城陽市議会 > 2017-12-12 >
平成29年建設常任委員会(12月12日)

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  1. 城陽市議会 2017-12-12
    平成29年建設常任委員会(12月12日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    平成29年建設常任委員会(12月12日)             建設常任委員会記録 〇日 時  平成29年12月12日(火曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        乾   秀 子   委 員        谷   直 樹   委 員        小松原 一 哉   委 員        西   良 倫   委 員        藤 城 光 雄   委 員        宮 園 昌 美   委 員        相 原 佳代子   委 員        土 居 一 豊   委 員        村 田 圭一郎   委 員        若 山 憲 子   委 員        増 田   貴   議 長
    〇欠席委員(0名) 〇議会事務局        谷 口 浩 一   次長        與 田 健 司   庶務係長        島 田 勇 士   主事 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長       まちづくり活性部        木 谷 克 己   まちづくり活性部長        小 池   学   まちづくり活性部参事        冨 山 貴 史   まちづくり活性部参事        髙 原 俊 之   まちづくり活性部産業政策監        大 石 雅 文   まちづくり活性部次長        中 村 雅 彦   まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱        立 木 克 也   都市政策課長                  開発指導係長事務取扱        加 茂 秀 紀   都市政策課課長補佐                  公共交通係長事務取扱        野 瀬 雄 介   都市政策課計画係長        岩 佐 良 造   新市街地整備課長        岸   尚 希   新市街地整備課課長補佐                  新市街地整備係長事務取扱        木 村   敬   東部丘陵整備課長        友 本 浩 嗣   東部丘陵整備課東部丘陵整備係長        長谷川 大 輔   東部丘陵整備課新名神推進係長        北 村 研 爾   商工観光課商工観光係長        薮 内 宏 樹   商工観光課商工観光係主任専門員       都市整備部        森 島 正 泰   都市整備部長        森 本 都士男   都市整備部次長                  地域整備課長事務取扱        岡 田 陸 夫   都市整備部次長        柿 本 陽 祐   地域整備課課長補佐                  住宅政策係長事務取扱        山 本 真 史   地域整備課地域整備係長        石 田 勝 一   管理課長        長 沢 哲 夫   管理課課長補佐                  維持整備係長事務取扱        上 村   寿   管理課管理明示係長        辻 村 一 哉   土木課長        木 野 真一郎   土木課主幹        上 田 周 児   土木課課長補佐                  古川対策チーム長事務取扱        木 村 真佐彦   土木課道路河川係長        武 田 真 明   土木課用地係長 〇委員会日程        1.議案審査          議案第75号 市道路線の廃止について          議案第76号 市道路線の認定について          議案第77号 市道路線の認定について        2.報告事項          (1)山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについて          (2)青谷方面乗合タクシー試験運行について          (3)城陽市都市計画マスタープラン案について          (4)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業について          (5)東部丘陵地整備について          (6)(仮称)城陽市産業振興ビジョン策定に係る進捗について 〇審査及び調査順序        現地視察         1 市道243、2475、2476号線(議案第75号、議案第           76号)         2 市道2474号線(議案第77号)        議案審査、報告事項         (都市整備部関係)           ◎議案審査            議案第75号 市道路線の廃止について            議案第76号 市道路線の認定について            議案第77号 市道路線の認定について           ◎報告事項            (1)山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについて         (まちづくり活性部関係)           ◎報告事項            (2)青谷方面乗合タクシー試験運行について            (3)城陽市都市計画マスタープラン案について            (4)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業について            (5)東部丘陵地整備について            (6)(仮称)城陽市産業振興ビジョン策定に係る進捗に               ついて       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  おはようございます。  それでは、ただいまから建設常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  藤城委員につきましては、遅刻の連絡を受けております。  本日の日程につきましては既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行いますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  理事者から挨拶をお受けいたします。 ○今西仲雄副市長  おはようございます。  小松原委員長さん、そして土居副委員長さん初め委員の皆様におかれましては、平素から建設、まちづくり行政はもとより、市政の各般にわたりまして大変なご理解、ご指導賜っておりますことを、まずもってお礼申し上げたいと思います。それでは、座って失礼いたします。
     本日は、過日の本会議におきまして委員会付託となりました議案第75号から77号につきまして、ご審査をいただくことになっております。また、報告案件といたしまして、山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについてなど、6件についてご報告をさせていただくことといたしております。  以上でございます。よろしくお願いを申し上げます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  ここで、委員の皆様方にお諮りいたします。この際、委員会を暫時休憩し、現地視察を行います。なお、委員派遣承認要求の手続につきましては委員長にご一任願います。これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時02分 休憩         ─────────────           午前11時15分 再開 ○小松原一哉委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  都市整備部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第75号及び議案第76号を一括議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森島正泰都市整備部長  議案第75号、市道路線の廃止について及び議案第76号、市道路線の認定について、一括してご説明申し上げます。  議案第75号のページめくっていただきまして、4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、城陽インターチェンジ関連寺田地区改良事業により路線の整理を行うため廃止したいので、道路法並びに建設省道路局長通達に基づき提案するものでございます。  ページ戻っていただきまして、3ページの廃止図をごらんください。図面中央、市道243号線につきましては、城陽インターチェンジ関連寺田地区改良事業により城陽インターチェンジ付近で東西の交通が分断されるため廃止するものでございます。  ページ戻っていただきまして、2ページをごらん願います。廃止路線調書でございます。道路の概要につきましては、市道243号線は、道路の幅員は1.9メートルから6.8メートル、延長は995.1メートルでございます。  続きまして、議案第76号につきましてご説明申し上げます。最後の4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、城陽インターチェンジ関連寺田地区改良事業により路線の整理を行うため市道として認定したいので、道路法の規定に基づき提案するものでございます。  ページ戻っていただきまして、3ページの認定図をごらん願います。図面中央、市道243号線につきましては、起点は左側の丸印の国道24号で、終点は右側矢印の市道240号線でございます。その左側の市道2475号線につきましては、起点は市道9号線で、終点は市道241号線でございます。その下の市道2476号線につきましては、起点は市道201号線で、終点は市道241号線でございます。  ページ戻っていただきまして、2ページ、認定路線調書をごらん願います。道路の概要につきましては、市道243号線の起点部は寺田大林27番1先で、終点部は寺田西ノ口97番1でございます。道路の幅員は2.1メートルから12.9メートル、延長は826.9メートルでございます。市道2475号線の起点部は寺田北川顔144番4で、終点部は寺田大林18番5先でございます。道路の幅員は1.9メートルから6.3メートル、延長は576.6メートルでございます。市道2476号線の起点部は寺田大林20番4先で、終点部は寺田大林20番8先でございます。道路の幅員は5.4メートルから13.1メートル、延長は109.1メートルでございます。  以上2議案につきまして、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○若山憲子委員  これ、いわゆる農道のところで、東西の分断ということであったと思うんですけれど、地元、よくご利用なさっている方からのこの廃止に伴ってとか改良についてのご意見というのは何かあったんでしょうか。当然説明されていると思うんですけれど。 ○木村敬東部丘陵整備課長  地元の方々につきましては、当然道路をつくったりするに当たりまして、協議の上で進めてまいっているものでございまして、特段反対のご意見といった部分はお聞きはしていないところでございます。 ○若山憲子委員  反対の声というよりも、新名神のインターチェンジができたことによって交通が分断されるということで、こういう廃止をして、新たな道路をということだったと思うので、農家の利用される方ですよね、逆にこのことで利用しやすくなったというように私たちは理解をしたらいいんですか。 ○木村敬東部丘陵整備課長  道路につきましては、基本的には機能復旧という観点で道路の工事を計画して進めていただいておりますので、当然道路幅員等も考えた中からいいますと、若干広がった箇所もございますので、そこの点からいえば、利便性というのは向上したのではないかなとは思っております。 ○村田圭一郎委員  済みません。市道2475号線、これ、距離にして576メーター60の総延長あるんですが、車で例えば24号から市道8号線に入られて、そのまま8号線で出ていかれたらいいんですが、ちょっと道間違えたということでこの2475号線に入っていったら、1.9メートルの一番狭い幅員のとこがあるんですけど、これは車でずっと出ていけるんですかね。1.9メートルのところは離合ができないのは当たり前なので、どこか広いところで車で、もし対向から車が来たら離合すると思うんですが、これは車は全部通れる区間なんですか。全部見てへんからちょっとわからない。 ○石田勝一管理課長  基本的に今おっしゃられている市道8号線から今の新市街地の区画整理事業までの道路につきましては、現道のままで拡幅はされておりません。したがいまして、24号から今の塚本深谷線の信号を仮に京都方面から右折で入られた方については、その新市街地の中で間違えたという方は戻っていただくような形になると考えております。 ○村田圭一郎委員  そうなるかなと思ったんだけど、ナビというのが今、よ過ぎるのか知りませんけどね、僕、この前どこか走ってて、とんでもないとこへ行きましてね。軽自動車でドアミラーを閉めて、それで何とか自転車がとまっている間の道を出ていったというところがありましてね。恐らくまたこういうようなんもナビに載ってくると思ったので、ちょっとあえて聞いてみたんですけれども、1.9メートルの畑と畑の間のところは拡幅はされてないということなので、事故がなかったらいいのかなというふうに思いますけども。以上です。よろしくお願いします。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第75号を採決いたします。  議案第75号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第75号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第76号を採決いたします。  議案第76号は、認定することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第76号は、認定することに決しました。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  続いて、議案第77号、市道路線の認定についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森島正泰都市整備部長  続きまして、議案第77号につきましてご説明申し上げます。  最後の4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、都市計画法に基づく開発行為によって設置された道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定により提案するものでございます。  ページ戻っていただきまして、3ページの認定図をごらん願います。図面中央、市道2474号線につきましては、起点は市道7号線で、終点は行きどまりの道路でございます。道路終端部にT字型転回広場と、その東側に市道7号線へ通じる幅員1.5メートルの避難通路を擁する道路でございます。避難通路そのものの市道認定はいたしませんが、市が管理する道路でございます。  ページ戻っていただきまして、2ページ、認定路線調書をごらん願います。道路の概要につきましては、市道2474号線の起点部は寺田乾出北42番17先で、終点部は寺田乾出北42番11先でございます。道路の幅員は6.0メートルから18.0メートル、延長は83.8メートルでございます。  以上、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○若山憲子委員  この市道認定の道路、現地で説明していただいて、法改正によるということで、転回広場が変わったということであったと思うんですけれど、そのことによって、例えばこれ、開発業者が開発をして、市道認定ということですけれど、開発業者がこの法改正されたことによって、以前の転回広場をつくるのと今回のこういう形でするのであったら、道路の持ち出しという言い方ですかね、それはどっちが多くなるんですか。 ○石田勝一管理課長  単純に面積計算だけをすれば、今のT型のほうが多くなるんですが、逆に今までの転回広場の円であれば、接する長さが変わります。T型のほうがより多くの宅地が逆に生まれることになりますので、どちらが有利というのはその土地の地形によって判断していくものでありまして、面積的なもので判断はできないものと考えております。 ○若山憲子委員  面積で判断はできないということだったら、開発業者というより、そしたら利用者の面からいくとね、どちらのほうが利用しやすいというふうに考えておられますか。 ○石田勝一管理課長  利用者のほうからいくと、やはり円形の転回広場より今のT型のほうがより宅地の道路に接する長さ等を考えると利用はしやすいと思いますし、また、施工のほうにつきましてもT型のほうが施工はしやすいし、城陽市としても管理はしやすいと考えております。 ○宮園昌美委員  ちょっと事務的な話で申しわけないんだけど、2474号と2475号と2476号の議案が出ているわけですけども、議案77号のほうが2474号で、一番早い、若い番号が後なんやけど、これは何か、これは多分、事務的な手続なんですか。何か意味があるのか。申請がこっちが早かったとか遅かったとか、番号のつけ方ってこれ何かルールがあるんですか。 ○石田勝一管理課長  今の議案の番号につきましては、特に定められたものはないと考えております。 ○宮園昌美委員  この番号、号線のつけ方は、申請順とか、何かそういう順があって、若い番号が先とか後かとか、そういうの。 ○石田勝一管理課長  号線のつけ方につきましても特段順番というもんはございません。ただ、つける順番としまして、一般的な事務的な考え方に基づいてつけさせていただいておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 ○宮園昌美委員  これ、今、一番大きい番号ちゅうのが何号線ですか。 ○小松原一哉委員長  一番大きな番号。要するに今既についている番号で一番大きい番号ということですね。 ○宮園昌美委員  後でまた聞きに行きます。済みません。ちょっとどういうふうに、永遠に市道ができたら番号がどんどんどんどんふえていくのかなと思って、廃線した番号は、これなくなってるのか、また復活しているのか、その辺どうですか。 ○石田勝一管理課長  廃道した場合、今回の場合、243号線は一度廃道しておりますが、一部に既存の路線があるということで、改めて243号線で路線のほうを認定させていただいております。  それとあと、寺田地区での一番大きな路線番号につきましては、今回議案審議いただいております2476号線が一番大きな路線番号でございます。 ○相原佳代子委員  済みません。確認なんですけれども、先ほどちょっと若山委員のほうからもありましたが、転回広場というんですかね、これまでの延長というか、丸い形のものから今回四角張ったものになって、道路管理者としてもそのほうが使い勝手がよいというか、管理上よいということがあったかと思いますが、これ、国のほうからやっぱりそういった現地での声が上がっていったんでしょうかね。 ○石田勝一管理課長  今のこの開発の転回広場の基準につきましては、京都府さんの開発許可基準でございます。府さんが定められたもので、それを城陽市のほうも開発指導要綱の技術的指導基準に準じて、府の基準に準じて作成させていただいているものでございます。 ○相原佳代子委員  私も新しく建った家なんかへ寄していただくときに、切りかえするのがやっぱり苦労しました。この形のほうが本来あるべきではないかなというふうに考えましたが、京都府のほうからというふうにおっしゃってましたけれども、やはりそういったご意見が京都府なんかへ届いてたというようなことなんでしょうかね。 ○石田勝一管理課長  直接開発の許可基準の担当の部署ではございませんが、基本的には、先ほど委員もおっしゃられたように、円での転回というよりか、T型なりト型、要は横向きのTですね、のほうが転回しやすいという判断で、京都府のほうが技術基準の改正をされたものと考えておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  討論なしと認めます。  それでは、議案第77号を採決いたします。  議案第77号は、認定することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○小松原一哉委員長  全員挙手。よって、議案第77号は、認定することに決しました。  それでは、説明員の方の交代をお願いいたします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、報告事項に入ります。  (1)山城青谷駅周辺整備事業の取り組みについてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○森本都士男都市整備部次長  それでは、私のほうから、山城青谷駅周辺整備事業の取り組みにつきましてご報告させていただきます。  山城青谷駅周辺整備につきましては、地元のご意向を踏まえ、平成26年3月に市としての山城青谷駅周辺整備基本計画を策定させていただき、平成27年度から3カ年の債務負担行為により、駅舎橋上化、自由通路、駅前広場の基本設計に取り組んでいるところでございます。このたび関係機関でありますJR西日本とこれら施設整備に伴います事業スケジュールについて一定協議が調いましたことから、ご報告させていただくものでございます。  資料の1、自由通路・駅前広場・(仮称)新青谷線に係ります都市計画決定及び工事完成までのスケジュール(案)についてでございますが、①として、都市計画決定の位置づけを予定しています自由通路、西側駅前広場及び国道24号から西側駅前広場までの(仮称)新青谷線について、関係機関の意向を踏まえた都市計画(案)を今年度末に作成し、この計画案の説明会を5月に開催する予定としております。その説明会を終わりまして、③にあります城陽市都市計画審議会に8月にお諮りし、④の都市計画決定を9月に目指すこととしております。9月の都市計画決定を踏まえ、⑤自由通路、橋上駅舎整備に伴いますJR西日本との工事協定締結を30年度末に行う予定としております。平成31年度から⑥の自由通路、橋上駅舎の詳細設計、駅前広場、(仮称)新青谷線に係ります用地測量、用地買収等を順次行い、⑦の平成32年度から工事に着手させていただき、⑧平成34年度末の工事完成を目指し、取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、2、中村道踏切改良事業に係る工事完成までのスケジュール(案)についてでありますが、①といたしまして、中村道踏切における歩道設置を含んだ踏切拡幅に伴う基本計画(案)を今年度末に作成し、②平成30年度から32年度に関係機関でありますJR西日本、公安委員会などとの整備計画についての協議、基本設計(案)作成に取り組んでいくこととしております。その関係機関協議を踏まえた基本設計(案)をもとに、③踏切改良事業実施に伴いますJR西日本との工事協定締結を平成33年度中に行う予定としております。これら手続を踏まえ、④平成34年度に地元説明会、工事着手を行い、平成35年度末の工事完成を目指すこととしております。  次に、2ページをお願いいたします。以上ご説明させていただきました施設の計画平面図(案)を添付させていただいております。この資料にあります施設計画につきましては、確定したものではなく、現時点でお示しできる案でございますので、ご理解をお願いいたします。
     上が北となっており、西側の国道24号から東側に向かって青い線で記載させていただいておりますのが都市計画道路(仮称)新青谷線でございます。その東側に西側駅前広場を計画しており、大型車が転回できる駅前広場として計画しています。その東側に赤色で示させていただいておりますのが自由通路及び橋上駅舎、東側駅前広場でございます。これら施設整備により、国道24号から(仮称)新青谷線、西側駅前広場、自由通路、東側駅前広場につながる計画となり、駅を中心とした交通結節機能の確保が可能となり、駅への寄りつきが円滑にできると考えております。  また、自由通路、橋上駅舎整備により駅の構内外からエレベーターにより直接ホームに行けることが可能となり、これまでの課題であった京都方面へのアクセスも円滑にできると考えております。  次に、緑色でお示ししていますのが中村道踏切でありますが、現況4メートル程度の踏切を南側へ歩道設置を予定している計画としております。これにより安全な歩行者空間が確保でき、通学路としての安全対策も図れるものと考えております。  なお、この資料につきましては、今後、関係機関協議を行うこととしておりますので、未定稿の資料としておりますので、ご理解をお願いいたします。  市といたしましては、今回お示しさせていただきました施設整備について、事業スケジュール(案)におくれが生じないよう、今後も引き続き関係機関協議など取り組みを進めてまいります。  以上でご報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○若山憲子委員  済みません。これ、未定稿ということですけれどね。青谷駅が橋上化されることで今までの課題が解決するということは大変いいことだと思うんですけれど、この西側駅前広場ね、大型車が入るっておっしゃったと思うんですけれど、転回広場ね、これ、用地の問題とか、いろんなことがあるとは思うんですけれど、寺田駅は言うたら大型車は入れないじゃないですか。その考え方ね。ここのところ、大型車が入れるような西側駅前広場を設置をするに至った考え方ですよね。乗降客からいうと、当然寺田駅がそんなもう比べるあれもないぐらい多いと思いますし、そうなると、マスタープランの報告もいただくと思うんですけれど、いわゆる寺田駅とJRを結ぶところというたら城陽市の中心というように言われている中で、西側の駅前広場があかんというのではなくて、ここはいいのに寺田がああいう状況というのは、その考え方の違いはどこから来たのか教えてください。その1点だけです。 ○森本都士男都市整備部次長  西側に大型車がどういった経過で計画されたかということのご質問でございますけれども、やはり今現状、この山城青谷駅の周辺については、なかなかそういった大型車両といいますか、例えば小学校なんかの遠足のときもバスが近寄れないというような状況もございまして、そういったこともございまして、この計画自体もやはり地域の皆様のご意見を踏まえた中で積み上げてきた中で基本計画というのをつくらさせていただきました。そういったこともございまして、何とかこの駅周辺への大型車といいますか、大型車両が近づけるような駅前広場ということで今回計画をさせていただいて、地域の拠点となるといいますか、そういった交通拠点となる整備をこの事業にあわせて取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 ○森島正泰都市整備部長  ちょっと補足させてもらいますけれども、寺田駅と根本的に違いますのは、青谷駅の西側につきましては、この駅前広場とか橋上駅舎とかつくるにしても、工事車両が入る道がありません。寺田駅につきましては今現状の道路がありますけれども、青谷駅のすぐ西側につきましては駅へ近づく道がありませんので、そういった工事車両を西側から入れる道としてもこの新青谷線をつくらないことには工事がまず入っていけないというような根本的な違いがありますので、その辺はちょっとご理解願いたいと思います。 ○若山憲子委員  森島部長のほうから根本的な違いがあるということで、24号から工事車両が入るためにということで、大型車を入れなければこの工事ができないということがあったと思うんですけれど、工事車両が入らないということで大型車が入るような工事をされたということはわかるんですけれど、駅に関してだけでいうとね。例えば地域の交通の拠点ということで、地域の住民の方の声を積み上げてきたというふうにおっしゃったと思うんですけれどね、それでいうと、近鉄の寺田駅もまちづくり協議会があって、その関係で市もいろいろしてこられた経過があって、なおあそこに縮小せざるを得なかったという経過があるとは思うんですけれど、これ、普通に例えばこの計画を見たときに、今の森島部長の答弁があったとしても、地域の方、なかなか納得できないと思うんですよね。これ、本当に、あそこの駅前でいうと、なかなか駐車スペースもままならへんというようなところでね、地元の委員さん方からも小さいバスでも入れるように、先のことも考えたらと言ってはる中でね。ちょっと私も、工事車両のためということで、その問題はあったとしても、ここに大型車入れるのがあかんというのではないんですけど、ここを大型車入れるような駅前整備をするのであれば、寺田駅のことも考えるべきではないかなって私は思いますけれど、それはもう考えてくださいと言っても考えてもらえんと思いますけれど、私はちょっとそれを、本当に寺田駅に関しては、いろんなことあると思うんです。立交の問題とか、いろんなことあると思うんですけれどね、例えば今回セール・アンド・リースバックの形で、種地と言われる金井工芸跡地の買い戻しとかも出てるじゃないですか。