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  1. 四日市市議会 2019-06-03
    令和元年6月定例月議会(第3日) 本文


    取得元: 四日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-09
    検索結果へ戻る 検索をやり直す (このウィンドウを閉じます) 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年6月定例月議会(第3日) 本文 2019-06-18 文書・発言の移動 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 340 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 午前10時開議 選択 2 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 3 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 4 : ◯後藤純子議員 選択 5 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 6 : ◯市民文化部長山下二三夫君) 選択 7 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 8 : ◯後藤純子議員 選択 9 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 10 : ◯市民文化部長山下二三夫君) 選択 11 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 12 : ◯後藤純子議員 選択 13 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 14 : ◯市民文化部長山下二三夫君) 選択 15 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 16 : ◯後藤純子議員 選択 17 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 18 : ◯市民文化部長山下二三夫君) 選択 19 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 20 : ◯後藤純子議員 選択 21 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 22 : ◯市民文化部長山下二三夫君) 選択 23 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 24 : ◯後藤純子議員 選択 25 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 26 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 27 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 28 : ◯後藤純子議員 選択 29 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 30 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 31 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 32 : ◯後藤純子議員 選択 33 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 34 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 35 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 36 : ◯後藤純子議員 選択 37 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 38 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 39 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 40 : ◯後藤純子議員 選択 41 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 42 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 43 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 44 : ◯後藤純子議員 選択 45 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 46 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 47 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 48 : ◯後藤純子議員 選択 49 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 50 : ◯樋口龍馬議員 選択 51 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 52 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 53 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 54 : ◯樋口龍馬議員 選択 55 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 56 : ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 選択 57 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 58 : ◯樋口龍馬議員 選択 59 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 60 : 午前10時29分休憩 選択 61 : 午前10時39分再開 選択 62 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 63 : ◯森川 慎議員 選択 64 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 65 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 66 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 67 : ◯森川 慎議員 選択 68 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 69 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 70 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 71 : ◯森川 慎議員 選択 72 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 73 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 74 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 75 : ◯森川 慎議員 選択 76 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 77 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 78 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 79 : ◯森川 慎議員 選択 80 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 81 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 82 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 83 : ◯森川 慎議員 選択 84 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 85 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 86 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 87 : ◯森川 慎議員 選択 88 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 89 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 90 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 91 : ◯森川 慎議員 選択 92 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 93 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 94 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 95 : ◯森川 慎議員 選択 96 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 97 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 98 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 99 : ◯森川 慎議員 選択 100 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 101 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 102 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 103 : ◯森川 慎議員 選択 104 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 105 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 106 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 107 : ◯森川 慎議員 選択 108 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 109 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 110 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 111 : ◯森川 慎議員 選択 112 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 113 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 114 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 115 : ◯森川 慎議員 選択 116 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 117 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 118 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 119 : ◯森川 慎議員 選択 120 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 121 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 122 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 123 : ◯森川 慎議員 選択 124 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 125 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 126 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 127 : ◯森川 慎議員 選択 128 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 129 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 130 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 131 : ◯森川 慎議員 選択 132 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 133 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 134 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 135 : ◯森川 慎議員 選択 136 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 137 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 138 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 139 : ◯森川 慎議員 選択 140 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 141 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 142 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 143 : ◯森川 慎議員 選択 144 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 145 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 146 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 147 : ◯森川 慎議員 選択 148 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 149 : ◯病院事業副管理者(加藤正義君) 選択 150 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 151 : ◯森川 慎議員 選択 152 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 153 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 154 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 155 : ◯森川 慎議員 選択 156 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 157 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 158 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 159 : ◯森川 慎議員 選択 160 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 161 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 162 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 163 : ◯森川 慎議員 選択 164 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 165 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 166 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 167 : ◯森川 慎議員 選択 168 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 169 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 170 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 171 : ◯森川 慎議員 選択 172 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 173 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 174 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 175 : ◯森川 慎議員 選択 176 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 177 : ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 選択 178 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 179 : ◯森川 慎議員 選択 180 : ◯議長(諸岡 覚議員) 選択 181 : 午前11時39分休憩 選択 182 : 午後0時59分再開 選択 183 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 184 : ◯村山繁生議員 選択 185 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 186 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 187 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 188 : ◯村山繁生議員 選択 189 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 190 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 191 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 192 : ◯村山繁生議員 選択 193 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 194 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 195 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 196 : ◯村山繁生議員 選択 197 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 198 : ◯副教育長(松岡俊樹君) 選択 199 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 200 : ◯村山繁生議員 選択 201 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 202 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 203 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 204 : ◯村山繁生議員 選択 205 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 206 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 207 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 208 : ◯村山繁生議員 選択 209 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 210 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 211 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 212 : ◯村山繁生議員 選択 213 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 214 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 215 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 216 : ◯村山繁生議員 選択 217 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 218 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 219 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 220 : ◯村山繁生議員 選択 221 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 222 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 223 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 224 : ◯村山繁生議員 選択 225 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 226 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 227 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 228 : ◯村山繁生議員 選択 229 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 230 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 231 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 232 : ◯村山繁生議員 選択 233 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 234 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 235 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 236 : ◯村山繁生議員 選択 237 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 238 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 239 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 240 : ◯村山繁生議員 選択 241 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 242 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 243 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 244 : ◯村山繁生議員 選択 245 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 246 : ◯市長(森 智広君) 選択 247 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 248 : ◯村山繁生議員 選択 249 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 250 : 午後1時43分休憩 選択 251 : 午後1時57分再開 選択 252 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 253 : ◯竹野兼主議員 選択 254 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 255 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 256 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 257 : ◯竹野兼主議員 選択 258 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 259 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 260 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 261 : ◯竹野兼主議員 選択 262 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 263 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 264 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 265 : ◯竹野兼主議員 選択 266 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 267 : ◯総務部長(内田貴義君) 選択 268 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 269 : ◯竹野兼主議員 選択 270 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 271 : ◯消防長(坂倉啓史君) 選択 272 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 273 : ◯竹野兼主議員 選択 274 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 275 : ◯消防長(坂倉啓史君) 選択 276 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 277 : ◯竹野兼主議員 選択 278 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 279 : ◯消防長(坂倉啓史君) 選択 280 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 281 : ◯竹野兼主議員 選択 282 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 283 : 午後2時42分休憩 選択 284 : 午後2時56分再開 選択 285 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 286 : ◯伊藤昌志議員 選択 287 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 288 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 289 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 290 : ◯伊藤昌志議員 選択 291 