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  1. 四日市市議会 2019-11-01
    令和元年11月定例月議会〔附録〕


    取得元: 四日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-09
    検索結果へ戻る 検索をやり直す (このウィンドウを閉じます) 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年11月定例月議会〔附録〕 2019-12-25 文書・発言の移動 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 10 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 議会日程 選択 2 : 議会運営委員会決定事項 選択 3 : 議決事件一覧表 選択 4 : 請願の議決結果について 選択 5 : 一般質問通告一覧表 選択 6 : 議案質疑通告一覧表 選択 7 : 付託議案一覧表 選択 8 : 新総合計画調査特別委員会の調査報告について 選択 9 : 新総合計画調査特別委員会報告書 選択 10 : 常任委員会の所管事務調査報告について ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:            令和元年11月定例月議会日程    11月 26日 (火)   午前10時開議                   議案説明                   報告、質疑                   総合計画基本構想・基本計画特別委員会        27日 (水) ┐        28日 (木) │        29日 (金) ├ 休  会        30日 (土) │    12月  1日 (日) │         2日 (月) ┘         3日 (火)   午前10時開議                   一般質問         4日 (水)   午前10時開議                   一般質問         5日 (木)   午前10時開議                   一般質問         6日 (金)   午前10時開議                   一般質問
                      議案質疑、委員会付託                   追加議案説明、質疑、委員会付託         7日 (土) ┬ 休  会         8日 (日) ┘         9日 (月)   各常任委員会/予算分科会        10日 (火) ┐        11日 (水) ├ 休  会        12日 (木) ┘        13日 (金)   予算常任委員会全体会        14日 (土) ┐        15日 (日) ├ 休  会        16日 (月) ┘        17日 (火)   総合計画基本構想・基本計画特別委員会        18日 (水)   総合計画基本構想・基本計画特別委員会        19日 (木)   総合計画基本構想・基本計画特別委員会        20日 (金)   総合計画基本構想・基本計画特別委員会        21日 (土) ┐        22日 (日) ├ 休  会        23日 (月) │        24日 (火) ┘        25日 (水)   午後1時開議                   委員長報告、質疑、討論、採決 2:               議会運営委員会決定事項                                   (元.11.19) ◎11月定例月議会について  1 日  程  別紙のとおり  2 一般質問  (1)発言順序・発言時間    1) 市民eyes 1時間30分  2) 政友クラブ 4時間30分    3) 公 明 党  2時間30分  4) 無 会 派    5) 無会派(日本共産党)    6) 新風創志会 4時間    7) リベラル21  3時間  3 通告(受理)期限  (1)一般質問      11月26日(火) 午後3時まで               (通告内容が同一趣旨の場合は午後4時まで変更可)  (2)議案質疑      12月3日(火) 午後4時まで  (3)請  願      12月3日(火) 午後4時まで  (4)議員提案による     意見書発議案    12月3日(火) 午後4時まで  (5)反対討論      12月23日(月) 正午まで  (6)賛成討論・その他  12月24日(火) 正午まで 3:              議決事件一覧表  [報 告](2件) ┌───────────────────────────────────────────────────┐ │                   件          名                    │ ├───────────────────────────────────────────────────┤ │報告第12号 市長専決処分事項の報告について                              │ │報告第13号 議決事件に該当しない契約について                             │ └───────────────────────────────────────────────────┘  [市長提出議案](26件) ┌──────────────────────────────────────────────┬────┐ │                     議案名                      │議決結果│ ├──────────────────────────────────────────────┼────┤ │議案第54号 令和元年度四日市市一般会計補正予算(第6号)                  │原案可決│ │議案第55号 令和元年度四日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)            │原案可決│ │議案第56号 令和元年度四日市市食肉センター食肉市場特別会計補正予算(第1号)        │原案可決│ │議案第57号 令和元年度四日市市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)          │原案可決│ │議案第58号 令和元年度四日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)              │原案可決│ │議案第59号 令和元年度四日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)           │原案可決│ │議案第60号 令和元年度四日市市水道事業会計第1回補正予算                  │原案可決│ │議案第61号 令和元年度市立四日市病院事業会計第1回補正予算                 │原案可決│ │議案第62号 令和元年度四日市市下水道事業会計第2回補正予算                 │原案可決│ │議案第63号 四日市市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    │原案可決│ │議案第64号 四日市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部改正について        │原案可決│ │議案第65号 四日市市職員給与条例の一部改正について                     │原案可決│ │議案第66号 四日市市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について        │原案可決│ │議案第67号 四日市市自治会加入の促進と自治会活動推進のための条例の制定について       │原案可決│ │議案第68号 四日市市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について│原案可決│ │議案第69号 四日市市企業立地促進条例の一部改正について                   │原案可決│ │議案第70号 四日市市総合体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正について         │原案可決│ │議案第71号 四日市市総合計画基本構想及び基本計画の策定について               │修正可決│ │議案第72号 あらたに生じた土地の確認について                        │原案可決│ │議案第73号 町及び字の区域の変更について                          │原案可決│ │議案第74号 動産の取得について-中学校防犯カメラ-                     │原案可決│ │議案第75号 四日市市ふれあい牧場の指定管理者の指定について                 │原案可決│ │議案第76号 四日市市霞ケ浦第3野球場の指定管理者の指定について               │原案可決│ │議案第77号 四日市ドームの指定管理者の指定について                     │原案可決│ │議案第78号 市道路線の認定について                             │原案可決│ │議案第79号 工事請負契約の締結について-川島小学校法面整備工事-              │原案可決│ └──────────────────────────────────────────────┴────┘  [議員提出議案](2件) ┌──────────────────────────────────────────────┬────┐ │                     議案名                      │議決結果│ ├──────────────────────────────────────────────┼────┤ │発議第12号 四日市市議会特別委員会の設置について                      │原案可決│ │発議第13号 議員の派遣について                               │原案可決│ └──────────────────────────────────────────────┴────┘ 4: 請願の議決結果について ┌──┬────────────────┬─────────────────┬────┐ │  │   件        名   │   請願者の住所 ・ 氏名   │    │ │番号├…………………………………………┼……………………………………………┤議決結果│ │  │   紹  介  議  員   │    付 託 委 員 会    │    │ ├──┼────────────────┼─────────────────┼────┤ │  │ 1.12. 3 受理        │四日市市諏訪栄町5-8      │    │ │  │ライフステージに沿った歯科保健を│ローレルタワーシュロア四日市201  │    │ │  │市民に啓蒙するため、健康増進法に│ 四日市歯科医師連盟       │    │
    │  │基づく健康増進事業の一環として実│  会長 芝田 憲治       │    │ │  │施されてきた歯周病検診をより切れ│                 │採 択 │ │ 7 │目のない歯科検診とするため、対象│                 │    │ │  │年齢を20歳、30歳まで拡大するよう│                 │    │ │  │求めることについて       │                 │    │ │  ├…………………………………………┼……………………………………………┤    │ │  │ 早川 新平   日置 記平  │    教育民生常任委員会    │    │ └──┴────────────────┴─────────────────┴────┘ 5: 令和元年11月定例月議会   一般質問通告一覧表  発言順序 氏名         会派          発言時間 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一般質問  01    伊藤昌志       市民eyes      60分        1.31万人元気都市実現に向けて~子育て支援策~          「子育てするなら四日市」というところから、どのように子供達の命を守          り、子供達を育てていくのか、予防接種の案内方法などから市の考え方を          お聞かせ下さい。        2.31万人元気都市実現に向けて~スポーツ環境~          専門的活動から健康づくり目的までのスポーツ愛好者に対し、ハード対策、          ソフト対策は適切か、中央緑地公園を事例に市の考え方をお聞かせ下さい。  02    小林博次       市民eyes      30分        1.高齢者対策について          空き家を活用した高齢者対策を中心に、地域包括ケアシステムの現状と高          齢者の貧困対策や生涯現役時代の対策について。        2.防災対策について          災害発生時の避難場所の確保や、たびたび水害に見舞われる方々の救済に          ついて考える必要があります。さまざなことを想定した危機管理について          のお考えをお聞かせ下さい。  03    中村久雄       政友クラブ       30分        1.人にやさしい交通環境を!          ~信号機のない横断歩道は一時停止~  04    伊藤嗣也       政友クラブ       45分        1.ICTの活用に向けて外部人材との連携推進を        2.市有財産の確実な保全・活用と、段階的・効率的な地籍調査  05    荻須智之       政友クラブ       45分        1.無人の寺社の文化財をどう守る?        (1)歴史的文化財の焼失、盗難をどう防ぐのか?        (2)セキュリティの強化だけでは防ぎきれない        (3)お身代わり仏像について        2.自転車損害賠償保険への加入について当市の取り組みは?        (1)名古屋市における自転車の損害賠償保険等への加入の義務化に対し当市           は?        (2)ヘルメット着用推進についてその後は?        (3)改正道交法についてどう対応するのか?        3.朝明中学校、大矢知興譲小学校と周辺地域の諸問題について        (1)通学路安全対策の進捗状況は?        (2)仮称大矢知中学校建設予定地の治水対策はどうなるのか?        (3)地域との約束に対して責任を負うべき「市」とは何か?  06    森 康哲       政友クラブ       60分        1.交通安全施設について        2.羽津古新田のその後        3.危機管理室の政策について  07    笹井絹予       政友クラブ       45分        1.「働きやすいまち」~生涯学習のまちへ        (1)人手不足解消に向けて        (2)情報格差について        (3)生涯学習のまちへ  08    小川政人       政友クラブ       45分        1.令和元年6月議会の答弁を受けて        (1)十四川河川計画(水理工学)        (2)浸水シミュレーション(16号証・17号証)の誤り        (3)裁判所の判断誤り  09    森 智子       公明党         30分        1.幼児教育・保育の無償化における効果と課題について  10    山口智也       公明党         60分        1.児童発達支援センター「あけぼの学園」について          ~移転後半年 多額を投資し整備したあけぼの学園           ソフト面の充実は進んでいるのか?~        (1)「医療型児童発達支援」広報よっかいち11月上旬号記載について        (2)「居宅訪問型児童発達支援事業」について        (3)「保育所等訪問支援事業」について        (4)「職員研修所」的な役割強化、人事交流について        (5)第三者評価機能の強化について        2.夾竹桃(きょうちくとう)に関する周知等について        3.市立四日市病院内の椅子の配置について  11    樋口博己       公明党         60分        1.防災・減災・縮災を政策の主流に          ~市民の命と財産を守るために~        (1)地籍調査の推進        (2)大規模盛土造成調査と崖地防災対策工事助成        (3)内水氾濫対策          1)河川改修工事(浚渫)          2)住宅かさ上げ等工事助成制度        (4)マイ・タイムライン          1)家族防災手帳の活用とリニューアル        (5)災害時EV(電気自動車)電源活用協定  12    小田あけみ      無会派         30分
           1.虐待を受けた児童の保護と母親のケアについて  13    豊田祥司       無会派(日本共産党)  30分        1.「(仮称)四日市市工場立地法市準則条例(案)の骨子」について  14    太田紀子       無会派(日本共産党)  30分        1.「子育てするなら四日市」というならば・・・その2  15    豊田政典       新風創志会       60分        1.「団地再生」         公共資産の活用(Asset management)と「移動権」(Right to move)確保         の視点からのアプローチ ~ 笹川団地を事例に  16    井上 進       新風創志会       30分        1.下水道事業          「ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり」を考える  17    三木 隆       新風創志会       30分        1.三重とこわか国体・三重とこわか大会を盛り上げよう        (1)会場及び周辺のハード対策の進捗とスケジュールは。        (2)会場は、東部(テニス、軟式野球、自転車)、南部(中央緑地)、北部           (カヌー、ゴルフ、サッカー)と三カ所に大別される。会場への交通ア           クセス、特に公共交通の利用が明確になる対策は。        (3)集客が最大の盛り上がりの要因と考え、三重県代表が参加する日程等を           明確に広報し、集客、広報に努める。  18    谷口周司       新風創志会       60分        1.「低炭素社会」から「脱炭素社会」の実現に向けて        (1)「クールチョイス宣言」その効果は?        (2)電気自動車の活用        (3)「脱炭素社会」の実現に向けて        2.災害時の保育園開所について        (1)現在の考え方        (2)今後の対応        3.どうなったのか?自動運転のその後        (1)自動運転導入検討会議        (2)今後の方向性は?  19    平野貴之       新風創志会       60分        1.風を切って進め!みんなでさわやか自転車まちづくり        (1)計画は現状に合わせて見直しサイクル        (2)働き方が変わる!メリットいっぱい自転車通勤        (3)ココロもカラダもますます健康に        (4)安全対策も万全に        (5)自転車で届ける四日市の魅力        2.今がチャンス!世界に伝える四日市  20    後藤純子       リベラル21       60分        1.ごみ出し支援について        (1)高齢者、障がい者の見守りサービス        (2)外国人住民が快適な暮らしをするための環境づくり        2.一人親支援とこどもの養育について  21    森川 慎       リベラル21       40分        1.ロストジェネレーション世代(就職氷河期世代)を取り巻く諸課題につい          て  22    樋口龍馬       リベラル21       40分        1.伝統文化について          政治と宗教と民俗風習・伝統文化        2.市民協働について          B1グランプリから始める市民協働  23    竹野兼主       リベラル21       40分        1.教育するなら四日市(ICT教育推進)パート2        2.環境にやさしい、災害に強いまちづくりを目指して 6: 令和元年11月定例月議会   議案質疑通告一覧表  発言順序 氏名         会派          発言時間 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議案質疑  01    小川政人       政友クラブ       15分        1.議案第54号 令和元年度四日市市一般会計補正予算(第6号) 7:            付託議案一覧表(令和元年11月定例月議会) ○ 予算常任委員会  議案第54号 令和元年度四日市市一般会計補正予算(第6号)  議案第55号 令和元年度四日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議案第56号 令和元年度四日市市食肉センター食肉市場特別会計補正予算(第1号)  議案第57号 令和元年度四日市市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)  議案第58号 令和元年度四日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)  議案第59号 令和元年度四日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  議案第60号 令和元年度四日市市水道事業会計第1回補正予算  議案第61号 令和元年度市立四日市病院事業会計第1回補正予算  議案第62号 令和元年度四日市市下水道事業会計第2回補正予算 ○ 総務常任委員会  議案第63号 四日市市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について  議案第64号 四日市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部改正について  議案第65号 四日市市職員給与条例の一部改正について  議案第66号 四日市市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について  議案第72号 あらたに生じた土地の確認について ○ 教育民生常任委員会  議案第68号 四日市市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第74号 動産の取得について        -中学校防犯カメラ-  議案第79号 工事請負契約の締結について        -川島小学校法面整備工事-
    ○ 産業生活常任委員会  議案第67号 四日市市自治会加入の促進と自治会活動推進のための条例の制定について  議案第69号 四日市市企業立地促進条例の一部改正について  議案第73号 町及び字の区域の変更について  議案第75号 四日市市ふれあい牧場の指定管理者の指定について ○ 都市・環境常任委員会  議案第70号 四日市市総合体育館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第76号 四日市市霞ケ浦第3野球場の指定管理者の指定について  議案第77号 四日市ドームの指定管理者の指定について  議案第78号 市道路線の認定について ○ 総合計画基本構想・基本計画特別委員会  議案第71号 四日市市総合計画基本構想及び基本計画の策定について 8:         新総合計画調査特別委員会の調査報告について  当委員会に付託された事項について、四日市市議会会議規則(昭和42年四日市市議 会規則第1号)第105条の規定により、下記のとおり調査の経過及び結果を報告します。                   記 1.付託事項   新総合計画に関する調査研究 2.調査の経過   別紙報告書のとおり   令和元年11月26日                    新総合計画調査特別委員長  森 康哲 四日市市議会  議長 諸岡 覚 様 9:             新総合計画調査特別委員会報告書  当委員会に付託されました新総合計画に関する調査研究の経過と結果について報告をい たします。 1.はじめに  新総合計画については、現総合計画の1年前倒しをし、令和2年度当初から向こう10 年間を計画期間とする中で策定が進められております。当市議会では、議会としての視点 から計画策定に係る取り組みについて検証する必要性に鑑み、平成30年8月定例月議会に て新総合計画調査特別委員会が設置され、議員改選を控えた平成31年2月定例月議会最終 日までの期間において調査研究が行われました。  なお、同委員会の調査研究を通じて抽出された検討課題については議会から市長に対し 政策提言がなされ、また、改選後の令和元年5月開会議会においては、調査研究を継続す るため、新総合計画に関する調査研究を目的とする当委員会が設置されました。  これを受けて当委員会では、政策提言事項の検討状況等の確認を行う中で、まず各部局 における次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性の調査、続いて基本構想・基本計画 の骨子についての検討、さらには委員会からの意見を反映の上取りまとめられた四日市市 新総合計画素案に係るパブリックコメントにおける意見に対する市の考え方の確認、及び、 パブリックコメントを受けての同素案に対するさらなる検証を行いました。  また併せて、調査活動の中で多くの委員から、素案に掲げられた目標達成に係る具体的 方法及び財政的裏付け等について確認が必要であるとの意見が出されたことから、実施が 想定される主な事業の内容及び計画期間における財政の見通しについても調査を実施しま した。  当委員会における調査活動の経緯は以上であります。令和元年11月定例月議会において は、理事者から新総合計画の基本構想及び基本計画の策定に係る議案が提出されることと なりますが、議案審議における議論の充実、並びに、効率的な会議運営に資するべく、委 員会等から出された意見を受け最終素案(資料1四日市市総合計画素案/修正版)に反 映された事項及び主な意見を中心に報告いたします。 2.委員会日程及び調査事項  (1)令和元年5月16日(木)    ・正副委員長の互選  (2)令和元年6月4日(火)    ・次期総合計画の策定状況について  (3)令和元年6月27日(木)    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【スポーツ・国体推進部、危機管理室、消防本部、シティプロモーション部】  (4)令和元年7月2日(火)    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【商工農水部、都市整備部、こども未来部】  (5)令和元年7月10日(水)    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【市立四日市病院、健康福祉部、市民文化部】  (6)令和元年7月12日(金)    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【教育委員会、環境部】  (7)令和元年8月1日(木)    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【上下水道局、財政経営部】  (8)令和元年8月2日(金)    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【総務部、政策推進部】  (9)令和元年8月7日(水)    ・基本計画の施策体系について    ・次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について     【財政経営部】  (10)令和元年8月19日(月)    ・基本構想について    ・基本計画について     【政策1 子育て・教育】  (11)令和元年8月20日(火)    ・基本計画について     【政策3 産業・港湾、政策4 交通・にぎわい、政策5 環境・景観、      政策6 防災・消防】  (12)令和元年8月22日(木)    ・基本計画について
        【政策7 生活・居住、政策8 健康・福祉・医療、都市経営の土台・共通課題】  (13)令和元年8月27日(火)    ・基本計画について     【政策2 文化・スポーツ・観光】  (14)令和元年9月2日(月)    ・分野別基本計画の記載内容の整理について     【政策1 子育て・教育】    ・四日市市新総合計画2020~2029(素案)の追加・修正箇所について  (15)令和元年9月25日(水)    ・委員会の開催日程調整について  (16)令和元年9月26日(木)    ・委員会の開催日程調整について  (17)令和元年10月3日(木)    ・パブリックコメント手続の実施状況(中間報告)について    ・土地利用概念図について  (18)令和元年10月10日(木)    ・パブリックコメント手続の実施状況について    ・四日市市中期財政収支見通しについて    ・基本構想について    ・基本計画について     【重点的横断戦略プラン(子育てするなら四日市+)及び      分野別基本政策(政策1 子育て・教育、政策2 文化・スポーツ・観光)】    ・四日市市総合計画推進計画事業(予定事業)について     【重点的横断戦略プラン(子育てするなら四日市+)及び      分野別基本政策(政策1 子育て・教育、政策2 文化・スポーツ・観光)】  (19)令和元年10月11日(金)    ・基本計画について     【重点的横断戦略プラン(幸せ、わくわく!四日市生活、リージョンコア      YOKKAICHI2))及び分野別基本政策(政策5 環境・景観、政策6 防災・消      防、政策7 生活・居住、政策8 健康・福祉・医療)】    ・四日市市総合計画推進計画事業(予定事業)について     【重点的横断戦略プラン(幸せ、わくわく!四日市生活、リージョンコア      YOKKAICHI2))及び分野別基本政策(政策5 環境・景観、政策6 防災・消      防、政策7 生活・居住、政策8 健康・福祉・医療)】  (20)令和元年10月15日(火)    ・基本計画について     【重点的横断戦略プラン(リージョンコアYOKKAICHI1))及び      分野別基本政策(政策3 産業・港湾、政策4 交通・にぎわい、都市経営の      土台・共通課題)】    ・四日市市総合計画推進計画事業(予定事業)について     【重点的横断戦略プラン(リージョンコアYOKKAICHI1))及び      分野別基本政策(政策3 産業・港湾、政策4 交通・にぎわい)】  (21)令和元年10月18日(金)    ・基本計画について     【分野別基本政策(都市経営の土台・共通課題)】    ・四日市市総合計画推進計画事業(予定事業)について     【重点的横断戦略プラン(リージョンコアYOKKAICHI1))及び      分野別基本政策(都市経営の土台・共通課題)】  (22)令和元年10月28日(月)    ・四日市市新総合計画2020~2029(素案)追加・修正の検討について(追加分)    ・「四日市市総合計画(素案)」に対する意見の内容と意見に対する考え方(案)の     修正について    ・推進計画について  (23)令和元年11月8日(金)    ・四日市市新総合計画(素案)について    ・新総合計画調査特別委員会の報告について 3.次期総合計画策定に係る政策提言の検討状況等について  当委員会において次期総合計画策定に向けての調査研究を行うに当たり、理事者から、 改選前の平成31年3月に実施された議会から市長への政策提言に係る検討状況及び計画 の全体構成骨子案等について説明がありました。理事者からの説明内容は資料2のとおり でありますが、委員からは以下のような意見等が出されました。 (1)政策提言の検討状況及び全体構成骨子案等に対する主な意見  ・提言にある計画の実効性及び行政の継続性に関し、これまでの課題を整理の上、今後   どのように対応していくかといった視点が重要であり、その中で今後の政策の方向性を   定め、行政課題を多面的に捉えて対応していく必要があると考える。  ・計画の全体構想骨子案においては、各分野の政策が網羅的に上げられている印象であ   る。これまでは他都市と比較して不足している部分を補ってきた嫌いがあるが、今後   においては特徴あるまちづくりに向けた政策が必要であると考える。  ・市民から見て、計画に掲げられた事項の実現可能性がイメージしやすいような、具体   的かつわかりやすい文言に落とし込むことを念頭に、策定作業を進めるべきである。  ・一つの課題解決のために他の分野の課題解決も図っていくというSDGsにのっとっ   た考え方が示されており、部局横断的に課題に対し取り組むことは重要であると考え   る。部局を跨いだ施策展開の具体的な手法については、試行錯誤の中でよりよいもの   を見いだしてほしい。  ・今後の人口推移については、本市における土地利用も大きく関係すると思われるため、   計画策定においては土地利用の考え方についても議論を行うべきである。 4.次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性について  次期総合計画の内容検討に際し、まずは次期総合計画の向こう10年間の計画期間の中で、 各部局において取り組む政策・施策の方向性について説明を求め、計画策定に向けた基本 的考え方を確認することとしました。以下に当委員会からの意見等を受け最終素案(資料 1)に盛り込まれた事項及び主な意見について報告いたします。 (1)委員会からの意見等を受けて最終素案に反映された事項について  委員会からの意見等を受け、最終素案に盛り込まれた項目は以下のとおりであります。  ※具体的内容は、「資料1新総合計画素案/修正版」において赤下線が付された部分   を参照。 政策1 子育て・教育 【基本的政策1 子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備】 ・就学前教育・保育の適正な受け入れ枠の確保について ・公立幼稚園のあり方について ・学童保育所に関する支援について ・放課後等における子供の居場所となる施設の拡充について ・子ども医療費や教育費など子育て世帯の経済的負担軽減について ・虐待等への対応に向けた専門職を含む人員体制強化について ・中核市移行後の児童相談所について 【基本的政策2 夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成】 ・教員の働き方改革の推進について
    ・中核市移行に伴う市主催の公立小中学校教員への研修の充実について ・チーム学校としての家庭に向けた福祉面の支援について ・不登校、不適応への支援について ・障害のある子供への支援について ・教育現場へのICT機器導入に向けた取り組みについて 政策2 文化・スポーツ・観光 【基本的政策3 文化・芸術の振興】 ・文化活動を行う市民団体が利用しやすい規模のホールの整備について ・地域の伝統的な文化遺産の保存継承支援について 【基本的政策4 スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進】 ・スポーツの持つ幅広い効果を意識し、部局横断的に取り組むことについて ・ライフステージに応じて誰もがスポーツに親しめることについて ・民間事業者を含む関係機関と協力したスポーツ及び健康増進の取り組みについて ・三重とこわか国体・三重とこわか大会、東京オリンピック等の大規模スポーツイベント  終了後も培った経験や意識を活用してスポーツ施策を推進することについて ・スポーツに関するボランティアの養成について ・プールの整備実施について ・地域におけるスポーツ活動拠点としての学校施設の活用に向けて取り組むことについて ・これまでの総合計画との違いを明確にし、明確な目標指標を設けることについて 【基本的政策5 交流を生み出す新たな四日市流都市型観光】 ・四日市港や定期市を重要な観光資源としてとらえた取り組みについて ・若年層を呼び込む仕掛け作りについて ・事業者やボランティアなど多様な主体と協同したシティプロモーションについて 政策3 産業・港湾 【基本的政策6 新産業の創出と既存産業の活性化】 ・企業誘致に向けた、行政手続及び土地取得等における支援について ・工場立地法にかかわる優遇施策としての敷地外緑地制度の構築や緑地率の緩和について ・温室効果ガス削減に向けたエネルギー転換や供給網の整備について ・中小企業に向けた支援について ・事業承継問題に直面する事業者に対する支援の充実について ・地場産業の知名度向上に資する取り組みについて ・起業家支援について ・誰もが働きやすい環境整備について 【基本的政策7 農林水産業の活性化】 ・6次産業化に向けた取り組みについて ・農業資源の維持、保全について ・農業の担い手が減少する中での、AI、IoT等情報通信技術の活用による経営の効率  化の推進について ・北勢地方卸売市場および食肉センター食肉市場の改修、整備について ・本市の農水畜産物の魅力発信策について ・農業センターの役割の明確化について ・優良農地の保全、有効活用について 【基本的政策8 産業と市民生活を支える港づくり】 ・老朽化した港湾施設の対策について ・四日市地区に人流を集約させるための整備について ・港湾関係の温室効果ガス削減等の環境面の取り組みについて 政策4 交通・にぎわい 【基本的政策9 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり】 ・公共交通不便地域における交通手段の確保について ・多様な交通手段の利用について ・新たな技術を活用した交通手段の導入について ・北勢バイパスの整備について ・道路整備に係る方針の明示について 【基本的政策10 にぎわいの創出と買い物拠点の再生】 ・キャッシュレス化等、来街者増に向けての利便性向上について ・郊外団地における買い物拠点について 政策5 環境・景観 【基本的政策11 豊かな環境の保全と継承】 ・ごみの再資源化と減量について ・四日市公害と環境未来館の展示について ・地球温暖化による気候変動に対する対応について 【基本的政策12 ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり】 ・水道サービスにおけるコスト縮減による経営の効率化について 【基本的政策13 緑豊かな住空間の形成】 ・魅力的な公園の整備について ・長期未整備の都市計画公園の廃止について ・利用の低下している既存公園の集約、再編について 政策6 防災・消防 【基本的政策14 地域の防災力を高めるまちづくり】 ・四日市市防災対策条例の理念を反映させることについて ・避難行動要支援者に関する対応について ・様々な事態を想定した対応について ・コンビナート災害について ・避難所へのインターネット環境整備について ・受援計画の策定について ・国土強靭化計画との整合性について 【基本的政策15 市民を守る消防救急体制の確立】 ・救急業務における時間短縮について ・消防団員の人材確保や適正な配置について ・防火、防災教育の充実について ・具体的な数値目標の設定について 政策7 生活・居住 【基本的政策16 暮らしの空間の高質化】 ・富田駅等、急行停車駅周辺の土地利用について ・市営住宅居住者の高齢化への対応について 【基本的政策17 地域の力を結集し安心を築く防犯の取組】 ・刑法犯認知件数の減少要因の記載について 【基本的政策18 多様な主体の協働による持続可能なまちづくり】 ・まちづくりの担い手の不足、高齢化について ・地域活性化のために地区市民センターが主体となって提案する取り組みについて ・市民活動における人材育成について ・地区市民センターの災害時の機能強化について 【基本的政策19 ダイバーシティ社会の実現】 ・男女共同参画に係る取り組みについて
    【基本的政策20 高齢化社会に対応した生活環境の確保】 ・ごみ出し困難者への対応について ・多死社会に向けた北大谷斎場のあり方について 政策8 健康・福祉・医療 【基本的政策21 誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現】 ・幼少期からの生涯にわたる健康づくりの取り組みについて ・現状の課題に応じた施策展開について 【基本的政策22 住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり】 ・孤立死や虐待などの現状と課題について ・介護職の人材確保について ・認知症施策に関する記述について ・地域包括ケアシステムの相談体制の強化について ・通いの場としてのふれあいいきいきサロンについて 【基本的政策23 質の高い医療を安定的に提供する体制整備】 ・今後10年間を見据えた市立四日市病院の目指す姿について ・病院施設の改修について ・医療従事者の人材確保について ・先端技術を活用した医療機器の導入について ・大規模災害への備えについて ・病診連携、医療連携の推進について 都市経営の土台・共通事項 【基本的政策26 効果的なシティプロモーション】 ・交流人口増や移住定住に向けた情報発信について (2)次期総合計画で取り組む政策・施策の方向性に対する主な意見 【危機管理監】 (四日市市防災対策条例の理念を反映させることについて) ・総合計画策定委員会において、委員からは浜岡原子力発電所に万が一の事態が生じた場  合、三重県は静岡県袋井市から7万人の市民を受け入れることとなっており、このこと  について本市の役割を含めて考える必要があるとの指摘がされており、総合計画に反映  させるべき重要な指摘であると考えるが、どのように反映されたか読み取れない。四日  市市総合計画策定委員会での議論を議会に情報提供するとともに、昨年度の新総合計画  調査特別委員会での議論や、防災対策条例調査特別委員会における調査内容がどのよう  に次期総合計画に反映されていくのか分かりやすく示してほしい。 ・本市では防災対策条例が施行されており、地域防災計画やBCPが連動しながら定期的  に見直しができるように体制を整備していく必要がある。また、市職員一人一人がBC  Pの意識を高める必要がある。 (避難行動要支援者に関する対応について) ・避難行動要支援者に関して避難所運営体制の部分での記述はあるが、さらに範囲を広げ、  避難訓練への参加等についても記述する等、災害時の要支援者への対策強化を強調する  べきである。 (様々な事態を想定した対応について) ・海溝型地震については触れられているものの、直下型地震についての記載がないが、直  下型地震は海溝型地震よりも大きな被害をもたらすことがあるため、常に危機感を持つ  必要がある。また、台風以外の風害や雪害についても過去に被害が発生しており、具体  的な課題として列記すべきである。 ・事務分掌条例にて定めているとおり、危機管理監は自然災害以外にも新型ウイルスやテ  ロ対策等についても想定して総合計画策定作業に当たる必要がある。 (コンビナート災害について) ・本市の特徴として、大規模災害時にはコンビナートに由来する被害の拡大が想定される。  このことについては、地元からの要望や議会からの提言等が提出されており、防災の分  野にしっかりと対策を明記すべきである。防災対策条例調査特別委員会から災害発生時  の石油化学コンビナート設備の危機を回避するため、周辺住民に災害想定や行動指針を  あらかじめ提供していく必要性を提言したところであり、県や国が主体となって取り組  むものであっても、市として総合計画に書き込む必要がある。 (避難所へのインターネット環境整備について) ・災害時の情報伝達においては多様な手段を導入するということだが、ICT機器等を活  用する上ではインターネット環境が必要であり、また、避難所生活においてもインター  ネット環境は必要なインフラであると考えることから、避難所に指定されている学校体  育館等へのWi-Fi整備を進めるべきである。 (国土強靭化計画との整合性について) ・国土強靭化計画は、国土強靭化の観点から地方公共団体における様々な分野の計画等の  指針となるものであり、あらゆる政策、施策について防災意識を持つことが重要である  とされているため、総合計画を策定する上でも国土強靭化計画を意識した文面とするべ  きである。 (避難所運営における学校等関係機関との連携について) ・指定避難所は学校やスポーツ施設等が多く、所管する部局が様々であるため、関係部局  と連携しながら避難所を整備していくことが読み取れるようにしてほしい。 (危機管理における指揮体制について) ・都市整備部では緊急輸送道路確保のための取り組みを進めているが、そういった各部局  で取り組んでいる災害時の各種計画を相互に関連させ、一つの計画としてまとめるべき  である。災害時の受援体制を整備しても、道路インフラが使えないと本末転倒であり、  危機管理監が主体となって緊急輸送道路等のハード面の整備を指揮していく必要があ  ると考えるが、そのためには相応の権限が必要である。ソフト面とハード面で実施主体  が異なると実効性が弱まるため、本来、総合計画の策定作業を行う前に部局ごとの権限  について意思統一を図るべきである。 ・危機管理監の指揮により、各部局が防災力を高めるためのハード面の対策を実施すべき  である。そのため、防災に関しては危機管理監に市全体を指揮する権限を与える必要が  ある。 (その他危機管理監所管事項について) ・河川の決壊の危険性について、危険個所の把握に努めてほしい。 ・大規模災害による被害規模等を具体的に目標として掲げ、実効性のある総合計画にして  いく必要がある。また、取り組みの主体に行政と市民が混在していたり、現状と課題、  施策の展開方向に一貫性がないように見受けられるので、全体的に文面を整理する必要  がある。防災、減災についてはハード面の整備が重要であるため、しかるべき部局にお  いて対策を講じてほしい。 【政策推進部】 (老朽化した港湾施設の対策について) ・防波堤の老朽化対策については住民からは不安の声が上がっており、緊急性が非常に高  いにもかかわらず、今後10年間かけて対策を検討することとなっている。四日市港管  理組合との連携を図りながら、市民に安心感を与えられるように内容の見直しを検討す  べきである。 (四日市地区に人流を集約させるための整備について) ・四日市地区を市民が親しみを持てる港として整備していく取り組みについては非常に期  待しており、港以外の本市エリアや周辺の自治体も巻き込み、市外からも人を呼び込め  るようにしてほしい。一方で、霞ヶ浦地区にある四日市港ポートビル等も市民の憩いの  場となっており、霞ヶ浦地区と四日市地区で利用者が分散するといった課題も懸念され
     るため議論が必要である。 ・四日市地区に人流、霞ヶ浦地区に物流機能を持たせるという当初の計画に反し、霞ヶ浦  地区に人が集う展望展示室を有する四日市港ポートビルを建設しており、一貫した施策  展開が必要である。 ・四日市地区に人を呼び込むためには、アクセスの利便性向上が必要である。また、四日  市港が四日市地区と霞ヶ浦地区の2か所存在することは一般的に認知されておらず、市  民にも理解しやすいように愛称をつける等の工夫が必要であると考える。 ・四日市地区を親しまれる港とするために、既存の事業者が移転しやすいような支援を検  討してほしい。 (港湾関係の温室効果ガス削減等の環境面の取り組みについて) ・四日市港に搬入された石炭等は、その後陸運により市外に輸送されており、本市だけで  なく、物流全体に視野を広げて温室効果ガス削減に取り組むべきである。 (温室効果ガス削減に向けたエネルギー転換や供給網の整備について) ・四日市港にLNGバンカリング基地を整備することで、さらなる発展が期待できるため  検討すべきである。 (四日市大学について) ・中核市移行については本市の大きな転換点であり、今後の10年間に直面することが想定  されるため、しっかりと記述する必要がある。また、少子化が進行する中で、四日市大  学の経営についても方向性を示すべきである。 ・四日市大学はあくまで私立の学校法人であり、設立にあたって市が一部出資したとはい  え、市が経営を支援することは難しいと考える。しかし、政策上重要な存在であること  から、四日市大学が本市のまちづくりに協力することに対して支援するなど、経営とは  異なる側面からの支援方法を検討してほしい。 (その他政策推進部所管事項について) ・基本計画の国際化推進の箇所について、本市の一部地域を連想する表現がみられるため、  見直してほしい。 ・親しまれる港づくりや国際交流を推進することに異論はないが、政策推進部は本市の政  策のかじ取り役であり、例えば港づくりを進めるうえでは民間のノウハウや活力を使い、  これまで港づくりに携わっていた市職員を他の業務に再配分するなど、政策的観点から  効率的な行政運営に努めるべきである。港を整備したにもかかわらず、にぎわいを獲得  できなかった失敗事例は多く、整備後も継続して人を呼び込む方策が必要であり、いっ  そのこと産業港湾としての役割に徹する方向性も考えられる。また、企業誘致は商工農  水部が所管しているが、本市の重要な政策決定として政策推進部が所管することも考え  られるため、これまでの業務の割り振りに固執せずに柔軟に対応してほしい。 【総務部】 (人権施策について) ・他市ではヘイトスピーチに関する条例を制定する動きがあり、本市においても条例を策  定し、積極的な相談体制を構築していく必要がある。 ・私立保育園において外国人に宗教上禁止されている食事を出していたという問題も発生  していることから、これまでの取り組みが真に効果を期待できるものであったか疑問で  ある。また、「同和問題をはじめとするあらゆる分野」という表現について、多種多様  な人権問題がある中で、同和問題を強調する表現は相応しくないと考える。 ・「四日市市部落差別をはじめとするあらゆる差別を無くすことを目指す条例」が制定され  ていることから、「同和問題をはじめとするあらゆる分野」という表現は妥当であると  考える。同和問題は行政が関与しているという点で、行政が責任を持って対応すべき重  要な課題であり、担当する行政職員にも深い理解が必要である。総務部は次の10年間  に人権三法に基づく条例制定に取り組むべきである。 ・時代の流れとともに、新たな人権問題が提起される中、実効性の高い手法でこれらの問  題に対応していく必要があると考える。子どもに向けたインターネット上の人権侵害に  関する学習は非常に重要であると考えており、学校等関係機関と連携して取り組んでい  ってほしい。 (官民データ利活用の推進について) ・国が推奨している項目を中心に、オープンデータの取り組みを進めるということだが、  情報公開については四日市市市民自治基本条例にも記載されていることから、国が推奨  する前に市が積極的に対応すべきであり、スピード感を持って取り組むべきである。 (ICT機器等の活用について) ・IT技術の活用等はあくまで手段であり、それらを駆使してどのように市民の利便性を  向上させるかが重要である。先進技術を導入することで部局間の連携を迅速化し、窓口  のワンストップ化を図るべきである。 ・オープンデータを拡大していくという方向性より、ICT機器を活用した業務効率化や  新たなシステムの構築等を基本計画に記載すべきである。 (マイナンバーカードの活用について) ・マイナンバーカードの交付率向上のためには、市民にとってメリットとなる機能が必要  である。マイナンバーカードによってどのように市民の利便性が向上するかということ  とともに普及させる目標値等を記載すべきである。 ・今後の10年間でマイナンバーカードの利用が社会インフラとして普及していくと考える  ため、マイナンバーカードの活用についても総合計画に記載し、市民の利便性が向上す  るよう取り組んでほしい。 (市組織の働き方改革について) ・働き方改革や職員の配置による新たな市役所の体制を総合計画の中で提案すべきである。  また、オープンデータの利活用社会との提案があるが、それよりもAIを活用した行政  事務の効率化やスマート自治体の実現等を提案していくべきである。 ・職員の働き方改革を総務部が提案する基本計画の柱とし、各部局がしっかりと施策に取  り組めるようにすべきである。 (組織体制について) ・総務部は法務や調達契約に力を入れて基本計画を作成すべきである。ICT等の活用に  ついては時代の潮流に合わせて導入を進めるべきであると考えるが、様々な先進技術が  台頭してくる中でそれらをどのようにして活用していくかが重要であり、例えば政策推  進部が政策的に活用できると思われる技術を取捨選択し、各部局に割り振るといった仕  組みも考えられるため、組織体制についても見直しを検討し、各部局が各々の役割を全  うできるようにすべきである。 ・総務部は行政の法務や人事に関する業務を所管しており、市の機関の中でも特に重要な  部局であると認識している。総務部としての役割を再認識し、より良い行政を目指して  人事にあたってほしい。 【財政経営部】 (公共施設の効率的な管理について) ・今後の公共施設の適正配置については長寿命化対策だけでなく施設の廃止についても選  択肢に入れ、効率的な運営を行うことで、受益者負担の抑制に努めてほしい。 ・基本構想の今後の人口構成の変化について、生産年齢人口が減少していくという記述が  あるが、外国人労働者の増加や亡くなる高齢者の推移を考慮すると、分析結果の妥当性  に疑問を感じる。また、公共施設の適正配置について、今後は利用状況に応じて複数の  施設を集約化する視点も重要であると考えるが、元の施設の耐用年数にばらつきがある  場合の対応について検討する必要がある。併せて、運営状況の悪い施設の廃止について  も検討すべきである。 ・人口減少により税収が減少していくのを傍観するだけでなく、企業誘致などを通じて市  が積極的に経済対策をすべきである。また、アセットマネジメントの考えに関しても、  長寿命化対策をしても将来に問題を先送りするだけであり、長寿命化を図るよりも建て  替える方がコストを抑えられるのではないかと考えているため、適切に公共施設を建て
     替え、廃止することで合理的な財政運営に努めてほしい。 (財政見通しについて) ・財政運営については単に財政見通しを記載しているのみであり、具体的な取り組みが見  えてこない。また、行政改革についても具体的な数字が示されておらず、計画の体裁と  して物足りない。 ・今後10年間で様々な施策が展開されていく中、市の不適切な財政運営は市民に不利益を  もたらすことから、財政経営部は市の事業を広く見渡し、合理的判断の下で適正な財政  運営に努めてほしい。 (行財政改革について) ・これまでも指定管理者制度等により民間の活用を進めてきたが、全体の業務はかえって  複雑化、肥大化したと感じている。今後、人口減少が進む中で職員の増員は難しく、定  年年齢の引き上げや高齢者雇用の増加が想定される中で、市の業務や体制について行財  政改革の観点から方向性を示すべきである。 ・各種証明書のコンビニ交付を開始していることから、今後はインターネット等を活用し  たサービスがさらに広がってくると予想しているが、併せて、これまで窓口業務を行っ  てきた各地区市民センターのあり方についても、時代の流れに応じて検討が必要である。 (市組織の働き方改革について) ・市職員は一人でできる作業であっても複数人で対応している印象があり、適正な人数で  業務を行うことで、働き方の改善につながると考える。 (その他財政経営部所管事項について) ・行政改革の部分の「公(自治体)共(地縁組織などの共助)私(民間事業者)」という表  現は分かりにくいので改めるべきである。 【市民文化部】 (文化活動を行う市民団体が利用しやすい規模のホールの整備について) ・小規模ホールの需要に応えるため、200~300人収容できる小規模ホールを文化会館に整  備する方向性は妥当だと考えるが、地域活動の拠点としては他にも三浜文化会館や総合  会館、なやプラザ等もあり、そういった施設の利用状況や利用者の声を把握した上で効  果的な施策を検討してほしい。 (地域の伝統的な文化遺産の保存継承支援について) ・本市にはいくつかの文化遺産が存在しているが、各地域の保存会は文化財の収蔵に苦労  しており、全市的な視野を持って文化財の保存の支援をしていくべきである。 ・文化遺産の保存には多額の費用を要するとともに、各保存会の担い手も不足しており、  喫緊の課題であると考える。本市の貴重な文化遺産を守るために、各保存会の声を聞き  取り、収蔵場所の整備等、支援して欲しい。 ・大矢知地区の立阪神社の獅子舞のために当該地域出身者が遠方から帰省するという話を  耳にしたことがあり、文化遺産を継承する意識が住民に根付いている素晴らしい事例だ  と感心した。現在まで活発に活動が続いている文化遺産のノウハウを聞き取り、全市的  に広めることが貴重な文化を残していくことにつながるのではないか。また、岸和田市  のだんじり会館のように立派な施設を整備する事は、効果的なシティプロモーションで  あり、本市の観光資源を活用する手法として検討すべきである。 (刑法犯認知件数の減少要因の記載について) ・地区における防犯パトロールによって刑法犯認知件数が減少したと読み取れるが、関連  性は定かでなく、誤解を与えないよう修正すべきである。 (まちづくりの担い手の不足、高齢化について) ・各部局が今後10年間に力を入れていく方向性をある程度絞って示す必要があり、市民文  化部としては、自治会組織の再生や市民協働の推進に絞って施策を展開するべきである  と考える。 ・自治会の構成員は高齢化が進んでいるが、一方で目的を持って組織されているNPO法  人には若者が多く在籍している場合があるため、自治会とNPO法人を一括りにしてと  らえることは誤りである。 ・市内各地域では、自治会以外にも地区社会福祉協議会、老人会、PTA、NPO法人等  がまちづくりを支えており、市の各部局から委託や補助といった様々な形で支援されて  いる現状がある。そういった事業や予算の配分を整理し、地域ごとの特徴に応じてどう  いった方向性で取り組みを広げていくのか、現在の行政区に拘らず、広い視野で検討す  る必要がある。 ・自治会や老人会は、高齢者と地域をつなげる大切な役割を有しており、また、活動を通  じて高齢者の健康にも寄与しているが、高齢者の貧困が広がっており、会費等を支払う  ことができず活動が下火になっている現状があるため、対策が必要である。 ・地域コミュニティの基盤強化については期待している。 ・単身の高齢者の自治会活動や自治会費の負担を軽減するために、あえて自治会から退会  してもらう動きが一部自治会の中であると聞いているが、今後10年間で単身の高齢世  帯が増加していくことを見据え、地域コミュニティのあり方について議論すべきである。 (地域活性化のために地区市民センターが主体となって提案する取り組みについて) ・各地域が抱える課題解決に資するために、地区市民センター館長の権限や予算を強化す  べきである。 (市民活動における人材育成について) ・市民協働を進める施策について、なやプラザを中心にした活動を取り上げているが、な  やプラザ以外でも活動している団体は多く、誤解を招く恐れがあるため修正すべきであ  る。 (地区市民センターの災害時の機能強化について) ・地区市民センターは住民にとって地域活動の拠点であるとともに重要な防災拠点でもあ  る。現状では地区の人口規模と地区市民センターの規模は比例しておらず、役割や配置  について、今一度方向性を整理すべきである。 (男女共同参画に係る取り組みについて) ・男女共同参画社会実現に向けた本市の計画は現実よりも遅れており、具体的な目標を定  めて取り組んでいく必要がある。性別の違いによる特性を加味したうえで、合理的な配  慮の下、男女平等な社会の実現に向けて取り組んでほしい。 (先進技術を駆使した窓口サービスの向上について) ・AI技術等を駆使して地区市民センターに係る人員を削減できる可能性がある。また、  窓口でのタブレット端末の活用については、これまでも研究してきたにもかかわらず、  検討するという表現にとどまっており、ICT機器を活用した施策を盛り込んでほしい。 ・地区市民センターのバリアフリー化やプライバシーへの配慮、ICT機器の導入は当然  のことであり、市の大半の窓口機能を地区市民センターに持たせ、利便性を向上させる  くらい踏み込んだ内容にしてほしい。地区市民センターの担う業務の幅が広がると、ま  すます地域の拠点、防災の拠点として重要になることから、施設の改修等も含めて方向  性を示し、地域の核となる施設を目指してほしい。 ・先進技術を活用し、地区市民センターだけでなく市役所や総合会館の窓口においてもワ  ンストップ化を進め、相談体制の充実を図るべきである。 (その他市民文化部所管事項について) ・住民活動が多様化しており、早朝や夜間の時間帯にも活動の場のニーズが増えているこ  とから、貸館の利用率を向上させる手法として、利用時間の設定についても検討すべき  である。 ・多文化共生社会の実現のためには、外国人市民と日本国民である四日市市民がともに歩  み寄ることが重要であると考えるが、現状では両者の間には大きな溝が存在しており、  外国人に対する知識不足が保育園でのハラール非対応の給食の提供等の問題を引き起  こしたと考える。まずはお互いの意識を変えることから取り組むべきである。 ・次期総合計画を考える上では、具体的な数字によって現状と課題の根拠を示すべきであ  る。
    【健康福祉部】 (幼少期からの生涯にわたる健康づくりの取り組みについて) ・若年層向けの運動促進策を検討する上では、幼少期に屋外で遊んだ経験が少なかったり、  また、就職してからもプライベートな時間を確保できない若者が増えている実情を課題  として記載すべきである。職場や地域において複数人で体を動かすことも重要だが、一  人でもできる運動を普及啓発することで、市民の健康増進に寄与すると考える。 ・子どもの健康づくりに関しては、こども未来部や教育委員会との連携が不可欠であり、  連携を強化して取り組んでほしい。 ・健康づくり施策については科学的根拠に基づいた施策が必要であり、学術機関や専門機  関、先進的な取り組みをする自治体との連携が必要である。 (現状の課題に応じた施策展開について) ・現状と課題に対する施策の展開方向がかみ合っていないように感じられる。 (孤立死や虐待などの現状と課題について) ・孤独死や虐待が増加する背景として、家庭の形態が変化し、家族の絆が弱まったことが  考えられる。在宅医療においても家族の協力は重要であり、支えあいの基本である家族  を特に大切にして施策を展開してほしい。 ・単身世帯が増加する中、身寄りのない方の遺体の扱いや身元保証等について、関係する  部局や団体と連携して仕組みを整えていく必要があり、単身で暮らす市民の死への対応  を次期総合計画に盛り込んでいく必要がある。 (介護職の人材確保について) ・高齢化が進展し、認知症患者が増加するといわれている中、介護人材の確保は不可欠で  あり、介護士の養成や職場環境、報酬の改善に向けて市全体で取り組むべきである。 (認知症施策に関する記述について) ・認知症サポーター等の取り組みだけでなく、位置情報を取得するICT機器を活用した  見守りや認知症の進行を遅らせる対策等についても検討すべきである。 ・今後、高齢化がさらに進展し、認知症患者の増加が予測されている中、介護人材の確保  は不可欠であり、介護士の養成や職場環境、報酬の改善に向けて市全体で取り組むべき  である。 ・「認知症対策」という文言は認知症に問題があるような印象を与える恐れがあるため、「認  知症施策」という表現に改めるべきである。また、次期総合計画を策定する上では認知  症の方が生き生きと活躍できるという考え方を意識すべきである。認知症施策はオール  四日市で取り組むべきであり、幼少期から認知症への理解を促す教育を行うなど、市が  全庁的に取り組むことはもちろん、民間事業者も巻き込み、認知症施策の進んだまちづ  くりを進めてほしい。 ・認知症施策に関して、検討するという表現が多いが、より踏み込んだ表現で記載するべ  きである。幸せ、わくわく!四日市生活は本市が打ち出していく目玉施策の一つであり、  期待している。 (地域包括ケアシステムの相談体制の強化について) ・近年、高齢、中年層のひきこもりが問題視されており、悩みを抱える市民に積極的に声  掛けを行い、各種福祉サービスに繋げていく取り組みが求められると考える。福祉相談  員のような役割を持つ人員を各地区に配置すべきである。 ・地域包括支援センターの役割は非常に重要であり、現在は市内に3か所設置されている  が、今後はますます需要が高まると考えており、地域包括支援センターを増やす方向性  についても検討すべきである。 ・地域福祉が抱える課題は地域包括ケアシステムだけでは到底解決できるものではなく、  民生委員や児童委員の不足をはじめとする課題を正面から受けとめる必要がある。 (通いの場としてのふれあいいきいきサロンについて) ・介護予防施策において通いの場は非常に重要であり、通いの場としてふれあいいきいき  サロンを歩いて通える範囲に設けるべきである。 (その他健康福祉部所管事項について) ・単身世帯が増加する中、在宅介護では対応しきれないケースが増え、特別養護老人ホー  ム等のニーズが増加することが想定されることから、特別養護老人ホームについても記  述すべきである。 ・大型商業施設等は高齢者の集いの場となっていることがあり、福祉事業者に限らず、商  店や企業を含めた事業者の協力も得ながら、高齢者をはじめとする要介護者を地域で支  えていく視点が重要である。 ・在宅医療に関しては、具体的な取り組みを記載すべきである。 ・移動が困難な高齢者を交通利便性の高い駅周辺に居住誘導するなど、土地利用と高齢者  福祉を関連付けた施策を検討すべきである。 ・障害者施策についても次期総合計画に盛り込んでほしい。 ・「10歳若い四日市人」という表現について、高齢になっても活躍できるという意味は理  解できるが、若年層に対しては違和感があり、市民にも伝わりにくいと感じる。 【こども未来部】 (就学前教育・保育の適正な受け入れ枠の確保及び公立幼稚園のあり方について) ・公立幼稚園では園児数の減少が顕著であり、園児数の確保に力を入れるべきである。ま  た、官民を問わず、自宅から徒歩で通園可能な園を確保する視点を持ち、全市的に平等  にサービスが享受できるよう、適正配置に努めてほしい。 ・保育園のニーズが増加している半面、児童数は減少しており、今後、保育園のニーズが  減少に転じる局面が訪れると考えられるが、今後10年間の児童数の推移を見据え、保  育園のニーズが減少してきたとしても運営を維持していけるように支援してほしい。 (学童保育所に関する支援について) ・学童保育所のニーズが高まっているが、サービスの質に地域格差があり、保護者が中心  となり苦労しながら運営をしている事例もあるため、一定の水準を確保できるよう、支  援してほしい。 ・学童保育所におけるいじめ等の問題解決に向け、子供の視点に立って運営体制の見直し  を検討すべきである。 ・学童保育所を運営する人材の発掘、育成が重要であり、教員OBを活用する仕組みづく  りを検討するとともに、マニュアルを作成することで、学童保育所内での問題解決や保  護者対応にあたるべきである。子育てするなら四日市の実現に向けた意気込みをしっか  り書いてほしい。 ・各地域の学童保育所の中には放課後児童指導員の資格を有していない指導員もいると思  われるが、市が研修を実施し、独自の資格として認定するなど、市内学童保育所の地域  間格差の是正に取り組むべきである。 ・これまで、学童保育所を学校敷地内に設置することは学校との調整が煩雑で敷居が高か  った。学校敷地内に学童保育所を設置する方向性は良いと思うので、学校との調整が容  易になるよう、教育委員会と連携するとともに、民設民営でも一定の水準を確保できる  よう、市が指導すべきである。 ・学童保育所の民設民営を継続する上では、人材の確保や育成が必須であると考える。学  童の指導員が研修を受けるためには、指導員が抜けた穴を埋めるための人材が必要であ  り、必要に応じて市から人材を派遣できるような仕組みを整備すべきである。 (放課後等における子供の居場所となる施設の拡充について) ・児童館は幅広い年齢層の子どもが利用しており、利用者からは好評を得ているが、本市  には児童館が4か所しか存在せず、さらに取り組みを広げていくべきであると考える。  子育てするなら四日市というなら、子どもの遊び場所の確保は重要であり、移動児童館  だけではなく、アクセスしやすい場所に全市的に児童館を設置するべきである。 (子ども医療費や教育費など子育て世帯の経済的負担軽減について) ・子育て世帯の経済的負担軽減のために、子ども医療費助成制度や不妊治療費助成制度に  設けられている所得制限を撤廃、または、緩和するべきであると考えており、次期総合  計画の計画期間の早い段階で実現できるように記載してほしい。
    ・病児保育や一時保育、休日保育については、延長保育や保育料の面でも利用しやすいよ  うにしてほしい。また、乳幼児の発達支援については、5歳児健診の充実を図るなど、  発達段階に応じた支援を充実させてほしい。 (虐待等への対応に向けた専門職を含む人員体制強化について) ・子供を取り巻く課題は年々増加傾向であることに加え、様々な問題が絡み合い、複雑化  している。このようなケースに対応するため、専門的な知識を有する弁護士等の人材確  保に努め、保護者が安心して相談できる体制を構築する必要がある。 (中核市移行後の児童相談所について) ・今後10年以内に本市は中核市へと移行する可能性があるが、虐待をはじめとする様々な  課題から子供を守るため、家庭総合支援拠点の設置に留まらず、児童相談所の設置につ  いても総合計画に記述すべきである。 ・児童相談所の設置をはじめ、中核市移行に伴い、本市が担う業務は大きく変化する。中  核市への移行については、今後10年間の計画を策定する中で最も基礎的な部分であり、  方向性をしっかりと示す必要がある。 (その他こども未来部所管事項について) ・子育てするなら四日市というなら、子育て施策に取り組んでいく本市の意気込みを目指  す姿に記載すべきであり、都市間競争に勝つためには子育て施策日本一等の大きな目標  を掲げるべきである。 ・施策の展開方向として記載されている健康で安心して子どもを産み育てられる環境の整  備について、「健康で」という表現は不要である。また、社会的養護の必要な子どもと  いう表現についても見直しが必要であると感じており、全般的に読み手の受け止め方を  考慮し、人権の観点からも表現を精査する必要がある。 ・昨年度の新総合計画調査特別委員会の議論が反映されておらず、児童相談所や保育の地  域間格差の是正、子どもの貧困問題、人権教育を含めた就学前教育等に関する記述がな  い。子育て施策を充実させることで都市イメージの向上を図るとのことだったが、待機  児童等についても記述がなく、子育て世代に本市を選んでもらうことには結びつかない  内容である。 【シティプロモーション部】 (四日市港や定期市を重要な観光資源としてとらえた取り組みについて) ・課題とその課題に対する原因の掘り下げ作業、解決策が混在しており、整理されていな  い印象を受ける。交流人口を増やすためのツールを掘り起し、交流人口や定住人口の増  加に繋げるという困難かつやりがいのある作業だと思うが、段階的に取り組むべきであ  り、本市の成り立ちに関係する定期市や港の活用について検討すべきであると考える。  また、目的である定住人口の増加のためには、観光やシティプロモーションだけでは実  現が難しく、他部局との連携が不可欠である。 (若年層を呼び込む仕掛け作りについて) ・公害というマイナスイメージを払拭できるような観光資源が必要であると感じており、  その点では工場夜景は成功事例であったが、次の一手が必要であり、若年層を呼び込む  ための仕掛けが必要であると考える。例えば、クルーズ船の入港の際にボランティアの  協力によって成功したことを踏まえると、今後の客船誘致に向けてボランティアの育成  や、外国人にもボランティアとして活躍してもらう仕組みを構築していく必要があると  考えている。このように、まずは現状をしっかりと分析し、人を呼び込むための方策を  模索していく必要がある。 (事業者やボランティアなど多様な主体と協同したシティプロモーションについて) ・好評を博しているコンビナート夜景クルーズを始め、多くの観光施策でボランティアの  協力をいただいているが、今後の継続性を考える中で、ボランティアの育成や有償化を  検討し、持続可能なものにしてほしい。 (交流人口増や移住定住に向けた情報発信について) ・公害によって市域外に広まった本市のマイナスイメージを、本市のことを知って、来て  もらうことで払拭することがシティプロモーション部の本来の目的であると考えるが、  示された資料には若い女性に向けた情報発信なども含まれており、内容にまとまりがな  い。総合計画を作成する上では、まずシティプロモーション部の役割を定義する必要が  あり、シティプロモーション部は本来の目的である市外に向けた情報発信に重点を置き、  市内に向けたシビックプライドの醸成等は他部局が所管する業務の中で取り組むべき  である。 ・観光資源に乏しい本市は、交流人口を増やすための新たなツールを作り出していく必要  があると考えるが、ゆるキャラやB-1グランプリでは多くの人の関心を引くことはで  きない。目玉となるセールスポイントを打ち出していく必要があり、オール四日市で新  たな魅力の創造に取り組むべきである。シティプロモーション部は予算が限られており、  本市が売り出していく魅力が定まるまでの間、全国に発信していくノウハウを蓄積させ、  しかるべき時期に全庁的にシティプロモーションに取り組めるように準備をしていく  ことが重要である。 ・都市イメージを向上させるためには予算が必要であるが、都市イメージが上がれば来街  者やふるさと納税等によって税収も増える。行政はその好循環を作り出すための役割を  担うべきであり、情報発信に関しては、SNS等で発信したくなるような取り組み内容  を整えることで、うまくいけば高速かつ広範囲に情報が拡散され、都市イメージを塗り  替えることも可能であると考える。 ・市民のシビックプライドを高め、その後、市外に向けた情報を発信していくという考え  には同意する。 ・以前から教育施策に力を入れてきた結果、全国的に教育のまちとして認知されている自  治体もあることから、本市においても、子育て施策や自転車を活用した取り組み等、一  定の施策に力を入れ、継続していくことによりシティプロモーションの目玉となり得る  と考える。専門職員を配置することでシティプロモーションに成功した自治体もあるこ  とから、観光・シティプロモーションに携わる職員は一定期間在籍し、施策を長い目で  見て成功に導くことが重要である。 (その他シティプロモーション部所管事項について) ・これまで本市のシティプロモーション事業に貢献してきたゆるキャラのこにゅうどうく  んを今後も活用して情報発信をしていくために、ゆるキャラの活用についても記載して  ほしい。 ・シティプロモーション部は取りまとめ役として、各部局の指揮に徹するべきであると考  えるが、来街者に向けた働きかけを担う主体については明確化するべきである。他自治  体では法人格を有する観光協会に自治体職員を派遣し、市と観光協会が協働している好  事例があるが、四日市市観光協会は連休中に休業するなど、実効性に疑問がある。イベ  ントや祭についても、実行委員会形式等を採用しているものの、職員への負担は大きく、  市民・事業者が取り組んでいくことについては、さらに内容を精査するべきである。協  力いただく関係者が生業として成り立つような仕組みを構築していくことが重要であ  る。 ・近年のアウトドアブームにより海蔵川等でバーベキューを行う動きがあるが、市は理解  を示していない。また、過去には商店街等が中心となり実施しようとした自転車を活用  した取り組みに対し、市は協力しなかったが現在では自転車の人気が高まっている。加  えて、都市計画道路がなかなか整備されないことが悪印象となり、市外の事業者が本市  でのビジネスを躊躇しているという話も耳にしたことがある。このように、行政の対応  が伸びる芽を摘んでしまった事例は多く、各分野にシティプロモーションの視点を連動  させ、柔軟に対応すべきである。 ・施策の展開方向の中に使用されている最先端競技という言葉をより分かりやすい言葉に  変更すべきである。 ・名古屋圏の中で存在感を示していくという表現になっているが、本市の成り立ちからも  必ずしも名古屋の影響を受けているわけではなく、この表現には違和感がある。名古屋  圏とは分離して独自の情報発信をしていく必要がある。
    【商工農水部】 (企業誘致に向けた、行政手続及び土地取得等における支援について) ・IT関連企業を誘致する上で、本市がこれまで工業化してきた歴史の中で蓄積してきた  データ化されていない技術や経験などが有利に働くことは理解するが、そういった企業  が参入するための土壌に加えて、誘致に結び付けるための具体的戦略が必要である。 ・次期総合計画には今後市が特に力を入れていく方向性を示し、それに対する具体的施策  を記載してほしい。行政に対して産業誘致や雇用促進を期待する声は多く、雇用の増加  が経済の循環につながっていくことからも、産業誘致に力を入れるべきであると考えて  いるが、これまでと同様の施策ではさらなる設備投資にはつながらないと考えるため、  既存企業の声に耳を傾けるだけではなく、新たな企業を呼び込むための方策が必要であ  る。 (工場立地法にかかわる優遇施策としての敷地外緑地制度の構築や緑地率の緩和につい  て) ・本市は日本の中でも早い段階から工業化が進み、その後に工場立地法が施行された経緯  から、計画的な緑地とはなっていない現状がある。他市ではベルト状に緑地を確保して  いる事例があり、本市においても効率的に緑地を確保し、工場地帯と宅地を緑地で切り  分ける取り組みが求められる。また、臨海部に植樹することで防風林としても効果が期  待できる。そういった取り組みと並行して、緑地率の緩和等の工業振興策を展開してい  くべきである。 (温室効果ガス削減に向けたエネルギー転換や供給網の整備について) ・CO2削減や新エネルギーを活用する事業に対し、重点的に企業誘致を促していく考え  が示されたが、企業が設備投資を検討する上では、エネルギー供給のためのパイプライ  ン等のインフラが重要な決め手となると考えるため、エネルギー供給についても総合計  画に記載すべきである。また、本市には海外から輸入された石炭を一時保管するための  コールセンターがあるが、石炭を市外へと運搬する際にもCO2が排出されているため、  広く全体を見渡してCO2の削減効果を評価すべきである。 (地場産業の知名度向上に資する取り組みについて) ・本市の地場産業として萬古焼とかぶせ茶があるが、萬古焼の急須とお茶は非常に相性が  良く、また、焼き物とお茶の地場産業を両方有しているということは全国的にも珍しく、  本市の特徴である。ぜひとも萬古焼とかぶせ茶をセットで売り出し、相乗効果を上げて  ほしい。また、土鍋のシェアが全国トップクラスということも、BANKO300th事  業によって周知されたものの、未だに認知度が低く、市は行政にしかできないことを中  心に、地場産業を盛り上げてほしい。 ・土鍋については、萬古焼業者のさらに下請け業者が製造している場合もあり、実際のシ  ェア状況なども一度調査すべきである。萬古焼業者は減少しており、まずは実態をしっ  かりと把握した上で支援の方向性を模索すべきである。また、本市にはそうめんや冷麦  といった地場産品も存在するが、市内に喫食する場所が存在しない。他にも、ごま油に  ついてはブランド化を進めているが、本市ではゴマを栽培するだけの耕作面積を確保す  ることは難しい。そういった課題に対して総合的に支援していくことが大切である。 ・本市のお茶は伊勢茶や宇治茶として販売されており、四日市市のお茶という点では知名  度は低い。水沢地区の自然や古くからのお茶の歴史と合わせてかぶせ茶を売り出してい  く取り組みが必要である。 (起業家支援について) ・起業家支援策について、積極的に新たな取り組みを行っていくべきであり、AIやIo  Tといった新たな技術を駆使する人材を取り込んだり、育成していくことで市全体のス  マート化が進み、市民に提供するサービスの質の向上が期待できる。起業を考えている  人に情報が届きやすいように、総合計画に起業家支援を明記するべきである。 (富田駅等、急行停車駅周辺の土地利用について) ・名古屋圏の中で本市の存在感を示していくためには、近鉄沿線の土地の利活用が重要に  なると考えるが、工業と農業が互いに悪影響を及ぼさないよう、バランスに配慮する必  要があり、総合計画の中では今後10年間の工業振興と農業振興のそれぞれの施策の方  向性を示す必要がある。また、今後の工業、農業振興に活用するために、これまで企業  誘致してきたデータや経験、土地利用に関する土地所有者の考え方等のデータの蓄積に  努めてほしい。 (農業資源の維持、保全について) ・新たな取り組みである地域農業プランについては期待しているが、有害鳥獣対策や漁業、  農地バンク等については記述が少なく、今抱えている課題を解決に導くことができるの  か疑問である。 ・今後の10年間で地域農業づくりプランを策定するのでは、農業の担い手の高齢化等の現  在抱えている課題を解決することはできない。総合計画には市民・事業者等が取り組ん  でいくために、行政としてどのような仕組みを整備し、支援していくのか具体的に記載  すべきである。 (農業の担い手が減少する中での、AI、IoT等情報通信技術の活用による経営の効率  化の推進について) ・農業の担い手の高齢化が著しい中、農業の近代化により施設内での水耕栽培等が加速度  的に広がる可能性もあるが、そういった技術革新に対応する担い手の確保や必要となる  資金等の課題がある。 (北勢地方卸売市場および食肉センター食肉市場の改修、整備について) ・北勢地方卸売市場や食肉地方卸売市場については、過去に自立、自活のまちを目指す中  で、市場機能の重要性を鑑み、存続させた経緯があるが、施設改修等のために予算が必  要であり、今後、農業や畜産のHACCP認証や6次産業化を進める上では、総合計画  にしっかりと記載する必要がある。 (本市の農水畜産物の魅力発信策について) ・市内外に向けて地元産品をアピールするだけでなく、農協をはじめとする関係団体に働  きかけ、より積極的に本市の農作物を市外へと売り出していく取り組みが必要である。 (農業センターの役割の明確化について) ・多額の予算をかけて整備する農業センターを食育体験の拠点として活用するだけでは市  民の理解は得られない。農業を取り巻く課題に対応するため、最先端の農業技術を確立  するための拠点としての活用方法を検討すべきである。 (優良農地の保全、有効活用について) ・コンバイン等の大型農業機械が進入できず、耕作しづらい農地が散見されるが、農地と  して利用しづらい土地は開発の対象とした方が良いと考える。現状を把握した上で、具  体的にどのような対策を実施していくのかを総合計画に記載することが理想的だが、地  域農業プランをこれから策定するならば、策定に係るスケジュールを示してほしい。ま  た、土地利用に関係するため、都市整備部との連携も不可欠である。 (キャッシュレス化等、来街者増に向けての利便性向上について) ・今後の10年間にキャッシュレス決済が普及していくことが予想されるが、社会全体のキ  ャッシュレス決済の普及のために、公共施設等のキャッシュレス化を積極的に進めるべ  きである。 (郊外団地における買い物拠点について) ・中心市街地活性化については、老朽化した建物を撤去した後にどのような施設を建設す  るかが重要であり、全国に誇れる都市機能を集約させるためには、参入する業種の取捨  選択が必要であると考える。また、過去に開催した定期市をテーマとしたオープンバザ  ールは大変好評を博したことから、イベントを軸に集客を図るという視点を次期総合計  画に盛り込んでほしい。 ・郊外住宅団地における買い物拠点整備については、今までと同じ補助金による支援では  改善が見込めず、これまでとは異なる新たな取り組みが求められる。 (その他商工農水部所管事項) ・コンビナートにおける水素の利活用については、これまで2年間をかけて産学官で協力
     して調査し、現状以上の活用は難しいと結論付けられたということだが、将来的に水素  を活用した取り組みは拡大が予想されるため、インセンティブを設けるなど、市が積極  的に水素の活用を促していくことで、燃料電池車などの民間の取り組みを後押しすべき  である。また、既存の企業におけるさらなる活用は難しいとしても、水素の活用に積極  的な企業を臨海部の空地に誘致するなどし、水素利用を広げる手法も考えられる。停電  時にも活用できる燃料電池の活用についても研究し、水素を使ったスマートタウンの実  現も視野に入れて取り組んでほしい。 ・補助金制度は既存の事業を支援することはできるが、補助金を前提とした事業は継続が  難しく、新たな事業創設には効果が薄い。民間企業の活動に行政が必要以上に干渉すべ  きではなく、企業が活動しやすい環境整備に努めるべきである。また、AIやIoTと  いった新技術については企業が事業活動の中で取り組むことであり、行政が提案するこ  とではない。 ・農福連携は農作業の特性と障害者がうまくマッチングした結果、双方に有益な効果が得  られるものであり、農業の担い手不足を解消するために障害者に農業に携わってもらう  という表現は相応しくない。 【環境部】 (ごみの再資源化と減量について) ・ごみの分別を細分化することで資源化率を高めている事例や、ごみの有料化によりごみ  排出量を削減した事例があり、どうしたらごみを減らせるのかという視点に立ち、展開  する施策を検討してほしい。 ・ごみの減量に関して、食品ロスについても記述すべきである。 ・中国がプラスチック系廃棄物の受け入れを中止したことに伴い、全国的にプラスチック  系廃棄物の処理が課題となっている。処理先を失った廃棄物関連の事業者による不適切  なごみ処理の懸念があり、国からは事業系プラスチックの処理を自治体に求める通知が  出されていることから、本件に関する対応等についても検討すべきである。 ・世界的に問題となっている海洋プラスチック等は市民や事業者にも取り組みをお願いし  ていく必要があるが、どのような意識を持って行動すべきか市が具体的に示す必要があ  り、併せて指標にも設定するべきである。 (四日市公害と環境未来館の展示について) ・四日市公害と環境未来館を活用し、公害の歴史と教訓を次の世代に伝えることは重要で  あるが、当時の市民の苦しみが全て伝えられる展示内容とはなっておらず、また、公害  克服に向けた活動よりも本市と公害を結びつける情報ばかりを発信している印象を受  けるため、次なる取り組みが必要である。 (地球温暖化による気候変動に対する対応について) ・地球的な規模に立ち、四日市市が政策を展開していくという表現は視点が大きすぎると  感じるため、地球的規模で進む環境問題を本市の問題としてとらえ、対応を記述すべき  であり、地球温暖化の影響により水害の危険性が増していることも本市の問題と捉え、  対策を検討してほしい。 ・温室効果ガスの削減については、全体の排出量の80%以上を占める産業部門への働きか  けが不可欠であり、企業の温室効果ガス排出量を把握するとともに、官民で協力しなが  ら取り組んでいくべきである。 (ごみ出し困難者への対応について) ・ごみ出し困難者の中にはごみ出しだけでなく、家の中の片づけや日々の料理にも苦労し  ている家庭があり、部局間で連携し、多角的に解決にあたるべき問題である。 ・障害者や高齢者等、ごみをごみ集積場まで運ぶことが困難な方に対する支援策として、  戸別収集も検討すべきである。 ・市内各地において福祉サービスの一環でごみ出し支援が取り組まれているが、ごみ出し  支援が必要な方への対策は喫緊の課題であり、総合計画においては戸別収集の構築を記  載してほしい。 ・全国にはごみの戸別収集を全戸で実施する自治体がいくつか存在しており、中には夜間  に収集を実施している先進事例もある。団塊の世代が高齢化していく中、戸別収集の必  要性を以前から指摘しているところであり、ごみ出し支援が必要な対象者を把握すると  ともに、人口密度などの地域差も考慮した上で、制度構築に向けて取り組むべきである。 ・ごみ屋敷対策については、ごみ屋敷のごみを片付ける対策ももちろんだが、なぜごみ屋  敷になってしまったのかという視点を大切にして、予防の観点を特に充実させてほしい。 (多死社会に向けた北大谷斎場のあり方について) ・多死社会の到来に向け、墓地の多様化のほかに葬祭場の活用についても検討が必要であ  る。 ・家族葬や直葬の増加、民間事業者の葬祭場の利用の増加等により、北大谷斎場の大きな  式場の利用率は3日に1度程度まで下がってきている一方で、霊安室が不足している状  況があり、対策が必要である。現状のデータ等の裏付けを示したうえで北大谷斎場のあ  り方を示してほしい。 ・増加している直葬への対応は行政が担うべきである。 ・孤独死への対応として、予防の面では健康福祉部、実際に孤独死が発生してしまった際  は環境部で対応しているところであり、部局間の連携が必須である。今後の10年間の  中では当業務を担う部局についても整理が必要であり、また、尊厳死等の新たな人生の  終焉の形についても議論していかなければならないと考える。 ・火葬場の不足が予想されるので対策を検討してほしい。 (農業資源の維持、保全について) ・森林や農地の管理が行き届いていない現状に対して展開する施策を具体的に記述してほ  しい。また、獣害の拡大などにより管理されなくなった農地が増加している現状につい  ても課題として記載すべきである。 (その他環境部所管事項) ・本市汚水処理場の厳しいリン規制により、本市近海は海草をはじめとする海洋生物が育  ちにくい環境となっていることから、排水にかかるリン規制値を上限まで戻すべきであ  る。 ・生物に関する施策について、外来生物に関する施策は環境部、農作物への獣害は商工農  水部であり、効果的に施策を進めるためには業務や所管する部局を整理する必要がある  と考える。 ・ごみ収集の新しいシステム、スマートエネルギーや温暖化対策、里山保全に関しては期  待しているので、より良い内容にしてほしい。 【都市整備部】 (公共交通不便地域における交通手段の確保について) ・中心市街地から離れた地域の公共交通について、各地区に端末モビリティを配置するだ  けでなく、各地区の特性に応じた交通網を確立し、持続可能なまちづくりに繋げてほし  い。交通網を整理することで渋滞解消にも効果が期待できるため、ハード面、ソフト面  を各部局で役割分担し、課題を整理しながら進めてほしい。 (多様な交通手段の利用について) ・本市と同様に競輪場を有している自治体において、自転車で移動しやすい街づくりを進  めている事例があり、本市においても自転車をキーワードにしたまちづくりを行うべき  であると考える。継続して施策を進めれば、本市のシティプロモーションとして全国に  発信できる材料ともなる。また、公共交通、自転車、徒歩を賢く使い分けるという表現  は、上から目線に受け取られる恐れもあるため、表現を訂正すべきである。 (新たな技術を活用した交通手段の導入について) ・自動運転の導入について近隣自治体では実証実験を開始しており、本市の取り組みは遅  れていると感じている。市民が将来の交通事情を想像できるような記述としてほしい。 ・高齢化の進展とともに公共交通の充実を求める声は広がっており、特に力を入れるべき  施策であると考える。市民のための計画であるので、読んだ人が明確に未来を想像でき
     るような表現にすべきである。また、社会情勢や技術の進歩が著しい現代において、10  年間で飛躍的な状況の変化が起こる可能性があり、10年間の計画を作成する上では夢の  ある理想像を描いてほしい。 ・自動運転車両は様々な種類があり、どのような車両を導入するかは予想できないが、自  動運転車両のための車線確保や道路インフラの整備等、自動運転技術が確立された際に  柔軟に対応できるよう、早期に準備しておく必要がある。 (北勢バイパスの整備について) ・北勢バイパスの整備については、国道477号以南の整備予定が不透明であり、今後10  年間で竣工できるか定かでない道路を総合計画に記載することは不適切であると考え  る。 (道路整備に係る方針の明示について) ・これまでの10年間のなかでは都市計画道路の整備がなかなか進まなかったが、次期総合  計画の計画期間においては、道路整備の優先順位を明確にし、計画的に整備を進めるべ  きである。 (魅力的な公園の整備について) ・重点的戦略横断プラン「幸せ、わくわく!四日市生活」の中で歩くことをテーマとした  健康づくり施策が提案されているが、ハード面の整備として、市民が自然と歩きたくな  るような歩行空間の整備等を具体的に記載してほしい。 (長期未整備の都市計画公園の廃止、及び、利用の低下している既存公園の集約、再編に  ついて) ・次の10年間では、地域ごとの公園の整備状況を整理し、地域の実情に合った公園を整備  してほしい。 (富田駅等、急行停車駅周辺の土地利用について) ・リニア中央新幹線の開通に伴い、富田駅は本市の玄関口として重要性を増すと考えてい  るが、線路沿いには農業用地が広がり、土地利用の誘導が必要であると考える。また、  トイレを備えていない鉄道駅が存在しており、本市の玄関口として、来街者を迎えるた  めの整備を進めるべきである。 (市営住宅居住者の高齢化への対応について) ・市営住宅を利用する高齢者への配慮として、低階層に居住してもらうなどの柔軟な配慮  をお願いしたい。また、単身世帯が増加する中、入居する際に必要となる保証人を確保  できない方が増加する恐れがあり、社会福祉協議会等と連携し、時代に即した新たな保  証制度を構築していく必要がある。 ・大規模団地に大学生等の若年層に入居してもらうことで、幅広い世代で高齢者等の見守  りを充実させることも考えられるため、広い視野で高齢者の見守り体制を検討していく  必要がある。 ・他自治体においては、特定の大学の学生を対象に家賃面で優遇し、市営住宅の高層階に  入居してもらうことで高齢者の見守りを充実させている先進事例があり、是非参考にし  てほしい。 ・市営住宅の中には整備が追い付かず、老朽化が激しいものもあるが、今後活用する建物  を取捨選択し、活用するものについては速やかにエレベーターを設置するなど、バリア  フリー化を進めるべきである。また、廃止するものについては、解体後の土地の活用方  法を検討しておく必要がある。 ・民間においては、集合住宅に小規模多機能型居宅介護の機能を持たせ、移動が困難にな  った高齢者に1つの建物に集住してもらうことで効率的にサービスを提供している事  例があり、今後の高齢化社会を見据えた市営住宅のあり方を検討する必要がある。 (その他都市整備部所管事項について) ・人に合わせて公共交通を充実させるのではなく、公共交通を利用しやすい場所に人を誘  導する方法も一つの手段として考えられる。 ・リニア中央新幹線の開通により、本市への鉄道でのアクセス事情が大きく変わる可能性  がある。リニア中央新幹線の開通後の名古屋駅でのリニア中央新幹線から鉄道各社への  乗換方法の把握に努め、より利便性の高い鉄道路線の駅前を優先して整備を進める手法  も考えられる。 ・近年、通学路等での児童、生徒を巻き込む交通事故が問題視されていることから、交通  事故対策の必要性を感じており、車に後付けする急発進抑制装置や、歩行者を守るガー  ドレールの設置等、現実的かつ実現可能な手段で、計画期間の初期に集中して対策を講  じる必要がある。 ・近鉄四日市駅前の整備と同様にJR四日市駅前についても整備が必要である。また、一  般的に駅を中心にまちが発展するが、JR四日市駅は東側がコンテナ基地になっており、  発展の障害となっている現状がある。JR四日市駅付近の再開発のためには大学等の施  設の誘致が効果的であると考える。 ・河川を管理する部局として大雨時に氾濫の恐れがある危険個所の把握に努め、示してほ  しい。 ・市営住宅に入居している高齢者の親族が別の場所に家を建てて居住しているケースがあ  り、市内各地にある空き家を市営住宅として整備すれば、親族と近い場所に住むことが  可能となると考える。 ・冷暖房や浴槽が備え付けとなっている民間の賃貸物件と比較すると、市営住宅は初期導  入費用を含めると、全体としてはかえって必要経費が高くなってしまうことがあり、真  に低所得者層のためになっているか疑問である。設備や備品についても充実させるべき  である。 ・同和住宅や特定目的住宅についても総合計画に記載すべきである。 ・次期総合計画策定後に各業務に係る個別計画の策定作業を進めることになると思われる  が、実際の市の業務に深くかかわるのは個別計画であり、当委員会での議論の内容をし  っかりと個別計画に反映させるとともに、総合計画策定後に早急に個別計画を策定し、  実行力が担保されるようにしてほしい。 ・都市整備部の所管する分野を分割し、それぞれ計画を作成しているが、分け方が明確で  なく、空き家や空き地、交通ネットワーク等の内容が重複している。市民目線にも分か  りやすいよう、全体的に構成を見直す必要があると感じる。 【スポーツ・国体推進部】 (スポーツの持つ幅広い効果を意識し、部局横断的に取り組むことについて) ・スポーツは市民の健康増進にとどまらず、地域コミュニティの活性化等の効果もあり、  様々な課題解決につながる可能性を有している。総合計画に記載する上では、スポーツ  施策がいくつかの分野に広く効果を発揮することがわかるような表現にすべきである。 ・普段体を動かすことに関心のない層も巻き込んでスポーツ施策を展開し、より多くの市  民の健康増進に寄与できるようにすべきである。そのためには、まちづくり等のハード  面と健康に関する意識啓発等のソフト面の両面で部局横断的に取り組んでいくことが  重要である。 (ライフステージに応じて誰もがスポーツに親しめることについて) ・高齢者スポーツ拡大のためには、若いうちからスポーツに親しむことが重要であり、ま  た、高齢になっても続けられるスポーツの選定といった視点も必要である。また、スポ  ーツ施設を整備する上で幅広い世代が集まり、スポーツだけでなく世代間交流の場とす  ることも有効な施策であると考える。 ・スポーツ施策は健康寿命の延伸や医療費抑制につながる可能性がある重要な施策である  と考えるが、全国的にスポーツをする子どもとしない子どもに二極化しているとの調査  結果があり、一方で学校現場ではスポーツ経験の乏しい教師の増加が著しく、個人が生  涯を通じてスポーツに興じるかどうかの分岐点となる10歳前後の子供への適切な働き  かけが困難な現状がある。行政の役割は、大規模スポーツイベントの開催等の華々しい  取り組みよりも、市民がいかに体を動かし、健康に暮らせるかという視点が重要である。 (民間事業者やボランティアを含む関係機関と協力したスポーツ及び健康増進の取り組み  について)
    ・企業に対して働きかけ、ノーカーデーを設けるなど、通勤時の歩行を促すことで市民の  健康増進に寄与すると考える。 ・スポーツ教室や企業の社会参加等、様々な形で民間によるスポーツの取り組みがある中、  市主体のスポーツ施策を拡大しすぎると、民間の活動を圧迫しかねない。NPO法人や  ボランティアの育成等の支援に徹するという考え方が必要である。 ・総合型地域スポーツクラブの活動が活発になると、自己負担額の増加が見込まれること  もありうるため、地域でスポーツに親しむための仕組みづくりを考えておく必要がある。 ・行政が参入したことで、民間の活動を圧迫し、結果としてマイナス効果となった失敗事  例は国の施策においてもあった。そのような反省を生かして民間と行政の棲み分けをは  っきりさせることが必要であり、行政は民間ができないことをカバーする役割に徹する  べきである。 (三重とこわか国体・三重とこわか大会、東京オリンピック等の大規模スポーツイベント  終了後も培った経験や意識を活用してスポーツ施策を推進することについて) ・2020年の東京オリンピックや2021年の三重とこわか国体・三重とこわか大会に関する  記述が多くみられるが、2020年を初年度とする10年間の計画であるのことから、前半  の大規模大会終了後の施策についても充実させる必要がある。 ・次期総合計画の計画期間内に国体は終了し、スポーツ・国体推進部は組織改編されるこ  とが想定されるが、今後、所管する部局によって取り組み方が異なってくるため、将来  的にスポーツ施策を推進していく体制についても記載してほしい。 (プールの整備実施について) ・本市は工業化の歩みとともに市民が海に親しむことが困難となったことから、代替とし  てプールを整備した経緯がある。本市の水泳競技人口は多く、霞ヶ浦プールだけでは市  民の需要を満たすことはできないため、競技用としても使えるプールを整備する必要性  を感じている。スポーツクラブで水泳を行っている方が参加する大会を開催できれば、  大会を通じてさらなる競技人口の増加にもつながると考えるため、プールの整備につい  ても総合計画の中にも盛り込んでほしい。 ・本市の水泳の競技人口は他の競技と比較して圧倒的に多く、また、健康増進という観点  では水中を歩くことも十分効果がある。スポーツ施設の利用率やスポーツによる健康増  進で医療費抑制にどれだけ効果があるか等、市民にも分かりやすいように費用対効果を  示し、理解を獲得した上で予算化していくことが重要である。 (地域におけるスポーツ活動拠点としての学校施設の活用に向けて取り組むことについ  て) ・学校の体育館は運動施設であると同時に地域活動の拠点であり、有事の際には防災拠点  となることから、全国的にはシャワーや空調、事務所機能等、学校生活の中では使われ  ない機能を整備する事例があり、スポーツ以外の視点も加え、そのあり方を検討してい  く必要がある。また、避難所としての役割を鑑み、防災・消防の分野にも関連付けるべ  きである。 (これまでの総合計画との違いを明確にし、明確な目標指標を設けることについて) ・昨年度の新総合計画調査特別委員会で行った各重点施策の検証が今回提出された資料に  は反映されていないように思われる。これまでの検証を元に、今後の10年間に実施し  ていく方向性を示すべきである。 ・これまでの取り組みと大きく変わらない印象を受けた。また、数値目標については進捗  状況を把握していくことが大切である。 ・スポーツ基本法に基づいて策定したスポーツ推進基本計画との整合性が図れていないよ  うに感じるため、これまでの総合計画の反省点や検証と合わせて、次期総合計画に反映  させるようにすべきである。 (その他スポーツ・国体推進部所管事項) ・スポーツ施設については商業機能等を有する複合施設とし、競技が行われていないとき  にも市民に親しみを感じてもらえるようにする先進事例があり、本市においてもそのよ  うな考えを取り入れ、スポーツ施設整備を進めるべきである。 ・大規模スポーツイベントを開催するためは、会場までのアクセス面で公共交通の充実が  必要である。部局横断的な取り組みを望む。 ・地区運動広場の整備について明確な記載が無いが、地区によっては頻繁に活用されてお  り、ぜひとも継続事業としてほしい。 【教育委員会】 (教員の働き方改革の推進について) ・業務アシスタントの充実や地域社会の協力により教員の多忙を解決し、子どもたちの個  性をより伸ばせる教育を目指してほしい。また、市民・事業者に取り組んでいただくこ  とに記載されている「市の施策や制度を活用し、子育てに生かしていただく」という表  現は分かりにくいため、修正すべきである。 (中核市移行に伴う市主催の公立小中学校教員への研修の充実について) ・中核市移行に伴い教員への研修の権限が市に移譲されることとなり、より本市の教育方  針を教育現場に反映しやすくなると考える。中核市移行に関する記述との整合性を図り  ながら、教員への研修等についても検討してほしい。 (チーム学校としての家庭に向けた福祉面の支援について) ・不登校の原因は学校での友人関係のほかに、家庭環境も大きく影響する。家庭や地域福  祉との連携を緊密にし、子どもが抱える課題に向き合うために、中学校区ごとにスクー  ルソーシャルワーカーを配置することが望ましい。 ・子どもの貧困が叫ばれ、また、障害等による特別な支援が必要な子どもの増加が予想さ  れる中、教育を受ける機会を等しく確保していくための対策が必要である。特に子ども  の貧困等への対策として、家庭訪問等により就学前から家庭へのサポートを充実させる  ことが必要であり、職員の増員も視野に入れ、チーム四日市として本市の子ども全員が  幸せになるように取り組んでほしい。 (不登校、不適応への支援について) ・子どもの学校不適応や不登校を解決するために、教職員の負担軽減を図り、教師が子ど  もと向き合う時間を確保するということだが、根本的な原因は家庭の影響力が弱まった  ことであり、家族の絆が薄まっていることを課題として取り上げ、的確な施策展開をし  てほしい。 (障害のある子供への支援について) ・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、スクールロイヤーを配置し、チ  ーム学校として子供一人ひとりに向き合ってほしい。また、医療的ケアが必要な子供に  対してのサポートとして専属の職員を確保するなど、体制を充実させてほしい。 (教育現場へのICT機器導入に向けた取り組みについて) ・教員の多忙化解消に向け、ICT機器や事務用機器を導入すべきと考えるが、教員の中  には機器の操作が不得意な職員が存在すると思われる。教員の能力の不均衡は全市的に  一律の教育を実施していく上で課題であり、ICT機器等を使いこなせるように研修等  が必要である。これまで児童数や授業時間数が変化してきたことを鑑みると、今後の10  年間で教育に関するソフト面は変化が予想されるが、教員の負担軽減のためにハード面  の整備は次期総合計画に記載し、計画的に実行すべきである。 (防火、防災教育の充実について) ・防災教育を明記してほしい。また、道徳教育はいじめや不登校の対策として重要であり、  命を大切にできる子どもを育てていけるよう、記述を充実させてほしい。 ・小中学生を対象とした防災教育は家庭への啓発という点でも効果的であり、総合計画に  記載すべきである。また、大規模災害への備えとして、体育館への空調機器の設置を進  める必要があると考えるため、危機管理監等と連携しながら総合計画への記載を検討す  べきである。 (いじめ、人権教育について) ・近年、いじめを原因として尊い命が失われてしまう事件が増加する中、総合計画におい  てもいじめを根絶するという意思が感じられるよう、他者への思いやりのある子どもを
     育てていくことを最重要課題として位置付けるべきである。 ・いじめ問題や同和教育をしっかりと位置付けてほしい。同和問題は他の人権問題と混同  されやすく、教員をはじめとする市の職員がしっかりと理解した上で、基礎的なことか  ら子どもたちに教えるべきである。 (・地域におけるスポーツ活動拠点としての学校施設の活用に向けて取り組むことについ  て) ・学校は地域の活動の拠点として重要な役割を有しており、関係部局と連携して地域活動  の拠点としての学校施設の方向性を検討すべきである。 (その他教育委員会所管事項について) ・奨学金制度の利用促進策として、入学前の早い段階から給付を受けることができ、入学  準備にも利用できるように利便性を向上させる手法が考えられる。 ・通学中の児童が被害者となる交通事故が相次いでおり、通学路の安全対策は喫緊の課題  として取り組むべきである。 ・教育は次期総合計画の柱の一つとして大いに期待するところであり、市民にも伝わりや  すいキャッチフレーズをつけるなど、本市の教育方針を積極的に発信していく必要があ  る。教員の多忙化解消に向け、これまでの取り組みを拡大するとともに、次なる決定打  を示してほしい。また、給付型奨学金の創設についても、市外から人を呼び込むことが  できるようなものにしてほしい。 ・近年、就学前教育の重要性が認識されてきており、就学前教育についての記載がある第  3期学校教育ビジョンには期待している。公立と私立、また、保育園と幼稚園を問わず、  さらに、通園していない子ども等も含めて、すべての就学前の児童に教育が行き渡るよ  うに努めてほしい。 ・重点的横断戦略プランの子育てするなら四日市+(プラス)の中で教育にも力を入れて  いくこととなっており、また、他の部局に先駆けて四日市市新教育プログラムの具体的  構想を示したことは、今後の推進計画の策定や予算の確保といった段階で有利に働くと  考えられる。理想の教育を作り上げていく好機であり、具体的な内容を書き込んでほし  い。 【消防本部】 (救急業務における時間短縮について) ・救急車が現場に到着してから病院に搬送するまでの時間が非常にもったいないと感じる  ため、搬送先の病院と情報共有を密にし、効率的な救急体制の整備に努めてほしい。 ・5GやIoT機器の発展など、新技術の台頭により病院への搬送を効率的にマッチング  する仕組みの構築についても、今後10年で取り組んでほしい。 (消防団員の人材確保や適正な配置について) ・消防団員の高齢化が深刻な問題であり、改善策等を書き込むべきである。高齢者にとっ  て消防団の活動は負担が大きく、新規団員の確保が必要であるが、そのためには防災教  育が重要となると考える。 ・消防団員を確保する手段として防災教育は有効であると考えるが、個人の人格形成に重  要な5歳未満の子どもを対象とすることにより、より効果が得られると考える。また、  本市には約1万人の外国人が居住しており、今後も増加が見込まれることから、外国人  人材が消防団で活躍できる環境整備についても考えていかなければならない。 ・本市は人口減少が想定されており、急激な高齢化が予想される地区もある中、実情に応  じて消防団の定数を見直す必要がある。 (防火、防災教育の充実について) ・教育指導要領の改訂により防災教育が必須となったことから、危機管理監等と連携し、  防災教育センターや出前講座の活用も含めて、積極的に防災教育に取り組んでほしい。 (具体的な数値目標の設定について) ・市民の意識を高めてもらうことでコンビニ救急や火災の件数を削減させるなど、市民・  事業者等が取り組んでいくことに関して内容をさらに充実させるべきである。また、10  年後の目指す姿についても、具体的な数値目標を盛り込み、より明確なビジョンを描い  てほしい。 (その他消防本部所管事項について) ・少子高齢社会が進展し、労働人口の減少が進む中で、AI等を活用し、効率的に人員を  配置することも考えていかなければならない。 ・愛知県では消防本部の一本化が進められており、三重県においても同様の流れが想定さ  れるが、本市はこれまでも広域化を進めてきた実績があり、今後の10年間の中では本  市が三重県を牽引するリーダーとして役割を果たしていかなければならない。 【上下水道局】 (水道サービスにおけるコスト縮減による経営の効率化について) ・人口減少に伴い、水道料金改定が必要となるとのことだが、水道料金の値上げに踏み切  る前に、増収やコスト削減等の努力をすべきであり、例えば井戸水を利用している市立  病院が水道を利用するようになるだけでも増収が見込める。その他にも、管路の入れ替  えではなく、管内にコーティングを施すことでコスト削減を図ったり、広域連携を図る  ことで人材不足をカバーする等、コストを下げる方策を次の10年間で検討すべきであ  る。 ・水道料金の改訂が必要となるとのことだが、人口推計や必要な管路の補修などから具体  的にどの程度料金が増加するのか推計できるはずであり、市民生活に密接にかかわるこ  とからも、料金を据え置く取り組みとともに、具体的に増加すると考えられる値段を示  すべきである。 ・水道事業を広域化することでむしろコストが増加する懸念がある。国においては広域化  を推進してきたが、長良川河口堰の事業の反省を踏まえ、慎重に判断する必要があり、  本市としての取り組みの方向性を明確にすべきである。 ・水資源に恵まれた自治体は、水道事業の広域化を進める考えはないと考えられる。本市  では、今後、人口減少に伴い水道料金の値上げが予想されるが、広域化によるコスト削  減が実現すれば、水道料金の増額は必要なくなることも考えられる。一方で、広域化す  ることにより生じる課題への対応を考える必要があるが、そのためには上下水道局の体  制の見直しが必要となる。 ・本市に供給される水の一部は東員町から取水しているが、水は近隣自治体における共有  財産であり、水道インフラの維持費等についても、東員町を含めた関係自治体で議論を  行い、水の安定供給を実現してほしい。 (その他上下水道局所管事項について) ・四日市港に寄港する外国船は、本市の水道水を好んで持ち帰るという話を耳にしたこと  があり、こういった市民が知らないような情報を活用したPR活動を行うなどの努力が  必要である。 ・浜田通り貯留管築造工事が進められているが、今後10年間を計画期間とする総合計画に  おいては、今後の貯留管の設置予定を示すべきである。 ・今後、民間委託が進むことも考えられるが、委託者として民間業者を牽制できるだけの  知識が必要となるため、職員の育成が必要と考える。 ・公共下水道整備後、上下水道局の業務内容が大幅に変更になると考えられるため、それ  に伴い局内の体制を整理する必要があり、あわせてAI等の導入により経営改善を図り、  これまでの体質を変えていく必要がある。 ・令和7年度までに市街化区域の汚水整備の概成を目指すとのことだが、市街化調整区域  の整備については読み取りにくいので、分かりやすい表現で明記してほしい。 ・課題に対する認識はそのとおりだと思うが、課題に対する施策の展開方向の内容が検討  するという表現が多く、より踏み込んだ内容を記述する必要があると考える。また、上  下水道局の基本的政策の方向性は3つの重点的横断戦略プランすべてにチェックが入  っているが、すべてにチェックをつけることの妥当性に疑問がある。 ・ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくりという表現は分かりにくいので改めるべき
     である。市民にとっては安心して美味しい水が安価に提供されることが重要であり、特  に水は市民生活に密接にかかわることから、耐震化等にかかる支出はやむを得ないが、  安く提供する努力は怠ってはならない。 【市立四日市病院】 (今後10年間を見据えた市立四日市病院の目指す姿について) ・市立四日市病院は増改築を繰り返して現在の形に至っており、立地場所も含めて、現在  の形が最適だったのか疑問がある。これまでの反省を活かして次期総合計画を作り上げ  ていく考え方が重要であり、また、本市の救急体制については市民の満足度が高い実情  についても加味して策定にあたってほしい。 (病院施設の改修について) ・市立四日市病院は建蔽率の関係から増築は難しいうえ、年中無休で稼働し続けなければ  ならない特性上、大規模な改修工事には困難が伴う。一方で、大型化、複雑化する医療  機器の導入や院内感染対策、セキュリティ対策等が必要であり、現在の施設を継続して  使用していくのか、または新たに建て替えるのか方向性を明確に示す必要がある。 ・市立四日市病院の今後の増改築のために建蔽率の見直しについて関係部局と協議、検討  すべきである。 (医療従事者の人材確保について) ・今後10年間で医療関係の人材確保はさらに厳しくなることが想定されるため、対策を検  討する必要がある。 ・救命救急に携わる人材を充実させるべきである。また、医療事故やインシデント等に関  して市民から不安の声を聞くことがあるため、医療安全管理委員会等において第三者意  見を取り入れることはもちろん、患者に対して誠実に情報提供を行うなど、透明性を高  めることで、市民の信頼を獲得していけるよう、努力していく必要がある。 ・医療機関において最も重要なのは人材であり、人材確保の仕組みを整えるべきである。 ・医療現場の人材不足への対応や地域医療との役割分担を進めるためにはICT機器等の  先進技術を導入し、効率的な連携に努めるべきである。 (先端技術を活用した医療機器の導入について) ・時代の潮流やSDGs等の新しい考え方も次期総合計画に反映すべきである。また、人  口減少が進む中で病院の経営方針の見直しも必要であると考えるが、すべての医療サー  ビスを網羅することは難しく、例えば、自治体間で役割分担して高度医療は名古屋等の  都市部が担い、本市においては地域医療、福祉を充実させるといった思い切った考え方  も検討していかなければならない。医療機器は非常に高額であり、高度医療体制の整備  に固執するだけでなく、広い視野を持って目指すべき姿を描く必要がある。 (大規模災害への備えについて) ・市立四日市病院の災害への備えが十分であることを市民に周知するためにも、大規模災  害への対策を記載すべきであり、DMATの養成やBCPの検証、防災訓練について具  体的に記載するべきである。 (病診連携、医療連携の推進について) ・AI等のICT技術を活用することで、医師の事務作業等の負担軽減が期待できる。ま  た、3テスラMRIを新たに導入したところだが、未だに需要に対応できていない状況  が続いており、市内の医療機関との連携を強化するなど、速やかに診断できるような体  制を整える必要がある。 ・病診連携を進める方向性は妥当だと考えるが、実効性に疑問がある。市民の意識を変化  させ、各医療機関との役割分担、連携を進めるために具体策を示すべきである。また、  あわせて指標に紹介率等を数値で示すべきである。 ・地域医療機関との連携については記載が少なく分かりづらいため、中期経営計画に記載  されているとおり、地域包括ケア病棟や回復期リハビリ病棟を持つ病院、かかりつけ医、  在宅福祉サービス提供者などとの連携を図ることを明記すべきである。 ・本市を代表する市立四日市病院、羽津医療センター、三重県立総合医療センターの3つ  の病院のうち、市立四日市病院の救急搬送の受け入れ比率が高い現状がある。高齢化が  進み、医療ニーズが変化していく中、市立四日市病院が中心となって北勢圏域の救急医  療の充実を図っていくべきである。 (その他市立四日市病院所管事項) ・高齢化が進む現代において個人の最後を迎える場所についても議論が広がっており、市  立四日市病院は福祉の面からも亡くなった方への対応について検討を進めるべきである。 ・「疾病構造の変化」や「医療トレンドに乗り遅れない」等、聞きなれない表現が多く、市  民にも分かりやすいように具体的な記載とするべきである。 5.四日市市新総合計画骨子について  前項の各部局における政策・施策の方向性の確認を経て、理事者からはそれらを体系的 に取りまとめた骨子が提出され、当委員会においては、委員会からの意見の反映状況 を確認する中で内容について精査することとしました。  以下に当委員会からの意見等を受け、最終素案(資料1)に反映された事項、及び、委 員会において出された主な意見について報告いたします。 (1)委員会からの意見等を受けて最終素案に反映された事項について   委員会からの意見等を受け、最終素案に反映された内容は以下のとおりであります。   ※以下の修正事項に関し、重点的横断戦略ブランと分野別基本計画にまたがる事項に    ついては同一内容であることから分野別基本計画に一括して記載。   ※修正箇所については「資料1 新総合計画素案/修正版」において青下線を付して    記載。  (基本構想) ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │3.四日市市が目指す「まちづくり」と「将来都市像」                │ │ (1)四日市未来ビジョン                     (資料1 p.10)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │ 四日市市は全国有数のものづくりのまち │四日市市は全国有数のものづくりのまち  │ │です。そして、先人たちの知恵と努力によ │です。                 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │って今日の成長と発展が築かれています。 │ゼロからイチ、すなわち無から有を生み  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                 ̄ ̄  │ │ これらを礎に、ゼロからイチ、すなわち │出し、今日の発展を築いたその力をオール │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │無から有を生み出してきた原動力をオール │四日市で結集し、まちづくりを進めていく │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                    │ │四日市で結集し、まちづくりを進めていく │ことができれば、これから先の、変化の激 │ │ことができれば、これから先の、変化の激 │しい時代においても、市民の皆さんが豊か │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │しい時代においても、市民の皆さんが豊か │で幸せに暮らせる持続可能な都市を創造し │ │で幸せに暮らせる持続可能な都市を創造し │ていくことができます。         │ │ていくことができます。         │このような観点から、総合計画における  │ │ このような観点から、総合計画における │まちづくりの最上位の理念となる四日市未 │
    │まちづくりの最上位の理念となる四日市未 │来ビジョンをとりまとめました。     │ │来ビジョンをとりまとめました。     │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │6.基本構想の推進にあたっての基本的な考え方                   │ │ (4)行財政運営                                │ │  2)行政改革                           (資料1 p.18)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │ 公共施設について、長寿命化の推進や維 │ 公共施設について、長寿命化の推進や維 │ │持管理費の提言、社会環境に応じた施設の │持管理費の提言、社会環境に応じた施設の │ │あり方の見直しを進めるとともに、一定の │あり方の見直しを進めるとともに、受益者 │ │                 ̄ ̄ ̄ │                 ̄ ̄ ̄ │ │ルールに基づいた使用料の設定等受益者負 │負担についても、統一的なルールの導入を │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │担の適正化に努め、将来を見据えた施設運 │目指すなど、将来を見据えた健全な行政運 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ │ │営を進めていきます。          │営を進めていきます。          │ │ ̄                   │ ̄                   │ └────────────────────┴────────────────────┘  (基本計画)  ・政策1 子育て・教育 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.1 子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備           │ │ 3.展開する施策                         (資料1 p.89)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(1)就学前教育・保育の充実      │(1)就学前教育・保育の充実      │ │2)教育認定の児童については、公立幼稚園 │2)公立幼稚園に関して、今後も園児数の減 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ において公的役割を果たしていきます。 │少が見込まれることから、教育認定家庭へ │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ なお、適切な集団規模での教育が困難な │の公的役割の保障はこども園において確  │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │ 園については、認定こども園においてそ │保していきます。また、こども園において │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ │ の役割を保障していきます。      │は、特別な支援を要する教育認定の3歳児 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │  また、こども園においては、必要に応 │の受け入れの検討を進めます。      │ │                ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ じて教育認定の3歳児の受け入れの検討 │                    │ │  ̄ ̄                 │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │ を進めます。             │                    │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │(4)支援の必要な子どもへのきめ細かな │(4)支援の必要な子どもへのきめ細かな │ │ 支援                 │支援                  │ │1) 児童発達支援センターあけぼの学園に  │1) 児童発達支援センターあけぼの学園に  │ │ おいては、地域の中核的な施設として発 │  おいては、専門的な発達支援が必要な子 │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │        ̄ ̄ ̄ ̄          │ │ 達支援が必要な子どもや保護者への支援 │  どもや保護者への支援に取り組みます。 │ │ に取り組みます。           │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                    (資料1 p.91)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │指標:子育て支援センターや子育て世代包  │指標:「子ども一人ひとりの成長に応じた │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │  括支援センターにおける相談件数   │  支援が充実している」の満足度(子育 │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │説明:子育て家庭の不安を解消するため、 │  て世代の平均評価)         │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │  気軽に相談できる体制を充実させ、相 │説明:子育てを楽しんでいる人を増やす。 │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │  談件数の増加を図る。        │現状の値:-              │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │      ̄              │ │現状の値:22,149 件(平成30 年度)   │目標値・方向性:5 段階評価で3.5 以上  │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │目標値・方向性:23,500 件        │                    │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.2 夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成              │ ├─────────────────────────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │子育てするなら四日市+(プラス)                         │ │ 01 令和の学び!基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト  (資料1 p.28,31)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌────┐              │┌────┐              │ ││タイトル│              ││タイトル│              │ │└────┘              │└────┘              │ │No.2先端技術に対応した教育現場のICT化 │No.2先端技術の活用に向けた教育現場の  │ │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ │                    │ICT化                  │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │┌────┐              │┌────┐              │ ││タイトル│              ││タイトル│              │ │└────┘              │└────┘              │ │No.5多様な子どもに対する多様な学びの場 │No.5多様な子どもに向けた学びの場の提供 │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │          ̄ ̄ ̄ ̄        │ │の提供                 │                    │ │┌──┐                │┌──┐                │ ││目的│                ││目的│                │ │└──┘                │└──┘                │ │多様な子どもに対する多様な学びの場を提 │多様な子どもに学びの場を提供する    │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │       ̄             │
    │供する                 │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │子育てするなら四日市+(プラス)                         │ │ 02 子育て家庭の安心実感倍増プロジェクト             (資料1 p.37)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌────┐              │┌────┐              │ ││タイトル│              ││タイトル│              │ │└────┘              │└────┘              │ │No.5社会教育施設をはじめとした地域資源 │No.5連携による社会教育施設をはじめとし │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │ │の魅力発見               │た地域資源の魅力発見          │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・政策2 文化・スポーツ・観光 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.3 文化・芸術の振興                         │ │ 4.進捗状況を測る主な指標                   (資料1 p.100)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │指標:文化会館及び三浜文化会館における │指標:三浜文化会館における文化を担う人 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   練習室等の利用者数        │   材の育成・支援に関する事業数   │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │説明:文化芸術活動者の増加を図るため、 │説明:文化芸術活動者の増加を図るため、 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   文化会館及び三浜文化会館における │   三浜文化会館における文化を担う人 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   練習室等の利用者数を増加させる。 │   材の育成・支援に関する事業を実施 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │                    │   する。              │ │                    │    ̄ ̄ ̄              │ │現状の値:117,242人(平成30年度)    │現状の値:1回(平成30年中)      │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │ │目標値・方向性:123,000人        │目標値・方向性:年間6回        │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │         ̄ ̄ ̄ ̄        │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.4 スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進             │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.103)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(3)大規模スポーツイベント等の誘致  │(3)大規模スポーツイベント等の誘致  │ │ 多くの市民がトップレベルのプレーを観 │ 多くの市民がトップレベルのプレーを観 │ │る機会として、積極的に大規模スポーツイ │る機会として、積極的に大規模スポーツイ │ │ベントの誘致に取り組みます。さらに誘致 │ベントの誘致に取り組みます。さらに誘致 │ │を推進するため、プロスポーツイベント、 │を推進するため、プロスポーツイベント、 │ │スポーツ合宿等スポーツイベント対象の支 │スポーツ合宿等スポーツイベント対象の支 │ │援制度の新設、各種競技に応じた施設整備 │援制度の新設や誘致にあたっての環境整備 │ │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │やスポーツ施設の周辺環境整備に取り組み │に取り組みます。            │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │                    │ │ます。                 │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.5 交流を生み出す新たな四日市流都市型観光              │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.107)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(2)「来てもらう」きっかけとなる情報発│(2)「来てもらう」きっかけとなる情報発│ │信とおもてなしの充実          │信とおもてなしの充実          │ │2)市民、事業者等、NPOなど多様な主体が  │2)市民、事業者等、NPOなど多様な主体が  │ │参画・連携し、おもてなし意識の醸成に資 │参画・連携し、おもてなし意識の醸成に資 │ │する取組を行うとともに、コンビナート夜 │する取組を行うとともに、観光ガイドやボ │ │             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │景などの観光ガイドやボランティアの人材 │ランティアなどの人材発掘を行います。あ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄                │                    │ │発掘を行います。あわせて、国内外からの │わせて、国内外からの来訪客を円滑に案内 │ │来訪客を円滑に案内できるよう、四日市流 │できるよう、情報の一元化・多言語化や案 │ │                ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │の観光地域づくりを行う組織について検討 │内サインの図記号化、公衆無線LANの整備  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │を行うほか、情報の一元化・多言語化や案 │によるインターネット環境の利便性向上な │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │                    │ │内サインの図記号化、公衆無線LANの整備  │ど、受入基盤の充実を図ります。     │ │によるインターネット環境の利便性向上な │                    │ │ど、受入基盤の充実を図ります。     │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・政策3 産業・港湾 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.6 新産業の創出と既存産業の活性化                  │ │ 2.現状と課題                         (資料1 p.111)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(5)雇用環境の充実          │(5)障害者・女性等のはたらく環境   │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │ 人手不足感が強い中小企業・小規模事業 │ 障害者雇用率は年々改善してきているも │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │者においては、人材の確保に向けて職場環 │のの、いまだ障害者を雇用していない企業 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │
    │境や待遇の改善など「魅力ある職場づくり」│もあり、雇用後も職場定着が課題となって │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │が求められています。具体的には、就労を │います。また、就労を求める若年者や高齢 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │求める若年者や高齢者、外国人等の働く場 │者及び外国人の働く場の確保が課題となっ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │の確保や、障害者雇用における職場定着が │ています。一方、女性にとっては、子ども │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │課題となっており、就業・雇用の促進に向 │が小さい時や介護の時は長時間勤務が難し │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │けた取組が必要です。          │く、学校が長期休暇の際は子どもの預け先 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │ また、家庭生活と仕事の両立のために、 │に困るため、就労をためらう人が多くあり │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │子どもが小さい時や家族の介護など働く人 │ます。また、企業によっては、女性専用の │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │個々の状況に合わせた働き方ができるよ  │トイレや更衣室がないところもあり、女性 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │う、社会全体で環境整備が求められていま │にとって働きやすい環境とはいえないとこ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │す。                  │ろもあります。             │ │ ̄ ̄                  │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.111)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(1)企業・事業誘致、投資促進     │(1)企業・事業誘致、投資促進     │ │3)本市産業が競争力を確保し、持続的な発 │3)本市産業が競争力を確保し、持続的な発 │ │展を遂げていくため、企業の投資を支援す │展を遂げていくため、企業の投資を支援す │ │る企業立地奨励金、民間研究所立地奨励金 │る企業立地奨励金、民間研究所立地奨励金 │ │において、CO2削減に向けた水素等新エネ  │において、CO2削減・新エネルギー活用事  │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │          ̄           │ │ルギー利活用事業や物流業など対象事業の │業や物流業など対象事業の追加や、AI・IoT │ │追加や、AI・IoT等を導入するスマート工  │等を導入するスマート工場、新燃料への転 │ │場、新燃料への転換、市外からの新規立地 │換、市外からの新規立地や物流拠点施設な │ │や物流拠点施設など重点事業の拡大等の見 │ど                   │ │直しを図ります。            │                    │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │(5)だれもが働きやすい環境づくりへの │(5)だれもが働きやすい環境づくりへの │ │取組                  │取組                  │ │4)子育て世代にとって、男女を問わずフレ │4)女性の就労環境整備として、子育て世代 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │キシブルな働き方ができるよう、就業規則 │は男女を問わずフレキシブルな働き方がで │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │の見直しを図ろうとする中小企業に対し支 │きるよう就業規則を見直す中小企業に対す │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │援を行います。さらに、職場内に女性専用 │る支援を行うとともに、職場内に女性専用 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │のトイレや更衣室、さらには子どもの遊び │のトイレや更衣室、さらには子どもの遊び │ │場スペースを設置するなど、働きやすい環 │場スペースを設置するなど、働きやすい環 │ │境づくりのためのハード整備を行う中小企 │境づくりのためのハード整備を行う中小企 │ │業に対して支援を行います。       │業に対して支援を行います。       │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │4.進捗状況を測る主な指標                    (資料1 p.113)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │<追加>                │         ─          │ │指標:企業立地奨励金指定事業の指定件数 │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │説明:企業立地奨励金の対象となる事業の │                    │ │   指定件数             │                    │ │現状の値:91件(平成21~30年度)    │                    │ │目標値・方向性:100件          │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │ │ 04 近未来のスマートシティプロジェクト                     │ │  No.01 スマートエネルギーの利活用促進             (資料1 p.55)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │3)CO2削減に向けた水素等新エネルギーの  │3)CO2削減や新エネルギーの活用に向けた  │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │利活用に取り組む企業を支援します。   │企業の取組を支援します。        │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.8 産業と市民生活を支える港づくり          (資料1 p.119)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────────────────┐ │┌─────────────────┐ │ ││市民・事業者等が取り組んでいくこと│ ││市民・事業者等が取り組んでいくこと│ │ │└─────────────────┘ │└─────────────────┘ │ │・事業者は、産業部門の温室効果ガス排出 │・事業者は、産業部門の温室効果ガス排出 │ │量削減に向けた取組を積極的に推進すると │量削減に向けた取組を積極的に推進しま  │ │                 ̄ ̄ ̄ │                    │ │ともに、港の環境対策としてLNG燃料の │す。                  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │活用を促進します。           │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │
    ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │ │ 05 都市の「空き」再活用魅力増進プロジェクト                  │ │  No.01 産学官連携でつくるみなとまちづくりプラン        (資料1 p.61)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌──┐                │┌──┐                │ ││目的│                ││目的│                │ │└──┘                │└──┘                │ │四日市港発祥の地である四日市地区を、市 │四日市港発祥の地である四日市地区を、市 │ │街地に近い利点と文化的資源や景観等を生 │街地に近い利点と文化的資源や景観等を生 │ │かし、市民が集い、世界へ繋がる交流の窓 │かし、四日市市と世界を繋ぐ交流の窓口と │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ │口として再生する            │して再生する              │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・政策4 交通・にぎわい ┌──────────────────────┬──────────────────────┐ │         修正後          │         修正前          │ ├──────────────────────┴──────────────────────┤ │基本的政策No.9 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり     │ │ 2.現状と課題                             (資料1 p.123)│ ├──────────────────────┬──────────────────────┤ │(3)道路交通の現状            │(3)道路交通の現状            │ │(前半部略)                │(前半部略)                │ │また、高度経済成長期に整備された道路や   │また、高度経済成長期に整備された道路や   │ │橋梁が、一斉に更新時期を迎える中で、市   │橋梁が、一斉に更新時期を迎える中で、市   │ │民からは、歩行者の視点に立った道路の改   │民からは、歩行者の視点に立った道路の改   │ │良や高齢者・障害者に配慮した段差の解消、  │良や高齢者・障害者に配慮した段差の解消、  │ │児童生徒の通学路や未就学児の園外活動経   │児童生徒の通学路や未就学児の園外活動経   │ │路における交通安全対策など、安心・安全   │路における交通安全対策など、誰もが安    │ │               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │               ̄ ̄ ̄ ̄    │ │な道路空間の整備が求められています。    │心・安全に歩行できる道路空間の整備が求   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │                      │められています。              │ ├──────────────────────┴──────────────────────┤ │ 3.展開する施策                            (資料1 p.123)│ ├──────────────────────┬──────────────────────┤ │(1)公共交通ネットワークの維持・再編   │(1)公共交通ネットワークの維持・再編   │ │と公共交通分担率を高める取組        │と公共交通分担率を高める取組        │ │5)移動手段を自動車に頼りがちな状態か    │5)移動手段を自動車に頼りがちな状態か    │ │ら、公共交通や自転車・徒歩等を含めた多   │ら、公共交通や徒歩等を含めた多様な交通   │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │様な交通手段を適度に利用していただくよ   │手段を適度に利用していただくよう、環境   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │う必要な整備を行うとともに、環境や健康   │や健康等に配慮した交通行動を呼びかけて   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │                      │ │等に配慮した交通行動を呼びかけていくコ   │いくコミュニケーション施策等を実施して   │ │ミュニケーション施策等を実施していきま   │いきます。〈モビリティ・マネジメント(MM)〉│ │す。〈モビリティ・マネジメント(MM)〉   │                      │ ├──────────────────────┴──────────────────────┤ │┌──────────┐                                 │ ││重点的横断戦略プラン│                                 │ │└──────────┘                                 │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~           │ │ 02 中心市街地の都市機能高次化プロジェクト                       │ │  No.1 WE DO 四日市中央通り                   (資料1 p.48)│ ├──────────────────────┬──────────────────────┤ │┌────┐                │┌────┐                │ ││画像説明│                ││画像説明│                │ │└────┘                │└────┘                │ │国交省とのパートナーシップのもと、健康   │国交省とのパートナーシップによるウォー   │ │              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │             ──────   │ │づくりにもつながるウォーカブルなまちづ   │カブルなまちづくりの推進          │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │────────────          │ └──────────────────────┴──────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │くりを推進               │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │ │ 03 【人・モノが行き交う】次世代交通ネットワーク構築プロジェクト        │ │  No.2 郊外部の交通・生活の利便性を向上する          (資料1 p.52)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │1) 郊外部において基幹的な公共交通へ快 │1) 郊外部の商業施設や駅などから基幹的 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │適に乗り換えできるような交通拠点の整備 │な公共交通へ快適に乗り換えできるような │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │に取り組みます。            │にぎわいのある地域の交通拠点の整備に取 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │2) 郊外型商業施設や市街化調整区域内の │り組みます。              │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │ │駅などを活用し、公共交通と連携した拠点 │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │化に取り組みます。           │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │
    │ 04 近未来のスマートシティ創造プロジェクト            (資料1 p.56)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌────┐              │┌────┐              │ ││タイトル│              ││タイトル│              │ │└────┘              │└────┘              │ │No.2 100年先まで価値のある“まちなみ”│No.2 100年先までまちの価値となる建物 │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │づくり                 │づくり                 │ │ ̄ ̄ ̄                 │ ̄ ̄ ̄                 │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │ │ 04 近未来のスマートシティ創造プロジェクト                   │ │  No.5 まちと直結、便利で元気な郊外居住地づくり        (資料1 p.59)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌──┐                │┌──┐                │ ││目的│                ││目的│                │ │└──┘                │└──┘                │ │通勤、通学に便利な鉄道駅を中心にしたま │通勤、通学に便利な鉄道駅を中心にしたま │ │ちづくりを可能とし、日常生活に利便性の │ちづくりを可能とし、農村集落の維持・活 │ │           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │高い機能を近隣駅周辺に誘致することで農 │性化を図る               │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │ │村集落の住みやすさを向上させ、維持・活 │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │性化を図る               │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・政策5 環境・景観 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.11 豊かな環境の保全と継承              (資料1 p.133)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────────────────┐ │┌─────────────────┐ │ ││市民・事業者等が取り組んでいくこと│ ││市民・事業者等が取り組んでいくこと│ │ │└─────────────────┘ │└─────────────────┘ │ │・市民一人ひとりが環境問題を自分事とし │・市民一人ひとりが環境問題を自分事とし │ │て捉え、温室効果ガスの削減やごみの減量 │て捉え、日常生活における環境負荷を低減 │ │     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │化など日常生活における環境負荷を低減す │するように努めます。          │ │ ̄ ̄ ̄                 │                    │ │るように努めます。           │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │幸せ、わくわく!四日市生活 ~健やかで楽しい人生100年を~             │ │ 03 WE LOVE 四日市 もっとわくわくプロジェクト             │ │  No.2 自然創造に向けた環境教育の推進             (資料1 p.81)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │1) 本市に現存する山や川、動植物などの豊│1) 本市に現存する豊かな自然環境を活か │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                  ̄ ̄ │ │かな自然環境を保全し、それを活用したエ │したエコツーリズムの創出に取り組みま  │ │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄                  │ │コツーリズムの創出に取り組みます。   │す。                  │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.12 ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり             │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.135)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(1)市民から信頼される安全で良質な水 │(1)市民から信頼される安全で良質な水 │ │道の安定的な確保            │道の安定的な確保            │ │1) 将来にわたって安定的に水道サービス │1) 将来にわたって安定的に水道サービス │ │を提供していくために、経営の効率化をは │を提供していくために、コスト縮減を図る │ │            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │じめとしたあらゆる方策を検討しコスト縮 │とともに料金の見直しを検討しながら、健 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │減を図るとともに、持続可能な経営に努め │全経営に努めます。           │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │ ̄ ̄ ̄                 │ │ます。                 │                    │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │(3)人材確保と技術継承と官民連携の推 │(3)人材確保と技術継承と官民連携の推 │ │進                   │進                   │ │(前半部略)              │(前半部略)              │ │また、民間事業者を牽制できる技術力を前 │また、民間事業者を牽制できる技術力を前 │ │提とした、設計施工一括発注方式(DB方式)│提とした、設計施工一括発注方式(DB方式)│ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │や包括委託、コンセッション方式など様々 │や包括委託など、官民連携のあり方につい │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │      ̄ ̄ ̄            │ │な官民連携のあり方について検討します。 │て検討します。             │ │ ̄                   │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・政策6 防災・消防 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.14 地域の防災力を高めるまちづくり                  │ │ 1.目指す姿                          (資料1 p.142)│ ├────────────────────┬────────────────────┤
    │(1)自らの命は自らが守るという自助、 │(1)「自分の命は自分で守る、自分たち │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │地域において互いに助け合うという共助並 │のまちは自分たちで守る」という理念を基 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │びに行政が市民等及び事業者の安全を確保 │本とし、いざという時に市民や地域、事業 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │するという公助の考え方に基づき、市民、 │所等が互いに連携をとりつつ、自主的に避 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │事業者及び市がそれぞれの責務及び役割を │難行動を起こすことができるまちとなって │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ │果たし、相互に連携して取り組むまちとな │いる。                 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                    │ │っている。               │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.143)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(2)自助・共助の取組の推進      │(2)自助・共助の取組の推進      │ │2) 地域の自助、共助の取組をさらに推進で│2) 地域の自助、共助の取組を更に推進でき│ │               ̄ ̄ ̄   │                    │ │きるよう、防災大学等の防災教育等の充実 │るよう、防災大学等の防災教育等の充実に │ │により、地域における防災活動の中核を担 │より、人材育成に取り組みます。     │ │     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │う人材育成に取り組みます。       │                    │ │ ̄                   │                    │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │(3)実効性の高い計画づくりと指定避難 │(3)実効性の高い計画づくりと指定避難 │ │所の環境整備              │所の環境整備              │ │1) 避難生活を過酷なものとすることのな │1) 避難生活を過酷なものとすることのな │ │いよう、国の指針等に基づき避難所におけ │いよう、国の指針等に基づき衛生管理上必 │ │              ̄ ̄ ̄    │              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │る生活環境の整備に必要な設備や要配慮者 │要な設備や要配慮者に配慮した備品、災害 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                    │ │に配慮した備品、災害情報等の入手のため │情報等の入手のための環境整備を計画的に │ │の環境整備を計画的に進めます。(以下、略)│進めます。(以下、略)         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │(4)自然災害に強い安全なまちづくり  │(4)自然災害に強い安全なまちづくり  │ │6) 地震、津波や土砂災害などに関する情報│6) 災害リスクを踏まえた居住誘導に努め │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │提供に努め、安全な居住を誘導します。  │ます。                 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄                 │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │4.進捗状況を測る主な指標                    (資料1 p.145)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │指標:家具の固定率           │指標:住宅の耐震化率          │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │ │   (※一部のみを固定している世帯の │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │   率を含む)            │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │                    │ │説明:住宅における地震被害の軽減を図る │説明:住宅における地震被害の軽減を図る │ │   ため、家具の固定率を高める。   │   ため、旧耐震基準の木造住宅の耐震 │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │                    │   化率を高める。          │ │                    │    ̄ ̄               │ │現状の値:59.8% (平成30年度)      │現状の値:84.5%(平成26年度)     │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │目標値・方向性:80.0%         │目標値・方向性:95.0%         │ │         ̄ ̄ ̄         │         ̄ ̄ ̄         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.15 市民を守る消防救急体制の確立                   │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.147)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(5)防火・防災教育の充実       │(5)防火・防災教育の充実       │ │2) 設備の老朽化が進んでいる北消防署併 │2) 老朽化が進んでいる北消防署併設の防 │ │   ̄ ̄ ̄               │                    │ │設の防災教育センターについて、VR等の最 │災教育センターについて、VR等の最新技術 │ │新技術を活用するなど、市民が災害を身近 │を活用するなど、市民が災害を身近に感じ │ │に感じることができ、実践的な対応を学ぶ │ることができ、実践的な対応を学ぶことが │ │ことができる機材の導入や施設の改修等に │できる機材の導入や施設の改修等に取り組 │ │取り組みます。             │みます。                │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │ │ 06 みんなで備える地域防災連携プロジェクト                   │ │  No.3 防災教育拠点の充実                   (資料1 p.67)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │1) 設備の老朽化が進んでいる北消防署併 │1) 老朽化が進んでいる北消防署併設の防 │ │   ̄ ̄ ̄               │                    │ │ 設の防災教育センターについて、VR等  │ 災教育センターについて、VR等の最新  │ │ の最新技術を活用するなど、市民が災害 │ 技術を活用するなど、市民が災害を身近 │ │ を身近に感じることができ、実践的な対 │ に感じることができ、実践的な対応を学 │ │ 応を学ぶことができる機材の導入や施  │ ぶことができる機材の導入や施設の改  │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │ 設の改修等に取り組みます。      │ 修等に取り組みます。         │ └────────────────────┴────────────────────┘
     ・政策7 生活・居住 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.17 地域の力を結集し安心を築く防犯の取組               │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.155)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(1)地域における防犯活動への支援   │(1)地域における防犯活動への支援   │ │3) 青色回転灯を活用したパトロールなど、│3) 防犯パトロールにおける先進事例・成功│ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │防犯活動の事例紹介を行うほか、防犯に関 │事例の紹介など、防犯に関する情報提供・ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ │する情報提供・情報発信を通じて、犯罪を │情報発信を積極的に行い、犯罪を未然に防 │ │             ̄ ̄ ̄ ̄    │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │ │未然に防ぐ環境づくりを推進します。   │ぐ環境づくりを推進します。       │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.18 多様な主体の協働による持続可能なまちづくり            │ ├─────────────────────────────────────────┤ │ 3.展開する施策                                │ │  (2)担い手の発掘・育成                   (資料1 p.157)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │3) 本市の将来を担っていく子どもたちに、│3) 本市の将来を担っていく子どもたちに、│ │協働の考え方に基づく事業を体験してもら │協働の考え方に基づく事業を体験してもら │ │うことで、地域課題への関心、郷土愛の醸 │うことで、地域課題への関心、郷土愛の醸 │ │成につなげます。(重点P37)       │成につなげます。            │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │子育てするなら四日市+(プラス)                         │ │ 02 子育て家庭の安心実感倍増プロジェクト                    │ │  No.5 社会教育施設をはじめとした地域資源の魅力発見      (資料1 p.37)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌────┐              │┌────┐              │ ││横断分野│              ││横断分野│              │ │└────┘              │└────┘              │ │子育て+教育+環境+地場産業+市民協働 │子育て+教育+環境+地場産業      │ │               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │2) 地元企業等による出前講座や図書館か  │3) 地元企業等による出前講座や図書館か  │ │  らの読み聞かせ出前講座など、本市の魅 │  らの読み聞かせの出前講座を開催しま  │ │              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │  力を感じ発見できる機会を提供します。 │  す。                 │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │   ̄ ̄                 │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 3.展開する施策                                │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │  (3)地域づくりの拠点である地区市民センターの強化      (資料1 p.157)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │2) 災害時における防災拠点や住民の避難 │2) 災害時における防災拠点や住民の避難 │ │ 施設として、地区市民センターに非常電 │施設として、地区市民センターに非常電源 │ │ 源としての電気自動車などを備えるこ  │としての電気自動車などを備えることによ │ │ とにより施設の機能強化を図ります。  │り施設の機能強化を図ります。      │ │ (重点P55)              │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │リージョン・コアYOKKAICHI ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~       │ │ 04 近未来のスマートシティ創造プロジェクト                   │ │  No.1 スマートエネルギーの利活用促進             (資料1 p.55)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌────┐              │┌────┐              │ ││画像説明│              ││画像説明│              │ │└────┘              │└────┘              │ │地区市民センターなどの公共施設に、環境 │公共施設に、環境に配慮した電気自動車や │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │                    │ │に配慮した電気自動車や蓄電池などを配備 │蓄電池などを配備            │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.19 ダイバーシティ社会の実現                     │ ├─────────────────────────────────────────┤ │ 3.展開する施策                                │ │  (1)多文化共生の地域づくり 及び                      │ │  (4)国際交流の推進                     (資料1 p.161)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌──────────┐        │┌──────────┐        │ ││重点的横断戦略プラン│        ││重点的横断戦略プラン│        │ │└──────────┘        │└──────────┘        │ │幸せ、わくわく!四日市生活       │・該当なし               │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ │02 超高齢社会における課題解決プロジェ │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │クト                  │                    │ │ ̄ ̄                  │                    │ │No.5 グローバル社会に適応する環境づく │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │り                   │                    │ │ ̄                   │                    │ │<新規追加>              │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 3.展開する施策                                │ │   (2)男女がともに活躍できる環境づくり           (資料1 p.161)│
    ├────────────────────┬────────────────────┤ │2)男女がともに働き続けることができ、家 │2)男女がともに働き続けることができ、家 │ │事、育児、介護等に参画できるよう、仕事 │事、育児、介護等に参画できるよう、仕事 │ │と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)│と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)│ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │を促進する(重点P41)(以下略)     │を促進する(以下略)          │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │子育てするなら四日市+(プラス)                         │ │ 03 「子育て&仕事」両立応援プロジェクト                    │ │  No.2 仕事と家庭の両立ができる職場環境の実現         (資料1 p.41)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌──┐                │┌──┐                │ ││目的│                ││目的│                │ │└──┘                │└──┘                │ │制度と設備の両面を充実させることで仕事 │各種制度の充実や、働きやすい職場の環境 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │と子育てが両立できる環境を整備する   │づくりにより仕事と子育てが両立できる職 │ │                    │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │ │                    │場環境を整備する            │ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │2)男女がともに働きやすい環境づくりのた │2)女性が働きやすい環境づくりのためのハ │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │  ̄ ̄ ̄                │ │めのハード整備を行う企業に対して支援を │ード整備を行う企業に対して支援を行いま │ │行います。               │す。                  │ │3)優れたワーク・ライフ・バランスの取組 │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │を行う企業を表彰する等、働きやすい職場 │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │作りを推奨します。           │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                    │ │┌───┐               │┌───┐               │ ││説明文│               ││説明文│               │ │└───┘               │└───┘               │ │男女がともに働きやすい施設や、子どもの │職場内に女性用トイレや更衣室、さらに子 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │遊び場スペース設置など、子育て世代にも │どもの遊び場スペースを設置するなど、ハ │ │             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │配慮したハード整備を行う企業を支援しま │ード整備を行う企業を支援します。    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄                │                    │ │す。                  │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                   (資料1 p.162)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │指標:多文化共生モデル地区における多文 │指標:日本語教室への参加人数      │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │ │   化共生推進事業の参加者数     │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                    │ │説明:多文化共生モデル地区の外国人市民 │説明:多国籍の市民が地域づくりへ参画で │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   が地域づくりに参画できるよう、多 │   きるよう、日本語教室への参加人数 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   文化共生推進事業への参加人数の増 │   の増加を図る。          │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │ │   加を図る。            │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │                    │ │現状の値:11,202人(平成30年度)    │現状の値:14,608人(平成30年度)    │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │目標値・方向性:13,000人        │目標値・方向性:20,000人        │ │         ̄ ̄ ̄ ̄        │         ̄ ̄ ̄ ̄        │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │指標:常用労働者(正社員)に占める女性 │指標:審議会等の女性委員比率      │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │ │   の割合              │                    │ │    ̄ ̄ ̄              │                    │ │説明:市内事業所における常用労働者(正 │説明:女性の政策方針決定過程への参画を │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   社員)に占める女性の割合の増加を │   高めるため、市民が参加する審議会 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   図る。              │   等の女性比率の増加を図る。    │ │    ̄ ̄ ̄              │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │ │現状の値:20.3%(平成30年度)      │現状の値:34.4%(平成30年度)      │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │ │目標値・方向性:30%           │目標値・方向性:40%~60%        │ │         ̄ ̄          │         ̄ ̄ ̄ ̄        │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.20 高齢化社会に対応した生活環境の確保                │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.164)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(2)多死社会への備え         │(2)多死社会への備え         │ │3)人が亡くなった際に行わなくてはならな │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │い手続きは、市役所だけでなく多岐にわた │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ることから、わかりやすく情報提供を行う │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │
    │ことで、手続きなど様々な負担を少しでも │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │軽減できるよう取り組みます。      │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・政策8 健康・福祉・医療 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.21 誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現             │ ├─────────────────────────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │幸せ、わくわく!四日市生活 ~健やかで楽しい人生100年を~             │ │ 01 100歳時代の健康寿命延伸プロジェクト                     │ │  No.1 いきいきと活躍できる環境づくり             (資料1 p.71)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌──┐                │┌──┐                │ ││目的│                ││目的│                │ │└──┘                │└──┘                │ │生涯にわたって健やかな生活習慣を形成  │健やかな生活習慣の形成と疾病予防・   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │し、疾病予防・重症化予防を図ることで、 │重症化予防により、住み慣れた場所で、い │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │ │住み慣れた場所で、いつまでも元気で活躍 │つまでも元気で活躍できる健康なまちをつ │ │できる健康なまちをつくる。       │くる。                 │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.22 住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり           │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.172)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(5)認知症施策の推進         │(5)認知症施策の推進         │ │1)若年性を含む認知症の人が社会の一員と │1)認知症の人が社会の一員として尊重され │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │ │して尊重され活躍できるよう、啓発事業や │活躍できるよう、啓発事業や認知症サポー │ │認知症サポーターの養成を引き続き進める │ターの養成を引き続き進めるとともに、さ │ │とともに、さらに一歩進んだ活動に取り組 │らに一歩進んだ活動に取り組むサポーター │ │むサポーターを「認知症フレンズ」として │を「認知症フレンズ」として登録し、地域 │ │登録し、地域での支援体制づくりを進めま │での支援体制づくりを進めます。(以下、略)│ │す。(以下、略)            │                    │ │2)MCI(軽度認知障害)の状態にある人等  │2)MCI(軽度認知障害)の状態にある人等  │ │が認知症の疑いに早い段階で気付くことが │が認知症の疑いに早い段階で気付くことが │ │できるよう、チェックシート等を活用し、 │できるよう、チェックシート等を活用し、 │ │様々な機会、媒体を通じて啓発を行います。│様々な機会、媒体を通じて啓発を行います。│ │また、医療機関を受診して適切な診断を受 │また、医療機関を受診して適切な診断を受 │ │けられるよう、かかりつけ医や専門医療機 │けられるよう、かかりつけ医や専門医療機 │ │関との連携を推進するとともに、負担軽減 │関との連携を推進するとともに、負担軽減 │ │策の導入など、取組の強化を図ります。  │策の導入を図ります。          │ │     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │                    │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │┌─────────────────┐ │┌─────────────────┐ │ ││市民・事業者等が取り組んでいくこと│ ││市民・事業者等が取り組んでいくこと│ │ │└─────────────────┘ │└─────────────────┘ │ │・認知症の人が住み慣れた地域で安心して │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │暮らし続けることができるよう、市民、事 │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │業者等と市が連携し、認知症の人の視点に │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │立った取組を進めます。         │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │幸せ、わくわく!四日市生活 ~健やかで楽しい人生100年を~             │ │ 02 超高齢社会における課題解決プロジェクト                   │ │  No.2 認知症の人にやさしいまちづくりの推進          (資料1 p.76)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │2) 認知症の早期発見・早期対応のため、認│2) 認知症の早期発見・早期対応のため、認│ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │知症初期集中支援チームによる支援や医療 │知症初期集中支援チームによる支援や医療 │ │機関との連携を強化するとともに、自己診 │機関との連携を強化するとともに、自己診 │ │断ツールの活用、受診にかかる負担軽減策 │断ツールの活用、受診にかかる負担軽減策 │ │の導入など、取組の強化を図ります。   │の導入を図ります。           │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘  ・都市経営の土台・共通課題 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.24 多様な人権を尊重するまちづくり                  │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.179)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(1)多様で複雑な人権課題に気づき、行 │(1)多様で複雑な人権課題に気づき、行 │ │動できる人材・企業の育成        │動できる人材・企業の育成        │ │1) 人権を尊重する意識の確立とこれに基 │1) 人権を尊重する意識の確立とこれに基 │
    │づく行動が市民生活に浸透するよう、差別 │づく行動が市民生活に浸透するよう、学  │ │                  ̄ ̄ │                    │ │解消に向けた実態調査を行い、人権課題を │校・家庭・地域社会・職場などのあらゆる │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │把握し、それに応じた様々な対応を行うと │場で、多くの市民が学習の機会を持てるよ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ともに、学校・家庭・地域社会・職場など │う人権研修への参加を促し、一人ひとりの │ │ ̄ ̄ ̄ ̄                │                    │ │のあらゆる場で、多くの市民が学習の機会 │人権感覚に応じた教育や啓発活動を推進し │ │を持てるよう人権研修への参加を促し、一 │ます。                 │ │人ひとりの人権感覚に応じた教育や啓発活 │                    │ │動を推進します。            │                    │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │(4)インターネット上の人権侵害等の解 │(4)インターネット上の人権侵害等の解 │ │消                   │消                   │ │近年社会問題化しているインターネット上 │近年社会問題化しているインターネット上 │ │の人権侵害等に対し、その実態を把握し、 │の人権侵害等に対し、その実態を把握し、 │ │国・県等の関係機関と連携して解消につな │国・県等の関係機関と連携して解消につな │ │げるとともに、メディア・リテラシーの養 │げるとともに、メディア・リテラシーの養 │ │成などの人権教育に取り組みます。(重点・│成などの人権教育に取り組みます。    │ │                 ̄ ̄ ̄ ̄│                    │ │新規追加)               │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │┌──────────┐        │┌──────────┐        │ ││重点的横断戦略プラン│        ││重点的横断戦略プラン│        │ │└──────────┘        │└──────────┘        │ │子育てするなら四日市+(プラス)    │・該当なし               │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │                    │ │01 令和の学び!基盤となる学力・体力・能│                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│                    │ │力向上プロジェクト           │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                    │ │No.6 インターネット時代における、メディ│                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│                    │ │ア・リテラシー養成を通じた人権教育の推 │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │進                   │                    │ │ ̄                   │                    │ │<新規追加>              │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                   (資料1 p.180)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │<追加>                │                    │ │指標:人権教育における、メディア・リテ │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │   ラシーの実施状況         │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │                    │ │説明:各小・中学校の人権教育において、 │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │   メディア・リテラシーに関する取り │         ─          │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │   組みを行った学校の実施率     │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                    │ │現状の値:-(平成30年度)       │                    │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ │目標値・方向性:100.0%         │                    │ │         ̄ ̄ ̄ ̄        │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.26 効果的なシティプロモーション                   │ │ 2.現状と課題                         (資料1 p.186)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │(1)本市の良さや魅力が十分に認知され │(1)本市の良さや魅力が十分に認知され │ │ていない                │ていない                │ │(前半部略)              │(前半部略)              │ │ また、「市民の四日市市に対するイメージ│ また、「市民の四日市市に対するイメージ│ │調査」においても市民の本市を誇る気持ち │調査」においても市民の本市を誇る気持ち │ │(シビックプライド)が低く、特に20代・ │(シビックプライド)が低く、特に若い女 │ │                 ̄ ̄ ̄ │                 ̄ ̄  │ │30代の女性が本市を支持していないとい  │性(20代・30代)が本市を支持していな  │ │ ̄ ̄ ̄                 │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ │う結果が出ています。          │いという結果が出ています。       │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │┌──────────┐                             │ ││重点的横断戦略プラン│                             │ │└──────────┘                             │ │幸せ、わくわく!四日市生活 ~健やかで楽しい人生100年を~             │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 03 WE LOVE 四日市 もっとわくわくプロジェクト             │ │  No.3 女性による「四日市の魅力」プロデュースと情報発信    (資料1 p.82)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │┌─────┐             │┌─────┐             │ ││具体的取組│             ││具体的取組│             │ │└─────┘             │└─────┘             │ │1) 四日市の魅力に触れ、その魅力のPR │1) 若い女性が、四日市の魅力に触れ、そ │ │                    │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ │  を企画する四日市女子会を開催します。│  の魅力のPRを企画する四日市女子会 │ │                    │  を開催します。           │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │基本的政策No.27 スマート自治体の実現                       │ │ 3.展開する施策                        (資料1 p.189)│ ├────────────────────┬────────────────────┤
    │(2)行政手続の電子化とオンライン化  │(2)行政手続の電子化とオンライン化  │ │1)あらゆる行政手続において、電子化及び │1)あらゆる行政手続において、電子化及び │ │ペーパーレス化、キャッシュレス化を推進 │ペーパーレス化、キャッシュレス化を推進 │ │し、マイナンバーカードの普及促進ととも │し、マイナンバーカードの普及促進ととも │ │に、マイナンバーカードを使って自宅で各 │に、マイナンバーカードを使って自宅で各 │ │種手続が完結できるしくみの提供を目指  │種手続が完結できるしくみの提供を目指  │ │し、市役所に来庁する手間を省くなど、市 │し、市役所に来庁する手間を省くなど、市 │ │民の利便性の向上を図ります。      │民の利便性の向上を図ります。      │ │(重点・新規追加)           │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                    │ │                    │                    │ │┌──────────┐        │┌──────────┐        │ ││重点的横断戦略プラン│(資料1 p.60) ││重点的横断戦略プラン│        │ │└──────────┘        │└──────────┘        │ │リージョン・コアYOKKAICHI        │・該当なし               │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ │04 近未来のスマートシティ創造プロジェ │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │クト                  │                    │ │ ̄ ̄                  │                    │ │No.6 マイナンバーカードを用いた市民サ │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│                    │ │ービスの利便性向上           │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                    │ │<新規追加>              │                    │ ├────────────────────┴────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                   (資料1 p.189)│ ├────────────────────┬────────────────────┤ │指標:オンラインで申請可能な行政手続数 │指標:オンラインで申請可能な行政手続数 │ │説明:マイナンバーカードを活用して自宅 │説明:各種の行政手続について、自宅から │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   でオンライン申請が完結できる行政 │   オンライン申請ができる手続を増や │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ └────────────────────┴────────────────────┘ ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        修正後         │        修正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │   手続の件数            │   す。               │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │    ̄ ̄               │ │現状の値:6件              │現状の値:6件              │ │目標値・方向性:100件          │目標値・方向性:100件          │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │<追加>                │                    │ │指標:マイナンバーカードの交付率    │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │                    │ │説明:本市の総人口に対するマイナンバー │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │   カードの交付率          │         ─          │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │                    │ │現状の値:9.6%(平成30年度)      │                    │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                    │ │目標値・方向性:30.0%以上       │                    │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ └────────────────────┴────────────────────┘ (2)四日市市新総合計画骨子に対する主な意見 【基本構想について】 ・未来ビジョンや基本的な考え方などの多種多様な用語が使われており、どの部分が特に  重要なのかが分かりにくいと感じる。また、基本計画については重点的横断戦略プラン  と分野別基本政策が相互に関連する複雑な構造になっており、市民とともに総合計画の  内容を共有してまちづくりを進めていくにためには、もっと明瞭な構造とすべきである  と考える。 ・人口の推移を示すだけでなく、根拠となるデータも併せて示すべきである。また、総合  計画に基づいて施策を実行していくことで期待される効果についても示すべきである。 ・今後の人口の推移等を示すうえで、あまりにも悲観的な言葉を使用しすぎている印象を  受けるので、言葉遣いを再度検討してほしい。また、将来都市像の一つである子育て・  教育安心都市について「充実した人生を歩むための基盤を育み、誰もが憧れる」とある  が、憧れるという言葉に違和感がある。重点的横断戦略プランの一つである「幸せ、わ  くわく!四日市生活」については以前にも当委員会の中で施策の内容が分かりにくいと  指摘されており、再度検討してほしい。 ・高齢者の中には都市部に転居する方も多く、高齢者の転居も考慮すると将来的な高齢化  率は下方修正する必要性も考えられる。 ・基本理念である「ゼロからイチを生み出すちからイチから未来を四日市」について、  本市にはこれまで積み上げてきた歴史があり、その上に現在の都市基盤があることから、  本市の現状がゼロであると捉えられかねない表現は避けるべきである。 ・本市の歴史の中でこれまで築き上げてきた過程を「ゼロからイチを生み出すちから」と  表現したということを、自信を持って答弁してほしい。 ・将来都市像のひとつである産業・交流都市に関する説明において、産業を広げるための  産業用地が不足している現状にそぐわない表現がある。本市が産業都市として飛躍する  ためには現状を把握した上で今後の施策展開に繋げていかねばならず、土地利用の方向  と整合性を図り、記載内容を検討するべきである。 ・行政の役割は市民から集めた税金を適正に市民に還元することであり、総合計画には今  後10年間で達成すべき実現可能な目標を記すべきである。わくわくするような計画を  作成することは重要だが、あくまでわくわくするのは市民であり、行政は市民生活のた  めに適切かつ効率的に税金を運用することが求められる。 ・近年は名古屋市を中心とした活発な経済活動の影響が本市にも波及してきており、名古  屋圏域の中で自治体間の影響を有効に活用していく視点が重要である。施策を展開して  いくにあたっては、経済の動きに敏感な民間のノウハウを導入して効果的に取り組むべ  きである。 ・基本構想に記された「基本構想の推進にあたっての基本的な考え方」は基本計画全般に  適応される考え方であると認識するが、基本計画からはこれらの考え方が読み取れない。  例えば、人権については、人権プラザの今後の活用方法や部落差別解消推進法に基づく  取り組み等について記載すべきである。 【基本計画について】 1)重点的横断戦略プラン  ※A、B、Cは計画における階層別の位置づけを表記   (A-戦略プラン、B-プロジェクト、C-政策) A-重点的横断戦略プラン1) 子育てするなら四日市+
     B-プロジェクト02 子育て家庭の安心実感倍増プロジェクト   C-No.5 社会教育施設をはじめとした地域資源の魅力発見 ・使用されているイメージ写真ではどういった施設で何を行っているのか分かりづらいた  め、見直しを検討してほしい。 A-重点的横断戦略プラン2)-1 リージョンコア YOKKAICHI  B-プロジェクト02 中心市街地の都市機能高次化プロジェクト   C-No.1 WE DO 四日市中央通り ・ウォーカブルシティの考えを大切にして歩きたくなる街づくりを目指してほしいが、健  康づくりの視点が入っていないように感じられるため、部局横断的に内容を再度検討し  てほしい。また、近鉄四日市駅からJR四日市駅まで整備する上で、中央通りと国道1  号や三滝通りとの交差が課題として考えられるが、一体的なまちづくりとなるよう整備  してほしい。緑地整備後も形骸化してしまうことのないよう、継続的に楽しさの創出等  に取り組み、本市の健康づくりのモデルとなるような事業としてほしい。   C-No.2 四日市が仕掛ける中心市街地活性化の起爆剤 ・新図書館構想は次期総合計画の中でも目玉の施策のひとつであり、市が主体となって場  所の選定を含めて一定の方向性を示すべきである。 A-重点的横断戦略プラン2)-2 リージョンコア YOKKAICHI  B-プロジェクト04 近未来のスマートシティ創造プロジェクト   C-No.2 100年先まで価値のある“まちなみ”づくり ・近年では転勤等により賃貸を移り住む生活をする人が増えており、その点では「100年  先まで価値のある“まちなみ”づくり」は現在のライフスタイルにそぐわないと考える。   C-No.3 産業のスマート化促進 ・水素を活用した取り組みについての記述が少なく残念に思う。国においても水素社会を  目指した取り組みを進めており、今後10年間に水素の活用は広がっていくことが想定  されることから、沿岸部にコンビナートを有する本市の優位性を活かし、水素を活用し  た取り組みを重点的横断戦略プランとして記載すべきである。   C-No.4 ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業導入支援 ・施設農業は天候に左右されることがなく、安定して作物を栽培することができることか  ら農家の市場での競争力を高めることにつながると考えるが、新たに施設農業に取り組  むには費用面で課題があるため、様々なデータを提供することとあわせて、データを活  用して施設農業に取り組むための支援が必要である。 ・先端技術の活用により今後農業が飛躍的に進歩する可能性があり、海外市場への輸出を  見据えた施策展開が必要であると考える。本市の農産物を積極的に海外に売り込むとと  もに輸出するための生産量を確保するなど、輸出に向けた仕組みづくりを求める。 ・利益が見込めないことから、企業の大規模農業への進出が消極的な現状がある。例えば、  自治体間で連携して北勢地域全体を一大産地にするなど、知恵を絞って取り組んでほし  い。   C-No.5 まちと直結、便利で元気な郊外居住地づくり ・高齢者は駅を利用する機会が少なく、駅を活用したまちづくりではサービスが行き届か  ない場合があり、バスによる交通アクセス等も考慮した上で土地利用の検討が必要であ  る。また、中山間部等の住民は近辺に買い物をする施設がないことに苦慮しており、市  が民間事業者に働きかけ、中山間部に買い物拠点を整備する取り組みが必要である。  B-プロジェクト05 都市の「空き」再活用魅力増進プロジェクト   C-No.2 オアシス再編 ・公園の再編を図ることは重要であると考えるが、地域の公園の中には市の所有する都市  公園だけでなく、民間の土地を無償で公園として提供していただいている場合もあるた  め、地域と協議しながら取り組んでほしい。 ・子育て世帯には小規模公園のニーズがある場合もあるので、公園の廃止にあたっては特  に子育て世帯の声にも耳を傾けてほしい。   C-No.3 まちの「空き」をまちの「好き」にリニューアル ・空き家や空き地の再編については、土地を売却し、民間事業者に委ねた方がニーズに応  じたまちづくりが実現すると考える。  B-プロジェクト06 みんなで備える地域防災連携プロジェクト   C-No.2 自助・共助の取組の推進 ・「自助・共助・公助」は市民に定着しており、安易に言い回しを変えるべきではな  い。公助をしっかりと書き込み、市の責任を明確化すべきである。 ・市職員の意識に直結するため、公助という言葉を残すべきである。 ・災害時の避難行動要支援者への支援として、福祉施設との連携は不可欠であり。特に福  祉避難所との連携が肝要であるため、「福祉避難所等」という言葉を盛り込んでほしい。   C-No.3 防災教育拠点の充実 ・小中学校において防災教育が義務化される動きがあり、関係機関が相互に連携し、防災  教育センターや地域の防災活動、学校での防災教育を効果的に活用して防災教育に取り  組んでほしい。   C-No.4 暮らしの安全性を高める川づくり(治水安全度向上) ・災害の危険性が高いと考えられる鹿化川や朝明川についても記述すべきである。また、  近年の全国的な災害発生状況を考慮し、これまでは発生していなかった土砂災害につい  ても危機意識を持つ必要がある。 A-重点的横断戦略プラン3) 幸せ、わくわく!四日市生活  B-プロジェクト01 100歳時代の健康寿命延伸プロジェクト   C-No.1 いきいきと活躍できる環境づくり ・市内各地域において身近な場所で健康づくりに取り組むことができるよう、全市的にハ  ード面の整備を進めるよう求める。 ・健康づくりのために体を動かすことを促していく方向性は良いと考える。併せて、各地  の空き家や空き地を活用する視点、単身世帯の住民にも働きかけていく視点を重視して  ほしい。   C-No.2 運動・スポーツの習慣化による健康増進 ・幅広い世代において健康づくりの取り組みを進めるべきであり、特に高齢者になるまで  の期間の働きかけが重要である。今後はフレイル対策を充実させることで要介護対象者  の増加を抑える視点を大切にしてほしい。また、遠出する機会が少ない高齢者もいるこ  とから、身近な場所で健康増進支援を受けられるように取り組んでほしい。  B-プロジェクト02 超高齢化社会における課題解決プロジェクト   C-No.2 認知症の人にやさしいまちづくりの推進 ・認知症の方に対する事故救済制度を設けている先進事例があるが、本市においても、認  知症の方の受診に係る負担軽減にとどまらず、さらに発展した支援策を打ち出していく  べきである。   C-No.4 高齢者の安心な暮らしを支える活動づくり ・学生に市営住宅に居住してもらうことで市営住宅内の高齢者の見守り機能を強化する施  策は重要であると考えるが、入居予定の市営住宅が確定していない段階で入居予定の市  営住宅を示唆するような表現は地域の混乱を招く恐れがあるため、イメージ写真の使用  や記載内容については注意が必要である。 ・学生の市営住宅への入居は孤独死対策としての期待できるが、一方で市営住宅への入居  の際には保証人が必要であり、身寄りのいない方の入居の障害となっている。国からは  民間の保証人代行サービスを活用する方向性が示されており、身寄りのない方でも入居  しやすいよう、方策を検討してほしい。また、市営住宅に入居する学生にとってもイン  センティブが得られるよう、先進事例を研究してより良い取り組みとしてほし  い。 ・市営住宅においては低層階の空き室が目立つが、高齢化の進展に伴い低層階の需要が増  加しており、ニーズに応じて高齢者に低層階を提供する等の配慮が必要である。
     B-プロジェクト03 WE LOVE 四日市もっとわくわくプロジェクト   C-No.5 誘客につなげる多様な資源の活用 ・好評を博しているコンビナート夜景クルーズは、ボランティアとして活動しているコン  ビナート企業のOBの方々に支えられて成り立っているが高齢化が進んでおり、今後も  持続可能な取り組みとしていくためには処遇の改善等を検討していく必要があると考  える。 2)分野別基本政策について  政策1 子育て・教育 【基本的政策1 子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備】 ・就学前教育が重要であると考えており、具体的な教育内容についても言及すべきである。 ・公立幼稚園を廃止し、すべてこども園化を進めるというのは大きな方針転換である。こ  ども園のあり方についても様々な議論がある中、多種多様な意見を踏まえた上で方針を  決定すべきであり、前もって議会にも説明をすべき重要案件であると考える。3歳児保  育を開始する議論も不十分であり、内容を削除すべきである。 ・こども園が整備されることとなった神前地区において、市から説明を受けた地域住民は  全市的にこども園化が進むものと認識している。各地域において、同様に誤解を招く恐  れのある説明を行い、なし崩し的に市の都合の良いように施策を進められるのではない  かと危惧している。 ・これまでも塩浜地区を始め、こども園化の流れはあり、その流れを考慮して今後の方向  性を議論すべきである。園児数の減少により廃園になってしまった事例もあり、今後の  10年間ですべての幼稚園がなくなるほど児童数が減少するとは考えにくいが、こども園  で就学前教育の役割を担う方向性は妥当であると考える。 ・民間の保育園の中には保育所型認定こども園を希望している園もあるが、本市の方針と  合致せず、認められないという話を聞いている。本市においても保育所型認定こども園  を認める方向性で検討すべきである。 ・公立幼稚園において就学前教育を充実させてきたことは本市の誇るべき特徴であると考  える。今後も児童数の推移に応じてこども園化を検討するならば、公立幼稚園が存在す  るうちは公立幼稚園において就学前教育を担うという方針を記載すべきである。また、  3歳児保育の対象を医療的ケアが必要な子どもと限定してしまうと、差別を助長しかね  ないと危惧するため、必要に応じて3歳児保育を検討するという表現に改めるべきであ  る。 ・これまでのこども園化の考え方と変わらず、また、パブリックコメント手続きを行う中  で市民に誤解を与えかねないことから、削除すべきである。 ・発達障害等により発語が遅い子供等への対応が必要であり、人権の観点からも医療的ケ  アに限定するのではなく、必要に応じて広く受け入れていく方向性が望ましいと考える。 ・これまでの方針と大きく変わるものではなく、こども園化するのは児童数が少ない園で  あり、その場合もこども園において就学前教育を担保していくことを明記する必要があ  る。 ・児童数の減少が緩やかな場合、公立幼稚園が存続することが読み取れる記述とすべきで  ある。 ・今後全市的には児童数の減少が予想されるが、地域によっては開発等の影響で子供が増  えることも想定されるため、必ずしもすべての公立幼稚園が廃園になるということでは  ない。 ・適正な集団規模という表現では具体性がなく、イメージしづらい。 ・子育てや教育に力を入れている先進自治体を研究し、基本計画には本市独自の施策を打  ち出すべきであり、教育民生常任委員会の休会中の所管事務調査における産後ケアや不  妊治療についての議論も参考にしながら、子育て世帯の負担軽減になる施策を検討して  ほしい。また、施策に応じて具体的な指標を設定すべきである。 ・指標については何を根拠とするのか、いつまでに達成するのか、評価者や評価の時期等、  不明な点が多い。基本計画全般的に根拠のはっきりしない曖昧な指標となっているもの  が散見されるので再検討する必要がある。 ・基本計画の素案には児童相談所の設置を検討するという文章が記載されているが、一方  で市長が参加する施行時特例市市長会が児童相談所設置に係る内容が含まれた意見書  を国に対して提出したという報道もあり、市の意気込みが弱まったように感じている。  児童相談所設置に向けては費用面の課題があるということだが、子育て施策に注力する  ために費用をかけてでも取り組むのか、または費用対効果等を考慮して設置を見送るの  か、市の方針をはっきりさせるべきである。 ・学童保育所の人手不足が深刻化しており、退職した教員等を対象にして人材を確保する  仕組みを検討すべきである。 ・児童館は利用者からの評価が高く、非常に良い取り組みであると考えるが、本市の限ら  れた地区にしか設置されていない。移動児童館では全市を網羅することは難しく、子供  の居場所を確保する意味でも各中学校区に児童館を設置することが望ましい。 ・児童館や学童保育所等、放課後の児童の居場所を確保する取り組みは保護者の安心にも  つながる重要な施策である。全市的に設置するためには時間や費用が膨大になることが  考えられるが、配置のバランスを考慮しながら設置可能な地区から順次取り組んでいく  よう、推進計画には具体的に記載してほしい。 ・人権プラザは多くの子供の利用があり、子供の居場所となっている。児童館の役割とと  もに、人権プラザのあり方についても今後10年間の方向性を示すべきである。 ・子供の孤立を防ぐためには、身近な場所に居場所を確保する取り組みが必要であると考  えており、地域の空き地や空き家を活用し、多世代が交流できる場所を整備すべきであ  る。 【基本的政策2 夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成】 ・近年の子どもを取り巻く状況は複雑化していることから、教員は丁寧に子どもと接する  必要があることに加え、時間外労働も多く、精神的にも身体的にも負担がかかっている。  教員の能力向上のためには研修への参加が必要であるが、現状では余裕がなく、研修で  得た知識を子どもに還元するサイクルが正常に機能していないと考える。現状の課題を  正確に捉え、効果的な取り組みを実施してほしい。 ・あけぼの学園は特別支援保育の拠点であり、専門的な発達支援を要する子供だけでなく  広く特別支援保育が必要な子供の受け入れを行った後に、地域の保育園、幼稚園、こど  も園に繋げていく役割を担っていることを意識して記述内容を精査してほしい。 政策2 文化・スポーツ・観光 【基本的政策3 文化・芸術の振興】 ・本市の文化を観光資源として活用することとともに、SDGsの考えに基づき、文化交  流についても積極的に取り組んでほしい。 ・文化施設についてはどこに設置すると最も利用しやすいのかという視点に立ち、計画的  に配置していくべきであり、利便性の悪い既存施設については廃止や改修も念頭に見直  しを検討する必要がある。 ・子供に質の高い芸術に触れる機会を提供する上で、学校施設では本来のパフォーマンス  を発揮できない場合が想定されるため、文化施設を利用して本物の芸術に触れられるよ  うにしてほしい。 ・文化を作り上げていく上では市の関わり方が重要であり、市の支援なしでも文化活動を  継続していけるような誘導策を講じる必要がある。また、担い手が減少する各地域の祭  りへの支援として、学校や企業に働きかけ、行事に参画してもらう取り組みを進めたり、  各地の山車等の文化財を一カ所に集約し、保管および展示する施設を整備するなど、文  化と観光を関連付けた取り組みが必要である。今後の10年間で方向性をまとめ、着手  できるように進めてほしい。 ・市の事業は市民の文化活動を拡大していくための手段であり、実施した事業数を指標と  することは相応しくない。市民目線に立って指標を設定すべきである。
    ・文化やスポーツは本市の特徴となり、市民の一体感の醸成やシティプロモーションにつ  ながる可能性を秘めていると考えるが、現状では全国に発信するだけの目玉となるイベ  ントが存在しないので、積極的に新たな取り組みを企画、実施していってほしい。 【基本的政策4 スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進】 ・地域スポーツを担う各種団体の中には活動場所の確保に苦慮している団体があるので、  市は実態把握に努め、きめ細かく対応してほしい。また、スポーツ団体等において、不  適切な運営や指導が行われないよう、市から指導することも重要である。 ・全国的にゲートボールが盛んであったときに、本市でグラウンドゴルフの普及を進めた  結果、本市のゲートボール人口が激減したということがあった。市民を特定のスポーツ  に誘導するのではなく、様々なスポーツを公平に扱い、ライフステージに応じて市民が  スポーツを選択し、親しむことができるように取り組んでほしい。 ・大規模大会の誘致に伴い、全国から大勢の競技者が本市に訪れることになるので、安価  に宿泊できる施設の整備が必要である。スポーツ大会を通じて本市の魅力が伝わるよう  に取り組むことで、将来的に本市のシティプロモーションにつながると考える。 ・プロスポーツ等トップアスリートに触れる機会を提供することが大切であることは理解  するが、費用対効果の面で全市民に対してその機会を提供することは実現困難であると  考える。行政はスポーツに消極的な子供に対する働きかけを担うべきであり、華々しい  取り組みだけでなく、地区の小規模大会の実施等、地域に根付いた地道なスポーツ施策  が必要である。今後の10年間はどのような取り組みに力を入れていくか選択と集中が  必要となると考えるが、本市の競技人口等のデータを土台として方向性を定めるべきで  ある。 ・プロスポーツ興行を前提とした施設の誘致に努めるということだが、建設場所を誘導し  たりインセンティブを設けるなど、民間企業等が参入しやすいように仕組みを整備して  いくべきである。 ・四日市市みんなのスポーツ応援条例を制定した際の議論を考慮し、スポーツイベント等  の誘致については、対象となる種目の幅を広げ、施設周辺まで整備対象を拡大するよう  加筆修正を求める。 【基本的政策5 交流を生み出す新たな四日市流都市型観光】 ・四日市港ポートビルは工場夜景を目的に夜間に多くの利用があるが、夜間開放は土曜日、  日曜日、祝日に限られている。「夜も楽しめるまち」を目指す中で、コンビナート夜景  や飲食等とあわせて四日市港ポートビルも利用できるよう、夜間開放の拡大を検討して  ほしい。 ・現在はイベント等の開催に際して多くの市職員の労力が費やされているが、今後、観光  施策を展開していく上では市が主体となるのではなく、DMO等に業務委託し、それに  対して市が支援していく形が望ましい。同様にフィルムコミッションについてもDMO  等が主体となって取り組む方が効果を期待できるため、事業主体となる民間活力を育成  していく視点を大切にしてほしい。 ・近年の夏季の過酷な気温を考慮し、夏季に開催されている祭等のイベントを涼しい時期  に移動させることで、交流人口の増加が見込めると考える。また、観光業は多くの人の  仕事が休みとなる日程や時間帯の取り組みが重要であり、観光に携わる市職員の勤務形  態の見直しについても検討が必要である。 ・古くから存在するいくつかの祭りを集約し、現在の大四日市まつりの形とした経緯があ  るが、元来の祭りの存在意義が薄れてしまっており、今日まで伝えられてきた伝統行事  や受け継いできた先人の思いを大切にすべきである。大四日市まつりは特に暑い時期に  開催されており、今後、地球温暖化の影響でさらなる気温上昇が予想されるため、開催  時期を検討すべきである。 政策3 産業・港湾 【基本的政策6 新産業の創出と既存産業の活性化】 ・今後10年間の企業誘致に向け、本市がどのような産業の誘致に力を入れているのか総合  計画から分かるようにする必要があり、ターゲットとする企業にとって魅力的に映るよ  う、企業立地奨励金の内容や緑地率の緩和等の利点について具体的数値を用いて示すべ  きである。 ・働き方に関する記載に関して、多様性を認める社会へと進んでいる中、女性に焦点を絞  りすぎた表現は控えるべきである。 【基本的政策7 農林水産業の活性化】 ・以前から農業の6次産業化の議論があるが、今や時代遅れになりつつあるため、農業を  取り巻く課題をよく把握した上で取り組むべきである。 ・農福連携の取り組みを促進していく中で、行政は事業が軌道に乗るまでの補助役に徹す  るべきである。 ・農福連携については重点的横断戦略プランには記載されていないが、農業と福祉の両分  野の連携が不可欠であり、次の10年間では力を入れて取り組んでほしい。 ・農業従事者からは獣害に苦しむ悲痛な声が聞こえてくるが、基本的政策には有害鳥獣対  策に関する記述が少ない。人的被害が発生しないよう、地域の取り組みに任せるだけで  なく、市が積極的に対策を講じるべきである。 【基本的政策8 産業と市民生活を支える港づくり】 ・大規模災害に備え、老朽化した港湾施設の整備を喫緊の課題として進めてほしい。 ・現在、外国客船は霞ヶ浦地区に入港しているが、物流への影響が懸念されるため、人流  を四日市地区に集約させるという方針は妥当であると考えるが、現状の四日市地区では  大型客船は入港できないため、四日市港管理組合と協力しながら対策を講じてほしい。 ・四日市地区にはリサイクル関連の事業者が多く、人流を集約させるためには整理が必要  である。 ・船舶の燃料としてLNGを活用する動きがあり、同様に水素が船舶の燃料として活用が  広がれば、水素の利用が飛躍的に拡大する可能性が考えられる。また、水素の製造につ  いては石油を原料とした製造方法等、日々新たな技術が開発されているところであり、  高度部材イノベーションセンターを活用して企業や研究機関等と連携しながら取り組  むべきであると考えるが、高度部材イノベーションセンターにおいて製品の製造に結び  付いた事例は少なく、研究開発から製造までつながる一連の仕組みを構築する必要があ  る。 ・市民・事業者等が取り組んでいくこととして温室効果ガス削減に向けた取り組みを推進  する旨記載されているが、さらにLNG燃料の活用についても追記すべきであると考え  る。 ・今後作成される「みなとまちづくりプラン」には期待している。作成に向けて組織され  る「四日市港の機能強化とみなとまちづくりを考える会」においては、本市が中心とな  り、まちづくりや港づくりを進めるよう要望する。 ・四日市港管理組合は予算要求を県に対して行うなど、あたかも県の一部局のような形に  なっており、本市の港づくりに対する思いが伝わりづらい構造になっている。そのよう  な中、本市の考える港づくりを進めるためには、一時的な支出等に限り、四日市港管理  組合を介さず市の施策として進めることも検討すべきである。 ・指標として設定されている来港者数の目標値が少ない印象がある。 政策4 交通・にぎわい 【基本的政策9 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり】 ・空飛ぶ車については大手自動車メーカーが開発に取り組むなど、今後10年以内に実用化  する可能性があり、実用化した場合にも対応できるよう、総合計画に記載すべきである。 ・自転車による移動が広がれば、交通渋滞解消や健康増進につながると考えており、自転  車を活用した施策についても記述を増やしてほしい。 ・展開する施策に公共交通分担率を用いたことは評価できる。公共交通分担率を高める取  り組みは非常に重要であり、指標として設定することでより効果が得られると考えるが、  毎年把握することが困難であるということならば、できるだけ定期的な把握に努めてほ
     しい。 ・医療機関への移動手段がなく困っている市民は多く、交通弱者対策を分かりやすい形で  記載すべきである。 ・地域の事情に応じた公共交通施策が必要であり、今後、実証実験等を行う中で地域のニ  ーズを把握し、すべての世代の市民が自由に移動できるよう取り組んでほしい。 ・四日市ドームでのイベント開催に伴い近辺の道路で渋滞が発生し、地域住民を悩ませて  おり、公共交通ネットワークを活用した対策を検討してほしい。 ・中心市街地から離れた場所に住む市民が買い物や通院等、日常生活において利用すると  考えられる要所を押さえた公共交通のルート設定を行うべきであり、ニーズの把握や地  域との協議に努めてほしい。 ・自動運転車の普及に向けて、道路環境を整備する必要があると考える。特に山間部等に  おいては整備が行き届いているとは言い難い状況であり、道路インフラの整備等の対策  が必要である。 ・本市の南北をつなぐ道路の交通渋滞解消のために、北勢バイパスの早期完成をめざして  努力を続けていく必要がある。 ・市内の交通危険個所については早急に対策をすべきであり、公安委員会等に積極的に働  きかけ、信号機やガードレールの設置を進めるべきである。 【基本的政策10 にぎわいの創出と買い物拠点の再生】 ・キャッシュレス化を応用し、周辺の自治体に先駆けて地域通貨を導入することで若年層  を取り込むことも可能であると考えており、事業者が新たな取り組みを始められるよう、  会議体の設置等の支援を実施してほしい。 ・リニア中央新幹線の東京名古屋間の開通は、本市にとって有益な影響だけでなく、本市  から他都市に人口が流出する恐れも考えられるため、どのような影響があるか研究する  必要がある。また、人口流出を防ぐために他都市に負けない魅力を持ち、積極的に情報  発信をしていく必要があり、例えば産業都市である特色を利用し、ロボットやITに触  れられる空間を整備し、交流や情報発信ができるようにするなどの対策を考えてほしい。 政策5 環境・景観 【基本的政策11 豊かな環境の保全と継承】 ・水沢地区等を活用したエコツーリズムの創出は以前から提案していたことであり、スピ  ード感を持って取り組むべきである。 ・民間事業者において建物の屋根部分へのソーラーパネルの設置が進む中、公共施設にお  いては取り組みが遅れているため、創エネの観点での取組強化を求める。 ・四日市市クリーンセンターはごみを焼却処分する過程で発電を行うことから、電気自動  車を充電する拠点として期待できる。また、災害時にはいち早く発電を開始できること  から、クリーンセンターで充電した電気自動車が避難所等で電気を供給する仕組みを構  築することも考えられるため、日常的に電気自動車を活用しながら災害にも備える視点  を持って取り組みを進めてほしい。あわせて災害時にメガソーラーから電源供給できる  仕組みについても検討してほしい。 ・世界的に海洋プラスチックが問題になっており、プラスチック製品を紙製品に代替する  動きがある中、市民にとって理解、協力しやすい取り組みを展開すべきである。また、  ごみ減量のためにはごみの有料化や分別の細分化も一つの手段であり、加えて高齢者等  に分別指導員として活動してもらい、対価として賃金を支払うことで高齢者の貧困対策  にもつながると考える。 ・ごみの減量のために生ごみの水切り用器具を配付する取り組みや生ごみをたい肥化し、  また、作ったたい肥を買い取る仕組みを構築した事例があり、全国の先進事例を参考に  してごみの減量に取り組んでほしい。 ・環境先進都市として力を入れていく取り組みが分かりやすいよう、記載方法を工夫して  ほしい。また、温室効果ガス削減のためには自転車による移動の普及が効果的であると  考えることから、まずは市職員が率先して自転車通勤をするとともに、自転車通勤者の  数を指標とすべきである。さらに、環境意識を養うためには幼少期の教育が特に重要で  あり、学校等とも連携して環境教育に取り組んでほしい。 ・四日市公害と環境未来館の来館者を増やすために、駐車場整備等により来館しやすい環  境を整えてほしい。また、クリーンセンターの見学は学校の社会見学が中心だが、一般  の個人や団体にも来館していただけるように周知に努めてほしい。 【基本的政策12 ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり】 ・人材確保や技術継承の手段としてどのような手法を活用していくのか分かるように加筆  すべきである。今後10年間で水道料金の値上げに踏み切る可能性がある中で、コスト  削減のためにあらゆる方策を検討するとともに、水道料金に関わる指標の記載も検討す  べきである。 ・委託の方法や官民連携のあり方については入念に議論した上で決定していくべきであり、  特に市内業者に業務を委託できるよう配慮が必要である。また、AIの活用等、あらゆ  る方策によりコスト削減に努めるべきであるが、仮に水道料金の値上げに踏み切ること  になったとしても、貧困世帯に限定して水道料金を据え置くなどの措置も必要であると  考える。 ・水道料金の見直しについて総合計画の中で記載する必要はない。 ・経営や業務の見直しによりコスト削減を図り、水道料金の値上げをできるだけ回避しな  ければならない。そのためには財政的に余裕のある時期に大きな改革をすべきであり、  現時点で水道料金の見直しを総合計画に記載すべきではない。 ・水道管は道路の下に埋設されていることが多いので、道路を所管する部局と上下水道局  が連携し、道路と水道管の日常的な維持管理をまとめて行うべきである。 【基本的政策13 緑豊かな住空間の形成】 ・これまで里山保全については所管する部局が統一されていなかった。重点的横断戦略プ  ランとして取り組むべき施策であると考える。 ・これまでも里山保全に取り組んできたものの、抜本的な改善につながっていない現状が  ある。部局間の連携を高めるとともに、里山の荒廃を食い止める指標を記述することで  実効性を高めるべきである。 ・里山保全に係る担い手の減少や高齢化が顕著である状況を踏まえて施策を検討していく  必要がある。 政策6 防災・消防 【基本的政策14 地域の防災力を高めるまちづくり】 ・夏季に大規模災害が発生した場合、猛暑の中の避難所生活は過酷なものになると想像す  る。大勢の避難者がいる体育館において、協定により民間事業者から提供されるスポッ  トクーラー等がどれだけ効果があるか疑問があり、体育館への空調整備についても検討  すべきである。 ・避難所となる体育館への空調整備については国においても議論が進められており、南海  トラフ地震の発生が予見される中、大規模改修等に合わせた体育館への空調整備を想定  しておくべきである。 ・体育館は学校施設であるとともに、避難所や地域スポーツの拠点といった側面も持ち合  わせているため、様々な角度から空調やシャワー、インターネット環境等の整備の必要  性を検討してほしい。 ・指定避難所に空調を整備することが好ましいが、実現性や効果を考慮すると、例えば体  育館の屋根に遮熱塗装を施すなど、汎用性のある対策を講じるべきであると考える。 ・東日本大震災の際に津波から逃げるために移動した平均距離は500m程度であったとの  データもあり、より身近な避難所である自治会の施設等に対する支援を検討してほしい。 ・災害時に行政だけでなく、市民からも情報発信をしてもらう仕組みを構築し、情報共有  を円滑にすることが可能と考える。 ・災害リスクを踏まえた住居誘導は被害を抑えるためには効果的な取り組みであると考え  るが、すでに居住している市民への影響が大きく、反発も予想される。また、人口密集
     地域においては住居誘導が困難な場合も想定される。ハザードマップを作製した際は、  災害リスクに応じて地価が変動したり、海岸部に立地していた企業が山間部に移動する  など、自然と誘導することができた事例もあることから、都市計画マスタープランとの  整合を図りながら、災害に強いまちを目指して慎重に取り組んでほしい。 ・防災士や看護師資格を有する人材を地域で把握し、災害時に活躍いただけるようにする  仕組みを行政が提案すべきである。 ・指標が減災や災害への備えに関するものに偏っているが、目指す姿にどれだけ近づいて  いるかがわかる指標を設定すべきである。リージョン・コアYOKKAICHIの理念を引用し、  来たくなる、働きたくなる、住みたくなるまちを目指し、例えば、災害時の被害想定の  数値を指標として設定することで、市外に向けて本市の防災への取り組みを分かりやす  く発信していくべきである。 【基本的政策15 市民を守る消防救急体制の確立】 ・防災教育センターの展示内容を近年の災害発生状況等に即してリニューアルするという  ことだが、建物の耐用年数から考えるとまだ使える施設であり、老朽化が進んでいると  いう表現は不適切である。 ・次世代高速通信の活用により、遠隔操作による現場での処置が可能となるなど、救急救  命のあり方は変化が予想されるため、時代の潮流を見極めて対応していって欲しい。 ・消防団員の高齢化が進む中で処遇改善が必要であるが、費用面以外でも処遇改善を図る  べきであると考える。処遇内容は市が消防団をどう捉えているかを示すことにつながる  ので、しっかりと考え方を整理して示すべきである。 政策7 生活・居住 【基本的政策16 暮らしの空間の高質化】 ・中心市街地の再開発を進めるにあたって、民間投資に委ねすぎると建築物が偏ってしま  う恐れがある。人が生活していく上ではマンションなどの居住空間だけでなく、スーパ  ーなどの小売店も必要であり、市のまちづくりの計画を早期に公表し、計画的に民間投  資を呼び込む等、行政による誘導が必要である。 ・既存住宅団地の再生は非常に重要なテーマであると考えるが、これまでと同様の取り組  みでは成果が期待できず、今後10年間の取組と指標を具体的に記載すべきである。 ・高齢の単身世帯や若年層のひきこもりなどが増加し、自宅から外出しない住民が増えた  ことで地域の交流が減少していると感じている。地域の声を聞き、空き家や空き地を活  用して様々な世代が集う交流の場を整備するといった方向性を示すべきである。 ・住み替え支援事業の内容を見直し、若年層向けに空き家リノベーションに対する支援を  充実させることで新たなニーズを獲得できると考えるが、リノベーション済の物件を引  き渡す、または、引き渡した空き家を個人でリノベーションするなど、いくつかの手法  が考えられる。さらに、子育て世帯の住み替え支援事業についても市内移動を対象とす  ることでも新たなニーズ獲得につながることも考えられるため、ニーズの把握に努め、  様々な手段を講じる中で新たなニーズ獲得に努めてほしい。 【基本的政策18 多様な主体の協働による持続可能なまちづくり】 ・部局間連携が特に必要となる分野であり、重点的横断戦略プランに記載してほしい。 ・地区市民センターは地域の重要な拠点であり、今後の10年間の中で立地場所やあり方  等、根本的に部分から見直しの議論を行い、地域の拠点としての理想形を目指してほし  い。 【基本的政策19 ダイバーシティ社会の実現】 ・ダイバーシティ社会の実現等は非常に注目されている取り組みであり、力を入れること  で本市の売りにもなり得る。また、多文化共生やLGBT等、所管する部局が様々であ  ることから、重点的横断戦略プランに記載し、横断的に取り組むことが望ましい。併せ  て、指標についても見直してほしい。 ・現在は市民文化部や環境部、スポーツ・国体推進部等がそれぞれの所管の中で国際交流  に取り組んでいるが、普段携わる機会が少ない国際交流の取り組みを各部局が行うこと  は効率が悪く、今後はより一層横断的に国際交流に取り組む体制を構築していくべきで  ある。 ・本市に居住する外国人は時代とともに変わってきており、中には日本語に長けていたり  技術を持ち合わせた人もいるため、これまでと同じ多文化共生施策では不十分であると  考える。 ・これまで、本市の一部地域に外国人市民が集住し、文化や言語の違いから、非常に苦慮  している自治会もあったが、多文化共生施策については自治会だけでなく、企業や商店  等も一緒になって取り組む必要がある。また、外国人市民の子供の中には高校に進学し  ない場合もあり、中学校卒業後、就職するまでの支援が必要であると考える。ボランテ  ィア団体にも協力してもらいながら外国人に日本の文化を理解してほしいと考えるが、  一方で日本人の外国人への理解も不十分であり、お互いの歩み寄りが必要である。 【基本的政策20 高齢化社会に対応した生活環境の確保】 ・すでに戸別収集を実施している自治体において、戸別収集への移行に伴う経費の増加額  はそれほど多額にならなかったという事例を聞いており、例えば高齢者の多い地区を選  定し、試験的に夜間のごみの戸別収集を実施するなどの方策も考えられるので、事例を  分析してほしい。 ・多死社会の到来が予想される中、多様化する葬儀や墓地のニーズに対応していく必要が  あり、特に単身世帯が増加する中でニーズが高まると予想される。人が亡くなった際の  手続き等は非常に煩雑であり、スムーズに手続きが行えるよう、対応方針を今一度見直  す必要があると考える。 ・単身の高齢世帯が増加しており、身近に相談できる人がいない場合、孤独死といった悲  しい出来事につながってしまう。市は死亡届等の窓口対応を丁寧にすることはもちろん  のこと、孤独死の予防の観点でも積極的な働きかけをしてほしい。 ・部局間の連携を強化し、孤独死された方の尊厳を大切にした対応を実施していくよう、  取り組みを検討してほしい。 政策8 健康・福祉・医療 【基本的政策21 誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現】 ・健康づくりに関しては幼少期に育まれる土台が重要であり、幼少期から健康づくりに関  する学習や習慣付けを行うことで、高齢になってからも健康を維持することにつながる  と考える。 ・ストレスが原因で健康を害することがあるため、体を動かす施策と併せて、複数名で体  を動かすことでコミュニケーションを図り、ストレスを発散する取り組みを検討するこ  とも重要である。 【基本的政策22 住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり】 ・認知症施策は市だけでなく、市民や福祉事業者、商店、企業などが一体となってオール  四日市で対応していくことが重要であり、総合計画に記述する上でもオール四日市とい  うキーワードが読み取りやすいようにすべきである。 都市経営の土台・共通課題 【基本的政策24 多様な人権を尊重するまちづくり】 ・人権施策においても予防と対策が重要となる。都市経営の土台・共通事項としてすべて  の基本的政策に関連する構造となっているとのことだが、どのように横断的に関連する  のか見えづらく、まとめ方を今一度検討すべきである。 ・人権三法の趣旨を踏まえた施策を総合計画に記載してほしい。まずは、人権三法に関係  する実態調査の実施を総合計画に明記すべきである。 ・近年、SNS等を活用したインターネット上でのいじめが問題になっており、不登校の  原因のひとつにもなっていることから、教員の能力向上等も含めて踏み込んだ対策が必  要である。また、SNS等を使ったいじめは非常に悪質であり、メディア・リテラシー  に関する取り組みと併せていじめにつながる恐れのあるツールの利用を禁止する措置
     も検討する必要がある。 【基本的政策No.26 効果的なシティプロモーション】 ・若い女性が本市に魅力を感じないとの調査結果を受け、本市の魅力のPRを企画する四  日市女子会を開催するとあるが、女子会という言葉を総合計画に記載することに違和感  がある。まずは女性に本市が魅力的だと感じてもらえるよう、魅力の創出に取り組むべ  きである。 【基本的政策No.27 スマート自治体の実現】 ・今後10年間でマイナンバーカードの利用は飛躍的に向上すると考えており、マイナン  バーカードの普及率を指標とすべきである。 ・スマート自治体を目指すことに異論はないが、現時点でオンライン手続が飛躍的に広ま  るイメージが湧かない。具体的にどのような取り組み実施するのか記載すべきであり、  マイナンバーカードを活用して手続きのワンストップ化や業務の簡素化を図る方向性を  示すべきである。 ・マイナンバーカードを取得する利点がないと交付率は伸びないと考えるため、今後10  年間でマイナンバーカードを活用して受けられるようになるサービスを具体的に記載す  べきである。 ・市役所の窓口においても身分証明書として運転免許証の提示を求められる実態があり、  身分証明書としてマイナンバーカードを求めない市の意識がマイナンバーカードの交付  率が低迷している一因であると考える。 ・世界的にキャッシュレス決済が広まっており、キャッシュレス決済を切り口として、手  続きの電子化が飛躍的に広まることが想定される。スマート自治体を目指すうえでは、  AIを活用する業務や電子化を図る手続き等を具体的に示すべきであり、あわせてAI  やRPAを導入することで期待される効果を記載してほしい。 ・マイナンバーカードの健康保険証としての利用拡大や公務員の取得義務化等の議論が進  められており、今後10年間でマイナンバーカードの交付率は飛躍的に向上すること考  えられるため、それらの事情も考慮した上で指標の数値を決定すべきである。 3)基本計画全般について ・部局横断的に取り組んでいくために重点的横断戦略プラン等を作成したものと理解する  が、どのように連携して取り組んでいくのかそれぞれの職員が理解していないと効果が  発揮されず、特に都市経営の土台として整理されている施策はすべての分野に関連する  ため、主となる部局は総合計画の全体像を頭に入れる必要がある。また、複数の部局で  取り組むことで責任の所在が曖昧にならないように注意が必要である。 6.四日市市新総合計画素案について  委員会において出された意見を反映の上、新総合計画素案が取りまとめられ、令和元年 9月5日から10月4日までの期間において同素案に対するパブリックコメントが実施さ れました。  パブリックコメントにおいては、146名から237件の意見が寄せられました。  これを受けて当委員会においては、理事者からパブリックコメントに対する回答案の提 示を受け、市民等からの意見に対する市の考え方の確認を行う中で、最終素案への反映を 念頭に同素案に対しさらなる検証を行うこととしました。  以下に当委員会からの意見等を受け最終素案(資料1)に盛り込まれた事項及び主な意 見について報告いたします。  なお報告書には、パブリックコメントの実施結果概要(資料3)を添付いたします。 (1)パブリックコメント及び委員会等からの意見を受けて最終素案に反映された事項に   ついて   パブリックコメント及び委員会等からの意見を受け、最終素案に反映された内容は以  下のとおりであります。   ※以下の修正事項に関し、重点的横断戦略ブランと分野別基本計画にまたがる事項に    ついては同一内容であることから分野別基本計画に一括して記載。   ※修正箇所については「資料1新総合計画素案/修正版」において緑下線を付して    記載。  【基本構想】 ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │1.基本構想の枠組み                                 │ │ (3)総合計画の構成と計画期間                    (資料1 p.5)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │○基本計画:将来都市像を実現するため、施 │○基本計画:将来都市像を実現するため、  │ │策の方向性を示すものです。        │施策の方向性を示すものです。       │ │<重点的横断戦略プラン>(略)      │<重点的横断戦略プラン>(略)      │ │ ※2025年度~2029年度(後半5年間)に  │ ※2025年度~2029年度(後半5年間)   │ │ ついては、これまでの取組や進捗状況を十 │ については、社会情勢の変化等に応じた  │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │ 分検証し、社会情勢の変化等に応じた新た │ 新たな重点的横断戦略プランを策定しま  │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │                     │ │ な重点的横断戦略プランを策定します。  │ す。                  │ │<分野別基本政策>(略)         │                     │ │ ※5年後(2024年度)に、これまでの取  │<分野別基本政策>(略)         │ │             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │ 組や進捗状況を十分検証し、社会情勢の変 │ ※5年後(2024年度)に、社会情勢の変  │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ │ 化等に応じた見直しを行います。     │ 化等に応じた見直しを行います。     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │6.基本構想の推進にあたっての基本的な考え方                     │ │ (2)SDGs17の目標と本市の取組                   (資料1 p.16)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │本文(略)                │本文(略)                │ │○SDGs17の目標              │                     │ │                     │                     │ │(図省略)                │                     │ │                     │                     │ │※関連して、分野別基本政策各ページに記載 │                     │ │のアイコンの下に、「SDGs17の目標」と表記 │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ (4)行財政運営                           (資料1 p.18)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │2)行政改革                │2) 行政改革                │ │(前略)                 │(前略)                 │ │そのために、これまでの費用の抑制(量の改 │そのためには、これまでの費用の抑制(量  │ │     ̄ ̄               │     ̄ ̄ ̄              │ │革)を目的とした業務の効率化にとどまらな │の改革)を目的とした業務の効率化にとど  │ │い、AIやICT等先端技術を活用した業務の   │まらない、AIやICT等先端技術を活用した   │
    │省力化や職員が最大限に能力を発揮できる  │業務の省力化や職員が最大限に能力を発揮  │ │働きやすい職場環境づくりに取り組みます。 │できる働きやすい職場環境づくりを目指   │ │             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                ̄ ̄ ̄   │ │これらの取り組みによって生み出された行  │し、業務効率の向上を図ることで効果的で  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │ │政資源を新たな課題に対応できるよう再配  │効率的な行政運営を行います。       │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │分し、効果的で効率的な行政運営を行いま  │(後略)                 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │す。                   │                     │ │ ̄ ̄                   │                     │ │(後略)                 │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────────┐ │ (4)行財政運営                           (資料1 p.17)│ ├─┬─────────────────────────────────────────┤ │ │1)財政運営                                    │ │ │┌───┐                                    │ │ ││グラフ│                                    │ │変│└───┘                                    │ │更│                                         │ │後│                                         │ │ │                  (図省略)                  │ │ │                                         │ │ │                                         │ ├─┼─────────────────────────────────────────┤ │ │1)財政運営                                    │ │ │┌───┐                                    │ │ ││グラフ│                                    │ │変│└───┘                                    │ │更│                                         │ │前│                                         │ │ │                  (図省略)                  │ │ │                                         │ │ │                                         │ └─┴─────────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────────┐ │5.土地利用の基本的な方針                              │ │ (2)土地利用の方針                         (資料1 p.15)│ ├─┬─────────────────────────────────────────┤ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │変│                                         │ │更│                  (図省略)                  │ │後│                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ └─┴─────────────────────────────────────────┘ ┌─┬─────────────────────────────────────────┐ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │変│                                         │ │更│                  (図省略)                  │ │前│                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ │ │                                         │ └─┴─────────────────────────────────────────┘  【基本計画】  (重点的横断戦略プランについて) ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │重点的横断戦略プランについて                      (資料1 p.21)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(前略)                 │(前略)                 │ │ そのため、分野別基本政策に位置付ける各 │ そのため、分野別基本政策に位置付ける各 │ │分野単独の「政策・施策」の推進だけでは解 │分野単独の「政策・施策」の推進だけでは解 │ │決することが難しい課題の解決や目指すま  │決することが難しい課題の解決や目指すま  │ │ちづくりの姿に向け、個々の「具体的な施策」│ちづくりの姿に向け、個々の「具体的な施策」│ │を政策や施策の分野にとらわれずに抽出し、 │を政策や施策の分野にとらわれずに抽出し、 │ │それぞれの施策を連携させながら、全庁を挙 │それぞれの施策を連携させながら、全庁を挙 │ │げて分野横断的に取り組んでいくことによ  │げて分野横断的に取り組んでいくことによ  │ │り、相乗的な効果の創出を図っていこうとす │り、相乗的な効果の創出を図っていこうとす │ │るものです。なお、案件によっては、プロジ │るものです。               │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │ェクトチームの設置や組織再編など、必要に │(後略)                 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │応じて適切な実施体制を構築していきます。 │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │(後略)                 │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘  【政策3 産業・港湾】
    ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.7 農林水産業の活性化                          │ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.115)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(2)生産基盤・生産環境の整備      │(2)生産基盤・生産環境の整備      │ │3)農地の環境保全や防災機能などの多    │3)地域全体で取り組む有害鳥獣対策を    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │ │面的機能を発揮させるため、地域全体    │進めていきます。             │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │ │で取り組む農地の維持活動を促すとと    │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │                     │ │もに、森林や里山の維持活動を支援し、   │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │異常気象や野生鳥獣に対応できる強い    │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │                     │ │集落づくりを進めていきます。       │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘  【政策4 交通・にぎわい】 ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.9 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり   │ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.123)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(1)公共交通ネットワークの維持・再編と │(1)公共交通ネットワークの維持・再編と │ │公共交通分担率を高める取組4) 公共交通不 │公共交通分担率を高める取組4) 公共交通不 │ │便地域における交通手段の確保に向けて、地 │便地域における交通手段の確保に向けて、地 │ │区の特性に合わせ、駅から自宅など、端末交 │区の特性に合わせ、駅から自宅など、端末交 │ │通としてのラストワンマイルの合理的な移  │通としてのラストワンマイルの合理的な移  │ │動手段として従来からの徒歩、自転車に加  │動手段として従来からの徒歩、自転車に加  │ │え、デマンド交通や自動運転技術などの活用 │え、自動運転技術などの活用について検討を │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │                     │ │について検討を進めます。         │進めます。                │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │(3)円滑な市民生活と産業を支える道づく │(3)円滑な市民生活と産業を支える道づく │ │り                    │り                    │ │6)広域交通の利便性が高い区域において、  │6)広域交通の利便性が高い区域において、  │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │周辺の自然環境や道路等の既存の都市基盤  │周辺の自然環境や道路等の既存の都市基盤  │ │の整備状況を踏まえながら、産業政策と連携 │の整備状況を踏まえながら、産業政策と連携 │ │した新たな企業立地や再編に必要な土地利  │した新たな企業立地や再編に必要な土地利  │ │用誘導、道の駅設置についても検討を進めま │用誘導についても検討を進めます。     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │                     │ │す。                   │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                     (資料1 p.124)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │指標:基幹的公共交通の徒歩圏人口カバー率 │指標:基幹的公共交通の徒歩圏人口カバー率 │ │説明:歩いて暮らせる環境を形成するため、 │説明:歩いて暮らせる環境を形成するため、 │ │   基幹的公共交通の徒歩圏人口カバー  │   基幹的公共交通の徒歩圏人口カバー  │ │   率※を高める。           │   率を高める。            │ │   ※鉄道駅から800m圏域もしくはバ   │                     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │   ス停(30本/日以上)から300m圏域   │                     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │   参考:三大都市圏カバー率66%    │                     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │現状の値:62.8%(平成27年中)       │現状の値:62.8%(平成27年中)       │ │目標値・方向性:64.7%           │目標値・方向性:64.7%           │ └─────────────────────┴─────────────────────┘  【政策5 環境・景観】 ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.11 豊かな環境の保全と継承                        │ │ 2.現状と課題                           (資料1 p.131)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(5)環境教育の推進と情報発信の強化   │(5)環境教育の推進と情報発信の強化   │ │ 四日市公害の歴史を忘れることなく、その │ 過去の公害の歴史と教訓を次世代に伝え  │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │ │教訓を次世代に伝えるとともに、未来に向け │るとともに、未来に向けた本市の環境改善へ │ │ ̄ ̄ ̄                  │                     │ │た本市の環境改善への取組を広く国内外へ  │の取組を広く国内外へ発信するため、平成  │ │発信するため、平成27年に開館した四日市  │27年に開館した四日市公害と環境未来館の  │ │公害と環境未来館の機能を強化し、多様な主 │機能を強化し、多様な主体が連携して活動す │ │体が連携して活動する必要があります。   │る必要があります。            │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.132)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(4)ごみの減量化と再資源化の推進    │(4)ごみの減量化と再資源化の推進    │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │ 市民、事業者、行政が連携し、生産、流通、│ 市民、事業者、行政が連携し、生産、流通、│ │消費のそれぞれの段階において、食品ロスの │消費のそれぞれの段階において、食品ロスや │ │                    ̄ │                     │ │削減や生ごみ等の減量、レジ袋などの廃プラ │レジ袋などの廃プラスチック類によるごみ  │ │ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │                     │ │スチック類によるごみの発生抑制に取り組  │の発生抑制に取り組むとともに、引き続きご │
    │むとともに、引き続きごみの再資源化を進め │みの再資源化を進めます。         │ │ます。                  │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                     (資料1 p.133)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │<追加>                 │                     │ │指標:市の施設から排出される温室効果ガス │                     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │   排出量               │                     │ │    ̄ ̄ ̄               │                     │ │説明:本市が行う全ての事務及び事業に伴う │                     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │   温室効果ガスの総排出量       │          ─          │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ │現状の値:66,441t(平成25年度)      │                     │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                     │ │目標値・方向性:53,090t          │                     │ │         ̄ ̄ ̄ ̄         │                     │ │       (平成25年度比20%削減)   │                     │ │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘  【政策6 防災・消防】 ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.14 地域の防災力を高めるまちづくり            (資料1 p.66)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │┌──────────┐         │┌──────────┐         │ ││重点的横断戦略プラン│         ││重点的横断戦略プラン│         │ │└──────────┘         │└──────────┘         │ │リージョン・コアYOKKAICHI         │リージョン・コアYOKKAICHI         │ │06 みんなで備える地域防災連携プロジェク │06 みんなで備える地域防災連携プロジェク │ │ト                    │ト                    │ │No.02 地域防災の取組の推進        │No.02 自助・共助の取組の推進       │ │     ̄ ̄ ̄ ̄              │     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │ │┌──┐                 │┌──┐                 │ ││目的│                 ││目的│                 │ │└──┘                 │└──┘                 │ │地域防災の取組を支援し、(以下、略)   │地域毎に取り組む自助・共助の取組を支援  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄                 │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │ │                     │し、(以下、略)             │ │┌───────────┐        │┌───────────┐        │ ││具体的説明(左画像下)│        ││具体的説明(左画像下)│        │ │└───────────┘        │└───────────┘        │ │防災・減災の取組と在宅介護支援センターや │防災・減災の取組と在宅介護支援センターや │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │要配慮者利用施設の取組を連携し、地域防災 │要配慮者利用施設の取組を連携し、自助・共 │ │                 ̄ ̄ ̄ ̄ │                 ̄ ̄ ̄ ̄ │ │にかかる取組を支援します。        │助にかかる地域の取組を支援します。    │ │                     │ ̄                    │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 3 展開する施策                          (資料1 p.143)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(2)地域防災の取組の推進        │(2)自助・共助の取組の推進       │ │    ̄ ̄ ̄ ̄              │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │ │2) 地域防災の取組をさらに推進できるよ  │2) 地域の自助、共助の取組をさらに推進で │ │  ̄ ̄ ̄ ̄                │     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ │う、防災大学等の防災教育等の充実により、 │きるよう、防災大学等の防災教育等の充実に │ │地域における防災活動の中核を担う人材育  │より、地域における防災活動の中核を担う人 │ │成に取り組みます。            │材育成に取り組みます。          │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │(3)実効性の高い計画づくりと指定避難所 │(3)実効性の高い計画づくりと指定避難所 │ │の環境整備                │の環境整備                │ │2) 学校や地域団体など関係機関との連携や │2) 学校や地域団体など関係機関との連携や │ │協力のもと避難所運営体制の構築に努めま  │協力のもと避難所運営体制の構築に努めま  │ │す。また、要配慮者への合理的な配慮やペッ │す。また、要配慮者への合理的な配慮に努め │ │                   ̄ ̄ │                     │ │ト対応に努めるとともに、福祉避難所等の充 │るとともに、福祉避難所等の充実にも取り組 │ │ ̄ ̄ ̄                  │                     │ │実にも取り組みます。           │みます。                 │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.15 市民を守る消防救急体制の確立                     │ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.147)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(2)消防活動拠点の整備         │(2)消防活動拠点の整備         │ │1) 老朽化に伴い、南部臨海地域におけるコ │1) 老朽化している南消防署庁舎を改築しま │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │      ̄ ̄ ̄ ̄            │ │ンビナート災害の活動拠点となる南消防署  │す。                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                     │ │庁舎を改築します。            │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘  【政策7 生活・居住】 ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.18 多様な主体の協働による持続可能なまちづくり    (資料1 p.156,158)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │┌───────┐            │                     │ ││2.現状と課題│            │                     │ │└───────┘            │                     │ │(4)動物愛護意識の不足により発生す   │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │          ─          │ │る諸問題                 │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄                 │                     │
    │ 犬猫の飼い主等のモラルに起因して周   │                     │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │辺環境への影響が懸念されています。    │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │                     │ │                     │                     │ │┌────────┐           │                     │ ││3.展開する施策│           │                     │ │└────────┘           │                     │ │(5)飼い主等のモラルの向上       │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ │「人と動物の共生する社会」の実現を目指し │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │て、市民、動物愛護団体や関係機関等と協働 │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │で市民に動物を愛護する意識を醸成すると  │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │ともに支援をしていきます。        │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.157)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(4)多彩な生涯学習機会と情報の提供   │                     │ │1)市民誰もが生きがいを持って「人生100   │(4)多彩な生涯学習機会と情報の提供   │ │年時代」をいきいきと過ごせるよう、高齢者 │1)市民誰もが生きがいを持って「人生100   │ │                  ̄ ̄ ̄ │                     │ │が学びながら仲間づくりをし社会参加への  │年時代」をいきいきと過ごせるよう、市民大 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                  ̄ ̄ ̄ │ │意欲を高めるための熟年大学や市民大学一  │学一般クラスや熟年大学を開催するほか、地 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │般クラスを開催するほか、地区市民センター │区市民センター等を活用した福祉、環境、人 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                │                     │ │等を活用した福祉、環境、人権、防災、防犯 │権、防災、防犯などの幅広い分野にわたる学 │ │などの幅広い分野にわたる学習機会の提供  │習機会の提供により、市民のライフステージ │ │により、市民のライフステージに応じた学習 │に応じた学習活動を推進し、その活力を地域 │ │活動を推進し、その活力を地域社会づくりに │社会づくりにつなげていきます。      │ │つなげていきます。            │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.19 ダイバーシティ社会の実現                       │ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.161)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(1)多文化共生の地域づくり        │(1)多文化共生の地域づくり        │ │2) 多文化共生社会の実現に向け、部局横   │2) 多文化共生社会の実現に向け、部局横   │ │断的に施策を推進するため、市の体制を   │断的に施策を推進するため、市の体制を   │ │整備するとともに、日本人市民と外国人   │整備するとともに、増加する外国人市民   │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │市民が共に学び・交流し合うために必要   │が共に学び・交流し合うために必要な規   │ │ ̄ ̄ ̄                  │ ̄                    │ │な規模の拠点施設を整備します。      │模の拠点施設を整備します。        │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.20 高齢化社会に対応した生活環境の確保                  │ └───────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                     (資料1 p.165)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │<追加>                 │                     │ │指標:ごみ出しが出来なくて困っている方  │                     │ │等からの相談件数             │                     │ │説明:住居から、ごみ出しが出来なくて困っ │          ─          │ │ている方や、周辺居住者からの相談件数   │                     │ │現状の値:─(※現状の値については、今  │                     │ │後把握に努めていく)           │                     │ │目標値・方向性:0件           │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘  【都市経営の土台・共通課題】 ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.24 多様な人権を尊重するまちづくり                    │ │ 4.進捗状況を測る主な指標                     (資料1 p.180)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │指標:人権についての関心度        │指標:啓発研修への企業の参加状況     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │説明:人権に関心がある人の割合(市民意識 │説明:市が開催する人権研修等への、四日市 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   調査で「人権について関心がある」と │   人権啓発企業連絡会の会員企業の参  │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │   回答した率)            │   加率                │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │    ̄ ̄                │ │現状の値:62.8%(平成26年度)       │現状の値:11.6%(平成30年度)       │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ │目標値・方向性:85.0%           │目標値・方向性:50.0%           │ │         ̄ ̄ ̄          │         ̄ ̄ ̄          │ │                     │                     │ │指標:人権が侵害された経験        │指標:啓発研修への市民の参加状況     │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ │説明:人権が侵害されたと感じたことがある │説明:人権研修に参加した市民の参加率(市 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   人の割合(市民意識調査で「社会全体 │   民意識調査で「これまで人権に関する │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   で人権が侵害されたと感じたことが  │   学習会へ参加した」と回答した率)  │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │
    │   ある」と回答した率)        │現状の値:33.6%(平成26年度)       │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ │現状の値:23.5%(平成26年度)       │目標値・方向性:40.0%           │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │         ̄ ̄ ̄          │ │目標値・方向性:15.0%           │                     │ │         ̄ ̄ ̄          │                     │ │                     │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │指標:人権教育における中学生のメディア・ │指標:人権教育における、メディア・リ   │ │            ̄ ̄ ̄ ̄      │                     │ │   リテラシーの意識状況        │   テラシーの実施状況         │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │説明:人権教育におけるメディア・リテラシ │説明:各小・中学校の人権教育において、メ │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   ー出前授業において、意識が向上した │   ディア・リテラシーに関する取り組み │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   中学生の割合            │   を行った学校の実施率        │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │ │現状の値:-(平成30年度)        │現状の値:-(平成30年度)        │ │目標値・方向性:100.0%          │目標値・方向性:100.0%          │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.25 公共施設の効率的マネジメント                     │ │ 1.現状と課題                           (資料1 p.182)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(1)公共施設の老朽化によるコストの増大 │(1)公共施設の老朽化によるコストの増大 │ │┌──────┐             │                     │ ││グラフの説明│             │                     │ │└──────┘             │                     │ │<推計の条件>              │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │                     │ │現在ある建築物系施設全てを築30年で大   │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │規模改修、築60年で建替えを行った場合の  │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │推計です。また、30年経過しても大規模改  │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │修を実施していない施設は、今後10年間で  │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │実施することとして推計しています。    │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │                     │ │今後、アセットマネジメントの取り組みによ │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │り、将来負担の削減に努めます。      │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.183)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(1)公共施設の最適化           │(1)公共施設の最適化           │ │1) 市が保有する施設について、施設毎にハ  │1) 市が保有する施設について、ハード(老  │ │                ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │ード(老朽化状況、立地条件等)、ソフト(コ│朽化状況、立地条件等)、ソフト(コスト、 │ │スト、利用状況)の両面から分析を進めます。│利用状況)の両面から分析するとともに、人 │ │                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │さらに人口分布、交通の利便性、立地環境な │口分布、交通の利便性、立地環境など多角的 │ │ ̄ ̄ ̄                  │                     │ │ど多角的な分析を行い、全市的な観点から、 │な分析を行い、全市的な観点から、公共施設 │ │公共施設の適正な配置について検討します。 │の適正な配置について検討します。     │ │                     │                     │ │2) この公共施設の適正配置の検討結果を踏  │2) 公共施設の適正配置の検討結果を踏    │ │   ̄ ̄                  │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │まえ、(後略)              │まえ、(後略)              │ │3) 市民にとって必要な施設サービスを持続  │3) 市民にとって必要な施設サービスを持続  │ │的に提供していくため、今後の人口減少等の │的に提供していくため、今後の人口減少等の │ │社会環境の変化に対応した効果的・効率的な │社会環境の変化に対応した効果的・効率的な │ │公共施設のあり方について検討します。ま  │公共施設のあり方について検討します。ま  │ │た、このあり方の検討は定期的に実施し、そ │た、あり方の検討は定期的に実施し、この結 │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │の結果を各施設の個別施設計画にフィード  │果を個別施設計画にフィードバックする   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │ │バックするPDCA管理サイクルを構築しま   │PDCA管理サイクルを構築します。      │ │す。                   │                     │ │4) 公共施設の受益者負担については、施設  │ この中で、公共施設の受益者負担について │ │ ̄                    │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               │ │別行政コスト計算書を活用することで、施設 │は、施設別行政コスト計算書を活用すること │ │の維持管理経費等を基に受益者負担率や施  │で、施設の維持管理経費等を基に受益者負担 │ │設の稼働率から使用料を算定する統一的な  │率や施設の稼働率から使用料を算定する統  │ │方法を確立します。            │一的な方法を確立します。         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                     (資料1 p.184)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │指標:個別施設計画の策定及びあり方見直し │指標:アセットマネジメント基金の残高   │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │説明:個別施設計画を策定する。その後は施 │説明:今後の公共施設の更新に備えるための │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │   設のあり方について毎年見直しを行  │   基金(平成30年度設置)       │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ │   う。                │                     │ │    ̄ ̄                │                     │ │現状の値:0%(個別施設計画)       │現状の値:72.8億円            │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │      ̄ ̄ ̄ ̄            │ │     0%(あり方見直し)       │                     │
