精華町議会 2018-12-21
平成30年度12月会議(第6日12月21日)
提案理由としては、
精華町議会基本条例において、条例解釈上のそごを避けるため、この条例の一部改正を提案するものでございます。
めくっていただいて、条例改正の中身ですけども、
基本条例の一部を次のように改正する。第20条第3項中「町民の直接請求があった場合」の次に「及び町長が提案する場合」を加えるというものでございます。
具体的には、3ページにありますような文言が挿入されるということでございます。
附則としては、この条例は公布の日から施行するということです。
若干補足説明をさせていただきますと、この条項及び第19条に関しては、議員定数、報酬など、すなわち議員の身分や職に関することを定めたものであります。いわゆる自律的に決めていこうということが理念の条項です。平成21年の
条例制定準備段階での議会と行政の法務担当の協議では、上位法である
地方自治法上の町の提案権を否定するものではないことは確認をしてきました。しかし、時間が経過をし、条文のみを読むと議会の専権事項のような解釈ができるということが発生をしてしまいました。そこで、法令上の誤解を生じさせずに条文を運用するために今回の改正を行うということでございます。
以上、よろしくお願いします。
○議長
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第1、発委第2号
精華町議会基本条例一部改正についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 日程第2、発議第11号
障害者雇用率水増し問題に関して実効性ある
再発防止と
障害者雇用の一層の推進を求める意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。森元議員どうぞ。
○森元 発議第11号
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者
精華町議会議員 森 元 茂
賛成者
精華町議会議員 内 海 富久子
同 安 宅 吉 昭
同 山 本 清 悟
同 松 田 孝 枝
障害者雇用率水増し問題に関して実効性ある
再発防止と
障害者雇用の一層の推進を求める意見書(案)について
上記の案を、別紙のとおり
精華町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
提案理由。この間、中央省庁や
地方自治体で、
障害者雇用促進法に定められている雇用率が、実態より多く水増しされた事実が明らかになった。実効性ある
再発防止と一層の
障害者雇用対策は、喫緊の課題であるので、提案するものです。
裏面を見ていただき。
障害者雇用率水増し問題に関して実効性ある
再発防止と
障害者雇用の一層の推進を求める意見書(案)
この間、中央省庁や
地方自治体で
障害者雇用促進法に定められている雇用率が、実態より多く水増しされていた事実が明らかになった。このことは、障害のある人の就労機会を奪うことにもなり、法の執行を率先して範を示すべき機関として大きな問題である。政府は10月23日、国の
第三者検証委員会の報告書を受け、
再発防止に向けた
法定雇用率の達成に向け、
障害者採用計画、
再発防止策、
職場環境の整備などを盛り込んだ「
障害者雇用基本方針」を公表した。
この問題の解決には徹底した
再発防止と一層の
障害者雇用の促進に向けた取り組みが喫緊の課題である。
国においては、今後、基本方針に基づいた実効性のある
再発防止策を講ずることと、
障害者雇用について一層の推進を図るため下記の事項を実施するよう強く求める。
記。1、国など公的機関への監督・指導と
チェック機能体制の強化を図ること。
2、
障害者雇用について、一時的な短期の雇用をふやすのではなく長期的な雇用を生み出すため、
雇用継続支援などの取り組みを積極的に推進すること。
3、障害者が能力を最大限に発揮できるよう、働きやすく、活動しやすい
職場環境の整備の推進を図ること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月21日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
厚生労働大臣
以上です。
○議長
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第2、発議第11号
障害者雇用率水増し問題に関して実効性ある
再発防止と
障害者雇用の一層の推進を求める意見書(案)についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 日程第3、発議第12号 消費税10%の実施を中止することを求める意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松田議員どうぞ。
○松田 発議第12号
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者
精華町議会議員 松 田 孝 枝
賛成者
精華町議会議員 柚 木 弘 子
同 佐々木 雅 彦
同 山 本 清 悟
消費税10%の実施を中止することを求める意見書(案)について
上記の議案を、別紙のとおり
精華町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
提案理由。来年10月から消費税を10%に引き上げることが表明され、国会内外で論議が本格化しています。消費税は3%から5%、さらに8%に引き上げられ、その都度「安定財源の確保」「
社会保障対策」が言われていましたが、増税のたびに消費の落ち込みや景気の後退を招いてきており、増税の口実や理由は崩れています。
よって、消費税の増税を中止する必要があるため提案をいたします。
裏面お願いします。
消費税10%の実施を中止することを求める意見書(案)
消費税導入から2017年度までの
消費税収は累計349兆円に上るが、減税による法人税の減収は281兆円になる。
