与謝野町議会 > 2021-03-17 >
03月17日-06号

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  1. 与謝野町議会 2021-03-17
    03月17日-06号


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    最終取得日: 2023-05-06
    令和 3年  3月 定例会(第100回)          第100回令和3年3月与謝野町議会定例会会議録(第6号)招集年月日 令和3年3月17日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後1時56分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  高岡伸明       9番  和田裕之       2番  永島洋視      10番  河邉新太郎       3番  杉上忠義      11番  浪江秀明       4番  山崎良磨      12番  渡邉貫治       5番  下村隆夫      13番  家城 功       6番  安達種雄      15番  宮崎有平       7番  今井浩介      16番  多田正成       8番  山崎政史2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育次長      相馬直子      企画財政課長    小池大介    学校教育課長    柴田勝久      総務課長      長島栄作    社会教育課長    植田弘志      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 前田昌一    子育て応援課長   浪江昭人      税務課長      吉田雅広    保健課長      平野公規      住民環境課長    茂籠 誠    商工振興課長    小室光秀      会計室長      安田 敦    観光交流課長    谷口義明      建設課長      吉田達雄    上下水道課長    山添雅男      農林課長      井上雅之5.議事日程  日程第1 議案第23号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第8号)                                (質疑~表決)  日程第2 議案第24号 令和2年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第4号)                                (質疑~表決)  日程第3 議案第25号 令和2年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第4 議案第26号 令和2年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)                                (質疑~表決)  日程第5 議案第27号 令和2年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第6 議案第28号 令和2年度与謝野町水道事業会計補正予算(第4号)                                (質疑~表決)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(多田正成) 皆さん、おはようございます。 昨日は条例のみ審議を済まさせていただきました。本日からは令和2年度の一般会計(第8号)補正から特別会計補正水道事業会計補正と、次に、令和3年度一般会計当初予算から特別会計当初予算、水道事業会計当初予算へと審議を進めさせていただきます。 まず、本日は、令和2年度各会計の補正予算の審議をお世話になりますが、よろしくお願いいたします。 それと、本日は、加悦谷分室に配備されます救急車のお披露目を11時30分頃から予定しておりますので、審議のタイミングを見て、お昼休みをいたします。その間にお披露目をさせていただきたいと思いますので、皆さんには元気館前にお集まりいただきますよう、よろしくお願いいたします。 それでは、審議に入りたいと思います。 ただいまの出席議員数は15人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日、塩見教育長より欠席の届けが参っておりますので、お知らせしておきます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第23号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 4番、山崎良磨議員。 ◆4番(山崎良磨) 失礼します。おはようございます。 総務委員会ですので、ちょっと分からないことだけお聞きして、簡易的にちょっと質問できたらなと思って登壇しました。69ページ、中ほどにございます、WITHAFTERコロナ対策チャレンジ支援事業費補助金の詳細について、ご説明お願いできますでしょうか。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) おはようございます。 先ほど、山崎議員からは、69ページ、中ほどの負担金補助及び交付金、補助金としてWITHAFTERコロナ対策チャレンジ支援事業費補助金500万円の件についてのご質問ということでございました。議員の皆様には産業建設環境常任委員会資料といたしまして、商工振興課所管予算概要の資料を皆様のほうにお配りをしております。その中で、この補正予算1ページから令和2年度補正予算分として資料を添付をさせていただきました。その中の4ページ、5ページになりますが、ご覧いただいてますでしょうか、よろしいでしょうか。 その中でWITHAFTERコロナチャレンジ支援制度〔先行型〕ということで、補正予算500万円を組まさせていただいたというところでございます。この事業につきましては、コロナ対策支援を国のほうから財源といたしまして、事業所のWITHAFTERコロナへ向けたチャレンジを支援するとともに、町内業者への内需拡大を図るということを目的に、特に設備投資へのチャレンジの補助、補助率を3分の2、町内事業者の発注の場合は5分の4、上限を50万円ということで制度設計を組まさせていただいたというところでございます。 その背景におきましては、6ページに与謝野町商工会緊急アンケート調査報告書を添付をさせていただいておりますが、このコロナのさなかにアンケートを商工会のほうは本年1月にされ、2月に、その報告書をまとめられたという中で、コロナ禍において、現在、抱えている課題、これが事業承継の件だったり、また、アフターコロナにおける将来展望として、新たな商品、サービス開発、業種、業態変革、多角化、新事業展開等を進めていきたいということで、まさに今後の各事業者はチャレンジをしていくという展開の中で、この予算を組まさせていただいたというところでございます。 細かくなりますが、その審査の過程におきましては、審査会を設定して、事業計画書を求め、その中で基本的な事業の内容を精査をしていただいて、支援をしていくというスキームになろうかと思っているところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 説明ありがとうございました。もうざっくばらんに言えば、コロナによってお困りの業者さん、ないしは今後のコロナのことを考えて新規展開新規事業、例えばインターネットホームページを作成してネット販売をするとか、そういったことに役立ててもらうための今回、予算という中で、私これにとって全く異議を唱える気ないんですけど、今、審査会があって、いわゆる計画書があってという話の中で、以前も申したように、アフターフォローというのを万全にしていただけたらなというのと、現在、私が今、インターネットの販売ですとか、そういったことを具体例として挙げましたけど、どういったことをされそうなお声みたいなのが挙がっておれば、ちょっとご説明、追加補足でいただければ。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、近年の町内事業者の動向といたしましては、例えば、国の先端設備導入促進計画に基づきまして、各事業所は金融機関とか、また、商工会とか、中小企業診断士の協力を経て、その導入促進計画に基づく事業計画をつくり込んで、補助率をアップする制度を、特に町内では製造業の事業者が、そういった展開にチャレンジをされているということを、私は感じております。 