与謝野町議会 > 2020-12-16 >
12月16日-07号

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  1. 与謝野町議会 2020-12-16
    12月16日-07号


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    令和 2年 12月 定例会(第99回)          第99回令和2年12月与謝野町議会定例会会議録(第7号)招集年月日 令和2年12月16日開閉会日時 午前9時30分 開会~午前11時36分 延会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       2番  永島洋視       9番  和田裕之       3番  杉上忠義      10番  河邉新太郎       4番  山崎良磨      11番  浪江秀明       5番  下村隆夫      12番  渡邉貫治       6番  安達種雄      13番  家城 功       7番  今井浩介      15番  宮崎有平       8番  山崎政史      16番  多田正成2.欠席議員(1名)       1番  高岡伸明3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      相馬直子      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田勝久      防災安全課長    藤垣浩二    社会教育課長    植田弘志      CATVセンター長 前田昌一    福祉課長      田辺茂雄      税務課長      吉田雅広    子育て応援課長   浪江昭人      住民環境課長    茂籠 誠    保健課長      平野公規      会計室長      安田 敦    商工振興課長    小室光秀      建設課長      吉田達雄    観光交流課長    谷口義明      農林課長      井上雅之    上下水道課長    山添雅男5.議事日程  日程第1 議案第120号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)                                   (質疑)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(多田正成) 皆さん、おはようございます。 今朝も雪模様で、早くから当町も除雪機が出動したようですが、当町も今期、除雪費が心配されるところであります。 さて、昨日は町長と知事様の対談が無事成功しまして、すばらしい対談で大変うれしく思っております。町長、大変ご苦労さまでした。 それでは、ただいまの出席議員数は14人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日、高岡議員より欠席の届が出ておりますので、皆さんにお知らせしておきます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 それでは、日程第1 議案第120号 令和2年度与謝野町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 ここで、昨日の永島議員の質問について、柴田学校教育課長から答弁がありますので、お受けいたします。 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) おはようございます。 貴重な時間を頂戴いたしまして申し訳ありません。昨日の永島議員のご質問に対して、お答えできていない内容がございましたので、改めて答弁をさせていただきます。 議員からは、加悦地域認定こども園の新園舎と旧桑飼小学校との距離についてご質問をいただきました。検討時点で、おおよその距離は変わらないものと把握しておりましたが、当日、資料を持ち合わせておらず、正しい数値をご報告できませんでした。大変申し訳ございませんでした。 新園舎で旧校舎に一番近い地点に3歳児と4歳児の保育室を設置することとなっております。プールから約8メートル、体育館と校舎からは約12メートルとなっておりまして、新園舎のほうが、さらに近くなりますが、距離的なものだけで判断するならば、リスクは同程度であろうと考えております。したがいまして、防じん対策防音対策、さらには特許工法で、現在最も信頼できると思われるウオータークリーン工法によるアスベスト処理により、できる限り安全対策を講じた上で地盤沈下と老朽化によりまして安全が脅かされている高齢者福祉施設早期移転も視野に入れて事業推進を図りたいと考えておりますので、ご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 なお、予算をお認めいただきましたら、保護者の皆様や地域の住民の皆様に丁寧にご説明をしたいと考えております。 ○議長(多田正成) 本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行します。 質疑はありませんか。 9番、和田議員。 ◆9番(和田裕之) おはようございます。 それでは、一般会計の(第5号)補正予算について、質問させていただきたいというふうに思います。 まず、予算書の62ページの中学校管理運営事業でありますけれども、予算書の一番下になりますか、備品購入費について、この件についてはちょっと所管ではないので、ちょっと分からない部分がありますので、担当課に伺いたいと思います。器具費として600万円の計上ということで、この内容について、まず、お聞きをしておきたいと思います。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えしたいと思います。事業の概要といたしましては、江陽中学校の生徒の机と椅子が老朽化していることから、特に天板の老朽化が激しくなっております。表面が傷が多く、更新が必要な時期となっているということでございます。町では各学校の古い机や椅子につきましては、年次計画随時更新をさせていただきたいというふうに予定をしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大のために机や椅子の掃除や消毒に支障を来していることから、今回、更新をお願いするものでございます。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 江陽中学校の全生徒用の250セットであるというふうに理解をさせていただきました。この机や椅子、先ほど答弁あったように、年次計画を立てて、更新をしていただいているというふうには伺ったんですけれども、この江陽中学校の椅子、そして、机ですね、これはいつ頃、更新をされていますか、その点、伺います。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) 江陽中学校の椅子と机ですけども、現在の校舎が昭和61年の建築となっております。それ以降については更新をしていないということですので、恐らく昭和61年の導入というふうに考えております。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 答弁では昭和61年ということで、1986年でありますので、今から36年前ということです。私が江陽中学校へ入学したのが1987年、ですから、その1年前ということかなというふうに思います。この間、補修等はされてきたのかもしれませんけれども、やはりPTA等で学校へ伺うと、大変古いものだなというふうに、私も拝見しておったわけですけども、やはり机の表面といいますか、天板のがたつきがあるものが多いということで、生徒たちは字を書くときに、いわゆるノートならいいんでしょうけれども、プリントであったり、あるいは紙に字を書くときは、下敷きをしないと字ががたつくというふうなことも大変多く聞いておったということです。 やはり、もはやこの机というのは、意味をなしてないんではないかなというふうに思っているわけですが、あと机や椅子もぐらついているということも、私も聞いておりまして、この点のところは認識をされておったのかどうか、そこをお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えしたいと思います。議員ご指摘のとおり、天板については、特に老朽化がひどいということで把握をしております。また、サイズにつきましてもJIS規格のB5判のサイズのままということで、サイズ的には現在の規格に合っていないということで、学校からは更新の要求を受けていたということでございます。ただ、高額な費用がかかりますので、年次計画で更新をしたいというふうに考えておりまして、今は学校が保持している机の中から状態のよいものを随時使っていたということでございます。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 今回、このコロナ事業で更新していただくという、これも大変ありがたいように思ってますけれども、やはり先般の産建の委員会でも、ある担当課にも申してたんですけども、やはり更新計画というのは、しっかりと立てていただきたいということです。費用がかかるということは、よく分かるんですけれども、やはり学校において、机がこういう状態であるというのは、いかがなものかなというふうに思いますので、ぜひ、今回、新しくして、生徒たちがいい環境でできるようにお願いしたいと思います。 次に、コロナの感染予防対策として、給食のときに、この机を使ったり、食器を使う段階でウイルスが手を通じて口から侵入することによって感染等が懸念されるわけですけれども、この予防対策としては、どのような対策が今、講じられているのか、この点をお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えしたいと思います。まず、学校によりまして対応が異なるということでございますけども、特に今、議員がご指摘いただきました江陽中学校の机につきましては、消毒の際に木製の天板ということで、消毒のほうも十分にできなかったり、あと消毒液も多量にかかるということもありまして、保護者の皆様にご協力いただきまして、ご家庭のほうからランチョンマットを持参していただいて、それを机の上にひいて給食を食べるというようなことでご協力をいただいているということでございます。 また、消毒ができる学校につきましては、配膳の際に消毒をするという学校もあるというふうに思っております。 ○議長(多田正成) 和田議員
