精華町議会 2018-09-28
平成30年度 9月会議(第6日 9月28日)
2025年に、いのち輝く
未来社会の
デザインを
テーマとする
国際博覧会を
大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業の観光の
イノベーションが期待できるなど、大きな
経済効果をもたらすとともに、全世界に向けて、圏域の
存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義がある。
また、このような
国際博覧会の開催は、景気全体のみならず、京都府における
産業振興や観光、
文化交流等を促進するとともに、
府内各地域の振興や住民の
生活向上にも寄与することが期待できる。
よって、京都府
精華町議会は、
大阪・関西における
国際博覧会の開催を支持するとともに、
誘致実現に向けた
国内機運の醸成など、必要な取り組みを国、
地元大阪府、市、
経済界ともに積極的に推進していく。
以上、
決議する。
平成30年9月28日
京都府
精華町議会
○
議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
佐々木議員どうぞ。
○
佐々木 3点ほどお伺いをします。どなたでも結構ですので、お答えください。
1点は、いろいろ、
決議(案)にはさまざまと書かれていますが、本町としての
メリットは一体どこにあるんでしょうか。具体的に、大きな
経済効果と書かれていますけども、どの程度の
経済効果を本町にもたらすのか、また、課題となっている
観光事業ですね、入り込み客数にどの程度の、この
万博が寄与するのかについて、試算をお伺いしたいと思います。
2点目は、
コストの問題であります。本町じゃない、日本は、2011年の
東日本大震災が発生をし、現在、まだ自分の家に帰れない方がいらっしゃるという状態であります。
福島原発の廃炉も、まだまだ道のりが遠いという状況であります。その後、
東京オリンピックが
誘致決定をした段階で、いわゆる
公共事業関係も含めて、民間も含めて、
コストが高くなって、要するに需要が大きくなったがゆえに、
コストが高くなっているというのが現状であります。その後、
ご存じのように、
東日本の後、熊本や西日本の豪雨、
大阪北部地震、そして
北海道地震など、本来、国民の生活をきちっと保障すべき事業が、後回し、もしくはやろうと思った場合に
コスト増になるんじゃないかという懸念がされているわけです。この点をどうお考えなのかについてが、2点目です。
3点目は、これは
国際博覧会条約によって開催される
イベントですけども、
国際博覧会条約では、この
イベントの目的、趣旨をどのように規定をされているのか、及び、ここに書かれている
大阪府は、この
万博の
基本構想の中で何を意図しておられるのか、以上3点お願いします。
○
議長 森元議員どうぞ。
○森元 まず、1点目の本町に
メリットはということで、質問だったかなと思います。本町におきましては、
ご存じのとおり、
学研企業様、いろいろ
大阪のほうからも来ております。そんな中で、特に
大阪あたりの企業さんが
精華町に来ておられて、いろいろつくれないものはないよぐらいの
技術力でやっております。したがいまして、もし
万博が
誘致されて、いろいろの作業いうんか、
工事等々入りましたら、恐らくそういうとこに企業さんは進出されるのではないかと思っております。
2点目の、
災害が多い今現在で、どのようにそういう
万博を持っていくのかと。先に、
優先順位からいったら
災害復興がという意見だったと思いますけども、これにつきましても、
災害だからといって、国から以下の各団体さんがやっておるわけですけども、疲弊していってばかりではやはり経済が動かないと思います。そんな中で、こういう
博覧会を
誘致して、
皆さんの機運を高めるという形では、大いに結構かなと思います。
3点目。(「
博覧会条約」と呼ぶ者あり)条約の。3点目の条約についての……。
議長、もう一度、3点目だけ、質問をもう一度伺っていいですか。
○
議長 佐々木議員、3点目だけおっしゃってください。
○
佐々木 3点目の質問は、いわゆる提案されている
決議というのは
万博ですから、これは
国際博覧会条約というのに基づいてやられる
イベントなわけです。そうしたら、もともとこの
条約自身に、この
イベントをする目的や、あと、趣旨というのは、何と書かれているのかということ。
同時に、
誘致の中心は
大阪府ですけども、ここに書かれている
大阪府、市ですよね、
誘致の中心は。じゃあ、
大阪府は、
万博の
基本構想の中でどういっているのか。これが、要するに条約の
基本原則と、それから
具体的個々の、今回の事例の
目的等が書かれているわけですから、これに賛同するかどうかが、この案件に係るわけですよね。
だから、それを、そもそものそもそも論と、
大阪府、市が言っていることが本町の利益に合うかどうかっていうのが問われるわけですから、それをお伺いしているわけです。
○
議長 森元議員どうぞ。
○森元 もう、全体に言いますけども、
大阪府、市さんの資料を見ていただくか、そっちのほうでお願いしたいと思います。
したがいまして、私としましては、やはり
誘致することによって大きな
経済効果があるというのを、本内容にしております。以上です。
○
議長 佐々木議員。
○
佐々木 1点目の本町については、明確な説明がありませんでした。
経済効果は確かにあるんですよ。ただ、問題は2点目で申し上げたように、今いろんな
災害、各地で起こっています。それもすごい規模で起こっているわけですね。実際問題、けさの
京都新聞の記事ですけども、
屋根瓦修繕が手が回らない。
大阪北部地震、あれ6月か、6月の
北部地震でさえ目いっぱいなのに、その後9月の、今月の
京都付近のいろんな
災害が起こって、もう年越せなかったら無理だっていうような、この実態なんですよ。
幾らお金があったって、それを実際に実行する、いわゆる部隊いいますか、要するに業者さんですね、や機材、これが今どうなっているかというと、復興のところに行かずに、いわゆる
オリンピックの東京、そしてこれ、2025年の
万博が決まったら
大阪に投入されてしまって、要するに
働き手不足っていうのが起こっているわけです、現在既に。それに拍車をかけることになるし、また、税金だって、そちらに投入、両方に投入しなきゃならなくなりますから、復興がおくれるという事態にもなりかねないわけです。本町もその
被害者の一人でもありますよね。この間、
落札率だって上がっています。結局、
万博をやることによって
経済効果はあるんだけども、そのあおりを
周辺自治体が受けるっていうことになるんですよ。それを踏まえた上で、今回の提案がされているのかっていうのをお聞きをしているわけです。
3点目に関して申し上げれば、
国際博覧会条約というのは、公衆の教育を主たる目的とすると書かれているんですね。同時に、人類の活動の達成された進歩、将来の展望を示すというものも趣旨になっています。
ところが、
大阪府の
基本構想の中では、
万博会場に
カジノを含む
IRを
誘致するというふうに、明確に、
万博のみが目的でなしに、いわゆるこの前かな、法令が成立してしまいましたが、いわゆる
IR法に基づく
統合型リゾート、いわゆる
カジノを含むことを
