南山城村議会 2018-03-15
平成30年予算決算常任委員会( 3月15日)
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◎ 会議に付した事件 議事日程に同じ
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◎ 応 招 議 員
議 長 廣 尾 正 男 君
1 番 中 崎 雅 紀 君 6 番 奥 森 由 治 君
2 番 北久保 浩 司 君 委員長 7 番 梅 本 章 一 君
3 番 齋 藤 和 憲 君 8 番 北 猛 君
4 番 鈴 木 かほる 君 副委員長 9 番 コ 谷 契 次 君
5 番 吉 岡 克 弘 君 10 番 廣 尾 正 男 君
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◎ 不応招議員 なし
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◎ 欠 席 議 員 なし
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◎ 説明のため出席した者
村長 手仲圓容 君 副村長 山村幸裕 君
むらづくり推進課長 総務課長 辰巳 均 君
廣岡久敏 君
保健福祉課長 山本雅史 君 税財政課長 杉本浩子 君
産業生活課長 岸田秀仁 君 保育所長 木村啓子 君
建設水道課長 末廣昇哉 君
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◎ 事 務 局 職 員
事務局長 栗本保代 君
書記
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◎ 会 議 の 内 容
○委員長(梅本章一君)
議員の皆さん、おはようございます。
ただいまから平成30年第1回南山城村議会定例会において、付託決定された事件について審査します。
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、お手元に配付したとおりでございます。
審査につきましては、先に、平成29年度補正予算6件を一括で行い、その後、平成30年度予算6件を一括で行いたいと思います。
それでは、最初に補正予算から審査します。
補正予算6件は、既に村長の提案理由の説明、担当課長の概要説明が終わっていますが、質疑の前にお手元にある補正予算資料について説明をお願いしたいと思います。
その後、各課題に付された事件ごとに質疑を受けた後に討論、採決を行います。
議案の審査は、歳入歳出ごとに進めていきます。質疑をされる方はページ数、項目等を先に示されてから疑問点について質疑をしていただきたいと思います。
それでは、日程第1、議案第14号「平成29年度南山城村一般会計補正予算(第6号)の件」を議題とします。
初めに、補正予算資料の主要事項説明を求めます。
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
それでは、平成29年度南山城村一般会計補正予算(第6号)の概要につきまして、議案第14号の資料をもちまして、御説明をさせていただきたいと思います。
今回の補正につきましては、村長の提案理由にもありましたように、平成29年10月21日から発生いたしました台風による、被災いたしました災害復旧工事が大きなものでございますが、あとの詳細につきましては、説明がまだございましたので、順次、御説明をさせていただきます。
まず、表紙に部分になりますが、総務費から順次御説明させていただきます。
総務一般事務経費で30万円計上させていただいておりますが、これは全て共済費でございまして、臨時職員の社会保険料でございます。
次に、一般職員の人件費、これは全て職員手当に係るもので、主なものといたしましては早期退職に係る退職手当の負担金が大きなものとなっております。
次に、基金管理事務といたしまして、マイナスの492万9,000円とさせていただいておりますのは、ふるさと納税の寄附金を当初1,500万で見てたんですけれども、実績ベースに合わせまして1,000万まで減額をさせていただいておりますので、500万円の寄附金の減額が主なものでございます。
次に、庁舎等管理事業、この内容につきましては
本郷コミュニティセンター及び本郷消防の詰所、それから教職員住宅の建設という形で当初予算に上げていたんですが、これをマイナスの4,100万8,000円といたしております。
特定財源といたしましては、辺地債をそれぞれ
本郷コミュニティセンターと、それから教職員住宅に上げておりましたので、辺地債の分で4,210万円の減額ということでございます。
次に、道の駅管理事業でございます。これは事業費精査です。これは工事やその他の備品購入の請負減が発生しておりますので、マイナスの480万円、特定財源といたしましては、コミュニティコンビニの府の補助金を充てておりましたので、その分の減額をさせていただいております。
電算管理事業につきましても、事業費精査でマイナスの540万円とさせていただいてます。
次に、駅舎活性化事業といたしまして、大河原駅の駅舎改修に伴うものでございます。これはマイナスの811万1,000円ということで、特定財源に京都府の補助金、それから辺地債といたしまして、観光施設という形で充てさせていただいておりましたものを減額させていただいたものでございます。
次、バス管理事業でございます。57万円計上させていただいておりますが、これはバスの修繕料にかかる費用でございます。
次、地域でつくり支える
公共交通システム整備事業、これは運営方式が協議会方式に変わったということで、マイナスの209万9,000円とさせていただいております。これに伴いまして、府の補助、それから分担金、負担金で特定財源を見ておりましたが、あわせて減額ということでございます。
次、魅力ある村づくり事業につきましては、事業費精査でマイナス44万6,000円、それから、若者チャレンジ事業でマイナス20万円、
地方創生推進交付金事業で、事業費精査でマイナス631万4,000円、若者チャレンジ事業と
地方創生推進交付金事業、この2つにつきましては、地方創生推進交付金を充てておりましたので、特定財源も減額とさせていただいております。
次、税務総務事務事業、これはふるさと納税に係るものを500万円減額させていただいたことによりまして、返礼品及び発送費等でマイナス220万円とさせていただいております。
各種統計調査事業につきましては、事業費精査でございます。マイナス64万1,000円、府の委託金として特定財源を充てておりましたので、あわせて減額とさせていただいております。
続きまして、民生費でございます。民生費の2番目になりますけれども福祉一般事業、これは当初一般財源でのローカウンター、保健福祉課の窓口対応の部分で低い、座って対応できるような申請書が書けるようなカウンターを切って一部低くするといったような計画がございましたが、これについては平成29年度でマイナス86万4,000円減額をさせていただきまして、新たに平成30年度で豊かな森を育てる府民税市町村交付金を活用しまして、新たにまた別途計上をさせていただいております。
続いて、
福祉施設等整備調査事業でマイナス216万円減額とさせていただいておりますけれども、これも平成30年度事業で実施をするということで、平成30年度当初予算で計上をさせていただいております。
子育て支援医療支給事業につきましては40万円の増額とさせていただいておりますが、これは対象者の増ということで、予算計上をさせていただいております。
次に、衛生費でございます。衛生費につきましては、3つ目の
簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、災害に係る費用ということもございまして386万1,000円の増額、それから東部広域連合負担金、これはじんかい処理分がふえてきた増ということで、136万2,000円の増額でございます。
続いて、広域事務組合負担金、これはし尿処理に係る分で9万円の増額とさせていただいております。
次に、農林水産業費でございます。
農地中間管理事業につきましては、事業費精査で減額をさせていただいております。
お茶の京都推進事業、これは景観計画ガイドラインに係るものでございまして、これは国の
地方創生推進交付金事業を充てさせてもらってましたのと、過疎ソフトを充てておりましたけれども、その事業費精査でマイナス286万4,000円の減額とさせていただいております。
3つ目でございますが、農業後継者育成事業、これは事業費精査でマイナス623万6,000円の減額をさせていただいております。
続きまして、1枚おめくりをいただきたいと思います。
農業基盤整備促進事業は、事業確定による減額でございます。マイナス322万9,000円、特定財源といたしましては、府の補助金とそれから過疎を充てておりましたので、あわせて減額させていただいております。
次に、
森林整備地域活動支援交付金事業、これも事業確定による減額でございます。これも京都府の補助金が入っておりましたけれども、事業費といたしましては、マイナスの542万2,000円減額とさせていただいております。
次、土木費でございます。道路台帳整備で事業費精査でマイナスの146万円、それと
防災安全社会資本整備交付金事業道路分といたしまして、マイナス6,600万円、特定財源といたしましては、府の補助金と辺地債を充てておりましたのであわせて減額をさせていただいております。
次に、河川整備事業でございます。こちらは中谷川の河川改修工事、これは京都府の工事に合わせて施工するということで、減額補正をさせていただいております。1,196万1,000円の減額でございます。
次、
住宅建築物耐震改修等整備事業、これも事業確定による減額ということで、マイナスの230万円、特定財源といたしましては、国・府の補助金がそれぞれ入っておりましたので、あわせて減額をさせていただいてます。
砂防維持対策事業、これは急傾斜地崩壊対策事業の負担金でございましたが、事業費確定によりまして、マイナス183万4,000円の減額でございます。
続きまして、消防費でございます。消防費、
相楽中部消防組合負担金、これにつきましては、増ということで22万7,000円の増額、非常備消防活動事業につきましては、出動件数の増加ということで60万円の増額。
次に、災害復旧費でございますが、災害復旧費は
農林水産施設災害復旧事業補助分といたしまして5,142万3,000円を計上させていただいております。これにつきましては、資料の1ページ、ページを振っておりますけれども、1ページから6ページまでが
農林水産施設災害復旧事業に係るものとして、資料の添付をさせていただいております。
この特定財源ですけれども、国の補助金とそれから起債を充てさせていただいております。
次に、
公共土木施設災害復旧事業補助分といたしまして、マイナスの8,311万7,000円、これは国の補助金と起債のほうで特定財源もあわせてマイナス7,898万7,000円の減額とさせていただいております。
続いて、
社会体育施設災害復旧事業、単独分といたしまして1,020万円を計上させていただいておりますが、これは資料の7ページから8ページに添付をさせていただいております。財源につきましては、災害復旧事業債を1,000万円充てさせていただいております。
なお、災害復旧事業につきましては、繰り越し事業として翌年度に実施をするものでございます。
合計、補正額の合計ですが、歳出マイナス1億8,915万9,000円ということで、予算計上をさせていただいております。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(梅本章一君)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑のある方はページ数や項目など明確に指定をして簡潔にお願いします。
まず、歳入から行います。
歳入の項目ごとに質疑を行いたいと思います。
まず、村税からでよろしいですか。
○9番(コ谷契次君)
明許繰越とか、地方債についての質疑はないんです。6ページ、7ページ。
○委員長(梅本章一君)
6ページ。
じゃあ、歳入と一緒に合わせて、歳出の前に行いましょうか。
まず、村税ですか。どこからですか。
○9番(コ谷契次君)
違います、6ページの繰越明許費、審議。
○委員長(梅本章一君)
まず、歳入もあわせてそこまでいきますので、歳出はじゃあ項目ごとに細かくいきたいと思いますので、歳入に関しては、繰越明許、この地方債補正、ここまでいって、歳出は項目ごとということでいきたいと思いますけど、よろしいですか。
○9番(コ谷契次君)
じゃあ、この繰越明許費についての質問は後にせいということですな。
○委員長(梅本章一君)
いや、そこまで歳入で一括でいきますけど、それでよろしいですね。
そしたら、歳入から地方債補正までを行いたいと思います。よろしいですか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
6ページの繰越明許費なんです。まず、これから先質問させていただきたいと思います。
相当大きな数字で件数も多いんです。13点ありまして、合計額では2億4,000万ほど、村の予算の約10%近く、8.8%あるんですねんけども、きっとこの辺のどの時期に工事等を完了と見込んでおられるのか、質問させていただきたいなと思います。小さなものと言うたら何でしょうけども、1番目、2番目ぐらいより、3番目ぐらいまではいいでしょうけど、1,500万ぐらいから、あとちょっとどのぐらいの工事を見込んでおられるのか質問させていただきます。
○委員長(梅本章一君)
「産業生活課長」
○産業生活課長(岸田秀仁君)
大きなものということで、まず、
農林水産業産地パワーアップ、これは実はコーカ共同の高品質茶の分でございまして、これはもうそちらが始まるまでには終わってしまいますけども、時期の関係がございますので、一応繰り越しということでさせていただいております。
林道高尾線につきましては、今契約のほう進めてますので、5月ぐらいには何とかというふうな形で今進めております。
それと、この農林水産のうち林業施設、こちらのほうは水道の精査ということですので、こちらは建設課のほうでとなりますので、ちょっと置かせていただいて、次、農林水産の施設の補助につきましては、せんだって土地改良の議案のほう出させていただきました。国の査定が終わった分でございますけども、あれの分の後期のほうということで御理解をいただければと思っております。
それとあと、その次の農林水産施設の単独が六百何万というのが、ここはうちの分なんですけども、これにつきましても今、原材料支給で、土木委員会さんには説明させていただいたんですけども、地権者等々の話もございますので、広報的な話もいろいろ協議を受けてますので、それが済み次第ということで、地権者との調整の上というふうな形で進めることとして、できるだけお茶とかもかんでますので、そこに支障のないようにということで調整はしているところでございます。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「建設水道課長」
○建設水道課長(末廣昇哉君)
それでは、建設のほうから土木費、それから災害復旧費につきまして御説明させていただきたいと思います。
まず、土木費の道路橋梁費、
防災安全社会資本整備交付金事業でございます。この4,050万につきましては、このうち約2,625万円ほどにつきまして、法ヶ平尾立石線の補正、国の補正が追加補正がつきましたもので、これについて工事費を延長して、工事を発注していきたいというところでございます。残りにつきましては用地買収費のほうを用地交渉を進めている段階でございますので、そちらのほうで用地のほうとして繰り越しをして進めていきたいというところでございまして、これも法ヶ平尾立石線のものでございます。これにつきましては、今繰り越し手続の申請をしている中では、9月末をもって申請、完了の予定見込みで提出を、許可をいただいているところでございます。
事業の進め方、また用地の中の交渉のことで9月を少し越えてしまうという形もあろうかと思います。それはちょっと事業のほうで調整をしていきたい思いますので、一応、今の予定としましては9月末には繰り越しの法ヶ平尾のほうは終わっていきたい、思っているところでございます。
続きまして、道路維持補修事業ではございますが990万という額になっておりますが、ほとんどが災害等が発生いたしましたので、舗装を予定していた舗装の補修工事等々がちょっとできていないところがございます。これにつきましても早期、農繁期を迎えますので、その辺の調整が必要かと思いますので、場所によっては農繁期を過ぎてからのことになるかもわかりませんが、できる限り、早期に終わらせていきたいと思います。
災害復旧の復旧状況とあわせて舗装工事も出していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、次に、災害復旧でございます。
公共土木施設災害復旧の補助金、補助、それからもう一つ、公共土木施設の単独、この分でございますがこれは10月の災害で受けたものでございまして、随時今発注をしていっているところでございますが、特に河川につきましては雨季を迎えるまでに終わらせていきたいと思っておりますので、今ちょっと発注準備またはものによっては着工協議を済ませたところでございますので、随時発注していきたと思います。
あと、保安林解除であったり、用地を伴うものにつきましては、少しお時間が、時間をいただかなければならない分もあろうと思いますが、災害復旧の趣旨にのっとり早期の完成を求めて、目指していきますので、御理解をお願いいたしたいと思います。
以上でございます。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
一番下の社会体育施設の災害復旧費、復旧事業でございますが、これにつきましては始まる前の8月末までに完成をしたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
昨年はね、台風21号により大変な甚大な被害が起きたわけで、その辺の中で懸命に取り組んでおられます、できる限り、地元の方の要請に基づきまして、工事のほう完成をお願いしまして質問を終わります。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
それでは、歳入、歳入に関してはございませんか。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
ちょっと済みません、明許繰越のことで。自然の家の管理事業340万のこの明許になった理由聞かせていただけますか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
以前に認めていただいておりまして、入札をして実施をしたところ、入札のほうは中止になりまして、それで、その設計なり、金額の見直しをして新たにするということになっております。その中で府内産の木材を発注したときに、府内産の木材を使って施工するわけですが、それの納入に時間がかかるということで、入札をした、それが不調になったんで、新たに入札をしていると、その時間が3月末日までに終わらないということで、繰り越しをさせていただいたところです。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
藤棚か、藤棚やね、結構です。
○委員長(梅本章一君)
ほかに、繰越明許あるいは歳入、ございませんでしょうか。歳入。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
14ページの雑入でございますが、本村は裁判事例というか、抗争の関係2件ほど抱えているわけなんですけども、賠償金がとれれば、この雑入の中に入ってくるようにも思えるんですけども、裁判をしている途中の経過2件、どのような状況になっているのか、お願いしたいなと思います。
田舎暮らしか何かの奨励金と2つありますやんか。裁判2つある。
○委員長(梅本章一君)
「建設水道課長」
○建設水道課長(末廣昇哉君)
大久保案件の裁判のことにつきましては、先のときにも説明をさせていただきましたが、今請求書を送っている状態でございます。その後、まだ何のあれもないわけなんですけども、こちらといたしましては今弁護士さんとも相談しながらですが、時間を見て幾度か請求をしていくというところを今後請求していきたいというところでございます。今のところは、それ以上の進展はございません。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
奨励金の関係での小規模の裁判ということで、それについては勝訴をいたしておりまして、請求のほうさせていただいておりますが、なかなか金額が入ってこない状況でございます。繰り返し請求のほうをして徴収に努力したいというふうに思っております。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
余り進展がないようでございますが、一度事務的なことも大事ですけども、膝詰めで談判といいましょうか、やはり相手方を訪問して、やはり何とか、例え1万円でも、1万円じゃあ足らんけど4,000万ぐらいのお金でしたので、例え少しでも入れてもらうようにやはりするべきじゃないかなと、後は任せますけども、それが1つと。
奨励金の返礼についても、確か、名古屋か静岡県に住んでおられたかなと思います。名古屋でしたかね、二十何万ですし、事務的に進めるのは当然なんでしょうけども、新幹線で往復しても2万円ぐらいか、3万までですんでね、やはり20万を請求額を超えて出張してするのはどうかなと思いますけども、やはり機会を設けて半年に一度、二月に一度、やはり20万以内の請求の金額以内には、なるまではやはり努力、懸命な努力をお願いしたいなというふうに思うんですけども、その辺どうなんでしょうかね。
やはり、事務的でまた来たわ、やぶっとくって、そんなふうになったらかないませんし、やはり、この村の苦しいっていいますと、言い方おかしいですが、そういった現状も踏まえて何とか返してもらうように、やはりお話を進めてもらいたいと思うんですけど、ちょっと、その辺ちょっとお願いしたいんです。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
それにつきましては、おっしゃるように訪問もしの対応していきたいというふうに思っております。
○9番(コ谷契次君)
できるだけお願いいたします。
○委員長(梅本章一君)
歳入ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
ないようですので、歳出のほうに参りたいと思います。
歳出はですね、まず、総務関係、総務、総務費で。総務でいきましょう。分けたほうがよろしい。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
歳出の18ページですね、企画費のとこで、駅舎活性化事業で減額をされておりました。さっき説明を聞いたんですけど、委託料だけ支出しているということは、設計ができたんかというふうには理解をするんですけども、なぜこの工事ができなかったのか、この理由についてお伺いをいたします。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
この駅舎活性化事業ですけども、京都府の駅舎再生プロジェクトという事業がございまして、それのモデル地区ということで、大河原駅がなっておりまして、笠置が終わって、次、大河原駅なんですけども、何せ建物がJR、京都府の事業、主導権を持ってもらって会議等の調整をしてもらってます。その次に村、三者がよって協議をするわけなんですけども、うちのほうも早く進めたいというふうな思いはあったんですけども、なかなかそれこそ、京都府の担当者がかわったりですとか、事業が割と前へ進んでいかなかったというふうな事実がございました。
その中で、現在のところ設計業務をいたしておりまして、今年度中に基本設計的なものはできるようなんですけども、そこまでしか業務が進んでいかなかった。事業を実施していくに当たって、いわゆるこの部分はJR、この部分は整備して村に上げますよというふうなすみ分けですとか、あと、底地がどうなっているのかというふうなことの協議も行っておる状況ですんで、なかなか予定どおりに前へ進んでいかなかったというのがおくれた原因でございます。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
30年度予算にもう一回出てるように思うんですけども、その辺の見通しはどうですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
30年度で新たに仕切り直して予算計上させていただいてます。考えておりますのは、今年度中に設計が終わり、それに基づいて建設までというふうな思いは今持っております。ただ、我々がこう思っている以上に前へ進んでいかない部分は若干またあるんかなというふうには思いますけども、目標としては30年度で整備を行っていきたいというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
総務費ございませんか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
18、19ページの財産管理費なんですね、庁舎管理事業費マイナスの4,100万余り、8,000円ですね、当初予算で計上でされて、今回減額をされていると、それを大きな税額であるんですけど、これなぜ明許繰越という扱いにされなかったんか、何か財政的な理由があるんでしょうか、その辺、お願いしたい。通常でしたら明許繰越にして対応すべきものなのであると思うんですけど、その辺、どんなもんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
平成29年度ではですね、辺地債を充てていたんですけれども、その辺で、辺地債が来年度からこちらの地域に北大河原地域と南大河原地域は外れるという形になりまして、そこで仕切り直しをしないといけないと、当然そういった辺地債を利用したほうが、こちら財政的には有利なんですが、過疎を充てていくということの仕切り直しをしないといけませんでしたので、29年度、30年度と切り分けをさせていただいたような次第でございます。
○委員長(梅本章一君)
総務費ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
ないようですので、次、民生費ございませんか。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
民生費の24ページですか、老人福祉費の中の委託料216万減額されておって、福祉施設等整備事業、これ新年度に回ってるんですけども、当初これ29年度で予算をつけておきながら、なぜこのような状態になったのか、お伺いをいたします。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
29年度当初で用地と方針が固まればということで計上しておったんですけれども、そういう事業がまとまり切りませんでしたので、今回は次年度へ仕切り直しということで計上をさせていただいたところです。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
固まらなかったっていうんですけども、私ら理解してたんは、上仲養豚場の跡地のとこの福祉施設等整理事業で絵を描かれるのかという理解をしとったんですけども、そうじゃなかったということなんですか、お伺いします。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
そういう殿田平尾地内になるかなと思うんですけれども、そういった公共施設用地先行取得も含めての全体の構想というのがございましたのは確かですけれども、それがまとまり切らなかったということで御理解いただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
まとまり切らなかったんわかんねんわ。今、介護、高齢者福祉計画で介護保険事業計画策定委員会が今3月で終わるんやってんな。いうたらそこで審議して固まったもので、初めて調査員がつくんねやったらわかるけど、先行して並行して調査費がついてんねんやったら、こっちのほうとしたらもっと固まったもんがあるのかという理解をしたんで、30年度にはもう一回出てきてるんのはわかるんですけども、課長の答弁やと、固めてるほうは策定委員会で協議しているわけでね、村がある程度のプラン出して、それと平行して調査費出してるってちょっとその辺が納得いかへんのですけども、どうですかその辺は。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
そういう流動的な時期でございましたんで、保険もかけていたというのか、急遽まとまればそういう対応も必要でございますので、予算を上げていたということでございます。
○委員長(梅本章一君)
ほかありませんか。民生費。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
続きまして、衛生費。衛生費ありませんか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
27ページのところです。
じんかい処理費のところで136万円の増額になっているんですが、広域連合の負担金ですが、何が原因でこういうふうにごみ処理費がふえているんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「産業生活課長」
○産業生活課長(岸田秀仁君)