    ◆9番(和田裕之) ランチョンマットを持参していただいているという認識をしています。それで、文部科学省のほうの学校や教育委員会向け衛生管理マニュアルというのが8月に改定をされているというふうに思っておりますけれども、その段階で、先ほど課長から答弁あった、消毒に関する規定というのが、どのように変化したかということはご存じでしょうか。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) 私の認識不足であれば、また、ご指摘をいただいたらと思いますけども、ただいまのところは、消毒につきましては、大勢がよく手を触れる場所というところで、例えばドアノブですとか、階段の手すり、また、電気のスイッチ類等を中心に消毒を行うということで、机につきましては、清掃を小まめにするというような対応を取っているものと思っております。 また、学校におきましては、このマニュアル以外にも先生が気になるタイミングで放課後に消毒をしていただいたりしているというふうに思っていますので、それぞれ学校で、それぞれ学校の備品に応じた消毒をしていただいているものと思っております。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 8月の改定では若干消毒に関しても、ちょっと緩くなったのかなというふうに理解しています。過度なほどの消毒とか清掃作業というのは教職員さんの負担も高まるということで現場も大変だという、こういう声の中から消毒も大切なんですけれども、やはり手洗いやうがいといった部分を重要視するような指導があったんだろうなというふうに思っておりますけど、やはりウイルスを弱毒化させるためには消毒によるアルコールなり、次亜塩素酸ナトリウムの消毒というのは有効とされてますので、過度にならないほど、適度な感覚というか、時間でやっていただくのがありがたいかなというふうに思っておりますので、ぜひ学校での感染予防に努めていただきたいなというふうに思っています。 次、ちょっと質問を変えさせていただいて、補正予算書の24ページですけれども、ここの庁舎管理事業で今回の、この予算が本庁舎及び加悦庁舎の夜間の常駐警備を廃止して機械警備へ移行、導入するための費用だというふうに思っております。その各庁舎のドアの電子錠、電気錠に取り換える修繕費用と、また、備品購入費として静脈の認証システムの購入かなというふうに思ってます。私も10年前になりますけれども、質問させていただいたことがありまして、今回、機械警備に移行するということで、そのメリットデメリットですね、この点が大変重要ではないかなというふうに思っておりますけれども、認識としては、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) おはようございます。 ただいま議員のほうから今回、本庁舎並びに加悦庁舎で夜間の機械警備を導入する件につきましてご質問をいただきました。今回、この機械警備に導入するに当たりましては、以前から検討は進めておったわけですけども、今回、さらに再検討するという中では、いわゆる警備システムの認証について、今回、導入を検討していますのは職員、それぞれ人間の指の指紋の中というんですか、静脈認証というふうなことを検討しております。これにつきましては費用対効果等も併せまして、これについて検討を進めてきたというところでございます。 ただいま議員のほうからはメリットデメリットというところでございますけれども、現在、3庁舎で、それぞれ一人の夜間警備を、警備員の方をお世話になっております。元年度の経費では約1,300万円がかかっておりました。これが夜間、野田川庁舎のみ1庁舎、これは一人常駐におります機械化警備に3名から1名、野田川庁舎のみにするということで、それによります経費的な面での削減が年間、約700万円程度できるんではないかというふうな点がございます。そういった点で導入を検討したいということです。これについては夜間の電話だったり、来庁者の対応については、それぞれ確認をいたしておりますと、現在でも夜間、電話については3庁舎を合わせましても、一日に1本程度の電話であるというふうなことから、ある程度、機械化警備で、1庁舎だけ、野田川庁舎有人警備にすることの対応でもできるというふうなことでございます。 逆にデメリットでございますけれども、やはり有事の際、何か侵入者等があった場合には警備員がおりませんので、その間は若干の警備会社からの駆けつけや、職員の駆けつけに若干のタイムラグがあるところはあるのかなというふうに思っているところでございます。また、それぞれ庁舎の直通の電話も今はございまして、それらの対応についてはできないというふうなこともあろうかというふうに思っております。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 課長の答弁で大まか正解なのかなというふうに思います。常駐警備に関しては、どうしても高いとか安いとか、そういった議論になりやすいのかなというふうに思いますけれども、やはり人を配置して安心・安全を守るということは、大変コストがかかることだというふうに私は思っています。10年前にも申し上げていたのは、やはり大切な町の財産であったり、庁舎は財産でありますので、人命を守る、そして、個人情報等を守っていただくには、やはり常駐警備は当時、必要であるというふうに、私も申しておりまして、経費削減だと言って警備業法に基づいた、警備業の認定をされていないような業者にさせたりですとかいうことでは、やはり駄目だということで、当時は機械警備と併用して常駐警備というものをしないとパーフェクトな警備にはならないというふうなことを申したというふうに思います。 やはり大手がよいとは言いませんけれども、やはり大手の警備会社が常駐するということになれば、もっと費用がかかってくるというふうに思ってますし、お金の問題だけではないのかなというふうに思います。 今の庁舎の警備体制というのは、夜間一人ということで、この庁舎の中には防犯カメラがあって、それを常時監視するようなシステムでもないという中で、やはり事故の未然防止という部分、発見においては、どうしても巡回に頼らなければならないという中で、やはり今の状況の中では巡回時間も非常に少ないというふうに、私は思ってます。機械警備にすれば、先ほど課長がおっしゃったような最大のメリットとしては、やはりコストが抑えられるということで、人件費もかからないというわけですが、はっきりさせておかなければいけないのは、常駐警備出入り管理や、出入り監視といいますけれども、巡回によって事故を未然に防ぐということが主たる任務であるのに対して、機械警備というのは、先ほどおっしゃったように、センサー類異常信号によって監視センターから基地局であったり、待機場所であったり、巡回中の警備員、セコムであればビートエンジニア、アルソックであれば機動隊員が駆けつけるシステムということで、やはり警報が出た段階では有事とおっしゃいましたけども、異常が出ているということを、やはり認識していただかなければならないということでありますので、やはり常駐が事故を未然に防ぐということに対して、機械整備は駆けつけて被害の拡大を最小限にとどめる、被害の拡大防止に努めると、こういったことが大きく違うということを十分理解していただきたいなというふうに思います。 今、機械警備というのは、大分認識がされてきてまして、侵入であったり、火災であったり、非常であったり、いろんなことがあったり、監視をしますし、交通事故の際でも駆けつけるということが、皆さん、よくご存じかなというふうに思います。 指認証システムというのを導入されたというのは非常に高価なものですけども、なぜ、指認証のシステムにされたのか、そこを伺いたいと思います。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) ただいま議員のほうから指認証システムを導入した経過というところでございます。この認証システムについては、いろいろと目の何がしですとか、いろんな認証方式があるというふうには、詳しくはないですけども、認識をいたしておりまして、その中で今回、指認証システムの機器については、購入というふうな形でございます。こちらのシステムの機器については、今回、その他備品ということで43万円を計上させていただいておりまして、庁舎、2庁舎で、それぞれ43万円の指認証の機器を購入いたしまして設置をして、それぞれの職員の指認証を登録していくというふうな形でございます。 