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平成26年第2回臨時会(第1日 7月24日)

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  1. 精華町議会 2014-07-24
    平成26年第2回臨時会(第1日 7月24日)


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    最終取得日: 2021-05-01
    平成26年第2回臨時会(第1日 7月24日)  平成26年第2回臨時会(第1日7月24日) ○議長  皆さんこんにちは。             (こんにちは。) ○議長  ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達していますので、ただいまから平成26年第2回精華町議会臨時会を開会します。  これより本日の会議を開きます。  開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には、公私ともご多用の中ご出席賜り、厚く御礼を申し上げます。  7月半ばを越え、梅雨も明け、夏本番を迎えておりますが、ゲリラ的な夕立が数回発生しております。災害などに注意し、対応しなければと思います。また、暑さ対策など健康管理にも十分な注意をしていただきたいと思います。  さて、今臨時会の案件は、消防庁舎建てかえに係る工事の請負契約締結の議案で3件あります。質疑、討論終了後、即決いたしますので、慎重なるご審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。  それでは、木村町長から挨拶を受けたいと思います。町長どうぞ。 ○町長  皆さんこんにちは。             (こんにちは。) ○町長  平成26年第2回精華町議会臨時会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日は、議員の皆様方には公私とも極めてご多用なところ、平成26年第2回精華町議会臨時会にご出席を賜り、まことにありがとうございます。  平素は精華町発展のために町行政全般にわたりまして格別のご尽力とご協力、並びにご意見、ご指導を賜っておりますことに心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。  さて、本日提案いたします議案は、消防庁舎改築工事に係ります工事請負契約の締結が2件と消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事に係ります工事請負契約の締結が1件の合計3議案でございます。十分ご審議をいただき、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。  さて、精華町に関係します方々で名誉ある表彰の受賞がございましたので、この場をおかりいたしましてご報告申し上げます。  去る7月11日、京都府公館で開催されました平成26年度京都府防犯まちづくり賞表彰式におきまして、祝園西1丁目地区にお住まいの上村正吾様と桜が丘1丁目自治会の桜が丘見守り隊様が京都府防犯まちづくり賞を受賞されました。  上村様におかれましては、木津防犯推進委員協議会の会長として警察や自治体との連携を密にしながら、三位一体となった広報啓発活動にご尽力されたご功績が認められたものでございます。  また、桜が丘見守り隊様におかれましては、府内初の試みとなる地域見守り箱を活用し、隊員相互の連携による地域巡回パトロールを通じ、自主防犯意識を大いに高めていただいたご功績が認められたものでございます。
     今回、栄誉ある表彰を受賞されましたことに心からお祝い申し上げますとともに、皆様のご功績に対しまして改めて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。  以上、開会に当たりまして、ご報告を兼ね、ご挨拶とさせていただきます。  どうかよろしくお願いいたします。 ○議長  本日の日程ですが、お手元に配付の議事日程表により議事を進めてまいります。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第121条の規定により、1番、岡本議員、2番、宮崎議員を指名します。  以上の両議員に差し支えのある場合には、次の議席の議員にお願いをいたします。 ○議長  日程第2、会期の決定の件を議題とします。  本臨時会の会期については、去る7月11日に議会運営委員会を開催し、検討を願った次第であります。  お諮りします。お手元に配付の会議予定表のとおり、本臨時会の会期は、本日7月24日の1日限りにしたいと思います。ご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は、7月24日の1日間に決定しました。 ○議長  日程第3、行政報告を行います。  行政から報告の申し入れがありますので、これを許します。はい、副町長どうぞ。 ○副町長  この機会をいただきまして、行政から報告を申し上げます。  国際交流員の退任についてでございます。  ご承知のように、本町では平成6年から語学指導などを行う外国青年招致事業、いわゆるJETプログラムによりまして国際交流員を招致してまいりました。学研都市にふさわしい国際化の推進と米国オクラホマ州ノーマン市との姉妹都市関係を軸とした国際交流を図るため、重点的な取り組みを進めてきているところでございます。  こうした中で、ペルコビッツ・スティーブンさんにおかれましては、本町の第10代国際交流員として2年間、国際交流の推進や外国人生活支援などに大いに尽力いただいてました。特に学校訪問や町行事では、親しみやすい人柄で、多くの町民の皆様の国際理解への関心を深めたほか、外国語版の広報誌「いちご」の発行や役場窓口での通訳など外国人の方々の生活支援に加え、国際交流サロンをみずから企画するなど、積極的に国際交流国際理解の推進に努められました。  来る7月29日付をもちまして本町の国際交流員を退任された後は、新たに静岡県の国際交流員として着任し、引き続きご活躍されるとのことでございます。  なお、この議会終了後に本人よりお礼のご挨拶をさせていただきたく存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  以上、貴重な時間を拝借いたしまして、まことにありがとうございました。  今後ともどうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長  これで行政報告を終わります。 ○議長  日程第4、議案第35号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事請負契約の締結について、日程第5、議案第36号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事請負契約の締結について、日程第6、議案第37号 平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事請負契約の締結についての3件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。消防長どうぞ。 ○消防長  それでは、議案第35号について、町長にかわりまして、消防長から提案説明申し上げます。  議案第35号提案説明に入ります前に、まず、今回の議案全般を通してのご説明を申し上げます。  消防庁舎の建てかえにつきましては、昭和51年に建築をし、既に40年近く経過した中で、老朽化した消防庁舎の耐震化や防災機能の充実を図るため実施するものでございまして、今回の議案をご可決いただきましたら、直ちに工事着手に入り、平成27年度に竣工という計画で事業を進めております。  その工事発注の形態は、建築工事機械設備工事電気設備工事の3工事に分離し、去る7月2日の水曜日に一般競争入札によりまして、ただいま申し上げました3件の工事と消防救急無線デジタル化工事を合わせた計4件の入札を実施いたしました。しかしながら、その中で1件、電気設備工事におきまして、入札参加業者の全てが最低制限価格を下回ったため、無効となりまして、落札者の決定には至りませんでした。現在、入札無効となった電気設備工事につきましては、設計書の精査とともに、一部内容の変更を行い、改めて一般競争入札を実施するべく事務整理を行っている最中でございます。したがいまして、今回の臨時議会に提出いたしましたのは、入札が成立いたしました建築工事機械設備工事、それに消防無線デジタル化工事の3議案でございます。  また、残る電気設備工事につきましても、設計書の一部変更など事務整理がつき次第、一般競争入札を行いまして、何とか第3回定例会、すなわち9月定例議会、もちろん通年議会がスタートすれば、この呼び名は変わるわけでございますが、現行定例会の初日に議案として間に合わせたいと考えております。  したがいまして、9月定例会で、残る電気設備工事議案の扱いにつきましては、その時点で改めまして杉浦議長並びに議会運営委員会にお願いすることになろうかと思いますが、建築本体工事契約発注から1カ月余り経過してからの電気設備工事のスタートということで、その時点で建築本体工事の進捗に追いつかせまして、何とか平成27年度竣工という消防庁舎建てかえの全体工程について影響が出ないように事業の推進に努めておりますので、ご理解をお願い申し上げます。そういうことで、今回は3議案でございます。  それでは、まず、議案第35号について提案説明を申し上げます。  議案第35号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事請負契約の締結について  平成26年7月2日、地方自治法第234条第1項の規定に基づき、一般競争入札に付した平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事)について、次のとおり請負契約を締結するため、議会の議決を求めます。  平成26年7月24日提出 町長  提案理由でございます。  下記の理由により、平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、提案いたします。  記といたしまして、老朽化した昭和51年建築の精華町消防庁舎の耐震化及び防災機能の充実を図るため、消防防災拠点である消防庁舎を改築するものでございます。  2ページ、裏面をお願いいたします。記、1の契約の目的といたしましては、平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事)でございます。  