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平成29年度12月会議(第2日12月 6日)

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  1. 精華町議会 2017-12-06
    平成29年度12月会議(第2日12月 6日)


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    平成29年度12月会議(第2日12月 6日)  平成29年度12月会議(第2日12月6日) ○議長  皆さんおはようございます。             (おはようございます。) ○議長  ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程表により議事を進めてまいります。 ○議長  これより日程に入ります。  日程第1、一般質問を行います。  質問は一問一答方式で行いますが、1回目は一括質問、一括答弁方式で行い、2回目以降からは一問一答方式で行います。質問回数は制限をいたしませんが、質問時間は従来どおり、答弁を含め1時間までといたします。  なお、町長、教育長におかれましては、議員の質問に対し反問される場合は、議長の許可を得て反問されるようお願いをいたします。  これより通告書順に発言を許します。18番佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  おはようございます。             (おはようございます。) ○佐々木  久々のトップバッターですので、よろしくお願いをします。  今回は、大きく三つです。シリーズでつながってますけども、どのような解決策が出てくるのか楽しみですので、よろしくお願いいたします。  まず1点目は、祝園駅周辺の交通問題です。この問題は、過日の建設産業常任委員会での説明でも、配られた資料はいわゆる北側ロータリーの場所としか示されておらず、それ以上のことがはっきりしていません。また、前回までに一般質問等で指摘させていただいて、提案したことについて実施すると回答されたことの実施時期なども含めて、認識と方針を伺います。  ①としては、一般車の乗降場所の新設時期はいつになるんでしょうか。また、ここに入れるためには、信号機設置が必要だというふうな判断もありますが、それは同時に実施が可能なんでしょうか。また、現在の予定地は、いわゆる駐輪場スペースになっています。この駐輪場スペースの代替地の確保というのはどうなるのか。工事中の対策も含めて、伺いたいと思います。  ②は、これも1年以上前から指摘されてたスクールバス企業送迎車の問題ですね。これは1から4案全てについて、この車をどうするかと。別途対策が必要ということは当初から指摘をされていました。にもかかわらず、現段階で東口に移すということをおっしゃっているにもかかわらず、それが実行されてないわけです。一番、⑤も含めて心配をしてるのは、人間のやることですからね。用意ドンで幾つかのルール変更っていうの、これ混乱が生じるわけです。  ですから、できることから順次、実行に移していって、送迎の関係者がなれてくると、習熟することがやっぱり必要だと思っています。ということで、これについては、ここに書かれてるように、東側の住民への説明等は要ると思いますけども、その点について、いつから移すのかについてははっきりすべきだと思いますが、どうでしょうか。  同時に、私、先ほど申し上げたように、東口利用者等の住民への意見聴取、また、説明等が必要だと思いますけども、これは実施するんでしょうか。  ③は、西側広場の進入規制については、前回までのやりとりの中でも、特に法的にいわゆる規制側、要するに公安委員会側の権限があって終日規制をするということではないようです。どちらかというと、公安委員会側の規制しやすい、都合によって24時間規制ということが求められてるというふうなニュアンスに聞こえてきます。しかしながら、あれだけお金も、または、時間もかけてつくった西口広場ですね。公共交通のみに利用させるということになると、極めて問題が大きいと言わざるを得ません。その点について、法的な根拠ないということですので、本町のまちづくりの意向をやっぱり優先させるべきだと思います。規制方法については、これはまた公安委員会等と協議をして、うまい方法を考えるということのほうが得策だと思いますけども、この点について再度ただしておきたいと思います。
     4番目については、祝園駅周辺の交通混雑が主因であるという今回の措置でありますが、そうであるならば、この間提案をさせていただいてる駅前広場以外の路上駐車、要するにガーデンシティの南側とかですね。また、場合によっては南北の府道ですよね。こういったところを一定、停車も含めて規制をかけなければ、混乱が起こる可能性があるわけです。要するに、新設しようとしてる北側のロータリーに入らずに、路上で乗降をするという可能性は十分にあります。こういうことが起これば、ますます駅前周辺は混雑、または混乱が生じるわけですから、その点、放置するということでいいのかどうかについてお伺いしたいと思います。  ⑤は、連絡通路の東側通行の問題ですけども、これも②の主張と同じように、今からでもできないことはないわけです。別に北側ロータリーをつくんなくても、今でもこれやったほうがいいと思います。現状の広場の使い方でもやったほうがいいと思いますので、これはいつになったら実施をするのか、お示しください。  ⑥は、今回の影響を直接に受けるのは、やはりさっき申し上げたように、府道とか、または、ガーデンシティ周辺で囲まれてる西一丁目、及びその周辺の住民の方が直接的な影響を受けるわけです。この間、説明はするという話はありましたが、説明はされたんでしょうか。また、それに対する意見が出たのであれば、対策を伺いたいと思います。  ⑦としては、これも以前から提案をして、やるという予定はあるけども、いつかわからないという話ですが、JRの踏切の無駄な遮断時間の問題です。この遮断時間が長いことによって、いわゆる駅周辺の滞留が現在も発生をしています。この問題が解決に向かえば向かうほどスムーズな交通流動が発生するわけですから、少なくとも学研都市線全線がきちんとなれば、混雑が発生し得る駅周辺を優先的にこれは対策を講じるべきだと思いますけども、JRとの協議経過も含めて、現在どうなってるか、お伺いしたいと思います。  ⑧としては、住民説明会の問題です。何遍もお聞きをして申しわけありませんが、6月、9月の議会でも重ねて拒否をされました。私は別に賛否を問えとは一言も言っていないわけです。少なくとも説明をして、住民がどう協力ができるのか。逆に、住民からどんな提案が、いい知恵が出てくるのかということも含めて、実際にこの駅前を利用するのは行政職員ではなしに、住民の方ですよね。または、企業の方になるわけです。であるならば、実際に利用する方の協力を得られなければ、成功するものも成功しません。という意味で、これは本当に説明をしないと、当事者を横に置いて決定をするということをするのが、単に今回は説明をするかどうかという問題じゃなしに、いわゆるこれが精華町行政の姿勢かどうかということについてお伺いをしたいと思います。  大きな2点目は、安心・安全のまちとサイン計画の問題であります。このことは何度か提案をしてきましたが、次の点を伺いたいと思います。  一つは、JRの祝園駅の駅員不在時間というのが1日のうちの約7時間程度発生をしています。ホームには駅員いませんので、ホームからの転落とか、または、交流人口をふやすということから言えば、地理不案内の人はやっぱりいるわけですよね。こういう方々は、駅でおりたら、一番最初に聞くのはやっぱり駅員だと思います。何ていうかな、観光案内所等もありませんからね、駅には。であるならば、そこの駅員が不在が7時間も発生してることに対して、どうなのかということを伺いたいと思います。  また、大問題で言えば、祝園駅に留置線が3線設置をされてから長い時間が経過をしてますが、現在、ここから発車する、または到着する列車は回送がほとんどですね。営業運転はされていません。乗務員は宿泊をしてるわけですから、当然これは営業運転可能であります。全部とは言いませんが、この見通しについて伺いたいと思います。  ②としては、町内の交番の表示についてであります。何とかぼやっというライトがあったり、赤色灯があったりはしますが、近づかないとわからない。ましてや、車で走ってる人から見れば、一瞬で通過しますので、わからないという状況にあります。  また、祝園交番に関して申し上げますと、ミニパトを置くスペースはあるんですが、要するに交通量の多い府道から安全に入って、安全に出るという状態ではないわけですよね。こういった意味で、この点についての対応をお伺いしたいと思います。  ③としては、交番とも関連しますが、消防署前も含めて、緊急車両が出入りする可能性がある場所の道路上に、いわゆる停止禁止部分、具体的に言えば、この精華町の庁舎の2階部分の駐車場のところにある斜線マークですね、斜線で囲ってある。ここには停車をしてはならないというルールですけども、これが設置をされていません。一分一秒でも早く緊急車両の出動が必要なわけでして、そのおくれにつながりかねません。また、消防署そのものの表示も、要するに庁舎がかなり奥まってますから、表示も少なく、昼間でなければ、要するに暗くなればわからないという状態があるわけです。こういうことが現在までそのままになってる理由と対策を伺いたいと思います。  ④は、通学路問題であります。この間の対策、さまざまな事故、事件ありました。それをもとに、緊急対策はこの間とられてるわけでありますが、現在、通学路総延長のうち、歩道設置や車道との間の柵設置の進捗状況がどの程度進んでるのか、伺いたいと思います。  ⑤としては、やさしいまちづくり整備指針の関係ですが、舗道幅、傾斜角を満たしていない延長はどのくらい残っているか。データ、こちらから指定はしませんが、そちらでお持ちの、例えば5年前とか10年前とか8年前とか、それと現在の比較があれば、示していただきたいと思います。  また、この間、どの程度改善をされたのか。また、いつごろ全面改修を目指すのかということについて伺いたいと思います。  ⑥は、祝園駅前広場での喫煙対策の問題です。この点も何度か指摘をしてきました。提案もしてきました。しかし、現在も残念ながら、駅前で喫煙をする。または、たばこを消すためのところで火をつけるという行為が後を絶ちません。この点についての到達点と課題を伺いたいと思います。  大きな3点目は、情報公開と説明責任の問題であります。この問題も、何度か取り上げてきました。取り上げたくないんでありますが、現在も続いてるので、やむを得ず、今回も質問させていただきます。  これまで示された基本姿勢については、大きな異論はありません。そうしてほしいと思うんです。しかし、実際にどうなってるかというものを見てると、なかなかそうはなっていないという状況が一部で見受けられます。告知がないとか、あったとしても、結果が載ってないとか、載ったとしても、開催日から相当たってから載るという状態があるわけです。もしこの理由が多忙だと、担当者が多忙でできないということであれば、これはもうほかの方法で解決せざるを得ません。外部発注も含めて、組織的な点検を必要とすると思いますので、この点の認識と方針を伺いたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長  はい、答弁願います。事業部長どうぞ。 ○宮本事業部長  改めまして、おはようございます。             (おはようございます。) ○宮本事業部長  それでは、佐々木雅彦議員ご質問の1番、祝園駅周辺の交通問題の①から③と⑤から⑧、2番の安心・安全のまち、サイン計画の①、⑤、⑥を町長にかわりまして事業部長がご答弁申し上げます。  まず、ご質問の1番の①一般車乗降場の新設時期でございますが、現在、工事実施に係るJR西日本との最終調整などを進めており、今後、祝園西一丁目自治会への説明を行い、今年度末までに工事の完成をしてまいりたいと考えております。  また、信号機につきましても、祝園駅前拡張工事にあわせて設置できるよう、現在、公安委員会と協議、調整を行ってる状況でございます。  次に、駐輪場についてでございますが、今回の駅前広場拡張工事により、駐輪場の面積は縮小することとなりますが、一般車乗降場に使用する以外の部分で駐輪場を残し、また、既設駐輪場の北側にある放置自転車の保管場所の変更により、現在、駐輪されている台数分を確保する計画でございます。  また、工事中におきましては、全ての駐輪場が使えなくなることがないよう、工事工程を調整しながら、できる限り利用者の利便性確保を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、②についてでございますが、現在、駅前広場を利用されているスクールバスや企業バスの祝園駅東側駅前広場への移動時期でございますが、拡張工事完了までは西側の駅前広場を利用していただき、工事の完了にあわせて東側駅前広場を利用していただきたいと考えております。  また、試行の必要性についてでございますが、祝園駅東側駅前広場の利用実態の調査を実施しましたところ、一般車の利用も比較的少なく、スクールバスや企業バスの駅前広場への乗り入れについて支障がないものと考えておりますが、現在、乗り入れをしている各学校や企業と再度調整を図ってまいりたいと考えております。  また、東側駅前広場へのスクールバスや企業バスの乗り入れにより、祝園砂子田線を通行いたしますことから、南自治会への説明を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、③についてでございますが、現在、駅前広場拡張による既設駅前広場一般車進入規制について、引き続き木津警察署と協議を行っているところでございますが、時間帯進入規制につきましては、平成29年度定例会9月会議での佐々木議員の一般質問においてご答弁させていただきましたとおり、駅前広場のように送迎車両が滞留する目的の場所においては時間帯規制は有効性がなく、法的な根拠はありませんが、規制については困難との見解であり、駅前広場を拡張して区分された一般車乗降場を確保することとしております。  続きまして、⑤でございますが、連絡通路と周辺歩行者通路の左側通行につきましても、平成29年度定例会9月会議での佐々木議員の一般質問におきましてご答弁させていただきましたとおりでございますが、歩行者動線の整備について、駅前広場拡張工事のときにあわせて実施するものと、それ以外で進められるものとを区分して実施することとしており、通路への階段については、現在、誘導看板などの準備中であり、早期に実施してまいりたいと考えております。  一方、連絡通路での左側通行につきましては、習慣化することが大切であると考えておりますが、連絡通路には視覚障害の方を安全に誘導するため、点字ブロックを片側に設置しているため、通行区分を明確に行うことにより安全な誘導が困難になることも考えられるため、そういった意見も伺いながら実施していきたいと考えております。  また、駅前広場の歩道部分につきましては、駅前広場拡張工事において区分する計画であり、バス乗り場での整列を誘導する路面標示の設置やベンチの移設を行うとともに、JR西日本所有地の芝生部分を撤去するなど、歩道の拡幅を行い、歩行者動線の確保を図っていきたいと考えております。  続きまして、ご質問の⑥祝園西一丁目自治会への説明、意見聴取でございますが、一般車乗降場の位置が変わり、周辺の交通動態が変化すると考えられるため、祝園西一丁目自治会への説明は必要であると考えており、先日、駅前広場拡張計画について公安委員会との協議が調いましたので、祝園西一丁目自治会へ計画の説明をさせていただきたい旨をお伝えさせていただいております。  そういった中での安全対策として、住宅地内におけるゾーン30などについて検討しており、今後、自治会、木津警察署と協議してまいりたいと考えております。  続きまして、ご質問の⑦踏切の遮断時間の短縮についてでございますが、これまでからJR西日本に対し要望を行っておりますが、その回答としまして、国土交通省の定めたルールに基づき、周辺住民の方々の生活を分断することのないように、極力遮断時間を短くするように努めているとのことでありますが、安全性を確保した上での遮断時間の短縮について、引き続き片町線複線化促進期成同盟会などを通じて要望してまいりたいと考えております。  続きまして、ご質問の⑧についてでございますが、祝園駅西側駅前広場の拡張工事による一般車乗降場の出入り口の変更、また、企業バスなどの東側駅前広場への乗り入れにより周辺道路への交通の影響なども想定されますことから、隣接いたします祝園西一丁目自治会、南自治会へ説明を行う予定としております。  続きまして、ご質問の2番の①についてでございますが、JR祝園駅の駅員の不在時間の解消につきましては、これまでJR西日本に対し要望を行っておりますが、改善に至っておりません。JR西日本によりますと、始発から6時ごろまでは不在となりますが、それ以外の不在時間帯には窓口は閉めているものの、駅舎内に駅員は在駐しており、休憩や事務作業などを行われているとのことであり、この時間中に駅員による対応を要請する必要がある場合には、改札口横のインターホンを押せば、コールセンターを通じて駅員が対応できる体制を維持しているとのことであります。しかしながら、窓口の駅員が見えることで保てる安心・安全もございますことから、引き続き片町線複線化促進期成同盟会などを通じまして要望してまいりたいと考えております。  また、留置線に停車している列車の営業運転につきましては、利用者の利便性が向上することとなりますので、精力的に要望してまいりたいと考えております。  続きまして、⑤でございますが、これまで高齢者や障害者の方がより安全で円滑な移動等を確保するため、法に基づくほか、精華町やさしいまちづくり整備指針で基準を定めておりましたが、地方分権改革により、法の基準を各自治体で定めることとなり、精華町移動等円滑化のために必要な町道の構造に関する基準を定める条例及び施行規則を制定し、基準を定めているものでございます。その基準におきましては、従来のやさしいまちづくり整備指針と同様、歩道幅員2メートル以上、歩道のすりつけによる傾斜角は歩道の縦断勾配が5%以下、横断勾配は、透水性の舗装を行うことによりまして1%以下の勾配とすることとしております。そういった中で、町道の歩道延長は全体で36.4キロメートルあり、そのうち幅員基準を満たしていない歩道が3,293メートル、率にいたしまして9.0%でございます。歩道幅員が2メートル以下となっている歩道の特徴としましては、河川に張り出して歩道を設置した張り出し歩道といわれるものや、路肩が広い車道部との区分をガードレールなどで仕切ることにより歩道としたもの、また、道路ののり面を利用し、歩道としているものなど、本来の歩道整備を図ったものではなく、特に暫定的に限られたスペースの活用を図り、歩道としている箇所でございます。  次に、歩道の傾斜角でございますが、現在は車道と歩道の段差を減らし、平たん性が保てるセミフラット方式が多く採用され、歩道形態の主流に変わってきておりますが、従来の歩道整備は道路構造令の基準に基づき、車道より1段高くすることにより安全性の確保を行うマウンドアップといわれる方式が歩道形態の主流でありました。そのため、本町におきましても、マウンドアップの形態で整備を進めてきた経過があり、歩道の縦断勾配はおおむね基準以内となっておりますが、特に連続して乗り入れ口が続く箇所は波打ち状の状態となっている区間もございます。  また、横断勾配では、用地協力をいただいた家屋や駐車場などの入り口において、その進入を確保するため、すりつけを行っているため、横断勾配の基準値を超えている箇所も多くあると推測されますが、全ての町道における実数の把握はできておりません。歩道は歩行者の安全確保とともに、全ての方に良好な通行を確保する観点からも、整備基準に基づく改善は本町の道路管理における課題として認識しておりますが、現状は通学路などの歩道の新設整備の推進を優先しており、そういった部分の改善には至っておりません。  今後におきましては、改善が可能な箇所、また、緊急性を要する箇所から対策を講じていきたいと考えております。  続きまして、⑥でございますが、祝園駅前広場での喫煙対策につきましては、平成28年度定例会9月会議の佐々木議員からの一般質問で、祝園駅前広場の整備にあわせ、分煙化に向けて検討していきたいと答弁させていただいており、これまで歩行中の喫煙禁止の路面標示や設置している灰皿が消煙用であることを示す張り紙などによるマナー向上の啓発を実施してきましたが、灰皿設置の本来の目的に反し、朝のラッシュ時を中心に多数の方が灰皿周辺で喫煙されている状況でございます。そういった状況の中、今後、さらに祝園駅前広場の利用者が増加していくことによる公共的な空間における受動喫煙防止の必要性を考慮し、分煙化に向け検討してまいりましたが、喫煙所として十分なスペースを確保した分煙化が困難であると判断し、灰皿残地の希望されるご意見もいただいておりますが、今年度実施いたします祝園駅前広場拡張工事にあわせまして、灰皿を撤去し、東西連絡通路と同様、祝園駅前広場内の全面禁煙化を実施したいと考えております。以上でございます。 ○議長  はい、答弁願います。総務部次長。 ○浦本総務部次長・総務課長  佐々木雅彦議員のご質問の大きな1番の祝園駅周辺の交通問題の④、大きな2番、安心・安全のまち、サイン計画の②と③、大きな3番の情報公開と説明責任について、町長にかわりまして総務部次長よりご答弁を申し上げます。  新しく建設する予定の一般車両乗降用駅前ロータリーにつきましては、多くの駅への送迎車両に使っていただけるよう、鋭意関係機関と協議を行い、交差点形状や信号機設置協議が調ったところでございます。ご質問いただきました駅周辺道路上での送迎によります駐停車の車両が増加しないよう、新しい一般車両乗降駅前ロータリーの供用開始時期や既存の駅前ロータリーへの一般車両進入禁止の規制時期に関して、関係機関と協議を進めてまいりたいと考えております。  