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令和元年第 4回定例会(第1日12月 5日)

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  1. 南山城村議会 2019-12-05
    令和元年第 4回定例会(第1日12月 5日)


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    最終取得日: 2021-04-28
    令和元年第 4回定例会(第1日12月 5日)         令和元年第4回南山城村議会定例会会議録        (令和元年12月5日~令和元年12月25日 会期21日間)    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-              議  事  日  程  (第1号)                          令和元年12月5日午前9時41分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 会議に付した事件  日程1~日程4    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  廣 尾 正 男 君       5 番  鈴 木 かほる 君    副議長   奥 森 由 治 君       6 番  吉 岡 克 弘 君     1 番  中 山 明 則 君       7 番  梅 本 章 一 君     2 番  久 保 憲 司 君       8 番  北     猛 君
       ※3 番  中 崎 雅 紀 君       9 番  奥 森 由 治 君    ※4 番  齋 藤 和 憲 君      10 番  廣 尾 正 男 君    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 不応招議員       なし    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 欠 席 議 員     なし    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 説明のため出席した者    村長      平沼和彦 君    参事      山本雅史 君       総務課長    廣岡久敏 君    むらづくり推進課長            税財政課長   井上浩樹 君            岸田秀仁 君    保健福祉課長兼保育所長          保健福祉課担当課長            杉本浩子 君               田中 智 君    産業観光課長  末廣昇哉 君       建設水道課長  岸田啓介 君    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    栗本保代 君    書記    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(廣尾正男君)  皆さん、おはようございます。  全員の御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、条例の一部改正、補正予算等を中心に招集されています。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議をいただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いします。  それでは、ただいまから令和元年第4回南山城村議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-               ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(廣尾正男君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、3番議員中崎雅紀議員及び4番議員齋藤和憲議員を指名します。なお、以上の両議員に差し支えある場合は、次の号数の議席の方にお願いします。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-                 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(廣尾正男君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月25日までの21日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」の声) ○議長(廣尾正男君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から12月25日までの21日間に決定しました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-                 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(廣尾正男君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る11月13日、全国町村議会議長会創立70周年記念式典及び第63回町村議会議長全国大会がNHKホールで開催されました。  記念式典では、改革推進議会表彰や永年功労表彰が行われ、また、全国大会では東日本大震災等大規模自然災害からの復興及び災害対策に関する特別決議や議会の機能強化及び多様な人材を確保するための環境整備に関する特別決議などが満場一致で決定されました。  また、地方創生のさらなる推進や町村財政の強化、農業農村振興対策の強化等々、町村と町村議会に係る喫緊の課題について対策を施すよう国に要請しました。  去る11月30日に実施しました議会地域報告会につきましては、住民の皆さん方の御参加をいただき無事終了することができました。  議会報告会では、お聞きした御意見や内容を整理し、今後の議会活動に反映させていきたいと思います。  南山城村議会会議規則第129条の規定により行われた議員派遣につきましては、お手元に配付したとおりで、ごらんおきください。  続いて、村長から「行政報告」の申し出がありました。これを許します。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  議員の皆様、おはようございます。  令和元年第4回会定例会に当たりまして、まず、行政報告をさせていただきます。  ことし1年も全国各地において、台風、大雨、地震などによる想定を超える大規模な自然災害が発生しました。被災された方々の御冥福をお祈りするとともに、改めて被災地の皆様にお見舞いを申し上げ、一刻も早い復旧と、地元の復興をお祈りいたします。  本日ここに令和元年第4回南山城村議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には全員の御出席を賜り、まことにありがとうございます。  議員各位におかれましては、平素から本村行政の推進に何かと御理解と御尽力をいただいておりますことに心から厚く御礼申し上げます。  さて、京都府では全国的に今なお深刻な事案の相次ぐ児童虐待への対応を初め、子供の交通安全対策の強化、台風15号等、本年発生した災害で明らかになった課題への対応、貴重な文化財の焼損を踏まえた防火・防災対策など、府民の安全・安心を高めるため、直ちに取り組む必要のある緊急対策を講じることと、来年5月に府内で実施される聖火リレーに向けた準備を推進するため、総額1億800万円の一般会計補正予算を編成し、府議会12月定例会に提案されたところでございます。  続きまして、本村の状況でございます。  最初に、防災関連でございますが、10月12日の午後に本村に最接近し、午後7時ごろに伊豆半島に上陸した大型で強い台風19号の際には、高尾、田山地区に避難準備情報を発令するとともに、避難所を開設したところでございます。幸い本村においては人的な被害はなく、公共施設の被害も最小限にとどまり、一安心したところでございますが、関東、東海、東北地方で大雨特別警報が発令され、非常に激しい風雨があり、全国的に大規模な被害があったところです。  近年多発する自然災害に対して、十分な備えが必要であると改めて感じたところでございます。また、9月5日には、防災訓練を実施いたしました。今回は台風接近を想定して災害対策本部設置訓練避難所開設訓練防災無線システムを用いた放送訓練等を行いました。また、自主防災組織においてもこの日に合わせ訓練を行われたところでもございました。  11月19日には、南山城村自主防災組織連絡協議会を開催し、災害時声かけ人材養成講座への参加の呼びかけや、地区防災計画に関する研修を行ったところです。  防災に対する取り組みの中で、やはり各地域の自主防災組織の果たす役割は何より大事であり、その組織をさらに強化していかなければならないと再認識したところでございます。  また、同日に区長自治会長会を開催いたしました。例年は年度当初に村からの本年度の計画とお願いを行っていたところですが、本年度においては年度の半ばにおいて村長がかわったことにより、新しく取り組む事業の説明や事業の進捗状況を報告させていただくため、開催したところでございます。  次に、観光関連でございますが、11月3日には五穀豊穣を祈願して、雨乞いの神事を奉納する京都府指定無形民俗文化財の田山花踊りが諏訪神社にて奉納されました。絶好の天気に恵まれ、村内外から多くの方が訪れ大きなにぎわいとなりました。  11月23日には、恒例のむら活き生きまつりを開催しました。会場レイアウトの変更を初め、内容も工夫した取り組みとなり、当日は汗ばむほどの天気に恵まれ、村内外から約3,900人の来場者があり、ステージイベントや体験コーナー、特産品の販売ブースを囲む多くの人たちでにぎわいました。  以上、概略ではございますが、最近の状況を報告させていただきました。  それでは、本定例会に御提案申し上げております案件は、同意案件が2件、条例制定が2件、条例の一部改正が5件、契約の締結が2件、補正予算が5件でございます。御提案させていただきました議案につきまして、よろしく御審議いただき御可決賜りますようお願い申し上げまして行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  なお、例月出納監査報告は、お手元に配付しておりますのでごらんおきください。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-                  ◎日程第4 一般質問 ○議長(廣尾正男君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は7名の議員から一般質問がされます。最初は、奥森由治議員中崎雅紀議員、久保憲司議員、梅本章一議員、齋藤和憲議員、中山明則議員、鈴木かほる議員の順で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される理事者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願いします。  それでは最初に、9番議員奥森由治議員の一般質問を許します。  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  議長のお許しを得ましたので、通告書に基づき3点について質問をいたします。  まず第1点、高齢者福祉施策についてであります。  施設整備に向けた現在の状況と、今後の取り組みについてお伺いをいたします。  2つ目に、土地利用計画についてであります。  福祉施設等の用地として確保した旧養豚場跡地について、どのように利用を考えているのか、お伺いをいたします。  次に、大河原駅舎についてであります。  駅舎改修は済んでおりますけども、駅舎の活用や駅前ロータリー整備の現状と今後の取り組みについてお伺いをいたします。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)
     奥森由治議員の発言の制限時間は、10時36分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  奥森議員の御質問にお答えいたします。  まず、1番目の高齢者福祉施策についてですが、現在の状況でございますが、9月議会で施設調査を実施すると述べましたように、レイクフォレストリゾートのホテル部門が閉鎖となり、その部分を高齢者施設に用途変更できないかと調査を行いました。法令上、建築基準法等に照らし、改修による用途変更は問題なく可能でした。また、バリアフリー法や福祉のまちづくり条例等を加味して積算しましたところ基本設計に約3,600万円、実施設計に約5,200万円の費用を要するという調査結果となりました。  また、新築増築については、京都府からの補助対象となり、事業者に対する補助金はありますが、ホテルを福祉施設に改修することは補助対象とならないということでした。今後さらに調査結果を踏まえて福祉法人等事業所があるか、議員の皆様のお知恵をおかりしながら、結論を出していきたいと考えています。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  2番目の質問です。  土地利用計画についてでございますが、土地利用計画の旧養豚場跡地利用についての御質問にお答えいたします。  従前から養豚場臭気の改善については、課題とされて、さまざま協議されてきたところで、先の手仲村政時におきまして、事業者が廃業としたことにより、村が城南土地開発公社にお願いをして、用地買収を行っていることは議員も御承知のとおりでございます。先の村政におきまして、抜本的に養豚場の臭気をなくすこと第一の目標といたしました。  その用地買収の目的は、高齢者福祉施設等整備として、高齢者福祉施設のみならずさまざまな形で活用方法について、現在も検討しているところでございます。養豚場跡地につきましては、隣接地に茶畑があること、また、跡地に進入する道が余り広くないことなどが利用する際の課題として上がってきています。  また、城南土地開発公社から買い戻す場合の財源の確保も必要となってきます。ここの部分も踏まえまして、最適に利用できる活用目的を今後議会へ提案していきたいと現在、検討を進めているところでございます。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、第3番目、大河原駅についてでございますが、大河原駅駅舎については、御存じのように本年度7月に改修は完成いたしました。待合環境が改善されたことから、利用者の皆様には、暑さや寒さなどの環境は改善され、利用しやすくなっていると考えております。また、当初は駅舎がNPO法人の事務所として活用される見込みでしたが、それについてはスペースの問題や活動内容の進展等もございまして、コミュニティスペースとして、誰にでも使っていただけるような事業展開を検討しております。  駅前ロータリー整備については、公図混乱地であることから、現在は京都府、JRとの3者で協議を進めておりますが、ロータリーとしての整備は難しいのは現状であり、今後はロータリーではなく、代替輸送等でも使用される大型バスや村のバスが利用できるよう、スペースの確保について前向きに進める予定でございます。引き続き御支援と御理解を賜ればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それでは、まず高齢者福祉施策についてお尋ねと確認をいたします。  村長も御存じのように第8次の高齢者福祉計画の中には、御存じのようにお泊まりデイというんですか、そういう施設を整備をいたしますということが明記をされております。ショートステイについては、村外の施設を利用していきますよということになっておりますけども、今、村長が新しく施設、別の場所に求められるということを計画されておりますけども、この辺のことについての整合性、まだ今計画中ですんで、この第8次が2020年までですか、来年まであるわけですけど、その期間があるわけですけども、その辺の前回までの計画の整合性ですね、その辺についてどうお考えなのかお聞きをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  村内に泊まるところの特養といったようなものが欲しいということが9月の議会でも説明させていただきましたけども、それについて今調査をしているとこでございます。しかしながら、特別養護老人施設につきましては、村内に建設するというのは今の状況ではちょっと難しいということになっております。  それで、最適な高齢者福祉施設へ絞り込んでおります。皆様の御要望に応えるような結果を出したいということで、今調査なり進めているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  ちょっとわかりにくかったんで、再度確認をいたします。  住民の要望も特別養護老人ホーム的な50床あるような、その中でもショートもね、ショートもやりますよというような計画を望んでおられるように思うんですけど、今の村長の答弁をお聞きすると、特養はやらないと、しかし、福祉施設はやりたいというふうに感じたんですけども、そこのとこ再度御答弁いただけますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  特別養護施設については、なかなか難しいというとこまでは今、その途上でありますけども、また、業者が見つかるなり、そういった補助金の手当ができるというとこになりましたら、それに進みたいんですが、前回にちょっと要望がありました、この村内に欲しいということとですね、また、その要望以外にですね、村内よりも介護する方がですね、娘さんとかが多い、そういった中で、嫁ぎ先の近いところのほうがかえっていいという御意見もいただいておりますので、そこで照らし合わせますと、村内というのか、また村外の今の現状がいいのかということで待っているわけです。  現在ですね、五十数名の方が村外の特養におられますし、また、待機者が8名ということも今現在わかってるわけなんですけども、その方たちも現状ではわらくさんとか、近くのとこでもあるということで緊急の場合は、それでいけるかなというふうに思いますが、村民さんの望むですね、そんなに前回の8次の福祉計画の中にもありますような形でですね、最適な方法を今模索しているところでございます。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  もう一つ、よくわからん。だんだんわからん。特養は施設的にも参入業者の関係からも難しいであろうけども、それにかわる施設をつくるのか、近隣にはそういう施設ありますね、上野伊賀市もありゃあ、月ヶ瀬もありゃあ、和束、木津川市ですか、この辺にもあります。御家族の方で娘さんのとこの、とこへ転入してそこの施設へ行っておられる方もおられますよね。そういうことからすると、どうも何を目指しているのか、もう一つよくわからないんです。もう施設はやらない、特養みたいんはやらないけども、うちでやれるとしたら村、小規模多機能みたいなショートステイ、泊まれるとこをつくろうとしているのか、再度お聞きをします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  特別養護施設の建設は高額なこともあったり、それから、今の規模ではですね、100床ぐらいでないと、参入業者がなかなか手を挙げないということがあります。3者ほど当たっておりますけども、なかなか厳しいのが現状でございます。  ですから、ここの地で100名の規模の特養ができるか、また、できたところで今一番ネックになってますのが、介護士の問題です。特に名古屋圏とか、大阪圏のほうでほとんど介護士のほうがとられてですね、この伊賀市、このあたりの中間部は空白点になっているという現状もございまして、非常に難しいという今の調査の中ではそういうふうに思っております。  ですから、ほかのことがまたできないか模索している途中ということです。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  模索中であると、いうたら前の前回村長、8次計画の中で結局模索して参入業者もない、そやけども、緊急避難的に泊まれるようなとこをつくろうという発想がお泊まりデイじゃなかったんかと想像いたします。  村長の話聞いてたら、特養はだめやし、今度は泊まるとこか何かを預かるとこ探そうと思ったら、そういうとこしかないですわね。そういうことで検討いただいてるということですけども、やっぱり問題、マンパワーの話、運営上、ショートステイ、小規模多機能でも運営上大変難しいと、うちの中にある法人ですと、社会福祉協議会ありますけども、果たして社会福祉協議会がもしやるとして、お受けいただくということになると、村からある程度の支援をしないとこれは運営できないであろうということが想像されますけども、6月にも村長にお聞きをしました。村が単費で支援してでも施設整備をやろうという思いですね、その辺はどうお考えかお聞きをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  全くゼロ回答ということではないんです。まだ本当に模索してるっていいますか、相手さんもあることですし、いろんなところで、交渉はしております。ですが、全くゼロではないんですけども、最適な方法で住民さんが満足される方法を今、探しているとこなんです。しかし、途中ということで、御理解願いたいと思います。全く手についてないことではありませんし、決まったということでもありませんので、近々その報告はできる方向にはいけるんじゃないかなというふうに思います。最悪の場合、そらゼロということもあるかわかりませんけど、そういうことは極力避ける答えを御提出したいというふうに今努力しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  ゼロっていうことは参入者が二、三名と交渉中であるという理解でよろしいんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  これまでも交渉しておりますし、まだ、交渉はこれからも続けます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それと、財政的支援なのか、施設的な支援なのか、いうたら施設は村が建てるとか、極端な例ですが、用地確保して、施設の補助、補助金もらえますから、当然事業者が基本的にはやるわけですけども、村としても財政支援する覚悟はあるんですかっていうことを答弁いただいてないようですけど。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それも交渉の過程に入ってきますので、ここで詳しくは答えるのはちょっと避けたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  村長の答弁の中に待機者っていうんですか、入所希望者が8人、3級、介護3以上の方、該当者が8名ぐらいおられるということですけども、現在、この方々はどういう状況なのかお聞きをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  私は、現状で急を要するような状態でないということをお伺いしておりますが、詳しくは保健福祉課長のほうからお答えさせたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課担当課長」 ○保健福祉課担当課長(田中 智君)  今、村長の答弁で8名の方が申請をして施設に入りたいという方が8名おられまして、その6名の方はもうサービス、ショートとかのサービスは受けてられます。1、2名の方は在宅でサービスを受けてられますんで、施設があいたらそこのショートのところとかに入れるという形で、焦ってはいないという形で聞いてはおります。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  焦ってはいないということは、緊急を要してないと、いうたら今施設利用、ショート利用ですか、ショート回りをしてるし、在宅が一、二名おられるっていうことで、今現状はそういう状態で面倒見られてるということで、特別緊急性はないという理解でいいんですか、再度確認をいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課担当課長」 ○保健福祉課担当課長(田中 智君)  そのとおりで、事例ですけど、先月ぐらいに介護者の方が急に亡くなって、その方はもう施設にすぐにもう今入ってはるという方もありますんで、緊急の場合はそういう施設が出てくるっていうのもありますので、緊急を要していないというのもなんですけど、焦っていないという形で聞いてはおります。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  緊急には、そういう措置ができる、介護者が亡くなったりするということで、緊急対応が近隣の市町村、近隣の市町で対応していただけるっていう理解で、今後もそんなことが起こったら対応できるという理解でいいんですか、再度確認します。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課担当課長」 ○保健福祉課担当課長(田中 智君)
