精華町議会 2016-06-27
平成28年度 6月会議(第6日 6月27日)
平成28年度 6月会議(第6日 6月27日) 平成28年度6月会議(第6日6月27日)
○議長 皆さんおはようございます。
(おはようございます。)
○議長 ただいまの
出席議員数は17名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
過日の各
常任委員会におかれましては、慎重なる審査を賜り、
大変ご苦労さまでございました。
本日の日程ですが、お手元に配付の
議事日程表により議事を進めてまいります。
○議長 これより本日の日程に入ります。
日程第1、発議第2号 消費税の増税は先送りではなく、断念を求める意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
坪井議員どうぞ。
○坪井 発議第2号、提案させていただきます。
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者
精華町議会議員 坪 井 久 行
賛成者
精華町議会議員 佐々木 雅 彦
同 柚 木 弘 子
消費税の増税は先送りではなく、断念を求める意見書(案)について
地方自治法第99条の規定により、消費税の増税は先送りではなく、断念を求める意見書(案)を別紙のとおり提出します。
提案理由。
消費税頼みの道の破綻はもはや明瞭であり、消費税10%への増税は、先送りではなく、きっぱり断念すべきであるため、提案します。
消費税の増税は先送りではなく、断念を求める意見書(案)
首相は、
伊勢志摩サミットで
世界経済の不安に対処するため
財政政策を含む対策の強化が合意されたとして、来年4月からの消費税10%への増税を延期する方針を明らかにした。
しかし、
世界経済自体は、
サミットの
首脳宣言でも「
世界経済の回復は続いている」としており、
増税延期は、「アベノミクス」の成果が上がらず、消費税の税率を8%に引き上げたため消費が急速に冷え込んでいる
日本経済が、国内総生産(GDP)で見ても
個人消費が2014、15年度と2年連続で落ち込むかつてない異例な事態であることが、真の原因である。
消費税頼みの道の破綻はもはや明瞭であり、消費税10%への増税は、先送りではなくきっぱり断念すべきである。4兆円もの大企業への減税を中止し、大金持ちと大企業に応分の負担を求める「消費税に頼らない別の道」への転換を強く求めるものである。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年6月27日
京都府
精華町議会
提出先は
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
財務大臣
以上、提案させていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。
なければ、これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立少数)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立少数です。よって、日程第1、発議第2号 消費税の増税は先送りではなく、断念を求める意見書(案)についての件は、否決されました。
○議長 日程第2、発議第3号 米軍属による
女性死体遺棄事件に関する意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
森田議員どうぞ。
○森田 おはようございます。
発議第3号
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者
精華町議会議員 森 田 喜 久
賛成者
精華町議会議員 今 方 晴 美
同 坪 井 久 行
米軍属による
女性死体遺棄事件に関する意見書(案)について
地方自治法第99条の規定により、米軍属による
女性死体遺棄事件に関する意見書(案)を別紙のとおり提出をします。
提案理由。国民の人権、生命、財産を守る立場から、今回の米軍属による
女性死体遺棄事件に対し、
米軍当局並びに
関係機関に対して抗議するとともに、事件の
再発防止に向けて徹底を強く要望する必要があるため、提案をいたします。
米軍属による
女性死体遺棄事件に関する意見書(案)
去る5月19日、4月下旬から行方不明となっていた、沖縄県うるま市在住の女性が、恩納村の雑木林で遺体となって発見された。元
米海兵隊員で、
嘉手納基地で軍属として働く男性が、死体遣棄容疑で逮捕された。
今年成人式を迎え、夢と希望に満ちた若い命が無残に奪われた卑劣で残忍極まりない凶悪な事件の発生に、遺族はもとより市民・国民の深い悲しみと無念さ、そして激しい怒りは頂点に達している。
戦後70年余りになる今でも、米軍人・軍属により繰り返される事件・事故などで、
沖縄市民は筆舌に尽くしがたい犠牲と過重な負担を強いられ、生命・安全を脅かされる状況を一刻も早く解消されなければならない。
よって、本町議会は、国民の人権、生命、財産を守る立場から、今回の米軍属による
女性死体遺棄事件に対し、
米軍当局並びに
関係機関に対して抗議するとともに、事件の
再発防止に向けて下記の徹底・実現を強く要望する。
記。1、遺族への謝罪及び
完全補償を行うこと。
2、在
沖米軍人・軍属等への一層の
綱紀粛正および、教育を徹底的に行うなど
再発防止に向けて、実効ある抜本的な施策を講ずること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年6月27日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
内閣官房長官、
外務大臣防衛大臣、沖縄及び
北方対策担当大臣
以上、よろしくお願いいたします。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
山本議員どうぞ。
○山本 お伺いしたいことがございます。1点目はこの記されております1番、2番については当然のことだと思いますし、この意見書については賛成する立場でございますが、ここに至るまでの中身的なことをお伺いしたいと思います。
1点は、米軍及び日本国の抗議によりまして、
事件終了後、基地外の禁止を含め厳正な処置を米軍はとりましたが、そのすぐ後、その期間中に
交通事故を起こすなど、問題点が発生していると。このような問題に対して、この意見書を提案するに対してどういうふうに考えられたかということ1点と、2点目については、先般、沖縄でこの事件に関する
抗議集会が県民6万5,000人を集めて行われております。その中で、集会で求められてたことは、根本的な原因である基地の撤去と、それに伴って今こういう状況に置かれてるのの第1原因として、
日米地位協定の問題が上げられておりますが、その件については、この意見書を提案するに当たり、考慮されたかどうか。どういう考え方でしておられるのかお聞きします。
あと、3点目は、
京都府下にも
米軍基地が
Xバンドレーダーが出ております。そこの地元でも
日米地位協定については心配してるということが最近新聞で報道されておりました。
以上3点についてどのような考えを持っておられるかお聞きしたいと思います。
○議長
森田議員どうぞ。
○森田 この意見書ですけれども、今、
山本議員からいろんなことありましたけれども、我々の中での
打ち合わせっちゅうのは、米軍属による
女性死体遺棄事件に関することのみの話でございます。以上です。
○議長 よろしいか。はい、
山本議員。
○山本 今、3点ほど申し上げたことが事件の背景にある大きな原因ということで言われてましたので、そういう質問させていただいたんですけど、そういう分析なりそういう話、
打ち合わせの中で出なかったのかどうかをお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長 はい、
坪井議員どうぞ。
○坪井 今の件につきましては、私どもは当初そういうふうな根本的にこういう事態をなくすためには
地位協定を見直すこと、また、根本的には基地を撤去させること、そういうことであるというそういう基地の縮小、撤去、そういったことも当初提案させていただいたんですが、それはお互いの話し合いの中で、そこまでは一致できないということでしたので、この点に絞って意見書を出すということでしたわけです。そういうことで。
○議長 よろしいですか。
ほかにございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第2、発議第3号 米軍属による
女性死体遺棄事件に関する意見書(案)についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 日程第3、発議第4号
介護保険制度の
連続改定に反対する意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
柚木議員どうぞ。
○柚木 提案します。
発議第4号
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
