南山城村議会 > 2015-09-15 >
平成27年予算決算常任委員会( 9月15日)

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  1. 南山城村議会 2015-09-15
    平成27年予算決算常任委員会( 9月15日)


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    平成27年予算決算常任委員会( 9月15日)         平成27年第3回南山城村議会予算決算常任委員会会議録       (平成27年9月14日~平成27年9月15日 会期2日間)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               議  事  日  程                           平成27年9月15日9時30分開議 第1        予算決算常任委員会委員長・副委員長辞任の件 第2        予算決算常任委員会委員長・副委員長の互選 第3 議案第34号 平成27年度南山城村一般会計補正予算(第3号)の件 第4 議案第35号 平成27年度南山城村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件 第5 議案第36号 平成27年度南山城村簡易水道特別会計補正予算(第1号)の件 第6 議案第37号 平成27年度南山城村介護保険特別会計補正予算(第2号)の件 第7 議案第38号 平成27年度南山城村高度情報ネットワーク特別会計補正予算(第1号)          の件 第8 認定第1号 平成26年度南山城村一般会計歳入歳出決算認定の件 第9 認定第2号 平成26年度南山城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件 第10 認定第3号 平成26年度南山城村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定の件 第11 認定第4号 平成26年度南山城村介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件
    第12 認定第5号 平成26年度南山城村高度情報ネットワーク特別会計歳入歳出決算認定の          件 第13 認定第6号 平成26年度南山城村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  議事日程に同じ   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員     議  長  新 田 晴 美 君      1 番  吉 岡 克 弘 君       6 番  中 嶋 克 司 君      2 番  德 谷 契 次 君  副委員長 7 番  北     猛 君      3 番  中 村 富士雄 君  委員長  8 番  青 山 まり子 君      4 番  廣 尾 正 男 君       9 番  梅 本 章 一 君      5 番  橋 本 洋 一 君      10 番  新 田 晴 美 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員       なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員     なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      手仲圓容 君       副村長      岸本重司 君    参事      山村幸裕 君       総務課長     山本隆弘 君    むらづくり推進課長            税財政課長    廣岡久敏 君            森本健次 君    保健福祉課長  岸田秀仁 君       保育所長     木村啓子 君    産業生活課長  山本雅史 君       建設水道課長   末廣昇哉 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    辰巳 均 君    書記   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会 議 の 内 容 ○委員長(青山まり子君)  議員の皆さん、おはようございます。きのう、御苦労さまでした。  昨日に引き続いて、本日も決算認定関連の審議を行いたいというふうに思います。  休憩前に戻りまして、認定第1号「平成26年度南山城村一般会計歳入歳出決算認定の件」の歳出の質問を受けたいと思います。  皆さんからお受けする前に、昨日、廣尾議員から監査委員へ質問をされています件についての御答弁をいただいてから、スタートしたいと思いますのでお願いします。  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  監査委員梅本です。  廣尾議員よりですね、4点の質問ということで、1点目、財産にかかわる調査ということで、平成26年度までの財産取得及び処分は、一つ田山地区で寄附の1件があったということで、大きな動きはなかったということで。27年度につきましては道の駅等の用地買収が行われる予定となっておりますので、本年につきましては手続が適正か、登記または登録の適時適正にされているかをまた監査させていただきたいというふうに思いますし、借地貸し地についても調査を行っているところでありまして、無駄のないよう指導していきたいと考えております。  2番目、高齢者施設建設ということなんですけども、これも予算的にですね、10万円ということで規模的に少ないということで結果の出るような使われ方になるよう指導していきたいというふうに考えております。  それから、ニュータウン悪臭問題ということで、これにつきましてもですね、臭気測定という部分で予算74万ほど臭気測定ということが執行されておりますので、これも成果につながるような予算の使われ方になるように指導していきたいと。  道の駅の事業につきましては、監査報告でもさせていただいているとおり、3カ年が経過しているもののですね、目に見えた成果としてはまだ出ていないということで、おくれのないようにですね、積極的に事業を進めるように極力経費を抑えて早期に成果が出るように努力するよう指導していきたいということでありますので。  以上、4点の答弁とさせていただきます。 ○委員長(青山まり子君)  ほかに質問ありませんか。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  議案書77、78ページ、児童福祉総務費子ども子育て支援事業計画策定事業で292万円が執行をされて、冊子にまとめられたと思うのですが、この292万円かけてつくった計画の内容ですね、これが27年度の予算にどのように反映をされたのか、反映しておられるんであればどういう事業名で、金額どれぐらいこの計画に基づいてですね、案をつくってやろうとしているのか、また、今もしできていなければどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。  2点目、同じく79ページ、80ページの児童福祉施設の旧保育所管理事業49万8,000円が使われています。どこの保育所のどういう事業に使われているのか、説明をお願いをしたいと思います。  3つ目、87ページ、88ページ、診療所費についてですが、いわゆる休日の応急診療所が相楽会館の中で開設をされて、これに125万円を負担金として出されています。この診療所がどれほど村の人が利用されてですね、どんな効果が出ているのか実績がわかりましたら教えてください。  それから、4つ目、89ページ、90ページ、し尿処理費についてですが、これ補正のところでも議論があって81%の人口が合併浄化槽を利用しているという報告がありました。設置数にすると346の水洗トイレが浄化槽が設置をされていると、それから単独槽が40設置されている。残りがですね、いわゆるくみ取り式便所として使用されているわけですが、お聞きしたいのは、このくみ取り式の便所を使用されている家庭の数ですね、どれぐらいあるのか。いつも予算がなかなか執行できないで進まないと、こういう事態になっているわけですが、その辺のところをですね、行き詰まっている原因等も説明いただければと思います。  5つ目、95ページ、96ページ、田舎暮らし推進事業がもう長く続いてきているわけですが、26年度は178万円で執行をされました。その内容と、それから成果ですね、これは村への移住を促進するという事業だと理解をしているわけですが、実績26年度はどんな実績が上がったのかこの辺、教えてください。  それから、6つ目、99ページ、100ページ、林業費の中でシイタケ生産にかかわって補助金がシイタケ組合に9万円執行をされています。9万円ですので、恐らく事務的な経費でこれが使われて補助されてですね、使われているんだと思うんですが、村には最近若手でですね、やるき満々の事業者も来られて活動をされています。お会いしましたが大変研究熱心な方でですね、一生懸命努力をされ市場も開拓をされています。  原木シイタケというのは村の特産品としてですね、位置づけられて、行政のほうも位置づけておられると思いますが、もっとこの分野でですね、9万円でなく新しい補助を探し出してくるだとか、また、そういう研究熱心な方の声も聞いてですね、私はもっとたくさんの補助をしですね、そして、シイタケ業者全体が活気づくようなこの施策が必要じゃないかと。ずっと9万円で長年経過をしてきております。その点、どう考えておられるのかお聞きをしたいと思います。  それから、7つ目、99、100ページ、商工費の関係です。商工会育成事業ということで339万円が執行をされました。どれぐらいの成果がこれで上がっているのか、お聞きしたいと思います。あわせて観光費で11万8,000円が執行されました。観光振興にこの11万8,000円ですね、どれだけ事業効果が出ているのか説明をしてください。  こういったもんあわせてもですね、商工費は合計で507万円、それに対して簡単な比較はするつもりはありませんが、農林水産業費は3億1,200万円に上っています。いつも指摘させていただいているわけですが、今年度もですね、同じ指摘をしなければならないというふうに思います。  商工業についてはもう村はですね、どんどんと個人商店もつぶれですね、もう諦めておられる方が多いですし、村もそれに対して有効な手が打てていないというふうに理解をいたしますが、この辺に問題についてですね、村当局としてどうお考えなのか。  以上、たくさんにわたりましたが、答弁をお願いをしたいと思います。 ○委員長(青山まり子君)  福祉関係。  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  保健福祉課所管の決算の関係でございます。平成26年度子ども子育て支援事業計画、これを策定したものがどういうふうに予算に反映しているのかという点につきましては、継続するもの、これにつきましては10年からやっている子育ての無料化とか、それからいろいろの保育の充実という部分とか、そういう部分ではこれはもう当然、継続で従前と同様に反映してるというふうに御理解を賜ればと。  それとやはりこれ5年間、また見直し、また入ってきますけども課題になっているのが今就労されている方ですね、お母さん方多いので病児病後児保育をどうするのかとか、こういうものについては一朝一夕にはいきませんので、今後の課題としてしたいということでも策定委員会のほうでもやはり話をしておりますので、今後そういうことがまた予算で上がってくるのか、もしくは市町村間の協定として上がってくるのか、そういったことでまた協議事項としてはなっております。当然、子ども子育て支援事業計画ごらんいただいていると思いますけども、やはり保育だけではなくて、学校のほうにも御協力いただいたり、放課後児童クラブという面でも御協力いただいたりしております。そういったことで現在、第1、第2で放課後児童クラブを実施しているわけですが、その2についても拡充ないしは充足していきたいというふうにも考えておりますので、ここら辺は賃金ですね、学童の先生の賃金のほうも反映しておりますので、これは予算には一応反映をさせていただいているところです。  それと、続きまして、旧保育所、どういった使われ方になっているのかということにつきましては、まず、需用費、委託料につきましては、需用費ですね、これにつきましては旧月ヶ瀬の保育園のほうなんですけども、2団体以上されております。これについての光熱水費の分ですね、これのほうの支出となっております。当然、使用した分ですから、当初の申し入れによりですね、一旦、村でこれを払いますけども、後で歳入としてお金をいただいている分もあります。基本料金の分は基本うちのほうでいうことになっておりますので、それ以外の利用については、使用者からいただいているというふうな状況で歳入のほう上がっております。  それと、委託料の関係ですけども、これにつきましては同じく月ヶ瀬保育園の、あっこ浄化槽がありますので、こちらの保守点検のほうは村で持つというふうなことでなっております。  それと、使用料及び賃借料、これにつきましては旧田山、田山保育園の土地の賃借ということで、まだいまだに前年度ですね、まだまとまっておりません。ということでの賃借料といった形になっております。  それと、あともう1点ですね、うちの所管の関係でいいますと、山城病院組合の関係になろうかと思うんですけども、休日診療の関係で御質問いただいたと思うんですけども、ちょっと手元に何人という数字はございませんが、先月ですね、休日診療の担当者の課長会議がありまして、その面でいうと二桁にはなっております。十何人ということで、まだ20には届いておりませんけども、10人台ということで御理解いただければ、ただ、以前よりはやはりふえてきているというのが現状で、平成25年、4年ぐらいでしたら一桁でございましたけども、26年度は十数人という形で受診をされているという形になっております。  これが多いか少ないかというと、これは別ですけども、やはりうちの先生のですね、お医者さんのほうもそちらの休日診療のほう相楽に近いということで入っていただいておりますので、当然その日、先生の名前聞いて行きはる人もいるかと思うんです。  ですから、やはりこの休日診療はなくてはならないもの。まだ、これからも当然、ふえてくるかなと思っております。当然重症化になった方につきましては当然救急車ないし、その休日診療で電話入れた時点で、そういうことでしたらきょうはここの救急の病院やってますよということで配分されますので、お医者さん等の意見も聞いて配分されますので、必ずしも休日診療少ないとかいうふうな話ではなくて、分配されることもありますので、救急車で運ばれるケースもありますので、電話で受けた後、先生の適切な指示ということもございますので、御理解を賜ればと思っております。  以上、保健福祉課。 ○委員長(青山まり子君)  「産業生活課長」 ○産業生活課長(山本雅史君)  それでは、まずし尿処理の関係ということで、くみ取りの便所の数ということの御質問いただきました。くみ取り人口につきましては、26年度の末の統計で410名ということになっておりまして、個数の資料までは今持ち合わせないんですけれども、普及率から参酌推定いたしまして200個余りの個数になるんではないかというふうに考えております。 ○5番(橋本洋一君)  ちょっと数字もう一遍。 ○産業生活課長(山本雅史君)  くみ取り式の人口はですね、410名、個数は二百数個になるのではないかと推定しております。  それから、あとシイタケ連協への補助9万円の御質問ということなんですけども、経常的に会の運営の補助を毎年同額でさせていただいているところです。シイタケ連協の設置目的といたしましては、そのシイタケをいかに売っていくか、そういうことをPR活動をされているということで、活き生き祭りでのPR活動ですとか、あと市場へ出すだけでなくスーパーに直接出すやり方も開拓をされておりまして、それらへの取り組み、への活動の補助ということでしているところです。若い方が入ってこられて、ばりばりやってくれてはるいうことで、その辺の直接的な補助にはなっておりませんけれども、間接的にはそういう会の運営なり、活動の補助をさせていただいているいうことでございます。  新しい施策ということなんですけれども、直接村からは出しておりませんけれども、京都府の補助事業がございまして、原木を切り出す一定の額の補助になるんですけれども、そういった補助も受けられてかなり積極的に活動されているということでございます。  