与謝野町議会 2021-03-23
03月23日-08号
令和 3年 3月 定例会(第100回) 第100回令和3年3月
与謝野町議会定例会会議録(第8号)
招集年月日 令和3年3月23日
開閉会日時 午後1時30分 開会~午後4時46分
延会招集の場所
与謝野町議会会議場1.
出席議員 1番 高岡伸明 9番 和田裕之 2番
永島洋視 10番
河邉新太郎 3番 杉上忠義 11番
浪江秀明 4番
山崎良磨 12番
渡邉貫治 5番 下村隆夫 13番 家城 功 6番 安達種雄 15番
宮崎有平 7番
今井浩介 16番
多田正成 8番
山崎政史2.
欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者
議会事務局長 小牧伸行 書記 須田美鈴4.
地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者 町長
山添藤真 代表監査委員 田中眞一 副町長 和田 茂 教育長
塩見定生 企画財政課長 小池大介
教育次長 相馬直子
総務課長 長島栄作 学校教育課長 柴田勝久
防災安全課長 藤垣浩二 社会教育課長 植田弘志
CATVセンター長 前田昌一
福祉課長 田辺茂雄
税務課長 吉田雅広 子育て応援課長 浪江昭人 住民環境課長 茂籠 誠
保健課長 平野公規 会計室長 安田 敦
商工振興課長 小室光秀
建設課長 吉田達雄 観光交流課長 谷口義明
農林課長 井上雅之 上下水道課長 山添雅男5.
議事日程 日程第1 議案第29号 令和3年度
与謝野町一般会計予算 (質疑)6.議事の経過 (開会 午後1時30分)
○議長(
多田正成) 皆さん、こんにちは。 本日の午前中は、小学校の卒業式が行われまして、168名の卒業生でありました。
子供たちは6年間の数々の思い出を胸に卒業するうれしさや、寂しさをかみしめながら巣立っていき、また、中学校への夢と希望を胸にたくましく成長してくれるものと期待をしているところであります。 さて、本日は午後からの議会でありますが、昨日に引き続き当初
予算審議であります。意義ある質疑になりますよう、よろしくお願いをいたします。 それでは、ただいまの
出席議員数は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しておりますとおり
議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第29号 令和3年度
与謝野町一般会計予算を議題とします。 本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行します。 質疑はありませんか。 15番、
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) それでは、令和3年度
一般会計予算の質問をさせていただきます。 最初に51ページの
空家等対策事業についてお聞きをしたいと思います。
野村総合研究所が発表したレポートによりますと、2033年には国内の
空き家数は1,955万戸、
空き家率も現在の2倍の27.5%になると予測しておりますが、これは
一般住宅の4戸に1戸が空き家になると予測されております。 2015年に
空家等対策の推進に関する
特別措置法、
通称空き家法が成立しております。この
空き家法は自治体による空き家の
実態調査や、空き家の所有者への指導、空き家の柔軟な転用や活用ができるように定められております。
空き家法では、周囲への危険や景観を損ねる空き家を自治体が
特定空家と定めることが可能になり、問題となっております。空き家の立木伐採や住宅の解体撤去などの助言、指導、勧告、命令をしたり、
行政代執行も可能となっております。 住み手も所有者も不明な空き家の処分を行政でできるようになったと認識しております。何年か前にも
与謝野町でも
行政代執行が行われております。現在、空き家の実態、どのようになっているのかお聞きします。
○議長(
多田正成)
長島総務課長。
◎
総務課長(
長島栄作) お答えいたします。ただいま議員のほうからは空き家の状況というか、実態というふうなことかなというふうに思っております。平成28年頃に空き家の調査ということで、各区のご協力をいただきまして、空き家の調査をさせていただいております。 手元に資料がございませんけれども、その頃から空き家の調査を進めているかといいますと、現在、その調査後には
実態調査はできておりません。そういった中で現在5年、6年ほどたちますので、令和3年度、4年度ぐらいで空き家のまた
実態調査を、また、区のご協力もいただきながら進めていきたいということで、現在、調整中ということでございまして、それで空き家のほうは年々増加しているというふうなこともございますけれども、その後、空き家の
実態調査を進めてくる中で、近隣の住民の方からご連絡をいただいて、
危険空き家については、その空き家の方々のご家族や、それから関係者の方を町のほうで調べれる範囲で調べさせていただいて、空き家の、その状況を確認いただき、撤去する、または危険な部分を除去していただいたらというふうな指導を順次進めているというふうな状況でございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) 平成28年に実施してから、それ以後されていない、調査がされていないという答弁でありました。 5年もたつとね、かなりまた空き家も増えとるというふうに思います。毎年、毎年空き家が全国的にも増えておるというふうに言われておりますので、これはもう早急に、また調査をしていただきまして、多分、代執行なんかもせんなんとこもあるんじゃなかろうかなというふうに思いますんで、その辺を確実にやっていただきたいというふうにお願いをしておきます。 次に、129ページの
児童虐待DV対策事業についてお聞きをいたします。
児童虐待、不登校、いじめ、自殺、貧困、望まない妊娠等、子供や若者を取り巻く現状は、とても不安定になっていることをニュースなどでよく見ることがあります。 全国では、
児童虐待は2018年度には約16万件、過去最高になったと言われております。また、7人に1人の子供が貧困状態に置かれているとも言われておりますが、
与謝野町の現状はどのようになっておりますか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
多田正成)
浪江子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(
浪江昭人) お答えします。
与謝野町の
児童虐待の状況につきましてということでございますが、要対協という組織を編成しまして、要
保護児童対策地域協議会という組織を編成しまして、気になる子供さん、ご家庭の見守り等を現在、行っております。それで、虐待のおそれがあると思われる世帯数については、50
世帯程度ございまして、そこにつきましては、ほぼ聞き取りや面談、そういったことをしながら管理をさせていただいとるという状況でございます。 今年度に入りましても、一時保護をしなければならなかった子供さんも複数名ございまして、ただ、新聞などで出ておるような大きな事件となった事例はございませんが、そういった案件が、ここ数年、減るということではなくて、だんだん増えておる状況であることは間違いないというふうに思っております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) この
児童虐待、これはもう全国的にも本当に多くの
子供たちが、これに見舞われておりまして、
与謝野町でも増えておるというふうに今、ご答弁いただきました。こういったことは、どうなんですかね、私らにはちょっと考えにくいところがあるんで、教えてほしいんですが、どういったことが原因で、原因かってようけあるんで、お答えにくいんかも分かりませんが、一般的なことで結構なんで、どのようなことがあるのか教えてください。
○議長(
多田正成)
浪江子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(
浪江昭人) 虐待につきましては、いろいろな形態があるんですが、例えば身体的な虐待であったり、それから心理的な虐待、また育児放棄をするというネグレクト、それから
性的虐待、そういったような、いろんな虐待の種類がございます。 ここに来て、件数が増えてきておる一つの要因は、いわゆる、ご夫婦が、いわゆる
夫婦げんかを子供の面前でされた場合についても、その子供に対しては
心理的虐待に当たるというようなことで、そういったものも虐待の一つとして、カウントがされておるという実態がございますので、全国的に虐待の件数が増えておる大きな要因は、その部分が結構、割合を占めてきておるということであります。 その
夫婦げんかだから見逃すということではないんですが、その子供にとって非常に悪影響を及ぼすような内容でございましたら、それは場合によっては一時保護につながったりというふうなこともありますので、増えておる要因の一つは、そういうものがあるというふうにご理解をいただいたらと思います。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) 増えている原因が、そういったところがあると、
夫婦げんかとか、ちょっと私らでも子供のときは親の
夫婦げんかを見てはあまりいい気がしなかったということは、もう今でも覚えとるぐらいですから、やっぱりそれはあるんだろうなというふうに思います。 それで、
子供たちにとってはメーンの居場所であるべき家庭と、また、学校が安心できる場所ではなく、暴力や暴言、貧困やいじめなどに苦しむ場所になりつつあるというふうにも言われておりまして、一方で家庭や学校が怠けているかというと、そういうわけでもないんですね、当然。 親も教員も非常に負担が重い中で、日々生活をしておりまして、
子供たちに十分な愛情や教育家が向き合ったり、一緒に時間をつくることが難しい、現在は状況にあるんだろうなと思っております。 そういったことにも原因があって、子供に少し愛情がかからないのか、かけ方がおかしいのかというようなことが発生してきとるんかなというふうに思うんですけども、今、先ほどの答弁の中では、
与謝野町においては50世帯とおっしゃいましたかね。一時預かり、一時保護が数件でしたかね。 これは、どの程度の、一時預かりということですから、結構なものかなと思うんですが、重症度といいますか、そういう子供に対して虐待の重症度みたいなのは
与謝野町の中ではどのようになってますかね。
○議長(
多田正成)
浪江子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(
浪江昭人) お答えをします。内容について、なかなかつぶさにご報告がしにくいところがあるんですが、一時保護がすぐに決定される事例とすれば、首から上に手を出す。首から上に対しての暴力、そういうことが発生しますと、もうこれは一発アウトです。もうその場で一時保護を行うというような判断になりますし、それから繰り返し暴言等を子供に対して繰り返す、また、身体的になかなか、見えないところに対して、あざがあったりというようなことが続くというような事例が出ますと、一時保護の対象になりますし、場合によっては一時保護ではなくて、
施設入所というようなところまでつながざるを得んというようなケースも出てくることがあります。 そういった、子供に対して心理的、身体的に、いわゆるダメージを強く与えるような行為がありますと、そういう状態になるということでございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) 虐待の判断が非常に難しいん違うかなと思っとるんです。どの程度までが虐待で、それまでがしつけだとか、親が多分、そういうことを言うと思うんですけども、そういった判断はどのように考えておられますか。
○議長(
多田正成)
浪江子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(
浪江昭人) お答えをいたします。今ございました、親にとってはしつけだという判断は、もう今は認められません。これはしつけではないという判断のほうが強く出ます。 それで、最終的に、この虐待かどうかの判断につきましては、
児童相談所のほうの判断で取扱いをするということになりますが、その
事前情報としては、当然、町がそういったものをしっかり把握をした上で、もうこれは明らかに虐待だと思われるものについては、町から通報すると、それに基づいて
児童相談所のほうが面談や状況確認をした上で、虐待かどうかの判定をするということに今はなっております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) はい、分かりました。親が言うしつけは、それはもう許されないことだろうと思います。 一人でも子供を、やはりすこやかに育てたいと、これはもうみんなの願いだろうと思いますので、何とかこういう、早い時期に助けてやるということが、私は必要だろうなと思いますので、そういう事例を耳にしたときには、もう本当に一生懸命、その家庭に入り込んで調査したり、あるいは親と話をしたりしていただきたいなというふうに思いますけども、これもなかなか大変な仕事だろうなというふうに感じております。ありがとうございました。 次に、させていただきます。157ページの
阿蘇霊照苑の
管理運営事業について、ちょっとお聞きしておきたいと思います。
