周知徹底、共通理解を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) ぜひそういう形で積極的に取り組んでいただきたい、こんなふうに思います。  そこで、中居教育委員長に少しお尋ねをさせていただきたいと思います。  少し緊張されておるような状況なんですけれども、そのポストに座られまして、特に教育委員長として、この伊勢の教育、どのように思われる、考えておられるんか、その所感を少し述べていただければ幸いというぐあいに思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉村定男君) 教育委員会委員長。 ◎教育委員会委員長(中居信明君) 中村議員から機会をいただきましたので、教育委員長として私が考えておりますことを少し述べさせていただきたいというふうに思います。  子供はやがて巣立っていくわけであります。そして、社会人として生きていくために必要な責任感であったり、他人を思いやる心の優しさであったり、さらには、法やルールをとうとぶ公平感など、いわゆる幼いころから身につけさせる役割というのが家庭であったり、家族であったり、そして学校や地域は担っているんだろうというふうに思っております。  そして、そこで、まずは夢と希望を持つことができる子供に育ってほしいということであります。そして、2つ目に考えますことは、礼節を重んじるということ、そしてみずからを律しつつ他の人を大切にする大人に育っていってほしいということであります。さらに、3つ目には、将来の伊勢市のために主体的に行動できる人になってもらいたいということを念頭に、私自身、職務を果たしていきたいというふうに気持ちをまた新たにしているところでございます。  そして、今後におきましては、市民の皆さんの伊勢市の教育に対する大きな期待をしっかりと受けとめながら、皆様方の御理解や御協力をいただきながら、そして他の教育委員と一致協力して伊勢市の教育の推進に努力をしてまいりたいというふうに考えております。  それと、少しだけドリームプロジェクトについてもお話をさせていただきたいと思います。  るる出ていますように、確かな学力、そして豊かな心、健やかな体のいわゆる知徳体、この調和のとれました伊勢市の子供を育てるということが私たちの責任であるというふうにも考えております。したがって、このことから一体的に事業を構築していくことで、このプロジェクトのコンセプトの具現化が必ず図られるものというふうに期待をしているところであります。  以上、中村議員の御質問にお答えをさせていただきました。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) ありがとうございました。ぜひまた頑張っていただきたいと思います。  次に、事業総点検と新年度予算なんですけれども、私、これ2年目の事業総点検をやられたわけでありますが、どうもこの総点検をされた貴重なデータが予算編成に対して少し生かされていないやないかというような気がします。  ぜひそういうことについても、3年目ということになるんですけれども、そういうようなことで、事業総点検については、予算編成と、さらには行政コストとの問題もドッキングさせて、整合性をとって考えていただきたい、こんな思いですので、この点はこの程度にさせていただきたいと思います。  それから、中期財政収支見通しの問題につきましても、大変大きな環境の変化があったということで御答弁をいただいたわけでありますが、いずれにいたしましても、やっぱり少し整合性がとれていないということについては若干心配をするところなんですけれども、実際には、その後の情勢の変化が大きく変わったと、こういうことですので、この点も含めて少し整理をしながら、予算執行に当たっていただきたいというぐあいに思います。  それから、最後の質問なんですけれども、今、市長のほうから、伊勢市の将来を見据えた大きな、この、そういうことを実現させるための大変重要な課題が山積をしておるというような答弁をいただきました。とりわけ市長の総括の中でも、防災関係、医療関係、教育問題、さらには地域のコミュニティーの問題、中心市街地の活性化の問題、そしてポスト遷宮等々、立ち向かうべき課題、重要課題が本当に山積をしておるんだと、こんなような御答弁をいただいたわけであります。  つまり、市長として1年間、4年間、まあ3年なんですけれども、一生懸命やってきた、その中でもやっぱり伊勢市やさしさプランの課題も残っておる、いろんな課題、やり残したところがいっぱいあるんやと、こんなことで御答弁をいただいております。私は、自分の仕事をやり残しては本当に悔いが残りますし、実際に13万市民の皆さんにも大変失礼であるというように思っておるわけであります。  したがいまして、市長として、鈴木市長の決意として、立ち向かうべき課題に対して、ことしの秋に予定をされております伊勢市長選挙に対して出馬の意思が当然あると思いますので、その意思決定、意思の決意を13万市民の皆さんに、ぜひこの課題解決のために、もしあればお聞かせいただきたいというぐあいに思います。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま中村議員から御質問をいただきました。  今秋に予定をされている市長選挙のことですけれども、これまでの3年間を振り返りますと、先ほど申し上げましたとおり、あっという間の時間でありまして、特に平成14年ごろからスタートした市町村合併のこと、そういったもろもろの課題整理に努めてまいりました。3カ年、さまざまな経験もございまして、職員の力もあり、よりよく伸びてきた事業もあれば、私自身反省すべき点もたくさんございました。  そういった中で、今ようやくまいてきた種が芽を出して、そして少しずつ成長してまいりました。このそれぞれの政策につきまして、花となり実となるところまでは何とか自分の手でやっていきたいというふうに思っております。そして、その実ができた暁には、それを刈り取る方がどなたであっても正直構わないというふうに思っております。ただ、もう少し、私自身としては、この市政の取り組みを育てていくために、次期市長選につきましても出馬をしていきたい、そのように考えておるところでございます。 ○議長(杉村定男君) 中村議員。 ◆27番(中村豊治君) 今、市長のほうから、種を3年間まいてきたと、さらには芽が出てきたと、そういうことで、それをぜひ自分の手で育てていきたい、こんな決意が述べられましたので、堂々と2期目についても成就できるように全力で頑張っていただきたい、こんな思いがございます。  終わります。 ○議長(杉村定男君) 質疑の途中ですが、10分間休憩いたします。 △休憩 午前10時58分 △再開 午前11時08分 ○議長(杉村定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。  次に、8番、吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) 議長のお許しをいただきましたので、「議案第1号平成25年度伊勢市一般会計予算」について、2点質疑をさせていただきます。  1点目は、款4衛生費、項2清掃費、目3じん芥処理費、大事業1、人件費支給事業及びじん芥収集事業について質疑させていただきます。平成23年9月にもごみ収集の質問をさせていただきましたが、現在の進捗と今年度の取り組みについてお聞きします。  可燃ごみの収集につきましては、市民の皆さんの協力をいただきながら、一軒一軒、家の前へ収集する戸別収集から、地域で設置いただいた集積場での収集体制へとなりました。そのときには、98%の地域で集積化となったと報告をいただきました。全地域での集積化を目指して努力するとお答えをいただきましたが、その後の努力について、しっかりしていただいたかと思いますが、進捗状況についてお聞かせください。  次に、今年度の可燃ごみ収集にかかる人件費の予算額は4億2,052万4,000円で、昨年の24年度は4億9,642万3,000円で、7,589万円の削減となっております。平成20年度の7億4,749万7,000円と比較すると、約3億2,700万円の大幅な削減となっております。人件費の削減を考えていただいていることにつきましては大変評価をいたしますが、平成25年度の可燃ごみ収集の人員やルートなど、どのような体制で実施していくのかお聞かせください。  また、集積所までのごみ出しが困難な方に対するふれあい収集事業の現状と、平成25年度の見込みについてお聞かせください。  次に、2点目は、款8観光費、項1観光費、目1観光総務費、大事業3、もてなし心醸成事業、(2)おもてなし推進事業について質疑いたします。  平成24年9月定例会で、伊勢市のおもてなし力をもっと上げていきましょうと質問の中で訴えさせていただきました。御遷宮を迎える今年度、事業全体で3,688万1,000円の予算を立てて、車椅子の貸し出し、案内サイン、奉祝に来られる団体に対する歓迎事業の補助など、多くの予算を計上されていることに評価したいと思います。  平成25年度は、全国各地から第62回式年遷宮の奉祝行事や観光でたくさんのお客様をお迎えいたします。先日の札幌で開催された雪まつりでのPRでも多くのメディアに取り上げていただき、ほかにも遷宮特集や雑誌やテレビ番組などで数多く報道され、多くの関心と興味を持っていただいているのではと思います。  伊勢市のおもてなし力のパフォーマンスを最大限発揮して、ハード面、ソフト面で最高のおもてなしをしなければ、「伊勢に行ったけど……」となっては、式年遷宮そのものの評価にも影響しかねません。来ていただいてありがとうございました、またのお越しをお待ちしておりますという気持ちを市民全員が共有することが大事だと思います。ぜひ積極的な取り組みをお願いしたいと思います。  その中で、キャラクターおもてなし事業についてお聞きします。  伊勢市観光PRキャラクター「はなてらすちゃん」によるPR事業を考えていただいております。小さい子供からお年寄りまで親しみの持てる御当地キャラクターは、はやりというところもありますが、全国各地で活躍されております。奈良のせんとくん、彦根のひこにゃん、熊本のくまモンなど、全国的に有名な御当地キャラクターが観光地を盛り上げており、キャラクターと一緒に写真を撮ったり、またグッズのお土産販売など、伊勢市も積極的にやっていくべきだと考えます。  先週の土曜日に息子とちょっと買い物に行きましたら、イチゴ売場でイチゴのパッケージに--ちょっと持ってきましたけれども、(資料を示す)くまモンのイラストの入ったイチゴを見つけまして、きょうの質問のために購入したんですけれども、熊本の産地であるということがすぐにわかるものでした。大変かわいいイラストでしたので、買ってあげようかなという気持ちになって購入もしたわけなんですけれども。  先日も3曲の「はなてらすちゃん」のテーマソングをつくっていただき、御披露もいただきました。市長の記者会見の後ろのボードにもかわいく掲示していただいたりと、大変市内における認知度は高くなってきたと評価しております。  全国からお越しいただいた観光客の方にも積極的な事業を期待したいと思いますが、平成25年度の事業の計画をお聞かせください。また、おもてなし推進事業は、市民、民間事業者との連携が不可欠だと思います。どのように考えているのか、お聞かせください。  答弁のいかんによりましては、再質問をさせていただくことをお願いいたします。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、吉岡議員の御質問にお答えをいたします。  まず、可燃ごみの集積化の進捗状況についてでございますが、集積化の取り組みを始めた平成21年4月時点では、二見町及び小俣町が100%、旧伊勢市が約40%、御薗町が50%で、旧伊勢市と御薗町で戸別収集と集積所収集が混在している状況でございました。  集積化への御理解を得るため、地域自治会の皆様の御協力を得ながら説明会を実施し、住民の皆さんの御理解、御協力を得て、平成25年1月末現在、全市で99.7%の集積化をすることができました。一部の地域において集積化ができていない状況にありますが、今後も集積化への御理解を得るため、自治会の協力を得ながら協議を重ね、集積化率が100%になるよう進めていきたいと考えております。  次に、可燃ごみの収集体制についてですが、収集基地を一元化し、効率化を図ったこと、可燃ごみの収集人員を3人から2人に変更したこと、集積化することにより収集コースを、平成20年度では26コースであったものから、24年度では15コースへと順次変更してまいりました。  その結果、平成20年度は71人体制で収集業務をしておりましたが、現在は31人体制で実施をし、40人の削減となりました。経費としましては、平成20年度、約8億4,000万円から、24年度予算では約6億3,000万円と、2億1,000万円が削減できる見込みでございます。  今後の体制につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、市には一般廃棄物の適正な処理などの責務があるとされ、一般廃棄物の収集、運搬及び処分を行うこととされております。ごみ収集は市民生活に密着した業務であり、サービス水準の維持、向上には市に責任がございます。今後、直営、委託を含め、市全体で取り組み、対応していかなければならないと考えております。  次に、ふれあい収集事業の現状と見込みですが、家庭のごみをみずから集積所まで持ち出すことが困難である御家庭が対象でありますが、自助・共助を考えていただき、それでも困難な場合は一定の基準を設け、公助として平成22年4月から実施をいたしました。  内容につきましては、関係各課で構成をするふれあい収集事業審査委員会に諮り、審査をし、ふれあい収集を実施しております。  実績といたしましては、平成22年度から24年度まででございます。24年度につきましては平成25年3月1日現在ですが、20回のふれあい審査会を開催し、80件を審査し、52件の世帯を対象にふれあい収集を実施しております。25年度の見込みにつきましては、減少傾向であることから、24年度と同じ程度の6件程度増加するものと予想しております。  今後につきましても、高齢化社会となることから、実情を把握し、慎重に審査をし、事業を継続してまいりたいと考えております。  次に、おもてなし推進事業についてお答えをいたします。  先ほど吉岡議員から熊本のイチゴの御紹介をいただきましたが、この伊勢地域のイチゴも大変おいしいものがございますので、ぜひとも御購入のほど、皆様方にお願いしたいと思います。  まず、キャラクターおもてなし事業の計画についてですが、伊勢市の観光PRキャラクター「はなてらすちゃん」は、県外での観光PR活動、市内のイベントに参加をし、観光客を笑顔でお迎えをしております。現在の活動につきましては、徐々にですが広がりつつあり、現在は「はなてらすちゃん」を活用した商品化の相談も伺っております。  そこで、平成25年度は、デザイン等の使用基準を定め、商標登録をするなど、今まで以上に伊勢市の観光PRキャラクターとして広く普及をさせ、伊勢の名を全国に発信してまいります。
     また、イベントだけではなく、「365日、伊勢に来れば、はなてらすちゃんに会える」、こういったことをコンセプトにして、等身大のぬいぐるみを製作し、観光案内所に設置をして、記念撮影ができる環境をつくっていきたいと考えております。  次に、おもてなし推進事業における民間との連携についてでございますが、人材育成事業として、観光事業者、タクシー、観光への従事者向けの研修会の実施、伊勢市駅前広場においてイベントをする際の諸備品の整備、地域が主体で取り組むJR二見浦駅のにぎわい創出プロジェクト事業、多言語化表記に対する補助金の交付など、民間事業者と協働で、きめ細かいおもてなし事業に取り組んでいきたいと考えております。  また、御遷宮を奉祝して、全国から大勢の奉祝団体の皆様が伊勢を訪れることが予想されます。このことから、伊勢にお越しいただく奉祝団体の行事が無事安全に実施できるよう、ガイドライン、そしてルールを作成し、市内の関係団体と連携をして受け入れ体制を整備していきたいと考えております。  以上、吉岡議員の御質問にお答えをいたしました。御理解賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) 御答弁ありがとうございました。少し再質問させていただきたいと思います。  先ほど、ごみの集積化につきましては、99.7%まで、あと0.3%まで来たということで、御努力していただきましたことについては評価したいと思います。残りあと0.3%ということですけれども、できれば、あと何地区あって、どれぐらいの軒数の方がもう少し残っておるのか、ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 環境生活部長。 ◎環境生活部長(中井宏明君) 現在、集積化につきましては、先ほど答弁申し上げましたとおり99.7%ということでございます。現在残っておりますのが、1地域で約150世帯ぐらいがその0.3%ということになりますので、引き続き協議を重ねて100%を目指したいというふうに考えております。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) わかりました。一つの地域でということで、ぜひ市長も積極的に御理解いただけるように御努力いただきたいと思います。早期に100%になるように努力していただきたいと思います。  次に、この収集体制ということで御質問をさせていただきました。大変、コストのかかっていた事業が、この地域の皆さんに集積化をしていただくことによって、もともと1億7,000万円程度の平成25年度の効果だったというふうに試算がされておりましたけれども、2億1,000万円ほどの、プラス4,000万円ほど、さらに削減効果ができたということで、26コースあったものが15コースと、そして71人おった職員さんが31人体制でということで、40人も削減されたということで、非常に効果が出た事業であったというふうに思います。また、工夫していただいた職員の皆さんの御努力にも評価したいと思います。  今後の体制ということで、少しお聞かせいただきたいと思いますが、答弁の中には、直営か委託でということで、いろいろと考えていかなければということをお答えいただきました。今、ごみ収集に当たっていただいております職員の皆さんは、今、現業職の皆さんは不補充という形の採用をとっておりますので、新しく人を採るということはないという形で今進んでおります。このまま、どこまでこの人数体制でいけるのか、少しその辺の見通しがわかっておれば、お聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 環境生活部長。 ◎環境生活部長(中井宏明君) 現在の収集体制につきましては、先ほど申し上げましたとおり、31人体制で行っております。  現在の制度をそのままの状態を保てばという前提ではございますけれども、今後、今年度は、24年度は対象がございませんが、25年には3名、26年には1名、それから27年、28年、29年と、ここ5年間で8人ぐらいの退職が予定をされております。そういった中で、これは清掃職場だけでなく、市役所全体のいわゆる技能労務職の職員のあり方ということを含めまして、関係する部署を含めた中で検討が必要だと。その中での直営、委託というものを判断していきたいというふうに考えております。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) わかりました。今年度については退職者なかったのでということで、来年もそのまま引き続きということでありますけれども、今聞かせていただいたように、退職者がここ数年、今後、少し出てくるということですので、現在のこの15コース、31人体制というのは、ほぼ最終形態に近いのかなというふうに感じております。  今後、この決められたルート、またごみ収集、パッカー車に載せていくということで、ある程度、管理もしやすくなったんではなかろうかというふうに思いますので、民間委託であったり、また直営の中で、ごみ収集に係る部分、要はパッカー車に載せていっていただくような労働等については、また違う形なんかもいろいろと考えることもできるのかなというふうに思いますので、今後の方針については、また後ほど、また年度の中で考えていただけたらというふうに思います。  ふれあい収集事業につきまして、先ほど、今年度は52件ということで、25年度についてはプラス6件程度あるのかなということでお聞かせをいただきました。高齢化社会を迎えておりますので、これからもごみ出しの困難な方というのは若干ふえてこようかとも思います。やっぱりきめ細かな、こういった施策というのは必要だと思いますし、これによって助かったわという方も出てこようかと思いますので、ぜひこの辺は積極的に、まずはその周知のほうをしっかりしていただかないといけないと思いますけれども、その周知の仕方について、積極的な周知の方法をちょっとお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(杉村定男君) 環境生活部長。 ◎環境生活部長(中井宏明君) ふれあい収集につきましては、高齢者あるいは体の御不自由な方等を対象に対応させていただいておるというところでございますので、その辺の周知につきましては広報等で十分させていただきたい。やはり議員おっしゃいましたように、きめ細かな優しい行政になるように努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) ありがとうございました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、おもてなし推進事業について再質問をさせていただきます。  先ほどいろいろと御答弁いただきまして、また概要書にもいろいろと記載していただいておりますので、全体的なことというのはわかることができます。積極的にお願いしたいと思います。  その中で、キャラクターの話をさせていただきました。先ほどもくまモンのパッケージの話をさせていただきましたが、ふだんは伊勢市産のイチゴを買わせていただいているところでございます。  今回、質問ということで、ちょっと気になったので買わせていただいたところもあるんですけれども、やはりこういったキャラクター物というのは非常に愛着があって、買ってみたいなという気持ちを特に持っていただくようなことができると思います。  先ほど答弁の中にも、商標登録をしていくというふうなことでお答えをいただいて、正直申しまして、今から準備というのは、ちょっと時期的にもかなり遅いのかな、もう今商品があってもいいのかなというぐらいの時期ではなかろうかと思うんですけれども、これがどれぐらいの時期的に商品として出ていくことができるのか、本当に遷宮に間に合うんかなと、何か終わってからのことになっちゃうんじゃないかというふうな心配もするんですけれども、ぜひ早く、やっぱりこれはお願いしたいところもございますので、どれぐらいでできるのか、ちょっとお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。 ◎産業観光部参事(須崎充博君) はなてらすちゃんの商標登録の時期ということですが、御指摘のとおり、商標登録につきましては、半年から1年ぐらい、申請してから許可がおりるまでにかかると言われております。  ことし、24年8月に特許庁のほうに保護申請をさせていただいて、新しく「はなてらすちゃん」に似たものが申請された場合、とめていただくという申請なんですけれども、それはさせていただいております。ただ、弁理士さんにそういう調査を依頼するのにやっぱり予算がかかりますので、25年度に43万円計上させていただいたんですが、まず弁理士さんに相談をして、その可能性があるないがわかります。そうした時点で、松阪市さんなんかの例をとりますと、事前に許可がおりる前に使用するということもございます。  そういったことも、できるかどうかということをもう少し勉強して、遷宮までに間に合って使えるようであれば使いたい。ただ、本格的に使うのは半年以上かかるということですので、少しかかりますが、おかげ参りという時期に、遷御の後に間に合うということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) わかりました。少し時間がかかるということですけれども、やはり商品化していただくには、それぞれの事業者さんで企画していただいて、またそれを先ほどのパッケージじゃないですけれども、印刷であったりとか、やはりそれなりの時間もかかってこようかと思いますので、やはりこの御遷宮にあわせた中でできる限り準備をしていただけたらと思います。  きょうの新聞にも、滋賀県ですか、キャラクターが載っていまして、彦根のひこにゃんのところに、無償でということで、彦根市のキャラクターを使うのは基本的には無料でという形が載っていましたけれども、この商標登録を使う際に、伊勢市は同じようなことでいいんだと思いますけれども、その辺の考えがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。 ◎産業観光部参事(須崎充博君) 有償か無償かということですが、私どもも少し調べさせていただきました。  松阪市のちゃちゃもとか熊本県のくまモンについても無償ということです。ただ、有料で、島根県しまねっことか、大阪の箕面市のたきのみちゆずる君というのは有償でやられておるということも聞いておりますが、まずは広く周知したいということが目的ですので、無償の方向で考えさせていただいております。