与謝野町議会 > 2020-03-18 >
03月18日-06号

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  1. 与謝野町議会 2020-03-18
    03月18日-06号


    取得元: 与謝野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 2年  3月 定例会(第93回)          第93回令和2年3月与謝野町議会定例会会議録(第6号)招集年月日 令和2年3月18日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後4時15分 延会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  河邉新太郎      9番  宮崎有平       2番  山崎良磨      10番  高岡伸明       3番  杉上忠義      11番  永島洋視       4番  山崎政史      12番  安達種雄       5番  今井浩介      13番  多田正成       6番  下村隆夫      15番  和田裕之       7番  渡邉貫治(途中退席)16番  家城 功       8番  浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      相馬直子      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田勝久      防災安全課長    藤垣浩二    社会教育課長    植田弘志      CATVセンター長 前田昌一    福祉課長      田辺茂雄      税務課長      平野公規    子育て応援課長   浪江昭人      住民環境課長    茂籠 誠    保健課長      水口淳子      会計室長      小池信助    商工振興課長    小室光秀      建設課長      吉田達雄    観光交流課長    谷口義明      農林課長      井上雅之    上下水道課長    山添雅男5.議事日程  日程第1 議案第21号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第7号)                                   (質疑)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(家城功) おはようございます。本日も一日、よろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員数は15人全員であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 最初に昨日から審議しております一般会計補正予算(第7号)の追加説明をさせていただきたいという申し出がございましたので、これを許可します。 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 皆さん、おはようございます。 本日、お手元にお配りしました資料をごらんください。 昨日からクアハウス岩滝整備事業補正予算の関係で、資料不足と説明不足ということで、今回、きょう改めまして資料をお配りをさせていただいております。 まず、初めに4,000万円の工事費の関係からご説明をさせていただきたいと思います。お配りしております、表の一番上でございます。これにつきましては、繰越明許費予算一派財源不足の説明資料ということで、ご案内をさせていただいております。当初、繰越明許費予算につきましては、クアハウス整備事業予算4億6,220万6,000円で繰り越しをさせていただいております。そのうち財源内訳としまして、国庫支出金が1億6,803万1,000円、地方債が2億6,750万円、その他基金繰入が2,600万円で、一般財源が67万5,000円ということで、平成30年度の予算で確定をして令和元年度に繰り越しをしているものでございます。 事業を進めまして、事業を完了する中で最終の事業費見込みが出てきましたので、今、事業費見込みとしまして4億5,967万5,000円、そのうち国庫支出金が1億4,672万1,000円、地方債が2億4,660万円で、その他基金で2,600万円を繰り越しをしております。国庫支出金と地方債の金額が交付金対象事業費が下がって対象外事業費にふえたことになりますので、そこの歳入欠陥を補うために一般財源から財源充当をしなければならないということになります。平成30年度の繰越予算につきましては、補正ができないということとなっておりますので、令和元年度の予算において、その一般財源分を補填をして、予算を計上してこんなんということでございます。 平成30年度の繰越予算一般財源分が67万5,000円を繰り越しておりますので、一般財源の不足額が4,035万4,000円を見込んでおりますので、その差し引きの財源不足が生じる額が3,967万9,000円ということになりますので、の財源不足が起きるおそれがありますので、平成30年度の繰越予算については、そこで財源変更の補正をすることができませんので、今回の第7号補正の工事請負費において4,000万円を計上したものというものでございます。この4,000万円につきましては、事業を積んで行うものではなくて、一般財源の不足分を補うために補正をさせていただくというものでございますので、現状のクアハウスの最終の見込み額を4億5,967万5,000円ということで見込んで事業費を上げさせていただいております。 最終的に、クアハウス岩滝整備事業の実績額が、まだ、ちょっと見えてこないので、予算額の計上の総額を試算しますと5億65万6,000円の見込みを予算額で見込んで計上をしているというところでございます。 まず、1点目が工事請負費で4,000万円を計上している分でございます。 1枚めくっていただきまして、裏面でございます。裏面のところにつきましては、需用費の修繕料520万円の内容でございます。修繕料の館内のサイン、屋外看板ということで400万円をしております。もう1点、便器のパッキン水漏れと、その他修繕ということで120万円を予算要求をさせていただいております。館内サインにつきましては、現在のサインが老朽化が激しく、さびがきていたり、文字が見えなくなっていたり、館内の機能といいますか、配置がえ等の変更もありますので、必要最低限のサインの修繕はお願いしたいということで、予算を計上させていただいております。 また、便器の水漏れにつきましては、2月の水道開栓をすると水漏れの発覚ということで、そこを直したいということで、計上させていただいております。この修繕関係につきましては、繰越予算の中で、工事の中でということで、含んでできないかということも考えておったんですけれども、3月いっぱいで工事が完了できないという可能性がありますので、今回、補正予算で計上をさせていただいているものでございます。 次に、備品購入費です。備品購入費につきましては、スタジオ等の鏡とプール用品、券売機、2階の休憩エリアチャイルドエリアの備品と、その他ということで挙げさせていただいております。スタジオ等の鏡につきましては、3階のスタジオと多目的室、トレーニングルームの3カ所に鏡を設置したいというものでございます。今、鏡を設置しない状態の部屋となっておりますけれども、今後、事業を予定しています各種事業展開をするためにも鏡は、どうしても必要ということでお願いをしているものでございます。 次に、プール用品でございます。プール用品につきましては、こまごましたものもあるんですけれども、大きなところとしましては温水プールですので、夜の閉館をしているときに温度の低下を防ぐシートをプールの上に敷くと、翌朝、また追い炊きというか、しなくても済むので、経費の節減が図れるということがございますので、カバーシートを新規に購入したいと思っております。そのほか、劣化しているコースのロープ等の更新とか、そこでスポーツとか水泳の授業等、行いますので、その関係で整備をしていくと、これまであったものが25年間、劣化しておりますので、この機会に更新をしていくというものでございます。 次に、券売機でございます。2台、町の備品として設置をしておりましたが、これも経年劣化というか、故障、ふぐあいが生じたため、同等品に更新をしていきたいというふうに考えております。この券売機につきましては、昨日、資料のカタログというか、を請求がありましたので、裏面につけさせていただいております。 次に、2階の休憩エリアチャイルドエリアの備品につきましては、高齢者の方、子供さんが休憩しやすい畳状というか、小上がりのコーナーと、チャイルドエリアを設置したいということで、ここは2階、お風呂に入るところの広い旧トレーニングルームがあったところと反対側の卓球台が置いてあったというところなんですけれども、そこを、このように休憩エリアにかえていきたいというふうに考えております。 その他としましてはカフェテリア、1階の喫茶カフェのところに独立型の看板を立てたり、外の道路から、あるということがわかるような看板を独立型で、移動型というか、なんですけれども、それを設置してお客様を誘導していきたいというものと、ルームエアコン1台なんですけれども、リネン室兼従業員更衣室と、これまでから、そういう形で使ってこられているんですけれども、非常に従業員さんの福利厚生というところで、ここはちょっとエアコンを1台設置をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。 次に、カタログのほうなんですけれども、券売機でございます。これにつきましては、町が持っていました同等品ということで、現金、機能的にはいろんな機能がついている券売機なんですけれども、この裏面の機種名の中で現金対応のKC-BX30NNというタイプを予算計上を2台ということで設定をさせていただいているところでございます。 以上で、私のほうからの補足の説明をさせていただきました。終わらせていただきます。どうもすみませんでした。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午前09時43分)     (再開 午前09時44分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 追加の説明があるとのことですのでお受けします。 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) すみませんでした。備品の関係につきましては、当初からわかっていたというかどうかというところで、スタジオ鏡プール用品、それから、休憩エリアにつきましては、当初からわかっていた部分でございます。 それと券売機につきましては、ちょっと漏らしていたと、交付金事業の中で入れていくというところを漏らしていたということでございます。故障とかふぐあいにつきましては、把握はしておったんですけれども、交付金事業の中で全体の枠を抑制するというところで、外していく中で忘れているというものでございます。 それと、その他のカフェテリアの案内板につきましては、道路からお客さんを誘導していくということになりますと、これがないと、やはりお客様も入れていきたいということで、導入をしたいということです。 それから、エアコンの1台のリネン室につきましては、今後、従業員さんの更衣室がないということですので、ここで更衣室をされる、リネン室兼更衣室ということで活用されるということですので、ここにルームエアコン1台を設置したいというものでございます。 今回、当初からわかっていた部分につきまして、ここの今回、この補正に上げさせていただいたということにつきましては、もともとの交付金事業の関係がございまして、先ほど、財源、繰越明許の予算の話の中で総事業費はかわらないんですけれども、交付金対象事業費が減額してきたということになります。交付金対象事業費が減額したことによりまして、備品で購入を予定しておりました効果促進事業というところの事業費も対象外がルール的に、総事業費の25%までは天で購入できますよというルールがありまして、そこのルールによりまして、備品の購入の総額を抑えてきたということでございます。 また、その関係で備品購入の予算は繰越予算の中では未執行になるんですけれども、工事のほうに使わせていただいている部分もありますが、未執行で今回、第7号補正でお世話になるというものでございます。また、工事が3月31日までタワークレーン等の発見で、工事が延びましたので、新しく工事ができた中に備品を入れるというところ、きりきりまで辛抱して待っておったんですけれども、年度内に導入をすることができないということから、交付金対象事業の補助金も外れている工事になりましたので、第7号補正で上げさせていただいたというものでございます。 今回、第7号補正で予算を要求させていただきましたけれども、全額、令和2年度に繰り越しをさせていただいて、その分でオープンまでに導入を図っていきたいというふうに考えています。ただ、今回、新型コロナウイルスの関係で物流とか備品が滞ってきてますので、オープンまでに入る備品、入らない備品が今、予算の段階ですので、動けないので、はっきりしたことがまだ、明確にはできないんですけれども、導入を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) おはようございます。 ただいまの谷口観光交流課長の説明にちょっと補足をさせていただきますと、きのうから説明をさせていただいておりましたように、備品につきましても、平成30年度から令和元年度への繰り越しの事業で計上をさせていただいております。したがいまして、今、最後のほうで申し上げましたように、この3月末に納入をすることができないということになりますと、繰越予算の中では事故繰り越しをできないということで、新たに備品なり修繕料を計上させていただきまして、令和2年度へ繰り越しをさせていただくというのも一つございます。それとあわせまして、交付金事業から対象にならなかったということによりまして、視点をちょっと変えまして、調達する備品の中でできるものがあれば、町内の事業者等を活用させていただくことによって、産業振興基本条例に基づくような考え方の中でできるだけ町内調達を進めていきたいと、そして、年度内の完了が見込めませんので、あわせて繰り越しをさせていただくという措置をとらせていただきたいというものでございますので、ご理解いただきますように、よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) ここで暫時休憩とします。     (休憩 午前09時51分)     (再開 午前10時09分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 日程第1 議案第21号 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 本案については、既に質疑に入っております。昨日に引き続き質疑を続行いたします。 質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、昨日に続きまして、一般会計補正予算(第7号)につきまして、質疑を行います。 今、谷口課長から説明がございました、クアハウスにつきまして、本来は、私は適正な予算化をしっかりといたしまして、しっかりと予算を執行して町民に喜ばれる事業になるのが当然だと思います。それが次年度に、また、引き継ぐということも重要だというふうに思います。今回のクアハウスにつきましては、地方創生交付金を使った事業であるはずが、今回、こういう説明に、副町長の説明では、地方交付金から外れたため、財源が必要になるという補正になったところでございます。 また、大変、岩滝町民の皆さんが大切にされました天の橋立岩滝温泉活用基金繰入金5,850万円なるものが必要になったというのが大きな問題になったというふうに思うわけでございます。ここをしっかりと副町長、町民の皆さんにわかりやすくしておかないと、この事業は地方創生交付金で、この事業がスタートしたということから、大きく方向転換するわけですから、この予算が方向転換する場合は、しっかりと答弁いただきまして、わかりやすく、テレビを見ている皆さん、町民の皆さんがわかるように説明を求めておきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) お答えいたします。基本的に今回の事業の関係で申し上げておきたいのは、議員は、地方創生推進拠点整備施設交付金がなくなったという表現をされましたけども、なくなったわけではなくて、当初、計画をしていた額より、交付金対象になる事業費が変わってきたことによって、一部一般財源のほうに振りかえを余儀なくされたということでございます。 当初計画をいたしておりました国の地方創生の交付金というのは、当初計画どおり2分の1とまではいきませんけども、国のほうからいただけると。それに合わせて有利な補正予算債も発行を許可いただけるということになります。 繰り返しになりますけども、一部事業費を単独費のほうに回したことによって、その分、一般財源が必要になるということなんですけども、その分につきましては、議員がおっしゃいましたように、これまでから、旧町のときからクアハウス岩滝の今後の改修等のために基金が必要になるという当時のいい判断をいただいた結果、そういった基金が残っておりましたので、今回の、この整備に当たって改めて、この基金を、その財源に充てさせていただきたいというふうに思っております。 基金の残高も続くわけではございませんので、やはり目減りをいたしてきております。とはいえ、今後、きのうも申し上げましたけども、クアハウス岩滝、今後、計画的な修繕というのも必要になってこようかと思っております。その際には、事業によっては国や府の交付金をいただく手だて、あるいは地方債を発行できるような手だても十分考慮しながら町の単独事業として、それは整備をしていかなければならないというケースも出てくるのではないかというふうに思っております。 繰り返しになりますけども、基金の活用につきましては、これまで積み立てをいただいたことが今、非常に役に立っているというふうに我々は感謝をいたしている次第でございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 地方創生交付金が外れたわけでございますから、それが返ってくる可能性があるか、地方債というのは、もう町民に対する借金でございますから、地方債いうて、聞こえはいいんですけども、もう借金と言われたほうがいいと思うんです。この辺をしっかりと認識していただきたいと思います。 そもそも私、副町長は、ようご存じですけども、3月の補正予算というのは、微調整をして、次年度の予算に、議会は全力を挙げて質疑をするんですけども、今回みたいな多額の補正予算を組まれると、私たち議員も戸惑いますし、町民も、この予算が仮に通ったとして、この多額の金額をしっかりと執行できるかと、非常に疑問に思っておられると思うんですけども、この点、二つの点、お願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 議員の質問にお答えをいたしたいというふうに思います。繰り返しになりますけども、国の地方創生の交付金につきましては、なくなったということではなくて、額が若干減ってきたということでご理解をいただきたいというふうに思います。 行政が、いろんな事業をしていく中では、やはり国の補助金なり交付金、その後ろには、どうしても一時的な資金が賄えませんので、やはり地方債という発行をせざるを得ないということになりますので、それはご理解がいただきたいというふうに思いますし、もう1点、3月に、この額の、多額の補正をして執行できるのかというご不安なんですけども、先ほどから説明しておりますように、工事請負費の4,000万円というのは実際に工事をするのではなくて、繰り越しの予算の財源の組みかえによって繰越予算は補正ができませんので、現年度の、今年度、元年度で措置をさせていただきますので、そこは具体的には工事が動くということではないんですけども、残りの、この修繕とか、それから備品購入につきましては、この補正予算がお認めをいただきましたら、当然、繰越明許のほうも同時に補正をさせていただいておりますので、年度内には、ちょっと完成が難しいという部分もございますので、繰り越しをさせていただいて、でき得るものは、この4月の下旬のオープンまでに整うものは整えさせていただきたいと思ってますし、当然、中には整わないものもあるというふうに思いますけども、そこは繰越予算の中でしっかりと執行をさせていただきたいというふうに思っております。 おっしゃいましたように3月というのは、大体、その年度の締めくくりの予算措置ということになるんですけども、近年では非常に国も含めて、いろんな経済対策が打たれてまいります。今回のクアハウスも平成30年度の、この時期の経済対策で急遽上がってきた事業ということで、どうしても3月に予算を計上して、それを全額繰り越すとかというふうなスタイルになっておりまして、非常にわかりにくいんですけども、その辺はひとつご理解がいただきたい。できるだけわかりやすく説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 繰り返しになりますけど、やはり当初予算でしっかりとした適正な、しっかりとした計画を立てて予算化をしていただいて、3月の補正が、こういう事態にならないように繰り返しお願いしておきたいと思います。 続きまして、19ページのプレミアム商品券事業補助金でございます。小室商工振興課長にお尋ねいたします。これはご存じのように消費税増税に対する対策でありました。しかしながら、本町におきましても非常にわかりにくい商品券になりました。商業活性化事業というよりも、福祉対策といいますか、高齢者とか子供たち、あるいは弱者に対する、福祉に関する商品券でもあったわけでございまして、当初予算のときに商工振興課と福祉関連、あるいは住民環境課子育て応援課が、よく連携して本町は、このプレミアム商品券を取り組むというふうにあったわけでございます。 しかしながら、商工会が全部やったとはいいませんけども、大きく事業にかかわった。あるいは、私たち議会懇談会で岩滝会場でございましたけども、郵便局に勤務されている方が、この商品券は非常にわかりにくいと、なぜ郵便局が、この事業にかかわったのかはわからないというご意見もいただきました。この点を踏まえまして、課長の答弁をいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長