誘致しようとするのが、この
夢洲での
イベントになるわけです。
そういった意味で、これに賛成するということは、いわゆる
カジノの刑法で禁じられているいわゆる賭博、
カジノを推進することに加担することにもなりかねないということについて、どれだけの
危機感というか、危惧を持っておられるかがわからないわけです。
特に、本町だけじゃなしに、今、日本は
先ほど申し上げたように、さまざまな、お金はあるけども人や物がないという、
建設関係の、いう状態にあります。そういった状態で、本来優先すべきことは、やっぱり国民の復興、生活の保障というのが優先すべきことであって、2025年に仮にやるとしたって、わざわざ2025年をめどにやる必要はないと思っていますが、その点はどうでしょう。
○
議長 森元議員どうぞ。
○森元 今の
災害の関係、
先ほどの2点目のやつだと思いますけども、
先ほども言いましたけども、
誘致して、
誘致がかなった場合、これは
国家プロジェクトの一つとして進められると思います。したがいまして、その
災害の部分についても、両方を兼ねていると進められていかれると思っております。
ほんで3点目というか、
IRの件につきましても、
IRの件につきましては、ここには一言もうたっておりません。
精華町としては、それは
大阪市、府では、うたわれておるか知りませんけども、私たちはやっぱり
誘致していただいて、
先ほども言いましたけども、大きな
経済効果もたらすというのを大いにその部分を賛成するものであります。以上でございますけども。
○
議長 佐々木議員。
○
佐々木 もう深くは申し上げませんが、いわゆる、一つはさっき申し上げたように、
東日本を初めとする
災害復旧に、主に注力すべき時期だというふうに思っていますが、
先ほどおっしゃられた中で、
国家プロジェクトしてやられるとしても、現在、日本の政府の財源というのは、約100兆円近くの
国家予算を組んでいますけども、そのうちの半分程度しか税収はないわけですよ。この間、毎年40兆ぐらいの国債発行して、要するに借金でやってきているわけですね。そんなきゅうきゅうな状況の中で、なおかつ
災害復興と新たな
万博イベントを同時にやるというのは、これはもうばかげているとしか言いようがないと私思いますが、どこからお金持ってくるんかという話になるわけですね、その財源を。
だから、その点をしっかりとお伺い願いたいと思いますし、
先ほど、
大阪府とは、
IRは確かに書かれていませんが、この
決議文の最後の行に、
地元大阪府、市とともにって書いてあるんですよ。その
大阪府、市は、
先ほど紹介させてもらったように、
万博の
基本構想の中では、
カジノを含む
IRということを明確に目的としています、
大阪府は。ということは、この
決議(案)というのは、
大阪府の
基本構想を積極的に推進するという意味を持ってしまうわけですよね。こう書かれている以上は。だとしたら、
カジノを含む
IRに対して、本町は容認するという話になってしまうし、ほんまにそれでいいのかという点をお伺いをしているわけです。
○
議長 森元議員どうぞ。
○森元
先ほど来からも言っていますように、
災害については、
災害も多いことでございますけども、
誘致がかなえた場合はやはり国がやる、イコール、またそういう
イベントをやはりして、やはり疲弊した部分とかを、にぎわいという言い方はおかしいですけども、そういう
経済効果をもたらして、なっていくんじゃないかなと。特に
誘致した場合、繰り返す話ですけども、
国レベルでの動きになろうかと思います。
ほんでもう一つは、
IRの件でございますけど、
大阪府はやっていますけども、そういうことを書いているということなんですけども、
精華町の
決議(案)にはそういうことはうたっておりません。ほんで、
大阪府、市っていう中で、ここに入っているん違うかいうことですけども、私たちが考えているのは、それは入っていないという理解でこれを書いているわけでございます。以上です。
○
議長 ほかに。
なければ、これで質疑終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に
反対者の発言を許します。
松田議員どうぞ。
○松田
反対討論を行います。私どもは、
国際博覧会、一般的に
万博と言われておりますが、そのものを否定するという立場ではございませんが、今回の
大阪府、市が
誘致をしようとしている
夢洲万博には、三つの問題があると思っております。その立場から反対をいたします。
その一つは、
先ほど来議論になっておりますが、
万博と
カジノ、
IRをセットで
夢洲に
誘致しようとしていることは、この間の政府、
経済界の動向を見る限り、明らかであります。
先ほど、
精華町には、あるいはこの
決議文には関係がないというふうにおっしゃっておりますが、このことはもう本当に明らかな事実だというふうに思っております。
カジノは刑法で禁止されておりますように、人類の進歩や展望、あるいは
万博の
テーマとして掲げられております健康・長寿とは、まず相入れないものであります。
第2は、場所の問題であります。
大阪湾の
埋め立て途中の人工島、
夢洲に
誘致をしようとしていることであります。地震、台風、大雨などの
自然災害に、この
夢洲が耐え得るという確証がありません。
第3は、
先ほど来ありましたが、この間続いております
自然災害、とりわけことしになってから発生いたしました
大阪北部地震や台風21号等の被害で、
地元大阪府あるいは
関西圏域の最
優先課題は、何よりも
災害復興であるというふうに思います。そのためにこそ
経済的支援をすべきであり、
万博誘致のための
インフラ整備等は、
住民負担を増大させるものであります。
大阪での
万博開催が、
府内各地の振興や
住民生活の向上に寄与すると
決議文にはございますが、それは極めて一部企業のためであり、また、
一過性のものにすぎない、このように思います。
よって、本
決議には反対であります。以上。
○
議長 次に、
賛成者の発言を許します。
森田議員どうぞ。
○森田
先ほど、いろいろな意見もありましたが、私は、2025年
日本万国博覧会の
大阪・関西への
誘致に関する
決議に対し、賛成の立場で討論をいたします。
国際博覧会は、人類が抱える
地球的規模の課題に対し、世界からの英知を一堂に集め、
解決方策を提言する場であり、新しい時代に生きる知恵を広く発信することにより、世界と日本の
平和的発展に大きく寄与することが期待されています。2025年にいのち輝く
未来社会の
デザインを
テーマとする
国際博覧会の
大阪・関西が一体となっての開催は、古くから人々の英知により、新たな技術を生み出し、文化、産業の両面から国内外をリードしてきた
大阪・関西の地だからこそ、世界の人々の健康に係るさまざまな課題を克服し、人類の未来に向けて、よりよい生活を送ることができる新しいモデルを提案し、それを世界に発信しようという点において、大きな意義があると考えます。
よって、賛成といたします。
○
議長 ほかにございませんか。
山本議員。
○山本 反対の立場で討論いたします。
世界ルールの中の
国際万博をここで開催しようということ自体に反対するという考えは持っておりませんが、今回、
大阪府が
万博誘致をしようという事柄、それとそれに関する
