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平成28年第 1回定例会(第1日 2月29日)

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  1. 南山城村議会 2016-02-29
    平成28年第 1回定例会(第1日 2月29日)


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    最終取得日: 2021-04-28
    平成28年第 1回定例会(第1日 2月29日)        平成28年第1回南山城村議会定例会会議録      (平成28年2月29日〜平成28年3月14日 会期15日間)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――             議  事  日  程  (第1号)                       平成28年2月29日午前9時43分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  日程1〜日程4   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  新 田 晴 美 君        5 番  橋 本 洋 一 君    副議長   梅 本 章 一 君        6 番  中 嶋 克 司 君     1 番  吉 岡 克 弘 君        7 番  北     猛 君     2 番  コ 谷 契 次 君       ※8 番  青 山 まり子 君
        3 番  中 村 富士雄 君       ※9 番  梅 本 章 一 君     4 番  廣 尾 正 男 君       10 番  新 田 晴 美 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員       なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員     なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      手仲圓容 君       副村長     岸本重司 君    参事      山村幸裕 君       総務課長    山本隆弘 君    むらづくり推進課長            税財政課長   廣岡久敏 君            森本健次 君    保健福祉課長  岸田秀仁 君       保育所長    木村啓子 君    産業生活課長  山本雅史 君       建設水道課長  末廣昇哉 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    辰巳 均 君    書記   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(新田晴美君)  議員の皆さん、おはようございます。  第1回定例会に御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、平成27年度補正予算及び平成28年度当初予算ほか、条例の一部改正等を中心に招集されております。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議していただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いいたします。  それでは、ただいまから平成28年第1回南山城村議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――              ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(新田晴美君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、8番議員青山まり子議員及び9番議員梅本章一議員を指名します。なお、以上の両議員にお差し支えある場合は、次の号数の議席の方にお願いします。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第2 会期の決定 ○議長(新田晴美君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月14日までの15日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声) ○議長(新田晴美君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から3月14日までの15日間に決定しました。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(新田晴美君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る2月19日に開催されました京都府町村議長会第65回定例総会において、私、新田晴美を含め、2名に自治功労者表彰が授与されました。全国議長会表彰の伝達式では、議員歴27年以上として本村の青山まり子議員含め2名、議員歴15年以上として本村の北  猛議員を含め3名に自治功労者表彰が手渡されました。  また、平成28年度の事業計画及び当初予算3,170万円が全会一致で承認、可決されました。  本日までに受理した請願第1号「月ヶ瀬ニュータウン下水道処理施設の村移管に関する請願」は、南山城村議会会議規則第92条の規定に基づき、お手元に配付しています請願書の写しのとおり、土木経済常任委員会に付託したので御報告いたします。  また、南山城村議会会議規則第129条の規定により行われた議員派遣につきましては、お手元に配付しておりますので、ごらんください。  続いて、村長から「行政報告」の申し出がありました。これを許します。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員の皆さん、おはようございます。  ことしの冬は、全国的に雪の少ない年明けとなりましたが、1月下旬からには記録的な大雪となり、全国で14万世帯以上の大規模な断水や停電、交通機関なども大きな影響があったところでございます。  けさも大変寒い日となりまして、寒暖の差が厳しい日が続いておりますが、ようやく梅の花もほころび、日に日に春の便りを感じる季節になってまいりました。  本日ここに、平成28年第1回南山城村議会定例会を開催申し上げましたところ、議員の皆様には公私とも大変御多用の中、全員の御出席を賜りまことにありがとうございます。  ことし1月、北朝鮮の核実験に対する抗議声明に続き2月7日「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射は、国際社会の安全と平和を脅かす行為と極めて遺憾であるとして、村議会とともに厳重に抗議を申し上げたところでございます。  また、年明け当初の中東ではイラン外交の断絶にはじまり、イスラム過激派組織によるシリアの空爆、ロシア南部やトルコの最大都市イスタンブールで自爆テロが発生するなど、地域紛争・内戦が続く事態が、毎日のように報道をされております。  我が国の経済状況では、1月29日、日銀の金融緩和として、マイナス金利の導入を決定し、金融機関が新たに預け入れる際の金利を現行0.1%からマイナス0.1%に引き下げ、長期金利の利回りが低下し、史上初めて0.1%を割り込んでまいっております。  内閣府が本年2月15日に発表した平成27年10から12月期の国内総生産GDPの速報値では、物価変動の影響を省いた実質で前期比0.4%減、年率換算は1.4%減、このようなマイナス成長は2四半期ぶりで、個人消費が振るわず依然として足踏み状態としております。先行きには、当面、弱さが残るものの雇用・所得環境の改善傾向が続く中で、原油下落の影響や各種政策の効果もあって緩やかに回復していくことが期待されております。  次に、南山城村の近況を報告させていただきます。  本年1月10日総合グラウンドで消防団の初出式を挙行し、優良消防団員の表彰及び小型動力ポンプ操法訓練が披露されました。翌1月11日には、広域連合教育委員会主催の成人式が、3町村合同で開催され、新成人59名が新しい門出を祝いました。  2月12日には、京都府茶品評会の表彰式が行われ、煎茶の部で中窪耕司さんが農林水産大臣賞京都府知事賞を受賞されたほか、多くの出品者が入賞を果たされました。  南山城村としても16年連続、通算23回目の産地賞をいただき、25日開催の村茶業者大会でも報告されたところでございます。府内の茶農家の中では、群を抜いた高い技術レベルが評価をされたもので、今日まで、たゆまない努力と長年培った技術の結晶であり、受賞された方々に改めて感謝と敬意を表したいと思います。  2月21日から3月1日までの間、生涯学習フォーラム2016が村の文化協会等の主催で開催され、英語落語家、ダイアン吉日さんの講演や、村内のサークルの舞台発表、作品展示、体験コーナーもにぎわいを見せたところであります。初日には、直売所の「しいたけ&鍋まつり」を初め、道の駅準備室から「むら屋台」を出展し、多くの皆さんと交流を深めることができました。  南山城村から華やかな文化の発信とあわせて交流体験が生まれた「生涯学習」の1週間となりました。  以上簡単でございますが、最近の状況と諸般の報告とさせていただきます。  続きまして、平成28年度の施政方針について、述べさせていただきたいというふうに思います。  日本経済は、緩やかな回復基調にあるものの、新興国の成長鈍化や原油安等による世界経済への不安の増大など、株価や為替相場が乱高下し、先行きに不透明感が漂い始めております。  国においては、デフレ脱却や経済再生に向け、希望を生み出す強い経済とアベノミクスの新3本の矢と地方創生、国土強靭化、女性の活躍等の取り組みを通じ、成長と分配の好循環を強固なものにし、人口減少下において誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる「一億総活躍社会」の実現を目指しております。  財政面では「まち・ひと・しごと創生事業費」が前年度に引き続き、地方財政計画に1兆円計上されたほか、地方からの要請に応じて創設された新型交付金が平成27年度補正予算、平成28年度当初予算にそれぞれ1,000億円分が確保されるなど、いよいよ地方創生の実現に向けた具体的な取り組みが本格的に動き出すこととなっております。  国の一般会計予算は、96兆7,218億円と過去最高額となり、アベノミクス「新3本の矢」で掲げる希望出生率1.8や、介護離職ゼロを後押しするための施策などに、予算が振り向けられいるところであります。  政策経費は73兆1,097億円と過去最大で、医療・介護などの社会保障費も31兆9,738億円と過去最大を更新しております。外交関連では政府開発援助ODAを1.8%多い、5,519億円と17年ぶりに増額し、主要国首脳会議伊勢志摩サミットでの積極外交が予定されているところであります。  次に、京都府の平成28年度当初予算案は、過去最大規模の9,639億4,500万円で、平成27年度2月補正予算117億1,300万円と合わせて、14カ月予算として、前年度を0.8%を上回った予算となっております。  4つの京都づくりの一つ「地域・文化づくり」では平成29年度開催予定の「お茶の京都博」に向けて、お茶の京都戦略拠点の整備として、道の駅「南山城村」が新規事業に位置づけられ、次世代コミュニティ実現事業では、駅舎や、駅周辺の一体的な整備を行う公共交通網再生事業が予定されております。  少子化対策では、上限200万円の子育てを応援する低利の融資制度の創設するほか、若者の定着の工夫、空き家や耕作放棄地を活用するための条例の制定、不動産取得税の軽減など、移住を支援する事業などとなっております。  これらの国や府の重点施策に対応するためには、南山城村平成28年度当初予算では、いよいよ本格的な整備、運営を開始する「道の駅」事業の強化とあわせ、株式会社南山城村の執行体制の強化充実と、事業の円滑な推進を図ってまいりたいと考えております。  「地方創生元年」と言われた昨年は、村制施行60周年を迎え、村の発展に新たな活力を生み出す実効性の高い施策を、集中的に実施するため「南山城村人口ビジョン」と「南山城村地域創生総合戦略」を策定し、あわせて村の中核施設となる「道の駅」の開設に向けて、住民の皆さんを交え、多くの関係各位の御支援のもと、一丸となって尽力した1年でもありました。  おかげをもちまして1月27日には、国土交通省が「重点道の駅」として選定され、これにより多くの支援ができる道の駅として認定をいただいたわけであります。  また、この18日には、道の駅の名称を「お茶の京都みなみやましろ村」に選考委員会で決定をいただきました。この名称が、お茶文化を初め、村の新たな魅力を全国に発信し、末永く皆様に親しまれることを目指しているものでございます。  村の人口は、今年1月末の時点で、2,924人1,250世帯となり、高齢者人口は1,198人、高齢化率40.97%で、総人口では前年の同月比較で27人の減少となっております。  従来、人口減少と少子高齢化の課題に直面している本村では、地域に安定した雇用を創出し、新しい人の流れ、定住の促進、地域経済を活性化するという目標達成に向けて、新設する「むらづくり推進課」を中心に、国内各地で南山城村のアピールを行ってきました。  一方、村内各地域において、村民の皆さんみずからが創意工夫を生かし充実した取り組みが展開されており、活発な住民活動で、内外の注目を集めているところでもあります。  厳しい時代だからこそ柔軟に発想の転換を図り、志を高く経営感覚をもって戦略的に「南山城村で地域内循環型産業システムの創造」によって新たな飛躍に結びつけていかなければなりません。  当村の平成28年度当初予算は、全会計の予算総額は、昨年度当初比で16%増加した45億5,432万4,000円となり、一般会計では32億5,259万円で、対前年比22%の増となっております。  「第4次総合計画」に掲げる「自然が薫り絆が生きる自立する村!みなみやましろ」を目指し、「むらで暮らし続ける」ことの実現に向け4つのプロジェクト「産業再生」、「絆づくり」、「次世代担い手育成」、「南山城村保全」を中心に、引き続き施策、事業を展開してまいりたいと考えております。  農林水産業費では、魅力ある村づくり事業の道の駅整備に建物、広場、耐震貯水槽工事、特産品開発に7億9,139万9,000円、農業後継者育成事業地域おこし協力隊などに、860万2,000円、お茶の京都推進事業に関する文化的景観選定記録作成などに79万9,000円を計上し、農業基盤の整備を促進する事業として、水路改修の継続事業へ、5,395万3,000円、野生鳥獣被害総合対策事業として、イノシシや鹿の捕獲のための補助、電柵備品購入などに1,772万9,000円を計上しております。災害に強い森づくり事業に740万円を計上し、農業の生産基盤を充実させる予算となっております。  次に、土木費でありますが、法ヶ平尾立石線大河原東和束線など道路整備に、1億4,500万円、高山橋ほかの点検整備に800万円、また河川整備事業などに1,650万円を計上し整備を予定しているところであります。  民生費では、臨時福祉給付金支給事業に669万8,000円、地域包括ケア総合事業に50万円、福祉施設の整備調査にも50万円を計上し、新年度、シルバー人材センターに200万円を支援してまいりたいと考えております。  総務費では、新行政不服審査制度の対応で、マイナンバー制度対応法規整備支援業務として540万円、固定資産台帳の整備支援として公会計システム導入委託費に813万6,000円の予算を対応としております。庁舎全体の電算管理事業には、3,398万7,000円を計上をいたしました。  また、老朽化した中型マイクロバスの買いかえ購入事業に736万円を予算化しました。  今年度は「地方創生」を深化させて国においてもさまざまな取り組みと地域の総合戦略の実現に向けて積極的に進められていく流れに、村も京都府と歩調を合わせ、「むらで暮らし続ける」ための環境づくりをさらに進化させなければならないと考えております。  限られた財源の中で、村民の皆さんの生活を豊かにするためにも、人口減少対策など地方創生に重点をおいた施策の実施に、私が手がけた「地域活性化事業」の5年目最終年度の節目として、道の駅が完成することによって、一歩前に進むことになりますが、これで終わりではなく活性化に向けた、一つのきっかけとなることを願っているものであります。  責任を持って、株式会社の安定運営をなし遂げ、定住促進が達成されることが私の使命であると強く感じております。  議員の皆様方には、さらなる御理解、御協力を賜りまして、今回の平成28年度の施政方針の説明とさせていただきます。ありがとうございます。