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 292 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 293 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 294 : ◯伊藤昌志議員 選択 295 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 296 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 297 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 298 : ◯伊藤昌志議員 選択 299 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 300 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 301 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 302 : ◯伊藤昌志議員 選択 303 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 304 : ◯こども未来部長(川北高実君) 選択 305 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 306 : ◯伊藤昌志議員 選択 307 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 308 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 309 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 310 : ◯伊藤昌志議員 選択 311 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 312 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 313 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 314 : ◯伊藤昌志議員 選択 315 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 316 : ◯健康福祉部長(辻 和治君) 選択 317 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 318 : ◯伊藤昌志議員 選択 319 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 320 : ◯都市整備部長(稲垣圭二君) 選択 321 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 322 : ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 選択 323 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 324 : ◯伊藤昌志議員 選択 325 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 326 : ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 選択 327 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 328 : ◯伊藤昌志議員 選択 329 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 330 : ◯危機管理監(服部 豊君) 選択 331 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 332 : ◯都市整備部長(稲垣圭二君) 選択 333 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 334 : ◯伊藤昌志議員 選択 335 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 336 : ◯教育長(葛西文雄君) 選択 337 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 338 : ◯伊藤昌志議員 選択 339 : ◯副議長(中川雅晶議員) 選択 340 : 午後3時55分散会 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                           午前10時開議 2: ◯議長(諸岡 覚議員) これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は33名であります。  本日の議事は、一般質問であります。    ─────────────────────────── 3:  日程第1 一般質問 ◯議長(諸岡 覚議員) 日程第1、これより一般質問を昨日に引き続き行います。  順次、発言を許します。  後藤純子議員。 4: ◯後藤純子議員 おはようございます。  リベラル21、後藤純子でございます。厳しい選挙戦、GO─TO PERSON四日市で頼りになる人を目指してを掲げて初当選させていただきました。  本日、初めて一般質問をさせていただきます。市長を初め、理事者の皆様、先輩議員の方々に対して、30代女性代表として、新しい風を吹かせることができたらと思います。  通告に従いまして、一般質問を2点させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  1点目、地区市民センターの現状についてお伺いさせていただきます。  他市にはない24の四日市市の地区市民センター、本市のホームページでは、あなたの身近な市の窓口とうたっておりますが、地区市民センターではどのような役割を担っていますでしょうか。 5: ◯議長(諸岡 覚議員) 山下市民文化部長。   〔市民文化部長(山下二三夫君)登壇〕 6: ◯市民文化部長山下二三夫君) おはようございます。  後藤議員からは、地区市民センターの役割についてご質問をいただきました。  本市は、明治30年に市制を施行して以来、市町村合併により現在の市域を形成してきております。現在の24地区市民センターは、歴史的に形成された地域のまとまりを基礎にした地域づくりの拠点となっております。
     地区市民センターでは、地域社会づくりの推進、地域住民の方に学習機会を提供する社会教育の場、中部地区市民センターは除きますが窓ロサービスの提供という大きな三つの機能を基本といたしまして、地域に身近な行政サービスの拠点となっております。また、災害時における地域防災活動の拠点としても、その役割を果たしております。  今後も、地区市民センターは、多様化する社会に対応できる地域社会づくりの核として、重要な役割を担っていくものと考えております。  以上でございます。 7: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 8: ◯後藤純子議員 ありがとうございました。  お聞かせいただいた役割のうち、地域社会づくりに関することが特に重要であると考えますが、どのような体制であるか、また具体的な業務をお聞かせください。 9: ◯議長(諸岡 覚議員) 山下市民文化部長。 10: ◯市民文化部長山下二三夫君) 議員からは、地域社会づくりの業務の体制等についてご質問をいただきました。  地区市民センターの体制といたしましては、各地区市民センターには基本的には館長、そして地域社会づくりを担当する地域主任兼務をしております副館長、そして窓口担当の地域主任を配置しております。各地区市民センターには、先ほど申し上げました正職員3名と、その他、地区の人口規模に応じまして、一般職員、そして臨時職員を数名配置しておるところでございます。加えて、住民による地域活動を支援する地域マネージャーを平成16年度から順次、各地区市民センターに配置しており、これらの体制で業務を行っております。特に、地域社会づくりに関しましては、副館長と地域マネージャーが中心となり、住民が主体の地域活動を目指し、自主的な団体活動や学習活動を支援するとともに、住民と行政の橋渡し役としての役割を担っております。  具体的に申し上げますと、市と地域を結ぶパイプ役として、地区における各種団体の会議や事業に参加し、地域の団体事務局と連携して地域活動への助言、地域の情報収集、行政情報の伝達などの役割を担っておるところでございます。また、地域防災業務として、安全で安心なまちづくりを推進するため、市と地域との調整を図り、防災体制の充実と防災知識の向上を図っているところでございます。  以上でございます。 11: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 12: ◯後藤純子議員 ありがとうございます。  特別職である地域マネージャーの位置づけが変わると聞いておりますが、制度上どのようになるのか教えていただけますでしょうか。 13: ◯議長(諸岡 覚議員) 山下市民文化部長。 14: ◯市民文化部長山下二三夫君) 議員からは、地域マネージャー制度の見直しについてご質問をいただきました。  現在の地域マネージャーの身分は、地方公務員法に規定いたします特別職に属する公務員となっております。これにつきましては、令和2年4月1日に施行されます地方公務員法の一部改正によりまして、会計年度任用職員制度が設けられることに伴いまして、地域マネージャーの身分も会計年度任用職員に移行する予定でおります。また、令和2年度以降の地域マネージャーの給料、手当、勤務時間や休暇等の詳細につきましては、今後、調整を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 15: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 16: ◯後藤純子議員 ご答弁ありがとうございます。  地区市民センターは、地域に身近な行政サービスの拠点であり、多様化する社会に対応できる地域社会づくりの核として、その機能をより充実させていく必要があります。  現在の地区市民センターにおいては、窓口カウンターや事務室が手狭で、プライバシーが守られにくいことや、2階に上がるのが困難であるとの声も聞いておりますが、どのようにお考えでしょうか。 17: ◯議長(諸岡 覚議員) 山下市民文化部長。 18: ◯市民文化部長山下二三夫君) 議員からは、地区市民センター施設の課題についてご指摘をいただきました。  議員ご指摘のとおり、これらの課題につきましては、まずは窓口カウンターを初めとした事務室のスペースについて、窓口にお越しいただいた方のプライバシーを確保することはもとより、ゆったりとした待ちスペースを設けるなど、現在の事務室のレイアウトの見直しに取り組んでいきたいというふうに考えております。  また、地区市民センター2階以上へのアクセスにつきましては、現在、地区市民センターのスペース等の関係から、エレベーターの設置は困難であるため、これまで1階の和室のバリアフリー化をし、利便性の向上を図ってきたところでございます。今後、引き続き2階へのアクセスの利便性につきましては、調査研究を進めてまいりたいというふうに思っております。  今後も、住民に近いところで行政サービスを展開することができるよう、地区市民センターのハード面の利便性についても進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 19: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 20: ◯後藤純子議員 ありがとうございます。  地区市民センターの窓口業務に関連して、四日市市におけるコンビニエンスストアでの交付サービスの現状についてお伺いします。  四日市市では、平成31年2月1日よりマイナンバーカードを利用し、コンビニエンスストアにて証明書交付サービスで、住民票の写し、印鑑登録証明書、所得課税証明書、戸籍謄本、抄本証明書、戸籍の附票の写しを取得できるようになりました。市民の利便性向上に寄与していると感じます。コンビニエンスストアでの証明書交付サービスが開始になってから約4カ月が経過しましたが、現在の利用状況についてお聞かせいただきたいと思います。それに加えて、今後のコンビニエンスストアの証明書交付サービスの利用者拡大に向けて、どのように取り組みを進める予定であるかお伺いいたします。 21: ◯議長(諸岡 覚議員) 山下市民文化部長。 22: ◯市民文化部長山下二三夫君) 議員からは、本市におけるコンビニ交付サービスの利用状況、そして利用者拡大に向けた今後の取り組みについてご質問をいただきました。  本市におけるマイナンバーカードを使用したコンビニ交付サービスにつきましては、平成31年2月1日から、全国のコンビニエンスストア等でとれるように実施をしているところでございます。コンビニエンスストアにおきましては、年末年始、メンテナンス等の期間を除き、毎日午前6時30分から午後11時まで証明書を取得できるものでございます。取得できる証明書につきましては、先ほど議員のほうからご紹介をいただきましたが、住民票の写しのほか各種証明書ということになっております。  現時点におきます証明発行枚数といたしましては、2月が195通、3月が234通、4月が231通、5月においては226通ということになっております。コンビニ交付のサービスにつきましては、引き続き、広報よっかいちや、市ホームページにより、その利用方法等がわかりやすくなるような周知を行ってまいりたいというふうに考えております。  一方、本市におけるマイナンバーカードの取得率は5月時点で9.84%となっており、コンビニエンスストア等における各種証明書の交付についても全体の1%程度にとどまっていることから、引き続き、国のマイナンバーカードの取得率の向上策などの動向に注視しつつ、マイナンバーカードの取得につきましては、市役所の開庁時間外でも最寄りのコンビニエンスストアで取得ができるということなどのメリットなどを幅広くPRすることによって、積極的に取得率の向上に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 23: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 24: ◯後藤純子議員 ご答弁ありがとうございます。  コンビニエンスストア交付サービスについては、今後の取り組みにより利用者数が増加すれば、窓口業務の事務軽減が期待できると考えられます。直ちに事務の削減効果があらわれるものではないと思いますが、事務削減により、新たな業務に取り組むことについても、今後、検討いただきたいと思っております。また、地区市民センター施設の課題を解決することにより、市民にとってより利便性の高い施設として、活用していただけるものと考えます。  私は、新しい令和の時代に合った四日市市民が身近なところに地区市民センターを感じられる活用方法を考えております。時間の都合上、それは次回以降の一般質問で行いたいと思います。ありがとうございます。  次に、子供さんを持つ同年代の友人たちより、中学校の給食導入を期待しているとの多くの声をいただいております。中学校給食については、これまで先輩議員の方々が幾つか質問されておりますので、私は食育の観点から質問をさせていただきます。  食は、子供たちの心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と体を養い、豊かな人間性を育んでいく基礎となるものです。学校における食育は、子供たちが食に関する正しい知識を身につけ、みずからの食生活を考え、望ましい食習慣を実践することができることを目指して取り組まれていますが、それらを効果的に進める上で、学校給食は特に重要であると考えております。  そこで、まず初めに、教育委員会における食育の考え方についてお伺いいたします。 25: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。   〔副教育長(松岡俊樹君)登壇〕 26: ◯副教育長(松岡俊樹君) 最初に、教育委員会における食育の考え方についてご質問をいただきました。  平成17年に食育基本法が制定され、食育は生きる上での基本であって、知育、徳育、及び体育の基礎となるべきもの。また、さまざまな経験を通じて、食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることと定められています。  食に関する問題は言うまでもなく、家庭が中心となって担うものであります。家族一緒の食事は、家庭教育の第一歩であるとともに、大切な家族のコミュニケーションやしつけの場でもあります。他方、核家族化の進展、共働きの増加などの社会環境の変化や、外食や調理済み食品の利用の増加などを背景として、食生活のありようも大きく変化してきており、保護者が子供の食生活を十分に把握し、管理していくことが困難になってきていることも現実でございます。このような状況を踏まえますと、子供に対する食育については、家庭を中心としつつ、学校においても積極的に取り組んでいくことが重要であると考えてございます。学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより、健康の増進、体位の向上を図ることに加え、食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材として、給食の時間はもとより、各教科や総合的な学習の時間、特別活動等において活用することができます。特に、給食の時間では、準備から片づけの実践活動を通して、計画的、継続的な指導を行うことにより、望ましい食習慣と食に関する実践力を身につけさせることができます。  中学校では、みずからの生活や今後の成長、将来の生活と食生活の関係について考え、健康な心身や充実した生活を意識して、主体的に適切な食習慣を送ることができる力を育んでいきたいと考えています。また、学校給食において、地場産物を活用したり、郷土食や行事食を提供したりすることを通じまして、地域の文化や伝統に対する理解と関心を深めていきたいと考えてございます。 27: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 28: ◯後藤純子議員 ご答弁ありがとうございます。  これらの考え方を受けて、中学校給食において、どのように食育を進めていくかについてお伺いさせていただきます。 29: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。 30: ◯副教育長(松岡俊樹君) 次に、中学校給食での食育をどのように進めていくのかということでご質問いただきました。  本市の中学校給食基本構想・基本計画におきましては、基本方針の一つとして、食育・地産地消の推進を掲げてございます。義務教育の9年間で、学校給食を生きた教材として活用し、教育活動全体を通じた実践的な食の指導を展開することで、自分の食生活を見直し、みずから改善して、生涯にわたる望ましい食習慣の形成を図るとともに、食事を通してよりよい人間関係を身につけることを目指しております。  学校においては、栄養教諭と連携しながら、各教科や特別活動における学校給食と関連させた食に関する指導、給食の準備や片づけなどの共同作業、それから同じ食事を一緒に食べる共食による食育に取り組んでまいります。また、給食センターを食育の拠点施設と位置づけまして、児童生徒及び保護者が学校給食の調理過程を見学できるスペースを設置するとともに、調理室あるいは研修室を設置いたしまして、体験学習、調理実習などができる施設として、学校や家庭、地域とが連携した食育の取り組みを進めてまいりたいと思います。  さらには、給食センターを農業センターと一体的に整備をすることによりまして、地元の食と農を知り、体験できる施設というふうなことをも進めてまいりたいと思います。例えば、農業センターの体験農場において収穫体験をした後に、調理実習など一連の流れの中で体験をすることや、給食センターにおける調理過程を見学した後に、生産者と栄養教諭から話を聞くといったことから、直接農業と触れ合う機会を持つことによりまして、食育の効果がより高めることができると、このようにも考えてございます。 31: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 32: ◯後藤純子議員 教育委員会における食育の考え方と中学校給食における食育についてご答弁をいただきまして、ありがとうございます。  私は、学校給食の安定供給、子供たちが安心して給食を食べることができる環境を整えることこそが食育につながると考えております。子供たちが安心して給食を食べることができる環境を整えるためには、食中毒等の事故はあってはならないと考えております。中学校給食を実施するに当たり、食中毒等の予防策、もし発生した場合の対応策について、教えてください。 33: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。 34: ◯副教育長(松岡俊樹君) 食中毒等の事故につきましては、徹底した予防対策により、まずは発生させないことが、これが重要であると考えてございます。そのためにも、給食センターにおいては、文部科学省が定める学校給食衛生管理基準に基づいた徹底した衛生管理体制を構築してまいります。具体的には、調理場におきまして栄養教諭等を衛生管理責任者として定め、調理員や施設設備の衛生、食品衛生の日常管理などに当たりまして、それぞれの作業工程において、衛生的かつ迅速に調理が適正に行われているかを確認するなど、食中毒を防止する体制を整えてまいります。また、施設整備におきましては、肉や魚の下処理や野菜の洗浄などを行うエリアと加熱処理や果物などを扱うエリアが混在することがないように部屋分けをしてまいります。食材の搬入から、下処理、調理、配送を一方向に流れるように設備を工夫するといったことで、衛生管理が徹底された施設としてまいりたいと思います。また、食中毒の事故を発生させないため、徹底した衛生管理を行ってまいりますが、万が一、発生した場合や、その疑いがある場合、各学校と給食センター及び教育委員会がどの段階で、どこにどのように連絡するか、食中毒の疑いや食物アレルギー対応などの事例ごとに明確に示したマニュアルを作成いたしまして、各学校に速やかに連絡できる体制を整えてまいります。また、こういったことによりまして、給食が提供できないといった事態の対応につきましても、他市の先行事例を参考にいたしまして、学校に非常食を常備するといった対応も行っていきたいというふうに考えてございます。 35: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 36: ◯後藤純子議員 ありがとうございます。  アレルギー対応についても、不安に思っている保護者の声もいただいております。中学校給食のアレルギー対応について、どのような対策を行っていくのか教えてください。  また、多文化共生の観点より、宗教的配慮が必要な生徒への対応はどのようにお考えでしょうか。 37: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。 38: ◯副教育長(松岡俊樹君) 学校給食における食物アレルギー対応につきましては、生徒が安心して楽しく給食を食べることができるよう安全性を最優先に、関係者が相互に連携しまして、組織的に対応することが不可欠であると考えてございます。給食センターには、アレルギー対応食専用調理室を設けまして、他の調理作業と区分し、アレルギー対応食を提供していきたいと考えてございます。専用の調理室は、調理する場所を独立した部屋として区切りまして、専用の調理機器及び器具を設置して、専用調理員が調理を行うということで進めたいと考えております。また、アレルギー対応食を入れます容器につきましては、誤った配膳を防ぐため、生徒名が入った保温保冷にすぐれた専用容器を使用いたしまして、給食センターでの調理や配送のそれぞれの工程においても、複数人でチェックを徹底するといったことで事故の防止に努めてまいります。また、各学校での対応につきましては、文部科学省が作成をしております学校給食における食物アレルギー対応指針等を活用いたしまして、アレルギー対応食の配膳や教室でのチェック方法、学校での体制づくりなど、中学校に適した対応マニュアルを策定するとともに、研修会など通じまして、教職員への周知徹底するなど、食物アレルギーのある生徒が安心してアレルギー対応食を喫食できる環境を整えてまいりたいと考えてございます。  また、宗教的な配慮が必要な生徒への対応でございますが、この場合、入学時に保護者から家庭や小学校での食について聞き取りを行いまして、給食内容について詳しい説明を行うなど、十分な意思疎通を図る必要があると考えてございます。その上で、献立についての必要な情報を提供いたしまして、丁寧に相談を行ってまいりたいと考えてございます。 39: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 40: ◯後藤純子議員 ありがとうございます。  私は、以前、ある宗教の教徒で、戒律のため食べられないものがある方の会食アレンジをした機会があったのですが、大変苦労した覚えがあります。個別による丁寧な対応が必須だと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、子供たちが安心して給食を食べることができる環境を整えるためには、安定的な食材の調達が不可欠だと考えております。  中学校給食の安定的な食材の調達については、どのように考えているかお伺いいたします。 41: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。 42: ◯副教育長(松岡俊樹君) 中学校給食の安定的な食材の調達についてご質問をいただきました。  中学校給食の献立の数につきましては、安定的な食材の調達や地産地消を推進するため、中学校22校を二つのブロックに分ける2献立を採用することを基本といたします。現在の小学校給食の食材については、全ての子供たちに同等で良質で安全な食材を安価に安定して提供するため、公益財団法人四日市市学校給食協会が食材を一括して購入して、市内37校全ての小学校において、同一の給食を提供させていただいております。  中学校給食の食材につきましては、現在の小学校給食と同様、市の責任におきまして、物資選定委員会を設け、食材の安全性や品質、価格などを確認して選定し、安全、安心で安定した物資の調達を行ってまいります。 43: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 44: ◯後藤純子議員 ありがとうございます。  中学校給食については、安心、安全なものを安定的に提供していただき、子供たちと保護者の皆さんに喜んでいただけるような給食を早急に実現していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 45: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。 46: ◯副教育長(松岡俊樹君) ご質問の冒頭に、中学校給食の導入を期待している多くの声が届いているということでございました。令和5年4月の給食センター供用開始を目指しまして、中学校給食を待ち望む子供たちと保護者のために、安全、安心で栄養バランスにすぐれているのはもちろんのこと、温かくておいしい魅力的な学校給食を提供できますように、全力で取り組みを進めてまいります。 47: ◯議長(諸岡 覚議員) 後藤純子議員。 48: ◯後藤純子議員 ご答弁ありがとうございます。  中学校給食については、保護者の方から期待の声を聞く一方で、少し不安な点もあったことから、今回このような質問をさせていただきました。中学校給食については、安全、安心な給食の提供をお願いするとともに、今後も進捗を見守っていきたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。   〔「関連質問」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長(諸岡 覚議員) 関連質問を認めます。  樋口龍馬議員。 50: ◯樋口龍馬議員 ただいまの後藤純子議員のほうから質問がありまして、副教育長のほうからご答弁いただいた、その中学校給食についての部分であります。  コールドチェーンというものを、どんどんと入れてきている状況になっていて、給食センターの多くはコールドチェーンのシステムを入れていると思うんですね。このあたりの材料供給を受ける学校給食会のほうで入れたもので、コールドチェーンを必要としないものもあると思うんですが、生鮮食品であったり、鮮魚であったりということについては、コールドチェーンサプライということを考えていかなきゃいけないと思うんですけれども、そのあたりいかがですか。 51: ◯議長(諸岡 覚議員) 松岡副教育長。 52: ◯副教育長(松岡俊樹君) 議員からご提案をいただきましたことも含めまして、今後、この食材調達につきましては、十分に関係機関等ともご相談申し上げながら、適切に対応させていただきたいというふうに考えてございます。 53: ◯議長(諸岡 覚議員) 樋口龍馬議員。 54: ◯樋口龍馬議員 そうなるとですね、全てをコールドチェーンの中に乗っけていくってなかなか難しいところもあると思うんですけれども、せめて地場産物はという話になってくるところもあると思うんですが、そうすると北勢地方卸売市場のほうで、JAのほうでコーディネーターをつけて、地産地消のことをやっているわけですね。今、荒木商工農水部長が、そろそろ、うちのところに来るんじゃないかなと思って、手元をかき始めていますんで、荒木部長、そのあたり、コールドチェーンサプライに教育委員会が手を挙げていこうという話になったときに、商工農水部としてどういうふうに考えていくのか、あれば教えてください。 55: ◯議長(諸岡 覚議員) 荒木商工農水部長。 56: ◯商工農水部長(荒木秀訓君) 地産地消に関することについてご質問いただきました。その辺につきましては、私、商工農水部を担当する部長といたしましては、地産地消を教育委員会の学校給食の中でも積極的に取り入れていただくというようなことで要望、要請してまいりたいというふうに思ってございます。