2、契約金額は、4億1,007万6,000円でございます。  3の契約の相手方は、京都市西京区大枝沓掛町8番地の127、高塚・アート建設工業共同企業体、代表者、株式会社高塚工務店代表取締役、福本凡人でございます。  続きましては、3ページからの参考資料についてご説明申し上げます。  1、工事施工場所は、相楽郡精華町大字北稲八間地内、精華町消防本部でございます。6ページに位置図を添付しておりますので、示すとおりでございます。  3ページにお戻りいただきまして、2、工事概要でございます。平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事)でございます。  建築概要といたしましては、主要用途は消防庁舎で、構造は庁舎棟が鉄筋コンクリート構造、車庫棟を鉄骨構造といたしました。階数は地上2階建てとし、延べ床面積2,462.45平方メートルとなります。  諸室の構成といたしましては、庁舎棟の1階は出動準備室や救助、救急倉庫など災害出動に関する施設のほか、仮眠室、トレーニングルーム女子更衣室及び仮眠室など24時間の当直勤務を行う区域でございます。2階は事務室、通信指令室、講堂、消防団本部室などを配置いたしました。ルーフ階は、キュービクル、非常用電気機器等の機械を設置しております。  続きまして、車庫棟でございます。平家建てとして、救助工作車消防ポンプ車、救急車などの緊急車両8台を配備できる広さを確保しております。庁舎棟と車庫棟は連続され、一体化した建物となります。  次に、建築工事概要でございます。  事業工事といたしまして、場所打ちコンクリートぐいアースドリル工法仕上げ工事は外壁は防水型複層仕上げ塗材e吹きつけ、屋根はフッ素樹脂塗装ガルバリウム鋼板、瓦棒ぶきでございます。内装主要仕上げでございますが、2階事務室、通信指令室の床はOAフロアの上、タイルカーペット張り、壁は石こうボードに無機質壁紙張り、次のページをめくっていただきまして、天井は石こうボードの上、岩綿吸音板張りでございます。屋外工事として、舗装、排水、フェンス工事等を行います。また、エレベーターは11人乗り1基を設置しております。その他といたしまして、既設消防庁舎の解体もあわせて行います。  次に、3、経過でございますが、電子入札公告日が平成26年6月9日、電子入札開札日は平成26年7月2日でございます。  次に、4、工期につきましては、議決日の翌日から平成27年9月30日までを設定しております。  契約保証金額ですが、4,100万7,600円で、履行保証保険の保証によるものでございます。  次に、6の入札参加申請業者リストでございますが、以下の3共同企業体でございます。  予定価格につきましては、4億5,565万2,000円でございます。予定価格に対する請負率は89.99%でございます。  8の最低制限価格につきましては、4億1,000万3,640円で、失格の有無についてはございませんでした。また、抽せん決定の有無についてもございませんでした。  続きまして、7ページ以降は設計図面の抜粋をつけさせていただいております。7ページは敷地に対する建物の配置図でございます。図面上部が西の方角、右手が北となります。敷地の北側に寄せて庁舎棟と車庫棟を配置いたします。  8ページをごらんください。庁舎棟、車庫棟の1階平面図でございます。平面図左側、すなわち南に車庫棟を配置いたしまして、出動経路については南向き、現行のとおりでございます。  続きまして、9ページでございます。庁舎棟2階平面図でございます。消防本部と消防署のそれぞれの事務室を配置し、通信指令室消防団本部室各種講習会などに対応する講堂を配置しております。  次に、10ページをごらんください。庁舎棟のルーフ階、屋上でございます。  11ページには、ペントハウスルーフ階でございます。  12ページは、各棟の立面図でございます。  13ページは、各棟の断面図でございます。  最後に、14ページには、パース図を添付させていただいております。  以上、議案第35号の提案説明を終わります。  続きまして、議案第36号の提案説明を申し上げます。  議案第36号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事請負契約の締結について  平成26年7月2日、地方自治法第234条第1項の規定に基づき、一般競争入札に付した平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事)について、次のとおり請負契約を締結するため、議会の議決を求める。  平成26年7月24日提出 町長  提案理由でございます。  下記の理由により、平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、提案いたします。  記といたしまして、老朽化した精華町消防庁舎の耐震化及び防災機器の充実を図るため、消防防災拠点である消防庁舎を改築するものです。  2ページ、裏面をお願いいたします。記、契約の目的といたしまして、平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事)でございます。  契約金額は、9,281万5,200円でございます。  契約の相手方は、京都府相楽郡精華町大字祝園小字一丁田5番地66、吉田・大和共同企業体、代表者、吉田工業株式会社精華営業所所長、吾子進一でございます。  続きまして、3ページから参考資料についてのご説明を申し上げます。  工事施工場所でございます。相楽郡精華町大字北稲八間地内、精華町消防本部でございます。  工事概要でございます。平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事)でございます。  建築概要、諸室の構成でございますが、先ほどの議案第35号と同様のため、重複いたしますので、参考までにごらんおきいただきますようお願いいたします。  それでは、下から7行目、機械設備工事概要でございます。屋外機械設備として、給水設備排水設備でございます。屋内機械設備といたしましては、空気調和設備換気設備自動制御設備衛生器具設備などでございます。  次に、経過でございますが、ページをめくっていただきまして、電子入札公告日が平成26年6月9日、電子入札開札日が平成26年7月2日でございます。  次に、工期につきましては、議決日の翌日から平成27年9月30日までを設定しております。  契約保証金額ですが、928万1,520円で、保証会社の保証によるものでございます。  次に、入札参加申請業者でございますが、以下の3共同企業体でございます。  予定価格につきましては、1億314万円でございます。予定価格に対する請負率は98.99%でございます。  最低制限価格9,280万4,400円、失格の有無につきましては2企業体でございました。また、抽せん決定の有無についてはございませんでした。  続きまして、6ページ以降は設計図面の抜粋をつけさせていただいております。議案書第35号と同様に、位置図、配置図、平面図などを添付いたしておりますので、ごらんおきいただきますようよろしくお願いいたします。  以上、議案第36号の提案説明でございました。  ただいまの議案第36号の請負率を訂正させていただきます。  先ほど、予定価格に対する請負率89.99%と申しましたが……(発言する者あり)もとい……(発言する者あり)申しわけございません。89.99%でございます。89.9%でございます。訂正いたします。  それでは、続きまして、議案第37号につきまして提案説明を申し上げます。  平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事請負契約の締結について  平成26年7月2日、地方自治法第234条第1項の規定に基づき、一般競争入札に付した平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事について、次のとおり請負契約を締結するため、議会の議決を求めます。  平成26年7月24日提出 町長  提案理由でございます。  下記理由により、平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、提案いたします。  記といたしまして、現在のアナログ方式による150メガヘルツ帯周波数の使用期限が平成28年5月31日までに260メガヘルツ帯のデジタル方式に移行するため、また、消防庁舎改築に伴い、消防指令システムを更新するためのものです。  2ページをお開きください。記といたしまして、契約の目的でございます。  平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事でございます。  2、契約金額は、2億1,546万円でございます。
     契約の相手方は、大阪市西区江戸堀1丁目5番16号、富士通ネットワークソリューションズ株式会社関西支店関西支店長、下瀬聡でございます。  次に、3ページをごらんください。議案第37号の参考資料についてご説明申し上げます。  1の工事施工場所につきましては、精華町大字北稲八間地内、精華町消防本部でございます。  2の工事概要ですが、まずは消防救急デジタル無線設備についてでございます。  国民の安心・安全を確保するため、消防救急活動において消防本部と消防隊、救急隊間を結ぶ消防無線は災害に強い自衛の消防通信システムであり、全国の消防本部などで不可欠なものとして運用されております。この消防救急無線は現在、アナログ方式で運用されておりますが、旧郵政省からデジタル・ナロー化の検討要請、全国消防長会総務省消防庁などの関係者による検討を経て、アナログ方式による150メガヘルツ帯周波数の使用期限である平成28年5月31日までに260メガヘルツ帯においてデジタル方式に移行することとされております。このたび、消防救急デジタル無線設備といたしましては、遠隔制御装置管理監視制御卓無線回線制御装置基地局無線装置空中線形整備直流電源装置、非常用自家発電装置などとあわせまして、音声通話以外にも対応する機器などを整備するものでございます。基地局、車載型移動局携帯型移動局デジタル方式に移行することによりまして、通信内容の秘匿性を格段に向上させ、プライバシーの保護、データ通信の活用が可能となり、また、送信できるデータ量も多くなり、広域的な消防活動に情報支援が向上いたします。  次に、消防通信システム設備でございます。  指令装置として、従来の119番回線の受け付け処理指令回線処理、専用線、内線処理、局線処理、病院呼び出し、車両表示、無線機制御有無線接続110番転送受け付けなど、受け付けた回線を内容に応じて転送やモニターが可能となり、大きな災害が発生したとき、一度に多数の通報がある場合など、情報処理機能を向上させることが可能となります。