◆31番(村田彰久君) この穴ぼこ通報キャンペーンは市民から電話で市役所に連絡が入りまして、それで、通報者の住所、名前、それから道路の不良状況を聞きまして、すぐに職員がこの通報者のもとへ訪問して場所を確認。それで、すぐに修理できるものはすぐにする。できない場合は、どういうことでできません、いついつまでにやりますということを通報者に伝える、話を戻す。そして、この市民は的確な対応に驚き、通報したことに喜びを感じて、それで満足される、市民の方が。所沢市初めてやりまして、初めの年には通報していただいたんだから、何か景品でも渡そうやないかということを考えられたんですけれども、予算を組んでいませんもので、2万円の予定でフェースタオル20個、それで抽せんで20個上乗せしたと。1つ1,000円ですわな。それで、次の年に、これはもっと何か景品ないかといろいろ探しました。文化協会関係の入場券、音楽会の入場券、そんな虫のええ、無料で配れるものはありません。その後も道路維持課の職員がいろいろ探して、所沢市は西武ライオンズの球団があるところです。その西武ライオンズの球団から観戦チケットを市に使ってくださいということで、球団から寄贈されとるのを見つけた。これはいいのがあるということで、この観戦チケットを景品にすることにしました、2年目から。市民は、穴ぼこを通報すると、抽せんで西武ライオンズの観戦チケットがいただけるということで、市民の方一生懸命なられて、一遍に穴ぼこ通報キャンペーンが根づきました。市民の方の認識をいただいた。困ったことは、それだけようけの方が通報してくるで、またそれを渡すのに抽せんして、苦労あったということを言うてみえるんですけれども、電話での通報は全体の30%で、アプリ系が70%の比率で、はるかにアプリ系のほうが多いんですけれども、電話のほうは場所の確定やいろんな点で確実性が高い、これは12月議会で部長が言うてみえました。 この穴ぼこ通報キャンペーンは、市民の皆さんが日常生活の身近にある道路に関心を持っていただける。そして、市民の皆さんは市役所のどこへ連絡してよいかわからない、市役所を遠くに感じておる。それが解消になる。そして、市の行政に参加していると感じていただける。そして、現実に道路整備不良での事故は減ってきておる。いいことばかりです。どうです、これ部長。本格的にされたら。 お伺いいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) 所沢市の取り組みというのは調べさせていただきました。キャンペーンに至った経過というのは、そこまで調べておりませんけれども、どこの自治体もこういう穴ぼこに対しましていろんな対策を行っており、1つの手法ということで参考にさせていただきます。 現在、市では職員による道路パトロールと、あと職員に対しましては庁内の掲示板というのがございます。それとあと、郵便局と警察との連携によりまして、広く情報の収集を行っております。市民の方へは、ホームページに載せさせていただいております。通報いただいた方にはお礼と直しましたという回答もさせていただいております。 キャンペーンと言われますと、期間が決まって、この期間だけ通報された方に謝礼ということになっておるんですけれども、私どもとしましては、24時間365日いつでも通報いただければ、そちらで対応させていただいています。この期間だけに集中するというのも、ちょっと道路管理者としては、この期間だけ通報してください、集中してくださいというのもいかがなものかと思いますし、市としましても、年間を通じた情報収集は行っております。道路損傷などの苦情は、平成29年度なんですけれども、1,500件ほど来ております。平成30年度のほうにも1,380件ほど来ております。今後につきましては、情報提供の発信を行いまして、また他市等の取り組みも参考にさせていただきまして、大雨のとき、特に大雨のときパトロールを強化するなど、市民の皆さんが安全で安心に通行できるように道路の適切な維持管理に努めさせていただいています。これについて、また新たなキャンペーンをするというようなことは、今のところ考えてはおりません。
◆31番(村田彰久君) 今部長からお話ありましたけれども、それは2週間だけ集中する。それは、もう仕方ないと思う。だけど、今言ったように、市民がそれだけ行政に対して身近に感じて、せないかんなという気持ちを持っていただけると私は思っております。 所沢市は面積は約72平方キロ、旧津市より小さいぐらい。今の津市は約711平方キロ、所沢市の約10倍。道路もそれだけ多い。それだけいろんな方が見回ってできるかというたら、できないと思う。前、部長、この間約3,000キロある、道路が津市は約3,000キロあると言うてみえまして、それだけ、みんな目届かんと思う。ぜひ市民の方に助けてもらう、私は、それはいい方法やと思います。それで、実際、事故も減っていく。後々ふだんから、ほんなやったら、市役所へ電話しようかという気持ちになっていただけると私は思っております。そしたら、穴ぼこで事故が起きて市民が困って、その上にこちらがお金を払わんならんということが減っていく、確実に減ると私は思っておりますので、この穴ぼこ通報キャンペーン、所沢市は、そら、市役所全員がもう取りかかるぐらい大ごとになっています。今の道路維持課だけでは、建設部だけではできません。いろんな部署が全部かかわって、いろんな団体にこのキャンペーンのことを宣伝して、それで広報でも出して、大ごとのことをやっています。市道も県道も国道もお構いなしに受けています。市民にここは市道や、ここは県道や、ここは国道やと。私らでもわからん道があるのに、市民がわかるはずがない。それを皆通報で教えていただいて、これは国道や、大きい、できませんと言わんと、すぐにする。それで、それはまた国や県といろいろ話していただいてやっておる。そこまで努力して、今も穴ぼこの事故を減らしとる。私、できると思う。所沢市できて津市ができやん、そんなことはないと思う。やったらできる。いいことなんで、やってみて、その結果、あかん。それやったら、もう次やめたらよろしい。私は、これは取り上げていただいていい方法だと思うので質問をしました。この項はこれで終わります。 次に、
中勢グリーンパークについて、今後の方向づけということでお伺いいたします。 私が入っている団体で10年前にグリーンパークに桜の木を100本少し寄贈して、植樹をしました。10年前です。その後、アジサイ、ヤマボウシ、レンギョウも植樹をさせていただいて、時計台あるいは遊具も寄附をさせていただいて、それで、ふだん草刈りの清掃も行っております。昨年10月13日、この団体で草刈機のある人は持参をして、
中勢グリーンパークに清掃に出向きました。
中勢グリーンパークの中に中心のところに時計台があるんですけれども、その西の大きな広場は草まるけで、草の丈は約50センチありました。 この
中勢グリーンパーク、できてからもう10年少したって、いろんな方に認識をいただいて利用されておるんですけれども、この
中勢グリーンパークの年間経費と何回ぐらい草刈りをしてみえるのか、お伺いいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君)
中勢グリーンパークでございます。草刈りは年3回ほど行っており、あと、ほかの点検、ベンチと便所とかありますけれども、これも便所に関しては週3回か5回ぐらい行っております。あと、電気関係は月1回と噴水関係は年2回点検を行っております。
◆31番(村田彰久君) 草刈りを主に聞いておるんですけれども、年3回。草刈りが人手がない、お金が要る、いろんな理由があって3回やと思いますけれども、部長、30年あるいは40年ぐらい前かわかりませんけれども、山にスギやヒノキを植えた。植林して、その若木が育つのに下草刈りを毎年しなければならない。山に植林したんやで、行く人がおらん、人手がない。そうしたら、ある人が考えられて、草刈り十字軍をつくろうやないかと。皆さん聞いたことがあると思います。全国から若者が集まって、それで、山の下草刈りを一生懸命された、そんな事例もあります。 この
中勢グリーンパーク、草刈りが十分に行えないならば、草刈りイベントをされたらどうですか。いろんな団体に声かけたら来てくれると思う。小中学校あるいは自治会、老人会、婦人会、そして
中部北部サイエンスシティに入っている企業がありますやないか、周りに。そこへ参加をお願いして、NPOを立ち上げるのがええか、あるいは協議会を立ち上げるのがいいのか、そしていろんな企画をすれば、多くの人が参加してくれると思う。どうですか、これは。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) すみません、先ほど答弁が少し漏れております。 草刈り、芝生の管理と樹木の管理、年間1,080万円でございます。失礼しました。 草刈りにつきましては、こういった市が管理しているもので、それで、議員もおっしゃられましたいろんな団体の方がボランティアで刈っていただくということは承知しております。 いい御提案いただきましたので、こういうふうに何とか協力していただく団体とか、市のほうから働きかけていきたいと思っております。
◆31番(村田彰久君) 今お話したように、いろんな団体や小学校、中学校あるいは自治会、今言うた団体に手紙を出すだけでは来てくれませんよ。やっぱり訪問して、頭を下げて、こういうことをする、ぜひ協力してくれ、お願いしに頭を下げていって始まるんやと思います。
中部北部サイエンスシティに入っている企業、今何社ありますか。みんな優良企業でしょう、あそこ。従業員もようけみえる。ここにも頭を下げに行って、一軒一軒企業を回って、草刈り、
中勢グリーンパークをきれいにしていきます、協力をお願いしますわ。うちは人出せんけれども、お金出すわと、そういう方も出てくるやろ。それで、各企業を一つにまとめて、協議会なら協議会つくって、
中勢グリーンパークを守る会で、入ってみえる企業の方に一つにまとめてしてもろたらどうですか。何もせんとほったらかし。ようなるわけありませんわ。 それで、
中勢グリーンパークを利用する方、犬連れてくる人がたくさんいる、犬を連れてくる人が。犬と飼い主にとってはこの大きな公園は絶好の場所でありますが、芝生の中、その他のところを自由に遊ばせて、そして犬のふん尿も自由、垂れ流しや。松阪市の中部台公園に先月、私、見に行って、管理棟があるで職員にもお聞きしたら、「芝生の中には犬を入れないでください」と立札が立っておる。尿はしたらわからへん。それで、犬を入れとる人があったら、管理棟の職員が犬を入れないでくださいと注意をしてみえる。 それで、
中勢グリーンパーク、遊具もあって、若い夫婦も子ども連れで見えると思う。たくさんの人が来て、芝生の中で犬が尿をしておったら不衛生と感じるのが今の若い夫婦でしょう、違いますか。今3歳、5歳のお子さんを持っているお母さん方、お菓子が下へ落ちただけでも、もうそれは捨てなさいと。私らの時代は、それをはたいて食べておった。皆さんも食べとったと思う。そやけど、今の若い人は、落ちたお菓子は食べたらだめですと言ってみえる。それぐらいきれい好きな人が犬の尿をしとるところを見たら、もう来ないですよ。どう感じますか、部長。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) 犬のふん尿の件につきましてもよく御意見をいただいております。 この
中勢グリーンパークは、先月鈴鹿の中勢バイパスにもつながりまして、非常に多くの方の来園がございます。このような皆さんが安全で楽しんでいただけるよう、現在、活用方法を検討しております。この民間の活力を活用したことも検討しております。 イベントも犬のイベントとかたくさんございます。遠足とかもたくさん来場していただいておりますので、こういうことも含めまして、今後検討してまいります。
◆31番(村田彰久君) この犬の件は、幾らでもドッグランをつくって囲いをしたら、こんなんすぐに解決できる問題や。する気あったら、すぐにできると私思っております。皆さん毎年10月の津祭りの前に市民清掃デーということで清掃していただいておる。市役所の周辺、それからフェニックス通り、あるいはお城公園、いろいろ清掃、皆さん出てもらって掃除していますやないか。 この
中勢グリーンパークはどうですか。もう10年以上もたって、これだけ認識をいただいて、こんなええ公園はありませんよ。管理事務所がない、犬のふん尿は垂れ流し。今部長言われたように、中勢バイパスが河芸から鈴鹿まで延伸された。このような状況の中で、この
中勢グリーンパークを今後どのように方向づけしていくのか今ちょっと言うてみえましたけれども、私は大事やと思う。もしこの
中勢グリーンパークがなくて、私が質問を市長にして、山を切り開いて公園つくってくださいと言うたら、市長はそんなもの要りませんと言われるに決まっとる。実際もうあるんですよ。こんな立派な公園は津市の大きな財産やと思う。違いますか。今まで一生懸命つくっていただいて、ここまできたんや。この
中勢グリーンパークがますます充実していけば、市民が喜ばれますよ。それで、利用される人の喜びにつながっていく、そうと違いますか。もっと
中勢グリーンパークに目を向けて予算をつけて、多くの市民が喜ばれるようにするのが行政と違いますか。こんなええ公園ほったらかしにして、おかしいですよ。よう考えていただきたい。以上、この項は、これで終わります。 最後に、算数・数学オリンピックについてお伺いいたします。 昨年秋に坂出市に出向き、算数・数学オリンピックについてお伺いをしてきました。 坂出市の前教育長が算数が大変好きな方で、生徒に算数・数学に対して興味・関心を持ってもらいたいと算数・数学に関する思考力、表現力を育てる。そして、算数・数学を活用する楽しさを感じて自発的に学ぼうとする姿勢を育てるという理念のもとで、算数・数学を好きになってもらおうと、大きな思いからこの事業が始まったんですけれども、小学生5年、6年、中学生1年、2年、3年が対象で夏休みを利用して試験をしていただく。この問題は先生がみずからつくって、採点をして、答え合わせをして、それで、あんたは何番目ですよと、それは言わない。算数を好きになっていただくように、全員が受ける試験とは違います、受けたい人が受ける。どうですか、津市でもされたらどうですか、教育長、お伺いいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎学校教育・人権教育担当理事(田中寛君) 児童生徒の確かな学力の定着に向けては、それぞれの市においてさまざまな取り組みがなされております。 本市では、まずは、日々の授業改善を行うこと、これが一番大切であるというふうに考えています。そのため、現在のところ、坂出市の坂出算数・数学オリンピックのような事業を行う予定はございませんが、各学校においては、思考力・判断力・表現力を高め、主体的に学ぶ児童生徒の育成を図るための授業改善を進めているところです。例えば算数科における具体的な取り組みとしましては、パソコン版学習教材を活用し、数学的思考力を高める授業のあり方を研究しているモデル校がありまして、そこでは、知的好奇心をかき立てる数学的におもしろい課題に対して小学校低学年からパソコンを使ってゲーム感覚で挑戦することで、問題を解くことの楽しさを実感し、自主的に問題を解こうとする力を育む取り組みを進めています。これらのデジタル教材の効果が認められた場合には、津市全体に浸透させることについて検討してまいりたいと思います。
◆31番(村田彰久君) いろいろ津市でもやっている。パソコンや何か使って、数学のおもしろさを生徒に与えとるということは今お聞きしましたが、この坂出市、平成25年の2回目からは、いいやなかと、うちも受けさせてくれということで坂出市以外のまんのう町や琴平町も参加して、させてくださいということで広がっていった。それでその後、多度津町、宇多津町、綾川町などが、またこれも参加させてくれと。もう市域をまたいで、いろんなことが広がってきとると。この坂出市が始められた算数・数学オリンピックは、これ、非常に広域事業に結びついていって、一つの教育長が始めたこんな問題ですけれども、大きな問題で広がっておる。これまた質問しても、それは坂出市のことで、津市は関係ありませんわと言われると思う。うちはうちでちゃんとやっています。そしたら、もうちょっと学力テストようなるん違いますか。算数はいろんな授業のもとだと思うんです。それを一生懸命先生が好きになるようにいろいろ努力しとるということは、私、大事やと思うんです。 このような算数に対しての取り組み、皆さん聞いたら、あ、そうかとわかると思います。ちょっと言います。 福井県ではふくい理数グランプリ、富山県ではとやま科学オリンピック、秋田県ではわか