次に商工費339万円、商工会へ補助しているわけなんですけれども、これの主な内訳といたしましては人件費に係る分野が261万円ということで人件費を商工会2名職員おられるんですけれども、それに対する府の補助金の裏、補助裏の分、京都府が1,063万1,000円、村が261万ということで人件費が主なものです。  あと、事業費ということで78万、339万のの内訳で78万ございます。それについては京・村まつりに該当するものが30万円、それから商品券、プレミアム付商品券の発行に要する費用ということで10万円に対する補助という内訳でございます。  そういったことで直接商店への活性化という、なかなか難しい問題なんですけれども、こういった事業を通じて商工会を維持していただいてるというところでございます。  それから観光費の御質問いただいたかと思うんですけれども、これにつきましてはいづみ路と府観光連盟への負担金が主なものでございます。いづみ路につきましては構成団体として市町村、それから民宿ですとか、民間の事業所等が加盟しておりまして、そういった地域のイメージアップといいましょうか、スタンプラリーとかそういったことをされて地域の観光振興に役立てるということで行われている分。  それから、府観光連盟については、府全体の観光情報を発信していくということで、府連盟に加盟をしておりますので、そこに対する負担金でございます。 ○委員長(青山まり子君)  田舎暮らしの実績等関連、ページ95、96ページ。  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(森本健次君)  田舎暮らし推進事業については、従来、産業生活課のほうで答えていただくことだと思いますが、成果としまして、27年の第1回の定例会の定住促進資料として青山議員の質問に対して出させていただいた資料がございますので、それによって御説明させていただきたいと思います。  まず、主な負担金補助及び交付金については、定住奨励金として転入いただいた方に補助を、助成金としてお出しさせていただいているところでございます。ちょっと3月の議会時点での資料ですので、9名の方に対して助成金を交付しております。ちょっと世帯数等についてはちょっと今、手持ちがないですが、傾向といたしましてはニュータウンにお帰りいただいている方とか、なかなかだから今まで従来実施してきている定住田舎暮らし推進事業等助成金の連動が図れてないというのが実感としております。ただ、いろいろ助成金は使ってないけれども、魅力ある村づくりでいろいろマッチングしたり、地域の方々にお世話になって移住されてきた方、助成金を使われてない方々も私の把握している部分で3世帯おられます。そういった方々を今現状といたしまして、空き家とうまくマッチングできてないとことがありますので、今年度の課題でもあります、そういう空き家対策といいますか、空き家と空き家バンクの制度等、一般質問でも御答弁させていただいているように綾部市の定住者住宅制度のような制度を参考にしながらうまく移住者とマッチングできるような制度づくりというのが今後課題となっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(青山まり子君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  児童福祉総務費につきましては、計画ができたばかっりであるということ、それからまた継続的な事業として進めていることとも計画書の内容、一致している部分もあるということで、これからだということであったと思います。  きのうも同じような質問したわけなんですけども、たくさんの計画がですね、次から次へと計画されるわけなんですけども、現実的には計画倒れになってしまっているということが例年否めないというふうに思います。そういう点で26年度のこういった国から策定費はおりてくると思うんですが、しっかり村の現状に合った具体計画をですね、しっかりつくっていかれるように提案をしたい、お願いをしたいというふうに思います。
     それから、旧保育所について、大部分がニュータウンの活用だということで、これは一定意味のある、有効活用されているというふうに思いますが、田山聖愛保育園の跡地についてはですね、これ例年問題になっているというふうに思いますので、早く決着をつけられるようにですね、要望をしたいというふうに思います。  それから、診療所、休日診療ですね、全くわからなかったんですけど、10名から20名ぐらいが利用されているということで、休日診療が少し距離は遠いですけども実施されていることについて、意味があるなというふうに理解をいたしました。  それから、し尿処理費の問題につきましては、約400名、戸数にすると200戸ぐらいがくみ取りのまま進んでいないということであります。年間10軒ぐらいですか、水洗に切りかえておられるところは。先の補正予算の論議の中でも意見が出ておりましたが、この結果を見て最近はやっぱり毎年10軒程度に普及ができてないと、残り200戸ぐらいが残っているということから考えてもですね、啓発の問題と、それから他の議員も指摘をされましたが、補助金をアップをしてですね、一気にというわけにはいかないとは思いますが、水洗化の促進のためのですね、工夫をぜひこれはされたいというふうに思います。  それから田舎暮らしの件につきましては、一定やっぱり意味があると、現にこの制度を利用してですね、移住されて来られる方が年々ふえているというふうに思います。そういった点で大変地味な取り組みではあるわけですが、この点については一つ継続もし、一層成果を上げていただきたいなというふうに希望いたします。  シイタケの問題、これは村の特産品でありますし、実際食べ比べてみると、もう村のシイタケ断トツにですね、味もよいし、直売所で買えば非常に安いしですね、いい商品だというふうに思います。議会広報の取材で行ったときにお聞きをしましたら、新たにキクラゲをやるんだと、原木シイタケの場合は重たい木を運ばなければならないし、大変しんどいだけども、キクラゲが菌床栽培でですね、高齢者の方にも比較的楽な仕事で、これが広がっていけば非常に意味が、生産量をふやすこともできるんじゃないかと新しい商品がそういったところでもできていくというふうに私は感じました。  ぜひ一つ、工夫をいただいてですね、シイタケ組合にも村の考えもしっかり伝えてですね、努力していただけるようにですね、ぜひこの事業もですね、充実をしていただきたいというふうに要望をいたします。  商工費と他の品の比較については、歴然としたものがありますので、改めて村として工夫なりし、また商工業者との対話等も進めていただいて、商工会への指導等もよろしくお願いをしたいと思います。もう答弁は結構です。 ○委員長(青山まり子君)  ほかにありませんか。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  関連で少し、今、説明いただいた中でお伺いしたいと思います。ページ80ページのですね、旧保育所管理事業で、先ほどの答弁でですね、光熱費を一旦支払うというふうに答弁されて、後で歳入で返ってくるんだということでしたけども、光熱費そのもの出したそのものが返ってくるのか、それとも何かほかに返ってくるものがあるのか。考えるに電力会社からの請求は多分、役場庁舎に回ってくると思うんですけどもそれで一旦支払うということなのか、それであれば直接、その請求書を回せばいいというふうに理解するんですけども、その辺はどうなっているんですか。 ○委員長(青山まり子君)  先ほどの答弁は基本料金は村が払っているので、その差額を払ってるという答弁をされたと思いますが、違いますか。  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  委員長のおっしゃるとおりで、一旦、村が請求書に基づいて関西電力なり支払うわけです。それで、先ほどおっしゃったように基本料金は村が持つということで10年、その月ヶ瀬保育園ですね、2団体のほう貸し出す場合において一応お話はさせてもらってます。  あとですね、2団体のほうですけども、利用料について毎月計測をいただいております。その計測量に基づいて、うちがですね、大変事務手間なんですけども、関西電力のホームページから、例えば電気代でしたらちゃんと数字ですね、特に夏場でしたら電力上がったりしますので、それの案分をかけるような形で、各それぞれがですね、利用料出してきますので、利用料計算しますねんこっちで、物すごく事務手間なんですけど毎月毎月、それをやった上で基本料金を引いて、あと案分かけた分を2団体に村のほうへお金を納めていただく、こっちから納付書を送ってお納めいただく。こういうふうな形をとっております。これでよろしいですか。 ○6番(中嶋克司君)  理解しました。 ○委員長(青山まり子君)  ほかにないですか。  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)  最後に2点、冒頭の最後ですよ。最後に2点だけ。  きのうは議論が分かれたところの予算現額の記帳の問題、それについては、さらに財政課と私の意見の相違がありましたが、さらにその辺、研究調査をお願いしていきたいなとこのように思います。それが1点。  それと、随分、改善はされているんですが、やはり不用額がやはり数字的には2,556万円というふうにかなり大きな数字である、また、不用額も残っております。十分精査された上で専決処分されたと思うんですが、やはりこの数字をできるだけ近づけて少なくなるように財政課のほうで努力のほうをお願いしていきたいなとこのように思うんです。答弁のほうはもう結構でございます。 ○委員長(青山まり子君)  ほかにないですか。  ないようですので、私のほうから3点質問させていただきます。  まず、1点目です。財政の状況は昨日、それから先日も提案なり説明がありました。26年度の決算状況ということで説明がありました。村の財政状況は事業の減によって交付税が減っている状況は前年度に比べてあるものの、それなりに財政調整基金の積み立て崩しはありますが、全体的には積み立ての総額もむしろ従来並みにあるというふうに考えて、そんなに大きい事業を26年度してないわけなので、そういう点ではそんなに厳しい状況とは判断しません。  しかし、まず1点目にお聞きしたいのは、監査報告書の1ページのところでこの経済収支比率のが95.6ということで前年に比べたら収支比率がふえてて、財政が硬直化をしているという表現されてますが、先ほど申し上げましたように決算状況から見ても実質公債費比率もですね、10.8ということで大きな事業してないので通常破綻する指導は20なり、25なりという状況の中では10.8という数字がそんなに硬直化しているとは思えないんですが、この辺の判断をいただきたいというのがまず1点ですね。  もう1点は、先ほどありましたニュータウンの悪臭の問題、それから住民が願っている高齢者施設の問題について質問ありました。10万円の予算について京都府との調整等の旅費ということで8,800円ですかな、高齢者のその10万円は使ったということで、これは悪臭の調査も臭気測定を76万か使ってしたということです。そういう点で悪臭の臭気測定をした結果、悪臭が改善されたのかどうかというのが2番目の質問ですね。  同じ2番目で高齢者施設をつくってほしいという要望があって10万円予算計上されましたが、一定の方向性なりのめどはそのことにできたかどうか、という施策に対する質問を2番目です。  3番目、ほかの質問は多くの方と重複しているので、ちょっと避けましたが、3番目には保育事業の関連です。先ほども質問がありました。  平成26年の保育園のゼロ歳児からの園児数を教えていただきたいというのと、それから補正予算のところででしたかね、園児もだんだん50人を切ってというお話がありました。そういう点では、ニーズの調査はされて、先ほど報告ありました継続事業との関係があるので、施策はこれからニーズを反映するのはこれからだという先ほど答弁をいただきましたが、いつまでたってもこの総合的に判断するということで、なかなか施策に反映されません。そういう点では、現場のほうからも積極的に例えば病後保育であるとか、保育の充実であるとか、園児が減る中でそれをカバーするような施策を打ち出さなければこの予算との関係でなかなか理解が得られないと思いますので、その辺はこれからどのように研究されるのか、その3点をお聞きをします。  「税財政課長」 ○税財政課長(廣岡久敏君)  それでは、まず、財政の状況についての御質問でございますが、この認定資料第1号の資料の1ページ目の下段のほうに経常収支比率95.6ということで、前年度は92.3でございましたので、若干数字が悪くなっているということでございます。これにつきましては経常収支比率と申しますのは、経常的な一般財源ということで通常入ってくる財源とか、減収補填債臨時財政対策債を分母として、分子に経常的に重点した一般財源について、その分子、分母によって計算をされた比率でございまして、その一般的に入ってくる財政の中に経常的なものがどれだけ含まれているかというふうな数値でございます。これが高くなりますと、一般的には財政が硬直化してくるというふうな数値となっております。  ただし、経常収支比率の計算の分母を先ほど申しました一般財源の、経常的に入ってくる金額の中には地方交付税が入ってきております。その地方交付税が増減することによりまして、数字が高くなったり、低くなったりというふうな状況もございます。  それと、この分母の中に臨時財政対策債、今それが入っております。村としては借りられる金額の上限が9,000万円ほど借りられるということになっておるんですが、村のほうでは1,000万円ほどしか借りられてないと、借りてないと、起債をふやすということを抑えるがためにしております。  そういった部分から分母のほうが減ってしまっている。それと、分子のほうで人件費の分が前年度は4.5%の減額をしておったわけですが、それが戻ってきているという状況の中で、人件費がふえていると、そういうふうな中で数字がふえているという状況でございます。  ただし、先ほど申し上げましたように地方交付税については増減がする、あるいは臨時財政対策債については借りられるのに借りてない。その計算では全額借りたとして計算をされますので、そういう部分ではもう少し数字が本来ですといい数字になっているという状況がございます。  それと、先ほど委員長が申されましたように実質公債費比率、将来負担比率等については、地方債の現在高が減っているという状況の中で数字が好転しているという状況がございますので、いずれに厳しい状況ではございますが、いい数字に若干なりとも好転しているというふうに受け取っております。  以上でございます。 ○委員長(青山まり子君)  「産業生活課長」 ○産業生活課長(山本雅史君)  悪臭、臭気測定の結果、悪臭が改善されたのかどうかいう御質問でございますけれども、臭気測定につきましては、対象施設の堆肥化施設におけます臭気状況を定期的に把握するということで、これは悪臭防止法なり、悪臭公害防止条例の指導の根拠とするべく実態を把握しているところでございます。これが直接悪臭改善につながると、規制値を上回っておればそういった法律、条例に基づいて指導なり、勧告という措置があるわけなんですけれども、それに至りませんので、これが直接的には改善には至らない。  特に重要なのは定期的に開催しております地域住民の皆さんと業者と、行政が一緒になって三者懇談会というのを開き、いかに低減させていくかという話し合いの活動に基づき、例えば悪臭も抑えるための植栽でありますとか、施設の改善、ビニールハウスの全面張りかえをさせたり、そういう促進を行って低減を目指すという活動を地元の皆さんと一緒になって取り組んでいるところでございます。よろしくお願いします。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  高齢者福祉施設のめどというか、そういうふうにどういうふうになっていったかということにつきましては、昨年度はもう皆さん御存じのとおり、高齢者福祉計画介護保険事業計画策定の年ということで、議員さんも入っていただきまして、継続してこの3年間で何とか高齢者福祉施設のほうをということで計画のほう立てて、京都府のほうに一応この3年間での整備計画といった形で山城南圏域では、うちのほうの50床ということでお願いをしたということでございます。ただ、今般の村長の一般質問での答弁にもありましたように、事業所との関係ということで、今後どうしていくのかというのは最終的には決定していかなければならないといったことで御理解を賜ればと思っております。  