提出者
精華町議会議員 柚 木 弘 子
賛成者
精華町議会議員 佐々木 雅 彦
同 坪 井 久 行
介護保険制度の
連続改定に反対する意見書(案)について
地方自治法第99条の規定により、
介護保険制度の
連続改定に反対する意見書(案)を別紙のとおり提出します。
提案理由。老後の安心、安全を願う高齢者と家族の願いに逆らい、制度の根幹を掘り崩す
介護保険制度の
連続改定を中止し、
社会保障予算を増額し、国民が安心できる
公的介護保険制度を確立することが重要であるため、提案します。
介護保険制度の
連続改定に反対する意見書(案)
2000年に始まった
介護保険制度は、相次ぐ制度の改定の中で年間10万人にも上る
介護離職者、重い
家族介護の負担、52万人を超える
特別養護老人ホームの待機者、
介護心中、
介護殺人など深刻な社会問題を生んでいる。とりわけ
安倍内閣が一昨年成立させた「医療・
介護総合確保法」による
介護保険制度の改定では「①要支援者の
訪問介護、
通所介護の
保険給付外し
②特別養護老人ホーム入居者の要介護3以上への
厳格化③所得160万円以上の人の利用料2割負担④低所得者に対する
介護施設の部屋代、食事代の国の
補助縮小」などが強行され、利用者や家族に深刻な影響を与えている。
この法により、
自治体レベルでの
サービス見直しの新
総合事業が始まろうとしているこの時期に、さらに国では次なる
介護保険改定に向けた議論がスタートし、2016年末までに結論を出し、2017年
通常国会での法改定に突き進む姿勢を示した。政府の示す方針は「①要介護1・2の人の生活援助を
原則自己負担に②要介護1・2の人のベッド、車いすなどの
福祉用具貸与を
自己負担に③65歳から74歳の人の利用料を原則2割負担に④要介護1・2の人の
通所介護を
保険給付から外す」などである。これは、要介護者への必要なサービスを取り上げ、高齢者の生存権をも否定する残酷なものである。
介護保険料は天引きで強制的に徴収をしながらも給付の削減を重ねるのは、「保険あって介護なし」と言わざるを得ない。
老後の安心、安全を願う高齢者と家族の願いに逆らい、制度の根幹をも掘り崩すこれらの
介護保険制度連続改定を中止し、
社会保障予算を増額し、国民が安心できる
公的介護制度を確立することが重要である。
本議会は、下記の事項について強く求めるものである。
記。1、「医療・
介護総合確保促進法」は廃止すること。
2、要支援者・軽度要介護者に対する
訪問介護・
通所介護・
福祉用具貸与・住宅改修の利用など現行通り保障すること。
3、
介護保険料・利用料の
減免制度を拡充すること。
4、
介護保険への
国庫負担割合を大幅に引き上げ、持続可能な
介護保険制度へと再構築をはかること。
5、自治体の
高齢者福祉施策の充実のための支援および予算の
抜本的増額をはかること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年6月27日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
厚生労働大臣
以上、よろしくお願いします。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。
なければ、これで質疑を終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。
なければ討論を終わります。
お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立少数)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立少数です。よって、日程第3、発議第4号
介護保険制度の
連続改定に反対する意見書(案)についての件は、否決されました。
○議長 日程第4、議案第34号 平成27年度精華町
一般会計補正予算(第7号)の
専決処分の承認を求めることについて、日程第5、議案第35号 平成27年度精華町
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについて、日程第6、議案第36号 平成28年度精華町
一般会計補正予算(第1号)について、日程第7、議案第43号 平成28年度精華町
一般会計補正予算(第2号)についての4件を議題とします。
本件につきましては、
予算決算常任委員会に審査を付託しました。委員長の報告を求めます。
佐々木予算決算常任委員長どうぞ。
○
佐々木予算決算常任委員長 それでは、
予算決算常任委員会の
審査報告をいたします。
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
予算決算常任委員会
委員長 佐々木 雅 彦
予算決算常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告をいたします。
議案第34号 平成27年度精華町
一般会計補正予算(第7号)の
専決処分の承認を求めることについては、結果は
原案承認です。この議案については特に意見はございませんでした。
続いて、議案第35号 平成27年度精華町
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについて、審査の結果は
原案承認です。
これに関しては、
繰越明許の関係での増額に関する議論がありました。この今回の
繰越明許に関しては、平成26年度からの事業がいわゆる玉突き的に28年度末まで延長されたことによる影響でのものであり、
事業期間、長さなど、またはその額についての大きな変更はないということでございました。
三つ目の議案第36号 平成28年度精華町
一般会計補正予算(第1号)については、結果は
原案可決でございます。
この件に関しては、まず、むくのきセンターの
トレーニング室にある機器の点検について、今回は議案としては更新というか、追加でございますが、そのような機器の点検について本来補修契約を結ぶべきの意見もございますが、現時点では
コスト削減等の視点から結んでいないという状況が報告をされました。
また、
コミュニティー助成の関係で、当初、町内の申請団体は6団体あったわけでございますが、結果的に要するに助成をする側の審査の結果、今回提案されている2団体が対象となるというふうな経過が報告をされました。
最後、議案第43号 平成28年度精華町
一般会計補正予算(第2号)について、この審査の結果は
原案可決でございます。
この
補正予算は、いわゆる
地方創生新型交付金に伴うものでございますが、
サブカルチャー関連では、昨年同様、
精華まつり当日に
精華まつりとは別の
実行委員会の方式で取り組む予定であるということが報告をされ議論されました。
また、ツアー・オブ・
ジャパン関連では、今回の開催に伴う
経済効果はまだ集約、計算をされていないということでしたが、夢のある事業、事柄ではあるものの、
一般財源からの持ち出しについてはどの程度まで容認するのかということについては、他の施策の関連もあり、極力外部資金に依拠することが望ましいという方向で議論をされています。
また、本議案とは直接の関連ではありませんが、この
地方創生交付金の関連の採択の関連が全国的に見渡してみると、複数の市町村にまたがるいわゆる
広域事業が多いことを指摘がされました。これについては
町村議長会なども反対をしていますいわゆる道州制に誘導されるおそれがあるんじゃないかという指摘も、そういうことがないように求める意見もありました。
以上、
予算決算常任委員会の報告といたします。
○議長 ただいま
佐々木予算決算常任委員長から報告がありましたので、これより各議案の
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をします。
まず、日程第4、議案第34号について質疑ございませんか。
質疑なしと認め、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案承認です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第4、議案第34号 平成27年度精華町
一般会計補正予算(第7号)の
専決処分の承認を求めることについての件は、委員長の報告のとおり承認されました。
日程第5、議案第35号について、質疑ございませんか。
質疑なしと認め、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案承認です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第5、議案第35号 平成27年度精華町
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについての件は、委員長の報告のとおり承認されました。
日程第6、議案第36号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第6、議案第36号 平成28年度精華町
