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令和 2年度 9月会議(第1日 9月 3日)

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  1. 精華町議会 2020-09-03
    令和 2年度 9月会議(第1日 9月 3日)


    取得元: 精華町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 2年度 9月会議(第1日 9月 3日)  令和2年度9月会議(第1日9月3日) ○議長  皆さんおはようございます。             (おはようございます。) ○議長  ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年度精華町議会定例会9月会議を開きます。  これより本日の会議に入ります。  令和2年度精華町議会定例会9月会議の再開に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、公務ご多用の中、ご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  さて、この間、安定しない気圧等の変動によって、全国各地で大雨などによる被害が発生しております。また、今年の夏も日本各地で暑い夏であったため、熱中症により病院に搬送された方々が多数おられたところであります。それと同時に、新型コロナウイルス感染症の勢いが止まらない状況下でありますが、自らの体調管理には万全を期していただきますよう、特に、三密の回避に加え、手洗い、うがいを十分に行っていただき、新たな生活様式を模索しながら、自らがいつ感染するか分からない、自らが感染していたらとの意識の下、人とどのように接すれば感染しないのかを考えながら対応していきたいものです。  また、行政におかれましては、感染拡大防止策について、今年度、複数回の特別会議を再開もしながら、議会として柔軟に対応しているところであります。可決しました補正予算などにおける事業を順次実施してもらっていることと存じます。引き続き、住民の皆様に対して迅速に対応していただきますようお願いしておきます。  なお、本町議会におきましても、柔軟な対応としまして、議会運営上、今9月会議においても本会議場審議の際に、議員、また職員においては、せきエチケットとして自主的なマスクの着用を容認しております。  また、換気の面からも、傍聴席の双方の扉、そして一部、本会議場の扉を開けながら、また、小まめに休憩も取りながら対応を図っていきたいと思っております。この点、ご了承いただきたいと思います。  さて、今9月会議に提案されています議案は、令和2年度の一般会計の補正予算をはじめ、条例の一部改正などの重要な案件とともに、特に令和元年度各会計の決算認定が中心となります。議決した予算の締めくくりとして、十分な審議を尽くしていただきたいと思います。  慎重なるご審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げるとともに、円滑な議会運営にご協力賜りますよう併せてお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。  それでは、開会に当たりまして、杉浦町長から挨拶の申出がありますので、これを受けたいと思います。町長どうぞ。 ○町長  皆さんおはようございます。             (おはようございます。) ○町長  本日は、議員の皆様方には、公私ともご多用のところ、令和2年度精華町議会定例会9月会議にご出席を賜り、誠にありがとうございます。  平素は、精華町発展のために、町行政全般にわたりまして格別のご尽力とご協力並びにご意見、ご指導を賜っておりますことに心から厚く御礼を申し上げます。  さて、今年の夏は、7月の梅雨前線による長雨で記録的な大雨と日照不足に見舞われましたが、8月は一転して好天となり、猛暑日が連続続く中、熱中症に気をつけながら、マスクを着用して感染防止に取り組むなど、例年とは異なる日常生活を送ることとなりました。  また、新型コロナウイルス感染拡大防止社会経済活動の両立に向けた正念場が続く中、10月1日を基準日として日本にお住まいの全ての方を対象として行われる5年に一度の国勢調査が実施されます。今回は、調査員がマスク着用の上でインターフォン越しに会話するなど、感染防止に十分配慮した形で実施されることになっており、人との接触機会の減少という利点や24時間いつでも回答できるインターネット回答がますます増えるのではと予想されます。
     一方、冬にはインフルエンザと新型コロナウイルスが同時に流行する懸念があるなど、まだまだ先行きが不透明でありますが、さきにご可決いただきました新型コロナウイルス感染症対策関連予算に基づき、適切に各種事業執行に努めてまいりますので、議員の皆様のご理解とご協力を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。  さて、本日提案いたします議案は、人事案件が7件、補正予算が2件、決算認定が7件、条例改正が3件、財産取得が2件の合計21議案でございます。そして報告分といたしましては、土地開発公社の令和元年度決算が1件でございます。後ほどそれぞれの担当より説明と報告を申し上げますので、十分ご審議いただき、ご同意、ご可決、ご認定を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  そのうち、令和元年度一般会計の決算概要につきましては、後ほど会計管理者よりご報告をいたしますが、令和元年度当初予算は、「命と希望を未来につなぐ予算」と題して編成された木村前町政を引き継ぎ、安全・安心なまちづくりに向け取り組んでまいりました。具体的には、狛田駅東特定土地区画整備事業の換地処分が完了しましたほか、祝園西一丁目地区及び滝ノ鼻地区における排水路整備地域福祉センターかしのき苑の長寿命化などに取り組んでまいりました。このようなまちづくりを推進することができたのも、関係機関のご配慮や、議会議員の皆様をはじめ町民の皆様のご理解とご協力のたまものであり、厚く御礼を申し上げます。  なお、収入面におきましては、固定資産税などの増収により、自主財源の主軸である町税収入が過去最高となります。約59億円を確保することができ、経常収支比率も97.0%と一定改善を図ることができましたが、依然として高い水準であるため、今後におきましても慎重な財政運営が必要となってまいります。  まだまだ多くの行政課題がございますが、行政といたしましては、財政状況の改善に向けまして、さらなる努力をお誓いいたしますとともに、本会議を通じまして、議会と行政とがより一層課題の共有が図られますよう努めてまいりますので、議員の皆様におかれましてもどうかよろしくお願いをいたします。  次に、この間、町行政におきまして、名誉ある表彰の受賞がございましたので、この場をお借りいたしましてご報告申し上げます。資料番号1番の資料をご覧ください。  このたび、早稲田大学パブリックサービス研究所が主催するパブリックディスクロージャー表彰において、平成30年度決算のあらまし・まちの家計簿と平成31年度予算のあらまし・まちの羅針盤が、住民周知のため、より分かりやすく工夫しているとして、グッド・パブリックディスクロージャー賞を10年連続で受賞いたしました。今後におきましても引き続き、財務情報の積極的かつ適切な開示に努めてまいります。  以上、再開に当たりましてのご挨拶といたします。 ○議長  本日の日程ですが、お手元に配付の議事日程表により議事を進めてまいります。  なお、日程第5、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙、そして日程第6、議案第53号から日程第12、議案第59号については、本日即決をしますので、よろしくお願いいたします。  その他の議案につきましては、提出されている議案の説明にとどめ、後日、議案質疑を行いたいと思います。 ○議長  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第130条の規定により、16番、今方議員、17番、内海議員を指名します。以上のとおり、両議員に差し支えのある場合には、次の議席の議員にお願いいたします。 ○議長  日程第2、会議期間の決定の件を議題とします。  本9月会議の会議期間について、去る8月27日に議会運営委員会の開催を願い、検討を願った次第であります。  お諮りします。令和2年度定例会9月会議の会議期間は、お手元に配付の会議予定表のとおり、本日から9月30日までの28日間といたします。ご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、よって、9月会議の会議期間は、本日から9月30日までの28日間と決定しました。 ○議長  日程第3、諸般の報告に入ります。  報告は5件です。  1点目は、請願・陳情書の件であります。  今9月会議に提出された請願は2件、陳情書は1件で、合計3件であります。  請願2件については、会議規則第95条の規定に基づき、お手元に配付の請願文書表のとおり、建設産業常任委員会総務教育常任委員会に付託しますので、よろしくお願いいたします。  また、陳情書1件については、お手元に配付いたしました。  2点目は、議員の派遣報告で、会議規則第132条第2項の規定に基づき、お手元に配付いたしました。  3点目は、休会中の委員会開催報告で、予算決算常任委員会総務教育常任委員会から審査報告書が提出されましたので、お手元に配付いたします。  4点目は、委員会・会派研修報告で、広報常任委員会から1件の報告書が提出されましたので、お手元に配付しました。  5点目は、組合等議会報告で、京都地方税機構議会の報告書が1件提出されましたので、お手元に配付いたしました。  以上で諸般の報告を終わります。 ○議長  日程第4、行政報告に入ります。  行政から報告の申出がありますので、報告を受けたいと思います。副町長どうぞ。 ○副町長  この機会をいただきまして、行政から数点、報告を申し上げます。  まず、1点目は、資料番号2の令和元年度健全化判断比率資金不足比率の報告でございます。  お手元には、別に2つの資料をお配りをいたしておりますけども、まず、健全化判断比率の報告でございます。  実質公債費比率は13.6%、将来負担比率につきましては99.1%で、町監査委員からは、総合的な審査意見として、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているとの評価をいただきました。  次に、公営企業会計に係る資金不足比率の報告についてでございます。  3つの会計が対象となりますが、いずれも資金不足比率の該当がございません。これも町監査委員の総合的な意見として、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成をされているとの評価を受けました。  次に、2点目は、資料番号3の来年度採用の職員募集の応募状況でございます。  去る8月17日で募集を締め切りましたところ、合計88人の応募がございまして、第1次試験は来る9月20日に実施をする予定でございます。  次に、3点目は、資料番号4の精華町戦没者追悼式の実施についてでございます。  今年度は、10月27日にかしのき苑大ホールにおきまして、規模を縮小して実施をする予定でございます。  次に、4点目は、資料番号5の諸行事の中止についてでございますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、敬老会や町立保育所運動会、精華町障害児者ふれあいのつどいはやむなく中止を決定をいたしました。  なお、敬老会と町立保育所運動会につきましては、代替事業の実施を予定をいたしているところでございます。  次に、資料番号6のきょうと食いく先生の認定についてでございます。  京都府知事が認定をしますきょうと食いく先生につきまして、去る8月4日に京都府宇治総合庁舎で開催をされましたきょうと食いく先生認定証交付式におきまして、認定農業者である滝ノ鼻地区にお住まいの中川高志様が新たに認定をされました。中川様は本町の農業者で、5人目のきょうと食いく先生として、学校や保育所などの求めに応じ、食農体験活動を支援、協力されることとなります。  報告は以上でございます。貴重な時間を拝借いたしまして、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長  これで行政報告を終わります。 ○議長  日程第5、精華町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙についての件を議題とします。  この選挙につきましては、お手元に配付のとおり、7月1日付で選挙管理委員会委員長から委員及び補充員が本年10月6日で任期が満了となる旨を通知を受けたものであります。よって、地方自治法第182条の規定に基づき選挙を行います。  ここでお諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項に基づき、指名推選により行いたいと思います。これにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、選挙の方法につきましては、指名推選とすることに決定しました。  次に、指名の方法についてですが、指名の方法につきましては、先例により、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定しました。  それでは、初めに委員の選挙を行い、その後に補充員の選挙を行います。  委員及び補充員の定数は、それぞれ4名であります。  推薦者名簿を配付しますので、その間、暫時休憩とします。             (時に10時19分) ○議長  それでは、再開します。             (時に10時21分) ○議長  選挙管理委員会委員として指名する方は、福味由利子様、大久保憲二様、植西和美様、石田豊様であり、生年月日、住所等は、お手元に配付しました名簿のとおりでございます。  この4人の方を選挙管理委員会委員の当選人と決定することにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、福味由利子様、大久保憲二様、植西和美様、石田豊様が精華町選挙管理委員会委員に当選されました。  次に、選挙管理委員会補充員の選挙を行います。  補充員として指名する方は、河村佳子様、角野昇三様、杉嶋秀美様、田村初子様であり、生年月日、住所等は、お手元に配付しました名簿のとおりでございます。  この4人の方を選挙管理委員会補充員の当選人と決定することにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、河村佳子様、角野昇三様、杉嶋秀美様、田村初子様が精華町選挙管理委員会補充員に当選されました。  次に、補充員の順序についてお諮りします。補充員の順序は、ただいま指名しました順序にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、第1位、河村佳子様、第2位、角野昇三様、第3位、杉嶋秀美様、第4位、田村初子様の順序に決定しました。  それでは、次に、日程第6から日程第12までの議案については、先ほど申し上げましたとおり、本日、質疑、討論後、採決をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長  日程第6、議案第53号 精華町公平委員会委員の選任同意を求めることについての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。町長どうぞ。 ○町長  それでは、議案第53号 精華町公平委員会委員の選任同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  今回、公平委員会の委員として提案させていただく方は、子谷朝子様でございます。  子谷様の生年月日と住所につきましては、議案書の2ページに記載のとおりでございます。  また、経歴につきましては、議案書の3ページに記載しておりますとおりでございます。昭和46年4月から平成23年3月まで41年間にわたり、京都府職員として勤務され、退職された後も、地域活動に高い関心を持たれ、地元に貢献するために、平成25年12月から令和元年11月まで6年間にわたり、精華町民生児童委員として、地域福祉の向上と発展にご尽力いただきました。さらに、平成28年7月からは人権擁護委員を務められ、住民の人権意識の向上や、社会生活の複雑化、価値観の多様化などを反映した様々な人権問題に対して熱意を持って取り組んでいただいております。  これらの豊富な経験と見識により、公平委員の重要な事務の一つ、職員からの相談業務などについて、大いに期待できますことから、子谷朝子様が公平委員に適任であると判断し、新たに選任いたしたく、提案するものでございます。  ご審議の上、ご同意賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これより質疑、採決を行います。  まず、質疑ございませんか。             (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第6、議案第53号 精華町公平委員会委員の選任同意を求めることについての件は、原案のとおり同意することに決定しました。 ○議長  日程第7、議案第54号 固定資産評価員の選任同意を求めることについてから日程第10、議案第57号 精華町固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めることについてまでの4件を議題とします。  大植副町長、退席願います。             (副町長退場) ○議長  提案理由の説明を求めます。町長どうぞ。 ○町長  それでは、議案第54号から第57号までを一括して提案理由の説明を申し上げます。  まず、それぞれ提案いたします委員の制度についてご説明申し上げます。
     議案第54号の固定資産評価員につきましては、私、町長の指揮を受け、固定資産を国の評価基準に沿って適正に評価し、町長が行う価格の決定を補助するための非常勤特別職でございますが、この固定資産評価員の下には固定資産評価補助員を置き、評価員総括の下、補助員が評価実務を行うものであり、その補助員には税務課職員をもって充てております。  一方、議案第55号から第57号までの精華町固定資産評価審査委員会委員につきましては、先ほど申し上げました手順により町長が決定した固定資産の価格に不服がある納税者が、町長とは別個の独立した合議制の機関に審査申立てができるように設置するものでございます。  そういう点で、議案第54号は内部職員から、一方、議案第55号から第57号までは外部から委員を選任いたしたく、提案するものでございます。  なお、固定資産評価員は、地方税法上任期の定めがございませんが、固定資産評価審査委員会委員につきましては、任期が3年となってございます。  それでは、議案第54号 固定資産評価員の選任同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  議案の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  前任の固定資産評価員は、精華町の元収入役であられる永野元之さんでございまして、収入役当時の平成14年からお世話になりましたが、ご高齢を理由に令和2年8月31日付での辞任の申出があり、これを受理しましたことから、新たな固定資産評価員として、現副町長の大植辰治さんを選任いたしたく、議会の同意を求めるため、提案するものでございます。  大植辰治さんの生年月日と住所につきましては、議案書の2ページに記載のとおりでございます。  また、経歴につきましては、議案書の3ページに記載しているとおりでございまして、特に、平成21年4月から総務部長の職に就かれ、当時は税務課が総務部でありましたことから、固定資産税制を担う税務課を所掌されていたものでございまして、国の評価基準に沿った適正な評価実務の統括をすることが期待できますことから、固定資産評価員に選任いたしたく、提案するものでございます。  以上、簡単でございますが、議案第54号の提案説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご同意賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、議案第55号から57号 精華町固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めることにつきましての3議案について、提案理由の説明を申し上げます。  議案の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございまして、令和2年9月27日に固定資産評価審査委員会の現委員3名の方々の任期が満了となりますが、3名の方々を引き続き選任いたしたく、議会の同意を求めるため、提案するものでございます。  それでは、議案第55号、2ページをご覧ください。提案いたします3名のうちのお一人目でございますが、藤原義明様でございます。藤原様の生年月日、ご住所は記載のとおりでございまして、主な経歴も3ページの参考資料に記載のとおりでございます。  藤原様におかれましては、これまで6期にわたり委員をお願いしてございますが、長年の経験による十分な実績から、固定資産評価審査委員会の委員として適任でありますことから、引き続き選任いたしたく、提案するものでございます。  次に、議案第56号の2ページをご覧ください。3名のうちのお二人目でございますが、吉良賢司様でございます。吉良様の生年月日、ご住所は記載のとおりで、主な経歴は3ページに記載してございます。  吉良様におかれましては、国税局での長年にわたるご活躍と固定資産評価審査委員会委員としても1期お世話になりました実績と併せ、委員として適任と判断し、引き続き選任いたしたく、提案するものでございます。  次に、議案第57号の2ページをご覧ください。3名のうちの3人目でございますが、村島和明様でございます。村島様の生年月日、ご住所は記載のとおりで、主な経歴は3ページに記載のとおりでございます。  村島様におかれましては、京都やましろ農業協同組合で長年にわたって要職に従事され、農地に関連する事務や登記手続などにも精通されております。また、固定資産評価審査委員会委員としても1期お世話になりました実績と併せ、委員として適任と判断し、引き続き選任いたしたく、提案するものでございます。  なお、今回提案いたします3名の方々の任期は、令和2年9月28日から令和5年9月27日までの3年間でございます。  以上、議案第55号から57号までの提案理由の説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご同意賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これより各議案に対し、質疑、採決を行います。  まず、議案第54号について、質疑ございませんか。佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  選任については特に異議はないんですけど、ちょっと確認しておきます。  まず、この職については、報酬等が発生しているのかどうかということです。 ○議長  答弁を求めます。住民部長どうぞ。 ○田中住民部長  ただいまのご質問が、ちょっと立てつけのほうのご質問になりますので、私のほうからご答弁させていただきたいというふうに思いますけれども、報酬に関しては、報酬規程等設置してございませんので、無報酬ということになります。以上です。 ○議長  ほかに。  なければ、これで質疑を終わります。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第7、議案第54号 固定資産評価員の選任同意を求めることについての件は、原案のとおり同意することに決定しました。  それでは、大植副町長、入場願います。             (副町長入場) ○議長  大植副町長に申し上げます。ただいま固定資産評価員の選任同意の件を諮ったところ、全会一致で同意されましたので、報告します。(「どうもありがとうございました」と呼ぶ者あり)  今後、当該職務に精励ますようお願い申し上げます。  次に、議案第55号について、質疑ございませんか。             (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第8、議案第55号 精華町固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めることについての件は、原案のとおり同意することに決定しました。  次、議案第56号について、質疑ございませんか。             (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第9、議案第56号 精華町固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めることについての件は、原案のとおり同意することに決定しました。  次、議案第57号について、質疑ございませんか。             (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第10、議案第57号 精華町固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めることについての件は、原案のとおり同意することに決定しました。 ○議長  日程第11、議案第58号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、そして日程第12、議案第59号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。町長どうぞ。 ○町長  それでは、議案第58号及び第59号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第58号について、議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  今回、人権擁護委員として提案させていただく方は、現人権擁護委員の錦光榮様でございます。錦様の生年月日と住所につきましては、議案書の2ページに記載のとおりでございます。  続きまして、3ページをご覧ください。錦様は、平成26年から本町の人権擁護委員としてご活躍いただいており、現在2期目で、本年12月31日をもって任期が満了となります。3ページの中段部分には、活動実績といたしまして、錦様の主に人権擁護委員の第2期目に係ります実績を資料として掲載いたしました。(1)では、京都地方法務局管内での活動実績を法務局で集計されたものでございます。3ページの下段部分の(2)では、精華町内での活動実績を本町で集計したものでございます。いずれも主には町役場会議室や法務局での特設相談所で人権相談に従事していただいたり、街頭啓発など人権啓発活動に取り組んでいただいております。  今回の人権擁護委員の推薦に際しましては、錦様が人権啓発や人権相談等の活動において積極的な人権擁護活動が期待でき、錦様ご本人も人権擁護委員としての活動にも大変意欲を持っておられることから、人権擁護委員として適任と判断し、引き続き法務大臣へ推薦いたしたく、議会の同意を求めるため、提案するものでございます。  なお、錦様の任期につきましては、令和3年1月1日から令和5年12月31日までの3年間でございます。  以上、議案第58号の提案理由の説明を終わります。  引き続きまして、議案第59号について、議案書の提出日、提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  人権擁護委員として提案させていただく方は、現人権擁護委員の唐井隆圭様でございます。