    商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。今回プレミアム付商品券事業につきまして、減額補正予算、また、現在、その換金事務を行っているということで一部繰り越しをお世話になるということになっております。 先ほど議員のほうが、ご指摘をいただいております、本事業につきましては、ご承知のとおり国の補正予算、また、令和元年度の当初予算での計上ということで、本町におきましても、その国の施策に倣って事業展開をしてきたというところでございます。 先ほど、ご指摘をいただいております、庁内では商工振興課、福祉課、税務課、住民環境課、また、子育て応援課のほうで、それぞれのセクションで情報を共有しつつ連帯をもって展開をしてきたというところでございましたが、その中で現在、まだ、精算中ということで、この事業の報告には至ってないというところでございまして、この部分につきましては、そういった検証ができましたら、速やかに議員の皆さんにもお示しをさせていただきたいと思っておるところでございますが、現在のところ、この登録の件数につきましては36.79%という、非常に、いわゆる活用率の低い実態になっておるというところでございます。 先ほど、おっしゃられましたように、この制度の背景につきましては、国の制度に倣って進めなければならないということで、いわゆる2万5,000円分のチケットを2万円で購入していただく。本町につきましては、それを4,000円の枠から購入できるという形にはとっておったものの、なかなかそれが、いわゆる住民の皆様になかなか浸透しなかったということについては、さまざまな要因があるんではないかと思っております。 先ほど、商工会、また、郵便局というふうな事業の委託先を示させていただいたというところでございますが、この部分につきましては、商工会につきましては、この商品券の、いわゆる換金事務の部分を、その後ろ側では京都北部信用金庫様のほうにもご協力を願って、現在、その作業をしておりますのと、当初、商工会につきましては、町内の商店等の、いわゆるあっせん、そういった事務もお世話になったということでございまして、改めて関係機関のほうにはお礼を申し上げたいと思っております。 先ほどの郵便局という部分につきましては、これは私どものほうは、やはり前回のプレミアム付商品券のような部分でありますと、旧町内の商工会の支所なども使った三つの機関に高齢者の方が足を運ばれるということでございましたですが、今回は、私どものほうは、極力、その町内に歩いてでも行けるような、そういった展開になるということで、例えば、郵便局の与謝の店舗だったり、また、岩滝のほうの店舗だったり、そういった形で、いわゆる数カ所に回れるようにということで、そういった動きを郵便局のほうにお世話になったというところでございました。 この郵便局との関係性につきましては、郵便局の代表であります岩滝の局長のほうからも、いわゆる、その営業のほうを町のほうにも来られたということもございまして、要は郵便局の意思で、このいわゆる券売の部分については郵便局のやりたいという営業もございましたので、その後のやりとりの中で最終的に、郵便局各所のほうにお世話になったというところでございました。 先ほどの郵便局の職員の方が云々ということについては、個人的なご意見だと思っておりますので、それを私のほうから答弁は控えさせていただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 1,515万円が減額になったわけですね。多額な金額が減額になりました。聞くところによりますと、高齢者の枠がご利用にならなかったということでございます。もう1点はですね、多く商品券を持ってきていただいたお店はうれしかったんですけども、現金化が2カ月後なんですね。これが今、大変なことになったという方もあります。 課長がこういった声をじかに町内を歩かれて、各商店とか、事業所を歩かれたんですか。 今、もう一つ、郵便局が個人的なご意見とおっしゃいましたけど、じゃあ郵便局へ行って、本当に聞かれたんですか、課長、現場で、お尋ねします。そこだけ、もう時間ありません。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。先ほど議員のほうからは2点のご指摘だと思っております。まず、町内の各商店、関係する事業の商店のほうに歩かれたのかということにつきましては、くまなくということではございません。私もその部分については、今、ご指摘いただきましたように、もう少し、そういった各事業所の方々の声をくまなくお伺いに行けばよかったなというふうな、ちょっとその部分については反省をしたところでございます。 一方、郵便局につきましても、それぞれの店舗に出向いたということではなく、幹事されておられます、その郵便局の代表の店舗、これは岩滝支店でございましたですが、そちらのほうの局長のほうとは、ちょっといろんな懇談はさせていただいたというところでございまして、その意味の中で、このプレミアム付商品券事業の制度設計については、さまざまな疑問といいますか、制度の設計に対する考え方については、いろんな意見が出ていることは理解をしております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 答弁にありましたように、もう1点だけ、国の事業を全国の市町村が最前線に立って事業を行いました。しかし、結果は多額な減額が出るような事業になっていたということで、課長、今、あまり町内を歩いてないと、おっしゃいましたね、事業所や商店。じゃあどういう報告書を京都府や国に書くつもりなんですか。しっかり書けますか。そこだけですよ。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) 当然、この事業につきましては、国のほうからの支援に基づいて行っていくということでございますので、最終的には、この事業の検証をしっかりと整理をしていきたいと思っております。 まず、その部分につきましては、いわゆる事業者の声に対する、例えばアンケートの関係だったり、また、商工会等にも委託をしておりますので、商工会のほうからの実績報告に基づく、この数字の検証等もお願いするというたてつけになっております。それをまとめ上げて、私どものほうは、一定整理をしていきたいということでございまして、まだ、これは事業実施中ということで、なかなかまだ、皆様のほうにもお伝えすることはできませんが、そういう部分の中で、我々のほうは、検証をしていく時期に差しかかっているんだろうなということでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきました、ご質問に、私のほからもお答えをさせていただきたいと存じます。今回のプレミアム付商品券の対策でございますけれども、これは消費増税に伴う国の経済対策ということで、一定のガイドラインを示していただいた上で、私どもが事業設計を行っていったというところでございます。この商品券のあり方につきましては、私ども京都府町村会の会議の中でも議論をすることがございます。本町におきましても、36.数%といった活用率ということでありますけれども、これは全国各地域においても同様の傾向が見られるというところでございます。こうした国の経済対策をより有効に地域に波及させていく。そうした工夫というものを、やはり私たちとしても連携をしながら行っていかなければならないと考えております。 そうしたことから、今回のこの事業の検証を行った上で私の立場からも京都府や国とともに、より実行力のある取り組みを練れるようにといった形での提案をさせていただかなければならないと認識をしてございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひ、町長も町村会等を通じまして国にご意見、提案のあり方をお伝え願いたいと思います。 続きまして、31ページ、ふるさと納税事業470万円の補正が組まれました。ということは、ふるさと納税の金額が上がっていったというふうに捉えたいと思います。なぜならば、特典が36万円、委託料が11万円となっております。我が町のふるさと納税も右肩上がりになってきていると捉えていいわけですね。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) ただいま議員のほうからありました31ページにございます、ふるさと納税事業470万円ということで、議員のほうからは36万円、11万円ということでしたけど、360万円、110万円ということで、それぞれふるさと納税の特典ですとか、それから委託料を計上させていただいております。 この財源でございますけども、23ページをお開きいただきたいと思います。第17款の寄附金の第2目の総務費寄附金で、ふるさと納税寄附金を2,100万円追加をさせていただいております。議員が申されますとおりでございまして、歳出のほうで返礼品等の予算を計上していただいておる分、イコールふるさと納税が当初予算で計上させていただいておったときよりも見込みが上方修正、多くの方から多くの寄附金を頂戴いたしまして、今2,100万円を追加をさせていただくということで、今年度の予算上の見込みとしては3,900万円程度が見込めるということで追加をさせていただいたものでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 時間がないんで、私のほうからちょっとお話しますけど、今、増額になっていて、ありがたいんですけど、うれしいんですけども、ここに「AERA」という週刊誌をたまたま知り合いの家で見ました。全く発想を変えまして、ふるさと納税のあり方を「AERA」を使って広告を出されました。小さい3万人の町なんですけども、小さい町でも世界で活躍する人材を育てたいと、ここの町並み保存の写真を使って、ふるさと納税を募集を始められた。電話で担当者とお話ししましたけども、どういう反響があるかわからないけども、一度やってみたいということで、町長のお許しを得て、担当者は思い切って「AERA」に広告を、町並み保存で人材を育成するふるさと納税を、ぜひ全国の皆さんにお願いしたいと、こういう広告を出されました。大きな冒険だと思うんですけども、ぜひとも町長にお尋ねしたいんです。先ほど一般質問でSL加悦鉄道の車両の話もいたしまして、町長の答弁もいただきました。ふるさと納税も考えるというような答弁をいただきました。そこでちりめん街道の町並み保存と、加悦鉄道の産業遺産に絡めて、こういった発想の転換を変えまして、こういう思い切ったふるさと納税も、ぜひとも実現をお願いしたいというふうに思います。 私も調べますと、2020年度から税額控除が3割から6割増額されております。企業にとっても大きな軽減になると思うんです。例えば、100万円寄附した場合、実質的には持ち出しが10万円になるというようなふるさと納税の仕組みに2024年度からなるというふうに書かれております。 ぜひとも町長、産業遺産、あるいは町並み保存に向かって、こういった思い切った取り組みを、ぜひともお願いしたいというふうに思います。よろしく答弁いただきたいと思います。 ちょっと英語を勉強してきました、町長よく言われます、(SDGs)サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ、これ町長、よく使われるんですけども、持続性ある社会をつくっていくという点からも、ぜひとも、このふるさと納税を発想転換してお願いしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からはふるさと納税とSDGsの理念に基づく持続可能な地域づくりという観点でご指摘をいただいたところでございます。 まず、ふるさと納税でございますけれども、これは全国の市町村にとりましても、大きな財源確保の道筋になり得るということであります。この間、私たちといたしましても、町内事業者の皆様方のご協力を得ながら、その拡大を進めてきたという状況でございます。その方法につきましては、民間のふるさと納税の応援サイトの活用でございましたり、複数のルートを確保してきたというところでございます。また、検討状況といたしましては、プロジェクトごとの寄附を行うことができるようにということで、この間、制度設計も進めきたという状況でございます。 私どもといたしましては、基本的には、このような指針にのっとりながら、その拡大に努めていくということであるんですけれども、先ほど議員からご指摘がありましたように、効果的なメディアの活用ということも一つ考えられると思いますので、引き続き私たちのほうで検討をしていきたいと思います。 また、議員からは、来年度よりふるさと納税の制度が大きく変わっていくというご指摘がございました。これは個人の寄附の関連については大きな変革はないということでありますけれども、企業からのふるさと納税をよりいただきやすい状況になるということでございます。これにつきましては、令和2年度の当初予算編成における議論の中でも、私も注目をするべき点ということで、どのように企業からのふるさと納税を得ることができるのかといった点で、議論を進めてまいりました。与謝野町におきましても、複数の関連企業の皆様方とのお付き合いというものもありますし、また、本町にゆかりのある経営者も全国各地域にいらっしゃるということでもあります。こうした現在のネットワークを、まずは生かしていくということが重要であると考えてございますので、企業版のふるさと納税を私たちとしても、しっかりと受領できるように努力を重ねていきたいと思います。 また、SDGsの関連でございますけれども、これは「第2期ひと・しごと・まち創生総合戦」の中にも明確に位置づけてございます。誰一人として取り残さない社会をつくっていくという観点で各種の取り組みを総合的に講じていくことによってSDGsが掲げる理念を与謝野町におきましても定着をさせていきたいと考えております。 ◆3番(杉上忠義) 答弁いただきまして、ありがとうございました。 ○議長(家城功) ここで10時55分まで休憩とします。     (休憩 午前10時41分)     (再開 午前10時55分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 なお、冒頭で申し上げませんでしたが、本定例会においては、コロナウイルス対策のためマスクの着用を許可しておりますので、議員の皆さん、理事者側の皆さん、着用していただいても結構ですので、あらかじめ申し上げておきます。 ほかに質疑はありませんか。 12番、安達議員。 ◆12番(安達種雄) クアハウス岩滝の件で、今までちょっと1、2点確認しておきたいことがありますので、担当課長に伺っておきます。 まず、昨年の11月の臨時議会で一定の、この中のトレーニング器具ですね、これを一応、一覧をいただきました。金額的にも、相違ないんで、これでいきますと69点の器具を購入予定されておりますが、これは当時の11月の示された、この器具の内容と変わりはないですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 器具の変わりがないというか、同じものを購入させていただいております。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 産業建設環境常任委員会でも何度も何度も申し上げてきております。いきなり、あのスペースに、これトータルしますと69点になりますね、器具が。マットが20枚ほどあるので、それを省いても50近い器具が、あそこに行くわけですが、あそこでマックス、あのトレーニングの部屋で何人ぐらい、最大で利用されるという試算のもとに、こういった計画を立てておられますか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) トレーニング機器につきましては、34台で、器具につきましては、あともろもろの細かいものを合わせて、議員さんがおっしゃられた個数になるというふうに思っております。トレーニングルームの拡張に当たりましては、古い旧トレーニングルームは114平米ございましたので改修後が239平米というふうに思ってます。 一人当たり1坪換算でいいますと、35人から72人の方が同一時期に使えるというか、来て何かしらできるというスペース的にはあるのかなというふうに思ってます。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午前10時59分)     (再開 午前11時01分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続行いたします。 安達議員。 ◆12番(安達種雄) すみません。時間とりました。 それでは、ちょっと方向を変えます。せんだっての本会議までの産建の委員会で、きょう券売機、今回、挙がっております件につきまして、以前はクアハウスの中の食堂という名称でした。それから、レストランにかわりました。