何がって、最終的には決算のときに東部じんかいのほうの組合議会、連合の組合議会で報告されると思うんですけども、やはり、うちのほうの見てもろたらわかるんですけども、やっぱり空き家とか、ふえてきてます。高齢者の方が亡くなったりして、そういうものの粗大というものが村のほうだんだんふえてきているということで、これは連合のほうの課長会議でも話し合ったんですけども、やっぱり粗大のほうがふえてきていると。
それと、当然うちも一事業所できてますので、そちらのほうのごみですね、事業所ができてますので新規に、そのごみもふえてきているというふうな形になっております。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
私も近所で空き家になったのを整理している様子を見てきました。本当にね、使えそうなものまで全部捨ててしまうんですよ。そういう整理の仕事の方にかかるとね。だから、もっと再利用、そのものを再利用できる、例えば家具とかね、そういうことをもうちょっと考えていかないとこれからどんどんごみがふえるばかりやと思うんですが、何か村として考えていることありませんか。
○委員長(梅本章一君)
「産業生活課長」
○産業生活課長(岸田秀仁君)
申しわけございません。村としてはリサイクルとか、資源ごみ、御協力をということで、いつもお願いはしているというふうな広報とかも出してます。これ3町の広報になりますけども。個人的な話で申しわけないんですけども、うちも家族が亡くなったときには、こんなこと言うたらあれなんですけど、最近リサイクルセンター、ショップというのがありますので、個人的にちょっとトラックを借りまして持っていったりしてますので、売れるものは売るとか、そういうふうなんになりますと、ちょっとこれはもう個人的な見解になりますので、行政としては一応、リサイクルできるものはリサイクルするというふうな方針は変わっておりません。
個人的な話になると、ちょっとそこはやっぱり個人さんの相談受けた場合はこういうところで売れるもんは売ったらどうですかというふうな話はしたことは現実論としてあるということだけ、相談案件はあったということだけ申し上げます。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
リサイクルというか、紙とかね、それからアルミとか、そういう資源ごみになるようなものはそれぞれの自治体なんかでもやって、自治体の収入にもしたりしているんですけど、そうじゃないものについてのリサイクルというのは、やっぱりもっと真剣に東部連合一緒、3町村一緒でもいいですけども、考えていってほしいことやと思います。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
その件について、私のほうからお答えをしたいと思います。
鈴木議員も連合の議員さんでございますんで、議論がその分の議論も出ていると思いますが、粗大ごみがふえております。これは原因は、空き家対策だけじゃないというふうに見られておりましてですね、近隣、奈良県も、三重県も皆、有料になってます。村は無料やから大体そういう形で村に集まってくるんと違うかなというふうに思われます。
ですから、要するに奈良県なり、三重県と、何ちゅうの縁組みがあったりしているとこの人がそこでやったらほかしたら何百円要るけど、あっこ行ったらおかちゃん持って帰っといたろかというような、こういう話になってんのとちゃうかという話になってます。
ですから、連合も有料ってシール張って、シールの張ったもんしか受け取らないよということも考えていこうという話にはなってきてます。
これはまだ確定やないんで、粗大ごみだけがどんどんどんどん、人口減っていくのに粗大ごみだけがふえていくという原因は何だろうというのを今調査をしておりましてですね、その原因をこれからちょっと調査をして、対抗措置として連合も一定有料化に向けないといかんのとちゃうかなというふうには今首長間では考えておりましてですね、まだ決定やないんですが、対策を考えていこうということになっております。
○委員長(梅本章一君)
ほかないですか。衛生費。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
ないようですので、農林水産業費。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
農業振興費ですね、ページ26から27にかけて。
農業後継者育成事業で600万ほどの減額をしてんねんけども、協力隊の賃金か何かというふうに考えるんですけども、この協力隊ですね、今後どのように進めていこうとされているのか、お伺いをいたします。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
残念ながら、29年度で3名採用してやりかけたんですが、途中で逃げ出しちゃったということになりました。そんな関係で減っているのは事実なんですが、今後この反省点、何で退去したのかという反省をしながらですね、新しくやはり来ていただけるような、村の対応も、あるいはまた受け入れ態勢も大事やなというふうに思ってまして、各営業所、むらづくり推進課なり、産業課とも連携をしながら、やはり来ていただいて能力を発揮していただけるようなポジションを確立しながら、その態勢も、受け入れ態勢もちゃんと労働力としてちょうどよかったわということじゃなくてですね、来ていただいた人が自分が行って、自分がやったことに対してその達成感が持てるような、そういうやっぱり受け入れ態勢も必要になってくるんかなというふうに思っておりまして、新しい新年度では、そういうことも検討した上で募集をしていきたいと思っております。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
前の議会のときに村長が自然の家の、いうたら、に協力隊が入って村をPRするのか、その辺のことをしてもらうような仕事をするというのも1つありましたし、私がかねがね言うてる道の駅の農林産物の生産のほうですね、何とか、あの辺をリンクしてですね、道の駅とリンクして、その生産部門を担うような協力隊も育てることを検討していただきたいと思います。要望しておきます。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
いつか、そんな話をしたと思うんですが、道の駅も今の職員では生産には手を出していってなんでですね、今、副村長を中心に農業大学校とうまく話をしていこうという話になっておりまして、新年度早々村の魅力をPRしに農業大学校に行ってですね、村ではこういう受け入れ態勢がありますよ、道の駅もできてお客さんたくさん来てるし、要するに青物、野菜の生産を2年間習った子の発表する場というか、自分の実践的にやれる場というものはうちにはできてますよと、農地もこんだけありますよということを提議しながら、そういう意欲もって自分の技術を発揮したいというようなものを、人を集めに行こうというふうな取り組みを今考えてましてですね、単に今までの募集は、地域おこし協力隊を募集して来てくれたのは、都会では生活ちょっとしんどなってきたと、田舎へ行ってやってみようかなというのもあったのかなというふうに思います。田舎の仕事ってもっときついから都会でもあかんのが、田舎でもたなかったというのは現実ではなかろうかなと。
でも今田邉君が道の駅で頑張ってくれて、今、駅長代理ですから、今度は駅長にするというてるんか、そういうとこら辺までスキルアップしてきてますんで、やっぱりやる気のあるもんが来てくれたら、それなりの活躍をしてもらいますんで、そういう都会で生活できへんから田舎行こうかというんじゃなくて、都会でバリバリやってる人が田舎でさらに自分の能力を発揮して、地域をよくしようというそういう人らが来てくれやすい環境をつくらなあかんというふうには思っているんですが、なかなかその辺の受け入れ態勢と募集して対価ですね、地域おこし協力隊って、結構安いんですよね、給料が、それで果たしてそれでいけるのかという問題もありながらですね、ちょっとそこら辺態勢を考えていかんとあかんというふうに思ってます。
○委員長(梅本章一君)
農林水産費ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
ないようですので、次、商工費、商工費ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
次、土木費。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
30ページのですね、土木費の住宅管理費で、住宅の耐震の内容が当初236万から230万も減額されてると、今、村の耐震が必要な住宅というのはどれぐらいあるか、確認されてますでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「建設水道課長」
○建設水道課長(末廣昇哉君)
二百何万の減額でございますが、これだけの予定はしていたんですけども、その分について申し込みがなかったということでございます。全ての数字を今ちょっと手元にございませんので、今何件というのは持っておりませんけども、耐震推進化計画の中で耐震促進計画を立てまして、それに基づいて進めているところでございますので、啓発活動等がまだ足りないのかもしれませんが、計画を立てて取り組んでまいりたいと思いますので御理解いただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
昨年度も同じような額はですね、残っていると思うんですよね。今度やっぱり、来年度は今度266万のまた予算を組まれていると、それだけ市町村重要なことはわかるんですが、先ほど認知があんまりされてないというようなことも述べられましたが、それをこのままでいくとやはり地震が来ても危ないというところあるとは思うんでね、そのためにこれだけの予算も計上されていると思うんでね。ただ単に来なかったというレベルでですね、置くんじゃなくてやはりこれだけないと、来ないというもの対しての対応をですね、やっぱりしていかないと、待ちじゃ、あかんのじゃないかなと思うんですけど、そこ辺どうでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「建設水道課長」
○建設水道課長(末廣昇哉君)
昨年度も同じようなことになりましたので、ことしについては出前講座といいまして、今回は田山のほうで出前講座ということで、住民の皆様に理解をしていただくということで、そういうイベントというか、そういうものを開いたのですが、このあたりの周知の仕方にも問題あったのかわかりませんが、参加者がほとんどないような状態でございました。講師の方にも神戸のほうですかね、来ていただいてお話をいただいたんですけども、なかなか実績に結びつくことはできませんでした。
あと、むら活き生き祭りの中でもブースを設けるなどして、啓発活動を行っていますが、新年度については啓発の方法、また開催箇所、時期等も考えていろんな形をとっていきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
わかりました。ぜひともその地元の人、業者もですね、使いながらですね、やはり地元の業者はそういうところをやはり声かけてですね、その改修に入るということも考えていただきながらですね、やはり早く対応をしていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
同じく耐震のことなんですが、かつてはね、家全体を耐震しないと補助対象にならなかったのが、今はシェルターというか、その部分だけでもできるというふうになってきてますね、そういうことを村の人たちがどれだけ知ってるかというところが齋藤さんの質問とも似てると思うんですが、大事やと思うんです。そういうここに逃げ込めばという、その場所だけをつくるって、そんなんでもできるようになりましたよという宣伝をもっとしていただけないかと思います。
○委員長(梅本章一君)
「建設水道課長」
○建設水道課長(末廣昇哉君)
鈴木議員のおっしゃるとおり、平成29年度にシェルターの、うちの村のほうでもシェルターの事業に取り組みました。まだまだ周知されるところまでございませんが、基本的には最低限シェルターっていう補助もありますが、基本的には家屋を全て守っていただくというのが前提であります。その中で、どうしても費用面であったり、そういうところでなかなかそこまでかかれないというところにつきましてはシェルターの利用を進めてまいりたいと思います。
シェルターにつきましても、全ての対象者が枠もございますので、その枠も撤廃していきたいなという、ことしの動きを考えておりますので、そういったあたりも周知していきたいと思っております。
○委員長(梅本章一君)
土木費ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
なし。
次、消防費、消防費ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
次、教育、教育費。教育ないですか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
災害復旧、災害復旧費。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
なし。
それでは、歳入歳出全体で聞き逃したことございませんでしょうか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
全般にわたってなんですけども、昨年の3月10日に議案4号で出されました、南山城村庁舎等整備基金条例、これ全員賛成で可決した経過がございます。今回の6号補正で最終の補正であると思います。専決処分はまたされるんでしょうけども、なぜこの辺、せっかくの意気込みで出された庁舎等整備基金の条例に積み立てを出されないのか、その辺について質問をいたします。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
平成29年度につきましては、庁舎のその基金条例をお認めいただいた中で、できるだけ財源を確保しながらというお話をさせていただいてたかと思うんですが、平成29年度はですね、大規模な災害も起こりまして、歳出予算のほう大分財政調整基金のほうも繰っております。昨年度でしたら、この3月の補正の時点で財政調整基金も埋め戻ってたような状況だったんですが、財政調整基金のほうをまだなおかつ取り崩している今の状態がありますので、なかなかそちらの特定の目的の基金に積み立てるということが難しい状況にございますので、どうか御理解を賜りたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
基本的には僕わかっとるんですねんけど、言い方はおかしいんですけどね、やはり、住民の方にそういった条例を制定したわけですからね、やはり基本的な姿勢は貫いていただきたいなとこのように思います。30年度の当初予算にもそういったものがやはり見受けることができてないのかなと思います。30年の予算はまだこれから審議になりますけどね、やはり、そういったこと忘れがちになりますんでね、言い方おかしいんですけども、先ほどの裁判のことも忘れがちになりますものでね、十分その辺、チェックといいますかね、していただきたいなと思います。それ以上質問させていただいても前へ進みませんので、これで終わります。
○委員長(梅本章一君)
全体ございませんか。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
資料で見たらええのか、予算書、資料で要は第3グラウンドのページ、資料の7、社会待遇、施設災害復旧事業、単独で大河原小学校の跡地、保育所の運動場というか広場の下ののり面がずってるように見えるんです。これ設計、測量設計業務310万円計上されているですけども、単独ですんでね、村にも技術者がおりますんでね、これ自分とこで測量して、設計できるかというふうに理解をするんですけども、この辺どうお考えですか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
おっしゃるとおり、第3グラウンドの、のり面がずれてる状況でございます。うちのほうではちょっとなかなか設計等がしにくい状況でもございますので、設計の委託のほうで対応したいというふうに考えているところです。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
そらわかっとる。あんたとこの課ではできひんのはわかっとる。村やったらできるん、そこを聞いてるねん、310万円、村長、こんなん手伝いに行きまっせ。土木委員、手伝いに行きますわ、草刈りぐらい。これ単独ででもね、そんな技術十分あると理解するんですけども、310万使わないかんですか、村長お伺いします。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
私もかねてから、単費でやる仕事については、検査は、村の検査やから自分とこで設計やったらええやないかという話になっておって、いろいろ過去からそういう話をしてきました。今回もそれがそうやったらええやないかって御指摘やというふうに思うんですが、入札をさせていかんなんので、適性な入札が出てくるんかなという、それで本当にええのかなという問題もあって、昔はみんな大体役場職員がやってきた経験があるというふうに僕は思っているんですが、最近なかなかその辺が自信がないのか、職員なかなかそこまで責任もってやってないのが現状なんです。
今回、災害がたくさん起こってるということもあって、その辺がその業務ができるのか、できへんのかいう問題もありまして、御指摘の件については私も同感ですんで、内部で調整をしていきたいなというふうに思ってます。
○委員長(梅本章一君)
全体でございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
なし。
それでは、質疑がないと認め、これで一般会計補正予算(第6号)の質疑を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
ただいまから暫時休憩で、10時55分、15分よろしいですか。
(休憩 10:42〜10:54)
○委員長(梅本章一君)
それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
続いて、日程第2、議案第15号「平成29年度南山城村
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件」について、質疑を行います。
質疑は、まず歳入から全体でいきたいと思います。歳入全体。ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
歳出全体、ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「質疑なし」と認め、これで
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の質疑を終わります。
続いて、日程第3、議案第16号「平成29年度南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第4号)の件」について、質疑を行います。質疑ありませんか。
全体でいきます。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで
簡易水道特別会計補正予算(第4号)の質疑を終わります。
続いて、日程第4、議案第17号「平成29年度南山城村
介護保険特別会計補正予算(第3号)の件」について、質疑を行います。質疑ありませんか。
全体です。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで
介護保険特別会計補正予算(第3号)の質疑を終わります。
続いて、日程第5、議案第18号「平成29年度南山城村
高度情報ネットワーク特別会計補正予算(第3号)の件」について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで
高度情報ネットワーク特別会計補正予算(第3号)の質疑を終わります。
続いて、日程第6、議案第19号「平成29年度南山城村
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の件」について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の質疑を終わります。
以上で、補正予算の質疑を終わります。
これから、各議案ごとに討論を行い、採決します。
討論は、議案第14号「平成29年度南山城村一般会計補正予算(第6号)の件」から行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで、討論を終わります。
これから、議案第14号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(梅本章一君)
「起立全員」です。したがって、議案第14号「平成29年度南山城村一般会計補正予算(第6号)の件」は、原案のとおり可決しました。
続いて、議案第15号「平成29年度南山城村
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件」の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで、討論を終わります。
これから、議案第15号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(梅本章一君)
「起立全員」です。したがって、議案第15号「平成29年度南山城村
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件」は、原案のとおり可決されました。
続いて、議案第16号「平成29年度南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第4号)の件」の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで、討論を終わります。
これから、議案第16号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(梅本章一君)
「起立全員」です。したがって、議案第16号「平成29年度南山城村
簡易水道特別会計補正予算(第4号)の件」は、原案のとおり可決されました。
続いて、議案第17号「平成29年度南山城村
介護保険特別会計補正予算(第3号)の件」の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで、討論を終わります。
これから、議案第17号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(梅本章一君)
「起立全員」です。したがって、議案第17号「平成29年度南山城村
介護保険特別会計補正予算(第3号)の件」は、原案のとおり可決されました。
続いて、議案第18号「平成29年度南山城村高度情報ネットワーク特別会計会計補正予算(第3号)の件」の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで、討論を終わります。
これから、議案第18号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(梅本章一君)
「起立全員」です。したがって、議案第18号「平成29年度南山城村
高度情報ネットワーク特別会計補正予算(第3号)の件」は、原案のとおり可決されました。
続いて、議案第19号「平成29年度南山城村
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の件」の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
「なし」と認め、これで、討論を終わります。
これから、議案第19号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(梅本章一君)
「起立全員」です。したがって、議案第19号「平成29年度南山城村
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の件」は、原案のとおり可決されました。
以上で、平成29年度補正予算6件の審査を終わります。
次に、平成30年度予算6件について審査します。
平成30年度予算については、村長の提案理由の説明、各担当課長の概要説明が終わっていますが、質疑の前に予算資料の説明をしていただきたいと思います。その後、各課題ごとに供された事件ごとに質疑を受けた後に討論、採決を行います。
議案の審査は歳入、歳出ごとに質疑を予定します。質疑をされる方はページ数、項目等を先に示されてから疑問点について、質疑をしていただきたいと思います。
日程第7、議案第20号「平成30年度南山城村一般会計予算の件」を議題とします。
初めに、予算資料の主要事項説明をお願いします。
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
それでは、議案第20号、資料を用いまして、平成30年度南山城村一般会計予算資料に基づきまして、御説明をさせていただきたいと思います。
1枚おめくりください。
この表は、平成30年度におけます一般会計を初め、各特別会計の平成29年度との予算額の対比をあらわしたものでございまして、全体の予算額といたしましては38億1,504万円で8,038万5,000円の増額となり、比率にいたしまして2.2%の増となります。このうち一般会計につきましては25億5,091万9,000円で、対前年度比1億906万2,000円の増額、4.5%の増額となります。
これは主に新規事業で企業誘致整備事業に係る費用を計上させていただいておりますのが、増額の主な要因となってございます。
もう1枚おめくりをいただきまして、2ページをごらんください。
歳入の内訳でございます。
まず、村税でございますが2億9,625万8,000円で、対前年度比1.6%の減、469万円の減額で計上いたしております。
村民税では、個人、法人を合わせまして、対前年度比164万3,000円の増額とし、軽自動車税、たばこ税につきましても、若干の増額で計上をさせていただいておりますが、一方、固定資産税では、平成30年度は評価がえの年に当たりまして、対前年度比427万円の減額で計上をいたしておりますのと、後、入湯税につきましても平成29年度の実績ベースに合わせまして、対前年度比275万4,000円の減額で計上をいたしておりますのが、全体として減額となっている主な要因でございます。
2番目の地方譲与税から10番の地方特例交付金につきましても、府を通じまして入ってまいりますが、それぞれ減額となる見込みでございますので、減額で予算計上をさせていただいております。
特に、7番目のゴルフ場利用税につきましては、利用者の減少と利用者が70歳以上になって非課税になっていることなどが主な要因となってございます。
次に、地方交付税でございます。地方交付税につきましては、大幅に8,000万円の減額となってございまして10億8,000万円で計上いたしております。減少の要因でございますが、普通交付税の算入根拠となります地域振興費というところで、過去に借りておりました起債の分が算入根拠に含まれておりまして、主なものでは小学校等の整備をしたときの起債の償還が順次償還の終了がきておりまして、全体として公債費が減ってきておりますのが主な要因でございます。
12番の交通安全対策特別交付金につきましては、比較増減ゼロ円で計上いたしております。
分担金及び負担金、使用料、手数料、国庫支出金、府支出金につきましては、事業費見合いで減額及び増額となっているところでございます。
財産収入につきましては、若干の増額で計上をいたしております。
また、寄附金につきましては、ふるさと納税によるもので、平成29年度実績見込み額の1,000万円で計上いたしておりまして、対前年度比500万円の減額といたしております。
繰入金につきましては2億7,570万円で計上をさせていただいておりまして、この内訳でございますが、財政調整基金繰入金といたしまして、対前年度比3,059万5,000円の増額で1億7,550万円を、また、減債基金繰入金で公債費の償還に充てるため1億円を計上いたしております。
そして、あとの20万円につきましては仲田明育英資金交付基金繰入金といたしまして、計上しておりまして、繰入金全体といたしましては対前年度比が1億3,059万5,000円となっております。
繰越金につきましては、平成29年度と同額の750万円を、諸収入につきましては対前年度比418万4,000円の増額で計上をいたしております。
村債につきましては7,950万円の増額となっておりますが、このうち3,500万円分は過疎のソフト事業分で充てておりますのと、施設の設備更新に係るものに起債を充ているため、全体として増額となってございます。
歳入合計25億5,091万9,000円で対前年度比1億906万2,000円の増額4.5%の増でございます。
次に、3ページをごらんください。
3ページは、歳出の内訳といたしまして目的別でございますが、歳出につきましては対前年度比で特に増減の大きい内容につきまして御説明をさせていただきます。
民生費の対前年度比1,110万2,000円の増額となっておりますが、これは保健センターの機械浴の更新等が主な要因となってございます。
衛生費では、対前年度比1,427万3,000円の減額となっており、未給水地域解消対策事業や医療施設整備事業に係る委託業務が増額となっておりますものの
簡易水道事業特別会計繰出金、これは人件費以外でございますが、こちらのほうが1,652万6,000円の減額となっておりまして、衛生費全体といたしましては減額となっているところでございます。