唐井様の生年月日と住所につきましては、議案書の2ページに記載のとおりでございます。  続きまして、3ページをご覧ください。唐井様は、平成30年から本町の人権擁護委員としてご活躍いただいており、現在1期目で、本年12月31日をもって任期が満了となります。3ページの下段部分には、活動実績といたしまして、唐井様の主に人権擁護委員第1期目に係ります実績を資料として掲載いたしました。(1)では、京都地方法務局管内での活動実績を法務局で集計されたものでございます。4ページの(2)では、精華町内での活動実績を本町で集計したものでございます。いずれも主には町役場会議室や法務局での特設相談所で人権相談に従事していただいたり、街頭啓発など人権啓発活動に取り組んでいただいております。  今回の人権擁護委員の推薦に際しましては、唐井様が人権啓発や人権相談等の活動において積極的な人権擁護活動が期待でき、唐井様ご本人も人権擁護委員としての活動にも大変ご意欲を持っておられることから、人権擁護委員として適任と判断し、引き続き法務大臣へ推薦いたしたく、議会の同意を求めるため、提案するものでございます。  なお、唐井様の任期につきましては、令和3年1月1日から令和5年12月31日までの3年間でございます。  以上、議案第59号の提案理由の説明を終わります。どうぞご審議の上、ご同意、ご可決賜りますように、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりました。  これより各議案に対し、質疑、採決を行います。  まず、議案第58号について、質疑ございませんか。             (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。議案第58号について、原案の者を適任者とすることに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第11、議案第58号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件は、適任者とすることに決定しました。 ○議長  次に、議案第59号について、質疑ございませんか。             (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。議案第59号について、原案の者を適任者とすることに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  起立全員であります。よって、日程第12、議案第59号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件は、適任者とすることに決定しました。 ○議長  日程第13、議案第60号 令和2年度精華町一般会計補正予算(第5号)についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。副町長どうぞ。 ○副町長  議案第60号 令和2年度精華町一般会計補正予算(第5号)につきまして、町長に代わりまして副町長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、内容に移りまして、附属資料を中心にご説明を申し上げますので、附属資料の1ページをお開きを願います。なお、予算書は15ページからでございます。
     まず、上段の各種電算システム関連事業でございますが、これは、令和2年度の税制改正に伴い、滞納管理システムを改修するための経費を追加計上するものでございます。  下段の賦課徴収費事務経費は、前年度に申告納付のあった事業所の確定申告に伴い、当初予算額を超過する還付金等が発生したことから、以後の還付執行を行うための経費を追加計上するものでございます。  次に、2ページに移りまして、上段の後期高齢者医療制度負担経費でございますが、前年度の給付費等の実績確定に伴う医療費負担金の精算に係る経費を追加計上するものでございます。  次の下段、介護保険事業特別会計繰出金につきましては、介護保険事業の事務経費などの増加分に係る経費を追加計上するものでございます。  めくっていただきまして、3ページ上段の児童福祉一般経費でございますが、子ども・子育て支援交付金などの前年度実績に基づきます過年度返還金に係る経費を追加計上するものでございます。  次に、下段の子育て支援施設等感染症対策事業でございますが、国の保育対策総合支援事業費補助金と京都府の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を受けまして、児童福祉施設等における新型コロナウイルス感染症拡大を防止するために必要な環境整備を図るための経費を追加計上するものでございます。  次の4ページ上段の保育所総務経費につきましては、国の保育対策総合支援事業費補助金を受けまして、既に先行して導入をされておりますせいかだい保育所を除く町立3保育所とひかりだい保育所にICTの導入に係る経費を追加計上するものでございます。  下段、消防団運営事業につきましては、消防団員等公務災害補償等共済基金が実施をいたします消防団員安全装備品整備事業助成金を活用いたしまして、本町の消防団員が災害現場活動時に着装をいたします防火衣一式の更新に係る経費を追加計上するものでございます。  めくっていただきまして、5ページでございます。GIGAスクール構想支援事業でございますが、GIGAスクール構想に基づきまして、町立小・中学校における情報端末の整備に伴います端末のネットワーク設定等に係る経費を追加計上するものでございます。  なお、このほか、歳出におきまして、令和元年度中の地方債の借入額が確定したことに伴いまして、公債費の長期資金償還利子の減額をしております。  以上が歳出予算の説明でございます。  次に、附属資料の最後、6ページでございますけども、予算書は4ページの第2表、債務負担行為補正といたしまして、狛田駅東特定土地区画整理事業に伴う近鉄狛田駅の駅舎工事につきまして、工事の費用と工期に変更が生じましたことによる近鉄との2か年にまたがる協定を結ぶための債務負担行為を追加計上するものでございます。  次に、歳入予算でございます。予算書のほうは10ページから13ページに記載をしてございますけども、主な内容といたしましては、先ほど説明を申し上げました歳出予算に係ります特定財源を計上しておりますほか、前年度繰越金、それに普通交付税、それから臨時財政対策債の額が確定いたしましたので、その確定に伴う当初予算との差額を補正するものなどでございまして、臨時財政対策債につきましては、予算書5ページの第3表、地方債補正によりまして、限度額の補正を併せて行っております。  なお、今回、補正予算に計上いたしました歳入歳出予算によりまして生じた差額につきましては、財政調整基金に戻入れを行うものといたしまして、財政調整基金繰入金を減額計上してございます。  以上、議案第60号についての提案理由の説明でございました。ご審議の上、可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長  日程第14、議案第61号 令和2年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉環境部長どうぞ。 ○岩前健康福祉環境部長  それでは、議案第61号 令和2年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを、町長に代わりまして健康福祉環境部長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  歳出の内容については、附属資料を中心に説明申し上げますが、予算書は10ページから、附属資料は15ページをお開き願います。  まず、認定調査等費でございますが、令和3年4月以降の制度改正などに対応するための新たな介護認定審査支援システムの導入に係る経費として、440万円の増額補正をするものでございます。  次に、介護給付費準備基金積立金でございますが、保険者機能強化推進交付金の交付に伴い、国が示す自立支援、重度化防止等の取組を充実するため、地域支援事業の第1号保険料に474万1,000円を充当したものでございます。また、充当により第1号保険料に交付金相当額の余剰が発生したため、その余剰分を介護給付費準備基金へ積み立てるもので、474万1,000円の増額補正をするものです。  次に、16ページに移りまして、国府支出金過年度返還金でございますが、令和元年度事業費の確定に伴い、令和元年度に受け入れ済みの介護給付費国庫交付金等の精算は翌年度となりますことから、超過交付された交付金の返還金合計額2,452万8,000円の増額補正をするものでございます。  以上が歳出予算の説明でございます。  次に、歳入の説明をさせていただきます。恐れ入りますが、8ページ、9ページをお開き願います。  先ほど歳出のところで申し上げました介護保険事業事務費の増加分に係る経費の繰入金として、事務費繰入金440万円、介護給付費準備基金積立金分と国府支出金過年度返還金分を前年度決算剰余金から2,926万9,000円の増額補正を行うものでございます。  以上、歳入歳出それぞれ3,366万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。  以上、議案第61号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  ここで11時10分まで休憩いたします。             (時に10時57分) ○議長  再開します。             (時に11時10分) ○議長  日程第15、議案第62号 令和元年度精華町一般会計決算認定についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。会計管理者どうぞ。  静かに。 ○上野会計管理者・会計課長  議案第62号 令和元年度精華町一般会計決算認定についてを、町長に代わりまして会計管理者提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提案根拠、提出日、提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  なお、地方自治法並びに政令の規定に基づく決算書に加えまして、地方自治法第233条第5項に規定の主要な施策の成果を説明する書類としまして、決算附属資料を別冊で添付しております。本議案の内容につきましては、決算附属資料により説明を申し上げます。  それでは、別冊の令和元年度決算附属資料6ページをご覧願います。(2)普通会計における概況です。  まず、この普通会計ですが、国の地方財政状況調査、いわゆる決算統計の基準により数値を整理したものでございます。令和元年度では、ページ最下部の注釈1のとおり、子ども・子育て支援制度におけます施設型、地域型給付費とその法定代理受領分に係る費用4億6,729万4,000円を歳入歳出それぞれの決算額から減額して整理しております。財政分析に必要な各種の指標などは、この普通会計の数値によって算定し、他市町村との比較ができるようになっていることから、令和元年度決算の全体的な概要につきましては、普通会計の数値を用いて説明させていただきます。  それでは、1、総括の部分でございます。  令和元年度の普通会計における決算は、歳入が124億9万円、歳出が121億8,989万1,000円となりました。歳入歳出差引きの形式収支は2億1,019万9,000円、ここから翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支は9,783万円の黒字、さらに、前年度の実質収支を差し引いた単年度収支も4,349万6,000円の黒字でございました。また、3つ目の段落に記載のとおり、令和元年度は最終的には財政調整基金の取崩しを行わなかったため、実質単年度収支も4,379万4,000円の黒字となりました。  続きまして、2、歳入についての部分でございます。  まず、自主財源の主軸となります町税につきましては、前年度の比較で5.6%の増加となりました。家屋、償却資産等に係ります固定資産税と法人町民税の法人税割の増加が主な増加要因でございます。  次に、幼保無償化に伴う影響としまして、歳入の2つ目の段落、各種交付金譲与税については、子ども・子育て支援臨時交付金の増によって、前年度との比較で10.2%の増加、4つ目の段落、使用料については、保育所使用料の減によりまして、前年度との比較で16.2%の減少になりました。  次に、国庫支出金は、前年度との比較で10.1%の減少、7ページに移りまして、府支出金は、前年度との比較で7.0%の増加でございました。  次の財産収入につきましては、狛田駅東特定土地区画整理事業地内の保留地処分金の減少によりまして、前年度との比較で35%の減少となりました。  次の段落、繰入金、すなわち各種基金からの取崩しにつきましては、前年度との比較で63%の減少となっています。平成30年度に引き続き、財政調整基金からの繰入れを行わず、特定目的基金の取崩しのみで決算を迎えることができました。  歳入の最後に、地方債につきましては、学校施設空調設備のための借入れの皆減などに伴いまして、発行額が総額8億1,967万4,000円と、前年度との比較で5億7,251万1,000円、41.1%の減少となっております。  続きまして、3、歳出に移りまして、まず、①目的別歳出の状況についての部分でございます。年度間での事業内容の変動や各種の事情から生じた増加、減少を款ごとに記載しておりますが、特徴的な部分を説明申し上げますと、ページをめくっていただきまして、8ページ、土木費では新公共交通システム導入事業や公共下水道事業特別会計繰出金、消防費では防災行政無線整備事業、教育費では学校施設空調整備など、大型事業の終了によりまして、前年度との比較でそれぞれ土木費で9.5%、消防費で23.4%、教育費で33.4%の減少となっております。  