この間の委員会では、カフェなんだという課長からの説明でした。しかし、この券売機を見ておりますと、これは私は入場券にかかわる券売機かなと思っておりましたら、そうじゃなくして、いわゆるレストランのメニューの券売機なんですか、その辺ちょっと。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) すみません。説明が不十分で申しわけございません。これはクアハウスの入館者に対する個人の方がお風呂に入ったり、全館利用とか、そういうお客様がクアハウスの中を使われるときに購入される券売機でございます。今回、お示しさせていただいてるのは、その券売機で議員様がご指摘をされているカフェレストラン用の券売機というものではございません。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) きょうの資料を見ておりますと、いろいろとレストランのメニューみたいな形の内容でしたので、また、レストランがカフェになり、カフェが、また、レストランになったんかなということで確認しました。 それから、以前も何度も申し上げましたが、このカフェについては、初めからドルフィンありきで話を進めてこられたのか、以前からレストランという名称、食堂という名称であれば、温泉を利用されない方も昼食、立ち寄っていただいて、少しでもお客をふやす方向でもう少し幅の広いメニューが扱える業者を入っていただいたらどうかということは、何度も申し上げておきましたが、それについて経過をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) クアハウス岩滝の、昔のでしたら、今おっしゃられた食堂、それから、レストランにされて、今回、リニューアルでお客様が来ていただきやすいように1階に下してきたということです。町の施設のクアハウス岩滝を今、指定管理者のほうに、町にかわってしていただいておりますので、まずは指定管理者さんのほうでどういう経営戦略ができるかというところを練っていただいておりますので、町のほうから、まずは指定管理者さんの考え方に基づいて運営をしていただくということで話を進めているというところでございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) そうしますと、やっぱりドルフィンの意向次第でということになります。そうすると、やはりこの間、申し上げておられたようなカフェだけになるかなという懸念を持ちます。参考のため申し上げます。今、北部医療センターの食堂部分においても、外部の業者さんが入っておられます。非常にメニューも豊富で評判もよく、病院に見舞いとか、診察とか以外の方も車をとめて昼、昼食をとりに行っておられる方があるように聞いております。やはりクアハウス岩滝も少しでも入込客をふやすとか、観光の一環も担っておられるという意識があるなら、一人でも大勢のお客さんに立ち寄っていただけるような方向で、ドルフィンのやり方を待つんじゃなくして、行政のほうから、こうされたらどうですかというような指導も、私はあってしかるべきじゃなかろうかと思いますが、その辺について、どうですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 当然、指定管理者さんのガイドラインに沿って申すべきところは申していきますので、協議の中で今、議員さんが言われたことも含めて、そういう外部のというところも考えれることもあるんですけれども、まずは指定管理者のドルフィンのほうがメニューを、喫茶カフェのメニュー、そして、経営的に、戦略的にお客様を呼び込んでくるということをされておりますので、それを運営をしていって多くのお客様に来ていただけるように、していってもらうように、今は考えております。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午前11時08分)     (再開 午前11時09分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続行します。  安達議員。 ◆12番(安達種雄) 連日、コロナウイルスが非常にマスコミをにぎわしており、非常に我々も不透明な部分で不安を抱いております。仮に、きのうのお話では、まだ、クアハウス岩滝の再始動、いわゆる再開については町長は限定できないと、それはもう当然です。全くいろんな情報を聞いておっても、今そんなことを私は町長に求めてはおりません。終息のめどが立っておりませんので、日本全体を見ても、世界中を見ても、ただ、あと1カ月余りです、4月24日まで。そうしますと、現状から見て、よほど大きな展開ができない限り、今のままの状況でありますと、クアハウスの再開が難しいなという感を持っております。どの時点で、どなたが、例えば、どなたというのが、ドルフィンさんが判断されるのか、また、町の対策本部のほうの町長が判断されるのか、この部分と、もう一つは、仮に今の休業が延長になった場合、その町民に対する告知は、当然、管理者でありますドルフィンさんが折り込みが何かを入れられるというように、私は勝手に考えておりますが、その辺についてと、それから、一問一答ですか、もう時間がないので、仮に休業が延長になった場合、休業補償はどうなりますか。その辺について伺っておきたい思います。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午前11時12分)     (再開 午前11時14分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続行します。 答弁を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまのご質問にお答えをいたします。 まず、新型コロナウイルス感染拡大の防止に関しましては、現在、対策本部にて町の全体的な方向性について、そして、フェーズごとの対応についての議論を深めているという状況でございます。 議員からは、クアハウス岩滝のリニューアル日を4月24日に設定をしているが、状況によっては、それが延期をしていくこともあり得るだろうという想定のもとでご質問をいただいているものと認識をしてございます。この現時点では、4月24日のリニューアルオープンを目指して、調整を行っているということでありますけれども、状況の変化によりましては、それを延期をしていく必要もあるだろうと考えております。 この判断につきましては、与謝野町、私のほうが適切にさせていただきながら、指定管理者であるドルフィン様にお知らせをしていくという運びになろうかと思います。 なお、休業が延びるということにはかわらないということでありますので、休業補償につきましては、引き続き町のほうが行っていく必要はあると思っています。ただし、その休業補償費につきましては、現在、国のさまざまな対策が練られているという段階でございますので、その国費から、いかに充当できるかといった議論はしていかなければならないと思っているところでございます。 ◆12番(安達種雄) 終わります。 ○議長(家城功) 議員の皆様に申し上げます。 ただいまは補正予算審議でございます。補正予算にかかわる内容での質疑をよろしくお願いいたします。 ほかに質疑はありません。 6番、下村議員。 ◆6番(下村隆夫) まず、21ページ、総務管理費補助金、空き家改修等補助金でございますが、予算が95万円、執行が5万円ということで、空き家改修等補助金なんですが、これは町がするものなのか、空き家になっている方に連絡してするものなのか、その辺の解釈は、どのようになってますでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 21ページの総務費府補助金の、先ほどの90万円の減額なんですけれども、これの対応しております支出のほうですけれども、31ページの移住・定住支援事業の中にございます。今回、京都府の移住特区の対象となる事業、移住特区で新規に移住者が来られた場合に空き家の改修等の修繕の補助金がございます。90万円が、180万円の2分の1の90万円が府のほうから補助金としていただけますので、今回、それにかかわる補助金がなかったということで、減額をさせていただいております。ただし、5万円残っている分につきましては、改修ではなしに、受け入れ側の空き家を保有されておる方の個人物を整理されるときのごみ捨て代というか、そういう部分も別メニューで京都府のほうからメニューがございますので、その部分が残っているということでございます。 そこに対応する部分につきましては、今春予定を、来春かな、契約が済んでいるんですけれども、与謝の峠地区で1件、転入者があるということでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今31ページとおっしゃってましたので、ありがとうございます。 そこで、移住・定住支援事業で、これもやはり310万円減額になっておるんですけれども、これもやはり特区しか使えないという解釈なんですか。一般的なところは使えないという解釈になるんですか。いかがでしょう。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 移住定住にかかわる住宅改修につきましては、一般の特区以外のところにも使える制度なんですけれども、府の補助金が入りませんので90万円の単費で持っているところでございます。今回、減額をさせていただいている予算につきましては、委託料の部分を大きく減額をさせていただいているんですけれども、ここにつきましては、与謝野ワーキングステイ・トライアルということで、町内の事業者さんに、手挙げ方式なんですけども、外から移住者が就労体験しながら与謝野町に数日間おられて、そこで賃金をいただきながら就労して体験をしていただくという取り組みを、事業を行っていたんですけれども、今年度は執行を中止したということでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 委託料の、今のをもう一度、お伺いしますけど、トライアルを中止したと今、お話でしたが、そもそも、そのトライアルという事業を企画したのに無理があったのではないんですか。だから中止ではないんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 無理があったというよりも、お客様が体験に来られる方が固定化してしまったので、それはちょっと一度見直したほうがいいだろうということで、今年度は行わなかったということでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 固定化も含めて、想定外だと私は思っておりますけども、やはりそれはプラン自体のつくり方が甘かったのではないかと思います。 次に、33ページ、移住促進対策補助金、これはマイナスになっています。移住定住、本当になさるつもりがあるのかどうか、また、その環境づくりはどうなのかについて、お伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 33ページの補助金が減額になっているというものにつきましては、先ほどの21ページの90万円の減額に対応した補助金で、今回、京都府の特区の地区で改修予定がなかったということで減額をさせていただいている分でございます。 ここでは、単独事業費を90万円、まだ、予算を持っておりますので、そこで改修できる見込みがありますので、90万円プラス、現計予算はまだ残っているということでございます。 すみません。説明が不十分で申しわけございません。移住定住政策につきましては、今後とも取り組んでいくということで、今年度につきましては、3世帯10名の方が空き家改修、空き家バンクを利用した転入者が今、予定でございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) これ令和元年度の補正なんですけども、今年度ということは、あと数日しかないのに3組も入ってこられるんですか、どうなんですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) すみません。言葉足らずで、実際に、もう転入されている方が2世帯ありまして、あと1世帯が今年度末に予定をされていると、3月末までに予定をされているということを聞いております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 2世帯の方は既にお見えになっているということでございます。そうしますと、その移住なさった方々は、この与謝野町に初めてお見えになったわけでございますから、その方々の環境を、やはりいかに町になじむか、あるいは、いろんな形の方法があると思いますけども、そういったところに、いわゆるケアは、どのような形でなさってますかね、その辺については、町長は、ケアについては、どういうふうに考えてますか。移住している方のケアについて。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたします。 本町にとりまして、移住定住される方が極めて重要であるということは、共通認識として持つことができるのではないかと思っております。 そのために、私たちといたしましては、空き家バンク制度を活用いただいた上で、転入者をふやしていくといった取り組みを行ってきました。また、交流人口、そして、関係人口といった人と人とのつながり合いということが一つのステップになり、移住定住につながっていくということもあると認識をしてございますので、交流人口、関係人口をいかにふやしていくのかといったことも、また、重要だと認識をしているところでございます。 そうした状況の中で、議員からは実際に移住をされたり、定住をされたりする方々のサポートというものも非常に重要ではないかといったご指摘をいただきました。私といたしましても同様に考えてございます。 そうした中で、かつて本町におきましてもよさのむすび人といった仕組みがございました。これは移住定住を希望される方、あるいは移住定住された方々に対するケアというか、そうした機能を担っていたネットワークだったんですけれども、近年、このむすび人制度自体の需要が低くなってきていったということから、その制度自体の継続を行っていないという状況でございます。 しかしながら、移住定住の重要性というのは、非常に上がっていくということでございますので、いかに、その希望者に対する、あるいは移住者、定住者に対するケアをつくれるかどうかということは、改めて私たちのほうで議論をしてまいりたいと考えます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今のお話ですと、前にはむすび人という制度があったというお話でございますけども、移住してきた方は、どういった方が、そのむすび人に該当するのかもわからないと、私は思いますよ。そういった中において、やはり不安になられていることが非常に多いと思います。私も実は東京から来たものですから、あまり地域になじんでいるかといえば、どうか、私も疑問に思うところはございますが、そういった中において、この議員として出てこれたので、そこそこの方には認知していただいていると思ってますが、普通、来た方は何もないわけですね、逆に言えば、都会から来れば、そういった方に対して、もう少し地域が密着する形で持っていかない限り、中には、いろんな方が住んでます。やはり人が皆さん、いろんな価値観を持ってますので、そういった中で、この町は、どういった町だということをきちんとしていかないと、やはり来たけど、やはり住んでみたけど、何か居心地悪いなと思われては困るわけですよ。まして予算もかけていらっしゃるわけですから、いかに、その辺を手厚く持っていくか、逆に言って、そういったものについての相談窓口みたいなものがあってもいいかとは思うんですけども、そういった意味において、町でできること、当然、災害とか、いろんなこと、あるいは防犯については災害は、当町の災害の担当課、防犯については、やはり警察とか、それぞれ持ち場があると思いますし、そういった中において、この町でできることを、もう少し明確にしていただきたいと思います。 やはり人に思いやる心、その辺について、町長どう思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをいたします。 議員がご指摘されましたように、移住定住者に対するケアというのは極めて重要なことと思ってございます。そのケアをいかに行っていくのかという観点で、行政組織ができること。そして、他団体にお願いをしていくもの、多々あると思ってございます。 そうした役割分担を明確にしながら、私たちとしても取り組みを進めさせていただきたいと存じます。 なお、移住定住に関する総合的に、私たちのほうでは観光交流課で、いろんなご相談を承るわけでありますけれども、一方、地域におきましても、自治区によりましては、そうした相談を積極的に行うことができる環境も整えておられるところもございます。こうした現状を鑑みながら、いかに協働した仕組みを構築できるかといったことだと思いますので、一つのご提案として承らせていただきながら、来年度に生かさせていただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今、町長の温かい言葉をいただきました。そうしますと、担当課としては、このように減額を出さずに、逆に言えば、補正で金額をくださいという言葉になると思いますが、担当課としては、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 必要な予算があれば増額をしていきますので、今後、町長が先ほど言われたことに対して、推進をしていきたいと思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 交通の件なんですけども、ちょっと今、ページがわからくなったので、申しわけないんですけども、地域交通の中において、生活者保護補助金というのがありましたが、これは幹線以外のどういった形の方に使われているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 議員ご質問でございますが、35ページの2款総務費の16目地域交通対策費の地方バス路線でよかったでしょうか。 地方バス路線運行維持支援事業といたしまして、生活交通路線維持費補助金915万5,000円、今回、追加をさせていただいております。これは丹後海陸交通さんのほうに支援をさせていただいております補助金でございまして、いわゆる幹線を運行をいただいております。それらに対しまして国庫補助金、国補助金、それから、沿線市町の補助金、これらで、その運行経費を支援をさせていただいております。 今回、追加をお願い申し上げましたのは、国庫の減少、国庫支出金が減少すると、それから、運転手不足を解消するために、企業といたしまして多くの運転手確保への取り組みをされております。これらの経費が当初、計画されておったよりも非常に経費がかかってきたというような中で、各市町のほうで、それらに対して、補助金を交付させていただくというものが主な内容でございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、その下の町営バスひまわりですね。これは昨年度の10月から週3便が2便になったので減ったんでしょうか、減額になってますが。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) その下の町営バス運行事業332万5,000円を減額をさせていただいております。これは今、議員のほうから紹介がありましたように、昨年の10月から二つの路線、それぞれ週三日、運行をさせていただいておりましたけれども、それを週二日間ずつにさせていただいております。当然、この収益も減収にはなっておるんですけども、その幅よりも、これは毎年計上させていただいておりますけども、フィーダー系統の国庫の補助金が収入として直接、委託業者であります丹海さんのほうに収入がなされたということで、その分、約312万円が国庫支出金として町を介さずに、直接丹海さんのほうに補助金の交付をされましたので、それを収入されたことによりまして、町の委託料を減額させていただくというものでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 関連なんですけども、これ令和2年度の、また予算で変わってくるかとは思うんですけども、今度、一般会計になりますよね、バスのほうの補助金というのが、たしか。譲与税か、そういった形で、正確な名前、ちょっと忘れたんですけど、それが変わると思うんで、一般のほうに変わると思いますので、それでまた、変わるかなと思います。 37ページの京都地方税機構負担金というのは、これは過去の負担金が少なかったのでふえるということで、単に負担増ということで、理解でよろしいですか。 ○議長(家城功) 平野税務課長。 ◎税務課長(平野公規) 京都地方税機構の負担金の関係なんですが、昨年の10月に税機構のほうから連絡がございまして、報告の数値に誤りがあるんじゃないかというふうなご指摘を受けまして、それを点検をさせていただきました結果、平成25年度から令和元年度までの数値の報告に誤りがありましたので、再算定をしていただきまして、平成25年度から令和元年度までの負担金の精算をさせていただくということで、今回、補正をお願いしているものでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それは町税の徴収方法が間違ってたということなんでしょうか。いかがでしょう。 ○議長(家城功) 平野税務課長。 ◎税務課長(平野公規) 数値の報告に関しましては、ついては、その決算時点の滞納繰越額を報告すべきものを滞納繰越額と、それから、現年度分の未納額を計上いたさずに報告をさせていただいたというふうなものでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 以上で終わります。 ○議長(家城功) ここで少し早いですが、昼食休憩といたします。 午後1時30分に再開をいたします。     (休憩 午前11時42分)     (再開 午後1時30分)
    ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を続行いたします。 令和元年度与謝野一般会計補正予算(第7号)については、既に質疑に入っております。引き続き質疑を行います。 質疑はありませんか。 7番、渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) それでは、補正予算(第7号)について、お聞きしておきたいと思います。 45ページでございます。認定こども園施設整備事業におきまして、設計委託料387万6,000円が減額となっております。これは、どこの部分で何かをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。加悦認定こども園の新園舎設計委託業務に関するものでございます。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) もう少しお聞きしておきたいと思います。この加悦のこども園整備にかかわるスケジュール等におきまして、これは詳しく言いますと、いろいろ桑飼小学校解体設計業務とか、保育園とか、小学校とか、いろいろあるわけでございますが、再度、お願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。令和元年度の予算で申し上げますところは、加悦認定こども園新園舎の設計業務委託料でございます。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) といいますと、前回、3月13日にいただきました議会全員協議会の資料における平成31年度、令和元年度における実施設計業務委託料、こども園実施設計業務建築コンサルの、この部分でございますか。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 申しわけありません。このスケジュール表で挙げております、平成31年、令和元年度の6月から以降の実施設計業務についての予算でございますが、今回の補正予算の中で実施設計が途中ちょっと変更が生じたもので、3月末で終了する予定であったんですが、事情によりまして、繰越明許をさせていただくということになっておりますので、この期間が若干令和2年度に伸びておるというのは、そういう事情だということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) この令和元年度、実施設計におかれましては、約12カ月という長い期間においての設計となっております。この部分につきましては、私は6カ月、あるいは4カ月でもできると思っておるわけでございますが、延びて、これだけのものがあって、また、できないということは、どういうことなのか、改めて詳しくお聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。議員おっしゃるように、3月末で業務を終了するという予定で、これまで進めてまいりました。この1月にほぼ実施設計が煮詰まりまして、建築確認申請を京都府に上げるという時点まで来ておりました。本来ですと、建築確認申請を京都府に上げまして、そこで許可が得ましたら、それで設計は完了という運びになる予定だったんですが、この1月の終わりに保育士等の現場から修正をお願いしたいという要望が出てまいりました。 一つは、回転釜、総菜なんかを煮炊きする大きな釜なんですが、その釜が、これまでかえでこども園で使っておりますものを、同じように加悦のこども園でも採用しようということで、現場と打ち合わせて、それに決めてきたんですが、1月の終わりになりまして、その釜が下部に、掃除をしやすいように蓋といいますか、開閉ができる、そういう仕組みになっておるものなんですけども、そこが熱処理をすると、そこだけが過熱する熱量が上がるということで、材料が焦げやすい、そういう機種だということがわかりまして、その穴のあいていないものにかえてほしいという要望が一つ上がってきました。 それから、もう一つは、給湯器なんですが、もともとガス給湯器を入れる予定にしておりましたが、このガス給湯器を使いますと、お湯が沸くまでに40分から1時間程度かかるということで、朝、調理員が出勤をしまして、このお茶を沸かす時間がかなり長時間かかるので、これでは子供にお茶を出すということが難しいということで、ガス給湯器から電気式の給湯器に交換がしてほしいという要望が出ました。このことによって、熱量計算等が変わるということで、設計変更が生じるというようなことが起きるということになりました。 我々としては、何とか今までの方式でいけないかという話もしておったんですが、やはり現場にとりましては、時間的な問題やら、それから調理の問題で、その機種にかえてほしいという要望が出ましたので、これは改めて、その部分の設計変更をして、それでもって、先ほど言いました建築確認申請を提出するのが2月に入ってからということになる可能性が出てまいりまして、建築確認申請を出しましてから、許可が出るまでが最低でも2カ月かかるということになっておりますので、この年度期間中に許可を得ることが困難という判断で、今回、繰り越しをさせていただくということでお願いをしておるということでございます。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) 現場の要請といいますか、現場からの意見というような形でいっぱい今回の全員協議会資料にも上げてもらっております。現場の要望も聞いていただいて、すばらしいことにしていただくのは、私は何も拒むものではありませんが、ここにおきまして、今度、元年度から2年度に設計が延びるという形になりますと、継続的な単年度での事業計画ができないというものに、私はなってくると思うんです。いいますのは、ここのいただきました今回の加悦認定こども園整備のスケジュール予定表におきましては2年、あるいは3年という年度で行っていくわけでございます。 そうしますと、先ほどのクアハウスじゃないですけども、お金がどこにいって、こうなって、こちらにいったという単年度決算でない以上は、私どもかったにわからなくなってきちゃうんですよ。あちらに数字をやり、こちらに数字をやり、そんなことはなかなかわからないものでございますから、しっかりと物事は、設計から工事の、あのまで、単年度でやっていただきたいと思っておりますが、それにつきまして、お聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 渡邉議員さんがおっしゃいますように、単年度主義なので、単年度で事業を完了させていくということは、当然、目標として掲げた事業をしていく必要があるということは認識をさせていただいております。 ただ、事業規模がかなり大きな事業になる場合については、やむなく繰り越しということもお願いをしなければならない。前例で言いますと、かえでこども園につきましても、単年度ではなくて、翌年度も繰り越しでお世話になっております。そのときに私が見とる範囲では、大きな混乱なく、予算の使い方についても問題なく進められたというふうに思っております。 今回、当初予算の資料として提出させてもらいました。今回は債務負担行為ということでお願いをしておりますが、これは2年間の考えられる範囲の予算措置を、この枠で取らせていただきたいということで、かなり詳細に出させてもらったつもりです。これどおりに全ていくように進めていかなければならないんですが、途中いろんな要素で変更が生じる場合というのはあり得る話でございますので、そういった場合、例えば補正を組むような場合につきましては資料等もしっかりつけさせていただいて、問題を来さないように事業を進行させていただきたいというふうに思っておりますので、そのように、ぜひご理解をいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) 先ほど言われました、この債務負担行為におきましても、この全協のときの説明におきましては、施設設備費などと京都府と協議していないと、そのように私の耳に入ったんですが、いいますのは、公債費、あるいは施設整備ですか、ような、それは京都府とも協議していないということをお聞きしたんで間違いないでしょうか。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 令和2年度の当初予算の資料としておつけをさせていただいておりますが、前回の全員協議会で企画財政課長のほうから説明があったと思いますが、債務負担行為の場合については、基本的には予算の枠取りをお認めいただくということでございまして、必ずしも財源を明らかにしていくということが不要だということは、私のほうは聞いております。実際、こういった起債でありましたり、それから今後、こういった補助金がとれないだろうかという予測のもとでしておる部分は、今回の資料については明らかにありますので、そのように企画財政課長が説明をしたというように思っております。 詳細については、企画財政課長から説明をしてもらいます。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) つきましては、大きな金額、11億5,000万円ですか、概算で、なっております。これにつきまして、全額を入れておきまして、それから、途中で補助金があったり、あるいは、もらえないものがあったり、そうしますと、全額で11億幾らぐらいありますので、そしたら、お金が余ったら、皆さん、11億円みてもらった中で、こちらで使いたい。いやこの大きな工事はきちんと、もう認めていただきましたので、足らないものは、また、こちらからここに入れてくださいとか、そういうことを、私たくさん今回の議会でお聞きしておるわけでございます。これは私につきましては、町民の皆さんにお聞きしたことを、それをきちんと説明しようと思っても、なかなか説明できないことでございます。ですので、私は単年度できちんとやっていただきたいということをお願いしておるわけでございますが、今回の桑飼の設計におきましても、いろんな部分がございます。こども園の整備事業、あるいは小学校の解体、保育園の解体、そしてまた、今度、新しい道、いろいろな形でございます。皆これが一つのものになっていくということは、大変、私はきちんとした資料でもって、皆さんに説明をお願いせないかんと思っておりますので、これをまず、一つお願いしておきたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 今回、令和2年度の予算の資料として提出をさせていただいております資料で、これがもとになって今後、予算組みをさせていただくと。ですから、実際に工事に入る前には、予算として再提案をさせていただくということになります。そのときには、必要な資料につきましてはつけさせていただきますし、それから、この枠がとれたから、これを全部使い切るんだという形で考えておるわけではございません。説明でも申し上げましたように、例えば、桑飼小学校のアスベストの調査をした結果、そういったものが含まれていないということになれば、その事業費は下がると、それを無理やり使うという予定はございませんので、その辺はご信用いただくしかないかなというふうに思います。 丁寧な説明には心がけたいというように思っておりますので、どうぞご信用いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) つきましては、同じ第7号補正の63ページでございます。道路新設改良事業というものが上がっております。これは100万円でございまして、その中にも減額等があります。この中に桑飼の分は、どれがどこにあって、どうなっているか、ちょっとそのあたりを詳細にお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。63ページの一番下でございます、道路新設改良事業の100万円でございますが、この中に桑飼の分が、どれだけ入っているかということでございます。まず、13節委託料の設計委託料といたしまして、大呂谷日吉ヶ丘線の設計委託料として200万円を減額させていただいております。これにつきましては、設計委託料の請負残というふうにお考えいただけたらと思います。 それから、その下の調査委託料、これにつきましては大呂谷線、これはバイパスから入る路線でございますが、既設の道路でございます。これも進入路に合わせまして一緒に工事をさせていただこうとしておりますが、これにつきましては、途中に建物がございまして、その補償費の算定ということで、これにつきましても請負残ということで60万円を減額させていただいております。 それから、第15節の工事請負費でございますが、こちらにつきましては、まず通学路整備ということで550万円の追加をお願いいたしております。この中には大呂谷日吉ヶ丘線、今回の新設道路の部分において圃場、一応これ交付金事業に採択されるということがわかっております。この後、専決で持って組みかえをさせていただこうと思っておりますが、この部分において、550万円のうち270万円を追加させていただきたいというふうに考えております。 それから、17節公有財産購入費の土地購入費でございますが、これにつきましても50万円追加をさせていただいておりますが、実は大呂谷線の土地購入費が予定よりも若干安価で契約をいただきましたので、50万円の追加はなっておりますが、内訳としては、大呂谷線ということで30万円を減額いたしております。 それから、22節の補補賠でございますが、補償金の240万円の減額の中に大呂谷日吉ヶ丘線の立木補償が50万円減額、それから、大呂谷線の補償に伴います補償費ということで、190万円を減額いたしております。 以上が、桑飼の部分にかかわる補正内容でございます。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) つきましては、今回の、この桑飼関係におきます道路新設改良工事、大きな認定こども園、あるいは、これから予定されております福祉施設新設工事などの部分が絡んでくるとは思っておるわけでございますが、この部分につきまして、課長にお願いしておきたいのは、今、言っていただいたのが、皆、私の頭の中に入っていると言えば、私の頭の中は、こんなに真っ白で何にも書けませんので、すみませんけど一つの地図にしていただきまして、それでここを50万円使ったとか、ここを確保したとか、ここが立木補償ですというような書面にして出していただきまして、私でもわかるように、また、皆さんにも説明できるようにお願いしたいと思いますので、これをお願いして終わりたいと思います。お願いいたします。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。実を申し上げますと、私どものほうの道路関係につきましても繰り越しをさせていただいております。 それから、令和2年度以降も道路関連の部分が今の場所において、工事を継続していくということがございますので、今、お求めの資料ということになりますと、どの時点でどういうふうな形でお出しさせていただくのがいいのかという部分もございますので、いずれはきっちり出させていただかんなんとは思いますが、その途中経過にしても、どういう形というのは、一応ちょっと相談をさせていただきたいと思いますので、いつというお約束は、ちょっと今のところご勘弁いただきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 渡邉議員。 ◆7番(渡邉貫治) また続けて、新年度予算にも、これも絡んでくると思います。今回は補正でこうしてお話させていただいとるわけでございます。 続きまして、同じように新年度予算絡んできますので、その部分にできるだけ、期限くくってもよろしいですので、私どもにわかりやすく説明していただきまして、そして、新しい桑飼の認定こども園がスムーズにいけるようにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 5番、今井議員。 ◆5番(今井浩介) それでは、補正予算につきまして質問をさせていただきたいと思います。 私もちょっと、クアハウス岩滝につきまして、ちょっと説明をいただきたいなと思っております。 今回、このクアハウス岩滝の管理運営事業の補正につきましては、本日、資料をいただきまして、全議員に説明をされたばかりであるということで、少し確認をさせていただきたいと存じますけど、よろしくお願いします。 まずは、この修繕料で520万円、工事請負費で4,000万円、備品購入で1,330万円で、補償で136万円と、合計で5,986万8,000円の補正予算となっておりますけども、この工事請負費の4,000万円につきましては、繰り越しの予算として計上していただいて、その中で国庫支出金、地方債というのが当初よりも減額になったということで、一般財源が足らないということでの4,000万円の補正とありましたけども、この国庫支出金が減った理由というので、午前中、説明いただいたのは、クアハウス本館に係ることに関しては補助が出るけども、エレベーター棟とプールに関するとこには補助が出ないということで、当初見込まれていた空調設備、空調の工事が思った以上に膨らんでしまったので、補助に当たる割合が減ったということで、国庫予算が減ったという認識で、まず確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) そのように認識いたしております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 工事費につきましては、理解をさせていただきました。 