あと、保育事業につきましてのゼロ歳児からの年齢別の園児数、それと現場からの施策については園長のほうよりお願いをしたいと思っております。 ○委員長(青山まり子君)  「保育所長」 ○保育所長(木村啓子君)  現在の園児数でよろしいですか。昨年。 ○委員長(青山まり子君)  26年度の決算ですので、できましたら26年の終わりぐらい。27年度のじゃあ。 ○保育所長(木村啓子君)  まず、今の人数はゼロ歳児がゼロ、1歳児が3、2歳児6、3歳児が12、4歳児が13、5歳児が10名、そのうち2名委託で預かってます。  4月の入園式当初は38名だったんです。4月は38名で今現在44名ですので、6名ほどの途中入園がありました。ことしの3月はゼロ歳児が3名、1歳児が3名、2歳児が10名、3歳児が13名、4歳児が9名、5歳児が10名だったと記憶してます。 ○委員長(青山まり子君)  26年ですね、の3月。はい、わかりました。  これからの取り組みというか。26年度に新しくした事業とかありますか。 ○保育所長(木村啓子君)  事業ですか。 ○委員長(青山まり子君)  取り組みで結構です。事業という表現が難しければ。 ○保育所長(木村啓子君)  特に、26年度に新しく取り組んだというようなことはないですが、ないですね。一時保育も利用していただいてますし。 ○委員長(青山まり子君)  答弁いただきました。報告書の財政の硬直化ということで経済収支比率だけを見て、財政の硬直化という表現はいかがかなと改めて認識いたしました。実質公債費比率等も問われるわけですので、あらゆる点の全体を判断した財政硬直かどうかというのは大変疑問なので、その辺を質問をさせていただいたつもりですが、その辺、改めてお聞きしますがいかがでしょうか。  それから、悪臭の問題ですね、悪臭防止法にひっかからないので、でも臭気測定するということで、ここも10年ぐらい何の成果にも結びつかない測定をしているので、大変疑問なところもあるんですが、三者懇談をできるだけ反映させていきたいということですが、じゃあ地元でこの間近いところで三者懇談した結果、26年ですね、決算ですから、26年度の三者懇談をした結果、新しく取り組みに反映した事業ってあるんでしょうか。というのが質問です。  それから、高齢者の状況は実態は京都府にも申請している状況もよくわかりますし、この議会での一般質問も担当課長の答弁にありますように、その村長の高地での取り組みが進まない状況も理解します。  3番の保育事業ですね、この27年の3月、当初4月当初38名、実際44名だけども、来年度はもしかしたら減少する傾向にだんだんあると思いますので、申し上げたいのは議員の中には保育料を無料にしたらいいというような御意見もあるようですが、それも1つの方法とは思いますが、私はむしろ現場のところで一保育はやっていただいてますが、病後保育であるとか、それからお母さん方の入所基準というのは前は厳しくうるさかったので、今は働いてなくてもお母さんが介護してたり、あらゆる手だてで入所できることに法律上はなってますので、入所のあり方の研究であるとか、それから病後保育するであるとか、それからもちろん中身は十分やっていただいていると思いますが、人数が少なくなれば質を高めるしかこの理解は得られないわけですので、その辺の取り組みをしないとなかなか予算上は職員もあんまり減らしてないので、このままこの体制でいかれるわけですので、その中身を頑張るような姿勢がなければいけないなと思いますので、今後検討するのは検討するとしても少し姿勢を伺いたいと思います。  どうですか、1番、監査のほう。  「税財政課長」 ○税財政課長(廣岡久敏君)  先ほど申し上げましたように92.3から95.6というふうになってるということで、数値上は悪くなっている状況はございます。これは先ほど申し上げましたように交付税の減、人件費の増、それともう一つ、大きな要因といたしましては特別会計への繰入金の2分の1について、経常的な経費に充てるということになっておりまして、簡易水道への繰出金が公債費がふえているということもございまして、その分、繰り出しがふえております。そういう状況の中で28年を頭にして、どんどんその起債出てきますので、次年度以降、28年度以降についてはその数字はどんどん減っていくという状況もございます。  それと、普通交付税についても今年度はふえる見込みとなっておりますので、この数字は来年については少しいいますか、ある程度、減っていく見込みとなっております。硬直化というふうな話ではござい、前年度よりそういった数値上の硬直化はございますが、全体といたしましてはそこまで前年度に比べて硬直化しているとは余り認識はしてない状況でございます。 ○委員長(青山まり子君)  「産業生活課長」 ○産業生活課長(山本雅史君)  三者懇なりを通じての取り組み、新しい取り組みといたしましては、平成26年度中、取り組まれましたのが平成26年5月には悪臭低減のための植栽ということでヒバの苗木を18本、茶畑とニュータウンの境界あたり、プロパンガス庫がございますけれども隣接に、その際、境界あたりにヒバを1.5メートル間隔で植栽されたと。  それから、26年12月には堆肥化施設、ビニールハウスのビニールの全面張りかえが行われたということでございます。  それと、前年度までに設置されております樹木チップ脱臭槽の維持管理の徹底、樹木チップが減ってきたら入れてはどうかとか、そういったいわゆる監視活動につながるかと思うんですけれども、適正な管理を促すと。  それから、地元の意見といたしましてはチップ槽の増設を検討願いたいということがございます。それについても前向きに設置場所の検討でありますとか、設置の規模について検討を進めるということを引き出すといった活動がありました。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  現場の話はちょっとさておきまして、先ほど委員長からいただいております病児病後児保育、これにつきましては子ども子育て計画の策定員会のほうでも検討を前向きに進められたいという意見をいただいておりますので、ただ、これもう西のほうでは木津川市ですか、それと東のほう伊賀市の状況等も見ましてですね、そこら連携とれないかということで今後は検討していかなければならないというふうに、これにつきましては委員会の中でも申し上げましたので、一歩ずつでも進めていきたいな、ただ、受け手側の話もありますし、当然伊賀市とかいうふうな形になれば就労という部分若干早く出てもらわなければならないというふうなこともありますので、一応、時間はいただきながら一歩ずつですが、これから進めていかなければならないというふうに考えております。  確かに委員長おっしゃるように子ども子育て三法ですね、この4月から施行されておりますけども、入所のあり方については委員長おっしゃるようにかなり緩和されてきております。これ個人のプライバシーの話で名前までは明かせませんけども、実際に今入園している方がおられます。それと、実は子供さんが入園していない子供がおられまして、これ子供の心理でしょうか、下の子をかわいがってということで、上の子はかなり家でというか、保育園でもちょっと心理的な話があったということで、今度は2歳の子を入園させて上の子を見たいということで一時保育といった形でもさせていただいております。あるい程度、緩和されたということですけども、こういった状況も踏まえながら入園、入所に関しては村としてもかなり、やはりお子様を抱える家庭の事情というものも勘案しながら、できるだけ意向に沿ったような形で入園のほうを積極的に進めさせていただいているというのが現状ですので、そこは御理解を賜ればと思っております。  あと質のあり方ということですけども、従前からも、これは余り話としては具体的には出てこなかったんですけども、国が小学校のほうですね、外国語教育を入れていくとかいろんな話がございます。これは委員会の中でも雑談程度の話でしか、余り大きくは出てこなかったんですけども、そういったことをやったらどうやとか。ただ、他市町ですね、見渡しますと確かにそういう外国の方を入れられてそういうふうな幼少期からの語学ということもやっているところも聞き及んでいるところでもあります。ただ、それだけが質というものではないと思いますので、それについては現場の保育園ともどういったことをやっていくべきなのか、現状の保育をどういうふうにしていけるのか、いろいろ模索して現場と事務局とですね、保育事務局と連携しながら、ちょっときょう言うてあしたとか、あさってとかいうふうな話ではございませんけども、ちょっと現場とも話をしながら、また村長等話をしていって話を積極的に進めていきたいと思いますので、御理解をいただきますようお願いします。 ○委員長(青山まり子君)  特に質問ないようでしたら。  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)
     今の高齢者の話10万円、26年度でつけてますねんけどね、一応8,000円かそのぐらい使うたということで、一応、想定としてね、想定として高齢者福祉のやつを立てたらどのぐらいるかというそういうね、会社員がちょっと残ってでもそういう査定をされたんかどうかね、ただ、村長は今、こっちの問題でやってるからと言えば、それは村長は村長の仕事やと思うんですけど、担当課長として、例えばやろうと思ったらどういうふうにして、どんなんというある程度のアウトラインのやつをやっぱり自分なりにやろうと思ったら、やっぱりその作業で社員に残っていただいてその経費を使こてもろたらいいかと思いますが、その辺、今これから年代がずっとたっていくねんけど、ほんまにこれ高齢者福祉を建てていかなあかんもんか、そうかもうこのまま言うたり、言わんなりしてやっているのかどうか、ほんで50床でどうしても50床でしかあかんのどうか、例えば10床でも泊まりの人が面倒見られる人が緊急の場合に10床でも内科の先生のところで10床みたいなもので自分とこの村として建てたらいけるんかどうか、そこら辺の判断ちょっと教えていただきたいと思います。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  お答えさせていただきます。この問題につきましては、高齢者福祉施設、私課長になるもう十何年前からの話がありました。もうこれは何度も申し上げるまでもないんですけども、当時わらくが設置されるときにですね、村のほうでというふうな話を現課のほうでしておりまして、そのときには京都府の介護保険事業計画、高齢者福祉計画ですね、南山城村介護保険事業計画には乗ってないということで、これについては却下されております。  その後ですね、平成18年度当時何度も申し上げます。これは経過御存じの方かなり多いかと思うんですけども、介護保険法策定時ですね、改正になった当時ですけども、南山城村において小規模多機能型を設置するとされておりました。小規模多機能型というのは地域密着型施設でございまして、これにつきましては基本通いが中心でございます。しかしながら泊まりは数日と、これ最大マックス5人ぐらいですけども、そうなると人員基準等もございますので、単独の小規模多機能型はこれは経営面でできないと。実際、他市町見渡しましても小規模多機能やっているとこは大体NPOぐらいが単独でやっていると。ただし、これ以降ですね、震災以降になっておりますので、施設基準もかなり厳しくなっております。スプリンクラー設置やとか耐震構造やとか、いろいろな部分でかなり厳しくなっております。  といったことから小規模多機能、議員さんの中でもかなり研究をしていただきまして、私どももいろいろと総務委員会等ですね、当時課長補佐でしたけども話をさせていただいた経過があります。その後ですね、50床と、この50床というのは基本になります。30床未満については地域密着型の特養ってあるんですけども、大体地域密着型の特養というのはほかの事業とかんでおります。これは経営面でありますし、人員基準もあります。50床というのはこれはもう経営の基本的な部分でいうところの50床というところでなっております。  それと、先ほど事業費も研究しているのかというお話をいただいております。これにつきましては24年度でしたか、25年度でしたか、高齢者福祉施設整備検討委員会というのを議員さんとか、事業所さん、お医者さんなりが入っていただきまして、研究をしたというケースがございます。このときにどれぐらいの50床でしたら、そのときの建設物価は別としてもということで約8億、多く見積もって10億になると思うんですけど、8億程度と事業費の施行については8億程度というお話で事業所のほうからは回答いただいているところもございました、その当時は。今、建設物価の部分がありますのでどうなっているかはまた以降になる、また調査をしなければならないと思います。  ただ、先ほどおっしゃったお医者さんなりが泊まれるというのは、これはちょっと御理解いただきたいのは、お医者さんが病院で泊めるということはこれは入院になります。介護保険事業とは別のものになりますので、ここはちょっと御理解をいただかんと、お医者さんやから泊めるということはこれは入院になります。もしくはそこでの病床で泊まれる、泊まれるというか一旦寝たまんまとかいうふうになるとまた医療の病床ということで、京都府の届けになってきます。介護と医療はちょっと国の制度とは若干違いますので、そこは御理解を賜りたいと思いますので。私ども何にも研究をしていないということではなくて、いろいろなことで進めさせていただいた結果、今の現状になるということで御理解を賜りたいと思います。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  ほかに質問ありませんか。  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  ちょっと細かい話ですけれども、80ページ、旧保育所管理事業ということがあるんで、49万8,272円ですか。これの内訳ちょっと教えていただきたいなというのが1点と。  それと、ちょっとこれ46ページなんですが、村長交際費とあるんですが、これもとの予算は幾らで2万9,000円って1年間で2万九千何ぼってこれどんな交際してはるんやろ、丸が1つか2つ違うんちゃうやろかと思ったりするねんけど。  ちょっとそれとこれは冗談ではないですけども、やはり使うべきものは使っていかなあかんのちゃうかと思います。2万9,000円での、一応南山城村村長としてのプライドとか、やっぱりおつき合いがあろうかと思うですがちょっとそれも教えてほしい。  それとこれちょっと眺めておりましたら、もう誰か言われたんかしれんけども、36ページ、収入なんですが、終わってますんですけども、真ん中のほうに明日の京都村事業府補助金返還分500万円というのがあるんですが、これがわしは何ぼ考えたかてようわかりません。できたら教えてください。返したということですかね、これ。収入のとこに入っとるんかな。一遍それ調べてください、というか教えてください。上から1、2、3、4、5、6、7、8行目です。明日の京都村事業府補助金分返還しました500万円とある。  その3点、お願いします。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  まず、旧保育所の管理料、需用費のことでしょうかね、32万5,972円の分でございますけども、これの大半が電気代でございます。昨年度で一番高い月で約2万円、1万9,000円、1万8,000円という月もございますけども、大体平均約2万円程度ということで、12カ月でこのうちの約24万円程度が電気代、月ヶ瀬口保育園の電気代となっております。 ○7番(北 猛君)  どこの保育園。 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  電気代。 ○7番(北 猛君)  どこの保育園。 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  月ヶ瀬口保育園です。ニュータウンです。あっこで2団体入っておりますので、あっこの跡地を使ってやりたいということで利用されてますので、一旦それを関西電力に払うと、村が一旦払って、あとは基本料金を除いた分は2団体からもらうというふうな形。 ○7番(北 猛君)  ニュータウンの、これだけで。 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  そうです。それで後は、水道代とあとはガス代ですね、これの分を一旦支払うといった形にはなってますけども。 ○7番(北 猛君)  それが結局、月ヶ瀬口ニュータウンだけが48万かかってると。 