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12月17日-08号

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  1. 与謝野町議会 2020-12-17
    12月17日-08号


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    令和 2年 12月 定例会(第99回)          第99回令和2年12月与謝野町議会定例会会議録(第8号)招集年月日 令和2年12月17日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後0時32分 閉会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       2番  永島洋視       9番  和田裕之       3番  杉上忠義      10番  河邉新太郎       4番  山崎良磨      11番  浪江秀明       5番  下村隆夫      12番  渡邉貫治       6番  安達種雄      13番  家城 功       7番  今井浩介      15番  宮崎有平       8番  山崎政史      16番  多田正成2.欠席議員(1名)       1番  高岡伸明3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町 長       山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      相馬直子      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田勝久      防災安全課長    藤垣浩二    社会教育課長    植田弘志      CATVセンター長 前田昌一    福祉課長      田辺茂雄      税務課長      吉田雅広    子育て応援課長   浪江昭人      住民環境課長    茂籠 誠    保健課長      平野公規      会計室長      安田 敦    商工振興課長    小室光秀      建設課長      吉田達雄    観光交流課長    谷口義明      農林課長      井上雅之    上下水道課長    山添雅男5.議事日程  日程第1 議案第120号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)                                (質疑~表決)  日程第2 議案第121号 令和2年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第3 議案第122号 令和2年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)  日程第4 議案第123号 令和2年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第5 議案第124号 令和2年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                                (質疑~表決)  日程第6 議案第125号 令和2年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第7 議案第126号 和解及び損害賠償の額を定めることについて                                (質疑~表決)  日程第8 議案第127号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第6号)                                (質疑~表決)  日程第9 閉会中の継続審査(調査)申出書6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(多田正成) 皆さん、おはようございます。 今朝ほども早々と大雪となりまして、全町域、除雪車が出動しております。今期は、大雪になるのではないかと大変心配しておるところですが、心して取り組んでいかなければなりません。 それでは、ただいまの出席議員数は14人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日、高岡議員より欠席の届が出ておりますので、皆さんにお知らせしておきます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第120号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 本案については、既に質疑に入っております。また、2回目の質問に入っております。 昨日に引き続き質疑を続行します。 質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) おはようございます。 一般会計補正予算(第5号)について、質疑を行います。よろしくお願いいたします。 52ページですか、大江山双峰公園についてでございます。 今日は雪が降りまして、双峰は1メートルを超える雪が積もっているかも分かりません。私たちは、加悦小学校5年、6年はスキー教室がありまして、昨日そんな話も出ておりました。 74万7,000円になっておりますけども、この内訳をお尋ねいたします。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) お答えしたいと思います。52ページの加悦双峰公園管理運営事業74万7,000円の内訳とおっしゃいました。一つは報償費で会計年度任用職員さんの報酬ということで37万円追加をさせていただいております。これにつきましては、双峰公園は11月の第2日曜日まで開館なんですけれども、それを11月24日まで延長させていただいて、平日の利用も含めたお客様が多かったということで、その分を延長した分も含めて賃金をお支払せんなので、増額をさせていただいております。 それから、需用費につきましては、22万円追加をさせていただいております。内訳としましては、消耗品費に20万円、修繕に2万円ということで、主に消耗品費につきましてはまき、火をたくまきというか、まきが非常に売れるので、ここで仕入れてまきを販売するという形をさせていただいております。 それから、修繕料につきましては、高圧受電設備の修繕を若干、予算が不足しましたので、ここで2万円追加をさせていただいています。 それから、役務費にクリーニング手数料の10万1,000円と、その他手数料の3万2,000円ということで上げさせていただいております。クリーニングにつきましては、閉園しますのでシーツ、布団等をクリーニングに出したというものの追加をさせていただいております。 その他手数料につきましては、インターネットの予約システムで申込みがようけ、たくさんお客さん来られましたので、その売上げ分の7%を追加をさせていただいております。 それから委託料2万4,000円につきましては、それぞれ委託で自家用電気工作物保安業務、それからボイラー保守点検消防施設点検設備ということで、当初、予算持っておったんですけど、ちょっと不足する分がありましたので、その分を追加をさせていただいております。 現在、加悦双峰公園は、冬季閉園ということで閉鎖をしておりまして、また来年度のオープンに向けて準備をしていくという形で、今年度は閉園をするということといたしております。内訳は以上でございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) ご存じのように、課長もよくご存じだと思うんですけど、雪が溶けましたら、かなりの修繕が、あの双峰公園はかかるということで、勤労者野外の施設だったんですけど、国から加悦町に、加悦町議会も心配したんですけども、何と10万5,000円で町が引き受けたという経過がございます。 しかしながら、雪が溶けると修繕が大変だということで今日まで来ているところでございます。私も凍結防止に山へ上がってやった記憶があるんですけども、そういう対応は、この3月、雪が溶けたときの対応が見てあるんでしょうか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) 修繕のほうにつきましては、当初予算で見込んで予定をしております。 突発的な修繕とかがある場合には、また、補正をお願いしなければならない場合もあるんですけれども、議員がおっしゃられる時代から、今、例えば展望風呂なんかは使えないので、そのままもう使っておりませんので、そこはもう修繕しなくてもよいとか、そういうところがありますので、大きな修繕というところは、今のところあまりないというか、見込んでないというとこです。 一つ大きなところでいいますと、台風の関係で駐車場が一つ崩れて入れなくなっているところが、少し今後の課題があるなというところでございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) 今、課長の答弁にありましたように、施設の管理の方法も変わってまいりました。 先日、企画財政課からコロナウイルス感染対策対応進捗状況をいただきました中に、これが期待ができると思うんですけど、新しい生活様式に対しまして取組があるという、9ページでございます。その中に双峰公園が入っているわけですね。阿蘇シーサイドパーク双峰公園リフレかやの里等々、入っているわけですけども、この取組が、どういった取組を企画、制作、立案をされてるのか聞いときたいと思います。双峰公園に集中して答弁をいただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) コロナ対策の関係で、今、外空間というか、そちらのほうに、まあいうたら国民の皆さんが目を向けられているというところがあります。それも含めて与謝野町で野外活動ということで、お客様もたくさんお越しいただいております。そこを乗じて、今、双峰公園のところにあります場所を、お金をかけずにというか、場所さえあればオートキャンプとかキャンプで来られますので、そういうふうな形で比較的資本を投入しないような形の自然に親しむような、景観に触れ合うような施設整備というか、にしていくことがいいのかなと思ってます。 今おっしゃられている双峰公園につきましては、使えなくなっている施設がありますので、そこを整備、解体というか、必要な部分はコロナ対策でいいますと、水洗化というか、和式を洋式のウォシュレットが出る水洗化にするとか、そういう必要なところは整備をしながら、お客様に喜んでもらえるような形で野外で活用していただけるようなところにもっていきたいなと思ってます。 それから、双峰というのは大江山の国定公園ということもありますので、そういう大きな流れの中で双峰公園のよさ、景観、それから自然に親しめるような場所づくりの拠点にしていきたいです。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、谷口課長が申し上げましたのに加えまして、先ほど議員のほうからは双峰公園を中心的にというご質問でしたので、先ほど、先日、お配りさせていただきましたコロナの事業の進捗状況の9ページに、新しい生活様式の対応として空間整備というものを掲げておりますが、この中にも双峰公園というものをうたっております。これはゼロ予算ということで、先ほど谷口課長のほうが説明しましたように、今、全国的にもアウトドアの流れが、このコロナ禍のあおりを受けて急速に高まってきておるというもので、これをチャンスと捉えて、やはり事業展開を図っていくべきだろうというふうに考えております。 