京都市議会 2020-12-01 12月01日-03号
二つには,将来にわたる大型公共投資である北陸新幹線の延伸や堀川地下バイパストンネルなどの不要不急の事業は,検討の対象にすらなっておらず,事実上聖域化していること。大企業が補助額の6割を占めている京都市企業立地促進制度補助金の温存をしています。
二つには,将来にわたる大型公共投資である北陸新幹線の延伸や堀川地下バイパストンネルなどの不要不急の事業は,検討の対象にすらなっておらず,事実上聖域化していること。大企業が補助額の6割を占めている京都市企業立地促進制度補助金の温存をしています。
鴨川東岸線や北陸新幹線や堀川地下バイパストンネル計画について推進の姿勢を改めていません。行財政審議会において京都市自身が,京都市財政の厳しさの要因として,事業費が2倍になった地下鉄東西線などの大規模投資を指摘しながらも,そのことへの反省が全く見られません。地下鉄以外でも,市内高速道路2路線の建設につぎ込んだ税金は総額約670億円に上りましたが,新十条通は高速道路としては破綻しました。
第二疏水はトンネル内を流水して蹴上発電所までの間で新山科浄水場,蹴上浄水場,松ヶ崎浄水場への水道原水を運んでいます。南禅寺ダムから下流は浸水対策をも担う都市排水機能を兼ね備え,いずれの役割も市民生活に欠かせないものであります。
そのため,これまでから国道162号においては,右京区梅ヶ畑川東地域の杉の里トンネル,京北細野,周山地域の京北トンネルの供用開始や高雄地域の道路改良第1工区,第3工区の完成,国道367号においては,旧八瀬遊園付近の道路拡幅工事の完了など,災害を未然に防ぐのり面対策工事や道路拡幅工事,トンネル,バイパス事業を実施してこられました。
水道事業におきましては,老朽化した配水管の布設替えを進め,更新率を平成27年度の1.0パーセントから1.4パーセントまで引き上げたほか,新山科浄水場導水トンネルの築造工事や蹴上浄水場配水池等の水道施設の改築更新,地震対策を進めました。
約13億円の減額補正も提案されていますが,コロナ後の社会の在り方や経済活動のスタイルを考えれば,リニア新幹線誘致や北陸新幹延伸,堀川地下トンネルや鴨川東岸線第3工区など,不要不急の大型事業を抜本的に見直すべきであることも指摘しておきます。
治療の結果は常に期待と不安が伴い,出口の見えないトンネルに例えられることもあるほど心身共に疲弊する。自責の念や子供のいる友人と疎遠になるなど,ネガティブな感情や環境の変化が起こることもあるとあります。実際,不妊治療の集中する病院では,人があふれ,予約が取りづらく,流れ作業化しているのではとの声もあります。
その一方で,リニア・北陸新幹線,堀川地下バイパストンネル,鴨東線第三工区事業など,大型公共事業・ビッグプロジェクトに固執しています。そこで,日本共産党市議団は,新型コロナウイルス対策の強化で,市民の命と健康を守ることに最大の力を注ぎつつ,現下の経済の落ち込みから全ての市民の生活を守り,家計と中小企業の支援,労働者の賃上げ施策を実行するために,4点にわたって組替えを行うことを提案します。
非常に厳しい本市の財政状況は理解していますが,花脊峠トンネル化の前段階として,鞍馬から左京区北部山間地域に至るこの道路の改良を,着手できる所から速やかに進めていただき,通行の安心安全を確保していただきたい。正にそのことが間違いなく北部山間地域の活性化の一つの要因になると考えます。 地域から要望も提出されている北部山間地域の道路の通行環境の改善についての見解はいかがですか。
総事業費2兆1,000億円の北陸新幹線の延伸,高速道路の計画のときには総事業費1,200億円とされていた堀川地下バイパストンネルなど,今後どれだけ予算を注ぎ込もうとしているのでしょうか。2019年度予算でも,投資的経費は854億円と大きく膨らんでおり,事業の精査が求められています。