     以上でございます。 57: ◯議長(諸岡 覚議員) 樋口龍馬議員。 58: ◯樋口龍馬議員 要望、要請に応じるということでご答弁いただいていますので、ぜひコールドチェーンを入れていくということも視野に入れた給食センターの設計をまずしていただいて、それに応じた形で出荷のできる北勢地方卸売市場に対する支援ということをしていっていただきたいということを強くお願いして終わります。 59: ◯議長(諸岡 覚議員) 暫時、休憩いたします。休憩時間は10分程度といたします。 60:                         午前10時29分休憩    ─────────────────────────── 61:                         午前10時39分再開 62: ◯議長(諸岡 覚議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  森川 慎議員。 63: ◯森川 慎議員 おはようございます。  リベラル21、森川 慎でございます。後藤純子議員が頑張っていただいて、その後、私も2期目ですが、同じように緊張していますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。  じゃ、始めます。  通告は、シティプロモーションに見る本市組織のあり方、政策の方向性についてということで内容を通告させていただきましたが、これも、今回も6割、7割はゆるキャラグランプリのことについてでありますし、展開によっては10割、そういうことになるかもしれませんということを前回の一般質問でも最初にお話をさせていただきまして、いろいろ質問は用意しているんですけれども、明確に答弁いただけないし、正直に答弁をいただけないですから、後半までたどり着けなかったというのが、前回の質問のあり方でありました。  前回の一般質問のときに、このゆるキャラグランプリに関する資料を提出してくださいということでお願いしたところ、こういうぐらいの分量の資料を出していただきました。これを出していただいたことは、私は正直に感謝申し上げたいし、自助努力というところで、していただいたことは、ある程度は評価をしたいなというふうに思います。せっかく、出していただいたんで、これに基づきながら、前回の答弁なんかも参考にしながら、質問に入っていきたいと思っておりますのでお願いをいたします。  一つ目の質問に行きます。  昨年度の2月定例月議会の一般質問の後、こうしてたくさんの資料が提出をされました。どんな判断の変更があったのか、その辺の経緯を伺いたいと思います。 64: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。   〔シティプロモーション部長(渡辺敏明君)登壇〕 65: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 議員からは、昨年度のゆるキャラグランプリに出場しました、本市のマスコットキャラクターこにゅうどうくんに関するご質問を頂戴いたしました。  昨年度2月定例月議会の一般質問の発言通告の際、議員からは、職員の投票総数のわかるものとして資料請求を頂戴いたしました。  昨年のゆるキャラグランプリでは、1位を目指し取り組んでおりましたので、こにゅうどうくんの総得票数の推移については把握をしておりましたが、その内訳については把握する方法もないため、総得票数に関する資料を提出させていただいたということでございます。その後、一般質問の場において、ゆるキャラグランプリにおける投票に係るものといたしまして、資料請求をいただきましたので、改めて、長期間にわたる取り組みに関する資料を提供させていただいたということでございます。 66: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 67: ◯森川 慎議員 総得票数が出てきたという話で、同じような資料を、ここには新人で新しく来ていただいた議員さんもみえますので言いますけれども、前回の質問のときに通告をさせていただいて、ヒアリングのときに、こういう資料はないですかというような話をして、一切出てこなかった。A3のペーパーが1枚か2枚出てきて、それをもとに私は前回の一般質問に立たせていただきました。その中の答弁においても、先ほど言われたように、私の質問が総得票数であるとか、全体のこういう状況であるとか、そういう質問であったから、なかったんです、出せなかったんですというような答弁をいただいている。今も、同じようなお答えをいただいたというふうに認識しています。  この資料で、この質問後にも、産業生活常任委員会の中で資料の提出がありまして、この辺も、またどんなふうなこと、どんなふうな投票をしたとか、その辺の詳細な資料が出てきているところでありますけれども、これを見るにつけて、先般の2月定例月議会の一般質問のとき、やはり私の質問、そのとき私は、事実と異なるような答弁をしたんじゃないか、うそついているんじゃないか、そんな指摘もさせていただきましたけれども、これを見る限り、やっぱり2月定例月議会の質問における答弁というのは、随分たくさんの部分で事実と異なることがあったのではないかと思っているんですけれども、見解を伺います。 68: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 69: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 議員から、昨年度の2月定例月議会一般質問におきまして、ご答弁に関するご質問をいただいたわけですが、私どもの答弁につきましては、これまでも事実に基づいて、常に誠実にご答弁申し上げてきたというつもりでございます。当然のことながら、一般質問後に提供させていただきました、今、ご紹介のあった資料についても、そごがあるものではないというふうに認識をしてございます。 70: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 71: ◯森川 慎議員 まあ、そういう見解だということで、質問を続けますけれども、この資料が大量に出てきました。この資料に基づいて、もう一度2月定例月議会で質問させていただいたことを質問いたします。  市としてIDの取得数、どれぐらいとったのか、市の職員さんによる投票の総数は幾らであったのか、投票のために職員さんの時間はどれぐらい費やされたか、人件費はどれぐらい使われたというふうに、その時間から試算できるのか、資料に基づくお答えで結構ですからいただきたいと思います。 72: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 73: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 議員からは、IDの取得の総数であるとか、職員による投票総数、投票時間等にご質問を頂戴いたしました。  IDの取得に当たりましては、こにゅうどうくんを応援したいというご希望に応える形で対応してまいったということでございます。また、こちらで使用したIDの中には、応援をしてくださった市民の多くの方からお預かりしたものも含まれておりまして、それを除いて約2万3000IDということでございます。  また、議員からは、職員による投票総数を把握する手段として、2月定例月議会におきましては、市職員のパソコンから外部のインターネットへアクセスした際のログの調査についてもご指摘を頂戴いたしました。それを受けまして、担当所属に確認をいたしましたところ、アクセスログにつきましては、サーバー容量の関係から、一定期間内での保管ということでございまして、保管期間を過ぎますと削除していくという運用でございました。2月定例月議会の発言通告の際の資料請求時におきましても、このログにつきましては、確認することができない状況であったということでございます。  また、昨年のゆるキャラグランプリの投票に際しましては、市職員に対しまして、可能な範囲での協力を依頼したものでございまして、業務に支障のない範囲でお願いしたということでございます。そのため、通勤電車やバスの中、あるいは昼休みや就業前後の時間帯での投票など、その対応は職員個々によって異なっていたということでございます。途中、状況確認のため、ご指摘の2度、その時点での投票状況について確認をしたという経緯はございます。ただ、それ以降につきましては、投票数の報告は求めておりません。  また、投票時間につきましても、当初から一度も報告を求めていないということから、市職員による投票総数、投票のために費やされた時間数、加えて、人件費については把握ができない。そういうところでございます。 74: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 75: ◯森川 慎議員 途中で投票状況を確認したということですけど、それは何票だったんですか。 76: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 77: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) このゆるキャラグランプリにつきましては、8月1日をスタートといたしまして、11月9日までの101日間という投票期間でございます。  当初から、シティプロモーションの一つの手段として、このゆるキャラグランプリでこにゅうどうくんの1位を目指してきたという経緯がございます。その中で、途中、途中の状況を把握して、今後の取り組みをどうするかという意味合いを持って、二度確認したということでございます。 78: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 79: ◯森川 慎議員 質問に答えていないんで、途中で集計されたのは何票かと聞きました。途中で集計されたと一つ前の答弁であったので、その総数は幾らだったかと聞きました。 80: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 81: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 二度確認した時点での職員の方が投票をいただいていたという部分についての数量ということでよろしいんでしょうか。その数量は、8月の時点では、6000票ほどだったと思います。10月の時点では、1万票ちょっとだったと思います。  以上です。 82: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 83: ◯森川 慎議員 あの、事実は正確に答えてください。資料に基づく答弁を求めているんですから、私これ、シティプロモーションに見る本組織のあり方ということで通告をさせていただきましたけれども、今の答弁を見たって、正確に、正直に、あるがままを語ろうという姿勢が見れないんではないかなというふうに私は感じました。  IDのお話も出ました。せっかく資料を出していただいたんで、スクリーンに表示をさせていただきますけれども、ID、全部、こんなふうにこういう形でずっと一覧表が出てきていて、これ、環境部さんを映して申しわけないですけれども、環境部さんのところに、こういうIDが振り当てられたと、こういうような表が私に提出いただいています。資料、ありがとうございます。  この表は何のためにつくったんですかね。どういうものなんかな。 84: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 85: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 各担当部局に対しましては、協力を依頼した経緯というのはございます。各担当部局に協力を依頼する範囲の中で、そのIDを渡した一覧表資料ということでございます。 86: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 87: ◯森川 慎議員 そうするとこれは、ここに表示していただいたこのアカウント、これは10月3日のやつで、総数が1万2000ありますけれども、これは各部署にやはり配付されたという資料だということでいいですかね、確認をしています。 88: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 89: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 各担当部局のほうでご協力をいただけるというお話をいただきましたので、それを配付した分でございます。 90: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 91: ◯森川 慎議員 ありがとうございます。  同じような資料を二つもらっていて、一つ目は先ほどの10月3日で、10月19日、それとあわせていろいろ出してもらったメール、こういうのも資料提出をいただいています。  それで、これもスクリーンに一回表示をしましょうか。  済みません。こういう形で、ちょっと名前が出ているんで私が塗り潰しました。こんな形で、こにゅうどうくんの応援につきましてご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。お話をいただきました追加のアカウントを添付いたしますのでご査収くださいということで、こういうふうに、また同じような欄が出ていって、これがずらっと並んでいます。これは、100までIDが並べていただいています。資料、ありがとうございます。  それで、せっかく、私、こうやって出してもらったんで、手集計をしました。この10月3日に配られた、これは産業生活常任委員会で、かがみは10月3日と19日の分は出していただいて、部局に配付のID数と書いていただいています。手で数えたところ、今、部長はとったID数は2万3000だというような答弁をいただきましたけれども、私が、これ実数で数えたところ、全部で4万7997あります。もちろん、このいただいた、ここで出ているメールのアカウント数もカウントさせていただいて、4万7997。また、うそついたんですかね。ID、先ほどの答弁だと2万3000はとったというお話で、カウントしたところ、4万7997、さらに言うと、10月19日のこの資料においては、消防本部、上下水道局、シティプロモーション部のIDの配付表というのはなかったので、実数としてはもっとふえていく、5万近くになっていくのではないかと私は思います。どうして違う答弁されたのでしょう。 92: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 93: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) IDの取得につきましては、私どもシティプロモーション部で取得をしたという部分の範疇で、先ほど2万3000という答弁をさせていただきました。議員ご指摘のとおり、総数はもっと多いと、その倍以上になるのではないかという内容でございました。確かに、10月の段階で、この19日の前ですけれども、多くの協力をいただいている方から、投票ができなくなったという多くの声を頂戴したところでございます。協力をいただいている方、こにゅうどうくんを応援いただいている方に、引き続き応援していただこうということで、再度その取得をしたと。ただ、その取得に関しましては、市民の方からも多くのIDをいただいております。ですから、その分は除かせていただいて、2万3000の取得を私どもはしたという答弁をさせていただきました。 94: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 95: ◯森川 慎議員 市民の方から幾らもらったんですか。 96: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 97: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 複数の方からいただいておりますけど、約3万でございます。 98: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 99: ◯森川 慎議員 そうすると、全部のIDは5万3000とっているという計算になります。市民の方というのは、業者さんなんですか、どういう方なんですか。 100: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 101: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) これまで、ゆるキャラグランプリにつきましては、昨年度の取り組みだけではなくて、これまでも挑戦してきたという経緯がございます。  特に、おととしでございますけれども、最終的には4位という結果でございました。そのときを契機としまして、市民の中から多くの市民グループといいますか、こにゅうどうくんを応援しようというそういう方たちが出てまいりました。昨年のゆるキャラグランプリの挑戦の時点におきましても、その方たちからも、いろいろ応援のお言葉をいただいたり、いろんな情報交換もさせていただいていたという経緯がございます。ですから、その一つの方、個人の方、業者の方ということではなくて、あくまでも市民の方が集まられて、そこでこにゅうどうくんを応援していただいたという形というふうに認識をしてございます。 102: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 103: ◯森川 慎議員 もう、意味わかんないんですよ。  市民の方が投票することができなくなって、IDを配付させていただくために新たにつくったという答弁されて、今、お話のやと、市民の団体が協力をしていただいて、提供していただいたというようなお話なのかなというふうに思いますけれども、余り何を言ってるかよくわかりません。どういう意味なのか、ようわからん。それで、市民の方がIDをとっていただいたというお話でありましたけれども、このID、もう私これ、ちゃんとせっかくいただいたので、ちゃんと精査をさせていただいて、今、思っていることを皆さんにご披瀝させていただきたいと思っていますので、もう一回、ちょっと書画カメラをお願いします。  これは10月3日ですね、3日。こういうIDです。大切なのは、アットマークの以降、この辺のdea─love.netって、こういうアカウントで、この10月3日の1万2000幾らかのIDというのは、こういうふうに私に表示をされました。  それで、このアカウント、何かというと、10分、15分で消滅してしまうようなフリーアカウントなんですよね。検索してもらうと出てくるかと思いますけれども、どっかのサイトに行ってもらって、ぽんとワンクリックしてもらうと、この何々love.netという、こういうメールアドレスがぱっと出てまいります。そのアドレスを使って、そのアドレス自体は、大体10分とか15分ぐらいだけ有効で、それが終わってしまうとなくなってしまうというようなメールアドレスです。これを、恐らく私が思うに、シティプロモーション部の中では、これを誰かがクリックして、このメールアドレスを取得します、それをゆるキャラグランプリの本サイトに行って、そこで登録をする。パスワードや何や登録をする。この本サイトの中で有効なアカウントとしてなると。ゆるキャラグランプリの後半になって、投票できなくなったとか、削除されたとか、そういう話があった。有効なメールアドレスではなかったから。これ全てそういうアドレスを使って、アカウントを登録しているから、もちろん無効になった。そういう判断があったんだと思います。  それで、今、市民の方がアドレスを提供していただいたというお話でありましたけれども、この何々love.netという10月3日に提出されたアカウント、これも市民の方から提供されたんですか。逆に、どの部分が市民の方から提供されたアカウントなのか、今、わかっていたら、ざっくりで結構ですので教えてください。 104: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 105: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 今、ご指摘がありました、今、画面で見られました、あの部分については、市民の方からいただいたものでございます。 106: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 107: ◯森川 慎議員 それは、一般の方がそういうことをされたわけですか。フリーアドレスをとって、10分、15分でなくなるようなアドレスで本サイトに登録をして、それを市にまたバックして、こんなふうな資料にまとめていただいて、それをまた投票できないと言われている方に市として配付したんですか、そういうことですか。 108: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 109: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 今、ご指摘いただいたのは10月3日のお話だと思います。その時点では、今、後段にご指摘がありましたような事象は起こっておりませんでした。ですから、投票ができないということは起こっておりませんでしたので、市民の方がそれをつくられて、それを私どもにいただいて、私どものほうで協力できる職員にお願いしたということでございます。 110: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 111: ◯森川 慎議員 投票できていた。じゃ、もうちょっといきましょうか。  今度、10月19日に提出されたIDです。ここに来ますと、アットマーク以降icloud.comということで、Appleの、皆さんiPadを持たれていると思いますが、そこで配布されるIDアカウントであります。この、何々のプラスがあるかと思うんですけれども、この後がずっと乱数というか順に並んでいまして、同じようにこちらも、こっちはGmailって出てきます。同じようにGoogleのアカウントです。これもプラスということで振っていただいて、エイリアスというような機能で、一つのアカウントによって、一つのアカウントにひもづけするような形で、いろいろ幾つもメールアドレスが再発行というか、新たに与えられるというようなそういう仕組みがあるそうでして、これは、そうすると先ほどの何とかlove.netのところは、市民の方でいただいて、GoogleやiCloudというのは役所でとったんでしょうかね、この辺もどうですか。 112: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 113: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 今、具体的なお話をいただいたきました。ykの部分については私どもでつくった分でございます。Gmailについては、市民の方がつくった分でございます。 114: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 115: ◯森川 慎議員 そうすると、iCloudって2万3000もあったのかどうかというところになってきますけれども、私、これもカウントしたんですよ。iCloudって提出された資料、メールも全部合わせて9312あと1万3000ぐらいですか、どこ行ったんでしょう。 116: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 117: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 今のお尋ねは、私どもが答えさせていただきました2万3000の内訳というふうにご理解をさせていただきました。  今、ご指摘のありましたykで始まる分でございますが、私の手元で言いますと、1万5400ほどでございます。これ以外に、つくったものが約7200ほどございます、これの合計ということでございます。 118: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 119: ◯森川 慎議員 そうすると、私が2月定例月議会で全ての資料を出してくれという中で、全然、数が合ってこなくて、先ほどの答弁と合ってこないんですけれども、全てはやっぱり提出されていないんでしょうかね。 120: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 121: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 委員会資料でお渡しをさせていただきました8月の取り組みの資料があろうかと思います。これは、6500ほどの数字が出ている分でございますが、この分につきましては、私どもは一生懸命探しましたけれども、その分の内容が残っていなかったという部分は確かにございます。ですから、その分が議員のお手元のほうには届いていないということでございまして、その分の差が出ているということだと理解しております。 122: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 123: ◯森川 慎議員 わかりました。もうね、何が本当なのかもよくわからないんですよ。
     最初の2月定例月議会の一般質問で、そもそもID数は把握されてないという答弁を再三にわたって、議事録にもありますけれどもされておって、今、こうやって数が出てきました。2月の時点で、今回のように正確な数字をきっと把握されていたんでしょう。これだけの表があって、保管もされていて、私が出せと言ったら出てきたわけで、2月定例月議会の質問に正直に答えるつもりなかったんですかね、どうして、今、出てきたんですか、こんなふうに。 124: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 125: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) その2月定例月議会のご質問をいただいた段階で、把握していなかったというのは正直事実でございます。一般質問の場で、資料提供のお話を頂戴したということでございます。その後、ちょっとお時間かなりいただいて、議員のほうには資料をお届けさせていただいた。そのお時間いただいた中で、いろんなところへ散らばっている資料を集めてきまして、最終的にその形になったということでございまして、把握していないというのは事実でございます。 126: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 127: ◯森川 慎議員 散らばっている資料って言いましたけど、今、これどこが散らばっているんですか。全部、通しで番号振られて、こんな電話帳、タウンページみたいなのが出てきて、誠実に答える意思がなかったから出てこなかったんじゃないんですか。  四日市市役所は、この件についていろんなところで批判を受けたりとかしながら、我々は一切悪いことはしていないんだ、ご批判に当たるようなことはしていないと、前回の質問のときでも答弁が繰り返されました。そういう中で、散らばっていた資料を集めたと、一般質問の通告というのは質問通告後、大体一週間余裕があって、そのときにもう既にヒアリングのときに、私、こういう資料があるんじゃないか、出してくださいよというようなお話があって、ありませんでしたって。そもそも答えがおかしいじゃないですか、資料があるじゃないですか。あるんですけれども、集計するのが手間がありまして、今、出せませんけれども、後日、出させていただきますとか、いかようでも答えようはあったはずで、明らかに事実と異なるような対応をされている、この一般質問の議場においても、不誠実な答弁を繰り返された、違いますか。 128: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 129: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 2月定例月議会の前にも、8月定例月議会にもご質問を頂戴しました。2月定例月議会にも頂戴したわけですけれども、その時々において、私どもとしては、わかる範囲の内容をお伝えしたということでございます。 130: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 131: ◯森川 慎議員 もう認めないんで、もう議論が進んでいきませんので、ほかの質問をしていきたいと思いますが、今、Gmailのほうは市民の方から提供いただいたというようなお話あって、これ、いろいろメールアドレス、アカウントフリーでとれますけれども、そこでいろいろ決まりがあって、規約があって、こういうことをしないでくださいとか、そういうようなお話があって、私、Gmailのプログラムポリシーというところを調べまして、ちょっと読み上げますけれども、複数のGmailアカウントの作成と使用、複数のアカウントを作成または使用することでGoogleポリシーに違反する、Gmailアカウントの上限を超える、フィルターを回避する、あるいはその他の手段を用いてアカウントの制限を回避することをしないでくださいというお話があります。あるいは、また自動化された方法でGmailアカウントを作成したりしないでくださいというようなことも書かれています。これを手作業でとったのかどうかわかりませんけれども、これ、明らかにGmailの利用規約に反しているようなことをしたんではないかなと思います。あくまで市民の方が提供していただいたというお話ですけれども、その辺の認識はどうですかね。市民に、本来決められている以上のことをしてもらったんでしょうか。 132: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 133: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 今、ご紹介いただいた規約につきましては、当然に遵守すべきものというふうな認識でございます。