そやけどそのことについても、あそこ種地と言われてたのに、その計画そのものも明らかになってへんのに、寺田の西側の開発はああいう縮小した形いうのはなかなか地元の住民の方も理解できやへんやろし、私もそこは理解できないんですけれど、何かそれに関して特段のご答弁があったら教えてください。 ○森本都士男都市整備部次長  まず、寺田駅につきましては、東側に都市計画決定をさせていただいている駅前広場、面積約5,600平米の駅前広場がもう既にございます。寺田駅周辺の場合はあそこをやはりバスであったりとか、タクシーであったりとか、今ご利用をいただいているというふうに認識しておりまして、今回のこの山城青谷駅周辺につきましては、寺田駅とやっぱり大きく違いまして、今、そういった都市計画決定をさせていただいたような駅前広場が今現在ございません。そういったこともございまして、やはり山城青谷駅周辺のこういった都市計画決定をさせていただく都市施設として駅前広場を西側に設けさせていただいて、こういった駅との交通結節機能を確保していきたいというふうに考えております。 ○若山憲子委員  拠点がないということで、青谷にその拠点をつくることは悪いことではないし、当然そういう要望もあるのであれば、そのことは大切なことだと思うんですけれどね、そしたら寺田駅の東側の5,600平米の拠点でいうと、東側にあったとしても、この西側の、今、駅前広場の進められようとしている工事との関係でいうとね、なかなか、東側を利用する方と西側を利用する方だってもう既に分断されているわけじゃないですか。道路によって分断されてて、利用も、拠点というのはわかりますよ。向こうからバスも入れるけれど、それでも、向こうから入っても大変不便な状況でバスも行かざるを得ないような状況の中でね、やっぱり寺田駅のところの西側の開発というのがすごく、まあまあ新市街地との関係があるからね、急がなければならないということで、ああいう計画になっているのかわかりませんけどね。それでいうとむしろ時間をかけてでも、先の展望を持ったら開発そのものはやっぱり考えるべきやと思うんですけれど、あの計画でもういくんやというのではなくてね、そのことがひいては、だってこの西側開発したからというて、ほんなら次のときに東側の拠点と同じように、あわせて西が移動して橋上化になるのか立交になるのかというのもまだ遠い先の話じゃないですか。そこでいうと、何ていうのかな、無駄とまでは言いませんけれど、費用の二重にかかるようなやり方ではなくて、やっぱり長期の展望を持ってするべきだと、寺田駅に関してはそう思うんですけれど。(発言する者あり)青谷駅のことについて、絡んで、青谷の駅と寺田駅の違いについてお聞きしたんですけれども、あとは要望にしておきます。結構です。 ○谷直樹委員  失礼します。これ、今、新青谷線ということでご説明いただいたんですけども、都市計画道路の青谷線ってありますね。この北側にね。これ、例えば新青谷線で、こういう形で都市計画決定されて、その北側の直近に青谷線ってありますよね。これをどうされるかというのがまず1点。2つも道路要らんのちゃうかな。  それとね、仮称南城陽バイパスかな、これ一応、今、府に要望されているということですが、それとの関連、これをどういうような形でルートはされる。予定があれば。  先ほど大型工事用車両云々で、こういうことだとおっしゃってましたけど、これ市の決定ですから。南城陽パイパス、府のことの位置づけかな。それはそれでいいんですけど、例えば、もうこれは出しとるから仕方ないんですけど、多賀バイパスから、多賀・南城陽バイパスをまず市で決定して、ここまで持ってきて、そこから大型という、そのほうが僕は何か論理的にええんちゃうかなというのを思うたんですけど、そこからまた府との協議するというような、こんな方法もあったと思うんですけど、その辺は検討されなかったんですかね。まずその件、お願いします。 ○木野真一郎土木課主幹  まず、今ある都計道路、青谷線なんですけど、都市計画道路のネットワーク上の関係なんですけど、今の都計道路の東城陽線と接続しておるので、今回はちょっと東城陽線につきましては都計変更しないんですけど、東城陽線の要は今の南城陽バイパスへのルートへの都計変更と同時でないと廃止できないので、今回についてはそのまま残した形になります。東城陽線が都計変更されるときにあわせて変更するいう形になります。  それとあわせまして、南城陽バイパス、例えば307から駅の間を先行して市でやるとか、そういう検討はされたかという話なんですけど、基本的には307から、ちょうど接続部になるんですけど、高低差がありますので、かなり盛り土をしないと道路が接続できないとこもありまして、事業費が結構かかってくるだろうというとこもありまして、事業的にも府のほうにしていただく必要があるのかなというふうに思っております。 ○森島正泰都市整備部長  ちょっとつけ加えてご説明させていただきますけれども、まず、この青谷駅周辺には、青谷梅林とかの観光客の方がたくさん利用される駅なんですけれども、大型の観光バスとかが寄りつくような今場所がございません。そういった駅広を確保したいということで、西側にこれ計画しております。もともとこの計画といたしましては、今、委員おっしゃいましたが、多賀バイパスから南城陽中学校までのこのバイパスの計画がありまして、これは京都府に要望しているところです。最終的には南城陽中学校、まずは駅まで何とかならないのかということを要望しておりまして、京都府のほうにおいて検討は今していただいているところでございます。ただ、それを待っていれば、34年の複線化の開通にはなかなか難しい面がございますので、市としてできることは何かというところで、新青谷線、これをつけると、工事用の大型車両も通れますし、その後、観光バスなんかもここに寄りつけるような広場にアクセスできる道路となるというような、市として先行できる整備ということで、今、2ページにつけております図面をつけているところでございます。 ○谷直樹委員  今のね、わかるんですけどね。わかるんですけど、やはりそういうような将来のこと考えたら、市のいうこと、それはわかりますよ。わかりますけど、やはり最終的な目的は南城陽バイパスの多賀からというのが地域の住民の方々の切なる要望、東城陽線もありますけど、青谷小学校の前の道、物すごく危険な道なので、やっぱりそれを何とかしてほしいというのが切実なる要望やと思うんですよね。だからそのためには、なかなか、それは府との協議がありますけども、やはり市のできること、府に頼まなあかんこと、ですから僕言うたんは、南城陽バイパスを、仮称ですね、多賀からここまで市決定したらいけたんちゃうかなと。それは工事費用その費用とかあるけど、そういうことも含めて、そういうことも考えはったほうがよかったん違うかなと思います。  それと、先ほどの青谷線を廃止云々が東城陽線との絡みがあるからできないというようなことでしたけど、接続云々でできひんとかいうのはわかりますよ。わかるけども、やはり都市計画道路、市と府と、どういう絡みかわかりませんが、そうなってくると、この南城陽バイパスも府と協議しながら今の新青谷線いう形でやらんと、これあかんの違うかなと思うんですけど、その辺、府のほうとの協議、全然進まへんというのもちょっと納得いかへんのやけど、その辺どうですか。 ○木野真一郎土木課主幹  都市計画決定の関係に関しましては、当然府と協議進めつつやっておるんですけど、今回については、あくまで駅の自由通路の都決の関係がメーンであって、それに対して接続していく、ネットワークの観点から接続していく新青谷線、駅広の分を先行してやるというとこでやっているとこでございます。 ○谷直樹委員  これ一つ提案というか、要望ですけどね、やはりこういうような事業というのはね、それは府との絡みあるかもしれません。南城陽バイパスに関してなんですけど、やはり市がこういうような形で道路も決定したと、だから何とかならんかと、こういう投げ方も1つの方法かなと僕は思うんですよね。まあまあJRとの協議もあると思いますけど、やはりそれぐらいのことをやっていかんとなかなか事業は進まへんのかなと。それはいろいろ考え方ありますから難しいですけども、それも1つの方法論としてやはり、これから青谷駅とか、あともろもろの道路を計画しはったと思いますけども、ある程度そういう形のこともやらんと前に進みにくいんじゃないかなと思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  それと次に、自由通路の件、これは長池駅とかJR城陽駅の場合は一度認定されてますね、位置づけとして。これは青谷駅の橋上の自由通路もそういう形になるんですか。 ○森本都士男都市整備部次長  今、委員おっしゃっていただいたとおり、長池駅についてはもう既に市道認定ということで、道路管理者から管理させていただいているような状況でございます。青谷駅のこの自由通路につきましても、今後、そういった道路管理者のほうと協議を進めさせていただいて、そういった市道認定等について協議を進めていきたいというふうに考えております。まだ未定でございます。 ○谷直樹委員  わかりました。それと、済みません、あとこれ、東側の広場、ちょこっとだけこれ、多分公園の自転車置き場のとこかな、これ、へこますような感じですかな。コミセンの横いうたらたしか公園のとこですね。これを一部広げて、車どめか車だまりか何かをされるということですね。  あと、この前に大きなガレージあるんですけど、あそこを例えばちょっと買収してもう少し東側の広場も広げるというような、そんな計画はないのですか。 ○森本都士男都市整備部次長  東側の計画についてでございますけれども、今現状、こういった形で、今現在、前が府道になっておりまして、こういった敷地内、コミセンといいますか、公園といいますか、そちらのほうの敷地内におきましてこういった整備を考えているところでございまして、ちょうど空地になっておる、ちょうどその南側といいますか、のほうにつきましては、今現在駐輪場がございます。その駐輪場が現在200台程度とまっている駐輪場であるんですけれども、やっぱりそういった駐輪場の確保をさせていただくということで整備は予定させていただいているところでございます。 ○谷直樹委員  ということは、まあまあ今のところないということですね。  それともう1点、済みません、中村道踏切ですけどね、これ、最初の計画では、この形違いますよね。たしかもうちょっと直角ちゃうかったかな。これいつ変わったんですか。 ○辻村一哉土木課長  こちらの中村道踏切についてでございますけども、青谷駅の基本計画の中ではJRと直交するような形での計画を進めておりましたが、JRとの協議の中、それと市内部でもできるだけ今の町並みを残すというような観点から、できるだけ家屋に支障のないような形での改良はできないのかなということを考えまして、今の現状の現道を生かした中で歩道を設置していくということで、今、ちょっと変更させていただいたところでございます。 ○谷直樹委員  これ、私、現地よく知っているんですけどね、これ、北からね、ホリモクさんからずっと来たらこれちょっと狭いし、ここを右折するの、これ物すご危険やと思うんやけどな。この形やったら。南から来るとこはそこそこなだらかなカーブになっとるからええんですけど、西側から来て、踏切渡って例えば北へ行く場合、北から来る車とちょっとこの辺危険かなと思いますけど、その辺、どう思われますか。 ○辻村一哉土木課長  ちょうど3差路になっているちょっといびつな形の交差点形状でございます。今、どちらの道が主の動線かというところもちょっとあやふやな状況でございます。城陽署のほうからも、こちらの計画の事前の協議を行っている中で、こちらの交差点についても今後形状等を詰めていってくださいというようなことで指導していただいているところでございますので、今後、中村道踏切の基本設計を行っていく中で、この交差点の形状につきましても検討させていただけたらと考えております。 ○谷直樹委員  最近、高齢者の方々も、特に青谷あたり、そこそこ車等運転される方もおられると認識してますし、やはり交通事故が起こったらあかんということでございますので、今後、今おっしゃったように、十分に協議を重ねて改良という形でお願いしたいと思います。いずれにしても、青谷、なかなか、これからというところでございますので、まあまあ住民の方々も期待しておられますし、その辺よろしくお願いしたいと思います。 ○村田圭一郎委員  現状のままでしたら青谷地域というのは余り、新たな西側にこのようなものをつけるという効果はどうなんかなと思うんですが、ただ、城陽のポテンシャル、これから見たときに、長池、それから青谷というの、特にこの青谷が、東部丘陵地の420ヘクタールとの関係を見ていけば、すごいポテンシャルがある地域、また、このやつを利用しないことには、城陽市の市域の11%でしたかね、占める大変大きなところとのまちづくりにつながってくると思うんですね。307号のところについて、宇治木津線とか、本当にここの東部、新名神が東西で走りますから、西の要衝地が、今、城陽インターができたところと、東の要衝ちゅうところが307号、それから宇治木津、それから仮称の宇治田原、城陽スマートインターとのつながりですね、そういったことを考えていく時期やないかな思うんです。平成34年といったら城陽以南がですね、城陽市域、ちょっと単線のままなので、将来を見越してまちづくりを長いスパンで中期的に、長期的に見れば、これ必要だというふうに僕も思ってくるんですが、ただ、今の国道24号とこのJRの軌道が走っている、この間の地域、今現状、田んぼがほとんどですよね。ここをどのように考えておられるのかなと。そういうのがあって、今の工事車両とか青谷小学校の大型バスが入らないというのをおっしゃいましたけどね、このエリアをどうするかによって、僕、城陽の青谷の東側がもう市街地やと思うてるんです。ただ、あの西側、道路までの間のエリアをどうしていかれるのかなという、何かお考えがあってこんなん出てきたん違うんかなと。それによっていけば、平成34年ぐらいには土地の利用計画、見直すような、何年に1度でしたか、京都府でのいろいろな市街化編入だとかというのがあると思うので、そういうふうなところ全くなしに道路だけをつくられるのか、これから青谷地域全体のまちづくりを考えたときに、この位置づけによってはすごい大事なポイント、逆に言うたら平成34年に合わせてやっていただかないとだめだというふうに思いますので、ちょっと具体的に教えていただけますか。 ○森本都士男都市整備部次長  ちょうど国道24号から駅までのそういったまちづくりの取り組みということでございますけれども、この青谷地域につきましては、ほとんどが、先ほど委員からもおっしゃっていただいたとおり、農振農用地域というようなことで、畑とか田んぼとか、そういった農用地ということでの土地の用途でございまして、今後、こういった幹線道路の道路整備をさせていただく中で、そういった沿線のまちづくりであったりとか、そういった土地利用であったりとか、そういったお話が出てくるというふうには考えておりまして、今、市の考え方といたしましては、当面やはりこういったアクセス道路ないし駅前周辺整備というのをまずは最優先としてさせていただいて、こういった基盤整備を行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○村田圭一郎委員  基盤整備だけなんですか、ここ。要は、青谷駅にこれからどんだけのいろいろな、今やったらね、本当に城陽駅に比べたら以南は停車する電車も少ないですし、ただ、白坂の地域、言うてみたら最寄り駅にもなるわけですし、複線化はまだここの地域については議論は一旦置いたまま第2期ですからね。だけども何かまちづくり的なもんないのかね。西側は農業のまんまでやっていかれるんだったら、どうなんかなと思ったんだけど。青谷駅に新たな何か機能というのはないんですか。何かそんなんがあってここに整備をするというんだったら話は僕わかるんですけどもね。平成34年に合わせてというようなことなんだけども。多分、事業費なんかは、まだそんなん出てこないと思うけど、大体多額の費用をここにも投入していくんだから、本当に、僕はまちづくりのところで、ある程度優先順位をつけて、大きなお金を投入して、優先してやっていくという、選択と集中みたいなんはある程度必要なんかなと思うんだけども、何かそんなに機能がないのにやっていくんだったらどんな意味があるのかなって僕は思っちゃうんですけどね。 ○森島正泰都市整備部長  今、委員おっしゃったとおりがまさしくそうでございまして、この青谷駅の駅舎だけを整備して終わりというわけでは当然ございませんで、この青谷地域というのは今現状、観光梅林とかでかなり人がたくさんふえている。それと東部丘陵地との関連も出てきますし、今現状では白坂のテクノパークへのアクセスの最寄り駅というような形で、青谷駅まだこれからどんどん変わっていく地域にはなってきます。その上で、やはり先ほど来、委員がおっしゃってますように、南城陽バイパスですね。多賀バイパスから南城陽中学校まで、この道ができる時点ではこの奈島の駅広から北側も当然大きく変わってきますので、ここをどういうふうにしていくのか、それをあわせてやっぱり検討していかないといけない地域ではございます。ただ、やはり奈島地域とかをさわっていくには、なかなか京都府さんのほうの動きもまだちょっと見えてこない中で、またプラス宇治木津線というのがこの東側のほうに出てきますので、ここでまた大きな交通の流れというのが変わってきます。我々としては、この南城陽バイパスというのは、今の上狛城陽線が生活道路になってますので、それの改善する意味では重要ですし、また新たな青谷のこの地域の活性化にも必要というふうに考えておりまして、これは強く要望しているところです。  ですので、それを待っていれば、JRの複線化の関連事業として位置づけられたこの橋上駅舎化が待ってからではなかなか進みませんので、今できる範囲の中で市として、まずここは先行してやっていかないといけないというような取り組みを進めているところでございますので、そこはちょっとご理解願いたいと思います。 ○村田圭一郎委員  自由通路についてもね、僕でもいろんな議論をしておられるなというのはわかるわけですよね。ですから地元の声も含めまして、今おっしゃったように上狛城陽もそうなんですけど、やっぱり南城陽バイパスの、この整備でというところで初めて各道路がちゃんとクロスするわけですからね。そういうふうな説明を聞いておりますので、といいますのはね、やっぱりそういうのはやっていただいて、城陽は今の新市街地だけじゃないんですよね。白坂地域のところもやっぱり企業に張りついていただいて、あそこにですね、民間が事業をやっておられますけども、その最寄り駅がやっぱり青谷駅にならないと困りますのでね、新田辺からバス出てますから、ということになりますけども、やっぱりそういうふうな部分でしっかりと、青谷地域全体の底上げが城陽市のまちづくりの底上げになると思ってますのでね、そこは新名神を生かしたまちづくりということで白坂の地域やっておられますから、ぜひ南城陽バイパスの整備とあわせてやっていただけたらなというふうに思います。そういう意味ではこれ応援したいなというふうに思います。ありがとうございます。 ○相原佳代子委員  今、村田委員からもございましたけれども、まさしくこの後出てきます城陽市の目指すべき将来像になってくるかなというふうに考えています。城陽市の東部であるとか、南部であるとか、本当にこれからも発展するこの城陽市の中での位置づけというのが多くて、先ほどおっしゃってました、ちょっともう、質問しようと思ったんですが重なってしまったので、やっぱり府道上狛城陽線のことであったりとか、そしてまた今の宇治木津線ですよね。こういうのがやっぱり大きなウエートを占めているかというふうに思うんですけれども、そういったことを、先ほども京都府のほうとの連携した取り組みが必要でございます。今後また、今月かな、要望なんかも行かれると思いますので、強く要望のほうはしていただきたいと、これはお願いしておきます。  その中で、橋上駅についてなんですけれども、スケジュール(案)を出していただいたわけですが、長池駅ですよね、長池駅が割合古い長池の、何ですかね、旅籠があったりとかの中で、ちょっと近未来的な建物でございますよね。これはなかなか城陽市が言えない、JRが設計したりとかいうこともあるかと思うんですが、できますればやっぱり青谷の駅の中で、デザインであったりとか、景観というんですかね、青谷に即したものということはできないものなんでしょうかね。 ○森本都士男都市整備部次長  今後のお話かと思いますけれども、デザインにつきましては、やはり地域の特性を生かしたような、そういった要素を含んだようなことというのは地元のほうからもお聞きしたりすることはあると思いますので、その辺は今後やっぱり維持管理の面からも必要となってきますので、その辺は、やっぱり地元のご意向はちゃんとJRのほうにもお伝えさせていただきながら、そういった、できる、できないも含めまして、今後、協議をしていきたいなというふうには考えております。 ○相原佳代子委員  先ほど来ありましたけど、やはり城陽市がこういうポテンシャルというのでやっていくというのが将来ビジョンがあって、そしてせっかくこの長年課題であった橋上駅舎でございます。その中で、長池へつくられたときもたしか言ったと思うんですよね。何か古きよき町並みであったり、まちづくり協議会さんなんかも立ち上げられてされているんですが、どうもあの駅が、せっかくJR長池駅ってあるんだけれども、ちょっと長池の町並みとややもすればミスマッチみたいな建物がぼおんとあるような、そういうふうに感じております。そのときも言いましたけれども、これはJRさんの設計であったり、関連会社の施工であったりということだということをおっしゃっていたんですが、できましたらやっぱり、せっかくまちづくり協議会さん立ち上げられて長年やっておられるので、そこら辺のご意見なんかも反映した建物に今後していただきたいなというふうに考えるところなんですけど、今、そういう意見もまた反映してとおっしゃってましたので、しかるべき時期になりましたら、十分にご検討していただきたいというふうに考えます。 ○藤城光雄委員  中村道踏切、それと自由通路の駅前広場、この辺に総予算的にはどの程度を、概算ですよ、それで結構ですので、その辺ちょっと予定はどの程度見込まれるのか。  それと、中村道踏切の、踏切拡幅されるんですね、これ。内容。へんてこりんな踏切ですから。ここにね、道幅狭いので、ほんで店舗があるんですよね。ここらは何がしの買収か移転か、何かそれは求めないかんのですかね。  それとね、あと1つ、この図面、西側のこの広場の図面を見てまして、この外枠にある青いラインの面積がその該当する範囲なんですか。それとも中に道路の面積と太い枠があるんですが、どこまでがこの用地に係る部分を予定されているんですかね。ちょっとわかりづらいので教えてください。 ○森本都士男都市整備部次長  事業費につきましてですが、今現在、JR西日本と協議を進めているところでございまして、具体的な事業費につきましては、まだお示しするような状況には至っていないというような状況でございます。ただ、例えばですけども、JR玉水駅、井手町さんのほうでされておる事業なんですけれども、そちらのほうではおおむね16億円ということで確認はさせていただいております。  それと、西側の駅前広場なんですけれども、今後、詳細設計等でこういった、今年度末ですかね、先ほどご説明をさせていただきましたけども、今年度末に関係機関との協議を進めさせていただいて、都市計画の案というのを作成させていただきます。その中で具体的な境界といいますか区域というようなことを確定していくものでございますので、一定こういった形でお示しをさせていただいている図面でございます。まだ確定させていただいてないというようなことでご理解をお願いいたします。 ○辻村一哉土木課長  中村道踏切の事業費でございますけども、一般に、今、ずっと過年度からやってますちょうど水度神社踏切とかいったような南側に歩道を設置するという計画で進んでおります。そのような踏切改良では大体やはり1億ぐらいは踏切だけでかかってくるというような状況でございます。それと、中村道踏切は前後の歩道もつなげていかなければいけないということで、今、どんだけの家屋がかかるとかいうところにつきましては、今後、設計していく中ではっきりしてくるんですけども、今のところ極力建物に影響のないような形での南側拡幅というようなことで話を進めておりますので、できるだけ現道を生かした道路改良を行っていきたいと考えております。 ○藤城光雄委員  駅舎の関係は、玉水が一応その16億いう程度やったということに該当するんじゃなかろうかというとこら辺の話と、それと、立ち退きが、中村道踏切ですか、これは踏切改良には1億円ぐらいは今までの参考からいくと必要やと、それと前後に、南側に拡幅をされるということでございますので、当然、ここに事業展開いうか、事業所もありますので、店舗もありますので、こういう点がすとんと線を引くとひっかかってくるのかなと思われますので、この辺の説明、踏切の拡幅のお話はもう既にこういう地域には行っているとして理解していいんですか。これからですか。これからだった。ごめん。ちょっとね、私が以前、こうなる予定がまあまあ、今、話が、混雑するので、危険な箇所やから、踏切がどうのこうのいう拡幅の話があったときに、将来的にはわかりませんが、拡幅されるとどうなるのかねというちょっと問いかけもございましたので、お尋ねしておるとこです。まだわからんということですので、十分仕事されてるとこ等に対しては早目に何らかの対応を出していく必要があると思いますので、その点だけは、これを取りかかれるのはまだ先といえども、早目に何でもやってくださいね。後でやるともめますので、お願いしておきたいと思います。  あと1点だけ、この双方、西東に、東にもタクシーの乗る場所は、コミセンの前で乗ったりされているんですが、西にもロータリー的に自転車置き場とかタクシー乗り場は予定されると理解していいんですか。 ○森本都士男都市整備部次長  西側の駅前広場の機能についてでございますが、そういった機能もできるだけ確保していきたいというふうには考えております。 ○西良倫委員  中村道踏切というのは、大型バスはくるっと行けるのかというのと、それから、駅東側の広場ですね、この破線のところというのは道路だと思うんですけど、ここもくるっと回って中村道踏切と相対するような、南側のところもくるっと回って、全体を通してくるっと駅を囲んで道路は一定バスも回れるというふうにはならないんですか。 ○森本都士男都市整備部次長  中村道踏切から東側の駅前広場へのアクセスなんですけれども、今、大型バスが回れるほどのそういった用地を拡幅して、用地買収をさせていただいて拡幅をするような計画には考えておりません。この中村道踏切につきましては、先ほどご説明させていただきましたとおり、歩道を設置させていただく程度の拡幅をさせていただいて、歩行者の安全を図りたいというふうな計画で考えております。 ○土居一豊副委員長  ちょっと数点お願いします。  16億という金額出ましたけど、この金額のうち、起債できない金額は幾らになりますか。それと、その起債できない金額の支払いは、平成30年から34年にかけて、各年度、どのくらいの金額と見積もっておられますか。  2点目、自由通路に多目的休憩所をつくられる考えは今のところ入ってますか。支援学校の子どもからこういう要望が出てきているんですけど、長池駅のようにただ通路に休憩所だけなのか、そうじゃなくて、多目的の休憩所、将来的にはいろんな活用ができると思うんですけど、この構想はございますか。  3点目、南城陽バイパスができたときに、ここが計画どおり青谷駅の西側を通ったときに、中村道踏切を再度改修する考えはありますか。いや、できてもこのまま直角にせずに、少し斜めになるけどそのまま残す考えで今回1億円使ってやられるのか、もう一度工事される考えか。3点お願いします。 ○森本都士男都市整備部次長  まず1点目の、先ほど玉水駅の事業費、約16億円という中で、起債が充当できないものはということなんですけれども、玉水駅のこの内訳につきましては、どれが起債で当たっているとか、補助金で当たっているかというとこまではちょっと確認はできておりません。ただ、一般的な考え方といたしましては、やはり駅舎ですね、今回、JR、鉄道事業者の財産となり得るそういった駅舎につきましては、起債充当ができないというふうには考えております。  それで、年次割りのそういった事業費につきましても、今現状、まだそこまで、具体的なところまで協議が進んでおらないということで、今現状におきましては、まだお示しすることができないということでご理解をお願いいたしたいと思っております。  もう1点、自由通路に多目的な休憩所の設置はどうかというようなお問い合わせでございますけれども、今現在、この自由通路の施設の内容につきましてもJRと協議中でございまして、なかなか具体的にどういった機能を確保するとか、そこまではまだ至っておらないというような状況でございますので、その辺もご理解お願いいたしたいと思っております。ただ、長池駅同様、通路にありますベンチとか、そういった附属物といいますか、そういったことは確保してまいりたいなというふうには考えているところでございます。 ○辻村一哉土木課長  中村道踏切の南城陽バイパスができてからまた改良するのかという問いかけでございますが、バイパスができますと、鉄道を、立体交差か地下かということになりますけども、横断する形でなります。それに伴いまして、また中村道踏切を改良するということは、今、考えておりません。 ○土居一豊副委員長  最後の、考えてないことはわかりました。  自由通路につきましては、あそこは支援学校の子どもさんがよく電車を利用してます。今でもおりてきた子どもさん、電車待ちの間、また帰るときなんかは、雨が降っているときなど、休憩する場所もない。今現状ありませんからね。それで、長池駅のようにベンチ等をつくるということですけど、ぜひあそこに、あそこの学校は、将来ともにあの学校はずっとあると思うんですよ。