また、情報処理機能としましては、自動出動指令装置地図検索装置、非常用指令設備指令制御装置支援情報制御装置などでございます。指令情報伝達装置指令情報出力装置を備え、ディスプレーに現場の図面が表示されますとともに、プリントアウトして印刷媒体として持ち出すことが可能となります。気象情報収集装置は、風向、風速、温度、湿度、雨量計により気象情報をデータ処理する機能を備えております。また、音声合成装置のほか、出動車両運用管理装置システム監視装置消防OAシステムなどでございます。  4ページをお開きください。3の経過でございます。電子入札公告が平成26年6月9日、電子入札の開札日が平成26年7月2日でございます。  4の工期につきましては、議決日の翌日から平成27年9月30日までで設定してございます。  5の契約保証金額は2,154万6,000円で、保証会社による保証でございます。  6の入札参加申請業者は、記載の2者でございます。  7の予定価格につきましては、2億1,945万6,000円でございます。なお、予定価格に対しての請負率は98.2%となっております。  8の最低制限価格は、1億9,745万2,080円でございます。  9の失格の有無についてはございません。また、抽せん決定の有無についてもございません。  11は、位置図でございます。6ページ以降には、参考資料2として、新消防庁舎の平面図と立面図でございます。消防救急デジタル無線、及び消防指令システムの設置する場所などを記載してございます。  恐れ入りますが、9ページと、あわせて10ページをごらんください。基地局の空中線、すなわちアンテナでございます。ルーフ階、屋上のペントハウスに設置いたします。基本設計時におきましては、デジタル無線のアンテナの高さをかなり高くして計画しておりましたが、昨今の機器の技術革新などによりまして、コンパクトに設置することが可能となりました。  以上で議案第37号の提案説明を終わらせていただきます。  それでは、どうぞご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりましたので、これより各議案に対する質疑、討論を行い、採決をします。  日程第4、議案第35号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事請負契約の締結について、質疑ございませんか。はい、安宅議員。 ○安宅  それでは、新消防庁舎の建築のコンセプトといいますか、ポイントについてお伺いしたいと思います。  我が精華の会も今回の新消防庁舎建設にかかわって、25年の10月に岐阜県の恵那市へ視察に行ってまいりました。一番新しい消防本部ということで、いろいろ勉強してまいりました。ここではもう細かくは言いませんけれども、最新の消防本部というのは最新の設備であり、充実した機器等も含めて設計されてるということを見届けてまいりました。  本精華町におきましても、新しい庁舎ということで、何かと充実した設計が組み込まれるということで、町民の皆さんの関心、期待も非常に高いものがあると思います。  先ほどの説明で、目的は耐震化、防災機能の充実ということでございましたけども、新耐震基準適合というのを第一に、新しい庁舎ということで、どんなものになるかいうことで非常に期待をされております。設計に当たっては、町の関係の方々で検討委員会5回を重ねて基本設計に至ったというふうに理解をしております。そのときの意見もいろいろ取り入れられての基本設計、そして実施設計につながっているかと思います。  そこで、その基本設計の中で、基本理念というところで、このように3点ございました。多種多様化した災害に素早い対応がとれる安全性を確保した庁舎と。2番目には、時代の変化に対応した機能的な庁舎と。3番目には、住民に親しみやすく、頼れる庁舎と。こういう表現で基本理念が出ております。一方で、きょう、先ほど説明がありまして、いろんなどういったレイアウトになってるのか、どういった設備かということは話がありましたけども、それをどう結びつけて理解したらいいかというとこがちょっとわかりにくいなというふうに思っております。したがって、三つの基本理念と実際の設計をどうつないで理解するかということで、わかりやすく説明をいただければと思いますが。 ○議長  消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番でございます。安宅議員ご質問の基本理念でございますが、精華町新消防庁舎建設委員会を開催いたしまして、第5回の検討を重ねた結果、三つの基本理念を打ち出しました。それに基づきまして、さまざまな委員の方々からのご意見を頂戴し、基本設計を組み立てたわけなんですけども、一つ目におっしゃいました多種多様化した災害に素早い体制がとれる安全性を確保した庁舎、これについてでございますが、これは昨今の大規模化する自然災害、人的な災害、あと都市化の進展と急速な高齢化、それらに基づくさまざまな災害、今後どのような災害が起こるかわからないんですが、とにかく安全性が高い構造で、それらの災害に素早く対処できるということで、安全性を確保した庁舎、一つ目でございます。  二つ目の時代の変化に対応した機能的な庁舎でございますが、環境の配慮ということで、防災施設拠点として、機能的には24時間稼働する建物でございます。ランニングコスト等の削減も結びつけまして、太陽光発電等の方策も取り入れ、また、災害に関しては、消防本部だけではなく、自主防災組織、消防団など地域の住民の方々の利用もできる建物として機能的な庁舎という形で設計図面にあらわしました。  三つ目に、住民に親しみやすく、頼れる庁舎と。頼れる庁舎として、バリアフリー化による建物の使いやすさ、並びに新しい消防庁舎をごらんいただくときに、住民の方々から安心できる消防庁舎、安心していただける消防本部という形でつかんでいただきやすいというふうなことをあらわすために、その設計図にあらわしました。以上です。 ○議長  よろしいですか。はい、安宅議員どうぞ。 ○安宅  今の説明で、理解するところはありました。安全性ということじゃあ、その構造そのものにおける安全性ということが第一で、また、いろんな災害に備えられるものであるということですね。機能的には環境、太陽光のこと、それから、これは非常に大事なことですが、自主防災会や消防団と連携ができる、そういった機能を持たせた庁舎ということで、今、お聞きしました。  最後は、住民に親しく、頼れる庁舎はバリアフリーがメーンであるということですね。そのようにちょっと結びつけて説明いただけると、理解もできるかと思います。  また、今後は、町民の皆さんに庁舎ができたときに広報されるときに、十分町民の皆さんに理解されやすい、一番これがわかりやすいというものを、また、多額のお金を投じる新庁舎でございますので、ぜひその点は皆さんに受け入れられるものとして情報発信を願いたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長  はい、消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  今おっしゃっていただきましたとおり、この基本理念三つに基づきまして、最後まで完成できるよう努めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○議長  もうよろしいか。  ほかにございませんか。はい、佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  3点あります。  1点目は、町の現在の防災計画、及び近い将来想定される防災計画、例えば原子力発電所の避難計画とかはまだ全国的にはできてないわけですけども、これは多分近い将来想定されるものですよね。そういったものは消防庁舎だけでこれ全てやるというわけではありませんが、町の防災計画の中で消防が担うべきとされてる機能、及び近い将来担うべきとされてる機能というのに十分対応ができるだけの、例えばスペース上の余裕であるとかですね。今すぐその設置工事がなくても、または機能的な、要するに能力というか、庁舎の能力というのは備えているという認識でいいかどうかが1点目です。  2点目は、以前から提言をさせていただいてますが、今回の設計では、いわゆる2方向出動というのは確保されていません。これはもう初めから必要ないという判断なのか、もしくは、将来的に今後想定をするという判断なのか、どちらなのでしょうか。  三つ目は、ちょっとパースの関係、確認したいんですけども、一番後ろのパースを見せてもらうと、この車が走ってる道というのはいわゆる今の現庁舎の南側の道路と解釈できるんですが、この、何ていうのかな、訓練棟というのかな、火の用心と書いてある、右側にあるね。これ、設計図面にはこれないですよね。これ移設になりますよね、現行からいえば。これは今回の設計には入っていないのかどうか。じゃあ、なぜにパースに入ってくるのかということですよね。これいつやるのかっていう話も含めて、当然これは現庁舎を解体しないと、多分できないだろうと思いますけども、これはまた別途発注ということになるのかどうか。その3点をお伺いします。 ○議長  消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番です。3点ご質問いただきました。  将来の消防防災計画に利用できる消防庁舎、そんだけのスペースがあるのかということでございますが、平面図等をごらんいただきますと、2階に講堂等はございますが、面積といたしましては2,400平米、現在の消防庁舎の1.5倍の規模がございます。あとガレージ等もございますので、応援を受けた場合のスペース等、現在のスペースで有効に機能できるものというふうに考えております。  二つ目の2方向でございますが、南側、弁天川前の道路には、広い道路に面しておりますので、そちらからの出入りで機能も果たせるというふうに考えておりますので、現在のところは南側の方向と考えております。  3点目のパース図にございました南側の訓練棟でございますが、今回の契約案件にございます消防庁舎に関しましては、平成26年度、27年度の事業でございますが、この訓練棟にございましては、平成28年度以降の計画にさせていただきたく考えております。以上です。 ○議長  はい、佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  私、1点目、私が申し上げた、広さだけではなしに、機能的に、だから、今すぐ全部の機能を100%確保することは別にしても、例えばですよ、電気容量に余裕を持ってれば、後から新たな電気設備を設置しても、それに応えれるわけだけども、もし容量、余裕がなかったら、設置しようと思っても、また新たな工事をしなきゃならんという話になるわけですよね。そういった意味で、能力的な消防が担うべき防災機能ですね、防災機能、拠点機能としてのものは現在、及び、いわゆるこの新しい庁舎が使われるだろうと思われる期間ですよね、について余裕があるのかということをお聞きしてるわけで、スペースだけの問題ではありません。