     大概の場合は対応はできると思いますが、もうどうしてもっていうような形があるかどうかって、そこまでは私としては回答はしにくいんですけど、本当に緊急の場合は近隣で対応ができていると思っております。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  今現在、鋭意努力して検討されてるということで、よりよい施設整備ができるように要望しておきます。  次に、土地利用計画でございます。  答弁ですと、臭気改善が第一目標であったということで、福祉施設等に利用ということであったが、参入事業者もないということで現在検討中であると、これも検討中ですけども、村長も御存じのように1億5,000万の費用、土地、城南土地の利息というんですか、これが1.5%、事務費入れると1.6%、年間でやっぱり240万の支出が必要になるわけですけども、もうちょっとこう村長としてどうしたいのか、いうたら前にも出てた福祉施設等の中で、高齢者の住宅、過日の議会報告会の中でもある意見が出ました。  紹介をいたしますと、村、点在してますと、点在してんねやったら、もうちょっとコンパクトシティやないけど、道の駅周辺か何かに集まっていただいて、お年寄りが集まっていただいて、高齢者住宅というんですか、そういうとこへ独居の方等がお住になると、いうたらもう買い物やとか、送迎やとかいうことは集中してやれるということになりますけども、この住宅運営するっていうことがまた村の財政負担になりますんで、この辺の問題、管理の問題とか、いろいろな問題がありますけども、そういう利用の仕方、そうでなければ、いうたら介護の必要であればそういうサービスありますけど、そこまでいかない方の独居の足の確保を、通院とか、買い物難民対策というのありますね。  まだ、道の駅の関係が整備されてないんで、本来やったらドアツードアやないけど、童仙房まで迎えに行くわ、野殿まで迎えに行くわっていうことになりますけども、この辺も含めればそういう考え方も一つあろうし、また、移住定住ありますね、これでニュータウンのほうには空き家が何軒かあるようですけども、田舎暮らしで、田舎に住みたい方、特別古い民家に住みたいという希望もありますけども村移住だけを考えれば、若者住宅というんですか、そういうことをすれば若干定住、定住につながる、移住もありますけども。  家があんのにうちの役場もそうですけども、大きな家があんのに役場の職員さん、大方よそから来ておられますわね。課長、課長で地元におる課長見たらおらへんのちゃうのかな。ここにいるメンバーはみんな村外からお見えになってますし、そういうことを考えると若者住宅というんですか、移住定住のそういうものをつくるというのも一つじゃないかという意見を持っているんですけども、その辺については村長どうお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  全く奥森議員のおっしゃるとおり、そういった方向で検討もいたしましたし、また、しているところです。城南土地開発公社から1億5,000万の借金がある、これをまた返すについてはですね、非常に高額なもので村の財政も圧迫するということで、何かそういった公債のつくような事業はないかということで、庁内職員全員に案も募りました。  その中で、6つ、7つの案に絞り込んでですね、将来的にランニングコストのかからない、メンテナンスもかからないというふうな方向で、どういったものがあるかということで、今、絞り込んでおります。おっしゃられたとおり、そういったコンパクトのできれば点在している独居老人、老人って失礼ですけども高齢者の方なんかはそういった近くにですね、来てもらうというのは私もそれは本当に願ってるとこなんです。  それとか、若者住宅おっしゃられたようにですね、今、特に農業者の農閑期の間に人が足らないということで、外部からアルバイトを要請して、その人らに頼っているんですけども、通勤が大変で、できたら村の中でそういった住宅があればと、そこで借りるとこがあればね、そこで住んでもらって、農園のほうに行ってもらうと。  おっしゃられたように、そういった方がそこに住んで、いずれそういった営農を、現在営農を志す人が来てますので、そういった方が定着して移住定住のほうに持っていければということで私も考えております。  場所につきましては、その場所がいいのか、また、おっしゃられたようにニュータウンの中にも3区画、村の土地がありますので、そこで集合、シェアハウスのようなものがね、建てられないかというようなことを、これも今本当に皆さん職員の中でですね、考えているとこでございます。いずれそういった答えも出していきたいというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  これも村にあった、村の住民のためになるような利用の方法、検討をしていただき、議会としても早くお示しをいただいて、一緒に検討をしていけたらなというふうに考えております。  次に、大河原駅舎でございます。  村長の答弁の中にありましたように、当初NPO法人の事務所兼ということでお聞きをしとって、私らも当初、お示しをいただいた図面の中には事務所もあり、土産物販売というんですか、そういうもんもあり、コミュニティのスペース、喫茶、オーナーみたいな感じですか、それもありのというふうに考えておったんですけども、でき上がってみるとこれなんやと、これあっこから下から階段上がって駅行きたかって、駅切符売ってるとこすら見えへん、変なつくりになってるんです。  これどうやって聞いたら、どうもロータリーで、上側ですね、階段上らずに車でコミュニティバスなりが、上まで来ると、上から西側のドア入っていったら確かに近いですわね、そういう利用になってるんやというふうにお聞きしてんねんけども、その問題のロータリーが難しいというふうなことを聞いたんです。これロータリーの話も昔々からね、この駅舎改修の話のときから出てる話が、JRさんと難航しているみたいですけども、この辺の交渉経過についてお聞きをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  当初、私もNPOの代表をしてましたときに、その大河原駅舎の活用ということですね、自分たちでロータリー部分を測量し、そして、駅舎改築の設計図も自分たちで全部つくり上げてですね、その設計図を提示しました。ロータリーの分については、若干道幅が狭いということで、窮屈なんですけども、なぜそういった発想になったかといいますと、当時はあそこは163、国道163で非常に車が、年間、今でも一日1万7,000台というてますから、非常に多かった。  そこに送り迎えをしてるお母さん方の子供を送り迎えしている、その車とめるところがほんと冷やっとするようなことばかり見受けられたので、これではいつ事故起こるかわからへんなということで、そういった提案をさせていただいたんです。それが平成11年、今から20年前の話です。その改修して、そのときにNPOの事務所もそこにしよかなということで、事務所兼、そして小売りする場所、高校生なんかがちょっとおなかすいたらパンでも食べられるというふうなもんとかですね、待合所を兼ねて設計しました。  それから、バイパスができて若干その交通緩和になりました。その案がやっと村のほうもJRさんとか話ができてですね、新しく設計されたんです。それは私らが提案した設計図と全く違うものです。それはこの観光ということでですね、そこを駅舎を観光案内に使うというふうな新たなまた発想が入ってきましたし、夏、冬のお客さんが心地よく過ごせる、そういった場所に待合室にするという分も入ってますので、ああいった設計になったものと思っております。  それについては、全く関知はしておりません。若干、最後にこういう格好でいいですかというふうなことでですね、NPOのほうにもお話あったときには、もうこれでいいんじゃあないですかと、若干のところは申し上げました。  そして、1つの案としては観光の発信するモニター・・・そういったモニターでですね、村の案内をしたらどうやと、そこに駐在するのがNPOの職員ですので、観光案内もさせてもらうというふうなことで、若干方向は変わってきました。  ロータリーのほうについては、先ほども言いましたように、あの土地は昭和28年の災害でですね、地権、土地がちょっともうぐちゃぐちゃになったような状態で、地権者もはっきりわからないと、混乱地ということで、それでなかなか用地問題でずっときておりまして、ロータリーにするほどの幅がちょっと厳しいんですけども、ただ、片側だけに大型車がとまるスペース、乗降ができる。そこにコミュニティバスとか、そういったものがつけてですね、乗降できるスペースだけ確保しようというふうに今、変わってきているところでございます。私が知っているのはそのぐらいということです。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それはよくわかりました。今、交渉、ロータリーについても、交渉されてるというふうに思うんですけども、その交渉経過なり、現状についてお伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ちょっとそこは私、今管理しておりませんので、建設課長が御存じでしたらお願いしたいと思います。ロータリーの交渉は今、どうしているかちょっと私も。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  今の状況でございますが、交渉というよりも土地の先ほど村長申し上げた、公図の混乱がございますので、それをJRと、それから京都府、その3者でその整理をしていくというふうな話が進んでおります。  また、どういうふうにしていくかっていう交渉までは進んでない。まずは、土地の混乱地を整理するというふうなことを進めている状況でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  公図困難地域で、公図ははっきりせんと、所有者が明確にならないと使えへんということをお聞きしたんですけども、ほぼJRで、ほんで京都府の国道が入ってて、国道側まで私もあの辺ちょっと関係したことあるんですけど、何かJRの用地が国道の中まで来てるような状況だったと思うんですけども、それよりも今現在、いうたら工事用車両がね、国道から上がって西のほうのヤードみたいなとこへ行ってるとこがありますね。あれから、いうたら駅のほうへ向いて上りさえすれば今の状態でも使えるんじゃないかというふうに素人目には思うんですけども、その辺の公図の話、公図になったかて、用地的に村が買わんことにはロータリーできひんのか、JRの中で、何もロータリーつくったらいいんじゃないかっていうふうに思うんですけども、その辺はどうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  当初、考えておりましたのは、そのときにレイクフォレストさんのほうの年間の訪問客が30万人ということで、あそこにお客さんをとめてもらって、今それまでは国鉄の、JRの奈良駅と近鉄の奈良駅にシャトルを飛ばしているんですけど、それを大河原駅にしてくださいということで、そこも話をつけたんで、そこでロータリーをして、お客さんを例えば1割とか、2割ぐらいですけど、年間の利用者が3万人でもなればね、JRを使うそれだけの利用者ができるということで、JRのほうにもいろいろ訴えることもできますので、そこまで話はできたんです。先ほど言いましたけども、ロータリーの絵もつくりました。それで、進んでたんですけども、それがずっと今までかかってですね、全然進展してない。  そうこうしているうちにレイクフォレストさんのほう、ことしの12月27日にもやめるということになりましたし、ちょっと当初言われたこととはもう全く今、計画が変わってきたというとこなんです。  おっしゃいましたように、その上のほうにね、大型車とか、マイクロバスがとめるようなことができれば非常に安全で乗降できますので、そのほうに方針転換するということでしたら、それでいいんですが、私ちょっと今本当にそこのとこは全く交渉もしてませんいうか、かけ合ってませんので、ちょっとそこのとこはまたもう一度、どうするかっていうことを検討させていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  村長がそういう答弁をされてますんで、担当の課長にお聞きをしますけども、公図困難地域の地図、地図訂正の話はわかりましたけども、ロータリーとして利用できるようになるのか、ならへんのか、それ交渉の見込みとかいうことはどうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  ちょっと見込みは立ってございませんので、その件についてできるかどうかっていうのを確認、検討、要望をしていきたいというふうに考えます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  見込みが立たへんって、駅舎を改修をするロータリー整備も含めてせんと意味ないですよって、私らも提案してきたほうなんで、まだ交渉、村長もおっしゃったように平成11年からやってる話、どうも私ら見せていただいたんが、村長、NPOさんが提示された、その図面を見せていただいたような気がしますわ。  そやけど、その辺の見通しもない、何回か、駅舎整備も2,000万からかけて補助はありますけども、整備をしてますわね、この中でうまく活用していかん、NPOさんか何かが、いうたら委託をして、管理委託をしてくれれば村、問題ないんですけども、これ村のいうたら公共施設、また電気代、水道代、維持費を村が負担せんなん、この厳しい財政の中で、そんなものが1つふえただけの話じゃないかというふうに思うんですけども、その辺はどうお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  大河原駅舎につきましては、先ほどの公図困難地でまだ確定しなくてもいいかどうかっていう話は、今後ちょっと今のところは方向性が見えておりませんので、詰めておりませんが、有効な活用の方向で無駄にならない活用方法を考えていきたいというふうに考えます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  もう何もかも検討中ばかりですけども、他の議員も要望されてますように、大河原駅舎が済んだら次はやっぱり月ヶ瀬に2つ駅がありますんで、月ヶ瀬口駅も当時も含めて改修すべきじゃないかというふうな意見も出てます。また、おんなじようなことにならないように十分注意をして活用をしていただきたいと思いますし、村が観光やと、今の村長やない、前村長が観光課、産業観光課までして観光で力を入れていくという、鉄道による入り口、窓口が大河原駅舎、月ヶ瀬口駅舎になるわけですから、その辺のことも十分踏まえて整備については検討していただきたいと思います。  時間、余りますけども、これで終わります。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の一般質問は終わりました。  続いて、3番議員中崎雅紀議員の一般質問を許します。  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  議長のお許しを得ましたので、村長に対して一般質問通告書に基づき質問を行います。  まず1点、企業誘致についてですが、前村長のもとで積極的に企業誘致が進められてきましたが、今も道半ばであります。今後も村の発展に重要な要素となる企業誘致について、雇用や人口減少を防ぐ観点からも、現村長も必要性を認められると思いますけれども、今後どのようにこの企業誘致について進めていかれるのか質問、伺います。  第2点に、道の駅について。  道の駅お茶の京都みなみやましろ村を、今現在、にぎわっておりますけれども、体験観光の拠点として運営を行い、その観光を村の産業として村の発展につなげていくと言われておられますが、おっしゃっておられますが、どのように道の駅の運営、現状の事業者についての適正についても、適正というか、あるかについて、含めて、村長に伺います。  3番目に未給水地の解消について。  野殿・童仙房地区は未給水地でありますが、未給水地で給水を、水道の給水を実現することを村長は明言されましたが、来年の予算、来年度の予算の中で、調査費などをまずつけて、その事業を行っていくとおっしゃられておられますが、具体的に実際に給水が実現し、水道がある状態になった野殿・童仙房地区について、どのような観光地、どのような観光立地の村全体について同じような質問を行います、同じですけれども、特に未給水地についての観光立地の構想、どういうものをお持ちであるか村長に伺います。  以下は、自席に戻って行います。 ○議長(廣尾正男君)  中崎雅紀議員の発言の制限時間は、11時15分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  中崎議員の御質問にお答えいたします。  まず1番目の企業誘致についてでございますが、企業誘致についての御質問にお答えいたします。  前村長のもと、さまざまと議論されて進められてきました企業誘致でございますが、議員御承知のとおり、行政主体で2件大きな企業誘致を現在も進めています。
     1つは道の駅ホテル、そしてもう1つはキノコ工場でございます。ともに今年度から土地の賃貸借料をいただくこととして30年契約をしております。村の財源の確保という部分では、貴重なものであると考えています。  また、今後は村の方の雇用を積極的に行ってもらうことも再度お願いをする予定でございます。さらには防災関係や村の観光といったさまざまな形で、企業さんには御協力いただきたいと考えている次第でございます。  議員は御質問の中で、企業誘致は必要とお考えと書かれておりますが、村といたしまして当面はこの2件につきまして集中して進めてまいりたいと考えています。今後の企業誘致につきましては、議員がおっしゃられるように雇用の確保と人口減少を防ぐ観点では一理ありますが、用地の問題もございます。企業誘致の話がございましたら、公有地利用をまず考えながら検討したいと存じます。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、道の駅についてでございますが、どのように道の駅の運営に反映させていくのかとの御質問ですが、道の駅のレジ通過数は平成29年度が約40万人、平成30年度は約38万人のお客様が道の駅を訪れていただいております。  このように道の駅が目的地の1つになって多くの交流人口が増加していることから、道の駅の観光客のゲートウェイと位置づけて地域内への周遊を促し、地域内事業者様の収益向上を目指すことが本村としての観光施策であります。  また、本年度よりIoT実装推進事業を進めており、IoT技術を活用し観光関連データの取得と、データ分析による観光ニーズの把握、観光コンテンツの最適化による交流人口の増加と、消費拡大で地域内事業者の収益向上を図るための具体的な観光施策を打ち出して、道の駅の運営につなげていきます。  次に、未給水地の解消についてでございますが、野殿・童仙房地区の水道未給水地の解消につきましては、水源、水質、用地等の各種調査の予算化について、検討をしているところでございます。未給水地域を解消する目的は地域住民の暮らしの質を向上させることであると考えており、観光立地については地区を限定したものではなく、村内全域を網羅した観光振興策の検討が必要と考えております。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  キノコ工場について、伺いますけれども、3年おくれますということでありますけれども、例えば3年間、大学生で言うと必修科目の収得に3年かかって留年しました。そういう会社が来てもらったら逆に地代が払えないと、水道代が払えないとそういうことになってしまうんじゃないのかなと、そしたら、住民の負担になってくる。そういうことも考えられると思いますし、逆にトレードさんなんかは大手企業なので、南山城村がこれだけのことをしてくれるんです。お金もないのに1億円も使って造成工事をして、水道まで引いてもらって、宇治田原や草津市はどれぐらいの、おんなじことできますかと、そういうふうにトレードさんは南山城村のブランドを利用すると、手仲村長はそういうことを無料で提供してしまったと、そういうことについて、どういうふうに思われますでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  トレードさんの誘致については、詳しくは存じ上げませんが、私が8月の24日です。先方さんのほうに御挨拶に参りました。そのときに会社概要、それから、会社の5年計画等パワーポイントで見せていただきましたし、そのときにおっしゃられたのが、工場の建築、基礎工事について半年おくれるという説明を受けまして、それはなぜかといいますと、省力化でオートメーション化をすると、それで、設計変更をする、その間、半年おくれるということで伺いました。  その後ですね、またその後ですけども10月23日にこちらに見えたときには3年おくれるという話だったということで、そのとき私は直接3年おくれるという話は聞いてないんですが、詳しく後で聞きましたら、栽培の試験が長くかかるといいますのは、栽培して歩どまりが育つ分ですね、植菌してから、製品になる、その歩どまりが80%を超える、80でしたね、85でしたか、失礼85%、85%まで上げるまでの試験に要する期間ということで説明受けたというふうに伺っております。  これも早よせい、早よせいと言うても相手さんのまたあることですので、こちらからはそこについては余り、ちょっと言うことはできないかなと思っております。  御質問の賃借料につきましては、10月から発生しておりますので、それは入金、10月度の分を3月末に入金すると、入金の予定ということでなっているように聞いております。 ○議長(廣尾正男君)  むらづくり推進課長、ちょっと村長に加えて、今ちょっと説明していただけませんか。  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  村長の中身については、全協のほうでもお話はさせていただいておりますけども、おくれた理由については、先ほど村長がおっしゃられたように設計工事の建築の設計工事の変更、それと、試験栽培の関係の検証、先ほど村長おっしゃいましたけども、85%に生産工場ですね、成果品を上げるということ等々の理由があるということがおくれた理由ということでございます。  それと、賃貸借料につきましては、もう既に10月から土地の賃貸借が始まっております。これにつきましてもお話はさせて、全員協議会のほうでも一応説明はさせていただいておりますけども、3月末に今年度は10月からの日割り計算が入るとして、30年の契約で先ほど、村長の答弁にもございましたように、30年の契約で毎年度、年度末に入金されるということで契約をしていることとして補足をさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  30年、稼働されるという前提で契約はしてるわけですけれども、3年間おくれるということは、30年のうち3年もう既にもう何も更地のままで残ってしまういうことが決まったわけですから、3年間留年した分、例えばね、村長、大学3年間留年したら親何ておっしゃいます。そんなことなったら就職もできないし、どうするの、そんな家賃も払いませんよと、3年間、キノコ工場なんか大体生産技術なんかは一般的に確立されているようなものに対して、それ省力化するからということであってもね、省力化するんだったら逆に地元に雇用生まれませんよということを先に言っておられるのと同じいうことですし。  じゃあそれだったら、もう契約を破棄して4,000万、3年もかかる、待たなければならないのであれば、ほかの用途に転用したいなら、トレードさんと何千万かで和解させてくださいいう、和解させて、契約を解除させてくださいいうこと、村のほうから言うのか、向こうのほうから言うのかわかりませんけれども、そういうことになるのではないのかということに私は考えるわけですけども、村長、例えばですね、3年かかるのであれば例えば、ほかの用途にあの土地は今現在使えるわけですから、3年間寝かしておくよりも家賃は入ってくるかもしれませんけども、地代を払って3年間きて、実際に3年後に、もう結局やめます、キノコ工場は採算が合わないのでやめますというふうな可能性もあるので、ほかの用途に転用したいとそこまで考える余地はないでしょうか、村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ちょっと私もそこまでよくわかりませんけども、向こうもここで工場をするということで来てますので、5年先の計画も見せていただきましたら、相当な勢いで延びていくんだなと、余りにも延びるから本当にそんなになるのということで伺ったんです。そしたら、ここのところで成功例をつくって、それフランチャイズにすると、どんどんどんどんと上げていくとそういう計画を聞かせていただきました。  ただ、その辺は慎重に取り組まれているのかなと、こちらとしてのリスクとしては一応家賃も収入、今のとこ入金ないですけども、入金がしていただけたらですね、それなりのことは達せられているので、あとは相手さんがどのようにするかというのは企業のことですので、そこまでちょっと介入することもできませんので、様子見しかしようがないかなというところです。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  企業のほうの誘致について、最初、私も反対しておりましたけども、普通はマンション借りるときは入金敷金礼金納めますね、それを一銭も納めない無料ですと、なぜ誘致する、そんなそこまでして誘致するのか、1億からのお金を村の財政調整基金を使って誘致することは、ただ、それがいいのかとかいうふうに私は疑問に思ったわけですけども、で結局こういう結果になったわけですけども、トレードさんにとっては月何十万か、何百万、何十万か何百万か払うだけで南山城村はここまでしてくれてるんです。  そういう南山城村はブランドがありますから、シイタケってこんだけの実績、原木シイタケの原産地で、菌床シイタケの工場にこれだけのお金を使ってくれてるんですから、宇治田原にもどうですか、久御山町にどうですかと、草津市にもどうですかということをどんどん使えると、3年あればそれだけのことは十分、4,000万、3年後に契約破棄して4,000万の罰金払ったとしてもね。トレードさんは十分もとはとれると思うんですけど、そんなことになってしまったことに対して、前村長に対して何か言いたいことはございませんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  仮定の質問ですので、答えにくいとこあるんですけども、だから、これを契約破棄してね、その次のすごいまた企業あらわれるのかということも疑問ですので、本当に先ほど言いましたように様子を見守るしかないかなというとこでございます。