南山城村議会 > 2018-09-11 >
平成30年第 3回定例会(第1日 9月11日)

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  1. 南山城村議会 2018-09-11
    平成30年第 3回定例会(第1日 9月11日)


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    平成30年第 3回定例会(第1日 9月11日)         平成30年第3回南山城村議会定例会会議録       (平成30年9月11日~平成30年10月2日 会期22日間)    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――              議  事  日  程  (第1号)                         平成30年9月11日午前9時48分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  日程1~日程4    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  廣 尾 正 男 君       5 番  吉 岡 克 弘 君    副議長   奥 森 由 治 君      ※6 番  德 谷 契 次 君     1 番  中 崎 雅 紀 君      ※7 番  梅 本 章 一 君     2 番  北久保 浩 司 君       8 番  北     猛 君
        3 番  齋 藤 和 憲 君       9 番  奥 森 由 治 君     4 番  鈴 木 かほる 君      10 番  廣 尾 正 男 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員       なし    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員     なし    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      手仲圓容 君       副村長     山村幸裕 君    むらづくり推進課長            総務課長    辰巳 均 君            岸田秀仁 君    保健福祉課長  山本雅史 君       税財政課長   杉本浩子 君    産業生活課長  廣岡久敏 君       建設水道課長  末廣昇哉 君                         保育所長    木村啓子 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    栗本保代 君    書記    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(廣尾正男君)  議員の皆さん、おはようございます。全員の御出席を賜り、ありがとうございます。  去る9月4日に上陸した台風21号により、近畿地方を中心に大きな被害をもたらし、今なお停電が続いている地域もございます。  さらに、9月6日未明には震度7にも及ぶ北海道胆振東部地震が発生し、大規模な土砂崩れにより被災された皆さんには心よりお見舞いを申し上げます。  また、犠牲となられた皆さんに心から御冥福を申し上げ、ここで黙?をささげたいと思います。本会議場の皆さんは御起立願います。  黙祷。  お直りください。御着席ください。  ありがとうございました。一日も早く日常が取り戻せますことを心よりお祈りいたします。  本定例会は、平成29年度の決算認定、平成30年度補正予算等を中心に招集されています。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議をいただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いします。  それでは、ただいまから平成30年第3回南山城村議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(廣尾正男君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、6番議員德谷契次議員及び7番議員梅本章一議員を指名します。なお、以上の両議員に差し支えある場合には、次の号数の議席の方にお願いします。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(廣尾正男君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から10月2日までの22日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」の声) ○議長(廣尾正男君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から10月2日までの22日間に決定しました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(廣尾正男君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る8月28日に府政懇談会が開催され、町村の行政課題について京都府知事との懇談を行いました。本村からは駅再生プロジェクト推進事業に係る継続支援について、駅舎改修工事に引き続き、駅前広場整備に対しましても、引き続きJRへの働きかけとともに京都府の財政支援を重ねて要望いたしてまいりました。  続いて、村長から「行政報告」の申し出がありました。これを許します。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員の皆さん、おはようございます。  まず初めにですが、大阪北部地震や北海道胆振東部の地震を初め、西日本豪雨並びに相次ぐ台風により被災されました方々に対し、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  本日ここに、平成30年第3回南山城村議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様方には公私とも大変お忙しい中、全員の御出席を賜り、まことにありがとうございます。  議員各位におかれましては、平素から本村行政の推進に何かと御理解と御尽力をいただいておりますことに、心から厚く御礼を申し上げます。  さて、ことしは、まさに異常気象の夏となりました。記録的な猛暑により、全国各地で熱中症患者が続出したのを初め、大規模な地震や例年以上に台風が発生するなど各地に甚大な被害が発生いたしました。台風シーズンは秋にかけて本格化すると言われており、本村においても、さらなる防災体制の強化を図らなければならないと考えているところでございます。  京都府の状況でございますが、西脇京都府知事就任後、初めての編成となる一般会計補正予算、約182億円を府議会6月定例会に提案し可決成立されました。補正予算では、「将来に希望の持てる新しい京都づくり」に向けて、1つ、安心で暮らしやすい社会の構築。2つ、京都産業の活力向上。3つ、スポーツ・文化による未来の京都づくりの3つの観点から、京都の魅力をさらに高めるための予算となっており、特に子育て支援策については、一丁目一番地と強調され重点が置かれているところであります。  また、9月13日開会予定の9月定例府議会には、防災対応に重点を置いた補正予算、約51億円が提案されております。  本村といたしましても、京都府との連携を強化し、必要かつ効果的な事業について、しっかりと取り組んでいきたいと考えているところでございます。  続きまして、当村の状況を申し上げます。  最初に、消防関連でございますが、8月5日に京都府立丹波自然運動公園で行われました第25回京都府消防操法大会、小型ポンプ操法の部に本村代表として出場した南山城村消防団第2分団第1部・2部チームが見事初優勝を飾り、10月19日に富山県で開催される第26回全国消防操法大会へ京都府代表として出場することとなりました。これもひとえに、日ごろの消防団活動、訓練はもちろん、議員各位を初め、住民の皆さんの御理解、御支援のたまものと感謝を申し上げる次第でございます。  今まで先輩たちがなし遂げられなかった優勝という快挙は、本村にとっても非常に喜ばしいことであり、全国大会でもその力を十分発揮できるよう、皆さんの御協力をいただき、しっかりと応援をしていきたいと考えているところでございます。  次に、防災関連でございますが、ことしは7月に発生した西日本豪雨を初め、例年にない相次ぐ台風の上陸が本村に影響を与えました。幸い、人的な被害を含めて大規模な災害には至りませんでしたが、村道や茶園の数カ所の被害が発生したため、災害復旧費用につきましても、補正予算第3号として今議会におきまして御提案させていただいているところでございます。  防災において何よりも大事なことは、いざというとき一人一人が自分の命は自分で守ることが大事でありますので、住民の意識を高めていかなければならないと考えているところでございます。  農業関係では、7月に開催されました京都府茶品評会の煎茶の部では、本村の出品数10点中、7点が3等までに入賞し、今山の、木野怜子さんが2年連続で一等一席を獲得されるとともに、19年連続26回目の産地賞が決定されました。また、8月に開催されました関西茶品評会では、出品数8点全てが3等までに入賞し、3年連続の産地賞は逃したものの、本村のお茶の品質のよさが認められた結果となったことを御報告させていただきます。  次に、平成29年度南山城村一般会計・特別会計の決算監査を8月10日、15日、17日の3日間で審査をお願いし、審査の意見を頂戴したところであります。決算認定の中でも触れさせていただきますが、例年財政健全化法に基づき財政並びに公営企業の経営健全化比率を公表させていただいております。  平成29年度の結果につきましては、実質赤字比率についてはゼロ%、連結赤字比率についてもゼロ%、実質公債費比率については8.9%、将来負担比率については25.4%となっておりますが、今年度においても、交付税が約3,600万円減額となったことから、厳しい財政状況となることが予想され、引き続き財政の効率化に努めていきたいと考えているところでございます。  今後とも、議員の皆様方を初め、村民の方々の御理解とお知恵を拝借しながら国、京都府の支援をいただき、村や地域が生き生きと活動できるよう取り組みたいと存じますので、議員の皆様方のさらなる御理解とお力添えをお願いを申し上げます。  以上が概略でございますが、最近の状況を報告させていただきました。  それでは本定例会に御提案申し上げております議案につきましては、報告が1件、条例の改正が2件、決算認定が6件、補正予算等の議案が7件でございます。  提案させていただきました議案につきまして、よろしく御審議をいただき、御可決賜りますようお願いを申し上げまして、行政報告とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  なお、例月出納監査報告は、お手元に配付されておりますのでごらんください。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  ◎日程第4 一般質問 ○議長(廣尾正男君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は7名の議員から一般質問がされます。最初は、奥森由治議員、続いて北久保浩司議員中崎雅紀議員德谷契次議員梅本章一議員齋藤和憲議員鈴木かほる議員の順で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される理事者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願いします。  それでは最初に、9番議員奥森由治議員の一般質問を許します。  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  議長の許可を得ましたので、通告書に基づいて大きくは3点質問をさせていただきます。  まず1点目、移住促進についてであります。人口減少対策として移住促進に取り組まれておりますが、現在移住希望者や空き家等の状況はどうなっているのか。また、今後移住促進をどのように進めていくのかお伺いをいたします。  次に、2点目、地域創生総合戦略についてであります。  平成27年から取り組まれ、3年半が経過をいたしましたが、今まで取り組まれた事業の現状はどうなっているのか。また、現在の取り組みはどうなっているのか、お伺いをいたします。  次に3つ目、住民の健康増進についてであります。  高齢期の健康づくりの推進をする中で、はつらつ運動教室等を実施をされておりますが、住民の皆さんから健康器具を利用したいとの声を多く聞くが、整備する考えはないのかお伺いをいたします。
     以上です。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の発言の制限時間は、10時47分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、奥森議員から大きく3点の質問をいただきましたので、順次お答えをしていきたいというふうに思います。  1点目の移住促進についての問題でございますが、移住促進について、お答えをさせていただきます。  2014年日本創成会議におきまして、この南山城村は全国で17番目、京都府では1番目に消滅可能性の高い自治体として指名をされたことは議員も御存じのことと思います。  村の高齢化率は45%に迫り、出生数もこの2年は双子が出生されたことから2桁でしたが、近年は1桁台の年も多くなっております。  さらには20代から40代の稼動年齢層の減少も目立ち、地域力の不足が懸念されてるところでございます。  また、高齢者世帯だけが居住されていた家も、徐々に空き家となるケースが増加しつつあり、少子高齢化と人口減少は、地域力の減少につながることから、村の大きな課題であり、住民、移住定住施策を村独自で進めてきたところでございます。  平成30年3月末で、空き家バンクの受け付け中物件は4件、今年度、新たに1件の登録があり5件となっておりましたが、ホームページでも掲載しておりますが、現在1件を残して、交渉中あるいは成約となっている状況で、その需要の多さを感じているところでございます。  しかしながら、一般の不動産売買物件も多少流通しているものの、空き家バンクへの登録物件がまだまだ少ないのは現状でございます。  これまでは、人口維持していこうとの施策で、移住定住奨励金として、移住の際、住宅を取得し5年以上継続して住んでいただく方に助成をしてきたところでございます。  しかしながら現状、空き家の流通が少ない上、京都府の特区制度において空き家改修費用の助成もあるものの、空き家の改修に思った以上に費用がかかること、あいている土地がまだまだ多くあることなどを踏まえまして、住宅の改修費用の上乗せや住宅の取得や賃貸など含めて、家を中心とした助成制度の見直しを現行制度と比較しながら、一方で考えていきたいと考えているところでございます。  以上が1点目の答弁でございます。  続いて2点目、地域創生総合戦略について、現状がどうなっているのかということと、現在の取り組み状況はという質問になりますので、お答えをしていきたいと思います。  国のほうで地方創生先行型交付金の制度が平成26年度補正予算で計上され、27年度には地方創生加速化交付金、28年度からは地方創生推進交付金となり現在まで財源として継続されております。  国のほうでは、人口減少問題の克服、成長力の確保を長期ビジョンとして、「地方における安定した雇用を創出」、「地方への新しいひとの流れをつくる」、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「時代にあった地域をつくる、安心安全な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携する」を基本目標として、5年間の総合戦略を構築しているところであります。  これをもとに、地方版総合戦略として「南山城村地域創生総合戦略」を平成28年2月に策定したところであります。  これまでの事業の実績については、株式会社南山城の設立、道の駅の開業、雇用促進協議会の設立や商品開発、お茶の京都の観光商品化としてDMOへの参画、ビニールハウス設置補助事業空き家バンクの創設など、挙げれば多いものですが実現をしているところでございます。  これらの事業は、業績評価指標を総合戦略に立てておりますので、事業を完成して終わりでなく、PDCAサイクルで検証していくことを、この創生総合戦略で求められておりますので、現在、目標達成、課題の解消に向けて取り組んでいるところでございます。  また、2019年度までの計画でございますが、終盤となっており、さらに地方創生推進交付金の補助率が2分の1であることから、村の財政も見ながら進めるが必要あり、総合戦略全てを完了することは困難な部分もあると考えております。  しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、村といたしましては、南山城村地域創生総合戦略の実現については、一定の成果を上げていると考えているところでございます。  以上、2点目の答弁とさせていただきます。  次に、住民の健康増進ということで、健康器具の整備についての話でございますが、お答えをしたいと思います。  住民の皆さんの健康の維持、増進のための事業といたしまして、1つは、40歳以上の方を対象にはつらつ健康運動教室を火曜日と金曜日の週2日、開催をさせていただいております。  内容は、ピラティスとズンバゴールド、ヨガとダンスということになりますが、有酸素運動で体幹を鍛えるといったものでございます。  また、65歳以上の方向けには「アクティブ体操」や「介護予防教室」など、参加者それぞれの身体の状況に合わせて幅広く、健康づくりや転倒予防、認知症予防などにつながる教室を開催しております。  今後の健康器具の整備につきましては、必要に応じて整備を考えてまいりたいと考えておりますので、どうぞ御理解をいただきますようにお願いを申し上げます。  以上で奥森議員からの御質問にお答えとさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それでは、1つ目の移住促進についてお伺いをいたします。  先に村長は37世帯ですか、80名弱ほどの希望者があるという中で、アンケートを実施したいとおっしゃっておりましたけども、アンケートを実施され、結果はどのようなものかお伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的な数字につきましては、担当課長のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  申しわけございません。アンケートのほう、この4月以降やっております。しかしながら、回答のほうなかなか返っておりません、担当のほうにも確認をして再度送っております。現在返っているのは4件程度ということで、何度送ってもナシのつぶてというふうな状態でございますので、もう二度、三度目ということで今最後送っております。  ただ、結果的にはやはり村で住みたい方につきましては一軒家が一応希望されているということで、今返ってきてる皆さんは一軒家を第一希望と、第一希望としては一軒家ということで返ってきている人は全てそういうふうな結果になっております。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  お伺いをして、前にも資料をいただきました、この37世帯ほど希望者があるって言うてる割には実際アンケートにお答えしていただいたのは4件ということは実際そんなに村を希望されていないんじゃないかというふうに思うんですけども、そら、本当に村を希望されているのであればですね、当然アンケートでもお答えをされるように思うんですけども、これは本人に聞かんとわからんことですけども、その辺、現課としてどのようにお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  村といたしましては、一応空き家バンク登録ということで、村に住みたいという意向を受けて空き家バンクの一応利用者登録をしていただいてますので、村に住みたいということでの意思はいただいてるというふうに考えております。ただ、空き家バンクに利用のほうを登録されて、よそのほうで仮に、仮にですけども、決まっていた場合だとこれ登録抹消とかいうふうな連絡もいただいておらないということもございますので、そういった方も若干はおられるかなと。ただ、村に住みたいということで、申し込みをいただいているということで御理解はいただきたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それと、答弁の中にもありました空き家がもし出てきたとしても、村長、御存じのようにこれ水回りの整備、台所、風呂、便所ですか、これ改修するというのはもう何百万もの費用がかかるんですけども、助成制度も検討されてるということですけども、こんな何百万もかかるもん、助成できるわけでもございませんし、当然、持ち主が整理するわけですけども、この辺のことについて、村長どうお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  現在、京都府の特区を受けてましてですね、その改修を要するに前の持ち主の段階で改修が補助金、京都府の具体的な補助金制度の額というものは担当課からお答えしますけれども、一定金額出ます、数百万出ると思います。それを改修したものを村の空き家バンクに載せていくという形になっていくんで、結構、利用されている方があるというふうに思うんですが、現に空き家がもうほとんど出てこないということは、もう何という、希望者が空き家になったものを入っていってるというのが現状でありまして、ホームページ上に空き家は何十軒というのには出てきてないというのは、もう既にもう先ほども申し上げたように今交渉中か、もう入ってくれたかということで、もう解消されていってるということでございますんで、あと残ってる家というのは改修に大きな金かかるとことか、あいてるけども、年に2回ぐらい帰りたいと、帰ってお墓参りもしたいし、田舎へ帰りたいということで人に貸したくないという人がありますんで、ここを今、積極的に説得をしているような状況でございます。  ですから、補助金も結構あって使ってもらっているというふうに思っております。具体的な件については、担当課からお答えさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  先ほど、村長のおっしゃった特区の関係での改築費用の分ですけども、今回、前年度特区のほうを申請して許可されておりますので、180万上限で2分の1が京都府、2分の1が村といった形で上限180万ということで改修費用が出ることになっておりまして、せんだっても1軒申請をいただきましたので、今から京都府のほうに申請させていただいて、採択された後にはそれで実施していただけるということで現在動いております。うちの担当課としては特区をいただいたおかげでこういうふうな制度が運用できるということで、現在マッチング等も含めた中でやらせていただいていることで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それでは、再度お伺いをいたしますけども、今空き家が、空き家の状態が1軒だけやと、交渉中か何かを入れて4軒で、ことし1年ふえて、いうたら希望者があったとしても空き家1軒だけしかないというような状態で、空き家が掘り起こせられてないのか、それとも民間流通で大河原近辺ですと、民間で直接お会いになっている方があるように思うんですけども、その辺の実態はどうなってます。 ○議長(廣尾正男君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  実際、村といたしましては空き家バンクのほうに、村のほうに登録してくださいということで、いろいろお願いはしているんですけども、そういう方は奥森議員も御存じの先ほど言った追加で5軒になって、今1軒余ってるというふうな形ですけども、以外、やはり先ほど村長の答弁にも若干ありましたけども不動産の中での売買でされていると、うちの場合の空き家バンクの場合ですと、一見高いものありますけども、これにつきましては空き家バンク制度、始まったときで、なかなかニーズとか、マッチングとかの部分でなかなか制限を持っていなかったということで、一番高いものが1軒残っております。  しかしながら、やはり空き家バンクで住みやすいということになれば大体500万から250万ぐらいに金額ということで、大体不動産屋のほうで流れているのがあるということで、ちょっと御理解はいただきたいと思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  そうしますと、もうちょっと先の話、村の将来像にもなるんですけども、なかなか空き家も出てこない、村へ希望者もあるということになりますと、村としてそういうクラウトガルテン、農地つきというんか、農園つきの別荘みたいな、家みたいなもの、若者定住住宅なのか、流入をするIターン向けの住宅整備なのかというとこも検討すべきではないかと思うんですけども、その辺、村長どうお考えですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  現状では空き家がもうこれ以上出てくるのが少ないと思われます。1軒残っているのは高尾の松笠でわらぶきの屋根なんですが1,800万という値段で、出してもらってますけども、もうずっと最初から出てるけども売れないいうことで、値段がやっぱり高過ぎるんとちゃうかなというふうには思います。  ですから、前回の質問でお答えしたように60人、70人の希望者がおる、そん中から、村が住宅をつくって入ってくれる人、何人いるかなというのを抽出していこうということで、アンケートをとろうという話になってたんですが、協力をなかなかしてもらえないということのようでありますので、もうちょっとしっかりと村にどういう形で住むのかということを調査しまして、最終的には村で住宅も検討していかなきゃならんのとちゃうかないうふうには思っております。  そうしないと、村に住む人口ふやしていけないいうふうに思いますんで、なかなかニュータウンに空き地があるんで、ここで新築の家を建てて住めというのはなかなか進んでいかないんかなというふうに思います。  今、400万か300万か、高うても500万までで1軒空き家があれば住みたいなという希望が多いように思います。そういう手ごろな物件というのはもうほとんどなくなってきてますんで、なかなかそういうのがないということで、今後、村でどういう形で建築するのかというのもまだ定かではないんですが、これから検討していかなあかんなというふうには思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それでは、2つ目の地域創生総合戦略について、お伺いをいたします。  まず、村長が過去にも提唱しておられました、ジビエカーですね、安定的な経営の確立、雇用の確保という戦略の中ジビエ施設で、ジビエカーを利用したら、それでジビエがいけると、京都府の許可は、京都府だけは得られないけども、他府県では許可が出されてて、ジビエカーを整理することによって、ジビエ加工ができるというふうにお聞きをしたんですけども、今、どういう状況なのかお伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  農水省でジビエカーができたときには非常にこれはええなと思って、長野県や和歌山県で活用されております、その状況を視察したり、調査をしたりしていきました。ところがなかなか車のスペースの中で洗浄から皮はいで、枝肉にしていくというのんは非常に難しいというんか、安全性に問題が出てくるんちゃうかなというふうに思ってまして、京都府下のジビエの解体場、何カ所、丹後なり、美山なりあるんですが、猟友会の皆さんとうちの担当課で視察に行かせました。いろいろ検討した結果、ジビエカーより簡易に簡単にできるような、そんなに大きな投資をしなくてもできるという感触があって、そういうものに流れとしては、方向が向いてるのかなというふうに思います。  ジビエカーよりも、やっぱり解体場というのは別個に設けてやるほうがコンスタントにいけるという、そういう状況のようでございます。まだ決まってないんで、どうするかというのは今検討しているところでございまして、ジビエカーを早く買って、それで買ってさあ使えっていって、使いにくいっていうことになっても困りますんで、十分そうした調査をしながら、ジビエカーがええのか、解体場がええのかという問題を早急に決めていきたいなというふうに思っています。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)