ただ、その市民の方がその規約を破ってといいますか、規約以外のことをされた、それを私どもに頂戴して、私どもがそれを使用したということであれば、その使用した分については、私どもの行為としてはよくなかったということは確かだと思います。 134: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 135: ◯森川 慎議員 市民の方が悪かったんだということですよね、今のお話やと。市民の方が規約に違反されて、アカウントをつくられたんだと、それを市として使ったんだから、そこは反省するべきですと。  あのね、終始一貫して何でもそうなんですよ。私たちは悪くない。批判されると、マスコミの報道が悪いとか、ゆるキャラグランプリのルール、公式のルールが悪いんだとか、そういう答弁をどこでも、記者会見においても、いろいろ何回も何回も繰り返している。私たちがどういう思いを持って、していったのか、そこで行き過ぎたことがなかったのかというそういう反省が、今の四日市市のこの件については、一切私には感じられないんですけど、全然、本当に悪いことをしていないと思っておみえですか。 136: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 137: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 繰り返しになりますけれども、多くの方からご協力をいただいたと、最終的には3位になったということでございます。ですから、この取り組みに関しましては、成果はあったというふうな認識でおると、そういった部分をお話させていただいているところでございます。 138: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 139: ◯森川 慎議員 全然答えになっていないと思うんですけど、後段で同じような質問もありますので行きますけれども、資料提出をいただきましたけれども、今の質問でもわかるように、全てが提出されていないと私は思っています。特に、今、手元にはないんですけれども、確認したのは、この市役所の職員さんへのメールか掲示板かわかりませんけれども、こういうドメインでは投票できませんので、以降、GmailやiCloud、そういったメールを使用して投票してくださいと、そんな呼びかけの資料を私は目にしました、前の2月定例月議会の一般質問前に。そういうのは含まれていない、さらに言うと、このメールを出してもらいましたけれども、これは全てシティプロモーション部が受信したメールアドレスであって、先方から送られてきたメールというのは一切出ていない。この返信の中に、もともと送ってきたオリジナルメッセージがそのまま残っているメールもありました。その中には、これだけのIDをいただきましたというような、そういうことが確認できるようなメールもあるわけで、果たして本当に実態が明らかになるような全ての資料が出てきたのかどうか、私にはどうも信用ができないし、今の答弁を見ておっても、その不誠実さというのは、私にはありありと感じられますけれども、1回だけ確認しておきましょうか、資料って全部出たんですかね。 140: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 141: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 一般質問の際に、資料提供の要請をいただきました。それで、私どもとしましては、そのゆるキャラグランプリに関する資料ということでございましたので、それに関する資料は全てお出しさせていただいたというところでございます。 142: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 143: ◯森川 慎議員 認められないのはわかっていて聞いているんで、そんなご答弁だろうというふうには思います。今、言いましたけれども、こういうアドレスが使えなくなりましたとか、市民の方から投票できないというようなお話をいただきましたという話がありました。私、推測するに、これきっとこのlove.netという10分、15分だけ有効なフリーのアドレス、これが投票できなくなったんであろうというふうに思います。まさにこの投票できなかった事実をあらわしているようなそういう証拠となるようなメールなり、掲示板の表示なりというのが私には提出をされていません。  何でこんなふうに隠すのかなといって思っていると、市長が毎月記者会見をしておって、これも改めて見てみました。そういう中で、11月19日、ゆるキャラグランプリが終わった次の日の会見でありますけれども、大分、記者の方たちにも厳しい質問をされて、なかなか答弁に、もうよくわからないような答えがずらずらずらと続いている中で、この中で市長が答えておるのは、どういったIDが削除されたのかわからないし、何をもって削除されたのかわかっていないというような、こういうようなお答えをしていて、なるほどと、こういう会見との整合性をとっていく上では、こういうIDが削除されていたという事実を確認していたというメールが出てくると、やはりこれは一貫性がなくなってきてしまって、また改めて、攻撃、批判の材料を与えるんではないかと、そういうような意識が働いて出てきていないのではないかなというふうなことを私は思います。それぞれ、首尾一貫した答えをつくっていかなければなりませんから、都合の悪いことは隠していくし、まずいことは提示することはできない、そういう姿勢が、今、この2回の質問であるとか、いただいた資料であるとか見ていて、ありありと私には感じられるところであります。  ちょっと通告のあたりに戻っていって、前回の質問のときに、危機管理の面ということで質問をさせていただきました。消防であるとか、病院であるとかそういったところ、何か万が一のことが起こったら大変なことになるかもしれないから、そういうところにIDを配付するのはいかがなものかというような趣旨の質問をして、そのときのお答えは、むにゃむにゃむにゃとして、明確に議事録には残ってはいないんですけれども、部長の答弁だと緊急性を要しないような事務職のそういう職員さんもみえますから、そういう方を含めてIDを渡したので、特に問題はないというような趣旨の答弁であったのではないかなということを思います。  それで、これも表示をしたいと思いますが、資料、お願いします。  市立四日市病院看護師様用ということでID3000、看護師さんに配付をされています。ちなみにこの3000というのは、全てフリーのアドレスです。love.netというのは使えなくなっていたので、ほかの10分、15分だけ有効なフリーアドレスが配布をされている事実が提出いただいた資料からはわかっています。資料、ありがとうございます。  これもやっぱり2月定例月議会の答弁は事実と異なることをしたんではないんでしょうか。看護師さんというのは、夜勤であったりとか、救急の患者さんの対応であったりとか、そういった方への対応が必要で、3000のIDが配付されているということで、これもいかがですかね、見解を求めたいと思います。 144: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 145: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 緊急性を要する部署への投票依頼ということに関しましてご質問を頂戴しました。  昨年2月定例月議会一般質問の場におきまして、今、ご紹介ありましたが、私どもからは病院や消防といったいわゆる現場対応のある職場についても、あくまでも可能な範囲での投票の協力を依頼しており、職種にとらわれず依頼をしたという趣旨の答弁をさせていただいてございます。市民、企業、市職員が一体となって、こにゅうどうくんを応援していく中で、消防本部、あるいは市立四日市病院の職員に対しましても、他の部局と同様に投票の協力依頼を行ってきたということでございます。市職員は元来、全体の奉仕者といたしまして、日々使命感を持って職務に励んでおりまして、本来の業務を優先するのは当然のことでございます。今回の協力依頼につきましては、業務に支障の出ない範囲での協力ということでございまして、ご指摘の消防本部あるいは市立四日市病院のみならず、全ての部署において本務への影響はないものというふうに考えてございます。 146: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 147: ◯森川 慎議員 通告していないんであれですけど、病院事業副管理者がみえますので、看護師さんって大体何名みえるんですかね。ざくっと正確な数字じゃなくて結構です。 148: ◯議長(諸岡 覚議員) 加藤病院事業副管理者。 149: ◯病院事業副管理者(加藤正義君) 看護職の数ということで、正確にちょっとお答えはできない部分がございますが、医療職全体で当院行政職を含めまして900人ぐらいおりますので、そのうちのかなりの数が看護職であるというふうに認識をしております。 150: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 151: ◯森川 慎議員 900人ですね。900人で3000のIDを、危機管理、業務に支障ないってシティプロモーション部は言ったんですが、それは確認されましたか。 152: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 153: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 今の病院のお話でございますが、病院につきましては、看護師さんの集まられるところへ、私どもの職員がお邪魔をいたしまして、今、こういうゆるキャラグランプリをやっていると、ですから、ぜひ投票の協力をお願いしたいというお話はしました。それに関して、看護師さんからそれならということで逆にお話をいただいて、今回の票数をお渡ししたということでございます。 154: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 155: ◯森川 慎議員 業務に支障がなかったんですかって聞きましたんですけれども。 156: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 157: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 看護師さんは、先ほど、議員ご紹介ありましたような業務に携わっております。ただ、投票するのに大きな時間を割くわけでもございません。その中で、ご自分の時間の中で、ご協力いただけるときに、ご協力いただくと。これは、看護師さんのみならず、消防職員でもそうですし、一般職員でも同じでございます。 158: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 159: ◯森川 慎議員 業務に支障のない時間とか、短時間であるとか、確認されたんですか、全職員さんに。何でそんなことを軽々しく言えるんですか。ご自身の感覚でしょう、それ。業務に支障があるかないかとか。  ゆるキャラグランプリでこにゅうどうくんを売っていって、シティプロモーションにつなげようというお話でありますけれども、私、このシティプロモーションに見る本市の組織のあり方ということで何回も言いますけれども通告させていただいて、本当にこの投票の行動なり取り組みにおいて、業務に支障があったのかなかったのかって、本当に疑問なんですよ。こういうことをしなかったら、職員さんの手が、もっと言うと、シティプロモーション部のこのIDとる作業とか、こういうのも考えて、それだけの職員さんの手があったら、その人件費の予算があったら、就学支援を受けている子供一人でも救えたかもしれない、認知症を抱える家族を一家族でも救えたかもしれないんですよ。業務に支障がなかったとか言われますけれども、全然、そのどういうところが批判されているかってわかっていないんじゃないかなって。一貫して、我々はご批判に当たるようなことはしていないというのがずっと繰り返されている。本当にそうやって、部長の立場ですからいろいろ、私、厳しいこと言っていますけれども、本心でそうやって思っているのかどうか、私は甚だ疑問に思っていますよ。もっと、ほかにすることがあったんじゃないか、もっとできることがあったんじゃないか、何でこんなことをしたのかって、よくわからないんですよ。ですから、この質問を取り上げる、また、ゆるキャラしますと言うと、またやるのかって何人かの方に言われましたけれども、私はここに、この四日市の今の行政のあり方であるとか、考え方というのはすごく悪いところが凝縮されて出てきていますから、私、こだわっています、この問題。市全体としての危機管理という面でも、随分と問題があると思っている。何か間違ったことをしてしまった、失敗してしまった、そういう場合は、いろんな資料を隠してしまう可能性があると、そういう疑義が出てくるわけですよ。間違ったことを間違ったってオープンにしない、謝らない、批判されても批判には当たらないと、そういう答弁をずっと繰り返してくる。何か見解あったら。 160: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 161: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) このゆるキャラグランプリの挑戦にかかわって使った時間ですとか、議員のほうからはそういったものをほかの施策にも使えるんではないかというご指摘も頂戴しました。  ほかの施策については、その必要な予算でありますとか、人の問題でありますとか、そういったものは、それはそれとして事業を進めるに当たって、十分に充足はしているというふうに私は考えておりますけれども、私どもシティプロモーション部が、シティプロモーションを推進するという中で、必要な事業であったというふうなことが、まずは基本でございます。その中で、当然、人件費もかかります、私どもシティプロモーション部の職員がかかわっておりますので、その分の人件費がかかります。時間もかかります。ですけれども、なかなかその成果を見出すといういうところが難しいところが、シティプロモーションでございますけれども、一つの目標に対して取り組んでいくということを目標に、今回やったということでございまして、それは、シティプロモーションを進めるに当たって必要なものであった、私どもの部分で、シティプロモーション部の部分でございます。  ただ、ほかの職員につきましては、これは繰り返しになりますけれども、業務中にそれをやりなさいというふうな業務命令は一切出してございません。ですから、1日24時間の中で、投票できるときに協力をいただいたということでございます。 162: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 163: ◯森川 慎議員 業務内ではないというようなことは、さきの質問においても繰り返されました。私は、業務外の時間、例えばお昼休み使って、こういうことをするというのは労働基準法違反じゃないかというような指摘もさせていただいて、そういう中で、業務外の時間を使っていただいたというようなお話で、それで、そう言われていますけどみたいなこういう議論をしていくと、これは答弁においては業務の一環としてやったんだ、シティプロモーションの一環としてやったんだ、それに市の職員さんが必死になってやるのは当然のことだって、こういう答弁なんですよね。ここにもやはり、批判をしっかりと受けて反省して、何か次につなげていこうと、こういう姿勢というのはみじんも感じられない、大変残念だなと思っています。これが、今、シティプロモーション部で起こっていますけれども、こういうことが起きて、ずっと同じような姿勢で、いろんなことをしていくと、ほかの部署にだってそういう悪影響というのは及んでいく可能性があるし、何よりも市民からの信頼というのが大きく損なわれてしまう可能性があるというふうに思います。  全然、同じ答弁の繰り返しで、議論の進展はないんでありますけれども、やはり、議会、私たち市議会議員というのは、行政の監視の機能というのが一番の役割でありますから、おかしなことをしておるやないかとか、おかしな予算の使い方しているやないかとか、こういうことを指摘していくのは当然の責任でありますから、私はやはりここはこだわって、今後も追及なりしていきたいと思いますし、やはり市役所全体において、やはりこの件は、大きな課題をはらんでいる。組織的なありよう、正しさ、そういったところに大きな疑問を投げかけているということを、ぜひ議員の皆さんももちろんですけれども、行政側の皆さんにもこの思いを、いま一度、振り返っていただいて、どうしていこうかと、市民の信頼というのはどういうものだ、市の職員さん、有限な力をどんなふうに使うべきなのかと、もっと真剣に私は取り組んでいただきたいと思っています。  今年度から監査委員でありますから、いろいろなところを見ますけれども、やっぱり四日市市というのは、お金が随分とあって、いろんな事業、補助金であるとか、いろんな施策、それを本当に、それだけのお金を使ってこういう効果が出てくるんだというところまでしっかりと考えてやってるかどうかということが疑問がつくような、そういう施策がたくさんあるんではないかなというふうに思っています。三重県南部のほうの限られた人口で、予算で、そういったところの行政職員さんというのは、本当にごくわずかな予算でどういう効果が出るかと、そういうことを真剣に考えていろんな施策をつくられているし、取り組んでみえるという、そういうのを私は本当に監査委員という役をいただいて、今、感じているところであります。もっと真剣に、市民の税金を預かって、市民の生活を支えている、そういう中で批判が出てくると、間違ったことはしていないとか、ご批判に当たるようなことはやっていないとか開き直って、一つも異なる意見を受け入れようとしない、そこに歩み寄ろうとする姿勢がない、こういうのがすごく、今、この問題を通じて私は表に出てきているんではないかなというようなふうに感じています。  もう10分を切ってきましたので、もう結局、これ、最後まで質問、やっぱり行きませんけれども、大切なところだけ聞いていきたいと思います。  もう改めて聞くのもあれですけど、この件で7番目の質問です。  本市にもたらされた影響というのはどんなものであると考えているか。マイナスの影響に関しては何か感じていることはあるのか、認識していることはあるのか、簡潔にお伺いしたいと思います。 164: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 165: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 昨年のゆるキャラグランプリに当たりましては、各メディアにさまざまな観点から報道がなされました。賛否を含むたくさんのご意見を頂戴しましたが、あくまで結果的にでございますけれども、こにゅうどうくんの認知度が上がったということがございました。細かいことはその後もございますけれども、総じて申し上げますと、プラスの要素が大きかったかなという印象でございます。 166: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 167: ◯森川 慎議員 認知度が上がって、市にはプラスのほうが大きかったと、もうその感覚が、市民認識と市民の感覚ともう乖離してるんですよ、大きく。ネット上の書き込みとか、きっと、ネットにたけたシティプロモーション部でしょうから、見たことがあると思います。ずるキャラであるとか、不正の四日市、市職員の仕事は投票すること、こんなことを書かれていますけれども、明らかに一般的には都市のイメージというのは低下したんではないかなと、ネット上を見る限りですね。さまざまな報道でも批判されている、いろんなことを指摘されている、その上で、また開き直って、都市イメージの挽回を図るどころか上塗りして、どんどんどんどん低下させているんではないか、シティプロモーション部は何やってんのやって。私の感覚ですよ。  さまざまシティプロモーション部については、いろいろ、私、厳しい意見を言いますけれども、本当に、この四日市をどんなふうにしていこうか思うんであれば、やはり批判されるべきことは真面目に聞いて、生かしていっていただいて、本当の意味で四日市って住みやすいまちなんだなって、暮らしやすそうだなって、そんなことを発信していただかなければ意味ないんじゃないですか。名古屋で幾ら看板掲げて、こにゅうどうくんが踊っていて、それで四日市に行きたいなんて思う人がいるとは私は思えない。  質問を続けます。  いろいろこの取り組みの質問を続けてきましたけれども、この途中で、こういうことやり過ぎなんだよとか、ちょっとまずいんじゃないのとか、そういう内部の声が上がって、とめようという判断、これはもうやめよう、素直にやめようとそんな判断をされるということはなかったんでしょうかね。これもちょっと簡潔にお答え願います。 168: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 169: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 市といたしましては、市の公式マスコットキャラクターであるこにゅうどうくんを応援するということについては、シティプロモーションの観点からも当然のことと考えておりました。ですから、取り組みを途中でやめるという考えはございませんでした。投票については強制ではなく、あくまでも協力ができる可能な範囲での投票ということでございました。その中で、懐疑の声が上がってきたという事実はございませんでした。  以上でございます。 170: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 171: ◯森川 慎議員 もう答弁のたびに強制ではないとかいうことを言ったりとか、一体感を醸成するとか同じようなことを繰り返して、何回も何回も繰り返して、新しく議員になられた皆さん、こういう行政のあり方、組織のあり方を私は大変問題視していますので、たくさんの方にご認識をいただいて、共感いただきたいなと思っています。  権力なり組織というのは、やっぱりどうしても間違ったことをしたら暴走してしまう可能性がある。それをとめるのが私たちの役目でありますから、ぜひ、たくさんの方のご賛同を求めたいと思っています。  もう5分になってきましたので、次の質問に行きますけれども、2月定例月議会の質問での市長の答弁で、森川の質問が一部の職員さんの声を代弁したものであるとか、代表したものであるという、そういうような答えであって、そういう一部の人から上がってくる声によって決めつけることはやめてくださいというような趣旨の答弁がありました。この四日市市において、少数の意見、少数職員さんの意見というのはどういうふうなふうに取り扱われるのか、認識を伺いたいと思います。 172: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 173: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 市長の答弁のお話でございますけれども、熱意を持ってこにゅうどうくんを応援した職員も多くいるということをお伝えしたものというふうに認識をしてございます。投票に関しては、何度も繰り返しますが、あくまでも職員個人の判断に任せておりまして、行動を制限するということは一切ございません。  少数の意見についてでございますが、市民の方からいただく意見、これと同様に、こういう意見については真摯に受けとめるということでございまして、その認識はこのゆるキャラグランプリの前と後で、当然変わることはないということでございます。 174: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 175: ◯森川 慎議員 私はね、真摯にという言葉をこの四日市の議場で言われると、びくっとするんですよ。何遍も繰り返された、教育長、申しわけないけど、教育委員会で大矢知の問題のときに、真摯に、真摯にと、いろんな方が言われていて、いろんな意見が出てきて、真摯に聞いていきます、取り扱っていきます、何にも真摯に、何にもそれを聞いて変えていこうとそういう変化というのは、私、これまで4年とちょっと議員をさせていただいていますけれども、1回も見たことがありません。そういう中で、また真摯にというお答えがあって、少数派の意見は真摯に聞いていく、それでどうするんですか、真摯に聞いて。 176: ◯議長(諸岡 覚議員) 渡辺シティプロモーション部長。 177: ◯シティプロモーション部長(渡辺敏明君) 市民の方から、多くご意見を頂戴しますので、その中で、当然それについて改めるべきは改める、取り入れるべきは取り入れる。それは、なかなか実現がすぐにできないといったものについては、そういったお答えをさせていただくということでございます。 178: ◯議長(諸岡 覚議員) 森川 慎議員。 179: ◯森川 慎議員 今の答弁にも、できることできないことがあるんだと、真摯に聞いてもできないこともあるんだと、全部できていないと、私、思いますよ。  いろいろ私たちや、議員もそうですけど、市民の皆さんも意見は違います。市の職員さんだって、いろいろな生まれ育ちやバックボーンによって考え方がそれぞれ違う。その意見はごく少数かもしれません。ですけれども、それをしっかりと聞いて、最大公約数で妥協点を見つけていく、これが民主主義のあり方ですよね、本来。そういう中で、ごく一部だから、四日市の全体の中では一部であるから、こういう意見は特に聞く必要はないんですよと、そういう姿勢に私には、今、映っています。果たして少数意見の中に、正しい意見はないのか、いま一度、私は考えていただきたいと思いますし、どんな小さな声であっても、それを聞いて正しいと思う、いいことだと思うことであれば、やっぱり取り上げていかなければならない。何か一つの型に押し当てて、はめて、こういうことの外に出るんであるから、それはどうでもいいんだよと、これでは何も、誰も救われていくことはないんではないかなと私は思います。ぜひ、いろんな方の意見、多様な意見を取り入れていただいて、聞いていただいて、やはりそれぞれが、皆さんが本来あるべき姿、幸せ、そういったものを追求していくというのが、私は行政、政治のありようであるというふうに認識をしていますし、ぜひ、こういったところも、行政の皆さん、きっと多くの方はそんなふうに思われていると思いますし、信じていますけれども、ぜひ、ちょっとの意見だから、俺とは意見が違うから排除していこう、余り考えなくてもいい、考慮しなくてもいい、そういう姿勢はみんなで排除していきましょう。民主主義国家であります。選挙によって私たちも選ばれてきた。全ての意見がしっかりと考慮されて、適切な議論がなされて、よりよい四日市になっていくこと、私は心から望みまして、この質問を終わります。ありがとうございました。 180: ◯議長(諸岡 覚議員) 暫時、休憩いたします。再開は午後1時からといたします。 181:                         午前11時39分休憩    ─────────────────────────── 182:                         午後0時59分再開 183: ◯副議長(中川雅晶議員) 諸岡議長にかわりまして、議長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  村山繁生議員。 184: ◯村山繁生議員 皆さん、こんにちは。リベラル21、村山繁生でございます。  45分間ですが、よろしくお願いをいたします。  まず冒頭、本日6月18日は、四日市市にとって決して忘れてはならない日だというふうに思っております。  74年前の昭和20年6月18日の未明、第二次世界大戦によって四日市市が初めて空襲を受けた日であります。その日は、35機のB29爆撃機によって、3万発の焼夷弾が投下されて、市内中心部も焼け野原になったということでございまして、そして四日市市に対して、それ以後8回にわたって、空襲はなされて、合わせて800人以上のとうとい命が犠牲になったということでございます。その御霊に対して、謹んで哀悼の誠をささげたいというふうに思います。  さて、話はがらりと変わりまして、もう一つ、さっき昼休みにネットを見ていましたら、きょう6月18日は、おにぎりの日でもあるということでございまして、石川県で弥生時代のおにぎりの化石が発見されたということでございます。よく言う、このおにぎりとおむすびの違いなんですけれども、呼び方からすると西日本ではおにぎりと、東日本ではおむすびというのが一般的らしいですけれども、また、形からいくと、おにぎりは丸いイメージで、おむすびは三角ということらしいです。何でこんな話をするかというと、別に大した意味はないんですけれども、強いて申し上げるならば、きょう、今から質問する教育委員会に対しての質問は、いわば三角おむすびのようなちょっとかたい話を、何とかおにぎりのような丸い話にしていきたいという思いでございますので、ひとつ教育長、よろしくお願いをいたします。  それでは最初の質問の通学区の柔軟性について質問をいたします。  ことし3月、四日市市学校規模等適正化計画の平成30年度改訂版が出されました。少子高齢化によって児童生徒数が極端に減少している学校、また、反対にふえ過ぎている学校もあります。教育の平準化という観点からも、全市的に考えなければなりませんし、個々に抱える課題に対する対応も必要であります。  そこで、まずお尋ねいたしますが、教育の平準化や地域と学校との関係など、教育委員会としてこの現状をどのように捉えて、今後どのような方向性で対応していくのか、この改訂版にもある程度書かれておりますけれども、もう少しわかりやすく、簡潔にお答えください。 185: ◯副議長(中川雅晶議員) 松岡副教育長。   〔副教育長(松岡俊樹君)登壇〕 186: ◯副教育長(松岡俊樹君) 村山議員からは、本市の学校規模の適正化を今後、どのように進めていくかというご質問をいただきました。  全国的に少子化が進む中、教育の平等、平準化の観点から子供たちの教育環境を将来にわたって良好に保つため、本市では平成19年に四日市市学校規模等適正化計画を策定し、学校規模等の適正化の取り組みを進めているところでございます。この計画では、市内各小中学校の今後10年間の児童生徒数の推計を行いまして、適正化の検討が必要な学校を抽出してございます。検討対象となりました学校に対しましては、PTA役員会やコミュニティスクール運営協議会などの場で、適正化のあり方について話し合いを行うことや、適正化に係る課題検討会議の設置に向けた協議を行うといったことなど、各学校の状況に応じた対策を進め、取り組みを進めてまいっております。