工事請負費の
火葬炉等施設整備工事費466万8,000円、これはどういったことなのか教えてください。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠)
阿蘇霊照苑の
火葬炉等施設整備工事費のご質問ということです。これにつきましては、
阿蘇霊照苑3炉、火葬炉があります。大体400体で1回、火葬炉の中の
張り替えを実施をしなければなりません。年間、大体400体前後なんです。1年ごとに炉の中の
セラミックの
張り替えのほうを実施をさせていただいておる、その工事費でございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) そうですか。これは、年に約1回は三つの炉を
交代交代にしておるという理解でよろしいですか。 はい、分かりました。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 毎年1炉ずつ
セラミックの
張り替えは実施しております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) それでは、次にいかせていただきます。次の157ページになります。同じとこになりますけども、
不法投棄対策事業についてお伺いをさせていただきます。この
不法投棄、現在どのような実態になっておるか、お聞かせください。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠)
不法投棄の実態につきましては、今
パトロールのほうは、
シルバー人材センターのほうにお願いをしまして、基本的には週に2回程度回っていただいております。峠というか、どうしても民家のないところを中心に回っていただいて、
不法投棄の回収と実施をしていただいております。また、ちょこっとボランティアということで、個人さんが収集をされたごみなんかの回収にも、その
パトロールの中で回っていただいております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) それでは、今現在、
不法投棄については、特に去年あたりはなかったという理解でよろしいですか。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠)
不法投棄につきましては、そこそこございます。回収に行かせていただいて、もし名前の分かるものが、その中にありますと、すぐ警察に通報させていただいて、警察のご協力をいただいて、調査というか、そっちのほうはしていただいております。 その結果については、ちょっと
個人情報の関係があって、町のほうにも入ってきませんけど、そういう手続はさせていただいております。量的には横ばいというか、そんな増えたり、減ったり、多少の増減はありますけど、量的には、そんな変わらないというのが実態かと思います。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) あんまり毎年変わってないというようなことの答弁だったと思います。この
不法投棄というのは、やっぱりそれは、これは犯罪ですよね。これどのような罰金とか刑罰とかあるんでしょうかね。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠)
廃棄物処理法の中で、たしか30万円だか50万円以上の罰金、1,000万円以下だったと思いますので、その中で、もううちが罰金をするのではなしに、警察のほうがされますので、町のほうはどれだけ罰金があったということまでは分からないというのが実態でございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) では、その
不法投棄の、してはいけませんよというような
お知らせなんかはいろんなとこでされていると思うんですが、どういうような、そういう活動みたいなことはしておられますか。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 一応、
不法投棄の多い場所なんかにつきましては、
不法投棄の防止の看板を立てたり、あとはもうその定期的に
パトロールに回っていただいてるというのが実情でございます。 あと、おのえさんのほうに、
ごみ収集車に「
不法投棄パトロール中」というのを一時つけていただいたりもしておりましたけど、特にどうしても多いのが、民家のないところになりますので、交通量が少なかったり、峠道みたいなところが特に多いので、なかなか効果的な対策というのがないというのが実情でございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) それでは、
与謝野町から摘発をしたというようなことはないということでよろしいですか。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 摘発につきましては、警察のほうで全てしていただいておりますので、町は、その中で住所とかお名前の分かるものが出てきた時点で警察のほうには、すぐに通報をさせていただいてます。その後の対応については、もう警察のほうになりますので、結果についても町には入ってきませんというのが実情でございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) その警察へ届けたというは何件ぐらいあるんですか。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 年によってばらばらですが、私が課長になりましてから、多いときで年間6回ぐらいあったというふうに思っております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) では、6回ぐらいというご答弁でありましたけども、
不法投棄がされている、週2回ですかね、
パトロールされている。それで発見されたということだろうと思うんですけども、どれぐらいの量といいますか、1回にどれぐらいの量を、そら日によっても違うでしょうし、平均的な量で結構なんですが、どれぐらいの
不法投棄が週に2回回ってくる間の1回で、どれぐらいの量が集まるのか、教えてください。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 量的にはちょっと。年間で6トンぐらいの、
クリーンセンターのほうに運ばせていただいております。多いときで軽トラ2台だったと思いますので、大抵は軽トラ1台分ぐらいを運ぶことになっとるというふうに思っております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) 今、6トンというて教えていただきました。僕はちょっとびっくりして、そんなようけあるんだなというふうに思うんですけども、こういったことをしない、これ町民の人がしとるとも限りませんし、町外の人が持ってくるということも当然あるんでしょうけども、町報か何か、そういうふうなことで、こういう
お知らせみたいなことはされているんでしょうか。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 不定期ではありますが、回覧とか、そういうのに「
不法投棄は犯罪」ですというような文面は入れさせていただいたりしております。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) はい、分かりました。これは人間のモラルの問題というようなことも、私は思っておりますので、なかなか減らないのも事実ですけども、何とか、そういう減るような方法も担当課のほうで考えていただきたいなというふうにお願いをしておきます。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問、ご提言にお答えをさせていただきたいと思っております。
宮崎議員におかれましては、
与謝野町の町を美しくしていこうということで、様々なご提言をこれまでいただいてきたものと認識をしております。そのご提言というものを踏まえて、令和3年度の当初予算の編成、議論の中におきまして、私どものほうでも様々な観点から議論を深めたというところでございます。 その一つは、
与謝野町には
与謝野町の町を美しくする条例というものがございます。この条例に、
不法投棄などを行った場合に、先ほどありましたように、
与謝野町独自で過料をすることができるかどうかといった議論も行ってまいりました。これは京都府内の先行事例といたしましては京都市、また、亀岡市などがございます。 しかしながら、その実行力の担保ということが非常に難しいということもありまして、このたびの議会におきましても、
条例改正案は見送っているという状況でございます。また、この条例におきましては、
与謝野町の
重点美化区域というものを設定することができるといった条項もあるということから、このような条項を活用した上で重点的に
美化活動を推進していくということも今後、考えていきたいと考えております。 このように、議員からのご提案をいただきながら、我々のほうとしても幾つかの可能性を議論してきたというところでございますけれども、なかなか実行力のある
不法投棄防止対策というものを講じることの難しさ、そして、
与謝野町全体の
美化活動を展開していくことの難しさというものを感じております。 議員からも、一人一人のモラルが最終的には大切であるといったお話がございましたけれども、私たちといたしましても、住民の皆様方と共に
環境美化、そして、
不法投棄防止の機運を醸成していくということを引き続き取り組んでいきたいと考えているところでございますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) ありがとうございます。各地区でも、年に1回ぐらいは
クリーン作戦というふうなことで、
美化活動に住民の皆さんが取り組んでいただいております。そういったことも、こういった
不法投棄には多少なりとも抑制できるようなことがあるのかなというふうなことも思っておりますので、
住民皆さんがきれいにしようという思いが、この
不法投棄をやめれるような策になればなというふうに思っております。 それでは、次の質問をさせていただきます。この次の187ページになりますけども、
林道等管理事業についてお聞きします。
丹後縦貫林道維持管理費負担金が153万4,000円計上されておりますが、あの
縦貫林道ですよね、
縦貫林道は、今は通行できないですよね。それはどのような考えで、ずっと何年も通行できないように思っとるんですけども、あれはどうなっているんですか。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之)
縦貫林道につきましては、京丹後市と
与謝野町、それぞれちょうど山の尾根を通っておる関係がありまして、それぞれの
行政区域を入ったり、出たりしておるというような性質を持っております。その中で、年度を区切って2年ごとに京丹後市と
与謝野町で協定を結びながら、それぞれが全線を管理すると、順番に管理していくということで、
維持管理を行っております。 今、ご質問の通行止めという部分につきましては、平成30年の豪雨以来の災害復旧がなかなか進捗が進んでいないというのが最も大きな理由でございます。極力早い復旧ということで、努めてはまいりたいと思っておりますけれども、今はご迷惑をおかけしておるというような状況でございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) そうですよね。今、復旧しておられる最中であるということなんですが、計画としては、いつ頃に、あそこが通れるようになるのか、聞かせてください。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) 一番の要因は、財政的な部分がございます。なかなかこの場でいつという明確な明言はできませんけれども、極力早い対応ということは心がけたいというふうに思っております。 1点、通行止めにつきましては、一定、道路遮断はしておるんですけど、地域なりの、よく現場をご存じの方につきましても、どういうんですか、進入については町と、また、京丹後市もなんですけど、いろいろと調整しまして、いわゆる進入はしていただけるような措置はとっておるというところでございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) 財政的な問題もあって、なかなか先に進まないということでございます。そう言われますと、何とも言いようがありません。できるだけ早く回復していただきたいなというふうに思っております。 それでは、次に195ページの企業立地推進事業について、お伺いをいたします。これには報償費1,300万円が計上されておりますが、その中に二つほど奨励金というものがあります。これについてちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。当初予算書195ページで企業立地推進事業を計上させていただいております。まず、7節報償費、企業立地促進奨励金500万円、企業立地促進雇用奨励金800万円、ここの部分からご説明をさせていただきます。ご承知のとおり、この奨励金につきましては、企業立地促進条例に基づく、進出された事業所に対する支援を行うという、そういった性格のものでございます。 