     そうしますと、この話は聞いた話じゃなくて、方向性を出して加工場をどこかに設置をしてジビエ料理の提供をしていくという方向で進めるという理解でいいんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  結構、採算とれるか、とれんかというの別問題として、村のジビエを特産化して、道の駅でも売っていけるように、また、道の駅のほうからも三重県やいろんな方面からも仕入れて売ってるみたいですけども、結構売れてるということで、そういう出口があるということは、やっても売れるんちゃうかというふうに思ってますんで、前向きに検討しているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  過日テレビでもやっておりましたけども、屠殺するわなでとってすぐ血を抜くと、村長も免許保持者ですんでよく御存じで、早く血を抜くことによって、動物のにおいがなくて料理に使えるということで、重宝してフランス料理でも料理をされてるみたいなんで、そっちのほうで利用できるよう推進をするよう指摘をしておきます。  次に、もう一つありました公共施設の活用ですね、婦人の家と違う、自然の家どう使うのかとか、田山の高尾の体育館の話もありました。経過は聞いておりますけども、今現在、話がたち切れみたいな話になっておるというふうに理解しております。今現在どのような状況なのか、お伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ジビエをそこでやるということではないんですね。利活用の問題ですね。利活用の問題として、高尾小学校あるいは童仙房、野殿小学校とがあるんで、企業誘致も含めて村に問い合わせのある企業に対して見せてはおります。見せてここでその企業が活用できないか、自然の家も含めて企業には見せておりますが、企業の希望としてはやっぱり更地のとこがやはりいいみたいで、建物あるのをすることによって、建物を撤去して更地にしてから自分の会社の都合のいい建物を建てるというのは、基本のようでございましてですね、なかなか建物をあるまんま使ってほしいというのは難しいなというふうに思ってます。  引き続きやっぱり京都府の企業立地課等も相談しまして、そういう利活用できるような企業がいないかということを進めているところでございますが、今、具体的な話はまだまとまってないということでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  なぜこれを言うかということを監査でも指摘をしたんですけども、高尾の体育館ですね、雨漏り修理やということで、1,000万近い金が支出をされておりました。地域の方の要望を聞くとそら当然地域の施設です。地域にある施設なんで施設残してくれという話になろうかと思うんですけども、こういう状態が野殿童仙房にもあるわけですし、そういう総合的に公共施設の利活用ということを早くこう結論づけて方向性を示すべきやというふうに考えるんですけども、その辺どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員おっしゃるとおり、早いことこの利活用を考えていかないと、いつまでもこのまま置いとくと維持管理に往生するなというふうには思っております。積極的に進めていきたいと思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  次に、総合戦略の中で、高齢者の生活支援ということで、道の駅ができました。道の駅の中には地域産業の活性化やとか、雇用の場の確保とか、高齢者対策というものがうたわれておりました。特に、高齢者、買い物弱者対策として整備をされている中で、配達というんですか、配送というんですか、食卓の宅配みたいなサービスをということで、取り組まれてきてタブレットがどうのこうのの話なったかと思うんですけども、この辺の現状はどうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅の運営会社のほうで、一定京都府の補助金もあって宅配のテストをやってみました。なかなか何といいますか、配達をする仕組みが京都府からタクシーを1カ月間でしたけども、京都府が面倒見てくれて、貨客混乗でタクシーでどうすると、買い物したいときには電話で注文したら、タクシー代500円払ったら童仙房でも野殿でも荷物を届けますよというのをやったんですが、なかなか需要が少ないいう問題等もあって、なかなか具体的には動かなかったということがあります。  でも、買い物できない人がたくさんふえてきてるのは事実でありますんで、今、AIを使った買い物、仕組みを考えているんですが、それも決済をどうするのかという問題があって、なかなかそこら辺が道の駅と決済するタブレットで決済をしようとすれば、地域コインというものに発展していかないと決済できていかないということとか、今、中国からそういうタブレット使って決済する仕組みが日本にも入ってきておりますんで、それが普及すると、買い物は口座から自由に出ていくという仕組みになるんやけども、それが果たして高齢者にまだ受け入れられるかどうかという問題もあって、今、その辺がまだ導入できない状況になっております。  できるだけ早いこと、今年度中にも結論出したいと思っているんですが、その辺がやらなきゃいけないという問題と、実際やろうとすればいろんな問題が出てくるという問題を今整理しておりまして、できるだけ早い時期にこういう買い物弱者対策についても一定成果を出したいなというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  コミュニティバスが今現在走っているわけですから、そういうその買い物弱者がおられるその地域をわざと買い物できるように何月何日何曜日なのか場所決めて集まっていただいて、村民百貨店まで送迎をするようなシステムというのはできないかというふうに思うんですけども、その辺どう思われますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  どっちがええのか、人を連れていくというのが一番ええのか、あるいはまた今、村でも1社の商工会の方がやっておられるように、車に積み込んで家庭周りをするのがええのかね、その辺の問題も、もうちょっと考えていかなきゃならないというふうに思うんで、道の駅のスタッフが生活必需品を積んでそして回っていくという方法もあるよなという感じはしてます。  ですが、どっちがええのかという問題については、これからまだもうちょっと詰めていかないと、まだ決まったわけじゃないんで、これを決めようとしておるんで、ちょっと時間をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  話はわかるんですけども、もうちょっと時間なのか、もう道の駅もできて1年たつわけですし、今年度中にはある程度方向を示すというふうな時間的な目標をお聞かせください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅との話もありましてですね、道の駅としては配達は自由にしますよと、費用は要するに経費を村で見てくれるかという話になってくるんで、なかなか村がそこまで充実していけるかどうかという問題があります。  ですから、その辺一定量があったら、利益で経費はとれるんやけども、経費少ないのに配達だけの仕組みをつくって配達、道の駅でやれいうたって、採算とれないということになってくるんで、そこら辺のちょっと絡みをね、今ちょっと道の駅とも協議をしているとこなんで、ことしじゅうには結論を出したいと思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  僕そんなん費用かかるのはわかった、初めから配達をするっていうことは費用、うちの村の地形からしたら、費用かかるのは村長もよく御存じで、牛場で1つ頼まれて、松笠で1つ頼まれたら、半日ほどかかりますわね、そんな中で100円か150円のもんをこうて経費出るかっていう話に当然なろうかと思いますし、そこで、村の高齢者福祉施策の中にやっぱりある程度盛り込んでいかないかんし、配食サービスも今、ボランティアの方にお世話になって実施をされておりますけども、当然これずっと続けられるかという問題もありますんで、当然、道の駅の食堂というんですか、弁当を販売部門がそれを当然担えるべきやというふうに想定をされて、村長、もう整備をされているというふうに考えますんで、ぜひともその村、金がない中ではありますけどもですね、やっぱり高齢者対策として、必要な分はある程度は村からも支援するという考えを持つべきではないかというふうに思うんですけども、どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  おっしゃるとおりやと思います。そうしていかないといかんと思ってます。ですから、それをやっぱし決断をしていく時期というのは決めていかないかんなというふうに思っておりまして、ちょっとその辺の整理を今やっているところでございますんで、ちょっと今、ここではいつからということは言えませんけども、年度中にはそういうものをきちっと決めていきたいなというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  次に、健康増進の話で、村長のほうから答弁をいただきました。必要に応じて整備するという答弁をいただいたんですけども、それはどういうことなのか、もうちょっと具体的に説明をしてただけますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  行政として、教室をつくりますよね、教室でいろいろ来てもろてますよね。その教室でいろんな運動が必要になってきて、運動していくわけですけども、あるやつを整備って、あの今あるやつは寄附してもらってあるだけの話で、個人の家で要らんというやつを寄附してもらってあったんです。故障したから今なくなったというだけの話なんで、そうやなくて、それをさらに変えていくかということについてはちょっと私的にはちょっと抵抗があると。教室を開く上において、これが必要やということになったものは買っていこうと思ってます。  ですから、あるものを補充というよりも、今やろうとする健康運動をするのに必要なものは整備していかないかんというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  福祉計画ですね、高齢者福祉計画の中にも健康増進のことがうたわれております。高齢期の健康づくりの推進ということで、運動、身体活動の習慣がいろいろ保健福祉センターを中心に健康づくり等を推進してまいりますというふうに福祉計画の中でもうたわれているわけですけども、開く教室というけど、特にあるものが今故障してないということが1つで、いただいたもんやからっていうことで村長して、村として、そういう健康教室を開くメニューの中にそういう健康器具が必要であれば整備するということやというふうに思うんですけども、特に介護予防の方も利用したいというふうな保健師の話も聞きますし、それと、住民の皆さんから聞きますと、大きな市やと思うんですけども、そういうところですと、いうたら利用料を払って、いうたら時間内やったら自由に行って、自分の思う時間にそういう器具を利用することができるというふうな、その教室の制約やなしに、自由に住民の方が利用できるような整備の仕方もあるんじゃないかというふうに思うんですけども、その辺はどうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今の保健センターじゃなくて、自然の家でね、時間自由に自分のあいた時間に朝から行く人、昼から行く人あって自由に行って、電気代だけ払って行ってもらってますんで、そういう方はそっち行ってもらったらいい。ただ、保健センターにデイじゃなくて、そういうちょっと身体的に不自由な人も含めてですね、保健センターを利用されている方が来てくださいね、人ついて、指導者ついて運動してもらってるんですよね。それを教室という形で開いているんですが、そこで利用する人についてはですね、それに必要なものは整備していきたいなと思ってます。  ですから、ちょっとハードなものは自然の家にいっぱい置いてますから、そこでジムいう形で体力を自分でやろうという人については、行ってもらったらいいというふうに思ってますんで、そんなに高くないんで、利用、たくさんの方利用されているんで、あっこも利用してもらったらというPRをしていきたいないうふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  そうしますと、健康な方、健康な方というたらええのかどうかわかりませんけども、利用したい方は自然の家のほうを利用し、保健師がついて、村長のおっしゃるように私も保健師から聞きました。やっぱり心臓疾患の後、運動するについては、やっぱり保健師の目が届くとこで実施をしてもらうようにでないと、やっぱりただ単純にあいてるから使ってくださいというふうな方式ではやっぱり不安ですよという話を聞いてます。  そやから、村長は必要な方、やっぱり要支援、介護、要介護行くまでの要支援の方で運動をするために利用するとか、病気の後で心臓疾患の後で、体力をつけるために利用するというふうなものについて、一定整備をする必要があるかと思うんですけども、再度お伺いをいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  その辺についてはですね、保健師なり、保健福祉課のほうで整備してもらって、予算化して整備していくということについては正当な方法であるというふうに思ってますんで、必要なものは惜しまず整備していきたいなというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  これで終わります。 ○議長(廣尾正男君)  奥森由治議員の一般質問は終わりました。  続いて、2番議員北久保浩司議員の一般質問を許します。  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  皆さん、おはようございます。2番議員北久保でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に沿って一般質問をさせていただきます。  大きく分けて2点質問をさせていただきます。  まず最初に、家庭ごみ問題について質問をさせていただきます。  来る平成31年3月をもって、相楽東部広域連合廃棄物処理施設の地元との協定期限を迎えるに当たり。  1つ、地元との協定延長はできるのか。また、交渉は進んでいるのか。
     2つ目に、交渉が不成立の場合、本村の家庭ごみ収集はどうなるのか。  3点目、政府では、バイオマス活用推進基本計画に基づき、地域の特性を踏まえて、廃棄物系バイオマス活用の推進に努めていくことが重要であると考えていますが、その点についてどのようにお考えなのかお伺いいたします。  大きく分けて2点目の質問に入ります。  自然災害に対しての安心・安全についてお伺いいたします。  近年、地球温暖化によって異常気象が多発し、現在では異常気象が通常といっても過言ではない。近い将来、発生が懸念されている東南海南海トラフ大地震などの大規模な自然災害から、村民の生命財産をどのように守っていくのかお伺いします。  1つ目、大雨や地震に強い村づくりをどのように考えているのか。  2点目、大規模災害発生時に被害を最小限にどのようにして食いとめていくのか。  3点目、災害が発生したときの一日も早い復興をどのように進めていくのか、お伺いいたします。  あとの質問については、自席に戻って質問をさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  北久保浩司議員の発言の制限時間は、11時28分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  北久保議員から2点の質問をいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。  まず、1点目の家庭ごみ問題いうことで、東部連合の施設についての話でございますが、私のほうからできる限りお答えをしたいと思います。  相楽東部広域連合廃棄物処理施設の地元との協定については、現在相楽東部広域連合と和束町の地元の方とで協議をされているところであり、協定延長の可否については現時点で決まっておりません。平成31年4月以降も協定を延長できるか、施設所在地であります和束町下島地区の方や隣接する撰原地区や石寺地区の方等の理解が必要であり、今後の交渉の中で決定されるものだと考えております。  現在、南山城村、和束町、笠置町で構成されている相楽東部広域連合でごみ処理施設の運営を行っているところですが、協定延長の交渉が不成立の場合、3町村から排出された家庭ごみについては他の受け入れ先に搬入することになると思われます。受け入れ先については、広域連合が他市町村にある組合や民間企業との交渉を、決めて行かれるもの考えております。いずれの場合でも、住民の方の混乱を招くことのないように連合として取り組んでいく予定となっております。  3点目の国が策定した「バイオマス活用推進基本計画」に基づいて、市町村でもバイオマス活用を進めることは、地球温暖化防止や循環型社会の形成、廃棄物減量の観点から重要であると考えております。  しかしながら、現状として相楽東部広域連合でのバイオマス活用については取り組みは行っておらず、発電やエネルギー活用を行うのは難しいと考えています。京都府では、平成24年12月に「京都府バイオマス活用推進計画」が策定されており、食品廃棄物などの廃棄物系バイオマスの利用の方法として、発電や熱利用のほかに堆肥化の方向性が示されていることから、本村でも家庭生ごみ自家処理容器ですね、コンポストといわれるものや電気式家庭生ごみ処理機を利用した、ごみ発生量の抑制、堆肥化を進めており、補助金も制度もつくって村民の周知図っているところでございます。  以上が1点目についての答弁とさせていただきます。  続いて、2点目の自然災害についてということで、強い村づくりの考え方、あるいは被害を最小限にどう食いとめようとしているのか。あるいはまた復興をどのように進めるのか。順次お答えをしたいと思います。  ことしは、記録的な猛暑や大阪北部、北海道胆振東部地震、西日本豪雨や台風の発生等の異常気象が発生しており、その対応には北久保議員も御尽力いただきましたし、御理解いただいているところでございます。  まず、災害に強い村づくりについてでございますが、村といたしましても、国や京都府にもお願いし、道路や河川の防災減災対策を進めております。また、コミュニティ助成事業等を活用して、災害時に必要な資機材の購入等も実施しております。  このように、村の施設や環境も快適に整備することと同時に、地域の人々が助け合えるような関係が構築されていることが不可欠であると認識しておりまして、また、各区、自治会や各地域の自主防災組織などとのネットワークの強化とともに一丸となって取り組むことが重要であると考えます。これらも、まず、自分たちの日々の生活、自分たちの安全を守ることが防災であることを意識し、地域での力を合わせて取り組むことが、災害に強い村を目指すために必要なことだと考えております。  2つ目の質問ですが、大規模災害発生時には被害を最小限にするためには、日ごろから防災に対する意識の向上が必要だと考えます。  村として今後行っていかなければならない防災・減災対策は村民の皆様に対する防災意識の啓発を十分行っていくことが必要であると感じているところでございます。  このことを含めて、まずは、消防団の組織強化とともに、各地域の自主防災組織の強化が必要であると考えているところでございます。  このため、地域の方々の消防団や自主防災組織への理解を促進するために啓発活動や共同の防災訓練、研修会、防災パトロールの実施等において組織のレベルアップを図っていきたいと考えているところでございます。  一日も早い復興の件でございますが、南山城村地域防災計画に定めているように、村長を本部長とする復興対策本部を設置し対応することになりますが、国や府の支援を受けながら村一丸となって取り組まなければならないと考えております。  以上が北久保議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  それでは、順次再質問させていただきます。  この家庭ごみ問題ですけども、この問題は連合での問題であるということも十分承知しているわけでございますけども、この家庭ごみ問題は住民も関心が深くどうなっているのか、全く見えないという声が多々聞きますので、ちょっと今回この議場にて質問させていただくことにいたしました。  村長も副連合長として連合長と心は一つだということは連合議会でも話は聞かせていただいているわけで、私も承知しているわけでございますけども、その中から住民に関心深い点について、特に聞かせていただきたいなというふうに思って今回質問させていただきます。  この連合の中でもね、全員協議会の中でいろいろ議論された中で、何個の案あって、そういった中で議員さんたちに、皆さん方どういうふうにこれからしていったらいいんやということを私も初めて議員ならせていただいた時点でそういう話が出てきた中で、その中でやっぱり現状を維持していくことが一番重要じゃないかということで、結論づいたと思うんですけど、その点について、そういった議員の中で話し合われた中で、これから先、村長としてどのように取り組んでいかれて、この住民の心配事をどのように払拭していかれるのか、ちょっとその辺お伺いいたします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  要は、家庭から出たごみは処理してもらえへんのちゃうかという心配があるというのは第一番と思う。その件についてはですね、お互い行政間の協力体制ということもありまして、緊急時の避難処置ということについては、西部じんかいであっても、城南衛生であっても、三重県の伊賀市の処理場であっても受けてくれることになっております。  ですから、施設があって、稼働できない場合については、住民の皆さんには迷惑かけることなく、今までどおりの収集処理は行っていけるものと思っております。  迷惑かけないように、何重にも今から手当をしているところでございますんで、それは迷惑かけないということでは、はっきりと住民の皆さんには心配ないと言ってもらっていいと思います。  ただ、今ある施設を続けて使うことについてはですね、連合での話よく御存じやと思いますが、地元との協定があって、20年以降については、稼働をしないというのに調印してます。また、地元で稼働するについては、その協定書の裏に和束町として、道路を整備するいろんな2車線化して整備するという約束をされておりますが、それができてないという問題があって、次の問題になかなかシフトいかないという問題があります。  和束町も財政的な問題があって、投資と利用の問題があってですね、なかなかそこばっかり整備するということはできないという事情もあって、なかなか進んでなかったんですが、地元としてはそういう約束をしたのに、それをしてくれてないやないかという話があります。  ですから、20年たったらこの処理場は使えないのかといったら使えるんで、まだ賞味期限が切れたわけじゃなくて、地元との話し合いの期限が来たというだけの話なんで、東部じんかいとしては、あれを再度使わせてほしいというスタンスで地元に入っているわけなんですが、地元との約束をこれからどういう進展をしていくのかというのが、なかなか難しい問題、先が読めない問題がありますんで、とりあえずは西部じんかいなり、三重中央なり、持っていくと、緊急避難で持っていくということを選択せざるを得ないんかなというふうには思ってます。  その話し合いができるんかどうかっていうのは今、テーブルを整理して、テーブルに着くという段階に来ておりましてですね、20年は一旦済んだよと、20年間は迷惑かけないようにつくってきたよと、道路のできてない分はできないというてはっきり村も認識、町も認識したと。その中で次のじゃあ10年間どうするんかという話をこれから話にテーブルに乗ってもらおうとしておりますんで、この辺についてはちょっと時間がかかると思いますが、地元も何とかせないかんという思いはあるみたです。  ですから、これはこうしようとしてやっていこうというふうに思っているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  これ、最もやっぱり住民の方が心配されるのは先ほど村長も言われたように、ごみ収集が今までどおり行われるのかというのが、一番村民の方が心配されてることだと思います。その点については、村長の答弁にもあったように緊急処置があって、二重、三重に対処しているんで大丈夫やという強いお言葉をいただいたので、安心するところではあるんですけども、また、その緊急処置から、また交渉がうまくいかなかった場合、やはりあそこの維持管理にもお金はかかってくると思うし、そして、その緊急処置がいつまで続くのかというのも、物すごく不安に思うと思うんです。  やはり、今、大きな施設が西部のじんかいのほうでやられとる、あっこへ住民の方々は入れてもらうんと違うんかという話を物すごくされるんですけど、その点について村長どのようにお考えかちょっとお聞かせください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  木津川市の大きな施設がこの10月から稼働することになります。ですから、事前にその話もしているんですが、木津川市も地元との協定の問題もあったりですね、反対をしてる人もある中での強行にやったということもあって、非常に木津川市内の状況も複雑な状況で、稼働するまでに東部のごみを燃やすという話には全くならないと。