消費税収の8割が法人税の減税に充てられている。
社会保障対策のために使うと言いながら、この6年間だけでも
社会保障費の国家予算は3.4兆円も削減されている。
進められてきた金融緩和は、円安による輸入物価の急上昇をもたらし、実質賃金は低下した上に、家計の消費支出は大きく落ち込み、雇用の悪化、社会保障の削減など、国民は将来不安を募らせている。経済政策の出発点は、国民生活を豊かにするものでなければならない。
税は、そもそも「能力に応じて負担をする」のが原則で、所得税や法人税を含む税制全体を改革する立場への切りかえこそ重要である。
さらに、来年予定の増税では、複数税率の導入や
カード利用で「
ポイント還元」など、複雑な制度が予定され一層の混乱が拡大する。
よって、消費税10%増税を中止することを求める。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月21日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、財務大臣
以上、よろしくお願いいたします。
○議長
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。
なければ、これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
はい、何か。(発言する者あり)ちょっと待ってください。
宮崎議員どうぞ。
○宮崎 現時点では判断できかねますので、退室させていただきます。
○議長 はい、どうぞ。
○宮崎 ありがとうございます。
○議長 もう一度お諮りをいたします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立少数)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立少数です。よって、日程第3、発議第12号 消費税10%の実施を中止することを求める意見書(案)についての件は、否決されました。
宮崎議員。
○議長 日程第4、請願第1号 精華町の
子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願書の件を議題とします。
本件は、
総務教育常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
山本総務教育常任委員長どうぞ。
○
山本総務教育常任委員長 請願審査報告。
総務教育常任委員会委員長の山本でございます。
去る12月13日の本会議において、当委員会に付託された請願の審査結果を報告いたします。
請願審査報告書をごらんください。
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
総務教育常任委員会
委員長 山 本 清 悟
請願審査報告書
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、
会議規則第97条の規定により報告します。
記。受理番号、請願第1号。
付託年月日、12月5日。件名、精華町の
子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願書。審査の結果、不採択。委員会の意見、なし。
本請願は、平成30年11月26日提出受理されました。審査当日、請願者の精華町の子どもと教育を考える
会代表世話人、長友百世様と
勝部三枝子さん、それに
紹介議員の
松田孝枝議員を参考人として出席を求め、委員会では、参考人及び
紹介議員に対し質疑を行い、慎重に審査いたしました。
請願事項は、一つ、
中学校給食の実施に当たっては、生徒、教職員などの幅広い関係者の声を聞いて進めてください。二つ、洋式
トイレをふやし、きれいで使いやすい
トイレにしてください。3、体育館にも
クーラーを設置してくださいの3項目であります。
請願事項について各委員から参考人及び
紹介議員に各項目に沿った説明を求め、審査いたしました。
請願者への主な質疑は、委員からは、
学校関係者から意見を聞いているのか、体育館に
クーラー設置は見たことがない、署名を取り組む中で聞いた保護者の声はとの質問に、請願者から、
学校関係者の話は、暑さのため体育館の授業ができず、変更したり終業時間も短縮した。保護者の声は、給食を早く実現してほしい、民間委託には疑問がある、どういう中身か知りたい。また、
クーラーが欲しいという声がある。
トイレについては、学校の
和式トイレではできないので、我慢する子供がいるとの答弁がありました。
参考人退席後の行政への確認の主な質問は、請願者との質疑をもとに、委員からは、
クーラーに関して、①必要性の
教育委員会の認識は、
②体育館クーラー費補助制度の動きは、③暑さで授業中止、
セレモニー中止があったが、その判断は、④災害時避難所の環境としてはの質問があり、
教育委員会から、①については、環境整備の上で進めていくべき一つの部分として認識している。②については、制度としてはある。府内の
クーラー設置率は小学校で1.1%、中学校では0.9%である。③暑さ指数がある。実態は現場の判断に任せている。
④防災施設としては所管が違うとの答弁がありました。また、
トイレ改修着手の日程はとの質問に対しては、平成32年度までに計画策定で補助を受けられるとそれぞれ回答がありました。
採択に際し、反対、
賛成討論がありました。
裏面をごらんください。請願第1号 精華町の
子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願書。
委員会での討論。
反対討論。この間、私たちは
一般質問や
予算決算委員会などで、全ての項目について町に意見してきたところです。特に精華の会では、学校施設の整備については、
文部科学省に行き、講義を受け要望した。
トイレの問題は、
一般質問をし、府の教育長に直接要望してきた。
子供たちの教育の充実を考えたとき、願いは同じであるが、既に取り組みを進めてきている。よって、この請願について反対いたします。