続きまして、②性質別歳出の状況についての部分でございます。  まず、義務的経費となります人件費、扶助費、公債費の動向を説明申し上げます。  まず、人件費は、職員給で前年度との比較が3.1%増加し、人件費としての総額でも2.8%増加いたしました。職員数の増や給与改定が要因でございます。次に、扶助費は、ほぼ前年度並みとなりましたが、自立支援給付費などは増加をしております。また、公債費は、前年度との比較で2.7%の減少となっております。以上、義務的経費全体で、前年度との比較で2,969万6,000円、0.5%の微増となりました。  次に、投資的経費のうち普通建設事業費が8億8,734万5,000円で、前年度との比較では49.6%の大幅な減少となっております。目的別歳出の状況についてで申し上げました新公共交通システム導入事業、防災行政無線整備事業、学校施設空調整備など、大型事業の終了によるものでございます。  続きまして、9ページ、4、財政指標(財務残高及び基金残高など)についての部分でございます。  各種の財政指標は、本町の財政がどのような状況にあるのかを示すものでございます。特徴的な部分を中心に説明を申し上げます。  まず、2つ目の段落に記載の財政の弾力性を示す経常収支比率でございます。100%に近づくほど財政状況が硬直していることを示します。令和元年度の経常収支比率は97.0%となり、前年度より1.9ポイント良化しております。経常収支比率の算定の分子となります経常経費は増加をしておりますが、地方税など分母となる経常一般財源がそれ以上に増加したためでございます。  資料に記載はございませんが、ここで、例年のとおり、都市再生機構の立替え施行制度に基づく償還金についての説明を申し上げます。  この償還金は、経常収支の分析では、臨時的経費の普通建設事業費に分類されますが、実質的には起債の償還金と同じ性格のものであることから、本町の財政状況の実情を見る場合には、これを経常経費とみなすことも必要であると言えます。令和元年度の立替え施行の償還金3億902万5,000円を経常収支比率の分子側に加えますと、経常収支比率は100.6%となります。100%を超えるということは、経常的な収入で経常的な支出を賄えない状態であるということで、これが本町の財政状況の実態であるとも言えます。  続きまして、本町が抱える借金の状況です。  令和元年度末の地方債残高は153億7,495万円で、前年度と比較して6億1,599万4,000円減少しております。これに翌年度以降支出予定の債務負担行為額を加えました実質債務残高は174億1,992万8,000円となり、前年度と比較して8億3,494万9,000円減少しております。この実質債務残高が本町の財政規模に占める割合である実質債務残高比率は210.6%で、前年度との比較では10.6ポイントの改善となりました。  次に、財政健全化法に基づく財政健全化の判断の比率の一つでもある実質公債費比率ですが、3か年平均で13.6%と、前年度との比較では0.5%良化をしております。  最後に、基金残高は総額で15億8,169万3,000円と、前年度との比較では6,470万9,000円、4.3%の増加となりました。増加ではございますが、令和2年度の当初予算で財政調整基金からの繰入れを5億6,292万4,000円計上している状況から、年度間での財政調整機能を維持するという基金の目的からは非常に厳しい残高であるということに変わりはありません。  なお、ここでの基金残高につきましては、特別会計分と定額資金運用分が含まれておりませんので、決算書の数値と明確に突合する部分がございませんので、ご留意くださいますようお願い申し上げます。  令和元年度の一般会計の決算概況は以上でございます。  以上で議案第62号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第16、議案第63号 令和元年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定について、日程第17、議案第64号 令和元年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。住民部長どうぞ。 ○田中住民部長  それでは、議案第63号、議案第64号の2つの議案につきまして、町長に代わりまして住民部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第63号 令和元年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定についてでございます。  議案書の提出日、提案根拠、提案理由につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容につきまして説明申し上げます。  まず、決算総額の概要でございますが、決算書の262ページから266ページまでの間に歳入歳出についてまとめてございます。263ページの収入済額33億2,019万775円に対しまして、265ページの支出済額31億608万3,456円となりまして、歳入歳出差引き額は、266ページに記載しておりますとおり、2億1,410万7,319円となります。  次に、268ページ以降の事項別明細の説明につきましては、決算附属資料を用いまして行わせていただきますので、別冊の決算附属資料559ページをお開きいただきますようお願い申し上げます。  1番の総括でございます。実質単年度収支については、1,354万8,408円の黒字となります。  次に、2番の歳入でございます。ページをめくっていただきまして、560ページの表2をご覧ください。まず、歳入の20.33%を占めます1番の保険税につきましては、決算額6億7,489万4,036円となりまして、総額では、平成30年度決算額の7億27万8,724円と比較しまして、2,538万4,688円、3.6%の減少となってございます。  次に、561ページに移っていただきまして、3番の歳出でございます。表3をご覧ください。歳出の70.29%を2番の保険給付費が占めておりまして、保険給付費の決算額につきましては、21億8,327万4,761円です。保険給付費のうち、(1)の療養給付費負担金と(3)の高額療養費の合計が21億6,413万7,364円となりまして、構成比では保険給付費の約99%を占めております。平成30年度との比較では、高額療養費では増加が見られるものの、5,305万4,478円、2.4%の減少となっており、高齢者比率の増加など、増加要因を多く抱えていることが国保財政を圧迫する大きな要因となっているものと考えられます。  続きまして、国保の加入状況について説明申し上げます。562ページの表4をご覧ください。令和元年度の本町の国保加入者の世帯数につきましては、3,989世帯となりまして、平成30年度より7世帯の減少でございます。被保険者数は6,510人で、平成30年度より124人の減少、加入率については、世帯で26.4%、被保険者で17.5%となっております。  次に、事業状況についてでございます。ページは少し飛びまして、570ページをお願いします。中ほどの表15、特定健診受診者数でございますが、受診者数は、集団検診、個別健診を合わせまして2,331人で、平成30年度と比べまして163人の減少となっています。  次の571ページの中ほどの表18、ドック受診者数でございますが、受診者数は、人間ドック、脳ドック、併用ドックの合計で518人、平成30年度と比べまして73人の減少でございます。40歳以上の国保被保険者の方々を分母にいたしまして、人間ドック受診者の数も特定健診の受診者に含めた場合の特定健診等受診率は43.2%で、平成30年度と比べて2ポイントの減少となってございます。  以上で議案第63号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第64号 令和元年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定について説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案根拠、提案理由につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  議案内容を決算附属資料により説明申し上げますので、別冊の決算附属資料575ページをお願いいたします。  まず、決算総額の概要でございますが、歳入総額4億7,229万3,452円に対しまして、歳出総額4億5,808万8,710円でございまして、歳入歳出差引き額は1,420万4,742円となったものでございます。決算規模の対前年度比較は、歳入が7.56%、歳出が7.52%のそれぞれ増加でございます。  次に、ページをめくっていただきまして、576ページの中ほど、2番の歳入でございます。歳入は、後期高齢者医療保険料が3億8,120万5,081円でございまして、これは歳入全体の80.71%を占めております。一般会計からの繰入金につきましては、7,766万5,120円で、16.44%を占めております。  次に、3番の歳出でございます。京都府後期高齢者医療広域連合へ納付するための費用としての歳出が4億4,817万8,332円となりまして、歳出決算額の全体の97.84%を占めております。  続きまして、後期高齢者医療の被保険者数の状況についてご説明申し上げます。581ページの表1をご覧ください。令和元年度末の被保険者数は4,222人で、平成30年度より165人、4.1%の増加となりました。町人口に占める割合については11.3%でございまして、0.5ポイントの増加となっております。そのうち75歳以上の方については4,182人、高齢者の医療の確保に関する法律によります障害認定の対象者については40人となっています。また、新たに被用者保険の被扶養者から後期高齢医療制度へ28人の方々が移行しておられます。  以上で議案第64号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第18、議案第65号 令和元年度精華町介護保険事業特別会計決算認定について、日程第19、議案第66号 令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉環境部長どうぞ。 ○岩前健康福祉環境部長  それでは、議案第65号、議案第66号の2議案を、町長に代わりまして健康福祉環境部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第65号 令和元年度精華町介護保険事業特別会計決算認定についてでございますが、議案書の提案根拠、提出日並びに提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  議案内容についてでございますが、決算概要は、決算書の305ページから310ページに記載のとおりでございまして、歳入が28億3,765万1,500円、歳出が25億4,026万3,373円、歳入歳出差引き残額は2億9,738万8,127円となっております。決算規模の対前年度比較は、歳入が5.5%増、歳出が3.4%増となっております。  312ページ以降の事項別明細書の説明は、決算附属資料でさせていただきますので、恐れ入りますが、決算附属資料の589ページをご覧ください。1の介護保険事業特別会計における概況の(1)総括の部分でございますが、歳入歳出総額につきましては、先ほど説明いたしましたので、中段の8行目からご覧ください。保険給付に係る費用につきましては、歳出総額で、対前年度比較では1億4,446万5,528円の6.5%の増加となりました。  次に、被保険者数の状況についてでございますが、恐れ入りますが、592ページをお開き願います。表1をご覧ください。被保険者数は令和元年度末で9,099人で、前年度から156人増加し、本町の総人口に占める割合、高齢化率は24.4%となっております。  次に、要介護認定者数でございます。594ページをお開き願います。表の6の1をご覧ください。要介護認定者数は令和元年度末では1,505人で、前年度から21人増加し、第1号被保険者数に占める割合、認定率は16.2%となり、前年度と同じ水準を維持しています。  次に、歳入の部分でございますが、恐れ入りますが、609ページをお開き願います。表12の歳入の状況で、各科目の実績の構成割合などを表しております。国庫及び府支出金、支払い基金交付金は、負担割合により負担をされたものであり、また、一般会計繰入金は、介護サービス等の支弁に要する費用の町負担分などで3億9,216万5,001円となっております。そのほか、前年度繰越金などとなっております。  次に、610ページの表13、介護保険料をご覧ください。令和元年度実績の保険料収納率は98.8%で、前年度より0.4ポイント増加しました。  次に、歳出の部分でございますが、611ページをお願いします。表14の歳出の状況をご覧ください。保険給付費総額は23億7,101万624円で、歳出総額の93.3%を占めており、前年度の構成比より2.7ポイントの増となりました。各介護保険サービスの利用状況については、596ページから603ページに記載のとおりでございますが、給付件数、給付費ともに、多少のばらつきがあるものの、計画見込額の95.6%となっております。