     また、小規模の検討対象校に対しましては、適正化を図るまで小規模校のデメリットを緩和し、メリットを生かす取り組みを行う小規模校対策事業も実施してきているところでございます。この小規模校のデメリットといたしましては、多様な考えに触れる機会が少ないことや切磋琢磨する環境が確保しにくいことなどが挙げられます。また、一方で、細かい指導が行いやすい、学習活動を機動的に行いやすいことなどが小規模校のメリットとして挙げられます。この対策事業では、例えば、外部から講師を招聘し、多様な考えに触れる機会を設けることや、異なる学年が合同で学習活動を行うなど、デメリットを緩和し、メリットを生かす取り組みを行っております。こうした取り組みを進めている中でございますけれども、市議会からは、全市的な学校規模の適正化を進めるべきとのご意見をいただいており、本市では全市的な適正化について、取り組みを進めているところでございます。  適正化計画では、中学校における適正化について、中学校は一定規模の生徒集団による教育環境を確保するための検討を速やかに始めることが望ましいとの考え方をまとめております。中学校では、将来の進路を見据え、多様な考えに触れることや切磋琢磨できる環境が必要であること、また、部活動などの活動の充実を図る必要があることから、全市的に学校規模の確保に向けた検討が必要であるとの考え方に基づいております。学校は、地域コミュニティーの核としての性格を有し、まちづくりにおいて重要な役割を果たしていること。中学校は現在も複数の行政区にまたがる学校区が多いことから、学校の地理的特性や歴史的経緯を踏まえ、広域的な視点からの検討が必要と考えております。そして、検討に当たっては、学校区と行政区との状況にも配慮して、市域全体をブロック化して検討するなどの取り組みが望ましいと考えてございます。  ここで、資料1を映写してください。  このような考え方のもと、昨年度は中学校区ブロックの案の検討を行いました。この案は、現在の中学校区の地理的、歴史的状況や生徒の通学上の負担、まちづくりなどの視点を踏まえまして、市内を大きく、北部、沿岸部、西部、南部の四つのブロックに分けるとともに、必要に応じてブロック内をさらに細分化し、話し合いを行うという案でございます。今年度は、この中学校区ブロックの案を各地区の保護者や地域関係者、学校関係者に周知し、広く意見を聴取するなど、ブロック化に向けて取り組みを進めてまいります。中学校区ブロックについて、周知し、ご理解をいただけた後には、適正化の検討対象校を含むブロックについては、ブロック内の各中学校の状況を踏まえつつ、将来的な中学校の配置や規模等のあり方について検討するためのブロック会議を立ち上げたいと考えております。このように、適正化の検討対象校に対しましては、各学校の事情に応じた丁寧な取り組みを進めるとともに、中学校区ブロック会議を立ち上げて、より広域的な観点から話し合いを進めるなど、中学校の学校規模適正化の取り組みをさらに加速させてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  資料の映写を終了してください。 187: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 188: ◯村山繁生議員 ありがとうございます。  その小規模校のデメリットを克服するためとの方策、そして広域的、ブロック的に考えていくというような答弁だったかなというふうに思います。その広域的、ブロックで考えていくということには、私もある意味賛成をしたいというふうに思います。しかし、その中で一つ気になったところは、そのブロックの中で、配置をまた決めていきたいというところですね。それは、いわゆる統合になるんじゃないかというふうに思います。確かに、統合も一つの手段ではありますけれども、中学校の場合、いきなり統合ではなくて、その前の段階として、通学区の柔軟性を考えていただきたいという、きょうのテーマであります。  個別具体例として恐縮でございますが、私の地元の小規模校、橋北中学校、片やお隣の行政区、私が尊敬する笹岡議員の地元である大規模校、山手中学校であります。つまり、隣同士の行政区での極端な小規模校と大規模校なのであります。私は、何もいきなり強制的に、通学区を変えてほしいとか、そんなことを申すつもりは毛頭ありません。ただ、先ほどの教育の平準化の観点から、広域的に考えていただけるならですよ、身勝手な話と承知の上でお願いなんですけれども、たとえ少しの生徒さんでも橋北中学校に来ていただけるよう、自由選択制にしていただけないかということであります。それによって、地域コミュニティーが崩れるとは思いませんし、今は、防災のほうでも、広域的な視点で考えられております。ですから、初めから統合ありきではなくて、通学区の柔軟性をということを加味していただいて、自由選択というものを検討していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 189: ◯副議長(中川雅晶議員) 松岡副教育長。 190: ◯副教育長(松岡俊樹君) 次に、村山議員からは通学区の自由選択制を導入することで、橋北中学校の適正化を図ることはできないのかというご質問をいただきました。  この学区を柔軟に運用することや、学校選択できる制度を導入することによりまして、小規模校への入学を促し、学校規模の適正化を図る手法といたしましては、選択可能地区への学区外通学や、学校選択制というものがございます。地理的な事情やいじめなどの教育上の配慮などにより、本来の学区以外の学校へ通学することが適当であると認める場合には、学区外通学の許可を行うことができます。選択可能地区は、対象地域における通学距離への配慮、大規模校から小規模校への通学を可能にする学校規模の適正化への配慮という観点から、平成18年度に導入をされました学区外通学の許可基準の一つでございます。選択可能地区の導入につきましては、導入効果の見きわめや、選択可能地区となる対象地域の皆様の理解も必要であることから、慎重に検討を進める必要があると考えてございます。  一方の学校選択制でございますけれども、現行の通学区域や入学すべき学校を指定する制度は維持しながら、保護者の希望によっては、別の学校への入学を選べると、こういう制度でございます。本市では、平成13年度から小中学校とも、学校選択制導入に向けた検討を進め、平成16年には保護者代表や校長会代表、教職員代表などで構成された学校選択制に関するワーキングを設置してまいりました。このワーキングからの提言といたしましては、学校選択制により、子供が地域とのかかわりを持てなくなるのではないかという不安や、疑念等が払拭できないこと、また、学校の序列化が進むことなどの理由から、制度の導入の時期に関しては、おいおい再検討すべきであるという指摘があり、平成17年度からの学校選択制導入を見送り、導入した自治体での効果等の情報収集を行っているという状況でございます。こうした手法の導入につきましては、現状では、検討すべき点や課題があり、難しいとは考えておりますが、引き続き、さまざまな学校規模の適正化の手法につきまして、情報収集や研究を行ってまいりたいというふうに考えてございます。 191: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 192: ◯村山繁生議員 最初の副教育長の答弁にあったように、小規模校は小規模校なりのやはり、そのメリットというか、よい点もたくさんあります。学年を超えて、全校生徒と顔見知りになったり、校長先生を初め、先生方も生徒に寄り添って一つの行事にも集中して、一生懸命やっていただいておりますし、地域の防災活動にも授業の一環として全生徒が参加して取り組んでいて、いじめ問題も聞き及びません。  橋北中学校はまさに地域コミュニティーの核として、まちづくりに貢献してくれております。一方で、悲しいかな、クラブ活動が思うようにできないことであります。好きなクラブができないために、今、副教育長が言われた学校選択制、これは私も同意しておりますけれども、そういったクラブ活動とかいろんな条件のもとに、他の学校へ行く、これが学校選択制が認められております。そのクラブ活動ができないために、あえて他の学校や私学に行ってしまう、そうすると、余計に地元の生徒が減るといった悪循環になってしまいます。ですから、その悪循環を断ち切るためにどうするか、例えば、橋北小学校は、英語教育のモデル校になっておりまして、その流れを引き継いで橋北中学校でも英語教育には大変力を入れてもらっておりまして、その成果も出ておるということでございます。そういった魅力をもっと全面的に出して、橋北中学校に行きたいなと思われるような魅力ある学校にしてきてもらうと、そうすればそういった流出を防げて、クラブ活動もふえ、活気を取り戻すことができるんではないでしょうか。そのためなら、地域は全面的に協力を惜しまないと思います。  どうか、何とか、今それぞれの課題に対しての検討ということを言われましたけれども、何とかそういった個々の本当に魅力を出す、何かそういった方策を、それを広域的にとっていただきたいなというふうに思います。ですから、普通の今までにある学校選択制ではなくて、本当にブロックで考えていただけるなら、ブロックの中の通学区の柔軟性、自由選択制をとっていただきたいなとそういうことでございますが、いかがですか。 193: ◯副議長(中川雅晶議員) 松岡副教育長。 194: ◯副教育長(松岡俊樹君) 議員からは、橋北中学校の生徒をふやす方法、方策をしっかりと取り組んでほしいとのご意見をいただきました。  学校規模の適正化とは、子供たちの教育環境を将来にわたって良好に保つための取り組みでございます。議員ご指摘のように、それぞれの学校が子供たちが通いたくなる魅力ある学校づくりを行うことが、良好な教育環境の維持のために重要であると考えてございます。橋北中学校での取り組みでございまして、英語教育のモデル校のほかに、防災教育の観点からのご紹介もいただきました。それから、部活動のほうでございますけれども、小規模校であるため、種類は限定されてございますが、他の中学校との合同チームを結成することによりまして、生徒が楽しみながら活動することができるよう、学校での工夫も取り組んでおります。また、総合型地域スポーツクラブと連携をいたしまして、中学校時期だけでなく、将来的にも運動に親しむことができる機会の確保のための検討も行っているというところでございます。こうした特色ある取り組みによりまして、学校の魅力を増し、橋北地区の子供たちが地域の学校に通いたいと思えるよう、教育委員会といたしましても、引き続き、学校と連携をしながら取り組みを進めてまいりたいと思います。  橋北中学校の適正化につきまして、今後、協議を行うに当たりまして、適正化の手法などさまざまな視点から検討を行う必要があると考えてございます。さきにご答弁申し上げましたが、今年度は中学校区ブロックの案を各地区の保護者や地域関係者、学校関係者の皆様に周知をして、広く意見を聴取いたします。ブロック化に向けた取り組みを進めていく予定でございまして、適正化の検討が必要な橋北中学校を含む沿岸部ブロックにつきましては、できる限り早期にブロック会議を立ち上げたいと、このようには考えてございます。沿岸部ブロックにおける会議の場では、学区のあり方や、柔軟な運用についての考えなど、適正化の手法に関する議論も深めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 195: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 196: ◯村山繁生議員 ありがとうございます。  もうちょっと、確認だけさせてください。そうすると、私が提案いたしました、そういった従来の学校選択制ではなくて、広域的、ブロックの中の自由選択制というものも、検討していただけるということでよろしいですね。 197: ◯副議長(中川雅晶議員) 松岡副教育長。 198: ◯副教育長(松岡俊樹君) 今年度、このブロック化に向けた取り組みを始めるというところでございます。その枠組みをまずお認めいただきまして、その中でどういうふうな手法によりまして、適正化を進めるのがいいか、その中の一つとして、今、議員がおっしゃられたことも検討の一つになってくるのではないかということで認識をしてございます。 199: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 200: ◯村山繁生議員 ありがとうございます。  ぜひ、よろしくお願いをしたいと思います。  今回は、あえて恐縮ですが、本当に橋北を例に出して質問いたしましたが、これはもう本当に橋北に限ったことではなくて、昨日、井上議員もこういった学校の問題も言われました。これは全市的な問題だというふうに思います。逆に、ふえ過ぎて本当に悩ましい地区もあります。地域と学校、そして学校とまちづくりの観点から、そして何よりも教育の平準化という観点から、そしてまた四日市市のさらなる発展のために、教育委員会がしっかりと方向性を出していただくことを重ねてお願い申し上げまして、次の質問に移ります。  次に、子育てするなら四日市の本気度を問うという項目で、質問をいたします。  そのうちの一つに、まず、保育園におけるおむつの持ち帰り制度についてであります。  私は、昨年、保護者、保育士さん双方の負担の軽減、そして何よりも衛生上の観点から、おむつの持ち帰り制度は見直すべきだというふうな質問をいたしました。そのときの答弁では、何しろ初めての提案だから、先進事例を含めて検討するということでありましたけれども、もし、そういった検討をされたのなら、どういった調査をして、どう検討されたのかお答えください。 201: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。   〔こども未来部長(川北高実君)登壇〕 202: ◯こども未来部長(川北高実君) 議員のほうからは、昨年6月定例月議会に続きまして、保育園、こども園におけるおむつの持ち帰りについてご質問をいただきました。  まず、本市の公立園のおむつ処理の考え方につきましては、前回も申し上げましたが、厚生労働省の省令、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準、及び保育園における感染症対策ガイドラインに基づき策定した、四日市市保育園・幼稚園・こども園・保育施設保健マニュアルにおきまして、汚物の処理を定めており、降園時に保護者の方々に衣服の汚れものとは別にして、持ち帰りをお願いしておるということでございます。降園時におむつを持って帰ってもらう理由につきましては、ゼロ歳児から2歳児までの園児は、第三者に言葉にして伝えることが困難な年齢であり、排便行為は回数や量あるいは色の濃さやにおいなどにより、園児の健康状態を示す重要な項目の一つであるということでございます。  さて、ご質問いただきました調査ということでございますが、昨年度公立保育園、こども園において、子供の便の状態がよくないため、保護者に便の確認をお願いしたケースが25園中で18園でありまして、回数は60件ほどであったということでございます。  また、公立園で1日に出るおむつの量を試算させていただきました。これは、少ない園では約でございますが10kg程度、多い園では39kg程度で、全体では約640kgの廃棄量となるという結果でございました。実際に園で処理を行うに当たりましては、においの問題もあります。あるいは、大量の廃棄おむつを衛生的に管理するという点も考えなければなりませんので、今後も検討を続けてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 203: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 204: ◯村山繁生議員 全くやる気が感じられない答弁でしたけど、前回も申し上げましたけれども、本当に、家へ持ち帰って、便を確認する保護者ってほとんどいないんですよ、聞いてみると。何か異常があれば、そのときに報告してもらえば済むことです、わざわざ持ち帰らなくてもね。家でもするんですから、わかりますよ。  今は、新しい専用の回収ボックスがあって、においも漏れない、衛生上何も問題ない、そういった専用の回収ボックスがあります。そういったものを毎日、別に市が一括して、何日も置いておくとそれはだめですけれども、毎日回収すれば済むことです。  ちょっと、モニターへ資料を映してもらえますか。  これは、約2週間前の中日新聞の一面記事であります。岐阜市が、6月から持ち帰りをやめて、一括処分に切りかえた記事であります。岐阜市だけでなくて、岐阜県内にも広がっているとのことですし、広島市でも4月から同様にスタートしております。惜しかったですよ、これ、中日新聞の一面記事ですよ。これがもし四日市だったらね、こにゅうどうくんもええか知らんけど、本当に物すごいシティプロモーションになると思うんですよね。そう思うと、本当に残念な思いでありました。まだ遅すぎることはありません。いいことはやればいいんですし、資料、ありがとうございました。  四日市は四日市なりに独自で、もう一工夫してすばらしいものにすればいいと思うんですよ。課題はあると思いますよ。そういう気が起こらないですか。 205: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 206: ◯こども未来部長(川北高実君) 議員のほうからは、新聞記事をご紹介いただきました。岐阜市が今年度6月から公立園においておむつの持ち帰りをやめると、公費でまとめて処分する方式に変えた、あるいは広島市においても同様に今年度から公立園で公費の処分を始めたということのご紹介をいただきました。  現在、市内の保育園におけるおむつの持ち帰りの状況でございますが、公立保育園・公立こども園の25園は、先ほども申し上げましたが全ての園で自宅に持ち帰ってもらっています。一方で、私立の保育園でございますが、31園のうち21園が持ち帰り、10園が園での処理でありますが、実は昨年度から園での処理が4園増加しているというような状況でございます。このように園で処理している事例がふえていること、あるいは先ほど申し上げましたが、おむつを保護者が持ち帰る意義、あるいは管理面の課題などを整理する必要があるかと考えております。あわせて経費の面についても含めて検討してまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 207: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 208: ◯村山繁生議員 そもそも、この持ち帰りというのは、昔の布おむつの名残なんですね。今はそんなことではないんですから、もっとやっぱり考えてもらわないかんと思います。事実、今、紹介がありましたように、四日市の私立の保育園ではやっているわけです。そして、他都市でもこれだけどんどんふえていっているわけですよ。何も課題は課題でいろいろそういった先進事例を参考にして、一工夫も二工夫もしていけばいいじゃないですか。その方向性だけ、もう一度ちょっと本当に、今後、もう絶対にこれはやらないのか、もっと課題を克服すればできて、やっていこうとしているのか、そのへんだけちょっと、もう一遍お聞かせください。 209: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 210: ◯こども未来部長(川北高実君) 先ほども申し上げましたが、課題は課題としてございます。それと、今、議員のほうからもご発言ございましたが、全国的な傾向としてふえている傾向にあるということも把握しております。その中で、どのような課題があって、それが解決できるものなのかどうかということも含めて、しっかりと検討していきたいというふうに考えておるところでございます。 211: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 212: ◯村山繁生議員 しっかりと検討していただくということで、おっしゃっていただきましたので、何とか見直していただくということを信じて、私はもう、この件に関しましては、同じような質疑になってしまいますので、もうこの件に関しては、ここでの一般質問はするつもりはもうありません。そうでないと、軽救急車の村山から、今度はおむつの村山になってしまいますので、もう言いませんけれども、本当はこの6月定例月議会で、私もする気はなかったんですよ。だけれども、この新聞記事を見たら、ちょっといても立ってもいられなくって、もうどんどん先を越されていくじゃないかと思って、もっともっと検討を急いでほしい。そういった思いで今回やらせていただきました。  最近では、大人の紙おむつも含めて、紙おむつをリサイクルして新しい紙製品をつくる技術が開発されたと、多分ユニチャームという会社だと思うんですけれども、それを採用して、利益を上げている自治体もあるということも聞き及んでおりますので、そういったこともあわせて研究していただくことを要望しておきます。市長にはまとめて、後でまたお聞きしますけれども、ぜひとも本当におむつの持ち帰り制度の見直しをもっと強く前向きに検討していただくよう、重ねてお願いを申し上げまして、次の質問に入ります。  次に、子供医療費や不妊治療費の補助に対する所得制限に関しての質問であります。  今、子供医療費補助に対する年収の上限は622万円、不妊治療費に対する補助の上限は730万円です。私は、この上限の金額の意味が余り理解できません。このボーダーラインの近辺の方は、本当に複雑な思いでしょうし、ちょっとだけ超えている方は本当にやりきれないと思います。まさに、ゼロか100なんですね。特に、不妊治療で私が相談を受けた方は、本当にこの上限をちょっと超えた方なんですが、本当に子供が欲しくて、全額実費で治療をされておりますけれども、1回数十万円の負担は大変厳しくて、そう何回も受けられないということであります。年収が高いというのは、それだけの税金を払ってもらっているんですから、やっぱり市民サービスとして、これは平等に還元すべきだというふうに思いますが、まずその点はいかがですか。 213: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 214: ◯こども未来部長(川北高実君) 議員のほうからは、子供医療費の助成あるいは不妊治療費の助成、これに関する所得制限についてご質問いただきました。  子供医療費の助成は、疾病の早期発見と早期療養の促進、また保護者の経済的負担の軽減を目的に実施しておるものでございます。助成に当たりましては、所得制限を児童手当の基準としております。  具体的には、父または母の高いほうの所得が年間所得622万円、これを収入に置きかえると833万円程度となりまして、また、扶養人数が1人ふえるごとに38万円ずつ所得上限額が上昇いたします。  ちょっと例示をさせていただきますと、例えば3人家族で扶養人数が2人の場合、所得制限は698万円、これを収入に置きかえると917万円程度となるわけでございます。また、不妊治療のほうですが、不妊治療費の助成につきましては、体外受精や顕微授精といった特定不妊治療に対する助成及び人工授精などの一般不妊治療に対する助成を行っております。この治療費でございますが、治療の内容によりばらつきがありますが、例えば特定不妊治療である体外受精ですと、議員からもご紹介ございましたが、1回の治療で50万円を超える高額な治療費がかかる場合もございます。この不妊治療助成に関する所得制限でございますが、本市の場合は、三重県の特定不妊治療費助成の制度に合わせて、夫婦合算で所得730万円未満という上限を設定しております。この助成額でございますが、特定不妊治療の場合、所得400万円から730万円未満の方には、初めて治療する場合は、県から30万円、市からは治療に要した費用の2分の1で上限10万円まで、合わせて40万円を上限に助成されます。所得400万円未満の方の場合は、これも同様に初めて治療する場合でございますが、県からは30万円、市からは治療に要した費用のうちの上限で10万円までの合わせて40万円でございます。平成26年度には、助成率など市の助成部分の制度を見直し、現状はいずれも上限は10万円でございますが、400万円未満の方の助成率は100%、400万円から730万円未満の方の助成率は2分の1とするなど、低所得者への助成を厚くしておると、こういった経緯がございます。  答弁は以上でございます。 215: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 216: ◯村山繁生議員 今の制度の説明は詳しくやっていただきましたけど、私の質問はですね、今のその制度に対する、今の上限金額の設定、それからすると、これはやっぱり市民サービス、この平等に還元という観点からはどういうお考えですかと聞いたんですけど。 217: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 218: ◯こども未来部長(川北高実君) 先ほど、制度について説明をさせていただいたところでございます。所得制限ということでございますが、我々にとりましては、これまではどちらかというと低所得者の方の皆様に対する不妊治療のほうに焦点を当ててきたというところでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。 219: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 220: ◯村山繁生議員 いや、だから、平等に還元という形において、今のその金額が部長はこの金額でいいというふうに思っていらしたということですか。 221: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 222: ◯こども未来部長(川北高実君) 特に不妊治療の場合で申し上げますと、私どもといたしましても、不妊で悩まれている方といいますのは、基本的に所得には関係するものではないと、同じ悩みを持っているものであるというふうな思いでおるところでございます。その中で、私どものこれまでの優先順位としては、低所得者層の方をまずは手厚くしていくべきではないかという考えで、施策をとり行っていたというところでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。 223: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 224: ◯村山繁生議員 理解できないけど、低所得者に対して手厚いということは、それはわかりますよ。不妊治療の場合、730万円と740万円、この差、本当に厳しいと思いますよ。これが例えば、1500万円とか2000万円とか、そういう上限ならば私も理解できるんですよ、2000万円の人と1900万円の人とでは、そんなに家計に及ぼす影響はないと思いますが、この730万円と740万円の違い、これでゼロか100かということは、100ではないにしても、ゼロか受けられるかというほうに関しては、本当に厳しいと思いますよ。もう単刀直入にお尋ねいたしますけれども、この上限の制度は撤廃できないのでしょうか。それは、できないのなら、法的にできないのか、あるいはやろうと思えば自治体独自でやれるものなのか、そしてまた、撤廃がもしできないのなら、上限金額の変更ができないのかということでございますが、まずその辺のところをちょっとお答えください。 225: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 226: ◯こども未来部長(川北高実君) 議員のほうからは、不妊治療費の助成あるいは子供医療費も含めてというふうなことで考えておりますが、所得制限について撤廃はできないのかという質問をいただきました。まず、子供医療費でございますが、この所得制限を撤廃した場合には、対象者が1割程度増加することが見込まれておりますので、この分については、県補助金の対象にならないことから、市の財政負担が増すことになるというふうに考えています。また、特定不妊治療費助成でございますが、これ県が実施しておるわけでございますが、国により所得上限が定められておりますので、当市において所得制限は変更できるものではありません。ただ、市のほうで実施する特定不妊治療の上乗せ分や一般不妊治療分につきましては、まだ新総合計画を策定中でございますので、その中で十分に議論していきたいというふうに考えておるところでございます。 227: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 228: ◯村山繁生議員 ちょっと確認なんですけど、子供医療費の助成、これの所得制限の撤廃はできるけれども、できるのならそれだけの財政負担がかかるという意味でだけですか、法的にはできるということなんですね、撤廃は。 229: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 230: ◯こども未来部長(川北高実君) 子供医療費のことについてご質問いただきました。  子供医療費につきましては、法的という面で言えば可能でございますが、その分だけの四日市市の負担はふえるということになります。 231: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 232: ◯村山繁生議員 それから、不妊治療費の補助の場合は、特定不妊治療の場合はこれは国を通じての県が実施するものですからさわれないと、だけれども、一般不妊治療の場合は、これは市で手当てしているものだから、それの上限は変えられるという認識でよろしいですか。 233: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 234: ◯こども未来部長(川北高実君) 不妊治療の場合でございますが、一般不妊治療につきましては、市の制度がございますから市の所得制限と、特定不妊治療につきましては、県のほうで上限が定められております。市のほうでは、10万円という助成をしておりますので、上乗せ分というのは、市のほうをどうするかということがございますし、もう一つは、県で出しているものを、市が出すかどうかという議論もあろうかというふうには考えております。  以上でございます。 235: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 236: ◯村山繁生議員 じゃ、方向性として、その一般不妊治療費の場合、所得制限の変更もこれから検討をしていただくという方向性を持っているということでよろしいですか。 237: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 238: ◯こども未来部長(川北高実君) 先ほど申し上げましたように、新総合計画を策定している、今時期でございます。その中でいろんな角度からこれは検討する必要があろうかと思います。悩みを持たれる方につきましての助成がどのような形がいいのか、全体的な形の中で判断になろうかと思いますが、その中でしっかりと検討していきたいというふうに考えるところでございます。 239: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 240: ◯村山繁生議員 ありがとうございます。  それと、もう一つ、先ほどの子供医療費の補助に対する所得制限の上限の変更も考えていただくこということでよろしいですか。 241: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 242: ◯こども未来部長(川北高実君) 先ほど答弁させていただいたつもりではございましたが、申しわけございません。それにつきましても、同じような考えでございまして、新総合計画策定の中で検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 243: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 244: ◯村山繁生議員 私も、その新総合計画の特別委員会の委員にもなっておりますので、その中でも、しっかりと議論していきたいと思いますし、行政のほうもしっかりと前向きに考えていただきたいというふうに思います。  それでは最後に、市長のお考えをちょっとお尋ねいたします。  この後の項目の子育て関連の二つのテーマ、これはどちらも本当に少子化対策に当てはまるとも思いますね。市として何ができるのか、やっぱり、今、出ましたけれども、新総合計画のたたき台の第一目標にも記載されている、子育てするなら四日市、本気で本当に四日市に住んでもらって、本気で四日市で子育てをしたいんだというふうに思ってもらうようにするには、やっぱり思い切った策をとるべきではないかと思うのですが、市長の本気度をちょっとをお示しください。