農林水産業費では、対前年度比2,260万1,000円の減額となっており、主な要因といたしましては農業経営基盤整備促進事業の終了や地域おこし協力隊などを費用を計上しておりました農業後継者育成事業等で減額をさせていただいております。
商工費では、新規事業といたしまして企業誘致整備事業の予算1億1,122万8,000円を計上いたしておりますので、対前年度比1億812万5,000円の増額となってございます。
消防費につきましては、対前年度比706万1,000円の減額となっておりまして、これは消防団退職報償金が減額となっていることや、平成29年度には消防施設整備事業でポンプ車両の購入があったことなどが減額の主な要因となってございます。
教育費につきましては、相楽東部広域連合の負担金、教育費の部分でございまして、南山城小学校の空調工事や給食センターの調理機器の更新などがあるため4,879万9,000円の増額となっております。
災害復旧費では、平成29年10月に発生いたしました台風21号により、被災した
公共土木施設災害復旧事業の補助分で3,794万円を計上しておりますのと、最近の気候変動に伴い、早期に対応するため、単独事業といたしまして前年度比300万円を増額をし、予算計上をさせていただいておりますので、災害復旧費といたしましては、4,094万円の増額となっております。
歳出合計といたしまして25億5,091万9,000円、対前年度比1億906万2,000円の増額、4.5%の増となっております。
4ページにつきましては、その歳出を性質別に示したものでございます。
5ページにつきましても、普通建設事業費の状況をまとめたものでございますので、また、ごらんいただければと思います。
次の6ページにつきましては、相楽東部広域連合への負担金の内訳等々を記載しておりますので、また、ごらんおきいただきたいと思います。
7ページなんですが、平成30年度当初予算、各種団体等の補助金状況ということで、大きく変わった部分というのはそうないんですが、広域事務組合での資産の割合ですね、というのが固定的経費の中に共通経費の市町村割100%と、直接経費、人口割100%というのを盛り込んでいただいたということで、負担金につきまして減ってきてます。というのは、そんなにその事業、施設を使わないのに同じような割合で分担金を払っていくのはどうかと、地の利の問題ですとか、いろいろ利用されている人数の違いですとか、そういうものを一定盛り込んでいただいてますので、対前年度比としては減ってきているような状況でございます。
し尿処理につきましても大谷処理場の関係の分が平成32年度に大きな設備更新を控えているということで、圧縮予算となっているということから、そちらの数字のほうが減額となっているようなことでございます。
続きまして、8ページです。
8ページにつきましては、法令外負担金の状況を掲載させていただいております。新しいものといたしましては、ちょっと見にくいかとは思いますが、左側になりますけども、下から15行目に全国過疎地域自立促進連盟会費ということで4万6,000円を計上させていただいております。これは4万円をベースに過疎債を使えることになったということもあるんですが、その連盟に加入して過疎債を借りるというふうな形になりますので、そちらのほうで新しく発生しているものがございます。
一部、順次京都府公平委員会連合会ですとか、相楽暴力追放対策協議会会費なども、今発生していないものについては削除をさせていただいております。
右側のほうでは、いづみ路観光協議会の会費から、今度シフトがえをするということで、京・伊賀・大和広域観光推進協議会へということで、2万円から3万円ということで、金額的には変わっておりますが、そちらのほうが組織的な会費といたしまして発生してる分についての変更点でございます。
続いて、9ページです。
9ページにつきましては、地方消費税交付金、社会保障財源化分が充てられる社会保障、4経費その他、社会保障施策に要する経費ということで、地方消費税交付金につきましては当初予算を4,000万円を見込んでおりますが、これの17分の7を充てさせていただいておりまして1,647万円を介護保険事業の繰出金6,660万8,000円に対して充てさせていただいてるというような報告になります。
続いて、10ページ以降にですね、当初予算案の主要事項説明をつけておりますので、ごらんいただきたいと思います。
まず、総務一般事務経費でございます。会計年度任用職員制度対応支援業務といたしまして、これは委託料の部分の内訳の数字になるんですが172万8,000円を計上をさせていただいております。目的につきましては、地方公務員法の改正によって一般職の会計年度任用職員制度を創設し、任用服務規律等の整備を図るということがまずの目的になっているんですが、それに基づきまして、例規の整備支援をするという委託料、それを172万8,000円で計上させていただいております。新規事業でございます。
11ページ人事評価制度運用支援業務といたしまして、これも委託料になりますが276万5,000円を計上をさせていただいております。公正な人事評価制度の運用を図り、人事評価結果の処遇への反映を円滑に実施するために、研修や適正化会議を実施し、また、人事評価の結果の集計、分析を行うというものでございます。
続きまして、12ページごらんください。
庁舎等管理事業で、全体といたしまして5,025万9,000円を計上いたしておりますが、工事請負費、事業内容の一番下の部分になりますけれども3,906万2,000円を計上いたしておりまして、まず、
本郷コミュニティセンター等となっておりますが、これ消防詰所のことですが、本郷の消防詰所と合わせまして、改修工事、これ1,906万2,000円で計上させていただいておりますのと、あと、教職員住宅の建設費用といたしまして2,000万円を計上いたしております。これらにつきましては財源を過疎債を充てさせていただいてますのと、消防の詰所につきましては緊急防災減災事業ということで、それぞれ財源充当をさせていただいております。
次に、13ページの文化会館管理事業でございます。これは文化会館管理事業の工事請負費だけを抜き取ったものでございますが、1,476万7,000円でございます。これは文化会館の消防施設点検により指摘をされました排煙窓の不良箇所の修繕、更新ということで、ボタン装置を押しても排煙窓があきにくい状態になっていると、早期に対応する必要があるということで、計上させていただいておりますのが主なものになります。
歳出のほうになりますけれども、排煙窓の修繕工事にかかります分が974万2,000円、トイレの洋式化などで30万円、あと合併浄化槽のふたの取りつけと、あと屋上のとゆの補修工事、それから、空調ですね、空調のチラーの圧縮機の取りかえ作業という形で、それぞれ計上をさせていただいておりまして、施設の老朽化に伴います設備の更新でございます。
これにつきましては、排煙窓につきましては、緊急防災減災事業ということで、起債を充てさせていただいております。
続いて、14ページ、電算管理事業でございます。
電算管理事業、7,718万2,000円といいますのは、電算管理事業のトータルの事務経費も含みます分でございます。主に委託料でございます。委託料の中でですね、平成31年度の元号改正に向けた部分というのが金額が大変高う上がってございますけれども、委託料で4,380万4,000円という形になっております。これらについては、なかなかその補助金等有効な手だてがないと、元号改正に伴うのはどうしてもないことなんですが、そういった手だてがないという形になっております。
続いて、16ページ。
駅舎活性化事業でございます。1,262万8,000円、これは旅費、役務費、委託料、工事請負費を含みました金額になりますが、この中で工事請負費駅舎改築設計工事ということで800万円を計上させていただいております。これの財源なんですけれども、京都府駅舎再生プロジェクト交付金2分の1ございますので、400万円を駅舎活性化事業に充てさせていただくということになります。
続いて、17ページ。
バス管理事業でございます。村内の交通網の確保対策ということで3,196万3,000円計上させていただいております。これは村営バス、コミュニティバス、マイクロバス2台と小型バスの1台の管理と、あと行政公用バスの運行管理委託経費ということになります。
財源につきましては、委託料のうちの真ん中、大河原コミュニティバス、行政公用バス運行委託、この961万6,320円に対しまして、過疎ソフト事業としまして960万円を充当させていただいております。また、こちらのほうには地元の負担金ということで、田山、高尾からそれぞれ負担金をいただくということで20万円も充てさせていただいております。
続いて18ページ。
地域でつくり支える
公共交通システム整備事業でございます。相楽東部3町村の地域コミュニティ交通の構築に向けた事業でございます。570万7,000円、負担金が主なものになるんですけれども、相楽東部広域バスに係る経費と、それから活性化協議会に係る経費といたしまして568万9,000円となっております。これは単費でございます。
続いて、19ページ。
魅力ある村づくり事業1,469万5,000円、この内容につきましては村で暮らし続けられる仕組みを構築するために地域創生総合戦略に掲げる有識者会議の開催によるPDCAサイクルの実践とあとAI、人工の「こう」という字がちょっと間違えておりますけれども、人工知能活用による高齢者向け生活支援サービスの試験運用に向けた取り組みを行うということで予算計上をさせていただいております。
この部分の委託料の中のAI活用による生活支援サービス開発委託と、それから、その下の総合戦略の推進に係るコンサルティング業務ということで、ここに委託料として上がってますのは1,163万円でございますが、このうち1,150万円に対しまして国庫の
地方創生推進交付金事業を充ててございます、575万円、こちらの財源充当をさせていただいております。
続いて、20ページでございます。
地方創生推進交付金事業といたしまして1,427万3,000円計上しておりまして、道の駅お茶の京都みなみやましろ村を中心といたしました、小さな拠点を運用して商品開発、また販路開拓やPR企画、買い物難民や交通弱者対策の推進を図るとともに、村内の移住交流拠点を活用して移住定住施策を推進するということで、事業費といたしまして計上させていただいております。これについても2分の1国庫補助ということで地方創生推進交付金を713万6,000円財源充当をさせていただいております。
続いて、21ページ、京都府知事選挙事業でございます。262万1,000円、平成30年4月8日投開票予定の京都府知事選挙に係る選挙事務の執行経費でございます。これは全て財源は京都府知事選挙費委託金を充てさせていただいて、同額で計上させていただいております。
続きまして、22ページです。
保健福祉センター管理事業といたしまして、工事請負費として999万3,000円を計上いたしております。保健センターの機械浴槽及び浴室の空調機の劣化が著しいので設備機器の更新をするということでございます。機械浴槽及び浴室空調機器の更新につきまして999万3,000円ということで、財源につきましては990万円を過疎債を充てさせていただいております。
続いて、23ページです。
福祉施設等整備調査事業、これにつきましては227万円を計上をさせていただいておりまして、高齢者福祉施設整備検討に係る基本設計業務委託について216万円を、また事務費として11万円を計上いたしております。これにつきましての財源ですが、
地方創生推進交付金事業を2分の1充てさせていただきまして、113万5,000円を地方創生推進交付金として財源充当をさせていただいております。
続きまして、24ページでございます。
未給水地域解消対策事業594万円を計上させていただいております。これは野殿童仙房の未給水地域の飲料水確保対策として未給水地域解消計画を作成することを目的に594万円でございます。この財源につきましても過疎ソフトを充てさせていただいておりまして590万円を充当いたしております。
次に、25ページでございます。
医療施設整備事業216万円、これは永続的に地域医療介護サービスを確保するために医療施設整備に係る基本設計業務委託としまして216万円を計上いたしております。これにつきましても地方創生推進交付金を2分の1充てさせていただいておりまして108万円を財源充当をさせていただいております。
続いて、26ページでございます。
茶振興対策事業のうちの高品質茶生産推進事業でございます。負担金補助及び交付金のうち690万円の事業でございますけれども、事業費を2,300万円といたしまして補助額が690万円ということで、補助率10分の3でございますので、2,300万円に対する10分の3の約690万円で計上をいたしております。
次に、27ページでございます。
田舎暮らし推進事業720万円を計上いたしております。事業費といたしましては総額が720万円でございますが、そのうち従来からございました田舎暮らし定住促進奨励金250万円と、あと空き家バンク対象住宅片づけ補助金、空き家改修補助、移住者金利負担補助、こちらのほうが府の補助が財源としてございまして455万円を京都府の補助ということで充てさせていただいております。
続いて、28ページでございます。
林業振興対策事業といたしまして、まずは実施内容のところで林業振興に関する事務事業、それから豊かな森を育てる府民税市町村交付金事業、これは10分の10の交付金でございますが、それに内訳なんですけれども、平成29年度で減額をいたしました保健福祉課のカウンターの分、事業費等々見直しまして32万1,000円、それから保育園内の木製の遊具、家具等の購入に106万3,000円、役場庁舎内の木材備品の購入、書架とかラックになりますけれども52万6,000円、これが交付金に当たる部分の191万円になります。これで保健福祉課のカウンターの部分の工事請負費につきましては、この補助事業に乗らないということで、ちょっと別枠で9万8,000円工事請負費として出ておりますけれども、有効な財源がございましたので、そちらのほうで手当をしていくということでございます。
次に、3つ目の市町村森林所有者情報活用推進事業、これは国の補助率が2分の1ございますが、88万6,000円、事業費といたしましてございますが、補助金が44万2,000円で計上させていただいております。
続いて、29ページ、企業誘致整備事業でございます。これは新規事業でございます。1億1,122万8,000円、企業誘致を積極的に推進して村民の雇用機会の増大及び村の活性化を図るということで、北大河原殿田地内に株式会社トレードが菌床シイタケの生産工場を建設するに当たりましての用地買収費用、それから登記測量、造成工事を実施するための費用でございます。
事業費全体といたしましては1億1,122万8,000円、委託料といたしまして357万2,000円、工事請負費といたしまして、用地造成工事で7,400万円、公有財産購入費、用地の購入費用になりますが3,365万6,000円、以上が事業の内訳となります。これは全て単費でございます。
続いて、30ページでございます。
防災安全社会資本整備総合交付金事業道路分でございます。1億6,126万1,000円、これは幹線道路の道路改良事業につきまして、防災安全社会資本整備総合交付金を受けて実施するものといたしまして道路改良、それから、維持修繕で、この財源でございますが、国庫が9,154万2,000円、それから辺地債で5,730万円、過疎債で1,230万円を充てさせていただいております。
続いて、32ページでございます。
道路維持補修事業といたしまして、1,915万円、これにつきましては、道路維持補修につきまして1,800万円、それから重機借り上げに15万円、当期の対策といたしまして100万円を計上をさせていただいております。
次に、34ページでございます。
防災安全社会資本整備総合交付金事業の橋梁の部分でございます。2,080万円を計上いたしておりまして、委託料といたしまして1,200万円、工事請負費が880万円、財源でございますが、国の補助金が1,254万円、辺地債で180万円、過疎で180万円、あと過疎のソフト、これは長寿命化に当たる部分ですけれども370万円を財源充当をさせていただいております。
次、最後になりますけれども36ページ。
公共土木施設災害普及事業補助分といたしまして3,794万円、これは平成29年の10月に発生いたしました台風21号による豪雨により被災いたしました、公共土木施設補助対象事業分のうち平成30年度に補助金交付申請をいたします工事について、施工するものでございます。これにつきましては、国2,313万6,000円、起債で災害復旧費の補助債といたしまして1,330万円を充当させていただいております。
これらが主な主要事項説明のついた事業でございます。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○委員長(梅本章一君)
説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑のある方はページ数や項目など明確に指定をし、簡潔にお願いします。
まずは、歳入から行いたいと思います。
歳入の村税、ありませんか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
村税でございますが、私自身はちょっと少し控え目な、少ない目の提案の数字かなとこのように思います。ただ、今後の補正予算を考えるときには、少し控え目な数字のほうがいいんじゃないのかなとこのような思いでおりますので、この控え目な数字については質問いたしません。
質問をさせていただきたいのは、今後の内容等に質問させていただきます。
今、平成25年度末の人口は3,008人ございました、村の人口、住基台帳ですね、住民基本台帳による人口3,008人、この29年度末、3月末ぐらいでは今2,800人ちょっと、4人ぐらいか、1人やったので、2,800人は切ってしまうんじゃないかなとこのように思います。自然増と社会減で毎年50人ぐらいが減少しているのが村の状況であるのかなとこのように思っております。
そういった中で、今後どのように税の入ですね、考えておられるのかどうか、その辺、財政課長のいわゆる思いをお聞かせ願いたいなとこのように思います。10年で500人、20年でいくと1,800人ぐらいほどの人口になってしまいます。高齢化率も今44%ですが、55%ぐらいにもなってしまいます。その辺の中で、今後人口の減少と、この税の税収の関係ですね、そういったものについて現課においてはそういったデータ的なものを持っておられて、その辺を対応をされてるのかどうか、その点をお聞かせ願いたいなと思いますので、質問とさせていただきます。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
人口減少に伴いまして村税が年々減ってきているという状況は否めないところではございますが、村民税の納税者数等を考えますと、そんなに何て言いますか、増減がそんなに幅広くはないんですが、やはり均等割だけの方とか、そういった方がその割合をちょっと占めているのかなというような状況はあります。サラリーマン所得のいわゆる働き盛りの方っていうものの減少から村民税のほうについては、ちょっと減少傾向になっているのが主な理由でございまして、なかなかその中長期的な人口減少に対応したところまでの試算というのはできていないというのが現状でございます。
ただ、課税しました部分につきましては、公平公正な課税というのが大前提にありますのと、納税されている方におかれましても、あと滞納とかされている方におかれましても期限内納付のやはり推進、奨励と、口振、口座振替にしていただくといったいうことの進めを働きかけていきたいと、今もやっているわけなんですけれども、防災無線も活用しながら、そういったことをさらに深めていきたいなというふうに考えております。
また、今、固定資産税のほうで特に減額をさせていただいておりまして、これにつきましては評価がえの年に当たりまして、一応485万ぐらいは減ってくるのかなというふうな形の試算を持っております。これは、何かといいますと、ほとんど農地、山林等につきましては単価が変わること余りないんですけれども、宅地ですね、宅地とか、ゴルフ場用地につきましては、減額という形になりますので、どうしてもこれぐらいの部分は減ってくるんじゃないかという試算をさせていただいているような状況でございます。
また、適性な収納をしていただくようにですね、こちらの税財政課といたしましても啓発を進めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
今おっしゃっていただいたような内容聞かせてもらいました。十分ですね、対応をお願いしたい、それしか言い方ないんですけども、財政規律も十分守りながら税財政運営お願いしたいなと思います。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
ほかないですか。村税。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
次に、細かくということで、歳入ですので、全体でよろしいですかね、全体で。歳入全体でお願いします。
○9番(コ谷契次君)
じゃあ、ページ、26ページまでいってしまいます。
○委員長(梅本章一君)
26、そうですね。
収入。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
21ページのですね寄附金1,500万からです、1,000万に落ちてるんですが、この前の、前の村長にも寄附金を頑張りたいというお話があって、前回、前年度1,500万も計上されているですが、要するに昨年度と同等の1,000万をまた実績とは同等の予算にされてるんですけど、これを上げるという努力は全然しなくてですね、この予算を計上されてるのかちょっと確認したいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
寄附金でございますので、この寄附金につきましては主にはふるさと納税に係るものでございます。村外、府県また全国各地からですね、ふるさと納税をこの当村にいただいているわけなんですけれども、昨年度につきまして大幅に伸びがありましたのはふるさとチョイスになりましたことが大きな原因だったんですが、今年度につきましてもその目標を1.5倍におきまして1,500万円を平成29年度計上させていただきましたが、今のところ入ってくる見込みといたしまして29年度実績ベース合わせた形でのこの平成30年度の予算計上とさせていただいてるところなんです。
努力といいますのは、なかなか皆さんに御寄附を募るという啓発というのはちょっと致しかねる部分がありますのと、それから、大きくはですね、去年の平成29年の4月1日付で総務大臣のほうからの通達によりまして、返礼品の見直しをしなさいというのがございました。村の中でもふるさとチョイスに上げてます関係で、どこからでもその返礼品をごらんいただくことができる、そうすると金額の高いものについて、ちょっとチェックが入ったんです。はっきり申しまして、これ取り下げたほうがいいよと言われた部分がございまして、取り下げた部分がありますのと。
あと、ゴルフ場の利用権というのが結構人気ではあったんですけれども、それにつきましてもやっぱり回数の制限があったり、期間が制限があったりいたしまして、納税者の方と、それから、事業所のほうでですね、納税者はこの期間まで使えると思ってたけど、こんだけの期間しか使えないとか、そういった分の何ていうか、ちょっとすり合わせが一部ふぐあいが出ていたような部分がありましたので、そちらのほうをふるさと納税の返礼品から外したことが、ちょっと要因としてはあるのかなというふうに思いますが、株式会社南山城のほうで道の駅としましても、通販であったり、いろんな取り組みをされている中でですね、我が社の製品を、そのふるさと納税の返礼品に充てていただくですとか、そういった事業効果は別の意味では発生しているのかなというふうに見受けられますので、1,000万がちょっと目標が低いんじゃないかと言われます御意見はそうかなとは思うんですが、そういった部分も含めまして、御理解賜りたいと存じます。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
努力しているということ言われてますけど、まだ、やはり1,500万というのに対して、安易にね、実績ベースに合わせると、そういう状況の中での問題があるんじゃないかなと言うてるんですね。だから、これに対してもうちょっとこういう予算をふやすという位置づけでは本当にいい材料じゃないかなと、このふるさとの税金はね。そういう意味ではぜひともそういうふやす努力をですね、入れながらでも頑張っていただくようなことはできないか、もう一度確認したいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
予算を膨らますという意味では、寄附金を大きく見積もるというのはそれも一理あるかもわからないんですが、結局、減額補正を今平成29年度もしているという実情踏まえた中ではやはりここを膨らせて、予算化するということには踏み切れなかった部分がございますので、どうぞその点については、御理解いただきたいと思っております。
以上でございます。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
今の続きの22ページです。款の19の繰入金のところですが、繰入金の中を見ますと、本年度1億7,550万ですか、前年度に比べたら大きな伸びになっているんですね、この調整基金もともと幾らあって、この1億7,000万も使うことによって、残りはどうなっているのか、聞きたいです。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
一般財政調整基金ですけれども、平成28年度の決算におきまして5億2,470万3,608円ということで、決算報告をさせていただいたところでございます。それに平成29年度から29年度にかけましてですね、28年度の剰余金がございましたので6,000万円をその時点で増額をさせていただいております。
それで、なおかつ今平成29年度がまだ出納閉鎖を迎えないとちょっとそこの部分は流動的な部分がございまして、まだ今の状態では1億5,000万余りを財政調整基金を平成29年度ですね、取り崩した状態での予算計上となっております中で、最終的にどうなるかというのはその辺の決算の状況を見てみないと正確な数字っていうのはお答えはできないんですけれども、大体そうですね、3億弱ぐらいにはなってこようかと思います。最終的にこの平成30年度の部分をこのまま取り崩したとしましたら、そういった状況になると思います。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
1億7,000万も増額で本年度は2億7,570万になってますよね、そんだけを使うことによって残りが3億円しかないというような状態で、この調子で使っていくと本当に先行きがとても心配な気がするんですが、その辺の見通しはどうなんですか。何でこんなに額がふえたんですか。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
今年度、財政調整基金、財政調整基金だけで申しますと、昨年度の数字よりも先ほど申しましたように3,500万強、金額を増額いたしまして、財政調整基金を繰り入れたいということで御提案させていただいておりますが、合わせましてその減債基金のほうですね、公債費に充てるために1億円を使わせていただくという形での予算計上をさせていただいております。
それぞれの年度におきましてはいろいろさまざまな事業を実施する、年度ごとの増減といいますか、使うのが幅がそんなに広がらないといいますか、こんなに増がしなくてもいいですと、その年どしにしなければならない事業とか、その事業のタイミングですとか、そういったものを加味した上で今回の予算を提案させていただいているところでございます。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
その基金のね、残金がね、3億円ぐらいしか残らないという状態で大丈夫なんですかと聞いているんです、見通し。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
今の御質問ですが、この資料の2ページをちょっと見ていただいたら、歳入の流れがわかると思うんですが、資料の2ページで軒並み平成30年度の予算ベースでは、三角いわゆるマイナスになっております。当然、先ほどの御質問にもございましたが、村税の伸びは今のところ期待できません。今後人口減少に伴い団塊の世代が退職され、年金生活に入られてる中で高齢化率が今現在では44.8%になっております。2,800人でございます。その中で交付税が8,000万円減額されるという内容になってるわけです。当然、この段階で1億円昨年度より減少になっていると、この分を財政調整基金で埋め合わせしていかなければと、これが30年度の単純な数字の合わせでございます。
しかし、今後税収が減ってくるということの備え、いわゆる高齢者福祉、介護、医療、それを支えていく、支える年齢層が減少されてると、2人に1人が65歳以上の老人になるという現象がもうすぐなる見込みでございますので、その中で今投資していって、税収を上げる努力をしてかなければならない、そういうのが今年度の歳出予算の中に計上されているということもあって、財政調整基金今年度は1億7,000万のですね、基金繰入金をしてると。
その段階で見通しとしては約3億円ぐらいの残高になるであろうと思いますが、やるときに早く手を打たなければ財政調整基金取り崩しができない状況になってまいりますと、その手だてもできないというのが粗筋の現状でございます。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
関連です。もう一度適正財政調整基金って幾らぐらいですか、何度も聞きますが。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