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) ありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。  次に、先ほども奉祝団体の方がたくさん見えるということでした。概要書のほうには西条のだんじりがお見えになるということを書いていただいておりますけれども、ほかにもたくさんのグループから申し入れがどうもあるようにも聞いております。たくさんお見えになると、調整も非常に難しいんではなかろうかと思いますけれども、どれぐらいのグループ、団体の方が、またどういった形で見えるのか、考えていることがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。 ◎産業観光部参事(須崎充博君) 奉祝団体の件でございますが、まず、遷御が終わりますと奉祝行事が始まります。神宮司庁さんに確認をさせていただきましたが、国の伝統無形文化財に国、県、市のそういったものに登録されているものという条件があって、各県2ないし3団体を上限に受け入れをされると聞いております。  ただ、その神域内で奉祝ができない団体につきまして、市のほうで受け入れをさせていただくに当たり、そういう警備等をさせていただく予算を計上させていただいております。  まだ神宮司庁さんからその団体については明かされておりませんが、私ども市のほうで把握しておるのが、西条だんじりと、野村萬さんで御承知の伊勢田楽、それと戸畑の祇園大山笠、これは福岡県北九州市ですが、それと、富山県の南栃市の越中福野夜高祭、その4つにつきましては、市のほうに今問い合わせが来ておる状況でございます。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) わかりました。ありがとうとございます。  御遷宮が終わってからその奉祝に見えるということで、この秋以降、たくさんの方がそういった形でお見えになると思いますので、しっかりとした対応が必要だと思います。  私も、西条だんじりが見えたときには、何回かお手伝いもさせていただいたこともありますけれども、やはりおもてなしをしていくのは、たくさんのグループの方にお願いもしていかなければいけないと思います。当然、今回のお白石持ち行事に携わっていただく皆さんであったりとか、またそれ以外にも、たくさんのボランティアの方にもお願いしていかないかんのじゃないかというふうに思いますけれども、その点の協力体制をどのようにしていくのか、考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。 ◎産業観光部参事(須崎充博君) 受け入れ体制でございますが、今年度に受け入れ対応実行委員会を設立させていただきました。そちらには遷宮の奉祝を受け入れるに当たり、商工会議所、観光協会を初めとする各種団体の方に構成として入っていただいております。その団体の皆さん方に、当然、お力添えいただきまして、また市民や市職員のボランティアもお願いをして、受け入れに努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉村定男君) 吉岡議員。 ◆8番(吉岡勝裕君) ありがとうございました。そういった観光以外でも来ていただくような方もたくさんお見えですので、ぜひきめ細かなおもてなしができるように積極的にお願いしたいと思います。  また、観光に携わる皆さんには、いろんな苦情等の対応も、もしかしたらお願いもされるかと思いますけれども、ぜひこのお伊勢さんの観光がすばらしかったと言っていただいて、地元へ戻っていただいて、またリピーターとしてこの伊勢へ訪れていただけるように、このおもてなしをしっかりしていただきますようにお願いを申し上げまして、質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(杉村定男君) 質疑を続けます。  次に、14番、黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) 日本共産党の黒木騎代春でございます。  通告に基づき、「議案第1号平成25年度伊勢市一般会計予算」について、議案の質疑を行います。  平成25年度伊勢市一般会計予算は、歳入歳出484億円台と、当初予算の伸びとしては新市発足以来最高の率ではないかと思います。歳入見込みでは、市税が前年度比2億1,000万の増額です。総務省自治財務局によると、新年度の地方財政対策は、地方が安定的に運営を行うことができるよう、一般財源については平成24年度と同水準を確保したとしています。  今回、その中で、ヒブ、小児用肺炎球菌、あるいは子宮頸がん予防の定期接種化、妊婦健康診査の公費助成の恒久化などが実現し、伊勢市が先駆けて取り組まれた成果がついに国としても制度化され、国の予算にも反映されたことは、その財源として、年少扶養控除廃止に伴う増税を財源としている点で釈然としないものがありますが、評価されます。  今回の予算を検討する場合、新年度予算にだけ着目すると、社会保障関係の経費の自然増もありますので、自治体に歳出抑制を求めるものとなるように見えるとされますけれども、2012年度補正予算での追加公共事業及び地域の元気臨時交付金も加味してトータルで考える必要があると思います。  国の2012年度補正予算に計上された追加公共事業等の地方負担分は、補正予算額の充当が100%認められ、後年度の元利償還金返済額は基本的に交付税措置されることになっています。公共事業の地方負担分の約8割で算定され、各自治体に交付されるというこの地域の元気臨時交付金、総額1兆3,980億円は、新年度予算等の建設事業の新たな財源とすることができるとされているのです。  交付金の算定の条件とされる追加の公共事業が伊勢の市民にとって役に立つものかどうかの中身のチェックは当然必要ですが、新年度以降予定していた建設事業について、この仕組みの枠の中で、前倒ししたり、あるいは交付金として財源に充てることによって、支出を予定していた一般財源分を、他の事業や福祉サービスの充実などハード以外の事業の財源として活用することが可能となってまいります。  このことを踏まえて、私たち議会としては、伊勢市の予算をしっかりチェックするとともに、日ごろの切実な市民要望を一つでも多く実現するチャンスでもあり、積極的な対応が求められていると考えています。結果として、地域に元気を与えるという目的が達成されるような予算となるような対応が求められます。そこで、市としてこのようなことを考慮に入れた上で、新年度の予算執行に当たっていただく必要があると思いますが、どのように考えて今後取り組まれるのか伺います。  次に、新年度予算、歳入の款16県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金、低年齢児保育推進事業補助金について伺います。  この事業のそもそもの目的は、県の文書などを見ますと、就労形態の多様化等によりますます高まっている保育所の低年齢児保育のニーズに応えるため、保育所に対する助成を実施し、仕事と子育ての両立支援を図ることだとされております。  ゼロ歳児及び1歳児の入所児童数が一定割合を超えている保育所などに補助を行っている制度と伺っています。今回この部分が減額となっていますが、その内容と影響についてどのように考えているのか伺います。  次に、歳出の款2総務費、項1総務管理費、目9企画費のうち定住自立圏構想推進費について伺います。  定住自立圏構想は、平成の大合併がさまざまな矛盾や問題を露呈する中で、合併を補完し、さらには道州制導入の入り口、足がかりとして構想されたものと私たちは考えています。  政治学者としても著名な大森彌東京大学名誉教授は、全国小さくても輝く自治体フォーラムの会が主催する講演の中で、総務省の考える基礎自治体の概念は、基礎自治体であるためには、一定の仕事をフルセットで担わなければならない、それに見合う職員体制も整っていなければならない、それができないものは規格外だというわけです。危ない概念ですと指摘しております。また大森教授は、定住自立圏構想について、合併で自治体内の内部でそうなったように、周辺が中心に従属していく可能性があるのではないか、また定住自立圏構想では全国をカバーできない、離島や小規模町村が散在している地域はどうすればよいのかと、2つの危惧を指摘されているところです。  定住自立圏構想が全国に広がれば、圏域内人口は10万人から十数万人ほどになり、現在ある10万人以上の都市と定住自立圏の合計数は、700から1,000になると言われています。この自治体数は、財界が道州制のもとで当面目指している基礎自治体数と重なります。定住自立圏構想は市町村合併に変わり、道州制のもとでの基礎自治体の実態づくりともいうべきものである、これが危惧されるゆえんです。  今回の条例は、定住自立圏形成協定の締結または変更について、議会の議決事件とすることを規定するものでございます。まさに定住自立圏構想推進のスタートのためのものだと思います。この構想推進に当たっては、周辺の各市町の主体性、自主性を十分に尊重し、間違っても中心市としてのおごりや押しつけなどは厳に慎まなければならないと考えています。また、欲張らず、適切な使い方をどのようにするのかが肝要だと考えます。そのような観点から質疑をさせていただきます。  1点目は、住民に対する説明責任のあり方です。  今回、条例案が提案されておりますけれども、これは対象となる自治体との協定の締結や変更または廃止に関して議会の議決を経るためのものです。協定までのスケジュールや、その後策定されます具体的な内容の定住自立圏共生ビジョンを策定するまでの工程についての市民への説明をどのように行おうとされているのか、お伺いします。特に、協定は議決が必要となりますが、ビジョン策定に関しては議会の議決の必要はないということなので、特に重要になってくると思います。お考えをお聞かせください。  次に、定住自立圏の中心市と周辺市町との役割分担についてお伺いします。  総務省の定住自立圏構想推進要綱についてでは、定住自立圏の中心市と周辺市町との役割分担について、次のように説明されています。定住自立圏の中心市は、大規模商業、娯楽機能、中核的な医療機能、各種の生活関連サービス機能など、行政機能、民間機能を問わず生活に必要な都市機能について既に一定の集積があり、一方、周辺の市町は、環境、地域コミュニティー、食料生産、歴史・文化などの観点からの重要な役割が期待されるとされています。  中心市と周辺の市町との役割をより特化することになるということで、これでは自治体や地域としての総合的な役割がより果たしにくくなっていくのではないのかと思うのです。現在果たし得ている自治体としての役割を弱めていくことになるのではないかという懸念です。このあたりの点について、お考えを聞かせください。  以上、1回目の質問とします。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、黒木議員の御質問にお答えをいたします。  まず、地域の元気臨時交付金の活用についてのお尋ねですが、この交付金につきましては、平成24年度補正予算(第1号)に計上されたもので、経済対策で実施をされる公共投資の地方負担が大規模であり、予算編成の遅延という異例の状況の中で、地方の資金調達に配慮し、経済対策の迅速かつ円滑な実施を図るため、今回限りの特別の措置として創設されたものであります。  なお、国の平成24年度補正予算(第1号)につきましては、2月26日に成立したばかりであり、今後につきましては国・県への交付申請等の手続を通じ、協議、調整を行い、交付額が決定される運びとなっております。時期は5月初旬を想定しているところでございます。  一方で、使途、使い道が建設地方債対象の地方単独事業への充当に限定されていることから、まずは平成25年度予算に計上している普通建設事業に割り当てていきたいと考えております。また、必要に応じ、今後の補正予算において新規に事業追加を行うなどして、公共事業の推進に有効活用していきたいと考えております。  これらのことから、平成25年度予算において、所信表明でも申し上げたとおり、やさしさのあふれるまちを目指し、安心・安全の観点から、道路などの生活基盤の整備、環境対策や産業振興、雇用対策、教育・健康・福祉など、市民生活に密接にかかわる事業を最優先に取り組んでいきたいと考えております。  あわせて、今回の元気交付金など有利な財源となるものは有効活用し、健全な財政の維持に努めていきたいと考えております。  次に、保育関連予算に関する御質問についてお答えをいたします。  低年齢児保育推進事業費補助金については、延長保育や休日保育などの特別保育を実施し、かつゼロ歳児と1歳児の入所が多い保育所を対象に、低年齢児を手厚く保育することに係る経費を補助する三重県の単独補助事業でございます。  補助基準額に対し、公立保育所分は県補助率が3分の1、民間保育所分は県補助率が2分の1で、市が2分の1を負担しているところでございます。平成25年度に県補助金の改定がなされようとしており、公立保育所分については廃止、民間保育所分については平成25年度は補助基準額を減額するとともに県補助率を3分の1に削減し、平成27年には待機児童がない市町は廃止しようとしているものであります。  公立保育所、民間保育所ともに、従来から法で定める保育士の配置基準を超えて保育士を配置し、その財源の一部としてこの補助金を充てておりました。県補助金の減額により、民間保育所においては、基準を超えての保育士配置に係る経費を通常の民間保育所運営費で賄っていただくこととなります。県からは、公立保育所分については市の一般財源の範疇で実施をし、民間保育所分については、待機児童解消のための取り組みに重点的に補助していくという考え方のもとに改定すると伺っております。  市といたしましては、補助金が廃止になれば、民間、公立ともに保育所の経営を圧迫することとなるため、従来どおりの事業継続を求め、県に意見書を提出したところでございます。なお、25年度においては期間も短いことから、減額分は市費で上げさせていただいておりますが、県内他市の協力、関係団体の協力を求めながら、引き続き県に対してこの事業の継続を強く働きかけてまいりたいと考えております。  次に、定住自立圏構想のあり方についてお答えをいたします。  まず、住民への説明責任についてですが、定住自立圏構想は、人口減少、少子高齢化社会において、三大都市圏への人口流出を食いとめ、地方圏への人の流れを創出することを狙いとしております。  定住自立圏構想においては、中心市宣言、定住自立圏形成協定の締結、定住自立圏共生ビジョンの策定という大きく3つの手続を経て進めることが要件となっております。  中心市宣言は、定住自立圏形成協定の締結等の取り組みを進めていきたいと考える中心市が、その意思を示す最初の機会であり、定住自立圏の形成へ向けた取り組みの第一歩となります。その最初の手続となる中心市宣言につきましては、平成24年12月時点において、中心市の要件を満たす市が全国で248自治体あり、そのうち82の自治体においてなされております。  このような状況下、当市においても、去る2月25日、定住自立圏構想における中心市宣言をいたしました。今後、近隣の市町と協議を重ねながら、定住自立圏の形成に取り組んでいくかどうかの判断をすることとなります。  定住自立圏形成協定の締結に際しては、中心市及び周辺市町双方の議会において御審議をいただくこととなります。また、市民の皆さんに協定案の趣旨及び内容をお知らせすることについても大変重要であると考えております。  そして、協定締結が行われた場合、その後、中心市である伊勢市が定住自立圏共生ビジョンの策定を進めることとなりますが、その際においては、民間、地域関係者を構成員とする圏域共生ビジョン懇談会を設置し、検討を加えることが要件となっております。  さらに、パブリックコメントの実施、ホームページ、「広報いせ」等による情報発信など、市民の皆さんの御意見をお聞かせいただきながら進めてまいりたいと考えておりますが、議員仰せのとおり、説明責任は非常に大切だろうかと思いますので、住民とのお話の場ではこういったことも話をさせていただきたいと考えております。  次に、定住自立圏の中心市と周辺市町との役割分担についてのお尋ねについて、お答えをいたします。
     定住自立圏構想においては、中心市と周辺市町とが相互に役割分担をし、連携、協力することにより、地域住民の命と暮らしを守るため、圏域全体で必要な生活機能を確保することとされております。  各分野の事業推進における具体的な役割分担については、今後の協議の中で進めることとなりますが、一方が不利となるような連携ではなく、お互いが補完することにより、圏域全体として、それぞれの事業について魅力を上げていって、そして豊かな地域となることを形成していきたいと考えております。  以上、黒木議員のお尋ねにお答えをいたしました。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 質疑の途中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時56分 △再開 午後1時00分 ○議長(杉村定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続けます。  黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) それでは、市長の御答弁に対する再度の質問をさせていただきます。  初めは、元気臨時交付金の仕組みによる財源を活用する問題です。  政府の補正予算に盛り込まれた元気臨時交付金の枠組みで生み出される財源、これをどう活用していくかという問題です。先ほどの御答弁では、市民の皆さんの生活に密接にかかわる事業を最優先に考え、取り組んでいくという内容だったと思います。安心・安全の観点から道路などの生活基盤の整備、環境対策や産業振興、雇用対策、教育・健康・福祉などということで多岐にわたっておりますが、財源も限りがあると思いますんで、優先順位、これも相当悩ましい問題になってくると思います。そういう意味で、今後の工夫として、今の伊勢市民のニーズとの関係で、具体的にどのような事業に適用していこうと考えているのか、もう少し具体的なイメージが湧くような御答弁があればお願いをしたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) 黒木議員の再度の御質問でございます。地域の元気臨時交付金、これの財源の活用と、それで生み出される一般財源のシフトということでお答えさせていただきたいと思っております。  答弁でもございましたように、今回の補正で上げられております地域の元気臨時交付金と申しますのは、国の24年度の補正予算で上がった財源を地方の25年度の建設事業債を充てていくような事業に充当できるそういう仕組みでございます。  現状、答弁でもございましたように、25年度に考えております、今当初予算で上げさせていただいておりますようなところの財源に活用していくこと、また、これから国の補正予算、当初予算で動いていく中で、さまざまな事業をまた改めて補正等でお願いせなあかん部分もあろうかと思いますので、その辺のところに充てていきたいなと思っております。  それらの事業につきましては、基本的には、地方債を充てて予算立てをしておりますので、一般的には、一般財源がそこのところで大きく元気交付金と同じ額だけすき間ができるというものではないというふうに理解いたしております。そのさまざまな多岐にわたる市民生活に密着した部分につきましては、25年度の当初予算でも一定程度考えさせていただいておりますし、今後の補正予算、また、その時々の財政需要に応じながら、必要なものについて、この元気交付金との巻きかえというよりも、その時々の財政需要、必要額に応じた部分をしっかり議論していただきながら、つけるものはつける、そんなスタンスで臨んでいきたいなと思っております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) 余り具体的なイメージの湧くようなお話ではないと思います。  よその自治体を若干紹介もしたいと思うんですけれども、富山県の滑川市ですか、ここでは、2月21日、ですからかなり早い段階と思いますけれども、発表された補正予算案で、全ての小中学校へのエアコン設置を実現するというようなことにこういう財源を活用するというような話です。財源は国庫補助、学校施設環境改善交付金5,000万円、補正予算債というんですか、これが2,500万円、元気臨時交付金7,500万円ということで、元気臨時交付金のスキームを活用する中で、市の一般財源の負担はほとんどなく実現するというような話なんですけれども、このような事例というのは、どういうふうに見たらいいんでしょうか。参考にすべきではないかなというふうに思うんですが。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) 先ほど申し上げましたように25年度の当初予算に盛ってある経費、それから今後、そういう今おっしゃられたようなものが、計画の中で、どうしてもやっていかなければならない経費、これらを含めて、先ほどのエアコンにつきましても、この元気交付金を充てていくということは、滑川市さんの想定の中では、滑川市さん独自の地方の単独の建設事業という位置づけやというふうに思っておりますので、そういう意味では、そこでは一般財源は発生しない、それは事実かと思っております。  ですので、25年度当初予算のところでの財源を確保していく、その中では、当初予算に上げてあるもの、新たにこれから発生するものの財源に充てていくということは、計画を今後考えていく上におきましては、考え方には相違はないというふうに思っております。  それともう一つは、当然ながら今回25年度の当初予算につきましては、いろんな、宮川用水の第2期の負担金もそうでございますけれども、大きく地方債等が伸びておりますので、この辺のところは当然ながら将来的な負担になってきますので、このような地方債の額をある程度軽減していくような、そういう意味合いでの地方債と元気交付金の財源のシフトということも考えていきたい、そのように思っております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) そうしますと、今伊勢市は、適用可能な事業の規模とか金額、これがどの程度になるんかとか、その事業によって一般財源としてどの程度不要になってくるんか、そういう点のことは想定というのはなかなかできないということなんでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) ある程度の腹づもり的なものは財政としては持ってはおりますけれども、ただ、今回その地域の元気臨時交付金以外の公共事業の補正額の地方負担分の8割を全体として、枠としておるというのは、そういう制度でございますので、伊勢市の公共事業、今後、今一生懸命、この、できましたら議会に提出する御機会をいただきまして、新たな24年度の国の補正にあわせた伊勢市の補正予算というのも考えていきたいというふうに思っておりますけれども、そこのところで、国との調整の中で出てくる地方負担額という部分が、この金額の一つの指針になってまいりますので、そういうところで数字につきましてはちょっと御勘弁いただきたいなというふうに思っています。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) 国との調整の中でしか余りはっきりしてこないということかなと思うんですけれども。例えば、もう一つ、これは他の自治体の例で恐縮なんですけれども、北海道の帯広市では、このスキーム活用による財源効果額というのまで示して、かなりこういうことに対して注目も集まって期待も生んでいると、まさに元気になるような、そういう気を生むというような効果も生んでいるそうなんです。  ここでは、新年度に必要だった一般財源が不要になることなどに着目する取り組みが具体的に進んでいるということで紹介されています。帯広市の財政当局が効果額、財源メリットを試算したところ、補正への公共事業の前倒しによって新年度3億7,000万円、後年度の交付税算入額を含むと、さらに大きくなることまで想定して試算を行ったそうです。  元気臨時交付金の活用で新年度、市債発行額が4億1,000万円抑えられる一方で、一般財源が9,000万円不要になることがわかり、住民要望実現の財源の規模のイメージが明らかになっているということなんです。私たちも、このようなイメージがよくわかるようにしていただけると、議会での、この予算議会での議論もさらに深められるし、具体的になると思うんですが、そういう点では、こういうふうに先進事例もあるわけなんですけれども、伊勢市の中では、なかなかそこまでできないというようなことなんでしょうか、再度お願いします。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) 先ほど申し上げましたけれども、この地域の元気臨時交付金、この交付金の充当をどのように考えていくかという計画とは別にしまして、大もとになっております国の1号補正、ここのところでの公共事業等の追加補正というのを今後この議会の中でお願いさせていただくこともあり得るということで御案内させていただきました。  その補正を上げていく段階につきましては、国との関係でおおむねの計画を上げていく中で、これにつきましては、国のほうの補正予算の元気交付金とは違う部分での交付金とか補助金とか充てられるということの想定が出てまいりますので、その裏につきましての部分の8割というのは、その段階では、一定程度、元気交付金として見ていけるであろうというふうな想定はできるかと思っております。  