杉チャレンジフェスティバル、島根県ではしまね数リンピック、埼玉県で
中学生思考力チャレンジ大会、山形県では算数・数学チャレンジinやまがた、まだほかにも多くの県や市で行われとる。今言うたこの中で、やっぱり学力がいいところが入っておる。そんなん、一長一短にこれはなるわけやないと思う。長年の先生の努力の結果やと思う。せやで津がそれをして、ほんなやったら、すぐに学力テストようなるかと言われたら、すぐには結果は出ないと思う。だけど、数学を好きになって、いろんなことに私はつながってくると思う。どうですか、津市でもやったら。再度お聞きします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育長(倉田幸則君) 子どもたちに学ぶ楽しさを実感させて学力を向上させていく手法にはさまざまな手法があるというふうに捉えております。 三重県教育委員会におきましても、また津市におきましても、さまざまな手段でその手法を図っているところでございます。 先ほど議員御指摘のそれぞれの教員が一生懸命になって問題つくる坂出市というふうな御紹介ありましたが、三重県においてでも県内の教員が協力してつくりました県教委の作成のワークシート、これは小学校1年生から中学校3年生までの全ての学年を対象にどの分野でも先生方がダウンロードして手に入れれば、それを宿題とか授業なんかに使うというふうな教材があります。これも全国的にはかなり誇れる、全ての学年に網羅した教材。これを課題としたら、どう津市においても全ての学校教育が有効に使っていくかということが課題で、このために我々教育委員会のほうも指導主事を学校に派遣しまして、この活用を進めているところでございます。そんなこともしながら、議員御指摘のように、子どもたちが学力を高め、その根底となる学ぶための楽しさとかまずは教育委員会はしっかり学校を支援して、今後進めていきたいというふうに考えております。
◆31番(村田彰久君) 今教育長言われたように、聞き取りで三重県ワークシートを津市でもやっとると、国語、算数、理科、社会、英語と。英語でも、それぞれ優秀な方が出てきておるということは今聞き取りのときにお聞きしました。 前、石川教育長のときに、たてまちの岡三証券の社屋の上にプラネタリウムをつくったと。そのことで、私は理科の好きな人、科学者になっていく人をつくってほしいと、そういう理科の大好きな先生を呼んできてくださいということを言いました。これは、生徒がするのは当たり前ですけれども、まず、先生が(3文字削除)みたいな先生を呼んできて一生懸命やらな、そんなん無理ですよ。そんな横一線でやっとって何がいいふうにレベルアップになるかというと、なかなか難しいと私考えます。 今教員の仕事が多忙化して、先生みずから問題を作成して採点、回答や解説か、試験会場に手伝いなど苦労が多い、そんなことやらんでもよろしいということがあると思うけれども、この現職の先生の思い、算数・数学を考える楽しさ、逃げない、諦めない、挑戦する子どもになってもらいたいと。もうこれはその先生のいちずな思いです。津市もそういう先生が1人でもふえていただければ、ありがたいということでこの質問は終わります。以上でございます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(岡幸男君) 以上で村田議員の質問は終了いたしました。 議案質疑並びに一般質問を続行いたします。 堀口議員は一問一答方式を選択されておりますので、執行部は1回目から自席での答弁を許可いたします。 堀口順也議員。 〔6番 堀口 順也君 登壇〕
◆6番(堀口順也君) 公明党議員団の堀口でございます。一般質問をさせていただきます。 まず、津市・鎮江市友好都市提携35周年記念事業について質問をさせていただきます。 鎮江市と1984年6月11日に友好都市提携をして、ことしで35周年を迎えるこの記念事業の内容をお尋ねいたします。
○議長(岡幸男君) ただいまの堀口議員の質問に対する答弁を求めます。
◎市民部長(酒井康子君) 主な津市・鎮江市友好都市35周年記念事業といたしましては、現在、鎮江市側と日程及び内容について調整中でございますが、鎮江市で開催が予定されている35周年記念事業に合わせ、津市代表訪問団及び津市国際交流協会と共同した友好訪中市民団の派遣を予定しております。 また、平成22年から隔年で鎮江市の江蘇大学の学生訪日団の受け入れを実施しておりますが、かねてより鎮江市側から津市からも青少年の訪中団をぜひ派遣してほしいとの要望を受けており、青少年に海外訪問と交流を通じて、若い世代にこれまでの交流の歴史を伝え、次世代の友好都市交流を担う人材を育成し、津市の国際化に寄与するため、市内在住・在学の青少年を対象とした津市青少年友好交流団の派遣を予定しております。 その他、津市国際交流協会や三重県日中友好協会等の民間団体と連携した記念事業を実施してまいります。
◆6番(堀口順也君) 今回はこの津市と鎮江市友好都市提携35周年記念事業について、鎮江市への平和首長会議の加盟要請を提案いたします。 津市も加盟をしている平和首長会議は、加盟都市相互の緊密な連携を通じて核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起するとともに、人類の共存を脅かす飢餓、貧困等の諸問題の解消、さらには難民問題、人権問題への解決及び環境保護のために努力をし、もって世界恒久平和の実現に寄与することを目的としております。 平和首長会議は、本年3月1日現在で163カ国・地域から7,735都市が加盟をしております。そのうち日本国内の加盟都市は、全市区町村の99.5%に当たる1,732都市に及んでおり、加盟都市数は国内外ともふえ続けております。 1945年8月、広島、長崎両市が原子爆弾により一瞬にして廃墟と化し、両市合わせて21万人を超える多くの人々のとうとい命が奪われました。原子爆弾投下から73年が経過した現在でも放射線による被爆者の苦しみは続いております。その広島、長崎の被爆の実相を見れば、核兵器は非人道兵器の極みであり、絶対悪であることは明らかであります。 昨年11月5日・6日の両日に、高山市で第8回
平和首長会議国内加盟都市会議総会が開催をされました。 その中で、議案、未加盟自治体への加盟要請についてが審議・決定し、未加盟の姉妹友好都市に対し書簡により、または交流事業を行う機会を利用して加盟要請を行うことが具体例として紹介をされております。 2年前に姉妹都市交流20周年に合わせて、杉戸町と姉妹都市のバッセルトン市が平和首長会議に加盟した例を挙げて提案をさせていただきましたが、今回第8回
平和首長会議国内加盟都市会議総会で決定されたことを受け、友好都市提携35周年記念事業の機会に再度この鎮江市への平和首長会議の加盟要請を強く訴えるものでありますけれども、津市の考えをお聞きいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎人権担当理事(橋本英樹君) 本市は、平成21年にこの平和首長会議に加盟をいたしました。 平和首長会議には、議員御質問にございましたように、本年2月1日現在163の国及び地域で7,709都市が加盟をしており、中国においても北京市など7都市が加盟をしています。 そこで、鎮江市に対しましては、この平和首長会議の情報を提供し、同会議の会長である広島市長からの加盟をお願いする書簡がございますので、この書簡をお届けする方向で調整したいと考えております。
◆6番(堀口順也君) よろしくお願いいたします。 続きまして、市有地の有効活用について質問をさせていただきます。 最終処分場として稼働していた
白銀環境清掃センター跡地の一部を
メガソーラー発電事業用地として民間事業者に貸し付け、遊休市有地の有効活用を図る事業が昨年4月13日から、
いちご津ECO発電所として開始をされました。 市有地を活用した初の取り組みである
白銀環境清掃センター跡地メガソーラー発電事業の事業概要と、昨年3月6日の稼働日からきょうでちょうど1年を迎える日でありますけれども、現在の状況をお尋ねいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 旧
白銀環境清掃センターにつきましては、平成28年3月31日をもちまして閉鎖をしました第2期処分場の跡地を公園等として有効利用を考えておりましたが、処分場からのガスの発生があることから、地元自治会の皆様の御理解、御協力をいただき、
メガソーラー発電施設を設置したものでございます。 メガソーラー施設は、発電事業者の負担によりましてメガソーラー設置を行いまして、敷地面積3万6,421.43平方メートルを年間貸付料455万2,678円で20年間貸し付けることになっております。発電施設の規模は、敷地に9,984枚のパネルを設置いたしまして、発電能力1,998キロワットの施設でございます。平成29年4月1日から平成30年2月28日の期間に設置工事を行い、平成30年3月6日から発電を開始しております。また、年間を通じての発電収入の2%が発電事業者から市のほうに寄附されることとなっております。現在の発電施設につきましては、発電事業者の負担において適切に維持管理をされておりまして、問題なく稼働している状況でございます。
◆6番(堀口順也君) 今回このような市有地の有効活用をほかでも進めていただきたいということで、今回この質問を取り上げさせていただいております。 今回のこの
白銀環境清掃センター跡地の
メガソーラー発電事業の年間売電収入の2%を本市に寄附していただくということで伺っております。今回の平成31年度当初予算には、清掃費寄附金として
メガソーラー発電事業寄附金163万円が計上しております。その予算に対して平成31年1月末現在の発電状況は151万9,000円と聞いております。 当初予算を上回る順調な稼働であると思いますけれども、その寄附金についての活用方法をお尋ねします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) この発電事業に係ります寄附金につきましては、発電事業者からの寄附の条件としまして、環境学習等に市の有効利用をしていただきたいということでございますので、環境学習に利用するべく寄附をいただいております。
◆6番(堀口順也君) このように財源を確保すれば、市民の方にもいろんなサービスが提供できるというすばらしい事例でございます。これをぜひとも違うところでも活用できるようにということで、今回は具体的に水道事業のところで質問をさせていただきます。 水道事業は全国の電力の0.8%を消費しております。全国的にも浄水場への太陽光発電設備設置が進んでおります。 借地料と売電収入の2%が収入となる
白銀環境清掃センター跡地メガソーラー発電事業のような取り組みを本市の水道施設にも活用すべきだと思いますが、片田浄水場への太陽光発電設備の設置の考えはいかがでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎水道局長(松下浩己君) 片田浄水場への太陽光発電ということの御質問でございます。 片田浄水場につきまして、太陽光発電事業につきまして有効活用を図ることにつきましては、確かに新たな収入の確保となりますけれども、一方で、浄水場施設は安全で安心な水をつくるというような施設でございます。水質への影響がないことが絶対担保されるということが条件でございますので、万が一事故などの発生した場合、市民に多大な影響を及ぼすため、目的外に使用することは慎重にならざるを得ないと考えております。
◆6番(堀口順也君) それに加えてもう一つ、芸濃地域の萩野自治会が昨年2月22日、田野池に出力1,980キロワット、年間CO2削減1,352トン、約610世帯の電力使用量、水上太陽光発電所を設置いたしましたけれども、本市の片田貯水池にこの水上太陽光発電設備の設置の考えはいかがでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎水道局長(松下浩己君) 片田貯水池、これ、14ヘクタールほどの水面積がございますけれども、これも我々、安全な安心な水の重要な施設でございますので、水質に影響がないということが担保されるというのがやはり条件でございます。万が一事故が発生した場合のことを考えますと、これについても慎重にならざるを得ないということで考えます。
◆6番(堀口順也君) 今回は水道施設を具体例として挙げさせていただきましたけれども、本市全庁で未利用地または未利用施設など、そういった市の市有地を利用して、こういう有効活用ができるような取り組みをこれからも皆様のアンテナ高くしながら、現場を見ながら取り組んでいただきたいと思いますので、要望をしておきます。 最後に、予防接種について質問をさせていただきます。 はしかの感染拡大が最近10年間で最短ペースで続いております。国立感染症研究所によると、2月17日までの1週間に48人の患者が新たに報告され、患者が確認された地域は22都道府県になりました。国立感染症研究所の2月26日の発表では、ことしの累計患者は222人、都道府県別では大阪の77人が最も多く、三重県は2番目に多い49人でありました。 今回、この本市津市が行った保育所、認定こども園、幼稚園及び保健センター等の本市職員を対象とした、はしかにかかる予防接種助成制度を実施しておりますが、その利用状況をお尋ねいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎総務部長(荒木忠徳君) 本年に入りまして市内で発生しました、はしかでございますけれども、拡大が懸念されるところでございます。 現在の定期予防接種の状況を見ますと、生後12カ月以上、それから24カ月未満のときと小学校就学前の1年間に2回接種するという形になっております。まだ2回を接種する時期になっていない小さなお子さんたち、このお子さんたちへの感染を予防、未然に防ぐために、就学前のお子さんへの感染を未然に防ぐために緊急的に保育園、それから幼稚園等の本市職員に対しまして麻疹の予防接種の費用の一部、これ、2分の1で上限が5,000円でございますけれども、これを助成しまして接種の勧奨を図っているところでございます。 今現在、3月1日付でございますけれども、利用者が申請がございましたのが87件ございます。87件でございまして、助成金合計額で39万5,860円の助成をさせていただいております。これは1月4日から3月31日までを対象にしておりまして、3月31日までに申請をいただきたいと考えておりますが、1週間で大体15件ほどふえておりますので、まだまだ接種される職員が出ることを期待しておるところでございます。
◆6番(堀口順也君) 今回、津市は素早い対応をしていただいた。本当にありがたい制度だと思います。引き続き、感染予防のために実施を、また様子を見ながら延長するなり、また考えていただけたらと思います。 また、次の項にいきますけれども、昨年は東京都を初め、首都圏を中心に風しんが流行。直近の10年で2番目に多い2,917人が感染をしました。ことしに入ってからも、2月6日現在で既に全国で367人の患者が確認をされており、その勢いはとどまっておりません。1万4,344人が感染した2013年の大流行では、その前年に2,386人からの患者数であり、その翌年の1万4,344人の感染に増加したということもあって警戒が必要であります。ちなみに昨年度は2,917人でありますので、この2013年の大流行になるような、そういった予測ができるようなことしになる雰囲気でございますので、ことしは風しんについての予防がすごく大事だというふうに感じております。ことしの4月以降に実施をする国の対策は、現在39歳から56歳の男性が対象に、2021年度末までの3年間、原則無料で抗体検査と予防接種を実施することとなっております。2019年度は、まず、今回の流行で感染の目立つ39歳から46歳の男性を対象とし、その後、順次行っていくということです。対象となる男性は、子どものころに予防接種を受ける機会がなく、風しんの抗体の保有率が他の世代よりも10ポイント以上低い79.6%で、厚生労働省は2021年度末までに90%以上への引き上げを目指しております。 対象者には4月以降居住する自治体から抗体検査と予防接種を無料で受けられるクーポンが届くとのことですが、津市における