2回目の
反対討論。
教育環境をよくしたいのは誰しもの願いであり、議会も早期に実現したいと思っている。まずは最優先で
中学校給食に向けて進められると理解しており、
財政運営を見る立場から、財源の裏づけのない中で求めるのは難しいと考える。よって、現時点においてこの請願には反対する。
賛成討論。町の
教育委員会では
給食基本構想を出し、方向を示されている。また、我々
総務教育常任委員会でも本年度の
研究テーマとして研修に行って研さんし、給食について町に意見を出そうとしている。
請願者の給食についての願い、要求はもっともなもので賛同する。また、
トイレ、体育館空調の問題も、
教育環境設備とともに非常災害時を考えて、設置して整えておくべき重要なものである。育ちゆく
子供たちに、よりよい教育が施され、また、災害時対策が整えられるよう議会と住民が一致して進めていくため、この請願を採択したい。
2回目の
賛成討論です。
体育館クーラーには見解の相違があるが、1、2点目は
教育委員会も推進の立場をはっきりさせている。請願については財源の裏づけまで請願者に求めることは、
議会制民主主義の要点から当たらない。
財源を熟知しなければ請願を出せないなら、請願の制約につながる。したがって、住民の声を拾い上げるのが議会の使命である。反対者も、給食、
トイレ問題にしっかり取り組んでいるのであれば一致しているので、採択してともに進めるべきである。
以上、討論の報告を終わります。
審査の結果、本請願は賛成少数で不採択となりました。
以上、報告を終わります。
○議長 ただいま
総務教育常任委員長から報告がありました。
これより
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
それでは、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に賛成者の発言を許します。
松田議員どうぞ。
○松田 賛成の立場で討論をいたします。
先ほど
委員長報告の中にもありましたが、本請願の
請願事項は3点でございました。まず、
中学校給食の実施に当たりましては、委員会では現在、
実施基本計画についての審議を進められております。より広い関係者の意見を聞いて進めてほしいという願いは当然のことであります。
また、2点目の洋式
トイレをふやしてほしいという
請願事項でございますが、この間のみんなの生活様式の変化を見れば、児童生徒が昼間の大半の時間を過ごす学校での暮らしの場所としての
トイレの洋式化は急務であります。
精華中学校の建てかえが行われましたときに、商業施設の
トイレみたいにきれいで気持ちがいい、このような女子生徒から喜びの声が寄せられております。体育館の
クーラー設置についてでありますが、夏の行事や体育の授業などにも現場でのご苦労が報告されておりました。また、
広域避難所として機能するためには、早い時期での実施が求められております。
委員会での
反対討論、今お伺いいたしましたが、
子供たちの教育の充実という願いは同じである、あるいは
財源的裏づけがないなど、理由が上げられておりました。文科省もその必要性から、今、財政支援の機会を広げております。このような流れの中で、あるいは委員会の討論、あるいは
反対討論も含めましてでございますが、
子供たちの教育の環境をよくしたいという願いは同じでございます。本請願は時宜を得たものであり、請願として採択すべきであり、賛成であります。以上。
○議長 次に、原案に反対者の発言を許します。奥野議員どうぞ。
○奥野 この請願に対して反対の立場で討論いたします。
この間、私たちは
一般質問や
予算決算委員会などで請願内容2件について町に意見してきたところです。特に精華の会では、学校施設の整備については、
文部科学省に出向き、講義を受け、要望してまいりました。また、学校
トイレ改修については、京都府
教育委員会委員長に直接要望活動をしてまいりました。既に取り組みが進んでいるところでもありますので、この請願については反対いたします。以上です。
○議長 ほかにございませんか。内海議員。
○内海 反対の立場で討論いたします。
子供の
教育環境は順次整備していく必要があることは誰しもの願いであります。議会としては町の方針や健全な
財政運営をチェックする責任もある立場から考えると、これまでも全小・中学校の耐震化や教室の
クーラー設置を順次整備されてきたところであり、
中学校給食においても最優先で既に実現に向けて進められているところと理解しており、財源の裏づけがない中で求めるのは難しいと考えます。現時点において、この請願には反対します。
○議長 ほかにございませんか。
なければ、これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は不採択であります。原案、請願第1号 精華町の
子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願書を採択することに賛成の議員は起立願います。
(
起立少数)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立少数です。よって、日程第4、請願第1号 精華町の
子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願書の件は、不採択とすることに決定をいたしました。
○議長 日程第5、陳情第4号 精華町消防団第3分団第3部
柘榴消防ポンプ庫改築工事の
精華町議会に拠る真相究明と入札及び
公共工事の有り方についての件を議題とします。
本件は、
総務教育常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
山本総務教育常任委員長どうぞ。
○
山本総務教育常任委員長 総務教育常任委員会委員長の山本です。
去る9月28日、9月本
会議最終日において、当委員会に付託された陳情・要望の審査結果を報告いたします。
陳情・
要望審査報告書をごらんください。