そういった中で、先ほど議員からはニーズの話になろうかと思いますけども、特に与謝野町内では、加えてものづくり補助金、いわゆるもの補助という部分については積極的に手を挙げておられるという中で、私が感じますのに、やはりAI化とか、ITの活用とか、いわゆるデジタル化という部分についての対応を進めるような声は、これは業種問わずでございますけれども、耳に入っておるというところでございます。 ただ、どうしても、その町内事業者の方は、高齢化の関係もあって、なかなかそういった部分に手をかけづらいというか、やってみたいんだけども分からないというような声が盛んに聞かせていただいている中で、本町においても今後、この国内のデジタル化スピード感に、やはり各事業者は合わせていかないといけないという声は、私のほうにも各界からお話は聞かせていただいておるというところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 今、AI化の説明が出ましたので、ちょっと私から個人的なアドバイスといったら横柄ですけど、ちょっと思ったことだけご進言させてもらいまして、終わりたいと思うんですが、AI化という部分については、ネット販売ですとか、ホームページの作成という部分になってくると思うんですけど、ひょっとしたら、もう課長もご存じかもしれませんが、いわゆる業者に、こういったものを頼んだ場合、ほとんどが人件費になります、ホームページ製作料というのは。例えばですよ、今は、こんなことないと思うんですけど、10年ぐらい前、私がサラリーマン時代、懇意にしておったお客さんで、「山崎君、ホームページ作ったんだ、見てくれよ」って、見たんです。立派なものできましたねという話をしとる中で、ただ、これ難儀で、メニューを1個変えるだけでも3,000円取られるんだと。メニュー単価を変えるだけで3,000円取られるんだと。ええって言うてびっくりして、ちょっとそれは、ご自分でできるようなとこの、豪華じゃなくても簡易的なもの、今、小室課長からも高齢化の中で考えておられるということが出たんで、多少見た目が質素、シンプルであってもご自分で触れるようなものにされるべきだと思いますし、もちろん選ばれるのは、このユーザーの方々、ただ、商工課、ないしは役場としても、そういった仕組みというんですかね、スキームをある程度把握されておく必要があると私は捉えます。 ちょっと私からの提言なんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。議員がおっしゃられる視点は、私も、そのとおりだと思っております。私も50歳を過ぎての年代としても、なかなかこういったネット環境というか、その環境はあっても、詳細なところまでつくり込むということは、なかなか我々の年代でも難しいというところの中で、最近では、例えば無料ホームページサイトのウィックスなどの立ち上げだとか、個人事業主でも、いわゆる覚えれば簡易にできるというようなことで、しかもシンプルに見えやすいサイトの作成などもできる環境が、今はあるということで、恐らく、そういうことすら町内事業者はご存じではないんだろうと思っております。 10年前の時代と、この令和の、特に、このコロナの時代の中で、そういった事業者の方々は、非常に新しい視点で物事を考えておられるということを、特に感じております。そういった中においては、やはり我々も、また、他の団体とも協力しながら勉強会をしていったりですね、そういったことを加速をしていくことは、行政としても、いろんな団体との協力の中で、展開をしていかないといけない時代になったんだろうというふうに感じておるところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) しっかりとした研究をお願いしまして、質問を終わります。以上です。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 9番、和田議員。 ◆9番(和田裕之) 失礼します。それでは一般会計の8号補正について、1点だけちょっと確認をしておきたいと思います。 農林課長にお伺いします。補正予算書の57ページにあります、有機物供給施設管理運営事業、これの修繕料として50万円が計上されていると思います。そこで、この本件については所管の委員会のほうでも議論をしたんですが、まだ、納得のいく回答が、私自身、得られてないのかなと思いますので、重複する部分があるかもしれませんが、ご了承いただいて、質問させていただきたいと、このように思っております。 私も産建、長いんですね、この施設は何回か拝見をさせていただいておりまして、今の新しいシステムというか、設備になってからはですね、完成してから、まだ、見れてないというふうに認識をしておるんですが、全員配付をされています3月定例会の、この資料、農林課さんの資料の7ページにも原料投入ホッパーの修繕について記載がされており、修繕ということは理解をしておるんですが、この修繕の目的としては、作業員の安全確保ということで、明記がされているというふうに思います。 これだけでは、なかなかちょっと具体的によく分からんという状況の中で、3月9日の委員会の当日に説明資料のその2というのを頂いております。その中の21ページにも写真等ありまして、いわゆる図面であったり、ホッパーの写真が記載をされていると思っております。イメージ図ということで、どういう数量にするかということが出ているんですが、私、この写真もモノクロで小さいということもありまして、この図面も非常に小さいということで、ちょっと分かりにくかったんですけれども、いわゆるこれは修繕ではなくて、設備の改良であるというふうに、私は理解をしておるんです。 いわゆる、このホッパーの投入口に転落防止のためのステンレスを溶接して格子を設置すると、こういった内容かと思います。50万円ですね、これにですね。いわゆるホッパーというのは、ホッパとも言いますけどもね。いわゆる原材料を一時的に貯蔵してホッパーの上から入れた材料が下の下部から排出されて、次の工程の設備へ送り出す。いわゆる容器的なものだというふうに解釈しています。 形としては円錐や四角錐というのが一般的かなというふうに思うんですが、例えば、このホッパーというのは、今、宮津与謝のクリーンセンターでもあるものです。これは受け入れるピットにごみが搬入されて、これをごみのクレーンでつかんで、ごみホッパーへ投入すると、そして、ホッパーから粉砕装置に送り出すというようなところでも使われています。 質問ですけれども、そもそもこのホッパーでよくあるトラブルというか、事例としては、このホッパーの内部で材料が詰まるというような事例が多くあるんですけれども、そのために今回の修繕をされるのか、その点のところを、まず、確認したいと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 今回の有機物供給施設の修繕でございます。原材料投入ホッパーにおきましては、今、ご指摘がございましたように、ぬかでありましたり、おからでありましたり、そういった工場から出る副産物を投入をするということがございますので、それぞれ、その副産物の形態も、その日々、含水率でありましたり、固形物の混ざり具合でありましたり、変わってくるというところで、その投入にスムーズさが、なかなか安定的なものが継続して求めることが厳しい、そういった条件の中で投入をしていくということがございます。この条件の中で、よりスムーズさと、なおかつ安全性を担保すると、今回は、より安全性を強化するという表現にさせていただきたいんですけれども、そういった両立を図るために今回、いわゆるステンレスのメッシュを追加すると、そういった内容でございます。 ○議長(多田正成) 和田議員