    ○議長(新田晴美君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  続いて、例月出納監査報告の申し出がありました。これを許します。  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  皆さん、おはようございます。監査委員の梅本章一でございます。  議長から例月出納検査の報告のお許しをいただきましたので、一般会計と国民健康保険特別会計簡易水道特別会計介護保険特別会計高度情報ネットワーク特別会計及び後期高齢者医療特別会計の5特別会計の収支状況について、地方自治法第235条の2第3項の規定により報告させていただきます。  検査の実施日は、平成27年度12月分は、本年1月25日、1月分は2月23日にそれぞれ高瀬代表監査委員と2名で行いました。  それでは、直近の2月23日に行いました例月出納検査において提出された平成28年1月分の収支状況について報告いたします。  一般会計では、予算議決額27億7,256万9,000円に対し、収入済み額18億6,675万7,000円で、支出済み額16億6,860万4,000円の執行率は、57.32%、1億9,815万2,000円の収支残額となっていました。  5特別会計の合計額は、予算議決額13億5,576万7,000円に対し、収入済み額8億2,370万4,000円で、支出済み額8億7,239万3,000円の執行率は、64.3%、4,869万円の収支残額となっていました。  一般会計及び特別会計の収支の状況については、いずれの月も預金及び借入金の金額並び提出された収支の状況に記載されたこれらの金額は、関係帳簿など記載金額と一致し、計数上の誤りはないものと認められました。  以上、平成28年1月末日の収支状況を報告し「例月出納検査報告」とさせていただきます。  監査委員高瀬哲也、同梅本章一。  以上でございます。 ○議長(新田晴美君)  これで、監査委員報告を終わります。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第4 一般質問 ○議長(新田晴美君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は5名の議員から一般質問がされます。最初は、橋本洋一議員中嶋克司議員中村富士雄議員青山まり子議員梅本章一議員の順で発言を許します。  なお、今回から一問一答方式で行います。  これより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される管理者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、最初に、5番議員橋本洋一議員の一般質問を許します。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  5番議員橋本でございます。議長のお許しを得ましたので一般質問をさせていただきます。  大きく2点、1つはメガソーラー問題について、2つ目は、道の駅の事業計画についてであります。  今回より一問一答形式にて行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。答弁は、簡潔明瞭に、問われたことにのみお答えください。  それでは、自席に戻って質問を続けさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  まず、メガソーラー問題について幾つかお尋ねをいたします。  6月に村に提出されたメガソーラー計画は、村内で76.6ヘクタール、島ヶ原を加えると約100ヘクタールもの広大な山林の樹木を伐採し、重機でならして平地にし、何万枚ものパネルを敷き詰めるというもので、これは自然破壊、景観破壊を初めとして多くの問題点が指摘をされ、村民の重大な関心事となっております。  そこでまず1点、お聞きしたいのは、木を切り倒し、重機で平地をつくる。このことは私は大変な自然破壊だというふうに考えますが、村長の見解をお伺いいたします。 ○議長(新田晴美君)  ちょっとお待ちください。橋本洋一議員の発言の制限時間は、10時58分までです。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  大きな自然破壊というふうに橋本議員はおっしゃいます。地主の皆さんのお話によりますと、この周辺の山というのは戦後80年、手をつけずに放置されてきた山林であるいうことで、現状ではほとんど地主としては、山であるだけで何のメリットもない、そういうふうにおっしゃっておりました。  ちょっと20年ぐらい前までは、マツタケが上がったり、いろいろ山菜が取れたりという状況もあったようですが、松の木が枯れて荒廃しているというふういおっしゃっておりましたので、地主さんがこういうことで事業者に協力をされたいうことでございます。  そのこと、木を切ることが自然破壊というのであればそうかもしれませんけれども、地主さんなり、周辺の地域の皆さんが一定期間が過ぎたら植林してもとの山に返すということであるんで、将来的には村が新しく生まれ変わるんだなというふうに認識をされているようでございます。私も地主さんの考えていることについては、それも1つの一理あるなというふうに思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  ただいまの村長の答弁は、土地の所有者と同じように価値がない土地に新しい価値をつけるという点でいいものだと、自然破壊と言えばそうかもしれないが、20年後にはもとに、もとの山に戻すから自然破壊にはならんの違うかと、そういうふうな答弁であったと思います。  私は、村長の認識はですね、これはとんでもない間違った認識をされているというふうに思います。一旦、つぶされた自然はもとには戻らないという点、この点を指摘をしたいと思いますし、村長の感覚は麻痺しているんではないかというふうに思います。このまま100ヘクタールの山がですね、自然が破壊をされていくと私は村にとって将来大変な禍根を残すということにつながっていくというふうに考えます。  続きまして、2点目お尋ねをしたいと思いますが、私の手元には、村長が平成24年に出された村の総合計画というのがございます。この中にはですね、総合計画というのは、村の平成24年度より10年間の村の行政のあり方を決める基本方針であるというふうに思うわけですけども、その8ページにはですね、山村が持つ豊かな自然環境を最大限に利用することが村づくりの基本になるというふうに村長自身書いておられます。  それから、13ページで村の将来像について、村民の意見をアンケートでとられているわけですが、72.2%の村民の皆さんが豊かな自然と調和した村、これが村の将来像だというふうにお答えになりですね、そして、それに基づいて26ページでは村づくりのビジョンを述べておられますが、そこには自然が香り、きずなが生きる自立した村というふうに書いて、その冊子の表紙の見出しになっております。  29ページには、それを具体的な施策として水と緑の豊かな環境づくり、自然環境の保全育成を図ると。あなた自身が書いておられますね。  私は、ここに書かれた方向は正しい方向だというふうに認識をしています。そしてですね、12月の議会で隣におられます中嶋議員が「開発や都市化を推進するのでなく、村の豊かな自然を守っていくことに間違いはありませんね。」というふうに念を押されています。それに対して村長は、「そのとおりであります。」というふうに明確に答弁をされています。改めてお聞きをいたします。この方向に間違いはありませんね。お答えください。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  間違いありません。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  間違いがないなら、そのとおり計画に書かれているとおりに実行をしていただきたい。このように思いますがどうですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  「自然が香り、きずなが生きる自立する村」という総合計画に乗せておりますが、私は議員おっしゃるように全ての開発を一切しないという否定をする、したものでもございませんし、村民が山林を利用して、豊かな生き方を模索していくいうことについては、それなりに開発と保全のバランスをうまくとっていかなければならないいうふうに思います。  私、議員さんにちょっとお聞きしたいんですが、議長、橋本議員に反問権出していただけませんか。 ○議長(新田晴美君)  はい、認めます。 ○村長(手仲圓容君)  橋本議員は、あの周辺の山の中を散策されたことはございますかしら。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  何度も散策しております。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  あの辺は当時、マツタケ山として有名なとこであったんですが、松の木が枯れてしまってですね、そして、ナラ枯れが起こってきてですね、70年、80年という長い期間、木を伐採してないんです。最近、特にナラ枯れが心配になってきてですね、あっちこっちでナラの木が枯れていった。松の木も枯れております。枯れて、十文字に倒れてるんですね。山に、私も猟をしますので山に入るんですが、山の中歩けないような状態になっております。  松の木というのは中の芯の部分が残りましてですね、それが十文字に倒れております。10メートルほど上のほうに青い葉っぱがあるんですね。下には草一本生えてません。私が猟をしている経験上、あの辺の山には鹿やイノシシは住んでおりません。イノシシも鹿も住めない状況になっております。それが、大変な状況になっていると思います。  ですから、この業者が持っている土地を私は地元のシイタケ生産者に里山になるべく協力してくださいいうことで、山の伐採を委託してシイタケ業者が山の伐採を今やっているんですが、そんなふうに山を生き返らせないと自然が香る豊かな村が持続できないいうふうに思います。  私は、そのメガソーラーを進めているわけじゃなくて、山の自然破壊だというふうにおっしゃるから、現在でも自然が破壊されていると私は思っているんですが、橋本議員の認識はいかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  全く認識が違います。ナラ枯れも、松枯れもですね、進んでいることは事実ですし、村長は今、そういうことが自然の現象として進んでいるというふうにおっしゃったというふうに思いますが、また、シシも鹿もいないというふうにおっしゃいましたが、きのう実はバードウオッチングをいたしまして、あのあたりのですね、田んぼも見ました。中には大きなシシのおりがですね、設置をされ、そして、シシが通った跡がずっとついておりました。あの山の中にですね、シシがいるということは間違いがないいうふうに思います。  もう松枯れもナラ枯れも進んでいるし、そして、価値のない山で木も倒れて、もうむちゃくちゃやと、それを生き返らせるというふうにおっしゃいましたが、それを生き返らせることは結構なことだと思います。  しかし、メガソーラーをつくるということはね、その木を全部切るわけでしょ、わずか20%ほどを残してですね、全部切ってしまう。そして、そこをブルでかいてですね、平地にする。ため池もそこにつくると。こういう計画ですので、これは明らかに自然の破壊であることは誰が考えても間違いないというふうに私は思っております。  続けていいですか。  村長は、そういうことでですね、自然破壊は認めていくとこういうことを逆におっしゃったんではないかなというふうに思いますし、もしそうであれば、この第4次総合計画にですね、書かれている内容、また、先日村長のほうからいただいた地方創生の総合戦略、ここにもですね、豊かな森林資源の維持と活用というふうに明記を事業の1つとしてですね、明記をされています。3ページにあります、見てください。これはあなた自身が書いたものです。  こういったことがね、全てうそやったということを村長はおっしゃっているに等しい、この点、指摘をしておきます。  したがって、これはこの総合計画をつくられ、また、第3次、この村づくりのですね、総合戦略を立てられた職員の皆さん、また村民の皆さん、あなた自身へのこれは裏切りであるというふうに申しておきたいと思います。  続きまして、お尋ねをいたします。  府には、環境影響調査条例というのがございます。1ヘクタールの開発でも、環境アセスメントを実施することを義務づけています。今回、開くのはですね、100ヘクタールであります。なかなか想像、100ヘクタールってどんだけやというのは、頭の中でくるくると回らないんですが、実際に歩いてみますと、大変な広い面積ですね。そこに太陽光発電をですね、ところが、その条例の中では太陽光発電については、アセスメントをしなくてもよいというふうに書いてあります。  村長は、そのことに矛盾をお感じになりませんか。1ヘクタールでもせなあかんって書いてあるのに、メガソーラーの場合は100ヘクタールでもせんでええと、私はとんでもない府の条例のこれは欠陥条例やというふうに思っているんですけども、村長の見解をお伺いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私がそれ必要か、必要でないかというよりも、業者がそれが必要やということであれば、業者がやればいいんであって、条例に載ってなかったということですんで、それはその時点ではその必要がないというふうに、その条例で認められたものというふうに思います。
     私がこの村でそういう条例をつくったわけじゃございませんので、つくられたとこには、それが必要でなかったということであるというふうに理解をします。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  それは府が決めたことだから、私は関係ないと、私は知らんというふうにおっしゃったというふうに理解をいたしました。  これね、手仲圓容さん個人がね、そうお考えになるのはね、それでいいと思うんです。しかし、あなたは村長なんです。そして、村のですね、行政全般について責任を持ってですね、この第4次総合計画あるような村づくりを進めよう、進めていくというふうに書いて、方針に挙げておられるわけですから、村長としてのですね、お考えを私はお聞きをしているんです。どうですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  地主さんが了解をされてですね、なかなかその地主さんも簡単にはオーケー出されない人であります。私は、その地域を企業団地をつくって、企業誘致をしようとして私が就任して間なし、京都府の企業立地課と相談をしてですね、そこに企業団地をつくっていこうということを京都府に提案をして、進めようとしたんですが、なかなか京都府は別のとこで企業団地をつくってなかなか売れてないいう問題もあってですね、そこは企業団地にはならなかった。  そこは、もともとゴルフ場を開発しようとして、買収された土地なんですね。そこにちょうど国道からも近いし、そこに企業団地つくることによって、村に雇用が生まれるじゃないですか。たくさんの雇用が生まれることによって、村の元気も出てくるし、若者も住みつくことになってくるいうことで、当初はそこに企業団地をつくりたいいうことで京都府に申し出をいただきました。なかなか、かなわなかったのは現実であります。  そういうことによってですね、私は絶対開発はしないということではないと思ってます。適当な雇用も必要になりますし、村が直面するこの高齢化、若い人がほとんど仕事のために外へ出なきゃいけない。いうようなことを解消するためには、何かそこに働く場所が必要であるいうふうに思いますんで、私は100ヘクタールがいいか悪いかは別として、一定の開発、バランスのとれた開発というのは村としてもやっていくべきやと、私は思っております。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  あいている土地、確かに村長おっしゃるようにね、村には企業がなかなか来てくれない、誘致をしても返事がないと、こういう実情についてはよくわかります。しかし、太陽光発電所をですね、大規模な太陽光発電所が村へ来て、じゃあどれだけの雇用がですね、されるのか、いろいろ考えてみましたが業者にも質問をしてみましたが、そんなに雇用が出るというふうな返事ではありませんでした。ほとんど雇用なしでですね、この事業を進めていくということで、村長がおっしゃりたいのは、この民間の土地の所有者がここを有効活用したいので、メガソーラーを建設したいと、会社とうまく話があったので、それは認めてやってもいいんじゃないかというふうにおっしゃっているように聞こえてならないのですが、私は、村長としてですね、果たしてここに100ヘクタールもの広大な自然を破壊をしてですね、太陽光パネルをいっぱい並べると。  こういうことが本当に村のためになるのか。村の代表としてですね、そういう個人の方がやられようとすることが本当に村にとっていいのかどうか、そこのとこ判断されるのがね、村長である手仲さんの立場であるというふうに思うんですが、その点どうですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  あれですね、反対する根拠はね、法的根拠ないですよね。法的根拠あったら教えてください。ないですよね。だから、見た目に悪い。地主さんオーケーなんですよ。周辺の区、自治会というんですか、区もオーケーなんです。下流の農業者もオーケーなんです。というのは、もう上流のほうはもう田んぼ荒れちゃってですね、田んぼになかなか水が入ってこない。もう全体に水がしみ出てきたような状況になってしまってるサコタ地区いうとこら辺については田んぼ荒れちゃって、もう山になってしまっているですね。  その下流にいらっしゃる方が田んぼに水引くんやけども、水路から水来ないいうことで、大分困ってはる。それも今回、業者は水路全部やり直しするぞということらしいから、地元の下流の農業者は非常に喜んでおられますし、また、地主、大きな地主がね、4人ぐらいなんですね、大阪の持ってる方が先日来られまして、どうしようかと思ったんやけども、果たして太陽光パネルすることがええんか、悪いんかという問題もあったと。でも、長い目で見れば一定期間は家賃もらえると。その後、また山林に返すということやから、納得しましたということで、神戸の方も大阪の方もそんなふうに私のほうに来られました。  私は特に、太陽光パネルはええとは思ってません。雇用もありませんし、地価が少し変更なって上がるかもしれませんけれども、その分、税金が上がったら交付税を下げられますんでですね、メリットは余りないんです。でもね、私はそれをじゃあ法的にこれ過去にもね、過去にも、西の山の問題で、開発しないということで村はあいてにならなかった。することによって何千万も損害をこうむった。裁判を訴えられて法的根拠がないのにとめてきたいうことで、裁判になりました。それで、村が結果的に負けたんですね。  ですから、やっぱり法的に反対する根拠がない限りですね、自然破壊だの、環境が壊されるという点だけではなかなか反対する理由にならない、私は思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  法的根拠がないから。 ○議長(新田晴美君)  ちょっとまってください。傍聴席の方に注意します。傍聴人に申し上げます。静粛に願います。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  法的根拠がないから、これは民間で民間の方が法に従って進められておるんだから仕方がないというふうにおっしゃったんですが、私は村長としてそこのところをね、きっちり判断をしていただきたいと。地主は4人ほどだというふうにおっしゃいましたが、4人の方はそういうことでですね、有効活用して若干のお金もうけもしたいというふうに考えておられるんだと思います。  しかし、村の行政全体にとってですね、村長自身が方針にしておられるそういう内容と違うことが現実にここに起こってくる。そして、現にたくさんの方が心配されているわけです。せっかく、ニュータウンに緑を求めて、おいしい空気を求めてやってきたのに、今さら30年、40年たってですね、今さら目の前に太陽光パネルがいっぱい並ぶと、これはどういうこっちゃということでね、怒っておられる。