京都市議会 2021-11-30 11月30日-03号
京都市では平成24年に京都市成年後見支援センターを京都市長寿すこやかセンター内に設置し,この制度の普及,啓発,相談等を行ってきておりますが,現状は,残念ながらなかなか市民の皆様に十分に正しく理解されてきているとは言えません。
京都市では平成24年に京都市成年後見支援センターを京都市長寿すこやかセンター内に設置し,この制度の普及,啓発,相談等を行ってきておりますが,現状は,残念ながらなかなか市民の皆様に十分に正しく理解されてきているとは言えません。
京都市においては,平成24年に京都市成年後見支援センターを設置され,成年後見制度に関する相談から利用までの一貫した支援体制を構築し,制度の普及啓発や市民後見人の養成などにも取り組まれているところであります。
また,認知症高齢者への支援といたしましては,成年後見支援センターの設置に加えまして地域で築き,つなぎ,支える認知症総合支援事業を開始し,さらに,来年度は京都市版認知症ケアパスの作成や医療と介護の連携を図るモデル事業を拡大してまいります。さらに,特別養護老人ホームをはじめとする介護基盤整備につきましても,来年度末までに整備目標数を達成してまいります。
成年後見制度はこれを実現していく重要な施策であり,本年4月には京都市成年後見支援センターを設置し,制度の啓発や利用支援等を進めていくところであります。さらに,井上議員御指摘のリビング・ウィルは,高齢者御自身が意思決定できる間に将来の自分の生き方をあらかじめ知らせておくことで自己実現を図ろうとするものであり,更に一歩進んだ取組と認識いたしております。