そう思えば、多目的な休憩所を、支援学校は京都府の関係もありますので、できれば京都府とも打ち合わせして、少し補助金をもらうとか、ちょっとした子どもたちがあそこで休んで、休んでいる間勉強できるとか、将来的には青谷の物産を販売できるように、多目的の休憩所をつくっておけば、後でいろいろ利用できると思うんですよ。ぜひ検討の1つに入れていただきたいなと思います。  次に、起債ができない負担金、まだ示せないということですけど、文パルのセール・アンド・リースバックで青谷の駅舎に使うというお金を出しておきながら、ここで担当の皆さんが示せないということはないでしょう。金額を出してください。 ○森本都士男都市整備部次長  申しわけございません。非常に申しわけございません。超概算なんですけれども、約7億円ぐらいが駅舎にかかるという、今、試算はさせていただいております。 ○土居一豊副委員長  副市長に申し上げます。片一方はセール・アンド・リースバックで青谷駅の駅舎整備に何億必要ですと言ってもう既にされている。担当は皆さんのところですよ。その皆さんが駅整備において今報告されて、いや、金額、すぐには即答できない。じゃあセール・アンド・リースバックで出している金額はどこがもとになってつくったの。本来、皆さんが作業して、その積み上げが出てきて、またいろんな打ち合わせしていると思うんです。その中において新聞報道に出ている金額が出てきているんじゃないですか。あの金額はどこが出したの。非常に信頼性のない金額になってしまいますよ。これからいろんな議論がこの一般質問で入っていくと思いますけど、今の答弁で全く青谷の駅舎整備に関する金額は、信頼性のない金額が今まで報道に出とるよと捉えられますが、副市長、ご見解いかがですか。 ○今西仲雄副市長  確かにデータをきちんとお持ちしておらなかったということについては申しわけなく思っておりますんですけれども、いずれにしましても、駅舎部分については、先ほどもご答弁させていただいたように、JRのものになるということで、一般的な形で大体、今までの玉水やとかいろいろなところのやつを参考にする中で、大体これぐらいであろうということで、財政当局のほうと相談をさせていただいておると思いますけれども、具体的に幾らの数字を入れたということについてのデータを今ちょっと持ち合わせておりませんので、そのあたりについてはしっかり確認もしておきたいというふうに考えております。 ○土居一豊副委員長  一応ここは7億円として承っておきます。もし休憩した後で資料見て訂正がありましたら後で訂正してください。 ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  それでは、1時30分まで休憩いたします。           午後0時35分 休憩         ─────────────           午後1時30分 再開 ○小松原一哉委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  都市整備部より午前中の答弁の訂正の申し出がありましたので、それを認めます。 ○森島正泰都市整備部長  失礼いたします。先ほど起債充当ができない青谷駅舎の額を7億円と申しましたけれども、正確には6億5,000万円でございましたので、訂正して、おわび申し上げます。  なお、内訳についてでございますけれども、平成29年度が基本設計で3,000万、平成30年度が詳細設計で2,000万、31年度は飛びまして、32年度と33年度、この2カ年の工事費がそれぞれ3億円、合計いたしまして6億5,000万円で見込んでいるところでございます。 ○土居一豊副委員長  副市長に申し上げます。今、セール・アンド・リースバックに関して、行政も議会も市民の方も関心を持っているがゆえに、いろんな数字が出てきたときに、その細部がどうなっているとか、一度聞いた数字に関心持って次のことに行くと思います。だからそれぞれ数字が、もう出てる分がありますので、少なくとも行政の中においては、それぞれ横の連携をしっかりしていただいて、やはり答えるべきところにおいては、財政だけじゃなくて、それぞれの課、担当のところにおいても同じ考えでもってできるように、横の連携をしっかり図ってください。それがイコール市民の方に対する信頼を得られる1つのもとではないのかな。私たち議会としても皆さんから話をいただくことについて、一貫性があるということになりますけど、もし違いが出てくれば、もとの数字がどうなっているの。そしたら全てのものが信頼性がなくなってまいりますので、注意をしていただきたいと思います。 ○小松原一哉委員長  それでは、説明員の交代をお願いいたします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  それでは、まちづくり活性部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (2)青谷方面乗合タクシー試験運行についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市政策課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、青谷方面乗合タクシー試験運行につきましてご報告させていただきます。  まず、1ページ目の1、今回の試験運行の案を作成いたしました経緯についてご説明いたします。  平成26年度に開催されました城陽未来まちづくり会議におきまして、高齢社会における公共交通のあり方とのテーマで議論いただきまして、学識経験者や市民代表等によります専門的な検討の場が必要であるとの意見がございました。これを踏まえまして、平成27年度に交通政策や福祉分野の学識経験者、交通事業者、市民代表等から構成されます城陽市高齢化社会における地域交通のあり方検討有識者会議を設置いたしまして、ご議論いただき、とるべく施策の方向づけをいたしましたところ、既存のバス路線がない地域であります青谷校区で施策を検討すべきとの提言をいただきました。そして、これまで事業所が運行されている送迎バス等を利用させていただくことや、地域の皆様による自主運行等の検討を行いましたが、実施が困難となりましたことから、市内部で検討を行ってまいりました。その結果といたしまして、今回報告いたします案により試験運行を行いまして、あわせて需要を見定めることとした次第でございます。  続きまして、2、事業の概要(案)についてご説明いたします。  なお、本日ご説明の案の作成の経過につきましては、これまでの経過を踏まえまして、市のたたき案を一度作成し、その案につきまして、先月、11月10日の金曜日、11日土曜日、14日火曜日の3回、地元説明会を行いましたところ、幾つかご意見をいただきましたことから、このうち一部案を修正いたしましたものが本日報告させていただく案でございます。  それでは、(1)事業の目的につきましては、青谷地域、観音堂地域、長池地域にお住まいの方に対しまして、公共施設、鉄道駅、商業施設への移動手段をご提供するものでございます。  なお、後ほどご説明いたしますとおり、目標乗車人数を設定いたしまして、以降の運行継続を判断いたしますことから、試験運行という形でやっていきます。  次に、(2)今回使用いたします車両につきましては、一般的なタクシーであります乗客定員が4名となるセダン型のタクシーでございます。  次、(3)運行形態といたしましては、決められた時間に決められたルートを走行します定時定路線型となります。なお、乗車定員に達しまして積み残しが発生する場合には、無線により追加のタクシーをその停留所に呼ぶことといたします。  (4)運行する頻度といたしましては、毎週火曜日と木曜日の週2日で、1日につき3往復の6便となります。  次、(5)運行ルートといたしましては、4ページ目のA3折り畳みの新路線図(案)を見ていただきまして、まず、南側は京都京阪バス株式会社が運行しております一般路線の新田辺宇治田原線の多賀口のバス停から、北側につきましては城陽市役所を結びますルートとしております。停留所とダイヤにつきましては、4ページ目の図と3ページ目の時刻表にございますとおり、地元からご要望いただきました行き先であります市役所、近鉄富野荘駅、文化パルク城陽、アル・プラザ城陽も踏まえまして、直接またはほかの交通手段との接続を考え設定しておるところでございます。  次に、2ページ目をお願いいたします。(6)運賃につきましては、城陽さんさんバスと同じとしております。中学生以上が大人料金の150円、小学生が80円、学校に上がる前の1歳以上の幼児につきましては、大人等の同伴があれば2名まで無料、幼児のみの単独乗車につきましては80円、1歳未満の乳児は無料、障がい者割引もございまして80円となります。  次に、(7)利用制限につきましては、今回の試験運行の目的が青谷地域、観音堂地域、長池地域にお住まいの方の交通手段の確保としておりますことから、4ページ目の図の左下をごらんいただきまして、停留所でいいますと、城陽郵便局、保健センター、アル・プラザ城陽西口につきましては、寺田方面行きの便では降車のみで乗ることができない。逆に、青谷方面行きの便では、乗車のみでおりることができないという制限を設けております。これは、この区間での自由な乗りおりに制限を設けることで、今回の運行目的を達成することを狙ったものでございます。
     次に、(8)目標とする乗車人数と運行継続の判断でございますが、試験運行以降も運行を継続するための乗車人数として、1便当たりの平均乗車人数を3人以上としております。  なお、運行継続を判断する時期といたしましては、さらに翌年度であります平成31年度の運行費用の予算計上のために、平成30年11月末としております。  次に、(9)今回の試験運行を開始する時期でございますが、平成30年、来年の6月を予定しております。運行開始までの工程といたしましては、今後、地域公共交通会議で今回の案の説明を行いました後、警察や道路管理者等の関係機関との協議、運行事業者の決定、停留所設置のための地権者協議等の事務を行います。その後、改めて地域公共交通会議で協議を行い、同意を得まして、運行事業者により運輸局への申請を行い、許可が出次第、運行開始となります。  以上によりまして、試験運行を実施してまいりたいと考えております。  これで報告を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。 ○若山憲子委員  済みません。この青谷方面への乗り合いタクシーの試験運行の件ですけれど、地元のご意見を踏まえて一部修正ということがありましたよね。それと3回説明会をしておられるということで、そこで出た意見なんかを教えていただけますか。 ○立木克也都市政策課長  まず、先ほどの説明資料の一番最後のA3の路線図を見ていただきまして、当初、一番南側の停留所でございますが、今現在、多賀口のバス停としておりますが、当初はもう一つ北側、サークルKの付近ということで設定を考えておりました。これにつきましては、先ほど申しました一般路線、田辺から田原への一般路線の多賀口のバス停への乗り継ぎも可能ということで、サークルKまでということで設定しておったんですが、その間、南に向いてかなりの上り坂になっておるということもございまして、もうちょっと何とかならないかというようなご意見ございまして、そこで、多賀口のバス停もございますので、そこまで延ばさせていただいたというところがまず変更点の1つでございます。  それと、もう一つの路線の変更点でございますと、もともとJR長池駅とアル・プラザとの間で今現在さんさんバスのバス停がございますが、長池駅口というバス停を停留所としておりました。アル・プラザと長池駅はとまらない。長池駅口でとまると。長池駅口ですと、アル・プラに行くにも道路渡って行けますし、駅にも一定歩いて行けるということで、そこを設定しておったんですが、アル・プラザに買い物に行く場合に、高齢者の方がやはり国道を渡るということもございまして、何とか直接行けるような方法はないかということがご意見あったのと、あと、JR長池駅の北側の住宅地の方が、このときは長池駅口までで乗降の制限を設けておりましたので、その北側の団地の方がこのタクシーに乗る場合に長池まで一旦戻って、それから乗って市役所方面に行かなければならないというようなご意見もございましたので、そこら辺を勘案しまして、長池駅口をやめて長池駅とアル・プラザという形にさせていただいたというところでございます。  その他、ご意見としましては、例えばジャンボタクシーみたいにならないのか、バスにならないのかというご意見もございました。あと、文化パルクに直接行きたい、あとお医者さんに行きたいというような声もたくさんあったんですが、市としましては、あくまで試験運行というところもございますし、市役所なり保健センターというところを1つの行き先という形で設定しておりますので、この形で一旦試験運行という形でいかせていただきたいというところでこの案にしております。 ○若山憲子委員  一旦試験運転ということで、バスの場合だったらね、よく、何ていうのかな、停留所1つふやしたら運行経費かかりますよという考え方じゃないですか。延伸してくださいと言ったら、ちょっとこれ、タクシーやし、その辺のところがどうなるのかわかりませんけれど、バスのときによく延伸とか希望を出すと、経費がかかりますよということで、なかなか延伸ということにはならへんのですけれど、今回、当然住民の声を聞いていただいて変えられたということは、すごくいいことやと思うんですけれど、そのときに、さんさんバスなんかの場合やったらそういう議論がそちらのほうからよく出てくるんですけれど、今回はそういうことは全然勘案されずに、例えば試行運転でされるので、住民の方からそういう要望が出た場合は、その利便性を考えたら、即変えられたということでいいんですかね。そういう内部の経費との関係での議論なんかはなかったんですか、このバスに関してはそういう意味での。 ○立木克也都市政策課長  先ほど申しました、当初、地域の方に示させていただいた案と今回のお示しさせていただいている案、確かに終点というか、サークルKから多賀口の部分は多少延長は延びております。ただ、そこにつきましては、どうしてもご存じのとおり坂道かなり上っていただかなければならないということと、極端に経費が上がるというほど離れた距離ではないというところと、あと、アル・プラザ、今回入るという形で示しているんですが、もともとアル・プラのほうを通らずに、南部コミセンの前を通って12号線を北上するというルートを示させていただいてました。ただ、南部コミセン、直接行きたいという声もない中で、アル・プラザさんは中を通っても構わないという声もいただきましたので、この分は距離若干短くなっております。トータルしますと多少延びているんですが、それほど経費的に上がるという内容ではございませんというところです。 ○若山憲子委員  延びて、経費がトータルして変わりないということで、トータルで上がったとしても、住民の要望に応えられることはいいことなんです。ただ、今までの議論からいうと、そういうことがあんまり問題にならないということやったら、例えば今回はこれ、青谷地域での公共交通のあり方ということで、当初、自主運行なんかも議論されたけれど、やっぱり地元からそういう声が出て、さんさんバスとか自主運行というのはちょっとできなかって、この新たな形ということになったと思うんですけれど、それでいうと、これ試行ですからあれですけれど、これにかかわる費用ってたしか補正で200万でしたかね、計上されておられたと思うんですけどね、その枠でいうと、例えばこれ、人数が3人を切ったらあかんし、ほんでたくさんやったら、4人以上やったらまた新たな便が来るということで、予算というか、お金の部分に重点を置いてではなくて、住民の利便性ということで今後も、3人のところは当然経費のことがかかってきていると思うんですけどね、廃止の基準という形で設けてはるのはね、そこは今後もそういう考え方でいかれるというように理解をしたらいいんですか。トータルではそんなには多くはなかったので、短くなるところと長くなるところはあったけれど、住民の要望に即したということでね。それでいうと、今までみたいにバス路線やったら延伸も、1駅延ばしたらこんだけかかりますよという言い方ではなくて、そこはある一定柔軟に対応をされるというように理解をしたらいいんですか。この路線はこのままですけれどね、今後のあり方としてはどんなふうに理解したらいいんですか。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  まず、ちょっと今、1つ、路線の説明会後に若干見直したというところでございますが、もともとの市案の説明でいきますと、青谷のこの地域から商業施設を経由して市役所、保健センターへの公共施設への動線というところで、もともと青谷地区を走ってました路線バスの停留所、これ以前からなじみがある場所ですので、ここにお住まいの方がご承知のところであるだろうというところで一応そういう設定をさせていただいて、一番南の場所につきましては、サークルKのところの部分につきましては、当然ここ起終点になりますので、若干待っていただかないけないとか、あと車両が一時待機しなければいけないというような条件がございますので、まずはこのサークルKのこの部分、当然ここの事業所さんにご協力いただかなあかん部分はあるんですが、そういう設定の案でお示しさせていただいたときに、やはり説明会に来られた方というのは高齢の方が非常に多くて、もともとはもう少し国立病院のほうまで延ばせないかという意見も実際のところありました。しかしながら、ここは宇治田原と新田辺へ行く路線バスの系統にはなりますので、競合路線になってきますことから、ここを走らすということはまずできないと。しかしながら、先ほど立木課長のほうから説明ありましたとおり、やはりサークルKから南に行く部分の上り坂が非常にしんどいんやというご意見が結構数多くいただいた中で、まずはルート案のご説明をさせていただいた中で、そういう競合とか、かぶらない部分の中で処理できる範囲であれば、できるだけ地元の実際使っていただく方のご要望に沿えるようなところはないかというところで今回見直したところでございます。  それと、アル・プラザの西口の部分も、こちらのほうにつきましては、現在、今、さんさんバスというのは、南口のほうにさんさんバス入りまして、そこからもう一度同じように水主長池線のほうに出ていくというルートを通っておるんですが、今回走らせますのはタクシーになりますので、さんさんバスは、例えば特招会のときとかは非常に駐車場が渋滞しますことから、係員が立った中で、違う出口から出ていくというような形で円滑な定時の運行を行っているところですが、今回、タクシーになりますと、同じ場所に入りますと、やはり特招会とかで駐車場が渋滞してますと、ここから先の時間が非常に厳しいという中で、アル・プラザさんのほうとご相談させていただいた結果、西口のほうで、安全な場所で乗りおりしていただいて、そこから混まないというか、ショートカットするような形の動線で走らせていただくという協議が調ったというところから、そのあたりはちょっと柔軟に見直しをかけたというのが今回の案でございます。 ○若山憲子委員  わかりました。住民の方のご要望聞いて、ある一定柔軟な対応をされたということですよね。  それと、ちょっとお聞きをしている中ではやっぱり3人乗らなかったら廃止という基準ね。さんさんバスの基準というふうにおっしゃってたと思いますけれど、そのことについては地元では意見出なかったんですか。私のほうにはちょっとやっぱり大変やという声聞いているんですけどね。それを1点教えていただきたいのと、このバス路線ね、例えば先ほど山城青谷駅周辺整備事業の取り組みがあって、西口は大型車も入るということで新たな開発が進められるんですけれど、駅のバリアフリー化との関係ですけれど、それでいうと、この今のタクシーですよね、駅の整備をされるときにはどんなふうになるんですかね。教えてください。 ○立木克也都市政策課長  まず、3人という目標人数につきまして、確かに地元での説明会の中では厳しいのではないかというお声はいただいております。ただ、市としましても、3人目標、どういう理由でというか、どういうことで定めたのかということなんですけども、まず、城陽団地循環線が昔さんさんバス走ってたときに、平均2.6とか2.7人だという時点で、市としましても乗っていただかないとなかなか続けられませんという広報なりもさせていただいた中で、やはり乗車率もなかなか伸びなかって廃止しているということもございますし、あと、あくまで試算なんですけども、市役所までどれぐらいの方が利用されるだろうというところを試算しました。それはさんさんバスの市役所前のバス停で年間利用される人数からその沿線の人数、人口で割り返した数字を青谷側の路線の沿線人口で割り返したところ、週2日の1日3往復のこの人数で割り返して、1便どれぐらいだろうというところを出させていただきまして、2.5人、2.6人という方が乗られるだろうという推計値を出しました。それプラス、当然途中にアル・プラなりがございますので、3人という数字は達成可能だろうというような形で考えております。  あと、今回、あくまで市の事業ですけども、費用的なところもやはり全く無視するというわけにもいきませんので、さんさんバスの年間当たりの利用者1人当たりの経費につきましては毎年度毎年度ご報告させていただいてますけども、1人当たり240円から250円という額が出ておる中で、今回このタクシー走らせまして、1人当たりの経費というのは3人乗っていただいたとして大体590円前後という費用になってきますので、市としては、これ既にもう2.何倍という数字になりますので、これ以上下回るというのはなかなか厳しいかなというところで、3人という形で設定させていただいております。 ○若山憲子委員  市の試算はわかったんですけど、推計されて、青谷沿線沿いで割り戻すと2.5から2.6という中で、アル・プラがあるしということで上乗せをされたということですけど、そのことについて、当然地元説明会では声が出て、そういう行政の基準というのを説明されたと思うんですけれどね、地元の方はそれでわかりましたということになったのか、その辺はどうなんですか。  それと先ほどお聞きした青谷駅の周辺整備事業が、これが完了したときに、この事業ですよね、どうなるんですか。これはこのままの、まあまあ続いているとしてね、3人乗っておられるという大前提のもとですけれど、この形で継続をされるのか、この駅前の整備が進んだらバスが入れるようになると思うんですけれどね、先ほど言ってはったように、白坂なんかのところではそういう公共交通の充実をという声があったと思うんですけれど、その辺はどうなっていくんですかね。教えてください。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  まず、3人の人数設定ですが、3回説明会開催させていただきまして、やはり3人、非常にちょっとハードルが高いなとかいうようなご意見もいただいたところはあります。しかしながら、先ほど説明しましたとおり、要望いただいている中で、試算しますとこれぐらいの方の利用が見込めるということが考えられるという説明の中で、やはり要望いただいた以上、乗っていただくと、利用していただきたいという私どもの思いがあります。そういった中で、説明していく中で、初日の説明会の中では最後には、いろいろと改善点とか、そういう意見、要望というのは出たところやけど、しっかり地元として利用していこうというような前向きな意見もいただいたところでございますので、今回試験運行させていただく中で、やはりこれが完全な本当に利用しやすいような状況かどうかというのも、これも試行になってまいりますので、この期間の間でいろいろなところというのを精査、検討というのか、見ていきたいというふうには考えているところでございます。  それと、青谷駅の周辺整備の関係で、最終的に整備がされるとバスが入れるような状況になるという中では当然これ、青谷駅だけではございませんし、東部丘陵地等のまちづくりが進んでいく中で、最終的にどういう公共交通網というのか、要するにバス路線網というのをどうやっていくべきかというのを白坂開発も含めて検討していくというところでございますので、まず、今回というのは、これは青谷地域からの交通の確保というところの観点から試験運行を始めさせていただきたいというふうに考えております。 ○若山憲子委員  駅前整備ができてからの最初の交通網については今後検討ということで、今の時点ではということであったと思うんですけど、そしたら試行運転のとき、例えば6月から始められて11月ですよね。で、その次の年度の予算でどうするかを決めるということだと思うんですけどね、この計画でいったらね、例えば3人を切ったというその数字だけですぐにこれはだめですよという言い方になるのか、そのことについて、また住民の説明会をね、例えば城陽団地のバスの廃止のときあったじゃないですか。そういう形でまた住民の声を聞く。例えばこのバスであったら、3人、2.9でもいいですけれど、そういう状況が続きましたのでということで説明をして返されるのか、もうその数字だけをもって即もう予算から削除するというお考えなのか、そこだけ教えてください。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  まずこれ、最初の試行の段階で説明させていただいて、そのときの説明会の中でも意見が出てました。半年たって、トータルでもう行かへんかったから急にやめというのはちょっと厳しいよという話もいただいてます。私どもも当然そういうふうに思っておりますので、定期的に現在の利用状況というのを、どういう形になるかわかりませんけど、地元のほうにはお知らせしていく中で、今の利用状況というのをきっちり伝えていくと。それと、半年後ですが、この試験運行が終わる段階において、その試験運行期間のまとめというのか、今後の見通し等を含めて再度説明をさせていただく場が必要やというふうには考えております。 ○若山憲子委員  わかりました。定期的に利用状況を双方でやりとりするということと、まとめをして、その見直しの結果は説明の場を設けるということでそしたら理解しといたらいいんですね。それはぜひそうしていただきたいと思うんです。数字だけで、予算上のことだけでというのであれば、ここまで地域と話し合ってこれを進めるに至られたことがすごく逆に言うたら、住民の方からしたら、せっかくあれしてたのに、なくなるということについてはもっと大きな不満が出ると思いますのでね、そこはよろしくお願いしたいと思います。 ○相原佳代子委員  市民要望の中でも公共交通の利便性の向上というのは一番高いところにあるのかなと思いまして、青谷地域の方々もさんさんバスの延伸についてはかねてからずっとこの方、要望されておられたと。その中で、あり方検討有識者会議の中で今回新たな交通手段ということで、今回のこの試験運行に至ったかと思います。その中で、ちょっと先ほどもありましたが、この運営経費の内訳ですね、ちょっとそれをまず聞かせていただきたいと思うんですけど、どうでしょうか。 ○立木克也都市政策課長  内訳でございますが、先ほども申しましたように、今回、およそ6月からスタートして年度内、約10カ月というところで、あくまでまだ概算的なところですけども、走らせる経費としましてはおよそ130万から140万ぐらいというところです。そこから一応平均3人乗車していただくというところで、100万から110万ぐらい差し引きかかるという計算でございます。 ○相原佳代子委員  そうしましたら、タクシーの会社と契約されてということになるかと思うんですけれども、実際には具体的にそういう会社との契約という行為というのはもうされているんですかね。 ○立木克也都市政策課長  事業者につきましてはこれから決定していくところでございます。 ○相原佳代子委員  タクシー会社もあんまり遠いところでは、この期間、区間を走っていただけるわけですので、地域の割合近くの、何店舗かあると思うんですけど、その中になるのかなというふうに考えるんですけど、それはこれからということなんですね。わかりました。またご報告いただきたいと思います。  それとあと、運行の頻度が毎週火曜日、木曜日、週2回、そして1日3往復ということですけれども、これが出てきたのは、毎日ではなくて、さんさんバスやったら毎日走ってますけれども、この火曜、木曜を選ばれたというのはどんな考えですか。 ○立木克也都市政策課長  週のうち火曜日、木曜日という理由なんですけども、このルートの中で、保健センターが途中あるんですけども、保健センターご利用になられるだろうという予測としましては、若いお母さんが小さなお子様を連れて乳幼児健診に行かれるということも想定の中にございますので、保健センターで行われてます乳幼児健診というのは、今、4年代、3カ月、8カ月、1歳8カ月、3歳と、この4年代ございます。これは全て週2日行われているんですけども、それを全てどこかに行けるようにという、曜日でいきますと火曜日、木曜日という形でいきますと、どれかに必ず行けるという形になっておりますので、一応火、木という形で設定させていただいております。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  週2日しか走らせないのはというご質問でございますが、確かに利便性だけを考えると毎日走っているのにこしたことはないんですが、一定経費の関係もございますし、あと、今回、目的地としておりますのが市役所とか保健センターの公共施設と、それと商業施設への立ち寄りという部分が、大きく分けたらそういうような部分がございますので、今回、試験運行の中で火曜、木曜と設定しておりますので、これ説明会の中でもこういう話は出てたんですが、できましたらこの火曜日、木曜日にそれらの用事をあわせていってご利用いただければ、非常に利便性の高い移動方法になるのではないかというちょっとご提案というのか、そういう説明をさせていただいているというところでございます。 ○相原佳代子委員  ちょっと何かその指針、指標というか、利用者側からしたら、こういう方々がいらっしゃるのは、そのターゲットですよね、も考えての今回のルートであったりとか、そういう時間とか日程を決められたことになっていくのかなというふうに思いながら、これちょっと見させていただいているわけなんですけれども。