まず、この立地奨励金500万円につきましては、町内進出企業3事業所の奨励金という形で計上させていただいております。1点目は、岩滝地域に進出されておられます2社、加えて今回、野田川地域に新規で進出されます企業1社、合計3社に対する奨励金という形でございます。 次に、企業立地促進雇用奨励金、この部分につきましては、いわゆる町内雇用等をされる事業所に対しての奨励金というところでございまして、先ほどの3社のうち1社岩滝地域、1社は野田川地域の事業所に対して奨励金をお支払いするというところでございます。 次に、当初予算書197ページに入りますが、負担金補助及び交付金、そのうち補助金として200万円を準備させていただいております。これにつきましては、企業立地利子補助金というもので、いわゆるこの設備を事業所が導入された際に、民間の金融機関等から借入れをされた内容に対して、その関係の利子の補助金を行うということで、これも時限立法でございますが、そういった性格のものを持っております。これにつきましては、岩滝地域の2社という形で、都合200万円を計上させていただいておるというものでございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) そうですか、分かりました。ただ、その企業立地推進事業については、この岩滝2社と野田川に1社、これは新規のとこだったということでよろしいですか。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。3社中2社については、1社は2年前、もう1社は1年前という形になっております。野田川地域については、新規で1社、誘致をさせていただくという形で、現在進行形という形でございます。 ですから、利子補助金の関係は、まだ、そういった部分の整理ができていないということで、今後、そういった部分の申請が出てくれば、対応させていただくという性格のものでございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) はい、分かりました。企業さんに来ていただく。時間ですか。 来ていただくということを一生懸命やっていただいておると思うんですけども、今後の見通しといいますか、そういうまだまだ、こういった企業さんに来ていただきたいないうふうな考えがあるならお聞かせください。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。私どもといたしましては、兼ねてから企業立地の方針を定めておりますが、その一つ目には、地域の企業と連携することが期待できる企業というものが一つございます。そして、もう一つは、町内の住民の皆様方を雇用していただくことができる、そうした企業を誘致をしていきたいと考えて、この間、取組を進めてきたというところでございます。 今後におきましても、ただいま申し上げました方針に基づき企業立地、あるいは事業所の立地拡大に努めていきたいと考えております。議員からご指摘がございますように、この厳しい状況の中で、企業にいかに立地いただくか、また地域の企業が拡大なさるかということは、町の活力に直結する問題であると考えておりますので、幅広く可能性を求めながら、積極的に企業立地活動に推進をしていきたいと考えているところでございます。
○議長(
多田正成)
宮崎議員。
◆15番(
宮崎有平) 今の、このコロナ禍ですから、当然、なかなか難しい問題だろうなと思います。 ちょっと時間がありませんので、また、2回目させていただきます。
○議長(
多田正成) ほかに質疑はありませんか。 6番、安達議員。
◆6番(安達種雄) 207ページのクアハウス岩滝の予算の中で、まず、今年は使用料、クアハウス岩滝使用料ということで355万円上がっております。これは何の使用料の意味なんでしょうか。
○議長(
多田正成) 谷口
観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) クアハウス使用料355万円ですけれども、町内の小学生の方を対象にクアハウス利用促進を図りたいということで予算化をさせていただいたものでございます。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) 小学生の方、児童を、少しでもクアハウスに理解してもらおうという取組というように理解しました。 次に、そのすぐ欄で土地等賃借料とあります。これが平成26年、平成27年度当時は74万3,000円だったですね、土地の賃借料が。平成29年度から49万3,000円、そして、令和2年、令和3年の予算が46万8,000円となっております。これはまず、クアハウスの土地を、民間の土地を借りておられるんでしょうか。そのスペースも、また、
お知らせいただきたいと思います。スペース広さを
お知らせいただきたいと思います。
○議長(
多田正成) 谷口
観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) クアハウス岩滝の土地賃借料なんですけれども、ここにはクアハウスの駐車場の第二駐車場といいますか、一段下がったところの駐車場で1軒の方からお借りしております。1人の方から。 すみません、広さのほうにつきましては、ちょっと手元に資料がございませんので、後から
お知らせさせていただきたいと思います。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) 先ほど言いましたように、年度によって金額が異なっております。同じスペースでお借りしておられるんであれば、地主さんは1人の方というように伺いました。この金額の変化ですね、これはどういうことなのか。また、契約、これは、スパンはどのぐらいの、10年とか、5年とか、この辺について、どういう形で借りておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
多田正成) 谷口
観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) まず、先ほどの面積の部分なんですけれども1,015平米です。土地の、借りているのは、今、私が把握している1件につきましては長い期間借りておりまして、ちょっと年度が長期継続契約でいいますと、土地なんで、ちょっと確認させて、ちょっと今、年度が分かりませんので、確認してからお答えさせていただきたいと思います。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) 平米数も1,015平米ということで理解しますが、この金額が変動してる理由が、スペースの広さが変わったとか、そういう物理的なもんじゃなく、契約ごとに相談されて、地主さんと行政とが定められておるのか、それについて確認をしときたいと思います。
○議長(
多田正成) 谷口
観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 今、土地賃借料の金額が下がってきたのは、外のクアハウス岩滝の誘客に伴う看板、看板表示の土地賃借料の部分が看板の撤収というか、解体したことによって、土地賃借料が不要になったというのがございます。その分で看板の賃借料がなくなったのが原因です。 今、土地をお借りしているのは、先ほど申し上げました駐車場の賃借料の一方のみです。看板のほうは8件ほどありましたので、その分が今現在、ゼロということで、土地の賃借料が減りました。それと、土地賃借料の契約の期間なんですけれども、10年間で、今回の土地賃借料の分につきましては、平成24年から平成34年までの契約で10年間の分を契約をさせていただいております。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) そうしますと、今、課長がおっしゃったように、平成24年から平成34年までの契約で、また賃借料の変動があったのは看板を設置しとったんが、それがなくなったから、その分が安なったという受け止めでよろしいんですね。はい、分かりました。 次に17ページの勤労者総合福祉センターについて、伺いたいと思います。これは、ちょっと伺いたいというよりも、お考えを聞くわけですが、使用料が286万5,000円、予算として上がっております。このわーくぱるの使用申込みが半年間なんですね、期日が。ちょっとこの間、ある音楽のほうの愛好者から聞いとったら、もう少し長くしてもらえんと、例えば楽器の演奏者や、いろんな人たちと日程を調整する場合に、非常にどういうんか、もう4月に企画しても10月、例えば11月、12月の予約というか、スケジュールが組めないんだという声を聞きました。もし条例とか、いろんなことが決まっておるかも分かりません。また課のほうでも、いろんな管理上の不具合があるやも分かりませんが、もし、その辺がクリアできるんであれば、せめて向こう10か月先まで申し入れ、予約がお認めいただけんだろうかという声をちょっと関係者から伺っておりますんで、その辺について可能なことなのか、すぐは無理だけど検討するというお話なのか、その辺について、ちょっと課長の、今いきなりの質問なんで、どうかと思いますが、感覚だけで結構です。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、勤労者総合福祉センターの歳入の使用料の関連で、ご指摘をいただいたと思っております。いわゆる野田川四辻にございます、野田川わーくぱるの施設でございまして、この施設につきましては、非常に私どもは稼働率の高い施設というふうに認識をとらまえております。今年度におきましては、コロナの関係で非常に利用者の皆様にご迷惑をかけておるということにつきましては、改めておわびを申し上げたいと思っております。 その中で、先ほどの使用申請のルールということで、半年間の、いわゆる中での申請行為ということで、現場のほうは、その受付台帳などの管理をしておるということは事実であると思っております。先ほど申し上げられましたように、恐らく各団体におかれまして、先ほどのような、いろんなご都合があるという認識については、改めてお聞かせいただいたということでございまして、これは条例で云々ということではなくて、あくまでも、いわゆる私ども側のほうの事務体制での事柄で対応できるのではないかと思って、改めて感じ取ったところでございます。そこにつきましては、再度、内部のほうで協議をしてまいりたいということでございますが、現時点で、それができるかどうか、そこについては一度検討したいということでご理解いただけたらと思っております。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) 細かいことを言うようでありますが、こういった企画をされとる方の話によりますと、なかなか、楽器演奏者やなんかの関係で、半年以内だと、どうしてもスケジュールが組みにくいということがありまして、実はもうやむなく会場を舞鶴に移して実行したんだというお声も聞いとりますんで、できれば少しでも利用率が上がったほうが、町のためにも、せっかくの施設、いいわけなんで、その辺もまた併せて、よその市町に行っとるということも十分認識していただいて、また、検討をお願いしたいと思います。 次に知遊館の、私、総務委員会のメンバーでありますので、委員会でお尋ねしたらよかったんですが、277ページの知遊館の運営管理事業について確認しておきたいと思います。 まず、令和3年度の予算書で、会計年度任用職員報酬、また、期末手当合わせて1,126万1,000円が計上してあります。現在、何名で知遊館を運営されておるのか、職員さんが、そこから伺いたいと思います。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) ご質問のほうが、知遊館の会計年度任用職員でよろしいんでしょうか。正職員もおりますんで。館長を含めまして、知遊館のほう6名だったかと思っております。知遊館の中に知遊館の管理の者と、それから、図書館の管理の者と清掃の者と3種類ありますので、ちょっとややこしいんですけれども、今のご質問のお答えとしては、知遊館のほうの管理運営しておるのは6人だったかなというふうに記憶しております。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) そうしますと、今、課長のほうからお話ございましたように、この職員さんの報酬手当については、図書館の管理しておられる職員さんの分も入っとるのか。また、図書館は別途、加悦、野田川の分で上がっとるのか。三つの図書館が、この図書館の職員さんの報酬として上がっておるのか、知遊館だけ別なのか、その辺についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) すみません、先ほど6人と言いましたんですけれども、5人ということです。それと、支出につきましては、今の、そこの知遊館の分は知遊館の管理だけですので5人。図書館につきましては、別に図書館の費目がございますので、そちらが図書館3館分を計上しております。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) そうしますと、分かりました。また、新たな質問ですが、建築設備定期報告事務委託料、それから設備総合管理業務委託料、この2種類の委託料が上がっておりますが、これはほかでは類を見ない名目なんで、岩滝だから都市計画のエリアだから、こういう表現になっとるんですか。まずそれをお尋ねしたいと思います。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) 今、お尋ねでございますのは、建築設備定期点検報告事務委託料でございますね。こちらについては公共施設の関係の、定期的に報告書を作りまして、土木事務所のほうに提出するものでございまして、それの報告事務委託料でございますし、その下の設備総合管理業務委託料、こちらにつきましては、メンテナンス、掃除とかメンテナンスの総合的に業務を委託しておりますので、こちらは管理のほうの委託料でございます。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) そうしますと、知遊館のエレベーターの保守点検は、この中に入っておるんですか。