    ◆9番(和田裕之) 答弁では原材料の形態が個々によってとか、違ってくるという話がございました。いわゆる、ちょっと私の質問の中で、そういう形状が変わることによってホッパー内部での、いわゆる詰まりとかいう、そういうトラブルが現状として起きているから、こういったスムーズさ、いわゆる安全を強化するという答弁がありましたけども、これを実施されるという、こういう理解でよろしいでしょうか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 投入のときに、どうしても、考えたらブリッジとか角に、角というのはちょっとした出っ張りとかにですね、どうしても投入できず残ったり、そういった最後の部分を一定、全て投入するために隅をかくとか、そういった最後の細々とした作業の際に必要になってくると、必要というのは、どうしても隅をやるときに通常ではないところに、例えば、手を伸ばしたりという場面が生じてまいりますので、そのときに歩み板から足が踏み出すというようなところがなきにしもあらずと、そういうところの改善を未然に防いでいきたいと、そういった目的でございます。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) ちょっと理解ができないんですけど、いわゆる隅ですね、これはホッパーの壁面の、いわゆる付着した材料が落ちないという意味ですか、ちょっとそこをお願いします。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 申し訳ございません。説明の表現が基本的に食い違っておるというふうに今、理解をいたしたんですが、ホッパーから投入した先の、いわゆる処理機の上にすのこといいますか、格子をつけるということで、この表現がホッパー修繕ということに、表現をしてしまいましたので、ホッパーのほうを手当するのかなというふうに伝わったというふうに思います。ホッパーからの投入を改善するために処理機にすのこをつけると、それが本来の今回、目的としておる手当てということで、ご理解がお願いしたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 私も、ある宮津の肥料工場の、これは鶏ふんとか牛ふんの設備のメンテを長いことやっておったんですけど、その方は1年程前に高齢で廃業をされたんですけど、課長がおっしゃることは、よく理解はできるんです。普通、例えばホッパー内部の詰まりとか、取れない原材料分に対しては、いろいろと振動モーターですね、いわゆるバイブレーターであったり、壁を振動させるノッカーという、エアー式や電気式のノッカーをつけて叩き落とすと、こういった装置をつけるのが通常なんですけど、いわゆる、そういう装置はついてないという、こういう理解でよろしいですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 今、現状においては、そういった振動等の装置は付随をしていないということでございます。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 私は、そのそもそもがですね、この処理装置の上の左手にあるのは足場、これ足場は、恐らくアルミかスチール製かだと思うんです。もともとある格子を加工して、そこに乗れることを実際するわけですよね、いわゆる、その格子が幅が細いので、そこに、さびないようにステンレスの加工をして、そこ足をかけるための、今、修繕というふうに理解をしておるんですけど、そもそも、そこに足をかけることが安全かどうかということですね、そこの認識はどうですか。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 足を乗せて作業効率を上げるということが目的ではないということでございます。先ほど申し上げましたように、どうしても手を伸ばして、その投入ホッパーのほうに、いわゆるほうきでありましたり、そういったものを最後、隅をさらえるというような光景が見受けられましたので、そのときに、よろけて1歩出すときに、大きな事故にならないようにということを目的としております。ですから、基本は歩み板の上で当初から設定しておった作業の手順を踏むというところが基本であるというふうに理解をしております。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) これ作られたのが、確か、記憶では宮崎県かどっかの会社だったかなというように思うんですが、やはり課長が言われるように、そういう目的なら理解はできると、ここに足をかけて作業ということは、絶対にしてはならないということは、ちょっと念を押しておきたいと思います。 厚生労働省の職場の安全サイトというのがあるんですけど、ここでヒヤリハット事例ということで、同じような、これはプラスチックの形成工場なんですけど、いわゆる先ほど言われるような、これは清掃なんです。1.5メートルぐらいの棒にホッパーの清掃のために円柱の横引きダクトを、高さ6メートルぐらいあるんですけど、そこに足をかけて作業をして落ちそうになったという事例がありますので、だから、こういうふうな事故が起きないように、そこだけは徹底していただきたいと、このことだけを申し上げまして、終わりたいと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 有機物供給施設におきましては、労働環境の改善ということも大きな目的の、最終目的に掲げております。そういう中では、今回の修繕につきましても、安全性をより高めるというところを目的としておりますけれども、さらに、先ほどご指摘いただきましたような、振動するような措置でありますとか、この辺は予算も伴ってまいりますので、今後、十分な検討は必要でありますけれども、全体的に、総合的に安全を確保した環境をつくっていきたいというふうに考えております。 ◆9番(和田裕之) 終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 2番、永島議員。 ◆2番(永島洋視) それでは、補正予算について質問をさせていただきます。 補正予算書では、67ページの新型コロナウイルス感染症対策費について、質問をしたいというふうに思います。 日本共産党与謝野町議員団は、2月1日、町長に対して緊急の申入れを行いました。その中には医療、介護、教育施設等クラスター回避の必要性の高い施設の職員と、入院、入所者について定期的なPCR検査を、全額町で負担して実施するように求めております。 緊急事態宣言の効果もあり、現在は感染者数は減少しておりますが、こうしたときこそ検査を強化して感染を食い止めると、このことが必要だというふうに思っております。そして、今、一番心配されていることは、感染力の強い変異ウイルスで第4波の感染拡大にならないかということです。そういった点で、PCR検査の拡大というのは、今、非常に重要になってきておるということです。 日本共産党は昨年の6月から、その点を指摘をしてきましたが、政府は実施に踏み込んできませんでした。25都府県で実施が、もしくはPCR検査を独自でやると、こういう計画が出てきまして、ようやく厚生労働省も動き出した。2月4日付の事務連絡緊急事態宣言が出ていた10都道府県に対して、感染症対策として高齢者施設へのPCR検査を実施をするという、そういう方針を打ち出しました。検査の集中的な実施をやるかどうかということについては都道府県の判断ということになりまして、3月中に実施するということで、計画を出しなさいということになっています。 新聞報道によりますと、京都府も全域を対象にしてPCR検査をやるというふうに聞いております。それで、質問なんですが、京都府が実施をするPCR検査というのは、与謝野町では、どのように実施をされるのか、聞きたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長田辺茂雄) 議員のご質問にお答えしたいと思います。京都府が取り組まれる事業になりますので、お聞きしている範囲でのお答えになるかということについてはお許し願いたいと思います。京都府のほうが3月中に入所系の高齢者施設についてPCR検査、抗原検査を実施されています。お医者さんが、主治医がおられるところについては、抗原検査を実施し、お医者さんのおられない施設についてはPCR検査をされるというふうにお聞きしております。 現在も町内の施設について、入所施設の職員さんに対して検査が実施されているというふうにお聞きしております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 今回の補正予算には、町の予算としてPCR検査のキット購入費補助金ということで1,400万円が計上をされています。総務委員会で説明された内容では、老人障害者、民間保育施設の購入検査キットの補助金ということで、5,000円までの購入費であれば、全額町が補助するという、そういう内容だというふうに思っております。 それで、聞いておりますと、大体、民間で、この販売されている検査キットというのは3,000円から5,000円ぐらいだというふうに聞いております。そういう点でいえば、もう全額、町の負担で検査を実施していただくということになるだろうというふうに思いますが、そこで質問です。基本は施設内の感染を防ぐということが目的でありまして、職員だというふうに思うんですが、職員だけでなくて、入所されている方や、それから定期的な検査というのが非常に重要になるわけですね。1回切りではなくて。そういった定期的な検査も、このキットを使っていくことができるのかどうなのか、その辺について質問をしたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長田辺茂雄) お答えします。予算としまして1,400万円の予算が出ております。5,000円の上限と考えますと、2,800回分ということになります。確かに検査におきましては、検査をされた後、もし感染をすれば、そこからまた、リスクが高まるというところでは、複数回の検査というのは想定されるところというふうに考えております。 