今の御質問ちょっと理解できないですが、先ほど財政課長言いましたように、約5億円ほど現在では残高が28年度決算であると、そして29年度の取り崩し見込みを換算しますと約それでことしの1億7,000万を取り崩したとしたら、この段階で残高が約3億円残るであろうというのが残高の話でございます。適正な財政調整基金の取り崩しは幾らかと、これは全くこの市町村によって異なりますし、できることならば財政調整基金を取り崩さず健全な財政運営をするのがベストでございます。
そして、財政調整基金が例えば従来学校を統合する前でありますから20億円ためてました。そういう時期もございました。これは目的があるからためておかなければならないということで一番多く持ってたときは20億円ほど基金は積んでおりましたが、それからいろいろ事業やった結果最終的に一番そこで2億円を切るぐらいの財政調整基金のときもございました。
だから、適性な財政調整基金の取り崩しが幾らかというのは、従来であれば取り崩さなくていいのが一番ベストであります。ただし、それをしようと思ったら税金を上げていく、介護保険料を上げていく、国民健康保険料を上げていくという措置をとらなければ人口減少には対応できないということになると思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
要するに、木津川市がね、二十数億の財政というのがあるけど、それでも足らんので、この職員の賃金を2%カットするようなことを言ってますよね。先ほど言うた、副村長がね、要するにあればあるほどいいと言われてます。ただ、何度も言いますけど、今回のこの1億7,500万の切り崩しというのは、要するに次の菌床への費用に使うというのが大きなポイントですよね、それのために、それをすれば、あたかも財政が潤うがごとく今そういうお話をされましたけど、それなんかまだわからないですやん。
ただ、何度も言いますけどね、要するに5億から3億に減らすということに対して、適性で、だけど2億はもう怖いという話をされましたけどね、じゃあそれもし菌床さんを1億7,000万をかけたら、財政投融資がふえるということを思われているですか。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
歳出ベースの話になってしまってますが、歳入だけを考えますと、まず一番やっぱりやらなければならないのは、自主財源をふやす努力をしなければならないということであります。行政をスムーズに運営しようと思ったら、そしたら自主財源を安定した形にしようと思ったら、人口がベースになってくるのが、やはり村民税がベースになるということが、当然言えるわけです。その人口が3,000人を切って2,000人台になっていって、そして団塊の世代が退職されて、いわゆるサラリーマン、所得層税収が一番安定的にいただけるサラリーマンが少なくなった30代、40代の一番課税されてる方が少なくなったということになりますと、この自主財源が減少する一方なんですね。そのためには、人口をふやすために移住定住を進めながら村としては、その税収を上げていただける世代を村へ移住をしていくという努力をしていかなければならないというのが大前提にあると思うんです。
その1つに企業誘致といういわゆる就労の場があり、そして企業の場合は一番安定的なんは償却資産です。固定資産税の土地とか、家屋というのはもう初め建てたら減る一方です。しかし、企業の場合の機械、設備というのは償却資産は年々減っていくわけですが、何年間に必ず更新をしますから、その今一番大きなウエートを占めてる固定資産税の中では償却資産とはレイクの償却資産なんですね、この固定資産税のいわゆる企業の償却資産、これを税収に充てていくというやはり努力をしないと自主財源がなかなかふえないということもあって、この村税のふやすため、そして、それを介護医療福祉の充当に充てるため、いわゆる高齢者を支えるためにはやはり村税を伸ばすための人口を一定移住を進めていくということ、これが大前提なので、移住を進めるためには働く場所をやはりつくっていかなければならないというのが、それが1つできたから全て安泰ですかという質問は、これはそれだけでは済みません、いろんなことをしながら、それも1つの方策やというふうに思うわけです。
以上です。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
ここで、12時となりましたので、午後からの1時からの開催としたいと思います。休憩します。
(休憩 12:00〜13:00)
○委員長(梅本章一君)
それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
歳入からの質疑をお願いします。質問をお願いします。
「吉岡克弘議員」
○5番(吉岡克弘君)
地方交付税なんですけども、13ページ、地方交付税、これ8,000万円ぐらい減額されているんですけど、今、辺地債とか、過疎債とか、たくさん借金もできているんですけども、あれで公債費、これ支出の部分なんですけども、公債費のとこ見てたら2億ほど元金返しているんですけど、そのうち辺地債とか、もしくは過疎債の分は交付税で算入されるという話だったんですけど、それはこの地方交付税に反映されているのですか、どうでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
反映されまして、元金ですね、元金を償還した、その金額に対して例えば辺地債でございましたら、1億やったら8割ということなんで、8,000万算入されてきますよという御説明をいつもさせていただいているんですね、平成30年度につきましては、公債費も減少しております。ですので、公債費が減少するということは、それ見合いの単純計算でいいますと、例えば辺地債でしたら、その分の8割というのは交付税算入されてこないと、その減額もありまして、その分でも公債費8,000万、公債費ではありません、交付税ですね、普通交付税が8,000万減るという、そういった大きな要因につながっております。
○委員長(梅本章一君)
ほか、歳入、質問ありますか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
21ページが19の繰入金ですねんけども、午前中の私の質問に対しまして、財政課長のほうはそんなシミュレーションしてるようなことを、まだしておられないというような答弁をいただいたわけなんです。
それの中で、財政調整基金1億7,550万円ですか、これについてなんですけども、こういった財政の調整交付金、午前中も3億円という話が出ておりましたが、これについて、やはり十分な慎重な上にも慎重にやはり取り崩していかないと、今後の村のいわゆる予算が組めなくなってしまうおそれが多分にあると思います。
大きな災害が出てしまいますとやはり一気に何千万、場合によっては億単位のお金出てまいります。果たしてそれが支出に見合った収入が見込みがあるのか、ないのか、それ大分検討してもらわないといけないと思うんですけども、その辺、場合によっては3年、5年後に村の予算が組めなくなってしまうおそれも、言い方悪いですけど、多分にあると思います。その辺でどのような考え方を持っておられるのか、お聞かせ願いたいなというのが1点。
それと、もう1点、特定目的基金の繰入金20万円ですけども仲田明育英交付金基金繰入金、これの充当先について質問をさせていただきます。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
まず、財政調整基金についての考え方なんですけれども、まずは歳入、歳出それぞれ充当させていただきました残りの調整として、財政調整基金を取り崩しているわけなんですけれども、今回の予算を組みましたときに、交付税が減ってくる、税収も減ってくる、それに伴ってまた平成29年度には大きな災害がございましたので、それなどの予算計上も入ってきていると、そういった大変厳しい状況の中での平成30年度の当初予算の計上になっております。
どうしてもその財政調整基金を取り崩さないと今当初予算におきましては、今わかっている財源充当をできる範囲内を差し引きますと、そういった費用が必要になってくるということで、いたし方なく財政調整基金というのを毎年ではありますけれども、基金の取り崩しを行って、また財源調整等がうまくいきましたら、補正で埋め戻していくというふうな形になってまいります。
コ谷議員御心配いただきますのはまた大きな災害があったら、どんどん今後も減っていく見込みがあるんではないかということで、先ほど3億、約3億っていう見込みがあると言ってますけれども、それはそのとおりでございまして、大きな災害、不慮の何か事が起こりますと最近の状況はちょっとわかりませんので、その災害に対しての、そういった中でもまた企業誘致とか、いろいろそういった各種もろもろの事業についてもとり行わなければならないという事情がございます。その中での財調の取り崩しということになってございます。
将来的には、どうなるかというシミュレーションなかなかこの少ない財政調整基金の中では、立てにくいんでございますが、とりあえず平成30年度につきましては1億7,550万円、財調を取り崩したいということでの御提案でございます。
あと、仲田明育英資金の部分については、ちょっとお待ちくださいね。農業後継者育成事業の部分に20万円を充てさせていただいております。
以上でございます。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
今担当の課長さんのお話を聞かせていただいたわけなんですけどね、本当に予算が組めなくなったときどうするのかというところなんですね。実際企業ですと、いわゆるリストラというか、職員の重要な方、早く退職してもらうとかいうことも、そらありますしね、大きな会社で、でも、村の場合そういったこともやはりそれは難しいというか無理でしょうし、その辺、村長のほうはどのようにお考えでなっておられるのか、その考え方をお聞きしたいなと思います。
やはり、午前中も説明させていただいたんです、させました。やはり人口減、ずっと続いていきますね。本当に増田さんでしたかな、おっしゃったような町村の消滅というようなことも言われたときもありますし、それを逆に結果的に早めてしまうと、町村がなくなるということまずないと思いますけども、早めてしまうということもやはり一方では危惧しなければなりませんし、また、午前中副村長、ちょっと乱暴な意見が出されました、国保も上げりゃいい、固定資産も上げりゃいいというようなことで、そら口では言えますけども、実際そんなことはできない、できにくい話かなというふうに思いますけど、実際実質的に村長はどのようにお考えか、お聞かせ願いたいなと思います。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
ちょっと長くなるかもしれませんが、私が就任したときはですね、先に小学校等公共施設をつくってですね、特会を含めて60億の借金があったわけでございます。そんな中で毎年2億5,000万繰り出しをしてやってこられた前任者がやってきた。8億、9億あった基金を毎年2億なり、2億5,000万を繰り出しをして4年間やってきた。私が平成20年に就任をしたときには2億5,000万の繰出金をした中で予算が計上されておった。30年、20年度の予算を組もうとすれば基金がもうほとんどない状態で組めないという状況になって、私、当時議長をしとったんですが、赤字再建団体にこれはやむを得ない、ならざるを得んという話をされました。
それだけは、行政としてやってはいかんということを申し上げてきた。それはなぜかというのは、村民に迷惑かかってくるだろういうふうに思いました。
ですから、財政破綻になるようなことはまかりならんいうことで、私も議会におりましたので村長に対して意見を申し上げてきた。
そういう状況の中で、私がいろんなことがあった中で、村長として19年に就任をしたわけでございますが、その当時のことをこの議場で知っておられるのは北議員だけかなというふうに思いますが、その状況は北議員もよく御存じやったというふうに思います。
そんな中で、どうするんかいうことで当時は、もう本当に小泉内閣の中で交付税を切って合併さそうという動きの中にあったわけでございましてですね、このままいったら赤字再建団体になる、私は最初の公約は村を潰さないように守りますいうことの1点だけの公約でやってきたいうことで、当時議員さんにも協力をいただきながら、専決で職員給与カットしました。そんな形で、要するにみずから汗かいて頑張っていこういうことで財政再建を果たしてきた私が経験ございます。
その間10年間、大きな災害もなく、大きな事業もなくいうことでやってきたんですが、平成18年、19年、道の駅をやろうということで事業として取り組んだわけでございますが、道の駅の事業もやるときには財政調整基金を繰り出して予算化をしてきたわけでございます。でも、予算ですから、コ谷議員も御存じやと思いますけど、あくまで予算ですからですね、それを運営していく中で、いろんな財源を使い、効率よくやって、予算では繰り出しは必要やけども、決算では余剰金が残ったという結果でずっとこうきてるわけですね。今回29年度も繰出金はしているけども、決算時期にはできる限り繰り出しを戻すという努力をして入札減をして、効率よくやる、いろんな問題、細かいところまで精査しながら予算いっぱい使わんようにしよういうことで、僕は各課にずっと言うてきたのは、その課に持ってる予算全部つこたらあかんと、不用額伸ばせということを言うてきております。不用額残すということは、来年度の予算に使えるわけやから、そういうふうに厳しくやってきました。
当時、学校当時、建設当時は40億、50億の入札をやったんですが、99.8とか、99.6%の入札率でやってきた。私が就任して2期までの平均入札率が70.3とか4で入札をやらせてもらってきました。そのことが今、国のほうから厳しく指摘をされて、そんなに安くしたらあかんということで企業育成いうこともあって、最近では80%を超えた入札率にはなってきているんですが、そういう厳しいときというのはやっぱり厳しくやっていかないかんいうことで思っております。
昨年、災害がございましてですね、要するに災害の査定を受けて補助をもらって、工事をするということになると1年おくれていくわけですよね。でも、応急的にやらなきゃならない仕事がある、そういうときに基金を使ってでも自主財源でとりあえず通るようにしていこうというのが昨年末に起こった災害がそういうことであったわけでございます。
補正予算で基金取り崩して、とりあえず応急的にやっていこうやないかいうことで、基金を取り崩しました。そういうこともあって、ここ急激に基金が減少してきているのは事実であります。
でも、今後はそしたらその事前に単費でとりあえずインフラ整備をせないかんというときには基金を使って、災害を乗り切らなあかんいうのが事実でございます。そのためには一定の基金は必要やというふうに私は思っております。
毎年そんな災害があるかないかというのも、これはわかりませんし、僕11年やってますけども、これが初めての災害です。基金を使ってやらないかんような災害は初めてありました。
そういうことで、昨今、基金を使ったために基金が減少したということは事実でございましてね、それと合わせまして、今この企業誘致の話についてはですね、かねてより村は、私は村というより、私は京都府に対して企業がうちに来れへんやろかという話を大分してきました。当時、京都府も村が企業誘致って何言うてんねやという感じであったんですが、道の駅をつくるという中でも知事はそんなことしたら村潰れるでと言われてきたんですが、当時の平成20年から二十五、六年まで当時の議長さんとともに京都府に対して信頼関係を築くために知事にも積極的に協力し、あるいは知事とも率直に議論をしてきた中で、いよいよ道の駅をしたいんやと、道の駅をすることによって雇用の場ができて、地場産業が活性化できて、そして、地域の人が元気になる、そしてまた若い人らも働くとこできるということを申し上げて、道の駅をつくってきたんですが、一定その目的は達成したと私は思ってます。若い人の雇用もありましたし、地域の農産物も頑張って出していただいて、元気も出てきてるんじゃなかろうかなというふうに思っております。
それで、じゃあ村がええんかといったらそうじゃないと思うんですよね。これは1つの見本としてやったんですが、同じようなことを村が何遍もやるわけにいかんなということから、積極的に京都府に対して企業誘致を申し入れてきました。
当時、知事秘書であった兒島室長が今度商工労働観光部長になられて、そんな中で部長何とか企業誘致うちも回してよという話をしてきました。そんな中でそうせんとあかんなと、おまえとこは場所は、土地はいっぱいあるんやけども、おまえとこ企業来るやろかという話があったりした中で、当初、村で10区画ぐらい、10億ぐらいかけて工場団地つくってみというような話もあったんですが、そんなことしたって、1社、2社来たとしても、残り売れない土地ができたら困る。だから、企業一つ一つ来てくれたとこ、個人で土地買って、やっていくとこはそれもええし、企業団地つくっていかんなんとこは1社に対して、1つの事業をやっていく、それが一番確実な企業誘致になるいうふうに私は考えたわけであります。
ですから、今回も企業立地から、企業立地課のほう、あるいはまた山下副知事のほうからの肝いりによってですね、南山城村で1つ企業何とか実現させようやないかという知事、副知事からの指令で企業立地課が動いた。動いていろいろ協議をしたんですが、ここにITの産業が来るとか、あるいは肥料の工場が来るとかいうことなればいろんな問題も起こるだろう。ですから、お茶とか、特産品のシイタケとか、そういう分野で企業があれば1つ紹介してくださいないうことで、企業立地課長、部長にもお願いして積極的に活動をしていただいた。
その中で、お茶とシイタケの工場がうちの村に立地を決定してきたいうこともございますし、そんな中で今回シイタケの工場が来るということになったんですが、これは用地は村が買って村で造成しますから、この1億円ほどかかるのはまるっぽ無駄になるんじゃなくて、村の財産として残るわけでございますんで、この事業については賃貸で一定期間で回収するという計画をしておりますんでですね、まるっきり無駄になるというふうには考えておりません。
今後、考えられるのは医療施設の建物も建てないかん、これは辺地債を使っていこうというふうに思ってますし、医療施設も、福祉施設も過疎債が適用できますんでですね、そういった制度を使ってやっていこうというふうに思っております。
ただ、しかしここの企業の造成等についてはですね、今、村で単独でやらなきゃいかんいう問題もあって、今、予算では造成費7,000万出ておりますけれども、積極的に工事の残土なども、公共残土を流用することによって、京都府なり、近隣の市町村との連携を図る中で、余った土については、うち受け入れますよというのをやっていくことによって、実質事業費についてはある程度下がってくるものと見込んでおります。
そういう中で、今回、計画をさせていただいておりましてですね、まるきり計画を無秩序に財政計画をやっているわけではなくて、真剣に財政課との打ち合わせもしながらですね、将来に負担を残さないようにできる限りうまくやっていこういうことで、単独でやるのは今回が最後かなというふうに思うんですが、たまたまこの事業は業者は用地買って、業者が買って事業を展開するいうことには少し抵抗があったもんで村で造成までをやって、賃貸でやっていこうということになったわけでございます。
そういう意味で、今年度の基金繰入金がふえておりますけれども、できる限り将来には負担をかけないいうことを私の念頭に置いておりまして、財政的にはそれでいけるんかどうかということについても、真剣に議論した上での御提案でございますし、以後こういったことについては今のとこ予定はないんでございますんでですね、できる限り予算で繰り出したけれども、決算時には何とか、繰り出しを減らしていこうというのをこれからも頑張っていきたいというふうに思っております。
ですから、この財政シミュレーションといいますか、将来に向けてのそういう考え方については、そんなに何個もこういうことはやっていけないというふうに思っておりますけれども、今回たまたまこういう業者が来てくれて何とかこれをやることによって、村の大きなメリットということはないかもしれませんが、ここの従業員、数人、5人か7人か知りませんが、村で住んで、家も村で探すということで、京都市内の人が通うわけにいかんということで、社長からも聞いておってですね、正社員がここに住みつくということも1つのメリットの1つである。まして、そこに臨時でありますけども、雇用の場も数十人の雇用ができるということも聞いておりましてですね、具体的にそういう働き盛りの人が住める環境を整えるということも1つメリットかなというふうに思っております。
財政の将来の展望ということについて、コ谷議員からの質問ですけれども、そういうことを考えた上で、今決断をしたわけでございます。よろしく御理解をいただきたいなと思ってます。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
まだ、歳出のほうに入ってないんですね、歳入だけの話でとどめさせていただきたいんですけども、高齢者福祉施設として債務負担行為で1億5,000万、また医療施設で3,400万やったかな出ております。合わせると2億円近い金がやはりすっと出ていくような感じになります。それについてもやはり20%ぐらいは村の単費で出さざるを得ないと、そんなんなってきます。そういったことが目前にというか、5年以内ぐらいに発生する、それで本当にやっていけるのだろうかというのはどうしても私疑問になるんですよ。
状況論というか人情だけでは説明し切れない話があると思いますので、そのように質問させてもらってます。歳出のほうで再度またさせてもらいますけど、やはり大きな事業が医療施設、高齢者福祉施設、債務負担行為の1億5,000万、建設に工事にしてもやはり1億円何ぼの金が必然的に発生しますんでね。村がとれるんかなと、本当に。
そして、めったにいうか、たまにも起こる可能性もある災害復旧、村で実際できていくんだろうかというのは心配どうしてもなるんですよ。その辺ですね、データもつくってないということなんでね、その辺を明確にやはりしていただきたいなと思います。
答え出ないのかわかりませんけども、その辺を我々はやはり慎重に審議させていただきたいなと思います。状況論だけではやはり整備ができないのかなと思います。
切りがないので、これで終わりますが、やはり財政目標十分にやっていただきたい、これしかないんですねんけど、その辺どうなんでしょう、先ほどの村長の思いは聞かせていただいたんですけども、今後、5年、10年、さらに20年先、これがはっきりしない限りやはり私は納得しかねないような案件になっているんですけど、その辺どうなんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
財政がうまくいかなくなって一番困るのは、この職員であり、村長であるというふうに思っております。ですから、心配していただいているのは本当にありがたいなというふうに思っております。
そういうこと、財政破綻を来さないように、真剣にこれからの行政運営の中でですね、予算は、こうして決めておりますけども、内容うまくいろんな形で処理できるように計画を進めていきたいいふうに思っております。たまたま今回のこの用地造成については、村が造成して今やりますけれども、この件についてはその事業そのものについてはですね、その土地が死んでしまうわけでもなしですね、村の財産として残っておりますんでですね、消えてしまうわけじゃないというふうに思います。
ですから、また企業が状況転じて買収ということになれば一挙にこれは回収できるということにもなりますんで、とりあえず今、企業としてはあっちも、こっちも企業、工場を建てたということの中で、とりあえずは借地でお願いできないかということでございますんでですね、これを決断をしたということでございます。
○委員長(梅本章一君)
収入でほかにありますか。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
済みません、資料、予算資料の2ページ、全体的な話をしますんで、副村長からありました税が減ってる基金取り崩して予算を組むというような状況の中で、今後の村のいき方等、村の存続を含めた村長、副村長の考え方というのはよく説明はお聞きをしたんですけども、その中で特に雇用の場とか、若者が定住っていう言葉が再三出てきたように思うですけども、この辺の手だてというのは31年度に見えてくるのか、この30年度予算の中では反映されないんだろうかと思うんですけども、その辺の手だてというのはどう考えているのか。
京都新聞によりますと、空き家は空き家がないと、希望者はあっても空き家がないというような見出しがバンと出るような状況の中で、村長もおっしゃった職員、今言うこの菌床シイタケの話をすると、若者が、社員が5人来ますという話はわかったんですけど、ほんなら、それどこへ住むとか、どうするねんっていう具体的な話というのはもっと先になろうかと思うんですけども、若者の定住、就労の、就労する若者の定住というんですか、移住をするためには住むとこ要るやないかという話になりますわねまず、村に住んでもらわないかんので。
その辺の事業展開というんですか、村が支援するのか、おまえ勝手に空き家買ってこいというのか、将来の移住定住促進するんやったら住むとこも要るやないかと、働くとこも要るけども、住むとこも要るやないかと、村長の話じゃないけど、上野へ勤めるんやったら15分か20分で行くのやったら、うちの村、福祉関係が充実して、うちの村から住んで上野へ通ったらええやないかっていう話もありましたね。その辺の施策というのはどうお考えなのかお聞きをします。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
村がどんどん住宅を建ててここへ入ってくださいということはなかなかしんどい話やなと、これからそういうことも進めていこうという計画はあります。でも、100%それにかけてるわけじゃございません。
一番大きなのは、養豚場の悪臭をなくしたということが一番大きくて、300区画ニュータウンに空き地があるんでね、今自治会長さんにもお願いしてですね、売りたい希望をまとめてもらっておりましてですね、売ってもいいよというのは一定数量、数十区画があるようでございますが、それをうちの空き家バンクの中でデータとしてPRしていったらどうかという話をしておるところなんですが、なかなか民間の土地を公共の媒体を使ってPRが本当にそこまでいけるんかという今議論をしているんですが、300戸あいてましてですね、今、建ってないし、持ち主がいや売らへんという人もあるようですし、できたら売りたいという人がたくさんいらっしゃるみたい。個々に確認をこれからとっていかないかんという仕事が残っておりましてですね、そういうことも今合わせてやっております。
ニュータウン当初は1,000万とか、1,000万以上もかかったかもしれませんし、800万ぐらいで買えたとこもあるかもしれませんけども、今はもうもっと安くなっているんで、私はもう悪臭がなくなって、あっこに行ったら下水も上水も入ってるから環境としては非常にええとこ、宅地造成つくらんでもね、いつでも建てよう思ったらできるんですね。ちょこっとしたものというんか、今、新しい建ててるの1,000万、1,500万で十分家族が住めるような家ができますんで、あの土地さえうまく利用できたらニュータウンは最大のうちの村の強みかなというふうに思ってます。
でも、職種によったり、期間的な仕事だったりということで、うちの村で永住やなくて、期間的に住みたいという人もあるかもわかりませんわね。そういったことも含めてこれから村の若者住宅、高齢者住宅までどうかなとは思うんですが、それも含めてですね、若い人が住んでもらえる場所をつくっていかんかったらあかんのとちゃうかなというふうには。計画の中、段階であります。
それもいろんな過疎債なり、いろんなもの使っていけるということでございますんでですね、順次そういうことをやっていったらええ。そのためにはまた金要るやないかという話になりますけども、一応上仲養豚のとこは用地買収はまだ隣接の同意がなかなかうまくいかなくて、分筆まではいってない、買収のとこまで今努力しているんですが、ちょっとそういういろんなこっちの事情じゃなくて、相手の事情があって、事務が進んでないのも事実なんですが、ここをうまく活用するという方法も1つは出てくるというふうに思いますし、先ほど来福祉施設そこでする言うたやないかという話もありますけども、目的は養豚の悪臭をとるということの目的でここを買うということになって、それの方便でいろんな福祉施設など公共施設をということで進めてきた経過がございますんでですね、無駄にならないような方法で、公共用地でございますんで、企業誘致ができて、企業があっこでもいける企業が来ればそれも方法かなとは思うんですが今のとこ、そういう計画はありませんので、そういうことは言ってませんけども、村が買った土地、無駄にならんように活用していきたいいうふうに思ってます。
議員おっしゃるように、住宅もやっていかないかんし、いろんなもんをそこで公共事業として取り組まないかんというのは事実なんで、そういう計画はこれからも順次していきたいなというふうに思ってます。
○委員長(梅本章一君)
ほか、歳入全体でないでしょうか。歳入。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
歳入は質疑なしと。
次に、歳出について質疑を伺いたいと思います。
これは、項目でいきたいと思います。
まず、議会費ということになりますけども。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
次、総務費。総務全般ですね。ページ数と。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
予算書で見たら、物すごく見にくいんで、資料の10ページ、総務一般事務経費、先ほども説明があった、ちょっと理解ができなかったんですけど、一般職の会計年度任用職員制度の創設と、これは何やともうちょっとこの私らでも理解できるようにまず御説明いただけますか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