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
総務教育常任委員会
委員長 山 本 清 悟
陳情・
要望審査報告書
本委員会に付託された陳情・要望書を審査した結果、次のとおり決定したので、
会議規則第98条の規定により報告します。
記。受理番号、陳情第4号。
付託年月日、9月28日。件名、精華町消防団第3分団第3部
柘榴消防ポンプ庫改築工事の
精華町議会に拠る真相究明と入札及び
公共工事の有り方について。審査の結果、趣旨採択。委員会の意見あり。
本要望は、平成29年9月10日に提出受理されました。要望者、精華町
大字柘榴小字出口9番地、杉浦健氏。要望の要旨は、下記の件について住民の代表であります町議会の皆様方の真摯な対応と論議をお願いし、議会の力で資することを切にお願いいたします。
○議長 ちょっと、
山本議員。
○
山本総務教育常任委員長 はい。
○議長 先ほど杉浦違って、藤原、杉浦って聞こえた、藤原、要望者。
○
山本総務教育常任委員長 再度、要望者、精華町
大字柘榴小字出口9番地、藤原健氏です。要望の要旨は、下記の件について住民の代表であります町議会の皆様方の真摯な対応と論議をお願いし、議会の力で資することを切にお願いいたします。
1、
当該改築工事において、不適切な
アスベスト含有建設物の解体工事を行ったが、事実確認と今後の工事の施工体制の担保を求めます。2、不正工事は発生させない
監督業務の改善を求めます。精華町の
公共工事入札の現状は、他の自治体、上位官庁の入札手法とかけ離れた特殊な入札方法が精華町だけで今も行われています。の以上3点です。
本要望書の審査は、休会中の10月3日、11月9日、12月の本会議中の12月13日の3日間にわたり関係部署から事案の経過と対応、事実関係や認知の状況及び今後の対応などの聞き取り調査を行い、慎重に審査しました。
要望事項について、委員会として裏面の記載の意見を付して趣旨採択と決定しました。
なお、調査などの概要と委員会からの趣旨は次のとおりです。
まず、
要望事項1に関しては、
要望書記載事項には一部誤認はあるものの、
看板等設置の不備や作業工程において、法令違反による粗雑工事があり、周辺住民に対し不安を与えたことは事実と確認しました。一方、担当部署は即時事実確認を進めるとともに、
施工体制等の是正指示や行政処分など、本事案への対応を図っていたこともあわせて確認しました。また、その後の
工事施工体制などに対しては、
請負業者等の協議により、諸般の事情などから継続が困難との結論に至り、契約の解除となりました。今後の施工に際しては、公共事業における信頼と安全・安心な施工の実施に努めることを求めるとともに、地域の火災防災の拠点である
消防ポンプ庫の早期完成を図られたい。
次に、
要望事項2に関しては、
監督業務について、本工事においても有資格者の
建築技術職員が配置されていたが、多数の業務兼務により、消防職員と常時の同行ができない現状があり、かつ発注者と受注者との間で実施された
業務施工協議における確認事項や工程、品質管理、段階検査などの手順において、慣習や双方の予測、いわゆる相手からこう言ってくるだろう、これでいいだろうというだろう運転により本件事案が発生したと推測されます。よって、本町全体における有資格者職員のさらなる確保と育成を求めるとともに、その他の職員にあってもスキルアップを図り、かつ工程品質管理の重要性を認識し、公共事業の信頼に努められたい。
次の
要望事項3に関しては、
公共工事の入札制度については、本委員会の所管外事項であるが、これまで行政が取り組んできた入札執行改革については一定評価するものの、住民より疑念を抱かれるようなことがないよう、さらなる改革を努めていただきたい。
以上、行政機関に委員会として
要望事項に関して求める委員会の趣旨であります。
審査報告書の裏面をごらんください。
陳情第4号 精華町消防団第3分団第3部
柘榴消防ポンプ庫改築工事の
精華町議会に拠る真相究明と入札及び
公共工事の有り方について。
委員会の意見。1、法令違反の粗雑工事により周辺住民に対して不安を与えることのないよう、工事の施工体制を確立させること。
2、発注者と受注者が、慣習や双方の予測「(だろう運転)」が起こらないよう工事工程の確認を徹底すること。
3、
監督業務は、業務支援として配置している有資格者職員の主任監督員を中心に、各監督員が工種ごとの段階的確認(立会)などを確実に実施し、安全・安心な施工実施を図ること。
4、工事施工は、定められた法や規則やルールにのっとり執行すること。
5、工事に係る関係職員のスキルアップに努めること。
6、
公共工事入札は、透明性を高め、公平・公正で疑念を持たれる余地のないように執行すること。
7、中断している
柘榴消防ポンプ庫改築工事を再開し、一日も早い完成を目指し最善を尽くすこと。
以上、報告を終わります。
○議長 ただいま
総務教育常任委員長から報告がありました。
これより、
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をします。
それでは、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は趣旨採択であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第5、陳情第4号 精華町消防団第3分団第3部
柘榴消防ポンプ庫改築工事の
精華町議会に拠る真相究明と入札及び
公共工事の有り方についての件は、趣旨採択とすることに決定をいたしました。
○議長 日程第6、議案第53号 平成30年度精華町一般会計補正予算(第5号)について、日程第7、議案第54号 平成30年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についての2件を議題とします。
本件につきましては、予算決算
常任委員会に審査を付託しました。
委員長の報告を求めます。塩井予算決算常任委員長どうぞ。
○塩井予算決算常任委員長 それでは、予算決算
常任委員会の審査報告をいたします。