このことは当然だと思うんです。  そして、景色が悪くなっていく、村長は村に若い人を呼び込むというふうにおっしゃってます。ぜひたくさんの方を呼び込んでいただきたいと思います。しかしね、村に来られる方はね、大概お聞きしますと、自然、美しいこの景色、これを求めてね、やってきたんだということで、村長が進められようとしていることに対してですね、太陽光パネルの発電所というのはですね、そういう点ではマイナスの効果をですね、出していくというふうに私は考えます。  随分と見解が違うわけなんですが、その点はその点でいいでしょう。もう質問それにいたします。  続いてですね、広大な土地の木を切り、そしてブルでかくわけです。当然、大量のですね、ゲリラ豪雨といわれるような大雨が来る、この頻度はですね、日本では高まっています。台風も大型化している。そこでオンサイト方式という方式でですね、調整池をつくるいうてるわけですね。深さ30センチ、その周りに30センチから40センチほど棟をつくってですね、そして、水があふれるのを防ぐと、こういうのを9カ所つくるという計画です。これはね、本当にそんなもので大雨に対処できるのかということを説明会で質問をいたしましたが、また追って説明しますいうていまだに何の説明も会社はですね、していません。  一般的に考えてこんなもんすぐ崩れるんちゃうかというふうに私は思いますし、そうすると下流のですね、農家の皆さんにも大変な被害が及んでいく。こういう問題をですね、含んでいるというふうに思います。  村長、このオンサイト方式っていう方式のですね、新しい調整池ですね、これについて確かめられましたか、どういうものであるか。お尋ねいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私も初めてのことでしたんで、京都府の土木のほうで確認をいたしました。京都府の土木の技師の話では、一定申請された内容であると、それなりに効果があるだろういうふうにおっしゃっておったんですが、村がそのことがどうかというよりも、京都府がそれでいいんですねということで私が確認したところ、そういう基準でされているとこ少ないけども、それで基準があってるということですんですね、京都府が責任持ってこれを許可されるんなら問題ないいうふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  あのね、京都府はね、村民とそれから村長がどういう態度をとられるかによって認可する、認可せんは決めると、これ私の属する共産党がですね、昨年京都府の担当の責任者と話し合いを持ちました。その中でこれを認める、認めない、これについては村民の皆さんと村長、これが絶対的な権限を持つんだと。だから、十分に協議をして府のほうに意見を上げてくれと、府はそれを眺めててですね、結論を出すんじゃないと。決めるのは村民の皆さん自身だというふうに京都府は述べています。  そういう点で今のお話では、それなりに効果があるだろう。府はよいと言っていると。たったそれだけのことでね、村の責任者がね、簡単にこの方式がよいというふうに認めていいのかどうか、この点どうですか。私はこれはもっと慎重にですね、国交省に問い合わせるなり、きちっとした村としての対応をですね、主体的な対応をやっぱり村はとるべきだというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村は、反対の人が多かったら反体せいというふうにおっしゃいますけども、砂防法という法律に基づいて京都府が審査するんですよね。砂防法にその法律では時間雨量100ミリ、120ミリという事例もありますしね、それに降っても大丈夫かどうかというやつを法的に審査をして決めていくんですよね。  私はその内容については審査する立場じゃありませんけれども、京都府に聞きました。どういうもんかということを聞きました。平面に太陽光パネルをするとこ今、議員さんおっしゃるように9面つくるわけですね。9面つくって平地にするんですね。ここに30センチの壁をぐるりつくるということを言っているんですよね。私はこれは京都府から聞いたんですよ。業者から聞いてませんけど。  京都府のその技師の言うのには、100ミリの雨が1時間降ったとして10センチたまるんですね。3時間降ったら30センチたまりますよね。そのうち50ミリ出しとったら6時間100ミリの雨が降り続いてやっとあふれるぐらいまでたまるということになるんですね。そういうことを考えて100ミリというのは瞬間雨量ですので、そんな何時間も100ミリ降るということは事例としてないんで。それは30センチというのを足りないけども、それは考え方として合ってますねという話をされました。いうことで、京都府の考え方はそういうふうに考えておられます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  もっときっちり調べていただきたいというふうに思います。説明会で、会社の説明によると全部で55.3ヘクタールって言いましたか、それだけをですね、太陽光パネル置く場所にすると。その中に9カ所、調整池をつくる、その調整池の上にも太陽光パネル、わずか30センチですから、そこに太陽光パネルをですね、また足場を組んで並べると。  だから、55ヘクタールのほとんどが太陽光パネルになるわけですよ。そこへざっと降る。それもね、池の面積どれだけか確かめられましたか。私が調べたところによると会社の出した図面によると合計で池の面積は6.3ヘクタールでした。6.3ヘクタールに降った雨は今村長の説明があったように、そこで3時間でいっぱいになると。しかし、残り約50ヘクタール、48.何ヘクタールになりますか、そこに降った雨はどうなるんですか。それどこにためるんですか。  そういう説明についてはね、会社は何もしてませんよ。そこのところをね、村長として、ここらのところはきっちりやっぱり調査をするべきだ。村自身として意見を言うんであれば調査をしておくおくべきだということを指摘をしておきます。  続きまして、質問いたします。  ここの発電所にね、置く太陽光パネルの問題なんです。アメリカのファーストソーラー社という会社がつくった太陽光パネルで、そのパネルの中に有毒物質であるテルル化カドミウムというものがこのパネルの中に含まれています。このことは御存じですか、村長お尋ねいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私も太陽光パネルモジュールに何が使われているのかということで調べました。経済産業省ホームページにテルル化カドミウムを使った太陽光パネルいうことで出ております。  ですから、テルル化カドミウムというのはどういうものかというものも全部出てますから、私は全部ダウンロードしましてね、このものそのものは有毒であるいうふうに書いてます。でも、これがですね、なめたり、素手でさわってするということをしない限り、溶け出すということがないいうことも書いておりますんでですね。現にもう太陽光パネルが台風で飛ばされたり、鬼怒川の昨年の夏の水害のときにも大きなやつが水につかって、それがカドミウムが流れ出したという事例もありませんし、そういうことではそんなに危険性が少ないんじゃないかなというふうには思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  そこのところも村長ちょっともう少し詳しくですね、調べていただきたいというふうに思います。このファーストソーラー社がアメリカでこのテルル化カドミウムを使ったですね、パネルをつくっているわけですけども、アメリカのこの専門機関、国立の専門機関ですら、このテルル化カドミウムの扱いについては注意が必要だということを述べているだけで、絶対安全やというふうには言っていません。  もちろん、なめたり、吸ったり、素手でさわったりすると、これは毒であるということは村長も今、お認めになったわけなんですけども、これがですね、例えば南海トラフ地震が起こる、村では震度6ということを国は発表してますね。ほとんど基礎もない、そういうところで大地震がいってこれがたくさん倒壊をする、そして内容物質が外に漏れ出してくる、そして、川に流れ込んでいく、こういう心配が実際しておかなければならないと思うんです。  そういうときにですね、アメリカの専門機関ですら、有毒物質だということで研究をしなければならないと言っているもの、これをですね、そのまま信用して大丈夫やと思うと、そういう答弁ではですね、ぐあいが悪いわけです。この点、十分研究をされてですね、そして、将来にわたって安全であるということをですね、はっきりさせた上でこれは決断をいただきたい。  続いて、時間がありませんので進めますが、すぐこの太陽光パネルのそばにですね、発電所のそばに保育園、小学校、保健センターがあるわけです。こんな場所にね、つくると電磁波が発生をしたり、低周波が発生して全国あっちこっちで、この辺のこの問題についてはですね、裁判沙汰になっております。  そういう点で、学校のそばでやりたいというものに対してはですね、これはそういうことも、この電磁波等の影響も含めてですね、あかんということをですね、村長ははっきり言うべきだというふうに思いますが、どうですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  橋本議員にお聞きしますけれども。お聞きします。電磁波って、さっきからあんたに質問するの許してもらってますから。電磁波ってね、一体どういうもんか御存じだと思いますけどね、わかる範囲内で教えてください。電磁波ってあなたはどのぐらい危険だと思ってらっしゃるか教えてください。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  全国でいろんな、特に高圧電線、それから高圧の変電所ですね、この付近でいろいろ問題が起こっております。最近聞いておりますのは、門真市ですね、大きな変電所があって、その周りにはがん患者が非常に多いということで問題化をしております。やっておりますと時間がありませんので、村長自身調べてください。その点、指摘をしておきます。  それから、次にですね、事業を許認可するのはこれ京都府であるわけです。ここまで村長にいろいろお尋ねをしてきましたが、村長としてですね、府に対してはどのような意見を言おうとしておられるのか。ちょっとこの点ですね、お聞かせください。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  京都府に対しては、小学校や保育園が周辺にありますよと、ですから、住民の皆さんが太陽の光やとか、電磁波やとか、カドミウムとかいう心配をいっぱいしておりますんで、どの辺まで近づいてくるのか、私のとこにはまだ正式な申請は出ておりませんので、京都府に確認をしただけのことであります。許認可するときには十分安全な距離まで離してくださいねということは、申し上げてあります。  でも、これさっきの話やけど、電磁波の話はですね、電磁波ってね、静電気と磁石なんです。静電気と磁石はね、何百メートルも引っ張るはずないんです。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  アメリカではね、変電所と電磁波を出しているところから、学校や保育園は400メートル以上離さないと法律的には認められないというふうになってる。これインターネットで調べたらそういうふうに書いておりました。実際、見てください、会社が計画している変電所の場所と、これ163のすぐそばですわ。  そして、学校との距離ですね、これもちょっとはかってみました。200メートルか300メートルですよ。このぐらいの距離のとこで変電所がつくられて、そして三重県のほうへ送ると、こういうふうに言っているんです。  この点について、どんなやり方でやるんかということを会社に聞きましたが、会社は明確な返事をしておりません。村長も勉強をしてください。その点、指摘しておきます。  それで、近くに小学校や保育園があって、その問題があるということは理解はしているという答弁ですので、また、これまでの質疑について、民間の方同士の問題で村長としては法律、条例に基づいて事が進むんであればこれはもう進んでも仕方がないと、村としては余り積極的にかかわらないと、こういうふうに答弁をされてきましたが、私は村として、村長として、もっとしっかりした信念を持ってですね、この問題について考えていただきたいと思いますし、メガソーラー問題に対して、本当に村民に責任のとれるですね、そういう村の考えを持っていただいて、村政を運営をしていただきたいという点ですね、お願いをしておきます。  時間がありませんので、メガソーラーはそれぐらいにいたしまして、あと時間の許す限りですね、お答え願いたいと思いますが、いわゆる道の駅の問題です。  道の駅につきましてはですね、村長は12月の議会で答弁をされました。いわゆるこの事業については、29年4月春には開業をすると、いうことを進めると、施政方針でも7億9,000万円の予算を組んで今年度一気に進めると、こういうふうにおっしゃっていますが、従来私たちが問題を指摘しましたのは、本当に30品目の新商品が開発をされ、そして、これが売れてですね、経営が成り立っていく、大幅な黒字を出さなくともとんとんいけばですね、雇用も確保できますし、いいことだと思います。  しかし、計画がやはり甘いんではないかという点と、それから、悪臭がですね、漂っている地域であるので、ここの場所については、早くこの悪臭問題の解決をするべきだというふうに指摘をしてきました。この点について、経営が本当に大丈夫なのか、胸をはって大丈夫だと言えるのか。  それから、悪臭は責任を持って解決するとおっしゃるのか、もし、村長自身のですね、誠意も尽くされて話し合いを事業者としておられると思うんですけども、実際返ってきている返事は村長の12月議会での報告どおりですね、業者は村の考えを受け入れないというふうに言っているということでした。この点について本当に悪臭問題も解決ができるのか、そこのところを年度当初に当たってですね、村長のお考え時間の許す限りお答えください。
    ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅は、着々と進んでおりましてですね、来春のオープンに向けてきちっとしたオープンができるように今進めております。スタッフの教育も大分進んできておりますし、いよいよオープンに向けて取り組んでいきたいというふうに思います。  ただ、悪臭の問題ですね、議員からは議会とともに協議説得に当たる気はまだないのかというふうな質問書もいただいておりますけれども、行政は執行機関でありますので、その辺は責任を持って業者と話をさせていただいております。  今年度、業者はニオワンダフルを0.3%から6%にしたいいうことでありますし、脱臭剤も大がかりに散布させていくということもありますし、それから、樹木チップ脱臭槽も1施設ふやしていよいよ稼働に向けていると。私のほうから転業あるいは廃業という提案もしました。道の駅で肉を売るほうに、今つくるほうにいるけども、売るほうに特化してはどうかという提案もしました。  いろいろ方法をかえて交渉をしておりますけれども、とにかく4月から9月まで一遍ことし俺が本気でやるから、一遍見てくれとこういう話ですので、それを見ていくしかないというふうに思っております。 ○議長(新田晴美君)  橋本洋一議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  ここで、11時10分まで休憩します。              (休憩 10:58〜11:09) ○議長(新田晴美君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  続いて、6番議員中嶋克司議員の一般質問を許します。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  議席番号6番の中嶋です。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、質問事項を申し上げます。  1、道の駅計画と養豚場の臭気改善について。  2、メガソーラー発電計画について。  質問事項は大きく分けて2点です。全て村長への質問です。質問の要旨として詳細な質問は自席にて行います。 ○議長(新田晴美君)  中嶋克司議員の発言の制限時間は、11時54分までです。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  それでは、通告書に基づきまして道の駅計画と養豚場の臭気改善について、詳細をお聞きします。  昨年の議会報告会で参加された複数の方から、道の駅周辺の臭気環境についての質問と御指摘をいただきました。道の駅オープン予定まで約1年と迫ったことから、いただいた指摘とその他についてもお伺いをいたします。  まず1点目、議会報告会での指摘は臭気改善の問題を置き去りにして、道の駅関連施設の建設に踏み切るのかと、議会と行政に対して厳しい御指摘をいただきました。村民の皆様にとって当然の御指摘と私は受けとめました。  なぜなら、行政の提案を審議するのが議会の役目でありながら、議会はチェックしているのか、チェック機能を高めろとの御指摘あったと考えております。改めてお伺いいたしますが、村長、臭気改善の問題を置き去りにして、道の駅関連施設の建設に踏み切られるのか、お尋ねします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ちょっと以前の一般質問と今回、変わりましたのでちょっと戸惑っております。お答えします。  臭気低減の件についてでございますが、引き続き事業者と協議を進めてまいりたいいうふうに思ってます。臭気低減資材の飼料への添加や樹木チップの脱臭槽の増設など、これまで以上の効果は期待できるものと考えております。飼料へまぜる臭気低減材料については、添加割合をふやす取り組みについて、新年度予算で計画をしているところでございます。  こうした環境づくりの対応の一方で利用者にとって魅力的な道の駅をつくることにより、前向きなよい情報が多く発信されるよう事業を目指してまいりいうふうに考えております。  そういうことで、業者が今年度は夏場は1回においを見てくれと、事業として精いっぱい取り組むからと。こういう話でありますんで、期待をしたいいうふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  2点目の御回答をいただいたような気がいたしておりますけども、ただいま答弁いただいたようにですね、事業者の方は飼料への消臭剤添加と、樹木チップ脱臭装置の増設も検討されているということをお聞きしております。これは先ほど村長答弁でも述べられました。  