問題点について、いろいろ課題があるということで、反対させていただきます。
1点目は、
先ほどからの論議もありますように、
大阪府が
万博の
基本構想の中で、
万博会場の
隣接地に
カジノを含む
IRを
誘致するとして、
松井知事は、成長の
起爆剤として
万博と
カジノ型リゾート施設IRの
相乗効果を狙うとし、また、
大阪市のホームページでは、
夢洲に
カジノ型リゾートIR施設と
大阪万博の両方を
誘致し、それらを連動、
運命共同体とするとしております。ここにこそ、本来の狙い、
万博誘致の狙いがあります。
大阪万博は、
カジノ誘致のための
大阪府、市の
インフラ整備を含めての
万博と、このことから言えます。
2点目、
夢洲の
埋め立ては、1991年に事業が始まり、いまだに人も来ない、企業も立地していない課題、
問題点を多く抱えている場所であります。
3点目は、環境問題の観点から、
夢洲は
廃棄物や
しゅんせつ土壌で
埋め立てられた人工島ですが、今まで、
大阪府や市が、調査やそれに関する
対策費など、経費は全く含まれていないということで、今まで
大阪府や市が調査やそれに関するものに関心を持っていないということで、
大阪万博に掲げる健康・長寿と、
サブテーマに掲げる
地球環境の保全と共生とも、相反するものと言えます。
四つ目、
会場経費、
関連事業費などは、
大阪府の当初案で総額2,000億円程度が
大阪万博の名のもとに投資されようとしています。
投資額は国、
大阪府、
大阪市と
地元経済が負担する計画ですが、
地元経済の現段階での
参加率は、非常に悪いと報道されております。
また、国は、出資するのは当然国民の税金でありますし、
大阪府民の税金、市民の税金であります。
地元大阪府や
大阪市民にも、
カジノと一体となった
万博には大きな反対の声があります。また、
カジノ、
IRは、全国的にいろいろな調査によりますと、60%以上が反対されております。
先ほど、論議にもありましたが、
精華町も、必然的に国税という形で経費を負担しているわけです。その見返りの
経済効果は、
精華町民に対する観光や
経済効果は不明であります。
以上によって、本
精華町議会が提案する2025年
国際博覧会の
誘致に関する
決議に反対いたします。以上。
○
議長 ほかにございませんか。
なければ、これで討論終わります。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○
議長 ありがとうございます。起立多数です。よって、日程第1、発議第7号 2025年
国際博覧会の
誘致に関する
決議(案)についての件は、原案のとおり可決されました。
○
議長 日程第2、発議第8号
人権侵害問題に対し実効ある
対策を求める
意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
森元議員どうぞ。
○森元 発議第8号
平成30年9月28日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者 精華町議会議員 森 元 茂
賛成者 精華町議会議員 内 海
富久子
同 松 田 孝 枝
同 山 本 清 悟
同 安 宅 吉 昭
人権侵害問題に対し実効ある
対策を求める
意見書(案)について
上記の議案を、別紙のとおり
精華町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
提案理由。この間、憲法に定められた
基本的人権を侵害する事象が頻繁に発生している。しかし、これらの事象に対して、実効ある措置をとられていない現状であり、看過できない。
全ての国民が等しく公正で
基本的人権が保障されるための実効ある措置を講ずることを求める必要があるため、提案する。
人権侵害問題に対する実効ある
対策を求める
意見書(案)
我が国においては、
基本的人権の尊重を
基本理念の一つとする
日本国憲法の下で、人権に関する諸制度の整備や施策の推進が図られてきた。
しかしながら、今日においても
社会的身分や人種、民俗、信条、性別、
障害等による不当な差別、
高齢者等に対する虐待、子供のいじめ、体罰などの
人権侵害が頻繁に繰り返されている。また、インターネットを使用したプライバシーの侵害や
差別情報の拡散など、新たな
人権侵害も増加している。
全ての国民が等しく、公正で
基本的人権が保障されるべきであるが、実効ある措置がとられていない現状がある。
よって、国においては、人権問題の解決に向けて、積極的な
人権教育及び
人権啓発を推進するとともに、
独立性、
迅速性、
専門性を備えた
実効性のある
人権救済制度を確立するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成30年9月28日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣
○
議長 ただいま
森元議員のほうから説明ありましたけれども、何か質疑ございますか。
なければ、これで質疑終わります。
討論省略して、お諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認めます。お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第2、発議第8号
人権侵害問題に対し実効ある
対策を求める
意見書(案)についての件は、原案のとおり可決されました。
○
議長 日程第3、発議第9号
プラスチックごみによる
海洋汚染対策強化を求める
意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
柚木議員どうぞ。
○柚木 提案します。
発議第9号
平成30年9月28日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者 精華町議会議員 柚 木 弘 子
賛成者 精華町議会議員 佐々木 雅 彦
同 山 本 清 悟
同 安 宅 吉 昭
同 松 田 孝 枝
プラスチックごみによる
海洋汚染対策強化を求める
意見書(案)について
上記の議案を、別紙のとおり
精華町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
提案理由。
プラスチックごみによる
海洋汚染が深刻で、
汚染対策が国際的な課題になっています。
改正海洋漂着物処理推進法が成立しましたが、国のさらなる
対策強化、プラごみ問題の解決への大方針が示される必要があるため提案します。
裏面です。
プラスチックごみによる
海洋汚染対策強化を求める
意見書(案)
プラスチックごみによる
海洋汚染が深刻で、
汚染対策が国際的な課題になっています。
レジ袋やカップなどの
プラスチックごみが波や紫外線にさらされて、
微粒子状の
マイクロプラスチックになり、
有害化学物質を吸収し、魚や貝にとりこまれて、
生態系に悪影響を及ぼす懸念が世界で高まっています。
また、海に出ないものは自然には分解されず、焼却されれば二酸化炭素を出し、
温暖化につながります。
日本は1人当たりの
プラスチックごみの
廃棄量では、アメリカに次ぐ
使い捨て大国であります。国会では、
