京都市議会 2023-10-30 10月30日-05号
令和4年3月にて改定された京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンは、最もコロナの影響を受けた令和2年度を経て改定されたものであり、令和4年度以降、経営健全化策を実施した場合においても、両事業の累積資金不足は増大すること、令和6年度からの運賃改定をもって持続可能なものになると報告されております。
令和4年3月にて改定された京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンは、最もコロナの影響を受けた令和2年度を経て改定されたものであり、令和4年度以降、経営健全化策を実施した場合においても、両事業の累積資金不足は増大すること、令和6年度からの運賃改定をもって持続可能なものになると報告されております。
加えまして、国等へ徹底的に要望活動を強化するなど、市バス・地下鉄事業経営ビジョン改訂版に基づく経営健全化対策を強力に推進してまいりました。 お客様数につきましては、令和2年度を底に年々回復傾向にあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大前までは戻り切らず、運賃収入の減少が大きく、両事業とも3年連続の赤字決算となりました。
今後も厳しい状況が続くことが予想されますが、令和3年6月には、市民生活と都市活動を支える市バス・地下鉄の持続可能な安定経営を目指して、京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン検討委員会を立ち上げ、有識者からの答申や市会における御議論、市民の皆様から頂いた意見等を踏まえまして、令和4年3月に京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン[改訂版]を策定いたしました。
しては,支援する公共交通事業者の選定方法,公共交通事業者に地域公共交通の維持・確保を図る本事業の趣旨を正しく伝える必要性,公共交通事業者が置かれている現状を適切に把握・分析し国に更なる支援を求める必要性などについて質疑や御意見があったほか,市バス・地下鉄に関しては,燃料費高騰の影響額に対する本市からの支援が2分の1であることの根拠,燃料費の高騰分を全額補助すべきとの指摘,燃料費高騰が市バス・地下鉄事業経営ビジョン
市バス・地下鉄事業経営ビジョン改訂版に基づく運賃の値上げと路線,ダイヤの縮小など市民生活に耐え難い負担はやめるべきです。
議第15号,議第16号及び議第194号に対する付帯決議 京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン改訂版(2021~2028)において運賃改定も含めた収支予測が立てられており,京都市会における議論の中でも運賃改定ありきのビジョンではないかとの指摘が相次いだ。
そのような状況の下,昨年6月に,京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン検討委員会が立ち上げられ,経営改善に向けた議論を行い,今市会において経営ビジョン改訂版が示されました。
こうした中,両事業の安定経営の実現に向けまして,市バス・地下鉄事業経営ビジョン改訂版を策定し,これまでの経営健全化の取組に加え,御利用状況に応じた運行の見直しなど更なる経費削減策を着実に推進するとともに,利用促進の取組に応じたお客様数増加などによる収入増加策,お客様に安心・安全に御利用いただくための北大路駅への可動式ホーム柵の設置,供用開始などに取り組んでまいりますが,市バス・地下鉄の両事業を将来にわたり
有識者による市バス・地下鉄事業経営ビジョン検討委員会の審議の中で経費の削減,運賃の在り方,収入増加策が検討されています。コロナの収束で乗客数がどこまで回復するかなど,予測が難しい面もある中で運賃改定,定期券など運賃の在り方,市バス路線・ダイヤの見直しなど,スピード感を持って早急に実行しなければならない課題がたくさんあります。
交通局では令和3年3月のダイヤ改正において,御利用状況に応じた昼間の時間帯の市バスダイヤの見直しや,地下鉄烏丸線全駅への可動式ホーム柵の設置延期など,あらゆる事業を見直し経費節減に取り組まれ,危機的な状況の下,市バス・地下鉄事業経営ビジョン検討委員会を立ち上げ,有識者の意見も踏まえ,今年度中に安定経営を目指した中長期の計画を策定するとのことであります。
次に,各種割引乗車券等の抜本的見直しにつきましては,平成31年3月に策定した京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンでお示ししているとおり,経営基盤の強化にとどまらず,ICカードによるポイントサービスを導入し,市民の皆様を中心とした御利用頻度の高い方に,よりお得に,より便利に市バス,地下鉄を御利用いただける割引制度への再構築を図るものです。
また,市バス・地下鉄事業経営ビジョンに掲げておりますとおり,市バスの均一運賃が230円のところ,各種割引乗車券の御利用により,お客様一人当たりの実際の乗車運賃は153円と7割に満たない状況であり,何とか是正したいと考えております。このため,平成12年当初700円であったものを当面600円としているバス1日券をはじめ,各種割引乗車券の見直しを通じて市民の足を守り,持続可能な経営につなげてまいります。
令和元年度は,市バス・地下鉄事業経営ビジョンの計画初年度として安全安心を最優先に,喫緊の課題である市バスの混雑対策,お客様の利便性向上の取組,全庁体制での地下鉄・市バスお客様1日80万人推進本部や,民間と行政の共汗によるチーム「電車・バスに乗るっ」による増収増客の取組を推進されました。
昨年3月に,今後10年間の経営の指針となる市バス・地下鉄事業経営ビジョンを策定された際,老朽化に伴う車両設備の更新コストの増加や,事業を支える担い手の不足など,両事業を取り巻く環境は非常に厳しく,その実情は,極めて深刻なものである中,本年1月までは,両事業とも順調に利用者数が増加していたとのことですが,上下水道局の事業同様に本年2月以降,新型コロナウイルス感染症の影響により利用者数は大幅に減少し,令和元年度通算
枯渇する中で第2波,第3波や災害が発生した場合の対応方法,地域経済を循環させる上でも直接支援を実施する必要性,業界業種にかかわらず市内全ての中小企業に満遍なく支援が届くよう取り組む必要性,各予算に掲げる事業を業界として遂行できる見通し及び本市としてのチェックの必要性,業界に属さない零細業者や中小事業者を対象とした支援制度を検討する必要性,今後の税収減への対応方針,厳しい経営環境下での市バス・地下鉄事業経営ビジョン
このほか,令和2年度の予算編成に対する見解,令和元年度における地方交付税の見込みが大幅に下回った理由及び見込みが大きく下回らないよう今後の予算を慎重に見込む必要性,新型コロナウイルス感染症による経営への影響を今後総括し,市バス・地下鉄事業経営ビジョンの見直しの要否を判断する必要性,料金改定が見込めない中での有収水量の減少による収入減に対応した今後の事業運営などについても質疑や御意見がありました。
こうした状況を十分に認識し,新たに策定した京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンに掲げる取組を着実に推進し,将来にわたって市民の足としての役割をしっかりと果たしていただくことを求めます。 次に,地下鉄事業です。
今年の3月に令和元年度より10年間を計画期間とする京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンを策定され,市バス・地下鉄を将来にわたり安定的に運営し,市民の足としての役割をしっかりと果たしていこうという思いは感じ取れます。ただ,今のこの状況は待ったなしの状態であります。地下鉄においては本日より初乗り運賃が220円と値上がり,日本一高い地下鉄になってしまいました。
しかしながら,今年3月に策定されました京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンで示されているように,両事業の経営は決して楽観視できる状況ではありません。 市バス事業につきましては,平成30年度の旅客数が前年度実績,当初予算を下回る結果となりました。また,今年度予算についても,軽油価格の高騰などにより,平成20年度以来となる赤字予算を計上されております。
市バス・地下鉄が,中長期的な視点に立って健全経営を確保したうえで将来にわたり安定的に運営し市民の足という役割をしっかりと果たしていくために,今年度から10年間を計画期間とする京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョンを策定しており,引き続き推進してまいります。 13ページを御覧ください。一般会計の平成30年度決算の概要でございます。