この金額がどうかというところですし、効果というところでは、いろんなシステムのレベルの精度の高いものは、さらに高いであろうというふうに思いますけれども、我々としては、このレベルぐらいでよいのではないかというふうなところで、お金をかければ、いくらでも高いシステムはありましたり、精度が安ければ低いのではないという中で、この指認証システムがかなりランク的には一番、二番というところではないかも分かりませんけれども、このレベルが大分上がってきたというふうな認識で今回、導入を検討いたしております。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 職員さんに、こういうセキュリティースティックタイプであったり、カードタイプですね、これを皆さん、持っていただくということは、大変難しいのかなというふうに思ってます。あと紛失の関係もあるので、やはり今の時代は指認証なのかなというふうに、私も思ってますが、ただ、非常に効果なものかなというふうには思っております。 それで、あと非常押しボタンの契約等はされる予定なんでしょうか。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 非常押しボタンですか、細かい細部についての検討は、また、これからしていくつもりでおりますけれども、庁舎の、いわゆる窓等に開閉がきっちりできているかというようなパネル版がつくんではないかというふうに思っておりまして、その中にも、そういう非常押しボタン等の設置が可能かどうかも今後の業者選定をする中では項目等に入れていくことは検討していきたいと思いますけれども、今の段階で、そこら辺のところの細かいところまでは、まだ、調整中というところでございます。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 今から警備会社を決められるということかなと思います。一応、警備業法では25分以内に現場に到着するという施行規則がありますので、その辺も含めてお願いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 長島総務課長。 ◎総務課長長島栄作) 私どもも有事の際にどれぐらいで駆けつけていただけるかというのが非常に課題になっておるかなというのか、問題になっておると思っております。そういった中では、今、いろいろ業者の方、いろいろな民間のお宅や会社等でも警備のほう、今、進んでいるというふうに聞いておりまして、10分以内、5分以内レベルで来ていただけるような対応が可能かというふうに思っております。 また、現在、職員のセキュリティーのところでは、職員も今現在、ノート型パソコンに、職員なっておりますので、そちらにつきましても、それぞれの職員が自分のノートパソコンについては、きっちり管理をするというふうなことも進めていきながら、有事の際には対応していきたいと思っております。 ○議長(多田正成) 和田議員。 ◆9番(和田裕之) 終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 6番、安達議員。 ◆6番(安達種雄) それでは、44ページの衛生プラント運営事業について、担当課長に伺いますが、この負担金、補助及び交付金のところで、金額は僅かですが、組み替えてあるような気がするんですが、これについて、また、地元とは、どこを指しておるのかということをご報告いただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) 今回、負担金、補助及び交付金、負補交のほうで上げていただいております。これにつきましては、し渣、汚泥を今、産業廃棄物としまして伊賀市のほうに搬出をしております。その関係で廃棄物処理施設地元協力金ということで計上させていただいておったんですけど、これ交付金のほうで、もともと上がっておりましたので、それを組み替えてさせていただいているということでございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) この交付金を、今度は協力金に組み替えられて、金額に多少の変動がありますが、これの地元というのは石川区でしょうか。 ○議長(多田正成) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) 今回、廃棄物処理施設地元協力金ということで計上させていただいているのは伊賀市、三重県になります。そっちのほうのし渣、汚泥のほうを持っていかせていただきますので、そこの協力金ということでございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 建設課長に伺いますが、54ページです。道路新設改良工事の中で、これも同じく新設工事の工事費から補償費のほうに、賠償費のほうに、これも金額は一緒なんで、組み替えかなと思っておりますが、これについて、説明をいただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) お答えをいたします。道路新設改良費工事請負費の減額が71万2,000円で、その下の補償金として71万2,000円の増額とさせていただいておる理由につきまして、これにつきましては現在、桑飼小学校の跡地に道路を新設しておりますが、それに接続するバイパスからの大呂谷線という町道がございます。その大呂谷線の電柱を移設しなければならないということになりまして、そのための移転費がございませんでした。上の工事請負費を精査いたしまして、必要分を組替えをさせていただいたということでございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 分かりました。次に、56ページの消防費の中で提案理由の説明では、退職消防団員さんの報償費、これが退団者の数が当初、考えておったより少なく、40名ぐらい予定しておられたんが29名で済んだというところでありますが、現在の定数といいますか、団員さんの枠と、それから、また、団員さんとして活動いただいておる方の人数が分かりましたら、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長藤垣浩二) お答えいたします。今、議員が申されました非常備消防運営事業の退職消防団員の報償費の件でございますけれども、当初、見込んでおりましたのが、40名見込んでおりまして、実退団者は31名なんですけども、退職金を支払ったのが29名ということでございます。それで今、消防団員の条例定数は383人になっておりまして、令和元年度末で345人、団員数がございました。それで31人が退団されたということで、今度、令和2年度に新たに入団されたのが27人ということで、令和元年度末から比べますと4人減少しているというような状況でございます。 それで、最近は消防団員のサラリーマン化でありますとか、町外への勤務者が増えているということで、消防団の支援隊の方をお願いをしております。大体、各分団に3名程度の支援隊の方をお願いしておりまして、消防団のOBの方で平日日中に出動できる方ということでお願いをしておりまして、平日日中に消防車が出動できる体制を整えているというところでございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 支援隊という言葉は、私、初めて耳にしたわけでありますが、この支援隊といいますと、その方々の、いわゆる例えば年俸とか、そういうような報酬面、それから身分保障はどうなっていますか。 ○議長(多田正成) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長藤垣浩二) お答えいたします。支援隊の方につきましては、報償費についてはございません。活動補助金ということで、年間7,500円を支給をさせていただいておるということでございます。 それから、保障の面につきましては、消防団員と同様でございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) ここで町長にお伺いします。今、担当課長からも特に近年、団員さんのお仕事の内容について、非常に、私たちの頃でありますと多くが機屋さんであったりして、自営業に従事しておられる方が多かった、私も含めて多かったわけですが、現在、町内のみならず、町外へ勤務しておられる。また、時間帯も非常に夜勤であったり、いろんな形の方が消防団活動をしていただいておるわけです。そういった中で、消防というものは、非常に消防団、自分も経験する中で、この課長さん方、役場の職員さんも、ほとんどの方が消防団員として現在も活動される方もあれば、OBの方もあり、多くの方が消防団活動をしておられたと思っております。町長も議員になられたとき、また、町長になられたときも消防団の団員であったというように、私も記憶いたしております。 消防団というものの活動は、非常に地域の防災面を、住民の生活を守るということのみならず、非常に人材育成に、私は大きく寄与する面があるなと。例えば、消防団活動をする中で、地域の独居老人さんの家がここにもある、そこにもあることが分かったり、また、災害面で非常に水が集中豪雨等で大きくつきやすいというような、いろんな地域のことが身についてまいります。それと、それから、もっと大事なことは、地域の同年代の人たち、私でありますと、10歳上の人、それから10歳年下の人、20代の人たちの本当に団活動をしておる中で、いろんなコンセンサスの図れる機会が多くございました。そういう意味で非常に人材育成にも地域の人材として座っていただく形においても非常に大きな寄与している分が、私はあるんじゃなかろうかというように思っております。 