南山城村議会 > 2019-03-07 >
平成31年第 1回定例会(第1日 3月 7日)

  • 老人ホーム(/)
ツイート シェア
  1. 南山城村議会 2019-03-07
    平成31年第 1回定例会(第1日 3月 7日)


    取得元: 南山城村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成31年第 1回定例会(第1日 3月 7日)         平成31年第1回南山城村議会定例会会議録       (平成31年3月7日〜平成31年3月26日 会期20日間)    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――              議  事  日  程  (第1号)                          平成31年3月7日午前9時34分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  日程1〜日程4    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  廣 尾 正 男 君       5 番  吉 岡 克 弘 君    副議長   奥 森 由 治 君       6 番  コ 谷 契 次 君    ※1 番  中 崎 雅 紀 君       7 番  梅 本 章 一 君    ※2 番  北久保 浩 司 君       8 番  北     猛 君
        3 番  齋 藤 和 憲 君       9 番  奥 森 由 治 君     4 番  鈴 木 かほる 君      10 番  廣 尾 正 男 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員       なし    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員     なし    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      手仲圓容 君       副村長     山村幸裕 君    むらづくり推進課長            総務課長    辰巳 均 君            岸田秀仁 君    保健福祉課長  山本雅史 君       税財政課長   杉本浩子 君    産業生活課長  廣岡久敏 君       保育所長    木村啓子 君    建設水道課長  末廣昇哉 君       建設水道課長補佐                                 奥西秀樹 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    栗本保代 君    書記    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(廣尾正男君)  皆さん、おはようございます。  第1回定例会に御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、平成30年度補正予算並びに平成31年度当初予算のほか、条例の一部改正等を中心に招集されています。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議をいただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いします。  それでは、ただいまから平成31年第1回南山城村議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(廣尾正男君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、1番議員中崎雅紀議員及び2番議員北久保浩司議員を指名します。なお、以上の両議員に差し支えある場合には、次の号数の議席の方にお願いします。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(廣尾正男君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月26日までの20日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声) ○議長(廣尾正男君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から3月26日までの20日間に決定しました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(廣尾正男君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る1月31日、京都平安ホテルにおきまして、京都府議会、市町村議会の正副議長合同研修会が開催され、奥森副議長とともに出席いたしました。「平成31年度の地方財政運営について」と題し、西脇京都府知事を講師に国と京都府の財政状況、地方財政計画、京都府の平成31年度当初予算の概要などについて講演を拝聴し、京都府議会議長及び副議長、山内副知事、山下副知事、舟本副知事を交え、各市町の正副議長と意見交換会を行いました。  また、2月22日、京都府町村議会議長会第69回定例総会において、全国町村議会議長会表彰の伝達式が行われました。議会議員として、27年以上の在籍者2名、15年以上の在籍者3名にそれぞれ自治功労者表彰が手渡されました。  また、平成29年度決算並びに平成31年度の事業計画及び当初予算3,320万円がそれぞれ全会一致で認定、可決されています。  以上で、議会報告を終わります。  続いて、村長から「行政報告」の申し出がありました。これを許します。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員の皆さん、おはようございます。  今年の冬は暖冬と言われながらも寒い日が続いたりいたしましたが、ようやく春の訪れを感じるようになってまいりました。  本日ここに、平成31年第1回南山城村議会定例会の開催をお願いを申し上げましたところ、議員の皆様方には公私とも大変御多用の中、全員の御出席をいただきましてまことにありがとうございます。  議員各位におかれましては、平素から本村行政の推進に何かと御理解と御尽力をいただいておりますことに、心から厚く御礼を申し上げます。  さて、政府が発表した「平成31年度の経済財政運営の基本的態度」では、国の経済動向を踏まえた上で、今後の経済財政運営に当たっては、引き続き、「経済再生なくして財政健全化なし」を基本とし、600兆円経済と財政健全化目標の達成の双方の実現を目指す。とした上で、持続的な成長経路の実現に向けて潜在成長率を引き上げるため、一人一人の人材の質を高める「人づくり革命」と、成長戦略の核となる「生産性革命」に優先的に取り組む。としております。  また、希望出生率1.8、介護離職ゼロの実現を目指すとともに、生涯現役社会の実現に向け、高齢者雇用促進のための改革等を実現し、全世代型社会保障制度への取り組みを進め、少子高齢化という最大の壁に立ち向かっていくということでございます。  さらに、農林水産業を初めとした地方創生、国土強靭化、女性の活躍、障害や難病のある方の活躍、働き方改革、外国人材の受け入れなどの施策の推進により、経済の好循環をより確かなものとし、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる一億総活躍社会の実現を目指す。としております。  本年10月に予定されている消費税率の引き上げに伴う対応については、引き上げ前後の需要変動を平準化するための十分な支援策を講ずるなど、あらゆる施策を総動員し、経済の回復基調が持続するよう、2019年度、2020年度当初予算において臨時、特別の措置を講ずる。としております。  一方、京都府においては、総額約8,897億円となる平成31年度一般会計予算案を編成し、2月6日開会の府議会2月定例会に提案をされました。  本予算案では、昨年4月に就任した西脇知事にとって初めての編成された当初予算で、待ったなしの課題である少子化、人口減少に手を打つ「子育て環境日本一」への挑戦、文化庁の移転、スタジアム、経済センターの完成などを見据えた文化、スポーツ、観光振興や産業政策の新展開、昨年の災害の教訓を踏まえた防災・減災対策や健康長寿社会づくりなど安心・安全の向上、そして、これからの基盤となるまちづくりに、連携を重視して重点的に取り組むものとなっております。  本村といたしましても、国の動向を注視しつつ、京都府と連携しながら本村施策の展開を図っていかなければならないと考えているところであります。  続きまして、村の状況を報告させていただきます。  まず、消防関連でございますが、本年1月13日、消防団員130名の出動のもと南山城村消防団出初め式を、やまなみホールにおいて挙行いたしました。当日は、優良消防団員の表彰とともに、昨年10月に富山県で開催された全国消防操法大会への京都府代表として出場した第2分団第1部・2部のチームに対し特別表彰を行った後、放水訓練が披露されました。  1月14日には、相楽東部広域連合教育委員会主催の成人式が、やまなみホールで開催され、本村を初め笠置町、和束町から晴れ着に身を包んだ60名の新成人が集まり、新しい門出を祝いました。  また、2月3日には、南山城村総合型地域スポーツクラブ主催の第5回高山ダム駅伝が高山ダム周辺コースで開かれ、近畿一円から約560人の若者が村に集結しました。今回も、タレントの森脇健児さんがメンバーとして参加され、好天に恵まれた絶好のコンディションの中、全員がよい汗を流しておられました。  2月8日には、京都府茶品評会の表彰式が行われました。21日の村茶業者大会でも報告させていただきましたが、煎茶の部で株式会社お茶の木野園さんが1等1席で近畿農政局長賞、京都府知事賞を受賞されたほか、多くの出品者が入賞を果たされました。当村におきましても19年連続、通算26回目の産地賞をいただくことができました。  これらは、府内の茶農家の中では群を抜いた高い技術レベルが評価されたもので、今日までのたゆまない努力と長年培った技術の結晶であり、受賞された方々に改めて感謝と敬意を表したいと思います。  2月17日から23日までの間、生涯学習フォーラム2019が村文化協会等の主催によりまして開催され、初日は式典の後、落語家の桂 花團治さんによる特別講演や村内のサークルの舞台発表、作品展示を初め、体験コーナーや、恒例となっております直売所の「しいたけ・鍋まつり」が同時、開催されにぎわいを見せていたところでございます。  以上が簡単ではございますが、最近の状況報告を報告させていただきます。  続きまして、平成31年度の施政方針を述べさせていただきたいというふうに思います。  初めに、日本経済は、本年2月の内閣府の月例経済報告によれば、「景気は緩やかに回復している」として、その先行きについては、「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある」としております。  政府は、一連の自然災害の被災地の復旧、復興に向けて取り組むとともに、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方を同時に実施していくとし、さらには、全ての世代が安心でき、活躍できる「全世代型社会保障制度」を実現するため、労働制度を初め制度全般の改革を進め、また、10月に予定されている消費税率の引き上げを控え、経済財政運営に万全を期するとしております。  これらを踏まえ、昨年度末に政府は、昨年度比3.8%増の一般会計総額101兆4,564億円と7年連続で、過去最大を更新する2019年度予算案を閣議決定をいたしたところであります。  歳出面では、社会保障関係費で、前年度と比べて1兆704億円増の、34兆587億円。特に、本年10月から始まる幼児教育無償化に3,882億円を充てております。  また、公共事業関係では、15.6%増の6兆9,099億円となっており、中でも重要インフラの緊急点検、結果等を踏まえ、防災・減災、国土強靭化のための緊急対策を3年間で集中的に実施することとし、本年度分として1兆3,475億円を充てております。  一方、歳入面では、景気回復による税収の伸びや、消費税増税分を見込み、税収を5.8%増の62兆4,950億円と見積もったのを初め、税収の大幅増を受けて新規国債発行額は、9年連続減の32兆6,598億円となっております。  政府は、この予算案を平成31年1月召集の通常国会に提出し、年度内の成立を目指しているところでございます。  次に、京都府の平成31年度当初予算案ですが、知事選で骨格予算となった前年度当初と6月補正をあわせた額より2.2%増の総額約8,897億円で、「人口減少や少子高齢化、相次ぐ災害など、前例のない課題に立ち向かう」としながら、各施策を「子育て環境日本一への挑戦」、「京都力を生かした文化・スポーツ・観光振興」、「京の産業の新展開」、「暮らしの安心・安全の向上」「未来をひらくまちづくり」の5本の柱ごとにまとめ施策を展開するものとなっております。中でも、子供を育てやすい職場づくりや、仕事と育児の両立といった子育て支援策に約221億円、防災や減災、国土強靭化に向けた基盤整備に約794億円を盛り込んだものとなっております。  このような社会・経済情勢を踏まえ、また、国や府の動きを注視しつつ、これらの重点施策に対応するとともに、本村の将来を見据えながら、村政運営に取り組む必要があると考えているところでございます。  これらのことから、本村においては平成31年度当初予算の編成は、次の財政見通しに基づき行いました。  歳入面においては、引き続き就労人口の減少等に対する個人住民税の減収及び宅地の時点修正等による固定資産税の減収等が見込まれ、村税の全体としては平成30年度当初予算額と比較して微減と見込まれております。  また、地方交付税は総務省の概算要求から見た地方財政全体においては、ほぼ前年度水準が確保される見込みでありますが、個別要因において変動があるため不確定な部分が多いと見込まれます。  一方、歳出においては、昨年度に引き続き「南山城村まち・ひと・しごと創生総合戦略」等に基づき、今後も進んでいく少子高齢化社会への対応や若い世代への就労、結婚、子育ての希望を実現するとともに、本村が持つ魅力を最大限に引き出し、真に住み続けたい、住んでみたいと思える村づくりを実施することが求められております。  このような中でありますが、平成31年度の当初予算につきましては、6月に首長選挙が予定されているため、義務的、経常的な施策を中心とした予算を計上する「骨格型予算」としており、政策的経費につきましては、債務負担行為を設定している事業、特に当初予算において計上を必要とするものを省き計上を保留し、首長選挙後に補正予算として対応するものとしておりますが、地域包括支援センターを中心として、在宅福祉サービスの充実等に取り組むため、保健師を増員をいたしました。  また、観光産業を振興するために、観光係を設置し、村の活性化を図ってまいりたいと考えております。  このようなことから、一般会計総額では、昨年度当初比で5.6%マイナスの23億3,696万1,000円となっております。  村といたしましても、第4次総合計画に掲げる「自然が薫り、きずなが生きる自立する村!みなみやましろ」を目指し、「むらで暮らし続ける」ことの実現に向けて、限られた財源の中で、村民の皆さんの生活を豊かにするため、あらゆる施策を効果的に実行していかなければなりません。  「つぶさない村」を掲げて就任して12年がたとうとしておりますが、私がこれまで取り組んできた「地域活性化」の施策は、道の駅の完成や企業誘致によって、一歩前に進みましたが、これで終わりではなく、さらに先に進んでいかなければならないと考えております。  今年は、改元が行われ、新しい元号となり、時代は平成からその先に向かっていくことになりますが、私の手がけた村づくりも未来をしっかりと見据えながら、さらに先へ展開していかなければならないと考えておりますが、議員の皆様方には、これらの間、村のため幾多の議論を重ね、私の行政運営に対し数々御意見をいただきましたことに心から感謝申し上げ、あせて、さらなる御理解と御協力を賜りますことをお願いを申し上げまして、私の今任期における最後の施政方針とさせていただきます。  それでは、本定例会に御提案申し上げております案件は、条例の一部改正が2件、補正予算が4件、当初予算が6件、その他3件でございます。御提案させていただきました議案につきまして、よろしく御審議をいただき、御可決いただきますようお願い申し上げまして、諸般の報告並びに施政方針とさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(廣尾正男君)
     これで、村長の行政報告は終わりました。  なお、例月出納監査報告は、お手元に配付しておりますのでごらんおきください。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  ◎日程第4 一般質問 ○議長(廣尾正男君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は6名の議員から一般質問がされます。最初は、奥森由治議員、北久保浩司議員、中崎雅紀議員、梅本章一議員、鈴木かほる議員、齋藤和憲議員の順で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される理事者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願い申します。  それでは、最初に、9番議員奥森由治議員の一般質問を許します。  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  議長の許可を得ましたので、通告書に基づき、3つの点について質問をいたします。  まず、1つ目、土地利用計画についてであります。  道の駅周辺及び公共用地先行取得地等の土地利用計画において、平成30年度中に一定の考え方、方針をまとめるべき進めていると、第4回の定例会の私の質問に対して答弁をされておりますが、一定の方針がまとまったのかお伺いをいたします。  次に、高齢者生活支援であります。  買い物弱者対策としての施策は、今年度中には結論を出したいと第3回定例会に答弁されているが、現在どのような状況になっているのか、お伺いをいたします。  次に、村の重要施策についてであります。  少子化が進み、高齢者施策の充実、医療施設の整備、道の駅等を中心とした地域の活性化、移住定住の促進等、多くの課題が山積する中で、本年6月で手仲村政12年の区切りとなます。今後どのように村政を進められるのかお伺いをいたします。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の発言の制限時間は、10時43分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、奥森議員さんの質問にお答えをしたいというふうに思います。  まず、1点目の土地利用計画についてということでございまして、道の駅の周辺の公共用地の取得した件も含めて、一定の方針がまとまったのかということでございます。お答えをいたします。  平成30年12月議会でもお答えさせていただいておりますが、土地利用計画でございますが、道の駅ができたこと、また、その周辺には保健センターや保育所、小学校という行政施設もあり、さらには今後、周辺には菌床シイタケ工場もできることから、道の駅周辺につきましてはゾーニングを図る必要があると考えており、平成30年度中には考え方の決定をしていくとしております。  現在、構想書として考え方をまとめるべく、各所管課が協議を進めている段階でございまして、各所管課の協議では、上位法令、計画などである農地法や森林整備計画、砂防法や日本遺産である茶畑景観などを含めて、全体の構想の意見を出し合って協議をしているところでございます。  道の駅の周辺につきましても、菌床シイタケ工場や道の駅ホテルなど開設もございますし、さらには養豚場跡地利用を含めて考えていく必要もございます。  3月末には、構想書として一定の村の考え方を提示していきたいと思いますので御理解をいただきたいというふうに思います。  なお、土地利用計画につきましては、構想書を基本として、具体的に図面に反映させるなどの作業を、来年度以降にまとめていく予定となっておりますので、御理解をいただきたいと思います。  次に、2番目の高齢者生活支援ということで、買い物弱者対策、現在どのようになったのかということでございます。  南山城村では、これまで平成29年4月に道の駅の道の駅お茶の京都みなみやましろ村を開設し、農林産物や食品、日用雑貨等の買い物ができる地域振興拠点を整備してまいりました。こういった中、道の駅をモデルとして高齢者買い物支援という発想で御用聞きAIの実証実験を3年間行ってきたところでございます。  システムとしては一応の完成をしておりますが、この実証実験の間において、さまざまな課題があり、課題の解決には現実問題として時間がかかることから、防災行政無線、バスの時刻表の見える化や救急健康ダイヤル24への接続など、行政パートAIが急務として、現在、進めているところでございます。  また、高齢者買い物支援対策として、AIを活用した受発注、配達には、山間僻地の村にあって、AIで注文をしたとしても、その品物を運ぶ事業所、あるいは輸送に係る経費負担など、解決していかなければならない部分もありますが、高齢者買い物支援としてのAIの導入について取り組んでいるところでございます。  さらには買い物弱者対策といたしましては、以外にも、道の駅が開設したことから、村営の無料バスの運行を行い、道の駅へのアクセスができるよう施策を講じてきたところでもございます。  一方、南山城村社会福祉協議会では、住民参加型在宅福祉サービスの1つとして「まごのてサービス」があり、提供会員の協力のもと買い物の代行が行われていると聞いております。  また、社会福祉協議会の1支部では、高齢者の皆様と買い物に同行するという地域での共助による活動が行われている状況になっております。  こういった状況をどうぞ御理解をいただきたいというふうに思っております。  次に、3点目の重要施策についてということで、いろいろ山積する問題、村の問題がある中で、本年6月で私の任期が一応終わるいうことで、今後どのように村政を進めていくのかいうことでございます。お答えします。  村政を預からせていただきまして、この6月で3期12年を迎えさせてもらうことになりました。  思いおこせば、交付税が下がり借金である公債費比率が上がり、負のスパイラルに陥りそうな中、「村をつぶさない」という公約で村長として当選をさせていただきました。  何とか赤字再建団体としては無事にならずに済み、村の貯金と言われる財政調整基金も少しはふやすことができたため、村政を守りから攻めに転じようとしたところ、日本創成会議で消滅可能都市として、全国で17番目、京都府で1番先に名指しをされた。潰れてしまうというふうに言われたところでございます。特に、人口減少がクローズアップされたところでございます。  村の存続を見据えた上での伊賀市との定住自立圏の形成や、村を預かる者といたしましては、これまでの決まった行政のみの政策だけにとどまらず、住民を巻き込んだ、地域の人が自分たちで考え実行できる施策をとの思いで「やまんなか」に代表される、移住定住施策による他所からの人口の呼び込みや、雇用の場をつくり、地域力を高めるため、また、住民の交通安全対策としての国道163号バイパス完成と、道の駅の実現、完成は2020年予定と先の話ではありますが企業誘致の成功、または、今まで当たり前のように言われていますが子供さんの医療費の無償化など、多くの事業に取り組んできたところでございます。  