そうしましたときに、25年度でその元気交付金を充てていくに当たっては、それに基づき起債の抑制効果、それから起債といいましても、私どもは基本的には特例債なんか充てながらやっておりますけれども、25年度、当該年度の財源としましては起債を充てるものの、当然ながら後年度で特例債といえども一般財源が必要になってまいりますので、それを生の交付金に充てることによって、一般財源の抑制効果というのも一定程度の思惑が出てくるかな、そういうふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) ありがとうございました。できるだけ具体的なイメージは、今知り得る、限られる情報やデータだと思いますが、少しでも地域を元気にする仕事を確保するめどを目に見えるようにしていただきたいというふうに思います。  では、次の質問に移らせていただきます。  低年齢児保育助成の問題についてです。  御答弁では、この制度は、延長保育や休日保育などの特別保育を実施し、かつゼロ歳児と1歳児の入所が多い保育所を対象に、低年齢児を手厚く保育することに係る経費を補助するものだということですけれども、かつては、低年齢児は家庭で保育するということが当然のように理解されていた時代もあって、保育園に預けるということは育児放棄ではないかというような考え方もあったと言われておりますけれども、しかし、働く女性の増加とともに、社会の要望が低年齢から保育所に預けるという需要が高まって、次第にその割合が増加したというのが流れだと思います。つまり、今需要の多い産休明け以降から2歳児までを多く預かってくれている保育所、低年齢児の保育所さんの配置を手厚くしてくれている努力に対する、そういう制度ということではないかと思います。  特に、乳児保育を初めとする低年齢児保育では、乳児の人数に対する保育士の数が保育内容の質に決定的に影響を及ぼすというふうに聞いております。人手や手間をかけていることで経費がかかることに対して、少しでも補助しようとする、そういうことではないかと思っております。  来年度は経過措置としてあるそうですけれども、平成27年以降、これが廃止されるということになりますと、民間保育所において通常の民間保育所運営費で基準を超えての保育士配置に係る経費を賄っていただくということなりますんで、これは大変なことではないかというふうに思うんですけれどね。実際、この影響額、このままなくなってしまうと、普通の年で1民間園当たりどのぐらいの影響額が出てくるか、その辺のことの検討について教えてください。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 毎年、ゼロ歳児、1歳児の児童数によって金額が変わってきますので、今回は、平成25年度の予算のべースで計算をさせていただきますと、従来の県単補助の基準でいきますと784万程度でございまして、これを8園分、ことしは計上しておりますんで、1園当たり約98万程度がこの補助金によって賄われておるというふうな状況でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) 平均して1園当たり98万というと大体100万ということになると思いますけれども、大変な額ではないかなと思うんですね。どの保育園でも、関係者や保護者の方は、私も保育園に子供預かっていただいて助けてもらった経験の持ち主ですので、一生懸命バザーなどで、少しでも保育園の環境をよくしようと資金を捻出する努力をなさっていると思うんです。この金額の影響が出ますと、そういった努力も水の泡どころの影響ではないというふうに思います。  市として、事業継続を求め、県に意見書を提出していただいたということですね。この点では、県の立場に寄り添うんではなしに、保護者や保育関係者に伊勢市は寄り添う行動をとっていただいたということは評価されていいと思うんです。  市民の皆さんも、そのように恐らく受けとめていただけると思います。その意見書ですね、その内容について、いつごろ、どんな内容で出していただいたんかお示しいただけませんでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鈴木正人君) これについては、県のほうからこういったことを考えているということで、お話が早期の早い段階でありまして、その段階でお出しした意見書でございます。10月末で出しております。  低年齢児保育推進事業補助金につきましては、私どものほう、今度は待機児童がある市町については出るわけですけれども、今までは特別保育事業の保育園に対して出ていたということで、私どもは、今、待機児童が市内全域としてはないというような状況でございますんで、27年度には廃止になるというふうな方向で県が示しております。  それにつきまして、一応、県補助金の廃止によりまして事業継続が厳しくなるというふうなことと、またその財源がなければ保育士の雇用も厳しい状況が発生してくる、経営を圧迫するというふうな内容等々は意見として出させていただいています。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) 認識として、そう私と市の側と変わるわけではないと思いますんで、何としてもこの事業については今後継続していただくと、そのために骨も折っていただきたいし、汗もかいていただきたいと思います。その点では、何とか頑張っていただきたいと思います。  それで、こういう影響額が今度出てくるというようなことを三重県は示されておるわけなんですけれども、三重県の考え方として、今後、公立保育所分については市の裁量で実施してもらうと、民間保育所分については、待機児童解消ための取り組みに重点的に特化していくというような考え方のようですけれども、これでは伊勢市には、今御指摘のように待機児童がないということですので、全く恩恵が及ばなくなるという内容です。  同じようにただしていただきたいのは、今回の保育に関する補助金の削減の一環として、三重県の産休等代替職員賃金補助金もカットされると聞いておりますが、この影響についてはどんなようなものになってきますか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 県単補助の産休等代替職員賃金補助金というのがございまして、これにつきましては、三重県から民間保育所への直接補助事業でございます。産休等の代替職員の賃金に対する県補助でございまして、県の定める補助基準額の2分の1を民間保育所に対して県から直接補助金を交付されておるというふうな内容のものでございます。  これにつきましても、今までの補助金が廃止されるというふうなことでございますので、民間保育所の経営圧迫につながるおそれがあるというふうに考えておりまして、これについても、先ほどの低年齢児の補助金と同じように事業継続を求めて、これも一緒にあわせて意見書を出しておるんですけれども、さらに引き続き県のほうへ働きかけをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) そこで、お伺いしたいんですけれども、先ほどの話もそうなんですけれども、今回の産休の補助金、実際は補助金があるために、その残りを民間園の本当に大変な経営の中から補填して、産休の保育士さんについては手当てをして、新たにその臨時の保育士さんを雇うということが行われて、何とか体制を維持していただいておるということなんですけれども、三重県はどうしてこんな肝心なことにかかわるようなことを今回もう必要ないというような判断、どんなような見解をお持ちなんでしょうか。聞いておりましたら教えてください。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 県から伺っておりますのは、保育所において、職員の産休制度が定着をしてきたというふうな理由で廃止するというふうには伺っております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) わかりました。  定着したといっても、伊勢市内の民間園の大変な努力の中で辛うじて成り立たせているような制度だと思うんです。それで、そういう理由というのはなかなか道理がない。ですから、先ほどの補助金の削減をやめていただきたいというような、そういう話の中で、そういう道理のないことをもう少しわかってもらえるような工夫を今後していただきたいと思います。  とてもそれだけの余裕を出せる民間保育所は少ないというふうに思いますね、今度この補助金打ち切られたら。仮に、聞いてみました。産休の職員を無給として、要するに補助金なくなったから、もうそれ以上の全額補填は民間園としてはできませんので、社会保険の給付を受けてもらうということになりますね。そうすると、60%しかその産休の保育士さんには休業補償がないということなんです。  それで、私の伺った話だけでも、伊勢市内の2人の方がこの4月から産休に入るんだというような話を伺いました。この話をもう知っているわけです。何としたらええんかというようなことで、途端に生活設計が成り立たなくなっております。伊勢市のこれからの子育てのそういう重要な担い手である保育士さんをそういう気持ちにさせるというのは大変なことで、これでは地域元気予算ではなしに、地域元気なくなり予算になるということを指摘させていただきたいと思います。  今回、保育の担い手である保育士さんの確保が課題となっている中、保育所運営費の民間施設給与等改善費、いわゆる民改費というのがあります。これについても、臨時特例事業として取り組まれますが、こういった三重県の補助金カットがされる状況の中、この民改費については速やかに施設職員に行き渡るようにしてほしいという要望も強いと伺っているんですが、これについてはどのように対応されていくお考えでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 今度は、県の安心こども基金、これは国庫を財源とした基金でありますが、そちらのほうから補助事業としてこの保育士等の処遇改善臨時特例事業というのが創設をされようとしております。これについては、今まで民間保育所運営費というのは、保育所運営のためにお支払いをしておる部分ですけれども、これの中の民間施設給与等改善費、これに加えてお支払いをする、創設をされたというふうなことでございます。今の段階では、国、県等の補助要綱がまだちょっと確定をしていないというふうな状況でございますので、それが確定しましたら、できる限り早い時期に民間保育所のほうへ交付できるように準備をしてまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) ぜひ善処をお願いします。  それでは、定住自立圏のテーマに移らせていただきたいと思います。  初めに、説明責任の問題についてです。私は説明責任を果たしていただく上では、これまでの広域連合あるいは市町村合併についての過去の総括というものが必要だと考えています。その上で次のステップと考えるべきだと、それが筋ではないかというふうに思っています。  2008年12月26日の総務事務次官の通知で、定住自立圏構想推進要綱とともに、それまでの広域行政圏計画策定要綱とふるさと市町村圏推進要綱は平成21年3月31日をもって廃止することとしますと、一方的な宣言がされました。そもそも総務省は、広域連合については「さまざまな広域的ニーズに柔軟かつ効率的に対応するとともに、権限移譲の受け入れ体制を整備するため、平成7年6月から施行されている制度です」とした上で、「広域連合は、都道府県、市町村、特別区が設置することができ、これらの事務で広域にわたり処理することが適当であると認められるものに関し」云々ということで、「総合的かつ計画的に広域行政を推進します」、そういう機能をうたって説明されておったわけなんです。  そういうふうなことを読みますと、今回の話に当たる前に、広域連合の取り組みは何だったのかと、今回の定住自立圏構想とはどこが違うのかというふうな素朴な疑問も出てくるんですが、さらに、なぜ国は財政逼迫ということを一方で言いながら、特別交付金などというあめを用意してまで国は今回のことを進めようとするのか、これについてはどのようにお考えをお持ちでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) まず、定住自立圏の関係で、先ほどの再質問の中で広域連合にちょっと触れられておりましたですけれども、本来この20年12月26日の定住自立圏推進要綱で国のほうから通知されておりますのは、従来の法定で進めてきました広域市町村圏協議会の関係についての廃止の件でございますので、広域連合とは若干違うかなということで、それだけ御訂正いただきたいと思っております。  合併と、それから伊勢志摩地区で申し上げますと、46年当時に、広域、当時に14市町村あったわけですけれども、そこのところで広域市町村圏協議会というのが自治法上の法定協議会ということで発足して、先ほどの20年12月26日の廃止の通知が来る、21年3月31日の廃止、計画を廃止された。結果としまして、私どもの実態としましては、1年後の22年3月31日をもってこの広域市町村圏協議会につきましては廃止をさせていただいて、その後は任意の協議会の形で、関係市町の間で広域についての取り組み、県に対する要望等を行ってきた、そんな経過がございます。  今回、違いますのは、合併にしましても、先ほどの法定の協議会につきましても、法で定められた部分ということで制度化されておりました。広域協議会につきましても、各地区の圏域につきましては都道府県知事が定めて、そこのところで進められてきたものやというふうに思っております。  今回の定住自立圏構想につきましては、あくまでその20年12月の段階で推進要綱が定められてはおりますけれども、あくまで関係市町村の自由な発想と、自由な考え方に基づいて1対1の関係をつくっていくという制度でございますので、これまで広域でやってきた部分につきましては、当然ながら46年以降もそのモータリゼーション等との関係で、圏域が物理的には少なくなったようなところがございまして、構成する市町につきましても非常に少なくなって、圏域そのものもなくなったという経過がございます。そういう意味を踏まえた上での新たな広域の考え方というのを示されたというふうに理解をいたしております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) 若干、表現で勘違いがあった点はあります。  それでは、中心市宣言は、まずエントリー宣言ということだと思いますけれども、今後、具体的な内容について進めていく上では、関係市町の間で十分メリット、デメリット、明らかにして提案していただくというのが必要だと思うんですけれども、この推進要綱ですか、定住自立圏の、中心市は、中心市宣言書を作成するに当たって、その周辺にある市町村は、この辺では市町ですけれども、市町であって、当該中心市と連携する意思を有する者の意向に十分配慮するものとするとされておりますけれども、この辺について、私たち、この間の経過、余り伺っていないんですけれども、どの程度の話し合い、どんな内容でされたのかというのが、できているんかというのをちょっと伺いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) この制度の推進に当たりましては、先ほど来、21年4月から先進市のほうでは進められております。今回、25年2月25日に中心市宣言ということでさせていただいたわけなんですけれども、この定住自立圏の構想につきましては、三重県におきましては、各県民センターを一つのエリアのような考え方で、それぞれのところでそれぞれの考え方で進めていただいております。県と市町の関係性の会議のような場がございまして、その21年4月当時からこの推進要綱に基づきまして、そこのところでは随時、企画担当の担当職員の中で情報交換をしながら進めてまいりました。  そのような中で一定程度、これまで、当然ながら、もう既に連携をしながら進めておる事業も多々ございますので、その辺の切り口から拡大していける方向を今後探していくということを、丁寧に各関係市町と私どもの中で協議をさせてもらいながら、昨年末には、各市町の首長さんにも御挨拶させていただいて、この辺の方向性も含めて話をさせてもらいながら、それで2月25日の宣言につながったというように考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) その内容について私たちはちょっと知りたいというふうに思うんです。今後は、もう少し透明化していただけるんやないかと思いますが、ぜひよろしくお願いします。  次に、定住自立圏形成協定の締結等に係る留意事項というのが要綱の中に書かれていますけれども、ここでは、締結に当たっては、地域における合意形成の過程を重視することが必要であるということで、市長答弁ではパブリックコメントなんかもやっていただくということなんですけれども、この辺については非常に大事な点じゃないかと思います。
     そして、同じく留意事項、要綱の中では、宣言中心市が1以上の周辺にある市町と他の周辺にある市町村との協定との整合性を図り、地域全体が活性化するように十分配慮する必要があるということで、1対1で結ぶんだけれども、その周辺の同じように結んでいる全体のことに配慮する必要があるというようなことだと思うんですけれども、伊勢市は中心市ですので、取りまとめていかないかんというような、そういう位置づけになってこざるを得ないかなというふうに思うんですけれども、そういう意味では、相当譲らなければならないような場面も出てくるんではないかというふうに思うんですが、それについては、そうではないんかと、伊勢市の市民にとってマイナスにならないような、そういう工夫というのはどんなようなことなんかということで、その辺についてもう少し。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) まず、1点目の市民周知の関係でございますけれども、形成協定の締結に至る経過につきましては、おっしゃっていただきましたように、市民に対して周知をしていくことが大事やというふうに要綱にも書かれております。当然ながらホームページでありますとか広報でありますとか、これはそれぞれの、伊勢市だけではなくて、伊勢市とどこどこの市町さんとということになりましたら、お互いがお互いの住民に対しての説明責任というのを果たしていく必要があると考えております。  それから、その後の共生ビジョンをつくっていくに当たりましては、ビジョンの策定に当たりましては懇談会をつくっていくという形になっておりますので、それの進行に当たっての市民周知、それから最終的にはビジョンに対するパブリックコメント等をその経過の中にはめながら、市民周知に努めていきたいと考えております。  それと、関係市町との整合性の話でございますけれども、基本的には、定住自立圏というのは、一つの圏域を定めながらも1対1の契約事で進んでいくことではございますけれども、当然ながら伊勢市につきましては中心市ということで、その事務に当たっての部会の設定でありますとか、その辺のところにつきましての調整はさせてもらわないかんし、していく必要があるというように考えております。  その中で、お互い伊勢市とA、伊勢市とBという格好でのそれぞれの協定が、それが相反するような形になってはいけませんので、これは、譲るとか譲らないという話よりも、お互いがそれぞれの市町との関係性において、デメリットになるようなことにつきましては、当然ながらその協定の中には入ってこないというふうに認識をしておりますので、ええとこ取りと言うと変なんでございますけれども、お互いが協定を結んでいく、それぞれの市町の関係性がメリットになるような形で調整を進めていきたい、そのように考えています。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) わかりました。  それでは、役割分担について再度伺いたいと思います。  定住自立圏の中心市と周辺市町、この周辺市町という表現も非常に従属するような印象があるんで、その名前を変えようというような検討も今されているようなんですけれども、繰り返しますけれども、中心市は病院やショッピングセンターなど都市機能を整備し、自然環境や食料生産などを周辺市町村が担って、互いに連携しながら圏域としての利便性を高めていくことを目指すということを要綱では言っているように思うんですが、しかし、伊勢市は、多くの農業、漁業の地域、あるいは中山間地域を抱えて、伊勢市独自としても環境、食料生産などで重要な役割を発揮してもらっている、そういう地域も一緒にやっているわけですね、一体となって。  市内のそうした地域と周辺市町村との関係ですね、これがどうなるんかということがちょっと気になるところなんですけれども、その辺について。  といいますのは、まとめて言いますけれども、定住自立圏構想が掲げる農産物の地産地消などを広域に流通するサービスとして追求されますと、伊勢市内のそういう環境、食料生産部門で役割を発揮している分野が、結局は、よそとの関係で切り捨てられることが出てくるんではないかと、そういう懸念があるわけです。先ほど、損になるようなことはやりませんというふうにおっしゃいましたけれども、そういうことでいけるのかという点なんです。この役割分担について、もう少しわかるように教えてください。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) まず、議員からも御指摘ありましたように、この要綱の中で、従来、今でも言葉としては、周辺市町村というような言われ方をしておりますけれども、途中でそれがどうも、初めに御紹介のありましたように、中心市のほうに従属していくような、そんなイメージとかという部分での反発もあったように聞いております。  ですので、今は、関係市町村とか連携市町村という言葉を使ってもいいというふうな話になっておりまして、私どもの中心市宣言などでも連携市町という言葉で整えをさせていただいております。考え方につきましては、基本的には、対等である1対1の関係性、立ち位置が中心市なんか連携市なんかということだけであって、1対1の対等な関係であるというふうに考えています。  2点目の、伊勢市の中でも、例えば農産物なり水産物なんかのそういう部分があるのに、その部分で連携したら切り捨てられていきゃしないのかというような、そんな懸念やと思いますけれども、それは当然ながら農業のことだけで考えるんでありましたら、その部会の中で、伊勢市の農業生産者の方々のメリット、デメリットも含めて考えていかなあきませんので、その辺のところは調整しながら、決して伊勢市を切り捨てにするような格好の中心市と関係市町の関係性をつくっていくということにつきましては、重々丁寧に対応していきたいというふうに思っておりますので、御理解賜りますようお願いします。 ○議長(杉村定男君) 黒木議員。 ◆14番(黒木騎代春君) わかりました。そういう心配が生じるようなことがないように取り組んでいただきたいと思います。  私は、国の全体的な構想、流れとしては、賛成できるような、そういう内容ではないんですけれども、実際この伊勢市で具体的に取り組む場合、頭ごなしに否定するというつもりはないという立場で質問させていただきましたので、そういう懸念が生まれないような、本当に伊勢市の市民にとってメリットになるところがあるんなら、そういう工夫を一生懸命やっていただくという方向でお願いするという気持ちを表明して、終わらせていただきます。 ○議長(杉村定男君) 以上で、発言通告のありました質疑は終わりました。これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第1号外11件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うために、13名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきまして、委員会条例第7条第1項の規定により、1番、野崎議員、4番、野口議員、5番、岡田議員、6番、福井議員、7番、辻議員、10番、品川議員、13番、長田議員、16番、上田議員、17番、中川議員、18番、小山議員、22番、山本議員、24番、宿議員、25番、世古口議員、以上13名を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました13名を予算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第13号外11件一括の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第2、「議案第13号平成24年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)外11件一括」を議題といたします。  質疑に入ります。  本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第13号外11件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うため、関係常任委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第25号外9件一括の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第3、「議案第25号伊勢市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定について外9件一括」を議題といたします。  質疑に入ります。  本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第25号外9件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うために、それぞれの所管の常任委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第35号の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第4、「議案第35号三重県市町総合事務組合規約の変更に関する協議について」を議題といたします。  質疑に入ります。  本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第35号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、総務政策委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第36号の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第5、「議案第36号わたらい老人福祉施設組合の共同処理する事務の変更及びわたらい老人福祉施設組合規約の変更に関する協議について」を議題といたします。  質疑に入ります。  本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第36号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、教育民生委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第37号の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第6、「議案第37号市道の路線の廃止について」を議題といたします。  質疑に入ります。  本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第37号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、産業建設委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第38号の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第7、「議案第38号市道の路線の認定について」を議題といたします。  質疑に入ります。  本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第38号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、産業建設委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △議案第41号の上程、質疑、委員会付託 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第8、「議案第41号倉田山公園野球場メインスタンド改築工事(建築工事)の請負契約について」を議題といたします。  質疑に入ります。