今後、当該道路上の停車車両による影響が大きいと思われるようでありましたら、駐車禁止の交通規制について公安委員会に相談してまいりたいと考えております。  続きまして、ご質問の大きな2番の②、③でございます。②につきましては、町内交番の表示につきまして、京都府警の交番建物の壁面と交番敷地内の正面付近に設置をされている表示板により表示をされておりまして、周辺市町村につきましても、この形を基本とされております。夜間につきましては、昼間と比べますと、視認性が低下することは否めませんが、交番につきましては、夜間でも照明を点灯されておりますし、周辺の道路照明等によりまして一定の視認性が確保されているものと考えております。  また、木津警察署地域課に確認をいたしましたところ、町内交番の表示及び夜間の視認性について、住民の方より要望や問い合わせの声が大きく上がってないということでございまして、表示の方針等については考えておられないということでございました。  次に、祝園交番の駐車場所につきましては、祝園交番の敷地内に2台分の駐車場所を確保されております。また、祝園交番の裏側には教育委員会が所管する町有地がございまして、祝園交番の関係者の方にもご利用いただいてる実態がございます。以上のような状況から、祝園交番の駐車場所につきましては確保されているものとの認識でございまして、こちらにつきましても、木津警察署地域課に確認しましたところ、住民の方から要望が大きく上がっていることはないということでございました。  次に、③交番前の道路が停止禁止部分となっていないとのご質問でございますけども、警察庁の交通規制基準によりますと、停止禁止部分の対象となる道路といたしまして、緊急自動車の出入り口付近の道路で、信号待ち車列等により緊急自動車の出動等の正常な運行に支障がある道路の部分とあり、交番前、消防署前の道路につきましては、停止禁止部分の対象道路に該当しております。ただし、留意事項といたしまして、緊急性、公益性、交通渋滞の実態等を勘案して、やむを得ない場合に限定して実施することとの記載がございます。交番前の道路につきましては、木津警察署におかれまして、現在のところ、交通渋滞等により緊急自動車の出動等に支障があるような事態は発生していないとの判断から、停止禁止部分を設置されていないということでございました。  続きまして、ご質問の大きな3番、本町では、各審議会等において透明かつ公正な会議の運営が図られるよう、精華町審議会等の会議の公開に関する指針を定めております。各審議会等では、この指針に基づき会議の公開をしているところであり、また、各行政委員会におきましても、この指針を準用しているところでございます。本指針及びその運用基準では、会議開催日の1週間前までに会議の名称、日時、場所等を、また、会議終了後おおむね1カ月以内にその要旨をそれぞれ町のホームページ等において公表するように努めることとしており、指針等に定めるこれらの運用がさらに徹底されるよう、平成27年1月に会議の公開に係る手続及びその実施時期等を示したフロー図と会議録の記載例を作成をいたしまして、庁内に周知をしたところでございます。これにより、審議会のほか、懇話会におきましても、可能な限り、順次会議の公開に努めているところでございます。  しかしながら、運用を開始した平成21年から9年が経過をする中で、審議会によりましては、ご質問にありますような事態も見受けられますことから、審議会等に対しましては、指針の運用徹底に努めるよう改めて周知をしてまいりますとともに、実効性のある制度運用のあり方について研究してまいりたいと考えております。 ○議長  はい、答弁願います。消防長どうぞ。 ○消防長  ご質問の2番、③消防署前の道路が停止禁止部分となっていない。消防署表示の視認性が低いについて、町長にかわりまして消防長が答弁させていただきます。  まず、停止禁止部分についてですが、停止禁止部分の設置基準につきましては、総務部次長が答弁申し上げたとおりでございますが、精華町消防署前の道路につきましては、現在の状況として、交通渋滞により緊急自動車の出動等に支障があるような事態は発生していないことから、現状況においては、木津警察署への道路停止禁止への指定要望は考えておりません。  次に、消防署表示の視認性についてでございますが、消防署表示のサインは、来庁者用アプローチ出入り口部分の壁面に平仮名で「せいかちょうしょうぼう」の文字と町章を掲げているとともに、幅広い車庫棟内の消防車や救急車両、道路沿いの出動灯及び赤色灯、そして、遠方からも視認できます地上高約20メートルのランドマークともなる訓練棟などをもって消防署の表示としており、視認性は確保できていると認識しております。  なお、今までに消防署の所在場所についての問い合わせもなく、現状で問題はないものと考えております。 ○議長  はい、答弁願います。教育部長どうぞ。 ○岩﨑教育部長  それでは、佐々木議員ご質問の2番の④通学路の安全対策について、教育部長よりご答弁を申し上げます。  通学路の安全確保に向けた取り組みといたしましては、国、京都府、木津警察署、役場関係部署で構成をいたします精華町通学路交通安全対策会議を開催し、合同点検や情報共有を行い、国、京都府、町がそれぞれ管理している道路整備、警察による道路標識や横断歩道の設置、ゾーン30などの交通規制、交通安全担当による啓発看板の設置やカラー舗装の実施、学校での交通安全教室の出前事業の開催や日々の登下校指導を重ねるなど、通学路の安全確保のためにソフト、ハードの両面から必要な対策を順次講じてきております。  ご質問の通学路の安全対策の進捗状況についてでございますが、通学路の総延長といたしましては約38.3キロメートルでございまして、そのうち町道は約33キロメートルで、歩道整備では、先ほど申し上げました対策会議発足以前に約11.2キロメートルの歩道が設置されておりましたが、新たに1,470メートルの歩道整備が必要となり、昨年度までに950メートルの歩道整備を完了しております。今年度におきましても170メートルの歩道整備を予定しており、残りの350メートルにつきましても、順次進めていく予定でございます。  次に、防護柵による対策が必要な部分につきましても、対策会議発足以前に約8.5キロメートルの防護柵が設置をされておりましたが、それ以降、1,990メートルの防護柵の設置が必要となり、昨年度までに850メートルの防護柵の設置を完了しております。今年度におきましても480メートルの防護柵の設置を進めており、残る660メートルにつきましても、歩道整備と同様、順次設置を進めていく予定としております。  次に、約1.2キロメートルある国道部分につきましては、歩道や防護柵の整備がおおむね完了しており、約4.1キロメートルある府道部分につきましては、歩道整備として約3.7キロメートルの整備が完了し、防護柵の整備としましては、約2.6キロメートルが完了してる状況であることを精華町通学路交通安全対策会議で確認をしております。  なお、防護柵につきましては、通学路以外の箇所につきましても一定の基準に該当する箇所を優先箇所として設置を進めており、歩道整備の工事時期にあわせた防護柵の設置や、保育所周辺の通園に多く利用されている箇所から順次防護柵の設置を進めております。  今後におきましても、通学路の安全対策である歩道整備や防護柵の設置を推進していく予定としておりますが、用地の取得が必要な歩道の整備箇所や歩道踏切の整備といったところには時間を要しますが、児童生徒が安全に通学できるよう、順次整備を進めてまいります。  また、こういった道路整備とあわせまして、日々、子供の安全確保にご尽力をいただいております地域のスクールヘルパーや見守りボランティアの皆さんのご支援も引き続きお願いをしながら、関係機関とも連携し、通学路の安全確保に努めてまいりたいと考えております。 ○議長  はい、佐々木議員、再質問どうぞ。 ○佐々木  再質問させていただきます。  下端のほうからといいますか、3番目のほうですけども、るる説明が長々あったんですけども、結局、今のとこ、直ってないという話です。実際、この間のというか、最近の話でも、ある審議会は8月25日に開催された会議の公開が11月17日、約3カ月後です。また、ある審議会のほうは、傍聴の受け付け時間を、その会議は1時半から始まるんだけども、一応の受け付けは正午までと。開会後もオーケーとは書いてありますけども、そういった制約を受けています。これは今後直すということでよろしいかどうか、まず、確認します。 ○議長  はい、総務部次長。 ○浦本総務部次長・総務課長  ただいまのご質問の件でございますけども、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、各審議会のほう、それから、担当の庁内の関係部署も含めまして、改めて再度趣旨徹底をするということでございます。 ○議長  はい、佐々木議員。 ○佐々木  これだけ何度か取り上げさせていただいて、なかなか実行できないというのは、多分意識の問題じゃないと思うんですよ。恐らく物理的な問題であると思われるんですよね。いわゆる業務、本来業務が多忙で、なかなかそこの文書起こしなんてできないんじゃないかということも想像されます。そういったことがあるのか、ないのか。もしあるとすれば、それは人をふやすか、もしくは、外部に、議会もそうですけども、いわゆる要約でもいいから、外部の機関に、要するに専門機関にお願いをして、やるという方法のほうが効率的かつスピーディーにできると思うんですけども、そういった手段も含めて検討するということでよろしいでしょうか。 ○議長  総務部次長。 ○浦本総務部次長・総務課長  例えばお知らせの案内、それから、後の会議録、摘録ですね、の作成、この部分につきましては、基本的には担当者が行う事務という範疇かなというふうに考えてございます。ただ、ご質問の中で、事務が手いっぱいかどうかという部分につきましては、細部まで確認がとれてるということでもございません。  その部分については、基本的には指針に基づいた手続で事務をするというのが本旨でもございますので、その部分は改めて徹底するとともに、個別の事情として、そういう事情があるかないかにつきましては、当然全体を通して点検をするということでございます。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  何遍も、私は別に担当者をいじめるわけじゃありませんので、これはしっかりと、本来、情報公開というのは住民参加の原則ですから、そこが損なわれないような対策はお願いをしたいと思っています。  大きな1点目でありますが、安全・安心の問題です。今、るるいろんな話がありました。ただ、言われた話というのは、これ実際とはやっぱり若干違うんですよね。基本的に、例えばJR祝園駅のインターホンがあります。これ押したらどうなるかというと、大阪か神戸にある、要するにコールセンターにつながるんですよね。そこでは、ほとんど駅員云々かんぬんじゃなしに、基本的にはそのオペレーターが対応するっていう話が基本になっています。そういった意味でのというか、要するに、窓が閉まってるという状態自身が、いわゆるもういないということを暗黙にあらわしてるわけですから、こういった問題にどう対応するかということです。  ちょっと通してお伺いしますけども、今のこの問題、また、先ほどの消防署の表示の問題、一方で、精華町全体として交流人口の増加というのを基本に据えてるわけですよね。交流人口の増加というのは、精華町外の人ってことでしょ。精華町外の人ってことですよね、基本的には。しかも、その中には日本人だけとは限らないわけです。新たに設置された消防署も含め、なぜ精華町外の人、さっきの答弁でも、住民からの話はなかったとしか言わないわけですよ。  私が申し上げたのは、住民からだけの話じゃないです。外部から来た人が精華町に来て、どこに行ったら交番あるのと、どこに行ったら消防署あるのと。誰に聞けば、道案内してもらえるのということがすんなりわかる状態にできないかってことをお聞きしてるわけです。なぜ、電話があったか、なかったにこだわるんですかという。 ○議長  ちょっと佐々木議員、JRのやつは、先聞いたほうがいいんですか。 ○佐々木  いや、もういいです。 ○議長  それはいいんですか。 ○佐々木  いいです、もう。 ○議長  はい。 ○佐々木  その辺っていうの、要するに表示について、今の今回の答弁というのは非常に後ろ向きとしか思えません。この姿勢で今後も表示については何の改定もしないってことですか。例えば消防署の、平仮名で書いてます。それはちゃんと知ってます。じゃあ、何で英語表示、ハングル表示がないのということですよね。なぜ夜間は電気がないのということですね、言いたいのは。そういうことについても、別に問題ないから、やらないということが基本に通されてます、今回の答弁は。その基本で、ここはもう結構です。その基本で理解してよろしいですか。 ○議長  企画調整課長。 ○大原企画調整課長  全体的なサイン計画についての考えということでございますので、企画調整課のほうから答えさせていただきたいと思いますが、今、ご質問いただきましたように、基本的に本町を訪れていただく方々ですね、外国人もひっくるめて、訪れていただく方々に対するサービスの向上、あるいは町のイメージとかブランド力の向上という部分について、あるいは、さらにインバウンドを含めた交流人口の拡大という部分の観点から、このサインの重要性というのは本町としても一定認識はさせていただいてるところでございます。特に交流人口の拡大という部分につきましては、精華町の地域創生戦略の中でも、町の史跡であったり、あるいは観光拠点などのサインの表示ということも具体的に掲げさせているところでございまして、そういう部分につきましては、今後、観光振興の取り組みにあわせまして、そういった必要な財源の確保もひっくるめまして、整理を図っていくべき課題であるということで認識をいたしております。以上です。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  これはもうこれ以上、きょう言っても、あんまり意味ないので、ちょっときょうの答弁はちょっと裏切られたような気がしています。残念ながら、この間の議論の進め方の到達に立てば、裏切られたような気もしています。余りにも後ろ向きです。消防の前の停止禁止部分だって、今は大丈夫だからって、いいって。もし渋滞、何らかのJRの事故が起こって渋滞が発生して、そのときに救急車が出られなかった、どうするのって話ですよ。そんなことは考えてないわけでしょ、今の答弁だと。という話になりますので、これは非常に不安というか、本当に責任持つのかと。住民の命に対して責任持とうとしてるのかっていうのは非常に疑問であります。指摘をしておきます、その点は。  それで、5番の件ですけども、確認しますけども、この整備指針っていうか、基準がありますよね。整備基準の実態把握ができてないっていう答弁ありましたけども、これは当面、やるかどうかは別にしても、いつやるかって話はありますけども、現状がどうかっていう調査はされるんでしょうか。 ○議長  はい、建設課長。 ○柴田建設課長  19番です。今の歩道の幅員の部分については、一定、2メーター部分については把握はしておりますけども、今の歩道の傾斜角といった問題につきましては、現地のほうですね、把握してる部分もございますけども、全体的に以前に整備された部分で、一部そういった横断の傾斜勾配といったところで基準値に合ってないというところの部分が全てちょっと把握はできておりませんので、今後、そういったところも、全体的にそういった部分を把握できるような、考えとしては、今、持っております。以上です。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  ぜひ現状把握はしていただきたいと思います。どういう順番でやるかとかね、それはやっぱり優先順位があると思うので、交通量の問題だとか周辺の例えば施設があるか、ないかとかいったようなことで優先順位は決まると思いますけども、少なくとも現状把握はしていただかないと、対策を打つ必要性も認識できないわけですから。しかも、傾斜角の問題もあるんだけども、具体的に場所はちょっと、個々も指摘はしませんが、残念ながら、町内には歩道の範囲内にほかの柱というか、支障物ですね、いわゆる交通標示だとか含めて、電灯とか含めて、そのための支柱というか、柱がある箇所がありますので、そうそう大地震も、せっかく2メートルあるとしても、どんとまたあったら、それはもう2メートル確保できてない状態になりますので、その辺について、要するに支障となるような状態は把握はまずお願いをしたいと思います。  6番目の喫煙対策で、禁煙措置をとるということですけども、現在でも駅構内については禁煙ですよね。基本的に駅広場、禁煙ですよね。これは、乗り入れてるタクシー会社、バス会社には徹底をしてるんでしょうか。 ○議長  はい、建設課長。
    ○柴田建設課長  19番です。乗り入れられてるタクシー会社なりに、バス会社等については、禁煙というところについては、今、東西連絡通路の通路内については禁煙ということでお伝えしておりまして、当然駅前広場も今は消煙用の灰皿しか置いておりませんので、そういったところでたばこを喫煙される場合については、奈良交通であれば、そういった決まった今の休憩所ですね、そういったところで、奈良交通のそういった決められた場所で吸っていただくということでお聞きしておりますし、タクシー会社のほうについても、そういったタクシーの乗車場所等付近で喫煙をされないようにということでは申しているような状況でございます。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  徹底されてるのは、それはそれで結構なんですけども、残念ながら、私は写真持ってますけども、ドライバーの方、駅前で待ってられるバスもタクシーも、ドライバーの方は喫煙をされています。堂々と、隠れもしない、堂々と喫煙をされてます、誰が見てもわかるようなね。ですから、そういう実態があるわけですから、再度、今、全面禁煙にするって話でしたので、その際には、やっぱりおかしいでしょう。禁止された、一般車が禁止された部分にタクシーやバスだけは入ることもできる。たばこも吸えるなんて話になったら、それはやはり住民が理解できるわけじゃないですから、その点については再度徹底をお願いをしたいと思います。  残り時間少ないので、駅前広場の問題ですが、るるおっしゃいましたが、まず第1点目にお伺いしたいのは、西側の駐輪場の一部撤去の話ですけども、駐輪可能台数は何台から何台になるんですか。 ○議長  総務課担当課長。 ○木村総務課担当課長  15番です。祝園駅の西口にあります駐輪場ですけども、現在の計画台数が730台でございます。新しく設置をします駐輪場につきましては、計画としては約590台というふうに考えてございます。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  具体的な図が、図面が示されてないんで、わからないんですけども、現在、一番近いところは民間のコインパーキングの横ですよね、場所から言えば、駐輪スペースの。この場所から遠くなるんですか。要するに、駅からの距離ですね、駅からの距離っていうのは遠くなるのか、ならないのかについてお伺いします。 ○議長  総務課担当課長。 ○木村総務課担当課長  15番です。現在計画しておりますのは、現在の駅前ロータリー、こちらの北側に一般乗降用のロータリーをつくる関係ございますので、この延長分だけは駐輪場が遠くなるというふうに認識をしてございます。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  いまいちわからないけど、時間だから、もうやめますけども、要するに心配してるのは、いわゆる公共交通優先っていう話は一定理解するんですよ。けども、駅に来るのも、自転車とかバイクで来る人っていうのは優先度高いと私は思うんですよ、優先度が高いと。優遇してあげていい存在だと思うんですよね、車使わずに自力で来るわけだから。しかも、駐輪スペースなんてちっちゃいもんや、いわばね。じゃあ、その方たちが不便になるような措置がもしされるんであれば、これはバスやタクシーは優先するけども、二輪車とかはそうじゃないよっていうことになってしまうわけですのでね。遠方になる可能性が高いと思いますけども、その点については十分設計上は留意をしていただきたいと思います。どうするかはもう結構ですけども、なぜか二輪車については後にやられてるんじゃないかと、後継にやられてるんじゃないかという気がしないではないので、指摘をしておきたいと思います。  また、スクールバス企業送迎車に関しては、南区に説明するっていう話ありましたけども、今のルートでいうと、南区だけじゃないですよね、通るルートは。農免道路通りますよね、いわゆる。しかも、この砂子田線のところっていうのは、信号機がない通学路があるんですよ。その通学路を利用してるのは、そこから南側、いわゆる南、どこだ、杉本、下久保田、北ノ堂、馬渕の子供たちがそこを通過するわけですよね。こういうところには説明はしないということでよろしいですか。 ○議長  はい、都市整備課長。 ○山本都市整備課長  今の自治会への説明ということでございますけども、駅東側につきましては、基本的なルートとしましては、今、おっしゃられたとおり、農免道路から砂子田線を入って駅前広場の中に車が入るということにはなりますけれども、基本的には祝園西一丁目のご説明と一緒ですけれども、そこで入ります住宅地のところについて、交通の影響も考えられるということで、一定は今の南の自治会のほうへご説明をさせていただきたい。そういう安全対策も含めて、ご説明をさせていただきたいというふうな考え方でございます。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  ちょっとこれも見解違うかもしれませんけども、その場所がある自治会のみに説明するっていうのが今回のずっと説明で、答弁ですよね。ところが、駅っていうのは、そこにある人だけが使うわけではないですよね。もうちょっと広い方が使うわけです。