舞鶴市議会 2001-09-19 09月19日-02号
太平洋戦争へ国民を駆り立てた精神的支柱となり、戦後いまだに正義の戦争だと主張し、国民大多数の思いからかけ離れた極めて特殊な思想を持つ神社である靖国神社に参拝するなど、古くて危険な自民党政治の体質そのものが、小泉政権であることが明らかになりました。
太平洋戦争へ国民を駆り立てた精神的支柱となり、戦後いまだに正義の戦争だと主張し、国民大多数の思いからかけ離れた極めて特殊な思想を持つ神社である靖国神社に参拝するなど、古くて危険な自民党政治の体質そのものが、小泉政権であることが明らかになりました。
私たちは、アジア・太平洋戦争が自存自衛の戦争、アジア民族の自立と解放のために行った戦争、だから日本は正しい戦争を戦ったんだ、こういうことを未来を担う子供たちに思い込ませるような教育は、絶対に許してはならないと思います。 こうした教科書採択をめぐることしの状況を踏まえて、今後、教科書採択をめぐり、あるいはこの扱いについて教育委員会・教育長の今後の決意をお伺いしたいと思います。
平和教育とは戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさ、また核兵器の問題、太平洋戦争での日本の国が行った侵略行為をしっかりと事実を教え、その上に立ったアジアの中での日本の役割を子どもたちに伝えていくことが大事です。今回の歴史教科書でも、この本だけを見ていれば、これが事実なのかと教え込まれてしまいます。
靖国神社には、幕末から太平洋戦争まで33万人の死者が合祀され、1941年12月8日から以後に213万人余が戦死者として合祀されているわけであります。 靖国神社について、1941年版の国民学校4学年教科書「初等科修身1」、これはちょうど太平洋戦争が勃発した年でございますが、このように書かれています。 東京の九段坂の上に大きな青銅の鳥居が高く立っています。その奥に立派な社が見えます。
「新しい歴史教科書をつくる会」編集・発行の歴史教科書は、アジアで2000万ないし3000万の人々を殺害し、310万人の国民が犠牲になった太平洋戦争を「大東亜戦争」とよび「日本軍が連合国軍を打ち破ったことは、長い間、欧米の植民地支配のもとにいたアジアの人々を勇気づけた」「日本軍の南方進出は、アジア諸国が独立を早める一つのきっかけとなった」とするなど、侵略戦争を肯定・美化し、戦争そのものも肯定する立場をとっています
まず、太平洋戦争について、今では使われていない大東亜戦争と記述をされ、日本は米、蘭、英軍を破り、結局100日ほどで大勝利のうちに緒戦を制した。これは、数百年にわたる白人の植民地支配にあえいでいた現地の人々の協力があってこその勝利だった。この日本の緒戦の勝利は、東南アジアやインドの多くの人々に独立への夢と勇気をはぐくんだと書かれています。
第1に、アジア太平洋戦争をあえて大東亜戦争と呼び、それが侵略戦争であったことを認めず、むしろアジア諸国の独立解放のために役立った戦争として美化し、肯定する立場を貫かれていることです。したがって、具体的な記述では従軍慰安婦の事実は無視し、南京大虐殺についても否定論の立場を一方的に述べるだけとなっています。もちろん韓国併合、植民地支配への反省はありません。
現在、形骸化しつつも、かつての教育が侵略戦争に組み込まれた反省からできた、行政機関から独立した教育委員会という制度上で残されている戦後の原点から、その主体的立場で基本的歴史問題として、神話、長岡京、太平洋戦争の三つのポイントで、どのような歴史認識を持って学校教育に対処をしていかれるのか、見解を求めるものです。 二つ目は、検定、採択のあり方についてであります。
第1に、アジア太平洋戦争をあえて大東亜戦争と教科書の中で呼び、それが侵略戦争であったことを認めず、むしろアジア諸国の独立解放のために役立った戦争として美化し肯定する立場でこの教科書は貫かれています。具体的な記述を見ましても、従軍慰安婦の事実は全く無視されて欠落しています。南京大虐殺についても否定論の立場を一方的に述べるだけとなっています。もちろん韓国併合、植民地支配への反省は一切ありません。
