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11月30日-01号

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  1. 津市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 2年 12月 定例会(第4回)          令和2年第4回津市議会定例会会議録(第1号)           令和2年11月30日(月曜日)午前10時開会     --------------------------------             議事日程第1号第1 議席の変更第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告第4 会期の決定第5 市長提出議案上程-提案説明、質疑、委員会付託、討論、表決    議案第92号 津市職員の給与に関する条例及び津市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部の改正について    議案第93号 津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正について    議案第94号 津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について    議案第95号 津市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について    議案第96号 津市教育委員会教育長等の給与及び旅費等に関する条例の一部の改正について第6 市長提出議案上程-提案説明    承認第7号 専決処分の承認について    報告第41号 専決処分の報告について    報告第42号 専決処分の報告について    報告第43号 専決処分の報告について    報告第44号 専決処分の報告について    議案第97号 津市企業立地促進条例の一部の改正について    議案第98号 津市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部の改正について    議案第99号 津市立学校設置条例の一部の改正について    議案第100号 津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について    議案第101号 津市火災予防条例の一部の改正について    議案第102号 津市民テニスコート指定管理者の指定について    議案第103号 津市まん中老人福祉センター指定管理者の指定について    議案第104号 津なぎさまち内旅客船ターミナル指定管理者の指定について    議案第105号 市道路線の廃止について    議案第106号 市道路線の認定について    議案第107号 令和2年度津市一般会計補正予算(第10号)    議案第108号 令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)    議案第109号 令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    議案第110号 令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)    議案第111号 令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)    議案第112号 令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)    議案第113号 令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    議案第114号 令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)    議案第115号 令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)    議案第116号 令和2年度津市水道事業会計補正予算(第2号)    議案第117号 令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第118号 令和2年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)第7 議会運営委員の定数の変更について第8 議員定数検討特別委員の定数の変更について     --------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 議席の変更 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 諸般の報告 日程第4 会期の決定 日程第5 市長提出議案上程-提案説明、質疑、委員会付託、討論、表決       議案第92号 津市職員の給与に関する条例及び津市一般職の任期付職員の採用等関する条例の一部の改正について       議案第93号 津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正について       議案第94号 津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について       議案第95号 津市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について       議案第96号 津市教育委員会教育長等の給与及び旅費等に関する条例の一部の改正について 日程追加 小野欽市議員の緊急質問の件 日程追加 青山昇武議員の緊急質問の件 日程追加 村主英明議員の緊急質問の件 日程追加 桂 三発議員の緊急質問の件 日程追加 堀口順也議員の緊急質問の件 日程追加 八太正年議員の緊急質問の件 日程追加 川口和雄議員の緊急質問の件 日程第6 市長提出議案上程-提案説明       承認第7号 専決処分の承認について       報告第41号 専決処分の報告について       報告第42号 専決処分の報告について       報告第43号 専決処分の報告について       報告第44号 専決処分の報告について       議案第97号 津市企業立地促進条例の一部の改正について       議案第98号 津市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部の改正について       議案第99号 津市立学校設置条例の一部の改正について       議案第100号 津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について       議案第101号 津市火災予防条例の一部の改正について       議案第102号 津市民テニスコート指定管理者の指定について       議案第103号 津市まん中老人福祉センター指定管理者の指定について       議案第104号 津なぎさまち内旅客船ターミナル指定管理者の指定について       議案第105号 市道路線の廃止について       議案第106号 市道路線の認定について       議案第107号 令和2年度津市一般会計補正予算(第10号)       議案第108号 令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第109号 令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第110号 令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)       議案第111号 令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)       議案第112号 令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)       議案第113号 令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議案第114号 令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)       議案第115号 令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)       議案第116号 令和2年度津市水道事業会計補正予算(第2号)       議案第117号 令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)       議案第118号 令和2年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) 日程第7 議会運営委員の定数の変更について 日程第8 議員定数検討特別委員の定数の変更について     --------------------------------          会議に出欠席の議員氏名出席議員(33人)       1番 滝 勝弘君        2番 竹下幸智子君       3番 渡辺晃一君        4番 岡村 武君       5番 安積むつみ君       6番 堀口順也君       7番 藤本ともこ君       8番 長谷川幸子君       9番 小野欽市君        10番 八太正年君       11番 桂 三発君        12番 岩脇圭一君       13番 佐藤有毅君        14番 青山昇武君       15番 加藤美江子君       16番 西山みえ君       17番 吉田博康君        18番 欠席       19番 杉谷育生君        20番 大野 寛君       21番 坂井田 茂君       22番 田中勝博君       23番 村主英明君        24番 龍神啓介君       25番 田矢修介君        26番 田中千福君       27番 岡 幸男君        28番 田村宗博君       29番 川口和雄君        30番 村田彰久君       31番 山路小百合君       32番 辻 美津子君       33番 福田慶一君        34番 倉田寛次君欠席議員(1人)       18番 伊藤康雄君          会議に出席した説明員の職氏名   市長                       前葉泰幸君   副市長                      盆野明弘君   副市長                      稗田寿次郎君   政策財務部     政策財務部長         山下佳寿君             政策財務部次長        上野毛戸いずみ君   総務部       総務部長           荒木忠徳君             総務部次長          稲垣篤哉君   上下水道事業管理者 上下水道事業管理者      田村 学君   消防本部      消防長            小津直久君   三重短期大学    三重短期大学学長       村井美代子君   教育委員会     教育長            森 昌彦君   監査委員      監査委員           大西直彦君          職務のため会議に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局     議会事務局長         松岡浩二君             議会事務局次長        川邊勝利君             議事課調整・議事調査担当主幹 鎌田康志君             議事課議事調査担当副主幹   渥美 博君             議事課主事補         森浦健太君     --------------------------------     午前10時00分開会 ○議長(加藤美江子君) おはようございます。 ただいまの議員出席数は33人であります。議員定数の半数に達しておりますので、ただいまから、令和2年第4回津市議会定例会を開会いたします。 今期定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症対策としまして、換気のために常時扉の開放を行いますので、御承知おき願います。 開議に先立ち、市長から今期定例会招集の御挨拶がございます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) おはようございます。 本日、市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方には御参集を賜わり、厚く御礼申し上げます。 さて、11月以降、全国的に新型コロナウイルスの感染者が急増する中、本市内においても、9月は8人、10月は2人であった感染者数が、11月は昨日までで43人にまで急増し、また、感染に至る経過や経路なども様々であることから、状況に応じて津市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、感染防止対策について協議を行いながら、しっかりと取り組んでいるところでございます。 本定例会におきましては、さらなる新型コロナウイルス感染症対策として、新しい生活様式への対応や事業継続支援に要する経費、また子育て・障がい者支援等として、(仮称)河芸こども園の整備に係る実施設計費や実績見込みによる各種障がい福祉サービス利用者等の給付費等に要する経費のほか、人件費の実績見込み及び給与改定に係る経費を補正する予算を編成いたしました。 このほか、条例の改正などの議案を合わせて27件、承認1件、報告4件の合計32の案件を提出いたしましたので、御審議の上、御議決等をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ここで、自治会への補助金の支出に関して一部に報道がございましたので、議員の皆様に現時点における状況を御報告いたします。 本件に関しましては、議員の皆様からも、自治会に対する補助金、自治会交付金、業務委託等に関する調査、照会をいただいており、また、津市自治会連合会からも事実関係の確認を求める要請がありました。 津市におきましては、担当部局において調査を行っており、法令に違反するおそれのある案件については法律相談を行っています。今後、市としての調査において判明した結果については、議会に御報告したいと考えております。また、警察にも相談を行っており、十分な連携を図っているところであります。 以上、招集に当たりましての御挨拶といたします。     午前10時04分開議 ○議長(加藤美江子君) これより本日の会議を開きます。 日程第1、議席の変更を議題といたします。 お諮りいたします。 新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、会議規則第3条第3項の規定により、今期定例会の議席につきましては、お手元に配付いたしました議席表のとおり変更いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議席については、お手元に配付いたしました議席表のとおり変更することに決定いたしました。 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員につきましては、会議規則第79条の規定により、滝勝弘議員及び杉谷育生議員を指名いたします。 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、今期定例会に議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり通知に接しましたので、御了承願います。 次に、監査委員から、お手元に配付いたしましたとおり監査報告が提出されておりますので、御覧おき願います。 日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月23日までの24日間といたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から12月23日までの24日間とすることに決定いたしました。 日程第5、市長から提出の議案第92号から第96号までを一括議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------   議案第92号 津市職員の給与に関する条例及び津市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部の改正について   議案第93号 津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正について   議案第94号 津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について   議案第95号 津市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について   議案第96号 津市教育委員会教育長等の給与及び旅費等に関する条例の一部の改正について     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) 提案理由の説明を求めます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) ただいま上程されました議案第92号から第96号までを一括して御説明申し上げます。 議案第92号津市職員の給与に関する条例及び津市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部の改正については、従来から人事院勧告の趣旨を尊重し、給与改定を行ってきていることから、令和2年人事院勧告に伴い、期末手当の支給率の改正を行おうとするものであります。 主な内容については、一般職員に支給する期末手当の支給率を年間で100分の5引き下げ、令和2年度は、この支給率の引下げを令和2年12月支給分において変更するもので、公布の日から施行し、令和3年度以降については、この支給率の引下げを6月及び12月の支給分において変更するもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第93号津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正について、議案第94号津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について、議案第95号津市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について及び議案第96号津市教育委員会教育長等の給与及び旅費等に関する条例の一部の改正については、いずれも議案第92号の人事院勧告に伴う一般職の期末手当の支給率の改定に連動した改正を行おうとするもので、市議会議員、常勤の監査委員、市長及び副市長並びに教育長の期末手当の支給率を、それぞれ年間で100分の5引き下げるものであります。 令和2年度は、この支給率の引下げを令和2年12月支給分において変更するもので、公布の日から施行しようとするものであります。また、令和3年度以降は、この支給率の引下げを6月及び12月の支給分において変更するもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤美江子君) 以上で説明は終わりました。 引き続き、精読時間を設けず、直ちに質疑に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) それでは、これより、議案第92号から第96号までに対する議案質疑を行います。なお、発言持ち時間は、各会派10分とします。 質疑はございませんか。     〔4番 岡村 武君 登壇〕 ◆4番(岡村武君) 質疑をいたします。 議案第92号、職員の給与について。 引下げの理由を私は楽しみにしていたんですけれども、人事院勧告と、このことだけなんですよね。人事院勧告というのはあくまでも参考であって、本市の心、特に行政のリーダーの心が表れていないじゃないかという思いなんですね。その心といいますと、我々、第93号、第94号、第95号、第96号は、もらい過ぎではないかという分もあるんですよね、私も含めて、給料に見合った、報酬に見合った働きをしているのかと、ここは問題にされるところなんですけれども、ここはこれでいいと思うんです、引き下げても。もっともっと引き下げてもいいんですよ。私の意見ですから。 でも公務員は、子どものときから公務員を目指して、これは体質の話ですよ。こつこつ勉強を積み上げてきて、人が遊びたいときも遊べずに、いい学校を目指しやってきた人生じゃないですか。それと公務員の給料、津市の職員の給料が高いのか、言いたいのは。一般と比べて。この時期に何で人事院勧告がこういう話をせなあかんか。やっぱりコロナやと思いますけれども、コロナで大変な時代ですよ。でも、コロナがあるからもうけている、あるいは利益を上げている企業もあるんですよ。そこも含めて、私は、これは正当な理由になるのかと。 公務員を目指した人の心って、給料に変化がない、社会の影響に左右されにくい、収入の話ですよ、そういう思いで一生懸命安定した人生を目指してきたわけなんですよ。子どものこともあるでしょうが、自分のこともあるでしょうが、大切な収入のことを人事院勧告一つでひねくっていいのかということを質疑します。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。     〔総務部長 荒木忠徳君 登壇〕 ◎総務部長(荒木忠徳君) 議案第92号につきまして、一般職員の給料について、人事院勧告の意義はあるのかという趣旨で受け取らせていただきました。 