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平成25年第3回定例会(第4日 9月10日)

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  1. 精華町議会 2013-09-10
    平成25年第3回定例会(第4日 9月10日)


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    最終取得日: 2021-05-01
    平成25年第3回定例会(第4日 9月10日)  平成25年第3回定例会(第4日9月10日) ○議長  皆さんおはようございます。             (おはようございます。) ○議長  ただいまの出席議員数は17名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日は前日に引き続き、お手元に配付の議事日程表により一般質問を行います。 ○議長  これより日程に入ります。  通告書順に発言を許します。6番今方議員どうぞ。 ○今方  改めて、おはようございます。             (おはようございます。) ○今方  6番、公明党、今方晴美でございます。通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。  まず1点目、健康支援の一つは、胃がんリスク検診ABC検診)の導入についてでございます。  胃がんは、がんによる死因では肺がんに次いで第2位の病気であり、毎年約5万人もの胃がん患者が亡くなっております。胃がんの95%はピロリ菌の感染が原因で、ピロリ菌の感染期間が長いと胃の粘膜が縮む萎縮性胃炎になり、胃がんになりやすいと言われております。  胃がんリスク検診は、採血による血液検査だけで、胃の中のピロリ菌の有無を調べるヘリコバクター・ピロリ抗体検査と、胃の粘膜の萎縮を調べるペプシノゲン検査の二つの検査を組み合わせたもので、胃がんになりやすいか否かを診断し、胃がん発症リスクが高い人に対してピロリ菌の除菌や定期的な検査を勧めるものであります。  従来のバリウム検査エックス線検査)と比べ食事制限もなく、高齢者の負担(バリウムの誤飲事故)も軽く、本町では特定健診時に行う血液検査の採血を一部利用し、わずかな血液をとるだけで検診が可能となります。  そこで、本町においても、がん予防対策をさらに進めるべきと考え、次の点を伺います。  1、従来のバリウム検査に対する評価は。胃がん受診率(平成23年度決算12.3%)の低い原因はどこにあるのか。  2、胃がんリスク検診ABC検診)の導入を。  3、福知山市では、平成19年度から従来のバリウム検査とともに、40歳から65歳まで5歳ごとに胃がんリスク検診も導入し、受診者の選択により実施されています。本町も同様にできないか伺います。  二つ目は、鬱病対策についてでございます。  近年、ストレス社会を背景に、心の病で悩む人が急増しております。さらに鬱病患者の多くが鬱病の症状があることに気づかなかったり、みずからの苦しみをうまく言葉で説明することができないため、治療を受けることをためらい、おくれてしまうということがあります。
     自殺を招くこともある鬱病の患者数は、この10年間で2.4倍にふえ、100万人を超えたそうです。  こうした中、亀岡市や八幡市では、携帯電話やパソコンを使い、メンタルヘルス、心の健康を確認できるこころの体温計のサービス提供を市のホームページで始められました。人間関係や生活の充実度など13項目の質問に答えることにより、利用者の心理判定をするものです。  結果は利用者自身をあらわす水槽で泳ぐ赤い金魚や社会的ストレス度を示す猫などのキャラクターと、落ち込み度に従って濁る水の透明度で表現され、利用者は心理状態を視覚的に確認できるというものです。また、身近な人の心の状態をチェックする家族モード育児ストレスなどを調べる赤ちゃんママモードがあり、結果判定の画面には市や府県の相談窓口や専門病院などの連絡先が紹介されております。  そこで、本町においても、鬱病対策自殺防止対策をさらに進めるべきと考え、次の点を伺います。  1、本町における過去3年間の自殺者数と構成年齢、自殺の要因をお聞かせください。  2、ストレスや心理状態などを気軽に客観的に判定できるとともに、相談先を周知できるという点からも、こころの体温計システム町民サービスの一つとして導入してはいかがでしょうか。  3、鬱病、自殺防止対策に最も大切なのは、家庭、地域や職場などの身近な人がサインに気づき、専門機関などへつないでいくことです。自殺予防の門番とも言われるゲートキーパーの養成に取り組む必要があると考えますが、進捗状況を伺います。  2点目は、給食のアレルギー対策についてでございます。  昨年末、調布市の小学校で給食を食べた女子児童食物アレルギーに伴う急性症状、アナフィラキシーショックの疑いで亡くなった問題を受け、給食のアレルギー対策が改めて問われております。女子児童は、乳製品にアレルギーがあり、おかわりの際に教諭が誤って配った粉チーズ入りのチヂミを食べたことが原因と言われております。  学校でのアレルギー事故は年々増加し、今や年間300件に上っております。ここ数年、国は健康的な食生活を学習する食育の一環としてアレルギーがある児童にも可能な限り給食を提供するよう求めてきました。しかし、アレルギーによるリスクを防ぐ具体的な方策は学校に任されており、専用調理室の整備やリスク情報の共有は必ずしも十分とは言えないのが実情であると実感をいたしております。