その中で、この修繕料であったりとか、備品購入費というのは新たに出てきたものなのか、もともとの当初の事業計画の中に入っていたものなのか、そこはいかがでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 修繕料の中にも、もともと予定をしていたものと、していなかったものがあります。 予定していたものにつきましては、スタジオの鏡と、それとプール用品、それと2階の休憩エリアチャイルドエリア備品を当初は予定しておりましたが、国庫対象事業費が少なくなりましたので、その分に対応して備品のほうも送っていったということになりますので、この分を今回、補正でお願いをしているというものでございます。 それから、修繕料につきましても、管内サイン等は、当初から予定をしておりましたし、それから、その修繕料の中でも便器のパッキン等も予定をしておったんですけれども、3月31日までに工期が、器具等が入ってこないという関係から、今回、修繕料のほうで新たに令和元年度の予算で工事をさせていただくということで予定をしております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 当初、計画をされていた工事の中で、空調設備というのが、先ほども言ったように、エレベーターとプールに関するところというのが補助が出ないというので工事が大きくなった。 今上がっている、この備品であったりとか、修繕料というのは、もともと当初として計画があって、これは本館にかかわるものだったら、これにも補助がつくと、私は認識をしておりまして、今回、空調が、思ったよりも工事費がふえたことによって、この備品というのが、そもそもの計画の予算の中から1回外に出てということで、今上がっている修繕料とか備品には、これは国庫がつかなくなったというふうに認識したらよろしいですか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) エアコンの工事費が膨らみまして、その関係で対象外のほうにも影響がありまして工事を進めたんですけれども、事業費自体は、そのまま膨らんだままというか、ですので、備品のほうの購入につきましても、一旦は外させていただいたというか、対象事業費の中でもルール的に補助対象事業費になる備品の部分も縮減していきますので、既に購入した部分については、対象事業費として対象になりましたんですけれども、今回上げさせていただく備品等につきましては対象外、補助金がつかないということとなります。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) もともと、当初は国庫補助がついていた備品というのを、今、外に一回外されたということで補助がつかなくなったと。そもそもの計画の中で、空調が思ったよりも工事が膨らんだので、そこの工事に充てて、今回、この予算の中ではやったということで、じゃあその工事の出た部分のお金というのを今回、補正で上げて、そもそも補助がついていた備品というのは、そのまんまにしておいたほうが、説明としてはわかりやすかったんですけど、結果的に、そのまま行かれた場合と、今回みたいに1回外してしまって、また、別で上げられたことに対して国庫補助は、結局どちらが多くもらえるほうになったのか。 言うたら、どっちが得をして、どっちが損をしたということにつながっての、今回の判断なのかというところを、ちょっと説明をいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) まずは、備品の整備をする前に、クアハウス自体の改修工事が、進めていかなければならないと、どうしても改修を進める中で補助対象事業費がエアコン等の入れることによって、全体に案分されたときに対象事業費が落ちたんですけれども、それがまず優先的に工事をしていきましたので、それに対応して備品整備のほうにつきましても、対象備品になっていく事業費につきましては、トレーニングジムとかロッカーとか、そういう備品を整備をしていっておりますので、国庫対象になる備品の事業費の中においては、漏れなくではないですけれども、不利益にならないような形で整備をさせていただいたんですけれども、今回は、そのあふれた部分の備品については、今回、第7号補正でお世話になりたいということで外出しというか、上げさせていただいたというものでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) ちょっとあまりよくわからないんですけど、結局、国庫補助が今回、減額になって補正予算が組まれているんですけども、これは本来、かかっていた備品を外に外してしまったから国庫補助が減ってしまって、一般財源からの繰り出しというふうに形で今回、計上するこになったのか、どうなのかというところを、ちょっと詳しくお伺いをしたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) ちょっと私のほうから、このきょうお配りさせていただきました財源補填の考え方に基づきまして、説明をさせていただきたいと思っております。 この推進交付金を活用しての事業ということで、大きく分けますとハード事業、先ほどの本館やら全部直していく事業と、それからソフト事業の展開ということで認められております、効果促進事業というふうに、簡単に申し上げますと、ハード事業とソフト事業というようなことがあります。 この交付金の考え方は、ハードを整備することによって、地方創生の、要は推進につながってくるというような目的でないと、この交付金事業の対象にならないと。 効果促進というのは、例えば3階にありました食堂をカフェとして1階に設置することによって、例えば、そのサイクリングで活用される方が温泉を活用しなくとも、そこで活用ができたりということで、例えば、そういういろんな汎用性を持たした活用をすることによって、地域の活性化につなげていく、そういうことが事業として認められて、ハードとソフトが一体となった事業として事業化が認められたということの中で、先ほど来、説明をさせていただいております、ハードの中で一定の交付金が対象にならないものが出てきたと、その計算に基づきまして促進事業のほうも、それに絵ずらとして同じように書いておったものが、一定削減されて、交付対象から外されてくるということで、備品なんかを調達するものについても、例えば、備品費の中でもマシンだとか、そういうのも、人を誘客するための整備に資する備品だというようなんで、絵は書いておるんですけども、そういったものが一部対象から外れてくるということで、先ほどありましたように、国庫支出金が減額になると。 それから、それに応じた起債が減額になると、それを補填させていただくのが今回の4,000万円ということになるんですけども、これについては、これを執行していくというんではなくて、未執行にして、要は一般財源がそこで浮くことになりますから、繰越事業の収支不足が出てくる分を一般財源として補っていく決算にまとめ上げていくというものです。 一方で、この備品ですとか、それから修繕ですとかいうものを上げさせていただいているものにつきましては、過去の経過は、そういうことがあるんですけども、補助対象から外れただとかいうことも当然あるんですけども、これを今の現時点に置きかえますと、補助事業が外れても、事業費は、組んであるものについては執行はできるわけなんです。要はその4,000万円がもっと足りませんよということで4,300万円になるのか、500万円になるのかわからないですけど、一般財源を、そこに投入すればいいことなんですけども、そこに輪をかけて今回、今の時点では3月中に納品ができないという理由が発生をしてきておりますので、これは別途契約で今年度予算を計上させていただいて、お認めいただいた後に、一緒に繰越明許を出させていただいておりますので、それを令和2年度に繰り越しをさせていただいて、4月の早い時期には納品をいただいて、4月24日のオープンにはこぎつけたいという思いはあるんですけども、4月10日になるのか、15日になるのかわからないですけど、ぎりぎりになっても年度はまたぎますので、繰り越し手続を一緒にさせていただくということで、別途予算計上をさせていただいたということでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) いろいろと説明をいただきまして、結果的に、そういうふうになったということですね。ちょっと詳しくは、また個別に聞かせていただきたいと思います。 その中で、当初計画をされていた修繕料と備品購入費であるというふうにお伺いを、今しましたけども、これは当初から計画があったものだったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 先ほど説明したとおり、当初計画はあったものですけれども、今回、このような形で整理をさせていただいて、補正をさせていただいたというものでございます。 すみません。先ほど説明の中で一部券売機と、それから、その他ということでカフェテリアの案内板、エアコン等の部分については、当初、一番初めのところからは、券売機はあったんですけれども、申請段階では落として、そのままもう落としていたということで、券売機と、その他は当初計画からなかったということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) この中で、券売機の2台と、その他でのカフェテリアでの案内板やエアコン1台ということが追加となったという説明でございましたけども、この券売機につきましても、設置をしていたけども故障、ふぐあいが生じていたため、今回、更新をするということですけど、初めから壊れていたということはわかっておったにもかかわらず、計画はそもそもなかったんでしょうか。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) ここの件につきましては、クアハウスの工事を行う段階で総事業費の枠を、事業費を圧縮して工事をしなければならないということで、申請段階においては、ここを外しておいたということで、当初計画からは除いていたというものでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 前回、11月の臨時のときにも、いろいろと、いろんな議員の方がおっしゃられたように、当初、見込めるものは、やはり計上してもらわないとわからないなというのが率直な意見でございますので、やっぱり急に、こういうふうに出てくるということは、ちょっと違和感を感じる。 もともと壊れているというのもわかっておりながら、買う予定もなく、そのまま進んでいって、いざというときには、やはり補正で要るというふうに出されてくるというのが、やっぱり難しいとこなのかなと思っております。 そこで、次年度、令和2年度の当初予算では組み方もかえていただきまして、そういうふうにさせていただいておりますけども、副町長、何か。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 先ほどの谷口課長の答弁の補足になると思います。 当初から計画されていたのかというところが、多分ずれとるんかなと思うんですけども、課長が言いましたように、議員もご指摘をいただきましたように、当初から原課というか、設計としては今、上がっているようなものはあったと思うんです、当初から。見込んでいた部分ではあったと思います。 それを一定、事業費を、予算を抑えたいということもあって、事業費を圧縮してほしいということがあって、そこで、それならどれを外していこうかという中で、今、上がっているようなものが外れていったんだというふうに私は理解をいたしております。 11月の臨時会の時点で、そういったものを、どうしてもやりたいということがあって、補正予算で上げさせていただいたけど、かなわなかって、今回、改めて、その部分を、繰越予算の中ではできませんので、現年度の予算、補正予算でお願いして、令和2年度の4月に入ってから、繰越予算でやらせていただきたいという整理になると思いますので、券売機の件につきましても、当初は更新ということがあったんだとは、私は思っておるんですけども、そういったことで、その間、また故障も出てきたということもあって、今回、改めて出させていただいておるんだと、私は理解してますけども、そういった議員がおっしゃったように、当初からしっかりと、こういうものということを整理して、全てを予算計上しておけば、これはまた、しっかりと皆さんにわかりやすかったんだろうなというふうには思っております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) クアハウスの件につきましては、以上とさせていただきます。 続きまして、59ページのところにおきましても、少し教えていただきたいんですけども、織物振興対策事業の中での補助金の中で、織物業生産基盤支援事業費補助金がマイナスの260万円。テキスタイル産地化事業補助金がマイナスの217万円と今回、計上されております。 そして、商工振興課の資料をいただきましたけども、織物業生産基盤支援事業というのが26件あったということです。 テキスタイル産地化事業というのが15件あったということで、それぞれが減額のところが交付決定額がマイナスになったということで、当初の予算額としては、そのまま推移をしているというところで、申請がされた、その設備投資であったりとか、何かものの購入や修繕というところでの金額が、今回の、この交付決定額のマイナスになったというふうに理解をさせていただいたらよろしかったでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。議員のほうからは、織物業生産基盤支援事業、また広幅化支援事業、いわゆるテキスタイル産地化事業の関係で、資料につきましては、先般、お配りさせていただきました産業建設環境常任委員会資料の追加資料ということで、その1ページをごらんいただいていると思っております。 先ほど、ご指摘をいただいております部分につきまして、改めて確認をさせていただきますが、申請者数については、生産基盤支援事業が26件、そして広幅化の部分については15件というところでございます。 当初予算につきましては、それぞれが1,500万円ずつというところでございましたが、今回、先ほどご指摘をいただきました交付決定額が、前者が1,239万9,000円、後者が1,283万円ということは、実績に基づく精算という形になるというところでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 今回、この織物業生産基盤支援事業とテキスタイル産地化事業というのは、今のところ、その予算額としては、当初予算と変更がないということで26件と15件の申請を今、受けておられるということですけど、当初の見込みでは何件の目的というか、目標というか、立てておられたのかというところは、数字的にはいかがでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。今回の減額補正につきましては、ご承知のとおり第1次の募集、そして第2次の募集ということで、都合、二度の募集をかけさせていただいたという経過がございました。 平成30年度の予算につきまして、同額の1,500万円というふうな経過の中で、平成30年度の部分につきましては、特に生産基盤支援事業の部分について、応募が非常に高かったということで、昨年の、この本議会、3月定例会におきましてもご指摘を受け、その部分についての最終調整の交付決定をしたという経過がございました。 私どものほうにつきましては、昨年度の数字の経過を再度確認した中で、令和元年度の予算につきましては1,500万円を組ませていただいたというところでございました。これは、地方創生交付金制度の部分もございまして、その事業の枠内というふうな部分もありまして、平成30年度の決算の中身でいきますとオーバーする可能性もあるんではないかという部分も危惧はしておったんですけども、事業の募集をするに際しまして、京都府等とのやりとりもしてくる中で、その枠内でおさまるような実績になってくるようなことは事務を進める上でわかってきたというところでございました。 ご指摘の令和元年度において、どれぐらいの見込みをしておったのかということについては、それぞれの事業者の事業規模もございますので、それはなかなか言いづらいところはありますが、平成30年度の数字程度の部分は、当初は応募があるんではないかというふうなことを予想しておったというところでございます。 すみません。件数につきましては、私どものほうとしましては、それぞれが、前者が30件、そして後者につきましては20件という予想をしておったというところでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 当初、目標にされていた件数とほぼ同じぐらいのところまできておりますし、予算額いっぱいまで今、事業が遂行されておるということで、大変、利用されている方も多いのかなと思いますし、需要があるのだなというところで理解をさせていただきました。 あと、1点だけ質問させていただきたいと思います。 同じページでの真ん中、産業振興貸付事業というのは、これマイナス200万円ということで、恐らく、これ利用がゼロで、今回は予算執行がないという、減額補正だと思うんですけど、そもそもこの事業というのは、どういう目的の事業であって、なぜこの利用がなかったのかというところの検証の部分というのは、どういうふうに担当課としては考えておられるでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。まず、議員ご指摘の部分につきましては、59ページ、産業振興貸付事業、三角の200万円。関連しますと、歳入につきましては、25ページの産業振興貸付金償還金、マイナスの200万円という形で事務調整をさせていただいたというところでございます。 この関係につきましては、産業振興貸付基金条例という条例を持っておりまして、制度の中身につきましては、与謝野町の農業政策、また、産業振興施策、観光施策の部分についての町制度の補助制度を、その対象事業者が交付決定を受けた際、最終的には額確定以降の補助金の支払いということでございまして、それまでの資金調達を、この制度で貸し付けると、無利子貸付をするという制度でございました。 これまでの間、町の制度の中で、農林課の制度で借り受けをされるということが、平成29年度、平成30年度等にはあったというところの中で、今回は、その決定に至らなかったというところでございました。 この背景につきましては、それぞれの事業者の資金調達の方法において、深い分析はしておりませんが、国・府制度に非常に移譲されるようなことがあって、その中で、この基金条例に基づく貸し付けを受けることができないということも一部あったというふうに確認をしております。 私どものほうは、一方、こういった制度の部分についての広報が、やはり若干弱いのかなというふうに思っておりまして、先般の産業建設環境常任委員会でも、委員の方からご指摘をいただいたというところで、その部分についての改善については、検討をしておるというところでございます。 今後、私どものほうは、町の制度だけにとどまらず、国府の制度も充実をしてきておるということで、基金の枠ということもありますが、この部分の条例改正についても、今後、検討していく段階に来ているのかなというふうなことも考えておるというところでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) それでは、1回目の質問はこれで終わりたいと思います。 ○議長(家城功) ここで2時40分まで休憩とします。     (休憩 午後2時25分)     (再開 午後2時40分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続行します。 ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、補正予算につきまして、質問をさせていただきます。 補正予算書では、43ページ、子ども・子育て支援事業計画推進事業について、質問をしたいというふうに思います。 計画策定の委託料が52万円減額をされています。この計画は、素案が示されてパブリックコメントが求められておったというふうに思っておりますが、この計画の意見締め切りは1月31日ということになっています。 素案の公表は町のネットで見てますと、1月17日からネットで実施しているというふうになっておりましたが、多くの町民の皆さんが、こういう意見募集があるということを知り得るのは、町の広報誌だというふうに思うわけですね。広報のお知らせ版に、このことが掲載されたのは1月25日付の広報の。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午後2時41分)     (再開 午後2時48分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き質疑を続行いたします。 永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、補正予算につきまして、質問をします。 補正予算書の43ページの子ども・子育て支援事業計画推進事業について、質問をしたいと思います。 計画策定の委託料が52万円減額をされています。この計画はですね、素案が示されてパブリックコメントが求められておったというふうに思います。この計画の意見募集の締め切りはですね、1月31日だったということであります。素案の公表は1月17日からしておるということになっておりましたが、実質上、多くの町民が、この意見募集があることを知り得るというのは町の広報誌ですね。広報お知らせ版では、このことが掲載をされたのは1月25日配布のお知らせ版だったというふうに思います。 私の場合、自宅に届いたのは1月27日でした。つまり検討する期間は5日間しかないということですね。これで広く町民の意見を聞いたことになるのかということについて、担当課の見解を聞きたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。ご指摘のとおりだというふうに受けとめます。 パブリックコメントについてはホームページ、また、KYTの告知放送等では早い段階からお知らせをしておりますが、おっしゃいますように、直接的に広報として見てもらう媒体としては、お知らせ版が一番有効なものだというふうに考えます。 発行日が25日ということで定められておる関係で、その日になってしまいました。もう少し早い段階で、そういった告知ができる努力をしておらなんだということについては、反省をしなければならないというふうに思います。今後、そういったことになりませんように、十分配慮をさせていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) このパブリックコメントなんですけども、この手続の要綱というのが町にはあるんですね。私が確認をしたところでは、意見募集の期間というのは何日間、意見募集をしなければならないという規定は、この規定の中にはないんですね。 ただ、制度自体は、広く町民の意見を聞くことが目的であるというふうに思っております。この件について、政府の電子政府総合窓口というホームページがあるんですね。ここで確認しますと、国の意見募集期間というのは、原則30日以上というふうになっとるわけです。今回の、この募集は、この基準からも大きく外れておるというふうに思いますが、町のパブリックコメントに対する、この対応が適切であるかどうなのか、この辺について、どちらになるかわかりませんが、担当課のほうから答弁をしていただけたらありがたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 長島総務課長。 ◎総務課長(長島栄作) ただいま議員のほうからは、パブリックコメントについての期間についてが、町の要綱の中には規定をされていないというふうなご指摘でございました。 私のほうも現在、ちょっとパブリックコメントの、その要綱等について確認をしておりませんけども、確認をいたしまして、また国の、先ほどは国のほうが30日以上というふうなお話もいただきました。また、近隣市町の要綱等も確認をさせてもらいながら、日程等については検討していきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、総務課長のほうから申し上げましたけども、与謝野町におきましては、与謝野町パブリック・コメント手続要綱という要綱を持っております。 ここの第5条では、意見募集等ということで、第5条、計画等の案に対する意見の募集期間はおおむね1カ月を目安として実施機関が定めるということが明記をしてありますので、議員が、先ほど国のおおむね30日ということを申されましたけども、当町としても目安としては1カ月というものを持っておりますので、それに照らして考えてみますと、今回の期間というのが、広報のお知らせ版を出してからは、非常に当然、短い期間であって、ちょっとホームページ等で公表させていただいておる期間が、どのぐらいあったのかというのは、ちょっと定かではないんですけども、そっち側で早く、恐らく何日間はとれるようにはしとると思うんですけども、ものによってはとれない部分については、私どもも20日程度になっておるケースもございますので、全てが1カ月以上できとるか言いますと、必ずしもそうでないということをご理解いただきたいと思っております。 おおむね、そういうふうに努めようとは思っておりますけども、そのようになっておる部分もあるということで、ご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 一つは、ネットに掲載をする日と、広報お知らせ版で出す日と、この公示日は統一していただきたいと。ここから起算して30日ということをしっかり守っていただくと、そうでないと住民の意見を求めながら、その意見を申し述べる期間を行政側のほうで削減をするということになるわけですね。これは全く制度の趣旨に反しとる内容だというふうに私は思いますので、ぜひ、この点は改善をしていただきたいというふうに思います。
    ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) もっともなご意見で、おっしゃるとおりだと思っておりますので、今後、そういったパブリックコメントを求める機会におきましては、そのようなことを調整しながら、できるだけ早い段階から意見募集ができるように、また日にちにつきましては、いつからいつまでということでホームページで公表する場合、それから広報等でお知らせをする場合、これらの日程につきましては、調整をしていくように考えたいというふうに思っております。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) 先ほど申し上げましたように、十分な広報ができていなかったということについては、おわびを重ねて申し上げたいと思います。 意図的に、そうしたことではなかったということだけは信用していただきたいと思います。 私、過去に福祉課にも長く勤めておりましたので、高齢者の関係の介護保険事業計画、また障害福祉計画、地域福祉計画、そういった計画は、例えば3年に1回とかいう頻度でつくらせていただいております。 そのときから、パブリックコメントの期間については、おおむね2週間ということで、もちろんこれは決裁をとってのことでございますが、やってきましたので、ちょっと慣例時にそういう2週間ということを自分自身も思い込んでおるところがあったなというふうに思いますので、今後は期間についても十分とれるように配慮をさせてもらいたいと思いますし、先ほどありましたように、告示期間は十分にとれる配慮をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) よろしくお願いします。 次に、補正予算書の50ページ、一般廃棄物の処理事業について質問をしたいと思います。一般廃棄物の収集業務の委託料が92万3,000円減額されています。これはごみの収集業務の業者への委託料だというふうに思いますが、この減額理由について聞かせていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) 一般廃棄物収集業務委託料の92万3,000円の減額でございます。 これにつきましては、当初予算の段階で消費税10%で計上をさせていただいておりました。実際には10月から消費税が10%になっておりますので、その半年分の減額となりますので、その分を落とさせていただいております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでですね、このごみ処理につきましては、宮津与謝クリーンセンターがいよいよ4月に実質稼働をします。それに合わせまして、ごみの分別方法が一部変更となります。現在はもう中止、何かコロナウイルスの関係でされとるようですが、ごみ分別説明会が各地域で開催をされました。私が住む金屋区でも、2月13日の夜に開催をされまして、私も出席をしました。驚いたのは、ごみ分別説明会ということで、案内をされていたにもかかわらず、課長が当日、挨拶で言ったことは、きょうは二つの説明をするという前置きがありました。 説明の半分はごみの有料化の必要と、正当性について説明をするということでありました。説明会の案内には、ごみ有料化の説明があるということは一切書いてありません。ごみ分別説明会ということで人を集めながら、まだ、決まってもいないごみ有料化を説明するとは、公平公正な業務をするべきであります役場の仕事の進め方として適正であるのかどうなのか、その点について答弁を求めたいと思います。 ○議長(家城功) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) 新ごみ処理施設が完成する関係で、確かに24区、説明に回らせていただきました。2年前に、この各戸配布を、雑がみに特化したパンフレットを配布をさせていただきました。せっかく24区を回らせていただくので、その一番最後のところに、ごみの有利化とはいうことで、書かさせていただいております。せっかくの機会なので、この部分についても説明をさせていただきたいということで、そのようにさせていただきました。 実際には、案内板には確かに、そのごみの有料化については書かさせていただいておりません。それについては、一切、いつからするだとか、何ぼにするだとか、そういうことは決まってない中で、説明のほうさせていただくので、ちょっと書くことが適当ではないのかなということで、議題としては書かさせていただかなかったというのが実情でございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 私はね、問題だと思うのは、このごみ有料化につきましては、平成29年に議会提案されて否決をされたわけですね。平成30年にも提案をされようとして、全員協議会が開催されました。多くの議員から異論が出て、提案を取りやめた経過があるわけですね。昨年の12月議会で河邉議員の質問に令和3年度から有料化をしたいとする町長の答弁はありました。 しかし、有料化の内容や、その方針が決まったということは、我々は全く聞いておりません。議会や町民の同意を得るための方針が、役場課長会で議論をされて決定をされたのか、常任委員会で、その方針決定の報告がされたのか、その点について、説明を聞きたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 茂籠住民環境課長。 ◎住民環境課長(茂籠誠) あとのほうの質問でございます。常任委員会の関係につきましては、せっかく24区を回らせていただくので、ごみの有利化についても説明をさせていただきたいということで、了解をいただいたとか、そういうことではなしに、そういう有料化についても説明をさせていただきますということしか言わせていただいておりません。 それから、その最初の部分については。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 私のほうからもお答えをさせていただきます。冒頭、課長が申し上げましたように、ごみの分別の方法がかわるということもありましたので、確かに、議員がおっしゃるような案内のほうには、その有料化の説明もしますということは明記はしてなかったというふうに思ってますけども、私が一応、考えましたのは、24区をごみの関係で回るんだったら、やはり有料化のことも過去に説明をさせてもらっとるけども、今後のこともあるので、それは時間をいただいて説明をしておいてはどうかということは私は言ったことはございます。 その関係で、課長は、そういうことで説明をさせていただく時間をいただいたというふうに思ってますけども、案内のほうに、そのことも明記をしとくべきだったと言われれば、それはそうなんだろうなというふうには思います。 いずれにしましても、ごみの関係につきましては町民の皆さんは非常に関心が高いというふうに思ってますので、分別の仕方であれ、有料化のことであれ、これは機会があれば説明をさせていただくというのが我々の思いでございますので、今後、有料化についても、これは町民の皆さんにも説明をさせていただかんなんというふうに今後は思いますので、その点はしっかり、そういう説明会をしますということを、やはり明記をしとくべきだろうなというふうに思います。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) この問題はですね、ただ単に、ごみの分別方法がどういうふうになるというような、事務的な問題だったら、これはどんどん進めてもらったらいいと思うんですよね。 ただ、一度否決をされた議案、そして住民の非常に関心が高い案件、町政の重要な課題であります。これについて、言うたら町の思いだけで、町の思いどおりになるように誘導していくような説明会をやってもいいんですか。そこには、やはり十分なお互いに意見交換をしていく準備期間を設けないと、こういう形で物事がやられるということになると、例えば野田川の公共施設の統廃合で、あれだけ反対運動が起こっておるのに、勝手にもう認定こども園建てますよという説明会を地域に出向いてやるということと同じことになると思いますよ、これ。 こんなことがやられていいかということです。この問題は、ごみの有料化に賛成とか、反対とかいうことは関係ありません。民主的な手続を踏んでないというところに一番大きな問題があるというふうに思います。 今後、こういった重要課題について、町が進めたいという思いだけで、住民説明会をしていく、こういうことは、ぜひ改めていただきたいというふうに思いますが、その点についての理事者の見解を聞きたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問にお答えをいたします。まちづくりを進めていくにおきまして、民主的な理念に基づく推進方法を考えていく必要があると、そして、それを実行していく必要があるということにつきましては、ご指摘のとおりであると考えてございます。私どもといたしましても、住民の皆様方との議論、そして、連携というものを深めながら、今後におきましてもまちづくりを推進していきたいと思っております。 なお、議員からいただいております、ごみの有料化の問題につきましては、私が就任をして以降も、大きなまちづくりの課題であると認識をしてございます。そうした経過を踏まえる形で、今後、住民の皆様方にも理解を求めていきたいと思ってございますので、その方法論、そして手法につきましては、いま一度、丁寧に進めていくように努力をしてまいりたいと考えてございますので、そのようにご認識をいただければと思います。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 非常にいいご答弁だったというふうに私は思います。はい、終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 13番、多田議員。 ◆13番(多田正成) それでは、私のほうからも第7号補正について、お尋ねしたいと思うんですが、まず、一般質問からずっと当町の財政問題を申し上げてきておりまして、いよいよ平成30年度の決算時期というのか、出納閉鎖をして決算をしなければならない大詰めにきとると思うんですが、これが7号ですので、あと1回か2回、1回ぐらいですか、1回ぐらいで補正が終わって決算という形になるんですが、まず町長にですね、町長の認識としてお尋ねするんですが、当初の、この平成31年度の当初予算と今の状況とでは、町長は思うように予算内で事業ができていると思われますか、思われませんか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまいただきましたご質問にお答えをいたします。 平成31年度の施政方針を申し上げたわけでありますけれども、その方針に基づき、この1年間の事業を推進することができているのではないかと考えております。 一方、予算の執行につきましては、当然、当初から計画をしていたとおりに進めているものもあれば、そうではないものもあるように思います。 ただ、この1年間の事業の推移、進捗につきましては、まだ、年度内ということでございますので、それらの事業評価を行った上で、9月の決算議会において、しっかりと皆様方にお伝えすることができればと認識をしてございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) あと1回の補正で決算という形になるんで、次、1回が予算のやりくりの視点になると思うんですが、クアハウスの問題にしても、ずっと見てますと、要するに特定財源が減って、一般会計の持ち出しがふえてるという状況になっておるんですが、そこで課長にお尋ねしたいんですが、特定財源と一般会計、この両方ですね、今現在で当初予算の増減をお聞かせください。例えば特定財源は今の段階では、当初予算に組んどったんだけど減っとるとか、一般財源はふえとるとか、減っとるとか、そこはどういう状況でしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 今、議員のほうからは、当初予算と今、第7号までの補正をさせていただいております、一般会計の中で当初見込みで予定しております特定財源と一般財源、それから今、それがどういうふうに推移していっとるかということなんですけども、ご承知のとおり、本来ですと、あすか、それか週明けぐらいに特定財源の一番肝になる、今うちで言いますと留保財源として保留をさせていただいております、要は特別交付税、これの内示が本来はあるはずなんですけども、このコロナウイルスの影響によりまして、それが多少内示がおくれる可能性も出てきております。 今、当町で考えております特定財源の割り振りの交付いただく考え方としましては、国庫ですとか、それから府支出金なんかにつきましては、おおむね、これは特定財源というものにつきましては、ルールに基づいて、ほとんどが交付されますので、これは事業費が増減してきますと、その特定財源も増減してきます。これらについては、当初予算から、そんなに大きくずれきていないのが現状だというふうに私は認識しております。 