ただ、予算の範囲もありますので、まずは、事業所さんに集まっていただいたり、オンラインでの説明会を実施したいというふうに思っております。それぞれの事業者さんの取り組まれる思いの中で、この予算の範囲の中で複数回の、例えば、1か月に1度なのか、2週間に1度なのか、ことによったら毎週したいというような事業所もあったりするかも分からないんですが、そこをご意見を聞きながら、全ての事業者さん、手を挙げられるかどうかというところも説明会の中で聞き取りをしながら実施をしていきたいなというふうに思っております。 議員ご質問の、今、京都府がされているのは、1回切りでお聞きしてますので、やはりワクチン接種が始まるまでのリスクというのは高いまま、特に高齢者施設においてはリスクの高い方が多いという中では、その中での複数回の検査というのが、どういうふうに取り組めるかというのは、事業者さんと協議をしながら取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 全国的に、今、福祉施設だとか、そういうところでの集中検査を行う自治体が非常に増えています。府下の状況を聞いていますが、与謝野町のように、ここまで事業所が使いやすく、そういう形でPCRの検査ができるということが打ち出されている自治体というのは、府下ではないように思います。 非常に、これは使いやすい制度になっておるということで、我々、与謝野町の共産党の議員団の申入れを積極的に受け入れていただいた施策として大きく評価をしていきたいというふうに思っています。 特に、先ほど答弁もありましたように、事業所の判断で、ある程度、自由に使えるということになっておるという点では、現場の立場に立った施策として非常に評価ができるというふうに思います。 現在、共産党議員のほうにも、私のところにも府下自治体から、その制度の内容について問い合わせが来ています。まさにこれは、府下のモデルになる、そういう取組だというふうに思っておりまして、この事業については、もう最大限の評価をしておきたいというふうに思っております。ただ、お願いしたいことは、これはあくまで民間のPCR検査ですので、仮に陽性者が出た場合、これは保健所につながなくてはならないということになるんですね。そこでは、事業所の判断ということだけではなくて、町も入っていただいて、そういう保健所のほうにつないでいただくということをお願いをしたいというふうに思いますが、この点についての担当課長の答弁を求めたいと思います。 ○議長(多田正成) 田辺福祉課長。 ◎福祉課長田辺茂雄) 議員のほうから検査、陰性であればいいんですが、陽性であったときの対応について心配をいただいております。保健所のほうには、協議には、既に行っておりまして、高齢者の担当課の方から、障害の担当課の方から保健課の担当の方も同席をいただいて、相談をさせてもらっております。簡易な検査キットになりますので、そこで陰性、陽性の安心感をとってもらうというぐらいのものにはならざるを得ないかなと。そこで陽性と出た場合には医療機関に、やはり受診をしていただいて、そこから保健所のほうにも連絡が来るし、保健所のほうとしても、この事業を取り組んでもらうことで地域の介護の安心感が得られるということでは評価をいただいておりまして、保健所のほうにつながったケースについても、対応していかんなんですねというふうにお答えをいただいております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) よろしくお願いをしたいというふうに思います。 次に、先日いただきました商工会の緊急アンケートの内容について質問がしたいというふうに思います。これは今年の1月に実施されました商工会員へのアンケートであって、その内容を見てますと、支援施策の参考にしてほしいというふうになっております。町は、このアンケート結果をどういうふうに捉えているのか、その点をまず、聞かせていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。今回、皆様のほうにお配りさせていただきました緊急アンケート調査の報告書につきましては、1月に調査を実施されたというところでございました。この経過につきましては、商工会事務局のほうとの日々のやりとりの中で、このアンケート調査の方向性について共有をし、商工会のほうで自ら調査をお願いし、お世話になり、この結果を頂戴したというところでございました。 そういった経過の中で、商工会からも連合会としての要望書ということでございましたですが、1月早々に要望書を頂き、同時に、この緊急アンケート調査も2月に頂戴したというところでございます。そういった中におきましては、この中身を拝見させていただいておりますと、非常に事業者の状況が、非常にマイナスの要因に展開しているということを肌で感じたところでございまして、この部分については、我々のほうも非常に重要な資料というふうに位置づけておるところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 後で少し触れますが、非常に内容的に悲壮な意見が出とるんですね。これもう大変だなと思って、私は見ておりました。このアンケートの結果が、今回のコロナの対策予算に、どういうふうに反映されているのか、その点について答弁をしていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。特に、このアンケート調査の中で感じましたのは、各事業者が求めておられるニーズとしては、国の持続化給付金、こういったものを受けたいという声を頂いておるということがあるなというふうに思いました。 先ほど、議員のほうからは、これが補正予算(第8号)で、どのように反映されているかというふうなご質問だったと思っております。今回は、先ほど、山崎良磨議員からのご質問にあります、WITHコロナ・AFTERコロナチャレンジ支援制度、これは今後のⅤ字回復を目指す支援補助金ということでございますが、今回、特に、このコロナの第3波によって影響します事業者に新たに休業要請の対象事業者支援給付金を300万円準備をさせていただいております。これは共産党議員団様からも要請を受けておりました飲食店の休業要請に対応する事業者の関連事業者、こういった皆様にも支援ができるような制度を創設をし、対応してまいりたいということが、今回の補正予算の中身に、まずは入れさせていただいたというところでございます。 ○議長(多田正成) 暫時休憩します。     (休憩 午前10時17分)     (再開 午前10時17分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 今の答弁は、明確にアンケートの結果で、こういう施策を講じたんだということは、ないんだろうなというふうに思ってます。 今、課長の答弁があったように、6割の人が持続化給付金の第2弾を望んでおられるんですね。それはそれで、この思いを町長は、また国のほうに伝えてもらわなかんと、実施してもらわなあかんというふうに思います。これは要望として言っておきます。 時間がありませんので、私は一番大切なのはね、物すごい切実な声が出とるんですよ。それは特に織物業者の賃機業者の皆さんだと思うんです、この内容を聞いてますと。どういうことが書いてあるかといいますと、低い工賃で、生活が精いっぱいなところにコロナで仕事が減り、どうにもならないと、こういう声は一人だけではないんですよ、いっぱい出てます。 とりわけ何とかしなければ、これは対策を打たなあかんのん違うかなというふうに、私が思ったのは、光熱費や税金が払えない。国保税や電気代、水道代が払えないというのが出とるんですね。これ一人だけじゃないですよ、そしてこれ。こういう生活ができないというのがいっぱい出てきてます。 こういった人たちに手を差し伸べるような施策が今回、あるのかということです。この点について、どういうふうに町は考えておられますか。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。先ほど来、議員からご紹介をいただいておりますように、商工会の緊急アンケートにお答えをされました事業者の皆様方におかれましては、極めて厳しい経営環境の中で、今後の方向性について悩まれ、そして、考えておられるものと認識をしております。 その一つ一つのご意見、また、声につきましては、私もそうですし、担当課につきましても共有をさせていただいているという状況であります。その中で、議員からご紹介をいただきました、特に織物事業者の皆様方の中でお仕事を得られ、そして、低い工賃の中で生計を立てられておられる方々につきましては、経営状況ということと併せて生活支援ということが極めて重要であるということでございます。 