○議長(
多田正成)
長島総務課長。
◎
総務課長(
長島栄作) 私のほうから、ちょっと失礼します。本庁舎のほうでも、こういう形で設備総合管理業務委託料ということで上げております。これにつきましては、エレベーターの保守点検、また、空調設備の保守点検、そして、受水槽の清掃委託、こういったものをひっくるめまして、この総合管理業務として一本で委託をしているということでございまして、同じく、この後、答弁があるかと思いますけども、知遊館につきましても同様の内容、また、これに加わっておるか分かりませんけども、こういった業務を一括で委託をしているというものでございます。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) ちょっと自分もまだ理解がしがたいんが、ふれあいセンター、岩滝の知遊館の前の、あの建物ですね、施設ですね、あれがあそこも建築設備事務委託料が上がっており、またエレベーターの保守管理も上がっとるんです。そうしますと、ちょっと自分としてはどうかなという理解がちょっとしがたいんですが、それについて、いやもう含まれとるんだからそれでいいとか。
○議長(
多田正成) 田辺
福祉課長。
◎
福祉課長(田辺茂雄) 議員のほうから岩滝ふれあいセンターの管理のほうでお話をいただきましたので、福祉課の管理になりますので、説明をさせてもらいます。 建築設備定期報告事務委託料は、また別のものになりますが、岩滝ふれあいセンターにありますエレベーターにつきましては、設置業者によりまして定期的な保守点検を行われてまして、単独での委託での保守点検となっております。
○議長(
多田正成) 安達議員。
◆6番(安達種雄) 予算でありますので、決算じゃないんで、細かく知らせていただく必要ないんですけど、ちょっと自分なりに予算書を見とる中で、あれっと思って確認しようと思って伺ったわけです。 それから、予算は特に、予算関連はしますが、これ、いよいよ4月から子供、児童生徒に端末機、タブレットがそれぞれ配布されます。もう教員の内示も、この時期でありますので、もう進んでいる話かなとも思っております。それらについて管理者として学校を管理しておられます教育委員会のほうでは、タブレットの、今からの
子供たちへの利用等につきまして、今の段階で、ほぼ去年の夏、秋からタブレットの配備が、話が出てから半年余りになりますが、スムーズに
子供たちの中に入っていけるような段取りができたというようなお気持ちでおられるのか、新年度になってみんと分からん部分もあるんで、そうたかをくくったようなことも言っておられないかも分かりませんが、それについてお気づきの点があれば今聞かせていただきたいと思います。
○議長(
多田正成) 柴田
学校教育課長。
◎
学校教育課長(柴田勝久) お答えをしたいと思います。まず、予算で認めていただきましたインターネット環境の整備とタブレットの配備状況でございますけども、まずインターネットの工事につきましては、全ての学校で終了いたしまして、インターネット環境のほうは整っているものということで、またあと検査のほうを今、順次行っているというものでございます。また、タブレット端末につきましても、各学校のほうに配備ができまして、今、設定業務のほうを行っていただいている状況でございます。4月からは使っていただける状態になるというふうに、今のところは考えております。 また、議員がご心配いただいております、取組内容につきましてですけども、京都府の研修でありますとか、端末の操作方法につきましては、納入業者のほうの研修等もWebで行っていただきまして準備を進めているということでございますし、また、京都府のほうに代表の先生が研修に行っていただきまして、それを持ち帰って各学校の先生方に伝達をしていただくというようなことを行っていただくということも取り組んでいただいております。 また、教務主任の先生方を中心にICTの推進チームをつくっていただきまして、そちらのほうで活用方法についても研究を進めていただいているということでございます。 また、新年度予算のほうで、ICTの関係の支援予算のほう見ていただいておりますので、そちらのほうも活用していきながら、今後、
子供たちのICT環境のほうを整えていただいた分、十分な活用ができるように努力を進めたいというふうに考えております。
◆6番(安達種雄) 以上で終わります。
○議長(
多田正成) ここで、3時まで休憩とします。 (休憩 午後2時42分) (再開 午後3時00分)
○議長(
多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは、続きまして一般会計の予算につきまして質疑を行いたいというふうに思います。 町民の方もテレビをご覧の方も関心のあります財政問題で、主な財政指標の中で、特に関心の高い財政調整基金につきまして、お尋ねしたいというふうに思います。基金の取り崩しが1枚もんの資料が行っていると思うんですけども、それを見ますと分かりやすいと思います。2億9,800万円が予定されております。昨日から片仮名がよく出るんで、片仮名でお尋ねしますけども、これのエビデンスは何か答えていただきたいと思います。根拠です、根拠、エビデンス、根拠をお願いしたいと思います。 昨日から片仮名が多いんで、ちょっと私も勉強してまいりました。お願いします。
○議長(
多田正成) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) エビデンスということで、私もあんまり得意ではございませんので、要は今、議員のほうからありました財政調整基金の繰入額の根拠ということでお答えさせていただきたいと思っております。今、議員のほうからは、財政調整基金を2億9,800万円というご質問でございましたけども、これ資料の見ていただいておるところが令和2年度の見込額を今、おっしゃられたと思っております。令和3年度の当初予算の繰入額は4億4,500万円でございますので、そちらの金額でお答えをさせていただきたいと思っております。 提案説明にもあったかと思いますけども、エビデンスという根拠はございません。要は財政調整基金は基金条例を持っておりまして、要は年度間の歳入歳出の不足が生じた場合に、そういったときに繰り入れて財源調整をするという性質のもので、過去から積立てを行ってきたものを有効に活用させていただいて、当初予算ベースでは、その隙間を埋めさせていただく意味で繰入れをさせていただいておるというものでございます。 令和2年度は6億円近いものを繰入れをさせていただきましたけども、令和2年度では5億5,000万円程度だったんですけど、当初予算で、今年度は4億4,500万円程度を見込んでおるというものでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それで、取り崩しますと令和3年度の見込みは10億7,800万円になると、こういうふうに記されております。ところが、
与謝野町の財政見通し資料がありまして、平成29年度から平成39年度、作成されたんが平成30年6月、ここに財政調整基金がですね、見通しが、令和2年には枯渇することになっているんですね。しかしながら10億円あると、この見通しがかなり、どういうたらいいんでしょうか、外れたわけですね。いいほうに外れたんですけども、これの根拠は何なんでしょうか。
○議長(
多田正成) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうがおっしゃられましたのは、昨年度の当初予算のときにお示しをさせていただきました財政見通しで、ちょっと今、手元にないんですけども、財政調整基金が3、4年後には枯渇して、なおかつ特定目的基金も徐々に枯渇していくというようなシミュレーションを描いておったと思います。これは前提となる条件が今のサービスをそのまま継続して、なおかつ当初予算ベース、当初予算ベースといいますのは、今、議員からもおっしゃられましたように、当初予算では4億4,500万円を繰り入れております。昨年度でも先ほど申し上げました5億5,000万円弱を繰り入れてのスタートで、実際、決算になりますと、そこを繰入れをしなくしても済むように、財政運営を心がけております。 実際とやっぱり相違が出てくる点というのは、決算に置き換えると繰入れをしなくてもよかったということで、財政見通しを立てる段階では、それを見越しておらずに、今のサービスをそのまま、それも当初予算ベースでいったときにということを前提につくったものをお示ししておりまして、先日の全員協議会で、ここが違いですということをご説明させていただいたのは、決算見込みをベースに今度は置き換えさせていただいておりまして、なおかつ、もう最初から財政調整基金を幾分かは繰り入れながら3か年ほどは繰り入れるけども、その後につきましては、特定目的基金のみを繰入れで済むような財政運営に努めたいということで、見通しから計画に置き換えたという説明をさせていただきましたので、そのようにご理解いただきたいと思っております。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 続きまして、この資料の2行目に減債基金、昨年、大変議論になったわけでございますけども、いよいよ積立てができない、100万円と書いてあるんですけど、できないようになってきた現状につきまして、この基金が使えないと思ったほうがいいわけですね、もう。積立てができないことは。 だから、非常に心配されるのはここだと思うんです。どういうたらええんでしょう。してはいけない手段を使って去年は賄ったんですけど、今年は、これが使えないということになりますと、大変厳しいんだというふうにみんなが見たと思うんです。この現状、見通しにつきまして、お尋ねしたいと思います。
○議長(
多田正成) 小池
企画財政課長。
◎
企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからありましたのが、資料で出しております減債基金が、この見通しでは140万円程度に、もう既になっておると。令和2年度決算見込みで、もうなっておるということで、将来に対して、例えば、今年度12月の補正予算でお認めいただきましたように、財政危機が生じてきたときに、例えば公債費を抑制していくために行いました基金を活用しての繰上償還の財源として活用する。こういったものに充てられないのではないかなというご心配だと思っております。12月に説明をさせていただいたときを思い起こしていただきたいと思いますけども、約5億円程度の基金を保有をしておりました。それをやっぱり有効活用に、どういうふうに努めたらいいのかという中で、今、実質公債費比率が右肩上がりに上がってきておると。令和元年度の決算で3か年平均で17.0%に達したということで、やはりそれを抑制するために、過去にお借りをしました、臨時財政対策債の繰上償還をさせていただきたいんだというご説明をさせていただきました。 やはり、ある資源を有効活用するということは、その目的のために本来積立てをしておりますので、今回はそこで、その活用をさせていただいたということで、ご理解いただきたいと思っております。 なお、議員が心配をされますように、これがもうほとんど枯渇状態、この基金だけを見れば枯渇状態でございますので、やはり将来への危機意識を持つ中では、これを徐々にでもやはり、また、再度積み立てていくということは、やっぱり求められるべきだろうなというふうに思っておりますので、財政計画が順調に推移をしてきた段階では、やはりこの減債基金にも蓄えを持てれるようなことを、やっぱり視野に入れて財政運営をしていくべきだなと、今の計画では、そこまでは見通しておれないんですけども、おっしゃるとおりの視点は非常に必要だなというふうに考えております。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは、大変これも議論になりました、実質公債費比率につきましては、私がここで申し上げとくだけにしときますけども、18%になりますと、ご存じのように京都府の知事の許可がないと地方債、借金ができなくなりますので、十分気をつけて運営をしていただき、ましてや、その25%になりますと、早期健全化基準に達するわけですね。こっちに向かわないようにお願いしておきたいというふうに思います。 続きまして、全国から大変注目されております、加悦鉄道2号機関車と