その中で、今申し上げました特別交付税、これともう一つ留保させていただいておりますのが、京都府の、従来から言うております、未来づくりの交付金、今で申し上げますと地域連携交付金、これらが、まだ内示をいただいていない状況ですので、これらの特定財源が、幾ら交付をいただくかによって、大きくウエートが変わってきますので、今の段階では、先ほど議員が申されましたように、次、もう一回の補正が恐らく専決処分で3月末をもって処理をさせていただく形になろうと思いますけども、そこでは明らかに、当然していきたいとは思ってるんですけども、それとて、その時点でのわかる試算で、実際は議員が申されましたように、出納整理期間が終わっての決算で決算を打つということになりますけども、私どもの考えとしましては、それを交付いただくことによって、できれば当初予算に計上しております、財政調整基金の繰入金を全て戻したいというふうには考えておりますけども、ちょっとその辺が今、こうですというふうに申し上げれない状況であるということをご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 今、課長がおっしゃったようにですね、そういったことがあと1回の補正で決定してくるということなんでしょうけれども、今、きょう現在の、この補正書を見せていただくとですね、若干、予算に近い数字が出ております。 そういった状況でですね、それはどういうことかといいますと、今、財政課長言われたように、全体の、財政調整基金を含めた一般財源で6億2,000万円ほど当初予算を組んどるわけですから、要するに当初予算にペイペイで決算をしても、6億何ぼは食い込んどるという理屈になりますので、それが今、課長が言われた府や国の、それによって、どう戻ってくるかなということだろうというふうに思うんですが、今のところでは、そんな感じでして、どこまで戻せるんかなと思うんですが、今この補正書を見せていただくと、私の全体の見方ですけれども、2億何ぼしか返せんような理屈になるんです。 そうすると、今の言いましたのは財政調整基金だけで、そうすると、これを見せてもらうと3億7,000万円、まだ注ぎ込んどるわけですから、1億4,000万円ほど、まだ返せない状態が、ことしも起きるんかなというふうに思うんですが、この間、総務委員会では課長が、まあ9,000万円かなと言うておられたんで、そこら辺の見通しは、決算が出てこないとわからないということなんですが、ほぼ1億円ほど残るという算用ですか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長(小池大介) 先ほどの答弁と同じようなことになるんですけども、予定しております特別交付税、それから府からの補助金、こういったものが確定をしてこないと幾ら戻せるかということが、なかなか試算できないんですけども、私の経験から申し上げますと、総務常任委員会のほうでも申し上げておりましたように、1億円まではいかないとしましても、数千万円の財政調整基金からの繰入金は残るんかなというふうに思っております。 ただ、今申し上げました多くの財源に加えまして、譲与税関係らも、もう既に内示がきとるものもあるんですけども、一定、そこでも見込んでおったよりも多く交付をいただいておるものもございますし、この補正予算以降に内示がありまして、そういったものも全体を精査させていただく中で、見込みを立てていくいうことになりますので、希望的にはゼロにしたいというふうには思っておりますけども、幾分か数千万円程度の繰り入れは残る可能性があるというレベルでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 課長ですね、その財政調整基金が何ぼ残せるとか、残せないとかいう問題を私は申し上げとるんではない。こうして1年、1年ですね、そういった事業のやり方によって、財政を、基金を潰していかんなん、食い込んでいかんなんということが問題だということを言うとるんでして、そこがですね、町長、そのクアハウスにしても、そういったことで事業がおくれてくる、これは事業がおくれるのは、我々も、ここのもんのときに否決したりしておりますんで、ごちゃごちゃしておくれてきとることもあるんで、議会の責任もあるんですが、しかし、それでもしっかり、そこら辺の財政をやっていただかないと、毎年貯金を崩して、この間の一般質問で言いましたけれども、崩していって貯金がなくなる、借金ができなくなる、そうなってきたときにどうだということは、言葉で出さなくてもわかりますわね、その方向性に、このまま行ったら向かうんですよということ。ですから、もっともっとしっかりそこを出さないように、一般財源が予算よりオーバーしないように、どう経営していくかということが、町長にいつも申し上げとることでありまして、町長、そこをしっかり認識していただいておるんですか。そこがちょっと町長の思いを聞かせていただかないと、どうもそのための財政調整基金ですから、足らんときには出してきたらいいと、それは理解しとるんですけれども、毎年2億円、1億円、また、ことしも1億円ぐらいということにならへんかなと思って、最終的には心配しとるんですけれども、そこが経営者の問題なんですよ、はい。町長、そこをちょっとお聞かせください。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 先日の一般質問でもお答えをさせていただいておりますので、重複をするかもしれませんけれども、答弁をさせていただきたいと思っております。 平成29年度、平成30年度につきましては、財政調整基金を全額戻すことができず、決算を打たせていただきました。この要因につきましては、災害が立て続けに発生をしたことによって、そうした措置につながっていったということでご理解をいただきたいと思っております。 本来、財政調整基金の役割といたしましては、そうした突発的なところに充当をしていくということも一つの側面としてありますので、それはご理解をいただきたいというふうに思ってございます。そうした中で、令和元年度におきましても、当初予算段階で取り崩した財政調整基金を全額戻すことができない可能性があるということを先ほど小池企画財政課長が答弁をいたしました。 このことにつきましてですけれども、議員からは、でき得る限り財政調整基金を取り崩さない形で決算を打つ必要がある。そして、その抜本的な対策のためには、行政改革を進めていく必要があるといったご指摘であろうかなと思ってございます。その点につきましては、議員と、見解としては同様とご理解をいただきたいと思います。 そうしたことから、本年度、とりわけ経営マネジメントを確立をしていくべく、事業評価でありましたり、予算編成の段階におきまして、概算要求をしてみたりであったりとか、幾つか具体的に動きをとらせていただいているというところでございます。 こうした創意工夫というものを行っておりますので、そうした仕組みを、精度を上げていくということにおきまして、仕組みとして、この財政調整基金を取り崩すことがないように、決算を打てるように、我々としても努力していきたいと思ってございますので、そうした点を共有させていただくことができればと考えております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 予算はですね、当初予算はそういった意味で、しっかり1年の事業を組んで、予算を組んでいくわけですから、そのために交付金だとかなんとかいうものがありますので、特定財源がありますので、その分はまだ未定になってるもんだで財政調整基金なんかを入れて予算を組んでいくわけですから、そこはしっかりとやっていただきたいんですが、町長、先ほど、今言われましたようにマネジメントと言われますけれども、マネジメントできても、マネジャーがいないんですよ、うちの町は。私から見ると。どなたがマネジャーの役目ですか、町長。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいまのご質問にお答えをいたします。まず、与謝野町における全責任者につきましては、町長である私であると、ご理解をいただきたいと思います。その上で実質、今年度の行政改革、あるいは経営マネジメントのシステムを研究、実践をしてきてる担当課につきましては、企画財政課ということになります。 そうしたことから、私たちといたしましても、この基本的な組織の骨格というものを生かしながら、この行財政改革、あるいは経営マネジメントシステムの構築に向けて、全体で取り組みを進めているというふうにご理解をいただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午後3時27分)     (再開 午後3時28分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き質疑を続行いたします。 多田議員。 ◆13番(多田正成) 私は、こうして最終的な決算に向けての最終段階で、こうして財政の戻せない状態があるから、町長に、その経営者としての姿勢を、行政執行としての姿勢を聞いておりまして、そのことについて、次年度に向けて、また予算で新規するという状態だと私は思っておりますので、そういったことで、町長、どちらにしても財政調整基金を戻せないという状態が3年ほど続いておるわけでして、それが、けさほどから出てましたクアハウスにしても、それから地方創生にしても、一般財源を注ぎ込んで事業をしてることなんですね。ですから、そこが町長の、その手腕として、どうそこを抑えていくかと、どう切り込んでいくかということがお聞きしたいわけでして、財政の、この数字で、どうのこうのという問題ではない。そこだけお聞かせ願えたら、もう時間もありませんし、終わります。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきました、ご指摘につきましては、それらを踏まえながら、私たちといたしましても、予算を締めくくる段階におきましては、財政調整基金を取り崩すことのないように、決算を打たせていただけるように、努力をしていきたい考えております。 また、これは本町における歳入の構造ということで、非常に依存財源が多いということがございます。この点につきましては、地域の皆様方との協調・連携ということから、地域経済自体の活性化、あるいは、この与謝野町にお住まいになる方をふやしていく、こうした取り組みも同時並行に進めていく必要があると考えてございますので、我々といたしましては、そのような総合的にあらゆる施策を講じながら、本町の健全性というものを保っていきたいと考えてございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 決算に向けて、しっかりその辺をやっていただきたいと思いますが、どちらにしても国と府の関係がございますので、あと1回の補正でどうなるかなということを、また、お尋ねしたいと思います。終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 2回目よろしいです。 2番、山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) お世話になります。長々と申すつもりはございません。 けさ方に券売機のほうの資料をいただきまして、ちょっと私も急いで昼に帰って準備をしたんですけど、この件で引き続きお聞きしたいと思います。 まず、谷口課長、こちらのほうの芝浦自販機、KC-BX、これは、いわゆるシンプルに申しましたら、この受付業務に使うには、オーバースペックであると言わざるを得ないものです。これ資料、裏に券売機ですとか、オプションですとか、そういったことがあって、さきの午前中、安達さんも飲食と勘違いされた部分もあると思うんですけど、この券売機というのは、もともと繁盛店の飲食店、高速のサービスエリア、こういったとこで使うのを想定されたマシンです。それによって、このオプションというのがあると思うんですけど、これらは全部、要は券売機ではなく、これはレジに近い製品なんです。 私が朝の説明資料を求めたときに、これだけのスタンドアロン、これだけですかと機器構成はとお聞きしたのは、そういった意味合いがあって、今回お聞きした中で、ただの券売機として受け付け業務に使うということで言われておったんですけど、まず、その辺の確認から。 ○議長(家城功) 谷口観光交流課長。 ◎観光交流課長(谷口義明) 議員ご指摘のとおり、ただの券売機で使用する目的で購入する計画でおります。 ○議長(家城功) 2番、山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 長々と、なぜこれを選んだかとか、そういった愚痴じみたことを私は言うつもりはございません。 私もこの昼休みにちょっと帰りまして、私のかつて勤めたメーカーから、私の元同僚が出向しておるんです、芝浦自販機に。PDFを急いで送ってもらいまして、子細を聞きましたら、元来温水プール施設に使う券売機というのは、これの1個か2個クラスが下のKB-272シリーズというものがふさわしいのではないかという話がありまして、これはオープン価格なんですが1台当たりおおよそ70万円程度でございます。いわば2台で140万円と仮定しましたら、おおよそ210万円のここに誤差が生じてくるんです。 また、本来買おうとしておられたこちらについては、いわゆる電子マネー決済ですとか、液晶画面ですとか、さまざまな新機能がついておりまして、ということは、それだけ部品が多いということなんです。要は、保守対象に係る機械の部分が非常に多い、保守やメンテナンス費用というのもランニングコストも通常より多くかかってしまうという欠点も抱えております。 私も元メーカーの人間として、コンプライアンス的に、これはふさわしくないと、いわば、ただの券売機業務に、これを使うというのは、公用車でポルシェ買うようなもんです。町民の方は怒られますよね、そんなもん乗っておったら、何ぜいたくしとんだと、まさに、こういう状態の中で、私としましてはシンプルに申します。 さきの浪江課長の答弁でもあったと思うんですが、予算というのは、あくまでこれ枠であります。枠の中で、仮に、この補正予算が通った場合、この券売機の部分については再検討して、構成を見直していただいて、余ったものは、また、返していただくという考え方をしていただかないと、少なくとも私は、この予算に賛成できません。いかがですか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 私のほうからお答えをいたします。議員は、この機種のことについて内容をよく承知をされてますし、当然、今回の補正予算が通りましてから具体的な機種選定に入っていくということになるというふうに思ってます。 おっしゃいましたように、不要なものは要らないというふうに私も思ってますので、必要最小限の機能がついたものは、当然、整備はしなければならないと思いますけども、先ほどおっしゃったようなオプションで要らないものは、やはりもうそぎ落としていって、機種選定をしていくと、できるだけ安価に抑えていくというのが、もう鉄則だというふうに思ってますので、その辺はしっかりと検証させていただいて、機種選定に当たっていきたいというふうに思っております。 ○議長(家城功) 2番、山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) しっかりと選定していただいて、お願いします。 あと、もう少しだけですけど、これと同じようなことが、ほかの購買でも起こっておるんじゃないかなと思ったりもするんです。事細かく申す気もございませんけど、しっかりとやっぱり精査して、本当に当町も、そんなにお金のある町ではないんで、しっかりと精査した購買をお願いしたいと思いまして、シンプルですが、2回目の質問を終わりたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご指摘を踏まえまして、今後の行政運営に生かしていきたいと思ってございます。 本町におきましては、与謝野町の中小企業振興基本条例というものを持ってございます。この理念に基づきながら、でき得る限り役所における調達品は、町内の事業者の皆様方から購入をしていきたいと考えてございます。そうしたことも兼ね備えながら、今後の物品購入に当たっていきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。 ◆2番(山崎良磨) 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、一般会計補正予算(第7号)、2回目の質疑を行いたいと思います。 69ページでございます。いじめ防止対策推進事業とあります。多様な生き方で多様な考え方、また、少数意見を尊重する社会づくりが必要であると、常々思っているところでございます。 この観点から、やはり補正予算が組まれた以上、情報開示をすべきだというふうに思いまして、質問いたします。 なぜ外部からの委員の報酬は要るのか。この辺を、なぜ小学校でこういういじめが起きたかというのが、ご説明いただきたいと思います。 教育委員会にお願いいたします。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) 議員のご質問にお答えしたいと思います。 いじめ防止対策推進事業につきまして、まず、ご説明をさせていただきたいと思います。 いじめ防止対策推進事業につきましては、町のほうで、いじめ防止対策推進委員会という委員会を持っております。そちらのほうで、町のほうで、諮問をさせていただくような事項があれば、その推進委員会で協議をしていただくということになっています。 通常ですと、年間に1回お集まりいただきまして、町のいじめの事象について、ご報告をさせていただくということで、報償費のほうを計上させていただいとるというものでございます。 今回、補正予算をさせていただきましたのは、いじめと思われる、いじめの中で重大と思われる事象が町内の学校で発生したということでございます。いじめの定義につきましては、いろいろとあるんですけども、冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われるというふうなことや、仲間外れ、集団により無視をされる。軽くぶつけられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴らけたりする。ひどくぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする。金品をたかられる。金品を隠されたり、盗まれたり、壊されたり、捨てられたりする。嫌なことや、恥ずかしいこと、危険なことをされたりする。パソコンや携帯電話等で誹謗中傷や嫌なことをされるなどが上げられています。 この中で、いじめということは、いじめを受けたという子供たちのほうが、どういう捉え方をするかによって、いじめということの定義になるかと思っております。 与謝野町の教育委員会では、年間2回いじめ調査を文部科学省の調査としてとり行っておりまして、そのいじめの件数については、年間大体、小学校のほうで90件程度、中学校のほうで、大体30件程度ぐらいが上がってくるのかなと思っておるんですけども、これが、そのまま見守りを続けます。これでまだ3カ月以上続くようであれば、また個別に、また指導に入っていったりとかするということで、それぞれ解消するかどうかというのを見守っていくということになっています。 今回、その中で、いじめの重大事象と思われる、または、いじめの重大事象であるということで、学校のほうから報告が1件上がりましたので、いじめ防止対策推進委員会のほうで、これについて調査を行うということで、今、準備を進めております。 その調査の内容によっては、今後の進め方にもよるんですけども、外部委員会も検討していかなければならないということで、推進委員会のメンバー以外の方、例えば大学の先生ですとか、臨床心理士、スクールカウンセラーの先生方に今、推進委員会のメンバーとは違う方にもお願いする可能性があるということで、委員報酬について増額をお願いしているということです。 