京都市議会 2020-02-28 02月28日-03号
さて,2020東京オリンピック・パラリンピック,2025年は大阪・関西万博と世界から日本が注目される機会がやってきます。この機会を,京都市はどう生かすのでしょうか。世界はGAFAと呼ばれる多国籍企業が席巻する社会になってきました。ただ,GAFAでもそのままでは扱えないものがあります。それは固有の精神文化であり,伝統であり,場所です。
さて,2020東京オリンピック・パラリンピック,2025年は大阪・関西万博と世界から日本が注目される機会がやってきます。この機会を,京都市はどう生かすのでしょうか。世界はGAFAと呼ばれる多国籍企業が席巻する社会になってきました。ただ,GAFAでもそのままでは扱えないものがあります。それは固有の精神文化であり,伝統であり,場所です。
御案内のとおり,近畿では大阪や和歌山が誘致に手を挙げていますが,大阪の基本構想案では,MICE施設をIRの中核とし,万博開催前の開業を目指して会議場も展示場も国内最大規模を計画されています。しかも隣接してカジノと3,000室以上の宿泊施設を造る構想であり,京都への影響は計り知れません。事はIRだけではありません。
万博開催もIR誘致もこの一環と言えます。 一方で,京都の首都機能に関する取組は,残念ながら京都府における有識者の議論,関西広域連合への提案にとどまっており,双京構想を含め具体策に乏しく道筋が見えません。私は,大阪が経済都市であることは確かですが,京都は皇室機能のほか文化庁移転のように市長がけん引してきた文化教育都市としての強みがあります。
そして今後,東京オリンピック・パラリンピックや関西ワールドマスターズゲームズ,大阪・関西万博などの大規模事業も目白押しとなっており,国際社会における日本や京都への関心も非常に高まっている中,再来年度には文化庁の京都移転も完了予定で,本市は名実ともに日本の文化の都となります。市としては,この好機を逃すことなく国際会議の誘致を更に充実,強化せねばなりません。
最初の質問は万博についてです。2025年大阪・関西万博の開催が決定しました。2020年は東京オリンピックが開催されますが,近年,東京一極集中が進んできた中で,今回の万博誘致の成功は,関西全体に大きな変革をもたらす好機であると認識しております。
15 諮第10号 人権擁護委員の推薦について第16 市会議第25号 認知症施策の推進を求める意見書の提出について第17 市会議第26号 無戸籍問題の解消を求める意見書の提出について第18 市会議第27号 義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書の提出について第19 市会議第28号 Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書の提出について第20 市会議第29号 2025年大阪・関西万博
今後,2020年には東京オリンピック・パラリンピックもあり,また,つい先日には2025年の大阪万博の開催も決定したところです。引き続き多くの観光客に本市に訪れていただくことになりますが,この混雑対策について,京都市はどう考えておられるのでしょうか。
今後の展望として,2019年ラグビーワールドカップ,2020年オリンピック・パラリンピック,2021年関西ワールドマスターズゲームズ,そして2025年大阪での万博の開催などが期待されるなど,ビッグ・イベントが目白押しであります。
今年8月に開かれた関西広域連合議会定例会において,万博誘致決議が提案され可決されました。その採択を受けて,広域連合議会に参加する府県,政令市の議会に誘致決議を上げる働き掛けがあったことが背景にあります。
また,大阪万博に対してはいかがでしょうか。現在,実現に向け国を挙げた誘致活動が始まっています。世界の人々の平和で健康で幸せな暮らしのために,京都が培ってきた生活様式,食文化,心の持ちようなどの文化,ライフスタイルは重要な役割を担えると考えますが,この万博誘致や実現に向けた本市の対応を併せてお答えください。 六つ目に,児童館などの学童クラブの受入れについてお伺いします。
次に,商工,観光,農林振興対策については,上海万博オープニング時期での積極的な京都のPR,中小企業への家賃など固定経費補助による支援の強化,きもの京都アンテナショップでの購買意欲を誘うようなイベント等の実施,京の七夕事業の実施において民間支援を求める必要性,公共施設での市内産木材の活用など需要の喚起と支援体制の構築などについて質疑や御意見がありました。
昨年開催の愛知万博,私も3月の開会式と6月に行きましたが,この入場者数が2,205万人であったことからも5,000万人という数字の大きさが分かります。計画には多彩な施策が盛り込まれておりますが,幾ら立派な計画を作っても,これらが計画倒れになってはいけません。オール京都で観光振興を図っていくことについては私も重要な視点だと考えます。
さて本年は、3月25日から9月25日まで愛知万博が開催され、観光ビザの免除措置について既に行われている58箇国に加え期間中、韓国、台湾が免除になり、更に中国についても、これまで大都市居住者団体申請しか認められていなかったものが居住地を問わず個人でもビザ申請が可能となり多くの外国人観光客が予想されております。
ちなみに同じく鉄素材で造られた1889年のパリ万博のモニュメント、あのエッフェル塔もパリに似合わないということで当時は反対されたのでありますが、実はこのポン・デ・ザールもセーヌ川には似合わないとパリっ子の反対に遭っていたのであります。鉄と木の、しかも余りにもシンプルなデザインがヨーロッパ風の橋ではなかったからであります。
徳島県吉野川可動堰問題,愛知万博招致問題など環境破壊の大型公共事業が住民運動の力で中止となる中で,古都京都が歴史的景観を破壊する大型公共事業を発進しようとするのですか。京都高速道路計画は中止すべきでありますが,御見解を求めます。 第2に,京都市の第三セクターなどにかかわって質問します。現在,国と地方自治体の債務残高は2000年度末には645兆円となり,国内総生産の1.3倍の借金となります。
今,全国では開発優先の姿勢への批判が大きな流れになり,吉野川可動堰反対の住民投票,愛知万博開催登録の見送り,尼崎公害訴訟の地裁勝利判決,芦浜原発の白紙撤回などが起こってきています。市長選挙でも明らかにしてきましたが,京都再生の道も開発優先の姿勢からの脱却が決め手です。特に京都では高速道路などの大型開発がそのまま京都の景観と環境破壊になっていることからも重要です。
万博が開催されたのが昭和45年,その当時から伝統産業会館の建設,また伝統産業工芸村構想を打ち出し,昭和51年に岡崎の地に全国初の伝産会館が建設されたのであります。