まあまあこれ長池、観音堂、そして青谷方面ということでございますので、既定路線として今まで京阪バスが走っていたというところを大体なぞられているのかなというふうに考えるわけでございますが。  そしたら、実際。先ほど費用のほうで、週2回というようなことが出てましたけれども、このタクシーがたくさん乗られるようなことがあって、そしてまた、平均3名以上というのが確約というか、確保できるという見通しがつけば、もっとふやすというような考えもおありなんですか。週、例えば3日、4日としていくのかとかね、時間とか、そこら辺ですね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  今の設定でいきますと、ああ、今の設定といいますか、今の考えでいきますと、1台乗車が定員オーバーになれば、すぐに無線でもう1台駆けつけるという対応を考えております。  これも試験運行をしていく中で、その利用状況というのを実際見ていくことになると思うんですが、それが仮に、既にもうタクシーが何台も何台も常にいるような、並んで走らなあかんような状況になってくるとすれば、当然、またその辺の利用形態に合わせた選択というのも、検討というのも出てまいりますし、ちょっとそこの辺を全部含めて試験運行の中では見きわめていきたいなというふうには考えているというところでございます。 ○相原佳代子委員  ちょっと私も質問の仕方がおかしかったんですけれども。タクシー乗って、そこに4名以上でしたかね。乗られるのは4名までか。5人並んではったら次のタクシーを呼ぶということになるわけなんですよね。そこの辺の時間差みたいなものはできてくるかと思うんですけど、それはそれだけで、またタクシー次の、後続のタクシーも次のところでまた待つんですか。どんなふうになるんですか、それ。1台目は普通に既定で走ってきますよね。そこから、次また頼みますっていうて、新たに頼みますよね。そしたら、そのタクシーはそこへまた行ってとまったりするんですか。どんなふうな形なるんですか。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  例えば1つのバス停で、バス停というか停留所で、タクシーが来たときに6名のお客様がお待ちになってたとしたら、既にこれはもう1台で乗り切れませんので、これは先着順になると思いますが、まず4名乗っていただいて、あと2名の方は、その今着きましたタクシーがすぐに無線で後続のタクシーを呼ぶと。若干そこでお待ちいただかなければいけないということになりますが、すぐに、できるだけ早急に後ろから違うタクシーが駆けつけて、その2名の方を乗せて同じ路線を走っていくと。 ○相原佳代子委員  それはわかってます。済みません、ちょっと私が言った質問はそうではなくて。それは先ほどの答弁からわかってるんですけれども、後で来たタクシーですよね。そのタクシーは、もうすっと行く、その人の、また同じように次のところ。次のところ、停留所へ行くんですかという問題。それでまたずっと行く。ほな、行かはるまで。最後までそれでいくんやね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  はい、基本は、その後ろで並走していくような形になりますが、前の車のお客さんがどこでおりられるかというところになります。だから、前のお客さんが例えば長池のところで、もう全員おりられたとしたら、その車は空車になりますので、ならその後ろの2名乗っておられる方が仮に市役所まで行かれるんであれば、その後ろに乗っておられる車がその路線を走っていくというような形にはなるとは思うんですけど、ちょっとそこの利用客がどこまで利用されるのかというので対応していくというようなやり方になってくると思います。 ○相原佳代子委員  なるほど。その全体のイメージがちょっとわかりかねたので、今、質問させていただいたんですけれども。そのあたりですよね。今、久御山でしたかね、宇治でしたかね、もうされているかと思いますので、そのあたりのほうの状況なんかも聞かれながら、ちょっとせっかく新しくされる取り組みで、青谷方面の方々は待ちに待っておられたと思いますので、何とかうまいこといくように、そういったご意見なんかも反映させれるような形でやっていっていただきたいというふうに考えます。 ○小松原一哉委員長  ほかに質疑はございますか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  なければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いいたします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  (3)城陽市都市計画マスタープラン案についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市政策課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、城陽市都市計画マスタープラン案につきましてご報告いたします。  まず、1の城陽市都市計画マスタープランの策定経過についてご説明いたします。都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2に示される、市町村の都市計画に関する基本的な方針を定めるものでございまして、本市におきましては、平成6年10月の第2次城陽市総合計画の策定を受けまして平成14年3月に策定しまして、その後、21年3月に改定を行ったものであります。  次に、見直しの背景でありますが、現在、我が国におきましては、人口減少、少子高齢化のさらなる進行、地方創生の推進に向けた取り組みの開始、東日本大震災や熊本地震の発生に伴う危機・防災意識の高まりなど、社会情勢や国民意識は大きく変化しております。  一方、本市におきましては、新名神高速道路の平成35年度全線供用開始という大きな好機を生かしまして、東部丘陵地の土地利用、JR奈良線の複線化等、新たなまちづくりに向けて大きな転換点を迎えるとともに、まちの魅力発信や人を呼び込むまちづくりの推進が重要となっております。  また、平成28年5月に京都府におかれまして、上位計画である宇治都市計画都市計画の整備、開発及び保全の方針、いわゆる宇治都市計画区域マスタープランが改定されました。また、平成29年3月に本市の上位計画でございます第4次城陽市総合計画が策定されたことから、これらの背景を踏まえまして、現在の城陽市都市計画マスタープランを総合的、計画的なまちづくりの観点から見直しを行うものでございます。  次に、3、城陽市都市計画マスタープラン案の主な事項につきまして、別添の説明資料に基づきご説明いたします。  城陽市都市計画マスタープラン見直しに向けて(説明資料)のほうをお願いいたします。この資料につきましては、もう一つの資料でございます城陽市都市計画マスタープラン案をもとに、説明用にまとめたものでございます。  それでは、説明資料の1ページをお願いいたします。下段にマスタープランの構成を示しておりまして、第1章から第6章までの構成となっております。  第1章におきましては、本都市計画マスタープランの改定背景について記載しております。第2章につきましては、本市の現状整理を行っております。第3章では城陽市の目指すべき将来像について、第4章においては本市のまちづくりの全体方針を定め、第5章で地域別のまちづくり方針を定めております。最後に、第6章において、まちづくりの推進方策を定めております。  それでは、4ページをお願いいたします。ページ上段、第1章、1の3、本計画の役割についてご説明いたします。  まず、まちの将来像を具体的に示すものでございます。次に、まちづくりの具体的な整備の方針を示すものでございます。次に、まちづくりへの市民の協力や参加を促すものであります。次に、地域ごとのまちづくりの基本的な方向を示すものでございます。  ページ下段、1の4、計画の条件につきましてご説明いたします。本計画の目標年次につきましては、第4次城陽市総合計画の考え方を受けまして、将来の都市像を実現する長期目標とし、平成39年度に設定いたします。  次に、5ページをお願いいたします。第2章、城陽市の現状整理でございます。  まず、ページ下段、2の1、社会の潮流につきましては、人口減少・少子高齢社会の到来、地方創生の推進、災害リスクの高まりと社会インフラの老朽化などが上げられております。  次に、6ページから14ページの上段にかけまして、本市の現状分析を記載しております。  まず、6ページをお願いいたします。ページの下段、本市の人口につきましては、平成7年をピークとしまして年々減少傾向にありまして、また、高齢化率につきましても京都全体の平均と比べて高い状況にあります。  次に、9ページをお願いいたします。ページ上段、平成35年度に新名神高速道路の全線開通が予定されているなど、交通利便性の向上が見込まれてはいるものの、10ページ上段にありますとおり、市内道路の交差点や一部区間においては慢性的な渋滞が発生している箇所がございます。  次に、飛びますが、14ページをお願いいたします。ページ上段、本市においては、地域資源といたしまして、古墳などの歴史資源や青谷梅林などの自然資源などが多く存在しており、また、四季を通じてイベントも開催され、市外からも観光客が訪れている状況であります。  次に、15ページをお願いいたします。平成27年度の市民意識調査の結果でございます。  ページ上段、都市基盤整備の必要性につきまして、道路の整備、河川・排水路の整備、歩道と車道の分離、駅周辺の整備、近鉄と道路との立体交差化について、5割以上の方がとても必要、または必要と回答されております。  次に、ページ下段、生活環境整備の必要性につきまして、まちの環境美化、防災・防火活動の充実、交通安全対策、地下水保全対策について、5割以上の方がとても必要、または必要と回答されております。  次に、16ページをお願いいたします。ページ上段、主な上位計画に基づくまちづくりの方針について記載しており、新名神高速道路の全線開通によるインパクトを生かしたまちづくり、鉄道駅周辺のまちづくりなどが上げられております。  次に、ページ下段、ここまで整理いたしました本市における現状を踏まえまして、3つの視点を定め、課題の整理を行いました。  1つ目の視点といたしまして、広域交通ネットワークの整備という大きな契機を生かすこと、2つ目の視点といたしまして、市民にとって住みよいだけでなく、来訪者にとっても住みたくなるまちづくりを進めること、3つ目の視点といたしましては、多様で豊富な地域資源を保全・活用したまちづくりを進めることとしております。  次に、17ページをお願いいたします。第3章、城陽市の目指すべき将来像でございます。  ページ下段、第4次総合計画において設定している本市の将来像である、歴史と未来をつなぎ、人を育む緑のまち城陽を基本とし、3つの基本方針を設定いたしました。  1つ目が、広域交通ネットワーク整備のインパクトを生かしたまちのにぎわいの創出、2つ目が、市民の快適で安全な生活を実現する良好な都市環境の創出、3つ目が、豊富な地域資源の保全・活用によるまちの魅力の創出としております。  次に、18ページをお願いいたします。ページ上段、都市構造の考え方についてご説明いたします。まずは、まちづくりの基本方針に基づき、本市における都市構造を構成する要素を設定いたしました。新名神高速道路の全線開通に伴い、東西方向に大きな人、物の流れが形成され、広域交通ネットワークにおける主要な区域は、そのインパクトを生かした都市機能の集積を図り、まちのにぎわい創出をするための広域交流拠点と位置づけます。  次に、鉄道駅周辺のような居住エリアの核となる区域を、地域住民の生活利便性の維持向上のための役割を担う地域生活拠点と位置づけます。次に、公共施設が集積しているJR城陽駅から近鉄寺田駅にかけての区域は、市民生活の維持向上のための役割を担う中枢機能集積拠点と位置づけます。  また、東部に広がる丘陵地や木津川などの豊かな自然や市街地に広がる農地などの地域資源が市街地と調和した良好なまちづくりを進めることで、本市の魅力を保ち、市民の愛着を高めることを目指します。  これら都市構造を構成する要素を有機的な交通ネットワークで接続し、人、物の流れを形成するものと考え、ページ下段においては、都市構造概念図としてまとめております。  その都市構造の考え方をもとに、19ページ上段において、本市の将来都市構造を設定しております。それぞれの拠点を設定し、また、本市を東西に横断する新名神高速道路を本市の都市構造の大動脈とし、広域交流軸として設定します。その他、京奈和自動車道、国道24号、国道307号、府道城陽宇治線などは、本市と近隣都市を結ぶ地域交流軸として設定いたします。  次に、ページ下段、将来都市フレームについてでございます。人口フレームにつきましては、第4次総合計画における目標の人口が平成38年で7万5,000人としており、それを踏襲し、目標年次である平成39年度においても7万5,000人を目標人口として設定いたします。  また、市街地フレームにつきましては、東部丘陵地整備計画見直し版における第2次計画にあわせたフレームとして定めております。  次に、20ページをお願いいたします。第4章、まちづくりの全体方針でございます。ページ下段、土地利用方針につきましてご説明いたします。  市域全体に8つのゾーンを定め、さらにその中に東部丘陵地整備計画対象エリアと、先ほど説明いたしました3つの拠点を設定しております。  この中の主なものにつきましてご説明いたします。  まず、赤色の広域商業ゾーンにつきましては、整備予定のスマートインターチェンジのアクセスのよさを生かし、広域交流を促す商業機能の誘導を目指す区域といたします。次に、薄い赤色の地域商業・業務ゾーンにつきましては、市内6つの駅周辺や府道城陽宇治線沿道におきまして、商業業務機能維持・誘導を目指す区域といたします。次に、青色の工業・流通ゾーンにつきましては、城陽ジャンクション、インターチェンジ周辺、東部丘陵地東側の宇治田原インターチェンジ周辺、市辺白坂地区既存の工業集積地において、工業流通機能などの維持・誘導や、産業の集積などを図る区域といたします。次に、ピンク色で赤色の斜線がある土地利用検討ゾーンにつきましては、新名神高速道路と国道24号が並行する区間の沿道、塚本深谷線沿道、山城青谷駅への新たなアクセス道路の沿道、府道山城総合運動公園城陽線北側において、周辺環境に十分配慮し、今後の土地利用を検討する区域といたします。また、東部丘陵地整備計画見直し版に基づき、広域利用を想定したさまざまな機能の集積を検討する区域といたします。次に、青色の線で囲まれました東部丘陵地整備計画見直し版の対象エリアにつきましては、新名神高速道路のインターチェンジなどの設置、国道307号を拡幅、宇治木津線などの整備により、本市のみならず府南部地域の活性化へつながるような新たな産業の創出、集積に向けたまちづくりを目指す区域といたします。  次に、21ページから23ページにかけましては、6つの要素ごとの市全体のまちづくり方針を示しております。市街地整備に関するまちづくり方針、交通に関するまちづくり方針、上下水道に関するまちづくり方針、防災に関するまちづくり方針、都市環境に関するまちづくり方針、都市景観に関するまちづくり方針について、それぞれの要素に応じた市全体におけるまちづくりの方針を定めております。  次に、24ページをお願いいたします。第5章、地域別まちづくり方針でございます。  ページ下段、地域区分の考え方につきましてご説明いたします。  まずは、市内6駅を中心として市街地が形成され、主な居住エリアとなっていることを踏まえまして、地域区分を設定しています。さらにその上で、実際の住民生活は小学校区を基本に形成されていることから、小学校区の区域界を踏まえまして地域区分の境界を設定しております。この考え方をもとに、久津川地域、城陽・寺田地域、長池・富野荘地域、山城青谷地域を設定しております。また、東部丘陵地においては、東部丘陵地整備計画見直し版により、新たな産業の創出、集積に向けたまちづくりを目指していることから、この区域を1つの独立した地域区分として設定しており、全部で5つの地域区分を定めております。  地域別のまちづくり方針につきましては、第4章、まちづくりの全体方針に示しております各分野のまちづくり方針に基づきまして、地域ごとの課題に応じたきめ細かな方針を定めております。  整備の仕方といたしましては、各地域においての現状の整理を行い、第2章でまとめました3つの視点ごとに地域の課題を抽出し、それに対して、第3章で設定しております3つの基本方針に即して各課題に対する個々のまちづくり方針を定め、文章と図面で表現しております。  最後に、第6章、まちづくりの推進方策でございます。28ページをお願いいたします。  近年、全国的な人口減少、少子高齢化の進行に伴い、各地域において地方創生に関する取り組みが進められており、地方自治体の役割がさらに重要となっております。今後は行政の力だけでなく市民や民間企業も自治の担い手として参加することが重要となりますので、まちづくりにおける市民などと行政の役割を整理し、協働によるまちづくりを進めることとしてまとめております。  そこで、市民などの役割といたしまして、まちづくりの課題の認識の向上や地域活動への参加などを上げております。  次に、行政の役割といたしまして、市民が参加しやすい環境づくりや地域住民が主体となる活動の支援などを上げております。  最後に、改定のスケジュールについてでございますが、ただいま説明させていただきました内容につきまして、本日、ご意見をいただきまして、さらに今月26日に開催いたします都市計画審議会においてもご議論いただきます。また、1月にはパブリックコメントを予定しております。
     また、これと並行いたしまして、京都府にも意見を伺うことといたしまして、これらの意見をもとに最終案を定め、都市計画審議会に改めて諮問し、新たな城陽市都市計画マスタープランとして策定し、改めて委員会のほうにおいて最終案としてお示ししたいと考えております。  以上で報告を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございますか。 ○谷直樹委員  失礼します。今、ご説明ありましたように、ボリュームも物すごくある。だから、何からご質問したらええか、なかなか難しいところがあるんですけれども。  この今のご説明の中でちょっと気になるところが、19ページの将来都市フレーム、ここに平成27年時点の都市フレームと10年後の将来都市フレームという形で示されているんですけども、これ見ますと、住居系地域は変わらずと。商業系地域が23ヘクタールから104ヘクタール、81ヘクタール増加するだろうと。工業地域が82ヘクタールから147ヘクタール、65ヘクタール増加すると。こういうように示されてますね。  というのは、これは城陽市の現状分析、8ページに、この市街化区域と市街化調整区域の図面があって、あと東部丘陵地の中間エリア、これは将来的なものというのはなかなかね、これから計画なんですけども。ということは、これ見てますと、このふえる分は当然、今現在におきます東部丘陵地の中間エリアとその周辺のことかなと思うんですけど、その辺を1つお聞きしたい。  それから、2点目として、駅周辺の整備というようなことも、駅ごとにいろいろと書かれてますけども、特に私、たまたま南のほうの長池地域に居住してるんですけども、例えば長池の駅の南側の先行整備のための将来に向けての駅側の南側ですか、広場、これ先行取得されてますけれども。これを見てますと、例えば東部丘陵地の長池、青谷が多分最寄りの駅となって、あの辺の交通網の拠点的なことになってくるかと思うんですけども、その辺ですね。これからいろいろと指針決められると思いますけども、その辺をどういうふうにされるんかなと。というのは、あの大型商業施設、プレミアムアウトレットがまあまあ、三菱ですかね、地所とサイモン、これが手を挙げとるというようなことでございますんで、これは具体的にこれから進んでいくんじゃろかと。ここ10年で、平成35年の新名神の開通に合わせてまちびらきということでございますし、その辺が反映されるんかなと。  それとですね、この住居エリア、ごめんなさい、もとに戻りますけど、都市フレームのこの住居エリア地域697ヘクタール、これは今現在の市街化の法規制の中での面積やと思うんですけども、その中で、具体的なことを見てますと、市街化区域内の低未利用地や農地の利用、転換というようなことが書いてあったと思うんですけど、いわゆる生産緑地法が2024年に終了しちゃうというようなことを聞いたんですけど、そうなってくると、今、生産緑地の面積はちょっとわかりませんけど、それを利用せん手はないかなと思うんですけど、これは所有者の意向にもよりますけども。その辺、どんな形で市として、民活っていうんですかね、いうようなことで考えていくと、その辺のことも頭に入れながらやっていかなあかんの違うかなと。  空き家等は、また一般質問でさせてもらいますんで、それはまた置いときまして。  いずれにしても、交流人口から定住人口につなげるというような最大の目標があると思うんですけど、そうなってくると、やはり今現在の旧市街地の中の住居系の土地が、言いましたように、未利用地等も含めまして、近隣に市町に比べたらちょっと少ないんちゃうかなというふうには思うんですけど、その辺、将来的になかなか住居系をふやすということは難しいとは思うんですけど、例えばホテルとかね、等々宿泊施設をつくる場合、用途地域によりますけども、それも必要じゃないかなと。それと駅周辺の用途地域の見直しも含めて、いわゆる駅周辺に高度利用化等々、寺田駅の西側はそういうような形で今やられてますけども、ほかの地域もそういう形でどうかなと。集積という意味でね。いうふうに思いますが。  それと、あと私、この公共交通のことでお聞きしますけども、道路的には新名神開通したり、東部丘陵線とか都市計画道路とか、いろいろと計画をされてまして、それはそれでいいんです。それと近鉄の連続立体交差化とJRの奈良線というようなことで、計画されてると認識しているんですけども、いずれにしても、東部丘陵地等々のこれからの城陽市の将来の姿見ますと、大阪圏からのやはり公共交通を利用してのいわゆる交流人口をふやす、これ課題かなと思うんですけども。  そこで、このマスタープラン案の中に、片奈連絡線という言葉が2つか3つ出てくるんですよね。これは、そやけども、これをつないじゃうと、奈良線と片町線、いわゆる学研都市線かな、で大阪まで直行で行けるというようなことになる。それと北陸新幹線。松井山手付近になりますけど、これとの関連も当然考えていかなあかんなと思うんですけども。その辺、これね、片奈連絡線というような話が三、四年前に消えちゃったかなと。わかりませんよ、僕ちょっとわからないけど、そういうことをちらっと聞いたんで、今現在それがどういうような形でこの中に示されたのかなということをお聞きします。 ○立木克也都市政策課長  まず、市街地フレームの増加についてでございますが、これにつきましては、委員おっしゃったとおり、東部丘陵地整備計画見直し版の中で、平成39年時点の土地利用として位置づけいただいていますのが、今のその中の第2期の計画時点の土地利用の方針に合わせたフレームという形で、まず示させていただいております。  あと長池の今後、駅周辺のアウトレット等のまちびらきも控えた中でどうしていくのかというところでございますが、駅周辺につきましては、これから周辺の土地利用も見る中で、それぞれの地域特性とか用途地域の制限があって、土地利用を行われるように誘導なりしていくというところですし、必要に応じて、例えば寺田駅の都市計画の見直し等が必要であるんであれば、必要に応じて行うというようなところでございますが、基本的には今の用途地域のその都市計画の制度の中で土地利用を図っていくというようなことでございます。  あと低未利用地等の利用についてなんですが、まず、市街化区域内の空地なりにつきましては、まず農地としましては生産緑地などが主なもので上げられます。制度の現在、見直しという、500平米という縛りを300平米にという見直しもございますが、基本的には、生産緑地につきましては緑地として維持していただくというようなところで、市としましても年1回パトロールなり行いまして、基本的には生産緑地として維持管理していただくというようなことで指導しているというところでございます。  ただ、市街化区域内で低未利用地、例えば駐車場であったりとか、何も手をつけられてない空き地であったりとか、生産緑地でない農地であったりとかいうところにつきましては、土地利用をそのご本人さん次第というところもございますけども、土地利用をされるときにつきましては、その用途に合ったような内容で土地利用をしていただくように当然、市としては誘導していくというふうに考えております。  あと片奈連絡線なんですけども、先ほど委員おっしゃられたように、片奈連絡線、平成16年10月の近畿地方交通審議会の答申において、京阪神域において中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線から外れたという事実はございます。ただ、平成16年の答申の目標年次が平成27年とされているということもございまして、現在、国において、その見直し作業が行われております。京都府といたしましては、片奈連絡線の記載復活を希望するという意向もございますから、府から市へも意向調査が行われました。市といたしましても、その片奈連絡線の実現につきましては、木津川右岸地域と大阪方面、大阪市中心部が直結されるということもございますので、今後、市としましても、定住・交流人口の増加につながるという考えもございますので、平成27年から府に対して、整備に向けた取り組みの推進の要望を行っているというところでございます。 ○谷直樹委員  まあまあ東部丘陵地の中間エリアですかね、の今、中間ゾーンというんですか、それの見込みというような感じで、今の都市フレームを考えてる。これはそれでいいんですけど、例えば今、現実ですね、人口が減っている状態と、あとこの土地利用をそれから推進するとわかるんですけども、例えばそこで人。これが果たしてそんだけの就労人口が確保できるんかということ、これが問題。例えば人手不足と言われている時代、ほんでAIっていうんですかね、人工頭脳と。ほんでこれいろいろと企業、苦労してはるとこなんですけども。その辺がどうかなという心配するとこかなと。  それと、いかに誘致できるかというのは、あの地域は山砂利の採取地の跡地でございますので、当然、土地の地耐力が少ない。そこへ平面的な圃場とか物流やったら、まあまあなきにしもあらず、例えば商業施設とかね、工業施設で、そのニーズで、いや、それは嫌やという方があれば、なかなか難しい問題が出てくると思うんですけど、その辺どうかなということがまず1点と。  あと先ほどの片奈連絡線、これはもう僕ぜひとも、長い時間かかると思いますけども。というのは、要するに三菱アウトレットですかね、プレミアムアウトレット、予定ですけど、年間800万人から1,000万人とか言われとるんですけど、そのうち多分、これ予測ですよ、ほかの事例言われると、場所によりますけども、約テンパーから15パーの方は多分鉄道で来られる方というような予測がございます。そうなってくると、80万人から100万人の方々が、いわゆる交通弱者と言われる方々が来られるということですけども。今でいきますと、京都経由、奈良経由。例えば大阪から来る場合、そこしか無理やし。やはり直接来られるのがいいかと思います。  それと、今の中間エリアも含めまして、そういう形の公共交通、鉄道もやっぱりあると誘致もしやすいというような形で思いますんで、その辺、ちょっとどういうふうにお考えかなというふうに思って、再度お聞きしたいと思います。  それと、今現在の市街化区域内の低未利用地、農地ね、今、先ほど生産緑地は維持管理という形で、今現在。ただ、2024年にそれがなくなると思うんですよね、都市計画法上。2024年に生産緑地というのは、たしかなくなるようなことを聞いたんですけど、そうなってくると、農地よりもやっぱり促進する。所有者の方の意向によりますけども。と思いますけども、ただ、地域的に、これ見てますと、地区計画張りつけるとか張りつけへんということが書いてあるんですけど、そういうような縛りをすると、行政と民間と連携していろんなことができるんちゃうかなと思うてるんですけど、その辺、どういうふうにお考えか、教えてください。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  それでは、片奈連絡線と、こういう交通ネットワークの誘致の関係でご質問をいただいた部分ですが、特に長池の駅といいますのは、東部丘陵地の玄関口となる駅になってまいります。説明資料とは別に、本編のほうの59ページを開けていただきますと、長池・富野荘地域の地域のまちづくりの課題があって、方針が述べてあるところがあるんですが、赤い枠のところに入っとるところです。まさに谷委員がおっしゃったとおりの内容になっておりまして、東部丘陵地の長池駅というのは交通結節点としての玄関口になると。そういうところから、このようなまちづくりの方針の中で片奈連絡線等の整備ということを具体的に明記する上で、今後の誘致にとってもしっかりと城陽市のマスタープランの中でも位置づけてるということにもなりますので、さらにこういうことを続けていきながら、誘致に向けて動いていきたいと、そのように考えているところでございます。  それと、生産緑地でございますが、一定、生産緑地というのは都市計画決定して、市街化区域内の緑地、農地空間として保全していただいているところでございまして、生産緑地としてはその機能が必要な、市街地の中でも必要な緑地というところで位置づけておるところでございます。  しかしながら、現状、実際のところ耕作されてる方、農業従事者が高齢になってまいりまして、なかなかこのまま農地の耕作は続けていけないというような状況も発生しているところが事実でございます。