風しんワクチン無料接種の周知はどのように行うのか、お尋ねいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 先月2月8日に、厚生労働省から風しん第5期の定期予防接種の実施に向けた手引というのが示されまして、この手引におきましては、平成31年度につきましては、先ほど議員おっしゃられたように、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性に対して、抗体検査と予防接種を受けるためのクーポン券を発行することとされております。 本市では、抗体検査と予防接種の案内文及びクーポン券を作成して、対象者の方に対して郵送により通知をするということをまず予定しております。それから、平成31年度のクーポン券の通知対象者以外の昭和37年4月2日から昭和47年4月1日の間に生まれた男性で、抗体検査・予防接種を希望される場合には窓口のほうでクーポン券を発行する準備というのをさせていただこうと考えております。 このことの市民への周知につきましては、「広報津」の4月1日号、それからホームページ、それからフェイスブックなどにおいて啓発を行う予定をしております。それから、このクーポン券を持っておれば、抗体検査・予防接種ができる医療機関というのは、もう全国でできるというふうに聞き及んでおりますので、こういう実施機関の一覧表というのもホームページなどを活用して周知していきたいと、このように考えております。
◆6番(堀口順也君) 今回対象となる男性の年代というのは働き盛りの方が多いので、なかなか平日の日に、そういう医療機関にかかるということが難しいということを言われておりますので、県と連携をしながら、事業所とか、あとは休日とか夜間、そういった医療関係との働きかけをぜひまたお願いしたいと思います。 続きまして、厚生労働省は肺炎予防に有効な肺炎球菌ワクチンの接種率を高めるため、ことし3月末からの経過措置として、70歳以上を対象に実施してきた公費助成を5年間延長すると決めました。国の人口動態統計によると、日本人の死因の5位は肺炎で、死亡者の約98%が65歳以上の高齢者であります。 接種率は最も高い年代でも40%台にとどまり、接種率の向上をさせることが重要だと考えますが、
高齢者肺炎球菌ワクチン接種の周知はどのように行うのか、お尋ねをいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君)
高齢者肺炎球菌ワクチンの接種につきましては、平成26年度に定期接種化となりまして、その後、平成30年度までの5年間で65歳から5歳刻みの年齢の方全てに接種の機会が与えられまして、平成31年度までは65歳の方のみが対象となる予定としておりましたけれども、本年1月11日の国の通知によりまして、平成31年度からさらに5年間、65歳から5歳刻みの年齢の方を対象として定期接種が継続されるということになりました。 津市ではこの通知を受けまして、例年どおりに5月上旬までには対象者へ個別通知を行うとともに、広報やホームページでもお知らせをしていきます。 それから、ワクチン接種の受け方といたしましては、これまでと同様に、対象者は郵送で通知をさせていただいた予診票を持参していただいて、協力医療機関で接種していただくことになります。 それから、費用助成の面ですけれども、対象となるのは5歳刻みの年齢の方になるんですが、これまでに一度も23価の肺炎球菌ワクチンを受けていない人となって、自費や公費に限らず、受けたことがある人は今回対象にはなりません。対象となる時期までに定期接種の機会を待たずに接種したい場合というのもあろうかと思いますので、それにつきましては、これまでどおり1人1回、上限額3,000円の費用助成券を発行して、任意の接種の補助はさせていただこうということにしております。
◆6番(堀口順也君) 今、この5歳刻みの年代以外でも助成の制度があるということでありますね。多少金額は違いますけれども、65歳以上の方であれば受けていただくということで確認をさせていただきました。 最後に、
子宮頸がん予防ワクチンの接種について質問をさせていただきます。 昨年6月の議会で取り上げた
子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的勧奨でありますが、
子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的勧奨差し控えの案内通知を対象者に送付することは可能だと思いますけれども、市の考えをお尋ねいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君)
子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年4月に定期接種となりましたけれども、同年6月14日に開催された厚生科学審議会等におきまして、同ワクチンの接種後にワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛等が見られたことから、この副反応の発生頻度が明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされまして、積極的な接種勧奨の差し控えというのが国のほうで決定されたわけでございます。その後も国で議論されておりまして、積極的な接種勧奨の差し控えは継続されておりますけれども、定期接種と位置づけられておりますので、希望があればワクチン接種は受けられます。 昨年の第2回定例会でも議員から御質問いただきましたが、本市では個人通知は積極的な勧奨となると捉えておりまして、市民へは広報とホームページで副反応等を理解した上で、接種の検討をしていただくようお知らせしております。 今後も引き続き広報とホームページでお知らせする予定でございますが、他市の状況も調べながら通知方法については研究してまいりたいと、このように考えております。
◆6番(堀口順也君) 積極的勧奨は現在しておりませんけれども、この積極的勧奨を差し控えをしているという案内状を愛知県の刈谷市は行っております。 そういったことで、対象者にははがきが届きますので、その対象者には、私はこういう子宮頸がんワクチンを受けられる対象になっているんやなということがわかります。その上で、その本人がそれを接種するしないを判断できる材料になると思いますので、ぜひ積極的勧奨はしていませんけれども、差し控えをしているという案内通知をぜひ津市でも僕は送付すべきやと思います。対象は、多分中学生1年生か小学校6年生、どちらかになると思いますけれども、そのタイミングで送付をと思いますけれども、もう一度答弁をお願いいたします。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 差し控えているという通知を出すということも一つの案ということで御紹介いただいたんですが、健康づくり課の中でいろいろ考え方も整理はしたところであるんですが、例えば小学6年生の時期に定期接種を受けることのできる部分としてジフテリア、破傷風、日本脳炎、こういったものがございますので、そんな中で、何かそういったものを追加するとか、そういうことができるのではないかなということも考えたりはしておりますが、ちょっとまだ実現には至っておりませんけれども、積極的勧奨を控えるということの中でできる限りのことはしていきたいと、このように考えております。
◆6番(堀口順也君) 1人でも多くの命が助かる取り組みをできることから少しずつでもしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。以上で質問を終わります。(拍手)
○議長(岡幸男君) 以上で堀口議員の質問は終了いたしました。 午さんのため、暫時休憩いたします。 午前11時17分休憩 午後1時00分開議
○議長(岡幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど村田議員から午前中の本会議における発言中の不適切な文言について、取り消したい旨の申し出がありました。つきましては、後刻会議録について適当な措置を講じます。 議案質疑並びに一般質問を続行いたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
◆4番(岡村武君) 議事進行について、今の件、みんなに承知するような話をせんとだめと違いますか。それ。あなた勝手に取り消しますと。措置をしますと。おかしいのと違うか。
○議長(岡幸男君) それでは、つきましては、後刻会議録について適切な措置を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
◆4番(岡村武君) 俺に言うんじゃなくてみんなに言わないといかん。
○議長(岡幸男君) よろしいでしょうか。 〔「よろしい」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) それでは、そのようにさせていただきます。
◆31番(村田彰久君) 「内容がわからんけれども」と呼ぶ者あり〕 〔「内容はわかっておるやろう」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 不適切な言葉ですので、それを言いますともう一度不適切な言葉を言わなきゃなりませんので。 〔「言うたらええやないか」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 失礼します。 議案質疑並びに一般質問を続行いたします。 吉田博康議員。 〔「もう進んでおるのか、言わんと、議事整理きちっとせなだめだよ、うざうざで済ませたらだめ」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 吉田議員、どうぞ、登壇してください。 〔28番 吉田 博康君 登壇〕
◆28番(吉田博康君) 皆さん、こんにちは。県都クラブの吉田博康です。 発言許可いただきましたので、通告に従い議案質疑2件、市政一般4件を一括質問いたします。よろしくお願いいたします。 初めに、議案第43号平成31年度津市一般会計予算から歳出、衛生費、保健衛生総務費の地域医療推進事業の
災害医療体制整備事業についてお伺いいたします。 昨年3月に大規模災害発生時の医療救護マニュアルのほうが作成されました。大規模災害における医療救護活動において、津市関係部署と医師会並びに薬剤師会といった関係機関が迅速に、適切に対応するための目的でつくられたのが承知のとおりでございます。 その中で、大規模災害発生の際に、医療救護本部や医療救護所の設置及び運営について具体的に示されております。 災害発生時には、急性期と呼ばれるその後の3日間、72時間が生死を分ける時間ということになってきますので、初動の救助体制ということについては、その周辺も含めてまずはみずからの自治体でしっかりとした仕組みづくりをすることは早急に求められておるということでございます。 今回、このマニュアル作成から1年が経過する中で、ここに記載の医療救護所開設に備えた環境整備の意味も込めまして医薬品や医療材料の備蓄に関して進めるということになっておりますので、その内容についてお伺いいたします。 また、備蓄につきましては、その適正数量の考え方や定期的に使用期限切れが発生する中で、備蓄品の定期更新もいずれは必要になってきますので、その点についてどのような形をお考えかお答え願います。 そこで、3点質問いたします。 まず、1点目に、大規模災害発生時に備えた医薬品等の備蓄の内容は。 2点目に、備蓄の適正量の考え方は。 3点目に、備蓄品の購入と更新の方法はどのようにお考えでしょうか。 以上、3点お願いいたします。 2点目に、同じく、議案第43号から、津市一般会計からですけれども、歳出、総務費、スポーツ振興事業から、
東京オリンピック事前キャンプ支援事業についてお伺いします。 これも昨年12月に協定締結式が行われ、記者発表がありました。
カナダレスリングチームの事前キャンプについてでありますけれども、東京オリンピックの開催で各自治体が事前キャンプの誘致活動を積極的に進めている中で、今回、カナダのレスリングチームが誘致できたことは、関係者の尽力であったかなということで、感謝したいかなと思っております。 日本で行われるこのオリンピックでありますけれども、やはり首都圏、東京を中心とした開催となってきますので、地方から盛り上げていくといった意味では、事前キャンプを誘致できるということは、非常に効果的であるのではないかと思っております。 そういった中で、これからお越しいただくカナダの関係者、選手と津市で一部の関係者だけで盛り上がるのではなくて、やっぱり津市全体で盛り上がれるような市民に伝わる取り組みをぜひお考えいただければなというふうに思っています。 さきの小野議員の質問でも触れておりましたけれども、直接市民と触れ合うような企画を積極的に進めていただきたいなというふうに思っております。 また、ホストタウンの推進というところでは、東京オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に向けては、スポーツ立国、グローバル化推進、地域活性化、そして観光振興等に資する観点から参加国、地域との人的、経済的、文化的な相互交流を図る地方公共団体をホストタウンに認定するということでございました。 私、発言通告出させていただいたときには、まだ津市がホストタウンとして登録されておりませんでしたけれども、先月の最終日、28日に登録ページのほうで、第12次ということで、三重県津市ということで、カナダのレスリングということで登録されたのも確認しております。 翌日の新聞報道等でも紹介されておりましたので、市民の皆様に少しは伝わってきたのかなというふうに思っております。 ここからなんですけれども、オリンピック・レガシーという言葉がございますけれども、オリンピック憲章の中でも大会を通じてよい遺産、レガシーを開催都市並びに開催国へ残すとなっておりますし、IOCの定義でも長期にわたるポジティブな影響ということをうたっておりますので、これを契機に、まだオリンピックも来ておりませんけれども、オリンピックの翌年の2021年には、三重とこわか国体、とこわか大会が開催されるという意味では、いい流れをつくっていく意味でも、このキャンプが大事になってくるのではないかと思っております。 そこで、3点お伺いする予定でおりましたけれども、2点目の市民交流については、小野議員の質問で答えていただきましたので、1点目と3点目、改めてになりますが、1点目に、2020年に向けた取り組みについてと、3点目のホストタウンに登録されましたけれども、タウンとしての取り組みについてお伺いいたします。 市政一般のほうに入らせていただきます。 1つ目に、未就学児の子ども医療費の窓口無料化についてになります。 昨年9月から国の制度改正もありまして、未就学児の子ども医療費の無料化がスタートして半年が経過しております。窓口無料化になることは、小さなお子様をお持ちの方々としては、お金の心配もなく安心して医療機関を受診することができます。 しかしながら、行政としては、安易な受診であったり、コンビニ受診と言われるような休日夜間の受診がふえることで医療費総額の増大ということも危惧されるところであります。 さらには、一部が無料化になったことで、市民の皆さんからは、対象年齢のさらなる拡大等の意見も寄せられているよることかと思いますけれども、今回については、津市における今回の窓口無料化の状況についてお聞かせいただきたいと思っております。 そこで、3点質問いたします。 1点目に、昨年9月からの窓口無料化による受診状況は。 2点目に、休日夜間の受診増等はどのような状況か。 3点目に、窓口無料化による行政側としての事務作業の効率はございますでしょうか。 以上、3点お伺いいたします。 2つ目に、教員支援員配置事業について質問いたします。 こちらも昨年4月から教員支援員の配置ということで、小中それぞれ2校ずつ4名の方が配置され、1年が経過しております。この質問に関しましても、多くの議員の皆様から今回も出されておりますので、重複する部分は割愛しながら進めますけれども、まず初めに、アンケート結果についてです。 各質問の答弁にもありましたけれども、おおよそ7割、8割が活用できているという結果になっていることは、私も理解しております。そんな中で、平成31年度について教育方針の中でも小規模校への配置が検討されているということでございました。