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  49万8,000円のうちの32万5,972円が、需用費が月ヶ瀬口の保育園に係ると。 ○7番(北 猛君)  おれが聞いたら田山聖愛とか高尾聖愛とか、あっこらはないねんな。 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  使用料及び賃借料の12万4,300だけが旧田山聖愛保育園の跡地の賃借料といった形で支払いをしているところです。あとの需用費と委託料については旧月ヶ瀬口の保育園、ニュータウンの保育園になっております。  以上です。 ○7番(北 猛君)  はい。わかりました。 ○委員長(青山まり子君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  それでは46ページの村長交際費について、御説明をさせていただきます。支出金額がこちらに記載しておりますとおり、2万9,416円です。うちゲートボールの村長杯優勝カップ準優勝杯、これ2つが2万1,416円でございます。あとは笠置町で開催されます荊冠旗びらきの負担等でございます。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  明日の京都、返還金。  「税財政課長」 ○税財政課長(廣岡久敏君)  先ほどございました明日の京都事業府補助分返還金500万円でございますが、これにつきましては魅力ある村づくり事業の負担金として計上、歳出も計上いたしております1,000万円分に対しての補助金でございます。この補助金については一旦、府のほうからこれええなあ会議のほうへ一旦支払いをされます。それで村としてはそのところから返還金としてうちのほうへいただいて、うちのほうからは1,000万円支払うと、そういうふうな流れとなっております。  負担金として村から1,000万円出して、団体に入っている500万円の府からの補助をうちのほうへ返還いただくとそういう流れで計上しているものでございます。 ○7番(北 猛君)  ちょっとようわからん。後で聞くわ。 ○税財政課長(廣岡久敏君)  済みません、事業実施主体はこれええなあ会議でございますので、これええなあ会議のほうへ府の補助が入ります。その府の補助の分を村のほうへ返還いただいて、村のほうからは全体の事業費1,000万円を負担金として支払ってる。一旦、これええなあ会議入って、それを村のほうへ返していただいて、全体としては村のほうから負担金として1,000万円出すと、そういうふうな。村のほうへ直接府の補助として入ってまいりません。団体のほうへ入りますんで、それで府の補助としては受けられないなので、こちらのほう、雑入として村へ受けていると、そういう流れになっております。 ○委員長(青山まり子君)  わかりましたか。 ○7番(北 猛君)  わかりました。 ○委員長(青山まり子君)  事業全体は1,000万円でということですね。この補助自体が村が補助金受けるのはなくて、団体が補助金を受けるという制度なので、団体に京都府から500万円補助があるので、村としたら1,000万の事業をするわけなので団体からもらった京都府の事業を村に入れてもらうと、マイナスじゃないですからね、返還いってプラスになっているわけなのでいったら。村に入れますよというお金です。よろしいでしょうか。 ○7番(北 猛君)  うまいこと説明してもうてありがとう。 ○委員長(青山まり子君)  特に、次ないでしょうか。  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  88ページの山城病院負担金の関連で質問させていただきます。  現在26年度の消防署に聞きますとですね、救急搬送が26年度は、山城病院受け入れが50%から51%とお聞きしております。この率がもっと上がらないもんか、山城病院指定しても遠くの高の原やら田辺中央とか、遠くのほうへ搬送されてしもて、患者の家族さんが非常に困っておられます。山城病院の近くの、せっかく山城病院に負担金も出しておるんで、その辺の受け入れ率をもっとあと10%でも15%でも上げて近くの病院の受け入れ態勢というのはできないものでしょうか。村長にお伺いします。 ○委員長(青山まり子君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私も病院、救急の現場の話はなかなかちょっと十分理解はしておりません。でも私の知っている範囲内でお答えをさせていただきますが、基本的には山城病院に運ぶことにしております。しかし、患者の病状によって、その時間帯に山城病院にお医者さんがいるか、いないかの確認をします。いない場合にはその近くの1番近くの病院を探していくという業務を救急の場合をやるわけです。たまたまその受け入れの病院があるとこへ行くと。家族にしてみたら山城病院行ってもろたらええのに、高の原行ってしもたとか、いろいろ話は聞くんですが、お医者さん、病状によって、お医者さんがいる場合といない場合とありますので、救急は全部受けられるという問題ではないということを御理解いただきたい。  それと、家族によっては上野に行きたいとかね、上野の先生にかかっているから上野の先生の紹介で上野の病院へ行きたいとかいうのもあります。その場合、上野も行けます。ちょっとそんなんで今、話聞くと家族が困っているというような話がありますんで、これは多分お医者さんがたまたまいらっしゃらなかった。だから、それが違う病院行ってしまったということで、お医者さんも今、山城病院は四十二、三人ですかお医者さんいらっしゃるんですが、なかなか整形は1人だけやし、2人、3人といる診療科目、内科あたしやと4人、5人のお医者さんいらっしゃるんで、毎日内科のお医者さんはいらっしゃる。でも、ちょっと病気の内容によって脳外科も少ないいう場合、いることいるけどもたまたま非番であったりとか、手術中であったりとかいう状況で運べないというのがあるということを病院組合の中では話が出ておりますんで、その辺の時間差が違う病院に行くということにつながってくるのかなというふうに私は思っております。 ○委員長(青山まり子君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  村長の答弁で、その病院の事情というのがよくわかるんですけど、せっかくのこの地域の山城病院ですんで、50%というのはかなり低いと思うんですわ、50、51というのは。その率をですね、ぜひとも上げるように村長に要望しておきます。事情もわかるんですけど、とにかく住民さんは、とりあえず困っておられるということをお伝えして質問終わります。 ○委員長(青山まり子君)  ほかにありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  質問なしと認め、これで「平成26年度南山城村一般会計歳入歳出決算認定の件」についての質疑を終わりたいと思います。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長(青山まり子君)  ただいまより13分休憩をし、11時から始めます。暫時休憩いたします。              (休憩 10:47~11:00) ○委員長(青山まり子君)  休憩前に戻りまして審査を続けます。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長(青山まり子君)  続いて、「平成26年度南山城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件」について審査を行います。  これから質疑を行います。質疑ありませんか。  質疑の前に担当のほうから、資料も含めて詳細説明をいただきたいというふうに思います。
     「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  平成26年度南山城村特別会計決算資料のほうをごらんいただきたいと思います。  これ特会全部入っとるわけですけども1ページから6ページです。まず、1ページめくっていただきますと、概況報告となっております。国保世帯につきましては、去年588でしたけども、581世帯となっております。被保険者につきましても前年は1,039でしたけども報告では、今年は1,004というふうに減少傾向になっております。それと平均のほうでは1,050でしたけど、1,026というふうな形で減少の傾向にあります。  それと、事業状況ですけども、ごらんいただきましたとおり2億4,200万余りが療養給付なんですけども、前年度は25年度ですけども2億8,000万余りありました。これにつきましても減額、高額療養についても前年度報告では3,800万余りでしたけども、ことしは2,500万といった形で減額となっております。  2ページほうをごらんいただきますと、各項目別の前年度比ないしは構成比といった形でなっております。特に顕著なものといたしましては、歳入で特別調整交付金というのが25年度17万9,000円が189万、額にしたら少額なんですけども、これにつきましては前年度ですね、軽減、保険料軽減分のシステム改修ございました、その分のシステムのほう特別調整交付金のほうでいただいておるもので、多くなっているといった状況でございます。  それとですね、一番多いのは療養給付費の負担金といった形でいただいているのが最たるものでございます。  続きまして、歳出、右側でございますけども、これもう見ていただいたらわかるんですけども、全てうろこ三角が入っております。特に療養給付費の構成比は51.6ではございますけども、15.4%の減、療養費ですけども、これは現金給付の分でございます。俗に言われるはりとか、灸とか、あんまとか、そういったものの分が療養費でございます。額にしたら300万程度ですので少額でございますが、前年度ですね、26年度の補正でも言いましたとおり、やっぱりはり、灸、あんま等の施術がふえていたということで、額では350万となっておりますけども、増加となっているのが大きなものでございます。  高額療養、先ほども言いましたけども、32%の減少となっているということで、全体では減と、歳出の全体でも10%の減となっているということで、25年度から比べれば26年度は減少となっているといった傾向になっています。  それと、3ページですけども、世帯数、国保世帯、全体の世帯数と国保の加入世帯数、被保険者数といった形です。当然、人口減少しておりますので、国保の加入率はふえているといった状況にはありますけども、率ではふえてますけども、加入者数でいうと減少にあると、率と加入者の人数ということではちょっと相反している部分がございます。  それと、被保険者の増減内訳でございますけども、前年度は162の162増減プラスマイナスゼロだったんですけども、ことしは減のほうが多くなっております。前年度と比較して最たるものはやはり社保加入が87といった形での減が最たるものでございます。転出も国保の方については32名、前年は28名でしたけども、32人の方が転出で出ていると。  それと、あとこの高齢社会、高齢化になっている顕著なことと言えば、後期高齢者の加入、前年度よりは微減でございます。前年度の報告では48でしたけども、ことしは43と、40台を常に国保から離脱して後期高齢のほうに入っているというふうな状況でございます。  それと、年次別の決算状況がその2というところで入っております。歳入は約5億程度ありますけども、ことし顕著、減、減ということで先ほどから言わせていただいてますけども、歳出の決算額の26年度、4億6,000万と、約5,000万程度変わってきているというふうな状況にあります。  それと、国保税の状況でございます。徴収率のほう若干微減といった形で忘れておられる方等もおられますけども、最近の傾向といたしましてはやはり払えないといった方がおられます。そういった方についてはやはり相談いたしますと、生活保護への移行といった形でも福祉施策としてうちのほうでは国保税の担当出でもありますが、やはり福祉の立場でもございますので、そういったことでしているということも御理解をいただければと思っております。  そういった場合には、徴収機構のほう、こういった方、長期滞納されてているという場合が大抵ですので税機構のほうに執行停止の旨を申し出するなりして、やっているということで御理解を賜りたいと思います。  それと、4ページ、療養費の推移でございます。  26年度は、1人当たりの給付費かなり一般のほうも退職のほうも落ちております。それと、高額療養の状況ですけども、これについても減少といった形になっております。  5ページのほうですけども、療養給付として全体で入院はどうだとか、入院外はどうだとかいうふうな形でございます。前年度に、前年度報告通知調べましてもかなりの減少が入っております。特に入院では前年度、全体枠では1億6,933万余りでしたけども、ことし費用額として1億1,500万ということで減少となっております。前年度の報告通知はこちらには記載しておりますけども、かなりの減少となってきております。  当然、先ほど、補正予算のところでも言いました。この26年度につきましては、10万点以上の高額の方が23件です。補正のとこでも言いました。もう既に27年度は高額10万点以上の方がもう既に十何軒といった形でもうはるかに超えそうな勢いということで、なっておりますけども、26年度については、かなり入院等が少なかったということになっております。  それと、こちらには載せておりません。独自で医療費分析もしております。医療費の分析がやはり入院で一番多いのは新生物といった形でなってきておりますけども、近年ですね、やはりちまたで言われているように精神疾患等についても増加の傾向にございます。しかしながらトップはやはり新生物といった形での費用的な部分が多いというふうな形でございます。  あとは、循環器ですね、肺とかいうふうな形にもなってこようかと思うんですけども、そちらのほうについてもふえてきているということで、国保の人間ドック、議員さんの中でも国保の人間ドック受けていただいている方もおられますし、集団健診等も受けていただいている方もいらっしゃると思います。  それとまた、国保での支払いで健康予防ということで介護とあわせてはつらつ健康教室というのもやっておりますので、うちとしては補正予算のほうでも申し上げましたけども、健診予防、こちらのほうに重点を置いていただくと、一旦入院費等がかかったとしてもやっぱり命を永らえてもらえる施策ということで国保のも進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  はい、御苦労さまです。詳細説明が終わりました。  質疑を受けます。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  詳しい説明いただきまして、ありがとうございました。  議案の1ページ、2ページ、国保税、収入のとこですけども、不納欠損が204万円、そして収入未済額が2,144万円というふうに大変多いです。ちなみに一般会計で見ますとね、一般会計の収入未済額は1,294万円、それに対して国保がですね、2,144万円というふうに率から考えると非常にこの国保のですね、収入未済額が多いというふうに読み取りました。この現象をですね、もう少しなぜこうなっているのか、多分、以前からの滞納分のですね、回収ができないということなんだろうというふうに想像をするんですが、余りに額が多いので、この辺のことについて詳細の説明をお願いをしたいと思います。  また、どのように解決を図ろうとしておられるのか。今後にもこの問題はずっと響いてまいりますので、現時点でどう考えておられるのかをお聞きをしたいと思います。  それから、もう全部言っていいですか。歳出のほうで21ページから26ページにかかわってのことです。  先ほど、説明もいただきました。いわゆる保険給付費がですね、25年度と26年度を対比してみると、大幅に減少をして、約6,000万円ぐらいですかね、三角の17.1%という数字を上げていただいておりますが、非常に26年度は少なく住んだということで、これ結構なことやというふうに思うわけですが、ここのところもですね、村としてどういうふうに取り組みの結果はですね、皆さん予防と、それから初期診断と、早期診断というふうなことで対処された結果なのかですね、たまたまそうなっているのか、どういうふうに分析されているのか、お聞きをしたい。  取り組み、よい意味で理解をすれば取り組みが進んできているので少なくて済むと、保険料への反映もですね、いいということなのかなと想像しているんですけども、分析どうされているかお聞きをいたします。