今後、どのように村政を進めていくのかという御質問でございますが、6月に村長選挙がありますので、現在進めております医療施設と道の駅ホテル、菌床シイタケ工場の完成は継続しているものでございますので、行政の方でしっかりと詰めてオープンまでしっかり取り組んでいかなければなりません。  さらに長年課題でありました養豚場悪臭対策の解消はできたものの、跡地利用計画を推し進めなければなりません。  また、観光政策にもこれまでと違った、人が来るだけでなく、村にお金を落としてもらえる、かつ、小さな村をPRしていける観光をしていかなければならないと考えております。  いずれにしましても、6月村長選挙後に、さらに村が発展していけるよう施策を検討していく必要があると考えているところでございますので、どうぞ、御理解をいただきたいというふうに思います。  以上、奥森議員の質問にお答えをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それでは、土地利用計画について、お伺いをいたします。  今、村長の答弁では3月中には、一応ゾーニングというんですか、一定の方向ができるんやというふうには口頭ではお聞きをしたんですけども、3月ってかてもう残りわずかでございます。もう3月議会中でもございますし、一定どの辺まで、もう少し詳細にお伺いできますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今、担当の課で鋭意階層化されて取り組んでおりますんで、むらづくり推進課長のほうからその経過についてお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  奥森議員の質問につきまして、答弁をさせていただきたいと思います。  ゾーニングと一言で申し上げましても、先ほど村長の答弁にもありましたけども、具体的にこの地域を色引きするなり、線引きするなりするということは次年度以降というふうな形でございます。  現在、各関係課集めまして、あしたもまた会議はするわけですけども、構想書というもので、まず全体的な村の背景から入りまして、現況、そこから入りまして今、各所管課で持ち寄っていただきますのは、先ほど村長の答弁にもありました上位法令なり、現在進めてる整備計画並びに構想、そういうふうなものをあわせた中で、どういうふうな何たらゾーンとかいうふうにしていくのか、景観エリアとしていくのか、企業エリアとしてくのか、もしくは住居地域としていくのかということで、現在、地域別、地域別の土地利用の目標というふうな形で現在、構想といった概要にはなるんですけども、構想書というものをつくっております。  一般的には住居地域、農業地域、景観資産地域とか、企業活動地域とか、あと、小さな拠点地域とかいうふうな形で今のところ構想書を進めております。  以前には、村づくりの構想として各地域別というふうな色分けはしてたりもしております。あと、既成の都市構想図というふうな形でかつては農業振興ゾーンだとか、地域振興ゾーンだとか、水辺のレクリエーションゾーンとか、行政文化福祉の核作りゾーンとか、いうふうな形で過去にでもですね、ゾーニングというふうな形で基本構想をつくっていただいておりますので、ここも参考しながら、進めているというのが現状でございます。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  何や、説明聞いたら余計わからんようになりました。そんなこと聞いてんやない、もっとざっくりでいいんですよ。いうたら道の駅がありますと、道の駅に、隣へホテルができますと、それをあの周辺でどう生かすかと、もっと実態に即したね、まだ農地も余ってるわけですわね、現に。何を言うてるかいうたら医療施設の用地を取得しますということで、議会で債務負担行為を認めたところに、急にホテルができますとかいう話になっちゃう。農振農用地である殿田地区の農地ありますね、そこへ公共用地の跡地利用の話から発展して163の周辺やということになると、当然もう今山のあの辺しか用地的にないということだろうとは思うんですけども、農地に菌床の工場ができたというような実態あるわけですね。  そやからそれを踏まえて、今後、道の駅がある、ホテルができる、菌床の工場もできるということになったらあっこの残ってる農地の周辺ですね、殿田の周辺は道の駅の関連の、いうたら観光農園っていうんですか、実際、花を植えるとか、サツマイモの掘ったりする体験ができるような農地の利用をするとかね、そういうことを実際にもっと考えるべきじゃないかと。ホテルができたとしてもお茶の京都、東、西側には茶畑は確かに見えますね、ホテルからあけたら、そのお客さんとどうつなぐのかと、観光やって村長おっしゃっておるけども、それで農業体験もするような絵を描くとかね、今の課長の答弁聞いてたら何やわからへん。  もうちょっと、その現実に即したもん、それと悪臭の対策もあって、用地取得を急がれた件もありますけども、あれは高齢者福祉施設等というくくりで債務負担行為1億5,000万を認めた経過があるわけですね。これも特養等の用地をしたけども、企業参入する福祉法人等がなかったということで、さてどうするんやと、一番私らが気にしているとこですわね。福祉施設をすんのか、もっと移住定住を促進するねんやったら若者住宅をすんのか、その辺のことぐらいはね、もうちょっと明らかにすべきじゃないかと、これが3月中ですよね、もう一度答弁願えますか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  そういう具体的な話については、実際の話、先ほど村長もお話されているんですけども、やっぱり村長選後、どういうふうな目標を持って、その跡地についてきちっとしたものをしていくのか。  それと、先ほどおっしゃいました道の駅の中心で、まだ田んぼとか、農振地域でございますけども、そういうものもある、そういうものをどうするのかという具体的なものにつきましては、今度のこの構想書をベースにして入れていくというふうな形で、先ほど村長も答弁のほうされているんですけどもなっております。今、村長一定の考えの方針ということで、おっしゃられた部分につきましては、例えばその小さな拠点づくりということで、うちらが考えている部分では、その163号線を中心とした道の駅を中心とするというふうな形で、今のとこは構想ということで、またあしたも会議あるんですけども、そういうことで関係所管課をやっていただくというふうな形でさせてもらっているところです。  実際に、医療用地にホテルができるとか、突発的なこともございましたので、こういった中で具体的にじゃあ悪臭の跡地についてどうするのかというとこにつきましては、以降の具体的なゾーニングということでの線引きになってくるかと思います。政策的な話になってきますので、これは具体的には村長選後ということになります。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  村長選後はわかってるんですよ。そやけど3月中には基本的な考え方を示しますと、村長が答弁されてるから聞いてんや。  今度、細かいことをお聞きします。  小さい拠点づくりと今おっしゃいました。この小さい拠点づくりというのはどういうことか、答弁いただけますか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  小さな拠点づくりといいますのは、これは位置づけの話になってきます。例えば163号線沿いというふうに例えば考えた場合ですと、大河原バイパスのここまで全部163号線沿いになってきます。そういったことで、最近コンパクトシティ−という言葉が適正かどうかはわかりませんけども、小さな拠点づくりというのは、一定の核を中心として、そこに行政機能だとか、生活機能だとか、商業的機能だとか、そういうことを複合的に持つことで、例えば道の駅周辺に学校あります、保健福祉センターあります、ここに何ありますというふうなことが1つの小さな拠点づくりと、全体ではないと、そういうふうなゾーニングというやり方もあるというふうな形で、今ちょっと検討ということで入っているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  いやもうよろしいですわ、何回やってもわからんことはわからん。3月中に一応まとめるということですんで、一応まとめた段階でも、機会がありましたら、私どもにもお示しをいただきたいと、村長何かありますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  養豚場についてはですね、早いこと結論出そう思っております。今、いろんな形で、会議をしながら進めているんですが、はっきりこれしようという私の思いとしては、あっこに集合住宅なり、住宅を建てていこうというふうにしておりますが、まだはっきりと答えが出てないんで、発表できない状況にございます。  シイタケ工場、ホテル、あるいはまた抹茶の工場に来る人が村で住まいを紹介してほしいと言われております。村の採用をした職員も何人かは家が必要になってきております。今ある職員住宅も一部戸建ての家に入ったり、自分で建てたりして、出ていってるんですが、風呂は十分でないということから、なかなかあっこに入れていくということ難しくなってきておりますし、耐震もできておりませんので、できたら新しいそういう住宅に移らせようという構想を持って動いております。
     はっきりと構想が決まりましたら、議員の皆さんにもお知らせをしていこういうことで、一応5年間の計画の中できっちり答えを出そうということで、職員皆で力をあわせてやっているところでございます。  議員おっしゃるように、残っている農地につきましてはですね、地権がありますんで、現在その地主が使っておられますんで、そこを体験の農場にするということはなかなか村が買収して何かの計画でやるしか方法はないんですが、今の段階では買ってほしいという希望は聞いております。でも、今の段階では買うというとこまで至っておりません。  あっこをそういうものにつくっていったらええなとは思うんですが、これは思いだけでは行政はいけませんので、そういう問題も含めて庁舎が今後の一番村の大きな問題というのはこの庁舎であると思います。庁舎を一定時期に安心なところの、安心な建物にしていかなければこの地区も50年以上たってますし、裏山が特別警戒区域になっているという問題もあって、やらなければならないのは庁舎かなというふうには思っているんですが、庁舎を建てるについては補助金もないんで、自腹でやらないかんと、金がなかったら借金でせないかんというふうな問題がありますんで、なかなかこれは手つけられない問題になってるのが現状でございまして、それを具体的にやろうとすればそういった土地、そこら辺を重点的に模索しなければならないのかなというふうに思っておりますが、民間に買われてしまったら後大変やなというふうにも思いもあって、早いことその辺の地域を村が指定して、これは将来、庁舎の予定地やとか、村がこういう形で使うんやということを決めたいというふうに思ってます。  でも、そこだけを決めるということにはならんので、今担当課でいろんなお茶の京都で茶畑景観でうちは、景観条例もつくれ言われてますし、いろんな問題が交錯している中で、一気に進めるということはいろんな問題が波及してきますんで、各課で寄っていろんな意見を出しおうて1つにまとめていこうとしております。私の思いはあるんですが、これがまだ果たしてそれを言うてええのか、悪いのかという問題があってですね、なかなかしんどいとこになってますんで、できるだけ早いことこれをまとめていきたいいうふうに思っております。  まだ、あすにも会議をしてそれをしようかというとこになっておりますんで、決まり次第お知らせをしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  殿田地域の農地持たれておられる方、村長もお聞きなったように、私も聞いております。やっぱり米づくりをしても金にならん、高齢化してくる、買うてくれへんかっていうような話が耳に入ります。当然道の駅ができたいうたら地価ぐっと上がりました。菌床でもあんな値段で農地売買やないんで、目的で鑑定をするとあの値段になってるということは、地域の方御存じなんで、早く買ってほしいというふうな声もあります。そやから、他人地であろうが村はこういう利用計画があるんですよという、示すことは何も村長問題ないと思いますし、そんなん俺の土地勝手に絵描くなっていうことにはならんと思いますんで、村長おっしゃったように、庁舎移転の話がある、養豚場の跡地については住宅建設があるんやということが、土地利用計画に示せばいい話だというふうに思いますんで、この話はこれで終わります。  次に、高齢者の生活支援であります。これもよくわかったような、わからんような話で、AIでiPadで注文をできるようにしてという話がありました。そこまではできますよということになった、誰、配達するねんと、そんなん初めからわかった話なんで、童仙房へ、童仙房の牛場へ行って100円のもんを売って、松笠へ行ってって、そんなん半日がかりで何百円の仕事を誰が負担するねんというとこだと思うんです。  これはもう初めからわかった話で、それが道の駅に負担さすわけには、行かなければ高齢者対策として、村として負担すんのか、移動販売車をつくっていくと、村が、道の駅が移動販売車で注文聞いといて配っていくというふうな方法もありますし、今いうコミュニティバスで買い物の日を決めて村民百貨店ですか、あっこへ送迎をするというふうな方法も、村長も答弁をされたんですけども、これ方向を示すということ、これもさっきの話と一緒で、今月中に、今年度中には一定方針を出しますとおっしゃってるので、お聞きをしてんねんけども、まだ、何やわからんような状態やというふうに感じたんですけども、再度お聞きをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  この件については、タブレットを使って注文する、最初はそれはええで、それで決済ができて、品物が届くということになればよかったんやけども、なかなかタブレットだけで注文、受発注する、それやったらファクスでも、電話でも同じことやないかという結論になりますよね。それがうまく商品が届いてこそ意味があるということになってきて、そこに壁ができてきた。それまあわかってた問題なんですが、一定の量があれば業者も持っていって採算合うんやけども、しょうゆ1本だけ持ってきてくれというて、それ半日かかるというようなことではなかなか費用誰が負担するんやという問題が出ます。  村で、要するに高齢者1人世帯、車乗れへん人については、そういう買い物の支援するという制度をきちっと設けていかないとそれは金出せませんのでね、そこら辺が今ちょっと問題になってきてる中で、その仕組み、誰でも買えるようなもの、あるいはまた今で言う携帯で決済というのができますんでね、決済まではできることはもうできてます。できてるんですが、今じゃあ80代の人がそれを持って、果たしてそれがうまく運用するかという問題は、実証実験やった人はできたんですが、村中それが全部いけるかという問題も大事な問題やけども、今一番住民のほうから言われてるのは、今までタブレットがあって、今防災無線になった、村の情報がわからへん、それをタブレットで見れるようにするという仕組みはもうできた。できてますから、今、それをアプリ取り込んでやったらもう普通携帯持ってる人は見れるようになりました。今までアンドロイドだけやったんやけども、今、iPhoneもできるようになりましたんで、今でもそれはできる。  バスの時間表もここで全部とれるようになりました。なったんやけども、じゃあそれをタブレットの使えるか、使えへん人にそのタブレットを渡してやるというとこに踏み切る、費用対効果の問題で、踏み切れない問題もありますよね、そこに。何人がほんまに使えるんかという問題があって、それを買って渡してみて、使えませんでしたっていうことにならんようにしんといかんと思うんで、ちょっとまだそこら辺が何ちゅうんかな、こうして使うねんって言って教えていく人が要るですよ。お年寄りに、こうするんで、半日かけてでもこうして使おうでっていうのんを要るんで、その人が必要なってきます。  その人を今、募集しとったんですね。地域おこし協力隊という形で募集をして、それに教え込んで、それにそういうAIを使うことをしよういうことになっておったんですが、今、やっと募集の人が来てくれたということで、3月から来てくれたんやな。来てくれてます。  だから、ことし中にこれを決断するというふうにしてたんですが、1年おくれる、おくれます、実際。31年度にその人に教えてそれを充実させる、させることを本当にこれを導入してやるのか、やらんかという判断も含めてですね、31年度に決定をしていきたいなというふうに思っておりまして、言ってたより1年延びるということも御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  村おこし協力隊の話なんですけども、この間、1日れんけいの中に村おこし協力隊で1人入って、自然の家ですか、自然の家のPRをしてるっていう方が載っておりました。掲載されておりました。この方にタブレットの使い方を教えるんやと、使い方を講習というんですか、高齢者の方、回って説明に歩くんやっていうふうに過日の予算委員会の中でそういう説明を受けたように思うんですけども、それは違うんですか確認をいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それはですね、今、自然の家に来てる子については、今、AIの担当じゃなくてですね、長年、地元の子ですけども、中学、高校、高校大学アメリカで過ごして、日本語だけじゃなくて英語、また中国語もいける言ったかな。どっか何カ国語ができる子ということで、自然の家でそういう観光なり、そういう面で利用して、使っていただいて、してもらっております。  今、言うてんのは新卒の大学生で工業大学を出た子で、このAIを使ってやるという地域おこし協力隊、当時、2名を計画しておりましたんで、そのうちの1名は自然の家に行っておりますが、あと1名がなかなか募集が来てくれなかった、今、3月1日から人が来てもらって、今、むらづくり推進課でこのAIの担当として、今取り組んでいる子がおるんですが、この人にそれをやらせようというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  そうすると、AIで注文するとこまではね、31年度中には可能になんねんけども、その先の話ですね、一番問題になってる決済がどうされるのか別としても、配達せんなんですね。配送の辺は、村長としてはどのようにお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  第一義的には、道の駅にやらせることに思ってます。道の駅も配達分が上乗せできないんで、その単価にですね。今の段階では村の施策で運賃くれたらどこへでも持っていきますよというとこまではなってます。村にそういうその限定されるような人ですね、車に乗れる人は車で買いに行ってもらったらいいんやけども、車に乗れない、家族がいないような人で、買い物を不自由としているような人に、その買い物まで村が費用出して、やるということを一歩踏み出していかなあかん。  それをやっぱりそこまでまだこれ新しい施策ですんで、これはちょっとこれを今担当課が言うたように選挙後に施策として、新しい施策として打ち出していくいうことになろうかなというふうに思う。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  はい、わかりました。  次に、村の重要施策についてということで、村長から答弁をいただいたんですけども、はっきり申し上げて聞いとったら、引き続き村長頑張っていただけるんやなっていうふうにとったんですけども、そういう理解でよろしいですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今やってることを思えば、先ほど申し上げたようにいろんな課題もありますし、京都府とのつながりも密にしてきておりますんで、これをこんなこと言うたら不謹慎になるかもわかりませんが、僕がやってきたことと正反対の方向に行くような方になると大変だなと。やりかけてるやつも全部とめてしまうようなことになってしまったら、本当にそれでええのかなというふうに思います。  ですから、そういう面では、一定責任を感じてます。でも、僕自身も81歳になりましてですね、いつどこでどうなるかわからないような歳になってきておってですね、体力的にもかなり何て言いますか、自信がないというたらうそなんですが心配があります。目も大分見づらくなってきましたし、緊張感も持続しづらくなってきてますし、そういう面から見たら、あつかましくももう1期いきますよって、なかなか言い切れない問題があります。  ですから、一番、役場職員のOBなり、議員の皆さん、あるいは議員の皆さんのOBも含めてですね、村をよりよい村にしようという勇気のある人が出てくれたらですね、私も潔く引退できるんかなというふうに思っておりましてですね。今の段階では、そうしたいろんなことがはっきりしてない中で、投げ出してやめますよとか、やりますよというのはうかつに言えない今の状況にいるということだけ察していただきたいな。いろんなことは心配しております。せっかくここまで立ち直れたのにまた後戻りさせてしまったんでは、大変かなというふうな思いもありますけれども、ちょっと複雑な気持ちでおるということだけ御理解をいただきたいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  予定の時間はありますけども、これで終わります。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の一般質問は終わりました。  続いて、2番議員北久保浩司議員の一般質問を許します。  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  2番議員北久保でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に沿って一般質問をさせていただきます。  質問については、大きく分けて3点の質問をさせていただきます。  まず、最初に移住定住施策について、お伺いいたします。  南山城村の人口推移について、京都府の統計を見ますと、この10年間で約670名が減少しています。南山城村の総人口からすれば、かなり速いペースで過疎化が進んでいることになります。このことについては、再三にわたり質問させていただいてきました。村の方も深刻に受けとめられ、さまざまな施策を実施してこられたと考えます。  そこで、それらの施策の効果について村長にお伺いいたします。  2番目、観光産業への参入について。  この一年間、観光振興についても何度か一般質問させていただきました。12月議会でも観光振興課の新設などについても質問させていただいたところです。改めて、村長にお伺いいたします。今までは、私は観光振興という言葉を使用してきましたが、これまで村長が進めてこられた道の駅を初めとする基盤整備事業を考えれば、これらをうまく活用し本村における基幹産業としてを、しっかり観光を位置づけていくことが必要だと考えますが、これについて村長にお伺いいたします。  3番目、自然災害から被害を最小限に食いとめるため、昨年発生した西日本豪雨や近い将来発生が懸念されている東南海・南海トラフ大地震など、こういった自然災害から少しでも被害を最小減に食いとめるため、どのような対策をとられるのかお伺いいたします。  その中の2番目で、BCP、事業継続計画の進捗状況をお伺いいたします。  あとの質問については、自席に戻って質問をさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  北久保浩司議員の発言の制限時間は、11時25分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、北久保議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず最初に、移住定住施策についてということで、これの施策の効果について、この今までやってきた施策の効果についてということで御質問をいただいております。