しかも、徒歩とか自転車で来る人っていうのは、1キロか2キロ範囲にいるわけですよね、その辺の。こういう方に対する注意喚起もしないと。で、質問も受け付けないと。意見も聞かないということがこの間ずっと答弁をされているわけです。それを否定する答弁なかったですから、現在としては、現段階ではそういう姿勢だということを確認させていただきたいと思います。  それから、2と5の関係でありますが。 ○議長  その確認はよろしいですか。 ○佐々木  もう一緒だと思いますから、結構です、それは。 ○議長  答弁したがってますわ。 ○佐々木  答弁したいですか。意味がある答弁してください。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  利用される方といいますか、影響される方というお話なんですけれども、基本的には広場の周辺のところについては、そういう車の乗り入れ等があります。そういうことで影響されるということはありますけれども、基本的には駅前広場の利用が変わることにつきましては、住民の皆さんのほうには周知という形では考えておりますので、決して説明をしないということではございませんので、その辺ご理解をいただきたいと思います。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  有効な答弁、返ってこないじゃないですか、そこは。要するに、変わらないでしょう、今の答弁は、今までの姿勢と。変わってないでしょ。ということですよ、言いたいのは。だから、変わらないんだったら、別に答弁要らないっていうことなので。  それと、2と5の話ですけども、いわゆる習熟をさせるってことをしないっていうか、なかなか後追いになってることは、これはやっぱり問題だと思うんですよ。例えばJRが工事をして、例えば電車が一定時間とまるとかいう場合だって、二、三カ月前から周知するわけですよ。間違いが起こらないようにね。ほんまにこれ観光地、要するに北側のロータリーが完成した段階で一挙に切りかえることが可能と思ってるんでしょうか。私は、順次するべきやと思いますけども、一部、階段についてはやると言ってありますけども、通路についても、点字ブロックひけば済む話でしょう、今の話だったら。なぜできないんですか、かなり前から議論してるのに。その点だけお聞きします。 ○議長  はい、建設課長。 ○柴田建設課長  19番です。答弁でもありましたように、階段のほうについては、今、準備進めておりますけども、通路の部分につきましては点字ブロックということで、しないということではないんですけども、今後、設置するに当たって、済みません、左側通行を仮にしていくということになれば、そういった視覚障害の方の安全に誘導できるような部分の調整は必要かということで思っておりますので、今後、そういった調整をした上での設置ということになるのかなということで考えております。 ○議長  これでちょうど時間となりました。これで佐々木議員の一般質問終わります。  ここで11時10分まで休憩します。             (時に11時00分) ○議長  それでは、再開いたします。             (時に11時10分) ○議長  6番青木議員どうぞ。 ○青木  6番青木敏です。  まず、大きく二つですね、祝園西一丁目の水害の実態と今後の対策を問う。  それからもう1点が、交通を考えるということに質問をしております。  まず、水害のことなんですが、祝園西一丁目だけの水害ということではなくて、本来はほかのところにも関係してくる部分もあるかもしれないんですが、特に今回は祝園西一丁目の水害について質問を中心にしていきたいと思います。  まず、祝園西一丁目の水害の実態の把握はどのようにされているかということで、以下については、住民の方何人かの方に近年の水害の状況を書き出していただきました。行政との間でもし違いがあるといけないので、今回、そのままちょっと掲載をさせていただいてます。  まず、平成24年8月14日、これは早朝のすごい豪雨のあった日だということで、私たちも記憶に新しいんですが、記憶にあるんですが、そのときには車が20台ほど水没をしてるということですね。それから、床上、床下浸水が各1軒あったと。  それから、同じく9月、日にちは定かではないんですが、夜0時30分ごろ、このときも40センチから50センチの水深があったと。  そして、翌年の平成25年7月から9月の間に、これも日にちははっきりと今、わからないんですが、夜、同じように四、五十センチの浸水があって、夜間に車を移動させたということです。  それから、平成26年も同じように7月から9月の間で車を移動させるようなことがあったと。  平成27年の7月、夕方5時ごろ、このときも50センチほど浸水をしたと。車が1台、修理に出さなくてはならなくなったと。当然、車の移動も行われてます。  平成28年7月から9月の間に、このときも夜間ですが、1時ごろ、四、五十センチの浸水が起こって、車の移動をさせたと。このとき、電話で何回か消防とやりとりをして、やっとあけてくれたと。これは樋門のことだと思います。  それから、平成29年9月の12日、これは直近ですが、朝6時ごろ、やはり50センチほどの水深があって、車を移動させたということですね。このときのことだと思うんですけど、後から消防の方と町の職員の方が謝りに来たそうです。何で謝りに来たんですかっていうと、多分樋門をあけるのが遅かったという説明だったかと思いますので、もしわかるようでしたら、お願いいたします。  平成24年以前から時々浸水をしていたが、車を移動させるほどではなかったと。このときに聞いた方以外の方からも聞いたんですけど、やはり同じように、その前までは余り気になるほどではなかったというふうにおっしゃってました。  ①町は記載の日時とか状況をまず把握をされていて、認識をされているか。  つまり、同じような認識であったかどうかということです。  それから、②平成24年ころまでは少なく、車の被害などもなかったようであるが、その後、繰り返し起こってるということなんで、その原因は何と考えているのか。  三つ目、住民が安心・安全に暮らせるようにするのが行政の努めと考えます。駅前の開発に伴い、全てではないが、一部は町からの換地でもあるというふうに聞いております。このあたりは昔、大池という池があって、その後、湿地帯になったようですが、駅前開発とか宅地開発が進んで、その中で一部は換地とされたようなんですね。換地の説明のときに、町の職員の方にこのあたり大丈夫ですかって聞いたら、きちんと工事をやったから、大丈夫だというふうに説明も受けられたそうです。それから、住民は固定資産税も都市計画税も払ってると。ここは、この分につきましては、当時の一般質問のやりとりを見てみたら、都市計画税を払ったから、やったよっていうふうなやりとりがあるんですけど、町のほうから、そういうこととは関係なく、税金をもらってるんで、住民の安心・安全の確保に努めるというのが町の姿勢ですというふうにおっしゃってましたので、とりあえずこれは安心・安全の確保という意味で書きました。  それから、(2)といたしまして、平成24年8月14日のこの集中豪雨のことの原因をいろいろと考えてたら、1のことを考えたんですね、どうして繰り返すんだろうと。そうすると、8月14日の集中豪雨の原因と検証と、その後の対策がされていれば、毎年繰り返すようなことはないのではないかというふうに考えたわけです。当時の議事録を検証して、議事録にも、検証して総括をするというふうにあるんですが、検証して、何が原因と捉えて、どう対策を立てたのかをお聞きしたいと思います。  特に総括については、当時の副町長や総務部長、それから、事業部長が説明の中で総括をするというふうに言われてるんですけど、その後、総括について探してみたんですけど、これが総括ですよっていうのがないんですね。3人の方も、どなたもそのときの状況がこうだったですという対応は書かれてるんです。そのとき、こういうことが起こったんで、町としてこういう対応をしました。で、当然、ここだけが起こったんじゃなくて、何カ所も一緒に起こってますので、人手が足らなくて、いろんなことがありましたというふうなことは話をされてるんですが、じゃあ、その原因が何なのか。そして、どういうふうに起こらないように対策を立てたかっていうのは、ちょっと私が気づかなかっただけかもしれないんですが、議事録を見ても、それから、委員会等の話を見ても、その辺の記述はちょっと見当たらなかったんですね。以下が原因ではという声もありましたので、原因は当然一つだけには限らないと思うんですが、一つ目として、排水溝に前日に刈った草などが流れてきて、詰まったという話がありました。これは先日、議会報告会で当時の原因の質問があったんですが、そのとき、山本議員が代表して、前日に刈った草などが詰まったと答弁されていたら、道路脇には排水溝がたくさんある。どこが詰まったのかが不明だということだったんですね。実は私も、当時の行政の説明かなにかで同じような話をちょっと聞いた覚えがあるんです。また、祝園西一丁目の住民の方が、同じく当時のどなたかの説明で、排水溝に草が入り込まないように網をかけたと。  そしたら、かえって水が詰まったんで、慌ててそれを取り除いたという話があったと。それを聞いた住民の方が、それなら人災じゃないのかというふうなことを言われたという記憶があるという話を聞きました。当時、1メートルほどが水につかっています。  それから、下水管が細いんではないかと。排水路が真っすぐ東へ抜けるところが、90度に曲がったところが4カ所あると。これ坪井さんと同じようにつくってきたんですが、祝園西一丁目の配水管、ここの部分ですね、こちらのほうで言えば、祝園西一丁目の排水溝です、真ん中です。これがこの部分なんですね。これからずっと行くと、JRの下を通ってやる、これが90度曲がってる。このことについては、何もそのときだけ言われたんじゃなくて、町の総合計画とかを見てると、西一丁目にはこういうふうに曲がってるところがあるんで、何とかしなきゃなんないよっていうようなことが書かれてるのもあります。こういうふうな図ですね。それから、JR軌道下の水路の祝園地区2カ所は大雨の水の処理ができない。農業用水路であるが、排水も併用してると。一つは、この部分だと思います。それからもう一つは、拡大をした消防から来るこの真っすぐの線ですね。この2カ所のことを言ってるんじゃないかというふうに思われるんですが、実はこの質問は、当時の議会報告会で住民の方から質問をされて、議会でこういうことを認識されてるというふうに答えられたことなんです。  それから、ゲートが開いてなかった。もしくは、あけるのが遅かったというところですね。これずっとたどっていきますと、一番近い大きな樋門というのが、ほうその保育所のところにあるんですね。これがもしかしたらあいてなかったりとか、いろいろと議論に出てくる、あいてなかったという話じゃないかと思うんです。これが祝園横の樋門なんですね、真ん中の図が。非常に大きなもので、とても簡単にはあけれそうにないですね。仮に自動であいたとしても、時間が相当かかったのではないかというふうに思われます。  それから、ポンプの能力を超えていたんじゃないかと。これは、最終的に木津川のほうに水を運ぶポンプだと思うんです。これポンプ前の田んぼの写真なんです。実はこれはこの間撮ったとこですので、9月か10月かに雨が降った後の、その後の図なんですね。写真なんです。これはちょうどポンプのほうから写してます。何を言いたいかといいますと、この辺にずっと稲刈りをした後の草が多分ずっといろんなところにあったんでしょうが、雨でここに集まってきてるんですね。今も水が引いてはいるんですが、ずっと稲刈りのわらがずっとあると。そうすると、多分この右っ側の田んぼについては、農地はしょっちゅう水害があるたんびに水につかってて、調整池みたいな形になってんじゃないかと。これについても随分と迷惑をかけてるんじゃないかなというふうに思われます。  それから、その辺のところで1番と2番と述べたんですが、住民と町が共通の現状認識に立っていただいて、私が言いたいのは、早急な対策を望みたいということです。  それから、2番目、交通を考える。まちづくりのための交通網の整備というのは非常に重要だと思ってます。まちづくりの基本となる道路網の整備をぜひいろんなところで考えたんですが、まち全体を見回してみて、やっぱり今後の発展を考えると、1番として、光台から生駒へ抜ける大通り西線の延伸を。議会でも何度か議論や提案が過去にもありました。都市計画マスタープランや第5次総合計画などでも議論がされています。大通り西線の延伸は、今後の本町のまちづくりに必要と考えています。昔と状況も変わっていますので、再度、府や県、奈良市などとの協議はどうでしょうかということです。昔、生駒市議会を訪ねたことがあるんです。当時、いろんなことが生駒市議会であって、高山方面の開発は、今のところ、とまってると。それから何年かがたっていますし、163号線も随分と道路ができ上がってきてますので、今後、生駒市、精華町両方のさらなる発展を願っての提案ということです。  それから、2番目として、植田35号線から農免道路へ抜ける陸橋と。これも総合計画では、昔からずっとこの部分の図がありまして、点々々々とされてるんですね。いつも本町を考えてみるときに、西と東といつも行き来がうまくできないかなというふうに思うんです。駅を見るたんびに、ああ、三山木みたいに上に上がったら、非常に両方発展するだろうなということも考えるんです。ですけど、現実的には費用が大変だと思いますし、じゃあ、そうすると、どうしたらいいんだろうと思って、どこかにトンネル掘ってうまくつながらないかなとも考えて、どの場所だったらいいとかいうことを見たりもするんですが、それもなかなかうまくいかないんです。そうすると、やはり植田の35号線から農免道路へ抜ける陸橋をつくって、本町のまちづくりを考えると、東西のより便利な行き来ができるという道路が必要と考えます。1番とあわせて、山手幹線に匹敵する道路網ができると、非常にまちが発展をしていくんじゃないかなということで、もう一度提案をしたいと思います。  それから、2番目として、京奈和道路はなぜ有料なのかということです。先日、橋本というところまで行く機会がありまして、ちょっと車で行ったんですけど、これ橿原から五條の先まですごいトンネルができてて、高速道路も距離も長いし、ずっとできてるんですね。郡山あたりから行くと、一度橿原でおりて、それからちょっとの間、そこに乗っちゃうと、全部高速道路でずっと和歌山まで行っちゃうんですね。それを見たときに、何で京奈和道路のここだけ有料なんだろうと。どうしてここを無料にできないんだろうかと。ということを気にしてるわけです。もともと国道24号線のバイパスとして、京奈和道路は京都から和歌山まで120キロを24号線のバイパスとして結ぼうとして計画されて、現在も工事が行われてるということなんです。  さらにもっと大きな計画で調べてみましたら、キタンハントウ、和歌山から徳島に渡って淡路島を経由して、そして、名阪に入る大きな計画が関西としてあるみたいなんです。300キロの交通網を将来つくりたいということがあるんですが、なぜここだけがどうして有料なのかというところなんです。管轄が違うということもありますが、ぜひ、当時、昔のどうして有料になったかという経過とか、その辺がわかれば、教えていただきたいと思いますし、それから、今後のことを考えたら、どうしてこれだけ違いが生じるのかっていうのがちょっと納得いかない点もありますので、ぜひ町のほうからも要望をお願いしたいと思います。以上です。 ○議長  はい、答弁願います。総務部長どうぞ。 ○岩橋総務部長  青木議員のご質問の大きな1番、祝園西一丁目の水害の実態と今後の対策を問うについて、町長にかわりまして総務部長が答弁を申し上げます。  まず、(1)の①につきまして、通告書にございます個々全ての事象についての詳細を認知しているわけではございませんが、まずは、大雨警報の発生日時、それに対します災害警戒本部の設置状況のほか、それぞれ消防署への通報、また、役場でパトロールにより把握した内容などについては記録が残っております。  次に、②についてでございますが、本町におきまして、雨の降り方として短時間の局地的大雨、いわゆるゲリラ豪雨が目立ち始めた時期として、平成24年は大きな節目の時期であったと私どもも認識をしておりまして、ご質問の祝園西一丁目におきます道路冠水の状況などにつきましても、基本的にはこうした短時間での局地的大雨の発生によるものであると認識をしております。  次に、③についてでございますが、当然、住民が安全で安心して暮らせる環境づくりについては行政の責務と考えており、日々努めているところでございます。  次に、(2)についてでございます。平成24年8月14日の豪雨災害の総括については、その翌年、平成25年の4月7日に祝園西一丁目集会所におきまして自治会の皆様に住民説明会を開催し、説明をさせていただいた経緯がございます。その中で、まず、原因でございますが、先ほども申し上げましたとおり、1時間に107ミリといういわゆる100年降水確率、時間雨量80ミリ以上でございますけども、これを超える記録的な猛烈な雨が降ったということが最大の原因であったというものでございます。実際に祝園西一丁目のみならず、精華町内の他の地域でも短時間での大雨による被害が発生してございまして、当日は田んぼの水が田越しに滝のように流れ出し、山手幹線のみならず、この役場周辺の道路もそうでしたけども、道という道では川のように雨水が流入し、道路の排水能力を超えて冠水、そして、浸水被害などに至ったものでございまして、現在の都市機能では、その対応限界を超えたものであったと考えてございます。  また、ご質問には、考えられる原因として5点上げていただいておりますが、それぞれ課題は認識してございますが、仮にあの日、それらの全てが解消されていたとしても、時間雨量107ミリの大雨に対応できる状況にはなかったと総括しております。  一方で、早朝に発生した記録的大雨で、実際に大雨警報が出されるのもさらに遅かったということも重なり、事前の対応や職員参集による初期対応体制が整わなかった点は、これは大きな課題であったと認識をしております。  これら含めまして、その後の対策としましては、まずは、地区内の道路側溝のふたをコンクリート製からグレーチングに変更するとともに、府道八幡木津線の道路側溝のバイパス設置、消防本部における農業用水路ゲートの管理強化のほか、京都地方気象台とも連携を進める中で、気象予報官から最新の気象情報だけでなく、今後の気象予測などの助言をいただくなどの改善を図ってきておりますなど、平成24年8月14日の豪雨災害を契機に、対応の強化に努めてきているところでございます。  また、職員の初期対応についても、警戒を要する気象状況となった場合の防災担当職員の待機を初め、この間の業務継続計画の策定を通じて、この間、町内、あるいは町近傍に居住している職員を優先的に動員する実運用を繰り返すなど、スピード感を持った参集体制の構築に努めています。  今後も引き続き、安全で安心して暮らせるまちづくりを目指してまいりたいと考えております。 ○議長  はい、答弁願います。事業部長どうぞ。 ○宮本事業部長  それでは、青木議員ご質問の2番、交通を考えるの(1)、(2)について、町長にかわりまして事業部長がご答弁申し上げます。  まず、ご質問の(1)まちづくりのための交通網の整備の①光台から生駒へ抜ける大通り西線の延伸でございますが、これまでから生駒市側の学研高山地区第2工区の事業の見通しが立っていない状況につきましてご答弁申し上げてまいりましたが、学研高山地区第2工区につきましては、UR都市機構が所有していた区域内の土地を平成28年に生駒市が取得し、同年の8月には適切な土地利用を目指し、まちづくりなどの検討に向けた学研高山地区第2工区まちづくり検討有識者懇談会を設置され、本年9月に報告書を取りまとめられたと生駒市からお聞きしております。報告書にも、本道路は高山地区と精華・西木津地区を結ぶ最重要路線として位置づけられております。  しかしながら、報告書は作成されましたものの、整備主体や整備手法、また、着手時期などが具体化になったものではないとのことであり、今後も引き続き生駒市に情報共有を図っていただくよう依頼したところでございます。  ご質問の道路につきましては、高山地区と精華・西木津地区のクラスター間を結ぶ路線であることから、事業主体は府、県と考えており、今後、高山地区第2工区の開発が具体化していく中で、関係する本町にも協議、調整が図られていくものと考えております。  続きまして、②の植田35号線から農免道路へ抜ける陸橋についてでございますが、現在、本町における広域幹線道路の整備につきましては、国道163号精華拡幅や山手幹線の広域幹線道路の整備を最優先に、事業主体の国や京都府と事業を推進しているところでございます。  植田35号線の東伸につきましては、本町の広域的な東西軸の構想路線として位置づけをしておりますが、現状の交通量におきまして、山手幹線から国道24号線へのアクセスなど、東西間の交通需要は現状の道路網で十分に許容できているものと認識しております。  また、ご質問の陸橋を渡った接続先であります町道菅井菱田線、いわゆる農免道路におきましては、通過交通の増加により、沿道の住環境への影響が懸念されますことから、現段階において早期に計画を立案することは考えておりませんが、現在、整備を進めております広域幹線、また、先ほどご説明申し上げました大通り西線の延伸整備などによる交通動態の変化を見る中で、将来的に整備の検討を進めていく必要があるものと考えております。  続きまして、(2)についてでございますが、京奈和自動車道の城陽から木津区間につきましては、全国道路ネットワークを形成するため、国が早期に整備が必要であり、かつ採算性の見込める路線として早期に整備が図れる有料道路制度を活用し、当時の日本道路公団により整備された道路でございます。一方、奈良県、和歌山県の多くの区間につきましては、国と地元の県負担により整備を行っており、それぞれ事業主体や整備手法が異なっていることから、有料区間と無料区間が存在する状況となっております。  