ただ,今後は南部拠点整備事業,新山科浄水場導水トンネルの築造,下水汚泥固形燃料化事業といった設備投資に巨額の費用が見込まれていることから,工事の進捗管理をしっかりと行い計画年度内に完成することを求めます。また,改正水道法に基づき,水道の基盤強化の一環で,京都府内で広域化,広域連携の議論が始まりました。その中で京都市は,先導的な役割を期待されています。
今後,北陸新幹線延伸,リニア新幹線,堀川地下バイパストンネルなど巨額の大型公共事業の推進を図ろうとしています。 そこで市長に伺います。大型事業を推進する一方で,暮らしの予算削減により貧困に拍車を掛け,あらゆる世代に負担を増大させる市政運営はきっぱりやめるよう求めます。お答えください。 第三に,京都市の経済はどうでしょうか。
しかし1,200億円もの費用が掛かる堀川通地下トンネル道路建設や北泉橋の建設などの無駄遣いや,北陸新幹線の推進に2兆円ものお金を使うよりも,子供たちの未来や将来不安の解消のために優先的に税金を使うという方向にかじを切ることを求めて第一質問を終わります。(拍手) ○議長(山本恵一) 門川市長。 〔門川市長登壇〕 ◎市長(門川大作) とがし豊議員の御質問にお答えいたします。
第三の理由は,財政が大変だと言いながら,ルートも負担も環境評価も示さず,市の負担が膨大になる可能性がある北陸新幹線延伸や堀川通地下バイパストンネルなどを建設有りきで進めようとしている点です。市長は,大型開発は未来への投資だとおっしゃいますが,それならば共産党市会議員団の予算組替提案にあるように,不要不急の大型開発より市民の命,暮らしを守るための福祉を充実する予算が必要です。
一方,京阪電車の地下化,地下鉄烏丸線の国際会館までの延伸,二ノ瀬トンネルの開通,また,北部山間部の地域水道の設置や,静原,鞍馬・貴船,大原の下水道設置など大きな前進を見ました。ロームシアターの開館,動物園のリニューアル,そして美術館の再整備など岡崎の活性化も進みました。一方,2013年の台風18号の被害,昨年の集中豪雨,台風21号の倒木被害,停電も経験いたしました。
一方で,北陸新幹線・リニア新幹線誘致方針,堀川バイパストンネル計画の撤回などを提案しております。詳細は既に市長にお渡ししておりますので,検討を求めておきます。 以上の質問に対する答弁をまず求めます。 ○議長(寺田一博) 門川市長。 〔門川市長登壇〕 ◎市長(門川大作) 井坂博文議員の御質問にお答えいたします。 区役所業務についてでございます。
京都市は,財政の厳しさを理由に福祉予算を抑制する一方で,北陸新幹線については,幾ら掛かるか分からないからやらないとはならないと延伸を肯定し,巨額の事業費と市の負担が予想される堀川バイパストンネルを要望するとしています。しかし今,急がなければならないのは,災害時に市民の命を守るための公共事業ではないでしょうか。災害による住宅被害は,市民に多大な苦痛を与えています。
第三の理由は,財政が厳しいからと言って福祉関連経費には厳しい認識を示し,職員削減を進めながら,一方でばく大な予算が掛かる北陸新幹線,リニア新幹線誘致や堀川地下バイパストンネル,不要不急の大型公共工事については前のめりである点です。
しかし,新十条稲荷山トンネルの交通量は約8,000台で,計画の交通量を大幅に下回っている状況が今も続いてきました。そこで本市として,2016年7月と12月に,国の石井国土交通大臣に対して,無料化の要望を強く訴えてまいりました。
北陸新幹線1兆2,000億円以上,堀川バイパストンネル建設など大型開発優先を改め,文化庁移転に係る京都負担はやめるなど,市民の命と安全を守ることを最優先にすることを強く求めます。 次に,原子力防災について伺います。9月6日に発生した北海道胆振東部地震では,震度2で泊原発が外部電源を約9時間半失うという重大事態が発生しました。