お答えをしたいと思います。  南山城村の人口につきましては、日本創成会議で2040年には1,223人になるとされております。全国で17番目、京都府では1番先に消滅可能性都市として報道されたところで、分析をいたしますと、転入転出の差の開きより、出生と死亡の差がかなり大きく、これが人口減少の大きな要因であると考えております。就労などによる転出を防ぐ手だても必要ですが、出生が少ないこと、空き家となった家をどうしていくのかを考え、移住定住施策へかじを切ったところでございます。  空き家バンク登録制度をつくり、さらには移住定住推進員を採用し空き家持ち主のマッチングを行ったり、空き家を探してもらう空き家アドバイザーの委嘱、さらには定住して続けてもらうため定住奨励金の制度を創設など、さまざま施策を行い、人口減少への歯どめとしてきたところです。  また、交流人口をふやし、村へ訪れる方を村に住んでもらえるように、移住交流スペース「やまんなか」を開設したところでもございます。  こうした移住定住の取り組みがあったからこそ、人口の減少は最小限となっているものと考えております。  人口の増減につきましては、冒頭に申し上げました出生死亡、転入転出により大きく変わります。移住定住により、他所から新規転入を増加させる、あるいはIターン、Uターンによる転入を増加させることで転出の減少をフォローすることにつながっていくことは、議員も御承知のとおりだと思いますが。  また、移住定住につながるためには就労の場が必要でもございます。道の駅の開設や菌床シイタケ工場、道の駅ホテルの企業誘致の成功は、今後のI・Uターンや移住定住される方の生活の糧にもなるものと考えているところでございます。  できるならば、若い世代がさらに村に入っていただき、人口をふやしていっていただければと願うところでございます。  こういったことから、移住定住施策は間違いではなかった、むしろ最大の効果を生んだものと考えているところでございます。  次に、観光産業の参入についてということで、観光を位置づけていくことが必要やと考えるが、これについて村長の考えはということでございます。お答えします。  道の駅オープンにより、村への観光入込客数及び観光消費額は大幅に伸びており、具体的には、平成29年の観光入込客数及び観光消費額調査では、観光入込客数は86万8,155人で対前年度230.9%が伸びております。観光消費額でも18億3,549万円で、16.2%の大幅な伸びとなっております。  このように村に立ち寄られる交流人口が増加している中で、道の駅への立ち寄りだけにとどまらず、村内に循環させることにより、村の魅力を感じていただきファンになってもらえるとともに経済的な効果も考えられることから、観光振興に力を入れていかなければならないと考えております。  本年の観光振興については、4月から機構改革を行い、課の名称も産業生活課から産業観光課に変更するとともに観光係を設置し、IoTによる観光に来られた訪問客の動向、消費などの情報を詳細に収集、調査、分析して、今後の観光の拡充につなげる地域IoT実装推進事業を行うとともに、体験観光を中心とした滞在型観光の振興に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  次に、3番目の自然災害から被害を最小に食いとめるためにいうことで、2点。  1点目は、そうした自然災害から災害を最小にするためのどのような施策を考えているのかということと。BCPの進捗状況の2つをいただいております。順次お答えをいたします。  昨年は、西日本豪雨や大阪北部地震、相次ぐ台風の接近、上陸により日本各地で災害が発生し、災害に強い自治体づくりが求められております。  村といたしましても、国や京都府にもお願いし、道路や河川等の防災減災対策は進めておりますし、災害時に必要な資機材の購入等も実施しております。  村として、今後行っていかなければならない防災・減災対策は、現在も進めております住宅耐震診断、耐震の改修の充実を図ることはもちろん、有事の際の避難者対策として社会福祉協議会等との連携強化をはじめ、村民の皆様に対する防災意識の啓発を十分に行っていくことが必要と感じています。平常時から地域コミュニティの結びつきを深め、連帯感を深めることが防災力の向上につながるものと考えており、行政といたしましてもそのような環境づくりが必要であると考えております。  このことから、まずは各地域の自主防災組織の強化と消防団との連携が必要であることを考えているところでございます。  このため、地域の方々の自主防災組織の理解を促進するため、啓発活動や自主防災組織と消防団との共同の防災訓練や研修会の実施等において、自主防災組織と消防団のレベルアップを図っていき防災力の向上につなげていきたいと考えているところでございます。  BCPにつきましては、以前から議員に御質問をいただいているところでございまして、昨年12月現在、京都府内8市町村が未策定となっております。村といたしましても必要性を認識しているところでございまして、計画策定に当たり非常時の優先業務の選定や必要資源に関する分析と対応の検討が必要なことから、策定に必要な情報収集を行いながら、現在、その仕様を固めていただいている状況でございますので、今後、必要な予算を確保して、早い時期に策定できるよう取り組んでまいりたいと考えております。  以上で、北久保議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  順次、再質問をさせていただきます。  先に、移住定住施策について、お伺い、再質問させていただきます。
     人口の増減については、自然動態と社会動態に分けられていますが、自然な動態ではいかに出生率を上げるかが大切で、そのためにも社会動態での人口増のために施策が重要になるということは言うまでもありません。その関連から京都府統計における本村の人口増減を見ますと、平成24年度の、のみが社会動態で人口が増加しています。これは移住定住施策として、移住定住者の奨励金制度がスタートした年と聞いていますが、その後はやはり厳しい状況となっています。移住定住については、御存じのように自然動態での増加は見込まれるのは本当に難しい状況になっています。  よって、いかに社会情勢、動態での転入者をふやすかにかかっていると思います。そのためには、働き先、住む場所、手続の一元化を三位一体で取り組むことが必要だと私は考えます。その点について村長のお考えお伺いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まさに、まず働く場所が必要であるというふうには思います。そういうことで、企業誘致もしながら、働く場所をつくっていこういうことで、村としては必然的に道の駅をつくって、現在50人の人が働いている。こんなに小さい村でありますから、この50人というのは大きな効果になってきていると思うんですが、同じようなものを2つ、3つとつくっていくわけにはいきませんので、あとは企業をうまく村に入れて、企業の就労を促進するということしかないのかなというふうには思っておりまして、今、それに向けて取り組んでいるところでございます。  先日も担当のほうから、各企業を回ってどれぐらいの人がこっちに住んでくれるか、住む場所をつくるとしたら、どれぐらい必要になるのかという調査もさせていただいているところでございます。結構、何人か永住していただけるいうことで、今、住宅の建設に向けて、それのデータと照合しているところでございます。  議員おっしゃるように、働くところがあり、住むところがあって、初めて子育てをどうするかというふうな問題であって、1人しか産まない人を2人産んでもらう。2人の人にもう1人頑張って産んでいただこうという環境を村がつくっていかないといかんのと違うかなというふうには思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  私もね、この村のさまざまな団体に所属し、いろんな活動をさせていただいてますけども、本当にこの10年間で本当に人が少なくなり、またそうした心配から、もうこのまま続けてたら大変なことになるということで、よそへ転入される方がふえてます。そういった悪循環が現状本当に起こっているという現状からも、この問題は本村の本当に一丁目一番地の課題であると取り組んでいただいて、これからも何とか解決の出口を少しでも明らかにして進めていただきたいなと、そんなふうに思います。  それでは、次に移ります。観光産業についてです。  御存じのように観光の裾野はさまざまな事業が連携していかなければ成り立ちません。物販、また、宿泊、体験などのルーツをつくるだけではなく地域の歴史、文化、自然をうまく活用し、付加価値をつけていく作業、また近隣市町村との連携も必要不可欠です。  今まで、村長は答弁もいただいたようにこれらの個々のツールについては、リーダーシップを発揮し進めてこられたと私も思います。これからはこれらを担う人材の育成とコーディネーションとしての全体を調査するセクションが必要になると思われますが、村長について、その辺のお考えどのようにお考えか、お伺いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まず、人材の育成ということが大事かなというふうに思うんですが、村に観光係がなかったということで、4月1日から観光係をつくっていこう、今議会に提案させていただいております、機構改革、条例改正案も提案させていただいておりまして、そのときにもいろいろと御説明させていただきますが、そういう部署が専門的に観光に向けて取り組むところがなかったら、今まで片手間でやっていたようなことでは、なかなか仕事が詰まっていかないいうふうに思います。  今回、IoT事業という総務省の事業に手を挙げて採択をいただきましたので、そこで、とりあえずそういう今いう仕組みをつくっていくということをしていって、そこにいろんな村にある、いろんな情報を入れて見える化していこうというのは今考えているところでございます。  だから、人も大事やし、仕組みも大事やというふうには思ってまして、それを新年度から本格的に取り組んでいこういうふうに思っておりましてですね、1年ではそんなに大きな成果は出ないと思いますが、JTBのほうからも積極的に応援をいただいておりましてですね、ノウハウの伝授もJTBのほうからいただけるということもございますんで、前向きにこれは、これから取り組んでいかなければならない大きな問題やと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  本当に、観光というのはこれから、特に注目され期待されているプランですんで、本当にこの観光、なぜ私、こういつも言うかというとね、本当にいろんなことがこの観光を成功することによって、クリアしていける問題だと考えております。本当に、村長進めてこられた道の駅で、本当に農業を引退された方々が畑でつくった、小さな農園でつくられた野菜を道の駅で売る、そして、そうした中でもやはり毎日、何百円の利益、そして生きがいとなる。  その中でもこれからリタイアされた方がもう少し何とか収益得られることと考えますと、やはりこの観光で農家民泊等を進めていかれることが、私はやはりそうした方々が生活していくのには本当にいいことだなというふうに思っておりますんで、また、いろんな商売的にも大変なとき、そういった方々のその本当に広い観光にこれからも力を入れていただきたい。  また、その姿勢が今回、産業生活課から産業観光課へとの移行ということでございますんで、期待しておりますんで頑張っていただきたいと思います。本村の基幹産業である茶業を軸に新たな観光産業創出して、頑張っていただきたいと思います。  続いて、最後に災害についてでございます。人が人生のうちね、交通事故で死亡する確率が約35.8%、飛行機事故が起こる確率が0.009%、南海トラフ大地震が起こる確率がこれまで70%前後と政府は言っていましたが、新しく発生率が80%以上になっているということをこのごろ政府が発表されました。  それに対して、いつ起こるかわからないと私は本当に思っております。このパーセンテージを見ても今起こってもおかしくないのではないかなというふうに思っております。その点、村長どのようなお考えかちょっとお伺いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  前にも申し上げたと思いますが、みんな忘れられてしまっていますが、安政の2年になる、今から163年前に伊賀市を中心にマグニチュード7.8の地震が揺って、石打という月ヶ瀬の集落で40人の死者が出た。全体が泥の海になって、家がどんどんどんどん泥に沈んでいった。あっこら辺の地盤というのは砂地ですので、砂地をこう揺れると下から水が噴き出してきて、要するに液状化になって、家が全部沈んでいった。3カ月、山の上で蚊帳張って生活した。1カ月たっても1日に何十回も余震があったいうことの記録があります。  それを考えると、南海地震、東南海地震、津波はここまで来るとは思いませんが、地震はいつ起こってもおかしくないんと違うかなというふうに思われます。  台風は事前に来ているのがわかりますけれども、地震はわかりませんよね。そうしたときに、今一番考えられるのは、地震を、もし地震のときにどうして自分の命を守るのかということを勉強しながら、自分の命は自分でまず守る、それが第一義のことかないうふうに思ってまして、そのためには、自主防災組織をきちっと組織づくりして、もしかのときにはどこへ逃げる、地震のときにはどこに逃げたら一番安全かというやつを各自が自分で考えておかないと、行政の手は届きません、そのときにはね。  ですから、まず、それをやっていただいた中で、その家が潰れて家の下敷きになるいうことを防ぐために耐震診断をして、耐震構造をきちっと耐震対策をしていくということも大事なことかなというふうに思っております。  なかなか毎年耐震の予算をつけるんですが、耐震の診断をしても改修はなかなかやれないいう現状でありますけれども、これをやっぱりそういう自主防災組織を中心に講習会なり、研修会を開くことによって、いろんな方に必要性を訴えていきたいないうふうに思っているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  公共施設の耐震というのは、本当に難しい問題だと思っております。お金も大変かかることだし、なかなか30年以上の公共施設は大変この国のほうも心配されると言われています。また、村の避難所等もかなり年数もたっていってて、それが大丈夫なのかということも住民も大変心配しています。  こういったことを本当に一つ一つ取り組んでいかなければならない問題だと思いますので、大変難しいこととは思いますけども、進めていただきたいなと思います。  また、自主防組織の取り組みについても本当に積極的に自主防というのは自立的自分たちがすることなのであれなんですけども、やっぱりそういった組織、行政から促して各地域で自主防ができているということも聞いてます。  また、この17日に自主防の講師の先生方をお迎えして講習会を開くということも聞いておりますので、そういった取り組み、これからも続けていただきまして、自助、公助もそういったあり方とか、また、そういった住民の安全・安心のために取り組んでいただきたいと思います。  最後に、BCPについてですけども、府内でこの最後の制定とならないように努めていただきたいなというふうに私も思っております。BCP、この事業計画ですけども、本当に形だけのもんつくったって意味はないというふうに私も思っております。本当に地域に根づいた、本当に機能できる形を持っていかなければならない。国のほうからはいろんな要素を含む、6要素が含んでいるデータアップ、また、優先事業の取り組みとか、そういったものの整理、本当に難しい問題も多々あると思いますけども、これにはしっかりと取り組んでいただきたいなと思っております。現状、どうなっているのか、再度お伺いしてよろしいですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  BCPの必要性については、庁舎内の職員に全部実感として、必要があるというふうに思っております。具体的には、今担当課長から後で、今の取り組みについてはお答えさせますけれども、要するにいざというときに、何が必要で、どっから手をつけて、何をするかというのをこう順序立てて今からきちんと事前に整理しとくいうことなんですね。  まずは、命を守らなきゃならない。それをあと復興に、復興までに避難者、避難者をどう生活を持っていくのか、一定避難所ができて、あと復興のためには被災証明を通してちゃんとしたものをつくっていくのかという問題等も順序立てて必要なものから順番に整理しとくということがこのBCPのことかなというふうには思ってます。  その辺については、いろんな形で、全国でもつくられておりますので、今うちもそれを考えていこうということにはなっているんですが、今、進捗状況については担当課長からお答えさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  ただいまのBCPの進捗状況でございますけども、一定、総務課のほうで当然それに伴う関係法令の整理ですとか、あと、それこそ以前もありました東日本大震災ですとか、熊本地震、さまざまな災害の状況のときどうであったかというふうな資料の収集、それに伴いまして非常時にどういうふうな業務が各課にあって、どういうふうなことを優先させていこうかいうふうな整理というふうなことも踏まえて、一定交渉を重ねさせていただいてます。  あとはということなんですけども、それこそ先ほど村長の答弁にもございました予算を確保させていただいた後に、当然こういうふうな計画につきましては私ども総務課が片手間でできるもんでもございませんので、いずれ業者のほうに委託する形にはなろうかと思います。その仕様書を固めさせていただきましたので、あとはそれこそ早い段階に予算を確保しながら、発注をしていくというふうな流れになってございますので、ことし骨格予算でございますので、私の口からこんなこと言うてもあれなんですけども、予算が整い次第、策定に向かって進めていく段取りをしております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  一日も早いね、策定、実現と、また地域防災計画の更新も並行して取り組んでいただきたいなというふうに思っております。本当に先ほども村長の答弁にもありましたように、地震はいつ起こるかわらない、本当に台風だと備えはできても、この地震ついては本当にいつ起こってもおかしくないパーセンテージまで上がってきております。毎年確率も上げてるように聞いておりますんで、どうか村民の安心・安全のためにも取り組んでいただきたいとお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  北久保浩司議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ただいまから暫時休憩します。11時20分までとします。                (休憩11:10〜11:20) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、1番議員中崎雅紀議員の一般質問を許します。  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  議長のお許しを得て質問します。  第1に、初めに農泊の受け入れ体制について。  今後の村の農業、茶業振興につなげていくためにも、南山城村に観光業としての農泊の受け入れ体制の整備は必要であると考えますが、童仙房野殿地区など、未給水地域の問題もあります。これらの解消と観光資源の開発もあわせて行っていくなど課題も、行政が取り組むべき課題もたくさんあると思われますが、このような課題に対してどのように取り組んでおられるのでしょうか。  道の駅について。  好調な集客でにぎわっておられる道の駅でありますけれども、冬場にかけて多少来客が少ないように見えますけれども、冬場の商品の確保、住民が欲しいと思うようなサービスや商品の確保、それがそのような取り組みについて、株式会社みなみやましろを支援するなどの、行政としてのかかわり、道の駅に対する協力体制のあり方について村長はどのようにお考えでしょうか。  第3に、開発指導のあり方について。  メガソーラー開発について、協定書を結ばれたそうですけれども、広大な面積の山林を造成する計画であり、住民にとっても災害の危険性がある地域、村の当該地域がございます。しかしながら、その一方で事業を開始する事業者についても、巨額の費用を投資することによって、その投資について、損失を抱える可能性があると考えます。行政としてどのような開発指導と協定のあり方を捉えておられるのか、村長の答弁を求めます。  以下の質問は、自席において行います。 ○議長(廣尾正男君)  中崎雅紀議員の発言の制限時間は、12時5分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、中崎議員の質問にお答えをしたいと思います。  まず1点目、農泊受け入れについていうことでございます。どのように村として取り組んでおられるのかということでございます。お答えをいたします。  農泊の受け入れにつきましては、学校等を対象とした体験型教育旅行を誘致し、地域住民の住宅で田舎暮らしを体験していただく農山漁村体験を都市と農村の交流の推進や地域における消費拡大、交流人口や定住人口の拡大、地域活性化の観点からも有効なものと考えております。推進しているところであり南山城村体験観光推進協議会に担ってもらっているところでございます。  平成30年度の受け入れ実績といたしましては、村内で127人が宿泊しており、受け入れ家庭は延べ41家庭となっております。いずれも、中学生や高校生の体験学習を伴う教育旅行であり、生徒たちは田舎暮らしの体験やお茶摘み体験、お茶の入れ方体験を通して、村での暮らしぶりや村の産業であるお茶の文化について学習、体験をいただいたところでございます。  受け入れ体制の整備については、推進協議会で受け入れ家庭の登録を推進していただいているところであり、引き続き取り組みをいただき、今後、インバウンドを受け入れるためにも、受け入れのスキルの向上を図っていただくとともに、村としても体験観光など魅力的な観光サービスの充実につながる取り組みが必要であると考えておるところでございます。  次に、道の駅についてでございますが、冬場が大分商品が少ないんちゃうかと、これに対して村としても指導して、協力していかなければいかんのとちゃうかという話でございます。お答えをしたいと思います。  道の駅設置の目的は、農林業の担い手不足や人口減少、少子高齢化等の課題を解決するため、雇用創出や農林産物の販売、特産品を活用した商品開発に取り組む「産業振興の拠点」、「高齢者の生活支援の拠点」、都市と地元住民との地域間交流による定住・移住推進を図る「地域間の交流の場」、災害時の避難所や支援物資の集積拠点としての「防災の拠点」として整備をしたものであります。  道の駅の実績については50人の雇用を生み出し、生産者協議会会員も150人を超え、売り上げに占める出荷者協議会の農林産物や加工品の割合も30%を超えるなど、雇用創出や産業振興に大きな効果をもたらしているものでございます。また、道の駅へ来る来場者も平成30年は約77万人を超え、交流人口増により、村の魅力をアピールすることにつながっているものであります。村の村民百貨店による高齢者生活支援の場としても機能しており、地域活性化に大きく貢献しているものと考えているところでございます。  平成30年度の道の駅のレジ通過数ですが、5月のピーク時と冬季の12月のレジ通過数と比較しますと、4.5割減となっているところですが、ただ、昨年度の1月と比べますと4,000人、22%増加となっております。どうしても集客が少なくなる冬場の落ち込みが改善されてきているものと考えております。  昨年度は、道の駅が新規オープンで幸先のよいスタートを切り、2年目となったところでございますが、オープン当初の珍しさからの集客はなくなったものの、9月からは昨年度を上回る集客をしているところであり、固定客もできているものと一安心をしているところでございます。  冬季は特にですが、のもん市場の村の野菜が少ない等の課題については、平成28年度に制度創設した南山城村野菜生産基盤づくり資材購入費補助金の事業の利用促進を行い、野菜の生産振興を図っているところでございます。また、計画的な生産や栽培場所の拡大等生産者の努力により、昨年度に比べて出荷数はふえているところでございます。  今後も、村とお茶の京都みなみやましろ村出荷者協議会との協議調整を密にして、また、京都府関係機関の助言もいただきながら、道の駅と村が一体となって、年間通して安定した商品の陳列、提供ができるよう冬野菜の栽培の推進を図っていきたいと考えているところでございます。  また、地元住民の方々も日常的に利用しやすい利便性の向上に努めつつ、良質で希少価値の高い村特産物である原木シイタケの販売促進、または、新たな施策としてジビエ商品化を目的とした施設の建設の検討をしているところでございます。  新規顧客の獲得については、道の駅ホテルの進出もあり、違った客層の増加も見込めるところであり、さらには、来年度からは観光に力を入れていこうと考えているところでもございます。道の駅を拠点として体験観光の推進による、交流人口の増加を地域全体の活性化につなげるとともに、定住人口の増加を図っていきたいと考えているところでございます。