     次に、605ページの表10の地域支援事業費をご覧ください。平成29年度から開始しました介護予防・日常生活支援総合事業等の内容を記載しております。今後においては、高齢化の進展を見据え、介護予防、健康づくりの充実、推進とともに、2025年及び2040年の人口構造、介護需要を見据えたサービス基盤、人的基盤の整備が必要と考えます。また、高齢者の活躍や社会参加を視野に入れた多様なサービスの創出支援や体制整備、在宅医療・介護連携などを含めた地域包括ケアシステムの構築をさらに進めていく必要があると考えております。  以上で議案第65号の提案理由の説明を終わります。  続きまして、議案第66号 令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定についてでございますが、議案書の提案根拠、提出日並びに提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容を決算附属書類によりご説明申し上げます。  それでは、13ページ、14ページをお開き願います。1の概況の(1)総括事項から(4)職員に関する事項につきましては、記載のとおりでございますが、令和元年度においては、病院施設改修工事としてリハビリ室等の空調設備及び屋上給湯設備の更新工事を行いました。職員に関する事項では、病院運営を指定管理者に移管しているため、医療そのものに係る職員は皆ゼロでございますが、指定管理者と町との連絡調整及び協議を行うための担当事務職員を1名配置しております。  次に、15ページの2の工事につきましては、改修工事に係る設計業務委託及び管理業務委託と改修工事を行いました。工事費、着工年月日及び完成年月日は記載のとおりでございます。  次に、3の業務の(1)の業務量でございますが、指定管理者に運営を移管しているため、医療業務は発生しておりません。  次に、16ページをご覧ください。(2)の事業収入に関する事項でございますが、医業収益は皆ゼロで、医業外収益は、受け取り利息、担当事務職員1名分の人件費等の負担金、交付金、長期前受金戻入及びその他医業外収益が主なもので、前年度比10.76%の増で、長期前受金戻入の増額などによるものでございます。総額ベースでは、前年度比10.76%の増でございます。  (3)の事業費用に関する事項でございますが、医業費用は、主に経費の増額などにより前年度比19.81%の増で、医業外費用は、病院会計の資金不足に対する一般会計からの資金の繰替え運用に係る支払い利息のみで、前年度比1.93%の増でございます。総額ベースでは前年度比19.81%の増でございます。  次に、17ページの4の会計につきましては、企業債及び一時借入金ともなしでございます。  次に、18ページから20ページの収益的収入及び支出は、先ほどの事業収入及び事業費用に関する事項で説明させていただいたとおりでございます。  次に、21ページの資本的収入及び支出でございますが、令和元年度においては、空調設備及び給湯設備の更新工事を行ったため、建設改良費については946万9,500円となっております。  恐れ入りますが、戻っていただきまして、6ページをお願いします。剰余金計算書でございますが、令和元年度末時点の資本合計は2億7,174万8,857円となっております。  以上で議案第66号の提案理由の説明を終わります。  議案第65号と議案第66号の2議案につきまして、ご審議の上、認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第20、議案第67号 令和元年度精華町水道事業特別会計決算認定について、日程第21、議案第68号 令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長どうぞ。 ○木村上下水道部長  それでは、議案第67号と議案第68号の2議案を、町長に代わりまして上下水道部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、第67号 令和元年度精華町水道事業特別会計決算認定についてでございます。  議案書の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  1ページから11ページは、決算報告書並びに財務諸表でございまして、内容につきましては、12ページ以降の令和元年度精華町水道事業報告書により説明をさせていただきますので、12ページをお願いをいたします。12ページでございます。  まず、1、概況の(1)総括事項でございます。令和元年度の給水状況につきましては、年度末給水戸数が前年度より108戸増加し、加えまして、うるう年の影響などにより、水道料金収入の対象となる年間有収水量は前年度より7,715立方メートル増加をいたしました。年間総配水量は、平成30年度は大阪北部地震による多量の洗管作業の影響などにより増加しましたが、今年度はこうした要因もなく、前年度より6万7,316立方メートル減少し、年間有収水量率は1.77ポイント増加をいたしました。  次に、収支状況ですが、収益的収支は、地方公営企業法施行規則に基づき、償却資産の収益化及び償却限度額を帳簿原価の90%から95%に改めた結果、特別利益及び特別損失が発生し、事業収益は10億7,260万7,244円、事業費用は10億8,842万6,885円となり、差引きで1,581万9,641円の純損失を計上しました。また、資本的収支ですが、資本的収入は、分担金などの収入により1億8,753万7,187円、対しまして資本的支出は、建設改良工事などの実施により1億4,567万2,520円となり、差引きで4,186万4,667円の黒字を計上しました。  次に、13ページをお願いをいたします。ページ中ほどの(5)の料金その他供給条件の設定、変更に関する事項でございます。消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、令和元年10月1日から課税売上げに係る消費税及び地方消費税の合計税率を8%から10%に改正をいたしました。ただし、水道料金につきましては、実際に10月に入ってからの水道の料金分、すなわち11月の検針分から10%の税率を適用しておるものでございます。  続いて、2の工事の関係でございますが、平成30年度の繰越工事であります山田14号線道路災害復旧工事(上水道分)のほか1件の改良工事を実施しました。  14ページをお願いをいたします。(2)事業収入に関する事項でございます。営業収益の給水収益は4億7,851万6,868円となり、平成30年度と比べ、有収水量の増加により344万2,493円増額となりました。営業外収益では、財政調整基金繰入金の増額により、平成30年度と比べ1,740万943円増額の5億1,141万5,050円となりました。また、総括事項で説明いたしました償却資産の収益化限度額を改めた結果、4,014万3,121円の特別利益が発生をしております。  15ページをお願いいたします。(3)事業費用に関する事項でございます。営業費用は、共同溝維持管理負担金の増額などによる原水及び浄水費の増額及び貸倒引当金繰入額の増額などによる総係費の増額、また減価償却費の増額などにより10億3,114万9,993円となり、平成30年度と比べ2,423万9,746円の増額となりました。営業外費用は、支払い利息及び雑支出がともに減額となったことにより、平成30年度と比べ75万3,993円の減額となり、350万6,237円となりました。また、こちらの費用においては、償却資産の収益化限度額を改めた結果、5,377万655円の特別損失が発生をいたしました。  ここで、14ページにお戻りいただきまして、ページ最下段の供給単価でございます。これは水道水1立方メートルを供給して得られた金額でございますが、本年は122円6銭でございました。一方で、1立方メートルの水道水を供給するのに要した費用であります給水原価は、15ページの中ほどに示しておりますように、本年は200円と94銭でございまして、得られた金額に対して要した費用が約1.6倍というふうになっております。  なお、これら供給単価、給水原価には、先ほど説明いたしました特別利益、特別損失の影響はございません。  次に、16ページをお願いをいたします。4の会計、(1)重要契約の要旨でございます。公共下水道整備事業に伴う上水道管移設等工事委託などの建設改良工事や、柘榴浄水場1号次亜タンク緊急更新工事などの水道施設の設備更新、また、水道料金システムなどの事務系ソフト類の改修及びハード類の更新など、水道供給に要した契約案件を記載をしております。  次に、17ページから26ページは、収益費用及び資本的収支の明細書でございます。  27ページから29ページは、固定資産の明細、企業債の明細及び財政調整基金の調書を記載をしてございます。  以上が水道事業の決算の概要でございます。  また、決算附属資料には、収支状況や取り組みました主な事業内容、関連各種データの推移などを掲載してございますので、後ほどお目通しいただければと存じます。  以上、議案第67号の提案理由の説明でございます。  続きまして、議案第68号 令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定についてでございます。  議案書の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。公共下水道につきましては、平成31年4月1日より地方公営企業法の適用を受ける事業へ移行し、今回が公営企業へ移行後初めての決算認定となります。なお、決算書については、水道事業と同様に、地方公営企業法施行規則に定められた様式に改めております。  決算書1ページから11ページは、決算報告書並びに財務諸表でございまして、内容につきましては、12ページ以降の令和元年度精華町公共下水道事業報告書により説明をさせていただきますので、12ページをお願いをいたします。12ページでございます。  まず、1、概況の(1)総括事項でございますが、令和元年度の汚水事業の面整備状況につきまして、柘榴地区、旭地区における新たな面整備等により、整備率としては89.8%となり、年度末処理戸数は平成30年度末と比べ159戸増加し、1万4,952戸となりました。一方、水洗化戸数は、普及啓発活動や小規模な宅地開発等により前年度より172戸増加し、1万4,321戸となりました。また、公共下水道使用料収入につきましては、公共下水道事業の経営改善を図り、一般会計から基準外繰入れを減少させるため、昭和63年、公共下水道使用料制定以降、初めて料金改定を行い、令和元年度は約6,000万の増収となりました。  次に、雨水事業については、JR片町線、町道菱田植田線、旧府道八幡木津線でございますが、これらを横断する九百石川2号雨水路の整備工事を令和5年度末完成に向けまして、西日本旅客鉄道株式会社に工事委託を行いました。  収支状況につきましては、収益的収支では、一般会計からの繰入金を含めまして、総収益が16億715万6,301円、事業費用は17億5,954万8,263円となり、総収益と総費用との差引きで1億5,239万1,962円の純損失を計上いたしました。一因として、収入予算に計上している繰入金を最低限に抑えたことで収入不足が生じたものであり、計画的な資金繰りを行うことで短期的には何ら問題はございませんが、中・長期的には経営改善を図っていく必要があると考えております。  また、資本的収支では、資本的収入が4億5,479万1,000円に対し、資本的支出は企業債の償還金などにより8億3,600万96円となり、不足額の3億8,120万9,096円は損益勘定留保資金等で補填をいたしました。  次に、13ページをお願いいたします。13ページ中ほどの(5)の料金その他供給条件の設定、変更に関する事項でございます。水道事業同様に、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、令和元年10月1日から、課税売上げに係る消費税及び地方消費税の合計税率を8%から10%に改正をいたしました。また、同日で下水道使用料の改定をしております。  次に、2の工事の関係でございますが、平成30年度より繰り越しいたしました山田14号線道路災害復旧工事のほか2件の繰越し工事と令和元年度予算で2件の改良工事を実施をいたしました。  14ページをお願いをいたします。3の業務、(2)事業収入に関する事項でございますが、公営企業会計としては初の決算であり、様式にのっとり正式な前年度比較は困難であります。比較可能な区分として、下水道使用料収入では、前年度の使用料改定などにより、平成30年度の約4億3,168万円から令和元年度決算では約4億9,319万円となり、約6,000万円の増加となりました。  次に、営業外収益では、公営企業化に伴い、実際の現金収支を伴わない非現金性の歳入歳出が計上されることとなりました。収益では、長期前受金戻入れ益などが計上されたことにより、前年度決算額とは比較が困難になっておりますが、これらと他会計の負担金、一般会計繰入金ですが、これらが主な収益となり、10億6,950万7,149円となりました。  (3)事業費用に関する事項でございます。営業費用総額は15億3,399万7,803円で、こちらもその大半が公営企業化に伴う現金支出が伴わない減価償却費が占めており、前年度決算額とは単純比較できない状況となっております。なお、営業外費用は2億2,555万460円となりました。  次に、15ページをお願いいたします。4の会計、(1)重要契約の要旨でございます。平成30年度より繰り越した九百石川2号雨水路整備工事に伴う電気通信設備の移設補償のほか、平成31年度精華町公共下水道整備事業に伴う上水道管移設補償など、契約金額、契約内容、契約先を記載してございます。  次の16ページから22ページは収益費用及び資本的収支の明細書でございまして、23ページ、24ページは固定資産の明細、25ページから34ページまでの企業債の明細を記載をしてございます。  以上が公共下水道事業の決算の概要でございます。  また、決算附属資料には、収支状況や取り組みました主な事業内容などを掲載をしておりますので、後ほどお目通しいただければと存じます。  以上で議案第67号並びに議案第68号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長  ここで13時まで休憩いたします。             (時に11時58分) ○議長  再開します。             (時に13時00分) ○議長  令和元年度一般会計と6つの特別会計の決算認定について、提案が終わりました。  これより決算審査意見書の報告を求めたいと思います。安宅監査委員どうぞ。 ○安宅  それでは、令和元年度精華町決算審査意見書の報告を申し上げます。  まず、精華町一般会計等の決算審査意見書からご報告させていただきます。恐れ入りますが、1ページをお開きください。                           