宮津市議会 2020-06-15 令和 2年第 4回定例会〔6月定例会〕(第4日 6月15日)
来年度は治山ダム1基を整備することとしており、現在のところ約3,900万円と見積もっている。これらの財源は、全額京都府の災害に強い森づくり事業委託金であり、市の負担はないとの答弁があったと報告がありました。 採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。 次に、議第49号 令和2年度宮津市一般会計補正予算(第4号)についてであります。
来年度は治山ダム1基を整備することとしており、現在のところ約3,900万円と見積もっている。これらの財源は、全額京都府の災害に強い森づくり事業委託金であり、市の負担はないとの答弁があったと報告がありました。 採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。 次に、議第49号 令和2年度宮津市一般会計補正予算(第4号)についてであります。
治山事業は、森林法に基づきまして、荒廃が著しい森林を保安林に指定した上で、主に植生を回復するための植栽、それから、生育状況が芳しくない森林での間伐、渓流の侵食を防止する治山ダムの整備など、森林の保全を通じて山地災害から住民の生命、財産を守ろうとするものでございます。所管官庁は農林水産省となりまして、施設用地等については用地買収を伴わない土地の使用承諾で実施されます。
また、滝馬地域におきましても激甚災害対策特別緊急事業により、治山ダムや砂防堰堤などの事業で安全対策をしていただき、安心な生活を取り戻しかけたところでありました。 しかし、ことし発生いたしました台風15号の影響で、金引の滝の入り口付近の山が崩落、幸い人的被害はありませんでしたが、その崩落によりその流木が下流の橋をふさぎ、滝馬川がはんらん、台風23号と同じような道路へ水が流れ込み、川と化しました。
甚大な被害を出した台風23号からの復興も土砂災害の起きた滝馬地域の治山ダムや砂防ダムの設置、大手川改修も城壁の設置や桜の木の植樹など、安全対策とあわせて地域の景観もよくなり、散策コースにもなるまちなみに変わってきております。
また、土石流による被害をもたらした滝馬地域もおかげさまで治山ダムや砂防堰堤も完成間近となり、地域の方々も安心した生活が戻っています。 しかしながら、滝馬口団地近くは、土砂災害警戒区域等の指定における特別警戒区域に当たり、雨が降れば土砂災害の不安がよぎり、びくびくした時間を余儀なくされております。特にこの地域は市営住宅地でもあり、安全対策は必須であります。
まず、林道では、台風23号により甚大な被害を受けた滝馬地内の1路線については、その林道上に治山ダムを建設したことにより、地形上迂回路の整備が難しいことから、やむを得ず廃道といたしております。また、上宮津地区の一部地域において、農道台帳への登録がないことから、災害復旧事業の対象とならず、復旧ができていないものもあります。