給食は学校生活の楽しみの一つでもあります。こうした悲劇を二度と繰り返さないためにも、徹底した検証と再発防止策の構築を急がなければなりません。  こうした中、国において、今回の事故を受け、昨年12月に設置され、再発防止策を検討してきた文部科学省有識者会議が7月29日、中間報告をまとめたことを受け、次の点を伺います。  1、学校給食での食物アレルギーの児童について、本町の現状と課題は。  2、学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインをもとに、対応マニュアルの作成状況は。  3、研修の開催状況と管理職、一般職員、栄養教諭など、職種に応じた研修を。  4、保育園児を持つ保護者から、学校給食においても代替食の提供を要望されているが見解を伺います。  以上、大きく2点、よろしくお願いいたします。 ○議長  答弁願います。健康福祉環境部長。 ○岩前健康福祉環境部長  おはようございます。             (おはようございます。) ○岩前健康福祉環境部長  それでは、今方議員ご質問の大きい1番、健康支援について、町長にかわりまして健康福祉環境部長がご答弁申し上げます。  ご質問の(1)の胃がんリスク検診ABC検診の導入の①従来のバリウム検査に対する評価についてでございますが、本町では、平成20年厚生労働省健康局長通知による、がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針に沿って、がん検診を実施しております。  この指針は、がんの予防及び早期発見の推進を図ることにより、がんの死亡率を減少させることを目的に、科学的根拠に基づき、がん検診の検査項目に胃部エックス線検査バリウム検査が掲げられているところからも、がん予防と早期発見に効果があり、死亡率を減少させていると思っております。  また、胃がん検診の受診率の低い原因についてでございますが、本町が実施しました胃がん検診の受診率は、平成23年度では12.3%であり、全国平均は9.2%、京都府平均は5.6%でありました。本町のがん検診の受診率は、全国や京都府平均を上回っているものの、まだ低い状況にあると認識しております。  平成23年度に実施しました国民健康保険加入者へのアンケート調査から、胃がん検診を含む、がん検診全体の未受診の理由といたしましては、病院に通院しており管理中である、面倒である、病気が見つかるのが怖いなどの理由が上位を占めております。  今後は、がん検診を受診することの重要性を周知し、受診行動へつなげるような取り組みを行ってまいりたいと考えております。  次に、②胃がんリスク検診ABC検診の導入についてでございますが、現行の胃がん検診は、がんの早期発見に主眼を置き、がんによる死亡率を減少させることを目的としていますが、胃がんリスク検診は、ピロリ菌感染の有無を調べる検査と、萎縮性胃炎の有無を調べる検査を組み合わせて、胃がんになりやすいか否かをリスク分類するものであります。  指針による胃がん検診においては、対策型がん検診として、集団全体の死亡率減少を目的に、公共的な予防対策として行われるものでありますが、胃がんリスク検診は、集団の死亡率減少効果の根拠が不十分であり、現状では推奨されていない現状であることから、本町独自で取り組むことは、現時点では考えておりません。  しかし、一方で、厚生労働省がん検診のあり方に関する検討会では、指針による胃がん検診の検査項目としまして、ピロリ菌等の検査方法についても検討するとされており、今後は動向を見ていく必要があると考えております。  次に、③の福知山市と同様に本町でもできないかということでございますが、福知山市では、対象者全てに対してではなく、特定の年齢期間で、5歳刻みによる対象者を限定しての取り組みであることは理解しておりますが、②でも答弁申し上げましたとおり、本町独自で取り組むことは現時点では考えてはおりませんが、今後は国の動向を見ていきたいと考えております。  次に、(2)の鬱病対策の①本町における過去3年間の自殺者数と構成年齢、自殺の要因についてでございますが、本町を居住地とされている方の自殺者数は、平成22年は5名、平成23年は1名、平成24年は4名で、平成25年7月までで5名となっております。  構成年齢につきましては、平成22年から平成25年7月までの合計15名の内訳として、30歳代が4名、40歳代が1名、50歳代が5名、60歳代が4名、70歳代が1名となっております。  自殺の要因としましては、公表されている範囲及び複数要因での件数となりますが、健康問題が7件、経済・生活問題が2件、勤務問題が1件、男女問題が1件となっております。  次に、②こころの体温計システム町民サービスの一つとして導入してはでございますが、こころの体温計とは、携帯電話やパソコンを利用してストレス度などを気軽にチェックできるシステムであると理解しております。  このようなメンタルヘルスチェックシステムとは別に、簡易な方法により健康チェックができる内容などを本町ホームページに掲載しており、また、厚生労働省や京都府のホームページにも同様の内容が掲載されております。  今後、このシステムを導入されている自治体の運用効果、課題、費用などについて調査研究してまいりたいと考えております。  