     次に、3番目の開発指導のあり方についてということで、企業は巨額の費用を投資する事業者にとっても何かあった場合には損失をかけるのでないか、適正な開発指導、協定のあり方をどのようにとられているのかという質問でございます。お答えします。  本年1月23日に当村とファースト・ソーラー・ジャパン合同会社で、太陽光発電施設設置に伴う開発協定書と防災施設維持管理等協定書について協定を締結いたしました。  この協定書につきましては、各法令に基づく許認可権を持っていない本村が、事業の実施に当たって良好な地域環境の確保や地域の秩序ある発展を図るために、公害の防止や住民への安全対策、環境への配慮などについて事業者と締結したものであります。  内容の一例を申し上げますと、太陽光発電施設設置に伴う開発協定書では、適正な維持管理をするために、当村が開発区域に立ち入り、検査をすることとしています。また事業が終了する際には撤去計画や植林計画について、当村に報告を行うことといたしているところでございます。  防災施設維持管理協定書では、沈砂池等の防災施設について、しゅんせつなどの必要な維持管理をファースト・ソーラー・ジャパン合同会社が事業終了までの間、実施することとしています。また、開発に起因して防災施設等の異常が発生し、周辺及び下流域について被害を与えた場合は、適用法令に従い、一切の責任を負うこととしているところでございます。  本事業の施行に当たっては、森林法、砂防法等に基づいて京都府が許可した開発許可の内容や付された条件に従うことはもちろん、本村との協定を遵守することが基本原則であると考えているところでございますので、今後、京都府と本村での必要な指導は行っていくことになりますので御理解いただきたいと思います。  以上が中崎議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  最初に農泊についてちょっと質問させていただきますけれども、農泊とおっしゃいますけれども、例えば農泊の受け入れ家庭、農家の方で受け入れをされている方は、そんなに多くないと思うんですけれども、農泊というからには、農業を主要として行っておられる方、営んでおられる方に積極的に参加してもらういうことをまず働きかけをするとか、そういうこと、村の行政としてもしていってほしいと思うんですけれども、茶業の部会ですとか、茶業の茶業者、農業を主要にしておられる方、商工業者がお金もうけをするためではなくて、農業の振興につながるような農泊の受け入れというのは、どう受け入れ体制にするべきだと思いますけれども、実際、私も、私の家庭にも修学旅行で来られているんですけども、お金を払って来ておられるお客さんなんですから、きちんとした農業の、どういう、農業というのはどういうものかいうものを学んでいただくことと、例えばその農家の生活そういうものを体験してもらう、体験が、ただ茶摘みをするだけだったら日帰りで来れる、できるわけですから、宿泊、泊まってまで来られるわけですし、できれば農業の方が主になって、農泊の受け入れをやるべきじゃないかと思いますけれども、村長はどう思われますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  基本的に現在行われている農泊については、南山城村の体験観光推進協議会というところが中心になって、一定基準、家によって食べ物とか、条件が異なってはいけませんので、そこで300人なり、400人の生徒がこの地域に修学旅行で体験したいというて来られた場合、うちでは41軒でしたっけ、41軒の農家が登録をされております。その農家については、体験推進協議会が集めて、一定こんなサービスはしたらあきませんよ、こういうことにしなさいよという基準を決めているみたい。それで、受け入れているというふうに私は聞いておりますが、村として今後どうするのかという問題も含めて担当は産業生活課になると思いますんで、今の現状等について、担当課のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「産業生活課長」 ○産業生活課長(廣岡久敏君)  受け入れにつきましては、延べ41家庭ということになっておりますので、受け入れの家庭はそこまで多くはないという状況です。それで、受け入れの職業で農林業ということなんですが、体験、農村の暮らしぶりを体験するという意味では、農業に限らず、農村の家庭ということになっておりますので、農業を施業とされている方に農業の体験をしていただくというのも1つですし、それ以外にも農業以外の方でも農村の暮らしぶりを体験をしていただくという意味では、農村以外、農業以外の方が受け入れるというのも1つありかなというふうには考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  それでは、ちょっと童仙房地区、童仙房野殿地区で農泊受け入れてされてる方、おられたんですけども、例えば水道から、水道の蛇口から出た水を直接飲んではいけませんとか、そういうことになっている家庭もあると思いますけれども、例えばね、料理つくるときにでも生で飲める水を使えるか、使えないかというのは調理する段階でも制約になってくるし、片一方ではサンマの開きで、片一方では鯛の刺身になってくると、同じ家庭で同じ修学旅行行って、童仙房に泊まった子供はお刺身は食べられない。もう片一方では刺身は食べられる。大河原に来たら食べられる。そういう違いが同じクラスで出てしまうと、そういうことになったら困るなと思うもので、最低飲める水を確保するような方策を行政として取り組んでいただかないと、できれば環境のよい童仙房なんかは開けているわけですし、田んぼや畑なんかも、農業体験なんかもしやすいと思いますし、であれば大きな家に住んでおられる方も多いわけですし、そこへ農泊で泊まっていただければ、そこへ収入も入ってくるし、そういうところにお金をかけて水道を引くような方法を考えれば、農業、実際の農家民泊、童仙房山荘さんしておられるけれども、一般の家庭でも、修学旅行で来られる立場の修学旅行生としては、井戸水から手でくんでる人がこんな時代にいるのかと、やまなみホールとか、あんなでかい道の駅とかね、あんなでかい建物建てて、井戸水から手でくんでる年寄りのひとり暮らしの人がいるのかと、修学旅行で来られた人がそういうふうに見たらどう思われますか、村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  未給水地域の水道整備ということについては、別途考えております。でも童仙房地域にも農泊をしてくれておりましてですね、未給水地域の生活はこんなんやという体験をしてもらってましてですね、それはそれでまた1つの実態を見ていただくということについては、問題ないのかなというふうには思います。  童仙房は未給水地域やから農泊はしませんよということにはなってないと思う。それも1つこういう地域がまだあるよということをわかっていただくということも1つの研修、子供たちのええ勉強になってくるんかなというふうには思ってます。  ですんで、その辺は童仙房の未給水地域と、ほかの地域との対比というのは、水は浄化した水しか飲んだらあかんよというのを制限あると思いますけども、農泊体験としては結構おもしろい体験になっているというふうには認識しております。  別途水道、未給水地域の水道ということについては、今担当のほうでは解消に向けて今取り組んでおりますし、議員の皆さんにも一定方向を土木経済委員会で報告をさせてもらったんかなと思いますけれども、今、取り組みの状況を今、こういう状況がありますよというのがあって、これから、選択、何を選択していくのかという協議を今しているところでございます。  そういうことで、おいおいその未給水地域の水道についても普及をしていこうというのは、これは今農泊があるから、水道水をという問題じゃなくて、未給水地域解消については別途考えてますよということで、御理解をいただきたいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  我が家でもね、農泊を受け入れたんですけども、体験学習してくださいと、中崎さんのところでも体験学習を半日してくださいと、4人受け入れて、4人に、私は河原で釣りさせてましたけど。例えばね、農業を体験するとか、体験するために何が必要かという環境づくりというのを、例えば、釣りでもいいし、ボートで観光するとか、そういうこともいいし、同じお金払って何を体験させたらいいかいうこと自体がないいう、ニュータウンなんかだと、いうたら畑も持ってないし、どこへ連れて行ったらいいのいうことになってくると思うんですよ。  観光、村づくり事業組合のほうで、お茶の体験学習をさせてくれたそうなんですけども、普通のおばあさんがお茶の入れ方を、入れて、お茶入れてくれて、お茶を飲ましてもらって、茶畑散歩したって、別に何も、何も印象に残るような何かおもしろいことあったいうて聞きましたけども、何も茶畑歩いただけいうことだったんでね、ちょっと体験学習とおっしゃいますけども、何を体験させたらいいかということをある程度スキームを村のほうでも考えていって、事業組合、むらおこし事業組合でも観光公社でも結構ですし、村のほうでもね、何を体験させて、どういう経験をして、南山城村来てよかったなと思ってもらえるような取り組みを何か村長として考えておられたら教えてもらいたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  中崎議員のおっしゃる意味ようわかります。やっぱりせっかく、そして体験に来てくれるんやから、村としての体験PRできるようなそういうものが必要であるというふうにおっしゃってる意味は、よく理解をしました。  これ、村単独でやってるわけではなくて、和束町が中心になって体験、和束町の活性化センターが募集をして、あるまとまった団体を受け入れてくる。和束町だけでできないから笠置や加茂や村で体験をしていこうということで体験を受け入れております。  基本的な問題は、布団敷いたり、食事をつくったりというのは、子供と一緒にやりなさいよと、こう教えてるみたいですね。食事も畑で大根引いてきて里芋掘ってというのも一緒に体験をしていこうというのが農泊の体験でございますんで、ないとこはないでまた違った形で、じゃあ道の駅で野菜買うてこうかっていうて買いに行って、何を選ぶかというのも体験になるかと思いますので、そういう体験をしていって400人なり、500人の生徒がみんな同じ体験するということにはなってないようであります。それはもうわかった上で受け入れてもらってます。  ですから、多少違いますけれどもスキームとして、夜はそこの家で泊まって一夜を過ごす。田舎の人の話を聞いてこんなことやったという勉強をする。でまた鯛の刺身と漬物としかないおうちと、鯛の刺身あるうちとならんように、組織の中で、打ち合わせの中でそういう体験学習に来てくれたから、肉買うてきて肉のすき焼きするねんということにはならないように指導しているみたいです。  それは、田舎でふだんつくってるようなものをつくって食べるということで、体験するということですので、それはそれでいいと思いますが、議員おっしゃるようにせっかくそういう観光で来てくれることやから、お茶の村やっていうんやったらお茶の体験というのを一定来てくれた人が一時期体験する場所が必要やというふうにおっしゃっているんかなというふうに思いますんで、その辺については同感でございますんで、今後どうしていくのかということも検討していかなきゃならないいうふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  そしたら次に、道の駅について、質問しますけれども、冬場ことし暖かったので、どこでもスーパーでもどこでも野菜とか大根物すごい安かったわけですけども、道の駅でもたくさん野菜は去年はないないいうことで困ってたけども、ことしはたくさん野菜出てたと思うんです。  でも、大体スーパーなんかへ行くと、道の駅より安いぐらいの値段で出てしまう実態あるわけですね。何百円かの収入になってるにしかならないという、肥料もやらんなん、肥料も買わんなんし、消毒もせんなんし、1本100円で売ったら実際スーパーでは黒字になってても、道の駅で売ったら逆に赤字になってしまう。そういうこともあると思うんですけども、例えば特産品のシイタケなんかでは、逆に原木シイタケがなかったりすることが道の駅でもよくあると思うんですけども、いつも置いてあるような、いつも置いてあるのは菌床シイタケはいつも置いてありますよね。でも原木シイタケはあったり、なかったりするときがあると思うんです。  やっぱり安定供給、野菜がなくても道の駅に行ったら大概置いてますよと。そういうふうに補助金を出したから生産がふえた、生産がふえたけどよそがもっと豊作やったから、実際は道の駅に出すより市場へ出荷したほうがお金の面ではよかったいう結果になってるんじゃないのかなと思うようなところもあるわけですけども、例えばシイタケなんかでもね、アルプラザへ出荷しているほうが道の駅や直売所へ出してるよりお金は収入的にいいからいうことでそっちへ出してしまう、そういうことになってないのかなということと。  あと、例えばレストランなんかでも、あんまり村の野菜とか、地元の野菜や食材をあんまり使ってないように見えますけども、その辺はどういうふうに改善していくと思われているのでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  基本的に道の駅に出してるのは、道の駅が100円で売るから持ってきなさいということは言うてないと思う。自分のつくったやつを普通は100円やけど、わしは150円で売りたいと思ったら自分で150円の値段つけて売ってます。シイタケなんかも、自分はこれは菌床が100円で売ってるんやったら俺は原木シイタケやから150円にしとこというて、それで売ってるということで、平均的にはスーパーより高いと思います。中間リベートをとられなくて、直接あっこで何ぼとられますけども、その分を上乗せして売ってるから、多分スーパーと比べたらあっこに置いてる野菜は高いという認識、僕は行ったときにそう直感しました。  でも、私がつくったよっていう人がここにおって、電話してくれたら私出ますよ、何か不備があったら電話して言ってよというふうに言って、つくってますんで、それは安心やということで、高てもええから買おうということで、道の駅で買っていただいてるというふうに思っています。  ないときもあるともありますよね、それはもうそらしようがないなというふうには思いますが、それをないというときが少ないように、道の駅のほうで出荷者協議会にハッパかけて、もっと出してよ、出してよという電話をじゃんじゃん入れて出させてるというような現状やと思います。  ですから、村としては何がせんなんかというと、そのコンスタントに出せるようなものを村が応援していこう。だから、ハウスを個人的にもハウスつくっても補助金出しますよ、個人的に道の駅出すために、イノシシが来てかなわんねんというたら、電柵も応援しますよというのを、制度は村がつくってます。  直接道の駅がどうこうというのは、道の駅の経営があって、そこに出荷者協議会があって、そこで、道の駅と出荷者とで協議しながら、コンスタントに商品を出してるというふうな現状でございますんで、村は値段的にも、数量的にも制限を加えたり、促進したりということはやっておりません。  村がやっているのは、側面的な応援、補助をつくったり、そこの資材を応援したり、畑を開墾して道の駅にするねんやというやつについては、それを聞いてどこまで応援できるかというやつをやっておりますけども、一定の決まった補助金を出して応援しているということになってるのは現状でございますんで、直接、値段とか、量が足らんとかいうことについては、直接村とは関係が、関係、そこまでは関係してないというのが現状です。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  それでは、次にメガソーラーの件について質問しますけれども、災害について、災害とか、健康被害、可能性あると思いますけれども、可能性あるし、ありますということで協定結んでおられると思うんですけども、例えば、直接災害の影響受ける想定をされてる地域、例えば今山、奥田、押原地域なんかは災害の地域、災害の被害、直接受ける可能性あると思うんですけども、その地域はやってください、協定結んで賛成いう姿勢でおられると聞いてますけれども、一方で、ニュータウンのほうは災害と余り関係がないように思うんですけども、災害の被害を受けるのはまず押原、奥田、今山地区だと思いますし、ニュータウンについてはそんなに直接影響はないんではないかと、私の目には思うですけども、その点について、なぜニュータウンは反対で、その他の地元の地域については賛成、こういう違いが同じ隣接する地域の中で発生しているのかいうことを、村長はどう理解しておられるのかということと。  例えば、事業自体メガソーラーなんかでも売電単価も引き下げられて、収入的にメガソーラー自体事業が継続が困難であるということになった場合、事業を廃止しますいう可能性も、可能性としてはあると思いますけれども、そのときのために協定を結んで、事業を廃止する場合については、撤去と植栽をしてくださいいうことを協定で結んでおられるようですけども。  その開発について、例えば巨額の損失が発生しました。債務者から、会社は倒産しましたと、債権者から、それは村の責任じゃないのか、そういうことになる可能性はあるのか、ないのかということを、この協定については認識しおる、どういうふうに認識しておられるんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  基本的に中崎議員に申し上げますが、あのメガソーラーについては、村が誘致した企業ではないということを御理解いただきたいなと。事業者がやりたいからって、村に入ってきております。ニュータウンは何で反対してるのかっていうのは、それは反対の理由があるからでしょうし、ニュータウンで決められたことですんで、村が反対せいと言うたわけではないし、賛成せいと言うたこともありません。  ですから、この件については、どう認識してんのかって言われても、ニュータウンの中の総会で決議されたことですんで、賛成より反対の人が多かったということが原因であるのかなというふうに思います。何でって言われたってこっちはわからないというふうになります。  事業がもし廃止された場合にどうするんやという話ですけども、事業、恐らく100億以上かかると思うんですが、それをかけてそう簡単にやめていくのかなというふうには思われませんので、恐らく20年間は発電をやっていくだろうというふうには思います。  協定書の中に、もし事業を変更するような場合には事前に報告しなさいよという協定になっておりますんで、どういうことが考えられるのか、わかりませんけども文言としてそういう問題は入ってます。けども、恐らく廃止するということにはならないだろう。仮定でもそんな想定はしておりません。  災害があった場合、今山区とか、地元の区には直接影響はあるだろういうふうには思います。そら当然、影響はあるかと思います。災害ですんで、その災害は人災なのか、天災なのかによって内容が変わってきますよね。事業者のやった行為に対する起因で災害が起こったということについては、その事業者に責任を負わせるという約束になっています。  自然災害に由来するものであれば、自然災害ですんで、災害救助法とそういった形で災害対応をしていかなければならないいうふうに思っております。という考え方でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  では、メガソーラーについては、民間がするから、民間の事業者が民間の地域でやるから、開発自体はニュータウンでも同じように山林を開発して住宅を建てて、同じように造成して、メガソーラーを建てることについて、協定を結んで開発してくださいいうことで、実際防災、実際に災害が発生した、どういうぐらいの想定をしておられて、例えば降水量200ミリリットル、200ミリとか、2メートルとか、何と言いますか、激甚災害に相当するような災害が奥田、押原、今山地区、そういうところに発生した場合、例えば村だけではもう対応できませんいう可能性もあると思うんですけども、そういう場合、激甚災害受けて、田山、高尾なんかは、おととしの水害のときには災害のときには、国から補助をもらった、府から補助をもらって、復旧しておられるわけですけども、村もメガソーラーで、メガソーラーについて発生した部分については、メガソーラーの事業者が負担すると。メガソーラーが原因で発生した部分、費用負担については、メガソーラーの事業者が負担すると。それ以外の部分については、村と府と国あるいはそういうところの補助金を使って復旧すると、そういうふうに、そういう形で考えておられるいうことでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  基本的に、そういう考えです。事業者の起因する原因で災害が起こった場合については、事業者に責任をとらせる。自然災害として認められて、災害復旧をしなければならないときには、国や京都府や村がその辺に自然災害の復旧をやっていくいうことになろうかというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  そしたら、激甚災害にならない場合でも、災害については京都府から補助をもらって災害復旧をして、今山とか、奥田とか、押原地区について直接影響が出た場合、その復旧について例えば道路が飛んでしまってがけ崩れしましたと、でもそれはその道はメガソーラーの事業者しか使ってないから、メガソーラーの事業者でその道を直してくださいと。メガソーラー以外の住民も使う道路については、京都府からちゃんとメガソーラーが原因だったかもしれないけども、村がきちんと京都府から補助をもらって、住民の道路も直してもらえるように、住民のための道路も直してもらえるように、そういうふうにきちんと約束はできるかどうかわかりませんけども、それを確認をお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  業者が必要な道路をつくりますよね、ソーラーの会社がつくりますよね、道を。それをつくって、つくって自分のつくることがもう終わって、その道を会社が必要でなくなって、村に要するに移管されますよね。こういう流れになると思うんですよ。企業が使っている間に壊れたり、悪くなった場合には企業はちゃんと直します。企業がつくった道であっても、村に移管された場合、村のものになりますから、災害で道が飛んだりした場合は、村がその道は直さないかんというふうになります。  企業がつくった道やから、いつまでたっても企業が直すということにはならない。水路も同じです。水路も一応つけかえをする、とりあえずすることによって一定の水が流れることを確認して、これをもうこれ以上、つけかえの水路やから、これはもう完成しましたよと、村がつけかえ水路として、確認をして、これはこんで完成したと思った場合には、村が引き受けます。引き受けた水路に盛り土が崩れて軟弱なために崩れて潰れたというのは、原因は何か、自然災害か、地固めが問題やったのかという判断をしますよね。事業者の地固めが原因だということになれば引き受けてからでも、業者にやらせますよ。でも、これは自然災害で自然的に起こった問題やという判断をした場合には、村がその水路も整理をしなきゃならないというふうに理解をしております。 ○議長(廣尾正男君)  中崎雅紀議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  これで暫時休憩します。1時から再開します。                (休憩12:03〜13:00) ○議長(廣尾正男君)  休憩前に引き続き会議を再開します。
        ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、7番議員梅本章一議員の一般質問を許します。  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  7番議員の梅本章一でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして、一般質問をさせていただきます。  まず1点目、高齢者施設のその後の状況はということで、村内で高齢者の宿泊サービス計画を30年度中に方向性を出すとのことであったが、進捗状況の説明をお願いします。  次に、高度情報ネットワーク民間へということで、村のインターネット環境は民間通信会社とは通信速度のおくれを感じております。村が運営するのは難しくなっていると思います。民間移管への考えはどうか。  次に、村のアプリの開発状況はということで、道の駅にスマホアプリで注文することができる計画はどうなったのか。広域バスの運行状況は確認できるようになったが、道の駅も2年を迎えようとしている。その後の状況は。  次に、観光課の設立の状況はということで、以前、村にも観光課をつくるよう一般質問をさせていただきました。笠置町は観光課が和束町には観光係があると訴え、むらづくり推進課ができ道の駅につながったという経緯もございます。  以上、残りは自席で行いますのでよろしくお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の発言の制限時間は、13時45分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、梅本議員からの質問にお答えをいたします。  1点目、高齢化、高齢者施設のその後の状況ということで、宿泊サービス計画を30年度中に方向性を出すとのことであったが進捗状況を説明をということでございます。お答えをいたします。  質問の「宿泊サービス計画」につきましては、平成30年度から始まりました第8次高齢者福祉計画、第7次介護保険事業計画では、住みなれた地域で暮らし続けられる多様な生活に応じた居宅支援を充実させることとし、予防段階からの包括ケアの推進に向けて、現在行っております通所介護や訪問介護、短期入所生活介護等の既存のサービスに加えて、地域に密着した宿泊サービスの拡充に向け、関係機関との連携、調整を図り施設整備に取り組むこととしているところでございます。  宿泊サービスは、通所介護事業所がその設備を利用し夜間、深夜に通所介護以外のサービスを提供するというものであり、その場合の事業の人員、設備及び運営に関する国の指針が示されているところでございます。  現在、こうした指針に沿い、村内の通所介護事業を行っている南山城村社会福祉協議会とともに基本的な事柄について共有し、新しい事業に係る話し合いを進めており、その方向性については一致しているものと認識しております。今後、事業者としての意思決定の手順を経て、運営面や施設整備等、事業を行う上での具体的な課題への協議、調整を進めてまいりたいと考えております。  次に、2番目の高度情報ネットワーク民間へということで、民間移管の考えはということでございます。お答えします。  本村では、平成18年度に光ケーブル網を整備し、高速ブロードバンドサービスの未提供地域の解消、地上デジタル放送の再放送による地デジ難視聴の解消を図りました。  それから、10年以上が経過し、社会情勢の変化や情報通信技術の進展等により、本村のネットワーク事業を取り巻く環境も大きく変化し、それに伴い村民のニーズも多様化してきました。  財政基盤の脆弱な本村にとって、情報通信技術の進展や多様化する村民ニーズに対応した事業運営をしていくことは、非常に難しくなってきているのが現状でございます。  また、本件につきましては、平成29年度決算審査において監査委員から「事業の民間移行について早期に検討されたい」との御意見も頂戴しているところでございます。  このような状況を踏まえ、今後の高度情報ネットワーク事業のあり方について検討を重ね、南山城村高度情報ネットワークの事業民間移行計画を策定し、民間事業者への移行させるべく、移行先事業者の選定に向け、よりよい仕様、予算等を設定するため、幅広く情報収集することとし、公募による情報提供依頼を実施したところでございます。  現在、この結果に基づき民間移行に向け具体的に事務を進めているところであり、一定、笠置町との事務レベルでの調整も行ったところでございます。  今後は、早い時期に議員の皆さんに説明をさせていただいた上で、事業実施をしていきたいと考えているところでございます。  次に、村のアプリの開発状況はということで、道の駅にスマホで注文できることができる計画はどうなったのか。バスの広域バスの状況を確認できるようになったが、道の駅2年目を迎えようとしてるその後の状況はということで、先の議員にもお答えしましたが、お答えをしたいというふうに思います。  AIを活用した生活支援サービスの、村への導入の可能性を探る事業として、高齢者買い物支援の仕組みを検証するため、道の駅の商品の受発注と配達の実証実験を行ってきたことは、議員も御承知のことと存じます。これまでの議会でも御説明させていただいておりますが、生活支援サービスアプリ「御用聞きAI」として開発は一応完成をしております。  しかしながら現実問題として、山間僻地の村にあって「御用聞きAI」で注文をしたとしても、その商品を、その品物を運ぶ事業所、あるいは輸送にかかる経費負担など、村のパートでない部分を解決してもらう部分があります。AIの開発までは行政パートとしていますが、それを導入してサービスにつなげる部分は、事業者パートの部分であります。現状、道の駅での負担をどうするかということで、事業所パートとしては実現に至っていない部分もありますが、買い物支援についてのAIの導入について現在も進めている状況でございます。  こうした中で、議員もお話しいただいていますが、村といたしましては平成30年度の事業といたしまして、行政情報等、見える化として行政パートAIの導入を現在進めております。使用する方とAIの対話のシナリオは今後改善していきますが、現在、防災行政無線、バスの時刻表の見える化を進めており、さらには伊賀市との定住自立圏で取り組み、村の広報でも周知されていますが、救急健康ダイヤル24への接続ができるように現在、実証実験を行っているところでございます。  いずれにしましても、買い物支援対策として開発していましたアプリにつきましては、村としての行政パートとしては実証実験まで済ませており、事業者パートとしての分野で、システムを活用して配達など実施していただければと考えておりますが、課題の解決にはもう少し時間をいただきたいいうふうに思っております。  次に、観光課の設立状況はということで、以前からも村に観光課をつくるよう一般質問でしてきたと、笠置町や和束町にはあるが、むらづくり推進課ができ、道の駅につながった経過もあるいうことで、梅本議員から観光課の設立についてのお話をいただいております。お答えします。  先ほど、北久保議員の質問にもお答えをしたように、道の駅のオープン以降観光入込者数は大幅に伸びており、平成30年度では100万人を超える数になるものと思われます。このように多くの観光客が来村している中、道の駅への来客数が多数を占めていると思われ、それを村内へ対流させることにより、村の活性化につながるものと考えております。  消費者のニーズも多様化し、都市部の観光に加え、農村部での観光が進展する中で、自然や景観とともに体験観光についても、観光客の誘客促進や滞在時間の延長を図るためにも力を入れていかなければなりません。  近隣の町には観光係が設置されていますが、当村には観光係もないのが現状でございますが、4月からは機構改革を行い課名も産業生活課から産業観光課に変更し、観光振興を専門にする観光係を設置して、今までよりさらに観光振興に力を入れてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上、梅本議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それではまずですね、高齢者施設の状況ということで、先ほどの答弁ではですね、はっきりと30年度、この3月でですね、30年度終わるわけですので、進めるということなのですけども、もうちょっと具体的にですね、30年度でどう方向を出す、示すのかという部分で1つお聞きをしたいんですけども。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村に、事業所というのは社協、現在社協しかございませんので、現在ある社協が事業所として、どこまでできるのかということでいろいろ話し合いを進めておりますが、社協といたしましては、一定、今考えているような保健福祉センターを中心に、そこに施設を整備するということで、今あるデイサービスの延長線上にある宿泊サービス程度のものについては、社協としてはやってもいいよというようなとこら辺まで話は進んできております。  ただ、それがその今まだ詰めてるのは、どれだけの規模でどんだけの人員が必要なってくるのか、社協が全てその人員を負担してということはできませんので、必要な人員は全部村から社協に負担をさせるということになります。  そういうことで、一体どれぐらいの費用がかかって、どれぐらいの利用料になるのかというとこら辺まで算出をしないと、取り組めない問題がございますんで、今、そういった問題について、協議をしているところでございましてですね、大まかに言いますと社協にやってもらうということを了解をしていただいておりますが、ただ、その費用がどれぐらいかかって、どれぐらいもらったらできるというとこら辺にまでは詰まっていないという状況でございます。  ですから、それを今後詰めていって、村の出費がどれだけふえてくるのか、利用料はどれぐらいで設定するのかというとこら辺まで、やっぱり詰めていかないと導入はゴーは出せないというふうに思っております。  たまたま今回暫定予算といいますか、骨格型で組んでおりますんで、それも新規事業になりますんで、これについては6月の選挙後にそういった問題については整理して出していくということにつながっていくのかなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  総務委員会のほうではですね、やはりこの高齢者施設、以前から取り組んできましたし、3年前には行政と総務委員会ともですね、泰阜村のほうにも視察を合同でさせてもらった以降ですね、この合同会議も行われないままですね、その方向性というものがなかなか議会のほうには、はっきりとお示しをされなかったという経緯もございましたので、きょうの話ではですね、方向性は決まったということで、あとは人員の問題、費用の問題、そういった部分で残っているということと、6月のですね、村長選以降の新しい方向性を示すということを言っていただきました。  以前の介護福祉計画ではですね、老人特別養護老人ホームやケアハウスなどの介護施設、高齢者福祉施設の整備に検討しますということでしたが、今回の30年度の第8次高齢者計画、第7期介護保険計画ではですね、そこには宿泊サービスの拡充に向けた整備を行うということが書かれておりますし、その方向で進むのだろうというふうに今感じたところなんですけども、その調査ですね、そういうサービスを受けられる方の人員といいますか、受けるほうの人員等のですね、アンケートなり、調査なりもされているとは思うんですけども、その辺については村として、どう理解されている。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まず、議員もおっしゃるように村で特養をやっていただく業者が来ないいうことで、やろうと思ってもできないのが現状でございます。このことは議員の皆さん方も御認識同一にしていただいているものと思いますが、場所も提示し、いろいろと募集をしたんですが、そういう事業者は来てくれない。だったらどうするんかっていうと、今、言うてるように村にある事業所ができる範囲内で村の課題を解決していくしか方法はないいうことになってしまうんです。やりたくでもできない状況にあります。何で、村長はしないのかということをいつも言われますが、私はしないのではなくて、やりたくてもできないということを御認識をいただきたいなというふうに思います。  そうした中で、だったらどんなことができるんかということで、今、進めているところでございまして、できるとすれば今ある施設の中でするのか、新しく施設をつくっていくのかという問題2つがありますが、これも含めて財政的な面、いろんな面を考えながら今、進めているところでございまして、今の段階で具体的には担当課長からお答えさせますけれども、社協もそうしたアンケートをとっておりますし、村のほうでもいろんな把握をしているところでございますが、どれぐらいの価格であれば利用するかというアンケートもとりました。  また、社協のほうでもこれからどれぐらいの人がおって、どれぐらいの利用ができるんか、必要になってくるんかというとこら辺も今、調査に入っていただいておりますが、具体的なその辺のアンケートなり、利用者の数については担当課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  済みません、それでは、今現在社協のほうが事業主体となりまして、地域福祉活動計画の策定を進められております。その中で昨年10月にアンケート、介護事業に関するアンケートというものをとられております。その中で、デイサービスの満足度でありますとか、訪問看護、その辺の満足度、それからどういう面がいいのか、悪いのかといったアンケートをとられております。  大方は、大変満足ということで、大方96%に当たる方がそういう満足度を示されているということなんですけれども、これはデイサービス、訪問看護、いわゆる地域居宅を支援する事業に当たりますけれども、そういう方々がほぼ満足されているというようなデータも出ております。ただ、その中で今後充実させてほしい内容ということで、複数回答ではありますけれども、その中で多くが占めているのが宿泊サービスといったお答えもいただいておりますので、宿泊サービス、利用したいときは家族が介護できないときですとか、体調が悪いときとか、そういった御回答もいただいております。  その中で、サービスの金額というとこら辺はわからないという人が多いんですけれども、1,500円以内ですとか、2,000円以内とか、そういった回答をいただいているということで、今、地域福祉活動計画策定と申しましたけれども、これは第2期の活動計画策定をするということでございまして、これ社協が事業主体となって1つは住民自身の活動計画、それから社協の事業なり、サービスの計画、それから社協の発展計画といった主にこういった3つの視点で計画が策定されるものでございます。  30年度3回まで計画策定委員会が開かれておりまして、この3月末にも最終の策定委員会を開かれるということが予定されておりまして、その中でこういったサービスの取り扱いについても計画に盛り込まれていくものというふうに考えております。  社協としての意思決定ということを答弁がありましたけれども、そういった策定委員会あわせて、社協としての理事会なり、評議委員会というのを意思決定をいただいた上で基本的な意思決定をいただいた上で、具体的な人員ですとか、費用面、サービスの内容につきまして、今後、詰めていくという段階でございます。どうぞ御理解願いますようお願いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  総務委員会でですね、以前からですね、いろんな形で図面もですね、御提示もいただいたわけです。例えば、今の道の駅の臨時駐車場の医療施設の2階であるとかですね、養豚場跡地なんかも含まれてたかなとは思いますが、ちょっとそういった意味で方向性が定まってなかったという部分で、今お示しをいただいたのが、今の方向性ということで、あと二転三転しないということのですね、これは今までも聞いてきている中での最終の方向性だというふうに私は理解しますけども、それで行政として、最終ということで理解させてもらっていいのか、最後にちょっとお聞きをしたい。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今までは、いろんな場所で業者を呼び込んでここでしてくれませんかという話の経過をお話をさせていただいてました。でも、ない以上は村が一応ここでしようということで、できるだけ近いうちにいろんな予算も含めて計画を提案をさせていただきます。その意思決定機関というのは議会でございますんで、議会で承認をされて初めてこれが確定するということになりますんで、できるだけ早い時期に議会に御提案を申し上げて、議会の承認を得て進めていきたいなというふうに思っているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  村長からそういうお話を伺いましたのでですね、実際に進むように進めていただきたいというふうに思います。  次に、2番目のですね、高度情報ネットワーク民間へということでありますが、これも私も以前、議会でも何度もですね、取り上げさせていただきましてですね、村のインターネットの現状ということを訴えさせていただきました。議会説明会、昨年で4回目ということで、一番最初の議会報告会の席でやはり村のインターネットの速度の遅さということでですね、何とかならないかとか、最近でもですね、ハイグレードに加入しているにもかかわらずなかなか難しいと、速度的にね、というような意見も聞きました。  やはり、当初はですね、11年前ということで開通しましてね、60、ISDNのですね、64Kbpsの速度から100Mbpsということで、雲泥の差ということを体験させていただいたわけですけども、やはり年数がたってきますと通信業者とは格段に差がでてきているということもございます。  村の場合どうしてもですね、その選択肢がないということもございます。ニュータウンからはその費用の削減、減額というようなお話もいただいておりますがね、その辺は非常に厳しいかなとは思いますが、そういう行政にもですね、たくさんのそういう要望も届いているとは思いますので、その辺ですね、先ほどのお話では移管に向けた取り組みといいますか、協議ということで進められているわけですけども、昨年の9月議会ですかね、過疎計画の中にもこのインターネットの環境の費用が載っておりましたが、かなり費用的には大きな費用ということで、私のほうは移管と、費用かけてでも民間に移管ということを思っているわけですけども、議会としてもですね、その辺、10年たったわけですけどもそういうしっかりと議会との協議、この辺も費用かかる部分ありますので、そういった議会とのですね、連携もしっかりととっていっていただきたいというふうに思いますので、その辺、再度お聞きをしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  導入して、10年以上経過しましたので、二、三年前からいろんな業者、特にNTTに交渉してきたんですが、5億とも7億ともいうような費用を要求されてきました。そもそも導入のときに村バージョンの配線をしたということになります。このときにNTTがやれるような配線をしとけばNTTが引き受けてくれたはずなんですが、費用削減の目的があったのかわからないんですが、1本の線を30人が共有しているというような状況になっております。これは今から考えたら、通ってるか、通ってないかというたら、通ってますよと言えるだけの話であって、今の最先端のIT関係の機器を使って更新しようとすれば、恐らく1人で独占してしまわないと使えないだろうというふうに思われます。  そういうものがありますんで、NTTに移管しようとすれば全線を引きかえるということになります。NTTは費用対効果でそれができないから村でしてくださいねということで、補助金をとってやってきたという経過があるんで、それの更新に補助金が出るかというたら補助金出ないんですよね、全て単費でやらなきゃいけないということになります。  ですから、非常に慎重にやらないと単費で5億、7億のお金をつぎ込んでインターネットをするのかと言われた場合には、村としては財政がもたないいうふうな状況になっております。  ですから、今回は全国民間事業者にいろんな提案をしまして、どれぐらいになるんかいうことで、民間の力を借りよういうことで募集を行ったところ、まず、億は億なんですから、何億かはかかるんですが、NTTよりは安く上がるだろうという話になってきております。  ですから、これはこれも新規事業になりますんでね、6月の村長選挙済んだ後に議会の皆さんと協議をして新体制の中でこれを協議していくいうことになろうかと思いますけれども、そういう形で進めていけるように、今、笠置町とも共有しておりますんで、笠置町とも、今協議をして、事務レベルでやっているところでございます。  一定方向性が出てきておりますんですね、近いうちに議員の皆さんにも内容を提示しながら、それでどうだろうかという話をさせていただきたいなというふうには思っております。  ところが何せ首長の選挙が6月にあるということから、予算、当初予算には乗せられない事業、新規事業になってきているということになりますんで、この辺も御理解をいただきながら、これからも進めていきたいなと思ってます。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)