しかしですね、村として私がお聞きしたいのは、村としてこれらの対策が実施され、臭気が改善することを期待し、待つだけなのかということを2点目にお伺いしたい。新たな対策の考えはないのでしょうかお伺いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道の駅の建設と臭気の問題は関連しますけれども、臭気改善するまで道の駅しませんということは言っておりません。ですから、臭気対策というのはもう30年前からどんどんやってきて、せんだっても京都大学の先生が現地視察をいただきました。そういう畜産関係の専門の先生なんですが、来ていただいて見てもらった。こんなきれいないいとこない。感心して帰られました。  ですから、その先生は、わしらがいろいろ問題視しているのはこんな状況ではないんやというふうにおっしゃられましたので、でも、においはあるのは事実であります。私もそれは認めます。施設がなくならない限り、においはあると思います。ですから、我慢できるかできないかというその辺の問題やというふうに思うわけであります。  ですから、我慢ができる範囲内まで、何とか抑え込んでいきたいいうことで一生懸命取り組んでおりますけれども、業者も命がかかっておりますのでですね、なかなかやめるという方法も、移設するという方法にもなかなかなってこないいうのが事実であります。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  大学の先生が来られてね、現場を見ていただいたと答弁いただいたんですけども、臭気は依然として改善されておりません。土木経済委員会としてですね、4年間臭気改善策として8つの提案を行ってきました。光触媒での脱臭でありますとか、安価な消臭剤の作成、それから消臭剤の噴霧器の調査、それから堆肥、乾燥堆肥舎内の圧力を標準大気圧、つまり1013ヘクトパスカルより下げること、そしておがくずの活用、オゾン脱臭、それから希硫酸を散布する脱臭装置、そして国交省の新技術システムに登録された養豚場臭気環境改善システムを4年間にわたって提案してまいりました。委員会としても十分取り組んだわけです。においは、なかなか解消できていないのが現実であります。  先ほど道の駅には、道の駅建設をこのまま進めるような答弁をいただいたんですけども、非常に、においがもとで道の駅の運営にも及ぼすと経営にも影響が出るということを私は懸念いたします。  においというのはですね、もちろん目には見えませんが、においのもとは分子なんですね。分子が飛び出さない金属類はにおいません。養豚場の臭気は6段階法の2から3というふうな測定結果が出ておりますが、トイレ臭を構成する分子であるアンモニアは空気中に0.15ppmあればにおいを感じるとされております。このppmというのは御承知のようにですね、10のマイナス6乗の世界なんですよね。空気中の臭気濃度とにおいとして感じる強さはですね、1対1の比例関係にはありません。  例えば、空気中の臭気濃度を50%低減させたとしても、20%の減少のようです。97%減少させてですね、やっと2分の1ぐらいというふうに技術書では出ています。飼料にまぜる消臭剤は期待できますけども、消臭という臭気の解消までは難しいのではないかというふうに私は懸念しているんですけども、その辺の見解はいかがでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  もう業者はですね、0.6%を食べさせるって言っているんですね。今の養豚業者は0.3%なんですね。6%を食わせると利益がもう出てこないいうことになるらしいので、じゃあ新年度この予算に計上しているんですが、残りの3%分を村が1回ことし食わしてみて、どうなるんやいうことを確かめてみたいいうふうに思ってます。  それとですね、脱臭槽をもう1基ふやすと言いましたですね、養豚場の中はね、そんなに臭くないんですよね。ふんのやっぱり処理するとこに、においが出てくるというふうに私は思ってますですね。ドアをあけるとね、もっとにおいが出てくるんですね。気圧が中のほうが暑いし、シートの中に囲まれておって、温かいから、気圧が高くなっているんですよね。今の状況なら引っ張ったってプラスのほうにまだ中の気圧がなってるから、ドアあけるとにおいが出てきよる。だから、もう一層つけて、ドアをあけると外の空気を中に吸い込むような状況にすれば、中の気圧がマイナスになるから、臭いにおいが出てこないと思うんですね。  そういう意味からも、もう1槽つくって強力な部屋の吸引力で引っ張っていくということにしないとにおいは収まらないというふうに思ってます。そういうふうに今回は思って、もう1槽ふやして、吸引をしていくということに計画をしているところであります。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  答弁いただきましたが、先ほど申し上げましたように、この提案は土木経済委員会としてもね、標準大気圧以下に下げてもらいたいということを申し上げてきました。おっしゃるように養豚施設内よりも、乾燥堆肥舎と申しますか、その部分がですね、その施設が非常に臭気が高いということが我々も測定器を持って現場で調査いたしましたので、それは間違いございません。  したがってですね、乾燥堆肥舎の密閉度を高めて、やはり標準大気圧以下にね、してもらうことが必要だと、もう常々申し上げてきたところですけども、やっと一歩前進したかなという思いなんですけども。  この臭気改善についてはですね、個人的にも地方創生案に対するパブリックコメントで住環境の改善として養豚場の臭気改善の追加を提案させていただきました。  そうしたところ、村では、その提案を盛り込んでいただいたと理解しておりますが、しかし、国への提出書類にはですね、改善目標として平成31年度と書かれておりましたので、そこまで待てないという思いがあります。道の駅オープンまでにですね、臭気が解消されなければ風評被害も手伝って経営に影響が出ることが懸念されます。  ところで風評被害と言えばですね、3点目の質問になりますが、旅先の情報をSNSで発信する人がふえています。道の駅利用者が漂う不快な臭気を感じたならすぐにその情報が拡散し、結果臭気そのものが道の駅の経営を圧迫することになると、私はそのように考えておりますが、影響というのは出ないんでしょうか、村長どうでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  そういうこうした環境づくりの対応の一方で、利用者にとって魅力的な道の駅をつくることにより、前向きによい情報が多く発信されるような事業内容にしていきたいいうふうに思っております。多少においはあるのは事実であります。それがですね、このにおいというのは人によって臭いと感じるか、心地よいという人はいませんけれども、1軒の家でも御夫婦でも1人はもうたまらんと言うけども、1人は我慢できるという人もいらっしゃるようでございますんで、臭いというふうに見る人は、臭いというふうに発信されると思います。  太陽光発電も同じなんですが、道の駅に太陽光を周辺ずっと張りめぐらせた道の駅も今、重点道の駅として、国交省は認定をしました。それが、悪いというふうに見れば悪いというふうに映るし、それをいいというふうに見れば、それがいいことになってくるというふうに思います。このにおいは、田舎特有のにおいでもありますし、そのにおいが我慢できるか、できないかというのは個人差がありますんでですね、できる限り、このにおいを低減していくというのは至上命令というふうに思って取り組んでいるところであります。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  人によって感じ方が違うというふうに答弁いただきましたんですけども、どうもそれは納得できません。ただ、世界で言われているマスキング法というのがね、ありまして、においを別のにおいに置きかえるというマスキングする、そういった手法もございます。しかし、それでもかなわないと思いますよ。  もとに戻してSNS関係につきまして、お聞きしますけどもね、今世界に流れている情報量は世界にある砂の数と同じぐらいという現実があるようです。これ御存じかと思いますけどね。  2011年のね、この情報量は既に18垓バイトであったと言われています。兆の1億倍がね垓なんですけども、余りにも大き過ぎて、世界の砂に例えられたんだと私は思っているんですけどね。世界はまさにSNSの時代。SNS戦国時代とも言えるものです。  そして、数々のSNSに無数、無限の投稿がなされていますが、中でも食べ物に関する投稿が多いようです。インターネットやテレビの画像は無機質なので、におい、味までは映り込みません。しかし、おいしそうに見えたらいいねのコメントが書き込まれるようです。つまり、いいねというコメントもらいやすい画像こそSNSの花と言えるのではないでしょうか。  しかし、報道によるとですね、SNSの王手フェイスブックのCFを最高経営責任者をですね、昨年9月「いいね」ボタンに加え、「よくないね」でも表示できるようにする方針を明らかにされました。これはさまざまな感情を示すボタンの設置を求める声が数多く寄せられていることに対応されるようです。一度、村の道を訪れてですね、においがひどくてよくないねというふうな発信がされたらですね、前世界に広がります。風評被害も手伝って、道の駅経営の影響は、はかり知れないものとなると私は考えます。  商売お御経験がかなり長いというふうに本会議でも村長答弁いただいているんですけど、商売経験が豊富な村長としてはですね、これどのように御判断されているんでしょうか。お伺いしたい。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  SNSの必要性、あるいはその情報というのは、すごいものがあるなというふうに認識しております。一昨日、私の身内がカナダに行きました。夜のうちに画像とともにこちらに届いてきます。リアルタイムでカナダとこことが交信できる、こんな状況になっているのは、実感として私は感じてます。  ですから、いいことはすぐ発信できますし、悪い分はそれなりに言う人もあれば出てくるかなというふうには思う。  今、1つ、においの件で香水をつくるときの一歩手前の段階で、あの悪臭のにおいをプラスすることによっていい香りになるという物質を開発をしているところがあります。それを一遍使ってみたらどうかな。悪臭と一緒になって違うにおいになる。これ、また今度香水のにおいがするということで、頭痛が起こると言われるかもわかりません。それも一回やってみないとわからないなというふうに思いますので、ことし、そういうのを業者に提案してですね、一回そういうこともやってみたいというふうに思ってます。  それはですね、分子構造を説明するのはよくわかるんですが、養豚のにおいと、そのある物質を混合すると、いい香りになるというそういう分。それをすることによっていい香りが漂ってくるいうふうになるんで、それもまたそっちのほうがましかなというふうに思っているんですがね、ちょっとこれも試験的にやってみたいなというふうに。  ですから、道の駅にこれが影響ができる限り出ないようにですね、いろんな情報を集めて今やっているんですがね、私だけではもうできませんので、大学の専門の先生なんかも真剣にそれを研究をしていただいております。何とか、においをオープンまでに違うにおいに変えるなり、いろんなことをやってみたいいうふうに思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  村長、ただいまの答弁はね、私、先ほど申し上げましたマスキング法なんですよ。別のにおいに変えるというのはマスキングです。これは効果があるかもわかりません。逆にしかしそのにおいがきつければおっしゃったように、そのもの自体がね、変えたにおいのそのものが感じ方によっては悪臭になるということが懸念されるんです。しかし、これは慎重にやっていただかないといけません。  しかし、これ試験的にことしやってみられるということですけどね、来年の春にはちょっと無理かなという気がしております、私は。ところでね、道の駅、村の道の駅ではトラックドライバーを対象にした弁当がね、販売される予定とお聞きしておりますが、例えば、このにおいが残った場合ですね、このにおうような道の駅でね、食べ物を買う気になるのか、ちょっと私であればちょっと買わないなという気がしているんですけどね、これ甚だ疑問ですよ。どうなんですかね。  この臭気が改善されなければね、非常に経営に悪影響を及ぼすというふうに私は懸念しております。道の駅の計画については、3年後に経営が成り立つように計画されているようですが、臭気の風評被害も手伝って、オープン当初から3年後も赤字が続き、赤字駅が常態化するのではないかという懸念もしております。まさに道の駅は赤字駅になってしまうおそれがあります。  今山交差点の改良はおくれてとまっていますよ。道の駅の造成工事は始まっておりますがですね、道の駅経営に対してデメリットの要因を解消してから道の駅の建物を建設されたほうがですね、健全ではないかなというふうに思います。もう道の駅は決まってますのでね、今さら反対するつもりもございませんが、こういうにおいを解消してから、建物の建設に踏み切られたらどうでしょうかという質問なんですけど、どうですか。
    ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  中嶋議員、2期目ですよね、もう2期終わるんですね。2期議員してはって国や京都府の補助金やら、いろんな事業も一緒になって今やってる事業を今やめたら次スタート切れますか、どうですか。もう村は、相手にしてもらえません。  ですから、今あなたがおっしゃるようなことは村を潰すことになります。赤字の道の駅って今からおっしゃいますけどね、何をもって赤字になるのか、これを利益に出るようにということで一生懸命住民の皆さんもその気になってくれている中で、議員の発言らしくない発言を今聞きました。もっとね、予算は全部反対されましたからそういう思いはあるのはようわかります。中嶋議員は道の駅に関する予算はこの4年間、全部反対でありました。  ですから、あなた個人的には道の駅は反対だというふうに思ってます。それはもうあなただけじゃなしに、村民は皆思ってます。でも道の駅はやります。成功させます。自信持ってやってよかったなと言ってもらえるような道の駅になるように全力で取り組んでいきます。心配しないでください。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  強力な決意表明をいただきまして、私は道の駅をね、施設建設は要らないのじゃないかという視点から反対させていただいたわけですけど。そらもう反対しようがございません。ただ、申し上げたかったのは、においの問題をね、解消してから建物建設に踏み込まれたほうがいいんじゃないかなというそういう提案でありましたが、国や府の補助金がなくなるので、ことしにやるんだという答弁でした。非常に残念だと思っておりますが。  続いてですね、時間があればまた、この件についてお伺いしますが、続いてメガソーラー計画についてお尋ねをいたします。  先ほどの議員も質問がありましたんですけどね、私も危惧する点が多いのでお伺いしてまいりたいと思いますが、民間企業が計画されている自然エネルギーを活用したメガソーラー発電設備であります。先ほどもございましたが、開発が計画されている面積は村内外をあわせ100ヘクタール、そのうち約55ヘクタールにソーラーパネルが設置される大規模な計画です。  前回の質問で、危惧する点をお伺いをいたしました。村として危惧する点は、府や事業者に任せ切りではなく、デメリットを住民に示してですね、議論を深め村として守るべき価値を示す必要があるのではないかと思っております。  したがって、次の危惧する点についても、村長のお考えをお聞きしたいと考えます。  1番目には、先ほど小学校、保育園、高齢者施設があるので、電磁波の問題を取り上げられました。村長、京都府へは小学校や保育園、福祉センターがあることを伝えているとおっしゃったので、この件については省かせていただきます。ただ、電磁波というのは目に見えませんので、ね、非常にまだ注意が必要だと思います。先ほど400メートル以上離さなければならないということも指摘されましたんですけど、その点もしっかり協議されて、京都府に申し上げていただきたいということを申し上げておきます。  ただ、この小学校、保育園、福祉センターの近くにパネルを設置されるに当たりましてですね、パネルというのは夏場の太陽光を受けるとね、手でさわれないぐらい熱くなるようなんですよね。といいますと、その反射、太陽光が反射した光はそういった施設には入り込まないというふうな説明だと聞いておりますが、しかし風向きによってはですね、その熱せられたパネルの周辺の空気が東から、例えば東側からね、小学校、保育園、福祉センターに向けて吹いてきたときにどうなるのかという心配をしてるんですよね。  当然熱中症であるとかね、発生しますよ。直接人的被害を受けないかなと心配しておりますが、この点、村長近くに建設されるのであればそういった心配が出てきます。どうでしょうかね、村長のお考えは。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  事業者の資料を見ますと、一応400メートルは離れてるというふうになってます。これも業者からもらったじゃなくて、違うルートで入手したんですが、一応、学校から400メートルぐらいは離れているいうふうになっておりますし、それが熱が来るか来ないかもようわかりません。でも最近の温暖化というのは、かなり進んでましてですね、南山城小学校もかなり暑い状況になっております。今年度中学校はエアコンを入れます。今年度の予算で小学校のエアコンの設計業務を予算化をしていきます。  夏場対策として、小学校のエアコンを順次予算に応じてやっていくということになります。ですから、太陽光ができたできんの問題とは別の問題に小学校ではそういう教室の中では問題がないように太陽光発電をじゃなくて、エアコンを入れていくというふうに思っております。  どれだけ景況があるのかという問題についてもわかりません、それについては。でも光については要するに業者は大体南に向けて、5度から30度の角度で設置している、業者によって違うんです。お昼の時間帯やと真夏は夏至、上のほうへきますよね、これがこの角度でいくから家には来ない。冬の冬至になるとずっと南に太陽いきますよね、それがこう当たるとこうまた反射するので、そのものはいかない。ただ、朝と夕方は横にいきますよね、角度が端にいきますから、まぶしいということはあるかもしれません。それは朝晩の気温がある程度下がってきたときのことになりますし、パネルが黒いということから、何分の1か軽減されますので、そのまま太陽の光が反射するということはないいうことらしいですから、そういうこともあんまり心配はしておりません。