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
予算決算
常任委員会
委員長 塩 井 幹 雄
予算決算
常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、
会議規則第80条の規定により報告いたします。
事件の番号、件名、審査の結果の順に報告いたします。
議案第53号 平成30年度精華町一般会計補正予算第5号について。本議案は、事務経費の追加計上を行うもので、補正額は1億5,392万5,000円の増額でございます。主なものは、人材活用事業2,041万3,000円、自立支援給付事業7,000万、地域担い手育成総合支援事業1,580万5,000円、中小企業融資事業342万3,000円、企業誘致促進事業320万円、民間施設ブロック塀等緊急安全対策補助事業45万円などでございます。
審査の結果、原案可決されました。
議案第54号 平成30年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について。本議案は事務経費の追加計上を行うもので、補正額は2,190万1,000円の増額で、主なものは一般管理費の2,200万1,000円などでございます。
審査の結果、原案可決されました。
以上、予算決算
常任委員会の報告といたします。
○議長 ただいま予算決算常任委員長から報告がありましたので、これより各議案の
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
それでは、日程第6、議案第53号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第6、議案第53号 平成30年度精華町一般会計補正予算(第5号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第7、議案第54号について、質疑ございませんか。
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第7、議案第54号 平成30年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第8、議案第58号 町の区域及び名称の変更について、日程第9、議案第60号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更についての2件を議題とします。
本件につきましては、
総務教育常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
山本総務教育常任委員長どうぞ。
○
山本総務教育常任委員長 総務教育常任委員会委員長の山本です。
去る12月11日の本会議において、当委員会に付託されました議案2件の審査結果を報告いたします。
審査報告書をごらんください。
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
総務教育常任委員会
委員長 山 本 清 悟
総務教育常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告します。
事件の番号、件名、審査の結果の順に報告いたします。
議案第58号 町の区域及び名称の変更について、原案可決。本議案は狛田土地区画整理事業で整理された下狛地区内の七つの小字地区を区画に合わせて地番をつけ直し整理するものです。新しい町名は狛田一丁目、狛田二丁目で220世帯770人、土地約363筆を町界町名地番整理方式により光台や精華台の例に倣い丁割りや町名を設定するものです。
委員会では、執行部に説明を求め慎重に審査を行いました。
主な質疑としては、委員会から、いびつな境界であるが、異論はなかったのか、自治会加入で飛び地があるが、集会所用地の確保はとの3点の質問に対して、執行部からは、1点目について、アンケートの結果を踏まえ、境界は地元と十分調整した。2点目については、地縁、血縁の要素があり、自治会の納得済みである。3点目について、用地は行政が保有している土地があるとそれぞれ答弁がありました。
採決の結果、賛成全員で、委員会として原案を可決決定いたしました。
次に、議案第60号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案可決。委員会では、執行部に説明を求め審査を行いました。本議案は当組合を組織する団体のうち、相楽郡西部塵埃処理組合が木津川市精華町環境施設組合に名称を変更したことに伴い、規約を変更することについて議会の決議を求めるものです。特に質疑はありませんでした。
採決の結果、賛成全員で委員会として原案を可決決定いたしました。
参考として、ごみ焼却場移転に伴い、施設名称は精華町の打越台環境センターから木津川市の環境の森センター・きづがわに変更しております。
以上、
委員長報告を終わります。
○議長 ただいま
総務教育常任委員長から報告がありました。
これより、各議案の
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
日程第8、議案第58号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第8、議案第58号 町の区域及び名称の変更についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第9、議案第60号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第9、議案第60号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第10、議案第56号 非常災害による被害者に対する町税の減免に関する条例一部改正についての件を議題とします。
本件につきましては、民生環境
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。松田民生環境常任委員長どうぞ。