先ほど、谷口課長の答弁にもありましたように、以前の台風で駐車場の法面が崩落をしておる箇所がございまして、やっぱり誘客をしていく中では、非常に支障を来しておるということは理解をしておったんですけども、なかなか財源を生む手だてがなくて、今まで放置したような状態で、非常に申し訳なく思ってまして、今、国のほうで補正予算のほうの展開が図られておる中で、また、昨日、町長のほうからもありましたように、1.5兆円規模のコロナ予算も用意をされておるようですので、やはりこのアウトドアを考えたときには、やはり誘客施設として一定の整備は、復旧はする必要があるということで、可能であるならば、コロナの交付金なんかを財源に充当させていただいて、しかるべき対応を図っていくべきかなと思ってますけども、昨日、総務常任委員会でも申し上げましたように、なかなか私どもが思うんと、国が思うんとの隔たりがございまして、その辺は調整しながら、可能であれば事業として認めていただけるように頑張っていきたいというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) 今、課長から答弁がありましたように、コロナの関係で、観光の概念が変わりまして、車で1時間、2時間で行けるところが、新たに注目されている。その中に大江山双峰公園も入っていると、私も思っておるところでございます。 谷口課長のほうから駐車場の整備という、修理の話が出ました。これはご存じのように、できた当初は、発想といたしましては、キャンプに来られた方がテニスのできるテニスコートをつくったわけですけども、イベントのときに駐車場に使った関係か、オートキャンプをあそこでやって、人気が出て今日に来ております。 この間も申し上げましたように、京都新聞も大きく取り上げていただきましてキャンプ、密を避け、好調の丹後と、こういうことで大江山双峰公園が、写真が出てまいりまして、一人キャンプもおられます。加悦交番の方も、下から見てると、あまり電気がつくんで心配で、パトロールに行かれましたら、何と100人おられたと。これはもう大変なんで週末になるとパトロールに行かんなんということがありまして、シカに出会いながらパトロールもされているような双峰公園になってきたわけでございます。 さらに発展して、注目していただきたいと思うんですけども、今、企画財政課長からありました、この取組が、今のところは予算がついてませんけども、何としてでも予算をつけていただきまして、谷口課長おっしゃいました方向に、多くの方に来ていただく方向に、この新しい生活様式の中に、このオートキャンプ、あるいは一人キャンプの人の、多くの人が来られる方向づけをお願いしたいと思うんですけども、もう一度だけお願いいたします。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) 双峰公園につきましては、コロナ禍になる前から、双峰公園をどうしていこうという基本構想的なものを観光交流課の中で、町長の指示で構想を具体的に進めてきておりました。その構想をする段階で、今、コロナ禍の中で、先ほどおっしゃられるようにお客さんの目がこちらに向いてきてますので、それに遅れることなく、これまで素案的なもので、内部的なまだところなんですけれども、それをまた地元調整等も含めながら取り組んでいくということで、その財源の手当として、コロナの予算がもし使えるようであればというところも考えております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。
    ◆2番(杉上忠義) 続きまして、66ページに文化財の保護・活用事業ございます。しかしながら、減額になってるんですけれども、この観光関連で申し上げますと文化財の保護と観光振興というのが、今、注目されてるんですけれども、その基本計画づくりを、多分2年前からやっているのに、事業の取組がうまくいかなかったんかどうか、予算の使い方がどうだったんでしょうか。なぜ、減額になってしまったか、お尋ねしときたいと思います。 ○議長(多田正成) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長植田弘志) 杉上議員ご質問の66ページ文化財保護活用事業のところが1万3,000円、今回、減額させていただいております。これにつきましては、その下の遺跡調査事業のところで1万3,000円増やしておるんですけれども、財源の組替えをさせていただいております。これにつきましては、遺跡調査発掘事業調査報告書の運搬料のほうが少し不足しておりますので、その分を1万3,000円増やすために、文化財保護活用事業のほうは減らしておるということです。 もう1点、歴史文化基本構想のお話に、今、触れられたんですけれども、そちらのほうは4年間の目標で取り組んでおりまして、令和2年度末に完成したいというふうなところで、今、進めておりますが、若干遅れておるという状況です。 構想の作成自体は学者の先生、学者さんとかの執筆等を今させていただいておりますので、少し遅れておりますけれども、まあまあ何とか進んでおるということでございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) 京都に文化庁が、いよいよ移転してくるですけど、文化庁の構想では、改正文化財保護法を受けまして、文化財保護法地域計画を義務づけられてる土地があるんですかね、市町村単位で。それが、与謝野町が、どういう計画づくりなんか見えないんですけども、この予算ではとてもできないんで、どういう方向に行っているかだけ、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長植田弘志) 今、おっしゃいました義務づけられておりますのは、都道府県が義務づけられておったというふうに記憶しております。市町村は努力義務ということなんですけれども、本町は、それをつくろうとしております。予算科目が違いますので、今回、補正には上がってないというご理解がいただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) ぜひとも文化財の保護だけでなしに、活用という力点を置いた取組をお願いしときたいと思います。何度もなるんですけども、何度も申し訳ないんですけども、昨日、下村議員からもありました総務文教厚生常任委員会でも議論を深めたところでございます。しかし、町民の方も大変心配されております。もう一度だけお願いしたいと思います。 減債基金の繰入金4億8,700万円、月で。企画財政課長にお願いしたいと思うんですけども、この指標は、何としてでも公債費比率を18%になるのを避けるためにやるというのが第一目標だったと思うんですけど、これでよろしいんですね。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員のほうからは、ページでいいますと67ページから70ページにかけての、70ページのほうにございます公債費の中の繰上償還元金4億8,992万円、これの財源として、歳入のほうでは減債基金のほうから、おおむね同額程度を繰り入れて繰上償還をするというものでございます。 何回も一般質問でも申し上げましたけども、今の現状のままでいきますと、来年度、令和3年度で、もう18%を超えてしまうと、実質公債費比率が。ということで、今回は繰上償還をしても交付税措置としては、そのまま残っておる。要は国のほうから元金の償還があるものとして、算入をされる臨時財政対策債に絞って繰上償還をさせていただいて、今、議員がおっしゃられましたように、当面の間ですけども、18%にならないように、達さないように堅持していきたいということを思っております。 ただし、今回の措置をしたとしても、見込みとしては令和5年度では、また18%を超える、これ分母が、どういうふうになるかいうのは分かりませんけども、現在の見込みで申し上げますと令和5年度で、また18%を超える可能性がありますので、町長が幾度か申しておりますように、ほかの対応、つまり今後の起債発行の抑制ですとか、それから繰上償還ができればいいんですけども、そういったこと。それから、全ての財政構造を改革していく必要もあるし、それから利用料の適正化、それから下水道なんかの特別会計の繰出金の適正化、こういったものを総合的にしていかないと、近い将来、また実質公債費比率が18%を超えることが想定されますので、その一助として今やっておるというような、一つの方策としてやっておるというご理解をいただきたいと思っております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) 町長からも答弁いただきましたように、令和6年には公債費比率が19%になるやにいう答弁もございました。この字のごとくですね、地方債を減額するための繰入金ですから、その基金が、残額が100万円ですか、残るんは、よろしいでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) そのとおりでございます。減債基金、読んで字のごとくなんですけども、債務を減らしていくために、あらかじめ積立てをしといたものが5億円弱ございましたので、それを4億8,900万円程度活用させていただいて、繰入れをさせていただいて今回の繰上償還に充てさせていただくと。それをさせていただいた後の残高といたしましては、120万円程度しか残高が残らないということで、今後、減債基金からの繰上償還というものが、なかなかできない状況になってきますので、ここは計画的に、例えば、計画的に積立てができるようなことも考えていく必要があるんだろうと。 総務常任委員会では、確か申し上げた思うんですけども、ほかの基金からの、例えば積替えをしていくだとか、そういうことも踏まえながら、この急場を、やはりどうやってしのぐのかというためには、ある一定の積立てを、やっぱりしておく必要があるんだろうなと思っておりますので、そこの辺を今後、また、議会にも丁寧な説明をさせていただきながら進めていくべきかなというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) 減債基金が今回の4億8,700万円繰り入れると、120万円の残になって、今後は、その積立てが非常に難しいという答弁ですね。だから、これが公債費比率が18%にならないための施策としての、今回切りになってしまうわけですね。だから、次の手だてがあるのかないのかだけ聞いておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 議員が心配されるとおりでありますので、そこを何とか基金を積み増しをできるように、例えば減債基金というのは条例で今申し上げましたように、起債を償還していくために、本来充てる性質の基金でございますので、ほかの基金から積替えをするだとかいうことも視野に入れながら、今後の、後年度の対策をどういうふうに考えていくかということを議論していきたいというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆2番(杉上忠義) ぜひとも言うたらあれなんですけども、早期健全化基準が25%になってますので、こっちのほうに行かないように、ぜひとも18%以下で抑えられる方策をお願いしときたいというふうに思います。 それをお願いして、私の質問といたします。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 5番、下村議員。 ◆5番(下村隆夫) それでは、58ページの18款で負担金、補助金及び交付金で、補助金がマイナスになっておりますんですが、新型コロナウイルス対策緊急貸出し補助金ですけど、これは商工会との金融関係との懇談会においても、当町の借入金が非常に少なかったというお話は既に聞いております。その件でよろしいのかどうか、確認でございますが、いかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) おはようございます。 お答えいたします。57、58ページの中で商工費の中で18節負担金、補助及び交付金、三角1,004万円の減額という中で補助金、新型コロナウイルス対応緊急融資保証料補助金780万円の減、加えて新型コロナウイルス対応緊急融資利子補助金850万円の減の要因ということで、答弁をさせていただきたいと思います。 まず、この予算を設定しましたのは、本年度に入りましてから第1号補正で、この補正予算をお認めいただいたというところでございました。当時は、このコロナの要因の中で不測の事態を対応するということで、まずは、事業者の皆様は、金融の施策に各金融機関のほうとの共有、協議。