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  ただいまの答弁でね、パネルが400メートル離れているということが明らかになったんですけども、実際の説明書ではね、そうは思えないんですよね。実際にそのことを確認していただきたいのと、熱風というのは本当に影響がないのかどうか、この点についても調査されてですね、しっかり協議されるのであれば協議していただきたいなというふうに思います。  2点目に入りますが、これを伺うと砂防法でというふうにおっしゃるかもわかりませんけども、近年全国的に豪雨が多発する時代になっております。開発工事中の局所豪雨による土石流の発生と2河川への濁流が懸念されるところです。  思い返せば平成26年8月でしたか、広島県で大規模な土石流が発生するのは記憶に新しいわけです。記録によるとこの時間、雨量、このときの時間雨量は46ミリから115ミリの雨が降ったとされておりまして、地質は花崗岩の噴火した真砂土が多いことが土石流発生の原因と報じられていました。  ところで村の地質もね、ほとんどが同じ地質なんですよ。開発中の局所豪雨によってですね、小さい山でも土石流が発生することが予想されます。そして、高濁度の濁流がね、発生することから、木津川漁業組合も計画には反対されているとお聞きしておりますが、工事中の土石流発生と濁流の発生の対策は、これは業者、事業者はどのようにされるのか、村長、また村としてね、どういうふうに指導されるのか、明確にしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。この2点。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  この問題については、砂防法でいう関係法令に基づいてされるわけでございますんですね。村に関連する内容がありましたら、その都度、意見を申し上げたり、指導したりしていきたいというふうに思っております。まだ、具体的なこういう形でやるという確定した内容にまだ至ってないようで、まだ、砂防法のとこまでは一定京都府はいってないということでございます。  これ、先ほどの質問なんですが、私が独自に取り寄せた書類なんですが、学校から見て400メートルの間に入っているというのがありまして400以上離れているということでございます。  ですから、400メートル離れるということについては、これで一定離れているなというふうには思います。それで影響あるのかないのかという分については私はわかりません。電磁波ってそんな何十メートルもいくわけやないというふうに思いますし、そら体にあんまりよくないとは思いますけれども、それが一番ひどいのは電子レンジですよね。テレビとかね。子供がテレビにくらいついて見ているとだめだ、2メートル離れというのもそういうことかなというふうには思いますけれども、そういうことでその件についてはそんなに心配することはないのじゃないかなというふうにこの資料から見て、私は感じております。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  濁流についてお答えいただかなかったんですけどね、質問は濁流と土石流ですので濁流についてお聞きします。  村の簡易水道施設ではですね、処理能力に限界があります。沈殿池のね、滞留時間が短いので高濁度は処理できないというふうに私は長年水道関係をやっておりましたので、理解しておりますけども、このようにですね、沈殿池の能力に限界があるのでね、殿田川の水が高濁度になった場合、取水できないんですよね。平成25年度でしたか、台風18号で山城谷川の取水管が閉塞したときにね、そのときにも高濁度の水であったがために取水できなかったというところもあります。  仮に非常時にでもですね、高濁度の水なら取水できないわけです。その場合の対応ってどうされますか、お伺いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  どうもその話がかみ合わないなと思うんですが、あっこはですね、議員、御承知のとおり真砂土じゃないんですね、三紀層というて、もともと伊賀盆地が泉であったころにできた堆積層で、小さい小石の混じった粘土の土なんですね。比較的に言えば土なんですよね。ですから、それが汚水となって、濁度、濁流が泥水が流れ出すということとか、土石流がとかいうことになりますと、広島で行われたような山城谷から、この山手はそういう花崗岩の噴火層の真砂土なんで、押原から北側を見てもらったら大きな山ぐえが起こってますよね。ああいうふうにナラ枯れ起こって地盤が緩くなって、真砂土のとこに雨がふると土砂崩れが起こってくる、地主はそれを心配をされておりました。そんなことになったらえらいことやなということで心配されておりましたが、そこは心配いりません。そこはもうちょっと粘い土ですよと。学校の入り口なんかを見てもらったらよくわかります。あっこ掘削したとこは全部ほとんどが底のほうに行くと真砂土、岩が出ますけれども、10メートルぐらいの層ですかね、その三紀層になっておってですね、真砂土じゃないいうふうに思います。  ですから、そんなときには取水はとまるということになりますよね、雨の降ってる最中は取水しません。泥水入ると機械が詰まりますから、そういうことはしないでしておりますんで、建設水道課のほうで、適時雨が降るようなら出ていって敏感な対応をしていくということに尽きると思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  その計画地は真砂土でないというふうにおっしゃいましたが、一方、底のほうは真砂土と岩というのが出てくるというふうにお聞きしました。小さい粘土質である小さい石の混じった粘土質ということは、砂礫層かなというふうには、私は理解しておりますけども、そのような御認識かと承りました。  ところでですね、重要な事実としてね、ソーラーパネルの設置場所はポイント的に崩れるという報告もありまして、実は、村へのですね、ある地域で約1ヘクタールにソーラーパネルが設置されておりましたが、地すべりを起こしているというふうにお聞きしております。低い山でもですね、地すべりから、いわば土石流が発生する可能性があることがこの事例からも明らかになります。完全には崩れていないんですけど、地すべりを起こしている。  この事実があることをですね、認識していただいて、対応していただきたいというふうに思いますが、その点についてお伺いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村が許可するわけでもないしですね、京都府の砂防課できちっとその辺の確認をしてくれるものというふうに思っておりますし、村からはそこには水道の取水口あるいは農業用水の取水口がありますよいうことも申し上げておりますし、学校、保育園、保健センターもあります。道の駅もそこにつくるということは京都府は重々御存じでありますしですね、下流にはそういう公共施設を含めて、重要な地域であるということはもう既に京都府も認識をいたしております。  ですから、その辺は京都府が許可する事前に村のほうに意見照会というのがあると思います。なければいけないんで、それをそのときに見て、また慎重に対応していきたいいうふうに思っております。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  村が許可するわけではなく、府が許可するというふうに答弁いただきました。この事実をですね、府にも伝えていただけますか、どうでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  もう京都府には2度ぐらい行ってますし、最初、この説明を受けた、こういう申請が出たよという申請を受けたときに行きました。その後、住民の皆さんがいろいろこう心配されて村長室まで来られた若いお母さんおられました。そんなことがあったために私は関係するとこへ行って、つい1週間余り前の話なんですが、行って細かくこの辺の話も京都府とさせていただきました。  京都府も業者にかわって京都府が答えるということはできませんねと。業者にきちっと説明させるように指導します、いうことでありました。  ですから、いずれにしても、事業者が住民の不安なり、危険を回避するそういう施策をきちっとする、それが業者の責務であるというふうに思いますし、許認可はありませんけれども、事業者にそうして、そういうことをきちっと住民にも説明をきちっとする、させる、そして安全な施設をつくるいうことを、きちっと関係機関にも言っていきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  時間がありませんので、申し上げますが、先ほどの質問でね、地すべりを起こしている事実があることを府に伝えていただけますかということをお聞きしたんです。これは伝えていただきたいと思います。  そして、時間がありませんので次伺いますが、物理的な問題としてですね、これも砂防法でというふうにおっしゃるかもわかりません。開発後、豪雨による2河川の下流、流下能力、合流点から特にですね、下流域の流下能力に疑問があります。これは住民の方がおっしゃってます。というのはですね、JR月ケ瀬口駅ホーム下のね、河川トンネルがありますよね。下流域に合流点から下流域に。あの河川トンネルで開発後の雨量、そして今現在起こっている100ミリを超す雨量が飲み込むのかどうかということを私質問いただいてですね、調査しますというふうに申し上げたんですけども、実はその方がおっしゃるには昭和28年災害でね、今山地区で家の横の土手が削られて、今にも民家が流されようとした写真が残っているんですけど、その方がおっしゃるにはそのときの水はトンネル内を流れていたのかどうかわからないけどもというふうに説明されました。  現在、この100ミリを超す雨が降ったときにですよ、さらに上流で開発が行われる、そして開発が行われれば流出係数は当然ふえますよね。流出係数がふえるということは、一時に流れ出る水がふえるということですから、このときに月ケ瀬口駅下の河川トンネルは流すことができるのかどうかということを申し上げたい。これは、もし村長わかりませんとおっしゃるんだったら京都府に言ってください。これ本当に流すことができますか。流せなければですね、横のトンネルは流れるかもしれませんよ、そしたら民家が浸かってしまいます。これしっかり京都府に申し上げていただきたい。  そして、先ほどの質問でもありましたが、渇水期の問題なんですよ。山が荒れているから水が来ないから水田の耕作者は喜んでおられるといいますけども、そうしたらね、下流域に全て、下流域に耕作されている全ての地権者にこれは同意をもらってください。そうでないとね、上流は例え水が来なくてもですね、下流域の方にまた開発後に水が流れるのかどうか不安です。  例えば川が干し上がったときにね、下流域の方どうするんでしょうか、上流域はいいですよ。事業者にはその下流域の水田耕作者にも同意をもらってくださいということを申し上げたいんですけど、村長どうでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  下流域の同意をもらえるかどうかは、私は定かでありませんけれども、山を開発することによって保水力が少なくなって、渇水期に水が少なくなるという問題については、一定森林開発を担当する森林部のほうで回答できると思いますんでですね、その辺については意見を申し上げていきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  中嶋克司議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  これから、13時まで休憩します。              (休憩 11:54〜13:00) ○議長(新田晴美君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  続いて、3番議員中村富士雄議員の一般質問を許します。  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  3番中村でございます。通告書に基づき質問させていただきます。  まず1点目は、重点道の駅とはどのような内容であるか。  2点目につきましては、北大河原バイパス、信号機は設置されるのかどうか。  3点目につきましては、給水の安全確保はできているのか。  以上、3点を質問いたします。あとは自席で行います。 ○議長(新田晴美君)  中村富士雄議員の発言の制限時間は、13時45分までです。
     「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  それでは、まず1点目の重点道の駅とはどのような内容かということで御質問させていただきます。  国土交通省は本年1月27日に新たな地域活性化の取り組みを後押しする重点道の駅に、全国38カ所の中の南山城道の駅を施設整備や運営面で通常の道の駅より手厚い支援をすると発表いたしましたが、具体的に村の道の駅はどのような支援を受けられるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  中村議員の1点目について、お答えをしたいと思います。  重点道の駅につきましては、全国のモデルとなる先駆的な取り組みを行う道の駅として、モデル道の駅が6カ所ございます。当村の道の駅を含め重点道の駅につきましては38カ所が国土交通大臣より選定をされております。  当村の道の駅は、耐震貯水槽の設置や太陽光パネルの設置など、防災機能や、小さな拠点として道の駅とコミュニティバスの連携、宅配サービスの実施、高齢者の安否確認や配食サービスといった福祉サービスの実施等の内容から重点道の駅に選定されたものであります。  当村の道の駅は新設であり、既に整備に関しては、現在、国土交通省の社会資本整備総合交付金並びに農林水産省の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を活用しており、国土交通省や農林水産省から御支援をいただいております。  重点道の駅に選定いただいたことにより、全国的に村の取り組みを周知いただいていることも、大きな支援となっているところでございます。  以上、そういうことによって重点道の駅として村は選定に入ったと、まだ建設しておりませんけれども、考え方、取り組みの理念等については、こういうことで選定をいただいたとこであります。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  今村長に答弁いただきました。新聞紙上にも本日の新聞ですね、29日付の新聞にも載ってますように、村長答弁された福祉の関係、それから先ほどおっしゃいました耐震貯水槽、それからコミュニティバス等、そういう企画についての国交省からの支援ということでよろしいんでしょうか、どうでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  国交省は、重点道の駅の要件といたしまして、産業振興、地域福祉、交通結節点、防災、総合観光、インバウンド観光、地方移住促進、交流連携等のことがこの道の駅でどれだけ充足されてるかということをもとに選定をされます。  この選定をされるに当たっては、国土交通省の局長を初め、審議官レベルでこの選定を行うわけでありますけれども、村の道の駅を後押しするために京都国道事務所、近畿整備局局長が国交省に出向いて進言をしてもらったんですが、なかなかそこでも厳しいいうことで、村長が直接審議官にプレゼンテーションをしてくれいうことになりまして、私が担当課長と一緒に担当課を回ってですね、村の取り組み状況、それから目指す道の駅の方向性というものについてプレゼンをしてきました。  そんなこともあって、最終的に審議官、局長クラスで選定が決まったということでございます。これについては、今後いろんな面でこれから取り組む、いろんな面でまだ今ついてる助成以外にも大きな支援をいただけるものというふうに考えておりましてですね、将来期待をしているところであります。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  理解をいたしました。今後、調整も含めてですね、より以上の支援をいただけるという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今議会に予算を提案しておりますが、少し内容の変更もあって膨らんだわけでありますけれども、村の負担が以前よりも少なく済んだということも、支援を手厚くいただいたということの要因であるというふうに理解をしております。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  続きましてですね、北大河原バイパスの信号の件なんでございますが、工事中の北大河原バイパスについては、信号機の設置検討をされているのかどうかということで、特に、大河原東和束線との接合部は非常に危険と思われます。京都府からの報告はあるのでしょうかということで、質問させていただきました。  そのほかに、このバイパスができましたら東西に2カ所、真ん中に1カ所、3カ所ぐらい程度信号機が必要ではなかろうかと思うんですが、その点いかがでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  北大河原バイパスについてはですね、現在工事中のバイパスもほぼ完成間近ということになっておりますが、平成18年に国道のバイパス事業として採択をされました。京都府において、長期にわたり工事を進めていただいているところでございますが、いよいよ今年度、夏ごろ開通の予定と伺っております。詳しい日にちについてはまだ明確には発表されておりませんけれども、夏ごろということでございます。  さて、御質問いただきました北大河原バイパス区間の信号機の設置につきましては、山城南土木が公安委員会と協議をいただいた結果、起点であるバイパス西側の小休場付近の交差点と、終点であります東側の荷掛付近の交差点の2カ所の設置いただけると伺っております。  議員にも御心配おかけしております大河原東和束線との合流部につきましては、現時点においては設置する予定はないと伺っております。村といたしましても設置していただけるよう公安委員会なり、京都府のほうにも要望してまいりたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  小休場の入り口と荷掛の入り口、それから真ん中の東和束線については、設置の今のところあれやないということでございますが、これはとりあえず2つの小休場と荷掛の信号については、これは点滅信号か、普通の信号機か、その辺はわかりませんでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  その辺の内容については建設水道課長がわかっていれば課長のほうからお答えさせますけれども、まだそういう内容については詳しく打ち合わせはできていない現状であります。