与謝野町議会 > 2019-03-13 >
03月13日-06号

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  1. 与謝野町議会 2019-03-13
    03月13日-06号


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    平成31年  3月 定例会(第86回)          第86回平成31年3月与謝野町議会定例会会議録(第6号)招集年月日 平成31年3月13日開閉会日時 午前9時30分 開会~午後4時44分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  河邉新太郎      9番  宮崎有平       2番  山崎良磨      10番  高岡伸明       3番  杉上忠義      11番  永島洋視       4番  山崎政史      12番  安達種雄       5番  今井浩介      13番  多田正成       6番  下村隆夫      15番  和田裕之       7番  渡邉貫治      16番  家城 功       8番  浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    小牧伸行    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       塩見定生      企画財政課長    小池大介    教育次長      坪倉正明      総務課長      長島栄作    学校教育課長    柴田勝久      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 前田昌一    子育て応援課長   浪江昭人      税務課長      平野公規    保健課長      水口淳子      住民環境課長    茂籠 誠    商工振興課長    小室光秀      会計室長      小池信助    観光交流課長    植田弘志      建設課長      吉田達雄    上下水道課長    山添雅男      農林課長      井上雅之5.議事日程  日程第1 議案第16号 平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第6号)                                (質疑~表決)  日程第2 議案第17号 平成30年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第4号)                                (質疑~表決)  日程第3 議案第18号 平成30年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第4号)                                (質疑~表決)  日程第4 議案第19号 平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第5号)                                (質疑~表決)  日程第5 議案第20号 平成30年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)                                (質疑~表決)  日程第6 議案第21号 平成30年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)                                (質疑~表決)  日程第7 議案第22号 平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第4号)                                (質疑~表決)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(家城功) おはようございます。 ただいまの出席議員は、15人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第16号 平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 本案については、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番、山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) おはようございます。 昨日の勉強会を経て、ちょっと気になったことがあるので、簡単にお聞きしたいと思います。59ページの農商工連携・六次産業化推進事業、こちらの話のキッチンカーの件について、少々お聞きしたいと思います。 まず、さきの勉強会で、どのような業種かという中で、いわゆるトルティーヤやピタパンなど、いわゆるちょっとこの辺のあたりでは聞き覚えのないような用語が飛び出しましたけど、いわゆる粉ものであると思うんですが、片や、もう片一方のほうも粉ものであるということで、ちょっと似偏っておると思うんですが、その辺は、どのような審査があったのか、まず、お聞かせください。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) おはようございます。 山崎議員のご質問にお答えをさせていただきます。今回の補正予算の内容におきまして、農商工連携の補助金、これの減額の予算を計上させていただいたというところでございます。先ほどお尋ねの内容につきましては、この補助対象事業者に対しましての審査の過程、この部分につきましてのご質問というふうに承りました。今回の審査会につきましては、審査の期日が平成31年10月10日に行っております。その際、審査要領の確認、また、ヒアリング審査を各対象事業者に行ったというところでございます。 当日は、3事業者の方が手を挙げられたという中で、2事業者を採択をされたというところでございます。お尋ねの、その2事業者につきましての部分で共通する言語が粉ものというふうなことでございます。これはそれぞれの申請者の考え方によって審査をされたというところでございますが、この部分につきましては、やはりその事業者が町内の、いわゆる昨日も勉強会でお話をさせていただきましたが、米粉など、いわゆる粉ものしたとこによる多様度な製造物をつくっていきたいということが、審査の過程の中で見受けられたんではないかというふうに考えております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) 今のお話の中で、それは当たり前のことなんでしょう、ヒアリングがあったとお聞きしました。その中で、私が気になるのは、まず一つ、私もかつてのサラリーマン時代のお付き合いで、今でも飲食セミナーに時々、参加させてもらうんですが、今の若者は出店希望というのは、ほとんど業種が飲食になると。一つは原価率が安い、また、居抜きの店舗などを借りれた場合、初期投資も安くで抑えれる。しかしながら、5年、この5年というのは、いわゆるリースか何かを組んだときの減価償却の期間、これが5年ですね、5年で考えるんですが、5年での廃業率というのは8割から9割に及んでいるという中で、この町というのは、そこまで8割、9割ほどではないのかなと感覚的に思うんですけど、そういった廃業率等を考えるとときに、いわゆるトルティーヤ、ピタパン、こういったものは、済みません、ちょっと用語を使って申しわけないんですけど、F1層、20代から30代半ばの女性が主に対象層だと思うんですけど、いわゆる5年後も続けられるというようなヒアリングに対しての気概を感じたといいますか、能力を感じたというところでよろしいですか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、この審査を行います委員の構成を参考までにお答えをさせていただきたいと思います。 委員の構成につきましては10名というところでございまして、その審査の委員としましては、与謝野町観光協会から2名の方、与謝野町商工会から2名の方、また、金融機関、これは京都銀行さんと京都北部信用金庫さんから2名、そして、一般社団法人京都中小企業診断士協会、ここから1名、そして、与謝野町のほうから3名ということで、計10名の方に審査をいただいたということを申し添えさせていただきます。 先ほどおっしゃられました中で、この事業者が廃業率が5年の中で若い方は、すぐにドロップアウトしやすいだろうというようなことが意見の中でも、それに類似するようなご意見が寄せられたことは、私のほうとしては記憶しております。この委員のほうからは、この採択した事業者に対しまして、いわゆる追跡調査、これをきちんとやるべきだというふうなことが、まず、私どものほうは確認をとらせていただいております。5年間、毎年度ヒアリングを行うということで、現在、この事業者につきましては、まだ、申請者という形になっておりますが、この事業を10月10日以降に都合、それぞれの事業者に2回ヒアリングも行っております。これは事務局のほうで行っておるというところの中で、現在の事業遂行状況を確認しております。 そういった中で今後、損益計算書の提出、また、事業の実施内容について、やはり町内を中心に行っていただくということ、そういったことについての確認を行いながら、加えて申し上げますと、この今後の動きにつきましては、与謝野町商工会の経営支援員のほうも、この事業者に対して伴走支援をしていくといいますか、いろんな部分でノウハウを伝えていくということも確認をしておるというところでございますので、この5年間以内で、いわゆる廃業ということにならないように指導していきたいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) わかりました。最後にお聞きしたいんですが、毎年度、ヒアリングをして状況、方向修正なども考えていかれるということなのでしょうが、今もう一つ、この町にも直面しておる問題がございます。人手不足というのが否めない中で、これはちょっとげすなもの言いになったら大変失礼なんですが、米粉を使った業者さん、こちらのほうも現在、2店舗出店されておられますけど、1店舗のほうにつきましては、お休みが非常に多いと、私、感じておるんです、よく前を通ったときに。それは別に内容を邪推するわけでも何でもなく、人手が本当に足りないんだろうなという部分がございまして、人手の確保なんかの話というのは、ヒアリングでは出ませんでしたでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。今、山崎議員が申されましたように、この丹後圏域、これは全国的に言えることかもわかりませんが、人材不足、これは私どものほうも、否めないと思っております。そういった中で、先ほどお尋ねされましたのは、1事業者、その申請者の中で既に開業されておられる事業者ということでございますが、いわゆる人材の不足、これにつきましては、ヒアリングの際に、やはりそういった部分を危惧されているということはお聞きしております。 先日、私のほうも、これはたまたまですが、この加悦庁舎の1階のロビーで、その事業申請者の方に立ち話程度でお出会いしたことがございました。その際にも、やはり人材の不足というのは、非常に苦労しておるというようなことがございました。しかしながら、この分野につきましては、若い、いわゆる感性で乗り切っていただきたいということを考えております。 今こういった食品関係の事業につきましては、やはり若い方が、いわゆるかかわりやすい分野というふうにも聞いておりますので、その辺につきましては、今後、雇用対策の視点において、私どものほうも常に意識を共有しながら支援、指導をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆2番(山崎良磨) これで終わりますが、しっかりと管理、ご指導のほう、公費が出ております。続けていただくのが一番得策かと思います、決まった以上は。しっかりと進捗管理のほうをお願いしたところで、私の質問を終わります。以上です。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 13番、多田議員。 ◆13番(多田正成) おはようございます。 59ページのテキスタイル産地化事業補助金という、この事業の内容を少し聞かせてください。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。本事業につきましては、京都府と与謝野町の協調事業として補助制度をつくって平成29年度から行っておる事業でございます。その中で平成29年度については事業を、手を挙げられた事業者がなかったというところでございますが、平成30年度におきましては、この事業の実施がなされているというところでございます。 お尋ねの部分でございますが、この事業につきましては、いわゆる織物の広幅を展開していく事業者に対して、加えて織機及び整経機など、これは広幅にかかる準備機等につきましても、そういった取り組みに対して支援をしていくという取り組みでございます。 ○議長(家城功) 多田議員
    ◆13番(多田正成) 広幅化が当町の場合、丹後の織物の場合、広幅化をもっともっと推進する必要が産地としてあると思うんで、この取り組みはいいんですが、728万3,000円ですか、大きな減額となっておるんですが、こういった制度をしても、そういった広幅化にしていこうという意欲のある業者といいますか、それはどんな雰囲気でしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。今回も取りやめた事業者も加えまして、現在の申請実績は3事業者ということになっております。この部分につきましては、それぞれの事業者の織機の導入するといいますか、その経過の中で、さまざまな要因があったというふうに聞いております。課題になっておりますのは、この予算を編成した以降、その広幅の取り組みをしていこうという、その機運の部分といいますか、この部分が、どういうふうなことになっているかということが重要なところだと思っております。 現在、その丹後ちりめん創業300年の取り組みを広域的に行っております。加えまして、本町におきましても、若手織物の、その事業者、そういった部分を未来の視点において、さまざまな、いわゆる考え方を加えさせるといいますか、そういった取り組みをしておる中で、やはり広幅化に対する重要性、これについては、じわじわと高くなってきておるというふうに認識をしております。 今後も、この取り組みにつきましては、丹後織物工業組合も含めてなんですけども、いろんな全国の事業展開を、やはり情報として入手しつつ前向きに取り組みをしてまいりたいというふうな考え方が、私どものほうはあるというふうに思っております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 当町は300年の織物の歴史があるわけですけれども、きょう現在は3%ほどまで落ち込んでしまったんですけれども、ご存じのように小幅できょうまで栄えてきた町であります。しかし、その小幅で商品をつくる技術は十分あると思っております。この町に財産としてあると思うんですけれども、その広幅化に小幅の技術が生かせる、機場の体制づくりが、今後は、この町の大きな、世界に向けて織物の産地として迎えるチャンスではないかなというふうに思っているんですが、この体制が制度的にできても、これがフルに使われないような意欲では、それが広まってこないと思うんですが、それは町のほうの働きかけが悪いのか、いろんなシルクのプロジェクトだとか、いろんなことに取り組んでおられますけれども、いち早くこの町の経済を活性化しようと思うと、歴史のある、そういったことを、そっちに転換していくということが、僕は必要なんですけれども、機場が今の広幅も2割ぐらいは丹後の産地で、広幅化があって、いろいろとあるんですが、小幅の技術を織り出すだけの機ごしらえになってないんですね。そこを織物訓練センターで何度か商工会のほうにも行って、そこの試織ができる体制をつくって、そして、そこを見せていくと、業者に見せていく。また、若い方々が非常に今、感性を持った方々が経営者においでますので、そこをどうして生かしていくかなということは、やはり自分とこの機場が小幅であったりすると、なかなかできないもんですから、広幅で、そこで試織ができるような感じにして、そうだったら、こんなものができるんだったら、我が家も小幅から広幅に変えていこうという、そういった仕掛けが必要だと思う。それが、一番織物の技術といいますか、要するに当町の財産を生かすもとだと思うんですが、町長、そこはどうでしょうかね。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 皆さん、おはようございます。 それでは、ただいま多田議員からいただきましたご質問にお答えをいたします。先ほど、多田議員からご指摘がございましたように、本町の地場産業の一つである織物業については、非常に古い歴史を有してございます。この長い歳月の中で、この織物業の発展、そして創意工夫というものが、この町で展開をされてきたと考えてございます。 ご指摘のように、昭和の40年代を堺に白生地の生産量というものは低下し続けているというところではございますけれども、その技術というものを活用した上で、例えば洋装地、あるいはホテルの内装地などの別分野での織物業の活躍というものが見受けられる。そうした時期に差しかかっていると考えてございます。 そうした社会情勢というものを考えましたときに、小幅で培ってきた織物の技術を広幅に応用していくということ。それに対する支援ということは、私たちとしても重要であるというように考えてまいりました。そうしたことからテキスタイル産地化事業ということで、広幅に拡張される方々へのご支援ということを行ってきたという状況でございます。 また、議員からご指摘をいただいておりますのは、恐らく織物技能訓練センターにおける広幅に対する取り組みを、より実行力のあるものにしていく必要があるということであろうと思ってございます。たびたび議員からもご指摘をいただいてきたということもございますので、来年度の当初予算におきましては、織物技能訓練センターの充実に向けた予算も計上させていただいております。 いずれにいたしましても、今後、織物業の発展ということを考えたときに、この広幅化というのは非常に重要なところであります。また、技術を習得したいという方々に対し、広く、その門戸を広げていくということも、また、重要であると考えておりますので、それら双方の取り組みでもって織物業の振興に努めてまいりたいと考えているところであります。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) ぜひとも、シルクプロジェクトだとか何とかいって、なかなか先の見えないことも必要かもわかりませんけれども、そんなことをしているより、いち早くこういったことに力を入れていって、本腰を入れて、その体制づくりができるようなものにしたほうが地域の活性化になる。また、この町の産業の活性化になるというふうに思っております。そういったことがなかなか個人では、そういった施策が、機までかえて、機ごしらえまでかえて、なかなかそこに取り組めないんですけれども、ああいったところを活用してやればいいんですが、広幅いいましても、今まではレピアだとか、そういった自動的な織機が多いんです。その中で、これは織物屋さんでないとわからんのですが、機ごしらえそのものが小幅のいろんなジャンルの組織といいますか、生地をつくるのに、そういうふうになってないんですね、今の広幅は。同じものが釜でずっと織れていくだけの広幅なんです。それを一釜で小幅の技術が生かせるようになれば、いろんなジャンルに、世界に向けて、いろんなジャンルに丹後の技術が、私は発進できると思ってます。 一部そういったことはできております。この前も、いつだった、ちょっと忘れましたけれども、網野の七人展というのをやってます。それは西陣織の技術を生かして広幅で壮大なものをつくってます。これはすごいなと思います。だけども丹後ちりめんで、こちらは丹後ちりめんのほうが本場ですから、丹後ちりめんの小幅の魅力を広幅で、どう出すかということが、まだまだ、秘められとるものがあります。だけど機場がそうなってないで、できないんですよ。そこが町長、大事ですので、商工会からも多分、課長のところに、技術を持っておられる技術屋さんがおいでます。その方が若干予算を出して、見積もりを出して、課長に渡しておられると思うんですが、やはりそういったことをもっと真剣に取り組んでいただいたほうが、僕は経済の活性化、それから、丹後の財産が生かせると、技術が生かせるという思いでおりますので、ぜひとも町長、そこを課長と十分相談していただいて、手を打っていただきたいというふうに思います。 何かありませんか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘をいただきました内容につきましては、私としても、そのとおりだなというように感じるところであります。先ほど、議員からご提案がございましたように、織物の生産基盤を充実させるとともに、その設備を十分に有効活用していくための技術の集積というものもあわせて進めなければならないと考えております。 そうした体制をつくり上げていく上で、織物技能訓練センターというものは非常に重要な役割を果たしてもらえるものと考えてございます。