また、何か動きありましたらその都度考えさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  次に、道の駅についてでございますけれども、お茶の京都みなみやましろ村、非常にたくさんお客さん、土日に関してはたくさんおるわけですけども、例えば、体験観光を南山城村の自然を体験して、南山城、お茶の京都みなみやましろの道の駅を起点にしてね、見るもの全体に波及していくような形に持っていこうというふうに村長は考えておられると思いますけれども、例えば体験観光の施設としてあれが例えばね、従業員の地元の住民に対しても挨拶もしないとかね、その辺のところもね、住民から苦情も来てるし、万引きが多いらしいようにね、5キロの米が万引きされるというすごいことになっているそうですけれども、その点について、事業者としてね、村長の考え方に合うような事業者なのかどうかということを含めて一つ意見伺いたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  7月に村長に就任いたしまして、その後、道の駅の社長とも話をさせていただいたことあります。ただ、そのときには余り内情までは詳しく中身まではね、私も聞いてなかったんですが、決算を見せていただくと、マイナスが出たということで、これ早く改善しないとだめですよっていうことは十分言わせていただきました。そのときに道の駅に関する批評がですね、批評がいろいろ出てるという中崎議員さんもおっしゃったことも含めていろいろ言いました。その辺のことを改善するようにはもちろん言わせていただきました。  その業者どう思うかということですが、やはりもう少しこちらの要求もね、答えてもらう、観光のほう進めていくということで力を入れるんですけども、それについてはもう一つ前向きでないというところ、今そういうとこまで聞いてるとこなんですけども、そこをもう少しね、やはり強調して進んでいきたいなというのは本音もあります。  ですから、もう少し積極的に観光のほうに取り組んでいただきたいというのが、ちょっとそこはね、若干の温度差があることは確かです。  でも、道の駅のこれまでの成果もございますし、取り組む村のためにね、一生懸命取り組む姿勢も感じております。このたび12月に次の指定管理者の公募いたしましたので、そこでどういったまた経営内容、またこういう経営方針、どういった村にとってプラスになるようなね、経営者が提案されるかっていうのをそれを今、楽しみにしておりますし、また、現在の株南山城がどういった提案してくるかというのもね、待ちながら一緒にまた行動をしていきたいというふうに思います。  いずれにしても、経営状況についてはもう少し突っ込んだ話もさせていただくようにはいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  例えば、デパートとか、スーパーなんかでもね、マグロの解体ショーしてみたりとか、そんなこと普通のスーパーでもするわけですから、そういう例えばコンニャクをつくったり、豆腐をつくったり、そういう体験をして農業と親しみを持ってもらうとか、お餅をこねたりとか、そういうことを実際に体験してもらってね、つくったものを自分たちがつくったものを自分で食べたらどんな味がするかいうことを体験してもらうようなこともして、田山行ったり、高尾行ったり、童仙房行ったりしてすることによってね、野菜をつくったり、コンニャクをつくったりしているところを実際にどんな工場があってとか。  お茶ができる、お茶を飲んでるけども実際につくっている工程を見たこともないし、どんなところかわからないと、じゃあつくって見せられるようなところをきちんときれいに整備して、茶工場なんかでも見学用の、体験用の茶工場をつくってみたりとか、そういうことを取り組みも必要だし、それをつなぐ接点になるのが道の駅であったかと思うんですけれども、そのために補助金を入れて村からも援助してるわけですけれども、逆に言ったら、その結果は出なかったけれども、お金だけはちゃんと村からお金もらっていると。それではちょっと困る思うんですけれども、この点について、改善なり、指導なりはしておられるんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今おっしゃられた観光体験とかはですね、道の駅に来るお客さんにそういったことを進めていくということでは考えているんですけども、それを全て全部道の駅のほうで考えなさいということは、到底無理な話ですので、今、それはまた別途いろんな形で取り組んでおります。  商工会もそうですし、それから、今度始まるIoTの協議会もそうですし、また、観光のことでJTBさんとも組んでおりますし、もちろん京都GMOさんとも組んでおります。そして、また別の方々とも今、取り組んでおります。大学も含めてですね、いろんなことで今、取り組んでますので、その辺が全体的に出てきたときに道の駅はその集客している人にそこを宣伝してもらう、の立ち位置といいますか、そういったとこで活躍してもらいたいなと。  ですから、細かいことはもうまた別の団体なり、そういった組織でやりますし、30万人、40万人のお客さんに村に来ればこういうことできますよ。それについては見本、サンプル的なものを道の駅で味わうとか、体験するとか、そんなこともちょっと言うたりしてますけど、そういったところで活用できたらいいかなというふうに思っております。アイデアとしてはごもっともやと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  例えば、今現在、株式会社南山城は、道の駅を全部取り仕切ってるいう形になっているかと思うんですけども、産業観光課がその中へ指導に入ったりとか、接客指導に入るとか、直売所、例えば直売所とか、農協が道の駅の経営にある程度参加して、商品なんかの管理や販売についてもね、農協や直売所が参加していくいう形にとって、森本社長が1人で勝手にやってますいう状態にね、ならないようにきちんとしてもらえるんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  私が考えております形はですね、もう完全に独立して道の駅を運営してほしいということなんです。ですから、今おっしゃられたように産業課が行って指導するとか、産業課にいろんなこと今は確かにこれをしてくれ、あれをしてくれということは多いです。そういうことないようにきちっともう運営はね、一つの独立した企業として扱いたいというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  ほかの議員に質問されてますけど、直売所を野菜のコーナーだけでも直売所に管理してもらって、万引きが多いいう苦情が多いようなので、直売所が販売の一定の管理を行いますと、食堂やら生産加工とか、そういうことは道の駅でやってくださいとか、そういう道の駅の切り分けみたいなものを考えておられたら、ちょっと一言お願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  当初の話になりますけども、道の駅ができるというときにですね、いろんなところを説明に回られました。JAさんも回りましたし、商工会のほうも回ってきましたし、直売所のほうにも行かれました。私はてっきり直売所はもうなくして一緒になるんかなというふうにその当時は思ってましたが、後で聞いた話ですと、農産品直売所さんのほうがですね、あそこは組合組織でやってますけども、そこが行くのを断られたということを伺っております。  ですから、今さら一緒になるという気は余りないのかなというふうに思っております。でも、共倒れみたいな形になってもあきませんし、また、違う直売所は直売所でまたいろいろな立地もいいですから、もう少し産品の販売だけやなしに、営業品目ふやすなり、もう少し努力して、そこはそこでまた利益出すような格好にね、持っていけばいいかなというふうに思います。  道の駅さんは道の駅さんでそういう今のスタイルをみずからつくっていったということですので、行政として、それをどうこうせいというとこまでは差し控えたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  とりあえず、次の3年も数年間は株式会社南山城に経営を、運営を委託するいう、そういうつもりで理解、そういう理解でよろしいですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほども申しましたように、この12月3日でしたか公募いたしましたので、もう全国にそのニュースは流れるようになっております。応募がどれだけあるかわかりません。1社なのか、2社なのか、3社なのかわかりませんけども、公募をしましたので応募があればその中から経営の姿勢といいますか、そういったものを審査、それ私じゃありませんけども、審査員のほうで審査して、これがふさわしいという業者を選定したいというふうに思います。  もちろん、株南山城がそのまま指定管理者になるということももちろんございます。そのときに、前回の議会のときに中崎議員からも質問ありましたように赤字が出て、それが補填のような形が続いてもいいのかということでしたので、そこは株主としての対応はさせていただくということも申しましたし、それまでにですね、経営改革、今一部出てますけども、経営改善を模索しているところでございますので、その辺はまた評価したいなというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  ちょっと例を挙げますけれども、笠置町の温泉ですけれども、町営でやっておられたのを2年前ほどに民営でやりますいうことで、お風呂の開催をしておられたそうですけども、1年後にはもう閉鎖するいうことで、鍋祭りを真っ黒けの温泉の前でね、鍋祭りされてるのをおったわけですけどもね、そういうことにならないように業者の選定を委託するのであればもちろん委託してやられて結構なんですけども、道の駅でしてもきちんと長年、数十年きちんと、きちんきちんと住民の生活のためになるからということで、いろんなお金使って建てたわけですから、12月に公募されてますいうことで、株式会社南山城じゃない、ではない業者に来てもらっても、来てもらったほうがいいのであればそうしてもらったらいいし、村長の一存で全部決めるいうわけではないと思いますけれども、村長の考え方に合うような業者さんにしていただきたいなと思います。  次、未給水地の解消について。  未給水地の解消、来年度の予算の中で、予算に反映させていくということですけれども、ちょっと具体的にどういう形で、予算の中に未給水地の解消の予算が出てくるのか、大体の概略で結構ですので説明お願いします。
    ○議長(廣尾正男君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  来年度の予算化に向けて検討している内容でございますが、水源地の候補地の選定でありますとか、水源地での取水方法と、水量の調査、水質の調査をするように今現在計画しているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  観光地として、童仙房との何か、割と童仙房なんかは開けた土地がたくさんあるので、観光には適していると思いますけれども、童仙房に遊園地つくるいうわけではないでしょうし、何か観光について、田山、高尾、府全体、全体を含めてね、田山、高尾も本郷もそうですし、大河原もそうです。河原のある川があって、山があって、ダムがあって、茶畑があって、そういう景色はいいわけですけども、観光としてとりあえず、まず、観光で人が通るようになれば当然道が必要です。道がよく人が通れば当然道を必要、危ないから直さんといけないと、道はよくなっていくと、観光で人が通ってくれさえすれば草刈りの予算も必ず出てくるわけですから、事故が出たほうが危険なわけですから、誰も通らない道にお金をかけるんじゃなくて、通るようにするにはどうしたらいいかと、通るから道をつくるんじゃなくて、通ってもらうために、先に道をつくるんじゃなくて、人が通るので、それの必要があるから、道路が予算をついて、道路が、道がよくなっていくと思います。  月ヶ瀬とか、柳生のほうへ行ったら観光地だから、この辺道もよくなっているし、こんなとこに信号つける必要があるのかと思うようなところでも、きちんと信号がついてたりするし、逆に過疎地でも車が通らないから、危ないとこでも信号がつけてないと、そんなことになると思います。  ですから、人が通るようになるような動線と、どんな動線があって、どういう経路があって、どういうルートと、道路と観光地の必ず南山城村の場合鉄道も含めて、交通の至便の関係もありますし、村バスも機能しない、実質的に機能してない現状も踏まえて、その観光立地と交通道路事情に関しても、観光事業と道路事業についてどのような構想をもつかお伺いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  観光にはアクセスがつくものと思っております。今、コミュニティバスをね、どうしようかという今、交通協議会のほうで新しい交通システムを考えておりますが、その中で住民と観光客を両方ともに扱えるっていいますか、機能できる交通システムということで、今取り組んでおります。  それは、何かといいますか、デマンドタクシーのようなものをですね、兼ね備えると、それで、先ほどもちょっとお話に出ましたけども、大河原駅をそういったところの住民タクシーの、デマンドタクシーの指令所みたいなことでも使おうかなというふうにしておりますし、そっから駅もそうですけども、観光客の人らも利用できるような形に最終持っていきたいなと思っております。  あと、童仙房の観光地についてはですね、今、童仙房の方たちも童仙房もみじという、そういった一生懸命植えていこうというようなことで、取り組んでおりますし、そういったこともまた体験もね、募っていったらいいですし、もともとモデルフォレストということで、企業も参入してきてですね、コカ・コーラとか、積水さんなんかも入ってます。コープさんも入ってますし、そういった企業の人も来てます。不動の滝とか、そしてまた冬の、秋口から冬の雲海、そういった景色もね、非常に風光明媚なとこもありますので、そういったところの観光また夏場は少し涼しい、そういったところですね、誘客のほう図っていきたいというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○3番(中崎雅紀君)  村長には、観光のほうで村を売り込んでいくということで、事業をお願いしたいと思いますので、道路事業、南山城村の場合、道路にお金がかかる。人が通らないから直してもらえない。いつまでたっても通れない道がたくさんあると、そういうことになるわけですから、人が通りさえすれば、交通で使っている道路を直さないいうことは人道上できないわけですから、人がけが、事故でちゃんと府道ですということ、府道です、村道ですいうことになっているわけですから、道路を直すためにもね、道路をよくして、維持していくためにも基本的に観光立地で車が通るようにするような、通ってくれることが当たり前になるような道を、道の動線の観光の立地条件、立地とかですとか、観光地との、観光ですから、見るところがないと見て光ところがないと、観光にならないわけですから、それをまずつくっていただいて、その動線をどうやってつくっていくかいうことを考えていただきたいと思います。  以上で終わります。 ○議長(廣尾正男君)  中崎議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(廣尾正男君)  ここで、暫時休憩します。20分ですね、次は20分。                (休憩11:08~11:18) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(廣尾正男君)  続いて、2番議員久保憲司議員の一般質問を許します。  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  議長のお許しをいただきましたので、2番議員久保憲司から一般通告書に基づきまして、村長に質問させていただきます。  第1番目でございますが、9月の議会でも議論をし、あるいはまた9月の議会で2億5,500万円の2年にわたる継続予算が可決をされまして、既に南山城村のケーブルテレビの改修については、現実に進んでいるところでございます。  その中でも議論をしてまいりました議会中継につきまして、村としてどう取り組んでいくのかという中で、プロジェクトチームをつくってこれについては実施の方向で考えていくと、時期はまだ明確にできないということでございましたが、具体的に予算も可決しましたし、プロジェクトチームはどのように結成をされ、また、中継開始の時期はいつになるかということを村長にお尋ねいたします。  それから、2番目、府道の今山月ヶ瀬線の整備ということで、既に御承知のとおり、今山月ヶ瀬線というのは、簡単に言いますと163号線、JRの月ヶ瀬口の駅を通ってですね、田山の中を抜けていく月ヶ瀬村、今はもう奈良市ですけれども、こちらのほうに抜けていく道路でございますが、非常に狭隘な場所が幾つもございます。  例えば、割尾坂のもう少し下に下ったところにお地蔵さんがありますが、そこの少し上のほう、田山寄りのほうにですね、非常に狭隘になっておりまして、行き違いができない、ちょっと大きい車ですと一旦待たないと行けないと、あるいはそこにですね、一本電柱がありましてですね、見てみると電線も何も乗ってない、空の電柱が抜かれないまま、これNTTの電柱のように思いますが、そのまま放置されていて、狭いところになお、狭い状況をつくっている。  それから、もう1つ、手前にはですね、今山の具体的に言いますと橋村さんのうちのところの辺ですね、ここもですね、完全に行き違いはできないという場所がございます。それから、ずっと田山のほうへ入ってまいりますと、諏訪神社の西側の入り口ですね、その辺のところも狭くなってる。こういったところ各所にあるわけです。逆に考えますと、例えば、そこから南に行きますと、また住宅密集地を過ぎると非常に広くなっていて、地権者の方に協力をいただいて、せっかくあそこまで広くしてきたのに、そのまま蛇が卵を飲んだような状況になっていて、そういった過去の地権者の方の御協力にも村として答えられていないと。  ただ、当然ここは府道でございますので、南山城村が直接どうこうということはできないというふうに思います。したがって、京都府に対してどのように働きかけをしてきたかということをお伺いしたい。  関連いたしまして、次に、上げております笹瀬橋のかけかえの問題でございます。これはかつて私が議会におりましたころにも、具体的に京都府が中心となって用地買収にまで入っていた時期があったように記憶いたしております。しかし、その後ずっとこのかけかえの話は立ち消えになってまして、ちょうどその用地交渉に入っていたところは、もう新しく別間を建ててしまわれてですね、当初の計画のところの路線では現実に難しくなっているという状況でございます。  ただ、一方でこの笹瀬橋に今現在は山城谷の水道管が笹瀬橋の橋梁をわたって田山のほうに水が来てるんですけれども、このときに笹瀬橋に水道管を添架させるという案がございましたが、重量オーバーでこれができないということで、現在は水道管自体は自分のいうたら強度で、橋と橋の間、橋の橋梁の間をですね、自分の力で持てるような構造にして、川を渡っているというふうに聞いております。  そのときに調査をした話では、現在の道路交通法であの橋は道路交通法で認めている車ですね、の大きなものはあの橋を渡ると橋が落ちてしまうというような程度の強度しか現在はないというふうに聞いておりました。その後、何十年も経過いたしておりますので、そういう意味では、さらに笹瀬橋の強度は落ちているというふうに思われるわけです。  このかけかえについてですね、京都府とどのように協議をしてこられたかお伺いしたいというふうに思います。  もう1つはですね、この笹瀬橋、あるいは今山月ヶ瀬線の問題にも関連いたしますが、この東側に西中平線という割尾坂霊園から権現さんを、権現神社を抜けて名阪に抜けていけるようなルートが現在は、道路が1つあるわけですけれども、これからですね、南山城村を発展させていくために、この西中平線を拡張をして田山バイパスというようなものを考えていく必要があるんではないかと、一部にはむらづくり推進課のほうで村の開発、あるいはむらづくりの根本をなすゾーン計画が進められているというふうに伺っております。  こういった中でですね、この田山地域の東側部分、ほとんど家は建っておりません。しかもアップダウンの少ない、比較的少ない山、谷が少ないところをこの西中平線は通過しているわけでして、今後の村の発展の基軸になるバイパス道路の建設というのを考える必要がないかということを村長にお伺いしたいというふうに思います。  最後でございますが、これは先ほどの中崎議員の一般質問の中での答えで、私の質問ちょっと非常にしにくくなったなというふうに思っておりますが、既に2年目に入って赤字に転落しているこの道の駅の活性化でですね、私なりに例えばですね、農林産物直売所のいわゆる地元産品のコーナーというものを直売所の中にきちっとしたコーナーを設けて、ここで、現在の農林産物直売所はここに移転をしていただいたらどうかと。  先ほどの答弁で、また詳しくは自席に戻ってお伺いしますが、そういう話ももとはあったんだけれども、断られたという経緯があるということを答弁されましたが、私はちょっと事実ではないのではないかというふうに思っておりますので、これは後ほど詳しくお伺いしたいと思っております。  もう1つですね、道の駅の周辺に村のつくった農業ハウスをつくって1年間を通じて農林産物、特に野菜なんかを中心に年中供給できるという体制をつくらなければいけないのではないかというふうに思っております。  これをですね、村でつくって入植者を募集して、格安でそういった産物をつくっていただく人をまとめていくということを考えるべきではないかと。  再質問は自席のほうからさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(廣尾正男君)  久保憲司議員の発言の制限時間は、12時03分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  久保議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、高度情報ネットワーク事業の民間移行につきまして、9月定例会におきまして予算を認めていただき進めているところでございます。御質問の議会中継実施に向けたプロジェクトチーム結成については、まず、庁内で検討の上、必要となった時点で実施させていただきたいと考えております。  次に、議会中継の開始時期でございますが、ケーブルテレビを利用するものですと、まずは住民向けサービスを含む現行の事業を移行させることが先決でありますので、早くても移行完了予定であります、令和3年3月以降になろうかと思います。当然、事業者との協議の中で移行事業と並行して検討は進めてまいりますが、インターネット配信等のケーブルテレビ以外の可能性も含めて検討してまいりたいと考えております。  次に、今山月ヶ瀬線の整備の件ですが、府道月ヶ瀬今山線の狭隘箇所の整備ですが、現在、田山諏訪神社付近の狭隘箇所につきまして、用地事務を進めていただいておりますが、狭隘箇所も多く残っており、引き続き京都府に対して要望しております。  また、笹瀬橋のかけかえにつきましても、平時はもとより、災害時においても笹瀬橋は重要であることを強く認識しております。京都府にはかねてより要望しているところではありますが、現状では橋梁の点検結果の問題もなく、早期の整備は困難とのことでございます。  今後も笹瀬橋を含め府道月ヶ瀬今山線の狭隘箇所の拡幅整備につきまして、継続して必要性を強く訴え続け、早期事業化に向けて要望してまいります。  また、京都府からは府道月ヶ瀬今山線のバイパス等の抜本的な改良計画はないと伺っております。  3番目の道の駅をもっと活用せよとの御質問です。  道の駅に地元産品コーナーを開設し、農林産物直売所をここに移行してはどうかとの質問でございますが、直売所は生産者の生きがいづくりを目的に発足し、直売所の運営は南山城村との運営委託契約にて南山城村農林産物直売所運営委員会により運営されており、直売所の運営に関する意思決定は運営委員会に委ねられるものと考えております。  また、道の駅では出荷者協議会が組織されて、農林産物や加工品の出荷体制が整っており、道の駅と直売所双方に出荷されてる直売所会員もいらっしゃいます。よって、直売所が道の駅に参入するかどうかについて、本村が御意見申し上げるものではないと認識しております。  次に、道の駅周辺に村設の農業ハウスを建設し、格安で入植者を募り、年間を通じて農産物を生産、供給できる体制を整えるべきではないかとの御質問ですが、農業ハウス建設については、野菜等の生産人口を目的としたビニールハウス整備及び獣害柵補助として南山城村野菜生産等生産基盤づくり、資材購入費補助金事業を平成28年度に創設し、村民の皆様の農業生産意欲の向上と、農業への新規参入を促す施策を講じておりますので、現時点では本村によるハウス建設は考えておりません。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  改めて質問させていただきます。  ただいまの答弁で議会中継の問題ですが、高度情報ネットワークの整備が令和3年3月ということで今お伺いしました。これはわかっておりますが、問題は3月になったら必要であれば考える、何か必要となったら考えるというような今、御答弁をいただきましたが、既にですね、これは9月の議会の中でもといいますか、村長のそもそも立候補されたときの公約の中にあるわけでございまして、そういう項目でございまして、必要となった場合というの非常に私疑問に思いました。必要でないという可能性も村長の考え方の中におありなのでしょうか、その点について、もう一度お伺いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  必要な時点って申し上げてますのは、プロジェクトチームの結成について必要になった時点で検討させていただきますということでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  了解しました。事業自体がそうではないということで、ほっといたしましたが、ただ、1つ申し上げておきたいんですが、3月で、令和3年3月に完成をする。それから考えると当然タイムラグが出てくるわけでして、逆に言いますと、議会中継を今後やる必要があるということを今度の令和3年3月までにでき上がる高度情報ネットワークの例えば通信機能をどの程度もたせるか、あるいは拡張できる内容をですね、実際に今度の2億5,500万円の事業の中で、どれだけ反映させることができるかって、そのことを考えないと、3月に完成はしましたけれども、改めて議会中継をしようと思うと、現状の設備ではいかなくなりましたんで、さらにまた設備投資が大きくかかる、あるいは設備の内容が当初の設計に合わないのでできませんというような結論にならないようにですね、今、考えていただいて、そのために高度情報処理のそのネットワーク事業の2億5,500万円がどう反映していくかということをあわせて考えていただかないと、その事業が終わってしまってから、次に考えますはちょっと話が違うんではないかというふうに思いますんで、その点、もう一度改めて確認します。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  おっしゃるとおりでございます。空きチャンネルにつきましては、議会中継ということのみならず、村のニュース及び定住自立圏を形成している山添村、笠置町、そして伊賀市さんとのこういったことをやってますよ、観光事業こんなことやってますよというそういう情報交換を直そうやないかということで、今他市町村とも話をしておりまして、ですから、そういったことが具体的になった時点で、プロジェクトチームをつくりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  ありがとうございます。そういう方向で、ぜひ、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  では、次の問題にいかせていただきます。  この府道の狭隘箇所ですね、京都府の、既に諏訪神社の西の参道の部分については、具体的に動いている話しいただきました。ただ、ほかにもですね、あるわけですが、実際に京都府にお願いをしているというお話でございますので、具体的にいつごろどんなお話をしていただいて、どんな検討結果をいただいてくれてはるのかという具体的な実績についてですね、御紹介をいただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  府道についてでございますが、今現在もう府民公募ということで要望しております。田山地区の諏訪神社の西側のほうは、これはもうほぼ解決し工事のほうにかかろうかというふうに思っております。  あと、狭隘箇所で先ほどお話に出ました今山地区のところですが、そこはまずは側溝にふたのないとこが30メートルばかりございますので、まずはそこからふたのほうを検討してもらうということで話をいたしました。電柱もできれば移設したいなというとこでしております。  また、もう1点、笹瀬橋から地藏さんのほうへ行ったところの上のほうに、河川の上にかかっている橋のとこがあるんですけども、そこもちょっと厳しいと、ところがそれをお願いしましたところ、そこは1.5車線が確保されているので、府道としての条件は満たしていると、違った形で拡幅できるようなことをまず検討しますというお答えをいただいております。  もう1点、狭隘ではないですけども、田山小学校の登り口のところについては、車のフェンダーが、フェンダーといいますか、底をするというようなこともありまして、そこもあわせて改造していただくようにしてもらえるような話にはなってございます。