それについて町長も団員でありました経験者でありますので、町長のご感想をちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、ただいま安達議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきます。議員がご指摘されますように、与謝野町消防団におかれましては、住民の皆様方の生命、身体、財産を守るために日夜、ご活動をいただいてございます。そのご活動、献身的な姿勢ということは、私どもとしても尊敬の念を覚えると同時に、この消防力、消防団の結束というものを、これからも維持をしていくことが、ひいては住民の皆様方の安心と安全を支えていく。そのようになっていくものと認識をしております。 そうしたことから、私たちといたしましても時代の変化というものを念頭に置きながら消防団員の確保、あるいは組織の改編、こうしたものを団と共に議論し、実行に移してきたという状況でございます。そのような中におきまして、私自身も思いますのは、ただ単に消防団の消防力の強化ということのみならず、地域のコミュニティを形成していく、このような極めて重要な機能も消防団活動は担っていただいているものと認識をしているというところでございます。引き続き消防団の活動を支えていくということは、ひいては将来の地域のコミュニティの核をつくっていくことになるということも含めながら、私たちといたしましては支えさせていただいているものと認識をしてございます。 昨今、時代の変化とともに、なかなか難しい状況にはあるとは思いますけれども、その中におきましても消防団員の皆様方には献身的なご努力をいただいておりますことに、改めて敬意を表するとともに、議員からのご指摘も踏まえまして、さらなる充実が図れるように関係機関と連携を深めていきたいと、そのように考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 安達議員。 ◆6番(安達種雄) 今年は出初式も一応、出席者の形も削減ということで、これもコロナ禍の一環としてやむを得ない、私は処置だと思っておりますが、また、町長の立場から団員さんを励ましていただきます中で、そうして今、町長からのお話もありましたことも踏まえて、また、団員さんに激励をお願いしたいと思います。以上で終わります。 ○議長(多田正成) ほかにありませんか。 4番、山崎良磨議員。 ◆4番(山崎良磨) 失礼します。私からはちょっと細かなことを3点ほどお聞きしたいんですが、まず、46ページ、中ほどの地域振興事業費の食の京都TABLE整備支援事業補助金、食の京都TABLE、私なりに、ちょっと勉強してみたんですけど、いわゆる京都府北部の農産品でありますとか、そういった食品を京都の錦市場にアンテナショップを設けて、そこで売ろというのが大筋なのかなと思っておるんですが、それに、この30万円、補助金というのが出ております。これは、いわゆる分担金の類なのかなということを、まず、お聞きしてよろしいでしょうか。 それと、私の今、申した食の京都TABLEの認識が違えば、また、ちょっとご訂正いただければ幸いです。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 食の京都TABLEの考え方については、おっしゃるとおりだというふうに認識をしております。また、その中で、今回、具体的な内容としましては、あつえ彩菜館の今ございます建物の下屋を出すということが補助の対象となっております。ですから、広義な意味で、あそこで行っておられます加工品、これを付加価値といいますか、つけたり、外に展開していくというようなことで認めていただいたというふうに認識をしておりまして、この補助の体系といたしましては、京都府の補助事業になりますので、町を経由して同額を、事業主体のほうに交付するという形になっております。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 広義な意味で捉えられて、その加工品なんかも、彩菜館も食のTABLEに参画されておるということで使われたという中で、ちょっと脱線して申し訳ないんですけど、この食のTABLE事業も、コロナ禍の影響を受けざるを得なかった中で、今の進捗事業みたいなものを、簡単で結構です、お聞かせ願えたらと思います。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長井上雅之) 進捗状況というところの捉え方でいきますと、基本、お認めいただいて、後の事業の進捗になるという認識はしておりますけれども、彩菜館全体でいきますと、コロナの関係もありまして、現在、一つの取組といたしましては、同じ地域内にあります山の家の昼食の提供というか、そういったところを行っておられるというようなところが、最近の大きな動きかなと、特徴的なと思っております。 失礼しました。食のTABLE全体の話ということで申し訳ございません。なかなか詳細まで承知しておるところではないんですけれども、一応、錦市場のあたりでの展開というところは一つの取組としては承知をいたしておるところでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 当町の、そういった特産物なんかも使われておる中で、ある程度の売上げ精査とか、そういったことや、何が人気なのかというのも、また、何かのヒントになると思いますので、ぜひとも、また、今後、調べて勉強していただけたら幸いです。 続きまして、56ページ、土木費、町営住宅維持管理事業の委託料、プログラムネットワーク設定委託料130万円とあります。これはまず、一体どういったものかご説明願えますか。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) お答えいたします。この補正につきましては、町営住宅管理システムの内容を変えさせていただくというものでございます。町営住宅管理システムにつきましては、住宅の入居者の全ての情報を管理しておりますし、それから、収納状況であるだとか、あるいは各金融機関とのデータの送受信、それから、納付書の発行、コンビニ収納など、一切合切を総合的に行っているシステムでございます。その中で、今般、令和3年4月1日から所得税法の改正が行われることになっておりまして、その中で未婚の独り親に対する所得税の扱いが変わっていくということがございまして、それに対応したシステムを設定するといいますか、うちといたしましは、家賃の基礎算定も、このシステムで行っておりますので、その関係でお世話になりたいというものでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 税制改革に伴って、その収納なんかに関係するんで変えたいという中で、あくまで一過性のもので、通年、この保守的なもので、これがずっと入るわけではないと、一過性で130万円という形かなと。すみません。私がなぜ聞いたかというと、その設定代だけではえらい高いなというのが本音なんです。これは追加のプログラムが入るという捉え方でよろしいんですか。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) お答えいたします。追加のプログラムといいますか、ちょっと不勉強で申し訳ないんですけれども、システムを更新するというふうに担当からは聞いております。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) すみません。私もじゃあ憶測で言います。恐らくアップデートパッチというものがあって、それをプログラムとして加算していくんだと捉えますので、恐らく、その130万円という数字に上がったのではないかなと憶測するんですが、もういいですか。大体その内容が分かりましたので、分かりました。 すみません。最後になります。さきの議会のほうで与謝野町情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例が無事に可決されました。その中で、今すぐには、これは難しいかなと思うんですが、多少、私の願望、提言も含めて申し上げたいことがございます。ページにしましたら66ページ、図書館管理運営事業、委託料、プログラムネットワーク設定委託料11万円、図書館の本といいますのが、いわゆるこれ在庫管理であったり、新書の管理であったりということで、絶えず更新をかけていかなければならないということで、こういったものがあると思うんです。 私も当時の前職から覚えておるのは、本というのは、皆さんまた、家に帰ってみていただきたいんですけど、2段バーコードとなってまして、バーコードが、ちょっと特殊なんです。1個のバーコードがあって、その下にもう1個のバーコードがあるんです。いわゆる雑誌コードと言われるものと、販売コードというものがある中で、どうしても、こういった設定委託料を業者に頼らずを得ない。その中で、さきに申しました条例が可決した中で、今すぐは、これは無理だと思うんですけど、こういった細々とした経費を下げるためにも、府で一本化して何とかその在庫、いわゆる図書館の本の貸し回し、こういったこともできるようなことが、この条例を使うことでできるのではないかなと私は捉えたので、そういったことも今後、考えていただきたいなという提言をちょっと行ったんですが、いかがでしょうか。 ○議長(多田正成) 植田社会教育課長。 ◎社会教育課長植田弘志) 今、ご提言ということで、京都府下の書籍を相互に貸し出したりということができるようになるんではなかろうかという、システムの関係でということだったんで、よろしいんですかね、それで、ありがとうございます。 