    │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ │目標値・方向性:100%(個別施設計画)   │目標値・方向性:─            │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │         ̄            │ │      毎年100%(あり方見直し)   │                     │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │指標:光熱水費・保守管理委託料      │指標:光熱水費・保守管理委託料      │ │説明:建築物系施設における光熱水費・保守 │説明:建築物系施設における光熱水費・保守 │ │   管理委託料             │   管理委託料             │ │現状の値:1,635百万円           │現状の値:─               │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │      ̄               │ │目標値・方向性:前年度同施設に対し、毎年 │目標値・方向性:─            │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │         ̄            │ │        前年度以下        │                     │ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.26 効果的なシティプロモーション                     │ │ 3.展開する施策                          (資料1 p.187)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(2)名古屋都市圏などをターゲットと   │(2)名古屋都市圏などをターゲットと   │ │したシティプロモーション         │したシティプロモーション         │ │東京・名古屋・大阪の三大都市圏の中心に位 │東京・名古屋・大阪の三大都市圏の中心に位 │ │置する名古屋を情報発信拠点とし、多様な媒 │置する名古屋を情報発信拠点とし、多様な媒 │ │体を活用して本市の魅力を広く拡散するた  │体を活用して本市の魅力を広く拡散するた  │ │め、観光大使の活用や専門性を持った人材に │め、専門性を持った人材によるメディア等と │ │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │                     │ │よるメディア等とのネットワーク構築を図  │のネットワーク構築を図り、即時性を持った │ │り、即時性を持った情報の収集と発信を行い │情報の収集と発信を行います。       │ │ます。                  │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │ 4.進捗状況を測る主な指標                     (資料1 p.187)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │現状の値:14市中13位(平成29年度)    │現状の値:13位(平成29年度)       │ │      ̄ ̄ ̄             │                     │ │目標値・方向性:14市中5位以上       │目標値・方向性:5位            │ │         ̄ ̄ ̄   ̄ ̄       │                     │ │※14市は、名古屋市を起点に20km~40km   │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │圏内で、名古屋駅と結ぶ鉄道の主要駅が   │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ │ある市から抽出              │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │                     │ ├─────────────────────┴─────────────────────┤ │基本的政策No.27 スマート自治体の実現                         │ │ 1.目指す姿                            (資料1 p.188)│ ├─────────────────────┬─────────────────────┤ │(1)人口減少社会に伴う職員数の減少に備 │(1)AI(人工知能)・RPA(ロボットによる │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │えるための手段の一つとして、AI(人工知  │自動化)や5G(第5世代移動通信システム) │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ │能)・RPA(ロボットによる自動化)や5G(第 │などの最先端技術を活用した「スマート自治 │ │                     │              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │5世代移動通信システム)などの最先端技術 │体」へ転換し、効率的でより迅速に、質の高 │ │                     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │を活用した「スマート自治体」(※)へ転換 │い行政サービスの提供が実現している。   │ │      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ │し、職員が効率的でより迅速に、質の高い行 │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │政サービスの提供を実現している。     │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                     │ │                     │                     │ │※スマート自治体             │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │                     │ │AIやRPA等の最先端技術を活用すること    │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────────────────┬─────────────────────┐ │         変更後         │         変更前         │ ├─────────────────────┼─────────────────────┤ │で、自動化・省力化を図り、単純・反復等の │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │事務作業時間を削減し、その時間を職員でな │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │ければできない、より価値のある業務に注力 │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │することと、情報システムや申請様式の標準 │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │化・共通化・電子化により、情報システムへ │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                     │ │の重複投資の抑止と行政手続における市民  │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                     │ │や事業者の負担を軽減すること。      │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                     │ └─────────────────────┴─────────────────────┘ (2)四日市市新総合計画素案に対する委員会からの主な意見  1)パブリックコメントについて 基本構想について ・SDGsの17の各目標の相乗効果を期待する市民意見が寄せられており、SDGsの性  質をうまく利用してほしい。 政策1 子育て・教育 【政策1に多くの意見が寄せられたことについて】 ・市民意見を受けて市がどのように対応するかが重要であり、子育て施策に多くの意見が  寄せられたことを重く受けとめ、当事者の立場に立って誠意をもって回答すべきである。
     また、パブリックコメントの内容を総合計画に反映させない判断を下したのであれば、  その理由を明確にすべきである。 ・他分野と比較して子育て・教育に関する意見数が突出して多いことから、まずは多くの  意見が寄せられることとなった原因を分析する必要があると考える。 【幼稚園について】 ・各私立幼稚園はそれぞれ独自の教育方針を掲げており、教育方針を入園の判断材料とし  ている保護者もいる。また、私立幼稚園の受け入れ状況には地域差があり、それらの事  情を考慮せず、単に私立幼稚園の受け入れ枠のみを根拠として教育認定の3歳児のニー  ズを私立幼稚園で対応可能であると回答すべきではない。 ・幼稚園、保育園の事情については地域差があることを意識して施策を検討する必要があ  る。本市は保育園、幼稚園の役割を公私でともに担うことで優れた成果を上げてきた。  パブリックコメントに対する回答においては今後の方向性を限定するような回答をす  るべきではなく、今後の議論の中で具体的な方向性を協議していくべきである。 【教育認定の3歳児の受け入れについて】 ・教育認定の3歳児の受け入れを求める市民意見に対して的確に回答しておらず、また、  多くの意見が寄せられているにもかかわらず、総合計画の記載内容を変えないことは市  民意見の軽視である。大きな方針を示すことになるため、寄せられたパブリックコメン  トに対して今後の施策を限定するような回答はすべきではない。 ・教育認定の3歳児の受け入れを公的役割で果たすことや、公立幼稚園の存続については  現時点でその可能性を否定すべきではない。パブリックコメントをいただいた市民に対  しては、今後の検討課題として議会と議論する中で方向性を定めていく旨を回答すべき  である。 ・教育認定の3歳児の受け入れについては、医療的ケアの必要性のある子供だけでなく、  広く3歳児を対象とすべきであり、その役割は認定こども園において担うべきである。 ・子育て・教育に関しては多くの市民意見が寄せられており、教育認定の3歳児の受け入  れに関する意見が多いが、中には公立幼稚園のあり方を問う意見も存在している。公立  幼稚園のあり方についても回答すべきである。 【子育て施策について】 ・人口減少を不安視する意見に対して「誰もが安心して子育て・子育ちできるまちづくり  を進める」という回答は的外れである。問題提起に対して的確に回答すべきであり、海  外の先進事例を参考に実効性のある対策を求める。 【新図書館について】 ・新図書館に関する意見への回答があたかも3つの候補地のいずれかに決定するように読  み取れるため、新図書館に関しては調査段階であり、候補地は確定したものではないこ  とを明記すべきである。 ・調査の結果やその後の議論によっては3つの候補地以外の場所に新図書館が建つ可能性  も否定できないため、市が今後施策を展開していく上でも候補地が限定されているかの  ような回答をすることは望ましくない。その他の可能性についても否定しないように回  答を見直すべきである。 ・新図書館については議会での議論を経て実施していく流れとなるが、実施主体があいま  いになると誤解を招く恐れがある。執行部が主体となって方針を示すことを再認識して  回答すべきである。 ・執行部が方針を示した後に議会と議論するという行政手続きの流れがわかるように回答  すべきである。 政策4 交通・にぎわい 【中央通りへのカフェの設置について】 ・今後整備される中央通りの緑地部分にカフェを設置するアイデアが市民から寄せられて  おり、法的側面から建築物の設置は難しいとしても、人を呼び込むアイデアとして大切  にしてほしい。また、建物の建設が法的に不可能である旨を回答すべきである。 政策5 環境・景観 【SDGs等に対応する組織体制について】 ・SDGs等については環境部だけでは対応しきれないことも想定できるため、組織編制  及び所管部局の整理が必要である。特に里山保全は土砂災害等の発生に密接に関係する  ことから、消防職員等において平時の里山の見回り等を行うことも考えられる。部局間  で連携し、多くの組織が事業に携わると責任の所在が不明確になってしまうことが懸念  されるため、組織構成について検討し、具体的に組織体制を示すべきである。また、責  任をもって業務を進めるために指標の設定についても検討してほしい。 政策7 生活・居住 【無料の外国語講座の開講について】 ・無料のポルトガル語教室を開講すべきとの意見が寄せられており、日本人が外国人に歩  み寄る考えをご提案いただいたものと理解する。多文化共生施策に力を入れていく考え  であるならば、日本人が外国語を学びやすい環境づくりにも努めるべきである。 ・これまで多文化共生の取り組みを進めてきたが、一部の外国人が地区の行事に参加する  ようになった成果はあるものの、外国人市民の日本語の習得は進んでおらず、一方で日  本人市民の中にも差別意識が残っており、依然として相互理解が進んでいない状況があ  る。多文化共生モデル地区において様々な施策に挑戦すべきであり、日本人が外国語を  習得することはコミュニケーションのきっかけになり得ると考えるため、せっかくいた  だいたアイデアを切り捨てるべきではない。 ・全市的に平等に施策を実施していく考えに固執しすぎると地域の課題解決につながらな  い。特定の地区において多文化共生の取り組みを推進する必要があるならば、柔軟な発  想で施策を検討していくべきであり、外国語講座を市が主催することについて躊躇うこ  とは理解できるが、市の発想とは異なる角度から問題を捉えた市民の意見を大切にして、  将来的に施策として実施する可能性を現時点で否定すべきではない。 ・外国人市民に歩み寄ろうとする市民の意見を尊重して欲しい。無料講座の開講が困難で  あるとしても、せめてお互いの言語を教えあうなど、コミュニケーションを深める取り  組みを実施していくべきである。 【外国人市民の日本語習得に向けた取り組みについて】 ・外国人集住地区においては日本人市民と外国人市民の間で摩擦が生じており、当該地区  の自治会は苦労している。労働力としてまとまった集団規模で入国してきた外国人は日  本語を使用しなくても日常生活に支障がないことから、日本語習得が進まない現状があ  り、市は外国人市民に日本語を習得させる義務があると考える。国の動きに合わせるの  ではなく、企業にも協力を仰ぎながら、市独自に多文化共生施策を力強く進めていくこ  とを求める。 2) 四日市市総合計画素案の検証について 基本構想について 【10年後の未来(目指す姿)について】 ・10年後の未来(目指す姿)に記載されている子育て世代の増加等の実現に向けてしっか  りと取り組んでほしい。また、次期総合計画を検証する際には、10年後の未来(目指す  姿)の達成度についてもしっかりと検証してほしい。 【将来都市像について】 ・4つの将来都市像の実現に向けて、取り組みや指標を基本計画に記載してきたものと理  解しており、将来都市像実現に向けた具体的な取り組みがわかるように資料を示してほ  しい。 【組織体制について】 ・AIやRPAにより職員の負担軽減が図られることになると考えるが、人と機械の役割  分担を示すべきであり、行財政改革の観点から先進技術の導入に伴う職員数の今後の推
     移等、業務全体のスマート化についても触れるべきである。 ・スマート自治体の実現に向けた取り組みの方向性は妥当だと考えるが、ICT機器等を  導入することでどのように職員の負担軽減を図り、その結果、サービスとしてどう市民  に還元されるのかを示すべきである。働き方が変わる大きな転換期であると考えており、  市民サービスの向上を一義的に考えて取り組んでいく姿勢を推進計画に反映してほし  い。 ・人口減少社会において職員数が減少していく中、単純作業へのAI等の導入や事業の広  域化による業務効率の向上、部局の壁を越えたプロジェクトチーム編成による柔軟な対  応等を図っていく必要がある。また、既存の施策を廃止していくことも必要であり、L  GBT等の新たな課題が出てくる中、行政が肥大化しないよう注意が必要である。 ・技術革新の速度は著しく、10年後の姿を正しく予測することは難しい。将来的な職員数  を記載することが難しいならば、せめて将来的な組織のあり方について基本構想に記載  すべきである。 ・時代の変遷に合わせて組織体制の見直しを図っていく必要があると考える。特にかねて  から指摘されている市職員の時間外労働削減に向け、具体的記述を書き込むべきである。 【行財政運営について】 ・都市経営の観点では収支のバランスが大切であり、総合計画の作成においては計画期間  における将来的な収支を示すべきである。 【土地利用概念図について】 ・国道477号以南の北勢バイパスの整備については次期総合計画の計画期間内に着手でき  るか疑問であり、土地利用概念図に書き込むことについて今一度検討が必要である。ま  た、凡例を付記し、色分けや矢印等について説明すべきである。 ・地図上に農村集落を表記すると当該地区の住民を混乱させてしまう恐れがあるため、い  っそのこと農村集落を概念図上に表記しない方が良いのではないか。 ・桑名市は名古屋市を中心とする経済活動の影響をうまく利用してまちづくりを進めてき  ており、本市もこれまでのように無秩序な開発を繰り返すのではなく、目的をはっきり  させて計画的にまちづくりを進めていく必要がある。次期総合計画に基づき施策を展開  していく上で、例えば、工業用地を確保するための規制緩和等の取組内容を土地利用概  念図に反映させるなど、基本的政策と整合性を図る必要がある。また、工業用地の条件  として交通の利便性は非常に重要であり、陸運だけでなく港へのアクセスにも優位性の  ある富田山城線沿線地域の工業用地としての利用について検討するべきである。 ・臨海部が青で彩色されているが、色使いや場所も相まって浸水被害予想図を彷彿とさせ  るため、見直すべきである。 ・道路ネットワークを示すうえでは高規格道路だけでなく主要な生活道路も示すべきであ  ると考えるが、一方で農村集落等を明記すると地域での混乱を招く恐れがあり、表現方  法には工夫が必要である。 ・土地利用概念図に示された拠点にて買い物等の生活に必要な用件を済ませられるよう、  取り組みを進めてほしい。ただし、拠点の中には道路構造から頻繁に渋滞が発生してい  る場所があるため、拠点までのアクセスについても考える必要がある。 ・土地利用概念図の基本的な考え方と土地利用概念図が関連づいていないように見える。  分かりやすい図とすることを求める。 ・昨年度の新総合計画調査特別委員会にて提出された人口や世帯数の推移を示した基礎資  料の内容が反映されているのか疑問である。地価が下がれば転入の増加が想定されるた  め、需要と供給のバランスを意識しながら土地利用の考え方を整理すべきである。 ・工業用地の開発に伴い、水害リスクが増大することから、開発行為と併せて調整池の整  備や植樹等の治水対策が必要である。 基本計画について 重点的横断戦略プランについて ・重点的横断戦略プランは全庁を挙げて分野横断的に取り組んでいくと定義されているの  で期待したい。これに加えて、事業によってはプロジェクトチームの編成や組織編制に  より対応することを加筆することも検討してほしい。 分野別基本政策について 政策1 子育て・教育 【基本的政策1 子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備】 ・私立幼稚園の園長と意見交換を行ったところ、個人の見解ではあるが、公立幼稚園が3  歳児を受け入れることに支障はなく、また、公立幼稚園がすべてなくなることには問題  視しているとのことだった。公立幼稚園は残すべきであり、まずは私立幼稚園と情報交  換すべきである。 政策3 産業・港湾 【基本的政策7 農林水産業の活性化】 ・水害予防の観点から稲わらの処理に関して法令化して対処すべきとの意見が寄せられて  いるが、農家は稲わらの処理の重要性を十分認識しており、啓発以外の実効性の高い取  り組みが必要である。近年の豪雨の発生状況も踏まえ、インセンティブを設けて部分的  に畔を高くするなどの対策を農家に促すなど、何らかの対策を検討すべきである。 ・稲わらが水害発生原因として注目されるようになったのは、農業の機械化が進んだこと  により稲わらの後処理が変化したことが一因であり、すき込み作業や水路へのスクリー  ンの設置等、対策を検討すべきである。また、農業用排水路の有料化なども検討すべき  である。 ・異常気象や野生鳥獣に対応できる強い集落づくりを進めるということだが、人口減少が  進む農村集落において、住民による対応には限界があり、現実的ではないと考える。 政策4 交通・にぎわい 【基本的政策9 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり】 ・ラストワンマイルという用語は一般的ではないため、注釈が必要である。 ・自動運転技術導入のためには狭隘道路が課題となると考える。また、デマンド交通につ  いても、タクシー業界の人手不足が加速していることから実現性に疑問がある。 ・指標として設定されている徒歩圏人口カバー率は一般的な用語ではなく、説明が必要で  ある。 政策5 環境・景観 【基本的政策11 豊かな環境の保全と継承について】 ・スマートエネルギーの拡大に向けた取り組みを事業者に働きかけるためには、まず行政  が率先してCO2削減に取り組むことが前提であり、指標として市の温室効果ガスの削  減目標等を記載することで、市の取り組みを可視化するべきである。 ・温室効果ガス削減のためには排出の大部分を占める産業部門の取り組みが重要であり、  モニタリングのために企業等からCO2排出量を即座に提供してもらえる仕組みが必  要である。また、市も排出量を削減できるよう努力してほしい。 ・畑や水田は農地であるとともに保全すべき緑であり、また、治水機能も有する。里山保  全とともに農地の保全についても環境の観点から取り組むべきである。 ・従来の省エネ対策では温室効果ガスの大幅な削減は見込めないため、大胆なエネルギー  転換が必要である。また、スマートタウン構想実現は行政の取り組みだけでは困難で、  民間の力の活用も重要となる。 ・指標に設定されている産業部門や市の施設から排出される温室効果ガス排出量、さらに、  ごみ発生量の削減について、根拠となる市の計画等に合わせて目標とする削減割合を記  載すべきである。 政策6 防災・消防
    【基本的政策14 地域の防災力を高めるまちづくり】 ・大規模災害発生時のペットの避難について総合計画に盛り込むべきである。 ・自助、共助、公助は一つのフレーズとして広く市民に浸透しており、例え重点的横断戦  略プランのタイトル部分であっても、公共の重要な役割である公助を取り去ってはなら  ない。 政策7 生活・居住 【基本的政策16 暮らしの空間の高質化】 ・空き家や空き地に関する具体的な指標を設定すべきである。 ・「移動に困る人をゼロにする」等の分かりやすい指標を設定すべきである。 【基本的政策19 ダイバーシティ社会の実現】 ・多文化共生の地域づくりを進めるためには外国人市民と日本人市民がともに歩み寄るこ  とが重要であり、「増加する外国人市民がともに学び」という表現は誤解を招く恐れが  あることから修正すべきである。 【基本的政策20 高齢化社会に対応した生活環境の確保】 ・すでにごみ出しに苦労している方が多く存在しており、住民主体型サービスによる支援  にも限界がある。ごみ出しに苦労している世帯数等を指標に設定することで実効性を高  めるべきである。 ・ごみ出しに苦労する家庭をゼロにするなど、何らかの指標を設定すべきである。 ・ごみ出しに苦労している方は、片付けをすることにも困難を感じている場合があり、片  付けに困っている方も表現に含めるべきである。 都市経営の土台・共通課題 【基本的政策24 多様な人権を尊重するまちづくり】 ・部落差別の意識は未だに根強く残っており、どういった差別により、誰が苦しんでいる  のかという情報を明らかにするべきである。また、人権問題に関する啓発の取り組みは  読み取れるが、被害者の救済についても内容を充実させるべきである。 ・同和問題は世代を超えて今日まで引き継がれてきた差別であり、また、部落差別の解消  の推進に関する法律が制定されたことも踏まえ、重要な行政課題として人権教育の中で  も特に大切にしてほしい。 ・幼少期から人権についての根本的な考え方を学ぶことが重要であると考えている。設定  した指標を基に人権施策に取り組んでほしいが、ジェンダーやLGBTQの考えが広ま  る中、未だに男女で区分することが多い市の体制に疑問を感じており、新たな人権課題  への早期対応が必要であると考える。 ・メディア・リテラシーに関する取り組みについては、出前授業や講座、教育等、素案や  答弁の中で様々な表現が使われているが、統一すべきである。しっかりと対策すること  が伝わるよう、言葉の選定には注意が必要である。 ・設定されている指標は差別をなくすことにつながらないものばかりであり、目指す姿と  対応させた指標を設定すべきである。 ・人権教育におけるメディア・リテラシーは早期に実施すべきであると考えるが、早期に  目標を達成してしまった場合、それ以降指標の意味が失われてしまうことを認識して指  標の選定を行う必要がある。人権教育におけるメディア・リテラシーをすべての学校で  実施することは当たり前であり、子供の意識変化を指標として設定すべきである。 【基本的政策25 公共施設の効率的マネジメント】 ・展開する施策を丁寧に読めば順序立てて説明されていることがわかるが、分かりにくい  ため、記載方法を工夫すべきである。また、建築系施設の維持更新費用の推計のグラフ  はアセットマネジメント基金等の対策を講じなかった場合の維持更新費用を示したも  のだが、読み手が誤解する恐れがあるため、説明を充実させる必要がある。 ・公共施設の効率的マネジメントについては、あくまで市民の利便性向上のために施設の  計画的修繕、適正配置を行っていくものであり、指標としてアセットマネジメント基金  の残高を設定することは本来の目的から逸脱している。市民目線で分かりやすい指標を  設定すべきである。 ・橋北交流会館や三浜文化会館等、これまで計画性に欠いた施設整備を行ってきたと認識  しており、どこにどういった施設を配置することが最適なのか、原点に立ち返って考え  るべきである。特に学校や保育園、幼稚園等は生活圏に近い場所に設置することで高い  効果を発揮する。教育施設や福祉施設は長期間にわたって使用するため、地域住民の考  えを十分にくみ取り、効率的な予算の使い方を心がけるべきである。 ・橋北交流会館は地域住民に大変好評であり、成功事例として扱うべきである。 ・公共施設を一律に長寿命化対策するだけでは課題を将来に先送りするだけであり、財政  負担の平準化にはつながらない。将来の建築物価によっては損をすることになるため、  財政的に余裕のある時期に施設更新すべきである。また、長寿命化だけでなく、施設の  廃止についても併せて検討が必要である。 ・行政はコスト意識が希薄であり都市経営の感覚が乏しいと感じる。総合計画は市民に対  して今後10年間の取り組みを示す道しるべであると認識しており、限られた資源の活  用方法等を意識した鋭い経営感覚が必要である。また、市民への説明責任として、市職  員は総合計画に関する質疑に対して明瞭に答弁しなければならない。 ・公共施設の維持、更新には多くの予算が必要であることから、総合計画には今後10年間  で実行すべき施設改修等の計画を示す必要があると考える。総合計画の策定作業を10  年に一度の好機ととらえ、人口減少が進展する中、公共施設が抱える課題解決に向けた  何らかの対策を記載すべきであり、また、指標についても見直すべきである。 ・長寿命化対策よりも適正な位置に建て替える方が効率的な場合も考えられるため、住民  ニーズをくみ取り、公共施設の適正配置に努めるべきである。また、人口減少社会に対  応するために、海外の先進事例等も参考にしながら、市の体制の効率化を図りコストカ  ットに努めるべきであり、都市経営の観点から廃業した萬古産業の跡地を別の産業用地  として循環させるなど、市全体を見渡して効率的な運営を目指すべきである。 ・指標として設定されている光熱水費・保守管理委託料の現状の値を示すべきである。ま  た、併せて削減目標を具体的に記載すべきである。 ・建築物系施設における光熱水費・保守管理委託料を指標とし、削減に取り組むというこ  とだが、資源やエネルギーの効率的な使用により目標を達成する考えだけでなく、公共  施設の適正配置を進めることで、公共施設全体の規模が縮小し、その結果、光熱水費や  保守管理委託料を削減するという考え方も持つべきである。 【基本的政策26 効果的なシティプロモーション】 ・市民意見を受け、今後も四日市市観光大使を情報発信の手段として活用していくとのこ  とだが、効果検証しづらい特性上、制度開始当初から解任されることなく登録人数は増  える一方である。情報発信のために精力的に活動をしており、かつ情報発信力に期待で  きる有名人を抜擢するなど、効果的な運用に努めるべきである。 ・本市在住の外国人で新たに歌手としてデビューした方がいるが、観光大使には任命され  ていない。そういった外国人の方も強い情報発信力を有している場合があり、また、情  報発信だけでなく、観光大使に本市のイベントに参加してもらうことも効果的であると  考える。 ・四日市公害と環境未来館は誤った活用をすると、本市のマイナスイメージを発信するこ  とになる。また、思案橋は現状では観光資源としての活用は難しい状況がある。既存の  観光資源の活用方法やターゲットを明確にし、戦略的に情報発信していくことが重要で  あり、インターネットが発達した現代においては、潜在的ニーズを発掘するために情報  発信量をふやしたり、インターネット上の事情に詳しい人材を活用することで、世界的  に知名度を上げることも可能であると考える。 ・東京都にあるふるさと回帰支援センターの会員になることで20~40代のUターン希望  者に適切な働きかけを行うことができる。ふるさと回帰支援センターは各地のハローワ  ーク等との連携も行っており、空き家バンク等と組み合わせれば、様々な課題解決につ  ながる可能性も有していると考えている。市独自にふるさと回帰支援センターと連携す
     るなど、移住に特化した取り組みが必要である。 ・シティプロモーション施策の効果を評価する指標として設定されている都市イメージ調  査は本市独自に行うということだが、より客観性の高い民間による調査結果を指標とす  る方が望ましい。本市独自に調査を行うのであれば、サンプリング数を増やし、客観性  を高める必要がある。 ・シティプロモーションに関する指標の母数を示すべきである。また、目標値の根拠等に  ついても丁寧な説明が必要である。 【基本的政策27 スマート自治体の実現】 ・マイナンバーカードの交付率について、国の掲げる目標値と四日市市総合計画(素案)  に記載されている目標値に乖離がある。交付率向上に向けて、マイナンバーカードを活  用したサービス拡大に取り組んでほしい。 ・マイナンバーカードでしかサービスを享受できない状況がないと交付率の拡大にはつな  がらない。サービスを受ける手段を複数設けることは市民サービスの向上につながる一  方で、充実させすぎると効果が薄れてしまうことから、マイナンバーカードを活用した  手続きの電子化と併せて各地区市民センターや市民窓口サービスセンター等の窓口業  務のあり方についても検討が必要である。 ・スマート自治体の定義が曖昧で分かりにくいと感じる。 素案全体を通じた意見 ・「幸せ、わくわく!四日市生活」という表題はあまり好みではない。また、次期総合計画  を議決後に製本する際、市長あいさつや策定経緯等を載せる必要はないと考える。さら  に、表紙等のデザインも大切な要素であるため、力を入れてほしい。 ・一般的ではない用語が散見されるが、広く市民に認知されている言葉遣いとすべきであ  る。 ・全体的な構成は現総合計画よりもわかりやすくまとまっており評価できる。 7.想定される事業の内容及び計画期間における財政の見通しについて  パブリックコメントを経て素案に対し検証を進める中で、委員会において、計画素案に 掲げられた将来都市像への到達を初め、諸政策の達成に向け、主たる事業の構想及び財政 的な裏付け等についても確認が必要であるとの意見が出されたことから、理事者に調査時 点において想定される主な事業の内容及び計画期間における財政の見通しに係る資料の提 出を求め調査を行うこととしました。  なお報告書には、委員会での調査ののち、理事者による精査を経て後日提出されました 推進計画事業一覧(資料4)及び中期財政収支見通し(資料5)を添付いたします。 (1)想定される事業の内容に対する主な意見 計画期間における主な事業について ・総合計画の柱となるような事業については、計画期間における事業規模を示した上で説  明を行うべきである。 推進計画の更新について ・委員会においては推進計画に関し、毎年ローリングを行う考え方が示されたことについ  て、理事者からは決算審査における提言を次年度予算へ反映させることも意識したとの  説明があったが、毎年推進計画を見直すことは、新たな課題等に対して柔軟に対応でき  るという利点が考えられる一方で、新規事業の追加や推進計画の変更等により、それま  で取り組んでいた事業が縮小、廃止されてしまう懸念がある。また、単年度で推進計画  を見直すようなことになれば長期計画である総合計画の必要性についても疑問を感じ  ざるを得ない。 ・重点的横断戦略プランの計画期間は5年間、推進計画の計画期間は3年間であるという  ことだが、重点的横断戦略プランの更新時期を推進計画がまたぐ形となる際の取り扱い  など、計画期間の差により生じると思われる諸課題について整合性を図る必要がある。  また、毎年推進計画を見直すことに一定の理解はするが、重点的横断戦略プランの区切  りとなる年度等、時機を見て総括をすべきである。 政策1 子育て・教育 【認定こども園整備事業について】 ・認定こども園整備事業費(神前地区関係部分)については、地域や関係団体に対し十分  な説明を継続して行い、さらなる理解を得るよう努める附帯決議を付しており、決議の  内容を鑑み、事業概要を見直す必要がある。 【地域型保育事業について】 ・地域型保育事業は認可基準が通常の保育所に比べて緩いため、民間保育園の増設を進め  る方がサービス向上につながると考える。 ・本市において希望する保育サービスが受けられなかったことが原因で子育て世代が市外  に流出しているという話を耳にしたことがある。子育て世代に選ばれるまちを目指し、  まちづくりの観点から子育て世代のニーズに応える施策展開が必要である。 【保育士等人材確保事業について】 ・保育士人材確保事業については制度の利便性の悪さから不用額が発生していることを決  算常任委員会で指摘したところであり、実効性のある事業となるよう内容を精査してほ  しい。 ・保育士等人材確保事業については事業者が使いやすい制度としてほしい。また、保育士  に限らず、園に対する事務的な支援も検討してほしい。 ・新規保育士を確保するために、保育士の処遇改善につながる実効性の高い取り組みを検  討すべきである。 【保育士・幼稚園教諭資質向上研修事業について】 ・本市の子供のために保育の質の向上を目的として、公立の園だけでなく、私立の園も研  修の対象とすべきである。 【子ども・親子活動・交流拠点整備事業について】 ・適正配置の観点から最適な立地場所を選定してほしい。 ・児童館は多くの利用があり、放課後の子供の居場所にもなっている優良施策であり、増  設すべきと考えている。こども子育て交流プラザを新たに設置することを否定するもの  ではないが、市全体を対象エリアとしてとらえるこども子育て交流プラザには離れた地  域から子供が通うことは困難であり、日常的な居場所にはならない。また、利用する世  代や目的が児童館とは異なることから、児童館の取り組みとは切り離して考える必要が  ある。さらに、児童館はいつでも行くことができるということが重要であり、移動児童  館ではニーズを満たすことはできない。市民から好評を得ている施策をさらに広げてい  く考えが重要である。 【子ども医療費助成事業について】 ・子ども医療費助成事業について、所得制限の撤廃と対象年齢の拡大を検討していくこと  を明記すべきである。 【魅力ある奨学金制度の創設について】 ・市独自の給付型奨学金について、就学援助制度と同様に入学準備にも活用できるように  入学前から支給するなど、利便性向上を検討してほしい。 【就学前こども芸術・文化体験事業、及び、こども芸術体験事業について】 ・幼少期から質の高い芸術に触れる機会を提供していく推進計画事業として、内容の似通  った事業が2つ記載されており、整理が必要である。 【「チーム学校」推進事業について】 ・スクールロイヤーの活用については、国においても予算化する動きがあり、子供のため  にいち早く法律の専門家が活躍できる環境づくりを求める。 【小中学校特別教室等空調設備整備事業について】 ・体育館への空調整備を進める自治体もある中、本市においても体育館への空調整備や断  熱施工について導入可能性調査の中で検討すべきである。
    【(仮称)四日市市学校給食センター整備運営事業について】 ・学校給食センターの整備については地元理解が必要だが、合意形成を図っていく過程で  誤解が生じると円滑に施策を進められなくなることもあるため、予算を計上していく過  程においても記載内容には注意が必要である。 【3歳児保育、公立幼稚園の存続について】 ・教育認定の3歳児の受け入れや公立幼稚園の存続については、今後様々な議論を経て方  向性が定まっていくこととなるため、推進計画への反映や整合性には注意が必要である。 ・公立幼稚園のあり方については様々な議論があり、今後も関係する推進計画事業につい  ては議論の場を設けるべきである。 政策2 文化・スポーツ・観光 【スポーツ施設整備事業について】 ・大規模なスポーツ施設は市民にとって利用しにくいものとなってしまう懸念があり、レ  スリング場をはじめ、市民がスポーツに親しむ場を整備する必要がある。推進計画には  どういった施設を整備していくのか示すべきである。 【四日市ドーム整備事業について】 ・音響設備については改善の余地があると思われるため、改修事項として明確に示すべき  である。 【スポーツ施設について】 ・今後整備を進めるスポーツ施設について、市民にもわかるよう明示すべきである。 政策3 産業・港湾 【予算規模】 ・「政策3 産業・港湾」に関する推進計画事業費は他の政策と比較すると予算規模が小さ  く、また、新規事業も少ない。これまでと同じ取り組みでは成果は期待できず、基本計  画に記載されているような明るい未来を目指し、戦略的に施策を展開すべきである。事  業者等のニーズ把握に努め、なるべく早期に新規事業を提案できるよう取り組んでほし  い。 【スマート農業導入支援事業について】 ・農業の担い手の減少や高齢化が著しく、農業のスマート化に取り組む前に、新規就農者  確保に注力すべきである。また、スマート農業の普及等は民間の活動の中で行うべきで  あり、農業センターの有効活用についても検討が必要である。 【海岸保全施設整備事業について】 ・決算審査における政策提言にもあったように、海岸の老朽化対策と同時に耐震化対策を  進める視点を持って整備を進めるべきである 【北勢地方卸売市場関係事業について】 ・県内の他の地方卸売市場の状況も踏まえて北勢地方卸売市場の今後のあり方を検討する  必要があり、開設者である3市で協議を進める上では、まずは本市の考え方を明確にす  べきである。 ・北勢地方卸売市場は卸売業者等による運営に委ね、市は施設の所有者としての役割に徹  するべきではないか。 【北勢地方卸売市場関係事業、及び、食肉センター食肉市場整備事業について】 ・北勢地方卸売市場の老朽化対策や食肉センター食肉市場の衛生対策については、喫緊の  課題として早急に取り組むべきである。 ・北勢地方卸売市場関係事業と食肉センター食肉市場整備事業については、いずれも多額  の予算が伴うことが予想され、他の推進計画事業にも影響すると考えられる。責任を持  って事業を進めるためにも整備に係る概算費用を示すべきである。 【みなとまちづくり推進事業について】 ・客船の受け入れのために岸壁の整備が必要であるが、すでに四日市港港湾計画に四日市  地区に人流機能の位置付けが記載されていることから、四日市港管理組合が主体となっ  て取り組みを進めるべき事業である。四日市地区の整備は本市にとって必要な事業であ  ると考えるが、四日市港管理組合は県の一組織のような意識が根強く存在しているよう  に感じるため、まずは市の考えを整理し、力強く四日市港管理組合に働きかけていくこ  とが重要である。 ・四日市港管理組合は本市と県の出資による一部事務組合であることから、市の考えを施  策に反映しづらい事情がある。国の補助メニュー等を活用し、本市の単独事業として施  策を進めることも考えるべきである。 ・欧州では国の負担により港湾整備が行われており、国に対して港湾整備に関する仕組み  の見直しを働きかけ、市と国の協力関係の中で港づくりを進める考えを持つべきである。 ・来街者に向けた四日市地区への駐車場やトイレの整備についてはなるべく早期に取り組  んでほしい。 ・市民のための港づくりに期待しており、みなとまちづくりプランの作成を進める中で、  市議会にも情報提供、及び、意見聴取の場を設けてほしい。 ・四日市地区に市の所有する土地があれば、有効に使うべきである。 政策4 交通・にぎわい 【推進計画事業の実効性について】 ・「政策4 交通・にぎわい」に関係する推進計画事業では、基本計画に掲げられているマ  イカーに依存しない社会づくりや渋滞解消につながるとは考えにくい。これまでとは異  なる新たな取り組みが必要であり、総合計画に記載された内容を実現できるよう、戦略  的な施策を求める。 【鉄道駅周辺環境整備事業について】 ・鉄道事業者と協議を重ね、既存の鉄道駅の利便性向上を図るべきである。ICカード専  用の自動改札等の導入により、人手不足に対応することも可能であると考える。 ・近鉄霞ヶ浦駅東口の整備が推進計画に記載されているが、住民ニーズに応じ、西口改札  の設置についても検討すべきである。 ・近鉄霞ヶ浦駅付近の踏切において過去に死亡事故が発生していることも考慮し、踏切を  渡らなくても駅の西側に下車できるよう、改善に向けた取り組みを求める。 ・近鉄霞ケ浦駅周辺の整備について、住民ニーズの大きさに応えて早期に取り組んでほし  い。 【郊外部の暮らしを支える交通・生活サービスの拠点づくり事業について】 ・デマンドタクシーについては、タクシー事業者との調整や総合事業の移動サービスとの  整合性を精査の上、恒久的な取り組みとして施策を展開してほしい。基本計画の文面か  らはデマンドタクシーの取り組みを実施していくことが読み取りづらく、市民の関心が  高い事業であることから、分かりやすく記載すべきである。 ・デマンドタクシーの実証実験においては、利用したい時間帯に空車がなく、利用できな  かった等の問題点が指摘されている。現段階では交通弱者対策の手法のひとつに過ぎず、  推進計画に記載する段階ではないと考える。 ・各地域の交通ニーズの把握に努め、ニーズに応じた仕組みの構築に努めてほしい。 ・大手のタクシー会社においても人材不足が顕著であり、交通全体が衰退している。また、  高齢者の免許返納が進んでいる時代背景も考慮して実効性のある交通施策を検討して  いく必要がある。移動ができず困っている市民のために、最低限生活していくための移  動は市の事業として担保していくべきであり、生活に必要な交通路線の確保を指標とし  て設定することも検討すべきである。 【バス路線確保事業について】 ・道路幅が狭く、病院付近までバスが入れない地域があることから、バス路線の拡大及び  安全運航のために道路拡幅や小型バスの導入を検討すべきであり、また、併せて地域の  理解を獲得する必要がある。 ・全市的に狭隘道路が残る地域は多く、公共交通による市民の移動を確保するためには、  鉄道駅の充実やバス等の車両の小型化により対応すべきであり、まずは住民ニーズの把
     握が必要である。 政策5 環境・景観 【都市公園賑わい創出事業について】 ・2021年に開催される三重とこわか国体・三重とこわか大会に向けて、Park-PFI  を活用して中央緑地に飲食店の設置を進めていることを考慮すると、その他の緑地や公  園等へもなるべく早期に事業を拡大していけるよう取り組んでほしい。 【里山等森林保全事業について】 ・里山保全の重要性については以前から指摘されているが、近年ではメガソーラー発電所  の設置が進んでいることも考慮し、さらに具体的かつ踏み込んだ内容とすべきである。  これまでと同じ取り組みでは改善が見込めないことから、民有地であっても市から働き  かけられるよう、事業内容を再度検討してほしい。 ・緑の基本計画の改定作業等の里山保全については、プロジェクトチームの編成や組織編  制により関係する部局の連携を強化して取り組んでほしい。また、併せて里山の面積等  を指標とすることも検討してほしい。 政策6 防災・消防 【迅速で分かりやすい防災情報の提供について】 ・様々な防災アプリが開発されており、中にはマイタイムライン作成機能を有し、防災意  識向上の一助として期待できるアプリも開発されている中、既存のアプリを活用するだ  けでなく、本市独自のアプリを開発、導入することも検討すべきである。 【自助・共助の取組の推進について】 ・高齢化により、避難や情報取得が思うようにできない市民が増えていくことを考慮し、  きめ細かい対策を講じる必要があるが、そのために重要となるのは公助である。災害時  に最低限のインフラを維持できないと情報伝達にも支障をきたすこととなるが、そうい  ったインフラの維持や治水対策も公助であり、公助の大切さを今一度認識しなければな  らない。 ・防災・減災女性セミナーの開催を企画しているとのことだが、ジェンダーや性的マイノ  リティへの理解が進む現代においては時代遅れの考え方であり、女性だけを対象とする  かのように読み取れる表現は避けるべきである。実際に被災した地域では男女関係なく  避難所運営に当たっており、柔軟に対応すべきである。 【避難施設等整備事業費について】 ・避難所のWi-Fi整備については、計画を前倒して対応するなど、できるだけ早急に  取り組むべきである。 【治水対策事業(河川)について】 ・近年の集中豪雨の発生状況を踏まえ、国においては現在進めている治水工事終了後、さ  らに追加で対策工事を実施する考えが示されたところであり、本市の準用河川付近の浸  水被害の状況を踏まえ、第二次推進計画以降も強力に事業を推進してほしい。 【防災教育センター整備事業について】 ・防災教育センターが伊勢湾台風の被害が大きかった地区に設置されていることは大きな  意味を持っており、地震体験車の導入等と併せて現在の場所でさらに展示スペースを拡  大させ、内容の充実を図るべきであると考える。今後、先進技術等の活用により、北消  防署の機能を北部分署に移動させることができれば、空いたスペースを防災教育センタ  ーとして活用することも可能であると考えるので、検討してほしい。 ・他都市においては防災教育の拠点を県が整備している事例が多い。四日市市民は三重県  民でもあることから、三重県と協力し、北勢地区の防災学習の拠点として防災教育セン  ターを整備していくことも検討すべきである。 ・他自治体では県が立派な防災教育施設を整備している事例もあり、市だけでなく県の協  力も得ながら防災教育センターの整備を進めるべきだと考える。四日市市北部拠点防災  倉庫を整備する際に併設する形で防災教育の拠点を整備すべきであった。 【緊急輸送道路について】 ・緊急輸送道路に係る対応については決算常任委員会を通じて議会から提言を行ったとこ  ろであり、提言を受けた対応を推進計画に書き込むべきである。また、先進事例の研究  にとどまらず、本市独自の施策の検討についても記載すべきである。 政策7 生活・居住 【市営住宅長寿命化事業(外壁改修・EV設置等)について】 ・市営住宅へのエレベーターの設置については、対象となる市営住宅の選定や設置方法等  について様々な方策を検討してほしい。推進計画期間である3年間だけでなく、その後  の7年間の設置計画も念頭に入れ、計画的な改修に努めてほしい。 ・市営住宅の入居希望倍率は様々で、一部の市営住宅においては空き部屋が目立つ状況が  あり、長寿命化対策による効果を十分考慮して取り組んでいく必要がある。 ・特定目的住宅については、同和対策事業の終了から17年経過しているにも関わらず、  過去の取り組み影響が残っており、新たな差別を生むのではないかと危惧している。かつ  ての特定目的住宅について今後の3年間で制度設計を行うなど、喫緊の課題として対応  すべきである。 【地区市民センター利便性向上事業について】 ・以前から地区市民センターのバリアフリー化やプライバシーへの配慮の必要性が叫ばれ  ており、早急に対策すべきである。 ・地区市民センターの窓口にICT機器を導入し、利便性を高める取り組みとあわせて、  窓口に行かなくても各種行政サービスが享受できるような仕組みも検討してほしい。 【地区市民センター機能強化事業について】 ・地区市民センターへの電気自動車の導入とあわせて、電気自動車と地区市民センターの  間で電気の受け渡しができるよう、施設側の改修も計画的に進めてほしい。 ・電気自動車を組み込んだエネルギーマネジメントシステムの導入費用は高額になること  が想定される。災害用の非常用電源を購入する方が安価に機能強化を図ることができる  可能性があることから、電気自動車の維持費等も考慮して費用対効果を研究して欲しい。 ・太陽光発電システムと水素を使った蓄電池を組み合わせたエネルギーマネジメントシス  テムを検討すべきである。 【福祉サービスと連携したごみ収集事業について】 ・ふれあい収集を実施する自治体数は増加しており、また、収集方法も様々である。ごみ  出しに苦労する世帯が増加していることを重く受けとめ、国の動向を注視しながら一刻  も早く制度構築すべきである。 【北大谷霊園合葬墓整備事業について】 ・葬儀の形式が変化し北大谷斎場の大規模な式場の利用率が低く、ニーズに合わせて改修  する必要があると考える。小規模な式場が使えず、やむを得ず大規模な式場を利用した  という利用者の声を聴いたことがあり、まずは正確な実態把握が必要である。また、霊  安室の不足も課題である。 【孤独死への対応について】 ・孤独死については、予防と事後の対応の両面を部局間で連携しながら取り組んでほしい。 【介護人材の確保について】 ・特別養護老人ホーム等では、人材不足が原因で利用者を受け入れられない現状があると  聞いており、増加する介護需要に応えるため、介護人材確保のための予算が必要である。 ・今後10年間の最大の課題は人材不足であり、これまで四日市看護医療大学を通じて市立  四日市病院の人材を確保してきたことを踏まえ、高齢化社会を見据えた人材確保策を総  合計画に記載すべきである。すでに人材の争奪が始まっており、人材確保のための具体  策を推進計画に盛り込むべきである。 政策8 健康・福祉・医療 【いつまでも元気で活躍できる健康なまちづくり事業について】
    ・公園路面標示等により市民に体を動かすことを促すということだが、今後整備が予定さ  れている近鉄四日市駅前や中央通り付近のエリアにおいても同様の取り組みを行って  ほしい。 【地域包括ケア相談支援体制強化事業について】 ・相談支援体制の確保よりも、地域包括支援センターの増設により市全体にサービスがい  きわたるように取り組むべきである。献身的に高齢者サービスに携わっていただいてい  る方や興味を持っている方に働きかけ、新たな担い手を確保する取り組みも必要である。 【障害者グループホーム施設整備事業について】 ・障害者グループホームは必要な施設であると考えており、さらなる整備に向けて取り組  んでほしい。 【認知症総合支援事業について】 ・国において取りまとめられた認知症施策推進大綱や制定が進められている認知症基本法  等の内容を十分考慮して認知症総合支援事業を展開してほしい。 都市経営の土台・共通課題 【女性による「四日市の魅力」プロデュースと情報発信について】 ・本市の魅力プロデュースと情報発信を目的として組織される女子会の構成員として、情  報発信力の高く、社会に与える影響の大きい人物を抜擢するべきである。 【AIを活用した市内イベント情報発信について】 ・ICT戦略課が取りまとめているAI等導入検討部会とは別に、担当部局が独自に研究  し、提案してきた事業ということだが、導入効果やコストが分かりづらく、しっかりと  内容を精査してほしい。 【情報システム最適化推進事業について】 ・スマート自治体への対応や時代の流れとともに出てくる新たなサービス等に対応可能な  無駄のないシステム構築を目指して取り組んでほしい。 (2)計画期間における財政の見通しに対する主な意見 ・中核市移行に伴い本市の負担が増加することが予想されるため、今後本市が中核市に移  行することも想定して中期財政収支見通しを作成するべきである。 8.まとめ  新総合計画策定に当たり、当委員会では改選前の議会における調査活動を引き継ぐ形で、 政策提言内容の確認を初め、各部局の政策・施策の方向性の確認、及び、計画骨子、素案 に対する網羅的検討・検証を行い、計画策定における議会からの意見の反映状況を確認す る中で調査研究を進めてまいりました。  さらには計画素案に掲げられた政策目的の達成に関し、その実現可能性を検証する必要 性に鑑み、実施が想定される主な事業の内容及び計画期間における財政の見通しについて も説明を求め、確認を行ったところであります。  このような政策全般に係る網羅的かつ詳細な調査研究を経て、理事者において計画最終 素案が取りまとめられ、改選前に政策提言がなされた部局横断的な取り組みや具体的目標 の設定、SDGsの考え方の導入等を初め、その他政策全般にわたる委員会からの意見に ついても数多く盛り込まれることとなりました。  令和元年11月定例月議会においては、理事者から最終素案をベースとした新総合計画に 関する議案が提出される予定となっております。当委員会において確認いたしました最終 素案については、4つの目指すべき都市像のもと、部局横断的な重点施策を中心に各分野 別の諸政策が体系的に整理されたものとなっておりますが、委員会での議論においては、 計画に掲げられた目標達成のための取り組み内容がイメージできるようわかりやすく示す べきとの意見や、大規模事業についてはおおよその予算規模を示した上での説明がなされ てしかるべきとの意見がありました。理事者においては議案審議に際し、これらの意見を 十分留意の上、議案内容の説明に臨まれることを求めます。  最後に、当委員会において出された意見及び最終素案への反映状況について、当報告書 により詳細に報告することといたします。今後10年間の行政の方向性を定める総合計画に 関する議案審議において、市民生活の向上及び市勢発展に向け、当報告書を充実した議論 の一助としていただくことを要望いたしまして当委員会の報告といたします。 --------------------------------------------------------------------------------  〔委員会の構成〕    委員長   森   康 哲    副委員長  竹 野 兼 主    委  員  小 川 政 人    委  員  川 村 幸 康    委  員  小 林 博 次    委  員  谷 口 周 司    委  員  豊 田 祥 司    委  員  豊 田 政 典    委  員  樋 口 博 己    委  員  平 野 貴 之    委  員  村 山 繁 生    委  員  山 口 智 也                                    ┌───┐                                    │資料1)│                                    └───┘                四日市市新総合計画               (2020年度~2029年度)                   素 案                  (修正版)                   目 次 ┌──────────────────────────────────────┐ │第1編 基本構想                              │ └──────────────────────────────────────┘   1.基本構想の枠組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4     (1) 策定の趣旨     (2) 総合計画の役割     (3) 総合計画の構成と計画期間   2.総合計画の策定にあたって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6     (1) 人口の見通し     (2) 時代の潮流と社会経済の変化   3.四日市市が目指す「まちづくり」と「将来都市像」 ・・・・・・・・・・10     (1) 四日市未来ビジョン(まちづくりの最上位の理念)     (2) 将来都市像     (3) まちづくりの基本的な考え方   4.実現に向けての基本目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12     (1) 子育て・教育安心都市     (2) 産業・交流拠点都市     (3) 環境・防災先進都市     (4) 健康・生活充実都市
      5.土地利用の基本的な方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14     (1) 土地利用の現状と課題     (2) 土地利用の方針   6.基本構想の推進にあたっての基本的な考え方 ・・・・・・・・・・・・・16     (1) 人権を尊重するまちづくり     (2) SDGs17の目標と本市の取組     (3) 先端技術の活用(5G、AI、IoT等)     (4) 行財政運営     (5) 中核市への移行と広域行政の推進 ┌──────────────────────────────────────┐ │第2編 基本計画                              │ └──────────────────────────────────────┘ ■第1部 重点的横断戦略プラン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19  1.子育てするなら四日市+(プラス) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26  2.リージョンコアYOKKAICHI ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42  3.幸せ、わくわく!四日市生活 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 ■第2部 分野別基本政策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85  1.子育て・教育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87  2.文化・スポーツ・観光 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97  3.産業・港湾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109  4.交通・にぎわい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121  5.環境・景観 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129  6.防災・消防 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141  7.生活・居住 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 149  8.健康・福祉・医療 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 167  9.都市経営の土台・共通課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 177                 第1編 基本構想 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│基本構想の枠組み                            │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(1)策定の趣旨                             │ └┴─────────────────────────────────────┘  人口減少・少子高齢化社会の本格的な到来、AIやIoT等に代表される技術革新の進展な ど、本市を取り巻く社会経済情勢は日々大きな変化を遂げています。 こうした中、持続可能な都市経営の視点に立ち、子育て支援の充実や環境と産業の両立、 人生100年時代を迎える中での健康寿命の延伸対策など、誰もが住みやすいと感じるまち づくりを行っていくためには、明確なビジョンのもとで戦略的な計画を策定することがよ り一層重要となっています。  そこで、新時代「令和」が幕を開けたいま、本市が、市民の皆さんが豊かで幸せに暮ら せる都市となり、日本の活力を支える東海エリアにおける西の中枢都市として飛躍するた め、「長期展望を見据えた戦略的な計画」、「時代に即応する機動的な計画」、「新しい 発想に基づく創造的な計画」をキーワードに、令和2年度からの10年間を計画期間とする、 新たな四日市市総合計画を策定します。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(2)総合計画の役割                           │ └┴─────────────────────────────────────┘  総合計画は、私たちが住む四日市市をどんなまちにするのか、長期的な視点でまちの将 来像を描くものであり、その実現のために、だれが、どんなことをしていくのかを総合的 かつ体系的にまとめたもので、いわば、まちづくりを進めていくための「道しるべ」と言 えるものです。  そのため、都市整備や産業、環境、福祉、教育など、様々な分野が対象になるとともに、 市民や事業者、市が一体となってまちづくりを進めていくという趣旨から、市の最上位の 計画に位置付けられるものです。 この計画をよりどころとして、市民・事業者・市が互いに協力し、創意工夫しながらま ちづくりを進めることで、私たちのまち四日市市を、より一層、市民の皆さんが豊かで幸 せに暮らせる持続可能な都市としていくことが重要です。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(3)総合計画の構成と計画期間                      │ └┴─────────────────────────────────────┘ ○基本構想・基本計画・推進計画の3層構造    基本構想:本市の将来都市像や基本目標を示すもので、今後10年間のまち         づくりの方向性を明らかにするものです。    【計画期間:2020年度~2029年度(10年間)】    基本計画:将来都市像を実現するため、施策の方向性を示すものです。    <重点的横断戦略プラン>     基本計画のうち、将来都市像の実現に向け、特に力を入れて取り組むべき課題に    ついて、分野横断型の戦略プランとして重点的に推進します。    【計画期間:2020年度~2024年度(前半5年間)】    ※2025年度~2029年度(後半5年間)については、これまでの取組や進捗状況を十                            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     分検証し、社会情勢の変化等に応じた新たな重点的横断戦略プランを策定します。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    <分野別基本政策>     市民の暮らしに関わるまちづくりの8つの分野において、着実に取り組むべき政    策を位置付け、さまざまな取組を推進します。    【計画期間:2020年度~2029年度(10年間)】    ※5年後(2024年度)に、これまでの取組や進捗状況を十分検証し、社会情勢の変                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     化等に応じた見直しを行います。    推進計画:基本計画に掲げる施策の方向性に基づき、具体的な実施事業を示         すものです。       (図省略)            ┐┌…………………………………………┐  (図省略) 基本構想├:・2020年度~2029年度(10年間) :            ┘└…………………………………………┘             ┌…………………………………………┐            ┐:・重点的横断戦略プラン     :  (図省略) 基本計画├:  2020年度~2024年度(5年間):            ┘:・分野別基本政策        :             :  2020年度~2029年度(10年間):             └…………………………………………┘            ┐┌…………………………………………┐
     (図省略) 推進計画├:・毎年ローリング方式      :            ┘└…………………………………………┘ <参考> 四日市市市民自治基本条例(理念条例) ┌………………………………………………………………………………………………………………┐ :(総合計画)第18条 市の執行機関は、総合計画(本市における総合的かつ計画的な行政の : :運営を図るために定める基本構想並びに基本構想を具体化するため行政運営の基本方針等を : :定める基本計画及び推進計画で構成されるものをいいます。)を作成し、効果的かつ効率的に: :市の施策を推進するとともに、その進捗状況を公表するものとします。          : └………………………………………………………………………………………………………………┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│総合計画の策定にあたって                        │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(1)人口の見通し                            │ └┴─────────────────────────────────────┘ 1) 人口推計   四日市市の人口は2008年頃まで右肩上がりで増加していましたが、その後は減少基調  で推移しています。この流れが続くと、2015年には約31.3万人であった人口が、2030  年代前半に30万人を割った後、2045年に約28.0万人となり、2015年対比で89.7%程  度の水準となる見通しです。   また、人口減少のペースは、2015年を100とした指数で比べると、2045年には全国の  83.7に対し、四日市市は89.7と、全国と比べて緩やかな状況となる見通しです。 2) 年齢別人口構成の変化   人口構成の変化をみると、15歳未満の子どもの人口と15歳~64歳の現役世代の人口  が減少する一方で、65歳以上の高齢者の人口は増加基調で推移する見通しです。   上記3区分の人口割合をみると、子どもの人口は2015年の13.6%(実績値)、現役世  代の人口は2015年の62.0%(実績値)から、2045年には、それぞれ10.6%、55.2%と  なる見通しです。一方、高齢者の人口は2015年の24.5%(実績値)から、2045年には  34.2%と大幅に上昇する見通しです。 (図省略) (図省略) 3) 人口減少や人口構成の変化が与える影響   人口減少や人口構成の変化が進むと、以下のような多くの課題が顕在化します。  そのため、子育て世代に向けた取組や産業振興による雇用拡大を進めることで、人口  の維持・増加を図っていくとともに、将来的な人口減少による課題をどのように乗り越  えていくのか、その手法を市民や事業者、市が一体となって検討していく必要がありま  す。 (図省略) ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(2)時代の潮流と社会経済の変化                     │ └┴─────────────────────────────────────┘  本市を取り巻く社会経済情勢は、少子高齢化の進行に伴う急激な人口減少や、AI、IoT、 ビッグデータを活用した新たな技術革新の進展、地球規模に至る環境問題の深刻化、地震 や豪雨等への防災対策など、日々刻々と変化しています。このような社会経済環境の大き な変化の流れの中にあっても、将来にわたって活力を維持し、誰もが安心して暮らせる未 来を築くために、時代の変化を捉えた「まちづくり」を進める必要があります。 1) 暮らしへの影響 ・少子高齢化社会と人口減少社会の本格的な到来   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   少子高齢化が急速に進行しており、労働力の減少、社会保障費等の増大、消費額の落  ち込み等、従来の社会制度や経済状況に大きな影響が生じ始めています。今後は、誰も  経験したことのない「成熟型社会における人口減少・高齢化」という時代の中で、本市  の特徴や地域資源を生かしたまちづくりを進めていく必要があります。 ・人生100年時代に向けた健康意識の高まりと働き方の見直し   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   平均寿命が年々伸びゆくなか、シニア世代がいつまでも健康で元気に過ごし、社会で  活躍されることへの期待が高まっています。医療・介護に依存せずに自立した生活がで  きるよう健康寿命の延伸を図るとともに、全国有数の産業都市である本市は率先して、  現役世代も含めた働き続けられる仕組みづくりを推進する必要があります。 ・価値観やライフスタイルの多様化   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   グローバル化の進展や社会の成熟に伴う人々の価値観の多様化を背景として、年齢、  性別、国籍、障害の有無などにかかわらず、尊厳ある個人として尊重され、活躍できる  環境づくりに対する必要性が年々複雑化しています。人権の視点を踏まえながらそれぞ  れの違いを理解し、個性を生かし、互いに支え合うことができるよう、地域ぐるみの支  援やライフサイクルに応じた細やかな支援を展開していく必要があります。 2) 国内での影響 ・リニア・高速交通網整備の進展による「スーパー・メガリージョン」の形成   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   東京、名古屋、大阪を結ぶリニア中央新幹線が開業することで、アクセス利便性が向  上し、経済や社会へ大きなインパクトを与えるとともに、三大都市圏の一体化が進み、  ヒト・モノ・カネ・情報が集まる大経済圏の形成が期待されています。この動きを本市  の成長と発展の好機と捉え、市の玄関口となる中心市街地や市内交通網の整備を進める  など都市基盤の強化を図る必要があります。 ・IoT・AI・ロボット等の劇的な技術革新による「第4次産業革命」への対応   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   近年、IoTやビッグデータ、AI(人口知能)、ロボット等に代表される産業・技術革新  が世界的に進んでおり、今後、産業構造や就業構造が大きく変化することが予想されま  す。本市の産業・経済へ及ぼす影響を的確に捉えるとともに、働き方等のライフスタイ  ルや企業と地域社会との関係性の変化にも対応して行く必要があります。 ・「2020年改革」で大きく変動する教育環境と未来を拓く人材の育成   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   これからの教育制度や教育を取り巻く環境では、外国語の教科化を通じた国際教育や  プログラミング教育による情報活用能力の向上といった社会の変化に合わせた新たな教  育が求められます。本市で教育を受ける全ての子どもが、自らの人生を拓き、生き抜く  力を持つことができるよう、教育内容・環境の充実を図る必要があります。 ・成長の時代から成熟の時代への構造転換と社会情勢の変化スピードの加速   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   これまでの「成長社会」の中で経済や社会制度が発展し、人々は便利で快適な生活を  送れるようになり、今後は、精神的豊かさや生活の質の向上、個人の自立やコミュニテ  ィの再生等を重視する“成熟社会”への移行が見込まれます。市民・事業者・市が連携・
     協働して地域課題を解決することで、社会の変化に対応した成熟度の高いまちづくりを  進めていく必要があります。 ・南海トラフ地震等の大規模災害への備え   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   南海トラフ地震等の大規模災害に備え、災害の発生前から対策を講じる事前防災・減  災の推進、地域単位での自助・共助の強化といった、強靭な国土の形成と低リスク社会  の実現に向けた取組が必要です。 ・インフラ・家屋等の老朽化と都市空間の遊休化   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   高度経済成長期に集中的に整備された道路、橋梁、上下水道、公共施設等の老朽化が  進行しています。適切な補修修繕や維持管理を行い社会的インフラの機能を維持すると  ともに、集約化や廃止も検討していく必要があります。 3) 国際的な影響 ・「持続可能な社会」の実現(SDGs)に向けた取組の広がり   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   地球温暖化や再生可能エネルギーの活用、循環型社会の構築、生物多様性の保全等の  世界規模の環境問題の解決に向けて、資源や自然環境が適切に管理されることで経済や  社会の活動が維持される「持続可能な社会」の実現へ向けた取組が必要です。 ・食料・水・エネルギーの制約、地球環境問題の深刻化   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   従来の大量の生産・消費・廃棄型の経済活動は、経済成長をもたらした反面、資源の  枯渇やエネルギー消費の増大、大量の廃棄物、地球温暖化等の様々な環境問題を進行さ  せており、今後は循環型社会の実現に向けた取組を推進する必要があります。 ・グローバリゼーションの進展に伴うアジア圏における都市間競争の激化   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   グローバル化の進展や近年の目覚ましい経済成長を背景に、アジアの大都市圏の中で  都市間競争が激化しています。今後この国際競争を勝ち抜くために、日々変化する国際  状況に迅速かつ柔軟に対応した継続的な取組が必要となります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│四日市市が目指す「まちづくり」と「将来都市像」             │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(1)四日市未来ビジョン(まちづくりの最上位の理念)           │ └┴─────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────────────┐ │「ゼロからイチを生み出すちから イチから未来を 四日市」│ └────────────────────────────┘  四日市市は全国有数のものづくりのまちです。そして、先人たちの知恵と努力によっ                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ て今日の成長と発展が築かれています。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  これらを礎に、ゼロからイチ、すなわち無から有を生み出してきた原動力をオール四   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 日市で結集し、まちづくりを進めていくことができれば、これから先の、変化の激しい 時代においても、市民の皆さんが豊かで幸せに暮らせる持続可能な都市を創造していく ことができます。  このような観点から、総合計画におけるまちづくりの最上位の理念となる四日市未来 ビジョンをとりまとめました。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(2)将来都市像                             │ └┴─────────────────────────────────────┘    ┌────────────────────────────────┐    │          『子育て・教育安心都市』          │    └────────────────────────────────┘    ┌────────────────────────────────┐    │          『産業・交流拠点都市』           │    └────────────────────────────────┘    ┌────────────────────────────────┐    │          『環境・防災先進都市』           │    └────────────────────────────────┘    ┌────────────────────────────────┐    │          『健康・生活充実都市』           │    └────────────────────────────────┘ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(3)まちづくりの基本的な考え方                     │ └┴─────────────────────────────────────┘  本市は、恵まれた自然環境のもとで、古くから人とモノが交流するまちとしての歴史 を背景に豊かな生活基盤を育んできました。また、製造業を中心とした全国有数の産業 都市として、臨海部では石油化学産業の高付加価値化が進み、内陸部には半導体などの 先端的な企業が立地しています。  加えて、近年では高速道路網や高規格道路の供用が相次ぎ、人・モノの流動性がさら に飛躍的に向上していくほか、東京、名古屋、大阪を結ぶリニア中央新幹線の開業に伴 う多様な都市機能の集積が期待されています。  今後のまちづくりにおいては、こうした本市が持つ可能性の高さを、市民や事業者、 市が再認識し、十分に生かしていくことが重要です。  一方で、多くの自治体がこれまで人口増加を前提条件にしたまちづくりに取り組んで きましたが、今後は、誰も経験したことのない「成熟型社会における人口減少・高齢化」 という時代背景の中で、都市経営を行っていく必要があります。 本市のまちづくりにおいても、成長を前提とした発想からの大胆な転換が必要です。  これらを踏まえ、新時代に対応したまちづくりの基本的な考え方を以下のとおりとし ます。 1.「あるもの・つながりを生かす」 持続可能なまちづくり   ますます多様化する市民ニーズに対して、新たなものを創り出すことだけで対応する  のではなく、今ある施設、仕組みや人と人とのつながりなど、現有する本市の財産や地  域資源を有機的につなげ、活用すること等を通じて、より少ない経費で市民生活の向上  を最大限に図りながら、将来にわたって持続可能なまちづくりを進めます。 2.「市民の幸せと満足度を高める」 成熟度の高いまちづくり   人口と経済の維持・拡大を図ることは、都市の活力や暮らしやすさを持続するための  重要な要素です。今後のまちづくりにおいては、これらを引き続き追求しながらも、市  民一人ひとりが、自らの生き方、暮らし方、働き方に幸せを感じ、満足度を向上させら  れるよう成熟度の高いまちづくりを進めます。 3.「都市経営の視点に立った」 先手・創造型のまちづくり   持続可能な都市経営を実現するためには、都市機能を集約し、効率的な都市経営を行
     っていくことに加え、安定的な税収の確保など、財政的に持続可能であることが必要に  なります。そのため、社会資本の整備、経済、産業、環境、福祉、医療、教育などあら  ゆる分野において総合的かつ横断的な施策展開を図り、課題に向き合い、挑戦を続け、  失敗からも学びとる、先手・創造型のまちづくりを進めます。 4.「2040年の長期展望を見据えた」 存在感を放つ選ばれるまちづくり   約20年後の2040年には、それまで現役世代として経済や社会を支えてきた団塊ジュ  ニア世代が65歳以上となります。現役世代1.5人で高齢者1人を支える時代が間近に迫  っている今こそ、時代の潮流と社会経済の変化を的確に捉えるとともに、次の10年の取  組の重要性を十分に認識し、東海地域の中で存在感を放つ、選ばれるまちづくりを進め  ます。 5.「オール四日市で取り組む」 協働・共創のまちづくり   新しい時代を切り拓き、市民の皆さんが豊かで幸せに暮らせるまちづくりを進めてい  くためには、多様な主体がまちづくりに参画するとともに、地域のことを最も良く理解  している住民同士が連携、協力し合って、市とともに地域課題を解決していく必要があ  ります。それぞれの役割や責務を十分意識しながら、協働・共創のもとで課題を解決で  きる環境づくりを行うなど、自助・共助・公助のバランスのとれたまちづくりを進めま  す。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│実現に向けての基本目標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘  四日市未来ビジョン「ゼロからイチを生み出すちから イチから未来を 四日市」の もと、四つの将来都市像それぞれの観点から目指すべき方向を描き、基本目標として位 置付けることとします。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(1)子育て・教育安心都市                        │ └┴─────────────────────────────────────┘ 充実した人生を歩むための基盤を育み、誰もが憧れる  『子育て・教育安心都市』 20代の転入が増加する中、30~40代の子育て世代が市外に転出する傾向がみられます。 ┌────┐ │基本目標│ └────┘   四日市で子どもを産み・育てたい、四日市で学べてよかったと思える、子どもと家  族にやさしいまちづくりを目指します。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(2)産業・交流拠点都市                         │ └┴─────────────────────────────────────┘ 東海地域をリードし、地域社会のイノベーションを誘発する  『産業・交流拠点都市』 第4次産業革命の到来とスーパーメガリージョンの形成を機に、全国有数の産業都市四 日市市が、さらに飛躍する時がきました。 ┌────┐ │基本目標│ └────┘   都市機能の集積と高次化、近未来技術の社会実装を進め、人の交流が仕事や魅力を  生みだす好循環のまちづくりを目指します。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(3)環境・防災先進都市                         │ └┴─────────────────────────────────────┘ まちの未来を守り、将来の市民にバトンをつなぐ  『環境・防災先進都市』 公害の歴史と教訓から学び、将来にわたって環境先進都市であり続けるとともに、南海 トラフ地震等の大規模災害へ備えることは、今を生きる私たちに課せられた使命です。 ┌────┐ │基本目標│ └────┘   豊かな環境を基本とした都市整備と防災力強化を両輪に、快適性と安全・安心が高  い水準で保たれたまちづくりを目指します。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(4)健康・生活充実都市                         │ └┴─────────────────────────────────────┘ 四日市市に集まる人々の力を、まちづくりの原動力にする  『健康・生活充実都市』 平均寿命が延び、人生100年時代が到来する中、心と体の健康を保持し、充実した人生 を送りたいと願う気持ちは、市民共通の想いといえます。 ┌────┐ │基本目標│ └────┘   生涯にわたり健康で、暮らしの中で楽しみと幸せを実感できるまちづくりを目指し  ます。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││10年後の未来(目指す姿)                         │ └┴─────────────────────────────────────┘  4つの基本目標が相互に連携し、一体的に展開することにより、四日市市の10年後 の未来(目指す姿)を実現していきます。 1.人 口  ・30代、40代の子育て世代が増加し、転出に歯止めがかかっている。  ・出生率が上昇し、まちの将来を担う若年層が増加している。  ・総人口は横ばいで推移し、30万人以上を維持している。 2.社 会  ・人権と多様な価値観が尊重され、機会の平等が確保されている。  ・支えあいの中で子育てや介護の負担が減り、ライフスタイルに合った働き方ができて   いる。  ・アクティブシニアの働く場、活動の場が増え、生涯を通じて自分らしく暮らせている。 3.都 市  ・都市機能が集積した、利便性、安全性、快適性が高い市街地が形成されている。  ・地域どうしが公共交通を軸に結ばれ、多核的にネットワーク化した構造になっている。 4.生 活  ・地域ぐるみの健康づくりが定着し、健康寿命が延びている。  ・多様なコミュニティの中で、お互いを思いやり、支えあう良好な関係ができている。
     ・再生可能エネルギーの活用により、低炭素な暮らしができている。 5.産 業  ・日本を代表する産業都市として、人口と経済力を牽引する存在感を放っている。  ・産学官の連携により、地域課題を解決する多様な産業が起こり、地域経済が循環して   いる。  ・AIやIoTを活用した本市発の産業技術が、快適な暮らしづくりに貢献している。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │5│土地利用の基本的な方針                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(1)土地利用の現状と課題                        │ └┴─────────────────────────────────────┘ 【都市計画の状況】  本市の土地利用については、都市計画法に基づき、無秩序な市街化を防止し、計画的 な市街化を図るため、市域の大半を占める都市計画区域(20,080ha)について、市街化 区域(7,521ha)と市街化調整区域(12,559ha)に区分しています。市街化区域は、既に 市街地を形成している区域とおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図る区 域であり、市街化調整区域は、市街化を抑制する区域で、既存集落の中で認められるも のなどを除き、原則として開発や建築を規制する区域となっています。 【都市の成り立ち】  本市は、東西交通の要衝に位置し、古くから東海道の宿場町であるとともに港町とし て栄えました。高度経済成長時代には臨海部への石油化学コンビナート企業の立地を中 心として重化学を核に産業集積が進み、近年では内陸部に世界最先端の半導体工場が立 地するなど、我が国有数の産業都市として発展を続けています。  その一方で、臨海部への産業立地の過程で発生した公害問題に対して、その発生源で ある臨海部から居住地を隔離するという政策をとり、郊外の丘陵部で大規模な住宅団地 の開発を行いました。  その後、公害問題は環境改善の方向へと向かうことになりますが、この政策による内 陸団地(三重団地、笹川団地、あさけが丘、高花平、坂部が丘など)への人口移動は、 人口規模に対して田畑等を多く含んだゆとりある市街地と、その間近に里山や水田が広 がる自然豊かな住環境を生みだすこととなりました。その結果として、拡散した市街地 を生むこととなり、住宅や商業施設の郊外化に伴い、中心市街地の大規模店舗が撤退す るなど、旧市街地の空洞化も経験してきました。 【交通ネットワークの現状】  公共交通網は、35駅を有する鉄道網を軸として近鉄四日市駅を起点にバス網が広がっ ており、市街地を広くカバーするネットワークが形成されています。  また、道路ネットワークについては、国道1号や国道23号を南北の幹線にして市内道 路網が形成されており、近年では北勢バイパスや国道477号バイパスの整備が進められ ているほか、東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道、新名神高速道路、東海環状自動車道 により広域的な高速道路ネットワークも形成されています。 【課題】  こうした都市形成の過程において、公共施設などの都市基盤、生活サービス施設や公 共交通などの都市機能の利便性は一定の水準を確保しているものの、今後の人口減少や 高齢化の進行に対応するため、より一層、効率的な都市運営による都市機能の維持を図 っていく必要があります。  一方で、リニア中央新幹線開通によるスーパーメガリージョン形成効果や広域幹線道 路ネットワークの整備による経済効果が期待されており、人口減少局面においても都市 の活力を維持していくために、こうした効果を最大限に生かしたまちづくりを行ってい く必要があります。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(2)土地利用の方針                           │ ││   ~コンパクトシティ・プラス・ネットワークによる持続可能なまちづくり~│ └┴─────────────────────────────────────┘  人口減少社会において、限られた資源の中で都市を維持・管理していくために、都市 形成の中で育んできた都市基盤や公共資本、都市機能などの既存ストックを有効に活用 するとともに、交通ネットワークと連携した、「コンパクトシティ・プラス・ネットワー ク」による持続可能なまちづくりを進めていく必要があります。  そのために、市街地の無秩序な拡大を抑制し、都市機能と自然環境の調和を図るとと もに、これからの人口規模や構造、市民の活動に見合った都市づくりに向けて、中心市 街地などの都市機能集積地、既存の拠点的商業機能や就業地など、それぞれの地域の特 性や機能などを踏まえた拠点化を推進します。また、既成市街地や郊外住宅団地、鉄道 駅周辺など、それぞれの地域特性に応じた居住地の住環境の向上を図るとともに、こう した居住地と都市の拠点が効率よく結ばれた交通ネットワークの維持・充実を図ります。 その際には、多様な移動ニーズに対応するためICTやIoT技術、自動運転技術などの新 技術の活用、広域幹線道路ネットワークを生かした交通利便性の向上などを図ります。  また、広域幹線道路の整備状況に応じて、既存の都市基盤や自然環境などにも配慮し ながら、新たな産業用地の確保についても検討し、都市の活力の維持を図ります。 ┌───────┐ │土地利用概念図│ └───────┘ (図省略) (図省略) ┌─┬────────────────────────────────────┐ │6│基本構想の推進にあたっての基本的な考え方                │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(1)人権を尊重するまちづくり                      │ └┴─────────────────────────────────────┘  本市は、1992(平成4)年に「人権尊重都市」を宣言し、1997(平成9)年には、「四 日市市部落差別をはじめとするあらゆる差別を無くすことを目指す条例」を制定し、市 民一人ひとりの人権を尊重する社会の実現に努めてきました。 また国においては、「部落差別解消推進法」、「ヘイトスピーチ解消法」、「障害者差別解 消法」が施行されるなど、さまざまな立場にある人の人権が尊重されるよう、法の整備 や施策が進められています。 その一方で、今もさまざまな偏見や差別が存在するほか、子どもや高齢者、障害者へ の虐待、配偶者への身体的・精神的な暴力、性的指向や性自認を理由とする偏見や差別 など、人権課題は複雑化・多様化しています。 市民一人ひとりが、あらゆる人権課題を自分自身の課題として受け止め、互いの違い を尊重し、誰もが自分らしく生きられる共生社会の実現に向けた取組を進めます。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(2)SDGs17の目標と本市の取組                      │ └┴─────────────────────────────────────┘  2015年に、国連サミットにおいて採択さ れた「SDGs(持続可能な開発目標)」は、持   (図省略) 続可能な社会を実現するための国際社会全
    体の開発目標であり、2016年から2030年 までのいわば「国連版の総合計画」と言えるものです。  わが国においても、2016年5月に関係省庁が連携し一体となり取り組むため、SDGs 推進本部(本部長:内閣総理大臣)を設置するとともに、国家戦略として「SDGs実施指 針」決定し「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的 向上が実現された未来への先駆者」を目指す方針を打ち出しています。また、この指針 の中で「各地方自治体に、各種計画や戦略、方針の策定や改訂に当たってはSDGsの要素 を最大限反映することを奨励」する旨が明記されています。  持続可能なまちづくりを進める本市においても、SDGsに掲げられている17の目標に ついて、自治体の世 界最大組織である都 市・自治体連合 (United Cities of Local Governments)   (図省略) が提唱する取組方針 を参考に、総合計画 の中で政策・施策と 関連付け、取組を進 めます。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(3)先端技術の活用(5G、AI、IoT等)                   │ └┴─────────────────────────────────────┘  AI技術やIoTなどのテクノロジーが適切に社会に実装されることによって市民の生活 環境が向上するとともに、社会に役立つ新しい仕組みや価値が次々と生み出されていく ことで都市の成長力が高まり、まちの活性化が促進されていきます。  あわせて、その過程において、社会的課題や地域課題が解決されていくことも期待で きることから、新時代の様々な技術革新の活用や社会実装について、まちぐるみで積極 的に推進していくことができるような環境づくりを進めます。 ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(4)行財政運営                             │ └┴─────────────────────────────────────┘ 1)財政運営  本市の財政状況は、近年の好調な市税収入を背景に、当分の間、普通交付税の不交付 団体の状況が続くと見込まれますが、歳入構造としては、これまで以上に特定の大規模 法人の業績に依存する傾向が高まっているため、世界の経済情勢の急激な変化等に市税 収入が大きく左右されることに十分留意しなければなりません。  一方、本市では、昭和40年代から昭和50年代にかけて建設した多くの公共施設等が、 今後大量に更新する時期を迎えます。また、人口減少やそれに伴う不動産価格の下落に よる市税収入の減少や、高齢化による社会保障関係経費の増大が予測されます。 そのため、今後の財政運営にあたっては、景気減速等による市税収入の急減に耐えら れるような安定した強固な財政基盤を確立していくとともに、大型プロジェクトの着実 な実施や公共施設等の大量更新に備えた特定目的基金を計画的に有効活用することによ って、将来にわたり持続可能で自立した財政運営を進めます。  さらに、人口減少や高齢化による社会全体の構造変化の中にあっても、貴重な市税収 入を最大限に有効活用し、時代のニーズに合った市民サービスを的確に提供して人口の 求心力を維持するとともに、既存産業のさらなる活性化や新産業の企業誘致などに取り 組み、将来の市税収入の確保に努めます。 (図省略) 2)行政改革  行政運営にあたっては、将来の人口減少、少子高齢化の進行、特に、生産年齢人口が 大きく減少することが見込まれる社会環境の変化に適応する必要があります。人口減少、 少子高齢化は社会保障関連経費の増大にとどまらず経済規模の縮小や労働力の低下も招 き、本市の行政運営に影響を及ぼす懸念があります。限られた職員や財源のなかでも市 民満足度の向上を図る質の向上を行いながら、将来にわたり持続可能な行政サービスを 提供する基盤づくりに取り組みます。  今後、担い手の減少により人々のくらしを支える機能が低下するなか、市民生活に必 要なニーズを満たすため地域や団体、企業等多様な主体との協働によるまちづくりをこ れまで以上に行います。  また、人材や財源などの行政資源が限られていくなかでも、ますます多様化・複雑化 していく市民ニーズに対応していかなければなりません。そのために、これまでの費用 の抑制(量の改革)を目的とした業務の効率化にとどまらない、AIやICT等先端技術を 活用した業務の省力化や職員が最大限に能力を発揮できる働きやすい職場環境づくりに                                        ̄ 取り組みます。これらの取組によって生み出された行政資源を新たな課題に対応できる  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ よう再配分し、効果的で効率的な行政運営を行います。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  さらに、公共施設について、長寿命化の推進や維持管理費の低減、社会環境に応じた 施設のあり方の見直しを進めるとともに、一定のルールに基づいた使用料の設定等受益                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 者負担の適正化に努め、将来を見据えた施設運営を進めていきます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        ̄ ̄ ̄ ̄ ┌┬─────────────────────────────────────┐ ││(5)中核市への移行と広域行政の推進                   │ └┴─────────────────────────────────────┘  国は、今後の人口減少・少子高齢化社会の進展を見据え、地方自治法の一部改正によ る制度統合・創設により、中核市等を地域の核とする国づくりを進めています。  一方、加速する地方分権の流れの中、地方自治体には自らの判断と責任に基づき、社 会情勢の急速な変化や多様化する市民ニーズに的確に対応し、より質の高いサービスを 提供することで新たな社会的課題に成果を上げることが一層求められています。  本市は、地域の核として中核市等を重視する国の動向に対し、時機を逸することなく 対応するとともに、地方分権を推進する手段として、早期に中核市に移行し、新たな事 務権限や中核市としての都市イメージなどの移行効果を最大限に活用して、東京圏への 人口流出抑止機能を発揮し、分権時代にふさわしい個性豊かな自主自立のまちづくりを 進めます。  あわせて、中核市としての市民サービスの充実や内部統制の強化を見据えた組織体制 の整備を図ります。また、総合計画を着実に推進していくため、技術系職員など必要な 職員の確保に努めるとともに、将来の人材不足に備えた職員の能力育成や政策形成能力 の向上を図ります。  さらに、中核市等の中心都市が近隣市町村と連携し、コンパクト化とネットワーク化 により、一定の圏域人口のもと、活力ある社会経済を維持する拠点を形成する「連携中 枢都市圏構想」などを生かした広域行政を推進していくとともに、県と一体で管理して いる四日市港については、まちづくりと港湾整備が一体的に行えるような体制の充実を 図ります。                 第2編 基本計画
                 第1部 重点的横断戦略プラン 重点的横断戦略プランについて  重点的横断戦略プランとは、四日市未来ビジョン「ゼロからイチを生み出すちから イチから未来を 四日市」に基づき、4つの将来都市像の実現と四日市市が東海地域 で存在感を放つ中核都市となるためのステップとして、5年間で特に力を入れて推進 する取組です。  存在感のあるまちには、人・モノ・活力が集まり、好循環が生まれます。  そのため、分野別基本政策に位置付ける各分野単独の「政策・施策」の推進だけで は解決することが難しい課題の解決や目指すまちづくりの姿に向け、個々の「具体的 な施策」を政策や施策の分野にとらわれずに抽出し、それぞれの施策を連携させなが ら、全庁を挙げて分野横断的に取り組んでいくことにより、相乗的な効果の創出を図 っていこうとするものです。なお、案件によっては、プロジェクトチームの設置や組               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 織再編など、必要に応じて適切な実施体制を構築していきます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  市民や事業者、四日市に関わりのある人たちが、もっと幸せになれるまちとなるた めに、3つのプランにより重点的に取組を推進し、四日市から新時代を創っていきま す。 <参考> 重点的横断戦略プランと分野別基本政策の関係 (図省略) 将来都市像と重点的横断戦略プランの施策体系        <基本構想>               <基本計画>                        『住みたい・行きたい・働きたい』     未来を創るための羅針盤        四日市ファンを増やしていくための      ┌────────┐          ┌──────────┐      │四つの将来都市像│          │重点的横断戦略プラン│ ┌────┴────────┴────┐ ┌───┴──────────┴───┐ │                  │ │ 子どもと家族を社会で支える取組  │ │                  │ │┌───────────────┐ │ │充実した人生を歩むための基盤を育み、│ ││  重点的横断戦略プラン1)  │ │ │誰もが憧れる            ├→││  子育てするなら四日市   │ │ │  『子育て・教育安心都市』    │ ││    +(プラス)     │ │ │                  │ │└───────────────┘ │ │                  │ │                  │ │                  │ │ 都市の機能と魅力を高め、     │ │                  │ │ 活力あふれる都市を創る取組    │ │                  │ │┌───────────────┐ │ │                  │ ││  重点的横断戦略プラン2)  │ │ │東海地域をリードし、地域社会のイノベ│ ││   リージョン・コア    │ │ │ーションを誘発する         │ ││     YOKKAICHI      │ │ │  『産業・交流拠点都市』     │ ││               │ │ │                  │ ││・市民が集い、世界へつながる │ │ │                  │ ││ 東海の要づくり       │ │ │                  ├→││・環境の恵みを大切にし、災害に│ │ │                  │ ││ しなやかで継承可能な都市基盤│ │ │まちの未来を守り、将来の市民にバトン│ ││ づくり           │ │ │をつなぐ              │ ││┌             ┐│ │ │  『環境・防災先進都市』     │ │││※1)リージョン…地域  ││ │ │                  │ │││※2)コア…核      ││ │ │                  │ ││└             ┘│ │ │                  │ │└───────────────┘ │ │                  │ │                  │ │                  │ │ 健康で豊かに暮らせる社会を築く  │ │                  │ │ 取組               │ │                  │ │┌───────────────┐ │ │四日市市に集まる人々の力を、まちづく│ ││  重点的横断戦略プラン3)  │ │ │りの原動力にする          ├→││   幸せ、わくわく!    │ │ │  『健康・生活充実都市』     │ ││     四日市生活     │ │ │                  │ │└───────────────┘ │ └──────────────────┘ └──────────────────┘ 『住みたい・行きたい・働きたい』 四日市ファンを増やしていくための  ┌──────────┐  │重点的横断戦略プラン│ ┌┴──────────┴──────────────────────────────────┐ │                       ┌─────────────────────┐│ │                       │       令和の学び!        ││ │  『子育て・教育安心都市』      ┌─→│プロジェクト 基盤となる学力・体力・能力 ││ │ 子どもと家族を社会で支える取組    │  │  01    向上プロジェクト      ││ │┌──────────────┐    │  └─────────────────────┘│ ││ 重点的横断戦略プラン1)  │    │  ┌─────────────────────┐│ ││  子育てするなら四日市  ├────┼─→│プロジェクト 子育て家庭の安心      ││ ││    +(プラス)    │    │  │  02    実感倍増プロジェクト    ││ │└──────────────┘    │  └─────────────────────┘│ │                    │  ┌─────────────────────┐│ │                    └─→│プロジェクト 「子育て&仕事」      ││ │                       │  03    両立応援プロジェクト    ││ │                       └─────────────────────┘│ ├…………………………………………………………………………………………………………………………┤ │                       ┌─────────────────────┐│ │                       │プロジェクト 【仕事が生まれる】     ││ │ 『産業・交流拠点都市』        ┌─→│  01    第4次産業革命に備える    ││ │都市の機能と魅力を高め、        │  │       産業活性化プロジェクト   ││ │活力あふれる都市を創る取組       │  └─────────────────────┘│ │┌──────────────┐    │  ┌─────────────────────┐│ ││重点的横断戦略プラン2)-1 │    │  │プロジェクト 【魅力が高まる】      ││ ││   リージョン・コア   ├────┼─→│  02    中心市街地の都市機能高次化 ││ ││    YOKKAICHI      │    │  │       プロジェクト        ││ │└──────────────┘    │  └─────────────────────┘│ │・市民が集い、世界へつながる      │  ┌─────────────────────┐│ │ 東海の要づくり            │  │プロジェクト 【人・モノが行き交う】   ││
    │                    └─→│  03    次世代交通ネットワーク   ││ │                       │       構築プロジェクト      ││ │                       └─────────────────────┘│ │                                              │ │ 『環境・防災先進都市』           ┌─────────────────────┐│ │都市の機能と魅力を高め、        ┌─→│プロジェクト 近未来のスマートシティ   ││ │活力あふれる都市を創る取組       │  │  04    創造プロジェクト      ││ │┌──────────────┐    │  └─────────────────────┘│ ││重点的横断戦略プラン2)-2 │    │  ┌─────────────────────┐│ ││   リージョン・コア   ├────┼─→│プロジェクト 都市の「空き」再活用    ││ ││    YOKKAICHI      │    │  │  05    魅力増進プロジェクト    ││ │└──────────────┘    │  └─────────────────────┘│ │                    │  ┌─────────────────────┐│ │                    └─→│プロジェクト みんなで備える地域防災   ││ │・環境の恵みを大切にし、災害にしなやかで   │  06    連携強化プロジェクト    ││ │ 継承可能な都市基盤づくり          └─────────────────────┘│ ├…………………………………………………………………………………………………………………………┤ │ 『健康・生活充実都市』           ┌─────────────────────┐│ │健康で豊かに暮らせる社会を築く     ┌─→│プロジェクト 100歳時代の健康寿命     ││ │取組                  │  │  01    延伸プロジェクト      ││ │┌──────────────┐    │  └─────────────────────┘│ ││ 重点的横断戦略プラン3)  │    │  ┌─────────────────────┐│ ││   幸せ、わくわく!   ├────┼─→│プロジェクト 超高齢社会における     ││ ││    四日市生活     │    │  │  02    課題解決プロジェクト    ││ │└──────────────┘    │  └─────────────────────┘│ │                    │  ┌─────────────────────┐│ │                    │  │プロジェクト WE LOVE 四日市       ││ │                    └─→│  03    もっとわくわく       ││ │                       │       プロジェクト        ││ │                       └─────────────────────┘│ └──────────────────────────────────────────────┘    重点的横断戦略プラン プロジェクト別の具体的取組(一覧) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃重点的横断戦略プラン1)                                  ┃ ┃子育てするなら四日市+(プラス)                             ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト01 令和の学び!基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト         ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)「四日市市新教育プログラム」による夢と志を持った子どもの育成 (P27)        ┃ ┃  2)先端技術に対応した教育現場のICT化 (P28)                     ┃ ┃  3)幼少期から質の高い芸術・文化に触れることのできる機会の提供 (P29)         ┃ ┃  4)幼少期から体を動かす習慣づくり (P30)                       ┃ ┃  5)多様な子どもに対する多様な学びの場の提供 (P31)                  ┃ ┃  6)インターネット時代における、メデイア・リテラシー養成を通じた人権教育の推進 (P32) ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト02 子育て家庭の安心実感倍増プロジェクト                  ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)乳幼児期における質の高い保育の提供 (P33)                     ┃ ┃  2)いつでも誰でも訪れられる活動・交流の場づくり (P34)                ┃ ┃  3)子育て家庭の経済的負担を軽減 (P35)                        ┃ ┃  4)児童虐待防止と養育支援のための取組 (P36)                     ┃ ┃  5)社会教育施設をはじめとした地域資源の魅力発見 (P37)                ┃ ┃  6)AIを活用した市内のイベント情報発信 (P38)                     ┃ ┃  7)みんなで創る安全な歩行空間 (P39)                         ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト03 「子育て&仕事」両立応援プロジェクト                  ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)安心して子どもを預けることのできる環境整備 (P40)                 ┃ ┃  2)仕事と子育ての両立ができる職場環境の実現 (P41)                  ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃重点的横断戦略プラン2)-1                                ┃ ┃リージョン・コア YOKKAICHI                                ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト01 【仕事が生まれる】第4次産業革命に備える 産業活性化プロジェクト    ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)企業立地や投資の促進 (P43)                            ┃ ┃  2)AI、IoT等の新技術の活用、人材育成 (P44)                     ┃ ┃  3)農業のビジネス化 (P45)                              ┃ ┃  4)国際競争力を高める四日市港の物流機能強化 (P46)                  ┃ ┃  5)官民データの利活用による新たなビジネスの創出と地域課題の解決 (P47)        ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト02 【魅力が高まる】中心市街地の都市機能高次化プロジェクト         ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)WE DO 四日市中央通り (P48)                            ┃ ┃  2)四日市が仕掛ける中心市街地活性化の起爆剤 (P49)                  ┃ ┃  3)新たな価値を創出する都市型産業の振興 (P50)                    ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト03 【人・モノが行き交う】次世代交通ネットワーク構築プロジェクト      ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)楽しく移動できる交通環境づくり (P51)                       ┃ ┃  2)郊外部の暮らしを支える交通・生活サービスの拠点づくり (P52)            ┃ ┃  3)都市の発展と命を支える道づくり (P53)                       ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃                                             ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃重点的横断戦略プラン2)-2                                ┃ ┃リージョン・コア YOKKAICHI                                ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト04 近未来のスマートシティ創造プロジェクト                 ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)スマートエネルギーの利活用促進 (P55)                       ┃ ┃  2)100年先まで価値のある“まちなみ”づくり (P56)                  ┃ ┃  3)産業のスマート化促進  (P57)                           ┃ ┃  4)ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業導入支援 (P58)      ┃ ┃  5)まちと直結、便利で元気な郊外居住地づくり (P59)                  ┃ ┃  6)マイナンバーカードを用いた市民サービスの利便性向上 (P60)             ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨
    ┃プロジェクト05 都市の「空き」再活用 魅力増進プロジェクト               ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)産学官連携でつくる みなとまちづくりプラン (P61)                 ┃ ┃  2)オアシス(都市公園)再編 (P62)                          ┃ ┃  3)まちの『空き』をまちの『好き』にリニューアル (P63)                ┃ ┃  4)地域農業の振興と農地の保全 (P64)                         ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト06 みんなで備える地域防災連携強化プロジェクト               ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)迅速で分かりやすい防災情報の提供 (P65)                      ┃ ┃  2)地域防災の取組の推進 (P66)                            ┃ ┃  3)防災教育拠点の充実 (P67)                             ┃ ┃  4)暮らしの安全性を高める川づくり(治水安全度向上) (P68)              ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃重点的横断戦略プラン3)                                  ┃ ┃幸せ、わくわく!四日市生活                                ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト01 100歳時代の健康寿命延伸プロジェクト                   ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)いきいきと活躍できる環境づくり (P71)                       ┃ ┃  2)運動・スポーツの習慣化による健康増進 (P72)                    ┃ ┃  3)地産地消と食育の推進 (P73)                            ┃ ┃  4)オープンエアジム 中央緑地 (P74)                         ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト02 超高齢社会における課題解決プロジェクト                 ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)次世代高速通信(5G)・IoT・AIを活用した救急業務の高度化と病院連携 (P75)  ┃ ┃  2)認知症の人にやさしいまちづくりの推進 (P76)                    ┃ ┃  3)福祉サービスと連携したごみ収集システムの構築 (P77)                ┃ ┃  4)高齢者の安心な暮らしを支える活動づくり (P78)                   ┃ ┃  5)グローバル社会に適応する環境づくり (P79)                     ┃ ┠─────────────────────────────────────────────┨ ┃プロジェクト03 WE LOVE 四日市 もっとわくわくプロジェクト               ┃ ┠………………………………………………………………………………………………………………………┨ ┃  1)スポーツイベントを活用した地域振興モデルの構築 (P80)               ┃ ┃  2)魅力ある自然の保全に向けた環境教育の推進 (P81)                  ┃ ┃  3)女性による「四日市の魅力」プロデュースと情報発信 (P82)              ┃ ┃  4)若者が集い、楽しさや新しさを体験できるまちづくり (P83)              ┃ ┃  5)誘客につなげる多様な資源の活用 (P84)                       ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  ※3つのプラン推進の基礎や土台となる施策は、その方向性を分野別基本政策に記載しています ┌──────────────────────────────────────┐ │重点的横断戦略プラン1) プロジェクト構成                  │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────┐ │子どもと家族を社会で支える取組│ │  『子育てするなら四日市+』│ └───────────────┘     充実した人生を歩むための基盤を育み、誰もが憧れる『子育て・教育安心都市』                                      の実現に向けて ┌──────────────────┐┌──────────────────┐┌─────────────────┐ │プロジェクト 令和の学び!     ││プロジェクト 子育て家庭の安心   ││プロジェクト 「子育て&仕事」  │ │  01    基盤となる学力・体力・││  02    実感倍増プロジェクト ││  03    両立応援プロジェクト│ │       能力向上プロジェクト ││                  ││                 │ ├──────────────────┤├──────────────────┤├─────────────────┤ │ 子どもたちの中で眠っている可能性 ││ 子どもを産み、育てることにはさまざ││ 共働き世帯や核家族の増加に伴い、│ │は、これからの社会・四日市を創る希 ││まな不安や心配事がつきもの。それを、││これまでと同じ働き方を続けながらの│ │望そのものです。          ││自分だけで背負うのは難しいものです。││子育ては限界に近づいています。  │ │ 教育活動全体を通して、子ども自身 ││ 子育てに関わる経済負担の軽減、  ││ いま目の前の、そしてこれからのラ│ │が持つ「自ら成長する力」を存分に引 ││相談体制や支援の充実など、四日市  ││イフスタイルに合った「子育てと仕事│ │き出し、基盤となる学力と体力、言語・││で子育てする保護者の皆さんが安心  ││が両立できる環境」を社会全体で整え│ │情報活用・問題解決能力等を向上す  ││を実感できるよう、東海エリアでトップ││るため、事業者と協力して、全国有数│ │るとともに、夢と志を持った子ども、ひ││クラスの充実した体制づくりを進めま ││の産業都市“四日市市”だからできる│ │とり一人の確かな成長を支援します。 ││す。                ││先駆的な取組を進めます。     │ │                  ││                  ││                 │ │      (図省略)       ││      (図省略)       ││      (図省略)      │ │                  ││                  ││                 │ └──────────────────┘└──────────────────┘└─────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────────┐ │様々な施策をプラスして、                                 │ │   「子育て世代から選ばれる、誰もが安心して子育て・子育ちできるまちづくり」を進めます。│ └─────────────────────────────────────────────┘ プロジェクト 令和の学び!   01   基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト     『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 「四日市市新教育プログラム」による                             │ │    夢と志を持った子どもの育成                          教育+子育て│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 就学前から中学校まで一貫した考え方による教育プログラムを展開することで │目   的│ 子どもが自らの人生を拓き、生き抜く力を持つことができる └─────┘ ┌─────┐ 1) 新学習指導要領も見据えた新教育プログラムを教職員が共有することで、学びの一体化を実現 │具体的取組│   します。 └─────┘ 2) 6つの柱で構成される教育プログラムを展開し、「読解力」、「論理的思考力」、「英語によるコミュニ           ケーション能力」、「体力・運動能力」、「キャリア形成」、「地域への愛着」などを総合的に高め、言           語能力、情報活用能力、問題解決能力を養成します。 (図省略) (図省略) (図省略) (図省略) (図省略) (図省略) 就学前の子どもたちには、園での遊び等を通じ、「学びの芽生え」から「自覚的な学び」へと意識できるような活動を計画、実施し、 小学校との円滑な接続を図ります。小、中学校では、これからの社会を生き抜く総合的な力を養うため、弁論大会、個別学習支援、 英語による地域情報発信、新体力テスト、キャリアパスポート、地域企業との連携授業などに取り組む機会を提供します。 プロジェクト 令和の学び!   01   基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト     『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐
    │No.2 先端技術に対応した教育現場のICT化                             │ │          ̄ ̄ ̄ ̄                                教育+ICT│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 大きな変革の時代に対応し、多様な特性を持つ子どもたちに │目   的│ 「誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学び」を └─────┘  提供する ┌─────┐ 1) ICTを基盤とした先端技術を学校教育現場へ効果的に導入します。 │具体的取組│ 2) 専門支援員によるICT活用を円滑に進める環境づくりを推進します。 └─────┘ (図省略)                         (図省略) 先端技術の導入により、個々の子どもに合った学習環境の    先端技術を効果的に活用するために、ICT活用の 提供などにより、社会に対応できる力を効果的に身に付ける   専門支援員を育成、配置を推進していきます。 とともに、教育現場への導入を働き方改革につなげ、子どもに 向き合う時間を確保します。 プロジェクト 令和の学び!   01   基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト     『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 幼少期から質の高い芸術・文化に触れることのできる                      │ │    機会の提供                                子育て+教育+文化│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 「本物に触れる」機会を提供することで │目   的│ 子どもたちの可能性を引き出し、豊かな感性を育む └─────┘ ┌─────┐ 1) 就学前の子どもたちに、質の高い芸術・文化に触れることのできる機会を提供します。 │具体的取組│ 2) 音楽家や芸術家が市内小中学校を訪問し、子どもたちが将来に夢と希望を持つきっかけをつくり └─────┘   ます。 (図省略)                         (図省略) 市内の保育園、幼稚園、こども園に通う全ての子どもたちが、  音楽家や芸術家が学校を訪問し、子どもたちが普段の授業 質の高い芸術・文化に触れることのできる機会を提供します。  とは異なる体験をすることで、将来に夢と希望を持つきっかけ 幼いころに「本物に触れる」ことで、文化・芸術への興味を掻  とします。 き立て、生まれ持った可能性を引き出します。 プロジェクト 令和の学び!   01   基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト     『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 幼少期から体を動かす習慣づくり                               │ │                                      子育て+教育+スポーツ│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 「スポーツに触れる」機会を提供することで │目   的│ 子どもたちの好奇心を刺激し、運動・スポーツに親しむ └─────┘ ┌─────┐ 1) 就学前の子どもたちや保護者が、気軽に楽しく体を動かす機会を提供します。 │具体的取組│ 2) アスリートが市内小中学校を訪問し、基本的なプレーや専門的な指導を受ける機会を提供します。 └─────┘ (図省略)                         (図省略) 市内の保育園、幼稚園、こども園に通う子どもたちに、スポー  アスリートが学校を訪問し、一緒に取り組み、指導する機会 ツ種目だけでなく、気軽に楽しく体を動かす機会を提供し、   を提供することで、子どもたちがスポーツの基本的なプレーを 運動に親しみを持つきっかけとします。            体験し、上達する喜びを感じ、スポーツを楽しむきっかけとしま                               す。 プロジェクト 令和の学び!   01   基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト     『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.5 多様な子どもに対する多様な学びの場の提供                          │ │           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                           教育+子育て│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ いじめ、不登校をはじめとする課題に対応し、 │目   的│ 多様な子どもに対する多様な学びの場を提供する └─────┘        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────┐ 1) いじめ、不登校、家庭環境等多様な問題へ対応できる体制づくりを推進します。 │具体的取組│ 2) 特別な配慮や医療的なケアを必要とする子どもへの支援体制を充実させます。 └─────┘ (図省略)                        (図省略) SSW等の専門職員の配置拡充、「不登校対応教員」の    通級指導教室やサポートルームの拡充、特別支援教育支 配置や登校サポートセンターを核とした不登校対策を実施し  援員・介助員や医療的ケアサポーターの配置を充実させます。 ます。 プロジェクト 令和の学び!   01   基盤となる学力・体力・能力向上プロジェクト     『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.6 インターネット時代における、メディア・リテラシー養成                    │ │    を通じた人権教育の推進                          子育て・教育+人権│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ インターネットを通じて発信される情報内容を主体的に読み解き、 │目   的│ インターネットを安全に活用することができる子どもを育てる └─────┘ ┌─────┐ 1)市内の各小・中学校において、メディア・リテラシー養成の取組を含む人権教育の推進を図ります。 │具体的取組│ 2)学校教育にとどまらず社会教育においても、メディア・リテラシーの養成に取り組みます。 └─────┘ (図省略)                                 (図省略) ※メディア・リテラシーとは  インターネット上で、依然として発生している、いじめ、差別を インターネットやメディアが発信する情報をそのまま受け取るのではなく、    助長する書き込み、個人や団体への誹謗中傷、プライバシー 自らの判断で主体的に読み解き、活用する力のことです。インターネット     を侵害する行為、匿名性を悪用した無責任な情報や有害情 から発信される情報に、社会的な偏見が含まれていることもあります。      報の発信等による人権侵害を解消するため、幼少期からの人 「メディア・リテラシー」は、インターネット等で発信される情報はもちろんの  権教育を通じて必要な能力の育成を図ります。 こと、日常会話から得る情報についても必要です。 プロジェクト 子育て家庭の
      02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 乳幼児期における質の高い保育の提供                             │ │                                         子育て+人材確保│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 保護者も子どもも安心して過ごせる質の高い保育・教育を提供し │目   的│ 子どもの健やかな成長を支える └─────┘ ┌─────┐ 1) 保育士や幼稚園教諭、学童保育所指導員などへの研修を充実し、保育の質を向上します。 │具体的取組│ 2) 保育士の処遇改善や、市内保育所で働く意欲を持った学生への修学資金貸付などにより、 └─────┘   保育人材を確保します。 (図省略)                  (図省略) 三重大学等と連携し、保育人材の育成に関す   保育士を確保するため、意欲ある学生に対す る講座や支援を要する子どもへの指導、助言を  る修学資金貸付制度を創設します。(一定 実施します。                 年数勤務した場合は返済免除) プロジェクト 子育て家庭の   02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 いつでも誰でも訪れられる活動・交流の場づくり                        │ │                                           子育て+交流│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境を充実することで │目   的│ 子どもや子育て家庭の安心感を倍増 └─────┘ ┌─────┐ 1)全市的な施設であるこども子育て交流プラザといった子どもや親子が安心して活動や │具体的取組│  交流等ができる拠点的な施設の拡充も視野に入れた検討を行います。 └─────┘ (図省略)                       (図省略) 児童館の無い地域に出向いて、健全な遊びや体験活動等の  全市的な施設であるこども子育て交流プラザといった拠点的な 機会を提供している移動児童館の充実に努めます。     施設の拡充も視野に入れた検討を行います。 プロジェクト 子育て家庭の   02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 子育て家庭の経済的負担を軽減                                │ │                                           子育て+教育│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 妊娠前から子育て中のライフステージ別に経済的負担を軽減することで │目   的│ 子どもを産み育てたいと願う人の希望がかなう社会を実現する └─────┘ ┌─────┐ 1) 不妊治療費助成の対象者を拡大します。 │具体的取組│ 2) 妊婦や乳幼児の健康診査事業を充実します。 └─────┘ 3) 子ども医療費の窓口負担無料化の対象者を拡大します。         4) 経済的理由から修学が困難な高校生、大学生等への給付型奨学金の制度を創設します。 子育て世帯(ライフステージ) (図省略) 1)不妊治療助成の  2)妊婦/乳幼児の健康診査事業  3)子ども医療費の窓口負担無料化の  4)給付型奨学金制度  対象者を拡大        を充実             対象者を拡大          を創設 プロジェクト 子育て家庭の   02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 児童虐待防止と養育支援のための取組                             │ │                                           子育て+福祉│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 児童虐待をはじめとする家庭相談を行い、対応することで │目   的│ すべての子どもが健やかに育成されるよう支援する └─────┘ ┌─────┐ 1)「子ども家庭総合支援拠点」を設置するなど専門職を含む人員体制を構築します。 │具体的取組│ 2)調査、訪問等による継続的な支援や、在宅支援を中心とする、より専門的な相談支援を └─────┘  充実させます。 (図省略)               (図省略) 児童虐待は親からのSOSでもあります。   相談を受け、家庭状況に応じ、在宅支援を 親を守ることも児童虐待防止への大き   中心とした専門的な支援を行います。 な一歩です。 プロジェクト 子育て家庭の   02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.5 社会教育施設をはじめとした地域資源の魅力発見                        │ │                              子育て+教育+環境+地場産業+市民協働│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 本市が誇る社会教育施設等の連携企画により │目   的│ 子どもが本市の魅力を体感し、楽しむことで、誇りを育てる └─────┘ ┌─────┐ 1)そらんぽ四日市、久留倍官衙遺跡、定期市など本市の様々な資源の魅力発見企画を開催 │具体的取組│  します。 └─────┘ 2)地元企業等による出前講座や図書館からの読み聞かせ出前講座など、本市の魅力を感じ          発見できる機会を提供します。 (図省略) (図省略) (図省略)           (図省略) (図省略) (図省略) (図省略) (図省略) (図省略)     (図省略) (図省略) 夏休みの自由研究などの機会に、市内の子どもと保護者が  本市の強みを生かして、地元企業による出前講座の拡充や 複数の市内の社会教育施設を回るなどの連携企画を実施   図書館から学童保育所などへの読み聞かせ出前講座など、 し、本市の魅力を体感し、楽しみ、誇りを育てます。    教育、子育て支援の充実を図ります。 プロジェクト 子育て家庭の   02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』
    ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.6 AIを活用した市内のイベント情報発信                            │ │                                   シティプロモーション+子育て│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 暮らしを楽しめるまちとして、さまざまなイベントの情報を発信することで │目   的│ 暮らしを楽しめるまちとしてのイメージアップを図る └─────┘ ┌─────┐ 1)AIを活用し、市内における民間、行政主催のイベント情報を子育て世代などに向けて網羅的に │具体的取組│  わかりやすく届けます。 └─────┘ (図省略)                (図省略) ▲AIを活用した情報集約サイト(都城市)  ▲三浜文化会館で開催されたじどうかんまつり(令和元年6月23日) プロジェクト 子育て家庭の   02   安心実感倍増プロジェクト              『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.7 みんなで創る安全な歩行空間                                 │ │                                 子育て+教育+道路整備+市民協働│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 歩行空間整備による安全性の向上と、地域全体で行う見守り活動の両輪により │目   的│ 子どもを交通事故や事件から守る └─────┘ ┌─────┐ 1) 警察・教育委員会・市が連携し、通学や保育の園外活動に使う道路の安全対策を進めます。 │具体的取組│ 2) ゾーン30の取組など、安全に歩くことができる道路空間の指定を推進します。 └─────┘ 3) 防犯パトロールや見守り活動を行う地域防犯団体を支援します。                                    (図省略) (図省略) (図省略)            (図省略)                                    (図省略) (図省略) 歩行者の安全性を高めるために、  歩行者や自転車など、道路を使う全 歩道の拡幅による安全の確保や、  ての人の安全を確保するために、速 路肩のカラー化により運転者が   度制限を設け、注意を促します。 歩行者に配慮するような取組を                     子どもや高齢者など、道路を使う全ての人が安全に 進めます。                              歩くことができるよう、地域が一体となって取り組むさ                                    まざまな防犯活動を支援します。 プロジェクト 「子育て&仕事」   03   両立応援プロジェクト                『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 安心して子どもを預けることのできる環境整備                         │ │                                           子育て+雇用│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 就学前教育・保育の充実と学童保育所の充実により │目   的│ 子育てと仕事の両立を応援する └─────┘ ┌─────┐ 1) 保育園・幼稚園・こども園の適正な受け入れ枠の確保や多様な保育サービスの充実を図ります。 │具体的取組│ 2) 学童保育所について、学校の校舎や敷地の積極的な利活用を図るとともに、受け入れ枠拡 └─────┘   大への支援に取り組みます。         3) 学童保育所の運営に携わる地域や保護者の負担軽減や、人材の確保・研修体制の充実           による保育の質の向上に取り組みます。 (図省略)             (図省略)                 (図省略) 保育園・幼稚園・こども園の適正な  学童保育所のニーズが高まる中で、子どもが  学童保育所運営の負担軽減を図る 受け入れ枠の確保や多様な保育    安全・安心な環境で放課後を過ごすことが   支援や、様々な人材確保・指導員の サービスの充実を図ります。     できるよう、学校の校舎や敷地の積極的な   研修体制の充実による保育の質の向                   利活用を図ります。             上に取り組みます。 プロジェクト 「子育て&仕事」   03   両立応援プロジェクト                『子育てするなら四日市+(プラス)』 ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 仕事と子育ての両立ができる職場環境の実現                          │ │                                           産業+子育て│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 制度と設備の両面を充実させることで │目   的│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ └─────┘ 仕事と子育てが両立できる環境を整備する ┌─────┐ 1)仕事と子育ての両立を推進するため、各種休業制度の充実のほか、在宅勤務や育児短時間勤務 │具体的取組│  など柔軟な就業ができるよう企業へ働きかけを行います。 └─────┘ 2)男女がともに働きやすい環境づくりのための施設整備を行う企業に対して支援を行います。           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         3)優れたワーク・ライフ・バランスの取組を行う企業を表彰する等、働きやすい職場作りを推奨します。           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (図省略)                              (図省略) 男女を問わず早く帰宅できるよう、また、柔軟な働き方ができるよう就業  男女がともに働きやすい施設や、子どもの遊び場スペース設置な 規則の見直しや改善を支援します。                   ど、子育て世代にも配慮した施設整備を行う企業を支援します。 ┌──────────────────────────────────────┐ │重点的横断戦略プラン2)-1 プロジェクト構成                 │ └──────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────┐ │都市の機能と魅力を高め、活力あふれる都市を創る取組│ │  『リージョン・コアYOKKAICHI』         │ │    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~│ └─────────────────────────┘     東海地域をリードし、地域社会のイノベーションを誘発する『産業・交流拠点都市』                                        の実現に向けて ┌──────────────────┐┌──────────────────┐┌──────────────────┐ │プロジェクト 【仕事が生まれる】  ││プロジェクト 【魅力が高まる】   ││プロジェクト 【人・モノが行き交う】│ │  01   第4次産業革命に備える ││  02   中心市街地の都市機能 ││  03   次世代交通ネットワーク│ │       産業活性化プロジェクト││       高次化プロジェクト  ││       構築プロジェクト   │ ├──────────────────┤├──────────────────┤├──────────────────┤ │AIやIoTなどの新技術の導入による││2027年のリニア開通を機に、首都圏  ││慢性的な交通渋滞、そして地域では  │ │新事業の創出・生産性の向上・人材  ││との交流が飛躍的に高まります。   ││買い物や通院など日常の移動手段の  │ │不足の解消等に、いま世界中が大き  ││人と人との交流によって生み出され  ││確保が困難となっています。     │ │な期待を寄せています。       ││た知恵が、新たな産業や文化を育む  ││自動運転や空飛ぶ車など近未来技   │ │この流れを地域を支える企業の経   ││力になることから、四日市の玄関口で ││術の進展を見極めながら、IoTを活用│