     以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  具体的に検討いただいているということでございますが、ちょっとしつこいようですが、例えばこれぐらいの時期にはですね、ある程度の答えが出てくるというか、そういったところまでは詰めていただいているんかどうか。どうでしょう。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今年度の予算内でということでお願いしております。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  ということであれば、2番目の質問についてはですね、今年度中にはそれなりの見通しが、今年度にはね、そういう見通しが出てくるということで、また、3月の議会もございますので、その時点までにいろいろと私なりに検討してまいりたいというふうに思っております。  最後、3番目でございますが、道の駅ですね、先ほどの中崎議員の質問の答弁でですね、12月に公募をかける段取りで、進んでいるというのが1つあったんですが、ちょっと私の当初の質問の内容とは異なるんですが、そういう答弁がありましたので、私の後の話がしにくくなりましたんで、公募をするということになれば村は3,000万円の出資をしています。  今はお茶の京都みなみやましろ村に出資をしているわけですが、公募をして別のB社にかわるというふうなことになったときにですね、その3,000万円の行方というのはどういうふうになっていくんだろうなというのがちょっと新たな疑問として湧きましたので、お答えいただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  もし、指定管理者がかわった場合はですね、その3,000万の株式を買い取っていただこうというふうに考えております。ただし、その中に商品として、在庫がありますので、その在庫をそのまま含んだ形のトータル3,000万というふうにしてあるのかなというの、これ私自身が考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  ということは、公募の条件の中にそういう条件が入るということでよろしいんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それには入っておりません。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  その辺はですね、3,000万にこだわるわけではありませんが、ただ、非常にことは重大というふうに思います。そもそもが村の職員であった現在の社長がですね、長年にわたって検討を重ねた、でようやくオープンにこぎつけた、しかし、2年目にして赤字に転落しているというこの状況というのはですね、私は一現在の道の駅社長の責任では、私は語れないというふうに思います。村がそこにですね、いろんな課、もちろんその当時の村長なり、副村長なり、あるいはいろんな課の担当者も含めてですね、いろんな角度で検討してオープンにこぎつけてきたにもかかわらず、2年目にして赤字に転落というのはですね、それまで積み上げてきたノウハウとか、あるいは実績とかですね、そういったものが予想外であったということになるんでしょうか。その辺の評価はどのようにされてますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  そのときに、私は予想はしておりませんので、ちょっとお答えしかねます。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  では、改めてその当時からですね、担当課長はおられるわけでございます。その当時からの担当課長は現在もおられるわけでして、その辺のところはわかる範囲で、担当の方からお答えをいただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  2年目に赤字になったというところでの、今までの村としての評価ということでございますが、道の駅の完成までにいろいろな協議であったり、住民さんもあわせてのプロジェクトチームを組んだりした中で、築き上げてきた道の駅であったり運営状況でございました。  それで、一定、道の駅のほうに運営を任した中で2年を経過した中で、1年目は若干の利益があったわけですが、2年目について赤字になってきたという状況もございます。今までの部分で成果として、にぎわいがふえた、道の駅、村の知名度がふえたといった成果も上がってきているわけですが、運営上、運営の資金上で赤字が出ているという部分もございますので、それについては、ある程度、運営についての助言であったり、こうしたほうがいいっていう助言もした中ではございますが、赤字が出たというふうについては、反省すべき点もあるのかなというふうなことを考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  今の答弁をお伺いしてますと、それから、先ほどの村長の答弁の中にも、あるいはまた中崎議員への答弁もあわあせもって判断すると、独立した企業で、道の駅の事業は道の駅の中で責任を持っていただくということで、もう村関知しないみたいな、先ほど答弁がありましたが、しかし、道の駅そもそも何のためにつくるかという議論をしたことを今、総務課長が答えていただきたかったんですが、地域の農業の活性化を図るということを目的にして、ここをですね、プラットホームを開いて全国に、あるいは外国にまで含めてこういうものを情報発信していって村の農業施策を活性化させていくと、こういうのが本来の目的であったわけですね。  しかし、今や村の中で見るならば大型小売店舗がどうなろうと、村はあんまりもうタッチしないというような方向にいつの間にかなっていると、何億もかけてですね、しかも村は借金を多額の借金を負って、それを返していっている状況の中で、今の総務課長だけではなくてですね、産業課にしろですね、村のこういう農業産業への取り組みの大きなチャレンジだったというふうに思うんですね。にもかかわらずですね、具体的に村として、何も手を打つ手がないというような考え方、私は基本的にちょっとおかしいんじゃないかなと。  村の責任で、直売所にしてもですね、トンネルができてお客さんが自然通過するお客さんの数が減った。お客さん実際に減っております。運営も大変厳しくなっている。道の駅をオープンするときにですね、どちらかと言えばJAも商工会も、それから現存していた農林産物直売所もどっちかと言えば道の駅の中には入って、あんまり入ってほしくないような動きが私はずっとあったと思うんですね。  だから、直売所もそこへ行くということにならなかった。どうぞ来てくださいよと言っただけで具体的に本当に来てほしい、本当にあそこで村の直売所に来ている人も、あるいは道の駅ができて新たにできる農業者もつくって、全部一まとめにして道の駅として、あれだけの税金をかけて、村全体に村おこしをやっていきましょうという大きな声だったにもかかわらず、今となってはそれがどういうふうに変わってしまったのかなと。その辺のところ深く実際担当課長も農業政策については、あそこをどう利用するのかということをもちろん村長も含めてですね、今後、実際あるわけですから、どうやっていくのかと、そのことについて村は物が言えないじゃなくて、言わないかんと思うんですけどその辺どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  農業政策については、村全体で考えておりますので、道の駅に限ったことではございません。ただ、そういう売り場をこしらえるというのは当初の目的はそうだったというふうに、それは私も理解しております。独自のその道の駅のスタイルを今現社長が築き上げたというところがあります。それは見本にしたのは、四万十ドラマさんの畦地社長の考えをそのまま取り入れたということで進んでます。  その辺のところが、商工会、JAさん、直売所さんのかかわり合いというのはちょっとそこに考えに差があったのかなというふうに思っております。それはそれとしてスタートしてやってきた中で、今現在赤字というふうに言われてますけども、そんなに大した額ではありません。4億のうちの400万の赤字ですので、そんな大したことはない。少し努力すれば十分に回復できるような額です。  ですから、そこを今改善するようにもちろん言うております。ですが、本当にすぐそう簡単に黒字ができるような体制ではあると思います。  それと、またもう1点、もう一方、その経営のあり方で先ほど中崎議員から指摘されたような、そういったソフト面のところはですね、それはもう経営者としてもう少しそこは頑張らなければならないというふうに思います。また、お客さんの声を聞かない、アンケートはどっかへ隠してしもたということも聞いておりますので、そこはもう少し真摯な態度をね、とって経営に向かうべきではないかなと、やっぱりお客さん商売ですのでね、そういったところは、もう少し、そこのところは社長としてね、考えはどうだろうかというところはございます。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  必要であろうということは異論ありませんが、じゃあその必要であろうことに対して、村としては具体的にどうするのか、いろいろあるだろうけど、その1つ、2つを御紹介ください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほども中崎議員の御質問にお答えしたとおりですが、そこを観光のゲートウェイにするということで来はったお客さんをいろんな各地のほうに誘い込むという、その今、パッケージというのをこしらえております。それは、道の駅ホテルも横にできますし、今、村はJTBさんとも組んでですね、近隣の例えば伊賀市さんとか、甲賀、そして柳生方面とか、そういった近隣のところも観光の周遊に誘うということで、そちらで今、IoTを利用したらどういったお客さんの流れがあって、どういったお客さんが何を望んでいるかという調査を、今これから取りかかるわけで、そういったところに道の駅が年間何十万人という人が訪れるので、そこを十分にそこは利用して、そういったところで調査のほうの、調査する場として生かせていきたいと。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  それは、村がやるということですね、そうですね、わかりました。  そしたら、最後になりますが、先ほど農業ハウスについては、補助事業の実施中だということでお伺いしてます。実績どれぐらいあったでしょう。 ○議長(廣尾正男君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  この事業に伴う実績でございますが、ハウスにかかわりましては、平成28年度では4件ほどですね、29年度も4件ほどの方が御利用していただいてますし、30年度につきましては1件のみ、それから、元年度に入りまして1件ハウスの補助金の御利用をいただいております。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  今、28年から10件あったということですが、問題はこの補助事業どう利用したかという件数ではなくて、この補助事業を利用して、具体的に農林産物の直売所に出しておられるのか、あるいは道の駅に出しておられるのかわかりませんが、あるいは個人で食べておられるというにしては、農業ハウスなんかつくるのはちょっと違うと思いますんで、実際に効果として、どういう実績がございましたか。 ○議長(廣尾正男君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  済みません、実際いうか、私のほうで効果としてどれぐらいというのを表現できるすべを持っておりませんのでお答えできません。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  急な質問でございますんで、難しい点もあろうかとは思いますけれども、補助事業に限らず村がいろんな事業をやるときにですね、一番大切にしなければいけないのは何件の利用がし、人が何人来たかではなくて、最終的にそれがどういう効果を生んだかというところに着目をして評価をしていかないと、どの事業も私は流しっ放しになってしまうというふうに思います。  ですから、それと私が今ここで提案をさせていただいた内容は道の駅に隣接をしているところに村営でやるということで、ここの道の駅で売っている産物はこの隣のこのハウスでつくってますというのをお客さんに見ていただくことができる。そういう道の駅ってよそにありません。  だから、お客さんが来たときにですね、つくっているのは安心・安全なものか、あるいはどういう形でつくられた、どういうものがここに並んでいるのかっていうのが見える形のものをやっていただくと非常に効果が大きいというふうに思います。最終的にはそれは新しい農業者がどれだけ村にできて、どれだけの農産物が流通ルートに乗せていくことになったかというそういう内容をつかみながらですね、事業というのは進めていっていただきたいというふうにですが、その辺のところの考え方いかがですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  そういったアイデア、案がですね、経営努力としてそういったことが村のほうにも相談があれば、それは確かにいいことだと思いますし、野菜のトレーサビリティということで、年においても安心・安全に届けるということになりますので、そういった具体的な案をね、道の駅のほうから、できたらそれはまた村としての助成できることは助成していきたいというふうには感じております。 ○議長(廣尾正男君)  「久保憲司議員」 ○2番(久保憲司君)  先ほどですね、いろいろ対策も考えていくという、考えているということでお伺いした中にですね、そういった一歩踏み込んで村が責任をもって何かの農産物を推奨するとか、あるいはまたハウスをつくるとか、今までの村の運営はですね、どちらかと言えば今も村長の答弁、ちょっとありましたが、そういう声が上がってきたら考えるというのが、今までの村の考え方です。  しかし、なかなか住民の方でですね、そこまで投資をするのはなかなか難しいし、今の実際の農業者というのは、例えばお茶農家であれば今度のお茶をどういうふうにつくるかっていうことだけで頭の中いっぱいでですね、それ以上のことを考えるのは各農家では難しいというふうに思います。  ですから、村がやはりある程度はリスクを負いながら村が積極的に事業を推進するという姿勢でですね、今後せっかく村長も新しくなられたわけですから、その辺のところを十分にですね、村長としても力を発揮していただきたいということをお願いをして、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)
     「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほど私がお答えしましたのは道の駅からそういうふうな経営努力として、そういう声が上がってくればいいことだということを言ったまでで、農業政策については、全般を考えておりますので、いろんなことは取り組んでいってますし、これからももう本当に取り組んでいくようにしております。また、いずれお話しできる機会はあろうかと思います。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  久保憲司議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(廣尾正男君)  ここで、ただいまから暫時休憩します。再開は1時。                (休憩12:00~12:59) ○議長(廣尾正男君)  それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(廣尾正男君)  続いて、7番議員梅本章一議員の一般質問を許します。  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  7番議員の梅本章一でございます。  議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして一般質問させていただきます。  まず1点目、医療費無料化を高校生までにということで、和束町と井手町は高校生までの医療費を無料化されています。いち早く中学生までの無料化をしてきた村がおくれをとっているのではないかということで、村長は子育て環境整備の推進が最重要課題と言われたわけでございますので、ぜひとも進めていただきたいと思います。  次に、月ヶ瀬口駅の整備はいつになるのかということで、月ヶ瀬口駅の整備は大河原駅の整備を終えてからと伺っておりますが、来年からはMaaSの実証実験も始まり、月ヶ瀬口駅の使用もふえてくると考えられます。トイレの整備、また高架橋を使わない方法など早急に行うべきだと思いますが、いかがでしょうか。  次に、高齢者施設の整備のその後はということで、第8次高齢者福祉計画、第7期介護保険事業計画では、介護施設高齢者福祉施設等の推進として、通所訪問介護などの既存サービスに加え、宿泊サービスの拡充に取り組むとありましたが、その後の状況を伺いたいと思います。  以上、3点、あとは自席で行いたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の発言の制限時間は、13時44分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  梅本議員の質問にお答えさせていただきます。  1つ目の御質問、医療費無償化を高校生までについて、お答えさせていただきます。  現在の府の子育て支援医療助成制度におきましては、高校生までの支援には至っておらず、高校生の医療費無償化には、財政的な裏づけがないのが現状でございます。  財政措置がない中で、高校生の医療費無償化が人口減少対策や、若者世帯の村外流出を防ぐための持続可能な施策になり得るのか、既に取り組まれている市町の実施状況などの動向を踏まえながら、検討してまいりたいと考えているところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、月ヶ瀬口の駅の整備はいつになるかの御質問ですが、月ヶ瀬口駅の整備は本村におきましても、必要なものとは考えておりますが、改修工事を行った大河原駅については、京都府の御支援とJRの取り組みの中で、京都府駅再生プロジェクトの先導駅として、採択され改修工事を行ったものです。  月ヶ瀬口駅のトイレについては、駅舎はJRの所有物件であり、村が今すぐに行えるものではないのが実情であります。  その中で、村といたしましては、関西本線沿線、自治体とも協力し、設備の改善については、要望は行っておりますが、沿線の中で利用者が減少している駅に対しては、JR西日本として、独自に施設に対する投資は検討されておらず、全体的には駅設備の縮小を検討されております。  高架橋もJRとしては撤去を検討されているようです。そうすることにより、片側プラットホームの利用となり、鉄道の入れ違いの問題から、本数減少の必要性があり、現状の本数よりもさらに減少する見込みがあるとも言われております。  そうすることにより、さらに関西本線利用が減少してしまいますと、今後の維持の問題にもなりかねませんので、村としても慎重にJRへ協力できることは協力し、村民の皆様のお声を届けながら進めていきたいと考えております。  次に、3番目、高齢者施設の整備のその後はの御質問ですが、この宿泊サービス事業については、介護保険が使えない事業です。事業費を試算しましたところ、介護報酬の算定構造を用いて5名の利用者で積算しました。ほかに光熱費や夜間警備費等を試算したところ、年間約1,280万円の算出額となりました。  これは南山城村社会福祉協議会へ委託して、実施しないと見えてこない経費もあるかもしれません。介護保険が適用されない分、全てが個人負担となります。9月議会で答弁させていただきましたように、宿泊サービス事業については、白紙も視野に入れて結論を出していきたいと思います。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それではですね、1番目から再質問をさせていただきたいと思います。  まず、1点目のですね、医療費無料化の高校生までということを訴えさせていただきましたが、ほかの地域でですね、されていないのならまだしもですね、既に、特に京都の北部、京丹後、伊根町、南丹、京丹波とかね、結構北部ではしっかりとされておりますし、通告書にも書かせてもらったように、お隣では和束町、それから井手町ということですし、中学までの無料化をですね、村が本当に先進的にやっていただきましてですね、いち早くできてたものなんですけども、既にそれを抜かされているといいますか、そういったところが近辺でもふえているという状況でありますし、村のですね、実際高校生の人数の把握なんかはされているのか、まず、その辺からお聞きしたいと思いますが。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  いまだ予算措置ができておりませんので、先ほども言いましたとおり、他市町の実施状況などの動向を踏まえながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  村長、人数、高校生の。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それについては保健福祉課長のほうから、述べさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長兼保育所長」 ○保健福祉課長兼保育所長(杉本浩子君)  高校生といいましょうか、その年代の人数ということで、一応43人ということで、数字的にはそういった形で把握をしております。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  恐らく、40名ということですので、ほかの地域に比べればやはり人数的にはね、恐らく少ないであろうということですので、その高校生の年齢の方に対する医療費の負担額もですね、特に、村であればそう大きな金額にはならないというふうに思いますので、やはり早急にね、人数、そしてどのぐらいの費用がかかるかということも含めて、やはり早急にしていただけないとですね、村に来ようという入植者の、移住者の方なんかもですね、やはり、無料やったらそっち行こかということにもなりかねないということもありますのでですね、これはやはり村としての早急の課題ではないかなと、これは村長の施政方針の中でも子育て環境整備の推進と、これ最重要ということを言われておりますので、やはり進めていっていただきたいと。  非常に、かわられて、この7、8、9、10ということで時間的な余裕はないというふうにも感じますし思いますから、特に、そういった意味で進めるべきだというふうに思いますので、再度お聞きをしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  承っております。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  取り組んでいただけると、スピーディーにするのが平沼村長というふうに伺っておりますので、ぜひともいい結果が出るように期待をさせていただきます。  