引き続き関係者の皆様方と手を携えながら、その充実に向けて努力をいたします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私のほうからも、先ほど織物技能訓練センターの関係のお話しになりましたので、現在の状況を申し添えさせていただきたいと思います。あのセンターも9月に条例改正をお世話になりまして、いろんな視点でもって有効利用できるように、与謝野町商工会機業部会さんのほうのご参画もいただく中で、現在、展開をしておるというところでございます。 先ほど、あのセンターの有効利用という中で、いわゆる広幅の中でも1台は、まだ、本格的な稼働といいますか、そういったところに至ってない部分がございます。 先日、そこの技術者のほうとの意見交換の中でも、例えば、東京の、いわゆる壁紙を、ホテルの壁紙を生産する、その製造する部門を、こちらのほうでしていただけることはできないかという相談案件を商工会のほうに持ち込まれたということがございました。 ただ、それを単純に町内事業者に要請するということについては、やはり大きな投資が必要になってくるということの中で、本件につきましても、現在、商工会のほうと前向きに検討していこうということで、あの施設の有効利用の中で町内の織物事業者が、例えば、スクラムを組んで、その事業展開をしていくとかいうふうなことも、一つ考えられるのではないかというふうなことでございます。 平成31年度におきましても、いわゆる機ごしらえ等の予算も、このセンターの費用の中に当初予算を出させていただいておる中で、今後そういった部分も複合的に考えながら前向きに、いわゆる、この地域に、その事業が展開できるようなことを検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) とりあえず、そういったことを真剣に考えていただいたほうが、織物に関しては産地の技術が生かせるというふうに思ってます。経済の活性化にもなると思います。それと今回の補正なんですけれども、きのうも一般質問で言いましたが、減額補正が非常に多いんですけれども、財政企画課長に聞かせていただきます。 歳入歳出とも1億2,423万4,000円、歳入歳出ともに補正が出ておるんですけれども、その中で一般財源が1億3,300万円ほどあるんですが、これは財政的に、年間の出納閉鎖前なんですけれども、財政課のテクニックとして、想定内の金額でしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) ただいまのご質問にお答えいたしたいと思います。今回の補正が3月議会での補正ということで、本来でありますと、当初予算で計上させていただきました事業、それに伴う財源、これらを全て、要は事業を執行した後の生産的な要素を含んでおります。ただ、副町長の提案説明でも申し上げさせていただきましたように、今後、特別交付税ですとか、それから、京都府の未来づくり交付金、こういった大きな財源を当初の見込みでは、京都府の補助金については、ほとんど見ておりませんし、それから、特別交付税も一定の額を予算計上しておりますので、今後、もうしばらくすると交付決定等がおりてくると思いますので、それらをあわせて専決処分をさせていただきたいという旨の提案説明を副町長のほうがされたと思いますけれども、今回の補正予算は、その前段ということで、先ほど申し上げましたような精算部分がございます。 私どもが予算編成を、当初予算の編成をさせていただく段階で、いつも申し上げておりますのは、事業費は見積もり等をきっちりして、見込みをきっちりと立てて、できるだけ執行額を、後で返りがないように、正確に見積もりをしていただきたいということを申し上げております。 一方で、財源につきましては、安易に国や府の財源を見込むことなく、いうたら過大に見込むことなくということを言うておりますので、今回、3月補正予算で事業のほうが見込みを下回って多くの減額がなっておる部分、それと財源としましても、財政調整基金に繰り入れを戻しをさせていただいておりますけども、これらが収支を、バランスをとる上で最初から繰り入れを経常させていただいておった分を今回2億3,000万円戻させていただいておりますけども、なおかつ4億8,900万円の繰り入れ状況になっておりますので、ここらが、先ほど申し上げました専決で、どれだけ返せるかということが課題だとは思っておりまして、今の議員が言われました一般財源が1億円云々だけで図れない部分があるというふうに認識をしております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 基金の繰り入れも大変多額ですので、そういったテクニックが必要かなというふうに思うんですが、私、いつも申し上げておるように、特定財源は、これは実績に応じての場合が、多分あると思いますので、そうなんですが、もし、その予算で見込めるなら、要するに特定財源は別として、一般財源は、やっぱり我が町で自由に使えるわけですから、やっぱりきちんと予算編成して課長のおっしゃる最終的な、そのことも十分理解しておるんですが、やっぱり繊細な町民の、きのうも言いましたけれども、町民の身近な、そういったところの修正には、一般財源であればできるわけですから、そこをきちんと詳細に予算編成をしていただいて、組んでいただければ、それはもっともっと私は町民のための事業ができるんではないかなというふうに感じておりますので、全体の財政を預かっておられるので、意味は十分わかるんですが、そこがどうかなと、ですから、この1億3,300万円ほどが想定内、今の時期、課長として想定内にあるのかなということが、ちょっとお聞きしたいです。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今の一般財源が多く減るということで、本来、もっとほかの事業に一般財源でできたものがあるのではないかなというようなお考えだと思いますけれども、議員もご承知のとおり、特定財源といえども、満額が特定財源で補填、先ほど申し上げましたような留保といいますか、とっております特別交付税ですとか、未来づくりの交付金なんかは、きっちり見込みが立たないものなので、過大には見積もっておりませんけども、ご承知のとおり特別交付税なんかは、町の一般財源として充当すればいいわけなんですけども、多くの国、府の特定財源、これについては100%というようなものは、なかなかございません。ご承知のように2分の1であったり、3分の1であったり、4分の1であったり、事業によって変わってきますので、そこへ持ち出す一般財源の所要額が大変多くございます。そういったものを事業費の精査をしてくると、どうしても国庫も減ったり、府費も減ったりするんですけれども、一般財源も減ってくるということは、事業の展開していく上で、もうやむを得ないことだと思っておりますので、その高によって、この額は、一般財源の所要額は変わってくるわけですけども、私が思っております3月での事業の精算によって、こういった1億3,000万円を超える減額の一般財源が出てくるということはやむを得ないかなというふうに思っております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 財政に厳しい課長ですから、思うんでして、基金もそういった工夫の中で4年ほどゼロにならずに済んでいく見込みが立ったというふうに言っておられますので、依存財源に託しておる町ですから、やっぱり基金も、それはやっぱり基金がなければ何もできませんので、そこも重要なとこだと思いますので、今後も、そこを重視しながら、そうかといって、あまり補正で減額するんではなしに、町民はいっぱい周辺やってほしいところがあるわけですから、そういったところも十分目配りをしていただいて、有効な活用がしていただけたらありがたいなというふうに思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) ちょっと先ほど答弁の仕方が適切でなかったと申し上げるよりも、今、一般財源の減額が1億3,000万円ほどあるわけですけども、先ほど来、申し上げておりますように、当初予算を計上させていただいたときの考え方は、歳出は適正に、歳入は過大にならないようにということを申し上げて、各課の予算要求を積み上げていただくようにということを申し上げております。 それを受けての予算編成をして、なおかつ収支の足らない部分を財政調整基金等からの繰り入れを充てさせていただいて、予算を編成させていただいていると。今回、3月で、こういった事業を精査して不用額が出たものやら、例えば、入札を行って落札減によって事業費が減額になったもの、いろいろと要素はあるとは思うんですけれども、そういったものを特定財源が、どういうふうな割合で占めるというものを、全部精査させていただいて、残り一般財源が1億3,000万円程度減額になるわけなんですけれども、これを、そしたら他の業務に本来使えたというんではなくて、その前に当初予算で財政調整基金からの繰り入れを行っておりますので、こちらへ返す財源となるというのが正しいご理解だということを、一つご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 4番、山崎議員。 ◆4番(山崎政史) それでは、69ページの小学校施設整備事業について、昨日、全員協議会を受けまして、大体の理解はさせていただきましたが、数点、お伺いさせていただきます。 私の理解としましては、国からの補助金や交付金に関しての理解として最終的に、この事業にかかる町の負担としては約9,300万円ほどということでよろしいでしょうか。お聞かせください。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) きのうの全員協議会の柴田学校教育課長の説明の後に、私のほうから補足説明をさせていただいたときに申し上げさせていただいた、本事業で予算計上をさせていただいております。今の事業でいいますと一般財源所要額は違うんですけれども、それを将来的にお借りした起債を償還していくこと、それに対して交付税が充当されるということを相殺しました結果、今、議員が申されましたように9,316万2,000円を見込んでおるというものでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) 次に、台数が110台ということで、設置場所などを見させていただきますと、エアコンを使う時期というのは限られた時期であって、この部屋の使い方なども、工夫によれば、まだ減るのかなという思いはあるんですが、それについては、また、実施設計なんかができてからという認識でよかったですか。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) お答えしたいと思います。現在、整備予定の教室数につきましては、110教室ということで、設置予定箇所につきましては、ふだん子供たちが授業に使います普通教室と特別教室といいまして、音楽室や、その他、図書室、イングリッシュルーム等に設置を予定をしております。 各教室については、常時使いますし、特別教室についても音楽教室等は、それぞれの学年が分けて使いますので、使用頻度は高いものと考えておりますが、議員がご指摘の、例えば児童集会室でありますとか、使用頻度の低いものにつきましては、今後の実施計画の中で精査してまいりたいと考えております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) 今回、この国の補助対象としてエアコン設置をすれば、今回のような事業費になるということなのですが、この国の基準といいますか、今回の補助制度を使わずに町独自の事業でやった場合、最終的に幾らぐらいの予算になるのかなどの試算は、されたでしょうか。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) 今回の予算要求の積算につきましては、平成29年度に実施をいたしました江陽中学校、また組合立になりますけども、橋立中学校で整備をしていただきました空調の工事実績に基づいて教育委員会の職員が概算で要求したものでございまして、こちらのほうの試算しかしておりません。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) なぜ、それしかされてなかったのか、お願いします。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) お答えします。業務用エアコン以外の試算はしなかったのかということでございますですかね。その件につきましては、業者さんとの打ち合わせをさせていただく中で、業務用エアコンを選定しております。といいますのは、空調熱負荷計算というものを各教室ごとに行う必要があるだろうということで、計算は国土交通省が発行しております建築設備設計基準というもので積算をしていただくということで、実施設計のほうは委託をするというものでございます。 家庭用エアコン等の設備については検討していないということなんですけれども、その打ち合わせの中で一般的に家庭用のエアコンにつきましては、28畳程度が最大のものということで、教室数の広さが大体33畳以上あるということですので、容量的に少し不足するのではないかというようなご意見をいただいたり、あと家庭用の、教室用に設置した場合は、家庭用のエアコンは吹き出し能力が少し弱いというふうに聞いておりまして、部屋の隅々までは届かないのではないかというようなことや、室外機と熱交換を行うポンプ機能が20メートル程度というふうなことで、設置場所の制約があるというようなことをお聞きしておりまして、また、耐久性等につきましても、業務用エアコンのほうが安心できるだろうということもありまして、試算のほうは行っていないということでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) なぜ、そのような質問をしましたかといいますと、素人考えではありますけど、先ほど言われた家庭用のエアコンですと23畳なり28畳が目いっぱいということですが、それを2台つけることによって補えるのではないかと。また、23畳用でしてもネットを見ましたら20万円から30万円でもありますし、そういうことも考えまして、一応ちょっと質問させてもらったんですが、この厳しい財政状況の中で、さまざまな、いろいろなプランを出していただいて、効率的にも経済的にも最も有益な選択をしていくべきではないかという思いで、質問をさせていただきました。そのことについては、どうお考えでしょうか。 ○議長(家城功) 柴田学校教育課長。 ◎学校教育課長(柴田勝久) お答えいたします。ただいまご説明をさせていただきましたように、エアコンにつきましては、業務用エアコンしか選定を、今のところはしておりませんが、業務用エアコンにつきましても、吊りさげ型とか、置き型とか、いろいろとありますので、また、機種によっては、いろいろな機能がついたり、基本的な機種もありますので、そのあたりも実施設計の中で、なるべく安価な、不要な機能がついていない機種を選んで実施設計の中で節減したいというふうに考えております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) 私自身も、最近の、この猛暑によります危険性というのも大変理解はする中で、早急にしていただきたい事業であると思います。また、こういったことも含めまして、最終的に町内に今後、小学校が何校必要なのか。また、統廃合にかかる1校につき1回までの統廃合とするなど、そういったことも、あと新校舎が今後は必要になってくるのかとか、そういったことも今後の小学校のあり方なんかも、また、再度、考える時期にあるのではないかと思いますので、その辺、また、よろしくお願いいたします。 では、次に59ページの農商工連携・六次産業化推進事業について、お伺いいたします。この事業につきましては、与謝野ブランド戦略からの派生といいますか、それにかかる事業であるという認識をしますが、どうでしょうか、お聞かせください。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。議員が今、ご指摘されました取り組みの中で、この六次産業化事業、農商工連携がブランド戦略の事業展開の一つかというふうなご質問だと思っております。本件につきましては、今、議員がご指摘された考えのとおりでございまして、私どものほうは六次産業化、農商工連携を実現する仕事づくり、また、観光産業の強化仕事づくり、また、仕事をつくるための人材を育む人づくり、こういった部分の事業展開、そして、持続可能な環境をつくるまちづくり、この事業の一端の中で、この農商工連携の、その事業展開は組み込まれているということでございます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) ありがとうございます。そういうことなんですが、今回の農商工連携・六次産業化事業なども、キッチンカーなど、いろいろ事業は進められておるんですが、それについての経過の説明というか、今、どこの段階にあるかという説明が非常に少なくですね、委員会の中でも質問をして答えてもらうという状況にあるんですが、その辺は、どうお考えなんでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、この事業展開の経過につきまして、平成26年度以降、この取り組みをしてまいりました。そういった中で、平成29年度、平成30年度におきまして付帯決議等も当初予算の中で頂戴したということも経過としてございます。その中で、産業建設環境常任委員会、また、議会での本会議、こういった場面で常に情報をお伝えするということをご指摘をいただいております。先日の産業建設環境常任委員会でも、その点につきましては、厳しく、私どものほうにご指摘をされたということでございます。その点につきましては、私のほうも、そういった意見をやはり受けとめまして、これにつきましては、今後、また、産業建設環境常任委員長のほうともご相談をさせていただいて、常に現状が、どの段階にあるかということにつきましては、お伝えをしてまいりたいと思っております。 その部分が、私どものほうが、なかなか失念しておったということではないんですが、お伝えするとこに、なかなかたどり着いてないという現状があったということで、その点につきましては反省をさせていただいております。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) 先ほど課長のほうからも当初予算のほうで付帯決議がついたということで、その付帯のほうには、やはり細かな説明、経過の進捗状況などの報告ということも上げられておったと思います。また、町民の皆様におかれましても大変注目されている意識の高いといいますか、注目されている事業であると思います。私どもにも、やはり今どうなっとんだという質問なんかも寄せられまして、ただ、その中で、そういう説明などが少ないと、私どもも答えに困るといいますか、という思いもありますので、今後より一層の報告の強化などをお願いしまして、終わりたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘をいただいております、与謝野ブランド戦略事業のことでございますけれども、現在、四つの方向性、方針のもとに、各施策の実施に入っているという段階でございます。 それぞれの事業の進捗につきましては、常任委員会、あるいは本会議などを通じて適切に行うことができるように、私としても指導してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどいただきたいと存じます。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私のほうからは1点、お伝えさせていただきたいのは、先日も関係者、これは庁舎内関係者の中で共有しておったところでございますが、広報が非常に足りないといいますか、非常に、これは本町の、どちらかといいますと弱点だと思っております。お隣の京丹後市におきましても、例えば、丹後ちりめん創業300年の例におきましても、やはり広報紙等への開示といいますか、そのボリュームが非常に、あちらの町と私どものほうは、規模的にも小さいということで、本ブランド戦略事業の展開につきましても、そういった視点においても今後、前向きに検討しようということで共有をしたというところでございますので、申し添えさせていただきます。 ○議長(家城功) 山崎議員。 ◆4番(山崎政史) 終わります。 ○議長(家城功) ここで10時45分まで休憩といたします。     (休憩 午前10時25分)     (再開 午前10時45分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 6番、下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、予算書59ページ、企業立地推進事業ということで、企業立地奨励金というのが予算に上がってきております。どういった会社に、これはお支払いいただくものなのか、また、その内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、先ほど議員がご指摘をされましたのは、今回、3月補正予算で助成金等を補正予算させていただいた取り組みでございます。その中で事業所名としましては、株式会社幸和でございます。事業所の店舗名称は株式会社幸和織物ということで、町内法人登記をされたということで、事業所の住所が京都府与謝郡与謝野町字男山108番地というところでございます。 今回の制度につきましては、企業立地促進条例に基づきまして、指定奨励事業所として指定をさせていただいた事業所でございます。今回、投下固定資産の投資額が8,766万5,000円、従業員数が規模4人、そのうち町内正規雇用が3名ということで、操業開始時期が平成30年11月1日ということでございます。