    245: ◯副議長(中川雅晶議員) 森市長。 246: ◯市長(森 智広君) 村山議員に関しては、子育てするなら四日市ということで質問をいただきました。  これまでも本市は、子育てに力を入れていくということで、さまざまな施策を実現してきたところであります。そして、来年4月から始まる新総合計画の策定に、今、取りかかっているところでありますけれども、重点プロジェクトの一つとして、子育てするなら四日市+(プラス)ということで、子育てについても重点プロジェクトで引き続きやっていきたいと、こう思っております。  そういった中で、子供医療費や不妊治療費の所得制限の撤廃であるとか、そういった項目も次の一手として俎上にはもちろんのせていきます。ただ、財源の問題もありますので、さまざまな子育て施策の中で、何をこの10年間でやっていかなければならないのかというのを、この1年間をかけて議論をしていく中で、この二つについても、しっかりと議論としてさせていただきますので、よろしくお願いします。 247: ◯副議長(中川雅晶議員) 村山繁生議員。 248: ◯村山繁生議員 力強い宣言、ありがとうございます。  本当に子育てするなら四日市というアドバルーンを上げるだけでなくて、やっぱりその足元をしっかり固めて、やっていかなければならないと思いますので、しっかり検討していただくよう、重ねてお願い申し上げまして、私の質問終わります。ありがとうございました。 249: ◯副議長(中川雅晶議員) 暫時、休憩いたします。休憩時間は15分程度といたします。 250:                         午後1時43分休憩    ─────────────────────────── 251:                         午後1時57分再開 252: ◯副議長(中川雅晶議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  竹野兼主議員。 253: ◯竹野兼主議員 通告に従いまして、これからの人材育成と職場環境についてと、新しい防災教育センターをめざしての2点を質問させていただきます。  一般質問を行わせていただきますのは1年6カ月ぶりでございます。大変緊張しておりますので、理事者の温かいご答弁をぜひともお願いしたいと思っております。  最初に、まず、これからの人材育成と職場環境についてお尋ねしていきたいと思います。  当然ですが、これにつきましては四日市市役所をイメージしておりますので、聞いていただきたいと思います。  働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律、いわゆる働き方改革関連法が2019年4月1日より順次施行されておりますが、時間外労働の上限規制は人材不足で大変困っている企業や、学校などの時間外を確定しづらい労働環境では、法の遵守に苦労する姿が見えてきます。  本市は、平成10年より行財政改革に取り組んでおられます。平成10年9月に新・四日市市行財政改革大綱を策定して以来、2次にわたる実施計画を定めており、職員定数の削減、経費の削減を中心とした改革を進めてきております。  そして、平成16年度からは行政経営の視点から、政策プラン、財政プラン、行革プランを一体とした、行政経営戦略プランを策定し、経営改革に取り組んでこられました。  また一方で、国は、平成17年3月、地方公共団体に対して──これは四日市市のこの行財政改革をモデルにしたと聞いております──地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針を示し、行革の一層の推進を求められました。  本市はこの国の指針を受け、これまでの行政改革の積み重ねを踏まえて、平成17年度から5カ年計画の四日市市集中改革プランを策定し、行財政改革に取り組んでおられています。  本市においてこの形というのは、非常に二重になった改革ではないかなというふうに私は思っておって、今の人材不足につながっているのではないかと思っているところです。  これからの日本というのは慢性的に人手不足が予測される中、人材育成や労働環境の向上に努めなくてはならないと考えております。  働き方改革関連法で、非正規雇用の待遇改善や長時間労働の是正など、5項目が重点項目とされる中で、まだ先になるかもしれませんが、ハラスメント防止対策も含まれております。  最近では、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントの問題が多く取り沙汰されております。これらについては、本人の自覚が持てないままで事件となってしまっているのではないでしょうか。  そこでお尋ねいたします。  本市においては、パワハラ、セクハラを防ぐ方策をどのように実施されているのか、まず、お答えいただきたいと思います。 254: ◯副議長(中川雅晶議員) 内田総務部長。   〔総務部長(内田貴義君)登壇〕 255: ◯総務部長(内田貴義君) 議員からは、本市のハラスメント対策についてご質問をいただきました。  職場におけるハラスメントは、職員個人としての尊厳を不当に傷つける、社会的に許されない行為であるとともに、職員の能力の有効な発揮を妨げ、また、職場秩序や業務の遂行を阻害し、市の社会的評価にも影響を与える問題と、このように捉えてございます。  本市におきましては、平成11年に施行の改正男女雇用機会均等法で、事業主の配慮義務が定められたことを契機といたしまして、平成14年には、四日市市職員のセクシュアル・ハラスメントの防止に関する要綱を定め、就業環境の整備に取り組んでまいりました。  そうした中、昨今、さまざまなハラスメントが問題となっていることを踏まえ、今年度からはセクシュアルハラスメントだけではなく、それ以外の、妊娠、出産、育児、または介護等の制度利用に関するハラスメントや、パワーハラスメントなども含んだハラスメントを対象として、その防止について明確にするため要綱を改正したところでございます。  この要綱の運用に当たりましては、相談しやすい環境づくりをすることや、職員のハラスメントに対する意識改革を促すために、相談体制でありますとか研修の充実を図っているところでございます。  具体的に申しますと、相談体制につきましては、窓口を人事課に置きまして、相談者のプライバシーに十分配慮しながら必要な調査を行うとともに、法的な判断が必要な場合には、法務専門監や法令遵守推進監とも相談をしながら、適切に対応することとしてございます。  また、職員向けの研修につきましては、採用時や昇格時に当たります新規採用職員、あるいは新任係長級、新任課長補佐級、新任課長級の研修において、公務員倫理研修を実施いたしまして、そこでは、公務員によるハラスメントなどの不祥事案とその懲戒処分の事例を紹介しながら、法令遵守について改めて徹底するように注意喚起を行っている、こういったところでございます。  特に新所属長を対象とした研修におきましては、ハラスメントの理解を深め、予防法や対処法を身につけることで、職員のモチベーション低下やメンタルダウンを防ぎ、働きやすい職場環境を構築する、こういったことを目的としまして、ハラスメント防止研修を実施しておるところでございます。  また、既に管理職になっている職員に対しても、改めて周知、徹底を図るため、今年度に入りましては、特別研修として、全ての部長、所属長を対象にハラスメント防止研修を行ったところでございます。  一方、国におきましては、本年5月にパワーハラスメント防止対策の法制化や、セクシュアルハラスメント等の防止対策の強化が行われたところでございまして、ハラスメント防止策の具体的な内容につきましては、今後、厚生労働省が作成する指針にまとめられると、こういったことになってございます。  本市としましても、その指針に基づき、今までは要綱により取り組んできた内容と十分比較検討をする中で、さらなる環境改善を図り、ハラスメントのない働きやすい職場環境の整備に向けて努めてまいりたいと、このように考えてございます。  以上です。 256: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 257: ◯竹野兼主議員 今、説明をいただきました。  さまざまな要綱を定めていて、いろいろな採用をされているとご答弁いただいたところです。  また、管理職研修などで新任の管理職になった場合、所属長になった場合の研修もしっかりとやっているというふうにはお伺いをさせていただきました。  そしてこの5月には、パワハラの部分のところで国のほうも防止対策の強化に努める、その指針を待ってというご答弁をいただいたところですが、本当にそれで十分なのかなというのが私の思いです。  職員の皆さんはさまざまな、市民対応であるとか、議会対応であるとかをしっかりと行っていかなければならないというふうに今の環境はあります。議員である私も、気づかないうちに職員にパワハラとかセクハラをしているのかもしれないなと、とても自分自身、いつも心配しているところであります。  少し話は変わりますけど、市長の暴言問題で辞任され再選された明石市の事案を皆さんは記憶されていると思います。明石市では、市長肝いりで、弁護士の任期付職員を採用して、自治体運営に当たっておられます。私は産業生活常任委員会におきまして、犯罪被害者支援についての行政視察を行わせていただきました。前の議長席に座られている中川議員も一緒に行かせていただきました。この弁護士職員の有効活用に少し目をやったということを、少し報告させていただきたいと思います。  日本中にはクレーマーと呼ばれる人たちがどこの自治体にも同様に存在していて、クレーマー対策などでその対応に苦労されているというのはどこにでもあると思っています。市民のクレームを聞くことは、当然、自治体としては重要であり、必要でありますが、度を超えたクレームについては、本来の職員業務に支障を来すことになります。  明石市におきましては、職員として採用した弁護士の法律家としてのスキルを生かして、法的根拠を論理的に示すことで、クレーム事案に対してスムーズな解決につなげることができたということを報告を受けて、それが強く私自身、印象に残っております。  法の力がとても有効であるということ、改めてそのときに認識をしましたが、簡単に四日市市で弁護士をたくさん職員として採用するというわけにはいかないと思っております。ただ、法的根拠になる条例を定めるということで、さまざまな問題を解決することができるのではないかと私は思っています。  これは一つの事例ですが、兵庫県西宮市において、西宮市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例が昨年の10月1日に施行されました。  条例の中身ですが、要望などの記録や不当要求行為に対する措置、内部公益通報に関する制度について定めることにより、職員の公正な職務の執行を確保して、もって市民に信頼される市政を確立することを目的としております。  条例については、執行機関などは、職員の公正な職務執行の推進を図るため、体制の整備など必要な措置を講じなければならないこと、職員は法令などを遵守するとともに、市民全体の奉仕者であることを自覚して、公共の利益のために公正な態度で職務を執行しなければならないなど、執行機関などと職員の責務を定めているほか、不当要求行為などの定義を定めているところです。  また、口頭による要望などを記録すること及び必要な場合は要望などの内容を録音することができること、不当要求行為があったと認めるときは、書面による警告や捜査機関への告発など、不当要求行為を中止させるために必要な措置を講ずるとしている内容です。不当要求行為かどうかを判断できない要望などへの対応や、不当要求行為を中止させるために必要な措置について諮問する西宮市公正職務審査会についても定められているところです。  このような条例は、職員の労働環境の改善向上に必要ではないかと私は考えておりますが、理事者についてのご所見、ご答弁をお願いしたいと思います。 258: ◯副議長(中川雅晶議員) 内田総務部長。 259: ◯総務部長(内田貴義君) 議員からは、職員の労働環境の改善向上についてご質問をいただきました。  職員が公正に職務を執行していくことは、市役所が市民からの信頼を確保していくためには不可欠でございまして、そのためにも、職員が公正に職務を執行できる環境を整備することは大変重要であると、このように認識してございます。  本市では、職員が法令、倫理を遵守する意識を持ち、安心して仕事ができる環境づくりを進めること等を目的といたしまして、平成15年に四日市市法令遵守委員会設置要綱を制定いたしまして、四日市市法令遵守委員会を設置してございます。  この委員会では、不当要求への対応、暴力行為等の発生予防や追放のための対策、情報交換等に関することについて、調査、協議等を行うものでございまして、委員長は私、総務部長が、副委員長は法令遵守推進監が務めてございます。  法令遵守委員会では、不当行為等対策マニュアル、あるいは、暴力行為等対策マニュアルを作成してございまして、庁内掲示板に掲載して、職員が誰でもいつでも、すぐに確認できるようにしてございます。  また、毎年、管理職を対象といたしました、適正な事務事業推進のための所属長研修を実施する際には、これらのマニュアルの周知など、不当要求に対する対応につきまして再確認する場を設けている、こういったところでございます。  具体的な事案の対応等につきましては、同委員会の幹事会におきまして、幹事会会長である法令遵守推進監を中心として、総務、人事等の市長部局に加え、市立四日市病院、消防本部、上下水道局、教育委員会、議会事務局の関係課長が幹事として、発生した不当要求事案等に関する情報の共有と事後措置等についての協議など、そういった対応に当たることとしてございます。  議員からご紹介いただきました西宮市の条例につきましては、議員発議によるものと伺ってございますけれども、口頭による要望の記録や書面による警告といった、具体的な内容が条例で規定されておりまして、本市の取り組みに比べますとより進んだ内容になっておると、このような認識でございます。  また、岐阜市においても同様の趣旨の条例が制定されており、県内では、亀山市において条例制定の議案が上程されているところでありまして、不当要求をリスクと捉え、その対策を講じる動きが出てきておると、このような認識でございます。  本市としましては、そういった先進地の取り組み状況を十分研究させていただき、不当要求への対応、暴力行為等の発生予防等、組織として毅然とした態度で対処して、不正への働きかけに応じることなく、公正な職務の執行を確保できるようこれまで以上に取り組んでまいりたいと、このように考えてございます。  以上です。 260: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 261: ◯竹野兼主議員 ご答弁ありがとうございました。  法令遵守の委員会も、こちらに設置をされているというその状況、環境は整っているのかなと。あくまで、答弁いただくのは要綱という、この要綱は当然必要だとは思いますが、その要綱での権限というのは非常に弱いものではないかなというふうに私は思います。この条例をしっかりと制定することこそが、職員の環境を守れる形になるのではないかなというふうに実は思っています。  特に、この録音というような部分のところについても、要綱のところで、録音させてもらってよろしいですかなんて話をしたら、本来、自分が思っている話のところを、例えば、録音してもいいかということのスタートのところから話の内容は大きく変わって、中身が少し、抑止力としてはなるかもしれませんが、実際にその抑止力の部分だけで本当にいいのかなという思いがあります。実際に条例の中で、全て録音してもいいんだというような状況の環境がつくれれば、それが本来の法律にひっかかるものであれば、きちっとした対応をしていく、そんな状況がこの四日市には必要ではないかなと思っています。  先週の金曜日の中日新聞にも、岐阜市の職員がセクハラで処分された記事が掲載されておりました。職員同士のセクハラではなくて、窓口業務を行う委託業者の派遣社員が被害に遭ったというふうに聞いています。  正職員が非正規職員にセクハラをするという、立場の強いものが弱いものに行う典型的なパワハラを感じさせるセクハラだったのではないかと思いました。  このような事態を、四日市が引き起こしてから条例を制定するのでは遅い、私はそんなふうに思っています。ぜひとも、この防止のための条例を考え、ぜひ前向きに進めていきたいというふうに思っておりますが、それについて、もしご意見、ご回答いただけたらお願いしたいと思いますが。 262: ◯副議長(中川雅晶議員) 内田総務部長。 263: ◯総務部長(内田貴義君) 現時点では、先進自治体の取り組みを調査、研究しておる、そういった段階でございまして、その中では、市民からの提言、あるいは要望が市に届きにくくなるのではないかという、こういった不安の声も聞かれております。あるいは、組織内の運用体制の強化でありますとか、専門家による第三者機関の設置といったことも十分検討していく必要もあると、このように考えてございまして、そういったことも踏まえ、本市としては、どういう形にしていけばより実効性のある、また、恒久的な運用につなげられるのか、こういったこともさまざまな観点から検討した後に判断してまいりたいと、このように思っております。 264: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 265: ◯竹野兼主議員 よく意味はわかります。でも、ぜひとも強い要望という形で検討をお願いしておきたいと思います。  もう一点、本市は中核市移行を目指しておりますが、中核市になれば、さらに人材育成に努めなければならないと考えます。そこでお尋ねしたいと思いますが、本市に、自己啓発休業制度を進める考えはないでしょうか。  この自己啓発休業制度は、平成19年に地方公務員法の改正で、各自治体が条例で定めることにより導入できる制度であります。既に条例化している自治体もあり、この制度を利用して、大学院での修学や海外留学などが行われております。この制度は、本人の修学や向上心を支えるとともに、自治体の人材育成にとって大きな役割を果たすと考えますが、理事者のご所見をお尋ねいたします。 266: ◯副議長(中川雅晶議員) 内田総務部長。 267: ◯総務部長(内田貴義君) 議員からは、自己啓発等休業についてのご質問をいただきました。  自己啓発等休業とは、多様化する社会状況に対応できるよう、職員の自発性や自主性を生かした能力開発や、国際協力の機会を提供するための休業制度でございます。  公務の運営に支障はなく、かつ、希望する職員の公務に関する能力の向上に資すると、こういったことが認められるときに、職務を離れて、職員の身分を保有したまま職務に従事せず、自己啓発のための活動を行うことを認めることができる制度でございまして、活動の対象につきましては、学校教育法に規定する大学、当該大学の専攻科、大学院、または国外での大学でこれらに相当する大学における修学や、独立行政法人国際協力機構が派遣する地域における国際貢献活動等となってございまして、また、この休業は3年を超えない範囲内で認めることができる無給の休業制度でございます。  平成19年より、地方公務員法第26条の5により任命権者が定めることができる制度として誕生しましたけれども、浜松市とか名古屋市など、制度導入している自治体もございますけれども、三重県を初め近隣自治体において導入されているところはまだまだ少ない状況でございます。  しかしながら、今後、人材育成は本市にとってもますます重要になるとの認識でございまして、既に制度を導入している先進地の調査、研究を進めて、実際取得した職員の復帰後の職務の状況、あるいは、導入の効果などを十分見きわめつつ、制度導入に向けて検討してまいりたいと、このように考えてございます。 268: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 269: ◯竹野兼主議員 ありがとうございます。  これ、一つの事例ですけど、浜松市は3年以内ということですので、浜松市の職員さんが、弁護士の資格を大学院に行って取られた。そして、その取られた方が改めて2年後に市役所に戻って来られた。先ほど、明石市の話をさせていただきましたけど、その法律家としてのスキルを持った職員がそこのところに育成されたという実際の話でもあります。この状況を考えると、ぜひともこの条例を制定していく必要があるのではないかなというのを、改めて行政に対して提言をしたいなと思っております。  市長の所信表明の中にも、名古屋大都市圏において30万人以上の都市が8市あり、中京エリアの西のエンジンとして圏域の発展の一翼を担っていく必要があると表明されておられます。いろんなところで、このお話はされております。  この発展の一翼を担うためにも、人材育成は最重要課題であると私は思っています。名古屋市や豊田市などの自治体、また浜松市では、この条例は既に公布されていると先ほども部長からお話しいただきましたけど、こういう制度がある。どの自治体に職を求めるかは個人の自由ですが、地方自治体に対しての職員になっていく場合、どこの場所、どの自治体を探すのかというのは個人の判断になるとは思いますが、自己啓発休業制度のあるかないかということについては、就職の判断材料になるというふうにも考えられます。先ほどお話しいただいた、ぜひともまだ県内のどこにもない、本市として県内最初の条例制定の実現をお願いしまして、最初の質問を終わりたいと思います。  続きまして、次に、新しい防災教育センターをめざしてという項目で質問を行います。  ことしは伊勢湾台風の発生60年目を迎える年であり、多くの犠牲者を出した自治体に当時の状況データを求めるマスコミも少なくないと伺っております。  伊勢湾台風は、昭和の三大台風に挙げられております。その中でも最悪の被害をもたらして、犠牲者を3000人以上出した台風として1995年1月17日に兵庫県南部地震──阪神・淡路大震災ですが──が発生するまで、自然災害では最多のものであったというふうに言われております。  また、ほぼ全国に及んだ経済的被害は莫大なもので、阪神・淡路大震災の数倍、関東大震災に匹敵して、東日本大震災との比較対象に達するものであるというふうなことです。  人的、経済的被害の規模の大きさは、歴史上、最大級の自然災害の一つでありました。この伊勢湾台風によって、国の災害対策基本法が教訓として成立したというのも、ぜひ皆さんには知っておいていただきたいと思います。  60年前、楠町は一人の死者も出さないという奇跡の町と言われておりました。同じように、伊勢湾沿岸地域の富田、富洲原地区では、この伊勢湾台風の高潮によって多くの死者の方が出ました。  この富田、富洲原地区と同じ伊勢湾の沿岸地域でありながら、奇跡の町と、それから死者が多く出た町は、何が違っていたのかと。
     実は、昨年、議長として富田、富洲原地区の伊勢湾台風で被災され、お亡くなりになりました市民の方々の慰霊祭に出席させていただいたときのことです。遺族の方から当時のお話を伺うことができました。それによると、夕食の用意を始める午後4時ごろに、台風接近による警戒、避難が必要だというふうに伝えられたと。このときは、まだまだ天気はそんなに悪くなっている状況じゃなかったということらしかったです。一方、楠町では、最初ちょっとこの原稿を書かせてもらったときと少し違っているんですが、実は10年前に、三重県の、平成22年3月伊勢湾台風と迫り来る巨大台風に備えるというような資料がありました。この資料を見せていただくと、その当時、助役であった中川薫さんという方が、今回のその台風、伊勢湾台風の大きさを予測された、そして、早い時期に、前日から、議長、副議長、それから消防団の団長、その当時は消防職員というのは楠町にはいなかったので、そういう災害の対策、それと、女性の婦人会の会長さんなどが地域で集まっていろんな議論というか、こういう説明をされたそうです。その説明によって早くに、避難するべきなんではないかというようなことを当時語っている資料であります。  この資料を見ていくと、個人的なスキルというのが非常に大きかったと、自分の自宅に気圧計そのものを持っていて、今回の930ミリバール──そのときはミリバールだったと思うんです、現在はヘクトパスカルですが──という、そういうこれまでにない台風の状況を予測されて、早くに避難をするべきというようなことを提案されたと。その早さが、この大きな死者を出した、被害をもたらした、それが被害を生んだ差というふうには言えるのではないかなと私は思っています。  災害につながる台風情報などのスピード感を持った情報伝達の重要性を、改めて行政と市民が認識されて、その発信を誰もが共有して災害に対応できるよう、さらなる努力を続けていかなければならないというふうに思っています。  ただ、防災情報がスムーズに伝わったとしても適切に避難行動や活動が行われなければ、せっかくの情報が無駄になってしまいます。学校教育の中の防災教育を受けた子供たちや、市民を対象とした防災大学など、受講された意識の高い方々を除いて、一般の市民の皆さんはどのように自然災害に対する防災意識を持っていただけるのでしょうか。市内各地域で単位自治会による防災訓練が実施されておりますが、まだまだ一部の市民の参加にとどまっているのではないでしょうか。  より多くの市民の皆さんに、防災に関する興味を持ってもらうための一つのツールとして、防災教育センターの有効利用が必要であると思いますが、この防災教育センターの現在の運営について、理事者のご答弁をお願いしたいと思います。 270: ◯副議長(中川雅晶議員) 坂倉消防長。   〔消防長(坂倉啓史君)登壇〕 271: ◯消防長(坂倉啓史君) 竹野議員から、現在の防災教育センターの運営状況についてご質問をいただきました。  現在の防災教育センターは、防災に関する知識の普及や防災意識の高揚を図ることを目的として、平成9年4月に北消防署の改築にあわせまして、消防署に併設して建設をいたしました。  現在では、北消防署の副所長がこの防災教育センターの所長を兼ねまして、あと3名の消防職員のOBを嘱託職員として配置をしております。そして、来館者の対応のほか、地域の民生委員さんのご協力も得まして、ひとり暮らしの高齢者宅を訪問して、家庭内の危険な箇所や地震が発生した場合の家具の固定などの指導、また、住宅用火災警報器の設置や点検などを実施しております。  さて、この防災教育センターの施設の概要でございますが、1階は防災展示室といたしまして、火災における煙からの避難体験、それから、模擬の消火器を活用した消火体験、119番通報体験など、実際に体験ができるコーナーと、ビル火災の模型や津波避難マップ、非常持ち出し品などの展示コーナーとなっております。また、東日本大震災以降は、震災関係の視聴覚教材の整備を行うとともに、平成26年度には、防火、防災、そして、応急手当てに関するDVDが視聴できるセミナールームも設置するなどのリニューアルもいたしました。  また、2階は防災センターとしてのホールとなっておりまして、視聴覚設備を利用した防火、防災に関する映像の視聴や講演会、地区の会議のほか、外国人向けの防火防災研修にも利用しており、加えまして、大規模災害が発生した場合におけます地域の緊急避難所としての機能も兼ね備えております。  この利用の状況でございますが、平成30年度は約2500名の方が1階の防災展示室を利用していただいております。  また、ソフト面での対応といたしまして、平成30年1月には、阪神・淡路大震災や東日本大震災をテーマとした地震防災パネル展を開催するとともに、東日本大震災で被災した宮城県石巻市出身──本市の学生消防団員でございますが──の消防団員による防災講演や、ボランティアとして東日本大震災の被災地へ赴いて活動した中高生の体験発表、このようなことも行いました。  さらに大雨や台風の時期には、過去の豪雨災害や伊勢湾台風などの風水害パネル展などを開催いたしまして、市民の皆さんに対して災害の備えや避難などについて啓発を行っております。  