次に、月ヶ瀬口の駅の整備ということでは、朝からですね、大河原の整備の状況ということで、先の議員からもお話はありましたし、NPOの観光案内所の件も、なかなか進んでないということですけど、村の村民の立場からいくとですね、やはり問題なのはやはり高架橋をわたらな、高齢者の方が階段を上っていくのは、ちょっと無理やないかということとか、駅までに行くのもどうかなというとこら辺が、村民からしたら一番トイレの問題もそうですけど、トイレになれば、観光で来られた方についても実際使われるでしょうし、特に、月ヶ瀬の場合は春のね、梅見のころというのも観光の方が来られることも多いですし、それから、聞いた話では道の駅に列車で月ヶ瀬口から降りられて、車には乗られない方なのか知りませんが、駅から道の駅まで来られるというような状況が月ヶ瀬口であるということですし、大河原駅も観光案内所の拠点ということで、村は進めているんですけども、月ヶ瀬口もですね、やはり、ある意味、道の駅ができて、村の拠点が道の駅の周辺とする月ヶ瀬口もそうでしょうし、村の中心が変わってきているという状況ですし。  それから、来年のこのMaaS、自動運転の車ですね、ドアツードアということで、戸口から運んでいただけるということもあるし、そうなりますと、月ヶ瀬口の乗降客もですね、ふえるということはもう目に見えているというふうに思いますので、再度、月ヶ瀬口につきましての村長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  月ヶ瀬口も大河原駅と同様にですね、平成11年にNPOの代表といたしまして、あそこも測量して改造の案を出させていただきました。ところが両方とも、そのまま放置されてたわけなんですけども、運よく大河原駅の場合は京都のその事業に乗ったということで、できたんですけども、月ヶ瀬口駅の場合のトイレは、あの今のままでするというのちょっと水洗は無理でした。それで、大河原駅と同様にですね、前のとこの・・・があればそこにするのがベストだろうというようなことで、そこまでの見解に至ったんですけども、当時村のほうもそこまでの予算ないということで、それは断られたわけなんですけども。  そこで一計を案じまして、月ヶ瀬梅林の観光客は多いし、うちの村としては東の玄関口になると、そんなところでやっぱりそういった・・・そのトイレではね、やっぱり恥ずかしいということで、月ヶ瀬の観光、何ですかあれ、観光協会かな、月ヶ瀬の観光協会、そこに話を持っていきまして、月ヶ瀬梅林のお客さんが多いもので、月ヶ瀬のほうとしても当時、月ヶ瀬村でしたけど、月ヶ瀬村のほうとしても、少しは援助をしてもらえないですかという話も持ってきました。  そうしたときに、駅員が6時から午後3時まで平日だけNPOで、発券業務してるんですけども、お客さんの多い土日もしてもらうんだったら考えましょうということがあったんで、その年の土日は一応出ました。出して、ただしそのときの土日の費用というのがJRも負担してくれないということで、NPOとして負担してやったんですけども、そこまでやったんですけども、なかなかそこっからまだ先へも進まずにずっとこういったままです。  私もこれは何とかね、やっぱり改善したいというのはもうそのときからずっと持ったままですので、用地がね、前のほうで用地がうまく取得できるのでしたら、それなりの方法で大河原とおんなじような規模のトイレでしたら、そんなに高い金額にはなりませんので、できたら、そういうふうにしたいなと思っております。もう一度、また月ヶ瀬さんのほうにもね、幾らか負担せいというふうなことも・・・いいかなというふうには思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それからですね、MaaSのですね、ちょっと新聞報道で読んだのは、例えば月ヶ瀬ニュータウンから大河原駅まで走るような話と、私が聞いてる中では道の駅とか、月ヶ瀬口駅ということで、恐らく自動、電気自動車の場合は速度は出ないと思いますので、163走るのは厳しいやろうなというふうに思いますのでね、ですから月ヶ瀬口と道の駅、そして月ヶ瀬口駅というものが、MaaSのルートの一番利用されるものかなとは思うんですけど、その辺はどうでしょうか、大河原駅まで走るということになるんですか。新聞報道ではそう書いてたんですけども、御存じであればお聞きをしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  総務課長のほうから詳しくお答えさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  MaaSといいますのは、アプリのことでございますので、MaaSというのはまた別のもの、議員さんのおっしゃられているのはスローモビリティで運行する実証実験のことかと思われます。それにつきましてはニュータウン、それと道の駅、それと保健福祉センターも含めて月ヶ瀬口まで、その4車間を運行する予定で実証実験をする予定になっております。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  そうですか。1月からその実証実験というのは車は走らないということですか。タブレットなりで情報をやりとりするだけがこのMaaSの実証実験ということなんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  MaaSっていいますのは、アプリでどこからどこまで、例えばニュータウンのほうから病院、山城病院まで行くのにはこのルート使って、このルートを使って、このルートを使ってって、そういった地図上のアプリのことを指します。それで、今、実証実験はそのMaaSを使ってスローモビリティなり、それから、自家用運送も含めて、その地図アプリ使うということでございますので、今、実証実験で考えている、まずはスローモビリティで先ほど言わせてもらったニュータウンから月ヶ瀬口までの自動車じゃなくて、ゴルフカートのようなものを使った実験を行います。
     それと、まだこれははっきり確定はしてないんですけども、来年の7月以降に車を使った実験も含めてやっていく、それ両方ともに対してその実験もあわせて行うという状況です。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  実際に、運行は4月からということですか。MaaSとはちょっとタブレットで運行状況、どこ行くのにはどれが一番適正なのかということを見るのと、走るのとは別だという、国土交通省、それから京都府、トヨタもかんでる話だと思うんですけど、これは4月からの運行ということですか。行き先を把握できるのが、これはいつになるんですか、そしたら。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  有償輸送の部分は4月以降になると思われます。それと、無償で実験をする分については、来年の早々、1月、2月ぐらいから始めます。MaaSについては、無償のゴルフカートを使ったやつで、来年の2月以降、車を使ったものも、それからゴルフカートを使ったものも一緒にMaaSは実証実験をする予定になってます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  この11月ですかね、各地域でこの交通関係のですね、各地域を回っていただいたと思うんですけど、その辺で今、言われたことについての周知、それから御理解、その辺の把握はどういう状況が、どうつかんではるか、ちょっとお聞きしたいと思うんですけど。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  地域懇談会におきましても、有償輸送を行うかどうかっていうのはまだ予定ということでお知らせをさせてもろてます。だから、何月からっていうことであったり、予定でありますので、実施しない場合もあり得るというふうなことで、お知らせはさせてもろてます。  それと、ゴルフカートを使っての実験については、来年の2月以降に実施をさせてもらうということで、お知らせはさせてもらってます。ただ、それについては地域懇談会に来られた方に対してのみのお知らせでございますので、実証実験をする際には改めて広報等はさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  じゃあ改めてですね、行われる前に各地域を回ってではないですが、広報、放送なり、れんけいで周知するということですね。はい、わかりました。はっきりと決まってないということなんですけども、私のほうはニュータウンがね、走るような状況だというふうに新聞報道されてるので、来年からは走りますよというふうにですね、言わせていただいておりますので、実証実験はしっかりとしていただいて、結果を残していただきたいなというふうに思います。  それからですね、先ほどの朝の話でちょっともう1点、月ヶ瀬口駅についてですね、住民からのちょっと要望といいますか、苦情といいますか、朝の話では田山小学校の坂をおりるこのフェンダーがするという話なんですけど、月ヶ瀬口駅につきましてもちょっとロータリー、回ってはいるんですけど、そこから、駅からおりてきますと、急にこつんとなるというような苦情も聞いておりますので、せっかく、整備していただいたいうところもあるんですけども、既に大河原駅では、なかなかバスは入りにくい状況ですけど、もう既に月ヶ瀬口ではですね、毎日バスがとまったりしているわけですので、そういった整備だったら村として簡単にできるんじゃないかというふうに思いますので、これは住民から伺っている話ですので、この件につきましても整備のほうを進めるように指摘をさせていただいております。  それから次、高齢者施設整備につきまして、これも午前中からの話ですけども、今、待機者が8名ということと、各村以外の施設に五十数名が行かれているというふうに朝からお聞きをしました。特にですね、第8次高齢者福祉計画、それから第7期介護保険事業計画ではですね、3年間の取り組みとして進めるのが宿泊サービスということが、策定委員会でですね、決まったということで、それに向かって村が進んでいくべきだというふうに思うんですけど、その辺、大きな特別養護老人ホームが必要なのかというとこら辺の朝からの見解ではちょっと、何か定まってないというとこら辺がありますので、村長の考えとしてどうなんでしょうね。  特養、簡易な宿泊というとこら辺のことはどう解釈されて、どう進めようかというとこら辺、もう一つ朝からの話と、それから先ほど言いましたような計画、計画では宿泊サービスということになってますのでね、それが計画ではそうなっているものを、高齢者、特養ということに変わってもですね、この計画と整合性はとれるものなのかというとこら辺につきまして、ちょっと村長からお話を聞きたいと思いますけど。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  高齢者福祉施設の整備でございますけども、先ほどからも何度か言ってますけども、いろんな施設があったり、また、それについては予算の伴うこと、それと、また参入業者のこと、いろんなファクターがあるわけなんですけども、それを最適な方法でですね、この村の住民の最適な形は何かということを本当に先ほども言ってますけど、白紙の状態で今、考えておりますので、一部交渉もしたりしておりますので、調査もしております。まだ結論に至るとこまでいってませんが、私もまだ5カ月たったとこでございますので、もう少しちょっとお時間いただいて、必ず結論出すようにいたします。よろしくお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  例えば、全協でも既存の施設をですね、改装とかいう話もあったりとかですね、それから、それの設計費だけでも数千万、3,000万とかいう朝の話ではありましたので。  例えば、わらくさんが、和束でされてるときに、整備するに当たっては国から3分の1、京都府から3分の1、そして、事業者が3分の1と、3分の1ずつ出し合ってですね、新しい施設をつくられて、和束町さんとしては、金利分を負担しましょうとか、土地は負担しましょうとかというとこら辺の話も聞いてますので。  ですから、総務委員会でもですね、本当に何年間、各地域へ伺って、ここはこういうことができてますよということとかですね、議員なりに勉強もさせてもらっておりますのでですね、我々としても総務委員会を開くに当たって、行政に出席を求めたりはしているんですけども、なかなかまだ答えが出ませんという話なんですけど、そうではなく、やはり我々も勉強もしてきてるんで、総務委員会と行政とのね、話し合いっていう部分もちょっと設けていただいてですね、我々の思う高齢者、今まで勉強した中でのよそでの実績、こういったこともかなり勉強はさせてきていただいておりますのでですね、まずは、総務委員会との協議を持つっていうことも1つ、村長のほうも知らない部分もあるからと思いますので、そういった会をですね、持ってもらって、よりいい方向のですね、村にとっての高齢者施設というものを協議していきたいと思うんですけども、村長いかがでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ある程度、結論が出たところで披露させていただきますし、協議もさせていただきたいと思いますが、梅本議員は相当、その辺は造詣が深いようですので、もし、そういったいい案がございましたら、梅本議員のほうからこういったのがいいんじゃないかということを御提案もいただければいいかと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  私がということではなくて、委員会として各地域も見学にも行かせていただいておりますので、そういう場面がちょっと今のところないので、どうかなということで、言わせていただいておりますのでね、早急に最初の高齢者のその話としてね、総務委員会としっかりと連携もとっていっていただきたいなと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  繰り返しになりますが、まだ全て出そろっておりませんので、その辺が明らかになってたところでお声かけさせていただきます、そのときには総務委員会さんのほうでよろしくお願いしたいと思います。まだ出せる状況ではないです。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  どういうんですかね、状況ではないけど、ここはこうでしたよということも知っていただいたほうがよりいく方向もね、ある程度、こういう方向で行ってもなかなかつかまらない状況をもう少し、しぼめて進めればなという思いで言わせていただいておりますので、その辺につきましては、できるもんやと思いますねんけどどうですかね、行政側から決まってから我々に言うというところまではいかないと思います。  ですから、そういうふうにお話をさせていただいておりますので、その辺について再度、なければもう終わりますので。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ちょっと私も、ちょっと答弁に困るんですけども、絞り込めというようなことなんでしょうか。そうじゃなしに。 ○議長(廣尾正男君)  参事、答弁してくれはるねんやったら結構ですけど。  「参事」 ○参事(山本雅史君)  議会のほうで、研修なり、情報をお持ちのもの、以前にもお聞かせ願ったことはあるんですけれども、そういったこと村長に伝えていただくということも、村長かわりましたので、そういった中で判断材料の1つとして伺うということは意義があるというふうに考えますので、また機会を設けていただくなりしていただいて、そういう意見の調整というのか、情報交換ができたらというふうには考えております。よろしくお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の一般質問は終わりました。  続いて、4番議員齋藤和憲議員の一般質問を許します。  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  3番議員の齋藤和憲です。議長の承認をいただきましたので、一般質問通告書に基づきまして質問していきたいと思います。  まず1番目に、メガソーラー開発に伴う村の対応ということで、9月議会でメガソーラー開発に関しては住民第一で対応すると答弁されました。そこで質問をいたします。  まず、工事現場下流で建設の泥水が流れていたと聞いています。ことし5月の業者説明会資料では現場構内に濁水処理施設を整備し、泥水濁水は流出させないと、また協定書4条でも廃水のことをうたっております。  そこで、確認します。  まず1つ、なぜ濁水泥水が流れたのか。  2つ目はこれに対して、村はどのような指導をしたのか。  3つ目に代替水路を予定していますが、今の現状の状況を確認したい。  4つ、ちょっと前後しますが、再度このような業者の約束違反や、協定書に反する事項が生じた場合、村の対応を確認したい。  ②として、村は森林許可条件として、災害防止、水害防止、水の確保、環境保全の4つを許可条件を出しております。それで森林許可法が許可されました。もし、ソーラーが稼働したときにこの条件を確認するための水質などの基本データは準備されているのか、確認をしたいと思います。  3つ目に、10月4日に府との合同調査が実施されました。そこで確認します。  まず、1つは村は村民の安心・安全を守るためにどのような調査をしたのか確認をしたい。  2つ目に工事が始まっているのに工事現場事務所がない。いつつくるのか、いつつくると言っているのか確認したい。  3つに、業者は土砂は入れない、出さないと約束しているのに、府はわざわざ土砂の搬入条件を言ってる。そのような緩和措置の話が事前にあったのか確認をしたいと思います。  2番目に、村の開発について質問します。  まず、トレード菌床工場について、平成30年3月、議会の当初委員会で土地購入と造成費1億1,100万円が否決されました。その後、土地購入3,700万のみを3月議会で可決し、8月にわざわざ臨時会を開き造成費5,900万円を可決しました。全て補助金なしの一般財源でございます。  そこまで企業のために行いながら、2020年4月の稼働を新聞発表されていましたが、大幅に、予定が大幅に変更され、今のところ稼働は2023年まで延びたと聞いてます。そこで、質問をいたします。  まず、稼働が延びた理由を簡潔に述べていただきたい。  2つ目、2020年4月の稼働がおくれるとの連絡はいつあったのか。  3つ目に、稼働がおくれたときの取り決めはなかったのか。  4つ目に、東部未来づくりセンターはこの件にどのような対応をタッチしているのか。また、これに基づく前村長の責任はどうなっているのかを確認したいと思います。  3つ目の村民の要求実現について、高校生、中学補助について、今国会でも高校生の地域格差が大きな問題になっています。京都府でも府教育委員会の方針で通学圏が広がり、村の高校生にかかる負担は時間的、経済的に増大し家族も巻き込んだ状況になっています。村長の小さな子供から、高齢者までこの村に住んでいてよかったと思える村にすると公約で述べております。そのためにもぜひとも高校生の通学の補助について質問をいたしたいと思ってます。  まず、現在村の高校生は何人なのか確認します。  2つ目に、全ての学生が利用しているJR月ヶ瀬口から木津間の1カ月の通学定期代を確認したいと思います。  3つ、本来通学費無料が理想だが、仮にこの月ヶ瀬口、木津間、ものを補助した場合、1年間の予算は幾らかかるのか確認をしたい。将来を担う若者、一番お金がかかる世帯にもやはりもっと補助すべきではないかと。  次に、村行事に無料バスを運行しているが、もう少し各区の要望を取り入れていただきたい。例えば、ニュータウンの状況は、乗降はニュータウンのロータリー入り口のみになっているが、ガス店までの乗降はできないのか。  また、村一つで、村行事でニュータウンロータリー入り口の乗降は幾らあるのか。  2番目に乗降場所を追加した場合、運行時間の増加はどれぐらいあるのか。  3つ目に、高齢者の条件を加味すればガス店前も追加すべきだと思うがどうか。  再質問は、自席で行いたいと思います。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の発言の制限時間は、14時19分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」
    ○村長(平沼和彦君)  齋藤議員の御質問にお答えいたします。  まず1点目、メガソーラー開発に伴う対応の3つの質問でございます。  1番目の質問、濁水が流れた原因でございますが、仮設調整地内にたまった濁水ポンプを、濁水をポンプでくみ出し、仮設沈砂池を経由して砂子田川に放流したところ、沈降が足りず濁水が流れたものでございます。  2番目、村といたしまして施工業者より報告を受け、早急に現場の改善対策を実施するよう指導を行いました。現在は凝集剤を使用した濁水処理装置を設置しており、下流状況を確認しましたところ濁りはございませんでした。  3、砂子田川のつけかえ水路でございますが、スケジュールとしましては事業者から報告されている工程では、来年、夏ごろの施工の予定となっております。  4番目、協定書等に反する事案が発生した場合には、京都府関係課と協議の上、適切に是正指導を行います。  2番目の森林法の許可条件の件です。  森林法の許可条件として、4つの許可条件を村が出したとのことですが、森林法の許可は京都府が出したものであり、水質などの基本データは準備しているのかとの質問ですが、事業者が自主環境影響評価として、自然に殿田川と中谷川の水質検査を実施しており、京都府に提出されおり、データは村も共有しております。環境アセスの件です。  3つ目の1、10月4日に京都府と行った合同調査は現時点における仮沈砂池、パイロット道路の設置状況、工事の進捗状況の確認を行いました。  2つ目、合同調査時には、現場仮事務所としては設置されております。現場事務所については、建築するには砂防許可が必要であり、現在砂防許可の変更の手続を行っていると伺っているところでございます。  3つ目、業者は土砂の搬入はしないとしており、京都府はもし入れる場合は京都府土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例に従うように説明されたものであり、土砂搬入に関する緩和措置であるとは認識しておりません。  次に、村の開発について4つの質問です。  菌床キノコ工場についての御質問にお答えいたします。  南山城村議会全員協議会におきまして、同様の質問をいただきまして、お答えさせていただいておりますが、重複することを御理解ください。  1番目の稼働が延びた理由についてでございます。現在、試験栽培を実施し、生産技術や栽培方法の開発、研究を行っており、量産化に向けた検証に時間を要してるということです。  次に、大規模生産設備の機能や構造、設備導入の検討に時間を要しているということです。  それと、当初の一括計画、全棟を一気に立ち上げるという計画から、分割計画、工期に分けて順次立ち上げると、に変更して段階的な事業拡大を行うよう計画変更を行っているということです。  いずれも、初めてのキノコ工場の取り組みとして、試行錯誤する中にあるが、最良の生産施設にしたいとの考えのもと準備を進めているということです。  以上がその理由と伺っているところでございます。  2つ目のいつぐらいに連絡があったのかという問いですが、企業より正式には10月23日に調整会議におきまして、稼働が遅延するとの申し出をいただいたところでございます。  3つ目の稼働が遅延した際の取り決めでございますが、協定書は包括的なものとなっており、また、契約書につきましても土地の賃貸借契約となっておりますので、そのような際の取り決めは行っておりません。  4つ目の東部未来づくりセンターの関与並びに前村長の責任というお話でございますが、東部未来づくりセンターにつきましては、企業誘致の際のあっせん、中間的役割として、現在に至るまで、コンシェルジュなりアドバイザー的役割で入っております。また、前村長の責任というお話でございますが、企業がおくれるという話を正式に伺ったのは私が村長になってからの話でございますので、前村長の責任という部分では現在のところ考えておりません。  最後の御質問の企業進出のうわさでございますが、現在、民地に緑茶加工施設が建設される。民民の話で進んでいるということで伺っている次第でございます。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  3つ目の村民要求の実現についてでございます。4ついただいております。  1番目、現在の高校生の人数でございますが、正確な人数としては把握しておりませんが、高校生の年代でございます平成13年4月から平成16年3月生まれの村民の人口は43名であり、そのほとんどが高校生であると考えております。  2番目、次にJR月ヶ瀬口駅から木津駅までの1カ月の通学定期代でございますが、7,400円となっております。  3つ目、この区間を補助した場合通学定期代7,400円を43人に12カ月分補助した場合の費用は、総額で381万8,400円となるところです。  4つ目、高校生の通学費の定期代の補助については、京都府で多額の通学費を負担する高校生の保護者の経済的負担を軽減し、教育の機会均等を図ることを目的に京都府公立高等学校生徒通学費補助金の制度が設けられているところです。この補助については所得制限が設けられており、また、一定の控除額を超えた費用を負担している場合に補助されるものではございますが、低所得で多額の通学費を負担されている世帯に対しましては、効果があると考えております。このように一定の補助がある中で、本村独自の通学費用補助については、実施する予定はございません。  次に、村民の要求実現について、村行事でのバスの運行についてございます。  おっしゃるように村内のイベントでは無料送迎バスを運行している場合がございますが、特段、乗り場の要望としては伺っておりません。他の地域においてはニュータウンと同等もしくはそれ以上に条件の厳しいところもございます。お声を頂戴すれば可能な部分は今後検討もさせていただきますが、行政としましては各地区の利用状況や行事の内容も踏まえ、検討させていただきます。  御質問の村行事のニュータウンロータリーの入り口の乗降者でございますが、例えば、先月の活き生きまつりですと、7名の乗車があったと聞いております。また、乗車場所を追加した場合での運行時間の増加ですが、ニュータウンの1乗車場所の追加だけであれば数分の問題でありますが、その他の地区もあわせて運行となっておりますので、積み重ねればその分、時間は必要となると考え、全体的には時間がかかりますし、始発の方々は総時間が長くなるとも考えます。