長岡京市議会 2007-09-21 平成19年第3回定例会(第4号 9月21日)
さらに、自然界では存在しないトリクロについても、除去すればなくなることははっきりしていることです。仮に因果関係が証明できないにしても、法規制以前とはいえ、事業所における機械洗浄などの結果であることは、全国的状況からも既に明らかです。地下水そのものは毎年涵養されますから、具体的なトリクロ除去策の浄化によって、トリクロは完全消滅できることです。
さらに、自然界では存在しないトリクロについても、除去すればなくなることははっきりしていることです。仮に因果関係が証明できないにしても、法規制以前とはいえ、事業所における機械洗浄などの結果であることは、全国的状況からも既に明らかです。地下水そのものは毎年涵養されますから、具体的なトリクロ除去策の浄化によって、トリクロは完全消滅できることです。
実際、データ改ざん事件があってから、あのときも説明あったと思うんですけど、トリクロの基準オーバーで出たのを、うそをついて報告したのは許されないと。でも、家庭に送るときは処理をきっちりして安全な水を送っていましたというのが、市長や管理者の説明やったんですね、そのとおりだと思うんです。それで私は今も安心して水道の水は生で飲んでいます。
この結果につきましては、シスとかトリクロにつきましては、原水では数カ所でやや高い数値となっております。また、大腸菌群につきましても、同じく原水で数カ所検出をされておりますけれども、2ページ目をごらんいただきたいと思います。浄水段階ではすべて基準以下となっております。
ごらんをいただきたいと思いますが、まず、毎回、報告をさせていただいております原水・浄水水質検査結果でございますけれども、お手元の1ページを見ていただきたいんですけれども、まず、シスとトリクロにつきましては、以前から停止中の第6号井戸、真ん中の段でございますけれども、他の井戸よりも若干高目の数値となっております。また、同井戸と同じく停止中の東1号井戸の2カ所の井戸で大腸菌群が検出をされております。
○河村水道事業管理者 これも前にお話しさせていただきましたけども、次の裏のページで見ていただきましたらわかりますように、浄水段階で10分1、要するに、表示の10分の1未満に、以前に、5次拡張事業のときに京都府の方からそういうふうな水質を求めるように指導を受けておりますので、そういう状態にしていくためには、シス数、それからトリクロの基準値以下であっても、できるだけ使わないようにということでやっているわけなんですが
データ改ざんは許されないが、当時からも適切に処理をして安全な水を家庭に送っていたと強調していましたが、今度の決算でも、結局、トリクロやシスの調査、除去の努力の報告がありませんでした。
場合によっては、もっと長くなることもあるらしいんですけど、その関係でいったら、本市の場合のトリクロ、原因究明はっきりしていませんが、とにかくそれがあって出ていて、それがずっと薄くなってきて、もうシスにも変化して、それもずっと低くなってきたと、状況から。
特に2番目の大腸菌、16番目のシス、19番目のトリクロ、33番目の鉄、36番目のマンガン、こういったものにつきましては、検査の頻度を高めるということでいたしておりますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 次に、もう1枚の方は、これは毎回出さしていただいております水道の原水・浄水の水質検査結果の御報告でございます。
○高橋上下水道局次長 トリクロにつきましては、一番最初にトリクロが出たんですけれども、それは全体的に見ますと、トリクロは下がってきております。
さらに、この際、あわせて、データ改ざん事件での不透明部分である、当時の水質管理を受け持っていた経済衛生部とトリクロの大口使用事業所との関係の真相を明らかにすることで、生きた教訓にするためにも聞かせてください。
○浜野利夫委員 定期的な報告がないから、その後はわかりませんけど、平成10年のときに、村田と三菱からトリクロが検出されましたね。基準を結構超えて。あそこはそういうのをなくすためにどういう措置をされているんですか。 ○高橋上下水道局次長 環境の方でそういう何かの処理をやっておられるというのは聞いておりますけども、詳しい内容については、私、存じ上げておりません。
水道原水の検査結果の虚偽報告に関する調査委員会の報告書では、虚偽報告が行われ始めた平成元年当時の水道局長の言葉として、当時、出ていた暫定基準を超える高いトリクロ等の数値を、「だれの指示も受けず、また、だれかに言われてということでもなく、自分の判断で基準値以内の数値に変えて議会に報告することにした」と記録して、この水道局長の判断によって虚偽報告が始められたことは間違いない、疑いないと結論づけております
また、記憶に新しいことですが、平成10年に村田製作所と三菱電機で相次いで基準をはるかに超えるトリクロが検出されました。村田は、当初、隠していたことが明らかになりましたが、それでも両事業所とも公表し、事業所の敷地内とはいえ、自ら除去策をとり、現在も地下水の浄化策が続けられているのです。それに比べ、長岡京市の場合、今後に向けて給水は大丈夫だからと放置してよいことでしょうか。
この中で、トリクロに関しては、年間29万キログラム、ドラム缶にして150本分の使用が確認され、使用目的とともに、処理業者への委託、大気拡散処理など、管理と処理に至る搬出に関しても報告されている事業所が多くあります。そして、これが平成元年の調査では、トリクロが24万キログラム、ドラム缶にして125本分の使用総量となり、そのうち、大手の4事業所で23万キログラムと、その95%を占めています。
既に、これまでの常任委員会等の審議を通じて、トリクロの基準オーバー地点付近でのメッシュ図方式の調査や、事業所への立入調査の実施方向が打ち出されているわけですが、このトリクロの基準オーバーのケースで見るなら、調査地点は公表されていないものの、連続して同じ地点で基準オーバーとなり、水道水は基準オーバーに至っていないものの、同じ浄水場で数値が動いている検査結果を見るならば、原因の特定が可能ではないかと考えられます