そういった中で、生産緑地の維持ができない方については、そういう故障等を理由に生産緑地としての認定の取り消しを行っていくという手続自体も多く今後出てくると見込まれております。そういう意味からいきますと、市街化区域といいますのは都市的土地利用を進めていく地域になってございますので、そういうふうに維持できていけない農地、未利用地につきましては、有効な市街化としての土地利用を私どもも進めてまいりたいというふうには考えているところでございます。  地区計画制度につきましては、土地利用をするに当たって、やはりある一定の制限をかけた中で、周辺環境と調和した土地利用ができるような制度でございますので、そういう意味でも、土地利用に当たっては必要に応じてそういう地区計画制度等の利用した中で、周辺環境に配慮した土地利用を進めていこうと、そういうような考えでございます。 ○谷直樹委員  今の地区計画ですけども、なかなかこれ難しい手法やと思いますし、それとあと土地区画整理事業かな。これも市街化調整区域を例えばそういう形で。市街化区域はこの用途地域等縛りはありますけど、例えば市街化調整区域ね。城陽市はいろんな道路がこれからできて、その幹線道路の位置づけであれば、そこを地区計画ということで、例えば商用地とか工業地とか物流系とか、こういうことも可能かなと。将来的にはそういう形もお考えやと思いますし。ただ、東部丘陵地だけじゃなしに全市的にですね、いろんなそういう形の今の新市街地の周辺はそういうことも可能かなと思いますので、それもあわせて、このマスタープラン等をちょっとお願いできたらなと思います。これにはそこまで書いてなかったと思うんで、またその辺よろしくお願いしたいと思います。  生産緑地はわかります。これはでもまだ先のことやし、当然いろんな所有者の意向等々ございますので、それにあわせて行政と所有者とこれから協議されて、その前の段階やというんですかね、道路とか、今の法律では難しいんですけど、なかなかその辺の整備もしていかなあかん部分もあると思いますけども、その辺もよろしくお願いしたいと思います。  それと、片奈連絡線、これは長年の、城陽市にとっても地域もそうやけど、希望でございますので、それに向けて、交流人口、定住人口につなげていく、それから将来の城陽市のまちづくりに向けて、やはりこういうような交通網というのを当然充実していかなあかん。公共交通の充実、これはもう重要なことと思いますので。  これから高齢化、超高齢化社会に向けて、75歳になったら、今、何かいろんなテストがあるんですね、免許証ね。そうなってくると車離れ、若い方々も今のお給料とかその辺で車を持たへんという方多いんで、どうしてもやっぱり公共交通、これ必要やと思いますので、その辺踏まえてこれからのマスタープラン等をよろしくお願いしたいと思います。 ○若山憲子委員  地域別の整理のところで、久津川のところでいうと、上津屋の浜茶あるじゃないですか。あれでいうと、この計画では地域の資源としての保全がうたわれているわけですけど、その2カ所ね。浜茶のところでいうと、この計画、55ページのところですけどね、それは当然、地域資源の保全・活用というところで、もう2カ所、こうして指定している図ですから、具体計画ということで、それはされるというように理解をしてもいいんですね。  ほんで、その保全というのは、どこまでが範囲になるんですか。今でも浜茶、城陽のてん茶ということでは守っていこうという立場やと思うんですけどね、どの程度まで。例えば保全という場合、その畑だけの保全というように見たらいいのかどうか。  それと、農業、土地利用の関係でいうと、市域面積の約3割が農業振興地域に指定はされているということやったと思うんですけれど、それでいうと、今の人口ですよね、今の人口で既に城陽市では空き家が出てて、43%の空き家が出ているわけですよね。それで、以前お聞きしたときに、人口減少したとしても、7万5,000の人口を目指したとしても、住宅地というのは、古いとか、そこに古いのを住まわれるか住まわれないかは別にしてね、充足しているというような言い方を、新たな開発がなかったとしてもね。それは、今の方は、例えばそれはもう大差ないちゅうのはご存じやと思うんですけれど、さらの家は売れるけれど中古の家は売れないとかね、なかなか住まわれないということはあるとしても、人口との関係で、今、宅地になっているところですよね、新市街地の。そこは今の状況で、これ市街、全域で約4分の1が市街化区域で、そのうちの9割が居住系用途地域って言われてるんですけどね、それで7万5,000の人口はいけるのか、いけへんのか。新たな開発をしないけへんのかどうかということと。  それと、先ほどの生産緑地の関係ですけど、いわゆる農業振興地域に指定されているところは、それなりに保全をするという考え方があると思うんです。確かに荒廃地になっている部分は、新たな活用、それは農業法人とか、いろんな形があると思うんですけど、どういう形でかはちょっとあれなんですけれど、農業振興も片一方では図るっていいながら、その辺の整合性はどうなるんですか。新たな新市街地にして何かに変えるという方向なのか、農業についてはそれなりに守っていくという立場なのかね。これ具体的な計画ですので、そこを教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  日本遺産の浜茶の景観のことについてご質問をいただいたんですけども、どこまで保全をするのかというようなことでございますけども、日本遺産の指定は、浜茶の景観を指定されているものでございますので、景観を保全するというような形で考えているところでございます。 ○立木克也都市政策課長  今、城陽市内で空き家については1,030戸ほどあるというところで、7万5,000人の目標人口が今のその市街地内、市街化区域内でおさまるかというところですけども、今現状、今の区域の中で7万5,000人以上という方が住まわれておりますので、基本的にはその中でおさまるという考えにはなります。 ○若山憲子委員  空き家と人口の今の現状から見て、今の市街地内でおさまるということだったと思うんですけれど、それは当然、今後、空き家については利活用、今せっかく城陽市も調査がされて新たな計画なんかも立てていかれるということですのでね、そこの中でまた違う施策なんかが出てくると思うんですけれど。  そしたら、農地の関係ですよね。農業振興地域に指定されているところが約3割あって、農地については経営の安定化を図るために、いわゆる集約化が言われているわけですけど、その3割については守ろうという考え方なのか、もうそれはだんだん開発をしていこうとかいう考えなのか、この計画でいうとどんなふうに私はとったらいいんですかね。教えてください。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  農地、農振地域を保全しながら市街化を拡大していくのかというお話でございますが、今このマスタープランの中で、市街化区域を拡大していこうという関係で整理しているのが東部丘陵地の部分、この部分が大半でございます。先ほど説明の中でございました、あともう一つ、市街化を進めるのかどうかという部分も含めて、土地利用検討ゾーンというゾーニングを今回のマスタープランの中では設定させていただいております。それは例えば塚本深谷線の沿道であったりとか、国道24号の沿道であったりとか、いわゆるこういう幹線道路の沿道の部分になってまいります。  今後、新名神高速道路等が供用された中で、周辺道路網、幹線道路網が整備されている中で、やはりこの幹線道路の沿道という部分での土地利用の必要性という需要が高まってくることが想定されます。しかしながら、周り、農業振興地域で、優良農地というのか、営農されているところもございますので、当然、この検討ゾーンには位置づけておるところではございますが、そういう農業施策と十分な調整を図る中で市街化というのか、土地利用を進めていくかどうかというところの検討ゾーンという形で今回設定させていただいておるところでございますので、全体の農振地域の優良農地が広がるところに新しく大きい市街化を広げていくというような、今回の見直しにはなってないというところでございます。 ○若山憲子委員  城陽市の場合は都市近郊ということがあったりとか、片一方ではまちの姿が大きく変化をするというところには来てるんですけど、そもそも住環境のよさというのは市民の方も示しておられる。アンケートなどでも答えておられるとおりだと思いますので、今のこの計画の中では、土地利用のいわゆる検討ゾーンを設けているけれど、そのことについてはすぐに市街化にというような形にはならないということで、理解をしておきたいと思います。  それで、その中で、例えば農業の振興ということにもある一定、今後、取り組まれていくと思うんですけれど、そのときにやっぱりそういう、農振地というのはそういう、例えば新しい若い就農者の皆さんとかを受け入れるというときにも必要なところだと思いますので、ぜひそこはよろしくお願いをしたいと思います。 ○西良倫委員  済みません、これはマスタープランの案のほうの5ページとかで文言としてはこうやってうたってるんですが、例えば公共交通というところがあります。本格的な人口減少、少子高齢化社会の到来というところで、4番目、都市機能をコンパクトに集約し、公共交通を基本としてネットワーク化することとかね、うたってはいるんですが、その上の行にも書いてる、都市基盤や生活利便性を支えるというあたりの認識というのは、それを本当に思うんだったら、先ほど青谷の取り組みなんかも出ましたが、本当、全市的にね、再度細かく丁寧に、そういう施策を打てるんか、打つんかというところを考えてもらいたいということです。  その下のところの地方創生の推進ってありますよね。ここのところの2番目に、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる環境づくりと言いながらね、文パル問題などでは、こういった若い世代に負担を負わせるようなことの案がさっと出てくると、さっと決まるというところというのは、かなり矛盾をしているんじゃないかなというふうに思うんです、ここら辺は。そういう負担があるようなことが懸念される行政の場所に若い人らが本当に住むんかどうかというところではね、ちょっとこれは、この文言は今とね、出そうとしている市の方針とそぐわないなというふうに僕は思います。  それと、一番下、災害リスクの高まりと社会インフラの老朽化というところでね、一番下のところで、高度経済成長期以降にって、ありますよね。これね、かなりね、いろいろと検討していかんとあかんような、老朽化が進んでいく。かなり費用をね、市の予算としてはかなり高額な費用とかプランがないと、これは大変だろうなというところがあると思うんですよ。ここの洗いざらい、洗いざらし、洗っていく、対応していくというところが大事だと思うんだけども、ここで言う効率的・効果的に社会資本の整備・更新に取り組むことということは、例えば文パルにしても、あと何十年かするといわゆる文パル2世みたいなことを考えんとあかんときに、そういったこと例えばを考えるとね、いろいろあると思うんですよ。そこもやはりしてね、それに対応した計画をつくっていくというところが非常に課題としては大きいなというふうに思うんです。  それと、済みません、25ページ、ここにこういうところがあるんですよね。社会の潮流というところで、広域交流に対応したまちづくりが必要というふうにありますが、いわゆる例えば高速道路や鉄道など交通ネットワークを生かし、広域交流に対応したまちづくりってあるんだけども、この高速道路とか、大きな道路は整備はするんだけども、この読み込み方をね、今されておるものもそうなんだろうけども、事業計画はするんだけれども、広域交流に対応したというふうに述べてるんだけども、この広域交流に対応したというのの、その対応というのはどういうことを言ってんのか。何をすればいいのかね、城陽はね、そのためにね。この対応の中身というのが見えにくいというのと、この交流の中身自身も問わないと、本当、ああ新名神できたんだな、ああ何かスマートインターもできるけどもっていう形でね、何か城陽に行く魅力がないと、なかなか交流もならんと思うんですよ。交流はアウトレットだけで終わって、さあっと帰ってまう。これ、ここら辺でいえば、人口減少の中で、ちょっとでも定住人口になるにはどうしたらいいのかということとか、観光を呼び込むには何がまだ足りひんかとかいう課題をしっかり出さないと、ちょっとこれだけでは弱いかなというふうに思います。  それと、済みません、これは45ページ。済みません、ちょっといろいろありますが。45ページの下のところで具体的施策というのがあります。これは防災の関係ですかね、ここ。具体施策の中で、6項目ほどありますが、この中の3項目は、要望なんですよね、これ。例えば一級河川木津川の堤防強化工事などの治水対策を要望、一級河川古川の改修の促進を要望、一番下、天井川となっている青谷川とか長谷川ですか、の維持・管理を要望。この要望という事項で、本当に治水とかそういったこと、防水とか、対応できるのかというね。今、本当にゲリラ豪雨だとか、想定できないようなことも起こりやすい時代に、それを防げるには何をしていかなあかんかというあたりと、横のページ、46ページですか、これ。この新名神の道路に近い、宇治田原のインターに近いそこの地域というのは特に、見たら、これは砂防指定地になってますよね。こういうところもいつ何どき何が起こるやらわからへん。よく最近、広島でもあったし、結構台風シーズンとかは多いですよね。山ごと崩れていくみたいなこととかね。そういうところも考えれば、考えんかったことが城陽でも起こったんだなとかいうようにならんようにするにはどうしたらいいのかとかというところをもうちょっと考えた対応、まちづくりが必要だなというふうに思います。  それと、済みません、資料のほうですけれども、資料のほうで21ページです。ここに近鉄の寺田駅や城陽の市役所のあたりのところを大きな青い点線印で、土地の合理的かつ適正な高度利用を推進し、民間活力などによる都市機能を充実とありますが、先ほど言った公共の建物のこれからの維持とか管理とか処分とか、いろいろとあると思うんです。そういったこととあわせて、民間活力というときに、今どんなことが想定されてるのか、市として思ってんのかというところを。前に寺田の駅前のほうでも民間活力ってやってるんだけども、その民間活力って、どれぐらいのことができて、この寺田から城陽の、JRの城陽の駅前のこのエリアの中でどういうことが、具体化としては、1、2、3、4つはここでありますとかいうところを示してもらえればなというふうに思います。  下のまちづくりの全体方針の第4章、ここでずっと、1、2、3、4、5、6、6つほど上げてますよね。慢性的な交通渋滞というあたりでは、久津川の駅前とか府道の交差点のあたりとかね、本当によく混みます。夕方ぐらいでもね。朝でもそうだと思います。皆さんもご承知だと思いますが。東部の長池あたりのところも結構ずっとよう混んでるねというのが続くというので、そういうところというのは、塚本深谷線できたんだけども、本当どうできるのかね。これからアウトレットモールができるとなると、さらにこれはもっともっと混雑をつくるんじゃないかなと思ったりするので、そこら辺の思いをちょっと、計画を立てるべきだというのと。  駅前広場のことがあります、下の2つ目。各駅の駅前広場については、各交通システムが有効に機能する施設規模及び機能を確保と書いてるんだけども、駅前広場があるっていうたらね、JRの城陽のところだとか、ほんで今ね、ちょっと寺田駅のところ、東側の裏にちょっとあんのかなとかいうところで、本当にここに言うような広場って余りないんじゃないか。例えば近鉄の富野の駅前広場、駅前のほうかて、西側にはちょっと広場があるけど、交通動向だとか考えると、利用としては、交通的な機能としてのロータリーにはなってない、バスもとまれないみたいなね。本当、今さっき青谷のことが出ましたが、今度はバスの一定入る駅前広場があって便利だな、いろいろと考えられてるなという、そういったまちづくりをするにはどうするのかね。例えば近鉄の寺田の駅におりても、あのロータリーのとこまで行くのが結構遠いんですよ、やっぱりお年寄りはね。何か使い勝手、バスに行くのにも使い勝手が悪いなというあたりをどう改善していくのかというあたりは考えてもらえればなというふうに思います。  意見もちょっとあれば、何か。今さっき言った最後のあたりだけでもいいです。3点ほど。 ○立木克也都市政策課長  済みません、説明資料のほうの、まず21ページの中で、1つが上の段ですね。上の段の青囲みのところの中枢機能のところなんですけども、そこで民間活力などによる都市機能の充実というところでございますが、まず、申しわけございません。この矢印。矢印というか、ちょっと線は、ちょっと表記間違いでして、寺田駅周辺を指しておるものでございまして、今まさに、以前、都市計画を見直しを行いました民間活力を誘導する区域ということで、今やっているところ。駅前、西側ロータリーをつくったり、高度、もしくは容積の見直しを行った地域で、さらにその西側、今後見直していく予定の区域も含めてのところでございます。  済みません、あとその下の段の交通に関する方針のところでございます。例えば久津川のあたりが混んでいるというところではございますが、この辺につきましては、この資料のほうでわからないですが、本編の中で交通に関するまちづくり方針というのがございます。ページでいいますと39ページになるんですが、あそこにつきましては府道になるというところもございますので。本編の39ページですね、交通に関するまちづくり方針、市全体で中の交通に関する方針というところで、その中で、(2)まちづくり方針、①効率的な道路ネットワークの形成、もしくはその下の生活道路についてはというようなところもございまして、その中で、府道につきましては上から5つ目、5つ目のこの星マーク、具体施策の5つ目の星マークですね、この中で要望、要整備区間の整備を要望していくというような形で、計画としては上げているというところでございます。  あと各駅でのロータリー、各駅の駅前広場については、各交通システムが有効にというところでございますが、今現在、それぞれの駅で全てがロータリーがあるかというと、そうではないですけども、そこは必要に応じて必要なところにはロータリーを設置しますし、これからも例えば青谷であったりとかいうのは整備していくというようなところで、これからも進めていくというところでございます。 ○若山憲子委員  ちょっと今ので質問していいですか。久津川のことで府道でということで、ここのところには府道八幡城陽線については書いてないということが1点と、それと、これいうたら都市計画マスタープランって具体策ですよね。先ほど言われた狭幅員の道路というところで書かれてんのは、地区別の計画で、富野のところだけ、富野荘駅周辺の安全性、生活道路の安全性をというように書かれてるんですけどね、その辺はほかにもそういうところはあると思うんですけれど、その認識。ほかの地域でも、ここで書かれているような狭幅員の道路、高齢者、障がい者などの交通弱者に配慮した安全で快適な生活道路として改良を推進しますってうたわれてるんですけどもね、個別の計画のところでは、久津川のところよりも生活道路のこと書かれてないし、富野荘のところだけが駅の周辺のところで生活道路のことが、59ページですかね、この計画の。書かれてるし。その辺は少し統一をしてもらったほうがいいのではないか。いや、そんな細かいことをいっぱい書けっていうのではなくて、もしそういう表記をするのであれば、そういう計画の中で、地域に特化した課題はあると思いますけれど、上げるのであれば、少しもうちょっと明確にしていただけたら、この計画そのものが私たちも見やすいのではないかと思いますけれど。八幡城陽線のことだけ、1点教えてください。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、八幡城陽線の関係ですが、あそこは都市計画道路北城陽線になってまいります。本編の39ページの①効率的な道路ネットワークの形成の具体施策のところの7行目のところでございます。都市計画道路北城陽線府道城陽宇治線以西、この区間、これがいわゆる交差点から久津川駅方面の以西とこの部分を指してるというところでございます。 ○若山憲子委員  はい、わかりました。そうですね。もう1点、計画図の中にね、そういうことがありましたら、そういうような生活道路のことをぜひ、整合性、どんだけ入れるかは別ですけれど、入れていただけるように。それは考えていただけるのかどうか。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  本日いただきました意見等、もう一度、中身をちょっと精査させていただきたいと思います。 ○立木克也都市政策課長  済みません、狭幅員の道路でございますが、今、狭幅員の道路といいますと、なかなかここだというのはないのが正直なところです。例えば旧村であったりとか、割と古い年代の開発区域であると、どうしても道路幅員が狭いというところであります。ただ、そういうところで、例えば道路側溝のふたがけをするであるとかいうことであっても、例えば通行できる範囲が広がると。それだと交通弱者にも優しい道路になるというようなところもございます。  富野荘の区域に書かれておるというところでございます、道路の整備を目指しますというところですが、それぞれ地域地域でいろんな課題がございます。富野荘はその形で上げさせていただいてます。例えば、全く一緒ではないんですけども、久津川においても、その黄色の枠の中で、先ほどの北城陽線などの道路整備による渋滞緩和などというところも、場所場所によっては書かせていただいておるというところで、その地域地域の課題でそれぞれ上げさせていただいているところでございます。 ○若山憲子委員  地域の課題でいろいろとあると思うんですけれど、こういう書き方であるのであれば、細かい道路の1つずつをというのではなくて、そういう地域で要望の出ているような道路、交通に対していろんな要望の出ているところは、ぜひそういう形で同じように上げて、まあまあ、全部が上げることがいいのかどうかはわかりませんけれど、一応。でもそういう項目を入れていただくように要望して、終わっておきます。ありがとうございます。 ○小松原一哉委員長  若山委員、今のご指摘は、ページ59ページですけれども、これは長池・富野荘地域のところの説明でありますんで、それぞれの地域にそれぞれ説明は入っていると思いますので、これもお読みいただいたほうがいいと思います。  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  なければ、この程度にとどめます。  それでは、15時30分まで休憩をします。           午後3時20分 休憩         ─────────────           午後3時30分 再開 ○小松原一哉委員長  それでは、休憩に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  (4)久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○岩佐良造新市街地整備課長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業の立地企業の状況、事業の進捗と今後の流れなどについてご報告いたします。  まず、1、位置図をごらんください。こちらは久世荒内・寺田塚本地区で操業する企業を示した図であります。位置図中ほどの緑の枠の中をお願いします。これまで株式会社大上住宅不動産が大手衣料品店による土地利用を計画されていると説明してきましたが、このたび株式会社ユニクロと契約を締結されたと報告を受けましたので、ご報告します。  2ページをお願いします。事業進捗と今後の流れについてご説明させていただきます。  まず、資料左側の国道24号西側の工事の状況についてご説明させていただきます。国道24号西側については、各宅地の造成工事がおおむね完了し、現在、上下水道、ガスなどの本管を敷設しております。その後、本管の敷設を終えたところから順次舗装工事を進めているところであり、平成30年3月にはおおむねの工事が完了する予定であります。  次に、資料右側の国道24号東側の工事の状況についてご説明させていただきます。現在、国道24号東側の宅地造成並びに道路側溝などの道路構造物の整備を進めており、平成30年3月に宅地造成については完了し、進出企業には予定どおり平成30年3月に各宅地を引き渡す予定としております。それと並行して、道路側溝などが主に整備できましたら、上下水道、ガスの本管を敷設し、各企業の建築工事の進捗にあわせ、本管からの引き込み工事をしていただき、引き込み工事が完了した路線から舗装工事を施工し、平成30年11月には全ての工事を完了する予定であります。  次に、真ん中より下段の、事業完了となります換地処分の公告に向けた手続などでありますが、まず、平成30年秋ごろから換地計画案を作成しまして、土地評価委員会において、換地計画で定めます保留地の評価並びに精算金の単価について意見を聞き、次に、作成した換地計画案を土地区画整理審議会に諮問しまして、その後、地権者に対し換地計画案を縦覧することとなります。その後、京都府知事に対して換地計画の認可申請を行い、認可が得られましたら、換地計画の決定、地権者に対しまして換地処分の通知、事業完了となる換地処分の公告となり、平成30年度末の事業完了を目指し手続を進めたいと考えているところであります。  次に、3ページをお願いします。こちらが平成29年11月1日現在の事業区域の状況であります。造成工事の進捗といたしましては、宅地面積約13ヘクタールのうち約6.9ヘクタールの宅地造成が完了し、土地の引き渡しが完了しているところであります。  以上で説明を終わります。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○藤城光雄委員  1点お尋ねしておきたいのは、全てこのように事業計画が整ってきたところですが、また別件でいくと、農家の方が自己利用をされるというのは以前からございましたが、この辺のとこら辺は、市としてはどのように把握されておるのか、ちょっとこの点だけ、できましたら、わかっておりましたら教えてください。もう既に、個々については進められて利活用がされておるのかなどがあるようでしたら、ちょっとご説明ください。 ○岩佐良造新市街地整備課長  自己利用を希望されました土地につきましては、地権者に対しましては、造成工事の進捗にあわせまして下水道の公共汚水ますの設置位置などを検討していただく際の面談などにおいて、将来の土地利用について聞き取りを行っておりますが、具体的な回答をいただいてない状況であります。  今後、地権者の自己利用地につきましても、土地利用の内容を確認できましたら議会にも報告したいと考えております。  したがいまして、今回報告してます、地図の斜線部分ですね、こちらが自己利用地での土地利用が確認できたところでありまして、残りにつきましては、また確認でき次第ご報告したいと思います。 ○西良倫委員  済みません、大和リースに土地を賃貸で借りて営業活動をするという4つの会社がありますけれども、会社としてもうけようとすると、どうしてもぎりぎりの従業員というか、そういう展開になるんではないかなというふうに思ったりするんですが、この4社というのは、地元雇用とか、そういう話を聞いているのか、またなければ働きかけをしようとしているのかいうところはどうでしょうかというのが1点と。  何回か話をしてますが、あらすの観光農園の支援のための駐車場というのは、どこら辺ぐらいに何か段取りできそうかっていうあたりがわかれば教えてください。  2点です。 ○岩佐良造新市街地整備課長  それでは、私のほうから、雇用の関係と、あらす観光芋農園の駐車場についてご答弁を申し上げます。  まず、雇用の関係でございますけども、企業誘致選考する上の要件としまして、市民の働く場の確保及び創出に貢献できることを定めていることから、進出を希望されました企業さんにおきましては、当該地での従業員に加え、新規の地元雇用数をお示ししていただいたところであります。その中で確認しておりますのが、今、大和リースだけではないですけども、全ての企業さんにおきましては400人プラス数百人程度の地元雇用が生まれまして、そのうち大和リースが関係します企業さんの地元雇用では約260人ぐらいの地元雇用が見込めるというふうに伺っております。  続きまして、観光芋掘り農園の駐車場につきましては、その場所というのは今後、事業の進捗にあわせまして、観光芋掘り部会の方たちと協議、調整していきたいと思います。市の思いだけでちょっと決められるもんではないと思いますんで、その辺は今後調整していきたいと考えております。 ○相原佳代子委員  雇用面についてなんですけれども、今、答弁で400名から900名ということがあったかと思いますけれども、9月、そして来年の1月もまた企業説明会されるということをお聞きしました。  その中で正規雇用、わかっている範囲でどれぐらいの方か、非正規についてもお聞かせください。 ○岩佐良造新市街地整備課長  済みません、先ほどちょっと言葉が悪かったので。地元雇用が400人から数百人程度ということであります。ああ、400人プラス、あと数百人程度。この数百人っていいますのは、日本郵便が数百人程度という言い方をされてますんで、400人プラス数百人程度というのが地元雇用で、先ほどご質問のありました正規、非正規の部分なんですけども、全体で1,700見込んでいる中の正規雇用が約560人で、非正規が残りの1,100ぐらいである、1,000ちょっとぐらいの数であります。 ○相原佳代子委員  地元の高校生や、また大学生とか、そしてまた社会人の方からも、近くに仕事をする場所があれば大変ありがたいしということで、いろいろお問いかけもあるんですけれど、行政のほうもお願いしたりもしているわけなんですけれども、実際のところですよね。この今、正規が560、非正規が1,100ということなんですけれども、それは新たな雇用ということでよろしいんですね。1,700人の中での新たな。確認させていただきたいと思います。 ○岩佐良造新市街地整備課長  済みません、今、申しました1,700の雇用でありますけど、本地区の日本郵便を含めまして約1,700人ということで、新たなということよりも、やっぱり人事異動なんかで来られる方もおられますんで、1,700の雇用が見込めるということです。 ○相原佳代子委員  済みません、ちょっとまた、私の理解があれなんですけど。新規で何名、そのうち正規が幾ら、非正規が幾らというのを、済みません、確認したかったんですけれども。再度お尋ねします。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  これまでから1,700という数字で答弁させてきていただいておりますのは、他の事業所から移転をしてこられるようなケース、それも当然入っておる数字でございます。  ほとんどの企業がまだ操業を始められておられないという状況の中で、新規に何名雇用されるかということについては、現時点では把握し切れていないというようなところでございますが、少なくともその1,700のうち地元雇用としては400名程度が雇用をされるというふうな形で聞き取りをしているというようなところでございます。