とりあえず西部が稼働して一定動き出してからにしてくれという話ですんで、この件については、京都府、前山田知事にも話をして、木津川市長にやったんなよと、知事から厳しく木津川市長に申し入れしていただいた経過もございまして、木津川市長もそれはよくわかっているんや、わかっているけども地元の感情との今整理をしているとこやったいうことで、ちょっと待ってくださいという話になっておりましてですね、100億以上の施設をつくられたとこに、1割東部で持ってくれっていうて、ほんなら入れたるからって言うてくれて、ほんなら、東部がそこへ入っていくのかという問題がまた出てくると思うんで、この辺の問題も加味しながらですね、交渉事ですんで、行政間の交渉、やっていきたいというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  この問題、本当に先ほども言ったように住民の方々がごみの収集を本当にしてもらえるのか、もしあかんかったらどうなるんやということを一番心配されますので、その点は力強いお言葉いただいたので、よいかなというふうに思っております。  また、ただ今後あの施設、今、東部連合にあります処理施設の、もし協定がうまくいかなかった場合ね、やはり維持管理、また人件費等もかかっていくと思いますので、その辺も踏まえてしっかり考えていただきたいなと思います。  続いて政府でのバイオマス活用推進基本計画というのは、やはりいかにごみを減らして、リサイクルしていくかという問題だと思うんですけども、村長もさっき答弁にあったように、なかなか難しいリスクの係る、また、経費も高い計画だと思います。  しかし、そういった中でも、やはりいかに地球温暖化考えていきますと、こういうことを取り組んでいかなければならないというふうに国も考えている答えでありますんで、国もしっかりと補助金制度もつくっているということも聞いておりますので、その点も踏まえて、こういうことには前向きに取り組んで、この自然豊かな南山城村をやっぱりごみ一つ少なくしていくというのもこれからの時代に合ったものだと思うんですけど、その点について村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  先ほども、申し上げましたけれども、東部じんかいとしてはバイオマスの方向に利用していこうという考えには今には至っておりません。京都府はバイオマスの利用方法をやっていこうということで、京都府もやってますし、また、京都ではカンポウという会社が発電をやってる業者もおります。村からはレイクの生ごみは全てカンポウのほうでリサイクルに回しているんですが、東部じんかいでは、まだそこまで今、焼却炉をあるとこにバイオマスの装置をつけてつくってやろうという計画にはまだ至ってない。  最大できるとしても堆肥が精いっぱいかなというふうには思うんですが、これについても結構においが出ますんでね、今まで地域の人からダイオキシンの心配をされておって、プラスチックを燃やさないという約束をしてやってきた、そんな中で今度またにおいが出るということになると、また、大きな社会問題にもなりますんで、東部じんかいとしてはまだ、そこまで踏み込んでないというのが現状です。  でも、村ではコンポストの補助金やら、生ごみ処理機の補助金を出して、今進めてもらってますんで、再度この辺も住民に周知しながら、家庭でのごみ堆肥化という問題にシフトしていかなきゃいかんのとちゃうかなというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  わかりました。  それでは、次の大きな質問事項に、自然災害に対しましての安心・安全について、お伺いさせていただきます。  ことしに入って発生した台風21号と、そして北海道の地震によりまして、多くの方々が被害、そしてお亡くなりになりました。心からの御冥福をお祈りいたしたいと思います。  そんな中、ことしは本当に異常気象でありまして、台風も本州を何度も直撃しているという現状の中、いかに住民の方々の生命、財産、安心・安全を守っていくのかというのは、やはり行政にとっても大きな課題の1つだと私は認識しております。  そんな中、ここに南山城村地域創生総合戦略があるんですけども、その中で防災について自主防組織の強化、そして、道の駅の災害利用、そして、南山城村自然の家の避難所、機能の充実、そして、実践的な防災訓練の実施とあるんですけども、こういった内容、どのように今現状取り組まれているのか、ちょっとお答えいただければと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まず、自主防についてはですね、進んでいるとこは結構進んでますし、なかなか進まないとこもございます。ニュータウンあたしについては、避難するためにひとり暮らしで寝たきり老人なんかも運ぶためのリヤカーまで独自で整備されていると聞いてます。進んでるとこは進んでるんですが、なかなか進まないとこは進んでないというのが現状でございまして、なかなか自主防というやつは自分で自分の命を守ろうということで、そういう認識をまず自分が持ってもらう、その次は隣近所はそういう認識を持つ、もう一つ大きなると、その地域というか、その集落の一部、組みと言いますか、その近くの人が誰を助け合っていこうかというような、もし、Aさんのおばあちゃんを誰がいざというときに助け出すねやというのんを、もうその地域で決めとくということも大事になってくると思うんです。  ですから、全て行政の責任っていっても、前回の21号の台風のときには定時に職員が出勤しているときに避難所開設をやりました。ですから、ちゃんと誰と誰とどこ行けというたら動くんですが、これ夜中の3時にもし起こったとしたときには、北海道の地震3時何分に起こったんですが、その時分になると、役場の職員はほとんど出てこれないというふうに思います。こんなときに、じゃあどうするんやという話になります。このときにじゃあ避難せないかんということになったときにはどうするかというたら、地域ごとにやっぱりそれをやらんとしようがないなというふうに思います。  ですから、まず自分は一番先に逃げるとこはどこかというとこを、近くの安全なとこを事前から考えといてですね、そこに隣近所誘い合って避難するというのが第一のとるべき行動かなというふうに思います。  ですから、村も安心・安全な村づくりと言いながらも、そういういざというときのその時点での行動がどこまでできるかということについては、限度があるというふうに思います。  ですから、何といいますか、今、自助、共助、公助とあるように、順序は逆ちゃうかと言われる人もいるんですが、まずは自分の命は自分で守って、隣近所が声かけ合って命だけは助かっていこういうのが第一番に必要なことだというふうには思っておりまして、それをこれからもきっちりと皆さんにわかっていただいて、啓蒙してそういう活動ができるように進めていかないといかんのかなというふうには思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  村長の言われたように、やはり自分の命は自分で守るというのは大原則だというふうに思います。この自主防の強化とうたわれている中でね、やはり私はこの避難勧告、また、避難準備等、いろいろ行政が出すそういった情報に対してね、やはりどういうふうなタイミングで自分は本当に避難したらいいかというのも、やはり自分自身で、避難するタイミングというのはやはり自分で考えなければならない、そういったことをやはり自主防でやっぱり取り組んでもらいたいというふうに私は思うです。  やはり、今回の災害でも特にひどくなった災害あった地域でも、人がけがもなく避難したという現状には、そのタイミングというタイミングが、やはりいいタイミングに避難したから、けがもなく人的被害もなかったということもよくテレビで言われてます。  そういったタイミングについても、やはり自主防はもちろんですけども、やはり行政とともにいろんなことを考えて、この川がこのぐらいの水位のときにはやはり避難してもらう、やはりそういったことを一つ一つ細かく検証していって、地域の安心・安全を守っていってもらいたいなというふうに私は思います。  そして、この先ほども質問させてもらいました、道の駅の災害時利用なんですけどもね、道の駅もこうして営業されて日がたつんですけど、防災訓練等は行われているんか、その辺どうなのか、ちょっとお聞きします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅の防災訓練はまだ行っておりません。ですから、ことしは一緒に防災訓練をやってもらうというふうに思っているんですが、道の駅はこの間、前の集中豪雨のときやったかな、163通行どめなったときに道の駅に通行どめの車が100台ぐらいあっこにとまって、夜中、開通するまで待っておられたということで、そういう意味からはトイレもあるし、ジュースも飲めるしというとこで、道の駅はそういう意味ではいざというときのそういう拠点になるなというふうには思ってます。  ですから、あっこにある防災倉庫はふだん避難所に置いてるようなもんじゃなくてですね、発電機であったり、貯水槽の水をくみ上げる装置であったり、何ていうか、ちょっと大きな普通の避難所に必要なような、また、大きく必要なものはあっこに整備しております。ボートとか、そういうもんも含めて大きなものは整備しておるんですが、一定その道の駅は163がとまって困った、あるいはまた自衛隊が出動してもらわんなんような問題起こったときにはですね、一旦あっこに来てもらって、童仙房行くとか、高尾行くとか、分かれていくという形になってこようかと思います。  そういう意味の防災の拠点という意味からは、要するに司令塔になるような地域であるというふうには思ってまして、あっこが避難所とかね、そういうことには想定は今のとこはない。
     ですから、そういう機動隊が来たり、消防団来てもろたり、自衛隊が来てもろたりするときのそこの拠点をそこに設けている。そこから一気にね、どっとそこへ行ってもらっても混雑するだけで活動できませんので、あっこで必要なものをすぐ送っていくという、そういう拠点になればなというふうに思っています。  もう1点、何やったっけね、道の駅と、道の駅の問題だけでした。自然の家ですね。自然の家はお風呂もあるし、宿泊もできるということで、長引くような避難所、体育館なり、公民館ではなかなか生活しづらいというときには、そっちのほうに移動してもらって、長い間、送らないかんときには、そこで風呂ある、食堂がある、そういうことがあるんで、そこで一定の期間避難所として使うということになろうというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  この避難所なんですけどね、ちょっと避難所のことでちょっと心配されるのが、田山区とか、南大河原地区、公民館とか、本郷地区なんですけど、前にも質問させていただいたときに、いろんな災害に応じて避難所を考えるということを村長答弁いただいているんですけどもね、住民にとっては物すごくここらはわかりにくいというふうに思うんです。私たちの避難所はここだという、私やったら地域に住んでる田山地区にはやっぱりコミュニティセンターが避難所である。  でも、そういったときにね、やはり、この間の台風で雨が多く降って川が増水しかけてるときに、私たち川の反対側に住んでるもんは、あの川をどうしていったらええんやというふうにも思うし、その点、臨機応変にしていかなければいけないとは思うんですけどもね、やっぱりなかなか住民側にとってはわかりづらいとこがあるというふうに私は思うんですけど、その点についてどうですかね。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  避難所を指定しておりますが、早目早目の情報を住民にお知らせをしてですね、大雨で川が増水して渡れなくなってから、避難勧告、避難指示を出すよりも、2時間、3時間前に避難指示を出して移動してもらうというのは行政の責任かなというふうに思ってます。  ですから、もうそうなったときに仮に宮川があふれて、自然の家へ水、入ってきたというときに、危ないからどっか行こうたってもう行けませんよね。だから、そうなったら宮川本当にそれでええのか、自然の家、トレセンの避難所はそれでええのかという話になりますんで、そうなる前に村としては昨年の台風21号でしたか、このままでは危ないということで、南大河原本郷の方をバスで早目に学校のほうに移動していただいたということがございます。  そういう判断は行政では1時間後の雨の予想、2時間後の雨の予想というのは気象庁のほうから入ってきますんで、これ以上ぎょうさん来るような危ないと感じたときには早目にやっぱり、今一次避難はしてもらってますけども、それを二次避難で一番安全な学校なり、自然の家なりにこう移動するということを指示をしてきたというの、この例としては村としては、そういう判断をしてきました。  ですから、それでいいのかどうかというやつ議員の皆さんとも議論しないといけませんけども、村としてはそういうふうに一次避難してもらったけど、これでは危ないでと思ったときには早目に移動したいうことになっておりますんで、その辺がわかりづらいっていうのか、じゃあ田山はどうするのか、高尾どうするのかっていう話の具体的な話はまだ至ってないんで、十分、そういう早目に避難ができるような時期に避難を指示していきたいなというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  続いてね、その中で防災無線等、これあるんですけど、この前も避難準備等が発令されたと思うんですけどもね、そういった中で住民からよく言われることが先も北議員の前回、この議場でも発言されてたと思うんですけども、いつ発令されてるかなかなかわかりづらい、日にち等がなかなか口頭で何日何分発令されましたっていうのがなかなかないとか、また、そういういろんな放送がいつなんか、ちょっとなかったというのがあるんですけど、その点、どうなんですかね。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  住民の皆さんにはね、十分事前にわかりやすい内容でお知らせするいうことに徹しているんですが、警報が何時何分、警報が発令された時間は言うとしても、具体的に避難所何時何分にあきましたよっていうのは言ってないと思います。  言うてるのか。そのときの事象によってね、時間まで言わないときもあります。ですから、何ていうか、もっと事前に言うたらこんな状況であっても、こんなん避難せんでもええやないかというその安心というんか、そこの時間差がね、住民と共有、行政の危機感と住民の気持ちとの距離をどうしたら縮まるんかというのを、これから訓練をするなり、講習をするなり、こういうのたび重ねて意識として各自持ってもらわんとここまで上がってこないのかなというふうには思いますんで、もう1つ、最近このタブレット持ってたらここに緊急情報入りますよね。こんな形で村から情報を即座に入れるような仕組みをもっと充実してですね、もっと内容をあんな緊急情報だけやなくて、お知らせでも入るような方法にもっていきたいというふうには思っているんですが、ちょっと時間がかかりますんで、そういうふうにしたいと思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  もう時間も大分迫ってますんで、最後にね、南山城村地域防災計画、毎年検討を加えるということ、前回もちょっとこれ質問させていただいたけど、ことしは計画されてるのか、またね、この事業、継続計画、BCPこれも、進捗状況ちょっと教えていただければと思って。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的には担当課長のほうからお答えさせますけれども、まずはBCPをきちっと整備していきたいなというふうに思っているところでございますが、ちょっと担当のほうからお答えさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  まず、BCPの関係でございますけども、現在のところ制定というか、策定はしておりません。京都府下、半数以上の市町村が策定しておるわけなんですけども、中身を確認しますと、いろんなやつがございます。こんなんでいいのというやつから、細か細かくするやつから、いろいろございまして、その辺、村としてどのようなやはり計画が一番ええのかなというふうなことをやっぱり検討する必要がございますので、現在のところ各方面からいろいろな計画なりを情報収集しながら次へ向けてというふうな形で現在のところ情報収集をしているというふうな形でございまして、ちょっとおくれているのは大変申しわけないんですけども、現状はそうでございます。  もう1点は何でしたっけ、地域防災計画、地域防災計画ですけども、計画上は修正があったら毎年見直すよというふうなことをうとうているのは確かでございます。  今回もですね、いろいろ災害等もございました。梅雨末期の豪雨ですとか、台風もかなり数がございましたし、大変、いろいろな事象が重なりまして、現在じゃあどういうふうに見直していこかというふうなとこまではまだ話が詰めてない状況でございますので、ちょっと今年度中はひょっとしたら無理かなというふうには感じておるところでございます。  ただ、そうやっていつまでもほっとくわけじゃございませんので、その辺は各方面からいろんな御意見を頂戴しながら、どうしてもここは変える必要があるよというふうなことになりましたら、またそういうふうな計画はしていきたいというふうに考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「北久保浩司議員」 ○2番(北久保浩司君)  十分に真剣に取り組んでいただいているのは、確かにもう十分承知しています。本当に、担当の方々も非常にいろんな業務、多忙な中、必死で取り組んでいただいているというのは私も十分承知しているんですけども、やはりこれを地域の安心・安全ということにはやはりいろんな計画等は必要だと思いますので、できる限り頑張って前に進めていただきたいと思います。  これで私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  北久保浩司議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ここで一時休憩します。35分から開始します。                (休憩11:25~11:34) ○議長(廣尾正男君)  全員がそろいましたんで始めます。休憩前に引き続き会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、1番議員中崎雅紀議員の一般質問を許します。  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  議長のお許しにより、一般質問を通告に基づいてさせていただきます。  第1に、道の駅について。  昨年度の決算でありますが、黒字決算となり、今のところ集客も好調な道の駅でありますけれども当初の設立の目的として掲げられた、村の農業振興や商工業の活性化、就労者の移住など今後の課題が残されております。買い物難民対策や福祉への貢献も道の駅の果たすべき役割と考えておりますが、今年度以降の展望について村長に伺います。  第2に、企業誘致用地造成について伺います。  当初予算案で、予算委員会でありますけれども、当初予算のほうで否決となり、取り下げた予算、一旦取り下げた予算を差しかえて当初予算は可決となりましたけれども、用地造成について再度8月議会のほうで用地造成の予算が可決となりました。これが地方交付税での予算となったのは理由は何でしょうか。村長に伺います。  また長期的な村の財政の継続可能性について、いろいろな角度から国の財政も含めた広い見地において十分な検証、村の財政の継続可能性について十分な検証なされているか、村長に質問します。  第3に、福祉施設について。  城南土地開発を通じて購入されている用地について、参入する事業者がなければ、村の財政を通じて土地を購入している以上、参入する事業者がなかったとしても村が主体になって福祉施設の建設を進めるべきだと住民がおっしゃられる住民が何人かおられたので、その点について村長はどのように考えておられるのか。  以上の質問を村長に伺います。以下は自席にて伺います。 ○議長(廣尾正男君)  ちょっとお断りします。お昼ちょっと出ますが御了承ください。  中崎雅紀議員の発言の制限時間は、12時19分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、中崎議員から3点の質問をいただきましたので、順次お答えをしたいと思います。  1点目、道の駅について、農業振興や商工業の活性化など、買い物難民対策、福祉の貢献等について、どうかということでございますんでお答えします。  道の駅は、昨年度4月に開業から1年5カ月が経過しておりますが、平成29年度の株式会社南山城の決算は黒字決算となりました。昨年度中のレジ通過は40万人を超え、売上高も3億8,700万円と幸先のよいスタートが切れたと考えております。  当村の道の駅設置の目的は、人口減少や少子高齢化、農林業の担い手不足といった村を取り巻く状況下において、お茶を中心としたブランド化や特産品開発、販路開拓によって若い世代が就農できる農業振興や、高齢化により望まれる買い物弱者や交通弱者等の生活支援といった村づくりの実現のための拠点として整備をし、村に必要なことを村の人が取り組み、それによって村の人が利益を享受する仕組みとして整備したものでございます。  道の駅ができたことにより、農業振興や商工業の活性化については、出荷者協議会会員の出荷した商品の売り上げが全売り上げの34%を占めるなど販売を伸ばしており、農業振興、商工業の活性化に寄与しているものと考えております。  就労の場については、現在、株式会社南山城従業員は、社長、正社員、パート含め50人在籍しておりますが、その内37人が村民であり、大きな雇用が生まれているものと考えております。  また、買い物弱者対策についても、村民の買い物要望に応えるべく、村民百貨店を設置し、道の駅を経由した公共交通網の構築を行い、問題解決に貢献しているところでございます。  今年度以降については、現在、道の駅周辺に医療機関を整備することとしており、交通弱者については、さらに利便性が図れるものと考えており、買い物弱者対策についてもさらに充実するよう検討を重ねてまいりたいと考えております。  さらに、のもん市場に村の野菜が少ない等の課題については、平成28年度に制度を創設した南山城村野菜生産基盤づくり資材購入補助金事業の利活用を行い、野菜の生産振興にも力を入れているところでございます。  次に、企業誘致造成についてでございますが、質問要旨の中で当初予算否決となった用地造成とありますが、これについては委員会で否決となりましたので、修正をして再度提出し、予算は可決をされておりますので、文言の整理をお願いしたいというふうに思います。質問にお答えをしたいというふうに思います。  予算計上の際には、その事業にどれだけの金額を要するのか、まず歳出を見積もり、次に歳入の財源について、国や府の補助金等があるのかないのか、起債が使えるかどうかを検討いたします。そして、その残額を一般財源で措置することになります。  今回、村が行う企業誘致の用地造成につきましては、国や府の補助金はなく、造成費用に要した費用を将来的には企業側から回収していく計画をしておりますので、起債も充てられないことから、造成費の全てを一般財源で措置させていただくことになりました。  地方交付税は、地方公共団体の自主性を損なわずに地方財源の均衡化を図り、かつ必要な財源を保障することによって、地方公共団体の独立性を強化するために交付され、その使途について何ら制限を受けない一般財源でありますので、地方交付税で措置させていただいた次第でございます。  次に、長期的な村の財政の継続性についてでございますが、現在お示しできる財政シミュレーションはございませんが、近年は、地方交付税も減少傾向にあり、財政運営は厳しい状況が続くものと思われます。  一方で、将来的な村のあるべき姿を見据えつつ、限られた財源を生かしながら地域の課題に応えていかなければなりません。  財源を確保するために本定例会におきまして、辺地や過疎の計画により辺地対策事業債や過疎対策事業債が使えるよう、議案を提案させていただいております。  具体的な事業実施に当たりましては、起債に頼るだけでなく有効な補助金の活用など、一般財源を極力切り詰められるように健全な財政運営に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  次に、福祉施設についてでございます。  本年3月の策定いたしました第8次高齢者福祉計画、第7期介護保険事業計画では住みなれた地域で暮らし続けられる多様な生活に応じた居宅支援の充実を図ることとしているところでございまして、こうした居宅支援の充実に向かって、村が中心となり必要な事業の規模や運営内容に係る調査、協議調整など事業を進めてまいりたいと考えております。  先の6月議会でも答弁させていただいたとおり、城南土地開発公社を通じて進めております殿田平尾地区の養豚場跡地の公共用地先行取得につきましては、取得の第一の目的は、養豚悪臭の解消でございます。将来的には公共用地として幅広い目的をもとに用地取得を行うものでございまして、平成33年度までの残り3年のうちに計画をまとめてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。  この件は、平成29年3月に開催されました南山城村議会定例会の平成28年度南山城村一般会計補正予算(第9号)の議論の中で、こうした趣旨を申し上げて債務負担行為として提案させていただき、お認めをいただいたところでございます。  今後とも人口減少対策など、諸施策に総合的に検討し、その内容が固まってきた段階で議会の皆さんに御相談申し上げたいと考えておりますので、御理解を賜りますようにお願いを申し上げ、中崎議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  道の駅ですけれども、集客も売り上げも好調なようですけれども、ちょっと気になるのが道の駅ですけれども、たくさん人の出入りがある割には、例えばレジ袋持って出てくる人が少ないとかいうことも一つ気になる点でありますし、あと村の野菜が少ないいうことの答弁の中で、おっしゃられてますけれども、例えば直売所なんかは営業的に、商品が入ってこないいう、お客さんが来ても売るものがないと、売り上げも激減していると。トラックなんかもかなり数がたくさんとまっているわけですけど、道の駅毎日、特に平日、道の駅にとまっているトラックが休憩する、そのことによって周辺のレストラン、個別の名称上げませんけども、レストランにトラックがほとんどとまってない。  例えば、南山城村の個人で経営されているような零細な事業者に対して、もう一歩、個人対して補助することができないということおっしゃられますけれども、農家なんかもそうですし、例えば農業の野菜を生産する部分についても、村としても道の駅の住民が主体になってやっているということをちゃんとわかるように、目に見えてわかるような形で示していくべきじゃないかということと、村の個人の零細な商工業者とかに対しても恩恵が道の駅の恩恵がね、行き渡るにするべきではないかと思いますが、村長としてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」