ただ、推進委員会のほうで、その調査が必要かどうかというのは、今から検討していただくということになりますので、このあたりは、まだ、流動的ということでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) きょうも昼休みで、テレビのニュース見てましたら、いじめのニュースが2件ありまして、いずれも調査が放置されてたというのが大きな問題になってました。 今回ですね、なぜ教育委員会、あるいは学校の中で解決できなくて、外部の委員をお願いしなくてはならないというところまでいったということは、調査研究がおくれたんじゃないですか。ではないんですか。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) お答えします。調査がおくれたということではないというふうに思っております。ただ、学校のほうで、一旦調査をしておりまして、その中で重大である、重大と思われるという事象でありましたので、今後、調査を進めていくということになっています。 既に学校のほうでは、調査は一定しておりますので、全く、おくれたというふうには理解をしておりません。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 課長の答弁聞いてますと、今後のために、この委員会を立ち上げるのかですよ、今、重大ないじめが起きているから、この委員会を立ち上げるんじゃないんですか、早急に。補正予算ということは、これからの対応だったら、当初予算でいいんじゃないですか。 やはりもうちょっと情報を開示をしないと、我々議会で補正予算を認めるんであれば、もう少し丁寧に情報開示を町民にするべきだと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) 説明が不十分で申しわけありません。委員会については、いじめが重大である、重大と思われる場合に諮問をするということになっておりまして、学校からの報告があったのが2月13日ということでございましたので、こちらから、それから取りかかっているということでございますので、現在、当初予算で認めていただいている報酬の中では、今後、委員さんにお支払いする委員報酬のほうが不足すると思われましたので、補正予算のほうで提示をさせていただいているというものでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) じゃあもう一度だけ、もう一度だけ課長、聞きますけど、じゃあ今回起きたいじめは解決したんだけど、今後の対応のために委員会を立ち上げるんですか、もう1回聞きますよ。くどいようですけど。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) すみません。申しわけないです。説明が不十分でした。 通常、重大ないじめというのは、学校のほうから報告が上がるまでは、いじめ対策推進委員会のほうに通常の1回の報酬を認めていただいとるんですけども、2回以降の報酬については、その事象が、ごくまれでありますので、今回、計上させていただいてなかったというところです。 ただ、2月13日に重大、もしくは重大と思われる事象について、学校のほうから報告がありましたので、本当に重大な事象であるかどうかということを今から検討していくということで、速やかに2回目の会議を持たせていただいたり、今後の体制について委員会も2回、3回と開かせていただいたり、また、外部の方の意見もいただいたり、調査も入る可能性があるということで、予算計上をさせていただいております。 ただ、解決したかどうかというのは、今、解決はしていませんので、今、調査を行っていると、今から調査を行っている途中であるということでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 今、解決に向かって調査研究をしてると、私やっぱり情報開示を速やかにしていくほうがいいと思いますので、ここの場で課長にも教育委員会にも申し上げておきたいと思います。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) 今のところは、調査を進めているところですので、細かい内容については、今ここで情報を公開させるということは差し控えさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 差し控えないほうがいいと思いますけども、これ以上はあれします。と私は思います。 2点目いきます。私の意見は言った。 25ページの多面的機能支払交付金返還金104万5,000円、農林業振興事業費補助金返還金1,106万3,000円。非常に多額な返還金が町に雑収入で入ってきたわけですけども、この返還する側は大変な金額だろうと思うんです。この点につきまして、なぜ、こういうことが起きた要因とですね、どういう解決をされたか、この2点、農林課長に答弁を求めたいと思います。わかりやすくお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午後3時50分)     (再開 午後3時51分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、質疑を続行いたします。 答弁を求めます。 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 補正予算で、2件の返還金を計上させていただいております。 その中で、25ページでありますけれども、多面的機能支払交付金返還金ということで、104万5,000円計上させていただいております。これにつきましては、ちょうど多面的機能支払交付金が5カ年を区切りとなりますので、その5カ年が、ちょうど終わった年でございます。その中で5カ年の中途、中途の年度におきましては、持ち越しができるという制度になっておりますけれども、最終の5年目については、ここは持ち越しはできずに国のほうに返還をするという、これは全国一律のルールがございます。これに従いまして、3か4組織、数組織の事業につきまして返還をさせていただくということでございます。 この中で、104万5,000円を町に受け入れをいたしますけれども、そこから町の負担分の25%を差し引いた100万円程度、これについて、国、また、府に返還をするという予定としております。 この部分につきましては、この制度に基づいたことでありますので、この要因となりますと災害復旧、これらに地域の方の事業の、しなければならないといいますか、マンパワーが災害復旧等にかかっていくというとこがありますので、なかなかこの多面機能支払交付金の事業がしたくてもできなかったという部分がございますので、返還に至ったということでございます。 それと、次が農林業振興事業費補助金でございますけれども、これにつきましては、平成28年度、29年度、30年度に、町が交付をいたしました、与謝野町農林業振興事業費補助金で、補助対象としておりました経費につきまして、一部多面的機能支払交付金においても、交付対象経費としていたと。いわゆる重複に交付をしていたということが判明をいたしました。 このために町のほうといたしましては、重複をしていた部分のうち、町の単費であります、与謝野町農林業振興事業費補助金、これを交付を決定を取り消しまして、当該補助金の返還を求めるということにいたしました。 この要因でありますけれども、ここは多面的機能支払交付金のほうで、一旦、災害復旧事業の経費を立てかえても構わないということでの農林課のほうの指導しておりましたけれども、一方では、災害復旧事業のほうでは、その立てかえたお金で災害復旧事業を行いましたけれども、本来なら、そこで町の補助金を、受けた補助金を多面的機能支払交付金の会計のほうに、地域の事業主体のほうは戻す、立てかえをしましたので、それを戻すという手続をしなければならない。そこを一方で多面的機能支払交付金のルール上、それを返すことができない。この二つの矛盾をした状態にありまして、そこが、もととなりまして、このような二重交付になったということであります。 これにつきましては、それぞれの担当者が、それぞれの事業のルールでやっておりますので、おのおののルール上は適正な事務執行を行っておったわけでありますけれども、ただ、そこの立てかえ金を戻すというところの部分がお互いの指導が矛盾をしたことを、それぞれ行ってましたので、地域のほうといたしましては、なかなかそれをどのように受けとめてよいのかわからず、このような状態が結果として残ったということであります。 これに至りました要因といたしましては、やはりそれぞれ二つの事業を監督しております所属長であります私のほうが全体を見渡す中で、適切な指導が至らなかったということに限るというふうに思っておりますので、反省をいたしておりますし、今後、このようなことが起こらないように、再発の防止の計画も立て、今、実施をしておるところでございます。 この再発の防止につきましては、やはりそれぞれの事業のマニュアルを、いま一度しっかりと整備をして、そのマニュアルにつきましては、当然、所属長であります農林課長のほうが統一的な見方で持ったマニュアルを整備していくということと、重複交付のないように添付資料につきましては、確認印を押して、物理的にも防いでいくということであります。 このようなことになりましたことにつきましては、私、農林課長の管理が行き届いていないということに尽きると思いますので、改めまして、この場をおかりしましておわびを申し上げたいと思います。申しわけございませんでした。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 今、課長の答弁で、単なる事務処理の間違いではないということと、今後の防止策を今しっかりと検討して推進してるという答弁をいただきました。ぜひとも、そういうふうに取り組んでいただきたいと申し上げておきたいというふうに思います。 続きまして、59ページ、農商工連携・六次産業化推進事業、今、私たちの町で最重要課題で取り組んでいる六次産業化推進事業が340万円も減額になったわけですね。本来なら補正予算で、予算が足りないぐらいの事業になるべきだと私は思うんですけども、なぜ340万円も減額になったんか、説明を求めておきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。農商工連携・六次産業化補助金の180万円の減額、また移動販売の関係で160万円の減額ということの合計の金額を先ほどお示しをされました。 今回の関係につきましては、昨年度からの事業の継続事業ということで展開をしている計画でございましたですが、今回、その事業申請がなかったということで、減額補正になったというところでございました。 これにつきましては、本年度、産業建設環境常任委員会での閉会中審査などにおきましても、募集期間などのご説明もさせていただいて、町内に公募をかけたというところでございましたですが、最終的には手が挙がらなかったというところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 今、推進するための公募をされて、事業者の手が挙がらなかったということなんですけれども、私の見る限りでは、どういう形で事業者の公募をされたか。なぜ、応募がなかったか、昨年の反省も踏まえまして、課長よくわかっておられた事業だと思うんですけども、もう一度答弁お願いいたします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。この関係につきましては、まず公募の方法としましては町のホームページ、その部分での募集ということでございました。 この事業申請、応募に至らなかった経過につきましては、いろんな場面で聞かれるたびに、いろいろと会議のたびにでも説明をし、担当者のほうも声かけはしてきたというところでございましたですが、最終的には、その至らなかった経過については、さまざまな要因があろうかと思っております。 一つ言えますのは、例えば昨年度の事業受託者の方におかれましても、いろんな、今後のスタイルの部分についての方向性について、やはり踏みとどまれたということで、補助金の申請を手を出しづらかったという、そういった経過があったんではないかと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 農商工連携とあるわけですね、課長。で商工会とか農協、JAですね、とかいろいろな声かけ、公募の方法あると思うんですけれども、最先端の事業ですね、今、国を挙げてやっています事業が、こんな減額になるようでは非常に遺憾だと思うんです。 やはり繰り返しになりますけども、補助金が足りないで、もっと国に取りにいこうという積極的な商工行政を私は求めたいと思うんですけども、課長の見解を求めておきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長
    商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。本来、議員がおっしゃられるように、与謝野町の本質をしっかりとビジネス化する、そういったための事業のスタイルだったというふうに考えておりました。 やはりこの制度設計が、我々のほうも甘かった部分が点在してたということで、これにつきましては、私どものほうも反省をしておるところでございます。 今後、もう一度この展開については、現在、本町におきましては、商工振興課、観光交流課、農林課、また商工会、観光協会等で産業振興連絡調整会議というものを、機能をつくらせていただいております。 今後、国府の制度も活用する上でも、制度設計を立ち上げる上でも、しっかりとそういったこれまでの反省をもう一度振り返りながら展開をしていきたいということで、第二のチャレンジをしていきたいということの確認を今、取り合っているというところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) もう一度だけお願いしたいと思います。 私が思うには、もう少し幅広く考えて、農商連携を取り組んでいただきたいと思うんです。ことしは、結果は出なかったということでいいんですか。もう3月ですから、来年は頑張るということですね。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長(小室光秀) お答えいたします。本年度においては、この補助申請者は出なかったということで、最終的には事業実績はないという形になります。 来年度についてというご質問でございましたですが、現在のところ来年度の、令和2年度の当初予算の中には、この類の制度を持ち合わせておりません。今後、これまでの、この3月定例会でも出ております、「ひと・しごと・まち創生総合戦略」この事業のスキームの中で産業振興会議のご意見だったり、また、さまざまな関係団体との連携の中で、この制度を改めて組み立てるなら組み立てる。今後、違う方向で展開するなら、それはそれで、第2の一手を打っていくということを検討してまいりたいというところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ぜひ、積極的な取り組みをお願いしておきたいと思います。 もう1点、63ページでございます。建設課長にお尋ねいたします。 ことしは雪が降らなかったわけですね。なのに250万円の増額の補正予算が組まれたということになっております。この、なぜだというところをお聞きしたいと思います。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。そもそも論の話なんですが、当初予算におきましては、実際の除雪に対する作業委託料、この部分の見方につきまして、山間部を3回程度という形で予算計上させていただいております。 この冬につきましては、実際には3回出てはおるんですけれども、その作業時間によって、その委託料の精算をさせていただきますので、あくまでも当初予算では標準的な3回分を見ておりますが、実際の作業時間が、その予算を上回る金額での精算を余儀なくされたということで、その費用が250万円の追加という形でお世話になろうとしております。 申しわけございません。今現在は除雪の委託期間は3月15日までということですので、実際にはもう期間は過ぎておるわけですけれども、その補正予算を組ませていただいたときというのは、まだ、その2月の中ごろからの話ですので、今後の見込みという部分も含めて、若干余裕を見て、足らない部分も実際にあるんですけれども、余裕も、もう一回あったときという部分も含めての計上になってますので、若干ちょっと多額になっているかもわかりませんけれども、そういうことでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 要するに、建設業者の方が除雪機を借りてる委託料は町が持たないかんいうことなんですね。だから、予算が、雪が降らなくても要ると、こういう考えでいいんですか。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。除雪に関しましては、冬に除雪をお世話になるということで、業者持ちの機械、それから、町がリースする車両、町が持っている車両、そういったものを全て事前に配置をしなければならないということでございます。 それに伴いまして、業者の機械については、私どもが除雪で使わせてもらいますよということで拘束するわけです。これに関しては拘束料が要ります。それから、リース機械ですので借り上げせんなんという部分もあります。それから、除雪に関しては、必ず、タイヤドーザーですので、チェーンをつけていただいて、それで作業に備えていただく、そういった作業料も全て含まれています。 したがいまして、除雪は全くしなかったということを念頭に置きましても3,000万円近いお金は要ってしまうということなんです。それプラス、実際に除雪をされた作業料ですね、この部分が、その雪の降雪があるなしで決まってくるということになります。 ちょっと先ほど、きっちり申し上げられなかったんですが、除雪の作業の委託料としては、実質では40万円ほどが不足しておったということで40万円と、それから3月15日までの間にもう一度、雪が降ったら出んなんという金額を210万円とさせていただいて、合計250万円の補正をさせていただいたということで、これは作業の分です。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 今、課長に答弁いただいた内容はですね、与謝野町だけ独自の慣習というか、これまでの習慣、あるいは京都府北部の、そういう業者と市町の取り決めが全てなってるわけなんですか、うちの町だけそうなんですか。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えをいたします。当町の、この除雪に関するもろもろの費用につきましては、京都府に準じた形を取らせていただいております。 よその市町におきましても、そういったことでやられておると思いますが、細かい部分については、それぞれの独自性があるかもわかりません。当町の場合は、もうほとんどが京都府に準じた方法となっております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) わかりました。以上といたします。 ○議長(家城功) お諮りします。 本日はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(家城功) 異議なしと認めます。 本日は、これにて延会することに決定しました。 この続きは、明日、3月19日午前9時30分より開議しますのでご参集ください。 お疲れさまでした。     (延会 午後4時15分)...