人事院勧告は、10月7日、それから10月28日に勧告と報告という形が出まして、今回、期末手当の100分の5か月分を引き下げるということでございまして、月例給はそのまま改定はなしということでございますが、11月6日に閣議決定がされておりまして、地方公務員の給料については、地方公務員法の趣旨に沿って適切に対応するという要請が出ております。 地方公務員法の趣旨を見ますと、第24条の2項でございます。これに、我々の生計費、それから国、他の地方公共団体、それから民間の事業者の給与とその他の事情を考慮して定められなければならないとありますので、均衡の原則というのがございます。それから考えますと、世間、それから他市の状況、国の状況を勘案して均衡を図りなさいよというふうに捉えております。 一方で、人事院勧告につきましては、全国の事業所、50人規模以上の企業で、かつ50人規模以上の約1,200事業所について、昨年の8月から今年の7月までの調査をされまして、ボーナスの状況、それから今年の4月の給与の状況を公務員と照らして、どれだけ差があるかということが知らされています。その中で、結果的に100分の5か月公務員のほうが、民間は100分の4.46ですが、我々公務員は4.50月分ですので、0.04か月分高いということでございますが、0.05月下げるということが決定されております。 津市としましては、この人事院勧告の趣旨は、先ほど申し上げました地方公務員法の第24条の均衡の原則の趣旨、それから、市民の皆様に納得のいただける金額であることということを鑑みますと、先ほど申し上げた人事院勧告は、いわゆる世間の相場との比較ですので、我々公務員の給料の決定上の基準として合理的であると津市として判断させていただきまして、人事院勧告の趣旨を尊重させていただきまして、今回、同様に改定をさせていただいている、今、議案を上げさせていただいたということでございます。 ◆4番(岡村武君) 法的にいって、国の思いと違った考え方もあっても当然じゃないかと私は思うんです。なぜ波が立たないような安易な方法を選ぶんですか。私はそこを聞いとるんですよ。津市は独自の考え方があってしかりじゃないかと。だから私は、人事院勧告一辺倒で変えるのはおかしいんじゃないかという質疑をしているんですよ。そこを答えてくださいよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 確かに法律等で人事院勧告に従いなさいよという義務化された法律はございません。それと、人事院勧告というのは国家公務員の給料と対比して調査されています。先ほど申し上げた第24条の規定で均衡の原則等もあります。 それで、津市のオリジナリティーといいますか、独自ですべきだろうという御質疑だと思いますが、人事院勧告というのは、全国の、三重県内の給与云々も反映されておりますので、三重県内の給与の差異、民間と我々公務員との差異を調査したと同じデータが我々はそろっていると考えております。津市としましては、この合理性を理解しまして人事院勧告の趣旨を尊重してさせていただいていますので、漫然と人事院勧告に従ってというわけではございません。その中身の趣旨を理解して、これが合理的な方法であろうという形でございます。 それと人事院勧告の趣旨としましては、国家公務員法が戦後間もなく改正になったときに、我々公務員の争議権とか団体交渉権が一部制限されると同時に、給与勧告の制度として始まったものです。 といいますのも、一般的に市場の原則・原理が我々公務員の給料決定には働かない。例えば労働者の過大な要求によりまして企業の経営自体が芳しくなくなって、ひいては労働者自身の失業につながるというようなおそれを労使関係双方が理解をして、そこで抑止力、抑制力というのが働きますが、我々公務員は利潤を追求するものではございませんので、そういった抑止力がございませんので、そういったところも含めて合理的であると考えております。 ◆4番(岡村武君) 私が言うとる趣旨はもっと深い話をしているの。一般の企業というのは営利を目的にしているんですよ。だから浮き沈みがあっても当然なんですよ。社会の情勢において、あるいは世界の情勢において。公務員は違うでしょう。 公務員の給料を下げるときは怠けて市民サービスを怠ったときですよ。そうだというのかということを私は質疑しとるんですよ。あなたはそこの勘違いが大きいですよ。ここの接点はそこですよ。 一般民間はそうなんですよ。景気が悪かったら下げる、当然会社が存続できないから。公務員は違うでしょう。サービスを怠ったときでしょう。そこを考えないと駄目だと。もう14秒やで。あなたは考えとるところが全然違うんですよ。何も人事院勧告の言うことを聞かんならんことはない。ほんなんやったら、地方分権を初め…… ○議長(加藤美江子君) 岡村議員、時間ですので終了してください。 他に質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(加藤美江子君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第92号から第96号までは、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第92号から第96号までは、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。なお、発言持ち時間は各会派10分とします。 初めに、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔2番 竹下幸智子君 登壇〕
    ◆2番(竹下幸智子君) おはようございます。日本共産党津市議団、竹下幸智子でございます。 議案第92号津市職員の給与に関する条例及び津市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部の改正について、反対の立場で発言をいたします。 人事院は、新型コロナ感染拡大に伴う景気減退などを背景に、民間企業の一時金水準が公務員を下回ったとして、2020年度の国家公務員一般職の一時金に当たる期末勤勉手当の年間支給月数について、前年度より0.05か月少ない4.45か月とするよう勧告いたしました。この人事院勧告に基づく今回の条例改正案は、コロナ禍で奮闘する津市の職員労働者の労苦に応えるどころか、逆に水を差すものだと言わざるを得ません。 日頃から津市の職員の皆さんは、朝から夜遅くまで、また休日も出勤していらっしゃる方が多いのではないでしょうか。今年度はさらにコロナ禍で業務量が増える下で、大変な過密労働となっています。最前線で奮闘する津市の職員のモチベーションの低下を招くことになります。また、公務員の賃金引下げにより、地元の中小を初め、多くの労働者の賃下げにつがなるものと考えられ、地域経済にとって逆効果が予想されます。コロナ禍を経て求められる内需主導型への経済転換にも背を向けるものです。 新型コロナの影響で疲弊する経済、地域を活性化させるには賃上げが必要です。全ての労働者の賃金、労働条件の改善を求める立場から、この議案に反対いたします。 ○議長(加藤美江子君) 次に、賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成討論はございませんので、改めまして、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(加藤美江子君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより、議案第92号から第96号までを1議案ずつ分けて採決いたします。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 初めに、議案第92号津市職員の給与に関する条例及び津市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部の改正についてを起立により採決いたします。 議案第92号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第92号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第93号津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第93号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第94号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第95号津市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第95号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。 最後に、議案第96号津市教育委員会教育長等の給与及び旅費等に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第96号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。     〔「議長、緊急質問」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 小野議員、どうされましたか。 ◆9番(小野欽市君) この時点で緊急の質問をさせていただきたい。 ○議長(加藤美江子君) 申出がありましたことについては、緊急質問につきましては、議長といたしましては、後日の一般質問において行っていただくこともできると、そのように考えておりますけれども、いかがでしょうか。 ◆9番(小野欽市君) この時点で質問をさせてください。 ○議長(加藤美江子君) ただいま小野議員から緊急質問について発言の申出がございました。 小野議員、こちらの質問席において発言を許可いたしますので。     〔9番 小野欽市君 登壇〕 ◆9番(小野欽市君) 今、動議ではなくて緊急質問という形で議長のお許しをいただきましたので、ここで少し説明をさせていただきたいと思いますが、先ほど冒頭に前葉市長の御自身の肉声で、これまでの2回にわたる緊急幹部会の検討や、あるいは連合自治会、あるいはまた津市議会の正副議長からの申入れ等を踏まえた上で、今、行政がやっていることについて若干の報告をいただきましたけれども、報告は報告として、幹部会で。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 質問中ですので。     〔「違う。これは動議や」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 最後まで聞いていただいて、お願いします。 ◆9番(小野欽市君) その経過や中身ではなくて、ここで緊急質問をさせていただくのは、この後の令和2年度第4回の津市議会の議案にも関わりますし、令和3年の津市全体の運営にも関わる基本的なところを市長に質問という形でお伺いをしたいと思います。本会議での質問とはまた趣を分けて若干の質問をさせていただきたい、そういう趣旨であります。 ○議長(加藤美江子君) 小野議員、演壇のほうに向かって、もう一度この質問の趣旨と、また緊急性についてお話を願いたいと思います。こちらの演壇のほうでお願いいたします。     〔9番 小野欽市君 登壇〕 ◆9番(小野欽市君) 今申し上げましたように、今日の。     〔「手挙げやなあかんやないか、そうしたら」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(小野欽市君) うるさい。ちゃんと聞いてください、発言を。     〔「緊急動議」と呼ぶ者あり〕 ◆4番(岡村武君) 日程に上がってへんようなことを議運の委員長自らしていいのか。議運の委員長に不信任動議をつきつけますよ。 ○議長(加藤美江子君) 今許可して、緊急質問の趣旨と……     〔発言する者あり〕 ○議長(加藤美江子君) すみません、岡村議員、静粛にお願いします。 今、小野議員からの緊急質問に対しての趣旨、そして緊急性があるかどうかということを演壇で言っていただきます。そのことについて今説明しますので、それをお聞きください。お願いします。 ◆9番(小野欽市君) それでは、御説明を改めてさせていただきますが、先ほどの……     〔「発言を聞いたか。あんたが整理せなあかんのやぞ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 今、先に小野議員からの趣旨説明と緊急性があるかどうかを説明していただきますので、その後にお願いしたいと思います。     〔「私は動議を発令しとんねんで」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 岡村議員に申し上げます。こちらを優先に、岡村議員、緊急ということで、緊急のほうの趣旨と……     〔「だから緊急性がどこにあんねやということを言うとるやんが」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 今から説明をしていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。先にやらせていただきます。 ◆9番(小野欽市君) それでは、改めて先ほどの御説明をさせていただきますが、本市議会の開会冒頭に市長から、これまでの経緯の中で行政で検討されてきたこと等を若干御説明いただいておりますけれども、それは行政としての検討の状況であります。 私がここで緊急質問をさせていただくのは、今回の12月議会議案並びに今後の津市政の運営についての前葉市長としての方針の在り方、考え方、そのことだけをお伺いしたい。緊急にこれは聞いていかないと、今後の津市議会の議案に対する対応も変わってこようかと思いますし、28万人の津市政に対するしっかりした市長の態度というものも、御見識も含めてお示しをいただきたいということであります。 ○議長(加藤美江子君) 議会運営委員会の開催のため、暫時休憩いたします。     午前10時35分休憩     午後2時30分開議 ○議長(加藤美江子君) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。 小野議員の緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 小野議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、小野議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 小野議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。 小野議員、質問者席へ。     〔9番 小野欽市君 登壇〕 ◆9番(小野欽市君) 今、皆さん方でお決めいただきました発言を許可いただきましたので、市長に、思ってもみない1時間、随分長い時間を頂戴しましたが、私はそんなには時間を要しないでお伺いをしたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。 今朝方、市長は、今日の議会の冒頭に、これまでの10月の幹部会、それから11月9日の緊急幹部会での討議を経て、現状として議会議員からの調査もあったり、自治会連合会からの要望もあった。今判明しているところで違法行為等が散見されるのがあるとすれば、議会にも報告をするということ、それから県警にも今御相談になってみえる、あるいは弁護士、それから法律顧問にも相談をしているという御説明でございます。 そのことにつきましては、我々は、11月9日の緊急幹部会の後、事務局長も出席をしておりますので、その点、報告書の概要を頂いていますが、それを見て思いますのは、市長は今まで、平成23年の市長選以来、これで9年半たってきて、2回目、3回目は無投票でというその結果としては、市民が継続を求められて、今、市長になられて、20事業も含めてずっとやってこられた。これは大きく市民も評価をされているものだと思います。 それから、各地域の自治会を回られて、4回ぐらい回られたんだと思うんですが、コロナで今年はなかなか回れませんけれども、そんなふうに非常に市民に近いところで寄り添う形で、要望も的確に把握をして市政に反映をされてきているんだというふうに思いますけれども、どうも今回の、私自身も9月の決算特別委員会で若干の質疑をさせていただきましたけれども、それ以前からネットの中でやいろんなうわさの中で、ちょっとこれまでと津市政の趣が、流れが変わってきたような感じを受けております。 それは、昨年、この議会でも私自身、青木副市長があのときはみえましたけれども、行政当局に対する市民、あるいは外部からの対行政暴力があるんではないのか、もしそういうことがあるとすれば、それは排除しなきゃいけないんで、しっかりと手続を経るべきだという御指摘も申し上げました。青木副市長、それから総務部長からも、それは的確にやっていかなきゃいけないというような御発言も頂戴して、今年度4月以降、そういうものがされてきているんだろうと思っていましたが、どうも先ほど申し上げた市長の冒頭の御発言でも、なかなかそこは運用ができていない、だからこそ今回また総務部長に指示をされたようなことだろうと思うんですけれども、さて、まず第一に、市長、今、現状の津市役所というこの組織体制で、何か9日の発言なんかも伺うと、市長のところへ上がってくる情報というのは非常に少ないのではないのかというふうに危惧をいたしますけれども、その点については、市長はどんなふうにお感じになっていらっしゃいますか。 ○議長(加藤美江子君) ただいまの小野議員の質問に対する答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 私のところに、それぞれ担当部局から様々な相談事なり、あるいは協議なり、場合によってはこのようにしたいという了解を取りに来てもらっているということはしっかり行われていると思っております。それぞれの部長が判断して、自分のところで処理していこうということを、文章で言えば専決でやっておることも同時に存在しているというふうに思っております。 ◆9番(小野欽市君) 今、市長からもお答えがありましたように、情報の最終的な伝達というのは市長のところへ上がってこなきゃいけないものだと思いますけれども、課題によっては、担当副市長であったり、部長であったり、そういうところで処理をしてやっていると。ただ、どこかのタイミングで必ず市長には担当副市長か担当部長ぐらいからは耳打ちをして、こういうことになっていますよということがやはり基本的に市政の運営の中ではなければいけない、あるいは当然のことであると私は思いますが、しかし今回の当該自治会に関わる課題等を聞いていますと、果たしてそうなのかなと。 我々が調査権の中で情報開示を求めて拝見をしている文書だけを考えてみましても、普通に考えてもこんなことはあり得ないだろうというような補助金の不適正な執行であったり、そういう心配をされるところもあります。また、報告、決算書等を拝見しても、こんなことを通していていいのというような非常に怖いような思いもするわけですが、やはりそういうところを、市長は、まさに倫理の規範もしっかりして、これからその上で何かを考えるということだろうと思うんですが、そこのところは、市長、28万人近い人口を擁する津市が公平公正にあらゆる市民の皆さんに対応するに当たって何が大切なのか、どういうふうにお考えなのか、お伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 公正公平な職務の執行ということに関しては、まず1つは、職員が遵法意識、コンプライアンス、あるいは手続をしっかり守るというプロセスを明快に、公務員としての務めを果たすということで、一人一人の職員がしっかりとこれはやらなければいけない、これが1つでございます。 もう一つは、今少し議員もおっしゃっていますように、特定の市民の方からのいわば強い要求だとか要請だとかということに対して、できないことはできない、できることはきちんと手続を踏んでやりますということを、いわば何ら忖度をしたり、あるいはプレッシャーを受けたりすることなく、独立して公平公正な姿勢でやれるような、そういう環境がなければいけない、この2つだというふうに大きく思っております。 前者については、職員がしっかりと事務の遂行能力を高めていくということがこれからも必要であろうと思っておりますし、後者について、もしそういうことがあったのであれば、そこは環境の改善をする、そのためには何らかの追加的な仕組みなり措置なりを取らなければいけないのではないかと、こういうふうに考えております。 ◆9番(小野欽市君) 今、市長からも2点お答えを頂戴いたしました。もうまさにそのとおり、公務員としての資質をしっかりと保った上で、コンプライアンスに堪えられるような仕事をしていくということですね。それから、さらには、いろんな方がいらっしゃいますから、プレッシャーをかけてみたり、強要をしてみたり、恐喝もそうなのかな、というようなことがあるけれども、やはりそれはそれで法律に基づいてしっかりとはねつけるというか、だめなことはだめですよとちゃんと話をして通していって、我々自身も政治の中で生きていますし、市長も、もう公務員というよりは選挙という政治の世界で生きていらっしゃるわけで、やはりそうなりますと、「おまえ、選挙のときはこうやって助けてやったじゃないか」と、いろんな話が出てこようかと思いますが、それはそれでやはりちゃんと線を引きながら、全体の奉仕という立場からいってできませんということをはっきりと申し上げていっていただく。市長がそれを率先垂範することで、やはり公務員たる職員は、みんなそれを見ながら心強く思ってやっていかれるんだというふうに思うんです。 今回、もう後々でまた出てこようかと思いますので、それは後に残すとしまして、今、役所内部で調査をされている。幹部職員でやるのかな。その後、細かな話は、職員の話も聞いて相談をしてというお話だと思いますが、弁護士も交えてですよ。