    ○村長(手仲圓容君)  私は商品がよく売れてますし、レストランもようはやってるし、お客さん喜んでいただいていると思ってますが、中崎議員はなかなか厳しい御意見をいただいて、レジ袋持っている人が少ないというようなことをおっしゃられますが、結構売り上げがあれだけあるということは、客単価、一般的な道の駅の客単価700円ぐらいと言われておりますが、村では1,000円を超えてると聞いてます。そういうことから、村としてはいい商品を並べて客単価を上げていくということが売り上げに伸びていくということであるというふうには思っておりまして、そういうふうに進めていきたいというふうに思います。  近隣のレストラン等に影響があるということでございますが、ある程度、そういう面があるのかなというふうには思いますが、個人ですんで独特のメニューで人を呼び込むいうこともありますし、村はたまたま道の駅ができてそういうことになりますが、上野へ一遍行ってもらって163ずっと見てもらったら、すし屋も何軒もありますし、ファミリーレストランも何軒もありますし、じゃああんだけぎょうさんあるからはやってないかというたら、相乗効果でよくはやってるということになりますよね。  そういうふうにお互い競争しながらいいものを出していくということにつなげていけて、相乗効果が出ればありがたいなというふうには思っているところでございまして、個々の商店に村が補助金を出すということについては、今のところそういう制度はございませんので考えておりませんが、さらに頑張っていいものを売っていこういうことで、競争していただいたらありがたいなというふうに思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  例えば、買い物難民対策ですけれども、例えば野殿道、割と危ない状態になっているらしいように聞きますけれども、そちらのほうから例えば生協ですとか、万代とか、そういうスーパーが買い物、商品を配達してる、コッコ便とかありますよね、トラックが通れないと、どうやったら野殿人が買い物、今までできてたのが道が危ないから通れないと、買い物難民ですけれどね、買い物難民の問題ですけども、例えば生協なんかが配達してるの今まで配達できてたのができなくなっている状況もあるし、これを道の駅の中で、例えば軽四で商品を配達するとか、そういうことも考えてもらうべきではないかなと思うんですけれども、例えばコッコ便なんかだったら何軒かでなければ配達、商品できませんと、そちらのほう生協なんかと包括提携をされてますけど、生協との関係とか、生協がもともと配達しておられたコッコ便とかの部分について、道の駅とどういう兼ね合いをされているのか、その辺、その生協との関係についてちょっとお伺いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  生協の件については、私よく存じませんけれども、道の駅が要するに買い物難民対策として商品を持っていくということについては当然、そういう目的でつくっておりますんで、これから道の駅の会社とこれからいろんな交渉をしていかなくてはならないいうふうに思います。  ですから、今議員から御指摘のあったように来るというのはなかなか来にくい場合には軽のバンを買ってますから、あれに乗せて販売をするということもできるわけでございますんで、それはどうして、いつどうするかという話については、道の駅の運営会社との話になりますんで、今後それができるのか、できないのかについても村としてはしていただくように進めていかないかんなというふうには思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  道の駅のちょっと定款についてちょっと伺いますけれども、道の駅の事業目的の中に定款にありますね、事業目的書いてあると思いますけど、村長、見たことあると思うし村長が提出されている法務局に提出された定款をつくっておられると思いますけども、株式会社南山城の役員の名簿とか、その辺のところも直さないといけないでしょうし、できれば福祉に関しても道の駅なんかでも、村長ぽろっと一言おっしゃったことありますけれども、例えば高齢のお年寄りでひとり暮らしの方に食べ物とか、飲み物とか、例えば弁当の個別宅配とか、ワタミとか、そういうね、一般の株式会社でも福祉の事業に参入することができることは村長御存じだと思いますけれども、例えば株式会社南山城についても定款の内容を見直し、いずれしなければいけないわけですと思いますけれども、定款の内容に介護保険法に基づく事業を福祉施設の運営とか、福祉に関する宅配事業とか、そういう福祉介護保険にかかわるような事業の目的を書き加えたらどうかと思いますが、村長はいかが考えてるでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  業務内容については、これから必要に応じて定款も変えていかなきゃなと思います。だから、定款にないからしないということやなくてね、やれることは何でもやってもらわないといかんかなというふうには思っております。  ですから、定款にないからその事業しやへんということやなくて、必要なものはやっていく、必要に応じて定款にも変更していくということになるだろういうふうに思います。  ですから、今議員おっしゃるように福祉の事業にも参入していこうということに余裕が出てくればだんだんそっちのほうにシフトしていかないかんのかなというふうには思いますが、これからもどこまでできるかという話があって、村がそれをお願いして一定村が持たんなん問題と業者がそこに参入するという問題も含めてありますんでね、どっちもの話があると思いますんで、それはお互い話をしながら、村の課題解決に向けてともにいくということは目的でございますんで、必要なことはこれからもやってもらうということに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  ちょっと話、戻しますけれども、道の駅の従業員の方ですけども、村外から働きに、37名は50人の従業員のうち37名は村内で雇用してますというふうにおっしゃいますけれども、正社員についても原則全員村の中へ住んでもらうとか、移住してもらうとか、そういう方向で村長も考えていただいたらどうかと思うわけですけども、正社員の方、安定している正社員に雇用されてるわけですから、南山城村に住所、住民票も住所も完全に移してしまうと、そういう方法とも南山城株式会社のいうたら村長が社長を雇って、命令して動かしてるいう今現状そういう形になって、全株、株式の全ての部分について南山城村村長が全てにぎってるわけですから、そういうふうに社長に対して指導するべきではないでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  できる限り、道の駅の職員は村に住んでほしいというふうに願っております。でも、住む場所がなかったり、適当な入るような住宅がなかったり、いろいろしてまして、なかなか進んでないのが現状でございましてですね、現にホームページで空き家バンクに登録された空き家のほとんどは道の駅の従業員が交渉して入ってる現状でございます。  ですから、あと13人ほどよそから通ってきている人がおりますが、そのうち何人かは村に住宅があれば入ってくれるというふうには思っておりますんで、村もそうした住宅をつくっていかなあかんいうふうには思ってます。ちなみに、話変わりますけども、村の職員半分以上がよそから来てくれてましてですね、村の人雇ったらええやないかっていいますが、なかなかそうもいかない問題がございます。  ですから、村長が代表やからという言われますけども、代表である一番職員管理をしている村の職員が村の人が少ないいうことで、災害時は困るいうことで、極力、村に住むようにということで面接のときに住んでくれるかというような話をしてきたんですが、京都府のほうから就労の規定等に抵触するよいうことで指摘を受けてですね、2年ほど続けて言うたんですが、なかなかそれも言えないような状況になってきております。  ですから、今議員おっしゃるように道の駅の従業員はできるだけ村に住んでもらえということですんで頑張って村の住宅もこれからつくっていってですね、住めるようにしていきたいなというふうには思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  次に、企業誘致のほうに移りますけれども、8月議会の予算書なんですけども、近所の人に見せたら地方交付税が6,000万増額になって、その増額になった部分はそのまま造成の費用に変わってると、村長は右から左へ府に頼みに行ったら村長、地方交付税で造成しますと、そういうふうに、一般の人が見たらそういうふうに見えてしまうらしいですけども、例えば村長は次の財政の継続可能性についても伺いますいうことですけれども、例えばね、村長のおかげで財政もきちんと回ってるし、予算も組めてるし問題なくいけてるけれど、村長は例えば不慮の事故とか、病で倒れられたら村が財政破綻するんじゃないかと、村長のおかげでやっていけてるのに逆に村長がいなくなったら、村長、村が破産するんじゃないかと、そういうふうに心配される方おられますけども、そういう心配はないでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  高く評価してもらっていいのか、心配をしたらええのかわかりませんけども、一般財源、地方交付税というのは何に使ってもいいんですね、制限がないんですよ、企業誘致に使ったらあかんという制限もありませんし、ただ、公共で村が村の制度つくろうとすれば過疎債なり、辺地債なりが適用なるんですが、企業誘致をしてその金を回収していくという計画がある場合は起債も使われません。  ですから、その場合は一般財源を使うしかないんですね、一般財源ということは何かというたら交付税がほとんどですよ、そこに税金もちょっと入ってますよということになりますよね。それを今使ってとにかく造成をして、それを一定期間で回収していこうということを今計画をしているんですが、何で、この交付税を使うねやと言われても一般財源ですんで、地方交付税を使わざるを得ないいうことでございます。ほかに財源というのは特財がない、ない場合は地方交付税と一般財源を使ういうことになりますんで、これ御理解いただかないと話が前、進まないなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  一般財源ですから何に使っても構わないということであれば、逆に言えば用地造成ではなくて、ほかにも要望いろいろあると思うんですけども、防災とか、道路の改修とか、例えば災害の復旧とか、ほかの予算にも使えたのに、何で造成に使ったんだろうか、用地造成をまず優先したかった、財政調整基金、村の貯金を取り崩してでも最初はそういう予定で予算組まれてた部分について、それも否決されたので通らなかったわけですけども、地方交付税で賄われて用地造成とほかの道路の改修とか、復旧とか、そういうほかの要望を後回しにして、まず造成をしたのはなぜかということを今度お聞きしないといけないと思うんですけども。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  何か後回しにしたということは全くそんな気はないんですが、どう言うたらわかるんかな、基金取り崩しても一般財源なります。おんなじことです。地方交付税使っても一般財源になります。これはおんなじです。補助金があったり、起債が充てられる分についてはそれはしていってます。それができないから一般財源を使ったということになります。  それは何でかというと、一般財源使っても回収してくるからこれは補助金出ない、起債も当たらないということになります。災害やら道路には一般財源使ってないのって言いますけども、今回昨年の台風21号の災害には一般財源を約1億使ってですね、とりあえずやらんなん事業はもう先にやりました。補助金、災害査定をいただいて補助金がもらえたり、いろいろする分については、補助金をもらいながら事業を進めていくということをしてます。でも、今道が通行どめになって木切って通さなあかん、土落ちてきとる、これとりあえず通さんと道が通れへんというやつについては補助金出ませんので、それは一般財源を使って撤去してとりあえず通さないかん。でも、くえたとこを直すについては補助金もらって直していくということをやってますから、一般財源使ってないということじゃなくて、使えるとこには思い切って使ってとりあえずやっていく。補助金のあるやつについては補助金をもらって使っていくということで、効率よくやってますんで、住民のほうほっといて企業誘致先やったということではございませんので、この辺は御理解をいただかんといかんなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  ちょっと予算書の今回の当初、9月予算の件について、水道の件ですけども、造成の予定地に4,000万円の予算で水道管を引く工事が予定、予算が出てますけれども、その4割ぐらいは補助金で出てると、それも村長のおかげで出てるということになるのかと思いますけれども、例えば補助金が減って地方交付税も減っていく場合について、シミュレーションを具体的にしてないということですけども、例えば長期的に10年とか、20年とかの間に一定の水準で交付税がもらえるかどうかわからないし、財政調整基金は十分であるのかどうかということについて、少なくとも検証するべきじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  シミュレーションしよう思ったら何ぼでもできるんですよ。でも、ことしやら昨年のような災害が起こった場合には、シミュレーションした以外に何億か金使っていきますよね、シミュレーションしてても、これ絵にかいたもちになってしまいますよね。そんなことよりも収入と支出のバランス、補助金を十分使って効率よく仕事をしていくということに徹していかないと、シミュレーションできて安心ですよと、10年先まで安心ですよって言いながら地震が揺ってあっちこっち崩れてしもた。そうなると、シミュレーションはもうほかしといて、とりあえず今、直さなんとこ直していくということになりますんで、なかなかそのシミュレーションというやつは実際に運営する中では、行政運営の中では具体的に安定して災害もない、いろんな何も事業もしないいうことであればきちっとそれは組んでいけると思いますが、急遽いろんなものをせないかんような状況になってきた場合には、それはやっていけないいうふうに思います。  僕が思うように村の財源を自由にしているように思われますが、そんなんと違います。財政はきちっと財政のルールを見ながら、これぐらいまでの余裕があって、いけるからやっていこうということをやりながらやっておりますんで、僕が企業誘致したいから、勝手にやってるみたいなことはできませんので、その辺はもうわかっていただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  福祉施設についてちょっと伺いますけれども、養豚場の悪臭の問題を解決するために購入されてる用地ですけれども、城南土地開発の書類から見たら福祉施設取得目的のため、用地取得してますいう、書類上はそういう形になっているんですけども、城南土地開発は購入されていると、城南土地開発は持っている土地を村は債務負担で買ってもらっているいう、そういう状態ですけどね、例えば3年以内に事業目的、事業自体をできないいうことであれば買い戻しもできないいうことになるんではないかと思うんですけども、そのための余裕の資金とか、そういう予算の手当とかはそれはできているんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それを買うための余裕の資金というのは、あるとすれば一般財源でやるしかないと思うんです。それを事業化して、あと3年ありますんで3年のうちに事業化してこういう事業をして、こういうふうに買い戻していこういうことで、議会に提案をして、進めていくことになっておりますんで、5年間という債務負担行為をとっておりますんで、まだ、2年が経過してまだ登記も移っておりませんし、跡地を整備まだできてませんので、当然期間が延びてきてますんで、土地開発公社期限来たら、2年なり、3年の延長お願いしてでも、いかんとしようがないかなとは思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  福祉施設、道の駅の隣の土地はホテルが建って、医療施設ができるというもくろみになっているわけですけれども、養豚場のほうについては、どういう目的であるかいうことがまだ決まってないわけですけども、例えば村長、前におっしゃられた福祉施設は社協が主体になってやってもらわんといけないと、社協についてはマンパワーという人員の確保とか、いろんな面で社協とはできないと、社協ができないということであれば社協のせいで福祉施設ができなかった、福祉施設ができなかったので、旧養豚場もそのまま塩漬けになってしまうと、そういう可能性について、可能性はないでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  福祉施設の件については、議員の皆さんにもお話をさせていただいたと思いますが、議員のほうからも署名もいただいてやるということで、村が業者に意向調査をして来てくださいねというアプローチを何回もしたんですが、村にそういう施設は来てくれないということになりました。  ですから、村独自の施設をこれから考えていかなあかんということで、軌道修正しますという話もお話をさせていただいたと思うんですが、そんな中で一番ええのは村にないのは、お泊まりの施設がないいうことで、そういうものを今後取り組んでいこういうふうになっているわけでございます。  どこがええのかっていうことになりますと、じゃあ誰がやるんかということから入らないと、場所も決まってこないいうことで、今一義的に考えておりますのは、デイサービスの部屋を仕切って泊まれるようにする方法やら、あるいは保健センターの近くを造成して一定の小さい泊まれるとこをつくっていくという方法等を今案としては考えておりますが、果たしてそこにそういう5人か6人かわからんけども、それぐらいの泊まれるとこをつくることで、村が本当にええのか、入ってくれるのか、その投資をして、これは介護保険法に基づかないやり方、村独自のやり方ですんで、介護保険適用されませんので、そうなると、入居者と村がかぶっていくということになります。  ですから、それが本当にその施設がええのか、どうかというのと、今検証しておりますんで、そういう方向でできるような方法をこれから検討していきたいなというふうに思っておってですね、今、そういう調査をしているところでございます。  ですから、議員おっしゃるように養豚場跡に福祉施設をつくるということについては、今のとこもう考えておりません。ですから、ここはまた再度公共施設として、どんなものがええのかというやつを検討しまして、決まりましたら議員の皆さんにお話をさせていただくいうことになっておりますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  旧養豚場のほうに福祉施設はもうつくる予定はないいうことですけども、例えば、養豚場買うにしても、使う利用目的のない土地を結局買ってしまったいうことになりつつあるのではないかということと。  福祉施設を建設する、道の駅については株式会社を設立してでも、村長が株式会社を設立してでも、道の駅はされたけれども、福祉施設については、社協がやりません、できません言うたので、できませんでした。介護保険は使えませんと。きはだ園なんかもそうですけれども、住民自体はある程度ニーズはあると思うんです。なぜかというと、新設の施設というのは大体個室原則個室の施設じゃないと建設、新設は認めませんいう国の方針があるので、きはだ園も個室、全室個室になって100床になっていると思いますけども、個室の施設よりも、例えば病院なんかを転々としながら4人部屋の病院を、いうたら老人病院なんかを1カ月に何回か、何日か帰ってきて、住民票は住民として、住民でいるわけですけども、在宅やけども病院と家を行ったり来たり、行ったり来たりしている、そういう方が村の中にも何人かおられると思いますけども。そういう方とか、例えばきはだ園で4人部屋で8万で入所していたもんが16万の入所費用がかかると、それに対して何か、どうにかしてほしいという要望自体はあると思うんですけども、その点について村長伺います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  住民の要望がどこまであるかというのは担当課のほうで把握してると思いますが、つくるとすれば村独自のものを考えないといかんなというふうに思ってます。村独自のものになりますと個室になります。ですから、きはだ園でかかってる費用とおんなじぐらいは負担をしてもらわないといかんのかなというふうには思います。  ですから、果たしてそれを村がそうしてやることが本当にいいのかというやつをもっと議論を進めていかないといかんので、そういう資料を今集めておってですね、ちょっと今、そういう状況なっておりますんで、今そういう希望者がどれぐらい来てるかという問題については、担当課のほうからお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  村長から答弁するように指示がありましたけれども、今そういう調査をアンケートを社協と一緒に取り組もうとしているところでございまして、具体的な数字についてはまだわかっておりませんので、御理解願いたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  先ほど一緒になってということですけども、社協と協力してやりますいう方向で、村も参加して施設をつくっていく方向で回答いただいたということでよろしいでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)
     「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今、アンケートを社協と一緒にとるという話をしておりました。ですから、村としてはこういう福祉施設をつくっても誰がやるのかって、社協がやってくれるしか村に事業者おりませんので、社協がやれる範囲内でやっていくということを前提に今協議を進めているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「中崎雅紀議員」 ○1番(中崎雅紀君)  終わります。 ○議長(廣尾正男君)  それでは、中崎雅紀議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ただいまより、暫時休憩します。次は1時10分から再開します。                (休憩12:18~13:07) ○議長(廣尾正男君)  全員そろいましたんで、少しちょっと早いですけど始めさせてもろてよろしいですか。  それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、6番議員德谷契次議員の一般質問を許します。  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  それでは、一般質問通告書により質問をいたします。  1、野生鳥獣の駆除について。  従前よりイノシシ、鹿に対する防護柵の設置は普及し、猟友会の協力、さらには駆除に対する補助金の創設など、まだまだ十分でないとしても駆除の成果は上がりつつある状況と思われます。  一方、これまで山中にとどまっていた猿が集団で行動し、農作物を荒らし、行動中は住居、倉庫などまで押し入っている状態である。道の駅、直売所への出荷者、家庭消費の菜園への被害は相当発生しており、人への被害も今後は考えなければならない状況である。  既に猿に対する対策、駆除は個人においては限界を超えており、大がかりになると思われる猿の捕獲、駆除は行政と考えます。  住民から村に対しても強い要請があると思うが、猿の駆除について、どのように対処されようとしているのか質問をします。  2、高齢者福祉施設について。  平成28年6月28日には全員協議会の開催、平成28年10月6日には長野県泰阜村の視察など。これまで高齢者福祉施設の建設に向けた準備を重ねておられます。平成30年度には事務費を含めた227万円の計上をもされていますが、今年の3月議会の時点では建設場所は調整中であるとのことであった。現在、どのように推移しているのか、質問をします。  3番目、未給水地域解消について。  行政は、野殿童仙房両地区における簡易水道の未給水地域の解消に向けた取り組みをされています。  平成29年度は水質調査、平成30年度は解消計画図作成になっている。既に、水質調査結果を地元では周知されており、安心な飲料水の早期確保を願っておられると考える。  本年度も第三四半期に入ろうとするが、実施に向けては補助金等の確保、地元調整が必要な事業であり、この時期に調整が進んでいないと来年度の事業化が見込めなくなる。  現状について質問いたします。  以上でございます。 ○議長(廣尾正男君)  德谷契次議員の発言の制限時間は、13時52分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、德谷議員から合計大きく3点の質問をいただいております。順次お答えをしていきたいというふうに思います。  1点目の野生鳥獣の駆除についての話でございます。  御指摘のとおり、今年度猿の群れによる農作物の被害は多発しており、特に南大河原、高尾、本郷地区の被害は認識しております。  今までの村の対策といたしましては、有害鳥獣駆除による捕獲の実施や、各区、住民方々の御協力により爆竹やロケット花火の追い払いを主に実施してまいりましたが、捕獲についての成果は少なく、また、爆竹やロケット花火の追い払いについては、昨今では猿がなれてしまい効果が薄くなってきているのが現状でございます。  また、被害現場で、猿の被害を受けている箇所は、防除柵等の設置がされていない農地が多いことから、防除対策といたしましては、平成28年度から実施している南山城村野菜等生産基盤づくり資材購入費補助金を活用し、猿用の防除柵設置を促しているところでございます。  今後の追い払い対策といたしましては、従来の爆竹やロケット花火より効果が期待されると考えられる動物駆除用花火による花火といいますか煙火によります対策を導入し、住民の方々への資材支給を考えております。  ただし、この煙火は連発発射式の発音火工品であり、使用方法等を十分に理解をいただき利用いただく必要ありますので、安全講習を受けた方のみへ資材支給をすることとしております。  なお、直近では来る9月19日に南大河原地区において安全講習会の開催を予定しております。  今後、地域及び猟友会に御協力をいただいて、効果的な駆除方法を考えていきたいと考えているところでございます。  次に、高齢者施設についてということについて。  今年度、227万の予算が計上されているが、現状、どのように推移してるのかという質問でございます。  御質問の高齢者福祉施設につきましては、第8次高齢者福祉計画・第7期の介護保険事業計画で、住みなれた地域で暮らし続けられる多様な生活に応じた居宅支援の充実のため、現在行われております通所介護や訪問介護、短期入所生活介護等、既存のサービスに加えて、南山城村独自の宿泊サービスの拡充を図ることとしているところでございます。  