その中で今回、その奨励措置等を、ここから展開をさせていただくというところでございまして、その事業の内容につきましては、和装製品製造、いわゆる織物業という形でございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 与謝野町の企業立地条例に基づくということでございましたので、その辺は理解させていただきました。ただ、奨励金についてなんですが、条例においては、奨励金というのは、奨励事業所の初めての投下固定資産に対する固定資産税の対象年度を初年度として5年以内の間の当該事業所等にかかる固定資産税に相当する額を限度とし、予算の範囲内の額とございます。予算が今回なかったから補正を組んだというのであれば、非常に条例を、どのように解釈していらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私のほう、ちょっと先ほど補正予算書を手元に持っておりませんでしたので、若干訂正をさせていただきます。今回の補正予算につきましては、59ページ、企業立地推進事業の中で負担金、補助及び交付金、その中で補助金として予算を準備をさせていただいたというところでございます。そのうち企業立地促進助成金471万8,000円、また、企業立地促進利子補助金39万9,000円ということで、補正予算化をさせていただいたというところでございます。この制度に、この企業立地促進条例につきましては、支援のメニューといたしまして、大きく四つのメニューを準備をさせていただいております。先ほど議員がご指摘をされました奨励金、そして、助成金、雇用奨励金、利子補助金というものでございまして、先ほど議員がご指摘をされました奨励金、これにつきましては、平成31年度の当初予算のほうで準備をしてまいりたいというところでございます。今回は、助成金といたしまして、先ほど申し上げました投下固定資産の取得費の5%以内の額ということで、先ほどの8,766万5,000円、そのうちの5%相当ということで、実際471万8,000円相当ということと、利子補助金、これは、この設備投資に基づきまして当該事業者が金融機関から応分の融資を受けておられるということで、それに対します利子補給を平成30年度相当としましては、10月から3月分までということで39万9,000円の予算準備をしてまいりたいというところでございます。 今後、3月末までに、そのやりとりの詳細な詰めをしまして最終的な交付決定をしてまいりたいというところでございまして、残りの雇用奨励金などにつきましては、1年間の雇用実績などが出ないと、この制度の奨励を行わないということもございますので、そこにつきましては、企業立地促進条例の事務の動きとして時系列として、そういったことになるということでご理解いただきたいと思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 今のお話ですと、企業立地奨励金という形で一本にまとめてしまったような気もしないでもないんですが、奨励金、助成金、雇用奨励金、利子補助金は区分としてあるのは理解しております。ただ、その中において、奨励金というものの考え方をお伺いしているわけで、予算の範囲内というふうに記載してございますので、固定資産税に相当する額を限度し、予算の範囲内の額ということになってますが、事前にわかっていることと思われるのが、なぜ補正に上がってきたのかをお伺いしています。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、先ほど事業者が立地をされましたのは、平成30年度の途中での意思表示をいただいたということで、奨励事業所の指定をさせていただいたというところでございます。 その中で、創業につきましては、平成30年11月1日というところでございまして、その運営実態を確認する作業において、その事業者から、いわゆるいろんな支払い行為、こういった部分を、資料を私どものほうが入手をさせていただき、この今回、補正予算化をさせていただいたというところでございます。 なかなかこの企業立地促進条例に基づきまして、当初予算などに盛り込むということは、なかなか現段階においては難しいということでございまして、これは他の自治体におきまして、当初予算や補正予算の取り組む展開につきましては、さまざまな事務のやり方があろうかと思っておりますが、私どものほうは、今回、いろんな書面を確認をし、そして、その根拠をもって、今回、3月の補正予算化をお願いするというところでございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) では、審査する上で時間がかかったので、このような形になったということと理解してよろしいでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。先ほど申し上げましたように8,000万円を超す投下固定資産の確認、これにつきましては、相当なボリューム契約書面とか、支払い調書、そういった部分を確認する作業が出てまいりますので、今回、そういった時間軸においては、3月補正予算に至ったということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) それでは、資料55ページ、林道等管理事業、この委託で240万円が減額されております。これは京都府から既に森林の保全のために約300万円ぐらいかなというところなんですけれども、人口割できていると思いますが、それについて、当町においては林道維持管理委託料と、ここにございますが、当町においては、林道は幾つあって、どのような形で管理されているんでしょうか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 本町の林道でございますけれども、現在、31路線が台帳に登載して、町の管理ということで維持管理等を行っております。また、その管理の内容につきましては、今、補正で上げさせていただいております林道の管理事業、これはもう純然たる単費事業で行っておるものでございます。 また、ご案内にありましたとおり府民税におけます部分の予算でも林道を管理をしております。それにつきましては、豊かな森育成事業のほうの予算組みで対応しております。以上でございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) ちょっと私も勉強不足かもしれませんが、豊かな森の事業というのが、このページではちょっと見受けられなかったんですが、補助金がかなり、翌ページにも出てますけども、その京都府からいただいたお金を使った事業は、どこに記載してございますでしょうか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 今回は補正になりますので、補正のない部分については、ここには上がってないということでございます。それで今回は、減額させていただきましたのは、単費で構成しております林道管理事業ということで、ご理解がいただきたいというように思っております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) そうしましたら、その次の下のほうにございます、森林保全推進事業、これは工事費が入って補助金で、プラマイゼロになってますけども、どういった事業に使われたんでしょうか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 失礼いたしました。今そこの豊かな森育成事業の、これにつきましては組みかえということで補助金から、今年度から事業の枠組みが予算の組み立てが大きく変わっておりまして、大きな事業の中に細かい事業が入ってくるということで、若干説明もわかりにくくなっておるとは思いますけれども、今、ご質問の豊かな森育成事業につきましては、京都府からの交付金を財源としておりますので、これについては、その中の財源の範囲内で適切な効果のある事業をするということでございますので、今回、補助事業として里山の整備に対して補助をする。その部分を実績に伴いまして減額をさせていただいて、工事請負費、これは林道です。これ林道の管理にかかります工事を予定をしておるという補正の予算でございます。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) そうすると、これは予算では上げましたけども、京都府からの補助金で賄うという理解でよろしいんですか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) ご指摘のとおり、全額府民税を財源としております。 ○議長(家城功) 下村議員。 ◆6番(下村隆夫) 以上で終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、質問をさせていただきます、補正予算につきまして。補正予算書の59ページ、織物振興対策事業について、質問をしたいと思います。この織物業、その中の織物業生産基盤支援事業費補助金、これが今回189万1,000円減額をされています。この事業につきましては、織物業者の設備投資や消耗品などを30万円以上のものに対して、3分の1を補助するという、そういう制度であったというふうに思っています。 この制度につきましては、私は9月議会でも質問をさせていただきました。課長の答弁では、本年度、申請が非常に多くて予算が不足をしておると。だから、補助率を募集したときの3分の1から6分の1にして事業を実施するということが、この質疑の中で判明をしました。私のメモでは、9月議会では54件、交付決定額は1,497万3,000円だというふうに答弁をされたというふうにメモをしております。 今回、189万1,000円減額するということになった理由について、どういう理由なのか、担当課長にお聞きをしたいと思います。
    ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。補正予算書59ページ、一番上の段の織物業生産基盤支援事業費補助金189万1,000円の減額の要因ということで承りました。 先ほど議員が9月議会でも質疑の中でもご質問いただいておりました中で、本件につきましては、当初申請が54件ということでございます。その中で満額予算の枠を満額、いわゆる交付決定する事務を進めてまいったというところでございますが、この年度の事業展開の中で、取りやめた事業者が7件あるということで、その事業者の取りやめの申請に基づきまして減額の変更交付決定を、これは現在も行っておるというところでございますが、そういった中で不用額が生じたと、結果、生じたということでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 私の理解としては、予算がないからといって補助率を減らしたわけですね。その事業が年度末になって7件取りやめになって、不用額が出たから、さらに、この予算を減らすと、こういうことはおかしいとは思いませんか。どうですか、担当課長。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 私のほうから申し上げさせていただきますが、この織物業生産基盤支援事業におきましても、京都府、また、与謝野町との協調支援事業として事業展開をしてまいったというところでございます。現在も、その事務は進めておるというところでございますが、この事業につきましては、そもそも事業の成り立ちといたしまして、申請期間を設けております。具体的には平成30年4月2日から平成30年5月31日までの申請期間ということで、その申請者が先ほど申し上げましたように54件ということでございます。 現段階において、7件の事業の取りやめ者が、これは取りやめ事由につきましては、さまざまな理由が事業者の申し出の中で至ったというところでございます。結果、補助率が、先ほどの6分の1程度の補助率が、結局、この不用額によって議員のご指摘をされる意図につきましては、もう少し本来だったら上がることじゃないかというふうなことのご指摘だと思っております。これにつきましては、私のほうも、その認識は持っておりますが、結果、そういった要因になった中で、さらに残った事業者に対して、いわゆる均等に上乗せの支援をしていくというふうな制度上ではなかなか行き着かないということで、この制度の本質の中でご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 今、答弁では制度上、仕方がないというような答弁であったというふうに思いますが、私は長く予算を関係する仕事もしておりますが、私の感覚で言いますと、こんな予算の提案というのはあり得ない。これが3分の1の補助率で執行された予算で7件取りやめがあって、こういう事態が生まれるんだったら、わかります。しかし、補助率を半分に減らしておるわけですね。その上で、なおかつ余った予算を減らすなんていうことは、これもう考えられんことだというふうに、私は思います。 次に、その関連で、テキスタイル産地化補助金と合わせて、この事業内容で917万4,000円の予算が減額になっておるわけですね。このテキスタイルの補助金を、この織物生産基盤のほうに回せば、補助率は6分の1の16.7%から28.3%まで回復ができるんですよ。どうして、そういう手法をとらなかったんですか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。先ほど議員がご指摘をされておられます、このテキスタイル産地化事業補助金を、この生産基盤支援事業のほうに回してでも事業展開をしていくべきではないかというふうなご意見と思っております。これは当然、私どものほうも、その交付決定をする経過の中で、その考え方は持っておりました。しかしながら、この事業の実施に至る、その事業展開といたしましては、この財源の手当の中で、この事業の事業費の約2分の1につきましては、国の地方創生型の財源を持ってきておるという経過がございます。その中で、この一くくりの中で、織物事業の支援だから、要は、そこの金額を他の分野に回せばいいではないかというふうなご指摘だと思っておりますが、この交付金の制度のたてつけの中で、この国への事業申請をしてきた部分としましては、この事業は、いわゆる別のストーリーで事業の展開の申請をしてきた経過がございます。そういった中で、私のほうは、気持ちとしては、そういった考え方は持ち合わせておりますが、やはり財源的なことを考えますと、そういった両者の部分の関係性につきましては、結果、重ねることができないということで、今の判断に至っておるということでご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 今、課長のほうからありましたように、この事業は地方創生交付金の対象事業なんですね。国庫補助事業なわけです。したがいまして、変更は難しいという、そういうことは、私も理解をしております。ただ、地方創生推進交付金の交付要綱、これを調べましたら、第7条には、変更申請というのが、規定がちゃんとあるんですよ。9月の時点で、大体概略わかっておったはずです。だったら変更申請ができたはずなんですよ。予算は与謝野町のために、国は予算枠を、もう既にとっておるわけですね。それをみすみす補助金の枠を町のほうから減らしてしまう。こんなことがあっていいんですか。課長、どうなんですか、どういうふうに思われますか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員のほうからは地方創生の交付金の絡みのご質問でございますので、私のほうから知り得る範囲でお答えさせていただきたいと思いますけども、ご承知のとおり全ての国庫補助金でも、それから府の補助金でも、当初の申請があって、それから、事業費が変わってきて、事業の組み立てが変わってきてというようなんで、全ての制度でほとんどだと、私は認識しておるんですけども、変更の手だてができるようになっております。しかしながら、今回テキスタイルのほうで、多くの720万円からの減額がございました。一旦、商工振興課のほうでは、この期限を切って募集をかけさせていただいて、それを一旦まとめていただいて、組み立てをしておったと思うんです。 私の記憶なんで、あれなんですけども、私のほうにも補助金の原課で上げられる決済が回ってきます。それを確認をしておった中で、大きな事業費の中でテキスタイルのほうで事業をされたいと思っておられた業者の方が、交付決定を受けてからなんですけれども、要は工場に入れる機械を、大きなものを導入したいというものが先に転売をされておって、ものがないというようなので、減額ではなくて、もう一切、この補助金にエントリーしておったんを、もうやめたいというようなんで、何百万円という補助金の枠が、穴が開いたというようなんもございましたので、一概に、例えば11月ですとか、秋ごろに、その額を固めておって、変更交付申請をできたらよかったんかもわからないんですけれども、そういうことが継続的に動いておった中ではできなんだというふうに、私自身は認識をしております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) そういうことも変更申請の手続上の時期の問題もあるのかなというふうに、私も思っておりました。ただ、少なくても今回、減額補正で出ている189万1,000円、これについては、全く減らす理由はないというふうに思うわけですね。今からでも追加交付をするべきではないかというふうに、私は思っています。 これ追加交付をするということになれば、大体1件当たり、大体3万5,000円程度ぐらいを追加で補助金交付ができるんではないかと、補助率も16.7%から19%程度になるというふうに思ってます。町長にお聞きしたいというふうに思います。 9月議会では、長時間働いても、生活精いっぱいだと、時間給は経費や何か差し引いてしても150円程度にしかならないという、そういう機屋さんの実情を話して、この制度に期待をする声を、この議場の中で、私も話せていただきました。それに対して、町長は大変不十分な対応でしかなってないと、おわびすると、こういう答弁をされたわけです。今回、減額する分だけでも追加交付をしていく、それが町としての思いやりのある予算の執行になるんではないかと、私は、そういうふうに思いますが、町長の見解を伺いたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘をいただいております、地方創生関連の予算を活用した織物の基盤整備の予算でございますけれども、まずもって、この予算を獲得するために、非常な努力があったというところでございます。これは京都府、そして、内閣府とともに膝を交えた議論を闘わせながら、その取得に至ったという経過がございます。 そうした予算でございましたので、私としても、できる限り多くの受益者の皆様方に対し、この予算を届けていきたいというふうに考えてまいりました。そうした思いというものもございましたけれども、事業執行の流れの中で、それに至らなかったということについては、我々としても学ぶ点が多くあったと考えております。 ただいま議員からご指摘をいただきました、この減額予算を現在、申請をされておられる方に追加交付とするということも、一つの手であろうと思ってございますけれども、事業申請の流れから、それが不可能であったということでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 全く答弁になってないですね。この事業につきましては、同じ、この補助事業で昨年までは補正予算を組んで対応していただいとったわけですね。それが、ことしから財政事情もあって、その対応ができないということになったわけです。 町長は、事業者の皆さんにおわびすると、こういうふうに答弁されたわけですね。その気持ちが本当であるならば、今からでも、やはり追加交付をするべきなんです。 それは、手法的には、まだできるんですよ。予算もありますし、それができないということは、低工賃で働いて、長時間働く織物業者の人たちよりも、財政事情のほうが需要であると、こういうことになるわけなんです。 町の都合で補助率を下げておきながら追加交付をする財源ができたのに、その財源を減額する、これが町民に寄り添う、弱い人に寄り添う町のやることなんですかということが、私は言いたい。弱い立場の人の思いや願いも簡単に切り捨ててしまうようでは、本当に町の未来がないですよ。3分の1の補助金を6分の1に削った、これが第1回目の業者に対する冷たい仕打ちですよ。 そして、2回目は財源ができたのに、その財源までも削ってしまう、2回にわたって織物業者に対する冷たい仕打ちがあるわけですね。こんな予算は、私は見たことがないし、これでは全く納得してもらえないんじゃないかというふうに思いますが、町長の見解を、副町長でも結構です。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) 私からお答えします。議員おっしゃいますのに対して、町長が申し上げたとおりでございまして、この事業は、課長が申しましたように、昨年の6月までに申請をして、受け付けて、それで交付決定を打たせていただいております。その後、補助率のこともあったんでしょうけども、いろんな事由で取り下げられた方もおいでます。 ですから、これをまた、今、予算が余ったから、それを上乗せするということになれば、これは公平性に欠けるんではないかと。取り下げられた方に対して非常に不公平になってくるということがございますので、これは永島議員のおっしゃることはよくわかりますけども、それは不可能というか、でき兼ねるということでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 全く違いますね。何が不公平になるんですか。