一般会計補正予算(第1号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第7、議案第43号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第7、議案第43号 平成28年度精華町
一般会計補正予算(第2号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第8、議案第39号 精華町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用に関する条例一部改正について、日程第9、議案第40号 精華町
地区集会所の設置及び管理に関する条例一部改正について、日程第10、議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例一部改正について、日程第11、議案第42号 精華町町長及び副町長の給与及び旅費に関する条例及び
精華町議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例一部改正について、日程第12、議案第45号 精華町
火災予防条例一部改正についての5件を議題とします。
本件につきましては、
総務教育常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
森田総務教育常任委員長どうぞ。
○
森田総務教育常任委員長 総務教育常任委員会委員長、
森田喜久です。
去る6月16日の本会議において、本委員会に付託された議案の審査結果を報告しますのでよろしくお願いをいたします。
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
総務教育常任委員会
委員長 森 田 喜 久
総務教育常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告をします。
初めに、事件の番号、件名、審査の結果の順に報告をいたします。
事件の番号、議案第39号 精華町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用に関する条例一部改正について、
原案可決です。
内容は、
マイナンバー利用に関し、法律に定めてある事務に加え、市町村が独自に
マイナンバー利用を行う場合には、
マイナンバー利用等に関する条例に
当該事務を規定する必要があるため、所要の改正を行うものということです。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を可決すべきものと決定しました。
次に、議案第40号 精華町
地区集会所の設置及び管理に関する条例一部改正です。
審査の結果、
原案可決です。
内容は、
山田集会所の移設に伴い、
当該集会所に関する規定を改正するもので、所在地を
大字山田小字樋ノ口75番地を
大字山田小字下川原67番地へ改正するものである。この条例は公布の日から施行する。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例一部改正について。
審査の結果、
原案可決です。
内容は、
町政協力員の職務の変更に伴い、
町政協力員の報酬を改めるもの。1、
報酬額算定において世帯数積算方式から世帯数
規模区分表方式へ改正する。2、
町政協力補助員を廃止することに伴い、
町政協力補助員の報酬に関する規定を削除する。この条例は平成28年10月1日から施行する。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を可決すべきものと決定しました。
次に、議案第42号 精華町町長及び副町長の給与及び旅費に関する条例及び
精華町議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例一部改正について、
原案可決です。
内容は、
人事院勧告に基づく町長及び副町長の
期末手当の
支給割合の改定及び
議会議員の
期末手当に関する例規整備を図るものです。
一つ、町長及び副町長の
期末手当の
支給割合の改定。
二つ、
議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等について、町長及び副町長の給与及び旅費規定に関する条例等への準用規定を独自規定に改定。公布の日から施行し、規定は平成28年6月1日から適用。
採決の結果、全員賛成で委員会として原案を可決すべきものと決定をしました。
次に、議案第45号 精華町
火災予防条例一部改正について、
原案可決です。
内容は、関係消防法施行規則等の一部改正に伴い、精華町
火災予防条例に基づく消防用設備等の設置基準に影響が及ぶため、現行基準と同等になるよう規定を整備等するものである。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を可決すべきものと決定しました。
以上、報告を終わります。よろしくお願いします。
○議長 ただいま
森田総務教育常任委員長から報告がありました。
これより各議案の委員長の報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。
日程第8、議案第39号について質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第8、議案第39号 精華町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第9、議案第40号について、質疑ございませんか。はい、佐々木議員。
○佐々木 この件に関しては、私も本会議質疑で質疑をさせていただきました。
確認したいのは、いわゆるこの条例が違法とまでは言いませんが、原案としては、要するに公布日から施行するということで、少なくともきょう以降になるわけですね。そうなると、本会議質疑で明らかになったのは、3月の下旬に既に引き渡しをして使用開始をしている。4月の下旬に負担金をお支払いしていただいていると。この二つのどちらかに置くかという問題は別にしても、少なくとも下手をすれば2カ月ないし3カ月の間、いわゆる条例の根拠がないまま当集会所が使用されているということになるわけであります。だから、その点がどういう議論がされて、どんな確認がされてるのかというのを確認をしたいと。私は別にさっきも申し上げた、違法だとは申しませんが、できれば条例を実態に合わす。要するに公布はきょう以降でもいいけども、施行日は3月ないし4月にさかのぼって施行すべきだという意味で本会議質疑をさせていただきました。この点の議論について報告お願いします。
○議長 はい、森田委員長どうぞ。
○
森田総務教育常任委員長 そういう話については、質疑はございませんでした。
○議長 よろしいですか。
ほかに質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第9、議案第40号 精華町
地区集会所の設置及び管理に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第10、議案第41号について、質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第10、議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第11、議案第42号について、質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第11、議案第42号 精華町町長及び副町長の給与及び旅費に関する条例及び
精華町議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第12、議案第45号について、質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第12、議案第45号 精華町
火災予防条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第13、議案第37号 精華町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の承認を求めることについて、日程第14、議案第38号 精華町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の
専決処分の承認を求めることについて、日程第15、議案第44号 精華町印鑑条例一部改正について、日程第16、議案第46号 平成28年度精華町地域福祉センターかしのき苑ふれあい大ホール改修等工事請負契約の締結についての4件を議題とします。
本件につきましては、民生環境
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。今方民生環境常任委員長どうぞ。
○今方民生環境常任委員長 それでは、去る6月16日の本会議において、本
常任委員会に付託されました4議案について審査結果を報告申し上げます。
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