今年度はこうしたサービスの導入に向けて、サービスの規模や運営等に係る調査、施設建築に係る調査設計などの事業推進を図ってまいりたいと考えております。  現在のところ、サービス需要の見込みの把握や運営体制などの検討を進めており、あわせて、施設建築の面では、現在のデイサービス事業の設備を利用して行う場合や新たに建築する場合の2つの観点で建築に関する基本的な事柄について、順次検討を進めているところでございます。  お示しできる計画案がまとまり次第、議員の皆様にも御相談をお願いしたいと考えております。それまで御理解を賜りたいというふうに思います。  最後に、未給水地域解消についてということでございますが、お答えをしたいと思います。  議員、質問の未給水地域解消については、平成30年度、野殿童仙房地区の未給水地域解消に向けた計画を策定する年度として進めております。  進捗の状況といたしましては8月2日に計画案を作成するための南山城村未給水地域解消計画策定業務の入札を実施し、8月7日付で業者と委託契約を締結しております。  委託期間は11月30日までで、現在業務を委託業者にて進めているところでございます。  一般業務と違い特殊な案件ではございますが、委託期間にかかわらず少しでも早く計画案を策定するようお願いしておるところでございます。  現段階で、具体的な案をお示しできるものはございませんが、早い時期に計画案を固め、地元との協議、意向調査についても実施したいと考えております。  また、年内にはその成果を取りまとめて平成31年度の予算に反映させていきたいと考えております。  議員、御心配の補助金等、財源については、京都府など関係機関と計画策定と並行しながら進めてまいりますので御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、德谷議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  それでは、1番目の野生鳥獣の関係から話しさせていただきます。  講習会も近々されるということ、以前にもされたようなこともあるようですけれども、少しは進んでいるなと、そのことは感じとれました。しかしながら、あれですね、ニホンザルですね、これ、京都府第二種特定鳥獣管理計画というものがあるんですけど、この辺、村長御存じでしょうか。されてないですよね。資料、現課からも届いてませんね。はい、わかりました。  それではね、私のほうちょっと持っていますので、これ村長ちょっと見ていただきたいんですけども、こういう管理計画図、管理計画、京都府が作成した資料があるわけなんです。これ平成29年4月1日から平成34年3月31日までのという管理計画書がありまして、京都府の内部いうか、府内ですね、6つほどの、6つでしたかな、ごめんなさい、大きくは4つに分類されて猿の実態を管理されているわけなんです。  その辺の中でいいますとね、南山城村については、南山城村Aという名前がついておりまして、個体数が61と書いてあるんです。28年度時点の調査かなというふうに思うんですけども、61となっているんですけど、実態はもっと私自身も目の当たりにしておりますもので、もっとあるように、もっといるように思います。その辺の中ですね、これの実はまた資料編というのがまたあります。また担当課のほうも調整して、村長もまた見ていただいたらと思うんですけどもね、これでいきますとね、南山城村では平成27年度の加害レベル、人に与える影響ですね、レベル、これは27という数字が出ておるんです。これは、1番が和束町のAという形で33、その次に南山城村29という数字が入っているわけなんです。  このような内容の中でですね、丹後地方についてはね、平成15年ぐらいから個体の管理がされているわけなんです。猿の数ですね。ところが南山城村はこんな府内2番目でもありながら、個体そのものが管理されてない、京都府でしていただいてると思うんですけども、管理がされてないような状況になっておるんです。  ですから、こういった形でいきますと、なりますと今まで放置してきたということにつながってしまうわけなんです。中央でいきますと、例えば京都市内、全頭捕獲ということも進んでいるようです。  ですから、京都市内については、もう猿は絶対、昔はいたんですけども、28年度中には全て捕獲してしまっているというような状況になっているんです。その辺の中でですね、これまで課長もまだ1年目ですけども、これまでそういった話、京都府に届いていたんでしょうか、その辺お聞かせ願いたいなというふうに思います。イノシシ、鹿なんかについては地元で十分というか取り組んでいただいてますけども、猿についてのこれはどのような対応をされていたか、そして、これからどのようにっていいますかね、どういう方向にもっていきたいと考えておられるのか、ちょっとお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  毎年、鳥獣対策協議会というのを京都府も交えて猟友会入ってもらって、やっているんですが、その中で今まで主には猿はあんまり入ってなくて、イノシシと鹿を中心に対策を講じてきたというのは事実でございます。最近になってですね、南大河原高尾方面から強い猿の被害を村のほうに寄せられてきておりますのは事実でございます。そういうこともありまして、京都府とも相談をさせていただいてですね、京都府も北のほうで固体調査なり、いろいろ調査をされておったんですが、今度、南山城村でも調査をするということになっているようでございます。  私も猟友会員で有害鳥獣の捕獲に年に何回か行くんですが、猿の捕獲というのはなかなかないんですね。これ私が猟友会員でもあるし、そういう生態のことを仲間内でよく聞いている中ではですね、追っ払って笠置で花火があったら、笠置の猿は全部和束へ行くと、しばらくたつとまたこっち戻ってきよるという、行ったり来たりしているような状況になりまして、追っ払いということしか、今、うちの村ではやっておりません。  京都府では、まだそこまで聞かないんですが、三重県あたしではですね、大きなおりをつくって、20匹、30匹というのを一網打尽にしているおりをつくって、そこに餌をやったり、好む、要するに農作物を栽培して、それを地元の人がもう管理しに行って、一定入ったとこを見計らってゲートを閉めるというのをやっているとこはあります。  ですから、それをやろうとすればまず何匹か捕獲しまして、GPSをつけたのを放しまして、群れと一緒にこの群れはどういう周期的にどこをどう回っているかってやつを地図上にきっちり落としてですね、どこなとおりつくったって入りませんので、行くルートを確認すると、確認して家の近くじゃないとこら辺に大きな何十坪かの大きな堀をつくる。そこに餌をやったり、農作物をつくっておびき寄せると、ある程度入ったときに今は新しいええもんができておりまして、タブレット、携帯にその現状がカメラで写したやつが見れまして、携帯で操作するとゲートが落ちるような装置になってます。  そういうので、一定入ったときにぱちっと落とすと、30匹40匹一遍に捕獲するというと、これをやると2年ぐらいはもう近づかないということになりますんで、こういうのをやらないといかん。これをやろうとすればですね、まず、京都府が力を、協力してもらってですね、その群れがどういう周期で、どこを通っているかっていうやつ、まず調査せないかん。  これは村単独ではできませんから、専門家に入ってもらってそういう調査をGPSつけて調査を、一番ええとこそのおりを設置する。まず、高尾なら高尾でおりを設置してますよね、一遍ここでとった、20匹とった、あと40匹残っとるいうことになると、これまた南大河原のほうへ逃げていきますよね、南大河原ではじゃあこれをどこへつけて、その残りどうとるかってやってて、ここのおりを外して、またこっち持ってくるわけですね。ここはもう一遍とったらしばらく来ませんから撤去してしまう。ここへつけてやるいうことになりますと、餌をやったり、作物をつくったりというその管理をするのは地元に人に協力もらわないとできませんよね。  地元の人の協力を得ながらですね、おりに入ったやつをどう処分するか、これは猟友会にお願いするしかしゃあないですよね。そういう3者がですね、お互い連携をとりながら、やってる地域には三重県でもありますし、あっちこっちそういうとこあるんですが、そういうことをして、個体数を減らしていくということをしないと根本的な解決にならないと私は思ってます。個人的な意見です。  そうしようと思ったら、そういうことをこれから取り組むとすれば、そういう住民とか、猟友会とか、京都府とかのコンセンサスを密にしていかないと村だけでどうするかという話にはなっていかないというふうに思ってまして、今後、そういうものも考えていかなあかんのとちゃうかなと、現時点ではですね、まだ花火で追っ払い、5連発、10連発でボーンボーンとやって追っ払うということにしか、まだ村は取り組んでおりません。それは今後の問題として、そういうことに移行せざるを得んのかなという感じは持ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  村長の最後の答えがちょっと何か中途半端、しなければならないのかなじゃなしに、実態が大変ひどいそんな話、ことしの気象の関係もあるんか知りませんけども、夏が暑くって、山の食べ物、クルミとかなんか、そういったものが全然なくってきても集落入ってきてるんじゃないかな。また、住宅の近郊の農地が荒れて隠れやすいような状況になっているのもまた事実なんです。昔であれば山へ行き下草刈りをしたり、山の掃除しとったんですけど、なかなかそれができなくなってしまったから、こういう結果になってきてる、自然環境の流れもあるんじゃないかなと、こう思います。  それの中で、村長がおっしゃいましたようにね、今は花火で今年度は対応するとしても、31年度については、その辺のことをね、ぜひともやっていただきたいとこのように思うわけなんですけども、やっていただきたい、強く要請しときたいと思います。  そうでないと、実際ものがとれなくなって、家の中荒らされた家もありますし、大きな被害は出てないようですけども、他府県の例で言いますと、やはり台所まで入っていって、冷蔵庫をあけて冷蔵庫の中の食べ物を食べてしまうと、人間と同じように賢いですから、なってしまいますので、そういった方向でもっと強くですね、取り組みたいなと考えているんじゃなしに、取り組むことで進めますと、もう少し強いことば発言できないもんなんでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  これ、村だけでやるいうたって、京都府の協力、どこまでやられるんかわかりませんし、猟友会もどこまでやられるんかわかりませんので、そして、また地元の区、区長さんにもお願いして、協力をお願いしなあきませんので、ことしはそういう取り組みを地元の方とも猟友会とも話をしながらですね、今度の秋にある鳥獣対策協議会では具体的には京都府もお見えになりますんで、そこでは村としてはこれからこういうのをやっていきたいということで、協力依頼を猟友会も含めてやっていこうというふうには思いますけども、まずはそんな邪魔くさいことようせんと言われたらもうそれまでですんでね、地元の協力もお願いしながら、何とか対策を講じていきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  イノシシとか鹿の関係については村長のほうが相当経験もありますし、詳しいと思いますけども、先ほどの例でいきますとね、花火で飛散して、何て言いますか、逃げさせて二、三匹というか、半分ぐらい捉まえるといった話の中では、またほんまに詳しい生態わかりませんけども、また、一方をとってしまうと、また別のほうがまた群れをつくってしまうということがやはり猿ですので、考えられますものでね、やはり今60頭って書いてますけれども、60頭全てをとってしまうような方法をやはり頭に置いて進めていただきたいなと思います。60頭を目標にして、30匹とれない、とれたら、とれないかもしれませんけどね、目標は全頭捕獲で臨んでいただきたいなと思います。  先ほどの村長の例でいきますと、笠置の花火で8月の1日前後されて北へのぼる猿もおりますし、笠置山のやつが、ものが柳生、大河原、邑地、そして高尾、南大河原と、周回しているような感じにもなりますもので、どっかで全頭捕獲、京都市さんは28年度中に全頭捕獲されておりますものでね、日本の観光地の一番が京都ですからね、被害が、住民さんに被害、観光客に被害があると何ですから、全頭捕獲に単独で市ですのでね、実施できますし、やられたんでしょうけど、一部をとれてそれでいいというんじゃなしに、全頭捕獲で対応を考えていただきたいなとこのように思います。  例えば、ことしはニュースで流れましたけども、奈良県の奈良公園にある鹿ですね、あれ天然記念物なんですね、天然記念物の鹿であっても奈良公園を外れた鹿については、全頭捕獲するということが観光協会のほうで表明されておられましたのでね、ぜひとも全頭捕獲で臨んでいただきたいなというふうに思います。猿の何ていいますか、猿の柵のこともおっしゃいましたけども、猿は5メートルでも10メートルでも登ってしまいますものでね、幾ら忍び足があったとしても。
     ですから、本当に先進地を研究していただくのも十分結構ですけども、臨むのは全頭捕獲でどうあっても置きかえていただいてやっていただきたいなと、このように思います。  次に、いかせていただきます。  高齢者の関係、話は聞かせていただいたんですけれども、例えば総務厚生常任委員会におきましてもね、1月9日には、奈良市にある、あすなら苑を見学させていただいて、3施設で研修させていただいてます。あすならハイツ・恋の窪、高畑、あすならホーム今小路、そしてまた3月1日付におきましてはね、村長に対しましても福祉施設についての申し入れもさせていただいております。  そしてね、さらには5月21日にはきはだ園についても研修を総務厚生常任委員会ではさせていただいております。総務厚生常任委員会においても、ことしになってからでもこのように研修なり、させていただいておるにもかかわらずですね。行政自体は全く動かないように先ほどの答弁では言うてました。  実際、きょうの一般質問のためにつくったような答弁書であってね、実態が全然動いてないと思うんですけど正直の話どうなんでしょうか。動いてるんですか、動いてないんですか。答弁をお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私は調査を指示して予算もあることやから、年内に一定進めるように指示をしております。担当課のほうからどこまでいっているのかお答えをさせます。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  答弁にもありましたように、今後のサービス事業の見込みというとこら辺がまずあります。それから、運営体制をどうやっていくのかというとこら辺を事業者の社協になろうかと思うんですけれども、そこらの団体とあわせて地域福祉計画の行動計画を社協が主体となって今年度策定をするわけなんですけれども、その一環で、デイ、利用されてる皆さんの御意向なりを把握をし、どういった運営が望ましいのか、そういったことを詳細を詰めていくという段階でございます。  まずはソフトを固めていくというふうには考えております。その上でハード面ですね、施設建築につきましては、答弁にもありましたように、現在のデイサービス施設を利用した、そこを改築するという案もございますし、新たに増築すると、近接した公共施設に近接したところで増築をした場合というのも検討をしております。  いずれにしても、4区画、区画も国の指針がありまして、7.35平米でしたか、そういったプライバシーを確保できるような施設をつくっていかなければならないということでございますので、4部屋になるのか、5部屋になるのか、その辺の検討を今、青写真をつくりつつあります。そういったことでございますので、まとまり次第、皆様方に御相談を申し上げたいなというふうに考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  この問題、何年も前から出てる話なんですよ、そしてね、私でもそういうのは知らんけど、ソフトの研究幾らしたってそんなもん、答えなんて出てこないですやんか、実際の話、上から下へおろすというたら表現悪いけど、これでいきたいんやという筋道で、それで間違いないかだけの点検をしやんとね、誰がその責任持ってやるということが、社協だって答え出せないですよ。ただ、村としてはこうしたものでこうしてやりたいんやという形で、答えを出さんと、どうしたらいいやろ、どうしたらいいやろと、押しつけで、押しつけというか何と言うのかなそんな話ですやんか。責任持ってやってくださいよ。  村長もね、先ほどの答弁で指示してるとおっしゃいました、そら当然の話です。ですから、課長のほうも1年の中で、これとこれは第一半期までにやらなければならない、これは第二半期までで終えてしまう、その計画が頭の中にない限りね、前へ進まないですよ、もっと自信を持ってもらうか、誰かの知恵をかりてやってくださいよ。そうしないとね、前進まないと思いますよ。村長のほうも仕事が本当に的確に業務が遂行されているのか、その辺の検証もしていただきたいなとこのように思うんですけども、その辺、村長どうなんでしょうか、高齢者福祉施設、村長の今の公約にも一番に上げておられた内容であるのかなというふうに思うんですけども、これぐらいおくれているについては、村長も、やはりもうちょっとと言えば失礼ですけど指揮権発動でも必要ではないのでしょうか、その辺どうでしょう村長。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  徳谷議員は、施設をつくることが第一、大事やとこういうふうにおっしゃってるように思うんですが、村としましては、施設をしようと思えば予算と場所があればできるわけですよね、それを仮にやったとして、どんだけの人が入るんか、入らないのにつくったっていうことにならないようにしなきゃいけないというふうに思います。やるからには、やっぱり使い勝手がいいように運営していかないかんいうことにもなります。施設ができたら、それでええという問題じゃなくてですね、施設とともに運営をどこまでやるんか、仮に泊まりをしていくとすると、どんな人が何人要るんか、食事もいろんな面もして、どれだけの人を抱えないといけないのかという問題がありますよね。それは人数によって量はふえていきますけども、5人でも10人でも最低限の人数だけは確保せんとあかんということになりますよね、それをやっていくとして、人ができた、場所もできた、ほんなこの値段で入ってくれるんかどうかっていう話になりますよね、その辺についてもやっぱり意向調査をする必要があります。  今どれだけの人が今、困ってて、ここに入りたいかという調査してると言うてますよね、してます。どれぐらいやったらほな払える。先ほどの話もありましたが、4人部屋であっこやったらよかったのに、今1人部屋になったら高うついて、あっこかなわんのやという人もたくさんおられると、ほんとは村がやったらそんな安うできるんかっていうことになりますよね。これは介護保険に載っておりませんから、地域密着型って、小規模多機能規模やと介護保険の適用になりますけども、村がやろうとしているごく小さいやつについては、介護保険適用になりませんから、だから、村と利用者で費用持たないかんことになりますね。  そうなりますと、保健師が二交代、三交代せんなんけど、二交代するとすれば2人は最低要りますよね。あと、介護職員はどこまで要るんかわかりませんけど、2人ないし3人要るとして、食事を与えなんから、食事のする担当がおりますよね。これだけのものが最低要るんですよね。それを抱えて、村が抱えて費用出してってやっていくということになるんで、やっぱりそれがつくったからには満員というんか、入ってもらわんといかんので、そこは高いから嫌やとかいうことで、入らないようなことやったらつくっても無意味になりますのでね、今、そこら辺のバランスを今、調査をしてます。  ですから、それは目に見えませんけども、ソフト面をちゃんとした上で、ハードはもうできる面積決まってますから、建てるとすれば何ぼ、そんなん20床も30床もできませんやん。何床ぐらいしかできないって、7つか十かぐらいしかできない。それでやることになればどれぐらいかかるんかという、これはハード面の話ですけども、それ5人でも10人でもするとすれば、その運営する人間というものは最低限必要になってきますよね。そのスタッフが集まってちゃんとできるようにならないと、これ建てられないわけですから、そういうことを今ちょっと調査を今させてるということですんで、目に見えないという、ソフト面は目に見えませんわ。そこんとこを今一生懸命やってくれてますんでね、一々じゃあこれはどうや、これがって私もそんな、そういうことだけでやってるわけじゃないんで、一定、その辺の調査をお願いしていったら一定の時期までにやっぱり結論出してもらういうことに、今お願いしているところでございますんで、ちょっとそう言わずにお待ちいただければと思いますんで、よろしくお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  やはり、時期っていうの、やはり目標定めてやってくださいよ、そうでないとだらだらだらだらやってもらっても時間の浪費だけですやんか。目標出してくださいよ。もう2年も3年も前からやってる件ですのでね。  そして、去年ですか、行政も社協と一緒に丹波研修に行っておられるんでしょ。ですから、器の大きさも決まてくるでしょうし、村長おっしゃいましたように5床か、5部屋か7部屋ぐらいという話ももう結論的になってくると思うんです。・・・的にはね。  その辺の方向が決まっているのに、決まりつつあるようなものの目標があるのに、今、ソフト面が大事やと、それもわかりますけども、ソフト面なんてハード面つくるための裏づけなんですよ、実際の話、まともに全部アンケートが100%回収されるはずもありませんしね、1割も回収されたらいいほうですよ。その辺はやはり行政が指導して物事を進めていかないとだめやと思いますよ。人任せにしてたら前に進めないと思いますよ。  村長の地元の田山地区は詳しく知りませんけれどもね、私のほうの高尾地区ではね、高齢者施設が延び延びになりましてね、希望を見い出せないという形で、元気なお年寄りの夫婦の方が外へ出ていっておられます。出て行かはります。そして、聞かせてもらうと70歳前後の方でも、もうよそでも家買っているんやと、行く行く出ていくんやというお話も私は聞かせてもらっております。あわせると1割ぐらいに10件ぐらいは、高尾区内であるんじゃないかなと、このように思います。  住民の方を見守るのが行政の責務なんですよ、わかってくださいよ。ほっといて、置いといて事業が年度内になれば繰り越しをすればそれでいいというような考え方ではだめですよ。行動計画ですね、今の議会で示してもらえませんでしょうか、私も次の3問目に入りたいですので、1分でお願いします。目標示してください。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  精いっぱい努力をさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  じゃあ精いっぱいを、胸に置いときます、私も。できなかったら精いっぱいされたのがこういう実績かなということで、思いますよ、ですから精いっぱいやってください。  水道の関係ですねんけどね大変仕事がおくれてるように思いますね。といいますのは、去年災害もありましたし、おくれるのもやむを得ないのかなという面は一面するんですけども、やはり、年度初めは4月1日から始まっておりますものでね、やはり進めてもらいたいなとこのように思います。  私も水道の経験がありますもので、どういった形でどういうふうにすればどうなのかというぐらいはわかるはずですので。例えばマーキングさえすればね、二、三回課内で会議をすればどういう対応方法があるのかというのはおのずと結論が出てくる話かなと、このように思います。  ですから、早く案を出してもらってですね、やはり負担金とか、そういったものを要するというか、お願いしなければならない事業ですのでね、道路や水路の整備じゃないですのでね、早くその辺をまとめてもらってですね、地元の区長さんお二人おられますけども、また野殿地区と童仙房地区、集計が周辺の地形も違いますもので、理想的な形が一番望ましいでしょうけれども、90%の加入率を要するような簡易水道事業はやはり難しいのかなと私は思います。  ですから、その辺ですね、まとまらんとできないのか知りませんけれども、早く行っていただきたいなというふうに思います。それは、もう今、コンサルに委託してるんで、それの結果出せないのかもしりませんけれども。その辺のような中ね、村長、今担当課長から話ありましたように、あったんが、8月2日の日に入札という話が出てきたんですね。普通5月ぐらいには発注しなければならないやつが、8月ぐらいにもなってしもてるんですね。  6月議会のとき、私村長に話させていただいたんですけども、一時的にもね、建設水道が補強する必要があるんじゃないのかなと私思うんです。私も建設も水道も経験しましたけども、今の業務は多過ぎるんやなと私思うんですけど、村長その辺、どうでしょう、水道事業おくれてるということだけじゃなしに、全体をかさ上げするような考えないんでしょうか。質問させていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  建設水道課だけでなくてですね、ほかの課もなかなか忙しくなってます。特に建設水道課昨年から災害がたくさん出てですね、去年の災害復旧がまだことしになってから、今まだ入札をしているようなことでございますんで、建設水道課の再編についても内部でいろいろ検討しております。事業ですんで、人もふやして、そこに集約していくということも大事やなというふうに思ってますんでね、これは新年度から新しい方向で変えていこうかなという頭を持ってます。  今、このおくれてる原因についてはですね、やっぱり入札をさせて業者に任せていかんなん話ですんで、災害があったりした中で、やってたということで少しおくれたということについては御指摘のとおりやと思います。  ですから、これから早くその業者にけつたたいてですね、早く結論出させて来年度の予算に間に合うように早いこと結論出していきたいなというふうには思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「德谷契次議員」 ○6番(德谷契次君)  予算の提案もしなければなりませんし、先ほど私言いませんでしたけれども、きょうは市町の条例とかも用意させてもらってきてちょっと少し討論したかったんですねんけども、やはり飲料水等給水施設等整備事業補助金とか、いろんな課目をといいますか、事業種目をつくって各市町では進んでおられます。本村におかれましてもですね、2つの地区ができるだけ公平に行き届きますようにね、多様な施策を考えていただいて、条例制定も3月には提案してもらわなければならないと思いますもので、その辺十分しっかりと頑張っていただきたいと思います。早く方向性出すように要請しておきます。  以上で終わります。 ○議長(廣尾正男君)  德谷契次議員の一般質問は終わりました。  続いて、7番議員梅本章一議員の一般質問を許します。  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  7番議員の梅本章一でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして、一般質問させていただきます。  