乗降場所の追加につきましては今回の声を受けまして、今後の村行事に関して利用者に配慮したバスの乗降場所を指示したいと存じます。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  まず、メガソーラーの問題1番ですが、はっきり言うて稲刈りが終わったと、この後でこういうふうな問題起こったので、さほど大きな問題になってませんが、もしですね、稲刈りの、稲の栽培中にこのような事故が起こってですね、収穫が減ったという影響出た場合、村は業者に補償をさせるのか確認したい。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤議員、マイクをちょっと。  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  はい、済みません。よろしいですか、今の質問は。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  損害を与えたという賠償行為は請求してもいいものと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  ぜひともですね、やはりこのようなこと、業者はもう出さないと言ってるのに出してるという状況ありますのでね、やはりぜひともはっきり監視していただきまして、ぜひとも村民を守る立場でやっていただきたいと。  次にですね、③ともちょっと、3番目の10月4日の確認ともちょっと関連しますが、今、業者の工事はどこまで進んでいるのかね、ちょっと確認したいんですが、もう進入路までは動いているのかちょっと確認したいんですが。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  工事の進捗というのは、おおむねパイロット道路ですね、事業地内の仮設道路といいましょうか、そういったものと仮設の沈砂池等の設置ということを10月4日時点では確認をしました。そして、村道の押原島ヶ原線の拡幅工事、これにつきまして国道から見えてるところですけれども、あそこの拡幅工事の伐採なり、土の切り土ですね、そういった工事に着手している状況と。おおむねそういった状況でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  ということは、まだ進入路、中のね、山の進入路はつくってないという確認でよろしいですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  進入路というのは、山の中をめぐる道路、仮、それをパイロット道路と呼んでるらしいんですけれども、そういった道路が築造されてというのか、造成されているのを実際現地を見てきたところです。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  ということは、進入路つくりに入ってるということは、3つの調整池があります、予定がありますよね。それ確実に、この前も日本エコロジーの前の調整池がありましたよね、大きくつくってあります、御存じやと思うんですが、前はそれつくらなくてですね、もともと業者は調整池をつくってあの進入路はつくるよと言いながらですね、進入路つくりながらでも全然、あそこの調整池つくってなかったと、これに対してニュータウンの自治会長の指摘がありましてですね、新規につくり始めたというのが現状なんですね。  そういう意味では、3カ所、エコロジーの前と砂子田川の下流と、もっとその横のほうの3つを調整池をつくるということになってますけど、それはこの前の10月4日では確認できたんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  工事の手順、進め方について確認をしたところでして、それは手順どおり行っているという回答でした。  下砂子田のところ、今現場の仮事務所というのか、詰所というのか、事務所がございます。その近くの沈砂池、調整池ですね、それの大方が今できてきたという状況で府の確認を行うというふうに聞いております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  もう一度、質問します。要するにあそこの砂子田川の上流の入り口のところの調整池ですね、沈砂池と調整池違いますからね、まず調整池つくるという前提ですね、その砂子田川の下流にも調整池つくりますよね、そらもう御存じやと思うんでこういう形で、もちろん見えづらいですが、ここと、ここと、ここ、3つをつくると、ということになっている。これをやはりこの前の10月4日では確認されて確実にできてることを確認されたんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  今、時点では仮の沈砂池になろうかと思うんですけれども、沈砂池はそれぞれつくられていると。パイロット道路によりまして、そういった沈砂池、仮の沈砂池等がつくられている状況ということでございました。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  ほんならできてるのに何でああいう濁水、泥水が下に出たんですか。基本的にさっきも言いましたように業者はですね、ことしの5月の行政、住民説明会の中でもちゃんとしてですね、出さないと、ということを住民説明会で約束しているんですよね。そういう約束をしながら、ああいう濁水を出してるということに対しては、やっぱり約束違反やし、中途半端なやり方で工事をやっているんじゃないですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  濁水が出た件につきましては、村長の答弁のとおりでございますけれども、仮、仮設の調整池なりにたまった濁水をポンプでくみ上げて、仮の沈砂池で沈降させた上で放流ということをしようとした際に、それに降雨も伴ったのか、降雨が伴い、そういった濁水が出てしまったということでございました。それを受けて今後そういうことがないようにということで、処理装置、凝集剤を用いて積極的に沈殿っていいましょうか、濁り水を出さないような装置を設置して対応していくということで、その都度なりますけれどもそういった事象は好ましくないというふうには考えております。  そういったことを出さないように重々これは賛成している村民ばかりではないんですよということで、下流に被害、そういったものが起こらないように安全第一で、そして、スムーズな開発許可に基づいた開発事業を進めていくようにということで、この間、10日4日のときも重々申し入れを行っているところです。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  ぜひともですね、やっぱり前みたいなね、やっぱり業者任せ、国任せじゃなくて、やはり村もですね、ぜひともこういうことも起こった後、現実起こってるんですから、しない、しませんって言った業者させてるんですから、これ以上もっともっと工事が始まるんでね、ぜひともですね、先ほど参事も言われましたように、出さない、出たら中止させてでもやり直すという気持ちで、再度言っときますわ。ぜひともそういう業者の立場立つんじゃなくて、住民の立場で監視活動を努めていただきたいと思います。  次にですね、先ほど水の状態ではですね、業者が調べてると砂子田川と殿田川ですね、ごめん中谷川と。平成30年にですね、7月16日に気温の測定調査願が業者から村に来てますけれど、そのことは御存じですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  30年の7月16日に気温ですか。 ○4番(齋藤和憲君)
     そうです。 ○参事(山本雅史君)  その件については、私はちょっと承知しておりませんので、申しわけございません。 ○4番(齋藤和憲君)  わかっている人、お願いします。 ○参事(山本雅史君)  わかっている者、おりますか。ちょっと情報が持ち合わせないので。済みません、申しわけございません。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  山本さん、通告書に書いてるんじゃなくて、やっぱりここに言うてる4つのですね、やはり、4つの許可条件の中に、やはり環境保全という内容が書かれてます、それに対して4つの内容に対してで、これね、ファーストソーラーからですね、16カ所の基本のですね、測定すると、その中に1つを役場にも設定したいということで、依頼が来ててですね、村長もオーケーをしているはずなんですが、これ今、役場にはそういう気温をはかる設備はあるんですか。ちょっと確認します。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  庁舎管理してる総務課にも確認しましたけれども、そういったものは設置されていない状況です。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  ここに平成30年7月の20日にですね、手仲村長はファーストソーラーに対してですね、貸しますよと、電気代も無料でいいから、ちゃんとやってねという書類が出ております。これに合わせてあと残りの16カ所、1カ所は三重県の島ヶ原です、それが15カ所をはかるということをファーストソーラーは村に対して要請してます。  やはり、このような状況で、やはり決めたことはちゃんと守って、先ほども言いましたように、例えば稼働したときにね、気温が上がるのわかっとるんですよ。そらもうあんな大きな三十何メガを出すような太陽光のセルはですね、温度が全体、温度が上がるんですよ。その温度がどれだけ建てたことによって変わるねんと、ファーストソーラーもね、心配やからするんですよこれ、これ前からも決算受けた時点から、平成33年までやりますと言い切った資料なんですね。  そこ辺はやはりぜひともですね、調べていただきましていろいろ業者任せにせず、やはり先ほど村長もかわって、住民第一でメガソーラーに対してやると言ってますので、ぜひともですね、ここ辺をやっていただきたいと。そういうのどうですか村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  そういう約束がございましたらそのようにいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  先ほど、水路のつけかえの問題もこれも出てきますけどね、京都府も要するに水路、砂子田川の水路つけかえをしたら、殿田川の水が減りますと言い切ってるんですよね。それに対して、下の殿田川の押原、奥田のつくっている田んぼつくっている、対しては大きな問題が出るよと、府も言っているんですよ。そういう意味では今の水路を、先ほど殿田川と中谷川、業者はやると言うてるけど、村としてね、やっぱり住民を守るための水路の調査はね、やるべきではないかなと思うんですけど、そこ辺どうですか村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  環境アセスの中でその水量が出てましたら、それを参考としますが、村で調査するといってもこれは長期間の調査になりますので、それはもう業者が出した水量をそのままこちらとしてはチェックさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  いうことは、業者から水量を取り寄せて管理をするよということでよろしいんですか。先ほど、温度に対しても中途半端になってますんで、ぜひこれもですね、やっていただきたいと思います。  次に、工事事務所なんですけどね、さっき、砂防法がまだちゃんととれないから工事の現場事務所はつくれないんやと言われてましたけど、村はいつまでできると確認されているんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  砂防の許可手続を済んでるところというとこら辺で、期日等については聞いていない状況でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  10月4日のそういう府との打ち合わせの中でも、京都府が工事現場事務所は今、伊賀にあるんですよね。現地より20分要するので、緊急時にすぐ現場来られないんじゃないかという質問をファーストソーラーに投げかけとるんですよ。これに対してファーストソーラーは将来的には現場に工事現場に事務所を設置する予定であると、将来的いうんですね。ただ、僕らのときの説明、業者説明会では、要するに工事を、初めからつくりますよと、あそこの奥田から押原に行く道の間、角ね、将来的ここをグラウンドゴルフ場にして、寄附するとか言ってますけど、そういうことを言うてるのに将来的に変わっとんです。将来っていつなんねんと、という質問をこの10月4日のお知らせの中で、山本参事しなかったんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「参事」 ○参事(山本雅史君)  そういったことは確認はできておりません。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  済みません。もうちょっと、ぜひともですね、やっていただいてなるべく早くですね、もう工事が始まっているんでね、砂防法はどうのこうのっていう問題じゃなくて、やはりぜひともですね、早く、住民のためとかですね、やはり先ほども京都府も心配しているように、万が一ね、そういう事故でも起こった場合、今も起こらないということはないんでね、そのときに現場の責任者がいないいうようなことないように、ぜひともですね、やっていただきたいと思います。  続きましてですね、開発につきまして、先ほどいろいろ説明を受けました。正直言いましてですね、これ2月24日のトレードのニュースです。ことしの2月14日ね、これに対してやはり先ほど言われましたように、今から、要するに宇治にですね、から城陽に新しい工事、もともと宇治に試験場つくってたんです。もう一方、大きいの今、城陽につくってます。その中でさっき大型の開発するために新たにテストしてますと、先ほど言われたとおりです。  ただ、この時点で2月の14日時点で、また2月の2020年、来年の4月に稼働しますと言うてるんですよね。情報公開でいただいた資料で、5月の15日にトレードと京都府と交えて未来づくりセンターも入っておりますわ。この中で打ち合わせをやってます。  先ほど言いました土地の賃貸契約は、6月中旬に提携しますって書いてあるんですね。それがことしの10月になったんですよね。ということは、6月にはもう造成が終わって、次いきますよっていう状態の中でね、先ほど10月23日しかわからないと、この間、役場の職員は何で早く工事着工しないんやってことは言わなかったんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  今、情報公開のお話されました。おっしゃるとおりで6月中旬の契約ということが事実です。それで、たしか9月議会でしたかね、お話させていただいたと思います。土地の造成につきましては、諸般の事情、天候等の事情がありまして、実際造成の検査やったら明許、繰り越しのね、3月で手続もしてたと思うんですけども、実際5月完成してます。その後、うちも説明させていただきました。  その後の土地についてはしばらくの間ですね、問題がないのか、それを台風のトップシーズンやということを話させてもらってたと思うんですけども、もし何かあった場合、村の責任になりますので、その間を見るというふうなことで前も説明させていただいたと思います。  うちも正式に先ほど村長がおっしゃいましたけども、10月の23日に正式にですけども、おくれると、どういうことなんやと、寝耳に水やったということが実際の話で、もう、うちとしては10月1日から賃貸借発生してますので、土地の守りしてくださいということで進めたところですので、実際の話、寝耳に水やったというのが本音でございます。うちも早よせいということでは言うてる。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  一番最初の質問でもやはりね、1億近いお金も補助金なしで一般財源でね、先ほども村長も金がない、金がないとおっしゃってますけれど、そういう中で、雇用するためとかね、もっとシイタケの販路を開くという条件のもとで、無理やり、僕に言わせたら無理やりですけど、3月と8月に臨時開きながら、このお金をね、使ってつくったんです。先ほど、3月にできなかったよ、だから繰り越ししたよというのは、そんなん関係ないですやん。それは僕ら、住民に対して全然問題ない話なんでね、そういうことを平気で、言われながらね、たずねても、3年でもずらせると、このような状況をやはりね、したらあかんと思うんですよ村長。  やはり、開発で勝手に業者がおくれるということを平気で受けなしようがないような、今の状況を打破するためにもぜひともですね、新しい開発に対しては、その行政が主体的に対応できる条例やはりつくらんとね、そらメガソーラーにしても、ごめんなさい、そういう再生化エネルギーでもそうなんですが、こういう開発にしてもですね、ぜひとも村が主体的にやれるような条例をつくることをですね、お願いしまして、次に移らせてもらいます。  まず、次は通学の補助なんですが、実際はですね、高校生は今37名おります。高校1年で11人、2年生で10人、3年生で16人、37人が今、村から通っております。このうちに福知山に1人、それと自宅学習で1人ということで2名は、通学の電車使っておりませんので、35名です。  先ほどこっちで調べたら8,230円と思ったんですが、7,400円としてもですね、先ほど村長も京都府もですね、援助しているという話もされたんですが、今のところですね、もともと京都府は2万1,000円を超える、通学費が超える2万1,000円を超えた金額の半額を補助しますよと。ことしは2万1,000円は余りにも高過ぎることで、1万円に変えてます。これも先ほど、村長が言われたように所得制限とか、いろんな低所得の問題も含めたそういう一部の人しかですね、1万円、これも1万円を超した、の半分ですわ。  ということで、先ほど言われた7,400円という話をですね、されてるんですが、そういうさっき言うた、ニュータウンの横の土地開発にですね、利子も240万も払っていると毎年ね、またなくなるとは思うんですが、ただ、先ほどの50%はですね、100%月ヶ瀬口から木津までやったら380万と、ただ、50%でいきますとね、約百七十五、六万、僕の計算では172万円なんですよ。  これは、ことしの一般会計の0.06%なんです。0.1%も要らないんですよ。それをやることには全額出してほしいのもやまやまですが、せめて50%、まだ50%足らんというんやったら、10%でも20%でもね、やっぱり村長の先ほど、公約で言われているように、全ての人が住んでよかったと思えるようにやるならね、せめて10%、20%をですね、の補助も考えられませんか、どうぞ。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  公約したことにつきましては、全て実現するように取り組んでいます。いるところです。早いものから順次、公約したことは結果が出てくると思うんですけども、まだ、今のこの件につきましては予算措置ができてませんので、任期中にはかなえられるようにしていきたいと思います。とにかく実現するようには善処していきます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  村長、気持ちわかります。ただね、やっぱり高校生が教育、羽生田大臣が身の丈と、そんなあほなこと言うてますけど、やっぱりね、高校生はやっぱり平等に教育受ける権利があります。これ憲法26条で言うてる、それ御存じやと思います。  まずね、最初の木津川市の高校生と、村の高校生は交通費でも差ができているんですよね。その人やっぱり、せめて勉強できるできんは別にしても、せめてそこ辺はね、やっぱり平等にひとしく、ほかの地域の人たちとね、机を並べてまた同じ方が並べるような教育をですね、ぜひともですね、やっていただきたいと、そのための保障をですね、任期中と言わんと、来年のたかが100万ぐらいのできると思うんで、それはもうね、わざわざそんなん言わんと、ぜひともですね、来年の4月、また来年の3月の一般会計予算でつくことをお願いして次、移ります。  コミバスですが、やっぱり村行事には無料バスを出すということはね、やはりこれ今の免許のない人たち、高齢者やまた免許証返納しようという高齢者も重要な交通手段なんですよね。そのためにもですね、この村行事に対してバスを出すことに対しては、ほんまに評価したいとは思うんですが、ただ、やっぱり先ほどいろんなことを言われて、例えばロータリーにニュータウンの場合ね、ロータリーにおって、そこまで下におりて、また上がるということを考えりゃ、それは2分、3分、上に上がればね、もっと楽に行けるというのは、そこまではやっぱり住民の立場で考えんとあかんのじゃないかなと。  先ほど、誰が書かれたか知りませんけど、ニュータウン下のほかのとこもいろんなんせんといかんからもっと時間がかかるからね、できへんということ言われますけど、20分、30分ぐらいのあれやったらずらせばいい話ですやん、それで、住民が喜べばそれでいいと思いませんか、村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  前段ではそういうことを言ってますけども、結論的にはプロパンガスの前のほうにいくということで指示してありますので、次回はそのようになります。間違いありません。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○4番(齋藤和憲君)  最後になりますが、やはりそういうやっぱり村長、やっぱり住民の立場で、全てに対してね、メガソーラーに対しても、開発にしても、こういう住民の足とか、僕はぜひとも高校生の通学補助お願いしたいんですが、ぜひともそこ辺をですね、前向きに検討していただいて、やはり皆さんに喜んでいただける、村行政していただくことをお願いしまして、終わりたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の一般質問は終わりました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――- ○議長(廣尾正男君)  ここで、暫時休憩します。30分から再開。                (休憩14:18~14:30) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――-