昨日も坂井田議員の御質問の中にも小規模校への配置と2校のかけ持ちということの答弁がありました。 私自身も単独校への配置が難しいようであれば、より柔軟に支援員配置を検討していただきたいと思っておりましたので、この点についても理解させていただきました。 私の質問としては、1点、再任用の職員を基本とした配置の考え方についてであります。教員支援員については、平成31年度の結果を、次年度の結果を確認してからということにはなりますけれども、引き続き、私、ほかの議員と同様に、できればさらに拡大方向で進めていただきたいなというふうに思っております。 坂井田議員からも職員公募の話もございましたけれども、私は、この再任用職員というものが、60歳定年迎えて、現在でいくと、最長で5年という中になってきますので、この再任用職員だけで配置するということに、いずれは困難になってくるかと考えますので、その点について、現時点でどのような考えかも含めて4点の質問の予定でしたけれども、2番目、3番目を除かせていただいて、1点目の支援員アンケートの結果の受けとめ方はと4点目の再任用職員だけでは配置に限界があると考えるが現在のお考えはについて、以上2点質問いたします。 3番目に、部活動指導員の配置について質問いたします。 部活動指導員も制度化を受けて、昨年10月から2名が配置されております。教育長の教育方針の中にもこの部活動指導員を増員していくということが示されておりますし、活動指針の中では、休養日の設定や専門的な知識や技能を持つ部活動指導員を活用するということは、多忙な教員の負担軽減が図れるということで、やはりさらに進めていただきたいと考えております。 ただ、その一方で、この部活動指導員と今までの部活動指導者を比較すると、与えられる役割が大きくなるということもございますので、特にトラブルが生じないように、教育委員会としてもしっかりと指導、助言を行っていっていただきたいというふうに思っております。 また、部活動指導員は、その部活の顧問という立場になってきますので、より教員の顧問の方との連携も重要かと思っておりますので、そこで4点お伺いいたしますというところでしたが、4点目の選任する指導者の確保については、さきの議員から質問ありましたので、3点お伺いいたします。 1点目に、増員による対象の学校と対象の部活動については、スポーツ系だけなのでしょうか、それもとも、文化系も含まれるのか、現時点で結構なのでお答えください。 2点目に、部活動指導員の任用方法について。 3点目に、体制整備の研修実施と具体的な内容、以上、3点お伺いいたします。 最後に、市政一般最後としまして、津シティマラソンについて伺います。 先月10日に第14回津市シティマラソン大会が2019ということで開催されました。サオリーナ発着ということでコース変更になりまして、定員の4,000名も早い段階に到達し、当日、最終的には4,175名の参加者でありました。 私自身は、大きなトラブルもなく大会を終えられたのかなというふうに感じております。関係機関も含めて、新規の取り組みでありましたけれども、御尽力いただいたことに感謝したいかなというふうに思っております。 私自身、開会式に出させていただきまして、また、その後の各距離のスタートも吉田沙保里さんがスターターを務められているのも確認させていただいて、その後の、終わってからの表彰式まで見させていただきました。 特に10キロのスタートのときに、10キロの参加賞として配られたピンクのTシャツを多くの方に着ていただいて、スタートを切られたところをスタート付近で見させていただいたときには、非常に一体感がある大会になっているなというのを感じておりました。 終わってからも、走り終えたランナーの皆さんに少しお声を聞かせていただきましたけれども、コースが平坦でタイム狙えるコースやったかなとか、受け付けと着がえが屋内でできたということもよかったということと、ゴール後の表彰式を含めて、閉会式も屋内で暖かいところでできて助かりましたという声も聞きました。 ゴールして、少しお腹すいたなというときに、グルメもいろいろ屋内で食べられたということで、多くの方に並んでいただいていたのを見て、よい点ばかりではないかと思うんですけれども、次回に向けて、まだ終わったばかりなので、課題整理できていない部分もあるかと思いますけれども、さらに創意工夫をお願いしたいかなというふうに思っております。 また、昨今、全国的にマラソンブームで、全国で数々、さまざまな大会が行われております。小野議員も触れておりましたけれども、当然距離延長やフルマラソンやハーフマラソンといったことも魅力の一つにはなろうかと思いますけれども、津市においては、本当によりアスリート寄りの大会にしていくのか、それともエンジョイできるというか、楽しめる大会にしていくのかということもございますので、よりよい大会にするためと、もう一つは、津市ならではの大会になるような、ここにしかないよと言うと言い過ぎかもしれませんけれども、津市にはこんな大会があって、楽しめるんだなと言っていただけるような独自性を目指してほしいなというふうに思います。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目の開催を終えての参加者、
ボランティアスタッフ等のお声はどうでしょうか。 2点目に、次回開催に向けてさらなる工夫を。 3点目に、津市ならではの大会となるような検討を。 以上、3点質問いたします。 最初の質問は以上になります。答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(岡幸男君) ただいまの吉田議員の質問に対する答弁を求めます。 〔市長 前葉 泰幸君 登壇〕
◎市長(前葉泰幸君) ただいま吉田博康議員からいただきました御質問にお答えいたします。 私からは最後の質問の津シティマラソンについてお話をさせていただきます。 今回初めてサオリーナを発着点とする市街地を走るコースで開催をいたしました。私自身もランナーとして10キロの部に参加をいたしました。ランナー、お話をいただいたように4,175人、これは、去年の5割増しです。1.5倍ということでございました。 ゴールした後、私も走り終えたランナーの皆さんにちょっと直接大会の印象をお尋ねしてみました。コースは走りやすかったと、あるいは、おそろいのTシャツを着たことで大会に非常に一体感があったとか、なかなかホットピンクに染まったのは圧巻でしたとか、それから、吉田沙保里さんとハイタッチできて感動したというような、こんなお声を私自身も直接聞かせていただきました。 それから、会場でのアンケートとか、エントリーサイトへの書き込みなどでも駐車場の事前割振りがスムーズでストレスがかからなかったとか、更衣室に暖房機能があるのは初めてだったとか、式典や物産展が屋内で行われてよかったとか、そういう声を寄せていただいております。 また、初めて
給水担当ボランティアとして参加した方からの声ですが、ランナーを身近で応援することができて楽しかったと、来年もぜひボランティアとして参加したいというような、そんなお声もいただきました。 ただ、一方で、ちょっとどうだったかなという声もいただいていまして、例えばサオリーナ周辺がやはり交通渋滞したので、これを緩和してほしいと、それから、終わってからサオリーナから出るのにも時間がかかったとか、それから、10キロは2,000人大体エントリーしたものですから、スタート時点まで来るのに1分以上かかっている、一番後ろだと2分ぐらいかかっていると思うんですよね。そうすると、今回はグロスのタイムで計測していますので、自分が実際に10キロを何分で走ったかというのは手元の時計でしかわからないということがありますので、いわゆるネットタイムを導入してほしいと、これは、スタート時点で通過した時間から実際にゴールした時間までタイムを測定するということができるんですが、それをやってほしいという声もありました。やはり沿道も、まだまだちょっと少し寂しいなというような、そういう改善を求める御意見もいただいております。 そこで、次の開催に向けてということでありますが、従来の3,000人の定員を4,000人にふやして実施しましたので、次のターゲットは5,000人ということになってまいります。いいコースができましたので、ちょっと一部コースどりを工夫する必要のあるところが、新町大橋のところから県庁の西へ、これは対面ですので、中央分離帯ない部分ですので、ここのちょっとコースどりを少し工夫しないといけないかなというふうなことを感じましたが、それ以外は、コースの上には5,000人の収容が可能であります。だと思われます。 したがって、例えば会場運営で会場入りをスムーズにできるように駐車場の割り振りをより丁寧に行うとか、あるいは、今申し上げた計測方法など、大会運営にもう一工夫、二工夫すれば、それから、もう一つは、やっぱり、せっかく大きな大会になりましたので、企業からゼッケンスポンサーなど、もう少しさらなる協力をいただければ、さらに1,000人枠をふやして5,000人にすることは、私は可能だというふうに思っております。 仮に5,000人定員になれば、これは、例えば県内で唯一マラソン100選に選ばれているのが、菰野町の鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンというのがあるんですが、これは4,800人の大会ですので、5,000人規模になれば、この世界では一応一目を置かれる存在になる大会になるということですから、ちょっと新たな目標にしたいというふうに考えております。 そこで、3番の津市ならではの大会ということですが、今回浮かび上がってきた津シティマラソンの、いわば特色というか、参加者からの評価は、一体感を持って走れる市街地のコースということと、ゴールの後も快適な屋内で楽しめる、実は、ゴールの前も暖かいところで着がえられるというのもあるんですが、そういうこと、おもてなし、この両方が走っているときと走る前後がうまくアレンジされているという意味で、それで楽しいということになるかというふうに思います。 今回コースをかえて初めてでありましたので、この後、ランナー仲間でこの大会の印象だとか、体験談がネットなんかでも広がって、意外とよかったよとか、いろいろそういうのが広がっていくことが期待されます。 そこで、ランナーにとっては走ってみたいということ、それから、市民の皆さんには応援したいと、こういうふうに言っていただけるような大会となるように津シティマラソンを冬のイベントとして大切に育ててまいりたいと、このように考えております。 残余は教育委員会及び担当から御答弁いたします。 〔健康医療担当理事 松岡 浩二君 登壇〕
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 議案質疑におきまして、議案第43号平成31年度津市一般会計予算から
災害医療体制整備事業について3点の御質問をいただきましたので、お答えいたします。 まず、1点目の大規模災害に備えた医薬品などの備蓄内容につきましては、大規模災害発生時には多くの負傷者が出ることが予想され、発災直後の急性期において、医療救護所の開設が必要となります。 この医療救護所では、負傷者のトリアージ、病院等の配送手配のほか、主に軽症者の治療を行うこととしており、今回、医療救護所の開設に備えた日ごろの対策として、医薬品などを所要数量配備しておくことといたしました。 医薬品等の備蓄内容につきましては、津地区医師会、久居一志地区医師会、津歯科医師会及び津薬剤師会の代表の方々と津市災害医療に係る検討会議において協議を重ねまして、外傷や打撲、骨折などの応急処置を目的として、抗生物質や鎮痛剤といった医薬品のほか、縫合セットや包帯などの衛生材料を備蓄することといたしました。 次に、2点目の備蓄の適正量の考え方につきましては、津市地域防災計画によると、過去最大クラスの南海トラフ地震が発生した場合、最大震度7で夏12時の数字で2,692人の負傷者が出ると想定されております。 この負傷者、2,692人に近隣の市外から流入してくる負傷者を加味いたしまして負傷者数を約3,000人と想定し、発災直後から3日以内の急性期に医療救護所での応急処置ができるよう、まずはこの半数に当たる約1,500人に対応した量の医薬品等を備蓄する予定です。 なお、災害時に備蓄医薬品等が不足する場合は、必要に応じて三重県へ供給支援の要請を行うこととなります。 最後に、3点目の備蓄品の購入や更新の方法につきましては、平成31年度から約500人分ずつ3カ年をかけて購入し、約1,500人分の備蓄品を整備いたします。包帯などの衛生材料については、使用期限がございますので、4年目以降も計画的に購入していく必要がありますが、医薬品については、市内3カ所にある応急診療所で使用しているものを基本として購入いたしますので、これらの診療所で流通しながら備蓄することが可能となり、4年目以降の購入は不要となります。 また、平成31年度に購入する医薬品等の必要経費といたしまして、約150万円を見込んでおりますが、うち100万円につきましては日本赤十字社地区分区交付金事業費交付金の災害等資金積立金により購入できるよう調整中でございます。 次に、一般質問1の未就学児の
子ども医療費窓口無料化について3点御質問いただきましたので、お答えいたします。 まず、(1)の昨年9月からの窓口無料化による受診状況はにつきましては、本市では、平成30年9月から子ども医療費、一人親等医療費、障がい者医療費の受給資格のある未就学児について、市内医療機関での医療費の窓口無料化を実施しております。 平成30年9月診療分から同年12月診療分までの未就学児の子ども医療費助成につきまして、平成29年の同時期と比較いたしますと、助成件数については約5.1%、助成額が約12.8%増加しております。 窓口無料化により必要とされる受診が行われたことによる助成件数の増加と高額療養費が一律の区分で計算されることや、付加給付がなくなることなどの制度的な要因により助成額が増加していると考えられます。 なお、助成額に占める窓口無料化、いわゆる現物給付の割合でございますが、約89.9%でございます。 次に、(2)の休日夜間の受診増などはどのような状況かにつきましては、津市
こども応急クリニックにおける平成30年9月から平成31年1月までの受診者数を平成29年9月から平成30年1月までの受診者数と比較すると、ゼロ歳児から5歳児については約23%増加しております。 この増加は、今期のインフルエンザ等の疾病の流行や小児科医院の日曜日の開設状況の変化も考えられますので、窓口無料化による影響は、もう少し状況を見ながら分析して判断する必要があると考えております。 最後に、(3)の窓口無料化による行政側としての事務作業の効率はにつきましては、窓口無料化に伴い、償還払いで実施していた領収証明方式の大部分の医療費助成がレセプト請求方式に変更となりました。これにより、社会保険加入分については、償還払いの助成事務を行っていた高額療養費の計算が不要となったため、助成計算事務が削減され、作業の一部において事務の効率化が図られました。 しかし、償還払いでは三重県
国民健康保険団体連合会が県内市町の共同事務処理といたしまして受給資格に係るチェックを行っておりましたが、レセプト請求方式では、そのチェックが実施されないため、転出などにより受給資格を喪失しているにもかかわらず窓口無料化により助成がされていないかなど、こういった受給資格に係る確認など新たに必要となる事務も発生しているため、トータルの事務量はそれほど変わっていない状況でございます。 〔
スポーツ文化振興部長 溝田 久孝君 登壇〕
◎
スポーツ文化振興部長(溝田久孝君) 議案第43号平成31年度津市一般会計予算、
東京オリンピック事前キャンプ支援事業にかかわる御質問についてお答えします。 まず、アの2020年に向けた取り組みにつきましては、昨年12月11日
カナダレスリングチームと三重県、津市との間で
東京オリンピック事前キャンプを津市産業・スポーツセンターで実施することについて合意し、協定を締結しました。 内容は、2020年の
東京オリンピック大会の直前キャンプと本年2019年の事前キャンプを三重県、津市が協力してトレーニング環境や移動交通、市民、県民との交流などをサポートするというものです。 県内では、四日市市のカナダの体操チームの事前キャンプを四日市市単独で、鈴鹿市でのアーティステッィクスイミングは、三重県が中心となって進める中、今回の津市産業・スポーツセンターでの事前キャンプについては、誘致から協定締結、事前キャンプ実施、また経費の負担まで県と市が協力して取り組むという点が特徴でございます。 今後は、県や市のレスリング協会、スポーツ協会など関係団体も含めた実行委員会を組織し、連携を強化しながら万全の体制で取り組んでまいります。 続きまして、ウのホストタウンの登録状況につきましては、先ほど議員御紹介のとおり、去る2月28日