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  現在、設置をいただけるというお話は伺っておりますが、種類についてははっきりと明確にはお答えいただいておりません。点滅ではないとは思っておりますが、感知式なるのか、通常の時間制限なのかはちょっと聞いておりません。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  その辺、もう夏まであとわずかでございますんで、点滅か、普通の信号か、その辺についてはできてるんじゃなかろうかと思いますんで、早急にその辺の設置内容をですね、詳しく聞いていただきたいなと思います。  それから、先ほど東和束線はもうないということで検討の内容の中に入ってないということでございますが、山間部からバイパスにおりてくる場合ですね、山間部の人々は特に野殿童仙房も高齢化しておりまして、シルバーマークですか、もみじマークつけた人がたくさんおられます。その人が交通量の激しい163のバイパスに出る場合ですね、やはり信号はどうしても必要じゃなかろうかと、あっこでなぜ今現在の163の合流部、駐在所の周りに点滅の信号があってですね、今度バイパスのところになぜないのか、その辺を理解していただくような説明をしていただいてですね、村のほうから、どうしてもあっこに1基つけていただきたいなというのが地元の要望でございますので、その辺いかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員、トンネル視察行かれたかと思うんですが、全体が全部カーブしているんです。どこまで行っても出口が見えない、見えてきたらすぐもう橋にかかるという状況になってましてですね、非常に危ない構造になっております。そこに信号があるのがいいのか、ないのがいいのかという問題はまだちょっと事業者もなかなかわかりづらい分があるようであります。  ですから、より安全のためにどうするべきかというのは公安委員会も含めて感じておられますけれども、つくほうが安全なのか、つかないほうが安全なのかというとこら辺も含めてこれから検討されるという。その辺については、村としては必要ですよということを申し上げていきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  答弁ありがとうございます。ニュータウンの入り口もですね、その信号の前に信号がありますよと、予備点滅の信号がつけてあります。だから、その辺も含めてですね、今度の新しい新バイパスについてはカーブのところであるけれども、トンネルの中に予備信号でもつけていただいてですね、ぜひとも村から京都府のほうへ信号をつけていただくように、要望をお願いしておきます。  続きましてですね、給水の安全確保はということで御質問させていただきます。  山城谷の浄水場施設はバイパス工事のための粉じんが入るということで長い間シートで覆われておりましたが、そのシートが長期間やぶれたままになっておりました。安全・安心の面から早急にとってほしいなというふうに思っておったんですが、その結果はどうなったかちょっと答弁願います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員御指摘の山城谷浄水場沈殿池を覆っているテントでありますが、京都府の府代行工事を実施する際の粉じん防止のために、3年ほど前に京都府に設置をしていただきました。現在、京都府の府代行区間の主要工事は完了いただきましたが、舗装工事が残っているため、山城南土木事務所の担当者との協議の中で舗装工事終了後の撤去としておりましたが、今年1月末ごろ寒波や強風によって劣化したシートが耐え切れずに大きく破損をしてしまったわけであります。  既に、このシート及びテントにつきましては、撤去をいただきましたので、撤去いただいたということでございまして、また、今後、舗装工事をする、施工していただく際には短期間ということもございますので、テントは設置せずにシートで保護していくという予定でございますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  たしか、2月の22日に撤去されたと思います。長時間かなりやぶれた状態であったんで、住民が見てもこれはえらい不安で安心の面では、えらい村はどうしてねんやろというような感じを受けたと思います。撤去されたんでその辺はよしとしてもですね、後々の管理の面で、舗装のときにはシートで覆うわけでございますが、あれあっこの工事の部分はサイドの配管が通ったとこは、道のかさ上げしましてですね、その浄水場真上から見おろすような形になっております。橋もかかっておりまして、どうしても安全面からは、かなり今後の給水の状態を確保するためには、テロでも起きた大変だなというような考えを私は持っております。  できたら、今後浄水場の今部分的にあいてる部分にふたをするか、現状のフェンスの上に有刺鉄線が張ってあります。あの有刺鉄線の、要するにあのフェンスを高くしてですね、物がほうり込まれないように、そういうふうな安全対策をするべきと思うですが、村長いかがでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  道路が上、通りますよね、国道という浄水場のその上を通っていくということで、道路から何かポイ捨てをしたような場合には、うまくいけば入るということもあるんで、そういう意味からも今後は浄水場のそういうものを防止するための網なり、ネットなりですね、そういうものは考えていかないかんのかなというふうに思います。必要に応じて、予算化してやっていきたい。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  ぜひともですね、行政というのは住民の命でございますんで、安全対策を講じていただきまして、水が安心して飲めるような施設の確保ということをお願いしておきます。  また、道の駅も大事でございますが、そういう安全・安心の、防犯、防災、また安全・安心に対する施策を今後要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  中村富士雄議員の一般質問は終わりました。  続いて、8番議員青山まり子議員の一般質問を許します。  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  8番青山まり子です。議長の許可を得て通告書に基づいて一般質問を行いたいと思います。  まず1点目は道の駅関連、2点目はメガソーラーの建設についてです。  まず1点目、平成29年の春に開所予定で、道の駅いよいよ秒読みの段階になってまいりました。現状についてお聞きをいたします。  まず、生産農産物、開発商品など販売に向けての準備状況はどのようになっているんでしょうか。  それから、地方創生の補助金での計画も多く計画されておりますが、補助を受ける時期と開所時期が短いと考えますが間に合いますか。
     事業計画試算の具体的な、事業計画試算を先日、全協でお聞きをいたしました。具体性をお聞きをしたいと思います。それから施設の指定管理料については、長期的な村の支出はどのようになるんでしょうか。  それから、道の駅全体で初年度から村の税金の投入はどのようになるのか、予測をお聞かせをいただきたいというふうに思います。  2点目、急浮上しておりますメガソーラー問題、京都府も重大性を認識して事業対処をできるように制度変更に間に合わせるとして、環境アセス対象とすることが方針で明らかになりました。事業自体はマスコミ等でも明らかになっておりますように、約100ヘクタールの里山を伐採をして設置するという今回の計画です。多くの住民が意見書を京都府に提出し、村議会、それからニュータウンの自治会も意見書を提出いたしました。  本日も午前中も多くの傍聴者が本日の本会議に訪れて、村の姿勢に重要な関心を示しておられます。  そこでお聞きをしたいと思います。村は平成27年度10月20日付でメガソーラー事業者にその他関係法令を遵守し、必要な措置を得た上で事業を実施することと事実、事業実施を容認するともとられる回答をしておられます。村はこの事業が実施されたら、どのようなメリットがあるとお考えかお聞かせをいただきたいと思います。  それから、住民からも多くの問題が指摘され、府に、先ほど申し上げましたように意見書も提出し、反対署名をされている方もいらっしゃいます。多くの問題点が指摘されている中で、村はどのような問題があるとお考えなのか、村が考える問題点を明らかにしてほしいと思います。  それから、この事業が村の将来や村の発展にどのように役に立つと判断されているのか、御説明をいただきたいと思います。  3つ目には、悪臭改善について。  議員になって以来一貫して取り上げてまいりました悪臭の改善、現在でも改善されていないことは残念です。私たち議会も決議を上げるとともに条例まで制定したにもかかわらずなかなか機能していないのが現実です。  しかし、新しく道の駅ができることによって、住民は今までニュータウンだけの課題とされていた悪臭が道の駅関連で大きく改善されることを期待しているところです。その上でお聞きをしたいと思いますが、この間の取り組みを報告していただきたい。  それから、脱臭装置を増設されるというふうにお聞きをしておりますが、この装置が機能し、この夏は多少とも改善されると判断されているのかお聞きをしたい。  それから、先ほど申し上げましたように、道の駅は村の今後の発展に悪臭改善が欠かせないのは申し上げるまでもありません。村の発展のためにも踏み込んで対策が必要だと思いますが、村長の姿勢をお聞きをしたいと思います。  村長の御答弁については通告書に基づいて、一通り答弁書に基づく御回答をいただいて、個別に改めて質問させていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(新田晴美君)  青山まり子議員の発言の制限時間は、14時3分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、お答えをいたします。  1点目の道の駅開所に向けて準備状況をということでございます。  生産農産物につきましては、2月22日に京都府は振興局・普及センター、JA本店営農部長、南山城村支店長を交えて農業者技術者協議会を開催し、来春開業に向けたスケジュールの共有や生産体制確立等の意見交換を行っております。4月上旬には道の駅生産者協議会の開催を予定しており、それまでに使用数量や販売手数料等具体的な説明が行うため、ルールづくりや、生産者が取り組みやすいように、獣害対策やビニールハウス整備等、基盤づくりについての検討しているところでございます。  販売については、4月以降、株式会社として専任のスタッフも配置いたしましたので、具体的な販路拡大を急ピッチで進めたいと考えております。  これらのことについては、地域創生総合戦略にも掲げており、特に獣害対策やビニールハウス整備等生産基盤づくりについては、来年度の新型交付金を活用して事業を実施したいと考えております。  昨年12月に御説明させていただきました事業計画の試算につきましては、市場部、加工部等部門ごとに商品売り上げ構成比率を想定し、積み上げたものであります。今後は扱う商品と数量を納入業者と詰めていきますので、より具体化していくこととなります。  施設指定管理料につきましては、株式会社が営業をして利用する部分以外の維持管理費相当分を想定しております。建物工事が具体的に進んでいく段階で、設備の能力等がより明らかになっていきますが、トイレや駐車場、広場部分の維持管理費の保守点検費用等については、村が負担し続けるものであります。  京都府の施設となる道路休憩施設に係る費用負担ですが、今後、京都府と具体的な協議により、確定するものでございます。村といたしましては、京都府と一体的に整備を行ったものでありますので、管理の部分の経費負担についても府が支払いをしていただくいうふうに思っておるところであります。  次に、メガソーラーの問題で3点をいただいております。  1番については、関係法令に基づき進められておりますので、荒廃地が有効活用されるということもあるというふうに思っております。先ほど来、2人の方からいろいろ質問がありましたので、改めては申し上げませんが、そういうことでございます。  2番目の住民から多くの問題が指摘され、国に意見書を提出、反対署名も多いというようなことで村はどのように検証し、住民に理解を求めるのかという問題でありますが、事業者に対して住民に対する十分な情報提供や丁寧な説明など、誠意を持って対応していただけるよう働きかけていきたいいうふうに思っておるところでございます。  3番目のこの事業、将来村にどのように役に立つのかということでございますが、まず、1つは荒廃地になっておって、水路が全部ふさがってしまっているとこら辺があります。この辺は水路をきちっと入れて整備をするということに伺っております。そのことによって、より確実な給水能力ができてくるいうふうに思います。そういうことがメリットかなというふうに思います。  先ほども出ましたけれども、地価評価が変わりますので、そういう場合の評価関係で固定資産税等は少し上がるかもしれません。でも、交付税が下げられますんでそういう面でのメリットというのは余り大きなものは考えられないいうふうに思います。  続きまして、3番目の悪臭についてでありますが、養豚場の臭気対策につきましては、京都府関係機関の御指導のもと、日常の日常管理、餌の管理を徹底を初め、樹木チップ脱臭槽の適切な運転管理など指導を行い、粘り強く業者との話し合いを持ちながら問題解決に向けて取り組んでいるところであります。  最近では、堆肥乾燥施設にビニールの全面張りかえや、飼料への臭気軽減資材の混入など、まぜて豚に与えるなどの取り組みが行われるところでございます。また、堆肥施設の脱臭槽の増設にも取り組まれているところであり、京都府関係機関の支援を得まして、しっかりと機能を発揮させることにより、さらに改善に向かうことを期待をするものでございます。  以上でございます。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  まず1点目ですね、道の駅関連についてお聞きをしたいというふうに思います。  御答弁をいただきました。御答弁の内容では、1番目に、この関係機関との協議を進めて、スケジュールを共有しながら今後ビニールハウス等の設置等の対応等、急ピッチで進めていくという話でした。私たちに全員協議会で配られた資料にも3月、4月いうことで、この開業までのスケジュールということが提示されておりますが、担当課にお聞きをしますが、このスケジュールですね、当初の予定どおりに一定この縦のラインで今3月ぐらいですが、3月の状況では建物のラインで一定ほぼこのとこまでトータルできてるという判断なのか、この点の進捗状況を簡単にお願いします。 ○議長(新田晴美君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(森本健次君)  ほぼ、スケジュールどおりで進んでおります。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  はい。商品開発にしても、それから先ほど村長が各種団体に協力を得ながら、今後のということで、次の質問も関係するわけですが、地方創生のお金を使いながら、ビニールハウスの設置であるとか、そういうことも大規模に計画をしている内容なので、よっぽど詰めていかなければ、これが完成するとは思いません。  村長も担当課のところでも急ピッチでやっていくということですので、住民をそうされるだろうと期待をされているわけですので、ぜひそのようにしていただきたいと思います。  それから、この資金面ですね。私たちにこの配付されております株式会社南山城村事業計画の内容では一応全体の総売上と収入の分が約2億円ということで、出されているわけですが、先ほど村長の答弁では一定想定したのみというような御説明ですが、この担当課、この数字の信憑性ですね、その辺はいかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(森本健次君)  この数字の積み上げにつきましても、例えば、部門ごとの先ほど村長のほうからも説明ございましたが、部門ごとの扱う商品を例えば棚の大きさを想定したりですね、そういう商品数を一定想定いたしまして、それに対する仕入れ率といいますか、原価率を上げまして、積み上げまして計算して想定しているものです。まだ、そういう具体的な商談等は行っておりませんので、それは4月以降行っていきます。その中でより具体的なものになっていくというふうに想定しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  一応、私たち議員に出していただいている資料は1円単位まで入れていただいているものなので多少信憑性があるかなというふうに期待をしていましたが、ほぼないということが明らかになったことはとても残念なことです。  今後はですね、議会にもやはり段階的に想定する数字を計画的に示していただいて、やはり維持管理料につきましても、京都府との一括設置みたいなところがありますので、京都府等の負担分等の案分等もこれから計算されるとは思いますけれども、そういうものも税金がどのぐらい投入されるのかという点等もやはり議会にも明らかにしていただきたいというふうに思います。  できたら、単なる想定の数字ではなく、よりきっちりの数字じゃなくても多少の増減はあっても、想定される具体的な数字をぜひお示しいただいて、この事業を進めていただきたいというふうに思います。  この点でもう1点お聞きをしたいんですが、株式会社南山城村ですね、これは先ほど村長の答弁では、いよいよ発足していろいろ取り組みを強化していくという答弁がありました。この中では、役員を含めて正社員、パートも含めて当面は34名というふうになっているわけですが、この34名の給料ですね、どこから出るんでしょうか。答弁お願いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  費用面ですけれども、オープンするまでにつきましては職員出向させますんで、職員の給料も含めて地域おこし協力隊の費用等については、村から出すことになります。オープンを機に株式会社の費用については、株式会社のほうで給料を払っていくという原則そういうスタンスで考えております。  