現在も使ってますシステムにつきましては、京都府というふうな、共同というたらおかしいですけど、他市町村、府の図書館も併せて、どういうんですかね、検索等ができるようになっておりまして、市町村間、それから京都府の図書館とも書籍のやり取りはやっております。 先ほど少しバーコードのことをおっしゃったんで、その二重になってるとか、ちょっと詳しい技術的なことは僕も承知してないんですけども、現時点でも、例えば、どこどこ市町村にある本を与謝野町の方がかりたいと言ってもらいますと、それは可能です。週に2回、そのやり取りする便が回っておりますので、システム管理的には、そういうことが今できとるという状態になっております。 今回、66ページに上げております、11万円の追加でお願いしております部分につきましては、KYTネットが3月に廃止になりますので、別の光回線に変更するということで、その設定変更料が11万円、今回お願いしたいというものでございます。 ○議長(多田正成) 山崎議員。 ◆4番(山崎良磨) 今回はちょっと違う用途ということなんで、私もこれ以上言いませんけど、ちょっと私が申したかったんは、今現在、町のホームページ、図書館のホームページという部分については、あくまで当町の部分しか検索できないんですね、蔵書というのが。これをまた、この条例を使って、格好つけてという言い方もよくないですけど、それで当町にはなくても、ほかの図書館にあるよというようなことが見れるようなシステムに一本化できるんじゃないのかなという部分のご提案です。 ちょっと関係ない条例ですので、あくまで今すぐは無理だと思いますんで、また一考していただければ幸いです。以上です。 ○議長(多田正成) ここで、10時40分まで休憩とします。     (休憩 午前10時24分)     (再開 午前10時40分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 ほかに質疑はありませんか。 ○議長(多田正成) 12番、渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、一つお聞きしておきたいと思います。補正予算書の54ページでございます。この54ページに道路橋りょう総務費一般経費として測量委託費が上がっております。25万1,000円ですか。これにつきましては、網野岩滝線の道路の分筆関係、あるいは民地に入っておったというような話は聞いておりますが、この部分について、ちょっと、きちっと詳細をお聞きしたいと思います。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) お答えいたします。この件につきましては、以前、全員協議会で皆様にご説明を申し上げておりますが、昭和60年に起因します、男山の岩滝海岸線の先行取得用地につきまして、未登記になっている物件についての後処理の問題でございます。これにつきましては、昭和60年に地積測量図をつくって、一旦、それで動いておりますが、現在は、この地積測量図については、座標で管理をするという形になっておりまして、当時の地積測量図では登記まで進めることができません。したがいまして、それらを座標に基づいた形に作り替える必要がございます。 それから、当時の部分で申し上げますと、いわゆる境界の確定部分について、一部まだ、民地との境界がはっきりさせられていない部分がありまして、その部分につきましても、今回、整理をさせていただくと。それから、その調査の中で、一部官地の水路と民地の境が誤差が生じておりまして、民地部分に官地が入ったり、官地部分に民地が出てきたりというようなことがございます。それらを今回、修正をさせていただきたいということでございます。 また、この処理に関しまして、分筆数が、本来でしたら一つの土地に対して、この分筆の線を入れたらいいわけですけれども、その後の動きが結構複雑になってますので、それらを全て分筆した上で処理をしなければならないということから、分筆数が想定よりもかなり増えてまいりました。それらを追加させていただきたく、今回の補正をお願いしたということでございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 前回から説明は受けておるわけでございますが、この委託料25万1,000円というものは、大変私は分筆に関しましては高いもんだなと思って、普通はこれの半分ぐらいまででできるもんだと思っているわけでございますが、なぜ、こんなに高くなったのかなということがちょっと疑問に思っておりまして、今回したわけでございますが、これでもって、そしたら、その部分はきちっともう解決するということでよろしいでしょうか。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) お答えいたします。今回、その分筆、あるいは官民境界の立会い、民民境界も含めてになりますが、それらをお世話になることによって、土地の形状をはっきりさせるということがございます。その上で、それぞれの相手様がございますので、その相手様とお話合いをさせていただきたいというふうに思ってます。 ただ、お一方につきましては、町有地にさせていただくということで、同意は得ております。ただ、関係者はもう一方ございまして、そちらにつきましては、これから交渉をさせていただかなければならない。ただし、その交渉を進める上でも、この土地の形状をはっきりさせておかないとお話ができないということがございますので、それらも含めて整理をさせていただいているということでございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、この件につきましては、しっかりと事務処理をやっていただきまして、次に送らないようにお願いしたいと思います。 それでは、もう一つお聞きしておきたいと思います。委員会のほうでいろいろと説明も受けております。認定こども園関係でございます。今回8,800万円という、工事費の40%というものが上がってきています。いろいろと説明も受けて、概略は分かっておるわけでございますが、もう少し分からないところがあるので、お聞きしておきたいと思います。 今度の解体の校舎は、あれは何階建てですか。そして、簡単なことなんですが、アスベスト、あるいは石綿等々は、例えば、この部屋でいえば、内側の壁にもあるのか、天井の上にもあるのか、そして上から下りてきておる煙突等、どのような箇所にどうあって、そして、それが何か所あって、大体の、それについての処置費用が幾らかというものが分かりましたら、教えてください。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えいたします。まず、桑飼小学校の校舎でございますけども、2階建てとなっております。議員がおっしゃいます工事に関わりまして、アスベストの含有ということで、どこにあるかということでございますけども、アスベストにつきましては、まず、校舎棟の外壁に吹きつけタイルの中に含有しているというものが1点でございます。また、議員がおっしゃいましたように、ストーブに接続する煙突から校舎の外まで出す、煙突管というものがございます。これも各教室ごとに煙突管がありますので、そちらのほうにも含まれているということでございます。 また、給食配膳室の天井にケイ酸カルシウム板という板が、天井板に張ってあるということで、こちらのほうにも含有しているということです。また、校舎の別棟で倉庫棟という倉庫があるんですけども、そちらの外壁にも屋根のほうに波板スレート板を使ってますので、そちらのほうにも含有しているというところでございます。 申し訳ありません。費用でございますけども、アスベストの撤去のみということでよろしいでしょうか。全体の費用ということでしょうか。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) おのおのが分かりましたら、おのおのでお願いしたいと思いますが。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) 解体費全体で約2億2,000万円が上限で、予算のほうを計上させていただいております。アスベストの撤去ですけども、今、ご提案させていただいております、ウオータークリーン工法を採用いたしますと約2,000万円近くかかるというふうにお聞きしております。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、アスベストの処理代が約2億2,000万円ですか、含めて、そのあたりをもうちょっと、よろしくお願いします。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) 分かりにくい説明となりまして、申し訳ございませんでした。工事費全体で2億2,000万円を見込んでおりまして、アスベストの撤去だけに約2,000万円程度かかるというふうにお聞きをしております。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 大変難しい、ちりみたいに飛んで逃げるものでございます。工事者につきましては、このような、何てマスクですか、大きな防災マスクというような、すれば、それまあよろしいんですけども、では隣の幼稚園の子供たち、通ってくる子供たちに勉強するのに、こんなマスクをしてください、ロボットみたいな格好して勉強してくださいというわけには、それはいかないとは思っております。それにつきましても15メートルとか、いろいろ若干の狂いはありましたが、そのようなことになっております。 今、お聞きしました校舎は2階建てでございます。そしてただし、その周りにアルミの板を防護として囲います。それが2メートルでございます。実施設計におきましては。 