    │営に生かし、投資や雇用拡大につな  ││ある中心市街地を、まちの魅力と活力 ││した交通サービスの充実、渋滞箇所  │ │げていくかが中長期的な発展の鍵。  ││をひと目で見て取り、体感できる、象 ││の改良、地域交通拠点の整備、循環  │ │技術開発や実証実験、人材育成など  ││徴性を持った高次な都市機能が集積  ││道路網の形成などを組み合わせた交  │ │「企業の稼ぐ力」の向上を支援します。││する都市空間へと転換を進めます。  ││通ネットワークの構築を図ります。  │ │                  ││                  ││                  │ │      (図省略)       ││      (図省略)       ││       (図省略)      │ │                  ││                  ││                  │ └──────────────────┘└──────────────────┘└──────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────────────────────────┐ │東海エリアにおける西の中枢都市【核】となり存在感を持つため、                            │ │   「多様な都市機能が集積し、人で賑わい、まちの魅力にあふれるまちづくり」を進めます。              │ └──────────────────────────────────────────────────────────┘ プロジェクト 【仕事が生まれる】              『リージョン・コアYOKKAICHI』   01   第4次産業革命に備える産業活性化プロジェクト ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 企業立地や投資の促進                                    │ │                                            産業+雇用│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 日本を代表する産業都市として、企業に向けた体制や環境の整備を進めることで │目   的│ 新たな企業立地や活発な投資を促進する └─────┘ ┌─────┐ 1)新たな企業立地に対するワンストップサービスを充実します。 │具体的取組│ 2)緑地率の緩和や敷地外緑地制度の構築など、立地に必要な環境整備を実施します。 └─────┘ 3)企業立地奨励金や民間研究所立地奨励金の見直し、拡充による企業の投資を促進します。 プロジェクト 【仕事が生まれる】              『リージョン・コアYOKKAICHI』   01   第4次産業革命に備える産業活性化プロジェクト ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 AI、IoT等の新技術の活用、人材育成                             │ │                                           産業+ICT│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 製造業における人手不足などの課題を解決し、業務の効率化を図るため │目   的│ AI、IoT等の技術を活用できる人材を育成し、生産性を向上させる └─────┘ ┌─────┐ 1)AI、IoT、ビッグデータの導入事例の紹介や利活用に関する研修を実施します。 │具体的取組│ 2)導入に向けた産学官による調査研究を行います。 └─────┘ (図省略) プロジェクト 【仕事が生まれる】              『リージョン・コアYOKKAICHI』   01   第4次産業革命に備える産業活性化プロジェクト ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 農業のビジネス化                                      │ │                                            農業+経営│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ チャレンジする農家を育成するとともに、農業のビジネス化を促進することで、 │目   的│ 経営感覚に優れた農業者を育成し、「儲かる農業」を実現する └─────┘ ┌─────┐ 1)GAP、HACCPなどの管理手法の導入を奨励し、生産物の品質向上や経営コストの削減など │具体的取組│  農業経営の改善をすすめ、経営の安定化を図ります。 └─────┘ 2)多様な産業が展開する本市の特性を生かし、異業種交流の機会を設け、農商工連携など          新たな販路の確保を図ります。         3)地元で生産される農水畜産物への理解を深め、地域内消費を進めることにより地域農業の          振興を図るとともに、農作物の安定的な生産を図ります。 (図省略) (図省略) (図省略) 農産物の高付加価値化、加工や商品化といった6次産業化等     GAPやHACCPなどの管理手法を取り入れ、経営を見直す 新たな分野への取組を促すため、農業センターにおいて各種研修  とともに、生産物の高品質化への取組を支援します。 会を開催し、実践の場を提供します。 プロジェクト 【仕事が生まれる】              『リージョン・コアYOKKAICHI』   01   第4次産業革命に備える産業活性化プロジェクト ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 国際競争力を高める四日市港の物流機能強化                          │ │                                         港湾+産業+防災│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 四日市港の物流機能の強化を図り、市内企業の国内外との商取引環境を整備することで │目   的│ 本市の産業・経済を将来にわたり活性化する └─────┘ ┌─────┐ 1)霞ヶ浦地区における新たな耐震強化岸壁の整備を促進します。 │具体的取組│ 2)臨海部の住民や企業の安全・安心を確保するための海岸保全施設整備を促進します。 └─────┘ (図省略)                           (図省略) コンテナ取扱機能を移転・集約化することで一層の効率化を図ると  老朽化した港湾施設の計画的な更新や修繕、南海トラフ地震 ともに、大規模地震発生時においても海上コンテナ物流機能を維   等の大規模地震や津波、高潮、波浪等に対する備えを促進する      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ため、四日市港管理組合ほか関係機関との連携を強化します。 持するため、新たな耐震強化岸壁を備えた施設整備を促進します。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ プロジェクト 【仕事が生まれる】              『リージョン・コアYOKKAICHI』   01   第4次産業革命に備える産業活性化プロジェクト ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.5 官民データの利活用による                                  │ │    新たなビジネスの創出と地域課題の解決                    ICT+産業+地域│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 自治体や民間が保有しているデータを公開していくことで │目   的│ 本市に新たなビジネスを創出し、様々な地域課題を解決する └─────┘ ┌─────┐ 1)市・市民・企業等が官民データを容易に利活用することができ、地域課題への対応を連携して │具体的取組│  分析・解決できる環境を整備します。 └─────┘                        ┌──┐ (図省略)    アプリケーション等の活用                ┌─────→ │市民│ ←─────┐  による利便性向上                │       └──┘       │                │                  │
                   ↓       地域課題       ↓              ┌───┐ (図省略)↑       ┌───┐              │自治体│      解決      │事業所│              └───┘      │       └───┘                    官民データを利活用し、 行政データの  データ        アプリケーションを開発         データ 民間データの   公開   (図省略)(図省略)  ←────連携────→  (図省略)(図省略)  公開 官民協働による地域課題の解決に向けた官民データの有効活用とそのデータを利活用した 市民サービス向上に向けたアプリケーションの開発を目指します。 プロジェクト 【魅力が高まる】               『リージョン・コアYOKKAICHI』   02   中心市街地の都市機能高次化プロジェクト    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 WE DO 四日市中央通り                                    │ │                                    交通・にぎわい+産業+健康│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 駅前広場や歩行空間等の整備・高次都市機能の集積で、 │目   的│ 居心地が良く歩きたくなる魅力的なまちなかを形成する └─────┘ ┌─────┐ 1)にぎわい創出に向けた市の玄関口に相応しい駅前空間の整備に取り組みます。 │具体的取組│ 2)駅前広場や歩行空間等の整備による交通結節機能強化を図ります。 └─────┘ 3)近鉄四日市駅-JR四日市駅間等において、新たな技術を取り入れた交通手段の実現に関係者と          ともに取り組みます。         4)新図書館を中心とした複合的な機能をあわせ持つ拠点施設立地など広域的な都市機能を集積          するとともに、再開発など民間投資の誘導を図ります。 (図省略)                                (図省略) 国土交通省とのパートナーシップのもと、健康づくりにもつながるウォーカブ  駅前広場や歩行空間等の整備(イメージ)                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ルなまちづくりを推進。まちなかを車中心からひと中心の空間へと転換し、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられる場へと改変します。 プロジェクト 【魅力が高まる】               『リージョン・コアYOKKAICHI』   02   中心市街地の都市機能高次化プロジェクト    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 四日市が仕掛ける中心市街地活性化の起爆剤                          │ │                                     都市整備+にぎわい+教育│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 中心部のランドマークとなるような施設を整備することで、 │目   的│ 幅広い年齢層の人々を惹きつける魅力的な空間を創出する └─────┘ ┌─────┐ 1)新図書館を核として、あらゆる世代が集い交流することのできるスペースや憩いの空間など、 │具体的取組│  複合的な機能を持つ拠点施設を整備します。 └─────┘ 2)新図書館においては、ICTにも対応するとともに、日常の居場所ともなる全世代を対象とした          滞在型図書館とします。 (図省略)                            (図省略) 多様な情報発信とコミュニケーション機能をもつ空間を整備します。  図書館の閲覧スペースは、滞在型として必要かつ十分な広さを確 (ぎふメディアコスモスの事例)                  保します。(多賀城市立図書館の事例) プロジェクト 【魅力が高まる】               『リージョン・コアYOKKAICHI』   02   中心市街地の都市機能高次化プロジェクト    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 新たな価値を創出する都市型産業の振興                            │ │                                           産業+ICT│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 多様な機能が集積する中心市街地をめざし、新たな価値を創出する都市型産業の振興により │目   的│ 新たな技術やサービスを創出する └─────┘ ┌─────┐ 1)AI、IoT、ビックデータなどを活用するIT企業を誘致します。 │具体的取組│ 2)来街者の集積や交流を促すコンベンションを誘致するほか、多機能付滞在施設を誘致します。 └─────┘ AI、IoT、ビッグデータを活用するIT企業の誘致に向けた支援を行 う事で、本市のものづくり産業との連携など産業の活性化につな がる取組を行います。 (図省略)                           (図省略) プロジェクト 【人・モノが行き交う】            『リージョン・コアYOKKAICHI』   03   次世代交通ネットワーク構築プロジェクト    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 楽しく移動できる交通環境づくり                               │ │                                       交通・にぎわい+環境│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 新技術を取り入れた交通手段を実現することで │目   的│ 誰もが自由に移動できる環境を整備する └─────┘ ┌─────┐ 1)近鉄四日市駅-JR四日市駅間等において、新たな技術を取り入れた交通手段の実現に関係者と │具体的取組│  ともに取り組みます。 └─────┘ 2)端末交通への活用を視野に自動運転などの新技術の導入に取り組みます。         3)移動のニーズに応じ、多様な移動手段をサービスとして提供するMaaSへの対応を進めます。 (図省略) (図省略) (図省略) プロジェクト 【人・モノが行き交う】            『リージョン・コアYOKKAICHI』   03   次世代交通ネットワーク構築プロジェクト    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 郊外部の暮らしを支える交通・生活サービスの拠点                       │ │    づくり                                 交通・にぎわい+生活│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 地域の交通拠点を整備することで │目   的│ 郊外部の交通・生活の利便性を向上する └─────┘ ┌─────┐ 1) 郊外部において基幹的な公共交通へ快適に乗り換えできるような交通拠点の整備に取り組みます。 │具体的取組│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    └─────┘ 2) 郊外型商業施設や市街化調整区域内の駅などを活用し、公共交通と連携した拠点化に取り組み          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          ます。          ̄ ̄ ̄ ̄ (図省略) プロジェクト 【人・モノが行き交う】            『リージョン・コアYOKKAICHI』   03   次世代交通ネットワーク構築プロジェクト    ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 都市の発展と命を支える道づくり                               │ │                                      交通+産業+安全・安心│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 広域幹線道路とのネットワークを構築し、 │目   的│ 地域経済の活性化を図るとともに、大規模災害に備える └─────┘ ┌─────┐ 1)東海環状自動車道・新名神高速道路の整備促進、および北勢バイパスの国道477号バイパス │具体的取組│  までの早期完成や鈴鹿四日市道路の事業化に向け、関係者と連携し、取り組みます。 └─────┘ 2)広域高速道路と中心部や臨海部を結ぶ道路ネットワークを強化しインターアクセスの向上を図る          ことで、物流のリードタイムを短縮し、大規模災害などの緊急対応に備えます。         3)広域交通の利便性が高い区域において、新たな企業立地や再編に必要な土地利用誘導を検          討します。 (図省略) (図省略) (図省略)       (図省略) ┌──────────────────────────────────────┐ │重点的横断戦略プラン2) - 2 プロジェクト構成               │ └──────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────┐ │都市の機能と魅力を高め、活力あふれる都市を創る取組│ │  『リージョン・コアYOKKAICHI』         │ │   ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ │ └─────────────────────────┘      まちの未来を守り、将来の市民にバトンをつなぐ『環境・防災先進都市』                                     の実現に向けて ┌──────────────────┐┌──────────────────┐┌──────────────────┐ │プロジェクト 近未来のスマートシティ││プロジェクト 都市の「空き」再活用 ││プロジェクト みんなで備える地域防災│ │  04   創造プロジェクト   ││  05   魅力増進プロジェクト ││  06   連携強化プロジェクト │ ├──────────────────┤├──────────────────┤├──────────────────┤ │ これからは人口減少に伴い、他には ││ 少子高齢化の急速な進展とライフス ││ 大規模災害はいつ発生してもおかし │ │ない魅力や良質な住環境を持つ都市  ││タイルが多様化する中で、高度成長  ││くないことを前提に、事前の想定と備 │ │に、人や資源が集中していきます。  ││時代に築いた都市の資産(ストック)に││えを十分しておく必要があります。  │ │ 私たちのまち四日市を、みどり豊か ││「空き」が生じてきています。    ││ 私たち自ら行動し、地域で互いの顔 │ │な美しい街並みの創出と環境低負荷  ││ 活用に「空き」が見られる公共施設 ││が見える協力関係を築くことがまちの │ │型の都市システムの創造により、環  ││や公園、空き家など、都市を形づくる ││安全安心を飛躍的に高め、災害から  │ │境的に持続可能で、生活満足度の高  ││様々な要素にもう一度活躍の場を創  ││大切な命や資産を守る力となるため、 │ │い、次世代に受け継がれる都市へと  ││出することで、地域の特性に合わせた ││地域のコミュニティ力を地域防災の強 │ │進化させていきます。        ││魅力づくりを進めます。       ││化につなげる取組を進めます。    │ │                  ││                  ││                  │ │      (図省略)       ││      (図省略)       ││      (図省略)       │ │                  ││                  ││                  │ └──────────────────┘└──────────────────┘└──────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────────────────────────┐ │東海エリアにおける西の中枢都市【核】となり存在感を持つため、                            │ │   「多様な都市機能が集積し、人で賑わい、まちの魅力にあふれるまちづくり」を進めます。              │ └──────────────────────────────────────────────────────────┘ プロジェクト 近未来のスマートシティ            『リージョン・コアYOKKAICHI』   04   創造プロジェクト               ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 スマートエネルギーの利活用促進                               │ │                                         環境+産業+防災│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 本市における温室効果ガス排出量を削減するために │目   的│ 環境に配慮したスマートエネルギーの利活用を促進する └─────┘ ┌─────┐ 1)公共施設における「創エネ」「省エネ」「蓄エネ」に関する最新技術の導入に取り組みます。 │具体的取組│ 2)AI・IoTを利用したエネルギーマネジメントシステムの導入に取り組みます。 └─────┘ 3)CO2削減に向けた水素等新エネルギーの利活用に取り組む企業を支援します。               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (図省略)                       地区市民センターなどの公共施設に、環境                              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                            に配慮した電気自動車や蓄電池などを配備                            することにより、温室効果ガスの削減だけでなく、                            非常電源としてのレジリエンスの強化を図りま                            す。                             また、企業立地奨励金において、CO2削減                            や新エネルギー活用事業などを対象事業とし                            て追加し、企業の投資促進を図ります。 プロジェクト 近未来のスマートシティ            『リージョン・コアYOKKAICHI』   04   創造プロジェクト               ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 100年先まで価値のある“まちなみ”づくり                          │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                          │ │                                       居住+景観+にぎわい│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 将来の良好な都市景観を形づくる良好な建築ストックの集積により、 │目   的│ 良好な街区ストックを形成する └─────┘ ┌─────┐ 1)中心市街地では、再開発など民間投資を誘導しつつ、将来の良好な都市景観を形づくる │具体的取組│  建築ストックの集積を図ります。 └─────┘ (図省略) (図省略) (図省略)
    プロジェクト 近未来のスマートシティ            『リージョン・コアYOKKAICHI』   04   創造プロジェクト               ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 産業のスマート化促進                                    │ │                                        産業+ICT+環境│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ AI、IoT、ビックデータなど新たな技術を活用し、 │目   的│ 工場のスマート化を促進する └─────┘ ┌─────┐ 1)AI、IoT等を導入し、工場のスマート化に取り組むコンビナート企業や中小企業、市内製造業 │具体的取組│  に対する支援を実施します。 └─────┘ 2)AI、IoT等の導入事例の紹介や利活用に関する研修等を実施します。         3)脱炭素化を促進するために、水素やアンモニア等新燃料への転換を図る事業者への支援を実          施します。 (図省略)                             (図省略) プラントにおけるドローンの活用は、高所点検の容易化、点検頻度の 向上による事故の未然防止、災害時の迅速な現場確認等が可能とな り、プラントの保安力の向上につながると期待されています。 プロジェクト 近未来のスマートシティ            『リージョン・コアYOKKAICHI』   04   創造プロジェクト               ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用した                        │ │    スマート農業導入支援                              農業+ICT│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 農業に関するデータを活用できる環境を整備し、作業の効率化・栽培技術の継承につなげることで │目   的│ 農業の担い手の高齢化や、労働力不足に対応する └─────┘ ┌─────┐ 1) 産地圃場でのセンサによる栽培や気象状況のデータを集積します。 │具体的取組│ 2) 導入を検討する農家に対する研修会やセミナーを開催します。 └─────┘ 3) 相談体制を確立し、農業者と先端技術のマッチングを実施します。         4) 実証実験及び導入時における支援や助成を実施します。             ┌─────┐  ┌─────┐     ┌─────┐ │農地データ│  │土壌データ│ ┌─────┐     │栽培・収穫│ └─────┘  └─────┘ │気象データ│     │ データ │    │       │     └─────┘     └─────┘    │       │        │        │       ↓       ↓        │ ┌………………………………………┐        │                        │ :データの生産現場への応用は、農:        └─────→ 様々なデータを集約 ←──────┘ :業センターでの研修を通じて行う:                                   └………………………………………┘                                          ┌───────────┐ ・栽培ノウハウをデータ化し生産管理に活用                     │農作業の効率化・省力化│ ・生産管理データと気象データを連携させ、地域に応じた栽培暦を作成   ──→   │適切な病害虫管理   │ ・水田の水位管理にセンサ等を活用し、節水につなげる                │技術継承、新規参入促進│                                          │収益の向上      │                                          └───────────┘ プロジェクト 近未来のスマートシティ            『リージョン・コアYOKKAICHI』   04   創造プロジェクト               ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.5 まちと直結、便利で元気な郊外居住地づくり                          │ │                                       生活+交通・にぎわい│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 通勤、通学に便利な鉄道駅を中心にしたまちづくりを可能とし、 │目   的│ 日常生活に利便性の高い機能を近隣駅周辺に誘致することで └─────┘  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         農村集落の住みやすさを向上させ、維持・活性化を図る          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────┐ 1)市街化調整区域においても、鉄道駅を中心とした区域内で農地以外の一定の土地利用を │具体的取組│  許容する制度設計を検討します。 └─────┘ 2)農業施策との整合を図ったうえで、必要なインフラ整備が行われるような制度設計を検討します。 (図省略) プロジェクト 近未来のスマートシティ            『リージョン・コアYOKKAICHI』   04   創造プロジェクト               ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.6 マイナンバーカードを用いた市民サービスの                          │ │    利便性向上                                   ICT+生活│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ ICTとマイナンバーカードを用いて、 │目   的│ 様々な分野において、市民サービスの利便性を向上する └─────┘ ┌─────┐ 1)国が運営するオンラインサービス「マイナポータル」を活用し、引越、死亡時や子育てに関する一連の │具体的取組│  手続のワンストップ化を進め、市民サービスにおける利便性の向上を図ります。 └─────┘ 2)オンラインによる医療保険資格の確認や公金決済サービス拡充のための環境整備を図る等により、          マイナンバーカードの普及を促進します。 (図省略)                            (図省略) マイナポータルの機能を活用し、引越・死亡に伴う変更情報や子育て  これまで市窓口に出向いて行う必要のあった手続を、自宅に居ながら に関する一連の手続を一括して届出できる仕組みを構築するなど、市  オンラインで手続が可能になるよう行政手続の電子化を進めます。 民サービスの利便性の向上を図ります。 プロジェクト 都市の「空き」再活用             『リージョン・コアYOKKAICHI』   05   魅力増進プロジェクト             ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 産学官連携でつくるみなとまちづくりプラン                          │ │                                    港湾+にぎわい+観光+健康│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 四日市港発祥の地である四日市地区を、市街地に近い利点と文化的資源や景観等を生かし │目   的│ 市民が集い、世界へつながる交流の窓口として再生する └─────┘  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────┐ 1)港まちづくりを具体化していくための根幹となる構想「みなとまちづくりプラン」を策定します。 │具体的取組│ 2)歴史的・文化的資源や運河など、港ならではの資源と景観を活用した、 └─────┘  歩いて楽しめる空間づくりや環境整備を促進します。
    (図省略)                               (図省略) 国・県・四日市港管理組合・地元経済界・港湾関係者とともに、この     市街地に近い利点と文化的資源や景観等を生かした憩いの 地域一帯の魅力や価値を高めるエリアマネジメントの視点を持ち合わ     場として、いつでも市民や来訪者が港に立ち寄って楽しめる魅 せた、港まちづくりを具体化していくための根幹となる構想を策定します。  力的な空間づくりを進め、本市の魅力を高めていきます。 プロジェクト 都市の「空き」再活用             『リージョン・コアYOKKAICHI』   05   魅力増進プロジェクト             ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 オアシス(都市公園)再編                                  │ │                                     環境・景観+子育て+健康│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 人口減少、少子高齢化が進行する中で生じてきた未・低利用地を活用し、 │目   的│ 公園の再編を核としたパイロット事業を展開する └─────┘ ┌─────┐ 1)公共施設の活用転換に伴い発生した公共用地や民間の未利用地を利用し、賑 │具体的取組│  わい創出につながる新たな公園を整備し、市民に憩いの場を提供します。 └─────┘ 2)利用が見込めない小規模公園を廃止し宅地として売却を行い、子育て世代の定          住を図ることで、多世代の住むまちへ再生します。 (図省略) (図省略)                    (図省略) (図省略) 市内には利用が見込めない小規模公園が多く、維持管理費の    統合する新設公園は、子どもから高齢者まで様々な年齢層 みが増加し続けています。これら低利用公園を廃止・統合し宅地  が楽しめ、イベント開催等、周辺住民の多様なレクリエーショ として売却します。                      ンニーズに対応したものとし、公園を中心としたまちの活性化                                を図ります。 プロジェクト 都市の「空き」再活用             『リージョン・コアYOKKAICHI』   05   魅力増進プロジェクト             ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 まちの『空き』をまちの『好き』にリニューアル                        │ │                                            居住+景観│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 人口減少の進行により増加が懸念される空き家や空き地の利活用促進により │目   的│ 良好な居住地を形成する └─────┘ ┌─────┐ 1)居住地における空き家の建替えやリノベーション、空き地の利活用を促進し、既存ストックの │具体的取組│  有効活用を図ります。 └─────┘ (図省略) (図省略)                      (図省略) (図省略) 身近な公園が無い地域において、市営住宅跡地の『空き』を活用し、 みんなが使える公園としてリニューアルを行った事例 プロジェクト 都市の「空き」再活用             『リージョン・コアYOKKAICHI』   05   魅力増進プロジェクト             ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 地域農業の振興と農地の保全                                 │ │                                            農業+地域│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 地域で一体となった営農ができる集落営農体制を構築し、 │目   的│ 農業が継続できる環境を整え、農業・農地を保全する └─────┘ ┌─────┐ 1)地域の農業関係者が一体となって計画的に農業を行う「地域農業づくりプラン」の策定を促すと │具体的取組│  ともに、プランに基づいた活動を支援し、地域が主体となった農地や農業用施設の維持管理を └─────┘  図ります。         2)農地中間管理機構を活用した担い手農家への農地の集積を進めるとともに、「農地バンク」の          運用を見直し、円滑に農地の斡旋を行うことにより、新規参入を促進します。        ┌──┬──┬──┬──┐            ┌───────┬───┐        ├──┼──┼──┼──┤            │       │   │        ├──┼──┼──┼──┤            │       │   │        ├──┼──┼──┼──┤            │  ┌─┐  │   │        ├──┼──┼──┼──┤  農地中間管理機構  │  │A │  │   │        ├──┼──┼──┼──┤ ─────────→ │  └─┘  │   │        ├──┼──┼──┼──┤ 地域農業づくりプラン │       │   │        ├──┼──┼──┼──┤ (人・農地プラン)  │       │   │        ├──┼──┼──┼──┤            │       │   │        ├──┼──┼──┼──┤            ├─────┬─┘   │        ├──┼──┼──┼──┤            │     │ ┌─┐ │        ├──┼──┼──┼──┤            │ ┌─┐ │ │C │ │        ├──┼──┼──┼──┤            │ │B │ │ └─┘ │        ├──┼──┼──┼──┤            │ └─┘ │     │        ├──┼──┼──┼──┤            │     │     │        └──┴──┴──┴──┘            └─────┴─────┘         地域内の分散した農地利用             担い手ごとに集約化した農地利用                                 ─→農業の効率化、施設の維持管理の軽減 プロジェクト みんなで備える                『リージョン・コアYOKKAICHI』   06   地域防災連携強化プロジェクト         ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 迅速で分かりやすい防災情報の提供                              │ │                                         防災+教育+消防│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 防災・減災に関する情報伝達機能の強化により、 │目   的│ 「自分の命は自分で守る」行動につなげる └─────┘ ┌─────┐ 1)災害情報のプッシュ送信や多言語での配信が可能な防災アプリの導入やAR(拡張現実) │具体的取組│  機能により、分かりやすい防災情報の提供を行います。 └─────┘ 2)複数の伝達手段に一斉配信するワンオペレーション情報発信システムを構築します。 (図省略) (図省略)                (図省略) 防災アプリやARなどの最新テクノロジーの活用により、  緊急時には様々な部署から、防災行政無線や安全安心防 的確な情報提供と身近で分かりやすい防災教育を     災メール、各種SNSなどの手段を活用し、迅速な情報提供を 可能にします。                    行います。 プロジェクト みんなで備える                『リージョン・コアYOKKAICHI』
      06   地域防災連携強化プロジェクト         ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 地域防災の取組の推進                                    │ │     ̄ ̄ ̄ ̄                                          │ │                                   防災+福祉+地域コミュニティ│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 地域防災の取組を支援し、 │目   的│  ̄ ̄ ̄ ̄ └─────┘ 「自分たちのまちは自分たちで守る」住民主体の行動を促進する ┌─────┐ 1)地域の創意工夫を凝らした避難支援への取組を支援する仕組みを構築します。 │具体的取組│ 2)各地域毎にそれぞれ必要な防災情報を共有・発信できるシステムを構築します。 └─────┘ 3)「防災」と「福祉」の連携による高齢者等の避難行動を促進する地域づくりを構築します。 (図省略)                   (図省略) 防災・減災の取組と在宅介護支援センターや要配  SNS等を活用し、地域の防災情報や避難情報を共有・発信 慮者利用施設の取組を連携し、地域防災にかかる  できる仕組みを構築します。 取組を支援します。 プロジェクト みんなで備える                『リージョン・コアYOKKAICHI』   06   地域防災連携強化プロジェクト         ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 防災教育拠点の充実                                     │ │                                            消防+防災│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 拠点の整備と機能の充実により │目   的│ 防災教育の推進を図る └─────┘ ┌─────┐ 1)設備の老朽化が進んでいる北消防署併設の防災教育センターについて、VR等の最新の技術 │具体的取組│  を活用するなど市民が災害を身近に感じることができ、実践的な対応を学ぶことができる機材の └─────┘  導入や施設の改修等に取り組みます。         2)地域での自助・共助にかかる取組を支援するため、最新技術を活用するだけでなく、避難          所運営や防災ツアーなどの体験型防災教育に取り組みます。 (図省略)                         (図省略) VR等の最新の技術や機材を導入し、市民が災害を身をもっ    防災ツアーなどの体験型防災教育プログラムを活用し、人材 て体験できる等、実践的かつ魅力ある施設へ改修を行います。  の育成と防災訓練の充実を図ります。 プロジェクト みんなで備える                『リージョン・コアYOKKAICHI』   06   地域防災連携強化プロジェクト         ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 暮らしの安全性を高める川づくり(治水安全度向上)                      │ │                                            河川+防災│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 近年増加する局地的降雨で危険にさらされている中小河川沿川の対策を進めることで │目   的│ 治水安全度を高める └─────┘ ┌─────┐ 1)ひとたび堤防が決壊すると流域の住宅市街地に深刻な影響を与える三滝川、海蔵川の整備 │具体的取組│  を促進します。 └─────┘ 2)三重県が行う三滝川、海蔵川の整備に必要な準用河川堀川の内水対策を進めます。 (図省略)                  (図省略) 市街地を流れる三滝川。堤防の背後地に家屋が  準用河川堀川における内水対策として 密集しています。               1)放流路の設置2)排水機場の設置3)阿倉川樋門の                        操作規則変更を三滝川分派完成までに行います。 ┌──────────────────────────────────────┐ │重点的横断戦略プラン3) プロジェクト構成                  │ └──────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────┐ │健康で豊かに暮らせる社会を築く取組   │ │  『幸せ、わくわく!四日市生活』   │ │    ~健やかで楽しい人生100年を~  │ └────────────────────┘     四日市市に集まる人々の力を、まちづくりの原動力にする『健康・生活充実都市』                                        の実現に向けて ┌──────────────────┐┌───────────────────┐┌──────────────────┐ │プロジェクト 100歳時代の健康寿命  ││プロジェクト 超高齢社会における   ││プロジェクト WE LOVE 四日市    │ │  01   延伸プロジェクト   ││  02   課題解決プロジェクト  ││  03   もっとわくわく    │ │                  ││                   ││       プロジェクト     │ ├──────────────────┤├───────────────────┤├──────────────────┤ │ 年を重ねても、生き生きと元気に暮 ││ この先、確実に訪れる超高齢社会で  ││ 四日市っていいよね!       │ │らしたい。それには健康づくりが大事 ││は、認知症、孤立化・無縁化、労働力  ││ 多くの市民の皆さんに、そう思っても│ │と分かっていても、きっかけづくりや長││不足など様々な課題が社会全体を悩   ││らえるまちになるために、オール四日 │ │続きは難しいものです。       ││ませます。              ││市で様々な取組を仕掛けます。    │ │ だからこそ、医学や行動経済学など ││ 高齢になっても住み慣れた場所で安  ││ 日常生活の中で幸せ感やわくわく感 │ │の知見を活用し、市民が「自然に」「楽││心して生活できるよう、ICTを活用する││を感じられ、ありたい人生を送ること │ │しみながら」健康づくりに取り組める ││など知恵を絞り、超高齢社会に対応し  ││ができるまちに。そして、人と人のつ │ │仕組みの導入や環境づくりを進め、  ││た社会システムを創る。そのための   ││ながりを大切に、四日市のおすすめ  │ │長寿時代に生活習慣病にならない   ││「挑戦」を、多くの協力を得て進めます。││や良い所を増やしていきます。    │ │「健やかな四日市生活」を推進します。││                   ││                  │ │                  ││                   ││                  │ │      (図省略)       ││      (図省略)        ││      (図省略)       │ │                  ││                   ││                  │ └──────────────────┘└───────────────────┘└──────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────────────────────────┐ │ 人生100年となる超長寿社会において、                                         │ │    「いつまでも元気で活躍でき、暮らしの中で楽しみと幸せを実感できるまちづくり」を進めます。           │ └───────────────────────────────────────────────────────────┘ プロジェクト 100歳時代の                      『幸せ、わくわく!四日市生活』   01   健康寿命延伸プロジェクト               ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 いきいきと活躍できる環境づくり                               │ │                                      健康づくり+まちづくり│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 生涯にわたって健やかな生活習慣を形成し、疾病予防・重症化予防を図ることで │目   的│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    └─────┘ 住み慣れた場所で、いつまでも元気で活躍できる健康なまちをつくる ┌─────┐ 1)暮らしの中で、健康にかかわる情報にふれる機会を増やします。 │具体的取組│ 2)自然と健康づくりに関心をもつきっかけとなるよう、歩くことやからだをうごかすことを積極的に進め、 └─────┘  楽しみながら健康づくりに親しむ環境づくりを進めます。         3)生活習慣病の予防、重症化予防を図ります。 (図省略) (図省略) 健康づくりに関心をもつきっかけとなるよう、楽しみながら自然に歩くことやからだを動かすことが体験できる健康づくり教室、 ウォーキング大会などの多様な事業を実施します。 プロジェクト 100歳時代の                      『幸せ、わくわく!四日市生活』   01   健康寿命延伸プロジェクト               ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 運動・スポーツの習慣化による健康増進                            │ │                                       健康づくり+スポーツ│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 運動・スポーツに親しむきっかけづくりを行うことで │目   的│ 運動・スポーツによる効果的な健康増進を図る └─────┘ ┌─────┐ 1)市内運動施設において体組成計測、体力測定、民間事業者との連携も視野に入れたトレー │具体的取組│  ナー等による運動・スポーツの相談ができる体力測定会を定期的に開催します。 └─────┘ (図省略)                      (図省略) 市内運動施設において、体組成計測や体力測定を行う   体組成計測や体力測定の結果を踏まえ、一人ひとりに 体力測定会をスポーツ推進委員と連携して開催します。  合った運動・スポーツのトレーニングについてアドバイスを実                            施します。 プロジェクト 100歳時代の健康寿命                  『幸せ、わくわく!四日市生活』   01   延伸プロジェクト                   ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 地産地消と食育の推進                                    │ │                                        農業+子育て・教育│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 「農」と「食」に関わる体験や交流の機会を提供することにより │目   的│ 農を通じた地域の活性化、食育の推進を図る └─────┘ ┌─────┐ 1)農作物の栽培・収穫体験や調理体験など地元生産物を活用した体験の場を提供するとともに、 │具体的取組│  生産現場での市民と農家の交流の機会を増やし、市民の食や農業への理解を深めます。 └─────┘ 2)学校給食などへの地元農水畜産物の利用拡大や調理体験・栄養教室などを通じて、          市民の食育を推進します。 (図省略)                        (図省略) (図省略) 農業センターを食育の拠点とし、農業と市民の接点として   学校給食において、地元食材を積極的に取り入れ、生産者との 整備し、農業体験等を行うとともに、農家への食育を進め、  交流も行いながら、素材の良さを引き出した季節感のある献立を 学校給食等への地元農作物の安定的な供給を図ります。    提供します。中学校給食センターにおいて、農業センターと連携し、                              生徒や保護者等が体験学習や調理実習等を行います。 プロジェクト 100歳時代の                      『幸せ、わくわく!四日市生活』   01   健康寿命延伸プロジェクト               ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 オープンエアジム中央緑地                                  │ │                                      環境・景観+健康づくり│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 市のPRや市民の健康増進など、公園の機能強化を図り │目   的│ 都市公園の魅力を高める └─────┘ ┌─────┐ 1)2021年に開催される三重とこわか国体に向けて整備の進む中央緑地に、Park-PFIを活用 │具体的取組│  して飲食店等を設置し、憩いの場を提供して、来外者への四日市市のPRを行います。 └─────┘ 2)中央緑地においてランニング等で利用する人がより快適になる施設を設置し、健康増進を          図ります。 (図省略)                            (図省略) 中央緑地のエントランス部分に、飲食店やランニング・ウォーキング  都市公園に民間の優良な投資を誘導し、本市の財政負担を 利用者に対応した便益施設を設置し、公園の魅力向上・利用      軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便の向 者の健康増進を図ります。                     上を図ります。 プロジェクト 超高齢社会における                  『幸せ、わくわく!四日市生活』   02   課題解決プロジェクト                 ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 次世代高速通信(5G)・IoT・AIを活用した救急業務の                  │ │    高度化と病院連携                                 消防+医療│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 迅速な救急搬送と医療機関の受け入れ体制の確保により、 │目   的│ 1秒でも早く、救える命を救う └─────┘ ┌─────┐ 1)次世代高速通信(5G)とIoTを活用し、現場や傷病者の状況をリアルタイムで消防指令セン │具体的取組│  ターや救命救急センターへ伝送するためのシステム整備、迅速な対応を図るための連携体制を └─────┘  構築します。         2)AI予測で救急車が現場により早く着くシステムの調査研究を行います。 ◎救急現場や救急車内の情報(映像など)を消防指令センターや  救命救急センターに伝送 (図省略)         ネ  (図省略)         (図省略)               ッ               ト  消防指令センター               ワ (図省略) (図省略)   ー  (図省略)               ク 救急現場             救急救命センター 傷病者の状況を消防指令センターや救命救急センターで確認す   過去の救急出動のビッグデータに気象条件などを加味して、人工 ることができるため、病院選定や処置方法の判断など、事前に受  知能(AI)が傷病者の発生を予測することにより、救急車をい 入準備が可能となります。                   ち早く現場へ到着させて、市民の命を救います。 プロジェクト 超高齢社会における                  『幸せ、わくわく!四日市生活』
      02   課題解決プロジェクト                 ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.2 認知症の人にやさしいまちづくりの推進                            │ │                                       福祉+医療+地域活動│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 認知症への理解を深め、早期発見・早期対応できる体制を整備することで │目   的│ 認知症の人が社会の一員として尊重され活躍できる └─────┘ 共生社会の実現をめざす ┌─────┐ 1)認知症に関する地域の理解を深めるための啓発事業を実施するとともに、認知症の人を │具体的取組│  見守り支援する認知症サポーター、認知症フレンズの養成に取り組みます。 └─────┘ 2)認知症の早期発見・早期対応のため、認知症初期集中支援チームによる支援や医療機関          との連携を強化するとともに、自己診断ツールの活用、受診にかかる負担軽減策の導入など、                                                  ̄ ̄ ̄          取組の強化を図ります。           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (図省略) (図省略) プロジェクト 超高齢社会における                  『幸せ、わくわく!四日市生活 』   02   課題解決プロジェクト                 ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 福祉サービスと連携したごみ収集システムの構築                        │ │                                            環境+福祉│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 世帯の実情に合わせたごみ収集体制を整備することで │目   的│ ごみ出しが困難な世帯の地域での生活を支援する └─────┘ ┌─────┐ 1)自力ではごみ出しが困難な世帯を対象として、福祉サービスの担い手と連携したごみ収集 │具体的取組│  システムを構築します。 └─────┘ (図省略)                         (図省略) 高齢化や核家族化の進展により、地域の集積場にごみ出しがで  様々な福祉分野の主体と連携して、ごみ収集体制を構築し、 きない高齢者等の世帯が増加することが予想されます。     地域での生活を支えることで、社会的な孤立を防ぐことにつ                               なげます。 プロジェクト 超高齢社会における                  『幸せ、わくわく!四日市生活』   02   課題解決プロジェクト                 ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 高齢者の安心な暮らしを支える活動づくり                           │ │                                         生活・居住+福祉│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 市営住宅における多世代混住や見守りの拠点づくりにより │目   的│ 超高齢社会でも安心して暮らせる仕組みをつくる └─────┘ ┌─────┐ 1)市内の大学と連携して、高齢化が進む市営住宅の余剰住戸に学生が入居し、高齢者の見守り │具体的取組│  や地域活動等へ参画することで、高齢者の安心な暮らしを支えるとともに学生が社会経験を得ら └─────┘  れる取組を進めます。         2)特に高齢化が進む郊外にある市営住宅の余剰住戸の一部を活用し、地域が主体となって運営          する「交流とたすけあいの拠点」の実現に向けて、四日市市社会福祉協議会の協力のもと、          取組を行います。 (図省略) (図省略) プロジェクト 超高齢社会における                  『幸せ、わくわく!四日市生活』   02   課題解決プロジェクト                 ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.5 グローバル社会に適応する環境づくり                             │ │                                  多文化共生+市民生活+国際交流│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 少子高齢化やグローバル化の進展により外国人市民が増加することに伴い │目   的│ 国籍や文化的背景の違いを豊かさとして生かせる地域社会づくりと └─────┘                          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         国際交流を推進する          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────┐ 1)自治会等と連携し、多文化共生の地域づくりを促進します。 │具体的取組│ 2)情報通信技術の活用等により、日常生活に必要な情報を多言語で効果的に発信します。 └─────┘ 3)就労や就学に向けて必要となる日本語学習の機会を提供します。         4)スポーツや文化イベント等様々な機会を通して異文化への理解を促進します。 (図省略)                    (図省略) 地域活動への外国人市民の参加が進んでいる     令和2年の東京オリンピックにおいて、 ところでは、大切な地域の担い手となっています。  事前キャンプを決めたカナダ体操チー                          ムとの交流写真 プロジェクト WE LOVE 四日市                    『幸せ、わくわく!四日市生活』   03   もっとわくわくプロジェクト              ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.1 スポーツイベントを活用した地域振興モデルの構築                       │ │                           スポーツ+シティプロモーション+地場産業振興│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ スポーツイベントを契機とした地域振興により │目   的│ 効果的なシティプロモーションを推進する └─────┘ ┌─────┐ 1)ハーフマラソンなどにおいて、地域の魅力を発信する取組を実施します。 │具体的取組│ 2)スポーツイベントと共に競技会場全体をイベント会場とした多世代が集うイベントを開催します。 └─────┘ (図省略)                           (図省略) ハーフマラソンの際に、地場産品を振る舞うなどの取組を実施し、  様々なスポーツイベントに合わせ、マルシェなどの開催を行い、 参加者をもてなし、シティプロモーションの土壌を醸成します。   スポーツを契機とした交流人口の増加を図ります。スポーツを                                 知る機会を創出し、ファミリー層を含めた来場者を期待し、新                                 たな四日市の魅力を創出します。 プロジェクト WE LOVE 四日市                 『幸せ、わくわく!四日市生活』   03   もっとわくわくプロジェクト              ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐
    │No.2 魅力ある自然の保全に向けた環境教育の推進                          │ │                                         環境+観光+教育│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 多様な主体が連携して、魅力ある自然を未来に残すために │目   的│ 地域資源の保全に対する意識を高める └─────┘ ┌─────┐ 1)本市に現存する山や川、動植物などの豊かな自然環境を保全し、それを活用したエコツーリズム │具体的取組│          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ └─────┘  の創出に取り組みます。         2)多様な主体が連携した環境教育を推進します。 (図省略)                        (図省略) エコツーリズムの普及により、自然環境の観光資源としての  多様な人が環境活動に興味を持てる教育プログラムの開発 活用だけでなく、住民の地域資源の保全に対する意識を    などにより、ともに学び、考え、行動できる人材の育成を行い 高め、市外へ情報発信します。               ます。 プロジェクト WE LOVE 四日市                    『幸せ、わくわく!四日市生活』   03   もっとわくわくプロジェクト              ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.3 女性による「四日市の魅力」プロデュースと                          │ │    情報発信                          シティプロモーション+産業+生活│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 女性ならではの感性と視点により │目   的│ 新たな四日市の魅力を発掘し、情報発信する └─────┘ ┌─────┐ 1)四日市の魅力に触れ、その魅力のPRを企画する四日市女子会を開催します。 │具体的取組│ 2)四日市で生き生きと暮らす女性の素敵なライフスタイルを紹介するコンテンツを作成し、暮らし └─────┘  を楽しめるまちというイメージを共有し、広く情報発信する仕組みを構築します。 (図省略) (図省略) (図省略)       (図省略) (図省略) プロジェクト WE LOVE 四日市                    『幸せ、わくわく!四日市生活』   03   もっとわくわくプロジェクト              ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.4 若者が集い、楽しさや新しさを体験できるまちづくり                      │ │                                    シティプロモーション+観光│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ 人を惹きつける次世代型のイベント等の開催により │目   的│ 魅力と活力にあふれた賑わいのあるまちを創造する └─────┘ ┌─────┐ 1)若者が集い、生き生きとした賑わいのあるまちとなるよう、ICTなど最先端の技術を活用したイベント │具体的取組│  や競技を開催します。 └─────┘ 2)ご当地キャラクターや音楽など多彩なコンテンツを活用した大規模なイベントを開催し、交流人口の          増を図るとともに、あらゆるメディアを通して全国に情報発信します。 (図省略)                               ┌───────────────┐                                     │┌─────────────┐│                                     ││エレクトロニック・スポーツ││                                     │└─────────────┘│                                     │┌─────────────┐│                                     ││   スラックライン   ││                                     │└─────────────┘│                                     │┌─────────────┐│                                     ││  ロボット競技大会   ││                                     │└─────────────┘│                                     │          の開催など│                                     └───────────────┘ こにゅうどうくんの、これまでのシティプロモーション活動によって得た   若い世代をターゲットとした集客力のあるイベントを開催します。 全国的な知名度を活かしたイベントを開催します。 プロジェクト WE LOVE 四日市                    『幸せ、わくわく!四日市生活』   03   もっとわくわくプロジェクト              ~健やかで楽しい人生100年を~ ┌─────────────────────────────────────────────────┐ │No.5 誘客につなげる多様な資源の活用                               │ │                                 観光+産業+シティプロモーション│ └─────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────┐ まちの良さを「来て・見て・感じて」もらうことで │目   的│ 四日市ファンを増やす └─────┘ ┌─────┐ 1)ビジネスなどで本市を訪れる来訪者に対して、「夜も楽しめるまち」として飲食に加えて、コンビナート │具体的取組│  夜景などの体験型コンテンツの充実を図ります。 └─────┘ 2)本市を訪れる人に向けて、地場産品や特産品など地域ブランドを用いた新たな四日市土産を生み          出し、販売する仕組みを構築します。 (図省略) (図省略) (図省略)       (図省略) (図省略)       来訪者が“四日市の良さ“をテイクアウトし、帰郷地で拡散し       てもらうことで、本市を知り、好きになってもらうきっかけとしま       す。                 第2編 基本計画               第2部 分野別基本政策  四日市市総合計画(2020~2029) 分野別基本政策 体系 ┌────────────┬──────────────────────────────────────┐ │     分野     │                基本的政策                 │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │1. 子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備(P88)           │ │1) 子育て・教育    ├──────────────────────────────────────┤ │            │2. 夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成(P92)              │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │3. 文化・芸術の振興(P98)                         │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │2) 文化・スポーツ・観光│4. スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進(P102)            │ │            ├──────────────────────────────────────┤
    │            │5. 交流を生み出す新たな四日市流都市型観光(P106)             │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │6. 新産業の創出と既存産業の活性化(P110)                 │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │3) 産業・港湾     │7. 農林水産業の活性化(P114)                       │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │8. 産業と市民生活を支える港づくり(P118)                 │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │9. 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり(P122)│ │4) 交通・にぎわい   ├──────────────────────────────────────┤ │            │10. にぎわいの創出と買い物拠点の再生(P126)                │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │11. 豊かな環境の保全と継承(P130)                     │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │5) 環境・景観     │12. ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり(P134)            │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │13. 緑豊かな住空間の形成(P138)                      │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │14. 地域の防災力を高めるまちづくり(P142)                 │ │6) 防災・消防     ├──────────────────────────────────────┤ │            │15. 市民を守る消防救急体制の確立(P146)                  │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │16. 暮らしの空間の高質化(P150)                      │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │17. 地域の力を結集し安心を築く防犯の取組(P154)              │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │7) 生活・居住     │18. 多様な主体の協働による持続可能なまちづくり(P156)           │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │19. ダイバーシティ社会の実現(P160)                    │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │20. 高齢化社会に対応した生活環境の確保(P164)               │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │21. 誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現(P168)            │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │8) 健康・福祉・医療  │22. 住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり(P170)          │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │23. 質の高い医療を安定的に提供する体制整備(P174)             │ ├────────────┼──────────────────────────────────────┤ │            │24. 多様な人権を尊重するまちづくり(P178)                 │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │25. 公共施設の効率的マネジメント(P182)                  │ │都市経営の土台・共通課題├──────────────────────────────────────┤ │            │26. 効果的なシティプロモーション(P186)                  │ │            ├──────────────────────────────────────┤ │            │27. スマート自治体の実現(P188)                      │ └────────────┴──────────────────────────────────────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌──────────┬───────────────────────────┐ │政策1 子育て・教育│やさしく、たくましく、しなやかに生きる力を持った   │ │          │元気な子供が育つまちへ                │ └──────────┴───────────────────────────┘ ┌──────────────┬────────────────────┐ │    基本的政策     │       展開する施策       │ ├──────────────┼────────────────────┤ │              │(1)就学前教育・保育の充実        │ │  基本的政策1      │                    │ │              │(2)放課後等における子どもの       │ │  子どもと子育てにやさしい│  居場所づくり             │ │  まちに向けた環境整備  │                    │ │              │(3)子育て家庭への支援強化        │ │              │                    │ │              │(4)支援の必要な子どもへの        │ │○SDGs17の目標       │  きめ細かな支援            │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                    │ │              │(5)子どもが心身ともに健やかに      │ │              │  成長できる環境の整備         │ │              │                    │ │    (図省略)     │(6)仕事と子育てが両立できる       │ │              │  職場環境の整備            │ │              │                    │ │              │(7)子育て家庭の状況に応じたきめ細かな  │ │              │  子育て支援情報の提供         │ ├──────────────┼────────────────────┤ │  基本的政策2      │                    │ │              │(1)「新教育プログラム」の展開による   │ │  夢と志を持ったよっかいち│   学力・体力の向上          │ │  の子どもの育成     │                    │ │              │(2)「チーム学校」として推進する教育支援 │ │○SDGs17の目標       │                    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │(3)より良い学習環境の整備        │ │    (図省略)     │                    │ │              │                    │ └──────────────┴────────────────────┘ ┌──────────┐┌────────┐ │政策1 子育て・教育││基本的政策 No.1│ └──────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1) 妊娠から出産、産後、子育てまで、子ども一人ひとりの成長に応じた支援が充実し、     安心して子どもを産み育てられる環境が整っている。 (2) 家庭の状況にかかわらず、全ての子どもが健やかに育つ環境が整っている。 (3) 共働き世帯が増加する中、家庭、地域、事業者、行政等が連携し、社会が一体とな     って子育てと仕事を両立できる社会を構築している。 ┌─┬────────────────────────────────────┐
    │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)社会環境の変化に伴う就学前教育・保育の充実や子どもの居場所づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   幼児教育・保育の無償化やさら  なる共働き世帯の増加を見据え、  保育園や幼稚園、こども園等の就  学前教育・保育の提供体制の整備  と質の向上が求められるほか、学   (図省略)  童保育所をはじめとした放課後等  の子どもたちの居場所づくりを、  さらに推進していく必要がありま  す。 (2)子育てに対する身体的・精神的・経済的負担、不安の軽減     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   核家族化の進展等に伴い、子育てにかかる負担や不安、悩みを相談できる人が身近に  おらず一人で抱える保護者も多いことから、気軽に相談できる体制整備や、経済的支援  など、子どもを持つことへのさまざまな身体的・精神的・経済的負担や不安を軽減でき  る取組が求められています  特に、年々増加、複雑化する児童虐待の防止や、発達支援や医療的ケアが必要な子ど  もたちへの支援の強化が重要です。 (3)子どもを取り巻く環境の変化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   子どもたちを取り巻く家庭・社会の環境が変化する中で、基本的な生活習慣の定着や  ネット利用に伴うトラブル防止に取り組むとともに、多くの体験や交流の機会を通して、  子どもたちが心身ともに健やかに育つことができる環境を整えることが必要です。 (4)仕事を持つ人が安心して子どもを産み育てられる環境の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   仕事を持つ人が子育てをしながら、社会において自らの知識やスキルを発揮すること  のできる環境を社会全体で創り上げていく必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)就学前教育・保育の充実     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 働く女性の増加や幼児教育・保育の無償化の影響、今後の人口動態等を見据えた     うえで保育園・幼稚園・こども園における適正な受け入れ枠を確保します。     (重点P40)   2) 教育認定の児童については、公立幼稚園において公的役割を果たしていきます。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     なお、適切な集団規模での教育が困難な園については、認定こども園においてそ      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     の役割を保障していきます。また、こども園においては、必要に応じて教育認定      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     の3歳児の受け入れの検討を進めます。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3) 就学前教育・保育は小学校教育への「学び」につなげるための大切な時期でもあ     ることから、家庭環境等に関わらず全ての子どもが就園できるよう取り組むとと     もに、保育の質の向上と人材の確保に取り組みます。(重点P33)   4) 家庭環境や保護者の働き方が多様化しているなか、子育て家庭の利用状況に応じ     た病児保育室や一時保育、休日保育など多様な保育サービスの充実を図ります。                                   (重点P40) (2)放課後等における子どもの居場所づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 子どもたちが安全・安心な環境で放課後を過ごすことができるよう、学校の校舎     や敷地の積極的な利活用を図るとともに、学童保育の受け入れ枠拡大(重点P40)     への支援に取り組みます。   2) 学童保育所利用者の増加に伴い、運営に携わる地域や保護者の負担が大きく、課     題も多岐にわたっていることから、巡回訪問を実施し、負担や課題の解消に向け     た支援体制の充実を図るとともに、研修体制の充実などによる保育の質の向上、                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     指導員の処遇改善や教育・保育経験者の発掘など人材確保への支援に取り組みま      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     す。(重点P40)      ̄ ̄   3) 子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境の充実を図るため、全市的な施                                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     設であるこども子育て交流プラザといった子どもや親子が安心して活動や交流等      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ができる拠点的な施設の拡充も視野に入れた検討を行います。(重点P34)      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)子育て家庭への支援強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 学校や保育園、幼稚園、こども園、地域団体等にお     ける身近な相談窓口のほか、親子で気軽に交流・相     談できる子育て支援センターや子育て世代包括支援     センター等における相談体制を充実します。      (図省略)   2) 妊娠中や子育て中の人が気軽に集い、育児の不安や     喜びを互いに共有できるサロンの設置や、多胎児家     庭への支援などを行い、子育ての孤立化や不安の解     消を図ります。                  母子健康手帳の交付   3) 子どもを安心して産み、育てられるよう、子どもの医療費や教育費など子育て世                         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     帯の経済的負担の軽減に向けた取組を展開します。(重点P35)      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   4) 妊産婦が安心して妊娠、出産を迎えられるよう、また乳幼児の発育支援と健康の     保持増進のため、妊産婦や乳幼児の健康診査事業の充実を図ります。(重点P35) (4)支援の必要な子どもへのきめ細かな支援     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 子どもの発達支援について、相談支援の充実や関係機関と連携した支援を早期か     ら行うとともに、放課後等デイサービス事業などの利用につなぎ、生活能力の向     上や社会との交流の促進を図るなど、途切れのない支援を行います。また、児童     発達支援センターあけぼの学園においては、地域の中核的な施設として発達支援
                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     が必要な子どもや保護者への支援に取り組みます。また、医療的ケアの必要な子     どもについて、関係機関が連携し、障害の有無に関わらず、全ての子どもがとも     に成長できるよう取組を進めます。   2) 児童虐待への対応として、家庭児童相談室に「子ども家庭総合支援拠点」を設置     するなど、専門職を含む人員体制の強化に努め、在宅支援を中心とした、より専           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     門的な相談への対応や、調査・訪問等による継続的な支援の充実を図ります。(重     点P36)中核市移行後の児童相談所の設置については、効果と経費や人的課題とい         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     った総合的な視点からの検討を進めます。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3) ひとり親家庭等への日常生活支援などに取り組みながら、支援を要する緊急度の     高い子どもに対して適切な支援が行われるよう、部局間の情報共有を図るととも     に、速やかに関係機関につなげます。 (5)子どもが心身ともに健やかに成長できる環境の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 子どもの非行を未然に防止し、有害な環境や情報、犯罪から子どもを守るため、     保護者や学校、関係機関、地域と連携しながら地域ぐるみで子どもを見守る活動     を推進します。また、インターネット等の安全安心な利用の啓発や子どもの生活     リズムの向上に取り組みます。   2) 豊かな人間性を身につけた子どもの育成に向けて、幼少期から質の高い芸術・文     化に触れられる機会を提供するなど、さまざまな体験・交流活動を推進します。     (重点P29) (6)仕事と子育てが両立できる職場環境の整備(重点P41)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 子育て世代が男女を問わず、家庭と仕事の両立ができるよう、市内の事業者に対     し、男性の育児休暇取得の推進や業務効率化による定時退社、産休・育休取得者     の職場復帰支援等の先導的な取組への働きかけを行っていきます。また、従業員     の子育てにかかる負担感を軽減できるようなハード整備への支援を行います。 (7)子育て家庭の状況に応じたきめ細かな子育て支援情報の提供     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 安心して出産・子育てをしていただけるよう、子育て世帯向けの住宅施策や、公     園等の身近な遊び場、公共交通機関等におけるバリアフリーの状況、市立図書館     や博物館等における子育て支援施策など、さまざまな子育て支援や、地域や事業     者等と一体となって子育て世代を応援する取組などの情報を提供します。 ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・社会全体で子どもを育てる視点から、地域ぐるみで子ども│ │         │ を見守り、育てる活動に取り組みます。        │ │         │・児童虐待の早期発見に向け、虐待防止に関する意識を高め│ │         │ ます。                       │ │市民・事業者等が │・子育て家庭が交流できる機会をつくるなど、子育て中の人│ │取り組んでいくこと│ の不安や悩みを和らげるとともに、地域の子育てへの理解│ │         │ を深める活動に取り組みます。            │ │         │・事業者は、従業員が家庭で子どもとのかかわりを深められ│ │         │ るよう配慮するとともに、子育て中の人が働きやすい職場│ │         │ 環境の整備に努めます。               │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬─────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                          │ └─┴─────────────────────────────────────┘ ┌────────────┬─────────┬───────┬─────┐ │    指 標     │   説 明   │ 現状の値  │ 目標値 │ │            │         │       │ 方向性 │ ├────────────┼─────────┼───────┼─────┤ │            │子育て家庭の不安を│       │     │ │            │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │23,500件 │ │子育て支援センターや子育│解消するため、気軽│       │ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ 22,149件  │     │ │て世代包括支援センターに│に相談できる体制を│  ̄ ̄ ̄ ̄  │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(平成30年度)│     │ │おける相談件数     │充実させ、相談件数│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │     │ │            │の増加を図る。  │       │     │ │            │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │       │     │ └────────────┴─────────┴───────┴─────┘ ┌──────────┐┌────────┐ │政策1 子育て・教育││基本的政策 No.2│ └──────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成            ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)これからの社会は、多様で変化が激しく一層複雑化し、解決の道筋が明らかで    ない問題が多く存在する。そのような社会で、子どもが自らの人生を拓き、生    き抜く力を身に付け、さらには他者と協働している。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)複雑化する社会に対する教育のあり方     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     AIやIoTの普及、人口減少や超高齢化、グローバル    化等により複雑化・多様化していく社会において、子    どもが自らの人生を拓き、自分らしく生き抜いていく   (図省略)    ことができるよう、基盤となる学力・体力が身につく    教育環境づくりを進める必要があります。 (2)学校不適応や不登校等への対応     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     いじめ、不登校、発達障害、家庭環境等の子どもを    取り巻く多様な問題が複合している中、全ての子ども    へ学びの場が保障されるために、早期に専門的なスタ   (図省略)    ッフによる対応等が必要となっています。
    (3)学習環境の老朽化や教育のICT化等への対応     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     小中学校施設の多くが今後一斉に更新時期を迎えることになるとともに、全体的    に設備の劣化も進んでいるため、維持管理の転換を図る必要があります。また、先    端技術・教育ビッグデータの効果的な活用とICT環境の整備が進むことへの適切な    対応が求められます。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)「新教育プログラム」の展開による学力・体力の向上(重点P27)      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 読解力育成、論理的思考力育成、英語コミュニケーション     力育成、体力向上、キャリア教育、四日市ならではの学習     (重点P37)の6つの柱で構成する新教育プログラム(P95)     を展開することで、就学前から小学校、中学校へと一貫し   (図省略)     た考え方で子どもたちの学力・体力向上に取り組みます。   2) 小中学校9年間の一体的な指導体制を整え、学びの一体化     を推進し、中学校卒業時の子どもの進路保障、社会的自立     につなげます。   3) 新教育プログラムの効果を最大限に高めるため、教職員の業務を精査し、本市の公                            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     立学校における働き方改革取組方針に基づき、学校業務アシスタントや校務支援シ      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ステムの拡充等により教職員の負担軽減を図り、子どもと向き合う時間の確保に取      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     り組みます。   4) 中核市移行にあたっては、公立小中学校の教職員の研修にかかる事務が移譲される      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ことから、すでに市で実施している研修も含め、一体的・効率的に研修を実施でき、      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市に即した研修内容を盛り込むことも可能になります。新教育プログラムを円滑      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     に実施できるよう研修の充実を図ることはもとより、移行後の研修体系も研究しな      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     がら、中核市移行を見据えた準備を進めます。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)「チーム学校」として推進する教育支援(重点P31)      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 福祉面の支援としてのスクールソーシャルワーカー     (SSW)、心理面の支援としてのスクールカウンセラー     (SC)、法的な側面の支援としてのスクールロイヤー   (図省略)     (SL)といった専門職における支援を結集し、連携し     て課題解決にあたり、子どもや家庭への支援を推進し     ます。特に、本人のみならず家庭に向けた福祉面での         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     支援調整を行うためには、SSWの人材確保・育成が重要      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     であり、その配置についても、早期かつ継続的な対応を実現するため、従来の派遣      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     型から拠点巡回型への転換を図ります。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2) 不登校対策については、改修整備及びセラピストの配置等体制の充実が図られた                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     「登校サポートセンター」を核とした取組を進めます。センターへの継続的な通級      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     につながらない子どもへのアウトリーチ(家庭訪問等)を拡充するとともに、セン      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ターへの相談に至る前の対策として、各中学校における「不登校対応教員」の配置      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     といった不登校対策に取り組みます。      ̄ ̄ ̄ ̄   3) 障害等があっても、合理的配慮のもとでともに学ぶというインクルーシブ教育の推                                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     進に向け、通級指導教室やサポートルームの拡充に加え、特別支援教育支援員や介      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     助員の適切な配置を行うとともに、医療的ケアを受けながら学校生活を送る子ども      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     への医療的ケアサポーターの配置、さらにはサポーターへの専門的な支援等による      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     実施体制の整備に取り組みます。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)より良い学習環境の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 小中学校施設の老朽化対策について、学校施設の長寿命化計画に基づき、事後保全     型から予防保全型への計画     的な維持管理に取り組みま     す。             (図省略)   2) 空調設備について、未整備     である室や更新時期を迎え     ている室への対応について     計画的に環境改善に取り組     みます。   3) エレベーター整備について、小学校における整備について検討を進めるとともに、     中学校給食受入に伴い、中学校における整備に取り組みます。   4) ICT活用による学習環境の整備について、タブレット端末や大型提示装置の配備に     取り組みます。また、ICT支援員を配置し、機器の利点や特徴を生かした効果的な                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     活用を図ります。(重点P28)      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   5) 中学校給食センターの整備について、農業センター敷地内への中学校給食センター     の整備を進め、給食を「生きた教材」として活用し、食育と地産地消を推進します。     (重点P73) ┌─────────┬───────────────────────────┐ │市民・事業者等が │コミュニティスクールや企業との連携授業をはじめ、地域人│ │取り組んでいくこと│材・地域資源として、地域とともにある学校づくりや学校教│ │         │育活動に協力します。                 │ └─────────┴───────────────────────────┘
    ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬────────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │    説 明     │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │            │       │ 方向性 │ ├───────────┼────────────┼───────┼─────┤ │           │全国学力・学習状況調査 │       │     │ │全国学力・学習状況調査│の各教科平均正答率の平 │小6   99.5│小6  102│ │正答率        │均値(全国平均を100と  │中3   100.5│中3  103│ │           │したときの全科目の市平 │(令和元年中)│(図省略)│ │           │均値)         │       │     │ ├───────────┼────────────┼───────┼─────┤ │           │全国体力・運動能力調査 │小5男  100.6│     │ │全国体力・運動能力調査│の体力合計得点(8種目) │小5女  99.1│小5  102│ │合計得点       │の平均値(全国平均を100 │中2男  100.9│中2  103│ │           │としたときの全種目の市 │中2女  101.8│(図省略)│ │           │平均値)        │(平成30年中)│     │ ├───────────┼────────────┼───────┼─────┤ │「学校に行くのは楽しい│全国学力・学習状況調査 │小6   85.0│小6  90│ │と思いますか」に関する│の肯定的回答の割合(%)│中3   84.0│中3  90│ │肯定的回答の割合   │            │(令和元年中)│(図省略)│ └───────────┴────────────┴───────┴─────┘                                                 <参考> ┌───────────────────────────────────────────────────┐ │                  「四日市市新教育プログラム」                   │ │                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                   │ │≪策定の趣旨≫                                            │ │・学校教育活動におけるこれまでの取組をさらに深めるとともに、新学習指導要領への対応や         │ │ Society5.0と称されるこれまでにない社会の到来などの新たな課題に向けて、言語能力、情報        │ │ 活用能力、問題解決能力といった必要な能力を身につけるために、四日市市独自の新たな教         │ │ 育プログラムを策定する。                                      │ │                                                   │ │≪策定のねらい≫                                           │ │・就学前~小学校~中学校の期間において、目指すべき子どもたちの姿を、それらのテーマ(柱)       │ │ 別に整理し、6つのプログラムとして系統的に組み立てることによって、教育的効果を高める。       │ │                                                   │ │⇒ 就学前・小学校・中学校の各教育現場において教職員が共有して指導にあたることで、各         │ │  段階における学びを明確に位置付け、一貫性・連続性を意識することで学びの一体化を実現        │ │  する。                                              │ │                                                   │ │≪6つの柱の構成≫                                          │ │ ┌─┬──────────────────┬──────────────────────────┐ │ │ │柱│    プ ロ グ ラ ム     │         目      的         │ │ │ ├─┼──────────────────┼──────────────────────────┤ │ │ │1│読む・話す・伝えるプログラム    │読解力向上について重点的に指導するとともに、読む・話│ │ │ │ │┌───┐             │す・書くといった活動を通して、学校教育活動全体で言語│ │ │ │ ││読解力│             │活動の充実を図る。それにより、「文章を正確に理解し、│ │ │ │ │└───┘             │適切に表現する資質・能力」を育成する。       │ │ │ ├─┼──────────────────┼──────────────────────────┤ │ │ │2│論理的な思考で道筋くっきりプログ  │本市の強みである算数・数学の力をさらに伸ばすととも │ │ │ │ │ラム                │に、情報活用能力の育成を図る。加えて、プログラミング│ │ │ │ │┌──────┐          │体験等を通してプログラミング的思考を育むなど、これか│ │ │ │ ││論理的思考力│          │らの時代に求められる論理的思考力を育成する。    │ │ │ │ │└──────┘          │                          │ │ │ ├─┼──────────────────┼──────────────────────────┤ │ │ │3│英語でコミュニケーション IN 四日  │就学前から英語に出会い、聞く・読む・話す・書くの4技│ │ │ │ │市!プログラム           │能を統合した言語活動により、発達段階に応じた英語コミ│ │ │ │ │┌────────────────┐│ュニケーション能力を育成し、英語で四日市を語ることの│ │ │ │ ││英語によるコミュニケーション能力││できる子どもたちを育てる。             │ │ │ │ │└────────────────┘│                          │ │ │ ├─┼──────────────────┼──────────────────────────┤ │ │ │4│運動大好き!走・跳・投UPプログ   │体育授業・運動遊び等で十分な運動量を確保し、体力・運│ │ │ │ │ラム                │動能力を向上させる。生涯にわたって健康を保持し、豊か│ │ │ │ │┌───────┐         │なスポーツライフの実現を目的とした運動に親しむ資  │ │ │ │ ││体力・運動能力│         │質・能力を育成する。                │ │ │ │ │└───────┘         │                          │ │ │ ├─┼──────────────────┼──────────────────────────┤ │ │ │5│夢と志!よっかいち・輝く自分づく  │体系的なキャリア教育の取組を通して、子どもたちが自身│ │ │ │ │りプログラム            │の夢や志を実現に向けて「学び続ける」ために、「何のた│ │ │ │ │┌──────┐          │めに学ぶのか」という目的意識や、「学ぶこと」と社会と│ │ │ │ ││キャリア形成│          │のつながりを意識した主体的な学習意欲を持つとともに、│ │ │ │ │└──────┘          │社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力│ │ │ │ │                  │を育成する。                    │ │ │ ├─┼──────────────────┼──────────────────────────┤ │ │ │6│四日市ならではの地域資源活用プロ  │四日市の歴史・文化・自然を活用した教育や、高度なもの│ │ │ │ │グラム               │づくり産業と連携した教育、身近な素材から出発した社会│ │ │ │ │┌──────┐          │参加につながる環境教育を通して、ふるさとに対する誇り│ │ │ │ ││地域への愛着│          │と愛着を育むとともに、四日市を語ることができる「心豊│ │ │ │ │└──────┘          │かな“よっかいち人”」を育成する。         │ │ │ └─┴──────────────────┴──────────────────────────┘ │ └───────────────────────────────────────────────────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌──────────────┬──────────────────────────┐ │政策2 文化・スポーツ・観光│港町としての歴史と文化・スポーツ・観光の息づくまちへ│ └──────────────┴──────────────────────────┘ ┌──────────────┬──────────────────┐ │    基本的政策     │      展開する施策      │ ├──────────────┼──────────────────┤ │  基本的政策3      │(1)文化芸術を担うひとづくり     │ │              │                  │ │  文化・芸術の振興    │(2)市民の文化活動の環境づくり    │ │              │                  │ │○SDGs17の目標       │(3)誇りの醸成とまちの魅力向上    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                  │ │    (図省略)     │(4)文化事業による魅力発信と     │ │              │  市民の文化力向上         │
    ├──────────────┼──────────────────┤ │  基本的政策4      │(1)ライフステージに応じた      │ │              │  スポーツ活動の推進        │ │  スポーツを通じた活気ある│                  │ │  まちづくりの推進    │(2)子どもの体力・競技力の向上    │ │              │                  │ │○SDGs17の目標       │(3)大規模スポーツイベント等の誘致  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                  │ │              │(4)スポーツイベントによる地域活性化 │ │    (図省略)     │                  │ │              │(5)安全で快適なスポーツ施設の整備  │ ├──────────────┼──────────────────┤ │  基本的政策5      │                  │ │              │                  │ │  交流を生み出す新たな  │(1)誘客につなげる多様な資源の活用  │ │  四日市流都市型観光   │                  │ │              │(2)「来てもらう」きっかけとなる   │ │○SDGs17の目標       │  情報発信とおもてなしの充実    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                  │ │    (図省略)     │                  │ └──────────────┴──────────────────┘ ┌──────────────┐┌────────┐ │政策2 文化・スポーツ・観光││基本的政策 No.3│ └──────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】文化・芸術の振興                       ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)未就園・未就学のときから文化芸術に触れる機会があり、次世代の文化芸術の担い    手が育つ環境が整っている。 (2)市民誰もがライフステージに応じた文化活動に取り組んでおり、文化施設も活発に    利用されている。 (3)地域の伝統的な文化遺産が適切に保存継承されている。 (4)本市の文化の魅力を市内外に十分に発信することで都市のイメージが向上し、市民    が誇りに思っている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)文化芸術に関する活動者や鑑賞者の減少     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     近年、文化会館の利用者数、施設区分利用率※ともに減少を続けています。     趣味嗜好の多様性や活動形態の多様化とあわ┌───────┬────┬────┬────┐    せて、文化芸術活動者の高齢化も原因のひとつ│       │2015年度│2016年度│2017年度│    と考えられることから、文化を継承していく担├───────┼────┼────┼────┤    い手の育成が求められています。      │利用者数(人)│ 452,112│ 444,432│ 396,654│                         ├───────┼────┼────┼────┤                         │施設区分   │  62.8│  60.7│  57.5│                         │利用率(%) │    │    │    │                         └───────┴────┴────┴────┘                         ※1日を午前・午後・夜間の3区分にした場合の利用率                         文化会館の利用者数・施設利用区分率(過去3年度) (2)文化施設の維持更新と文化活動の発表を行いやすい場の不足     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本格的なホールを備える文化会館は昭和57年に開館して以来、本市の文化の拠点    施設として広く市民に親しまれています。施設の長寿命化を図るとともに、市民が    誇りを持てる文化施設として、持続可能な市民サービスの提供を目指し、計画的な    設備の更新等に取り組む必要があります。     一方、市民が文化活動を行う場としては、三浜文化会館の開館などにより練習を    行うための施設では一定の充足が見られますが、発表活動を行うために利用しやす    い規模の施設が不足しています。 (3)伝統文化の保存継承     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市には地域で大切に守り継がれている獅子舞や鯨船行事などの無形の民俗文化    財や建造物や仏像などの有形文化財が多数あります。しかし、無形文化財では多く    の地域で、担い手不足による保存継承が危惧されています。四日市の誇りとして魅    力を発信するとともに、次世代へ引き継いでいくための担い手育成などの支援が必    要となっています。 (4)文化の魅力を発信する事業の実施     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     伝統的な文化行事をはじめとする市内のさまざまな芸能が一堂に会する「郷土が    誇る芸能大会」、家族と絆をテーマに全国公募で開催する「全国ファミリー音楽コン    クール」、中心市街地の10数か所を会場に音楽があふれる「四日市ジャズフェステ    ィバル」は、いずれも平成24年に初開催して以来、継続して実施している文化事業    です。     こうした取組により、都市イメージの向上と四日市の名を全国に知らしめるシテ    ィプロモーションと市民への文化の効用をより充実させる必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)文化芸術を担うひとづくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 子どもが未就園・未就学のときから文化に親しむき     っかけとなる機会を提供することにより、次世代の     文化芸術の担い手を育むとともに、豊かな感性や創   (図省略)     造性、コミュニケーション能力のある子どもの育成     にもつなげます。(重点P29)   2) 市民の多様な文化活動をより一層推進するために、きめ細かな相談対応や事業の調     整、人材のマッチングなどを担う人材を育成するとともに、多様な人が文化に興味     を持ち、参画できるような仕組みを構築します。 (2)市民の文化活動の環境づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 将来にわたって誰もが快適に、かつ安全安心に利用できる施
        設として、設備更新をはじめ、アセットマネジメントの考え     方に基づく計画的な修繕・更新により、施設・設備の長寿命     化を図ります。                       (図省略)   2) 市民の多様で活発な文化活動を促し、文化を創造する環境づ     くりを推進するため、音楽や演劇、舞踊等の舞台公演に必要                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     な音響等の舞台装置を備えた市民グループが利用しやすい      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     規模のホールを整備します。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)誇りの醸成とまちの魅力向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 市内の有形無形の文化財を調査・整理し、市指定文化財「旧四日市市役所四郷出張     所(四郷村役場)」のような核となる文化財を周辺の地域資源と関連づけて保存・     活用していくために、文化財保存活用地域計画を策定し、地域の活性化につなげて     いきます。   2) 地域の文化遺産を将来にわたって地域で継承できるよう、保存継承団体のネットワ                                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ークづくりによるノウハウや人材育成手法などを共有することで、保存会単体でな      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     く力を集めた継承に取り組み、豊かなまちづくりと地域への愛着や誇りの醸成を図      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ります。      ̄ ̄ ̄ ̄   3) 地域の文化遺産を観光資源としての活用にもつなげられるよう、将来にわたり適切      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     に保存継承していく構想について調査検討を行います。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (4)文化事業による魅力発信と市民の文化力向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1) 全国公募の音楽イベントや地域の多様な芸能など市民の文化力に光をあてたイベ     ントの開催により、市民が文化に親しむ場を提供するとともに、本市の文化の魅力     を市内外に発信し、シティプロモーションにつなげます。   2) これまでに築いた音楽家とのネットワークを活用し、スキルアップを支援する事業     等を充実させ、市民の文化力の向上を図ります。 ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・文化・芸術を享受する権利を大切にします。      │ │市民・事業者等が │・文化の担い手として自主・自発的、多様で創造的な文化活│ │取り組んでいくこと│ 動を行い、分野や世代を越えた交流を行います。    │ │         │・市民と市とが互いの役割を理解し合って文化を振興し、ま│ │         │ ちの魅力向上を目指します。             │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │              │       │ 方向性 │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │文化芸術活動者の増加を図る │       │     │ │文化会館及び三浜文化│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ため、文化会館及び三浜文化会│ 117,242人  │123,000人 │ │会館における練習室等│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│館における練習室等の利用者 │(平成30年度)│     │ │の利用者数     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │数を増加させる。      │       │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │          │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │発表の場の整備により、市民の│       │     │ │文化事業の後援件数 │文化活動の成果を発表する事 │  123件   │年間150件 │ │          │業が増加し、市の後援件数も増│(平成30年中)│(図省略)│ │          │加する。          │       │     │ └──────────┴──────────────┴───────┴─────┘ ┌──────────────┐┌────────┐ │政策2 文化・スポーツ・観光││基本的政策 No.4│ └──────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進           ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)運動・スポーツを「誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも」、「する、観る、支    える」ことができ、体力づくり、健康づくり、仲間づくりや生きがいづくりに取り              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    組み、活力ある生活が実現できている。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)プロスポーツイベントや全国大会等、市内で様々な大規模スポーツイベントが開催    され、市外から多くの参加者、観戦者が本市を訪れ、まちに活気や豊かさが生まれ    ている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)スポーツニーズの多様化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     近年、健康の維持増進への関心の高ま    り、余暇時間の過ごし方の多様化、高齢    化の進展等による生涯スポーツの重要   (図省略)    性が高まっており、多様化するスポーツ    ニーズに対応した支援や環境整備を推    進していく必要があります。 (2)子どもの運動・スポーツ実施の二極化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        心身の成長に重要である運動・スポーツですが、運動する場やきっかけが不足して    おり、する子どもとしない子どもの二極化が見られます。家族・地域・学校が一体と    なって、子どもの頃から運動・スポーツに取り組む工夫と環境づくりが求められます。 (3)プロスポーツ等トップアスリートに触れる機会の不足     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     運動・スポーツをしない市民のスポーツへの興味や関心を高めるため、トップア    スリートによる魅力的で高度なプレーを目の前で観戦できるプロスポーツ等の機会    の確保が求められます。 (4)スポーツ機運の高まりや新施設への対応     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     東京オリンピックカナダ体操チーム事前キャンプや三重とこわか国体・三重とこ    わか大会の開催によるスポーツ機運の高まりや新施設を効果的にスポーツ振興につ    なげていくことが求められます。 (5)スポーツ活動環境の確保     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     市内スポーツ施設の多くは、築後約40年が経過し老朽化が進んでいます。スポー    ツの実施率向上のために安全に活動できる場としての整備、機能強化等を計画的に    行う必要があります。また、地域スポーツの拠点である学校の運動施設は、利用可    能な時間が限られている等様々な状況があり、より効率的な活用が求められます。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)ライフステージに応じたスポーツ活動の推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)年齢、性別や障害の有無等に関わらず、市民の誰もが、運動・スポーツに親しみを     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    持てる場を提供するため、市民スポーツフェスタや各種スポーツ教室等を開催する    とともに、総合型地域スポーツクラブの活動への支援拡充、ニュースポーツの普及    促進に取り組みます。   2)スポーツ実施率の向上及び心身の健康増進を推進するため、民間事業者を含む関係     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    機関と連携し体組成計測、体力測定やトレーナー等による運動・スポーツの相談等     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ができる体力測定会の定期的な開催に取り組みます。(重点P72) (2)子どもの体力・競技力の向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)子どもの体力向上には、幼児期から体を動かした遊びに取    り組む習慣を身に付けることが重要であるため、幼児教    育・学校教育と連携して、運動・スポーツの楽しさや喜び    を知ってもらう取組を推進します。(重点P30)        (図省略)   2)自分に適したスポーツ種目を判定するスポーツ能力測定会    等の実施とともに、親子や保護者が参加する取組を推進し    ます。   3)競技力の向上を図るため、指導者の養成及び指導力の強化、    スポーツ団体の育成指導、全国大会等の出場者に対する支    援に取り組みます。 (3)大規模スポーツイベント等の誘致     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)多くの市民がトップレベルのプレーを観る機会として、積    極的に大規模スポーツイベントの誘致に取り組みます。さ    らに誘致を推進するため、プロスポーツイベント、スポー    ツ合宿等スポーツイベント対象の支援制度の新設、各種競   (図省略)                           ̄ ̄ ̄ ̄    技に応じた施設整備やスポーツ施設の周辺環境整備に取     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    り組みます。   2)プロスポーツ興行を前提とした施設や広域的な施設の整    備について、関係機関に働きかけ、誘致に努めます。 (4)スポーツイベントによる地域活性化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)新施設や東京オリンピックカナダ体操チーム事前キャンプ、三重とこわか国体・三     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    重とこわか大会の開催によるスポーツ機運の高まり、ボランティアの養成といった     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    レガシー(遺産)を、更なるスポーツ推進により次世代へ継承できるよう取り組み     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ます。     ̄ ̄   2)ハーフマラソン等県外からの参加者も期待できるスポーツイベントの開催につい    て、本市のまちの魅力の発信、地域活性化による経済効果、スポーツ参画人口の拡    大等につながるように関係機関と連携し取り組みます。(重点P80)   3)本市に対する誇りや愛着を醸成し、スポーツ文化の定着、スポーツを通じた地域振    興や情報発信による元気なまちづくりを目指すため、広く市内外での活躍が期待で                             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    きる市内のスポーツ団体との間で連携協定の締結に取り組みます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)安全で快適なスポーツ施設の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)三重とこわか国体・三重とこわか大会開催に向け、円滑な運営に資するよう、本    市開催競技会場を着実に整備します。   2)既存の野球場、テニスコート、四日市ドーム及び温水プール等の大規模改修を実施     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    するとともに、アセットマネジメントの考え方に基づく既存施設改修時には、バリ    アフリー化やLED照明化を推進し、利活用促進や長寿命化を図り、施設の安全・安    心、快適性の向上に取り組みます。   3)平日の昼間に活動することが難しいため、スポーツ実施率の低い社会人等の利用促    進を図るため、地域の運動・スポーツの拠点である学校の運動施設への夜間照明設                            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    備の整備に取り組みます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬────────────────────────────┐
    │         │・心身の健康を意識し、「する、観る、支える」スポーツに自│ │市民・事業者等が │ 主的に取り組みます。                 │ │取り組んでいくこと│・活力向上のため、ハーフマラソン、国体等のボランティア │ │         │ として、大会運営に参画、協力します。         │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬───────────┬──────┬──────┐ │   指 標    │    説 明    │ 現状の値 │ 目標値  │ │          │           │      │ 方向性  │ ├──────────┼───────────┼──────┼──────┤ │市民の週1回以上の運│運動・スポーツの習慣化│      │  65%  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│事業に取り組むことによ│ 49.9%  │      │ │動・スポーツ実施率 │り、運動・スポーツ実施│(平成28年)│(図省略) │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │率を向上させる。   │      │      │ ├──────────┼───────────┼──────┼──────┤ │          │スポーツ施設の整備や大│      │1,300,000人 │ │スポーツ施設利用者数│規模スポーツイベント等│1,140,951人 │      │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│の誘致を図り、施設利用│(平成30年)│(図省略) │ │          │者数を増加させる。  │      │      │ └──────────┴───────────┴──────┴──────┘ ┌──────────────┐┌────────┐ │政策2 文化・スポーツ・観光││基本的政策 No.5│ └──────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】交流を生み出す新たな四日市流都市型観光            ┃ ┃        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)本市「ならでは」の観光資源や市民・事業者・行政によるおもてなしにより、多く    の人が訪れるまちとなっている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)立地優位性と多様な地域資源の活用     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市は、臨海部の工業集積、中心部をはじめとする市街地、計画的に保全されて    きた豊かな自然環境と都市・産業基盤など、多くの資源に恵まれており、また、交    通の要衝としての立地優位性や歴史・伝統に培われた地域資源があります。     一方で、保養、遊覧を目的とした旅行者等で常時人が集ういわゆる“観光地”と    しての地域特性が弱く、「三重県・名古屋都市圏・首都圏在住者による都市に対す    るイメージ調査」(平成29年実施)においても、首都圏の約8割、名古屋都市圏の    約4割の人が本市を訪問したことがないという結果が出ています。 (2)「来てもらう」きっかけづくり      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     近年、外国客船の訪日クルーズが増えるととともに、中部国際空港のLCC(格安    航空会社)向け新ターミナルのオープンにより、国内外からの中部圏を訪れる来訪    者が、今後ますます増加する傾向にあります。さらに、2027年にリニア中央新幹線    が開通し、東京-名古屋間が約40分で結ばれることで、首都圏から中部圏への交    通利便性が飛躍的に高まり、ビジネスによる来訪頻度や観光客の増加に期待が高ま    ります。     このような潜在的来訪者に対して、本市の情報や魅力の効果的な発信、市民・事    業者等のおもてなし意識の醸成を図ることで、来訪者を増やし、新たな交流を生み    出す仕組みを創り出す必要があります。 (図省略) (図省略) ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)誘客につなげる多様な資源の活用(重点P83・84)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)今の四日市を創り上げる礎となった港や定期市、やきもの産地やユネスコ無形文化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    遺産登録された伝統行事など本市ならではの歴史・文化資源の活用に加え、地域に     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    眠る資源の掘り起こしや磨き上げなど、新たな都市型観光の創造に向けた取組を、     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    官民一体となって進めます。また、ICTなど最先端の技術を活用したイベント・競技     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    の開催や情報発信など、若者が楽しさや新しさを体験できるまちを目指します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)ビジネスなどで本市を訪れる来訪者に対して、「夜も楽しめるまち」として飲食に加    えて、コンビナート夜景などの体験型コンテンツを充実させていきます。また、高    速道路や鉄道といった交通利便性の強みを生かし、来訪者が周辺地域へ出向く際の    出発地、あるいは中継地、もしくは周辺地域に出向いた後の目的地として、いずれ    の場合にも本市に滞在してもらえるような仕組みづくりや環境整備に取り組みます。   3)ビジネスやスポーツなどで本市を訪れる人に向けて、伝統と技術が受け継がれてき    た地場産品や豊かな風土の中で育まれてきた特産品など、地域ブランドを用いた新た    な四日市土産を生み出す仕組みづくりを行います。また、この四日市土産を中心市街    地や高速道路SA・PA等において販売できる仕組みを構築します。   4)海・山・川など自然に恵まれた環境を生かし、若者世代やファミリー層などが仲間    で気軽に集い、快適な屋外レジャー活動を楽しめるよう、ニーズの把握や既存施設の    機能向上など、誘客につなげるための手法について検討します。 (2)「来てもらう」きっかけとなる情報発信とおもてなしの充実     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)本市への誘客を促すため、旅行会社や交通・輸送事業者などと連携した観光キャン    ペーンを展開します。さらに、フィルムコミッションを通じた広報活動や、テレビ・    ラジオをはじめ様々なメディアを活用した取組など、幅広い情報発信を行います。   2)市民、事業者等、NPOなど多様な主体が参画・連携し、おもてなし意識の醸成に資す     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    る取組を行うとともに、コンビナート夜景などの観光ガイドやボランティアの人材発
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    掘を行います。あわせて、国内外からの来訪客を円滑に案内できるよう、四日市流の     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    観光地域づくりを行う組織について検討を行うほか、情報の一元化・多言語化や案内     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    サインの図記号化、公衆無線LANの整備によるインターネット環境の利便性向上など、    受入基盤の充実を図ります。 ┌─────────┬──────────────────────────────┐ │         │・歴史や文化、自然、食べ物など、四日市が持つ地域資源を、それ│ │市民・事業者等が │ ぞれの主体が様々な手段で情報発信します。         │ │取り組んでいくこと│・市民一人ひとりが、もてなしの担い手として、来訪者にまた来た│ │         │ いと思ってもらえるよう接します。             │ └─────────┴──────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────┬────────────┬──────┬──────┐ │ 指 標  │    説 明     │ 現状の値 │ 目標値  │ │      │            │      │ 方向性  │ ├──────┼────────────┼──────┼──────┤ │      │本市観光・レジャー施設等│805,511人  │1,000,000人 │ │年間入込客数│のほか、イベント等による│(平成30年)│(図省略) │ │      │年間の来訪客数     │      │      │ └──────┴────────────┴──────┴──────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌─────────┬────────────────────────────┐ │政策3 産業・港湾│人とアイデアが融合し、新たな価値が創造されるまちへ   │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─────────────┬───────────────────┐ │    基本的政策    │       展開する施策      │ ├─────────────┼───────────────────┤ │             │(1)企業・事業誘致、投資促進      │ │  基本的政策6     │                   │ │             │(2)AI、IoT等の新技術の導入、人材の育成│ │  新産業の創出と    │                   │ │  既存産業の活性化   │(3)中小企業・地場産業の振興      │ │             │                   │ │○SDGs17の目標      │(4)新たな価値を創出するサービス産業や │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │  起業家への支援           │ │             │                   │ │   (図省略)     │(5)だれもが働きやすい環境づくり    │ │             │  への取組              │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策7     │                   │ │             │(1)担い手農家の育成・支援       │ │  農林水産業の活性化  │                   │ │             │(2)生産基盤・生産環境の整備      │ │○SDGs17の目標      │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │(3)生産振興・産地育成         │ │             │                   │ │             │(4)地産地消の推進           │ │   (図省略)     │                   │ │             │(5)農地の保全・有効活用        │ │             │                   │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策8     │                   │ │             │                   │ │  産業と市民生活を支える│(1)四日市港の総合的な機能再編と    │ │  港づくり       │  機能強化              │ │             │                   │ │○SDGs17の目標      │(2)港町ならではの魅力的な都市空間と  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │  交流拠点の形成           │ │   (図省略)     │                   │ │             │                   │ └─────────────┴───────────────────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策3 産業・港湾││基本的政策 No.6│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】新産業の創出と既存産業の活性化                ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)日本を代表する産業都市として、活発な投資や新たな企業の立地により雇用が生ま    れ、IoTやビッグデータ等の新技術を活用し生産性が向上するとともに、中小企業    の新たな事業展開により、地域経済に活力が生まれている。 (2)第4次産業革命のイノベーションを受け、都市型産業が集積しているとともに、    生活関連サービス産業が充実し、働きやすく暮らしやすい環境になっている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)将来に向けた投資の促進と誘導     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     産業都市である本市は、臨海部に石油化学コンビナート、内陸部に世界最先端の    半導体メモリ工場を始め、多様な企業が集積しています。近年、中心市街地には、    徐々にIT企業や情報処理を行う企業等の立地やAMIC、三重大学・東京大学の各サ    テライトも入居する施設がオープンしました。さらに、本市周辺では東海環状自動    車道や北勢バイパスなどの高規格道路網の整備が進み、各方面から本市へのアクセ    スの飛躍的な向上が図られており、雇用や人口の増加につながる産業振興が期待さ    れています。このような機会を捉え、本市の強みである「ものづくり」の基盤をさ    らに強靭なものにするために、成長分野を含む新たな企業の誘致や投資の促進、産    学官拠点を生かし、付加価値の高い産業を促していく必要があります。 (2)ものづくり産業のスマート化