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  それでは、不納の分と未済の分についてでございます。確かにですね、データ見ますと、古い方かなりおられます。それと転出して実際追跡もしていただいているんですけども、追跡でき切れてない、できないという方ですね、でき切れてないというか、できないという方もいらっしゃいます。それと、ここからですね、転出された後ですね、他市において生活保護も受給しているとかいう方もいらっしゃって、そういう方についてはもうとれないという方も若干おられます。  それと、あとはもう亡くなった方ですね、亡くなった方もいるというふうな状況が実際の話おられまして、それで民法上での5年を経過したものについては、不納欠損せざるを得なくなってきてるということでございます。当然、民法ですので、5年経過しそうであっても一旦入れていただいたら、そこから民法が始まりますので、それについてはまたそこから執行5年ということで入れていただいている方もいらっしゃいます。  それと、未済の関係ですけども、データを見ますとやはり転出して送ってはあるんやけど、それ切りとか、それから、あとは払い忘れの方も多々おられます。これについては忘れておられた方は27年度になって入れていただいてる方もおられるようには聞いてますけど、全てが全てではございません。もう明らかに前年度ですね、前年度からずっという方もいらっしゃいます。  それと、幾らうちが送ったとしても返ってくるような方も、住所だけ村には置いてあるんやけども、実際はつかないと、住所だけ村に置いてあるというふうな方もいらっしゃる方も何名かはおられます。いずれにしましてもうちとしては、税機構とも連携をとりつつですね、かつ現年分についてはできるだけですね、分納等、支払いがちょっとしんどいという方については分納等もお願いしておりますので、徴収努力のほうはやっていきたいと、今後もやっていくということで御理解賜ればと思っております。  それと、減少の話なんですけども、これ喜んでたんですよ、実は決算のときには。ただ、今回補正で増額になっているので、これが結局ええように解釈したら26年度においては健診の結果で例えば要精検出た人は集中的に行っていただいて、短期で治ったということも想像はできるんですけども、やはり御存じやと思うんですけど、会社勤めておられてやっぱりちょっと体調崩されて、退職されて国保に加入した方、こういう人もおられてそのまま亡くなった場合もあります。そういった、ことし27年度ありますので、26年度は一応、予防の結果もあるけども、やはりそれぞれの方が村民さんのほうが努力していただいた結果ではないかというふうには思っております。  ただ、うちとしても医療費だけではなくてやはり疾病になった場合は早期治療を心がけていただきたいということでやっていただければ、ちょっと原因についてはそこまではちょっとこれ医療費というのは上がったり下がったりするのでと考えておりますので、よいように橋本議員さんがおっしゃるように、よいように解釈すれば健診等の結果を見て早期治療に行かれたのかなというふうに判断はしたいというふうには考えております。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  1番目のこの不納欠損、それから収入未済額、税機構と連携をしながら催促をしたりして徴収に努力をしていると。しかし、非常に金額的に過去の滞納もあって難しいということで、その原因として数字をおっしゃいましたが、ちょっともう少し正確に知りたいですので、この点、また26年度分で結構ですので、その転出者の数やとか、払い忘れの方やとか、それからもう全く支払い能力がないという方やとか、ちょっとその辺の細かい数字ですね、出せればまた後でも結構ですので資料を提出お願いできればと思います。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  どうですか、担当。  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  不納欠損の処分事由別一覧につきましては、一般会計のほうの資料の7ページでちょっとごらんいただきたいんですけども、国保税については204万8,200円が不納欠損をしたわけですけども、所在不明が5人分ですけども14件、それから時効成立ですね、全くもう音さたなしということで民法の時効を待ったというものが20人、74件、計ですね、25人分で88件ということで一応、不納欠損については資料として税財政課のほうから提出をいただいております。  しかしながら、所在不明っていう中には確かに生活保護、他市で受けられているという方も、これは若干2名ほどいらっしゃるんですけども、そういう方もいらっしゃいます。名簿のほうはうちのほうで把握しておりますので、そういう方もいらっしゃいますので、一応、不納欠損の事由別についてはこの数字で御理解を賜ればと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(青山まり子君)  一般会計資料の7ページの不納欠損の資料をごらんいただくいうことで了解よろしいでしょうか。 ○5番(橋本洋一君)  はい。 ○委員長(青山まり子君)  ほかに質問ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「質疑なし」と認め、これで国民健康保険特別会計の質疑を終わりたいというふうに思います。  続いて、「平成26年度南山城村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定の件」について、審査を行います。  これについて、担当の説明いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  それでは、26年度簡易水道特別会計の決算の説明をさせていただきます。  お手元の特別会計決算資料、7ページから16ページが簡易水道の特別会計の資料となっております。  7ページをごらんいただきたいと思います。決算額と前年対比、構成比の表でございます。  歳入の部分に当たりまして主なところだけ説明させていただきます。  分担金の差し引きですが、60万円減となっております。これにつきましては新規の加入者が26年度はございませんでしたので、分担金の分はゼロということでございます。  使用料につきましては、73万6,080円の増ということでございます。ただ、これにつきましては消費税増額に係るものでございまして、使用水量そのものにつきましては人口減に伴い同じように減少をたどっているところでございます。  府補助金でございます。これにつきましての減、422万5,000円、400円の減、これはふるさとの水確保対策事業費補助金が減っているというところでございます。  それから、大きなところで言えば、繰入金の453万918円の減でございますが、これにつきましては25年度は災害等台風による被害がございましたので、そのときの工事の費用等が25年度はあったかと思われ、26年度は災害等の被災がございませんでしたので、その分、事業費が減ったということでございまして、繰入金が同じように減っております。  あと、諸収入811万470円、これが大きくふえております。これにつきましては北大河原バイパス工事に伴いまして、ちょうど山城谷浄水場前の水道管の入れかえの補償金が京都府のほうから入りましたので、その分の増額が主になっております。  続きまして、歳出でございます。  総務費295万8,004円の減です。これにつきましても災害復旧等の事業が減ったということがまず一番の主な原因であろうかと思います。  公債費につきましては、残金返済が27年度に返済が162万6,962円という形でふえたということでございます。  1ページめくっていただきまして、8ページのほうです。こちらのほうに簡易水道料金の調定総括表がございます。合計のほうですが、先ほども言いましたが、使用量が全体で25万4,084トン、使用料金が6,246万6,108円ということになっておりまして、給水人口が2,647円、1人1日平均給水量が263リットルですね、263リットルでございます。供給単価といたしましては245.8円ということでございます。  次のほうで、収入の概要を、調定及び収入の概要を9ページのほうに載せております。  収納数としましては1万3,613件、収納額は先ほどの使用料金と、収納額については6,210万2,784円ということで、収納率としましては99.4%となっております。25年度は99%でしたので約0.4%ですが伸びてるような結果になっております。  未納額といたしましては、36万3,322円ということで、月数で105件ということに、未納者として105件となります。  それから、10ページにつきましては、旧使用量給水人口の推移をグラフにあらわせたものでございます。人口減に伴いまして同じように使用量は減ってきている次第でございます。  あと11ページから月別使用量等を載せさせていただいております。  15ページのほうに水道料金の滞納一覧を載せております。26年度の件数で言いますと、33件、33人と言ったほうがいいんですかね、でございます。36万7,763円でございます。  先ほど、済みません、36万3,322円が未納額ということで、ここのとこ、ちょっと数字が合わないということになっておりますが、これにつきましては、この滞納一覧表の36万7,793円につきましては、実と言いますか、決算書に出ている36万3,322円につきましては出納閉鎖が終わった時点での未納額の掲載でございまして、実はここには収納額には過誤納者1名おられまして4,471円が含まれております。  そうしますので、実の対比する場合の額につきましてはこの4,471円を返還した額、36万7,793円が本当の未納額でちょっとややこしいんですが、そういうことでございますので、ちょっと御理解いただきたいと思います。  10ページにつきましては、不用額の調査をつけさせていただきます。これも3月の補正の時点でまだ漏水等が予測されましたのでその分緊急時対応のお金として歳末まで残していた分ですね、の備えの分105万8,040円不用額として出させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(青山まり子君)  はい、御苦労さまです。  詳細説明が終わりました。質疑ありませんか。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  詳細説明していただきました先ほどの担当課長の答弁でですね、資料をいただいている9ページの未納額の合計額と、それから15ページの26年度の滞納額、この差について御説明いただきました。私もこの点を質問させていただこうかなと思っておりましたが、出納閉鎖後の金額であるというのは説明していただきましたので、一遍理解しました。  それでこの金額がね、26年度、飛びぬけて多いんですよね、この滞納の金額として、これはいただいている資料の17、13年度から比べましてね、非常に高いと思いますが、なぜこのような高い数字が出てきたのか。  それから、本来の提案書の中の2ページに不納欠損額としてはゼロというふうに書かれて好ましい状況であるんですけども、例えばその収入未済額としてですね、123万5,054円という数字が書かれております。この数字についてどうやってですね、この不納欠損せずに回収していくのか、納めていただくのかという点をお伺いします。
     それから、いただいている資料の8ページ、給水単価を比較していただいてます。供給単価ですね。各地区によってそれぞれ単価が違うんですけど、とりわけ高尾地区の立米単価が若干高くなっているように思われますが、この原因についてお伺いします。 ○委員長(青山まり子君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  お答えします。  まず、未納額、26年度の滞納額、未納額の件でございますが、昨年度、25年度の決算のときもですね、ちょうど出納閉鎖のとき3月で締めをして督促を送りやっているんですが、出納閉鎖に間に合わない分が多々ありまして、昨年度も30件で59万6,849円出納閉鎖時点でふえておりました。ただ、今のこの一覧表の25のところを見ていただいたらと思いますが、出納閉鎖のときで30件あったものが4件の10万1,314円となっておりますので、これは出納閉鎖後、お支払いいただいたということで毎年こういう5月、出納閉鎖に間に合わず入れていただいている状況でございまして、今回につきましてもちょっと8月末時点でまだちょっと20件の方、納入いただいております。残りはまだ13件の方、まだなんですが、それについても随時督促等滞納者の処理していきたいと思いますので、行っていきたいと考えております。  それから、まず不納欠損額ですが、26年度は不納欠損をする対象者がございませんでしたので、不納欠損がゼロと、残りの回収分にどうするのかということでございますが、ほとんどの方が回収の計画を書いていただいております。そういった方については計画的に納付、計画納付をいただいております。なかなか一度にお支払いできないということでですね、なかなか減っていはいかないところはあるんですが、聞き取り等をさせていただきながら、計画も個々に相談をさせていただいて、そのたびに精算させていただいて納めていただいているような状態でございますので、過去の分から少しでも減っていっていると認識しております。  給水単価、高尾地区が少し多いとの、使用量、使用水量の問題も一つあろうかと思います。 ○6番(中嶋克司君)  課長、漏水は。 ○委員長(青山まり子君)  建設費が水道費に反映されてるからやろ。 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  そうですね。 ○6番(中嶋克司君)  漏水関係ありますか。 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  漏水は、そうですね、多少総水量等のかかわりはあろうかとは、漏水との関係も多少はあろうかとは思いますが。あとは使用量が、全体の使用量が少ないということもございます。 ○委員長(青山まり子君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  今回、不納欠損ゼロをお伺いしましたら、一時納付といいますか、一部でも収入、収納してもらって5年で流れるところを継続して少しでも払っていただいているという努力はわかりました。そういった一時的にでもね、納付していただいて極力不納欠損として流してしまわないようにね、努力をしていただきたいと思いますが、以前から申し上げておりますどうしてもやむを得ない場合は別なんですけども、給水停止というような処置はどうなんでしょうかね。 ○委員長(青山まり子君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  それにつきましてもどうしても支払いいただけない方、計画納付にも応じていただけない方につきましては聞き取りも十分重ねながら、福祉関係とも連携をとりながら給水停止を行わなければならない場合は行っていきます。実際、今回行われた方もおられます。 ○委員長(青山まり子君)  26年度は停止したことはありますか。 ○建設水道課長(末廣昇哉君)  26年度は給水停止はないです。給水停止をしますよという段階でお支払いいただいたりしております。 ○委員長(青山まり子君)  ほかに質問ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「質疑なし」と認め、これで簡易水道特別会計の質疑を終わります。  続いて、「平成26年度南山城村介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件」について、審査を行います。  初めに、担当課長の説明をいただきます。  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  それでは、介護保険特別会計の決算資料17ページから23ページになります。17ページから22ページまでは保険事業勘定と言われるものを中心に資料としております。23ページにつきましては地域包括支援センターの運営に係るものを載せさせていただいております。  それでは17ページのほうですけども、これにつきましては人口と65歳以上の人口、高齢化率でございます。これにつきましては人口も減少しております。