京奈和道路区間の無料化でございますが、京奈和道路を含む全国道路網に指定されている道路は、道路整備特別措置法等に基づき、西日本高速道路株式会社と独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構との協定により、平成72年度までは通行料金を徴収される予定となっており、現時点におきまして、京奈和自動車道路の無料化の要望を行うことは法の枠組み自体の変更が必要となることから、困難と考えております。  また、公平性についてでございますが、城陽から木津区間につきましては、先ほど申し上げましたとおり、有料道路制度を活用し、必要な道路整備が早期に行われたことにより、地域の活性化などの便益を受けていることから、料金だけの観点で一概に不公平と言えないとは考えております。  京奈和自動車道は、精華町第5次総合計画において大都市との連携強化を図るための広域連携軸と位置づけている大変重要な道路であり、ことし、新名神高速道路が城陽から八幡京田辺間が開通し、国土軸と直結したことにより、今後さらに需要が見込まれますことから、本町といたしましては、早期の4車線化の実現に向けた要望が重要であると考えており、京都府高速道路網整備促進協議会において要望を行っているところでございます。以上でございます。 ○議長  はい、再質問、青木議員どうぞ。 ○青木  2番の交通を考えるのほうから先に行きたいと思います。  まず、光台から生駒へ抜ける大通り西線については、まだ具体化してないということなんですけど、まちのにぎわいとか今後の少子化とか、いろんなことを考えたら、人が集まるようなまちをつくらないと、どんどん衰退化していくんじゃないかというふうに思いますので、できたら交流人口をふやすという意味でも、ぜひ実現をさせていただくように、動ければというふうに思ってます。  それから、陸橋のほうなんですけど、これも早期の計画がないということなんですが、やはりきょうのロータリーの話でも、東のほうにバスとかマイクロバスを持っていく、こういうふうな話があるんですけど、大回りをしなくても、近い道で行けるというふうなこと、便宜性を考えると、やはりこういった線も、今の計画が早期にはなかったとしても、ぜひ今後も計画を持ち続けていただきたいというふうに思います。  それから、2番の京奈和道路についてなんですけど、先ほど、将来的には4車線化を要望していくっていうか、望みたいという話もあったんですけど、これちょっといろいろと調べてみましたら、京奈和道路を管理するところは、本来は一般国道ですから、国土交通省がやるんですけど、ここの城陽と木津の間だけは、これは西日本高速道路が委任をされてやってるとしか書いてないんですね。どうして有料なのかっていうのを調べましたら、ここは西日本高速道路に委任をしてて、やってもらって、管理もしてもらってるから、できないと。  それ以外のところは、一般国道で国が直接管理してるから、無料だというふうに書いてあったんです。それから、二、三日前に木津東のところに24号線バイパスを、163と一緒になる部分もあるんでしょうけど、バイパスの一部が工事に入るというふうなことも出てました。  それから、町のホームページに、今後、木津川市ですよね、木津川市と城陽を結ぶ24号線の堤防沿いのもうちょっと横ぐらいに道路を走らせると。24号線バイパスとして走らせるって書いてあるんですよ。そうすると、ちょっとこの辺の位置がどうなってんのかなっていうのも気がするんですけど、それについては、いろんな事情もお聞きしましたけど、今後についてもやはり、向こうが無料化でできてて、ここだけずっと有料で残るっていうのは気になるところですので、今後も見ていっていただきたいと思います。答弁は結構です。  それから、1番のほうの西一丁目の水害について、原因は何なのかとか、いろんなことをお聞きしたんですけど、何か全く、100何ミリという雨が降ったから起こったんで、それだけの話で言ってるわけなんですね。1番の質問は、そのときを境にして、以後、毎年起こってるんです。毎年100何ミリは降ってないんです。だから、この分について安心・安全を求めるんだったら、雨が降ったときに、車をどこか移動しなきゃならないね。夜中に降ったりしたら、どうするんです。現実的に、それ以降でも車がつかってるじゃないですか。これずっと放っとくんですか。これはどうされるんですかね。これはこのまま対策何もせず、何にも、大雨が降ったから、もう関係ないよっていうことですかね。どうでしょう。 ○議長  危機管理室長。 ○古川危機管理室長  15番です。議員お示しのとおり、24年からの大雨というものに関しましては、いわゆる100ミリを超える大雨は約3回、そのほか50ミリを超える雨といいますと、27年度からの記憶しかございませんが、8回ございます。  先ほどご質問にありました、この間の被害が出てるということでございますが、本町といたしまして、消防署のほうに覚知したもの、あるいは役場のほうが確認したもの以外については、被害を確認してございません。  なお、自主的に車を移動されたということに関しましては、あるかもしれませんが、私どものほうといたしましては、その記録はございません。以上です。 ○議長  はい、総務部長。 ○岩橋総務部長  最初の答弁でも申し上げましたように、いわゆるゲリラ豪雨がふえてきているということを実感し始めたのが精華町でも24.8.14を契機にしてということでございまして、これも当然、全国的な流れとして、この短時間、かつ局地的大雨についての雨に強いまちづくりというのはやはり非常に大きな課題として認識されてきておりますし、それぞれ国土交通省などを中心に、新水害対策についてのいろんな、これは多方面にわたります。そういった部分で対策は講じられるようにはなってきておりますけれども、全体としては、その部分に回す国費がそれほどの十分配分されてないとかいうような課題もありまして、例えば精華町の場合でしたら、財源投資としてはこれまで、例えば下水道に関していきますと、汚水中心にやってきましたですけれども、もちろん雨水もやってるわけですけども、この雨水対策について充実を図っていくについては、やはりなかなかまだまだ財源的な問題があります。そうしましても、例えば誤解されては困りますのは、じゃあ、今までの整備水準が足らなかったのかということは、そうではなくて、今、ちょっと説明がありましたけども、この間、私どもも認知、覚知しておりますのが、27年の6月17日と、先ほど青木議員の質問の通告書では、27年7月とありましたけども、私どもの認識では27年6月17日ですけれども、このときの雨、あるいはことしの29年9月12日の雨、これは時間雨量ではそこまでいってないんですけども、10分刻みで見ました場合では、いわゆる猛烈な雨、時間雨量に直しますと、80ミリを超える猛烈な雨の降り方をしています。要するに、このような降り方っていうのが今までほとんどなかった雨ですね。そういう降り方をすることに対しまして、仮に10分でも20分でも降られますと、やはりそれぞれの道路設備であるとか、排水設備とか、それはそれで下水道なりなんなりの基準に照らして整備をしてるわけですけども、それを超えてしまってるという事例がやはり発生してるんです。ですので、だからといって何もしないというわけではなくて、雨に強いまちづくりを目指していろいろと総合的な対策は講じていくわけですけれども、基本認識として、これが原因だから、こうなったとか、これが原因だっていう単発のもので説明するんではなくて、基本的にそういう雨の降り方をしている事例がふえてきているということがまず大きくあるので、そこをまず共通の理解として出発させていただけたらと思っています。以上です。
    ○議長  はい、青木議員。 ○青木  共通の理解というのは、お互いが納得しなきゃなんないと思うんですけど、今のお話だったら、ゲリラ豪雨がふえてきてる。今まで予期しなかったこともちょこちょこある。でも、住民の人にはずっと我慢してくださいということですか。私には、そういうふうにしか聞こえないんですよ。同じようにあってますもん。だから、ゲリラ豪雨、ゲリラ豪雨っていうのは、これいつまでずっと言うんですか。そしたら、その対策をやはり、最初はゲリラ豪雨で済んだことかもしれないけど、次のときには、そうじゃないことが必要じゃないかと思うんです。先ほどありました、4カ所流れるということは、もう前から指摘されてることなんですよ。これ4カ所曲がってるから、流れにくいんじゃないかということは前からずっと指摘されてて、町もこの認識には気づいてるはずですよね。それから、この豪雨があった当時の後の委員会の議事録読みましたら、杉山議員も、昔からここは小さいっていうことがわかってるやんかっていうふうに話しされてますよね。ですから、これは原因の一つじゃないんですか。これ曲がってることは、要望として真っすぐにしていただいたらどうですかっていう話も議会で取り上げて、町に要望するというふうに書いてました。多分全く話なかったんですか、こういう話は。どうですか。 ○議長  はい、総務部長。 ○岩橋総務部長  ちょっと誤解なきようにお願いしたいのは、何もしないと申し上げてるんじゃなくて、その後、そういう状況が非常に頻発してきてますので、先ほど申し上げましたように、基本認識として、雨に強いまちづくりというのが非常に大きな課題となってきてるということで、それは認識しております。  それから、今おっしゃられている排水経路の部分についても、当然課題として認識をしておりますし、それぞれの部署で対策の検討ちゅうのを進めているという状況であります。 ○議長  はい、青木議員。 ○青木  本来はあんまり、昔、この辺がこうだ、ああだとかいうことを本当はきょう言いたいわけじゃないんです。今後ないようにしていただきたいというのが、私が言いたいことなんです。それは、原因をもう一回確認をしていただいて、どこに原因があるのかっていうのを一つずつ取り除いていただきたいということが一つのお願いなんです。  工事を始める、実は精華町は、三つの河川でよく水害が起こるというふうに言われてるんですね。一つが煤谷川ですよね。それから、一つが山川、九百石川ですよね、その関係。これ両方とも府の管轄する河川なんですよ。工事やられてるじゃないですか、両方とも。でも、ここは大池川は町なんですよ。町の河川だから、何かやるにしても、町の単費でやらないかんから、もしかしたらお金がかかるかもしれない。もしかしたら、そういう理由で後回しになってるということはないですよね。 ○議長  じゃあ、答弁願います。はい、事業部長。 ○宮本事業部長  先ほどの質問でもありました山川は町の河川でございまして、公共下水道、雨水事業によって整備をいたしております。煤谷川につきましても、下流域は京都府管轄、上流域は精華町管轄でございましたので、国の交付金によりまして整備をさせていただいたという実績がございます。  今、ご質問の祝園西一丁目の関係ですけれども、そこにつきましても、当初の区画整理事業の計画時に、いわゆる基準に基づいた設計をさせていただいた上での断面、先ほど、JRの下の位置のご指摘もございましたが、そこの部分も既に改修をさせていただいて、ボックスカルバートが新しくなっております。河川断面そのものの有効性もございますけれども、先ほどから総務部長が答弁をさせていただいておりますとおり、時間雨量というのは1時間にならした雨量になりまして、今現在、先ほどからちょっと、言葉が適切かどうかわかりませんけど、ゲリラ豪雨というのは、もう10分間の間に時間雨量に換算しますと、100ミリに到達するような、そういった雨が瞬間的に降ります。はけるのも早いですが、たまるのも瞬間にたまると。いわゆる排水能力がそれぞれの都市施設の限界を超えてるといったような状況がその瞬間に発生をいたしますことから、水位が急に上がるといったような状況でございますので、先ほどから総務部長が申しておりますように、何もしないのではなしに、できるところ、いわゆるゲートのオープンの時間でありますとか、早く排水路に流れるように、グレーチングの交換でありますとか、そういったときに、まず、原因だったと考えるところから対応はさせていただいておりますが、いかんせん、整備のときの時間雨量の、いわゆる国の基準なんかよりも今の雨のほうが若干きついといった状況だけが否めないということでございます。以上です。 ○議長  はい、青木議員。 ○青木  最初に実態把握のときに、平成28年7月から9月のところで、電話をした際に、何度か目であけてくれたということなんですけど、これはお話を聞いてると、これだけしか書いてないんですが、実はこのとき、雨がすごい降ってて、車がつかりそうだと。だから、早く何とかあけてくださいというふうに消防に連絡をされたそうなんですね、住民の方が。そしたら、そのときの対応した方が、1時間に10何ミリ降らないと、あけれないんですというふうに対応されたそうです。これ消防がすぐに対応してくれたかというと、そうじゃなくて、1時間に、先ほど部長がおっしゃってた、1時間に何ミリ換算しないと、あけれないんですということでやってて、あっという間に水がたまって、で、終わったら、あっという間に引いたということなんですけどね。そうすると、そういうこともまた今後も起こるんじゃないですかね。だから、人の対応だけで本当にやれるのかどうかということも考えていただきたいというふうに思います。  それから、祝園西一丁目のほうの自治会から、要望っていうのはなかったんですか。 ○議長  危機管理室長。 ○古川危機管理室長  15番です。議員質問のありました、20ミリになれば樋門をあける、そういうものがあるかというようなことでございますけれども、樋門をあけるルール、一定のルールはつくってございます。これは何もゲリラ豪雨だけではなしに、日ごろの降雨等におきまして、そういったルールはつくってございまして、そのルールの中の一つとして時間雨量20ミリという、そういう話が出てきたかと推察されます。  それと、何回もというようなことではございますけれども、一応通信指令室というところがこの電話をとるようになってございます。通信指令室、あるいは消防署の組織として、一番、長となる者がございますので、そういった者に確認をとってというような組織的なプロセスというものがございますので、そういった手順を踏む上で、何回かとご連絡をいただいたというような事情があったかもわかりませんので、そういうことと認識してございます。 ○議長  要望の件。 ○古川危機管理室長  以上です。 ○議長  総務課担当課長。 ○木村総務課担当課長  15番です。祝園西一丁目さんのほうから、いわゆる水路の改修等の要望があったか、なかったかということでございますけども、これはかねてから祝園西一丁目自治会さんからは町のほうには要望のほうは頂戴をしてございます。  ただ、その回答につきましては、先ほど事業部長が申し上げましたような内容ということでお返しをしてるという実態でございます。 ○議長  はい、総務部参事。 ○内田総務部参事  14番です。ちょっとつけ加えさせていただきますと、ゲートは基本的には自動的にあくようになっております。そのほかに、手動として消防署の本部のほうであけるようになってるとこでございます。それについては、祝園西一丁目の水路の中に水位計がつくってございまして、それで水の量ははかっておりまして、それを24時間、消防のほうでは確認することができるようになって、対応をさせていただいてるところでございます。それはご了承していただきたいなというふうに思います。  ただ、今、時間雨量100ミリになると、自動であくなんていうよりも、さらに水が入ってしまうというような状況になってございますので、そこは先ほどから言ってるとおり、ご理解していただければありがたいと思います。以上です。 ○議長  はい、青木議員。 ○青木  自治会の要望が幾つかあったということですよね。そのときの対応をいろいろされたと思うんです。実は自治会の要望についての回答というのが一部あって、これちょっといつのことかわかんなかったんです。でも、先ほどの話でわかったんですけど、平成27年6月17日の豪雨のことについて、自治会から早期対話の要望ということで、話をしたいという要望のものが出たと思うんです。大池川の構造と降雨時の冠水被害の根本的な解決について、その対策と実現の見通し、地域住民に説明していただく場を早急に実現してほしいと。こういう要望が出されて、回答が、危機管理室建設課、産業振興課、で、6月17日の豪雨によって、ちょっと省きますけど、102ミリという局地的な集中豪雨と考えられます。昨今、非常に多いんで、貴自治会内の水路の一部変更や下流が樋門の開閉操作の迅速化を目的に、雨水ますへの水位計設置を進めてると。しかしながら、ゲリラ豪雨だから、なかなかうまくいかないというようなことが書いてあるんですね。そして、幸いなことに、8回、事前に、この年ですね、樋門を開放しましたので、幸いなことに、町内において目立った冠水はありませんと。こういうふうなことになってて、だから、早期の対話はしないということで、この回答にかえるということだけなんですね。何か冷たい言い方で、話はしませんよ、要望は上がってきたけど、これはゲリラ豪雨だということと、勝手に樋門はあくんだから、何も問題ないでしょということです。でも、現実的に平成27年以降にも起こってるということです。この辺について、起こってるという事実があると。それから、ゲート、樋門が自動的にあくというのは、当時の委員会の文書を読んだら、ゲートは自動的にあきますって書いてあるんです。水利組合の役員の方が管理をしていただいてるのは何かといったら、あいたゲートを閉めるという管理をしていただいてるというふうに私は読み取ったんですけどね。ここにちゃんと、ゲートは全て自動で感知する。そうすると、もしかしたらですけど、感知の度合いが弱いんじゃないかなと。感知しないときに、危ないなという雲の動きとか雨の動きを見たときに、先にあけたりするようなことっていうのをやろうとすると、これは多分、消防の誰がやるかわかりませんけど、大変だと思うんです。だから、簡単に雨が、当日のこれ、大豪雨があったときですね、前日の雲の動きを見てたら、大雨注意報が出てるんですね、このときね。観測の状況を見たら、大阪管区気象台、前日を見たら、前日も大雨警報は出てるんですよ、これ。この日ですよ。そうすると、既にあけとくとか、そういうふうなことを人の力でやっても大変だというふうに思うんで、人の力で対応していただくのも大切なんですけど、もうちょっと根本的にどっかないの。そうしませんと、また起こったときに、いや、いろいろ対応してるんですけど、また起こったんですけど、こういう話を繰り返さなきゃなんないのかということですね。  長くなりましたけど、私のお願いは一つなんです。早く対策を立てて、毎年車を移動させなくてもいいような状態を、住民の安心・安全な地域、どこであっても、これはたまたまここで起こってるだけかもしれませんけど、ほかでも同じようなところがあったら、住民の安心・安全のために早く対策を立てて、同じことを繰り返さないようにしていただきたいというのが私の願いです。何か答弁ありましたら。 ○議長  はい、町長どうぞ。 ○町長  おっしゃることについては、否定する思いはありません。当然こういった危険から、あるいは不安に陥れられるっていうことは非常に行政の責任者としても、私は関係する住民の皆さんのご努力、ご苦労は十分承知をさせていただいてます。平成24年の8月14日、私も忘れることができませんけれども、5時過ぎに、5時半ごろでしたか、家から出ようと思っても、出られない。我々の天空で、南で北で同時に雷が鳴ると、光るという、こんなことはかつてなかったわけですけれども、大雨警報すら出ていなかった。警報は5時55分に出てます、私、記録ありますけれども。役場へ来れば、役場の中に入れません。  道路はもうすっかり川の状態でした。それぐらい大変なとき、それを経験をして、それ以降、幾ら用水で田んぼに水を入れるということが目的の堰であっても、撤去することが当然の義務として、しっかりおろしなさいと。そして、そういうことを通して、上流のため池も、先ほどおっしゃったように、半日前、あるいは1日前に予想する雨量を考えたときに、池の水を減水してくださいと。そして、低地の川に流れるということをなくしてくださいと。そのことが下流を守ることになり、お互いに同志としての農家の被害も、田んぼですね、浸水で被害を受けることないと。そのことも徹底して私は言ってきたはずです。だから、そういうことの改善策として、今、答弁してくれたようなことではありますけれども、私は何としてでも、そういった水害を回避する努力は当然、先の課題として持っているはずであります。しかし、国の国費、公共事業予算は12兆円あったのが、今、6兆円前後です。そこで災害が全国各地にある。災害復旧も含めて6兆円が使われて、配分をされるということの中で、先ほども、生駒に抜ける道、あるいは近鉄、あるいはJR、府道超えて農免にというお話もありますけれども、なかなか国費はそこに回ってこない。まして、163号線もこれはご存知いただいていますけれども、6億円の予算を獲得するのにどれだけ汗をかいてるかと。これはかつて、万国博のときに、なぜあの事業が前進できなかったのか。これは、私は命をかけてでも国に対して物を言ってきたはずです。ほんで、今、こういった西一丁目から府道、近鉄、そして、JRも含めて、そこに新たな沿道をつくる、排水路をつくるということなら、私は今、南側で山川線やってますけれども、そのことで10億以上、私は10数億、あるいは20億かかるのではないか、安全対策も含めて。そういうことの中で、行政としてどうすべきかということは我々もしっかり自問してますけれども、なかなか予算配分の関係、あるいは地元負担としてどれだけ耐え得るか。  もう一つだけ申しますけれども、私がこの仕事をいただいたときにも、318億1,400万の実質債務があったんです。それに対して、不要不急の学研公社で抱いていただいてる土地が約15億余り、この債務を返還をして、そして、今日、1人当たり住民の債務が50万ぐらいに下がった。2分の1になったんです。そういう中で、学校の安全対策がそれぞれの地域要望から満たしてきてるという、そういう部分でもご理解いただく中で、今後のまちづくりはお互いに課題を共有して、しっかりとやっていきたいし、そのことのご理解、ご協力をいただきたい、このように思っておるとこです。以上です。 ○議長  よろしいか。  これで青木議員の一般質問終わります。  ここで1時まで休憩をいたします。             (時に12時07分) ○議長  それでは、再開いたします。             (時に13時00分) ○議長  10番山下議員どうぞ。 ○山下  失礼いたします。10番、爽風会、山下でございます。  大きく2点、今後、小・中学校の空き教室の対策はということと、学校教材備品の納品状況等についてお伺いいたします。  本町の人口は微増を続けていますが、ゼロ歳から15歳の子供たちの人数は激減しております。平成20年度、町内5小学校の児童数は2,800人台でしたが、平成29年度は2,300人台となってまいりました。現在、本町の1歳児、2歳児、3歳児はそれぞれ300人程度かと思います。300人のうち、私学へ進学する児童もいます。やがて近いうちに町内小学校の児童数が2,000人を割ることになります。児童数減が顕著にあらわれてきているのが精華台小学校、東光小学校、山田荘小学校であります。この波は、精華西中学校、精華南中学校にも顕著にあらわれております。特に精華台小学校と東光小学校区を校区とする精華西中学校ブロックの児童生徒数減が著しいと思われます。  全国的にはかつてのマンモス校が中規模校に、小規模校に、そして、2学年で1学級という複式学級に、そして、統廃合されていくという例が多々ございます。そのような中で、空き教室を有効に活用して、子供は少なくなってまいりますが、学校の活気が消えないように、学校と地域のコミュニケーションが高まるような取り組みをしたりとか、あるいは、空き教室を活用して頑張ってるところもあれば、逆に何も手を打たず、空き教室を倉庫がわりとして学校の衰退に拍車をかけているようなところもございます。  そこで、質問ですが、1点目、5年後、各中学校ブロック、小・中学校合わせてでございますが、普通教室の空き教室は幾つくらいなのでしょうか。また、今の1から5歳児の幼児数から推測して、10年後の空き教室は幾らだと予想されるでしょうか。ともに私学へ行く予想人数を差し引いて回答願えれば、ありがたいと思います。  2点目でございます。現段階で積極的な空き教室の具体的な活用対策を考えておられますならば、それをお聞かせ願えればありがたいと思います。また、今後、どのような方向で教育委員会が対応されるんでしょうか。それもお聞かせ願えれば、ありがたいと思います。  続いて、大きな二つ目の質問でございますが、これにつきましては、9月議会で質問した事柄の進捗状況をお伺いすることであります。  まず1点目でございますが、本年度の教材備品の納品状況は11月末でおおむねどれぐらいでしょうか。  2点目でございます。理科教育設備整備費等補助金、いわゆる理振でございますけれども、これの進捗状況についてはいかがでしょうか。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長  はい、答弁願います。教育部長どうぞ。 ○岩﨑教育部長  山下芳一議員ご質問の1番、小・中学校の空き教室対策と2番、学校教材備品の納入状況等について、教育部長より答弁を申し上げます。  まず、1番の小・中学校の空き教室対策の①についてでございますが、町全体で見ますと、児童生徒数が減少してきておりますが、各地域での小規模な住宅開発などで、これからも若干ではありますが、児童生徒数が増加していく校区や、しばらくはほぼ増減のない校区もあるというのが現状でございます。  現在の各教室の活用状況といたしましては、これまで教室数に余裕がなかったため、特別教室などを一時的に普通教室に転用している教室もございます。  そうしたことから、本来確保しておくべき教室を除きました空き教室数を申し上げます。まず、精華中学校区では、5年後、10年後のいずれも児童生徒数は現在より増加すると見込んでおりますので、空き教室の見込みはございません。次に、精華南中学校区では、5年後は空き教室は生じませんが、10年後には二つの教室が空き教室として活用できる見込みでございます。そして、精華西中学校区では、5年後には四つの教室が、そして、10年後には七つの教室が空き教室として活用できる見込みでございます。  次に、②についてでございますが、現時点において空き教室の具体的活用計画を構築するまでには至っておりませんが、今後、本町の小・中学校においても児童生徒数の減少とともに空き教室が発生するものと推測しているところであります。この空き教室の活用につきましては、昨今の教育内容、教育方法の多様化が進む中、基本的には学校教育に必要な教室を確保、充実することが前提でありますので、個に応じたきめ細やかな指導の場や相談の場の確保など、まずは学校教育の推進を図るために最大限活用することとし、その後においても、なお空き教室が発生してきた場合においては、学校教育法第137条や社会教育法第44条の学校の施設は学校教育上に支障のない限り、社会教育その他公共のための利用に供するという法の定めにのっとり、有効利用を図ることになると考えてございます。  他市町村の具体的な空き教室の活用事例といたしましては、放課後児童クラブ、放課後子供教室、児童館、保育所、社会教育施設、社会福祉施設、地域防災用備蓄倉庫など、それぞれの地域事情に応じてさまざまな利用がされていますことから、本町におきましても、実際に空き教室を活用する場合においては、地域との連携が図れ、住民ニーズに合致し、そのことが児童生徒にとっても教育的意義、効果が見込め、期待できる施設として有効に活用できるものとなるよう、具体的な見通しのもとに検討してまいりたいと考えているところでございます。  続きまして、2番の学校教材備品の納入状況等の①教材備品の納品状況でございますが、さきの9月会議でもご答弁申し上げましたとおり、学校備品については、学校により納入する物品や時期が異なっておりますことから、年度当初に各学校へ予算配分を行い、学校の裁量により事務を進めております。学校が必要とする物を必要な時期に購入できるよう、今年度においては手続の簡素化を図るなど、従来にも増して柔軟に対応しているところでございます。また、高額備品につきましても、各学校で予定している教育活動に有効に活用できるよう、学校と調整を図りながら適正かつ迅速な購入事務に努めているところでございまして、11月末時点での学校教材用備品の予算執行率といたしましては約60%となっております。今後におきましても、各学校が必要な備品をできるだけ速やかに調達するため、各学校の裁量を基本としながらも、できるだけ早い時期に必要な教材をそろえ、児童生徒の教育がさらに充実できるよう努めてまいります。  次に、ご質問の②についてでございますが、さきの9月会議以降の取り組みといたしましては、町の財務会計システムによる備品管理に対応した運用が図れるよう調整しているところであり、この整理が完了した後に各学校での備品確認を行い、登録作業を進めていく予定としております。また、理科備品台帳の整備には教材の知識など専門性も必要でありますことから、現在、理科備品を専門に取り扱っている業者や精通した団体などから情報収集を行っており、スムーズかつ適切な理科備品台帳整備に向けた準備を進めているところでございます。 ○議長  再質問、山下議員どうぞ。 ○山下  いろいろ調べていただきましてありがとうございます。  ちょっとお伺いしたいんですけども、先ほど精華南中学校、西中学校ブロックでのそれぞれ空き教室のほうお知らせ願ったわけなんですけれども、そこには少人数指導教室とか、あるいは多目的教室が含まれているでしょうか、どうでしょうか、お教え願います。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  16番です。試算の段階におきまして、今ご質問のありました教室の分については一定加味して試算をしております。 ○議長  山下議員。 ○山下  加味してるということは、実際、クラスルームを除いた数は空き教室、これより多くなるということでございますね。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  答弁にもありましたように、まずは今現在、本来ならば特定の教室ということで必要な部分をまず確保した上で空き教室の算定を行っております。ですから、そういった少人数の部分ですとか、特に相談室、そういったきめ細やかな教育の対応の部分という部分につきましては、一定カウントをさせていただいておりますので、それを除きますと余裕教室がその分は発生してくるということになります。 ○議長  山下議員。 ○山下  ありがとうございます。学校が大きい場合、1クラス、マックス40人、学級が多くなっていくわけなんですけれども、生徒児童数が減ってまいりますと1クラス20人の学級が多くなってまいります。そうしますと、初期に相談室、あるいは多目的教室、少人数指導教室等を設けておったわけなんですけれども、そういうふうな教室が小規模になればなるほどだんだんと不必要になっていくということで、空き教室の数につきましては、多分どこの学校が思っておられる、あるいは教育委員会が思っておられるよりも多くなっていく傾向にあるというふうに思っておりますんで、そこら辺のとこは重々お含みいただいて今後考えていっていただければというふうに思っております。  今回は子供の人数が減ると空き教室がふえる、学校に活気がなくなってくることを取り上げていますが、子供の人数が減ると、これ以外に行く行くは統廃合を含めていろいろな課題が出てまいります。子供の人数が減るに従って、我々と何を考え、教育委員会は、あるいは町はどのように対応していくのか、空き教室を切り口にして、この課題を表舞台に出せればというふうな願いから今回質問しております。5年置きのスパンで5年後、10年後、15年後、20年後のビジョン、方向性をいろいろ考えていってもらえれば、あるいは教育委員会として、町行政としてリード役をとっていただければ、そういうような願いからでの質問でございますんで、そこをお含みおきいただければありがたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  1点目の大きな質問についてはこれで終わり、2点目でございますけれども、今年度の教材備品の納品状況は11月末でおおむね60%ぐらいというふうなご回答いただきましたけれども、平成29年度の予算については平成29年度の子供たちが恩恵を受けるようになることがやっぱり理想だというふうに思いますんで、引き続きご努力のほうお願いしたいというふうに思っております。  よろしくお願いいたします。  2点目の理振についてございますけれども、いろいろ調べましたら、昭和の50年代につきましては、精華中学校で理振をとっていたようなこともございます。そしてまた、専門性云々ということもございましたけれども、理科教師ならばおおむね理科の備品台帳をつくることができますんで、そこら辺もう少し早くできないかどうかお伺いできればありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  理科の担当の先生方の力をおかりするというのが大前提になるんですけども、今現在はいろんな教材の専門業者、あるいは答弁でもありましたように、NPO法人等でそういった支援をしていただける活動されている方がおられるということもちょっとわかりましたので、一度学校に入っていただいて、どんな形で進めるのがよいかということを今相談させていただいておるところでございまして、当然、この間もちょっと話しさせていただいたんですけども、理科の担当の先生の力は一緒にやっていく必要があるということは聞いておりますので、まずは学校の理科に精通した先生方のリーダーシップのもと、我々は側面支援ということで、そういった方法についても考えていって、できるだけ早い時期に台帳整備については完了させていきたいという思いでございます。 ○議長  山下議員。 ○山下  理振につきましては、例えば町のほうで、前も言わせていただきましたけれども、100万円の予算があれば200万円分の備品を子供たちに提供することができる、そういうふうな大変恩恵のあるもので、また国のほうもどんどんとこれを使ってもらえるようなことでもPRしておりますんで、そこら辺のことをお含めいただいて考えていただければありがたいと思っておるわけなんですけれども、理振台帳につきましては、そのようなNPOの方が入ってこられると多分1校1日か2日でできるかと思うんですけれども、そういうふうなことを含めますと、例えば来年度か再来年度あたりはできると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  議員おっしゃいますように、できるだけ早い時期にっていうことで、前回のご質問いただいたときからこちらのほうもいろいろ調査させていただいておりまして、整備に向けて進めておりますので、とりあえず1校ですね、とりあえず入っていただいて、どれぐらいの人数と日にちで処理できるか、対応できるかという部分を見まして、あと全8校ありますので、見通しをつけていきたいというふうに考えております。今年度中に全部というのは、今の前回打ち合わせさせていただいたときの話ではちょっと難しいかなというふうに考えておりますけれども、来年度に目指して整備については進めていきたいというふうに考えております。 ○議長  山下議員。 ○山下  教育委員会事務局も大変忙しいことわかっております。その中でお願いしておりますんで、重々お願いいたしまして質問終わります。以上です。 ○議長  町長どうぞ。 ○町長  児童数の減少等々のご指摘ありましたけれども、周辺の自治体の教育環境を見ていただいたらおわかりと思いますけれども、うちの場合は人口を急激にふやさないという、私は仕事させていただいたときには精華台小学校の増築がされた後、ずっと巡回をしたことを思い出すわけでありますけども、なぜこれだけ急激に子供がふえるのかという、その疑問を思いながら、新たな5丁目の開発も子供を犠牲にしない、校区変更はしない、そのことを私ははっきりと言いまして、開発者は京都府のほうへ、実は国のほうの省エネの関係で補助金がついていると、国費がつくということの中で、何とか今開発を進めたいという話があったようでありますけれども、精華町の町長の思いもわかるわなと。あなたたちの思いもわかるわなということで、結果的には何ら判断されなかったいうことが返ってきましたけども、校区変更でスクールバス寄附するまで話がありましたけれども、私は急激に子供がふえる、人口もふえるということを結果的には南加茂台小学校が今どうなっていくかと、そういうやっぱり二の舞を私の町、住民には負っていただきたくないっていうことの中で今日がある。だから、今ちょっと報告がそれぞれありましたけれども、学校で大きく空き教室ができるということはあり得ない、このように思っています。ただ、日本全体が人口が減少の中で少子化が進むというのは、うちの町においても同じ方向にあるということだけ共有いただきたいと、このように思います。 ○議長  これで山下議員の一般質問を終わります。  引き続きまして、11番安宅議員どうぞ。 ○安宅  11番、爽風会の安宅吉昭が一般質問をさせていただきます。  今回は大きく二つの質問でございます。大きな1番目、狛田駅東土地区画整備事業の完了についてでございます。  狛田地域まちづくり基本構想は、おおむね20年後のまちの姿、将来像を見据えて、地域の代表である議員の方々により策定され、町はまちづくりの指針とされたものであります。第1段階の整備として、駅東地区は狛田駅東特定土地区画整備事業が6年のおくれはありますが、来年3月で事業完了を迎えるということであります。この間、町は住民への適宜適切な情報発信をするという説明責任がありますが、果たされているとは私には思えません。  そこで、質問をいたします。  ①町は平成18年の事業開始から今日まで、町民に、また狛田地区住民にどのような情報発信をされてきたのか。  ②町は町民への情報発信として狛田駅の改良、アクセス道路整備、都市公園の整備、住居表示変更など、来年3月までに、いつどのような内容で行おうとするのか。  ③町は第2段階となる次の狛田駅中、駅西地区の整備については、現時点ではどのような計画を持ち合わせているのかを伺います。  大きい2番はくるりんバスの運行についてであります。  くるりんバスは住民の足として運行されております。議会もことしの事務事業評価の対象とし、運行ルートの見直しなど指摘したところであります。特に高齢者に利用されることが多いゆえ、安全性と利便性の視点から改善されなければならない課題も多いと考えております。  ①旧村地域のバス停は当初から設計されたものではなく、困難な面があると思いますが、安全と言えるバス停の設置基準っていうのはあるのか。  ②具体的には僧坊、滝ノ鼻のバス停の安全確保は検討されているのか。  ③狛田の中久保田地区は高齢化が進んでいる地域でもあり、くるりんバス運行の要望が毎年のように出されておりますが、いまだ実現されておりません。  現在はどのような検討をされているのかを伺います。よろしくお願いします。 ○議長  答弁願います。事業部長どうぞ。 ○宮本事業部長  それでは、安宅吉昭議員のご質問につきまして、町長にかわりまして事業部長がご答弁申し上げます。
     まず、ご質問の1番、狛田駅東土地区画整備事業の完了についての①事業開始からの情報発信についてでございますが、狛田駅東特定土地区画整理事業における情報発信につきましては、事業開始から今日まで事業区域の都市計画決定時や土地区画整理事業の事業計画の決定時、また、事業区域に係る用途地域や地区計画などの都市計画決定時におきまして、それぞれの内容に応じまして地権者や周辺自治会を対象とした説明会を開催してきたところであり、事業の進捗において広く町民の皆様に周知すべき内容につきましては、広報誌「華創」に記事の掲載を行ってきております。また、事業の進捗状況などにつきましては、狛田駅東まちづくりニュースによりまして、地権者へのお知らせ、周辺自治会である僧坊、舟、里の各自治会への回覧により周知を図ってきているところでございます。  続きまして、②諸事業に係る情報発信の内容でございますが、平成29年度定例会9月会議でご答弁申し上げましたとおり、僧坊前川線の整備につきましては、完成が来年度以降となますことから、このアクセス道路に関連します駅舎改良整備などもおくれてきている状況でございます。また、今年度におきましても、区画整理事業における国の交付金が要望額に対しまして満額の配分となっておらず、換地処分に係る業務の分割発注による入札差金の活用など、発注方法などの見直しを行いながら事業を推進しているところであり、財源につきましては一定めどが立ってきておりますが、一部の業務につきましては、今年度には完了できない見通しとなっております。  町民への情報発信の方法でございますが、現在、整備工事を進めております僧坊前川線の整備工事につきましては、道路計画策定時の平成23年度に僧坊、里の各自治会役員への説明、また、平成27年4月と平成29年3月に僧坊自治会に対して説明会を実施したところでございます。  また、本事業区域内におけます2号公園の整備でございますが、現在整備工事の発注準備を進めているところであり、その整備内容につきましては、区域内の居住者や周辺自治会に対しまして周知を行ってまいります。  次に、狛田駅の改良整備につきましては、現段階におきましては詳細の計画を鉄道事業者と協議中であり、計画内容や整備時期などお示しができるようになった段階で、関係自治会などへの周知を行ってまいります。  次に、町名地番の変更手続につきましても、換地処分により町名地番の変更に伴いまして、居住者の皆様の住所も変更となり、さまざまな手続をいただく必要も出てまいりますことから、権利者の混乱を招くことなく、円滑に手続が進められますよう、関係権利者に対しましては、まちづくりだよりや手引書の作成などによりまして、しっかりと周知を進めてまいります。  続きまして、③の駅中・駅西地区の整備についてでございますが、駅中地区の整備につきましては、平成23年12月定例会において、当地区の開発事業に関する要望書が採択され、狛田駅前道路の拡幅を優先して整備を進めることとの委員会の意見をいただいている経過がございますが、現時点では、狛田駅周辺整備の第1段階といたしまして、狛田駅東地区の土地区画整理事業、また、駅周辺のアクセス道路である僧坊前川線道路改良事業、狛田駅へのアクセス道路である近鉄線沿いの歩行者専用道路の整備を最優先に進めているところでございます。  第2段階として、駅中、駅西地区の整備といたしまして、両地区とも現時点では具体的な計画はございませんが、駅中地区では今後開発が計画されております学研狛田東地区、いわゆる京阪下狛地区の開発の動向も勘案しながら、地域の方々の意向も踏まえまして、道路事業での整備や市街地整備事業など、駅中地区にふさわしい市街地形成のあり方につきまして、さまざまな手法についての検討を進めていきたいと考えております。また、駅西地区につきましても、駅中地区と同様、学研狛田東地区との開発と連動したアクセス道路の整備やJR下狛駅西側の駅前広場の整備など、必要な都市施設の整備について、狛田まちづくり基本構想を踏まえながら検討を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、ご質問の2番、くるりんバスの運行についての①安全と言えるバス停の設置基準はあるのかについてでございますが、国土交通省や運輸局などが示した統一した安全に関する基準はございませんが、設置場所について、その多くは道路交通法の基準により運用されております。精華くるりんバスにおきましても、運行定義においてバス利用者の安全を確保できる箇所に設置することとして位置づけており、木津警察署や道路管理者と協議を行いながら設置を行っているところですが、現在設置しているバス停の中には、利便性を考慮する中で道路環境により道路の路肩などを利用して設置せざるを得ないバス停もございます。  続きまして、②僧坊、滝ノ鼻のバス停の安全確保の検討についてでございますが、僧坊のバス停につきましては、平成23年に自治会からバス停の安全対策について要望があり、バス停の移設や廃止などの検討を自治会と協議調整を行った結果、周辺に適地もないことから、最終的には自治会から利用実態を考慮し、今の場所でバス停を残してほしいという意向があり、現在の場所になっているものでございます。  