最後に③のゲートキーパーの養成の進捗状況はでございますが、平成25年度において、町職員を対象とした養成研修をこの秋に開催する予定をしており、研修を通じて、職員が一定の知識等を取得することで、日々の業務においても悩んでいる人に寄り添い、必要な支援につなげるなど、危険を示すサインに気づき、適切な対応を行えるよう、ふだんからゲートキーパーとしての役割の意識づけを図ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長  答弁願います。教育部長。 ○木原教育部長  それでは、今方議員ご質問の大きな2、給食のアレルギー対策について教育部長のほうから答弁させていただきます。  まず①の本町の現状と課題のご質問についてでございますが、現状としましては、アレルギー児童の実態把握は、入学児童に対しましては、入学説明会等で保護者に対して食物アレルギー等を持つ場合は申し出るように要請し、保護者からの申し出による把握をするとともに、保育所、幼稚園との連絡会でも情報交換を行っております。また、転入児童に対しましては、転入時の保護者との話し合いにより確認をしております。  いずれの場合も、健康調査票等においても確認し、状況により担任、養護教諭、栄養教諭等が保護者と懇談を行い、個別の実態把握に努めているところでございます。  その上で、該当児童のいる家庭へは、アレルギー児童用の献立表を配布いたしまして、保護者からの回答をもとにアレルギー該当食を除去する対応をしております。  現在、食物アレルギーのある児童は小学校5校で112名在籍しており、そのうち82名にアレルギー児童用の献立表を配付しております。また、エピペンの対応が必要な児童は5名となっています。  アレルギー児童への配盧といたしましては、卵を使用せずにフライをつくったり、ゴマやマヨネーズをあらかじめ入れておくのではなく、教室で必要な児童が自分で入れるといった方法をとるなど、できるだけアレルギーのない児童と同じように食べることができる献立がふえるよう、献立作成時に工夫をしております。  課題といたしましては、現状では保護者からの申し出によりアレルギー児童として対応しておりますが、今後は、申し出があった児童のアレルギー状況医学的根拠に基づくものなのかどうかを正確に把握し、適切な対応ができるように医師の診断書等の提出を求めることや、食物アレルギーに対応する給食の実施について、安全に提供するためのルールを定めて、アレルギーのない児童と同じように給食が楽しめる、アレルギー児童の視点に立った給食を目指す必要があると考えております。  次に、②のマニュアルの作成状況のご質問についてでございますが、学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインでは、それぞれの学校で個々の状況に見合ったマニュアルづくりを促進していますが、現在、町立小学校では、ガイドラインをもとに、学校内の状況に合わせた対応をしております。アレルギー児童の実態により、対応の仕方に違いはありますが、特にエピペンを要する児童が在籍している学校においては、マニュアルを作成し、校内での体制や病院との連絡体制を整えています。  ご質問にあるような調布市での事故を教訓に、今後、消防とも情報共有し、緊急時の対応が迅速かつ適切にできるように努めていきたいと考えております。  また、アレルギー疾患の児童に対する取り組みを進めるためには、個々の児童について症状等の特徴を正しく把握することが前提となり、ガイドラインでは、その手法の一つとして、学校生活管理指導表の活用を促進しています。これについてもアレルギー児童の実態により違いはありますが、保護者や主治医と連携を図りながら、アレルギー疾患のある児童の学校における配慮や管理が適正にできるよう対応しており、今後もマニュアルの整備を進め、その有効活用に努めてまいります。  次に、③の職種に応じた研修のご質問についてでございますが、研修の開催状況につきましては、エピペンを要する児童がいる学校で、年度初めに全教職員を対象としたエピペンの使用方法や対処方法についての研修を行っており、今後はケースを想定したロールプレイ等による実施訓練もする必要があると考えております。  この他にも、今年度は公益財団法人日本学校保健会主催の学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン支援事業食物アレルギーアナフィラキシー対応研修会に小学校の養護教諭、栄養教諭等が出席しております。  職種に応じた研修としては、全国学校栄養教諭栄養職員全国大会に出席し、食物アレルギーについての研修を実施、受講しているところでございます。  今後も、ご質問の調布市での事故も踏まえ、職種に応じた研修について、機会を捉え、積極的に参加を促してまいります。  最後のご質問の④代替食の提供についてでございますが、代替食の提供は現状では難しいと考えますが、課題でも申し上げましたように、アレルギーのある児童に対しましては医師の診断書等の提出を求め、医学的根拠に基づいた児童の状況を正確に把握し、食物アレルギーに対応する給食の実施について、安全に提供するためのルールを定めて、アレルギーのない児童と同じように給食が楽しめる、アレルギー児童の視点に立った給食を目指す観点から、人員や施設、設備等の課題の検証を行い、食物アレルギー対応がより前進するよう考える必要があると認識しています。以上でございます。 ○議長  再質問、今方議員どうぞ。 ○今方  それでは、再質問をさせていただきます。  まず、鬱病対策から。こころの体温計の導入についてですが、提案いたしましたのは、ある住民さんから最近何もやる気が起こらない、病気なのかな、でも病院に行く勇気もないしとの言葉でありました。