     本件につきましては、質疑の通告はありません。  よって、これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  議案第41号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、教育民生委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。 --------------------------------------- △一般質問 ○議長(杉村定男君) 次に、日程第9、一般質問を行います。  発言通告が参っておりますので、順次許可いたします。 --------------------------------------- △吉井詩子君 ○議長(杉村定男君) 初めに、2番、吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) 公明党の吉井詩子でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をいたします。  最初に、意思決定の場への女性参画促進について伺います。  私は、平成22年12月と平成24年3月に男女共同参画につきまして質問いたしました。その後、庁内体制などさまざま充実するために取り組みを強化していただき、感謝申し上げます。  さて、第2次伊勢市男女共同参画基本計画が2月に審議会から答申され、総務政策委員会に報告されたところでございます。この計画を拝見いたしまして、まず最初に気づいたことは、第1次計画では施策の担当課のところ、例えば健康支援であれば健康課というように記されていたものが、第2次の計画のほうでは外されていることであります。このこと1点をとってみましても、男女共同参画におきまして、前向きに全庁的に取り組みをなされるようになってきたのだと理解をいたしたいと思います。  男女共同参画といいますと、一般的には、いまだに男女平等の観点から論じられることが多いようでございますが、女性の積極的な登用は企業経営にも好影響をもたらし、社会の繁栄につながるとの指摘もふえております。  IMF国際通貨基金のラガルド専務理事という方は、昨年の講演で「日本には未活用のよく教育された女性労働力というすごい潜在成長力がある」と、女性の活躍を日本成長の鍵に上げられました。国のほうでも202030、2020年までに意思決定の場に女性の3割の参画をという目標を以前から掲げているわけですが、まだまだ女性が一歩を踏み出すにはさまざまな課題の解決、特に意識の変革が必要です。  そこで、伊勢市において、第2次計画の取り組みをどうするのか、意思決定の場への女性の参画促進についてお聞きしたいと思います。  1点目、平成23年度から新しい公共の場づくりのためのモデル事業というのに参加しておりますが、この効果についてお聞きいたします。  2点目、企業との連携をどうしていくのか、また、企業同士の連携にパイプ役として行政が役割を果たすべきと思いますが、どう考えますでしょうか。  3点目、例えば、企業同士、またひとり親同士、男女共同参画に興味のある方々、それぞれの方々が情報交換の場づくりを欲していらっしゃいます。そういう場づくりや人材育成にどう取り組むのかお聞きいたします。  それから最後に、庁内で202030を実現するために女性職員の積極的登用が大切でありますので、その点についてもお聞きいたします。  それでは、次の項目、超高齢社会におけるコンパクトなまちづくりについて伺います。  平成23年2月に出されました「将来の伊勢市のすがた2010年~2030年」に示されるように、伊勢市のまちにも超高齢社会を迎えるときが来ます。市長は、提案説明におきまして、悲観することばかりではないとおっしゃいました。20年後に本当にそう感じることができる、そういうまちづくりを目指しておられるのだなと思いました。説明では、市街地が拡散する状況になっており、中心市街地の空洞化が進んでいる、そういう状況下でコンパクトなまちづくりを目指してしていくとの決意表明がなされています。  私は、超高齢社会に求められるコンパクトなまちづくり、そして伊勢市のマスタープランにも適合する伊勢市らしいまちづくりには、都市政策と福祉政策の連携が必須であると申し上げたいと思います。  超高齢社会に求められるコンパクトなまちづくりの条件は、徒歩による移動で日常生活を賄え、かつ徒歩で行くことの難しい距離にある施設には、公共交通で移動できることであります。  富山市が、公共交通を軸とした徒歩圏での諸機能の集積を、おだんごと串によるコンパクトなまちづくりの基本概念と例えているのは有名であります。富山市はOECDで昨年、コンパクトなまちづくりの世界の5大都市として挙げられているそうであります。  この徒歩圏域といいますと、私は介護保険事業計画でいいますところの日常生活圏域、つまり中学校区に近いものがあると思います。この日常生活圏域のニーズを吸い上げた高齢者福祉の推進体制と都市政策を具体的に結んでいくのが、まちづくりの一歩ではないかと考えます。2009年に高齢者の居住安定確保に関する法律が改正されましたが、この基本方針は国土交通大臣と厚生労働大臣が共同で策定し、それを根拠とした三重県の計画も福祉部局と住宅部局が共同で策定をしております。市のほうでも、そういった部局の連携の強化が必要ではないでしょうか。  そこでまず1点目、現在進められようとしている中心市街地活性化のためのプランに、福祉の視点をどう取り入れるのか、お聞かせください。  次に2点目、低炭素まちづくり計画について伺います。平成24年9月に都市の低炭素化の促進に関する法律が公布され、12月に施行されています。都市機能の集約化により、低炭素・循環型都市の実現に向けた取り組みに対する総合的な支援、つまりはコンパクトなまちづくりに取り組む自治体への支援策が打ち出されております。医療施設、社会福祉施設など都市のコアとなる施設の集約地域への立地などへの支援が打ち出されています。この計画作成のマニュアルには、中心市街地活性化基本計画等の関連する他の計画等とで記載事項が共通する場合は、両者を一体として作成することが可能であるとあります。この計画に関するお考えをお聞かせください。  次に3点目、高齢者に関するアンケートの活用について伺います。このアンケートは、いわゆる日常生活圏域ニーズ調査、2012年の介護保険法の改正で、被保険者の実態を把握するために行うよう努めるようにとのことから行われた調査で、介護保険計画に生かされたものであると理解をしています。これを見ると、それこそ、日常生活圏域ごとに人口の姿や持ち家率、誰と同居しているのか、生活が苦しいと感じているのか、要介護認定の状態となった原因の疾病が何であるかなどがわかります。市長御自慢の「将来の伊勢市のすがた」とあわせて、まちづくりのための情報戦略に活用してはいかがでしょうか。  この市長御自慢の「将来の伊勢市のすがた」はコーホート要因法という、基準の年次の変化を見ていくという方法をとられており、将来の予想というものを目的としておりますので、自然増減から予想されております。そのように科学的な方法で分析をされております。この将来の姿と高齢者のアンケートを合わせていくことが、まちづくりのために有益であると思います。  4点目、地域包括ケアシステムについて伺います。昨年6月に、私、一般質問いたしましたが、健康福祉部長からは、早い時期に構築できるように考えていると、そして市長からは、精査をし、地域に合った体制づくりを考える、また伊勢市立病院の院長先生からも、在宅医療の後方支援を将来は検討するとの前向きな御答弁をいただいております。市長が言われますように、先進地のまねを目指すのではなく、伊勢市に合った体制づくりが大事であります。  地域包括ケアシステムの目的は、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが一律的に提供され、いつまでも住みなれた地域で暮らすことのできる社会を構築することです。この考え方は、コンパクトなまちづくりになじみます。コンパクトなまちづくりというと、駅前に施設をと限定したイメージがありますが、初めに申した富山市のように、徒歩圏を公共交通で結び、さまざまなサービスを配置していくということが本来の考えであり、そういうまちづくりが伊勢市にもふさわしいのではないかと考えます。伊勢市の都市マスタープランにおける都市核、地域核という位置づけも共通するものがあるように考えるからです。その地域核、都市核、また他の地域の中に日常生活圏域というものがあるわけなので、地域包括ケアシステムの構築はまちづくりには欠かせないものです。福祉部局だけで担うものではないと思います。  そこでまず、リーダーが地域包括ケアシステム構築の必要性を強く認識しなければならないと思いますので、その認識と、現在の取り組み状況についてお聞かせ願いたいと思います。  以上で、この場での質問を終わります。御答弁のいかんによりましては再質問をいたしますので、お許しください。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、吉井議員の御質問にお答えをいたします。  初めに、意思決定の場への女性参画促進についてお答えをいたします。  まず、新しい公共の場づくりのためのモデル事業に参加をした効果についてですが、その前に、この事業に参加した経緯について触れさせていただきます。  伊勢市では、男女共同参画基本計画で、審議会、委員会などの女性の登用率40%、係長以上の女性職員の割合35%という目標を上げ、意思決定の場への女性参画を進めているところでございます。しかしながら、それぞれ23.5%、29.6%と未達成の状況であることから、NPO男女共同参画みえネット、三重県などと協働して新しい公共の場づくりのためのモデル事業に取り組むことで、市単独で行うより、さらに効果的に男女共同参画が進むことを期待して参加したところでございます。  この事業による効果としては、2回の男女共同参画に関する懇談会、企業向けの講演会などの開催により、これまで余り進んでいなかった企業とのつながりができ、また、かつて活動の一翼を担っていただいていた市民、団体の皆さんとネットワークができたことで、今後の活動への参画が期待できることが挙げられます。女性の意識、男性の意識、女性の登用に関する環境整備などが進んでいく土台づくりができたのではないかと考えております。  次に、企業との連携についてですが、これらの取り組みを通じてつくることができたつながりを生かし、男女共同参画に関する情報提供や研修会、講座などを協働して開催するなど、企業や関係機関と連携を図りながら、男女共同参画を進めていきたいと考えております。  次に、情報交換の場づくりや人材育成への取り組みですが、現在、男女共同参画に関する情報発信の場として、いせトピアに「れいんぼうルーム」を設置しております。その活用とあわせて、女性の意識啓発、能力形成などの人材育成講座の開催などを検討していきたいと考えております。  次に、女性職員の積極的登用についてですが、今年度策定中の第2次伊勢市男女共同参画基本計画の中で、意思決定の場における男女共同参画の推進を基本施策の一つに上げ、方向性として女性職員の管理・監督者への登用促進に取り組むことといたしております。管理職としての人材育成に向けた研修などを行うとともに、職員の男女共同参画に関する認識を深め、今後も積極的な登用を進めたいと考えております。ただし、何分人事のことになりますので、御本人の能力が第一ではないかと考えているところでございます。  今後、男女共同参画に関する理解が広がり、誰もが生き生きと個性や能力を発揮できる伊勢市となるよう、この事業で得られた成果を十分生かしながら、第2次基本計画の目標実現に向け、取り組みを進めたいと考えております。  意思決定の場への女性の参画というわけですが、市政におきましては、市議会が一番の意思決定の場と思いますので、吉井議員、そして野口議員の御活躍が一番男女共同参画の推進にお役立ちいただけるのではないかというふうに思っております。  次に、超高齢社会に求められるコンパクトなまちづくりについてお答えいたします。  まず、中心市街地活性化プランについてでございます。中心市街地活性化プランは、今後の中心市街地における市のビジョンをまとめようとするもので、人口減少、超高齢社会を迎える中で、高齢者を初め、多くの人々にとって暮らしやすいまちとなるよう、さまざまな機能がコンパクトに集積をした、歩いて暮らせるまちづくりを目指すものでございます。  国では、いわゆる中心市街地活性化法を改正し、中心市街地における都市機能の増進及び経済活力の向上を総合的かつ一体的に推進するため、市町村が作成する基本計画の内閣総理大臣による認定制度を創設し、認定を受けた計画について、さまざまな支援策を重点的に講じていくとしております。また、生活者の視点から、社会福祉施設等を含めた多様な都市機能の集積が必要であるといたしております。  今回の中心市街地活性化プランは、この国の方針に基づき、まず市の考え方をまとめるものであります。議員仰せの福祉につきましては、大変重要な視点であると捉えており、今後、プランを作成する中で検討していきたいと考えております。  次に、低炭素まちづくり計画についてでございます。この計画は、昨年12月4日に施行されました都市の低炭素化の促進に関する法律に基づき創設されたもので、国が定める都市の低炭素化の促進に関する基本的な方針を受け、市町村が作成するものでございます。二酸化炭素の排出量を削減していくための取り組みの一環であるとともに、その促進を図ることによって都市の健全な発展に寄与することを目的とし、地球、環境に優しい暮らし方や少子高齢社会における暮らしなどの新しい視点を持ち、まちづくりに取り組むものでございます。  計画のイメージとしましては、福祉、医療、居住など日常生活に必要な都市機能の集積促進、民間等による集約駐車施設の整備、歩いて暮らせるまちづくり、公共交通機関の利用促進、自動車に関するCO2の排出抑制などが挙げられております。なお、市におきましては、昨年12月に伊勢市地球温暖化防止実行計画を策定し、市全体の温室効果ガス削減に向けて取り組んでいくこととしております。  また、現在、三重県の支援を受け、電気自動車等を活用した低炭素社会創造協議会を立ち上げ、低炭素社会実現に向けて協議検討を行っております。議員仰せの低炭素まちづくり計画の策定につきましては、今後のまちづくりを検討する中で、必要となれば取り組んでいきたいと考えております。  次に、高齢者の生活に関するアンケートの活用についてお答えをいたします。この調査は、第6次老人福祉計画、第5期介護保険事業計画を策定するに当たり、65歳以上の方の生活状況や健康状態、介護サービスの利用状況などを把握し、計画策定の基礎資料とするために実施をいたしました。  調査は、中学校区を基本とした市内12地区の日常生活圏域ごとに、65歳以上の方から調査対象者を抽出し、5,900名の方に御協力をお願いし、3,440名の方から回答いただいたところでございます。議員仰せのとおり、高齢者の生活に関するアンケートの結果には、高齢者の生活状況等が日常生活圏域ごとに詳細に示されておりますので、超高齢社会に対応したまちづくりを行っていく上では、こういった調査結果を施策に活用していくことは大切な視点であると考えております。今後さらに情報の共有、連携にも努めていきたいと考えております。  次に、地域包括ケアシステム構築の必要に対する認識と取り組み状況についてお答えをいたします。最後まで住みなれた地域で自分らしく暮らしたい、こういったことは、誰もの願いであります。地域包括ケアシステムは、地域の方々が活動し、生活をすることをいかに支援していくかということであり、一人一人が住みなれたまちで最後までその人らしく生きることを支えることであると認識をしております。超高齢社会においては、医療、福祉、介護だけではなく、生活、暮らし自体を支える地域包括ケアシステムの構築は欠かせないものであり、地域の実情、住民の思いが大変重要となりますので、このことを踏まえながら、市としましても、関係機関と連携する仕組みづくりに取り組んでまいりたいと考えております。  現在の取り組みとしましては、在宅医療と介護の連携の取り組み、認知症高齢者における医療と介護の取り組みについて、関係機関と調整を始めたところでございます。また、地域包括支援センターでは、地域での支援が困難な方々について、地域ケア会議を実施しております。地域において高齢者の権利を守る権利擁護や、認知症の理解を深める講座などの取り組みを行っております。  今後、地域包括ケアシステムの構築に向けて、関係機関と連携を広げるネットワークの構築に取り組み、住んでいてよかった、このまちで住み続けていきたい、こういった市民の皆さんが実感できるまちづくりを推進していきたいと考えております。  以上、吉井議員からの御質問にお答えをいたしました。御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 一般質問の途中でありますが、10分間休憩いたします。 △休憩 午後2時05分 △再開 午後2時15分 ○議長(杉村定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) 御答弁どうもありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。  まず、新しい公共の場づくりのためのモデル事業に参加した効果があったということをお伺いいたしました。  この新しい公共ということなんですけれども、これは、公明党と共産党が一緒の部屋におるとか、そういう意味ではありませんでして、三重県における新しい公共というのは、民と官の多様な主体が力を合わせることによって、今までできなかったことができるようになる、寄ってたかってまちづくりというようなことでございます。  御答弁、聞かせていただいた内容は、ちょっと官のほうの、当局側の感想ばかりだったのかなとは思ったんですが、効果があったということで、このことに関しましては了といたしたいと思います。  それで、私もこの懇談会とかに何度か参加したんですが、企業の方々ともお話をさせていただきました。その中で、このような集まりに参加していない企業さんの中にも、ワーク・ライフ・バランスでありますとか、女性の登用について意欲のある企業があるよなと、そういう企業同士で情報交換したいなというようなお声もありました。そういうことも効果の一つではないかなと思うんですが。  そこで、企業との連携ということについてなんですが、まず、男女共同参画を進めるというお答えもいただいておりますので、この庁内におきまして、男女共同参画の担当課と商工労政課などが連携して、そういうかかわりも必要ではないのかと考えますが、その点についていかがでしょうか、お願いいたします。 ○議長(杉村定男君) 環境生活部参事。 ◎環境生活部参事(奥野やす子君) 民と官との協働でございます。また、官同士の協働は確かに必要になってこようかと考えております。25年度からします新しい計画づくりに対しましても官の中で連携をとりながら進めていきたいと考えておりますし、また、企業との連携につきましても、今後研修会とかセミナーを開催させていただく中で、企業さんに対して情報発信等、努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。ぜひ連携のほう、よろしくお願いいたします。  次にいきます。情報交換の場づくりや人材育成にどう取り組むのかということなんでございますが、御答弁の中で情報発信の場として、いせトピアにあります「れいんぼうルーム」の活用ということをお答えいただきました。このれいんぼうルームは、そんなに広い空間ではありません。本とか資料がたくさん置いてあるんですが、ですので、大きな会場でさまざまいろんな講座というのはしていただいていて、たくさんの方に参加してもらっているんですが、そういうのとはまた区別して、集まった人がほっとできて本音を語れるような、そういう場づくりをしていただいて、利用者がふえるようにしていただきたいなというふうに考えますが、その点、いかがでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 環境生活部参事。 ◎環境生活部参事(奥野やす子君) おっしゃいますように、れいんぼうルーム、今は書籍とDVDしか置いてございません。あとは、来ていただいた方々がそこで男女共同参画の情報等をとっていただくという形だけになっておりますが、今後は、そこをもっともっと情報発信の場にしたいと考えておりますので、例えばカフェ的なものを、人がどれだけ置けるかわかりません、公ではなかなか人は置けないと思いますが、民の方々と協働しながら、そういうものをできるような形で検討させていただければなと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) 今、カフェというようなお話も出ました。カフェというと、何かおしゃれなものを想像してしまうんですが、そういう女性がちょっと寄ってみようかなというような雰囲気なんかもつくっていただいて、例えば市長カフェとか、そういう形で、たまに市長に入っていただくとか、そういうふうなコミュニケーションの場などとして、男女共同参画のほうを進めていただければいいのかなというふうに考えます。  次、女性職員の積極的な登用についてでございます。私、ちょっと担当課のほうで数字をいただきました。いろいろいただいたんですが、その中で伊勢の市役所内における事務職の方の数字ですが、30代の方というのが全体で205名見えて、そのうち女性が65名、それから40代の方が全体で158名で女性が38名、50代が全体で92名中女性が14名ということでございます。この女性の数だけ見ますと、30代から40代、また、40代から50代という方の中で、やめていく人というのはたくさん見えるんやなということがわかったわけなんですが、そのやめていく理由というのは個人情報でございますし、それぞれ理由があると思うんですが、そこら辺についてやはり分析をしていかないと、このやめた理由の中に、そういう女性の登用が進まないという、そういうヒントが隠れているかもしれませんが、そのようなことについて、どういう分析をなされているのかということをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 総務部参事。 ◎総務部参事(可児文敏君) 高齢者層についての退職の理由ということでございますが、具体的な理由につきましては、いろいろ家庭の事情でありますとか、個人それぞれございまして、統計的な部分はとってはございません。あくまでも、私どもにつきましては、そういった、まず女性の職員が、管理職が働きやすい環境づくりをするということが、まずもって大事かと考えておりますので、そういった点に注意しながら、今後も対応させていただきたいなと考えております。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。  今、女性の職員が、高齢者層と言われて、50代で高齢者はちょっとかわいそうかなと思うんですが、そういう方々がやめていく理由の中で、管理職になったらいろいろ議会対応もせないかんとか、そういう点もありますよね。その議会の中で、先ほど市長も言われたように、女性議員がようけおったら、そこら辺も楽な気持ちになっていただけるのかなと思いますと、女性議員が頑張っていかないといかんのかなと、先ほど市長から激励をいただきましたので、しっかり頑張っていきたいと思いますが。  そのような環境づくりということで、具体的にどのようなことを考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 総務部参事。 ◎総務部参事(可児文敏君) 先ほど議員仰せのとおり、30歳代に女性職員が多いというのは御案内のとおりでございます。現在、私ども女性職員につきまして研修を実施しておりますが、女性職員向けの研修といたしまして、滋賀県にございます国際文化アカデミー主催の女性リーダーのためのマネジメント研修に参加をさせていただいております。その内容につきましては、5日間の研修でございまして、研修期間中、全国から集まります女性職員と、職場の活性化や部下の育成などについて必要なマネジメント能力や、女性リーダー特有の悩みや課題などにつきまして、そこで話し合いをしまして、研修を受講しているような状況でございます。  また、30歳代後半から40歳代前半の全職員に対してでございますが、接遇講師の養成研修等も実施しておりまして、女性職員に限らず、マネジメント能力につきましては、非常に重要なものと考えておりますので、引き続き積極的に研修参加につきまして案内していきたい、そのように考えております。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。  今のお答えで、30代の方に焦点を当てていただいておるというようなお答えがあったかと思います。計画のほうでは202030を早くということなんですが、やはり現実的には、なかなかそれは難しいことではないかなとは思うんですが、この30代の方に力を入れていくことによって、それに向けて近づいていくように努力されるというのは、大変合っている方法じゃないのかなというふうに思います。  やはり、30代の方々というのは、中学や高校でも技術家庭を男女ともに勉強した年代でございます。私らの年代というのは、高校のときは、女子がクッキーを焼いて、柔道しておる男子のところへ持っていくという、そういう時代でございましたもので、そういうまた意識の違う年代の方でありますので、ここへ焦点を当てるというのは、私は大正解であると思います。ただ、この30代の方に関しまして、子育て真っ最中でありますので、なかなかその5日間のアカデミーに行くということは、結構厳しいところもあるのではないかなと思いますが、その辺で、今まで断った方があるとか、そういうことはございましたでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 総務部参事。 ◎総務部参事(可児文敏君) その5日間の研修につきまして、辞退されたという話は私ども伺っておりませんが、ただ、そこの研修ではなくて、庁内講師によります人材育成カレッジ等におきましても、男女共同参画についての理解を深めるための研修を、例えば新規採用職員、また男女問わず研修等も実施、今までは自由科目でございましたですが、必修科目というような形の中で対応させていただいておるところでございますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。  この30代の方々に、そういう研修にも行っていただくということで、例えば男性であれば5日間留守にしても余り問題は起こらないというようなことで、これこそ男女共同参画のそういう意識づくりということの根本的な問題があらわれていることではないかなと思います。また、そういう女性が研修に行きやすいような環境のバックアップ体制をしていくということは、1つの課だけで考えることでありませんので、これは全体的な政策として考えていかなければならないことであると思いますので、そのような問題提起をさせていただいて、この件に関しては終わっておきたいと思います。  それでは、次の項目に入ります。  中心市街地活性化基本計画につきましては、伊勢市駅前再生検討委員会でも説明がありまして、私も傍聴に行かせてもらいました。このような官民連携のまちづくりで、民間さんのお力を得なければならないということなんですが、まず御答弁でも、市としての考えをまとめていくというような御答弁ありましたので、市としてどのようなビジョンを持っておられるのかということをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 中心市街地活性化につきましては、市の長年の政策課題であるというような形で捉えております。ようやく一定のまちづくりが進んできたというようなところでございますが、来年度、中心市街地活性化プラン、それの策定に着手いたしたい、そのような形で今考えているところでございまして、そのビジョンにつきましては、その中で取りまとめを行い、今、行政と民間の方が共有できるようなイメージを構築していきたいというようなところで、これからというようなところでございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。  この検討委員会のほうでもこれからというようなお言葉が多かったということで、これからというので、一体どんな、市が考えているのかなということを知りたいなという声もお聞きしたわけなんですが、その中でも、やはり住んでいる人が、自分のまちはいいと思うまちをつくること、また、観光客のために駅前を充実させていくこと、伊勢市民、地元住民のためのまちづくり、高齢者が住みやすいまちづくりなど、総合的に考えなくてはならないなというお声もあったと思います。  その中で、やはりコンパクトなまちづくりに福祉の視点をということは、どなたも考えることなんだなということを思いながらお聞かせ願ったわけなんですが、庁内におきまして、そういう福祉部門とどういう連携をしていくのかということをちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 福祉の施策につきましては、都市マスタープランにおきましても重要な視点であるというような形で位置づけをさせていただいているところでございます。バリアフリーとかユニバーサルデザインとか、あと都市機能の中にも、いろいろ、そういった福祉の観点のものがあると思っております。来年度、そういった活性化プラン、それを策定する中で、当然ながら福祉部門だけではなく、庁内の関係課が協力して連携のもと、ビジョン作成、プラン策定を進めてまいりたい、そのように考えているところでございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) なかなか具体的なお考えというのは、きょうは示していただけないのかなというふうに思ったんですが、連携のほうをしっかりしていただきたいなというふうに考えます。  次に、低炭素計画についてお聞きしたいと思うんですが、整理をして考えなければならないなと思いますのは、この低炭素計画というのは、中心市街地の活性化も含めまして、中心市街地だけではなく市全体として考えるものであって、私、先ほども申しましたが、都市マスタープランの考え方とも合致するものであって、コンパクトなまちづくりにこの計画という考え方が有益なものであると思ったんですが、そこら辺、どのように認識されておられるでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 議員仰せのとおり、低炭素のまちづくりの計画の内容につきましては、伊勢市の都市マスタープランで掲げるコンパクトなまちづくり、駅前だけではなくて、全体を捉えた、例えば中心部、それから、先ほど吉井議員のほうから地域核とかそれぞれの拠点、そういった御説明がございましたが、その中で進めていくというのが伊勢市のコンパクトなまちづくりの考え方であるというようなところでございます。したがいまして、今後そういったコンパクトなまちづくりを進めていく上で、事業を進めていく上では非常に有意義なものであると、そのように認識をいたしているところでございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) 今、事業を進めていく上で有意義であるというようなお答えをいただきました。先ほど市長の御答弁の中で、この計画に関して、必要であればつくるということでしたと思うんですが、これ、計画自体のことを指しているのか、今のおっしゃいました事業のことを指しているのか、どちらですか。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) この計画につきましては、まず構成されるのがビジョン、CO2削減のビジョンがある、それに加えて、まちづくりのビジョンがある、それを達成するために事業実施計画がある、その事業実施計画につきましては、民間の事業、そういったものが中心に構成されるというようなところで、その事業があって初めて計画ができるものであると、そのような形で認識をいたしているところでございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。  まず、その事業というものが、どういう事業が必要なものがあるのかということを考えていかなければならないというお答えだったと思います。この低炭素の計画の特徴と、それから中心市街地のこと、このことを考えますと、先ほどもおっしゃいましたように、さまざまな部門との連携が必要で、その中からそういう事業というものを探り出していくというか、そういうことが必要なのかなと思うんですが、この計画の特徴といたしまして、医療でありますとか社会福祉施設も視野に入っているというのが特徴ではないかと思いますので、今回、私は、福祉政策と都市政策ということでお聞きしておりますので、この福祉のニーズというものを福祉部門から引き出して、計画を考えていかなければならないのではないのかなと。まず、そのビジョンをつくっていただいて、その上でこの低炭素の計画もどうするのかという順番になると思うのですが、いずれにしても、まずこういうことをやりたいという事業に対するビジョンというのが必要だと思うんです。  そのニーズを引き出すために、福祉のニーズを引き出すという点で、私、きょうは高齢者の生活に関するアンケートについてということをちょっと例に挙げさせていただきました。ですので、この高齢者の生活に関するアンケートは、介護保険事業計画のためのアンケートなんですが、このアンケートの存在というものを都市計画部でつかんでおられたのかどうかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 高齢者のアンケートにつきましては、都市整備部としても承知をしているというような状況でございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。  そういうふうに承知をしていただいておったと御答弁いただきました。この高齢者のアンケートでございますが、市長は、私、いつも思っているんですが、情報戦略ということに関して、とても力を入れておられたなというふうに思います。先ほども申しましたが、将来の伊勢市の姿というのは、自然増減をもとに、将来の予想ですから、そういう社会的増減というのは予想のできないものですから、これは当然のことと思います。しかし、コーホート法というんですか、私、専門的なことはわかりませんが、これは一つの年代をとって、例えば20代やったら5年前やったら15歳やと、そのようにして、その一つの年代の人のことをずっと追っていくというのがコーホート法なのかなと思うんです、何かで読んだんですが、そうすると、将来のことは自然増減でしかはかれませんけれども、過去のことというのはずっと追っていくことができると思います。その社会的増減ということを考えて、あわせて見ていくと、その地域の本当の姿が見えてくるのではないのかなというふうに思います。  そのような社会的増減の理由とか、そういうものが、私は、この高齢者の生活に関するアンケートでありますとか、また各種計画に使ったアンケートにそういうヒントは隠されているのではないのかなというふうに思いますので、市長の御自慢の「将来の伊勢市のすがた」というこの調査と、そういうアンケート、さまざまなアンケート等を立体的に使っていただいて、分析をされることが必要ではないのかなというふうに思います。それを横断的に分析するのが情報戦略局の役割ではないのかなと、そのように考えますので、情報の共有や連携をしていくという御答弁いただきましたが、それを具体的にどのように連携していくのかとことを情報戦略局の方にお聞きしたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 情報戦略局長。 ◎情報戦略局長(森井啓君) ただいまの御質問でございます。  おっしゃられましたようにといいますか、今、中心市街地のところでも御提起されましたように、非常に所属横断的な物事の考え方、そういう視点で取り組んでいくということは非常に大事になってきておりまして、従来以上にどんどん、今の役所の組織の切り口だけでは、なかなか対応できない行政課題というのがいっぱいになってきておるという認識をしております。  今おっしゃられておりますアンケート、いろんなアンケートがございまして、それぞれを所属のところで政策課題に応じてアンケートをなさっておると思いますので、それを全て情報戦略局の中で集約的に分析していくというのはなかなか困難な部分があろうかなというのは、正直思っております。  ただ、所属横断的な考え方、視点を持って、自分ところの政策課題に当たっていく、そのための取り組みを進めていくためのシステム、制度、ちょっと大げさではございますけれども、環境づくり的なものとして、そのアンケートを集約的にデータベース化するとか、そういう取り組みについては今後十分考えていかなきゃならんと思っております。  私どもとしましては、過去の経過ということを先ほど人口推計のところでおっしゃってもらいましたですけれども、今現状、平成12年と22年の10年間の国勢調査における市域といいますか、居住区域の拡散の状況という部分をもう少し視覚的に見えるようにということで、そういうふうな取り組みを、小地域の統計も皇學館大学と試験的に進めておる部分もございまして、できる限り、そういうところの情報を加えながら全庁的に対応できる、そういうような環境をつくっていきたい、そのように思っております。  以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。大変前向きなお答えをいただきました。  例えば、福祉部局や都市整備部のところは、現場に対する対応というので本当に大変だと思いますので、やはりそういう政策的な情報戦略ということに関しまして、しっかりした横断的な分析というものを行っていただきたいなと思います。やはり人間の体でもそうですが、自分ではわかっているつもりでも、健康診断という科学的な方法を用いまして、何でこんな数字が出たのかということで判断して、対処していくと思いますので、そのような分析をして、それを用いてまちづくりに使っていっていただきたいなと、このように思います。  そういうふうな高齢者の生活に関するアンケートの中で、さまざま高齢者の施策ということをつかんでいただきたいということを申し上げたわけですが、都市整備部においても、そのようなアンケートの数字など、認識しておられるという返事をいただきましたので、では、この地域包括ケアシステムとコンパクトなまちづくりの関係というものについて、都市計画のそういう部局でどのような認識を持っておられるのかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 地域包括ケアシステムにつきましては、健康福祉部のほうで取り組んでいただいているというようなところでございますが、考え方といたしましては、コンパクトなまちづくりに通じる部分もございます。都市整備部といたしましても検討、研究をしてまいりたい、そのように考えているところでございます。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。なかなか、よその部局のことについて、いろんなことを語るということは、お立場上、難しいことかと思いますが、地域包括ケアシステムとコンパクトなまちづくりがなじむものであるということを認識していただいておるということがわかりましたので、大変ありがとうございます。  では、これで最後にいたしますが、地域包括ケアシステムとまちづくりというのはイコールというふうに考えてもいいかと思うんです。ちょっと最後と言うたんですけれども、まず市長に、この地域包括ケアシステムと市長のやさしさプランの関係について、ちょっと感じるところがありましたら聞かせていただきたいと思いますが。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) いろんな手法はあろうかと思うんですけれども、一番大切なことは、この伊勢の中で住んでみえる方々で、立場の弱い方の視点に立ったまちづくりをどういうふうに構築していくかということが一番大切なことであろうかと思っております。  高齢化社会になってきますと、これまで高齢者の方がマイノリティー的な存在であったのが、メジャーの存在になってきますんで、必然としてそういった視点、議員仰せの福祉中心の視点からまちづくりに取り組んでいくというのは当たり前というか、当然至極必要なことでございます。  当然、職員一人一人も、家庭の中で介護をしたりという関係も生まれています。あとは、情報の共有と、大切なことは、それぞれ職員が一人一人、人口構造の変化に伴って、何がお困りになるんやろうということをきちんと想像して、シミュレーションして計画をつくっていくということが一番大切であろうかというふうに思っております。  こういった視点は、よその部署のことでありながらも、それぞれ全部密接に絡んでいることですので、例えば、都市整備、健康福祉、教育も当然かかわってきますんで、そういったことをこつこつと積み上げて、少しでも暮らしやすい環境に取り組んでいきたいというふうに思っています。 ○議長(杉村定男君) 吉井議員。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。今の市長のお話聞かせていただきまして、市長の今のお話そのものが、地域包括ケアシステムの考え方そのものではないのかなと思います。  まず、地域包括ケアシステムというのは、年をとっても、認知症になっても、病気になっても、また障がいがあっても安心して住めるまちづくりをしていくということです。その考え方の根本というのは、市長も弱い方の立場に立ってとおっしゃいましたが、全ての人の生き方を支えるという人間の尊厳の保持にあります。私は、市長のやさしさプランというのは、全ての人が笑って幸せにという、そういう考えでありますので、そのやさしさプランの根底には人間の尊厳を大切にという、そういう理念が流れていると思っております。  市長は、今回提案説明の中で、子供の笑顔があふれ、幸せに年齢を重ねるようなやさしさのあふれる笑子幸齢化のまちに必ずできると言われました。私は思わず「必ず」というところに赤い鉛筆で丸を囲みました。地域包括ケアシステムの内容については、私は今後も質問していきたいと思うんですが、今回の私の質問の趣旨というのは、都市政策と福祉政策の融合であります。この地域包括ケアシステムは、やさしさプランと表裏一体、仲のよい親戚みたいなそういうシステムでございます。ですので、この考え方をやさしさプランの核として、ソフトとハードの融合を図り、何のためのハードなのか、ソフトということのためのハードなんじゃないのかなというようなことを考えていただきながら、まちづくりをしていただきたいなと思いますので、ちょっとしつこいようですけれども、市長の福祉に対する根本的な思いというものも含めていただきまして、決意というものをもう一回お願いしたいと思います。それで私の質問を終わらせていただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) これまでも取り組んでいることではございますけれども、市長に就任して、20年後の人口構造の変化というのをつくり上げて、それに応じて各部局で、これからの少子化だとか高齢化社会に対して、どういったことが必要なんであろうかということで、それぞれで取り組みを進めていただいております。  例えば、バリアフリー観光なんていうのは最たる例でございまして、これから高齢化社会を迎える中で、伊勢のことを愛されている方も、高齢化するなり障がいが発生したり、そういったことをサポートしていくことも必要でありますし、例えば、現状でも課題はありますが、高齢者の介護従事者に対する離職率が高い問題であったり、そういったこともございます。そういったことも掘り下げていくと、家庭の核家族化とか、そういったものが課題となって、例えば高齢者の方との触れ合いが少ないことから、そういった離職率が高くなってくるんじゃないか、そういった問題に関しては、例えば教育委員会のほうで高齢者と触れ合うことから、その心のバリアを下げていくというようなこともやっております。  いろいろとありますけれども、これからの少子化、高齢化社会に向けて、ハード面はもちろんですけれども、やはりその人間がどういうふうにして支え合っていくかという、そこのところをきちっと追求して、取り組みを進めていければというふうに考えております。  以上でございます。 ◆2番(吉井詩子君) ありがとうございました。 --------------------------------------- △小山敏君 ○議長(杉村定男君) 次に、18番、小山議員。 ◆18番(小山敏君) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。  第62回式年遷宮も間近に迫り、伊勢のまちもだんだんと活気づいてきたように感じられます。先日は、遷御の日時も定まり、いよいよとの実感が湧いてまいりました。この20年に1度の遷宮を期に、御正殿が新しくなるがごとく、伊勢のまちも再生されることを期待しています。  それでは、質問通告に基づきまして、新病院建設基本計画について及び要介護度改善ケアに対する奨励金についての2点にわたり質問させていただきます。  まず初めに、新病院建設基本計画ですが、全国的な勤務医不足の中、伊勢病院も慢性的な医師不足によって医業収益の悪化により長年赤字が続いており、累積赤字も38億円に上り、市民からも伊勢病院の存続を心配する声も上がっておりました。  そのような状況の中、伊勢市まちづくり市民会議からの請願もあり、平成22年9月、伊勢病院の方向性と将来像を検討する今後の市立伊勢総合病院を考える検討会が設置されました。検討会は10回にわたって行われ、その中でさまざまな議論がなされ、また、三重大学の登先生から非常に厳しい指摘もいただいておりました。そして、平成23年3月に市長に報告書が提出されましたが、その報告書では、新病院の建設に肯定的な意見と慎重な意見に分かれ、両論併記の形でまとめられています。  その後、平成23年9月市議会定例会において、市長より新病院建設の表明があり、平成24年2月に新市立伊勢総合病院基本計画に着手して、平成24年5月には有識者による新市立伊勢総合病院基本計画策定委員会が設置されました。そして、本年1月、教育民生委員会に新市立伊勢総合病院基本計画案が示され、2月に経営形態についての方針が示されたところです。  それによりますと、新病院の建設地は現病院の隣接地で、診療科目、規模とも現病院とほぼ同じで、経営形態までも今と同じとのことでございます。これでは、器が新しくなるだけで今と何も変わりません。医師や看護師を確保できるめども立っていなく、新病院になったからといって経営が好転する保障もありません。私は、新病院の建設の前に経営の立て直しが先決だと思っていましたが、これで伊勢病院が赤字体質から脱却して、経営の立て直しができるのでしょうか、お伺いいたします。  次に、平成19年に三重大学の登先生を中心とした市立伊勢総合病院あり方検討委員会が設置され、その委員会からいろいろな貴重な提言をいただいております。その中で、特に病院財政は厳しい状況であり、建てかえの検討の前に財政再建策の検討と実施が必要であると指摘されています。今般の新病院建設計画に当たり、この提言をどのように受けとめているのか、お伺いいたします。  