こちらは2階建てがあり、こちらの園舎側の、あれは2メートルというふうに上がってきておるわけでございますが、そうではなしに、どこか違う部分がありますか、ちょっと確認したいと思います。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えいたします。まず、防音シート、防塵シートでございますけども、校舎棟と同じ高さで設置をさせていただきます。また、議員がおっしゃっていただいた2メートルにつきましては、工事区画を示すために、その防音シート、防音パネルとは別に境界を示すように設置する外壁というものでございまして、そちらを2メートルというふうに設定をしております。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) はい、それは困りましたですね。私は、あの校舎にひっつけてするのは、横に2メートルぐらいあって、そこに足場板があって、そして手で作業するには、それは当たり前のことです。それでそこへ命綱持って取ったり、手で作業するのは、それは上等の式だと思いますが、だけど外側に飛んで逃げるものは風が吹いたりして、それが2メーターって言ったら、風がぷっと吹いたらぴゅっと行くじゃないですか。 それは、私は不都合だと思いますね。せめて、この部分をきちっとした校舎、幼稚園側というのは園児たちが勉強しとるとこは、きちっと高いことをしていただいて、少しでも、そのような、行かないように、安全に勉強していただくのが、私は順当だと思います。それにつきましての、後での工事費の増加というものは私は認められないわけで、ほかに何かいい方法がありましたら教えてください。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) すみません。私の説明が大変不十分で申し訳ございません。 校舎と、校舎のすぐ横に足場を組みまして、そこに同時に防音シートと防音アルミパネルを設置するというものでございまして、まずそこで1回防音を遮るものでございます。 議員がおっしゃっていただいた、高さ2メートルのフェンスにつきましては、工事区画を遮るフェンスということで、もう一つ外枠で、ここから工事区画というところで設置するフェンスでございまして、二重にフェンスということ、防音フェンスとは別に区画を囲むためのフェンスについては2メートルということでご理解いただけたらと思います。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長
    建設課長吉田達雄) 私のほうからも、ちょっと詳しく説明をさせていただきたいと思います。 まず、工事区画として、仕切りをつけるために、一番外側に高さ2メートルの鉄板で囲います。その中に校舎棟とか建物があるわけですが、その建物には足場を全部組んでいきます。その足場の外側に今の防音パネル、防音シートを張りつけるということになります。高さにつきましては、棟高が8.何がしありますので、パネルの高さとしては9メートル、完全に覆いつくす形になります。 おっしゃっているように、アスベストに関しましては、いわゆる防塵、ほこりっぽい、そういう粒子が飛ぶことによって、そこが問題になるわけですが、今回のウオータークリーン工法といいますのは、いわゆるその今の壁面のアスベストを剥がすために、これぐらいのものになるんですけども、それにジェット、水ですね、ジェットを噴射して、そのジェットの力でもって壁面を剥がしつつ、そのまま、この円筒形の中で、その剥がした水、剥がれた水を、そのまま吸い込んで、それをプラントのほうに配管で移送しまして、そこでろ過をして処理をするという形になってますので、粉じんという形にならない工法ということで、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) 水をかけて、そしてする。そしたら、その壁は、水でかけて取れる部分だけがアスベストなんですか。コンクリートの打ちっ放しで、シューとスプレー、シューとしたやつ、そのスプレーにアスベストが混ぜくれとったやつを水でしゅっとしたら取れて、吸い上げて処置します。 そしたら、こちら側のコンクリートの中側にコンクリートの部分は、もうそれできれいに取れてしもうて、だから、飛んで逃げません。そしたら、今度、家の中にある、天井裏にあるとしたら、今、先ほど聞きました屋内の中にあるとしたら、それらも、そしたらどういうふうにするんですか。それで最後、機械で潰すじゃないですか。 そしたら、その機械でこうして潰すときに、考えて見てくださいよ、足場がどうなるんですか。足場は、きれいに取れてしまえば、それはそれでいいですけども、ということは、足場というものは防音、あるいは防湿の、その足場というものは校舎がきれいなるまで置いとけられるんですか。そのような工法、やっぱりそれは言葉では言えますけれども、実際、そんなことで最終的、機械が潰すのにかんで細かくして、それでコンクリートの四角い15センチぐらいのソフトボールぐらいにするのにですよ、そんなことがあって、できないとは思いませんけども、大変きついことだと思います。 まあまあそれは工法として、それは私の心配しとることでありますので、それはそれでよろしいとしまして、最後に一つお願いしておきたいと思っておることがあります。 今度、子供たちが園舎に来ます。そして工事車両が、こちらにもおります。この工事車両というものは地域の人たちが普通通ったり、子供たちが園舎に帰ったりしますのに、どういう形でどこにおってもらって、何時から何時まで、そのような仕事をしてもらって、地域の人の優先にしていただくという生活をどのように考えておられるか、一つ教えていただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) 先ほどのアスベスト関係についてでございますが、これについては、コンクリートの壁面に塗装といいますか、張りついている部分を剥がすということですので、その部分を取ってしまいますと、ただのコンクリートの塊ということでご理解いただきたいと思います。 それから、工事中の通行に関してでございます。これにつきましては、あくまでも新しい道路を工事の車両については使っていただくということにしておりますが、解体のときに関しましては、どうしても道路の、その今の小学校の校舎の敷地の高さまで、取り合い道路がうまいことくっついてないということがございますので、解体のときについては、既設の町道を使わせていただくということで、今、地元と調整ができております。 あと、新園舎が開園した後、福祉施設の工事車両との関係につきましては、当然のことながら、園児の行き来、これは保護者が送迎されると思いますが、それについては、その園舎へ行き来される方を優先的に交通整理をさせていただくということになりますし、徒歩で来られる方については、歩道を確保しておりますので、その歩道を歩いていただくという形になります。 それから地域の方の生活道路につきましては、既設の町道を使っていただくということになりますので、基本的には混同しないといいますか、そういった整理をさせていただくということでございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) それでは、今、工事車両は新しい道路といいますか、こしらえた大呂谷何とかという新しい道路ですか、その道路を工事関係が使うという形になりますと、この実施設計の図面と、その工事用の車両が入ってくるあのもんと合致しないじゃないですか。 この実施設計書というのは、今までのあのもんから入ってくるように、それはすいとるときに入ってくるだろうとは思いますけども、約半分入ってくるにしても、全体が入ってくるにしても、この実施設計書のほうには全然、その部分がないですよ。これはちょっと私は合点がいきませんが。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) お答えいたします。工事といいましても、今、私が申し上げました解体に関しましては、既設の町道を使わせていただくということで、地元のほうと調整をさせていただいております。 それから、その解体後の福祉施設の建設に当たりましては、新しい新設道路を工事車両として使っていただくことになりますので、そのときには既に認定こども園として新しい園舎のほうが開園しておりますので、そのときの交通整理については、園舎のほう、認定こども園のほうを優先させていただくということで整理をさせていただきたいということでございます。 ○議長(多田正成) 渡邉議員。 ◆12番(渡邉貫治) できましたら、作業する場所もありますので、プールとか小屋とか、いろいろある、そちら側を解体を先にしていただきまして、そこを作業場所、そして車を入れていただくという形で進めていただきまして、最後、保育所側という形になりますか、いう形で地元の人に迷惑かからないようにやっていただきたいと思います。終わります。 ○議長(多田正成) 吉田建設課長。 ◎建設課長吉田達雄) 少しちょっと補足をさせていただきます。解体の順序でございますが、今、議員からお話がございましたようにプール、管理棟、最後に校舎という順番で、いわゆる今の桑飼保育園に一番近い部分が、一番大きな建築物になりますので、その部分については、それより奥の解体をやっているときの騒音を、防音パネルとかを張ってはおりますけれども、いわゆる二重、三重の軽減策として、一番最後まで校舎は置いておこうという形を考えておりますので、その点はご理解がいただきたいと思います。 ◆12番(渡邉貫治) 終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 5番、下村議員。 ◆5番(下村隆夫) それでは若干、私の勉強不足なことなんで、分かり兼ねる点がございますので、お伺いしたいと思います。 まず、2ページ、歳入についてでございます。これの18番、繰入金でございますが、基金繰入金、特別会計繰入金ですね、入があって出がどこにあるのか、一生懸命探したんですけども、なかなか合致するところがないのは、私もよく理解しています。はっきり残る点は、一つしかないのかなと思ってますが、実は、その繰入金の中において、19ページ、18款繰入金、基金繰入金というのがございます。これは、歳入で入れたお金を、そのまま歳出で入れてるという形になるんでしょうか。その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員のほうからは、歳入の19ページ、20ページになりますけども、ここで一つには18款の繰入金の第2項特別会計繰入金、これは介護保険の特別会計からの繰入金を3,256万8,000円計上させていただいております。 こちらの歳出につきましては、69、70ページをお開きいただきたいと思いますが、第13款諸支出金の第3項基金費、こちらのほうで基金積立金を計上させていただいております。その二つ目に、地域福祉振興基金積立金を、同額の3,256万8,000円積立てを行うということで、これは町長からの提案説明にもありましたように、合併当時の介護保険特別会計の収支の不足を補うために、3町から持ち寄りました地域福祉振興基金を財源に、要は一般会計の基金から介護保険の特別会計のほうに貸付けを行っておりました。これを説明にもありましたように1,500万円、既に返還をいただいておりまして、残りの貸付金の残高を3,200万円程度になるんですけども、これを特別会計から返済をしていただくということで、特別会計から繰入れをいたしまして、再度、当時の同じように地域福祉振興基金に積立てを行うと、同額をというものでございます。 また、19、20ページの上の基金繰入金でございますけども、それぞれの基金につきましては、財源充当が、それぞれの事業で行っております。地域振興基金であれば、駅伝の廃止ですとか、登山マラソンの廃止に伴って減額をしておる分を基金繰入金を減額しておるものですし、それから一番大きなものといたしましては、一番上の減債基金繰入金4億6,792万円を計上させていただいておりますが、これは歳出で申し上げますと、先ほどと同じ69、70ページの一番上にございます公債費のところで、繰上償還金として、説明にもありましたように4億8,900万円程度を繰上償還するということで、これは臨時財政対策債の繰上償還をさせていただく財源として、減債基金からの繰入れを行ったということで、歳入も歳出も、どちらも計上がしてあるという理解をいただきたいと思っております。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) ということは、歳出で負債を資産にしたということでよろしいわけですか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 貸借対照表で申し上げると、そういった形に、考え方になろうというふうに思っております。これは、一般会計等は現金主義でしておりますので、今申し上げたように歳入に繰入金があったものを、歳出では積立金にしたりですとか、それから償還財源にしたりだとかということで、先ほど議員がおっしゃった貸借対照表の考え方でいうと負債を資本に変えていくようなことと相殺をしておるという考え方になろうかというふうに思っております。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) できるだけ、資本を増やしていかなければ、この町の場合はまずいという状況下にあると私は思っておりますので、そういった行為も必要かなと思っております。ただ、その中において歳入で町債、5ページですか、7,700万円で、歳出で14ページ、歳出の歳出合計で特定財源地方債で一番下が7,730万円、ということは町債が増えたという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 議員がおっしゃるとおりで、町債が増えた形になります。詳しく申し上げますと、19、20ページをお開きいただきたいと思います。ここで21款の町債ということで、児童福祉債でこども園の施設整備事業債を7,920万円と、下の住宅債で町営住宅整備事業債を190万円の減額ということをしております。 これらにつきましては、先ほど来、渡邉議員のご質問にもありました、旧桑飼小学校の解体経費、これ8,800万円を歳出のほうで計上させていただいておりますけども、こちらの解体経費に、このこども園施設整備事業債7,920万円を起債を起こして財源として手当てをするということで、結果、議員が言っておられますように、町債は増額になっておるというものでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 補正ですので、やむを得ないのかなと思うこともありますが、先般来、町債が18%に近くなってきているというにもかかわらず、このように増えてしまうということは、確かに町民のサービスもさることながら、町の経営がきちっとできていないということは問題があると思いますので、その辺に対して町長は、先般でも数年後には25%になるというお話でありましたが、町の町民に対するサービスと財政の健全化と、どのような考え方で向き合うつもりか、最後にお伺いしたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをいたします。与謝野町第2次総合計画におきましても、私どもの財政基盤というものを安定化させるために、効率的、効果的な行財政運営を行うべしといった旨の方針を掲げているという状況でございます。その方針に基づき、私どもといたしましては、毎年度の予算編成作業を行ってございます。 この予算編成作業におきましては、歳入歳出のバランスというものを考慮いたしながら、財政計画、あるいは見通しというものを持ちながら事業の立案、そして、予算執行を行っていくというものになってございます。そのような骨格というものを維持しながら、行財政運営の健全化に向けた取組を進めていきたいと考えております。 具体的に申し上げますと、この間、本議会におきましても、度々申し上げてきましたけれども、公共施設の統廃合の問題、また公共施設の料金改定、あるいは事務事業の見直し、こうしたことを総合的に取り組むことによって、将来にわたっての健全性を保っていくというように考えていただいたらよいのではないかと考えております。 先ほど議員からは、25%という数字が申し上げられましたけれども、この25%という数字につきましては、恐らく実質公債費比率のことをおっしゃっておられるのではないかと考えております。この実質公債費比率の抑制ということにつきましては、この議会におきましてもご提案をさせていただいておりますように、起債の繰上償還、さらには来年度の予算編成における起債発行に関するルールということで、12億円を上限として設定をしているということでございます。 このように、財政健全化に向けましては、全体的な取組が必要であるということに合わせて、実質公債費比率の抑制という観点につきましては、先日来申し上げた対策を講じていきたいと、そのように考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) それでは、令和3年の予算編成に当たりましては、くれぐれもそういうようなことを留意して、また国からのコロナ対策費用、有効に使っての財政の運用の仕方、そういったものを考えていただきたいと思います。また、その中においては、やはりどうしても公共事業を削るというあしき習慣が日本には今ございます。 ただ、なぜこれ、あしき習慣かといいますと、町の場合はお金がないんで、あまり言えませんけれども、国がそういった建設国債を多めに発行していただければ、当町においても、そういったものが使えるのではないかということで、改めてお願いしたいと思いますので、町長は、その辺も踏まえて、行政のトップとして、府・国に対して、いろいろな意見を出していただきまして、私どもの町が、ある程度は活性化できるという、他人の懐ではないんですが、地方の行政というのは、そのような形で成り立っておりますので、その辺も踏まえてご検討いただきたいと思います。 ○議長(多田正成) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員から頂きましたご質問にお答えをさせていただきたいと思います。議員からのご質問の内容におきまして、国の予算編成の動向に関わるものがございました。この点につきまして、私のほうからご説明をさせていただきたいと思ってございます。 現在、国におかれましては、令和3年度の当初予算編成、並びに第3次の補正予算編成を行っておられるという状況でございます。この、特に第3次の補正予算編成における議論の中身でございますけれども、私ども町村会の議論というものを十分に考慮いただいた予算編成になりつつあると認識をしております。 具体的に申し上げますと、新型コロナウイルス感染症に係る臨時交付金でありますけれども、1兆5,000億円を積み上げていただいてございます。この1兆5,000億円という数字を踏まえて考えますと、我々ども与謝野町に対する交付金というものは約3億円程度拠出されるものではないかと考えております。私といたしましては、この国からの交付金というものを十分に活用をさせていただくことができればと考えてございます。 また、議員からは建設に関する公共事業のご発言がございました。