高齢者65歳以上と言われる方が高齢者でございますが、当然ふえてきておりまして高齢化率が40.8%というのが状況です。  あと、下のところでちょっとあれなんですけども、総人口のほう減少です。しかしながら65歳以上の人はふえてるといった状況で、これ合計欄、1,202と書いておりますが、3月末現在の1号被保険者は1,201としております。これは実は次年度、また修正ですね、入れようと思っているんですけども、訂正というか入れようと思っているんですが、追加で入れさせてもらおうと思っているんですけども、実は65歳以上の方であれば漏れなく1号被保険者となるんですけども、適用除外施設といいまして障害者の施設に入っておられる方の場合は1号被保険者から高齢者の中には入るんです、一応1号被保険者の対象にはなるんですけども、サービスを受ける場合の対象としては外れるということでここで1,201としてさせていただいてますので、ちょっと追記はできなかったんですけども、この説明で御理解をいただきたいと思います。介護保険法による1名を減らしているところでございます。  18ページでございます。  認定とサービスの受給者数の状況でございます。1号被保険者、2号被保険者、2号被保険者というのは私どもみたいな40歳から64歳までの方を2被保険者といいます。1号については65歳以上の方をいいます。認定者数につきましては、前年度よりは幾分かは増加しております。特に1号被保険者につきましては、前年度が227でしたけども239といった形で増加をしております。  それと、要支援の方については1号被保険者については前年度94で、ことし95ですからさしたる違いはないのですけども、今回注目してうちとしても考えているのが要介護2でございまして、1号被保険者、ことし36でございますが、前年度29でした。これは3月末で27年3月末でやっておりますので、その時点にもよるということでございますけども、顕著にあらわれてきたのが要介護2が急遽ふえてきたというところに今着目してサービス、居宅のサービスどうなるのかということを着目しているところでございます。  居宅サービスの受給者数ということですが、居宅については前年度よりもサービスの利用者数が若干でございますが、減っております。したがいまして受給率が43.8と前年度の報告では51.7でしたので、居宅のほうは減っております。しかしながら施設サービスの受給者数につきましては、ことし47と捉えた時点が3月末ですので47ですが、前年度の3月時点では32ということですので、大幅にふえているというふうな状況にございます。  当然、受給率については19.4と全年が報告値では13.9ではございましたけどもふえているというふうな状況でございます。  あと、傾向としては老健施設が前年度9人ですが、16人とふえているというのも、これ顕著な一つの傾向かなというふうに考えております。  19ページですけども、保険給付費ですね、例えば要介護5の方が利用された場合、1割分は自己負担でございますけども、9割分が介護保険の給付で支払うといった、そういった状況の保険給付費の状況です。  構成比につきましては、今年度、施設介護給付費が金額でいいますと47.0と、前年度を47.8の居宅介護サービス給付費を逆転するといった状況にあります。居宅介護サービス費というのはどういうものかといいますと、社協さんで御利用いただいているデイサービスなり、訪問介護していただく分が大幅に減少したというふうなことがございます。逆に施設介護ですね、特別養護老人ホーム、老人保健施設、近隣で言えば老健山城みたいな施設利用をいいますけども、そういった特養、老健に入っておられる方が増加しておりますので、伸び率としては37.8%と大幅に増と、金額のほうも3,500万、約3,600万ですけども大きくふえております。  あとですね、居宅介護の住宅改修、昨年度かなり住宅改修のほう集中して申請がありましたので、ちょっと26年度のほうは落ちついた状況にあります。  それと、高額医療合算介護サービスとしてあります。これについては施設等の利用と医療保険ですね、こちらのほうの利用を突合し場合に高額医療にはならなくても両方足せば高額になるという方に対して支給している分がございます。これは法改正によってなっている分でございますけども、これについてはやはり施設入所ということで増加しておりますので、やはり施設での入院、入所ですね、が大幅に入っていることから併用という部分では少なくなってきているのかなというふうな形でございますが、その上の高額介護サービスが18.3%ということになっております。これがリンクしてくるのが特定入所者介護サービス給付費でございます、これが23.5%、大体施設を使われる方ショートステイなり、入所なりですね、使われる方については世帯分離をされる方もおられますし、もともとひとり暮らしということで低所得の方もおられます。そういった方が負担限度額を持つことによってその超えた分については当然市町村で払うことになるんですけども、低く設定されるということでそうなりますとそれを超えた分については高額介護サービス費で支払うことになりますし、当然、入所ですから部屋代と食費については村が基準額を超える分については支払うということで特定入所者介護サービス給付費も増加しているということで、入所がふえたことによってこういったものがふえてきているということになっております。  保険給付については前年度より、約1,000万近くですか924万7,008円ですので、増加約1,000万近くふえております。そういった場合は下にも書いてます、特定入所者介護についてはこういったことですということで書いてますけども、前年度比、保険給付費は3.5%の増といった形になっております。  続きまして、20ページでございます。  特別会計の予算でございます。歳入のほう当然、支出がふえておりますので、その分いただいているのかというとそれなりにいただいているというふうな状況でございます。補正予算のほうでも上げましたけども、今年度、まだ追加交付である分等々がございます。これは概算できますので翌年度また精算といった形になっております。  財産収入が50.2%でなくなっているという、これは利子だけでございますので、利子のほうが少なくなったということでございます。  それと、目新しいところで言えば村債でございます。こちらのほう補正予算でも申し上げました支出がかなり多くなってきておったということがあって、保険給付の充当分ですね、これが不足したということで90万円を京都府の基金から借りました。これが90万円でございます。補正予算でも御説明をさせていただいたところですけども、3年をかけて30万ずつ償還するということになっております。  歳出のほうでございます。総務費のほうの伸び率が前年度に対して大きくなっておりますが、これにつきましては介護保険策定計画ですね、高齢者福祉計画も含んでおりますが、こちらのほうがほとんどでございます。あとは人件費の組み換えで上がっているというふうな状況でございます。いったことで前年度2億9,600万余りでしたけども、ことしは3億の大台に乗ったというふうな形になっております。  それと、21ページ。  保険料の状況でございます。徴収率、全体で95.46ということで、前年度より若干ではございますが、改善はしております。特に滞納分が前年度4.48徴収率でしたけども、本年度7.37ということで若干でございますが改善はしております。  あと、滞納繰り越しの状況でございます。これも中、見ますと、かなり大きくなってきております。ただ不納欠損の額ですね、44万7,910円ということで名簿のほう確認いたしますともう既に亡くなられた方等々について不納欠損をしております。  それと、実際滞納でうちのほうも御連絡をとったりもしてるんですが、かたくなにですね、介護保険料は払わないとおっしゃっておられる方がおられます。交渉しても、何度交渉してもこれについては払わんと、自分とこで見るからええわと、あんたとこの世話になりませんと、おっしゃったから、世帯がございます。  それと、居所がなかなかつかめないという方が滞納という形でもう上がっております。ここはうちも粘り強くやったんですけど、あんたとこの世話にならへん、こんな保険制度の世話にならへんからええわとはっきり言われた方がおられまして、この方についてはずっと介護保険、対象になられてから、いまだに全く応じていただいてない状況です。  それと22ページでございます。これは決算の状況でございます。介護保険の安定の貸付金がありますので、単年度でいうと6万5,610円うろこということで、もうちょっとで黒字であったのですけども、この90万分がなかなかなかったということでお願いをしたいと思います。返還、返還、追加交付、支払基金の追加交付ですね、190万というのがかなり大きいのがことし入ってくると。  それと、京都府の補助についても57万6,000円が入ってくるということで返還も若干ありますけども、かなり大きい額がですね、支払基金ですけども入ってくるということで御理解を賜りたいと思います。  それと23ページのほうですけども、これは地域包括支援センターに係るサービス事業勘定でございます。文言を入れさせていただいております地域包括支援センターというのは1カ所で相談からサービス調整に至る機能を発揮するワンストップサービスの拠点であるという位置づけを平成18年の介護保険法改正によって設立されたものでございます。内容といたしましてうちのほうから支援センターでは要支援1、2と認定された方のケアプランですね、そういうふうなものを立ててサービスにつなげていっていると。  それと、あと以外にも高齢者の相談でございます。今までの相談の中身で一番困難なものと言えばやはり虐待と思われるものがあるんじゃないかとか、あとは生活での相談とか、どんなサービスを受けたらええんやとか、いろんな相談、もろもろいただいております。  それと、また竹澤医院のドクターにつなげたりとか、あとはもう施設老健、それから山城病院のソーシャルワーカーとも連携をとったりとか、こういったこともやっているということで御理解をいただきたいと思います。  ここのサービス収入については、要支援1、2の計画を立てた分が163万2,747円という形でございます。あと、繰越金につきましてはもろもろその年度によって保健センターのほうに併設しておりますので、保健センターの維持管理ちょっとお金がある場合でしたら保健センターの維持管理のほうに支出をさせていただくといった形をとらせていただいてますので、赤字にならない程度での運営としております。  それと、歳出でございますが、ほとんどが保健センターの光熱費ということで併設しております。当然移動とか、ケアプラン作成、訪問調査等行っておりますので、その分のガソリン代等々もここで支出をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(青山まり子君)  はい、御苦労さまです。  質疑に入りたいと思います。質疑ありませんか。  介護保険関連の質問ございませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  南山城村26年度介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件の質疑をなしと認めます。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長(青山まり子君)  審査の途中でありますが、ただいまから休憩をしたいと思います。次の審査の時間は午後1時からとしたいと思いますので御協力お願いします。休憩です。              (休憩 11:53~13:00) ○委員長(青山まり子君)  休憩前に戻りまして審査を続けていきたいと思います。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長(青山まり子君)  続いて、「平成26年度南山城村高度情報ネットワーク特別会計歳入歳出決算認定の件」について審査を行います。  担当課長の説明を伺います。  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  それでは、ただいまから認定5号を説明させていただきます。  まず、資料のほうをごらんいただきたいと思います。  決算認定資料の26ページ、27ページに決算状況を明記しております。  まず、歳入のほうでございますが、一番上のほうの表であります。負担金が536万5,583円、ネットワーク利用料につきましては2段目に書いておりますが、これはテレビインターネットに関する利用料の月額の合計金額となっております。  昨年度より50万867円、10.3%の伸びがございます。これにつきましては新規加入と、それから工事負担金、笠置町からの負担金によるものであります。  あと、使用料につきましては1,023万5,317円でNTTあるいは携帯電話の事業者への伝送路を使用しておりますので、その使用料の賃借料が収入として入っております。  次に、歳出のほうにいきたいと思いますが、主なものだけを説明させていただいております。歳出につきましては、事業費9,485万8,148円ですが、主にケーブルテレビあるいはインターネットの接続サービスの運営事業、それから設備の保守、保守委託が大きな内容となっております。  特に昨年度はIPの告知端末を回収する作業で、後ほどまた申し上げますが378万円を支出しております。こちらの事業につきましては、大きくIP電話等含めましてネットワーク機器の更改を実施しておりますので、費用につきましてはもとに戻って申しわけないですが、繰入金の1,382万4,000円、これを辺地債で一般会計より歳入をしております。戸数につきましては、右のページに書いておりますが、村のほうの戸数につきましては1,122戸、中段にありますインターネットの加入者数は525、それから、あと以下につきましては年度別状況と、それから加入別のグレードに応じた加入者数を記入させていただいております。  いずれにいたしましても笠置と南山城村を含めました1,895世帯を対象にしております。そういった事業でございます。  歳出の主なものを予算書のほうで説明をさせていただきたいと思います。決算書でございます。失礼しました。