やはりこれまであった5年6年の長い間にそういう関係性もできた、強要に近いこともあった、現実に被害に遭われた職員もいたということは、やはり内部も大事ですが、私は、第三者機関というものをちゃんと設置して、そこには公平公正な目で見られるようなちゃんとした法律の専門家、あるいは企業経営者のしっかりとした目をお持ちの方等、そういう機関を設置して、これから先のことを踏まえた検討を含めてやっていくべきだろうというふうな気がしておりますし、そういうことがなければ、今回の利害関係団体のごみ箱設置補助金の不正申告や不適正な支出、あるいは先ほど申し上げた職員への対行政暴力、あるいは職員の中でも、職員同士で誰が敵で味方か分からないというような行政の雰囲気を醸成してしまったことに対するやはり反省と、そこに加担をしていたであろうと言われている職員に対する処罰というのは、その第三者機関等でも早急にやっていくべきだと思います。 また、その関係団体や関係人を担当している各部局の予算がこれまでで本当によかったのか。1つは、私、決算特別委員会で利害関係団体が税金の支払いをするべきだと思うが、どうだということを問い合わせましたら、ようやっと昨日文書が来まして、おとといかな、税務署が、人格なき社団でかなりの収益を上げる事業をやっているものと思われるので、税は納めてもらうべきだというような判断をしたという回答を市長名で頂戴しました。やはりそういうことも、本来はもっと前に監査なり行政当局がしっかりと見ていかなければいけないこともあろうと思いますが、そこが見えていなかった。 公務員だから税金のことはよく分からないんですわと言われた方もいましたけれども、やはりそういう基本的な社会の仕組みの視点というのも非常に大事だと思いますが、全体として今後もあることで、来年以降も津市は続いていって、予算を組んでいかなきゃいけません。そこら辺、市長はどう思われますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今後の展開について、今、議員が一つの考え方をおっしゃったんだというふうに受け止めさせていただきました。 現在は調査をしておるところであり、それが我々自身の内部的なものでは少し、1点は法律論的にどうなのかということを弁護士に、外部の、いわゆる市役所という組織から外に出して相談をし、なおかつ違法性ということについては、我々自身がどうなのかなというふうに思うことは警察にも御相談に乗っていただいていると、こういう状況でありますので、これら法律顧問及び警察との連携をしながら調査を進めさせていただきたいと。そこから先のことは、まだ私は今、何らこうしたい、ああしたいということを判断するまでに至っていないということであります。 ◆9番(小野欽市君) 市長の9日の話もそうだろうと思うんですが、まずそこをきれいにして、調査をして、それから考える。ただ、我々というか、私が心配しますのは、もう12月が間近で、間近って明日からですが、もうそろそろ来年度の予算も組んでいかなければいけないし、今年はコロナ禍でなかなか事業も進んでおりませんが、そこら辺の点検と見直しと、新たなコロナの時代に対する津市の施策も考え合わせなければいけないと思うんですが、そういうところでこのような、環境部とか、市民部とか、あるいは商工観光部もありましたね。不適正な商業振興事業補助金の要項の書換えと、要項を無理にそこに合わせるような形で、それは何も議会にも諮られていないし、環境部なんかもそうですね。 最近はどうも行政から議会に諮ることの少ない流れになっているのかなと、非常にそこら辺、危惧をいたしますけれども、やはりそこら辺は行政と議会と両輪だということになれば、今朝ほども市長からの御発言で今の経緯を御説明いただいたんですけれども、実はつい最近、11月20日でしたか、私どもの議会の正副議長が市長、副市長と面談を行った。10分間という非常に短い時間を区切られて面談をされて、議長からそちらのほうに、何か議会開会前に御説明をいただけるような、御報告をいただくようなことはございますかという問合せをしたら、「いや、もう9日にお話をしたとおりの段階で、まだございません」ということだったんで、ちょっと議長から市長のほうへ、こんなに時間をかけながら、まだそこまでしか行けないというのはどういうことですかというふうな問合せをしたら、「いや、もうそんなお話をされるような相手方とは我々は話ができません」と、そこで切られたような報告も受けておりますので、いやいや、ちょっとそれはどうかというので副議長にも伺いましたが、副議長も副議長として同じような話をされたんですが、それ以降はもう話が継げなかったということでございました。 議長名で我々の手元にも、この間代表者会議がございまして、そのときの要望もありますので、こういうふうな報告書も頂戴していますけれども、市長、これは本心ではないということですよね。議会とこんなふうに先鋭的に交わるというつもりはないということですよね。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 議会として、そういうお話が議会の中で出ておるよというお話を、議長、副議長が市長室へお越しになってなさったということでございます。それに対して私のほうで、今こういうことで調査をしております、あるいは弁護士とも相談しています、警察にも御指導いただいていますというようなことを申し上げたんですが、その後、これは議長として、副議長としてというか、それぞれ個人で、個人というか、議員として調査をなさっていますが、その調査の中身からいろいろと御発言があり、私ども執行部に対する御発言をいただいたものですから、そこから先は議長としてのお話なのか、議員としてお話しになっているのか、私は判断できないよう状況で、ちょっと渾然一体となってお話が始まったので、議長として、今日、議会の全体の御意向としてお越しいただいてそういうことをお伝えになったことに対して、私はもうお答えしましたので、そこから先、さらに1対1でお話をするとすると、それは議会代表と執行部局代表が組織と組織の話をすることになりますが、そういう流れではないというふうに私はその場面では理解しましたので、トップとトップとしての話はここで終わりですねということを申し上げたのは事実でございます。 ただ、しっかりとそこは、逆に私は、裏から議会と市長がそれぞれの考え方を伝え合ってコミュニケーションを取ることは、当然これまでもやってきましたし、これからもやるつもりでございますが、あの場面で私はそのような考え方で、ここから先は議長と市長の組織と組織のトップとしての話が続くようには思えなかったんで、切らしていただいたということは事実としてございました。 ◆9番(小野欽市君) 今、市長から市長室の中での考え方、受け取り方の説明をいただきました。個々が非常に近い距離で話をされていますから、顔の色から話しぶりから全部分かると思うんです。 私も随分ここに置いていただいたり、いろんなところでお話をさせていただいたりしておりますが、そういうことを考えますと、私が本当に若造の頃、ここに置いていただいて間がなかった頃、随分昔になりますが、その頃は、当時の助役と言われる方とか、それから総務部長だったり、あの頃は何といったかな、政策財務部長なんていいませんでしたけれども、そういう方が会派をずっと回られて、仕事もないのに、本当に仕事もないのに無駄な話をいっぱいされて、そこら辺で各会派、議会、議員のモチベーションをはかりながら、何を課題で持っているかを聞き出しながら、いろんな無駄な時間を費やしているように思えたけれども、やはりそういうことがあるんで、小さな18万人ぐらいの津市でしたが、うまく回っていくこともできたというふうに思いますが、先ほどの加藤・藤本正副議長と市長とのやりとりは非常に短い時間ではありますが、その後、やはりその場にいた両副市長や、あるいは総務部長、政策財務部長という方たちが議会のほうへ見えましたかと私は2日間にわたって確認をしましたが、何も来られない。声もかけない。もう当局は来ないんじゃないのという感覚。そういうことではないでしょうけれども、いけないですねという話はしていました。 市長、そこがやはり要諦だと思うんです、組織を回していく上で。組織にとって合理性があって、法に基づいて運用するだけではなくて、やはりそこには潤滑をするものがなければ、うまくそれぞれの意思疎通ができるとは限らない。ぜひ、そこには2人の副市長もみえるし、総務部長や政策財務部長、あるいは秘書課もあるわけですから、やはりそういうところの市長の部下をしっかりとお使いいただいて、議会と両輪でいい方向を目指すというふうなことがなければ、なかなかうまく回らないなというふうに思います。 それと、最後にですが、市長、ぶっちゃけ話ですが、随分書類も出ていますし、ネットでも書類の一部はさらされているような状況になっていまして、市長は現実に御存じなかったのかもわからんけれども、そういうことが繰り返し行われてきているということに対して、やはり市長自身が一番先頭に立って、私自身が体で示して、津市の今置かれた状況をしっかりと把握して、処断するべきものは処断をしていって立て直していきたいというふうな御決意がなければ、なかなか市民の間にも蔓延しつつある雰囲気というのは払拭できないし、やはり何より仕事をしてもらう職員にとって何が本当に信頼できるのというところだと思うんですが、まさにその信頼感を職員に与えるために、今、市長からの肉声でお言葉がいただければありがたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今、小野議員からお話しいただいたインターネット上での様々な津市役所への、一部議会のこともネットに出ているように思いますが、御指摘、あるいは御批判といったようなことが出てきているということ、これを見た方からも、どういうことなのという事実確認を求めるようなメールや電話などをいただいておるということは事実でございます。 そこで、10月12日だったんですが、幹部会議を臨時に開きまして、私からは、今、議員がおっしゃったようなことについて私自身がどう受け止めたかということを幹部職員に伝えました。伝えたことは今の議員の御質問へのお答えにかなりの部分が重なりますので、どういうことを言ったかということをこの議場の場で御披露させていただきますが、これまで市職員が津市職員として生きていくために意に沿わない行動を取らざるを得ないような状況にあり、そのことにやりきれない、つらい思いをしたことがあったのではというふうに、今回の一連の情報を見るとそういうことを感じていますと。そのような思いをさせたという実態について、市長として申し訳ないと思い、おわびをいたしました。今後、職員がつらい思いをすることがなくなるよう、今日、この10月12日ですね、津市役所が変わるスタートの日にしたいというふうに思いますのでよろしくお願いしますと、こういうことを伝えました。 これは、肉声とおっしゃいましたけれども、そのときの私のオリジナルといったらあれですけれども、私自身が自分で事前にメモを書いて、それをしゃべった私の肉声であるというふうに思います。 これを受けて幹部職員たちは、これまでどうしても若干威圧を受けて行政の執行をせざるを得なかった事例について、私に報告をしてくれました。それを見た私としては、今日、朝申し上げたように、さらに調査を行う必要がある、あるいは法律相談をする必要がある、場合によっては警察に御相談をする必要があるというようなことについて、今現在、そのような調査ないしは協議を進めておるところでございますので、それを受けて、その結果については、きちんと車の両輪である議会にもお話をしていきたいですし、なおかつ、今後さらに同じようなことを起こさないような仕組み、システムづくりということにも取り組んでいきたいというふうに思っております。 なお、当然、警察にも相談をしておるということからすると、どうしても保秘というか、秘密を守らなければいけないという部分が今後も数出てくると思いますし、我々としては、警察御当局との信頼関係を損なうことのないようなことにもしっかりと留意しながら取り組んでまいりたいと思っております。 ◆9番(小野欽市君) まさに肉声で、今初めて伺いました。市長が作られたメモを御自分で読まれたなんていうのは初めて伺いましたが、それぐらいそのメモの中には気持ちを込めて、10月12日で津市役所は生まれ変わるんだというふうな言葉で市長が前向きに発言をされたんだと、今日改めてこれを聞いている職員も認識を新たにしていただければありがたいなというふうに思いますし、市長自身が、警察にも保秘した上でしっかりと情報伝達をして相談をしているというのは、もう一歩進んでいくことも含めてやっているというふうに私は理解をしましたけれども、それはそれで警察権力やいろんなところでやっていただいていますけれども、私としては、市民の負託を得て議会政務をさせていただいた議員として、いろんな市民からも問合せがございます。そこのところへちゃんと説明ができるように、現状ではなかなか納得をしていただけないような、あるいは疑念を持たれているような施策もたくさんありますので、議長には、この後、地方自治法第100条に基づいた調査権限を持った調査会を議会にもおつくりいただくようにお手配をいただきながら、津市議会、津市役所一丸となってこの課題の整理、それから疑念の払拭ということに向かっていければ一番いいというふうに思います。 ぜひ今後とも議会の運営についてもよろしくお願いしたいと思いますし、市長、重ねてですが、先ほど申し上げたように、市長の意見を初めて30分ぐらい伺いましたが、市長はなかなか多忙ですから、代わりにどなたかが市長の意向、議会の意向というものをはかりながら運営ができるような、こういうのをつくりましたと言っていただかなくて結構ですから、そういうふうなものが派生して見えるようにぜひお考えいただかないと、なかなかぎくしゃくして戻らなくなるといけませんので、そこの点はよろしくお願いをして、私の質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(加藤美江子君) これをもちまして、小野議員の緊急質問を終了いたします。     〔「議長、緊急質問」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 青山議員。 すみません、青山議員、マイクの設定状況がありますので、演壇のほうで発言をお願いしたいと思います。     〔14番 青山昇武君 登壇〕 ◆14番(青山昇武君) 議長、緊急質問させていただきます。 ○議長(加藤美江子君) 青山議員に申し上げます。 緊急質問の趣旨について、青山議員の発言を許可いたします。また、質問の趣旨と併せて、質問の緊急性について簡潔に説明願います。 ◆14番(青山昇武君) 緊急質問をさせていただきます。 今回、市長が冒頭に御挨拶をされました。御挨拶の内容的にもう少し詳しく、それまでのいきさつが全くないので、その辺をもう少し僕は聞きたいと思っております。それが趣旨で、緊急質問としてさせていただきます。 ○議長(加藤美江子君) 戻っていただいていいですか、青山議員。申し訳ないです。 青山議員の緊急質問の件を議題として採決をいたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 青山議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、青山議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 青山議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。 青山議員、どうぞ、質問者席から。     〔14番 青山昇武君 登壇〕 ◆14番(青山昇武君) 議長のお許しを得たので緊急質問させていただきます。 先ほど小野議員からもありましたけれども、私は内容的に、今回市長が冒頭発言した内容なんですけれども、これまでの至った経緯、なぜここに至ったのかというのがもう丸っきり分からない状態ですので、その辺をもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 自治会への補助金の支出に関して一部報道がございましたので、議員の皆様に現時点における状況を御報告しますというところから発言をさせていただきました。報道といいますのは、自治会の補助金の支出などについて、いわば適正な支出であったのかどうかということを取り上げるような報道でございました。 その件は、さらに以前から、自治会活動について、いわば適正な行政との関係が持たれているかどうかということについての様々な情報がインターネットに上げられているというのが分かったことから、その前に決算特別委員会でも複数の委員から御質問があったと。第3回定例会の決算特別委員会ですね。 10月5日に市議会の議長、副議長から、両副市長を通して、執行部としての事実確認とその対応についての回答を求められたというのが私どもとしてのスタートでございます。さらに、10月9日に津市自治会連合会会長、副会長からも対応すべきだという要請を受けたというところがスタートでございます。 私としては、そういう事柄について、幹部職員に対して、つまり幹部会議のメンバーである部長級の職員に対して、公平公正な職務の執行がゆがめられるようなことはなかったかと、そういうことを確認する、そのことをやりました。ただし、報告を求めたんですが、それは一件一件を問い詰めたり、根掘り葉掘り問いただすことを目的とはせずに、課題、問題を把握することで対策を取る情報をしっかりと私として把握しようと、こういうことをいたしました。 その結果、10月6日を提出期限として、各部長から、幹部職員からの報告を求めたわけですが、私がそれを見まして、先ほど小野議員にお答えしたような、特定の市民等から威圧を受けて、これらの方からの要求に対して、それを踏まえた判断や行動をせざるを得ないような状況に一部追い込まれたということがあるように見受けました。 そこで、私が改めて幹部職員に、関係法令に違反していることが疑われるものについては、すぐにでも顧問弁護士の助言を求め、的確に対応をするようにというのが1点。それから、仮に警察から協力依頼があった場合には、全面的に協力するようにというのが2点目。さらに、調査結果や顧問弁護士との相談結果については、それぞれ担当副市長に速やかに報告し対応を協議するように、この3点を指示いたしました。 その指示を受けて各部長たちがそれぞれ調査をしながら、今申し上げたような法律相談もしながら、現在、副市長のそれぞれと協議しながら、今、津市の調査を進めておるということでございます。その旨を私が短い言葉で今朝申し上げたということでございまして、ずっと過去からのお話は、そもそも議長、副議長にお話をいただいた10月5日、その前の決算特別委員会の質疑がスタートということでございまして、経緯は以上のようなことでございます。 ◆14番(青山昇武君) 私も議長から内容を聞いていますけれども、ほぼ同じで、もうそのとおりだなというのが分かりました。 ちょっと一つ一つ聞きたいんですけれども、まず10月5日の盆野副市長、稗田副市長との懇談ということで、ここで恐らく議長のほうから、今のインターネットに対して、行われていることをどう思われますかということで、盆野副市長は、インターネットを見ていないので把握していない旨、返答があったということなんですけれども、その後見られたと思うんですけれども、どう感じられましたか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎副市長(盆野明弘君) ごめんなさい。10月5日の事実確認のときではなくて、こういうインターネットでの情報がありますよというのは、その前に正副議長から受けておりまして、本当にその中の一部について見たことがないというのがありましたので、正直にそれを申し上げて、終わってから聞きますということで内容を聞かせてもらいました。非常に、本当にもう心が重いものもございました。 その後で10月5日に事実確認、いわゆるこれの事実究明、確認をということを2人にいただきながら、そのときに、私どもも議会と執行部がこっちから合わせてやれるように一生懸命やらせていただきますと、この内容については市長に直ちに伝えますというようなことを申し上げて戻りました。 ◆14番(青山昇武君) それと10月23日、稗田副市長との懇談があったと思うんですけれども、ここで議長、副議長がいろんな話をしながら、報告はどうなっているんですかという話をしたところ、稗田副市長は、これは聞いた話で、なぜ6日を待てないんですかという話があったみたいです。それは11月6日に皆さんの意見を聴取するからという意味だと思うんですけれども、僕が感じるに、稗田副市長が6日をなぜ待てないんですかと言った後、6日が終わったら、普通は報告しに来るかなというのが考えられるんですけれども、その言葉から。6日が終わったら、じゃ、報告しますわという意味に捉えるんですけれども、その辺は、待てないんですかと言いますけれども、報告はまた別ですかという意味合いやったのかなと思いながら。ちょっとその辺をお聞かせ願えますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎副市長(稗田寿次郎君) 11月6日の発言のその前段のところが、やりとりをしていた内容としまして、正副議長のほうからは、その調査ではあまり上がってこないんじゃないかというふうなことを再三申されていました。私としては、いや、そんなことはないと。そういうことではなくて、市長のほうから根掘り葉掘り聞くことはない、問い詰めているというふうな趣旨じゃないのでしっかり上がるはずだと。だから、上がるはずがないというふうなことじゃなくて、11月6日にしっかり上がると私は信じているので待っていただけませんかと、そういう趣旨でございました。 ◆14番(青山昇武君) ありがとうございます。 いずれにしても、議長、副議長が、市長が言われていましたけれども、11月20日は別として、その前というのは、議長、副議長としてお話をしながら、どんな状態かというのは当然聞きますし、当然報告があってしかりかなと。この報告がないのが僕はもう不思議で仕方がないわけです、ある意味。途中経過でも今こんな状況ですと。議長、副議長と市長部局が話をしているんですから、それはしっかりとしてもらったほうがいいんじゃないかなというのがあったもので、僕はなぜなのかなというクエスチョンマークがついたもので、しっかりお聞かせ願ったところでございます。 