改正海洋漂着物処理推進法が、6月、全会一致で可決成立しました。政府が積極的に取り組むとともに、企業や業界に責任を果たさせていくことが重要でありますが、この法律は罰則がない改正法であり、どう
実効性を持たせるか不透明です。他の先進国では強制力のある規制に乗り出している中、この法律は業界の取り組みを促すだけであり、不十分であります。
EUでは、5月、使い捨てプラスチック容器を禁止する新ルールを加盟国政府と欧州
会議に提案しています。また、6月に開かれた先進7カ国首脳
会議、G7でも、海洋ごみが取り上げられ、2030年までにプラスチックの再利用・リサイクル回収率100%の数値目標を含む、海洋プラスチック憲章が採択されましたが、日本とアメリカは見送りました。率先して
対策を強化すべきだと思います。
プラスチックごみを減らす課題とともに、不必要なプラスチック製品を生産しないことが必要で、その削減や循環システムを進めるには、行政、事業者、国民の幅広い理解とライフスタイルの変革も求められます。
よって、本議会は、政府において海洋
汚染対策を強化し、
プラスチックごみ問題解決
対策を強化されることを強く求めます。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成30年9月28日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、総務大臣、環境大臣
よろしくお願いします。
○
議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に
反対者の発言を許します。奥野議員どうぞ。
○奥野
反対討論を行います。
意見書の文言にある、日本が同憲章に署名を見送ったが、その後、国会の超党派の議員立法で、海洋漂着物処理推進法の改正を全会一致で成立しました。政府は、その改正法に基づき、来年6月に
大阪で開催されるG20首脳会合までに、具体策や数値目標を盛り込んだプラスチック資源循環戦略の策定に向けて、環境省の有識者
会議がスタートされました。年内に方針案を取りまとめ、来年度内に閣議決定するとしています。
マイクロプラスチックごみ
対策強化に向けて取り組んでいる段階と認識しております。
よって、現時点では、国の取り組みに期待するところであり、この
意見書には反対いたします。
○
議長 次に、
賛成者の発言を許します。
佐々木議員。
○
佐々木 先ほどの
反対討論は、
反対討論かどうか疑問であります。まず、この問題については、先日の予算決算
常任委員会の決算審査でも、行政側の担当部署としては、大事な問題であって、積極的に取り組むべきだという認識が示されています。そしてなおかつ、この問題というのは、海をめぐる問題でして、一国だけで成立するものではありません。国際的に協力しなければならない問題であります。よく言われていることは、
マイクロプラスチックは有害な化学物質を吸着しやすい性格を持っていると。それを海洋に出た、住む魚が食べ、要するに食物連鎖で、最終的に人間に回ってくるわけですよね。人間に回ってきた段階で、体内に入ります。体内に入って、プラスチック自身は体外に排出されることはあるかもしれませんが、
有害化学物質は体内に残るという事態になるわけです。いわゆる単純にごみ問題ということだけじゃなしに、いわゆる私たちも含む人類の生存、健康をいかに守るのか、
先ほどの
万博の
決議ありましたように、健康と長寿、この問題に直面する問題でもあるわけであります。
その意味では、
先ほど、
反対討論さんはちょっと、かなり賛成に近い討論だと思いますけども、ぜひともこういった、
先ほど申し上げた単なる汚染問題じゃなしに、人間の健康に係る問題ということも示し、これはヨーロッパ、EU諸国とも歩調を合わせて、日本政府はしっかりと
対策を打っていかなければならない、要するに実効ある、理念だけじゃなしに、実効ある
対策を打たねばならないというふうに考えています。
以上の理由で賛成討論といたします。ぜひとも賛同してください。
○
議長 ほかにございませんか、討論。
なければ、これで討論終わります。
お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(起立少数)
○
議長 ありがとうございます。起立少数です。よって、発議第9号
プラスチックごみによる
海洋汚染対策強化を求める
意見書(案)についての件は、否決されました。
○
議長 日程第4、議案第36号 平成30年度
精華町一般会計補正予算(第2号)について、日程第5、議案第48号 平成30年度
精華町一般会計補正予算(第3号)について、日程第6、議案第37号 平成30年度
精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第7、議案第39号 平成29年度
精華町一般
会計決算認定について、日程第8、議案第40号 平成29年度
精華町国民健康保険事業特別
会計決算認定について、日程第9、議案第41号 平成29年度
精華町後期高齢者医療特別
会計決算認定について、日程第10、議案第42号 平成29年度
精華町介護保険事業特別
会計決算認定について、日程第11、議案第43号 平成29年度
精華町公共下水道事業特別
会計決算認定について、日程第12、議案第44号 平成29年度
精華町国民健康保険病院事業特別
会計決算認定について、日程第13、議案第45号平成29年度
精華町水道事業特別
会計決算認定についての10件を議題とします。
本件につきましては、予算決算
常任委員会に審査を付託しました。
委員長の報告を求めます。塩井予算決算常任委員長どうぞ。
○塩井予算決算常任委員長 それでは、予算決算
常任委員会の審査報告をいたします。
平成30年9月28日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
予算決算
常任委員会
委員長 塩 井 幹 雄
予算決算
常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告いたします。
事件の番号、件名、審査の結果の順に報告いたします。
議案第36号 平成30年度
精華町一般会計補正予算(第2号)について。
本議案は、特定財源確保に伴う事業経費の追加計上及び既定事業経費の減額計上及び財源補正を行ったもので、合わせて補正額は1,089万5,000円の増額で、主な事業については、集会所管理事業130万、マイナンバー事務事業132万2,000円、地域支え合い体制づくり567万5,000円、地域福祉センター施設運営事業711万8,000円、道路橋りょう
災害復旧事業680万円などです。
審査の結果、原案可決されました。
議案第48号 平成30年度
精華町一般会計補正予算(第3号)について。
本議案は、事業経費の補正計上を行うもので、補正額は4,920万円の増額でございます。主なものは、都市改良施設等助成事業に450万、農業用施設
災害復旧事業に1,630万、農地
災害復旧事業に2,230万円、治山施設
災害復旧事業に610万円などでございます。
審査の結果、原案可決されました。
議案第37号 平成30年度
精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について。