民生環境
常任委員会
委員長 今 方 晴 美
民生環境
常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告をいたします。
事件の番号、件名、審査の結果の順に報告をいたします。
議案第37号 精華町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の承認を求めることについて、
原案承認。
本案は、地方税法の一部改正に伴い、精華町税条例及び精華町税条例の一部を改正する条例を改正するもので、そのうち平成28年4月1日に施行する必要があるものなどについて、精華町税条例等の一部を改正する条例を
専決処分したものでございます。
内容については、独立行政法人労働者健康福祉機構の組織変更に伴う改正、特例措置の延長等、用途変更宅地等の負担調整措置の適用などでございます。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を承認することに決定いたしました。
議案第38号 精華町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の
専決処分の承認を求めることについて、
原案承認。
本案は、地方税法施行令等の一部を改正する等の政令による地方税法施行令の一部改正に伴い、精華町国民健康保険税条例を改正するもので、平成28年4月1日に施行する必要があるものについて、精華町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を
専決処分したものでございます。
内容については、国民健康保険税の課税限度額の見直し、低所得者に係る国民健康保険税軽減措置の見直しでございます。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を承認することに決定をいたしました。
議案第44号 精華町印鑑条例一部改正について、
原案可決。
本案は、マイナンバーカードを利用して新たにコンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機で印鑑登録証明書の交付申請を行い、その交付を受けることに関する規定の追加などでございます。
審査の過程で、委員から、8月1日から印鑑登録証明書のコンビニ交付が開始されるが、各店舗で十分なテストが行われているのか。テストの主体は町か国で一律に行われるのかとの質問がございました。執行機関からは、国の統一的な基準を決めている総務省の外郭団体であるJ-LISがテストの項目、スケジュールを全国的に管理している。J-LISの提示したテスト項目について、全国センターと近隣の実店舗でテストをし、実運用日の8月1日が迎えられるスケジュールになっている。テストの細目については統括しているJ-LISですが、テストの実施主体は町であるとの答弁がございました。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を可決することに決定いたしました。
議案第46号 平成28年度精華町地域福祉センターかしのき苑ふれあい大ホール改修等工事請負契約の締結について、
原案可決。
本案は、昨年度から実施している精華町地域福祉センターの計画的改修として、今年度はふれあい大ホールの天井の耐震化及び空調設備の更新、照明器具のLED化等を行うものでございます。
審査の過程で、委員から、ふれあい大ホールの天井の耐震改修について、どのぐらいのレベルまで耐震性が確保されるのかとの質問がございました。執行機関からは、平成25年度に国土交通省から天井に関する通知が出され、その国の通知に基づき調査を行った結果、不適合との判定が出たので、安全性を確保するため優先的に改修を行うもの。熊本地震で同等の資機材を使用した施設において、震度6強まで問題はないと聞いているとの答弁がございました。
採決の結果、
賛成全員で委員会として原案を可決することに決定といたしました。
報告は以上でございます。
○議長 ただいま民生環境常任委員長から報告がありました。
これより各議案の委員長の報告に対する質疑、討論を行い、採決をします。
日程第13、議案第37号について、質疑ございませんか。
なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案承認です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第13、議案第37号 精華町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の承認を求めることについての件は、委員長の報告のとおり承認されました。
日程第14、議案第38号について、質疑ございませんか。
これで質疑終わります。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。
なければ賛成者、
坪井議員どうぞ。
○坪井 18番、坪井でございます。私は原案に賛成の立場で意見を述べながら賛成いたします。
低所得者の軽減措置の見直しにつきましては、低所得者の負担軽減になるものでありまして、賛成であります。ただし、最高限度額ラインに相当する階層から下の中間層の国保税につきましては、およそ所得の2割程度を占めまして、負担が極めて厳しい状況にあります。今後、何らかの形でこれらの所得階層の負担軽減を図るように強く求めた上で、本
専決処分の承認に賛成いたします。
○議長 ほかにございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで討論終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案承認です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第14、議案第38号 精華町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の
専決処分の承認を求めることについての件は、委員長の報告のとおり承認されました。
日程第15、議案第44号について、質疑ございませんか。
質疑なしと認め、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第15、議案第44号 精華町印鑑条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第16、議案第46号について、質疑ございませんか。
質疑なしと認め、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第16、議案第46号 平成28年度精華町地域福祉センターかしのき苑ふれあい大ホール改修等工事請負契約の締結についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
ここで11時5分まで休憩します。
(時に10時51分)
○議長 それでは、再開いたします。
(時に11時05分)
○議長 日程第17、議案第47号 平成28年度流域関連公共下水道事業精華第14処理分区整備(柘榴その3)工事請負契約の締結について、日程第18、議案第48号 平成28年度流域関連公共下水道事業精華14-1号汚水幹線築造(その5)工事請負契約の締結についての2件を議題とします。
本件につきましては、建設産業
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。坪井建設産業常任委員長どうぞ。
○坪井建設産業常任委員長 建設産業
常任委員会の坪井久行でございます。
去る6月16日の本会議におきまして、本
常任委員会に付託されました2議案についての審査結果の報告をいたします。
平成28年6月27日
精華町議会
議長 杉 浦 正 省 様
建設産業
常任委員会
委員長 坪 井 久 行
建設産業
常任委員会審査報告書
本
常任委員会に付託された事件は、審査の結果次のとおり決定したので、
会議規則第80条の規定により報告いたします。
議案第47号 平成28年度流域関連公共下水道事業精華第14処理分区整備(柘榴その3)工事請負契約の締結について、審査の結果、
原案可決です。
本件については、公共下水道水域の保全と住民の生活環境の向上を図るため、精華町大字柘榴小字垣内、出口地内の公共汚水桝及び汚水管の布設を行い、公共下水道を促進するものです。
審査では、本町の下水道の普及率と未設置戸数を問う質疑があり、実施率は98.2%、未設置戸数は柘榴、旭地区を含むおおむね600戸との答弁がありました。
さらに、未設置家庭への接続指導のめどが問われ、平成32年度をめどに奨励金制度を活用して指導し、毎年10戸から20戸接続している。今後も可能な限り努力するという答弁がありました。
審査の結果、全員賛成で委員会として原案を可決すべきものとして決定しました。
次いで、議案第48号 平成28年度流域関連公共下水道事業精華14-1号汚水幹線築造(その5)工事請負契約の締結について、審査の結果、