現代社会にはそんな方々がたくさんいらっしゃるように思われます。  やっぱり相談窓口や病院に行けない方に対して、行政のほうからいろんな形で発信をして、利用した住民が自分の状態を知ることで相談や受診につながるきっかけづくりを行っていただければと考え、提案いたしました。  八幡市では、こころの体温計システムを平成24年11月から開始をしておりまして、周知も大事だということで、市のホームページ、また広報誌、チラシ、カードも作成をされ、一般紙にも取り上げられたことで平成24年度は事業実施11月から5カ月間で八幡市民4万3,852のアクセス数を、また25年度は4月から7月までの4カ月間で八幡市民1万9,536のアクセス数があったと伺っております。  本町におきましても、ぜひ府の補助金なども活用しながら、こころの体温計のシステムを調査研究をしていくということですけれども、導入に向けて進めていただければという思いがあるんですけれども、再度いかがでしょうか。 ○議長  健康推進課長。 ○澤田健康推進課長  25番でございます。こころの体温計の導入ということでございます。  まずは本町の部分につきましては、町のホームページで「こころの健康を大切に」ということでホームページのほうをアップしております。その中には自己の、みずからのチェック、そして周りの方から見てわかるサイン、そして家族や周囲にできることというような見出しをつけながら、それぞれの項目で数個以上つければちょっとサイン出てるかなというような形でもさせていただいてます。  また、広報誌につきましても「こころの健康」ということで題をつけながら記事の掲載もしておるという中で、一定答弁でも申し上げましたとおり、その八幡市さんも含めて実は昨日から京都府さんのほうもホームページのほう出されたかなというふうに見ておりますんで、そういう導入されてるところの実態、運用、そして課題というようなことも含めながら、そしてまた維持管理という部分での費用も発生してくるであろうというとこら辺を考慮しながら研究をしていきたいというふうに考えてます。以上です。 ○議長  今方議員。 ○今方  府のほうの補助金も活用していただきながら、しっかり研究していただきたいと思います。  次に、自殺防止対策についてですが、本町における過去3年間の自殺者数と自殺の要因を答弁いただきましたが、本町においても、ここ3年間ではありますが、毎年みずから命を絶っておられる状況がある中で、やはり傾向を分析し、本町の特徴に合った自殺防止対策を進めていく必要があるのではないかと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長  福祉課長。 ○岩井福祉課長  24番です。ただいまのご質問ですけれども、傾向と対策につきましては、今現在まだ未実施というところで現在行っておりません。統計に関しましても京都府のほうから毎年、課長等の担当者会議でいただいた資料に基づきましてご答弁させていただいております。  今後におきましては、やはりそういう対策なり原因なり、そういうものは先ほど部長の答弁でもございましたけれども、ゲートキーパーの研修なり、それぞれの今後の対策の中でいろんなご意見を聞きながら進めてまいりたいというふうに考えてます。以上です。 ○議長  今方議員。 ○今方  2006年に施行しました自殺対策基本法により警察が自殺者の詳細なデータを情報開示されるようになり、地域ごとに特徴に合った自殺対策をとられるようになってきましたので、本町におきましてもデータを難しいかと思いますけれども分析して、やはりそれに合わせた対策を進めていただくことを要望しておきます。  そして、職員を対象に、この秋にゲートキーパーの養成研修を実施していくということですが、内閣府においても一人でも多くの国民、団体にゲートキーパー宣言をしていただけるようにと規定をされていることから、今後は職員だけではなく、町民の方、団体を対象に拡充していっていただきたいと考えますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長  福祉課長。 ○岩井福祉課長  24番です。ただいまのご質問ですけれども、本年度に限りましては、まずは窓口を主管とする担当課の職員を基本にゲートキーパーの気づきの研修を進めてまいりたいというふうに考えてます。  来年度以降につきまして、今後につきましてはやはり地域での相談役のいわば方々から、順次、ゲートキーパーのほうの養成研修のほうを進めてまいりたいというふうに考えてます。以上です。 ○議長  今方議員。 ○今方  話を聞くということは、危機にある人への最大の支援となるそうであります。本町の実情に合った形でゲートキーパーの養成に積極的に取り組んでいくことを求めておきたいと思います。  次に、給食のアレルギー対策のほうに移ります。  以前に内海議員アレルギー対策の質問をされており、学校、保育所とも国が配付しているガイドラインに基づいた取り組みを行っているとの答弁でありました。私も議事録を確認いたしました。なので、私は大きく要点のみ質問をいたします。  それで、国のガイドラインなんですけれども、ちょっと読ませていただきますと、大きく要点のみ質問いたしますが、前回の内海議員の質問の中で、1点だけ確認をさせていただきたいと思います。その国のガイドラインでは、学校教育委員会アレルギー疾患のある児童生徒を把握し、学校での取り組みを希望する保護者に対して管理指導表の提出を求める。保護者は、学校の求めに応じ、主治医、学校医に記載してもらい、学校に提出する。