続きまして、2点目の要介護度改善ケアに対する奨励金について質問させていただきます。  現在の介護保険制度では、要介護度がより高い人に対して支払われる報酬額が高く、逆に要介護度が軽い人には報酬額は低くなる仕組みになっています。介護施設の職員が努力して利用者の要介護度が改善されたとしても、逆にその報酬は低くなり、その努力が評価されないばかりか、施設から見れば介護報酬による収入が減るというジレンマも生じています。  そこで、健全な施設運営や介護スタッフのモチベーション向上を図り、利用者が最善のケアを受けられる環境を整えるため、利用者の要介護度が改善された介護施設に、成功報酬として奨励金を払う制度を導入して、その努力を評価してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。  以上で、通告による質問は終わりますが、答弁のいかんによりましては再質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、小山議員の御質問にお答えをいたします。  私からは、新病院の建設地、経営形態について、及び要介護度改善ケアに対する奨励金についてお答えをし、新病院における規模、診療科の考え方、赤字体質から脱却して経営の立て直しができるのか、及び市立伊勢総合病院あり方検討委員会の提言をどのように受けとめるかについては、病院事業管理者からお答えをいたします。  まず、新伊勢総合病院の建設につきましてお答えをいたします。  建設地の選定に当たりましては、幾つかの候補地を抽出し、自然災害等に対する土地の安全性、交通アクセス等の利便性、土地の広さや療養環境、土地の確保の見込みや排水対策等の基盤整備、また経済性の視点から比較検討を行い、段階的に絞り込みを進めました。土地の選定を進めるに当たりましては、7回にわたり教育民生委員会で御協議をいただくとともに、病院事業に詳しい外部委員の方々で構成をされる新市立伊勢総合病院建設基本計画策定委員会で御意見をいただきながら、比較検討を行ってまいりました。どの候補地につきましても、一長一短、課題もございますが、教育民生委員会、また策定委員会の御意見を踏まえつつ総合的に判断した結果、交通の利便性もよく、十分な敷地が確保でき、医療環境に適している現病院の敷地を拡張して、新病院を建設していきたいと考えているところでございます。  なお、現地での建てかえにつきましては、軟弱地盤対策、この対策が必要となりますことから、土質の調査、そして解析を行い、適切な工法をしっかりと検討し、対策を行っていきたいと考えております。  次に、経営形態についてお答えをいたします。経営形態に係る市の方針については、去る2月14日の教育民生委員会においてお示しをしたところでございます。地域医療を確保し、市民の命と健康を守ることは、我々市の重要な役目であります。そのためには、地域に必要な医療機能を確保していかなければなりません。このような市の役割を果たしていくためには、市立伊勢総合病院を市の組織の一つとして位置づけ、民間的経営手法の実施が地方独立行政法人に近いレベルで可能であり、市の政策医療を実施しやすい地方公営企業法の全部適用を継続していくこととしております。そして、病院事業管理者のリーダーシップのもと、全部適用のメリットを最大限活用しながら、経営改善に取り組んでいくことを今後の方針としたものでございます。  次に、要介護度改善ケアに対する奨励金についてお答えいたします。  議員御指摘のとおり、現在の公的介護保険制度においては、要介護度が重くなるほど介護報酬が高く、逆に要介護度が軽くなれば介護報酬が低くなる仕組みとなっております。施設側から見てみますと、リハビリ等を積極的に行い、より質の高いケアを提供した結果、利用者の状態が改善され、要介護度が軽くなると、介護報酬による収入が下がるという状況にございます。  議員仰せの成功報酬制度は、このような事業所に対し、要介護度の改善への努力を評価し、成功報酬として奨励金を払う仕組みの提案であると理解をしております。このような利用者の要介護度が改善されるような仕組みがうまく機能すれば、要介護度の重度化を防ぎ、介護給付費の減少が期待できるため、今後の介護保険の健全な運営につながります。また、施設で働く介護職員の仕事に対する意欲の向上も期待できますので、その最善のケアを受ける環境整備につながるため、そういった意味でも注目できる取り組みであると認識をしております。  今後、他自治体の実施状況、そして効果、こういったことを踏まえまして、また次期介護報酬改定を見据えて、まずは情報収集等から努めていきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  私からは以上でございます。 ○議長(杉村定男君) 病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(藤本昌雄君) 続きまして、私から、新病院における規模、診療科の考え方と赤字体質から脱却して経営の立て直しができるのかについてと、市立伊勢総合病院あり方検討委員会の提言をどのように受けとめているのかにつきましてお答えします。  新病院における規模や診療科につきましては、建設基本計画の策定に当たり、将来的に必要となる医療機能や病床数等について検討した結果、判断したものでございます。  まず、新病院の規模ですが、将来の伊勢志摩サブ保健医療圏の入院患者は、平成22年に対して平成42年には約7%増加する予測となっております。一般病床は、平成23年度の実績をもとに、将来的な入院患者予測を考慮し、効率的な病棟運営を目指して、現在の285床から220床へ減らすことを計画しております。また、切れ目のない医療に取り組むために、地域に不足している回復期リハビリテーション病棟を40床、緩和ケア病棟を20床整備し、高齢者医療として必要な療養病棟20床を確保し、新病院での病床数は現在より22床少ない300床としていくものでございます。  次に、新病院での診療科は、現在の17診療科に加え、リハビリテーション科と緩和ケア内科を新たに開設し、19診療科とする計画です。複数科にまたがる疾病に対し、総合病院として切れ目のない適切な治療を行うために、現診療科の機能は今後も必要であると考えております。また、リハビリテーション科につきましては、本年9月より回復期リハビリテーション病棟の開設を予定しており、平成25年度より新たな診療科として開設したいと考えております。緩和ケアにつきましては、現在も医師を初め、看護師、栄養士、薬剤師などの専門職で構成しているがんサポートチームが、一般病床の入院患者や外来患者に対して緩和ケアを行っております。新病院では、緩和ケア病棟の設置を予定しておりますので、緩和ケア内科として開設することを計画しております。  次に、赤字体質の脱却、経営の立て直しにつきましては喫緊の課題であり、私が事業管理者に就任してから、人材育成担当理事の配置や経営企画室の設置等、組織体制の強化や医師、看護師確保のための奨学金制度、医師人事評価制度の導入、経営コンサルタントを活用した経営改善に取り組んでいるところです。今後、それら取り組みの成果を出していくことが、赤字体質からの脱却、経営の立て直しにつながるものと考えております。  次に、市立伊勢総合病院あり方検討委員会の提言をどのように受けとめているのかとの御質問にお答えします。  市立伊勢総合病院のあり方検討委員会は、平成19年4月に、三重大学の登教授を会長に、伊勢地区医師会会長、伊勢保健所長、公認会計士、経営コンサルタントの5名の委員により設置された委員会で、平成19年11月27日に、市立伊勢総合病院のあり方について市長に提言されました。  議員御指摘のように、この提言では、建てかえの検討の前に、財政再建策の検討と実施が必要であるとの指摘をいただきました。今回、新病院建設を進めるに当たりましては、新病院建設基本計画の整備方針として、病院を維持、継続できる安定した経営基盤の確立を掲げております。市民病院として、市民の皆様の健康と命を守るという最も大切な使命を果たしていくために、現病院において積極的に経営改善を図ってまいります。今後とも、事業管理者としてリーダーシップを発揮し、職員の意識向上を図りながら、医師、看護師確保や経営改善に取り組み、安定した経営基盤の確立を目指してまいります。  以上です。よろしく御理解をお願いいたします。
    ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) では、この場から改めて再質問させていただきたいと思いますけれども、まず最初にお断りしておきますけれども、私は新病院の建設に反対しているわけではございません。多くの市民の方とか、また伊勢病院の先生方からも、この病院を残してほしいと言われておりますし、私自身、この病院はないよりあったほうがいいと思っております。また、三次救急の日赤病院だけじゃなくて、二次救急の伊勢病院は必要ではないかというふうにも思っておりますけれども、ただ、建てかえの前に経営改善が先だというふうに思っております。厳しいことを言うかもわかりませんけれども、建設的な議論をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  まず、建設地についてお聞きしますけれども、この場所は非常に地盤がよくないのはわかり切っておりますよね。先ほど市長の御答弁の中で、軟弱地盤対策が必要となりますが、土質の調査と解析を行い、適切な工法を検討して対策を行っていきますというふうなお答えだったんですが、この建設地を決めるに当たって、いろんな、8つのエリアですか、候補地があって、それぞれ事業費も概算ですけれども出しております。その中で、造成費も出されておるんですが、これから調査して解析して対策立てるのに、この造成費はどうやって出されたんでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 軟弱地盤対策につきましては、いろいろ工法はございます。その中で、一般的な工法、例えば、あらかじめ土を盛っておいて地盤を沈下させてしまうとか、そういった圧密を促進させる工法、そういった一般的なもの、それを事業費の算定に関しましては試算をいたしております。そのような形で概算事業費のほうは試算をいたしているというようなところでございます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) これからもっと詳しく調査した結果、想定外の費用が必要となった場合はどうされるんでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(谷口尚君) 現在の病院、これ軟弱地盤に建っておるというようなところでございまして、前回はそういった工法、軟弱地盤対策、それを行っていなかったということで、そのときの土質のデータ等々を用いまして試算をしているというようなところでございまして、詳細な調査を検討しなければ積算というのは難しいかもわかりませんけれども、おおむねの範囲で、その事業費でいけるという形で捉えているものでございます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 建物が乗っかるところは、N値50の支持層まで達するようなパイルを打って、その上に建物が乗るわけですから、建物が沈むことはないかと思います。現在の病院も建物は沈んでいないんじゃないかと思うんですが、ただ、その建物周辺とか駐車場とか通路の部分が軟弱地盤の対策が必要であるということなんですが、今の病院みたいにあんなことにならないように、最初から悪いというのをわかり切っておって、あえてそこを選んだわけですから、二度とこういう過ちを繰り返さないように、万全の対策を講じる必要があるということを指摘させていただきます。      (「そんなの委員会で議論しとるやないか」と呼ぶ者あり)  次に、診療科目につきましてお聞きしたいと思いますけれども、今よりスリムになるかと思っておったんですが、現在と同じ必要があるんでしょうか。民間の医療機関に任せられる部分は任せたらどうかなというふうに思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(佐々木昭人君) お答えをいたします。  もちろん、地域の病院と病院との連携、それから病院と診療所との連携、こういったことについては必要かと思いますが、先ほど御答弁申し上げましたように、外来、入院で来てみえる患者さんというのは、一つの疾病ではなくて、さまざまな疾病をお持ちの方も見えますので、そういった面から、総合病院として横断的に診療を患者さんのためにさせていただく、このことは重要と考えておりますので、現在の診療科については必要というふうに考えております。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 入院患者のためには必要だというふうなことでございますけれども、フルスペックではなくて、求められるものに特化して、そこに医師を確保していくというふうな考え方も必要ではないかというふうに思っております。日赤病院の小型ではなくて、お互いに補完し合えるような特色のある病院づくりをすべきではないかなというふうに考えておりまして、伊勢病院には、腹腔鏡下の手術で県下で指折りの腕を持ったドクターがいらっしゃいます。脳外科や胸部外科は日赤病院に任せて、腹部外科は伊勢病院に任せろとか、日赤との差別化が必要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(藤本昌雄君) ありがとうございます。そういうことも大変大切だというふうに考えております。  それから、もう一つは、コモンディジーズというか、生活習慣病とか、たくさんの方が罹患されるような病気に対しては、やはり切磋琢磨して、2つの病院があったほうが市民の皆様のアクセスとかいろいろ考えたときにいいんではないかというふうに考えております。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) わかりました。  それでは、ちょっと規模について確認させてください。公立病院としての役割を果たすため、また効率的な病棟運営に300床が必要だというふうなことで300床に決まったんですが、もう少しコンパクトな病院にできないかなというふうに思っていたんですけれども、この事業費の中の大半を占めるのが建設費ですよね、建物の。その建設費の算出は、病床数、1病床当たり75平米ですか、だから300床掛ける75掛ける平米単価が31万5,000円ということで、71億円というふうなことなんですけれども、これに医療機器その他のいろんなことを足しまして、114億円の総事業費が出されておるんですが、これちょっと余りにも大きな数字かなというふうに思っております。一般会計の当初予算の4分の1にも達するような金額なんですが、80億から90億程度にすべきではないかなというふうに思っておるんですが、どうですか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(佐々木昭人君) 病床規模をもう少し絞ったらどうだというようなお問い合わせかと思います。  現在、私どもの病床数は322床、一部休床しておりますけれども、新病院においては300床ですから、おっしゃるように数だけ見ますと22床しか減っていないのではないかというようなお話になろうかと思いますが、実は地域の医療資源、これはほかの病院も含めてどういう状況か、それから医療需要が現在及び将来にわたってどのような形になっていくかということを勘案した上で精査をさせていただいております。その中で、現在285床の一般病床については220床まで絞らせていただいています。この220床というのは、平成23年度のいわゆる一般病床の利用率から見ると、もう既に80%に当たる部分は確保できる、それが将来7%ふえるということですから、この220床にさせていただいております。  それから、今地域にございません回復期リハ、これは本当に大切なものだということで、これも地域の需要を勘案した上で40床、それから緩和ケア、これも将来、非常に需要がふえるというということで20床、療養病床については逆に現状を見た上で20床ということで絞らせていただいております。そういったさまざまな積算をもとに300床という数字を出しておりますので、数だけではなく、機能がかなり変わっている。このことについては、御理解を頂戴したい。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) わかりました。  では、この基本計画策定に当たりまして、日赤病院と病床数やその内訳について協議はされたんでしょうか。当時、平成19年、あり方検討委員会からも、日赤病院と協議するという指摘はされておったと思うんですが、いかがですか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(佐々木昭人君) ちょうど昨年の4月に、事業管理者、新しく就任をさせていただきましたので、私も一緒に日赤のほうへ御挨拶をさせていただきました。その中で、新病院建設をこれから進めていくと、そして特に、今まで、さまざまな観点から需要の部分で必要性を言われていた回復期リハについても、しっかりと整備をしていく方針ということを申し上げておりますので、そういった部分では、全てに関して、協議をというわけではございませんけれども、私ども十分、地域医療の状況を見ながら、必要性について検討してまいった、このように考えております。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) わかりました。  策定委員会からの意見が出ているんですけれども、300床ないと医師が集まらないというふうな声がありました。この計画しているときに、当初は280床だったかと思うんですが、後から20床追加になったんですが、現病院は300床以上あるんですけれども、医師が集まりませんよね。新病院は300床にしたからといって、医師が集まるという保障はないんですけれども、何かちょっと300床にする根拠が乏しいように思うんですが、いかがですか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(佐々木昭人君) 今後、医師を確保していくのに大事なのは、その病院がどのような医療をしていくのかということを明確にしていくということだと思います。伊勢病院の場合には、今まで、病院自体がどうなるのか、あるいはその方針をどうするのかということが明確にできておりませんでした。しかし今回、新病院建設計画において、新しい病院をつくって、こういった病院としての機能を求めていくんだということを示させていただいたというふうに思っておりますので、今後はこのことによって医師の確保をしっかりと図っていく、同時に、今先ほど申し上げましたような、さまざまな医師確保のための取り組みも始めておりますので、あわせて医師確保をしていきたいというふうに思っています。  それから、もう一つ、280床で当初しておったのが20床ふえたのはどうしてかということなんですが、これ実は、策定委員会、第1回目に出したときには、まだ私どものほうでも協議の中で、院内で意見が割れておりましたけれども、緩和ケアの必要性については私どものほうでも当初からお話もさせていただいておりましたが、まず必要な部分としてお出ししたときに、策定委員会のほうからも、やはりそれだけではなくて新しい機能をもう少し付加すべき、そして病院自体の病床数も300床にすべきではないかというような御意見もいただいた上で、再度検討の結果、緩和ケアについて20床ふやさせていただいたということでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) ありがとうございました、わかりました。  それでは、ちょっと経営形態につきましてお聞きしますけれども、現行の地方公営企業法の全部適用を継続していくというふうなことですけれども、総務省の改革ガイドラインに載っています経営形態の4つの選択肢ですね、民間譲渡、それから指定管理者制度の導入、地方独立行政法人化、それと今回の地方公営企業法の全部適用、この4つの選択肢のうち、今回、現行もそうなんですが、公営企業法の全部適用、これが唯一、職員の身分が公務員でいられるわけなんですよね。公務員の身分でなくなるのを避けたのか、職員の身分にとらわれることなく、大胆な経営形態の見直しが必要ではなかったのかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま経営形態のことについてお問い合わせがございましたけれども、先ほど御答弁させていただきましたように、職員の雇用がどうこうという話ではなく、まずはその医療政策がこのまちにとって一番大事である、その観点から市の政策医療、例えば、先ほど院長から申し上げましたリハビリテーションや緩和ケア、そして療養、そういったこともそうですけれども、今、院長といろいろ協議をしているのが、やはり病気になった方を治療していくのはもちろんのことなんですけれども、これまでも健康福祉部でやっておりました健康づくり、未病対策、予防、こういったことにお互いの医療資源を活用しながら、市の医療政策として地域医療を進めていきたい、それが第一でございます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員にお伺いします。まだ病院につきまして大分時間かかりますか。  会議の途中でありますが、10分間休憩させていただきます。 △休憩 午後3時16分 △再開 午後3時26分 ○議長(杉村定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 --------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(杉村定男君) この際、本日の会議時間を議事の都合によりあらかじめ延長いたします。 --------------------------------------- ○議長(杉村定男君) 一般質問を続けます。  小山議員。 ◆18番(小山敏君) 経営形態のことで、もうちょっとお聞きします。  現行の地方公営企業法の全部適用を平成16年から9年間やってきたわけなんですが、全く赤字がとまりません。同じ経営形態でやっても、建物が新しくなったからといって経営改善ができるとは思えないんですが、何か確信でもあるんでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) 全部適用の平成16年からの課題につきまして御質問をいただきました。  伊勢病院のこれまでの経過を踏まえますと、三重苦があったんだろうなということを感じておりまして、1つに老朽化、1つに医師の招聘の問題、そして財政の課題と3つの課題がのしかかっておりまして、就任当初から現在の議会事務局長ともいろいろと協議をしてきたわけですけれども、非常に大変な状況であることが明確でありました。  その一つ一つの問題を掘り下げて分析していくと、全部適用でやってきたことに関して課題がある、そういうわけではなく、これまでの例えば老朽化の問題であれば、平成13年当時ですか、耐震補強のことを考えていかなければならないよということが訴えられつつありました。にもかかわらず、その対策がなかなかとれていない状況があったり、平成16年当時は、一番大きなこととしましては、当時の政府の医療改革におきまして研修医制度が大きく変わりました。この研修医制度が変わったことと国立大学に対する補助金の削減、こういったことも実は裏側にありまして、そのときの対策ができていなかったのが正直なところではないかというふうに思っております。  財政の問題につきましては、以前も協議会等で御報告をさせていただいた経過もありますけれども、市本体からの病院への繰り出しの基準、その当時、昭和50年代、60年代は非常に伊勢病院が評価も高くて収入も多かったことから、2割、3割と削減しながら病院のほうに繰り出しをしておって、そういった、どちらかというと本庁のほうの伊勢病院に対する対策が後手後手になっておったというのが一番の理由ではないかというふうに考えております。  そういったことから、先ほど医師不足に対してそのままで大丈夫なんかというような御心配をいただいているわけですけれども、先ほど事業管理者から申し上げましたとおり、まずはやはり病院の一人一人の医師、看護師、コメディカルや職員の意識改革、これがやはり一番最優先ではないかというふうに考えております。  こういったところが、ようやく準備が整ってまいりましたので、新病院の建築とあわせて同時進行で、この病院の再建を何とかして果たしていきたいという気持ちが今ございます。  とは言っても、じゃ抜本的に医師不足を解消できるのかどうかというのは、やはり三重大学との連携のこともございますし、研修医の方々が来やすい環境づくりというのもあります。これも、やはり我々行政と病院だけではなく、ぜひとも議会の皆様にもそれぞれの御人脈やネットワークを御活用できないかという気持ちもございますので、そういったところにお力添えいただきたい、そのように考えております。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) ありがとうございます。  平成19年のあり方検討委員会からも、病院の経営形態のことにつきまして指摘されております。  