内閣官房東京オリンピック競技大会・
東京パラリンピック競技大会推進本部から第12次登録の発表があり、三重県及び津市がカナダを相手国とするホストタウンに登録されました。 今回のホストタウン登録により、国から、選手と市民との交流に係る経費の一部の支援や、事前キャンプに係る情報提供などが受けられることになりますので、関係機関との連携のもと、事前キャンプの成功に向けしっかりと取り組んでまいります。 〔教育次長 宮田 雅司君 登壇〕
◎教育次長(宮田雅司君) 2、教員支援員配置事業につきまして2点御質問いただきましたので、お答えいたします。 まず、1点目の支援員アンケート結果の受けとめ方につきましては、平成30年度から配置いたしました教員支援員につきまして、各学校の教員へアンケート調査を行いました結果、児童生徒と直接かかわる時間がとりやすくなった、児童生徒の様子や実態を以前より把握しやすくなった、教材研究などにかける時間がとりやすくなった、児童生徒についての情報交換や協議の時間がとりやすくなった、このように答えた教員の割合が70%から80%を占めておりまして、子どもたちと向き合う時間の確保に十分効果があったものと受けとめております。 続きまして、4点目の再任用職員だけでの配置についての現在の考え方につきましては、教員支援員の配置につきましては、事務作業のほか、行政経験を生かした助言、相談などの支援を行いますため、学校現場で教員のサポートを希望する再任用職員の配置を基本に考えております。 また、県事業でございますスクール・サポート・
スタッフ配置促進事業につきましても、これをさらに活用いたしましてより多くのスクール・サポート・スタッフが学校に配置されるよう県に対ししっかり働きかけております。 今後の配置についてでございますが、さまざまな任用形態や勤務形態などを検討いたしまして、より効果的な配置についてしっかりと考えてまいります。 〔学校教育・人権教育担当理事 田中 寛君 登壇〕
◎学校教育・人権教育担当理事(田中寛君) 3、
部活動指導員配置事業につきまして3点御質問いただきましたのでお答えします。 1点目の増員による対象学校と対象の部活動につきましては、各中学校に対して実施した部活動指導員の来年度の活用希望調査によると、6校において計10人の部活動指導員の活用の希望がありました。 平成31年度の部活動指導員の配置につきましては、人事異動等による校内の体制が確定した段階で、対象校及び対象となる部活動について再度調整した上で決定してまいります。 なお、本事業は、県教育委員会の
運動部活動指導員配置促進事業の補助事業として配置を行っておりますので、対象は運動部のみとなっています。今後は、文化部についても部活動指導員が活用できるように県教育委員会に働きかけてまいります。 2点目の任用方法につきましては、
津市部活動指導員活用事業実施要領に基づき、部活動指導員の配置を希望する学校の校長からの推薦を受け、教育委員会事務局が部活動指導員の候補者と面接を行い、任用の可否を決定いたします。 部活動指導員の配置に関しましては、国のガイドラインを遵守することが求められていることから、津市においては、
津市立中学校部活動指針を遵守し、活動することも候補者に確認しています。 3点目の体制整備の研修実施と具体的な内容につきましては、県教育委員会が実施する部活動指導員対象の研修会や運動部活動顧問対象の研修会におきまして、部活動指導員の資質向上や適切な運用についての徹底を図ります。 なお、県に確認したところ、平成31年度の具体的な研修内容については、現在検討中とのことです。 また、平成30年10月より部活動指導員を配置している2校では、教員の顧問と部活動指導員がしっかりと連携する中で部活動の運営が行われており、教員の負担軽減にもつながっているとの報告を受けています。 津市教育委員会といたしましては、平成31年度も活用状況や運営状況をしっかりと検証し、必要に応じて指導、助言をしてまいります。
◆28番(吉田博康君) 丁寧な答弁ありがとうございました。 時間、少しありますので、通告順に追って再質問させていただきたいと思っております。 まず、災害医療の医薬品の備蓄についてですけれども、3年かけて1年に500人ずつということで、1,500人分の医薬品を備蓄していくよという計画については、理解させていただきました。 また、医薬品についても、3年たって廃棄というのではなくて、応急診療所を活用して先入れ先出しの中で順に使っていくということで、期限切れの廃棄ということがないということも工夫されている点もよくわかりました。 マニュアルの中で、具体的に応急救護所の設置についての考えがあるわけでございまして、災害の大きさに応じていろいろ変わるわけではありますけれども、具体的にそこの文言の中では、適切かつ効果的な場所という記載がございますけれども、現時点でどのような箇所を検討されておりますでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) マニュアルにも一応記してございますけれども、
久居一志地区医師会管内の医療救護所といたしましては、
三重中央医療センター前、これは確定していただいております。 それから、津地区医師会の管内につきましては、まず、津地区医師会の災害対策本部、津地区の医師会の医師会館、そこを想定されておられるんですが、津波があった場合に、それを応急クリニック、津市の応急クリニックのほうへ移して、災害対策本部機能をそこに置くということになっておるんですが、そこから災害状況を見計らって、どこへ医療救護所を展開していくかということはお決めいただくと、こういう手続になっております。 おおまかには、中学校区単位で設定いただくというようなことで、今のところ協議は進めております。大きく
三重中央医療センター前と津地区医師会の医療救護所があったとすると、その先はまたそこから展開していくというような状況になりますので、よろしくお願いいたします。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 拠点を持って、またそこからというのは、災害がどういう形のが起きるかによって変わってくると思いますけれども、分けるにしても、また、医師の確保やったり、薬剤師の確保というのもあるかと思いますので、また十分な検討をお願いしたいかなというふうに思っております。 この項はこれで終わらせていただきます。 2点目の事前キャンプの件になります。 こちらもプレキャンプ含めて検討いただいていると、先ほどの答弁の中にも関係団体含めた実行委員会もつくられるということになってきておりますので、しかし、来年の夏ということで1年半ほどしかございませんので、より積極的な取り組みをよろしくお願いしたいというふうに思っております。 市民交流というところでいきますと、ちょっと私も古い話になるんですけれども、どうしても日韓ワールドカップの開催のときの大分県の旧中津江村のカメルーン代表の件を非常に村挙げてやられていた記憶を16年ぐらい前になるのかなと思って、あれを思います。ちょっとまちの規模が違いますので、市民が全体、あそこは1,000人ぐらいということもありますので、一緒にはならないんですけれども、そういった中でも盛り上がるような仕掛けをお願いしたいですし、ちょっと調べていましても、今でもカメルーンは旧中津江村としっかり交流があるということも言われておりますので、終わったからそれで終わりではなくて、継続的に、やったという記録も大事ですけれども、より記憶に残るようなイベントにしていただきたいと、それが、先ほどの繰り返しになるんですけれども、翌年の三重とこわか国体・三重とこわか大会につながるかなと思いますので、これは要望としてお願いしたいなというふうに思って、これで終わらせていただきます。 3点目の一般質問の1ですけれども、未就学児の窓口医療費の無料化ということで、答弁いただいたとおり、実績としては、伸び率ということでは、受診件数は5%で、総額、助成額としては13%と。ちまたでは、導入すると2割から3割ぐらいの医療費増と言われておりましたけれども、津市においては、ある程度市民も理解した中での受診になっているのかなというふうに思っています。 それで、再質問になりますけれども、平成31年度の予算の盛り込みの中での具体的な数字の設定の見込みはどのようになっていますでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 通常年度の20%増、こういうイメージで予算を積算させていただきました。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 これについては、まだ半年ということもあるので、引き続き推移を確認いただきたいなというふうに思っています。 2点目の休日夜間の受診状況については、先ほどと繰り返しですけれども、コンビニ受診等、世間的に言われる中においては、そこまで、私もデータ見ましたけれども、単月で見るとふえていないなということと、この12月とか1月は、
インフルエンザ等流行性のものもあるので、少し前年同月と比べて、同月と比べて一緒にはならないのかなと思っておりますので、平常月をこれからまた確認いただき、引き続き分析もお願いしたいかなというふうに思っています。 その中で、最初の質問の中で、市民サービス向上という意味では、対象年齢の拡大というのも期待されるわけでありますけれども、ここの小中学校の窓口無料に関しましては、すぐにできないということも理解しております。国の減額調整の措置もありますので、そういう中で、市の持ち出しがふえるというのも、少し無理もあるところも考えられます。 安易にできないなというところで、その中でも市長が、やっぱり子どもを第一と、安心して暮らせるまちという意味では、魅力ある津市のためを考えますと、そういった他市との差別化といった意味では、少し検討をいただきたいところなのかなと思います。 それで、あわせてになりますけれども、窓口無料をすると、ますます医療費が増大していくかなという中で進みますので、それを抑制するという意味では、やっぱり医療に対する教育というところも大事なのかなというふうに思っています。 私も小ちゃい子どもがいたときありますので、急に子どもがぐあい悪くなっても、ゼロ、1、2歳なら子どものほうからここが悪いというのはわかりませんので、非常に親としても心配しますので、その中で、休日夜間であれば、
みえ子ども医療ダイヤルとか、津市救急・健康相談ダイヤル24等もございますけれども、それ以前に、やはり保護者自身の知識向上も必要になってくると、そういった意味で、津市としても努力していただきたいなというふうに思っています。 保護者の救急医療の手法であったり、医療費はこういうふうに仕組みとしてなっているんだよということも、ぜひともお伝えいただけるような活動を進めていただきたいと思っておりますけれども、そういった活動することで適正な受診につながり、さらには、効果として医療費抑制ということになるかと思いますが、そういった検討のほうはされておりますでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 制度面におきましては、窓口無料化になったわけでございますけれども、不要不急での受診は、やはり避けていただきたいところではございます。 制度始まってから、時を見ていろんな啓発はしておりますけれども、三重県小児科医会というところが作成された冊子で、子どもの救急対応マニュアルというのがございまして、このマニュアルは、インターネット上で三重県が運営いたしますサイト、医療ネットみえにも掲示されておりまして、見ることができるんですが、熱が出たときとか、誤飲とか誤食をしたときの対応など17項目がイラストつきでとってもわかりやすく説明されているところでございまして、議員のお話にもありましたように、お子さんが小さいと様子がおかしいときなんかどんなふうに行動すればいいか、そうやって迷われたり、不安な気持ちになることが多々あると思いますので、そんなときに、このサイトを見ていただくことで、保護者の皆様に慌てることなく、落ちついて対応していただけるというふうに思いますので、子ども医療費、まず申請いただく機会がございますし、それから、1歳6カ月健診などの機会もございますので、こういった機会を利用して、インターネット上でこんなサイトがありますよという情報を提供してまいりたいと、このように思っています。 それから、適正受診の御協力についても、定期的にもちろんのこと、啓発をしてまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 なかなか保護者の方に改めて集まってもらっていろんな勉強をというのは難しい。先ほどお話にあったように、定期健診の際にいろいろお伝えいただくということは、ぜひともやっていっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 この項は、これで終わらせていただきます。 4つ目になります。一般質問2点目になりますけれども、教員支援員についてになります。 これについても多く回答をいただいておりますけれども、私自身、アンケート結果、細かく見させていただきました。学校別でも縦軸でしっかり確認しますと、支援員の依頼度、例えば回数が5回とか、10回以上という方が多い学校と、1回、2回と少ない学校というふうに分かれておりますし、それをアンケート結果で見にいくと、やはり依頼度の高い学校ほど先生方もアンケート結果において生徒と直接かかわる時間や子どもの様子や実態を把握しやすくなったという項目でもより当てはまるという答えが多くなっておりますし、学校別、小学校と中学校を比較しても大きくアンケート結果に違いが確認できます。 そのような傾向について、また今後の配置についてのお考えがございましたらお聞かせいただきたいというふうに思っております。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育次長(宮田雅司君) 今、議員おっしゃっていただけましたように、確かに中学校よりも小学校のほうが教員支援員へ業務を依頼する回数というのは多い状況がございます。 また、児童生徒と直接かかわる時間がとりやすくなったという教員の割合につきましても小学校のほうが多いということなどから、やはり小学校のほうが有効に活用されているのかなというふうに考えております。 その理由でございますけれども、一般的に小学校の教員の方につきましては、中学校の教員に比べてあき時間がやっぱり少ないというのがあるということで、教員支援員のほうへ業務を依頼することが多いのかなというふうに考えております。 今後でございますけれども、来年度、平成31年度にまた配置いたします教員支援員につきまして、また改めて各学校の教員のほうへアンケート調査などを行いまして、その効果でありますとか、あるいは勤務形態、こういったものを検証するとともに、こういったものを総合教育会議でありますとか、教育委員会でしっかりと議論させていただきまして、またより効果的な配置について検討していきたいと考えております。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 県のスクール・サポート・スタッフも要望していくという件もございましたけれども、こちらの事業自体は、今のところ3年ということになっておると、私も聞いておりますので、ぜひとも平成31年度の結果を見て、各議員からもありましたけれども、より多くの学校への配置をよろしくお願いいしたいなというふうに思っております。 もう一つは、先生方へのアンケートはあるんですけれども、教員支援員の4名の方、ことしおられた4名の方に関してアンケートであったり、ヒアリングということはどのように今期は行ってきたんでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育次長(宮田雅司君) 各教員支援員のほうへのアンケート、聞き取りということでございますけれども、まずは、昨年、平成30年9月13日でございますけれども、こちらに市長と教育長が教員支援員の方と懇談会を開催させていただき、その翌日の14日ですけれども、こちらにつきましては、教員支援員が配置されております学校の代表者と懇談会を開催いたしまして、各校配置された現状とか、そういったものをお伺いしたり、意見交換をしております。 また、さらに、ことしに入ってからですけれども、1月17日なんですが、こちらのほう、私