○松田民生環境常任委員長 民生環境
常任委員会委員長松田でございます。
報告をいたします。
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
民生環境
常任委員会
委員長 松 田 孝 枝
民生環境
常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、
会議規則第80条の規定により報告をいたします。
なお、本件審査に入ります前に、本条例の第1条「または」と「及び」の法令用語についての補足説明が行われました。その後、審査に入りました。
記。事件の番号、議案第56号。非常災害による被害者に対する町税の減免に関する条例一部改正について。審査の結果、原案可決でございました。
なお、本条例一部改正は、地方税法の改正等に伴いまして、非常災害による被害者に対する町税の減免に関する条例を一部改正するといったものでございます。
委員会での質疑をまとめてご紹介いたします。
質疑。用語の使い方が誤解を招きやすい。わかりやすい用語を使うべきではないか。これに対しまして、法令用語には一定のルールがあり、一自治体の判断ではできない旨のお答えでした。また、住民への通知やお知らせは誤解を招かないような方法をという質問に対しましては、該当者への通知はわかりやすくする旨の答弁がございました。
以上、報告を終わります。
○議長 ただいま民生環境常任委員長から報告がありました。
これより、
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第10、議案第56号 非常災害による被害者に対する町税の減免に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第11、議案第57号 精華町水道事業の設置等に関する条例一部改正について、日程第12、議案第59号 平成30年度流域関連公共下水道事業
精華14-1号汚水幹線築造(その6)工事請負契約の締結についての2件を議題とします。
本件につきましては、建設産業
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。森元建設産業常任委員長どうぞ。
○森元建設産業常任委員長 報告いたします。
平成30年12月21日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
建設産業
常任委員会
委員長 森 元 茂
建設産業
常任委員会審査報告
本委員会に付託されました事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、
会議規則第80条の規定により報告します。
事件番号、議案第57号。件名、精華町水道事業の設置等に関する条例一部改正については、審査の結果、原案可決です。
本件につきましては、平成27年1月に総務大臣からの要請に対応、対処するもので、精華町公共下水道事業に公営企業法を適用して企業会計手法導入による下水道事業の持続的で安定的な事業運営にするものであります。
審査では、移行に起因する課題認識や具体的な変化の点についての質疑に対し、職員のスキルアップを継続し、図ることや、会計手法の変更点についての答弁がありました。
審査の結果、全員賛成で委員会としては、原案可決すべきものとして決定しました。
次に、議案第59号 平成30年度流域関連公共下水道事業 精華14-1号汚水幹線築造(その6)工事請負契約の締結については、審査の結果、原案可決です。
本件につきましては、公共用水域の保全と住民の生活環境の向上を図るため、精華町第14処理分区の柘榴地域の汚水を排出する幹線管渠の埋設を行い、公共下水道を促進するものです。
審査では、安全対策や周辺住民への交通規制の周知を十分に行うべきとの指摘に、予告看板による通過交通車両などへの周知や近隣自治会回覧を活用して周知を図るとの答弁がありました。
審査の結果、全員賛成で委員会としては原案可決すべきものと決定しました。
以上で
委員長報告を終わります。
○議長 ただいま建設産業常任委員長から報告がありました。
これより、各議案の
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
日程第11、議案第57号について、質疑ございませんか。
質疑なしと認め、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第11、議案第57号 精華町水道事業の設置等に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第12、議案第59号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第12、議案第59号 平成30年度流域関連公共下水道事業 精華14-1号汚水幹線築造(その6)工事請負契約の締結についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 ここで、3時15分まで休憩いたします。
(時に15時00分)
○議長 それでは、再開をいたします。
(時に15時15分)
○議長 ただいま、町長から議案第61号 精華町立小学校空調設備整備工事(その2)請負契約の変更についての件が提出されました。
ここでお諮りをいたします。ただいま提出された議案を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、よって、議案第61号 精華町立小学校空調設備整備工事(その2)請負契約の変更についての件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定をいたしました。
○議長 追加日程第1、議案第61号 精華町立小学校空調設備整備工事(その2)請負契約の変更についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。教育部長どうぞ。