近々、次々と向日市で集会が、いろいろな団体が行われるという情報も聞いておりますが、ご存じのように、この内容は教育勅語をほめ上げ、太平洋戦争を「大東亜戦争」と表現し、侵略戦争を正当化し、「アジアの国々に独立への夢と勇気をはぐくんだもの」であるとか、「現地の人々の協力があってこその勝利だった」などと、卑怯・姑息にも書き連ねており、「日本の戦争目的は、自存自衛とアジアを欧米の支配から解放し、そして大東亜共栄圏
「つくる会」の教科書は、太平洋戦争を「大東亜戦争」とよびアジア解放のために役立った戦争として美化したり、神話を史実であるかのように記述したり、教育勅語を礼賛するなど、きわめて重大な問題を持っています。 この教科書は、子どもたちに誤った事実とゆがんだ歴史認識を植えつけるものであり、このような教科書で子どもが勉強するなど、とうてい許すことはできません。
第1点目は、戦前の天皇制政府による無謀なアジア侵略から太平洋戦争へと侵略戦争を進めるための国民総動員体制をつくる役割を担ったのが戦前の教育でありました。ことに、明治22年の大日本帝国憲法や、翌年明治23年に発布された教育勅語、あるいは軍人勅諭などをよりどころにして、「日本は天皇を中心とした神の国」という考えで教育が推し進められました。
「アジア太平洋戦争」を、わざわざ「大東亜戦争」、つまりアジア全域を日本という国に同化させようとする植民地支配、侵略戦争のもとになった考え方を書いているこの2点につきまして、教育上大問題で、教科書として、これらの記述を押しつけることは、憲法、教育基本法、国連憲章、ユネスコ憲章に反する行為だと考えますが、教育長、教育委員長の答弁を求めたいと存じます。
また取り組みの一つに、JR木幡駅から北に向かって木幡緑道がありますが、ここは太平洋戦争末期に火薬を専用に運んだ陸軍鉄道の跡地で、いまも線路の道床と「陸軍用地」と刻まれた石柱がたくさん残っている場所で、ここに戦争の歴史の事実を記した標識板が立てられました。
第1の問題点は、太平洋戦争についての歴史認識についてであります。 太平洋戦争は、富国強兵の名のもとに、軍事国家と化した絶対主義的ファシズム体制によって、アジア各国を八紘一宇、大東亜共栄圏とする目的で、12月8日の真珠湾攻撃を皮切りに開始をされた結果、さまざまな悲劇を生み出し、舞鶴市も壊滅的な打撃を受け終戦を迎えました。
本日12月8日は、太平洋戦争開始59周年記念日であります。1941年の今日、日本軍はハワイの真珠湾、マレー半島を奇襲攻撃し、侵略戦争をアジア・太平洋全域に広げました。この戦争でアジアで2,000万人、日本で310万人の尊い人命を奪い、日本国民と諸国民に戦争の惨禍をもたらしました。今、また日本は日米軍事同盟のもと、米軍の武力行使の前線基地となっています。
さて、本日12月8日は、皆さん方もご存じのとおり、59年前、中国大陸に侵略を繰り返していた日本がハワイ・マレーシア半島に奇襲攻撃を行い、日本で300万人、アジアで2,000万人ものとうとい人命を奪った太平洋戦争を始めた日です。21世紀を迎えるに当たり、改めてこの日の持つ意味を問い直し、反戦平和への誓いを新たにするものであります。
特に、太平洋戦争の激戦地であった沖縄の人々の平和への願いは、国民の多くの人々の心に深く刻まれており、この20世紀における戦争体験を風化させてはなりません。私たち一人ひとりが国際社会の一員であるとの自覚に立って、地域社会から世界の恒久平和の実現に貢献していくことが重要と考えております。
そして神国思想は、中国侵略が始まる太平洋戦争のときには、侵略戦争を正当化する最大の精神的主柱として、国民生活全体を覆い尽くすまでになったのであります。 このような歴史上の経験に見られるように、対外的な危機や紛争をあおるときや、軍事優先の外交、侵略行為を正当化しようとするときに用いられたものなのであります。