本議案は、国民健康保険療養給付費などの負担金の前年度精算に伴う返還金について、補正計上したものでございます。補正額は3,705万1,000円で、補正後の総額は38億3,441万4,000円でございます。
審査の結果、原案可決されました。
続きまして、議案第39号 平成29年度
精華町一般
会計決算認定の件について。
本議案は、29年度一般会計で、5日間にわたり審議を行ってまいりました。なお、これについては、委員会の意見がございます。ページをめくっていただきたいと思います。委員会の意見1、ふれあい号については、マイクロバスがなくなり、1台で運用となるが、利用方法については、効率的な運用になるよう検討されたい。2、若い人が愛着、誇りを持ってもらえるよう、地元の定着する施策が必要である。企業
誘致や企業立地などで、幅広く雇用に結びつくよう考えられたい。3、防災訓練については、多くの住民が参加できるよう周知を徹底して、開催時期も検討されたい。4、避難所運営のかなめとなるHUG訓練は、多くの住民が参加できるよう、仕組みを検討されたい。5、中学校の図書館の現状把握に努めて、開館時間の拡大を早急に図られたい。6、桜が丘地区の住民サービスコーナーは、南部地域の重要な拠点なので、位置づけを明確にし、住民周知を図られたい。7、児童遊園の老朽化している遊具は、安全
対策の観点からも、撤去を含めて早急に検討されたい。8、健診については利用者の増加を図るため、住民周知の改善を図られたい、胃がん検診方法は府や医療機関と連携して、受診者増加に努められたい。9、第2期データヘルス計画において、せいか365運動と連携して、効率的に速やかに健康づくりに取り組むこと。10、空き家
対策は担当部署を一元化して取り組むこと。11、放課後児童クラブの利用料は、生活困窮者などには減免の配慮をされたい。12、
災害時においては防災機関などと連携を密にし、確実に連絡がとれるシステムの仕組みを構築されたい。13、ガーデンシティ南側の乗降については、安全性に問題があるので検討されたい。
戻っていただきまして、あっ、これについては、討論がありました。
まず、
反対討論はございませんでした。次、賛成討論が2件あります。
次のページです。賛成討論。1、本町の財政は厳しい状況でありますが、これまでの積極的な企業
誘致の取り組みなどが実を結び、町の自主財源の主軸となる町税収入は約56億5,000万円と、前年度と比べ0.5%の増加となり、過去最高を記録しました。
一方、歳出においては、木村町政4期目の命と希望を未来につなぐまちづくりの具現化として、各種住民サービスの水準を堅持されるとともに、より一層の選択と集中を図る中で、国や府などの財源確保に全力で取り組まれ、防災行政無線の整備や中学校のエアコン整備など、財源確保の見通しが得られたものから順次事業に着手されるなど、規律ある財政運営に努められていることは大いに評価できます。また、国の地方創生関連交付金を活用し、町内外へのシティプロモーションにも積極的に取り組まれています。
以上のように、規律ある財政運営と町の活性化を目指した積極的な取り組みを評価し、平成29年度一般
会計決算認定に賛成いたします。
2件目です。平成29年度予算時点では、1、政府による社会保障削減で、命の格差が生じる可能性がある、2、北陸新幹線に前のめりし過ぎの姿勢、3、弾薬庫への姿勢という3点で、反対しました。その後、さまざまな角度から動向を注視しつつ、今回の決算審査に臨みました。今も基本的立場は変わっていませんが、賛成の立場で討論します。
しかし、無条件の賛成ではありません。4点の意見を述べます。一つは、
住民負担増にとどまり、扶助費を削減しない姿勢や、介護保険事業で危惧されたサービスからの卒業もなく、推移していることは評価します。ただ、追加資料でも明らかになったように、国民健康保険被保険者の所得水準は低く、弱者が弱者を支える構造になっていることに対し、世代間の公平性など、原理原則論でなく、実態を見た政策を充実させ、制度により、住民の命を失われない町を求めます。
2、二つ目は、学研のまちづくりです。企業
誘致の成功で、税収増などを実現していることは評価します。一方、
学研企業の活動が、必ずしも地域内循環になっておらず、内発的経済発展の追求とともに、産業、経済の課題となっています。既存立地企業と地元産業の連携を探りつつ、新たな学研用地確保に際しては、この視点で計画的な展開を求めます。
また、交通、観光などは、民間力を活用する視点で、本町の発展に資する誘導策の向上を求めるものです。
三つ目は、平和に関することです。基地のある町として、同時に平和首長
会議の加盟自治体として、主体性があり、住民参加の施策展開を求めるものです。
四つ目は、住民との関係の点です。知らす、聞く、ともに考えるという本町の基本姿勢は、民主主義の基本姿勢と共通した大切なものです。だからこそ、日常不断に実践できるかどうかを問い返す必要があります。そのための大前提は、住民の立場に立った情報公開と説明責任です。今回は、水道審議会を指摘させていただきましたが、若干懸念を抱いています。
また、この間、条例改正議案の大半が法改正に伴うものであり、住民目線で従来の施策、制度を点検して、現行条例を改正する新たな条例制度をつくるという観点が弱くなっていることを指摘しております。以上の意見を付して賛成討論とします。
もとに戻っていただきまして、審査の結果、原案は認定されました。
議案第40号 平成29年度
精華町国民健康保険事業特別
会計決算認定についての件は、審査の結果、原案は認定されました。
議案第41号 平成29年度
精華町後期高齢者医療特別
会計決算認定についての件は、審査の結果、原案認定されました。
議案第42号 平成29年度
精華町介護保険事業特別
会計決算認定について、審査の結果、原案は認定されました。
議案第43号 平成29年度
精華町公共下水道事業特別
会計決算認定について、審査の結果、原案は認定されました。
議案第44号 平成29年度
精華町国民健康保険病院特別
会計決算認定について、審査の結果、原案は認定されました。
議案第45号 平成29年度
精華町水道事業特別
会計決算認定については、審査の結果、原案は認定されました。
以上、決算
常任委員会の報告といたします。
○
議長 ただいま予算決算委員長、塩井委員から報告がございました。
ここで、11時10分まで休憩をいたします。
(時に10時56分)
○
議長 それでは、再開いたします。
(時に11時10分)
○
議長 休憩前に予算決算常任委員長から報告がありましたので、これより各議案の委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
それでは、日程第4、議案第36号について質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第4、議案第36号平成30年度
精華町一般会計補正予算(第2号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第5、議案第48号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第5、議案第48号平成30年度