○岩﨑教育部長 それでは、議案第61号 精華町立小学校空調設備整備工事(その2)請負契約の変更について、町長にかわりまして教育部長から
提案理由のご説明を申し上げます。
議案第61号 精華町立小学校空調設備整備工事(その2)請負契約の変更について。
議案書の提出日及び
提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。
それでは、2ページをお開きください。記といたしまして、1の契約の目的は、精華町立小学校空調設備整備工事(その2)でございます。
2の契約金額は、2億9,332万8,000円でございます。
3の契約の相手方は、京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字井手ノ元30番1、吉田・岩井共同企業体、代表者吉田工業株式会社精華営業所、支店長吾子進一でございます。
続いて、3ページをごらんください。1の工事施工場所につきましては、京都府相楽郡精華町地内でございます。
申しわけございません。先ほどの3の契約者のところでございますが、精華営業所支店長ではなく、所長でございます。申しわけございません、訂正させていただきます。
続きまして、3ページをごらんください。1の工事施工場所につきましては、京都府相楽郡精華町地内でございます。
2の工事変更概要でございますが、まず、(1)ですが、枠組み足場による施工から児童の安全を最優先に考慮し、作業の安全確保の点から、高所作業車による施工に変更したものでございます。
次に、(2)ですが、東光小学校の高圧線引き込み工事については、当初、既存配管の再利用を予定しておりましたが、既存配管及びケーブルの経年劣化により、再利用することで事故発生のリスクを伴う可能性があるため、別のルートにより新設配管を敷設し、新たに高圧ケーブル引き込み工事を行うことに変更したものでございます。
次に、(3)ですが、その他、各所における施工数量等の精査を行い、積み上げたものでございます。
3の契約金額でございますが、変更に伴います契約金額増額分が2,149万2,000円でございます。当初の契約金額が2億7,183万6,000円でございまして、増額分を含めました合計金額が2億9,332万8,000円に変更となるものでございます。
4の工期につきましては、変更はございません。以上でございます。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
松田議員どうぞ。
○松田 2点お伺いします。1点目は、今回の工事変更でありますけども、2の(1)の部分で、枠組みの足場を予定していたところ、児童の安全を考えて高所作業車にかえたということでありますけども、以前にやりました中学校の空調設備のときはどういう施工をなさっていらっしゃったのかということをお聞きします。
2点目は、先ほど全員協議会の中でもご説明がございましたが、この間の執行管理の手続が不十分だったこともあって、12月19日にこのことが判明したというご説明がありましたけども、その具体的中身は一体どういうものだったのかと、どういう手続をなさってたのかという、この2点をお伺いします。
○議長 学校教育課長。
○竹島学校教育課長 16番です。まず、ご質問の1点目でございますけれども、中学校のときにつきましては、当初、この小学校でも見ておりました枠組みで足場を組むという工法でやっております。小学校の際にこの提案が出てきたといいますのが、小学校はまだ中学生に比べて幼い1年生、2年生、低学年の子供もいるということで、枠組みについても安全手すりですとか災害の防止シート、こういったものをきっちりするんですけれども、それでもなおかつ
子供たちがそこへ近寄ったり、もしくは登られたりするという、そういうリスクも全くないということも考えられませんでしたので、より安全な高所作業車ですればどうかという工事関係者の意見もありましたので、総合的に判断してそちらのほうを安全最優先ということで採用させていただいたところでございます。
それから、2点目の執行管理の部分でございますけれども、管理の部分につきましては、工事につきまして、この工事と別にほかの3校の工事も抱えておりまして、ここを並行した形で工事を進めてきていたという状況でございます。そういった中で、それぞれの工事進捗見ながら適正な工程管理、あわせてこういった執行管理につきましても、定例会議を週1回行う中でやってきておりました。ところが、最終、
提案理由の説明でも部長のほうから申しましたように、11月の下旬ぐらいですね、そこである程度の執行見込みも立てておりましたけれども、最終的に細かな部分を積み上げた結果、こういった金額になってしまって、そこはちょっと見込み誤りという部分については事実あったという部分で、この点につきましては、もう少し早い段階で精査ができればよかったかなという形で今現在は考えております。執行管理についても、どの工事についてもこういう打ち合わせの際に一定確認はしてきているという実態はございます。
○議長 よろしいか。
ほかに。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、追加日程第1、議案第61号 精華町立小学校空調設備整備工事(その2)請負契約の変更についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 それでは、日程に戻ります。
日程第13、諸般の報告に入ります。
報告は1件で、休会中の委員会開催報告が2件提出されましたので、その報告書をお手元に配付をいたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
○議長 日程第14、行政報告に入ります。
行政から申し入れがありますので、報告を受けたいと思います。町長どうぞ。
○町長 議員の皆様方には大変お疲れのところ、貴重なお時間を拝借し、まことに申しわけございません。