まず、大きく2点です。  最初に、村の防災・減災対策の考えはということで、国土強靭化地域策定を急ぐべきだと考えます。6月議会の一般質問をした後、5日後に大阪北部地震が起こり、ブロック塀が倒れ幼い命を失いました。また、7月の西日本豪雨による水害も発生をいたしました。日本は地震、台風以外にも豪雨による水害も発生しております。早目の対策をすることと自主防災組織や消防団への支援強化を考えていただきたいと思います。  2点目、商工業者にも支援をということで、村に来られる来村者はふえております。村に来ていただくことはできてきていると思います。もう一つ進めることで、村全体の発展につながると考えます。  以上、2点質問をさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の発言の制限時間は、14時38分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  梅本議員から2点、質問をいただきましたので順次お答えします。  1番目に村の防災・減災対策はということで国土強靭化地域策定を急ぐべきだということでございます。お答えをしたいと思います。  近年は、異常気象によりゲリラ豪雨や台風が多発しておりまして全国各地で災害が発生しております。このことから本村も災害に強い村づくりを進めていく必要があると考えております。  村の防災関連の計画では、まずBCPの策定を最優先の課題として検討しております。国土強靭化地域計画は、梅本議員のおっしゃるとおり必要な計画でありますが、村といたしましては国や府の最新の計画を見ながら検討し、策定に向けた準備は必要だと認識しておりますので、必要な計画を順次追って策定していく必要があると考えております。  防災・減災対策につきましては、道路や河川等のハード面の整備を国や府にお願いをしているところでございますが、まずは、自助、共助、公助という言葉があるように、住民の皆様に対する防災意識の啓発を十分行っていくことが必要だと感じております。  自主防災組織や消防団への支援につきましても、もちろん必要であると認識しているところであり、コミュニティ助成事業を活用し、災害時の必要な資機材の購入等も実施しているところでございますが、このようなハード面の支援とともに防災に対する意識をさらに高めてもらうなどのソフト面の支援も必要なことから、ハード、ソフトが一体となった防災対策ができるようにしっかりと取り組んでいきたいと考えているところでございます。  次2つ目の商工業者にも支援を考えてほしいいうことでございますが、お答えします。  昨年4月に道の駅がオープンして以降、村から、村外から南山城村に来られる方がふえてきているところであり平成29年の観光入り込み者数が86万人を超える人数で、平成28年と比較して3倍の伸びとなっているところでございます。  これにより交流人口が増加し、来客の商品の消費活動により、お茶や野菜等の農産物の生産のほか、道の駅に出荷されている商工業者や、立ち寄りによる村内商店等への地域経済にも貢献しているものと考えております。  もう一つ進めることでの御質問でございますが、道の駅への来村者がふえている中ではありますが、さらに道の駅をPRすることにより数をふやすとともに、その来客者をいかに村内にとめさすかが重要であると考えております。  現在、商工業者への支援としては、地域内商工業者の経営の改善に関する相談、指導、地域内経済振興を図るための諸活動を行っている商工会に対しまして育成事業として、589万円の補助を当初予算において計上させていただいていたところでございます。  商工会では、来られた方を村内の商工業の発展に導くために、物づくりなどの体験観光型の事業として、「ものを売る」だけではなく「ことを売る」に重点を置き、来村者に南山城村により長く滞在しさまざまな体験をしていただくことを計画していると伺っており、事業の詳細を確認しながら適切に商工会の支援をしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上で、梅本議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  それではですね、国土強靭化のですね、計画よりもBCPということを先行ということでおっしゃられているんですけども、それであればこのBCP早期にですね、やはり策定していただいてですね、この国土強靭化のほうはですね、あくまでもBCPは災害が起こってからの話になろうかというふうに思いますので、それよりも前の国土強靭化というのは話ですので、本来であれば国土強靭化のほうを先に策定するべきだと私は思うんですけども、その辺BCPのほうを優先されるということなんですけども、その辺はどういう理由といいますかね、こっちを優先されるのかはまずお聞きをしたいと思いますが。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的に今、担当課のほうでそういう防災に対する事務をやっておりますんで、総務課長のほうから具体的な答弁をさせますんで、よろしくお願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  BCPも早くなおかつそれよりも先に国土強靭化計画を策定すべきではないかというふうな御質問でございますけども、各京都府内、各市町村並びに京都府の状況を見てみますと、やはりとりあえず先に災害が起こったときにどうすべきか、業務をどう継続していくべきかというふうなことを優先にBCP計画を先に策定している市町村が多ございます。国土強靭化計画につきましても、現在のところ京都府と京都市の2つ、今のところ知り得た情報なんですけども、その2つが策定しておって、ほかの町村はまだ策定していないというふうな状況でございます。  といいますのも、国土強靭化計画につきましては地方公共団体の関係部署だけで協議するんじゃなしに、地域住民や自治会、商工会とか、インフラ関係の事業者ですとか、あらゆるいろんな方面から協力してもらいながら、策定していかなければならないというふうなことを認識しておりますので、また、京都府との整合性も図っていかなあかんというふうなことも考えておりますので、どうしてもこれ悪いんですけども、後になってしまうんかなというふうに考えております。
     先に、今それこそ他の議員からもBCP策定についての御質問もございますので、まず、村としては先にそれを策定していこうというふうな現在のところそういうふうな考えを持っております。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  確かにね、西日本豪雨によります水害でですね、倉敷の真備町のですね、ハザードマップが策定されててまさにそのハザードマップのごとく水害が起きたということで、策定がしっかり逆に言えばできてたという地域もあったということでありますが、やはり起きてから物事を進めるだけでなくですね、やはり起き得るであろう村内の災害、これを何とか事前に察知しながらですね、そこに国からの補助をいただきながら、防災に村としてやはり進めていかなければ、起こり得る場所はもうある程度ですね、考えられるのはもう既に行政としてもある程度把握はされているはずですのでね。  ですから、やはり終わってからではなく、はやり両輪のごとくですね、両方を進めることをですね、何とかやっていかないとそういった災害に対応できないというふうに思いますので、再度、両方ですね、進める方向で何とか考えるよう進めていただきたいんですけども、再度お伺いします。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  検討はさせていただきたいと思いますけども、ただ、大変申しわけございませんが、何度も申し上げておりますように、先にBCPを策定する旨で今のところ覚えておるというふうなことだけ御理解いただきたいと思いますし、なおかつ大きい市町のように危機管理課ですとか、防災担当が独立しておる機関があればよいのですが、私どもも他の業務も一緒にやりながら、策定することになりますので、なかなか時間的な余裕もないというふうに考えておりますので、議員おっしゃることを十分理解しながら、できる限り同時に策定できるような方向には持っていきたいと存じますが、なかなかそうもいかないということだけは御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  そら、少ない人員の中での業務ということで、そらまあよくわかるんですけども、やはり人命にもかかわる問題ということでございますので、ですね、人員をふやすことも考えながらですね、進めていっていただきたいというふうに思います。  今回、いろんな災害におきましても、マスコミ等では放送されている部分と、また、放送されていない部分もあろうかと思いますし、例えば大阪なんかでもですね、事前に水門をしっかりとつくったことによって第2室戸台風のときの潮位を超えたにもかかわらず水がこなかったという事前にそういったものをつくったことによって、守られたということもあったと。ただ、それは余りマスコミ等では流れておりませんが、そういったこともあったという事実もございますので、ぜひとも両方並行して何とか進めていっていただくように私は指摘をさせていただいておきたいと思います。  それから、地域の防災組織、当然災害といいますか、警戒の避難勧告等出ますと、やはり地域での避難所開設なども当然あるわけですので、そこへ自主防災組織の方、あるいは消防団の方にお世話にもなるということありますし、その辺につきましてもですね、しっかりと強化をしていただき、そういうふうに強化をしていただくことを進めていっていただきたいというふうに思います。  また、今回はこの消防団のですね、大会で、村として初優勝ということもございましたので、こういった面につきましても、村としてしっかりと支援していただきたいというふうに思いますが、村としてのその辺の考えはどうでしょうか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  自主防なり、消防団の支援については精いっぱい村としても装備の更新あるいはいろんな設備機器の充実等も積極的にやらせていただいていると考えております。  特にですね、今議員がおっしゃるようにこの消防団が頑張っていい成績を上げていただきました。つきましては、この後の補正予算にも計上させていただいておりますけれども、消防団が全国大会に出ていってもらうための費用といたしましても十分でないかもしれませんが、財政厳しい中で精いっぱい計上させていただいておりますんで、予算委員会の中で説明を具体的にさせていただきますけれども、村としては精いっぱい応援していこうという思いでございますんで、このことがこれからの消防団のいい見本になり、魅力のある消防団としてこれからも村の中で伝統を築いていってもらえるものというふうに思っておりましてですね、村挙げて応援していきたいいうふうに思っておるところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  その件については、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、商工業者の支援ということで、村に来られる来村者が3倍ということで、非常に道の駅が集客を呼んでいるということは、よくわかりますし、売り上げにつきましても午前中の先の質問の中でも3億8,000万以上という数字も聞いておりますが、ただ、当然ずっとですね、その集客落とさないようにしっかりと行ってもいただきたいんですけども、やはり、一方ではお客さんの伸びが低下という午前中の話もありましたが、そういった声も上がっているというとこら辺で、個別にはなかなか支援はできないということでありますけども、もう少し、商工業者にもですね、何らかの形で支援をということを、やはり一方は行政がかなりの金額を投じてつくってきたということとですね、一方は個人ということですので、なかなか規模が違うわけですので、業者同士でやったらええやないかということでしょうけども、その辺やはり大きな金額と小規模というとこら辺の部分がね、なかなか厳しいという面がございますので、その辺について、その規模が違うというとこら辺のとこでどう商工業としてですね、対応しろというお話か、その辺について、1つ質問をさせていただきたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅は、はやっているけども個人の設備とかいうのは、個人でやるから、なかなか規模拡大につながらないという意味の話かなというふうには思うんですが、そこら辺がなかなか厳しいものがございまして、農業関係については一定の国の制度もあって、助成をしてきておるんですが、商工業者に対するそういった助成というのはなかなか厳しいものがあるのは現実として認識しております。  議員おっしゃるように商工業者についても、一定支援が必要でないか言われたら、それは必要であるか、ないかっていうたら、必要であるというふうには思います。なかなかでもそういう制度がない以上、村としてもなかなかそれに取り組めない現状でございます。  私の身内も小さいながら店を継続してやっているんですが、なかなか個人ですんで、思い切ったことはできないいうのも現状でございます。そんな中でたまたま道の駅が多くの人が来ていただいておるということの中で、そこをうまくこう活用していけるようなことになればありがたいなというふうに思っておりまして、今、商工会長を中心に道の駅にたくさんのお客さんが来るやないかと、このお客さんを少しでも村に引きとめようやないか、そんな中でいろんな体験をさそうやないか、いろんなものづくりもしているとこもあるし、製造もしてると、そこをうまくこう体験をできるように仕組みつくって、少しでも時間ここに滞留していただこういうふうに取り組んでいただいておりますんで、そういう面でも村としては、商工会の支援はこれからもしていきたいなというふうには思っておるんですが、個人の支援についてはなかなか厳しいものがあるということで、認識をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「梅本章一議員」 ○7番(梅本章一君)  農家でもですね、1軒ではなかなか補助は無理だということは承知はしておりますので、当然商工業者につきましても1軒でという話は当然だめだというのは理解しますし、ただ、そういう商工に対してはなかなか補助がないなというのが悲しいなという、つらいなという部分がございますので、一方は税金、補助金いろんなものを使いながら大きなお店ということできたわけですので、ぜひともそういう意味ではですね、商工関係にも商工会にも補助を進めていっていただきたいなということで、その辺につきまして、商工会にも補助ということを訴えをさせていただきまして、時間早いですけども、私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(廣尾正男君)  梅本章一議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  ここで暫時休憩します。30分から始めます。                (休憩14:18~14:29) ○議長(廣尾正男君)  少し早いですが全員そろいましたんで、会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(廣尾正男君)  続いて、3番議員齋藤和憲議員の一般質問を許します。  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  3番議員の齋藤です。議長より許可いただきましたので、一般質問の通告書に基づき質問いたしたいと思います。  その前に、若干質問に言葉不足がありましたので、その内容を修正しながら質問をしていきたいと思っております。  8月15日の京都新聞によると、2017年の府内の観光消費額は山城地区内で4番目の金額になっており、伸び率も3番目になっている。道の駅の効果もあるが村の豊かな自然環境も人気の1つだといえる。このようなところにメガソーラーはふさわしくない。7月の集中豪雨で京都府を含む12カ所で太陽光発電所の被害が出ている。予定場所も例外ではない。このようにあらゆる面でメガソーラーは必要ない。村長の態度を再度問いたい。  2点目にメガソーラーの認可は、全て府の権限と村長は発言しているが、村の権限である水路及び里道に関して、質問する。  ①防災地区内での行為のための京都技術基準で禁止行為として、盛り土や流域変更は原則認めないとしている。それ以上に、残留地域が0.1平方キロメートルより大きい0.27平方キロメートルが計画地の上流にある。このような場所での水路のつけかえは不可能と思うが、確認したい。  ②計画地に里道が存在するが、里道への村の対応を確認したい。  3点目に、8月2日の新聞に「メガソーラー建設地に府の天然記念物のハッチョウトンボが確認されたとして、京都府の弁護士が府と村に実態調査と保全措置を行うように申し入れた」との報道について質問したい。  ①対応は基本的には教育委員会だが、当該村長としてどのような対応をするのか、確認したい。  次に、防災計画に関して、ことしの台風の発生は8月までで20号に達しており、昨年より、5回も多く発生している。被害も台風7号は京都を含む、西日本を中心に甚大な被害をもたらした。その後も台風12号、20号と近畿地方に影響する台風が発生している。これからの台風シーズンになるが、昨年10月の台風による当村の被害は記憶に新しい。そこで質問する。  ①台風12号、20号において、近隣の全ての自治体で、避難準備情報が発令されたが、村では一部の地域のみだった。本村の発令基準を確認したい。  ②発令されなかった地域からの問い合わせに対し、村は「各自主防災組織で適宜対応してほしい」と回答されたようだが、各自主防災組織での適宜対応の内容を確認したい。  3番目、現在の防災備品の備蓄状況を確認したい。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の発言の制限時間は、15時15分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  齋藤議員から2点の質問をいただいておりますので、順次お答えをしたいと思います。  まず1点目、メガソーラー開発計画の対応についてということでございますが、お答えします。  今、村が抱えております大きな課題に人口減少、このことによりますさまざまなマイナス要因が少しずつではありますが克服するために道の駅や企業誘致等に取り組んでいることは議員も御承知のとおりでございます。  私としても当然、南山城村のすばらしい豊かな自然環境を守りつつも、生かせる土地については将来の村づくりに向けて、民間企業とともに検討していかなければならないと考えているところでございます。  議員が「あらゆる面から必要はない」とおっしゃっているメガソーラー計画については、以前から申し上げているように、計画予定地域に地権者も同意をしていること、関係地域の大半が協定書を締結していること、また、京都府の指導のもと府の行政手続条例に基づき、森林法や砂防法関係法令に従い事業計画の許認可を進めておられることから、村として今後もこの件については取り扱ってまいりたいと考えております。  2点目の①の質問についてでございますが、現在、事業者により計画されております盛り土やつけかえ水路等については、開発行為等で生じる排水及び降水増水時の排水が、周囲並びに下流域に影響が及ばないよう安全な計画となっているかという観点で京都府関係機関と協議中であると聞いております。  次に、2点目の②の質問にお答えします。  議員がおっしゃるとおり、計画地内には幾つかの里道が存在しております。現時点では、この里道の取り扱いについては、建設水道課へ事業者より相談したいと伺っておりますが、その具体的な内容や意向については、まだ伺ってはおりません。  今後、相手方から具体的な相談があると思いますので、法定外公共物管理条例に基づき対応してまいりたいと思っておるところでございます。  3点目のハッチョウトンボについてでございますが、ハッチョウトンボは村内の他の場所にも生息しております。このような希少生物については、今後も京都府の指導のもと、事業者には引き続きモニタリングを行っていただきたいと考えているところでございます。  次に、村の防災対応に関してでございますが、①についてでございますが、南山城村地域防災計画にあるように、発令基準といたしましては、災害による被害発生のおそれがあり、避難行動要支援者等、特に避難行動に時間を要する者が避難行動を開始する必要があるときは、避難準備情報、高齢者等避難開始を発令しております。  台風12号、20号に際しましては、地理的な状況から被害が想定される地域に対して避難準備情報を発令したものでございます。  ②の質問ですが、台風12号、20号においては、一部地域を省いて避難所を開設しておりませんでしたが、避難所を開設していない地域にお住まいの方でも不安がある方がおられる場合は、各地域で、いわゆる共助の部分で対応をお願いしたいという内容であったと認識しております。  ③の質問ですが、防災の備品に関しましては、食料、飲料水等の生活用品については月ヶ瀬ニュータウンのふれあいすこやかセンターに置いております。道の駅の防災倉庫には、決算監査において監査委員にも確認をいただいておりましたが、耐震貯水槽用のポンプを初めとして発電機、災害避難用テントなど大型備品を保管しております。  また、災害対策本部で使用するヘルメットやライトなど役場に保管しているところであり、今後も、災害に十分対応できるように備品等の充実を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上で齋藤議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  では、質問させていただきます。  まず、質問の内容に入ってますが、前の西日本豪雨では12カ所のですね、太陽光の発電所が被害受けてると、今度の21号の台風でもですね、34カ所の場所で太陽光発電所の被害があるということで、NHKのテレビで放送しておりました。このような状況の中で、計画されてる場所でもこういう大きな台風なり、豪雨が来た場合はこれと変わらない状況が起きるんじゃないかと思いますが、村長に再度確認したいと思います。どう見ておられるのか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  自然災害でございますんでね、つくるときは災害に強い施設というふうにつくってておいても、どんな自然の力が出るかわかりませんので、絶対にということはあり得ないいうふうに思います。一定の被害があるかもしれませんし、ないかもしれませんし、そのことについては私はあると断定もできませんし、ないという断定もできないというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  そのような中途半端な考え方でこのメガソーラーをほっといてもいいんですか。再度確認したいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私がつくるんじゃない、業者がやるんですよね。業者がやって被害を受けないようにきっちりとした仕事をされるというふうに思っております。
    ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  何度も、今までずっとメガソーラーに対して村長に質問してきたんですけど、意見、質問すればこれは民間がやるもんやということで、全て返されてますけど、その前に何度も言いますけど、この村をそういう被害にさせてもいいんですかと、村長としてどう思うのかを聞いているんですけど、お願いします。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ソーラーの被害は村は被害ありませんよね、事業者が被害をこうむるわけでございますよね。ですから、ソーラーがどのような被害がこうむるのかという問題については、私の認識ではソーラーパネルがはがれちゃったというような被害かなというふうには思っておりますが、そういうことになりますと、事業者が早急に被害をこうむった分については、修正をされるということになるだろうというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  そういう論議でね、村長との話したくないんですけど、ソーラー壊れましたよ、何度もいいますけど、ソーラーが流れ出したよ、そのセルはまだ電気が通ってますよと、それにかかったら感電しますよという状況も何度も説明してますやん。だから、太陽光が壊れたら全部事業者が責任という問題じゃなくて、そういうような危ない状況が起きますよと、これに対して村長はどうされるんですかって聞いてるんですわ。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まだ、その辺の災害が起こった場合に今どういう対応をするのかっていう話についても、まだ、京都府との話もしておりませんしですね、齋藤議員は仮定で災害起こったらどうすんねやという答えを今求められますけどもね、そんなん今どんな災害が起こるかわからへんものを、今私に求められても答弁のしようございませんやん。災害が起こらないようにつくってるという業者から答弁を話を聞いてる中で、起こったらどうすんねやという仮定の話で私の答弁求められてもそのとき、そのときの対応の仕方というものは内容によって考えていかなきゃならんというふうには思いますけれども、壊れたときという想定でその感電するやないかって言われたかって、それって村の責任っていう感じになりますよね。そんなこと私に求められても私、答えられませんじゃないですか。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  これで、あんまり時間とりたくないんで、ただね、村長、そういうの起こるようなことをあるメガソーラーに対して、これはもう東日本の地震でもそうですやん、あそこはもう絶対原子炉は壊れないということで動いてますやん、現実にはそら東京電力の問題と言われながらもやっぱり国とかがね、やってるんですやんか、そういう状況の中で、起こってみないとわからんいうようなことをやっぱり建てたらあかんということですわ。やっぱりそういうことはやはりぜひともですね、村長としては考えていただきたいと思います。  次に移ります。  先ほど、砂防法、砂防地区内のことでちょっと質問しましたけど、京都府が定めた検査基準を京都府は違反をすることはないなと僕は思ってます。9月5日に本申請を出されたみたいですけど、これを自分らが決めた検査基準を無視しても、業者にですね、認可をするようなことはしないだろうと思うので、再度、村としての水路の変更ですね、どうされるんか、もし万が一、水路、認可されたときにそういう大きな流域があるものを変更して、そのような状況の中で、もし万が一、また起こる、万が一は怒られますけどね、起こらなとも限らんのですね、そういう要するに京都が検査基準決めた砂防法地区内で決めた内容を、もしやるとしたときでも、村長はどうされるんか、ちょっと確認したい。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  水路の話ですよね、水路については、村の管理水路になると思うんですが、これは業者が変更して水路つけかえたというときには、業者がそこで事業をやってる間は、業者管理でお願いしていきたいな。20年間、やるとすれば20年間は業者によって、管理をしてもらういうことになるんかなというふうに思います。でないと、新しくつけかえた道路が3年、5年後に潰れちゃったよってなったときには、村が修理しなきゃいけませんよね。そら業者の責任においてちゃんとしてもらうということにしたいというふうに思っております。  どうするんかと言われても、水路をつけかえるということについては、京都府の砂防法等も考えて、それを認可されると思うんですが、京都府の認可間違いないというふうに信頼をしていく中で、じゃあそれをすぐに引き受けるということはしないつもりでおります。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  何度も言いますけど、京都府はどうのこうの言われますけどね、要するに見ただけで、京都府は砂防地区、検査基準で絶対したらあかんということをやろうとしているんですね、業者は、今の時点で砂防法はどうのこうのじゃなくて、今の時点で村長はそのような危険のある地域での水路つけかえはどう思ってるんかって聞いているんです。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村長はどう思うかっていうよりも、京都府がそれで認めたら、そのように従わざるを得ないいうふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  あんまり、京都府が認めて、そら村長も認めはると思うんですけどね、やはり、その地域をどのようにしていくんかというのをやはり全面にですね、ちょっと村長は考えていただきたいと。  ちょっと話変わりますけど、昨年の7月にですね、7月にも、来年、去年の7月でも業者と数量の変更、村がやっているんですね、打ち合わせを、その中で水路のつけかえの際に既存面積を計算して、移管の手続が必要と村は述べています。そういう議事録はあるんですが、この移管の手続という、何の手続なのかちょっと確認したいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  移管の手続といいますか、法定外公共物としての取り扱いという形で、それをもし、つけかえ水路という形でとるのであれば法定外公共物の手続でつけかえ水路として、そういう手続方法がありますということでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ということは、この時点で村としては、その砂防法が全然林地開発の話もない時点で、このような話もされているんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  この件につきましては、法定外公共物としてこういう手続方法があるということで述べてるものでございまして、砂防法の見解を一度もしておりませんので、そういったことについては砂防法は砂防法で京都府さんの管轄でございますので、そちらで検討いただけたらと思いますし、全て条件が整わなければ許可はおりないものだと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  この後に、業者がですね、移管については全ての用地買収が終わってますと、完了してますということをね、述べているんですよね。ということはこの時点で水路変更ありきやという状況になってる、それに対して先ほど言いましたように、村長も言いましたように、砂防法で林地開発で認定されてないのに、このような状況を業者がやっていることに対して、村はどう思いますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  水路は、このように変更しますよっていうことの水路変更を相談に来られたときには、相談を乗って変更するということであれば、砂防法とかそういう問題関係なく、今、村が管理している水路はこうかわるんですよという説明やから、問題がなければというか、水路、水が一定流れるということであれば、その協議というんですか、その話は特に聞いたということじゃないですかね、そういうふうに理解しております。  危険度とか、砂防法に基づいてという問題じゃなくて、ある水路は今こうついてるけども、こうかえるんですよということを言うてきたという話やからね、つけかえていくんですよと、そうですかという話しかなってないいうふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  この計画地に田んぼはあるんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  計画地に田んぼはないと思います。ほとんどは企業用地が買収したところですんで、農地はもう変更されてるんじゃないかというふうには思います。サコ田地域にもと田んぼであったとこら辺は業者持ちであるんですが、これは第三者に移ってますから、田んぼでは移ってないというふうに思います。あの地域というのは山の中には田んぼありませんよね、田んぼは下のほうにしかないんで、比較的なるい山ですけども、田んぼは恐らく入ってないというふうには思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ここにね、平成29年度のね、テレプロデュースがつくった資料があるんですけど、ここにですね、まだ3カ所のですね、田んぼが載っているんですけど、これはもう終わったんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それは私に聞いてもらってもわかりません。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  これ農業委員会でオーケーしないとかわらんでしょ、田んぼをかえることは。それは終わったんですかって聞いてる。 ○議長(廣尾正男君)  「産業生活課長」 ○産業生活課長(廣岡久敏君)  ちょっと今、どの部分かっていうのははっきりわからないので、ちょっとお答えができないんですが。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  あのね、ずっと今までこの資料を見てたらね、この3カ所の田んぼを農業委員会でかえれる時間がないんですよというのは、去年の12月にまだこの水田をかえるにはほかの法令も一緒にとらないとできませんと。総務課は農地転用の申請書を提出したいと相談受けてる、事務局としては、他法令と足並みをそろえて申請されたいと回答したと。これが去年の12月ですわ、でことしの5月、ここでこの日も村、府と村とやって、この中で府の企画調整室農地担当は現時点では具体的な話はないが、今後話あれば村の農業委員会と連携して対応したいと、あわせて産業生活課も前回会議後、進展はないと述べているんですよね。  ということは、まだこれは田んぼやろうと思いますんで、ぜひともちょっと確認してください。田んぼがあるのに水路をかえるということに対して、農業用水ですよね、問題ないのかちょっと確認したいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「産業生活課長」 ○産業生活課長(廣岡久敏君)  農業用水路でありますので、田んぼがもし残っているとすればそこへの機能は完全に残すように指導していきたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  やっぱり、ちぐはぐなことをやられてますんでね、やっぱり開発ありきじゃなくて、住民の立場、また村民の立場で一つ一つをやっていただきたいと思います。  次に、ちょっとこれやっとったら時間かかりますので、次、移ります。  さっき里道があると言われたんですが、開発地域で開発された後でもこの里道は残るのかどうか、確認したいと思います。
    ○議長(廣尾正男君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  先ほど答弁の中でも、答弁させていただいたところですが、まだ具体的にどこをどうすると、御相談させていただきたいというお話は聞いていますが、どこをどうしたいという話を伺っておりませんので、この道を残したい、この道を廃道して、払い下げを受けたい、この道をつけかえしたい、これは希望、申請ですね、そういうお話があって、うちが法定外公共物管理条例に基づいて、これはできます、できません、そういう回答をしていきたいと思いますので、まだ、今のところ、どこをどうしたいというお話が具体的に出てきませんので、御相談に乗ってほしいという話は伺ってますが、今後どういうふうにしていくかは、今後のことでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  御存じの里道というのはやはり生活道路なんですね、何度も言いますけど、業者ありきじゃなくてやはりそこを使ってる地域を優先してですね、そういう道はつくっていただきたい。そういう計画あって、業者はこれせんと非効率なりますから、かえてほしいんじゃなくて、やはり村の里道として考えていただきたい。これちょっと言うときますわ。ぜひともお願いします。  次、移ります。ハッチョウトンボですけど、8月9日の京都新聞の中で、手仲村長はハッチョウトンボ、先ほども質問の中でも回答の中、言われましたけど、「ハッチョウトンボは計画地域にしかいないわけではなく、村内の他の場所にもいる」と言われましたよね。そういうふうに京都新聞書いてます。こういうこと裏返せば素直にこの記事、僕は読んだんですけど、府の天然記念物のハッチョウトンボはほかの地域におるから、この計画場所にいなくなっても大丈夫だと、ひねくれた意見、ひねくれたととったんですけどいかがですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ハッチョウトンボはもともと田山で発見されたんです。京都府の環境部、その当該地域の山林の中を調査した結果、ハッチョウトンボはいなかったということでございます。そういう報告を私は受けてます。ですから、そこにいるという確認をしに行ったけれども見当たらなかったということでございます。  ですから、新聞記者の質問に対してですね、ハッチョウトンボはあっこにしかいないんですかという話はそこだけと違うよと、もともとは田山地区で発見されたんですよと、だから、ほかの地域にも、トンボはそれはおるんやというふうにもお答えをさせていただきました。  僕は、そこの地域にハッチョウトンボいるかいないか調査には行っておりません。でも、ハッチョウトンボというのは、田山のある地域にのみ生息しているんですよ。そこはもうずっと私も確認してますし、おりますんでね、そこにはおるということは確認しております。  ですから、希少種のそういうものについては、京都府に対しては一定モニタリングを継続してやってくださいねということをつけ加えてお願いしているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  8月の9日にMBSが来ましてね、私もちょっとテレビに出たんですが、そのときに、そのテレビにハッチョウトンボ見に行って、雄はおったんですよ、それはどこにおったかというたら、要するに計画地のとこでもおるんですよ。だから、村長がおると、おらんとかやけど現実にそこにおったんですよ、それは事実なんですよね、それをここに言うてるように、田山にいるから、ここのハッチョウトンボはいなくなってもいいんですかと聞いているんですけど、そこ辺どうですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  京都府に対して、しっかりモニタリングをしてですね、保全すべきは業者にきちっと指導してもらったらいいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  村長として、もしおったらどうされるんですかと聞いてるんですわ。京都府にあって村に府の天然記念物であるハッチョウトンボが開発地域にいるんですって、それに対して村長はそういう大事な希少生物に対して、この話ではいてもしゃあないな、やっても、いなくなってもということを述べられてますが、それに対してどうですかって聞いているんです。だから、それに対して、もしいたら保護するようにするんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  もし、いるとすれば、そこで保全するような業者に方法を考えてもらうしかないですよね。そうしてもらうということになると思いますよ。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ぜひとも、村長からですね、その企業にそこの場所のですね、確保をお願いをするように、村長としてね、業者に言ってください、お願いします。  次、もう1つ、記事では開発は山の上でやるので、トンボの水辺や湿地の生息地までには及ばないと、それほど影響ないと、これも京都新聞で同じ流れで書かれているんですね。山の上っていうことは、材料とかどのように持っていかれるんですか。山の上やから、問題ないと言われてますやん、山の上でやるんだから、だけど、山の上に持っていく材料とかは下を通らんとできひんでしょ、というのはつまり道路もつくらんとあかんしね、道も広げんといかんし、さっきの水路もつけんとあかんって、そういうふうな状況にいるハッチョウトンボの、対してね、このような村長ほんまに見に行かれてないんです。なるほど、議員とかですね、僕とか、守る会がこんな写真で村長のとこ行っていると思うんや、ハッチョウトンボいるんですから希少生物とってやと、ちゃんとしてやということ言ってるはずなのに、それでも見に行かれてないんですか。ちょっと済みません、もう一度確認します。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ハッチョウトンボ見に行ってないか、ハッチョウトンボ見に行ってません。行ってません。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  済みません、そういう状況やはりね、村長、言われると思うんです、齋藤議員と俺は違う、村長、俺とは違うんやと、そんなんハッチョウトンボがどうのこうのいう以前に、もっと人口ふやすためにもっと村が豊になるために、計画するんやと、メガソーラーを来てもオーケーするんやと言われると、ただ、僕はそこがね、ずっとニュータウンに来て40年近くなりますけど、やはりこの自然というのは村長が思っている以上にすばらしいです。この希少生物のハッチョウトンボほんますばらしいとこです。ありますわ。それやはり、村長やはり、計画ありきでね、考えていただきたくないなって、やはりもっともっとこの自然を大事にして、先ほど一番トップに言いましたように、やっぱり今、村の観光客がふえてるのは、道の駅だけじゃないですよと、聞いたところ言うとやはり道の駅の前のお茶とかね、上仲さんのお茶とか、それとか、全体の景色と空気のきれいとか、いろいろ言われてましたわ、そういう状況の中での村長が言う、自然を愛することに対しては、やはりそういうとこやっぱり素直に耳を傾けてですね、何度も言いますけど、開発ありきじゃなくて、もっともっと村を大事にしていただきたいと思って、次の質問します。  備蓄ですけど、各地区ごとの備蓄はどれだけあるのかちょっと確認したいんですが。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  議員の御質問どのようにお答えさせてもらう、何かどんだけあるってリストはあるんですけども、かなり細かくてどういうふうにお答えさせてもろたら。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  各地区、何日分の備蓄あるのかちょっと教えてください。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  まず、備蓄品の保管の基準といたしまして、これ京都府の地震被害想定調査というのが平成20年に行われました。それが木津川断層帯が地震になったということで、その時点の村の最大避難者数を1,958人ということを数字で示されております。これに対応すべく備蓄品を整備しておるというふうなことも踏まえて、なおかつ平成26年の4月に京都府の地域防災見直し部会において、備蓄品の基準が示されております。先ほど申し上げました最大避難者数の2分の1を京都府と村で備蓄していこうというふうなことになっております。  したがいまして、食料については、1,958人の2分の1を村で備蓄するのが100%なんですけども、私どもは3,900ほどもう既に備蓄しておりまして、水準よりも上回っている。なおかつ毛布、簡易トイレ、おむつ等々もその辺の水準を上回っておるというふうな現状でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ちょっと済みません、質問がちょっと違うんですけど、各地区の備蓄の日数を教えてください、各地区。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  各地区というより、ここから持ち出して各地区の公民館に持っていってる分がございます。ただ、それについては今ちょっと棚卸し等もやってないんで、実際、今ことしも台風がございまして、使用したというふうなことも聞いておりますので、実際どれだけ数残っているかというふうなことまではちょっと把握できてませんが、ただ、全体的には村としては保管しておる。ただ、地元の一次避難所である公民館については、ある程度のものはいってますけども、まだ実際どんだけ残高残っているかというとこまでは、ちょっと今のところ把握していないような状況でございます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  野殿童仙房の公民館には、備蓄品を何日分置いてますか。ちょっと確認します。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  今のところ確認、数量的なことは確認できておりません。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  今、御存じのおとり、野殿童仙房に行くにですね、大河原地区のほうにはもう道路が今、行けませんよね、今、あそこの押原が上にあがっていく道路にしても、通られる方は、地元のは別にして、僕ら通っても怖くてしゃあないと、もしね、そこが道路が壊れたときに、野殿童仙房に対してね、どのような備蓄の品物を届ける、だけど3,600人分がそらニュータウンの集会所にあると思いますけど、それをどのように届けるかちょっと確認したいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「総務課長」 ○総務課長(辰巳 均君)  あくまで想定の域でございますけども、当然道路が寸断される場合もございます。今利用しておる村道東和束線ですとか、多羅尾線なんかが被災して動けない場合がございます。そのときにどのルートを使うかというふうなことはその状況によって違うとは思いますが、林道三国越線を利用するのか、あるいはまたそれで滋賀県から回るのか、またそれができないというふうなことになると、やはりどうしても共助の部分で対応をお願いするというふうなことになってこようかと思いますけども、想定が絶するような大規模な災害が起こった場合には、やはり村の力だけでは無理でございますので、京都府なり、国、自衛隊等の支援を要請することになると思います。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  今、北海道なり、いろんなところで被害が発生して、まだいろんなところで避難されてる人がいらっしゃいますよね。今、うちの村でね、うちの村だけが被害をこうむることもあり得ない、もう全体がこうむりますよね、そのような状況の中で、本来は各自治体ごとに公平にそら、気はいいんですから、この前のテレビを見てたら、SNSで載ったところには支援物資はいくけど、載ってないところには何も来ないと、ボランティアも来ないと言われてますよね。  ということは、もし、大きな被害が起こったら、村というのはね、後回しにされるんじゃないかなと、これも予測ですわ。そういうことのときには、まずどうするかというたら、やっぱりさっきの自助、公助でやはり3日分を備蓄しなさいと、今の1週間と言われてますよね、自分では1週間分用意しなさいと来ないですよと言われとる。  ただ、そういう状況の中で、やはりね、村は各公民館に、やはり、せめて十日分、二十日分ですわ、ぐらい備蓄品を置いとくべきではないかなと思うんですけど、そこ辺どうでしょう。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  齋藤議員とこう議論してると、どうも悲観的になっていかんのですが、都会の真ん中のそういうとこで孤立したというのと、こんなうちの田舎におりますんでね、どこの家にもお米も1年分ためてますし、おみそもみんなつくってますし、皆ありますやん。もし、この道がどっこも全部閉鎖されたとしても、それぞれのおうちにあるお米が炊けますやん。ガスがなくても、電気がなくてもかまどでも炊けますやん。そういう問題はあんまり心配してません。  だから、あの乾パンやら、あんな缶詰のパンで3日間も辛抱できませんやん今、今災害でも皆そうですやん。明くる日にあったかいおみそ汁、あったかい握り飯が届いてるようになってますやん。そうしないと、生活できないような状況になってるんじゃないですか。  それは、もし阪神大震災のときでも40代、50代の人はその米の炊き方わからん言うてましたけれども、70、80のおじいちゃん、おばあちゃんはあいたおけ探して、釜探してきて、ブロック積んで瓦れきを燃やして、御飯炊いて、汁炊いてしてはった。そういうのをこれから各地区でそういうことも自衛の措置として自主防災で講習をしていくということにしていかないと、乾パンを何百人分、二十日分置いとったって誰も食べませんよ、そんなもの。  ですから、ちょっと被害、もし災害あったときの考え方というものをもうちょっと現実的に考えてもらわないと、村がやってるようなそんなもんで二日も三日も住民は生活できません。  ですから、各地域にあるそうした資源は田舎のことですんで、うちでも1年分の米保管してますんでね、災害起こってぐるりだめなっても、何日間か飯炊いて食えますわ。そういうものを絶えず準備しておく、それぞれのうちで電気消えたら、ガスが消えたらどうするかという備えをするのは自主防災になってくると思います。この辺をきちっとやっていかないとあかんのとちゃうかなというふうには思ってます。 ○議長(廣尾正男君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)
     何のために公民館に行くかということですやん、村長。家でやれるならわざわざ公民館に行きませんやんか、そんなん。家が潰れてそんなことできないから公民館に、そういう可能性があるから、危ないから避難してくるんですやん。だから、公民館にそういう物資を備蓄置くんですやん、村長の言い方だった潰れてもまだ御飯炊けるんやないかっていう発想ですやん、そういうこと絶対ありませんので、やはりそのような発想で自助とか言いながらやってると、やはり本当に来たときにね、やっぱり住民というのは何も食べれない状況になるんじゃないかなと思いますんで、質問終わります。 ○議長(廣尾正男君)  齋藤和憲議員の一般質問は終わりました。  続いて、4番議員鈴木かほる議員の一般質問を許します。  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  4番議員鈴木かほるです。議長の許可を得ましたので、通告書に沿って質問します。  初めに、高齢者介護の施設と地域密着型のサービスの充実のために。  高齢者福祉施策について、今までの質問や答弁、意見を踏まえ、今後の方針を問います。地方自治法第1条の2には「地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本とし」とその役割を明記しています。  老後の安心のための施設を求める1,865筆の署名の重みを受けとめ、質問したいと思います。  ①村の福祉施策の現状と課題は何か。  ②お泊まりディは村の福祉計画の中で、どう位置づけるのか。  ③介護保険料納入者の約半数は基準額より下である。介護認定者の約6割は介護保険サービスを利用していません。村内の介護施策の不十分さもあり、利用抑制が起きていると考えられます。利用しやすくするために村独自の施策が必要ではないか。  ④村の介護の現状は家族介護が主流となっています。全国的には介護離職を初め、さまざまな問題が起きています。今後そうした状況は村も例外ではないと考えます。村長は自助、共助、公助と順位をつけた考えを表明されてきましたが、同時並行的に行われるべきであると考えます。介護困難が起きないためには、公助を手厚くすべきではないでしょうか。  ⑤高齢者年代が村で暮らし続ける最小限の保障として、福祉施設建設を抜きにしては考えられない。村の最重点施策として、福祉施策を村民に明らかにするべきだと考えるが、どうですか。  次に、スクールバスの村民乗車について。  国土交通省への要請に行ってきました。村内のバス運行について「村が年度初めからの計画を出せば、空き時間に、村民が乗車できるバスとしてスクールバスを利用できる」との回答を得てきました。  ①スクールバスの空き時間帯に、村民の公共バスとして活用できるように計画をすべきと思うが、どうですか。  ②朝夕のスクールバス運行時には、村民の乗車を認める方向で検討できませんか。  以上です。あとは席に戻って続けます。 ○議長(廣尾正男君)  鈴木かほる議員の発言の制限時間は、16時1分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  鈴木議員から2点質問をいただきましたので、お答えをしたいと思います。  まず、高齢者介護の施設と地域密着のサービスの充実のためにということで、一定①から⑤までいただいておりますが、順次お答えしていきたいというふうに思います。  高齢者福祉施策につきましては、平成30年度以降の向こう3年間、第8次高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画にありますように、一人一人がいつまでも健康で、住みなれた地域で互いに支え合いながら、生き生きと心豊かに暮らせる村づくりを継承し進めていく。ということを基本理念に地域包括支援センターが中心となり、基幹的な介護サービスの充実や認知症高齢者への支援、高齢者の健康づくり推進、地域の実情を踏まえた施設整備の推進など高齢者の皆様が南山城村で安心して暮らし続けられる、健康で豊かさを共有できること、また、安心してサービスを受けることのできる村づくりを目指して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  特に、住みなれた地域で暮らし続けられる多様な生活に応じた居宅支援の充実といたしまして、地域で在宅での支援サービスのさらなる充実を図っていく必要があると考えており、介護を要する高齢者が心身に何らかの不安が生じ、その時々の暮らしぶりに支障を感じるときや、家族の介護負担軽減といったときに、地域で支えられる仕組みの一つとして、現在の南山城村にはない宿泊サービスについて、計画書に盛り込んだところでございます。  