     そういう選挙も絡んでくるという部分もございますので、なかなかそれ以上はお話もいただけないとは思います。しかし、今、昨年の12月1日からはテレビもですね、4Kやら8Kという高画像のね、テレビも配信されている中で、それも村では見れてないということもありますし、費用も非常に今の話では費用もかかるということですので、しっかりと議会とやはり連携をとっていただいてですね、進めていかないとだめなのかなというふうに思いますし、もちろん私も要望聞いておりますので、改善することはもちろんオーケーなんですけども、費用的にね、ちゃんと村で消化できるものなのかという部分と、住民もしっかりとかかわることでもありますので、慎重に進んでいっていただきたいというふうに思います。  それでは、次にですね、村のAIですね、アプリということで、これは道の駅ができるにあったって私は進むものだろうというふうに思っていたわけですけども、なかなか2年も経過しようという中で、進んでないと、進んではいるんでしょうけど、実際には使えていないということだろうと思いますが、これは行政にですね、議会からそういうのをしてくれという話はしていないというふうに思いますが、買い物難民対策としてはですね、有効なのかなというふうには思いましたが、それよりやはりね、今の防災無線の言葉だけの通知ということでなく、アプリなりで文字と音声という部分が非常に以前のIP電話が、使ってたときの形をね、要望といいますか、そういうことが望まれているんではないかなというふうに思うんですけども。  買い物、物をですね、運ぶという部分をとるのか、そういうアプリでバスの時刻表が出てるわけですので、人を運ぶ方法ということで、やっぱり実際に見てもらってA商品、B商品どっちの値段のどっちのを買うねんというようなやはり買うに当たっては、やはり本人さんが目で見て買うほうがいいのかなというふうに思うんですけど、どうでしょう、その考えということは届けるということなのか、買い物に行くために手だてをするのかということだろうと思うんですけど、その辺はどう解釈されますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  以前に実証実験をしましてね、アプリを使って注文してということで、仕組みとしては道の駅も配達する車があるから、あっち行けるということになったんですが、仮に軽の今、保冷車があるんですが、それに乗せて童仙房なら童仙房へ配達に行くとした場合に、どれぐらいの経費がかかるんかという問題を原価計算して、この話そもそも道の駅からこの話が出てきたんですが、当初は買い物難民対策として非常にいいじゃないかというふうに取り次いだんですが、実証実験をして、いろいろやっていくと、受発注は簡単にできて、アプリを使って会話ができるという、これもなれてきたらできるんであって、最初はなかなか大変やというふうに思います。  70歳、80歳の人がアプリを、アプリやなしに、タブレットを渡しても本当に使ってもらえるんかどうかというものの心配があって、行って目の前で持ってもらって、こうして使うんやというのを教えていかないとなかなか配っただけではできないと思う。  それなら、電話で注文して持って来てもらうのもええやないか、それでもできるんちゃうかと、ファクスでもできるんちゃうかというような話になってきますよね。ただ、それがうまく代金の回収ができて品物が届くということがあってこそ、これ有効になると思うんですが、なかなか実証実験やった中では、注文する量がそんなに多くない。  これが2万、3万という商品を持っていくとすればその中でペイできていくんですが、しょうゆ1個持って童仙房まで走るということになって、半日使うということになると、その経費がなかなか増大になる。道の駅もその分を見てくれるんならいつでもやりますよっていうことは言っているんですが、だから、経費かかるからしょうゆ1本150円のやつを300円ですよということにはならないんで、そこら辺がちょっと難しい問題が残ってきたということで、一旦行き詰まりました。  ところが、その後、いろんな住民の方から防災無線で放送しているやつが見える化できひんのかっていうことを聞いて、業者にこうしますと簡単にできますよということで、それもできるんですよ。できることになって、アプリをとって村が両方入れたものをそのアプリに載せていったら、タブレットを持ってる人は誰でもいつでも見れるように、なるようにはなってきました。  それは、何が必要かというと、こちらから村の情報を入れる作業が必要になってくる。それを入れることによって住民が見れるということになるし、同時にバスの時間表なんていうのは簡単で、入れたらそのまま見れるようになります。ただ、村が言っても、私のほうから言うてるのは、アプリを見てバスがどの辺に来てるかというのわからへんかと、GPSつけて車につけていくと、携帯の中でバスが今大河原にいるけども、押原まで来てるよというのがわかるというのをわかるともっといいんとちゃうかなというふうに、次から次と膨らんできてましてですね、それは丹後のほうでそれもう実証実験やって、ものとしては成果品としてできてます。  そういうソフト面はできてきたんやけど、村の中でそういうものをやっていく上においては、誰がやるんやということのセクションが必要になってきます。専門的な知識を持って絶えず入れて、住民に対応してこうして使うんやって教えていく人が必要になってきます。それを今のいる職員でそれをやるということになると、なかなか大変やいうことになってきて、今職員の採用、とりあえず3年間は地域おこし協力隊でやってもらおうということで、入れることにして、募集して入ってきてる。  これを3年間、仕込んでやってもらっているうちにホームページもつくるいろんな面で住民の中でやっていって、最終的には独立してやっていけるようなもんに育てていこうというふうには思っていて、3年後には独立して、事業としてやっていけるようなものにまでやっていこうかなというふうには思っているんですが、そういう作業を今やっているんで、最初は30年度中って言うたけれども、30年度中には実施はできますけども、だから、完全導入まではまだもうちょっと時間かかりますよということでございますんでですね、この辺もちょっとおわびをせんといかんねんけども、よりよいものにするためには、やっぱりそういう時間もかけてしっかりと導入していきたい。  これも、最終的には村が提案して、議会の承認をもうて、それならやれということになると、やれるということになりますんで、事前にはもっと相談をしながらやっていきたいというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  ですから、村からの住民からですね、やっぱり防災無線の見える化というものが一番求められているでしょうし、買い物についてはちょっとスマホあるいはタブレットで注文、ちょっとハードルが高いかなと思いますが、村から来た情報を音声で聞いて、スマホの中、あるいはタブレットの中の文字が見えるということが以前のIP電話とですね、同じような状況になりますし、以前のIP電話であればつけたところに、置いたところでしかできませんでしたが、タブレットであれば例えば2階に持っていっても聞こえますし、見れますし、そういった意味でこういったことのほうを早急にできるほうが、住民としたらありがたいと思います。あくまでも今ある無線は防災ですんで、防災のときに活用するべきものであろうと思います。  ちょっと時間がないので、最後に観光課の設立ということで、産業生活課が産業観光課ということで、名称が変わるので一応観光課と、課ということができたという理解はさせてもらいます。  やはり、村ではですね、今100万人の方が来られてるということで、やはり観光にですね、特化していっていただきたいということと、日本のですね、マウンテンバイクの最初の開会の場所がこの南山城村ということで、南大河原の以前のレイクのできる前の山を使っての大会が日本で初めて行われたということですので、そういったことも村として公表して、観光にということで頑張っていっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の一般質問は終わりました。  続いて、4番議員鈴木かほる議員の一般質問を許します。  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  議長の許可を得まして、質問をさせていただきたいと思います。4番議員鈴木かほるです。  通告書を読み上げていきます。  1、安心の高齢者福祉施設建設。  昭和30年、村の合併時に4,390人あった人口が、平成30年には2,806人に減り高齢化率は48.8%にもなっています。団塊の世代が75才以上となる2025年はもう目の前。最近の村長には、残念ながら高齢者福祉への心ある発言は見られません。1,865筆の願いにも背を向けてきています。  高齢者福祉計画の第7次と第8次の巻頭の村長の挨拶でも後退ぶりが伺われます。第8次では計画の実態アンケート結果が消え、村民の姿や願いが見えにくくなっています。第7次にある「特別養護老人ホームやケアハウスなどの介護施設・高齢者福祉施設の整備」の文言が消え、「宿泊施設の」と大きく後退しています。  @真剣に検討した結果が「お泊まりデイ」計画なのか。合理的な根拠を村民に示すべきではないかと思います。  A安心して2025年を迎えられる計画だと思いますか。  2つ目、子育て応援保育園の保護者負担軽減。  国は10月からの保育料無料化を閣議決定しました。たくさんの問題をはらんでいます。  @無料化になるのは3〜5歳児だけで、国は給食食材費を徴収すると言ってます。村はどう対応するのですか。  A第2子、第3子の保育料は今までどおり半額、無料で継続するのですか。  B保育料の高いゼロ〜2歳児にも負担軽減をすべきでないですか。  3つ目、利用しやすい村内交通の最適化。  村民の願いに即した移動方法について、村内交通に係る費用の有効化と利用の利便性を図るために問います。  @バス利用のない時間帯には抜本的な交通システムをつくれないか。  A朝のスクールバスに一般村民の混乗を実現できないか。  4番目、駅前駐車場。  大河原駅前の民有地に公用車駐車場があるが、どのような契約なのか。利用料、利用状況などを問います。  以上です。あとは自席に戻ってします。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の発言の制限時間は、14時31分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  鈴木議員の一般質問にお答えをいたします。  まず最初に、鈴木議員から平成30年合併当時4,300人あったいうことで、30年度には2,806人、高齢化率48.8%ということを書かれているんですが、村が発表しているデータの中にはそういう数字はどこにも出てこないんですが、この辺がどこのデータをもとにされているのかちょっとわかりませんが、正式な村の情報では30年1月現在では2,807人、44.6%が一番近い数字かなというふうに思っているところでございます。この件については村が発表しているデータではないのではないかというふうに思っております。  もう1つ、私が公約にしてきた特養なり、ケアハウスをやりますという約束はしておりません。村にあった施設に取り組みますという公約はしてきておりますが、そういう約束をしてないということを冒頭に申し上げてお答えをさせていただきます。  平成30年度以降の向こう3年間の第8次高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画の策定に際しましては、その策定委員として議会議員や医師を初め社会福祉協議会、区長、自治会長会、民生児童委員協議会、老人クラブ連合会など団体関係者や学識経験者、介護者等の皆様の参画を得て策定に至ったものと認識をいたしているところでございます。  この事業計画策定委員会の答申にもございます「住みなれた地域で暮らし続けられる多様な生活に応じた居宅支援を充実させるため、地域に密着したサービスの拡充を」との御意見を賜った中で、介護を要する高齢者が心身に何かの不安を感じるときや、家族の介護負担軽減といった際に、地域で支えられる仕組みの1つとして、現在行われております通所介護や訪問介護の既存のサービスに加えて、南山城村地域に密着した形の宿泊サービスについて取り組むこととしたところでございます。  一人一人がいつまでも健康で、住みなれた地域で互いに支え合いながら、生き生きと心豊かに暮らせる村づくりを継承し、進めていくことを基本理念として地域包括支援センターが中心となり、基幹的な介護サービスの充実や認知症高齢者への支援、高齢者の健康づくりの推進など、地域の実情を踏まえた高齢者の皆様が南山城村で安心して暮らし続けられる、健康で豊かさを共有できること、また、安心してサービスを受けることのできる村づくりを目指して取り組んでいるところでございます。どうぞ御理解を賜りたいというふうに思います。  子育て応援保育園の保護者負担軽減という問題でございます。これ2点ございますが、無料化になる3歳から5歳だけで、国は給食食材費を徴収するというが、村はどう対応するのか。  2番目、第2子、3子の保育料は今までどおり半額、無料で継続するのか。  3番目に、保育料の高いゼロ歳から2歳も負担軽減すべきではないかという3点について、御質問いただきましたので、順次お答えをしたいと思います。  本年2月に閣議決定された、国会への提出された子ども・子育て支援法改正案では、「3歳から5歳までの全ての世帯とゼロ歳から2歳を持つ住民税非課税世帯を対象に子供たちに幼稚園、保育所、認定こども園の利用料を原則、無償とする」とされ、実施時期については、消費税率引き上げの時期との関係で増収額に合わせて、本年10月から実施されるというものでございます。  これまで南山城村では、村の独自の施策として保育園児の給食費としては徴収は行っておりません。また、多子世帯の保育料の軽減制度として、同一世帯で2人以上の子供が入所している場合の2人目の保育料は半額とすることや、18歳未満の方が3人以上おられる世帯の3人目以降の児童の保育料については、無償としているところでございます。そして、早朝や夕方の時間外保育料も無償としております。これら村独自の子育て世代への支援制度は今後も継続してまいりたいと考えております。従来とは変わることはございません。  全ての保育園児の利用料無償化まではかないませんが、今回の国の施策とあせて、村単独として取り組んでおります医療費負担なしの子育て支援医療給付事業や「南山城村地域創生総合戦略」における新婚・子育て応援住宅総合支援事業、奨励金制度など、少子化や移住、定住に対応する総合的な施策により、精いっぱい、子育て世代を支えておりますので御理解をいただきますようにお願いをしたいと思います。  次に、利用しやすい村内の交通の最適化ということで、バス利用のない時間帯に根本的な交通システムをつくれないか。朝のスクールバスに一般村民の混乗を実現できないかという御意見でございますが、お答えをいたします。  1点目の質問でございますが、バスは現在、利用のない時間帯は運転手の休憩、定期点検等に充てているところでございます。  交通体系は村独自と3町村で相楽東部広域バスも運行していますが、次年度整理をするよう検討しております。  現在、村独自で無償運行していますが、維持については厳しい財政状況がありますので、有償化の実現に向けて整理をし、さらには福祉の観点も取り入れるよう調整を図っているところでございます。常にバスを動かすには費用は必然的にかかってきますので、利用のない時間帯に何かをするというのは検討できないものだと考えております。  2つ目の質問でございますが、以前から似たような御質問をいただき、その都度同じようなことを答弁させていただいておりますが、スクールバスはスクールバスという概念で運行しております。連合教育委員会と事例ごとに相談はしておりますが、実現は厳しいものと考えております。  最後に、駅前駐車場について、利用状況は、契約の内容と利用状況はということでございますが、大河原駅前の民有地につきましては、平成24年9月3日に大河原駅周辺駐車場として地権者と土地使用に関する覚書を交わしております。  使用内容は、公務における臨時利用駐車場並びにバスの乗降場として、バス2区画、普通車3区画をお借りしております。  利用料は無料で、利用状況につきましては、主に公務においての臨時駐車等として使用しているものでございます。  以上答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  まず、順番に上からいきたいと思いますが、まずね、村長さんが公約していませんと言ったあの言葉、これはひどいです。何でかいうたら、第8次、第7次とかいうてね、策定計画していくのは、村からの諮問によってしているんでしょ。策定でいろんな方たちが代表者が出てきて決めた、そのことについて村長さんはさっき私が第7次ではあった特養とか、そういう言葉が次の計画では消えてますよと言った。公約していないからって済むんですか。何のための策定委員会ですか。策定委員会から答申が出れば、それに沿ってやっていくというのが村長の基本的な態度じゃないですかと思います。それもう置いときます。その返事はいいです。村長さんの態度がようわかりましたから。  この中で、先ほど福祉課長さんがアンケートの中で、宿泊の希望がありましたとありました。その人たちはね、お泊まりデイがいいという意味で言ってるんじゃないと思うですよ。今の社協を利用しながらやってる方たちとか、それから、家庭で介護してる方たちとかが、夜も見てもらえることがあればという、そういう意味での宿泊希望だと思うんです。お泊まりデイが、丸ですという意味じゃないと思うんです。  そこでね、ずっとこの間、聞いてきてることなんですけども、もう1年になりますよね、3月にお泊まりデイという言葉が出てから。今回、私はもう簡単にね、合理的な根拠を示してくださいと言いました。合理的な根拠。今までいろんなほかの施設についても紹介してきましたが、それを本当に真摯に検討してやっぱりお泊まりデイがいいとなったのか、その合理的な説明が欲しいです。  まず、私が紹介をしている該当基準とどこが違うんですかということです。基準該当のショートステイもやはり同じ面積でできますね。それから、ショートステイと違って廊下の幅も車椅子が通れる、そういう状態で、できるんが基準該当です。そして、人数は部屋の広さもそうですけど、人数は20人までというのが基準該当です。20人までだから別に9人でもいいわけです。  何が決定的に違うかと言えばお泊まりデイは村独自の事業になるから、村のお金を使うか、または利用者の負担になるかです。基準該当のショートステイというのは介護保険が使えるから、介護保険の中でできるわけです。国は、そこから利用がふえて足が出ることがあれば補助も考えていると私は聞いています。  だからね、同じように夜泊まれてできるのに、何でわざわざ介護保険も使わないでやるのか、そのほうが何でいいのかという理由が今まで一言も聞けていないのです。もうこの質問は今回を最後にしたいと思うんですけども、ちょっとお願いします。  村長さん、担当課長にってすぐ振りますけども、村長さんの態度が大きいと思うんですよ。村長さんがやろうと言わないから、私は公約していないなんて言うからこういう結果になってきてると思うので、村長さんに答えてほしいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  だから、私も以前に場所をあちこち提示しながら、業者にやってもらうことを募集をしてきたが、やってくれる業者がいない。いない場合どうするんですか。村でやれることを村でやらざるを得ないじゃないですか。村でやれるとすれば何がええのかということを村の事業者と相談した結果、そういうことしかできないということでございますんで、私は議員おっしゃるようにそういういいものをつくれるんならつくっていったらいいと思いますよ。  でも、いろんなことを提案しながらやっても、やってくれる業者がいない、いない中で村がやらなしゃあないということをやろうとしてるのに、それ気に入らんと言われたってね、僕の意思でやらんようにしてるんじゃないんですよ。僕、村が単独でやろうとすれば今やっているようなことしかできません。やってくれる業者がおったらそれもうそれでええやん、おるんならまた紹介してくださったらいいと思いますよ。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  この基準該当のショートステイというのはね、特養とひっついていなくてもできるショートステイなんですよね。今、やろうと、村がやろうとしているそのことを、そのことを基準該当ですって村が認めれば、社協も、社協はやることは同じなんでしょ。夜泊まれて、世話ができるという同じことやろうとしているんだから、ただ、位置づけの違いなんですよ。だから、それを何でしないのかが納得できないということなんです。  社協の方おっしゃってましたよ。村がこういうことをやってくれと言うたら、社協としては真剣に受けとめてやりますっておっしゃってます。本当にそういう夜の安心をやろうとしているのかどうか、そこの姿勢を私は問いたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  だから、宿泊サービスをやろうとしているんですよ。やりたいと思ってます。だから、やれる範囲内のことを社協でできることは何ですかという協議を今しているとこなんで、できる範囲はこういうことですということで、まだこれは確定じゃないんですよね、まだ。そういうとこで意思決定で社協がやってもいいよというとこまで来てるよということであって、じゃあ何をするかというとこら辺までいってません。それはやっぱり、仮に、いずれにしてもどんだけの人がおって、どんな内容にするのかというそういうことを詰めていかないと、総合的な費用というものは出てこないんで、それを費用対効果も含めて検討していこうということになってます。  社協は、やるのは全部村がお金を出してくれたら仕事はするよと言うてますよ。村がそんだけのお金を出してやれるのか、やれないのかということを判断をしなきゃならないんで、それは一定まとまったら相談をさせてもらおうと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)