また、滝ノ鼻バス停につきましても、道路の路肩を利用してバス停を設置しており、道路に沿って水路がありますことから、バス停の設置場所につきましては、水路へのふたがけによる安全対策を実施してきたところでございます。  くるりんバスのバス停につきましては、先ほどのバス停と同じく利便性を考慮しながら設置をしており、これまでも位置の変更などを行ってきているところですが、今後も利用者の安全確保を図りつつ、利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、③の中久保田地区の検討状況についてでございますが、自治会などからも要望されており、検討する必要があると考え、これまでバス事業者と現地確認を行うなどの検討を行ってきましたが、道路状況から中久保田地区を通過するバスルートの設定ができないため、住宅内をバスが周回するか方向転換をする必要がありますが、住宅内には安全に周回できるルート設定ができないこと、また、住宅内、またその付近でバスが安全に転回する場所の確保が困難であるなどの課題があり、中久保田地区への乗り入れは困難と判断しているものでございます。以上でございます。 ○議長  再質問、安宅議員どうぞ。 ○安宅  それでは、再質問をさせていただきます。先にくるりんバス運行のほうから質問をいたします。  今の答弁では、バス停の設置基準は統一基準はないと、道路交通法の運用により行っているという答弁でございました。私も先日、くるりんバスに乗車しまして、全てのバス停を見届けてまいりました。私なりの区分で申しますと、安全なバス停、これはバスレーンがちゃんと確保されてるというところを考えますと、43のうちの21がありました。バスレーンはないんやけども、歩道で安全な場所でバスを待てるというところが16カ所、バスを待つには狭くて危険だなというのは6カ所ありました。ちょっと私のこれは基準で申しておりますけども、その6カ所のうち特に狭いバス停に行くまでの歩道が狭くて危険なところが2カ所、それが私が指摘してます僧坊と滝ノ鼻のバス停であります。  ちょっとここで写真を見ていただきたいと思います。ちょっと2段に張っておりますけども、上のほうが僧坊のバス停で、どちらから撮ってるかといいますと、府道八幡木津線の僧坊の点滅信号、神社の参道になります交差点の点滅信号から撮ってます。北向かって撮ってるわけなんですけれども、右側の狭い白線からわずか三、四十センチしかないところを、ここを怖いところを歩いていって、ここのバス停、これもほんのわずかな、これがスペースしかないんですね。ここに大きなダンプカーが来たらどうなるかということを非常に心配するわけでございます。ここに関しましては、ここをふたかけしたらということも検討されたようですけども、なかなか条件的にすり合わないというような経過もあって、それは断念せざるを得なかったと。この府道沿いにもう少し安全な場所がないのかということにも町のほうでも検討いただきましたけども、なかなかその場所もないという状況でございました。  先ほどの答弁で、自治会のほうとしては、やはり利用者があるからここは廃止したら困るということになったようですけども、しかし、この怖い危険な状況をそのままにして、もし事故があったらね、誰が責任をとるんでしょうか。  自治会がとるんでしょうか、町がとるんでしょうかということで、そういう心配をしてるわけなんです。  私はここで、この北のほう、300メーターも行きますと、バス停行きますと下狛・狛田駅西バス停があるわけですね。そこですとバスが横づけして安全な場所で乗れると。ここにあるわけですよ。300メーターあることによって危険な状態から逃れられると、安全な場所で乗車ができるというふうに考えるわけですけども、そういった意味で、私はもういっそのこと適当な場所がなければ廃止するべきだということを提案したいわけですけども、いかがでしょうか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  ただいまのバス停の安全の検討ということでございます。これまで先ほどご答弁申し上げましたように、自治会なりそういうとこと廃止も含めた調整をしてまいりました。その中で、一定基本的には、やはり利用者もある部分もあるという中でこれまでからは自治会のほうでも残していただきたいという中で取り組んできた経過はございます。誰が責任をとるのかということではございますけれども、やはりそこについてはできる限り今の利用をしていただく中で、利用者もあるという中では、そのバス停を残すような形で考えていきたいというふうには考えているところでございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  答弁でもまだバス停は残すと、町の責任において残すということでしょうか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  基本的に今私ご答弁させていただきましたけども、過去にはそういう形で残していただきたいという形がございましたので、今後そういう廃止の要望といいますか、そういうところもありましたら、そこは協議をしてまいりたいというふうに考えているとこでございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  さらにその辺の検討を進めていただきたいと思います。  もう1カ所、滝ノ鼻のバス停になるわけですけども、この写真の下のほうのなんですけども、これは農免道路の、ここには菱田の信号がありまして、今、北向いて写真撮ってて、この左側の白線のこの先にバス停があるということなんですね。ここ狭いところ、電柱の陰から出っ張ったところから、この狭いところを通ってバス停にたどり着くと。先ほどふたがけを一部されたというの、バスの乗るとこのふたがけをしたということだと思うんですね。道中のふたがけしないと安全にそこまでたどり着けないということでございます。ここふたがけをしますと、当然水利組合との協議も必要になってきますけども、その辺の可能性といいますか、判断といいますか、どのように考えられますか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  ただいまの滝ノ鼻のバス停に行くまでの間ということでございます。これについては今ご質問にもありましたように、用水路というところもございまして、維持管理の問題もございます。そういう中で、一度そういうところを調整をしながら、できる対応というのがあればという言い方はあれですけども、安全対策のほうには進めていきたいというふうに考えているとこでございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  そちらのほうは一つの対策として十分に検討いただきたいと思います。  ふたがけをして安全なバス停までの歩道を確保するという方法と、もう一つは、これはどういいますかね、先ほど中久保田への運行が難しいのにバスの方向転回できないという話もありましたけども、この2枚の写真のうちの上は先ほど言ってます菱田の信号、農免道路の信号の少し手前から東寄りのところを撮った写真なんですね。バスが北向いて行きますから、こっちに乗せようとすると、一旦横断といいますか、右折して、ここで方向転換して、また出ていくということになるから、ちょっとこれは運行上の問題は確かにあると思います。しかし、ここのスペースは結構広いスペースがあるんですよね。西側に入っていくこの道路だけでも幅が10メーターあります。さらに少し北の三角形のところ、これは町の管理地かと思いますけども、ここの縁石の部分を外せば、相当な面積、安全に乗れる場所が確保できると私は考えます。こういったことも地域の方でよく利用される方がそういった提案をされてまして、私もその提案は一つ考えれるなというふうに思って、今このように申し上げてるとこでございます。ここでどうですか、右へ入って、ここで方向転換、ハンドル切って、また北へ出ていくという、この運行ということは可能なんでしょうか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  基本的に今の方向転換ということでございますけれども、道路上ということでございます。そういう意味には安全運行を含めてバックであるとか、そういうことができないということですので、そこの部分につきましてバス停に利用するということは安全上不可能っていいますか、無理だというふうに認識してございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  今考えられる対策は二つ、先ほどのふたがけをするという方策と今のこちらのほうでハンドル切りかえて運行するという方法、この二つしかないかと思います。それぞれ問題、あるいは課題があると思いますけども、いずれかの方策でもって安全な乗車を確保するということが非常に今大事なことであります。  それにかわる方策があれば、またそれも結構ですけども、ぜひ検討願いたいということを申し添えておきます。  次の中久保田地区へのくるりんバスの運行に関してでございますが、検討する必要はあるという答弁、これも先ほど今言いましたような方向転換という問題もあって、難しいという答弁だったかと思います。農免道路からくるりんバスは北行きますと、今度は西へ振って府道八幡線のほうに運行していきます。  中久保田はその反対側になりますから、そこまで行って、また戻ってこないといけないと、そういう意味では方向転換しないと運行ができないということ。  特に住宅内は回れないということですから、方向転換が一番のポイントになってくるかと思います。中久保田は入り口までは、今言いました西へ行くくるりんバスと同じ道路幅がありますから、この幅、くるりんバスを運行するには十分だというふうに考えます。  じゃあ、方向転換する場所がどこにあるかということなんですけども、ちょっとこの写真を見ていただきますと、農免道路、東へ中久保田のほうへ入っていった入り口ですよね、この道路幅は7メーターほどあるわけですから、道路は確保されてる。ここで交差点では方向転換できないということだと思いますけども、じゃあ、私有地なり民地があって、そこで了解をしていただく中で方向転換ができるとすれば、その場合は町としては検討されますか、いかがでしょうか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  今の方向転換ということでございますけれども、基本的には今、中久保田のところにつきましては、通り抜けができない、また、周回ができない。最終的にはどうしても転回場所が要るということにはなってこようかと思います。またそこも転回場所といいましても、一時的なそういう用地、いずれ次は何か利用があって変わるとかいうことがあれば、またそこの運行のところにも問題ができますし、今後そういうところについてはいろいろと検討をしていく必要はあるかと思いますけれども、現時点において今そこの部分において、回転広場の状況、条件、そういうところによって変わってくるものというふうに認識してございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  方向転換で運行されてる場所といいますと、東畑のバス停がそうだと思いますし、それから菅井のバス停も一旦菅井に入って、また戻ってきますから、方向転換してると。その場所はどういいますか、その場所、地域の管理されてる場所を活用されてるのかと思いますけども、そういった方法で確保されてるということから考えれば、中久保田の中でその可能性があれば、町としてそういった場所を確保することも含めて可能性を求めていただければというふうに思います。  ここで中久保田の高齢化の率について触れましたけども、ちょっと私が調べた範囲で申し上げますと、中久保田の高齢化率、65歳以上は5年前には10%であったんですね、世代が65歳以上は少なくて。この12月1日現在では23%に、精華町の平均と全く同じですよ、23%に上がってきてます。あと、年齢別に拾っていきますと、あと5年で65歳以上になられる方が、現在60から64歳の方が453人のうちの65人もいらっしゃるんですね。そうしますと、これはまたたちまち30%を超えるということが想定できるという状況があります。非常に急速が進むということですね。世代構成からしてそれが明らかであるということでございます。そういった意味で、地域の住民の皆さんの願いは非常に大きいものがありますということを受けとめていただければと思います。  ここでこういった安全なバス停の確保、あるいは運行の変更なり改善につきましては、地域の公共交通会議がどういった取り上げをされているのかということをお聞きしたいと思いますが。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  公共交通会議のところでございますけれども、基本的にはバス停を設置であるとか移設するとかいうところについては公共交通会議の中で諮らせていただいているところもございます。また、各要望につきましては、これまでそういういただいてる意見については、公共交通会議の中でこういうご要望がありますということについてはご報告させていただいている状況でございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  重要事項はそういったとこでも諮っていただいて、全体としてバランスのとれた、また安全な運行が確保できるように努めていただきたいと思います。  くるりんバスもバス運行上の限界があるというのも当然かと思います。さらに高齢化が進む中で、より近いところで、また乗りたいときに乗れるという、そういった福祉的な公共バスの運営ですね、これはデマンドバスというのか、福祉乗り合いタクシーというんでしょうか、そういったものもいずれは導入されなければならないというふうにも思っております。くるりんバスは実証実験ということでこの間来ておりますけども、またその段階から次の段階へぜひ検討を進めていただきたいというふうに願っておりますし、また議会のほうでも以前にはそういうデマンドバスの先進地視察も行ったこともございます。本町にとって一番ふさわしい福祉の交通システムとは何かということを、ぜひこれから検討していく時期だというふうに思っておりますけども、何かそれに対してコメントいただけましたらと思いますが。 ○議長  ちょっと待ってください。デマンドバスでの質問ですか。くるりんバスで提案されてます。答えられるんであればやったらあれですけども、ちょっと答弁でけますか、デマンドバス、でけないでしょう。やり直してください。 ○安宅  済みません、くるりんバスも限界があるということでございますから、実証実験の段階に今もあるということからすれば、その先はどのような公共交通、特に高齢者に優しい公共交通があるのかということを、これからぜひ行政も、また議会のほうもともに検討していければということで提起しておきます。  順序が逆さまになりましたけども、狛田駅東土地区画整備事業の完了に関してでございます。  まず、これまでの情報発信はどうだったかという答弁に対しては、折々に必要な情報発信はしたということでございました。私が自分でちょっと手元にある材料で調べましたところ、13年間のこの期間の間に、先ほど説明あった「華創」というのは3回だけ情報が出ております。最初のときと途中と、それから事務所が役場に戻ったというときの3回がございました。それから狛田駅東まちづくりだよりは、この間、82号まで発行されまして、工事の進捗やいろいろな土地利用等に関する情報発信されたというふうには理解しております。これは地権者の方々や地域の自治会回覧ということでして、一定の役割を果たしてるかと思いますけども、この間、この3年間で見てますと、わずか3回しか情報が出ておりません。一番直近は昨年の28年6月に出たのが一番直近でございまして、いよいよもう来年3月で、皆さんにお知らせすることも非常に多くあろうという段階で、この間の情報発信は少ないということを私は申し上げたいと思います。  今さらそれを蒸し返して言っても仕方ありませんから、これから来年3月の事業完了に向けて3月まで、あるいは4月以降にもまだ関連事業が残りますから、それをどのように皆さんに適切に情報発信していただけるかということを問うておきたいというふうに思います。  その中で、事業の進捗ともかかわることで、先ほど答弁もいただきましたけれども、まず確認しますと、狛田駅の改良工事ですね、まだ現在、協議中と。  一般住民は狛田駅東の事業が終わるということは、駅の改良も終わると、こう思ってきたわけなんですね。先ほどの答弁では、最終的な近鉄のホームの延伸とかができる条件が整ってないということだったかと思いますけども、住民からすれば、それはないやろうと。なぜこの事業年度が完了するという来年3月に間に合わないんだと、こういう思いがあるわけです。今協議中ということですから、ぜひその協議を早く済ましていただいて、じゃあ、いつ改良工事が行われるんか、内容はどうなのか、これを全て明らかにしていただきたいというふうに思います。近鉄さんと協議ということですから、なかなか難しい点もあると思いますけれども、しっかりと協議を進めてもらって、住民が理解できる内容での情報発信を求めておきたいと思いますが、どうですか、近鉄さんとの協議の関係に関しては、トイレや待合室などの改良もという期待が住民にあるわけですけども、駅の改良としては実際範囲、今の時点でどの程度の改良工事なのかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  ただいまの駅舎の関係でございますけれども、今回、近鉄と協議をさせていただいてる部分っていいますのは、東側に改札機能を設けるということでございまして、改札と、そのスロープの部分ということで、駅の中の待合であるとか、そういうところまでは含んでいないというような状況でございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  前回にもお尋ねしたときは、東側に改札口ができると。そこのスロープは設置されるという範囲までは聞いておりますけども、本当は本格的なバリアフリーや、あるいは待合室、トイレの改良等が地域の皆さんの願いでもあります。  ぜひそちらのほうも今後のテーブルに上げていただいて、実現できるように努めていただきたいと思います。  アクセス道路の関係は一部、間もなく工事が始まるということで表示もされておりますけども、全体としてのアクセス道路の整備は来年以降になるということでお聞きしました。これも鉄道業者さんとの関係、あるいは地権者さんとの関係もあって、なかなか簡単にいかないというところもありますけども、一日も早くそれが進むことを住民は望んでおります。特にアクセス道路はやはり商業施設の誘致にも大きくかかわってくると。商業施設の施設長という方が見に来られて、アクセス道路がきっとついてるということを、それが最低要件でもあろうと思うんですね。商業誘致の一日も早い実現にもアクセス道路の整備が要件かと思いますんで、そのためにも努めていただきたいと思います。  そういうことで、狛田駅東の事業の目標は、事業そのものが完了することは当然ですけれども、やはり今言ったように、駅の改良であったり、それからアクセス道路、そして商業誘致と、これは3点セットで狛田駅東の事業は完了するというのが住民の見方であるということで、そういった見方の中で取り組んでいただきたいと。今の話のように、国の交付金の問題であるとか、地権者の協議もありますからなかなか簡単にいかない、そこを努力していただいてるということは私も評価いたしますけれども、それが早く結実するように、さらなる努力を求めておきたいというふうに思います。その辺いかがでしょうか、3点セットだという見方はどのように捉えてますか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  ただいまのご質問でございますけれども、やはり駅東、それから駅中、それから駅西と、アクセス道路につきましては、やっぱり必要なものでございます。また、そういう中で商業施設を誘致する中でも必要な道路というふうに考えてございますので、今後も努力して早期完成に向けて努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  じゃあ、それに努めていただきたいと思います。  あと、都市公園について少し触れますと、これも前にも申しましたように、24年の年度初めぐらいに住民の皆さんのワークショップでどんな公園がいいかということを皆さんで提案をいただいてまとめられたものであります。いよいよ公園に着手ということでございますけれども、最終的にデザインがどうなったのか、皆さんが提案した分がそのまま実現することと、こういった調整も必要になったということもあると思いますけども、そういった皆さんへのご協力いただいた方への最終的なお礼を兼ねた報告といいますか、そういうのはいつになるんでしょうか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  公園のワークショップにつきましては、今ご質問にありましたように、平成23年度に4回させていただいて、最終的な提言を取りまとめていただいたというところでございます。その中でも最終的には公園につきましては、やはり全てができるものではないというところをお話をさせていただきながら進めてきたということでございます。そこの部分につきましての周知といいますか、そこにつきましては、今後、公園の中身につきましては、地域の方々、それから都市周辺の方々含めまして、先ほどの周知ではないんですけれども、基本的にはこういう公園になりますというような形でお知らせをしていきたいというふうに考えているとこでございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  それはそれで受けとめておきます。  また、住居表示変更のこともありますし、またここの地域の自治会がどのような自治会形成をするのかというようなこともこれから出てまいります。