    相原佳代子委員  初めに戻るわけなんですけれども、その中で、そういった地元の説明会、文化パルクでもされたりとかしていると思うんですけれども、やはりすごく関心がお高いです。子どもさんが学校へ通っておられて、そのあいた時間で仕事をしたいという方もすごく多くて、そうなれば、近くで勤めれたら、また保育園とかの関係も、そのほうがお迎えに行くのも近いというようなこととか、学校もそうですけれども。新たなそういう説明会とかをしていただく際には、今、PRも広報なんかではしてありますけれども、さらに何か。やっぱり城陽市の方を優先的に雇用するというのが、採用というかね、ここへ来ていただくときの条件にもなっているかと思いますので、これからも進めていただきたいのと、今考えておられるのはどういうことがあるのか、教えていただきたいと思います。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  この久世荒内・寺田塚本地区の事業につきましては、市といたしましても新たな雇用創出の場になるというふうな形で考えておりまして、これまでから2回、企業説明会を実施をさせていただく中で、新市街地、この寺田塚本地区の事業所についてもこういうお声がけをさせていただいて、企業説明会にお越しいただいたというような形がございます。  これまでの数字で申しますと、約300人が企業説明会にご参加いただいたわけなんですけども、そのうち久世荒内・寺田塚本地区の事業所での実質的な雇用につながった数字といたしましては、実際雇用された方は66名の方が雇用につながったという報告を聞いております。  今後、年明け1月に、また企業説明会、文化パルクのほうでさせていただくというようなことで、今年度3回目の企業説明会をさせていただくとともに、ジョブパーク、京都駅の南側にありますけども、ジョブパークとも一緒にコラボをしながら、城陽市内だけでは、逆に企業のほうとしては、城陽市民だけでは全体が賄い切れないというようなこともございますので、そちらのほうに出向いていって、城陽のほうに来ていただくというのを外に向けたお声がけをするというような企業説明会にも参画してまいりたいというふうに考えておりますし、次年度以降も継続的に企業説明会を実施する中で、市内の雇用、あるいは市外から市内へ来ていただける方を、雇用の場を広げていきたいというように考えているところです。 ○相原佳代子委員  地元近隣の学校なんかはどうなんですかね。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  この企業説明会、これまで2回させていただいたときにも、近隣の高校、大学、近隣につきましては全て案内に回らせていただきまして、チラシ等を配布する中で、ぜひとも参加をしてほしいというお声がけはさせていただいております。  高校につきましては、高校生は授業がありますので、そのまま高校生が来るというわけにはいかないんですけども、生徒指導の先生等、お顔を出していただくというような形で、学校サイドにも働きかける中で参画を募っているというような状況でございます。 ○相原佳代子委員  最近、本人とか保護者以外に、おじいちゃん、おばあちゃんから、そういった質問とかが本当に今、多くなっております。役所にもそういう方々は多いと思いますので。そうやって孫さんとか子どもさんが近隣にまた就業されることによって、また城陽市に住み続けられるということも可能になってくるかと思いますので、これらについてはしっかりと取り組みを進めていただきたいと思います。 ○谷直樹委員  済みません、もうこれ企業が操業というか、事業を開始されておるものなんですけど、これちょっとある方から聞いたんですけどね、ここへ通勤する足、これ会社によって違うんですけど。日本郵便やったら寺田駅から何とか歩けるかなと。ところが北へ行っちゃうほど遠いですよね。それで、ある方に聞くと、久津川よりも大久保のほうが真っすぐで近いと、こんな方もおられます。だからその辺、将来的にね、こんだけの企業があって、どういう形で通勤されるか。会社によったら公共交通しかだめだというところも多いって聞いてます。というのは、やっぱり事故とかね、車の場合、あったらかなわんのでということで。  そこで、当然、最寄りの駅は寺田駅でそこにマイクロバス等が入れるような広場、これは今後、事業をされていかれると思うんですけど。製造業の場合やったら、ある程度、就業時間、8時から5時とか。ところが、これサービス業とか物流関連やったらばらばらでなってくると思うんです。その辺、わかる範囲で、把握されとったらというのと、将来的に公共交通どうかなと。例えば寺田から大久保からずっとバスを走らすとか、そういうことはいかがでしょうか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  企業の業務の形態で把握している範囲でというお話でございますが、やはり日本郵便の京都郵便局につきましては、24時間の稼働で交代制で勤務されるいうふうに確認をしておるところでございます。それから、一番大きい日本郵便ですけれども、基本的には寺田駅を最寄り駅というふうに考えておられるところでございますが、これまでも申しておりますとおり、今後、この企業の張りつき、また、そこへ行かれる方のニーズ等、当然、その流れを踏まえた中で公共交通の部分については検討する必要があるというふうに考えておるところでございます。 ○谷直樹委員  全部の操業開始はなかなかわからん部分だと思いますけども、ぜひともね。働く方にとったらやっぱり重要な問題、毎日のことでございますので、ぜひとも前向きによろしくお願いしたいと思います。 ○乾秀子委員  直接今回、進出のユニクロさんに関係ないかもしれないんですけれども、区画整理事業として、ここを一体的に企業さんに来ていただいたんですけど、白坂のテクノパーク等はね、またちょっと趣が違うかなと思うんですけど、あちらのほうだったら協議会か何かあって、テクノパークが一体化しているような感じも受けるんですけど、今後、自己利用のところもたくさんあって、全体が全部決まるのはまだまだ先なのかもしれないんですけど、いずれはこの区画整理事業のこの地面全体として1つの何か事業体というかね、1つの大きな、何とかパークじゃないですけれども、そういう形で何か立ち上げられたりとか。この間ちょっと大きな火事があって、類焼したご報告も聞いたんですけど、例えばこのせっかく来ていただいたとこ全体で例えば防災訓練とかね、何か安全性の確保をされるとか、あるかないかはわかりませんけど、どっかの企業が代表して保育園つくってくださるとかね、何か。わかりませんけどね。ここを一体的に何かされるとか、そういう企業さんの動きとかはあるんですかね。そういうのは全くなしで、ばらばらでそれぞれの企業さんを見ていったらいいんですかね。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  市といたしましても、白坂テクノパークの協議会のような、ああいう集まりというようなものがあるというのが非常にいい形であろうというふうには思っているところです。  ただ、最終的には、あそこの地域に立地をされる企業さんがというお話になるわけなんですけども、今後、立地が進んでいく中で、市としてもそういう協議会的な機能を持つような組織づくりについて働きかけをしてまいりたいというふうに考えているところです。 ○乾秀子委員  済みません、ありがとうございます。働きかけをしていく、例えば市としての主な目的はどういう形で考えてらして、そういう方向性を持っておられるのかだけ、聞かせてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  この間、産業の関係につきましては、さまざまなネットワーク化というような形で市も取り組みを進めているところでございまして、地域が一体として参画する中で、さまざまな企業が1つのところでいろんな考え方を協議をしていただく場というのは大変有益であろうというふうに考えますとともに、また市の意向、あるいは商業関係、商工業関係の団体の思いなどもあわせて話をしていけるような場づくりというようなのがこれから必要になってまいるというふうに考えております。  そういう中で、あそこの地域、市が主導的につくってまいりました地域でもございますことから、その地域の中で一体的な取り組みができるような団体の育成というのに努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○乾秀子委員  先ほども土地利用検討ゾーンですかね、そういう何か薄いピンクで斜線を引いたところがマスタープランの中でありまして、これから塚本深谷線とか、あと国道のほうですかね、24号のほうとか、そういうピンクの場所があったんですけど、せっかくこういう形で固まって、同時に操業していただけるところができたので、ぜひここが中核になって、この24号の沿線が、よりこれから城陽市にとっては大事な利用を検討する価値のあるところだと思いますので、今おっしゃった方向性でお願いしたいなと思います。 ○土居一豊副委員長  2点お願いします。  今、乾さんが、私が質問しようとした半分を言っていただいたんですけど、間もなくこれ、30年度末で清算して終わる予定ですけど、この地域を〇〇工業団地という名称をつけるという構想はございませんか。  もう一つ、国道24の東側の市道のまた東側に、現在活用されない、幅2メートル、狭いところは50センチぐらいかな、ちょっと水路との間で未活用になっている地域があると思うんですね。この地域は最終的に清算したときに市有地に編入するんじゃないかと思うんですが、そうした場合には清算するときに市が買い取ることになるのか、それともこの事業の中で清算して自動的に市有地として登録するのか、もしくは、もう既にある程度、30年度末までには使用の方向性が見えてるのか。お願いします。 ○岩佐良造新市街地整備課長  まず、名称につきましては、我々も何か愛称的な部分がつけられたらなと思ってますんで、今後ちょっとどういった形で名称をつけていくか、市内部で検討していきたいと思います。  ちょっと済みません、今の東の東の市道って言わはるのは、ここの地図でいいますと。大和リース、株式会社さとうの。 ○土居一豊副委員長  大和リースの100円ショップの東側と、そしてダイセーエブリーが進出するところの東側に、市道と田んぼの間に、農地の間に活用されてないところがあると思うんですよね。先般、現地視察で、前回の委員会のときに現地視察に行ったときに、ここはそのままに、まだ未活用になってるというところがあったと思うんです。そこについてです。 ○岩佐良造新市街地整備課長  まず、大和リースの東側の土地につきましては、こちらの今、予定としましては、区域内の地権者に土地を購入していただきまして、それで大和リースが借りていただいて、ここに進出する企業の従業員駐車場で活用したいというふうな形で伺っておりまして、そういった形で今、調整を進めているところであります。  ダイセーエブリーのところにあるところにつきましては、ここは今、予定としましては、前回の議会で市道認定を議決いただきましたんで、主にといたしまして道路区域として管理していきたいというふうに考えてございます。 ○土居一豊副委員長  名称ですけど、名称をつけることによって、先ほど乾委員からありましたように、〇〇工業団地何々組合、協同組合、つけやすくなるんですよね。過去に城陽商工会議所の中に城陽総務会といって、企業さんの総務部長、総務課長さんが団体をつくっていたということについては記憶ございますか。  つくられてた、10数社でつくられてた。城陽の主要な企業さんの、もうぱっと見て主要な企業さんの総務課長、総務部長さんが定期的に会合を開かれてた。私は、ここであれば日本郵便に核になっていただいて、ここの総務部長さんか総務課長さん、核になっていただいて、〇〇工業団地振興会とかというのをつくって、各総務課長さん等集まって定期的に会合を開いていただければ、いろんな問題点に対する、市に対する要望も、また、いろんなことに対する解決策もみずからとっていけるんじゃないか。できましたら、秋祭りとか夏祭りを工業団地でやっていただければ、よりこの工業団地というものが市民に愛されるようになってくんじゃないか、もちろん企業さんも収益が上がるもとになるんじゃないか。その原点になるのは、〇〇工業団地という名称じゃないか。いつまでも久世荒内・寺田塚本地区の土地区画整理事業では。そろそろ名称を考えたらと思うんですよ。前向きに考えていただけませんか。 ○木谷克己まちづくり活性部長  先ほど課長も答弁いたしましたとおり、愛称というんですか、そこの愛称としての何々、白坂のテクノパークみたいな形での部分については検討を進めてまいりたい、つくっていきたい、設けていきたいというふうに考えております。 ○土居一豊副委員長  ぜひ早く実行されて、できれば、言いました、企業さんを核として早くこのまとまりができることを期待いたします。 ○小松原一哉委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  それでは、説明員の方は交代してください。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  (5)東部丘陵地整備についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○木村敬東部丘陵整備課長  それでは、東部丘陵地整備についてご報告いたします。  お手元にお配りしております資料をごらんください。今回、ご報告いたします内容につきましては、都市計画道路東部丘陵線の都市計画決定(変更)についてでございます。別紙の参考資料も一緒にごらんいただきますようお願いいたします。  なお、別紙の平面図についてでございますが、上が方位の北でございます。  城陽スマートインターチェンジ(仮称)の連結許可につきましては、委員の皆様もご存じのとおり、ことしの8月に国から許可がおりたところでございます。このスマートインターチェンジの新規事業化に伴い、東部丘陵線とスマートインターチェンジを結ぶアクセス道路、参考資料の平面図に赤色で示す区間でございますが、東部丘陵線の枝線として都市計画決定の手続を行うものでございます。  この赤色で示す区間につきましては、インターチェンジのアクセス道路として重要な道路であり、灰色で示します既決定の都市計画道路東部丘陵線と一体の都市施設として都市計画に定めるものでございます。  別紙参考資料の下段に2カ所の断面図をお示ししております。それぞれの断面図の位置につきましては、平面図に青字で示す位置でございます。  今回、都市計画決定します、赤色で示す南北の区間につきましては、道路の構造として、①-①断面の場所におきましては車道が北行き2車線、南行き1車線の、合計幅が10メートル、自転車道の幅といたしまして2メートルと、歩道幅としまして2メートルで、施設帯を含めますと合計幅が5メートル。都市計画道路の決定幅員といたしましては15メートルの道路として計画をしております。  また、南側の②-②断面の道路構造につきましては、図面にお示ししていますとおりで、都市計画道路の幅員といたしましては18メートルとして計画しております。自転車道と歩道は、歩車道ブロックなどを設置し分離する構造としております。また、インターチェンジの出入り口側を自転車や歩行者が通行することは危険なため、自転車及び歩行者は道路の東側を通行する形態としております。  なお、スマートインターチェンジから出てくる車両は、円滑な交通処理を行うべく全て左折とし、灰色で示します4車線道路へ流入する計画としております。  今後の都市計画決定に係る予定といたしましては、12月26日に19時から福祉センターにおきまして住民説明会を開催いたしまして、来年の1月に都市計画案の縦覧、2月に都市計画審議会を開催いただき、3月に都市計画決定をすることで進めていく予定としております。  以上で報告を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○藤城光雄委員  図面から示されました、茶色っていうんですかね、スマートインターから双方に道が分かれるものが示されてますので、確認を再度しておきたいと思いますが、このいびつになってる部分の幅がそれぞれ変わるわけですよね。それで、上りおりは当然左だから、図面の手前が上ると、その長細いところは下るということで、まず理解をしてよいのか、その点をちょっとまずお聞かせください。  それと、スマートインターチェンジのこの最終出てくるゲートは、この場所を示しているんですかね。その位置はこの位置を示してると理解してよろしいですか。まずそこまでお願いします。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、1つ目のお問いかけがありました、長いほうですけども、こちらが藤城委員おっしゃったように、スマートインターからおりてくる、高速道路からおりてくるおり口に当たります。高速道路に入る側は、いわゆる短い側といいますか、が入り口というところでございます。  それと、ゲートの位置でございますけども、基本的に料金所までが、高速道路から料金所までがNEXCOの負担ということになっておりますので、まさしくおっしゃっていただいた、ちょっと色塗りをしてる箇所が料金所が来る、それぞれ出口と入り口の料金所が来る位置関係というところでご理解いただけたらと思っております。 ○藤城光雄委員  その件はわかりました。ただ、ちょっと上りのほうが若干、例えばここの施設から出ていくというのか、場合に、距離が結構短いんだなということが思うんですけど、これは一定渋滞とか、こういうものとの整合はどうなるのか、もうちょっと一緒の枠内にあってもいい、ゲートが上にあってもいいんじゃないかと思われるんですが、決められた内容について、何かわかりましたら教えてください。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  高速道路部分につきましては、今後、NEXCOにおいて詳細な設計が進んでいって、この料金所の位置等も決定してまいるところでございます。当然、この部分については、公安委員会との協議というのも出てくるというところになります。  今回示してます、この料金所の位置がV字になってるというところでございますが、まず、スマートインターチェンジの利用可能な車両というのはETC搭載車のみになりますので、仮にもしETCを搭載してない車両が入ってきた場合には、誤進入を防ぐための、戻る、UターンするUターン路というのが必要になってまいります。  例えばこれの短いほうですけど、これが高速道路の乗りのほうに入るゲートになるんですが、ここで第1ゲート。ゲートが2つ設置されることになります。第1ゲートでETCを搭載してるかどうかというのを、ここは判別します。ここでもし搭載していないと、第1ゲートはあきますけど、第2ゲートのゲートがあかないという形になりますので、第2ゲートの手前でUターンしてもとの道路のほうに戻っていくという構造になります。  同じく、おりてくる車両というのは、今回これ場所がずれてますのは、こちらも同じように、高速道路からおりてきたときに第1ゲートで一旦とまりまして、ETCを搭載してるかどうかというのを判断しまして、ここで搭載していないとなると、ここで同じく第2ゲートが開かずに、その場でUターンをして高速道路に戻るというような処理になってまいりますので、通常のインターチェンジのように料金所がずっと並列に並んでいると、Uターンするスペースがとれませんので、そういう関係からこういう上下線でずれを、わざとずらしてUターンするスペースを確保してるという計画になってます。  この料金所の位置は、先ほど申しましたように、今後、公安委員会とNEXCOのほうが詳細な設計をしていくというところでございます。 ○藤城光雄委員  何となしに頭の中で今、理解しながら、まあまあ考えとったんですが、若干、今、高速道路入ってこられる方いうのは、恐らくETCを搭載しているから、おりられる人も、まあめったに。中にはね、現金で払うて出られる人もおられるかもわからへんけど、その場合は、ETC専用ということやからそういうことをされるということで、絶対的にここでやっぱり何ぼかはそういう方がおられるということの判断と理解しましたわ、はい。  それで、この距離ですね。取りつけ道からこの間のゲートまでの距離について、これは1からと2からのやつは距離は書いてますけど、ゲートからこの間の距離はどの程度でなるんですかね。ちょっとここの距離は今の予定ですね。 ○大石雅文まちづくり活性部次長  済みません、ちょっと今、スケール持っておりませんので、具体な計画の延長があれなんですが、どちらにせよ。どちらにせよ言うたらあれですけど、警察との協議が入ってまいりますので、一般道路との接続部分というのは交差点形状になってまいりますので、その交差点に必要な折り込みというのか、必要な延長は確保されるというところでございますので、それは今後、NEXCOにおいて警察との協議の中で詳細を詰めていくというところでございます。 ○藤城光雄委員  わかりました。費用負担については、この間ということは、この茶色に塗っている部分が城陽市が建設費を持つ部分ということで理解してよろしいですか。 ○木村敬東部丘陵整備課長  申されたとおりでございます。 ○藤城光雄委員  わかりました。ここは2から1へ向かうにしても、左という回りやったと思うんですね。十分。距離的にこの全体ですね、新名神からこのゲートの距離がどの程度にあるのか、それは最初のときぐらいは、まだ混雑がかなり見受けられるものもあると思いますが、より安全にするためにはといったら。ゲートを短くしたら城陽市の負担が少ないと、当然やと思うんですが、そこら辺を十分、安全上の問題もあろうと思いますので、十分協議をお願いをしておきたいと思います。  はい、ルートはそれでわかりました。結構です。 ○若山憲子委員  この12月6日に地権者、地元会長さんへの説明会をされたと思うんですけれど、地権者の方と地元の会長さんは立場が違うんで、意見も違うと思うんですけどもね。地権者と地元の会長さんからはどんな意見が出たのかというのと、それぞれ、藤城委員もおっしゃった、このいわゆる道路連結許可受けた部分の市の負担部分の費用、お幾らでしたか。もう一度、再度確認をしておきます。 ○木村敬東部丘陵整備課長  今、若山委員おっしゃられたとおり、6日以降に地元の地権者の方と自治会長さんも含めてご説明のほうに回らせていただいてるというところでございまして、まだ全てが終了したところではございません。  これまで回らせていただきました、まず地権者の方につきましては、一定、市の計画についてはご理解いただいたところでございます。あと自治会長さんにつきましても、説明にお伺いさせてもらった折に出ました意見としましては、基本的に、都市計画決定どうこうという内容よりも、長池のいわゆる先行整備地区のことについて、かなり関心を持たれているところでございまして、そういった部分についてお聞きになってたというところでございます。 ○若山憲子委員  費用。 ○木村敬東部丘陵整備課長  ああ、済みません、負担額ですね。スマートインターチェンジのいわゆる料金所から道路に接道するまでの負担額ということでよろしかったですかね。それにつきましては、市の負担額といたしましては約6,000万円でございます。 ○若山憲子委員  自治会長さんが先行整備地区に、特にこの連結、この道路の問題ではなくて、この余りそういうことやってなくて、先行整備地区のことに特に関心を示されたということですけれど、このいわゆるスマートインター線ができることでの渋滞が心配とか、そういうことへのお声はなかったんですかね。先行整備地区がどうなるのかとか、そういうことだけだったというような理解をしていいんですかね。  それと、この連結の料金所の負担、市の6,000万というのは、これ以外にいわゆる4億円の負担が要るって言われてたでしょう。それと、さらに先行整備地区ができてくると、そこへの接続道路に関しても、そこはどこに接続するかによって、料金そのものは定かじゃないけれど、ほぼ同等程度だというようにおっしゃってたと思うんですけれどね、それは今も変わらないというように理解したらいいんですか。 ○木村敬東部丘陵整備課長  まず、最初にご質問いただきました、長池先行整備地区のことにつきましては、委員今おっしゃったように、そういう渋滞の懸念という声もあったところでございます。  あと整備費用でございますけども、今委員おっしゃったように、スマートインターチェンジの料金所から市道までの区間が、先ほど申し上げましたように6,000万。今言います、今回この色塗りをしていますところのいわゆる料金所までの区間を除いた部分、ちょっとわかりにくいかもしれませんけども、それはこれまでお示ししておりますとおり、約4億円というところでございます。  今おっしゃった残りのいわゆる南側に延びる部分につきましては、現時点でまだ具体な計画が立てれておりませんので、金額面については、お答えはちょっと控えさせていただきたいと思っております。 ○若山憲子委員  この料金所のところに行くのに、市道ですよね。自衛隊のほうに抜けていく市道ですよね。あの市道の関係でいうと、あそこ、結構狭隘というていいのかどうか、ダンプが通っているし、そう思うのかどうかわかりませんけれど、普通走るのにはちょっと狭い。幅員が狭いというよりも、ちょっと狭いのかなと思うんですけれど、その形で、例えばあそこのその、このところにいわゆる住居を構えておられる方も現実にはおありになるわけですよね。そういう関係で、渋滞の問題も当然あると思うんですけれど、それ以外に、例えばほかの懸念をされているような声はなかったんですかね。その自治会の方なんかからは。当然地権者の方は、この山砂利の関係で、おおむね先行整備地区が確定している以上、これにほぼ了解示されるということはあると思うんですけど、その辺の声はどんな形だったんですかね。 ○木村敬東部丘陵整備課長  今、若山委員がおっしゃった、この近隣にお住まいの方でございますけども、近隣にお住まいの方につきましては、まだきょう以後にですね、きょう以降にまたご説明に回る予定をしておりまして、現時点でこの今回の都市計画決定に関してどういうお声やったのかというところは、ちょっと今時点ではわからないというところでございます。 ○若山憲子委員  それと、その道路ですよね。市道の関係でいうと、ずっと下がっていくと、いわゆるあの旦椋神社なんかがあると思うので、その辺のお声も、あそこ今すごくよい取り組みを、実際には地域の方々が長い間かけていろんな取り組みをしておられるわけですのでね、そういうところに人がたくさん訪れはることと、そういう交通渋滞のことと、そういういろんな被害が出ることとは別の問題ですので、その辺、今後ということですけれど、十分その地元の意見を反映していただけるよう、反映をしていただくようにするのと、それとその、この負担の問題なんですけどね、南側はまだその詳細な計画がわからないのでということだったと思うんですけれど、これでいうと、南側の部分は、いわゆるその先行整備地区のアウトレットモールに直結する、接続をする道路ということですね。これ、前にも質問にも出ましたけれど、いわゆる企業の負担ですよね、は今後というように、今後考慮をするというようなおっしゃり方だったと思うんですけれど、その詳細な距離がわからない中でということですけれど、ある一定わかったときにはということだったと思うんですけれどね、先行整備地区の企業がその詳細なことを決めたときには、ぜひしていただけるのかどうか。考慮という言い方だったので、それはどういうように、負担を求める考慮なのか、求めない考慮なのか、そこだけちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○小池学まちづくり活性部参事  たしか議会ではですね、基本的には行政が負担するものと考えておりますけれども、何せ具体の計画、ラインも決まっておりませんので、その道路の機能や役割を考慮した中で、整備主体を判断してまいるというふうに述べましたので、今現在、この意見、ご答弁は変わっておりません。 ○若山憲子委員  整備主体を判断をするということは、その前段で行政が負担をするべきものだというお答えだったと思うんですけれど、これ、明らかにそのいわゆるアウトレットモールの専用の道路、専用という言い方がいいのかどうかちょっとわかりませんけれど、当然住民の方もそこに行くのには使われると思うんですけれど、そういう意味では専用の道路。それも以前にもアル・プラの例を出しましたけれど、市道の改良工事では企業も負担して、もう丸々負担して道路つくったという計画もありますので、今後ということですので、その今後のときの行政の対応をぜひしっかり見ていきたいと思います。ぜひ、私は要望していただきたいと思います。 ○小松原一哉委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  それでは、説明員の方は交代してください。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  (6)(仮称)城陽市産業振興ビジョン策定に係る進捗についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  まず、今回の報告に入ります前に、報告資料の誤りによりまして、提出資料、提出書類を差しかえいたしましたことにつきまして、おわびを申し上げます。申しわけございませんでした。  それでは、(仮称)城陽市産業振興ビジョン策定に係る進捗についてご報告申し上げます。  本計画は、市の産業を振興するための計画として、本年度当初予算におきまして2カ年の債務負担行為を設定し、策定を進めているものでございますが、その概要と現在の進捗状況につきましてご報告させていただくものでございます。  1番の計画策定の背景と目的をごらんください。本市ではこれまで、第3次総合計画に基づく部門別計画といたしまして、城陽市商業活性化推進プランを策定し、JR城陽駅周辺商業のにぎわいづくりを進めてまいりました。本年3月に策定いたしました第4次城陽市総合計画の部門別計画を策定するに当たり、これまでのベッドタウンを前提としたまちづくりから、新たに、新名神高速道路の開通や東部丘陵地の先行整備などの大きなアドバンテージを生かした、産業によるまちの活性化を目指す必要があると考えているところでございます。そこで、商業に加え、雇用創出力の高い工業や、新名神高速道路による立地のよさを生かした物流、サービス業なども含めた総合的な産業振興により、まちの活性化に向けた産業の基盤強化と振興策を、戦略的かつ効果的に進めることを目的とした産業振興ビジョンをつくることとしているものでございます。  作成の期間は、平成29年度から30年度の2カ年としており、30年度の早期に策定することとしております。  3、計画の位置づけでございますが、先ほど申し上げましたとおり、第4次城陽市総合計画の部門別計画となります。  4、計画の期間でございますが、本市の状況が大きく変化をしていくことを踏まえまして、今後10年を見据えた上で、平成30年度から平成34年度までの5カ年としております。  5の検討方法といたしましては、団体ヒアリングやアンケート調査を踏まえ、若手事業者や新規立地企業等で構成する(仮称)産業振興ビジョン検討会による議論を経た後、諮問機関であります城陽市商工業活性化推進審議会において審議の上、中間案を市議会に報告させていただきたいと考えております。その後、パブリックコメントを実施した上で、策定案としてまとめてまいることとしております。  2ページをお願いいたします。6、城陽市商工業活性化推進審議会委員は、表に記載しております会長以下6名の委員で構成をしております。