それは、各防災計画の項目をチェックして確認をしたという理解でいいかどうかというのだけお聞きしたいと思います。  2方向出動に関しては、よく消防が言われる例えば高層マンション等の2方向避難というのは、一方が仮に避難路として閉鎖、使えない場合でも、もう一方から避難できるという、逃げられるということを意味しますよね。特に消防の、ないとは思うけども、消防の南側の道のとこには川があるんですよね。川の状態がもしすっぽ抜けたら、車は発進できませんよ。緊急の橋をつくるか何かすれば可能かもしれないけどね。でも、それだけ出動時間がおくれるということですよね、緊急車両の。ということは、火災現場とか被災現場とか、あと救急現場に対する能力が落ちちゃうということになるわけですよね。だから、そういう川とかさあ、橋とかね、いうものというのは壊れないという前提にすべきじゃないと思うんですよね、そこはね。構造物は壊れるという前提で考えなきゃならんと。その場合に、じゃあ、ここ壊れたら別の場所を使おうということを、今の答弁では今のとこでいけるという答弁だったけども、十分という認識なのか。今はやらないけども、将来、それは別の方向から出動することも考えるということなのか。その点だけ確認をしときたい。  この訓練棟に関しては、あれですか、28年度にやるということなのか。これはまだ28年度以降に検討するという段階なのか。要するに年度がずれてやるのか、もしくは、年度以降にまた考えるということなのかね。ということは、やらないこともあり得るという話になるのかどうかということも含めて、確認しときます。 ○議長  はい、答弁願います。消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番でございます。消防庁舎の機能でございますが、将来、30年、40年後も当然使用するものでございますので、町の将来人口、並びに消防職員の増員等も含めた対応はさせていただいておるところでございます。  また、2方向性でございますが、佐々木議員おっしゃいましたとおり、万が一、川の上の橋が落ちるというようなことも当然、現在においても想定しておりますので、そのときに申し上げましたとおり、鉄板等をひいて車両を出せるという準備は常に考えておりますが、南側全面面しておりますので、一度に落ちる、全て落ちるということは現在のところ想定はしておりません。  また、3点目の訓練棟に関しましては、平成27年度以降に計画という段階でございます。以上です。 ○議長  はい、佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  しつこいですけど、2点目だけ聞きます。  想定してないという言葉はちょっと3年前に死語になってますからね、それはね、事実上。もう笑い事じゃないんですよ、それはね。構造物である以上、しかも、昔につくられた道路っていうか、あれでしょ。もしかしたら老朽化してる可能性もあるわけで、だとしたら、例えば一部だけでも、車両が通る部分だけでも再度やり直すとかいうことをしておかないと、絶対崩れないという話はそれはならないですからね。だから、そこの絶対という話は、想定外というのはちょっと、それは消防としてはなかなかそういう話にはならないと思いますね。何が起こるかわからないという想定の中で動いていただくというのが原則だと思うので、もうこれ以上言いませんけども、ほんまに車両が通過できる範囲、何ていうかな、幅だけは何らかの形でチェックをしていただいて、それはほんまに、ここがだめだったらこっちを通れるということの対応は十分考えていただきたいと思います。特になければ、結構ですけども、あれば、お願いします。 ○議長  ありますか。なければ、よろしいですけど、ありますか。なければ……。  ほかに質疑ございますか。はい、山本議員どうぞ。 ○山本  3点ほどお伺いいたします。  建設に向けての場所に関して、今、答弁がありましたコンセプトの中で、多種多様な災害に対応すると。それも素早く対応できるというコンセプトを持っているということでありますが、以前、私が質問の中で申し上げた防災マップによると、この地域は2メーターから5メーターの浸水を想定してるということで、これは消防長の答弁の中にもありまして、その浸水の可能性は非常に低いと考えてるという答弁されております。先ほど、佐々木議員の質問の中にもありましたように、想定っていう範囲の中で、現在の異常気象における河川の氾濫、それから、浸水や家屋の決壊等が起こっております。現時点においても、そういう考えでおられて、この場所を選定しているということと認識していいんでしょうか。  あと、そういう認識の上に立った場合、マップにあるような2メーターから5メーターの浸水で出動がおくれたりとか、先ほど答弁にありました川に橋かけるとかいうような、時間が食って住民の生命や財産に迷惑かけたりした場合は一体誰が責任をとるか。責任の所在をまず1点、明らかにしていただきたい。  2点目でございますが、説明資料の13ページのところから想定しますと、1階の高さ、いわゆる2階の床面までが4メーター40、つまりマップで想定されている5メーターの浸水があった場合、機能がなくなるというふうに考えるわけですが、こういう問題に対してどういうふうに考えておられるのか。また、今までの答弁の中では、浸水を想定した中で、指令設備とかデジタル関係の水に弱いもの等については2階へっていうことで、現行も2階のほうへ避難してるということですが、床面から勘定すると、マックスの場合、60センチ、普通、座ってデスクワークする椅子の高さぐらいになると思うんで、その下には必ずデジタル回路のICとかがたくさん詰まってると思うんですが、そういうときにどのように消防署は対応していくのか。これが2点目であります。  3点目につきましては、いただいてる資料の最初の35号議案、資料2の裏側から見ますと、この仮眠室のW1、2って書いてるのは、多分これ女性用だと思うんですけど、現行の女性消防関係従事人の対応が男性の何%を占めているんかと。そういう状況を踏まえた中で、今、安倍内閣が、あらゆる分野において女性の進出を30%以上にという話をされてるわけですが、そういう方向に消防も沿っていくのか。もし、当然内閣、国の指導でありますので、方向づけ、当然この役場庁舎の中もそうですけど、消防もそういう方向で位置づけられると思うんですが、そのときに十分、30%以上になったときに、どういうような対応をしていくのか、お伺いします。以上3点。 ○議長  質問の途中ですが、ここで3時10分まで休憩します。             (時に14時57分) ○議長  それでは再開いたします。             (時に15時10分) ○議長  先ほどの山本議員の答弁をお願いいたします。はい、消防長どうぞ。 ○消防長  10番です。先ほどの山本議員のご質問でございますけども、消防庁舎の位置やかさ上げ等につきましては、たびたび山本議員からの一般質問でありますとか今までの予算委員会等におきまして十分議論させていただいてる内容でございまして、そのときにご答弁申し上げたとおりでございます。  また、今回の庁舎の建てかえにつきましては、消防救急体制の充実という形の中で庁舎の建てかえを提案させていただいてますので、どうぞご理解お願いしたいと思います。以上です。 ○議長  ほか、質問。消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番でございます。今、三つのご質問いただいた中で、一つ目の場所の選定でございますが、今、消防長申しましたとおり……。 ○議長  場所はよろしい。仮眠とかあったでしょ、女性の。 ○鎌田消防本部・総務課長  女性職員でございますが、現在、51人中3名、女性職員がおります。うち1名は、この4月から京都府立消防学校におきまして初任教育を受けております。残りの2人の女性に関しては、毎日勤務ということで勤務しておりますが、この消防庁舎ができた暁には、当然、女子職員が当直勤務等できる機能も備えておりますので、そちらの勤務体制に入っていただく予定でございます。なお、将来、女子職員が何%まで持っていくという計画でございますが、採用試験のときに、女子、男性にかかわらず優秀な職員を採っていくということでございます。  なお、この資料の8ページにございます仮眠室でございますが、1当直、最高2名が当直できるという形になりますので、3交代してますので、合計、3交代合わせて6名が当直できるという機能を持っております。以上です。 ○議長  よろしいですか。はい、山本議員。 ○山本  まず、今の女性の関係ですが、もう一つ答えてもらってないのが、30%に率上げていくのは今後どういうふうにしていくのか、考えてんのかという答弁なかったと思うんですけども、これはきっちり答弁願いたいと思います。  それともう1点、消防長が答えられた、今まで答弁してるから答弁できないということか、もうそれで全て済んでるという意味か、どちらでしょうか。繰り返しでもいいですから、きっちり、今までの答弁内容わかってるんですが、答弁していただきたいと思います。 ○議長  答弁してもらったらいいんですが、これ工事請負契約ですので、女性の方が将来何十%とかいうのはわかれば答えていただきたいけれども、請負契約ですので、そこら辺は間違いのないようにひとつよろしくお願いします。  答弁できますか。消防長どうぞ。 ○消防長  10番です。今、おっしゃっております女性職員の割合でございますけれども、これは一般の精華町職員の採用試験を行いまして、その中で特に女性枠という形の中では設けてはおりませんので、採用条件に合った者から採用していくと。その中には女性も入ってくるという形の中で対応したく考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長  よろしいですか。  もう一つあってさ。言うてください。もう一度発言してください。かましません。どうぞ。山本議員。 ○山本  消防長に答弁願いたいということは、今まで答弁してるという、委員会等、一般質問も含めて答弁してるから答弁は控えるという話でしたけど、その中身をきっちりここで答弁していただきたいということで申し上げたんですけど、それできるできないも含めて答弁願いたいと思います。 ○議長  私のほうから申し上げますと、工事請負契約ですので、このかさ上げ等々の問題についてはいろいろ総務常任委員会等々で、いろんなところでもお話をさせていただいたということを伺っております。したがいまして、この工事請負契約の部分についての質問は受けさせていただきますけれども、それ以外につきましては、逆にこの案件についてはいちがけからという形にもなりかねませんので、そこら辺はご了解いただきたいと思います。以上です。  ほかにございませんか。はい、神田議員どうぞ。 ○神田  この庁舎の建てかえにつきましては、私も1年間、耐震性に問題があるということを言い続けて、今回、早期建てかえにこぎつけていただいたことについては敬意を表したいし、ぜひ町の防災拠点として、その機能を発揮できるようにやっていただきたいというぐあいに思います。  先ほど消防長から説明がありましたけれども、今回、電気工事が最低制限価格を割って全部失格になったと。そのために工事が約1カ月ほどおくれると。  早くいって1カ月ですよね。次もどうなるかわかりませんからね。そういったときに、1カ月おくれを取り戻すということを言われましたけれども、本来、床下、天井、壁の中等の配管、配線工事は当然、建築工事と同時並行してやるのが一番効率的なやり方なんですよ。ところが、先行で基礎とか建築工事が進んでいくと、やはり取り戻しにくい仕事になってくるわけですよね。その辺が本当に1カ月おくれを早く取り戻して、一緒、同時進行に持っていけるのかどうか。その辺が一つ疑問なんですよ。それが1点。  もう一つは、電気工事が不調に終わったわけですけれども、従来の今まで委員会等でやってたときには、業者の積算技術ですか、向上したので、最低制限価格をそこそこ読んで、ぎりぎりとか、あるいはぴたりで落札してたわけですよね。今回もこれ見てますと、最低制限価格には限りなく近い額で落札してるわけです。にもかかわらず、98%とか90%ですね、という予定価格に対する落札率になってると。ということは、最低制限価格の設定に問題がなかったのかどうか。その辺はどのように考えておられるか。この2点お願いします。 ○議長  はい、答弁願います。消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番でございます。電気設備工事、こちらが落札、成立しなかったということでございますが、電気工事におきましては、本来は建物の建築工事について、後からついてこれるものというふうに思われますので、実際のところ、まだ請負業者さんとは調整等もしておりませんが、調整した上で、取り戻せるように請負業者に発注、計画したく考えております。 ○議長  総務課長、ちょっと、聞いておられるのは、いわゆる危惧してもらってるんですよ、2カ月ほどおくれるけれども、大丈夫かと。それだけ端的に答えてくれたらいいんですよ。はい、副町長どうぞ。 ○副町長  私のほうから、ただいまの質問について、長年、建築の技術者としてやってきた経験の中で、私のほうから答弁させていただきたいというふうに思います。  建築工事は電気、機械、もちろん建築主体工事と分けておりますが、まず工事の順番としましてね。大体あの種の建物でしたら、いわゆる仮設とか周辺説明とか、いわゆる工事の段取りそのもので約1カ月近くは十分かかると思います。現場へ入って1カ月して、これから基礎工事に入ります。電気工事そのものは基礎工事等、電気、建物主体に係ります工事はほとんど一致しません。進みません。そういう面では、相当工程的には1カ月以上ずれ込んで現場へ入ることは十分可能だという技術的な判断をしておるところでございます。そういう面から見れば、今のおくれは十分現場では取り戻せるという確信を持ってやっております。ただ、神田議員おっしゃるように、次、ずれたらどうなんねんちゅう部分はございます。その部分は今のところ、多分ずれないように我々としても最大限やっていこうということで、今、設計内容見直しをし、行っているというのが現状でございますので、その点、ご心配していただいてる内容は重々我々も承知いたしておりますが、技術的な内容からいっても、その分はおくれは十分取り返せる。いわゆるもとの建築工事を追随させるようなおくれが生じるということは考えておりませんので、ご安心いただけたらというふうに思っております。 ○議長  はい、監理課長。 ○浦西監理課長  2点目の最低制限価格についてご説明を申し上げます。  この内容につきましては、ことしの3月議会の建設産業常任委員会でもご説明をさせていただいてるところでございますけども、国の中央公契連が昨年の25年5月に一部、一般管理費の引き上げをしております。具体的に申し上げますと、直接工事費に対して95%、共通仮設費に対しまして90%、現場管理費に対しまして80%、一般管理費に対しまして55%の率を掛けたものが最低制限価格として定められてございます。つきましては、本町におきまして、26年のことしの4月1日よりこれの運用ということで変更をさせていただいておりまして、一般土木につきましても、この建築工事につきましても、電気工事等々につきましても、この率を採用させていただいておりまして、土木工事でありますと、従来より二、三%上がった率になってございます。建築工事につきましても同様の率の引き上げがあるんですけども、土木より経費の考え方が少し違うということで、最低制限価格が大体90%近く上がってるというのが実情でございます。以上です。 ○議長  はい、神田議員どうぞ。
    ○神田  最低制限価格が高過ぎるんじゃないかという私の疑問に対して、要するに算定基準が変わったと。だから、決してそうじゃないということに理解したらええわけですか。 ○議長  はい、監理課長どうぞ。 ○浦西監理課長  そのとおりでございます。 ○議長  はい、神田議員どうぞ。 ○神田  質問中に答えてもらうと、私、3回目がすぐなってしまうんでね。ちょっと議長、配慮してくださいね。  もう一つ、先ほど副町長のほうから、電気工事については1カ月ぐらいおくれても取り戻せるという説明があったわけですけれども、従来、家を新築等建てるとき、電気の仮設取り込みやりますね。消防庁舎、現行にあるんで、その必要があるのかないのか。仮設電気を設置しようと思えば、電気業者決まっておらないと、できないわけですね。その辺が問題ないかどうかということですけれども、いかがでしょうか。 ○議長  はい、副町長。 ○副町長  本件もさることながら、いわゆる仮設工事は本来、建築主体工事にまず現場へ入りますので、そこでまず仮設電気の部分については計上しておるというのが一般的な積算方法でございます。ご理解願えますか。 ○議長  もう一回許しますので、挙手して質問してください。神田議員どうぞ。 ○神田  最初の仮設は一般工事に含んでると。それはええんですよ。だけど、工事をするのは電気の入札、落札した業者じゃないわけですね。それならわかりますけれども、そうでないと支障を来しますよね、当然。電気業者が決まってないときね。一応そういうことなんです。はい、わかりました。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。はい、内海議員。 ○内海  一応そういう町の防災機能の充実で、防災拠点として住民に親しみやすい庁舎の完成を待つところでありますが、期待するところでありますが、基本理念の中に、住民に親しみやすく、頼れる庁舎にということの中で、先ほどのご質問の答弁の中で、地域の住民が利用する、できる建物という答弁をされた中で、今回のこの図面の中で100人近くを収容する講堂があるわけなんですけども、これは住民さんが利用する講堂という解釈でよろしいんでしょうか。 ○議長  はい、消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番でございます。2階の講堂でございますが、当然住民の方々に対するいろいろな防災に関する講習会、あと職員の研修会、さまざまな活用を想定しております。以上です。 ○議長  はい、内海議員。 ○内海  ちょっと、それであるならば、この図面というんですか、この絵のイメージ写真から見て、そういう100人を収容する講堂であるならば、この駐車場の確保なんかなんですけども、図面から、イメージ図から見たら、すごく台数が少なく駐車してるイメージ図なんですけども、その収容する場合の駐車場の確保なんかはどのように考えておられるんでしょうか。 ○議長  はい、消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番でございます。これらを使用する駐車場の確保でございますが、現在の消防庁舎におきましても、同じように、住民さんの方々対象に講習会等を開催しておりますが、なるべく、積極的にPRしてるわけではございませんが、余り自家用車でたくさん来られて駐車場が満杯状態になるという状態は見られないと思われますので、引き続き、できるだけ乗り合い等で来ていただくというふうな形で対応をお願いしたく思います。  なお、職員駐車場に関しましても、それだけの余り余裕はございません。以上です。 ○議長  はい、内海議員。 ○内海  今までも操法大会があったときに、やはりこちらの庁舎のほうの駐車場をお借りして送迎していただいたという、そういうご苦労された中で私たちも行ってるんですけども、こういう講堂100人収容ということでは、今の答弁ではちょっと理解しがたいなというふうに思います。ほかの自治体で消防庁舎を建設するときには、やはりそういうところも住民に活用していただける図面の中で駐車場も確保という、基本理念の中に埋め込まれてるところもあるのでね。  その辺は、この講堂の構図からして、その辺は当然お考えかなというふうに思われるんですけど、今の敷地からしたら、なかなかそういう大量の台数を確保するいうのは敷地から難しいかなというふうに思うんですけど、その辺の対応としては考えておられるかなと思って質問させていただいたんですけど、今後、その駐車場の確保ということでは、先ほどの答弁でっていうことになるんでしょうか。 ○議長  消防総務課長。 ○鎌田消防本部・総務課長  20番です。今おっしゃっていただきましたとおり、職員の駐車場の確保も現在のところままならない状態で、この建設工事中におきましても、職員はできるだけ公共交通機関、バイク、自転車等の使用、利用を勧めておりますので、この竣工後におきましても、なるべく来庁者の駐車場の確保には引き続きこの敷地内で努めていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長  ほかにございませんか。             (なしの声) ○議長  なければ、これで質疑終わります。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。議案第35号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事請負契約の締結について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。よって、日程第4、議案第35号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事建築工事請負契約の締結についての件は、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第36号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事請負契約の締結について、質疑ございませんか。