舞鶴市議会 2022-12-26 12月26日-05号
現在、国では、高度難聴者(70デシベル以上・身体障害者手帳6級以上)に対して、補装具制度により補聴器の購入に必要な費用の補助を行っておりますが、軽・中等度難聴者(30デシベル以上70デシベル未満)は補助対象外となっております。
現在、国では、高度難聴者(70デシベル以上・身体障害者手帳6級以上)に対して、補装具制度により補聴器の購入に必要な費用の補助を行っておりますが、軽・中等度難聴者(30デシベル以上70デシベル未満)は補助対象外となっております。
この人工内耳とは、高度難聴者の方で補聴器の装用効果の少ない人が電極を含めた内部機器を内耳に埋め込む手術を行い、聴覚を取り戻すという画期的な医療機器のことであります。耳にかけたマイクから音を拾って、スピーチプロセッサーという機器で音を電気信号に変え、内耳の電極に無線で送る仕組みとなっており、この手術に際しては、費用が大変高額で約400万円から500万円かかると言われております。
高度難聴者の場合におきましては、障害者手帳が交付されるため、さまざまな支援を受けることができますが、問題は、軽度、または中度の難聴者について、彼らは支援を受けることができないということです。 そこで、最初に確認をさせていただきたいことがあります。幼児期、成長の発達途上です。この時期に補聴器を装着しないということは非常に大きな問題が起きます。この点をちょっと確認していきたいと思います。
○(松田 規福祉部長) 人工内耳の方に、装着者の方にFM補聴器を貸与する制度のことでございますが、人工内耳の装着者の方すべてが、必ずしも聴覚障害者という形で認定されるものではございませんので、むしろ高度難聴者とみなされる方に対しまして、FM補聴器を補装具として給付する制度がございます。
人工内耳をつける対象となる人は、90デシベル以上の高度難聴者であり、静かな場所で約1メートル離れて、普通の会話をしている時の声が70から75デシベルです。したがって、90デシベルというと、耳もとで大声を発して、やっと何かしら音を感ずる程度です。100デシベル以上の難聴は聾と言います。こういう人は、内耳にあるカタツムリのような形をした蝸牛という器官の機能を失っています。