また、地域支援事業といたしましては、地域包括支援センターが中心となり、介護予防教室やはつらつ健康運動教室など高齢者の健康づくり、介護予防事業の実施を初め、認知症の方々やその家族の方の集いの場の拡充、相楽地域の市町村と医師会で実施する医療・介護連携事業など南山城村の地域で在宅を支えるサービスに取り組んでいるところでございます。  高齢者向けの福祉サービスの資源が少ない中ではございますが、地域の献身的な担い手の御協力のもと、介護保険事業以外にも在宅の高齢者向けの食の自立支援事業や在宅の要介護・要支援者等に対した外出支援サービスを継続して行うとともに、実践型地域雇用創造事業、介護職員初任者資格取得研修により介護の担い手の確保に努め、住みなれた地域で在宅者やその家族の支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。  なお、高齢者福祉施設、入所系のサービスにつきましては、これまでと同様、村外での短期入所生活介護、ショートステイや、長期にわたる入所の施設介護老人保健施設、特養、特別養護老人ホームにつきましては、本年4月、木津川市に100床の規模で新設された施設など、近隣市町村の施設利用を継続してまいりたいと考えております。  どうぞこういったことで御理解をいただきたいいうふうに思います。  次に、2点目のスクールバスの村民乗車についてということで、①、②をいただいておりますので、お答えします。  ①の質問ですが、まず、初めに御理解いただきたいのは、スクールバスの運行方法については、村が単独で具体的検討をできないという点を御理解いただきたいと思います。  バスの所有者は村ですが、使用者は相楽東部連合教育委員会であり、また小学校、中学校の年間計画に伴いまして運行されているものでございます。  村といたしましても、過去に一部検討をしましたが、自然災害や緊急的な事案に対し、児童、生徒への対応がおくれることも懸念されることから計画を断念した経過がございます。  したがいまして、現在のところスクールバスを公共バスとして活用する計画はございません。  2つ目の質問についてでございますが、田山、高尾地域では中学校通学のバスとして村バスを一般混乗型として運行しております。  スクールバスは、地域や、座席の仕様、また通学、下校時間のばらつきの問題や、長期休暇時には点検もありますので有効活用には問題が多くございます。  さらに、乗車を認める、認めないについても村が独自で判断すべきものではありませんし、したがいまして議員のおっしゃる事案については実施できないと考えておりますので御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  本当に、今までずっと私議員になってからこのとこばっかり言い続けてきてるんですね、議事録見てますと、私がなる前の議員もずっとそれを言い続けてきている。それが最終的には1,865の署名を議員が汗流して集めるというそういう行動になったわけです。あの署名はどういう願いが入っているか、言葉としては特養という言葉は出ていませんけども、そういう象徴的なものがあればそこが中心となって、ショートステイもできる、昼間の皆さんのお出かけもできる、たまり場もできる、そっから家族とよその家族がつながっていく、そういう大きな中心点なんですよね、そこには医療機関もあるだろうし、そういう皆さんの老後の安心の願いとしての1,865というふうに村長は本当に真剣に考えているのかなと思います。  青山議員への答弁を見ていましても、3期目の公約で誘致に努めますって言うてるんですね、だけども今はそんなん無理ですという話になってしまってますが、本当に喫緊の問題として、捉えているのか、まずそのことをお聞きしたいと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  1,865名の署名については、私も重く受けとめておりまして、事業者に対して誘致を心がけてお願いをしてきた経過ございますが、村での実施についてはどの業者も参入はできないということでございました。その時点では、村がやろうと思ってもできないということになったわけでございます。  村長は何考えてんねやというような言い方をされますけれども、村としても何度も業者にその意向調査をし、来てくださいね、この場所でどうですかということも含めてお願いをした経過ございます。でも、業者は来なかったということでございます。  ですから、やむなくこの件については、諦めざるを得ないという判断を議員の皆さんにも相談させていただいたと思っておりますが、一定、来てほしいと思っても来てくれないいう状況の中で、それなら村として何をすんねやいうことを次考えていかないといけないいうふうに思います。  ですから、この署名の重みをどう考えているんやということについては、住民にそういう願いがあり、それが来ることにより、いろんな施策がそこで展開できるから、いい施設であるということは認識をしておりますが、できなかったということで、これは残念に思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  今から言うことについて、答弁を求めようとは思いませんが、過去を振り返ってみますとね、かつては事業者が手を挙げていた時期があったんでしょ、京都府が50床の施設建設を応援しますと、補助金用意してますという時期があった。そのときには土地がないといってやれなかったんですね、今考えたらね、言いたくないですけど、シイタケ工場つくるためには、土地をわざわざ買って造成するわけでしょ、そういうね、事業者がいるし、京都府も応援するって言うてたその時期にね、何で村が土地を用意することをもっと積極的にしなかったのかと、すごく腹立たしいです。それについてはもう言わないでください。  実際ね、村の人たちがどのような状態なのかっていうので、これ介護保険料の決まり方というのが、皆さんに、村の皆さんにも配られています。これ見て見ますと、介護保険は今13段階になってます。第5段階の人がちょうど真ん中なんですね、よく見てみますと第1段階から1、2、3、4、5までの人は住民税非課税なんです65歳以上に人たちね、住民税非課税というぐらいの収入しかない人たちなんです。  第1段階の人がこの村で215人います。ずっと見てみますと第1段階から第4段階までの人たちが全部で619人います。第5段階の人も住民税非課税なんです。ということはこの村の中で住民税非課税の人は65%なんですね、それよりも多い人というのは35%しかいないというのが村の状態なんです。これ村長どう思いますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  どう思いますかっていうたって、それは今までから年金も少ないし、自営業でやってきた、農業やってきた人が国民年金しか、かけてない、今、国民年金が最大でもらっても10万余りしか2カ月でもらえませんよね、1カ月5万ぐらいが最高やというふうに思いますけども、そこから介護保険料、後期高齢者医療引かれて、手取りが2万か3万ぐらいしかないというのは、現状やというふうに認識しております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  それでね、どういうことが起こっているか、私はこういうデータ見ながらね、思ったんです。これはやっぱり本人が望むと、望まないとにかかわらず本人家族がね、やっぱり利用抑制が起きていると、本当には使いたいけれども、使えないという状態になっているというふうに思いました。もうちょっと分析してみました、どうなったか。  要支援から要介護までの方が全部で平成30年で285名います。その中で要支援1、2の人ですね、今は介護保険が使えなくなっていますが、この人たちが100人ほどいます。99人、その中の25人は介護のそういう関係の利用をしています。一番利用者の多いのは要介護1と2の人です。あわせて82人、その中の56%、46人の方は利用しています。ところが、びっくりしたんですね、見てみて、要介護3、4、5、これは特養に入る対象になる人たちです。この人たちがね、実際にどれだけの人が利用しているかっていうたら、45%の人しか利用していないんです。いいですか、村で一番利用が多いのは要介護1、2の人です。  ということは、この人たちはデイサービスに行ける、そういう元気のある人たちです、まだね、要介護といえども。一番肝心のね、要介護5の人、びっくりですよ、要介護3の人は39人のうちの26人、要介護4の人は40人のうちの13人、利用している人がね。要介護5の人は25人のうちの8人ですよ、普通考えたら介護度が上がっていけばそれだけ介護サービスを受けてると思うじゃないですか、違うんです。じゃこの人たちは誰がどうしているか、家族介護なんですよね。しかもそれは家族だけ介護です。私はそう思うんです、それ村長どう思いますか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  家族介護をしている方が今でもたくさんおられるいうふうに思ってます。私も両親を送ったんですが、両親とも1年近く、お風呂も、下の世話もやりながら、週に2回ぐらい入浴を来ていただいて、介護してきた経過がございますが、本人は自宅介護を望みましたから、そういう方たちのアンケートをとった結果自宅で介護をしてほしい、自宅を離れたくないっていう人がたくさんおられます。80%ぐらいいると聞いておりますが。そういう中で、村がどうしていくのかっていうことなんですよね。  先ほど来、いろいろ言うてますけども、やっぱり住みなれた家で家族にみとられて、最後終末を求めたい。私ももう80になりましたからね、もう間もなく迎えが来ると思っているんですが、やっぱりいろんな問題があったとしても施設には入りたくない。やっぱり家族のとこ、家族にみとられて最後はいきたいというふうに願っている一人でございますんで、施設に入りたいけれども、入れない人が何人いるのかっていう調査も必要かなというふうに思います。  要介護5の人が25人いるけども8人しか入ってないよって、これはおかしいやないのっていうけども、本人の希望でうちにいたいという人がそのうち何人いるかっていう調査も必要であるというふうには思います。  ですから、村としては在宅で支援できる仕組みをこれからもつくっていかないかん、家族だけの介護やなくて、そうした介護の支援がどこまでできるかってやつを村としても、これから考えていく必要があるというふうには認識しております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  そこなんですよね。本人はできるだけ家にいたいと、その願いはようわかるんです。住み続けた村でいたいと。そしたらね、村はそれができるようにどんな手だてができるんかということですね。村長さんもそこはわかっておられるわけだから、そうするとね、私が言うのは家族介護、自宅で最後みとられるという最近もそういう方おられました。別にいいんです、それは本人も望んで、家族も望んでいるから、だけどね、家族だけ介護にはしてほしくないと思うんです。その人が一日中、一日中というのは昼間も夜もずっと介護してはるわけでしょ、そこへどれだけ村が例えばヘルパーさん派遣するとか、それから要介護5にもなったらデイサービスにもちょっと行きづらいやろけども、何か支援の仕方というのはあると思うんです。それが利用されてないというのは、やっぱり利用抑制も起きているだろうと思うし、村の地域包括の方たちは相談されれば本当に親身になって相談に乗っています。その様子も見てきました。  でもでもね、まだまだ不十分じゃないかなと思うんです。こんな立派な冊子もできていますが、これは村がつくったものじゃないと思うんです、これね。何でかいうたら、わかりやすい介護保険のサービスと書いてあるんだけど、中見たら非常にわかりにくいんです。何でかいうたら、うちの村にこんなんあるのっていう項目がいっぱいあるわけです。これをね、今、国としても地域包括でやっていくと、家族介護を支えていく一つの方向として出てるけども、村はまだこの中にやってない事業がいっぱいあるんです。それどうするんやということです。  これをやっていこうと思ったら、やっぱりそれなりの施設なり、人なり要ると思うんです。その辺は村長さん、この中でね、今、私が一つずつこれやってますか、やってますかって聞いたら答えられますか。この事業、一つ一つやってますかって言ったら、はいといいえだけで言うてくださいって言うたら答えられますか。多分答えられないと思うんです。まだ、やってないこといっぱいありますから。その辺、どう考えておられるんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村がヘルパーの養成講座をやってから十数年経過しております。ヘルパーさんも高齢化してきてだんだんと少なくなってきている。要望があったとしてもいけない状況もあるのは事実でございます。  ですから、今期、ことしですね、ヘルパー養成を雇用促進のほうで計画をして、やることにしております。これも結構お金かかりますんでね、厚労省の補助金を使って雇用促進でやるんですが、村の中で、そうした人を少しでもふやして介護職をふやそうとしているところでございます。  そうすることによって、介護職が今、行ってるその会社の経理のほうが給料が高うていいという人もいるかもしれませんけども、何とか行きたいという人が養成講座を受けて、介護の資格を取れば、村内で仕事ができるということになりますんでですね、介護の仕事というのは一日べったり行かなくても午前だけとか、午後だけとかね、あいた時間で使えるということで非常に便利に使えるということもございますんで、これを村として介護職の増加を図っていきたいというふうに思ってます。  施設についてはですね、まだ足らないとこがございまして、村はショートとか、特養とかいうのは、もう大きいとこにお任せするとして、それ以外のことでできることはやらないといけないなというふうには思っております。  何ができるかというのは、これから人との関係もございますんで、できる限り、その在宅支援をやれるような体制をつくっていきたいいうふうに思っているところでございます。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  今、村長さんの口からショートっていう言葉出てきましたけども、このショートステイについても聞いてきました。先ごろ7月30日に参議院会館で倉林議員の参議院議員の紹介で国と要請行動してきました。そのときにね、村は社協しかないと、デイとヘルパーさんの派遣しかやれてないけれども、村民の要望としては施設が欲しいという要望がありますと、村はお泊まりデイというか、そういう宿泊サービスということを言ってますが、どうなんですかって聞いたんです。そしたら、ショートステイということで、できますよと、介護保険は利用できますよという返事でした。先ほどから何回か村長さん介護保険は使えないって言いはったけど、介護保険使えますよという返事でした。それはどういう扱いかというと、基準該当ということで、だから、小規模多機能のような、いきなり29人収容できるようなそういうあれじゃなくてもね、もっと小規模の宿泊でもできますよと、基準が基準該当ということで、例えば一部屋が6畳が基準なんだけども、4畳半でもいいとかいう話も言うてましたしね、そういう制度ができるんだから、そういう例外的な扱いとして認められるんだから、もっと研究してほしいと思います。  何か、お金の面でね、先ほどから介護保険が使えない使えないというてましたけども、今、1割使うだけでも大変やのに、それ使えないとなったら10割全部誰かがお金払わなあかんわけでしょ、だから、研究してほしいと思います。  その費用についてね、これはこんな人のシミュレーションを地域包括のほうでしてもらいました。事例としてね。ひとり暮らしの高齢者、介護保険サービスが1割負担、要介護2、デイに週に2回通っていて、ヘルパーさんに週に2回、生活援助と食事つくりなんかに来てもらっていると、それから外出支援としては、山城総合医療センターへ月に1回通っていると、そして週に1回の配食サービスを利用していると、どれだけになりますかっていうので、細かい数字もあるんですが、細かい数字はちょっと置いといて、1万4,956円ですね、ことしの7月に今、言うたような利用をしたとしたら、1万4,956円要ります。これは決して国保とかの年金が豊ではない人にとっては、軽い負担ではないと思います。  さらに、施設に入ったらどうなるかというので調べてみました。ほんなら例えばグループホームに入ったら食費だけで5万4,000円、月ね、光熱費が1万円、それから家賃が6万3,000円ということで、月に2万5,140円かなというふうなお金になってきますね。それから、もっとなるんか。ちょっと計算間違ってるかな一桁、ごめん。  それから、これは高畑は、小規模多機能を利用したら、どうなるかというので調べましたが、ここで食事代、それから宿泊入れて、食事代が月に5万4,000円、宿泊が月に9,000円、1泊したら3,000円ということでね。だから、月に9万円ということで、このお金だけでも14万4,000円要るんですよね。だから、本当にきはだ園の場合も十五、六万要るというふうに計算出てましたね。  だから、本当に安いお金ではいけないんです。今の村の人の実態考えて、村の人が使えて利用できて、しかも介護している人も助かるようなそういうものを考えてほしいと思うんです。先ほどの最初の話に戻りますが、お泊まりデイというのは一体どういうことをやろうとしているんですか。 ○議長(廣尾正男君)
     「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  いわゆる、一般的にお泊まりデイと呼ばれていますものは通所介護事業所、社協のデイみたいなところですね、そこがその通所以外に短期的に宿泊をさせるというものを指しているということで、緊急的、短期的な利用に限って一時的に帰宅において、支障があるという方、それとまた介護者のレスパイトケアというんでしょうか、家族の身体的、精神的な負担の軽減と、それから、冠婚葬祭もありましょうし、それから家族の疾病もある、そういった場合に緊急的、短期的な利用に限ってそういう宿泊サービスを提供するということが国の指針にも示されております。これをいわゆる一般的にはお泊まりデイと呼ばれているものでございます。  指針では、居室に広さですとか、プライバシーを守る、パーテーションが必要ですとか、そういったこともいわゆる介護保険施設と同等の例えば宿泊室については1室1人当たり1室で7.43平方メートル以上とするといったことですとか。あと、プライバシーなどの確保ですね、あと、消防整備も必要になってきます。全国的にいわゆるこのお泊まりデイというのがこういう基準が示されないときに好ましくない、雑魚寝状態でありますとか、消防のそういう設備もないですとか、そういったことで、悲しい事件等もあったということで、こういった指針が示されてきたということでございます。村がやるとなればこういった指針に沿って整備していくべきというふうには考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  それは、介護保険使えるでしょ。 ○議長(廣尾正男君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(山本雅史君)  一般的には、このお泊まり、宿泊サービスですね、これは介護保険事業以外のサービスということで、介護保険の適用外というのが定義となっております。ただ先生、先ほどもおっしゃっておりました例外的というのがちょっとそういう整備基準にもよるのかわかりませんけれども、この辺はちょっと今後も検討をしていきたいというふうには考えております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  ある人がね、お母さんがちょっと認知が出てきて、その認知の認定をとるまでに随分苦労されたんです。どこへ相談に行ったらええやろかとか、それからお母さん、本人自身がそんな検査受けるのなんて、何で私が受けなあかんのって言うしね、結局1年ぐらいかかったらしいんです。でも、今、福祉センターにデイで行ってます。とても喜んで行ってます。何でかっていうたら、そこに知ってる人がいるからなんです。そこに知ってる人がいて、あなたに昔こんなことしてもらったよとか、こんなんだったねとか、昔の自分、元気なころの自分を知ってる人が行ってる人にもいるし、介護してくださるヘルパーさんの中にもいるしというね。  だから、そういう日ごろのつながりがあって初めてそういう施設というのは息づいてくると思うんです。だから、本当に最後の最後に家庭で見られなくなったときに、ぽんとどこかにショートに預ければいいとか、特養に預ければいいとかいうんじゃなくて、やっぱりその人が生きていることがつながっていくようなそういう施設にぜひしてほしいと思うです。  ほかにもまだありますが、このショートというのはだからただ単にお葬式できたからちょっと預けるじゃなくて、例えばいうたら宅老所的な、お茶刈りのお茶が忙しい時期に昔もう10年近くになりますかね、高尾で子供たちの学童をやった人がありました。その時期は学童保育に子供を預けて、そしてふだんは学童行ってない子でもその時期だけは高尾小学校にバスに乗って一緒に帰ってきて、夕方家にいるおばあちゃんが迎えに来るという、お父さんやお母さんはまだお茶刈りをしていると、そういう暮らしでした。  それと同じようにお年寄りもね、元気な間はお茶刈りします。それが畑に出る元気なくなってきたら家で炊事したり、御飯、洗濯したり、洗濯物取り入れたり、子供の帰りを待ったり、留守番の役をしてくれます。それができなくなったときには、今度はね、お茶刈りをしなあかん若い人がそのおばあちゃんやおじいちゃんのために手をとられることになるわけです。だから、そういう意味でもね、やっぱり期間になるかもわからないけども、その時期に集中するかもわからないけれども、やっぱりそういうお茶の忙しい時期にはおじいちゃん、おばあちゃん預けとくねというそういうショートステイ、夜も預けとくねというショートステイ、だってお茶刈りしたら、もうくたくたなって帰ってきますからね、体重何キロも減らす人もいるんですから、あの時期には。  だから、もっともっと今言うてるようなちょっと預かるだけという意識じゃなくて、きちっとしたショートステイとして根づかせてほしいなと思います。そうすれば地域の人の意識ももっと変わってくるし、もっと利用もできるようになるだろうしと思うんです。幸い福祉の保健師さんが来年は1人ふえるということなので、相談に来た人の相談に乗るんじゃなくて、相談に来ていない人にも目が配れるような、そういう村であってほしいなと思います。  現に、うちの近くですけど、介護保険の認定受けてないですね、多分、目も見えにくくなっているんじゃないかと思います。元気なときには外にも出歩いていた人が今は家でじっとしています。この間の台風のときも公民館へ来たらどうやと声かけたんですけど、やっぱり家を出るのはというて、その方は来られませんでした。  だから、やっぱりそういう人にも目が届くような、そういうショートステイのお泊まりのサービスができるような施設をぜひつくってほしいと思います。いつできるんですか。いつを目途にやっているんですか。だってね、このお泊まりデイと言うて、議会で言うてからもう半年たっているんですね。先ほど、別の議員さんも言うてましたけども、動きが見えない。いつしてもらえるんですか。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  これをやろうとすれば、いろいろ基本的な計画を立てたり、財政の計画を立てたりしなりません。今年度中に基本計画を立てる予定でおります。  いつできるんやって聞かれたらそこから財政とのかみ合わせをしながら、検討していきたいというふうに思っておりますんで、まずはことし基本計画を立てて、できるだけ早い時期いうことは来年度に向けて努力をしていきたいというふうに思っておりますが、実際建築となるともう1年ぐらいはおくれていくんと違うかなというふうに思います。  というのは、建物建てだけでは運営できませんよね、やっぱり今、人が一番苦労しているんですよ、介護職を募集してもなかなか集まってこない、保健師もそうなんですが、本当に介護職は今、いろんな形で敬遠されているということもあってですが、集まってこないということもあって、その辺も含めて計画を進めていきたいというふうに思っておりますんで、できるだけ早い時期に実施したいなというふうに思っております。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  何で来ないかっていうたら、やっぱり待遇の問題が大きいと思うんです。だから、その辺はね、社協がやるといっても、いうたら村がやるのと同じことなんだから、そういう待遇の面なんかはね、村でしっかりと考えてあげてほしいと思います。  もうあと、さっき5分が出ましたので、スクールバスの件です。これは多分そういうだろうなと思ったとおりのことを言われました。村だけでは決められない。それから笠置との関係もあるだろうし、それから大きくは3町村の教育委員会の問題でもあると思います。どちらもが一緒に考えて、そしてやってもらえたらと思うんです。もっと調べてみてください、私はこう聞いてきていますので調べてみてほしいと思います。  それで、例えばね、東部連合で南大河原の子が電車通学していました。私は何で南大河原の子は電車通学なのっていう話をずっと教育委員会にはしてたんですけど、教育委員会の担当者には、やっとこの4月から、その子たちもスクールバスに乗って通えるようになりました。村としてもね、微々たるもんですけど、通学の列車の定期代要らなくなったわけでね。だから、やっぱり物事というのは可能性があるのなら、前向きに考えてほしいなと。村のコミバス運行とあわせてね、考えてほしいなと思います。 ○議長(廣尾正男君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  非常に、私も教育長ともこの問題について話をしたんですが、スクールバスを村で固定的に使われるということになりますと、子供がクラブで泉川中学校の対抗試合に行く、あるいはまた連合で笠置へ小学校の生徒を送る、いうなときに自由にならないいうこともあって、なかなか教育長のガードがきついですね。村としては、そうしてもらったいいという考えはあるんですが、なかなか教育委員会としてはやっぱりせっかくある教育委員会のバスが村の事情で使うことによって、学校の授業に影響が出るいうことについては、非常に懸念をされておりまして、なかなか使えるということになってこないいうふうに思います。制度上は使ってもいいということになっているかもしれませんが、教育委員会はなかなか困るということで、オーケー出しません。  ですから、今回もそういうことになったわけでございますんで、そのことも含めてですけども、できる限りこのコミュニティバスの運行を充実させるということも大事かなというふうには思っておりますんで、またいろいろと検討していかなければならない問題であるというふうには思います。 ○議長(廣尾正男君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  スクールバスね、②のほうですけど、童仙房からは朝2台下りてきてるんですよね、ちゃんと乗せてあげてほしいと思います、村の人。                   (散会16:02)...