はい、佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  これ先ほどの神田議員の質問とも絡むんですけども、先ほどの監理課長の答弁では、土木や建築に関しては、先ほど答弁があったように、直接工事費が95パーだったですね。現場管理が80パーとかいうようなことに引き上げられて二、三%の落札率が高くなってるというのはわかりますが、今回、35号の本体工事ではない36号というのは機械設備の工事ですね。37号は、これは建築とはほとんど関係ないような、要するに機器の導入工事なんですね。ところが、36も37号も35号とほぼ同じ最低制限価格になってるんですよ、パーセントからいえば。先ほど監理課長の話にあったこの理屈からいえば、そうはならないはずですよね。要するにね、建築とか土木とかいうような工事の性格と何かものをどこかでつくってきて搬入するようなものとは性格が違うでしょと言ってるんですよ、ものの。発注の性格が違うにもかかわらず、この最低制限価格がほぼ約90%ですね。約90%になってるというのは偶然なのか、もうほぼ統一で、違う性格の工事なのに、統一で最低制限価格を設定したのか。そこが若干疑問が残るんですよ。性格が違えば、違って当たり前というふうな受けとめ方をしてるんですけどね。これが同じ90パー前後にそろった理由についてお伺いしたいと思います。 ○議長  監理課長、はいどうぞ。 ○浦西監理課長  公共工事の建築に当たりましては、今、ご提案させていただいておりますこの建築工事の本体工事に加えまして、こういう電気、機械、そういうのが全て合わさって一つの目的が達成できるというふうに考えてございます。そういう中で、国土交通省が出してございます建築工事積算基準という、そういう歩掛かりがございます。したがいまして、担当課におきまして、この公共工事積算基準に基づいて積算をされた結果、私どもで最低制限価格を設定させていただいているところでございます。以上です。 ○議長  はい、佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  ということは、先ほどの中公連かな、このモデルというのは、これは土木と建築にかかわる基準であると。今おっしゃったような電気とか機械とかいうのは、これは別のルールに従って計算をした結果、こうなったという意味に今、聞こえてるんですよね。別のルールの積算だったら、要するに9割前後になるんだということなのかどうかがよくわからないのと、そこ、建物、庁舎をつくる際に、おっしゃったように、本体工事、電気工事、機械整備工がそろわないと目的物は達成できませんよね。そのとおりですよね。けども、それは、だとしたら、一体発注すれば済む話だけども、わざわざ分割するというのは、少しでもいろんな意味でメリットがあるから分割するわけでしょ、ある意味。それは受注側がふえるというメリットもあるでしょうし、いろんな同時進行ができるというメリットもあるかもしれない。にもかかわらず、私が聞いたのは、にもかかわらず、同じような率で最低制限価格が設定され、しかも、今回のこの場合は、業者努力で、公開されてる入札結果を見ると、落札したのは当然1者だけども、失格が2者あって、その2者との差額は約200万近くですよね、一番低い失格業者との差額は。パーセントにしたら、そんなにパーセントはないんですよ。ほぼ、何ていうのかな、ほんまに2%ぐらいな話ですよ、率からいえば。なぜ機械工事という、いわゆるものを調達するのが中心になる、その部分が、いわゆるさっきおっしゃられた直接工事費の95%に該当する部分がふえれば、当然率は上がるという話になるわけですけども、そういう理解なのか。それとも、さっき申し上げたような全く別のルールで計算された結果なのか。要するに高どまり感を受けるんですよね、そこは。その点はどうなんでしょうか。 ○議長  はい、監理課長。 ○浦西監理課長  ただいまの佐々木議員の質問でございますけども、先ほどから申しております公共建築工事という、そういう国の基準がある。それをもとにして積算をされてるんですけども、なかなかこういう建築工事につきましては、どうしてもやっぱり見積もりに頼るところが非常に多い。国でつくられた基準は、どうしてもそういうところを後追いで冊子ができてくる。現場がどうしても先行してしまうという中で、見積もりを原課のほうでとって、今のこの国が出している積算基準と照らし合わせながら本町の設計書ができているというふうに私は理解しております。  それと、この中央公契連につきましては、国の全ての省庁、それに国の公益の独立行政法人、またJR等が入ってこの率を決めてございます。したがいまして、この中にはもちろん建築工事もあれば、電子、通信も、そういうやつもあれば、全ての公共と言われる工事の率が入ってるものと解しております。  それともう一つ、佐々木議員が質問されたのは、それやったら一つで出したらええやないかというご質問でございますけども、本町につきましては、従来から分離分割発注ということで、地元業者育成の観点から分離分割を進めてる関係上、現在のような発注形態になっているものでございます。以上です。 ○議長  はい、佐々木議員。 ○佐々木  私は一括発注すればいいと言ってるわけじゃなしに、同じような最低制限価格を設定するんだったら、結果、そうなってしまう、それと同じ意味を持つんじゃないかと言ってるんです。だから、工事の性格によって、当然かかる費用は違いますね。直接経費も違うし、間接経費も違ってくるわけですよ。工事の性格によってね、何を買うか、何をつくるかによって。そういう意味でいえば、建築の部分はこのぐらいが大体相場だろうと。もし何か物品買う場合は、この辺が相場だろうと。電気製品はこのぐらいが相場だろうというのは違ってくるっていうのが一般市民の感覚なんですよ、それは。当然人手が違いますよね。  建築工事の場合、比較的人手が要ると。ものを買う場合は、ものをどこかでつくるかもしれんけども、その完成したのを持ってきて、設置の手間はかかるけども、毎日毎日、何ていうの、大工さんが来るわけじゃないというとこもあるわけで、だから、価格構成が違ってくるわけですね。総枠に占める価格の人的な人件費と、それから物品の関係と、いろんな手続の関係の構成が変わってくるわけで、だから、そこから素人感覚でいうと、なぜ、特に今回は入札価格が高くて落札できなかったじゃなしに、低くて失格してるんですよ、低くてね。  ということは、二つの業者に関していえば、この値段、200万少なくてもできますよっていう意思表示してるわけでしょ、197万だけども、正確にいえば。200万低くてもできますよと言ってるのを失格になってるわけですよ。  もちろん昔あった1円入札みたいなのされたら、できないの当たり前の話だけども、そうなってくると、どっちかというと、さっきも申し上げた高どまり感、なぜわざわざ建築と同じ基準を適用しなきゃならないのかというのがいまいち解せないというところなんですね。これは偶然、要するに偶然ということなら偶然と言ってもらっても結構ですけども、これは偶然なんですか。 ○議長  答弁できます。監理課長。 ○浦西監理課長  偶然って言ってしまうと、それは偶然になるのかもしれませんけども、設計書があって、我々、監理課のする内容は、今、冒頭で申し上げたその率を単純に掛けて答えを、答えちゅうか、最低制限価格を出しているというだけでございますので、今までも例えばこの議会でかけさせていただいた下水の工事、区画整理の工事、いろんな工事を5,000万以上の工事でかけさせていただいております。中には1者、この下でも受けてやろうという企業がおるのに、高どまりになってしまって、一番上のところで落札してしまったと。本町につきましては、最低制限価格を設けてやるという方式をとっておりますので、こういう事態もやむを得んかなというふうに考えてございます。 ○議長  ほかにございませんか。  なければ、これで質疑を終わります。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。議案第36号 平成26年・27年度精華町消防庁舎改築等工事機械設備工事請負契約の締結について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。よって、日程第5、議案第36号 平成26・27年度精華町消防庁舎改築工事建築工事請負契約の締結についての件は、原案のとおり可決されました。  日程第6、議案第37号 平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事請負契約の締結について、質疑ございませんか。はい、坪井議員どうぞ。 ○坪井  19番、坪井です。  先ほどから最低制限価格のことでいろいろ質疑が交わされてるわけでありますが、私は最低制限価格が90%というのはやむを得ないかなというふうに思うわけですが、そういう業者の営業を支援するという意味で必要だとは思うわけですが、ただ、この契約については、落札率は最低制限価格90%を大きく上回りまして、98%というかなり高いあれですね。これは通常、こういうふうな高い落札率っていうのはおかしいなということになるわけですが、どういう要因でこう高くなったのかという点をお聞かせ願いたいと思うんですね。  2業者のうち1業者が辞退されて、実質上は1業者のみということになったわけですが、そういうことと何か関係があるんではないかなと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ○議長  その前に、申しわけない。私が読み間違えをいたしまして、先ほどの件で、第36号議案 精華町消防庁舎建築等工事で建築工事ということで私、話をさせていただきましたけども、機械設備工事で正確であります。訂正して、おわびを申し上げておきます。  監理課長。 ○浦西監理課長  ただいまの98%という落札率は、なぜこんな高いのかという内容と、1者のみの入札は、これが正当かというようなご質問かと思います。  まず先に、1者は適切かという内容についてお答えさせていただきますと、本町におきましては、先ほどからご説明をさせていただいておりますように、一般競争入札を行ってございます。したがいまして、入札公告をかけた段階から競争が始まってございます。一定の資格を有する不特定多数の者が競争する原理で行われておりまして、結果として、1者のみということになったものでありまして、これはあくまで結果論でございまして、入札に参加する機会を本町としては与えてございまして、競争は十分に発揮されてございまして、入札に参加しなかった者に関しましては、その段階で利益を放棄したというふうに解しております。なお、この内容につきましては、地方自治法におきましても、一般競争入札における1者入札は有効ということで解されてございます。  