     歳出は、10ページにございます。先ほど説明したものとかぶりますけれども、需用費につきましては192万7,124円と記載しておりますが、これにつきましては電気代でございます。気象観測であるとか、電気通信施設を使用する際に月額12万から19万円の電気料金を支払っております。  下の2,336万6,849円につきましては、こちらは回線の使用料、先ほど申し上げましたIP回収費用378万円を含んでおります。あと、笠置町と南山城村それぞれインターネット回線につなぐ利用料を月々両町村で70万円から80万円を支払っておるものでございます。  その下の委託料でございますが6,229万1,460円、主なものといたしましてはNTTに回線の利用料を支払っております。これが月額186万4,000円でございます。あと、機器を更新するための費用をこの中には1,382万4,000円、これはNTTへの支払いでございます。その他の顧客管理システムの保守費用を2,160万円等を含んでおります。  その下の使用料ですが、使用料及び賃借料113万3,601円につきましてはNTTへの土地の使用料、それから関西電力のほうに電柱に共架したものの負担金9万1,800円、あとは村内の施設の土地の賃借料をこちらのほうで支払っております。  工事請負費598万9,770円につきましては、移設であるとか施設の休止、あるいは電柱等を移設する場合の支障移転工事ということで、こちらのほうの金額がございます。  その下の備品購入でございますが、先ほど申し上げました顧客管理システム、こちらのほうのパソコンの購入費用でございます。  一番下、公課費は、平成25年度事業の消費税を支払っております。  概要は、簡単でございますが以上で説明を終わらせていただきます。 ○委員長(青山まり子君)  はい、御苦労さまです。  質疑を受けます。質疑ありませんか。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  ただいま御説明いただきました歳入について、どうしてもお聞きしなければならない点はですね、今まで不納欠損というのがゼロで続いてきました。そういった一部支払ってもらうとかいう努力はされてきた結果だというふうに思いますが、ところでですね、その一部だけ支払って施設利用を避けるといったやり方がなされてたとすればですね、少しずつ払っていけば遮断されないということになってきて、いつまでたっても当年度分の分はなかなか払ってもらえないんじゃないかなというふうに思うんですけども、その辺については遮断して、徴収して、収入しておられると思うんですけども、その後のフォローというのはどういうふうにされているのかというのと。  それから、いただいてます資料の28ページにですね、26年度の滞納一覧というのが記載されてまして、件数では97件、金額では45万425円となっておりますけども、特段、ことし26年度が多いんですよね、この理由ってありますか。 ○委員長(青山まり子君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  結論から申し上げますと、26年度の97件、45万425円につきましては、回収の努力を続けておりまして、NTTが先ほど説明しましたが、電話代と一緒に回収代行業務というのを行っておりますので、こちらのほうで97件のうち85件を既に収納しております。金額は39万358円となります。したがいまして、残りが12件、6万67円、残りが12件で6万67円が現在残っております。  議員おっしゃいましたように、遮断といいますか、一旦回線費用をとめまして後につきましては連絡をさせていただいて一番遠い年度のところから先に収納をいただきたいということで、電話等で連絡をしております。一月分が4,700円程度ですので、二月分をできるだけ納めてくださいと、3カ月を超えますとまた徴収業務が発生して手数料等、大変事業としては微々たるものですがロスになりますので、そういったロスを避けるためにもまとめて入金くださいというふうなことを啓発しております。 ○委員長(青山まり子君)  よろしいでしょうか。  ほかに質問ありませんか。  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)  何点か質問させていただきたいと思うんですけれども、7ページ、8ページを開いていただきたいんですけども、収入の予算よりも調定金額が約250万余り上回っております。見解の相違もあるんかなというふうに思いますが、調定がその収入、予算よりも上回ってる場合はやはり調定の根拠がなくなってしまうのではないかなと私は思いますので、一定、補正予算等の対応が必要であったのではないかなとこのように考えるわけなんですが、その点、まず1点お聞きしたい。  2点目、収入済額から支出済額、いわゆるこれを引きますと約320万余りの不用額として残ってまいります。その辺、最低余剰金という形でやはりなるんじゃないかなとこのように思います。一般会計から繰り入れて、あとは何ていいますか一般会計のほうへ戻しもされておりませんので、不用額としてなるんじゃないかなとこのように思います。その辺の中で先ほど言いましたように剰余金の処分、この辺をどのように考えておられるのか、また、剰余金については基金等があれば将来の機器の更新のためにとかいったことで基金等も積み上げもできるんですけども、これについては基金等もないように思います。どのように扱おうとされているのか、その点、お聞きをしていきたいと思います。  そして、それにも関連するのですが、基金がないのであればやはり一般会計のほうへ戻すような減額の補正をするべきじゃないかなと、またそれもまた戻ってまいります。その辺、3点ですね。すると滞納金のほうについては質問されましたの省略させていただきますが、あと、わずかではありますが、笠置町さんの滞納も見受けられます。不用額の範囲内、320万とか言えば少ない量ではありますが、本村が負担するような形にはなってないのかどうか、この辺も確認をさせていただきたいとこのように思います。  担当課長でお答えができない場合については、財政なり、政策的なもんについてはまた参事のほうでお答えいただいても結構かと思います。  以上、4点質問させていただきます。 ○委員長(青山まり子君)  「総務課長」 ○総務課長(山本隆弘君)  まず、調定の件でございますが、こちらにつきましては決算を準備します事務上の扱いで2月までには調定額あるいは収入済額と照らせ合わせた予算にするべきかなとも思いますが、調定は多く見積もっておりまして、収入済額がそれに比較して少ないという状況でございますが、事務上の都合もありまして、金額がきっちり調定額に見合う予算額とは、この7ページ、8ページではなっておりません。  この調定の根拠が崩れるようなことにはならないかというような御指摘ですけれども、きちっとあわせられてないというのは現状ではございます。  それから、ちょっと私、詳しく説明できませんのであれなんですけれども。  それから、300万円の余剰金が差し引き出ていると、これをどう扱うかということなんですけれども、再掲余剰金の処分につきましては次年度の予算に編入すると、特別会計でございますので、基金を設ければいいんですけれども、基金の制度が条例でございませんので、翌年度に繰り越しをさせていただいております。  あと、笠置町の滞納分なんですけれども、こちらのほうでは把握をしておりますが、笠置町さんの独自の徴収方法で対応をされるものと思います。  なお、歳出について笠置町の分が入っていないということに対して負担を村だけがしているんじゃないかというような御指摘ですけれども、笠置町さんへの政治的なそういう動きであるとか、そういったことはまた別の次元でしてもらわないといけないと思いますが、大きく村だけが負担しているというものでもありませんし、笠置町からも負担金応分のものをいただいているということだと考えるんですけれども、私のほうからは以上のようなことでお答えをさせていただきます。 ○委員長(青山まり子君)  「参事」 ○参事(山村幸裕君)  基金につきましては、以前、この事業をしたすぐに今後の更新費用に充てるために基金条例を制定して財調基金を積み立てたいという形で提案をさせていただいたことがあったわけでございますが、そのときには、あいにくちょっとその議会では御理解いただけずに条例が廃案となった経過がございます。  しかし、今後、今回も更新の一部をするために一般会計から繰入金1,382万4,000円繰り入れてるわけでございます。本来は特別会計の中での独立採算制の形をとるのが理想でございますので、今後財政調整基金等を基金条例を計画して更新費用に充てるために剰余金をそこへ積み立てるよう検討したいと思います。  以上でございます。 ○委員長(青山まり子君)  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)  今、参事のほうからお答えいただきました。そういった形の中でぜひとも検討のほうをお願いしていきたいなと思います。  課長のほうにおかれましても、その辺で理解させていただきます。本村が現状のところを迂回してないということがわかりましたので結構でございます。  私が思いましたんは予算を上回って調整されるいうのは、ちょっと少しオーバーだなという、オーバーするものはやはり先に補正予算をするべきじゃないかなとこのように思いましたので、質問させていただきました。結構です。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  ほかにありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「質疑なし」と認め、これで高度情報ネットワーク特別会計の質疑を終わります。  次に、「平成26年度南山城村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件」について、審査を行います。  担当課長の説明をお願いします。  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  それでは、特別会計、最後になりました26年度の後期高齢者医療特別会計の決算につきまして、決算特別会計資料の資料の29ページから最後のページまでとなっております。  皆様方御存じのように後期高齢者医療のこの特別会計につきましては市町村としては保険料を集めて、そのまま後期高齢の連合のほうにお支払いすると、もしくは分賦金ですね、といった形で市町村から繰り入れたものを国・府から入ったものをですね、分賦金として後期の連合に支払うといった事務的なことですね、保険証の引き渡し、加入脱退の届け、申請の受け付け等については市町村事務と、以外については医療の支払いだとか、そういうふうなものは連合のほう、京都府の広域連合のほうでやっていただいてるというふうな形でございます。  まず、29ページでございますけども、歳入のほうでも構成比、一目瞭然でございます。保険料ですね、後期高齢者医療の保険料が64.1、前年度も62.5ということで、保険料のほうが歳入の一番最も最たるものであると。あと、繰入金といった形になってますけども、これにつきましても、保険料の軽減分ありますので、それについて一旦繰り入れして連合のほうへ出すような、歳出で出すような形、分賦金として出すような形になっております。  歳出のほうでございますけども、これが納付金といった形が94.2といった形になってほとんどといって差し支えないと思います。これにつきましては、先ほども申し上げました保険料等ですね、徴収したものをまた上げていく、もしくは事務の繰り入れしたものを上げていく、それと保険基盤安定の繰り入れ、これは低所得者分ですけども、これについても連合のほうに繰り入れしていくといったものを納付金として上げております。これが主なものでございます。  続きまして、30ページのほうになります。  後期高齢者医療の保険料でございます。徴収率でございますけども、特別徴収のほうは年金特別徴収ということでございますので、当然100でございます。ちょっと減っているのが普通徴収の分でございます。約2ポイントほど下がっております。これについてはうちのほうも分析をしておりますが、1件につきましては他府県ですね、他府県で住んでおられまして村に転入された方ですけども、譲渡所得がかかってくることを知らなかったという、急に保険料ふえているということになっておりますので、その方については分納でお願いしております。27年度分納でということでお願いしておりますので、その分については27年度分納で入ってくるということになっております。その分の方、結構な額ありますので、若干その方についての分が入ってきているというふうにちょっと御理解を賜ればと思っております。そこが一番大きな徴収率の減につながっているということになっております。  滞納分につきましては、前年度に比べて大幅に上がっております。これにつきましては徴収努力もありますけども、御理解いただいた上で払っていただいているということで徴収の努力を認めていただければと思っております。  前年度の報告では徴収率99.88でしたけども、これ99.38、0.55%落ちているというのが普通徴収の分が若干落ちているということで御理解をいただきたいと思います。  それと、滞納の状況でございます。滞納繰り越しにつきまして不納欠損をしております。これ保険料でございまして、この方につきましては亡くなられた方とそれと他制度ですね、生活保護等の制度に移行したことによる保険料の時効ということもあります。ということで不納欠損で入っております。  以外については若干収入未済ありますけども、これについても実はもう亡くなっている方ですので、今はこの方の親族もおられませんので、あと2年ですね、2年の料、2年の執行がありますので、不納欠損せざるを得ないかなというふうには考えております。  31ページですけども、被保険者数ということで上げております。これは27年の3月末現在でございます。617人が後期高齢のほうに加入をいただいているというふうな状況でございます。現役並み所得、そこそこ収入のある方については12名、それと、年金額が大変少ないと言われている方、低所得1と呼んでおりますけども132名、それから低所得者2と言われる方が109名となっております。低所得1、低所得2につきまして、低所得1につきましては若干前年度の報告中にも微増と、低所得者2についても若干ふえているという状況でございます。  32ページでございますが、これはもう後期高齢者医療費、医療費の状況でございます。  医療費ということで広域連合から提出いただくしかないものでございまして、広域の連合のほうから資料の提出を求めたものをこういった形でまとめさせていただいております。  32ページ33ページは、医療費の状況ということで26年度若干医療費上がってきております。その内訳ということで、33ページが入ってきております。やはり、後期高齢加入者数が増加してくるということになれば医療費も当然あがってくると。  それと、国保とかの場合でしたら医療費分析できるんですけども、後期の連合のほうに確認したところ市町村別の医療費分析ができてないということで、京都府全体でしかないということですので、うちのほうでは医療費分析のほうはいただいておりません、今回は。連合でそういうシステムを今つくっているということで報告を受けてますので、おいおい連合議会のほうでまた報告はあろうかと思いますけども、それができ次第うちのほうにくれということは言うてあります。  それと、34ページですけども、後期高齢の医療費の状況ということで、先ほど33ページ見ていてもなかなかわかりにくいということで、数字にあらわしております。前年度で比較すると私ども把握している分ではやはり入院、入院外もふえております。特に入院外のほうは件数が前年度に比べてふえているんですけども、医療費のほうの金額は下がっている状況ですけども入院につきましては、件数も金額も1人当たりの金額、1件当たりも当然でございますけども大幅にふえていると、前年度比較をしたところふえてきているということで26年度の、これ連合からいただいた情報をもとにやっている分ではやはり後期高齢75歳以上でございますので、入院がふえてきているという状況で、したがいまして、老人医療費の計としてもやはりふえてきているというのが連合からいただいた状況から分析したものとして34ページに載せさせていただいているのが現状です。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  はい、御苦労さまです。  担当からの詳細説明がありました。質疑を受けます。質疑ありませんな。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  今の課長の説明で、村は広域連合のほうに保険料のトンネルをしているということで、事務だけやと、こういう説明があって質問しにくいんですが、保険料がですね、前年比に比べて74万円増加をしています。この増加の理由ですね、私は多分、25年度で廃止をされたいわゆる不均一保険料この廃止による、保険料の値上げがあるのかなというふうに思うんですが、不均一保険料が廃止をされてですね、その影響がどんなふうに出ているのか、その辺、課のほうでですね、わかっておれば説明をお願いをしたいというふうに思います。どうでしょうか。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  おっしゃるとおり、不均一の保険料につきましては広域連合さんがですね、京都の後期の連郷さんが発足した当時、当時の京都府の老人医療費の平均を下回るとこについては不均一ということで、南山城村が不均一になって下がっていったと、基準よりも下がっていったというのはおっしゃるとおりでございます。  実際それで上がってきている分もございます。しかしながら、うちのほうで上がったよねというて住民さんからあんまりクレームがきていないというのも、これ実態でございまして、私どもできるだけ丁寧に御説明するようにはしているんですけども、今のところ極端に上がって窓口でという方は今のところは聞いていないというのが現状でございます。  以上です。 ○委員長(青山まり子君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  被保険者の方からは直接声がないということなんですが、もともと不均一保険料の制度があったのはこの南山城村がいわゆる医療過疎の地域に当たると、現実見ましたら内科と小児科と歯科が週のうち何回か開院するというふうな形で、それ以外の科についてはですね、診療科については伊賀上野へ行ったり、また木津川市等々ですね、遠方まで出かけていかなければならないと。本来、課長の説明にもありましたように、早期発見、早期治療ということが国民健康保険にしろ、この後期高齢者保険制度にしろ、大事な問題だという御指摘で本来であれば時間を見つけてさっさとですね、診療してもらって早目に病気を発見するということになればいいわけなんですけども、皆さんやっぱり村の方はですね、辛抱してなかなか病院のほうに出かけられない。