     7、城陽市産業振興ビジョン検討会委員につきましては、座長以下13名の委員で構成をしているところです。  8、(仮称)城陽市産業振興ビジョンの策定に係る基礎調査といたしましては、アンケート調査と団体ヒアリングを実施いたしました。アンケート調査は、本年9月15日から10月13日までの間に、城陽商工会議所会員企業を対象に、製造業141社、非製造業892社の計1,033社に対して実施をいたしました。団体ヒアリングは、本年7月31日から11月15日までの間に、4団体に対して聞き取りを行ったところでございます。  3ページをお願いいたします。これまでの検討経過につきましては、記載のとおりとなっております。  10、今後の予定といたしましては、平成30年1月に第3回の(仮称)城陽市産業振興ビジョン検討会を開催し、重点プロジェクト及び具体施策について検討した後、城陽市商工業活性化推進審議会の審議を経て、第1回定例会建設常任委員会に中間案をご報告させていただいて、委員の皆様のご意見を賜りたいと考えております。その後、パブリックコメントを実施し、城陽市商工業活性化推進審議会での審議を経て、第2回定例会建設常任委員会には策定案をご報告させていただきます。  それでは、現在検討を進めております(仮称)城陽市産業振興ビジョンの全体概要案につきましてご説明をさせていただきます。  別添資料をごらんください。2ページの目次をお願いします。本資料の構成でございますが、3ページ、4ページにかけまして、(仮称)城陽市産業振興ビジョンの全体構成の流れに沿った概要案を示しております。5ページ以降には、基礎的資料とアンケート集計結果、これまでの会議やヒアリングでのご意見を掲載させていただいております。  それでは、3ページをお願いいたします。1、城陽市の現状について、特筆すべきポイントをまとめております。  (1)城陽市を取り巻く現状でございますが、5ページの参考資料1をお願いいたします。ご案内のとおり、本市の人口は、平成7年に8万5,398人であったものが、平成27年では7万6,869人に減少するとともに、高齢化率は31.1%となっており、人口減少と少子高齢化が進展しております。  6ページをお願いいたします。本市の昼夜間人口の状況でございますが、平成22年の国勢調査では、昼間人口6万4,737人に対して夜間人口は8万37人で、昼夜間人口比率は80.9%となっており、宇治市と同様、市外への昼間人口の流出が大きい状況となっております。  7ページをお願いします。市内事業所数の動向でございます。8ページには参考として、国、府の動向についても記載をさせていただいております。平成26年における本市の全事業所数は、国、府と同様に、平成21年に比べると減少しております。そのような中、医療・福祉、教育・学習支援業では、平成24年に比べると回復傾向にあり、増加しているところです。  9ページをお願いします。市内従業者数の動向でございます。10ページには参考として、国、府の動向についても記載をさせていただいております。平成26年における本市の従業者数は、国、府と同様に、平成21年に比べると増加しております。特に医療・福祉、教育・学習支援業において増加をしているところです。  11ページをお願いします。人口1人当たりの法人市民税収について、近隣他市町と比較をしたものでございます。平成27年の状況では、本市の1人当たり法人市民税収は6万6,696円となっており、近隣他市町と比べ最も低くなっているところです。  続きまして、(2)城陽市の産業の特徴でございますが、12ページをごらん願います。この表は、本市と近隣市町の産業分野の構成比を、全国の構成比の基準を1といたしまして、特化係数という形で比較したものでございます。本市の事業所数の特化係数が1を超えているのは、鉱業・採石業・砂利採取業、製造業、不動産業・物品賃貸業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉の6業種となっております。また、本市の従業者数の特化係数が1を超えておりますのは、鉱業・採石業・砂利採取業、製造業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業の6業種となっているところです。  3ページにお戻り願います。2番、城陽市における事業者の声といたしまして、アンケート調査と団体ヒアリングにおける特筆すべきポイントをまとめております。  (1)アンケート調査につきましては、製造業と非製造業の2区分で実施をいたしました。  13ページの参考資料2をお願いいたします。ここでは、製造業の調査結果を記載しております。  2つ目の項目の、資本金では、1,000万円以下が66.7%と最も高くなっております。  14ページをお願いします。3つ目の項目の、従業者数では、6~20人が33.3%で最も高くなっております。  15ページをお願いします。3つ目の項目の、事業所の機能では、単独事業所であるが77.8%、当事業所が本所・本社・本店で他の場所にも事業所があるが17.8%で、合わせて95.6%が市内に本店機能を持つ事業所となっております。  20ページをお願いします。2つ目の項目の、経営上の課題では、販売先や取引先の開拓が55.6%で最も高くなっております。  22ページをお願いします。1つ目の項目の、本市に立地するメリット、強み等についてでは、物流面・流通面での交通利便性について、とてもメリットがあるが20.0%、ややメリットがあるが33.3%、合わせて53.3%で最も高くなっております。  2つ目の項目の、その他本市に立地するメリット、強み等についてでは、自由回答としておりますので、表記につきましては原文のままとしております。以降、自由回答の項目については全て原文のままの表記としているところです。  24ページをお願いします。1つ目の項目の、今後本市に支援してほしいことでは、低利融資の拡充が46.7%で最も高くなっております。  2つ目の項目の、本市が行う企業ネットワークの構築や産学官連携への関心の有無では、関心がないが64.4%で最も高くなっているところです。  続きまして、26ページの参考資料3をお願いいたします。ここでは、非製造業の調査結果を記載しております。  2つ目の項目の、資本金では、1,000万円以下が44.0%と最も高くなっております。  27ページをお願いします。3つ目の項目の、従業者数では、個人事業者が32.5%、5人以下が33.5%、合わせて66.0%となっております。  28ページをお願いします。3つ目の項目の、事業所の機能では、単独事業所であるが77.0%、当事業所が本所・本社・本店で他の場所にも事業所があるが14.0%で、合わせて91.0%が市内に本店機能を持つ事業所となっております。  32ページをお願いします。1つ目の項目の、経営上の課題では、販売促進・顧客開拓が46.5%で最も高くなっております。  34ページをお願いします。1つ目の項目の、本市に立地するメリット、強み等についてでは、物流面・流通面での交通利便性について、とてもメリットがあるが20.0%、ややメリットがあるが24.0%で、合わせて44.0%で最も高くなっております。  37ページをお願いします。1つ目の項目の、今後本市に支援してほしいことでは、低利融資の拡充が37.0%で最も高くなっております。  3ページにお戻りください。最下段の(2)団体ヒアリング実施結果では、城陽市商工業活性化推進審議会、(仮称)城陽市産業振興ビジョン検討会及び団体ヒアリングにおける主な意見を集約いたしております。検討会やヒアリング時に賜りましたご意見の詳細につきましては、39ページからの参考資料4に記載をしているところですが、主なご意見といたしましては、3ページに記載をしております、産業誘致と既存事業者の連携により域内での経済循環向上が必要である。アウトレットの集客力を地元商店街に循環する共存の仕組みが必要である。城陽市の知名度が低いので、さらなるPR強化が必要である。城陽が通過点にならないよう、市内に還元する仕組みが必要である。シビックプライドの醸成が重要である。市内事業者は人材確保に苦戦しているといったものでございました。  続きまして、4ページの3、SWOT分析を通じた課題の整理をお願いいたします。  SWOT分析とは、これまで実施をしてまいりましたアンケート調査や団体ヒアリングを通じて見えてまいりました外部環境や内部環境の課題を、強み、弱み、機会、脅威の4つの要因に分類し分析したものでございます。本市の産業振興の方向性といたしましては、分析の中で見えてまいりましたことといたしましては、積極的に攻勢をかけるべきこととして、1つ目、既存事業者へのサポートの強化、2つ目、開発インパクトを生かした産業の再活性化。次に、段階的に施策につなぐべきことといたしましては、3つ目、市内外のネットワーク化のさらなる促進。次に、差別化戦略に生かすべきことといたしましては、4番目、魅力づくりとPRの強化。次に、専守防衛すべきことといたしましては、5つ目、人材確保や後継者育成の強化という5項目が課題であると整理しているところでございます。  ご案内のとおり、本市の産業振興につきましては、第4次総合計画におきまして、市内従業者数、製造品出荷額、商品販売額、観光入り込み客数の4つを指標として掲げ、取り組むこととしているところですが、この間の分析の中で見えてまいりました課題に立ち向かい、目標とする指標を達成するための施策展開の方向といたしまして、(1)意欲のある既存及び新規立地事業者への支援、(2)開発インパクトの創出と波及、(3)事業者間と行政のネットワーク化の促進、(4)特産物や地域資源を生かした魅力づくりとPRの強化、(5)市内事業所の人材確保や後継者育成の強化、この5つを重点プロジェクトとし、今後具体的な施策を検討してまいりたいと考えております。  検討結果につきましては、中間案として改めて市議会にご報告させていただくことといたしますが、本日は、我々、私どもがここまでまとめてまいりました進捗について今ご報告をさせていただきましたので、市議会の建設常任委員会のご意見を賜りまして、次の中間案に盛り込むような形で整理をしてまいりたいと考えておりますので、ご意見を賜ればと思っております。  以上で、(仮称)城陽市産業振興ビジョン策定に係る進捗についての説明を終わります。 ○小松原一哉委員長  それでは、これより質疑に入ります。 ○村田圭一郎委員  ずっと待っていましたんで、このために2時間ほど。  こういう計画、本当に私、今、中間のやつを見せていただきまして、聞かせていただきまして、計画としてはもう本当にいいものだなと。ただ、意見を言う場ですから、こういうふうなものを実際に進めていって結果を出していくときには、まず何でもそうですが、ファシリテーター役という方が非常に大事になってくるかと思うんですね。それで、ここにお一人しか書かれていませんので、この某大学の副学長の先生が座長ということでありますが、こういうふうなことにたけておられる先生なんですかね。本当に。まずちょっと教えていただいていいですか。 ○今西仲雄副市長  今、京都産業大学の副学長ということでありますけども、いわゆる京都経済については、かなりベテランの域に達しておりまして、実は私、一緒に京都府のほうで仕事もしてきておった、後輩ということではありますんですけれども、京都市にも出向をいたしておりましたり、そのほか京都リサーチパーク、ちょうど大阪ガスの跡地に京都リサーチパークがありますけれども、そちらのほうに京都府をやめてですね、民間の経験を持っておりましたり、その後いわゆる経営学の修士ですか。それを取りまして、大学のほうに転出したということで、かなり幅広い経験を持った学者であるというふうに考えております。 ○村田圭一郎委員  ありがとうございます。KRPのところをこうやられたという先生ですね。僕とその思いが1つ、一緒なんですよ。というのは、この10年間の計画、その中の前半の5年間というところで、このときに何があるのかなというふうにいくと、やっぱり何をいっても新名神なんですね。新名神で、こういうときに、いろんな議論でいろんな意見が出てきて、それを網羅した計画なんですけど、僕のその考え方というのは、その、さっきなぜ一緒や言うたんは、そのKRPというところでやられたように、僕は、今城陽をどうやっても、入り込み客数の指標出ていますけど、もうこれ以上今のままではふえないわけですよね。新たな、今までのベッドタウンによるまちづくりを、もうオールブランニューでですね、新しくやっていこうというので出てきたというのがこのアウトレットと。そこでいくと、ほんまに700万人とか800万人というような、新たなこの城陽の名前を、いうてみたら年間700万だったら、これ10年でやったら7,000万ぐらいになっていくわけですよね。だから本当に新たな切り口でこうやっていくときに、まず計画としてはこうなんですけども、そこでは僕ね、優先順位としてね、まず大重点テーマとして、この、何ていうのかな、10年、それ以上を見越したときに、このアウトレットモールの、何ていうのかな、アウトレットモールにやっていくのが本当に大事じゃないかなというふうに思っとんです。  そういう意味で、さっきのKRPのところを成功事例でやられた先生なんで、これはいい先生にファシリテーター役になっていただいたなということを私は申し上げるわけなんですよ。  その中でね、この施策の展開の方向というので5つほどありますけど、まずこのやつを見ていったときに、弱み、強みというところで、本当にそうだな思うてんですよ。34ページのこの表を見てもらうと、この城陽にやっぱり立地するメリット、強み、逆に言うたらデメリット、弱みというところですよね。この表を見ていきますとね、今のこのままではですね、強みだけを見ていきますと、物流面・流通面での交通、要するに交通が便利だっていうことですよね。あと、強みがあるっていうのは、従業員の居住環境とかですね、本当に今までやった住環境と、それから新名神を生かした物流になってくるんですけど、デメリットを見れば、やはりその大学とか研究機関との連携がやはりデメリット。それから人材確保のしやすさというのは、これは明らかにデメリットで出てくるんですよね。  こういうふうなこのまちの将来の像を描いていくときに、これ弱みを克服していこうというふうに考えていかれるのか、強みを伸ばしてもう物流のまちでいこうというふうにやっていかれるのか、これはどっちなんですかね。計画やから、いろんなやつを盛り込んでやるのは、それは計画としては、まあまあ優良可でいうたら良ぐらいかなと。でも、このまちをですね、インパクトを外に出して、要は自治体間競争に勝っていくという視点でいきますと、何らかのこの、うちはこういうふうなまちというのをまずつくっていかないことには、多方面に今までどおりやっていっていては、特色というのが出てこないと思うんですね。  そういう意味で、私は先ほど、今言うとんですけど、どういうふうなものを、ビジョンを描いていかれるんですかね。お願いいたします。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  まず、この産業振興ビジョンというビジョン、今回、これまで商業だけであったというビジョンを、工業、流通を含めた産業全体の、市全体の産業というようなビジョンにしてまいりたいというふうに考えております。それはこれまでの城陽のあり方から大きく変わっていくと。大きくインフラ整備が進んでまちが変わっていくというようなことから、面的に産業全体を捉える必要があろうというようなことで取り組みを進めていくというようなものでございます。  そのまちが大きく、インフラ整備を中心にまちが変わっていくというのは、大きなまちの強みであるというふうに考えておりまして、これまでの弱みの部分、当然計画としては全体の底上げというのも必要になりますが、少なくともこの5年間については、この大きなまちのインパクトを大きく活用したような産業の振興というものを大きく打ち出していく必要があろうというふうに考えているところでございます。 ○村田圭一郎委員  方向性は合っているのかね。前半の5年間についてはこうやっていこうというふうなことでね。何が言いたいかといいますとね、何というのかな、この40ページのほうに書いているでしょう。城陽市が通過点にならないように工夫することが必要というふうに書いてあるでしょう。その真ん中ら辺にそれが書いてあるじゃないですか。目的地まで行く途中にいろいろな見どころを整備する必要があるということ書いてあるんですけどね、これは一意見ですから、それはそれでそのまま書いていただいていいんですけどね、僕はぜひとも目的地をつくってほしいんですよね。立ち寄るということは、そこに目的があるから立ち寄っているんですよね。大きなその集客能力のある700万、800万と言われているようなアウトレットモールに行って、やっぱり僕らが消費者として行動した場合は、消費者行動で見れば、そこに行って帰っているだけなんですよ。だから、それはこっちの願いとしては立ち寄ってほしいなという願いはあっても、そこに目的がありゃそこに行くんですね。  ですから、目的が1カ所だったら、もうそこに行って帰ってくるだけになるんで、ぜひ複数箇所あればですね、そこにも行ってここにも寄ろうと。要するに、どこどこのお寺に行って、ついでにここのお寺も見て帰ってこようというようにですね。だから、新たな何か、全くないんですから、そういうのをつくっていただきたいなという思いがあるんです。ここでもう目的地、しっかりつくっていただくというその思いというのは、僕、考え違うんかな。中村さんの顔がちょっと曇っていますが、お願いします。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  産業振興ビジョンですので、産業全体を捉まえております。どうしてもですね、アウトレットによる集客というようなところに非常に目が向くんですけども、観光振興だけではなくて、産業全体を盛り上げていくために、当然アウトレットに来られるお客さん、700万とか800万とか言われていますけども、そのような方がさらにそのアウトレットだけに来て帰るというような形ではない、一足延ばしてどこかへさらに、今、委員おっしゃられるようなどこか、市内のどこかに行かれる。あるいは広域的に捉まえて、城陽市から宇治へ抜けられるとかですね、そういうような、おうちから車で出て、アウトレットに着いて、アウトレットで楽しんで、またおうちに帰られるというだけの形ではないような取り組み、方策を考える必要があろうというふうに考えているところです。 ○村田圭一郎委員  わかりました。僕の視点がちょっと商業、前の旧来の商業やいうことですね。新たな産業ということだよね。そうしたら、この市内のこの事業者というのでね、人材確保に苦労しているというのは、ここの生産年齢人口を見ても明らかだと思うんですよね。ここをどう克服されますかね。この課題について。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  この間、ヒアリングでもアンケート調査の結果でも事業所様からお話を伺うのは、特に人材不足については非常に頭を悩ませておられるというお話をお伺いしております。  この産業振興ビジョンは今現在作成中ではありますけども、一足先に今年度からは、市のほうとしてこれまで実施をしてこなかったわけなんですが、企業説明会というような形で、何とか城陽市の企業を紹介する中で雇用の創出に結びつけていくような手だてというようなのを打ち始めているというような状況があります。来年度以降も、これは産業振興ビジョンの中にも盛り込んでいくべきことではありますけども、雇用を創出していく、人材を確保していくというようなことについて、具体にどのような手だてがほかにあるのかということについて議論をしてまいりたいというふうには考えているところです。 ○村田圭一郎委員  まだ議論中で、まだどう克服していこうかというのを次のこの30年度の、この6月だったっけ、ぐらいで一定こっちにも示していただけるという、まだ今は途中なんですね。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  そうですね、今、きょうお示しをさせていただいたのは、恐らく委員の皆様からしてみますと、これで具体に何があるのかというのが見えない資料になっているかと思います。ここから具体策、具体的な取り組みについて協議を深めてまいりたいというふうに考えておりますが、きょうこの場ででも委員各位から、こういう取り組みがいいんじゃないかというようなご意見をいただければ、それについてもあわせて検討をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ぜひとも皆さん、我々もその雇用創出に向けた、人材確保に向けた取り組みというのがどういうものが一番いいのかというのを今現在検討している最中でありますので、ぜひともご意見をいただけたらと思うところでございます。 ○村田圭一郎委員  ぜひともご意見って、それは難しいな。これね、いろいろなその、何ていうのかな、分野の方が集まって、そこでいろんな意見を出し合ってやっていこうとされているわけですよね。今ちょっと、僕もすぐにはわかんないんだけど、今この城陽の市内のね、この生産年齢人口に該当するところというのは、もう何十年前からこれ減ってきているわけですよね。新たな切り口としていけば、本当にさ、よそからの定住促進だとか、あと外国人の積極活用ですとか、あと65歳以上の方もね、いうてみたら、今、大昔ですよ、僕の感覚で言えば。55歳定年とか60歳って。今は65歳以上の方がばりばり働いておられますよ。ですから、やはりそういうふうな方も含めて、幅広いまさに人材というか、今までやってこられた、何か本で読んだんですよ、年を重ねていけば重ねていくほど、ある部分は衰えていくのかもしれないんだけど、逆に、いろんな個人的なネットワークでありますとか、今までやってきた経験を生かして何かその応用力とか、実際またやる仕事の上での大事な視点として責任感とかですね、すごい何かメリットとかがあると思うんで、そういうふうなところを積極的に活用していただけるように、もっと、そしたら、幅広く意見募っていただけたら、また教えていただけたらなというふうに思います。済みません。 ○若山憲子委員  SWOT分析で課題の整理していただいているんですけれど、その既存事業者へのサポートの強化とうたわれているんですけれど、これでいうと、アンケートの結果だけでいうと、非製造業と製造業でも、資本金も比較的1,000万以下とか5,000万以下というところが多いというような中で、それと個人がされているというようなところが比較的アンケートの中でもパーセントで高くなっている中で、さらに官学の連携については、関心がないという方がすごく多い中で、これ、どういう形でサポートを、例えば低利の融資をつくるとか、そんなん簡単なんですけど、それは継続して産業を発展させるということにも、経営を守るということにもならないと思うので、その辺はどんなふうに、先ほど次長がおっしゃったように、アウトレットの開発、そのインパクトある、生かしたそういうのはね、そこはそこでしなあかんけれど、産業の再活性化というところでのね、そこについてはまだこれからということであると思うんですけれど、ここにこれを上げておられる以上は、その大きな考え方1つ持っておられると思うので、それを1つ教えていただきたいのと、それと例えば、これもこの中に書いてあったと思うんですけれど、ワインのブランドの立ち上げね。いわゆるこれって農業を産業にしていく1つの方法やと思うんですけど、法規制があってということだったと思うんですけれど、この法規制はいわゆる酒税とか、そういう関係の法規制なんですかね。ここが立ち行かなかったということの大きな要因を教えていただきたいということと、それと、私、農業を産業としていくというのを、本当に今後の城陽市のこの立地条件とかというところからもすごい大事なことやと思うんですけれど、そこで特に何か考えておられることがあるのであれば、ぜひ6次産業化とかいうのではなくて、もう少し具体的なことがあったら教えてください。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  今回のアンケート結果の中で、特に私どもとしてこれは反省すべき結果だなというふうに考えているのが、産学連携のところに興味がないというお話の部分でして、やはりそれは、これまでから産学を連携させるというような、行政がそこにどういうふうに携わっていくか、かかわっていくかというと、そういうマッチングをするサポートに回るのが行政の立ち位置だと思うんですけども、そういう取り組みというのをほとんどしてこなかったという実態があろうかと思います。  これから、連携というのはやはり非常に大事な部分でして、特に産学金、そのほかにもありますけども、そういうさまざまなジャンルとの連携というものを、まずそれが非常に有益であるんだということを知っていただくところからまずあるのかなというふうに考えておりまして、この結果は、逆に我々が取り組むべき大きな課題として捉まえたいというふうに考えているところです。  そういう中でそれを進めるためには、やはりネットワークというのの強化は非常に大事になろうかなというふうに考えておりまして、これも今年度から取り組みを進めているところですけども、ジョーカンネットというのを立ち上げさせていただいて、あれは産学金行、行も入ってですけども、官行ですね。そういうネットワーク化、それをさらに今後広く展開をしてまいりたいというふうに考えているところです。  それから、ワインのブランドのお話ありましたけども、過去に取り組まれて、今も取り組まれているところがありますけども、農業としてなりわいをするという場合には、農業者としての資格がないとなかなかできないというような部分がありまして、それともう一つには、お酒をつくるという部分でのハードルというのが過去にあったというふうな形で聞いております。農業を今後産業というふうな捉まえ方、位置づけで進めていくということになりますと、大きな視点でいいますと、先ほど委員おっしゃられたとおり、6次産業化というような話になるんですけども、非常にそれは長い時間もかかりますし、非常にたくさんの方とともに取り組んでいく必要のあるところですので、大きな将来の目標としてはそういう部分についても検討をしていく必要があろうと思いますけども、できる部分での農業を、もうかる農業というような部分についても考えをする必要があるのかなというふうには考えるところです。  ただ、今回のこの産業振興ビジョンにつきましては、農業そのものを産業とした位置づけでビジョンに掲げるということではなくて、大きな柱としては、冒頭申しました商業、工業、流通、サービス業といったいわゆる商工業の方面を中心としたアプローチしてまいりたいというふうに考えているところです。 ○若山憲子委員  官学金ですかね、それのところでいうと、城陽は金融機関の連携を特にね、申請して、そういう意味ではいち早くそういう活動もしておられるので、ぜひそこを生かしてね、せっかく近隣ではいち早くそういうことを立ち上げていただいているので、さっきおっしゃったのはネットワークを広く展開していくというようにおっしゃったんですけれど、なかなか単独で事業をしておられるところへのそのサポートというのは本当に難しいものがあると思うんですけれど、地道にぜひそこはしていただきたいなと思うのと、それとこれ、産業ビジョンですので、農業というのは長い時間がね、6次産業にしても長い時間がかかるので、長期的なその目標としては置くけれど、商工ということでいうと、例えばここで言われていたのは、福祉とか医療の関係とか、学習塾の関係が、従業員もその事業所としてもふえているというのは、今の情勢を反映していると思うんですけれどね、それでいうと、なかなか、小さな自治体やったら、例えば福祉関係のその事業所がふえることで地域の雇用も生まれて、それが経済を循環さすというようなことが言われているんですけれど、城陽市ぐらいの規模になると、すぐにそこが目に見えてということにはならないと思うんですけれど、何か例えばそういう、この計画そのものが総合計画の下の計画ですのでね、そこは何か連携をしていかれるような、そういう思いっていうのは何かあるんですかね。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  私、先ほど農業については中心的には外してというお話をさせていただいたんですけども、ただ、特産物としての振興としては、商業と連携できる部分がありますので、新商品の開発等については進めてまいるというような形で取り組んでまいりたいというふうに考えております。  福祉、教育の分野なんですけども、こちらにつきましても、今回この計画は、特に商工業を中心とした産業というようなことから、教育、福祉の分野については外したような形で進めていこうというふうに考えているところです。 ○若山憲子委員  これ、産業振興計画ということで、福祉、教育の分野は外すというようにおっしゃったと思うんですけれど、例えばその福祉や教育の分野、教育の分野は、特に人を育てるというところでいうと、人材の確保とか後継者の育成にもつながっていくと思うので、単純にそういう事業だけを結びつけるのではなくて、長い、さっきのネットワークの中ではね、そういうことも含めて、この商工の係の中でどこまでそのことが実践していけるのかというと、人材の問題とかいろいろあるので難しいと思うんですけれど、ここにいわゆる書かれている強みのところと弱みを克服するために、そういうものをぜひ生かして、していただくように、それは要望して終わっておきます。また次が出てくるのを楽しみにしています。 ○谷直樹委員  先ほどからご説明あったと思いますけど、まずこの人材確保。人は企業なりって、これが一番肝心ちゃうかなと。というのは、これも私の経験で、例えばある会社が求人等したい。そこそこの会社の人間が例えば求人するのに、例えばリクルート等々求人のいろんな本ありますけど、これ1,000万ほどかかるわね。1,000万、1回。これが現実なんですよね。ここに低利融資の拡充とかね、これはマル経とかいうのはまた違う使い方と思います。そういうなんにもうちょっと融資の方法がないかなと。例えば人材確保。  とかあと、人材確保して人材育成して、例えば人を雇って、ある程度育ってきたら、これ3年でヘッドハンティング。これ当たり前なんですよね、最近、企業によったら。これも現実なんですよ。こんなところもある。それを、例えばとめよう思うたら、今度は給料しかないですよね。だからある会社は、そこそこの人間、月5万上げたというような会社もあります。これが現実だと思うんですよね。というのは、やっぱり中央、いわゆる一極集中っていうんですかね。例えば最近の若い子は東京に行ったり、大阪に行ったり、京都に行ったり。なかなか地元で働く方が少ない。これも現実やと思うんで、その辺をどうするかというのが、これ物すごく重要なことかなと思いますね。だから、そのためにはどうしたらいいかというのを、1つのこのビジョンの中に盛り込んでいっていただきたいし、あとはそういうような低利の融資の拡充の中で、そういうような項目も入れていただけたらなと思いますけど、いかがですかね。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  低利融資制度につきましては、運転資金に充てることができるような資金になっておりますので、例えば給料なんかをその事業者さんで増額というふうにしていただいた場合にも、その分を含めて運転資金に回すというようなことはしていただけるような制度にはなっておりますが、現実、その人材確保の観点でいいますと、委員もよくご存じのとおり、給料が幾ら高くても、なかなか中小零細の企業には人手が来ないというようなことも、この間ヒアリングの中でさまざまな事業所さんからお声を、お話をいただいたこともございます。  本市がことしから始めております企業説明会ですね。あれが非常に大変ご好評をいただいておりまして、ちょっと手前みそにはなるんですが、ああいうことをですね、行政がチラシをつくって、そこで企業を紹介をするというようなことをしてもらえると、企業がご自身でリクルートなり、そういうところに広告を出されるよりも、非常に効果があるんだというふうに喜んでいただいておるところでして、また最近ではスマホなんかで雇用のサイトなんていうのがあるんですけども、あれも1回載せるのに100万円かかるとかいうようなサイトなんですけども、でもそういうのの一番上のほうに上がってくるのは大手の企業ばかりでですね、城陽なんかの余り名の知れていないような企業ですと、ずっと下のほうになって、検索かけてももう上のほうに上がってこないから、もう誰も人が来ないというようなことが多々あるんですが、それをああいう城陽市が企業説明会をやっていますよというようなことをお知らせするだけでですね、またそれが城陽市の宣伝をしてもらっているというようなことで注目していただいていると。  また、市といたしましても、あれを市内の市民の方とかに配布をすることで、城陽にこんな企業があるんだよというような企業PR、城陽市の魅力につながる企業のPRにもなりますし、また城陽市民にも近くで働いてもらえるような場にもなると。働き方もさまざまな働き方がありまして、正職がいいという方もおられますけども、ちょっとあいた時間で働きたいというような主婦の方でありますとか、ご高齢の方でありますとか、たくさんおられます。先日開催いたしました企業説明会のときにも、最初電話ではリクルートスーツで行かなあきませんかというようなお問い合わせもありましたけども、普通にふだん着のままでお越しいただくようなケースもありますし、あの取り組みについては、そんなに大した金はかかっていないんですけども、会場費だけがあればできるというようなものですので、今後とも市内の企業PRも含めて、雇用のマッチングという場で進めてまいりたいというふうに考えているところです。 ○谷直樹委員  今おっしゃったように、それはずっと継続的にやっていただきたいんですけども、最近よく聞くのは、人がいいひんから会社が潰れると。これ現実出ていますね。特にサービス業とか。こうなんのはやっぱり人がおらへんというようなことが原因やと思うんで、その辺踏まえましてね、だからこの中でそういう形のことも踏まえながらやっていただきたいというのと、最終的にはやっぱり経営者、会社のあり方、内容だと思いますわ。人との人間関係やと思いますけども、それもね、やはりいろんな面でこの企業の代表者さんなりを、いろんな研修というかね、研修嫌いやと思いますけど、やはりいろんな話を聞くというのは、これは大事なことですから、そういうことも入れていただいて、交流っていうんですかね。連携というんですか。そういうことがこれからは重要かなと、ますます重要かなと思いますので、よろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  済みません。今いろいろと皆さんからのご意見なんかを聞いていまして、自分なりに考えてみますと、やっぱりその城陽市で生まれた子どもさんたちが、いろいろ経験されて、大学出られたり、高校出られたりされて、行く行くはやっぱりさっきおっしゃったような地元で雇用ができれば、それは親にとっても安心できてというような、そしてまた後継者につながっていくというような、そういうようなことにも、安心というのが一番その根底にあるのではないかなというふうにやっぱり思います。  ちょっと私ね、ご近所で、こういうのを、すごい城陽市の人口が減るのをすごく心配しておられる方がいらっしゃって、ちょっと人口推移ってつくったんやけど見てくれるって言われて、ちょっとここにあるんですけど、ことしの10月1日で20歳から60歳、労働者人口ですよね。城陽市、ちょっとその方がくださったのは、今4万6,908名いると。こう単純にスライドさせただけなんだけれども、10年後にはそれが3万6,021人になると。そしてまた、その20年後ですよね。今から20年後になると3万2,739人という。これは単純にスライドしたわけですけれども、その数字から見ても、単純に20年間で1万4,000人からの方が減るというような数字が出ていて、相原さん、これは心配やなということでちょっといただいたわけなんですけれども、そやから、これからはそういった若い方々ですよね。今、小学校でも地域回ったり、中学生に入ったら職場体験をしたりとか、そういうふうな高校、大学等もいろいろと企業を回って体験をされたりとかいうのもあると思うんですけれども、そういう中で、高校生とか中学生もそういうところに入れ込んで話し合いをするというのも、これからの城陽をつくっていってくれるような子どもたちがどんな考え方しているのか。そういうことも聞かれる必要性があると思うんですね。今後城陽市に税金を払っていってくれるような子どもたちがどういうことを望んでいるのかというのが、これ入っておられる方、現在ね、やっぱりこちらで自営業をされたりとか、そういう方々が多いかなというふうに思うんですけれども、これからこのまちづくりに参画していく子どもたちはどのような考えでいるのかというようなところも1つの観点になるのかなというふうに思ったり、中学校やらでちょっとやんちゃして、なかなか学校に行かへんかったような子どもたちが、いやいや、地元ではこういう仕事があってということで就業してくれることになれば、親御さんも安心されたり、また子どもたちもそこで収入を得ることによって、地元で家を建てたりとか、そういうふうなこと、プラスの循環になって連鎖になっていくかなというふうにも思いますので、また次回ね、そういう、これは今つくっておられるわけですけれど、そういう若い世代の方々の意見を聞きながら、こういう計画を進めていかれるというのも1つの手段になるのかなと。  大学なんかも、ちょっと先ほどありましたけれども、連携した取り組みというのは必要になると思うんですよね。例えば保育園の、保育園があってもその先生方が少ないというのであれば、できるのかどうかちょっとわからないですけど、今はやりの特区というんですかね。例えば私たち子育てが一応終わった50ぐらいの人間が、保育のそういう通信か何か通うことによって、割合短い期間でそういう資格を取って、そしてまた京都府下でないとその資格が使えないとかね、城陽市でそういう保育の保育士になったりとか、そういうことも、ちょっとできるのかどうかわからないんですけれども、そういった方策で、ここは子育て、そういう子どもが生まれてから最後就業に至るまでしっかりできるというような、切れ目のないそういう手だてができたらいいなというふうに思ったりもするので、またそれはちょっと意見として申し上げたいと思います。 ○乾秀子委員  内容を聞くのは、今はちょっとビジョンの策定に係ることとちょっとあれなんですけど、ずっと中身読んでいましてね、リーマンショックの影響から製造のほうの出荷が減っているということは、さっきのマスタープランのほうでも書いてあったんですけど、中を読んでいますと、やっぱり中小の零細企業に対する支援策をしてほしいということで、していらっしゃることはね、ずっと聞いていてわかるんですけど、事業者の後継者という欄、28ページですかね、大きく書いてあるんですけど、決まっている方が44件で、割合からいうたら22なんですけど、継承したいが候補がいないという方とか、まだ決める必要がない方もあるんですけど、継承しないという方もあるんでね、これできないのか、しないのかちょっとわからないんですけど、できたら、中小やから多分身内さんとかで継いでいかれるのかなと思うんですけれども、せっかくね、赤字で苦しい企業じゃなくても、後継者がいないためにやめざるを得ないという方もあると思うんでね。そういうやっぱり優良な企業さん、事業者さんには、やっぱりその事業が続けていけれるような何か手だてが要るんじゃないかなと思うのが1つと、それから商工会の青年部さんが述べられていた意見の中で、これはちょっと知らないから聞くんですけど、若者事業者、これはワインのブランド立ち上げを例に挙げられているみたいですけれども、さまざまな法規制があって規制緩和をしてほしいって、そういうサポートをしてほしいっていうのがあったんですけど、これはどういうことが若者の創業に対して規制緩和になり得ることがあるのか、例があれば教えていただきたいというのと、それからもう一つは、これは提案というか、あれですけど、松屋さんが市役所の近くにお店を構えられましたですね。甘い物を売っていらっしゃって、私、甘い物を買わずにあそこで焼酎を買ったんですよ。利兵衛という名前の焼酎なんですけども、聞いていましたら、酒販か製造か何か免許を店主の方がお持ちになっていて、城陽のサツマイモを使って、それを鹿児島のほうに送られて、そこでつくっておられて、逆にこっちへ製品を送られて販売しているということで、3日ほどでもう飲んでしまったんですけど、私ね、そういうことってやっぱり行って物を見るまで知らなかったんですよね。その前には梅の実が入ったビールとかも飲ませてもらったりとか、ワインもつくってはることも聞いたんですけど、やっぱりせっかくしてはることがなかなか情報になって市内、数がないのでね、なかなか外には出ないと思うんですけど、やっぱりそういう内容をもうちょっとPRすると、若者が、やりたいなと思っている方が、先輩方に聞かれて、若者同士で近い年代の方で創業を考えてくださったりするのじゃないかなというふうに思ったんですけど、その3つお願いしたいと思います。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  まず、事業承継の問題ですけども、もうそれは全国的な今問題になっておりまして、金融機関もそれについては非常に取り組みを強化をしているところがございます。また、京都府のほうの機関でも、事業承継についての、わざわざその機関を設けてですね、事業承継に取り組むというような組織をつくったりというようなことをされているようなケースもございます。  市としましては、その事業承継については、そういう金融機関でありますとか、あるいはさまざまなサポートセンターというような窓口であるとか、そういうものを紹介をしていくというような中で、とりわけ事業承継を円滑に進められるような窓口を案内をしていくいうような、制度紹介のような形でサポートしていけたらというふうに考えるところです。  また、若者の規制緩和の件ですけども、先ほども少しお話がありましたけども、ブドウ畑をつくって耕作をしようと思うと、農業従事者の資格がないとできないわけなんです。そこを規制緩和をと言われても、結果的にそれはできないという話になりますんで、これはヒアリングのときに出たお話として、そういうのを1つの例に捉えられて、できなかったというようなお話なんですけども、規制が緩和ができることとできないことというのはやはりございますし、市として規制緩和できる部分については、お話をいただく中でそれができるというような判断ができるものについては、緩和に向けた取り組みというのは今後ともしていきたいというふうには考えますし、それはそれぞれの内容に応じて、特に若い事業者の方については、今後この産業振興ビジョンの中心中核を担っていただく方でもありますので、お話を伺いながら、取り組みを進められるような形でしてまいりたいというふうに考えるところです。  また、利兵衛のお話で、そういうのがあるのを知らなかったというお話ですけども、そうなんです。実は市内の若手事業者さんの中では、さまざまな市内の産物を使われた商品、製品をつくられているというようなところ、たくさんございまして、それをご存じない、市民の方がご存じないというようなケースというのが実はたくさんございます。それについては、私どもとしても、特にそういう市内でもう商品開発に努めておられるような事業者さん、その商品をPRをしていくことで、市のPRにもつながりますので、広く市民の方にも知っていただけるような発出の仕方というのは考えてまいりたいというように考えております。 ○乾秀子委員  後継者をつくるということは、皆さんすごくおっしゃっていましたし、人手不足ということもおっしゃっていたんですけれども、やっぱりせっかく市内で育ってきた事業が、後継者がいないために継承しないというふうに、42件、21%の方がおっしゃっているというのは、すごく何か、中身わかりませんけども、できないという方がもしその中にいらっしゃったら、すごくもったいないですし、そういう方には、もちろん窓口案内とか支援もあれですけども、やっぱり城陽市も力を入れているというところ、姿勢をね、やっぱり明確に出してもらったほうがいいかなって、私は商売は余りよくわからないですけれども、やっぱり商工会の方に聞くと、国では景気がいいように言っているけども、全くそういう好景気の感触はないっておっしゃっている方もありましたし、なかなか厳しいかなと。忙しいという方ももちろんいらっしゃるんですけども、また中村次長のお力をかりたいなとか思います。  それから、先ほどワインのお話とかもあったんですけど、もちろん資格がないとできないのに、それが規制緩和って言われたらね、それはもうどうしようもないと思うんですけど、私は、もし条件がそろっていて、城陽市でやりたいけどもどういう力添えをしてもらえるのかとか、サポートがあるのかとか、どういう方に相談すればやっぱり早道かとかいうことがあれば、お試しにやっぱりというかね、何かそういうところ、環境にその人をやっぱりそぐわせてあげるというのがすごく大事やし、その人が起業できるような資金の裏づけとか、場所とか、そういうのを積極的にやっぱり提供しますよというような姿勢を持っていってもらえたらなというふうにすごく思いましたんで、質問をしました。  それから、さっきたくさんつくっている方がいるっていうて、どんなもんつくってはんのかなと思って、また疑問を思ってしまいましたけれども、やっぱり教えていただきたいですし、城陽市に数は少ないけども、これが城陽市のいいもんやっていうものをやっぱりふるさと納税の返礼品とかね、そんなんやっぱり使ってもらえたらうれしいですし、そのブランドによって、また城陽にいろんないい影響がやっぱり返ってくるような気がするので、ぜひお願いしたいです。  最後に、これは全くのお願いなんですけど、さっきのマスタープラン見ていたら、青谷のほうの駅、山城青谷駅の人口密度ってやっぱり全然違いますよね。寺田とか城陽駅とかとね。やっぱり人が住んでいないということもあると思うんですけど、一部ね、やっぱり金融機関がないんですよね、青谷駅前って。前は寺田にもちょっと小さい出張所がね、オクダ自転車屋さんの隣にできたりとかあったんですけど、やっぱりATMだけじゃなくて、やっぱり小さい出張所みたいなところを出してもらえるように、産官学金とかの中でね、やっぱりちょっとね、そういう話もしていただくと、本当に青谷の方ってね、農協はあるかもしれませんけど、金融機関がないということでやっぱり不便感じていらっしゃる方もあるので、そういうこともやっぱり地元の方から声を吸い上げていただいて、本当に生活で困っていらっしゃる方は何かっていうのを、そこで働く場所もできるわけですしね、また考えていただき、首ひねってはりますけども、じゃ、考えてもらうだけでも考えていただいて、ご相談かけていただいたらなと思いますので。 ○藤城光雄委員  中村さんの、委員さんがエール送られましたんで、私もエール送りたいんですが、実は今の継承者の問題ね、非常に意味のある話だと思います。したいがいないと。したくないという、もうしないという人、これ割合入れたら約28.5、30%近い人がね、こういう、市内にあると考えるとき、万が一、いや、そこの事業所に、したい、何かしたいという場合ですね。自分とこはしないが、他にそういうことをしていただく新しい起業の若者とか参入をできる仕組みを、何か今もあると思うんですが、そういうのに行政の力も入れて、このくくりを、後継者難を何とか改善できる仕組みをしていただけたら。商工会議所とのこれは連携にもなろうと思うんですが、1つアンケート調査からこういう答えが出ているいうことは、まちにとっては余りうれしくない話ですので、ぜひ、場所はあると。そして、もうしないという人と決めていない人、そういうくくりがあるもんで、そういう方たちに直接何かハードルを下げて、行政の支援が受けやすいような、相談を十分にできるように仕組みをちょっとしていただくと、逆にこの辺の数字が改善できるんじゃないかなと個人的には思うんですが、この辺の見解はどうでしょうかね。 ○中村雅彦まちづくり活性部次長  委員おっしゃられるとおり、事業承継したいけども、候補がないといったような声、あるという実態、今回のこのアンケート調査の中で見えてきたというような部分でございます。  こちらについて、我々もですし、商工会議所のスタンスもそうなんですけども、やる気のある事業者さんを支援をすることでまちを活性化させていくというようなことを念頭に置いた取り組み進めてまいりたいと思いますので、この承継の希望があるというようなお声について、どういうところにつないでいくのかというような支援の仕方というのは、今後また模索をしてまいりたいというふうに考えております。 ○藤城光雄委員  俗っぽい言い方をすると、空き家バンクは登録制で、こうしたら利活用が後はいけますよという提案制がありますので、そういうようなことで、ここの事業所をしたい人を求めるとか、何か逆提案で、空き家バンクじゃないけど、活用をできるようなプランニングが出せたら、非常に利活用がまたされる仕組みが整ってくるんじゃないかと。放っておけば、もうそのまましはらへんと思いますんで、していかれることでまちがにぎわいを活性するということを、まずそういう商店街も含めて、商工に活性がつながるんじゃないかと思いますんで、そういうプランニングをひとつ検討していただければ幸いです。提案しておきます。 ○宮園昌美委員  こんな計画、ご苦労さんでございます。大変と思いますわ。もうほんまに見ただけで僕もぞっとしましたけども、僕らがね、大した提案を、提案をって言わはったけども、もうここに既に、どこだったかな。各資料、参考を読んで、ずっと出ていますやん、ここに。もう十分、僕らが言うようなもんは全部出ていますやん、ここに。僕らが、議員が、素人がね、がちゃがちゃ言うても、こんなんプロがこれ言うてまんねん、これね。自分らがやっている仕事の人、たまにはそうでない人もいるけども、ほとんどがそれなりのプロの人が提言してはるんでね、これを参考にしていただければ十分と思うんですけども、中これずっと読んでいたらね、何か具体的な、したらええやないかって、人口ふやしたらどうやとか、若者を呼んだらどうやねんとか、そんなんわかってまんがな、こんなこと書かんでも。そやけども、それを書いてあるということ、その先を中村はんはやらなならんわけでしょう。そこまでは誰でも言えるわけですやん。僕らでも言えますやん。それが難しいんやからね。それのアイデアを別に出すような人がね、出てくれば一番いいわけであってね。これ見ていて、確かに大変、確かな仕事、これは部局としてやらんなんとは思うけど、それは同情しますけども、具体的にこれね、僕らに提言してくれと言われても、なかなかね、こんな大層なこと、大事なことをね、これをこうしたらええ、ああしたらええとね、例えばアウトレットができるさかい、ちょっと周辺に利益が回るようにしいやと。あかんでということをみんな言うてはりますけど、実際できるか。  僕らも前、土岐市に行きましたけど、絶対無理やと言うていましたもん、はっきりと。絶対無理ですと。こんなんもうかってんの近所のうどん屋だけですよと言うてはりました。というか、そういう厳しいことを前面に条件に出してからやらんとね、そんなんやりまっせ、こうしまっせ、ああしたらええって、絶対僕しんどいと思いますわ。そやから余り期待を持たせない程度でやらんとね、もう期待持って、ここら辺みんな人口ふえるわとかね、そういうことは僕、余り期待持たせない程度で地道にそこそこやっていただければいいんじゃないかなと思って、一番この数字的に目標が掲げてほしいのは、この11ページの人口1人当たりの法人市民税収入比較ちゅうのかね。これがよそよりも出ていったら、もう中村さんの仕事終わりですやん。ぶっちゃけた話。ほかの中身はどうでもいいんだけど、これが、収入ね、京田辺よりも、久御山はちょっと極端だと思います。勝てんと思うけども、これさえ数字的に目標があったら、中身はどうでもいいわけですやんか。とにかく売り上げが上がって、税金を払ってもらったら一番いいわけやからね。そういうのんが、僕らにどうせえって言われてもちょっと困るんで、ちょっと言いわけだけしといて終わります。 ○土居一豊副委員長  最後に、最後と思いますが、計画に含めてほしいなということを申し上げます。  まず、産学官連携で関心がないというのは、これは連携してももうけにつながらないからだと思うんですよ。明確にもうけにつながるものを組み込んでいかないと、幾ら産学官連携したって関心示さないと思うんですよ。企業はもうけですよ。どんなことをやるのにも、やはりもうけにつながることをこの計画の中に入れていただければなと。それで、産業振興にしても、収益上がる、結果として市民が豊かになるというものにつながらないと、私は産学官連携なんか、もう言葉遊びで終わる。ぜひもうけにつながるように工夫をしていただければなと。  2つ。先ほどの新市街地のときにも申し上げましたけど、事業者間のネットワークづくり、特に商工会議所基準でやっているとは思うんですけど、現在市内にある事業者さんと、新しく進出してきた事業者さん、お互いによく内容を知ってネットワークをつくることによって、今まで別のところに発注しておったけど、市内でお互いに発注すれば、製品ができる途中において事前の確認も容易である、経費もかからないというふうなことが出てくると思うんですよ。ぜひこの事業者間のネットワークづくりということについて、どのようにすれば市内の企業者さん、新たに進出する企業者さん相互にプラスになるのかということを計画の中に盛り込んでもらえればな。  3つ目に、雇用の創出ですけど、1つはやはり正規職員になっているか、正規の社員になっているかですね。就職する前提は、やはり若い人は、将来この会社に就職して、そのまま自分が結婚して、ある程度のところまで勤められるかなと思ったときに、正規職員でなければ二の足踏みますよね。それともう一つは、給料ですよね。適正な給料。先ほど給料は高いけど来られないんだということありましたけど、それだったらその人が本当に正規職員で採用募集出ているのかなというふうなですね、やっぱりこういうことが必要じゃないか。  そこで、もう一つは、ここの中で、各企業さん、本当に困っておるんだったら、高等学校に積極的に企業PRしたら。別に募集じゃないですよ。募集は期限がありますのでしてはならないけど、何か教育委員会と工夫して、城陽市の企業のPRとか、今時々テレビで見ますけど、田舎のほうで高校生が魅力持って就職する。小さな企業さんに。それは高校生が自分で考えたものとぴったり合って、本当に10名以内の小さな企業さんで、その人が手に仕事をつけるためにそこに就職しているということありますよね。と思えば、城陽市内の企業さん、もっとPRしたら、そういう魅力を感じて高校生で、終わったら〇〇に就職してみようと思いが出てくるんじゃないか。そのためにはやはりある時期にPR活動をしてもらうことが大事じゃないかな。  それと、最後、もう一つですけど、今度は別のほうですけど、大型商業施設との関係なんですけどね、大型商業施設に来た集客を商店街に循環させる。これをぜひこのビジョンの中で工夫できないかな。もう商店街に来ないんだったら買い物して終わりですよ。工夫してほしいな。  もう一つは、大型商業施設に来る人は買い物主体ですけど、子どもは買い物にはつき合わないと思うんですね。そしたら、体験型イベントを工夫してもらえれば、お父さん、お母さんは買い物、おじいちゃん、おばあちゃんはお孫さんを連れて体験イベント、そしてその近くで城陽市の特産品が売ってあるとなったら、お父さん、お母さんはアウトレットモールでいい物を買う。おじいちゃん、おばあちゃんは特産品を買って、子どもを一日楽しませて買い物して帰るというふうな、本当にこの循環できるんじゃないかなというふうなことを、この産業ビジョンの中に含められるものであれば検討していただきたいな、申し上げて、私は終わります。 ○小松原一哉委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり)
    小松原一哉委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  ただいまお手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○小松原一哉委員長  異議なしと認め、そのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申し合わせにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○小松原一哉委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。           午後5時45分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            建設常任委員長                                小松原 一 哉...