それでは、説明をさせていただきます。
地方公務員法が改正になりまして、この会計年度任用職員制度が平成32年の4月1日から施行されることになりました。これは何かと申し上げますと、地方自治体の職員でうちの役場もそうなんですけども、常勤とかわらないような仕事を常勤とかわらない日数、いわゆる一日というか、毎週べったり来てもらって、職員とかわりない仕事をしてもらっている臨時職員、その方については、割と給料もそれこそ臨時職員の給料ですし、ボーナスも支給されないというふうな現状がございます。それを一定ボーナスも支給し、身分保障もしっかり行うという意味でこの会計年度任用職員、臨時職員に対してのそういうふうな位置づけができることになりました。
今回、この事業につきましては、今、それこそ常勤職員と同じような仕事を毎日やってくれてる方のいわゆる現状の把握ですとか、事務量の調査をしていかなならんというふうなことと、あと、当然新たな制度ができるわけですから、人事面でどうしていくのか、あと給与はどういうふうなことになるのか、法令はどうして、上位法令に基づいて村の条例をどうしていかなあかんのかというふうなことを準備していかなあかんことになるんです。
それを、いうたらそれを踏まえて最終的には村の条例改正もしていかんなんというふうなことで、その辺の準備を今年度行わさせていただいて、平成32年の4月1日を迎えるということでの今回の予算の提案でございます。
いうたら、簡単に言わせてもろたら、それこそ臨時職員の身分保障が新たにできるという、呼び名がその会計年度任用職員ですけども、そういうふうな制度ができるということになります。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
そもそも論になりますけども、うちの村に総務課に1人、保健福祉課に1人、建設水道課に1人か、今のとこ3人か、3人の嘱託職員って言われる方が、議会にもいるのか。嘱託職員って呼ばれる方が臨時職員、臨時職員がおられますね、その人らが適用するという理解でよいのかが1つと。
そもそも論やけど、これこんだけの人が今でもこれ必要なのかどうか、2点。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
今の職員がすぐこの制度に乗っかるかというのは、実際調査をしてみないとわからへん部分がございます。それこそどういうふうな仕事をやっているかというふうなことの調査を踏まえてから決断になると思いますし、なおかつこの制度でいきますと、新たにこれを募集をかけなあかんというふうなことも言われているようでございますので、100%今の、現在の職員、臨時職員がそのまま移行になるよというふうなことは100%言えないかなというふうに、今のところ考えてます。
もう1つ、実際臨職が必要なんかというふうなことなんですけども、各課に臨時職員がおりますので、ちょっと各課の事務量まで私総務課では把握できてませんので、総務課だけのことを申し上げますけども、やはり、いわゆるうちの総務課でいいますと従来受付事務ですとか、割と手がかかる割には、いうたら手かかるし量が多いような仕事ってあるんですけども、その職務に当たっていただいておりまして、その分、いわゆるほかの職員についてはそういうふうな雑務的なことはせずに実際の抱えている自分の仕事がスムーズに行っているというふうな現状はございますので、すごく役に立っておりますのが現状でございます。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
ちょっと総称して、私のほうから今の臨時職員が村にとって必要かどうかということについて、お答えさせていただきます。
通常南山城村の場合は現状の職員数が56名と、普通全国の類似団体指数というのがあるんですが、人口3,000人やったらどれぐらいの職員数、これによりますと、大体、例えば伊根町であっても人口は少ないけど、職員数70名、類似団体でも六十五、六名だったと思いますが、当然56名の数字ではないんです。それだけ臨時職員に頼っているという点、これはちょっとある意味雇用の立場からいくと継続してずっと常時雇用で日当で雇ってるということについては、身分保障の観点からは臨時職員さんには辛抱してもらってるという経過あるんですが、今の議会事務局にしろ、結局は一人体制にそしたら正職員でいくのか、やはり2名いるべきやろというようなことが常時雇用の形になってしまっているので、その類似団体数からいくと56名ではやはり到底少ないという中で、臨時職員さんに今頼っているというのは現状でございますので、各課に大体1名ぐらいいるのですが、それが正職員のかわりの仕事もしてもらっているというのが現状でございますので、理解いただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
この今言っている任用職員制度とかいうこの制度で言われている人たちと、それから、この前私がお聞きした嘱託職員というのとは扱いが全く違うんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
私どもの役場には嘱託の制度がございませんで、全員一律臨時職員というふうな扱いしておるわけなんですけども、ほかのとこではそれこそ嘱託職員もいますし、臨時職員もいるということで、そのいわゆる臨時職員、いわゆる嘱託も含めてその会計年度任用職員に見合うようでしたら、会計年度任用職員としての位置づけになると思います。嘱託員もいうたら非常勤の臨職も一緒になるというふうに思います。この制度ができてからは。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
この前では、学童の指導員のことで言ったんですけども、やっぱり同じように働いているにもかかわらず、こんなふうに賃金が違ったり、それから待遇が違ったりというのはおかしいと思うんでね、ぜひ検討をきちっとしていただいて、ほかにそういう嘱託職員として扱うべき人がないかというのはこの際、検討していただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
十分この予算をお認めいただきましたら、調査もさせていただくことになりますので、十分その辺気をつけて調査というか、この会計年度任用職員の制度をうまくスムーズにいけるように十分調べさせていただきたいというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
ちょっと同じ10ページ、11ページ。
この委託料って書いてる、どこに委託されるんですかね。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
委託先については、契約の方法は指名競争入札なり、随契なりにはなってくるかというふうにも思うんですけれども、いわゆる法令をよく知っている業者に委託する形になろうかというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
この内容を見たらね、現状の整理、会計年度新任職員制度への移行、方針の確認、会計年度任用職員に向けた研修会の実施、会計云々、この内容はわざわざ委託をしなくても行政の中でできる範囲の部類に入りません、それと、この次の11ページも含めて、研究員手当主任研究員とか、こういうような支援業務に対しても、わざわざよそに委託してやるような内容じゃないと思うんですけど。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
私ども総務が担当になってくるわけなんですけども、実際法令担当職員として何名か抱えてるような状況でもございませんし、なおかつ事務がかなり多ございまして、それこそあと職員が何人もいれば自前でできるかなというふうには思うんですけれども、当然そういうふうな現状ではございませんので、このたびやはりちょっと民間の手をかりながら、平成32年度に向かっていくというふうなことが一番ベストかなというふうに考えてございますので、自前でやれということなんですけども、ちょっとできないような状況でございますので、御勘弁をいただきたいというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
ようわかる。ただね、こういう内容はやはりよそに委託したら、自分たちはほったらかしで、またこういう内容が出てきたら、またよそのところに委託するような状況になるんでね、前のケースみたいに、設計も同じと思うんですが、2年もありますんでね、それゆっくりとやっていただければいい話なんですよね。そら今年中にせいというんやったらともかく、まだあと2年あるんで、やはりこういう内容もやはり総務課のそういう人がやっぱりスキルをとるという意味でも自分とこでやるべきじゃないかなと思うんですよ。わざわざこんな170人も、どうせ単費やられると思うんですけどね、片や、約400万近くを状況の中でやられるということはね、やはりもったいないと思うんですけど。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
おっしゃることもわかるんですけども、当然、業者に委託したからといって完全丸投げというふうなわけにはいきませんので、当然職員が入ってなおかつそれこそ全課にわたる部分でございますので、それぞれの担当の職員も踏まえて研修も行わなければならない、なおかつこれだけに係るというふうなことになれば通常の業務プラスというふうなことで、時間外も発生してくるであろうし、その辺の総称をというか、総枠的に考えるとやはり業者委託のほうが専門性もありますし、例えば条例等も新たにつくっていかなあかん、いうたら我々素人でしたらどういう、ほんまに雲をつかむような話にもなってくるのかなというふうにも考えますし、その辺をこの法令と照らし合わせながら条例をどう整備していくのかというふうな専門的なことについては、やはり法令担当の業者のほうが長けてございますので、その辺の力もかりてやっていかなければならないというふうには理解しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
ほかに、総務費でありますか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
その右の11ページです。
人事評価制度、もう既に今人事評価制度というのがあるんですよね。それをこれ見てみますと、処遇の反映をイメージした制度の見直しというふうになっていますが、仕事をして評価するというのはいたし方がないかなと思うんですが、これ処遇の反映というところがひっかかるんです、どういうふうな中身なんですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
それこそ、この地方公務員法が改正されましたんで、この人事評価という制度は取り入れていかなければならないということで、私どもも取り入れておりますが、これがまだ100%運営できてません。運用できてません。このたび当然、この制度の目的はやはりそれぞれ個々の仕事内容を確認しながら、応分のいうたら報酬をというふうなことが基本になってこようかというふうに思いますので、現在はそうしたことまでは実施できてないのが現状なんですけども今後この制度から申し上げますと、やはり職員の働きぐあいによってはやはりその辺の報酬なんかは制限される場合があるのかなというふうにも考えているところでございます。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
かつて教師にこれがやられましてね、給料に反映されてきたりとか、それから今も京都府がやっている学校評価とかいうのでね、公立の高校なんかは前年度の結果によって大きな次の年には補助金がつくと、そういう制度になっているんですよね。教師の場合には一定成果が上がった先生には給料かぽんと上がると、その上がった分は予算がふえてくるんじゃなくて、誰かの分一番低く評価された人の給料が削られるという、そういう制度なんです。
そんな中で、学校現場がどうなっているかって、想像したらわかると思うんです。本来学校っていうのは先生たちみんなが協力して動かなければ、働かなければいけないところで、自分のクラスの問題を出すとあの先生は能力がない先生だというふうに評価されていくわけです。その中で自分のクラスの問題も出さずに囲ってしまうという、そういう学校になっていくということが現に起こっているわけです。
役場の中で、職員がね、力合わせて仕事進めていかなければいけないときに、そうやって評価を一人一人されて、しかも処遇に反映されるとなったらどういうことになるのかということを十分考えていただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
いろんなことを十分考えさせていただいて粛々と事務を進めさせていただきたいというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
反映するとは申し上げられません。御意見を参考にしながらいい面、悪い面、両方あると思いますけども、十分考えさせていただきますという、反映はさせていただきませんということを申し上げときます。
○委員長(梅本章一君)
ほか、総務費ございませんか。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
済みません、資料の7ページ、済みません。
各種団体補助金、これも総務でいいですね。でいいんですね、総務としていいんですね、この内容は。いいんですね、総務として。中で、このニュータウン下水道施設維持管理費補助金去年も出てきて言おうとしてたとは思うんですが、この補助金のはどういうものが、済みません、説明お願いします。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
ニュータウンにお住まいの方、下水道の維持管理ということで毎月かどうか知りませんけど、個々で御負担されてますよね。ニュータウンには村の施設もございますんで、その村の施設の分の村の負担金という意味でございます。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
ということですね。だから、補助金じゃなくて負担金で訂正をお願いします。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
はい、次年度から注意させていただきます。
○委員長(梅本章一君)
総務費、ほかにございますか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
資料の16ページです。
駅舎活性化の問題です。違う総務と違う、資料やろ。の16ページ、駅舎活性化ですね、それです。今は大河原駅だけの計画になっているんですが、この計画も最初言うてたよりも1年間おくれているんですけど、月ヶ瀬口の駅の改修については、駅舎改新については、予定はあるんですか、ないんですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
この駅舎活性事業ですけども、京都府のですね、駅舎再生プロジェクトというふうなプロジェクトがございまして、それの交付金を使いながら、京都府とともに整備を図っていくものでございまして、今大河原駅というのがいわゆるモデル地区というか先導駅として指定されておりますので、先に大河原駅をさせていただく。今後、月ヶ瀬口駅についても大河原駅が一定めどがついた段階で何らかの方法は考えていかなあかんなというふうなことでございますけども、今のところ具体的ないつからかかっていくというふうな具体的な計画等はございません。
○委員長(梅本章一君)
総務費ありませんか。
「吉岡克弘議員」
○5番(吉岡克弘君)
ページ、34ページ。資料のほうではページ12ページの職員住宅の件なんですけども、これは2,000万円ということでニュータウンですんで、一戸建てやということなんですけども、どんな感じのもんなんかというか、大体一戸建てでやったら一世帯入れたらええとこかなっていう、この予算やったらと思うんですけど、今後のこと考えたら、できたらな何世帯か入れるようなもん、そらニュータウンではできひんのですけど、非常にそこで建てたら、一戸建てやったら非効率かなとは思うんですけど、どんなもんですやろ。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
ニュータウンのええのは、教職員住宅につきましては、それこそ集合住宅が建てられへんというような現状がございまして、やむなく一戸建てのほうを今計画しておるわけなんですけども、村の職員についても既にもう夫婦になっておるものとか、あと独身のものとか、いっぱいおるわけなんですけども、とりあえずいろんな職員がおる中で当然夫婦向け、ファミリー向けのやつも必要でしょうし、単身というか、独身の方の住まいも必要やということにもなりますんで、一般質問でもございましたように、公共用地がございますので、その辺でいわゆる教職員住宅、いわゆる独身向けの、当初ニュータウンで計画しておった4戸ぐらいが入れるような集合住宅的なやつはどこかで整備をしていきたいなというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
ほかに。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
5の財産管理費での14の使用料及び賃借料、それと工事請負費34ページなんですけども、4年ほど前に村ほうでは多くの借地、使用料を払ってやっているというところがありまして、当時副村長のほうで一定金額面を軽減軽く負担をしてもらうというようなお話で要請したような経過がございます。その辺がこの415万9,000円に反映しているのかどうか、お聞かせを願いたいなとこのように思います。
それともう1点は、今、吉岡議員にも質問があったわけなんですけども、29年度予算では本郷のコミセンと、消防団の詰所で564万8,000円の予算計上がなされて、今回1,906万2,000円に上がっております。いろいろ内容が変化してきたかなというところはあるんですけども、4倍になってるような内容をお聞かせ願いたいと、このように思います。
また、教職員住宅については、当初3,700万円の予算計上されとって、今回新たに2,000万円にするということで、経費の削減等も図られたんかなというふうに思うんですけど、その辺お話を聞かせていただきたいなと思います。1つ目は土地の使用料、副村長に頼んできた話やから答弁を願いたいんですけど。
やまなみの土地の使用料とか、いろんなやつを下げると、その話、それが反映されているかどうかをその辺、質問させてもらいたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
一番大口であります、やまなみの敷地の使用料、これについての金額はまだ変更しておりません。今の現状、見直し、現状ではまだ見直しされておりません。引き続き交渉するということにはなっております。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
あと、本郷コミセンと消防詰所の改修工事と、教職員住宅の建築費なんですけども、まず、本郷コミセンと消防の詰所なんですけども、これ昨年の8月にも入札を行いました。行ったんですけども、不調、全社辞退ということで不調に終わりました。原因は何やろというふうなことも研究しながら、次の手だてを考えておったわけなんですけども、やはり部材の単価が全然設計とかなり離れてたというのが原因というふうなことになりましたので、一旦、平成29年度の予算を取り下げさせていただいて、新しく30年度で予算を計上させていただいたというふうなことなんですけども。そうしたことを考えますと、やはり部材等がかなり単価が違ってまいりましたんで、今回のいわゆる約1,900万ですか、の数字になってくるのが本来の姿でございまして、ちょっとその辺、もう少ししっかりした設計をできればよかったんですけども、ちょっと自前でやったもんですから、ちょっとその辺の単価に間違いがあったということでございます。
もう1つ、教職員住宅のですけども、当初ニュータウンが計画しておった4階建て住宅になりますと、やはり、ここらで住宅専門の業者もいないわけでして、いわゆる何とかホームですとか、住宅メーカーにお話を持っていきながら計画をしておったわけなんですけども、それができなくなったということで、今回、一戸建て、平家を計画をしておりますので、これぐらいの値段かなというふうなことでございます。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
副村長、やはりね、総務委員会での相違で、副村長のほうも精力的に当たると、交渉に当たってみると、契約書、覚書があるのは重々承知しておるんですけれども、やはりもう何年ですか、40年以上経過しとって、言い方おかしいんですけども、当時の買収金額の2倍ほどになっているんですね、確か、賃借料の積み上げが、そのように解釈しとるんです、記憶しとるんです。やはり、その辺を所有者と話をしていただいて、やはり、低く契約書があるからっていうんじゃないんですけども、やはり諦念してもらうように、村の財政も厳しいですので、その辺、してませんと言うんじゃなしに当たるということの言葉というか、言葉いただけないものでしょうか、どうですか。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
先ほども言いましたように、今引き続きということに、やらせていただくわけですけど、これから精力的に働きかけていきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
9月決算のときには、その状況をお聞かせ願いたいなとこのように思います。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
ほか、総務費ではないでしょうか。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
資料の14ページですね。
電算管理事業を私ら素人ではわからないんですけども、村長、合計すると7,700万、元号の分が1,800万ほどかかってるわけなんですけども、これってうちでも積算できひんし、業者の言い値でもないし、入札をしてるんやけども、この辺の予算計上されてるっていうのはどういう根拠でこれ計上されてるのか、また、その実施、実施というか契約をして業務をする、継続してやってる部分と新しくなる部分とかあろうかと思うんですけども、根拠があって積算しているのはどの根拠でやっているのか。
それと、どういう執行型、入札してるのか、随契しているのか、いろんな方法があろうかと思うねんけども、ただ、素人が見ると、足し算するとばかでかい金やなというふうに思うんですけども、その辺お聞きをいたします。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
今回のこの電算管理事業7,700万ほどあるんですけども、先ほどありましたように主なものは元号が改正になるということで、その辺のシステム改修が主なもの。
それともう1つ、住基、住民基本台帳ネットワークのいわゆるその辺のネットワークが更新が必要な年度になって、その2つが今回の大きな目標なんですけど、目標というか、予算計上のメインなんですけども、当然この数字につきましては、現在補修をお願いしている業者にこれぐらいやったらどれぐらいかかるというふうなことで、数字を示させてもらっているやつと、あとそれこそ京都府の、いわゆる京都府が主体なって情報化推進協議会というのがあるんですけども、そこがいわゆる経費節減のために同じ電算システムを利用している市町村で、システム改修を同じようにやるというふうなことで、この改修についてはこんだけの負担がかかってきますよというふうなことで、京都府からお示しをしてもらっている分もあります。
執行方法なんですけども、備品購入につきましては入札を行います。備品購入につきましては。あとのいわゆる保守ですとか、新規システムの改修につきましては基本的には随契になってくるのが、なってくるのかなというふうには考えているところなんですけども、やはり従前のシステムを製作したところでないと、なかなかできない部分がございますので、そういうふうな形で随契になってくる部分がございます。
以上でございます。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
随契されるのはよくわかるんですけども、ほんなら何が基本なのかということになりますんでね、随契なります、随契でも、いうたら随契やったら8掛け、土木か何かですと随契やったら設計額の8掛けか何かっていうのは御存じやと思うんです。
それと、もう1つ元号システムというのは日本全国一斉に変わるわけですんで、財政課長のほうでは補助金も何もない、単独でやらないかんということやけども、みんなが変えないかんということを、全国的に変えないかんわけですから、この辺はうち単独じゃないんで、もっと京都府なんか、どっかの組織で変えて、安くなるという方法がとれないのかどうか、これ後の話ですけども、一斉に変えるわけですから、システムでもいうたら今までですと使ってる、KKCやったら5社やけども、京都府のやつやったらもっとようけの会社を利用しているので安くなるとかいうことでしたね。それやったら、一斉にやるんやったら安くなるということになるんか、それとも、うちの機械が、システムが違うからあかんのか、その辺はどうなんです。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
この件については、私も大分頭痛めております。今これ、ここに書いておりますように京都府が開発しているシステム、市町村共同開発システムというやつを使っているんですが、これはトピックス、上のほうにもありますけど、トピックスというKKCの扱ってる、要するに機械なんですが、もう1つは、町村会で開発したトライエックスというシステムと、京都府には2つの流れがあります。このトピックスというのは宇治市を中心に開発した機械ですんで、人口20万人なり、10万人以上の市町が使うことを基本に開発されてる機械、京都市も使ってますし、そういう機会をうちは3,000人以下でも使っているということですんで、はっきり言うたら京都市とうちと比べたら、内容もボリュームも大分違いますよね、でも、うちにしてみたらそれ全部同じだけのことをした中でうちの分野だけをしているということになります。
トライエックスというて、町村会の開発したやつは全国の町村会をターゲットに京都府が開発して、熊本県とか長崎県とか大分県、あるいは北海道のほうでも、要するに町村が専門的に使って、50、60団体が使っているのがある。町村会のほうで使ったらね、この費用の半分、3分の1、4分の1ぐらいになるんです。それにしたかったんです、この切りかえのときに。でも、職員がなれてるということもありますし、変えるとちょっとかげんが悪いという問題があって、なかなか変えられなかった。でも、井手町、宇治田原あたしは、経費がたこつくからってもうトップダウンで変えてしまった。職員は1年ぐらい大分混乱したということであります。
ですから、私が就任してまだ自信がない時期であったんで、それを思い切って変えるという勇気がなかったんですが、井手町長さんの話を聞くと、そんなもん安上がるねんから何でおまえ変えへんねやと言うて、全然ちゃうでと、そんなもの何分の1やでとシステム改修は。そう言われました。今回もこれ1,800万かかるって、元号のやつ、これ補助金ない、うちは何百万、二、三百万でできてるよと。こういう話です。
できたらね、それをこそっと今度の改修のときに入れかえたいと思っているんですがね、その時期には大きな決断をしていきたいなというふうには思ってます。
○委員長(梅本章一君)
総務費は。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
済みません、ここのね、備品購入費ちょっと元号対応に伴う水道システム機器更新ってどんなんですか、ちょっと済みません。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
水道システム機器、水道料金を徴収したりですとか、あと水道の検針員さんがハンディ機持って歩いているというふうなやつ、あの辺の一切合切を含めたシステムになります。それが、かなりもうそれこそもう今でも古いような状況でございますので、ちょうど、元号が改正なると同時に新しいシステムに移行させていただくというふうな計画でございます。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
ということは、要するに元号が変わるから、普通、元号変わるんやったら、システムのプログラム変えれば済む話ですやん、基本的には。だけど、それもめちゃくちゃ機器が古いんでついでに変えるよということですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
はい、今回の元号に伴うシステム改修なんですけども、それこそメインになってくるのは水道システムがメインになってくるというふうに思います。あとのやつについては当然費用はかかってきますけども、いわゆるこんなにかからないというふうなことにはなってくるか思いますけども、いわゆる今回のメインについては水道システムが主な中心になってこようかというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
最後に、このシステムの費用は妥当やなということのわかる行政の方はいらっしゃるんですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