地方公営企業法の全部適用での能率的な経営が困難であると伊勢市が判断した場合、山田赤十字病院の新築移転までに他の経営形態への変更も考慮すべきであると、この山田赤十字病院の新築移転までにという意味深な表現をしておるんですけれども、当局はこれをどのように解釈されたでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山本辰美君) 私どもとしましては、当時から、議員仰せのように全部適用を行っておりますので、当時の時点ではまだ経営形態等についての議論等は現状のままで行いたいということで、私ども、また市長部局、病院とも考えておったわけでございます。  当時、やはり経営状況が悪いということで、そういうふうなお話をいただいたところでございますけれども、当時はさまざまな角度での議論が尽くされていなかったというふうに理解はしております。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 私は、あり方検討委員会は、日赤病院に譲渡または指定管理を考えていたのではないかなというふうに解釈したんですが、そういう選択肢はなかったんでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山本辰美君) そのように、私どもは伺ってはおりません。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) この件では、またあした以降、他の議員が質問されるかと思いますので、この程度にとどめますけれども、院長に医師としての仕事と病院経営の仕事の両方を担わせるのは酷ではないかなというふうに思っております。院長と事業管理者を分離して、経営は病院経営のプロフェッショナルに任せてはどうかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(藤本昌雄君) お心遣いありがとうございます。  私も、この前、お伝えさせてもらったように、現在はこういう時期ですので、私一人で何とか頑張ってやっております。あるいは、その時期によっては分離をしていただいて、経営とそういう医師としての仕事を分離したりとかしていただければというふうに思っております。ただ、その時期をどういうふうに判断するかというところは、なかなか難しいところもございますけれども、今は私一人でしばらくやっていこうというふうに思っております。  ただ、今、副院長初めいろんな病院の管理職、事務長とか頑張ってくれていますので、随分助けられております。ありがとうございます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) はい、わかりました。  ちょっと違う観点からお聞きしたいんですけれども、今現在、伊勢病院の患者のうち約4割は市外の方ですよね。ならば、近隣の市町にも応分の負担をしていただいて、建設も運営も広域でやったらどうかなと思うんですが、どうなのでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山本辰美君) 私どもとしましては、現在、市のほうで市立伊勢総合病院、運営していきたいというふうに考えておりまして、議員仰せのように患者さんにつきましては、伊勢志摩サブ医療圏を初めさまざまな近隣地域の方が多数来ていただいております。  近隣市町の御協力をいただけるものにつきましては、今後また検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 建設地を選考するときに、策定委員会のほうからこんな意見が出されておりました。鳥羽市、志摩市から伊勢病院の4分の1の患者がいることを考えると、伊勢志摩サブ保健医療圏の観点で検討していく必要があると、こういった策定委員会の意見も取り入れて建設地を決定したわけですから、鳥羽市や志摩市に応分の負担をお願いしてもいいのではないかなというふうに思うんですが、伊勢市民だけで負担しなければいけないのかという市民感情もあると思うんですが、いかがですか。 ○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(山本辰美君) 今後、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、また御協力いただけるところにつきましては、近隣市町ともまた御協議申し上げたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 市長は、この件で他の市町の首長さんと話されたことはないですか。鳥羽市長なんか乗ってきそうな気もするんですが。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) こういったお話を随分以前に少し打診はしたことはありますけれども、自治体間の一部事務組合の形にできないかという検討も庁内で少ししておった時期もあったんですけれども、現状なかなか非常に困難であろうというふうに考えまして、それであれば応分の負担を、例えば、患者さんの数から応分に御負担いただくことはできないかということも含めて、自治体間の例えば寄附ができないかだとか、そういったことも検討して、再度必要なときにお話に行きたいなというふうに考えております。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 近隣市町の応分の負担については、また検討していただきたいと思いますけれども、赤字体質からの脱却、経営の建て直しにつきまして、ちょっとお聞きしますけれども、先ほどの御答弁の内容では、赤字体質から脱却、経営の建て直しはとてもできないと私は思います。  現に、平成24年度も不良債務の解消に、この3月議会での補正も含めて5億2,000万円も一般財源から追加の繰り入れをしておりまして、総額10億6,800万円の繰り入れをしております。また、25年度も1億8,500万追加しての7億3,500万の繰り入れということになっております。黒字化どころか、赤字に歯どめがかからない状態でないですか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。
    ◎病院事務部長(佐々木昭人君) 確かに、申しわけありませんが、特にここ二、三年については、いわゆるたくさんの繰り入れ、病院から考えますと繰り入れを頂戴しておって、大変心苦しい状況であるというふうに考えております。  そんな中で、やはり経営を改善させるためには、経費の削減はもちろんですけれども、地域に期待をされておる必要な医療機能を発揮して、患者をふやして収益を上げる、これに尽きるんだというふうに思っております。  そのために、さまざまな取り組みを進めておりますし、実際に新病院の前に、この9月から回復期リハビリテーション病棟を設置いたします、30床でございますが。これらは、新たな患者の獲得、収益の増ということになりますので、これらの取り組みをしっかり進めて、あわせて医師確保は当然のことでございますが進めながら、医業収益を上げながら赤字を減らしていく、このようなことで、26年度以降につきましては、開院の際にはまたたくさんの費用がございますので、申しわけないのですが御負担を、御無理をお願いするような計画になっておりますが、26年から開院までの間は、この間、お示しをさせていただいた基準内繰り入れの中で、いわゆる不良債務の部分においてはその中で確保ができる、このようなことで計画を進めております。もちろん、この計画を上回るよう全力を尽くしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) 経営改善は、医師の確保と医業収益の改善が先決なんですけれども、その前に職員の意識改革が必要だと思うんですけれども、先ほども触れられましたけれども、建物が新しくなっただけで意識が変わるとは思えないんですが、どうやって職員の意識改革をやっていかれるのでしょうか。 ○議長(杉村定男君) 病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(藤本昌雄君) 今、赤字体質というふうに言われましたけれども、赤字体質の主な一つは、病院そのものの理念あるいは目的、そういったものが職員に周知されているかどうかだと思うんです。これが何もなければ、職員は何をしていいかわからないし、目標も定まらないということで、就任に当たって、職員に対してプラスアルファということをやりました。その一つは生活習慣病対策ということで、全部病院が一体となってやっていくということで目標意識を持っていく、その中で、職員は自分たちが何をしたらいいかということを考えてやっていくということです。  それで、もう一つは、いろんな組織づくりというか、そういうふうなところでいろんな企業の組織形態、そういうふうなところの講習会をしながら職員の経営意識を、あるいは病院運営意識を高めていこうというふうに今実際に動き初めたところです。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) ありがとうございます。  平成21年に坂出の市立病院の視察へ行ってきたんですが、そこのカリスマ院長、有名な方でした。ちょっと時代背景も今と違っていましたけれどもね。NHKテレビでも紹介されておりました。この院長の奮闘によって、見事にだめ病院が再生されたわけなんですが、全職員がコスト意識を持つように意識改革させたということなんですが、職員一人一人が市民病院としての役割とは何かを考え、またコスト意識を持たせるように院長のリーダーシップを期待しておりますので、よろしくお願いします。  次に、あり方検討委員会の提言なんですが、これは提言書に基づけば、本来なら建てかえの前に財政再建が先であるんですけれども、伊勢病院を残すと決めた以上は、耐震性に問題がありますから、建てかえが待ったなしの、しかも耐震補強が難しいわけですから、建てかえが待ったなしの状態であることから、建設計画と経営改善が同時進行になったかというふうに思うんですが、それならば、この財政収支計画はどうして赤字なんですか。減価償却があるとはいえ、収益的収支が赤字というのはおかしいんじゃないですか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(佐々木昭人君) 今回、私ども、この収支計画をつくるに当たりましては、今の現状の中から一歩ずつ改善をしていく方法をとらせていただいております。新病院建設までに、新病院で必要な機能の最低限の医師であるとか機能、こういったものを確保していこうということで、この計画をつくらせていただいております。その中で、残念ながら収支の部分については赤というのは事実でございますが、なるべくこの赤を解消してゼロを目指す、このようことで今後頑張ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) わかりました。  総務省の公立病院の改革ガイドラインに沿って作成した改革プランを実施した病院が全国で886あるんですが、そのうちの53%、これは平成24年3月現在ですが、53%が経常収支が黒字化しております。また、そのうち76%がこの改革プランの目標値を達成しております。県下でも、四日市病院とか松阪市民病院、玉城病院が黒字ですよね。医師不足は、伊勢病院だけではないはずなんですが、他の病院が黒字化しているのに、どうして伊勢病院はできないんですか。 ○議長(杉村定男君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長(佐々木昭人君) 繰り返しになり、また反省になるかもしれませんが、さまざまな要因はあったとしても、今までの伊勢病院の経営改善への努力が十分であったかというと、十分でなかった部分もあるということで、真摯に反省をいたしております。現在、新しい事業管理者になってから、そのための取り組みをさまざまな形で進めておるところでございますので、この取り組みをしっかりやっていきながら赤字を脱却していきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) ありがとうございました。いろいろ水を差すようなことも申し上げましたけれども、現在の病院の借金もまだ残っている中で、また新たに巨額の借金をして、市民にしわ寄せが行くことのないように、しっかりした計画を立てていただきたいと思います。ここの新病院建設基本計画(案)の概要版にも載っておりますように、愛情と誇りを持てる病院を目指して、人間性豊かな市民病院をつくっていただきたいと思います。  以上で、病院関係の質問を終わりまして、次に、要介護度改善ケアに対する奨励金について、少し再質問させていただきます。  実は、私の母も介護施設に2年余りお世話になっておりまして、当初、入所したときは要介護度4だったんですが、1年後には3になりました。すごくよくしていただきまして、家族でもそこまでできないだろうと思うぐらいよくしていただきました。その結果、4が3になったものですから、私の負担は減ったんですが、介護施設の受け取る報酬が減るわけですよ。何かちょっと申しわけないような気はしたんですけどね。  厚労省の社会保障審議会介護給付費分科会等でも、要介護度改善に向けたインセンティブとして成功報酬制度を導入してはどうかという意見が出されておりましたけれども、まだこれは実現されておりませんけれども、ことしの4月から東京都の品川区で全国に先駆けてこの制度を取り入れます。要介護度が1段階改善されますと、1カ月に2万円の奨励金を支払うということですね。だから、2段階上がったら4万円ということなんです。  そしてまた、計画段階ですけれども、岡山市でもデイサービスの事業者が通所者の要介護度を改善させると、介護報酬を上乗せする仕組みを導入する計画を立てているというふうなことを聞いておりますけれども、これは一考の余地はあると思うんですけれども、市長の率直な感想を聞かせてください。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) 先ほど答弁させていただいたとおり、介護度が軽くなることに対する成功報酬は、非常に分かりやすく、いい制度だなという感じをしております。例えば、少し違いますけれども、国保の関係でも、例えば病院に1年間かからなかった方たちは表彰したりという制度も以前ありましたけれども、そういった考え方の転換もこれから必要になってくるんではないかというふうに思います。 ○議長(杉村定男君) 小山議員。 ◆18番(小山敏君) ありがとうございます。この制度をもし実現できましたら、介護保険の健全な運営にもつながるんではないかというふうに考えますので、前向きに取り組んでいただきたいと思います。  以上で質問は終わります。ありがとうございました。 --------------------------------------- △世古口新吾君 ○議長(杉村定男君) 次に、25番、世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) それでは、議長から発言許可をいただきましたので、通告に従いまして、大きくは2点ほど質問させていただきたいと思います。  昨年の12月16日、長年の懸案でありました南北幹線道路が開通し、伊勢市内全域と近隣の玉城、度会、南伊勢などとの道路アクセスとして大変重要視されております。昔からよく言われますが、幹線道路一本でまちの様子が一変をします。それほど地域に与える影響が大きいものであります。  そこで、道路行政について、市の姿勢を市民、地域を代表して何点か質問いたしたいと思います。  まず、1点目といたしまして、道路行政について質問をいたします。  内宮周辺から二見方面へ抜ける観光及び渋滞対策を考えた場合、新しい道路の計画は必要ではないかと考えますが、この点につきまして考え方をお聞きしたいと思います。  2点目といたしまして、現在事業中の八日市場高向線の進捗状況と今後の見通しについてお伺いしたいと思います。  3点目といたしまして、高向神田線の延伸計画と事業実施の時期について、どのように考えているのかお聞きしたいと思います。  4点目といたしまして、高向小俣線の今後の事業計画についてお伺いしたいと思います。  5点目といたしまして、伊勢日赤病院西側の市道桧尻川22-10号線と国道23号を結ぶ橋梁工事についてお伺いしたいと思います。  次に、伊勢市の農業政策についてお伺いしたいと思います。  伊勢平野は、豊かな川、水に恵まれ、米作、野菜、花卉栽培、ハウス園芸の産地でもあります。雨のときは雨水を保ち、夏には水面に美しい緑が、秋には青空に黄金の稲穂がそよぎ、その風景に心が落ちつきます。このように、食の面、自然環境の面、そして人々の生活への潤いという面でも、農業を大切にし、未来へつないでいく義務が我々にはあると考えます。  そうした中で、現場の農家の方々からは、耕作放棄地がどんどんふえていく、後継者がいない、農業が終わってしまうという悲痛な声も上がっております。地域を未来につなぐためには、必要な基盤整備を進め、規模の拡大、収益力の向上を図ることが大切ではないかと思います。そして、新規就農者を含めた農業の担い手育成を進め、生産性の高い農業を展開し、持続させることが重要だと考えます。  そこで、市の農業政策についてお尋ねをいたします。  まず1点目といたしまして、地域農業の現状と将来を見据えた所見をお伺いしたいと思います。  2点目といたしまして、農業の収益向上に向けた取り組み、支援について伺いたいと思います。  以上でここからの質問を終わりますが、答弁いかんによりましては再質問させていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、世古口議員の御質問にお答えをいたします。  まず、内宮周辺から二見方面へ抜ける観光や渋滞対策を考えた新しい道路計画についての御質問にお答えをいたします。  御指摘いただいたとおり、内宮の参拝をしていただいた観光客の皆様が引き続き二見方面へ来ていただくことは、観光の政策としても必要と考えております。現在、内宮方面から二見方面へのルートは、国道23号を経由し、伊勢二見鳥羽ライン、または国道42号を経て二見へ抜けるルートがございますが、いずれも国道23号を通る必要があるため、この23号が渋滞の場合は影響があろうかというふうに思っております。  現在、内宮周辺の渋滞対策として、宇治浦田町交差点に車が集中することから、交通分散を図るため、陸上競技場から御側橋を経由し、県道館町通線から中村町と楠部町にまたがる近鉄高架南側を通る市道中村楠部17-1号線より国道23号へ接続するバイパスルートの計画をしております。  これまで、整備に向けて三重県と随時協議を行っており、また伊勢商工会議所様からも県知事に対し強く整備の要望もしていただいております。現在、平成33年の三重国体も視野に入れ、御側橋の改良を含めた県道館町通線の整備を検討していただいているところでございます。また、市におきましても、市道中村楠部17-1号線の整備を進めていく予定でございます。  今後、事業実施に向けて、さらに地元関係者の方々や三重県と協議を行い、進めていきたいと考えております。  御質問の、二見方面へ抜ける新しい道路については、現在、新設の計画はございませんが、既設の既にある道路を利用したルートとして県道館町通線から鳥羽松阪線を経て、伊勢二見鳥羽ライン及び朝熊から二見町三津を結ぶ市道朝熊二見線を通るルートがございます。  課題としましては、楠部町地内において、館町通線及び鳥羽松阪線の幅員に狭小部分、狭い部分がございます。現在、鳥羽松阪線については、今年度に五十鈴橋が完成をし、狭小部、狭い部分につきましても、今後、車道8メートル、片側の歩道3メートルの総幅員11メートルの道路整備が計画をされており、先般、地元説明会も実施をされております。  また、県道館町通線の狭小部については、四郷地区振興会からも拡幅の要望が県へ出されており、市からも県へ道路整備の要望をしておりまして、今後も引き続き要望していきたいと考えております。  次に、八日市場高向線の事業進捗状況ですが、八日市場高向線は平成17年度に事業着手し、平成22年度から社会資本整備総合交付金事業にて道路整備を行っているところでございます。  丸二ホテル前の交差点から南側の第1工区、延長160メートルについては、地元の皆様の御理解と御協力をいただき、おおむね順調に進んでおります。しかし、一部未買収のところがございまして、引き続き用地の御理解をいただき、工事を進め、平成25年度末の供用開始に向けて取り組んでおります。  また、丸二ホテルから北側の第2工区、延長238メートルにつきましても、伊勢市と土地開発公社を合わせると筆数で7割以上の用地の御協力をいただいております。第1工区同様、引き続き用地の確保に努め、平成27年度完成に向けて進めていきたいと考えております。  次に、ミタス伊勢の南側を通る旧日赤神田線、現在の高向神田線の延伸計画と事業実施計画についてお答えをします。  高向神田線の東西への延伸については、広域的な道路網の整備を行う上で大変重要であると認識をしています。また、これまで伊勢赤十字病院周辺の渋滞対策を進める上でも、将来的に取り組んでいく必要があると申してまいりました。  事業実施の計画ですが、まず西側については、先ほど御説明申し上げました現在事業中の八日市場高向線の進捗状況を見ながら、県道伊勢松阪線、さらに昨年12月に供用開始をした伊勢南北幹線道路と接続できるよう引き続き事業化を検討してまいりたいと考えております。また、東側につきましても、将来的には二見街道入口交差点と国道23号を結ぶ都市計画道路前田小木線と連絡をし、広域的な道路網の整備を図っていく必要があると考えております。  次に、高向小俣線の事業計画についてお答えします。  都市計画道路高向小俣線は、御薗町高向の伊勢南北幹線を起点として小俣町の相合橋を結ぶ幹線道路で、全体延長が2,870メートル、標準幅員が16メートルとなります。高向小俣線の都市計画は三重県の決定であることから、現在県で都市計画決定の手続を進めており、3月26日に予定されている三重県都市計画審議会において審議をお願いしているところでございます。この手続が完了しましたら、県が都市計画決定を行い、市が事業計画の作成をすることとなります。  全体延長2,870メートルのうち東側の約1,500メートルが未整備であり、そのうち宮川横断部が約520メートルとなります。宮川橋の老朽化が著しいことから、その代替機能として、現在の宮川橋の下流に新たに橋梁を整備することで、交通の円滑化と道路環境の改善を図ることが期待をされます。事業の実施には、国土交通省との詳細な河川協議やJRとの協議など関係機関との調整が必要であることから、今後、調査設計を進めていきます。  なお、平成25年度には高向小俣線調査事業として、橋梁部についての詳細な河川協議を進めるため調査費を計上させていただいているところであり、事業計画の作成に向けて進めてまいりたいと考えております。  次に、厚生中学校東門から桧尻川を結ぶ市道桧尻川22-10号線と国道23号を結ぶ橋梁工事につきましてお答えをいたします。  伊勢赤十字病院周辺の道路では、道路交通に加え、伊勢赤十字病院と商業施設などの集客施設への交通によって、渋滞が頻繁に発生するなど、交通環境が悪化をしております。市では、このような状況を改善するため、平成24年1月の伊勢赤十字病院の開院に対応できるよう、市道桧木尻川22-10号線の整備に着手をし、平成23年10月27日に道路の車道部分を完成させ、残る歩道部については平成24年9月5日に完成いたしました。  また、県事業の1級河川桧尻川の改修にあわせて、八間道路から伊勢赤十字病院までの区間において、幅員3メートルの管理道路に伊勢市が2メートルを加える形で全幅5メートルの道路整備に取り組んでおります。  さらに、国道23号の長屋1交差点から市道藤社御薗線を経由して伊勢赤十字病院周辺への交通の利便性の悪さ、それによる周辺道路の混雑、また緊急車両の確保などの対策として、議員仰せのとおり桧尻川に橋梁の計画がございます。  桧尻川への橋梁の新設については、早急な整備が望まれる一方で、交通量の増加により、地域周辺の交通混雑や歩行者の安全性への懸念など、地域からの御心配の声もいただいております。また、伊勢赤十字病院周辺では、病院の開院や高向神田線西ルートの供用開始など、橋梁新設の計画時より環境に大きな変化のあることから、現在、伊勢赤十字病院の開院前後の交通量変化など、交通状況を把握した上で、周辺道路の交通円滑化対策の検討業務を委託しているところでございます。  今後は、現在の周辺道路の交通の流れを検証し、課題を整理した上で、橋梁の新設も含め、円滑化対策を進めていきたいと考えております。  いずれにいたしましても、橋梁の新設については、関係する地域の皆様と十分なプロセスを経て取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、伊勢市の農業政策につきましてお答えをいたします。  市の農業の現状につきましては、農業経営の規模が平均79アールと比較的規模の小さい稲作を中心とした農家が占めております。  これまでは農地の保有傾向が強く、兼業農家から、規模を拡大したいという農地の集積は進展を見ないまま推移をしてまいりましたけれども、農機具の更新時、高齢化による世代交代等を機に、急速に農地の集積化が進む可能性が高まってまいりました。  一方、地区によっては、農家の高齢化及び減少に伴って後継者に継承されない、または担い手に集積されない農地が一部遊休農地化し、近年増加傾向にあることから、これを放置すれば、担い手の規模拡大がおくれるばかりではなく、周辺農地の耕作にも大きな支障を及ぼすおそれも懸念されております。  このような、地域の農業の現状及びその見通しのもとに、農業が職業として選択をされ、魅力とやりがいのあるものとなるよう、生産性の向上、効率化につながる担い手への農地の集積、集落による営農の組織化、新規就農者の育成支援を進めていくとともに、農地・水・環境保全事業による農業用排水路の泥上げや草刈り、遊休農地への景観作物の植えつけなど、農村環境の向上につながる地域住民の共同活動に対しても支援をしています。  