また、当時は日本政策金融公庫のほうの政府系の事業資金等の活用について、ご相談が始まったというところでございました。 当時は、その際に利息が発生するというふうなことがあって、そういった中で、加えて保証料につきましても負担が強いられるということから、そのバックアップの手だてを打ったのが、この制度だというところでございました。 以降、政府系の関係、また、民間系の融資の関係も含めてゼロゼロ金利というふうな、また保証料についてもゼロ%保証というふうな形の中で、それが6月以降、なだらかに始まってきたというふうなことが時系列の流れだったと思っております。 まず、そういった動きに絡んできたという中で、この1号補正で予定をしておった部分が、なだらかに必要度が減ってきたということで、現在はゼロゼロの動きになっておりますので、今回その部分を減額をさせていただいたというのは現状であるいうところでございます。 すみません。加えまして商工会で、これは議員も産建委員長として、議長とともにご出席をいただいておりました際に、お話も出ておったと思っておりますけども、金融懇談会でも、その話は出ておったというところでございます。 先ほどご質問がありました中で、これは、さきの一般質問の中でもありましたように、与謝野町が低いのかという話については、これは話題になりましたのは、お隣の宮津市の、いわゆる金融の、その借入件数だとか、借入額だとか、その部分より与謝野町は件数も、融資額も低いということが話題に上がったということでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 確かに当町は融資額も融資件数も少なかったんですけども、それは果たして、この町における企業が今後の生産性を見られるところが、どのような形になっているのかということにも関与するのではないかと思われます。そういった意味で町の基幹産業の在り方、あるいは、それ以外の企業、そういったものに対して、町として、どのように今後、対応していくのか、ただお金借りる人が少なかったからいいというわけではございません。そういったところの根本的なところを、どのように考えるのか、商工会と、いろいろと知恵を絞り合ってやっていただきたいと思いますけども、その辺につきまして、今後の町の発展、いわゆるコロナ後の発展に関わる事例になっていくと思います。そういった意味では、今回のマイナスでいいのかどうなのかという問題もかなり深刻に捉えていただきたいと思いますが、その辺に関しては、町長いかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、ただいま下村議員からいただきましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。新型コロナウイルスの感染症の拡大ということに当たりまして、地域経済に大きな影響を与えているという状況でございます。この地域経済への影響ということにつきましては、先ほど議員からご紹介がございましたような金融懇談会、あるいは我々と金融機関、あるいは事業者との対話を通じて感じているという状況でございます。この状況をいかに乗り越えていくのかということでありますけれども、私どもといたしましては、平成24年に策定をいたしました与謝野町中小企業振興基本条例、これに基づき各事業者の支援を全力で行っていくということを基本方針に据えているという状況であります。そのような中におきまして、新型コロナウイルスの影響をどのように捉えて、かつ政策的に後押しをしていくのかということであろうかと思います。 先ほど、議員からご紹介がありました、当町における融資件数、融資額が他市町と比較をして低い傾向にある。このことにつきましては、かねてより厳しい状況にあった事業者の皆様方が、この影響を受けてご商売をやめられてしまう、あるいは、ご商売を別の形で展開をしていく、このような岐路に指しかかっているのではないかと考えております。そのような状況を含めまして、我々といたしましては、これから編成をいたします補正予算、あるいは当初予算で政策的に後押しをしていきたい。 特に私どもが思ってございますのは、この新型コロナウイルスの感染症の影響を、どのように捉え、かつビジネス、ご商売に直結をさせていくのかといった研修会の開催ということも必要であると考えておりますし、この機会に事業継承を、どのように考えていくのか、このような取組も必要なことと考えております。このような視点を持ちながら、今後の補正予算、あるいは当初予算編成に当たっていきたい、そのことをもって地域経済の下支えをしていくことができればと考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 確かに企業は民間でございますので、私ども町が、どうのこうのということは言えないとは思いますが、しかしながら、過去において町の補助金、あるいは政策の中において、かなりのお金を使ってきているのが現実でございます。そういった意味では、民間企業の中には、いわゆる補助金が目当てではないかと言われるようなところもあるというふうに、町の町民の方は思っている方もいます。そういった中において、新しい産業をつくるのではなく、現状の中で、どこを生かして、どこを切り捨てるか、これがコロナ、ウイズコロナ、それからコロナ後、非常に厳しい世の中の体制になっていく中において、町としても民間の方を助けながら、あるいはもっと成長してもらうための方策、いわゆる、その国のレベルで、今回は中小企業法も変わるんではないかということが、多々言われております。 いいか悪いかは、私どもの町においては、中小というか零細中小ですかね、という言葉に変えたほうがいいのかと思いますけども、そういった方たちと、どのように向かい合うか、いわゆるどれだけの体力を持たせるか、実際問題いろいろと聞いてますと、後継者がいないという話をよく聞きます。これは人口が減るわけではなくて、ただ、商売ができないという、見通しが立てないという、非常に昔から考えていなかったと。たまたま、今回コロナだからやめてしまったというようなこともあると思います。そういった中において、町としては、やはりこのコロナの緊急融資は、本当はもっと町の企業さんには使ってほしかったのではないかと私は思います。 いわゆる民間で努力してもらわない限り、町の発展はないものですから、いわゆる民間の人にもっと努力してくださいというような形で、お願いではないんですが、あるいは企業の業態変更を踏まえた相談会等は、商工会さんと踏まえてなさっていっていただきたいと思っております。 やはり町を強くするためには、民間の活力が必要なんで、そういったものに対しての各課、縦割りではなく、縦断的に検討会をして、いわゆる町の企業は今後どうすればいいのか、そういった意味を検討していただきたいと私は思っております。その辺については、担当課なのか、それとも町長なのか、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきます。議員がご指摘なさいましたように、地域の活力というものは民間事業体の活動にこそ源泉があるというふうに私どもとしても考えてございます。 そのような状況の中で、私どもとしては法人、これは営利、非営利ともにでございますけれども、各法人や事業者、個人事業主が行われる活動に対して、どのようなご支援ができるのかということにつきましては、この間も議論を重ね、各種補助金の設定でありましたりとか、あるいは非営利の場合だと、また別の形でご支援を申し上げてきたというところでもございます。 このような状況を踏まえて、私どもが今、大切にしなければならないのは、まさに現場の声に耳を傾けていくということではないかと考えております。 現在、与謝野町における産業振興会議におきまして、このコロナ禍を踏まえた今後の企業活動や地域経済の在り方という観点から、様々な政策提言や政策的な視点をいただいているという状況であります。このように各種業界における声というものをいかに的確に捉え、それを政策的に後押しをすることができるのか、ここが今、極めて重要な段階であると考えてございます。 我々といたしましては、その声にしっかりと耳を傾けながら政策的な論議を深め、かつ予算執行段階におきましても、様々な形で、ご支援申し上げることができるように努力を重ねていきたいと考えております。 なお、議員からご発言がございましたけれども、どの分野、どの企業を切り捨てるのかということでありますが、私としては、そのような考え方は毛頭ございません。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私のほうから1点、これは誤解のないようにということで申し添えさせていただきたいと思います。先ほど議員のほうからは、融資等が滞っているというような趣旨に、ちょっと私のほう感じましたので、申し上げますと、あくまでも、この保証料補給、利子補給の制度については、町内の事業者向けの中で、その額が発生する部分について補填をしていくという制度でございます。冒頭で申し上げましたように、民間系、政府系でもゼロ%のゼロゼロ融資が始まったということの中で、こういった支援をしなくてもいいということになったということでございます。 もう1点、保証料の関係で補足をさせていただきますと、これは先日、お配りさせていただきました資料にもございますように、これまでの商工会の各部会との懇談会を5月から各団体と協議をさせていただいたという経過の中で、保証料の補助金の上限額、これは、他の自治体では40万円という上限枠がありますが、私どものほうは150万円に上限設定をさせていただいて、支援をさせていただいておると。まれにゼロゼロ金利にならない企業もある中で、こういった部分については、現在も支援ができる状態にあるということだけは補足をさせていただきます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 先ほどの町長の答弁で、私は切り捨てる気はないというお話がございました。今、競争社会の中において、切り捨てるのではないという言い方と相反して、自然淘汰されてなくなるという言葉があります。これは切り捨てるわけではなくて、自然に周りから切り捨てられていってしまうということになるんですが、そういった意味では、切り捨てる気があろうがなかろうが、答えは一緒なんですね。いわゆる自然淘汰の中において、なくなるものはなくなってしまう、これは自然界においても昨今、危惧種ということでという話も出てます。 そういった中と同じことが経済界でも起きているということで私は申し上げたつもりでおりますので、その辺は間違わないようにしていただきたいと思います。というのは、今の日本、あるいは地球の中で全てがそうですが、経済競争の時代に入ってます。その中でどうやって生き残るか、絶えず検討していくのが民間企業であり、あるいは国であると、あるいは地方自治であるというように私は考えてますので、その辺を、町長の切り捨てる気はないという言葉ですと、どういう意味を含めてなのか意味がよく私は理解できないんです。自然淘汰されるものも同じように考えていらっしゃるのか、その辺についてだけお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきたいと存じます。私どもといたしましては、与謝野町の地方創生総合戦略の中で、SDGsの考え方を基に、その政策的な論議を深めてきたという経過がございます。このSDGsの上位概念としては、誰一人として取り残さない社会をつくっていくということでもございます。このようなことを考えましたときに、私どもから町民の皆様方や事業者の皆様方の下支えを全力でしていく、この方針を掲げるということは、極めて自然な流れであると考えてございます。 そのようなことを踏まえて、先ほどの発言をさせていただいたということをご理解いただきたいと思います。なお、議員からは経済的な活動の中で自然淘汰、あるいは自然の変化というものがあるということがご指摘されました。その点につきましては、私といたしましても十分に認識をしているということを申し添えさせていただきたいと存じます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 終わります。 ○議長(多田正成) ここで10時35分まで休憩とします。     (休憩 午前10時20分)     (再開 午前10時35分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは、第5号の補正予算につきまして、2回目の質疑をさせていただきます。26ページのふるさと納税事業につきまして、少し質疑をさせていただきたいと思います。このふるさと納税事業につきましては、今回、歳入のほうでは1,600万円の増ということで、歳出のほうでは820万円ということで、いろいろと手数料であったりとか、返礼品の特典のところで歳出と出ております。今回、この増加した要因というのは、どのあたりにあるのかをお伺いをしたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員のほうからは、ふるさと納税事業の取組で、歳入歳出どちらも追加計上させていただいております。当初予算に比較して伸びた要因ということでございますけれども、一つには、前年度の後半から、おかしな現象なんですけども、このコロナ禍の影響を受けまして織物産地特有の技術を生かしていただいたマスクなんかの返礼品としての提供が多く出ております。 それから、もう一つには、一つの特産品としてネクタイなんかの需要が高くなってきておりまして、例年の同時期のペースで考えますと、かなり増額の収入が見込めるだろうと。したがいまして、収入と比例して返礼品等も必要になってきますので、歳出のほうでも一定所要額を計上させていただいたという見込みを立てております。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) こちらのほうは、今、課長おっしゃられたとおりで、昨年の段階で急に増加をしてきたというところでの、本年度の、この予算につきましても、過度な見積りはしないということで、大体これぐらいだろうという平均を取られての上程をされたので、ここは増加してくるのかなというのは少し感じておりました。 その中で、今、課長おっしゃられたように、マスクであったりとかいうのが、出品が増えたということなんですけど、当初どれぐらいの、ちょっと数があったかは、私もちょっと把握はしておりませんけども、この返礼品の数というのは、与謝野町としては、どれぐらい増加されたのか、そのあたり、返礼品の今、掲載されている数ですね、そのあたり何か、もし分かるようであれば、増加傾向を教えていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 数までちょっと把握しておらんのですけども、業者さんによりましては一定よく出るものと、そうでないものもございます。ですけども、それも一体的に全部パンフレットにもですし、それから、さとふるですとか、そういったサイトにも掲載をさせていただいておりますので、数はもうかなりあるだろうと思ってます。 一方で数を増やす努力といたしまして、例えば、高島屋さんに入っていただく中で、この単品の商品では、なかなか食いつきがよくなかったと。ほかの商品とコラボする形で、パッケージ化することで、見た目を、要はニーズに応えれるようなものにしていく、そういったものに百貨店のバイヤーさんが入られてというようなことも今してきておりますので、徐々にではありますけれども、増やす方向でしておるというようなこと。 もう一方では、2年前に総務省の、過度の返礼品、それから地域産品ではない返礼品、こういったものに一定の縛りがかかってまいりました。私どもも海に、阿蘇海という形で面しておるんですけども、なかなか漁業というものでは営みがない地域でございますので、近隣の町と提携しながら、そういったものが提供できるような取組にならないかというようなことで、例えば、海産物なんかでも、うちにゆかりがあるような、何かのことがないと全く対象にはなりませんので、そういったことを今、模索しながら、少しでもふるさと納税の返礼品を増やして、ふるさと納税額の収入が増えるような努力を今しておる最中でございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 与謝野町の出展数なんですけども、私が調べたところによりますと、与謝野町は132品、今、掲載をされています。この数が多いか、少ないかというのは別に、特に問題は僕はないんですけども、この北部地域の5市2町の北部エリアでいいますと、断トツで多いのが京丹後市が610件、今、掲載をされてます。 先ほど、課長おっしゃられたように、海産物というところが、ここの5市2町の中でも大きな特徴でありまして、2番目に多いのが舞鶴市で230件、ここが、二つが海産物が強いというところで、特に、この京丹後市というのが、ふるさと納税にかなり力を入れておられますので、急に610件と、出展数を増やされての運営をされてます。 そのほかにつきましては、宮津市や福知山市、与謝野町、綾部市は、ほとんど同レベルぐらいの出展数で、ほぼ大差はないんですけども、その中で今回、このコロナの影響の中で、かなりこのふるさと納税については、各自治体が、かなり注目をしておりまして、緊急支援品ということで、この地域を助けようというので、少しでも手助けができないかというので、各国民の皆さんがいろんなところでの支援という形でされております。 今回のコロナの影響におきまして、特に食の部分におきましては、市場に出回らなくなったものというのが、かなり多くございまして、それを苦境に立たされている生産者への支援ということで、このふるさと納税の支援というところでの購入をされる、納税をされる方というのが、非常に増えてきています。 その中でも、また、返礼品なしという寄附というのも一方で増加をしておりまして、これは今年の11月までの数に比べて、昨年対比で2.5倍以上に増えているということになっています。当町におきましては、返礼品なしの部分につきましては、いわゆるものがないというものにつきましては、旅行のクーポン券みたいな、そういった旅行プランみたいなのが、恐らく掲載をされていたのかなと思うんですけども、今回このコロナの影響によりまして、先ほど課長おっしゃられましたマスクが増えたりとかっていうところはあったんですけれども、コロナ関係による、このふるさと納税への何か動きであったりとかというのは、この返礼品のマスクというところは先ほど聞きましたけれども、ほかに何か影響というか、いうところがもしあれば教えていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 本町では、ふるさと返礼品ということで、宿泊券ですとか、そういったものを対象としている中では、なかなか取組としては進んでおりません。 一方で、特に宿泊地を持っておられる市町村なんか、宿泊施設なんかを持っておられるところでは、国の施策の中のGo To トラベルなんかも拍車がかかって、かなり盛り返しを図ってきておるというようなことを報道等では耳にするんですけども、与謝野町自体が宿泊施設等、官民合わせましても少のうございますので、なかなかそれを活用したふるさと納税の対応というものには至ってないというのが現状でございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) こちらにつきましては、例えば東京のほうであったりとかは、コロナの感染の度合いがかなり高いので、このPCR検査センターへの設置使用であったりとか、または設備投資の費用、そしてまた感染拡大の防止に取り組む費用ということで、そういった形での納税というか、ふるさと納税の返礼ということで、支援体制というのがありますので、当町も、そういった返礼品なしの部分でも、もし、あまりコロナの関係ではどうなんかちょっと分かりませんけども、今回も補正予算で医療従事者うんぬんかんぬんというのがいろいろとついている中でも、こういったふるさと納税での支援というのも考えることができるのかなと思いますので、また、そのあたりは考えていただきたいと思います。 次に、農林課にちょっとお伺いをしたいと思います。今回、このふるさと納税につきましては、農林水産省の補助というところでも出ております。納税者であったりとか、生産者の手数料のところでの補助が出ておりますけども、このあたりでのふるさと納税との関連性というところで、与謝野町としてもちりめんであったりとか、シルク製品のほかにも、お米であったりとか、農産物というのが、今、記載をされております。そのあたりでの農林水産省との連携というか、そういったところを活用した、今、ふるさと納税の運営というのは、どういうふうにされているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) ふるさと納税に関わります農林水産物、すみません、水産はあれなんですけど、農林産物におきましては、本町におきましては、当初から京の豆っこ米でありましたり、最近ではクラフトビールなども扱っていただいているといいますか、扱っておるというようなところでございます。今、ご質問の農林水産省の補助の部分、これにつきましては、今現在、その事業といいますか、対応を行っておるということはございません。 ですけれども、今後、本日、そのようなご指摘、ご質問を受けましたので、しっかりと研究はしていく必要があるというふうには思ったところでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) こちらにつきましては、ちょっと私もまだ、しっかりと調べ切れてない部分があるので、期間であるとかが、どこまでやっておられるのか、ちょっと分かりませんけども、この納税の金額に対しての返礼品のところでの、例えばパーセンテージというか、手数料が3,000円分とか、例えばあったとして、それが納税の方にも、生産者の方にも、そこの部分が補助をされるという制度になっておりまして、これが今、全国的にも今、使われている制度ではあると思いますので、また、そのあたりも含めまして、ちょっと考えていただければ、何かまた収入のところにもありますし、また生産者への支援ということで、いろいろと観光が難しくなってきておりますので、飲食業の影響がかなり大きく出ております。これは行政側もご承知のとおりだと思いますけど、その生産された農産物であったり、加工食品というところのはけ口というのが、なかなか難しくなってきている中で、そういったところでの納税をされる方、そして生産をされる方、両方とものウィン・ウィンの関係ができる制度が、ここに、私はあると思いますので、ぜひそこのあたりを活用しながら、ふるさと納税への運営をしていただきたいと思います。 この年末年始にかけてが、一番、恐らくふるさと納税というのは受注が多くなってくる時期だと私は思ってます。当町のこの生産物や商品、また地域経済の発展というところにも大きく関わってくる、今回のふるさと納税事業ではございますので、どのように、このふるさと納税というのを位置づけて考えていくのかというところでの、この当町の税収アップにもつながる部分でもありますので、そのあたりちょっと町長にもお伺いしたいと思うんですけど、このふるさと納税への取組につきましてのお考えをお伺いをしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。振り返りますと、私が、この与謝野町長に就任をした年度、ふるさと納税の総額というのは200万円前後であったかなと思ってございます。そこから考えますと、約20倍であったり、25倍の寄附を頂くことができるようになったということであります。これにつきましては、当町の予算面での貢献ということに加えて、返礼品の贈呈を加味しましたときに、住民の皆様方のご商売の発展に寄与していくという側面があると考えております。 そうしたことから、私といたしましても、このふるさと納税額、件数というものを、より引き延ばしていきたいというふうに考えてまいりました。その間、私どもとしても、各連携体制を構築をした上で、様々なアクセス方法によって納税できるようにしていただきましたし、先ほど議員からご紹介をいただきましたように、130品を超える産品をお届けすることができるようになってきたという状況であります。 私といたしましては、この取組をさらに強化をしていきたいと考えてございまして、現在、私どもで特に進めていきたいと考えてございますのが、モノ消費とコト消費を両立をさせるということであります。 