それと、98%は高いんじゃないかという内容でございますけども、私が調べた範囲、平成12年からこの消防救急デジタル無線、私の調べた限り、16件を調べましたところ、ほとんどが、ほとんどでございませんけども、高い落札率で全国でされております。特に高く入札がされておるのは、どうしても一般競争入札をされたところが高く落とされてございます。その16のうち7自治体が一般競争入札でされておりまして、その七つの中で本町は当初、2者の申し込みで1者が辞退という結果に終わってますけども、ほかのところでも一般競争入札の場合、2者だったり3者であったり、途中で辞退をされているところが多い。指名で競争入札をされてるところにつきましても、実際に応札に応じられるのは二、三者、ほかのところにつきましては、ほぼ辞退をされてるという、そういう傾向がございまして、その原因については我々にとってはちょっとはかり知れないところでございます。以上でございます。 ○議長  よろしいですか。はい、坪井議員。 ○坪井  1者になったことは、それは有効であるというようなことで、一般競争入札の結果、有効であるということを言われたわけですが、結果として落札率が98%というのは、今、全国、調べられたようですが、そういう例ありますか。  私もインターネットでいろいろ調べまして、でも、98%、そんな高いとこは拝見しませんでしたね。大体95%台ぐらいまででおさまってるんですね。やっぱり競争するわけですから、なるべく安いところということになるわけでして。ところが、今回、そういうふうなことにならないわけで、かなり高いところでとまってしまったと。やっぱり本当の意味での競争性を発揮して、そして、よりよいものをより安くという、そういう観点でいったらですね。もちろん最低制限価格を90%にすることについてはいいんですよ。やはりより多くの業者に参加してもらって競争し合うというふうな、そういうふうな仕組みを工夫する必要があるんじゃないかと、私、専門家じゃないから、わかりませんが。  何らかの形で競い合いをして、適当なところでとめるという、そういう工夫は要るんではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長  はい、監理課長。 ○浦西監理課長  坪井議員が調べられた中では、そんな高いところはないということでございますけども、私が調べた16自治体の中で、95%を超えるのが4自治体ございます。99%を超える自治体もございます。先ほども説明をさせていただいておりますけども、このデジタルの無線の対象者数は、本町に競争入札申請がある業者数が48者ございます。この48者の中から2者が申し込まれたわけでございまして、競争入札の手順を改めて申し上げますと、公告に始まりまして、入札の参加申請書の受け付け、それに対する資格審査、資格審査をした後、資格の確認通知、その後に入札、開札という流れになるわけでございますけども、この1者が辞退された理由といたしましては、この積算をしたところ、予定価格以内におさまらないということで、会社としては赤字だというような内容の理由書をもって入札辞退届が出されました。したがいまして、積算との関連もある程度あるんではないかなというふうに理解をしております。以上です。 ○議長  よろしいですか。  ほかにございませんか。はい、山本議員。 ○山本  今の辞退の関係の会社の件ですけど、予定価格以内におさまらないので辞退したという理由でありますが、この辞退した時期については、資格審査して、その後、確認された後でということになると思うんですが、時期的に入札の何日ほど前でしたんでしょうか。 ○議長  はい、監理課長。 ○浦西監理課長  入札を辞退されたのは、入札を2日間に分けて受けます。その2日目の午前10時に辞退届を出されております。以上です。 ○議長  よろしいですか。はい、山本議員。 ○山本  もう1点、入札制度の問題だと思うんですけど、この富士通ネットワークソリューションズが今回、落札しているわけですけど、入札2日目に辞退した株式会社富士通ゼネラル近畿情報通信ネットワークっていう会社、これ富士通のグループ会社であり、子会社もあるわけでありまして、中身的にいえば、指令システムを両者とも施工管理も含めてやるということで事業内容なってる、そういう資格で検査されたと思うんですけど、競争、公平の原理の中で、全然違う会社というより、一般的にグループ会社、連結決算してる中のグループ会社といえば同一会社のように一般的には見る傾向があるんですけど、そこら一つの会社と見てたんか、全然別の、当然法人は別格ですので、別の会社として資格で受け入れてたんか、そこらをどういうふうに考えて受けたんかというのをお聞きしたいんですが。 ○議長  はい、監理課長。 ○浦西監理課長  山本議員のただいまのご質問でございますけども、先ほども申しましたけども、この消防デジタルの要は応募条件として、経審点数が1,000点以上という条件を与えて一般競争入札をさせていただいてございます。その対象者数が町に申請にあるのが48者という中身でございまして、それと、今おっしゃいました同じ富士通という名前の中で、関連会社ではないかというご質問でございますけども、この富士通ゼネラルにつきましては、昭和36年に創立され、約78年、今日まで経営をされている。その中で、もともとこの富士通ゼネラルにつきましては、株式会社ゼネラルという会社から富士通株式会社と資本提携に至って富士通ゼネラルに至っているものでございまして、また、この契約の相手でございます富士通ネットワークソリューションズにつきましては、1989年に設立され、今日まで25年の経過がある会社でございまして、この会社につきましては、富士通株式会社から分離、独立された会社でございまして、その後、富士通の完全子会社という形になっております。  それで、関連会社ではないかというご質問でございますけども、関連会社の内容も調べましたところ、関連会社のところにも載っておりませんので、別会社という認識でございます。以上です。 ○議長  はい、山本議員。 ○山本  きっちり調査、事前にして、問題ないという判断されたということで理解をしたいと思います。 ○議長  ほかに。はい、神田議員。 ○神田  先ほどの説明で、この種の設備については、ほかにも98%台で類似した落札してるところがあるということで、決して高くないというような説明だったと思うんですけれども、僕は、1者入札ですね、精華町でもあったんですけれども、土木工事で99.1か2%の落札があったわけです。それも1者の入札でした。これ1者で、これで問題ないとはなかなか言いがたいんで、本来なら複数者が入札に参加していただくのがいいに決まってるんですけれども、競争になりますからね。ただ、うちの場合は電子入札だから、誰がどうしてるかわからないと。しかし、行政はわかってるわけですよね。事前審査出させてるから、1者になったときもわかると。1者で無効とは言いませんけれども、ただ、1者で入札したときが、この機械じゃなくても、土木の工事でもそんだけ実績があるわけで、99.1何ぼでしたよ。そんなことはある。ただ、やっぱり、思いたくはないけど、もしも業者が何らかの形で、自分とこしかこれが参加してないということをわかったら、限りなく競合相手ないですから、標準価格に近い額を入れてくるわけ。それでも絶対とれるわけですからね。そういうことがあるんで、電子入札の場合は、やっとるときは、前も言いました、こういうように1者入札、本来、何ちゅうか、事前審査するんなら、1者だったら、もう一度やり直すとかね、もう一度公告するとか、1者しかなかったからと。あるいは、事前審査をしないで、開札まで行政も業者も何もわからないと、これ本来の姿だと思うんですけどもね、電子入札の。その辺は改める気はないでしょうか。 ○議長  はい、監理課長。 ○浦西監理課長  まず、今のデジタル無線の契約が98%が高い、安いという内容については、積算との関連がありますので、一概に安い、高いということはちょっと申し上げられないなというふうに思います。  それと、1者入札が高いので、見直す気があるのかということでございますけども、前回、一般質問でもお答えさせていただいておりますように、本町につきましては、京都府の電子入札システムを利用させていただいている関係上、どうしても入札参加資格を受けて審査した後に、あなたはこの条件に満足しますんで入札に参加してくださいという通知を電子上でやります。それをしないと、その入札書が入らないという、そういうシステムになっておりますので、この京都府の入札システムを使っている以上は、今おっしゃるような、ちょっと、ことは難しいと。  それと、本町につきましては、できるだけ多くの企業さんにとっていただくということで、取り抜きの土木であれば1企業1工事ということをさせていただいてる関係上、審査期間を設けてしまうと、その間、二、三日、四、五日明けた中で、またそれを、次の入札をしなければならないということになりますので、1日に二つも三つも四つも入札ができないというようなことが発生しますので、現在のところ、京都府の電子入札を利用させていただいている関係上、困難というふうに考えてございます。 ○議長  はい、神田議員。余り入札制度についてのあり方はやめてください。 ○神田  質問したことに的確に答えてほしいんですよ。結果として、1者入札のときには、非常に限りなく100%に近い額で落札されてるという結果なんです。  今後、今、京都府の制度を使用してるということですけれども、こういう結果を踏まえて、今後改めることができないのか。その部分を変更することができないのか。その辺を説明してもらわんと困るわけです。 ○議長  今回で最後にしてください。監理課長どうぞ。 ○浦西監理課長  99%、100%という請負率のみが先行されて話が出ておりますけども、いろんな私、設計書を見ますけども、その設計書が本当に現場に合っているのか合っていないかも含めて、職員のスキルアップも含めての議論になってこようかと思います。以上です。 ○議長  神田議員、聞いてください。この議案に対するこれの入札制度のあり方については建設常任委員会等々で議論してもらったらよろしいと思います。この契約の富士通のことについては聞いてもらったらいいけれども、今、入札制度のあり方についてを聞いておられますので、それについてはもうご辛抱願いたいと思います。  ほかにございませんか。はい、安宅議員。 ○安宅  質問が許されるかどうか、先に確認しておきたいと思いますけども、きょうは工事契約の3議案でございます。私が質問したいのは、今回の消防庁舎及びデジタル無線、それから指令システムの全体の事業費との関係において、財源の確保、内訳ですね、それについて質問させていただきたいと思いますけども、よろしいでしょうか。 ○議長  はい、どうぞ。 ○安宅  では、質問させていただきます。  今、電気工事がわからないという話が出ておりますが、これは後日になるとして、きょうの工事契約につきましては合わせて3件で7億2,000万と思います。そこに電気設備工事が入ってくる。その他も一部あるかと思いますけども、それを合わせると総事業費が9億5,000万程度というふうに理解をしております。そういった意味で、この大きな財源の構成内訳について質問したいと思います。