原案可決です。
本件については、前号の第47号議案と同様の目的で、柘榴、乾谷間の精華第14処理分区の汚水を排除する幹線管渠の布設を行い、公共下水道を促進するものです。
審査では、163号の新バイパスの拡幅との関係で二重投資とならないかという質疑がありましたが、国との交渉で調整がつき、二重投資にはならないとの答弁でした。
審査の結果、全員賛成で委員会として原案を可決すべきものとして決定しました。
以上、建設産業
常任委員会の付託議案についての審査結果の報告とさせていただきます。
○議長 ただいま建設産業常任委員長から報告がありました。
これより各議案の委員長の報告に対する質疑、討論を行い、採決をします。
日程第17、議案第47号について、質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第17、議案第47号 平成28年度流域関連公共下水道事業精華第14処理分区整備(柘榴その3)工事請負契約の締結についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第18、議案第48号について、質疑ございませんか。
(なしの声)
○議長 なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は
原案可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第18、議案第48号 平成28年度流域関連公共下水道事業精華14-1号汚水幹線築造(その5)工事請負契約の締結についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第19、議案第49号 平成28年度精華町消防庁舎改築等第2期工事(建築工事)請負契約の締結についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。消防長どうぞ。
○消防長 それでは、議案第49号 平成28年度精華町消防庁舎改築等第2期工事(建築工事)請負契約の締結について、町長にかわりまして消防長が
提案理由の説明を申し上げます。
議案書の提出日、
提案理由はお手元の議案書に掲載のとおりでございます。
それでは、2ページ裏面をお願いいたします。記といたしまして、1の契約の目的は、平成28年度精華町消防庁舎改築等第2期工事(建築工事)でございます。
2の契約金額は、1億9,764万円でございます。
3の契約相手は、京都府八幡市八幡吉原52番地の2、巖・大仙共同企業体、代表者、株式会社巖建設、代表取締役、巖国章でございます。
続きまして、3ページからの参考資料でご説明いたします。3ページ、1、工事施工場所は、相楽郡精華町大字北稲八間地内、精華町消防本部でございます。
2、工事概要でございます。平成28年度精華町消防庁舎改築等第2期工事(建築工事)でございます。消防職員、消防団員の災害対応能力の向上を図ることを目的といたしまして、実践に即した火災訓練や救助訓練が可能な訓練棟の建設及び敷地外構工事を行うものでございます。建築概要といたしましては、主要用途は訓練棟で、A棟は鉄筋コンクリート造5階建てとし、延べ床面積は325.39平方メートルでございます。諸室の構成につきましては、暗闇や煙の中で人命検索訓練、また、マンホール内転落事故などを想定した救助訓練、そして、高所放水や各種消火訓練など、さまざまな消防訓練が実施できる構造を備えております。そのほかにも火災出動や、また、放水訓練などで使用いたしました消防ホースを自然乾燥させるためのホースリフターを備えております。
次に、B棟でございますが、構造は鉄骨造3階建て、延べ床面積は45.6平方メートルでございます。諸室の構成といたしまして、消防資材置き場やA棟に対する補助棟としての機能を有しておりまして、A棟、B棟の間をロープで渡るなど、各種レスキュー訓練、それら訓練中の安全管理に墜落防止安全ネットも備えております。
事業工事といたしまして、それぞれ仕上げ工事を行います。
次に、ページをめくっていただきまして、4ページをごらんください。外構工事でございますが、舗装工事や植栽の植えつけ、排水工事などでございます。
次に、3、経過でございます。電子入札公告日が平成28年5月20日、電子入札開札日は28年6月15日でございます。
次に、工期といたしまして、議決日の翌日から平成29年3月10日までを設定しております。
5の契約保証金額ですが、1,976万4,000円で、保証事業会社の保証によるものでございます。
次に、6の入札参加申請業者リストでございますが、次の1共同企業体でございます。
7、予定価格は2億66万4,000円でございます。予定価格に対する請負率は98.50%でございます。
8の最低制限価格は1億8,057万6,000円で、以下、失格、抽せん決定の有無についてはございませんでした。
続きまして、5ページは位置図でございます。
また、6ページ以降につきましては、設計図書の図面抜粋をつけさせていただいております。6ページについては敷地に対する建物の配置図でございます。図面上部が西の方角で、右手が北となります。太い線で結んでございます部分につきましては、昨年度に完成いたしました消防庁舎棟と車庫棟でございまして、今回はそれ以外の工事となります。
裏面7ページをごらんください。訓練棟A棟、B棟の各平面図、各階平面図でございます。各階それぞれに訓練室がございます。
続きまして、8ページでございますが、訓練棟A棟、B棟の立面図でございます。外壁には各種の救助、救出訓練が実施できる形状となってございます。今回特に民家火災に対応いたしまして、屋根上での放水訓練も行える瓦屋根の設置もしてございます。
最終ページになります裏面9ページは、それぞれ断面図でございます。
以上で議案第49号の提案説明を終わります。
ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑、討論を行い、採決をします。
それでは、本件に対する質疑を行います。質疑ございませんか。はい、森元議員。
○森元 質問させていただきます。この訓練棟、確かに見させていただいて、形式いうのか、全国救助指導会に伴う建物という感じで、非常に救助関係、大いに結構かと思います。そのほかの訓練の訓練室等、要するに1階は迷路、濃煙、これは大いに現場で活用、また、訓練でけがのないように等々でわかります。それと、4階の立て坑訓練、これもマンホール等立て穴のところで訓練をされるいうのはわかります。そのほかの訓練室、2階、3階、5階、これはどんな訓練をされるのか、また、費用対効果でここまでつくられてどれぐらいの日数、そこら辺をお聞きしたいと思います。
○議長 答弁願います。消防署長どうぞ。
○古川消防・指令課長・消防署長 18番です。ただいまご質問のありましたほかの訓練棟、3階、5階等の活用方法ということでございますけれども、近年大変高い建物が目立つ中、こういった建物内に残された要救助者、いわゆる逃げおくれ者でございますけれども、この方たちを救助する、あるいはその中の配置、構造等もいろいろ住居に合わせた、あるいは想定に合わせた訓練施設を変更できる、あるいはその居室の中、いろいろな住居に合わせたレイアウトができるというような構造になってございますので、高い建物、あるいは高い建物以外でも、そういった構造を変えながら居室のレイアウトを変えながら訓練をすることによって、さまざまな用途、あるいはさまざまな訓練を計画していきたいと存じております。以上です。
○議長 はい、森元議員。
○森元 なぜそう言ったかといいますと、工事費用がやはり1億9,000万。先ほども言いましたけども、費用対効果、よう住民さんが言われます。そのためにも、やはり町長がいつでも行動で京都府や、また、国へのほうに財源確保で行かれてます。無駄な使い方にはならんと思いますけども、今言うた3階、4階、5階等々大いに活用していただくようお願いしときます。終わります。
○議長 ほかに。はい、消防長。
○消防長 ただいまの費用対効果という形でのご質問でございます。これをいかに効果的に消防の訓練棟を活用していくかというところでお聞きしたわけでございますけれども、そもそも訓練棟の目的でございますが、あらゆる災害現場を想定に、実践的な訓練ができるようになってございます。消防といたしまして、出動要請を受けた事故や、また、災害に安全に迅速に対応できることにつきましては、住民の皆様に安心していただけるもの、安心を提供できるものというふうに考えております。また、暗闇や、今申し上げました煙の中の訓練、議員のほうからございましたように、暗中、煙中訓練、これにつきましては、また一般住民の方に防災教室などで効果的に活用できるようにも考えております。現在、訓練棟はございませんが、年間の消防訓練回数を昨年度の分でございますけれども、約1日1.6件という回数でございます。今後これ以上に活用していくように訓練計画してまいりたいと思います。以上です。
○議長 よろしいですね。
ほかに。はい、
山本議員。
○山本 この請負契約の中身についてお伺いします。