例えば、ふるさと納税をされる方というのは、ただ単に返礼品を求めるということだけではなく、自分が納税した、その額が、どのように町に貢献をしているのかといったことも併せて考えられる傾向が増えてきているというふうに考えてございます。そうしたことを踏まえて、例えば、その使途をより明確化にさせていくプロジェクト型の推進、このようなことを考えていく必要があるものと考えております。 いずれにいたしましても、議員からご提案をいただいております、優良産品の取組などとの連携、こうしたものを進めながら、本町ならではのふるさと納税制度に発展できるように努力をしていきたいと考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 今井議員。 ◆7番(今井浩介) 今、町長からご紹介がありました優良産品制度、こちらに関しても来年度からの審査委員の方の報酬ということで上程もされておられます。こちらのほうは9月の定例会のときに、私も提案をさせていただきまして、このふるさと納税に合わせた形での、この町の特産品というところでの、まずブラッシュアップと、または、町外に向けての発信ということで、このあたりを連携させていけば、さらなるまた、経済効果が生まれるのではないかというところで、ご提案させていただきましたので、このあたりは、また、来年度からの、この優良産品の動きというのは、また、注目をさせていただきたいと思っております。 今回、このコロナの関係もありまして、なかなか店舗での販売というのが非常に難しくなってきまして、ステイホームということで自宅待機であったりとかをされるケースというのが、非常に増えました。 そんな中で、この購買の形の構造というのも、かなり大きく変わりまして、物販の、その店舗販売からネットでの売買をされるというのが非常に主流になってまいりました。その影響も、このふるさと納税へのところにも表れているのかなというところもございますので、今、町内の中でも、ご商売をされている方であったりとか、例えば、農業をされている生産者であったりとか、そういったところでの支援体制というところでは、商工振興課がやられている事業というのは、ほとんどが補助金事業になるんですけれども、そのまた別の一方で、この経済を支える仕組みというところでは、このふるさと納税事業というのは、非常に僕はすばらしい取組ができるのかなと思ってますので、このあたりは、また、予算編成の予算のときにも注目をさせていただきながら、ご意見をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げまして、今回は、これで質問を終わります。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご提案がございましたように、ふるさと納税の制度の充実ということにつきましては、その有用性を十分に感じているところでございますので、引き続き先ほど申し上げたような視点も含めて、その発展ができるように努力をしていきたいと考えております。 なお、議員が後段でご指摘をされましたように、現在、新型コロナウイルス感染症の拡大によって消費行動、この構造が大きく変わりつつあるということは、ご指摘のとおりであると考えております。そうしたことから、私どもといたしましても産業振興補助金を設定をさせていただきながら、ECサイトの構築事業の支援なども行ってございます。そのような中で、町内の事業者におかれましても、自身のオンラインショップでありましたりとか、ホームページの開設によって販路を切り拓いていこう、そうした動きも出てきているものと認識をしております。 このような動きが、より多くの事業者の皆様方に広がるよう、我々としては努力を重ねていく必要があるものとも認識をしてございますので、そうした観点で今後の与謝野町の事業者の皆様方の営業を支えていけるように、努力をしていきたいと考えてございます。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第120号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第120号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第2 議案第121号 令和2年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第121号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第121号 令和2年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第122号 令和2年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第122号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第122号 令和2年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第123号 令和2年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第123号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第123号 令和2年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第124号 令和2年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第124号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第124号 令和2年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第125号 令和2年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第125号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第125号 令和2年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第126号 和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 13番、家城議員。 ◆13番(家城功) 初日に引き続き、示談の議案でございます。 初日のテレビを御覧の方から、既に6名の方からご連絡をいただきまして、今回、48件目が前回ですので、49件目の示談案件で、事故件数にしたら175件でしたので176件目ということで、今年に入って7件目というふうなことで、また、示談の話でございます。 今回の場合、走行中に前の車に追突したと、いわゆる事故用語で言うとおかまというやつですね。過失割合が100対ゼロということで、相手の車に関しては190万5,000円ぐらいの損害。それから、当町の車も27万円の損害、これは物損だけの部分でございまして、この後、人身の、まだ、示談も今から上がってくるというようなことでございます。 前回の話の中でも朝礼を開いたり、安全確認の講習をしたりというようなことでございますが、既に6人の方が連絡いただいとる、ほとんどの方がおっしゃることだけお伝えを、今回しときたいと思います。 町長が一生懸命、朝礼でお話をされても、職員の方は右から左に流されとるのか、どうなのか、その辺ははっきりしませんが、事故が減らない現状がございます。年間20件という年もあったようですが、今年も10件近い、もう既に今年度も一月に1回のペースという中で、今後においては、もう町長が幾ら朝礼でお話されても事故が減らないようであれば、例えば罰則規定というのを町独自で設けられて、事故を起こした職員については、半年間運転禁止とか、そういうような処分をしていかないと事故が減らないんではないかということが、ほとんどの皆さんのご意見でした。 この175件という数字の中で、これまだ14年半です、合併してから。そういった中で、これだけの件数があるということは、行財政においても非常に厳しい、これは直接示談金が何だかんだという話じゃなくて、業務が、ここで中断されたりとか、それに当たられる総務課の方が対応されたりとか、そういったことを考えると行財政にも影響してくるというふうに感じております。 この際、罰則規定というのを新たに設けられて、やはりきちっとした処分の中で対応されるべきではないかというふうに思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご指摘にお答えをさせていただきたいと思います。先ほど議員からご紹介がございましたように、本議案につきましても事故案件の示談の承認ということでございます。この点につきましては、12月定例会の初日でも、ご指摘をいただきましたが、それに引き続きということで、私自身も非常に憂慮してございますし、その原因の究明と対策、これを確実に行っていく必要があると、改めて感じているところでございます。 先ほど議員からご紹介がございましたように、本町が発足をしてから、非常に多くの交通事故案件があるということで、この間、その対策の内容につきましても、厳格なものにしてきたということでございます。 一例を挙げますと、平成29年3月1日に要綱を定めてございまして、この要綱につきましては、交通違反職員に対する処分等の基準に関する要綱ということで、一定、体系立てられた要綱になっているものと認識をしてございます。この要綱の中で、現在、私どもとしても処罰の決定などを行っているということでありますが、議員からは、より厳格な対応が必要なのではないかといったご意見であったものと認識をしております。 私どもといたしましては、そのご意見も踏まえながら、どのような対策を講じることができるのか、さらに研究を進めていきたいと考えておりますが、現行は、そのような要綱に基づき処分内容を決定しているということをご承知おきをいただきたいと思います。 なお、このように各定例会ごとに、このような事故報告をしなければならないということにつきましては、改めて強く反省をするとともに、全職員、また、それぞれの施設において、さらに対策強化をしていくということにさせていただきたいと存じます。 ○議長(多田正成) 家城議員。 ◆13番(家城功) 今、町長、原因究明とおっしゃいましたが、原因は簡単なことです。気の緩みです。それしかありません。 先日、商工会長とも、この事故の件でお話をさせていただきました。石油業界の方でございます。重油が3滴、公道に漏れた、その時点で国に対し始末書を書かなければ仕入れができないような状況に至ることもあると、その業界ではおっしゃっておられました。 ちょっとした気の緩みで重油3滴なんかはこぼれる可能性がある、その中でたった3滴すらこぼさない徹底をした形を取らないと、商売というのは成り立たないと、そういうようなお話をされておられました。 やはり行政におかれても、同じことだと思います。町民の信用・信頼を得るためにも、しっかりと厳格な処分をされて、事故が全くないとは言いませんが、できるだけない行政運営をしていただきたいと思いますが、再度、いかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご指摘でございますけれども、我々といたしましても、その思いというものは同じでございます。 その緊張感を生み出していく、また、気の緩みが生じないように対策を講じていく、このことを、どのようにできるのかということにつきましては、改めて具体的に考え、深めさせていただきながら対応させていただきたいと考えてございますので、引き続きご指導よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 家城議員。 ◆13番(家城功) 前回も申し上げましたが、私も同じです。気の緩みがないように車のハンドルを握るときは集中してやっていただきたい。それは全ての方に言えることだと思っております。 