なかなか判断は難しいというふうには考えております。ただ、この数字、丸々これでお願いしますというわけじゃございませんので、しっかり随契であろうが、価格の交渉は行って当然でございますので、その辺は経費削減に努めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
同じとこですけれども、基本ソフト、Windows・Server2008が31年度にサポートが終了されると書いてますけども、これ基本ソフトかわるんでしょうか、そのまま使うんでしょうか。
ということと、あと京都デジタル疎水接続料、ISDN回線からデジタル疎水ネットワークに運用が変更される、介護・障害ネットワークの回線、例えばこれデジタル疎水ネットワークいうのに変わるということはこれは計上的に毎年38万9,000円かかるということでしょうか、その2点お願いします。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
まず、31年度にサポートが終了されるというふうなことでございますけども、当然このパターンファイルの更新というのが主なものでございますので、基本的に基本ソフトが変わるという理解でいいというふうに思います。
もう1つのデジタル疎水の接続使用料ですけども、当然いわゆるISDN回線から行政専用の京都府のデータ疎水にネットワークが運用が変わるというふうなことなってきますので、その接続料というのは毎年必要になってくるのかなというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
ほか、総務費はございませんか。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
休憩、35分までということで。
(休憩 14:20〜14:35)
○委員長(梅本章一君)
それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
引き続き、総務費ということで、総務費。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
主要説明の17ページ。
バス管理事業で確認をしたいと。まず、ここに平成29年実績を通じて広域バスや周辺市町、JRダイヤなどの調整をしたバス路線の最終構築案をつくると書いてありますけど、これいつごろできるんですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
平成29年度がいわゆる実証実験でやらせていただいて、それを反映した形で平成30年度に向かおうというふうな計画をしておりまして、今、まだちょっと実験中でございますので、4月1日からできたらええわけなんですけれども、4月1日からというふうなことになりますと、住民等への啓発もできる期間が短こうございますので、4月の中旬当たりをめどに一部改正をしていきたいなというふうな計画になっております。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
ということは、今度の4月に行うのは一部修正で、去年10月に行いましたみたいなぐらいのレベルでの修正ですか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
とりようによっては大幅にと見られるとり方もあるかもわかりませんけども、昨年10月でしたっけ、に見直しをさせていただいたやつよりはちょっと規模が大きくなるかなというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
一般質問の中で、せっかく用意してあげたのに乗らんから住民悪いんやというような答弁もちらほら聞いたんですが、やっぱり一般質問でも言いましたように、やはり乗れるようなダイヤを、とりあえず4月というのもつくってはると思うんで、それに対してはできた時点で乗りたいとは思うんですが、それも含めてですね、住民にそういう責任を転嫁するんではなく、やはり行政としてですね、やはり住民の足としてつくっていただきたいってお願いをしたと、これ意見です。
それと、先ほど税財政課長のほうから負担金20万、田山、高尾からいただいているということを聞いたんですが、本来成り行きというのをいろいろ聞きましたら、三重交通から村営バスにするときに、負担してくれやというお話であって、ずっとされていると聞いたんですが、1つはやはりコミバスがね、やはり無料でコミバスを向こうの田山高山線以外でコミバスが動いているので、やはり片方だけですね、負担をとるのはちょっと問題あるんじゃないかなというのと、やはりもう3,100万もかけて、とる中での20万というのはさほど影響ないんじゃないかなと思うのでぜひともですね、予算をですね、計上されて、されてますけどできれば6月の補正でもですね、この20万をカットしたような形での提案をお願いをしたいんですが。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
田山、高尾から20万円につきましては、おっしゃるとおりいろんな経過があっての話でございます。いずれか、この村の公共交通網につきましてもほかの町村で走ってます、いわゆる何とかバスのように100円いただいたらどこまでも行けるというふうな、有償化にしていかざるを得んような時期が来るというふうに思います。
それに合わせまして、今後の話なんですけども、御負担いただいている20万円のほうも全バス有料化になった時点でなくしていく方向に持っていかざるを得んかなというふうに考えてございますんで、ちょっとまだ先の話ですけれども、いずれかはこう有償でというふうなことを考えていく必要があろうかというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
乗りやすいバスの時間表にしてほしいというお願いがあった、要望に応えて利用しやすいバスにしてほしいという話がありました。何度も一般質問でもお答えしましたけれども、何をもって使いやすいというのかという問題になりますんでね、ですから、データずっととってますんで、やっぱり多いところを優先しんとしょうないのかなというふうには思います。でも、この人は必ず乗るから1人でもここへ回してくれって、そういうことはなかなかちょっと難しいんとちゃうかなというふうに思いますんで、だから、乗りやすい、利用しやすいっていうのはどこまで応えられるかというのは、なかなか難しい問題かな。
だから、駅の、電車の通勤の電車に合わせてダイヤ組むのか、要するに役場JRじゃなくて、ほかの目的で、病院行きたいから、そのバス利用するのかという目的によっても変わってきますんでね、そこら辺、やはり公共交通網ですんで、路線バスやった三重交通が廃止して、村がかわりに今動かしているという、そういうことがある中でコミュニティバスと、その路線バスとのかみ合わせがなかなかうまくいくように、いろいろそれのために実証実験をやってきましたんで、それがうまく連絡し合えるような形にしていきたいいうふうに思いますんで、使いやすいようにしてほしいと言われても、もしか結果はそうでない分もあるかもしれませんので御理解をいただきたいなというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
同じくバス関係です。資料でいうたら17ページなんですけども、その中の備品購入費のところに、バス停表示版というのがあります。55万3,000円、私が今から言うような言葉含まれているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
バス停がどこなのかがわかりにくいというのが1つです。ここがバス停ですよという、バスの停留所のその標識がないというのが1つ。
それから、2つ目はそのバス停で待っていたら、いわゆる時刻表ですね、その時刻表が全般的な全部が乗っているような時刻表しか張っていない場合が多いです。その停留所にはいつ来るのか、でそのバスはどこへ向いていくのかがわからないというのですね。
その一番極端なのが、道の駅です。道の駅にはバスが、それこそ村バスは村バスのコース、コミバスはコミバスのコースがあって、道の駅にはどちらのコースのバスも入っています。利用しようかなと思った人がバスとまってると思うんだけれども、2台一遍にとまっていたらどっちのバスに乗ったらいいかわからないと、どこ行きのバスかわからないと。バスの車体の表示、前にはどこそこコースと書いてあるんだけども、前まで回ってそれ見ないとわからない。だから、バスの車体を見ればこれは村バスなのか、コミバスなのか、わかるとか、これはどう行くのかと、例えば京都の市バスだったら、次々バス来ますけども、そのバスはどこ行って、どこ行って、とこ行くバスだというのは、バスの横見ればわかりますから、それで、これは乗れないなとか、これは乗りたいなというてわかるんですが、そういう表示がほんとに不親切だと思います。
バスだけ見ていたら、これが村の専用のバスなのかどうかもわかりにくいということで、そういう表示を使う人がわかる表示をしてほしいなと思います。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
まず、バス停の関係でございますけども、いわゆるそこらにあります路線バスのバス停をイメージしてもらったらいいかなというふうに思いますんで、そういうふうな類のものを今回この備品購入で設置をさせていただくというふうな考え方でおりますし、もちろんその中には、このバス停は何々バス停ですよというふうな表示もさせていただくことになると思いますし、もう1つのバスの行き先が不親切やということなんですけども、その辺は前から御意見もいただいておりますので、何らかの方法でいわゆるこのバスは何々方面どこ行きですよというふうなことがわかるようには、しっかり表示はさせていただきたいなというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
合わせてね、このバスの運行については、バス会社というか、業者に任せてあるわけですけども、出発の前にね、特に、道の駅のところではどこそこ行き出発しますという一声ね、大きな声で言うてあげる親切というか、それはバス会社のほうにお願いできないもんかなと思うんですけど。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
できる限りのことは検討はさせていただきたいというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
ほかに、総務費。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
資料で言うたら7ページになります。
当初予算の団体補助金のところです。先ほどのバスとも関連するんですけども、老人クラブ連合会補助金というのがあります。32万6,000円、これは一人当たり500円という計算で多分同じ金額で計上されているんだと思います。
去年、29年度からですかね、村のバスを利用できなくなって、そして、村のいろんな団体が事業を取りやめたりしているという事態になっているということは、前にも申し上げたと思うんですが、それについてバスを借りて出かけるときには補助金を出すことはできないかという話は前にしたと思います。きょうはちょっと角度を変えて言いたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
ちょっと鈴木議員に、この老人クラブは、福祉費のほうに入るということで、総務費のほうで言うていただけますか。
○4番(鈴木かほる君)
はい、わかりました。
○委員長(梅本章一君)
そっちのほうで。
○4番(鈴木かほる君)
はい、じゃあそのときに言います。
○委員長(梅本章一君)
総務費。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
資料19ページ。
魅力ある村づくり事業の中で、委託料を1,163万ですか、この中でAIを活用した生活支援サービス開発と総合戦略の推進のコンサルティング業務ということになってんですけど、もう少し詳しく御説明いただけますか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
19ページ、委託料の1,163万円の分です。これにつきましては以前から去年、一昨年のほうから行っておりますタブレットを使った、AIを使った生活支援サービスということで、株式会社エルブズに委託をしておりまして、買い物弱者対策であったり、交通弱者対策であったりのタブレット活用と、なりスマホ活用で利便性を高めるということで実証実験を今も行っているところですが、引き続きそれの実用化に向けて進めていくということで、これについては150万円の計上をしております。
それと、総合戦略の推進に係るコンサルティング業務ということで、これも去年から実施をしているところでございます。これにつきましては、予算1,000万円ということでございます。これにつきましては、昨年度からWi−Fiの整備であったり、ジビエの検討、それから、サテライトオフィス、そういった部分で活躍という、活動いただいているところです。
まだ、ジビエであったり、サテライトオフィスやったりというのはまだ完成をいたしておりませんので、引き続きそれに当たっていただくとともに先ほどからちょっとお話にもちょっと出ております、若者定住住宅の計画であったり、また、ゾーニング、道の駅周辺も含めた土地事業のゾーニングということも、この中で行っていきたいと、この委託料の中で行っていきたいというふうに思っております。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
タブレットを使った生活支援の試験運用って、去年29年度中が試験運用で30年度からやったら運用やというふうに理解をしとったんやけども、それが違うのかどうかということ。
それと、今総合戦略ありましたね、ジビエの話、Wi−Fiの話、サテライトオフィスの話云々、そんなんはジビエのほうは後で村長に聞きますけど、京都府の基準がどうのこうのの話になったみたいで、この辺の経過も聞くねんけど、まだそれをするのかというふうに感じるんです。一定答えが出てるんじゃないかと、委託料ですんで、マーケティングやなしにコンサルティングの部分なので、もうサテライトオフィスのやつも自然の家はもうやったけどだめやったっていう結果出てますわね。まだ新しいのがくるのかどうかは、それはうちでやったらええ話で、その業者に委託する必要があるのかどうか、Wi−Fiもできたやないかと、いうとこがくる、その中で今若者の定住、住宅の話、それと土地利用のゾーニングって新たな問題が出てきてますけども、その先に言うた部分、ジビエの話は別として、Wi−Fiの部分とサテライトオフィス等の部分のとこは、もう一応決着ついたんやないかというふうに理解をするねんけども、どういうことで。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
Wi−Fiについてはもう済んでおりますので、それはそれで今年度はもうしないということになります。
ジビエについてはちょっとまだ結論としては進める方向で話を進めております。
それと、あとはサテライトオフィスの部分ですね、それは、今サテライトオフィスがどこでできるかということで自然の家であったり、高尾小学校であったり、それからやまんなかであったり、ほかのところも含めて検討しております。自然の家は使いにくいという結論が出ておりますが、そのほかのところでできる可能性はまだありますんで、それで補助金をもらってどういうふうな改装が必要なんか、それとサテライトオフィスに必要な機器であったり、どういった部分を企業が求めているのか、そういった部分を検討していただこうかというふうに思っております。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
そのジビエの話、村長得意やから。どういう状況。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
このコンサルティングというんか、シティ・マネージャーいいまして、農水省で今やってるジビエの問題については、一定いきなり行って、ジビエの話担当のとこ行って、どうですかって、あっこです、あっこやってるから見といてくださいというぐらいの話を聞いても、何遍東京へいかんなんかわからんということで、これ一定半分交付金をもらいながらですね、シティ・マネージャーという村の名刺を持って各省庁を回ってもらってます。その成果として今Wi−Fiのやつを10分の10の補助金をもらって整備したんですが、そういった補助金というのはなかなか、わしらこっちにおったって、わからへん、総務省にこの事業があって、今こんだけ残ってる、残ってるから今やったら行けるでっていうのですぽっとはまるような話を探してもらおうと思えばこのシティ・マネージャーというのは大きな成果上がってくるなというふうには思ってます。
そういう意味で、今ジビエの話もあっちこっちもう入ってます。入ってますけども、京都府にこれを持っていこうとすれば京都府には基準がないということで、要綱を京都府に今このシティ・マネージャーから京都府に要綱を提案してます、逆に、京都府にないから、許可できへんって言うから、うちからシティ・マネージャーが集めてきた、全国から集めてきた要綱を京都府にこういう要綱つくったらどうですかっていうのを、今提案をしてます。
それがもし採用ということになれば、今言うてるジビエなんかもね、使って車で移動するんです。この辺であったら要するに童仙房で、わなかかっとるいうたら、車で行って、止めして血抜きして、すぐ解体をできるいうふうになるし、じゃあ近隣でそういうのないんで、笠置でもとれたっていうたら笠置行ってもできますし、うちだけやなくて、幅広く使えるんちゃうかなというふうに思ってましてですね、それが、うちの村の道の駅の特産になるような分に何とかしたいと、したいということで今和歌山でもやってますんでね、そこへ見に行ったりとか、四国でもそれをやってるとこがあって、そこで具体的に要綱、県の要綱を取り寄せたりとか、いろいろそういうことをしながら今やってもらってます。
まだ、そういうのが京都府がオーケー出すまでの間、頑張ってもらわんといかんのかなというふうには思っておるんですが、早いことしないとこっちも高齢化していきますんでね、扱ってくれる人が。ある程度、60代後半ぐらいの人で何人か扱ってくれる組織をつくってやっていこうという人もありますんで、何とか実現をしたいいうふうに思ってます。
それに向けてやはり行政ではなかなかそれをべったりかかってられへんので、コンサルティング、そのシティ・マネージャーをお願いするということになるんで、これはもう1年何とかお願いできたらありがたいというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
むらづくり推進課長に聞きます。サテライトオフィスの話で自然の家は地域的条件どうのこうのの話があったんやけども、サテライトオフィスをやれる公共施設ということで、小学校ね、野殿童仙房も高尾ですね、田山はちょっと無理かと思うんやけども、それも一緒にそれやったんと違う、ただ自然の家だけを絞ってやったんか、それを今後、今提案してるのは、高尾と童仙房またそのサテライトオフィスでどうのこうのっていう話になるのか、その辺どうなってます。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
自然の家も含めまして、ほかの施設も含めて検討をしてもらってました。それで、それについて自然の家のほうはだめということが一応結論が出たんです。あと、高尾とそれから童仙房についてもその周りにお店がなかったりしますんで、というところで今は田山の中の施設がありますんで、小学校の跡地、生涯学習センターはどこもいっぱい詰まっている状況でございますので、やまんなかであったり、可能性としては婦人の家であったり、そういったところを今回改めてどういったそこを利用すればどういった間取りになって、どんなものが必要なのか、企業を誘致するのも含めて対応していただこうというふうに思ってます。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
自然の家はだめやというのじゃない、言うてた業者は自然の家はあかんということになりましたよということで、自然の家の利用については、まだこれからこの業者に、A社はあかんだけども、B社、C社、D社をこれから探してもらうというのは今この仕事をやってますということで、それが自然の家やったらええのか、高尾小学校跡地やったらええのか、童仙房のええというのかというのはまだその業者によってね、あるんで、うちはあいてるとこありますんで、そこを利活用するという意味でこれからこのシティ・マネージャー頑張ってもう一年頑張ってもらわんといかんなというふうに思ってる。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
くどいようですけども、1,160万ばかりのお金が何か創生推進交付金570万のひもつきで、何か調査委託をせないかんような理解をしたんですけども、そうじゃないと、自然の家で地理的上、業者がかわればかわるかもわかりませんけども、村長の言う、その自然の家で近隣に店がないどうのこうのっていうことになったら、あっこが条件悪かったら野殿童仙房はもっと条件悪いで、高尾も条件悪いですわね、地理的にいうたらですね、環境も含め、環境はええかしれんけども、そこで生活して、オフィスとしてつこていくねんやったら減点されますし、そこんとこに住まんことには帰りもできひんというような状態になる活用しかできないというふうに思うんですけども、その辺はシティ・マネージャーですか、そこへお任せして来る企業探してきてくださいよということで、売り店出してますよという理解をしたらええのかどうですか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
入ってもらえる業者の募集も含めてシティ・マネージャーにお願いをしております。その中でちょっと私も、言葉足らずやったんですが、村長のおっしゃるとおり、ひっぱってきた業者が自然の家やったらちょっと都合悪いけども、田山あたりやったら可能性ありますねっていうふうに言われておりますので、その方向で進めております。
○委員長(梅本章一君)
ほか、総務費。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
資料の18ページです。
東部3町村の地域コミュニティということで、加茂まで今、車行っているんですけども、去年は試行ということで、京都府からのお金でしたね、今回はもう単費になっていると、この568万円のお金を使うだけの効果が上がっているのかどうなのか、去年の試行を経ての総括をしていただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
この広域バスですけども、昨年の10月から試行を経ながらですけども、昨年10月から本格運用になってございます。当初この業務については3町村と京都府が主体になってやってるわけなんですけども、実施を主に南山城村になってやらなければならないのかなというふうなことで、29年度は予算計上させていただいたわけなんですけども、それが実施主体を相楽東部、加茂以東の交通対策協議会、ちょっと正確な、JR関西本線加茂以東沿線地域公共交通活性化協議会、そこがそれが京都府と3町村が主体になってる協議会なんですけども、そこが実施主体となりました。
今般、実施主体がそこになっておりますので、そこがいわゆる法律に基づいて広域バスを運営していくというふうな形になっておりまして、応分の経費を3町村割で頭割りをしておるというふうなところになってくるわけなんですけども、全体を通しまして昨年度よりは若干予算も下がっているのかなというふうにも思ってますんで、昨年の10月本格運用されてますので、私どもも極力出張等には乗ったりはしておるんですけども、なかなかまだ満帆でなったというふうなことも聞いておりませんし、ただ、JRが普通になりました、昨年の台風21号で、そのときはもうそれこそ笠置町から苦情が来るようなぐらいで、笠置では乗れへんような状況でしたんで、やっぱりJRを補完する形での公共交通網というのは当然必要になってくるのかなというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
JRがない時間帯にはね、助かるという話も聞いているんですけども、ぜひね、今回の先ほど言うてましたバスの話ですが、このバスと、この広域バスと、それからコミバスと、月ヶ瀬口の駅で同じような時間に出たりしているんです。そういうことも考えて村のバスのほうの時間割は考えていただきたいと思います。
それから、もう1つ加茂までじゃなくて、木津まで行ってもらえたら山城病院に行くときに助かるんだという、村の人たちは結構それが、その利用もあるのでね、それだったら駅の階段を上らなくてもバスで行けるからという声も聞くんです。その辺、前にもお願いしたと思うんですが、その検討はどうですか、木津川市の中に入るのは難しいということでしたが、どうでしたか。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
加茂、木津間におきましては、それこそ有料で走らせてる路線がございますので、なかなか無償でそっちまで行くというふうな路線を確保するのは難しいかというふうに考えております。それは今までと答弁を変わりません。
ただ、今後、今後の話ですけども、それこそ村バスなり、コミバスが全有料化になった場合にはそういうふうな方向も考えていく必要もあるのかなというふうには考えております。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
以前話したときには、府のほうのね、試行でね、無償だったと思うんですよ、その無償のバスが木津川市内はくるりんバスやったか何か名前忘れましたけども、200円ぐらいのお金とっていると、競合するような話だったと思うんですが、今は有償なのでその理由は当たらないと思うんですが。
○委員長(梅本章一君)
「総務課長」
○総務課長(辰巳 均君)
確かに済みません、ちょっと勘違いをしておりまして、うちの村バスのことかというふうに思ってましたんで申しわけございません。
確かに、一部木津川市に入っていきます。木津川市は木津川市でいわゆる同じような路線を、コミバス運営しているんですよね。そういうふうなことも含めまして、なかなかいうたらうちの、うちのというか、広域バスも木津川市、加茂通っていくわけでして、それを利用して銭司の人やら乗ってもろたらええやないかというふうな話もあるんですけども、なかなか町村間が違いますので、そしたらどうぞというふうな話には現在のところなってないような状況でございますので、今後の話としてはそういうふうな方向性も実際のところ具体的に考えていかんのかなというふうには考えております。
○委員長(梅本章一君)
終わりましたか、総務費。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
済みません。20ページですね、資料20ページ。
地方創生推進交付金事業、ここの委託料ありますね、商品開発、PRどうのこうの、サテライトオフィス誘致事業とかいうて書いて、ここの趣旨、目的、実施内容を見ると継続費でもっと早く気がついてたらよかったんけど、魅力ある村づくり事業と、
地方創生推進交付金事業って、よく似た内容やというふうに思うんですけども、ここにも何回も言います、サテライトオフィス誘致事業というのははっきり書いてあるし、商品開発の委託とか、書いてあんねんけども、これどこへ委託して、どう実施されるのかお伺いをいたします。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
済みません、ちょっと済みません、お待ちください。
済みません、お待たせいたしました。
この531万円の内訳でございますが、500万円については、道の駅への商品開発であったり、販路開拓の経費でございます。あとの31万でございますが、1つは交流スペースややまんなかの浄化槽の委託、浄化槽の管理委託で6万円、それと、あとスマートワーク・イン・レジデンスっていいまして、京都府が主体になりまして笠置町、和束町、それと南山城村で企業誘致のそういった推進協議会というのをつくっておりまして、そこへの委託金ということで25万円でございます。これにつきましては、3町村で実施をするサテライトオフィスなりの誘致の活動を行う団体を京都府と笠置、和束、村でつくっておりまして、それの負担金ということで25万円でございます。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
ほんなら、500万はもう道の駅へ商品開発として委託しますよという理解で、後で答えてくれたら、もう1ついきますし。
それと、先ほどそのサテライトオフィスどうのこうのっていう魅力ある村づくり事業の中で、その話をさせてもらったにもかかわらず、ここでまたサテライトオフィスの誘致に向けた京都府も入った3町村含めたとこでも同じことしてるんやね。私らから見たら同じことを目的が一緒のことを2つのとこでやってんのかというふうに思うんです。
それやったら、交付金が1,400万に対する700万やさかい、創生推進交付金事業やったら2分の1もらえるんやったら、これこっち来たらええやないかという単純にですよ、ここのコンサルティングに1,100万、1,000万払ってるんやったら、この部分なくして、ここのとこでサテライトオフィスの誘致事業をやったらええやないかと、細かい話ですけどね、同じようなことを2つしとるねん。3町と京都府と入った分と、村単独でやってるねん、そんなあほなことせんでもええやんっていうことになるんですけども、その辺はどうお考えのか、その商品開発は道の駅に委託をする500万やね、そっから道の駅がその成果としてこんなんできましたというのは当然500万委託料やから成果は返ってくるわけですね、その辺。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