精華町一般会計補正予算(第3号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第6、議案第37号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第6、議案第37号平成30年度
精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第7、議案第39号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に
反対者の発言を許します。
次に、
賛成者の発言を許します。三原議員どうぞ。
○三原 賛成の立場で討論いたします。平成29年度一般会計認定について、
先ほど報告書での賛成討論でもありましたが、本町の財政は厳しい状況にありますが、これまでの積極的な企業
誘致の取り組みなどが実を結び、町の自主財源の主軸となる町税収入は約56億5,000万円と前年度比、比べて0.5%増加となりました。これは、木村町長の実行力で、財政施行後最高の増収になったと思っております。
一方、歳出においては、木村町政4期目の命と希望を未来につなぐまちづくりの具現化として、各種住民サービスの水準を堅持されるとともに、より一層の選択と集中を図る中で、国や府などに、木村町長がリーダーとなって積極的に行動され、財源確保に汗を流された結果、防災行政無線の整備や中学校のエアコン整備など、財源確保の見通しが得られたものから順次、事業に着手されるなど、規律ある財政運用に努められたことは大いに評価できます。
以上のように、規律ある財政運営と町の活性化を目指した積極的な取り組みを評価し、平成29年度一般
会計決算認定に賛成いたします。
○
議長 ほかにございませんか。
柚木議員どうぞ。
○柚木 賛成の討論をいたします。実は29年度予算には反対をしました。理由は、一つ、政府による社会保障費の削減で、命の格差が生じる可能性がある中、町の対応が不十分であること、二つ、北陸新幹線
誘致への前のめり過ぎる姿勢、三つ、祝園弾薬庫への姿勢の3点でした。
その後、さまざまに動向を注視しつつ、今回の決算審査に臨みました。今も基本的な立場は変わっていませんが、決算には賛成の立場で討論をします。
意見として、一つは、
住民負担増となる扶助費を削減しないその努力を評価します。また、介護保険の総合事業では、利用者の声を聞き、サービスを決定し、推移していることは評価をします。そして、国民健康保険については、追加資料でも明らかになったように、被保険者の所得水準は低く、弱者が弱者を支えるという構造になっていることに対して、世代間の公平など原則論で押し切るのではなく、住民の暮らしの実態を見た政策を充実させ、住民の命が尊重される保険制度を求めます。
二つは、学研のまちづくりです。
誘致企業の成功で、税収増などを実現していることは評価しております一方、
学研企業の活動が、地域内循環にはなっておらず、内発的発展の追求とともに、産業、経済の課題となっています。新たな学研用地確保に際しては、既存立地企業と地元産業との連携を図りつつ、この視点での計画的な展開を求めます。また、交通、観光などについては、民間力をかりる、活用する視点で、本町発展のための誘導策を求めるものです。
三つ目は、平和に関することです。基地のある町として、同時に平和首長
会議に加盟する自治体として、主体性を持ち、住民参加の施策の展開を求めるものです。
最後に、住民との関係の点です。知らせる、聞く、ともに考えるという本町の基本姿勢は、民主主義の基本姿勢として大切なものであり、日常不断に実践されなければなりません。そのための前提は、住民の立場に立った情報公開と説明責任です。今回は、水道審議会を指摘させていただきましたが、若干懸念を抱いています。
また、この間の条例改正議案の大半が、法改正に伴うものであり、住民目線で従来の施策、制度の点検をして、現行条例を改正する、また、新たな条例制度をつくるという観点が弱くなっていることを指摘しておきたいと思います。
以上、意見をつけて賛成討論といたします。
○
議長 ほかにございませんか。
なければ、これで討論終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第7、議案第39号平成29年度
精華町一般
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第8、議案第40号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第8、議案第40号平成29年度
精華町国民健康保険事業特別
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第9、議案第41号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第9、議案第41号平成29年度
精華町後期高齢者医療特別
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第10、議案第42号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に
反対者の発言を許します。
なければ、次に
賛成者の発言を許します。
柚木議員どうぞ。
○柚木 介護保険会計の総合事業について意見を述べて、決算認定に賛成の討論をします。
介護保険は保険ですので、高齢者は高い介護保険料を納めております。必要な公的サービスが緩和されたり、不十分であって仕方がないとはなりません。
町では、一人一人ヒアリングをされ、サービスを決定されています。しかし、しんどさを主張しにくい高齢者もいます。要介護1、2の人でも、専門職によるサービス提供が必要な利用者に対して、選択の意思を尊重し、公的支援を惜しまない努力をさらに求めます。
サービスに必要な総合事業費の確保と、国にしっかり要求されることを求めて、賛成をいたします。
○
議長 ほかにございませんか。
なければ、これで討論終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第10、議案第42号
平成29年度
精華町介護保険事業特別
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第11、議案第43号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第11、議案第43号
平成29年度
精華町公共下水道事業特別
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第12、議案第44号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第12、議案第44号
平成29年度
精華町国民健康保険病院事業特別
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第13、議案第45号について質疑ございませんか。
(なしの声)
○
議長 なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第13、議案第45号
平成29年度
精華町水道事業特別
会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