できたら、厳しい処分の中で減るようなことも取り組んでいただかないと、毎回、同じ繰り返しになるんではないかということを申し上げまして、質疑終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第126号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第126号 和解及び損害賠償の額を定めることについては、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第8 議案第127号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 4番、山崎良磨議員。 ◆4番(山崎良磨) 失礼します。私のほうからは、13ページ、歳出、一番上、財産取得・管理業務の鑑定評価業務委託料、浪江谷のほうの評価額を算定したいということでお聞きしておるんですが、算定したいということは売却も視野に入れてということだと思うんですが、思い出していただきたいのは1週間ほど前の私の一般質問の中で、いわゆる土地は町有地であると、しかしながら、上にある桑の木、葉っぱ、これらは、いわゆるシルクプロジェクト協議会のものであるという中で、現在、この土地につきましては、いわゆる不動産は町のものだが、動産が占有してしまっておると、ほかの方の名義のものがという状態の中で、売られることも視野に入れられるというのは、3パターンあると思うんですよ。そのことも視野に入れて、全く外部の方に買っていただく。 2番目、上にある動産を所有の方に安くで買上げいただく。 3番目、今は収益が出てない、家賃を、地賃を取ってないんですが、これを協議会のほうと協議して、ある程度の、その賃貸料を出されて収益物件として販売していく。この3パターンがあると思うんですけど、そういったことも考えられての、この鑑定料なのかどうかをちょっと確認したいんです。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長
    商工振興課長小室光秀) お答えいたします。今回の追加補正のほうでお世話になりたいのは、先ほど議員がご指摘をされました浪江谷用地の関係でございます。 先ほど3パターンというふうなご意見を頂いております。ほかのパターンもあるかも分かりませんが、その三つのパターンは、私どものほうも当然、視野に入れた形の中で検討したいということで、今回、上げさせていただくというところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 3パターンも視野に入れられておるという中で、いわゆる土地という価格というものは、ある程度流動するものです。 浪江谷については、あんまり僕は流動するとは思ってないんですが、その中で私が聞きたかったのは、1、2、3のうちの、どれを強く視野に入れておられるんだという部分もちょっと確認したかったんです。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、先ほどおっしゃられますように、町の土地に協議会さん所有の、要は桑などが植わっておるという、これが現実でございます。 先ほどおっしゃられますように、この桑の活用といいますか、今後という部分で、それをやはり広く生かした状態で対応していただけるようなところに、当然、公募をかけていきたいという形を検討しておるというところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) その今の状態、現状をそのまま使ってもらえる方に、できたら買っていただきたいというお考え、その中で、これはいろんな事態を考える中で、仮に私も浪江谷のもともとの経緯から聞きましたら、旧野田川町時代に、いわゆる民地であったものを、ちょっといろんなことがあって、一旦町有地としたという中で、灰は灰に、土は土にのAshes to Ashesじゃないですけど、また民間地にかえると、これは別に全然賛同することなんですけど、いわゆる今現在、一番よいのは、その民間で買っていただいて、いわゆるシルクプロジェクト協議会さんに買い入れてもらったら何も問題はないんですけど、思い出していただきたいのは、今、シルクプロジェクト協議会名義の桑の木が立っておる中で、仮にそれを、そのまま使いたいとなって、どなたかが買われても、いわゆるシルクプロジェクト協議会さんに無償貸与なのか、無償譲渡なのか、もしくは金銭受領なのかで、いわゆるその動産を、その買いたい方に、また譲っていただく契約っていうのが、また発生してくる中で、そういったことも考えてはおられるんですか。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、今回の、この取組の経過につきましては、平成28年度から地方創生型の国の交付金を活用して、町のほうから満額支援をしてプロジェクトを進めたというところでございました。その中で、当然その動産の関係については、町のほうも当然、関与した話の中でシルクプロジェクト協議会のほうに動きをお世話になったというところでございます。 当然、先ほどおっしゃられますように、協議会の、やはりこの部分については、しっかりとした関係性を保ちながら、購買についての協議を進めていかなければならないというところでございます。加えて申し上げますと、当然、これは国の交付金を活用した案件でありますので、これは内閣府の地方創生型の関係でございます。当然、国のほうにも協議をさせていただきながら、町政に入らなければならないということがあろうかと思っているところでございます。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、小室課長のほうから、るる説明がございましたけども、底地、不動産の分については、先ほど議員のおっしゃられるとおりで、ただ定植してあるもの、それから水路等が、一定町のほうから補助金を交付をさせていただいて、その財源には、今、申し上げました地方創生の交付金を充てさせていただいて、支援させていただいた経過がございます。 当然、定植してあるものも含めて、その資産価値も含めた上で一定底地を売却をしていくという形になろうかと思ってます。 国のほうとの調整ということになりますと、その投資した今までの投資額、これが、やはりこの地方創生そのものは官から民へ誘導していくという基本的なスタンスがございますので、今まで取り組んできたシルクプロジェクトの考え方をやっぱり継承していただいて、あそこを活用していただけるということを条件に公募をしていくべきかなというふうに考えておりますので、それも含めて購買に付するという形で、事業の、今まで取り組んできた趣旨を逸脱しないような条項を、やっぱり定めた上で、広く公平性を担保する必要があるのかなというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) すみません。もう最後にしますけど、シンプルに、要は、その動産放棄、仮にそのシルクプロジェクト協議会以外さんの方が手を挙げられたときに、いわゆるその動産放棄というのは、安易という言葉もよくないですけど、それを行うのは簡単であると捉えておられるのか、どうかという、ある程度の話合い、相互でできておるのかという部分について、ちょっと確認したかったんです。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず大前提といたしまして、先ほど申し上げましたとおり、シルクプロジェクト推進協議会さん、この関係者の方とも当然、意見交換をしております。 その上で、当然、先ほど小池課長が申し上げましたとおりの流れの中で、あくまでも、やはり桑、またシルク、この部分の展開に結びつくような体系を整えていきたいというところでございます。仮に、それが第三事業者が存在、表れてきたということになった場合には、当然、先ほどの、もともとの経過の話、これは国のほうとも協議をしつつ丁寧にやり取りをしなければならないというところでございます。 今回は、そういった部分も含めて、視野を広げていくために、まずは不動産鑑定の部分から動いてまいりたいというところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) はい、分かりました。いろんな、いわゆる名義が違うという部分を私は懸念したもんで、その辺の話合いができるなら、民地にできるんであればよいかなとは思っておりますので、また引き続きのご報告をお願いいたします。以上です。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 2番、永島議員。 ◆2番(永島洋視) それでは、補正予算につきまして、質問をしていきたいというふうに思います。 今回、コロナ対策としての指定管理料が計上をされています。これにつきまして、質問をしていきたいというふうに思いますが、本日ですね、頂きましたこの資料、この資料は赤字の額が、どれだけになるかということが分かる。ただ、それだけの資料であるというふうに思っております。 コロナの影響額がどれだけなのか、これでは全く分からない。当然、収入がどれだけ、去年と比べてどういう状況になっておって、どれぐらいの影響が出るのか、出ておるのか、分かる資料を当然配付するべきであろうというふうに思いますが、担当課はどういうふうに考えておるんですか。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) コロナの影響額で減額しておりますので、朝お配りしました資料で、ここの決算比較のB行ですね、ここが指定管理者から報告受けた、令和2年度の決算見込みということで、例えば野田川森林公園、野田川ユースセンターでございましたら1,047万1,000円赤字になるということです。分析をしていきますと、対前年度で言いますと収入は、もう30%ぐらいしか入ってきていないということです。 例えるならば、2,000万円の総収入だったら、30%しかないので、600万円の収入しかないというところで、出のほうも、それに合わせていくと収支バランスでいいましたら、これだけの赤字が今、見込まれているというところでございます。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) リフレかやの里も対象とさせていただいております。そのリフレにつきましては、主に農産加工の部分につきましては、コロナの影響ということは大きくなかったという認識をしておりまして、ただ、レストラン、浴場、ホテル、この部分については休業要請もいたしましたし、大きく影響を全体的に受けておるという認識でございます。 その中で売上げ等の見込みも立てておりまして、昨年、レストラン、浴場、ホテル、また物販、この部分だけの売上げでいきますと1,256万4,000円ございましたが、今回、4,671万8,000円という推計をしておりまして、73%のマイナスということでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) それでですね、この補正予算は防災費、コロナ対策の予算として計上されとるわけですね。ということは、コロナで影響があった、その額が我々議会にも分かる資料でなければならないというふうに思うわけです。今、森林公園で約30%ぐらいしかないと、収入が、前年対比でという答弁がありました。その30%が分かる、根拠になる資料を出してもらわんなんと、我々は検討もできんと。決算の、この赤字になる、この額から判断してくださいということになるということは、指定管理料というのは赤字の補填額だということになるんですか。答弁してください。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) 指定管理者さんとは、指定管理をお世話になったときに基本協定を締結しておりますので、その基本協定の第24条に、予期せぬ事態が生じたことにより、当初、合意された指定管理料が不適当となった場合は、指定管理料の変更をすることができると、申し出ることができるということになっておりますので、そこで基づいて、予期せぬ事態、コロナの影響が大きくあったということで、今回、補正を上げさせていただいております。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 今回の補正でございますけれども、今、議員ご指摘のとおり、赤字の補填であるのかどうかという部分につきましては、基本、そういう整理はないというふうに認識しております。