総合的な施設でありますんで、村が委託、指定管理として管理をさせる部分と、村の管理として残す部分があります。当然、共有部分、駐車場とか、イベント広場とかですね、通路なんかも公共のものになってくるだろういうふうに思います。レストランとか、物販とかいうのはその部屋の中になりますので、これは面積案分によって指定管理をしていくわけでありますが、その建物の必要経費については、業者が払うということになります。  村の施設として、それはちゃんと後でできましたら面積案分して決めますけれども、京都府とは完全に場所が変わりますんで分離します。村の管理の中で、村の管理する場を、それから業者に委託する分としてはっきり明確にしてやっていくということでございます。  ですから、オープンをしましたら、人件費については村の職員も含めてですけれども、給与というのは会社から出るというふうに認識をいたしております。指定管理料として渡す分、これについては村の分と案分をしまして、それは指定管理料として今後も必要な分であるというふうに認識をいたしておるところであります。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  村長がおっしゃった今の答弁の内容は私たちも十分理解しております。少年自然の家も指定管理をしてますので、それと同様に道の駅の維持管理にかかわる費用も指定管理の維持管理ということで、村から税金が出るというふうに簡単に想定できます。それで、今の話ではオープンするまでは一定税金で対応して、オープンした後は株式会社南山城村でと、やるということですが、それでも先の議員の質問の内容で3年間はなかなか採算とれないだろうというような話もありましたけれども、私前の議会でも何回も申し上げてますように、京都の丹波マーケスというところが赤字で5年間で6億円余りの赤字で、それを税金をふんで補填をしたということを御紹介させていただいて議会でも申し上げました。  そういう点では、税金をそういうふうにしてずっと投入することがないように、それをちょっと申し上げているわけです。私たち村民は、道の駅で村長が先の議員の答弁に任せください、心配せんでもやれますとおっしゃいましたので、その強い決意で大丈夫だとは思いますが、よもや税金を次々と投入することがないように、議会にも確実な数字を提示しながら運営をしていただきたいということを指摘をさせていただきまして、次の質問にいきたいというふうに思います。  メガソーラーは後にさせていただくとして、悪臭の問題でお聞きをしたいと思います。  先の議員の答弁の中でも、当面は脱臭を1つ増設したとか、飼料に一定混入させて改善を図れるような内容に、今度、取り組むであるとか、ことしの夏は、十分一定の期待ができるというふうな村長の答弁でした。  それで、再度お聞きをしますが、先の議員にもそうおっしゃってますので、ことしの夏はある意味では期待できる内容かどうかというのをまず1点ですね。  それから、もう1点は、先ほど演壇でも申し上げました。悪臭の問題はニュータウンの地域の課題とずっとされてきました。長年そうされてきましたが、道の駅が今度できることによって、村全体の課題になりましたし、村の今後の発展のためにも悪臭を改善させることは、もう大きな命題ということが明らかになりましたので、脱臭装置とか、ちょっと餌にまぜてどうこうという範囲では、改善できると思えません。先の議員も道の駅にマイナス要因にならないように、悪臭対策の課題が重要だと指摘がありました。そういう点では道の駅に関連しても計画的に改善するような計画は今後必要だと思うんですけれども、その姿勢を伺いたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  先の議員にも申し上げましたように、とりあえず業者にはですね、施設がある以上はにおいはすると、これも業者も共有してます。施設ある以上はにおいするで、何ぼ減らしてもちょっとでもにおう人はにおうと言うから、これは施設ある以上はにおいは消えません。だから、軽減するのか、においをとるのかということで根本的に変わってきます。  私は、においをもうなくそうという考えて廃業をして、違う仕事についてはどうかという提案もしました。でも、長年やってきた仕事やから、今さら新しいことには挑戦できないいうこととか、別のところに行くという提案もしましたけれども、行き先で最初から反対が出るだろういうことで、どこに行ったってそういう問題は出てくるからそんなええ場所はないはずや。家とセットでないと、お産は夜昼関係なしに起こる。1匹数万円もするやつを大事にせんなんから、夜寝んとお産をするねやという業者の言い分であります。  ですから、もし移設したとしても住まいを持っていくことになるいうことに、言っておられます。そういう業者の言い分がありました。  でも、道の駅もできることやし、ニュータウンの人も限界にきてますよ、だから何とかしようよという話をしていったんですが、なかなか移設も、廃業に転職することも、なかなか抵抗があって、なかなか理解を得られないいうことで、それならということで、先ほど来、言うてるように、堆肥舎のあけると夏やとむっとこう出てくるけども、それを中の気圧を少し下げることによって中に吸い込むということになる。そういうふうに一遍やってみると、それと、脱臭剤もふんだんに一遍やってみるから、ことしの夏を一遍見てくれということで言われておりますんでですね、頭からいやそれあかんと、やめろという権限もありませんし、やめるんなら精いっぱいの支援はしますよという話はしておりますけれども、これが合意に至ってないということでございます。  ですから、私も道の駅やるからには、そんなにおいで道の駅が頓挫するようなことになっては困るいうことで、何とか、これを方法を考えていきたいいうふうに思っております。  ですから、とりあえず業者が自発的にそこまで見てくれという自信持って言うからには一遍見てみようというふうに思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  2つの点で御理解、努力をしていただきたいと思います。  1点目は、村長も何回も答弁されてますように、事業者自体がぜひことしの夏の努力を見てほしいというふうにみずからおっしゃっているわけですので、そこら辺の努力をやはり確実に一定の成果にするようにぜひ働きかけをしていただきたいと思います。  もう1点は、申し上げるまでもありませんが、道の駅のためにも住民もよく見ているわけですので、繁盛させようと思ったらやはり一定の悪臭の改善がなければ道の駅は前に進まないのは明らかなので、この視点からも取り組んでいただきたいというのが2点の指摘をさせていただいて、次の質問に入りたいというふうに思います。  最後に、メガソーラーの質問をさせていただきます。  メガソーラーについては、先ほど御紹介しましたように京都府にも大きな意見書を出され、団体、私たち議会も、それからニュータウンの自治会も意見書を出されました。日本共産党の府会議員が府議会で取り上げをいたしまして、南山城村のこのメガソーラーの件を取り上げまして、知事は環境アセスに該当するような扱いでやると、担当のところは直この一定、村長そのように環境アセスの対象にすると知事さんが方針を述べられて、おそらく、環境アセスの担当課も規則等を対応するんでしょうが、事業を対象にできるように制度変更に間に合わせたいというふうに実態はそう動いてます。  ということは、やはり住民の意見なり、懸念している材料が京都府も十分理解した上で、この環境アセスに該当するような扱いにしようということになっているというふうに思います。先の議員の質問の中で、村長は法律に該当しないので、なかなか対応できないというふうなお話をされました。  村長、それは単なる許可権限だけではなくて、村長はみずから責任を負うべきだと考えます。この正月前、27年の11月20日のこの書類には、冒頭紹介しましたように事業者には、あたかも容認しているかのように、関係法令を遵守して必要な許可を得た上で事業を進めてくださいというような容認する必要を示しております。だけど自体は、本日午前中の傍聴でもするか、住民は署名をしたり、それからいろんな動きをしたり、何とかこのままではよくないというふうに思っているわけですね。  そういう点では、村長にお聞きをしますけれども、住民が検証を求めてる内容ね、こういうことが懸念されるので、やはり事業者にこういうことは明らかにして住民に説明をして理解を求めてください。先ほどの説明、答弁ではできるだけ丁寧に説明を求めるようにって、たったこの2行が私の答弁でしたが、そんな軽い話ではありません。  村がですね、このメガソーラー100ヘクタールの里山伐採してすることによって、どういうような問題が発生するか、村長はお考えでしょうか、どうでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」
    ○村長(手仲圓容君)  容認しているわけでもないし、許認可権がないから砂防許可、林発の許可をとってくださいねと。村には公共施設として水道の取水口なり、用水路があるから農業用水としての用水路があるから、それに支障を来さないようにしてくださいね、当然の話やと思います。  何度も言いますけれども、地権者がオーケーしているんですよね。直接その地域の区が協定を結んでオーケーしているんですよね。それで、反対だって反対をしなあかんと言わんばかりの言い方をしてはるけども、じゃあ何の根拠があってそれ反対するんですかね。見た目が悪いからですか。目に毒ですか。そんなこと。 ○8番(青山まり子君)  答弁できなかったら座ってください。それで結構ですので。 ○村長(手仲圓容君)  そういうことでしょ。だから村としては一定法律に違反をすることがあれば裁判をしてでも求めます。でもこの件については、法的に村として根拠はないんです。だから、開発することがええか、悪いかという問題については私は適当な開発についてはすべきであるというふうに、先ほども申し上げました。  だから、それがメガソーラーが適当であるかないかの問題はあるとしても、それを反対をするという根拠がどこにあるんかということは私には、それは今のところありません。  ですから、業者に対して心配されている方がいらっしゃる、だから、住民にやるとすれば理解を求めてくださいね、村は何もやろうと思ってやっているわけじゃない。ですから、あんまりメリットもない事業ですけれども、反対する根拠がないということで、今、答弁を申し上げているところであります。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  村長が、今答弁されましたように反対する理由がない、そういうのを容認しているというんですよね。そういうのを容認している姿勢だというふうにいうわけです。残念なことは、村長がこのメガソーラーを設置することによる弊害を全く頭に浮かばないというね、そこがまず問題です。  先の議員もおっしゃってますように、まず、パネルの安全性が確実ではありません。カドミウムを使用しているパネルですので、これの安全性が確実ではありません。村長はなめたりしなければいいという話でした。その範囲ではありません。万一ここで火災が発生する。この辺、落雷とか多いですからね、火災が発生した場合は、このパネルはなかなか消火ができない、それによって煙とか、粉じんが広大な場所に広がってすごい影響があるということがもう明らかに言われて指摘されているところです。  それから、反射光も裁判によりますと横浜の裁判で、この反射光が、これはね、メガソーラーじゃなくて、各家庭の太陽光の反射についてですが、横浜で地裁で裁判ありまして、容認される範囲ではないというふうな判決も過去におりたということですので、このメガソーラーの広大な土地のパネルの反射が住民にどれだけ影響あるかということが実際検証されておりません。  村民の命を預かる立場であれば、それは十分その検証をされる内容の一つだと思います。まず、パネルの安全性。  それから、自然災害へのおそれですね。28年災害もそうですが、きのうもテレビで広島の災害の検証を1時間余りやってました。いう点では、近年の災害がすごい集中的に降るというので、すごい災害のおそれで想定が予想外のことがすごくあるというふうに言われてます。  28年災害のことでも、他の議員も指摘をいたしましたように、この雨量に対する災害、この施設へのこの対応が十分かどうかというのをみずから行政が手段があるにもかかわらず検証しようという姿勢すらないというところがまず問題です。  それから、電磁波は大丈夫かとおっしゃいますが、電磁波だけではなく、変電所による停止は電磁波が周辺に与える影響も問題視されてるわけですので、これも検証すべき大きな理由の1つです。  それから、ここは緊急の水源の取水地でもあるわけですので、水道法に基づく本当にここは大丈夫かというのは、行政が責任をもって検証をする内容の1つです。  それから、そこが設置されましたら、施設の管理をどうするのかと、災害対応だけではなく、通常の日常管理、温度に対して、それから除草剤と草木に対する対応が本当に大丈夫なのかというような、その検証すらする気がないという点ではすごく問題です。  先ほど、御紹介をしました。万一の火災等の対応も十分検証に値するというふうに判断します。そればかりではありません。私もこの意見書を上げました。その意見書で一番最初に私が指摘をさせていただきましたのは、この会社がですね、合同会社ではありますけれども、この日本で初めてやる、みんなでもちよってやる会社が果たして100ヘクタールの里山を伐採して、1万幾らのパネルを設置して万一破損したり、いろいろあって20年経過したらどうこうするというふうになってますが、この会社が社会的な責任を果たせる会社かどうかということは、十分チェックする必要があるというふうに思いますが、そういうことも全くありません。  村長は、先ほどの答弁、先の議員にもおっしゃいました、私も先にも申し上げましたが、法的に問題ないところを対向はなかなかできないというふうに思います。とおっしゃいましたが、先の議員も話ありましたように、村長は一個人ではありません。私たち村民の命と暮らしを預かる立場にあります。その立場から考えますと、地方自治法第138条の2の執行機関の2つの義務ということで、まず1つ目には地方自治体はその自治事務とともに国やほかの自治体、または公共団体の事務である機関委任事務を管理すること、これ申し上げるものまでもなく、国のいろんな委託されているいろいろ仕事ありますから、それをやるということが1つですね。  もう1つは、その管理執行に当たっては、みずからの判断と責任において誠実に管理し、及び執行する義務を負うというふうになってます。これはどういうことかと申し上げますと、地方自治体の統括者である長の自主的判断と責任の果たし方が地方自治体の方向と住民の生活権利の行方を定める決め手となります。つまり、自治体の長としての不可欠と言える資質についてであります。ということで、まさに今回はそうです。  メガソーラーの問題は住民も懸念してまして、住民にすごく影響も与えるわけですので、首長として地方自治法に基づいて問題があるのであれば、やはり事業者であるとか、京都府にこの問題を正して住民に理解を求める。万一命に影響があることであれば、村長が盾になって村民の命を守ったり、頑張っていろんなことをやらなきゃいけないという義務があるにもかかわらず、この地権者がやることに反対はできないということです。それでは、やはり長としての責任が果たせるとは思えません。その点で村長の責務に対しての責任をですね、一言の申し述べていただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  青山議員は、物事を反対という立場で見てはって、理解しようとされてないのかなというふうに思います。私は、経済産業省から出てる太陽光に対する問題点、光反射問題について、いろいろと出てます。また、テルル化カドミウムの太陽光パネルモジュールのどんな形で、どういうふうに使われているのかという問題についても出てました。電磁波の問題についても出ておりました。私は誰にも聞くことできませんから、経済産業省のホームページを開いて、そこにQAが出ておりまして、国民の皆さんがいろんな形で心配やということについて、答えている分があります。それを見て大体理解をいたしました。  ですから、経済産業省が補助金を出して進めているんですね。各公共機関の学校や保育園や役場の屋根にいっぱいつけることを奨励して、全額補助を出してつけさせているんですね、それが議員のおっしゃるように、そんな危険なものであるものを国が進めるわけはないいうふうに思います。  私が業者にかわってこの内容を説明する必要ないですね、私から。見てもろたらわかりますから、理解してもらったらええんです。ですから、そんな国が補助金まで出して啓蒙して勧めようとしているんですね。勧めようとしているものにだめだだめだという、あれもだめ、これもだめという根拠が私にはないということを申し上げます。  議員のおっしゃるように、住民を守るために村長は決断と勇気を持って率先して回らなきゃならないいうことについては、私は自覚をいたしております。でも、この太陽光がそれに当たるかと言えば私はそれは当たるとは思えません。ですから、具体的に、法的根拠を持って、こんだけ危険やから村長これは反対せい言うのであればそれは根拠をきちっと示して、私に提案してください。もし、それが私が本当にそうだというふうに思ったときには、あんたのおっしゃるようにやっていきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  あと3分しかありませんので、これで最後になるかなというふうに思いますが、村長がメガソーラー、今回南山城村に設置することによって何で南山城村なんだというふうな疑問も村民から出ているわけですが、私が冒頭申し上げましたパネルの安全性、自然災害へのおそれ、電磁波等、それから低周波等へのこの問題点、水源、取水地への対応、それから設置後の除草剤とか、粉じんとか、万一の火災に対する対応、施設の管理上の検証。それから、業者の社会的責任等、指摘をさせていただきましたが、それが何ら指摘に値しないと言い切る村長が先ほど御紹介しました地方自治法の村長の責務には全く該当しなくて残念だということを改めて指摘をさせていただきたいと思います。  私は、村長に反対しなさいと申し上げたつもりはありません。やはり住民が懸念する内容を事業者なり、十分検証してもらいながら説明を求めるべきだというふうに申し上げました。その努力をぜひしていただきたいと思います。  最後になりましたが、一言、申し上げたいと思いますが、議員を28年させていただきまして、この会で最後の一般質問となりました。この一般質問の中で南山城村の今後を懸念する内容を取り上げなければいけなかったことは大変残念に思います。