与謝野町文化財指定の2車両の移転移設費が3,282万円組んでいただいております。ご存じのように、昨年3月、加悦SL広場が閉園になりまして、今、申し上げましたように、全国から注目されまして、いまだに加悦鐵道保存会の資料館には手紙が来ているのも私が読ませていただきました。その後、どうなりましたでしょうか。27車両はどうなんでしょうか。また、福知山に通勤される方がSL広場を通ると、ブルーシートがかけたままの車両は大変寂しいと、見るに忍びないというご意見もいただいているところでございます。 先日、総務文教厚生常任委員会には、教育委員会の社会教育課から追加の資料を頂きまして、議員の皆さんにも配られているというふうに思います。四つの資料を頂きました。ありがとうございました。それで、岩滝の体育館と旧加悦鉄道の移設予定地、資料館を委員で見に行きました。このことにつきまして、ぜひとも前向きな取組をお願いしたいというふうに思います。 植田
社会教育課長にご案内していただきましたので、今後の取組につきまして、お尋ねしときたいと思います。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) 先日は追加で説明させていただく機会を設けていただきましてありがとうございました。 ご質問のほうがSLの関係でよろしいんかなと思っておるんですけれども、今後、SLを1車両と、それから、それ以外の2車両ということで、合計で3車両を宮津海陸運輸株式会社様から無償譲渡を受けまして、旧加悦駅舎敷地内に保存をしていきたいというふうに考えております。 SLにつきましては、国の重要文化財になっておりますので、文化庁のご指導を仰ぎながら、その保存、活用をしていきたいと思っておりますし、それ以外の2車両につきましても、作製されましたのが明治でございまして、町としても非常に貴重な車両だというふうに考えておりますので、こちらの2車両のほうも大切に保存していきたいというふうに考えております。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 町長にお尋ねしておきたいと思います。1月9日の新聞に「機関車、青森に帰る、加悦SL広場、地域一丸で守る」と、青森県の八戸市の近くの町長と担当者がお見えになりまして、この車両を持って帰りたいという、ここは重要だと思うんですけども、地域一丸で守るという決意を新聞に語られているところでございます。 そこで、加悦鐵道保存会の理事の方もご案内をしていただきました。そこで課題となりましたのが、今、展示されてますC160でございまして、今、週末になると保存会の方が屋根をつけて、大分完成してきてますけども、手作りなんで非常に危ないし、見た感じもあまりよくございません。 新聞記事で、2019年12月5日に京都新聞が報じております。50年ぶりに加悦SLが帰ってきたと、そこへ町長がお迎えに行かれたという記事でございます。ぜひとも、このときに京都市の門川市長が移設費200万円と、このC160に保存するための屋根も町長にお渡しになったと、保存会の皆さんから聞いてるところでございます。ぜひとも、京都市の期待に応える意味でも、このC160も含めて、今回の移設の問題に取り組んでいただきたいと、私は切にお願いするんですけども、町長の見解を、ぜひともお伺いしときたいと思います。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。京都市北区に位置をしている大宮交通公園に保存をされていました車両につきましては、京都市からNPO法人加悦鐵道保存会様へ譲渡をされたというところであります。その際、覚書を交わしておられるものと認識をしており、その覚書に沿う形で適切な管理をしていただいているものと認識をしているところでございます。我々といたしましては、宮津海陸運輸様から譲り受ける3車両と合わせて旧加悦駅舎敷地内に保存をしていきたいと考えているところでございます。我々といたしましては、3車両の適切な移設ができるように尽力をしていきたいと考えております。 なお、NPO法人加悦鐵道保存会様が譲り受けられた車両につきましては、引き続き覚書を基に保存をされていくものと認識をしているところでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) ここのC160の蒸気機関車
維持管理に関する覚書が、
山添町長とNPO加悦鐵道保存会の理事長様と交わしたのがあります。ぜひとも訪れた人とか、地域の人が見たら、この3両は
与謝野町が頑張って移設工事をやった、C160は保存会の人が手作りでやったというのは、何も分からないわけですね。あの加悦鉄道、旧加悦鉄道駅舎一帯がよくなるというのが訪れた人であったり、地域の人の期待だというふうに思います。 さらには、何度も申し上げますけども、車で1時間から2時間の地域内観光に、観光の概念も変わりまして、コロナ禍によりまして非常に今、
与謝野町が注目していただくチャンスだと思うんです。大変有効な、私たちの町の宝物である、この加悦鉄道の汽車を、もう少し発展的に町長、ぜひともお考えいただきまして、C160も含めて旧加悦駅舎も含めて活性化するという方向にぜひとも向かっていただきたいと、私は思うんですけども、もう一度だけ町長の見解をお尋ねしときたいと思います。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 先ほど、答弁をさせていただきましたけれども、これから譲り受ける予定であります3車両につきましては、適切に敷地内に格納、保存ができるように努力をしていきたいと考えております。その上でC160、そして旧加悦駅舎全体の管理運営の在り方というものにつきましても議論を深めていく必要があると考えております。 なお、議員からは地域の歴史を受け継いだ貴重な資源であるというお話がございましたけれども、その資源というものを地域内に存在をしている他の資源といかに結びつけていくのか、こうした視点に立った観光振興、あるいは交流人口の促進ということも考えられるものと思っております。 したがいまして、私どもといたしましては、まずは3車両を譲り受け、確実に敷地内に移設できるように尽力をしていきたいと考えているところでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 聞いているところによりますと、4月6日に京都府、日本冶金宮津海陸運輸様、NPO加悦鐵道保存会と
与謝野町の4者会議が引き続き会議が続いていくと聞いております。ぜひとも前向きな話合いになることを切に期待しておきたいというふうに思います。ぜひとも担当課におきましても積極的な意見交換をしていただくようお願いしときたいというふうに思います。 続きまして、昨日からいろんな議員がご質問されております。資料の14ページであります、織物振興対策事業3,610万円、その中で私ちょっと気になるのだけ上げてまいりました。 一つ目が、NEXT300年事業補助金、資料の32ページに詳しく書いてありますけども、179万円、このNEXT300年事業補助金がつけてあります。 一番気になるのは、事業主体がはっきりしないということと、事業目的がはっきりしない、この点につきまして担当課長の見解をお尋ねしときたいというふうに思います。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、織物振興対策事業の中で、195ページ、18節負担金補助及び交付金のうち補助金としてNEXT300年事業補助金179万4,000円を計上させていただきました。この関係につきましては、ご承知のとおり今年度末まで丹後ちりめん創業300年事業実行委員会を組織して事業を実施してまいったというところでございます。 その実施をする事務体制といたしまして、丹後織物工業組合、京都府、京丹後市、
与謝野町という構成で、また、そのほかに民間団体、商工団体等が関わって構成をしてまいったというところでございました。その事業体を今年度末で解散をし、新たにNEXT300年の構成を生み出していくというところでございます。 お尋ねのその事業実施主体はどこかということでございますが、主軸になるのは丹後織物工業組合、ここが中心になって動いていただき、次年度以降は補助金として、その活動費に充てるという、そういった形になるいうところでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 気になるのが、ちょっと時間があれでお尋ねしときたいと思います。織物振興が大きな目的になってるわけでございますけども、連携する意味で地域内観光の推進があるのだと推測するんですけども、ここへ来て宮津市と伊根町も入ってるわけですけども、ややこの織物振興に宮津市と伊根町の参画を期待するのが難しいんではないかというふうに私は推測します。 もう一つは、その会議の回数が、この少ない会議で事業が進展するのかというふうに心配するわけですけども、なかなか計画は煮詰まってない段階で案ができ上がってるんじゃないかというふうに思うんですけども、ここお尋ねしときたいと思います。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。議員ご指摘のとおり、今年度、会議の中身についても非常に厳しかったという状態であったというところでございます。 本格的に動き出しましたのは秋口からというようなこともございまして、その部分の制度は非常に弱ったというふうに反省をしておるところでございます。来年度の体制づくりにつきましても、これ京都府の織物機械金属振興センター、また、本庁にあります京都府染織・工芸課、その京都府のほうも非常に精力的にアドバイスをされ、丹後織物工業組合さんのほうが、その来年からの動きを積極的に進めていくということをお聞きしておるところでございます。 今後の部分につきましては、私どものほうも、その丹工さんのご意見なども拝聴しつつ、できる限り応援できるような形をとってまいりたいと思っているところでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 商工振興課の資料の14ページで、もう1点だけお尋ねしときたいと思います。 織物技術革新コンソーシアム推進事業1,070万円がついてるわけですけども、なかなかコンソーシアムいうのが分かりませんけども、そこに地域おこし協力隊の項目がございます。地域おこし協力隊って書いてあるだけなんで、お尋ねしときたいと思いますけど、このチームの編成と組織と到達目標というんですかね、この地域おこし協力隊が何を目指して事業を展開するのか、到達点はどこにあるのかというのを明確にしないと、この予算が生きてこないと思うんです。 担当課としては、どういう話合いで議論が深まっていって、このチームを編成することになったのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、このコンソーシアム、いわゆる連携、協働して目標達成のために前進するという、そういったチームをつくっていくという、そういったテーマを持った会議体ということでございます。 先ほどお尋ねの、この体制の部分の明確なゴールはということにつきましては、昨日もご答弁させていただきましたように、この町の事業者の売り込む力を育成する。また、技術はしっかりしている中で、デザイン力を養う場づくり、また、非常に、この地域の弱点でありますデジタル化対応の克服、また、今後、必ず肝になってくる国際化への対応、そして西陣、室町に引っぱられています現在の産業構造の別の手だてとして下請の脱却として、力強さを養っていくということを明確にしてまいりたいというふうに思っているところでございます。 その上で、そうなったときに、当然しっかりとした組織を強化していかなければならないという中で、京都芸術大学のほうとの連携協定によります関係者の招聘なども含めて、大学生などの協力も経て、町内事業者の皆様と共に動いていきたいというふうに思っておるところでございますが、その上で、この地域に1名、地域おこし協力隊員を招聘したいということで、今回、この総務省の制度であります、地域おこし協力隊を募集をかけてまいりたいというところでございます。 お尋ねの、その業務を進める上で、これは、この地域おこし協力隊は、この制度については別の目的として移住をしていくと、定住をしていくという制度の中で、この織物、また染色、こういった部分において、当然4年度目以降については、その業務を民間として動いていただくような人材をそろえてまいりたいと思っているところですが、求める人物像といたしましては、柔軟な発想力と行動力、また、この織物等に積極的に望む、そういったスキル、また、地元住民の交流や人脈づくり、ネットワーク、こういったことに積極的にトライをしていただくような人材を募集をかけてまいりたいというふうに思っているところでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) もちろん織物が、この地域の最重要課題であることは変わりはないんでございます。先ほど申し上げましたように、文化財を活用して地域内観光につなげていくことも重要だというふうに思うところでございます。 今、課長から答弁いただきましたけども、社会教育課では急遽、分かりやすい資料を作っていただきましたんで、この件につきまして、まだ
予算審議が続きますんでね、課長、ぜひともこれに負けないような資料を作っていただきたいというふうに思いますことをお願いして、私の1回目の質疑といたしますので、資料ができましたら、また、質疑をしたいというふうに思います。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
多田正成) 小室
商工振興課長。
◎