ただ、公共施設として、今、観光交流課長が申し上げましたように、基本協定を結んでおるという中では、その24条の条文に甲、または乙から、その予期せぬ事態になったときに、指定管理料の変更の通知をすると、その通知によって協議をして、その指定管理料の増減の決定でありましたりをしていくと、額であったりということになっておりますので、その基本は、その協定に基づいて行っていくということでございますが、その協議の前段といたしましては、やはり来年以降の指定管理等の様子も協議もしていきますので、そういった中においては、今の時点で推計のできる指定管理料の算定ということをしながら、予算をお認めいただいた後に、その通知を受ける、また協議をする。そして、最終的に、その是非と額を決めていくと、そういう流れになろうかと思っております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 私もですね、24条で、そういう特別な事情がある場合、変更していくということはあり得るというふうに、それはそういうふうに思ってます。ただ、それが適切なのかどうなのかという判断する資料は全くないわけですね。赤字の決算見込額が、これだけ赤字になりますよという、その見込額しか出てないと。これでは判断のしようがないんではないかというふうに思うんですが、追加の資料の提出をお願いしたいと思いますが、答弁をお願いしたいと思います。     (「休憩動議」の声あり) ○議長(多田正成) 休憩動議が出ました。 賛成者。 成立しました。 暫時休憩します。     (休憩 午前11時32分)     (再開 午前11時53分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 資料の提出がありました。これまだ、じっくり見ておりませんが、次にですね、私が思っておりますのは、収益を伴う指定管理施設というのは、ほかにもあると思うんですね。なぜ森林公園とリフレかやの里、この二つだけになったのか、その点についてご答弁をお願いをしたいと思います。 ○議長(多田正成) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。今回の指定管理料の追加の補正につきましては、町の考え方としましては、まず一番大きな影響を受けるであろう、受けたであろう飲食関係を主でやっておられる指定管理者の方を対象に今回は補正予算を組ませていただいたということでございまして、一応、全員の指定管理者の皆さんには、そういった意向があるのかどうかという調査をさせてもらいましたけども、上がってきた中でも、とりわけ4社ぐらい上がってきたんですけれども、その中でもとりわけ飲食と宿泊の関係が一番影響が大きいであろうということで、今回は、その部分に特定をさせていただいたということでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) そういう意味で言いますと、宿泊はありませんけども、ちんざんは飲食なんですね。ここは、どれぐらいの減収になっておるんか、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) ちんざんでございますけれども、先ほど副町長の答弁にありましたように、この間、コロナの影響等につきまして、指定管理者のほうに、協定に基づいた協議を行うかどうかの調査といいますか、聞き取りも全指定管理者に行っております。その中で、やはり協議をして、リフレもそうでありますけれども、この後、通知があって協議に至るかどうかというのは、指定管理者との判断になってこようかと思います。 その中では、この間の農林課とちんざんの指定管理者との協議の中では、やはりコロナの影響は受けたということは承知もしておりますし、お話もさせていただいておりますけれども、それと、また、そういった指定管理料の部分での申出といいますか、そういうところとはまた、そこまでの決断といいますか、意向については、お示しをされないといいますか、そういうような今、協議の状況であったということでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 私が一番心配をしておりますのは、まず、今回の、この指定管理料の追加ですね、これについては、私も反対はするつもりはありません。そういう異常な事態だというふうに思っております。 しかし、民間の事業者の方からすれば、町の指定管理施設は、減収になった分を全て補填をしていただくのに、我々にはないのかという率直な声が、これは上がってくるだろうというふうに思うんですね。ですから、指定管理施設と民間の事業所と同一の、どう違うのか、この点について説明をしていただきたいと思います。なぜ差があるのか。 ○議長(多田正成) お昼を回りますが、このまま続行します。 副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えします。議員がおっしゃいますことも、我々は、よく理解をしておりますけども、指定管理をお願いしております施設は、全て公の施設ということになります。したがいまして、いずれにいたしましても、公の施設である以上は、町が責任を持って運営をしていかなければならないということになりますので、指定管理者の皆さんに、それを今、委ねているんですけども、そこはやっぱりしっかりと町の施設を維持管理をしていく上では、これはしっかりと町としても対応していかなければならないのではないかということは考えております。 議員がおっしゃるように、民間と町の施設を指定管理していただいておる団体の皆さんとの違いはどうなんだということは、我々も気にはなるところでございますけども、まずは公共施設として町民の皆さんにサービスを提供を止めないためには、やっぱりしっかりと対応していく必要があるんではないかというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 確かに、公共の施設なんですね。ここが、経営が破綻をして施設を閉鎖しなければならないと、こういうような事態に陥るということは、私も大変な事態になるというふうに、それは、そういうふうに思います。ただ、だからといって民間の事業者と差をつけていいということにはならんわけですね。 先ほど、町長は中小企業振興基本条例に基づいて支援をしていくんだという答弁をされましたね。そういうことであれば、指定管理施設も民間の事業所も、みな同じなんですよ。ですから、私は言いたいのは、支援をするなということを言うんじゃないんですよ。民間の事業所も同じように大きく影響を受けておるところには支援をするべきだと、そのことを今、この予算の審議の中ではっきり約束をしていただきたいというふうに思いますが、町長の見解を聞きたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。私どもといたしましては、町内の事業者並びに個人事業主さん含めて、全ての皆様方を対象に、できる限りの支援を申し上げたいというふうに申し上げてまいりました。その支援の内容につきましては、法人や事業主、また団体の概要などによって異なってくるものと認識をしております。 先ほど来、議論がございますように、公共施設の運営を担っていただいている指定管理者の皆様方におかれましては、そもそも基本協定を締結をした上で、その協定に基づく関係を大切にしてきたということでございます。その協定書の条項に基づき、今回、指定管理者の指定管理施設を運営していただいている指定管理者の皆様方に対しましても、それ相応の支援を申し上げていくべきだという判断をしたというところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 答弁になってないですよ。指定管理に支援をするということについての説明だけであって、私が聞いたのは、同じように民間の事業所にもコロナで大変な収入減になった。そういうところについても町は支援をするんですか、そのことについて質問したわけです。それについての答えはなかったと思いますが。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問でございますけれども、先ほどの答弁の中で、それぞれの事業体によって支援の内容は異なるが、その支援につきましては、させていただくということを申し上げましたので、その答弁で相違はないものと認識をしております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) はい、よく分かりませんので、もう少し確認をしたいと思います。 それは、今やっておる事業所の支援で十分だということなのか、これから追加で支援策を講じていく用意があるというふうに捉えたらいいのか、それはどちらなのか、答弁をしていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 暫時休憩します。     (休憩 午後0時03分)     (再開 午後0時04分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 山添町長。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先ほどの答弁でも申し上げましたように、私どもとしては、与謝野町の全ての事業者の皆様方に対しまして、その事業体によって支援の内容は異なりますけれども、支援を申し上げていきたいということを申し上げてきましたし、その支援の内容につきましては、この間、新型コロナウイルスの感染症対策に係る経済対策で講じてきたというふうにご理解いただきたいと考えております。 なお、今後の支援の内容につきましては、国の第3次補正の成立を受けて、私どもとしても補正予算を編成し、住民の皆様方に寄り添った経済対策の内容を深めていきたいと、そのように考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 今の答弁では、これから、国のコロナと第3次補正の財源の活用も含めて検討がされるという、そういう理解をしました。 私は少なくてもですね、今、30%ぐらいに落ち込んでおるという数字が出たわけですよ。ですから、民間の事業者であっても70%。一つは、これを基にするなら、の減収がある、そういうことがはっきりした事業所については、町も何らかの追加支援をしていく、そのことを、ぜひともお願いをしたい。そうでなければ、これは公平性に欠けると、こういうふうに批判されても仕方ない。それが公平な町の立場であるということを私は申し上げたいというふうに思いますが、町長の再度、答弁を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 暫時休憩します。     (休憩 午後0時06分)     (再開 午後0時09分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきます。先ほど来、補正予算審議の内容の中で副町長、あるいは担当課長から答弁がありましたように、今回の指定管理者の皆様方に対する支援ということにつきましては、とりわけ外出自粛、あるいは緊急事態宣言の発令などによって、大きな影響を受けている飲食を伴う施設、そして、その施設を管理しておられる方の中で、申出がある方々に対しましての支援策ということで、一定のルールを設けながら、協議を重ねてきたというところでございます。また、議員からは影響を受けられた事業者に対しましての、さらなる支援をということでございました。 私どもといたしましても地域経済の維持、さらなる発展ということを考えましたときに、経済対策というのは、これからも打っていく必要があるものと考えてございます。 その内容につきましては、先ほど来、申し上げているように、産業振興会議並びに金融懇談会、また経済各団体との協議をしながら、どこにニーズがあるのかということをしっかりと踏まえながらの経済対策を講じていきたい。その上で補正予算の編成、あるいは当初予算の編成を行っていきたいと、そのように考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) まあ、これ以上言いません。