次に、農業者の収益向上に向けた取り組み支援ですが、認定農業者を初め、地域の中心的な農業者の方については、国、県など関係機関と連携をし、効率的に農産物の安定供給ができるよう、伊勢の気候風土に見合った作物の導入促進を図るなど、経営のさらなる向上を目指しております。また、経営規模の小さい農業者の方につきましては、直売所等で新鮮な農作物を販売することにより販路を確保いたしております。  基盤整備については、生産性向上と経営の安定化を目的に、農道、農業用排水路等の農業用施設の整備を進めています。今回の予算でもお願いをいたしておりますけれども、生産、加工、販売まで行って農林水産物の付加価値を高めるいわゆる6次産業化についても、その定着化を図るための周知、啓発を行っていきたいと考えております。  いずれにいたしましても、少しでも農家の皆様の農業経営の安定につながる取り組みを推進してまいりたいと考えております。  以上、世古口議員の御質問にお答えをいたしました。御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 今、市長のほうから一定の答弁をいただいたわけでございますが、国道23号を通らずに、二見ルートへの新しい道は考えておらないということでございますが、今後、早晩、第二伊勢道路の開通もございますし、そういったことになってきますと、非常に新しい道を考えていかなければ、二見、内宮の距離は延びんのではないか。国道23号とか二見鳥羽ライン等を通りますと、どうしてもジャスコの周りで渋滞に巻き込まれる、こういったことについて危惧するわけでございますが、その辺についてどのように市は考えておるのか、御答弁願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 先ほど市長から答弁もありましたように、新しい道路計画は今のところございませんが、県道鳥羽松阪線の拡幅計画がございます。それから、道路には、鳥羽松阪線も鳥羽のほうに通じておりますので、これも一つのルートになると思います。ですので、既存のルートを拡幅して使用するというような今計画で考えております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 既存のルートの改修ということで今答弁があったわけでございますが、伊勢二見鳥羽ライン及び朝熊から二見町の三津ですか、これを結ぶ市道朝熊二見ルートにつきましては早急な改修がやっぱり必要ではないか、このように思いますが、その点について、どうですか。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 市道朝熊二見線につきましては、御存じのように、市が管理します朝熊山麓公園の中を通る道路でございます。これにつきましては、ほぼ2車線で整備をされておりますけれども、一部、局部的に狭いところがございますので、そういった箇所の改良は局部的には必要になってくるものだと思います。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 今後も関係機関と早急に連携して整備ができるように努力していただきたいなと、このように思います。  それから、2点目の八日市場高向線につきましてお伺いしたいと思います。  市長の答弁の中で、第2工区のほうはおくれておるというようなことで答弁があったわけでございますが、やはりこの問題について、私、よくあの道通りますんで見てみますと、最近、工事の進捗状況が見られない、やはりこれについては用地の問題があるんかな、このように自分で判断、通るたびにするわけでございますが、この辺について、やっぱり精力的に地権者と話をしてもらわなければいけないのではないかな。  いろいろ難しい問題もあると思いますが、市としてどのような対応をされておるのか、経過を聞かせてください。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 1工区のほうは、丸二ホテルの南側でございます。今、進捗が約90%の用地取得でございます。御指摘のように、一部まだ御協力のいただけないところがございます。担当を含めまして今鋭意努力しておりますので、25年の完成に向けて進めておりますので、よろしくお願いします。
    ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) やっぱり早く処理をしないと、答弁でございましたように他線との関係も出てくると思いますんで、しっかりやっていただきたいと思います。また、協力いただいた方々に対しまして、非常に気持ちもつらいと思いますんで、その辺につきましても、十分、粘り強い交渉をする中で対応していただきたい、このように思います。  続きまして、3点目の高向神田線の延伸ということで問題提起をし、過日の産業建設委員会でも若干の説明は受けておるわけでございますが、これらにつきましては日赤周辺の渋滞対策だけでなくして、伊勢市の生活に密着した東西線として大変重要な道路だと認識をしております。南北線と接続するまでの工事の方法とか、今後の計画について、再度詳細にお示しいただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 旧日赤神田線、今、新しい日赤病院の前の南側の道ですけれども、これが大世古の浅間神社のところまで平成23年に完成しまして、今交通量も多くなっております。  ですので、先ほど御指摘ありました八日市場高向線、丸二ホテルの前のところ、ここをまず完成する必要があるので、これを早く整備するよう今進めておりまして、引き続き、今御指摘の、それを延伸する形で、今回完成しました南北幹線、これに通ずる高向神田線も引き続き、八日市場高向線の進捗を見ながら、今後整備を進めていかなければならないというふうに考えております。  以上です。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) だからして、八日市場高向線を早急に対応していただきたいなということでお話をさせてもらっておるわけでございまして、延伸につきましても、西への延伸については、将来的な面で高向小俣線との関係とか、そういったことについて延伸を南北幹線道まで延ばされるということで聞いておりますが、これにつきましても非常に民家が密集しておるようなところでございますんで、そしてまた近鉄の線もございますんで、聞くところによりますと、近鉄線については今度は高架で渡っていくとか、そういったことも耳にするわけでございますが、その辺について、お話聞かせていただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 御指摘のとおり、高向神田線は非常に建物が密集したところを通っていきます。また、用地買収には非常に御協力いただかなければいけないと思います。  それと、近鉄との協議の中で、やはりここは平面交差は無理となりまして、高架橋、立体交差になるということになりましたので、またその立体交差をしていかなあかんということで、非常に大がかりな工事になるというふうに予想をされます。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) そうしますと、計画は現在ありますが、開通と申しますか、工事完了までには明確なめどは持っておらない。やっぱり地権者との関係とか、そういったこともございますんで、はっきりしたことは言えないと思いますが、何年ぐらいをめどにして延伸工事を終わっていくんかな、この辺につきましてもお聞きしておきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) まず、今のところ、八日市場高向線、これは丸二ホテルの前ですが、これに鋭意努力してまいりますので、その後の計画になりますので、まだ今のところは何年ということはお示しできませんけれども、引き続き努力してまいります。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) それでは、次に移ります。  高向小俣線につきまして、お聞きさせていただきたいと思います。  この関係につきましては、県の関係がございまして、やはり県の計画決定がされた後で伊勢市がその事業を手がけるということでございますが、この件につきましては、東西線としてつながりますと大変便利になりますし、合併して8年がたつわけでございますが、合併後の一体感も醸成できるんではないかな、このように思います。この関係につきましては、早く努力をしていただきたいな、このように思います。  事業認可申請についてはいつごろになるんか、参考までにお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) この高向小俣線につきましても、宮川橋が老朽化しておるということで、早急に新しい橋の計画をせないかんということで、今国交省と協議をしておる最中でございまして、橋の位置につきましては、2年間、国交省と協議をしておったんですけれども、昨年12月にやっと決定してまいりまして、今から河川の本格的な協議に入るわけです。  ですので、協議期間等が済まないと事業認可はまだとれませんので、やはり河川協議のまず推移を見ながら今後のスケジュールは考えていく必要があると思いますので、まず河川協議を早急にしていくということでございます。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) やはり橋が大きな問題ということで、橋を中心に今後事業計画を進めていくということでございますんで、市民は一日も早い高向小俣線の完成を待っておりますんで、しっかりやっていただきたいな、このように思います。  続きまして、5点目の関係につきまして、再度質問させていただきたいと思います。  市長のほうから答弁があって、現在までの関係につきましていろいろ話を聞いたわけでございますが、やっぱり周辺の交通環境の悪化については、市は十分把握しておるにもかかわらず、依然として工事にかかれないのはどこにネックがあるんかなといろいろ考えるわけでございますし、また市民も各自治会等からかなり要望書も出ておるということで聞いております。  これが進まないのはどうしたことかなということで、やはり地元との話し合いで難航しておるのか、あるいはまた桧尻川の関係で、県の関係において難航しておるのか、伊勢市の中で何か財政的な面も含めて問題点があるんか、その辺につきまして、この3点につきまして詳しく経過を説明していただきたいな、このように思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) まず、課題ですけれども、この新しい橋梁につきましては、県が今やっております八間道路の桧尻橋から新しい日赤にかけての桧尻川の河川改修をやられておりまして、その河川事業と橋梁の計画とをあわせる必要がございますので、今事業調整を必要ということが1つです。  それと同じく、これは県の河川ですので河川協議も必要でございます。そういう協議が1つあるということです。  それと、もう一点は、東日本大震災の後、平成24年3月に橋梁の道路橋示方書というものが変わりました。これは、橋をつくる基準なんですけれども、ですので、この新しい橋につきましても再度新しい基準で設計を見直す必要があります。  それから、最後には、やはり地元の皆様の交通環境の変化が一番心配をかけるところでございますので、今後、課題を整理しまして、一番いい方法を検討して十分御理解をいただいて進めていこうと思っております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 今、次長のほうからるる説明をいただいたわけでございますが、やはり桧尻川の関係につきましては、県との河川改修の関係があるという答弁があったわけでございますが、特に県はどのように考えておるかわかりませんが、橋のところだけ県のほうで早くそこだけやってもらうとか、そういったことについては、お話はこちらに合わせてもらうというか、伊勢市の事情に合わせてもらうというようなことは考えていませんのか。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 実は、日赤病院の裏のほうは、もう用地買収は完了しておるんですけれども、それで市からもこの部分だけでも先に河川改修をしてくれという、こういう要望はしております。しかしながら、県のほうも河川の原則がありまして、下流から整備せないかんということがございますので、今のところ、なかなか整備していただけないというような状況でございます。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) この関係につきましては、市長の政治的手腕で頑張っていただきたいな、このように思います。  それから、伊勢市の中での何か財政的な問題とか、問題点はないわけですか。やっぱり県の河川改修がネックになってくるわけですか。その辺は、そしてまた地元の関係、地元でも余り皆さんと話し合いがされておらないようなうわさも、一部の方でとまっておるというようなうわさも聞くわけでございますが、その辺について単なるうわさなんか、分かっておる範囲でお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 地元の皆さんには、いろいろな御意見がございます。その中で、一昨年、日赤病院の開設の地元説明会がございました。この時は、本当に会場に入り切れんぐらいの人がお見えになりまして、市も道路整備がございましたので出席させていただいたんですけれども、やはりほとんどの方が北側、国道23号から入るルートが欲しいという御意見が多数ありました。  しかしながら、橋がかかると通行量が多くなるので、安全対策を考えてほしいというような御意見もありましたし、緊急車両が住宅の中を走るのでどうかなというような、そんないろんな御意見もございました。ですので、地域別にいろんな御意見があると思います。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 私、心配しておるのは、今の22-10号線については、日赤が土地の提供をしてくれまして、そこへ伊勢市が道路をつけたような認識で--間違うてたらごめんなさい、そういう認識でおるわけです。  したがいまして、そこからやっぱり地域医療の中心として日赤が頑張ってもうとる中で、やはり道路、橋を架けることによって助かる命がかなりあるんではないかな、国道23号を上ってきたり、下り線走ってきて、うまいもん広場のところの信号でその道へ入って日赤の裏へ直通ですわな。今、八間道路を通っても、藤社御薗線を通っても、日によっては渋滞して、今またきょうらも工事しておるもので、なかなか車がストップして動かないような状態です。  やっぱりそこらも十分頭へ置いていただきまして、私あの地域に住んでいますんで、じっとあの道を通ったりいろいろするわけですわ。そんな関係で、随分と、いつも早くかかったらええのになということで思っておるわけです。やっぱり、計画倒れになるのではないかな、このように思っております。この辺については、再度お答え願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 橋を含めた道路整備につきましては、24年度で日赤病院の周辺の道路の交通円滑化の検討業務委託というのも今実は出しております。その中で、ミタス伊勢や病院の立地に伴いまして、立地の前と現在の交通量の推移を見ております。それをもとに道路環境の問題点や課題を整理しまして、改善策を今検討しておるところで、この対策案ができましたら早急に取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 先ほど答弁の中で次長からお話ございましたが、新日赤病院の開設に当たりまして説明会が開催され、会場に入り切れないぐらいの来場者があったということを聞いております。その中でも、桧尻川へ橋をかけることについては、早く事業化をしてほしいとの意見も多数あったと聞いております。地域の住民からは、そのような要望も多数あるのではないか、このように思いますが、実情は、担当課のほうへ対しまして、どういうような実態になっているか、お示し願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 都市整備部次長。 ◎都市整備部次長(高谷幸良君) 今でも地元の方々から御要望もございます。特に地域によりますと、早く橋を設置してくれというような御要望も直接自治会長さんから聞いております。しかしながら、1つ橋ができますと、やはり交通量等も勘案して整備する必要がございますので、関係者の皆様と調整して進めたいと思っております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) くどくなるといけませんので、もう一点だけ質問と申しますか、いろいろな声を伝えまして終わっておきたいと思いますが、やはり地域医療の中心的存在の日赤へのアクセス道路として橋梁は第一と考えられるわけです。市長の政治的判断を市民も私も期待しております。その辺、市長、頑張っていただきたいと思います。そして、市民は大変注目をしておりますので、一日も早い日赤周辺の交通環境の改善を解決してほしい、このように思います。  市長、最後にこの問題についての決意をお願いしたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 市長。 ◎市長(鈴木健一君) 日赤周辺の交通渋滞につきましては、本当に市民の方にも御迷惑をおかけしております。県道、市道とありますけれども、そういったことについて、一つ一つ課題解決に向けて取り組んでまいりたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 道路行政の関係につきましては、これで終わらせていただきます。  続きまして、伊勢市の農業政策について、先ほど市長のほうから将来展望とか、あるいはまた収益向上に向けた取り組み支援について御答弁があったわけでございますが、この関係につきましても気になっておる部分がございますんで、二、三点再質問させていただきたいと思います。  担い手不足や農業従事者の高齢化は大変進んでおります。今後十数年で農業構造に大きな変化が起き、全体の方向として地域の担い手農家や農地の集積がより進んでくるのではなかろうかと思います。現在、農地の集積問題については、なかなか難しい点もあるということを耳にしております。しかし、国も県を仲介させまして、県のほうでこういった遊休地といいますか、耕作していない土地を把握する中で、集積化に向けて県に指示をしながら、国も農地法の改正も考えておるというようなことを今耳にします。  やっぱり市といたしましても、国、県、市、そしてまたJAとも連携した対策が必要ではないかな、このように思いますので、耕作放棄地についての市としての考え方について、再度お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(三浦徹君) 耕作放棄地につきましては、1つは担い手への利用集積を図ること。これは、遊休農地を食いとめるということで大切かと考えております。2つには、新規就農者の育成、財政支援、地域の農業環境の整備、こういったことをやっていただく組織への財政支援を行うことで、耕作放棄地が広がることを抑えることができると考えております。  以上です。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) やはり耕作放棄地を少なくすることによって、そしてまた集積することによって農業にも活気が出てくるのではなかろうかな、このように思います。  そうした中で、担い手対策として集落営農の育成について実質的な取り組みはどのようにされておるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(三浦徹君) 現在、集落営農の組織づくりを考えてみえる集落のほうにお邪魔をしまして、先ほど議員がお話しいただきました関係の部署等と連携して、その場所で、その地域で話し合いをさせていただいております。ほかに、現在既に活動を行っている営農団体の情報の提供等を行いまして、集落営農の組織の促進についてのお図りをさせていただいております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 今後も、しっかりこの問題についても取り組んでいただきたいな、このように思います。  それでは、収益向上の取り組み支援ということで、最後の問題へ入らせていただきます。  収益がないからして農業に従事しない、担い手として育たない、やはり収入があればほっておいても農業は盛んになってくるのではなかろうか、私、このように常々思っておるわけでございますが、収益を上げるためには農産物のブランド化の推進も農業の活性化の一つとしてあるんではないかな、JAとの連携をする中で、ブランド化についていろいろ進めてもらっておると思いますが、新たな考えとか、そういったものがありましたら御報告願いたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(三浦徹君) 市内で生産をされました農産物の販路拡大や安定供給を図るために、やはり市内農産物のブランド化というのは大切なものと捉えております。その辺は、これからの農業収益を高めるためのものとして、まだ具体的なものはできておりませんが、進めていきたいと考えております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) そして、農業の収益を上げるためにブランド化の問題もありますし、また先ほど市長のほうから答弁いただいた6次産業化、この問題も今後の大きな課題ではなかろうかな、このように思います。  やはり生鮮野菜あるいはまた、つくってすぐにそれを売るんじゃなくして、やっぱり生産から販売までということで、加工とかいろいろなことも含めてやっていくことによって、非常にいろいろな書物を見ますと、収益が10倍ぐらいになるというような、やり方によっては、ということも十分言われております。やはり、この辺につきましては、思っておってもなかなかできないと申しますか、これについては所得を高めるために農業経営の安定を図っていくことが重要でありますし、ソフト面での情報提供や財政支援について、市として現在どう実施されておるのか、その点につきましても御答弁いただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(三浦徹君) 6次化につきましては、地域の農林水産物を活用するということで、大変重要な役割かと思っています。今、市長答弁にもありました生産、加工、販売まで行って、農林水産物の付加価値を高めるという、こういった6次産業化については、今年度予算にも計上させていただきましたが、周知や啓発活動をやっていきたいと考えております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) やはり、6次産業化することにつきましては、いろいろ課題があると思うわけです。推進するために、農業経営やマーケティング等に詳しい民間の専門家を、あるいはまた普及指導員として任用してでも農業者の収益向上に結びつくような6次産業化の取り組みを強化する必要があるのではないかな、このように私は思っております。  今後、農業者の加工品開発に向けた機運をどのように高めて、どのような支援策を行っていくのか、考えておることがありましたら御答弁いただきたいと思います。 ○議長(杉村定男君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(三浦徹君) まず、市のほうで指定管理に出しておる施設でございますが、横輪の風輪、それから二見の蘇民、それから新道の産直市、それから小俣のサンファームおばた等、それらの施設を中心に、関係の皆さん方と相談をしながら、協力しながら、新しい6次産業化に対応できるもの、商品の開発というものを検討していきたいと考えております。 ○議長(杉村定男君) 世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) いろいろ質問させていただきました。答弁ありがとうございました。これをもちまして、終わらせていただきます。 --------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(杉村定男君) お諮りいたします。  議事日程はまだ残っておりますが、本日はこの程度で散会し、明5日午前10時から継続会議を開くことに決定いたしまして御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。  そのように決定いたしました。  それでは、本日は散会いたします。  なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御承知をお願いいたします。  どうも御苦労さんでございました。
    △散会 午後4時37分  会議の顛末を録し、ここに署名する。   平成25年3月4日      伊勢市議会議長   杉村定男      伊勢市議会議員   山根隆司      伊勢市議会議員   長田 朗...