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     少子高齢化・人口減少が急速に進行する中で、本市の産業界においても人手不足    を克服し、生産性を向上させることが課題となっています。例えば、AI、IoTなど    の先進技術の導入による労働負担の軽減や集約されたビッグデータを活用した生産    効率の向上を図るスマート化への取組が必要となります。 (3)中小企業・地場産業の活性化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     人口減少は消費需要を中心とする国内市場の縮小要因となり、中小企業・小規模事    業者が持続的に成長・発展していくためには、国内での販売力強化や、成長する海外    市場も視野に新たな販路の開拓が求められています。     本市の代表的な地場産業である四日市萬古焼の主要な製品として、土鍋、急須が挙    げられますが、食生活の変化や核家族化により生産量が減少しています。 (4)新たなサービス産業の振興     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     第4次産業革命の実現に向け、ものづくり産業の集積に加えて付加価値の高いサ    ービス業への進化による新たな技術やサービスが生まれることが期待されています。    一方で、多様な働き方への変化とともに、少子高齢化に伴う医療・福祉サービスな    どの需要が拡大しており、その対応も図る必要があります。 (5)雇用環境の充実     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     人手不足感が強い中小企業・小規模事業者においては、人材の確保に向けて職場環      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    境や待遇の改善など「魅力ある職場づくり」が求められています。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     具体的には、就労を求める若年者や高齢者、外国人等の働く場の確保や、障害者雇      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    用における職場定着が課題となっており、就業・雇用の促進に向けた取組が必要です。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     また、家庭生活と仕事の両立のために、子どもが小さい時や家族の介護など働く人      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    個々の状況に合わせた働き方ができるよう、社会全体で環境整備が求められています。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)企業・事業誘致、投資促進(重点P43)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)本市への進出を希望する事業者の立地が迅速に進むよう、ワンストップサービスで     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    必要な手続や調整ができるよう取り組むとともに、本市の土地利用計画と整合をと     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    った企業立地誘導を図ります。また、新たな投資を呼び込むため、企業と行政のプ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ラットフォームにおける意見交換を通して、企業ニーズを把握し、必要な対策を図     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ります。     ̄ ̄ ̄ ̄   2)企業立地に必要な環境整備として、工場立地法の新たな運用の中で、工場周辺の地     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    域の住環境との調和を目指し、一定の条件下の工場敷地外を緑地とみなせる敷地外     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    緑地制度の構築や緑地率の緩和など立地に必要な環境整備を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)本市産業が競争力を確保し、持続的な発展を遂げていくため、企業の投資を支援す                                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    る企業立地奨励金、民間研究所立地奨励金において、CO2削減に向けた水素等新エ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ネルギー利活用事業や物流業など対象事業の追加や、AI・IoT等を導入するスマー     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ト工場、新燃料への転換、市外からの新規立地や物流拠点施設など重点事業の拡大     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    等の見直しを図ります。(重点P55)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)AI、IoT等の新技術の導入、人材の育成(重点P44)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     特に製造業では、今後IoT等の新技術の導入が進み、入手したデータを有効活用で    きるデータサイエンティスト等の育成が必要となることから、大学等関係機関と連携    しながらAI、IoT等の新技術の導入や人材育成の支援に取り組みます。さらにデータ    解析等を得意とするIT企業の誘致に向けた新たな支援策についても検討を行います。 (3)中小企業・地場産業の振興     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)新技術・新商品の開発や、国内外の販路開拓に意欲的に取り組む中小製造業者を積     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    極的に支援するとともに、国際展開を目指す市内企業に対し、経済交流関係にある     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    都市の最新情報の提供や現地の行政機関への働きかけを行うなど、競争力のある企     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    業の創出を促します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)人材確保に苦慮する中小企業に対して、市内外の就職フェアへの出展等様々な取組     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    を支援します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)後継者難に伴う事業承継問題に直面する事業者に対して、関係機関と連携して相談     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    機能の充実を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   4)市民・観光客が「四日市萬古焼」等の地場産品に触れる機会を増やすため、例えば、            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    市内飲食店・宿泊施設において四日市萬古焼の器で食事を楽しめるような機会の提     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    供を支援する等の取組を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   5)地場産品の販路開拓にあたり、自社の商品開発または改良、商品カタログ、海外展
       開用へのパッケージデザイン変更等の開発に関する支援を行います。   6)近鉄四日市駅前に立地するじばさん三重の利便性を生かし、北勢地域の地場産業の    情報発信拠点としての機能を充実していきます。 (4)新たな価値を創出するサービス産業や起業家への支援        (重点P50)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)システム開発等を通じて高い付加価値を生み出すサービス業(都市型産業)の振興    に向けて支援策の充実を図るとともに、地域社会の変化に即した医療・福祉などの    生活関連サービス産業の振興にも取り組みます。   2)新たな事業創出や新分野進出への挑戦を目指す起業家支援のほか、市内で活躍する     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    新たな担い手を創出し、女性の起業家育成支援についても取り組んでいきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)だれもが働きやすい環境づくりへの取組(重点P41)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市内事業所に対し、働き方改革の周知・啓発を推進するため、セミナー等を開催し     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ます。   2)障害者の雇用促進・職場定着を図るため、障害者を雇用している、または雇用を考    えている事業主に対する支援の実施やセミナー等を開催します。   3)若年者や就労意欲の高い高齢者及び外国人労働者の就労支援に取り組みます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   4)子育て世代にとって、男女を問わず柔軟な働き方ができるよう、就業規則の見直し     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    を図ろうとする中小企業に対し支援を行います。さらに、職場内に女性専用のトイ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    レや更衣室、さらには子どもの遊び場スペースを設置するなど、働きやすい環境づ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    くりのための施設整備を行う中小企業に対して支援を行います。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬──────────────────────────────┐ │市民・事業者等が │・事業者は操業環境の先進化や効率化を目指し、最新技術の導入な│ │取り組んでいくこと│ どに取り組んでいきます。                 │ │         │・事業者は障害者等就労困難者の雇用に取り組んでいきます。  │ └─────────┴──────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬─────────┬───────┐ │   指 標    │     説 明      │  現状の値   │  目標値  │ │          │              │         │  方向性  │ ├──────────┼──────────────┼─────────┼───────┤ │          │1年間(1~12月)における製 │ 2兆5,735億円  │ 前年以上  │ │製造品出荷額等及び │造品出荷額等及びその全国都 │ (平成28年)  │       │ │全国都市順位    │市順位           │   13位    │ (図省略) │ │          │              │ (平成28年)  │       │ ├──────────┼──────────────┼─────────┼───────┤ │企業立地奨励金指定事│企業立地奨励金の対象となる │   91件    │  100件   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄    │   ̄ ̄ ̄  │ │業の指定件数    │事業の指定件数       │(平成21~30年度)│ (図省略) │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │ ├──────────┼──────────────┼─────────┼───────┤ │          │四日市市、四日市商工会議所、│         │       │ │          │楠町商工会、三重県信用保証協│         │       │ │四日市志創業応援隊の│会、日本政策金融公庫、三重北│   18件    │  21件   │ │支援による創業件数 │勢地域地場産業振興センターで│ (平成30年度) │       │ │          │構成される「四日市志創業応援│         │ (図省略) │ │          │隊」による創業件数     │         │       │ ├──────────┼──────────────┼─────────┼───────┤ │          │              │         │法定雇用率以上│ │          │              │         │現状:2.2%  │ │市内における民間企業│四日市市内の民間企業の障害者│   2.29%   │令和3年4月ま │ │の障害者雇用率   │実雇用率          │ (H30.6.1現在) │でには2.3%に │ │          │              │         │引き上げ予定 │ │          │              │         │ (図省略) │ │          │              │         │       │ └──────────┴──────────────┴─────────┴───────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策3 産業・港湾││基本的政策 No.7│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】農林水産業の活性化                      ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)生産だけでなく加工や販売など、農業をビジネスとして捉えて経営する農家が増え    ている。 (2)農水畜産業の生産基盤の整備が進み、安定した生産環境が整っている。 (3)安心・安全で高品質な地元農水畜産物に対する市民の理解が進み、購入する機会が    増えている。 (4)生産基盤となる農地が耕作されるとともに、農地の多面的機能が発揮されている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)農業経営の改善     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     農業所得の向上のため、生産だ    けでなく加工や販売まで農家が    手掛ける「6次産業化」を奨励し    ていますが、取組農家は一部にと   (図省略)    どまっています。ほとんどの農家    は家族経営であり、生産以外の部    門に取り組む余裕がない状況にあ    ります。
    (2)農水畜産業の生産環境整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     担い手農家への農地の集積は    徐々に進んでいますが、圃場が点在していることや区画が狭小なため作業効率が悪    くなっています。また、井堰や取水ゲートなど農業用取水施設の老朽化が進んでい    ることに加え、農家の高齢化により取水施設の操作が大きな負担となってきていま    す。     さらに、イノシシ、シカの生息域が拡大しており、農作物被害への対応策が求め    られています。一方、漁港内施設の老朽化が進んでいることから、計画的な整備が    必要となります。 (3)産地の育成     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市の特産品として「お茶」は知    名度もあり産地形成をしていますが、    それに続く品目が形成されていませ    ん。また、主食となるお米は生産調   (図省略)    整に取り組んでいることから、作付    けされない水田もあり農地が十分活    用されていない状況にあります。限    られた農地を有効に活用するために、地域としてまとまった作付け計画が必要であり、    産地形成に向けて一体的に取り組んでいくことが求められています。なお、流通の拠    点である食肉センター・食肉市場は、施設の老朽化と衛生対策が課題となっています。    また、北勢地方卸売市場についても民営化から10年が経過し、施設の老朽化対策が    必要となっています。 (4)地産地消     ̄ ̄ ̄ ̄     地元農水畜産物の消費拡大に向けて、産地訪問ツアーや調理教室、食育体験、学    校給食への地元食材の利用拡大などを行ってきましたが、取り組む農家が限られて    おり、裾野が広がっていない現状にあります。また、地域が主体となって行う食育    体験の補助制度を設け活動を支援していますが、取組数は限られており、拡大して    いないことから支援の方法を含め見直す必要があります。 (5)農地の保全・有効活用     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     農家の高齢化が進んでいることもあり、今後も耕作放棄地の発生が懸念されます。    耕作放棄地の解消については、農地の復元に対する支援を行っており、毎年2~3ha    の農地が復元されていますが、耕作の受け手となる農家が不足しています。新規就    農や規模拡大など、農地を求める人と農地を結び付ける制度を効果的に機能させる    ことが必要です。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)担い手農家の育成・支援(重点P45)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)6次産業化への取組を促すため、家族経営協定の締結や経営の法人化、農家グループ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    の組織化など経営の分業ができる体制づくりが必要であることから、意識向上の啓発     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    やスキルアップセミナーなどを開催し、経営体制の見直しを促していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)GAP、HACCPへの取組を奨励し、生産物の品質向上や経営コストの削減につなげるほか、    農業のビジネス化への意識を高め、多様な産業が展開する本市の特性を生かし、農商    工連携に向けた機会を創出していきます。   3)農福連携による障害者の働く場としての視点から農業を捉え、雇用のマッチングを図    ります。 (2)生産基盤・生産環境の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)農地の集積・集約化を進め作業効率の向上を図るとともに、農業水利施設等の点検整    備を進め、施設の老朽化に対応していきます。   2)地域の農地や農業用施設などの農業資源を地域全体で認識し計画的に管理していく     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    必要があるため、「地域農業づくりプラン(人・農地プラン)」の策定を進め、農地を     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    維持・保全できる体制づくりを促すとともに、プランに基づいた活動や整備を支援す     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    る仕組みを構築し、地域農業の維持を図ります。   3)農地の環境保全や防災機能などの多面的機能を発揮させるため、地域全体で取り組む     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    農地の維持活動を促すとともに、森林や里山の維持活動を支援し、異常気象や野生鳥     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    獣に対応できる強い集落づくりを進めていきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   4)水産業では、漁港の長寿命化計画に基づいた整備を進めていきます。 (3)生産振興・産地育成     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)新たな本市の特産品となる農作物や加工品の作出に向けて、農家や関係機関の意見を    取り入れながら産地育成に取り組んでいきます。   2)AI、IoT等情報通信技術を活用し、農業の効率化、省力化を図り、先端技術を取り入     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    れた四日市の農業のイメージを定着させるべく戦略を展開していきます。(重点P58)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     また、食肉センター・食肉市場、北勢地方卸売市場は、流通の要となる施設であり、         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    産地戦略を進める中で重要な役割を担っています。食肉センター・食肉市場について     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    は、施設や設備はアセットマネジメントにより長寿命化対策をとっていくとともに、     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    今後は衛生面での強化対策について、関係者と協議し充実を図っていきます。北勢地     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    方卸売市場は、開設から40年が経過し施設の老朽化対策が必要となっており、卸売     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    市場法が改正され、開設者の自主的な運営が重視されるようになったことから、開設     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    会社の今後の運営方針を受けて、関係3市で協議を行い施設整備の対策を検討してい
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    きます。     ̄ ̄ ̄ ̄ (4)地産地消の推進(重点P73)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)地元農水畜産物の魅力を発信するため、市民を対象に生産現場での農家との交流の機     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    会を増やしていきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)市内外に地元産品をアピールするための機会を設け、生産者も一緒にPRできるツー     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ルの開発に取り組むとともに、販路開拓に向けた取組を支援していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)農業への理解を深めるため、再整備する農業センターを食育体験の拠点とし、栽培・     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    収穫から調理体験まで、地元農産物に触れる体験の機会を設けるほか、農家への食育     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    も進め、給食への地元食材の利用拡大を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)農地の保全・有効活用(重点P64)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)遊休農地の発生防止・解消のため、農地復元支援などを継続するとともに、農地の集    積・集約化を一体的に進めるため、農地の貸し借りを仲介する仕組みとして整備した    「農地バンク」について、国が推進する「農地中間管理機構」との棲み分けも含め、    その運用について見直していきます。   2)優良農地の保全・有効活用については、農地周辺の環境変化等を考慮し、農業振興を     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    図る地域を定めた農業振興地域整備計画の見直しの中で検討していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬──────────────────────────────┐ │         │・農家は自らの経営内容を見直し、品質向上、販路拡大、コスト策│ │         │ 減など経営改善に向けた取組を進めます。          │ │市民・事業者等が │・地域が一体となって農地の現状を把握し、担い手の位置づけや共│ │取り組んでいくこと│ 同施設の維持管理などへの取組を行います。         │ │         │・農家や住民は自主的に鳥獣被害防止、農地・農道・用排水路・取│ │         │ 水施設の維持管理に取り組みます。             │ └─────────┴──────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │              │       │ 方向性 │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │農地の保全・有効活用を図ると│       │ 80%  │ │認定農業者等担い手農│ともに、農家経営の効率化を図│  36%   │     │ │家への農地の集積割合│るため、地域の担い手農家への│       │(図省略)│ │          │農地の集積化を進める。   │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │地域で一体となった作付け計 │       │     │ │地域で計画的に作付け│画を立てたり、特産品づくりに│       │ 30件  │ │や特産品づくりに取り│取り組むことが農地の集積や │   -   │     │ │組む集落数     │利水、施設の維持管理の効率化│       │(図省略)│ │          │につながる。        │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │農業産出額     │農業生産活動が活発化し、作付│ 86.9億円  │89.5億円 │ │(農林水産省推計値)│け面積、出荷量が拡大すれば農│(平成29年度)│(図省略)│ │          │業経営の安定化につながる。 │       │     │ └──────────┴──────────────┴───────┴─────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策3 産業・港湾││基本的政策 No.8│ └─────────┘└────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │【基本的政策】産業と市民生活を支える港づくり                │ └──────────────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)四日市港が、日本の代表的な国際拠点港湾として多様なものづくり産業の成長と発    展を物流面で支えるとともに、大規模地震に対応する強靭な港となっている。 (2)臨海部に文化的資源や景観等を活用した港町ならではの魅力的な都市空間が形成さ    れ、四日市港が、人が集い、行き交う、世界をつなぐ交流拠点として機能している。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)四日市港を取り巻く物流需要の変化への対応     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     四日市港における物流需要の約9割を取り扱    う霞ヶ浦地区では、バイオマス燃料やオイルコ    ークスなどのエネルギー関連貨物の新たな受け   (図省略)    入れや、完成自動車の輸出再開やコンテナ貨物    の取扱量の増加により、混雑に拍車がかかって    います。     さらに、平成30年度には、臨港道路霞4号幹線(四日市・いなばポートライン)、    新名神高速道路、東海環状自動車道(大安IC~東員IC)が開通し、四日市港への交    通利便性が飛躍的に向上したため、今後の物流需要が高まることが見込まれます。     また、コンテナターミナルが北ふ頭と南ふ頭に分散し、非効率な配置となってい    ることやコンテナ専用の耐震強化岸壁がなく災害時に物流機能を確保できない状況    にあることに加え、施設の老朽化も課題となっています。     四日市港の物流機能の強化を図り、市内企業の国内企業や諸外国との積極的な商    取引環境を整備することは、本市の産業・経済を活性化し、グローバル化を進める    上で重要であり、霞ヶ浦地区を起点に、国際拠点港湾として伊勢湾全体の競争力強    化を図る総合的な機能再編と機能強化に踏み出す必要があります。
    (2)人が集い、行き交う、まちづくりと一体となった港づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     近年では国内外のクルーズ船の寄港回数が増え、四日市市と世界をつなぐ交流の窓    口として、四日市港の認知度や役割が高まりつつあります。     こうした状況をシティプロモーションや国際交    流の機会と捉え、官民一体となって、クルーズ船    の受入れを推進してきましたが、とりわけ、四日    市港発祥の地である四日市地区では、市街地に近   (図省略)    い利点と文化的資源や景観等を生かした憩いの場    として、いつでも市民や来訪者が港に立ち寄って    楽しめる魅力的な空間づくりを進めるなど、より    一層、本市の魅力を高めていく必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)四日市港の総合的な機能再編と機能強化(重点P46)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)霞ヶ浦地区において、コンテナ取扱機能を移転・    集約化することで一層の効率化を図るとともに、    大規模地震発生時においても海上コンテナ物流機     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    能を維持するため、国・県・四日市港管理組合と     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                (図省略)    連携して、新たな耐震強化岸壁を備えた施設整備    を促進します。   2)岸壁の新規整備の進捗に合わせて、コンテナター    ミナルの再配置やバルク貨物等の混雑解消に向け    た関係者の取組を支援します。   3)老朽化した港湾施設の計画的な更新や修繕、南海トラフ地震等の大規模地震や津波、     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    高潮、波浪等に対して、臨海部の住民や企業の安全・安心を確保するための海岸保     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    全施設整備を促進するため、四日市港管理組合等との連携を強化します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   4)船会社がコンテナ定期航路サービスを安定して維持することができ、さらには新た    に航路を開設することができる貨物量を確保するため、「四日市港利用促進協議会」    を核とし、県・四日市港管理組合、さらには近隣自治体や経済団体等とも連携を図    りながら、官民一体となったポートセールスを荷主企業に対して行います。 (2)港町ならではの魅力的な都市空間と交流拠点の形成(重点P61)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)四日市港発祥の地である四日市地区の再生に向けて、国・県・四日市港管理組合・     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    地元経済界・港湾関係者と共に、この地域一帯の魅力や価値を高めるエリアマネジ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    メントの視点を持ち合わせた、港まちづくりを具体化していくための根幹となる構     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    想やガイドライン等を策定します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)中心市街地に近い四日市地区に人の流れと交流を生み出すため、四日市港管理組合    と連携して、クルーズ客船等の受け入れ環境を向上するための港湾施設整備、トイ    レ・駐車場などの関連施設整備を促進するとともに、集客の拠点となる民間施設の    誘致や再開発などについても関係者と連携して推進します。   3)末広橋梁や潮吹き防波堤などの歴史的・文化的資源や運河など、港ならではの資源    と景観を活用した、歩いて楽しめる空間づくりや環境整備に取り組むとともに、中    心市街地からのアクセス向上を図ります。 ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・事業者は、戦略的なポートセールスの実施による集荷対策│ │         │ と航路サービスの維持・拡充に努めます。       │ │         │・事業者は、港湾物流の効率化を図るため、先端技術を活用│ │         │ したAIターミナル等の導入に向けた検討を行います。  │ │         │・事業者は、産業部門の温室効果ガス排出量削減に向けた取│ │市民・事業者等が │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │取り組んでいくこと│ 組を積極的に推進するとともに、港の環境対策としてLNG │ │         │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │         │ 燃料の活用を促進します。              │ │         │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                  │ │         │・市民や観光客は、ゴミの持ち帰りなど港湾エリアの環境や│ │         │ 美観の維持に努めます。               │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │              │       │ 方向性 │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │四日市港において1年間(1月 │       │     │ │外貿コンテナ貨物  │~12月)に取り扱う外貿コンテ│ 205,547TEU │250,000TEU│ │取扱量       │ナ貨物の量(20フィートコンテ│(平成30年) │     │ │          │ナに換算したコンテナの個数)│       │(図省略)│ │          │の増加を図る。       │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │四日市港で開催されるイベン │       │     │ │四日市港への来港者数│トの参加者数、公園・緑地等の│ 152,562人  │160,000人 │ │          │利用者数及び展望展示室の入 │(平成30年度)│(図省略)│ │          │場者数の増加を図る。    │       │     │ └──────────┴──────────────┴───────┴─────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌───────────┬──────────────────────────┐ │政策4 交通・にぎわい│誰もが使いやすい交通手段が整い、次々と新しい人が  │ │           │訪れ、新たな出会いが生まれるまちへ         │ └───────────┴──────────────────────────┘ ┌──────────────┬────────────────────────┐ │    基本的政策     │         展開する施策         │ ├──────────────┼────────────────────────┤
    │  基本的政策9      │                        │ │              │(1)公共交通ネットワークの維持・再編と      │ │  次世代モビリティ・   │  公共交通分担率を高める取組          │ │  システムの構築を通じた │                        │ │  新たなネットワークづくり│(2)新技術の活用                 │ │              │                        │ │○SDGs17の目標       │(3)円滑な市民生活と産業を支える         │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │  道づくり                   │ │    (図省略)     │                        │ │              │                        │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │  基本的政策10     │                        │ │              │                        │ │  にぎわいの創出と    │                        │ │  買い物拠点の再生    │(1)中心市街地の活性化              │ │              │                        │ │○SDGs17の目標       │(2)買い物拠点の維持・再生            │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                        │ │    (図省略)     │                        │ │              │                        │ └──────────────┴────────────────────────┘ ┌───────────┐┌────────┐ │政策4 交通・にぎわい││基本的政策 No.9│ └───────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)都市機能が集積する中心市街地と居住地や就業地を結ぶ公共交通ネットワークが形    成され、マイカーに依存せず、歩いて暮らせるまちとなっている。 (2)鉄道駅や、その周辺がバリアフリー化され、運転免許を返納した高齢者や障害者等    も安心で便利に暮らせるようになっている。 (3)広域幹線道路から、中心市街地や産業地等の拠点をつなぐ道路ネットワークが形成    され、活発な経済活動を支えるとともに、通勤時等の渋滞が解消されている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)人口減少・高齢化が進む中での移動手段の確保     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     人口減少や高齢化の進展による移動の減少により、公共交通の維持が困難となる    ことが懸念されています。特に、郊外住宅地からの通勤需要の減少に伴い、バス利    用者数は大きく減少しており、公共交通ネットワークの維持が困難になっています。     現在の移動手法としては、自動車交通への依存度が高く、慢性的な道路渋滞が発    生している等、交通環境の改善が求められています。     一方、高齢者世代に視点を移すと、運転免許返納が進んでおり、自動車に替わる    高齢者の移動手段の確保が求められています。     これらの課題に対応するために、移動における公共交通の分担率を高める必要が    あります。 (2)次世代モビリティ・システムの構築     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     国の「未来投資戦略2018」において次世代モビリティ・システムの構築等が位置    付けられ、自動運転システムの技術開発が進み、全国各地で公道での走行実験が実    施されています。また、民間企業等において、MaaS(Mobility as a Service)など    新たなモビリティサービスの提供に取り組む動きが活発化しています。 (3)道路交通の現状     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     臨海部の国道1号、23号や国道477号バイパス端部の久保田橋や日永八郷線等の    中心部周辺においては依然渋滞が発生し、経済活動が阻害されているとともに、機能    拡充が進んだハイテク工業団地周辺では、通勤需要の増大による新たな渋滞も発生し    ています。     一方、広域を結ぶ高規格道路では、東京─名古屋─大阪経済圏域のダブルネットワ    ーク化を図る新名神高速道路や高速道路にアクセスする国道477号バイパスが開通    するとともに、東海環状自動車道や北勢バイパスの整備が進められており、多様な企    業が集積する本市においては、今後も輸送性の向上による大きな経済効果が期待され    ています。     また、高度経済成長期に整備された道路や橋梁が、一斉に更新時期を迎える中で、    市民からは、歩行者の視点に立った道路の改良や高齢者・障害者に配慮した段差の    解消、児童生徒の通学路や未就学児の園外活動経路における交通安全対策など、安                                         ̄    心・安全な道路空間の整備が求められています。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)公共交通ネットワークの維持・再編と公共交通分担率を高める取組     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)輸送力や定時性に優れる鉄道網を維持するとともに、バスやタクシー等の公共交通    が相互に連携し、都市機能が集積する中心市街地を中心とした効率的な交通ネット    ワークを構築します。   2)リニア中央新幹線開通の効果を最大限享受できるよう、近鉄四日市駅やJR四日市    駅周辺等において駅前広場や歩行空間等の整備を進めるなど、本市の玄関口の交通    結節機能を強化する(重点P48)とともに、郊外部の商業施設や駅などから基幹的な    公共交通に快適に乗り換えができるような交通結節点の整備に取り組みます。    (重点P52)   3)鉄道の安全性の強化を図るため、四日市あすなろう鉄道の計画的な更新等を進める    とともに、民間鉄道事業者が行う施設更新や老朽化対策等の支援を行うほか、駅施    設のバリアフリー化や駅周辺の整備等を進め、誰もが利用しやすい環境を構築しま    す。   4)公共交通不便地域における交通手段の確保に向けて、地区の特性にあわせ、駅から                             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    自宅等、端末交通としてのラストワンマイルの合理的な移動手段として従来からの     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    徒歩、自転車に加え、デマンド交通や自動運転技術などの活用について検討を進め
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ます。     ̄ ̄ ̄   5)移動手段を自動車に頼りがちな状態から、公共交通や自転車・徒歩等を含めた多様     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    な交通手段を適度に利用していただくよう必要な整備を行うとともに、環境や健康     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    等に配慮した交通行動を呼びかけていくコミュニケーション施策等を実施してい    きます。〈モビリティ・マネジメント(MM)〉 (2)新技術の活用     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)ICT・IoT技術を活用し、公共交通の安全性・利便性の向上を図ります。   2)近鉄四日市駅-JR四日市駅間等において、新たな技術を取り入れた交通手段の実                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    現に関係者とともに取り組みます。(重点P51)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)端末交通への活用を視野に自動運転等の新技術の導入に取り組みます。   4)移動のニーズに応じ、多様な移動手段をサービスとして提供するMaaSへの対応を進    めます。 (3)円滑な市民生活と産業を支える道づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)東海環状自動車道・新名神高速道路の整備促進、および北勢バイパスの国道477号                              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    バイパスまでの早期完成や未着工区間の工事着手に向け、関係者と連携し、取り組     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    みます。(重点P53)   2)道路整備方針に基づき、広域高速道路と中心部や臨海部を結ぶ道路ネットワークを     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    強化しインターアクセスの向上を図るとともに、渋滞が顕著な交差点や中心部周辺    のネック点解消に必要な道路整備を進めます。(重点P53)   3)2,200kmを超える既存の市有道路において、道路や橋梁の計画的な修繕を進めます。   4)通学路や歩行空間の整備、ゾーン30の取組など、歩いて暮らせるまちづくりと連    携した安全な道路づくりを進めます。(重点P39)   5)連節バス等の導入により、機能集積が進むハイテク工業団地に向けた輸送力の強化    と渋滞の軽減を図ります。   6)広域交通の利便性が高い区域において、周辺の自然環境や道路等の既存の都市基盤    の整備状況を踏まえながら、産業政策と連携した新たな企業立地や再編に必要な土    地利用誘導(重点P53)、道の駅設置についても検討を進めます。                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・市民は、健康や環境に配慮し、公共交通、自転車、徒歩、│ │         │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │         │ マイカーなど多様な交通手段を適度に使い分けます。  │ │市民・事業者等が │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │取り組んでいくこと│・事業者は、利用者のニーズに合わせ、多様な交通サービ │ │         │ スを提供します。                  │ │         │・自動運転等、新技術の導入に産学官が連携して、将来にわ│ │         │ たり持続可能な交通環境の実現に取り組みます。    │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬─────────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │       説 明       │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │                 │       │ 方向性 │ ├──────────┼─────────────────┼───────┼─────┤ │          │歩いて暮らせる環境を形成す    │       │     │ │          │るため、基幹的公共交通の徒歩   │       │     │ │          │圏人口カバー率※を高める。    │       │ 64.7% │ │基幹的公共交通の徒歩│※鉄道駅から800m圏域もしくは   │  62.8%  │     │ │圏人口カバー率   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │(平成27年中)│     │ │          │バス停(30本/日以上)から300m圏域 │       │(図省略)│ │          │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │     │ │          │参考:三大都市圏カバー率66%   │       │     │ │          │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │       │     │ └──────────┴─────────────────┴───────┴─────┘ ┌───────────┐┌────────┐ │政策4 交通・にぎわい││基本的政策 No.10│ └───────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】にぎわいの創出と買い物拠点の再生               ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)様々な都市機能が集積され、魅力と活力とともに、憩いやにぎわいがある中心市街    地になっている。 (2)日常的に買い物ができる環境をつくり、にぎわいが創出される買い物拠点が形成さ    れている。 ┌─┬─────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                                │ └─┴─────────────────────────────────────┘ (1)リニア中央新幹線の開通     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    2027年のリニア中央新幹線の東京-名古屋間開通により、四日市市は東京2時間圏   の都市となり、名古屋圏としての優位性が飛躍的に向上します。本市のさらなる発展   に向け、この効果を最大限取り込めるような取組が必要となっています。 (2)中心市街地における施設等の老朽化とニーズの変化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    中心市街地は、商業、居住等の都市機能が集積し、長い歴史の中で文化、伝統をは   ぐくみ、各種機能を培ってきた「まちの顔」とも言うべき地域です。近鉄四日市駅前   をはじめ、JR四日市駅周辺も整備されてから約50年が経ち、施設等が更新時期を迎   えています。また、来街者のニーズの変化から集積している業種も、小売業中心から
      飲食サービス業へと業態が変化してきました。また、老朽化した店舗は解体が進み、   空き地となっているケースもあります。一方、近年マンション建設にともない、居住   者が増えてきており、来街者や居住者へのサービスが必要となってきています。 (3)買い物拠点の再生     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    中心市街地だけでなく、10か所の定期市をはじめとする買い物拠点は郊外にもあり   ますが、価値観や生活スタイルの多様化により拠点化・集約化が図られ、住宅地の近   隣において買い物拠点が減少しています。買い物傾向調査の結果では、現在、買い物   時の自動車利用は8割を超えており、店選びも「種類・量の豊富さ」や「品質」「価格」   へのニーズが高くなっています。また、定期市においては、出店者や利用者の高齢化   が進んでいますが、今後も地域に根ざした買い物拠点として存続していく必要があり   ます。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)中心市街地の活性化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)リニア中央新幹線の東京・名古屋間の開通による効果を最大限に生かすべく、市の    玄関口となる近鉄四日市駅やJR四日市駅の駅前広場や歩道、公園の高質化等の整    備を進めるとともに、中心市街地における再開発など民間投資の誘導を図ります。    (重点P48)   2)新図書館を中心とした複合的な機能をあわせ持つ拠点施設立地など広域的な都市    機能の集積を図るとともに、低未利用地を活用した都心居住を促進する取組を進め    ます。(重点P49)   3)市内におけるスポーツ施設等の充実による強みを生かし、来街者の集積や交流を促    すため、コンベンション誘致などの施策の展開を図ります。(重点P50)   4)中心市街地の商店街における憩いとにぎわいづくりへの環境整備と魅力向上などへ    の支援を行うほか、空き店舗、空きスペースなどの活用支援に取り組みます。また、    中心商店街が形成されてから約50年が経ち、施設が更新時期を迎え周辺環境も変化    してきていることから、中心市街地の魅力向上に向け商店事業者等と協議を図りな    がら今後の方向性について検討していきます。   5)商店街におけるにぎわいの創出につながるイベント開催やコミュニティ機能の維    持・強化を支援し、若い世代からお年寄りまで幅広い世代にとって魅力あふれる商    店街づくりに取り組みます。また、キャッシュレス化をはじめ、イベント情報の発                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    信など来街者の利便性が向上する取組を促進していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)買い物拠点の維持・再生     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)四日市市の名称の由来でもある「定期市」については、にぎわい創出のためのイベ    ント開催や情報発信等の支援充実を図るとともに、新規参入促進や維持・再生に向    けた取組を推進していきます。さらに、若者にとっても身近な買い物拠点として「定    期市」を利用していただくために、イベントの開催支援など誘客に向けた取組を支    援していきます。   2)中心市街地だけでなく、郊外における買い物拠点としての役割を担っている商店街                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    や高度経済成長期に郊外に建設された住宅団地の空き店舗等を対象として、にぎわ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    いの創出や誘客を促す取組を支援していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬───────────────────────────────┐ │市民・事業者等が │・中心市街地の基盤整備に呼応した積極的な事業の展開を行います。│ │取り組んでいくこと│・様々な業種が連携して、新たな取組への実証、実装を行い、新た │ │         │ な価値の創造につなげていきます。              │ └─────────┴───────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────┬─────────────┬───────────┬────────┐ │ 指 標  │     説 明     │   現状の値    │  目標値   │ │      │             │           │  方向性   │ ├──────┼─────────────┼───────────┼────────┤ │中心市街地の│中心市街地の8地点における│(平日)H30 60,116人 │(平日)61,000人│ │歩行者流量 │歩行者流量を指標とし、その│(休日)H30 58,406人 │(休日)64,000人│ │      │増加を目指す。      │           │ (図省略)  │ ├──────┼─────────────┼───────────┼────────┤ │      │             │           │        │ │商店街の  │商店街の空き店舗率を指標と│    12.1%    │   11%   │ │空き店舗率 │し、その減少を目指す。  │           │ (図省略)  │ │      │             │           │        │ └──────┴─────────────┴───────────┴────────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌─────────┬────────────────────────────┐ │政策5 環境・景観│環境に優しく、良質な景観のある持続可能なまちへ     │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─────────────┬───────────────────┐ │    基本的政策    │      展開する施策       │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策11    │(1)自然共生社会の実現         │ │             │                   │ │  豊かな環境の保全と継承│(2)温暖化対策とスマートエネルギーの  │ │             │  推進                │ │○SDGs17の目標      │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │(3)効果的な環境監視の実施       │ │             │                   │ │             │(4)ごみの減量化と再資源化の推進    │ │   (図省略)     │                   │ │             │(5)多様な主体が連携した環境教育、   │ │             │  環境活動の推進           │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策12    │                   │ │             │(1)市民から信頼される安全で      │ │  ひと・まち・みずが  │  良質な水道の安定的な確保      │ │  共生する都市基盤づくり│                   │
    │             │(2)生活排水処理施設整備の推進     │ │○SDGs17の目標      │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │(3)人材確保と技術継承と官民連携の推進 │ │   (図省略)     │                   │ │             │                   │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策13    │                   │ │             │                   │ │  緑豊かな住空間の形成 │                   │ │             │(1)緑豊かな潤いのある環境づくり    │ │○SDGs17の目標      │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                   │ │   (図省略)     │                   │ │             │                   │ └─────────────┴───────────────────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策5 環境・景観││基本的政策 No.11│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】豊かな環境の保全と継承                    ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)地域のかけがえのない環境を保全し、未来の世代へと継承していくための取組が、    市民、事業者、行政が一体となり進められることで、環境先進都市として持続可能    な発展を遂げている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)豊かな自然環境の保全     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    本市に現存する豊かな自然と生物多様性   は、環境や景観、防災機能など私たちにさま   ざまな恩恵をもたらしています。一方、かつ   て人の手が入ることにより生態系が保たれ   ていた里山や農地においては、所有者の高   (図省略)   齢化による荒廃化や、伐採を伴う乱開発な   どにより、自然環境の喪失や質の低下、獣害   の拡大等が懸念されています。また、外来種   の侵入による生態系等への影響も課題とな   っています。   ※SDGsのゴールの中で「環境」(生態系)が基盤になり「社会」「経済」が成り立つという考え方を表したイメ    ージ図 (2)温室効果ガス排出量の削減     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    地球温暖化の影響は、ゲリラ豪雨や熱中症の増加   など、私たちの身近なところにも影響を及ぼしつつ   あると言われており、本市においても、パリ協定や   国の温暖化対策を踏まえ、2030年度に向けた温室効   (図省略)   果ガス削減目標を掲げています。目標の達成には、   市域排出量の大部分を占める産業部門における削減   をはじめ、市民と事業者が地球温暖化を自分のこと   として捉え、取り組むことが重要です。 (3)安全な生活環境の確保     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    産業公害の発生を防止し、市民が安全で快適に生活できる環境を確保するため、引き   続き大気・水質等の環境監視や工場・事業場による規制基準の遵守が必要です。    また、中核市への移行により、廃棄物や公害関係法令の権限委譲への対応が求められ   ます。 (4)資源循環型社会への変革  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    これまでの大量生産・大量消費・大     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   量廃棄型の社会構造から、3R=リデュ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ース(発生抑制)・リユース(再使用)・    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   リサイクル(再資源化)による資源循    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   環型社会への転換が必要です。特にプ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   (図省略)   ラスチックごみの削減も求められてお    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   り、今後は、市民、事業者、行政が一体    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   となって廃棄物の抑制(リデュース)    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   に取り組み、ごみの総量を減らすこと    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   が重要です。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)環境教育の推進と情報発信の強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    四日市公害の歴史を忘れることな     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   く、その教訓を次世代に伝えるととも    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   に、未来に向けた本市の環境改善への   (図省略)      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   取組を広く国内外へ発信するため、平    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   成27年に開館した四日市公害と環境未   来館の機能を強化し、多様な主体が連
      携して活動する必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)自然共生社会の実現     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    希少種を含め、本市の自然環境の情報を整理するとと   もに、里山・農地の保全に関わる人づくり、地域づくりや   エコツーリズム※の創出など、生物多様性の保全に資する   (図省略)   施策について検討します。(重点P81)   ※ 自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶととも    に、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持    つ観光のありかた (2)温暖化対策とスマートエネルギーの推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市内における脱炭素化や環境分野への投資の機運を    醸成するため、先進的な温暖化対策を進める企業の    取組を支援します。                  (図省略)   2)温室効果ガスの削減とレジリエンス(防災面などに    おける都市の強靭性)の強化を図るため、官民で「創    エネ」「省エネ」「蓄エネ」に関する最新技術の導入    に向けた取組を進めます。(重点P55)    また、公共施設についてもエネルギーの利活用について積極的に取り組みます。   3)温暖化による市民生活等への影響に適切に対処するため、ゲリラ豪雨やヒートアイ                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ランド対策などの「気候変動適応策」について調査・検討します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)効果的な環境監視の実施     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)工場・事業場に対し、重点的・効率的に立ち入り検査を実施します。   2)計画的な監視機器の更新などにより、大気の効果的な監視を行うとともに、河川    の水質等の調査に努めます。   3)中核市移行による廃棄物や公害関係法令の権限移譲に対応するため、体制の強化    を図ります。 (4)ごみの減量化と再資源化の推進  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    市民、事業者、行政が連携し、生産、流通、消費のそ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   れぞれの段階において、食品ロスの削減や生ごみ等の    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   減量、レジ袋などの廃プラスチック類によるごみの発   (図省略)    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   生抑制に取り組むとともに、引き続きごみの再資源化    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   を進めます。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)多様な主体が連携した環境教育、環境活動の推進(重点P81)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)四日市公害と環境未来館において、来館者    の目的・関心に合わせた見学プログラムの    作成やアクティブラーニング(主体的・対    話的で深い学び)の実施、市民による情報    発信や環境活動の場の提供に取り組みま    す。                    (図省略)   2)効果的な環境教育を推進するため、四日市    公害と環境未来館、博物館、プラネタリウ    ムの3館連携と展示の強化に取り組みま            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    す。     ̄ ̄   3)地球規模の視点で考え、行動できる次世代育成のため、ESD(持続可能な開発のため    の教育)の推進に取り組むとともに、(公財)国際環境技術移転センター(ICETT)                       ̄    を活用した姉妹都市、友好都市との連携や国際環境協力を進めます。 ┌─────────┬────────────────────────────┐ │         │・市民一人ひとりが環境問題を自分事として捉え、温室効果ガ│ │         │                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │市民・事業者等が │ スの削減やごみの減量化など日常生活における環境負荷を │ │取り組んでいくこと│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │ │         │ 低減するように努めます。               │ │         │・事業者は、環境保全への積極的貢献と事業活動による環境負│ │         │ 荷の低減に努めます。                 │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌─────────┬──────────────┬───────┬──────┐ │   指 標   │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値  │ │         │              │       │ 方向性  │ ├─────────┼──────────────┼───────┼──────┤ │         │              │       │ 53,090t │ │市の施設から排出 │本市が行う全ての事務及び事 │       │  ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ 66,441t  │      │ │される温室効果ガ │業に伴う温室効果ガスの総排 │  ̄ ̄ ̄ ̄  │(図省略) │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │(平成25年度)│      │ │ス排出量     │出量            │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(平成25年度│ │ ̄ ̄ ̄ ̄     │ ̄ ̄            │       │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │         │              │       │比20%削減)│ │         │              │       │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ├─────────┼──────────────┼───────┼──────┤ │         │              │       │ 694万t  │ │         │              │       │  ̄ ̄ ̄  │ │産業部門の温室効 │三重県地球温暖化対策推進条 │       │      │
    │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │例に基づき、エネルギー使用量│  807万t  │(図省略) │ │果ガス排出量   │が一定以上の事業者が毎年度 │   ̄ ̄ ̄  │      │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │報告する排出量       │(平成25年度)│(平成25年度│ │         │              │       │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │         │              │       │比14%削減)│ │         │              │       │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ├─────────┼──────────────┼───────┼──────┤ │         │              │       │ 103,800t │ │ごみ発生量の削減 │年間のごみ発生量      │ 107,400t  │      │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │              │(平成30年度)│(図省略) │ │         │              │       │      │ ├─────────┼──────────────┼───────┼──────┤ │         │平成27年3月に開館した本館  │       │      │ │四日市公害と環境 │は、年間目標を来館者及び講座│       │ 60,000人 │ │未来館来観者数(来│参加者数を55,000人としてお │ 59,580人  │      │ │館者・講座参加者)│り、開館後全て目標を達成して│(平成30年度)│(図省略) │ │         │きた。今後もより一層広報や誘│       │      │ │         │致を行い、国内外の来観者数の│       │      │ │         │増加につなげる。      │       │      │ └─────────┴──────────────┴───────┴──────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策5 環境・景観││基本的政策 No.12│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり           ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)上下水道施設の計画的な整備と適切な維持管理によって、安全で良質な水道水が将    来にわたって安定的に供給されるとともに、快適で衛生的な生活環境が確保されて    いる。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)人口減少に伴う水需要の     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    減少や給水収益の悪化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    上水道事業は、人口減少、   節水意識の向上、節水機器の   普及などから、水需要の減少   (図省略)   による給水収益の減少が見込   まれています。一方で高度経   済成長期に整備した管路の更   新需要が大幅に増大すること   から、非常に厳しい経営環境   が見込まれています。 (2)下水道施設の整備と更新需要     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    の増加     ̄ ̄ ̄    公共下水道については、市街化   区域の汚水管整備を令和7年度ま   でに概成させることや既存施設の   耐震化、更新等により事業量が増   (図省略)   大し企業債残高が増加します。今   後、人口減少が進むなか、特に市   街化調整区域の汚水整備は経済性   が低下するなど経営環境の悪化が   見込まれています。さらに、農業   集落排水施設やコミニティ・プラ   ントの老朽化などの課題もありま   す。                (図省略)    このような状況の中で、生活排   水処理施設整備計画を見直し、施   設整備を図る必要があります。 (3)人材確保と技術継承と官民連携     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    上下水道事業に携わる専門知識や技術力   を持った職員の減少や高齢化が進む一方で、   今後事業量の増大が見込まれることから、    (図省略)   人材確保に努め技術継承を図るとともに、   新たな官民連携の手法についても検討する   必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)市民から信頼される安全で良質な水道の安定的な確保     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)将来にわたって安定的に水道サービスを提供していくために、経営の効率化をはじ                                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    めとしたあらゆる方策を検討しコスト縮減を図るとともに、持続可能な経営に努め     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ます。   2)「四日市市水道ビジョン2019」のもと具体的な事業や取組をまとめた「第3期水道    施設整備計画」に基づき、これまで進めてきた基幹施設の耐震化、経年管路・施設    の更新、水源の確保及び配水管網の整備を計画的に実施します。 (2)生活排水処理施設整備の推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)下水道未普及対策に係る汚水整備については、生活排水処理施設整備計画に基づき、    令和7年度までに市街化区域の概成を目指します。   2)生活排水処理施設整備を推進するため、市街化調整区域の整備については人口減少    など社会情勢の変化による経済性の低下を踏まえ、施設整備計画の見直しを行うと
       ともに、合併浄化槽への転換を促す補助制度の拡充などにより公共用水域の環境保    全に努めます。また、農業集落排水施設とコミニティ・プラントの公共下水道への    切り替えの検討を行い、事業の効率化を図ります。 (3)人材確保と技術継承と官民連携の推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    今後、増大する事業を確実に執行するために、職員の増員に努めるとともに、上   下水道事業に関する深い知識や高度な技術を習得できるよう、技術継承に努めます。   また、民間事業者を牽制できる技術力を前提とした、設計施工一括発注方式(DB方   式)や包括委託、コンセッション方式など様々な官民連携のあり方について検討し           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ます。 ┌─────────┬────────────────────────────────┐ │         │・市民は、生活排水を適正に処理します。             │ │         │(下水道区域は、積極的に下水道に接続を行います。他の区域は、汲み│ │市民・事業者等が │ 取り・単独浄化槽から合併浄化槽に転換します。)        │ │取り組んでいくこと│・事業者は、増大する水道管路更新需要に対応するための水道工事従事│ │         │ 者の育成と技術向上に取り組みます。              │ │         │・事業者は、ビルなどに設置されている水道用貯水槽の適正な維持管理│ │         │ を行います。                         │ └─────────┴────────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬───────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │      説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │               │       │ 方向性 │ ├──────────┼───────────────┼───────┼─────┤ │第3期水道施設整備計│管路の破損事故を未然に防ぐた │       │ 100%  │ │画に基づく管路更新進│め、耐用年数期間内に計画的に布│  0%    │     │ │捗率        │設替えを行う。        │(平成30年末)│(図省略)│ │          │               │       │     │ ├──────────┼───────────────┼───────┼─────┤ │          │公共用水域の水質保全を図るた │  88.7%  │  100% │ │汚水衛生処理率*1  │め、生活排水処理施設の整備・普│(平成30年末)│(図省略)│ │          │及を行う。          │       │     │ └──────────┴───────────────┴───────┴─────┘ *1 汚水衛生処理率 汚水衛生処理率とは、下水道のほか、農業集落排水施設、コミニティ・プラント、浄化槽により、汚 水が衛生的に処理されている人口の割合を表したもので、その算式は次のとおりである。 【汚水衛生処理率算式】  汚水衛生処理率(%)=(現在水洗便所設置済人口*2/住民基本台帳人口)×100 【*2 現在水洗便所設置済人口】  水洗便所を設置・使用している人口であり、下水道等の整備済区域であっても下水道等には接続され  ていない人口、生活雑排水を処理しない単独処理浄化槽を設置している人口は除かれている。 ┌─────────┐┌────────┐ │政策5 環境・景観││基本的政策 No.13│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】緑豊かな住空間の形成                     ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)生活の身近に緑豊かで潤いのある住環境が形成されている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)公園や緑地が担う役割     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     都市公園の整備が進み、目標としてきた市民1人当たりの都市公園の面積が10    m2を超えましたが、利用が低下している公園があります。また、都市農地や里山が    減少しており、都市に潤いや良好な景観をもたらす緑が減少しています。     人口減少・高齢化が進む中で、生涯健康であり続けることのできる環境づくりや、    働きながら安心して子育てができる環境づくりが求められています。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)緑豊かな潤いのある環境づくり(重点P74)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)多くの人が利用する大規模な公園緑地の整備に際しては、健康づくりに親しむ環境                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    づくりとともに、Park-PFI制度を活用しサービス施設の立地を促すなど、公園緑地     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    の魅力を高めます。また、長期未整備の都市計画公園である羽津公園を廃止します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)地区のまちづくりやニーズにあわせて、身近な公園が不足する地域への公園整備を    進めます。   3)利用の低下している小規模な既存公園等を集約・統合し、子育て世帯から高齢世帯     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    まで、みんなが利用する魅力的な公園として整備します。(重点P62)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   4)公園緑地や道路等の公共空間におけるグリーンインフラの維持管理や創出に努め    ます。   5)都市農地や市街地外縁部の里山の保全を図ります。 (図省略) (図省略) (図省略) (図省略) ┌─────────┬───────────────────────────┐ │市民・事業者等が │・沿道などの公共的施設や民有地において、緑化を推進しま│ │取り組んでいくこと│ す。                        │ │         │・都市農地や既成市街地外縁部等の緑地を保全します。  │ └─────────┴───────────────────────────┘
    ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │              │       │ 方向性 │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │1人当たりの都市公園│緑豊かな住環境を形成するた │ 10.17m2   │11.14m2  │ │の面積       │め、1人当たりの都市公園の面│(平成30年中)│(図省略)│ │          │積の増加を図る。      │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │開設している市民緑地の増加 │  9箇所  │ 11箇所 │ │市民緑地の開設数  │を図る。          │(平成30年中)│(図省略)│ │          │              │       │     │ └──────────┴──────────────┴───────┴─────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌─────────┬────────────────────────────┐ │政策6 防災・消防│不測の災害に対しても対応可能な、しなやかで強いまちへ  │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌──────────────┬───────────────────┐ │    基本的政策     │      展開する施策       │ ├──────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策14     │(1)多様な手段による分かりやすい    │ │              │  防災情報の提供           │ │  地域の防災力を高める  │                   │ │  まちづくり       │(2)地域防災の取組の推進        │ │              │   ̄ ̄ ̄ ̄              │ │○SDGs17の目標       │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │(3)実効性の高い計画づくりと      │ │              │  指定避難所の環境整備        │ │    (図省略)     │                   │ │              │(4)自然災害に強い安全なまちづくり   │ ├──────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策15     │(1)救急業務の高度化          │ │              │                   │ │  市民を守る消防救急体制の│(2)消防活動拠点の整備         │ │  確立          │                   │ │              │(3)消防の広域連携・協力体制の充実強化 │ │○SDGs17の目標       │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │(4)消防団の充実強化          │ │    (図省略)     │                   │ │              │(5)防火・防災教育の充実        │ └──────────────┴───────────────────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策6 防災・消防││基本的政策 No.14│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】地域の防災力を高めるまちづくり                ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)自らの命は自らが守るという自助、地域において互いに助け合うという共助並びに     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    行政が市民等及び事業者の安全を確保するという公助の考え方に基づき、市民、事     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    業者及び市がそれぞれの責務及び役割を果たし、相互に連携して取り組むまちとな     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    っている。 (2)災害の未然防止に努めるとともに、避けることができない災害による被害を最小限     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    にとどめる「災害に強く、災害対応力の優れたまち」となっている。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)災害リスクへの対応が図られた安全な住環境が形成されている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)防災・減災に関する情報発信     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市では、ハザードマップや防災行政無線、安全・安    心メールなど、様々な媒体を使って防災情報の発信や啓    発に努めていますが、「自分の命は自分で守る」という   (図省略)    行動につなげるためには、情報を的確かつ迅速に提供し    ていくことが求められます。 (2)地域防災力の向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)「自分たちのまちは自分たちで守る」ためには、防災    を日常的に考えることができるよう、全ての世代への    効果的な防災教育と地域における防災人材のさらなる    育成が求められます。   2)住宅の耐震化や家具の転倒防止対策、非常食等の備蓄   (図省略)    など、各家庭において災害に備える必要があります。   3)高齢者や障害者などの避難行動要支援者が、安心して     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    地域で暮らせる防災体制を整える必要があります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)災害応急対策のための各種計画と避難所環境の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)大規模な災害に備え、国や県等からの支援を円滑に    受けるための受援体制の整備や、長期に渡る避難生    活のストレスを軽減するため、避難所の環境整備が    求められます。                   (図省略)   2)地震等の大規模災害発生時には、地方公共団体自身    の被災も想定されます。そうした状況にも対応でき
       るよう、行政による適切な業務執行のための継続性    の確保や、速やかな復旧体制の構築が求められます。 (4)自然災害に強いまちづくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     大規模な被害が予測されている大地震の発生や近年の開発等に伴う都市化の進展    により流域の保水・遊水機能の低下が進む中、地球温暖化に伴う気候変動から、大    雨の頻度増加、台風の激化等による被害が危惧されており、自然災害に強いまちづ    くりが求められています。特に、市街地では集中豪雨等に伴う降雨量の増加により、    大量の雨水がそのまま川や下水道に流れ込み、洪水や道路冠水、住宅への浸水被害    が発生するリスクが高まっており、対応が必要となっています。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)多様な手段による分かりやすい防災情報の提供     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)災害時だけでなく国民保護の観点からも避難情報等を的確かつ迅速に提供できる     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    よう、防災アプリやSNSによる発信など、多様な手段の導入により情報伝達機能の    強化を図ります。(重点P65)   2)自宅や職場の津波・洪水等のリスクや避難所情報等を分かりやすく、効果的に届け    られるよう、最新テクノロジーを活用した手法も導入し、防災・減災意識の向上に    取り組みます。 (図省略) (2)地域防災の取組の推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)いざという時に市民や地域、事業所等が連携できるよう、地域が主体となった防災    訓練の充実や引き続きワークショップ等を開催するなど、自治会や自主防災組織等    の活動支援に取り組むとともに、コンビナート企業等による防災協議体とも連携し、                    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    災害時に備えます。   2)地域防災の取組をさらに推進できるよう、防災大学等の防災教育等の充実により、     ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄    地域における防災活動の中核を担う人材育成に取り組みます。(重点P66・67)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)住宅の耐震化や家具の転倒防止対策のスピードアップを図るとともに、非常食や飲    料水の備蓄など、市民や事業所への防災意識の啓発に取り組みます。   4)避難行動要支援者の避難支援について、関係機関との連携を強化し、円滑かつ迅速     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    な避難行動につなげるため、地域における防災体制づくりに取り組みます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)実効性の高い計画づくりと指定避難所の環境整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)避難生活を過酷なものとすることのないよう、国の指針    等に基づき避難所における生活環境の整備に必要な設          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    備や要配慮者に配慮した備品、災害情報等の入手のため                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    の環境整備を計画的に進めます。また、国や県等からの   (図省略)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    支援に備え、国・県・地域等関係機関と連携しながら実           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    効性の高い受援計画の策定を行い、災害からの速やかな    復旧を図る体制を構築します。   2)学校や地域団体など関係機関との連携や協力のもと避    難所運営体制の構築に努めます。また、要配慮者への合    理的な配慮やペット対応に努めるとともに、福祉避難所          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    等の充実にも取り組みます。               (図省略)   3)災害発生時においても業務の継続性を確保するため、業    務継続計画の見直しを行います。また、計画や指針、マ    ニュアル等を実効性の高いものとするため、国土強靭化                         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    や国・県等の計画との関連性を踏まえながら随時見直し     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    を行い、最新の状況に対応できるよう備えます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (4)自然災害に強い安全なまちづくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)被災時の対応や復旧に必要な道路、被災後すぐに必要となる上下水道施設や、多く    の人が訪れる施設などの社会インフラの耐震化を進めます。また、老朽危険家屋の    除却や狭隘道路の整備に努めます。   2)治水安全度の向上を図るため、準用河川などの整備・改修を進めるとともに、三重    県が行う三滝川などの改修事業の進捗に併せて、必要な内水対策を進めます。(重点    P68)   3)市街地の雨水浸水対策については、床上浸水の多い箇所などから優先順位をつけて    対策を進めます。   4)雨水貯留機能を有する都市農地や保水機能を有する市街地外縁部の里山の保全を    図ります。   5)行政が行う整備に加えて、市民が実施する宅地等の嵩上げや雨水止水板の設置に対    し支援等の検討を行い、既存の市街地を水害に強くする取組を促進します。   6)地震、津波や土砂災害などに関する情報提供に努め、安全な居住を誘導します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・自ら進んで情報を収集し、防災意識の向上に努めます。 │ │         │・訓練等に積極的に参加し、一人ひとりが自助・共助の主体│ │         │ として行動します。                 │ │         │・住宅の耐震化を進めるとともに、家具の固定や食料・飲料│ │市民・事業者等が │ 水の備蓄、非常持出品等の準備を行います。      │ │取り組んでいくこと│・事業所内での防災対策を強化するとともに、災害発生時に│ │         │ 地域と連携できる関係づくりに努めます。       │ │         │・災害リスクを考えた居住場所の選択や、危険な場所の情報│ │         │ 共有など、行政と協働した安全なまちづくりに取り組みま│ │         │ す。                        │
    └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬───────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │    説 明    │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │           │       │ 方向性 │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │           │地域で実施されている防│ 17,858人  │23,000人 │ │防災訓練参加人数   │災訓練の参加人数   │(平成30年度)│(図省略)│ │           │           │       │     │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │           │家庭における食料や飲料│食料:11.6% │ 50%  │ │食料・飲料水の備蓄率 │水の7日以上の備蓄率 │飲料水:17.4%│(図省略)│ │           │           │(平成30年度)│     │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │家具の固定率     │住宅における地震被害の│       │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │軽減を図るため、家具の│  59.8%  │ 80.0% │ │(※一部のみを固定して│         ̄ ̄ ̄│   ̄ ̄ ̄  │  ̄ ̄ ̄ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│固定率を高める。   │(平成30年度)│     │ │いる世帯の率を含む) │ ̄ ̄ ̄        │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │           │       │     │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │           │流下能力の向上を図り、│       │     │ │準用河川の整備率   │治水安全度を高めるた │  53.7%  │ 85.8% │ │           │め、準用河川の整備を進│(平成30年度)│(図省略)│ │           │める。        │       │     │ └───────────┴───────────┴───────┴─────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策6 防災・消防││基本的政策 No.15│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】市民を守る消防救急体制の確立                 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)消防施設・装備・人員が適正に配備され、消防・救急・救助の技術が向上して火災    や災害などの非常時に対応できる消防・救急体制が確立している。 (2)市民や事業者が、防火・防災に対する高い意識を持ち、火災等の発生数が減少する    とともに、火災等の災害における被害を最小限に抑えられている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)救急出動件数の増加と救急業務の高度化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     高齢化の進展や在宅医療の増加など、社    会環境の変化により救急出動件数が増加    するとともに、救急救命士による処置の拡    大や医療機器の技術開発による高度な救    急業務が求められています。                          (図省略) (2)消防活動拠点の老朽化等     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     消防署所などの消防活動拠点は、これま    での整備により、必要な拠点数は確保され    ましたが、老朽化が進んでいる施設の改築    や市内西部地域における活動拠点の機能    強化等を行う必要があります。 (3)大規模災害や人口減少・少子高齢化を見据えた消防広域連携のあり方     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     大規模災害の発生や人口減少・少子高齢化社会への対応など、今後の消防を取り巻    く環境変化に柔軟に対応していくため、本市は三重県の代表消防本部として、県内消    防本部との広域連携をより強化していく必要があります。 (4)消防団を取り巻く環境の変化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     地域防災の中核として大きな役割を果たす消防団は、少子高齢化や就業形態の変化    により団員の確保が困難となっています。将来にわたり、持続可能な消防団活動を行    うため、消防団の機能強化と団員確保に向けた取組を進める必要があります。 (5)市民・事業者等の防火・防災力の向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     火災や災害による被害を最小限に抑えることや、救える命    を救うためには、市民や事業者等の協力が不可欠であり、日   (図省略)    頃から、実践的な知識や技術を身に付けることができる機会    や環境を整備する必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)救急業務の高度化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)次世代高速通信(5G)やIoT、AIなど、最先端技術を活    用した救急処置の高度化や傷病者を医療機関へ収容する                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    までの時間短縮に取り組みます。(重点P75)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              (図省略)   2)市立四日市病院に設置した救急ワークステーションのさ    らなる充実や、他の医療機関との連携強化を推進します。   3)救命率の向上と救急業務の高度化に対応するため、今後    も引き続き救急救命士を養成し、救急車に複数の救急救    命士が乗車できる体制の確保に取り組みます。 (2)消防活動拠点の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      1)老朽化に伴い、南部臨海地域におけるコンビナート災害の活動拠点となる南消防署        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    庁舎を改築します。   2)地区市民センターに併設している北西及び西南出張所について、消防活動拠点とし    ての機能強化を図るため、消防出張所庁舎整備に取り組みます。   3)消防車両の高機能化(消火・救助などの多機能化)に取り組むとともに、内陸部に    整備した消防分署の機能を強化するため、南部及び北部分署の配置部隊を増強しま    す。 (3)消防の広域連携・協力体制の充実強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     四日市市、桑名市、菰野町の3消防本部による消防指令センターの共同運用をは    じめとした消防の広域連携・協力体制の充実強化に取り組みます。 (4)消防団の充実強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)消防団員の処遇の改善を図り、各地区分団の基本団員の確保、大規模災害時や特定    の活動のみに従事する機能別団員制度(大規模災害対応、広報活動、応急手当等の    訓練指導など)の充実強化に取り組むほか、施設・装備の整備を進めるなど、消防    団が活動しやすい環境づくりを推進します。   2)消防団員の多様な人材確保の方策や適正な配置のあり方についての調査研究に取     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    り組みます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)防火・防災教育の充実     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)幼少期から、生涯教育として防火・防災に関する教育が受けられる環境づくりを推     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    進するとともに、現在実施している防火・防災教室の教育内容に加え、市内のすべ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ての中学生を対象とした応急手当(心肺蘇生法)    講習の実施に取り組みます。   2)設備の老朽化が進んでいる北消防署併設の防災     ̄ ̄ ̄                      (図省略)    教育センターについて、VR等の最新技術を活用す    るなど、市民が災害を身近に感じることができ、    実践的な対応を学ぶことができる機材の導入や    施設の改修等に取り組みます。(重点P67) ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・急病人やけが人が発生したときには、適切な応急処置や迅│ │         │ 速な通報を行います。                │ │         │・火災が発生したときには、迅速な初期消火や通報を行いま│ │市民・事業者等が │ す。                        │ │取り組んでいくこと│・住宅防火対策を推進するとともに、放火されない環境づく│ │         │ りを行います。                   │ │         │・事業者は、防火管理体制の強化や危険物の適正管理に取り│ │         │ 組むとともに、定期的な消防訓練を行います。     │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │              │       │ 方向性 │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │救急出動における119 │              │       │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│救命率の向上を図るため、救急│       │     │ │通報受付から医療機関│出動要請を受け付けてから、傷│ 32分25秒  │32分00秒 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│病者を医療機関へ収容するま │(平成30年中)│     │ │到着までの時間   │での時間を短縮する。    │       │(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │              │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │          │建物火災による被害の軽減を │       │     │ │建物火災の件数   │図るため、建物火災の件数を過│  63件   │ 54件  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │去10年間の平均件数(60件) │(平成30年中)│(図省略)│ │          │より10%少なくする。    │       │     │ └──────────┴──────────────┴───────┴─────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌─────────┬────────────────────────────┐ │政策7 生活・居住│人と人とがつながり、自分らしい生活がおくれるまちへ   │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌──────────────┬─────────────────────┐ │    基本的政策     │       展開する施策        │ ├──────────────┼─────────────────────┤ │  基本的政策16     │(1)コンパクトシティ・プラス・ネットワーク │ │  暮らしの空間の高質化  │  の推進                 │ │○SDGs17の目標       │(2)公共交通ネットワークと連動した     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │  既成住宅地の再生            │ │    (図省略)     │(3)安心な市営住宅の供給と         │ │              │  周辺地域のまちづくり          │ ├──────────────┼─────────────────────┤ │  基本的政策17     │                     │ │  地域の力を結集し    │(1)地域における防犯活動への支援      │ │  安心を築く防犯の取組  │                     │ │○SDGs17の目標       │(2)さまざまな主体と協働した        │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │  防犯活動の実施             │ │    (図省略)     │                     │ │              │                     │ ├──────────────┼─────────────────────┤ │  基本的政策18     │(1)地域コミュニティの基盤強化       │ │  多様な主体の協働による │                     │ │  持続可能なまちづくり  │(2)担い手の発掘・育成           │ │○SDGs17の目標       │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │(3)地域づくりの拠点である         │ │              │  地区市民センターの強化         │ │              │                     │
    │    (図省略)     │(4)多彩な生涯学習機会と情報の提供     │ │              │                     │ │              │(5)飼い主等のモラルの向上         │ │              │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │ ├──────────────┼─────────────────────┤ │  基本的政策19     │(1)多文化共生の地域づくり         │ │  ダイバーシティ社会の実現│                     │ │○SDGs17の目標       │(2)男女がともに活躍できる環境づくり    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │                     │ │              │(3)LGBTなど多様な性のあり方への      │ │    (図省略)     │  理解促進                │ │              │                     │ │              │(4)国際交流の推進             │ ├──────────────┼─────────────────────┤ │  基本的政策20     │                     │ │  高齢化社会に対応した  │(1)誰もがごみ出しに困らない        │ │  生活環境の確保     │  生活環境の確保             │ │○SDGs17の目標       │                     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │(2)多死社会への備え            │ │    (図省略)     │                     │ │              │                     │ └──────────────┴─────────────────────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策7 生活・居住││基本的政策 No.16│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】暮らしの空間の高質化                     ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)様々な都市機能が高度に集積した魅力的な中心市街地が形成されている。 (2)公共交通を軸に中心市街地や就業地と結ばれた、快適で生活利便性の高い良好な居    住地が形成されている。 (3)住宅困窮者のセーフティネットとして、市営住宅の必要戸数や機能が確保されてい    る。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)人口減少・高齢化が進む中での都市空間づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     人口減少・高齢化の進展による消費活動や移動の減少、住民一人あたりの都市基    盤の維持管理コストの増大に伴い、都市機能の維持が困難化する恐れがあります。     また、郊外住宅団地や臨海部をはじめとする既成市街地や農村集落など、古くか    らの居住地で人口減少・高齢化が顕著であり、空き家・空き地などの増加も予測さ    れています。 (2)移動が減少する中での市内の公共交通ネットワークの維持     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     35駅を有する鉄道網とともに中心市街地を中心としたバスネットワークが形成さ    れ、鉄道とバスによる公共交通の人口カバー率は9割近くと市域を広くカバーして    います。しかしながら、近年、乗客の少ないバス路線では減便や廃線が発生するな    ど、公共交通ネットワークの維持が困難になっています。 (3)改修・更新時期を迎えている市営住宅ストック     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     耐用年数の1/2を経過した市営住宅が全体の87%を占めており、住宅の基本性能    (屋上・外壁の防水や排水)の確保を計画的に進める必要があります。     また、社会全体の高齢化が進む中で、市営住宅のバリアフリー化や、大規模な市    営住宅団地等では、高齢者世帯の見守り体制等に配慮が求められています。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)コンパクトシティ・プラス・ネットワークの推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)人口減少局面において、市街地の拡大を抑制し、既成市街地や既存集落などのスト    ックの有効活用により、都市と環境が調和した持続可能な都市構造の形成を図りま    す。   2)立地適正化計画策定によって得られる国の支援を活用し、中心市街地に高次都市機    能を誘導するとともに、公共交通ネットワークで中心市街地等と結ばれた居住地の    維持活用を図ります。 (2)公共交通ネットワークと連動した既成住宅地の再生     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)中心市街地では、再開発など民間投資を誘導しつつ、将来の良好な都市景観を形づ    くる建築ストックの集積を図ります。(重点P56)   2)急行停車駅などの主要駅において、鉄道の利用環境を向上させるとともに、北部地     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    域の拠点である富田駅周辺では、土地の高度利用や開発などを誘導し、都心居住の     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    促進を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)郊外住宅団地や既成市街地などの既存住宅地における公共空間の再編や遊休土地    の活用により、住環境の向上とともに新たな住宅の供給を図ります。(重点P62)   4)道路や下水などが整備された居住地における空き家の建替えやリノベーション、空    き地の利活用を促進し、既存ストックの有効活用を図ります。(重点P63)   5)農業や里山の管理を担う農村集落の維持を図るとともに、鉄道駅周辺については、    市街化調整区域であっても一定の居住を許容する土地利用制度の検討を進めます。                                    (重点P59) (3)安心な市営住宅の供給と周辺地域のまちづくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市営住宅等長寿命化計画を改訂し、計画的な修繕等を行うとともにバリアフリー化    など高齢化に対応した改築等を進めます。   2)市営住宅団地における多世代の混住に配慮した住宅供給に努めるとともに、余剰の     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    市営住宅ストックを高齢者の見守りの拠点として活用します。(重点P78)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      3)廃止予定団地では、入居者の安全確保を図るとともに、周辺地域のまちづくりに資    する土地利用を誘導します。 ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・移動手段を自動車に頼りがちな状態から、公共交通や徒歩│ │         │ などを含めた多様な移動手段を適度に利用し、環境や健康│ │         │ などに配慮した交通行動を心がけるとともに、中心市街地│ │         │ などに集積する都市機能を積極的に活用するようなライフ│ │市民・事業者等が │ スタイルへ転換します。               │ │取り組んでいくこと│・住み替え支援制度や空き家バンク制度などの支援制度も活│ │         │ 用した空き家・空き地の適正管理及び流動化の推進に取り│ │         │ 組みます。                     │ │         │・市営住宅の適切な維持管理と地域内の良好なコミュニティ│ │         │ を形成します。                   │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │              │       │ 方向性 │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │基幹的公共交通の徒歩│歩いて暮らせる環境を形成す │  62.8%  │ 64.7% │ │圏人口カバー率   │るため、基幹的公共交通の徒歩│(平成27年度)│(図省略)│ │          │圏人口カバー率を高める。  │       │     │ ├──────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │高齢者等が住みやすい│バリアフリー化等により、高齢│  414戸   │ 500戸  │ │市営住宅戸数    │者等が安心して住むことがで │(平成30年度)│(図省略)│ │          │きる住宅を供給していく。  │       │     │ └──────────┴──────────────┴───────┴─────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策7 生活・居住││基本的政策 No.17│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】地域の力を結集し安心を築く防犯の取組             ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)市民・警察・事業者・市等が連携し、防犯情報の共有や広報啓発等を通じて、顔の    見える関係を構築し、市内全域において高い水準の防犯活動が推進されることで、    子育てしやすく住み続けたいと思うことができるまちとなっている。 (2)犯罪の未然防止に向けて、市民一人ひとりが防犯の大切さを実感できるよう意識向    上に向けた啓発活動を継続的に実施するとともに、関係部局とも綿密に連携し、誰    もが安全で安心して暮らすことができるまちとなっている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)地域における防犯力の向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     防犯パトロールや子ども見守り活動などを行う団体を対象に、活動に使用する物    品等の補助を実施するなかで、メンバーの高齢化、後継者不足により、これまで行    ってきたパトロールの回数を減らさざるを得ない等の声が出ており、地域における    防犯活動をどのように継続していくかが課題となっています。     こうした背景もあり、自主防犯団体による防犯活動を補完する手段として防犯カ    メラへの需要が高まっており、自治会等が設置する防犯カメラへの補助制度のさら    なる活用に向けた周知とともに、駅前広場など自治会等では設置が難しい場所へ市    が設置する防犯カメラについても計画的な設置が求められています。 (2)実効性の高い防犯体制の構築     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     自主防犯団体等による防犯パトロールをはじめ、市民、警察、事業者、市等の連      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    携による地道な防犯活動の成果もあり、本市における刑法犯認知件数は年々減少傾     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    向にあります。一方、中心市街地では依然として、客引き行為等が行われている現     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    状があります。     加えて、犯罪の手口が複雑化・巧妙化するなど、新たな課題も顕在化しているこ    とから、柔軟な発想による実効性の高い防犯体制の構築が求められています。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)地域における防犯活動への支援     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)防犯外灯設置・維持にかかる支援を継続するとともに、支援内容を拡充します。   2)自治会等への防犯カメラ設置に対する支援を継続し、併せて、市が設置する防犯    カメラについても計画的な設置を推進します。   3)青色回転灯を活用したパトロールなど、防犯活動の事例紹介を行うほか、防犯に     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    関する情報提供・情報発信を通じて、犯罪を未然に防ぐ環境づくりを推進します。                  ̄ ̄ ̄ ̄ (2)さまざまな主体と協働した防犯活動の実施            (重点P39)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)自主防犯団体、市内3警察署、事業者、市等オール四日市で防犯意識の向上を目指    します。また、自主防犯団体同士の横のつながりについても強化に努めます。   2)市民はもとより、仕事や観光で四日市を訪れる人にとっても安全・安心で楽しいま    ちとなるよう地域住民と警察、市が連携し、中心市街地における客引き行為等の防    止に取り組みます。   3)広報よっかいちや市ホームページ、安全安心防災メール等を効果的に活用し、新た    な犯罪手口にも対応しつつ、的確な防犯情報の提供に努め、刑法犯認知件数のより    一層の減少につなげていきます。 ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・防犯パトロールや子ども見守り活動等、地域における自主│ │         │ 防犯活動の継続的な実施に努めます。         │
    │市民・事業者等が │・防犯外灯や防犯カメラについて、地域の状況を踏まえ、防│ │取り組んでいくこと│ 犯効果が高い場所への設置を進めます。        │ │         │・市民一人ひとりができる「日常生活における防犯対策」に│ │         │ ついて周知啓発を行います。             │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌─────────┬────────────────┬───────┬─────┐ │   指 標   │      説 明       │ 現状の値  │ 目標値 │ │         │                │       │ 方向性 │ ├─────────┼────────────────┼───────┼─────┤ │         │自主防犯団体と警察署及び市で構 │       │     │ │四日市市地域防犯協│成する四日市市地域防犯協議会の │  36団体  │ 50団体 │ │議会加盟団体数  │加盟団体を増やすことで、防犯分野│(平成30年度)│(図省略)│ │         │におけるネットワークを強化する。│       │     │ ├─────────┼────────────────┼───────┼─────┤ │防犯カメラの設置補│自治会等による市補助金を活用し │  20地区  │ 全地区 │ │助金活用地区数  │た防犯カメラの設置を全市的に促 │(平成30年度)│(図省略)│ │         │進し、防犯力向上を図る。    │       │     │ └─────────┴────────────────┴───────┴─────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策7 生活・居住││基本的政策 No.18│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】多様な主体の協働による持続可能なまちづくり          ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)自治会等の地縁団体、NPO、ボランティア団体、事業者など多様な主体が連携し、そ    れぞれの強みを出し合い、能力・経験を生かせるまちとなっている。 (2)地区市民センターを拠点に、自治会等を中心とした住民相互の支え合いにより、地    域福祉や防犯・防災の活動に取り組むことができるまちとなっている。 (3)「だれでも、いつでも、どこでも、学びたいときに学べる」を目標に、ライフステー    ジに応じた学習機会が整備され、市民の生涯学習に対する意欲が高いまちとなって    いる。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)まちづくりの担い手不足     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     市民活動の維持・継続が、地域づくりにとって重要であることから、「人材の発      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    掘・育成」、「市民活動団体の育成・強化」に努めているものの、少子高齢化が進む     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    なか、まちづくりに取り組む自治会等において、担い手不足を課題と捉えている団     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    体が増えています。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)地域づくりの促進や住民ニーズの多様化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     これまで40年余りにわたり、住民に最も身近な行政機関として地域づくりに重要    な役割を果たしている地区市民センターについて、今後一層の多様化が見込まれる    住民ニーズに応じた機能の拡充を図っていく必要があります。 (3)人生100年時代で求められる生涯学習の場     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     高齢化が進み、地域では多様な課題が生じています。地域で暮らす全員が「人生    100年時代」をいきいきと過ごすことができるよう、魅力的で参加しやすい生涯学    習の場を提供する必要があります。 (4)動物愛護意識の不足により発生する諸問題  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     犬猫の飼い主等のモラルに起因して周辺環境への影響が懸念されています。      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)地域コミュニティの基盤強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)自然災害に対する防災減災の備えや、高齢社会への対応、子どもの見守りなどの多    様化する地域課題の解決に向け、自治会や住宅関連事業者等と連携して、地域住民    の自治会加入を促進することで、地域コミュニティの強化を図ります。   2)男女がともに自治会長などの地域社会づくりを担うリーダーに就任できるよう、役    割の見直しや他団体の事例紹介などのほか、リーダー養成講座の実施や啓発に努め    ます。   3)事業者に対しては、居住する地域の活動へ積極的に参加するよう従業員に呼びかけ    ることや、参加にかかる休暇制度の導入などについて協力を求めていきます。   4)住民同士による支え合いや、地域資源を活用した地域おこしにつながるような活動                  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    などに対して必要となる財政的支援を行うとともに、それらを実施する地域団体が     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    連携できるようコーディネートをしていきます。 (2)担い手の発掘・育成     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)なやプラザの市民活動センターとしての機能を生かし、市民協働によるまちづく     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    りを推進するとともに、市民協働の大切さについて積極的な啓発を展開し、市民協     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    働について深く理解したうえで行動できる人材の育成を目指します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)プロボノ活動などを通じて、社会貢献活動を実施したい事業者と連携し、現役世代    を中心とした今後の地域づくりを担っていく世代に対して、ボランティア等への参
       加を呼びかけるなど、地域課題の解決に向けた意識の醸成を図っていきます。   3)本市の将来を担っていく子どもたちに、協働の考え方に基づく事業を体験してもら    うことで、地域課題への関心、郷土愛の醸成につなげます。(重点P37) (3)地域づくりの拠点である地区市民センターの強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)高齢者でも利用しやすい施設とするためのバリアフリー化や、プライバシーに配慮    した受付や相談窓口の配置などによって、さらに利便性を高めるとともに、窓口で    の手続や相談、情報提供について、多言語にも対応できるよう情報通信技術を利用    することにより、窓口の強化や相談業務の拡充を図ります。   2)災害時における防災拠点や住民の避難施設として、地区市民センターに非常電源と     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    しての電気自動車などを備えることにより施設の機能強化を図ります。(重点P55)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    また、将来においての地区市民センターの施設の更新については、アセットマネジ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    メント計画との整合性を図りつつ、そのあり方を調査・検討します。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (4)多彩な生涯学習機会と情報の提供     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市民誰もが生きがいを持って「人生100年時代」をいきいきと過ごせるよう、高                                        ̄    齢者が学びながら仲間づくりをし社会参加への意欲を高めるための熟年大学や市     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    民大学一般クラスを開催するほか、地区市民センター等を活用した福祉、環境、人     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    権、防災、防犯などの幅広い分野にわたる学習機会の提供により、市民のライフス    テージに応じた学習活動を推進し、その活力を地域社会づくりにつなげていきます。   2)市民が学びたいと思ったときに、適時、生涯学習に関する情報が入手できるよう、    市や地区市民センターの広報誌、ホームページ、SNSなど多様な媒体を活用したき    め細かな情報提供により利便性の向上を図るとともに、様々な機会を活用して市民    ニーズの把握に努めるなど、市民の生涯学習活動を支援していきます。 (5)飼い主等のモラルの向上  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     「人と動物の共生する社会」の実現を目指して、市民、動物愛護団体や関係機関      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    等と協働で市民に動物を愛護する意識を醸成するとともに支援をしていきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬────────────────────────────┐ │         │・市民は、さまざまな主体がお互いの特性を生かして課題に │ │市民・事業者等が │ 取り組むという市民協働の考え方を理解し、まちづくりに │ │取り組んでいくこと│ 取り組みます。                    │ │         │・事業者は、市民活動への理解を深めるとともに、地域貢献・│ │         │ 社会貢献活動の推進に努めます。            │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬─────────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │     説 明     │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │             │       │ 方向性 │ ├───────────┼─────────────┼───────┼─────┤ │           │住民同士による支え合いや、│       │     │ │地域社会づくり活動の参│地域資源を活用した地域のつ│ 528,412人  │550,000人 │ │加者数        │ながり活動などへの参加を促│(平成30年度)│(図省略)│ │           │進する。         │       │     │ ├───────────┼─────────────┼───────┼─────┤ │プロボノ活動支援事業に│より多くの企業や団体から、│       │     │ │参加したプロボノワーカ│社会貢献活動を行いたい人材│ のべ19社  │のべ30社 │ │ーの所属企業・団体数 │を供給してもらえるよう積極│(平成30年度)│(図省略)│ │           │的な周知啓発を推進する。 │       │     │ └───────────┴─────────────┴───────┴─────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策7 生活・居住││基本的政策 No.19│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】ダイバーシティ社会の実現                   ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)性別や年齢、国籍・文化的背景、性的指向・性自認などの多様性が受け入れられ、    誰もが個性と能力を十分に発揮できる社会になっている。 (2)グローバル化の進展に対応した市民による国際交流が広がるとともに、国際感覚に    優れた人づくり、国際性に富んだ地域社会が形成されている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)外国人市民の増加     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     現在、本市では市民の約3%が外国人と、全国的にみても外国人市民が多く居住    する都市となっています。今後、労働人口の減少が進むなか、さらに多国籍の外国    人を受け入れていくことが予測されるため、国籍や民族、文化のちがいを豊かさと    して生かし、すべての人が互いに認め、尊重し合い、ともに支えて暮らせる多文化    共生社会を実現する必要があります。 (2)性別が原因で、活躍したくてもできない     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市が実施した市民意識調査において、「夫は外で働き、妻は家庭を守る」とい    う固定的役割分担意識を持つ人がいまだ少なくありません。また、女性の多くが希    望する就業形態に就けていないことや、男性が家事・育児に参画しづらいことがわ    かりました。加えて、女性相談の半数以上はDV相談であり、DV被害者の生活再建    が困難という現状もあります。これらを踏まえ、誰もが個性と能力を十分に発揮で    き、個人の価値観を認め合える社会を実現するための意識改革や環境づくりが必要
