長岡京市議会 1998-09-10 平成10年第3回定例会(第2号 9月10日)
今日、少年にかかわる問題事象が発生し、大きな社会問題となっております。本市におきましても、この問題を重視し、心の教育の一層の充実を図るべく、その推進に取り組んでいるところでございます。特に、命の大切さや規範意識と責任感の確立については重要な課題であると認識をしております。
今日、少年にかかわる問題事象が発生し、大きな社会問題となっております。本市におきましても、この問題を重視し、心の教育の一層の充実を図るべく、その推進に取り組んでいるところでございます。特に、命の大切さや規範意識と責任感の確立については重要な課題であると認識をしております。
しかし、昨今の問題事象を見てみますと、過去のいじめとは異質のものであると指摘している今日でもございます。子供は時代の鏡であると言われていますように、むしろ今の子供たちの生きている現代社会の問題としてとらえることが重要であり、親の過保護といった表面の問題の指摘だけでは済まないと、とらえねばならないと考えているところでございます。
特に、最近、相次いで発生いたしました刃物等を使用した事件にかかわって、校長会、教頭会におきまして、問題事象と生徒指導のあり方について強く指示をしたところでございます。 内容といたしましては、児童生徒の一人ひとりの内面の理解や、また、指導のあり方の再確認及び家庭、学校、地域社会の連携を強化すること等に努力をしていこうとするものでございます。
その他、企業における父親の子育て教室の推進等、学校、家庭、地域の連携を密に、問題事象の防止に努めてまいりたいと思っております。 第2点目の施設整備計画の推進についてでございます。 小中学校施設整備につきましては、多用な学習形態、多機能な学習環境の整備、健康的かつ安全な施設環境づくりを基本に、大規模改造や既設校舎の改修等、年次計画を立てて整備を進めているところでございます。
このことを教訓とし、各学校ですべての問題事象を洗い直し、生命尊重を根幹とした本市におけるいじめ事象の根絶を図るために、教職員の研修や実践交流を一層深め、児童・生徒に対する理解に努めてまいりたいと考えております。
教職員の問題事象につきましては、市教委として学校長からの報告や意見具申を受けますとともに、直接本人を呼び出して事実確認、指導等を行う中で、処分権者でございます府教委とも協議をするなか、諸法規等に照らして対処してまいってきたところでございます。