1点目につきましては、入札関係ですけど、入札の告示日から開札日まで日数勘定したら26日ぐらいで1カ月を切っているわけです。今回の議会で提案されてます先ほど可決されました上下水道関係の47、48号関係につきましては、40日程度の電子入札開札日まで期間があるという状況ですし、ほかの民生環境の関係の入札につきましては、1カ月以上日付を置いているっていうことで、この期間の短いっていうことと、関連して、1者しか入札なかったのが、その期間が短いがゆえにということも考えられると思うんですけど、そこらはどう考えておられるのか1点。
2点目は、訓練棟、先ほども他の議員から質問がございましたけど、いろいろなメニューがございますが、これを全国の消防的に言えば、スタンダードなこれだけの訓練に要する設備を備えなさいとか、標準的にこういうものが要りますっていう基準的な決めがあるんかどうか。
それから、3点目は、今回の訓練棟を建てた配置図の6ページの関係ですけど、今まで消防のポンプ操法は当敷地を活用して町の操法大会をやられてきたわけですけど、そういうスペースを十分配慮しておられるんかどうか。今回7月4日の消防訓練については、ここでできないということで、向こうの運動場のほうでやるということですけど、そこらの兼ね合い、以上3点をお聞きしたいと思います。
○議長 はい、監理課長。
○松本監理課長 19番です。
山本議員のご質問の2点ございますが、一つは入札の期間の件と、それと1者入札の件でございます。
入札の期間につきましては、先のかしのきセンター等につきましては、ちょうど5月の連休に入りまして、その日数が重なってございます。法的に7日間以上ということで、その辺は問題なく公告をしてることでございます。
次に、1者の扱いにつきましては、これにつきましては再三再四議会のほうでもご説明をさせていただいていますけども、本来、電子入札によって今回もやってございますけども、当然工事の案件の公告並びにホームページ、それと、建設新聞のほうに掲載をして広く公告を募集してきてるところでございます。当然業者のほうがこの工事に参画するか否かを決めるということでございますので、今回については、公募にもかかわらず入札者が1者しかないということでございます。ついては、
地方自治法でも当該競争入札の競争性ということを損なわないということで執行しておりますので、問題はないものと考えております。以上です。
○議長 はい、事業部長。
○宮本事業部長 ただいま監理課長の7日間以上、法的には15日以上でございますので、修正させてもらいます。以上です。
○議長 消防署長。
○古川消防・指令課長・消防署長 18番です。ただいまの訓練棟についての、これはスタンダードなものかというご質問でございますけれども、特にスタンダードなものというものは決まっておりません。構造設備につきましては、市町の実情に応じた構造ということで、現在、先ほど消防長のほうから答弁ございましたように、特に今回の場合は民家火災を想定いたしました瓦屋根を設置してございます。非常に瓦屋根が多くございますし、その瓦屋根の上からの放水というものは非常に難しく、練度が必要でございます。このような瓦屋根であるとか、それから、先ほど申し上げましたように、いろいろなスペースをレイアウトを変えながら訓練をできる。それから、あるいは立て坑訓練という7ページに書いてございますけれども、マンホールなど、こういった低所における訓練、こういったものも一つこれからは訓練の課題として、あるいはこれまでの訓練を振り返りながら、訓練棟を活用していきたいと思っております。
また、いろいろなありました消防救助指導会というようなものもございます。これにつきましては、消防、救助、いろいろな技術のエッセンスを取りまとめたこういった操法的なものがございます。この操法的な救助訓練、あるいは消防訓練はさまざまな場面に取り入れて訓練をさせていただきたいと思ってこういったレイアウトになったものでございます。したがいまして、決まったようなスタンダードなものはございません。以上です。
○議長
山本議員よろしいか。はい、
山本議員。
○山本 入札期間、法的には15日以上という答弁あったんですけど、それで十分業者が公示を見てから準備して対応できるかどうか、今詳細にいろんな書類も出していかなあかんという状況があるわけですけど、示された町からの提示された条件を見て、その法は15日以上ということですけど、標準的には何日ぐらいをめどにしてるかっていうのがあると思うんです。先ほど説明ありましたように、ゴールデンウイークの休みを挟んだから40日以上になってると。1個は30日、大体30日ぐらいかなという推定もされるんですけど、そこら標準的に何日ぐらいとか考えられておられるかどうかということを再度お聞きしたいということと、あと、先ほどスペースの関係で、ポンプ操法大会なんかも必ず今後はそこでやっていくという方向づけを持ってるかどうかを確認したいと思います。
以上2点と、あと、制限を外して高いビルも精華町内に建ってきてますので、制限緩和したりして、そこらの対応も十分このはしご登壇とかそういう十分対応できるかどうか、訓練が対応についていけるかどうか、再質問したいと思います。
○議長 はい、監理課長。
○松本監理課長 ただいまのご質問でございますけども、いわゆる見積もり期間等の日数につきましても標準どうかということで、工事の案件によって多少変わってきてくるとは思いますけども、おおよそ30日から40日間ぐらいを考えてございます。以上です。
○議長 はい、消防総務課長。
○鎌田消防本部・総務課長 20番でございます。この建物の配置につきましては、1期工事から非常に苦慮いたしまして、建物を建てながら建物を壊しながら出動体制を維持しながらということを勘案いたしまして、このような配置となりました。1期工事の前、つまり建てる前、消防庁舎の建設前におきましても、消防操法コースは1コースを利用いたしまして消防大会を実施しておりましたが、先ほど申しましたとおり、このような配置となりましたので、実際のところは今後この消防庁舎の場所で訓練大会はできませんが、この配置図の一番下、操法訓練所と南北に操法の練習所が1カ所設けております。観覧はできませんが、ここで消防団が操法の訓練をできる十分なスペースがございます。なお、あと、消防庁舎に付随しますこの訓練棟でございますが、中高層の建物を想定した訓練にも対応できる訓練棟となっております。以上です。
○議長 よろしいか。はい、消防署長。
○古川消防・指令課長・消防署長 18番です。この訓練棟の高さでさまざまな本町の災害に対応できるかというようなご質問でございますけれども、この高さ18メートルございますけれども、もちろんはしご車ではなくいわゆるはしごでございます。はしごなどを使いながら上へ到達するような訓練、あるいは予防で言う設備というものがございます。1階から、あるいは3階以上にさまざまな設備ついてございます。こういった設備を使いながら高い建物に対応していくというようなことで、例えばこれ以上の高さの高い建物も本町にはございますが、そういった設備を併用し、消防技術を併用し、そういったことで災害時対応当たっていく、当たっていけるように訓練をするというような目的で設置してございます。したがいまして、先ほど申し上げましたいろいろな訓練のやり方の中で、活用方法を考えながらいろいろな方法、消防技術を錬磨していきたいと、かように考えてございます。以上です。
○議長 よろしいか。
ほかに。
坪井議員。
○坪井 18番坪井でございます。先ほどの入札の件についてもう少しお聞きします。
1者しか入札がなくて、結局98.5%という高い落札率になったということで、これについては十分な周知をしているということでお答えがあったわけでありますが、しかし、これは好ましい結果ではないんじゃないかと思うんですね。消防庁舎に関しましては、2年前に同じようなことがありましたね。ちょっと違いますけども、デジタル無線のときによく似た企業が2者入札されて、直前に辞退されたということで、結局1者のみの入札で98%ということで落札した経過もございます。一般競争入札でお互いに競い合ってやはりよいものをより安くというそういう入札にするのが一番いいわけでして、全国的には企業間の談合っていうようなこともいろいろ事実としてあるということが報道されているわけですが、今回あったとは私は決して申しませんが、そういうふうなことが起こらないように、1者しかなかった場合には再入札とかいろいろ有効な手だてを講じて是正していく必要があるじゃないかというように思うんですが、その点いかがでしょうか。
○議長 答弁願います。監理課長。
○松本監理課長 ただいまのご質問でございますけども、以前にも建設産業
常任委員会でも入札制度の改革について、本町については改革をしてきて、電子入札、また、条件つきの一般競争入札を執行してきたという中で、1者についての扱いでございますけども、先ほどもご答弁申しましたとおり、入札の結果ということでございます。ついては周辺におきましても2者以上という縛りがあったんですけども、やはりなかなか落札がならないということで、1者のほうに変更されている自治体もございます。2者以上というのも
京都府下では数市ということで、全国的にはそういった状況でございますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
○議長