公平になるように補助率を同じにしたら引き上げたらええ話と違いますか。不公平になるわけないでしょうが。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) いえ、私が申し上げましたのは、申請をされた後に、もう取り下げをされた方が救えないというふうに私は申し上げたんです。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) それは、3分の1の補助率が維持されておったら、そういうことも言えるんですね。そこまで、それを切り下げられとるわけですよ、現在。だから、それをまだ、今回、追加交付をしても3分の1に戻らんわけですよ。だったら、そんなことは言えんはずです。ということを私は申し上げたいというふうに思います。 もう少し言いたかったんですが、2回目で、はい。次のこともありますので、終わらせていただきます。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、一般会計補正予算(第6号)について、質疑を行います。 先ほど、多田議員からご指摘がありましたけども、私のほうからも質問したいと思います。8ページでございますけども、この教育費の4億700万円が大きな補正になってまして、あとは各課の事業が軒並み減額ということでございます。これは推測ですけども、副町長にお尋ねしますけども、課長会議等で予算編成で構造的な問題があって、不用額が出ないように、あらかじめ、この3月議会で減額するというような指示が出されたんでしょうか。 ○議長(家城功) 和田副町長。 ◎副町長(和田茂) この3月議会が基本的には最後の、専決がございますけども、議員の皆様に現在の予算の状況について、いわゆる精算といいますか、わかっとる範囲の予算、いうたら予算書を議員の皆様に提案をさせていただくという議会でございますので、できるだけ不用額を出さないようには予算、当初には各課、精査をしていただいとるとは思うんですけども、やはり国の補助金のつきぐあいですとか、それから、一定確保させていただいたのでも申請がなければ、それは落とさせていただかんなんということもございますので、不用額を今回、しっかり不用額を出さないようにというふうな指示は行っておりません。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) できるだけ、3月議会になって、こういう減額修正がない予算編成を望んでおきたいと思います。 例えば、先ほどから質問が出ています59ページ農商工連携・六次産業化推進事業、お尋ねいたします。これは、国の補助が2分の1でやっておられる事業だと思うんです。これが478万円も減額すれば、次の国の補助の獲得に大きな影響すると思うんですけども、課長、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員がおっしゃられましたのは、通常、国の補助事業でしたら、当然、この事業に対して何分の1だとかいう補助の基準がありまして、それが、例えば執行額が少なかった場合、来年度の補助事業がだんだん減額されてくるんではないかなというご心配だと思います。 一定、議員もご承知のとおり、これ、先ほどのは地方創生の交付金を活用させていただいております。地方創生の交付金につきましては、平成28年度から5カ年をかけてというようなことで、全体的なスキームを国のほうに、内閣府のほうにお認めいただいて、その中で年々で動いてきておりますので、今年度減額があったからといって、翌年度に影響するものではないと。 翌年度は翌年度の組み立てでしておりますので、そういうご理解をいただきたいと、通常の、例えば国土交通省の補助事業なんかでしたら、そういうことが懸念されたりもいうことも多少あるとは思うんですけども、今回の地方創生に限っては、そのようなことはないのであろうというふうに認識しております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、私のほうから言うわけでもないんですけど、この六次産業化は、振り返ってみますと、リーマンショックが起きまして、日本の自動車産業、電子産業の大きな影響があって、霞ヶ関の官僚が考えられたと思うんですけども、農業、林業、漁業を蘇らそうという発想から1次産業掛ける2次産業掛ける3次産業掛ける6次産業であるという、もう少し本町が取り組まれました、移動販売というような事業でなくて町外、あるいは海外でも販路開拓をしていこうというような事業だったと思うんですけれども、あまりにも、失礼ですけれども小さい事業になり過ぎたと思うんですけども、課長、審査をされたというふうに聞きましたけども、国のほうからのご指摘はないんでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) まず、答えから申し上げますと、国のほうからのご指摘は頂戴をしておりません。こういった農商工の背景としましては、やはり地方で今、ローカルビジネスという、そういったキーワードが全国的にも活発になってきておると思っております。 いわゆる若者が、やはりこういった地方で取り組みをするためには、なかなか自己資金がない中で、事業展開をするために、さまざまな、いろんな連携でもって事業展開をしていくというふうなことがささやかれている中に、こういった農商工の展開が一つあるというふうに認識をしております。 そういった意味において、移動販売という、そういった部分につきましては、非常に規模が小さい要因があろうかと思いますが、開店資金のコストが安くなったりということで、非常に若い人材が、こういった部分から取り組みをしやすいということで、こういった部分につきましては、金融機関のほうからも評価を高くいただいておるというふうなことは、私のほうは認識をしておるということで、ご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 移動販売というならば、私たちの町には、とくし丸いうのが、私の近くにも来られます。そういうことを想像するんですけども、本来の趣旨に戻していただきまして、六次産業化の、成長産業を育てるんだという大きな発想で、次回から取り組んでいただきたいと思うんですけども、課長の見解をお尋ねいたします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 若干、農林課長のほうの認識のほうが高いかなと思っておりいますが、平成20年に農商工連携促進法などの公布などもございまして、加えまして平成22年には6次化法なども成立したという背景がございます。 先ほどのとくし丸さんの事業展開なども一つの例として挙げられましたですが、私のほうは、こういったことが、まず、スタートアップというふうなことでございます。やはり雇用を生んで、いわゆる産業の構造をきちっと変えていくということが狙いどころの最終的なゴールになるんではないかなと思っておりますので、今後、こういった部分につきましては、さまざまな視点で学習をしまして、よりよい制度設計も、さらに深めてまいりたいと、高めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは487万円の減額でございます、補正予算で。これは、やはり窓口といいますか、相談窓口が狭いんではないかと思うんですけども、やはり私たちの町の産業を育てるんだという意気込みで、もう少し相談しやすいシステムであったり、窓口をつくっていただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。こういったことを取り組みたいという事業者の数といいますか、声といいますのは、事実、私どものほうはいろいろとご相談を受けております。 京都府北部連携都市圏の中におきましても、いわゆる農商工ビジネスマッチングフェアとか、そういったものも与謝野町の町中のほうでも行ったり、また、京都市内に出向いて、いろんな展開をされたりというふうなことで、そういった動きによって、数年間の動きによって、そこの連携といいますか、マッチングは非常に高くなってきておるように感じております。 先ほど、議員がご指摘をされました部分といたしましては、そういった相談窓口をさらにきちっと見える化をして、常にリアルに、リアルタイムに、そういった情報をお伝えする、そういったことが必要だということは、今、ご指摘をいただきまして、私のほうは改めて認識をさせていただいたと思っております。 今後、こういった部分につきましては、私どもの課だけではなくて、やはり複合的に、また、他のそういった関係する団体とも相談をさせていただきながら、検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、農林課ともよく連携していただきまして、取り組んでいただきたいと思います。 続きまして、45ページ、加悦地域認定こども園施設整備事業でございます。常任委員会でも活発な議論があったところでございます。本会議におきまして、この事業に関して、なぜ4,900万円もの減額修正になったのか、建設課の事情もあると思うんで、お尋ねしたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えをいたします。認定こども園の施設整備事業ということで、実施設計委託料を平成30年度に予算組みをさせていただいておりました。あわせて基本設計も予算として組んでおりましたが、今年度は基本設計は完了させていただいております。 本来ですと、基本設計完了次第、実施設計に移る予定でおりましたが、住民からの要望の中に、進入路をつけていく必要があるということでの要望をいただいております。それは、現在、桑飼小学校周辺の生活道が非常に狭い道になっておりますので、そこに認定こども園と、将来的には与謝の園の移転ということも予定をされておりますので、車両が非常にふえるということになります。そうなりますと、生活道を利用しますと、周辺の住民さんが非常に、安全性も含めて保てないということで、直接施設に進入できる道路を整備をしてほしいというご要望を受けております。 そこで、建設課のほうが進入路のほうの計画をしてもらっとるわけですが、最初予定しておりました法線が、地権者との関係もございまして、断念をせざるを得んという状況になりました。それで実施設計については、その進入路の問題が一定、見通しがつきませんと、場合によっては住民と再協議ということも必要になってくるということもございますので、新たな法線が決定をして、地権者との一定の協議が進むという状況になった時点で、実施設計を行うことがいいのではないかという判断をさせていただきまして、今回4,900万円の減額補正をさせていただいたということでございます。 今後の予定としましては、新年度予算のほうに改めて、この予算組みをさせていただいておりますので、できれば6月ぐらいからは実施設計が入れるように準備をしていきたいというふうに考えております。 道路のほうについては、建設課のほうが所管をしておりますので、また答弁をしていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えをいたします。今、子育て応援課長のほうから説明があったとおりでございまして、当初、皆様にもお示しをしておりましたルートにつきましては、用地の確保の問題で行き詰まってしまいました。 ただ、地元からの要望はずっとアクセス道路ということをいただいておりますし、私どものほうといたしましても、先ほど浪江課長が申し上げましたとおり、アクセス道路は必要という思いで進めてきておりますので、ルートを若干変えまして、これは委員会資料として皆様にお配りをさせていただいておると思いますが、そちらの方向で改めて進めさせていただくということで、2月7日の日でしたかな、関係者には説明をさせていただいて、これで進めることについての了解をいただいたところでございます。 したがいまして、当初に予定をしておりました平成30年度事業といたしましては、このこども園関連の道路について若干申し上げますと、予算書の63ページでございますが、道路橋梁費の3目の道路新設改良費でございます。この中で説明欄を見ていただきますと、13節の調査委託料ということで150万円を減額させていただいております。これにつきましては、当初予定では倉庫も支障になってくるということで、補償費の算定業務を上げておりましたが、これが不用となりました。 それから、17節の公有財産購入費として、こども園関連、今の道路関連で用地買収費を1,350万円上げておりますが、結果的に未実施ということでございますので、全額を落とさせていただいております。 それから、22節の補補賠です。補償金として、先ほど委託料でも申し上げました倉庫の補償費として600万円を計上しておりますが、これが未実施ということで、これらの金額が第1ルートにかかわる関係でございました。これにつきましては、一旦、落とさせていただきまして、新年度で第2ルートのほうで再計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 建設課からも答弁いただきました。そうすると、新たな進入路の計画というのは、地域住民にはお知らせがいったんでしょうか。 ○議長(家城功) 吉田建設課長。 ◎建設課長(吉田達雄) お答えいたします。先ほど説明をさせていただきましたが、2月7日の日に明石地区の土地所有者の方、関係者の皆さんにお集まりをいただきまして、第1ルートを断念し第2ルートで進めさせていただきたいということで、ご理解を得たところでございます。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) もう一つ、桑飼地域で大きな問題は、文化財の保護調査というのがあるんですけれども、この調査はどういうふうに進められるんでしょうか。これは教育委員会ですか。 ○議長(家城功) 坪倉教育次長。 ◎教育次長(坪倉正明) お答えします。桑飼小学校のところは、ご存じのように文化財のあるところということでございますので、学校のグラウンドの周辺、それから、今のあの校舎の周辺ということで、調査を進めていくということになります。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、最後に平成33年度開園ということになってますけども、これで今予算の減額でおくれるということはないでしょうか。 ○議長(家城功) 浪江子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(浪江昭人) お答えします。平成33年4月1日を目標に開設を進めていきたいというふうに考えてきておりましたが、今、ありましたような事情で、平成33年度中に開設ができるように努力をしたいと、あくまでも平成33年4月1日という目標は変えておりませんが、いろんな事情、諸事情が出てくることが予想されますので、平成33年度中に開設ができるように努力したいとは思っております。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 済みません、町長にお尋ねします。 一般質問等々で答弁がございました。十分に協議会の皆さんと協議をしながら、公共施設の統廃合とか建設は進めていくということでございますけども、もう一度最後、確認の意味で町長の見解をお尋ねいたします。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘をいただきましたように、加悦地域における認定こども園の新設につきましても関係者の皆様方、そして、地元の皆様方との協議というものを重ねながら事業の推進をしてまいりたいと考えております。 なお、公共施設全体の統廃合、再配置につきましても、同様に住民の皆様方とともに、それぞれの意見を出し合いながら合意を図るべく努力をしていきたいと考えているところであります。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) ありがとうございました。 それでは、保護者の皆さん、あるいは地域住民の皆さんと幅広い合意形成を得ながら、進めてていただきたいことを切にお願いして質問を終わります。 ○議長(家城功) ここで、少し早いですが昼食休憩といたします。 1時30分に再開いたします。     (休憩 午前11時49分)     (再開 午後1時30分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑を続行いたします。 ほかに質疑はありませんか。 12番、安達議員。 ◆12番(安達種雄) 企画財政課長にお伺いします。 せんだって、2月21日に公共交通の委員会が岩滝の保健センターで開催されました。そのときに、バスの路線及び運行の見直し等が協議されておりました。私も傍聴、行っとったんですが、ちょっと所用のために途中で中退しましたんで、最終的にどういう形になったのか、承知はいたしておりませんが、そうします、その数日後に、今度は京都府からマルチ交通、こういう野田川エリアにおきますタクシーのサービスのチラシが、これは恐らく各戸配布であったかと思いますが、私のとこへも届きました。このサービスの試行的な、実はもうあと3日、4日、3月17日まででありますが、これについての説明を、まずお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) ただいま安達議員からのご質問、議員もお手元にお持ちですけども、このようなマルチ交通ということで、野田川地域限定いうことで野田川地域の方々に、京都府のほうから地域指定郵便というようなもので、直接配布をさせていただいております。 今、このマルチ交通について、どういうものなのかということなんですけども、この事業につきましては、京都府さんのほうの音頭取りで、府内の各地で、地域が抱える公共交通の課題を克服していくために、どういうような手だてが講じていけないものだろうかというような、いろんな試行錯誤をされております。その一環として、与謝野町におきまして、今は、丹後海陸交通さんでお世話になっております幹線の分と、それを補完するような意味でフィーダー系統と言っておりますけども、それをひまわりバスで運行しております。 この前の2月の地域公共交通会議で丹海さんの運転手不足なんかの影響もございまして、町が運行しております、ひまわりバス、こちらの運行日数を、今、2路線ありまして、週6日運行させていただいておるのを、週4日にさせていただきたいというようなことを事務局のほからご提案を申し上げ、承認をいただいたところでございます。 それが、当分の間は町としましては、フィーダー系統として、ひまわりバスを運行してまいりたいというふうに考えておるんですけども、それだけでやっぱり補えない部分を、抜本的にやっぱり見直していく必要があるだろうということを考えてはおったんですけども、ちょうどタイミングよく京都府のほうから試験的な運行をやってみないかということで、社会実験として、このマルチ交通に取り組もうという運びになりました。 野田川地域の方は、存じ上げておられると思うんですけども、要は今、タクシー会社で運行いただいておりますのは、与謝野町内では日交タクシー様だけでございますので、日交タクシー様の四辻の営業所を活用いただけるエリアということで、今回は野田川地域に限定をさせていただいて、買い物ですとか、それから、いろんなことにご利用いただける、要は、このタクシーを2人以上で、複数でご利用いただくときに、町内の移動であれば、例えば800円以下の場合でしたら、それを400円でご利用いただく、要は800円まででしたら400円の利用でということで、例えば2人でしたら200円、200円でご利用できるというようなものを、今のは一つの、一端ですけども、1,200円以下だったら600円だとかいうのがあるんですけども、残りの部分については、今回は、実証実験なんで、京都府さんのほうがご負担をお世話になるということで取り組んでおります。 この実証期間が2月25日から3月17日までということで、その利用されましたデータを分析をされる業者のほうも、京都府のほうは委託をされておりまして、その分析結果をもとにデータを今後の事業に生かしていきたいというふうに、今、取り組んでおる最中でございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) そうしますと、これは試行的に2月25日から3月17日までということになっておりますが、利用度数の問題も一番大きな要因になろうかと思いますが、もし京都府のほうで考えておられる度数をクリアしとったら、ある程度、これが今後の、こういった形の補助が恒常的に、そういう方向に持っていっていかれるおつもりがあるのか、単なる一つのデータをとりたいから京都府のほうで試行的に、この一環だけやって、地域の住民の人の移動のあり方について検討する参考にしたいということの範囲なのか。この結果は、どういうつもりでおられるのかということを、もし課長ご存じでしたらご報告いただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) この実証実験でございますので、どのぐらいの利用度いうものを計るものではないというふうに認識しております。 あくまでも今、用意させていただいておるのが、地域を限定した中で、それも時間も限定、夜は8時までしか利用ができません。 それから、出ていくのも野田川地域の中から野田川地域、一部ウイルさんが入っておりますので、明石地域も入っておるんですけれども、基本的には野田川地域の中でということで、野田川から、例えば岩滝や加悦の方面に行く場合は、適用してないのが今の実証実験でございます。 その利用度合いを計っていくというよりも、やっぱり利用するのに、何がもう少し制度として求められるべきかだとか、そういうこと、ニーズを調査したりだとか、こういうところが見直しがあったら、もう少し使い勝手がいいのにだとか、そういうことをデータとして分析をさせていただくことによって、今後、地域公共交通の新たな方策を見出していくものに、私どもは利用していきたいと。 