ども教育委員会事務局の職員が教員支援員、あるいは教員支援員が配置されております学校の代表者の先生とそれぞれ会議を行いまして、業務の内容ですとか、あるいは業務の依頼方法、今後どのように活用させていただければいいかなというような御意見をちょうだいするとともに、各校の現状について状況把握をしたところでございます。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 平成31年度また2校等をかけ持つ支援員の方も出てくると思いますので、引き続き御本人含めた方々の状況も継続してとっていっていただくようによろしくお願いしたいと思います。 次にいきます。部活動指導員についてになります。 任用方法の答弁いただきましたけれども、これも部活動指導員の顧問の立場もいろいろケースがあるというのも私も理解しておりまして、部活動指導員だけが顧問ということで、教員が協力するパターンと、もう一つは、部活動指導員と教員どちらも顧問で、より連携する形というのは存在するかと思うんですけれども、津市においてはどのような形で進めていく予定でしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎学校教育・人権教育担当理事(田中寛君) 部活動指導員は、学校長の監督のもと単独で部活動の顧問として専門的な知識や技能を生かした指導をすることができます。 ただし、本事業は、限られた時間での配置となっておりますので、活動日が限定されます。そのため、部活動指導員だけで顧問となるのではなくて、教員の顧問も必ず必要となってきます。このことから、本市においては、部活動指導員と顧問が連携、協力して部活動を運営していくと考えています。 教員の顧問は、部活動指導員だけに任せるのではなくて、部活動指導に積極的にかかわってまいります。また、部活動指導員も教員顧問から生徒の学校生活の状況等もしっかりと聞き取りながら部活動指導をしていくことになります。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 先ほど、最初の答弁の中にも、文化部はまだ今はいないということになっておりました。全国的な資料を見させていただいても、担当する部活がもともとの専門外であったという方が、全国的な平均でも4割ぐらいは担当外の方がなられていることでいくと、より専門性を持った方に、津市においても、ちょっとデータはわかりませんけれども、必要になってくるかなというふうに思いますので、次年度以降、さらに拡大方向で進めていただければいいのかなというふうに思います。よろしくお願いしたいと思います。 最後になります。市長に答弁いただきました津シティマラソンについてになります。 今開催、私としても雰囲気づくりがとてもよかったのかなというふうに思っております。課題も挙げられておりますけれども、今はまだ終わって1カ月ですので、これから整理しながらやれることに対しましては、一つ一つ対応していただけるのかなというふうに思っております。 市長、答弁いただいたんですけれども、市長御自身が、昨年、前のあのコースも走っておりますので、今回津市の新しいコースの10キロも走っておりますので、その走られての、市長自身の開催のときの違いとか、感じたものがございましたら一言いただければなというふうに思っております。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎市長(前葉泰幸君) 皆さんがとても、いわば笑顔で楽しんで走っておられるなという感じがとてもいたしました。それは、恐らく沿道の声援ということもありましょうし、のぼり旗を小中学校の子どもたちが立ててくれたり、あるいは、音楽を奏でてくださったりとかいう、いわば周りから背中を押されているようなムード、これが非常にいい感じだったなというふうに思っております。 平坦ということもあって、走りやすかったということもありますし、恐らく満足度が、ランナーにとっての満足度が比較的高い大会になりつつあるんじゃないかというふうに思いますので、私自身も非常に走っていて楽しかったということもありますので、ぜひとも今後もそういうランナーにとって、また来年も走りたいなと思えるような、こういう大会にしていけるようにしたいと思っています。
◆28番(吉田博康君) ありがとうございます。 ぜひともよろしくお願いしたいなというふうに思います。 次年度の開催に向けての工夫というところで、少し、先ほど市長のお話の中にありましたけれども、マラソン100選ということもありましたので、ぜひ目指していただきたいなという思いもあります。 ですが、このマラソン100選を私も見させていただくと、おおよそフルマラソンかハーフマラソンで、10キロの距離で上がっているところも数件はあるというところですけれども、ほぼハーフかフルというところでは、小野議員も触れておりました距離延長も含めて、ぜひ来年ということにはなりませんけれども、近い将来に向けて開催していただきたいなというふうに、コースも含めて検討いただきたいなというふうに思っておりますが、この点はいかがでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
スポーツ文化振興部長(溝田久孝君) 今回10キロをやらせていただきました。こういう10キロを積み重ねる中で、またそういう距離の問題、延長につきましても追い求めていきたいというふうに考えております。
◆28番(吉田博康君) ぜひよろしくお願いしたいなというふうに思っています。 最後に、私自身は、今回このマラソンについては、サオリーナ周辺しか感じられませんでしたので、ここで宣言はできませんけれども、来年開催の津シティマラソンには、ぜひ走って沿道の様子を、何キロに出るとはここで宣言できませんけれども、それだけ言わせていただいて、私の質問を閉じたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○議長(岡幸男君) 以上で吉田議員の質問は終了いたしました。 議案質疑並びに一般質問を続行いたします。 倉田議員は一問一答方式を選択されておりますので、執行部は1回目から自席での答弁を許可いたします。 倉田寛次議員。 〔34番 倉田 寛次君 登壇〕
◆34番(倉田寛次君) 皆さん、こんにちは。市民クラブの倉田であります。 議長のお許しをいただきました。通告に基づいて質問させていただきます。 まず、財産管理についてでありますけれども、これは、平成28年12月、また昨年の12月にも二度質問いたしました。国の地方分権一括法に基づいて青道、赤道等々の払い下げがありました。 それで、津市は6万件余りの物件を国からいただいたわけなんでありますけれども、その後、平成28年12月には余り進捗していないと、管理のほうが行き届いていないと。そして、その物件を不正に無断で占拠したり、勝手に使っているというふうな状況があると伺い、また、昨年の12月でも同じ質問をしたんですが、その後の進捗はどうなっていますか。
○議長(岡幸男君) ただいまの倉田議員の質問に対する答弁を求めます。
◎税務・財産管理担当理事(嶌田光伸君) 前回定例会におきまして、公有財産について好ましくないものがあるという御指摘を受けました。それを受けまして、私のほうから平成30年12月19日に各部局長、あと室長、あと総合支所長に対しまして公有財産の管理及び運用については、関連法令に基づき、適正に行うよう所管の課長に対して指導するように通知を行うとともに、公有財産の管理、貸付、または使用許可の状況について調査のほうを実施いたしました。 その調査の結果でございます。まことに残念ではございますが、使用許可や賃貸契約の手続を経ることなく使用、または占有されているもの、あと契約期間終了後において過去の借り主の物品等が残置されているなどの事象があることが判明してまいりましたので、適正とは言えない管理や運用状況にある公有財産について、所管する所属に対して速やかに是正を行うように指導を行い、各所管におきましては、状況の調査や相手方との協議、使用許可または賃貸契約の締結など、現在是正に向けた取り組みに着手しているところでございます。
◆34番(倉田寛次君) ありがとうございます。 徐々にというのか、まだ解決には至っていないんだろうと思うんですが、ずっと話を聞いていますと、やはり簡単に処理できる物件、案件もあろうかと思うんです。ただ、世間通常でちょっと注意というような形で文面を出して、市からこんなん来たよというような程度じゃなくて、もっともっと1歩も2歩も進んで、特に国からいただいたものですから、適正にしていただきたいと。 こういう案件の話をしますと、よく住宅のほうの案件と間違われる方もおるんですが、住宅の場合ですと、またちょっと若干違いまして、いろんな諸事情があって、滞納される方、いろんなことがあろうかと思うんです。それとは違う関係で、特に赤道、青道だものですから、昔から通っている道、それが突如通れなくなった、いろんな案件があろうかと思うんです。 今後、より一層この面を一日も早く解決していくことを願っておる次第なんですが、今後の状況はどうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎税務・財産管理担当理事(嶌田光伸君) 御指摘いただいておる法定外公共物につきましては、過去の状況などによりいろいろなケースが存在すると思います。ですけれども、それによって決して市民の財産であるということをいま一度重く受けとめまして、一刻も早く改善が図られるようにしっかりと関係部局とともに取り組んでまいりたいと思っております。
◆34番(倉田寛次君) そうですね。一日も早く解決できるよう対応してください。 続いて、津市
家庭医療クリニックの件についてちょっとお伺いいたします。 この3月の末日で今おられる医師が退職されると聞いておるんですが、その後の対応はどのように、市側としてはお考えかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 現在、県立一志病院から津市
家庭医療クリニックへ派遣されておられる医師は、平成29年4月の開設当時から津市
家庭医療クリニックで勤務いただいておりますけれども、平成31年3月中旬をもって県立一志病院を退職されるということになっておるようでございます。 このことによりまして、平成31年3月中旬以降の年度内の医師派遣につきましては、県立一志病院の医師が交代で診療に当たっていただくことになっておりますが、平成31年4月1日以降の派遣となります医師については、早期に決定いただきたいということで、これまで三重県病院事業庁と協議というか、お願いをしてまいりましたけれども、現段階、後任は決定していない状況でございますけれども、津市
家庭医療クリニックの医師派遣につきましては、地域医療の確保が中断することなく、安心できる地域医療体制を提供できるように引き続き三重県病院事業庁と協議を重ねてまいりたいと、このように考えております。
◆34番(倉田寛次君) これを開設する時点で、おっていただいている医者が退職されるのはわかっておったと思うんです。そのときに、担当の方が一生懸命県との調整はしていただいているとは思うんですけれども、ただそのときに検討会を開いてやっているというような話もお聞きしたんですけれども、きのう大野議員が聞かれました12項目、これはわかるんですが、11項目めに
家庭医療クリニックの診療体制の強化と書いてあるんです。 ただ、今、理事からお聞きすると、まだその先は決まっていないし、不透明なところはあるんだろう、また、言うに言えんところもあるのかなというふうな感じでお聞きはしておるんですが、ただ、3月の中旬と今言われました。それ以降、ですから、3月はもちろん県との一志病院との契約の段階で3月末までというふうな形になっておるんです。 私の聞きたいのは、4月以降をどのようにされるのかなと。ただ、私の地元でもある関係で、無医地区の指定もやっとここの津市
家庭医療クリニックが来ていただいて、無医地区というのが解除され、今、現在ある太郎生地区だけが無医地区の指定というふうな状況の中で、やはり高齢者の多いところも含めまして、この4月以降、3月の中旬までは今おっていただく先生が診ていただけるということであります。まだ3月いっぱいは一志病院のほうから何とかやりくりしてでもというふうなことを聞いておるんですが、それ以降、一体どうすればいいのかな。 ただ、今、お話聞いていると、余りほっこりしないというようなことなんですけれども、やはりそのところでもう少し、ちょっと詳しくお聞かせ願えればと思うんですが、いかがですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 県立一志病院から津市
家庭医療クリニックへの医師派遣につきましては、まず、三重県が行っている寄附講座というのがありますけれども、その寄附講座によりまして一志病院に医師が派遣されております。 一志病院がそれで経営されておるわけでございますけれども、そこから津市
家庭医療クリニックのほうへ医師を常勤的な派遣という形でお願いしておるわけでございますが、今のところ三重大学から一志病院の状況が流動的というようなこともありまして、最終的な結論はいただいていない状況でございますけれども、津市
家庭医療クリニック、平成29年4月に開設いたしまして、地域医療の核となる診療所として運営させていただいて、本当に全ての診療科目、ほとんどのところをそこの津市
家庭医療クリニックで診ていただいておるわけでございますので、引き続き津市
家庭医療クリニックが存続するということは、本当に原則というか、それを主とした形で運営していく予定でございますので、もう少し調整をさせていただきたいと、このように思っております。
◆34番(倉田寛次君) 担当理事、幾らここで調整と言っていただいても、あなたの口から言っていただいてもあれなんですけれども、ただ、わかっていながら現在に至っているというようなところ、私、ある程度病院、そういう診療所も開設していただいて、地域の住民がほっとしてよろこんでいるようなさなかにまたこういうふうな話が出てきたというようなことについて、皆さん方、また県も一志病院の方も努力はしていただいているとは思うんですけれども、ちょっと聞くところによりますと、2月28日までで公募していると、津市
家庭医療クリニックの教授を公募でというふうなことを言われておったんですが、その結果はどうでしたか。ちょっと差し支えなければ教えてください。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 各種方面へ問い合わせてはみましたが、明確なお答えはいただけていないという状況でございます。
◆34番(倉田寛次君) そして、津市
家庭医療クリニックだけの問題じゃなくて、巡回診療、また、もしくは訪問診療ということもやっておるんですが、この件についてはどうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎健康医療担当理事(松岡浩二君) 議員御承知のとおり、巡回診療、
伊勢地地域住民センター、それから、訪問診療についても津市
家庭医療クリニックに勤務していただいている先生が担っていただいているわけでございますけれども、やはり津市としては、これまでどおりの医師派遣をしていただけるように協議をしてまいりたいと、このように考えているところでございます。
◆34番(倉田寛次君) いやいや、担当理事、お願いはわかるんですよ。お願いはわかるんですが、住んでいる地域住民が何を基準に、じゃ住むんですか。4月以降はどうなるのやろうと。 今、担当理事の話だけ聞いていると、なかなか難しいようなことも聞こえますし、また、公募してもその結果はわからないと、教えてもらえないのか、どうなんだという点もあろうかと思うんですけれども、こうして地域の方が津市