       です。 (3)多様な性のあり方への対応     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     LGBTなどの多様な性のあり方を理解し、認め合える環境づくりが求められていま    す。 (4)姉妹都市・友好都市交流     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市は米国・ロングビーチ市と姉妹都市提携を、    中国・天津市と友好都市提携を締結し、様々な分野    における交流事業を通して相互理解と友好親善を    深めてきました。一方で、社会経済状況は変化し、    国際化が進んでおり、自治体のみならず、民間にお   (図省略)    ける国際交流も多様化、日常化しています。     今後は、これまで培ってきた姉妹都市・友好都    市交流をベースに、時代の流れやニーズに即した国    際化、グローバル化を図っていく必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)多文化共生の地域づくり(重点P79)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)国籍の異なる住民間の交流を促すイベントや、多文化共生に関連する講演会の開催    などを通じて、多文化共生への理解促進を図ります。また、外国人市民も地域の一    員として地域づくりへの参画が進むよう、個別に情報提供するなど自治会等の地域    団体と連携した取組を図ります。   2)多文化共生社会の実現に向け、部局横断的に施策を推進するため、市の体制を整備    するとともに、日本人市民と外国人市民が共に学び・交流し合うために必要な規模            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    の拠点施設を整備します。また、全国的な制度の改善が望まれる場合は、同様の課    題を抱える他の自治体と連携して国等に働きかけていきます。   3)医療や福祉、居住など日常生活に必要となる制度の情報や、防災・防犯など安全に    関する情報などについて、やさしい日本語や情報通信技術の活用による多言語での    提供を図るとともに、外国人市民に対するワンストップでの相談体制を充実させま    す。   4)地域での円滑なコミュニケーションや、将来の就労に向けて職業能力を作り上げて    いくキャリア形成に必要となる日本語学習の機会や学習場所を積極的に提供すると    ともに、日本社会や文化への理解促進、外国人市民の居場所づくり、就労環境向上    に向けた支援を行うなど、外国人市民にもやさしい環境づくりに努めます。 (2)男女がともに活躍できる環境づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)男女がお互いを尊重しつつ責任も分かち合い、一人ひとりが、その個性と能力を十    分に発揮できる社会の実現のために、いまだに残る固定的な役割分担意識の解消、    ジェンダーの視点をもち社会のあらゆる慣習やしきたり等を見直すなど、男女共同    参画の意義と必要性を、社会教育、学校教育などのあらゆる場で、市民や事業者な    どのあらゆる人たちにわかりやすく伝えていきます。   2)男女がともに働き続けることができ、家事、育児、介護等に参画できるよう、仕事    と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を促進する(重点P41)とともに、女性    が職業生活において活躍できるよう、就労支援や起業支援を実施し、併せて女性が    政策・方針決定などの場にいっそう参画することができるよう、女性登用を促進し    ます。また、時代の変化に応じた施策等については、男女共同参画基本計画の見直           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    しにより対応していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)男女が互いの人権を尊重し、性別に起因する差別・偏見やDVをはじめとするあら    ゆる暴力を許さない社会づくりのため、さまざまな機会をとらえて、DV防止の啓    発、若年層へのDV予防及び人権教育を行うとともに、安心して相談できる体制の    充実を図ります。   4)ひとり親家庭のなかでも、母子世帯は父子世帯に比べて収入が低い傾向にあり、生    活上の困難に直面しやすいことから、就労に関する支援や情報提供を行います。ま    た、男女により健康上の違いがあることや、若い時から自分自身の身体に関する正    しい知識を深めることの必要性を伝えていくとともに、生涯を通じた健康の保持・    増進のため、各ライフステージに応じた正しい情報の提供や支援に努めます。 (3)LGBTなど多様な性のあり方への理解促進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     性のあり方は多様で、それらは一人ひとりの人権に関わることから、講演会やイ    ベントの開催等を通じて、性の多様性についての理解が深まるよう啓発に努めます。     また、性的指向や性自認を理由とする差別的な取り扱いがないよう、関係機関と    連携し、事業者等へ協力を求めていきます。 (4)国際交流の推進     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)姉妹都市・友好都市との交流を軸に、環境、経済、医療などの分野をはじめ、文    化、教育、スポーツなど、社会の変化やニーズに対応しながら、市民が参画する分    野での国際交流を推進していきます。(重点P79)   2)学校、国際交流に関わる団体などと連携して、次代を担う青少年など、より多く    の市民が世界に関心を持ち、草の根の国際交流活動が促進されるよう、情報の収集    や提供を行います。 ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・市民は、性別、年齢、国籍・文化的背景、性的指向・性自│ │         │ 認などに関わらず認め合うダイバーシティ社会について理│ │         │ 解します。また、男女共同参画や多文化共生にかかる計画│ │市民・事業者等が │ の推進に取り組みます。               │ │取り組んでいくこと│・事業者は、多様性を受け入れた平等な雇用機会及び待遇を│ │         │ 確保し、職業や家庭などの活動を両立できる職場環境の整│ │         │ 備、多文化共生に必要な日本語学習の支援など、ダイバー│ │         │ シティ社会の実現に向けた対応や協力を行います。   │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬──────────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │     説 明      │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │              │       │ 方向性 │
    ├───────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │           │多文化共生モデル地区の外国 │       │     │ │多文化共生モデル地区 │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │       │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │人市民が地域づくりに参画で │ 11,202人  │13,000人 │ │における多文化共生推 │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │  ̄ ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │きるよう、多文化共生推進事業│(平成30年度)│     │ │進事業の参加者数   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │への参加人数の増加を図る。 │       │     │ │           │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │       │     │ ├───────────┼──────────────┼───────┼─────┤ │           │市内事業所における常用労働 │       │     │ │常用労働者(正社員)に│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │  20.3%  │ 30%  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│者(正社員)に占める女性の割│   ̄ ̄ ̄  │  ̄ ̄  │ │占める女性の割合   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(平成30年度)│     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │合の増加を図る。      │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │           │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │       │     │ └───────────┴──────────────┴───────┴─────┘ ┌─────────┐┌────────┐ │政策7 生活・居住││基本的政策 No.20│ └─────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】高齢化社会に対応した生活環境の確保              ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)高齢化社会や多死社会などの実情に対応し、快適な生活環境が確保された、住んで    いて良かったと思える街になっている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)ごみ排出の困難化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    本市では、集積場を設置し、行政によりごみの収集を行う「ステーション方式」を   採用していますが、高齢化、核家族化の進展などにより、地域の集積場に日々のごみ   出しができないといった課題を抱える世帯が増加します。ごみ出しを含めた地域での   生活を支えるため、福祉サービスと併せた多角的な対応が求められます。 (2)多死社会の到来     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    厚生労働省によると、年間の死亡者数は2040年に   は168万人、2015年比で39万人増加すると見込ま     (図省略)   れています。今後は身寄りのない方の埋葬や墓地の   無縁化などが想定されるため、公営霊園のあり方の   検討が求められます。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)誰もがごみ出しに困らない生活環境の確保     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    福祉部局や地域の介護事業者等と連携し、ごみ出しが困難な世帯の実情に応じたご     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   み収集のシステムを構築します。(重点P77) (2)多死社会への備え     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)大都市や地方都市における合葬墓など、多様化する    葬儀や墓地に対する市民意識と実態の調査を行い    ます。   2)人としての尊厳を守るという基本的な考え方のも    と、本市としてふさわしい公営霊園のあり方を見い       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    だします。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   3)人が亡くなった際に行わなくてはならない手続は、     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    市役所だけでなく多岐にわたることから、わかりや   (図省略)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    すく情報提供を行うことで、手続など様々な負担を     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    少しでも軽減できるよう取り組みます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬──────────────────────────┐ │市民・事業者等が │・ごみを定められたとおりに分別し、適正な排出を行いま│ │取り組んでいくこと│ す。                       │ │         │・霊園を適正に管理、利用します。          │ └─────────┴──────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬───────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │    説 明    │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │           │       │ 方向性 │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │ごみ出し等が出来ず日常│住居からのごみ出しや片│       │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│   ─   │ 0件  │ │生活に支障がある方に関│付けが出来なくて困って│    ̄   │  ̄ ̄  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(平成30年度)│     │ │する相談件数     │いる方等からの相談件数│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │     │ └───────────┴───────────┴───────┴─────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌────────────┬─────────────────────────┐ │政策8 健康・福祉・医療│地域社会で健やかで幸せに暮らせるまちへ      │
    └────────────┴─────────────────────────┘ ┌─────────────┬───────────────────┐ │    基本的政策    │      展開する施策       │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策21    │                   │ │             │                   │ │  誰もがいつまでも健康で│(1)健やかな生活習慣の形成と      │ │  暮らせるまちの実現  │  疾病予防・重症化予防        │ │             │                   │ │○SDGs17の目標      │(2)こころの健康づくり         │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │                   │ │    (図省略)    │                   │ │             │                   │ ├─────────────┼───────────────────┤ │             │(1)地域包括ケアシステムによる     │ │  基本的政策22    │  地域共生社会の実現         │ │             │                   │ │  住み慣れた場所で   │(2)地域の支えあいを担う人材の育成   │ │  自分らしく暮らせる  │                   │ │  環境づくり      │(3)在宅医療を支える体制の強化と    │ │             │  環境づくり             │ │○SDGs17の目標      │                   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │(4)在宅で療養する患者・家族を支える  │ │             │  環境づくり             │ │    (図省略)    │                   │ │             │(5)認知症施策の推進          │ ├─────────────┼───────────────────┤ │  基本的政策23    │                   │ │             │(1)市立四日市病院における       │ │  質の高い医療を安定的に│  将来需要を踏まえた医療環境の整備  │ │  提供する体制整備   │                   │ │             │(2)市立四日市病院における       │ │○SDGs17の目標      │  医療従事者の充実と地域の医療機関と │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │  の役割分担と連携の推進       │ │    (図省略)    │                   │ │             │                   │ └─────────────┴───────────────────┘ ┌────────────┐┌────────┐ │政策8 健康・福祉・医療││基本的政策 No.21│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現           ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)「人生100年時代」において、若い世代から高齢者まであらゆる世代が自らの健康に    関心を持ち、健康づくりを実践することで、いきいきと活躍できる社会が実現して    いる。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)健康づくりの推進、疾病予防・重症化予防     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     「人生100年時代」において、市民一人    ひとりがいつまでも健康で自立した生活を    送るためには、若い時から健康に関心をも    ち、運動の実践や望ましい食生活などの健    康づくりに取り組む必要があります。     本市においては、市民の健康意識は高まり   (図省略)    つつありますが、若い人の運動・スポーツ    の実施率は低く、高齢者においては、転倒    や病気になることへの不安を持っている人    が多いこと、趣味やサークル等、地域で開    催される活動への参加が増えない現状があ    ります。     今後、早い段階からの生活習慣病予防や重症化予防に加え、家庭、地域、職場で                                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    健康づくりに取り組み、生涯健康であり続けることのできる環境づくりや仕組みづ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    くりが必要です。 (2)こころの健康づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     こころの健康は、個人の性格や資質だけでなく、からだの健康状況や職場・家庭    の人間関係、経済状況等の社会的な要因の影響を受け、生涯を通じておよそ4人に    1人と誰もがこころの病にかかる可能性があります。     市民一人ひとりがこころの健康について正しく理解し、適切に対応・対処できる    ような働きかけ、そして周りからのサポートが受けられる体制整備が必要とされて    います。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)健やかな生活習慣の形成と疾病予防・重症化予防(重点P71)     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)健やかな生活習慣の形成のために、生涯にわたって家庭や                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    地域、職場の中で楽しみながら自然と健康づくりに親しむ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   (図省略)    機会や場を増やすといった環境づくりや、きっかけづくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    を強化し、継続的な健康づくりの習慣化を図ります。   2)がんや糖尿病などの生活習慣病予防や予防接種等により、    疾病予防や重症化予防を図ります。 (2)こころの健康づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      1)市民一人ひとりがこころの健康に関心を持ち、理解を深め、適切な行動がとれるよ    う、さまざまな機会を捉えて普及・啓発を行っていきます。   2)家庭や学校、職場等において、身近な人の変化に気づき、必要に応じて専門機関へ    つないだり、見守っていくといったサポートができるような体制整備を進めます。   3)精神障害のある人が適切に受診行動がとれ、住み慣れた場所で日常生活を送ること    ができるよう、電話による相談や家庭訪問など個別支援体制の充実を図ります。            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (図省略) (図省略) ┌─────────┬───────────────────────────┐ │         │・市民・地域・事業者など総ぐるみで健康機運を盛り上げて│ │市民・事業者等が │ いきます。                     │ │取り組んでいくこと│・働く世代から高齢者まで、生涯にわたってこころとからだ│ │         │ の健康の維持増進に取り組み、高齢となっても介護の支え│ │         │ 手や地域活動ができるような基盤づくりを目指します。 │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │    説 明     │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │            │       │ 方向性 │ ├──────────┼────────────┼───────┼─────┤ │スポーツ・運動を週1│スポーツ・運動を実施する│  49.9%  │ 65%  │ │回以上実施した割合 │人は、健康の意識が高いこ│(平成28年度)│(図省略)│ │(実施率)     │とから、実施率を高める。│       │     │ └──────────┴────────────┴───────┴─────┘ ┌────────────┐┌────────┐ │政策8 健康・福祉・医療││基本的政策 No.22│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)人々が様々な生活課題を抱えながらも住み慣れた地域で自分らしく暮らしていける    よう、地域住民等が支え合い、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っ    ていくことのできる「地域共生社会」が実現している。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)本人の希望と家族のライフスタイルに対応できる地域福祉の体制強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    高齢者や障害のある人をはじめ、地域に暮らすすべての人が、さまざまな事情から   福祉サービスを必要とするようになっても、住み慣れた地域で安心して生活を送れる   社会をつくることが地域福祉の考え方です。その実現に向けては、本人の希望や家族   のライフスタイルを尊重し柔軟に対応することが求められますが、生活上の課題は複                                  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   雑かつ多様化してきており、孤立死や高齢者、障害のある人、子どもに対する虐待事    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   案なども発生しています。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    その一方で、地域のボランティアは、その確保が困難になっている地域も多く、市   は、公的な福祉サービスを適切に運営するとともに、こうした活動の担い手となる人   材の確保に取り組んでいくことが必要です。 (2)在宅医療を支える体制のあり方     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    人生の最期を自宅で迎えたいと希望する人は多く、本市においては実際に自宅で死   亡した割合は18.3%と、県平均(12.8%)を上回っており、自宅での看取りが徐々に   浸透してきています。しかし、家族の負担や症状が悪化したときの不安感等から在宅   での療養を困難と考える人も少なくありません。    高齢化がますます進展し、今後、さらに在宅医療が重要視される中で、在宅医療に   かかる不安感等を払拭し、より良い療養生活を送るためには、医療と介護の協働・連   携による在宅医療の体制の確立が不可欠です。    また、福祉事業に従事する人材の確保と育成は、事業者にとって大きな課題である     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   だけでなく、多様化する福祉サービスへの需要に応えるためにも重要です。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (3)高齢化の進展に対応した認知症施策  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    高齢化の進展により、認知症高齢者の大幅な増加が見込まれる中、認知症高齢者や   その家族が、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、   認知症に関する地域の理解を促進し、見守り体制を充実するとともに、早期診断・早   期対応体制の強化が求められています。また、認知症が進行した時に利用できる医療・   介護・生活支援サービスの確保とあわせて、状態に応じた適切な支援が行える仕組み   づくりを進めていく必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)地域包括ケアシステムによる地域共生社会の実現     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    高齢者の地域包括ケアシステムを土台として、行政のみならず、地域住民、自治   会等地域団体、民生委員・児童委員、ボランティア、NPO法人、事業者などが参画   し、高齢者だけでなく障害のある人、生活困窮者など、対象者ごとに縦割りであっ   たシステムを連携させます。また、相談体制についても、より包括的な支援ができ                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   るよう、対応力の強化を図ります。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)地域の支えあいを担う人材の育成     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  1)地域包括ケアシステムを深化・推進するうえで、多様な主体による取組の育成はま
      すます重要となることから、今後はさらに裾野を広げるため、生活支援コーディネ   ーターの体制を充実するなどして、新たな人材の発掘やマッチングの仕組みづくり   を推進します。  2)介護予防に資する住民主体の通いの場である「ふれあいいきいきサロン」の活動が                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   身近な地域に広がるよう支援し、住み慣れた地域で元気に暮らしていけるまちづく    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   りを推進するとともに、介護予防・日常生活支援総合事業の住民主体サービス(サ   ービスB)の担い手育成にもつなげていきます。 (3)在宅医療を支える体制の強化と環境づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  1)各地区で実施する地域ケア会議や地域包括支援センターごとに実施する医療・介護   連携地域ケア会議において、在宅医療・介護連携に関する課題を抽出し、検討を行   い解決を図ります。また、全市的な課題のうち医療的な支援が必要な課題について   は、「安心の地域医療検討委員会」で、日常的な生活支援などの課題については、「長   寿社会づくり懇話会」でそれぞれ検討を行い、課題解決に向けた体制の構築を行い   ます。  2)医療関係者と介護関係者の情報共有による連携強化に向けて、基幹3病院から在宅   療養に移行した患者の情報について、ICT(情報通信技術)を活用したシステムの   普及促進に努めます。  3)医療・介護関係者の研修については、緩和ケアや認知症ケア等、   介護施設で働く職員のニーズに合わせた医療職からの研修を   引き続き実施し、介護関係者と医療関係者の相互理解を促しま   す。  4)在宅医療・介護連携に関する相談支援については、「四日市市   (図省略)   在宅医療・介護連携支援センター(つなぐ)」による相談体制      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   のさらなる充実を図るとともに、病院から在宅療養への円滑   な移行を行うために、退院時カンファレンスマニュアルの徹   底を図ります。 (4)在宅で療養する患者・家族を支える環境づくり     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  1)在宅医療の中核を担う訪問看護師のスキルアップを図るため研修を実施するとと   もに、訪問看護師のニーズに合った研修内容の充実を図ります。  2)在宅療養者及び家族が安心して療養生活が送れるよう、在宅医療の後方支援体制と   しての機能を担う事業のあり方、及び市内医療機関に開設された地域包括ケア病床   との役割分担について検証を行いながら、在宅医療支援のための病床の確保を図り   ます。  3)必要な介護保険サービスの提供には、人材の確保と育成が不可欠であることから、    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   潜在的な人材の掘り起こしや介護従事者の負担軽減に資する新たな技術の活用の    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   研究など、国、県とも連携しながら人材育成を進めていきます。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (5)認知症施策の推進(重点P76)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  1)若年性を含む認知症の人が社会の一員として尊重され活躍できるよう、啓発事業や    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   認知症サポーターの養成を引き続き進めるとともに、さらに一歩進んだ活動に取り   組むサポーターを「認知症フレンズ」として登録し、地域での支援体制づくりを進   めます。また、行方不明高齢者の早期発見のための有効な仕組みづくりを行います。                           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  2)MCI(軽度認知障害)の状態にある人等が認知症の疑いに早い段階で気付くことがで   きるよう、チェックシート等を活用し、様々な機会、媒体を通じて啓発を行います。   また、医療機関を受診して適切な診断を受けられるよう、かかりつけ医や専門医療                              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   機関との連携を推進するとともに、負担軽減策の導入など、取組の強化を図ります。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬────────────────────────────┐ │         │・「支え手側」と「受け手側」に分かれるのではなく、市民、│ │         │ 事業者等がそれぞれ役割を持ち、お互いが配慮し存在を認 │ │         │ めあい、支えあいながら、孤立せずにその人らしい生活が │ │         │ できる地域コミュニティを育成し、公的な福祉サービスと │ │         │ 協働して助けあいながら暮らすことのできるまちづくりを │ │市民・事業者等が │ 目指します。                     │ │取り組んでいくこと│・認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けること │ │         │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │         │ ができるよう、市民、事業者等と市が連携し、認知症の人 │ │         │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │         │ の視点に立った取組を進めます。            │ │         │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬───────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │    説 明    │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │           │       │ 方向性 │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │今後、家族の介護や在宅│家族の介護や在宅サービ│       │     │ │サービスを受けて在宅で│スを利用して、住み慣れ│  43.8%  │ 60%  │ │暮らしたいと希望する市│た地域で安心した生活を│(平成28年度)│     │ │民の割合       │希望する市民が増加する│       │(図省略)│ │           │ことを目指す。    │       │     │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │           │自宅で最期を迎えたいと│       │     │ │在宅で最期を迎えた人の│望む人の希望が叶ってい│  18.3%  │ 23.7% │ │割合         │る指数として死亡者数の│  545人   │ 705人  │ │           │うち、自宅で死亡した人│(平成29年度)│(図省略)│ │           │の増加を目指す。   │       │     │ ├───────────┼───────────┼───────┼─────┤ │           │普及・啓発等を通じて、│ 24,584人  │42,000人 │ │認知症サポーターの人数│社会全体の認知症への理│ (30年度) │(図省略)│ │           │解が深まる。     │       │     │ └───────────┴───────────┴───────┴─────┘
    ┌────────────┐┌────────┐ │政策8 健康・福祉・医療││基本的政策 No.23│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】質の高い医療を安定的に提供する体制整備            ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)高度医療、救急医療などの急性期医療を担う市民に信頼される病院として、安定し     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    た経営のもとで市立四日市病院が存続し、高度な医療が提供されている。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)高齢化の進展によるがんや動脈硬化性疾患の増加などの疾病構造の変化に対応する     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ため、市立四日市病院と地域の医療機関との役割分担と連携がさらに進展している。     ̄ ̄ ̄ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)医療を取り巻く環境の変化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    本市では、市立四日市病院、三重県立総合医療センター、四日市羽津医療センター   が地域の基幹病院として高度な医療を担っています。こうした中、市立四日市病院は、   昭和53年に現在地へ移転新築後、医療環境の変化に対応するため、数度の増築・改修   を行ってきました。今後は、目標耐用年数※の60年を迎える2038年頃まで、現在地で             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   の病院運営を継続しつつ、患者の診療・療養スペースの増大、医療機器や検査機器の    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   大型化や複雑化、さらには医療安全対策や防災対策、セキュリティ対策等の向上とい   った昨今の医療環境の変化に対応していく必要があります。   ※出典「(社)日本建築学会のRC造、SRC造の普通品質の場合の代表値」 (2)地域の医療機関との役割分担と連携の必要性     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    団塊の世代が75歳を迎える2025年を目前に控え、今後も医療を取り巻く環境は、   これまで以上に変化していくことが想定されます。こうした中、高度医療や救急医療   などの急性期医療を担う市立四日市病院において、医療従事者の充実および地域の医                           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   療機関との役割分担と連携を図る必要があります。    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)市立四日市病院における将来需要を踏まえた医療環境の整備     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)医療環境の変化に対応していくとともに、市立四日市病院の抱える施設課題の解決    が図られるよう未改修部門を中心とした改修に向けた取組を進めます。   2)医療環境の整備の一環として、ICU(集中治療室)とHCU(高度治療室)を拡充し、    救急・重症患者や手術後等の患者の管理体制の強化を図るほか、医療従事者の負担                                  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    軽減も期待できるAIを活用した医療診断機器や5Gを活用した遠隔診断・遠隔治療     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    機器など、薬事承認を受けた医療機器の導入・拡充を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)市立四日市病院における医療従事者の充実と地域の医療機関との役割分担と連携の     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    推進     ̄ ̄   1)市立四日市病院において、急性期医療を安定的に提供していくため、医師、看護師     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    等の医療従事者の充実を図ります。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)市立四日市病院が指定、承認を受けている災害拠点病院、救命救急センター、DPC                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    特定病院群、地域医療支援病院、総合周産期母子医療センター、地域がん診療連携    拠点病院の役割を十分に担い、今後も北勢地域の中核病院として存続できるよう、    その機能の充実強化を図ります。   3)地域の医療機関との役割分担と連携の推進については、入院手続から退院後におけ    る地域での生活まで見据えた支援を行う入退院部門の新設や地域医療支援病院とし                                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    て地域の医療機関との間で紹介率・逆紹介率の向上などの取組を進めます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────┬───────────────────────────┐ │市民・事業者等が │・日常的な医療を幅広く提供する地域の医療機関と、重症患│ │取り組んでいくこと│ 者や救急患者などに対応する急性期病院の役割を踏まえて│ │         │ 受診します。                    │ └─────────┴───────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌────────┬───────────┬───────┬──────┐ │   指標   │    説明     │ 現状の値  │ 目標値  │ │        │           │       │ 方向性  │ ├────────┼───────────┼───────┼──────┤ │        │企業の経常的な活動にお│       │      │ │        │ける収益性を表すもの │       │100%以上  │ │        │で、経常費用に対する経│  101.3%  │      │ │経常収支比率  │常収益の割合である。こ│(平成30年度)│      │ │        │の数値が100%を超える │       │(図省略) │ │        │場合は単年度黒字を示 │       │      │ │        │す。         │       │      │ ├────────┼───────────┼───────┼──────┤
    │        │重篤な患者に対し行われ│       │ 3,000件  │ │全身麻酔を伴う │る全身麻酔を伴う手術件│  2,730件  │  以上  │ │手術件数    │数により、急性期医療の│(平成30年度)│(図省略) │ │        │提供度合を測る。   │       │      │ ├────────┼───────────┼───────┼──────┤ │        │地域の医療機関から紹介│  紹介率  │紹介率   │ │        │状により当院に紹介があ│  73.2%  │ 75%以上 │ │紹介率・逆紹介率│った割合と当院から地域│ 逆紹介率  │逆紹介率  │ │        │の医療機関へ紹介する逆│  99.7%  │ 100%以上 │ │        │紹介の割合により、地域│(平成30年度)│(図省略) │ │        │連携の推進度合を測る。│       │      │ └────────┴───────────┴───────┴──────┘ 基本計画(分野別基本政策) ┌────────────┬─────────────────────────┐ │都市経営の土台・共通課題│様々な政策・施策を展開していく上で、       │ │            │基本となる都市経営の土台・共通課題        │ └────────────┴─────────────────────────┘ ┌────────────┬────────────────────┐ │   基本的政策    │       展開する施策       │ ├────────────┼────────────────────┤ │  基本的政策24   │(1)多様で複雑な人権課題に気づき、    │ │            │  行動できる人材・企業の育成      │ │  多様な人権を尊重する│                    │ │  まちづくり     │(2)人権に関する相談体制の充実・強化   │ │            │                    │ │○SDGs17の目標     │(3)重大な人権侵害である暴力・虐待の防止 │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │  と被害者への支援           │ │   (図省略)    │                    │ │            │(4)インターネット上の人権侵害等の解消  │ ├────────────┼────────────────────┤ │  基本的政策25   │                    │ │            │                    │ │  公共施設の効率的  │(1)公共施設の最適化           │ │  マネジメント    │                    │ │○SDGs17の目標     │(2)新たな維持管理経費削減手法の展開   │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                    │ │   (図省略)    │                    │ │            │                    │ ├────────────┼────────────────────┤ │  基本的政策26   │                    │ │            │(1)都市イメージの向上と         │ │  効果的な      │  効果的な情報発信           │ │  シティプロモーション│                    │ │○SDGs17の目標     │(2)名古屋都市圏などをターゲットとした  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │  シティプロモーション         │ │   (図省略)    │                    │ │            │                    │ ├────────────┼────────────────────┤ │  基本的政策27   │(1)AI・RPA等の活用促進及び       │ │            │  情報システムの最適化         │ │  スマート自治体の実現│                    │ │○SDGs17の目標     │(2)行政手続の電子化とオンライン化    │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │                    │ │   (図省略)    │(3)官民データ利活用による        │ │            │  地域課題の解決            │ └────────────┴────────────────────┘ ┌────────────┐┌────────┐ │都市経営の土台・共通課題││基本的政策 No.24│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】多様な人権を尊重するまちづくり                ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)市民一人ひとりが、差別解消に関する3つの法律の成立の趣旨を理解するとともに、    多様化・複雑化するあらゆる人権課題を自分自身の課題として受け止め、互いの違    いを尊重しながら、誰もが自分らしく生きられる共生社会の形成に向けて行動して    いる。 (2)あらゆる暴力・虐待の防止に関する正しい理解が市民に行き渡るとともに、相談先    が広く認知され、適宜、総合的な支援が受けられることで、個人の尊厳が守られ、    安心して生活することができている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)人権意識を高め、行動に結び付けるための教育・啓発     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     近年の社会情勢は、少子高齢化の進展や、急速に進む情報通信技術の発達、また外    国人労働者の受け入れ拡大などによって大きな変化を遂げています。そのため、部落    差別をはじめ女性差別、障害者差別、外国人差別や子どものいじめの問題などのほか、    新たな人権課題として、性の多様性に関する課題、精神障害・内部障害など目に見え    にくい障害を抱える方の課題や、犯罪被害者等の課題、あるいは東南アジアを中心に    多様化が進む外国人市民との共生における課題などが発生しています。     本市は「よっかいち人権施策推進プラン」に基づく取組を行ってきましたが、制度    の充実や建物・道路のバリアフリー化の進展などで前進が見られるものの、依然とし    て差別や人権侵害などが発生していることから、一人ひとりの人権意識を高めること    がより重要になっています。     そのため、相手を思いやる中で人権課題に気づき行動する力(ちから)を培うこと    ができるよう、様々な機会を通じて情報提供を行い、学習機会の拡充を図るとともに、    学校教育と社会教育との連携を図りながら、学校・家庭・地域社会・職場を通じて、    子どもから大人までのあらゆる年齢層に対して、人権尊重の意識を高め、差別をなく    す行動に結びつく啓発・教育を充実していく必要があります。 (2)人権に関する相談体制     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     相談者が一番適切な窓口で相談できるよう、相談体制の充実・強化をより一層図る    必要があります。また、相談から得られた人権課題を的確に施策に反映できる体制づ
       くりについても取り組む必要があります。 (3)あらゆる暴力の根絶     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市の女性相談の半数以上が配偶者や交際相手からの暴力(DV)相談であるという    現状や、子どもや高齢者、障害者への身体的・精神的な虐待や暴力なども発生してい    るため、こうした重大な人権侵害である暴力・虐待の防止と被害者への支援に向けて    より一層取り組む必要があります。     また、不幸にも犯罪被害に遭われた市民やその家族に対しては、相談や情報提供、    日常生活における支援など、寄り添い・支え合いの輪を広げていく必要があります。 (4)インターネット上の人権侵害等の発生     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     他人への誹謗中傷や特定の個人情報の無断掲示、いじめや差別的な書き込みあるい    は特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動(いわゆるヘイトスピーチ)など、    情報化の進展に伴い、インターネット上での人権侵害等が数多く見られることから、                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    実態を把握のうえ関係機関と連携してその解消に努めるとともに、メディア・リテラ    シーの養成にも取り組む必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)多様で複雑な人権課題に気づき、行動できる人材・企業の育成     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)人権を尊重する意識の確立とこれに基づく行動が市民生活に浸透するよう、差別解                                       ̄ ̄ ̄    消に向けた実態調査を行い、人権課題を把握し、それに応じた様々な対応を行うと     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ともに、学校・家庭・地域社会・職場などのあらゆる場で、多くの市民が学習の機     ̄ ̄ ̄ ̄    会を持てるよう人権研修への参加を促し、一人ひとりの人権感覚に応じた教育や啓    発活動を推進します。   2)子どもたちがいじめ問題をはじめ、さまざまな人権問題を自らの問題と捉え、差別    解消に向けて主体的に行動する力の育成を図るための人権教育を推進します。また、    教職員の人権意識を高め、人権教育における指導力向上を図ります。   3)パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントの防止、ワーク・ライフ・バラン    スの推進など、多様な人権課題に対応できる企業づくりの推進と働く世代の人権意    識の向上を図るため、四日市人権啓発企業連絡会(人企連)への活動を支援するほ    か、関連機関と連携し、経営者や公正採用選考人権啓発推進員を中心とした人事労    務担当者に対する啓発や、市内の企業や事業者が行う従業員への人権研修等への支    援を行います。   4)新たな人権課題や多様で複雑な人権課題に気づき、その解決に向けて行動する職員    を育成します。そのため、さまざまな人権課題やその解決に向けて、職員研修にお    いて知識を深めるとともに、人権感覚や行動する意識を形成します。 (2)人権に関する相談体制の充実・強化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市民からの相談に組織的な対応が行えるよう、解決に必要な情報やスキルの共有等    により相談員の資質向上を図るとともに、関係機関や市民活動団体等との連携強化    により、相談ネットワーク機能の充実を図ります。   2)多様化・複雑化する人権課題に的確に対応し、相談者がエンパワメントや能力向上    のための支援を受けることができるよう、相談から得られた情報や内容を施策につ    なげるための仕組みづくりを進めます。 (3)重大な人権侵害である暴力・虐待の防止と被害者への支援     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)暴力や虐待に関する相談体制の整備を図るとともに、暴力の防止と被害者保護を円    滑に進めるため、専門機関との連携を強化します。   2)配偶者や交際相手からの暴力(DV)根絶に向けて、中学生や高校生など若年層に対    する予防としての人権教育の充実を図ります。   3)犯罪被害に遭われた市民やその家族が、一日も早く平穏な暮らしが取り戻せるよう、    犯罪被害者等の立場に立った相談体制や日常生活の支援などに取り組みます。 (4)インターネット上の人権侵害等の解消     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     近年社会問題化しているインターネット上の人権侵害等に対し、その実態を把握し、    国・県等の関係機関と連携して解消につなげるとともに、メディア・リテラシーの養    成などの人権教育に取り組みます。(重点P32) ┌─────────┬────────────────────────────┐ │         │・市民一人ひとりが、人権課題を自分自身の課題として受け │ │         │ 止め、地域活動や学習会に積極的に参加・協力します。  │ │市民・事業者等が │・事業者等は、市民啓発団体等と連携して、「働く世代」であ│ │取り組んでいくこと│ る従業員に対し、人権教育を行います。         │ │         │・事業者等は、ハラスメントの防止やワーク・ライフ・バラ │ │         │ ンスの推進など、安全で働きやすい職場づくりを行います。│ └─────────┴────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌─────────┬──────────────────┬───────┬─────┐ │   指 標   │       説 明        │ 現状の値  │ 目標値 │ │         │                  │       │ 方向性 │ ├─────────┼──────────────────┼───────┼─────┤ │         │人権に関心がある人の割合      │       │     │ │人権についての関心│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │  62.8%  │ 85.0% │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(市民意識調査で「人権について関心が│   ̄ ̄ ̄  │  ̄ ̄ ̄ │ │度        │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(平成26年度)│     │ │ ̄        │ある」と回答した率)        │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │         │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        │       │     │ ├─────────┼──────────────────┼───────┼─────┤ │         │人権が侵害されたと感じたこ     │       │     │ │         │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │       │     │ │         │とがある人の割合          │       │     │ │人権が侵害された経│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │  23.5%  │ 15.0% │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(市民意識調査で「社会全体で人権が侵│   ̄ ̄ ̄  │  ̄ ̄ ̄ │ │験        │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(平成26年度)│     │ │ ̄        │害されたと感じたことがある」と回答し│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│     │
    │         │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │(図省略)│ │         │た率)               │       │     │ │         │ ̄ ̄ ̄               │       │     │ ├─────────┼──────────────────┼───────┼─────┤ │         │人権教育におけるメディア・     │       │     │ │人権教育における中│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │       │     │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│リテラシーに関する授業にお     │   ─   │100.0%  │ │学生のメディア・リ│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │    ̄   │ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│いて、意識が向上した中学生     │(平成30年度)│     │ │テラシーの意識状況│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│の割合               │       │     │ │         │ ̄ ̄ ̄               │       │     │ └─────────┴──────────────────┴───────┴─────┘ ┌────────────┐┌────────┐ │都市経営の土台・共通課題││基本的政策 No.25│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】公共施設の効率的マネジメント                 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)公共施設を適正に配置し、市民にとって必要なサービスが持続的に提供されている。 (2)公共施設の計画的な修繕により、長寿命化が図られ、財政負担が低減、平準化するととも    に、新たな管理手法の導入により、維持管理費が低減している。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)公共施設の老朽化によるコストの増大     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市では、昭和40~50年代にかけて建てられた公共施設が多く、老朽化により今後一    斉に更新時期を迎えることから、建て替えや修繕などによる工事費の増大が見込まれま    す。     多額の財政負担が短期間に集中することを避けるため、公共施設の長寿命化や社会環境    の変化に応じた公共施設の適正な配置の見直しなど、「アセットマネジメント」※に取り組    み、財政負担を低減、平準化することが求められます。 (図省略) ┌─────────────────────────────────────────┐ │<推計の条件>                                  │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                  │ │ 現在ある建築物系施設全てを築30年で大規模改修、築60年で建替えを行った場合の推計で│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │す。また、30年経過しても大規模改修を実施していない施設は、今後10年間で実施すること│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │として推計しています。                              │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              │ │ 今後、アセットマネジメントの取組により、将来負担の削減に努めます。       │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       │ └─────────────────────────────────────────┘    ※ アセットマネジメント       公共施設の維持管理や補修などを効率的に行う技術体系(ストックマネジメント)に加え、施設の集約化・拠点化      や統廃合、維持管理費用や運営形態の見直しによる公共施設全体の運営の最適化と財政負担の低減・平準化に取り      組む管理手法のこと (2)ライフサイクルコスト※の縮減     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     維持管理費や修繕などのランニングコストは建築物のライフサイクルコストの中で7    ~8割と大部分を占めることから、本市ではこれまでも施設に係る維持管理費を削減する    ため、省エネルギー化の取組や、保守管理業務の委託化、指定管理者制度の導入など民間    事業者の活用の取組を実施してきました。少子高齢社会の到来により、人材不足や社会保    障費の増加も見込まれる中で、さらなる効率化に向け、新たな維持管理手法の確立・展開    が求められます。    ※ ライフサイクルコスト      建築物の企画・設計・施工・運用・維持管理・補修・改造・解体・廃棄に至るまでに必要な全ての費用 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)公共施設の最適化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市が保有する施設について、施設毎にハード(老朽化状況、立地条件等)、ソフト(コス                  ̄ ̄ ̄ ̄    ト、利用状況)の両面から分析を進めます。さらに人口分布、交通の利便性、立地環境                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    など多角的な分析を行い、全市的な観点から、公共施設の適正な配置について検討しま    す。   2)この公共施設の適正配置の検討結果を踏まえ、施設毎の長寿命化・更新の計画である個     ̄ ̄    別施設計画を策定します。これに基づき計画的に施設管理を行うことで、予防保全型の    維持管理に転換し、施設の安全性を維持しつつ財政負担の低減や平準化を図ります。ま    た、今後の施設の更新に備え、確実に基金へ積立をしていきます。   3)市民にとって必要な施設サービスを持続的に提供していくため、今後の人口減少等の社    会環境の変化に対応した効果的・効率的な公共施設のあり方について検討します。また、    このあり方の検討は定期的に実施し、その結果を各施設の個別施設計画にフィードバッ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    クするPDCA管理サイクルを構築します。   4)この中で、公共施設の受益者負担については、施設別行政コスト計算書を活用すること    で、施設の維持管理経費等を基に受益者負担率や施設の稼働率から使用料を算定する統    一的な方法を確立します。 (2)新たな維持管理経費削減手法の展開     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)公共施設の維持管理にかかる保守委託料や人件費削減のため、包括管理業務委託など、    先進自治体等で導入されている新たな施設管理手法について、積極的に研究・検討を進
       め、導入に努めます。   2)公共施設にかかる光熱水費等の削減のため、規制緩和により競争入札が可能となった電    力や都市ガスの積極的な入札化を進めます。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬────────────┬────────┬─────────┐ │   指 標    │    説 明     │  現状の値  │   目標値   │ │          │            │        │   方向性   │ ├──────────┼────────────┼────────┼─────────┤ │          │            │   0%    │   100%    │ │          │            │    ̄ ̄   │    ̄ ̄ ̄   │ │          │個別施設計画を策定する。│(個別施設計画)│(個別施設計画) │ │個別施設計画の策定及│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│その後は施設のあり方につ│        │  (図省略)  │ │びあり方見直し   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│        │         │ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │いて毎年見直しを行う。 │        │  毎年100%   │ │          │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │   0%    │   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │ │          │            │    ̄ ̄   │(あり方見直し) │ │          │            │(あり方見直し)│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │          │            │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│  (図省略)  │ │          │            │        │         │ ├──────────┼────────────┼────────┼─────────┤ │          │            │        │前年度同施設に対 │ │          │            │        │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │光熱水費・保守管理委│建築物系施設における光熱│ 1,635百万円  │し、毎年前年度以下│ │託料        │水費・保守管理委託料  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │          │            │        │  (図省略)  │ │          │            │        │         │ └──────────┴────────────┴────────┴─────────┘ ┌────────────┐┌────────┐ │都市経営の土台・共通課題││基本的政策 No.26│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】効果的なシティプロモーション                 ┃ ┃        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)「訪れてみたいまち」、「暮らしを楽しめるまち」として都市イメージが向上している。 (2)首都圏及び東海圏において、本市の認知度が高まり、名古屋都市圏で存在感の高いまちと    なっている。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)本市の良さや魅力が十分に認知されていない     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市は、都市の持続的な    発展を目的として、平成    28年4月に「四日市市観    光・シティプロモーショ    ン条例」を施行し、市民、   (図省略)    事業者、行政が一体とな    り、本市の魅力の創造と    市内外への情報発信など    を行ってきました。しか    しながら、「三重県・名古    屋都市圏・首都圏在住者を対象とした都市に対するイメージ調査」(平成29年実施)にお    いて、本市は、石油化学コンビナートを中心として発展してきた産業都市としての認知度    は高いものの、暮らしやすい都市としては十分に認知されていません。     また、「市民の四日市市に対するイメージ調査」においても市民の本市を誇る気持ち(シ    ビックプライド)が低く、特に20代・30代の女性が本市を支持していないという結果が                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    出ています。 (2)存在感を発揮し、選ばれる都市となる効果的なシティプロモーション     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     本市を取り巻く社会情勢とし    て、人口減少と高齢化、そして、こ    れらが引き起こす市場規模の縮小や    生産年齢人口の減少による地域の経    済力や活力低下が見込まれています。   (図省略)    総人口が減りゆく一方で、東京を中心    とする首都圏への人口一極集中が加速    化する状況において、本市が、将来に    わたり地域の活力を維持・増進し、持    続的に発展するためには、政策・施策    の充実に加え、効果的なシティプロモーションも活用し、住民や企業・各種団体だけでな    く、多くの来訪者から「選ばれる都市」として存在感を発揮する必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐ │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)都市イメージの向上と効果的な情報発信     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)「良さを知ってもらう」きっかけとなる都市イメージを確立し、市民や事業者、市外の人    たちにも、四日市市の良さや魅力を的確に伝えてもらえるよう、市行政の各分野において、    キャッチフレーズや映像を活用して幅広く効果的に情報発信を行います。   2)本市の魅力が市内外で広く話題となることで、市民    や事業者の本市の魅力に対する認識が深まり、まち    への帰属意識やシビックプライドが高まるという好    循環が生まれます。その実現に向け、まずは、まち    の魅力や流行に敏感な女性の情報発信力を活用し、    本市に暮らす魅力などについて、幅広く情報発信で    きる仕組みを構築します。(重点P82)         (図省略)   3)働く世代や子育て世代など、各ターゲットのニーズ
       に応じた手法で本市の魅力や情報を発信していきま    す。(重点P38)また、特に若い世代・家族に選ばれ    るまちとなるために、これらの人たちが求める情報    を得やすくするため、インターネット環境やSNSな    どをさらに活用して情報発信を充実します。 (2)名古屋都市圏などをターゲットとしたシティプロモーション     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     東京・名古屋・大阪の三大都市圏の中心に位置する名古屋を情報発信拠点とし、多様な    媒体を活用して本市の魅力を広く拡散するため、観光大使の活用や専門性を持った人材に                           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    よるメディア等とのネットワーク構築を図り、即時性を持った情報の収集と発信を行いま    す。また、本市と名古屋都市圏などを結ぶ交通・輸送事業者との連携を図ることで、交流          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    人口の増や移住に向けたPRを促進するとともに、本市の存在感を高めるキャンペーンの     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    実施に取り組みます。 ┌─────────┬───────────────────────────────┐ │市民・事業者等が │・行政と連携・協働し、企業のCSRなど、それぞれの主体が有する  │ │取り組んでいくこと│ 資源、ノウハウ、ネットワークを活用したシティプロモーションを│ │         │ 行います。                         │ └─────────┴───────────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬────────────┬───────┬─────┐ │   指 標    │    説 明     │ 現状の値  │ 目標値 │ │          │            │       │ 方向性 │ ├──────────┼────────────┼───────┼─────┤ │名古屋都市圏における│名古屋都市圏在住者による│14市中13位  │14市中5位 │ │暮らしやすい都市イメ│暮らしやすいイメージの都│ ̄ ̄ ̄    │ ̄ ̄ ̄  │ │ージ        │市としての本市の順位  │(平成29年度)│(図省略)│ └──────────┴────────────┴───────┴─────┘  ※14市は、名古屋市を起点に20km~40km圏内で、名古屋駅と結ぶ鉄道の主要駅がある市から抽出   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌────────────┐┌────────┐ │都市経営の土台・共通課題││基本的政策 No.27│ └────────────┘└────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【基本的政策】スマート自治体の実現                     ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │1│目指す姿                                │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)人口減少社会に伴う職員数の減少に備えるための手段の一つとして、AI(人工知能)・     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    RPA(ロボットによる自動化)や5G(第5世代移動通信システム)などの最先端技    術を活用した「スマート自治体」※へ転換し、職員が効率的でより迅速に、質の高い           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    行政サービスの提供を実現している。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (2)官民データ(自治体や民間が保有しているデータ)の公開により、行政事務の効率    化が図られるとともに、新たなビジネスの創出や新たな官民連携による手法が確立    され、様々な地域課題が解決されている。   ※ スマート自治体    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     AIやRPA等の最先端技術を活用することで、自動化・省力化を図り、単純・反復等の事務作業時間を削減し、      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    その時間を職員でなければできない、より価値のある業務に注力することと、情報システムや申請様式の標準     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    化・共通化・電子化により、情報システムへの重複投資の抑止と行政手続における市民や事業者の負担を軽減     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    すること。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │2│現状と課題                               │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)最先端技術を活用した行政事務の効率化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     職員の単純・反復の要素を占める事務作業の割合が依然として高く、この部分への    人材や財政投入が大きいため、企画立案や市民サービスの質の向上に向けた業務に十    分注力できていない状況にあります。また、社会制度変更の度、情報システムが複雑    化してきた結果、人的・財政的負担が大きくなっています。     将来にわたり、本市が持続可能な形で行政サービスを提供し続け、市民福祉の水準    を維持するためにも、AI・RPAや5Gなどの最先端技術を活用して行政事務の効率化    を追求する必要があります。 (2)行政手続の利便性向上     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     申請手続や各種証明手続など市民に身近な行政手続の多くは、市民や企業等が来庁    して行うことを前提に構築され、原則、紙による申請を必要としているため、市民や    企業等の負担になっています。これらの手続においては、ICT等の積極的な活用によ    り手続方法を簡素化し、市民や企業等の利便性の向上を図っていく必要があります。 (3)地域課題の解決に向けた情報の利活用     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     人口減少や超高齢化社会の進展に伴い生じる様々な地域課題に迅速かつ的確に対    応していくためには、最先端技術を活用した地域活性化や都市の魅力創出など、これ    までにない新たな事業展開や課題解決方法の構築が求められます。     一方で、行政機関が保有するデータについて、目的外利用の禁止やプライバシー保    護の観点から、活用範囲が限られているものも多く、民間が必要とし、求めているデ    ータの提供ができていない状況にあることから、事業者等との適切な役割分担のもと、    情報を利活用するための新たな環境を構築する必要があります。 ┌─┬────────────────────────────────────┐
    │3│展開する施策                              │ └─┴────────────────────────────────────┘ (1)AI・RPA等の活用促進及び情報システムの最適化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)AI・RPA等の最先端技術の利活用により職員の働き方改革を進め、職員でなければ    できない、より価値のある業務に注力することで、市民サービスの質の向上に努め    ます。   2)硬直化・複雑化してきた情報システムを見直し、業務の共通化・標準化による情報    システム全体の最適化を行い、システムの改修などにおける重複投資を抑止します。 (2)行政手続の電子化とオンライン化     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)あらゆる行政手続において、電子化及びペーパーレス化、キャッシュレス化を推進    し、マイナンバーカードの普及促進とともに、マイナンバーカードを使って自宅で    各種手続が完結できるしくみの提供を目指し、市役所に来庁する手間を省くなど、    市民の利便性の向上を図ります。(重点P60)   2)行政手続のオンライン化を推進し、各種データを申請等の段階から電子データの形    で入手・格納することで、入力や確認作業等の事務作業を省力化するとともに、AI・    RPA等のICTをより効果的に活用していきます。 (3)官民データ利活用による地域課題の解決     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   1)市と市民・企業等が官民データを容易に利活用することができ、地域課題への対応    を連携して分析・解決できる環境を整備することにより、市民サービスの向上や地    域経済の活性化を図ります。(重点P47)   2)市民や事業者等が、最先端技術を活用した新しい取組を享受できるよう、企業や大    学等の研究や最先端技術を有効に活用した実証機会の確保に協力するなど、産学官    連携による課題解決に向けた取組を、技術の進展や社会環境の変化に応じて推進し    ます。 ┌─────────┬──────────────────────────┐ │市民・事業者等が │官民協働による地域課題の解決に向けた官民データの有効│ │取り組んでいくこと│活用とそのデータを利活用した市民サービス向上に向けた│ │         │アプリケーションの開発を目指します。        │ └─────────┴──────────────────────────┘ ┌─┬────────────────────────────────────┐ │4│進捗状況を測る主な指標                         │ └─┴────────────────────────────────────┘ ┌───────────┬─────────────┬───────┬─────┐ │    指 標    │     説 明     │ 現状の値  │ 目標値 │ │           │             │       │ 方向性 │ ├───────────┼─────────────┼───────┼─────┤ │           │マイナンバーカードを活用し│       │     │ │           │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │     │ │オンラインで申請可能な│て自宅でオンライン申請が完│  6件   │ 100件  │ │行政手続数      │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│       │     │ │           │結できる行政手続の件数  │       │(図省略)│ │           │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │       │     │ ├───────────┼─────────────┼───────┼─────┤ │マイナンバーカードの │本市の総人口に対するマイナ│  9.6%   │30.0%以上│ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│   ̄ ̄ ̄  │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ │交付率        │ンバーカードの交付率   │(平成30年度)│(図省略)│ │ ̄ ̄ ̄        │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│     │ └───────────┴─────────────┴───────┴─────┘                                    ┌───┐                                    │資料2)│                                    └───┘ 1.次期総合計画策定に向けた提言の検討状況について  平成31年3月26日付 議長から市長への政策提言  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  <提言>  ┌─────────────────────────────────────┐  │(1)次期総合計画では目的を達成するための具体的な目標を示し、より実効性の│  │  ある計画とするべく検討すること。                   │  └─────────────────────────────────────┘  <検討状況>   1)まちづくりのビジョン共有と目標設定     本市を取り巻く社会経済環境が大きく変化する中、市民、事業者、行政が将    来に向けて共に夢を描ける社会を実現していくには、明確なビジョンを持って    四日市の未来予想図を描き、具体的戦略を考え、それらを本市に関わるみなさ    んと共有しながら、新たな取組を始める必要があります。     そのため、次期総合計画では、基本構想に、オール四日市で実現に向けて取           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    り組んでいく「ありたいまち」の姿を示すとともに、その実現に向けて、基本     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               ̄ ̄    計画において、各分野の基本的政策ごとに「目指す姿=目標」を明確に打ち出     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    していきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)目標に対する進捗状況を測るための指標の設定     次期総合計画の基本計画では、市民生活に密接に関わる8つの分野を着実に    推進すべき「分野別基本政策」として位置付け、各分野の中核となる「基本的    政策」、基本的政策を実現するための「重点的施策」の順に、階層的に積み上げ、    展開していきます。     「ありたいまち」の実現に向けて、本市の経営資源(人材・財源・資産・情    報)を真に提供すべき分野へ投入するために、そして、施策が着実に進捗し、    市民生活や市民福祉の向上に寄与できているかを客観的な指標を用いて明らか    にするため、数値を使った分かりやすい指標を基本的政策ごとに設定し、進捗           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    状況を“見える化”することとします。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ┌………………………………………………………………………………………………………………………┐
     :◆指標の設定イメージ                                   :  : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                   :  :┌───────┬─────────────────┬──────┬─────┐     :  :│  指 標  │       説 明       │ 現状の値 │ 方向性 │     :  :├───────┼─────────────────┼──────┼─────┤     :  :│       │ ・・・・・・・・・・・・・・・ │      │     │     :  :│ ○○○○○ │ ・・・・・・・・・・・・・・・ │  △△△ │ □□□ │     :  :│       │                 │      │     │     :  :└───────┴─────────────────┴──────┴─────┘     :  : ※1)どのようなまちづくりを目指したいのか。この問いに対する答えが、目標となります。  :  : ※2)目標までの到達度をどのように測ればよいか。この問いに対する答えが、指標となります。:  └………………………………………………………………………………………………………………………┘  <提言>  ┌─────────────────────────────────────┐  │(2)現総合計画において取り組み半ばとなっている施策等について、行政の継続│  │  性を十分に意識する中で、社会情勢の変化に対応の上、今後の計画に繋げるべ│  │  く検討を進めること。                         │  └─────────────────────────────────────┘  <検討状況>   1)現総合計画の検証・総括から得られた検討課題の整理     平成30年度に設置された新総合計画調査特別委員会では、現総合計画の検    証・総括について議会の視点で集中的に検証を行い、出された意見等を次期総    合計画の策定時に反映させるべく提言書・報告書をとりまとめいただきました。     また、市民代表や各分野の有識者で構成する四日市市総合計画策定委員会か    らは、現総合計画のもとで進めてきた取組みを検証した上で、次の10年間に生    かしていくためのアイディアやご意見を頂戴しています。     さらに、高校生から高齢者に至る本市に関わる多くの方々(約8,800名)か    ら、様々なチャンネルを通じて多様なご意見をいただいております。     現総合計画の検証と総括から得られた課題、そして、これまでにお聞きした      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ご意見・ご提言を十分勘案した計画づくりを進めていきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ┌………………………………………………………………………………………………………………………┐  :◆次期四日市市総合計画 主要課題の抽出と整理                       :  : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                       :  :┌────────────────────────┐   ┌──────────┐    :  :│                        │   │  四日市市の特徴 │ ┌─┐:  :│1)現総合計画における主な成果・実績       │   └──────────┘ │次│:  :│2)次期総合計画策定に向けた主な検討課題     │   ┌──────────┐ │期│:  :│ (1)土地利用・環境 (2)産業・市民活動     │ + │   市民の声   │→│総│:  :│ (3)交通・港湾・防災 (4)健康・医療・福祉・人権│   └──────────┘ │合│:  :│ (5)教育・文化・スポーツ・生涯学習       │   ┌──────────┐ │計│:  :│                        │   │  時代の潮流と  │ │画│:  :│                        │   │ 社会経済環境の動向│ └─┘:  :└────────────────────────┘   └──────────┘    :  └………………………………………………………………………………………………………………………┘   2)時代の潮流と社会経済環境の変化に的確に対応するための備え     平成というひとつの時代が終わりを告げ、令和という新時代が幕を開けたい    ま、様々な時代の潮流の変化に対応すべく「長期展望を見据えた戦略的な計画」、      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    「時代に即応する機動的な計画」、「新しい発想に基づく創造的な計画」をキー     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ワードに、新しい時代にふさわしい総合計画を策定し、日本の活力を支える中     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    部エリアにおける西の中枢都市として飛躍する、地に足の着いた持続可能で市    民満足度の高いまちづくりを進めていくこととします。     その上で、社会情勢の変化が年々加速している状況を踏まえ、次期総合計画    が「ありたいまち」の実現に向けてチャンスを逃さない「時代に即応する機動    的な計画」として十分機能するよう、5年後に基本計画が適当であるか否かを                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    検討し、必要な見直しを行うこと。さらに、総合計画にその旨を記載すること     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    とします。  <提言>  ┌─────────────────────────────────────┐  │(3)市民自治基本条例の趣旨を踏まえ、まちづくりに係る行政、市民、事業者な│  │  どが担う権限と責務について考え方を整理する中で、次期計画の検討を行うこ│  │  と。                                 │  └─────────────────────────────────────┘  <検討状況>   1)市民自治基本条例の理念を踏まえた総合計画づくり     市民自治基本条例は、本市のまちづくりにおける市民の「参加」と「協働」    による「市民自治の実現」を掲げ、市民誰もが様々な形で市政に参加し、市の    執行機関や市議会とともにより良い四日市の「まちづくり」を担っていけるよ    うな仕組みを作り上げることで、豊かで人権の尊重される地域社会の実現を目    指していくこととしています。     このような条例の理念に基づき、次の10年間のまちづくりを具体化してい           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    くことができるよう、次期総合計画においては「オール四日市で取り組む協     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    働・共創のまちづくり」を、計画策定を進める上での基本的な考え方として、     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    検討を深めていくこととします。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ┌…………………………………………………………………………………………………………┐  :◆四日市市自治基本条例(理念条例)の主なポイント                :  : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                :  :「参加」と「協働」による市民自治の実現                     :  :(1) 市の行政運営に関する「情報」等の共有を推進                 :  :(2) 市民の皆さんに「知る権利」「市民参加をする権利」があることを明確化     :  :(3) 市(執行機関・市議会)には、「市民参加の促進に努める義務」があることを明確化:  └…………………………………………………………………………………………………………┘
      2)オール四日市で取り組む協働・共創のまちづくり     新しい時代を切り拓き、市民満足度の高いまちづくりを進めていくためには、    市民・事業者・市が連携・協働して地域課題を解決することで、市民生活の質    を高めていくこと。四日市市が持つ都市の可能性と地域資源を生かし、新しい    まちの価値を共に創造していくことが重要になります。     そうした取組みを一歩ずつ積み上げていくことで「ありたいまち」が実現に    向かうことから、次期総合計画では、市民生活に密接に関わるまちづくりの8             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    つの分野において、「市民・事業者・市」それぞれの役割や責務を十分に意識     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    しながら、計画づくりを進めていきます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ◆8つの基本分野    ┌…………………………………………………………………………………………………┐                :生活・居住:人と人とがつながり、自分らしい生活がおくれるまちへ      :                :健康・福祉:地域社会で健やかで幸せに暮らせるまちへ            :                :防災・消防:不測の災害に対しても対応可能な、しなやかで強いまちへ     :                :文化・スポーツ・観光:港町としての歴史と文化・スポーツ・観光の息づくまちへ:                :交通・にぎわい:誰もが使いやすい交通手段が整い、次々と新しい人が訪れ、  :      (図省略)     :        新たな出会いが生まれるまちへ               :                :産業・港湾:人とアイデアが融合し、新たな価値が創造されるまちへ      :                :環境・景観:環境に優しく、良質な景観のある持続可能なまちへ        :                :教育・子育て:やさしく、たくましく、しなやかに生きる力を持った元気な子供が:                :       育つまちへ                         :                └…………………………………………………………………………………………………┘  <提言>  ┌─────────────────────────────────────┐  │(4)目標達成に向け、業務上の所管に縛られることなく、必要に応じて全庁的な│  │  課題として部局横断的に施策展開を行うことも念頭に、都市経営の視点を忘れ│  │  ず、次期計画の検討を行うこと。                    │  └─────────────────────────────────────┘  <検討状況>   1)重点的横断戦略プランの策定     グローバル化の進展や社会の成熟に伴う人々の価値観の多様化を背景として、    今後、市民ニーズは増加・複雑化していくことが想定されます。     そのため、「ありたいまち」の実現に向け、特に力を入れて取り組むべき課     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    題について、分野横断型の戦略プランとして重点的に推進することとします。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    なお、同プランの策定期間は5年間とします。  ┌……………………………………………………………………………………………………………………┐  :◆3つの「重点的横断戦略プラン」・・・資料別冊(現時点の策定イメージ)         :  : ┌──────────┐                               :  : │子育てするなら四日市│これまでは、他市に劣っている部分を引き上げてきた“子育て施策”:  : │  +(プラス)  │これからは、様々な施策をプラスして、「子育て世代から選ばれる、:  : └──────────┘誰もが安心して子育て・子育ちできるまちづくり」を進めます。  :  :     <創造>                                   :  :                                            :  : ┌──────────┐リニア中央新幹線の開通で期待される東京・名古屋・大阪で形成する:  : │ リージョン・コア │巨大都市圏“いわゆるスーパーメガリージョン”         :  : │   YOKKAICHI   │この中で名古屋都市圏の【核】となり存在感を持つため、「多様な都:  : └──────────┘市機能が集積し、人で賑わい、まちの魅力にあふれるまちづくり」を:  :     <革新>    進めます。                          :  :                                            :  : ┌──────────┐日本は世界有数の健康寿命を誇るなか、“人生100年となる超長寿社 :  : │ 幸せ、わくわく! │会”の到来はすぐそこまできている。              :  : │  四日市生活   │こうした中、住み慣れた場所で天寿を全うできるよう、「いつまでも:  : └──────────┘元気で活躍でき、暮らしの中で楽しみと幸せを実感できるまちづく :  :     <持続>    り」を進めます。                       :  └……………………………………………………………………………………………………………………┘   2)都市経営の視点を十分に踏まえた計画づくり     多くの自治体がこれまで「人口増加」を前提条件にしたまちづくりに取り組    んできましたが、今後は、誰も経験したことのない「成熟型社会における人口    減少・高齢化」という時代背景の中で、都市経営を行っていく必要があります。     持続可能な都市経営を実現するためには、都市機能を集約し、効率的な都市    経営を行っていくことに加え、安定的な税収の確保など、財政的に持続可能で    あることが必要になります。そのため、社会資本の整備、経済、産業、環境、    福祉、医療、教育などあらゆる分野において総合的かつ横断的な施策展開を図    り、本市の強みを生かした持続可能な都市経営に意を配した計画づくりを進め       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ます。     ̄ ̄ ̄  <提言>  ┌─────────────────────────────────────┐  │(5)技術革新(AI技術等)、持続可能な社会を実現する新たな考え方(SDG│  │  s等)について調査研究を進め、それらに対応する中で市民サービスの向上を│  │  図ることを念頭に、次期計画の検討を行うこと。             │  └─────────────────────────────────────┘  <検討状況>   1)技術革新(AI技術等)の積極的な社会実装の推進     AI技術やIoTなどのテクノロジーが適切に社会に実装されることによっ    て市民の生活環境が向上し、社会に役立つ新しい仕組みや価値が次々と生み出    されていくことで、都市の真の成長の原動力が見出されること。     そして、その過程において、貧困や経済格差、高齢化などの社会的課題が解    決されていくことが期待できるため、新時代の様々な技術革新の社会実装につ                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    いて、まちぐるみで積極的に推進していくことができる計画づくりを進めます。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   2)持続可能な社会を実現する新たな考え方(SDGs等)を踏まえた計画づくり     国際社会全体の開発目標であるSDGsは、先進国も途上国も一緒になって、「こ    の世界を持続的にみんなで」良くしていこうという目標・ターゲットから構成    された、2016年から2030年までのいわば「国連版の総合計画」といえます。     スケールは違うものの、SDGsが目指す国際社会の姿と17の目標は、本市が
       目指す「市民の安心や幸せ」を実現する都市の姿とも重なることや、次期総合    計画の策定期間〔2020年度~2029年度〕との整合も図れることから、SDGsと                                    ̄ ̄ ̄    いう世界共通のものさしで設定された大きな考え方を次期総合計画に組み込     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    んで、将来都市像の実現に向けた推進力として活用することとします。     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                                                                                                       ┌───┐                                                                                                                       │別紙2│                                                                                                                       └───┘ 5.次期四日市市総合計画 全体構成骨子案(議論のための叩き台)  2030年の四日市~課題を乗り越え、輝き続けるために~                                                      次期四日市市総合計画〔2020-2029〕全体構成骨子案   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ──────────────────────────────────────────────  ──────────       ┌───────────────────────────────────────────────────────┐  \                                              \\          \     │┌─────────────────────────────────────────────────────┐│   >             次期総合計画(2020年度~2029年度)                 >> Next~2040年頃   >    ││                        基本構想                         ││  /                                              //          /     │└─────────────────────────────────────────────────────┘│  ──────────────────────────────────────────────  ──────────       │┌─────┬───────────────────────────────────────────────┐│  ●人口吸引力は健在            ●団塊の世代が75歳に                ●団塊ジュニア世代が65歳に     ││将来都市像│ ○○○○○○○○○○○○○○○○○                             ││            ●段階的に税収が減少            ●リニア開通(東京⇔名古屋)                   │├─┬───┴───────────────────────────────────────────────┤│                                                                   ││基│                                                   ││                 ┌─────────┐                          (図省略)        ││本│基本目標〔10年間〕                                          ││ ┌───────────────┤未来の姿 10年後├─────────────────┐                     ││目│                                                   ││ │               └─────────┘                 │     「持続可能な社会」の実現    ││標│ (1)誰もが安心・安全に暮せるまち                                 ││ │           将来都市像「○○○○○○○○」                 │     (SDGs)を視野に入れて   ││ │ (2)未来を先どる元気で活力あるまちなど                              ││ │キーワード:元気、存在感、未来、期待、安全、安心、幸福、成長、発展、進化、創造、牽引、│               │\    ││ │                                                   ││ │      快適、中枢、中核、産業、環境、イノベーション、チャレンジ、など      │    ┌──────────┘ \   ││ │(※)基本目標を置くことを想定しているが、今後の検討によっては、                   ││ │※次の10年間で、どのようなまちを創りたいか、どう変えたいか             │    │ オール四日市で取り組む \  ││ │   まちづくりの理念・方向性・戦略などを示すこともありうる                     ││ │ 簡潔で分かりやすいキーワードを用いて設定する予定                  │    │ 協働・共創のまちづくり /  │└─┴───────────────────────────────────────────────────┘│ └───────────────────────────────────────────┘    └──────────┐ /   │ ◆将来人口◆土地利用◆都市機能の高次化など                                 │                  ┌──────────┐                          ↑    │/    │                                                       │ ┌────────────────┤未来地図をどう描く?├─────────────────┐        │          │┌─────────────────────────────────────────────────────┐│ │                └──────────┘                 │   ┌────┴─────┐    ││                        基本計画                         ││ │【人口】・30代、40代の子育て世代が増加し、転出に歯止めがかかっている         │   │地域資源等を活用した│    │└─────────────────────────────────────────────────────┘│ │    ・出生率が上昇し、まちの将来を担う若年層が増加している              │   │   都市の発展  │    │┌────┐                                                 │ │    ・総人口は横ばいで推移し、30万人以上を維持している               │   └──────────┘    ││分野別 │「生活満足度の高い上質な都市」の実現に向け、市民の暮らしに                    │ │【社会】・人権と多様な価値観が尊重され、機会の平等が確保されている            │        │          ││基本政策│関わるまちづくりの8つの分野において、様々な取組を行います。                    │ │    ・支えあいの中で子育てや介護の負担が減り、ライフスタイルに合った働き方ができている│   四日市市が持つ都市の可能性   │└────┘             〔10年間※5年後にアップデート〕                     │ │    ・アクティブシニアの働く場、活動の場が増え、生涯を通じて自分らしく暮らせている  │   と地域資源を生かし、新しい   │                                                       │ │【都市】・都市機能が集積した、利便性、安全性、快適性が高い市街地が形成されている     │   まちの価値を創造していく    │┌────┬────┬────┬────┐生活・居住:人と人とがつながり、自分らしい生活がおくれるまちへ   │ │    ・地域どうしが公共交通を軸に結ばれ、多核的にネットワーク化した構造になっている  │        │          ││ 教育 │ 生活 │ 健康 │ 防災 │健康・福祉:地域社会で健やかで幸せに暮らせるまちへ         │ │【生活】・地域ぐるみの健康づくりが定着し、健康寿命が延びている              │    ┌───┴────┐     ││子育て │ 居住 │ 福祉 │ 消防 │防災・消防:不測の災害に対しても対応可能な、しなやかで強いまちへ  │ │    ・多様なコミュニティの中で、お互いを思いやり、支えあう良好な関係ができている   │    │連携・協働による│     │├────┼────┼────┼────┤文化・スポーツ・観光:港町としての歴史と文化・スポーツ・観光の   │ │    ・再生可能エネルギーの活用により、世界最先端の低炭素な暮らしができている     │ ┌──┤生活の質の向上 ├──┐  ││ 環境 │ 産業 │ 交通 │ 文化 │           息づくまちへ                 │ │【産業】・日本を代表する産業都市として、人口と経済力を牽引する存在感を放っている     │ │  └────────┘  │  ││    │    │    │スポーツ│交通・にぎわい:誰もが使いやすい交通手段が整い、次々と新しい人が  │ │    ・産学官の連携により、地域課題を解決する多様な産業が起こり、地域経済が循環している│ │ 市民・事業者・市が連携・ │  ││ 景観 │ 港湾 │にぎわい│ 観光 │        訪れ、新たな出会いが生まれるまちへ         │ │    ・AIやIOTを活用した本市発の産業技術が、快適な暮らしづくりに貢献している   │ └→協働して地域課題を解決←─┘  │└────┴────┴────┴────┘産業・港湾:人とアイデアが融合し、新たな価値が創造されるまちへ   │ └─────────────────────────────────────────────┘   し、生活の質を高めていく    │┌─────────┐          環境・景観:環境に優しく、良質な景観のある持続可能なまちへ     │ ┌───────────────────────────────────────┐                         ││人権・SDGsなど│          教育・子育て:やさしく、たくましく、しなやかに生きる力を持った元気 │ │    まちづくりの基本的な考え方~新時代へ対応するための発想の転換~    │                         │└─────────┘                 な子供が育つまちへ                  │ │                                       │                         │                                                       │ │●「ないものを補う」から「あるもの・つながりを生かす」、持続可能なまちづくりへ│                         │┌─────┐                                                │ │●“人口維持と経済規模の拡大”に“市民の幸せと満足度の向上”をプラスして   │                         ││重点的横断│将来都市像の実現に向け、特に力を入れて取り組むべき課題につ                   │ │●課題に向き合い、挑戦を続け、失敗からも学びとる、先手・創造型の都市経営へ  │                         ││戦略プラン│いて、分野横断型の戦略プランとして重点的に推進します。                     │ │●遠くて近い2040年。今後の10年が勝負の分かれ目             │                         │└─────┘                         〔5年間〕                   │ │●誰かがやってくれるわけではない。自助あっての共助              │                         │ ┌──────────┐┌──────────┐┌──────────┐                  │ └───────────────────────────────────────┘                         │ │子育てするなら四日市││ リージョン・コア ││ 幸せ、わくわく! │                  │                                                                   │ │  +(プラス)  ││   YOKKAICHI   ││  四日市生活   │                  │                                                                   │ └──────────┘└──────────┘└──────────┘                  │                                                                   │     <創造>        <革新>        <持続>                      │                                                                   │ ※各プランについて、わかりやすい数値目標を設定する予定                           │                                                                   │┌─────────────────────────────────────────────────────┐│                                                                   ││                        推進計画                         ││                                                                   │└─────────────────────────────────────────────────────┘│                                                                   │ 基本構想・基本計画を具体化するための実施事業を示した計画(※毎年ローリング方式)              │                                                                   └───────────────────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────────┐ │             次期総合計画における将来都市像(案)              │ └─────────────────────────────────────────────┘  未来を創るための羅針盤  ┌────────┐ ┌─┐ ┌┤四つの将来都市像├─┤案├───────────────────────────────┐ │└────────┘ └─┘                               │ │┌──────────────┐                             │ ││充実した人生を歩むための基盤│20代の転入が増加する中、30~40代の子育て世代が市外 │ ││を育み、誰もが憧れる    │に転出する傾向がみられます。               │ ││ 『子育て・教育安心都市』 │四日市で子どもを産み、育てたい。四日市で学べてよかったと │ │└──────────────┘思える、子どもと家族にやさしいまちづくりを目指します。  │ │┌──────────────┐                             │ ││東海地域をリードし、地域社会│第4次産業革命の到来とスーパーメガリージョンの形成を機に、│ ││のイノベーションを誘発する │日本有数の産業都市四日市市が、さらに飛躍する時がきました。│ ││ 『産業・交流拠点都市』  │都市機能の集積と高次化、近未来技術の社会実装を進め、人の │ │└──────────────┘交流が仕事や魅力を生みだす好循環のまちづくりを目指します。│ │┌──────────────┐                             │ ││まちの未来を守り、将来の市民│公害の歴史と教訓から学び、南海トラフ地震等の国難規模の災 │ ││にバトンをつなぐ      │害へ備えることは、今を生きる私たちに課せられた使命です。 │ ││ 『環境・防災先進都市』  │豊かな環境を基本とした都市整備と防災力強化を両輪に、快適 │ │└──────────────┘性と安全・安心が高い水準で保たれたまちづくりを目指します。│ │┌──────────────┐                             │ ││四日市市に集まる人々の力を、│平均寿命が延びゆく中、心と体の健康を保持し、充実した人生 │ ││まちづくりの原動力にする  │を送りたいと願う気持ちは、市民共通の想いといえます。   │ ││ 『健康・生活充実都市』  │生涯にわたり健康で、暮らしの中で楽しみと幸せを実感できる │ │└──────────────┘まちづくりを目指します。                 │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────────────────┐ │                基本構想と基本計画の関係性(案)                  │
    └──────────────────────────────────────────────────┘ <基本構想>              <基本計画>                     『住みたい・行きたい・働きたい』   未来を創るための羅針盤       四日市ファンを増やしていくための    市民生活に関わる8分野    ┌──────────┐     ┌──────────────┐    ┌──────────┐ ┌──┤ 四つの将来都市像 ├──┐┌─┤  重点的横断戦略プラン  ├─┐ ┌┤  分野別基本政策 ├┐ │  └──────────┘  ││ └──────────────┘ │ │└──────────┘│ │┌──────────────┐││ 子どもと家族を社会で支える取組み │ │ ┌────────┐ │ ││充実した人生を歩むための基盤│││ ┌──────────┐     │ │ │ 教育・子育て │ │ ││を育み、誰もが憧れる    ├┼┼→│子育てするなら四日市│     │ │ ├────────┤ │ ││ 『子育て・教育安心都市』 │││ │  +(プラス)  │     │+│ │文化・スポーツ・│ │ │└──────────────┘││ └──────────┘     │ │ │   観光   │ │ │┌──────────────┐││                  │ │ └────────┘ │ ││東海地域をリードし、地域社会│││  都市の機能と魅力を高め、    │ │ ┌─────────┐│ ││のイノベーションを誘発する ├┼┼→活力あふれる都市を創る取組み   │ │ │  産業・港湾  ││ ││ 『産業・交流拠点都市』  │││ ┌──────────┐     │ │ ├─────────┤│ │└──────────────┘││ │ リージョン・コア │     │ │ │ 交通・にぎわい ││ │┌──────────────┐││ │   YOKKAICHI   │     │+│ └─────────┘│ ││まちの未来を守り、将来の市民├┼┼→└──────────┘     │ │ ┌─────────┐│ ││にバトンをつなぐ      │││                  │ │ │  環境・景観  ││ ││ 『環境・防災先進都市』  │││                  │ │ ├─────────┤│ │└──────────────┘││ 健康で豊かに暮らせる社会を    │ │ │  防災・消防  ││ │┌──────────────┐││ 築く取組み            │ │ └─────────┘│ ││四日市市に集まる人々の力を、│││ ┌──────────┐     │ │ ┌─────────┐│ ││まちづくりの原動力にする  ├┼┼→│ 幸せ、わくわく! │     │ │ │  生活・居住  ││ ││ 『健康・生活充実都市』  │││ │   四日市生活  │     │+│ ├─────────┤│ │└──────────────┘││ └──────────┘     │ │ │  健康・福祉  ││ │                ││                  │ │ └─────────┘│ └────────────────┘└──────────────────┘ └────────────┘ (図省略) 重点的横断戦略プラン1)『子育てするなら四日市+』【骨子(案)】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌………………………………………………┐ :◇街区単位での緑や共有空間形成   : :◇子育て支援機能を持つ住宅団地の検討:                           ◇AIでは補えない人間力を育てる独自の教育 :◇住宅団地への新規転入の促進    : ◇子育てが尊重される職場づくりの促進        ◇家庭環境に関わらず、自ら学習できる環境確保 └………………………………………………┘ ◇多様な働き方に対応した子育てサービスの提供    ◇気軽に本に触れられる環境づくり  ────────────┬────   ──────────┬───────────    ─┬──────────────────    ↑         │                 │                │ ※検討課題を例示   ┌─┴─┐             ┌─┴─┐             ┌┴─┐            │生活 │             │子育て│             │教育│            │ ・ │             │ 支援│             │支援│            │住環境│             └─┬─┘             └─┬┘            └─┬─┘               :                 :              :                 :                 :              ↓                 ↓                 ↓    ┌───────────────────────────────────────────────────────┐    │                      子育てするなら四日市+                      │    └───────────────────────────────────────────────────────┘         ↑             ↑              ↑               ↑         :             :              :               :     ┌───┴───┐       ┌─┴─┐         ┌──┴──┐        ┌───┴──┐     │  シティ  │       │ 交通│         │     │        │  地域  │     │プロモーション│       │ ・ │         │安全・安心│        │コミュニティ│     └──────┬┘       │賑わい│         │     │        │ ・文化  │            │        └───┤         └─┬───┘        └┬─────┘            │            │           │             │ ───────────┴────────    │           │          ───┬────────────────── ◇子育て世帯へ暮らしや生活の魅力を伝える    │           │          ◇地域で子どもを見守るためのコミュニティ形成 シティプロモーション              │           │          ◇質の高い芸術・文化に触れられる機会の創出     ────────────────────┴─      ────┴───────────────     ◇医療や買い物に簡単にアクセスできる公共交通との連携  ◇災害時にも情報共有できる仕組みの構築     ◇中心市街地の魅力的な空間づくり            ◇子どもへの虐待や暴力の防止 ┌────────────────────────────────────────────────────────────┐ │これまでは、他市に劣っている部分を引き上げてきた“子育て施策”                             │ │これからは、様々な施策をプラスして、「子育て世代から選ばれる、誰もが安心して子育て・子育ちできるまちづくり」を進めます。│ └────────────────────────────────────────────────────────────┘ (図省略) 重点的横断戦略プラン2)『リージョン・コアYOKKAICHI~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~』                                               【骨子(案)】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌…………………………………………………………┐ :◇四日市の顔「中心市街地」の空間・景観づくり:                             ◇中心市街地へ都市機能を集積・誘導する :◇多くの人の来訪を促す新しい産業観光の検討 : ◇産学官連携と最先端技術研究の促進            エネルギーマネジメントシステムの検討 :────────────┬─────────: ◇市民の暮らしを豊かにする最新技術を活用した産業の振興 ◇企業・事業所と連携した低炭素への取り組み └………………………………┼………………………┘ ───────────┬──────────────  ────┬────────────────    ↑         │                      │                    │ ※検討課題を例示   ┌─┴─┐                   ┌┴─┐                  ├─────┐            │街の │                   │産業│                  │ 環境  │            │賑わい│                   │振興│                  │  ・  │            └─┬─┘                   └─┬┘                  │エネルギー│              :                       :                   └──┬──┘              :                       :                      :              ↓                       ↓                      ↓    ┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐    │                        リージョン・コアYOKKAICHI                         │    │                   ~来たくなる、働きたくなる、住みたくなる~                     │    └─────────────────────────────────────────────────────────────┘         ↑                  ↑                   ↑               ↑         :                  :                   :               :      ┌──┴──┐             ┌─┴┐              ┌───┴─┐            ┌┴─┐      │ 防災  │             │交通│              │ 教育  │            │医療│      │  ・  │             │・ │              │  ・  │            │ ・│      │安全・安心│             │港湾│              │人材育成 │            │福祉│      └────┬┘             └──┤              └─┬───┘            └┬─┘           │                 │                │                 │ ──────────┴─────────        │                │           ──────┴───────────── ◇AI等を活用した次世代型災害対応システムの検討    │                │           ◇多様な主体が関わり合う四日市版地域包括ケア ◇防災に先端技術を活用したスマートコンビナートの検討  │                │            の強化                             │                │           ◇医療・福祉における最先端技術の活用
             ───────────────────┴──         ─────┴───────────────────          ◇産業の生産性向上を図る交通網の整備・強化          ◇産学官連携による高度人材育成に向けたキャリア教育          ◇自動運転やAIを活用した情報通信によるスマート物流の検討  ◇Society5.0時代への変革に対応した次世代型教育          ◇先端技術を活用した港湾物流の効率化と一体化したインフラ整備 ┌───────────────────────────────────────────────────────────────────┐ │リニア中央新幹線の開通で期待される東京・名古屋・大阪で形成する巨大都市圏“いわゆるスーパーメガリージョン”              │ │この中で名古屋都市圏の【核】となり存在感を持つため、「多様な都市機能が集積し、人で賑わい、まちの魅力にあふれるまちづくり」を進めます。│ └───────────────────────────────────────────────────────────────────┘ (図省略) 重点的横断戦略プラン3)『幸せ、わくわく!四日市生活~健やかで楽しい人生100年を~』                                           【骨子(案)】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌…………………………………………………┐ :◇高齢者への虐待や暴力の防止     : ◇「歩く」をテーマにした健康づくり :◇外国人のニーズを踏まえた多文化共生 : ◇企業への健康に関する取り組みの促進      ◇四日市版地域包括ケアの強化 :────────────────┬──: ◇健康に対する無関心層を引き込む仕掛けづくり  ◇基幹病院と診療所の役割分担の推進 └…………………………………………┼……┘ ───────────┬──────────  ───────┬─────────    ↑             │               │                   │ ※検討課題を例示       ┌─┴┐             ┌┴──┐               ┌┴─┐                │人権│             │健康 │               │医療│                └┬─┘             │づくり│               │ ・│                 :               └──┬┘               │福祉│                 :                  :                └─┬┘                 :                  :                  :                 ↓                  ↓                  ↓    ┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐    │                        幸せ、わくわく!四日市生活                        │    │                       ~健やかで楽しい人生100年を~                        │    └─────────────────────────────────────────────────────────────┘         ↑             ↑                    ↑                   ↑         :             :                    :                   :       ┌─┴┐          ┌─┴┐                ┌──┴───┐             ┌─┴──┐       │生活│          │  │                │  地区  │             │ 文化 │       │ ・│          │交通│                │コミュニティ│             │  ・ │       │安心│          │  │                └─┬────┘             │スポーツ│       └──┤          └──┤                  │                  └─┬──┘          │             │                  │          ──────────┴──────── ─────────┴─────────    │                  │          ◇多様な世代が活動に参加できる仕組みづくり ◇中心市街地の魅力的な空間・景観づくり    │                  │          ◇文化やスポーツに見る・触れる機会の充実 ◇市民参画による防災意識向上に向けた取り組み │                  │              ──────────┴──────────  ──────┴────────────────────              ◇自動運転・AI等を活用した交通基盤の検討  ◇人生100年時代における地区の新たなコミュニティの形成                                     ◇地域の皆で暮らしを楽しむ活動やイベントの充実 ┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────┐ │日本は世界有数の健康寿命を誇るなか、“人生100年となる超長寿社会”の到来はすぐそこまできている。                      │ │こうした中、住み慣れた場所で天寿を全うできるよう、「いつまでも元気で活躍でき、暮らしの中で楽しみと幸せを実感できるまちづくり」を進めます。│ └─────────────────────────────────────────────────────────────────────┘                                                                   ┌───┐                                                                   │資料3)│                                                                   └───┘ 1.パブリックコメント手続の実施状況について (1)意見受理件数    ※意見募集期間 令和元年9月5日(木)から10月4日(金)まで    ○意見提出者数   146名 (※匿名等を除く)    ○提出方法  持参83名  郵送8名  Fax22名  E-mail33名    ○意見数      237件 (2)意見の分野別内訳 I.基本構想        8件 II.基本計画…重点的横断戦略プラン    33件 ┌──────────────────────────────────────┬───────┐ │                 プラン                  │  件数   │ ├──────────────────────────────────────┼───────┤ │1)子育てするなら 四日市+(プラス)                    │   7   │ ├──────────────────────────────────────┼───────┤ │2)リージョン・コア YOKKAICHI                        │  22   │ ├──────────────────────────────────────┼───────┤ │3)幸せ、わくわく! 四日市生活                       │   4   │ └──────────────────────────────────────┴───────┘ III.基本計画…分野別基本政策    196件 ┌────────┬─────────────────────────────┬───────┐ │   分野   │            基本的政策            │  件数   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┬───┤ │        │1.子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備      │115│   │ │1)子育て・教育 ├─────────────────────────────┼───┤123│ │        │2.夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成         │  8│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │2)文化・    │3.文化・芸術の振興                    │  3│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │ スポーツ・  │4.スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進        │  4│  8│ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │ 観光     │5.交流を生み出す新たな四日市流都市型観光         │  1│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │        │6.新産業の創出と既存産業の活性化             │  2│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │3)産業・港湾  │7.農林水産業の活性化                   │  3│  6│ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │8.産業と市民生活を支える港づくり             │  1│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │        │9.次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たな     │   │   │ │        │                             │  6│   │ │4)交通・にぎわい│ ネットワークづくり                   │   │  7│