本定例会12月会議におきまして、提案をさせていただきました11件の議案につきまして、慎重なるご審議をいただき、全ての議案につきまして全会一致で可決賜りました。まことにありがとうございました。
さて、ことしも残すところあとわずかとなりました。議員の皆様には、ことし1年、大変お世話になり、まことにありがとうございました。年末ご多用の折りではございますが、お体には十分お気をつけていただき、よき年をお迎えいただきますように、私からは以上でございますが、引き続きまして、副町長と教育長からそれぞれご報告をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
以上、貴重な時間を拝借し、本当にありがとうございました。終わります。
○議長 副町長どうぞ。
○副町長 引き続きまして、行政から報告を申し上げます。
まず、1点目は、資料番号1の環境日記2018コンテスト表彰についてでございます。ご承知のように、環境日記の取り組みは小学生を対象とした環境学習の一環として、平成25年度より継続して実施をしているものでございます。本町の環境日記コンテストにおきましては、最優秀賞1点、優秀賞4点、エコロジー賞8点を決定をし、去る12月1日開催のK.K.T(環境、共感、体験)イベント、第7回環境シンポジウムにおいて表彰を行いました。また、環境省や
文部科学省などが後援をし、一般財団法人グリーンクロスジャパンが主催をする第20回「みどりの小道」環境日記コンテストにおきましては、東光小学校が団体の部金賞となる東京都知事賞を受賞されたのを初め、山田荘小学校が団体の部優秀賞となるグリーンクロスジャパン奨励賞を受賞されました。また、個人の部では、銅賞、佳作、審査員特別賞、合計25点の受賞がありました。
次に、2点目は、資料番号2の精華町内初の市民後見人の誕生についてでございます。本町では市民後見人養成研修を実施するなど、専門職や親族以外の一般住民による市民後見人の養成に取り組んでまいりましたが、このたび精華町で初めて京都家庭裁判所から一般住民による市民後見人が選任をされました。選任されましたのは桜が丘一丁目地区にお住まいの田中邦博様でございます。市民後見人の選任につきましては、京都府内で京都市以外の市町村においては福知山市の1例のみであり、今回が2例目となります。これらの経過を踏まえまして、本町における第1号市民後見人の誕生を記念いたしまして、昨日、任命式を行ったところでございます。今後も一般住民の皆様が成年後見の担い手としてさらなる活躍ができますよう、引き続き人材育成などに取り組んでまいりたいと考えております。
私からの報告は以上でございますが、引き続き教育長からご報告を申し上げます。ありがとうございました。
○議長 報告願います。教育長どうぞ。
○教育長 この機会をいただきまして、
教育委員会からご報告申し上げます。
番号3番の資料をごらんください。町立小学校における名誉ある受賞についてでございます。去る11月3日に東京都の文京シビックホールで2018日本管楽合奏コンテントが開催され、本町の東光小学校ウインドアンサンブル部員53名が小学校部門に出場し、全国から選ばれた33校が参加する中で、3年連続となる最優秀賞を受賞いたしました。
去る11月17日には、大阪城ホールで開催されました第37回全日本小学校バンドフェスティバルにも同校ウインドアンサンブル部員53名が出場し、34校が参加する中で金賞を受賞いたしました。
限られた練習時間の中、努力を積み重ねてきた結果が認められたものであり、演奏活動を通した人間関係づくり、また、厳しい練習を乗り越えた達成感などの貴重な経験が
子供たちの成長にとって大きな糧となったものと考えています。今後も学校でのクラブ活動等を通し、集団生活において望ましい資質や社会性、自主性などを養うことができるよう、指導の充実に努めてまいります。
教育委員会に関します報告は以上でございます。貴重なお時間を拝借いたしましてありがとうございました。
○議長 これで行政報告は終わります。
以上をもちまして本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
ここで、皆さんにお諮りをいたします。あす12月22日から平成31年3月3日までの間を休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認めます。よって、あす12月22日から平成31年3月3日までの72日間を休会とすることに決定をいたしました。
以上、12月会議は12月5日から21日までの17日間の会議期間の中、本日をもって全議案を議了し、休会の運びとなりました。何かと忙しい会議ではありましたが、慎重なるご審議を賜りましたことをここに厚く御礼を申し上げます。
ことしもあとわずかで新年を迎えます。この1年、さまざまな出来事があり、ことしをあらわす漢字も災害の「災」でありました。来たる年は元号が新たになり、未来に向けた実りある年となることを望むとともに、町民の皆様、また我が町、我が国にとってよき年であることを願っております。
また、この1年、議員の皆様、また行政におかれましても、議会の運営にご理解、ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。行政におかれましては、本会議期間中に開陳されました各議員からの意見や
要望事項など、町政執行に反映していただきますよう要望しておきます。
議員の皆様には、寒さ厳しい折ではございますが、御身ご自愛の上、議員活動にご精励いただき、議員各位の資質向上のため研さんされますようお願いいたしますとともに、よいお年を迎えられますよう祈念申し上げ、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。
それでは、これをもちまして散会といたします。
大変ご苦労さまでございました。
(時に15時34分)
─────────────────────────────────────
この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。
平成31年 月 日
精華町議会議長
署名議員
署名議員...