○
議長 日程第14、議案第46号
精華町印鑑条例一部改正についての件を議題とします。
本件につきましては、民生環境
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。松田民生環境常任委員長どうぞ。
○松田民生環境常任委員長 では、報告をいたします。
平成30年9月28日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
民生環境
常任委員会
委員長 松 田 孝 枝
民生環境
常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告をします。
記、事件の番号、議案第46号、件名、
精華町印鑑条例一部改正についてであります。
この改正につきましては、性同一性
障害等に配慮をいたしまして、印鑑証明書の記載の性別記載を廃止するというものであります。
審査の結果、原案可決であります。
この審査の中で、幾つかの質疑がございましたので、要約をしてご報告をいたします。
質問。一つ、総務省から2016年に通達が出されているが、この時期になったのはなぜか。答えとして、内部的調整のおくれ、そして、近隣市町村の動向を見ていたとの答弁でありました。
また、質問の二つ目、各課の発行文書で男女別記載があるのは何例あるのか、そして、その今後の取り扱いについての質疑がありました。答えとして、約300件あった。法令で求められているものもあり、今後判断をしていくとのことであります。
質問の3点目は、そのように法令で求められていても、不必要なものについては、上申をしていくのかとの問いがございました。答弁として、現段階では考えていないが、必要があれば意見を述べていく。
このような質疑が行われました。
以上、報告を終わります。
○
議長 ただいま民生環境常任委員長から報告がありました。これより委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第14、議案第46号
精華町印鑑条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○
議長 日程第15、議案第47号
精華町都市公園等の設置の基準に関する条例一部開催について、日程第16、議案第49号 土地改良事業(農地、農業用施設の
災害復旧)の実施についての2件を議題とします。
本件につきましては、建設産業
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。森元建設産業常任委員長どうぞ。
○森元建設産業常任委員長 平成30年9月28日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
建設産業
常任委員会
委員長 森 元 茂
建設産業
常任委員会審査報告
本
常任委員会に付託されました事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、
会議規則第80条の規定により報告いたします。
初めに、事件の番号、議案第47号、件名、
精華町都市公園等の設置の基準に関する条例一部改正について、審査の結果、原案可決です。
本件については、都市緑地法等の一部の改正する法律が公布され、都市公園法施行令が一部改正されたことに伴い、
精華町都市公園条例に掲げている公園が対象で、今回、国が示す参酌基準100分の50に改正するものである。
ただし、そのうちの三つの都市公園、打越台グラウンド、ほうその運動公園、木津川河川敷多目的広場の公園と敷地面積の割合は、町で定める基準の100分の70とする。
審査では、都市公園として町内に分布しているが、主たる主管課の明記の必要性などの質疑あり、管理上は行政内部であり、最も効果的管理ができるよう、事務分掌で分けているとの答弁があり、審査の結果、全員賛成で委員会として原案可決すべきものと決定しました。
次に、議案第49号、件名、土地改良事業(農地、農業用施設の
災害復旧)の実施について、審査の結果、原案可決です。
本件については、平成30年7月5日から7日の平成30年7月豪雨
災害によって被災した農地、農業用施設の
災害復旧をするというものです。
特に質疑なく、賛成全員で委員会として原案を可決すべきものと決定しました。
以上、建設産業
常任委員会の付託議案についての審査結果の報告をさせていただきました。
○
議長 ただいま建設産業常任委員長から報告がありました。これより、各議案に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
それでは、日程第15 議案第47号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第15、議案第47号
精華町都市公園等の設置の基準に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第16、議案第49号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○
議長 ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第16、議案第49号
土地改良事業(農地、農業用施設の
災害復旧)の実施についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○
議長 日程第17、諸般の報告に入ります。報告は2件でございます。
1件目は、要望陳情書の件で、9
月会議の締め切り後に、2件の提出がございました。
要望書につきましては、
会議規則第98条及び第95条の規定に基づき、お手元に配付の陳情・要望文書表のとおり、所管の
常任委員会へ付託しますので、よろしくお願いをいたします。
なお、残る陳情書につきましては、お手元に配付をいたしました。
2点目は、会派等研修報告で、1件、報告書が提出されましたので、お手元に配付をいたしました。
以上で諸般の報告を終わります。
○
議長 日程第18、行政報告に入ります。
行政から報告の申し出がありますので、これを受けたいと思います。町長どうぞ。
○町長 議員の皆様方には大変お疲れのところ、貴重なお時間を拝借をし、まことに申しわけございません。
本定例会9
月会議におきまして、提案をさせていただきました15件の議案につきまして、慎重なるご審議をいただき、全ての議案につきまして、全会一致で同意、可決、認定を賜りました。本当にありがとうございました。
さて、議員の皆様にもご指摘をいただきましたが、今年度から、関係者が一堂に会して、敬老会を開催し、盛会のうちに終えることができました。本町のまちづくりの重要な柱として、健康長寿のまち、高齢の方々が生きがいを持ち、健康で安心して暮らすことができる地域づくりを進めてまいりました。
うれしいことに、ことし100歳を迎えられた方が10名おられ、本町では今までで最も多い年となりました。今週、100歳を迎えられた方々と最高齢の方に私自身が直接お会いし、お祝いの気持ちを伝えさせていただきました。