    │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │10.にぎわいの創出と買い物拠点の再生            │  1│   │ └────────┴─────────────────────────────┴───┴───┘ ┌────────┬─────────────────────────────┬───────┐ │   分野   │            基本的政策            │  件数   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┬───┤ │        │11.豊かな環境の保全と継承                 │  8│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │5)環境・景観  │12.ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり        │  2│ 10│ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │13.緑豊かな住空間の形成                  │  0│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │        │14.地域の防災力を高めるまちづくり             │  6│   │ │6)防災・消防  ├─────────────────────────────┼───┤  6│ │        │15.市民を守る消防救急体制の確立              │  0│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │        │16.暮らしの空間の高質化                  │  6│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │17.地域の力を結集し安心を築く防犯の取組          │  0│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │7)生活・居住  │18.多様な主体の協働による持続可能なまちづくり       │  3│ 12│ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │19.ダイバーシティ社会の実現                │  1│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │20.高齢化社会に対応した生活環境の確保           │  2│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │        │21.誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現        │  0│   │ │8)健康・福祉・ ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │22.住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり      │  4│  4│ │医療      ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │23.質の高い医療を安定的に提供する体制整備         │  0│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │        │24.多様な人権を尊重するまちづくり             │  0│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │都市経営の   │25.公共施設の効率的マネジメント              │  0│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤  7│ │土台・共通課題 │26.効果的なシティプロモーション              │  6│   │ │        ├─────────────────────────────┼───┤   │ │        │27.スマート自治体の実現                  │  1│   │ ├────────┼─────────────────────────────┼───┼───┤ │全般      │                             │ 13│ 13│ └────────┴─────────────────────────────┴───┴───┘                                                                               ┌───┐                                                                               │資料4│                                                                               └───┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                     │R2~4年度│  担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕        │  計  │  部局  │   │  │  │      │               │                                     │(百万円)│      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │政策1 子育て・教育                                                                     │   │                                                                               │   │基本的政策1 子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備                                                  │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・保育所の利用者が増える中、民間保育所の新設整備に要する費用の一部、また │     │      │   │ 1 │P40 │      │民間保育所整備事業      │は増改築等の整備に対して補助を行う。                   │    214│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  03-1  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・集団での遊びの中で多数の子どもたちが刺激し合い、興味や関心を喚起し、  │     │      │   │  │重点│ するなら │               │様々な体験を得られるように、一定規模の集団を確保していくため、混合クラス │     │      │   │ 2 │P40 │      │認定こども園整備事業     │で園を運営している状況が3年間継続している公立幼稚園を対象に適正化を推進 │   1,385│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │(その中で、保々地区・神前地区・楠地区について、保育園と統合し、認定こど │     │      │   │  │  │  03-1  │               │も園として再編)                             │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・低年齢児(0~2歳児)における待機児童対策の一環として、市が認可する定 │     │      │   │ 3 │P40 │      │地域型保育事業        │員19人以下の地域型保育事業施設を設置                  │   2,201│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  03-1  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・病児・病後児保育事業を実施する民間医療機関に対して、施設整備に関する補 │     │      │   │ 4 │P40 │      │病児保育室整備事業      │助を行う。                                │    28│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  03-1  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・保護者の多様な保育ニーズに対応するため、特別保育の実施園を増やし、保育 │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │サービスを充実                              │     │      │   │  │重点│ するなら │               │ ※特別保育:乳児保育                          │     │      │   │ 5 │P40 │      │特別保育促進事業       │       延長保育(11時間の開所時間を超えて実施する保育)     │    497│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │       一時保育(仕事や病気、用事がある時などに利用)       │     │      │   │  │  │  03-1  │               │       休日保育(日曜・祝日に働く保護者が利用)          │     │      │   │  │  │      │               │       病児保育(児童が病気回復期に利用)など           │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・民間保育所の保育士等の処遇改善や、市内の保育所等において働きたいという │     │      │ 新規│ 6 │P33 │      │保育士等人材確保事業     │意欲を持った学生を対象とした保育人材の確保を図る             │    431│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  02-1  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │  │ するなら │               │                                     │     │      │ 新規│ 7 │重点│      │保育士・幼稚園教諭資質向上研修│三重大学等と連携し、保育人材の育成に関する講座や支援を要する子どもへの指 │     1│こども未来部│   │  │P33 │      │事業             │導、助言を行うことにより、保育の質の向上を図る              │     │      │   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │
      │  │  │  02-1  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・民設民営での事業形態を基本とし、あらゆる面で支援を強化         │     │      │   │  │  │      │               │・持続可能で安定した運営基盤を整えるため運営主体の負担軽減を図り、安心し │     │      │   │  │  │      │               │て子どもを預けることのできる環境を整備                  │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │  │ するなら │               │【量の確保と安全性の向上】                        │     │      │   │ 8 │重点│      │学童保育推進事業       │  量の確保の支援。学校施設をはじめ、学校周辺公共施設の利活用を推進   │   1,833│こども未来部│   │  │P40 │プロジェクト│               │【研修体制の充実と人材の確保】                      │     │      │   │  │  │  03-1  │               │  支援員の研修体制を充実させ、保育の質を向上              │     │      │   │  │  │      │               │  働く人の処遇改善を進め、質の向上の要である人材を確保         │     │      │   │  │  │      │               │【安定した運営基盤の整備】                        │     │      │   │  │  │      │               │  持続可能で安定した運営基盤を整えるため、運営主体の負担軽減を図る   │     │      │   │  │  │      │               │  方策の検討を実施                           │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │子ども・親子活動・交流拠点整備│                                     │     │      │ 新規│ 9 │P34 │      │事業             │・こども子育て交流プラザなどの拠点的な施設等の拡充を検討         │    28│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  02-2  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・不妊治療を行っている夫婦に対し、不妊治療に係る経費の一部を助成すること │     │      │   │10 │P35 │      │不妊治療医療費助成事業    │により、子育て世代の経済的負担を軽減するため、助成対象者を拡大      │    98│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  02-3  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・妊娠期間中及び2歳児に各1回、市内の歯科医療機関で歯科健診を実施すること│     │      │   │  │  │ するなら │               │により、妊産婦の歯科保健への関心を高めるとともに、胎児および乳幼児の歯科 │     │      │   │11 │重点│      │妊産婦・乳幼児健康診査事業  │に関する健康状態を向上                          │    54│こども未来部│   │  │P35 │プロジェクト│               │・生後1か月の乳児が産科等で受診する1か月健診の受診費用を公費負担するこ │     │      │   │  │  │  02-3  │               │とにより、出産後間もない時期の母子の健康状態と養育環境を把握し、要支援者 │     │      │   │  │  │      │               │の早期支援につなげる                           │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・子どもの疾病の早期発見と早期療養の促進、並びに、保護者の経済的負担を軽 │     │      │   │12 │P35 │      │子ども医療費助成事業     │減するため、窓口負担無料化の対象者を拡大                 │   3,406│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  02-3  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・多胎児の保護者が、育児の悩みや不安、負担を抱え込むことがないよう、育児 │     │      │ 新規│13 │P36 │      │多胎児育児支援事業      │相談や健康診査費用助成など早期支援を実施                 │     4│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  02-4  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・昭和33年から、任意団体である四日市市奨学会が本市独自の奨学金事業を実 │     │      │   │  │重点│ するなら │               │施している奨学金制度を、奨学生にとってより利用しやすく、魅力的なものと  │     │      │ 新規│14 │P35 │      │魅力ある奨学金制度の創設事業 │し、将来にわたり事業を継続していくため、給付型、返還免除型等の奨学金制度 │     2│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │を導入するとともに、事業の実施主体を市に移管               │     │      │   │  │  │  02-3  │               │                                     │     │      │   └──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                     │R2~4年度│  担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕        │  計  │  部局  │   │  │  │      │               │                                     │(百万円)│      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・未就園の発達に課題があると思われる子を対象とした親子教室の開催や、園巡 │     │      │   │15 │  │      │途切れのない発達支援事業   │回相談、5歳児保護者アンケート等を実施                  │    24│こども未来部│   │  │  │      │               │・障害児通所事業を通じて、障害のある児童への支援を行うとともに、事業所の │     │      │   │  │  │      │               │質の向上のため、研修会を拡充するなど、途切れのない支援を充実       │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応を目的とした「四日市市子どもの虐 │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │待及び配偶者からの暴力防止ネットワーク会議」を実施            │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・養育支援等が必要な家庭への「養育支援訪問事業」や「育児フォローアップ事 │     │      │   │16 │P36 │      │児童虐待防止対策事業     │業」を実施                                │    17│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │・早期に「子ども家庭総合支援拠点」を設置して、専門職を含む人員体制の構築 │     │      │   │  │  │  02-4  │               │をし、調査、訪問等による継続的な支援や、在宅支援を中心とする、より専門的 │     │      │   │  │  │      │               │な相談支援を充実                             │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・プロの声楽家やピアニストによる音楽会の開催などにより、就学前の保育園や │     │      │ 新規│17 │P29 │      │就学前こども芸術・文化体験事業│幼稚園での在籍期間に、質の高い芸術、文化に触れることのできる機会を提供  │     7│こども未来部│   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  01-3  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │18 │  │      │父親の子育て参画促進事業   │・父親の子育てマイスターで構成されるパパサークル等と連携を行いながら、父 │    10│こども未来部│   │  │  │      │               │親の子育て参画を促進                           │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・働きやすい職場づくりの支援                       │     │      │   │  │  │      │               │ ※ソフト整備事業                            │     │      │   │  │  │      │               │  仕事と子育ての両立を推進するため、各種休業制度の充実のほか、     │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │  在宅勤務や育児短時間勤務などフレキシブルな就業ができるよう      │     │      │   │  │重点│ するなら │仕事と子育ての両立ができる職場│  就業規則の見直しを促進                        │     │      │   │19 │P41 │      │環境支援事業         │ ※ハード整備事業                            │     9│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │  男女がともに仕事と子育てが両立しやすい職場環境をめざし、       │     │      │   │  │  │  03-2  │               │  職場内に遊び場スペースの設置を促進                  │     │      │   │  │  │      │               │  さらに、女性用トイレ・更衣室を設置するなど、事業所の整備を促進    │     │      │   │  │  │      │               │                                     │     │      │   │  │  │      │               │・男女がいきいきと働き続けられる環境づくりを推進している企業の表彰    │     │      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │基本的政策2 夢と志を持ったよっかいちの子どもの育成                                                     │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │  │  │      │               │6つの柱で構成する教育プログラムを展開することで、就学前~小学校~中学校 │     │      │   │  │  │      │               │へと一貫した考え方で子どもたちの学力・体力・能力向上の取り組みを推進   │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │  │ するなら │               │<柱1>【読解力向上】読む・話す・伝えるプログラム            │     │      │ 新規│20 │重点│      │新教育プログラム推進事業   │<柱2>【論理的思考力向上】論理的な思考で道筋くっきりプログラム     │    774│教育委員会 │
      │  │P27 │プロジェクト│               │<柱3>【英語によるコミュニケーション能力向上】英語でコミュニケーション │     │      │   │  │  │  01-1  │               │IN四日市プログラム                           │     │      │   │  │  │      │               │<柱4>【体力・運動能力向上】運動大好き!走・跳・投UPプログラム    │     │      │   │  │  │      │               │<柱5>【キャリア形成】夢と志!よっかいち・輝く自分づくりプログラム   │     │      │   │  │  │      │               │<柱6>【地域への愛着】四日市ならではの地域資源活用プログラム      │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・ものづくり、環境、宇宙をテーマにした科学セミナーの開催、企業等の協力に │     │      │   │  │重点│ するなら │四日市こども科学セミナー・JA│よる実験・体験活動や、環境に関する見学・体験、JAXA講師による宇宙に関する │     │      │   │21 │P27 │      │XA等との連携事業      │講演会等の実施                              │    18│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │・各校園の研修会への大学教官の派遣、企業やJAXAとの連携授業や教職員研修の │     │      │   │  │  │  01-1  │               │実施                                   │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │<子育て支援プログラム>                         │     │      │   │  │  │      │               │・子育て世代の博物館での体験を支援するための情報発信の強化や館内環境の整 │     │      │   │  │  │      │               │備                                    │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │<博学連携プログラム>                          │     │      │   │  │重点│ するなら │博物館子育て支援・学びと周遊促│・学校教育や環境教育の充実を図るための教員や児童生徒向けの教育プログラム │     │      │ 新規│22 │P37 │      │進事業            │の開発                                  │    17│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │<見学プログラム>                            │     │      │   │  │  │  02-5  │               │・そらんぽ四日市と、市内の文化財、史跡、工場、自然景観などを結び、本市の │     │      │   │  │  │      │               │いまを歴史や文化、環境、産業などを切口にストーリーと共に感じることができ │     │      │   │  │  │      │               │る見学プログラムを開発                          │     │      │   │  │  │      │               │・市民向けに博物館の見どころや講座を番組として放送            │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │子どもの発達段階に応じた子育て支援事業の推進               │     │      │   │  │  │ するなら │               │・乳幼児、児童…学童保育所への読み聞かせや、学童保育所の指導員の方への読 │     │      │ 新規│23 │重点│      │図書館子育て支援事業     │み聞かせ講座の開催、また子育てサークル等への出前講座の開催        │    16│教育委員会 │   │  │P37 │プロジェクト│               │・中学生や高校生…中学生や高校生も興味を持つような幅広い世代を対象とした │     │      │   │  │  │  02-5  │               │展示や講座等の開催(例えば、旅、歴史などに関する内容)、図書館視聴覚ホー │     │      │   │  │  │      │               │ルを活用した中学校、高校生の活動支援の実施                │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │ 就学前・小学校・中学校が協働して子どもの教育に携わることで、「確かな学 │     │      │   │  │  │      │               │力」と「健やかな成長」の充実を図る。                   │     │      │   │  │  │      │               │ また、就学前から義務教育終了までを見通し、キャリア教育の推進、道徳教育 │     │      │   │  │  │      │               │や人権教育の充実、体力向上の取り組み等発達段階に応じて身に付けるべき資  │     │      │   │  │  │      │               │質・能力の向上を図る。                          │     │      │   │24 │  │      │学びの一体化推進事業     │(1)異校種の教員等による乗り入れ授業                  │    96│教育委員会 │   │  │  │      │               │(2)小学校における教科担任制                      │     │      │   │  │  │      │               │(3)小学校への教科担任制非常勤講師、中学校への乗り入れ授業非常勤講師の │     │      │   │  │  │      │               │配置                                   │     │      │   │  │  │      │               │(4)学力診断支援                            │     │      │   │  │  │      │               │(5)就学前教育と義務教育との接続にかかる取り組み            │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │多忙化する学校や教職員の現状を把握し、教職員の負担軽減に向けた取り組みを │     │      │   │  │  │      │               │推進する。                                │     │      │   │25 │  │      │学校業務サポート事業     │ 1)学校業務アシスタントの配置                      │    214│教育委員会 │   │  │  │      │               │ 2)学校の環境整備サポート                        │     │      │   │  │  │      │               │ 3)業務改善アドバイザーを招聘し、学校業務改善検討会を開催等       │     │      │   └──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                     │R2~4年度│  担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕        │  計  │  部局  │   │  │  │      │               │                                     │(百万円)│      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │部活動の充実を図りつつ、勤務時間内に教員が担うべき仕事に従事する機会を増 │     │      │   │  │  │      │               │やし、学校全体の総勤務時間縮減につなげる。                │     │      │   │  │  │      │               │・複数顧問の配置が難しい小規模校への部活動協力員の拡充配置、休業日に単独 │     │      │   │26 │  │      │部活動サポート事業      │で練習を行ったり、練習試合に引率、指導をしたりすることができる部活動指導 │    16│教育委員会 │   │  │  │      │               │員の配置                                 │     │      │   │  │  │      │               │・部活動協力員、部活動指導員の導入による活動の充実を図る体制づくり、生徒 │     │      │   │  │  │      │               │の多様なニーズに応じた部活動のあり方についての研究            │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │いじめ、不登校、発達障害、家庭環境など、多様な問題に対応できる「チーム学 │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │校」の取組の推進                             │     │      │   │  │  │ するなら │               │・スクールソーシャルワーカー(SSW)の人材育成、派遣型から拠点巡回型へ │     │      │   │27 │重点│      │「チーム学校」推進事業    │の転換、配置拡充。スクールカウンセラー(SC)の大規模校への配置拡充。ス │    235│教育委員会 │   │  │P31 │プロジェクト│               │クールロイヤー(SL)の活用の研究。                   │     │      │   │  │  │  01-5  │               │・いじめ防止啓発のためのQ-U調査の実施、いじめ防止啓発物品の配布、SL │     │      │   │  │  │      │               │によるいじめ防止授業、AI活用によるいじめ防止の取り組みなどの充実    │     │      │   │  │  │      │               │・LINEなどを活用した相談業務の充実                  │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │<登校サポートセンターにおける取組>                   │     │      │   │  │  │      │               │・登校サポートセンターの改修整備、セラピストの配置等体制の充実      │     │      │   │  │  │ 子育て  │               │・センターへの継続的な通級につながらない児童生徒へのアウトリーチ支援の実 │     │      │   │  │重点│ するなら │               │施及び検証                                │     │      │   │28 │P31 │      │不登校対策推進事業      │・不登校児童生徒に対する教育機会確保に向けた先端技術、体験的活動等の活用 │    76│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │に関する調査研究                             │     │      │   │  │  │  01-5  │               │<学校における不適応生徒に対する支援体制の調査研究及び拡充>       │     │      │   │  │  │      │               │・中学校モデル校に対する不登校対応教員の配置と不登校対応教員を核とした支 │     │      │   │  │  │      │               │援体制の確立                               │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・情緒等通級指導教室またはサポートルームの充実              │     │      │   │  │重点│ するなら │               │・介助員・支援員の適正配置                        │     │      │   │29 │P31 │      │インクルーシブ教育推進事業  │・必要な児童生徒に対し、医療的ケアサポーター(看護師)による医療的ケアを │    683│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │実施                                   │     │      │   │  │  │  01-5  │               │・特別支援教育コーディネーターの活動の充実支援              │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │30 │  │      │小中学校校舎等整備事業    │・四日市市学校施設長寿命化計画〔※現在策定作業中〕に基づく、小中学校の校 │   4,905│教育委員会 │   │  │  │      │               │舎、体育館等における、改築または改修の実施                │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │小中学校特別教室等空調設備整備│・平成10年代に整備した保健室等の空調設備の更新や、小学校の給食室の新設 │     │      │   │31 │  │      │事業             │等について、PFI事業(15年間)にて整備及び維持管理を実施       │    50│教育委員会 │   │  │  │      │               │・導入可能性調査の結果に基づき、整備対象教室等の整備方針を決定      │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │ICT活用による学習環境整備事│ICTを活用した教育環境を整備                        │     │      │   │32 │P28 │      │業              │・小中学校へのタブレット端末等の導入の充実                │    936│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │・ICT活用推進校の設置やICT支援員の配置による効果的な活用推進       │     │      │
      │  │  │  01-2  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・未来のよっかいちを担う中学生の健やかな心と体をはぐくむ、安全・安心で魅 │     │      │   │  │重点│ くわく! │(仮称)四日市市学校給食セン │力的な学校給食の実施に向け、(仮称)四日市市学校給食センターを農業セン  │     │      │   │33 │P73 │      │ター整備運営事業       │ター敷地内に整備(令和5年4月供用開始)※給食センターの整備運営をPFI │   4,950│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │事業により実施                              │     │      │   │  │  │  01-3  │               │・受入校の配膳室およびエレベーターの整備                 │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・「かぶせ茶」をはじめとする、地元の優れた農水畜産物を広く市民に周知する │     │      │   │  │  │ 幸せ、わ │               │とともに、農業への理解を深めるため、農業センターにおいて各種体験事業を実 │     │      │   │  │重点│ くわく! │               │施                                    │     │      │   │34 │P73 │      │ふるさとの食推進事業     │・学校給食での地元食材の利用割合拡大に向け、コーディネーターを介し、給食 │    14│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │献立と生産出荷計画の調整を図るとともに、中学校給食の実施に向けて卸売市場 │     │      │   │  │  │  01-3  │               │も含めた生産・出荷体制を整備                       │     │      │   │  │  │      │               │・学校給食における生産者と児童の交流の場を設け、食育を推進        │     │      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │                              政策1 計                               │  23,249│      │   ├──────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │政策2 文化・スポーツ・観光                                                                 │   │                                                                               │   │基本的政策3 文化・芸術の振興                                                                │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・乳幼児期に芸術文化に触れる体験の機会を設け、音楽をはじめとした芸術文化 │     │      │   │  │重点│ するなら │               │に親しむことで、豊かな人間性の涵養を図ることを目的に、保護者と乳幼児が一 │     │      │ 新規│35 │P29 │      │こども芸術体験事業      │緒に生の音楽に触れるコンサートを実施                   │     7│市民文化部 │   │  │  │プロジェクト│               │・学校等にアーティストを派遣し、身近な場所で音楽に触れるほか、アーティス │     │      │   │  │  │  01-3  │               │トと交流を深めたのち、子どもたちを招待するホールコンサートの実施     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │36 │  │      │文化会館大規模設備等改修事業 │・アセットマネジメント対象工事にならない老朽化している照明設備、給排水設 │    955│市民文化部 │   │  │  │      │               │備等の改修                                │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤ 新規│37 │  │      │小規模ホール設置事業     │・小規模ホールの設置が可能な場所の検討調査                │     2│市民文化部 │   └──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                     │R2~4年度│  担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕        │  計  │  部局  │   │  │  │      │               │                                     │(百万円)│      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │38 │  │      │地域の文化遺産の保存・継承支援│・四日市ならではの貴重な魅力である伝統的な文化行事に対し、市として保全や │     7│市民文化部 │   │  │  │      │事業             │育成、発信を行われるよう、用具類の更新や、担い手育成の面から支援     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・「全国ファミリー音楽コンクール」や「四日市JAZZ FESTIVAL」の開催支援によ │     │      │   │39 │  │      │文化の魅力発信事業      │り、本市の文化力を全国に発信するとともに、市民の文化力の向上に向けた新た │    22│市民文化部 │   │  │  │      │               │な取り組みを検討                             │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │四日市市文化財保存活用地域計画│・市内における有形無形の文化財について、指定未指定に関わらず全般的に把  │     │      │ 新規│40 │  │      │策定事業           │握、リスト化し、その区域の歴史文化と結びつけながら、文化財の総合的、計画 │    18│教育委員会 │   │  │  │      │               │的な保存活用を行っていくための計画を策定                 │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                     │     │      │   │  │重点│ するなら │市指定文化財「旧四郷村役場」保│・令和3年に築100年を迎える旧四郷村役場を指定文化財として保存継承し、四郷 │     │      │ 新規│41 │P37 │      │存整備活用事業        │の特色を生かした産業の歴史等を発信する資料館として活用、周辺地域の街並み │    449│教育委員会 │   │  │  │プロジェクト│               │を生かした活用の拠点とするために、耐震補強・リニューアル工事を実施    │     │      │   │  │  │  02-5  │               │                                     │     │      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │基本的政策4 スポーツを通じた活気あるまちづくりの推進                                                    │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │  │  │      │               │・本市における国体開催種目を中心にトップアスリート等を招いたスポーツ教室 │     │ スポーツ │   │42 │  │      │スポーツ活動推進事業     │等を開催                                 │    17│国体推進部 │   │  │  │      │               │・総合型地域スポーツクラブと連携し、スポーツ大会やスポーツ教室等を開催  │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 子育て  │               │・最新の測定機器により運動能力を測定し、自分に適したスポーツ種目やトレー │     │      │   │  │  │ するなら │               │ニング指導を受けることができる、スポーツ能力測定会を実施         │     │      │ 新規│43 │重点│      │幼少期から体を動かす習慣づくり│・スポーツを始めるきっかけとして、親子で参加できるファミリーロゲイニング │     9│ スポーツ │   │  │P30 │プロジェクト│事業             │大会を実施                                │     │国体推進部 │   │  │  │  01-4  │               │・小中学校、保育園等にアスリートが訪問し、スポーツを取り入れた遊びにより │     │      │   │  │  │      │               │運動する楽しさを教える訪問指導を実施                   │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・本市を拠点として活動し、広く市内外での活躍が期待できるスポーツ団体と  │     │      │   │  │  │      │               │ホームタウンチーム連携協定を締結                     │     │ スポーツ │ 新規│44 │  │      │ホームタウンチーム連携事業  │・市民等がチームを応援する機運を高め、スポーツを通じた地域振興や情報発信 │     7│国体推進部 │   │  │  │      │               │として、ホームタウンチームPR事業やホームタウンチームによるスポーツ教室 │     │      │   │  │  │      │               │の実施                                  │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤ 新規│45 │  │      │学校開放施設照明設備設置事業 │・地域のスポーツ団体の活動拠点となっている学校のグラウンドに照明設備を設 │    195│ スポーツ │   │  │  │      │               │置                                    │     │国体推進部 │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・本市におけるプロスポーツ大会、全国大会等の開催時に主催者に対して補助金 │     │ スポーツ │ 新規│46 │  │      │大規模スポーツイベント誘致事業│を交付し、レベルの高いプレーを市民が観戦する機会を創出          │    31│国体推進部 │   │  │  │      │               │・大規模大会開催に向けた関係者のニーズ調査、誘致活動の実施        │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・市外・県外から広く参加を募って四日市ハーフマラソンを開催することによ  │     │      │   │  │  │ くわく! │               │り、本市のまちの魅力を発信し、シティプロモーションにつなげるとともに、地 │     │      │   │47 │重点│      │ハーフマラソン等開催事業   │域活性化による経済効果を創出                       │    175│ スポーツ │   │  │P80 │プロジェクト│               │・市民がランナーとして参加するだけではなく、大会ボランティアやランナーへ │     │国体推進部 │   │  │  │  03-1  │               │のおもてなしに携わっていただき、「スポーツを支える」ことにより、スポーツ │     │      │   │  │  │      │               │参画人口を拡大                              │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・計画的な大規模改修によるスポーツ施設の保全及び機能の充実        │     │ スポーツ │   │48 │  │      │スポーツ施設整備事業     │・スポーツ施設の利用状況等を踏まえた集約化や施設不足の解消等ストックの適 │    910│国体推進部 │   │  │  │      │               │正化に向けた調査研究                           │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │49 │  │      │四日市ドーム整備事業     │・老朽化に伴う防災設備や大型映像装置、照明設備等の更新          │    586│ スポーツ │   │  │  │      │               │                                     │     │国体推進部 │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │50 │  │      │国体競技施設整備事業     │・令和3年の「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の開催に向けた、中央緑地 │   2,093│ スポーツ │   │  │  │      │               │や霞ヶ浦緑地の新たなスポーツ施設等の整備                 │     │国体推進部 │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤
      │  │  │      │               │・令和3年の三重とこわか国体(第76回国民体育大会)、三重とこわか大会(第21 │     │      │   │  │  │      │               │回全国障害者スポーツ大会)の実施                     │     │      │   │  │  │      │三重とこわか国体・三重とこわか│【四日市市開催競技】                           │     │ スポーツ │   │51 │  │      │大会等開催事業        │サッカー、テニス、体操(競技、新体操、トランポリン)、 自転車(トラッ  │   1,285│国体推進部 │   │  │  │      │               │ク・レース)、軟式野球、カヌー(スプリント)、空手道、ゴルフ       │     │      │   │  │  │      │               │・令和2年の東京オリンピックにおけるカナダ体操チームの事前キャンプ及びホス │     │      │   │  │  │      │               │トタウン事業の実施                            │     │      │   └──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                     │R2~4年度│  担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕        │  計  │  部局  │   │  │  │      │               │                                     │(百万円)│      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │基本的政策5 交流を生み出す新たな四日市流都市型観光                                                     │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │  │  │      │               │・ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財「鳥出神社の鯨船行事」を │     │      │   │  │  │      │               │市民共通の文化遺産として大切に継承していけるよう、行事の進行について動画 │     │      │   │  │  │      │ユネスコ無形文化遺産継承支援活│や冊子を作成し、担い手が共通した認識を持てるようマニュアルを完成     │     │      │   │52 │  │      │用事業            │・行事に必要な山車や道具について、実測、図面化して報告書を作成      │     6│教育委員会 │   │  │  │      │               │・行事の活用や周知として、本番での行事の魅力を十分に味わってもらえるよう │     │      │   │  │  │      │               │に、事前に行事を学習し理解する場を創設                  │     │      │   │  │  │      │               │・見学環境を整備する補助金を創設                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │1)四日市スポーツランドの新たな体験型レジャー施設化に向けた整備      │     │      │   │  │  │      │               │ ・電動立ち乗り二輪車の導入に向けたイベントの開催            │     │      │   │  │  │ 幸せ、わ │               │ ・既存のチビッコプールのこにゅうどくん化(滑り台設置・プール底面塗装な │     │      │   │  │重点│ くわく! │               │ど)                                   │     │シティプロ │   │53 │P83 │      │観光レジャー施設整備事業   │ ・管理棟下バーベキュー場改修工事                    │    63│モーション部│   │  │  │プロジェクト│               │ ・新駐車場整備                             │     │      │   │  │  │  03-4  │               │2)伊坂ダム周辺整備                            │     │      │   │  │  │      │               │ ・休憩施設及びバーベキュー場バリアフリー化工事             │     │      │   │  │  │      │               │ ・休憩施設及び管理棟改修工事                      │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                     │     │      │   │  │重点│ くわく! │               │【東海道整備事業】                            │     │      │   │54 │P84 │      │東海道整備事業        │・中浜田南浜田線、小古曽1号線、赤堀日永線、富田金場線、泊3号線、    │    126│都市整備部 │   │  │  │プロジェクト│               │ 海蔵川諏訪線、東海道一里塚(海蔵川緑地)                │     │      │   │  │  │  03-5  │               │                                     │     │      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │                              政策2 計                               │   6,963│      │   ├──────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │政策3 産業・港湾                                                                      │   │                                                                               │   │基本的政策6 新産業の創出と既存産業の活性化                                                         │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │  │  │ リージョ │               │・事業所、研究所などを新増設する事業者に対して奨励金を交付        │     │      │   │  │重点│ ン・コア │               │・重点分野を拡充                             │     │      │   │55 │P43 │      │企業立地奨励金交付事業    │      :次世代電池、次世代半導体、水素等新原料・新燃料への転換、  │   1,300│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │       次世代モビリティ、市外からの新規立地、           │     │      │   │  │  │  01-1  │               │       物流倉庫の集約化 等                    │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ リージョ │               │・新たな研究施設・設備の新増設を行う事業者に対して奨励金を交付      │     │      │   │  │重点│ ン・コア │               │・対象事業を拡充                             │     │      │   │56 │P57 │      │民間研究所立地奨励金交付事業 │      :新原料・新燃料への転換、次世代モビリティ、         │    165│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │       コンビナート立地企業の2者以上による企業間連携       │     │      │   │  │  │  04-3  │               │       に係る研究開発 等                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ リージョ │               │                                     │     │      │   │  │重点│ ン・コア │               │・中小企業の新製品開発・販路開拓・人材育成・人材確保等及び海外展開等を支 │     │      │   │57 │P44 │      │中小企業・地場産業成長支援事業│援する。また、地場産業の支援を拡充                    │    120│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  01-2  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ リージョ │               │                                     │     │      │   │  │重点│ ン・コア │               │                                     │     │      │ 新規│58 │P50 │      │IT企業等進出支援事業     │・IT関連企業等の集積を目指すため、改修等の経費について支援        │    16│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │                                     │     │      │   │  │  │  02-3  │               │                                     │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │      │               │・産業競争力強化法に基づき認定された創業支援等事業計画における創業塾や創 │     │      │   │59 │  │      │創業支援事業         │業カフェなどの各種セミナーを行う四日市商工会議所などの取り組みを支援   │    12│商工農水部 │   │  │  │      │               │・女性ならではの感性、独創的な発想をもって起業を志す女性を支援      │     │      │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┤   │基本的政策7 農林水産業の活性化                                                               │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬─────────────────────────────────────┬─────┬──────┤   │60 │  │      │次世代農家育成事業      │・新たに農業を始める者や、農業参入する企業の初期投資を支援        │    56│商工農水部 │   │  │  │      │               │・経営開始当初の不安定期を支援                      │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ リージョ │               │・自家農産物の高付加価値化や、農業経営の多角化、ビジネス化を促進     │     │      │   │  │重点│ ン・コア │               │・「GAP(農業生産工程管理)」や「HACCP(危害分析・重要管理点)」 │     │      │   │61 │P45 │      │農のビジネス化促進事業    │の普及促進及び海外への販路を拡大                     │    50│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │・多様な産業が展開する本市の特性を活かした農商工連携など、新たな販路を確 │     │      │   │  │  │  01-3  │               │保                                    │     │      │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼─────────────────────────────────────┼─────┼──────┤   │  │  │ リージョ │               │・産地を形成している地域の圃場内に気象や水温等を測定するセンサーを設置  │     │      │   │  │重点│ ン・コア │               │し、データを収集して、栽培暦や防除暦を作成し、作業の効率化、品質向上を促 │     │      │ 新規│62 │P58 │      │スマート農業導入支援事業   │進                                    │     7│商工農水部 │   │  │  │プロジェクト│               │・情報を新規参入者にも提供し、生産の早期安定化を図るほか、農業センターに │     │      │   │  │  │  04-4  │               │おいて、普及、検証を実施                         │     │      │   └──┴──┴──────┴───────────────┴─────────────────────────────────────┴─────┴──────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                       │R2~4年度│ 担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │         事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │ 部局  │   │  │  │      │               │                                       │(百万円)│     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │「儲かる農業・強い農業・新しい農業・生活の中にある農業」の拠点とすること   │     │     │
      │  │  │ 幸せ、わ │               │をコンセプトとする基本構想に基づき、施設整備を実施              │     │     │   │  │重点│ くわく! │               │・6次産業化加工施設など、農家が新たなビジネスチャンスの獲得に向けて研修・   │     │     │   │63 │P73 │      │農業センター再整備事業    │実践する場の提供                               │    385│商工農水部│   │  │  │プロジェクト│               │・見学・体験できる場を作ることにより、市民と農業の接点となる施設整備     │     │     │   │  │  │  01-3  │               │・中学校給食センターとの一体整備による地産地消・食育推進の拠点        │     │     │   │  │  │      │               │・障害者の農業体験等を実施し、農福連携を促進                 │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │64 │  │      │農業用施設整備対策事業    │・井堰、取水ゲート、揚水ポンプ、用水路等の農業用取水施設の老朽化診断     │    527│商工農水部│   │  │  │      │               │・地域農業づくりプランの作成を促し、計画的な施設の改修・更新を支援      │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │・荒廃農地の復元支援、農地中間管理機構や農地バンク制度などを活用した担い   │     │     │   │  │  │ ン・コア │               │手農家への農地の集積                             │     │     │   │65 │重点│      │               │・地域の農業関係者が一体となって計画的に農業を行う「地域農業づくりプラ    │    21│商工農水部│   │  │P64 │プロジェクト│優良農地保全事業       │ン」の策定の促進                               │     │     │   │  │  │  05-4  │               │・農業振興を図る地域を定めた農業振興地域整備計画の見直しにおいて、農地周   │     │     │   │  │  │      │               │辺の環境変化等も考慮し、優良農地の保全について検討              │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │66 │  │      │漁港施設保全整備事業     │・施設の長寿命化と更新コストの平準化・低減化を図るために策定した機能保全   │    276│商工農水部│   │  │  │      │               │計画に基づき、各種施設の保全工事を実施                    │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・長寿命化計画に基づき施設の改修を行うとともに、今後予想される東南海トラ   │     │     │   │67 │  │      │海岸保全施設整備事業     │フなど大規模地震や台風・高潮等の自然災害に対する防災機能を向上させるた    │    60│商工農水部│   │  │  │      │               │め、耐震化調査を実施したうえで、整備方針を定める。              │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤ 新規│68 │  │      │北勢地方卸売市場関係事業   │・開設から40年が経過し老朽化した施設について、開設者の3市で協議を実施   │     5│商工農水部│   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤ 新規│69 │  │      │食肉センター食肉市場整備事業 │・衛生対策の一環として、現有施設を稼働しながら、家畜搬入車両の場内一方通   │     2│商工農水部│   │  │  │      │               │行化の手法を検討                               │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │基本的政策8 産業と市民生活を支える港づくり                                                          │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │四日市港霞ヶ浦地区北ふ頭整備事│・霞ヶ浦地区において、物流機能と防災対策を強化する新たな耐震強化岸壁を備   │     │     │ 新規│70 │P46 │      │業              │えた施設整備(W81)を推進                           │    158│政策推進部│   │  │  │プロジェクト│               │                                       │     │     │   │  │  │  01-4  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │               │・四日市地区において、歴史的・文化的資源や景観の活用を図り、背後市街地と   │     │     │ 新規│71 │P61 │      │みなとまちづくり推進事業   │連携した「みなとまちづくりプラン」を関係者とともに策定            │    12│政策推進部│   │  │  │プロジェクト│               │・案内板(散策補助施設)の設置                        │     │     │   │  │  │  05-1  │               │                                       │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │                               政策3 計                                │   3,172│     │   ├────────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │政策4 交通・にぎわい                                                                     │   │基本的政策9 次世代モビリティ・システムの構築を通じた新たなネットワークづくり                                         │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │      │               │・内部駅前広場(釆女51号線)駅前広場整備                  │     │     │   │  │  │      │               │・霞ヶ浦駅東口(羽津10号線)駅前広場整備                  │     │     │   │  │  │      │               │・日永東日野線道路改良                            │     │     │   │72 │  │      │鉄道駅周辺環境整備事業    │・新正停車場線ほか1線道路改良                        │    388│都市整備部│   │  │  │      │               │・整備方針等調査検討                             │     │     │   │  │  │      │               │・阿倉川駅駅前広場整備                            │     │     │   │  │  │      │               │・北楠駅駐輪場整備                              │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │郊外部の暮らしを支える交通・生│・乗り継ぎ拠点候補地調査                           │     │     │   │73 │P52 │      │活サービスの拠点づくり事業  │・支線バスに係る共同実験                           │    56│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │・デマンドタクシー運行                            │     │     │   │  │  │  03-2  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │74 │  │      │バス路線確保事業       │・自主運行バスの運行委託                           │    136│都市整備部│   │  │  │      │               │・市民自主運行バスへの支援                          │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │【施設更新・維持修繕】                            │     │     │   │  │  │      │               │・施設更新                                  │     │     │   │  │  │      │               │  電路設備、信号保安設備 ICカードの導入 等                │     │     │   │  │  │      │               │・維持・修繕費等                               │     │     │   │  │  │      │               │  線路設備(枕木、道床等)、車両の定期検査、線路等の保守業務 等      │     │     │   │75 │  │      │四日市あすなろう鉄道運行事業 │                                       │   1,031│都市整備部│   │  │  │      │               │【プロモーション事業】                            │     │     │   │  │  │      │               │・あすなろう鉄道を活用したまちづくり事業(プロポーザル企画募集)       │     │     │   │  │  │      │               │・イルミネーション列車の運行                         │     │     │   │  │  │      │               │・PR広告掲載                                 │     │     │   │  │  │      │               │・日永駅構内広場の整備                            │     │     │   └──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                       │R2~4年度│ 担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │         事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │ 部局  │   │  │  │      │               │                                       │(百万円)│     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │【三岐鉄道三岐線】                              │     │     │   │  │  │      │               │・施設更新、変電設備の改良、橋梁補修 等                   │     │     │   │  │  │      │               │                                       │     │     │   │  │  │      │               │【鉄道施設耐震対策事業】                           │     │     │   │76 │  │      │鉄道維持・利用促進事業    │・近鉄名古屋線 川原町~阿倉川駅間 海蔵川橋梁など 落橋防止対策       │    124│都市整備部│   │  │  │      │               │                                       │     │     │   │  │  │      │               │【鉄道駅バリアフリー化事業】                         │     │     │   │  │  │      │               │・三岐鉄道暁学園前駅の工事                          │     │     │   │  │  │      │               │・四日市あすなろう鉄道あすなろう四日市駅の工事                │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │               │                                       │     │     │ 新規│77 │P51 │      │楽しく移動できる交通環境づくり│・自動運転導入検討会議運営・検証                       │     9│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│事業             │                                       │     │     │   │  │  │  03-1  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤
      │  │  │ リージョ │               │【主要道路リフレッシュ事業】                         │     │     │   │  │  │ ン・コア │               │・産業支援・生活拠点道路の再舗装、道路施設修繕                │     │     │   │78 │重点│      │道路橋梁整備事業【道路インフラ│【橋梁整備事業】                               │   2,180│都市整備部│   │  │P53 │      │メンテナンス事業】      │・慈善橋(金場新正線)、日永跨線橋(子酉八王子線)、             │     │     │   │  │  │プロジェクト│               │ 三郎橋跨線橋(三滝台1号線)、海山道跨線橋(子酉八王子線)、         │     │     │   │  │  │  03-3  │               │ 橋梁長寿命化整備、橋梁定期点検                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │【生活に身近な道路整備事業】                         │     │     │   │  │  │      │               │地区からの要望事業を地区の自主選定組織が定めた優先順位に従って整備するこ   │     │     │   │  │  │      │土木要望道路整備事業【生活に身│とで、市民ニーズに即した道路整備を進める。                  │     │     │   │79 │  │      │近な道路整備事業・効果促進事 │                                       │   2,169│都市整備部│   │  │  │      │業】             │【効果促進事業】                               │     │     │   │  │  │      │               │生活に身近な道路整備事業の中で、地域全体または市全域に対する整備効果が高   │     │     │   │  │  │      │               │い工事を集中的に行う際、事業費を増額し効果促進を図る。            │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │【幹線道路整備事業】                             │     │     │   │  │  │ リージョ │               │ 小杉新町2号線、泊小古曽線、垂坂1号線                   │     │     │   │  │  │ ン・コア │               │【速効対策整備事業】                             │     │     │   │80 │重点│      │道路橋梁整備事業【幹線道路、速│ 西阿倉川62号線、赤堀小生線                        │   2,380│都市整備部│   │  │P53 │プロジェクト│効対策】           │【インターアクセス道路検討業務委託】                     │     │     │   │  │  │  03-3  │               │ 整備効果調査、予備設計、関係機関協議                    │     │     │   │  │  │      │               │【幹線道路整備検討業務委託】                         │     │     │   │  │  │      │               │ 整備効果調査、予備設計                           │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ 子育て  │               │【交通安全施設整備事業】                           │     │     │   │  │重点│ するなら │みんなで創る安全な歩行空間事業│ 富田21号線、富田富田一色線、曽井尾平線、平津14号線、          │     │     │   │81 │P39 │      │【歩行者・自転車空間整備】  │ 常磐赤堀3号線、霞ヶ浦歩道橋、笹川歩道橋、通学路、未就学児、        │    926│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │【自転車道整備事業】                             │     │     │   │  │  │  02-7  │               │ 堀木日永線、午起末永線、末広橋本郷線、赤堀末永線              │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ 子育て  │               │                                       │     │     │   │  │重点│ するなら │               │・道路に面する危険なブロック塀等を撤去する所有者に対して、撤去に必要な工   │     │     │   │82 │P39 │      │ブロック塀等安全対策事業   │事費(処分費を含む)の一部を補助                       │    21│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │                                       │     │     │   │  │  │  02-7  │               │                                       │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │基本的政策10 にぎわいの創出と買い物拠点の再生                                                         │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │      │               │・基本計画(西広場・歩行者用デッキ・屋根・JR広場)              │     │     │   │  │  │ リージョ │               │・基本設計(歩行者用デッキ、屋根、鵜の森公園、諏訪公園)           │     │     │   │  │  │ ン・コア │               │・詳細設計(中央通、共同溝、駅前広場、歩行者用デッキ、屋根、鵜の森公園、   │     │     │   │83 │重点│      │WE DO 四日市中央通り事業│     諏訪公園、歩道再整備)                       │   2,670│都市整備部│   │  │P48 │プロジェクト│               │・測量・地質調査                               │     │     │   │  │  │  02-1  │               │・都市計画決定手続き                             │     │     │   │  │  │      │               │・工事(道路工、地下埋移転、JR広場、鵜の森公園、歩道再整備)         │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │・新図書館を核とした中心市街地拠点施設を整備するための計画・設計       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │新図書館を核とした中心市街地拠│ ※拠点施設 あらゆる世代が集い交流することのできるスペースや        │     │     │   │84 │P49 │      │点施設整備事業        │       憩いの空間など、複合的な機能を持たせることを検討        │    225│政策推進部│   │  │  │プロジェクト│               │ ※新図書館 ICTにも対応し、日常の居場所ともなる全世代を対象とした    │     │     │   │  │  │  02-2  │               │       滞在型図書館を検討                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │85 │  │      │商店街共同施設安全対策事業  │・商店街振興組合、発展会、商店会が所有管理するアーケード等の安全対策を目   │    11│商工農水部│   │  │  │      │               │的とした調査、または調査に基づく改修の実施に係る経費の一部を支援       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・買い物拠点として中心的な役割を果たしている商店街や、郊外住宅団地の店舗   │     │     │   │86 │  │      │買い物拠点再生事業      │等の維持・再生を図るため、空き店舗等を活用して新規出店する事業者を支援    │    40│商工農水部│   │  │  │      │               │・市民の暮らしを支える商店街の魅力向上、賑わい創出のために行うイベント事   │     │     │   │  │  │      │               │業等を支援                                  │     │     │   └──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                       │R2~4年度│ 担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │         事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │ 部局  │   │  │  │      │               │                                       │(百万円)│     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・四日市市の名称の由来であり、地域に根ざした買い物拠点としての定期市につ   │     │     │   │87 │  │      │定期市活性化促進事業     │いて、にぎわい創出のためのイベント開催や情報発信など、誘客に向けた取り組   │    12│商工農水部│   │  │  │      │               │みを支援                                   │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │                               政策4 計                                │  12,378│     │   ├────────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │政策5 環境・景観                                                                       │   │基本的政策11 豊かな環境の保全と継承                                                              │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │ リージョ │               │・地球温暖化対策を推進し、スマートシティを構築するため、「省エネ」「創エ   │     │     │   │  │重点│ ン・コア │               │ネ」「蓄エネ」の設備等の早期の導入を図る補助制度を継続            │     │     │   │88 │P55 │      │スマートエネルギー推進事業  │・四日市市新総合計画の策定に合わせて、「持続可能な開発目標」(SDGs)や    │    55│ 環境部 │   │  │  │プロジェクト│               │「地域循環共生圏」の考え方も活用しながら、第4期環境計画を策定        │     │     │   │  │  │  04-1  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・楠衛生センター(清掃工場、し尿処理施設)の解体               │     │     │   │89 │  │      │清掃施設整備事業       │・北部埋立処分場浸出水処理設備機能の更新                   │   1,102│ 環境部 │   │  │  │      │               │・北部清掃工場の解体(設計)等                        │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ くわく! │               │・環境学習に関するワークショップやイベント、講座、エコツアー、活動室の運   │     │     │   │90 │P81 │      │環境学習推進事業       │営などの環境学習事業を実施                          │    145│ 環境部 │   │  │  │プロジェクト│               │・市内の自然環境をまとめた冊子「よっかいちの自然」を作成           │     │     │   │  │  │  03-2  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・御池沼沢植物群落の湿生植物の生育環境維持のため将来にわたり、不足する湧   │     │     │   │  │重点│ くわく! │               │水を地下水で補えるように、老朽化した井戸の補修、再整備を実施         │     │     │   │91 │P81 │      │御池沼沢植物群落保存活用事業 │・御池沼沢植物群落を広く市民に知ってもらい、将来にわたって保存し、エコ    │    20│教育委員会│   │  │  │プロジェクト│               │ツーリズムの素材ともなるよう、観察環境の再整備、市民ボランティアや学習活   │     │     │   │  │  │  03-2  │               │動の拠点となる施設の整備について、調査・検討し、保存活用計画を策定。     │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │基本的政策12 ひと・まち・みずが共生する都市基盤づくり                                                     │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤
      │  │  │      │               │・高度浄水処理施設整備事業(浄水施設建設)                  │     │     │   │  │  │      │               │・基幹施設耐震化事業   (基幹管路耐震化、水管橋耐震化、施設耐震化)    │     │     │   │92 │  │      │水道整備事業         │・経年管路更新事業    (管路、水管橋)                  │   6,778│上下水道局│   │  │  │      │               │・経年施設更新事業    (各水源系機械・電気設備)             │     │     │   │  │  │      │               │・水源確保事業      (小牧1号井、小牧3号井)              │     │     │   │  │  │      │               │・配水管網整備事業    (布設替、調整弁設置)               │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・生活環境の向上や河川や海などの公共用水域の水質保全を図るため、合併浄化   │     │     │   │93 │  │      │合併浄化槽整備促進事業    │槽の設置費及び単独浄化槽やくみ取り便所から合併浄化槽への転換費に対して補   │    208│上下水道局│   │  │  │      │               │助金を交付                                  │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・合併浄化槽の維持管理の適正化により、公共用水域の水質保全を図るため、合   │     │     │   │94 │  │      │合併浄化槽水質浄化促進事業  │併浄化槽の保守点検、清掃、法定検査について指導・啓発等の実施と併せ、維持   │    145│上下水道局│   │  │  │      │               │管理を適正に行った市民に対し、補助金を交付                  │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・汚水管渠整備事業                              │     │     │   │  │  │      │               │・処理場・汚水ポンプ場整備事業                        │     │     │   │95 │  │      │公共下水道事業(汚水)    │ (日永浄化センター第4系統、波木ポンプ場、朝明南ポンプ場)         │  15,126│上下水道局│   │  │  │      │               │・合流ポンプ場再構築事業(遮集管、流入ポンプ棟)               │     │     │   │  │  │      │               │・管渠・施設更新事業(日永浄化センター第2、第3系統等)           │     │     │   │  │  │      │               │・耐震対策事業(日永浄化センター第2、第3系統等)              │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │基本的政策13 緑豊かな住空間の形成                                                               │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ くわく! │               │・特定公園施設(便所、ベンチ、テーブル、東屋、照明設備等)の整備       │     │     │ 新規│96 │P74 │      │都市公園賑わい創出事業    │・Park-PFI導入可能性調査・検討                    │    82│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │・公募設置管理制度適用事業支援業務                      │     │     │   │  │  │  01-4  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・垂坂公園・羽津山緑地 (園路・排水路・休養施設・便益施設整備)       │     │     │   │97 │  │      │大規模公園等整備事業     │・北勢中央公園 (用地買収、遊具・園路・管理施設整備)            │    210│都市整備部│   │  │  │      │               │・公園施設長寿命化整備事業 (計画見直し、木製遊具の更新)          │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │               │・坂部が丘団地(測量・設計、用地買収、公園整備)               │     │     │ 新規│98 │P62 │      │都市公園再編事業       │・高花平団地(測量・設計)                          │    294│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │・再編区域の調査・検討及び検討箇所の内1箇所の測量・設計           │     │     │   │  │  │  05-2  │               │                                       │     │     │   └──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                       │R2~4年度│ 担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │         事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │ 部局  │   │  │  │      │               │                                       │(百万円)│     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・既存市民緑地の適正な整備・維持管理、新規指定                │     │     │   │99 │  │      │里山等森林保全事業      │・廃止した市民緑地の原状復旧工事                       │    27│都市整備部│   │  │  │      │               │・里山の保全方策検討を含めた現行計画の検証                  │     │     │   │  │  │      │               │・緑の基本計画改定案作成                           │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │                               政策5 計                                │  24,192│     │   ├────────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │政策6 防災・消防                                                                       │   │基本的政策14 地域の防災力を高めるまちづくり                                                          │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │ リージョ │               │・避難情報等を的確かつ迅速に提供できるよう、防災アプリやSNSによる発信   │     │     │   │  │  │ ン・コア │               │など、多様な手段の導入により情報伝達機能を強化                │     │     │ 新規│100 │重点│      │防災・減災に関する情報伝達機能│・災害情報のプッシュ送信や多言語での配信が可能な防災アプリの導入やAR(拡   │    82│危機管理監│   │  │P65 │プロジェクト│強化事業           │張現実)機能により、分かりやすい防災情報を提供                │     │     │   │  │  │  06-1  │               │・複数の伝達手段に一斉配信するワンオペレーション情報発信システムを構築    │     │     │   │  │  │      │               │等                                      │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・地域ごとに取り組む地域防災の取組を支援し、「自分たちのまちは自分たちで   │     │     │   │  │  │ リージョ │               │守る」住民主体の行動を促進                          │     │     │   │  │  │ ン・コア │               │ 1)高額資機材等購入に対する補助                       │     │     │   │101 │重点│      │地域防災取組支援事業     │ 2)地区防災組織活動補助                           │    140│危機管理監│   │  │P66 │プロジェクト│               │ 3)自主防災組織設置補助                           │     │     │   │  │  │  06-2  │               │ 4)防災大学、ステップアップ講座、防災・減災セミナー、            │     │     │   │  │  │      │               │  ファミリー防災講座の開催                         │     │     │   │  │  │      │               │ 5)水防法改正に伴うハザードマップ作成                    │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・大規模地震による災害の軽減を図るため、住宅の耐震診断や耐震補強支援によ   │     │     │   │  │  │      │               │る耐震化を促進するとともに、耐震金具取付事業など、きめ細かい支援を行うこ   │     │     │   │  │  │      │               │とにより、地震に対して市民が安全に安心して暮らせるまちづくりを推進する。   │     │     │   │  │  │      │               │ 建築物の耐震改修の促進に関する法律の改正により、地震時に通行を確保すべ   │     │     │   │102 │  │      │住宅等耐震化促進事業     │き道路として、県内の第1次緊急輸送道路が指定されたことから、対象となる建   │    911│危機管理監│   │  │  │      │               │築物の耐震対策(耐震診断・補強設計・耐震工事)費用の補助事業を、国、県と   │     │     │   │  │  │      │               │の協調補助により実施                             │     │     │   │  │  │      │               │・第2次から第4次までの沿道の状況について、現状の把握や先進事例、液状化   │     │     │   │  │  │      │               │への対応、将来的な無電柱化の可能性等を調査研究                │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・避難所の衛生的な環境の維持や避難者の健康管理に資する設備・備品等の整備   │     │     │   │103 │  │      │防災倉庫備蓄品整備事業    │(エアーマット、カセットガス発電機、簡易ベッド、間仕切り用パーティション   │    38│危機管理監│   │  │  │      │               │など)                                    │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・公共下水道への接続により不要となる小・中学校の合併浄化槽を、災害時仮設   │     │     │   │  │  │      │               │トイレ(マンホールトイレ)の便槽(災害用汚水槽)として改修          │     │     │   │  │  │      │               │・公共下水道へ接続済の小中学校について、地震・津波災害時避難者が最も多く   │     │     │   │  │  │      │               │なる津波避難目標ライン付近の学校8校において、公共下水道接続型の貯留式の   │     │     │   │104 │  │      │避難施設等整備事業      │マンホールトイレを整備                            │    237│危機管理監│   │  │  │      │               │・仮設トイレとして利用するための資機材を配備                 │     │     │   │  │  │      │               │・津波避難目標ライン付近の防災資機材が備蓄されている指定避難所等11箇所   │     │     │   │  │  │      │               │に、防災井戸を設置                              │     │     │   │  │  │      │               │・指定避難所(A・B群)で災害時に利用できるwifi施設を設置           │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │105 │  │      │地域応急給水栓配備事業    │・大規模地震による災害等に備え、より身近な場所で応急給水を実施できるよ    │    65│上下水道局│   │  │  │      │               │う、応急給水栓を地域に配備                          │     │危機管理監│   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤
      │  │  │      │               │・大規模な災害に備え、国や県等からの支援を円滑に受けるための受援計画を策   │     │     │   │106 │  │      │受援計画等策定事業      │定                                      │     8│危機管理監│   │  │  │      │               │・平成23年に策定した業務継続計画を、受援計画と関連性を持たせた内容に見   │     │     │   │  │  │      │               │直し                                     │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・地域防災計画の実効性を確保するため、消防・自衛隊等の関係機関や協定締結   │     │     │   │107 │  │      │総合防災拠点整備事業     │都市等からの受援における活動拠点、全国からの物資受入や荷捌きなどを担う広   │    279│危機管理監│   │  │  │      │               │域輸送拠点、応急仮設住宅用地、中央分署が災害対策本部となった場合における   │     │     │   │  │  │      │               │災害対策本部との連携拠点等として活用可能な総合防災拠点を整備         │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │【準用河川改修事業】                             │     │     │   │  │  │      │               │ ・朝明新川、源の堀川                            │     │     │   │  │  │ リージョ │               │【普通河川三鈴川改良事業】                          │     │     │   │  │重点│ ン・コア │               │ ・三鈴川                                  │     │     │   │108 │P68 │      │治水対策事業(河川)     │【堀川内水対策事業】                             │   1,338│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │ ・三重県が行う三滝川分派整備の進捗に伴い、堀川の内水対策を実施       │     │     │   │  │  │  06-4  │               │【河川等計画保全事業】                            │     │     │   │  │  │      │               │ ・河川等の現況把握調査に基づき、施設(河川・調整池)の維持管理を計画的   │     │     │   │  │  │      │               │に実施                                    │     │     │   └──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                       │R2~4年度│ 担当  │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │         事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │ 部局  │   │  │  │      │               │                                       │(百万円)│     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・浜田通り貯留管整備事業                           │     │     │   │  │  │      │               │・雨水ポンプ場・管渠整備事業(吉崎ポンプ場、雨水管理総合計画策定等)     │     │     │   │109 │  │      │公共下水道事業(雨水)    │・合流ポンプ場再構築事業(仮称:新阿瀬知ポンプ場)              │  14,018│上下水道局│   │  │  │      │               │・管渠・施設更新事業(朝明ポンプ場等)                    │     │     │   │  │  │      │               │・耐震対策事業(塩浜雨水1号幹線等)                     │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │基本的政策15 市民を守る消防救急体制の確立                                                           │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・次世代高速通信5GとIoTを活用し、現場や傷病者の状況をリアルタイムで消   │     │     │   │  │重点│ くわく! │               │防指令センターや救命救急センターへ伝送するためのシステムを調査・研究     │     │     │ 新規│110 │P75 │      │先端技術を活用した救急業務高度│・救急出動のデータに気象条件などを加味して、AIが傷病者の発生を予測する   │     3│消防本部 │   │  │  │プロジェクト│化事業            │ことにより、救急車をいち早く現場へ到着させるシステムを調査・研究       │     │     │   │  │  │  02-1  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │      │               │・老朽化した消防車両を最新型の消防車・救急車等に更新             │     │     │   │111 │  │      │消防車両整備事業       │・高機能化(消火・救助などの多機能化)車両や機動性の高い車両を導入      │    779│消防本部 │   │  │  │      │               │・車両の点検整備、資機材の整備                        │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │112 │  │      │南消防署整備事業       │・南消防署の改築整備                             │    919│消防本部 │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤ 新規│113 │  │      │消防出張所整備事業      │・北消防署北西出張所(保々地区市民センター併設)及び南消防署西南出張所    │    171│消防本部 │   │  │  │      │               │(小山田地区市民センター併設)について、独立した消防出張所庁舎を整備     │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │114 │  │      │消防分団車庫整備事業     │・経年等により老朽化が著しい消防分団車庫を改築整備              │    235│消防本部 │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │・北消防署併設の防災教育センターについて、VR等の最新技術を活用するな    │     │     │   │  │重点│ ン・コア │防災教育センターリニューアル事│ど、市民が災害を身近に感じることができ、実践的な対応を学ぶことができる機   │     │     │ 新規│115 │P67 │      │業              │材の導入や施設の改修等を行うための調査(県及び関係機関との連携に関する調   │     7│消防本部 │   │  │  │プロジェクト│               │査を含む)・構想・設計                            │     │     │   │  │  │  06-3  │               │                                       │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │                               政策6 計                                │  19,230│     │   ├────────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │政策7 生活・居住                                                                       │   │基本的政策16 暮らしの空間の高質化                                                               │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │               │・子育て・若年世帯の空き家等への住み替え補助                 │     │     │   │116 │P63 │      │住み替え支援促進事業     │・空き家の実態調査と再活用策等の検討                     │    38│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │                                       │     │     │   │  │  │  05-3  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ リージョ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ ン・コア │石塚町・小鹿が丘市営住宅入居者│・移転費用補助事業(石塚町、小鹿が丘)                    │     │     │ 新規│117 │P63 │      │移転促進事業         │・家賃補助事業(石塚町、小鹿が丘)                      │    38│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │                                       │     │     │   │  │  │  05-3  │               │                                       │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │118 │  │      │市営住宅長寿命化事業(外壁改 │・外壁・屋上改修等工事                            │    876│都市整備部│   │  │  │      │修・EV設置等)       │・EV設置等高齢者対応工事                          │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                       │     │     │   │  │重点│ くわく! │高齢者の安心な暮らしを支える活│・地域コミュニティの維持を図り、高齢者の安心を確保した市営住宅の供給を図   │     │     │ 新規│119 │P78 │      │動づくり事業         │るため、各関係団体と連携しながら市営住宅の空きストックの利活用を促進     │    11│都市整備部│   │  │  │プロジェクト│               │                                       │     │     │   │  │  │  02-4  │               │                                       │     │     │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┤   │基本的政策17 地域の力を結集し安心を築く防犯の取組                                                       │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬───────────────────────────────────────┬─────┬─────┤   │  │  │      │               │・四日市北警察署跡地に、地域住民・警察等と連携した地域防犯拠点施設を整備   │     │     │   │120 │  │      │四日市北警察署跡地整備事業  │ (地域住民による自主防犯活動及び警察官による巡回パトロールの拠点として   │    16│市民文化部│   │  │  │      │               │活用)                                    │     │     │   │  │  │      │               │・警察OB等の嘱託職員によるパトロール実施のための車両等備品購入        │     │     │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼───────────────────────────────────────┼─────┼─────┤   │121 │  │      │防犯カメラ設置支援事業    │・犯罪の防止又は抑止を目的として、公共の場所に向けて新たに防犯カメラを設   │    36│市民文化部│   │  │  │      │               │置する自治会等を対象に、購入及び設置工事等にかかる経費の一部を補助      │     │     │   └──┴──┴──────┴───────────────┴───────────────────────────────────────┴─────┴─────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                      │R2~4年度│   担当   │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │   部局   │   │  │  │      │               │                                      │(百万円)│        │
      ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 子育て  │               │・青色回転灯を活用したパトロールや見守り活動を行う団体を対象に、その活動  │     │        │   │  │重点│ するなら │               │を実施するために必要な防犯用具の購入等を補助                │     │        │   │122 │P39 │      │地域防犯活動支援事業     │・講演会、防犯意識の啓発等を実施                      │    11│ 市民文化部  │   │  │  │プロジェクト│               │・防犯にかかる専門家を講師として、各地区で防犯講座を開催するアウトリーチ  │     │        │   │  │  │  02-7  │               │事業を展開                                 │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策18 多様な主体の協働による持続可能なまちづくり                                                      │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │      │               │・地域住民の自治会への加入及び参加の促進への理解を深めるため、自治会の活  │     │        │ 新規│123 │  │      │地域コミュニティ基盤強化事業 │動や役割等を紹介するパンフレットを作成し、配布               │     6│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │・広報よっかいちの準特集への関係記事の掲載や、転入・転居手続きにおける受  │     │        │   │  │  │      │               │付窓口での案内等あらゆる機会を捉えた広報・啓発を実施            │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・市民協働を理解し、地域と積極的に携わることができるリーダーの育成を目的  │     │        │   │  │  │      │               │とした連続講座(地域づくりマイスター養成講座)を実施            │     │        │   │124 │  │      │地域づくりマイスター養成事業 │・子育て中の女性や住み慣れたまちでの就職を希望する大学生など、幅広い世代  │     1│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │へ参加を呼びかけ、自治会などの地縁団体のみならず、市民活動団体、NPOなどさ  │     │        │   │  │  │      │               │まざまな形で地域に携わる人材を発掘・育成                  │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │125 │  │      │プロボノ活動支援事業     │・社会人が自分自身のスキルを生かして社会貢献活動を行うプロボノ活動を推進  │     3│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │することで、地域課題の解決を図り、今後の地域づくりを担う人材を育成     │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・市民協働促進に向けた担い手育成、中間支援の強化のため、小・中学生の協働  │     │        │   │  │  │ 子育て  │               │など、さまざまな地域課題をテーマとして、公募型プロポーザル方式に基づき、  │     │        │   │126 │重点│ するなら │市民協働の担い手育成・連携強化│審査選考のうえ、市民活動団体と市が連携し、それぞれの持つ特性を生かした事  │     7│ 市民文化部  │   │  │P37 │      │等に関する協働事業      │業を展開                                  │     │        │   │  │  │プロジェクト│               │・総合的かつ計画的な市民協働の促進を図るため、次期「市民協働促進計画」   │     │        │   │  │  │  02-5  │               │(2021年度~2025年度)を、市民協働促進委員会と協議のうえ策定        │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・歩行弱者が地区市民センター2階へ昇降するための階段昇降機を設置      │     │        │   │  │  │      │               │・地区市民センターの事務室において、プライバシーに配慮した受付や相談ブー  │     │        │ 新規│127 │  │      │地区市民センター利便性向上事業│ス設置などのリフォームを実施                        │    36│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │・各地区市民センターにタブレット端末を設置し、本庁各課や相談員とを繋ぐな  │     │        │   │  │  │      │               │どして、窓口機能を強化                           │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ リージョ │               │                                      │     │        │   │  │重点│ ン・コア │               │・災害時における防災拠点や住民の避難施設となる地区市民センターに、非常電  │     │        │ 新規│128 │P55 │      │地区市民センター機能強化事業 │源となる電気自動車を配備                          │    34│ 市民文化部  │   │  │  │プロジェクト│               │                                      │     │        │   │  │  │  04-1  │               │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・地区市民センターにおいて福祉、環境、人権、防災、防犯などの幅広い分野に  │     │        │   │  │  │      │地区市民センター生涯学習推進事│わたる講座を市内全体で開催                         │     │        │   │129 │  │      │業              │・地区市民センター図書室にかかる案内表示や書棚、机、椅子のリニューアルを  │    25│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │図るとともに、毎年度新たな図書を補充し、地区広報紙やホームページ等を通じ  │     │        │   │  │  │      │               │て図書情報を提供                              │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │1)熟年大学                                 │     │        │   │  │  │      │               │・ライフステージに応じた学習機会を提供する事業として、60歳以上の市民を対  │     │        │   │  │  │      │               │象に、高齢者が学びながら仲間づくりを行い、社会参加への意欲を高めることを  │     │        │   │130 │  │      │生涯学習事業         │目的として、修了後には地域づくり活動への参画につながるよう、福祉施設等で  │    16│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │のボランティア活動や市民活動に関する講座を実施               │     │        │   │  │  │      │               │2)市民大学一般クラス                            │     │        │   │  │  │      │               │・ライフステージに応じた学習機会を提供する事業として、大学機関や、公募で  │     │        │   │  │  │      │               │選定する市民団体による講座を開講                      │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策19 ダイバーシティ社会の実現                                                               │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │      │               │1)多文化共生地域づくり                           │     │        │   │  │  │      │               │・多文化共生推進協議会開催、キャリアデザイン講座、防災啓発事業、サロン運  │     │        │   │  │  │      │               │営などの事業を自治会等の地域団体と連携して取り組むほか、多文化共生推進プ  │     │        │   │  │  │      │               │ランの見直し等を実施                            │     │        │   │  │  │      │               │2)多言語による情報発信                           │     │        │   │  │  │ 幸せ、わ │               │・通訳配置やテレビ電話通訳サービス、生活オリエンテーションを通じて日常生  │     │        │   │  │重点│ くわく! │               │活の情報などを多言語で提供するほか、外国人市民に対するワンストップでの相  │     │        │   │131 │P79 │      │多文化共生推進事業      │談体制を充実                                │    131│ 市民文化部  │   │  │  │プロジェクト│               │3)日本語学習機会提供                            │     │        │   │  │  │  02-5  │               │・市内全域にわたって、コミュニケーションや就労・就学のキャリア形成に必要  │     │        │   │  │  │      │               │な日本語学習の機会等を提供                         │     │        │   │  │  │      │               │4)異文化理解促進                              │     │        │   │  │  │      │               │・国籍の異なる住民間の交流を促すイベントや多文化共生に関連する講演会を開  │     │        │   │  │  │      │               │催                                     │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤ 新規│132 │  │      │多文化共生拠点施設整備事業  │・現在、笹川地区に設置している「多文化共生サロン」について、外国人市民が  │    142│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │増加する中、共に学び・交流し合うために必要な規模の拠点施設を新たに整備   │     │        │   └──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                      │R2~4年度│   担当   │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │   部局   │   │  │  │      │               │                                      │(百万円)│        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・DV防止講演会の開催                           │     │        │   │133 │  │      │DV防止対策事業       │・デートDV予防教育出前講座の実施                     │    11│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │・スーパービジョンの実施                          │     │        │   │  │  │      │               │・弁護士及び臨床心理士とのアドバイザー契約                 │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・日本語指導が必要な子どもたちの進路保障の充実へと繋げるために、適応指導  │     │        │   │134 │  │      │多文化共生教育推進事業    │員等を在籍校園に配置し、初期適応指導および教科型日本語指導、教育相談を実  │    212│ 教育委員会  │   │  │  │      │               │施                                     │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 子育て  │               │・企業向けワーク・ライフ・バランス力向上出前講座の開催           │     │        │   │  │重点│ するなら │               │・働く女性、働きたい女性のための相談の実施                 │     │        │   │135 │P41 │      │ワーク・ライフ・バランス推進事│・女性と企業とのマッチングイベントの開催                  │    12│ 市民文化部  │   │  │  │プロジェクト│業              │・女性活躍推進法普及セミナーの開催                     │     │        │   │  │  │  03-2  │               │・女性従業員向けキャリアアップ研修                     │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │1)研修・講演会の開催                            │     │        │