この点につきましては、昨年の段階から、私たちとしても懸念をいたしてきたというところでございまして、そうしたこともあり、固定費の補助金、あるいは貸付金の制度の創設、こういったものを行ってきたというところでございます。我々といたしましては、一定このような支援制度をしっかりと活用をしていただきながら、今後の方向性について考えていただきたいと思っております。 また、今回の補正予算におきましては、小室商工振興課長からもありましたように、WITHAFTERコロナの支援制度、あるいは飲食店の休業要請外の協力事業者に対する補助金、こういったものを措置をさせていただいたというところであります。 いずれにいたしましても住民の皆様方、また、お仕事をされておられる方におかれましては、商工サイドの支援策と、福祉サイドの支援策、双方を両立をしていきながら、しっかりと住民の皆様方に支援策を届けていきたいと、このように考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 今、町のほうでやられておる織物業の業者の皆さんに対する支援策というのは、いわゆる設備投資ができる人だとか、コロナが済んだ後の、これから織物業でチャレンジをしていく、そういう事業に対する支援が中心なんです。一番、いうたらもう毎日、機を織っておられて、その仕事が減って、税金も払えないという人の支援制度というのはないんですよ。だから、ここが一番重要なんです。この意見の中にも、資金があるという、町長、答弁されましたけども、借りても返せないと、仕事が減ってということが書いてあるんですよ、意見が出てるんです。だから、そこに手を打つ制度をつくっていかなくてはいけないと。国の持続化給付金の対象にならない50%以下でも給付をしてほしいと、こういう意見も出てるんです、この中でね。与謝野町はやられてないんですよ、それ。ぜひ検討していただきたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご意見でございますけれども、私どもといたしましても商工振興課員、また、福祉課員、それぞれの課員におきましても、住民の皆様方、また、事業者の皆様方の声を受けて政策立案を行ってございます。その中で、具体的に、どのような取組を行ってきているのかということにつきましては、改めて小室商工振興課長、あるいは担当課長から答弁をさせていただきたいと存じます。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) まず、私のほうからは、先ほど議員のほうからは、織物事業者に対しての整備投資の支援というふうなことのみというふうにおっしゃられましたですけども、今回、補正予算で前回にお世話になりました事業者固定費支援補助金、これは2月末まで織物事業者、特に賃機の事業者様も我々の方に赴いていただきまして、申請をお世話になったというところでございました。この事業は、ようやく事業を終了するという中で、私が把握しておりますのは約480事業所、そのうち織物事業者も、まだ、取りまとめ中ではありますが、非常に多かったというふうに思っております。非常に分かりづらい制度ではあったと思いますが、私自身が、その織物事業者の皆様から聞きましたのは、非常に助かるというふうにおっしゃっていただいたというふうに感じておりまして、これについては既に、このアンケート調査以前から制度設計をさせていただいたというところでございました。 もう1点は、特に小口の支援の融資制度、これは貸付けでありますけども、これも本年に入ってから何とか借入れをしたいということについては、織物事業者の方からも要請があって、そういった対応をさせていただいておるというところでございます。今後につきましても、いろんな団体のほうとの、また、事業者の皆様とのコミュニケーションに基づいて、新しい制度については検討はしてかないといけないとは思っておりますが、実施をしっかりとやっておるということだけはご理解いただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 永島議員、時間です。 ここで、10時45分まで休憩とします。     (休憩 午前10時26分)     (再開 午前10時45分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 6番、安達議員。 ◆6番(安達種雄) 予算書の53ページで廃棄物処理施設の830万円、これ岩滝の処分場というように提案理由の説明のときに聞いておりますが、内容について、担当課からお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) 岩滝最終処分場の汚泥の脱水機、これ自体が、もう動かなくなりました。それで会社のほうに持って帰らないとちょっと原因が分からないということなので、考えられるちょっと予算の中で最大の金額をとりあえず計上させていただいたという状況でございます。 今、まだちょっと原因が分からないというのが、今の現状でございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) そうしますと、脱水機をメーカーまで持って帰って修理されるということですが、これにつきましては、その機能を今、止めておられるか、代替の類似の機械で処理されているのか、答弁をお願いします。 ○議長(多田正成) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) すみません。水処理施設を長期間止めることはできませんので、リースの汚泥の脱水機をお借りして、今は水処理を動かしているという状況でございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 次に、65ページの下水道の繰出金の減3,760万円、これは本来ですと4号議案でしたか、のほうの予算書で質問するべきかと思いますが、この第8号のほうで出ておりますので、これについて、単なるこれは繰出金の減ということでしょうか。それとも事業の関係で必要なくなったということなのか、それについて説明、お願いします。 ○議長(多田正成) 山添上下水道課長。 ◎上下水道課長山添雅男) お答えします。この後、下水道の補正があるわけですけども、そちらのほうでも説明はさせていただいているわけですけども、下水道の宮津湾流域下水道の維持管理の排水負担金が令和2年度の見込みが減額となったということが主な原因でございます。 それにつきましては、排水負担金は年度当初に排水の1立米当たりの単価掛ける計画排水量で算出するわけですけども、その中で精算に当たっては前年度の、いわゆる令和元年度の排水負担金の精算を、そこで行って2年度の額を決定するということで、令和元年度の排水負担金の余剰分がたくさん発生したということが主な原因で、一般会計からの繰入金が、その分減額になったというものでございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) また、これ以上は、次の機会に伺います。 59ページの、先ほども出ておりましたが、産業振興貸付事業についてですが、3,770万円の減額補正が出ております。そのうちの新型コロナウイルスによる小規模事業者緊急貸付金が2,500万円の減となっております。これで今日まで課のほうで把握しておられます事業者さんからの申込み等は、大体何件ぐらいが利用されて、今日になりますと、この金額が余剰金として浮かんできたのか、その辺について伺っておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。新型コロナウイルス感染症対応小規模事業者緊急貸付金、これは変更前が3,000万円の予算でございました。今回、2,500万円の減額をお世話になるというところでございます。この予算を要求した時点が2月の当初という段階では、5件の実績でございます。全て50万円が天で貸付けをさせていただいておるというところでございます。 その後、最終的には年度末までにプラス5件という予測の中で、これは確か2件ほどプラス、今日まで出てきておるというふうに認識をしておる状態でございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 思ったより件数が少ないなというのが、必要とされておられない事業者さんがあるということなんですが、実は、私の周りでも今度のコロナの、この機に、もう機屋をやめると、そんなとこが、そういう私の友人でもあります。やめんともう一遍、頑張れやという話はしておるんですが、でも年も、この年になったし、機屋をやめようと思っておるんだというような方があったりして、その方は、例えば設備投資で残が残っておるような機屋さんではない、全て、そういう設備投資での負担はないんですが、もし仮に、こういったような中で、いろんな申込みが、相談が今後あります中で、いろんな方があると思います。