昨日お会いした方は、毎日日記をつけられており、その貴重な記録を読ませていただきました。感謝とありがとうが各所に記されており、私自身の反省と、大正、昭和、平成と生き抜いてこられた方々の思いを、後世にしっかりと受け継いでいきたいと思ったところでございます。
行政からの報告でございますが、この後、副町長から2点、ご報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。終わります。
○
議長 副町長どうぞ。
○副町長 この機会をいただきまして、行政から報告を申し上げます。
まず、1点目は、資料番号1の新クリーンセンター、環境の森センター・きづがわの供用開始と、組合名称の変更でございます。
5月中旬より試運転、試し運転を実施をしておりました新クリーンセンターが、去る9月13日付で供用開始をいたしました。また、この供用開始に伴いまして、施設を管理運営をする一部事務組合では、これまでの相楽郡西部塵埃処理組合から、木津川市
精華町環境施設組合へ名称が変更となっております。
なお、組合では、施設などの情報発信や見学者の受け入れに向けた、新たにホームページも開設をされております。
次に、2点目は、資料番号2の直通バス本格運行の開始についてでございます。平成28年10月1日から実証運行をされておりました、けいはんな学研都市と京都駅間を結ぶ直通バスが、来る10月1日より本格運行を開始されることになりました。なお、運行ダイヤや料金につきましては、これまでと変更はございません。
最後に、この9
月会議の初日に行政報告を申し上げました京都スマートシティーエキスポ2018につきまして、詳細な資料などが届きましたので、お手元に配付してございます。来る10月の4日、5日の両日、けいはんなオープン
イノベーションセンター、KICKにおきまして、各種セミナーや講演会、企業や団体の展示など、さまざまな催しが行われるほか、けいはんなプラザにおきまして、けいはんなビジネスメッセが同時開催されますので、議員の皆様にも、ぜひご来場いただければ幸いでございます。
以上、貴重な時間を拝借いたしましてありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長 これで行政報告を終わります。
ここで、9月30日をもって退任されます太田教育長より、退任の挨拶の申し出がありますので、これを受けたいと思います。太田教育長どうぞ。
○教育長
議長のお許しをいただきまして、貴重なお時間を拝借し、一言ご挨拶を申し上げます。
私は、9月30日をもって、
精華町教育委員会教育長を退任させていただくことになりました。12年間にわたって、教育長という重責を務めさせていただきましたが、その間、議員の皆様方にはさまざまな面でご指導、ご支援を賜り、大変お世話になりました。ここに厚くお礼を申し上げます。
平成18年の8月末から、この任についたわけでありますが、当時は
精華町の人口増加率が全国1となり、学研都市建設を象徴する祝園駅のペデストリアンデッキは開通して間もないというときでありました。
あれから、12年の月日が流れましたが、その間、我が国は情報化の著しい進化が進むとともに、少子高齢化社会から人口減少社会に突入をし、社会構造は大きく変化を遂げてまいりました。
また、日本列島を揺るがす3.11の
東日本大震災以降、熊本、北海道など、大地震が続き、たび重なる風水害に見舞われ、私たちの暮らしのありようも意識も大きく変わってきました。
このような中で、
精華町においては町長を先頭に、町議会の
皆さんを初め、住民の
皆さん方とたゆまない努力により、学研都市
精華町として大きく発展してきました。このような時期に教育長という重責を担わせていただいたことを、まことに光栄に存じているところであります。
教育の世界におきましても、戦後長らく続いてきた教育委員会制度の大改革や、全国的に深刻な社会問題となったいじめ、不登校問題、中長期的な教育目標を定める学習指導要領の2回にわたる改定、急速に変貌する社会での生涯学習活動の再構築など、さまざまな課題に直面してきましたが、学校現場や社会教育の関係者の
皆さんと、一体となった取り組みを進めることにより、何とかここまで乗り切ってくることができました。
また、教育環境に整備につきましても、川西小学校や
精華中学校の全面改築により、立派な校舎が完成をするとともに、空調設備の設置の実現にこぎつけることができました。これもひとえに、財政状況が厳しい中、格段にご理解、ご支援をいただきました議会を初め、関係者の皆様方のお力のたまものと存じ、ここに厚く感謝を申し上げる次第でございます。私はこれをもちまして、教育行政マンとしての生活を閉じますが、ここ
精華町で得られました貴重な体験、皆様方からいただいた温かいご厚情を心の財産といたしまして、これからの人生を一日一日大切に過ごしてまいりたいと思っております。
結びに、
精華町議会のますますのご発展と、杉浦
議長を初め、議員の皆様方のご健勝、ご活躍を祈念申し上げますとともに、「子どもが輝き 生涯いきいき 人をはぐくむ 学研都市
精華町」の限りない発展を心から願い、お別れの挨拶とさせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手)
○
議長 太田様におかれましては、
精華町の教育長として、12年間という長きにわたり重責を担っていただきました。その間、多くの諸課題に取り組まれ、それらを克服することにより、今の
精華町教育行政があると感じております。太田教育長のご功績に改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。(拍手)
退任後は、御身ご自愛をいただき、ご家族の方々とともに、これからの人生を謳歌していただきたいと思います。本当にありがとうございました。
○
議長 それでは、以上をもちまして、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
ここで
皆さんにお諮りをいたします。あす、9月29日から12月4日までの間を休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○
議長 異議なしと認めます。よって、あす9月29日から12月4日までの67日間を休会とすることに決定をいたしました。
以上、9
月会議は9月5日から28日までの24日間の
会議期間の中、本日をもって全議案を議了し、休会の運びとなりました。何かと忙しい
会議ではありましたが、慎重なるご審議を賜りましたことをここに厚く御礼を申し上げます。
さて、間もなく10月に入り、秋本番を迎えます。日の入りが早くなるとともに、日ごとに寒さが増してまいります。議員の皆様には、御身ご自愛の上、議員活動にご精励いただき、また、議員各位の資質向上のため研さんされますようお願いをいたします。
また、行政におかれましては、今
会議期間中、特に決算審査を通じて開陳されました各議員の意見、要望事項などを町政執行に反映していただきますよう要望しておきます。
それでは、これをもちまして散会といたします。
大変ご苦労さまでございました。
(時に11時47分)
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この
会議録の記載は適正であると認めここに署名する。
平成30年 月 日
精華町議会議長
署名議員
署名議員...