ぜひそういったことも含めて適切な指導なり、事務執行を求めておきたいと思います。  ちょっとこれらを整理する意味で申し上げたいんですけども、これからの狛田東に関する情報発信どうするかということでございます。私なりに勝手にイメージしてるんですけども、工程の一覧表といいますか、そういったものをつくるとわかりやすいんじゃないかなと。例えば縦軸には狛田駅の改良、そしてアクセス道路の整備、都市公園の設置、あと、そうですね、今は管理地が草が随分伸びて、これは事業の最後にきれいにされると思いますけども、これもいつになったらきれいにするかなと思って皆見てるわけです。そういったものを全て工程の中で入れて、いつからいつまで作業、特に3月までに完了することと来年度以降に延びる分、ここの線引きが非常に大事でございまして、それがわかるような、そういったもので、ぜひとも見やすいものでまとめていただいて、情報提供していただくのが一番いいんじゃないかなと。これはあくまでも予定ですから、またずれ込むこともあっても、それは仕方がないと思うんですね。しかし、できるだけ情報はやっぱり発信していくことによって皆さんが安心して、また信頼して協力もいただけるものだというふうに思いますけれども、そういった情報発信の仕方、この辺に関してはいかがでしょうか。 ○議長  都市整備課長。 ○山本都市整備課長  ただいまの情報発信でございますけれども、やはり今後情報発信は大切だというふうに考えてございます。ですから、その中身につきましても、わかりやすいようなものの情報発信の仕方をまた整理をしまして、また住民の皆様に情報発信してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  3月までの情報発信については、次の一般質問でまた確認させていただきたいと思います。  あと、②のほうの第2段階になる駅中・駅西地区の整備ということでございます。先ほど答弁もいただきましたけれども、アクセス道路的なところは駅東と駅中を結ぶということから関係するということで説明がありました。その中についてでございますけれども、いよいよ山手幹線が来年3月には開通するということがございまして、それに合わせて先ほどもありました京阪さんの開設計画も具体化するのではというふうな思いにあります。やはりこういった中で、精華町と京阪がやっぱり事業者の用地の確保も含めて大きな段階に入ってきてるというふうに思います。また、京阪さんの土地に面する山手幹線沿いは、やはり沿道サービスといいますか、商業施設の立地にふさわしい場所でもあると思います。そういった意味で駅西のにぎわいなり活性化というものは大いに期待されるところであります。  そういった意味で、町のスタンスとしては京阪さんとの関係において、双方に最大のメリットが生まれるような開発を期待するわけですけども、そういった中で、現在、どういったところまでの協議にあるのか。先ほどもありましたけども、さらにこういったことも現在の段階であるという答弁、あるいはこういうことを目指しているというようなところでも結構ですけれども、京阪さんとの関係における現在の協議状況でお聞かせいただけることがあったらと思いますけど。 ○議長  京阪ですね、京阪との協議だね、京阪奈と聞こえたから。 ○安宅  京阪です。済みません、発音が悪くて。 ○議長  よろしいか。都市整備課長。 ○山本都市整備課長  ただいまの京阪下狛の開発っていうとこでございますけれども、現在、京阪さんのほうにおいて、土地利用を考えておられるということで、町のほうと協議を進めていくということで現在行っております。その中で、町といたしましても、京阪のところにつきましては、産業施設用地といいますか、そういう施設用地の不足するそういうものの確保と、それから植樹、近接といいますか、そういう近くに住んでいただけるための住宅地、それからまた山手幹線につきましては、その沿いにつきましてはやっぱり沿道利用が図れるっていうような形のものを誘導していくということで、現在町のほうもそういう考えを持って京阪と今後進めていくということで考えているところでございます。 ○議長  安宅議員。 ○安宅  これから精華町のさらなる発展、それから事業所用地の確保、植樹、接近それで活性化という観点から、一番期待されるとこでございますので、鋭意努めていただきたいということを申し上げておきます。  あと駅中の点につきましては、これはこの前にも議会報告会、意見交換会のときに住民さんから駅中の再開発まちづくりということでの強い要望があったこともありますし、また6月に住民さんから、やはり狛田の開発に関する陳情が出てまいっております。そういったことで、非常に関心を持たれているということが事実でありまして、またいろいろな諸条件を整える中で、一歩でも前進することが大事かというふうに思ってます。主なまちづくりまちづくり基本構想に基づいて駅の中、西、先に駅東ができ上がるわけですけども、総合的な開発整備で北の玄関口を実現するという将来展望の中で取り組んでいただきたいと思いますし、議会もそれについて一緒に取り組んでいく必要があるかと思いますということを申し上げておきまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長  これで安宅議員の一般質問を終わります。  ここで2時20分まで休憩します。             (時に14時05分) ○議長  それでは、再開いたします。             (時に14時20分) ○議長  9番松田議員どうぞ。 ○松田  9番松田孝枝です。通告書に基づきまして大きく3点について伺います。  1点目、新しい非核・平和都市宣言をということであります。
     精華町非核・平和都市宣言が施行されましたのが1987年、昭和62年であります。その宣言文の一つに核兵器の廃絶と軍縮を求めるとあります。本町では、毎年平和祭典が実施され、また、平和首長会議などにも参画をされ、北朝鮮などのこの間の核実験、あるいはそういった実効的なことに対しましても町長、議長が抗議声明を出すなど、この宣言文に呼応いたしましてふさわしい取り組みがされてきました。また、夏の非核平和を願います国民平和大行進の際には、連帯の挨拶を送られるなど、非核・平和を願う者の一人といたしまして、大変誇りに思っているところであります。  しかしながら、2011年3月11日、東日本大震災に伴います東京電力福島第一原発事故を経験いたしました。この経験から、一たび原発事故が起これば、大量の放射性物質の拡散によって甚大な被害がもたらされるということを思い知らされました。核は軍事利用であれ平和利用であれ、地球環境を破壊し、多くの人々の暮らしを奪うものであります。今、核兵器廃絶や非核三原則の遵守に加えまして、脱原発や自然の環境に優しい再生可能エネルギーの推進、これらを求めます新しい非核自治体宣言を発しますそういった自治体がふえております。近隣市町に先駆けまして非核・平和都市宣言をした町として、従来の宣言を守りつつ、核兵器廃絶と脱原発を一つに結び合わせた新しい非核・平和都市宣言、このような宣言を発することを提案いたします。本町の見解を伺います。  あわせて、平和の取り組みの一環として取り組まれております本町の本年度の平和祭典の総括と今後について伺います。  2点目、生涯学習ということであります。  生涯にわたっての学習活動に充実を図るため、文化活動やスポーツ活動を通じて住民の自主的な活動を促進する必要があります。これは第5次総合計画第3章、未来をひらく文化と環境のまちづくり、これから10年の課題の中にこのように明記をされております。スポーツ活動にかかわりましては、むくのきセンターが中心的な拠点として機能をしておりますが、一方、文化活動については、むくのきセンターの立地条件、あるいは交通利便性に課題があることから、活動場所の確保に苦労をしているとの住民の方の声が出ております。将来的には生涯学習センター、あるいは文化センターなどをつくり、生涯学習の拠点づくりをすることが望まれますが、本町の基本的な考え方を伺います。  当面の問題として、今、活動場所を確保に苦労をされております日本語教室などの課題解決の方策がないのかを問います。  3点目、教育の充実であります。  小・中学校図書室と図書教育の充実について伺います。  ①蔵書数、開室時間、司書配置数と図書利用者数、これは貸出数でも構いません、の現況と課題。  2点目につきましては、図書司書を各校に1名配置し、地域や読み聞かせボランティアとの連携も図りながら図書教育のさらなる充実を求める。よろしくお願いをいたします。 ○議長  答弁願います。総務部長どうぞ。 ○岩橋総務部長  松田孝枝議員の一般質問の1番、新しい非核・平和都市宣言をについて答弁申し上げます。  核兵器の廃絶と恒久平和の実現は国民共通の願いであり、本町では昭和62年12月に核をつくらず、持たず、持ち込まずという非核三原則の完全な遵守を求める精華町非核・平和都市宣言を行い、平和首長会議への加盟などを通じまして、非核・平和を求める取り組みを進めてまいりました。一方、ご質問の脱原発や再生可能エネルギーの推進を求めることに対する本町の見解でありますが、これまで答弁しておりますとおり、代替エネルギーの普及にあわせて縮小していくという長期的な視点に立った縮原発が現実的であるとの立場に今も変わりはございません。以上のことから、引き続き精華町非核・平和都市宣言の趣旨に基づき、核兵器の廃絶と恒久平和を求める取り組みを進めてまいる考えでありまして、新しい非核・平和都市宣言を発することは町長としては、首長としては考えておりません。  次に、本年度の平和祭典の総括と今後についてでございます。  精華町平和祭典は非核・平和都市宣言を受けて平成4年度のせいか祭りで啓発コーナーを設けたことがその前身となります。平成7年度以降は平和祭典として町議会を初め、非核・平和都市宣言の趣旨に賛同する各種団体の皆様とともに、実行委員会形式で開催しており、世代を問わず広く町民の皆様に戦争の悲惨さや平和の大切さについて考えていただく機会として定着してきております。会場につきましては、昨年度までは役場庁舎内の交流ホールなどで開催しておりましたが、近年は来場者数の増加に伴い、手狭になっていたことから、本年度はけいはんなプラザで実施されるけいはんな映画劇場とタイアップしたものでございます。開催内容としましては、8月5日の土曜日にけいはんなプラザのメーンホールで平和をテーマとしたアニメ「この世界の片隅に」を上映したほか、プラザのアトリウムでは、戦中、戦後の生活を伝える写真パネルや戦争体験談文集の展示、ドキュメンタリービデオの上映、精華中学校の生徒が作成した平和学習資料の展示などを行いました。平和映画については、3回の上映で合計700名分の無料鑑賞券を用意し、広く町民の皆様に募集しましたところ、900名を超える応募がありまして、厳正な抽せんを行ったところでございます。  本年度の総括につきましては、今後、実行委員会で行う予定ですが、例年の3倍を超える方々に足を運んでいただけたことは、大きな成果であったと考えております。今後につきましては、本年度の総括を踏まえつつ、実行委員会構成団体の皆様のご意見も伺いながら、より効果的な平和啓発事業の追求をしてまいりたいと考えております。  次に、ご質問の大きい2番、生涯学習のうち、日本語教室などの課題解決の方策につきまして答弁申し上げます。  日本語教室につきましては、本町に在住、在勤されている外国人の方々などを対象とした日本語学習支援の場として、毎週火曜日の夜7時から、本町とせいかグローバルネットの共催で実施しているものでございます。現在、日本語教室に参加されている外国人の方は、11カ国、22名で、指導されるボランティアの方は23名となっており、基本的には参加者の習熟度レベルに応じた個別指導形式で行っております。また、平成27年度からは、夜間の日本語教室に加えまして、毎週火曜日の昼1時30分から、小さなお子様連れの外国人の方もご参加いただける日本語学習室を開催するなど、できる限り参加者のニーズに沿った形での運営に努めてきております。いずれも会場は役場庁舎内の交流ホールを中心に実施しておりますが、他の事業との兼ね合いで交流ホールが使用できない場合があり、かねてより代替となる会場の確保が課題となっておりました。こうしたことから、平成24年度からは、日本語教室を町とせいかグローバルネットの共催事業と位置づけた上で、できるだけ計画的に交流ホールを使用できるよう改善を図ったところであり、その結果、交流ホールでの実施回数は以前と比べて全体的に増加してきております。また、それでもなお交流ホールが使用できない場合は、役場庁舎周辺の比較的交通アクセスのよい公共公益施設が使用できるよう調整を図るなど、町としましても可能な限り改善に努めてきたところでございます。 ○議長  答弁願います。教育部長どうぞ。 ○岩﨑教育部長  松田議員ご質問の2番、生涯学習の拠点づくりと3番、教育の充実について、教育部長より答弁を申し上げます。  本町の精華町立体育館・コミュニティーセンターの設置及び管理に関する条例第2条にて、住民のスポーツ振興を図り、かつ文化の発展及び向上に寄与するため、体育館等を設置する。そして、このむくのきセンターをスポーツ、文化の拠点として位置づけております。  むくのきセンターは平成14年の開館以来、スポーツ活動だけではなく、文化活動の拠点として文化協会を初めとする各種団体において精力的に活動をされております。本町の文化協会は平成14年に発足して以来、徐々にその活動を広げられてきておりまして、昨年15周年を迎えられました。現在、8連盟、35サークル、約600名の加入者がおられまして、このむくのきセンターを中心に活動されており、本町における文化振興の一翼を担っていただいております。また、むくのきセンターにおける生涯学習施設としてのコミュニティーセンターでは、先ほど申しましたように、文化協会を中心にさまざまな文化活動をされているほか、文化協会以外の一般利用者もここ数年順調に利用者が増加しておりまして、平成28年度の登録団体以外の一般利用者実績では、年間延べ2万5,000人余りの方に利用していただいております。したがいまして、今後におきましても、むくのきセンターを生涯学習を行うことができる社会教育施設として、またスポーツ振興、文化振興の拠点として活用していきたいと考えておりますので、新たな施設の建設は現時点では考えてございません。  続きまして、3番、教育の充実についての①の蔵書数、開室時間、司書配置数と図書利用者数の現況と課題についてでございますが、平成28年度末の状況を申し上げますと、蔵書数は学校の規模により整備すべき蔵書の基準として定められた学校図書館図書標準をもとに整備を進めているところでございますが、小学校で7,600冊から9,300冊の蔵書、中学校では7,700冊から1万2,200冊の蔵書となっておりまして、蔵書達成率は小学校で83%から100%、中学校で82%から100%となっております。  新しい情報に触れる環境の整備の観点から、古くなった本の買いかえをするため廃棄する数と購入する数のバランスが必要となりますが、蔵書率100%の達成を目標に、授業に活用できる専門的な図書、子供の読みたい本をできるだけ多くするなど、校内で検討し整備を進めております。  開室時間につきましては、小学校は全校で毎日朝8時30分から下校の3時30分ごろまでとしております。そのうち中間休みと給食後の昼休みには、それぞれ20分程度利用することができます。一方、中学校では、生徒への指導などの課題に対応することが必要でありますことから、それぞれの学校で開室時間は異なっておりまして、3中学校のうち1校は毎日昼休みを、2校は週2日昼休みを開室しております。このように、中学校では昼休みを中心に開室時間としておりますが、放課後にも自習の場としてあけている学校と長期休業前に1週間程度の臨時開館をしている学校があります。  司書配置数につきましては、現在、臨時職員4人を任用し、1人2校を担当することで、全小・中学校に配置できており、その形態としましては、1校につき1日当たり5時間、週2日の任用をして学校図書館の日常の管理運営や学校図書館を利用した教育活動の支援を行っております。  学校図書館利用者数の現況につきましては、司書の配置により小・中学校とも図書館内の配架や整理など、利用しやすい環境が整備され、貸し出す図書の数がふえ、利用者も増加してきている状況にあります。一方、課題としましては、小・中学校とも授業時数の確保や学校でのさまざまな教育活動に限られた時間を配分する必要がありますことから、始業開始前の朝の読書の推進や各教科領域の中でさらに学校図書館を活用した事業を推進するなど、子供が読書に親しみ、できるだけたくさん本とかかわりを持てる環境をつくる、あるいは働きかける、こういった工夫が必要であると考えてございます。  次に、②の図書教育の充実についてでございますが、子供たちの学校図書館の活用はこれまで図書の貸し出しが中心でしたが、司書の配置により授業で調べ学習などをする際に、図書の整理整頓が行き届き、本についての質問ができることなどから、大変利用しやすくなったという声とともに、借りた本の返却を忘れることが少なくなった、本を大切に扱うようになった、図書館利用のマナーがかなり向上したと、こういった報告を学校から受けております。さらに担任教師と連携した効果的な読書指導や図書を活用した授業展開に取り組んでおり、選書会の計画や児童生徒の図書活動への支援、助言などを行うことにより、児童生徒の図書を利用した活動が活発化してきております。  最後に、地域、あるいは読み聞かせボランティア等との連携についてでございますが、小学校では保護者や地域ボランティアで構成されている図書ボランティアの方に学校司書や児童会図書委員会と連携をして図書の貸し出し返却作業や図書の整理などにご協力をいただいております。さらに読書ボランティアの方には、小学校、中学校の中には朝学習や昼休みなどの時間に読み聞かせや本の内容を紹介し、読書意欲を湧かせるためのブックトークも行っていただいている学校もございます。学校図書館の運営に当たりましては、それぞれの学校の方針や計画をもとに、学校司書やボランティアの方々と連携をしながら、引き続き授業にも活用され子供たちが利用しやすい学校図書館を整備していきたいと考えております。 ○議長  再質問どうぞ松田議員。 ○松田  ちょっと早速ですけども、今ご答弁いただきました3点目の教育の充実ということで、図書室と図書教育の充実という点で伺わせていただきます。  多分ご承知やと思うんですけども、平成28年11月に文科省のほうから学校図書館の整備充実についてという通知が出てるのは多分ご承知やと思うんですけども、承知されておりますか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  今の部分については確認をしております。 ○議長  松田議員。 ○松田  その中にありますのがね、今回お伺いしてますのが図書教育の充実という点でお伺いしておりますので、私も十分熟知してるわけではありませんけども、通知の中に12学級以上の学校においては図書教諭を置かないといけないというふうなことがあるんですけども、司書さんと別に学校の中に司書教諭という位置づけをどの程度されていらっしゃいますか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  今おっしゃっていただきました司書教諭につきましては、8小・中学校に全て配置をしております。 ○議長  松田議員。 ○松田  この教育要覧見せていただきましたところ、きちんと図書教諭という位置づけはあるんですけども、その中で司書の講習を受けられたというか、そういう資格を持っていらっしゃる方という明記はどこでしたか、精北小学校1校しかなかったと思うんですが、ほかの図書教諭の方については、国のほうが通知を出しております研修等を受けられた方が配置されてるんでしょうか。 ○議長  総括指導主事。 ○北澤総括指導主事・教育支援室長  司書教諭の配置につきましては、それぞれ資格持った者が各学校に配置されております。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  了解いたしました。  今すごく小学校も中学校も図書を充実してるというふうな雰囲気のご答弁をいただいたのでありますが、私が実際間近な身近な方からお聞きしております中身と若干違うなというふうな感想を持ちました。といいますのは、私の近くの学校でいいましたら東光小学校、西中学校なんですけども、事前にちょっとお調べいただきました数値を見ましても、西中学校、生徒数は一番多いんですけども、図書の貸出冊数なんかは極めて少ないというふうに思います。せっかくいただいた資料なのでここで言いますけども、中学校で言えば、例えば精華中学校では28年度1,321人の生徒が利用していると。貸出冊数については2,032冊、ところが西中でいいましたら、貸し出し延べ人数415、貸出冊数が651というふうな数字をいただいておりますが、先ほどご答弁いただいたように、本当にうまく学校図書が十分子供たちの教育に生かされるような、そういう事態になっているというふうに認識をされているのでしょうか。  課題はないのでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  各学校のごとの数字につきましては、今紹介していただいたとおりの数字というふうになっておりまして、教育委員会といたしましても、特に精華西中学校の利用の冊数について1人当たりの冊数が少ないという部分については課題であるという認識をしております。学校図書館の運営につきましては、この間、司書配置等で答弁申し上げましたような充実については努めているところでございまして、それが子供たちの実際に図書を借りるという行動までに西中の部分については至っていないというのが現実のところなんですけども、学校教育の中での図書の活用という部分については、各学校それほど差がないという認識はしておるところでございます。 ○議長  松田議員。 ○松田  何か本当に差がないんでしょうかね。