できるだけ負担を、軽減いいますと、行政が、そんなら、その分を、利息とか、いろんなとこ、みな負担、利息はかかっておりませんが、負担するのかということや、また、返済についてのあれもありますので、できるだけ長いスパンで考えていただいて、ずっしり重荷になって、本当に途方に暮れるような思案をされるような事業者さんがないような手だてが講じていただきたいなと、先ほどもありましたが、本当に大変です。 私の業界でも本当に大変な今、状況であります。今になってから、しっかりまた、悪い展開が、まだ、脱出できておりませんので、その辺について、これからも、いろんな貸付制度にしても長いスパンで整理できるような検討がお願いできるでしょうか。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私も、その認識は持っております。今回の告知の、この緊急事業者向けの貸付けにおきましても近隣でも、この例はない制度だと思っておりまして、やはり重要なのは、先ほど山崎良磨議員からのご質問でもありましたように、事業者へのフォローアップがしっかりとないと駄目だと思っております。こういった制度でも貸し付けた以降の現状といいますか、これはうちの課内でもしっかりと共有して、その相手先さんのほうとのコミュニケーションといいますか、そういったやりとりをするようにというふうに支持もしております。 先ほど、言われましたように、状況によって伸ばしていくのかどうか、ここの部分は制度設計の内容をしっかりとチェックをして考えなければならないと思っておりますが、先ほどのアンケート調査の状況も考えましたときに、やはり、その事業者の破綻をさせないというのが、重要な鍵だと思っておりますので、これは先ほど議員のご指摘の中で、内部的に検討をする余地はあろうかと思っておりますが、今すぐにこうしますということは、まだ、なかなか言い切れないということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) とりあえず今回の、この減額補正は年度末を迎えて、一旦、区切ると。また、それこそ新年度のことは今、この時点では申されませんが、次年度も、こういったような、さらに地域の企業者の方が、企業者とは、機屋の機業だけじゃなくして「企て」の企業のほうですが、事業者の方が負担増にならないような制度が新年度もお願いしたいと思っておりますが、それについての今回の減額は減額として、今年度の一つの区切りと。新年度は、そういう対応もしていくんだということが、課長の中にお考えがございましたら、また、お聞かせいただいときたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 今回の新型コロナウイルス感染症の影響といいますのは、当然、一過性ではない、長期戦だと思っております。そういった中におきまして、今年度の、この令和2年度の最終決算については、この第8号補正の部分においては、減額という形で一旦、それは終えて、これは先ほどの長期戦という部分においては新年度以降も検討していくことが重要だと思っております。 また、50万円の貸付けの枠、また、そういった部分と併せて感じておりますのは、例えば、最近でも耳にするんですけども、例えば、飲食店の関係者に国府から入ってくるお金が、なかなか現金が入ってこないという中で、いわゆる売上げが立たないという状態の中で、そういった際の間の貸付けをつくるべきなのかどうかとかいうことについても、内部論議をしていかないといけないのかなと、これは別の話になりますけども、そういった部分で、いろいろと視野を広げて検討してまいりたいと思っております。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 以上で、よろしくお願いします。終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは、一般会計の第8号補正について、少しだけお伺いをしたいと思います。 細かくの質疑は、なるべくさせていただかずに、全体的なところで少し聞いておきたいと思います。今回の、この一般会計補正予算(第8号)では、歳入歳出それぞれ4億4,256万3,000円の減額ということで、補正予算をされております。この補正予算全体に対して、町長にお伺いしたいんですけども、この補正予算に関しては、どういうふうに今、考えられて、どう感じておられるのか、まず、お伺いをしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。議員、ご案内のとおり令和2年度の当初予算におきまして、編成をいたしました予算、並びに施策、事業につきましては数多くございました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策の影響により、通常、想定をしていた事業が執行できなかったものが数多くございます。その事業につきましても、第8号補正で減額補正をさせていただいているということでもございます。 また、先ほど来、議論がございますように、新型コロナウイルス感染症の地方創生臨時交付金の活用をしながら、新たに予算を編成したものがあるということであります。この二つが大きな特徴としてあるものと認識をしております。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今回、この補正予算につきましては、工事の繰越し、この令和2年度で実施できないものが、次、令和3年度に繰越しをされたりとか、または事業の実績見込みということで減額をされたり、そしてまた、人件費等々、それぞれあるんですけれども、全体の予算総額の中からで言えば2~3%ぐらいの金額が大体4億4,000万円ということで、減額となってます。 その中でも、やはり先ほど議員の中からもたくさん出ておりますけれども、商工費であったりとか、または観光関係の減額というのが非常に多く目につくように、私は思っております。その中で商工費に関してでも、観光につきましては、コロナの影響で実施できなかったことというのがほとんどあるわけですけども、今日に至るまで、今まで補正予算で追加をされて、新しく計画をされてきた事業というのは多数ございます。その中でも今回の補正予算に関しては、今までつけてきた金額の予算というのが、大きく減額をされていくというようなふうに、私は感じました。そのあたりは、町長、どのように感じておられるのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。議員からのご指摘につきましては、令和2年度の当初予算以降、補正予算で計上をしてきた予算のうち、特に商工費につきましては、減額補正が目につくというお話であったと認識をいたしました。その中におきまして、先ほども議論がございましたように、例えば、貸付金の予算につきましても3,000万円想定のうち2,500万円を一旦、減額をしなければならないという状況になったということでありました。 こうした一例からもございますように、新型コロナウイルスの感染症に係る影響をどのように見込んでいくかということが極めて難しい年度でもあったという認識をしております。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今までの議論の中でも、少し申してきたかもしれませんけども、今回、コロナの影響で、いろいろと考えが変わってしまった。または、やろうとしてもできなかった、変更になった部分というのは理解をしております。その中でも、このコロナに対する今後の、この住民の皆様への支援であったりとか、または、企業に関しての支援であったりとか、いろいろと施策を今まで考えられて、予算をつけて補正をされてこられました。その中でも、このたくさんの減額があるということは実績がなかったというふうにも読み取れるわけなんですけども、せっかくこの計画を短時間の間であったとしても一生懸命考えられて、どうすれば皆様の支援になるのか、そういったところで議論を重ねられてきたのかもしれませんけども、実際使っていただいてなければ、何の意味もないのかなというところで、せっかくこの予算を各課に配分をされて、その予算の中で、ぎりぎりの中でも何とか立案をされて実行して、この議会の中でも議論をして、可決されて実行している中にもかかわらず、どうしても、この実績となると、申請がなかったとか、事業ができなかったというので、減額ばかりの数字がずっと羅列をされているように、私は感じております。その中でも、やはりしっかり計画をされるのであれば、しっかりそれが実行できるように動いていかなければ、結局、せっかく、この予算をしっかりつけてもらったにもかかわらず、やはり前の商工会のアンケート結果にもありましたとおり、制度を知らなかったという方が半分ぐらいおられるわけなんです。