まず、財源の話でございますが、地方創生の推進交付金事業についても2分の1の補助がございますし、先ほど申し上げました1,000万と150万の部分についても2分の1の補助が当たっておりますので、両方とも当たるということになります。
それと、1つ先ほど申し上げましたサテライトオフィスの誘致については村が独自でひっぱってきていただくということで、1つシティ・マネージャーにお願いしているところでございますし、こちらについては3町村の中で一緒に進めていくということで、和束町が大部分の負担を笠置町、済みません、和束町と京都府がされてるわけなんですが、うちのほうもそれに乗っかって誘致をされているところを村のほうへもこんなところがあるよ、道の駅はこんなんあるよ、やまんなかではこんなことしてるよ、来てくださいというふうなことでのツアーを組まれる予定になってます。そのツアーであったり、パンフレットであったり、こういったことを村はこういったサテライトオフィスの環境ができてますよと、そういった広告も含めてその推進協議会でしていただくという内容となっております。
それと、道の駅への商品開発、それから商品開発、販路開拓も含めてなんですが、いろんなところへ、例えば先週ですとあべのハルカスへ行ったり、または東京のほうへ村のアピールも含めて行ってもらったりということで販路開拓をしております。そういった費用も含めて、成果品を出していただく予定にはなっております。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
報償費ですね、50万、ワークショップ講師の報償費、これの内訳についてもお伺い、この内容についてお伺いをいたします。
それと、ひつこいようですけども、商品開発を道の駅に委託をすると、商品開発じゃない販路開拓も含めてということで、当然道の駅の運営については指定管理料は電気代、維持費だけの話で独自でやってるんですけども、今度、商品開発部門、販路開拓の部門については、創生交付金事業を充てて支援をしてると、道の駅の販路開拓並びに商品開発の部分は、この交付金をもって支援をしているという理解でええのか、2点。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
まず、報償費のワークショップの報償費でございますが、これにつきましては古民家の改修のワークショップと、それからやまんなかでのワークショップというのを開いております。といいますのは、古民家が出てきた、その古民家も改修が必要なところであるというところで、参加者を募って参加費をいただいて、改修を講師さんを招いてその人の指導のもとでワークショップをすると、すると、やまんなかについては小屋づくりであったり、ウッドデッキであったりというようなところで、そのやまんなかの機能を充実させていくと、それも業者に発注するんじゃなしにワークショップで参加者に来ていただいて、それで、村を知ってもらい、交流も含めながら進めていくという内容でその講師の謝礼となっております。1回2万円の2名で来ていただいて、5日分、それがそれぞれ古民家の改修のワークショップとそれから、やまんなかのワークショップそれの費用でございまして、20万円ずつと、それから、空き家相談会というの実施しようと思ってまして、それの講師の謝礼も含めて50万円ということになっております。
それと、道の駅の部分についてはおっしゃるとおり、その販路開拓なり、ワークショップ、それからデザイン等も含めた支援ということになると思います。
○委員長(梅本章一君)
ほか、ありますか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
今の関連の質問ですが、せんだって募集をかけてたのはここで働く人の募集だったんでしょうか。3年間の嘱託というか、商品開発とか、違いますか。16日が締め切りやったと思いますが、違います。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
募集はうちの課ではかけておりませんが。雇用促進、雇用促進協議会の分、雇用促進協議会で3年間、厚生労働省の委託を受けて27、28、29と実施をしておりました。うちのほうのオフィスのやまんなかのところへオフィスを構えているんですが、それがまた、失礼しました、やまなみホールの中の一室を借りて商品開発であったり、それから雇用の促進の講演であったりというのを実施していたんですが、それがまた今回、また採択をされまして、あと3年間そこで雇用促進のことを村のほうの経費ではないんですが、厚生労働省の委託を受けてしてもらうということになっております。それの職員の募集でございます。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
3年間というね、その人が自分の一生かけてそこで頑張ろうかというあれじゃないんですよね。ないよりはましというたらあれかもわかりませんけども、それで応募者はたくさんありましたか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
はい、先ほど雇用促進の制度なんですが、これは厚生労働省のほうが、村のほうで協議会をつくるんですが、それでそこのほうで実施をするということになりますんで、むらづくり推進課のほうで募集してるということではなしに、雇用促進協議会で募集するということになります。
それは、村のほうでの雇用、有効求人倍率とかも低い中で、そういったことの支援をするということで、厚生労働省から全てお金をいただいて、それで実施をするという内容となってます。
3年間といいますのは、一応その3年間のほうで成果を上げるということになっておりまして、続けて継続して採択される場合もあるということになります。一応期限が切られておりますので、それを長いこと、3年を5年にするなり、10年にするというのはできなくて、一応3年の区切りということになってますので、それを超えて長いことしていくということにはならない。村のほうの歳出はないということでございます。事業としては3年区切りの事業ということになります。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
実際仕事を探している方はおられるんですよ、だけどやっぱりネックは3年しか働けないということでね、応募したくてもやっぱりそうじゃないもっと続けて働けるところをと思われるわけです。村の中で結構この間、アルバイトというか臨時職員というか多いですよね。道の駅の職員にしてもそうです。道の駅がちょっと人の入りが悪くなったらそういう人たちに働く日にちや時間を短くすることで何とか乗り切ってきてたという話も聞いているんですけど、そういうね、村の中の不安定な雇用の人たちのことを村長どんなふうに思ってますか。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
道の駅が不安定やというふうな認識はしておりませんけれども、時間帯、忙しいとき、おかんの弁当をつくるのに夕方まで必要ないから、午前中だけというのもあると思います。
ですから、雇用促進も3年間で切れてしまう、そういうこともあって安定して努めるとこが少ないということもあって、企業が入ってもらって、そして安定して雇用があるようにというのを京都府からも指導を受けてきておってですね、その企業はもうずっとフルタイムあるわけですけれども、そういう安定した企業がうちにないということがね、非常に残念やと思ってます。
ですから、今回のシイタケにしたって、お茶の碾茶工場にしたかって、きちっと働ける場所ということになりますんでね、それは一定メリットがある、出てくるというふうに思ってまして、私はそういう意味で京都府もおまえとこにはそういう働ける場所をつくらんかったらあかんでって言うて力をかしてくれてはって、村もそれに応えるためにいろんな努力をしていこうということでございます。
議員おっしゃるように安定した雇用の場をつくりというのも、これからは積極的に進めていかなあかんと思ってます。
○委員長(梅本章一君)
まだ、続きますか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
村長が言われるね、今シイタケの工場のこと言わはったけども、あれ働く人のほとんどは結局アルバイトじゃないんですか、それだけちょっと言うて終わりたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
ちょっと1ページ戻るんですけど、19ページの資料ですけども、PDCAサイクルの実践とAI活用による高齢者向け生活支援サービスの試験運用に向けた取り組みを行いますと書いてますけども、AIというの、去年タブレット端末ですかね、何かAIが出てくるソフトが何か配付されてちょっと見ましたけど、例えば任天堂とかのゲームソフトのAIのほうがちょっと、よっぽど賢いかなと思いますけども、あのAIで、例えばね、どういう支援をしておられるのか、高齢者の生活支援というものであれば要介護とか、要支援の福祉のサービスで買い物の代行とか、家事支援とか、そういうこともできるわけですし、AIを使って、一体何をどういう支援をしていくのか、ちょっと具体的にわかるような形で説明していただきたいと思いますけども。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
1つ、道の駅の機能といたしまして、高齢者の生活支援という部分を担うという分も1つ機能として掲げてきたところです。それで、主に考えておりますのは、買い物弱者対策ということでございまして、買い物に行ける、バスに乗れるという人については、道の駅へバスを使って村民百貨店で買い物をするというのも1つなんですが、それ以外にバス等がなかなか乗れないという方については道の駅からも含めて商品配送すると、タブレットを使って例えばしょうゆが欲しいなり、ワサビが欲しいなり、そういった格好で注文をしてそれを道の駅で受けて、それで商品を配送するというところを1つ高齢者向けの生活支援サービスということで考えております。
そのほかにも交通弱者対策として、前に実験をされてたわけなんですが、交通のバスの運行時間がわかったり、また1つの方法としては、例えば今までお葬式のお知らせであったりというのは文字で見えてたもんが今は放送だけになっていると、それを文字を見せるということで、広報が円滑にいくということも含めて高齢者対策として、想定をできるというところであるというふうに思っております。
○委員長(梅本章一君)
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
そしたら、道の駅のほうで買い物するためにAIを導入して、タブレット端末を配って注文をとって道の駅の職員が配達に行くいうそういうことを想定しておられるのかということと、例えば道の駅の村民百貨店ですが、例えば高齢者がお酒が欲しいと、配達してくださいと、そういうことも、そういう形になるのか、道の駅の村民百貨店自体が余り利用されてないということちょっと聞きますけれども、例えば、それが高齢者の支援に本当につながるのかどうかということと、総務課のほうでもバスの運行状況について、どういう時間帯に、どういう運行をしたら効率的に利用してもらえるかということとか、ルートとか、時間帯とかを総務課のほうで調べてますということと、それとどういうつながりとか、連携はとれているんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
今のところまだ具体的にこういった使い方ができるというのは、示されてないわけでございます。実際に運用する格好になった中でこういった使い方ができひんかというのを提案した上で、それができるか、できひんかというのは確定してくるわけなんですが、今のところはそういった使い方ができるというふうにこちらのほうで想定しているというところでございます。
それで、三重、道の駅も含めての配送というのは一番、ちょっと想定できるところかなというふうには思っております。それでよかったですかね。
○委員長(梅本章一君)
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
エルブズという会社ですけども、エルブズという会社を選ばれたその理由とか、エルブズは今やっている部分について、どういう実績が今のところ上がっているかちょっと最後に説明お願いします。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
エルブズといいますのは、TISという会社、大きい会社がございまして、そこでの子会社という格好でされているところでございまして、今のところは実績といいますか、AIを使ったそういったシステムというのは開発をされているところなんですが、それをどこかが今利用しているということの実績はまだ今のところないというふうに聞いてます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
ここで、暫時休憩をしたいと思います。45分、45分から行います。
(休憩 15:33〜15:45)
○委員長(梅本章一君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長(梅本章一君)
今の雇用促進につきましては、商工費に含まれるということで、ちょっと途中までいきましたけども、齋藤委員その辺ですか。
タブレット、AIのほうはむらづくりの総務ですけど、雇用促進のほうは商工費ということですので。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
済みません、むらづくりの課長の言葉じりをとって申しわけないんですが、先ほど回答で、タブレットをですね、バスの時刻とか、広報のかわりに使いたいというふうなことも発言されたんですが、ここまでくると高齢者じゃなくて、村全体にかかわってくるんじゃないかなと思うんですけど、そこ辺はどうでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
活用、想定できる活用の方法としての事例、想定できるものを言わせてもらいまして、一応高齢者の生活支援サービスとしては、例えばタブレットを使って、人が写ってて、それでそのボタンを押すと、例えば道の駅のやつを押すと何か欲しいんですかというふうな答えになりますし、また、例えば役場であったり、社協であったりというふうな、警察も含めてそういうふうな対話ができるようになってます。そういうところから言うと、例えば、ちょっとぐあいが悪いんやと、調子が悪いというふうなことで、まあいうたら対話でできますし、そういう部分では高齢者の生活支援ということになってくるかというふうに思います。それと、道の駅の深夜発送も含めてです。
どのあたりまで、そのタブレット使って生活支援を行うかという部分については、こちらのほうでしてほしいと言うてもできない部分もあるかもわかりませんので、それは今後どの部分ができる、それをしようと思ったらどれぐらいの費用がかかるということが出てくると思いますんで、ちょっと今はまだ活動ができるまでの製品にはなってないんで、それも村のほうとして、これをしてほしい、それがどれぐらいかかるのやって、そういう折衝も含めて今後進めていくということです。
今は、それの活用ができるような実証実験を30年度に行うという内容となっております。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
先ほど言われた、この広報とかはね、やはり今、前のテレビやった、防災無線がただ単なる一方通行でそういう即消えるとか、見えないというのありましたんでね、今みたいな、予想ができるなら、無理やり高齢者と固めなくて、やはり大きい立場でね、先ほどの広報の問題なりも含めた検討をですね、していただいて、それに対してまた別途費用が要るなら費用が要るでいいんですけど、やはり住民の立場で考えて、この広報というのは、やはり前の防災のテレビと近づきますんで、そこにも含めて、ちょっと検討も含めて、お願いをしたいと思います。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
ほかありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
総務費、総務費終わりますけど大丈夫ですか。
そしたら、次、民生費、民生費。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
23ページ、資料の23ページですね。
ここに、超高齢化社会を迎える南山城村は一定介護サービスを必要とする高齢者の福祉施設整備に関する調査研究ということで、基本設計の業務委託で216万持ってきているですが、ここで考えられている場所はどこですか。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
場所については、まだ今のところ未確定でございます。今般2月末に高齢者福祉計画、介護保険事業計画の計画を策定いたしましても、その方向に沿って検討を加えて運営等も合わせて検討をした上で場所も合わせて検討していくということでございますので、御理解のほどをよろしくお願いします。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
じゃあ、この基本設計業務委託というのは、どのようなことをされるんですか。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
そういったどういうサービス内容になるのか、それに伴う施設はどんなものが必要なのか、それを方針が決定したものについて、施行場所についても確定をした上で、その中で建築の基本設計を検討していくということになろうかと思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
この予算、30年度中にされると思うんですが、その場所設定はいつごろの予定で決められて、どのような形での日程で組まれるのか確認します。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
目標といたしましては、この30年度早いうちといいましょうか、上半期を目指してということになろうかと存じます。
○委員長(梅本章一君)
ほか、民生費ありませんか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
この設計の話なんですけども、何をつくるかがはっきりしない限り、設計もできないと思うんですよね。
○委員長(梅本章一君)
今のってどの設計ですか。
○4番(鈴木かほる君)
同じとこです。
何をつくるかもはっきりしないままで、設計はできないでしょという話なんですが、どういう施設になるかっていう、どんな介護の仕事ができるかというのは、どこでどんなふうに決まるんですか。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
これは村が主体的になって関係機関等との協議、調整をした上で、運営から施設設計をしていかなければならないというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
関係機関と言いますが、どういう関係機関なんでしょうか。何か、策定委員会の中にもこの前の一般質問のときにははっきりしませんでしたけども、あそこから推測されるのは福祉センターのあたりのどこかかなというぐらいの推測になってくるんですけど、もう少し具体的なイメージお願いしたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「保健福祉課長」
○保健福祉課長(山本雅史君)
まだ、これは全然確定しているわけではございませんので、何とも申し上げられにくいんですけれども、事業者のアンケート調査もやったわけなんですけども、そういった関連の事業者の算入はないということもありますので、今後は今デイサービスをやっていただいております、デイと訪問のサービスを実施していただいております南山城村社会福祉協議会がございます。そことの調整がもうメインになっていくのかなというふうに考えます。
その中で、場所についても具体的に検討を加えていきたいというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
ほか、民生費ありますか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
同じ項目についての質問になるんですねんけどもね早取りをするために、予算の要求はなされるのはいいことだと思うんですけども、過疎計画では平成31年度に財源がなっておりました。これどのような財源を利用されるんかわかりませんけども、その財源の内容ですね、やはりお示しをしていただきたい。
過疎債で提案されたのは9月の議会なんです。それであればこの過疎計画についても一定変更が生じてくるんじゃないかなと思うんですけども、その辺、明確にお答えをいただきたいと思います。
それともう1点は、若者住宅についても同じように同年度の31年度に計画となっておりました。これは見落としをされております。午前中からでも質問、いろいろな中でも人口をふやすためにということで、村長もいろいろ熱弁ふっておられたんですけども、それは、ついては見落としもされております。その辺で一貫した予算要求ではないのかなとこのように思って、ちょっと異議を思うんですけども、その点、どないなっているのか、お答え、質問お願いします。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
当初、過疎の計画は9月の定例会で御提案をさせていただきました。それぞれ5年間の債務負担行為をとってまして、その中でちょっと過疎、過疎債がとれるというふうな形の中で、事業の割り振りをさせていただいているところです。
この過疎の計画につきましても、辺地の計画と一緒なんですけれども、時点での修正が必要なってこようかと思いますので、今後のまた議会定例会におきまして、また、過疎の計画の変更等対応させていただきたいと思っております。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
若者住宅の計画が載ってないという話ですが、計画している場所というのは、養豚場の跡がまず1点あります。ニュータウンの空き地も2つあいてるんですが、そこ集合住宅ができないという村の、村からできませんよと大倉に言った関係上、村がそれをやめてうちでやるということはなかなか勇気が要る話ですんで、ここは諦めざるを得ないのかな。
そうなってきますと、今、言うてる上仲の養豚場の跡の一部を使うしかないかなというふうには思ってますが、今まだ上仲さんとこの用地がまだ確定、村のほうに今、移譲できない状態になっておりましてですね、できない以上計画が進めていけないいう問題で、考え方としてあっても具体化が進められないという状況になっております。
ですから、早急に用地の確保をいたしまして、確保した段階で具体的な過疎計画の変更あるいは基本的な設計費なんかも出していきたいなというふうに思ってますんで、早ければ補正対応でやっていくいうことになろうかというふうに思います。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
若者定住住宅につきましては、ここにうたっているわけじゃないんですが、先ほど申し上げました地方創生の、済みません、魅力ある村づくり事業のコンサルティング業務の未来の株式会社のほうへ委託する中に、その項目も含めて委託をしようというふうに考えております。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
変更されるということで、これは30年に出してくる、表に出してくるということになると、30年度に予定していたものが後になってしまうんですね、その辺の整合性はとれているんでしょうか、予算書だけでは読み取りにくいんですねんけども。
30年度と入れかえするんやろ。30年度の計画後、後追いになってしまうからと。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
過疎の計画につきましては、また年度ごとにですね、見直しをかけていくというような状況になりますので、また、その辺予算とともに反映をさせていきたいと思っておりますし、できるだけ過疎債の使えるものに対しましては、過疎を使うというふうな形で財政運営に取り組んでまいりたいと思っております。
○委員長(梅本章一君)
続けますか。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
過疎債で予算の財源内訳を、ひとまず過疎債を利用するということでよろしいんですね、これは、それだけ確認させてもらったらいいかなと。
○委員長(梅本章一君)
「税財政課長」
○税財政課長(杉本浩子君)
若者住宅の部分について、まず、先ほどむらづくり推進課長の申しました1,000万のうちのコンサルティング業務の中で若者住宅についての分では委託料で見ているということに関しましては、これは地方創生推進交付金2分の1の国庫を充ててございます。
それと福祉施設整備調査事業、こちらにつきましても地方創生推進交付金の2分の1という形で
福祉施設等整備調査事業の予算額といたしまして、227万円でございますが、この部分につきましては113万5,000円、2分の1ですので、その部分につきましても地方創生推進交付金を充てております。こちらのほうちょっと済みません、過疎ではございませんでしたので、はい、失礼いたしました。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
ページ、23ページ。
福祉施設等整備調査事業、鈴木議員も質問されたんですけども、担当課長からお答えいただいたんは、場所は未定やし、そのサービス内容もまだ未定というか、決まってないというふうな答弁がございました。私一般質問した中で村長とのやりとりの中で、お泊まりデイとかいう言葉が出てきたように思いますし、それを委託する事業者っていうたらもううちの社協しかないと、新しい参入企業はございませんと、社協さんがやるねやったら場所が一番近いのは保健センター、今の現状のとこで空き地なのか、村長まだあの中でも、あの中ででも検討するっておっしゃったん覚えてるんです。
そやから、上仲さんのとこはちょっと場所離れてるから、問題あるなということで、若者住宅か何かそれはええとして、もう一つ医療施設、後で出てきます医療施設のあの中のエリアでも規模によってはやれるということになんのか、福祉センターのとこがだめやったら、下へおりてくると、医療施設はあるいはホテルはあるわっていうとこに来るのかどうは別として、その辺も含めて検討されるというふうに理解をするんですけども、まず、それ何をすんのかぐらいの話はもっと確定をして、答弁をしてもらわんと、今から何サービス提供するのかっていうふうな答弁、場所も限定されてないような、もうちょっと福祉センターで検討する、そやけど狭かったら、ここへおりてくるとかね、もうちょっと具体性のある答弁をしていただきたいと思うんですけども、その辺どうですか。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
まだ、社協と具体的に突っ込んだ話はできておりませんので、今あやふやな話になっております。私としては社協の会長さんと協議をした中では、社協、おまえとこしかやってくれる業者おらへんねわと、いろいろ募集してんけど、誰も来てくれへんと、だから、おまえにしてもらうしかもう施設はできていかへんでという、三役に話をしました。そんな言うてもうてもって言うから、お金の話は別として、一体どうやねんと、お金は後で計算してな、どっち持つねんという話はしようやないかと、おまえとこができるのはどこやねんという話したら、うちがやれって言われたら、保健センターを中心にやるしかないですわと、こう言うから、これはまだ、会長、個人の考え方の中で、社協全体でどうするかって話はしてないんでね、そこまで詰まってきてます。
あとは村の担当課も含めて社協も事務方も含めて、そこでやるとすれば、どこまでつこて、どんなもんできるか、面積もはかってみてというのが210万の中に入ってきて、面積して、どんなもんええかいうて見て、どんなもんができるねやというとこまで、基本設計をやらんかったら、本設計やっていけへんので、210万使わせてもらって測量したり、度量計算してみて、どんだけ土とって、どんぐらい費用かかるかってやつ、とこら辺までは、ちょっとやってみたいなと。わしとしては、やってくれるとこで、やれる施設をつくっていきたいなと、できるだけそこで効率よくつくっていきたいなと思ってます。
でないと、ええこと言うたって、絵にかいたもちになって、誰が担うんよって話になってきたら社協、わしはそんなんできへんわ言われたらしまいやから、そういうことをこれから詰めていきます。できるだけ早い時期に新年度この予算が通りましたら、早急に来ていただいて、具体的にそこでやるとすれば、何するでと、何が一番必要やねんというのをこれから詰めていきますんで、仮称やけども、この間、言うたのはお泊まりデイぐらいしかできへんのとちゃうかなというの、それがええか、悪いかは別として、また検討します。もっとこれが欲しいねんというのあるかもわかりません。
だから、それは果たしてそこにできるか、できないか、わからへんので、今決まったことは言えませんけども、僕としては担ってもろて、早う答えを出さないといつまでこの話をやってんねやということになるんで、早いことやっていきたいなというふうに思ってまして、そういうとこら辺までは社協との話はできてますけども、具体的にじゃあ何部屋あって、それ何ぼ要るさかいにどんな施設が要る、それやったら何ぼ金かかるさかいに、何ぼうちはこんなんではやっていけへんというような話はな、まだできてませんので、そこまでやっぱり詰めていかないと、建物は建てられないというふうに思います。