商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。私のほうは、先般、委員会資料として、この資料はご提出をさせていただいておりますが、その内容に若干、まだ不足しておるのかなというふうに思っておりますが、一度、社会教育課のほうが出された資料もちょっと拝見をさせていただいて、若干整える部分があれば検討してまいりたいと思っておりますが、現在のところ不足する部分はなかなかお見せできるのは、これぐらいかなというふうに思っているところでございます。
○議長(
多田正成) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) はい、よろしくお願いいたしまして、質疑といたします。
○議長(
多田正成) ほかに質疑はありませんか。 8番、
山崎政史議員。
◆8番(
山崎政史) それでは、質問をさせていただきます。271ページの高校魅力化推進事業についてお聞きしたいと思います。まず、この事業については、以前にも質問をさせていただきまして、高校をより魅力ある学校にし、町内の小中学生に選ばれる学校にするための事業であり、地域おこし協力隊の方を起用し、コーディネーターとして業務協力を得て、地域の魅力の発信と広報誌やホームページの作成、地域の魅力を発掘するために、織物業者の方やちりめん街道の住民の方々に協力をいただき、高校生に地域の魅力を実感してもらう授業をし、地域の魅力、課題、解決力を養い、将来的には人材の循環体制を創出していく、そういう目的であると認識しておりますが、今回の予算についての取組については、どのような計画を予定されているのか、お聞かせください。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) ご質問の高校魅力化推進事業の令和3年度の取組ということでございます。予算の内容につきましては、今回955万5,000円ということで、予算をお願いしております。その中で主なものでございますけれども、一つはコーディネーター、これが3年目になります。地域おこし協力隊ということで、最後の年になりますけれども、その部分。 それから、今回、新たに設けておりますのが、本町と宮津天橋高校加悦谷学舎との間で魅力化のビジョン、これ仮称なんですけれども、つくっていきたいというふうに考えております。 これは、今、町のほうも担当が1人、それと地域おこし協力隊が関わっております。学校のほうも校長先生以下で関わっていただいておるんですけれども、人事異動等がございましても、将来的に向けて、こういう人材がつくっていきたいとか、こういう取組をしていきたいというのをお互いに認識できるようなビジョンをつくらせていただきたいというふうに思っております。 それと令和2年度に行っております、推薦入試の支援事業ということで、こちらのほうも加悦高のほうと話しておる中では、非常にいい取組だということで評価を受けております。これにつきましては、大学とか専門学校ですね、学力選抜じゃなくて高校の成績、それから小論文、そのほかあるんですけれども、そういう要素で大学や専門学校に入っていけるということがありまして、そこの小論文とか面接ですね、面接のところを町のほうが支援していって、生徒の将来に向けて本町として関わっていきたいと。 引いては、そのことが、生徒が大学や専門学校へ行っても、本町に帰ってくる機会というんですか、そういうためといいましょうか、そういうところを育んでいきたいというふうなことを行っておりますので、それは令和2年度に続きましてやっていきたいというふうに思っております。 以上、大体、大きいところで3本の柱を立てております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) 先ほど説明していただきました、令和2年度の予算と今回のを比較させていただきましたら、説明のとおり推薦入試講座やビジョンの策定などが前年度と比較しまして、増えた分なのかなと思いますが、推薦入試講座など、学問的、進学的なことは、町が関わるようなことではなくといいますか、高校が主体になって進めるべきことなのではないかなという思いがあるんですが、その辺は町としては、どのようにお考えなのか、お聞かせください。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) 町が関わっております、先ほど言いました推薦入試、試験への対応ということです。高校のほうは学力のほうで、そちらのほうは高校にお任せすることといいましょうか、町のほうが関与するところでないと思っております。 町のほうが関与していきますのは、その推薦入試を突破するための、先ほど言いました小論文とか面接なんかの部分で地域のことを知っていただいて、それと地域の企業なんかも知っていただいて、そういうようなことを知識として持っていただいて、自分の将来に対する小論文ですね、自分はこうなりたいとか、そういうのを町のほうが支援しているということで、その中で中身としましては、地域に関することなので、その分について町のほうが支援をしていくと。 それについては、学校としては宮津天橋高校の宮津学舎でも加悦谷学舎でも、多分、京都府のほうは同じ扱いだと思うんですけれども、
与謝野町としては、本町内に位置しております加悦高のほうに、そういう部分で支援をしていきたいというふうな考え方を持っております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) ということは、学力のほうは高校のほうにお任せしまして、推薦、何といいますかね、生徒の心のほう、地域を愛する心など、そういうところを醸成していくという認識でよろしいですか。 そしたら、高校の魅力化を図ることにより、入学者数の増加やUターン、Iターン等による人の流れの反転、次世代の地域の担い手の創出を生じさせる可能性があるとされ、全国的にも地域の、この高校の魅力化、つまりはですね、それによって地域の魅力化につながる取組、ついては地方創生につなげることができると考えられており、様々な地域で最近取り組まれておりますが、高校魅力化事業、今年、その地域おこし協力隊の方が3年目ということで、最後になるんですが、これまで活動されてきたことにより、加悦谷学舎のほうに入学者数の入学希望者の増加など、何か目に見えたような効果などは上がっているのか、お聞かせください。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) この春の中間選抜なんですけれども、ちょっと今、データ持ってませんけれども、新聞でちょっと拝見しておりましたのは、1.0をたしか超えてたと思います。それ超えているのは、この近辺で宮校当たりも1.0切ってたんじゃないかなと思います。これについては、昨年度の入試においても、その前が1.0を切っておったんですけども、一昨年度も1.0を超えてましたんで、ここ2年続けて上昇傾向にあるというふうなデータはあると思っています。 ただ、これが即、高校魅力化の影響だとは断言できないんですけれども、ちょうど今やりかけた中で、そういうデータが出てきておりますので、担当課としてはうれしい情報といいましょうか、データだなというふうに認識しております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) 今、説明の中で少しずつではありますけど、その関係性は、まだ調査中ということなんですが、入学希望者のほうも増えているということであるんですが、入学希望、この学校に行きたいと思うような魅力ある高校にするためには、やはり知ってもらうことが大切だと思いますが、小中学校との関わりは、どのようにお考えでしょうか。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) 高校と小中学校の関わりということでございます。これまで取り組んできたところを少し紹介させていただきますと、小高スポーツ交流事業というものをやっておりまして、これは平成29年からやってきております。加悦高生のほうが、小学生に対してスポーツ交流で、スポーツの取り組み方なんかを教えていくというような取組をやっております。 それから、イングリッシュキャンプというのを社会教育課のほうでやっておりますので、そちらのほうが、対象が小学生なんですけれども、高校生の方にも協力いただいて、英語のレクリエーション、企画、進行なんかもやっていただいておりまして、これは平成30年度からやっております。これらが加悦高と今、小中学校との連携で、事業としてやっておる事業ということでございます。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) スポーツの振興など、そういうことがメーンなのかなと思いますが、今後、その探求事業などで地域の課題、また、問題点などを探る授業などもあると思うんですが、それは地域の方にいろんな話を聞きながら、高校生が考え、自ら解決をしていくというような探求心なり解決力を養う授業だとは思いますが、そういった授業の中にも小学校、中学校とも連携をとったような、一緒に取り組めるような活動をされるような計画などはありますか。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) ご質問のほうが、地域と、プラス小中学校、プラス高校というようなことで、今後そういうような取組がありますかということなんですけれども、今の、この令和3年度の事業の中では、先ほど言いました3本立てでありますので、入っておりません。 今後、企業訪問とか、地域のほうには高校生と一緒にコーディネーターが出ていっておりますので、そういう中で可能であればということなんですけれども、小中学生との連携も視野に入れればいいかなというふうには、今のご意見ありましたので思っております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) 選ばれる学校ということで、やはりどういう、ほかの学校と違ったような活動をしているというのを知ってもらうということも、とても大切なことだとは思うんで、小学生の段階というのは、まだまだ早いのかなとは思いますが、中学生、やはり将来を考え始める頃だと思います。その子たちに、どういった取組をしているのか、そういう説明も今後していってほしいと思うんですが、それについては、どうお考えでしょう。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) ご意見としてお聞きしておきますし、一つ言い忘れたんですけども、令和元年度のときに探求ゼミというのをやっておりました。これについては中学生と、高校生も含めて、1年間ちょっと授業としてやったんですけれども、そういうようなことも、今後も可能であったらやっていきたいなと思っておりますし、小学生、中学生、そして高校生、続けて本町のいいところといいましょうか、よさを知っていただきたいんで、連携できたら、なおかついいと思っておりますので、そういうことも検討していきたいというふうに考えております。
○議長(
多田正成) 塩見教育長。
◎教育長(
塩見定生) お答えしたいと思います。先ほどから話が出ておりますように、前の家城議員のときの一般質問でお答えいたしましたけれども、小中学校とも総合的な学習の時間という時間がございまして、いわゆる教科横断的に、例えばちりめん街道を調査してみる。 例えば、それは加悦中学校もですし、加悦小学校も行っておりますし、加悦谷高校も実施しているんじゃないかというふうに思いますけども、高等学校も最近導入されたのが総合的な探求の時間という時間を設けて、今のような地域の探求学習をしているということがございますので、議員がおっしゃったように、今後、できればそういった総合的に小中と連携したような取組が公開できるようなことができるかも分かりませんけれども、現在のところ、やはり義務教育と、高等学校ですので、今のところはそういう形になっております。 それから、いわゆる高等学校の魅力化をという点では、先ほど植田課長が申しましたように、加悦谷学舎の生徒が小学校へ行って、児童と共に体を動かして勉強し合うというような講座がありますし、それから、夏休みに児童の勉強を見ていこうというような取組もしておりますし、そういったことでたくさん触れ合う時間はあるんじゃないかなと思いますし、また学校がですね、中学校に行って、いわゆる進路説明会というのがありますので、そういった段階で具体的な取組を話をして、高校の魅力を発信していただいとるんじゃないかなというふうに思っております。 学校によっては、卒業生が説明会をするという学校もありますので、そういった段階で高校の魅力を発信していってくれてるんじゃないかと思います。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) ぜひ、そういった取組をお願いしたいと思います。また、先日いただきました事務事業評価シートにおいて、今後の課題及び方向性ということで、今後においては明確なビジョン、短期・中期・長期に区切った目標、成果指標を学校と協議、設定、共有の上で、双方が望み望まれる関係性の中で事業を展開し、着実に実績を積み上げていきたいというふうにあるんですが、これはどうなんでしょう。事業をする上で明確なビジョン、短・中・長期的な目標、計画などを立てることは当然であって、目標達成に向けて計画が途中で変更されることは理解ができるのですが、明確なビジョン、短期・中期・長期的な目標、計画がないまま進められていたのか、どういうことなんでしょうか、お聞かせください。