その他の取り組みといたしましては、夏休みでございますが、小学生を対象に市内の防災施設をマイクロバスでめぐるとともに、放水体験などを行う防災ツアーを開催するなどの取り組みも行っております。  以上が、防災教育センターの運営状況でございます。 272: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 273: ◯竹野兼主議員 ご答弁ありがとうございます。  現在の防災教育センター、ちょっと私、行かせてもらって、写真を撮らせてもらいました。スクリーンに写真を映していただきたいと思います。  これは、現在富田にある防災教育センター、これ入り口になっています。この、今、指しているところの部分のところは北消防署の入り口であって、こちらが防災教育センターで、南側のところに、入り口のところにあるマネキンが所長に言わせると私よりもいい制服を着ているんですよとかという説明を受けました。  続けて写真をかえていってください。  こういうDVDの用意がされております。先ほど消防長がお話しいただいたと。  写真をどんどん進めていってください。  パネル展というのもあります。  写真を進めてください。  これね、阪神大震災という形でこのパネル展が行われています。  写真を進めてください。  ここのところについては、会議室という形で1階でいろんな地域の住民の方たちとも意見交換会をするんだという説明を受けました。  写真を進めてください。  ここ、119番のかけ方を知っていこう。  写真をもう一つ進めてください。  これ、びっくりしますが、こんな公衆電話ってどこにあるんでしょうね。119番のかけ方は知っておくのは必要だと思いますが、この公衆電話を探していたら119番、おくれてしまうなと。いかにも古いなということを感じると思います。  写真を続けて進めてください。  ここ、ビルの防災設備、ビルの火災という説明があります。  続いて写真をお願いします。  これ、煙の怖さを知っておこうという避難体験でここにINと書いてあります。ちょっと写真、うまく撮れていませんが、中に入っていただいてこちらに出てくるというところです。  写真を進めてください。  これは水消火器、消火器を実際に使って出すというのはなかなかできないんですが、地域の消防団の皆さんたちとその地域の防災組織の方は、実際に市民の方と一緒にこの水消火器を使って水で消す訓練をされています。  写真をお願いします。  地震はどうして起きるのというパネルがありまして。  写真を進めてください。  これは、もし津波が来た場合の浸水の区域の地図がこちらに用意されております。  2階もあるということで、2階はちょっとそこのところに行かなかったので、ちょっと写真はこれで終わりですが、平成9年に建設されて22年が経過しています。平成24年11月の定例月議会で、前期をもって引退されました中森議員が代表質問という形で、市長選の後に代表質問をされたと、その中でこの展示物の老朽化を指摘されています。再整備と防災教育センターの活用方法について質問されておるわけですけど、写真を見ていただいたらわかると思いますが、時代おくれというのを感じるのは私だけではないと思います。  防災教育センターと名前は立派ではありますが、四日市北消防署の一部に設置されておる。面積がやっぱり非常に少ないんではないかなというふうに感じました。  平成29年、平成30年に荒木議員、そして伊藤嗣也議員が同じような形で防災教育センターの部分を質疑されておるわけですけど、なかなかいい答弁はもらえてなかったと思いますが、こういう新しい設備を考えた、新たな防災教育センターの建設を視野に入れていかなければならないのではないかなと私は思っております。それについての理事者の答弁を求めたいと思います。  また、その平成24年には中森さんが、地震体験車の購入を提案されています。現在は、三重県から体験車をイベントなどでリースとして借りてきていると伺っていますが、そのときに購入はその後検討されていないのでしょうか、あわせて答弁をいただきたいと思います。 274: ◯副議長(中川雅晶議員) 坂倉消防長。 275: ◯消防長(坂倉啓史君) まず、新しい防災教育センターというか、防災教育センターを今後どうしていこうかということでございますが、確かに議員からご指摘がございましたように、平成9年4月に設置したものでございまして、当時、先ほどご紹介いただきましたけれども、火災予防に重点を置いた体験コーナーや展示物を整備してきたと、そういった経緯もございます。  しかし、近年さまざまな災害の発生から、火災に加えまして、地震や風水害についての啓発の重要性が高まってきており、その観点も踏まえた運営も行ってきたところではございますが、いかんせん、やっぱり設置から22年が経過しているということから、施設や設備の老朽化、再整備が必要であると、そのようなことも考えております。  このようなことでございまして、今後の防災教育センターの整備につきましては、新総合計画の策定におきまして、私どもとしては現在の施設のリニューアルや新しい展示品などの整備の充実について、新総合計画の策定の中で十分に議論してまいりたいと考えております。  次に、地震体験車の導入の検討の状況でございます。  南海トラフ地震が発生が危惧される中でございまして、市民の防災力向上には市民みずからが体験、実感できる防災啓発が効果的であるといったことで、この地震体験車につきましては、地震による揺れの怖さを体験して、災害を身近に感じることができる有効な資機材、そのように私どもも思っております。  先ほど議員からもご紹介がありましたが、現在は三重県が3台、これを保有しておりまして、本市の防災訓練や消防広場などでは、三重県から地震体験車を派遣していただいて活用しているというのが現状でございます。  そこで、これまでの検討でございますれども、地震体験車の導入については、本市が独自で導入した場合は、それをどのように運営をしていくのか、それから、どう維持管理をしていくのかなどといった課題もありまして、現時点では導入に至っておりませんけれども、この地震体験車の導入につきましても引き続き検討してまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 276: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 277: ◯竹野兼主議員 ありがとうございます。  消防本部のほうでの考え方というのは、これ以上なかなか答えられないんだろうなとは思っています。  自分は現在37年目の消防団員であります。消防団というと、結構年に1回視察研修という形でお邪魔させていただくところがいろんなところがあります。例えば名古屋市なんかでは、伊勢湾台風がやっぱり死者が多く出たことがあって、高潮対策の部分のところで体験ができるそういう施設があったり、豊田市──先ほど市長が言われた名古屋圏の8市の中の一つに入ると思いますけど──では防災学習センターという名前の施設があって、一つの建物となっております。そこのところに駐車場は50台までとめられるというような大がかりな部分でありますが、それだけの人口とそれだけの設備がある、防災に対してしっかりとした対応をされているのではないかなというふうには思っています。  それがあることによって何に効果があるかというと、先ほども消防長からお話しいただいた部分のところについては、要するに、市内が基本になっているのではないかな、こういう施設ができれば、県内外からいろんな形で参加をしていただけることができるんではないかなというふうに、実は私は思っています。それによって、観光のスポット、観光にプラスアルファができれば、県内外から市のほうに来訪していただいている方がたくさんいるんではないかなと思っています。そういう意味合いで、そういうことについて、私はぜひともそういう新しいものをつくるべきじゃないかと思うんですけど、理事者のご所見をお尋ねしたいと思います。 278: ◯副議長(中川雅晶議員) 坂倉消防長。 279: ◯消防長(坂倉啓史君) 繰り返しになるということもございますけれども、最新の設備を備えた防災教育センターというのは、確かに本当にいろんな面で効果があるということは私どもも考えてはおります。ただ、一方、今回、私ども、今消防署の横につくってあるということも、一つ、いわゆる来ていただいた人、子供たちが消防車を見ていただいたり、消防署の仕事を知ってもらったりと、そういった効果もあるのかなと、そのようには考えております。  防災教育センターにつきましては、そういったことも含めて、やっぱり今現在のところでいろんな魅力、そして、市民の人たちがしっかりと来ていただけるような防災教育センターになるような形で、新総合計画では議論してまいりたいと考えておりますが、先ほど議員の質問にもございましたけれども、防災教育センターも一つのいわゆるツールでございまして、その有効利用を行うとともに、引き続き、小中学校への防火、防災教室や自治会での訓練指導、そして、そういった面も含めて危機管理室や教育委員会などの関係部局と連携して、あらゆる機会を捉えて、市民の防災力向上に向けての啓発活動に努めてまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 280: ◯副議長(中川雅晶議員) 竹野兼主議員。 281: ◯竹野兼主議員 先ほども言いました。新総合計画という形になれば、平成24年から検討してきたという部分のところからすると、新しい四日市市の環境は大きく変わっていると思います。財政的にも、そして、防災に対する考え方も大きく変わっている。そんな中で、図書館の建設とかいう部分のところで、もし市役所隣の敷地内に図書館ができれば複合施設というような意見も提案されておりました。そういう意味合いを考えると、今後、新総合計画の中に、今までの部分のところだけではなくて、大きな視点でこの30万人都市、四日市市にふさわしい防災教育センターの併設を、ぜひとも検討していただきたいということを強くお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 282: ◯副議長(中川雅晶議員) 暫時、休憩いたします。休憩時間は15分程度といたします。 283:                         午後2時42分休憩    ─────────────────────────── 284:                         午後2時56分再開 285: ◯副議長(中川雅晶議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  伊藤昌志議員。 286: ◯伊藤昌志議員 皆さん、こんにちは。  市民eyesの伊藤昌志です。どうぞよろしくお願いいたします。  4月の選挙におきまして、市民の皆様の負託を受け、この場に立たせていただいております。多くの諸先輩方、また、議員の本当に長きにわたりご活躍の先生方、きょうはどうぞよろしくお願いいたします。  私、この四日市に生まれ育って49年です。父も母もごくごく普通の、いつもにこにこの優しい母と子育てに一生懸命だった父のもとで育った普通の一市民でございます。  このたび、この場に立たせていただきまして、市民の皆様にお一人でも多く政治を知っていただいて、その一助となれるように頑張っていきたいと思います。  まず初めに、議会改革の進んでいる四日市市議会では、市政のほうも、四日市市市民自治基本条例というのがございます。第4章、市議会の役割の中に、第14条、市議会は、市民との情報の共有を推進するため、市議会が保有する情報を公開するとともに、本会議、委員会等の会議の公開その他積極的な情報提供の手段を用いて開かれた議会運営を行うよう努めるものとしますとなっておりまして、これを酌んで、私はできるだけ市民目線でわかりやすい質問、市民感覚の表現をしたいと思っております。よろしくお願いします。  また、市の執行機関の役割の中にも、第8条、市の執行機関は、市民等に対して、行政運営の内容を明確かつ平易に説明するよう努めるものとしますとなっております。ぜひこの議会答弁におきましても、市民の皆様にわかりやすいお話となりますように、どうかよろしくお願いいたします。一日一生、本日が人生全ての1日だと思って頑張らせていただきます。  まず初めに、31万人元気都市実現に向けてということで、市長が力強くやっていただいております。ありがとうございます。子育て支援策についてお伺いします。  子供医療費窓口負担が無料化となりました。未就学児、小学校に入るまでの子供たち、無料で立てかえなく病院で治療が受けれるようになりました。平成30年度が最初なんですけれども、初年度の実績、その施行前との比較、分析結果の確認をお教えください。 287: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。   〔こども未来部長(川北高実君)登壇〕 288: ◯こども未来部長(川北高実君) 議員のほうからは、子供医療費窓口負担無料化ということで、初年度の実績につきましてご質問をいただきました。  子供医療費の窓口負担無料化につきましては、平成30年4月診療分から、未就学児を対象として市内の医療機関において実施をしております。  未就学児の助成件数と医療費の実績でございますが、平成30年度1年間の実績で、延べ助成件数26万7893件、医療費のほうは4億3118万698円となっております。  インフルエンザなどの流行性疾病の影響もございますので単純な比較はできませんが、前年度に比べまして、件数のほうで6.2%の増、医療費のほうで12.6%の増となっております。  答弁は以上でございます。 289: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 290: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  当初、3割増ぐらいを見込んでいたと思うんですけれども、1割程度上がって、全体では余り変わらなかったというふうな認識でよろしかったでしょうか。それもあわせてお答えいただきたいのと、ここでの窓口負担ゼロというのはコンビニ化の問題がございます。このコンビニ化のメリット、デメリットもあわせてお答えください。 291: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 292: ◯こども未来部長(川北高実君) 子供医療費の窓口負担無料化の実績でございますが、先ほども未就学児のデータをお示しさせていただいたところでございます。小学生、中学生につきましては、先ほども申し上げましたように、流行性疾病の影響もございますのでなかなか比較ができないところではございますが、多少少し減少しているというところでございました。  窓口負担無料化のメリット、デメリットでございますが、本市の子供医療費の窓口負担無料化につきましては、疾病の早期発見、早期療養の促進、経済的な負担の軽減や利便性の向上に資するものであると、メリットのほうは考えておるところでございます。  一方、デメリットのほうでございますが、医療機関を受診しやすくなったことから、先ほど議員のほうからも言葉が出てまいりましたが、いわゆるコンビニ受診といった不要不急の受診が懸念されるところでございます。適正受診につきましては、窓口負担無料化のポスターなどで啓発を行ってきたところでございます。今後もこのようなことをしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 293: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 294: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  予算的にはふえなかったということで認識いたしました。メリット、デメリットについて、ありがとうございます。  スクリーンに資料をお願いします。
     子供医療費窓口負担無料化は、ポスターでも啓発されてご案内されております。その中で、下のほうに、適正な受診にご協力くださいということで、既に各担当の皆さんから、窓口負担無料化を将来にわたって継続するために、同じ病気で幾つもの医療機関にかかるはしご受診や重複受診や、急病などやむを得ない場合以外で夜間休日に受診するコンビニ受診は避けましょうとしていただいております。これにつきましては、予算的な問題が一つ、そしてもう一つは、重篤な患者さんがいるときに優先的に大変な医療を受けなきゃいけない方が受けられないというようなことを防ぐという、この2点があるかと思います。  こちらでこのお答え、これでお受けさせていただきまして、一つ申し上げますと。  資料、ありがとうございます。  今、二つ書いてございました予算の問題と、もう一つは、気軽に受けたりして重篤な患者さんが優先的に受けられなかったりとかいうことを防ぐ、この二つが話で出ていると思うんですけれども、もう一つ一番大きな問題としましては、医療をたくさん受けるということを単純に考えると、薬を毎日飲んでいるということがいいか悪いかというと、感じられると思うんですが薬にはやはり主作用、副作用があって、副作用の部分もございますので、過剰な薬の服用のデメリットなどを、行政の専門である保健師さんからきちっと伝えていただくということが重要かと思われます。  わかりやすいところでもう一つ、子宮頸がんワクチンのメリット、デメリットについてお聞きしたいと思います。  これをわかりやすく伝えようということで提案するんですけれども、子宮頸がんワクチンの接種率、接種者数について、近年の経緯を含めてお教えください。 295: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 296: ◯こども未来部長(川北高実君) 子宮頸がんワクチンの接種についてご質問いただきました。  本市では、平成23年2月より三重県が実施します子宮頸がん等ワクチン緊急促進事業を受託しておりまして、対象となった中学1年生から高校1年生に相当する年齢の女性の方に対しまして、個人通知による子宮頸がんワクチンの接種勧奨を行い、さらに、平成25年4月には予防接種法が改正され、子宮頸がんワクチンは定期予防接種となりました。  しかしながら、平成25年6月14日にはワクチンとの因果関係を否定することができない重篤な副反応の報告があったことから、厚生労働省から定期接種として位置づけのまま、積極的な勧奨を中止する旨の勧告が出されました。これにより、本市では平成26年度以降、新たな対象者への個人通知を中止し、接種を希望される方にのみ市から予診票を送付させていただいております。  子宮頸がんワクチンの接種状況でございますが、接種開始直後、平成22年度は2カ月間で延べ3282件、平成23年度は1年間で延べ1万3567件の接種がありましたが、国の勧告が出された平成25年度の接種件数は延べ983件となり、直近、平成30年度の接種件数は延べ48件、接種率はおおむね1%となっておるというところでございます。  以上でございます。 297: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 298: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  平成22年度からふえてきて、平成23年度には1万3567件、平成25年度には通達が流されて減り始めて983件、平成26年度から一気に平成30年度の48人になりましたが、平成26年度から年度ごとにお教えいただけますでしょうか。 299: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 300: ◯こども未来部長(川北高実君) 平成26年度でございますが、平成26年度は延べで53件でございます。平成27年度は12件、平成28年度は3件、平成29年度は14件、いずれも延べの件数でございます。 301: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 302: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  このように、平成28年度で3件となりましたが、平成29年度12件、昨年が48件とまた増加しております。喉元過ぎればということではないんですが、やはりメディアでたくさん流されますと、副反応──薬ではございませんので、副作用ではなく、予防接種は副作用というのを副反応と申すと思うんですが──の問題が起きる可能性があるというたくさんのニュースがございました。そのことから最近は減ってきているので、一旦こういうふうにちょっとまたふえてきているのかと思います。  こちらで一つ、まず改善をお願いしたいのは、国で積極的に推奨するものではないという状況になってから5年がたちます。これ、今1700市町村、各自治体でどのように市民の皆様にお伝えするかというのはさまざまです。近隣の市では、ホームページで気軽に子宮頸がんワクチンと検索すると、厚生労働省がこのような判断をしていますよというのが啓発されています。ぜひホームページに掲載を四日市でもしていただきたいなと思います。  そして、また、よいか悪いかということを行政で判断する必要はもちろんないと思いますし、医療に対する認識は人それぞれだと思います。正しい情報を市民の皆様に伝えるということで、受けるか受けないか、その判断材料を市民の皆様にお伝えするということで、安心できる四日市になるかなと思います。二つお答えください。 303: ◯副議長(中川雅晶議員) 川北こども未来部長。 304: ◯こども未来部長(川北高実君) 市民に対する知識の啓発、普及ということでご質問をいただきました。  本市のホームページでございますが、先ほど、議員のほうからもご案内がありましたが、正直なところ若干、見にくい面がありました。そういったことから、ホームページにつきましては、厚生労働省へのリンクという形をつい最近でございますが修正をさせていただいたところでございます。  今後につきましても、市民の方が適正な判断につながるような正しい情報について、子宮頸がんワクチンには限らないと思いますが、よりわかりやすく提供してまいりたいと、かように考えているところでございます。 305: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 306: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  ホームページの改善、さっそくありがとうございます。この、受けるか受けないかという判断をしっかり提供するということで、他市に負けない、子育てしやすい四日市となるのではないでしょうか。  こちらの資料をスクリーンにお願いします。  厚生労働省のほうでも子宮頸がんワクチンについては、こちらご案内の紙なんですけれども、国のほうでも、ここ、下です、子宮頸がん予防ワクチンは新しいワクチンのため、子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていませんとはっきりと示されております。ぜひ正しい情報を、市民の皆様にお伝えいただけたらと思います。  そしてまた、この専門知識を有する資格者は、保健師に当たるかと思います。四日市の保健師の皆さんがスキルアップしていただいて、正しい情報が出せる四日市になれば、何より子育て支援をしっかりやっていますよというまちになるのではないでしょうか。  資料、ありがとうございます。次に行かせていただきます。  続きまして、少子高齢化、超少子高齢化を迎えて、人口減少になっていく今世の中です。現代の重要課題、高齢者元気づくり支援事業についてお伺いいたします。  今、四日市も4人に1人、25%以上が65歳以上となりました。向こう20年から30年たちますと40%にも達成すると、総務省の統計ではここまでは多分確かだろうと思われますし、四日市もそうなっていくだろうと思われます。  このときに最も大事なのは、予算的にもメンタル的にも今元気な高齢者が1年でも長く、できれば一生自活できる人々をふやす、そういったまちが他市に打ち勝ち、コンパクトシティでしっかりと発展していくものだと思われます。事業に対する必要性を市としてどのように認識していらっしゃるかお伺いいたします。 307: ◯副議長(中川雅晶議員) 辻健康福祉部長。   〔健康福祉部長(辻 和治君)登壇〕 308: ◯健康福祉部長(辻 和治君) 伊藤昌志議員からは、高齢者の元気づくり支援事業、このような認識についてお尋ねをいただきました。  2025年、団塊の世代が75歳以上となり、介護リスクの高い高齢者が大幅に増加する、ご指摘のとおり、同じような認識をしてございます。  同時に、介護側の人材不足が見込まれる中、医療費を含めまして、介護を必要とする高齢者を持続的に支えられる社会、これを構築するとともに、高齢となってもできるだけ介護が要らないようにすること、これが重要であるというふうな認識をしてございます。  そのため本市では、要介護高齢者を減らし、長く健康で暮らしていけるよう、介護予防事業として高齢者の元気づくり支援事業を実施しているところでございます。  住みなれた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができる、このような社会を実現することは、市民に最も近い行政でございます市として、最重要課題の一つであると認識してございますし、そのような思いを持って対応すべき重要な課題であると、このような認識でございます。  以上でございます。 309: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 310: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  最重要課題ということでご答弁いただきました。心強いです。  こちらが高齢者の元気づくり支援事業になります。一般の市民のお聞きいただいている皆様にもわかるように申し上げますと、介護認定を受ける前の方々、年齢関係なく、高齢になっても元気な方々対象の元気づくり支援事業です。この中の一つとして、これは事前に聞き取りをさせていただきましたが、四つほど事業がここに書いてございますが、この中に、いきいき百歳体操というのが導入されています。このいきいき百歳体操について簡潔にちょっとご説明をいただきたいと思います。  あわせて、必ずお伝えいただきたいのが、事業の目的、目標、どんな内容をしているか、その効果はどうやって測定しているか、お教えください。よろしくお願いします。 311: ◯副議長(中川雅晶議員) 辻健康福祉部長。 312: ◯健康福祉部長(辻 和治君) まず、目的、目標でございますけれども、先ほど画面でご紹介いただきましたが、継続的に介護予防に取り組むということをまず前提としてございます。それとともに大事なことであると認識していますのは、単に高齢者の方々の運動機能等を維持、改善──もちろん運動機能の維持、改善を目指しておりますけれども──だけではなくて、日常生活の質を高め、社会参加を促す、そのことによって生きがいや自己実現の取り組みを支援する、このような目的をまず前提として押さえてございます。  その上で、百歳体操の内容はということでございましたが、例えば、先ほど申しましたように、社会参加の機会、まず家から外へ出かけていただいて、出かけていただいたところでこういう運動機能、その中で百歳体操も介護予防に資するとして取り組んでございます。  百歳体操と申しますのは、高齢者の方にも簡単にできるように、動作をゆっくりと行うことができまして、腕でありますとか足とかにおもりで負荷をかけて、それがなれてできるようになれば、またより負荷をかける、このような運動をやってございまして、実際、その効果測定もやってございますが、その効果で筋力アップが図れるという確認のもと、今、百歳体操をやってございます。  現状は以上でございます。 313: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 314: ◯伊藤昌志議員 効果測定がちょっと抜けておりましたが、先にお話しさせていただきます。  百歳体操自体はいいことかなと個人的には思っておるんですが、効果測定をどのようにしているか、もしくはエビデンス、裏づけがあるものかというのが一つ大切かと思います。  今、部長がお話しいただいた運動機能の改善だけでなく、社会参加ができるということも一つの目的になっているかと思いますが、特にどちらなのか、両方なのか、これ大事な問題だと思うんです。この一つの事業の中には目的があり、その目的の先には元気づくり、元気都市実現に向けて、少子高齢化対策ということだと思いますので、今やっている百歳体操は何の効果測定をしているのか、そして、運動機能の改善なのか、社会参加、もしくは両方なのか、それに対して何をしているか、お教えください。 315: ◯副議長(中川雅晶議員) 辻健康福祉部長。 316: ◯健康福祉部長(辻 和治君) まず、目的は何かというお尋ねでございます。結論から申せば、その方のクオリティ・オブ・ライフ、生きがいでありますとか自己実現を図る、そして、健康で住みなれた地域で長く暮らしていただける、ただ、そのためには身体機能も当然、維持、改善しないといけませんし、というので取り組んでおりますので、両方を狙っておるといえば両方ですけれども、究極は、その生きがい、やりがい、自己実現かなというふうに思ってございます。  あと測定機能、少し細かくなりますので少しご答弁を控えさせていただいたところはあるんですけれども、百歳体操は平成28年度から、四日市市は取り組み始めました。これ、もともとは高知市で取り組み始めたものですけれども、平成28年度に始めた当初、握力でありますとか、開眼片足立ち──目を開けたまま片足で立つ時間──、TUG──ちょっと専門的ですが、座ったまま3mほどの距離のところを立って往復する、そういうふうな時間をはかる──、座ったまま前屈した座位体前屈、あと、膝伸展筋力と申しますか、そういうのを測定し、実際にそれぞれの項目で改善が見られたということもございます。  現在は改善が見られましたので、移動とかバランスの能力低下の機能基準であります、先ほどご紹介しました、片足立ちと歩行能力、動的バランス、敏捷性の総合判断と日常生活機能の関連性が強いという、日本整形外科学会でも推奨されておりますTUG、座って3mほどというのを中心に継続的に効果を測定しておりまして、実際に測定効果もはかっております。  