2精監査第8号                           令和2年8月17日  精華町長 杉 浦 正 省 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  令和元年度精華町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見について  地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により審査に付された令和元年度精華町一般会計及び各特別会計(地方公営企業法の適用を受ける事業の特別会計を除く。)歳入歳出決算並びに基金運用状況について審査したので、次のとおり意見を提出します。  第1、審査の期間、第2、審査の対象については、記載のとおりでございます。  続いて、2ページに移りまして、第3、審査の手続についても記載のとおりでございます。  次に、第4、審査の結果でございます。  1、審査に付された各会計の決算書類及び基金運用状況調書は、法令に従って作成され、その計数は正確であり、一般会計及び特別会計並びに基金の状況をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、事業の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、審査結果に伴う意見を第5の補足意見として2ページ中段以降にまとめております。概要を報告しますと、まず1点目、令和元年度の一般会計の決算については、実質収支は黒字であったが、実質単年度収支は赤字であった。小学校の教育環境整備事業や防災行政無線整備事業などの大型事業が終了し、税収が増加したため、財政調整基金の取崩しはなく、地方債発行額も前年度と比較して減少している。  その結果、経常収支比率などの財務指標は良化しているが、標準財政規模に対する財政調整基金の割合や各種施設などの更新、維持管理に係る費用も考慮すれば、厳しい財政運営が当面続く状況である。  また、新型コロナウイルス感染症対応など、先の見通せない状況が続くと考えられ、住民との意思疎通を深化させながら、優先順位を熟慮した上で、計画的な事業運営を行っていく必要がある。  次に、2点目、債権管理については、平成29年4月に財政課管理係が組織され、全庁的な検討や取組が進められた結果、多くの債権について、時効期間が経過した公債権の不納欠損処理などが着実に実行されているところである。  債権管理においては、過去の滞納債権の回収とともに、滞納債権の発生を防止する観点から、現年分の債権の確実な徴収という両面が重要である。また、特に私債権においては、滞納債権への対応方法を全庁的に検討すべき状況にもあるため、各所管課と債権管理担当部署の役割分担を明確にし、全庁態勢で滞納債権の回収と発生防止に努めていく必要がある。  次に、4ページから14ページには、第6の一般会計及び特別会計の決算概要、基金の運用状況をまとめております。  以上で一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査報告書の意見書の報告を終わります。  続きまして、令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計の決算審査意見書についてご報告申し上げます。1ページをお開きください。                           2精監査第9号                           令和2年8月17日  精華町長 杉 浦 正 省 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算の審査意見について  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算を審査したので、その結果について次のとおり意見を提出します。  第1、審査の期間、第2、審査の手続については、記載のとおりでございます。  続いて、第3、審査の結果でございます。  1、審査に付された決算諸表は、法令に従って作成され、その計数は正確であり、財政状態及び経営成績をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、続いて、2ページをご覧ください。第4の補足意見について、概要を報告いたしますと、まず1点目、指定管理者である医療法人医仁会による運営状況については、近年、損失計上が続いており、その要因としては、収入合計は堅調な推移を示す一方で、給与費負担が増加していることが大きい。  また、平成27年度までに縮小した累積赤字も当年度末では拡大しているため、指定管理者に対して例年どおり令和元年6月に1億円を貸し付け、令和2年3月に利息を付して返済を受けている。  令和3年3月31日で指定管理期間が終了するため、10年間の評価を実施中とのことであるが、来年度以降の運営も円滑に行われるよう、必要な協議や手続を遂行する必要がある。さらに、指定管理者との定例会合などの情報交換を通して、当事者としての問題意識を持って状況把握に努めることが必要である。  次に、2点目、固定資産の減価償却計算については、償却完了資産の帳簿価格を変更したことから、減価償却費と長期前受金戻入益が増加しており、差し引きすると当年度損益は悪化している。  次に、4ページから10ページには、第5、決算の概要として、予算執行状況や経営成績などをまとめております。  以上で国民健康保険病院事業特別会計決算審査意見書についての報告を終わります。  続きまして、令和元年度精華町水道事業特別会計の決算審査意見書についてご報告させていただきます。1ページをお開きください。                           2精監査第10号                           令和2年8月17日
     精華町長 杉 浦 正 省 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  令和元年度精華町水道事業特別会計決算の審査意見について  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された令和元年度精華町水道事業特別会計決算を審査したので、その結果について次のとおり意見を提出いたします。  第1、審査の期間、第2、審査の手続については、記載のとおりでございます。  続いて、第3、審査の結果でございます。  1、審査に付された決算諸表は、法令に従って作成され、その計数は正確であり、財政状態や経営成績をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、続いて、2ページをご覧ください。第4の補足意見について、概要をご報告しますと、まず第1点目、長期的展望については、営業損益が供給単価が給水原価を下回るという構造的な赤字となっているため、財政調整基金を取り崩さざるを得ない。給水原価には設備投資による減価償却費も計上されているが、これを含めた損益が赤字ということは、将来の設備維持更新資金が目減りしていくことを示している。  また、営業外収益には財政調整基金繰入金が計上されており、基金からの繰入れがなければ、純粋な水道事業という意味では、さらに損失額は大きいということであり、結果として基金残高は5年前から27.1%減少しており、この減少傾向は今後も続くものと思われる。  一方で、当年度末の事業資金残高は前年度と比較して増加しており、喫緊で資金繰りが問題となる水準ではないと言える。しかし、固定資産の維持管理や災害が頻発している昨今の状況を鑑みれば、資金面で安心できる状況にはない。引き続き、料金の適正化や受水費負担の軽減も含め、長・中期的視野に立った具体的な計画の立案を行うとともに、収支状況や基金も含めた資金状況などについて一定の経営評価指標を確立し、その推移を検証していく必要がある。  次に、2点目、固定資産の減価償却計算については、償却完了資産の帳簿価格を修正したことから、過年度損益修正損と過年度損益修正益を計上しており、差し引きすると当年度損益は悪化している。  次に、4ページから10ページは、第5、決算の概要として、事業運営の概況や予算執行状況、経営成績などをまとめております。  続きまして、令和元年度精華町公共下水道事業特別会計の決算審査意見書についてご報告させていただきます。1ページをお開きください。                           2精監査第11号                           令和2年8月17日  精華町長 杉 浦 正 省 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算の審査意見について  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算を審査したので、その結果について次のとおり意見を提出します。  第1、審査の期間、第2、審査の手続については、記載のとおりでございます。  続いて、第3、審査の結果でございます。  1、審査に付された決算諸表は、法令に従って作成され、その計数は正確であり、財政状態や経営成績をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、続いて、第4の補足意見について、概要をご報告いたしますと、まず1点目、財政状態については、営業外収益に一般会計からの繰入金である他会計負担金が計上されており、一般会計繰入金があっての損益構造であり、公共下水道事業単独で収支が成り立つ状況にはない。  また、現金預金については、固定資産の更新、維持管理を考慮すれば、甚だ心もとない状況であり、さらに、企業債については、多額の返済負担が長期にわたり続いていく状況である。  令和元年10月に下水道使用料の改定を行い、約6,000万円の増収効果を得ているが、引き続き、厳しい財政状況を鑑み、経営状況の迅速で精緻な把握に努めるとともに、資金繰り状況を注視する必要がある。  次に、2点目、貸倒引当金については、下水道使用料を不納欠損しているが、貸借対照表に貸倒引当金が計上されていなかったため、年度末には今後の不納欠損額を合理的に見積もり、貸倒引当金として計上する必要がある。  次に、3ページから9ページには、第5、決算の概要として、事業運営の概況や予算執行状況、経営成績などをまとめております。なお、当年度の決算については、地方公営企業法が適用された初年度であるため、年度対比ができないものについては、当年度の数値のみを記載しております。  以上で令和元年度精華町決算審査意見書の報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長  ただいま決算審査意見書の報告をしていただきました。  これについて、質疑があれば発言を許します。質疑ございませんか。佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  5点お伺いします。  1点は、一般会計についてです。2ページの補足意見にいくつかあるんですけど、ちょっとこれはまた決算審査の参考になりますので教えていただきたいんですけども、標準財政規模に対する財政調整基金の割合が十分ではないという指摘があります。であるならば、要するにこれ、決算では約10%なわけですよ。であるならば、何%程度財政調整基金があると一定財政運営にこういう心配がないのかというおおよそのパーセントとその理由についてお聞かせをください。  2点目は、その下にあるように、各種施設、設備、機器等の老朽化ということが指摘されています。どこの自治体でも、またどこの家でも老朽化というのは起こるわけですが、取り立てて今年度の決算審査の段階でこれを書いた理由なんですよね。本町に関しては、十分とは言えませんけども、この間、中学校にしろ、消防庁舎にしろ、古くなったものを更新をしてきたわけで、もちろん新たに造るものについてはまだ補てんはされてないものの、一部で若干の古いものもありますけども、要するに厳しい財政運営が続くというような特記した指摘をされていることからいえば、一体どの施設を想定して老朽化のことをおっしゃっているのかというのが2点目です。  3点目は、病院の件で、病院の3ページ目にあるように、収入合計が堅調な推移を示すと書いてあるわけです。上のほうですね。2行目に。これ要するに、元年度の決算ですから、今のコロナの問題が2月、3月、影響しているはずなんですよね。コロナ問題が顕在化したのが1月だけども、騒ぎだしたのは2月ですね。ですから12月からの2か月というのはコロナの影響を受けているはずなんです。ところがその記載が全くなく、収入合計が堅調な推移を示しているというふうに書かれているわけです。この間の、8月だったかな、特別会計での議論と違った評価をされているわけですね。精華病院に関して、コロナ禍で患者が減るとか、そういった影響がなかったという認識でいいのかどうかというのが3点目です。  4点目は、水道の問題です。水道の3ページの真ん中辺というか、2のちょっと上ぐらいね。そこに、一定の経営評価指標を確立しということが書かれています。水道の決算の附属資料では、給水収益だとか利息だとか、様々な幾つかの、受水費とか減価償却であるとかいったような幾つかの指標と思われるような資料が載っているんですけども、こんな書き方されると、これでは足りないということになってしまうわけで、一体この一定の経営評価指標というのはどんな評価指標のことを意味しているのかについてが4点目です。  5点目は、単純な質問で申し訳ないけども、下水道の9ページ目、有収水量率について、107.1%という表示があります。これ単純に日本語で理解すれば、年間処理水量が一定ある。それよりも、処理した数よりも多い収入が入ってきているとなってしまう。水道と同じように理解すれば。水道の場合は100パーはあり得ないわけで、何らか、漏水だとか、場合によっては消防利水だとかということになって、100パーには行かないわけですね。必ず2桁ですね。それに対して下水道が100%、処理した数よりも多くの収入があるという数字になっているんですけども、この意味について、以上5点、よろしくお願いします。 ○議長  安宅監査委員どうぞ。 ○安宅  ただいま質問をいただきましたけども、それぞれ審査の中でも出てきた部分もございます。その辺につきましては、事務局のほうから答えさせていただきます。 ○議長  総務課長どうぞ。 ○松井監査委員事務部局書記  それでは、今、5点ほどいただきました中身の部分につきまして、若干ご質問のほう回答させていただきたいと思います。  まず、1点目の関係でございます。財政調整基金、割合という点でございますけれども、当然、いろいろと参考文献など、いろいろ見ていく中では、標準財政規模に対して、例えばですけど、1割から2割程度あれば十分といいますか、あれば安心だよねとかいったように書かれた参考文献などもございます。しかしながら、監査としては、じゃあ何割、何%の財政調整基金を確保しておけばいいのかといったところまでの踏み込んだところの分までは分からないと。当然のことながら、その自治体の規模であったり、あるいはその年度の状況であったり、そういったことについて、どの程度あるかという部分を勘案していけばいいのではないかというご意見でございました。  ただし、ここに書いてある十分でないという部分については、監査として、これまで5年なり6年なりの数値を、推移を見ていった中においては、当然のことながら五、六年前から比較をいたしますと残高は減ってきていると。そういった点において、今現状においては5年、6年前と比較をすれば減っている。そういう点では依然としてまだ少ないのではないかなという、そういった監査委員さんの意見でございました。  2点目、各種施設の老朽化という点でございます。どの施設という部分ではございませんけれども、やはりこの間、ヒアリングをさせていただいている中においては、それぞれの公共施設などを所管します部署のほうから、いわゆる長寿命化計画を策定した中で、今後、老朽化施設あるいはその設備等の部分について、更新をしていかなければならないといったようなヒアリングの中にも結果がございましたので、そういう部分を勘案した中において、これら更新や維持管理費用、こういった部分も考慮していかなければならないというご意見でございます。  3点目、病院の収入の堅調を示す云々という点でございます。当然のことながら、この部分については、コロナの関係でということで、担当課のほうから参考という部分で、患者数であったりという部分の報告がございました。当然のことながら、議員おっしゃっていただいてますとおり、コロナの関係では若干、幾分か影響を受けたという部分があったかもしれませんけれども、現状、回復に向かっているということで、そういう点については、元年度ではなくて今年度の、令和2年度の部分で表れてくるのではないかなというようなことでいろいろとヒアリングの中であったところでございます。ただ、元年度の点については、数値を見る限りの部分については、監査委員さんのご意見のほうでは順調にいっているのではないかなと、業務についてはきっちりとされていると思うというようなご意見をいただいたところでございます。  そして4点目、水道事業の関係でございます。経営評価の指標の確立ということで、じゃあどういったものをということなんですが、当然、現状ある部分での指標を使った中でということはあるんですけれども、監査委員さんのご意見の部分では、そのある指標などの推移を、やはり経年の部分での推移を検証した中でいろいろと今後の長期展望なんかを見ればというようなことでございます。例えばこういった新たな資料をつくればとか、そういった部分での意見はございません。何度も繰り返しとなりますが、そういった経年での推移を見た中で、やはり長期展望を見てはどうかというご意見でございました。  一番最後の有収水量の率の関係でございますが、この点についてはちょっと把握等はしてございませんが、提示された資料を基に計算をしているという点でございます。以上でございます。(発言する者あり) ○議長  暫時休憩します。             (時に13時27分) ○議長  再開します。             (時に13時30分) ○議長  監査委員書記。 ○松井監査委員事務部局書記  12番です。最後の点の5点目の点につきましては、監査についてのコメントはございませんでした。以上でございます。 ○議長  佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  5点目は結構です。  私が聞きたいのは、補足意見の部分を中心にお聞きしますが、再度、補足意見は、ほかの数値とかデータは、これは担当課が準備したものだと思うので、それはそれでいいんですけども、補足意見は基本的に監査委員さんの所感ですよね。ですから本来監査委員が答えるべきなんですよ。本来は。  もう1点、2回目に聞きますけども、もう一遍聞きますけども、標準財政規模に対する財調の割合ね、これ、いろんな意見があるのは私も承知をしています。けど、これを補足意見で書く以上、足りないという認識があるんでしょう。足りないという認識があるということは、本来、このぐらいあるべきだというのがあるはずなんですね。そうじゃないと足りないと判断できませんから。ですよね。聞いているのかな。だから監査委員さんの意識が、どっちでもいいんですよ、答えるのは。意識がどこにあるのかということですよ。足りないという判断する以上は、必要なものをそうじゃなかったら高いという判断はしません、普通。だから、じゃあ必要なものはどこなんですかと聞いている。これ別にね、20パーとかそんな厳密なことは言いません。大体2割とか2割5分とかいうふうに持っているのであれば、それを言ってもらったらいいわけなので、おっしゃるとおり、状況とか自治体の規模によってそれは違うわけだから、けどもこれは精華町の決算審査をやっているわけだから、一般論じゃなしに、精華町の財政または人口規模に照らしてどのぐらいの割合が要るんじゃないかなという議論がされているはずなんですよね。そうじゃなかったらこういう書き方にならないわけですから。だから一体今の精華町の財政規模または状況に応じて、おっしゃるとおり減ってきたと。減ったきたけども、例えば本来は18パーぐらいあるべきだけど、今は10パーぐらいしかないと、倍ぐらい要るねという議論があって初めてこれ書かれるはずなんですよ。そうじゃなかったらこういう文言は出てこないので、だとしたら、本来あるべき、漠然としたもので結構ですよ。どのぐらいという。本来あるべきパーセントはどの程度、どういうふうな議論がされたんですかということをお聞きしているんです。  2点目は、一般論として各担当部署から更新が必要だっていう話が出てくるのは、それはそうでしょう。それは分かりますが、それを書く以上、どこのことを想定しているのか。具体的に言えば、どの辺の部署から早急に更新をしなきゃあかんような施設があるんだということ。今の答弁は複数あったということになりますから、想定としては。複数の部署から出てきたという話になりますから、どの辺の部署からそういった更新の必要性が訴えられてくるのかというのが、2点が確認です。  3点目の病院のほうは、もう一遍確認しますけども、元年度に関しては、コロナの影響はなかった。2年度はあったかもしれんけど、今の答弁でね、元年度はなかったと、基本的にという認識でいいかどうかを確認をしておきます。  4点目の水道の関係ですけども、答弁がちょっとずらされたけどもね。ここに書いてあるのは、一定の経営評価指標を確立しと書いてあるんですよ。確立するということは、今はないということなんですね。ないからつくりなさいと言っているんですよ。でもそこを飛ばして、今の答弁では、推移を検証だけ言わはったわけですよ。推移については、既に出されている、さっき申し上げたような、こういった推移を見とけばいいという話になるわけで、そこは分かります。分かるんだけども、ここにわざわざ監査委員さんが指標を確立しと書いている以上、今はないということなんだから、じゃあどんな指標が要るんですかと。経営判断する上で。別に1個じゃなくて複数ありますよね、場合によっては。指標は複数あってもいいけども、A、B、C、Dの指標に照らして、今はAは良好、Bは若干とかね、Cは悪化しているとかいうことになるわけだけども、それはどういう指標のことを意味しているのか、再度お聞きします。 ○議長  安宅監査委員、どうですか。答弁できますか、安宅監査委員。安宅監査委員どうぞ。 ○安宅  この議論につきましては、審査の中でどういう様子だったのかというのは私も今、ございませんので、事務局のほうからお答えいただければと思います。 ○議長  監査委員書記どうぞ。 ○松井監査委員事務部局書記  12番です。まず、1点目の関係でございます。実際には、いろんな参考文献等も先ほどご答弁もさせていただきましたけれども、いわゆるそういった基準については、行政側のほうで基準を持って、そういった分で取り組んでいただきたい、そういう部分が念頭にございます。そういう点において、推移等も申し上げましたけれども、最終的な監査委員のご意見としては、いわゆる基準を持ってお願いをしたいと、取り組んでいただきたいというのがその趣旨でございます。  2点目について、いろいろとヒアリングの中であったというようなことでございますけれども、例えばですけれど、ヒアリングの中であった数点ありましたら、例えば庁舎の関係、あるいは学校の関係であったりとか、そういう部分では、長寿命化計画を策定していく中において、今後、施設あるいは設備の改修が必要であろうという部分であったところでございます。  3点目のコロナの病院の関係でございますけれども、コロナの影響は少なからずとも受けては、いるであろうという報告はございました。しかしながら、その決算数値、参考の部分で、数値を見る中においては、顕著な伸びを示しているのかなというようなご意見でございます。  4点目でございます。確立、ないものをというようなことですけれども、当然、今、ないものか、あるものか、具体なその資料がどういうものが必要かという、そういう部分でのご意見などは中身ではございませんでしたけれども、やはりあるものなどを含めですけれども、この経年による推移、そういった部分を見ていく必要があるというようなご意見でございます。以上です。 ○議長  佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  これ以上あまり申しませんけども、今の答弁だと、この決算意見書の意味を変えちゃいますよ。例えば1点目の件ね。今の答弁だと、行政側に財調の基準ぐらいを考えてほしいという提起をしたとおっしゃったわけですよ、そんなふうに読めないでしょう、これ。ここには割合が依然十分とは言えずと言い切っているんですよ。依然十分とは言えずということは、足らないと言ってるんですよ、言葉を換えたら。もう一遍言います。足らないという判断をする以上、必要な想定がなかったら絶対できません。高いという判断は。だから今の行政側に指標を持ってねというのとは全然違うんですよ、これ意味が。  2点目は、どこの会社でも企業でも、または行政でも、いわゆる営繕というのはあるわけで、絶えずこれは、それはあるんですよ。あるけども、特記する以上、要するに近い将来、大規模な改修なり建て替えが発生するような老朽化が進んでいるという現実があれば、そういう特記するんですよ、普通は。でもちょっとしたものとか、または定期的な改修というのはどこにもあるわけで、わざわざ特記しませんよね。また、それを理由として厳しい財政状況が続くと言っているんだから。要するに、通常の財政、通常の営繕の範囲を超えて何かしなあかんような意味合いをこれ持っているんですよ。この文章は。じゃあ何かと聞いている。だから何ですかと聞いているわけです。通常の営繕範囲を超えて大規模な改修をしなあかんものは何が残っているんですかということを確認をしているんです。  3点目については、病院については、あんまり数値上大きな影響はなかったというふうに理解をさせてもらいます。その前提で議論をさせてもらいたいと思います。  水道のほうは、もう何遍も繰り返しませんが、さっき申し上げたように、ちょっと別に怒っているわけじゃないけども、監査委員さんの報告書の文章を、意味を変えちゃうような答弁したらまずいですよ、それはやっぱり。これ公式文書だからね、監査委員さんが責任持って書いているわけでしょう。その文章の意味を変えるような答弁が繰り返されたら、私らは何の認識に従って議論すればいいかという話になっちゃうわけですよ、そこは。もう3回目で、これ言いませんけども、もうちょっと正確な表現をしてほしい。もし、今、2回目の答弁がそうだとすれば、もうちょっと正確な表現をしてほしい。じゃないと混乱をすることになりますので。もう一遍申し上げたい。できればこれは代表監査委員さんも含めて、監査委員に答弁を今後はいただきたいと思います。 ○議長  安宅監査委員、答弁できますか。手を挙げて言うてください。安宅監査委員どうぞ。 ○安宅  事務局のほうから答弁をしていただきます。 ○議長  暫時休憩します。             (時に13時41分) ○議長  再開します。             (時に13時41分) ○議長  総務部長どうぞ。 ○岩橋総務部長  ちょっと行政側で発言させていただきたいんですけど、議長のお許しを得て、今、佐々木議員が疑念持たれた、あるいは疑問持たれた部分についての記述の充実というのは、監査委員書記のほうで課題として捉えてもらうとして、先ほど来ご質問されている内容そのまま、最後、公表のときに我々行政側が質問しているんです。これどういう意味ですかというて。まさにその項目なんです。  1点目の財調の要するに内部留保、どれぐらいしたらええねんという話も、何割ぐらいとか言うてもうたらいいんですけどみたいな文脈で聞いてるんですけど、それは、一般論としていろいろあるやろうけど、行政側でしっかり目標を掲げてやってぇなっていうのが、さっきのとおりの文脈のやり取りをしています。  それから、いろいろと更新コストがかかっていくという部分について心配を持たれていらっしゃって、私どものほうもそうなんですということで話しした中で、両者の間で意見交換して明らかに少ししたのは、やはり精華町は資産が多いんです。都市基盤を中心に。