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) 山崎議員がおっしゃいます事務事業評価の中で、今後の課題というところで短期・中期・長期に区切った目標成果のほうがしっかりしていきたいというようなことだったと思います。この高校魅力化推進事業につきましては、多分、京都府下で初めて、本町が取り組んでおるんじゃないかなと思っておりまして、手探りの状況で、ここまで来ております。 担当者の努力が非常に大きいところがございまして、先ほど申しました令和3年度につきましては、その将来の魅力化のビジョンですね、これをつくりたいというふうに思ってます。本町としましては、人材育成を考えております。加悦高のほうにしても生徒を育てていくということなんですけれども、その目的とする部分がしっかり、じゃあ一致できておるのかと言われますと、やはり高校と本町のほうの人材育成についても最終一致してるとは思ってないところがあるんです。それらを踏まえて、今後ビジョンが必要だというふうに認識しておりますので、そういうご理解がいただきたいかなというふうに思っております。 今後、そのビジョンができ上がりましたら、それに沿って、中期・長期の事業を推進していきたいと、同じ目標に向かって加悦高と本町と取り組んでいきたいというふうに考えております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) 京都府下のほうで初めての取組ということで、大変苦労はあると思います。また職員の方々も大変努力をされている、それは重々理解させていただいております。 その中で町としての目標、ビジョンなどは持っているが、今度、高校との完全に一致したものを今後、つくりたい、つくっていきたいという認識でよかったですか。ありがとうございます。 そしたら、それについては今後しっかりと計画を練っていただきまして、中長期的な目標も設定していただきまして、この事業について取り組んでいただきたいと思いますが、先ほども言われたように、京都府下で初めての事業であり、今年度からですかね、京丹後市のほうでも同じような事業を取り組まれるということで、それについて京丹後市のほうの取組なども参考にされることもあるのかなとは思います。 その中で昨年の決算議会のときでしたかね、京都府のほうも伴走支援をしていきたいということで、答弁のほうをいただいたと思うんですが、それについて、全国的に見ても県の教育委員会だったり、そういう各自治体、地方自治体だけで進める取組ではないのかなという、もう少し大きい範囲で取組をするべきではないのかなという思いがあるんですが、その辺については、どのようにお考えでしようか。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) 先ほど言いましたように、本町のほうが最も早く、この事業に取り組んでおります。その後、京丹後市のほうが、令和2年度のほうから同じく取り組まれております。京丹後のほうからも、うちのコーディネーターなり、担当者のほうには、いろんな連絡が来て、情報提供もしている状態だと思います。 そういう中で今後、京丹後市、
与謝野町だけじゃなくて、ほかの地域、引いては府下、京都府のほうが取り組まれるということも町としてはありがたいかなというふうに思うんですけれども、今やっております、
与謝野町が先駆的にやっておりますので、特色があるというふうに思っておるんですけれども、これが府下全域とはいいませんけれど、京都府北部全部がやるようになりますと、その特色というのがなくなってしまうんじゃないかなというふうなことを、私ちょっと思ったりはしておりますので、その辺はいいところと悪いところがあるのかなというふうに思っております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) 特色ある高校づくりということで、町独自の取組にしていくということで、理解をさせていただきます。 この事業については、地域の活性化には地元の高校を活用することが地方創生の全国的な流れであり、高校魅力化の事業を通して地域の活性化、子育て世代の移住、人口増加などに貢献している先進事例も多くあるように思います。 行政と高校、そして、地域とのつながり、また、協力が必要な事業だと考えますが、まだまだ住民の方には、それほど、この事業が認知されていないのかなという思いが強く感じます。今後は、どのように住民の方々を巻き込んだといいますか、広く周知して協力いただけるような活動をされるのかを最後にお聞きしたいと思います。
○議長(
多田正成) 植田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(植田弘志) なかなか皆様方に、この事業を知ってもらうのは苦労しておるところというのは正直なところです。コーディネーターのほうも非常に、それを気にしておりまして、町の広報誌につきましては毎回号、スペースを頂いて、発信もさせていただいております。 コーディネーターのほうの思いとしましては、今回、議会のほうにも懇談会のほうをコーディネーターのほうからお願いしたいということで、お話をさせていただいて、快く引き受けていただいてるんですけれども、新型コロナの影響で、なかなかそれを実現できないという状況です。 本人のほうは、いろんなことで自分の、まあいうたら高校魅力化と言いましょうか、コーディネーターの魅力も発信しようとして頑張っておりますんで、その辺を一生懸命支えていきたいと思っておりますけれども、この後、何ができるんかと言われまして、すぐ、これをやったら周知ができるというふうなのはなかなかないと思っておるんですけれども、今、ちょうど各高校生をコーディネートするに当たりまして、各企業さんのほうに令和2年度は回っております。 これが、かなり多くの企業の方のところに回らせていただいて、企業の社長様等に講演をいただいたりしてますので、もうそういう地道なことをしていく中で、コーディネーターの認知度も、高校魅力化推進事業の認知度も上がっていくのではないかというふうに思っております。
○議長(
多田正成) 山崎議員。
◆8番(
山崎政史) 終わります。
○議長(
多田正成) ここで、4時15分まで休憩とします。 (休憩 午後4時03分) (再開 午後4時15分)
○議長(
多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 12番、渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) それでは、一つお尋ねしておきたいと思います。 予算書の181ページ、農林課の有機物供給施設
管理運営事業について、少しお聞きしておきたいと思います。その中におきまして11役務費、廃棄物処理等手数料があります。この等というのは出と入とあるわけでございますが、どちらをどのように意味しているのか、お聞きしておきたいと思います。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) 廃棄物等処理手数料と歳出でなっておりますけれども、その等というのは、特段どういうんですか、細節のシステムを、項目を上げるときに、そういう等という文字が出ておるということでありまして、実際は、そういった処理をする中で具体的に言いますと、おからでありましたり、魚でありましたり、いろいろと、そういう食品残渣を扱うというとこから、材料としてふさわしくない部分等について、廃棄物として処理をするといった手数料でございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) この等につきましては、おからのあらとかいうものが入ってくるとは思うわけでございますが、これは廃棄物として入ってくるんですか、それとも有価物として入ってくるんですか、そこをちょっと聞いておきたいと思います。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) おからにつきましては、食品の残渣ということでありますけれども、有機物供給施設といたしましては、原材料として、有価物として受入れをしておるというものでございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) 廃棄物の受入れ施設はないということですので、有価物が適当だと思いますが、としますと、この金額では全然合わないと、有価物ということになってきますと、トン幾らかいうわけでお金を払うわけでございますので、この部分が違ってくると思っておりますが。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) おからにつきましては、有価物として受入れをしておるということで、それに対しての支出というものは発生はしていないということでございます。 ここで、予算で見ております産業廃棄物の手数料といいますと、一旦受け入れて処理はしていくんですけれども、その中で製品としてふさわしくない、いわゆる品質のものが、どうしても年間の中で出てまいりますので、それを改めて処分をすると、そういった手数料でございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) もう一つお聞きしたいと思います。そうしますと、魚のあらも製品の原材料と入ってくるわけでございますが、それはどのように考えておられるわけですか。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) あらにつきましても、食品の残渣ということで、おから同様に有価物として受入れをしております。これにつきましても、支出については発生をしていないということでございます。ただ、米ぬかにつきましては、結構、これは市場もありますので、市場価値があるということでありますので、有償で購入しておるという実態がございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) 魚のあらとか、そのような廃棄物を有価物で受け入れるということは、大変難しい問題が出てくると思っております。きちっと廃棄物処理のほうが、制度の許可を受けていただきまして、新聞沙汰にならないように、きちっとやってもらいたいと思うわけですが。 それからもう一つ、これに関しては廃棄物処理手数料などの、今度、出の部分、廃棄物をかすとか、いろんなものが出ると思いますが、それはどのようにされておられるか、聞いておきたいと思います。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) まず、最初のほうの、確かに食品残渣を扱う工場でありますので、一般の企業でいきますと、産業廃棄物処理等の許可も必要になってくる場面もございます。 以前は、第三セクターで運営をしておりましたときには、そのような免許を持ってやっておりましたが、今現在、公共の直営でやっておりますので、その許可が不要というところがございますけれども、産業廃棄物の扱いについては、しかるべき取扱いをしていく必要があるということには変わりはないという認識を持っております。 また、逆に処理を受け入れた原材料から製品等を作るわけですけれども、そこで発生する、工場が発生させます廃棄物については、しかるべき事業者のほうに廃棄物処理ということで、一定、有償で処理をしておるということでございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) 魚のあら等を受け入れて、有機物、そのように豆っこ米のあの原材料の素をこしらえていただいているわけでございますが、受入れのほうは、そのように、今、言われたんで、ある程度のことは分かるわけでございますが、だけど出すほうとしましたら、例えば魚のあらを出したりしますものにつきましたら、きちっとした、そのような制度のあるところに出さないと、今度、その業者といいますか、事業者がやられるわけで。大変、これは難しい問題になってくると私は思っております。 そのようなことがないように、制度的に再度お考えあって、やっていただきたいと思うわけでございますが。
○議長(
多田正成)
井上農林課長。
◎
農林課長(
井上雅之) そこにつきましては、しっかりとした事業を、免許を持った事業者のほうに依頼をしておりますので、問題はないという認識を持っております。 今後も同様の認識の中でしっかりとした、しかるべき資格を持った事業者のほうに出していくということは行ってまいりたいと考えております。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) 今度、自分の施設から、かすが出るわけでございますが、そのかすについては、町のほう側の今第三セクターでやってますといいますか、焼いておりますといいますか、処理場、そこの
クリーンセンターですか、そのようなところには町の、そのようなかすは持っていけないのですか、持っていけるんですか、ちょっと聞いておきたいと思います。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 宮津与謝