それから、お話の中で先ほど警察のほうがありましたけれども、しっかりと警察の要望があったら乗っていくようにということがありましたけれども、僕は逆に、それはそうですけれども、やっぱりこっちであったことを率先してしっかりと言うていかないかんのかなというふうに思いましたけれども、その辺の捉え方はいかがですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 警察との関係でありますが、11月9日の幹部会議のときは、私は、各幹部職員には、仮に警察から協力依頼があった場合には全面的に協力してくださいということを伝えました。 その後、協力依頼というよりも、我々としてどういうふうに考えればいいのかということも、犯罪、違法性との関係、法律に違反するおそれがあるという案件については、当然法律顧問も、司法当局というか、警察に相談してはどうかというアドバイス、助言をその後くれますので、法律顧問からの助言を受けて警察にも相談を行っておると。そういう意味では、こちらから相談に行っておるということでございます。 ◆14番(青山昇武君) あと公平公正職務ということで、一人一人の職員がやらなければならないということで言われていましたけれども、いろんな話の中で、やっぱり部長に相談しとか、副市長に相談して弁護士にという話はありましたけれども、公平公正を僕は一生懸命やっとると思っているんです。なぜできなかったかというのは、圧力とか恫喝とか、いろんなことはあるかもしれませんけれども、やっぱり市の部局の中で言えない状況。部長に相談すべきなのか、副市長に相談すべきなのか、逆に部長にも副市長にも相談できないような状況があったならば、それは逆効果ですよね。そういう意味を議長としても出しとったんかなと、あの話の中で。だから、市長がしっかり出しなさいと、封をしてというのは、僕は大正解だと思っています。 ただ、やっぱりその後いろんな調査をするに当たって必要な、部長なり副市長なりに言っていくという中で、奥深い問題もあると思うんです。これは想定しかできませんので言えませんけれども、やはりそう思うと、この内容、今日市長に言っていただいた補助金、交付金、業務委託等に関するという、要は様々なところに行き渡っとるわけですよ。1つじゃないわけですよね。その中には人事にも介入する人がおるんじゃないかとか、いろんな話を聞きます。 そうなると、職員としてはやりたいけれどもできないという環境、状況、これを何としても払拭していただきたい。これは一番大事なことではないかなと思っています。言えているんであればこういうことはなかったと逆説で言えば捉えられますので、それをやっぱり今後きちっとしないと、ある意味、今の問題を解決したところで、今後それをなくすためには、そこを改善しないと絶対になくならないと思うんですよ。という僕は見解を持っていますけれども、いかがですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 将来のことの検討も併せて、11月9日の幹部会議では、こういうことを検討するようにという指示をしました。それが一部新聞等で報道、私も取材を受けたので、こういうことを指示したというのは答えたということもあって新聞等で報道されたんですが、それをすればもうこの話が終わるという意味では全くないんです。 ただ、今、青山議員がおっしゃったように、そういうことをしないとまた将来同じようなことが起こるんじゃないのという御趣旨は、全く同じふうに考えていますので、あえて将来のこととして、こういう仕組みを検討しなさいというふうに総務部長に指示をしたわけなんですが、その一つは、特定の市民等からああしてほしいとかこうしてほしいとかいうお話というのは、大体口頭ないしは電話とかであるわけですよね。文書ではなかなか来ないわけですね。そういう口頭による要求があった場合に、それを何らかの形で紙にするということだろうと思うんですが、それを言えないと、今まさにおっしゃった。言われているだけで、それを誰にも伝えられないということ、それは何かルールをつくらないかんなと。そういうことがあった場合は、こういうフォーマット、様式で報告をするのが津市役所のルールですというようなものをつくるべきではないかということで、その仕組みの検討が1点。 もう一点は公務員倫理なんですが、どこまでしていいことなのかどうかということが、それぞれの職員、今までも研修を受けたり、副市長通達を受けたり、あるいは津市職員行動規範というので示してあるんですが、さらにぎりぎりのケースですね。例えばどんな威圧を受けたとしてもやってはいけないこと、こういうことはやってはいけないので、この物差しをはっきりと示してあるので、津市職員としてはこれはできないですということを言えるような、そういうよりどころになるようなものも併せてしっかりつくっておかないと、逆にそれがないと、どこまでできるのかという限界が明らかにならないということなのかなというふうに私も考えて、津市職員版の倫理規程を検討しなさいと、この2つを総務部長に、総務部長取りまとめという意味で総務部長になんですが、指示をしたわけでございます。 その2つは、将来に向けて同じようなことが起こらないようにするという仕組みなんですが、ちょっと繰り返しで恐縮なんですけれども、それがあるからもうこの話はこれで終わりよという意味で私は指示したわけではなくて、将来に起こらないようにするための仕組みとして検討をもう始めようよということを申し伝えたところでございます。 ◆14番(青山昇武君) 職員もしっかり頑張って仕事をしとると思うんで、そこはしっかり守ってやらないといけないと僕は思っております。そういった面では、市長、副市長、部長、本当にしっかりしてほしい。もうこれは切に願います。 それと、報告の話がいろいろありましたけれども、やっぱり市長部局と議会というのは、当然二元代表制で一体なので、報告は求められてやるんじゃなしに、しっかり、途中経過でこれはしなくちゃいけないなというときは積極的に、特にこの問題は大きな問題だと思っております。それは積極的にやってほしいなと。そこは決めることはないと思いますけれども、できないんだったら、毎週報告しますというぐらいしていただきたいなと思っております。これは私の要望です。やっぱり一緒になってこの問題を分かっていないときちっとした整理ができていかないのではないかなと思っておりますので、よろしくお願いします。 以上です。ありがとうございます。 ○議長(加藤美江子君) これをもちまして、青山議員の緊急質問を終了いたします。     〔議長、緊急質問」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 村主議員。 村主議員、演壇からの発言を許可いたします。     〔「質問だけではあかんやないか、趣旨を聞かなきゃ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) そうです、今からです。 村主議員から、緊急質問について発言の申出がございました。 緊急質問の趣旨について、村主議員の発言を許可いたします。また、質問の趣旨と併せて質問の緊急性について簡潔に、演壇のほうから御説明していただいていいですか。     〔23番 村主英明君 登壇〕 ◆23番(村主英明君) 市民クラブの村主英明でございます。 議長のお許しをいただきまして、緊急質問の趣旨と必要性についての私の考えを述べさせていただきます。 10月12日と11月9日に緊急幹部会議があって、そこでの市長の発言は間接的に伺っておりますが、今までインターネット情報とかうわさ、あるいは伝聞で不確かな情報だったものが、関係法令に違反する可能性があるものがあったと市長自ら御発言されているので、非常に重要な問題だと注目をいたしましたが、正副議長からの申出に対しても職員に対する調査結果についての報告が議会に寄せられていないと、これは議会としてただす必要があるというのが趣旨でございます。 緊急性については、一般質問の前に既に行われた議員の質問と関連して、早急に、緊急に確認をすべき事項があると考えた次第でございます。 ○議長(加藤美江子君) ただいまの村主議員の緊急質問の件を議題とし、採決をいたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 村主議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、村主議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 村主議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。 村主議員、発言を質問者席からお願いいたします。     〔23番 村主英明君 登壇〕 ◆23番(村主英明君) それでは、緊急質問をさせていただきます。 先ほど趣旨について述べましたとおり、10月、11月の2回の緊急幹部会議で市長自らいろんなことを御発言になったと。10月の幹部会議では、職員に対して公正かつ公平な職務の遂行に関する調査を指示されて、その報告を11月6日に受け取った後、11月9日に緊急幹部会議が招集されて市長が発言をされているということです。 自治会連合会のほうからも議会に対しても、事実確認や、それから議会としての対応について検討するようにという要望が出ておりますが、自治会連合会からの要望書も、特定の市民が関与した事案、これを「この件」という表現で連合会から要望が出ていると。特定の事案について、事実確認やそれに対する対応が議会にも求められているというふうに認識をしておりますが、であれば、まず1点目ですけれども、事実関係の確認なり対応の検討を求められたのに対して、問題になっていますのは、ある特定の市民が関与して起きている事案、不適切事案といっていいのかと思いますが、したがって、特定の市民による事案に絞って事実確認を行って、対応策を検討して、さらに実施をする、加えて同様の事案の再発防止を講じる、それが取るべき対策ではないかと思うんですけれども、そうしなかった何かお考えがあれば、お伺いをしたいと思います。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) すみません、反問させてください。特定の市民に限らなかったというのはどういう意味での御質問か、お尋ねしたいと思います。 ◆23番(村主英明君) 質問の趣旨がちょっと不明瞭だったかもしれませんが、自治会連合会の要望書で「この件」と指したある特定の市民が関与した案件について、事実確認を行って対応を検討してくれと、そういう要望があったわけですけれども、10月12日の緊急幹部会議で市長が特にその案件に関してという限定をせずに、広く公正かつ公平な職務の遂行に関して調査を行われた。その間口を広げられた趣旨といいますか、考え方をお尋ねした次第です。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 御趣旨は分かりました。 私が10月12日に幹部会議で指示をしたのは、もともとインターネット上で様々な、市役所、市議会についてもいろいろな御指摘が出ておる中で、決算特別委員会でも複数の委員から御質問があった。あるいは10月5日に議長、副議長から、先ほどのあれですね、副市長を通して執行部に事実確認、対応について回答を求められたと、こういうことがありました。 したがって、私は、そのようなこと、これはインターネット上ではおおむね、津市役所についていいますと、公正かつ公平な職務の執行ができていないんではないか、ゆがめられているんではないかという御批判だと思いましたので、そういうことがありますかと広く部長たちに尋ねたということであります。私のところにも10月9日に自治会連合会の会長、副会長から、そういう趣旨できちっと調べるべきじゃないのというお話だったので、私はそう捉えました。 ただ、議会に自治会連合会長がお持ちになった文書は私も見ていませんし、それに「この件」と書かれているので、それは議会の中の件なんじゃないんでしょうか。私は、ちょっと今の御質問の「この件」ということについては特定できないので、よく分かりません。 ◆23番(村主英明君) 私は逆に、自治会連合会長は、市長あるいは市に対してどういう文書を出されたのか、口頭で申入れをされたのか、詳細を存じ上げないので、ちょっとそこはかみ合わなかったかもしれません。 お聞きしたかった趣旨は、たまたまといいますか、ある個別案件が起きて、これは不適切なことが起きてしまっていると。それを問題視されているのであれば、それに関して追及をすればいいのであって、ほかにもこれに似たようなものがあるに違いないという前提で調査をされたんだったら、そういう認識を実はお持ちだったのかということをちょっとお尋ねしたかったわけです。ちょっとそこをもう一度確認させていただけますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) インターネット上ではいろいろなことが言われておりますし、それから、現実に私どもがその後調査した、各部長から市長宛てに出してもらった報告によれば、いろいろなことがあるということがその報告を見ると分かりましたので、結果として特定の、分かりませんけれども、ある自治会長なら自治会長とか、そういうことをターゲットというか、ピンポイントで調査をするということにしなかったのは、いろいろなことがあるんではないかということがその頃からいろいろ言われていましたので、広く職員にそのようなことはありませんかという意味で尋ねたということです。 ◆23番(村主英明君) いろんな情報がある中で、そういうところも白黒つけるというか、調査をしたほうがいいだろうということで間口を広げられたというふうに理解をさせていただきます。 11月9日の緊急幹部会議で市長が指示をされた内容も伺っておりますが、大きく3つあって、法令違反の可能性があるものは顧問弁護士等に相談し、助言を求めて、幹部職員が対応しなさいというのが1点目。2点目は、警察からの協力依頼があった場合に幹部職員は全面的に協力しなさい。3点目としては、調査確認の結果や弁護士との相談結果は、担当副市長に報告して対応を協議しなさい。要約するとそういうような指示を出されたというふうに理解しております。 これをメモで読ませていただいたときにちょっとあれっと思ったのは、市長はどうされるのかなと。幹部職員に対して、法令違反の可能性があるかないかをまず自分である程度識別をして、自分で顧問弁護士に相談したりしなさいと言っておられる。それから、結果が出たら担当副市長に報告して対応を協議しなさいと。何か市長の役割や出番がないように文字面からは受け取れるんですね。 こういった今後の対応について、とりあえず副市長なり幹部職員に任せて、自分はあまり出張っていかない、主体的に関与しないというようなスタンスをお持ちなのかどうか、ちょっとそこをお尋ねいたします。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 市長というのは、津市役所における最終決定について判断をし、責任を負う立場でありますので、私が市長としてこれまでも、このことに限らず、同様なんですけれども、市役所という組織をしっかりといわば活用しながら、つかさつかさの職員がそれぞれの責任を果たしながら、最終、私が責任を持って、そして結果責任を負うというふうにやっております。 今回、この指示の意図を問われましたので御説明申し上げますが、当然幹部会議ですから、幹部が既に私に対して、こういうことがあったんだけれども、これは関係法令ないしはルールに反しているのかどうか、ちょっと判断に迷うというような、そういうことを挙げているものについては、当然顧問弁護士の助言を求めて、現時点で各部長それぞれが自分の考えをまず整理してくださいと。それから、警察から協力依頼があった場合は協力してくださいと。それは各部長にですね。市長や副市長が知らないところで警察から何か協力せえと言われて、こういう資料を出しなさいと言われて、勝手に出していいのかどうかというのはみんな迷いますから、そこは協力しなさいという一般論を伝えたと。 その上で担当副市長に速やかに報告しなさいというのは、担当副市長がそれを聞いて、その後、当然、市長のところに報告に来ますから、私が部長とか副市長に今申し上げたような指示を、これは内部の指示ですから、出したからといって、市長が何かもう任せきりであるとか、あるいは積極的に関与しないということは全くないわけでありまして、きちんとこれは私が最終的な判断をし、責任を負うものでございます。 ◆23番(村主英明君) 市長としての仕事の仕方はそれぞれの考えがあると思いますけれども、ある意味での危機管理に当たると思うので、トップが前面に出て陣頭指揮を執るべき局面ではないかなと思いまして、そのようにお尋ねをいたしました。 指示の中で、顧問弁護士との相談などである程度整理がされてきて、今後の対応を協議するに当たって、担当副市長に報告して協議をしなさいという流れを御指示されていますが、ちょっと副市長も気の毒だなと思うのは、この調査は市長だけが受け取って、市長が封を開けて御覧になっていると。書いた幹部職員、出した本人と市長だけが知っていて、いろいろと顧問弁護士との相談など丁々発止のやりとりをして、さあこれでいいのかな、あるいはちょっと悩むけどなという段階でいきなり担当副市長が相談を受けるというのは、副市長もちょっと気の毒な立場だなという気がするんですけれども、調査結果といいますか、市長が受け取った報告内容というのは、副市長とは共有されていないんでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 共有していません。 ◆23番(村主英明君) 対処のもう一つの考え方としまして、職員が、故意か悪意かということは別にして、何らかの関与をしたものに関しての解明というのは、なかなか自らするのは難しい面があって、よく取られる手段は、第三者委員会を設けて、そこでしっかりと調査をしていただくということが取られることも多いわけですが、今回の一連の問題に関して、第三者委員会を設置して処理するという考えはお持ちになっていないでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) それは先ほど小野議員にお答えをいたしましたように、第三者の目というのは、現在、1つは顧問弁護士、それからもう一つは、警察に相談すべき事案は警察というところに、外部に出ていますので、そこから先、この後、私どもの調査を受けてどうするか、もう一回、何か今御提案になったようなことをするのかどうかということについては、何らまだ決めていないと。今は私どもが内部で調査をして、そして法律顧問に相談をし、違法性について迷うような事案については警察に御相談をしていると、こういうことでございます。 ◆23番(村主英明君) 分かりました。 幹部職員から報告された内容は、先ほども言いましたように、市長が受け取って、市長だけが御覧になっていると。副市長とも共有していない。調査のやり方がそういう前提でしたし、調査自体のお互いの信頼性というのも理解はできます。ただ、市民なり議会としては、その問題の全容はぜひ知っておきたいと思う気持ちはあるわけです。 差し支えないかなと思う点だけお聞きしたいんですが、幹部職員からの報告は、数が御記憶にあればで結構なんですけれども、幾つの部署、あるいは幹部職員の人数単位になるかと思いますけれども、幾つの部署から何件の報告が実際に市長の下に届いたんでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) ちょっと今、数字は記憶にございませんが、かなり多くの職員が私のところへ出してくれた。自分のところはありませんよというふうに言ってきた職員ももちろんおりますけれども、かなり多くの職員が私のところへ封をした報告書を届けてくれたということでございます。 ◆23番(村主英明君) もう一点だけ。 市長の下に報告されたものの中に、今、渦中のというか、話題になっているある自治会の役職を持っている市民の方、名前はもちろん申し上げませんが、特定の方、ずれはないと思いますけれども、その市民の方が関与していないものも実際にはあったんでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。