以上です。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
そういうふうに答弁してもろたらね、何ぼか納得する部分はあるんですけども、先ほど、担当課長から言うたら、後で言うといたって。そやから村長のおっしゃるようなできる、そうだったらもう福祉センターのあの中であいてる土地な、ほんならもうこんだけしかあれへんってわかってるわ誰が見たかってな。そこにやろうとしてるサービスを提供する施設が入るのか、入らへんのかって、検討したらすぐわかりますわな。そういうことを具体的に言うてもたらこっちもすとんと落ちるけど、場所わかりませんねん、何サービスするのかわかりませんねんでは、何をしてたんかわらへんということになりますし、村長がおっしゃいました、最終的に社協さんが受けてくれへんなら、俺は一生懸命やろうと思うねんけども、社協が受けてくれへんさかい、できへんねんわっていう話になっちゃうと、ずっとできへんことになりますんでね、村長もその辺はよく承知をされてると思いますんで、その辺も含めて、そらもう村が変な話、単費でも負うて人件費の補填をするのか、その辺までお考えは持ってはると思うんです。まだ言えへんだけやと思いますけども、そこまで腹くくってやらんことにはね、できひん事業なんで、期待をしておきますんで、一刻も早く結論づけるよう進めていただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
ほか、民生費、民生費ありませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
じゃあ次、衛生費。
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
済みません、24ページの未給水地域解消事業、内容はよくわかるんですけども、ちょっとさかのぼって、お聞きをして、山村副村長が多分答弁された思うねんども、こんな金で未給水地域の計画できるのかというたら、それは自力でやりますと、自分とこで担当課でやりますっていうふうなニュアンスの答弁を覚えているんですけども、この辺どうであったか、お答えいただけますか。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
この野殿童仙房の未給水地域については、念願のずっとの課題でございましたので、ただ、簡易水道施設を上で設けるというのは多額の経費がかかるということのデータ出ていたのがあったわけですが、その後、このままずっと放置するということでも、移住定住にも差し支えがある。また、住民の飲料水の水質がやはり安全対策になってないというデータで出た中で、村としてあの上で飲料水を供給できる方策を村で探しますということは答弁させてもらったかなと。
その中でただ、専門的な検査あるいはこれを公共井戸にするのか、あるいは別の飲料水供給施設というのは別にあるのか、こういうものは業者等を確認しなければなりませんので、去年からまたこれを動かしまして、去年は水質調査であったり、そういうことをさせてもらって、いよいよ今年中に本格的な施設の設計なりを決めるというあらわれが、この594万で解消計画を作成するというのがこの業務になってくると思いますので、この解消の計画作成をする中で、どんな施設、設備をするかということを決めつけるわけなんで、この辺は専門的なコンサルを踏まえての委託料が必要になってくるということで、今回提案させていただいていると思います。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
済みません、具体的な未給水地域を解消するんやと、今水質検査の結果は出ました。大体どの地域がこういうことやということが出たんで、それともこれ基本的に野殿も童仙房も全地域というんですか、まあいうたら童仙房のある地域で硝酸、窒素がある地域って限定されましたわね、この辺だけを共同井戸か何かだけでやることを考えてはるのか、まあいうたら童仙房全部に給水、共同井戸なのか、いろんなタイプがあると思うんですけども、野殿も含めて全部を対象にしてるという理解でええのか、局部的に悪いというとこだけをされようとしているのか、この辺どうですか。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
担当課に指示しているのは、まず、全地域する工法はどういう工法がある、あるいは特定した地域でやる場合は、例えば集合井戸、この部分だけつくるとかいうのをする。そして、区の意向を聞いていかなんと、かなり年月がたって、以前に区の要望であったり、いわゆる調査した段階でも、やはり個人の負担金を幾ら払ってやれる件数は、そしたら全戸確保できるかというと、なかなかそうではないような状況にもなってるということ、両方、総合的に考えた中で最終的には全区域になるか、一部の区域になるかというものを今年中に決めていきたいなというふうには思っております。まだ未定です。
○委員長(梅本章一君)
「奥森由治議員」
○6番(奥森由治君)
今のとこが重要なポイントで、私はもう負担金払うのかなわんさかい要りませんというたら外していくっていうふうなことに理解してええのかどうか、やっぱりその地域というんか、何組だけはこんだけはもうこんだけでやりまっせということなのか、今の答弁やと分担金払うのかなんし、わしは井戸でええわって言うたら外していくのかっていうとこはどうです。
○委員長(梅本章一君)
「副村長 山村幸裕君」
○副村長(山村幸裕君)
今現状はフィルターかけて飲料水を何とか暫定的に飲んでもらっていると、ここに対しては公共的にはいつまでもそういうことほっとけへんやろと、しかし、適質な井戸でこれで十分たってるというようなところもあるわけなんで、その辺の中で公共性の簡易水道施設をするとなればこれは全戸加入してもらってというふうに進めなければならないわけですが、どういう工法でどれぐらいの事業費があって、これのこちらも費用対効果も考えな、今後の経営上維持も考えな、こういうことを考えるわけなんですが、内容的にどんなサンプルができ上がってくるかわからないんで、それができ上がった中で考えられる方策、考えられる施設はこんなんがあるというもんができ上がった段階でまず区のほうへの相談をかけていきたいと、区の意向はどうやという、その動向も踏まえながら、これは全域やはり行政的に強制的でも入ってもらわなこの施設はつくれませんというふうに持っていくのか、もう簡易的にここだけ水質の悪いところだけの何とか飲料水供給施設ができれば、地区としてもこんでいいというような判断になった場合は、そっちの方向を選ぶという方策も考えなんという、両方ありますので、その辺をまとめていきたいというふうに思ってます。
○委員長(梅本章一君)
ほか、民生費。
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
ちょっと1ページ戻りますねんけど、民生費のほうで、さっきの社会福祉施設整備事業の設計のほう民生費の23ページのほうに戻りますねんけども、設計業務委託216万かな、って書いてありますけども、今、先ほど奥森さんが質問されてたとおり、大体社協ができる範囲内で社協の敷地内で、例えばショートステイであればショートステイの事業所を開業するいう形になると思うんですけども、社協がですよ、社協が、村がこういう、この建物でということを決めて収容人数はこのぐらいでということを決めても、例えば介護保険事業ですよね、これ、もちろん。介護保険の事業所を開業されるわけですよね。
京都府がそれをこの事業所で認めます、この内容で、この設計で認めますいうことを認めてもらえるような設計業務の委託が、図面は引いたけれども、京都府のほうで持っていったらこの内容では認めませんいうことにならないように、事業所の設計のほうはちゃんとできるんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
小規模多機能なり、要するに保険対応でいこうとすれば小規模多機能とか、ケアハウスとかいうものでないと、補助金もないし、要するに保険対応にならへんというふうに思います。それができるかどうかということについては、あの場所では無理やと思います。ですから、前にも総務厚生常任委員会で視察に泰阜村にも行ってもらったんですが、村に合った施設、村にできることを村でやるというふうなことをしていこうとすれば、そういう介護保険なり、補助金対象にならない、村独自の事業になってくるんかなというふうに思います
ですから、議員おっしゃるように、介護保険法に基づいてやる事業には該当しないというふうに思います。村独自の施策でやるというふうにならざるを得ないかなというふうに、まだ具体的には京都府とは相談してないんで、一定事業者との話がまとまって、じゃあどこまでできるんかという話をしていきますけども、それは今のとこなかなか介護保険法に基づいてやる施設については、難しいんとちゃうかなと思ってます。
○委員長(梅本章一君)
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
そしたら、宿泊、ショートステイみたいな施設を想定して、そこへ訪問介護みたいな形で社協のほうが、夜間とかね、夜間にちょっと来てほしいねんけどというのを電話かけてくる、連絡してきますわな。当然泊まっておられたら、泊まっておられたら連絡がきて訪問介護の職員、介護職員が行ったとしたらこれは介護保険のサービスにならないということですか、これ。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
まだ、その辺まで具体的に、中崎議員ケアマネジャーですんで、その辺はようわかっておられますけども、まだ村のほうがどんな施設でというとこまでは決まてないんで、ちょっとこれからそういう内容を詰めていかんといかんのかなというふうに思います。介護保険が適用できるのか、できへんのか、あるいはまたお泊まりデイというのは果たして、それがね、介護保険法にそれが認められるのか、られへんのかという問題もありますんで、ちょっとその辺内容を調査をこれからする、していく。できるのはこんなんやけども、これは介護保険と違う、適用外になりますよとか、いろんな方法が出てくると思います。
ですから、まとまって、一定のことがまとまったら、また、議員の皆さんにもお知らせをして、こういうふうにまとまりましたという報告はさせていただきたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
ちょっとごめんなさい。私間違いまして、民生費で言うたんですけど、衛生費いうことで、ごめんなさい、ちょっと1つ戻りましたけど、衛生費ということで次よろしいですかね。
じゃあ、衛生費の続きの質問ということで、ありませんでしょうか。
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
25ページの医療施設の整備事業ということで216万、基本設計業務委託出てるんですが、この業務委託は、前全員協議会でも話があったんですが、ホテルを加味した施設をつくられるのか、ちょっと確認したいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
今のとこホテルとは別個の独立した医療施設になるという予定であります。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
いや、そうじゃなくて、ホテルを念頭においた場所的も含めて考えられているのかどうかを確認したいんです。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
レイアウトを今、仮のレイアウトしているんですが、ホテルはやぱっし向きもありますんでね、それと、それぞれホテルを主に考えて医療施設をあいたとこでするというそんな考えはございませんので、先から医療施設ありましたんで、その場所が少し歯科と内科の間がね、狭くなるかもしれませんけれども、そのレイアウトは変わらないと思います。やっぱり、手前にホテル建って、裏に病院があるっていうのはちょっとぐあい悪いんで、病院はやっぱり国道に見えるほうにおいて、ホテルは奥側に持っていくというような考え方をしてます。
つい最近ですが、まだ確定じゃないんですが、ホテルもほぼ決まるみたいです。ですんで、積水とホテルとは余計なとこいっちゃったんですがね、決まったみたいなんで、うちとしてはまだ協定結んでませんし、そこまでいってないんですが、そういうレイアウトの関係で病院が国道から見て、見えないようなレイアウトにはならないようにしていこうと思ってます。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
そういうことはね、基本的にはホテルを意識したものをつくられるという前提のもとに、今回、マリオットがホテル建てるということに対してね、この前の全協ではですね、資料ではやっぱり、日本人とか、外国人とかね、いう形での泊まりも意識されていると、それと和束やってる星野リゾートみたいではなく、やっぱり安上がりのホテルで、要するに、最低、夜の御飯を置いて、朝御飯ぐらいを用意をしているというようなことではないかなと思っているんですけど、いろんなマリオットの見たらね。
そういうところ、あんまり、怒られますけど、そういう例えばそういうもし外国の人が来て、考えれないというのは、要するに上のほうには学校があるんですよね、通学路の横にそのようなホテルをつくって問題ないのかね、そういう批判したらおかしいのかもしれませんけど、ないとも言えないような人たちがもし来られたときの、そういう子供に対する安全に対してどのような形で協定結ぶ前にやはりしとかないと、もし起こったと危ないですよね。そういうことで、通学路はまた学校の横にそのような安く来られる人たちの、外国も日本人も含めて外国の人が来られるようなホテルを建てて大丈夫なのか、ちょっと聞きたいと思います。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
私が東京へ行ったときに泊まるのはよく都市センターホテルというとこに泊まるんですね、その横が小学校なんですよね。何百人、部屋は300、400部屋ぐらい、20階ぐらいありますかね、二十数階あるんかね。ですから、それは危険がないというたら語弊がありますけどもね、外国人やから危険があるということにはつながってこないんじゃないかなと、日本人でも危険な人は危険でありますしね、そこら辺は十分今後考えられるいろんなエリアをフェンスで囲うとかね、旅行者、ホテル側との、うろうろとその辺でするんか、しないのかというのも出てきますんで、その辺の内容はまだホテル業者とはまだうちは来てませんので、そういうおっしゃったようなことは十分配慮しながらね、これから交渉を進めていきたいと思ってます。
○委員長(梅本章一君)
ほか。
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
同じく25ページです。このお医者さんが2件、ここへ来るという話なんですが、ニュータウンからただ単にここへ引っ越してくるだけのことにしかならないんじゃないかなと思うんです、住民的には。ここに両方のお医者さんとも夜も寝泊まりして、住みつくわけじゃないですよね。夜はお医者さんいないという状態は変わらないんじゃないですかね。というのが1つと。
それから、もう1つはどこまで村がお金を出す予定なのかということです。
○委員長(梅本章一君)
「村長 手仲圓容君」
○村長(手仲圓容君)
現状では、駐車場が少なくて住民に迷惑かけてるということもあります。齋藤議員あたしはその辺はよく御存じだと思います。地元の人から車よけてくれって怒鳴り込んで、わしもニュータウンの歯医者行っとったら、怒鳴り込んできて、何を怒ってんのやろうと思ったら、家の前に車置いてあると、俺、入れへんやないかというて怒ってはったんです。慌てて、患者さんが出ていって車よけたというのも目の当たりしてますから、そういう問題が日々起こってるんだなというふうには感じてます。
先生もどっちかいうと、もうここはもうやってられないという感覚を持っておられましたし、そのまま撤退されたらね、歯科もなくなってしまういうことにもなります。内科のお医者さんについても最近患者さんが物すごう増えましてですね、1診だけで大分お客さんに待っていただいているということがあって、今度、新しいとこでは2診つくって、1診、2診して内科、小児科というふうに分けてやっていこういうふうに計画をされてましてですね、ただ単に村にある医者がそこへ行くだけという問題じゃなくて、お医者さんの診療の内容が充実して、患者さんに十分な医療が提供できる内容になってくるというふうに私は思ってます。
よくぞ決心してくれたなというふうにお医者さんに感謝しているんですが、もうここ嫌やからどっか出ていくって言われたらそれまでですんで、そういう意味からも村が一定建物側は村で提供しますよ、用地も買っときますよ、そこで借地で、中身は自分の好きなような内容にしてくださいねというのを今お願いしてます。
村が土地買って、建物までするんやからお医者さんにはできる限りフルタイムをしてくださいねということは今お願いをしております。
ですから、夜どうかという問題についても、そら問題はありますけれども、夜いらっしゃらないのは現実です。
あっこの場所があいてしまって、こっちに診療所が来るとなれば、そこに新しい家建てるということだってできますよね。そういうことについてもこれから先生にお願いして、今、奈良市のほうに住んでおられる内科の先生もこちらに来ていただいたらありがたいなというふうに思うんで、その辺のことはまだ話はしておりませんけれども、こちらに住んでもらったら病院まで近いし、夜も診てもらえるし、お父さんがあっこに住んでおられたんで、うちの両親が最後のみとり、あの先生にお願いして非常によかったということもありますんで、これから先生にお願いしていきたいなと思ってます。
○委員長(梅本章一君)
衛生費、ほかないでしょうか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
ないようですので、農林水産業費。
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
農林水産業費のこれは、農業振興費ですね、ページ、80ページで、田舎暮らし推進事業、30年度から新たな施策になるようですが、実は押原地区ではソバ、高尾地区では黒豆でやってきた経過があります。その辺の中で村は最初京都府の施設を引き継ぐ形で村として実施してきた経過という4年、5年続いてるかなとこのように思うんですねんけども、その辺でことしはもうやらないということが、この予算書を見る限りはっきりしたんですねんけども、じゃあ今まで何年も通ってきていただいた方のほうの対応、対処、どのように考えておられるのかなと、一気に南山城村を嫌いになってしまわれるとちょっと困りますもんで、その辺、どのようなケアをしようとされているのか聞かせてほしいのが1点。
2点目は、その農地にいわゆる電気柵そうしたのがマルチとか、いろんな施設が放置されたまま、放置って言うたらおかしいですが、継続しませんので、放置された状態で残るかなというふうに思うんですけども、その辺の対応、どのように考えておられるのか、質問させていただきます。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
済みません、むらづくり推進事業の中で田舎暮らし体験のプログラムというのをずっと継続して昨年までやって、ことしまでやってきているところです。来年に向けてなんですが、田舎暮らし体験プログラム自体が長年継続してきている中で、特定の人が主に来られてるというところもありまして、田舎暮らしの移住定住というよりも、農業体験が主になってきているというところも見受けられましたので、今回、この田舎暮らし推進事業の中では一旦それを中止をいたしまして、それのかわりといってはあれなんですが、移住定住の推進事業の中で地方創生の推進交付金事業の中でワークショップなりの拡大という格好でそういったイベントを打っていきたいというふうに思っております。
それと、今まで土地を貸していただいてた方の対応でございますが、一旦、お話をさせていただいて来年からはちょっと中止をさせていただくというお話をさせていただいて、そしたら電気柵等については、撤去してほしいということやったんで、撤去に動くということで、既にちょっと撤去に動いている状況でございます。
○委員長(梅本章一君)
「コ谷契次議員」
○9番(コ谷契次君)
一番、最初のほうはそれで結構だったと思います。2番目の土地、私知りませんでしたけれども、そういう用地はもう役場の中でされておられるんですね。じゃあちょっと言い方おかしいですけど、私はもうちょっと外にいていいんですね、その辺ちょっとお願いしていです。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
既にちょっとお話はもう所有者の方にはさせていただいております。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
同じく、27ページのこの田舎暮らしの推進事業のところで、空き家バンクのことをお尋ねしたいと思います。
今までに何軒ほどの空き家バンクのあっせんがあって、その状況がどうなのかということと、それから、今、空き家を待っている実態はどうなのかという。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
済みません、ちょっと今資料のほう持ってこなかったんであれなんですが、9軒空き家のほうを発掘をいたしております。平成28年の10月からということになります。そのうちで制約できたんが5軒、今残っているのが4軒というところです。
今、待っておられるといいますか、利用の登録されているのが、入られた方もおられますので、残っている方が58人やったというふうに記憶しております。58人。
○委員長(梅本章一君)
「鈴木かほる議員」
○4番(鈴木かほる君)
結構、これお金をかけてやってる事業だと思うんですが、待っている人に補充していけるめどはあるんでしょうか。
ニュータウンなんかは本当にいい場所やと思うんですけど、交通の便も考えて、その辺の状況どうですか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
空き家の発掘については、推進員が動いていただいて発掘をしているところです。ニュータウンの中にも空き家があると思うんですが、その中で利用を、空き家を空き家バンクとして提供してもいいよというふうに言ってもらえる方も、すぐにはそしたら空き家バンクへ登録しますということがなかなか少ないので、それを説得に回っているという状況です。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
空き家バンクなんですが、ちょっとやり方をちょっと教えてほしいんですが、例えば先ほど58人の方が待ってはると、空き家をね、この空き家をどのようにして借用されるのか、ちょっとどういう形の流れちょっと教えてください。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
まず、借家、空き家になっているところの持ち主の方にその登録をしてもらえるんかどうかということで交渉に行きます。村が仲介するわけではないんで、登録をしてもらう、その登録はどういった外観でどういった間取りで、それで大体家賃が幾らかというのを決めていただくといいますか、提供をいただく。その中では、アドバイザーみたいなんを設けておりまして、宅建の資格を持った方なんですが、その方に来ていただいて、大体この家やったらこれぐらいの家賃が相場ですよというなんも情報提供をさせていただいて、それで、それやったら売るんやったら大体これぐらい、それから、貸すんやったらどれぐらいっていうなんを決めてもらって、その上で納得ができたら空き家バンクのホームページへ登録をします。そのホームページを見てここやったらええなというなん、お話をいただける利用者がおられたら、その方と、それから持ち主の方と交渉をしてもらうと。
その中で、値段は大体これぐらい、それやったらええかどうか、希望されている方もその外観とかだけ、写真とかだけではわからないので、中へ入っていただいてこれやったらええわ、あかんわというふうな判断の中でいけるということでしたら、お互い交渉して、契約してもらうと、それで制約するということになります。大体よろしいでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
今、家賃の相場は幾らぐらいになっているんですかね。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
それは、物によるといいますか、新しい家だったらそれなりに高いですし、出られてから数年たってるというふうな状況やったら安くなりますし、その物件によるということになると思います。
○委員長(梅本章一君)
「齋藤和憲議員」
○3番(齋藤和憲君)
ニュータウンでね、ことし御主人が亡くなられて奥さんがちょっと神戸のほうに行きたいということで、空き家になるっていうのわかっててですね、そういうところに一月3,000円で貸してくれへんかということで来たそうですわ。見た目はほんまお年寄りやからきれいに使ってはりますわ、僕らも何回も入ってますから、そういうのところで3,000円で貸してくれということを言われて、カチンときたと、そんなもん3,000円で貸すぐらいやったらもう貸せるかと、ということを言われたんですよ。それでさっき相場をきいたんですけどね、そのような今のでな家賃が3,000円というのはね、どんな田舎でもないですよ。それを平気で3,000円で貸してくれませんかということを言うてるこの気持ちがね、もしこのような形でほかのところももし言ってるならば、そら誰も貸さんですよね、特にニュータウンでね、そら空き地が増えてますわ、いろいろひとり暮らしの人が全部大阪とか行って、息子さんとこ行ってるんでようあいてますけどね、そういうことをされてるなら、幾ら頑張ってもね、そら空き家は出てこないやろうなという気はしますので、ぜひとも、その内容を調べてですね、そういうことをしてるのかどうか、もし、してないんやったらしてないで、しかし、その人が聞いてますね、僕、直接ね、そういうこともぜひともちょっともしやるなら、いろんなこの奨励金あるんでね、そこも使いながら、そういう宣伝しないような形での対応しないと、絶対空き家は出ないと思います。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
その3,000円でという話はうちのほうでの対応ではないです。それで、アドバイザーが同行しますし、うちのほうの推進員がそのまま直接何ぼで貸してくれというなんを言うことはあり得ないということです。空き家、うちのほうの推進員と職員とそれからアドバイザーがお伺いして、家の中を見させていただいて、大体相場やったらこれぐらいやということでお話をさせてもらうので、村の空き家バンクの登録では3,000円で貸してくれってそんなことはあり得ないということです。
○委員長(梅本章一君)
「中崎雅紀議員」
○1番(中崎雅紀君)
空き家バンク対策の関連で質問しますけども、むらづくり推進課以外にも民間で不動産業で、民間の不動産屋さんから空き家置かれてる業者さん方もおられると思うんですけども、そういう相場とかけ離れた極端に安い相場になってないかということと。
あと、当然民間の業者であればリフォームするのにこれぐらかかって、この条件で敷金に幾ら入れてくださいいうのも大体決まっているわけですやんか、大体の相場と極端にかけ離れてて、むらづくり推進課でネットで応募しといたらめっちゃ安く借りられますということになってないかということと、あと、例えば引っ越してきてるなという家がたまにちらっと見ますけども、むらづくり推進課の担当の家かどうかわかりませんけども、住んでんのかどうかようわからんと、住んでる人に聞いてみたら、例えば住民票は移してないから村には定住実際はしてないというケースとか、ただ借りてるけども、たまにここで別荘みたいに、別荘がわりに使ってるとか、いうたら移住定住の目的とちょっと違うんじゃないですかいうような利用になってないかということ、実際人口は目に見えて減ってるわけですし、当然、それ高齢者が多いから亡くなっているわけですけども、実際むらづくり推進課はこれお金かけてやってることについて、村の住民の増加に、実際につながっているかどうか、その成果というのは上がっているんでしょうか。
○委員長(梅本章一君)
「むらづくり推進課長」
○むらづくり推進課長(廣岡久敏君)
まず、うちのほうの空き家バンクと、それからそのほかの業者のほうでやられてる金額との差があるかどうかという話なんですが、うちのほうで相場が幾らであるかというのはなかなか把握はしにくいわけなんですが、それは先ほど申し上げましたアドバイザーがある程度、この家だったらこの金額というのを把握をしておりますので、そういう分ではそこまでかけ離れたものではないというふうに思っております。
それと、うちのほうの空き家バンクを通じて入ってきていただく場合に条件をつけておりまして、地元の地域活動に活躍、参加をされる方というふうなことを限定をしております。そういう部分で来られた方についてはある程度、区長さんにも会っていただいて、区費なり、そういうふうなことも必要ですよ、地元の団体としては消防なんかがありますよ、それから地域の活動もしてくださいというふうなことの制約いただいた上で、契約をさせていただいておりますので、そういう部分では区費も払わへん、地元のことにも参加しいひんとそういったことがないように配慮して進めているところでございます。
○委員長(梅本章一君)
まだ、議案を残しておりますが、本日はこれで延会にしたいと思います。御異議ございませんか。
(「なし」の声)
○委員長(梅本章一君)
まだ、だから農林水産の途中ですけど、農林水産業費の途中ですけども、延会ということで、なお、次回の委員会はあす16日、午前9時30分から再開します。
御苦労さまでした。
(散会 16:47)...