クリーンセンターにつきましては、一般廃棄物ということになりますので、各ご家庭から出る廃棄物のみを基本的には搬入をしておりますので、今回、豆っこ米で出てくるものにつきましては、産業廃棄物として処理をしていただく必要があるというふうに思います。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) それでは、もう一つ続けてお聞きしたいと思います。当町には、3か所最終処分場があるわけでございますが、そういうところには、当町のものを持っていけるかどうか、確認しておきたいと思います。
○議長(
多田正成)
茂籠住民環境課長。
◎
住民環境課長(茂籠誠) 3か所の最終処分場につきましては、全て門を閉めております。これにつきましては、今まで直接搬入を、大型ごみについてはお願いをしておりましたが、それにつきましても、宮津与謝
クリーンセンターのほうに搬入をしていただくことになります。宮津与謝
クリーンセンターで発生しました不燃残渣ですね、いうたら茶碗とか、そういう燃やせないものにつきまして、粉々にした後、各処分場のほうに搬入をしております。 あと、焼却灰につきましても、処分場のほうに搬入をしておりますので、各住民の皆様につきましては、全て宮津与謝
クリーンセンターのほうに運んでいただくことに、昨年の4月1日からになっておりますので、そのようにご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) 町の直営工場でございますので、いろいろと問題点が出てきますと、すぐ新聞に載ったりしますので、そのようなことのないようにお願いして作業をやっていただきたいと思います。 次に、211ページ、阿蘇シーサイドパーク
管理運営事業について少しお聞きしておきたいと思います。今回の阿蘇シーサイドパーク
管理運営事業につきまして798万9,000円ですか、上がっておりますが、今後、この阿蘇シーサイドパーク、これから、この予算と、それからコロナ関係の、いろんな分が入ってくると思います。それについて、どのように活用されて、どのように海を活用されて、また、置かれています山與醤油倉庫といいますか、その一体型をどのように運営されるのか、聞いておきたいと思います。
○議長(
多田正成) 谷口
観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 今回の予算書のほうにつきましては、阿蘇シーサイドパークの公園一帯の管理のお金を上げさせていただいておりますので、そこの部分と、それから阿蘇ベイエリアの構想の部分とは、また切り離しての考えになるんですけれども、阿蘇ベイエリア構想の中につきましては、あの地域一帯ににぎわいをもたらすということで、現在は公園一帯に民間の方が、あそこで利用して、例えば例としては、阿蘇シーサイドピクニックをされたり、朝ヨガをされたり、それからどういうたらいいんですかね、キッチンカーを持ってこられたりというような形で活用をされております。 それが、だんだんにぎわいが定期的になって、広がっていけばいいなというふうに思ってます。そこの部分については、町のほうは施設の使用許可を出して、民間の方が活性化されていっているというのが現状でございます。 コロナ予算のほうにつきましては、町の予算のほうで、あそこ一帯がちょっとあの日影が少ないというお客様の声がありますので、日影をつくるようなテントというかね、そういうふうなのを整備したらどうかなということで、今回は計画をさせていただいております。 それから、山與醤油の活用については、ちょっと私のほうでは、今、把握はできてませんので、この辺で一応、前段階とさせていただきたいと思います。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。阿蘇ベイエリア活性化マスタープランを策定をいたしておりますので、我々といたしましては、この策定したマスタープランを基に地域振興を重ねていきたいと考えております。 一つは、阿蘇シーサイドパークの利活用については、先ほど谷口
観光交流課長から答弁がありましたとおり、実行委員会を形成をいただいておりまして、活発に活動いただく予定となっておりますので、自主性を重んじながら、私たちのほうでサポートできる余地を見いだしていきたいと考えているところであります。また、周辺の施設の立地状況でありますけれども、改めて確認をさせていただきたいと思います。 一つは、議員ご案内のように、山與醤油倉庫、これはNESTという施設に生まれ変わっておりますけれども、これも一般社団法人の管理運営がなされているという状況であります。コロナ禍におきまして、集客を目的としたイベントというものがなかなか難しいというさなかでありますけれども、今年度におきましてもビールのイベントを開催をされましたりとか、各種セミナーの開催がなされているというふうに認識をしております。これにつきましても、一般社団法人の考え方の基に空間の利活用について進めていただいていくものと考えております。 また、昨今、京都市内に本社を置く会社が、旧料亭跡地を購入をされて、ワーケーションスペースとしての利活用の計画を立てておられるというようなこともございます。このように地域の中で生まれてきた動きというものを私たちとしても捉えながら、それを面的に発展をしていくように工夫を凝らしていきたいと考えているところでございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) それでは、阿蘇ベイエリア関係、海の活用もございました。サップといいますか、乗って、その海のあたりの構想も、またお聞きしたいのと。 それから、今、交流人口とか、いろいろ叫ばれております。それにつきまして、あそこで簡単なことでございますが、町内の人たちに軽トラの野菜市とか、そういう町内の動きを活性化といいますか、にぎわいを求める、それについては喫茶店もあり、たこ焼き屋もあり、いろんなものがあるんですが、それをきちっとしてもよいという考え方は、特に私は野菜市のこと、軽トラ市のことを言っておるわけでございますが、交流人口として、そのような考えは持たないのか、持つのか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。
○議長(
多田正成) 谷口
観光交流課長。
◎
観光交流課長(谷口義明) 今の考え方でいきますと、町直営で軽トラ市をするのではなくて、民間の方たちの組織される中で、阿蘇シーサイドパークの活用ということで、あの地域を使われてされたらにぎわいがいいのかなと思います。 民間の力を活用しながら、あそこのにぎわいを持っていくことが一番成功というか、持続、息の長い取組ができるのかなと思います。ただ、そういうアイデアとか仕掛人の協議というか、支援体制は町のほうも、できるのかなと。支援体制というか、こういうやり方は駄目だけど、こういうやり方だったら大丈夫だったとかね、ドローンを飛ばしたら駄目だとか、そういうような、いろんな都市公園の制約もありますので、そういうところをアドバイスしながら使っていただけるようになれば、にぎわい創出にもなると思います。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) そのように人口交流、地域の交流の意味でも、きちっとしたことを皆さんにお示しできるような、このようなことで使っていただけたらいいとか、そのようなきちっとしたものを皆さんに見せていただきまして、そして私も、そのように地域の人たちに参加していただくように、お願いしてまいりたいと思います。 それから、先ほどベイエリアの関係におきまして、町長はNESTで、町のほうが預けて、そのままさせておるんだということで、向こうの考え方を聞いて、皆、分からないというような言葉を言っておられましたが、こういうことをするんだから、こういうことでやってくださいよと言わないんですか。 それとも、もう向こうに丸投げして、できませんでしたってお聞きするんですか。そういうことではないでしょう。やはりこういうベイエリアの関係は、こういう構想を持って、こうやっているんだから、それに応じてできる会社を選んでいただいておるのと違いますか。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) 先ほどの答弁と重なりますけれども、ご容赦いただきたいと存じます。 先ほど、NESTの運営につきましては、一般社団法人の運営によってなされているということをご紹介をさせていただきました。施設の運営につきましては、当然のことながら、その施設所有者が行うべきものと考えております。 一方で、面的な展開につきましては、地域内で生まれている様々な動きというものを結びつけながら地域振興を図っていきたいというふうに申し上げてございます。それらにつきましては、当然のことながら、私たちの基本的なマスタープランの基にあると、位置づけることもできますので、そういった点につきましては、我々のほうでもしっかりと支えていきたいと思いますし、動きが活性化するように牽引していきたいと考えております。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) マスタープランの中におきまして、山與醤油の中に町が地方創生におきまして、喫茶店といいますか、飲み食いできる場所もこしらえております。それは新しく、そのNESTとか、そのように、渡す前の町の事業でございます。それを、このようにして、今はどのように活用されるかということを私はちょっと予算書で見ておりましたんですが、分かりませんでしたので、これからきちっとしたことを、計画を練っていただきまして、そして、町民の皆さんにお示し願えるようにしていただきたいと思うわけでございますが、どうでしょうか。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。一般社団法人が管理運営をしておられますNESTにつきましては、議員ご指摘のように地方創生の交付金の充当がなされているというところでございます。 これらの施設の振興をどのように図っていくのかというところでございますけれども、当然のことながら、その施設の管理運営者が主体となり考えていくべきものと考えております。 一方で、地域の振興ということを考えたときに、様々な連携が可能であると思っておりますし、様々な地域の活性化策があると思っております。そういった段階において、地域に根づくプレーヤーとの協議をどのように整えていくのかという部分につきましては、私たちのほうで力を出せる部分もありますので、そのような形で取組を進めていきたいと考えているところでございます。
○議長(
多田正成) 渡邉議員。
◆12番(
渡邉貫治) ベイエリアのマスタープランにおきまして、地域もあれが、どのように生きていくのか、これから、どのようににぎわいを見せていただけるのか、いろいろお聞き、あるいはどういいますか、期待といいますか、皆さんしておられます。私も、その横におりまして、甚だどうか身に染みておるわけでございますが、空間のないように、そして、先ほどいいました、まずは軽トラ野菜市みたいな感じでもよろしいですので、そうして一つ一つにぎわいを持っていただきまして、またどういいますか、老人会といいますか、喫茶店もありますし、昔はフラダンスもされておりました。最近は、そのようなことは見えないでございますが、やはり活性化というものは何がしで皆さんの理念、利活用といいますか、いう形でのにぎわい地域の交流といいますか、先ほど言われておりますようにということでありますので、再度、そのマスタープランを願っていただきまして、カヤックといいます、海の上で2そうほど立って、こうしてこいでおられるのを私も見させていただきました。それが倉庫にもあります。より一層のにぎわいをお願いいたしまして、そして、私ども地域のほうも海岸の掃除とか、いろんな形での協力はさせていただいていると思っております。それにつきましてもありますので、より一層の活性化をお願いしておきたいと思います。これで終わります。
○議長(
多田正成)
山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。ご案内のように、新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴い、屋外空間の需要が高まっているというように認識をしております。 その屋外空間の活用ということを考えましたときに、町内の施設におきましても、より一層の活用が図れる拠点があるものと認識をしております。その一つに阿蘇シーサイドパークを位置づけることができると考えておりまして、現在、実行委員会が編成をされておりまして、来月からも定期的にシーサイドパークを活用したピクニックを展開をされていくというふうに認識をしております。 この定期的に開催をされるにぎわい、これが一つの基軸となりながら、そのほかの動きというものも顕在化できるのではないかと思っておりますので、来年度1年間を通じ、様々な取組を多くの住民の皆様方と共に進めていきたいと考えておりますし、その実行の段階においては地域の皆様方にもご協力をいただきたいと思っておりますし、積極的に、このような取組にご参画をいただきたいということを私のほうからもお願い申し上げたいと存じます。
◆12番(
渡邉貫治) 終わります。
○議長(
多田正成) お諮りします。 本日はこの程度にとどめ、延会としたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
多田正成) ご異議なしと認めます。 本日は、これにて延会とすることに決定しました。 この続きは、明日3月24日午前9時30分から開議しますのでご参集ください。 大変お疲れさまでした。 (延会 午後4時46分)...