    ○議長(廣尾正男君)  続いて、1番議員中山明則議員の一般質問を許します。  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  1番議員の中山です。議長の許可を得まして、通告どおりの質問をしたいと思います。  まず、第1に村道の整備について。  1、大河原多羅尾線が11月29日、予定どおり開通できました。しかし、押原入り口ののり面復旧工事が行われた村道の上方斜面、この民有地の状態は地面がむき出しのまま倒木撤去もされていません。豪雨による土砂崩れの危険があり、また再び通行どめになる可能性があります。村として、この対応策を確認したい。  2つ目、大河原東和束線の待避所常設工事のこと、及び待避所を案内する看板の設置工事の進捗状況と今後の計画並びに拡幅工事の進捗状況と今後の計画を明らかにされたい。  3つ目、緊急車両が通行不能の幅員の狭い村道に対し、対策は現在どこまで進んでいるのか、明確にされたい。  大きな項目の2つ目です。公共交通についてです。  1つは、5カ所で開催された地域懇談会の内容を村民に報告し、さらに住民からの闊達な意見交換を促すべきであるというふうに思いますが、村長の見解を示してください。  2つ目、地域交通会議の議事については、傍聴など公開されていますが、広報などを使って、さらに広く知らせるべきと思いますが、村長の見解を述べてください。  3つ目、MaaS導入を受けて来年の1月から始まる予定の実証実験について、事前の住民懇談会あるいは意見交換等の開催、または実験途中での開催も計画すべきであるというふうに思いますが、村長の見解を述べてください。  3つ目に、開発全体に関する条例について。  1、現在開発全体に関する条例が村にはありません。そのため、太陽光発電所建設、菌床シイタケ工場建設、道の駅ホテル建設など、開発に伴う問題点が生じています。この現状に対してどう認識しているか述べてください。  2つ目に、今後規模の大小にかかわらず、村民の生活の安全・安心を脅かすおそれのある開発に対しては規制すべきと考えますが、村長の見解を述べてください。  以上、あとは自席でします。 ○議長(廣尾正男君)  中山明則議員の発言の制限時間は、15時15分までです。  傍聴者の方に注意します。議場では写真は差し控えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  中山議員さんの御質問にお答えいたします。  1点目、村道の整備について、3つ質問されておられます。  まず1番目、大河原多羅尾線、押原入り口ののり面につきましては、現在土地所有者が保安林の防災措置工事計画の提出に向け、協議を進めておられると京都府に確認しております。村といたしましても、道路側溝に土砂が流れないような対策を行っております。豪雨等により、道路の通行に支障が生じた場合は通行確保のため、対策を行ってまいります。  2つ目、大河原東和束線の待避所設置工事につきましては、9月に用地立会を行ったところです。今後、用地買収を行い工事を進めてまいります。拡幅工事につきましても、現在工事を実施しているところです。2カ所の工事については、今後も引き続き交付金等の財源を確保し、早期完成に向けて進めてまいります。また、待避所案内看板の設置工事につきましても、順次進めてまいります。  3番目、緊急車両が通行できない狭い村道につきましては、限られた予算の中で少しずつではありますが、工事を行っているところでございます。  次に、公共交通についての御質問で3つ。  公共交通を考える地域懇談会では、住民の皆様にお集まりいただき熱心に議論をいただくとともに、区長さんにもお世話になり、区民にお知らせをいただき広く意見を頂戴したくもあったところございます。地域懇談会等で出た意見につきましては現在取りまとめを行っており、いただきました内容や御意見を踏まえまして、地域公共交通会議で整理をさせていただきます。  その後、ホームページ媒体になるかとは思いますが、公表させていただくよう検討しておりますので、御理解賜ればと考えております。  次に、地域公共交通会議の議事の公開についての御質問でございますが、広報紙でお伝えできればとも考えましたが、紙面の都合や校了の都合上、現在進めている内容が凝縮されてしまうとともに、事後報告となることも懸念されますので傍聴自由の公開とさせていただいております。こちらにつきましては、委嘱しております委員の皆様に地域の方々へ広くお伝えしていただきますようお願いを重ねてさせていただきます。  MaaS導入に向けての事前の住民懇談会の御質問でございますが、MaaSはその内容や、性質から直接地域の方々から声を頂戴する内容ではなく、アプリ等を通じてシームレスに移動できる仕組みづくりの部分でございますから、事前懇談会等は考えておりません。実証実験後にMaaS利用者から御意見、御要望いただき改善を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  3つ目でございます。開発全体に関する条例について2点ございます。  1番目、御指摘のとおり開発全体に関する条例はありませんが、南山城村宅地造成等開発事業に関する指導要綱、南山城村再生可能エネルギー発電設備設置事業に関する指導要綱等で、太陽光発電所建設に関しては、指導を行っています。  菌床シイタケ工業建設あるいは道の駅ホテル建設については、当村が企業誘致し、造成工事を行いましたので、開発行為とは判断しておりません。  2番目です。村といたしましては村民生活の安全・安心を脅かすおそれのある開発につきましては、規模、内容、目的に応じて慎重に対処してまいります。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  まず、村道の整備についての1番目ですけども、押原入り口の現状は村長も御存じだと思うんですけども、あのままでは大変だということで、いろんな対応策をっていうふうにしてますが、そもそも今、協議中ということですけども、保安林、しかも砂防地域で個人の所有の山林であっても、やっぱり府の許可、そして府がその所有している自治体に対して、何らかの許可条件とか、そういうことが問われたりとかっていうふうにしてると思うんですけども、その内容というのは、村はちゃんと把握されているのかどうかっていう、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  保安林の中で作業するということはちょっと私も驚いておるんですけども、保安林の解除までは、これはまず至らないと思いますが、保安林内作業の許可というのが京都府が出されたということになろうかと思います。これもなかなか難しい許可とは思いますが、京都府が許可する要件を満たしていると判断されたことですので、このように至ったというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  その際に、京都府のホームページで砂防とか、あるいは保安林のそういう中での工事に対してのいろんな条件とかというのでいろんな書類が提出されるという、その中に自治体の市町に対してというような、というのがあったので、多分、前村長の時代だと思うんですけども、何かこういう許可の申請があるけどもどうなんだという問い合わせとか、何かそういうのがあったのではないかなと思うんですけども、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  通常の砂防解除とか、砂防内作業の許可につきましては意見書というのが各自治体に出されます。それについて意見書を交わしていると思うんですが、その内容についてはちょっと承知しておりませんので、担当課長のほうで回答できましたらお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  当時建設水道課長でしたので、少しかかわってたことがありますので、お話させてもらいますが、あれは個人で申請を出されて個人で許可をとっているもので、保安林内作業の作業内道路という、林内作業道を設置するといった許可だとお聞きしております。  ですから、それに対しての山をさわるための道であるということですので、それに対して、村への意見書といったものはございません。意見書の提出といったもの、京都府からの意見書というものは、意見を求められるということはございませんでした。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  であると、村がいわゆる本当に個人と府の関係でそういうふうになったと、じゃあ今こうなっている状態のときに、村として府に対して今こんな状態になってるけども、府は何のそれに対して何というんですかね、原状回復とか、今こういうなって、今村長がおっしゃったように万が一のことがまた通行どめになるというような危険な状態になっているのは誰の目にも明らかですから、それに対して、府の許可をした、その部署なりあるいは府知事としてはどういうふうにこの件について、対応しているんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  この行為につきまして、まず許可をするときにどういうふうな形で、この行為者の、行為者というのは所有者だったんですけども、所有者の夫の方からですね、御相談がありまして、指導といいますか、どういう形で許可をとったらいいのかという、すぐ相談があったので、かかわってきたのは事実でございます。その中で、今現在あの状態になっているというのはまず行為をしていた行為者、まず行為者がお亡くなりになられた。  また、行為者はその工事をしていたもと夫の方につきましても、今はここの場所におられないという形でございます。お亡くなりになられてその後、相続がなされたと伺っておりまして、その相続人と京都府の中で今後どうしていくのかと、費用についても復旧するにしても費用がかなりかかりますので、個人のことでございますので、そういったところで御協議を進めているということを伺っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  そうすると、何か起こった場合でも結局、今村長が言ったように対処するのは村が崩れた場合にまたそれを村道として復旧をするとかっていう、そういうことになってしまうんじゃないかなと思うんです。そうさせないように何か、府として予防的な何かっていうのを求めるということはこの場合、本当に相続人の前の地権者が・・・なので相続をしている人にとっては実際自分がやったものじゃなくて、こういうふうになっているということですんでね、言いにくいことだけども、やはり、そうなった場合にはやっぱり今の地権者に責任が入ると思うんで、そのために当人と府で協議っていうだけではなくて、最初の相談のときにも村がこういうふうにしたらどうかっていうふうに相談に乗っていたんだとすれば、何か実際に村が何か直接はできなくても、相談とか、あるいは府との橋渡しというか、そこら辺はどうなんでしょうか。というのだけちょっと聞きたいですけども。 ○議長(廣尾正男君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  当然、村のほうといたしましても、経過はわかっておりますので、相続人ともお話をさせていただいております。その中でなかなか費用の面であったり、そういったところもございますので、ただ、最低限道路管理としてしなければならないことは村でしていかなければならない部分は、準備はしておりますし、例えばそこ土砂が流れ出ないように、側溝がつまらないように仮設的にちょっとくいを打ったり、そういったことを最低限のことは村でしております。  ただ、おっしゃられたとおり、所有、個人の所有地でございますし、それについては個人の責任で、個人が行った行為であると相続人であっても、個人、相続された方への責任ということになってきますので、そのあたりは早急に何とかしていただきたいというところやと思いますが、ちょっとこれはしばらく時間はかかると思いますが、一緒に御相談に乗っていきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  ぜひね、本当に一番はそういうことが起こらない、また、そういった災害が起こる前に処置をしてもらって、この多羅尾線の一部はまだ片側で通行しているという状態だというふうに思いますんで、ぜひ再び野殿の住民の方がまた使えないということがないようにだけ、ぜひしていただくということをお願いして、次のところです。  ぜひ、村長さんも言ってましたように、ぜひ単年度ではなくて、続けて何というんですかね、年次計画といいますか、数年とか、あるいは5年とかっていうふうにして、しっかりと着実に一般にはならないと思うんですけど、この特に東和束線は今後もいろんな午前中にも出てたように、村の観光の1つのメインのですね、地域でもあると思いますので、そういう道路整備というのはそういった政策のかなめになると思いますんで、ぜひ今、お答えいただいたようにしっかり案内所、待避所の設置の案内看板の設置のほうも、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  3番の緊急車両のところですけども、こういう緊急車両が通行不能の狭い村道が約20線があると、10カ所というんでしょうかね、の村道があるということで、いろんな地域にあるというふうに伺いました。  こうしたですね、村道のそういった地域というかな、狭い道がある各地域の住民あるいは府のほうから、どのような要望が特に道について出てるのか、ちょっと教えてください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それについては、前々から要望は出ておりまして、村のほうもそれについては、実行しております。二、三の事例ございますので、建設課のほうから詳しく言ってもらいます。 ○議長(廣尾正男君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  毎年要望がございまして、狭い道の拡幅の要望が出ておりますんで、優先順位を決めながら用地等を確保しながら進めている状態でございます。今後も要望、地元とすり合わせしながら進めていきたいと考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  ぜひ、今まではね、そういう大きな事故がなく緊急車両でもいろんな工夫でできたというふうに思いますけども、ぜひ、積極的なですね、対応をこれからも続けていただいて、さっきのおんなじで年次計画のような形で一つ一つ改善を図っていただけたらというふうに思います。よろしくお願いします。  2番目のほうにいきます。  5カ所で地域懇談会、本当に久しぶりに行われて期待もすごく大きかったんです。今後またですね、ぜひこの交通問題に限らず、村民と意見交換、直接意見を交わすというそういう場をふやすべきだというふうに思いますけども、私も交通会議の傍聴をさせていただいて、5カ所のこういう意見のこういういただいて、何というのかな、しっかりまとめていただいているんで、これは本当に区長さんと、自治会長さんにはお渡ししているというふうに聞きましたけども、ぜひ、こういう意見をみんなが持っているし、また、今後もこんなふうにやりたいというふうな意見もありますんで、ホームページだけではなくですね、いろんな形で繰り返し広げて、これに対してまた村民の中から意見とか、アイデアも出ると思いますんで、ぜひ、その村民の意見をですね、聞く場所をですね、実証実験のところではないっていうことですけども、いろんな行政に対する懇談会というのをぜひつくってほしいと思っているんですけども、村長さんどうでしょう。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)
     この交通に関しましては、今回の懇談会のみならず、いろんなところでですね、そういった意見を頂戴しておりまして、そういったものを今集約して、それに合った最適化する交通システムを考えるということで取り組んでおります。村の中でも地域間、地域差といいますかね、地域間の格差ありまして、その地域に、ある地域においてはこういうのがいい、また、この地域にはこういったらいいと、ちょっとまちまちな部分ありますけども、なるべくそういったものを吸い上げてですね、最終的には最大公約数のところに落ちるかと思うんですが、なるべくそれの要望を聞き入れた形の新交通システムに取り組んでいきたいと思います。  それと、もう1つ、もう1点ですが、こういった懇談会を開くということですが、今回、先ほども述べさせていただきましたが、区長会を今回開かせていただきまして、今後はそういった、そのときそのときにですね、区長会等を通じて皆さん方の意見をね、間接的にはなりますけども、吸い上げていきたいというふうに考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  年度だけの区長会ではなくて、何度もというか、そういう形でっていうふうに聞いてますのでぜひ。それと同時にやっぱり村長さんが直接住民と対話をするというか、意見交換ができるお忙しい中で大変だと思いますけども、ぜひそれが今まで12年間そういうことがなかったということが一番の不満もあると思いますんで、ぜひそれは実現していただきたいと思います。  それから、2つ目のほうにいきます。  地域交通会議の議事ですけども、傍聴させてもらって、やっぱり委員の方々の意見を直接聞いてると、やっぱりそれに対して、地域の人はこっちの地域の人がこういうふうにやるのかなとかっていうのもちょっと思ったので、やっぱりどういうやり方っていうのをぜひ検討していただいて、ホームページだけだと、それでは見れないというか、聞けないというか、そういう方たちも多いと思いますんで、ぜひれんけいの中で南山城村のページの中に、ぜひ今後の交通の会議の中でこういうことがあって、こういうぜひ意見を募る、そんなような形もしていただけたらというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほどの答弁にもお答えしましたように、ホームページ媒体になるかと思いますが、公表させていただくように検討してまいります。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  ぜひ、ホームページ以外のいろんな媒体を使って、村民に広くこういう未来の村の交通体系をね、みんなでつくっていこうという、そういうようにしてほしいと思います。やっぱり、安心していつまでも住み続けられるそういう村をつくるっていうその土台はやっぱり地域の交通の整備だというふうに思いますんで、産業だけじゃなくて、日ごろの生活、それから本当にそれが大事だというふうに思いますし、それをつくるというのが自治体の一番の責務だというふうに思いますんで、ぜひよろしくお願いします。  3番目のところです。実証実験が低速のカートを使ってのニュータウンエリアで、そういう実施をするっていうことですけども、これは運輸省だと思うんですが、海の京都というので、丹後のほう、そして森の京都というエリアで綾部のところ、そして、南部地域でも幾つかあって、南山城村は過疎地域のエリアということで、この新しいモビリティ、その構想というんでしょうかというのを見ましたけども、そうするとですね、交通網の整備というふうになるとですね、やっぱりニュータウンで実験するだけではなくて、童仙房とか、あるいは高尾とかですね、そういったところでの実証実験のほうも重要になるんじゃないかというふうに考えます。  なので、ニュータウンで始める、それは否定はしませんけども、2年間ずっとっていうのも担当の方にちょっと聞くとやっぱり長い時間のデータをしっかり集めて、今後に生かすっていうためにはやっぱりちょっと長いスパンで実証実験をするということですけども、ちょっと余りにも2年間というのがね、と思いますんで、そこら辺も例えば2年間を全部そうではなくて、ほかの地域でも実施ができるというふうにはならないんでしょうか。ちょっと村長お願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  まず、今回ニュータウンの中で、ニュータウン、道の駅、それと月ヶ瀬口間、それと保健福祉センターの部分につきましては、人口も多くて商業関係の部分が密集してるという部分でまずニュータウンのほうから実証実験をしたいというふうに思ってます。ニュータウンのほうの実証実験の中で、モビリティのほうが有効であるということが確認できましたら、また、それはほかの地域でも実証実験のほうしていきたいというふうに思ってますが、ニュータウンのほうであんまりこう実績が上がらないということでしたら、それはほかの地域でもなかなかしんどいんちゃうかというふうなことにもつながっていきますので、まずはニュータウン、それが成功すればほかの地域へも運用をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  ちょっと気になったのは、成功するというのをどういうことを成功というふうにしてるのかという、実証実験ですから、逆に極端に言えば失敗してもなぜかこういうふうになるのかっていうのも、実証実験の1つデータではあると思うんですよ。  だから、ニュータウンであんまり成功しなかったから、じゃあほかでもしないというふうに結論づけるのは素人から考えても実証実験の意味がわからなくなると思うんです。だから、ぜひ、特に過疎というか、あるいは高齢化が進んでいる地域で、移動手段のいろんな構築をしていくという中で、高尾とか、あるいは童仙房、野殿ではこうだったとかっていう、何かそういうことは逆に積極的にやるべきではないかなと思うんですけど、どうなんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(廣岡久敏君)  まず、ニュータウンの成功かどうかっていう部分について、利用される方があるかどうかっていうところがあると思ってます。誰も利用されないところをずっと走らせていくっていうのは費用からしても、無駄になってきますし、それ多分っていうか、恐らくニュータウンのほうでは利用が多いだろうというふうに考えております。それで、無駄がない効率的な運用ができるかっていうのが、成功かっていうふうに私のほうでは考えております。  それで、その費用対効果の生まれやすいと思われるニュータウンのほうから始めてということで、順次それが利用が多ければほかのところについても実証実験を行っていきたいというふうに考えているところです。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  そういう理屈はわかるんですけども、ただ、やっぱりニュータウンで利用がなかったらっていうことで、もうじゃあしないというんではなくて、ぜひ村でこういう2年間もできるというチャンスであればうまく活用して、やっていただきたいというふうにも要望だけしておきます。よろしくお願いします。  一番最後のところいきます。済みません。  太陽光発電の建設について、齋藤議員の中でももう再三、やっぱりしっかりと規制をするとかっていうのがないと、いろんな問題点、既にまだ稼働がしてなくて、工事のしかもパイロット道路をつくるということからも既に泥水が漏れたりとかっていうそういう中で、問題点がたくさんあるわけですから、ぜひ、2番目に書いてありますけども、大小にかかわらずですね、ぜひ村民の生活を何か不安にとらせるようなそういう開発というのはしっかりと規制をするべきだというふうに思います。村が誘致をした企業の開発っていうか、そういう事業にとってはいわゆる開発というふうに捉えてないというふうに村長さんが言ってましたけども、村の土地あるいは川とかですね、自然とかっていうの全部含めて、やっぱりしっかりどんな形でも現状を変更しながら、新しいものをつくるいうときに、そういうふうな開発というふうに思うんです。  そのときに自然を壊すとか、あるいは住民の生活を脅かすような物質を運ぶだとか、あるいはつくってしまうとか、あるいは災害を呼び起こすとかっていうそういうのは、誘致をしたのが村だからということでわけれない思いますんで、そういう意味でも全般に対してですね、そういう開発を規制をする、そういう条例が私は必要だというふうに思いますけども、村長の見解を述べてください。お願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  広義で言えば開発ということに当たると思います。ただ、秩序ある開発といいますか、村が将来性を考え、村にプラスになるということで誘致した企業誘致の開発ですので、それなりの全体については開発になりますけども、そういった乱開発とか、そういったものには当たらないという意味のことでございます。  それで、太陽光につきましては、国のほうもこれといった既設の法律はございませんし、今、各自治体で届け出をするというところぐらいが一般的かなと思います。そこで、先を越して京都府内でも八幡市さんのほうが太陽光の規制の条例を今、もうすぐに成立するかなというとこまでいってると思うんですけども、その条例の中身をいろいろ新聞紙上でも出ておりますので、当村についても、そういったことを参考にしながら、そういった条例ができればいいかなということで、今、模索しているところでございます。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  村が誘致をしてきてもらったっていうことで、なかなか言いにくいというのはわかるんですけど、しかし、おっしゃったように開発というに伴う、いろんな弊害とかっていうのは、誘致をした、あるいは勝手にやってきたというのとは、区別なくやっぱりですね、住民の特にこの村で生活している人たちに対して、しっかり責任を持つ自治体としては言いにくくてもやっぱりしっかり守れということ、守れないんだったらやっぱりこっちからお願いしたけども、中止をするとかというような大きなしっかりな態度で臨んでほしいと思うんですけど、そこら辺はどうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今、1つの企業にちょっと焦点当たっているふうに思うんですけども、契約とかね、そういった不履行があるとか、誠意的でないと、そういうふうな業者については、そらもちろん不履行にする、こちらのほうから契約解除するとかね、そういった見解持って、接していくようにいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「中山明則議員」 ○1番(中山明則君)  お願いします。私の質問終わります。 ○議長(廣尾正男君)  中山明則議員の一般質問は終わりました。  続いて、5番議員鈴木かほる議員の一般質問を許します。  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  5番議員の鈴木かほるです。議長の許可を得ましたので通告書に沿って質問をします。  質問は大きく3つあります。  1番目の質問、全園児の保育料無料化とインフルエンザ予防接種について。  子育て支援の充実のために質問をします。  1、子供の育ちの場である保育園、3から5歳児の食材費を含む保育料無料化が10月から始まっています。ゼロ、2歳児の無料化はいつ始まりますか。  2、子供のインフルエンザには2回の予防接種が必要であり、保護者の負担は大きい、その軽減のためにも補助を進めるべきではないか。  2番目の質問。高齢者福祉施策について。  急がれる高齢者福祉施策などの福祉施設などの施策は、どのように進めているのかを質問します。  1、介護施設の用地、事業者などの状況を確認したい。  2、ことしは今次計画最後の年に当たるが実施予定の地域包括事業は何ですか。  3、次期計画には宿泊を伴う介護福祉施設を本村に設立することを盛り込むべきだと思います。いかがですか。  3番目の質問。村のホームページなどでの丁寧な情報発信について。  村で行っている保育料無料化、給食費や修学旅行費、校外学習費などの無償化などでの子育て支援の進んだ取り組みは評価したい。その上で、村民や移住希望者に細かく村の魅力を情報発信することを提案します。  1、胎児期から小学校入学までの保育士を中心とした親に寄り添う相談活動の魅力発信。  2、若者支援、子育て支援、高齢者支援、移住者支援など村の魅力情報発信です。  以上です。  あとは自席に戻り質問を続けます。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の発言の制限時間は、16時までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  鈴木議員さんの御質問にお答えいたします。  1つ目の御質問です。全園児の保育料無料化とインフルエンザ予防接種について、2点ございます。  1番目です。保育料無償化につきましての御質問にお答えいたします。子ども子育て支援法の改正に伴い3から5歳児の保育料の無償化と、ゼロ~2歳児の住民税非課税世帯につきましては、9月議会で関連する条例の一部改正をお認めいただき10月から実施しているところでございます。加えまして、住民税の課税、非課税にかかわらないゼロ~2歳児の保育料無償化につきましては、村の単独事業となりますが、私の公約でもございましたので、職員体制の整備を図るとともに令和2年4月からぜひとも実施したいと考えております。  2番目、現在、子供のインフルエンザは市区町村が主体となって実施する集団予防を目的とした定期接種とはなっておらず、希望者が各自で受ける個人予防を目的とする任意接種となっております。議員のおっしゃるとおり確かに保護者様には御負担かとは存じますが、現在のところ任意接種である対象疾病への予防接種に対しましての補助は考えておりませんので、どうぞ御理解賜りますようお願いいたします。  2番目の高齢者福祉施策について、3点御質問いただいております。  1番目、介護施設の用地、事業者などの現在の状況ですが、先に述べましたようにレイクフォレストリゾートのホテル部門が閉鎖となり、その部分を高齢者施設に用途変更できないかと調査を行いました。法令上建築基準法等にただし改修による用途変更は問題なく可能でした。  また、バリアフリー法や福祉のまちづくり条例等を加味して積算しましたところ、基本設計に約3,600万円、実施設計に約5,200万円の費用を要するという調査結果となりました。また、新築、増築については京都府からの補助対象となり、事業者に対する補助金はありますが、ホテルを福祉施設に改修することは補助対象とならないということでした。事業者などにつきましては、この調査を踏まえて進めていきます。  2つ目、地域包括事業は何かとは。  地域包括支援センターの事業として答弁します。地域包括支援センターは2005年の介護保険法に制定されてから、南山城村保健福祉センターに設置しました。まず、在宅介護を支える事業といたしましては、社会福祉協議会でのデイサービス、本年度からスタートしました通所型サービスA事業がデイサービスになります。また、要介護3以上の方におむつの助成事業を行っております。介護予防といたしましては、毎週火曜日に介護予防教室、65歳以上の方を対象としたアクティブ体操、40歳以上対象としたはつらつ健康運動教室等を開催しています。  これらの事業につきましては、継続の要望も多々あり、次年度以降も継続してまいります。また、今年度から保健師を1名採用し、保健師3名と社会福祉1名の4人体制で包括支援センターの樹立を図っております。このことにより、住民の方々と密な連絡体制をとることによりどのような介護サービスのニーズを提供できるのかが迅速に対応できるようになってきています。  3つ目、次期計画には宿泊を伴う介護福祉施設を本村に設立することを盛り込むべきだとの御質問ですが、現計画の南山城村第8次高齢者福祉計画、第7期介護保険事業計画の39ページの(7)の介護施設高齢者福祉施設等の整備、①地域の実態を踏まえた施設整備の推進の最後の行に施設整備に取り組みますという記述が議員の御質問の宿泊を伴う介護福祉施設等のことでございます。  宿泊サービスは施設には当たりませんが、次期計画の策定につきましては、今年度において意向調査を実施いたしまして、意向の把握を行い令和2年度におきまして、南山城村高齢者福祉計画、介護福祉事業計画策定委員会を設置し、計画の改定に関する調査審議をお願いし、御意見をいただくこととしております。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  3番目の御質問です。村ホームページなどでの丁寧な情報発信についてでございます。2点、御質問いただいております。  まず1点目、胎児期から小学校入学までの保健師を中心とした親に寄り添う相談活動の魅力発信につきまして、お答えさせていただきます。現在3人の保健師で情報共有しながら、妊娠から出産、育児、子育てに対する不安などに対しまして、その親御さんやお子さんに寄り添いながら日々保健師としての相談活動により、母子支援を展開しているところでございます。相談してくださる住民の方々とは、お互いの顔の見える関係が築けるのは小規模自治体ならではの強みだと考えているところでございます。  村で行っているさまざまな事業の周知や支援策につきましては、対象者の方には個別に案内を送付させていただくなど、一定の事務作業の対応にとどまっているのが現状でございますが、今後はホームページを活用した情報発信にも取り組んでまいりたいと考えております。  2番目です。次に村における移住希望者向けの情報発信の現状についてお答えいたします。