    ◎市長(前葉泰幸君) そこは、今申し上げたように、これまでも申し上げてきたいろいろな事案についてお話がありましたので、それぞれ本当に複数、様々なケースというのがあります。 それぞれの部長は、自分がいつから今のポジションにいるかということによっていろいろな報告の仕方があって、自分のポジションに関わる自分が来る前のことを報告してくれた部長もいれば、自分が前にいたポストで見たり聞いたりしたことを書いてくれた人たちもいます。そういうことを全部合わせると、かなりの広がりがあるということでございます。 ただ、事柄の、この調査の性質上、私が封をしたものを受け取ると、で、私が読むということでやった以上、それは職員との信頼関係がありますので、これを副市長にも開示をしていないと。ただ、副市長がこの後、いろいろな担当部長から、自分の所管部長から相談を受けるよねということは、幹部会議で言う前に私もそう思いましたので、こういうような案件については担当部長が報告の中に入れているので、それはしっかりまた相談、協議を受けるようにということは口頭で2人に伝えました。 それから、もう一つ申し上げれば、各部長は自分で法律顧問に相談に行って、副市長のところへまず報告しなさいと、こういうふうに言った時点で、私にどういう報告書を出したかということとは別にして、副市長にこういう事案でこういうことがあって、こういう相談をしてきたところ、法律顧問からこういう意見をもらいましたということを2人にそれぞれ話をしているので、どこかのところで話が交わるというか、合流することになるんだろうというふうに思っております。 そういうことも全部合わせて、内部調査の結果としてきちんとまとめたいと思っておるんですが、現時点ではまだその途中だということでございます。 ◆23番(村主英明君) それでは、最後に、11月9日の緊急幹部会議で指示された今後の対応は、2点、総務部長に対して検討の指示をされたというふうに伺っております。 1点は、口頭での要求があった場合に報告したり記録したりする仕組みをつくること、もう一つは職員倫理規程をつくるという、この2点だというふうに伺いましたが、既に職員倫理規程を策定しますと、していますかもしれませんけれども、新聞で報道されて、ああ、動いているのか、あるいは動こうとしているのかなというふうに受け止めているんですけれども、もう一点の口頭要求があった場合に報告、記録する仕組みについても、既に総務部長に指示が下りて作業が開始されているというふうに理解してよろしいんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 市長から2つ指示をいただきました。まず、倫理規程も今作成中でございます。もう一つのほうの情報を共有できるシステムについても、今作成中でございます。 ◆23番(村主英明君) いろんな口頭での強い要求、威圧的な要求があっての対応でゆがんだりというようなことが今回起きたので、その反省を踏まえて記録する仕組みをつくろうというふうな考え方は理解するんですけれども、よくこういうことといいますか、原因者は市民であれ、また議員だったり、いろんな団体からちょっと威圧的な拒みにくいことがあったときに、それが密室で行われて抵抗できない、うまく対処できないというようなことが起きると、こういう発想がよく出るものなんですね。 ところが、ごくごく善良なことまで律儀にこの仕組みに乗せて記録しないといけないのかという問題が必ず出てくるわけです。誰からでも口頭で要求があった場合というわけですから、例えば住民から、道路に穴が空いているから早く直してほしいという要求もあるわけです。議員から、議案の内容を勉強したいからちょっと説明に来てくれというのも口頭での要求ですよね。これらも全て記録をすると、制度設計の考え方ですけれども、全て対象とするという前提で作業が行われているのか、あるいは作業の指示をされたのか、そこをちょっと確認させていただきたいと思います。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 通常、要求というのは文書等で来ることになります。これは公文書になりますので、個人情報は隠して公開になると思います。じゃ、先ほど市長がおっしゃいました口頭の指示はどうかといいますと、基本的には口頭の指示も皆さんと共有するということになるんですが、議員おっしゃるように、共有するに値しないといいますか、通常の担当部局の仕事で日常の情報までするのかというのは、それも煩雑化されますので、それも含めて、今、どこまで、どういう基準でするのかというのも含めまして検討中でございます。 ◆23番(村主英明君) 今の御答弁から伺うと、一定の線引き、範囲を切り取るというような考え方、多分妥当な、常識的な判断だろうと思います。要求の中には、何かやりとりをして、これは報告、記録するなよという要求もあると思うんですね。だから、線引きをうまく制度設計するというのが大事だと思いますので、そこはしっかりと検討していただきたいと思います。 もう一点、この関係で、既に職員に対する不当要求行為等の防止に関する要綱というのが、これは平成18年、合併して直後につくられたものがございます。今までに7次にわたって改正を経て、だから必要な改正が怠らずにずっと行われて、令和2年にも改正されていますね。だからこれがあるわけです。この要綱を読みますと、これで足りるような、これをうまく運用すれば、あるいは必要な改正を、また第8次改正をすれば足りるような気がして、何か屋上屋を重ねる、あるいは似たような制度を2つつくるようなことになりはしないかという危惧をしますが、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) はい、議員おっしゃるとおり、既に要綱がございます。この要綱があるにもかかわらずというところもございますので、この要綱が、改正も含めて、さらに効果的になるような仕組みづくりというふうにも捉えておりますので、先ほどの情報の共有、それから倫理規程も含めまして、この要綱も含めて、効果的になるようにしっかりと検討していきます。 ◆23番(村主英明君) 私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(加藤美江子君) これをもちまして、村主議員の緊急質問を終了いたします。     〔「緊急質問」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 緊急質問ということで、桂議員から緊急質問について発言の申出がございましたので、緊急質問の趣旨について桂議員の発言を許可いたします。また、質問の趣旨と併せて、質問の緊急性について簡潔に御説明願います。     〔11番 桂 三発君 登壇〕 ◆11番(桂三発君) 行政対象暴力について質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。2点だけ質問したいことがありますので、よろしくお願いします。 ○議長(加藤美江子君) 桂議員、すみません。ちょっと申し訳ございません。私が言うのを忘れました。ちょっと引き続いて言っていいですか。 桂議員の緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 桂議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔「緊急性の理由を聞いてへんやないか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) これについて聞きたいとも言いましたね。もう一度、では言っていただいていいですか。桂議員、もう一度お願いします。 ◆11番(桂三発君) 行政対象暴力について私は聞きたいと。 ○議長(加藤美江子君) 桂議員、緊急性のことについて。どうぞ。 ◆11番(桂三発君) 今、3人の方が質問されていますけれども、その中で、私が聞きたい質問を誰も聞いていただいていないし、具体的な例を挙げますと、報告に土下座の件とか坊主の件があったのかなかったか、そういうことを聞きたいと私は思います。 ○議長(加藤美江子君) 桂議員の緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 桂議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、桂議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 桂議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。 桂議員、どうぞ。     〔11番 桂 三発君 登壇〕 ◆11番(桂三発君) 今調査をしていると言っておられますけれども、まず1点聞きたいことは、その中に土下座をしたとかいう調査は入っているんでしょうか。某自治会長から強要されて土下座をさせられたとかいうのは入っているんでしょうか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 私が各部長に求めた調査は、公正公平な職務の遂行の視点から、所管において様々な課題、問題となっていることに対する事実とその背景についてということを調査内容にいたしました。それに当たるものは全部入っているというふうに理解しています。 ◆11番(桂三発君) だから入っているかというのは、土下座という部分も入っているか入っていないのか、私は聞いているんです。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 私、ずっとこの調査に関しては、今までの各議員の御質問にも一般論としてお答えしていますので、1つのある事が入っていたとか入っていないとかいうことについては、答弁は差し控えたいというふうに思います。 ◆11番(桂三発君) もう一点質問させていただきたいんですけれども、この何年かの間にある日突然職員が坊主になったりとか、そういうことが起きている状況は、市長、知ってはりますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) その背景とか、そういうことについてはよく分かりませんが、突然ヘアスタイルを変更した職員がおったという事実は承知しています。 ◆11番(桂三発君) そのときに坊主になっているわけじゃないですか。調査の中にも、私は坊主にされましたとか、そういう調査は入っていないということですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 個別にあるものが入っているとか入っていないとかいうのはここでは答弁しませんが、この調査の結果として私が申し上げたのは、威圧によりこれまでに行政の執行がゆがめられたと見受けられることがあったというふうに次の幹部会議で総括しましたので、威圧があってどういうことがあったかとか、私としても威圧があったんではないかというふうに思われるようなことが報告の中にはありました。 ◆11番(桂三発君) 坊主にされたかというやつは個別やから言えないけれども、ちょっと話を変えますけれども、髪の毛を切られるというのは、これは市長の判断でよろしいよ、坊主にさせられるということは傷害に当たるんじゃないんでしょうか。質問の意味が通らんかな。威圧によって自主的に坊主にされるというやつがもし報告書にあれば、それはどうなんでしょうかね。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めますか。 ◆11番(桂三発君) はい。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 威圧を受けて行政の執行がゆがめられた、あるいは非常に何か意に沿わないことをせざるを得なかったということがそれぞれの部で複数あったということは報告で来ておりますので、そういうことも含めてさらに調査を重ねていると、こういうことでありますし、今、そこがどう犯罪につながるのかどうかということについては、警察御当局に相談をする対象に分類されることになるんじゃないかというふうに思います。 ◆11番(桂三発君) もしもにはなるんですけれども、自分でもし刈ったとしても、目の前に置かれて、威圧されて坊主になったとかいう事例がもし書いてあるんでしたら、それは僕は傷害に当たるんじゃないかなと思うわけですよ。だから、いろんな疑義のある問題がたくさんありますけれども、この問題は一番簡単に分かる問題やと私は思うんで、ここからいかないといけなんじゃないかと僕は思うわけですよ。 ○議長(加藤美江子君) 桂議員、答弁を求めるんですか。 ◆11番(桂三発君) はい。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 要するに報告のあったことについて、今それぞれ、さらに顧問弁護士なり、あるいは警察へも相談をしながら調査を進めておるわけでございますので、どこからどう入っていくかとか、そういうことについては、御意見としてそういうやり方がいいのではないかというお話として御質問いただきましたが、そこは、今、私どもの中で調査をする進め方の一つの考え方としてお受けさせていただきます。 ◆11番(桂三発君) もう一点聞きたいんですけれども、調査してますやんか。調査しているけれども、本当にその調査で皆さん正直なことが書けるかどうか、これは市長が真剣にやるかやらんかによって書けるかどうかですからね。これをもしうやむやにしようと思ったら、書こうと思っていても、誰が味方で誰が敵か分からないんですから、今のこの状況は。それを肝に銘じてやってほしいなと私は思うんですけれども。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) いや、だから私に封をして報告してくださいというふうに伝えたわけですから、正直にそこは皆さん書いてくださっているというふうに職員を信頼していますし、職員も私を信頼して書いてくれているんだというふうに思います。 ◆11番(桂三発君) まだ疑義があることがたくさんあるんですけれども、それはまた一般質問でやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 もう質問はよろしいです。 ○議長(加藤美江子君) 皆さんにお諮りしますが、あと御質問のある方はいらっしゃいますか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) いますか、お二人。 今からちょっと休憩をさせていただきたいと思いますので、暫時休憩いたします。     午後4時07分休憩     午後4時20分開議 ○議長(加藤美江子君) 休憩を閉じ、議事を続行します。 お諮りいたします。 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめ本日の議事終了まで延長いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議は、本日の議事終了まで延長することに決定をいたしました。 それでは、議事を続行いたします。     〔「議長、緊急質問」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) ただいま堀口議員から緊急質問について発言の申出がございました。緊急質問の趣旨について、堀口議員の発言を許可いたします。また、質問の趣旨と併せて、質問の緊急性について簡潔に御説明願います。     〔6番 堀口順也君 登壇〕 ◆6番(堀口順也君) 公明党議員団の堀口でございます。 説明をさせていただきます。 11月9日の臨時幹部会議の中で、各部それぞれの職員が特定の市民等から威圧を受け、こういう方々の要求に対して、それを踏まえた行動や判断をせざるを得ない状況に追い込まれているようなことがあったということが分かったという市長の見解が書かれています。 そして、公務中はもちろんのこと、公務外においても常に高い倫理観を持ち、全体の奉仕者として、職務上利害等の関係がある者はもとより、特定の市民等への便宜供与に当たるような行為は決してしてはならないことということで指示をされていることについて、この11月9日以降も、市長がこういう指示をしているにもかかわらず、そういうことがあるように私は思いますので、それがあったならば、緊急的にこれはもうもっと強い指示を出してやめなければいけないと、そういった意味から緊急性を要するものでございます。 ○議長(加藤美江子君) 堀口議員の緊急質問の件を議題とし、採決をいたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 堀口議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、堀口議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 堀口議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。 堀口議員、質問者席へ。     〔6番 堀口順也君 登壇〕 ◆6番(堀口順也君) 緊急性を要するということで、まずここを説明する前に、我が公明党会派にあった事例を、市長が聞かれているかどうか分かりませんけれども、御報告をさせていただきます。 平成30年第4回定例会の前に、公明党議員団の安積議員が発言通告を出しました。フードバンクの活用についてというような項目でございます。その発言通告を出した後に、安積議員が各部局に聞き取りをするわけですけれども、その関係部局は、フードバンクのことは知りませんという返答でした。なぜ知らないというふうに言われたか知りませんけれども、この前に僕はもうフードバンクの質問はしていますので、知っていないことはおかしいんですけれども。そうなので、フードバンク三重に直接お電話をさせてもらったんですね。そうしたら、担当者がいなくてということで終わりました。 そうすると、3日の月曜日の早朝に当時の浅井事務局長から電話が、その当時加藤議員が、今の議長が会派の代表でしたので、電話で呼出しがありました。僕はいつも午前8時半には議会棟のほうに行きますので、もう朝からばたばたしている雰囲気はよく分かっておりました。 そこに行くと、もういろんな各部長クラスの人、今ちょっと問題になられています自治会長がおられたと。あと一部の議員、当時の岡議長もおったということで、そのときに、通告後に聞き取りとはどういうことやということを言われたそうですけれども、別に通告後でも聞き取りはしても全然大丈夫な問題でございます。そういった中で、今もそうですけれども、そのときの荒木総務部長ですけれども、自らが土下座をされて、その後、いろんな方も一緒に土下座をしたということで、うちの公明党議員団も、安積議員、そして加藤議員も土下座せざるを得ない状況になったそうでございます。 その自治会長と荒木総務部長はどういう関係なんですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 当事者、あのときは総務課長が先に呼ばれまして、総務課長から来てくれというので行きました。私は途中から行きましたので、どういう話になっているか分かりませんが、午前10時からの本会議に間に合わない状況でしたので、私は議事担当の総務部長として、午前10時から本会議を開かせてくださいというのを、座られていたその方に対して目線を下げるために膝をついてお願いしますと言うただけです。そのときの中にほかの部長もいましたが、私が土下座をしてというのはちょっと誤りだと思います。 ◆6番(堀口順也君) 土下座の形がちょっと違うのかもしれませんけれども、それはどうでもいいですわ。 そういうことがうちの会派でもありましたけれども、ほかのところでもそういうことは常時何か行われているような、そういった話も聞いています。 そこで、そのフードバンクについての質問は、当時の岡議長と相談をして、触れることなく、その質問はせずに終わったんですけれども、そういう関係性を威圧されてしているのか、それとも自らがそういう行動を取ったのか、その辺はどうですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) その一件の前に、久居総合支所長だったと思いますが、ある一件で説明員として座席に入るべき人が来なかったというのがありました。それで、そのとき私は総務部長になっていたか、ちょっと記憶が定かではありませんが、後で議会から何事やということを言われました。午前10時にこのままいけば開会ができなくなると。もちろん私も議会の説明員として出るということでしたので、これは私は議会に出るべきですので、午前10時に出られるようにお願いしますというのを目線を合わせて頼みました。それが私の事実でございます。 ですので、そこに威圧があったとか、そういうのではなく、あのときの言い方は、市民のために議会を開くのが重要ですのでというような趣旨で言わせていただきましたので、それをするために目線を合わせて言うただけで、別に威圧があったからとか土下座を強要された、全く私はそういうふうには思っていません。あくまでも議会を開くために言わせていただきました。それは総務部長であり、前議会事務局長としてもそういう使命があるだろうというので、私が率先して頼ませていただいたということでございます。 ◆6番(堀口順也君) 普通の一般市民の方からそういう声が、議会事務局に電話があったとして、事務局側としては、通告の後でも聞き取りは別に大丈夫ですよということで返答すれば済むでしょうし、それに対してまた向こうのほうが苦情を言うてきて、議会事務局の中におって、そこに部幹部が何人もおること自体、おかしくないですか。事務局長だけおったら済むような気がしますけれども。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) あのときは私は総務課長に呼ばれましたので、何かトラブルがあったのかということで来ただけで、呼ばれたのは総務課長から呼ばれましたので、途中で入りましたので、何を話されているかというのは全然分からない状況で入りました。あのときに午前10時に間に合わないというのが危惧されて、過去にも御迷惑をかけたと、うちの職員が入らない状況で始まったということでいろいろありましたので、午前10時から開かせてくださいということで頼んだという経緯でございます。 ◆6番(堀口順也君) 分かりました。緊急性、午前10時までに開きたいということで。 ちょっと話は飛びますけれども、さっき村主議員が質問をされている途中に荒木総務部長は携帯を触っていましたけれども、緊急性があることなんですか、この議会中に。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) はい。午後5時にちょっと人事上の処理しなければならないことがございまして、その前に議会への申入れをお願いしとったところですが、その議会の申入れがこのままいくとできないということで、じゃ、午後5時のものをどうするかというので、人事の職員とやりとりをさせていただきました。緊急性があるといえばありますが、ちょっとそういうので見ました。 ◆6番(堀口順也君) はい、分かりました。 それで、また別で、その自治会長が関係する飲食店で、職務中にある方からいろんな職員の方に電話があって、おまえ、今日行けるかというような話があって、何か行かなあかんような、これも強要では、強要というか、市民等からの威圧を受けるの等というのは、職員幹部も入るんと違うんですかね。部幹部とか課長クラスの人とかがもし職員にそういうことを職務的に言うことがあれば、職員としては断れない立場ですわね。そういったことは職員の職員に対する威圧と私は感じるんですけれども、こういうことはどうですか。現在行われていないですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) そういう案件は私が議会事務局長でおるときも、ある複数の議員から、いやいや、部下を強要しとるんとちゃうかという話がありました。そのときも、これはもうパワハラになるので注意しますというのを言わせていただきましたが、もし仮に部下に対してそういうふうに強要するのであれば、パワーハラスメントの問題にもなるのかなと思います。 ◆6番(堀口順也君) もしそれを指示した上司の方はどういう処分になりますか。それも職務中ですよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 職務中に指示をしたということで、職務中に行ったわけではないんですね。 