坪井議員、よろしいか。
ほかに。佐々木議員。
○佐々木 2点です。1点は、今あったこと。この工事というのはそんなに例えばこの間、駅前のデッキのような橋梁というか橋のような特殊な技能がなければ入札ができない、参加できないというものなのかどうかっていうのが1点目です。
2点目は、全て精華町内でやってほしいということの意味ではありませんが、先ほど消防署長のほうの答弁では、訓練棟の中身についてスタンダードはないと。各市町村の状況に実態に応じて判断をすればいいという話があったわけです。本町で申し上げれば、例えば民家も当然あるわけで、民家訓練は必要だと思いますが、同時に、この間の議論では、陸上自衛隊に関しては自衛隊が独自でやると。ただし、学研地区のいわゆる化学物質等を使っているようなところの災害については、消防は業務外とは断言されてないわけですよね。さっき申し上げたように、本町内でなくてもいいです。別に京都府全体であるとか、あるんだったらそこでいいですけども、そういった研究所等がふえる中で、そういった化学物質系の訓練についてはどういう扱いにしているのか、また、今後なるのか、この2点をお伺いします。
○議長 答弁願います。はい、消防署長。
○古川消防・指令課長・消防署長 18番でございます。ただいまご質問にありましたいわゆる特殊災害というようなご質問でございます。特に消防署のほうで定義しております特殊災害につきましては、よく我々NBCというような表現で言っております。いわゆる核、それから、バイオ、ケミカルですね、こういったものを中心に訓練をさせていただいております。この訓練は本町の中にもこういった訓練資材はございます。また、こういう資機材を持っている消防本部も多数ございます。また、この辺は応援協定を活用しながらこういった大規模になるであろうこういう特殊災害について対応させていただきたいと思いますし、また、本訓練棟につきましても、そういった災害を想定しながら日々の訓練をさせていただきたいと思っております。以上です。
○議長 化学の何かいうた質問。はい、どうぞ、消防署長。
○古川消防・指令課長・消防署長 申しわけございません。化学のということでございますけれども、いわゆる化学薬品についてですけれども、これも先ほど申し上げましたN、いわゆる核、それから、B、バイオですね、生物、それから、C、ケミカル、これが化学でございます。その総称はNBCと申し上げたこれは特殊な災害ということで消防署のほうにおきましても重要課題というようなことで認識して訓練をしておるところでございます。以上です。
○議長 入札の特殊、何か入札が特殊かどうか。消防総務課長。
○鎌田消防本部・総務課長 20番でございます。ご質疑ございました特別な構造、特別な材料を使った建物ではございません。一般の建築工事で対応可能な建物と思われます。以上です。
○議長 はい、佐々木議員。
○佐々木 1点目の特殊かどうかっていう問題についてはそうじゃないという理解をさせていただきます。
2点目に関しては、私、訓練の中身まで聞いてるわけではないんだけども、今回の議案に関して、今の署長の答弁では、要するにNBC対応訓練もやるという、ほかのところに行かずにここの町内でできるという認識の答弁でいいんですね、確認です。
○議長 はい、消防署長。
○古川消防・指令課長・消防署長 NBCの訓練でございますけれども、規模というのんもございます。小規模な災害、中規模な災害、大規模な災害、いろいろ災害は想定されます。その中で、小規模なものであれば消防本部で対応可能でございますし、また、大規模であれば、これは京都府を通じましていろいろな面で横のつながりを持ってございますので、こういったつながりを通じまして大規模な災害につきましては、対応させていただきたいと思っております。以上です。
○議長 佐々木議員。
○佐々木 聞いてるのは、私が一般質問で災害が起きたらどう対応するかって聞いてるわけじゃないんですよ。この議案に関して、NBC訓練については、規模の多少はともかくとして、町内で訓練ができるんですねと聞いているんですよ。できない部分があるんだったらほかのとこ、例えば京都府全体の何だっけ、消防学校かなにかで、例えば年に何回やる予定ですという答弁もらったらいいんだけども、災害起こったときの対応聞いているんじゃないですよ。この件でそこまで対応できる施設なんですかと。そうじゃなかったら質疑の範囲超えちゃうからね。ということをお聞きしているわけです。
○議長 はい、消防長。
○消防長 ただいまの特殊な災害に対応する訓練、この訓練棟につきましては、特に化学薬剤、また、そういう放射能漏れというような特化したような訓練に対応できるような施設は持ち合わせてはおりません。ただ、それに対応するまでの出動訓練であったりいろいろ準備の訓練については十分この訓練棟で対応できます。ご心配の精華町で発生した場合につきましては、先ほど署長が答弁申しましたように、京都府の広域応援協定に基づきまして対応もできますし、あわせて訓練につきましては京都市訓練センターを活用した京都府内の消防本部がまとまって訓練するというふうなところでの対応もございます。初動の本町の対応につきましては、この訓練棟を活用するような特化した施設は備えてはおりません。以上です。
○議長 ほかに。はい、塩井議員。
○塩井 これだけの大規模な工事なんで、地域の住民さんに対しての説明会が当然あると思うんですが、説明会についての状況いうか実施についてちょっとお聞きしたいと思います。
○議長 消防総務課長。
○鎌田消防本部・総務課長 地元の自治会の方々は工事中の車両の安全管理、騒音等に非常に関心を持っておられます。工事中であっても地元の方々がいかにもさも工事がなかったような普通の生活ができるように工事進めるというのが一番理想でございますので、第1期工事にも実施いたしましたが、第2期工事にも地元自治会長と調整をした上で地元説明会を開催を予定しております。以上です。
○議長 塩井議員。
○塩井 1期目工事があったと思うんですが、特に地元の協力というか、理解というか、それがやっぱり成功のための非常に重要な要素となると思います。
また、最近、学研地区で非常に工事が何件か今工事やってまして、ご存じのように、山手幹線にしても非常に工事車両がふえてるような感じがいたします。ここでまた今回もこの工事でそういう工事車両がふえますので、そこら住民のための安全対策を含めて十分配慮してやっていただきたいと思います。
○議長 よろしいか。
○塩井 はい。
○議長 答弁よろしいか。
○塩井 いいです。
○議長 ほかにございませんか。神田議員。
○神田 先ほどから多くの議員が質問されてますけれども、ぜひ言っておきたいのは、こうした案件はできるだけ委員会に付託されて審議されるのが望ましい。多くの議員、多くの職員が一堂に集まってここで審議するということは、やはり好ましくないということで、本議会は委員会重視という形でやってるわけですよ。先ほど5月20日に電子入札の公布をして、6月15日に開札やったという説明あったんですけれども、10日の開会日に間に合わなかったと。この理由ですね、予算の裏づけがとれなかったとかいうような関係あると思いますけれども、やはり委員会はこういう形で委員会に付託されてこういった案件は審議されるべきだということはあるんだったら、どのような努力してもおくれざるを得なかったという説明がなかったんで、その辺をぜひ説明していただきたいと思います。
○議長 要望だけですか。
○神田 いえいえ。
○議長 答弁欲しいんですか。
○神田 はい。
○議長 答弁願います。消防総務課長。
○鎌田消防本部・総務課長 20番です。これまでの経緯でございますが、本定例会当初に議案書を提出すべく事務を進めてまいりましたが、旧消防庁舎に付随したコンクリート部分の撤去、つまり消防車両の動線、コンクリート部分撤去など新しい消防庁舎の車庫棟前のコンクリートの舗装部分の撤去、また第1期工事で実施いたしましたインフレスライド適用による契約変更を行ったことにより、それに合わせて第2期工事の積算を見直す必要がございました。それにより当初の提案に間に合わなかったものでございます。申しわけございません。以上です。
○議長 よろしいか。
○神田 はい。
○議長 ほかに。
なければ、これで質疑終わります。
討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。議案第49号について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長 はい、ありがとうございます。
起立全員です。よって、日程第19、議案第49号 平成28年度精華町消防庁舎改築等第2期工事(建築工事)請負契約の締結についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 日程第20、諸般の報告に入ります。
報告は2件でございます。1点目は議員研修会で、今年度も府町村議会議長会主催の全議員研修会が7月22日金曜日に開催されます。お手元に開催の案内を配付しておりますが、基本全議員の参加をお願いいたします。
2点目は、議会広報関係の研修会で、7月の13、14日に全国町村議会議長会主催の広報研修会が、また、8月10日には府町村議会議長会主催の議会広報編集正副委員長研修会がそれぞれございますので、関係議員の参加をお願いいたします。