     先ほどから、話が何か、そらされているんですね、論点が。だから同じように利用者にしたら同じことをするのに何で介護保険を使ったそれをしないのかと、社協としては同じように世話するわけでしょ、そこを言ってるんだけど、全然そのことについて答えてくれてないんです。時間が無駄ですね、本当に。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  じゃあ担当が一番よく知ってる担当のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  大きな違いにつきましては、宿泊サービスと基準該当ショートにつきましては、議員からお話があったとおり、介護保険の適用になるか、ならないかというところが大きいところです。それと、基準該当ショートということになると、新たに基準該当ショートの事業所が必要となってきます。今、考えておりますのは、宿泊サービスといいますのは、デイサービスとの信頼関係といいますか、顔なじみで意識が通じ合ってる中での延長線上にあるのが宿泊サービスということでございますので、ショート、基準該当ショートをするとなると、それ以外の方も事業所ですから、受け入れなければならない点も、それは村外からも来る可能性もありますし、そういった性格が違うとこら辺かなと思います、そういうとこら辺。  設備基準も若干違っていたと思いますので、丸々同じという類似はしている部分が多いですけれども、丸々そういった一緒、同じ内容だということは言い切れないのではないかと。要はデイで培った関係性を中で延長線上にそういう宿泊、緊急的、臨時的に行うというのが宿泊サービスの性格かなというふうに考えます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  今、デイサービスをやっているね、だから、社協をそういう施設としてもう一度きちっと設置し直すというか、やればいいことであって、社協でつながってる、利用してつながってる人がそのまま宿泊できるというね、趣旨は同じだと思うんです。もうこれ以上は言いませんが、しっかり検討していただきたいと思います。  2つ目いきます。確認したいと思います。  3〜5歳児については、もいう保育料は全額要らないということで、国が言ってるように改めて食材費をとらない。それから第2子、第3子についても今までと同じように2人目、3人目の子については半額、無償ということをやっていくと、そういうことでいいですか。確認します。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  そうなってくると問題はゼロ〜2歳なんですね。ゼロ〜2歳についてちょっと調べてみましたら、今現在園児が40人ぐらいいる中で、来年も同じような人数になってくるんじゃないかと思うんですけども、現在だけで見ますとゼロ〜2歳でね、やっぱり小さい子たちだから、第2子とか、第3子とか、中には非課税の家庭とかあるわけですね、そうなってくるとゼロ〜2歳の中で全額保育料払っている家庭というのは40人の中の1割なんです。たった1割なんです。ほんでね、この人たちに何か特に、ゼロ〜2歳というのは年齢小さいから保育料高いです。この人たちに何か補助ができないかなと、たった4人1割の人数なんですよね。そこら辺のことはどうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村の財政にかかわる問題になってきますよね。大なり小なりありますけどもね、今回、骨格予算を組みました。交付税が私の就任時のピークからいきますと、ざっと2億ぐらい低くなってきてます。骨格予算でありながら、基金取り崩し1億9,000万をしなければ予算が組めない状況になっております。基金もそんなにある、無限にあるわけじゃないんです。そういう状況になっていって、何が言いたいかというと、社会保障がふえていって、公債費はだんだん減ってきてますけども、人件費、公債費、あるいは社会保障という扶助費がふえてきてます。維持管理する費用もふえてきてます。一般財源で使うとこが舗装したり、河川の改修したりする一般財源の政策的な費用というのはほとんどもう残ってこないような状況になってきている現状があります。  ですから、今までスクラップアンドビルドという話がよくできたんですが、ビルドアンドスクラップでいかないと、これからいけない、何かしようと思えば何かを切らないとやっていけない時代になってきております。これを共有していただきたい。  だから、僕自身も保育料、保育園行く子なんて、子育てやらから無料にしてあげたらいいと思うんです。でも、やっぱりそれをしようと思えば何かを我慢してもらって、それをするということをこれからしないと、村の財政がもたないようになってきております。  ですから、その辺も含めてたった1割のことやから、ええやないかというのを、これも1割、保険料も安くしろ、保育料も安くしろいうようなことはそら住民に対してありがたいことなんやけども、運営するほうとしてはなかなか厳しい問題やから、これから厳しくビルドアンドスクラップをやっていかないと目的のためには、何かを犠牲にしようという考え方をあわさないとやっていけない時代が来てるということを御理解いただきたいいうふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  3〜5歳児からの食料費はとらないと、第2子、第3子にはそのまま継続すると、それから、時間外のあれはとっていないと。だから、そういうあれを続けていくというので、だからいいなと思うんです、その点については。だけどね、この最後全額払っているゼロ〜2歳についてね、例え1万円でもいいから、安くするようなことはできないかなとか思うんです。また心のどっかに置いといてほしいと思います。  では、次、バスですね、広域バスです。広域バスはバス費用が結構かかってましてね、それこそ空気運んでるとか言われながらしているんです。バスがなければ困る人もあるんですが、実際の利用料がどれぐらいかということを、今ここでお聞きしてもいいですか。バスの費用、総務。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  済みません、申しわけございません。利用料というのはどういうことを指しておられるんでしょうか。バスに係る費用ということで理解させてもらってよろしいでしょうか。 ○4番(鈴木かほる君)  そうですね。 ○総務課長(辰巳 均君)  29年の決算ベースでございますけども、私ども、直営というか運転を委託しておりますので、その委託料に約2,300万で、車両は私ども自前のものでございますので、それぞれ燃料費ですとか、修繕費、それと車検に係る費用なんかを含めて約450万、それと、あと車検に係る保険代として6万そこそこを支出をしております。  このほか、広域バス、3町村でやっております広域バスの費用といたしまして、村負担分が約240万程度でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  このバスの利用なんですけど、村バスの場合はね、中学生とか、高校生とかが通学に使ってますので利用が1日に25人ぐらい、朝晩で、だから十二、三人ぐらいは乗ってるということだと思うんですけども、コミバスほうですね、コミバスのほうをこの間ちょっと担当の方に聞かせてもらいましたら、平均1日に1.9人と聞いてるんです。曜日によっても違いますと、利用が多いのは水曜日って聞いてます。昔から水曜日はあったからというのがあるかもわかりませんけども、ふやした割、曜日をふやしたのにあんまり効果がないかなと思っています。月曜日とか、金曜日とか、第2土曜日とかはあんまり多くないんですね。  これバスを走らせるか、それともその時間帯はもうちょっと違ったデマンドタクシー的なね、そんなものにするかとか、いろいろ考える方法あるんじゃないかなと。それで、浮いてきた費用でもうちょっと皆さんが助かるような方策ができないかなと思うんですけど、何かそういうふうなことで考えておられることありませんか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  おっしゃるとおり、いわゆる野殿童仙房を中心に走っているコミバスなんですけども、先ほど議員がおっしゃったように平均1.9人という報告もいただいてるとこなんですけども、現在ですね、それこそ私どももこのままではよいとは思っておりません。今、うちのバスの形態には、従来三重交通が走っていた高尾田山を中心とした村バスの形態と、それを今申し上げましたコミバスの形態と2種類大きく分けてあるんですけども、どうしてもコミュニティバスのほうが利用者数が少ないということで、できることなら、その部分についてをデマンド型にしていきたいなとは考えております。  今、ちょうど京都府で実証実験を行っていただいております。これ過去にチラシが京都府からも直接入ったと思うんですけども、マルチ交通の実証実験をさせていただいております。これ1回300円で村内どこでも、今回は特に月ヶ瀬梅林まで行ってるということにもなっておりまして、割と1日、七、八名が乗られてるというふうなこともございます。村といたしましても、そのコミバスをこの方式にかえたらどうかなというふうなことで、一体、費用負担がどれぐらいになるのかというふうなことも今後検討していく予定をしております。  どっちみち遠い将来ですけど、遠いと言ったらあれですけども、将来的には村バスのほうも財政難の折から有償も考えていかなければならないというふうな時期が来ると思います。それも含めまして、とりあえずコミバスの部分についてはマルチ交通も視野に入れて検討をしていく段取りではいるところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  それは1つの案としてあれですけども、やっぱりコミバスの場合は、前は水曜日にずっと定期的に回っていたという、だから、その定期的に来るバスというのも大事やと思うんですけどね、それも含めて検討をしていただきたいし、減って浮いてきた分で、例えばデマンド型にするにしてもね、費用の負担ができるだけ少なくなるような形で、できたらと思いますがこの中身については、ちょっと今は私もようコメントはようしません。  次、朝のスクールバスですね、このスクールバスの混乗の問題ですが、特に私が問題にしたいのは、野殿童仙房から来るスクールバスです。このスクールバスね、朝の7時半に野殿を出発して、ずっと回ってきて大河原、それから押原、それから国道から奥田に入って、小学校に行って、中学校に行くんです。中学校でおろすのが8時8分ですか、というふうに聞いています。違ってたらまた言うてください。というふうに聞いています。  思ったんです、この通学バスに童仙房、野殿を7時半に出るこの通学バスに、村の人が乗れたら1人でも2人でも乗れたらね、そしたら、朝8時8分に笠中に着くんです。笠中に着くということは月ヶ瀬口の駅に着くんです。駅の発が8時9分があります。  だから、加茂駅やったらもう人が来るの見えてたら電車とまって待ってくれるしね、だから、8時9分に乗れるかなと、そして、もしそれに乗れなくても広域バスが8時15分にあります。ぜひね、これ乗れるようにしてほしいんです。何でかいうたら、調べてみたんですけどね、JRの大河原の駅で、野殿からおりてくるバス、童仙房からおりてくるバスで接続されている便が1便だけです。あとは全部40分、50分、1時間余り待たなないんです。ということも現状踏まえてね、ぜひ野殿のほうは混乗をできるようにしてほしいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  教育委員会に村が費用を出しているとはいえ、スクールバスは教育委員会の所管で全ての権限なり、管理監督は教育委員会がしておりましてですね、東部広域連合のほうに運行全てをお任せしているという状況でございます。  そこに、村の事情で乗せてくれということで、以前からも教育長にその話はしているんですが、なかなかオーケーが出ません。  ですから、この件については、引き続きそういう要望があるいうことで、教育委員会のほうに提示しながら、実現をしていただけるべく取り組んでいきたいいうふうに思っておりますが、私のほうでそれを取り組みますということを約束できることではないということだけ御理解をいただきたいなと。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  多分、そうおっしゃるだろうと思って、先に教育委員会行って聞いてきました。教育委員会は教育委員会で村がバス持ってるからと言わはるんです。でもね、こういう実態ですっていうて、乗る方があるか、ないかわかりませんよ。だけどね、野殿からおりてくるバスはね、童仙房からおりてくるバスは7時13分大河原駅着、列車は7時11分に出た後です。9時14分着、列車は9時13分に出てます。広域バスも同じです。ぴったり合うような時間はありません。やっと1台だけあるのが13時59分、これやったら21分待ては列車があります。という状態なんです。  教育委員会の方に言いました。そしたら、教育委員会の方はね、多分、村長さんそうおっしゃると思ったんで、村のほうから教育委員会から乗ってくださいということは言えませんと。でも、村のほうから利用させてほしいという声があれば考えますということでしたので、ぜひ前向きに検討してほしいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  教育委員会のほうにそういった要望があるということは、申し添えていきたいと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  大河原駅前の駐車場ですね、これ駐車料は払っているんですか。5台分。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  これについては、村からは無償で借り受けております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  民間の方がね、村に無償で貸してるって、何で無償なんかなと思うんですが、何かわけあるんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  わけありということではないんですが、あっこが、あっこを埋め立てする土をですね、トンネル、京都府がトンネルを掘るときに入り口の土地を持っておられたのがその地主さんなんで、その売買の条件に土を入れてくれという話になりました。でも公共間流用ということになっておりますんで、その土は入れられないということでだめだった。地主さんは砂防の許可とって、順次その残土を入れておられた。ところが残土ですんで、どんな土も入れてるんで、問題になりました。これ困るということでストップをさせました。  そんな中で、どうしても地主さんがトンネルの出口の土地の西側の土地なんですが、交渉をされたときに京都府としては公共間流用でしかだめだという規定があるということでありました。  村としても、そこに今の場所に勝手に土を入れてもうて、どんな土も入れてもうたら困るんで、それやったら、何とか公共間流用というか、公共残土の山のいい土を入れたってくれへんかと、そういう交渉をする中で1つそこ土を入れるということで、入れるなら、入れるという交渉するから、完全に民営の駐車場するだけではなかなか村としても言いにくいと、村の公共のバスの駐車場として使わせてくれへんかということで、半ば村の事業の一端をそこで担ってもらった。バスの駐車場2台分と公用車をとめるということで、駐車場が村が必要やから、土入れたってくれへんかということで、京都府の無理無理理解を得られた。  いうことで、そういうことがあったから、村がとめるバスの駐車場として、2区画、それから公用車が駅前でとめて公務に行くときに使うということで、無償で3区画を地主から了解を得たいうことになっております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)
     村が無償で借りてるところなんですけども、それをね、例えばほとんどとまってるの見たことないんですけど、一般車もどうぞというわけにはいかないんですか。公開するわけには。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  地主との協定というか、約束事で公用車ということにしております。  ですから、公用車及び、要するに公共交通のバスの駐車場ということで地主との約束をしておりますんでね。民間の土地、ものをとめるとすれば、その付近が民間の駐車場になっておりますんで、民間の人はそこで300円払ってとめていただくということにしていただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  時間がありませんから、話も最後だと思います。一番最初の高齢者福祉施設についてはね、2025年、今の計画で絶対もたないと思いますので、2025年についてはぜひ考えてほしいと思うんです。社協をもっと大きくしていく、それのために村がもっと応援するというね、そういう観点で事業者来ない来ないというんじゃなくて、ぜひこれは地域密着事業の大事な、在宅介護の施策ですから、ぜひ村が主体となって進めてほしいと思います。  以上で終わります。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  暫時休憩します。41分まで。                (休憩14:31〜14:43) ○議長(廣尾正男君)  全員がそろってますので、時間45分と言いましたけど、やらせていただきたいと思います。  休憩前に引き続き、会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、3番議員齋藤和憲議員の一般質問を許します。  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  3番議員齋藤和憲です。通告書に基づき質問していきたいと思います。  まず最初に、メガソーラー開発計画について質問します。  京都府は1月25日、「メガソーラー開発」を認可した。砂防指定地内技術基準で原則禁止の渓流のつけかえ、渓流の盛り土実施や、事業終了後の内容未解決など、環境や災害などの問題点を住民が納得しないまま許可したものである。村長は議会答弁で「普通、認可は半年で終わるのが3年間もかかった」と発言したが、これは開発内容の問題点や説明不足、災害や環境問題など多くの疑問点が明らかになったことが主な要因だ。  村は2013年の開発スタートから、開発に関し、頻繁に村行政内部や業者との打ち合わせを実施してきた。一方、母の会や自然を守る会が実施した署名や要望書の受け取りを拒否してきた。また、議会では議員の質問に民間の事業、府の問題としてまともに答えていない。この間の村長の行動は、業者寄りの態度が如実にあらわれている。村は1月23日、業者と協定を締結した。これからは府の問題とは言い逃れできない。そこで質問する。  @砂防申請書類を確認したはずだが、内容は村が業者へ要望していた項目が全て反映されていたのか。  A開発協定の下記内容を確認したい。  1つ、第6条3項で「適正な維持管理のため、開発区域内に入り、必要な調査を行う」と書いてある。この「適正な維持」とは具体的に何か、また、「必要な調査」とは具体的どんな調査なのか。  2、第7条で「業者は施設の除草に当たり、環境保全と排水先の利水目的に支障を来すおそれがある除草剤や農薬などは使用しないものとする」と記入してあるが、支障を来さなければ使用できるのか。  次、第10条の「設置した施設の用途変更時は村と協議する」と書いているが、施設の用途変更とは具体的に何をすることなのか。  次、実施項目とは、実施細目はいつできるのか。  B工事説明会を3地区では実施した。隣接地域の月ヶ瀬ニュータウンは実施していない。実施しない理由は、協定書を結んでいないことが主な理由だが、村の見解を確認したい。また、村は村民全体への工事説明会を実施させるのか、確認したい。  2、税の使い道について、今、村の一般財源1億600万円を使って、優良な耕作地が工場用地にかえられている。一方、生活基盤である、村道整備や平成25年につくられた路面修正計画から大幅におくれている。村道を通ると、ひび割れ状態の道路をよく目にする。ニュータウンでも中央簡水工事後の未舗装道路で、中学生がつまずき、けがをしたとの話も聞いている。村道を整備するための国の防災安全社会資本整備交付金が村要求の30%程度しか出てない。  これは、リニア新幹線や北陸新幹線延伸など、大型開発優先のために必要な補助金が削られているからである。しかも、ことしからはゼロ%と聞く。国・府、村も企業開発優先の施策の中で地方自治体は住民のために生活基盤整備優先の施策を実施すべきである。国も村も同じ開発優先の政治では、住民生活のよりどころがなくなってしまうのではないか。  また、静岡県小山町で、ふるさと納税財源を利用して、小中学校及び幼稚園で給食無料化を4月から実施すると報道された。そこで質問する。  @平成25年につくられた路面修繕計画は、今年度で完了する予定だが、未舗装は何%残っているのか、また、完了時期を確認したい。  A村は、移住を促進しながら、そのもとになる生活環境整備を置き去りにしている。重要な道路整備の実施計画を確認したい。  Bふるさと納税の29年、30年、31年度の実績と主要内容を確認したい。ただ、31年まだ無理なので、30、29年で結構です。  C10月から保育園児3歳から5歳児までが全て無料になる。一方、村にはゼロ歳〜2歳児に有料の園児がいるが、全園児を無料化するためのこのふるさと納税を使う気はないのか。  以上、質問をいたします。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の発言の制限時間は、15時28分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、齋藤議員の質問にお答えをしたいいうふうに思います。  まず、1点目のメガソーラーについて、1、2、3、3つございますんで、まず1点目から質問をいたします。  1点目の砂防申請書類を確認したはずだか、内容は村が業者へ要望した項目が全て反映されたのかという問題でございます。  まず、1点目の質問でございますが、平成30年12月20日付で京都府より、砂防指定地内行為申請に係る意見について照会がありましたので、その内容を確認して平成31年1月7日付で京都府へ意見を提出しております。平成31年1月25日付の砂防指定地内行為の許可を京都府が出されたところでございます。  議員の御質問は、「村が業者へ要望した項目が全て反映されたのか」との質問でございますが、村が業者に対し要望した項目とは、何を指すのか具体的な質問の内容が理解できません。許可内容に対して問題はないと思っております。  2点目でございます。開発協定書を確認したいいうことで、具体的な適正な維持、必要な調査とは具体的などんな調査なのかということでございますが、開発協定書の内容の確認の件でお答えをいたします。  1点目ですが、適正な維持管理とは、電気事業法ほか関係法令の定めに従い、また、監督所管庁の指導に即して、適正に太陽光発電所を運営することを想定しています。必要な調査とは、事業主が、本協定に違反している可能性や疑念等が生じ、または、住民の安全や生活への危険を生じるおそれが予見されたようなとき、本村職員が事業地内に立ち入り、状況確認または疑念解消のための調査を行うことを想定しております。調査結果に基づき事業者と協議し、または必要に応じて関係官庁とも協議しながら、事業者に対して必要な指導も改善措置を求めることも想定しております。  2点目ですが、除草剤の問題であります。  除草剤や農薬の使用は想定しておりませんので、議員がおっしゃるように指標が来さなければ使用してもよいのかという項目については、使用しないということに限定しております。  3点目ですが、用途変更とは具体的に何かということでございますが、本協定では、事業主が太陽光発電事業を実施することを前提とした各種取り決めを定めております。よって、仮に事業者が他の事業を実施する目的等により設置施設の想定用途を変更したような場合は、協定の前提とそごが生じますため、事業者が本村の了解を得ることなく、勝手に用途変更することがないよう一定の制限を課したものでございます。  4点目の件でございますが、必要に応じて適切に実施していく予定でございます。  次は、3つ目の工事説明会をニュータウンでもするのかということでございますが、工事説明会の関係でございますが、本事業は民間事業でありますので、事業者の判断であると考えております。また、村民全体への工事説明会につきましても同様に事業者の判断によるものであると考えておりますので、村は具体的には関知はしておりません。  次に、2つ目の質問で、税の使い道についてということで1、2、3、4、4点をいただいております。これは順次お答えをしたいと思いますが、1点目の路面修繕計画は、完了予定が25年に作成された路面改修計画は今年度で完了予定だが、未舗装は何%残っているのか、完了時期はいつかという問題でございますが、1点目の質問。  村が平成25年度に作成した路面改修計画は、平成30年度までの5年計画で策定しております。この時点での概算の全体補修額が7億8,000万円であります。未舗装区間は何%残っているのかとのことですが、未舗装区間はございません。路面修繕計画では平成25年度からのこれまで5年間で23%の修繕率となっており、残り77%が未修繕区間でございます。  計画されている修繕箇所の完了時期につきましては、消費税増税や人件費、物価の上昇による事業費の増、または国からの交付金の見通し等を考えますと、財政的に大変厳しい状況でありますので、計画の見直しが必要と考えております。あらゆる方面から財源確保に努め、少しでも修繕を進める努力をしてまいりますので、御理解をいただきたいと思います。  2点目の重要な道路整備の実施計画を確認したいとの質問でございますが、通学路の交通安全対策、道路構造物の適格な維持、保全の推進、防災減災対策と安心・安全な道路整備の推進を図るため、それぞれの整備計画を国へ提出して防災安全社会資本整備交付金事業として、道路整備を実施しているところでございます。  3点目のふるさと納税の実施、実績と主要内容についての御質問にお答えをいたします。  ふるさと納税による寄附、御寄附賜りました実績でございますが、平成29年度は852件、1,006万2,784円、平成30年度は2月末までの実績となりますが、879件、934万7,392円でございます。平成31年度当初予算では、平成30年度と同額の1,000万円を見込み計上させていただいております。主要内容につきましては、平成29年度に御寄附賜りました全額を、ふるさと南山城村みらい応援基金として、基金積み立てをいたしております。平成30年度分につきましても、全額を基金積み立てとして、保有する予定でございます。  