      │  │  │      │               │・市職員や事業者への研修を徹底するとともに、地域の自治会等の役員をはじ   │     │        │   │  │  │      │               │め、広く地域住民を対象に、LGBTの生活上の困難や支援に関して配慮事項を  │     │        │   │  │  │      │               │知ってもらうための講演会を開催                       │     │        │   │  │  │      │               │2)啓発冊子作成                               │     │        │ 新規│136 │  │      │多様な性のあり方理解促進事業 │・LGBT等の性的マイノリティに対する理解を促進するための啓発パンフレッ  │     3│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │トや、SOGIE(性的指向、性自認、ジェンダー表現)を理由とした差別的扱いが行  │     │        │   │  │  │      │               │われないようなガイドブックを作成し、講演会や研修会の開催に合わせて市民や  │     │        │   │  │  │      │               │事業者に配布。                               │     │        │   │  │  │      │               │3)行政窓口対応ハンドブック作成                       │     │        │   │  │  │      │               │・行政窓口での本人確認等の対応に関して、配慮すべき点をまとめたマニュアル  │     │        │   │  │  │      │               │を作成し、職員へ周知徹底                          │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                      │     │        │   │  │重点│ くわく! │               │・姉妹都市ロングビーチ市との交流                      │     │        │   │137 │P79 │      │国際交流事業         │・友好都市天津市との交流                          │    47│ 政策推進部  │   │  │  │プロジェクト│               │・国際経済交流等                              │     │        │   │  │  │  02-5  │               │                                      │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策20 高齢化社会に対応した生活環境の確保                                                          │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                      │     │        │   │  │重点│ くわく! │福祉サービスと連携したごみ収集│・高齢化や核家族化の進展により、地域の集積場にごみ出しができない高齢者等  │     │        │ 新規│138 │P77 │      │事業             │の世帯が増加することが予想されることから、自力ではごみ出しが困難な世帯を  │     3│  環境部   │   │  │  │プロジェクト│               │対象として、福祉サービスの担い手等と連携したごみ収集システムを構築する。  │     │        │   │  │  │  02-3  │               │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・身寄りのない方の埋葬や墓地の無縁化などの増加が想定されるため、公営霊園  │     │        │ 新規│139 │  │      │北大谷霊園合葬墓整備事業   │のあり方を含め、火葬場がある北大谷斎場に隣接した北大谷霊園での合葬墓の整  │    23│  環境部   │   │  │  │      │               │備を検討                                  │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・親族が亡くなられた後の手続きは、多岐にわたり遺族の大きな負担となってい  │     │        │   │140 │  │      │おくやみ手続きハンドブック作成│ることから、この負担を少しでも軽減できるよう、死亡に伴う手続きに関する情  │     1│ 市民文化部  │   │  │  │      │事業             │報を一冊にまとめた「おくやみ手続きハンドブック」を作成           │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │                           政策7 計                                   │   1,739│        │   ├───────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │政策8 健康・福祉・医療                                                                      │   │基本的政策21 誰もがいつまでも健康で暮らせるまちの実現                                                       │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・市民が歩くやからだを動かすといった健康への関心を持つための普及啓発等の  │     │        │   │  │  │ くわく! │               │実施                                    │     │        │   │141 │重点│      │いつまでも元気で活躍できる健康│・楽しみながら自然に歩くことやからだを動かすことが体験できる環境づくり   │    98│ 健康福祉部  │   │  │P71 │プロジェクト│なまちづくり事業       │(ウォーキング体験イベントや公園路面標示等)                │     │        │   │  │  │  01-1  │               │・がん検診受診向上に向けた受診券や案内の一新・受診しやすい体制整備     │     │        │   │  │  │      │               │・糖尿病性腎症重症化予防事業の推進                     │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                      │     │        │   │  │重点│ くわく! │運動・スポーツの習慣化による健│・スポーツ実施率の向上や心身の健康増進を図るため、運動・スポーツの習慣化  │     │スポーツ国体推進│ 新規│142 │P72 │      │康増進事業          │に繋がるファミリー健康体力測定会やウオーキング大会事業を実施        │     7│   部    │   │  │  │プロジェクト│               │                                      │     │        │   │  │  │  01-2  │               │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・こころの病気や精神障害についての普及啓発                 │     │        │   │  │  │      │               │・こころの病気や精神障害のある市民の適切な受診行動が継続されるための支   │     │        │   │143 │  │      │こころの健康づくり支援事業  │援、相談体制の充実                             │    21│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │・思春期におけるこころの不調への早期対応                  │     │        │   │  │  │      │               │・自殺対策としての関係機関とのネットワークを強化、相談に繋げることができ  │     │        │   │  │  │      │               │る人材養成、自殺未遂者支援                         │     │        │   └──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                      │R2~4年度│   担当   │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │   部局   │   │  │  │      │               │                                      │(百万円)│        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策22 住み慣れた場所で自分らしく暮らせる環境づくり                                                     │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │      │               │<相談支援体制の確保>                           │     │        │   │  │  │      │               │・地域の第1相談窓口である在宅介護支援センターへの福祉職・看護職の配置   │     │        │   │  │  │      │               │・専門的相談窓口である地域包括支援センターへの3専門職種(主任ケアマネ   │     │        │   │  │  │      │地域包括ケア相談支援体制強化事│ジャー、保健師、社会福祉士)及び補助職員の配置               │     │        │   │144 │  │      │業              │<センターの機能強化及び相談支援職員のスキルアップ>            │   1,208│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │・在宅介護支援センター及び地域包括支援センターの相談支援機能強化のための  │     │        │   │  │  │      │               │センターの運営状況の評価・指導                       │     │        │   │  │  │      │               │・地域共生社会の実現に向けた包括的な相談支援体制構築のためのセンター職員  │     │        │   │  │  │      │               │のスキルアップ研修の実施                          │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │<介護予防普及啓発事業>                          │     │        │   │  │  │      │               │・効果的な介護予防を実施のための国保データベースシステムの活用等による分  │     │        │   │  │  │      │               │析の実施                                  │     │        │   │  │  │      │               │・介護予防の重要性を伝えるための出前講座等の実施              │     │        │   │145 │  │      │高齢者の元気づくり支援事業  │<自主活動育成・継続支援事業>                       │    231│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │・地域包括支援センター等の協力のもと、介護予防に資する活動の立ち上げ・継  │     │        │   │  │  │      │               │続支援を実施                                │     │        │   │  │  │      │               │<健康ボランティア育成・支援事業>                     │     │        │   │  │  │      │               │・介護予防の推進に協力する健康ボランティアの養成及び活動支援を実施     │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・判断能力の不十分な人が、必要な福祉サービスの契約や財産の安全な管理を行  │     │        │   │  │  │      │               │えるようにするための制度の周知・啓発                    │     │        │   │146 │  │      │成年後見サポートセンター   │・制度の利用を希望する人や成年後見人等などからの相談の受付・助言・情報提  │    67│ 健康福祉部  │   │  │  │      │事業             │供・手続きの支援、法人による成年後見人等の受任への補助           │     │        │   │  │  │      │               │・専門職の団体・家庭裁判所・市社会福祉協議会・市などさまざまな機関が連携  │     │        │   │  │  │      │               │するネットワークの体制づくり                        │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │147 │  │      │特別養護老人ホーム整備事業  │・常時介護を必要とし、在宅での生活が困難な人が入所する特別養護老人ホーム  │    130│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │の整備費用を補助                              │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │148 │  │      │地域密着型居宅サービス整備事業│・介護サービスが必要な方が地域での生活を継続できるよう、地域密着型居宅   │    73│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │サービス事業所の整備費用を補助                       │     │        │
      ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │149 │  │      │障害者グループホーム施設整備事│・障害者が地域で共同生活するための障害者グループホームの整備費用を補助   │    15│ 健康福祉部  │   │  │  │      │業              │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・住民主体(地縁団体、ボランティア、NPO法人等)の介護予防や支え合いの  │     │        │   │  │  │      │               │活動を支援するため、介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の住民主体  │     │        │   │  │  │      │               │サービスの立ち上げ経費や運営経費の助成を継続                │     │        │   │150 │  │      │介護予防・生活支援体制整備事業│・住民ボランティアの発掘・育成・マッチングや活動団体に対する助言、団体の  │    226│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │研修や情報交換のための連絡会の実施等により、住民主体サービス実施団体への  │     │        │   │  │  │      │               │ソフト的支援を充実するため、四日市市社会福祉協議会に配置している生活支援  │     │        │   │  │  │      │               │コーディネーターを増員                           │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・安心の地域医療検討委員会をはじめとする多職種による協議の場や四日市市在  │     │        │   │  │  │      │               │宅医療・介護連携支援センター(つなぐ)による課題の抽出           │     │        │   │  │  │      │               │・在宅で療養する患者・家族を支える環境づくりに向けて、訪問看護師スキル   │     │        │   │151 │  │      │在宅医療・介護連携事業    │アップ研修をはじめ、潜在看護師の掘り起しも含めた看護職向けの初級研修、介  │    77│ 健康福祉部  │   │  │  │      │               │護現場で働く看護職や介護職への人材育成研修の実施              │     │        │   │  │  │      │               │・退院後、安心して在宅で療養生活が送れるよう、病院や介護現場の看護師の訪  │     │        │   │  │  │      │               │問看護ステーションへの派遣研修やケアマネジャー向け医療研修会等の開催    │     │        │   │  │  │      │               │・在宅で療養する患者を支えるための病床確保事業の実施            │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │<認知症に関する理解促進事業>                       │     │        │   │  │  │      │               │・認知症地域支援推進員が中心となって、認知症サポーター・認知症フレンズの  │     │        │   │  │  │      │               │養成及び各種啓発事業を実施。                        │     │        │   │  │  │ 幸せ、わ │               │<早期発見・早期対応体制強化事業>                     │     │        │   │  │  │ くわく! │               │・専門職による相談の場の提供                        │     │        │   │152 │重点│      │認知症総合支援事業      │・認知症初期集中支援チームと医療機関との連携強化及び自己診断ツールの活   │    180│ 健康福祉部  │   │  │P76 │プロジェクト│               │用。                                    │     │        │   │  │  │  02-2  │               │<認知症高齢者見守り事業>                         │     │        │   │  │  │      │               │・行方不明となった認知症高齢者の早期発見のため、認知症高齢者等SOSメール登  │     │        │   │  │  │      │               │録者を拡大、ICTを活用した行方不明高齢者等探索機能の導入。        │     │        │   │  │  │      │               │<認知症カフェ運営委託事業>                        │     │        │   │  │  │      │               │・認知症の人の社会参加、家族の負担軽減等に有効な認知症カフェの拡大。    │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                      │     │        │   │  │重点│ くわく! │認知症高齢者グループホーム整備│・認知症の人が地域での生活を継続できるよう、認知症高齢者グループホームの  │     │        │   │153 │P76 │      │事業             │整備費用を補助                               │    168│ 健康福祉部  │   │  │  │プロジェクト│               │                                      │     │        │   │  │  │  02-2  │               │                                      │     │        │   └──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                      │R2~4年度│   担当   │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │   部局   │   │  │  │      │               │                                      │(百万円)│        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策23 質の高い医療を安定的に提供する体制整備                                                        │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │      │               │・未改修部門(薬局、中央放射線室、中央検査室)を中心とした大規模改修    │     │ 市立四日市病 │ 新規│154 │  │      │病院施設大規模改修事業    │(入退院支援部門の新設、院内セキュリティ対策等の強化改修、主要な配管・配  │    500│   院    │   │  │  │      │               │線類の更新)                                │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │155 │  │      │高度医療機能強化事業     │・ICU(集中治療室)及びHCU(高度治療室)の拡張及び機能強化      │    980│ 市立四日市病 │   │  │  │      │               │                                      │     │   院    │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │                              政策8 計                                │   3,981│        │   ├───────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │都市経営の土台・共通課題                                                                      │   │基本的政策24 多様な人権を尊重するまちづくり                                                            │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │      │               │・各地区人権・同和教育推進協議会等への支援                 │     │        │   │156 │  │      │人権教育・啓発推進事業    │・人権学習教材調査・作成                          │    38│  総務部   │   │  │  │      │               │・市民人権意識調査の実施(5年毎)およびアウトリーチ(地域の見まわり)や人  │     │        │   │  │  │      │               │権相談等を通じた差別の実態の把握                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・よっかいち人権大学あすてっぷの開催                    │     │        │   │157 │  │      │人権意識向上・人材育成事業  │・よっかいち人権大学ステップアップ講座の開催                │    15│  総務部   │   │  │  │      │               │・じんけんフェスタの開催                          │     │        │   │  │  │      │               │・四日市人権啓発企業連絡会へ人権研修等の活動支援              │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・人権にかかる相談ネットワーク連絡会の運営                 │     │        │   │158 │  │      │人権相談体制強化事業     │・相談員資質向上事業の実施                         │     4│  総務部   │   │  │  │      │               │・被差別者支援も視野に入れた相談業務の研究                 │     │        │   │  │  │      │               │・相談体制のあり方研究                           │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・階層別研修において、人権に関する研修を実施                │     │        │   │159 │  │      │人権研修事業         │・人権・同和問題をテーマとした職場研修の実施                │     3│  総務部   │   │  │  │      │               │・外部開催の人権研修等への職員の派遣                    │     │        │   │  │  │      │               │・本市の部落差別の歴史を再認識するための研修を実施             │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │160 │  │      │人権活動拠点施設整備事業   │・照明設備改修工事等の実施                         │     4│  総務部   │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │161 │  │      │犯罪被害者等支援事業     │・犯罪被害者等を支える地域社会の形成を目指して、二次被害の防止などをテー  │     1│ 市民文化部  │   │  │  │      │               │マに広く市民や事業者等を対象とした啓発活動を実施              │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・インターネットや各種メディアから得られる様々な情報を正しく活用するた   │     │        │   │  │  │      │               │め、誤った情報を見分け、情報を主体的に読み解くメディア・リテラシーを養成  │     │        │   │  │  │      │               │・すでに教科の中で行われているネットモラルや情報教育に加え、インターネッ  │     │        │   │  │  │ 子育て  │               │ト上で発生するいじめや差別などの人権侵害を解消するため、インターネットに  │     │        │   │  │重点│ するなら │メディア・リテラシー養成を通じ│おける情報の性質や危険性を理解するとともに、人権に十分配慮した利用ができ  │     │        │ 新規│162 │P32 │      │た人権教育推進事業      │るよう人権教育を推進                            │     9│ 教育委員会  │   │  │  │プロジェクト│               │・学校におけるメディア・リテラシー養成を通じた人権教育を推進するために、  │     │        │   │  │  │  01-6  │               │教職員のスキルアップを図るための研修を実施                 │     │        │   │  │  │      │               │・小・中学校において、児童生徒向けに、人権の視点を重視したメディアリテラ  │     │        │   │  │  │      │               │シーに関する授業を実施                           │     │        │   │  │  │      │               │・児童生徒や保護者に向けた啓発冊子を作成し、配布              │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策25 公共施設の効率的マネジメント                                                             │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤
      │  │  │      │公共施設アセットマネジメント事│・平成27年度に策定した四日市市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設に  │     │        │   │163 │  │      │業              │ついて、維持管理費の軽減や省エネルギー化を図りつつ、計画的な予防保全によ  │   4,127│ 財政経営部  │   │  │  │      │               │る長寿命化を進めることにより、長期的な経費の削減及び平準化を実施      │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策26 効果的なシティプロモーション                                                             │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・本市ならではの地域資源を最大限に活用した、積極的かつ効果的なシティプロ  │     │        │   │  │  │ くわく! │               │モーションの展開と、市民が地域を誇らしく思う心の醸成を図り、主要な地域資  │     │ シティプロ  │   │164 │重点│      │シティプロモーション事業   │源を軸とした誘客と多様な来訪者が快適に過ごせる取り組みを図る。       │    160│ モーション  │   │  │P84 │プロジェクト│               │・首都圏において、本市ゆかりの方々や企業とのネットワークを活用して、本市  │     │   部・   │   │  │  │  03-5  │               │に関わる情報収集を行うほか、本市の情報や魅力を発信し、都市イメージの向上  │     │ 政策推進部  │   │  │  │      │               │と首都圏からの交流促進に取り組む。                     │     │        │   └──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┘   新総合計画 推進計画〔令和2年度~4年度〕 事業(案)一覧(令和元年11月18日現在)   ┌──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┐   │  │  │プロジェクト│               │                                      │R2~4年度│   担当   │   │No. │区分│  番号  │      事業名      │        事  業  概  要 〔※3カ年分の概要〕         │  計  │   部局   │   │  │  │      │               │                                      │(百万円)│        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 子育て  │               │・本市に在住、または通勤・通学する18歳~39歳の女性(10人程度)による女子  │     │        │   │  │重点│ するなら │女性による「四日市の魅力」プロ│会を開催                                  │     │ シティプロ  │ 新規│165 │P82 │      │デュースと情報発信事業    │・女性の視点から新しい本市の魅力を発掘し、インターネットを活用した効果的  │     5│ モーション部 │   │  │  │プロジェクト│               │な情報発信手法による効果的なPRの企画立案と情報発信を展開         │     │        │   │  │  │  03-3  │               │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │名古屋圏での本市の認知度と都市イメージを向上させるため、インパクトある情  │     │        │   │  │  │      │               │報発信を行う。                               │     │        │   │  │  │      │               │・JR名古屋駅等におけるデジタルサイネージでの広告動画配信、インターネッ  │     │        │ 新規│166 │  │      │名古屋圏における四日市の魅力発│ト検索サイト(Yahoo!JAPAN、google等)上のバナー広告表示  │    42│ シティプロ  │   │  │  │      │信事業            │と本市の魅力を分かりやすくく紹介するランディングページの構築        │     │ モーション部 │   │  │  │      │               │・鉄道広告など多様な媒体の活用                       │     │        │   │  │  │      │               │・本市の魅力や優位性を発信するテレビ番組を、名古屋圏のテレビネットワーク  │     │        │   │  │  │      │               │を活用して放映                               │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 子育て  │               │・AIプログラムを活用して、市内で催される様々なイベント情報を一元的に情  │     │        │ 新規│167 │重点│ するなら │AIを活用した市内のイベント情│報発信し、子育て世代をはじめとした市内外の人が情報を得やすくすることで、  │     8│ シティプロ  │   │  │P38 │プロジェクト│報発信事業          │市外からの来市を促進するとともに、市民によるイベント情報の発信を支援    │     │ モーション部 │   │  │  │  02-6  │               │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │・市制施行123周年を記念し、郷土への誇り、愛着を深めるとともに、地域に  │     │ シティプロ  │ 新規│168 │重点│ くわく! │市制施行123周年記念事業  │おける魅力を十分に活用し本市の優位性をさらに伸ばすことによって、交流人   │    43│ モーション  │   │  │P83 │プロジェクト│               │口、定住人口の増加に向けた機運を醸成するため、記念事業を行うほか、市民活  │     │   部・   │   │  │  │  03-4  │               │動団体等が提案し、実施する市民企画イベントに対し、開催経費の一部を補助   │     │ 政策推進部  │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ 幸せ、わ │               │                                      │     │        │   │169 │重点│ くわく! │東海・北陸B-1グランプリ開催│・2020東海・北陸B-1グランプリin四日市(2020年5月予定)の開催       │    23│ シティプロ  │   │  │P83 │プロジェクト│事業             │                                      │     │ モーション部 │   │  │  │  03-4  │               │                                      │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┴─────┴────────┤   │基本的政策27 スマート自治体の実現                                                                 │   ├──┬──┬──────┬───────────────┬──────────────────────────────────────┬─────┬────────┤   │  │  │      │               │・AI・RPA等のICTを活用した業務効率の調査、研究、実証実験を行い、  │     │        │   │  │  │      │               │実証実験等の効果分析の結果、導入効果が見込まれるものを庁内に展開      │     │        │   │170 │  │      │AI・RPA等のICT活用促進│・ICTの活用により、職員の単純・反復の要素を占める事務作業の割合を下げ  │    51│  総務部   │   │  │  │      │事業             │ることができ、その削減できた時間を行政課題の解決を目的とした企画立案や市  │     │        │   │  │  │      │               │民に寄り添う対応時間に充てることで、市民サービスの向上を図る        │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ リージョ │               │・市民ニーズを調査し、その結果を基に、マイナンバーカードを活用した行政手  │     │        │   │  │  │ ン・コア │マイナンバーカードを活用した行│続のオンライン化の調査・検討を実施                     │     │        │ 新規│171 │重点│      │政手続のオンライン化事業   │・検討結果に基づき、市民の利便性向上を目的とした電子申請専用サイトを構築  │    37│  総務部   │   │  │P60 │プロジェクト│               │し、自宅や事業所に居ながら各種手続きが完結できるオンライン行政手続のしく  │     │        │   │  │  │  04-6  │               │みを提供                                  │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ リージョ │               │                                      │     │        │   │172 │重点│ ン・コア │マイナンバーカード取得促進事業│・マイナンバーカードの更なる取得促進を図るための周知広報          │    16│ 市民文化部  │   │  │P60 │プロジェクト│               │・出張申請受付方式(企業等一括申請方式)及び出張申請サポート方式の導入   │     │        │   │  │  │  04-6  │               │                                      │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │ リージョ │               │・官民データ活用に係る基本計画の策定、ニーズ調査              │     │        │   │  │  │ ン・コア │               │・公開データ専用サイトの構築                        │     │        │ 新規│173 │重点│      │官民データ利活用事業     │・官民データ利活用に携わる人材の育成                    │    20│  総務部   │   │  │P47 │プロジェクト│               │・官民協働による地域課題の解決に向けたアプリケーション開発に向けた調査・  │     │        │   │  │  │  01-5  │               │研究                                    │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・ホストコンピュータの使用期限(令和2年12月)と住民情報システムの保守期  │     │        │ 新規│174 │  │      │情報システム最適化推進事業  │限(令和3年2月)にあわせて業務の共通化・標準化による新たな住民情報シス  │    769│  総務部   │   │  │  │      │               │テム等を構築し、スマート自治体を実現するための基盤となる情報システム全体  │     │        │   │  │  │      │               │の最適化を図る                               │     │        │   ├──┼──┼──────┼───────────────┼──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │  │  │      │               │・市内企業と三重大学北勢サテライトや東京大学地域未来社会連携研究機構など  │     │        │   │  │  │      │               │との産学官連携を推進                            │     │        │   │ 175│  │      │産学官連携推進事業      │・先端技術分野やAI・IoT分野の研究開発等による地域産業の競争力強化や、ス   │    18│ 政策推進部  │   │  │  │      │               │マート自治体へ向けた地域の課題解決等のための取り組みにつなげる調査研究を  │     │        │   │  │  │      │               │実施                                    │     │        │   ├──┴──┴──────┴───────────────┴──────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │                          都市経営の土台・共通課題 計                           │   5,393│        │   ├───────────────────────────────────────────────────────────────────┼─────┼────────┤   │                                合計                                 │  100,297│        │   └───────────────────────────────────────────────────────────────────┴─────┴────────┘                                    ┌───┐                                    │資料5│                                    └───┘ (図省略) (図省略) 10:            常任委員会の所管事務調査報告について
     常任委員会の所管事務調査について、別紙のとおり報告します。   令和元年12月25日                     教育民生常任委員長   中 村 久 雄                     都市・環境常任委員長  山 口 智 也 四日市市議会  議長 諸 岡   覚 様 ───────────────────────────────────────── 教育民生常任委員会 ○いじめ対策について ~本市におけるいじめの地域別、男女別、学年別分析結果について~ 1.はじめに  本市のいじめ対策については、文部科学省の「初期段階のいじめを含めて積極的に認知す ることは、その解消に向けた取り組みのスタートラインに立っている」という考え方を各学 校に周知したり、いじめ認知の具体的な例を紹介した結果、小学校各校が積極的な認知に努 め、平成30年度における市内小学校のいじめ認知件数は366件と昨年度の3倍以上になって います(中学校は77件で昨年度より減少)。  こうした中、いじめの内容に地域別、男女別、学年別で差や特徴があるのかなどを分析し、 その分析結果をもとに対策を立てていくことが、より効率的ないじめ対策につながるのでは ないかという観点から、今回所管事務調査を行うこととしました。 2.いじめに係る各分析結果について (1) 地域別の状況   地域に関しては、あらかじめ定まった地域の区分がなかったことから、      1)東西を意識したブロック分け:4地域      2)南北を意識したブロック分け:3地域 の2パターンで集計を行い、    何らかの傾向が見られるかどうか試行することとした。  ○地域分け(1)・2)の2パターン)   1) 4地域(沿岸北・沿岸南・中部・西部)   2) 3地域(北部・中部・南部)   (図省略)                    (図省略)  ○1000人当たりのいじめ発生人数(経年)   1) 4地域(沿岸北・沿岸南・中部・西部)   2) 3地域(北部・中部・南部)   (図省略)                  (図省略)   (図省略)                  (図省略) ・H30年度小学校における1000人当たりの発生人数は、4地域では中部、3地域では南部が  多い。 ・H30年度中学校における1000人当たりの発生人数は、4地域では西部、3地域では中部が  やや多い。 ・いじめの積極的認知の取り組みにより、小学校・各地域においてH30年度で前年度より3  倍程度に増加している。発生人数については、地域によって高低が見られる。 ・中学校においては、各地域で年度ごとに増減しており、特定の傾向は読み取りにくい。 ・発生に関する地域差があるというよりは、いじめの積極的認知に関する取り組みの進み具  合にばらつきがあることで、発生件数の高低が生じていると考えられる。 ⇒ 発生件数が少なめの学校においては、いじめの積極的認知に努めるようあらためて指導   を行っている。  ○いじめの態様(平成30年度)   1) 4地域(沿岸北・沿岸南・中部・西部)   2) 3地域(北部・中部・南部) (図省略) ・いじめの態様については、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」  が最も多く、次に「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする」  が多い。  これは、小学校、中学校とも、年度、ブロックに関係なく同じ傾向が見られる。 ・中学校と小学校のいじめの態様を比較すると、どのブロックにおいても、  中学校では「パソコンや携帯電話等でひぼう・中傷や嫌なことをされる」、       「仲間外れ、集団による無視をされる」の割合が高くなり、  逆に「軽くぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする」の割合は低くなっている。 (2) 男女別いじめ認知件数及びいじめの態様〔各年度・小中学校ごとの内訳(%)〕 (図省略) ・いじめ認知件数は、小学校では男子の方がやや多く、中学校では男女の差はほとんどみられな  い。 ・いじめの態様は、小学校、中学校の男女ともに、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌な  ことを言われる」が、多くの割合を占めている。 ・小学校、中学校ともに、男子は、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られた  りする」割合が高く、女子は「仲間はずれ、集団による無視をされる」割合が高い傾向にある。 (3) 学年別いじめの態様〔各年度・学年ごとの内訳(%)〕 (図省略) ・小学校、中学校ともに、各学年において、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なこ  とを言われる」が、最も多くの割合を占めている。 ・小学校の低学年は「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする」  が多いが、小学校高学年以上になると、「仲間はずれ、集団による無視をされる」の割合が  多くみられる。 3.委員からの主な意見 ・最近の子どもは昔に比べて「大人」になっている気がする。そういう意味では、今の時代  に合ったような、スクールソーシャルワーカーを充実させるなど、相談体制を組織的に整  えていくことが必要だと考える。 ・いじめについては、全国的に増加傾向にあるということは間違いないと考える。その中で、  いじめに気付くということについては、学校では担任以外になかなか難しい。そのため、  担任がいじめに気付いた際は状況が悪化しないうちに早い段階で学校全体で情報共有して  もらいたい。
    ・いじめの気付きについては担任や家庭が主となるが、対処についてはスクールカウンセラ  ーやスクールソーシャルワーカー、地域など外部と協力することが大事だと考える。なる  べくオープンな場で情報共有をしていただきたい。また、モンスターペアレントやいじめ  対策として、警察OBを各学校に1人配置するとずいぶん違ってくるのではないかと考え  るので検討してほしい。 ・いじめている側といじめられている側に意識の温度差があると考える。いじめている側は  深刻に考えていない場合があり、一方でいじめられている側は深刻に受け止めている。い  じめている側の意識づくりについても道徳教育の場などで指導していってほしい。 ・学校内で対応が困難な事案については、外部と協力していく体制や意識をどう作るかが課  題と感じる。 ・子どもの状態は家庭環境に関係する部分がある。単に担任に家庭訪問をさせるだけではな  く、家庭事情に関する情報が入った際は早期に対処できるような方法を検討するとともに、  校長や学校だけに対応させるのではなく、教育委員会が主体となるような対策を検討して  ほしい。 ・いじめは人権的な問題でもあるので人権プラザの活用も検討すべきである。例えば、各人  権プラザにスクールロイヤーを配置すれば、学校は本庁に行かずとも最寄りの人権センタ  ーでいじめ等の相談ができる。本庁と学校だけではなく、こうした部局との連携も検討す  べきである。 ・いじめについて、教職員が発見できるのは1割に満たないということを意識し、外部の目  や本人たちの訴えを真剣に聞きながら学校内での情報共有をしっかりとってもらいたい。 4.まとめ  今回の所管事務調査では、本市におけるいじめの状況について、市内での地域差、男女別、 学年別でそれぞれ傾向や特性があるのかについて議論を行いました。  まず、いじめ発生人数の地域差については、地域差というよりも、各学校によっていじめ の積極的認知に関する取り組み具合にばらつきがあることで、いじめ発生件数の差が生じて おり、いじめの態様については地域にかかわらず「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、 嫌なことを言われる」「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする」 の順に多いとのことでした。  次に、男女別のいじめ認知件数については、小学校では男子のほうがやや多く、中学校で は男女の差はほとんどみられない一方で、いじめの態様としては、小中学校ともに男子は「軽 くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする」割合が2番目に高く、女 子は「仲間はずれ、集団による無視をされる」割合が2番目に高いとのことでした。  また、学年別のいじめの態様については、小学校低学年では「軽くぶつかられたり、遊ぶ ふりをして叩かれたり、蹴られたりする」という身体的ないじめの割合が2番目に高いが、 小学校高学年以上になると「仲間はずれ、集団による無視をされる」という精神的ないじめ の割合が増えるということでした。  これらの分析を含めて、いじめ対策としては、第一にいじめの早期発見や積極的認知が重 要になるため、地域差分析の部分でもあったように、いじめ発生件数が少ない学校に対して は、いじめの積極的認知について継続的に指導していくことが大切です。また、学校内でい じめに関する情報共有をスムーズに行うためには、教職員が働きやすい環境を整えていく必 要もあると考えます。しかし、いじめについては、学校や教職員だけでは対応しきれない部 分があることも事実であり、教職員の働き方改革の中で、いじめ問題に深く関わっていくた めには、いじめ被害を受けた子どもの心のケアを行うスクールカウンセラーや、家庭訪問等 により生徒の支援を行うスクールソーシャルワーカー、あるいは地域、家庭を含めたチーム としての取り組みが一層重要になると考えます。  その中で、本市において特に人材が不足しているスクールソーシャルワーカー等の確保に ついては十分検討するよう要望し、当委員会からの調査報告といたします。 ----------------------------------------------------------------------------------  〔委員会の構成〕    委員長   中 村 久 雄    副委員長  平 野 貴 之    委  員  荒 木 美 幸    委  員  石 川 善 己    委  員  伊 藤 昌 志    委  員  川 村 幸 康    委  員  後 藤 純 子    委  員  村 山 繁 生    委  員  森   智 子 都市・環境常任委員会 ○生活に身近な道路整備事業について 1.はじめに  本市では各地区からの土木要望について、地区が抱える実情をより反映させやすくするた め平成19年度から生活に身近な道路整備事業を創設し、10年余りの歳月が経過しました。  その間、各地区からの土木要望に基づき、生活に身近な道路整備事業として整備されたも のがある一方で、事業を進捗する際の事務処理を担う技術職員の不足や地区内での土木要望 の集約化が容易ではなく、事業集約が十分に図れないことから事業効果が見込めない等の事 情により事業化に至らないものがあり、予算はあるものの事業の実施が困難な傾向が続いて います。  本市において、新たな土木要望制度として生活に身近な道路整備事業を創設して10年余り が経過した今、本事業の現状と課題を把握し、今後本市が取り組むべき地区からの土木要望 のあり方を調査するため、生活に身近な道路整備事業について所管事務調査を行うこととし ました。 2.生活に身近な道路整備事業の現状 (1)事業の成り立ち   生活に身近な道路整備事業を創設する以前には交通安全施設整備費等の各事業費から土  木要望事業に予算を充当し、各土木要望に対して、道路規格、利用度、公共性等の項目に  基づき、要望箇所の点数化を行い、行政が客観的に判断した上で、実施箇所を選定してい  た。しかし、地区からの要望箇所の事業進捗を図る中で、点数化に基づく優先順位と地区  の土木要望に乖離が生じたことや、地区毎の明確な予算配分を決めずに、事業採択を行っ  たことから地区毎に実施状況のばらつきが生じたことから、これらの課題を解決するため  に、地区の声を少しでも反映できるよう生活に身近な道路整備事業を平成19年度に創設し  た。 (2)事業の仕組み  1)対象事業 (図省略)  2)地区ごとの予算配分について  (ア)予算配分方式    全体予算のうち65%を均等割、15%を地区内の人口、15%を地区の面積、5%を生活   道路延長に応じて配分する。 ┌─┬────────┬──┐ │ :均  等  割 :65 │ │ ├……………………┼……┤ │配:人  口  割 :15 │ │分├……………………┼……┤
    │構:面  積  割 :15 │ │成├……………………┼……┤ │ : 道路延長割  :  │ │ :(幅員5.5m未満): 5 │ ├─┴────────┼──┤ │ 配 分 合 計  :100 │ └──────────┴──┘  (イ)令和元年度 地区別予算配分計算表 ┌───┬────────────────┬─────────────────────────────┬────────┐ │   │     基本データ      │             配分割             │決定配分額(円)│ │   ├…………┬…………┬………………┼……………┬……………┬……………┬……………┬─────┤        │ │   │都市計画:    :生活道路延長│     :     :     :生活道路 │     │ 603百万円×  │ │地区名│区域内 :地区人口: 5.5m未満 │ 均等割 : 面積割 : 人口割 : 延長割 │ 配分率 │  配分率   │ │   │ 面積 :    :      │     :     :     :5.5m未満 │     │        │ │   ├…………┼…………┼………………┼……………┼……………┼……………┼……………┼……………┼……………………┤ │   │(km2) :(人) : (m)   │  65  :  15  :  15  :   5  │  100  │   603,000,000│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │ 共同│    :    :      │     :     :     :     │     │        │ │ 同和│    :    :      │     :     :     :     │     │        │ │ 中央│  6.54: 23,836:  54,456.9│ 2.7083333: 0.4864624: 1.1480553: 0.1536173│ 4.4964682│   27,113,703│ │ 港 │    :    :      │     :     :     :     │     │        │ │ 浜田│    :    :      │     :     :     :     │     │        │ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │橋 北│  2.62:  5,439:  19,666.3│ 2.7083333: 0.1948825: 0.2619681: 0.0554766│ 3.2206605│   19,420,583│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │海 蔵│  3.65: 13,615:  57,504.6│ 2.7083333: 0.2714966: 0.6557632: 0.1622145│ 3.7978077│   22,900,780│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │羽 津│  8.80: 17,906:  89,164.7│ 2.7083333: 0.6545671: 0.8624382: 0.2515244│ 4.4768630│   26,995,484│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │富 田│  4.88: 12,509:  48,610.5│ 2.7083333: 0.3629872: 0.6024930: 0.1371252│ 3.8109387│   22,979,961│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │富洲原│  2.04:  8,687:  32,874.4│ 2.7083333: 0.1517406: 0.4184073: 0.0927353│ 3.3712164│   20,328,435│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │大矢知│  6.89: 20,538:  73,761.6│ 2.7083333: 0.5124963: 0.9892079: 0.2080738│ 4.4181113│   26,641,211│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │八 郷│  10.21: 12,603:  84,781.2│ 2.7083333: 0.7594466: 0.6070205: 0.2391590│ 4.3139594│   26,013,175│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │下 野│  7.57:  8,673:  82,641.2│ 2.7083333: 0.5630765: 0.4177330: 0.2331223│ 3.9222650│   23,651,258│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │保 々│  10.86:  6,937:  88,149.1│ 2.7083333: 0.8077953: 0.3341190: 0.2486595│ 4.0989071│   24,716,410│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │三 重│  11.83: 22,870:  128,545.6│ 2.7083333: 0.8799464: 1.1015281: 0.3626138│ 5.0524217│   30,466,103│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │ 県 │  11.25:  6,550:  112,791.5│ 2.7083333: 0.8368045: 0.3154792: 0.3181731│ 4.1787902│   25,198,105│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │ 桜 │  12.02: 14,826:  105,198.5│ 2.7083333: 0.8940791: 0.7140908: 0.2967541│ 4.6132573│   27,817,941│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │川 島│  7.89: 11,977:  72,731.0│ 2.7083333: 0.5868789: 0.5768694: 0.2051666│ 4.0772482│   24,585,807│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │神 前│  7.40:  6,692:  81,523.4│ 2.7083333: 0.5504314: 0.3223186: 0.2299691│ 3.8110524│   22,980,646│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │常 磐│  4.89: 28,429:  71,939.2│ 2.7083333: 0.3637310: 1.3692760: 0.2029330│ 4.6442734│   28,004,969│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │四 郷│  8.40: 23,540:  72,449.8│ 2.7083333: 0.6248140: 1.1337985: 0.2043734│ 4.6713192│   28,168,055│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │小山田│  18.35:  4,457:  68,388.0│ 2.7083333: 1.3649212: 0.2146703: 0.1929155│ 4.4808403│   27,019,467│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │水 沢│  14.84:  3,084:  71,959.8│ 2.7083333: 1.1038381: 0.1485401: 0.2029911│ 4.1637027│   25,107,127│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │日 永│  7.23: 18,474:  63,167.1│ 2.7083333: 0.5377864: 0.8897958: 0.1781878│ 4.3141034│   26,014,043│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │塩 浜│  8.30:  6,159:  38,386.5│ 2.7083333: 0.6173758: 0.2966468: 0.1082843│ 3.7306402│   22,495,761│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │内 部│  12.31: 18,110:  118,340.6│ 2.7083333: 0.9156501: 0.8722638: 0.3338266│ 4.8300738│   29,125,345│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │河原田│  5.12:  4,866:  38,745.1│ 2.7083333: 0.3808390: 0.2343697: 0.1092959│ 3.4328380│   20,700,013│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │ 楠 │  7.77: 10,654:  96,709.7│ 2.7083333: 0.5779530: 0.5131474: 0.2728080│ 4.0722417│   24,555,618│ ├───┼────┼────┼──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┼────────┤ │合計 │ 201.66: 311,431: 1,772,486.3│    65:    15:    15:     5│    100│   603,000,000│ └───┴────┴────┴──────┴─────┴─────┴─────┴─────┴─────┴────────┘  (ウ)事業実施箇所の選定方法    各地区の自治会役員などを中心とした自主選定組織により、地区から市に対して要   望する事業実施箇所を選定する。 (3)年間スケジュール ┌────────────┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬───┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │    内 容     │ 9│10│11│12│ 1│ 2│ 3│  4 │ 5│ 6│ 7│ 8│ 9│10│11│12│ 1│ 2│ 3│ │            │月│月│月│月│月│月│月│ 月 │月│月│月│月│月│月│月│月│月│月│月│ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │市から各地区へ、次年度要│○│ │ │ │ │ │ │┌─┐│ │ │ │ │○│ │ │ │ │ │ │ │望の提出を依頼     │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │各地区で次年度要望箇所 │ ├─┼─┼→│ │ │ ││ ││ │ │ │ │ ├─┼─┼→│ │ │ │ │の取りまとめ      │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │各地区から市へ、次年度要│ │ │ ├→│ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ ├→│ │ │ │ │望書を提出       │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │市で、次年度要望箇所の現│ │ │ │ ├→│ │ ││新││ │ │ │ │ │ │ │ ├→│ │ │ │地調査実施       │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │各地区で土木要望会の開 │ │ │ │ │ ┼─┼→││年││ │ │ │ │ │ │ │ │ ┼─┼→│ │催(要望内容の確認)  │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │市から各地区へ、地区配分│ │ │ │ │ │ │ ││度││○│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │予算を通知       │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
    │各地区で実施箇所の検討 │ │ │ │ │ │ │ ││ │├─┼→│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │各地区で実施箇所の選定 │ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │○│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├────────────┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼┤ ├┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤ │各地区で選定された要望箇│ │ │ │ │ │ │ ││ ││ │ ├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼→│ │所の事業実施      │ │ │ │ │ │ │ │└─┘│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └────────────┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴───┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ (4)実施状況  1)予算と要望件数について  平成26年度からの予算額は平成28年度を除き毎年492,000千円で推移し、平成28年度の み200,000千円増額の692,000千円であったが、各地区からの生活に身近な道路整備事業に 対する期待が大きく、平成30年度からは100,000千円増額し592,000千円となった。 <予算額>                  (単位:千円) ┌───┬────┬────┬────┬────┬────┐ │年度 │26年度 │27年度 │28年度 │29年度 │30年度 │ ├───┼────┼────┼────┼────┼────┤ │事業費│492,000 │492,000 │692,000 │492,000 │592,000 │ └───┴────┴────┴────┴────┴────┘  要望件数で見ると、平成26年度の1,065件から大きな増減もなく、平成30年度は1,040件 と横ばいで推移している。しかし、実施件数は平成26年度の543件から平成28年度には一時 的に増加し602件となったものの、平成30年度には485件となっており、実施率は若干の右 肩下がりで推移している。 <要望件数>                (件数:件) ┌──────┬───┬───┬───┬───┬───┐ │  年度  │26年度│27年度│28年度│29年度│30年度│ ├──────┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 要望件数 │1,065 │1,030 │1,011 │ 987 │1,040 │ ├──────┼───┼───┼───┼───┼───┤ │ 実施件数 │ 543 │ 513 │ 602 │ 416 │ 485 │ ├──────┼───┼───┼───┼───┼───┤ │実施率(%)│ 51 │ 50 │ 60 │ 42 │ 47 │ └──────┴───┴───┴───┴───┴───┘  金額ベースで見ると、実施事業費が平成26年度の492,000千円から平成28年度に一時的 に692,000千円まで増加した後に、平成30年度から592,000千円まで増額したものの、要望 事業費が実施額よりも上回る伸びを見せており、実施率は右肩下がりで減少している。 <実施額>                         (事業費:千円) ┌──────┬─────┬─────┬─────┬─────┬─────┐ │  年度  │ 26年度 │ 27年度 │ 28年度 │ 29年度 │ 30年度 │ ├──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┤ │要望事業費 │3,087,000 │3,508,000 │3,775,000 │3,448,000 │4,388,000 │ ├──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┤ │実施事業費 │ 492,000 │ 492,000 │ 692,000 │ 492,000 │ 592,000 │ ├──────┼─────┼─────┼─────┼─────┼─────┤ │実施率(%)│  16  │  14  │  18  │  14  │  13  │ └──────┴─────┴─────┴─────┴─────┴─────┘  2)地区別の実施状況について   平成30年度                                                        (単位:円) ┌───────────┬───────────────────────────────────────────────┬───────┐ │           │               事 業 要 望 金 額 、件 数                │       │ │           ├─────┬──────┬───────┬───────┬──────┬─────┬─────┤  要望計  │ │           │道路拡幅 │ 新設舗装 │  再舗装  │ 付帯施設  │交通安全施設│道路照明灯│ その他 │       │ ├─┬───┬─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │共同 │     │     │      │       │       │      │     │     │       │ │ │同和 │要望件数 │     0│      0│      13│      15│      7│     1│     1│      37│ │ 1│中央 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │ 港 │     │     │      │       │       │      │     │     │       │ │ │浜田 │概算事業費│     0│      0│  35,210,000│  34,785,000│  7,186,000│  700,000│  300,000│  78,181,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       3│      15│      3│     0│     0│      21│ │ 2│富洲原├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│  38,579,625│  52,472,675│   990,000│     0│     0│  92,042,300│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       3│      37│      6│     0│     2│      50│ │ 3│富田 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  4,192,500│   3,736,570│  184,817,065│  4,270,480│     0│  625,000│  197,641,615│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      3│       1│      24│     35│     0│     0│      63│ │ 4│羽津 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│   670,950│  20,367,900│  132,503,110│ 22,702,015│     0│     0│  176,243,975│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     2│      3│       8│      26│     42│     0│     1│      82│ │ 5│常磐 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│11,600,000│  1,275,000│  26,315,000│  639,417,800│ 44,198,000│     0│  150,000│  722,955,800│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       2│      29│     19│     0│     2│      54│ │ 6│日永 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,566,000│   2,384,000│  143,499,000│  7,405,500│     0│ 2,000,000│  156,854,500│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     2│      2│       7│       8│      6│     1│     5│      31│ │ 7│四郷 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│10,710,000│   825,000│  18,306,000│  38,960,000│  3,796,000│  800,000│ 3,270,000│  76,667,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     2│      7│      12│      10│     15│     0│     2│      48│ │ 8│内部 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│ 3,713,216│ 13,965,000│  66,255,000│  37,880,000│  4,335,000│     0│16,500,000│  142,648,216│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       1│      16│      6│     0│     0│      24│ │ 9│塩浜 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,260,000│   1,920,000│  92,809,438│  4,150,000│     0│     0│  100,139,438│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      3│       6│      17│      3│     0│     0│      29│ │10│小山田├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│ 18,540,000│  25,840,000│  60,753,000│  1,220,000│     0│     0│  106,353,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     1│      1│       9│      12│     10│     0│     7│      40│
    │11│川島 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│ 2,000,000│   600,000│  529,510,000│  38,430,000│  7,765,000│     0│ 9,500,000│  587,805,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      4│       4│      12│      7│     0│     0│      27│ │12│神前 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  3,918,600│   6,114,600│  74,012,800│  1,496,000│     0│     0│  85,542,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│     10│      34│      20│     13│     0│     4│      81│ │13│ 桜 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│ 17,581,000│  130,244,000│  82,535,000│ 11,320,000│     0│ 2,400,000│  244,080,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      5│      21│      31│     23│     1│     0│      81│ │14│三重 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│ 22,730,900│  60,559,500│  86,558,000│  4,618,000│  350,000│     0│  174,816,400│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│      17│      17│      3│     0│     0│      39│ │15│ 県 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  7,900,200│  193,471,970│  77,456,890│  2,378,040│     0│     0│  281,207,100│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     2│      3│      17│      17│     18│     0│     0│      57│ │16│八郷 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│16,752,000│  6,762,000│  32,668,500│  149,488,000│ 28,369,000│     0│     0│  234,039,500│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     5│      3│       5│      11│      3│     0│     3│      30│ │17│下野 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│15,205,000│  8,349,000│  20,304,000│  30,983,115│   612,000│     0│ 6,800,000│  82,253,115│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     4│      4│       4│      19│     13│     1│     1│      46│ │18│大矢知├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│ 4,028,200│  2,975,100│  14,088,000│  78,675,280│  5,284,500│  600,000│ 3,000,000│  108,651,080│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       5│       8│     11│     0│     2│      28│ │19│河原田├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,280,000│  22,662,500│  24,320,000│  7,603,250│     0│  200,000│  56,065,750│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       4│       9│      0│     0│     1│      16│ │20│水沢 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│  3,470,000│  26,545,000│  78,350,000│      0│     0│ 2,000,000│  110,365,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│      10│      26│      6│     2│     1│      47│ │21│保々 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│ 16,632,000│  91,409,975│  213,909,753│  7,967,085│  600,000│ 1,000,000│  331,518,813│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       0│      17│     28│     0│     4│      50│ │22│海蔵 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│   560,000│       0│  17,967,000│ 97,424,000│     0│ 1,834,000│  117,785,000│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       0│      24│      3│     0│     0│      27│ │23│橋北 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│       0│  64,401,735│  1,397,714│     0│     0│  65,799,449│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │ │   │要望件数 │     0│      4│       3│      11│     12│     0│     2│      32│ │24│ 楠 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │ │   │概算事業費│     0│ 23,275,000│   6,700,000│  19,154,995│  7,686,285│     0│ 1,500,000│  58,316,280│ ├─┴───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┤ │     │要望件数 │    18│     66│      189│      431│     292│     6│    38│     1,040│ │ 全地区 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┤ │     │概算事業費│64,008,416│ 158,328,250│ 1,373,192,140│ 2,454,139,656│ 284,173,869│ 3,050,000│51,079,000│ 4,387,971,331│ └─────┴─────┴─────┴──────┴───────┴───────┴──────┴─────┴─────┴───────┘   平成30年度                                                            (単位:円) ┌───────────┬───────────────────────────────────────────────┬───────┬───┐ │           │               事 業 要 望 金 額 、件 数                │       │   │ │           ├─────┬──────┬───────┬───────┬──────┬─────┬─────┤  要望計  │実施率│ │           │道路拡幅 │ 新設舗装 │  再舗装  │ 付帯施設  │交通安全施設│道路照明灯│ その他 │       │   │ ├─┬───┬─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │共同 │     │     │      │       │       │      │     │     │       │   │ │ │同和 │要望件数 │     0│      0│       5│       7│      5│     1│     1│      19│ 51.4%│ │ 1│中央 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │ 港 │     │     │      │       │       │      │     │     │       │   │ │ │浜田 │概算事業費│     0│      0│   2,930,815│  17,432,960│  5,411,996│  468,413│  418,267│  26,662,451│ 34.1%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       0│       8│      2│     0│     0│      10│ 47.6%│ │ 2│富洲原├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│       0│  19,184,832│   799,094│     0│     0│  19,983,926│ 21.7%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       0│       8│      1│     0│     1│      10│ 20.0%│ │ 3│富田 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│       0│  21,991,313│   294,888│     0│  265,128│  22,551,329│ 11.4%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       0│      11│     25│     0│     0│      36│ 57.1%│ │ 4│羽津 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│       0│  20,379,022│  6,073,324│     0│     0│  26,452,346│ 15.0%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       1│       7│     24│     0│     0│      33│ 40.2%│ │ 5│常磐 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│   641,861│    620,818│   7,005,653│ 19,142,585│     0│     0│  27,410,917│ 3.8%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       0│      11│      8│     0│     0│      20│ 37.0%│ │ 6│日永 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,974,200│       0│  20,713,368│  2,809,171│     0│     0│  25,496,739│ 16.3%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     2│      1│       3│       7│      6│     1│     1│      21│ 67.7%│ │ 7│四郷 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│ 8,181,693│   735,739│   6,659,943│   8,205,028│  3,609,948│  177,081│  92,720│  27,662,152│ 36.1%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      3│       4│       4│      7│     0│     0│      18│ 37.5%│ │ 8│内部 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  4,864,479│   6,398,711│  15,371,931│  1,937,303│     0│     0│  28,572,424│ 20.0%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤
    │ │   │要望件数 │     0│      1│       1│       5│      3│     0│     0│      10│ 41.7%│ │ 9│塩浜 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,316,520│   2,000,268│  17,761,712│  1,028,238│     0│     0│  22,106,738│ 22.1%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       1│       9│      3│     0│     2│      16│ 55.2%│ │10│小山田├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  4,044,323│    933,368│  20,038,956│  1,022,315│     0│  506,800│  26,545,762│ 25.0%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       3│       5│      4│     0│     5│      18│ 45.0%│ │11│川島 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│   347,958│  11,989,944│   5,121,565│   563,248│     0│ 6,150,016│  24,172,731│ 4.1%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       3│       6│      7│     0│     0│      18│ 66.7%│ │12│神前 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  4,399,401│   5,249,300│  11,357,612│  1,564,483│     0│     0│  22,570,796│ 26.4%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      4│      11│       8│      5│     0│     1│      29│ 35.8%│ │13│ 桜 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,915,647│  12,482,754│  10,101,739│  2,741,818│     0│  121,069│  27,363,027│ 11.2%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       6│      12│     13│     1│     0│      33│ 40.7%│ │14│三重 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│   624,443│  10,929,814│  14,344,422│  3,259,055│  742,495│     0│  29,900,229│ 17.1%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       6│       8│      2│     0│     0│      18│ 46.2%│ │15│ 県 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  2,114,759│  12,473,283│   8,857,893│  1,305,179│     0│     0│  24,751,114│ 8.8%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       7│       6│     12│     0│     0│      26│ 45.6%│ │16│八郷 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  2,332,800│  13,669,296│   6,275,078│  3,266,510│     0│     0│  25,543,684│ 10.9%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     2│      1│       1│       6│      3│     0│     1│      14│ 46.7%│ │17│下野 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│ 7,895,880│  2,419,200│    301,044│   8,241,728│   567,991│     0│ 3,787,426│  23,213,269│ 28.2%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     1│      1│       0│       9│      5│     1│     0│      17│ 37.0%│ │18│大矢知├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│ 2,704,198│   171,679│       0│  21,083,997│  1,324,646│  799,716│     0│  26,084,236│ 24.0%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       1│       6│     10│     0│     1│      20│ 71.4%│ │19│河原田├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,184,466│    766,248│  12,012,503│  6,128,330│     0│  221,985│  20,313,532│ 36.2%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       1│       5│      0│     0│     0│       8│ 50.0%│ │20│水沢 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  3,512,366│   6,234,634│  14,922,844│      0│     0│     0│  24,669,844│ 22.4%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      1│       2│      10│      3│     0│     0│      16│ 34.0%│ │21│保々 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│   667,332│   2,236,140│  20,326,153│  1,048,436│     0│     0│  24,278,061│ 7.3%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       0│      10│     15│     0│     4│      29│ 58.0%│ │22│海蔵 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│       0│   8,609,614│ 12,457,108│     0│ 1,449,291│  22,516,013│ 19.1%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      0│       0│      16│      1│     0│     0│      17│ 63.0%│ │23│橋北 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│      0│       0│  18,910,413│   158,526│     0│     0│  19,068,939│ 29.0%│ ├─┼───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │ │   │要望件数 │     0│      2│       3│      10│     12│     0│     2│      29│ 90.6%│ │24│ 楠 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │ │   │概算事業費│     0│  1,381,713│   5,336,200│   7,101,114│  9,342,473│     0│  948,240│  24,109,741│ 41.3%│ ├─┴───┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┼──────┼─────┼─────┼───────┼───┤ │     │要望件数 │     5│     28│      59│      194│     176│     4│    19│      485│ 46.6%│ │ 全地区 ├……………┼……………┼………………┼…………………┼…………………┼………………┼……………┼……………┼…………………┼………┤ │     │概算事業費│18,781,771│ 34,648,886│  101,212,580│  335,351,450│ 85,856,665│ 2,187,705│13,960,942│  592,000,000│ 13.5%│ └─────┴─────┴─────┴──────┴───────┴───────┴──────┴─────┴─────┴───────┴───┘  3)工種別の実施率(平成30年度) ┌──────┬───────┬──────┬──────┬────────┐ │      │要望額(円) │実施額(円)│実施率(%)│工種間比率(%)│ │  工種  │       │      │      │(実施額ベース)│ │      │   1)   │  2)   │  3)   │   4)    │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │ 道路拡幅 │  64,008,416│ 18,781,771│  29.3%  │   3.2%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │ 新設舗装 │  158,328,250│ 34,648,886│  21.9%  │   5.9%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │ 再舗装  │ 1,373,192,140│ 101,212,580│  7.4%  │   17.1%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │ 付帯施設 │ 2,454,139,656│ 335,351,450│  13.7%  │   56.6%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │交通安全施設│  284,173,869│ 85,856,665│  30.2%  │   14.5%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │道路照明灯 │   3,050,000│  2,187,705│  71.7%  │   0.4%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │ その他  │  51,079,000│ 13,960,942│  27.3%  │   2.3%   │ ├──────┼───────┼──────┼──────┼────────┤ │  合計  │ 4,387,971,331│ 592,000,000│  13.5%  │   100%   │ └──────┴───────┴──────┴──────┴────────┘  ※3)=2)÷1)×100、4)=各工種の実施額(円)÷592,000,000(円)×100  4)現状について  全体の要望額は、4,000,000千円を超えており、要望額に対する実施率は13.5%となって いる。この要望を工種別にみると、傷んだ舗装を打換える再舗装や、歩行空間の確保を目 的とした蓋付側溝や擁壁などの付帯施設の整備に関する要望額が多く、要望額全体の約 87%を占めている。  次に、要望に対する実施額を見ると、劣化した道路の再舗装や付帯施設の整備に関する ものは、全体の約74%を占めているものの、実施率では再舗装で7.4%、付帯施設で13.7%
    と低くなっているが、工種間比率では付帯施設に関する整備が最も高くなっている。また、 道路拡幅や新設舗装、交通安全施設に関する要望の実施率は、20%~30%となっている一 方で、新設の道路照明灯に関する要望の実施率は高い。 (5)事業集約化の事例  事例1) 富洲原地区   富洲原地区は地区内に3連合自治会を有し、その中で全体の60%を1連合自治会へ優  先的に配分し、残りの40%を優先的に配分された連合自治会も含めた3連合自治会で3  等分する。3連合自治会が毎年持ち回りで優先的に予算を活用する方法を採用し、地区  内での予算配分の効率的な運用を行っている。              松原連合自治会に割り当て   ┌…………………………┐              ┌──────────┐   :・側溝工3件    :            ┌→│17,865(千円)│   :・集水桝工3件   :    地区配分額   │ └──────────┘   └…………………………┘ ┌──────────┤    ┌───┐ │19,983(千円)│    │90%│ └──────────┤    └───┘            │ 天ヵ須賀連合自治会に割り当て ┌……………………………┐            │ ┌─────────┐    :・交差点カラー舗装1件:            └→│2,118(千円)│    :・グレーチング設置2件:              └─────────┘    :・カーブミラー設置1件:                 ┌───┐       └……………………………┘                 │10%│                 └───┘   ※平成30年度は富田一色連合自治会の要望がなかったため、    松原連合自治会に約90%の事業予算が割り当てられた。  事例2) 水沢地区   水沢地区では、連合自治会と各自治会で地区内のブロック割を行い、毎年、持ち回り  で1ブロックに地区全体の予算を配分している。平成28年度は連合自治会の側溝整備を  1件行ったが、その際に請負差金が生じたことにより、他の要望事業に予算を回すこと  ができたことから、最終的な実施件数は4件となっている。 ┌─────┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐ │実施年度 │H25 │H26 │H27 │H28 │H29 │H30 │ ├─────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │水沢谷町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │  │  │  │  │ │ 北谷町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │○ │  │  │  │ │水沢本町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │  │  │  │  │ │四ツ谷町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │ 宮妻町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │  │  │  │  │ │三本松町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤○ │  │  │  │○ │  │ │水沢茶屋町│  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │  │  │  │  │ │水沢野田町│  │  │  │  │  │  │ ├─────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │ 西條町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │  │  │  │  │ │水沢中谷町│  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │○ │  │  │  │○ │ │水沢東町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┤  │  │  │  │  │  │ │ 横堀町 │  │  │  │  │  │  │ ├─────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │連合自治会│  │  │  │○ │  │  │ ├─────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │実施件数 │10 │13 │ 7 │ 4 │11 │ 8 │ └─────┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘ (6)自治会からの評価について  平成27年度に生活に身近な道路整備事業の自主選定組織や自治会役員を対象とし、土木要 望の仕組みや運用上の課題、現行制度の評価についてのアンケート調査を行った。  アンケート結果を分析すると、現行制度について肯定的な意見が約8割にも上り、また、 集中的な投資が可能で少数の意見も取り入れられるとの意見も約7割という肯定的な意見が あった一方で、地区の調整に多くの労力を要し、事務の簡素化が必要との意見が約7割、工 事が細分化され、効果が発揮されるまでに時間を要するとの意見が約8割もあり、一定の課 題も見えてきた。また、地域で要望箇所を決定する現行制度の基本的な部分は維持すべきと の意見が約9割にも上り、行政が要望箇所を決定する過去の仕組みのほうが良かったとの意 見が約4割であった。 「平成27年度土木要望(道路関係)に関するアンケート概要」 【実施概要】  ・実施時期:平成28年1月~2月  ・実施対象:全地区の自主選定委員や自治会役員  ・総回答数:332 【アンケート結果概要】  ・概ね現行の制度について肯定的に考えている  ・集中的な投資が可能であり、少数の意見も取り入れられる  ・地域内の調整に多くの労力が必要であり、事務の簡素化が必要  ・工事が細分化され効果発揮に時間がかかる  ・基本的に現行制度は維持し、行政側が決定する制度への変更は求めない 「平成27年度土木要望(道路関係)に関するアンケート結果」 問1 土木要望の仕組みについて ┌─────────────────┬────┬────┬───────┬────┐ │                 │そう思う│やや思う│あまり思わない│思わない│ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │地域の意見が反映しやすい制度なっ │ 42  │ 40  │   16   │  2  │ │ている              │    │    │       │    │ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │地域の合意により必要な施設への集 │ 32  │ 42  │   24   │  2  │ │中的な配分が可能である      │    │    │       │    │ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤
    │地域の小さな声(少数意見)を反映す│ 27  │ 39  │   27   │  7  │ │ることができる          │    │    │       │    │ └─────────────────┴────┴────┴───────┴────┘ 問2 運用上の課題について ┌─────────────────┬────┬────┬───────┬────┐ │                 │そう思う│やや思う│あまり思わない│思わない│ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │地域内の調整に多くの時間や労力が │ 30  │ 39  │   26   │  5  │ │かかる              │    │    │       │    │ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │多くの意見を反映することで工事が │    │    │       │    │ │細分化され効果を発揮するまでに時 │ 42  │ 37  │   17   │  4  │ │間がかかる            │    │    │       │    │ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │土木要望で対応すべき事業が明確で │ 14  │ 38  │   40   │  8  │ │ない               │    │    │       │    │ └─────────────────┴────┴────┴───────┴────┘ 問3 現行制度の評価 ┌─────────────────┬────┬────┬───────┬────┐ │                 │そう思う│やや思う│あまり思わない│思わない│ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │地域で整備箇所を決定する、現行制 │    │    │       │    │ │度の基本的な部分は維持すべきであ │ 58  │ 33  │    8   │  1  │ │る                │    │    │       │    │ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │現行の制度を基本に、一定のルール │    │    │       │    │ │を設けるなど事務の簡素化などに取 │ 49  │ 38  │   11   │  2  │ │り組むべき            │    │    │       │    │ ├─────────────────┼────┼────┼───────┼────┤ │地域の要望を受けて、行政が施工箇 │    │    │       │    │ │所を決定する過去の仕組みのほうが │ 12  │ 25  │   47   │ 16  │ │良かった             │    │    │       │    │ └─────────────────┴────┴────┴───────┴────┘ (7)課題について  これまで約500,000千円の予算規模で事業に取り組んできたものの、地区からの土木要望 の総額は減っておらず、平成30年度には市内全域で土木要望の総額は4,000,000千円程度ま で増大している。土木要望の要望箇所については、各地区内の自主選定組織が選定し、地区 によっては実施箇所を集約化し効率的な整備に取り組んでいるところもあるが、要望箇所の 集約化が図られずに、各自治会に予算を細分化し配分している地区もある。事業をより効率 的に実施できるように、各地区に対しては要望箇所の集約化を依頼しているものの、地区が 抱える個々の事情から集約化に取り組むのが難しい地区もある。  下表の地区のように、各自治会に予算を細分化し配分すると、事業が進捗せず、効果発現 に時間がかかっている事業があり、事業が細分化されることによる課題が見られる。  また、細分化して工事発注することから、経費も高くなり、職員の負担も大きくなってい る。            ┌───┐ (細分化された選定例)│   │・・・予算の配分調整により、施工区間が            └───┘細分化された案件                                (千円) ┌─┬──┬────────────────────────┬───┐ │ │  │           内容           │   │ │ │場所├───────────┬────┬────┬──┤実施額│ │ │  │    工種     │要望延長│実施延長│単位│   │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ ┐ │ 1│A町│ 交差点カラー舗装  │    1│    1│箇所│  300│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 2│A町│   側溝蓋設置   │   20│   20│m  │  600│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 3│A町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  100│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 4│A町│    再舗装    │   760│   240│m2 │ 1,700│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 5│B町│   新設舗装    │   210│   184│m2 │  600│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 6│C町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  100│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 7│D町│    再舗装    │   860│   200│m2 │ 1,300│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 8│E町│    蓋付側溝   │   50│   31│m  │ 3,500│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │ 9│F町│    側溝工    │   7.2│   7.2│m  │  700│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │10│G町│   照明灯設置   │    1│    1│基 │  700│ │  ┌─┐ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │細│ │11│G町│   蓋付側溝    │   20│   13│m  │  800│ │  │分│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │化│ │12│H町│   蓋付側溝    │   20│   20│m  │ 2,200│ │  │さ│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │れ│ │13│I町│   蓋付側溝    │    5│    5│m  │  800│ │  │て│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │、│ │14│I町│    再舗装    │   210│   120│m2 │  800│ │  │工│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │事│ │15│I町│  側溝勾配調整工  │    1│    1│式 │  100│ ├  │件│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │数│ │16│J町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  500│ │  │が│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │多│ │17│J町│   路面標示    │    1│    1│箇所│  200│ │  │く│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │な│ │18│K町│  交差点カラー舗装 │    2│    2│箇所│  500│ │  │っ│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │て│ │19│K町│    再舗装    │   75│   75│m2 │  500│ │  │い│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  │る│ │20│L町│   蓋付側溝    │   30│   19│m  │ 3,000│ │  │。│ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │  └─┘ │21│L町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  200│ │
    ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │22│M町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  400│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │23│N町│   側溝蓋設置   │   11│   11│m  │  400│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │24│N町│路面標示(T字マーク)│    2│    2│箇所│  200│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │25│N町│   蓋付側溝    │   80│   13│m  │  300│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │26│O町│    再舗装    │   830│   178│m2 │ 2,300│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │27│P町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  300│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │28│Q町│   蓋付側溝    │   50│   22│m  │ 1,200│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │29│R町│   透水性舗装   │   175│   78│m2 │ 4,000│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │30│S町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  200│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │31│T町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  400│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │32│U町│   蓋付側溝    │   80│   10│m  │  700│ │ ├─┼──┼───────────┼────┼────┼──┼───┤ │ │33│U町│  カーブミラー   │    1│    1│基 │  400│ ┘ └─┴──┴───────────┴────┴────┴──┴───┘  また、地区内で取りまとめられた要望箇所の中には、側溝整備や交通安全施設の延長など の事業効果が大きくなる箇所に配分されるのではなく、あまり劣化が進んでいない道路の再 舗装やカーブミラーの設置などの事業効果が十分に見込めないものに充てられることも散見 される。しかし、事業効果が高い道路拡幅や交差点部の改良を要望箇所として地区から要望 されることもあるが、1件当たりの事業費が比較的大きいため、実施箇所に選定されがたい 状況である。  これらの制度や地区が抱える課題のほか、平成30年度の生活に身近な道路整備事業の全体 予算は前年度より1億円増額し、地域から寄せられる当該事業への期待に応えるべく、5億 9,200万円まで予算の増額を図ったものの、事業実施にあたり発注業務などを担う都市整備 部の技術職員の不足という課題もあり、事業実施に至らずに137,000千円程度の予算を繰り 越している。 3.都市整備部の体制について  近年、幹線道路の再舗装や橋梁の耐震化、長寿命化など、更新の時期を迎えている道路の インフラ整備に伴う業務や交通安全対策といった事業が増加しており、令和元年度の道路整 備課の当初予算額は、平成27年度に比べて約1.8倍の4,497,000千円に増大しているが、対し て事業を執行する職員数は、平成27年度からは約1.1倍増員の33人にすぎず、事業規模に対し て職員数が慢性的に不足していることも影響し、時間外勤務が高止まりしている。  このような状況から、発注工事の集約化や大型化により、業務の効率化に取り組み、職員 の不足を補うとともに、時間外勤務の縮減にも努めているが、さらなる業務の効率化を図っ ていく必要がある。  このような経緯から、今年度から新たな業務効率化の対策の一つとして、道路に関する維 持管理業務については、緊急対応の強化や職員の負担軽減を図るため、道路照明灯の修繕業 務を除く土木関係業務である道路維持、舗装保守、交通安全施設、路面標示、雪氷対策の5 工種を一つに集約し、受注者側を複数の業者で構成するJVとして、通年で契約する地域維 持型契約方式を導入するに至った。 道路整備課の職員数及び時間外勤務状況などの推移 ┌───────┬─────┬─────┬─────┬─────┬──────┐ │  区分   │平成27年度│平成28年度│平成29年度│平成30年度│令和元年度 │ │       │     │     │     │     │(4~6月)│ ├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼──────┤ │ 道路整備課 │   30人│   32人│   33人│   34人│    33人│ │ 全体人数  │     │     │     │     │      │ ├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼──────┤ │ 時間外対象 │   28人│   30人│   30人│   31人│    31人│ │  人数   │     │     │     │     │      │ ├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼──────┤ │1人当たりの │ 60.9時間│ 60.7時間│ 58.1時間│ 48.7時間│  43.7時間│ │月平均時間数 │     │     │     │     │      │ ├───────┼─────┼─────┼─────┼─────┼──────┤ │ 当初予算額 │ 2,487,000│ 2,982,000│ 3,099,000│ 3,966,000│  4,497,000│ │(単位:千円)│     │     │     │     │      │ └───────┴─────┴─────┴─────┴─────┴──────┘ 4.今後の取り組みについて (1)制度面  生活に身近な道路整備事業に対する改善については、実質的な業務量をふやすことなく効 率的な整備を実施するとともに、現在の課題を解決できる仕組みに改め、また、これに合わ せて、地域・地区別構想に位置づけられている事業の進捗も図る仕組みづくりに変えていく 取り組みが必要である。その検討の方向性は地域にとって真に必要となる事業に取り組める 仕組みとすることが重要である。具体的には、事業効果の高い交差点の改良や水路等の暗渠 化による道路拡幅など、集中的な整備に取り組む事業に対しては予算を追加するような仕組 みとする。また、地域・地区別構想の実現が可能なスキームとするために予算を追加する事 業は地域・地区別構想に位置づけるなど、都市計画マスタープラン、地域・地区別構想とも 連携したものにする。この取り組みにより、地域・地区別構想に位置づけのある事業など、 地域にとって必要な事業の進捗が図られるとともに、職員の業務負担をふやさずに効率的な 整備に取り組めることが期待される。  これらのことを踏まえ、効果的な事業に向けて、市として実施を誘導していくべき対象箇 所を各地区へ示していく。 <効果が期待される箇所の一例> ┌─────┬───────────────────┐ │     │水路暗渠化による道路拡幅       │ │(図省略)│(水路の暗渠化により、道路幅員が拡幅 │ │     │され、交差点の歩行者溜りや歩行空間が │ │     │確保できる。)            │ ├─────┼───────────────────┤ │     │路肩擁壁による道路拡幅        │ │(図省略)│(現状、幅員約5mの道路に路肩整備を行 │ │     │うことにより、歩行空間が確保できる。)│ ├─────┼───────────────────┤ │     │水路暗渠化による道路拡幅       │ │(図省略)│(現状、幅員約2.4mの道路で、水路の暗渠│
    │     │化により、道路幅員が拡幅され、歩行空間│ │     │が確保できる。)           │ └─────┴───────────────────┘  そして、今後の対応方針として、整備効果の高い事業について、その事業進捗を図るため、 下記の対応方針に基づく取り組みを行う。 ┌─┬───────────────────────────────────────────┐ │ │【取り組み手順】                                   │ │ │1)要望書の作成・提出(地区)                             │ │ │2)概算事業費の算出(市)                               │ │ │3)地域・地区別構想に位置づけられた事業や歩行者の安全性が向上するような        │ │ │ 事業など、市が効果的と判断する事業を選定し、地区へ提案(市)            │ │対│4)地区と市で協議を行い、集中的に取り組む事業を決定する。(地区・市)         │ │応│5)決定した事業に予算を追加し、事業の進捗を図る。(市)                │ │方│                                           │ │針│【追加予算額】                                    │ │ │1)追加予算額は、概ね5,000千円×24地区市民センター管内とし、総額120,000        │ │ │ 千円を予定しており、集中的に取り組む事業を選定した場合には、追加配分        │ │ │ する。                                       │ │ │2)予算を追加して事業を実施し、その効果をみながら、今後、適正な予算額につ       │ │ │ いて検証をしていく。                                │ ├─┼───────────────────────────────────────────┤ │ │1)予算を追加することで、事業費が高額となり地区で選定されなかった事業に        │ │ │ も取り組める。                                   │ │ │2)地区と協議を行うことで、整備効果の高い事業に予算配分され、事業の集約        │ │ │ 化も進む。                                     │ │ │                                           │ │ │(追加予算のイメージ)                                │ │ │ ┌─────┐         ┌───────┐  ┌───────┐      │ │ │ │地区予算 │         │市が効果的な事│  │地区と市が協議│      │ │ │ │25,000千円│         │業を選定する。│  │して決定する。│      │ │ │ └─────┘         └──┬────┘  └┬──────┘      │ │ │               (千円) │        │             │ │ │┌──┬──┬───────┬───┬──────┬────┐            │ │ ││番号│場所│  内容   │事業費│効果的な事業│決定事業│            │ │期│├──┼──┼───────┼───┼──────┼────┤            │ │待││1  │A町│ 水路暗渠化 │ 7,000│  ○   │ ○  │+5,000千円=12,000千円 │ │さ│├──┼──┼───────┼───┼──────┼────┤  │         │ │れ││2  │B町│歩行者安全対策│ 2,000│  ○   │    │┌─┴──┐      │ │る│├──┼──┼───────┼───┼──────┼────┤│追加予算│      │ │効││3  │C町│ 路肩整備  │ 3,000│  ○   │    │└────┘      │ │果│├──┼──┴───────┴───┴──────┴────┤            │ │ ││・ │                          │            │ │ │├──┤                          │            │ │ ││・ │                          │            │ │ │├──┤                          │            │ │ ││・ │                          │            │ │ │├──┼──┬───────┬───┬──────┬────┤            │ │ ││13 │D町│ 転落防止柵 │ 1,000│      │    │            │ │ │├──┼──┼───────┼───┼──────┼────┤            │ │ ││14 │E町│ カーブミラー│  300│      │    │            │ │ │├──┼──┼───────┼───┼──────┼────┤            │ │ ││15 │F町│ 路面標示  │  200│      │    │            │ │ │├──┴──┴───────┼───┼──────┼────┤            │ │ ││     合計      │25,000│      │    │            │ │ │└─────────────┴───┴──────┴────┘            │ └─┴───────────────────────────────────────────┘ (2)人員面  次に、都市整備部の体制強化については、今年度の道路整備課の職員数は予算上2名の増 員となってはいるものの、実際には昨年度より1名減であり、今後事業をしっかり進めてい くための職員体制の強化及び充実を図るため、引き続き人事部局とともに連携を図り、組織 の強化について取り組む。 5.委員からの主な意見  ・発注ロットの大型化により事務効率の改善を図ろうとする意図は理解できるが、種々の   事情を抱えている単位自治会同士の調整は容易ではなく、自治会で事業を集約化するこ   とは難しいのではないか。また、技術職員の減少傾向が続いており、人事課に技術職員   の確保を要望しているものの、結果に結びついていないのが現状である。これらのこと   を踏まえると、生活に身近な道路整備事業に関する要望のあり方を見直すべき時ではな   いか。  ・本市の技術職員が不足している事情があるとはいえ、生活に身近な道路整備事業におい   て未執行が生じていることは市民の生活を考えると見過ごせない。また、地域・地区別   地域構想と関連性を持たせるとのこととあるが、道路整備を必要としない中心市街地な   どの地区もあることから、生活に身近な道路整備事業と関連付けることは一定の課題が   あるのではないか。  ・既存集落と新興住宅地を抱えるような地区では、同じ地区内でも抱える事情に違いがあ   り、集約化を図ることは容易ではなく、地区内の要望を集約化すること自体に課題があ   るのではないか。  ・既存集落と新興住宅地が併存する地区では、抱える事情に差異が生じる。また、市内24   地区あるが、その地区同士でも抱える事情に差異があることから、杓子定規な基準で捉   えることはできず、現行制度において地域の特性を加味した上での平等性が担保されて   いるのか疑問であり、地区市民センターがもう少し地域に寄り添った上で、予算配分方   法の見直しが必要ではないか。  ・人口が多い地区では単位自治会が50近くあるところもあり、そのような地区において、   地域の要望を集約化することはそもそも困難ではないのか。また、人口が少ない地域の   実施率が高い傾向にあるが、地域間の不公平感が生じないように、予算配分の方法であ   る均等割及び人口割の見直しを行うべきではないか。  ・各地域に一定の予算が配分されていることは理解するが、全ての要望が実施されている   わけではないため、市として地域に予算配分するまでを責務とするのではなく、地域が   抱えている事情に耳を傾け、丁寧な対応がなされることを望む。  ・各地区に判断を委ねるのではなく、市が主体となり、公平性を保って取り組めば、地域   間格差や地域内の混乱を防ぐことができる。また、地域・地区別構想の有無によって、   不公平感が生じないような配慮も必要である。  ・平成19年に当該制度を創設してから課題も見えてきた中で、見直すべきところは見直す   べきであるが、新たに制度を変えると、地域の声を集約する自治会長の負担が増す恐れ   があるため、制度見直し時には自治会長に対して説明会を開くなど丁寧な対応を取るべ   きである。  ・地域地区別構想を既に策定した地区と今後策定していく地区で新たな制度上の不公平感   が生じないように配慮が必要である。
     ・市が主体性を持ち、事業の集約化を図ることは評価できるものの、新たに上乗せする予   算の各地区への配分方法については、地域が抱える事情を踏まえ、地域間格差が生じな   いよう見直しが必要ではないか。 6.まとめ  当委員会における調査の内容については以上のとおりであります。  本市では地区からの道路改良などの土木要望について、従前は行政側の客観的な基準に基 づき事業実施の優先順位を決めていたものの、地区が抱える実情に行政の判断基準が必ずし も合致しないことが往々にして生じたことから、平成19年度から地域住民の声をより反映で きるように、生活に身近な道路整備事業を創設し10年余りが経過しました。  生活に身近な道路整備事業の自主選定組織や自治会役員などを対象にアンケートを平成27 年度に実施したところ、地域の意見が反映しやすい制度なっていることや地域の合意により 必要な施設への集中的な配分が可能であることに対して、概ね肯定的な意見が得られている ことから、この10年余りを経て生活に身近な道路整備事業が受け入れられていることがわか ります。  しかし、アンケート結果では、地域内の調整に多くの時間や労力がかかることや多くの意 見を反映することで工事が細分化され効果を発揮するまでに時間がかかることについて、課 題として指摘しています。これらの課題を踏まえて、地域で整備箇所を決定する現行制度の 基本的な部分は維持すべきであるが、現行の制度を基本に一定のルールを設けるなど事務の 簡素化などに取り組むべきであるとの意見が多く寄せられています。  地区によっては要望箇所を集約化し効率的な整備に取り組んでいるところもある一方、要 望箇所の集約化が図られずに、地区内で予算を細分化し配分している地区もあることから、 事業をより効率的に実施できるように、行政側が各地区に対しては要望箇所の集約化を依頼 しているものの、各地区が抱える個々の事情から集約化に取り組むのは容易ではありません。  また、地域から寄せられる期待に応えるために、平成30年度には生活に身近な道路整備事 業の全体予算を前年度より100,000千円増額し592,000千円の予算措置を講じたものの、事業 実施にあたり発注業務などの事務を担う都市整備部の技術職員が不足しており、事業実施に 至らずに繰り越した予算が137,000千円程度にも上ります。都市整備部においては、公共イン フラの耐震化、長寿命化や更新に伴う業務が増加しており、例えば、道路整備課の予算額は 平成27年度に比べて約1.8倍の4,497,000千円まで増大しているものの、職員数は1.1倍の増 員に留まっており、業務量の増加に人員面が追いついておらず、発注工事の集約化や大型化 による業務の効率化に取り組んでいる最中であり、慢性的な人員不足で時間外勤務が高止ま りする状況下で、業務の効率化にどのように取り組むのかが大きな課題となっています。  このような課題を踏まえて、市ではより効果的な事業実施に取り組むため、市が効果的と 判断する事業を選定し、各地区に提示する仕組みを計画しています。この計画により市が提 示した効果的な事業が地区との協議により実施されることになれば、道路拡幅などで安全が 確保されることで、整備効果の高い事業に予算配分されるため、事業集約化による業務の効 率化が図られ人員不足の緩和も期待されます。  最後に、当委員会では、生活に身近な道路整備事業については、実務を担う都市整備部の 職員の実質的な業務量をふやすことなく効率的な整備を実施するとともに、現在の課題を解 決できる仕組みに改めるとともに、地域・地区別構想に位置づけられている事業の進捗を図 る仕組みづくりなど、地区内の実情をより反映できるような取り組みが必要であると考えま す。また、都市整備部の技術職員の不足については、引き続き人事部局と連携を図りながら、 技術職員の確保による組織の強化を図るとともに、業務の効率化に取り組む必要があります。 そして、制度が硬直化し本来の目的を達成できないようにならぬよう、適宜その効果を検証 し、必要に応じて見直されることを要望し、調査報告といたします。 ---------------------------------------------------------------------------------- 〔委員会の構成〕    委員長   山 口 智 也    副委員長  谷 口 周 司    委  員  伊 藤 嗣 也    委  員  井 上   進    委  員  小 田 あけみ    委  員  加 納 康 樹    委  員  小 林 博 次    委  員  森   康 哲 発言が指定されていません。 Copyright © Yokkaichi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...