道の駅等、メガソーラーの問題につきましても議員の皆さんも何でも賛成するのではなく、やはり二元代表制を発揮するのであれば十分チェックをし、村民の役に立つような村の将来にいいようなそのような働きをぜひ今後もしていただき、それから行政の関係者の皆さんも村長を初め、課長の皆さん長い間お世話になりました。今後もやはりぜひ村の将来にいい方向になるように御努力していただくことを希望して一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  青山まり子議員の一般質問は終わりました。  続いて、9番議員梅本章一議員の一般質問を許します。  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  9番議員の梅本章一でございます。議長のお許しをいただきましたので、3点についてお伺いをいたします。  まず1点目は、ピロリ菌検査の無料実地をということであります。  それから、2点目、ふるさと納税の状況と今後。  3点目、役場庁舎のバリアフリーについての3点とさせていただきます。  あとは、自席で行わせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  梅本章一議員の発言の制限時間は、14時48分までです。  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  それではまず1点目なんですけども、これでピロリ菌検査についてはですね、3回目の一般質問となります。近隣ではですね、伊賀市ではピロリ菌検査の実施をされておりましてですね、検査費は無料、除菌には2,400円は必要であるということでありますが、村でのですね、実施をすることはできないのか、その辺のことについて答弁をいただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  梅本議員からは、ピロリ菌検査無料実施をということでございます。お答えしたいと思います。  御質問にもありました伊賀市の助成制度でございますが、議員も既に御承知のこと存じますが、検査については、この3月末に、除菌につきましては平成28年9月30日をもって助成制度終了となります。これは、医師による診断のもと、医療保険適用の範囲が拡大されたことによるものでございます。  従前から、御質問をいただいておりましたが、保険適用の拡大により、年齢等にもよりますが、1割から3割の自己負担で受診できることや、また子供さんの場合は中学校卒業までは子育て医療を無料化していることをあわせまして、現在、村独自での制度を検討することはしておりません。どうぞ、御理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  これもですね、住民の方から要望ということで出ておりましてですね、私のほうも調査させてもらったところ伊賀市は3月末まで、もうあと1カ月というところでありますが、例えば、花巻市のなんかはまだこれ続けておりますし、伊賀市を参考といったもので申しわけなかったんですけども、まだ続けている地域もございますし、やはり日本ではですね、毎年約12万人の方が胃がんになられるといいますか、診断されてですね、約5万人の方が亡くなっているという現状があります。  村でも人口減少というところがありますのでですね、やっぱり村民の命を守ると、人口減少を減らすという意味にもおいてもですね、こういうことは進めていただきたいなという願いがありまして、今回3回目の質問とさせていただいております。  先ほどの質問の答弁ということで、保険適用がされるということが決まったということでありますのでですね、その辺の周知ですね、これをやはり進めていただいてですね、村民の方の早期の発見をする方向でですね、することがやはり命の安全・安心ということになろうかというふうに思いますので、再度、周知についてこれからどの方向でされていくのか、一つお聞きをしたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  最近ですね、住民健診やっても、あるいは人間ドック行ったってピロリ菌をやってくれますよね。それの除菌についても保険対応ができるのは現状としてやってきてますよね。特に、このピロリ菌については、周知徹底をしないといけないという問題、住民の皆さんが知らないというんではなくて、お医者さんに健診に行って、それは検査もしはるし、除菌もしたらどうですかという本人に確認があります。私も昨年末に人間ドック行ったんですが、ピロリ菌があるよと、だからかなりストレスのある仕事をしてるんですねと、胃がぐちゃぐちゃになってますよって言われました。  私もきょうの質問、見ていただいてもわかるように、かなり胃に負担がかかるような仕事をしておりますんですね、でも助成、診察も適用になりましたし、除菌も保険適用になってます。ですから、これは担当課からお答えさせますけれども、改めてしなあかん問題かなというふうに思いますけれども、必要とあればれんけい等の中にもやることだってできるかなというふうに思います。担当課何かあったら。 ○議長(新田晴美君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  村長おっしゃられたとおり、広報等につきましては、今後また東部のほうで考えていきたいなというふうに思います。先ほど村長おっしゃられたように、ストレスもこのピロリとは大変因果関係がございます。本当、これは御存じやと思うんですけども、LG21というヨーグルト、これも効果があると、ただピロリ菌だけが悪者ではないという実例もございます。たばこや塩分の過剰摂取等もございますので、そこら辺はドクター、村医であるドクターともどうやってやっていくかということも含めた中でまた今後検討を進めていきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  今回、別の市としましては花巻市ではですね、年齢ごと、20歳、25、30、35、40という市民4,800人に5年間継続して行われて、ここもですね、来年ですか、終了ということにはなっているんですけども、それはあくまでもやはりある程度の成果が出てきたんではないかなというふうに思いますし、また、それと先ほどからの保険適用ということが国として進んだということが成果としてあらわれてきたんだろうということで、住民の方にも説明をさせていただきますし、また、折々にですね、検査をしてくださいということで、私のほうでも住民の方々にも要請といいますか、していきたいなというふうに思います。  それでは、2番目のですね、ふるさと納税の状況ということで、ふるさと納税の村の状況はどの程度なのかということと、謝礼品の充実を図れないものかということのこの2点を1つお聞きをしたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  先ほど、ピロリ菌の話ですが、私、除菌しました。お医者さんが除菌しますかと聞きます。除菌しなさいとは言いません。リスクがあるんです。かなりのリスク、腸内のいい菌は全部死んでしまいます。ですから、悪い菌を殺したら腸の中にいるいい菌全部死んでしまいますから、腸環境は1年ぐらい大分変わります。そういうリスクもありますが、リスクのことはお医者さんは言いません。ですから、お医者さんは除菌をしますかどうですか、薬飲みますかと聞きます、どこへ行っても。うちの家内もそうでした。必要なものなら、薬飲みなさいってお医者さんが言うんですが言いません。リスクがありますからね。そういう問題もあるということを頭に入れとってください。  あと、ふるさと納税の問題を答弁させていただきます。  ふるさと納税の村の状況ですが、京都府が取りまとめた平成26年度の府内26市町村の申請件数は、府内で村は8番目となっております。寄附金額実績でも12番目の金額となっております。これは人口規模から考えても決して少ない額ではないというふうに考えております。また、今年度は初めて200万円を超える287万円の寄附金が寄せられました。これは、村が全国的に見ても魅力があり、かつ多くの方々に興味を持っていただいている結果ではないかと考えております。  次に、謝礼品の充実についてでありますが、村のホームページを通じて全国各地から幅広く公募しており、5,000円以上の寄附に対して、宇治茶の産地として全国に名をとどろかす当村の煎茶をアピールすること及び消費拡大の意味を込めてお茶を進呈をしているところでございます。  ただ、昨今ふるさと納税がマスコミにも取り上げられて、全国的に謝礼品の種類及び金額的な充実の取り組みが進んできているところであり、村といたしましてもさらに多くの人々に村の魅力を発信できるよう、またより多くの寄附が得られるよう、全国自治体のふるさと納税情報を掲載したポータルサイトを活用し、カタログ、パンフレットの作成を行うとともに村の生産者の方々の声を聞きながら謝礼品の種類や金額を平成28年度に実施していきたいというふうに思っているところでございます。  また、納付方法についても他市町村では、クレジット等使用できるところもあり、多くの寄附を集めているのに役立つと考えられますので、ポータルサイトでクレジット納付を活用できるよう前向きに検討したいというふうに思っているところであります。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  ホームページでですね、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」というところを開きますとですね、南山城村の謝礼品というのが出るんですけど、これ5,000円でお茶ということで、1つしか出てこないんですけども、これは本当に1つしかないんですかね。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  現状はですね、5,000円でも1万円でも1パック、このお茶を1,000円か、2,000円ぐらいのものなんですが、それをお返ししている。それに、ほかでやってないこととしては、私が全て自筆でお礼文を書いて出しております。一軒一軒全部書いているので、これが多くなったらえらいこっちゃなというふうには思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)
     確かに、南山城村と言えばお茶ということなんでしょうけど、やはりもうちょっと魅力をですね、つけていただいたほうがふるさと納税の、当然ネットでパンフレットなり、見ることでですね、納税意欲も湧こうかというふうに思いますので、その辺のですね、今後、もう少しバラエティにといいますか、そういう中身もですね、考えていかないとちょっと難しいんではないかなというふうに思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  全国トップテンを見ますとですね、1番は九州熊本の都城市36億7,000万円、半分肉をお返ししてるみたいです。36億の半分18億を売り上げとして地元の農産物の地元の肉がですね、お返しとして使っているみたいですね。地元の売り上げがどんとふえてるという、なんですね。半分の18億が市に入ってくるというようなことで、それがいいのか、悪いのか、今ちょっとマスコミでも問題になってますけども、物売りになってきてしまって、本来のふるさと納税という、ふるさとを応援するためのということになってない。  うちの息子もふるさと納税、よその地域やって米とりに帰れへんのかと言うたら、新潟のほうから米送ってくるねん。何してるねん。1万円送ったら米くるねんと。5,000円の米、来よる。8,000円までは税金として控除されていく、なおかつ5,000円の米が届くということでですね、そっちでいつももらっているからおやじええわ。という話があります。  ですから、時代が変わったなというふうに思っております。28年度からは村も道の駅ができますんで、いよいよオープンするまでですけども、道の駅の株式会社道の駅が、これの商品を写真撮りまして、1万円ならこの商品、3万やったらこの商品がお返しできますよというのをホームページに載せていこうというふうに思っております。ですから、28年度はかなり大幅にふえてくることを期待をいたしているところであります。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  取り合いということで、今、人もね、人も来てもらうのも取り合いというような状況もありますけども、やはりそこまで村はいってはいないというふうに思いますし、そうなりますと、道の駅ができればですね、その販売の手段、当然道の駅ですから来られたお客さんに販売すること、あるいはネット販売ということもあるでしょうし、ふるさと納税の景品といいますかね、その辺についても道の駅で取り組んでいけるというか、いくということで理解してよろしいでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  もう既にですね、そういうとこと契約をいたしてまして、あとはカタログをつくりまして、今、臭い臭いと言われているような村の豚も、そこにお皿に乗せてきれいにして売るというのも一つの方法になってくるだろうし、ジビエのイノシシのお肉もうまく段上に並べて写真を撮って1万円寄附してくれたらこれを進呈しますよというたら、またそれも大分ふえてくるんじゃないかなというふうに思っております。  そういう面では、この道の駅は商品のうまく流通をやっていけるような、そんな道の駅になっていきたいなというふうに思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  取り組まれているということで理解してよろしいんですね。はいわかりました。それでしたら、やはり目標を持ってですね、ふるさと納税についてもですね、取り組んでいただきたいなということで、お願いをさせていただいておきます。  それでは、3点目のですね、庁舎のバリアフリーにということで、役場庁舎が便利が悪いと住民から聞くわけでありますが、何をするにも2階へ行かないといけないということで、きょうはですね、この3階までたくさんの皆様に来ていただいているわけですけども、2階であればね、スロープということで対応はできるとは思いますが、この庁舎3階ということになってきますとですね、やはり階段ということになってきますので、今後、村の考えとしてですね、庁舎のバリアフリーというものについては、どういうふうな対処をされていくのかを質問させていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  来庁者がよく利用されるのは2階や3階の部分であります。それぞれの課の設置場所におきましても住民の皆さんに御利用していただきやすいよう努力しておりますが、庁舎の構造上、難しいのが現状であります。正面玄関の階段を初め、庁舎の階段には手すり等をつけ、または車椅子の方には、東側スロープでの入り口、インターフォンを設置するなど、現構造上では最大限の対応を行っているところでございますが、そういうことで御理解をいただくしか仕方がないのかなというふうに思います。  職員には、来庁者の身になって対応する誠意を持って行動するよう日常日ごろから訓辞をし、指導しておりますので、職員がお困りの方や来庁者の方にお声をおかけするなどして、高齢者を初め、どなたでも訪れやすいように今度努力してまいりたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  これはね、やはり住民からの要望ということで、聞く中で今回最後ですし、心置きなく次の議会にいけたらということで、今回、最後ということで提案をさせていただいているんですけども、やはり普通市役所なりですね、役場というの1階に入ることでほぼ完了というところが非常に多いわけですから、その辺についてやはりエレベーターをつけろとかという話ではないですけども、やはりどう対応するのかというのは今後ね、高齢化も非常に進んでくるわけですので、近々の課題でもあるということだというふうに思いますので、住民の願いでもありますので、その辺について再度よろしくお願いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  何でこういう構造になったんかなということよく考えてみたんですが、昭和30年に村が合併をしまして、33年にこの庁舎を建てたんですが、そのときは28年の災害のまだ復興真っただ中のときにこの庁舎を建ててます。そのときに唯一大河原地区で残ったのはこの地域、この部分やったんです。被害を免れたのはこの地域だったということで、当時の村長はここにということでつくったようであります。  その後、伊勢湾台風があったり、いろいろ台風がありました。昭和三十何年ですか、台風が来たときには、この役場の階段3段まで水が浸かって、1階は水浸しになった。そういう構造から、ここは1階には車を入れるとこしかなかった当時は。高山ダムが43年に完成をしまして、その後、青蓮寺ダムができ、室生ダムできていった。その後はですね、大きな雨降ってもここあふれることがなくなりました。ですから、徐々に徐々に1階にオフィスを移したりをしているわけであります。今後、そういうことはないというふうに思いますけれども、最終的には、役場のこの構造が裏が危険区域特別警戒区域になってますんでですね、ここも危ないということであれば、どこかに場所を求めるということも考えなきゃいけない問題かな。  あるいはまたそれまでの間、どうするんやという問題、高齢化率が40%になってきてるいうことで1階部分、商工会含めてあるんですが、ここに住民福祉課を移すという方法も今後は検討課題になってくるんかなというふうに思います。でも、まだ商工会の問題もありますし、構造上の問題もありますし、いざというときの災害の問題もありますし、なかなかいろんな問題をクリアしなければいけないいう問題もあります。  そういうことも、これからは総合的に判断をしてバリアフリーを図っていかないといかんのかなというふうに思っているところであります。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  検討という言葉をいただきましたのでですね、検討していただいて、少しでもバリアフリーになる方向で考えていただきたいということを申し上げまして、私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(新田晴美君)  梅本章一議員の一般質問は終わりました。  以上で一般質問を終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。本日は、これで散会します。  なお、次の本議会は3月1日、午前9時30分から再開します。  皆さん御苦労さんでした。                  (散会14:28)...