家庭医療クリニック、そして、巡回診療、また訪問診療をしていただくことによって、今まで市長がうたってきた安心ということが、4月以降はないようになるんですよ。考えてもらえば。 ですから、そのところ、担当職員の方もそうやし、県、また一志病院の先生方もそうなんですけれども、それはどういうふうになるのか、原因がどうのこうのというわけではないんですけれども、医師が足らないと言えばそれまでなんですけれども、何とかこのところはお願いして、地域住民のためにもう一度、二度も三度もですけれども汗をかいていただきたい。それを切に、これは要望と言うんですか、要望という言葉を余り使いたくないんですが、当然、その地域に住む住民の権利として申し上げたいなと思っております。どうぞひとつよろしくお願いします。 この件は、いい答えが出るんだろうと思って期待しつつ次の質問に入らせていただきます。 続きまして、最終処分場の件でありますけれども、まずもって1番の県道一志美杉線、俗に言う矢頭道路について現在の進捗と今後の計画についてちょっとお聞かせください。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) 県道一志美杉線の進捗と今後についてでございますが、主要地方道の一志美杉線の状況でございますが、本路線は一志地域から矢頭峠を経て美杉地域を結ぶ県道であります。平成27年8月17日に矢頭トンネルが開通をいたしました。また、同年12月26日には、一志町波瀬地内の室ノ口バイパスの波瀬川にかかります井ノ倉橋が開通をいたしました。 現在、三重県において、室ノ口バイパス計画約1キロメートルの整備と矢頭トンネルから室ノ口の間、約3キロメートルの道路改良を進めていただいているところでございます。 室ノ口バイパスの進捗につきましては、平成30年度におきまして、当初予算3,082万5,000円の計上で、昨年度から進められております室ノ口バイパス1号橋梁の詳細設計、地質調査、井ノ倉橋付近の約100メートル区間の用地買収が完了し、現在、井ノ倉橋付近の約100メートル区間の工事が進められております。 また、矢頭トンネルから室ノ口間の道路改良につきましては、全線2車線化事業に先行し、17カ所の待避所が整備され、平成30年度におきましては、当初予算で1,027万5,000円の計上で、18カ所目の待避所が平成30年10月に完了いたしました。 引き続き19カ所目の待避所の工事を行うため、平成30年度の道路改築事業予算として1,140万円、また、平成31年度の予算100万円を債務負担行為として予算を確保され、平成31年2月19日から7月までを工期として19カ所目の待避所の工事は実施されております。 今後の予定でありますが、室ノ口バイパスの整備は、2号橋梁、トンネル、道路の詳細設計、また、矢頭トンネルから室ノ口間につきましては、20カ所目の待避所の設置に向けた調査をする予定と聞いております。 本市におきましては、今後も引き続きこの県道一志美杉線の整備に関する必要な予算を確保され、早期の事業完了がなされるよう三重県に強く要望してまいります。
◆34番(倉田寛次君) 答弁いただいたのはありがたいんですが、内容が余りぱっとしないんです。全然、一向に前へ進まないと。 これはどうなんですか。今までは、公図混乱等々もあったんですけれども、今回はそういうところまでは入っていないんですか。立ち入っていないんですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) そこまでは入っておりません。
◆34番(倉田寛次君) じゃ、市に聞くのは、県事業なものですから、余り市に聞いたってなかなか調整していただくだけのことで、前へは進まないと思うんですが、ちょっとここで角度をかえて、この処分場をつくるに当たって、地域住民の方の要望でもあったんです。御存じのとおり。 このときの契約というのは、最終処分場の使用に関する契約というのは15年やったと思うんですが、そのところは間違いないですね。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 最終処分場、公募をしていただいた時点で、計画の埋め立て期間というのは15年というふうに示させていただいております。
◆34番(倉田寛次君) これは15年で、それはそれでいいんです。 ただ、公募をして、建設に当たり、ずっと話をし、私も何度か質問させていただきました。当時、部長、理事等々はかわりますので、一概には言えませんけれども、使用している期間内にしやええやろうというふうな話も聞いておりました。 けれども、もう既にことしで4年目なんですよね。それで、今、建設部長に聞いても、そこまで公図混乱等までいっていないと言われるんですが、県のほうにいくと、公図混乱の箇所が多数あって、なかなか難しいんだと、こういう話を聞いておるんです。 建設部のほうで、そこにある事業調整室の方々が県との調整のときにそういうことまで聞いていないんですかね。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) この路線につきましては、事業調整室を通じまして、うちが窓口になりまして調整をさせていただいております。 いろいろ土地のこととか、こちらでできることはやらせていただいておりますし、県からの要求もありまして、それは補完させていただいております。 できるようにうちも一生懸命やっておるつもりでございますが、進まないというのも確かにそういう部分もございます。
◆34番(倉田寛次君) 公図混乱が何カ所あるねんと、筆数はたくさんあるんですが、箇所的にはわずかなものやということまで聞いておるんですよ。今までですと、いろんな公図混乱のところは、ずっと市の担当の事業調整室の方、また県の方々とともに汗をかいていただいて、一つ一つ解決はしてきておるんです。 そして、ここにきて、言い方は悪いんですが、蛇がカエル飲んだような感じで、あっちぽこぽこ、こっちぽこぽこ、幾ら待避所をつくっていただいても、聞いてもいつこれが完成するということは、全然言っていただけないんですよね。 ただ、私思うんです。この契約をするときに15年という契約なんですよ。15年の間にせやいいんやろうというふうな話を聞いておるんです。あとの10年でこの公図混乱等々を入れて解決できるんですか。 まず、契約のほうからいったら担当理事が答えると思うんですが、どうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 公募いただいたときのまちづくり構想というのを提案いただいたときに、市として15年という期間を示させていただいた中で地元美杉下之川地区の皆様から応募いただいた。その中で、いろいろ要望がありまして、その中で、重点的に進めていこうということで、この県道一志美杉線というのを要件としまして進めさせていただいております。 議員御指摘のように、なかなか進んでいないところがございますけれども、今後三重県においても、全線2車線化という事業に向けて待避所の整備を続けてきていただいております。引き続き整備を継続して、待避所の整備というのをしていただいておりますけれども、引き続きその整備に関する予算の確保や早期の事業完了に向けて進んでいただけるように、また、毎年少しでありますが、その動きをとめずに早い段階で完了していただくように、私どもも要望していきたいと考えております。
◆34番(倉田寛次君) あなた、早い時期に完了するようにと言うものの、県がどれぐらいかかるかわからない、予定は立っていないと、そうやって言うておるんですよ。この時点で受けたときに、市にも責任あるんじゃないですか。あなた方、これは県事業やからとほうっておいていいと思っているのか。 じゃ、お伺いしますけれども、このときにその地区の方から25項目という要望が出ました。要望の中で、ずっとこの間から見ておるんですが、やっていないのはとか、できていないのが多いんです。これちょっと要望のほうの1番と2番と同じような内容ですから、それでもいけると思うんですけれども、ただ、県事業やからほうっておいて、県は金ない、金ないで済んでおるのかもわからんけれども、受けた地区は、やはりそれをやっていただける、長年の夢なんですよ、この県道一志美杉線。 それを、あなた方は、どっちみち使用している間にしやいいんやろうと、じゃ10年たって、あと10年ですよ。残り。11年ですか。そのうちにできる自信あるんですか。これを受けるときに県事業か市の事業かわかっておるはずでしょう。どうなんですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) この県事業、進めていただいておりますこの県道一志美杉線につきまして、この候補地選定のときに皆様からいただいたまちづくり構想という思いは、非常に重いものというふうに私ども受けとめておりますので、できるだけ私どもの今の段階では、県にお願いをしていくというところでございますので、早い段階で完了していただけるように、これからも粘り強く要望していきたいと思っております。
◆34番(倉田寛次君) 県道一志美杉線、矢頭道路については、少しでも着工しがてらやっています。じゃ、そのほかの県事業で、県道松阪青山線、要するに清水峠、これも要望の1つに入っているんですよね、県事業は。 そのほか、河川の問題、それから、頭首工等々のことにしても、これは県事業が多いんですよ。あなた県のほうへ行って、これを何とかしてくれと言いに行ったことはありますか。所管としては、事業調整室ばかりに任すんじゃなくて、あなた方も行って、これどうなっておるのやと、あなた方も行って当然だと思うんですが、そのところはどうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 私が直接県へお願いに行ったということはございませんけれども、本当に、私ども窓口として事業調整室を通じてお願いをしておりました件を今後私どもも直接ほかの県事業の部分についていろんなお願いも直接行きましてさせていただきたいと思っております。
◆34番(倉田寛次君) それは、所管としては当然行ってもらわなきゃならんと思っておるんです。ただ、話はもとにもどりますけれども、県道一志美杉線が公図混乱でとまっているというような状況であれば、ほかのところをやってくれと、ここはそういうことがないさかいに、ここのところをちょっとなぶってくれんかよと、そういうふうな話もできると思うんですよね。 実際、そういうのを、あなた方は把握してないんかな。話聞いておって、この事業は、ここの事業は公図混乱で大分時間かかると、それじゃやっぱり申しわけないので、何とか違うところの事業を、これを先優先してやってもらおうかとか、そういうふうな形をとってもらわないと、あと10年のうちでこれだけをこれ、私、ずっと聞き取りしておる間にするとできない、やらないというのが多いんです。 この話を地域の方に説明したかというと、説明も何もしていない。この場で聞くのはちょっと酷なような気はするんです。余り、テレビ見ていらっしゃる方もおるんだろうと思うんですが、一つ一つの事業いって、この事業できるのか、できないのかといって、ここで検証しましょうか。あなた、どうやってこれ答えるの。 大方、これ地域の方にはっきり説明しや、できない項目は多いじゃないですか。できないというのは、やればできんことない。やる気がないからできないんでしょうね。これで、残り11年でやれるんですか。やれんと言うと、やはり次期の次の契約の段階、やはり、15の例えば契約の更新もしなきゃならんと思うんです。そういうことも考えた上で事業を進めてもらわなきゃ、これは困るんですよ。 どうお考えですか、担当理事。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 先ほども申し上げました。 〔「聞こえん、はっきり言え」と呼ぶ者あり〕
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) はい。 下之川の皆様が、候補地の選定のときにお寄せいただいたまちづくり構想、まちづくりの思いというのを十分受けとめさせていただいております。ですから、当時、市の方からも。 〔「注意せなあかんやないか。一緒のことばっかり言っておるのに」と呼ぶ者あり〕
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 県道一志美杉線の整備については、市としましては、必ず実現してまいりますという回答させていただいておりますので、それに向けて頑張らせていただきたいと思います。
◆34番(倉田寛次君) 何て。必ず解決させてもらう。何年後に解決するのや。これ。 あなた言うておる、最終処分場が15年で終わるやろうと、普通ならそういうふうでしておるんやけれども、今の段階やったら、30年、40年持つからほうっておいてもええわという考えはまさかないやろうと思うんですよ。 ないとは思うんですが、今の答弁は何やそれ。まちづくり構想、もう少しこのときに、要望したときに受けたんでしょう。市はやります。じゃ、下之川地区が受けましょうと言ったらやらなきゃだめじゃないですか。 それと、市単のところもこれあるでしょう。まだまだやるところは。県でもそうです。頭首工の問題、堤防のかさ上げ等々、等々しか言わないですが、やらないのは10個あるんですよ。やらないのか、やれないのか。 4年で、地域の方が言うているのは、県道一志美杉線のことばかり今言うています。確かに。念願の道路ですから。県道一志美杉線ができなきゃほかのところをやるのが普通でしょうが。 県道一志美杉線のことだけにかかって、あとは知らん顔しておるんですか。これ。あなた方地域へ行って、これはやれません。これはできません。これはいついつかごろにはできますというふうな話したことあるんですか。はっきりしてくださいよ。これを契約したのは平成20年ですよね。平成20年にこの要望を出しています。けれども、それから、これ、もう今何年ですか。そこまで放っておるんですよ。 今、県道一志美杉線が若干でも動いてもらっている。そやから、ある程度は我慢もしていますけれども、けれども、見通しもつかない。それも。じゃ、こんなこと言うて、ここまで言うてごめんなさいね。市長が来たとき、市長はよく来ていただくんです下之川へ。そのときに、帰られた後、いや、地区はだまされたなと、そんなような声も出ているんですよ。 担当の方がそこに途中入って、一生懸命話、聞き取り等々の話もしていただいているのは担当だろうと僕は思うんです。全然顔も見たことないのに、建設部の方が行って、これはどうなっているんだ、ああなっているんだというふうな話をしにいくのもおかしなものですね。やはり担当の者が行って、きちっと話するのが筋でしょう。それすらできないんかね。これ。 これどうですか。これからぺけが書いてあるのは十幾つあるんです。これはやるんですか。やれないならやれないで今度のときにはっきり言っていただけなければ、じゃ、これやらなかったら違うのやってくれと言うかもわからん。 ある程度は、市の言うこと、県の言うことも我慢して聞いておるんじゃないですか。それで、県のものに聞いたら、県は幾ら予算つくやらわからんと。予算がついたら詳細設計します。ある程度話をしていって、今度、じゃ、寄附したるさかいにここに道つけてくれよと言うたら、予算がありません。そんな話ばっかりです。 そういうふうな話になってきて、じゃ、市は最終的に責任持つなら、そういうところでも、市が金出してするんですか。これは県の議決もいるで、なかなかできる問題じゃないでしょう。だったら、きちっとできる、できないの説明をしなくちゃだめじゃないですか。今後どうするんですか。まちづくり構想云々ばっかり言うておるんじゃない。一緒のことばかり、テープレコーダーじゃないんだから、きちっと答えてください。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) まだ着手できていない部分のところございます。その要望につきましては、容易にできること、できないことがございますので、地元の皆様に御相談させていただいて、進めさせていただきたいと思っています。
◆34番(倉田寛次君) できる、できないというのは、きょう私がここで言うまでに、あなた方は、もう既にわかっているでしょうが。わかっておったら、もう少し、もっと早い時間に言うたらどないです。 さっき言うたように、公図混乱で県道一志美杉線においては、そこから先、前へ進まない。それだったら、こちらの工事を何とかしてくれんかということを言えるでしょう。 これは、本当に、いつまで言うておっても、こんなもの仕方ない話やけれども、あなた方の考え方、かえてもらわな、ここで引き下がるわけにはいかないですよ。これ。 じゃ、10年たって、15年たったときに、更新しなくてもいいんですね。そんなこと通らないんですよ。これ。やる気あってやっておるんでしょう。やる気ないんですか。はっきりしなさいよ。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 私ども、県に対してもただ単にお願いをするだけでなく、いろんな提案もさせていただいて、皆様のお気持ちに応えられるように、また、15年という期間もございますので、それに間に合うように努力してまいります。