京都府におかれましても、南山城村ですとか、いろんな地域でやっておられますので、そういった、いろんな地域での地域ニーズにも、どういうふうに対応していっておるのかだとかいうことをデータ化してしていくことで、これが京都府の恒常的な補助につながるというもんでは全くないということを、まず申し上げておきたいと思っております。 やっぱり各地域の地域交通を各地域で考えてというのがベースになってきておりますので、先ほどありましたような地域公共交通会議の場で、またご議論をいただきながら、与謝野町にあったフィーダー系統というものを考えていくことが、今から求められてくると思っておりますので、それらの材料にさせていただきたいということを考えております。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) マルチ交通の今度の試行につきましては、大体わかりました。 次に、そのバス路線の運行の見直し、これにつきましては、私も途中まで傍聴しておりましたんですが、運行のひまわりバスも含めて、曜日の変更とか、今、課長から聞きましたら、もう既に度数が6日間から4日間に、運行の日数が削減されていくというあたり、もちろんバス会社の方もお見えでしたし、そういった中で、地域のことを言って大変あれですが、せんだってからお年寄りさんがこの時期ですね、老人会の総会なんかで、岩屋からも北部医療センターに行くバスがなくなるらしいでとかというような、ちょっと地域にすれば不安材料になるようなニュースが飛び交っておりまして、それで私のとこにも2人ほどお年寄りさんが、どうなるん言うて、尋ねがあっとるんですが、またバス会社のほうが、便は減ってもなくなったりせえへん思うでという言い方はしてありますが、また、町のほうでもひまわりバスの運行の仕方も見直しておるんで、多少ある程度は、採算面も多少は配慮したバスの運行計画になるかもわからんけど、なくなるということはなかろうでということは言っておるんですが、それについての、新たなダイヤ改正を、この10月ごろに予定されておりますものなのか、また、6月ごろぐらいに予定されておりますものか、それについて、そのときの会議の内容をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今、議員のほうからありました中で、まず、幹線と、それから、先ほどから申しておりますフィーダー系統、これフィーダー系統と言いますのが、ひまわりバスでございます。 まず、ひまわりバスのほうから申し上げさせていただきますと、奥滝線と、それから加悦奥石川線という2路線を運行させていただいております。先ほど来、運転士の不足というようなことを申し上げさせていただきましたけども、それらの要因がありまして、今、奥滝線でしたら月・水・金の運行にさせていただいておるのを火・金と。 それから、加悦奥石川線につきましては、火・木・土という運行をさせていただいておるのを水・土ということで、2路線合わせまして、6日間の運行をさせていただいとるのを4日間に縮小させていただくということをご提案させていただきまして、地域公共交通会議では、ご確認をいただいたということで、これにつきましては、4月1日から、その運行でいきたいというふうに今、進めておる最中でございます。 もう一方で、幹線の、丹後海陸交通さんが運行していただいとる幹線でございます。これにつきましては、この前の地域公共交通会議でご確認をいただいたのは、まず、福知山線と言いまして、府中のケーブル下から福知山の共栄高校まで行っておる路線があります。それと、重複するかのように、与謝線という路線が同じく府中のケーブル下から与謝まで走っております。これらが、どちらも国庫補助対象路線であるわけなんですけれども、非常に乗車密度が低いという中で、国庫の対象から外れてくるというようなことがありまして、重複路線を見直していきたいというご提案をさせていただいておりました。 おおむね地域公共交通会議ではご理解はいただいておるんですけれども、やはり今、申し上げましたように、スタート地点は宮津市さんの市域になりますし、福知山線でしたら終点側は福知山市域になりますので、単独の与謝野町だけや、それから、運行会社のみで判断するということはできませんので、与謝野町の公共交通会議では、おおむねご理解はいただいたものの、他市の地域公共交通会議等でも確認をいただいて、それから補完する手法なども一緒に考えながら、今後また煮詰めていきたいというのが一つです。 それから、もう一方で今、安達議員のほうからありました北部医療センターへ行くバスにつきましては、峰山発の病院線という路線がございます。それと峰山に行っておるのは、丹海さんから峰山に行きます峰山線というのがあるんですけれども、これらについては一旦、先ほど言いました福知山線、与謝線の運行状況を一旦、それで協議が整った後、運行状況を見た後に、また判断していきたいということで、ちょっと二段ロケット方式みたいなことを考えておりますので、まだ今、幹線については結論が出たわけではございませんし、今度の広報等でも一番裏に決定というようなことが書いておるんですけども、与謝野町の地域公共交通会議では決定をいただいたという理解で、宮津市さんや福知山市さんのご意向も当然そこには一緒に調整していく必要がございますので、もうしばらく時間がかかるだろうというふうに考えております。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) それから、課長のお言葉からはなかったわけですが、岩屋を経由して京丹後市に向けての路線がありますが、これについては、どういったような協議になっております。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 先ほど申し上げました福知山線、与謝線と違って、病院線って言わせていただいたのが峰山から岩屋経由の、石川経由の下山田経由の病院へ行くという路線でございますので、それについては二段ロケット方式の後のほうの検討で考えていきたいと。峰山線も含めて、峰山線というのは丹海さんから峰山のほうに行く、水戸谷峠を走る路線なんですけれども、その辺を、あとの方向としては、あとのほうで前の、この縦のといいますか、福知山線らの運行状況を勘案した後に再度考えていきたいと、状況を見ながらということで考えております。 ○議長(家城功) 暫時休憩をいたします。     (休憩 午後1時49分)     (再開 午後1時50分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑を続行いたします。 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 次に、67ページの防災課長に伺います。 消防施設等の整備事業の補正で、まず、消火栓の工事費が220万円余り減額になっております。これは予定しておった工事の本数だけ、箇所の要望がなかったから、こういう数字が出たのか。まず、その辺から伺っておきたいと思います。 ○議長(家城功) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長(藤垣浩二) お答えいたします。消火栓の新設工事につきましては、年に3カ所程度予定をしておりまして、平成30年度につきましては2カ所、新設工事を行っております。うち1カ所は更新工事です。1カ所が新設工事と、もう1カ所は更新工事でございます。この工事費につきましては、1カ所は100万円ほど見込んでおるんですけども、この2カ所の工事につきましては、工事費が安くできたということで、その分の残額の分を今回、減額をさせていただくというものでございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 同じく工事請負費の一番下の欄で防火水槽の94万5,000円が上がっています。これは、施工した額の剰余金なのか、それについて確認しておきたいと思います。 ○議長(家城功) 藤垣防災安全課長。 ◎防災安全課長(藤垣浩二) お答えいたします。防火水槽の新設工事につきましては、与謝地区に1カ所設置をいたしました。当初1,100万円で予算を見ておりましたが、入札の結果1,000万円を少し超える金額で実施ができましたので、それの請け負いの残額であります94万5,000円を減額するというものでございます。 ○議長(家城功) 安達議員。 ◆12番(安達種雄) 以上で終わります。
    ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 5番、今井議員。 ◆5番(今井浩介) それでは、まず確認からちょっとさせていただきたいと思います。 先ほどありました、59ページの織物業生産基盤支援事業費補助金、こちら、先ほどの永島議員の答弁でもございましたところで、確認をしたいんですけども、補助が3分の1から6分の1になった、これの関係で申請を取り下げられた業者さんがいたのかどうなのか、そこをちょっと確認させてください。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、申請を取り下げられたという要望について、二つの考え方があるということで申し添えさせていただきます。私のほうが、まず永島議員のほうにご説明をしておりましたのは、当初申請が54件ありまして、交付決定をしましたのが54件だったというところです。最終的に7件の取りやめがあったということで、実績予定が47件というところです。 この答弁をさせていただきました中で、申請期間が4月2日から5月31日という中で、いわゆるその事務をまとめました段階で、いわゆる6分の1予想が生まれてきたところで、手を挙げられたときに内示を行ったという事務を6月ごろにしております。 そのやりとりの中で、この6分の1に影響するということから、その件数は、ちょっと記憶をしてないんですけども、数件の交付決定前に取り下げをされた事業者はあったというところでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) ちょっと、私はちょっとわからないので、もう一度簡単に教えてほしいんですけども、3分の1のときに申請があった方々が54件おられて、6分の1になったから申請を取り下げられた業者さんが7件あったのか、そもそも、その比率が6分の1になったからというのが関係なくて、7件の取り下げがあったのか、そのあたりちょっとお聞かせください。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) わかりづらい答弁で申しわけございません。まず、7件の取り下げをされたといいますのは、いわゆる6分の1になって交付決定をして、その方々は、この事業についての事業遂行の意思表示を持っておられて、交付決定後から今日までの間、事業を何とか遂行しようというふうに展開をされてきた事業者が7件ございます。 最終的に取り下げをなされたというところなんですが、当初、この制度設計につきましては当初予算の話と、済みません、ちょっと訂正します。 この事業につきましては、補助率が3分の1、京都府も3分の1、こういった、うちにつきましては3分の1以内という意味です。京都府も3分の1以内という考え方です。 その中で、事業者に、いわゆる説明会を4月に行い、そして、いわゆる交付申請を、それぞれの事業者が平成29年度と同様の、いわゆる申請行為を行ってこられたと。結果、予算の、いわゆる当初予算の額面が1,500万円でございましたので、その予算に、いわゆる合わないと、今回、私どものほうは、補正予算化を行わないという、そういった内部的な合意形成がありましたので、補助率が6分の1相当になるということで内示を打たせていただいたと、それで、それぞれの各事業者は、それで確認をとられて、当然、もちろん直接お電話をいただいたり、直接出向いて相談事に応じたりということで、やりとりをした経過は、それぞれの事業者によってはございましたですが、そういった経過の中で、いわゆる6分の1としてもやっていくという事業者が最終的に54件というところです。 ただ、その内示の流れの中で、いわゆる取り下げた事業者が、その数字はちょっと私、現在持ち合わせておりませんが、結果、いわゆる交付決定までに、やっぱりやめとくというふうな事業者もあったということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 今の私が感じた認識としては、7件のうちに6分の1になったからといって、やめられた数はわかりませんけども、その7件の中で、こういう6分の1になりますけどというので、事業ができなかったりというのが、全部含めた7件であるというので、6分の1になったからといってやめられたという方は含まれるという認識でよかったんですか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 済みません、ちょっとシンプルにものを述べさせていただきます。 申請者は、もともと3分の1だろうということで手を挙げられた、その事務は4月2日から5月末まで行いました。ただ、それを最終的に積み重ねますと補助率が6分の1という、そういったことに結果なりますよということをお伝えした中で、やっぱり取り下げますという事業者が数件あったと。ですから、先ほど7件といいますのは、補助金の交付決定を打たせていただきました。既に6分の1として、その中で、いわゆる事業実施を行った中で、今日までの間にやっぱり資金繰りだとか、ほかにも織機が入らないと、現実的に。そういった事業者の、要は事情だとかもいただいた中で、今回7件の取り下げがあったということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) もう少し簡単に、ちょっと質問をさせてもらいます。 6分の1になったからというので影響された業者はいないという判断でよかったですか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) まず、この制度の関係につきましては、補助率として、私どものほうも、極力3分の1に持っていきたいという、そういった思いを持って事業実施をしてまいりました。その話の中で、当然、先ほどの54件の事業者につきましては、いろんなやりとりは、私どものほうも、いろんな場面でやりとりをさせていただきました中で、その事業者のほうから3分の1に至らなかったのかというふうな、そういったおしかりだとか、ご意見だとか。逆に言えば、この制度があるからできるんだというふうなことで、私たちのほうに対して、わずかでも、こういった制度があればやっていきたいという声も、これは賛否いろいろとありましたですが、ただ、この皆さん方のお考えの中には、それは3分の1という補助率を期待されておった事業者は、全てだと思っております。 ただ、結果、約15%の展開に至っても、やっていくという事業者が54件だったというところでございます。ただ、その中で7件の事業者は最終的に取り下られたというところでございます。 ○議長(家城功) 暫時休憩をします。     (休憩 午後2時04分)     (再開 午後2時04分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 答弁を求めます。 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 申しわけございません。私どものほうが、この7件の取り下げをされた事業者におきましては、ヒアリングをさせていただいております。これは確実にしております。 先ほどの中で、この6分の1になったからやめましたということについては、そういった数字面での確認はとっておりません。いわゆる諸般の事情ということで、確認をとらせていただいたというところでございます。ただ、それは、その6分の1になったからどうなのかというふうな、いわゆる言葉をいただいてなかっただけですので、我々のほうは、そういった部分も多少なりと、その気持ちの問題であったかどうかは、ちょっとわかってないというところでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 最終的には、これが理由でやめられたのかどうかはわからないというところだと思いますので、ちょっとこれは置いておきます。はい、ありがとうございます。 続きまして、同じページでの観光誘客促進事業におきまして、次のページ、観光振興事業費補助金というのが30万円減額となっておりますけども、これは、この誘客に関して、どういう事業の、どの中身の部分が減額になったのか、ちょっと教えてください。 ○議長(家城功) 植田観光交流課長。 ◎観光交流課長(植田弘志) 61ページの一番上のところで、三角の今回30万円の減額をしております。これの中身でございますけども、今回、補助事業としまして、事業名でいきますと、「新緑の手仕事展」というような事業があります。これらが当初見ておりました金額より減額で交付決定を打っておりますことや、それから当初、新規イベントを見ておりましたんですけれども、新規イベントがなかったということもありまして、今回30万円の減額ということでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) はい、わかりました。最後に、これは質問です。全体的な、先ほどの前も話はありましたけども、ほとんどの事業が減額での補正予算で、今回上がっております。この予算に対して、今回、実績で、これぐらいだったというので、全部がマイナスでの計上となっておるんですけども、そもそも予算の段階では、この議会で各担当の課が切り詰めながらも、この事業をやりたいというので、この議会に上程をされて、それを納得した上で議会で承認をして遂行された事業であると思っておりますけども、その実績がなかったから減額だったというのが、今回かなり多く僕は見ておるんですけども、それぞれの事業が、じゃあその担当課で本当に真剣に取り組まれた結果が、こうだったのか、または、これが住民に対して必要ではない支援の事業だったのか、そういうような、何といいますか、検証みたいな形では、それぞれどういうふうに考えておられるのか、全部の課に聞いたら時間が長くなりますので、誰が代表されてお答えいただければと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、総括的なご質問をいただきましたので、私のほうからお答えをさせていただきたいと存じます。 私どもが議会の皆様方にお諮りをして計上していく予算につきましては、お認めをいただき、その議論というものも参考にさせていただきながら、事業執行を行ってまいります。年度内完了を目指して、全ての事業において、その予算を有効的に活用していこうということは、全庁的に意識としては持ってございます。 ただし、諸般の事情によって、満額の予算執行ができない場合、あるいは減額をしたり、または、増額をしたりといった予算の流れになるということでございます。 すなわち全庁域的に予算執行を適切に行うための努力は最大限させていただきますけれども、最終的な事業の完了段階において、そこに至らないというケースもあるということでございます。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) ただいまの議員のご質問で、今町長が申し上げられました点以外のところで、その後をどういうふうにしておるんか、検証がというところなんでございますけれども、総務常任委員会のほうでも申し上げさせていただいておったと思うんですけれども、遅まきながら行財政経営マネジメントという考え方を今、構築していこうということで考えております。 その一つの中には、事務事業の評価、これをやっぱりしていくべきだと。それも予算要求をして、予算を執行していく担当課だけの評価ではなく、担当課が、まず評価したものを2次評価、それから、ものによっては外部評価まで識者の方に委員に入っていただいてしていく。その中身を見てみますと、例えば予算としては、こんだけが必要だということをお認めいただいたにもかかわらず、広報の仕方、情報提供の仕方がまずくって利用が少なかったものもあれば、逆にどういう点が予算と比較して事業執行が滞ったんかだとか、逆に言えば予算が足りない部分も出てくるでしょうし、そういったものを一連の事務事業を評価していくシステムを、今後なんですけども、つくりかけていこうという今、動きをしておりますので、検証の仕方としては、遅まきながらということで、大変申しわけないんですけども、今後の課題で今から取り組んでいきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 今後の姿勢ということで、今ご答弁をいただいたところでございますけども、確かに、それが一番大事なことだと思っております。結果、予算を受けて、その事業を組んだからといって、実績はこうだった。それが、また、次の予算組みになると同等の金額を同じように上げられて、また、それの繰り返しがどうしても起こっている事業も見受けられます。 そこら辺は、次の予算のほうで質問をしていきたいと思いますけれども、今回、ほとんどが減額の補正予算ということで、その実績に伴い、どういうことが足りないのか、今の広報であったりとか、周知徹底がまだまだ少ないのか。利用される方が、そもそもこのニーズに合ってないのか、いろんなことが考えられると思いますので、そこはしっかりと今後の検証材料としてやっていただいて、当初予算の段階からしっかりとした予算組みをしていただくことをお願い申し上げまして、私からは終わりとさせていただきます。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 8番、浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) 済みません、1点だけお聞きします。 