逆に京都市内や交通の便のいいところはですね、周りにたくさんの診療科があるし、バスに乗ればさっと行けると、こういうふうな環境の差があるわけでね、そこの問題は何ら解決されないままね、不均一保険料が廃止をされて、そして保険料がアップになっているという、それが今の現状ではないかと思うのですが、その点、都市部と農山村部の環境の違いがですね、何ら南山城村について改善されていない。  こういう状況の中で、例えばですね、これはここで言っても、後期高齢者広域連合のほうへ言うてくれという話になるのかもわかりませんが、例えば、交通費の補助をですね、つけて通院、早期診療ができるようにですね、やっていくとか、そういう面があって当然だろうと思いますし、そういう点、広域連合に対してですね、村としてそういう制度の申請なり、この不均一廃止したのですから、それにかわるものとして新たなこの制度をですね、要望をしていくなりですね、していくことが必要じゃないかなと。対して問題がないから、もうこれでよしとすることについてはどうかなというふうに私は考えますので、その点、村長、課長、お考えがあれば聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(青山まり子君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  御指摘いただいた医療過疎ということではありますけども、先ほど来、不均一の話が出てましたけども、不均一この平成20年、高齢者医療制度発足しましたけども、近隣の笠置町、和束町は不均一のほうには入っておりませんでした。これは和束町であっても笠置町であっても医療過疎という部分では南山城村とはかわらないという状況にありますけども、これ不均一先ほどから私申し上げさせていただいてますけども、京都府の当時の老人医療保険費ありまして、それよりもうちのほうが1人当たりの医療費も全てが低かったということもございます。こういったことから不均一ということでの経過があったというのがまず第1点でございます。  それと、先ほど来、病院云々の話もございますけども、実際、入院外ですと9,486件というのを34ページ、つけさせていただいております。南山城村の後期高齢者医療費の状況ということで、年間ですけども9,486件の方が件数として上がっております。けどまた歯科についても1,219と、入院外が前年度9,597ですので、ほぼ横ばい、歯科については前年度は1,117ですので、若干ふえていると。それと、歯科、調剤は投薬ですのであれですけどもほぼ横ばい状態と、入院については大幅に一旦入ってしまえばあれなんですけども416件から436件ということでなっておりますので、増加傾向にあるということで、確かにうちとしては一診療所、内科という部分ではないのですけども、やはりそれなりにですね、これはうちのほうもここに要支援という方、介護保険も恐らくかんでいるんじゃないかというふうに思っているんですけども、要支援なり、要介護ですね、お持ちの方については外出支援制度もお使いいただいているようでございます。後期高齢者の方につきましては毎月のように外出支援の申請も上がってきておりますので、そちらのサービスも御利用いただいているということで、うちとしては御理解を賜ればというふうに考えている次第でございます。
     以上です。 ○委員長(青山まり子君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村長にということも御指名もありましたしですが、議員おっしゃるように交通費補助という問題については、村内コミバスは無料で運行させていただいております。もありますし、また私が後期高齢者、昨年から私も後期高齢者入っておりまして、戦後の混乱期、黙々とこの経済発展に努力をしてきた一人であるというふうに自負しておりますけれども、後期高齢者になると国保からほり出されて、後期高齢者へ行けという形で別の制度でやれいうことになったこの制度については非常に私としては不合理だなというふうに思ってます。  本来、国保の中で高齢者もやるべきであると私は個人的には思っておるんですが、こういう制度ができたということで、非常に私としては寂しい思いでいるところでございます。 ○委員長(青山まり子君)  ほかにありませんか。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  課長のほうからは他の保険制度、介護なりですね、との併用でいけてる面もあるんではないかという説明がありまして、そういうこともあるんかというふうに感じたんですが、問題はですね、例えば野殿童仙房地域からですね、しようと思えば週1回のコミバスでおりてきて、そしてJRに乗りかえて、そして少ない本数の中で帰る時間を気にしながらですね、診療をしてもらうというふうな大変な御苦労をかけていますし、また、それが体の自由が効かなくって社協のですね、サービスを使って自動車で送っていただくだとか、また、タクシーを使っていくだとか、また、近所の方に頼めばそのお礼もしなければならないと、金を使い、気を使いですね、そして遠方の医療機関にお世話になる。見ていただく。大変やっぱり不自由であります。  そういった点からもですね、村でその分、見たれということは言いにくいですけども、しかし、後期高齢者のこの広域連合に対してですね、村として医療環境は改善してないということを言い続けていただきたい。そして、広域連合の改善が図られるようにですね、御努力をお願いをしたいということを申し添えておきます。答弁は結構です。 ○委員長(青山まり子君)  ほかに質問ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「質疑なし」と認め、これで後期高齢者医療特別会計の質疑を終わります。  決算認定の質疑、ずっと進めてまいりましたが、特に質疑、抜けてるのでこの点について質問があるというふうに改めてあるのであればお聞きをしますがありますか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  ないようですので、以上、認定6件の質疑を終了したいというふうに思います。  これから討論を行います。  討論、認定第1号「平成26年度南山城村一般会計歳入歳出決算認定の件」について、討論のある方。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  一般会計につきまして、反対の立場から討論をしたいと思います。  まずですね、論議の中でも明らかになりましたが、財政、村の財政状況がですね、さらに改善の方向、そういう兆しにあるということについては非常に村の努力が、さまざまな面での努力があったんだろうなということで評価をしたいと思います。しかし、村のさまざまな課題、それから村民要求の実現という面で26年度の事業等々ですね、検証してみると非常にやっぱり問題がありますし、この残されている問題につきましては26年度当初予算策定の段階でもですね、指摘をいたしました。  幾つかあるわけですけども、1つは村は人口がですね、どんどんと減っていきですね、大変な状況にある。この人口減対策というふうな面での施策がないじゃないかという点の指摘、それから高齢者福祉施設、これが村に必要だと、ぜひ実現ができるように早期の建設の決断と、そして具体策の策定、取り組み、これをしてほしいいう要望いたしましたが、これも予算としては乗りませんでした。10万円の調査費が組まれ実際使われたのが8,800円であったというふうな点、非常に情けない感じがいたします。30年来の悪臭対策の取り組みにつきましても、さまざまに村も努力をされた、その努力点については頑張ってもらっているというふうに思いますが、現実としてじゃあにおいはなくなったのかというと、これは今も同じような状況がですね、続いております。  また、商工業に対する対策が不十分でありですね、差が他の分野と比べても差が大きいじゃないかという指摘を25年度でもいたしましたが、26年度の取り組みを通じてもこれらの問題については対応が何らなされなかった、25年決算と同じ状況が出ております。  特に高齢者施設の建設問題につきましては、用地確保の問題が一つのネックだということで、議会のほうからも提案をしてですね、集中的な交渉を村長にお願いをするということになりましたが、結果的にるる村長の説明がありましたけども、交渉が進んでいないという点では結論的には問題解決に障害になってですね、ストップをしています。  逆に、村長のほうからは議会がその報告で取り組んでくれと、こういうことで提案をされたので議会の提案がまるでまずかったかのようにですね、おっしゃるというふうな答弁が1年間ずっと続いてまいりました。  結果的にこの高齢者施設の問題につきましては時期を失してですね、建設が困難な事態になってきているという問題あります。この点につきまして、私は行政の責任者である村長の責任は大変大きいもんがあるというふうに指摘をしたいと思います。  道の駅事業を村再生のですね、柱に据えるという村長のお考えで次々と予算が組まれですね、26年度の末には新たに6億4,000万円であったものが9億円を超えるというふうに予算そのものが大幅に膨れ上がる結果になりましたし、特に問題として指摘をしてきた経営主体の形成、これはいまだ1年以上ですね、たしか26年の8月には経営母体をつくると、こういう計画であったわけですが、1年おくれの今もですね、まだ経営母体ができていないし、当初、民間人による株式会社の設立と、これが基本計画の考えの根本でしたが、その根本の考えがうまくいかないということで、村が経営を、村が建設をすると、そして経営そのものも村の職員が出向するなりしてつくっていくと、こういう事態に立ち至っております。  そういう状況の中でですね、村民自身も特産品の開発だとか、そういうふうな面で一生懸命頑張ってくれる村民が出てきているという点については私は評価をいたしますが、しかし、経営についてですね、村民がこれで大丈夫やというふうに考えておられる方は非常に少ない、こういう状況があります。  今後ですね、施設が建設されたとしても経営が本当に成り立つのかどうか、不安要素がいっぱいでありますし、また、たびたび指摘をしてきた事業成果についてもですね、監査委員さんの監査意見としても出されておりましたように、事業の成果もですね、なかなか見えにくいと、そのあたりの見通しがですね、つくまでは私は道の駅事業は一時ストップをしてですね、村民の新たな村民の多数の方々の参加、そして事業もこれでせめてとんとんでもですね、これでいけるという確信がつくまではですね、私は停止をするべきであるというふうに思います。  このようなことからですね、26年度の決算認定につきましては私は承認しがたくですね、反対をし、討論とさせていただきます。 ○委員長(青山まり子君)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。賛成討論ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「賛成討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、日程第1号を採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  本件に原案のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。                   (賛成者起立) ○委員長(青山まり子君)  「起立多数」です。したがって、認定第1号「平成26年度南山城村一般会計歳入歳出決算認定の件」は、認定することに決定しました。  続いて、認定第2号「平成26年度南山城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件」の討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、日程第2号を採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  本件は原案のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。                   (賛成者起立) ○委員長(青山まり子君)  「起立全員」です。したがって、認定第2号「平成26年度南山城村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件」は、認定することに決定しました。  続いて、認定第3号「平成26年度南山城村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定の件」の討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、日程第3号を採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  本件は原案のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。                   (賛成者起立) ○委員長(青山まり子君)  「起立全員」です。したがって、認定第3号「平成26年度南山城村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定の件」は、認定することに決定しました。  続いて、認定第4号「平成26年度南山城村介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件」の討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、日程第4号を採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  本件は原案のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。                   (賛成者起立) ○委員長(青山まり子君)  「起立全員」です。したがって、認定第4号「平成26年度南山城村介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件」は、認定することに決定しました。  続いて、認定第5号「平成26年度南山城村高度情報ネットワーク特別会計歳入歳出決算認定の件」の討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、日程第5号を採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  本件は原案のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。                   (賛成者起立) ○委員長(青山まり子君)  「起立全員」です。したがって、認定第5号「平成26年度南山城村高度情報ネットワーク特別会計歳入歳出決算認定の件」は、認定することに決定しました。  続いて、認定第6号「平成26年度南山城村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件」の討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」の声) ○委員長(青山まり子君)  「討論なし」と認めます。これで討論を終わります。  これから、日程第6号を採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  本件は原案のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。                   (賛成者起立) ○委員長(青山まり子君)  「起立全員」です。したがって、認定第6号「平成26年度南山城村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件」は、認定することに決定をいたしました。  以上で委員会に付託された事件の審査を終わりたいと思います。  終わりに臨み、村長を初め行政の皆さんには委員会の審査に御協力をいただき大変御苦労さまでした。  本日の結果をもって本会議で委員長報告をいたします。
     本日は、これで終了したいと思います。  皆さん御苦労さまでした。                 (閉会 13:54)...