ふるさと南山城村みらい応援基金の合計は2月末時点で1,941万176円でございます。なお、平成30年度の実施事業では、全国消防操法大会出場事業にふるさとづくり基金から311万6,000円を基金繰入をさせていただいております。これは平成20年度から28年度までにふるさと納税により4事業の目的に御寄附賜りましたふるさとづくり基金から基金繰入をさせていただいたもので、ふるさとづくり基金の残高は1,134万708円となり、これら2つの基金合わせますと3,075万円を保有する見込みでございます。  4点目の保育園児の利用料無償についてでございますが、今回の国の施策以上のものは考えておりません。ふるさと納税で得た寄附金につきましては、寄附額が安定的でないため、保育事業という経常的な性質を要する事業への充当は考えておりませんので、御理解をいただきたいというふうに思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  まず、この協定書なんですが、ちょっと確認したいんですが、この協定書の位置づけなんですが、業者と結んだ協定書はやはり村民の命と暮らし、また安心・安全を守る協定なのか、はいか、いいえで答えていただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  内容については、村として住民の安心・安全、環境の保全、それから工事のその後の安定を期するための約束文を協定書に結んでおります。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  では、ちょっと第7条で農薬は使用しないという内容を村長は言われましたよね。なのになぜこのように7条でわざわざ、そうするなら乙は施設管理の除草に当たり、人的に使うと、農薬にこういう実施するとか、来すという言葉は入れなくてもいいんじゃないかなと思うんですけど、ちょっとお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的に、総務課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  支障を来すおそれがあるという文言でございますけども、私ども業者と協定書を締結する際には人それぞれ、その文言に対してのとり方があろうかというふうに思いますけども、我々村が業者と締結する時点においては支障を来すおそれがある除草剤というものは、除草剤というものは一切使用しないよということでの内容で協定を作成したものでございますので、これ、人によってとり方はあると思うんですけれども、支障を来すおそれがあるような除草剤というふうなことでございまして、支障を来さなければ大丈夫かというふうなことの想定はしておりません。全て農薬、除草剤は使用しないという理解で文言を整理しております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  だから、なぜこのような文章にしたのかを聞いとんですわ。意見書とか、説明会ではですね、除草は、除草剤を使用せず人力を予定して行うと、明確にしてるのに、なぜこのようなことを書いてあるのかを確認しとんですわ。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  なぜ、書いたのかという今、言われても大変申しわけございませんけども、それは人それぞれとり方が、の考え方が違って当たり前だというふうにも思うんですけども、少なくとも我々と業者の間では、一切、除草剤と農薬は使用しないということで、この協定を結んでおります。ただ、その支障を来すおそれがある文言が入ったからどうかというふうなことについては、一切、いわゆる除草剤等は使わないというふうな方向で決まっておりますので、このような文言が入っても特に支障はないと考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」
    ○3番(齋藤和憲君)  今、先ほど総務課長、言われたように、人のとり方によって変わると言われてますやん、それが5年先、10年先だったら、人のとり方によって素直に読んだら支障来さなければいいんだなというとり方をしてしまうということ、みずからも総務課長認めてるでしょ、だから、こういう文章はあかんよという。だから、素直に除草剤は使いませんと、人的作業でやりますというのが、本来ここで書く内容ではないかと聞いとんです。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  ですから、文言を整理するときに、これ支障を来すおそれがある除草剤という文言については、入れなかったらいいというふうな御判断やというふうに思うんですけども、うちのほうはこれは業者としっかり協定書を交わすもんでございますし、村と業者との協定でございますので、村は、村も業者も実際、農薬、除草剤は使わないよというふうなことでの、いわゆる取り決めをしておりますので、これは後世にも伝えていくものでもございますし、住民さんがどのようなとり方をされようと一切使いませんよというふうな返答は村でさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  何度も言うけどね、素直に読んだらそういうとり方はしないでしょ。それも先ほど総務課長も人のとり方によって変わるって言われてますやん、だから、素直に読んだら、利水に支障を来さなければ除草剤を農薬など使用はしない、逆に裏返せば支障を来さなければ使ってもいいよという文章になりかねませんですかという聞いとる。何度も言いますけど。こういう文章をなぜするのかということですわ。どうぞ。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  支障を来さなければ使ってもいいのかというふうなことにはなりません。これは申し上げときます。ただ、支障を来すおそれがある除草剤や農薬等というふうなことでの一くくりでしておりますので、全て農薬、除草剤は使用しませんということで、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  変えてほしいというんです。だから、総務課長と今の村と、今の行政はそんなん結んだからというて、これが10年先、20年先にそういう文章がなければね、これ素直に読み始めていたら、多少、というのはね、今、大きなメガソーラーの場所は、制度がこういうふうな状態つくるの知ってますよね。メガソーラーのソーラーはね。ここは15センチしかないんですよ。このソーラーの例えば勾配ここが1メートルちょっとです。ここは立ってできますけど、こんなところね、最初はやるかもしれませんが、将来的に、そのようなことをできませんよと、そうなったときに、この文章からいくとね、ひょっとしたら支障来さなかったら使ってもいいじゃないかということを、もし業者が言うたら、もう課長がやめられた後の人が、総務課長になったとき、そうかなと、ということはさっきも何度も総務課長は言うたけど、人のとらまえ方によって異なるということ自分で言うてますやん、課長が、そのようなとり方するんやったら、素直に使えないと、農薬は使えないと書くのが本来の姿じゃないですかと言うとんです。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  少なくとも我々職員と業者間では、この支障をもたらすおそれがあるというふうな文言が入っていても、一切使わないということで、それはかたく御約束はさせていただいたというふうに思います。ただ、住民、私が申し上げたのは、住民さんのとり方というものは、人それぞれによって違いますんで、私ども職員としてはそのように捉えてないというふうなことを言いたかったことでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  まだ、実施細目が明確にされてないと思うので、今度、今、言うた内容を実施細目の中で入れるようにお願いできませんか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  実施細目というのは、どういうことをおっしゃっているのか、ちょっと理解に苦しむわけなんですけども、個々のまた事業が実施されるに当たって、当然村道との関係もございますし、その辺のことの細かいいわゆる協定なり、覚書は交わしていく必要はあると思うんですけども、それにいうたら、支障を来すおそれがあるという文言は入ってるけども、除草剤や、農薬は使用しないよというふうなことをつけ加えてほしいというふうな理解でいいんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  業者とも、確認はさせていただきますけども、少なくとも、文言が先ほどと答弁は一緒なんですけども、除草剤や農薬は使用しないものでございますので、文言が入ってるからといって、将来、私がかわった後、また村長がかわった後でも、この理解の仕方が変更するというものではございませんということだけ申し上げときます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  行政とか、村長も含めて、ファースト・ソーラーを御信頼されているから、そういうことは素直に出てくるんだろうとは思うんですが、我々住民として、いろんな説明会の中で、受けた中ではファースト・ソーラーは信用できない業者なので、いつこの内容がですね、変更の内容として、要するに使うと、使わせていただきたいと、ということが出てくる可能性があるので、僕はもう100%出てくると思いますわ、五、六年たったら、というのは刈れませんもん、誰が考えても、こんな15センチのところ、人が入って、それは誰がそうであったってそうでしょ。普通の、農場でこれ刈るならともかく、上にあるのに刈れませんやん、必ずそういうことがあるのでですね、ぜひとも実施細目の中で、こういうことがあったということだけでもですね、書いていただいて、永久に農薬は使わない、除草剤は使わないということをですね、明確にしていただきたいと思います。  次、移ります。次の関係もあるんですけどね、2月16、17日に一部の区域で工場の説明会があったんですが、これは聞かれておりますし、聞かれてます。また、内容も把握されていますか、村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  同じような説明会を行われたということで、そのときのやりとりの報告書をいただいておりますので目を通しております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  こういう資料もいただいてますか。これは16、17で説明された資料なんですが、この中でね、17ページに一時的な搬入の場合、奥田道を通らせてくださいと、ということを業者が工事説明会の中で言うたと、この件、聞かれてませんか。業者から。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  奥田道という村道ですよね。村道を誰に断ったというんですかね、村道ですから、誰も通ったら悪いということにはなっておりません。事業者であっても、どこの業者であっても、一般観光客であっても、村道を通ったらあかんという制限はどこでもしておりませんから、地元の人に迷惑をかからないように通るからということの説明をされたんかなというふうには思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  前、最初に計画出ましたよね、18年の5月の26日に、16年の5月26日に変わりましたよね、2回目の変更されましたでしょ。その変えた理由はどんな理由で変えられたか、聞いてますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  進入路は、押原から入るということで、なったということに聞いておりますが、奥田道というのは押原奥田間の道路をつくるためには、今は入れませんよね、重機とか、10トン車なんかは入れませんよね。奥田、押原からの入る道路は。  だから、その工事をするための機材を持ち込むために奥田道を通らせてくださいねという話になったというふうに、入れかえをするのか、そういうことと思いますが。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  村に、そういうような奥田道を通らせてほしいということは、今、聞いてるんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  一部、工事の車両が通るということは聞かせていただいております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  これ復命書がありましてね、これは28年の6月の8日に職員が、行政の職員が村長宛てに書いた復命書ですわ。印鑑押してますんで村長も行かれてる。この中で、新たな事業計画には従前から計画で110メートル北上し、工事車両進入路は村道押原奥田間を通ると明確に言うてますので。  それと、8月28日に自治会での説明会の中で、ファースト・ソーラーの方が今回は1回、最初出したのに対してさまざまな意見があったと、その意見を聞いた後で、中身を確認して計画を変えたと、計画地域の変更も含めてやっていると、事業計画の中、何やねんというたら、そこのディベロッパーのプロデュースの人が、南北に奥田のほうに向かってる細い道は、通らないと言い切っとんですよね。これは説明会で言うてるせりふなんですよ。だから、さっき何でも、総務課長に言うたね、言うたことを守りませんよということは、ここからもきてるんですよ。だから、心配だから、ちゃんとあの文章に対してはしなさいと、村長これに対してどう思いますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  実際のことを想定して、私も昔、土木の事業をしてきたものでございますんで、道路を新設でつくったこともございます。新設の道路つくって、ここを通るから、ここは通りませんよと言ってもですね、その道路つくるためにどっかから入らないとその道はできませんよね。そういったことがファースト・ソーラーの当初来た職員が実際工事する日産建設ですかね、の業者に委託するまでの間に約束したことが実際業者が入って、事業しようとすれば、入れない道をつくるのに重機を入れなあかんけども、どこから入れるんやというようなことは、事実上、そら不可能ですやんなそんな話は、約束したとしても。道路できたら通れるけども、その道路をつくるために、どっかから重機持ってこなあきませんやん。  それは、そういうことがあったのかなと私は推測するだけで、それは正当やというふうに思いません。約束しておきながら、そういうことをするのはおかしいなとは思います。でも、実際に実際の話は事業者と、施工者がおったら、ここで約束したことが施工者そんなん車通りませんやんな、どっから入れるんですかというような話になってくるというふうに思うんで、慌てて地元に通りますよという話をしたのかなというふうには、推測はされます。そういうこととちゃうかなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  もうちょっと、済みません、短くお願いします。あのね、もともと押原から入れますよと、だから、今、4メートル道路を6メートルにしますよと、そこ通って西工区から東工区に行きますよと、この道路を使って、さっき村長もわからんって言いますけど、道路はもともとニュータウンの前を通って、生活、入れようとしたけどこれはあかんと、だから、ファーストソーラーが自分ところが通りませんと、通るのは先ほど言いましたように、押原から奥田道を4メートルを6メートルに広げてこの道路をつくって、東工区に行きますよと、そういう説明をしてますやん。  だから、なぜかいうたら奥田道は通ったら生活道路危ないからやめますと、そのために計画も変えて、新しい計画にして6メートル道路をつくった後、西工区と東工区しますよということを言うてる。それが先ほど村長が言うたように、上の、上司、一番頭がね、親会社がしませんというのを勝手に、そう請け負った会社が、いやそんなことできひんからうちやりますということを村長認めるんですか。 ○村長(手仲圓容君)  認めるっていう、そうと違うかということで言ってるだけで、なんも認めてませんやん。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ていうことは、今の流れの中で先ほど、建設課長も言われましたけど、もし、業者が通らせてほしいというたら、村長としては今まできょうの話もいろいろ聞かれたと思うんでね、何のために計画を変えたんやと、どのようにして道を、道路して、東工区に行くって僕に教えましたんで、そういう意味では奥田道は使わないって言い切ってるんだから、もし、使わせてほしいと言ったときには、だめよと、あなたたちが決めたでしょうと、こういったとかも使わんよとね、決めた内容なんで、もし来たら村長、道路の村道使う言うたら断ってください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村道通るなってことは言えません。何の根拠で村道通ったらあかんということを言えるんですか。通りませんと向こうが言うてた、でも事情があって一時的に搬入だけをそこを通らせてくださいって言うたことを、通ったらあきませんっていうことは言えないと思いますよ。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  そういうな、約束したことを平気で破るようなところにね、通らせてもいいんですかって言うてるんですやん。 ○村長(手仲圓容君)  知らんがなそんなもの、聞いてないやん。 ○3番(齋藤和憲君)
     だから、教えたの、いろいろ調べたら、そのようにな、ファースト・ソーラーは変更したものに対して、ニュータウンのあの道を使いたくないと、使えないと、だから奥田道路を使いますって、今はっきり言うて公安委員会も承知してるはずや府もね。そういうこと、でも府知事さんも同じこと書いてますやん。森づくりも。  つまり、ここ通ったら生活道路で脅かすからやめますよと、これは基本的にね、林地開発の内容でも書いてますやんか。変えますよと、それが一番最初の林地開発の計画ですやん。使いませんというのが計画なんですやんもう。上、通りますと、林地開発さえ破ってね、もしそれを使うとしたら林地開発自身から、変わるん違いますか。そうなってくると、村長が今さっきも言うたように、協定書は住民の安心、命、暮らし守る、安心・安全を守るためにつくられたシナリオに対して、違反してるんじゃないですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村を管理してる道路管理者としては、そこを一時的に通りたいということを通ったらあかんということは言えないということを申し上げてます。通すということを言うてるんじゃなくて、村道を通ったらあかんということは制限かけられませんよというてる、わかってくれますか、その立場。それは、私が、村が通ったらあかんよ言うてんのとちごて、業者はそこを通りませんからって言うてたんでしょ。そうでしょ。  ところがどういう事情あったのか知らんけど、今度こういう、じゃあちょっとだけここ通りますという、その話があると思うんですが、それは常時そこを大きな車がどんどんどんどん通るんじゃなくて、工事のために一時的に必要やって言われたら、そらあんた通らへん言うてたのに向こう通らんかいとはそら言いますけども、そら工事車両がここからしか入れませんねんって言われたら、その工事車両入れることは認めざるを得ないと思いますが、許可おりてんねやから。その許可を戻って、その許可取り消せなんて、そんなことはできないと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  何度も同じこと言うけど、通らなくて押原から来ますって言うた、それが林地開発の説明やし、許可とるための説明やしね、上から通ります、それを道ができないじゃなくて、上を通るって言い切ってますねんやんか、それが向こうから言うてるファースト・ソーラーが言うてる内容です。それを、やるってね、ここを通らせって、決めたことを破る、村長もちゃんと決めたことを守らすということの前提に砂防法にしても、林地開発にしてもオーケーしたんでしょ。本当は反対したらいいんやけど、それもう言うてきたら多分、府がオーケーするんやからしゃあないやないかということで、賛成したんでしょ、その基準は府とか、府と決めたこと、また業者が決めたことをね、守らないに対して、俺は知らんという発言はないでしょ。特に、例えば府道ならともかくね、村道なんですやん。 ○村長(手仲圓容君)  知らんちゅうてんねん。 ○3番(齋藤和憲君)  そうでしょ、それやったら来たら、とりあえず一回ね、言うてくださいよ、こんなもん一般質問の中でこんなこと言われたからやめといてくれと。言ってください、それが本来の村長の立場でしょ。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  何遍も言いますけれども、村道を業者が通らないと言うたから、通らないということで制限かけられません。それは、一定そら説明があって、その目的がきっちりはっきりするというふうに思いますけれども、まだ私は聞いてませんけども、まだ入ってませんやん。まだ入ってませんやん、通らせてほしいという話が来てるということをまだ私のとこまで来てませんやん。  でも、村道をあんたは約束したから、通ったらあかんと制限はかけられないですよということを言うてるんであって、約束事等はこれからいろいろ京都府とも協議しながらね、やりますけれども、村道を車通ったらあきませんよと、地元のもんしか通ったらあきませんよということは言えないですよということを言うてる。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  もう時間もないんであれですが、村長やっぱね、村長自身のそういう形で、ファースト・ソーラーが約束したことを、やっぱり守らすという前提でぜひとも立っていただきたい。  総務課長、総務課長も先ほど言うたのこういうことなんですやん。一回、説明会とか、いろんなところでね、お約束した、約束したことに対して平気で破るファースト・ソーラーに対して、先ほどの7条にしてもね、ちゃんとそういった、いつ、除草剤とか、農薬はね、こんなもん影響ありせんって変わったときに答え切れないでしょうと、だから、もともと説明会にしろ、意見書にしても、使わないって言うてるのに対してな、このような平気で変えるような業者に対して、やはり村長やっぱり信用できんと僕思いますので、もう一度ね、ちゃんと協定書に基づき確認して、実施細目、今からつくられると思いますが、そこ辺も含めてですね、やっぱり住民の立場に立った、村行政またはそういう業者に対して言ってください。  もうあとちょっと、あと1分、済みません。  2番目のね、税の使い道ですが、やっぱりね、道路未舗装という言葉ちょっと訂正させてもらいます。やはり道路もひび割れ状態ですわ、言いましたようにやはりね、わからないのは先ほど村長は言うたら、どっち使うねんという話されましたけど、やはり1億600万使ってあのようなお金を一般財源で出すなら、やっぱり住民が望んでいる村道へちゃんとして、それに対して生活できるような施策をですね、ぜひとも出していただこうと述べて質問を終わります。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の一般質問は終わりました。  以上で、一般質問は終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。  本日は、これで散会します。なお、次の本会議は3月11日、午前9時30分から再開します。  皆さん、御苦労さんでした。                   (散会15:27)...