その辺の事情を双方に聞き取りをして、処分が必要ならば、国の処分基準がありますので、それに照らし合わせて津市として判断することになると思いますが、ただ、パワハラがあったとか云々については、人事課のほうが窓口になって、職員からそういう通報をしてくださいという形になっているのですが、パワハラがあったというのは今のところ入っていませんので、事実、もしそういうことがあれば、人事課のほうにちゃんと通報してほしいですが、もしあれば、適時適切に基準に従って対応させていただくという形になると思います。 ◆6番(堀口順也君) そしたら、それは窓口は人事課になるわけですかね。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) はい、ハラスメント等につきましては、窓口は人事課のほうでさせていただいています。 ◆6番(堀口順也君) 分かりました。 平成30年3月の議会のとき、だから2月ですけどね、人事が行われたのは。荒木現総務部長は、12月までは議会事務局長やったんですね。2月の人事で総務・人事担当理事になっています。2月にこの人事があるということはすごく僕は不自然やったんですけれども、その後、4月にはもう総務部長になっていますね、2か月間だけここにおって。そういったところに困っている職員が話を持っていけないような環境だと僕は思いますけれども、そういうところは別に持たなあかんような気がしますけれども、その辺の考えはどうですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) すみません、質問の趣旨がよく理解できないんですけれども。 ◆6番(堀口順也君) 荒木総務部長が人から聞いて、さっきのフードバンクの件でもあれですけれども、その場に行ったとか言うてますし、パワハラという話も聞いていないというふうに言うてますけれども、でも現在そういう話は、今までは僕個人としてはよく聞いていますので、だからあるはずなんですよね。どこかから耳に入ってきているとは思いますけれども、それをないと言い切れるような人がそういう立場におっていいのかなという疑義を僕は感じるんですけれども、だから、津市役所の職場の環境自体にそういうしがらみみたいなのがあるんでしたら、別にそういう相談機関、職員が相談できるようなところを持ったほうがいいと思うんですけれども。分かりませんか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 私が聞いていないというのは、人事課にも確かめましたけれども、そういうパワハラの相談はないんですというので大体確かめていますので、ないという事実を申し上げただけで、相談の事実がないだけで事実がないとは申し上げておりません。 それと、私が2月に替わったのは、私が決めたわけではありませんので、津市としての人事異動だと思います。恐らく議会選挙がある関係なのかなと個人的には思っていますけれども。4月1日には前任者の部長が退職されましたので、それで横滑りというのかなと、自分自身はそういう人事だったのかなと後で知ったといいますか、ああ、そうだったのかと思っただけで、人事については私はどうのこうのできませんので。 それと、私が人事を担当する総務部長におるからといって、パワハラの話を人事課にできないというのはちょっとよく分からないです。 ◆6番(堀口順也君) そしたら、そういう呼びかけがあるということは聞いていますか。その自治会長が関係する飲食店にいろんな職員が行っているということは知っていますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) はい。先ほども申し上げましたが、議会事務局長の折にも、複数の議員からそういうのがあるんやけどもと、それはパワハラに当たるので注意しますというのは、その当時、議会事務局のときでしたけれども、そういうのがあったら、部下にそんなん言うたらあかんやないかというのは部長らに言うた記憶がございます。 ですので、そういう事実は、そういう話があったというのはありますけれども、直接人事課とかにはその当時も来ていなかったのかなと思いますので、議員の皆さんからそういうのがあったことに対しては先ほど申し上げたような返答で、各部長にはそういうのがないように言いますわとは申し上げましたけれども。ですので、あったかどうか分かりませんが、そういう話があったのは事実でございます。 ◆6番(堀口順也君) 荒木総務部長もそこのお店に何回も行かれているみたいですけれども、そこに行っていたら職員が来ているのは分かっていますわね。その職員に、「あれ、あんた、何でここの店に来とるの。ここ、知り合いなん?」とかいう話にはなりませんかね。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) それも議会事務局長のときではあったかな、総務部長のときかは知りませんけれども、いろんな皆さんが来ています。プライベートで行くのは別に問題はないです。私のことではなく、部長らも行ってるやないかという御指摘もあったと思いますが、別にプライベートで行く分には問題はない。ただ、そこに不当な要求があったかどうかは私は分かりませんけれども、もし不当な要求があれば、先ほどもありましたが、要綱もございますので、それで対応されるのかなと思っておりました。不当な要求があれば私自身は絶対行かないと思いますし、各部長もそうであってほしいなと今でも思っています。 ◆6番(堀口順也君) 部長級とかがその自治会長とお付き合いがあって行かれるのは別に問題ないと思いますよ、プライベートで。でも、それをほかの職員に電話をするとか呼びかける、そういった行為をこの津市役所全体でされているのであれば、もうこれは早急にやめないといけないし、もし声が上がったら、そのときはどういうふうな総務部長としての判断で、注意だけでは済まんと思いますけどね、もうこれだけ市長が言うてるんですから。その対応はどう考えますか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) ほかの部長が他の部長に行きなさいというのがあったかどうか分かりません。私自身はそういう電話は受けていませんので。ただ、例えば部長が集まって親睦会をしましょうというのであれば、特定の店ではなく、いろんな店ですべきだろうなというのは思いますので。 ただ、やっぱり社会通念上というのがあると思うんですよね。以前に小野議員からも質問がありましたが、やっぱりその辺は公僕、全体の奉仕者ですので、市民の皆様に疑われることのないようにという形で私は答弁させていただきましたけれども、やっぱり社会通年の頻度を超えないというところはあると思います。私自身も何度か行かせていただきましたが、社会通念上頻度を超えない程度で、私一人で行っとったことはあるとは思いますが、別に不当要求も何もないですし、もしあったら、あったということで要綱にのっとってしかるべき対応をしているはずです。 ◆6番(堀口順也君) 行くのは一人ですけれども、その一人一人がそこへ集まってくるわけですね。それを荒木総務部長はどうやって来ているかというのは分からないとは言うてますけど、それが分からんような総務部長はどうなのかなという気はしますけどね。職員の方からも聞いていますし、そういったことをしているという事実があったので、今現在されているのかどうかは、そこまでは僕も聞いていないですけれども、そういうこともしっかりと、職員の方たちのケアをする立場なんでしたら、そういったところの意見をもっともっと酌み取ってもらいたいなというふうに思います。 あともう一つ、何かその自治会長の事務所に年末年始に挨拶を部長級がされるという話を聞いていますけれども、ほかのところへもしているんですかね、そういったことを。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎総務部長(荒木忠徳君) 年末年始に挨拶をしに行っているというのは、私、存じ上げません。 ◆6番(堀口順也君) そうですか、分かりました。 こういったことが津市役所の職員の中の組織として行われているのであれば、もう早急にこれはやめてもらわないけない、職員を守るために。実際、こういったことを受けて休職をされた、あとは退職をされた、そういった職員から僕は聞いていますので。それを知らんこと自体、人事課の人はちょっとおかしいですけれども。ないことを祈ります、市長指示が出てから。それ以前はあったと思いますけれども。もしあるんであれば、早急にそれは徹底的にお願いしたいなということで、最後、要望して終わります。 ○議長(加藤美江子君) これをもちまして、堀口議員の緊急質問を終了いたします。     〔「議長、緊急質問」と呼ぶ者あり〕     〔「監査委員は質問できるんか」と呼ぶ者あり〕     〔「監査委員はええんかい。監査委員は質問できるんかい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 暫時休憩いたします。調べます。     午後4時44分休憩     午後4時46分開議 ○議長(加藤美江子君) 休憩を閉じて議事を続行いたします。 今調べていただきました。監査委員の方の緊急質問に関しては取り決めがありませんので、できるということであります。よろしくお願いします。     〔「議長、緊急質問をお願いします」と呼ぶ者あり〕     〔「取り決めがないのに緊急質問っておかしくないか。議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ◆4番(岡村武君) 取り決めがないのに緊急質問をわざわざせんでええやないか。何をもって緊急というの、あんたは理解しとるのか。 ○議長(加藤美江子君) 監査委員の方の緊急質問ができるかどうかを調べまして、そういうものはないので。
    ◆4番(岡村武君) ないのやでわざわざ、一般質問の時間があんのやで、緊急とも言えへんやろ。緊急て命が危ないときが緊急やぞ。 ○議長(加藤美江子君) ただいまから八太議員から緊急の趣旨説明もしていただき、その後に皆さんにまた諮っていただきますので、その辺、よろしくお願いしたいと思います。 八太議員から緊急の質問について発言の申出がございましたので、緊急質問の趣旨について、八太議員の発言を許可いたします。また、質問の趣旨と併せて、質問の緊急性について簡潔に御説明を願います。     〔10番 八太正年君 登壇〕 ◆10番(八太正年君) 私が緊急質問をさせていただきたいということをお願いいたしましたのは、近々のインターネット等々によりますと、大きな津市の行政に対する不信、議会に対する不信、いろいろございますので、できるだけ早く市民の方々に事実を知っていただければという気持ちで質問をさせていただくことでございますので、その点をお許しいただきたいなと思っております。 何か、今、私自身は、いっときも早くやっぱり真実を市民の方に届けさせていただいたらいいのかな、このような大事な議会でございますので、緊急質問の時間がある以上は、私もさせていただきたいと、こういうことです。 ○議長(加藤美江子君) 八太議員の緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 この採決は、起立により行います。 なお、岡村議員から挙手による表決の届出がなされておりますので、これを許可いたします。 八太議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、八太議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 八太議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。     〔10番 八太正年君 登壇〕 ◆10番(八太正年君) ありがとうございます。許可いただきましたので、本当にありがたいなと思っております。 私の質問は、今申し上げましたように、インターネット等々での近々の市民の方々の疑義をいっときも早く解決できれば、そういうふうに思っておるところでございます。 まず、市長、予算の提案は、市長が責任を持ってされとるわけですね。というのは、当然地方財政法の第3条に、「地方公共団体は、法令の定めるところに従い、且つ、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない。」、こういうことから今質問させてもらっとるんですが、お答えをお願いいたします。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) はい、予算の提案者は市長でございます。 ◆10番(八太正年君) ところで、今、疑義がある自治会の方々の問題、それから、私の前からも質問が出ておるんですが、予算は、合理性を持った予算を計上しなけりゃならないということであって、現実に今まで疑義を持たれとる自治会に対しても予算執行されていますよね。なぜされとるんですか。これも今日や昨日の話だけじゃないですよ。何年も前からこの問題があったというふうに聞いとるんですが、その事実も正確に答えてください。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 予算に計上された事業については、それぞれの担当部局において適正に執行をされているということでございます。 ◆10番(八太正年君) 今、市長が答弁されたように適切に執行されとんのやったら、こんな疑義は起こらないでしょう。どうですか。市長はお気づきになりませんか。私は、今言われたように、関係部局から上がってきたことを、財務も含めて、きちっと整理して予算計上されてきたんやと思っているんです。ですから、大概賛成をさせてもらっています。私の認識の中でこれはだめだと思うのがあれば、賛成しなかったときもあると思っておりますけれども、大概のやつは、99%きちっとやっておるつもりです。賛成しとるつもりです。それはやっぱり執行部を信用しての話です。 ところが、信用して賛成した予算は、今まで疑義を持たれとる問題にきちっと執行しとるじゃないですか、執行部は。それを今も職員の方に問い合わせて調査していますと。調査するんやったら何でこの予算を執行したんだと、何で上げてきたんだということの内部の調査もせなあかんのと違うんですか。 問いですよ。答えさせてください。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 予算に上げられた事業を執行するということで、それは当然決裁を取って一つ一つ執行しているわけでございます。その1つの補助金なら補助金の交付という行為がなされているところでは、それぞれの決裁権者が津市としての意思を決定しているわけですよね。その意思を決定した予算執行が結果として適切でなかったのではないかという疑念がインターネット等でも展開され、そして、そういうことがどうだったのということを振り返って調査をしているということでありますから、判こを押した段階で分かっていたら判こは押さないわけなので、決裁ですよ。補助金の執行の段階でこれを執行していいというふうに判断をして執行しているわけですから、その時点で津市としての意思は一旦決定しているわけですね。 それを今から振り返って調査をするとどうでしたかということについては、調査をしているわけですから、その調査の結果が出たら議会に報告しますと申し上げているわけで、予算に賛成したから、その予算の執行の段階でどうだというお話はちょっと私にはよく分からない、理解できないということでございます。 ◆10番(八太正年君) ちょっと質問が理解されなかったのかもわかりませんけれども、私は、冒頭、地方財政法の第3条を申し上げました。この地方財政法第3条から鑑みると、合理性を持った予算を計上しなければならない法律があるじゃないですか。ですから、今申し上げたように、きちっと合理性を持った予算だということで私は賛成をさせてもらってきた経過があります。 その中で、予算は通ったけれども、執行するときにはきちっと確認して執行するわけでしょう。これは手順ですよね。その中で、どういうふうにしとったんだということをお伺いしとるんですよ。 予算を上げてくるまでの過程と、予算が上がった、決められました、認められました、ほんなんやったら執行はどういうふうにしてするんですかと、その過程を聞いとるんですよ。はっきり言うて、予算は上がったけれども、決まったけれども、現実に執行の段階でこれはちょっと疑義があるなと確認したら、自治会の方も、そんなもんあかんやないか、予算が決められとるんではよせんかと、そういうことは言われないと思いますよ。ですから、私は、執行部がきちっとやっておれば、この問題は起こらないということを申し上げたいんですよ。今までお聞きしとる中では、職員がどうのこうの、事実がどうのこうの。そら事実も大事なことですけれども、執行のことを聞いとるんですよ、私は。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 議会からも、あるいは自治会連合会からもおっしゃっておられることを私がどう受け止めているかというと、まさに議員がおっしゃっている執行が正しくなかったんではないかと。あるいは、例えば文書とか、ついている添付書類のチェックが十分じゃなかったんではないかと、そういう御指摘を一部いただいているわけですね。それについては、もしそういうことであったのであれば、適正な補助金の執行ではなかったということになりますので、それは補助金の返還を命令するとか、そういうことがなされるわけでありますよね。そういうことです。 ◆10番(八太正年君) だから、今、市長が答弁された、答えられたようなことが現実には、正しいときには正しいで執行してもらえばいいわけですよ。ところがチェックする中で、予算を計上するまでにチェックをして、予算が通ったら執行するときにチェックしてきちっとやっておれば、自治会の人も、そんな強引に我々の望んどる予算をつけやなあかんやないか、執行せんとあかんじゃないかというようなことは言わんでしょうということを私は申し上げとるんですよ。 その中で、市長がそんな中途半端な答弁をされるから職員は疑義を感じるんですよ。駄目なものは駄目だと言わなあかんやろうということを、指導せなあかんやろうということを私は申し上げとるんですよ。そうしておけばこういう問題は起こっていないでしょうということを申し上げとる。だから、きちっとした答弁を市民に向かってやってくださいと言うとるんですよ、私は。緊急性を感じておりますから。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 予算を執行する段階で決裁権者がきちっと書類を見て決裁していますから、それはそれで執行としては正しい執行。もしその書類に不備があったりしたら、当然、こういうところで添付書類が足りませんよとか、あるいは、これは補助金の要件に当たりませんよということを申請者との間でやりとりをしますよね。ですから、その結果、その補助金の交付がされないということになる、決裁が下りないということになるわけですね、一般的には。 今回議論になっていることというのは、そこの手続の中で不完全だったんじゃないかとか、そういう御指摘が一部から出ているわけで、そこはだから調べているということであります。 ですから、御質問の中で、きちっとやれと言うべきじゃないかということを言われる。それはきちっとやれといつも言っていますし、職員はきちっとやる努力をしているというふうに思います。 ◆10番(八太正年君) 今まさに市長が言われたように、予算のときからきちっとやらなあかんわけでしょう。合理性を持った予算を計上しなければならない地方財政法の第3条からいったら、今の話は後の話ですよ。予算を提案する前からきちっとやらなあかんということを申し上げとるんですよ。 合理性を持った予算を計上してきとるなら、今、執行は当たり前ですよね。しかし、私が今言うとるのは、お聞きしとるのは、市民が疑義を感じとるのはここなんですよ。予算を計上するときには合理性を持った予算を計上しなければならない法律があるんやから、きちっとしたことを予算に上げてきてもらっとったら、こんな問題は起こらないんじゃないのということを申し上げとるんですよ。その予算を自ら計上してきたのはあなたでしょう、市長。あなたがチェックしとらなあかんじゃないですか、予算を計上するまでに。それはどういうふうに責任を取るんですか、あなたは、ほんなら。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 今、制度に問題があったということでチェックをしているんではなくて、予算の執行が、補助金を交付した部分について問題があったというふうに指摘があって、それを調べているわけですから、予算をつくるときに何を私に求めておられるのか、全く理解できない御質問であります。 ◆10番(八太正年君) 私の質問をはぐらかしたら駄目だ。それは何かというたら、今申し上げとるじゃないですか、くどいように。地方財政法の第3条では、合理性を持った予算を計上しなければならないになっている。それを計上されたから私どもも賛成した。私は賛成した。ですから、計上するときに合理性を持った予算を計上しなければならない法律があるんやから、守ってもらわなあかんじゃないですかということを言うとるんですよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 合理性を持った予算を計上してあるわけであります。 ◆10番(八太正年君) 何をそんなぬけぬけとようおっしゃいますね。市民の方も、日本中の聞いとる人はみんな分かるんですよ。何をおっしゃっているんですか。こんな問題がきちっと整理されておったら、合理性を持った予算を計上しとったら、執行もそのとおりにやられとるんやから、何も疑義を感じることはないじゃないですか。市民から小言を言われることもないし、問題ないんじゃないですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 予算の段階で何が合理性がなかったかということを御説明になりながらお尋ねいただきたいと思います。 ◆10番(八太正年君) そしたら、今、インターネット等で疑義を感じておる市民の方々、私も含めて、きちっとした合理性を持った予算を計上されましたか、何年もの間。幾つものごみ置場の問題、いろいろな問題があるじゃないですか、疑義は。それはきちっと確認してから予算計上したんですか、あなた。確認していないでしょう。したと言うのやったら、その方々と一緒になって予算要求したのと一緒ですよ。これは担当副市長もおるでしょう。政策財務部もおるでしょう。どうですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(八太正年君) いやいや、担当者にも答弁させなあかんよ。あなたは責任者で最終的な提案はされたけれども、担当課としてはどうですか。市長は合理性を持った予算を計上しとると言うけれども、今まで、市民の方々が疑義を持たれとることに合理性を持った予算を計上してきとるのか、本当に。うそのことを答弁したら駄目だよ、ここは、本会議場ですから。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎政策財務部長(山下佳寿君) 今の予算の合理性の話ですけれども、今、議員にごみ置場の事例を言っていただきましたけれども、いろいろこれまでの実績とか、申請状況とか、場合によっては来年こういう予定がありますかとか、それは補助金のいろいろによって調査をしたり、過去の実績で計算したりしていますけれども、そういったことで予算のほうは計上しておりますので、一定のルールというか、考え方に基づいて計上してきておるつもりでございます。 ◎副市長(稗田寿次郎君) 予算の計上の方法については、前年度にどこの地区がどれだけとか、そういうふうなことじゃなく、先ほど政策財務部長から説明のありました、統計上これだけのものが必要だろうということで、必要な要綱等に基づいて計上しとるものだと思っております。それが今、予算計上ではなく、執行の段階でどうであったのかということが御指摘されている問題かと、私はそのように感じております。 ◆10番(八太正年君) 私は、執行の問題は今提起しておりません。予算の段階の話をさせてもらっているんですよ。 それともう一つ、各自治会に補助金等々の問題が提起されて口座へ振り込まれるときは、前年度の決算書が提出されるようになっているんですよね。どうですか。私の質問の中身の発言は間違っているんですか。前年度の決算書を出してくださいというルールになっとるでしょう。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎政策財務部長(山下佳寿君) 自治会への補助金というのは、先ほどの事例で申し上げますと、ごみ箱の話でありますと、ごみ置場の設置をして、手続上は交付決定を打ちます。そうしたら、その交付決定をもって先方の自治会がどこかの、いずれかの業者に発注されます。それでお金を支払って、設置されて完了するわけですけれども、実際の補助金を払うに当たっては、領収書とか、そういうものを添付いただいて支払いをかけていますので、前年度の決算書というのはちょっと、補助対象事業の領収書とか実績、そういったものを添付していただいておるというのが現状でございます。 ◆10番(八太正年君) なぜ私はそのことを申し上げたかというと、私どもの久居地域でも、私も自治会の会計をさせていただいていますけれども、前年度の決算書を提出してくださいと。市からの交付金等々も含めてきちっと交付するのには、当座の番号から、それから今のお話、決算書を出してもらわんといかんですよということで出させていただいていますよ。そういうルールがあるでしょうということを申し上げたんです。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎政策財務部長(山下佳寿君) 今御質問を伺って、どのタイプの補助金かというのがちょっと理解できました。すみません。自治会の活動を支援するための市からの交付金のお話だと理解しました。 それで、まず年度当初に交付決定をします。そのときに、今ちょっと簡素化されていますのであれですけれども、議員のおっしゃられておる過去にというお話で、以前は申請の段階で、自治会の事業計画とか、そういうのもつけていただいて出してもらって、交付決定を打ちます。1年間活動されます。最終に補助金については実績報告書というのをお出しいただいておりますので、その実績は、事業計画書に書かれたやつの実際数字が少し変わったり、執行は変わりますので、それで補助金の対象となっとるやつに当たっとるかどうかという実績報告書とともに、支払った書類として、先ほど申し上げた領収書でありますとか、場合によっては自治会の総会で認定された決算書、それを証拠書類として出してくださいということで求めておったというのがありますので、議員がおっしゃる、そういう事実でございます。 ◆10番(八太正年君) だから出しとるわけじゃないですか。そうでしょう。決算書を出しとるわけですよ、自治会は。そして今、執行するのにはきちっとチェックしとるはずなんですよ。予算化するときも、きちっと予算化するまでの合理性を持った予算を計上しなければならない法律を守って出してもらったということを私は感じて賛成しとるということを今も申し上げとるじゃないですか。ほんなんやったら、あそこの地域にどれだけのごみ箱が行ってどういうふうにしたということは、ちゃんと自治会からきちっとした申請書が出とるでしょう。チェックしとるんでしょう。     〔「交付金と補助金とごちゃごちゃにしてへんのか。ちゃんとはっきり言わなあかんて。終わらへんぞ」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(八太正年君) いやいや、答弁が悪いねん。 疑義を感じるのはそこなんですよ。まず最初の、くどいように言うんやけど、地方財政法の第3条をきちっとやっておれば、守っておれば、自治会の人も執行部の方も嫌な思いをせんでいいんですよ。どこで間違ったんですかということを聞いとるんですよ、今。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎政策財務部長(山下佳寿君) 自治会の交付金は、今、先ほど御答弁した形で、全体の活動費の支援であります。決算書も出していただいとる、実績報告でお出しいただいとる。 それから、ごみ箱の設置は、ごみ箱設置をするための別の補助要綱がありますので、そちらの要綱に基づいて別途申請をいただいておりますので、そういった中で領収書とかを添付いただいて、確認は担当課でやっております。 ◆10番(八太正年君) 今の説明を聞くと、今現在のインターネット等から鑑みる市民の疑義はないということじゃないですか。正しく執行していますよという答弁ですよ、今のお話を聞くと。何でそんなことになるんですか。名前まで出しとる会社がインターネットに表記されとるじゃないですか、活字にされとるじゃないですか。決算書の書類まで出とるじゃないですか。 私は、自治会が間違ったことはあったとしても、行政がチェックして、交付金ですからきちっと確認して交付するべきやというふうに感じとるんですよ。     〔「補助金やと言うとるやんか」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(八太正年君) いや、補助金であろうが交付金であろうが一緒なんですよ。きちっとやるものはやらないかんということを申し上げとる。交付金の予算は交付金の予算、補助金の予算は補助金の予算でちゃんと提案されとるんですよ。そんなもの同じことじゃないですか、執行するのは。違いますか。     〔「整理せなあかんで、議長。終わらへんぞ」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(八太正年君) 執行部が整理して答弁せなあかんやないの。私の責任やないよ。執行部が市民に報告するんですよ、今は。その時間ですよ。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎政策財務部長(山下佳寿君) 今、交付金とか補助金の執行の話。予算の段階では、過去の実績であるとか聞き取りなんかをして予算の計上をしとって、これぐらいの予算、何件分が要るであろうというふうな形で計上しておる。それがいわゆる予算の積算というか、合理性の形でやってきております。 それで執行につきましては、適正に領収書とか、そういうのをちゃんと確認して、実績を確認した上で補助金の交付をしていく。場合によったら概算払いで前に払うときもありますけれども、基本的にはそういう形になっておりまして、今ちょっとインターネットで種々出ておるということについては調査をしとるということで、私は調査の内容を個人的に把握しているわけではありませんけれども、いわゆる確認の仕方がどうやったんやとか、そういうことも出とるように思いますので、そういったことについて、今いろいろ確認作業をしとるというふうに理解をしております。 ◆10番(八太正年君) 今確認しとると言うけれども、予算のときに確認するべきものではないですかということを僕は聞いとるわけですよ。今の話は来年の予算の話じゃなくて、今までの予算から執行してきた中で正しいのかどうかということをお伺いしとるんですよ。何も正しけりゃ正しいと皆さんに聞いてもらえばいいんじゃないですか。そんなんやったら、今言われとるように、インターネットに掲示して活字になっとるような問題はないわけでしょう。今の答弁を聞いとったら、丸っきり自治会は悪いことも何もしていないよと、正しいよということじゃないですか。そうですよ。あなたらが答弁者ですよ。私らは聞くほうの立場ですよ。 ○議長(加藤美江子君) 八太議員に申し上げます。 先ほど来、議論が平行線となっているように見受けられます。執行部の答弁は八太議員のお考えにそぐわない答弁のようですが、執行部としての答弁の内容は変わらないようであります。このままでは質疑を続けても平行線でありますので、論点を変えて質問をお願いしたいと存じます。 ◆10番(八太正年君) 分かりました。 正確なことは、逆に言うたら百条の調査特別委員会等を持ってもらって正確な調査ができると思いますので、今は、ここの本会議場では正確な答えはもらえやんかもわかりませんけれども、いろいろの資料を百条の場合は出していただいて調査することができると思いますので、そこへ場を移していきたいなと思います。 それから、今言われとるように、調査調査と言うとるけれども、どういう調査をやられとるんですか。今も聞いとると何か合点のいかんような、調査をしとる調査をしとるて、被害を受けた人は自治会かもわかりませんし、職員かもわかりませんし、一番の被害者は市民かもわかりませんよ。今、調査調査と人ごとのように言われていますけれども、税金を預かって執行しとる立場の皆さんですよ、執行部の方は。それを調査調査て、調査する前にきちっとやらなあかんということが言われとるじゃないですか。違いますか。 きちっと答弁できないんやからもう僕もやめますけれども、議長の整理で、特別委員会を持って、議長、はっきり書類も出してもらってきちっとやることはやらないと、市民の方に我々議会としても、私も議員の一人としても報告ができないから、きちっとこれからこの疑義は調査特別委員会でやってもらって、市民の皆さんに正確な報告ができるような環境を整えていただくように議長にお願いして、終わります。ありがとうございました。 ○議長(加藤美江子君) ありがとうございます。 これをもちまして、八太議員の緊急質問を終了いたします。 それでは、議事を続行いたします。よろしいですか。     〔発言する者なし〕 ○議長(加藤美江子君) 日程第6にいきます。 市長から提出の承認第7号、報告第41号から第44号まで及び議案第97号から第118号までを一括議題といたします。     〔「ちょっと待って。質問は終わりかな。終わったと聞いていないよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 緊急質問を終了いたしますということで。     〔「終了って聞いていないよ。手を挙げてるし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) すみません。じゃ、元に戻します。全然私、気がつかなかったんです。手を挙げていましたか。すみません、私が見落としたんです。 すみません。私が見落としたというか、手を挙げたのがちょっと私、分からなかったものですから、そのまま議事を続行いたしますと言いましたけれども、元に戻させてもらってよろしいですか。皆さんの御意見はよろしいですか。じゃ、戻させていただいてよろしいですか。 じゃ、すみません、賛否を取らせてもらってよろしいですか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) それでは、前のところに。     〔「議長、議長不信任。自分のミスを認めなさいよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 私のミスです。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(八太正年君) 私は、不信任が出ましたので、私は信任の動議を出させてもらいたいと思います。理由は、今、議長が見落としたということできちっと反省されたんで、私はそれはそれで、人のすることですから認めるべきやと思っていますので、議事をきちっと議長が整理していただいたらありがたいと思います。     〔「残っとるの会議録に。続行するて言うたやないか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 続行をするということでお願いしたいと思います。続行させてもらいます。     〔「あなたは何を考えとんのや。不信任動議が出とんのやぞ、あんたの。代わらんか。そんなとこに座っとったらあかんやないか」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 先ほど岡村議員から議長不信任動議が提出されました。 不信任動議の理由について、岡村議員、簡潔に御説明を願いたいと思います。     〔4番 岡村 武君 登壇〕 ◆4番(岡村武君) 不信任動議の内容を申し上げます。 議案が済んだ後で元に戻すて、こんなん最悪最低の議長であります。議長能力がございません。よって、不信任を申し上げます。そしてしゃべる場所も分からない、指示ができない、これはもってのほかですよ。 ○議長(加藤美江子君) 動議の成立は、会議規則第15条の規定により、ほかに1人以上の賛成者を必要といたします。 賛成議員は起立をしてください。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 所定の賛成者がございますので、議長不信任動議は成立いたしました。     〔「議長、緊急動議」と呼ぶ者あり〕 ◆10番(八太正年君) 議長の信任動議を提出いたします。 ○議長(加藤美江子君) ただいま八太議員から信任動議が出されました。それについての説明をお願いします。     〔10番 八太正年君 登壇〕 ◆10番(八太正年君) 岡村議員から不信任動議が出されまして、理由も述べられました。私も理解するところもありますけれども、その動議が出てからの話なんですけれども、現実には議長が前を見て、発言者の方がないと思って、これで緊急質問の時間は終わりというふうに私は聞きましたけれども、議長が反省されまして、手を挙げてみえることの確認ができなかったと、そのことを陳謝されましたので、同僚議員であり、我々の代表者が間違ったときは間違ったと反省されておるわけですから、それは問題がないように、皆さんの協力をいただいたらありがたいなと思って信任動議を出させていただいたところでございますので、よろしく御賛同いただければありがたいと思います。 ○議長(加藤美江子君) 信任の賛成を採りたいと思います。 八太議員の信任動議に対しての賛成者を求めます。起立です。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 信任動議が成立いたしました。よろしくお願いいたします。 暫時休憩いたします。     午後5時26分休憩     午後6時00分開議 ○議長(加藤美江子君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 先ほど岡村議員から提出された議長不信任動議及び八太議員から提出された議長信任動議につきましては、取下げの申出がありましたので御報告いたします。 議事を続行いたします。 先ほど、川口議員から緊急質問について発言の申出がございました。緊急質問の趣旨について、川口議員の発言を許可いたします。また、質問の趣旨と併せ、質問の緊急性について簡潔に御説明を願います。 川口議員、演壇のほうへどうぞ。川口議員。     〔29番 川口和雄君 登壇〕 ◆29番(川口和雄君) それでは、質問の趣旨として、刑事告発をするのかしないのか、その1点です。 ○議長(加藤美江子君) それでは、川口議員の緊急質問の件を議題として採決いたします。 この採決は起立により行います。 川口議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(加藤美江子君) 賛成議員多数であります。 よって、川口議員の緊急質問に同意の上、本件を日程に追加し、発言を許可することは可決されました。 川口議員の発言を許可いたします。なお、発言持ち時間は60分とします。 川口議員、どうぞ。     〔29番 川口和雄君 登壇〕 ◆29番(川口和雄君) ありがとうございます。 先ほど来いろいろな緊急質問を聞いておりました。補助金の不正支給、そして不正要求、それについて質問をいたします。 市長、責任者としてこの調査、ひと月ぐらい関わっておりますが、もう調査は既に行われ、結果は出ておると思います。私のほうもいろいろ資料請求して調査しました。調べてみました。こんな浅学非才の私でも、これはアウトと、黒と思っております。そして、公務員としては、やはりこういう不正に係る問題があれば、刑事告発しなければならないという刑事訴訟法があります。なぜその告発に踏み切れないのか。それを伺います。 ○議長(加藤美江子君) 答弁を求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) 現在調査を継続しているところでございますので、今後調査の結果を踏まえて、適切に対応してまいります。 ◆29番(川口和雄君) 適切にはよろしいけれども、ちょっと時間がかかり過ぎと違いますかということです。 補助金は、やはり市民の人たちが納めた貴重な税金であります。この貴重な税金が不正請求され、職員が不正支給しておるのです。ノーチェックで。そして、ごみ箱のことばかりではありません。掲示板、それから防犯灯。これも、掲示板とか防犯灯とか資料がないで分かりませんけれども、地元負担金が補助金より少ないと、当該自治会の収支報告決算書の中には、そのように記載されております。これも担当課のチェックも何もしていないと。そして、ごみ箱に例えれば補助金申請の収支決算書、それから集積庫の製品名、それが四十五、六万円で提出されております。そして、承認決裁合議もされております。全て関係担当職員の捺印もあります。そして、補助金額も決定した。それも決裁、捺印全てなされております。そして、当該自治会の現場を見てみると、補助金申請に出た集積庫の型番、四十五、六万円の金額の入っていない型番、そして現場には設置されたごみ集積庫ではなし、そのごみ集積庫は申請の折の形は2メートルもあるごみ集積庫でありましたけれども、当該自治会に設置されたのはごみ箱です。ごみ集積庫ではありません。僅か10万円前後のごみ箱が設置されております。聞くところによると、地元の人は見ていたそうです。そのごみ箱を当該自治会に設置するときに、職員がそのごみ箱を組み立てて職員が設置したということです。そして、平成25年から令和2年まで、この7年間、ほとんどの年度にごみ集積庫の補助申請書が出ております。合計39個。今日現在そのごみ箱の設置個数、19個しかありません。それも、担当職員は確認もしておりません。職務専念義務違反。そういうことがあり、あといろいろ補助金、また委託料もあります。違法の裏はしっかり取れております。それなのに、なぜ刑事告発しないのか。前例はあるんですよ。刑事告発をした前例。最近では、大門商店街の組合理事、補助金の横領で告発しましたね。嫌疑不十分で釈放されましたけれども。この大きな問題に限って、なぜこんなに時間を要しておるのですか。先ほど市長は調査中と言っておられましたけれども、私3日で分かりました、私みたいな者が調べたら。明らかに黒です。公務員はこういう案件は刑事告発しなければならないと先ほど申し上げましたけれども、それもしていない。これも違法につながりますよ。そして、いろいろ第三者委員会とか百条調査、これ結構です。しかし、刑事告発して、しなければ警察は動けない。それをすれば、全てが明るみに出ます。事情聴取を受ければ。もちろん我が市の職員も事情聴取をされると思います。もう大掃除して、津市役所、洗濯してくださいよ。いかがですか。 ○議長(加藤美江子君) 答弁求めます。 ◎市長(前葉泰幸君) この補助金の執行に関して、弁護士にも相談をいたしておりますし、同時に警察にも相談をしておるということでございます。当然警察当局は法と証拠に基づいて判断していくのだということでありますので、今後もよく連携を図らせていただきたいというふうに思います。 過去の告訴案件とか、あるいは被害届を出した案件とかいうことを、私もずっと市長に就任後、幾つかのケースを経験しておりますが、それぞれある意味十分な事前に警察には御相談をしながら、当然するわけでありますので、そこはその一定のところまでは十分秘密を守りながらやってほしいというふうに、我々もお話も頂戴しながらする話でございますので、ここは我々は今日午前中に警察への相談を行っており、十分な連携を図っているところでございますと申し上げたということは、そこから先は警察との言わば秘密をどう守りながら事を進めるかということにも関わってきますので、この時点でいつどういうことをするか、できるかということは、ちょっと私はこの場で今申し上げるのがまだできない状況であります。 ◆29番(川口和雄君) やはり、この透明性が大事ですんやわ。そうしたら、警察にお任せするのが一番だと。一番の早道ですよ。多くの職員も事情聴取に呼ばれると思いますけれども、そこらへんは警察のほうも配慮していただけると思いますので、人数的に。やはり一日も早い告発が必要であると思いますよ。それが、まだまだいろいろ弁護士と相談、それは、その津市役所のプライドをかけて何とか職員の罪を軽減させようとか、そういうことは一切考えないで、職員もやはりしてはならないことはしてはならん、公務員、市民の公僕ですよ。この件で、やむなく退職に追いやられた職員もいるんですよ。その人の話を聞くと、涙が出るぐらい苦しんだんですよ。