学校は管理指導表に基づき保護者と協議をし、取り組みを実施するというふうになっております。  この点、内海議員が、もう個々の児童生徒についての症状、特徴を正しく把握をすることが大事で、主治医とも共有するための学校生活管理指導表が使われていないと、ガイドラインに基づく取り組みができていないことを指摘しております。それに対して、検討していくと答弁をされていますが、先ほどの答弁では、まだ課題のままになっております。この間、検討をされてないんでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  17番です。ただいまご質問にありました学校生活管理指導表ガイドラインに基づく活用でございますけれども、この間、アレルギー児童への対応につきましては、各学校でこのガイドラインをもとに様式等を定めて、その情報の流れというのもこのガイドラインに沿った形で実施はしてきております。  ただ、答弁でも申し上げましたように、その中の主治医のところですね、医学的根拠に基づく医師の見解といいますか、診断書の提出等、その辺につきましては今のところ求め切れてないというのが各校の実態でございます。  この間の取り組みといたしましては、学校生活管理指導表に載っております項目、この辺の内容につきましては町の独自の様式になるんですけども、そちらにはほとんど掲載させていただきまして、同等の聞き取りをしているのが実態でございまして、課題でも申し上げましたように、今後はその統一した様式を作成するとともに、医師のそこの診断書っていいますか、管理指導表への記載、これを様式をどうするかっていうのもあるんですけれども、医師の部分を加えていく必要があるかなというふうに考えております。 ○議長  今方議員。 ○今方  結局ね、ガイドラインに基づく取り組みができていないということになるんです。保護者の方と十分協議をされて取り組んでいることは理解できますけれども、ガイドラインには、アレルギー疾患児童生徒に対する取り組みを進めるためには個々の児童生徒について症状等の特徴を正しく把握することが前提となり、医師の指示に基づき、保護者と学校の共通理解の得られた取り組みが必要ときっちり明記されているんです。  なので、ぜひ学校と保護者、そこにやっぱり主治医が情報共有するための管理指導表をもとにした取り組みを進めるべきではないか思いますが、早急に取り組みできますでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  こちらのほうもこのガイドラインに沿って進めるということは、もう前提にしておりまして、今各学校でそれぞれ様式を定めておりますけども、統一した様式を今、養護教諭、それから栄養教諭のほうで今考えているところでございまして、その中にこの学校生活管理指導表の医師の見立てという部分もこちらの様式のほうにも加えていく方向で調整していきたいなというふうに考えております。 ○議長  今方議員。 ○今方  この管理指導表っていうのは、配慮や管理が必要な間は毎年提出を求めることにもなっております。ガイドラインの活用徹底をしていただきたいということを改めて再度指摘をし、早期実施を求めておきます。  それで、次に調布市での事故の教訓ですけれども、給食室での調理場の安全性を確保するだけでは不十分であって、実際に給食を食べる教室内においての安全性の確保、チェック体制も大変重要であるということだと考えられます。  おかわりのときの盲点とか、配り方の問題などが今回明らかになっています。  本町においての配食、配膳方法、おかわりについてはどのように対応されていますか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  17番です。アレルギー対応の児童がいますクラスにおきましては、担任が配膳をするという学校もございます。ある学校では、配膳の列にその該当の子どもも並びまして、例えば牛乳がだめな場合は牛乳をとらないという、自分でほかの児童と同じように並んでとると。それを担任がきっちり確認をしているという学校もございます。  また、代替食を持ってきておられる児童もおられまして、その分につきましては、まさにその代替食の持参をチェックさせていただきまして、担任が保管をして、お昼に担任がそのチェック表をもとにお出しするという形をとっております。暑い時期につきましては、職員室の冷蔵庫で保管ということでございます。  当然、二重、三重のチェックが必要なんですけども、給食室等ではその辺の該当の子どもの名前ですとか、その辺をワゴンの中に入れて、そして教室で担任が責任を持ってそれを見守るという対応をとっているのが現状でございます。 ○議長  今方議員。 ○今方  そうですね、誤食がないように、万全の対応をお願いしたいんですが、次のマニュアル作成とも絡んでくるので、マニュアルのほうに移りますけれども、そのエピペン使用の児童のマニュアルは各学校で作成されているということですけれども、個別マニュアル、それだけでは一律ではないので弱いように思います。給食調理室での対応、また、先ほどの教室での対応、また、アナフィラキシーショックが起きた場合の対応など、やはり各学校、一定の危機管理マニュアルが必要と考えますが、その点はいかがでしょうか。
    ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  17番です。議員おっしゃいますように、いざというときにやはり必要になってきますのは、このマニュアルというものが有効やという認識はしております。  小学校の給食委員会という組織があるんですけども、その中でいろんな給食の改善点等、課題に考えている会なんですけども、その中でも毎年このアレルギー対応という部分については話が上がっておりまして、現在アレルギーの緊急時の対応マニュアルというものを5校統一した形で何らかのマニュアルづくりができないかなということで、その委員会の中でも素案が今できたところでございます。  こちらにつきまして、もう少しその委員会の中でも議論しまして、できましたら5校統一したものでマニュアルを作成しまして、万一のアレルギーの対応について迅速かつ適切な対応が図れるような体制をとっていきたいなと。これは校内体制、全校体制でとる方法でございますので、そういった対応を考えているところでございます。 ○議長  今方議員。 ○今方  そうですね、5校を統一してマニュアルを作成するということですので、調布市での教訓を生かしたマニュアル作成をしていただきたいということを求めておきます。  次に、エピペン使用の必要な児童は5人いらっしゃるという答弁でありました。予期せぬ場面で起きるこのアナフィラキシーショックに対して教職員誰もが適切な対応をとるためには、エピペン使用も含め、やはり研修を重ねる必要があります。  先ほど研修も実施されているというご答弁でしたけれども、では、先生方の研修はどれぐらい進んでいるのか。1校で何人ぐらいの教職員がエピペンを使うことができますか。また、養護教諭全てが対応できるんでしょうか、その辺の実態はいかがでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  エピペンの活用実態でございますけども、今この5名が対象の児童がおるんですけども、これは3校の学校におられます。1校では、全教職員が年度当初にデモ用のエピペンを、これを研修会で全教職員が体験をしております。もう一つの学校では、養護教諭が代表になって、エピペンの使い方、これを見本にしまして校内での研修をしております。  ただ、今の学校につきましては全員が体験してないということでございますので、答弁でも申し上げましたように、ロールプレイ等、実践的な研修が今後また必要ではないかなというふうに考えております。もう一つの学校では、入学式の午後に全職員に研修して、エピペンを体験しております。  ご質問の、どれぐらいの教職員が打てるかということでございますけれども、迅速な措置が必要ということで、今の2校につきましては一通り全教職員が体験をしておりますので、発見したときにはその者が打つという体制をとっております。  もう一つの養護教員が代表して研修した学校におきましては、基本的にはその養護教諭、それから管理職、そのあたりの教職員が打つという実態でございます。 ○議長  今方議員。 ○今方  2校が全教職員が対応できる、養護教諭は全て対応できるということでよろしいんですね。  事故は必ずしも担任の先生の前であるとか、また、養護教諭がいるときに起きたりすると決まったわけではありません。全ての先生が対応できるように、その能力を身につけるとともに、組織立った動きができるようにすることが重要で、やはりそのためには実効性のある研修の充実が必要に思います。  それで、実地訓練の話もされましたので、提案いたしますけれども、平成21年3月、救急救命士はエピペンの薬剤を投与することができるようになっております。研修をされ、万全の体制をとられていると思われますことから、消防から研修に来てもらい、実地訓練をされて、一人でも多くの先生が対応できるようにされたらいかがでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  ご質問いただきました内容につきましては、最初の答弁でも消防との連携という部分についても今後必要になってくるということでございますので、エピペンの実施訓練といいますか、研修ですね、その辺についても全校で考えていきたいというふうに思っております。 ○議長  今方議員。 ○今方  調布市の事故は、やはり教職員がエピペンを使うことにためらったからであります。研修の充実を求めておきたいというふうに思います。  次に、保護者の声からの学校給食での代替食の提供っていうのは難しいとの答弁でありましたが、冒頭でも申し上げましたけれども、ここ数年、国は健康的な食生活を学習する食育の一環として、アレルギーがある児童にも可能な限り給食を提供するよう求めてきております。そうした観点で言えば、今本町ではまさに中学校給食実施の検討をされております。  まだもう少し先の話になるかと思いますけれども、その中学校給食を実施されるときにはアレルギー対応の専用の調理室を整備し、そこで小学校児童の代替食分もつくれるようにするとか、代替食といっても限界がありますので、できるだけ対応できるように、アレルギー対応が少しでも今よりか前進するように研究していただく、そういう姿勢があっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長  学校教育課長。 ○竹島学校教育課長  今ご質問にありましたように、有識者会議の中間報告にもありましたように、アレルギーのない児童と同じように給食が楽しめる、それから、アレルギー児童の視点に立った給食を目指す観点というのを答弁でも申し上げましたように、ここが基本になってくるとは思います。  こういう流れの中で新しく給食センターを建てる際には、当然そのアレルギー専用の調理室になるのか、ちょっと今の時点ではわかりませんけども、何らかの対応ができる施設の検討はしていく必要があるという認識でございます。 ○議長  今方議員。 ○今方  どうかアレルギーを持つ児童生徒についても食育の観点からの学校給食のあり方を考えていただきたいということ、また、未来ある子どもたちのために楽しいはずの給食で命を落とすことがないようにしっかりと対策を推し進めていただきたいということを求めまして、アレルギーの対応の質問は終わっておきます。  次に、胃がんリスク検診についてですが、国の動向を見ると、現時点ではしないということですが、少しでも受診率を上げたい、また地元医師会のフォローがあって実施している自治体も実際にあることから、もう少し住民さんの声を行政に届けて私の思いもお伝えさせていただきたいと思います。  バリウム検査を受ける住民の声としては、バリウムの飲用による内臓への負担であります。戻して、2度バリウムを飲んでつらい、足の悪い人、高齢者の人、検診バスへの乗りおりが大変であるとか、また、バリウム検査で、その技師の指示で検診台で右を向いたり左を向いたり、体が逆さまになったときに両手で検診台にしがみついて体を支えたり、体が大きい人、また太い人、体に負担がかかり大変で受診できない、受診した後血圧が上がる、下剤を飲んだ後、調子が悪い、熱が出てしまったなど、お聞きをしております。  担当課には、もうそういう高齢者や受診者の声が届いていますか。また、何らかの理由で受診できなかった事例はこれまでありませんか、伺います。 ○議長  答弁願います。健康推進課長。 ○澤田健康推進課長  25番でございます。住民さんからの声という中では、一定バリウムの部分でちょっと飲むのしんどいなというお声は現場のところでも聞かせていただいております。  それと、あと事例の部分でございますが、高齢者の方で誤飲のほうが昨年でしたかね、ちょっとあったという部分ではございます。以上でございます。 ○議長  今方議員。 ○今方  私自身も毎年、町の集団検診で胃がん検診を受診をさせていただいておりますが、やはり胃がん検診は、私自身も正直言って大変に思ってます。もう本当に自分の健康は自分で守ることは当たり前だというものの、やっぱり従来のバリウム検査のままで受診者をふやしていくこと、本当に難しい状況にあるように思っています。  そういった中で、その現状の検診体制で、胃がん検診の受診者をじゃあどうふやしていくんでしょうか。府や国の受診率と比べたら本町は高い、それでよろしいんでしょうか。さらに受診率をふやしていく方法っていうのはどのようなものがあるでしょうか。 ○議長  健康推進課長。 ○澤田健康推進課長  25番でございます。受診率の向上というところでございます。  本町につきましては、本町独自といえばあれなんですけども、登録制度というもので一定そういう事前の登録をしていただいて、こちらのほうから住民の方へ郵送等を、文書等を事前に郵送するという中で、一定平成24年度では5,282人、そして25年の2月ではございますが、5,941名という中で、過去平成21年から振り返ってみますと、徐々にふえてきておると、この登録制度が認知されてきたのかな。それと同時に24年の胃がんの検診につきましても、23年と比べましたら約2.6ポイントほど上がっておるというようなことも含めまして、一定やっぱり登録制度というのが重要かなというふうに考えております。  よって、今回登録制度、21年度から導入して5年目になります。一定5年、25年を踏まえ総括しながら、次どのような展開が図れるかいうのも含めて、現場の職員等も含めて議論をしていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長  今方議員。 ○今方  そうですね、登録制度の活用で受診者もふえていってる、周知もしっかりしていただいてる、その辺は確かに評価をさせていただいております。でも、やっぱりバリウムを飲んで体に負担のある人っていうのは登録制度があったとしても行かない、そこに限界がある。だから、いろんな手だてを考えていただきたいということなんです。  その胃がんリスク検診を先進的に行っている高崎市では、40歳から5歳ごとに70歳まで500円の自己負担で受けることができるんですけれども、自分が胃がん発症の因子を持っていること、胃がんのリスクが高いことを認識することで、以後の定期的な検診やピロリ菌の除菌治療をする市民がふえているとお聞きをいたしました。また、その高齢者を含め、受診者の体に優しい検査であるとお聞きをいたしております。  また、先ほども言われたかも、ちょっと済みません、聞き取れなかったんですけど、厚労省のガイドラインでは推奨しておりません、このリスク検診は。  しかしながら、そのバリウム検査に胃がんリスク検査も導入し、受診者の選択により実施されております。なので、その検診の制度設計によっては現状のバリウム検査の経費と比べて少なく済むわけであります。なので、やはり受診率を上げる一つの方策として、この胃がんリスク検診の導入については、有効性、実効性、また先進自治体の取り組みなど、やはり一度研究していただきたいと考えるんです。ガイドラインが推奨されてなかったら、研究すらしていただけないんでしょうか。 ○議長  健康推進課長。 ○澤田健康推進課長  25番でございます。ピロリ菌の関係でのリスク検査の部分でございます。  これにつきましては、一定議員も今おっしゃっていただきましたように、指針という国からのお示しのガイドラインがございます。この中で、本町のがん検診をやってきてるというところで、現在進めております。  その中でご質問の福知山、そしてあと京都府の南部のほうでもあるかなと、今回モデルといいましょうか、一つの市がやっておるという情報も聞いております。