55ページにある有害鳥獣対策事業、これは予算書によりますと、予算額が2,286万2,000円に対して、減額が346万2,000円、その中でも役務費のうち処理手数料、これが1,292万5,000円が予算なんですけど、それが200万円減額されております。 これは、この処理をされたイノシシ、シカの頭数は、どのぐらいあったんでしょうか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 有害鳥獣の被害を防止するために、駆除をする処理、いわゆるシカ、イノシシが主ですけど、それを猟友会に委託して駆除をしていく際の予算でございます。その頭数でありますけれども、2月末現在で平成30年度は948頭となっております。 ただ、これが減額ということでありまして、事業の効果があらわれておるというふうには思っておるわけでありますけれども、平成27年度が1,523頭、年間、捕獲しておりましたのが、平成28年度で1,192頭、平成29年度で1,027頭、それが948頭ということで、その実績に、これはとった実績見込みで今回、減額をさせていただいておるというものでございます。 ○議長(家城功) 浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) ありがとうございます。 1,523頭あったんが、昨年では948頭という格好で、処理手数料は減ったわけなんですが、現在、処理は埋め立てだと聞いておりますが、今度、処理場のほうで処分をされると聞いております。そうすれば、処理料は上がるんでしょうか、下がるんでしょうか。 それと、京丹後のほうは、処理するところができておりますね、そこへ持ち込んだら安くなるんか、その辺もちょっと教えてください。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 捕獲した有害鳥獣の処理につきましては、現在、埋め立てといいますか、多くは町が設置しております一般廃棄物処理場に、いわゆる一般廃棄物として処分をしております。また、そのほか、山での適切な埋め立てでありましたり、埋設ですね。それと、あとは少数でありますけども有効活用、いわゆるジビエ的な処理もされておるというところでございます。 今後、新しいごみ処理施設ができた後には、今の処分場がだんだん縮小されていくということでございますので、それに伴って新たな対策を、今、検討委員会を設けまして協議をしておる最中でございます。基本的には、今の新ごみ処理施設には持ち込まないということで、それでどう対処するかを、今、検討しておりますので、そこでの処理利用でありましたり、細部につきましても、今後、議論を重ねていく段階でございます。 あと、京丹後市の施設というのは、久美浜にあります、いわゆるジビエの食肉加工の施設だと思いますけれども、そこにつきましては、食肉で使うということもございまして、なかなか山からの搬出、また運搬、そこでは鮮度等も変わってきますので、今のところ、私が把握しておる中では、利用というのはないのではないかと思っております。 ただ、ジビエという点では、それを、いわゆる事業化といいますか、活用することを今、検討されておる方と言いますか、団体もございますので、そこについては、できるだけ実施できるような形での議論、今、進めておる最中でございます。 ○議長(家城功) 浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) ありがとうございます。イノシシやシカに関しては、そういうジビエに使ったり、今のところは埋めとるということは、よくわかりました。 もう一つ、これ有害鳥獣ですんで、カラスの問題があるんです。カラスも集団で畑を荒らしたり、私の知ってる人でも、カラスの親が子供にキュウリの食べ方を教える。ほんまです。ほんで、ほうやってもう畑を荒らして困るんですけど、カラスに対する対策とか、そんなんは何か考えられてますか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) カラスにつきましても、今、現在、町ではイノシシ等と同様に猟友会のほうへ駆除の委託をしておるところでございます。 なかなか駆除に困難な点があるということは承知をしておりまして、たしか昨年、その対処方法として一つの参考といいますか、実験的に、いわゆる鷹を使った駆除、鷹匠というんですか、の方を地域に来ていただいて、猟友会の皆さんも含めて、その効果といいますか、実験といいますか、実際に飛ばしてみてというようなことは行ってまいっておりますので、今後も、そういった取り組み等を進めながら、猟友会と検討していきたいというふうに思います。 ○議長(家城功) 浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) 今、鷹を使ってカラスを撃退するという話、出ましたけど、鷹を使っても結局、よそへ追い払うだけだと思います。根本的な解決にはならんと思いますので、その点もちょっと考えていただきたいなと思います。個人的に、そのカラスを薬とか、そんなんで殺すと罪になりますんで、よろしくお願いします。 それと、有害鳥獣捕獲担い手育成事業とあるんですが、これが予算で60万円見てありました。これ減額が30万7,000円、30万円近くは何か事業をされとるということですね。どんな事業をされたんか、教えていただけませんか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) この分につきましても、減額をさせていただくということで、ここにつきましては、先ほど今井議員のご指摘にありました内容かなと思っております。当初の見込みから実績が下がっておるということで、ここはしっかりとした農林課のほうでも検証がいるというふうに認識をしております。 この内容でありますけれども、わなの、いわゆる担い手が狩猟免許を取得する際にかかる必要を助成をしておるというものがございます。わなで1件と、また銃のほうで1件の支援をしたというものが実績でございます。 ○議長(家城功) 浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) わな1件、銃1件、それの取得の補助をしたということで、考えてよろしいですね。 それいうんか、私の知った農家さんで、シカによって。うちらの周りでもフェンスはしてあるんですが、フェンスを超えて中へ入った動物が、今度、外へよう逃げんもんで、そしたら中で生活しとるわけです。そしたら、その農家さんも、大根、豆、全てエサとなっております。大規模農家なら共済とか、それで保障はされますが、おじいさん、おばあさんが、子供のために、孫のために必死こいてつくったような野菜とか、それをみな食べられて、何の補償もないと。ぜひ、もう少しその駆除に力を入れていただきたいと思います。以上です。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 今、フェンスの中に入った獣の対処ということでございました。そこにつきましては、全町的にも、フェンスの中であっても河川の堤防でありましたり、ちょっとした遊休農地でありましたり、そういったところが住み家になるということでございます。そこにつきましても、猟友会のほうには、いわゆる小規模捕獲事業という名称で、少人数でタイムリーに出動していただくということで、相当数駆除もしていただいておるというふうにも思っておりますけれども、そこもまだ不足しておるという状況もあるとは思いますので、先ほどと重なりますけど、猟友会としっかり検討していきたいと思います。 また、フェンスの設置ということが、また、管理もでありますけども、効果が高いということは、この間の被害額の推移でも明らかでございますので、そのフェンスの管理につきましては、フェンスの管理者、これは、農業者でありましたり、地区ですね、自治会でございますけれども、その管理者とも、いろいろとまた協議をしながら、有効な対策を講じていけるように努力していきたいと思います。 ○議長(家城功) 浪江議員。 ◆8番(浪江秀明) ありがとうございます。農業の担い手育成というのは、全てに関して担い手不足いうのは重々存じておりますが、この高年齢化とともに皆さんやめていかれますんで、ぜひとも、また若手の担い手を育成していただきたいと思います。これで終わります。 ○議長(家城功) ここで、2時45分まで休憩といたします。     (休憩 午後2時29分)     (再開 午後2時45分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで、山添町長から発言の申し出がありますので、これを許可します。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 大変貴重なお時間をいただき、まことにありがとうございます。 平成30年度一般会計(第6号)補正予算書の59ページの織物業生産基盤支援事業費補助金で、189万1,000円の減額補正をさせていただいております。 先ほどから、議員の皆様方からご意見を賜る中で、その事業者数、あるいは、その推移について若干混乱をさせてしまう答弁をしてしまっていることに対し、心からおわびを申し上げます。 この後、担当課長のほうから補足説明をさせますので、よろしくお願いを申し上げます。また、今後は、このようなことがないように努めてまいりたいと考えております。また、議員の皆様方から事業の執行状況について、しっかりとした管理を行う必要があるというご意見、ごもっともと思ってございます。 本日、ここに出席をさせていただいている、それぞれの所属長も肝に銘じながら、今後の予算執行に当たっていきたいということでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 大変貴重な時間を頂戴して申しわけございません。 先ほどの今井議員のご質問での答弁におきまして、私のほうが間違った答弁をしておりました。訂正して、おわびをさせていただきます。 まず、先ほどの答弁の中で、事業の内示というふうに申し述べさせていただきました部分につきましては、交付決定通知書とあわせて、事務連絡として3分の1補助率ではなく、おおむね15%の補助率というふうになりますということで、事務連絡を平成30年6月12日付でお配りをさせていただきました。 先ほど、答弁の中におきましては、54件の申請前に、いわゆる申請期間中に取り下げられた方もおられるというふうな曖昧な答弁をしておりましたですが、そういった事業者はゼロ件と、全くなかったというところでございます。 今回のその取り下げをされました7件におきましては、いわゆる、そのうち5件が15%程度の影響に及ぶということで取り下げをさせていただくというふうなことで、取り下げ申請をいただいたというところでございます。大変申しわけございませんでした。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 10番、高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) それでは、59ページの産業創出交流センター管理運営事業について、質問をしたいと思います。 今回の補正で、財源内訳の変更と使用料、歳入の減額が出ております。これは見込みに対して利用がなかったということではないかと思っておりますが、2月までの使用回数等、どのような使用がされたのか、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 申しわけございません。現在、4月から2月末までの使用状況につきまして、ちょっと手元に資料を不足しております。後ほど答弁で調整をさせていただきたいと思います。 その中で、その利用状況の使い方というふうなことでございましたですが、現在、直営で事業推進をしておるというところでございます。直営ということで、非常に広報的な部分だとか、さまざまな部分で、いわゆる稼働率が低い状態になっておるというところでございます。 一方、いろんな事業展開の中で金融機関、また、未来大学、そういった事業での活用、そういった部分は実際やらせていただいておるということでございます。後ほど、その数字の部分につきましては、ご説明をさせていただきたいと思いますので申しわけございません。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 予算書では303万9,000円の賃金が予算化されていると思いますが、使用が少ないにもかかわらず、3月の補正で減額もされておりませんが、賃金はどのような業務に使われたのか、その内容をお願いします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。現在、産業創出交流センターにおきましては、実3名の管理人を配置をしております。いわゆる1週間の中で、シフト表に基づきまして勤務をさせているというところでございます。いわゆる問い合わせ等がございましたら、それの対応をさせていただいたり、電話での応対など、そういった対応をさせていただくのと、清掃管理、そういったものをさせていただいておるというところであります。 申しわけございません。現在、3名の体制ということでございまして、いわゆる稼働してなくても、その運営については、いわゆる常駐させているという展開をさせていただいておるというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) ということは、この303万9,000円というのは、この3名の方の賃金という理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) そのとおりでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 産業創出交流センター管理運営事業の財源のほとんどは、一般財源ではないかと私は思っておりますが、ここのところ財政が大変厳しいということが言われている中で、活用が十分でない施設に、これは間違っていたら、また言うてください。500万円もの一般財源を充てることは問題ではないかと思っておりますが、指定管理の議案が否決された直後の3月議会で予算を減額するべきと思いますが、課長はどのように思われますか。答弁お願いします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。まず、この管理費用につきましては、賃金、また需用費、役務費等々で構成をさせていただいております中で、まず賃金につきましては、雇用契約をさせていただいておりまして、いわゆる運営に当たる、いわゆる展開をお世話になっておるというところでございます。 他の、いわゆる管理費につきましては、極力、その予算を抑えるようなことで、不用額をつくっていきたいということで、維持管理につきましては極力、その支出を抑える、そういったことは現在しておりますが、最終的に減額をするということに至ってないということでご理解いただけたらと思っております。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 雇用計画を結んでいるということで、賃金は仕方がない、別のものとしましても、消耗品や光熱費、水とか、そういうものに関しては、その使用料については、その分減るのではないかと私は思うんですが、その点については、どのようなのか、答弁お願いします。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。私、先ほども申し上げましたように、常の維持費用につきましての、いわゆる節約、これは当然、指示をしておりますし、最終的に現在も運営しておりまして、今後、そういった、いわゆる大きな数字の減額というふうな情報は入っておりませんけども、極力節約に努めるように、常に指示をさせていただいているというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) そしたら、次に、テキスタイル産地化事業補助金について、少し質問いたします。 予算額が1,500万円に対して、補正で728万3,000円が減額されております。これは事業量、事業の量が約半分になったということではないかと思っておりますが、これの理由について、いま一度お願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えをいたします。今回、テキスタイル産地化事業につきまして、大幅な減額をお世話になるというところでございます。この事業につきまして、当初、その補助率につきましては2分の1、上限を250万円という形で事業体系を整えてまいりました。 結果、そのテキスタイル広幅化の事業展開に、いわゆる手を挙げられた事業者におきましても、補助率が上限250万円にたどり着いてない事業も中にはあるということで、最終的に、このような減額措置と、実績という形になったというところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 当初の予算が1,500万円に対して728万円、先ほども言ったことですが、これは半分の見込み違いがあったというふうに、つい理解をしてしまいそうでございます、私としては。 その中で、この事業について要望が多く継続して実施すべき事業であるのかどうか、その辺の判断は、どのようにされていたのか。また、本年度事業の結果についての総括を、ありましたら聞かせていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 本件につきましては、この間、いわゆる京都府、また、丹後織物工業組合、そういった機関との連携によりまして、この制度をつくらせていただいたという体系でございました。 先ほど、このような数字にたどり着いたというところでございますが、多田議員にもご答弁をさせていただきましたように、この広幅化の事業展開につきましては、今後、非常に重要な視点で、私どものほうはとらまえております。最終的に平成30年度の結果は、こういった形になるという形になりますが、次年度以降といいますか、これは、いろんな事業機関のほうと、この物事の、いわゆる総括を図っていきながら、今後も進めてまいりたいと思っております。また、織機だけではなく、やはり準備機、こういった部分についても重要なことだというふうに認識をしておりまして、今後も、そういった、いわゆる準備機等の事業者においても広報活動を行っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 広幅化というのは重要だという答弁だったと思っておりますが、その中で、本年度の、この事業量が半分になったにもかかわらず、また平成31年度、これ当初予算でやればいいのかもしれませんが、平成30年度と同じ、また1,500万円が計上されております。予算不足で補助率を下げなければならない。また、織物生産基盤整備事業の予算は、増額せず半分しか利用がない事業の予算を減額しない。予算は前年度実績を勘案して組むべきと私は思っておりますが、なぜこのようなことになっているのか、お聞きしたいと思っております。また、この取り組み方に何か問題があるのではないかという気持ちもありますが、その点について答弁お願いしたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 平成30年度の総括といたしましては、結果、こういったことに至ったというところでございます。 今回、次回の平成31年度の当初予算の組み方の中で、これ二つの事業につきましては、補助要綱を設置させていただいております。当然、これまでの、いわゆる補助要綱を、中身を改正してテキスタイル産地化の部分にも、いわゆる展開できるような、具体的には、今その制度設計をつくるように指示をしておるところでございますが、いわゆる、その生産基盤の事業者が、そちらの事業に組めるような体系も検討しようということで指示をしておるところでございますので、その辺につきましては、平成31年度の取り組みに反映してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(家城功) 高岡議員。 ◆10番(高岡伸明) 結果は平成30年度、結果が予算に対して半分の結果だったということで、また同じ金額を計上されることにつきまして、また、新年度予算でやります。以上で終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、2回目の補正予算の質疑をさせていただきます。 まず、最初に、先ほどの質問の中で十分にできなかった点につきまして、申し述べたいというふうに思います。 副町長のほうからは、申請を取り下げた人との不公平感があるという、そういう答弁だったと。私も、この答弁で意味が、ちょっと理解できてなかって、曖昧な発言をしとったわけですが、これにつきましては、取り下げた方は、今年度以降、平成31年度以降、また、申請できるわけですから、そういう意味では、そういうことも含めての取り下げもあったのかなというふうに思っております。 不公平感という、そういう問題で言えば、前年度までは補正を組んで3分の1の補助をしとったものが、今年度からは6分の1に減っておるということ、そのことのほうが不公平感があるんだということを、まず最初に申し述べて、次の質問に入っていきたいというふうに思います。 それで、次の質問ですが、先ほどの高岡議員の質問の中で、商工振興課長のほうから、非常にちょっと問題のある発言があったというふうに、私は思っております。300万円ほどの賃金が組まれておって、施設の使用は減っておるのに、この方は何の仕事をしているのですかという質問に対して、窓口の対応と掃除だというふうに答弁をされました。仕事がなくても配置をしておるんだと、こういう答弁です。だとしたら、なぜこんな状況を放置しとくんですか。仕事がないなら、丸1日じゃなくて半日にするとか、週何回にするとか、そういう契約に結び直す必要があるんじゃないですか。まず、その点について説明をしていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 先ほど、高岡議員への答弁の中で、当施設におきます、いわゆる雇用、また3名の配置の体系についてということでございましたが、現在、そういったシフトによって、いわゆる8時間弱の勤務をお世話になっておるというところでございます。 この部分につきましては、平成31年度において、そういった部分の修正なども検討していくということで、平成30年度中にも内部ではそういった論議をしてまいりました。この部分については、当然、修正していくといいますか、これまでにない、いわゆる変更点として、我々のほうは、この部分については次年度に生かしてまいりたいというふうに考えております。 今、この平成30年度におきましては、現在、そういった運営をさせておるということについては、現在、そういった動きが事実でございますので、これは、我々のほうは、これ以上申し上げるところではないというふうに思っております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 平成31年度からは、その辺のことは考慮していくという、そういう答弁だったというふうに思っておりますが、現実問題として、この利用が少なくて、全然使われておらないわけですね、あんまり。当然、きょうまでに、それを見直していくべきだろうというふうに思っておりますが、それをしていないということは、これは怠慢ではないかというふうに私は思うんですが、その点はどうですか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 議員ご指摘のように、あの施設の稼働率、また運営体系、これが、現在そういった状態にあるということについては、私どものほうは深く理解をしておりますが、この件につきましては、内部で全く放置した状態でないということもご理解いただきたいと思っております。常に、いろんな事例なども参考にさせていただいて、何とか、あそこの施設について、いわゆる稼働率を高くするような、伸び伸びと事業展開できるようなことに早く結びつけたいということを、常に内部では協議をしておりますので、その点はご理解いただけたらありがたいなと思っております。
    ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) この問題ばかりやっておりましてもあれなんで、次にいきたいと思います。 昨日の全員協議会の中でも質問をさせてもらいました。農商工連携・六次産業化の補助金についてですが、これはキッチンカー2台に対する補助金だというふうに聞きました。それで、いろいろと課長は答弁していただいておるんで、何がほんまの数字かというのが、私もわからんわけです。端的に車2台、2台ごとに事業費と補助金額と、それぞれ教えてください。あとはいいです、何も言わなくても。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 申しわけございません。先ほどのハード事業、車両の購入に対する、その事業費、また補助金額ということで、先に補助金額を申し上げさせていただきます。 1者につきましては、補助金額が現在696万円の交付決定。もう1者につきましては、補助金額をハード事業を338万9,000円という形で、済みません、申しわけございません。 交付決定額は464万円、もう1者につきましては225万9,000円、総事業費につきましては、1者につきまして696万円、もう1者につきましては338万9,000円という形になっております。補助率は3分の2という形でございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 私は、一番この事業で疑問に思っておりますのは、きのう聞きました、地元産の米粉とネギを使用したお好み焼きとたこ焼きの販売が1件、それと、地元の無農薬有機野菜の総菜販売が1件、この2件だというふうに、私はきのう聞いたとこなんですが、お好み焼きやたこ焼き、それに総菜の販売、これがなぜ六次産業化なのか、この辺が非常に疑問に思うとこなんですね。なぜ六次産業化の事業に認定したのか、その根拠を教えていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) お答えいたします。午前の答弁の中で、この補助金の交付決定に至る経過の中で、与謝野ブランド戦略事業審査会、これを設置をお世話になりまして、委員を構成し審査を行ったというところでございます。 その中で、結果この2者が、3者中2者が、この部分の事業採択をなされたということで、最終的に交付決定を行ったというところでございます。その中で、この事業者1者につきましては、先ほどのお好み焼きだとか、たこ焼きだとかいうような地元の、いわゆる農産物の部分、午前の答弁では山崎議員のほうで粉物というふうなことでございましたですが、その事業者が町内の農業生産法人との連携を行うということの意思を確認をしております。これは別の事業者、もう1者の事業者につきましても、町内の農業生産法人との連携を行っていくという意思表示をいただいております。そういった中で、いろんな、いわゆる事業展開を進めていきますというふうな意思表示を受けた中で採択をさせていただいたというところでございます。 加えて申し上げますと、いわゆる雇用の創出についても展開をしてまいりたいというふうなことで意思表示をいただいております中で、この審査会の中では、そういった事業評価をしていただいたというふうに考えております。今後、この事業者につきましては、私どものほうも、いわゆる事業の遂行をきちっと見守りながら、指導徹底をしていきたいということは、午前の答弁でも述べさせていただいたというところでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 今、審査会ということでの審査があったということが出されました。 それでは、その審査会について聞きます。この審査会では、この事業が六次産業化の事業に適切だという、そういう意見であったということで理解をしたらいいんですか。疑義は出なかったのですか。その辺について答弁をしていただきたいと思います。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 審査会におきましては、先ほどの3者中2者の事業審査を行いまして、点数制によりまして評価表をまとめていただいたというところでございます。 その中で、最終的に疑義というところにつきましては、いわゆるそういったことよりも大きな期待というふうなご意見のほうが強かったように記憶はしております。 先ほどの、いわゆる農業生産者との連携をしていきたいというふうな意思を確実に遂行していただきたいと、ただ、やはりこういった事業者については、やはり若い世代でございますので、その中で損益計算などのきちっと分析を指導徹底するようにというふうな指示を頂戴したということで、今後、その審査会での、もう一度検証などは、当然やってまいりたいというふうに認識をしてるところでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) この事業につきましては、タイトルにもありますように、六次産業化というタイトルがついとるんですね。産業化ですよ、産業化というのは、これは事業が継続をしていく、そしてかつほかの事業者にも広がっていく、そういう事業展望があって、初めて産業化という言い方ができるんだというふうに思うんですね。これはどう見ても、個人の事業開始でしかないと思いますよ。こんなものに3分の2の補助金、まして車に700万円近い補助金が出とるわけでしょう。これは自分で車を買って、今、移動販売をしている人いっぱいおりますよ。その人とのバランスが全くとれんと思いますよ、これ。課長、どういうふうに思いますか、これは。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 申し上げます。まず、この農商工連携・六次産業化の事業展開の中で、他の議員の皆様にもご答弁させていただきましたように、確かに、こういった車両を購入して事業展開を、販売行為をされておられる事業者は、私も認識しております。 そういったことという部分とですね、やはりその町内の農林加工物、そういった部分を、やはりきちっとした連携でもって展開していく、そういった事業展開することによって、いわゆる共感を生む仕組みをつくっていきたいというのが、この事業の狙いの一つでございます。 新規雇用の場、そういった部分と農業への注目が高まってきたり、食の安心・安全への関心の高まりと、そういった今後の国内嗜好の、そういった展開についての取り組みを、この町内から進めていきたいということが、この事業の捉まえ方ということで、地方創生型の交付金と言えども、そういった事業展開を私どものほうは、いわゆる進めてまいりたいというのが、この補助金の要旨にあったということでございます。何度も申し上げますが、この与謝野町での事業展開のまず第一歩という形でご理解いただけたら、ありがたいなと思っております。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 六次産業化ということがございますので、農林課からも答弁をさせていただきます。 この事業の展開が六次産業化なのかということにつきましては、私が認識しております定義でいきますと、1次産業から生み出されます農産物、農林産物、これが付加価値が向上するというところが一つの大きなポイントであると思いますので、それが、どのような形で消費者に渡っていくかというところでは一定、その付加価値が高まるということが、これ推測の域は出ませんけれども、審査会では評価はあったのだろうというふうに信じておるところでございます。 それから、また、この事業の基本的な枠組みの中に、地方創生推進交付金を使うということがございます。これにつきましては、移住・定住といった基本的な日本の今の人口の状況を克服するということがございますので、この補助金を構築していく中には、そういった、いわゆる半農半Xと言いますか、そういった部分で移住者でも、若者でも取り組みやすいと、そういったところが、この事業の構築の基本にあったのではなかろうかというふうに思いますので、そういった点におきましては、一定の、そういう効果はあるんだろうというふうに認識をしておるところでございます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 米粉を、たこ焼きに米粉を使うと、それは地元の地産地消の商品だということは、私もよくわかります。ただ、六次産業化、産業化なんですね。ということは、これは将来、産業としてつながっていくそういう事業なんだ、商品なんだ、そういう事業展開なんだということでなければ、これは意味がないというふうに思うんですね。だから、京都のどこか大きな市場で店舗を構えると、それのデモカーとしてキッチンカーを買って対応していくとかいうような展開をしていくんならまだわかりますけども、これだけでは地産地消商品だというだけで、このたこ焼きをすることによって、どれだけ産業が成り立つのか、農業者が潤うのか、与謝野町の町民の半分がたこ焼き屋をやるわけではないですからね、この辺ではちょっと無理があるんではないかなというふうに思うんです。 確かに若い人も育てていかなあかんです。そういう産業支援をしていかなあかんというふうに思うんです。それはそれで六次産業化ということではなくて、若い人の起業を、業を起こすことを支援をしていくんだということで、もっと補助率も下げて使いやすい制度で制度化をしていくべきであろうというふうに私は思います。課長は、どういうふうに思われますか。 ○議長(家城功) 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 申しわけございません。この先ほど議員が申し上げられました話の中におきまして、私のほうは、今おっしゃられましたように、京都市内に出向いていろんな産業化をしていくというふうなことに支援をしたり、また補助率などを下げて云々というお話もございましたですが、今回、私どものほうは、いわゆる農商工連携、また連携をしていくという、その背景の中で、先ほど申し上げられました意味合いにおきましては、全国展開型だったり、海外展開型だったり、そういった部分を私どものほうは最終的に、いわゆる展開を求めていきたいと言いますか、そういった事業者を膨らましていきたいという考え方は、私どものほうには、考え方としてございます。 ただ、やはりこの農商工連携、また、国のほうが推奨する考え方の一つに小地域限定型、こういった考え方も、やはり国のほうとしては推奨されているということも事実でございます。急に大きな風呂敷を広げて事業展開するというのは、なかなか難しい部分もありますので、議員がおっしゃられた意味というのは、私のほうは理解はさせていただいておりますが、この部分につきましては、この補助制度につきましては、まず、その事業展開をきちっと一歩一歩やっていただく、そのスタートアップの支援というふうなことでご理解いただけたらありがたいなと思っております。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) あまり多く言いませんけれども、財政が厳しい、厳しいと言いながら、非常にもったいない予算の使い方を、私はしておるというふうに思います。これは私個人の見解ですが、全く六次産業化の事業ではないというふうに思っております。こんな予算の使い方をするようでは、これはほかの予算をカット、補助金なんかカットしいてもらっておるわけですね、いろいろと今、団体に。そういう人たちに説明が、これつかんのと違うかなというふうに思っております。予算があるからといって無理して使う必要はないんです。適切な事業でなかったら、予算の執行なんかしなくてもいいと、私は思うんです。そういうような対応も含めて、今後は、この事業は検討していく必要があるというふうに思いますが、町長の最後の見解を求めて質問を終わりたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からは、59ページの農商工連携・六次産業化推進事業におきまして車両の購入、そして整備については、この目的に合致しないというご指摘をいただきました。 しかしながら、私たちといたしましては、このキッチンカーの整備、そして今後の事業展開への期待という意味も込めて六次産業化、あるいは農商工連携に資する事業であると考えてございます。 また、議員からご指摘がございましたように、大変厳しい財政状況であるということは事実であります。今回、多くの議員の皆様方からいただきましたご指摘というものも、今後の行政運営に反映をさせていただきたいというふうに考えているところであります。 ◆11番(永島洋視) 終わります。 ○議長(家城功) 先ほどの質疑の答弁漏れを、答弁があるということなので、これを許可します。 小室商工振興課長。 ◎商工振興課長小室光秀) 貴重な時間を頂戴しまして申しわけございません。 先ほどの高岡議員のご質問の中で、交流センターの利用の件数等のご質問がございました。利用数につきましては約230件、これは概算でございます。申しわけございません。それと利用形態につきましては、みらい大学、年間の町内の事業者だとか、町外の事業者、そういった個人、また法人の事業者、習字教室、町主催事業というふうなことで、事業展開をしておる状態でございます。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 13番、多田議員。 ◆13番(多田正成) それでは、2回目の質問をさせていただきたいと思いますけれども、農林課長に55ページの林道等管理事業、それから、その下の森林整備事業、その下の森林保全推進事業、これが、きのう一般質問で、ちょっと山の荒廃のことをお尋ねしたので、ちょっとこれを簡単にどういう事業か説明してください。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 55ページの林道等管理事業でございます。内容は、この題のとおりでございまして、31路線あります林道を管理をするというものでございまして、林道ですので、落ち葉でありましたり、倒木が頻繁に起こります。これを計画的に行ってまいるというものでございます。 次の森林整備事業につきましては、ここは森林の所有者の方が間伐であったり、森林整備をされるということに対する助成でございまして、基本的に宮津森林組合のほうがやられる事業、これを国の補助金を使ってやられる事業に対します上乗せ補助というものでございます。 それと、森林保全推進事業につきましては、これは間伐よりも、もう少し規模の小さい里山を整備したり、山に親しみを持つと、そういったような取り組みを行っておるというものでございます。 ただし、財源に、下村議員のご質問にありましたように、京都府の豊かな森の事業も、この中に入っておりますので、その部分では、林道の維持管理にも使っておるということでございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) そうですと、その三つの事業の内容はわかりましたけれども、それでは、二つ目の森林整備事業に当てはまるかなというふうに思います。要するに宮津森林組合が事業をされたときに補助を出すという事業なんでしょうか。 例えば、きのう申し上げましたように、その山の荒廃を防ぐために間伐をしていくんですが、そのときに作業道をつくります。作業道ができたところが、要するに、ああいう豪雨によってすごく崩れとるんですね。そういったことの保障というのか、責任というのか、それはどういうふうになっているんでしょうか。ただ、山林事業をしたらいい、補助金出したらいい、そんなもん崩れたって、それは自然現象だと、これで終わるんでしょうか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 森林整備事業に対します町の立場は、事業に対する補助をするということでございます。 それも国が森林整備事業として認めた内容に対して、上乗せを補助することでございますので、基本的に、その実施の主体となりますのは、森林の所有者となります。森林の所有者が宮津森林組合と、その広報でありましたり、範囲でありましたり、また機関でありましたり、さまざまな要件をお互い契約をして、それを宮津森林組合が履行すると、それに対して助成をいたしますので、その中で確かにご指摘の事象というのは複数見られるということで、農林課としても、これはもう大きな課題であるということは認識はしておりますけれども、そこの責任等につきましては、そこはもう、その事業主体と森林を持っておる所有者の方が、そこをどう整備されるか、どのような方法で整備をされるかというところに、まず第一義的なところがあるというふうに認識をしております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) そうしますと、事業主体の責任ということになると、例えば、町有林なんかをやってもらう場合、それから、私有林もかなりありますので、そういったところは個人の持ち物の方が責任にかかるということでしょうか。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 誤解が生じたらあれですので、再度申し上げたいと思いますが、この責任というところの責任は、事業、間伐をするということの責任を申し上げておるということでございまして、それに伴って、作業道等が崩れるということの責任は、これが日々の通常の気象状況で、そうしたものでありましたら、それはもう山の管理者でありましたり、そこで発注をされた方、それからまた受注された方も施工者として、それ相応の責任も負うことになるのかなというふうには、これ一般論として思いますけれども、7月豪雨で生じた、あの規模の土砂の流出というものにつきましては、これは日々の気象状況を超越したものでございますので、これは、ですから災害ということでありますので、なかなか山の所有者の方へ責任を問うということは困難であろうというふうに思っております。 それを踏まえまして、その答弁でございますけれども、これは一般的な話として、発注した方、これが町の発注でありましたら、町になるというふうに思いますし、民間の方も伐採届け出しながら、いろいろと個人的にも森林組合を通さず、通さずといいますか、違った事業者で伐採をされる山もございますので、それぞれ森林組合だけということではありませんが、発注をされ方が第一義的に、そういった山の管理、間伐の管理、これはしなければならないというふうに認識をしております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 大変大事なとこでして、個人の場合、本当の個人の狭い箇所で、そう起きたときには、個人の責任になるんかもわかりませんが、大きな山ですから、ずっと作業道をつけていく、ここにはこの所有者が、ここにはこういう所有者があると、だけれども、ここを間伐するために作業道がついてますので、それは先ほど言われたように、間伐に対しては、それぞれの事業主があってされたらいいんですが、それに補助を出されたらいいと思うんですが、先ほど自然災害と言われましたね。ということは、やっぱり町が村人のため、我々町民のために、そこの崩れた土砂がどんどん川に流れてくると、土砂が流出してくると、それの整理は、やっぱり町の責任という、そこが課長、聞きたいわけでして、それは個人の責任ですよ、事業者の責任ですよと言われるのか、やっぱり災害ですから、それは町が全て、そういったことに住民の安全・安心のために、そこは町がやっていきますよと言われるのか、そこをはっきり、ちょっとさせてください。