とりわけ思いますのが、各小学校ではすごく、先ほども申し上げましたように、地元の方の読書ボランティアの読み聞かせボランティアの方の活動でありますとかも含めまして、図書司書の方も小学校ではかなり認知度が高くて、地元の方と一緒になって学校の図書室をつくり上げていくっていうふうな活動を多分されていらっしゃると思うんですけども、例えばことしの4月冒頭、精華西中学校ではなかなか図書室があいてる時間がないというふうなお声もいただいたんですけども、中学校での司書の方のお仕事ぶりって言ったらおかしいですけども、本当に十分なのかなっていうのをすごく思うんですけども、その辺の認識はいかがでしょう。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  司書の配置につきましては、各小・中学校に答弁させていただきましたように、同一の時間を配分させていただいておりますし、業務内容につきましても任用の際にこういう業務を行っていただくということで、上限といいますか、勤務の形態等も含めまして示しているところでございますので、こちらの確認をさせていただいているところでは各校同じような形で司書の業務は全うしていただいているという認識でございます。各学校の先生方にお聞きしましても、そういった特にその学校が司書さんが本来業務をされてないというようなことは決してございません。そういう状況でありますけども、実態として先ほど議員紹介していただきましたそういう1人当たりの貸出冊数に差が出ているというのは私どもも課題ということで認識しておりますので、できるだけ子供たちにも、答弁にもありましたように、本に親しんで、またそういった実際に借りて読める、そういう風土づくりっていいますか、その辺についても司書の先生方のお力をかりて、より充実したものになるように努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長  松田議員。 ○松田  そんなふうに頑張って、司書さん頑張っていらっしゃると思うんですよ。例えば一つご紹介しますけども、これは去年のものなんですが、山田荘小学校の司書さんが発行されていらっしゃいます図書館だよりというものです。ホームページから出てきました。これを見る限り、いろんな新冊の紹介もされたり、丁寧にきめ細かく、本当に子供たちが図書室に親しめるような雰囲気のお便りを出していらっしゃいますが、残念なことに、ことしに入ってからは一度もホームページにアップされておりません。こういうの出されてるのはここの学校だけです。でも、実際出していらっしゃるのかどうかわかりませんので、そこの確認はしておりませんけども、やっぱり司書さんがこういう活動されるっていうのは、本当にいいことだと思うんですよ。本当に親しみの持てる学校だよりなんですけども、こういう活動をきちんとしていこうと思えば、二つの学校をかけ持ちをしているという状況で本当にでき得るのかなというふうに思うわけですけども、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  まず、今、山田荘小学校の図書だより等ご紹介いただきましたけども、ちょうど司書を担当されている司書の方が今年度交代になりまして、引き継ぎはしていただいてるんですけども、ちょっとまだそこまで新しい方が至っていないという状況もございます。ほかの方につきましても、一番ベテランの山田荘小学校におられた方の情報共有とかでそういうことをやっていこうという認識はしていただいているんですけども、やはりまだ足並みはそろっていないというところで、現状はそういうところでございます。  ご質問のもう1点のお一人の司書さんが2校をかけ持ちするという部分につきましては、なるほどおっしゃいますように、1校1名の配置ということで充実していければ、そういったきめ細やかな子供たちへの対応、また先生方の授業の支援といったものもできるというふうには考えているんですけども、司書配置につきましても、この間いろいろと国の財源で導入してきた経過もございます。もともと司書配置ができてなかったというのもあるんですけども、幸い過去にさかのぼりますと緊急雇用の対策事業といった国の補助金ですとか、あと最近では防衛省の調整交付金を活用させていただいて何とか今の形に持ってこれたということで、今すぐさま時間数をふやすとか人数をふやすとかっていう部分については、今後の課題という認識はしておりますけども、今一定こういう形が恒久化されたということでありますので、さらに4人の司書さん、情報共有していただいて、よいものについては各校共有して、先ほど紹介していただいた図書だよりなり学校の図書館の装飾等、その辺についてもやっていただくように教育委員会としてもかかわっていきたいというふうに考えております。 ○議長  松田議員。 ○松田  司書さんのいろんな経験でありますとか、そういうことに裏づけされる活動というふうな感じで、結構いろんな何ていうんですかね、そういう意味では取り組みについていろんな違いが出てくるんじゃないかなというふうにも思うわけですけども、とりわけ思いますのが、小学校ではいただきました資料でも本当に図書室が子供たちになじんでて、私も登校のボランティアしてますけども、本当に学校図書を2冊、3冊と抱えて学校に向かう子もいれば帰ってくる子のいるっていうので、学校図書がすごく親しみ深いものになっているっていうのを実感しておりますが、一方、中学校で、私、中学校ではもっともっと本当に深い意味で読書をする、本に親しむ機会っていうのがあってもいいんじゃないかなというふうに思うわけですけども、とりわけ地域との連携も小学校、本当に読み聞かせの方はすごいですよね。図書の活動されてるの見せていただきましたけども、大変すばらしい。ただ、中学校でそういう仕組みづくりができないのかと。あるいはもう少しそこにいる生徒たちの自主的な活動として、そういう図書活動ができないのかなというふうに思って、中学校でもっともっと充実してほしいという思いがあるわけなんですけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長  総括指導主事。 ○北澤総括指導主事・教育支援室長  図書の活動についてですけれども、子供の状況やら学校規模によって統一して同じような取り組みっていうのはなかなか難しいですけれども、子供が読書になれ親しむという意味では非常に大切なことであるということは認識しております。どの学校もいろんな工夫しながら取り組んでおりまして、例えば、今、中学校での読み聞かせっていうようなこともおっしゃっていただきましたけれども、中学校、例えば精華西中学校でしたら、各教室に入ってボランティアさん、読み聞かせも実際に行っておられますので、さらに充実していく必要があるのかもわかりませんけれども、そういう取り組みをしたり、また、図書室にある本を教室に持っていき、教室で自由に読めると、学級文庫ですね、学級文庫を教室に置いて、朝の読書の時間、10分、15分確保しているというようなことで本になれ親しむ、そういうような形での取り組みを行っております。  先ほど松田議員さんがおっしゃられたように、冊数が少ないというようなこともありましたけれども、学級文庫の本を借りて読むというのは、その冊数に入ってないと思うんです。図書館で借りた本の冊数はそこには入っておると思いますけれども。そういう意味で、いろんな学校がいろんな形でさまざまな工夫しながら取り組んでおります。現状としては中学校、それぞれ3中学校、いろんな形で取り組んでおります。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  来年の4月から懸案でありました中学校も2学期制から3学期制に戻るということで、それはもう公表されておりますから、8月の20何日から登校するというふうに書かれておりました。そういう意味ではかなり授業時間にも多少の余裕が出てくるのかなとも思いますし、そういった時間をできるだけ有効に、そういう本当に知識が身につく時期でもありますので、学校としても含めて充実をしていただきたいなと。そのためには、いつ行っても司書さんが図書室にいて、にこやかに迎えてもらえるというふうな状況をつくるのがベストやというふうに思っておりますので、できるだけそういう方向に向かっていただくように、これは最後に申し添えておきます。これはもう答弁結構です。  次に、2点目の生涯教育にかかわってお尋ねをいたします。とりわけ今むくのきセンターの指定管理者の選定の問題もこの議会でも出されております。ご答弁の中では、むくのきセンターで生涯学習の拠点という位置づけをされていらっしゃると当然思います。文化活動もスポーツ活動もやってますというふうなお答えやったと思うんですけども、指定管理者の指定の選定委員会、資料見ますと2回開かれておりますが、その中でやっぱり文化的な活動についての課題提起が投げかけられています。その中で、折しもといいますか、今度の議会でも文化協会からもう少し専用施設を欲しいというふうなお声もいただいておりまして、今言われたように、本当にむくのきセンターがご答弁でおっしゃられたように、十分に文化的な、あるいは生涯学習の拠点として機能しているのかというのについては若干疑問を思うわけですが、その点の認識について、今時点どのようにお考えでしょうか。 ○議長  生涯学習課長。 ○仲村生涯学習課長  ただいまの議員のご質問でございますけども、平成25年度からむくのきセンターにおきましては指定管理者制度を導入しておりまして、その時点からの当時の文化施設であるコミュニティーセンターとご存じのように体育館部分、あるいはトレーニングルームとかという施設ごとの利用者がどれぐらいあるかっていうのを分析しておりまして、それでいきますと、大体体育で利用されている、体育館として体育部門で利用されてる方とコミュニティーセンターを利用されてる方は約半数ずつっていうことで、五分五分ということでございます。今おっしゃられたように、当然むくのきセンターにおきましては、文化協会を中心といたしまして、文化活動を行っていただいているところなんですけども、登録団体、文化サークルさん、あるいは文化協会の活動である以外の一般的な利用者につきましては、体育施設の利用よりもはるかに文化施設としてのコミュニティーセンター部分の利用者は多いということでデータとしては出ております。したがいまして、決してむくのきセンターは体育館だけではなくて、コミュニティーセンターとしても活動をしていただいているというような認識でございます。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  若干認識は私と違うかなというふうに思います。そこまで十分であれば、文化協会のほうから今回このような要望書は出てこなかっただろうというのがまずありますし、コミュニティーセンター的なセンターのあり方としてっていうふうなお話もありましたけども、生涯学習を保障していくという立場であれば、やっぱり精華町の生涯学習をどういう形でつくり上げていくのかっていう、そういうまずものがないといけないし、そういった中では、みずからが、じゃあ、生涯学習をこういうふうに育てていきましょうとか、そういう自主的な事業展開っていうのが必要じゃないかと思うんですよ。今そういう意味で、教育委員会が主導されて、文化的な事業展開されているもの、どういったものありますか。 ○議長  生涯学習課長。 ○仲村生涯学習課長  社会教育におきまして、子供からお年寄り、世代に関係なく事業として社会教育として捉まえております。実際、我々は小さい年齢でありますと、家庭教育学級としてのむくのきセンターで行っておりますのびのび教室、これは親子でやるもんなんですけども、それから高齢者というか、お年寄りにおきましては、寿大学と申しまして、主にかしのき苑のほうで実施しておりますけども、そこに老人会を中心とした高齢者の方が生涯学習できる活動として我々が取り組んでいるところでございます。なかなか壮年層といいますか、実際働いておられてる世代に向けて何かができるかっていうことについては、まだまだ課題があるというふうに認識しておりまして、その辺はこれからも検討していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  まず、今、社会教育とおっしゃいましたけど、私は生涯学習ではないかなというふうに思うんですよ。教育の場所を離れてやるのが生涯学習だと。生涯学習振興法ってのありますよね、平成2年につくられました。わざわざそこで、これは教育という名前を離れた学習の場としてあるのが生涯学習だというふうな位置づけもしてるわけですから、そこの認識は再認識していただきたいと思うのと、原課として自主的に運営されているのが寿大学だったりとかいうふうなことだというふうに聞きましたけども、むくのきセンターの指定管理者が自主的に事業として行っている文化事業、こういうものはどういったものがありますか。 ○議長  生涯学習課長。 ○仲村生涯学習課長  むくのきセンター、指定管理者制度を導入しておりますので、もちろん今現在、特性非営利活動法人精華町体育協会が指定管理者して実施されておるところでございます。体育協会といいましても、体育だけを振興していくっていうふうには当然考えておられなくて、もちろん文化振興の拠点といたしましても十分認識されておるところでございますので、特にコミュニティーセンターにおいて、例えば料理教室であるとか、子供向けの親子体験教室であるとか、ヨガ教室であるとか、もちろん文化だけではなく健康増進も含めまして、利用者のニーズ、今の時代に合ったニーズに即した事業展開をされてるというふうな認識をしております。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  今、指定管理者であります体育協会が、そこまで住民の方が、本当に、あっ、これ生涯学習、スポーツ系はいろいろやっていらっしゃいます、健康づくりも含めて。ただ、文化にかかわっては、食べ物系、クッキーつくったりとかハムをつくったりとか、そういうのをやっていらっしゃいます。陶芸教室なんかは部屋があるからやっていらっしゃいますけども、私はこれで十分だという認識はお持ちにならないでいただきたい。この経過、指定管理者の選定経過も見ました中でも、これで本当に生涯学習の拠点とむくのきセンターがなっているというそういう認識はお持ちいただかないで、課題があるんやと、その課題はここにあるんやということを十分お持ちいただきたいなというふうに思います。  それと続いていきますけども、先ほどの日本語教室の問題です。これ私もどっかの場所で言わせていただいて、交流ホールが最大限使わせていただけるようになったというので、関係者の方も大変喜んでいらっしゃいます。ただ、交流ホールっていうのは、それこそ文化協会のあれにもありましたけども、要望書にもありましたけども、結構展示会とかされたら長期に、1週間なり5日なりっていうのでお使いになると。1月以降、税金の関係で交流ホール使えなくなると。そのときに使っていらっしゃるのが、今おっしゃってた近くのっていうので、場所も私、具体的に聞いておりますけども、近くの自治会の集会所をお借りになったりとか、大和の家ですね、お借りになってるっていうのをお聞きいたしておりますが、そこまで行かなくても、例えば今あります図書館の集会室が使わせていただけないのかという具体的な願いがあるんですけども、この点いかがでしょうか。 ○議長  企画調整課長。 ○大原企画調整課長  13番です。日本語教室の関係、会場の部分で図書館の集会室を活用できないかというご質問でありますけれども、今のお話につきましては、個々、具体的にはせいかグローバルネットさん経由では直接はちょっとお聞きしてない部分もありますので、そのあたりについては可能かどうかという部分については具体的に検討はしていないという状況でございます。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  もう大分以前ですけども、そういうことを求めた経過も私今ちょっと記憶してるんですけども、セキュリティーの問題でありますとか、特に書庫がある関係でセキュリティーの問題が言われてたんじゃないかなと思うんですけども、もしそういうことが改善されるのであれば、一つ日本語教室だけじゃなくて、夜間、夜に何か会議を持ちたいと言われる団体については、本当に助かる場所やと思うんですよ、ここは、この役場という場所は。なので、そのことが具体的に進められないのかどうかということをちょっと生涯学習のほうでお答えいただきたい。 ○議長  教育部長。 ○岩﨑教育部長  まず、日本語教室の関係におきましては、職員がもし一緒にそこに参加をしてるということであれば、セキュリティーの問題もそこはクリアできますので、ご使用いただくのは構わないかなと思いますが、ただし職員がないということで各団体の方のみということになりますと、今、ご質問いただいているようなセキュリティーの問題ということで、佐々木議員の前の質問でもお答えをさせていただいたと思いますが、そこのところがクリアできるようであればということで、もともと外部ドアもありますので、そっからの出入りもできるということですが、ただ、執務室等へのところにおいて遮断が今のところできていないというようなこともあって、その辺がクリアできていけば、それについては数年のうちにというようなお答えを先般させていただいたかと思いますが、そこのクリアができれば、まず問題はないかなと思っておりますが、今のところそこのところがひっかかっておりますので、なかなか住民の皆様に開放できていると、あるいは開放できるという状態にはないというところでございます。 ○議長  松田議員。 ○松田  将来的にはそうなるかもわかりませんけども、クリアできるかできないか、するのかしないのか、そのあたりのちょっと思いをお聞かせください。 ○議長  教育部長。 ○岩﨑教育部長  もちろん今申し上げましたように、それに向けては当然工事も必要な場合も考えられますので、その辺については庁舎全体の今長寿命計画も立てていただいているところもありますし、図書館のこれまでの活用ということも含めて、集会室も含めてですけれども、いろんなことがどういうことができるのかも含めて、前向きに捉えて進んでいきたいとは思っておりますが、先ほど申し上げましたように、そしたらすぐにできるかというと、そうではないということでございますので、先ほど申し上げましたような数年というような時間は必要かなということでございます。 ○議長  松田議員。 ○松田  ぜひ図書館の下の集会室、本当にいい場所にあると思います。駐車場からも近い、夜間も出入りできるという意味で、ぜひ条件を整えていただいて、住民の方がそういった活動に使わせていただけるような方策をお願いしておきたいというふうに思います。  最後になりました。大きな問題でありますし、今回は提案という形で上げさせていただいております。非核・平和都市宣言にかかわってでありますが、原発については縮原発やというこの立場は変わらないというお話でございましたが、通告書にも書かせていただいてますように、今結構全国的にも3.11の原発事故、それこそが本当に核廃絶を願う者にとっては車の両輪やというふうな感じで、すごくそれを加えて明文化されているところがございます。そういうことはご承知でしょうか。 ○議長  総務部長。 ○岩橋総務部長  実例については、話としては聞いておりますけれども、基本的な認識としては、国のエネルギー政策の問題と平和の問題と一緒にして捉えるというところはちょっと内容が熟度が全然違いますので、片方は非核の分は、これはもう戦後の日本で定着している国是でございますし、一方、エネルギー問題は、やはり今まだ渦中にある問題ですので、そのことを一緒にというふうにはならないという認識でございます。以上です。 ○議長  松田議員。 ○松田  一番先進的にやられましたのが東京の多摩市であります。そこの部分だけ若干ご紹介をして、必ずしもエネルギー問題と核廃絶っていうのが距離があって分かれてるものではないということをご紹介していきたいと思います。  平成23年3月の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故に私たちは多くのことを学びました。これは多摩市の非核平和都市宣言であります。自然の力に対する謙虚さを忘れ、人間の科学技術を過信していたこと、安全と言われていた原子力発電所から、一たび事故が起これば大量の放射性物質が拡散され、大事に育て築いてきたものがたちまち奪われ得ることを。私たちは人と人とのきずなを大切にし、原子力にかわる人と環境に優しいエネルギーを大事にしていきますというふうな、そして、戦争がなく、放射能被害のない平和な世界に向けて、みんなが笑顔で多様な命がにぎわうまちを多摩市から実現していきますというふうに宣言をされております。幾つかの自治体でもこういった今宣言文が広がろうとしております。縮原発、エネルギー問題と核問題は関係がないというのではなくて、やっぱり一体的なものであるということを今後またお考えをいただきたいというふうに思いますし、また、平和祭典の取り組み、総括をお聞かせいただきましたが、若干残念に思っていたのは、平和学習の部分で、今回、沖縄の報告も見せていただきましたが、平和学習という視点が若干薄らいできてるんじゃないかというのはすごく感じました。この問題につきましては、また来年の夏手前ぐらいに十分に議論をさせていただきたいというふうに思います。以上終わります。 ○議長  これで松田議員の一般質問を終わります。  ここでお諮りします。本日の会議はこれをもって延会とし、3日目の本会議をあす12月7日午前10時から再開したいと思います。これにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会とし、3日目の本会議をあす12月7日午前10時から、本日に引き続き一般質問を行うことに決定をいたしました。
     本日はこれで延会といたします。大変ご苦労さんでございました。             (時に15時19分) ─────────────────────────────────────  この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。    平成30年  月  日           精華町議会議長           署名議員           署名議員...