また本会議でそれはできたら披露させていただきたいなと、このように思っております。一日も早い刑事告訴、それが本会議中に間に合わなければ、私がします。個人で。個人でもできるんですよ、告発は。頭へ入れておいてください。 それと、平成25年から令和2年まで、監査委員は何をしとったんだ。補助金を調べるのも監査委員の役割だぞ。それを申し伝えまして終わります。 ○議長(加藤美江子君) これをもちまして、川口議員の緊急質問を終了いたします。 議事を続行いたします。 日程第6、市長から提出の承認第7号、報告第41号から第44号まで及び議案第97号から第118号までを一括議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------   承認第7号 専決処分の承認について   報告第41号 専決処分の報告について   報告第42号 専決処分の報告について   報告第43号 専決処分の報告について   報告第44号 専決処分の報告について   議案第97号 津市企業立地促進条例の一部の改正について   議案第98号 津市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部の改正について   議案第99号 津市立学校設置条例の一部の改正について   議案第100号 津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について   議案第101号 津市火災予防条例の一部の改正について   議案第102号 津市民テニスコート指定管理者の指定について   議案第103号 津市まん中老人福祉センター指定管理者の指定について   議案第104号 津なぎさまち内旅客船ターミナル指定管理者の指定について   議案第105号 市道路線の廃止について   議案第106号 市道路線の認定について   議案第107号 令和2年度津市一般会計補正予算(第10号)   議案第108号 令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第109号 令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第110号 令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議案第111号 令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)   議案第112号 令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)   議案第113号 令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第114号 令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)   議案第115号 令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)   議案第116号 令和2年度津市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第117号 令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)   議案第118号 令和2年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) 提案理由の説明を求めます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) ただいま上程されました承認第7号、報告第41号から第44号まで及び議案第97号から第118号までを一括して御説明申し上げます。 承認第7号は、令和2年度津市一般会計補正予算(第9号)に係る専決処分の承認についてであり、台風第14号により被災した農地及び農業用施設において、復旧に要する補助金、機械借上料及び国の災害査定に向けた測量設計業務委託料に係る歳入歳出予算について補正したもので、特に緊急を要し、市議会を招集してその議決を得る時間的余裕がないことが明らかであったため、令和2年10月26日に専決処分をしたものであります。 歳入歳出予算は269万9,000円の増額補正で、歳出については、農地及び農業用施設に係る災害復旧費の増、歳入については、財政調整基金繰入金の増であります。 報告第41号から第44号までは、損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について、令和2年10月30日、同年11月5日及び同月6日にそれぞれ専決処分をしたものであります。 議案第97号津市企業立地促進条例の一部の改正については、産業拠点への企業誘致の促進及び市内企業の経営基盤を強化する支援を引き続き行うため、令和3年3月31日をもって効力を失う当該条例の期限を令和6年3月31日まで3年間延長するなど所要の改正を行うもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第98号津市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部の改正については、一身田豊野地内の北部第7汚水幹線築造工事及び新家町地内の南部汚水幹線築造工事の完了に伴い、新たに負担区及び負担金の額の設定を行うとともに、新家分担区の名称を変更するもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第99号津市立学校設置条例の一部の改正については、園児数の減少に伴い、津市立安東幼稚園を令和3年3月31日をもって廃止するもので、同年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第100号津市運動施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正については、令和3年5月1日から津市民テニスコートの供用を開始することに伴い、津市入江公園内テニスコート及び津市安濃テニスコートを同年4月30日をもって廃止するなど、所要の改正を行うもので、同年5月1日から施行し、また、地権者から土地貸借契約の解約の申出があったことから、津市白山大三ゲートボール場を同年3月31日をもって廃止するもので、同年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第101号津市火災予防条例の一部の改正については、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正されたことから、電気自動車等を充電するための急速充電設備の全出力の上限を200キロワットまで拡大するとともに、これに伴う火災予防上必要な措置に係る規定を追加し、また、火を使用する設備等の設置の届出の対象設備に全出力50キロワットを超える急速充電設備を追加するなど、所要の改正を行うもので、令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第102号から議案第104号までは、公の施設の指定管理者の指定についてであります。 議案第102号は、新たに津市民テニスコート指定管理者として、三幸・三重県生涯スポーツ協会グループを令和3年4月1日から3年間指定しようとするものであります。 議案第103号は、津市まん中老人福祉センターについて社会福祉法人津市社会福祉協議会を、議案第104号は、津なぎさまち内旅客船ターミナルについて株式会社キャリアカーサービスを、指定期間満了に伴い、それぞれ令和3年4月1日から5年間指定しようとするものであります。 議案第105号市道路線の廃止については、4路線を廃止しようとするものであります。 議案第106号市道路線の認定については、20路線を新たに認定しようとするものであります。 議案第107号から第118号までは、補正予算であります。 議案第107号令和2年度津市一般会計補正予算(第10号)は、まず新型コロナウイルス感染症対策について、感染防止と社会経済活動との両立を図るため、新しい生活様式への対応と事業継続支援に取り組むものです。 新しい生活様式への対応については、1点目に、公共施設及び救急業務等における感染防止対策として、十分な換気を行いながら空調設備を使用することに対応するため、小・中学校及び義務教育学校39校の保健室、河芸ほほえみセンター等の空調設備の改修、幼稚園8園の1階保育室への網戸の設置をはじめ、救急業務における感染防止と救急需要増加や救命講習に対応するため、自動心肺蘇生器、心肺蘇生法教育人体モデル等の救急資機材等の配備、新しい生活様式に対応した地域福祉活動のために感染防止対策等に取り組む津市社会福祉協議会に対する支援のほか、教育支援センターに感染防止対策及び学習支援に必要な物品を購入するものであります。 2点目に、避難所における環境整備として、避難所としての機能を担う出張所等のトイレ18基の洋式化を追加で実施するとともに、大規模災害時の感染症対策の観点から、炊き出し等に代わる個別包装の食料品等の追加配備を行うものであります。 3点目に、IT化の推進として、学校の臨時休業等緊急時の家庭学習環境確保のため、要保護及び準要保護世帯向けの貸与用モバイルWi-Fiルータの購入、スポーツ、イベント及び会議のオンライン化を推進するための産業・スポーツセンターにおけるネットワーク環境の整備のほか、ウェブ会議の増加に対応できるようノートパソコン等を追加で購入するものであります。 次に、事業継続支援については、新型コロナウイルス感染症の影響により利用者の減少が著しい市スポーツ施設の指定管理者及び高速船の運航事業者への支援として、事業を維持・継続するための支援金を交付するものであります。 これら新型コロナウイルス感染症対策のほか、(仮称)河芸こども園整備に係る実施設計費の計上、公定価格の増に伴う民間保育所、認定こども園等に対する運営費負担金の増、各種障がい福祉サービス利用者等の実績見込みによる給付費の増、社会保障関係経費の過年度実績の精算による国県支出金の返還金の計上、人件費の実績見込み及び給与改定に係る調整などを行ったもので、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債について補正しようとするものであります。 歳入歳出予算は、13億3,869万2,000円の増額補正で、歳出については、人件費の実績見込み及び人事院勧告に伴う給与改定に係る調整のほか、議会費は、政務活動費交付額の特例による減、総務費は、政務活動費交付金の減額相当分を新型コロナウイルス感染症対策事業基金に積み立てる積立金、ウェブ会議等に対応するためのノートパソコン等購入費、避難所としての機能を担う出張所や集会施設のトイレを洋式化する経費、避難所の感染防止に係る個別包装の食料品等購入費及び利用者の減少が著しい市スポーツ施設の指定管理者に対する事業継続支援金の増、スポーツ、イベント及び会議のオンライン化を推進するためのネットワーク環境整備に係る経費の計上、民生費は、児童発達支援、放課後等デイサービス利用者等の実績見込みによる給付費、各種障がい福祉サービス利用者等の実績見込みによる給付費、公定価格の増に伴う運営費負担金などの増、換気を行いながら十分な空調能力を確保するための河芸ほほえみセンターの空調設備の改修に係る経費、新しい生活様式に対応した事業を行うため、空気清浄機の設置など感染防止対策等に取り組む津市社会福祉協議会への支援金、避難所としての機能を担う保育園のトイレを洋式化する経費、(仮称)河芸こども園整備に向けた上野保育園及び上野幼稚園の施設改修に係る実施設計委託料の計上、衛生費は、焼却灰の運搬処理量増加に伴う処理運搬業務委託料などの増、新型コロナウイルス感染症対策として実施した水道料金の基本料金2か月分無料化の実績による水道事業会計への繰出金などの減、農林水産業費は、換気を行いながら十分な空調能力を確保するための稲葉農村集落多目的共同利用施設の空調設備の改修に係る経費、避難所としての機能を担う集会施設のトイレを洋式化する経費及び中勢用水土地改良区内の管路修繕に係る補助金の計上、県施工の基幹農業水利施設の改修に係る負担金の増など、商工費は、青山高原保健休養地内の崩落のり面の安全対策に係る測量調査設計委託料の計上、新型コロナウイルス感染症対策として実施している売上げが減少した市内事業者に対する事業継続支援金の実績見込みなどによる減、土木費は、利用者の減少が著しい高速船の運航事業者に対する事業継続支援金などの増、一般職給与費の調整などによる下水道事業会計への繰出金などの減、消防費は、美杉方面団第4分団格納庫解体に伴う擁壁設置工事費の計上、救急業務における感染防止と救急需要増加や救命講習に対応するための救急資機材等購入費の増など、教育費は、教育支援センターの感染防止対策及び学習支援に係る物品購入費、換気を行いながら十分な空調能力を確保するための学校保健室(39校)の空調設備の改修に係る経費、家庭学習環境確保のための貸与用モバイルWi-Fiルータ購入費、十分な換気に対応するため、幼稚園(8園)1階の保育室への網戸の設置に係る経費、避難所としての機能を担う体育館のトイレを洋式化する経費及び新しい生活様式の下での学生生活を支援するための報償費の計上などであります。 歳入については、分担金、負担金は、県営ため池等整備事業分担金の増、国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの減、障害者自立支援給付費負担金などの増、県支出金は、障害者自立支援給付費等負担金、子どものための教育・保育給付費負担金の増など、財産収入は株式配当金の増、繰入金は財政調整基金繰入金などの増、諸収入は新型コロナウイルス感染症対策助成金の計上など、市債は、認定こども園整備事業債、農業生産基盤整備事業債などの増であります。 また、これら歳入歳出予算の補正のほか、繰越明許費及び債務負担行為の追加並びに地方債の変更を行おうとするものであります。 議案第108号令和2年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、事業勘定において4,998万8,000円の増額補正で、歳出は、一般職給及び直営診療施設勘定繰出金の減、過年度実績の精算による国県支出金の返還金の増、歳入は、職員給与費等繰入金などの減、国民健康保険事業運営基金繰入金及び前年度繰越金の増であります。 直営診療施設勘定において1万7,000円の減額補正で、歳出は一般職給の減、歳入は事業勘定繰入金の減であります。 議案第109号令和2年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、4億4,384万8,000円の増額で、歳出は、介護保険システム改修業務委託料、介護保険事業運営基金積立金、過年度実績の精算による国県支出金の返還金などの増、歳入は、認定事務費等繰入金などの減、職員給与費等繰入金、前年度繰越金などの増であります。 議案第110号令和2年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、206万6,000円の増額補正で、歳出は、一般職給の減、後期高齢者医療システム改修業務委託料の増、歳入は、事務費繰入金の増、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の計上であります。 議案第111号令和2年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)は、40万5,000円の増額補正で、歳出は、一般職給与費の調整による下水道事業会計への負担金の増、歳入は一般会計繰入金の増であります。 議案第112号令和2年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)は、203万9,000円の減額補正で、歳出は、一般職給与費の調整による下水道事業会計への負担金の減、歳入は一般会計繰入金の減であります。 議案第113号令和2年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、8万8,000円の減額補正で、歳出は、一般職給与費の調整による下水道事業会計への負担金の減、歳入は一般会計繰入金の減であります。 議案第114号令和2年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、848万2,000円の減額補正で、歳出は一般職給の減、歳入は一般会計繰入金の減であります。 議案第115号令和2年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、1,859万3,000円の増額補正で、歳出は一般会計繰出金及び一般職給の増、歳入は前年度繰越金の増であります。 議案第116号令和2年度津市水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収支において、支出は2,407万2,000円の減額で、業務費などの増、総係費などの減、収入は1,747万1,000円の増額で、他会計補助金の減、雑収益の増であります。資本的収支において、支出は809万6,000円の減額で、建設改良費の減であります。 議案第117号令和2年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収支において、支出は1,719万8,000円の減額で、処理場費などの増、業務費などの減、収入は6,272万3,000円の減額で、その他特別利益の増、他会計補助金などの減であります。資本的収支において、支出は1,956万6,000円の減額で、汚水管渠建設費及び雨水管渠建設費の減であります。また、これら収益的収入及び支出並びに資本的支出の補正のほか、継続費を設定しようとするものであります。 議案第118号令和2年度津市モーターボート競争事業会計補正予算(第2号)は、業務の予定量について、年間舟券発売金を112億850万円、1日平均舟券発売金を5,837万7,000円増額し、年間場間場外受託発売金を28億1,960万円減額するものであります。 収益的収支において、支出は96億5,863万8,000円の増額で、開催費の増、収入は107億3,337万9,000円の増額で、場間場外発売事務受託収益の減、開催収益などの増であります。資本的収支において、支出は34万円の増額で、基金積立金の増であります。また、これら収益的収入及び支出並びに資本的支出の補正のほか、債務負担行為を設定しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤美江子君) 以上で説明は終わりました。 日程第7、議会運営委員の定数の変更についてを議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------  議会運営委員の定数の変更について 下記のとおり議会運営委員の定数を変更する。               記 1 議会運営委員 12人                             令和2年11月30日     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) お諮りいたします。 議会運営委員の定数については、これを12人に変更することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営委員の定数については、これを12人に変更することに決定いたしました。 現在、議会運営委員1人が欠員となっておりますので、新たに田矢修介議員を議会運営委員に指名したいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました田矢修介議員を新たに議会運営委員に選任することに決定をいたしました。 日程第8、議員定数検討特別委員の定数の変更についてを議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------  議員定数検討特別委員の定数の変更について 下記のとおり議員定数検討特別委員の定数を変更する。               記 1 議員定数検討特別委員 19人                             令和2年11月30日     -------------------------------- ○議長(加藤美江子君) お諮りいたします。 議員定数検討特別委員の定数については、これを19人に変更することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、議員定数検討特別委員の定数については、これを19人に変更することに決定いたしました。 現在、議員定数検討特別委員1人が欠員となっておりますので、新たに田矢修介議員を議員定数検討特別委員に指名したいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました田矢修介議員を新たに議員定数検討特別委員に選任することに決定をいたしました。 これをもちまして、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 12月1日から4日までは、議案精読のため休会いたしたいと思います。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤美江子君) 御異議なしと認めます。 よって、12月1日から4日までは休会することに決定をいたしました。 なお、12月5日及び6日は、休日のため休会であります。 12月7日の日程は、承認第7号、報告第41号から第44号まで及び議案第97号から第118号までの議案質疑並びに一般質問であります。 本日はこれにて散会いたします。     午後6時38分散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             津市議会議長   加藤美江子             津市議会副議長  藤本ともこ             津市議会議員   滝 勝弘             津市議会議員   杉谷育生...