以上で諸般の報告を終わります。
○議長 日程第21、行政報告に入ります。
行政から申し入れがありますので、報告を受けたいと思います。町長どうぞ。
○町長 議員の皆様方には、大変お疲れのところ、貴重なお時間を拝借し、まことに申しわけございません。
本定例会6月会議におきまして、提案させていただきました16件の議案につきまして、慎重なるご審議をいただき、全ての議案につきまして、全会一致でご可決、ご承認を賜りました。まことにありがとうございました。
この機会をいただきまして、行政からの報告を申し上げます。この間、精華町に関係いたします内容で、名誉ある表彰の受賞がございましたので、この場をおかりいたしまして、ご報告申し上げます。
まず、去る6月17日、京都府立府民ホールで開催されました京都府開庁記念日記念式典におきまして、精華台四丁目ゆうゆう倶楽部様及び八光会グリーンクラブ様、並びに光台スミレクラブ様の3団体が、地域活動に積極的に取り組まれ、地域力の向上に顕著な貢献をされているご功績が認められ、市町村・地域自治功労者として、京都府知事表彰を受賞されました。
次に、去る6月10日に、京都タワーホテルで開催されました平成28年度京都府危険物安全大会におきまして、株式会社国際電気通信基礎技術研究所様が、危険物の保安管理体制が模範的であるなど、これまでの継続的な業務実績が認められ、京都府知事優良危険物関係事業所表彰を受賞されました。今回、栄誉ある表彰を受賞されました皆様に、心からお祝い申し上げますとともに、改めて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
私からの報告は以上でございます。
引き続き、副町長から報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
以上、貴重な時間を、拝借いたしまして、まことにありがとうございました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。終わります。
○議長 はい、副町長どうぞ。
○副町長 引き続きまして、行政から数点報告を申し上げます。
まず、1点目は、マイナンバーカードを利用した住民票の写しなどのコンビニ交付サービスの開始についてでございます。
これまで精華町では、いわゆるコンビニ交付サービスについて、住基カードを利用したサービスへの対応は行わずに、マイナンバーカードを利用したサービスの実施に向け諸準備を進めておりまして、来る8月1日からサービスを開始する予定でございます。
このサービスは、マイナンバーカードのICチップ内にある認証機能を利用し、コンビニエンスストアに設置をされている多機能端末機から、各種証明書を取得していただけるようになるもので、全国の主要なコンビニエンスストアであるセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスなど、約4万8,000店舗でサービスを受けることができるようになります。
先ほど精華町印鑑条例一部改正を可決いただきましたことを受けまして、印鑑証明書の発行も含めてコンビニ交付サービスを実現すべく、現在、鋭意、事前の試験などの準備作業を行っておりまして、実運用の最終的な詰めを進めております。
なお、運用開始に当たってのサービス提供時間など、詳細が決まり次第、議員皆様にも報告の上、町広報誌「華創」やホームページで詳しく町民皆様にお知らせをする予定でございます。
また、今回のサービス開始をよい機会として捉えまして、マイナンバーカードの普及を積極的に促してまいりたいと考えております。
次に、2点目は、防災訓練の実施についてでございます。
毎年9月1日の防災の日にちなみまして、8月の最終日曜日に防災訓練を実施しているところでございますが、今年度も8月28日の日曜日に、精北小学校を会場としまして、校区内にお住まいの町民の方々を対象に、大規模地震を想定した地域発災型の防災訓練を実施をいたします。あわせて今年度は、水害に係る対応などについての体験や知識普及を行い、地域における防災に役立てていただける訓練となるよう計画を進めておりまして、エリアメールによる情報発信訓練なども予定しているところでございます。
次に、3点目は、国際交流員の退任についてでございます。
ご承知のように、本町では、平成6年から、語学指導などを行う外国青年招致事業、いわゆる
JET(ジェット)プログラムにより、国際交流員を招致をしまして、学研都市にふさわしい国際化の推進と米国オクラホマ州ノーマン市との姉妹都市関係を軸とした国際交流を図るため、重点的な取り組みを進めてきているところでございます。
こうした中で、ビロス・ヘンリー・ジェイコブさんにおかれましては、本町の第11代国際交流員として、平成26年7月から2年間、国際交流の推進や各種事業において大いに貢献をされました。外国語版広報誌「いちご」の発行や、フェイスブックでの情報発信、窓口での通訳や翻訳、学校訪問などの日常業務に加え、みずからの企画事業である国際交流サロンでは、得意分野である技術系の話なども織りまぜたわかりやすい説明が人気となりました。また、機械や技術に精通していることから、科学のまちの子どもたちプロジェクトや京町セイカの事業にも積極的に関与いただくなど、まさに学研都市精華町にふさわしい国際交流員であり、多大なお力添えをいただきました。来る7月27日付をもちまして、本町の国際交流員を退任された後は、新たに日本国内で就職されるとのことでございます。
なお、本日の会議の終了後に、本人より、お礼のご挨拶をさせていただきたく存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
次に、4点目としまして、お手元の資料に記載のように、各種行事が開催されますので、よろしくお願いを申し上げます。
私からの報告は以上でございますが、引き続き教育長から報告を申し上げます。
貴重な時間を、拝借してありがとうございました。今後ともよろしくお願いを申し上げます。
○議長 はい、教育長どうぞ。
○教育長 続きまして、教育委員会関係分につきまして、教育長よりご報告を申し上げます。
定例会3月会議の最終日にご報告させていただきましたとおり、本年4月1日より、機構整備といたしまして、教育部学校教育課に教育支援室を設置いたしました。これは、不登校など、子供が抱えている課題に対する教育の支援や保護者からの相談などに対する窓口を明確にするとともに、教育相談業務を積極的に進めることを目的として開設したものでございます。4月以降、できるだけ相談しやすい環境づくりや相談体制の整備などを進めてきており、7月からは、教育委員会の執務室東側の部屋を専用の相談室として活用することといたしました。これを機会に、専門的な立場からの支援の充実を図っていきたいと考えております。
なお、詳細につきましては、町ホームページや広報誌「華創」でお知らせさせていただく予定でございます。
教育委員会からのご報告は以上でございます。
貴重な時間を拝借いたしまして、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
○議長 これで行政報告を終わります。
以上をもちまして本日予定しておりました日程は全て終了しました。
ここで皆さんにお諮りします。あす6月28日から9月4日までの間、休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認めます。よって、あす6月28日から9月4日までの69日間を休会することに決定をいたしました。
以上で平成28年度定例会6月会議は6月10日から本日まで18日間の会議期間の中、本日をもって全議事を議了し、休会の運びとなりました。議員の皆様におかれましては、何かと忙しい会議ではありましたが、慎重なるご審議を賜りましたこと、ここに厚くお礼を申し上げます。
6月会議の散会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
間もなく7月に入り、梅雨明けと向かっておりますが、先般早朝での豪雨など、もうしばらく雨の時期が続きそうです。行政におかれましては、住民の生命と財産、また、安全安心のため、雨等への備えなど万全を期していただきますことをお願いするつもりでございます。
この梅雨が明けますと、夏の酷暑の時期を迎えます。議員の皆様におかれましては、御身ご自愛の上、議員活動にご精励いただき、また、議員各位の資質向上のため研さんされますようお願いをいたします。
また、行政におかれましては、今会議期間中に開陳されました各議員の意見や要望事項などを町政執行に反映していただきますよう要望しておきます。
それでは、これをもちまして散会したいと思います。本日は
大変ご苦労さまでございました。
(時に12時03分)
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この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。
平成28年 月 日
精華町議会議長
署名議員
署名議員...