     町のほうは町長初め、国、すなわち防衛省や総務省に強く要望をされまして、多額の補助金を獲得しているというふうに理解をしてます。3月の26年度当初予算の審議、予算決算委員会でも一定の説明がありましたけども、どうもその財源の内訳については一部わかりにくいとこもありましたので、整理して財源の内訳について説明を求めたいと思います。 ○議長  はい、財政課長。 ○浦本財政課長  ただいま安宅議員から消防庁舎の関係、一連の事業費の関係について財源の内訳はということでございます。  まだ電気の工事の関係が確定しておりませんので、現時点では当初の予算ベースでのご説明ということでお許しをいただきたいとは思いますけども、一連の今回の消防庁舎の建てかえで9億5,580万ということで総事業費、予定をしております。その中で防衛省のほうの補助金として4億2,807万1,000円、約4億3,000万円弱の財源を交付金として、補助金としていただく予定をしておるということ、これは実際の工事の落札、それから執行の状況に応じて今後、精算がなされるということにはなりますけども、予算ベースでは4億3,000万弱のお金を見込んでおるということでございます。その残りの財源として、従来であれば、地方債を張ってといいますか、地方債で財源を調達するわけなんですけども、大体その残りの財源の75%を地方債で調達するというのがこれまでの通常の一般的なルールでございました。防災対策事業債ということで、国費が入った裏の75%をそういう形で調達するということでございましたが、今回、総務省の制度見直しというようなご配慮をいただく中で、従来、昨年までは緊急防災・減災事業債ということで、国からお金をいただかずに、町が単独で、単費で事業を実施する場合は100%地方債を活用できるという、そういう制度がございますけども、この特定防衛施設の補助金、国からの補助金をいただく場合に限っては、この本来、単費で充当される緊急防災・減災事業債を充てることができるということで、今年度、制度を見直しをしていただきました。そのおかげもありまして、防衛省からいただく補助金の裏、全額ですね、100%、地方債を充当できるということになりましたので、結論的には、庁舎を建てることによって町が一般財源としてお金を用意する必要がなくなったというのが今回の大きな制度の見直しをいただいた形になっております。  一方、地方債を発行したときに、先ほど申しました75%充当できるこれまでの防災対策事業債の場合は、交付税の算入が後年度に30%という制度でございましたが、今回の緊急防災・減災事業債は70%、後年度で地方債が算入されると、そういう制度でございますので、最終的に地方債、緊急防災・減災事業債は5億3,000万発行することになりますけども、そのうちの70%の3億7,000万ぐらいは後年度に交付税として措置をされるということになりますので、実質的な本町の負担ですね、これは30%に当たります1億6,000万円弱、これが本町の消防庁舎を建てる際の実質的な負担ということになります。ですので、総事業費10億円弱、9億6,000万円程度からしますと、それの16%程度が本町の実質的な負担と。それ以外については防衛省からの補助金、それから、地方債を発行した後、償還する際の交付税措置で賄われると、そういうような財源の内訳になっておるということでございます。  以上です。 ○議長  はい、安宅議員。 ○安宅  今の説明ですと、防衛省のほうの補助金が4億3,000万程度、それから、総務省のほうの起債したもの、対する70%負担をいただくということの3億7,000万、約8億でしょうか。そして、それを引くと、本町としては1億6,000万ですね、程度で、全体の16%の負担で済むという、そういった国の大きな助成をいただいたというふうに理解をいたします。そうしますと、あと自主財源、一般財源を充当しなくても済むという今の話、この事業、今のこの7億5,000万に対する事業に関してはですね。そうすると、あと基金も積み立てしてますけども、それも含めて、どういう位置関係になるのかなということを確認したいんですけども。 ○議長  はい、財政課長。 ○浦本財政課長  先ほどの交付税の算入の関係につきましては、理論算入いうことですので、基本的には交付税として後年度で理論的に交付税の中に算入されるということですので、実額がその分、補助金のような形でお金を受け取れるかという部分については、交付税の総額の中にまぶされてるという、そういうことでございますので、またそこは誤解がありますと、説明不足のところがございましたので、ちょっと補足をさせていただきます。  それと、ただいまのご質問の消防庁舎の建設基金の関係です。これまで消防庁舎建設のために、先ほど申し上げておりました75%の地方債の残りの25%については一般財源を用意しなければならなかったので、消防庁舎建設基金という形でこれまで計画的に財源を積み立ててまいりました。今回、先ほどのご質問、35号議案ですかね、の中でご質問がありました、例えば今回の工事の計画に入っておりません訓練棟ですとか、あと外構工事、これらについては今回の国の補助金、防衛省の補助金の対象から外れてございます。ですので、今回の計画の中には入ってございませんけども、今後、今回の26年、27年の工事が完了しました後は、そういう関連工事がまだ課題としては残っておりますので、そういうような関連工事の財源として当然必要なお金というのは生じて、発生してまいりますので、そういうことも含めて事業の計画を立てていくと、そういうそのための財源に活用すると、そういうことでございます。以上です。 ○議長  はい、安宅議員。 ○安宅  今の説明で理解をいたしました。いずれにしても、国からいただく貴重な補助金、あるいは基金、あるいは一般財源もそこに一部当然必要になってまいります。貴重なその財源をもとに、この事業においては本当に無駄なく、皆さんに評価をいただく事業として進めていただきたいと思います。  最後に、今回、財政がこのように厳しい中、国からの補助金が大幅に上積みされたと。これは法令の改正、そこには要望しておったことが結びついて実現したものだというふうに思ってます。したがって、本町の負担が大きく軽減できたことは本当によかったということで、町長初め、関係者の皆さんの懸命な努力に敬意を表したいというふうに思います。以上です。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。はい、佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  今までの答弁に対してちょっと指摘というか、確認ですけども、先ほど、富士通ネットワークソリューションズとゼネラルは関連会社でないという答弁がありましたよね。調べたところによるとネットワークソリューションズは100%、富士通の完全子会社、連結子会社です。一方のゼネラルのほうは、富士通が44.07%を株保有する。関連子会社という定義は、連結子会社ではないけども、親会社が20%以上の支配力を持っている会社のことを言うんですよ。その定義からいうと、富士通ゼネラルは関連会社なんですよ、関連会社。  子会社じゃないですよ、関連会社ですよ。ですから、そこのとこはちょっと公式答弁されてるので、確認しときたいと思います。 ○議長  暫時休憩します。             (時に16時14分) ○議長  再開します。             (時に16時15分) ○議長  はい、答弁願います。監理課長どうぞ。 ○浦西監理課長  親会社の富士通から見ますと、確かに議員おっしゃるようなそういう中身になろうかと思います。ただ、富士通ゼネラルという会社を見ますと、先ほど答弁させていただいた沿革があり、全国に約11社の国内関連会社があるということで、そういう意味合いで答弁させていただいたところでございます。 ○議長  よろしいですか。  ほかにございませんか。  なければ、これで質疑終わります。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。議案第37号 平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事請負契約の締結について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員です。よって、日程第6、議案第37号平成26・27年度消防救急デジタル無線及び消防指令システム整備工事請負契約の締結についての件は、原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  ここで、先ほど副町長の行政報告にありましたペルコビッツ・スティーブン君から皆様にお別れの挨拶をしたいとの申し出がありますので、これを受けたいと思います。  なお、写真撮影を許可しておりますので、よろしくお願いします。  ペルコビッツ・スティーブン君どうぞ。 ○ペルコビッツ・スティーブン氏  議員の皆様こんにちは。             (こんにちは。) ○ペルコビッツ・スティーブン氏  今月末で、精華町で着任しまして2年となります。そして、このたび精華町の皆さんとお別れをすることとなりました。この2年間はあっという間でした。振り返ってみると、さまざまな経験ができて、すばらしい経験であったと感じております。この町で暮らし、国際理解、多文化共生など、学研都市精華町の国際化にかかわることができたことをうれしく思います。国際交流員の仕事を通して、幼児から高齢者の方まで広く国際理解を深めることができたと思います。精華町の皆さんの優しさは私に大きな影響を与えてくれました。今後は静岡県の国際交流員として仕事を続けていく予定ですので、精華町での経験を生かしていけたらと思います。精華町を離れても、皆さんの優しさと温かさを決して忘れません。またお目にかかれる日を楽しみにしております。本当に2年間ありがとうございました。(拍手) ○議長  これで本日の会議を閉じ、平成26年第2回精華町議会臨時会を閉会します。本日は大変お忙しい中、ご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。大変ご苦労さまでございました。             (時に16時19分) ─────────────────────────────────────  この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。    平成26年  月  日           精華町議会議長           署名議員           署名議員...