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 作業道等が豪雨で崩れる、これについては、先ほど申し上げましたように、災害ということで、日常の雨量でありましたり、想定を超える事象でありますので、これはなかなか森林の所有者等に責任を求めるということは、これは、ないというふうに思っております。基本的にないと。それを前提としまして、それじゃあ出てきた土砂をどうするのか、ここにつきましては、これについても取る責任でありますとかいうのは、なかなか今の国の法体系の中でも見出せないというふうに認識をしております。 ただ、重要な道路であったり、河川であったりといった場所については、災害を受けた場合は3年以内に復旧しなければならないという法律があるというふうに認識をしておりますし、それ以外の農地であったりでありますと、そこはもう今度は被害を受けたものが一定、その災害復旧ということで、復旧事業をするということで、町のほうも支援等を行っておるということでありますので、その中で渓流等につきましては、私の認識では治山事業でありましたり、砂防事業によりまして、国や府がしっかりと、その手当てをしていくということが基本であろうと思いますけれども、なかなか財源的にも追いつかないのが今の状況だと思っております。 その中でいわゆる土砂、災害防止法が生まれて、生まれてと言いますか、つくられまして、レッドゾーン、イエローゾーンを設定する中で、そういった情報を町民の皆さんにお知らせすることで、危険度を認識いただきながら、まずは、自分の身を守るという行動をとってくださいというふうな流れといいますか、方向にシフトしてきているのが今の状況かなと思います。 ただ、そう言いましても、土砂は、先日の一般質問でありましたように、深刻な状況だということは認識はしておりますので、優先順位をつけながら、また、府とも連携をとりながら対応をできる限りしていきたいとは考えております。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 今、課長のお話を聞いてますと、やっぱり事故が起きたことの責任をどうのこうのという問題ではなしに、そういったことの現象がさまざまな山の荒廃だとか、そういって間伐をしたときに、作業道をしたことによって土砂が流れて、特に流れてきたりとかいう、いろんな弊害があるんですね。その責任は、やっぱり府や国の力を借りながら町がやっていただくことの私は責任という意味を問うとるだけで、個人がこうなったから、個人があのもんしなさいという意味ではなし、そこをはっきりさせるために、ちょっとお尋ねしたようなことで、そうですと、課長のお話ですと、やっぱり課長もご存じだと思いますが、今の、きのうも言いましたが、一番上の堰堤は、10年ぐらいまだ土砂が、堰堤のとこが満杯になるまでには、まだ10年、20年は大丈夫だろうと、そしたら、そっから上の山が崩れて土砂が流れても、まだそこでとまってるんですね。 その下の堰堤が満杯ですから、それはきのうも言いました尼ヶ原からおりてくる、尼ヶ原の、こっちの谷だけで満杯になっておるんではない。こっちの谷からこうおりて来て、ここが満杯になって危険な状態、ことしの夏の豪雨には危険な状態が起きとるという、ですから、課長もご存じだと思うんですが、尼ヶ原のほうの一番狭いところに、一つ治山堰堤なのか、砂防堰堤なのか、私にはわかりませんけども、専門的にはわかりませんけれども、そういうものが一つ必要ではないかということを言わせてもらって、この中で当てはまっているのか、その質問が当てはまっているのかどうかわかりませんが、ちょっと最後に、そこをお聞かせください。 ○議長(家城功) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) 三河内の奥山の件でございます。ここは建設課長とも、しっかりと連携をとらなければならないというふうには思っておりますけれども、これは決して縦割り行政で自分のその、どういうんですか、責任を転嫁するとか、逃れるということではないんですが、やはり一般質問でありましたように、砂防事業は砂防指定地という指定をしまして、そこは砂防法でしっかりとやっていくと。 それよりも、どちらかというと、山側につきましては、保安林に指定して治山事業でやっていくと、ここは縦割りではなくて、それぞれの持ち場をしっかりと責任持ってやると、そういった意味があるというふうに思っております。その中では、奥山川につきましては、市街地から、どういうんですか、ずっと山の中腹あたりまで砂防指定地になっておりますので、今、議員が指摘されます砂防堰堤は、まさしく砂防堰堤でございますので、そこは土木事務所の管轄になりますので、やっぱり建設課と土木事務所が連携をとっていただくと、それのほうがスムーズにいくということであります。 ただ、次に農林課といたしましては、それを外れた区域につきまして、まさしく今、ご指摘のありました、尼ヶ原の谷につきましては、砂防指定地ではございませんので、そこについては農林課のほうが振興局と現場も見ながら、職員も既に、現場も把握していると思いますけども、今のご提案が効果的であるということを検証しながら、これは予算等の問題もありますので、ここはしっかり検討はする必要があるという認識でございます。 ○議長(家城功) 多田議員。 ◆13番(多田正成) 建設課の課長も大変でしょうし、農林課も大変なんですが、この夏の雨が、豪雨が心配ですので、例え1メートルでも砂がたまるようにしてもらわないと満杯ですので、それが一緒に、豪雨と一緒に鉄砲水で流れてくるとより困りますんで、そこ、大変でしょうけども、よろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 ここで4時5分まで休憩をいたします。     (休憩 午後3時48分)     (再開 午後4時05分) ○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 本案に対しましては、永島議員ほか2名から修正の動議が提出されています。 お手元にお配りしたとおりでございます。 したがって、これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。 11番、永島議員。 ◆11番(永島洋視) それでは、議案第16号 平成30年度一般会計補正予算(第6号)に対する修正動議の提案説明をさせていただきます。 お手元に配付をしております参考資料、それの最後のページを見ていただきたいと思います。 歳入歳出補正予算事項別明細書3の歳出をごらんいただきたいと思います。 2目商工振興費織物振興事業でございます。19節負担金補助交付金の説明をごらんください。織物業生産基盤支援事業費補助金、これが三角の189万1,000円という提案になっておりますが、これを削除し、関連します予備費補正額を三角413万5,000円を三角591万6,000円にするものです。 この歳出の修正に関しまして、それに対応する歳入が修正する必要が出てくるわけですが、それにつきましては、1枚手前をめくっていただきまして歳入の国庫補助金、1目総務費国庫補助金、地方創生推進交付金を三角94万6,000円減額すると。8目産業振興基金繰入金を三角100万円減額、減らすという、そういう補正、修正案でございます。 修正の内容は、そういうことですが、この修正案は申請が多くなって予算がないからということで、当初、募集をしました補助率を3分の1を6分の1にして交付が既にされた補助金です。 年度末になりまして189万1,000円の予算残が出たからということで、減額をする当局提案を、この補正予算になっておりますが、この予算を減額せずに、もとの予算の範囲内で補助金を追加を交付する、そのための修正案ということでございます。 当初の計画どおり3分の1の補助率で補助金が出されておれば何ら問題はありませんが、町の都合で補助率を6分の1に引き下げておいて、追加で支払う財源ができたにもかかわらず、それをさらに減額補正とするということは、二度にわたる削減でありまして、財源がある分だけでも追加で交付してあげなければ、今年度申請をされた織物業者さんが、あまりにも気の毒だというふうに私は思うわけであります。 それで、既に年度末近くになっておりまして、手続的にどうなんかという疑問もあるというふうに思いますが、既に申請書は出されるおるわけでして、追加で補助金を交付する出納閉鎖までにするだけで、事務処理としては可能だというふうに思いますので、今からでも十分に間に合う、そういうものだというふうに思っております。 今回、修正案の提案に当たりましては、多くの議員の皆さんの賛同を得まして提出をしたかったわけですが、時間的に余裕がありませんでしたので、必要最小限の賛同者ということになりましたことをおわび申し上げたいというふうに思います。 この修正案は、会派とか党派を超えて、町民の暮らしをいかに守るか、議会の良識が問われる、そういう内容だというふうに私は思っておりますので、議員の皆さんのご賛同をお願いをいたしまして、提案の説明を終わりたいというふうに思います。 ○議長(家城功) これより、修正案に対します質疑に入ります。 なお、質疑はお一人1回10分以内で2回までということでお願いをします。 質疑はありませんか。 5番、今井議員。 ◆5番(今井浩介) ちょっと質問だけさせていただきます。 先ほど、言われました、この国庫補助金の申請に関しまして、今回、この修正の形になるときに、その申請ができるか、できないかというところが、そう思うっていう発言だったんですけど、実際問題はできるものなのか、どうなのかというのは、その提案者でもよろしいですし、行政側からでもよろしいですし、ちょっと発言をお願いします。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 国庫補助金の申請が、今から間に合うかどうかという話ですね。 それにつきましては、当初、予算減額する前の予算で申請はしておられるはずですので、全く変更する必要はないというふうに思っております。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) ただいまのご質問、地方創生交付金が一旦、減額の予算を組ませていただいとって、それがもとに、94万円幾らでしたか、戻す分が対応できるかどうかいうご質問なんですけども、全く恥ずかしながら、事務処理のほうを、どこの時点で変更申請らをかけとるかいうんが、ちょっと定かでございませんので、ひょっとして原課のほうの数字を先取りをさせていただいて、変更申請をしとったとすれば、その分は穴が開く可能性も出てくるということで、ちょっと定かではございませんので、先ほど永島議員が言われましたように、まだ、そういう手続をとっていませんでしたら、そのまま確保はできるんだろうと思っておるんですけどもというご理解でいただきたいと思ってます。 ○議長(家城功) 永島議員。 ◆11番(永島洋視) 今、企画財政課長から、そういう答弁がありましたけども、議会の承認も得ずに変更申請を仮にしとるとしたら、それは問題ではないですかね。私はそういうふうに思います。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) はい、わかりました。 ○議長(家城功) 小池企画財政課長。 ◎企画財政課長小池大介) 今の永島議員のご意見といいますか、なんですけども、予算いうものは、あらかじめ立てるものでございます。当然、当初予算でもしかりなんですけども、予算を計上させていただくときは、見込みで立てております。 国庫補助金なんかでも、きょうも何回か申し上げさせていただきましたけども、過大に見積もることなくというのは言わさせていただいておりますけども、道路の事業であろうが、農林の事業であろうが、それは交付決定をもらったものしか計上できないというものではございません。 したがいまして、事務をやっておる行政側としては、そこら辺を見込んで、それで、この見通しでということで予算を計上させていただいておりますので、それは問題ないというふうに認識しております。 ○議長(家城功) 今井議員。 ◆5番(今井浩介) 終わります。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 提出者は自席へお戻りください。 この後、討論に入りますが、あらかじめ申し上げておきます。 討論の順序につきましては、まず、最初に町提案の原案に対する賛成意見の発言、次に原案、修正案の両方に対する反対意見の発言、その次に、また原案に対する賛成意見の発言、その次に修正案に対する賛成意見の発言、その次以降は、その他ということで賛成、反対、どういう状態でもよいということで、この順序でやらせていただきますので、よろしくお願いいたします。 これより討論に入ります。 まず、平成30年度与謝野町一般会計補正予算(第6号)の町提案の原案に対する賛成意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 次に、原案及び修正案の両方に対する反対意見の発言を許します。 次に、原案に対する賛成意見の発言を許します。 次に、修正案に対する賛成意見の発言を許します。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、平成30年度与謝野町一般会計補正予算に対する修正動議に賛成の立場で討論を行います。 与謝野町の基幹産業である織物業の振興、あるいは守り、育成していくために地域の特性を生かした織物振興対策事業の取り組みは大変重要である事業であります。 地方創生推進交付金も活用し、織物業と、その関連産業も含め、織物機械の維持などの資金を支援助成は、行政としても近々の課題であります。 2020年は、丹後ちりめん創業300年を迎えます。地域経済の中心である、丹後ちりめん産業を支える織物振興対策事業の修正案に、議員の皆さんの賛同を節にお願いいたしまして、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) ほかに討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第16号を採決します。 まず、本案に対する永島議員ほか2名から提出されました修正案について採決をします。 本修正案に賛成議員は、起立をお願いします。     (起立多数) ○議長(家城功) 起立多数であります。 よって、本修正案は可決することに決定しました。 次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について採決をいたします。 修正議決をした部分を除く部分については、原案のとおり決することに賛成議員は、起立をお願いします。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、修正議決をした部分を除く部分については、原案のとおり可決することに決定しました。 暫時休憩をいたします。     (休憩 午後4時20分)     (再開 午後4時20分) ○議長(家城功) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第2 議案第17号 平成30年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第17号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第17号 平成30年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第18号 平成30年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第18号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第18号 平成30年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第19号 平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第5号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 3番、杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) それでは、平成30年度介護保険特別会計補正予算(第5号)についてでございます。 補正予算の2ページをごらんいただきたいと思います。常任委員会では議論を活発に行いました。そこで、町長の見解をお尋ねしたいと思います。 ごらんいただいたらわかりますけども、一般会計からの繰入金が、補正を入れますと3億8,000万円になりました。また、基金の繰入金が3,500万円になりました。 ご存じのように、介護保険制度は地域社会全体で高齢者を見守っていくということでスタートをしたわけですけども、こうした予算がいつまでも続くというのは困難であるというふうに私は思うんですけれども、町長の見解をお尋ねしたいと思います。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきましたご質問、議案第19号 平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算についてでございますけれども、我々といたしましては、制度にのっとり適切に運営し続けることができるように、努力をしていきたいと考えているところであります。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 本町でも公民館活動として、高齢者のふれあいサロン等々を行っております。 しかしながら、一部報道によりますと、国民健康保険に続きまして、介護保険も都道府県で管理運営していくというような話も出ておりますけども、町長、町村会では、こういう話が出てるんでしょうか。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からご指摘をいただきましたのは、介護保険制度の抜本的な改正ということについてであると考えておりますけれども、私ども、とりわけ京都府町村会においては、特段そのような議論をしてきたという経過はございません。 ○議長(家城功) 杉上議員。 ◆3番(杉上忠義) 地域でも先ほど申し上げましたように、ボランティア活動で高齢者の見守りを頑張っておるわけですけども、ぜひとも、町村会等々、国にこうした現状を伝えて、抜本的な改革を町長のほうから発信していただきたいということをお願いしまして質問といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(家城功) 山添町長。 ◎町長(山添藤真) ただいま議員からいただきました介護保険制度のあり方でございますけれども、これは制度が発足をして以降、紆余曲折を経ながら現在に至っているという状況でございます。このよりよい、そして持続的な制度の構築、運営ということは引き続きの課題であると認識をいたしてございます。 私どもの担当課における現場感覚、こうしたものも重要視しながら議論のほうを深めていきたいと考えております。 ○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第19号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第19号 平成30年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第20号 平成30年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり)
    ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第20号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第20号 平成30年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第21号 平成30年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第21号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第21号 平成30年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第22号 平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案についても、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第22号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(家城功) 起立全員であります。 よって、議案第22号 平成30年度与謝野町水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 暫時休憩をいたします。     (休憩 午後4時32分)     (再開 午後4時44分) ○議長(家城功) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。 次回は、3月18日午後1時30分から開会いたしますので、ご参集ください。 お疲れさまでした。     (散会 午後4時44分)...