例えば、今手元にありますのが、平成29年度の一番最新のデータが手元にあるのですが、開始時、3カ月後、1年後、このあたりで、ほとんどの項目で60%から70%の平均ですけれども、それぞれの項目で改善効果が見られておりますので、こういうような意味でやっていただいている方も張り合いになっていると思いますし、実際、エビデンスと申しますか、データ的にもこういうところが出ている、そういうような認識で取り組んでございます。 317: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 318: ◯伊藤昌志議員 詳しくご説明ありがとうございました。  片足立ち、タッチアップゴーですか、握力、特に二つだけはかっていらっしゃるということで、被験者はすごく少ないように思っておりますが、これは結構でございます。  今後、40%が65歳以上になるということは、30万人ですと12万人です。12万人の方々がするような、その方たちが元気でいられるようなものになっているかどうかというのが少し不安かなと感じております。  ご答弁いただいた中でいきますと、運動機能の改善と社会参加、この二つが大きな目標のポイントだと思うんですが、おっしゃられたQOL、QOS、クオリティ・オブ・ライフ、クオリティ・オブ・ソサエティ、これちょっと詳しく説明を割愛しますので、市民の皆様、また調べてみてください。  こういったことにつながるものではありませんし、今はかられている効果測定は運動機能の改善だけですね。例えば、社会参加であれば、各地区に1カ所ずつ自転車で行ける範囲、もしくは歩ける範囲で、その拠点数をふやすということが目標となってきますし、どうも1週間、現場を見に行ったり、お話を伺ったところ、目標に見合った事業内容になっていないんではないかと、目的、目標に見合ってないんではないかと感じます。目的、目標に見合ってなければ、もともと31万人元気都市実現に向けた今年度の政策であり、今度の総合計画にもこれ入ってくると思いますので、根本的なところがどうかなということで、詳しくこれはまた委員会のほうで質疑をしていきまして、やらせていただきます。委員会もインターネット中継がありますので、ぜひ市民の皆様に見ていただきたいと思います。  次に移ります。3番目です。スポーツ環境についてお伺いします。  こちらの資料をスクリーンにお願いします。  私、この四日市に生まれ育って50年なんですけれども、こちら3.5kmのトリムコースというのが霞ヶ浦緑地にはございます。お聞きするのは、中央緑地公園なんですけれども、今までの市政のことについて少し不安があることをお伝えします。  四日市ドームができましてから、3.5kmのトリムコース、看板もついて、3.5kmのコースだよときちっと整備を市街地整備・公園課さんがしていただいているにもかかわらず、こちら走っていくとドームにぶつかると、しかも車道を横切って、これはまた、ドームの前はたくさんの人が出入りしますけれども、ドームの出入り口がコースになっています。安全の確保ができていないのではないかと感じております。  また、霞ヶ浦緑地の北のほうには霞ゆめくじら──宝くじ助成でできあがりましたが──これひどいですよ、コースを真っすぐ行きますと霞ゆめくじらに入っていきます。幼児が楽しく遊んでいるところを、時速20kmの大人のランナーが走っていくんです。非常に危険です。この日は土曜日で、たくさんの子供たちが遊んでおりました。画面に映らないようにということで、子供たちがいるときは写さなかったんですが、女性をちょっと隠してありますけれども、この、今、私が写真で立っている周りも子供たちが走っていきます。3.5kmのところを歩いたり走っていくと、この霞ゆめくじらのところで、ぼよんぼよんぼよんと体が動くようなところを走っていくということになります。非常に危険です。  三つあります、一番ひどいと思いますのは、霞ヶ浦緑地で、北側の出入り口が国道23号の五差路で危険ということで、出入りができなくなりました。それによりどうなったかというと、霞ヶ浦緑地、プールの前、こちらが車道になってしまいました。北のほうの駐車場をとめるためには、国道23号を四日市ドーム側から入りまして、トリムコースを車が走って、そして北側の霞ゆめくじらのほうの駐車場にとめるということになっています。  これ、たまたま行ってすぐ撮った写真です。軽自動車と小型車ですけれども、小型車、ごらんのようにトリムコースに入っています。我が四日市市の霞ヶ浦緑地は公道でもないにもかかわらず、歩いている走っている人たちが非常に危険な状態に遭っていると。ここで事故が起きたときには何か言えるのかと、どうこの安全対策をしっかりしていたとか何か言う方法があるのかなということで、これについては非常にできたときに憤慨しておりました。  そこでお伺いします。  お聞きするのは、四日市中央緑地公園についてです。こういった霞ヶ浦の緑地の過去事例がありますので非常に不安を覚えております。中央緑地公園、今、国体工事で長く工事をしておりますけど、トリムコース、多くの市民の皆様が利用しております。果たして安全でしょうか。正しいコースになっておるでしょうか。  中央緑地に目を向けますと、今もホームレス、また置き引き、またトイレの盗撮など、ことしも数件起きているのを実際知っておりますし、これ、20年にわたり問題になっております。その辺の現状把握はされていらっしゃいますでしょうか。そして国体工事が済んでから、中央緑地公園は安全なんでしょうか。お願いします。 319: ◯副議長(中川雅晶議員) 稲垣都市整備部長。   〔都市整備部長(稲垣圭二君)登壇〕 320: ◯都市整備部長(稲垣圭二君) 私からは、霞ヶ浦緑地のトリムコースでちょっとご指摘をいただきましたので、その経緯を簡単にお話しをさせていただくということと、中央緑地のホームレス対策、こちらのほうをお答えさせていただこうと思います。  霞ヶ浦緑地のトリムコースなんですけど、国道23号の霞ヶ浦北交差点、これが、霞ゆめくじら駐車場の出入り口を含めますと、もともと変則五差路の交差点ということで、住宅地からの車、霞ゆめくじら駐車場が出入りする車、これが非常にふくそうするということと、国道23号を渡った歩道橋の昇降口、これが駐車場の出入り口に当たっているということで、歩行者とも交錯するということで、大変危険ということで地域住民などから強い改善要望がございました。現地を調査した結果、駐車場側の出入り口を封鎖する、それが望ましいということで、出入り口を封鎖させていただきました。  それに伴いまして、限られた公園スペースの中で霞ゆめくじら駐車場へ車を誘導するということで、平成29年度にプール西側の通路、ここに、あの写真にも写っておりましたけれども、基本的には歩車道を分離するブロックを設置して、これはハード的に分けるということでやっていたということでございます。また、路面標示としては横断歩道を設置したりということで、導線確保に努めてきたということでございます。  車道の部分の整備に際しましても、車のすれ違いができる退避場所を設けるということで、歩道部分を極力確保しようということでやったものでございます。  写真にも写っておりましたように、青ラインを引いて歩車分離をよりわかりやすくすると、そういった工夫もしておりましたけれども、写真で見せていただいたように、現実、そこに入っているというのがございましたので、看板の設置など、そういったこともさらに安全確保に努めてまいりたいというふうに思います。  中央緑地でございますけれども、ホームレスの問題、これがございまして、これを解決するために、平成31年1月に市街地整備・公園課、総務課、保護課、国体推進課、スポーツ課、この5課で対策会議を行ってございます。  その後、各課で担当者を選任して、平成31年2月から毎月1回ホームレスの当事者の皆さんと退去に向けた話し合い、これを行っております。  平成31年2月当時、中央緑地には4人のホームレスがおりました。この5月31日に、ホームレス当事者と話し合いを行った段階で、1人は完全に退去をしていただいております。また、1人は生活保護を受ける意思があるということを確認できているため、保護課と連携し、生活保護受給に向けた取り組みを進めることとしているところでございます。残りの2人でございますけれども、退去の準備を進めているという状況でございました。引き続き、関係部局と連携のもとで働きかけを進めてまいります。  以上でございます。 321: ◯副議長(中川雅晶議員) 森スポーツ・国体推進部長。   〔スポーツ・国体推進部長(森 幸康君)登壇〕 322: ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 私のほうからは、中央緑地のトリムコースの安全性についてご答弁を申し上げます。  中央緑地では、四日市市総合体育館や中央フットボール場の整備に伴い、既存のトリムコースもあわせて改修をいたしております。  新しいトリムコースにつきましては、一般車両の駐車場を現在の中央体育館を取り壊した跡地に集約し、整備した上で、トリムコースの経路を一部変更いたします。そのことで、トリムコース利用者と一般車両が交錯することなく、安全に利用できるよう計画しておるところでございます。  また、議員からは、中央緑地内の不審者や置き引きについてご質問をいただきました。議員ご指摘のように、残念ながら中央緑地内のスポーツ施設におきましても、不審者や置き引きといった事象も発生をいたしております。先月にも不審者の通報を受け、指定管理者の警備員による施設巡回を、午前、午後、夜間の3回から、しばらくの間、週に数日は1時間ごとに実施するよう警備強化に努めているところでございます。  また、置き引きも、参加者や来場者が多い大会などで事象報告を受けております。整備中の四日市市総合体育館では、50人分程度の貴重品ロッカーを設置予定であり、また、総合体育館や中央フットボール場には、複数の防犯カメラを設置することとしております。このような、設備の利用とあわせて、引き続き、巡回警備や利用者への注意喚起を行い、施設の安全管理に努めてまいります。 323: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 324: ◯伊藤昌志議員 ご答弁、ありがとうございます。  今後につきましては、しっかりと見守らせていただきます。
     霞ヶ浦緑地につきましては、ご答弁をいただくと長いかなと思ったのですが、市長、これ、つい最近できた看板です。こちらのほうも、スクリーンの画面を拡大してわかるかな。霞ゆめくじらのところを通るのが、トリムコースじゃない設定になっているのかなとも思ったんですけれども、ごらんのように、ここ、霞ゆめくじらのところを通っていくのが3.5kmのコースということで、これ、過去の問題ではなく、今現在も3.5kmのコース、散歩したりとか、利用者の方々に安全じゃない状況で、市は、行政は今この緑地をつくっているという状況にありますので、今、危険な事故、事件が起きている昨今、霞ヶ浦緑地はすごく心配なところがあるということを申し伝えさせていただきます。  そして、中央緑地につきましては、今おっしゃっていただいたとおり、どんどんよくなったものができあがるのかなと思いますが、これ、本当にたまたま撮った画像です。6月10日ですか、私、街頭演説で中央緑地に行きましたときに、陸上競技場と体育館は剣道中学生、サッカーの試合をやっていました。ごらんのように駐車場の駐車スペースに駐車している状況になります。毎回、非常に危険で、利用者の皆様もよく知っているし、皆様、把握していらっしゃると思いますけれども、次できるときに、台数的に本当に大丈夫かなと、写真を見ててもとても足らないよなという認識を私はしております。ここからしっかり見守らせていただきたいと思います。  トリムコースについても確認させていただきましたが、私はたまたま陸上競技の専門でございますので、健康科学の専門でございますのでお話しさせていただきますが、トリムコースは陸上の大会と、子供たちが、この左下にございますゴム製の走路、行ったことがある方ならご存じかと思いますが、これが裏づけある健康上いいものとしてつけたのか何なのかわかりませんが、裏づけないものが次できあがる、完成する、中央緑地にはもうきっとないと信じておりますけれども、ここの上をスパイク──ピンが下についているんですけれども──で陸上競技の試合に来た子たちが、ここをばんばん走っているんですね。実際はそのための走路ではないので、底をついて、がちゃがちゃ当たるんです。しかも、小中学生ですのでここを走っていくわけです、がちゃがちゃがちゃと、で、ここは車が往来しますし、この日はたくさん駐車していますので、これ、トリムコース上にとまっているんです、ここも本来とめるところじゃないんですけれども、こういう状況に、土日はあたりまえのようにこのような状況が続いておるということ、現況をご報告させていただきまして、次に移らせていただきます。  このことにつきまして、常に進捗状況を把握させていただきたいと思いますので、陸上競技場の工事も今やっております。その陸上競技場の工事が、私も専門で知識もありますので、特に一つの事例を見てしっかりと確認し、よいものができるようにとお手伝いしていきたいと考えております。  次にまいります。  スクリーンの資料は結構です。ありがとうございます。  スポーツ環境につきましては、ハーフマラソンについてお伺いしたいと思います。  ここまでお話しした公園のハード的な状況、そして、中央緑地の今の利用している環境を見ていますと、果たしてハーフマラソンがよいものにできるのかなという若干の心配がございます。  ハーフマラソン大会の開催目的、目的に対しての日程とコースの選定理由をお聞かせください。 325: ◯副議長(中川雅晶議員) 森スポーツ・国体推進部長。 326: ◯スポーツ・国体推進部長(森 幸康君) 議員からは、ハーフマラソンの大会の日程やコースの内容、これが開催目的に沿ったものであるのか、目的についてご質問をいただきましたのでご答弁申し上げます。  コースにつきましては幾つか検討したわけでございますが、ランナーの皆様に四日市らしさを感じていただけるコースとして、四日市ドームをスタート・ゴールに、昨年4月に開通いたしました霞4号幹線を含む四日市港周辺を走るコースを検討いたしました。  このコースは、会場である四日市ドームに十分な収容能力があり、港まち四日市を感じていただけるものでございました。しかし、霞ヶ浦緑地から大人数のランナーが公園の外に出るには、三重県の大動脈である国道23号を長時間にわたり片側2車線通行どめにする必要があること、また、霞4号幹線は歩行者を想定したものではないとともに、2車線道路であり、強風のときには安全が確保できないことから困難であると判断いたしました。  並行して、霞埠頭を会場に、富田山城線や北勢バイパスを走るコースのほか、現行案に近い、近鉄四日市駅西を会場に、国道477号バイパスを往復するコースなどを検討してまいりました。  北勢バイパスのコースは防音壁があり景観が悪いことから、ランナーにとって魅力がないと判断し、最終的には、近鉄四日市駅西がアクセスもよく、市街地の活性化にもつながること、また、国道477号バイパスが比較的平たんで走りやすいコースであることから、このコースを基本に検討を進めてまいりました。  開催時期につきましては、これまで4月上旬に開催してきたシティロードレース大会は、人事異動直後の時期であり、人員体制面で課題がございました。そこで、運営面で協力をお願いする三重陸上競技協会や、近隣の大規模マラソン大会とのスケジュール調整、積雪のリスク等も考慮して、3月上旬という日程とさせていただいたところです。  これらの基本的なコース、期日などの大会概要につきましては、先般6月3日に開催された第1回実行委員会におきまして承認をいただいたところでございます。  この大会の魅力としましては、受付等の会場が文化会館や市民公園であり、近鉄四日市駅から非常にアクセスがよいということ、コースも日本陸上競技連盟の公認を取得予定であり、比較的平たんであることから、ビギナーからシリアスランナーまで呼び込める大会であることが挙げられます。  また、本市には産業都市のイメージがあり、自然豊かな面があるということは意外に知られておりません。スタート・ゴールは市街地ですが、コースの前半は三滝川の堤防道路を通り、鈴鹿山脈の山並みを見ながら田園地帯を走り、余り体験できない東名阪自動車道のアンダーパスも通るものとなっております。後半は、国道365号の商業地を通り、沿道の応援も期待できる、変化にも富んだ四日市の風景を満喫していただけるコースであると認識をしております。  いずれにいたしましても、いかにランナーの皆様に満足いただける大会にしていくか知恵を絞ってまいりたいと考えております。交通規制でご迷惑をおかけする住民の皆様の理解もいただきながら、市制施行123周年記念事業として市民みんなで盛り上げていただき、四日市の魅力があふれる、楽しいスポーツイベントとしてリピートされる大会を目指してまいります。そして、目的である本市の都市魅力の発信、地域活性化による経済効果、生涯スポーツ人口の拡大といったことにつなげてまいりたいと考えております。 327: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 328: ◯伊藤昌志議員 ご答弁、ありがとうございます。  たかが一つのスポーツイベントではないということをお伝えします。  市制123周年の記念イベントなんですよ、市長がどんとしっかり宣伝していただける、それはもう安心しています。しかしながら、今お聞きした中でいきますと、北勢バイパスを走るコースは特徴があります、たとえ横が見えない、もしくは応援する人がいなくても、今は特徴あるマラソンが非常に多いと思うんですが、きちっと現状把握されておるでしょうか。走りやすいというのは専門家の意見は取り入れたものでしょうか。今のお話から、コースはまさに消去法でできあがったものだと認識します。  人事の問題で4月を3月にしたとおっしゃられますが、20年間シティロードレースをやってきたじゃないですか、この時期すごくいいなと私は思っていました、個人的に。四日市シティマラソンというのが昭和57年から何回ぐらいですかね、16回ぐらい続き、シティロードレースというのが平成10年ぐらいまでですか、20回ぐらいやっております。行政の皆様だったらよくご存じだと思います、さくらとお茶マラソンというのもやっておりました。非常に人気でした。こういった今までの過去の大会、四日市で行った大会を見ていると、本当にこれでランナーのためになるコース、日程、内容になるのかなという不安を覚えますし、過去の大会の経緯を見ますと、とても魅力発信できる、元気都市実現に向けたシティイベントではないなと感じています。  例えば、昭和57年ですと、私、小学校6年生から中学校に入るときが第1回だったんです。その時の優勝者はヒーローですよ。今、三重大学の教授をしていますけれども、お父さんお母さんは富田に住んでいます。孫がやって来て、ハーフマラソンに子供たちが出ても、第3回とかいったら、これお父さん優勝したのよ第1回でと言えないですよね。歴史があるというのは、いかにそのまちが長く、人々が喜ぶ要素が入っているかということですよ。こんなに三つもあって、しかもさくらとお茶マラソン、すてきな大会でしたけれども、これは市のものではないですよね。四日市市職員労働組合さんとか水沢地区、桜地区の連合自治会さんが主体でつくられたマラソンだと思います。私も走ったことありますが、非常に人気がありました。  お近くのかもしかハーフマラソンはランニング100選に選ばれて、早朝からインターネットで募集をかけますけれども、1時間半ですぐ終了してしまうんです。多分四日市もすぐに終了します。最初は。しかし、継続していっても、シティプロモーション部の皆さん、ぜひお聞きください。このままではシティプロモーションができないと思います。本当はご答弁をぜひいただきたいんですけれども、各部局の皆様で、元気都市実現に向けたスポーツ環境になることをぜひお願いしたいと思います。  また、自治体だけでなく、行政の中、もちろん学校も入っていると思うんですが、平成23年にはスポーツ基本法というのができました。できるだけ割愛して、飛ばして話させていただきますけれども、基本理念の中にきちっと、学校も、人々のスポーツに関して振興していこうということが入っていますし、地方公共団体の責務として、第4条、基本理念にのっとり、短縮化しますが、自主的、かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有します。よろしいでしょうか。シティプロモーションをしているようなことじゃない魅力を発信するハーフマラソンでは、合致していないんじゃないかなと私は感じております。ぜひこれについては、職員の皆さん、そして市民の皆さんが宣伝したくなるようなマラソンにしていただくことを強く要望いたします。  前半の3項目が終わりました。後半は、市民目線で特に防災、まちづくり、道路整備という観点で、部局のどこへということではなく、市民目線で質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。  3.11から8年が経過しました、その間、さまざまな防災対策をこの四日市でもしていただいているかと思います。後に出ますが、ちょうど1年前の6月18日は大阪北部地震がございまして、小学校4年生の児童が亡くなったという痛ましい事故がありました。さて、8年が経過した時点で、この四日市市では、私は3.11といえば、富田地区の防災隊長に伺いましたが、津波対策や避難誘導、この言葉がたくさん出てきました。ですから、やはりこの点について安心できるような状況をお聞かせいただけるとありがたいのですが、3.11があって、どのような8年間、今、防災対策、どんなことをやっていらっしゃるか、お教えください。 329: ◯副議長(中川雅晶議員) 服部危機管理監。   〔危機管理監(服部 豊君)登壇〕 330: ◯危機管理監(服部 豊君) 議員からは、東日本大震災以降の取り組みについてご質問をいただきました。  私からは、危機管理監で取り組んだ津波対策についてご答弁をさせていただきます。  平成23年3月11日に発生しました東日本大震災は、従来の想定を超える広い範囲での大きな揺れと、その後の大津波により、未曾有の被害をもたらし、沿岸部を中心に多くの人命を奪いました。  この震災以降、本市では、三重県から公表された南海トラフ巨大地震の被害想定をもとに、津波対策を進めてまいりました。  危機管理監としての代表的な取り組みを五つ、紹介をさせていただきます。  一つ目です。東日本大震災から見えてきた課題や公表された被害想定を踏まえて、市の防災対策の基本となる地域防災計画を全面的に見直しました。津波対策という項目を新たに設けて、早く、遠く、高く避難するという基本的な考え方を記載をいたしております。  二つ目、公表された被害想定をもとに、平成27年3月に津波避難マップを作成し、全戸配布を行いました。  三つ目、津波からの避難目標や現在地の標高がわかるよう、沿岸部の電柱などに海抜表示シールを張りつけました。  四つ目です。遠くに逃げられない場合に、命を守るために一時的に避難するための施設として、津波避難ビルの指定を行ってまいりました。沿岸部の小中学校の校舎などに屋外階段を設置して、屋上を津波避難場所としたり、民間事業者の方にご協力をいただき、現在121カ所を指定しております。  最後に、津波避難を含めた防災・減災に関する出前講座を継続して開催しております。  以上、五つ、東日本大震災以降の津波対策として危機管理監として取り組んだ代表的なものをご紹介させていただきました。 331: ◯副議長(中川雅晶議員) 稲垣都市整備部長。   〔都市整備部長(稲垣圭二君)登壇〕 332: ◯都市整備部長(稲垣圭二君) 私からは、都市整備部が取り組んだハード整備、これについてご答弁をさせていただきます。  まず、鉄道に関するものということで、近鉄四日市駅耐震補強事業や、近鉄名古屋線及び湯の山線鉄道施設緊急耐震対策事業、鉄道駅等耐震対策事業、この三つがございます。  これは、鉄道事業者が、駅やその周辺の高架橋、緊急輸送路と交差する橋梁などの落橋防止、あるいは耐震補強を行うというもので、市は、国、県とともに事業へ協調補助を行っております。  具体的な整備箇所としては、近鉄線の高架橋となっている区域の中で、大勢の人々が利用する近鉄四日市駅、近鉄百貨店を含むその周辺区域の耐震化、これは東日本大震災以前から継続で実施しているものでございます。  また、緊急輸送路道路に指定されている市道西新地久保田線、赤堀末永線、末広新正線と交差する部分、こういったところの耐震対策は、東日本大震災以降に実施しているところでございます。  次に道路関係でございます。市が管理している橋梁が約1100橋ございます。このうち落橋した場合に甚大な被害が懸念される跨線橋、跨道橋、緊急輸送路道路、幹線道路にある橋梁273橋を耐震化の対象として優先的に整備をしております。落橋防止や橋脚補強、こういった耐震化を進めているところでございます。  東日本大震災以降の実績ということでは、近鉄名古屋線をまたぐ馳出跨線橋や、近鉄湯の山線をまたぐ小生跨線橋など、現在、事業継続中のものを含め7橋の耐震化対策を行っているところであります。  また公園関係では、垂坂公園・羽津山緑地において、緊急時に対応したオープンスペースとなる広場の整備、停電時にも対応できるソーラーパネル式照明灯を設置したほか、滝川公園ではかまどベンチを設置したり、広場部分がブロック敷きの構造となっておりますので、緊急時にテントを張るときに、その設置が容易にできるようなフック、これを設置する、こういった対応を行っているところでございます。  以上でございます。 333: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 334: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございました。  市民の皆様にぜひ詳しい内容をお伝えしたいと思うんですが、時間の関係上、できるだけ割愛してご説明したいと思います。  今回の質問において、事前に各部局の皆様にいろんなことを教えていただきました。都市整備部さんの緊急輸送道路確保のための、鉄道が安全に行けるとか、緊急輸送道路を確保しているか、今もお聞きして安心しました。橋梁の耐震化、随時、国、県、市、一体となり、また民間、鉄道業者さんと連携してやっていらっしゃるなというのは安心感を覚えました。  危機管理監の五つのことについてはよく理解できました。メーンは何かをお聞きすれば、避難マップの全戸配布でということで、事前に少しお伺いしました。しかし、残念ながら3.11があって8年たって、こういった啓発だけがソフト面の充実かというとちょっと心配だなと思います。  特に、今思った内容です。津波避難ビル121カ所といいますが、私の住む富田地区、またお隣の富洲原地区では、イオン四日市北店さんがございますが、いまだにここは違いますよね。もう8年たっているわけですから、周知して安心して住み続けるためには、ハード対策ではなく、本当にソフト面で、こんなことを四日市は8年たったんだからしているよということが、何かあると思うんですよ。  鈴木英敬知事は、BCP──ビジネス・コンティニュイティー・プランですか──を民間の企業と連携して計画を策定しています。そのような、同じようなわかりやすい計画、市民の皆様に周知できる、ちょっと説明したらすぐ市民の皆様が、ああ、そうかとわかるような計画をぜひ練っていただきたいなと思います。  私もたくさんボランティアしましたけれども、昨年の北海道では山が崩れてたくさんの民家が潰されました。京都や岡山の西日本豪雨災害では、道路が寸断されました。輸送道路が寸断されたところもあります。熊本大地震は津波の心配がありませんでしたが、たくさんの屋根が押し潰されて住まいに困りまして、仮設住宅の問題がありました。  四日市はどうですか、コンビナートがあります、企業があります、夜ばっかりではありません、昼間になったらどうするんでしょうか。わかりやすい防災対策をお願いします。熊本では、高速道路が片方しか通ることができませんでしたので、これの対策を早急にしたことによりたくさん輸送できたと、たくさん災害地に向かえたんだなというのを現場に行って実感いたしました。ほかにもありますが割愛します。  次に行かせていただきます。  一つ項目を飛ばせていただいてもよろしいでしょうか。  まちづくりは、次にまたさせていただきます。最後に道路環境についてお伺いします。  昨年の6月18日にブロック塀が倒れてという大阪北部地震がありました。小4の女児が亡くなりました。その対策を1年たっていますので、しっかりされていると思います。また、そのちょうどその10年前には、学校保健法が学校保健安全法に変わって、ちょうど11年前の6月18日です、学校が保健だけではなく、子供たちの安全衛生の部分をしっかりやろうよということで法律が定まっております。その10年後に、ここの高槻市長ですか、謝罪をしたと思うんです。学校の施設が建築基準法に合致していなかった、そういったことがありました。どのような対応をしていらっしゃいますでしょうか、お教えください。 335: ◯副議長(中川雅晶議員) 葛西教育長。   〔教育長(葛西文雄君)登壇〕 336: ◯教育長(葛西文雄君) 議員からは、学校施設内にあるブロック塀等への対応についてご質問をいただきました。  地震によりブロック塀が倒壊したことで、文部科学省から学校施設内のブロック塀等の安全点検を行うよう通知が出され、現場確認を行いました。その結果、対応すべきブロック塀等は合計22件存在することが判明し、昨年度に補正予算をお願いし、フェンスへの改修や撤去を行いました。 337: ◯副議長(中川雅晶議員) 伊藤昌志議員。 338: ◯伊藤昌志議員 ありがとうございます。  子供たちの安全を守るという観点で見ますと、現場のこと、いろいろ質問したいなということが出ておりますので、今後また毎日伺って、いろいろ教えていただきたいと思っております。  市民の皆様、聞き取りやすい質問となりましたでしょうか。理事者の皆様、わかりやすい答弁を心がけていただきましてありがとうございました。今年度の計画等、新しい総合計画、私も目的がちゃんと事業が目的に合致しているかどうかしっかり見ていって、現場に赴いて、市役所の皆様と一緒になってよりよい四日市をつくっていきたいと思いますので、ぜひ元気都市四日市、実現しましょう。よろしくお願いします。  これで質問を終わります。ありがとうございました。 339: ◯副議長(中川雅晶議員) 本日はこの程度にとどめておきます。  次回は、あす午前10時から会議を開きます。  本日は、これをもって散会をいたします。 340:                         午後3時55分散会 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