コロナ対策について、私は言ったんですが、経済対策全般について聞いたつもりはありませんので、はい、終わります。 ○議長(多田正成) ちょっとお諮りします。 まだ、質疑ありますか。 そうですと、質疑があるようでしたら昼食休憩にしたいと思います。 お諮りします。 このまま続行して、もうあのもんですので、終わるんですけれども、終了するんですけれども、昼食休憩にしたほうがよろしいですか。もうこのまま、ちょっと時間がかかってもいってしまうか。ちょっと皆さんのご意見を。 ◆13番(家城功) 何人おんなるんですか。1人だったら、もうやんなったら。 ○議長(多田正成) 1人だけ。1人だけ。 続行してよろしい。よろしいか。 はい、それでは申し訳ありませんが、このまま続行します。 それでは、ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員 ◆3番(杉上忠義) それでは、一般会計補正予算(第6号)の追加補正についてでございます。 委託料、新型コロナウイルス対策事業、指定管理料、リフレと森林公園でございます。森林公園のほうは合同会社、ご存じのようにリフレは社会福祉法人よさのうみ福祉会でございます。 ここに本日、配られました決算を見ますと、赤字決算が常態化がしとるわけでございます。それを見ての今回の支援だと思うんですけども、この経過、過程につきまして、もう一度確認をしときたいと思います。どういう根拠、エビデンスがあって今回の支援だったかだけお聞きしたいと思います。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) 支援につきましては、先ほど来から申し上げておりますとおり、宿泊かつ飲食を提供しております森林公園とリフレかやの里への支援ということでございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員 ◆3番(杉上忠義) 今回の全国展開になりました、Go Toトラベルの恩恵が、この森林公園、あるいはリフレかやの里にはなかったということでございます。 森林公園につきましては、年越しそばの販売、リフレかやの里については移動販売等、いろんな工夫をして努力をされとるわけでございます。この資金繰りが決算の見込みから、今回の支援をしても、なかなか赤字を埋めることができないんですけども、ここで商工振興課から頂きました新型コロナウイルスの関連融資のほう、これも私も見させていただきました。 ここに与謝野町の取組と国の取組が書いてあるんですね。国民金融公庫はかなり多いんです。4,000万円限度。それから、与謝野町も頑張ってまして3,000万円とあるわけですけども、こういった融資に、この両合同会社と社会福祉法人福祉会が該当するのかどうか、お尋ねしておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。当該2団体に対する融資というお尋ねだと思っております。まず、民間金融機関、また、先ほどおっしゃられました日本政策金融公庫でございますけども、その部分につきまして、合同会社でも融資は受けられるというふうなことがございます。 ただし、社会福祉法人につきましては、民間の部分でも、プロパーで借受けをできることは可能ですけども、京都信用保証協会の保証付与、そういった部分が取りつけられないというふうなこともあろうかと思っております。この部分につきましては、そういった団体のほうが、私どものほうに、また、ご相談等いただきましたら、各金融機関のほうと取次ぎをさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 商工振興課長、もう一つ私の見るにはあるんですけど、商工中金、商工中金と言うておりますけど、これ。 ○議長(多田正成) 暫時休憩します。     (休憩 午後0時17分)     (再開 午後0時18分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。 お尋ねの商工中金、これは業種も非常に狭められた分野に入りますので、合同会社は可能と思料しておりますけども、社会福祉法人、ここは不該当になるんではないかというふうに認識をしておるところでございます。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひとも、今回のコロナの支援をするのと、3月が迫ってまいりました、3月決算が。そのときに、ぜひとも、こういう町が行政主導で会社の方との協議をしっかりされて、次に、新年度に行くわけですからね、その辺の協議をお願いしときたいと思います。以上です。 ○議長(多田正成) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長谷口義明) そこはしっかり協議をさせていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひとも、よろしくお願いしたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第127号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第127号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで暫時休憩します。     (休憩 午後0時21分)     (再開 午後0時22分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、日程第9 閉会中の継続審査(調査)申出書を議題とします。 2常任委員会及び議会運営委員会から、審査(調査)中の事件について、会議規則第73条の規定により、閉会中の継続審査(調査)の申出書が、議長に提出されております。 お諮りします。 委員長の申出のとおり閉会中の継続審査(調査)とすることに、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(多田正成) 異議なしと認めます。 よって、委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査(調査)とすることに決定しました。 以上をもちまして、本定例会に付されました議案、その他は全て議了しました。 お諮りします。 会議規則第6条の規定により本日で閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(多田正成) 異議なしと認めます。 よって、本定例会は、本日で閉会することに決定しました。 ここで、山添町長よりご挨拶の申出がありますので、お受けします。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、令和2年12月定例会の閉会に当たり、一言、御礼とご挨拶を申し上げます。 本定例会では12月2日の開会から本日まで16日間にわたる会期において、追加議案を含む19件の重要事項をご審議いただきました。この間、多田議長はじめ議員の皆様方には本会議や各常任委員会において、熱心にご審議をいただきましたこと、また、全議案を原案どおり議決いただきましたことに、心から厚く御礼を申し上げます。 本定例会におきましても、議員の皆様方からは議案審議や一般質問を通し、貴重なご意見やご提言をいただくことができました。中でも、町財政の健全化に対する多くのご意見を頂戴するとともに持続可能なまちづくりに向けた方策につきましても、ご提案をいただいたところでございます。 依然として、町を取り巻く経済環境は大変厳しい状況が続いており、また、併せて新型コロナウイルス感染症の拡大により、住民の皆様方の暮らしが大きく変化をする中においても、町民の皆様方の命と暮らしを守るために、諸施策の推進に当たり懸命に努力を重ねていきたいと考えてございますので、引き続きの議員の皆様方のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 結びに、本年もいよいよ残すところ、あと2週間となりました。議員の皆様方をはじめ、本日、ご参会の皆様方におかれましては、くれぐれもご自愛をいただきまして、ご家族おそろいで、健やかな笑顔あふれる新春をお迎えになられますことを祈念を申し上げ、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たってのご挨拶とかえさせていただきたいと存じます。 12月定例会、誠にありがとうございました。 ○議長(多田正成) それでは、私のほうからも、第99回12月定例議会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 今回の審議議案は、条例制定3件、一部改正4件、規約変更1件、委託廃止1件、指定管理者指定1件、財産取得1件、町道認定1件、一般会計、特別会計、水道会計の補正予算6件、追加議案2件、以上20件の議案でしたが、第113号の議案が撤回請求により承認されましたので19件の審議をお世話になりました。全員賛成で承認、可決いたしました。 一般質問も全議員が登壇され、それぞれに個性ある質問ではなかったかと思いますが、丁寧なご答弁に努めていただき、ご苦労をおかけしたと思います。 しかし、公債費比率の悪化、財政健全化、政治姿勢、施策の考え方など、行政経営に大きく影響する課題が問われていたように思います。真摯に受け止めていただき、行政答弁ではなく、実態の把握をされ、具体的な考え、取組を示されるべきではなかったかとも思います。 公共施設管理計画では157億円の財源不足が施設統廃合にかかっております。平成28年度から初期、中期、後期と10年ごとの30年間で197施設を151施設に削減しなければなりません。当然、実態は様々な要因が絡み、難題だと理解はいたしますが、物事には結果が最も重要であり、施策、考え方、取組によって大きく変わることも事実であります。 まず、財政健全化の基本は、公共施設等総合管理計画、実施計画を忘れてはなりません。また、現在の財政難は、基礎財源である歳入に合わせた歳出の在り方を分析し、原因を突き止め、改革、改善することが最も重要ではないかと考えます。財政論で言えば基本中の基本が忘れられているようにも思います。 私たち議会は、住民自治をつかさどる二元代表制の使命を背負っております。財政悪化と見過ごすわけにはいきません。そういった意味から、12月は次年度を左右する大切な予算編成の時期でもあります。議会での議論をしっかりと受け止めていただき、施策、予算編成に生かしていただきますよう、お願いをしておきます。 さて、いよいよ今年も残すところ数日となりました。新年を迎えるために、何かと気ぜわしく、当地域、寒さも一層、厳しくなってまいります。コロナもまだまだ拡散、拡大している状況にあり、本当に困難な1年でしたが、まだまだご不安、ご苦労をおかけします。引き続き気を緩めず、感染しない、感染させないを胸に、お一人お一人が心がけていただき、節度ある行動に努めていただきますよう、再度お願いをいたします。 最後になりましたが、町長はじめ教育長、代表監査、執行部の皆さん、会期中、大変ご苦労をおかけしました。また、KYTスタッフの皆さん、議会事務局の皆さんには、私どもの不手際も多々あったと思いますが、ご協力いただき無事、会期を努めさせていただくことができました。心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 それでは、今議会第99回、令和2年12月定例議会2日の初日から22日まで、21日間の会期を予定しておりましたが、会期、五日残しての閉会となりました。 来年こそは、新しい生活様式を取り入れ、皆さんとともに「水・緑・空 笑顔かがやく ふれあいのまち与謝野町」を希望する明日に向かって、どうぞよいお年をお迎えいただきますよう、ご祈念申し上げまして、言葉は足りませんが閉会の言葉といたします。 それでは、会期を五日残しておりますが、これをもちまして、第99回令和2年12月定例会を閉会します。 長時間大変お疲れさまでした。     (閉会 午後0時32分) この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      与謝野町議会  議長         同    議員         同    議員...