これにつきましても、今年度末で終了いたします国土強靱化の計画につきましても、5年間の延長が閣議決定をされたということでもありました。この額でありますけれども、5年間にわたって15兆円ということであります。 現在の計画は3年間において7兆円ということでありますので、そのことを考えますと約1.3倍の予算の積み上げを行っていただいたということであります。このように、国の強靱化計画につきましても、延伸される見通しが立ったということが、この地域における社会基盤というものを、より推進、確立することができるという可能性が見えてきたということでもあろうかと思います。 このように国の補正予算、並びに当初予算編成の動向というものを十分に踏まえながら、我々といたしましても、補正予算編成並びに当初予算編成を行いながら、切れ目のない予算執行を行うことによって、住民の皆様方の生活、そして暮らし、命、これらを支えていきたいと、このように考えているところでございます。 ○議長(多田正成) 下村議員。 ◆5番(下村隆夫) 終わります。 ○議長(多田正成) ほかに質疑はありませんか。 1回目の方ありませんか。5名ほど、まだ誰もないんですが、よろしいですか。 2回目に入らせていただきます。2回目、ほかに質疑はありませんか。 2番、永島議員。 ◆2番(永島洋視) それでは、昨日に続きまして、認定こども園の補正予算桑飼小学校の解体工事について、質問をさせていただきたいと思います。まず最初に、昨日の続きに入るまでに、渡邉議員さんの質疑の中で、疑問に感じましたことがありますので、その点を2点、質問をしたいというふうに思います。 まず最初に、桑飼小学校の解体の工事の車両は、現在の桑飼小学校に入る通路を使うということでいいですね。そういうふうに聞いたと思います。 だとすると、桑飼保育園に送り迎えをしてる車は与謝方面の桑飼小学校の進入路から入って、桑飼小学校の玄関口に止めて、そして、子供さんを送り迎えをして、そして野田川方面に行くルートで出ていくと、道が狭いんで、そういう一方通行で送迎するというふうに、私はなっとるというふうに思うんですが、この送迎に支障が出ないんですか。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) 議員がご指摘のとおり、現在の桑飼小学校の進入路ですね、温江方面のほうから入る道のほうを、工事車両の通行路として活用する予定としております。 議員がおっしゃいます保育園の迎え、送迎の時間帯につきましては、なるべくその送迎に支障のないという形で工事車両のほうは規制をさせていただけたらというふうに思っております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) もう1点ですね。工事費が、全体工事費が2億2,000万円という話がありました。それで、私もそこまで確認してなかったんですが、アスベストの除去をする費用が2,000万円、そのうち、だという説明でした。ということは、実質の解体費は2億円ということになるわけですね。 公共施設の統廃合の計画、これで見てましたら、桑飼小学校の解体費は、確か9,500万円程度だったというふうに思うんですね。これは倍になっておると、この原因は何ですか。 ○議長(多田正成) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員のほうからは、公共施設の総合管理計画の実施計画の中で試算をしております解体経費と、今回、提案をさせていただいております前払金ということで、その一部なんですけども、その総額が2億2,000万円程度ということで、倍以上開きがあるというお話です。 総合管理計画を策定しますときには、実施設計ですとか、全くしておりませんので、これは総務省が出しております基準に基づいて、コンクリート構造物であったら、平米当たりの単価が幾らだというような試算に基づいてだけのことでしか、設計、金額をはじき出しておりませんので、今回は実施設計等を行っていただいた上で、実際、どのぐらいの経費がかかるということで、それは、この桑飼小学校に限らず、今後も試算しておりますものと、実際に取り壊したりする部分については、開きが出てくるもんだというふうに認識しております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 私が言いたかったのは、管理計画のほうではコンクリートの解体費、構造物の解体費は、平米当たり4万円で積算しとるんですね。これが4万円ではかったに解体はできないということだと、私は思うんですね。ということは、管理計画の中にあるほかの施設についても今、管理計画に上がっておる金額では全く解体はできないんではないかというふうに思います。 これは、この補正予算とは直接関わりがありませんので、答弁は求めませんが、そういうことだということをはっきりしておきたいというふうに思います。 それで、私は、この桑飼小学校の解体工事につきまして、桑飼保育園の保護者に、説明をして、同意を求めてから工事をやるべきだというふうに申しておりますし、そのことについて確認をしたいというふうに思うんですが、まして騒音、振動が懸念をされる、そして、アスベストが含まれた解体工事であるということを踏まえれば、入札を済ませて、工事に入る前ではなくて、入札前に桑飼保育園の保護者に説明をして、同意をしていただく、それから入札をするべきだというふうに思いますが、その点をどういうふうに考えておるのか、その確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えいたします。予算を認めていただいたら、なるべく早く説明のほうには向かいたいというふうに考えておりますけども、まず、設計のほうが完了した時点で、工法等も確定してからという形で、できるだけ早い時期に説明をしたいというふうに考えております。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) 質問に答えてませんね。私は、入札前に説明をして、同意を得てから入札をすべきではないですかという質問をしたんですよ。それに対する答えをきちっと答弁してください。 ○議長(多田正成) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長柴田勝久) お答えいたします。不十分な回答で申し訳ありません。 設計のほうが完了いたしましたら、入札前に説明をしたいと思います。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) もう1点はですね、工事が始まりました。この工事は桑飼小学校の解体の工事と、それからグラウンドでは、新しい認定こども園の園舎の工事と建築工事と、両方の工事が並行してやられるわけですね。これは非常に問題が生じてくる可能性があるというふうに思います。 今の時点で何が起きるか、私には想像ができませんが、そういうことが起きた場合、どうするのかという問題であります。それで、そういった問題が生じた場合、あるいは桑飼保育園の保護者から、そういったクレームが出てきたような場合、その場合は、工事を中断をして、対策を協議をしていただく、この点についても確認をしておきたいというふうに思いますが、答弁を求めたいと思います。 ○議長(多田正成) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長浪江昭人) どのような事態が発生するか、議員も想像できないということでございますが、最悪の事態というのは、常に想定をしながら、事業というものは進めていかなければならないというふうに思っております。 今、議員がご発言のように保護者、また、地域住民から工事を止めなければならないような事態、またクレームがつきました場合については、当然、そのように対応をさせていただくのが筋だろうというふうに思います。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) ちょっとマスクをしておられたんで聞き取りにくかったんですが、要するに、そういうような場合があった場合は、工事中断して対応を協議していただくという理解でよろしいですか。 ○議長(多田正成) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長浪江昭人) すみません、マスクをつけっぱなしでして。どのような事業であっても、そういったときには、そういう対応を取るということが住民にご理解をいただくということだと思いますので、それは、そういったことが起きないように、まず対応することが一つ。 それから、起きたときに速やかに、そういった対応をすることが一つだというふうに考えておりますので、そのように受け止めていただいたら結構かと思います。 ○議長(多田正成) 永島議員。 ◆2番(永島洋視) はい、分かりました。 最後に、一言だけ申し上げたいというふうに思いますが、幾らピカピカの園舎ができても、子供の安全が後回しにされているような工事であれば、これは子育て世代の期待を裏切るものでしかないというふうに思いますので、子供の安全を第一に考えていただくということをお願いをいたしまして、質問を終わりたいと思います。 ○議長(多田正成) 今日も午前中のみとなっておりますので、お諮りします。 本日はこの程度にとどめ、延会としたいと思いますが、異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(多田正成) 異議なしと認めます。 本日は、これにて延会することに決定しました。 この続きは、明日12月17日午前9時30分から開議しますのでご参集ください。 大変お疲れさまでした。     (延会 午前11時36分)...