資産が多い町なので、町民は、資産が多いいうことで、基本的には要するに便益や受益を受けているわけですけども、それに見合う将来コストの計算が十分でないという部分については、単年度の決算では見えにくい。なので今後の課題として、やっぱり公会計で表記していったりしないと分からないですよねみたいな、ちょっとそんな会話で終わっているんです。  だから監査委員さんの投げかけに対して我々も答えているような部分もあるので、それで今後どうしていこうかなというふうになっているので、ちょっとそのやり取りももちろん併せてできたらよかったんですけども、監査委員さんがまとめられた資料について、我々も同じような疑問を抱いたとその後やり取りはありましたということをちょっと報告させていただきます。 ○議長  ほかに。  なければこれで終わります。 ○議長  日程第22、議案第69号 精華町手数料条例一部改正について、日程第23、議案第70号 精華町国民健康保険税条例一部改正についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。住民部長どうぞ。 ○田中住民部長  それでは、議案第69号、第70号につきまして、町長に代わりまして住民部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第69号 精華町手数料条例一部改正についてでございます。  議案書の提出日、提案根拠、提案理由につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容につきまして説明申し上げます。2ページをお開きください。精華町手数料条例の一部を改正する条例(案)でございます。  今回の改正につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が令和2年5月25日に一部改正されたことによりまして、これまでマイナンバーを住民の方々に通知するために交付されておりました通知カードが廃止されまして、通知カード自体の再交付ができなくなることに伴いまして、この再交付の手数料に係ります別表中の規定を削除するものでございます。  関連して申し上げますと、既にお持ちの通知カードにつきましては、引き続きマイナンバーを証明する書類として利用することについては変わりはございません。  次に、附則でございます。本条例は、公布の日から施行するものでございます。  以上で議案第69号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  次に、議案第70号 精華町国民健康保険税条例一部改正につきましてご説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。
     2ページをお開きください。精華町国民健康保険税条例の一部を改正する条例(案)でございます。今回の条例改正についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた納税義務者に係ります国民健康保険税の減免の申請期限につきまして特例を設けるため、条例の一部を改正するものでございます。  6ページは新旧対照表でございます。こちらも併せてご覧ください。  改正内容につきましては、3ページの参考資料によりご説明をさせていただきます。  国の示しております減免措置基準で、減免期間の拡大を行うため、減免申請期限につきまして、特例を設けるものでございます。対象者となる納税義務者並びに減免額の算定式及び計算例については、記載のとおりでございます。現行の条例により運用しております内容は、納期限までに減免申請をする必要があり、納期未到来分の保険税のみを減免対象として受付をしているところでございますが、申請期限の特例を設け、国が示しております令和元年度分及び令和2年度分の保険税であって、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に普通徴収においては納期限を迎えるもの、特別徴収の場合においては特別徴収対象年金の支払い日が設定されているものを対象とすることによりまして、減免の対象範囲を拡大するものでございます。  なお、対象の減免額については、全額を国が財政支援する予定となってございます。  恐れ入ります。2ページにお戻りいただきまして、附則でございます。1では、公布の日から施行する旨の施行期日、2では、経過措置について定めております。  以上、議案第70号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第24、議案第71号 精華町介護保険条例一部改正について、日程第25、議案第72号 ごみ収集車の取得についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉環境部長どうぞ。 ○岩前健康福祉環境部長  それでは、議案第71号、議案第72号の2議案を、町長に代わりまして健康福祉環境部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第71号 精華町介護保険条例一部改正についてでございますが、議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。記としまして、精華町介護保険条例の一部を改正する条例(案)でございます。今回の条例改正については、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた第1号被保険者に係る保険料の減免について、申請期限の特例を設けるため、条例の一部を改正するものです。  改正内容については、3ページ以降の参考資料によりご説明させていただきます。  国の示す減免措置の基準との整合を図るため、減免申請期限の特例を設けるものです。国の示す減免措置の対象者及び減免の対象となる第1号保険料は、3ページに記載のとおりでございます。  また、減免額については、減免措置の対象者要件により異なりますが、全額もしくは減額となり、その算定に係る計算式及び計算例については、3ページから5ページに記載のとおりでございます。現行の条例では、納期限までに減免申請する必要があり、納期未到来分の保険料のみが減免対象となるため、申請期限の特例を設けることにより、国が示す減免措置の対象となる第1号保険料、つまり令和元年度分及び令和2年度分の保険料であって、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に普通徴収の納期限及び特別徴収の場合にあっては特別徴収対象年金給付の支払い日が設定されているものを対象とすることができ、減免の対象範囲を拡大するものです。  なお、今回の減免に係る財源については、全額国が財政支援する予定となっております。  6ページは新旧対照表でございます。  恐れ入りますが、2ページにお戻りいただきまして、附則でございます。1、この条例は、公布の日から施行する。2で経過措置を定めております。  以上、議案第71号の提案理由の説明を終わります。  続きまして、議案第72号 ごみ収集車の取得についてでございますが、議案書の提案根拠、提出日並びに提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  今回更新するごみ収集車は、平成16年に購入した車両で、走行距離も相当超過しており、老朽化による故障などが懸念されることから、ごみ収集業務を安全かつ円滑に行うため、車両更新に伴う新たなごみ収集車の取得を行うものです。  2ページをお開きください。記としまして、1の取得の目的は、ごみ収集車でございます。  2の設置場所は、精華町役場でございます。  3の取得価格は、733万7,000円でございます。  4、取得の相手方は、京都府京都市伏見区竹田向代町川町18番2、ウイングヒルズ上鳥羽口205、極東開発工業株式会社京都営業所所長、久木原健吾でございます。  3ページの参考資料をご覧ください。1の備品内容としましては、最大積載量3トンのごみ収集車1台を取得するもので、放送設備やドライブレコーダーなどを装備することで、これまで同様、安全面の充実などを図るものでございます。  2の経過、3の納期、4の入札参加申請業者リストは、記載のとおりでございます。  5の予定価格は905万3,000円でございまして、落札率は81.0%でございました。  6の抽選決定の有無についてはございませんでした。  以上、議案第72号の提案理由の説明を終わります。  議案第71号と議案第72号の2議案について、ご審議の上、可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第26、議案第73号 精華町立小中学校情報教育備品の取得についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。教育部長どうぞ。 ○浦本教育部長  それでは、議案第73号 精華町立小中学校情報教育備品の取得について、町長に代わりまして教育部長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  議案第73号の内容といたしましては、現在、本町では、GIGAスクール構想の実現に向けて、児童生徒1人1台のタブレット端末の整備を進めているところであり、この端末整備に併せまして、ICT教育環境の充実を図るため、町立小・中学校の各教室に設置する大型提示装置の購入を行うものでございます。  大型提示装置につきましては、文部科学省の平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針の中のこれからの学習活動を支えるICT機器等の設置の考え方において、優先的に整備すべきICT機器として位置づけられております。  今回購入を予定しております大型提示装置につきましては、画像や動画を画面に映すだけではなく、教員や児童生徒のタブレット端末からその画面を転送することも可能であり、この大型提示装置を小・中学校の各教室に整備することにより、ICTを活用した学習活動の充実を図るものでございます。  それでは、議案書の2ページをお開きください。記といたしまして、取得の目的は、精華町立小・中学校情報教育備品でございます。  設置場所といたしましては、町立の小・中学校8校でございます。  取得価格は1,892万円でございます。  4、取得の相手方は、京都府京都市下京区五条通河原町西入本覚寺前町830番地、京都エクセルヒューマンビル、株式会社内田洋行ITソリューションズ関西支店支店長、谷口重太郎でございます。  続きまして、3ページの参考資料をご覧ください。備品内容といたしましては、まず、大型提示装置といたしまして、大型提示装置、いわゆる大型モニターと移動式スタンド、画像転送装置の3点を一体として、130台を購入するものでございます。また、既に学校に整備済みの大型提示装置が47台ございますことから、これにつきましてもタブレット端末の画像を転送することが可能となるよう、画像転送装置のみを47台分購入するものでございます。  2、経過といたしましては、設計図書の交付日は令和2年8月5日、入札日は令和2年8月19日でございます。  3、納期といたしましては、令和3年2月26日でございます。  4、入札参加申請業者リストにつきましては、落札者の株式会社内田洋行ITソリューションズ関西支店をはじめ、記載しております4者による入札でございました。  5、予定価格につきましては2,888万7,172円で、予定価格に対する落札率は65.50%でございます。  最後に、6、抽選決定につきましてはございませんでした。  以上で議案第73号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第27、報告第4号 学研都市京都土地開発公社令和元年度決算に関する書類の提出についての件を議題とします。  総務部長どうぞ。 ○岩橋総務部長  報告第4号 学研都市京都土地開発公社令和元年度決算に関する書類の提出について、町長に代わりまして総務部長が説明申し上げます。  書類の提出に係ります根拠及び報告日は、お手元の報告書に記載のとおりでございます。  それでは、添付をしております別紙の事業報告書及び決算書の1ページをお開きください。公社を構成する本町及び京田辺市、木津川市の3市町全体での令和元年度の事業概況としましては、公用地の新規取得及び保有用地の引渡しにより、期末の公用地保有高は面積で6万530.70平方メートル、金額で5億1,727万3,613円となりまして、期首時点からは面積で3万2,498.18平方メートル、金額で3億1,265万8,299円の減少となっております。  令和元年度中の新規取得及び売却による引渡しの明細につきましては、3ページの取得資産明細表及び売却資産明細表のとおりでございます。本町に係ります案件としましては、公有地取得事業で1件、下狛180号線道路用地を先行取得したものが、面積で62.08平方メートル、金額で438万9,056円でございます。  その他、4ページ以降は、公社におきます令和元年度の決算書となっております。  以上で説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長  これで提案説明……。総務部長どうぞ。 ○岩橋総務部長  すみません。先ほど私、下狛10号線のことを180号線と申し上げました。10号線の誤りです。失礼します。 ○議長  これで提案説明及び報告が終わりました。  以上をもって本日の議事は全て終了しました。  次回は、一般質問を明日9月4日金曜日午前10時から行いたいと思います。定刻までにご参集賜りますよう、よろしくお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。大変ご苦労さまでした。             (時に14時03分) ─────────────────────────────────────  この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。     令和2年  月  日           精華町議会議長           署名議員           署名議員...