◆34番(倉田寛次君) 努力してくれるんですか。努力するということは、結果を出すということですよ。わかっておるんですな。 本当、こんなことを言うておるとあれやけれども、やれんのやったらやれんではっきり言うて、お断りして、次、これのかわりにこういうのをどうですかというような話、あなた、そうやって県と調整して、あなた、県へ行って話したことあるんですか。ないでしょうが。 県道一志美杉線でも、私ども何遍、県へ行ってお願いに行っておるんです。あなた方そのとき来たことないじゃないですか。何を言っておるんです。行政は行政の立場で物が言えるでしょう。そんなもの。 〔「副市長、助けてあげ」と呼ぶ者あり〕
◆34番(倉田寛次君) 副市長の話を聞いたって一緒や。聞きたない。担当理事、答えよ、ちゃんと。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 私も頑張って……
◆34番(倉田寛次君) ちょい、待て。おい、笑いながらしゃべっておるんか。これ。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) いえ、違います。
◆34番(倉田寛次君) 本会議やぞ。真剣に言うておるのや。これ。
○議長(岡幸男君) せき、せき。
◆34番(倉田寛次君) せきか。何のせきや。
○議長(岡幸男君) 笑ってないです。答弁を求めます。
◎環境施設担当理事(兼平浩二君) 頑張って皆様のお気持ちに応えられるよう、頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。
◆34番(倉田寛次君) このまま、これで引き下がってあげたいとは思う。思うけれども、これに甘えんと、やっぱりきちっとやるべきことはやってもうて、あなた方、責任、責任てどこまでも言えばそうかもわからんけれども、やはりこのところは、そういうふうで協力したということも、これは、この間も地区の方が言うておらしたんやけれども、地区は協力したいということ、忘れんといてほしいと、せやから、事業をはよ進めてほしいのはほしいけれども、無理なら無理というのも理解はできますけれども、ただ、あくまでも、今、県道一志美杉線に凝り固まったようなことしかやっていないんです。ほかのところを少しでもやりもってでもしておるなら努力はわかる。 けれども、県道一志美杉線のことだけしか言わない。それでは、ほかの、じゃ、県事業のところはどうなっておるねんと思うのがやっぱり地域の人ですに。 これは、私、県の方に、あんたらもごみを放るのやろうと、ごみを放るからその一部がここに来とんのやにと。そう言ったら県の人も笑っておったけれども、やはりもうちょっと責任持って解決するように努力してください。あと10年ですよ。 余り聞きたないけれども、市長、ちょっと。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎市長(前葉泰幸君) 25項目、私も半年に1回ぐらいのペースで下之川の皆さんのところへ参りますときに、最初は重点項目だけの議論だったのが、25項目まで話を広げてしていこうと、こういうことになった。 その説明の中で、できていることと、できていないことをしっかりと確認をさせていただいたわけでありますが、それをそれぞれの、今、環境部の施設担当理事のところが、それぞれの部局に任せるということではなくて、我がこととして、自分のこととして、ここに処分場をつくらせていただくときに、地域の皆さんと十分な協議をして、新しいまちづくりをしていこうじゃないかということで出てきた項目だということ、原点に返ってしっかりと認識をしながら仕事をするんであれば、もう少し丁寧に、そして、みずからも努力しながら、窓口として努力しながらこの25項目を少しでも前に進めるように努めていくべきだというふうに思いますので、それは、市役所挙げてやっていかないかんということでございますので、副市長にもその役割をしっかり担ってもらいながら、少しでも前に進められるよう頑張りたいというふうに思います。
◆34番(倉田寛次君) 少しでも前に進めるんじゃなくて、少しどころじゃなくて、物事をうまくいくように、とにかくお願いしておきます。 そんなことで、この項は、若干物足りんですけれども、終わらせていただきます。 続きまして、獣害対策、これにつきましては、先日桂議員が、一斉捕獲の件、安濃地域には猿が何でようけ来るのやろう。猿に聞けというふうな話もさせてもろたんですけれども、本当に、猿の一斉捕獲、今、現状は、大体はお聞きしておるんですが、もう一度、今現在どういう状況ですか。ちょっとお聞かせいただきたいです。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎農林水産部長(上田典廣君) 一斉捕獲の現状でございますけれども、猿の一斉捕獲につきましては、平成26年から県と市が協力して、猿の群れの行動範囲を調査して、平成29年度より調査結果をもとに行動範囲の群れの大きさとかが判明しましたので、大型捕獲檻を設置し群れの単位で捕獲を行っております。 餌となるミカンや柿、大豆などは市内外の生産者の方、JAや県から提供いただきまして、また、捕獲おりの周辺の草刈りとか、管理、餌の交換は、地元の広域の獣害対策協議会や地元の協力者などのお力、また、自治会の方もしっかりと協力していただいて、捕獲を進めておりまして、現在、平成29年度は長谷山の周辺で、それから、平成30年度は、さらに美里地域の周辺で実施しておる状況でございます。
◆34番(倉田寛次君) ありがとうございます。 餌のほうも随分、JA、また近くの農家の方からいただいてということなんですが、やはり、どうなんですか。我々のほうの猿、イノシシ、鹿等々はいっぱいおるんですけれども、やはりこの一斉捕獲をしようとすると、農家の方の協力というのは一番大事やと思うんですが、そういう、今までどうですか。例えば美里地域にしても、長谷山地区にしても、猿の餌づけをするために、その近くにある畑のつくりもの、そういうものは、農産物は、もう即猿に取られると思うんですが、そういうところは、取られてもごめんしてなというような程度でこの事業を進めていってもうておるんやろうか。それとも、えらい協力をお願いがてら、単なる、あんたらつくってさ、悪いけれどもというふうな、すみませんと言うだけでいろんな、餌の協力はわかるんですけれども、つくっているところにまたそういうおりをかけるとなると、猿が全部集まってくるわけですよね。近くのが。 そうなると、普通につくっている農産物にも随分影響が出ると思うんですが、そのところの解決方法はどう考えておるんですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎農林水産部長(上田典廣君) 議員御所見のとおり、まさにそうでございまして、一斉捕獲を行うに当たりましては、その地域では猿が集まることで、今まで以上に農産物被害が発生するおそれがございますし、現に事業を進めている中では、たくさん集まってきますので、しております。 ただ、これを始める前にしっかりと自治会にも御説明に入りまして、また、私どもの獣害対策のチームが何度も地元へ入りまして、合意形成をした中で、それならやってください、また、やりましょうということで進めております。
◆34番(倉田寛次君) そういう皆さん方の協力があって初めてこの一斉捕獲というのはできるんだろうと思っておるんですが、よく担当と話をしていると、何とか雌猿を捕まえてくれんかというふうな話が出てくるんです。 普通の猿でも、雄猿と雌猿はどう違うんやと、何で雌猿を捕まえるんやと、しかも、できたら若いところというか、そういう猿を捕まえてほしいんやとよく言われるんですけれども、これは、何のためですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎農林水産部長(上田典廣君) 雌猿でございますけれども、猿の群れの行動範囲を把握するために、猿に発信機をつけて、その把握に努めるわけですけれども、雌猿は、群れから出ないというふうな習性がございまして、議員の御所見のとおり、3歳から5歳程度が理想で、群れから出ないので、群れの把握が容易にできるということで、雌猿ということで発信機つける猿を聞いておるという状況でございます。
◆34番(倉田寛次君) わかりました。 そうなると、例えば発信機をつける、おりをかけて、そこに猿がかかると、そうすると、その捕獲した猿に発信機をつけると、じゃ、その前に、やはり麻酔等々せないかんと思うんですが、それは、そういう業者かどこかに委託をしておるんですか。それとも、自分たちでやるわけやないと思うんですが、そこのところはどうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎農林水産部長(上田典廣君) 御所見のとおりでございまして、麻酔で一時的に眠らせて発信機をつけるものでございまして、その麻酔の使用については、専門的な知識を有した方のみが扱うことができるということで、業者に依頼しておるということでございます。
◆34番(倉田寛次君) ちなみに、その業者というのは、津市内の業者、それとも、三重県内にそういう方がいらっしゃるんだろうと思うんやけれども、どうですか。1匹というんですか、1回というんですか、してもらうのに大体どれぐらいかかるんですか。経費は。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎農林水産部長(上田典廣君) 市内にはございません。市外ではございますけれども、三重県内の業者でございまして、発信機1台が約4万円、それから、麻酔投与と装置をつける作業で4万3,200円ということになっております。
◆34番(倉田寛次君) まず、発信機等々をつける前に、皆さんの協力を得て、雌猿を捕まえんことにはなかなか群れも、この間聞いておったら、把握はある程度されておるとは思うんですが、そのところ、猟友会の方々にもお願いして、こういう余り一斉捕獲ということはよろしくないんではないかと思うんですが、そのところは注意しがてら、頑張っていただければ幸いと思っております。
○議長(岡幸男君) 倉田議員、4番飛んでおりますけれども、よろしいですか。
◆34番(倉田寛次君) 4番と5番と入れかわったんやな。4番、当然、質問しなければならない問題ですので、余り嫌なことを言いたないんですが、じゃ、4番です。 レンタサイクルなんですが、今、現在、ことしで3年目になるんですか、レンタサイクル、非常に好調というふうなことも聞いておるんですが、その中で、いろんな事故等々もあったり、自転車こけて、すりむいたりというような人もおるんですけれども、大体今まででどの程度御利用かというのは、数を知っておれば教えてください。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎美杉総合支所長(大海康弘君) 年間の利用者でございますけれども、平成30年度、これは平成31年1月末ですけれども、平成30年度は今のところ873人でございます。
◆34番(倉田寛次君) 873人、時期的なものがあるでしょうであれやと思うんですが、ちょっと聞きたいんですが、この間、その以前にも、ちょっと私見ておるんですが、自転車でこけて、あちらこちらすりむいて帰ってこられたという方もあるんですが、そのときに、やはりそういうけがされるということがあるので、まず貸し出すときに注意はしてもらっているとは思うんです。こういうのを気をつけてくださいよとか、こういうマニュアル等々、あれば教えてください。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎美杉総合支所長(大海康弘君) 利用者の方には、自転車といえども、自動車と一緒の車両でございますので、交通ルールを守っていただきまして、それを心がけていただくように説明はさせていただきます。 そして、レンタサイクル自体が、普通の自転車と違いまして、電動式のレンタル自転車になっておりますので、普通の自転車とはちょっと違いますので、利用方法を教えまして、特にレンタサイクルの場合、足をかけますといきなり走り出していきますので、運転練習等をしていただきまして、貸し出しをしている次第でございます。
◆34番(倉田寛次君) 注意して乗ってくれよというふうな状況で、貸し出してもうておるんですな。 それで、この間事故があった件に関して、私もそれまでにはいろんなことを言っておるんですが、その後、改善、貸し出しするに当たって、いろんなところ、また、自転車にいろんなものをつけるとか、そういう改善はされたのかどうか。どうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎美杉総合支所長(大海康弘君) その後におきまして、何といいますか、申告制といいますか、問診票みたいなものをつくりまして、例えば薬を飲んでいますとか、風邪薬等で例えば自転車乗ったときにふらつくようなこともございますので、それとか、あと、本人のきょうの健康状態とか、あと、日常生活上自転車に乗ることができない人もレンタサイクルのときに貸してくださいということがございますので、自転車がきちんと運転できますかというふうな問診票を本人に書いていただきまして、その後、自転車に乗っておることがはっきり、自動車の運転手とか、そこら辺にわかりますように、反射材のついておるチョッキとヘルメットをつけるようにやってございます。
◆34番(倉田寛次君) そういうふうな反射材等々をつけるということで、余分にふやしたということやな。今までついておったんやけれども。わかりました。 それと、軽い、ちょっとけがした、すりむいたというときの救急箱みたいなものは、このレンタサイクル用に専用に置いてあるのか、どうなんやろう。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎美杉総合支所長(大海康弘君) 救急箱等は、3つのレンタサイクルの基地がございますので、そこには完備してございます。
◆34番(倉田寛次君) じゃ、保険等々はどうですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎美杉総合支所長(大海康弘君) 保険も自転車保険には加入してございます。
◆34番(倉田寛次君) 自転車保険は何。それどういう保険なの。例えば乗っておる人がけがしたとか、事故したとか、何かあった場合は、自転車保険で、自転車にはええんやけれども、借りている人には、やはり保険のとか、そういうものはやっぱりおりるようになっておるのか、どうなんですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎美杉総合支所長(大海康弘君) その保険の内容でございますけれども、傷害補償と賠償責任補償、あと被害者の見舞金がセットになりまして、年に一度自転車の点検を行いますと、TS保険というのに加入するようになってございまして、傷害補償では、死亡されたりとか、入院をされますと、15日以上のときには金額が出ますし、例えば自転車に乗っておられました方が歩行者と接触したと、そういうときも傷害の補償が出るようになってございます。
◆34番(倉田寛次君) これはちょっと余分なことかもわからんけれども、ちょっと聞いてみようかな。 トンネルが地区にはあるんですけれども、よく暗い、暗いと言われておるんですよ。そのトンネルというのは、どの明るさが基本なのか、ちょっと知っておる人があったら教えてください。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎建設部長(磯部典生君) 国道368号のトンネルだと思いますけれども、完成してから30年がたっておりまして、当時の基準で照明はつけられておると。30年前の基準でございます。 平成19年に照明灯の設置基準の改正がございまして、LEDを含むランニングコストとか、耐久性を考えて適切につけるようになっております。 明るさはどれだけというのは、比較はなかなか難しいんですけれども、当時は、オレンジ色の光のランプでございます。現在は、もうほとんど白のランプでございますので、非常に明るくなっております。