     現在の情報発信手段として、紙媒体では移住パンフレット、ウェブ媒体では南山城村ホームページ、移住支援サイト「むらぷら」、フェイスブック「むらぷら京都府南山城村」と全部で4つの発信手段を運用しております。  南山城村ホームページでは、住宅取得費用を助成する南山城村田舎暮らし定住促進奨励金や村の空き家物件を紹介する南山城空き家バンクなど、移住支援制度を中心に掲載しています。  また、移住に関する総合情報サイトとして、むらぷら、移住促進の活動やイベント情報など、日々の動きをフェイスブックむらぷら京都府南山城村で発信しております。役場及びやまんなかの窓口や、イベント出展用としては移住パンフレットを配布しています。  これら4つの発信手段を総合して村の概要や生活情報、物件情報、移住者のインタビュー、各種イベントの情報に加え、村の名所や行事などの魅力も網羅し、移住後の暮らしをイメージしていただけるような情報掲載を考えており、今後も丁寧な情報更新に勤めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  それでは、1番から順番に聞いていきたいと思います。  子育て支援のための保育料の問題です。本当に来年の4月から実施できるっていう見通し立ちまして、皆さんに喜んでもらえると思います。本当に働きたいお母さんにとっては、子供が遊ぶ仲間がいい、そして子供の発達の場ということで、本当にすばらしいことやと思います。  次、インフルエンザのことなんですが、インフルエンザは1歳になりましたら、1歳から、それから小学校卒業までの間は、2回の接種が必要になっております。中学生になったらもう1回でいいみたいです。そうすると、2回の接種ということになりますと、1回6,000円ですね、お医者さんに聞いてみまして、予防注射して、予防注射しなくて、もし病気になった、インフルエンザになったときはどうなんですかと、実際の医療費はどんだけ要るんですかと、保険じゃなくて、全額ね、やっぱり五、六千はかかるなという話なんです。  ということは、予防注射に6,000円使うか、それとも病気になって医療費として使うかということになるんですよね。それ考えたらやっぱり学級閉鎖になったりしたら、学校自体が学校の行事自体が動かない年度末の学校行事が動かない、授業が進まない、中学生にとっては高校受験ということもあります。そうすると、高校受験する中学生は念のために2回受けたりもしているらしいです。  だから、こういうことを繰り返される学校現場、大変なんですけども、村長さんその辺どう考えますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  庁内でも相談しておりますが、今のところそういった計画は持ち合わせておりません。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  実際にね、去年の場合、小学校では18人、全校生72人ですから、そのうちの18人がかかっております。中学生は3人、思ったより少ないですね、中学生が生徒数40人ぐらいおるんですかね。中学生の場合は、受験生ということでインフルエンザの注射をしている人も多いんやないかなとは思うんですけども、やっぱり同じお金を使うなら、本人もしんどい思いをせなあかんしね、幾らかでも補助をするという方向で検討いただきたいんです。私なんかも予防注射しますが、65歳以上になりますと半額で1,500円で1回で済むんですね、随分気分的に助かります。ことしには間に合わないけども、今後のこととしてぜひ考えていただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  予防は大変大事なことと思っておりますので、そのほうがね、発症するまでに安くつくと、おっしゃるとおりでございます。きょうもいろいろ高校生の定期の補助とか、それから18歳未満の医療の無償化とか、ゼロ、2歳のほうは何とかいたしますけども、また予防注射といろいろそういった補助のことをね、たくさんきょうは言われております。一つ一つそれに答えていきたいと思っておりますので、まず、来年はゼロ、2歳、また次のほうの医療のこととか検討していきますので、もう少し予算措置を考えてから実現するように考えてまいります。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  既に、隣の和束町では一部補助もしている、和束の場合は就学前の子供に対する補助みたいですけどね。実際高校卒業までの医療費の無料化もやってますし、また、前向きに検討いただきたいと思います。  じゃあ続いて、高齢者福祉についてお伺いします。  もう朝からの話、2人も既にされてますので、そういう話聞いてまして、特養は村には無理やと、実際に改修の場合には補助金が出ないと、そういうことをいろいろ含めましてね、でも実際、この村には670人の75歳以上の方がおられます。今現に施設を利用している方がショートステイに行ってる方の数字ももう既に出ています。ということでいろいろな状況を考えました。  それから、村の人からの希望も聞きますと、やっぱりこの村の中にあればいいなと、中には他地域に娘さんなんかがいて、他地域の施設に入りたいって入ってる方もありますけど、やっぱり現に村の中に住んでる方はやっぱりこの村の中に欲しいという、そんなに大きなん要らんと、小さいのでええからという声もよう聞くんです。そういうことを考えますと、例えばこういう条件があればいいんじゃないかなと思うんですが、村長さんどう思うか、後でお聞きしたいと思います。  まず、今の計画にあるようなお泊まりデイ、あれ介護保険使えませんからね、だから、まず一番、1点目は介護保険が使えるということ。  それから2つ目は村内にあって、村民が利用できるということ。特養ができてもよその人が来て村民入れんかったら何もなりませんから、村内にあって、村民が利用できるということ。  それから、3つ目は、月々の利用額が高額でないということ。  それから、4つ目はデイサービスもできるし、ショートステイのような夜も利用できるという、夜間の安心ですね。  それから、5番目は規模は小さくてもよい。  そして、ここが大事なんですが、6番目、建設費です。先ほどからいろいろ出てますけども、国からの補助金、府とか、そういう補助金がとれないような施策では意味がないということで、これをずっとね、条件合わせて考えますと、小規模多機能型の介護施設というところに、私の中では結論がいくんです。この小規模多機能型といいましても、看護つきの小規模多機能もありますし、いろいろあるんですけども、そういう感じの施設がどうかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  私以上に熱心にこういった調査をしていただきまして、本当にありがとうございます。今、御提案されました。こういった施設がですね、この村にかなったものであるということでしたら、前向きに取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  ここに私の友達が、私小豆島の出身なんですけど、その友達が退職、医者をしてたんです。学校出てから大阪方面で、退職してからもうふるさとに貢献したいということで、御夫婦で小豆島へ帰りまして、介護施設をつくった。これ見ていますとね、一遍につくるんじゃなくて、1つつくって一定軌道に乗ったら次つくるというのでね、平成24年からに立ち上げて、そこからほとんど毎年のごとくふやしていって、今では村中に8つほどあるんです。自分自身医者やったから、自分も奥さんもで、2カ所に病院開いてと、これ見てね、できないことないんやと思ったんです。  ぜひ、検討いただきたいし、それから、先ほどの議員が言われてましたように、以前ね、村のほうから当時の副村長のほうからこういう施設どうやというので、泰阜村へ行った、小さな村です。そこの村でいろんな種類の事業をやってたんです。それに村の総務委員会も一緒になって見させてもらって、わあこれでできるんかなと思って期待してたんですけど、できなかったんですけどね。  だから、行政だけが行くとか、総務委員会だけでやるとかじゃなくて、この事業については本当に一緒に考えていくっていうことを前向きに検討いただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  了解です。先ほども梅本議員さんのほうから御質問ございまして、参事がお答えしたように、総務厚生委員会のほうで情報を交換させていただきまして、また情報の共有もさせていただき前向きに取り組んでいきたく存じておりますので、ぜひともいい案をおかしいただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  そしたら、2番目のことで、地域包括事業です。この地域包括事業で、この計画見ますとね、第7期ですか、これの計画に入っているのは介護人材の育成をするっていうことと、それから、生活支援を担うボランティアを養成するって、その2つしかないんです。前の村長はだから福祉施設をつくるって公約した覚えがないって最後には言わはったんですけど、だから、この計画の中に入っていないとつくれないんですよ。だから、それを検討するんが来年なんですけど、来年ね、今も進行中なんですが、介護人材の育成の、それからボランティアの養成というこの2つはどういう達成状況ですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  その点につきましては、保健福祉課長ないし担当課長のほうからお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長兼保育所長」 ○保健福祉課長兼保育所長(杉本浩子君)  介護人材の育成につきましては、昨年度も開催をいたしておりましたけれども、これは雇用促進協議会が事業主体となって、そういうセミナーを受講者を募集いたしまして、今現在ですね、12月最終的には、実施日時といたしましては10月2日から12月25日までの全13講座という形で、今、保健福祉センターの会議室のほうで中心になって雇用促進協議会さんが受講者を募って、定員10名のところ、ことしについては10名よりちょっと上回った人数が受講していただけてるといったことになっておりますが、昨年度の実績を見ますと村の中で定着して働いていただいている方も実際鈴木議員も御承知かと思われますけれども、通所サービスA事業のほうでニュータウンのふれすこでやっております、そちらのほうでも介護職員として定着をして一定介護保険事業に携わっていただいてると、そういった形になっておりますし、また、地域において、特に高尾地域になるんですけれども、そちらのほうでは生活支援という形でも入っていただいている方がいるということで、社会福祉協議会からの情報によりますと、そういったところでも定着をして働いていただいているということがありますので、今年度につきましては、ちょっとことしについては男性の方の受講が多いということなんですけれども、介護といいましても、いろいろ送迎であったり、サービスなかなかちょっとうちのほうの通所サービスAにつきましてもなかなか送迎の問題とか、いろいろ保健師が実動部隊が送迎までやっているような状況もありますので、そういった形で定着をしていただければありがたいなというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  施設を始めるにしてもね、やはり中心になる人にはきちんと資格を持った人が必要だと思うんですけど、こうやって研修受けた方がまた新しい施設ができたときには入ってもらうと、その入ってもらいながら、また研修もしてもらうっていうことでね、すごくこの事業、去年から始まったんですよね、去年からね。来年で3年目なんですけども、だから、合計30人以上の方が研修受けられるってことになると思うんで、ぜひぜひこの人たち大事にしてほしいと思います。  それから、今現在、済みません、はつらつ教室のことです。介護予防のはつらつ教室です。これ40歳以上の対象なんですが、この計画では2,100人見込みということになっております。それから、配食サービスも2,200人見込みということになっておりますが、時間もったいので言うてしまいます。  はつらつのほうは1,792人ですね、去年、それから配食のほうは2,027人ということで、やっぱり見込みというか、見込みというのは目標やと思うんですが、それよりもはるかに少ないということで、これの宣伝もっとしなあかんのじゃないかなと。特に、はつらつ教室は1回たった50円です。子供の小遣いよりも少ないような値段で週に2回、これはね、本当に喜んでおられます。もっともっと宣伝してほしいなと思いますがいかがですか。これ、来年度の事業もっと重視してほしいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課担当課長」 ○保健福祉課担当課長(田中 智君)  村長の答弁にもありましたように、継続の要望が多々ありますので、次年度についても継続してまいります。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  あとのホームページの話のとこでも言いますけども、もっともっと宣伝するというか、その方法を工夫してほしいと思います。  では次、最後に介護施設を本村につくることには前向きに頑張るというのを聞きましたので、ぜひ介護計画に来年作成していく、介護計画の中に今はないんです。だから、きちっと何を幾つつくるっていうのを入れてほしいと思います。  では次、ホームページの話にいきます。ホームページは、これ言っているのは一番の幼児から就学前の話ですね、これは私がヒントにしたのは、北欧の子育て、特に有名なのはフィンランドでは「ネウボラ」とか言うんです。「ネウボ」というのがアドバイス、「ラ」っていうのが場っていうらしいんですが、妊娠わかったときからずっと就学前まで保健師さんが寄り添って相談に乗ってっていうそういう場があるんですね。子供も連れてきて一緒に相談するという。それをね、村はどうなっているかって聞いたらね、もうできてるわけですよ。  保育園に行ってる子が40人余り、数は微妙に変動してますけど、そして、保育園に行ってない子が9人、その9人のほとんどはひよこ広場に行ってるんですね。ひよこ広場というのは、月に8回ありますかね、週に2回だから、だから本当にもう月1回お母さんに会うぐらいのそんなんじゃなくて、行っていればもう本当に頻繁に子供を連れてお母さんが行く、そこでおやつも保健師さんの手づくりのおやつも一緒に食べたりとかね、交流ができるし、保健師さんがちょっと席外している間にお母さん同士があなたの妊娠の時期はどうやってと、私はつわりがきつくてつらかったとかね、そんな話もいろいろしているんですね。  だから、本当に今こういう場が村の中にある、それを発信してほしいんです。それを発信してほしいんです。ホームページ開けて子育てのために、だから、そういう、それだけじゃなくてやっぱり保育料要りませんよ、給食費やそういうのも要りませんよというね、通学費だって自分で通学費出してる地域もあるんですね、世の中には。  だけど、小学校、中学校の通学費は今要らないじゃないですか、そういうのも全部含めてね、それから、保育園じゃないわ、図書室へ行けば、図書室関係ではブックスタートっていうのをやってます。健診のときに合わせてね、ブックスタートっていうので、新しく生まれた赤ちゃんに絵本を提供しているんです。  そういうね、取り組みを全部どういうんかな、あれは教育委員会やから、これは保健福祉課やから、これは地域包括やからというんじゃなくて、受け取るほうの立場でホームページを見ればこういうことが村ではあるんだということがわかるようなそういう発信をぜひしてほしと思います。お願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  隣の木津川市さんなんかは、かなりそういったとこに重点的に子宝課まであるぐらいですから、非常に充実しております。その点、ちょっとうちのほうの村がちょっと不十分だという御指摘かと思いますので、そういった広報についてはですね、もう少し力入れてさせていただきますし、また、先ほどのひよこクラブさんのお母さん方もですね、そういった今いろんなメディア、メディアといいますか、SNSとか、ラインとかありますから、うちの村でこんなんありますよというのを、またね、お互いに発信していただくというのをまたしてもらったらどうかなというふうにも感じます。そのように進めてまいります。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  今は、子育てを中心に話させてもらったんですが、これと同じような観点でね、移住して来たい、村、村外にいる人、私友達、若い人はね、俺の友達も村に帰ってきたいと思ってるけど、ホームページ見てもさっぱりわからんと、どんなあれがあるんかわからんと、そういうのが見たらずっとつながってわかっていけるような、先ほど4カ所ほどの話がありましたけども、それが1カ所開けたら次々つながっていくような、あそこも見れる、ここも見れるというそういうふうなホームページをつくっていただけたらと思います。  これは、高齢者支援の場合でもそうだし、若者移住してきた人たちの住宅問題でもそうやし、例えば住宅問題やったらこういう住宅の補助がありますよとか、住宅改修ができますよとか、結婚したら結婚祝い金出ますよとか、そういうね、あれを全部ひっくるめたようなホームページ、これは何か1人、それにかかり切らなあかんかなという気はするんです最初は、と思うんですけども、よく言われるのがね、何か古いままやというのよう言われるんで、私らも検索するのはあんまり得意じゃないんですけどね、1つ見てこれはええやんと思って、ついつい見てしもたんが、パソコンで南山城村というのを検索したら、むらぷらというの出てきたんです。むらぷらってなんやろなと思ってみたら、ずっといろんなことが出てくるんですね、やまんなかの話も出てくるし、だから、こういうのをいっぱいつくればいいんやないかなと思いましたが、いかがですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今、シティマネジャーさんがこの村におられまして、今、IoTとか、観光とか取り組んでもらってるんですけどけども、その人の指摘もホームページはやっぱり貧弱だなということで、その脆弱な面もありますし、そこもう少しそこを充実しようということで、話し合いもしております。我々にはそういった視点というのは持ち合わせてませんので、今回、物すごくいいお話をいただきましたんで、そういったものを踏まえてですね、もう少し、ホームページの充実することにも取り組んでまいります。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員
    ○5番(鈴木かほる君)  ホームページというのは、どっちかいうたら若者向けで、次は高齢者、高齢者向けって変ですけども、亡くなったときにね、私もそんな亡くなった人の手続に自分の家族で行ったことないからよくわからないんですが、とにかく、ただ死亡診断書というか、何かそれを届けたらそれで終わりじゃなくて、保険の関係やとか、とにかくいろんなところに関係、役場の中だけでもあるみたいです。これはあの課に行ってください。これはこの課に行ってくださいというので、役場の中をうろうろしなあかんというふうな話も聞いたことがあるんです。  特に、人が亡くなったときというのはもう家族も動転していますしね、そんなゆっくりしている場合じゃないし、それでそういうのを例えば1枚の紙にこんな届けが要りまして、それこれせめて、それはこの課ですとか、それはここですとか、こういうものが要りますとか。  欲を言えばある、あの町どこやったか忘れましたけど、ある町では、そこへ行けば全部その場所で、いろんな課のやってること全部死亡の届け出に関してはここで全部やりますよということをやってる自治体もあるみたいなんですけど、それができれば一番いいですけどね、できなければその1枚の紙で全部がわかるというそういうのが欲しいなと、それは死亡のときだけじゃなくて、例えば出産とか、結婚とか、いろんな場面でそういうのが行ったら担当者からこれですっていうて、こういうのがありますよって言うて、詳しく知りたかったらこれですよみたいなのがあればいいかなと思うんですが、いかがですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  私もそういうふうなシステムがあれば本当に便利かなというふうに思いますが、ちょっと現状ちょっとよくわかってませんので、現状はどうなっているかというのちょっと保健福祉課でよろしいですか。ちょっと教えてもらいたいと思います。その中でまた改良する点があるかどうかちょっと一緒に聞きたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長兼保育所長」 ○保健福祉課長兼保育所長(杉本浩子君)  まず、死亡届に関しましては、その日で済む届け出とまた以降に御足労いただきまして、提出していただかないといけない手続だとか、いろいろございますので、その日一日で済めば、済むで一番いいんですけれども、それは該当される方に対しまして、いろんなサービス提供をさせていただいている中で、どういった手続が必要だとか、例えば、そこのおたくから誰もおられなくなるようでしたら、高度情報ネットワークどうされますかとか、そういったところまで、あと水道ですよね、いろんな保健福祉課だけにとどまらずいろんな案内を保健福祉課の窓口の職員から総務課につないだり、建設水道課につないだりっていう形をとらせていただいてますので、日々のそのホームページで足りない分につきましては、窓口での親切丁寧な応対ということで、心がけてはおります。  出産に関しましても、いろいろ子育ての関係の医療の受給者証であったり、いろいろ発行すべきものとか、それぞれありますので、そういった窓口対応によって今はちょっと対応させていただいているというような状況でございます。  ただ、ホームページに関しましては鈴木議員おっしゃられますように、ほかの自治体見てますと、いろいろ結婚した場合とか、出産された場合とか、いろいろその届け出についても、くまなく書かれているものもあるんですけれども、なかなか日々の事務に追われておりまして、そこまでのサービス提供というのができてないっていうのが、ちょっと現実でございますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○5番(鈴木かほる君)  これやろうと思ったらそれにかかり切るぐらいの人をその時期には最初できるまではね、必要かなというふうには思いますので、でもちょっと心の中に置いといていただきたいと思います。  このね、情報発信っていうのは、今、宣伝の時代なんですよね、だから、私の田舎でもオリーブオイルをつくってる会社があるんですけど、A社とB社、A社はすごくうまいんです。こちらのほうは昔からあるんですよ、だけど、こちらのほうがうまいんです。画面見ただけでぱっと目を引くんですね、こっちのほうが今有名ですよ。  だから、本当に村もそういう意味では情報発信上手になって、有名な京都府唯一の村になってほしいなと思います。  時間ちょっと早いですが終わります。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の一般質問は終わりました。  以上で、一般質問を終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。  本日は、これで散会します。  なお、次の本会議は12月9日、午前9時30分から再開します。  皆さん、御苦労さんでした。                   (散会15:54)...