そんな中でも、やはり行政として、この立案をできたのであれば、やはり住民の皆様に周知をしていただきながら、こんな施策がある、こうすれば、もっと商売であったり、生活が豊かに、少しでも支援ができるというように、やはり働きかけを行っていただかなければ、幾らここの議会の中で、その事業に対して議論をしていても、やはり結果が結びつかなければ何の意味もないのかなと思うんですけども、そのあたり町長、どのようにお考えなのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。議員ご指摘のように、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、令和2年度の補正予算で度重なる予算審議をお願いをしてきたというところでございます。その予算審議の中でもお話をさせていただいたかとは思いますけれども、それぞれの予算につきましては、繰越しも可能といった中で制度設計をしてきたものもございます。そうした中におきましては、令和2年度に立案をした施策、事業につきましても、令和3年度に展開をしていくということもあります。そうした過程の中で改めて住民の皆様方に対し、制度の説明でありましたりとか、制度を活用していただくための工夫でありましたりとか、そうしたことにつきましては重要な観点であると考えております。 私自身も有線テレビ、また、ホームページなどを通じ、できる限り呼びかけてきたつもりでございますけれども、まだまだ、その周知につきましては、改善の余地があるということでもあります。また、これは各媒体で情報発信するということだけではなく、足を運ぶということ、そして、そこで議論をさせていただくということ、こうしたことが重要であるということを改めて痛感をしておりますので、そうした観点に立ちながら今後の事業の展開を図っていきたいと思います。 また、願わくば、議員の皆様方におかれましても、それぞれの住民の皆様方と接する際に制度のご案内、また、ご紹介などをいただくことができればと思っておりますので、この点につきましては、ぜひともご協力をよろしくお願いしたいと存じます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 多くの議論を重ねていただきながら、知恵を絞っていただきながら計画をされてきたと思っております。その中で、数字的な目標を掲げて、何件であったりとか、何人であったりとか、その目標に向かって事業を実施していただいていると思っております。そこの目標になるべく近づけるように、ぜひともご尽力をいただいて、なるべく、この時期に多くの減額の補正という形で出てくるのではなくて、実績がかなり、その目標に近づくように行政の皆様にもご尽力をいただきたいと思っておりますことをお願い申し上げまして、私からの質疑は終わらせていただきます。 ○議長(多田正成) ちょっと早いんですが、今朝ほど言いましたように11時半には救急車が、この下に準備をしてもらっておりますので、お披露目会のほうに行ってもらいたいと思いますので、お昼休憩とします。 1時30分に、また、またここへご参集ください。     (休憩 午前11時09分)     (再開 午後1時30分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 11番、浪江議員。 ◆11番(浪江秀明) 昼一番、させていただきます。先日、産業建設環境常任委員会で、資料を頂きました。新型コロナウイルス感染症の経済対策なんですが、それについて、ちょっとお聞きしたいと思います。補助金、助成金に関しては、いただくものなので、何も問題ないのですが、産業振興事業貸付金、これはコロナ枠2,000万円みてありまして、そのうち貸付額は723万7,000円、それと小規模事業者緊急貸付事業、これは新型コロナウイルス枠で3,000万円みてありまして、そのうち貸付金額600万円となっております。これは利息を町のほうが補填するというようには聞いております。それで、この貸付けということに関して、利息はいいんですけど、これの保証は、人的保証がいるのか、その点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、議員からご質問いただきましたのは、午前にも他の議員からもご質問があったと思っておりますが、貸付金として産業振興事業貸付金、それと新型コロナウイルス感染症対応小規模事業者緊急貸付金、この減額の話と、後段は保証ということで、信用保証料という意味合いだという認識でよろしいでしょうか。 まず、1点目の、この貸付けの部分につきましては、先ほど、後者の小規模事業者緊急貸付金については、一事業者に対して、町が、役場が直接50万円を上限に無利子で貸付けするという制度でございます。この部分については、無利子ということで、保証協会が絡むとかいうことは全くないということが1点です。 それと産業振興事業貸付金、これにつきましては今回、1,270万円を減額させていただいて、変更前は2,000万円だったわけですなんですが、今、先ほどご指摘いただきましたように、一団体723万7,000円を貸付けを、今しておるというところなんです。これにつきましては、この制度は町の独自制度でございまして、例えば、町の昨年の4月の臨時会の際に、条例改正をさせていただいた経過があると思いますが、国・府・町などの補助金を交付決定を受けられた団体が補助金の額の確定まで、いわゆる現金が支給されるまでの間、その現金を貸し付けると、交付決定額分を貸し付けるということで、町のほうは直接、そういった団体に貸し付けて、補助金が下りてきたら返礼していただくという制度を設けておるというところなんです。 今回は、その団体につきましては、農山漁村振興交付金事業ということで、農林課所管で与謝野ホップ振興協議会様のほうに現在、貸付けておるということで、事業が終わりましたら、その分は返ってくるという制度になっております。これにつきましても、町の直接貸付ということですので、保証協会は絡んでないというところになっております。この町の直接貸付と保証協会絡みの貸付けとは切り離した状態になるということでございます。 後段の保証の関係につきましては、あくまでも民間の金融機関が事業者に貸し付けられた際に、京都信用保証協会の保証料が必要になってくるという際に、その保証料の応分を補助金として交付するという制度は別途持っておるということでご理解いただけましたらと思っております。 ○議長(多田正成) 浪江議員。 ◆11番(浪江秀明) 私、北都信金のほうから、こういうチラシを頂いております。これによると信用保証料補助制度、これは京都信用保証協会の保証を得て借りた場合ということでございます。この中に書いてあるものは、今、先ほど言われた金融機関で借りた場合は、こと京都府の信用保証協会が保証をすると。ところが、一番最初、言われました産業振興事業貸付金、小規模事業者緊急貸付事業、これに関しては保証がないということでよろしいですね。では、これもし、返せんようになった場合、誰が、この保証をするんですか、これは町のほうが負担せんなんということで、よろしいですか。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長
    商工振興課長小室光秀) まず、町の直接貸付でございますので、当然、保証はかかってないというところです。例えば、50万円上限の小規模事業者緊急貸付金、これが返済不能という形になった場合は、当然、行政として痛みが出るという、そういったことになりますが、午前中の答弁でもお話しましたように、しっかりとフォローアップをしていかないといけないと、これは福祉課のほうで行っておられるくらしの資金と同じ部分も、内容は違いますけども、町が直接貸し付けた場合は、当然、返済不能となれば、町のほうが痛みを被るということになるということでございます。 ○議長(多田正成) 浪江議員。 ◆11番(浪江秀明) 分かりました。コロナの関係で、その資金繰りに困っておられる方も多いと思いますので、できるだけ、この制度がありますので、まだ、本当のことを言うたら2,000万円あって、そのうち723万円、もう一つの小規模のほうは3,000万円あって、いまだに12件で600万円しか借りられておりません。1件当たり50万円かも分かりませんが、借りるということは返さんなんということですので、プレッシャーはかかるかも分かりませんけど、できるだけ皆さん、借りていただけるように考えていただきたいと思います。 この場を借りまして、私は町民の方に伝えたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 1点だけ、私のほうからは、特に、この小規模事業者緊急貸付金、2,500万円の減額をしたわけでございますけども、午前中に安達議員からもご指摘がありましたように、一旦、これは、まだ3月の、この今日時点での意味合いがありますが、年度末、また、年度初め、そういった中で当然、応分のご相談があった際には、それに、やはり対応もしなくてはならないということで、減額はしましたが、状況によっては、また、議員の皆様のほうにご相談もさせていただかないといけない場面もあるかと思っておりますので、ちょっと若干答弁の内容とは違いますが、そういった形で我々の方は事業者の皆様に告知のほうも一生懸命させていただきたいと思っておるところでございます。 ○議長(多田正成) 浪江議員。 ◆11番(浪江秀明) これ北都信金さんでいただいてきたチラシなんですが、これの緊急融資制度、これが融資限度額3,000万円、これのうち保証料補助で書いてあるのが京都信用保証協会に支払った保証料の額の100%を補助しますと。ただし、一事業者、1年度当たり上限40万円とは書いてありますが、このチラシが古いということで、現在150万円が限度となっております。ということは、もうほとんど、この利息は補填されると思いますので、皆さん、困っておられる方は借りていただきたいと思います。 私からは以上です。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 2番、永島議員。 ◆2番(永島洋視) それでは、午前中の第1回の質問でちょっと時間が足りませんでしたので、質問をしたいというふうに思います。午前中の質問では、商工会のアンケート、この中で非常に切実な声が出ておる。税金が払えない、水道代が払えない。仕事が大幅に減って生活ができない。こんな声がいっぱい出ておる。こういう中で対策が必要ではないかということを申し上げました。それに対して、固定費の支援をしているという答弁がありました。このアンケートは、その固定費の支援をしておる、もうそれも終わりかけた1月に実施されたアンケートなんですね。そういう意味で言えば、固定費の支援施策を実施をしていたとしても厳しいという現実だというふうに、私は捉えておりますが、町長は、この固定費の支援だけで十分だというふうに考えておられるのかどうか、聞きたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。午前中の議論の中で、私どものほうから答弁をさせていただきましたように、現在、国府におかれましても持続化給付金、雇用調整助成金、さらには、そのほかの経済対策なども行っておられます。そうしたことを受けて、与謝野町内の事業者の皆様方におかれましても、様々な支援を求め、得ておられるものと認識をしております。 そういった中において、私ども市町村として、どのような施策を行っていくべきかといった議論を経て、先ほどご紹介をいただきました固定費の支援策、あるいは地域内循環経済を促進していくための各種施策などを講じてきたというところでございます。このような状況を、どのように見ていくのかということでございますけれども、緊急アンケートの結果を受けて、私どもは現段階の施策のみで足り得るものというふうには認識をしていないと、ご理解いただきたいと存じます。 その上で効果的な施策を、これからも講じていくために我々としても努力を重ねていきたいと、このように思っているところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 今の答弁を聞いて非常に安心をしました。町長は、この施政方針の演説、今年度の予算の編成の説明の中でも、弱者に寄り添うということを申されました。これこそ弱者に寄り添う、そういう施策になってくるんではないかというふうに思います。国のほうは、ひとり親の世帯に対する支援を、両方そろっておっても低所得者にまで支援を広げていくというようなことまで打ち出しました。しかし、零細事業者に対する、いうたら、この地方特有の事業者に対する支援というのは、これはもう与謝野町の町でしかできない支援なんですね。ですから、ぜひとも、これからまだ、新年度予算、予算編成で補正予算で組み直すということもできますので、ぜひともやっていただきたいということをお願いをしまして、終わりたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご指摘でございますけれども、そのご指摘につきましては、施政方針並びに一般質問、あるいは今回の補正予算審議におきましても、私どものほうでも申し上げているところでもあります。 我々といたしましても、住民の皆様方、事業者の皆様方に寄り添う施策というものを講じていきたいと思っておりますけれども、我々だけでは不十分な点もあろうかと思います。ぜひとも議員の皆様方からも様々な観点でご支援、ご指摘をいただきながら、それを具現化していく、この努力を重ねていきたいと、そして、それをお約束したいと考えております。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 私のほうへの質問ではないんですけれども、先日の総務常任委員会のほうで説明をさせていただいた中に、今回の第8号補正の中でもコロナ対策事業費でも繰越しの予算を計上させていただいております。そのときに申し上げさせていただいたのが、今、国のほうの繰越しの手続をとっておる中で、できるだけ繰越事業でありとも有益に使わせていただけるように、これは全国からの要望が出ておるようでして、総務省のほうは内閣府のほうに対して、要は事業の色合いを、Aという事業、Bという事業でくくるんではなくて、例えば、コロナ対策事業一本でくくって繰り越した後でも使いやすいようにすべきだということが言われておりますということを報告させていただいていたと思うんですけども、その後で京都府を通じまして、そのようになったということの確認を得ておりますので、今、今朝ほどからありました、例えばPCRのキットの問題ですとか、それから、今の経済対策の問題ですとか、今、町長が申し上げましたように、例えば、新年度予算でも副町長の提案説明にありましたように、今後の補正予算で有益な事業への組替えだとか、そういうことも考えながらということは説明をされたと思うんですけども、繰越事業にあっても、これはもう繰越しですから、議員の皆様にお諮りするということができないわけなんですけども、これは執行段階で、より有益な事業に充当がしていけるように、そこはやっぱり理事者とともに工夫をしてくべきだなと思っておりますので、ちょっと報告ということで、説明とさせていただきます。 ◆2番(永島洋視) 終わります。 ○議長(多田正成) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第23号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第23号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第2 議案第24号 令和2年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第24号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第24号 令和2年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第25号 令和2年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第25号 令和2年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第26号 令和2年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第26号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第26号 令和2年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第27号 令和2年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第27号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第27号 令和2年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第28号 令和2年度与謝野町水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第28号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第28号 令和2年度与謝野町水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 以上で、本日の日程は全て終了しました。 本日は、これにて散会いたします。 次回は、3月22日午前9時30分から開議いたしますので、ご参集ください。 大変お疲れさまでした。     (散会 午後1時56分)...