その情報なり、研究と言いましょうか、その調査は、こちらのほうでどういうふうな経緯も含めて、そういう実態を踏まれたのかということも含めて調査はさせていただくというふうに考えています。以上です。 ○議長  今方議員。 ○今方  これからの胃がん検診というのは、血液検査で胃の健康状態を知れば、毎年ではなく計画的に検診を受けることもできますし、また、ピロリ菌感染者は除菌を行えば早期に胃がん予防ができると言われております。  私が今住民さんの声を行政にお伝えしました。そのこともしっかりと考慮していただきながら、やはり先ほど課長が言われましたように、情報を得ていただいて、調査研究をしていただきたい。検診の環境を整えていただきたいということを申し上げまして、私の一般質問はこれで終わります。 ○議長  これで今方議員の一般質問を終わります。  ここで11時10分まで休憩します。             (時に10時53分) ○議長  それでは、再開いたします。             (時に11時10分) ○議長  3番森元議員どうぞ。 ○森元  トリになりました3番森元茂でございます。  質問要旨につきまして、大きく2点お伺いいたします。  まず1点目としまして、木津川上流浄化センター拡張工事及びむくのきセンターの整備についてでございます。  (1)といたしまして、浄化センターにおいて、平成25年度以降に着手予定の水処理施設などの拡張工事計画が進められています。地元との話し合いの課題点及び進捗について伺います。  ①といたしまして、水処理施設lから5系列が現在稼働中でございます。その上部の1から3系列にむくのきセンターが設置されています。新たに東側に2系列の増設計画があり、上部に多目的広場を設置し、活用したいとの地元の強い要望があると聞いております。本町の考えは。  ②といたしまして、既存道路、通称浜道の原状復帰も含めた整備計画を伺います。  (2)としまして、今年度から指定管理者制度を導入したむくのきセンターの整備について伺います。  まず①といたしまして、スポーツ広場はゲートボール、グラウンドゴルフなど、多くの高齢者、スポーツ愛好家が利用し、健康増進維持に活用されています。雨対策などが不備であります。改善を伺います。  ②といたしまして、河川敷グラウンドの活用の管理状況を伺います。  ③としまして、敷地内に常設トイレの設置計画を伺います。  ④としまして、大型バス専用の駐車場の増設はどうなのか伺います。  大きく2点目としまして、町道の維持管理についてでございます。  (1)といたしまして、安全な道路整備は適切な維持管理によるものであると考えます。  町内の道路状況の現状として、センターライン、停止線の不鮮明なものの実態把握、改善計画を伺います。  (2)といたしまして、道路、歩道への樹木のはみ出し、特に個人所有の物件も多く、歩行者や視覚障害者などの妨げとなり、危険であると考えます。本町として実態把握し、対策を講じているのか伺います。以上、よろしくお願いします。 ○議長  答弁願います。上下水道部長。 ○栗本上下水道部長  それでは、森元茂議員の一般質問、大きな1番の木津川上流浄化センター拡張工事及びむくのきセンターの整備についての(1)につきまして、町長にかわりまして上下水道部長が答弁申し上げます。  ご質問の(1)の①木津川上流浄化センターの水処理施設の増設に伴う上部の活用についてでございますが、水処理施設の現在の状況につきましては、5系列を供用しているところであります。今年度より第6系列、第7系列の2系列の水処理施設の建設を行う予定でございます。  水処理施設の上部利用につきましては、平成13年度に第1から第3系列の上部に、むくのきセンターを建設いたしまして、多くの方々にスポーツ活動や文化活動などにご利用いただいているところでございます。  ご質問の東側に新設されます2系列の上部利用でございますが、既に完成をしております第4系列、第5系列とあわせまして上部利用を図っていきたいと考えております。  上部に設置いたします施設につきましては、里区と京都府、木津川市、精華町との木津川上流流域下水道処理施設の建設時の覚書にも、周辺住民が利用できる施設とすると明文化されておりまして、地元とのこれまでの経過を踏まえ、教育委員会と協議をする中で、町として必要なスポーツ施設等を検討してまいりたいと考えております。  続きまして、②の既存道路、通称浜道の整備計画についてでございます。  この浜道につきましては、浄化センター建設以前から、里区にとりましては、地域と木津川を結ぶ生活上、また歴史上大変重要な道であると理解しております。また、この道につきましても、先ほど申し上げました覚書にも、機能を確保すると明文化されているところでございます。現在は、浄化センター敷地内の水処理施設の南側に仮の通路として整備され、木津川への散策や木津川河川敷多目的広場の利用者の通路として利用いただいております。  ご質問のこの浜道の最終的な整備につきましては、里区と京都府において協議して決めることとなっております。町といたしましては、木津川河川敷多目的広場のアクセスもあわせて検討し、京都府に要望してまいります。整備の時期につきましては、浄化センター内の水処理施設や汚泥消化タンクの工事が全て完成した後となります。以上でございます。 ○議長  答弁願います。教育部長。 ○木原教育部長  それでは、森元議員ご質問の大きな1の(2)、むくのきセンターの整備について、教育部長のほうからご答弁させていただきます。  まず、①のスポーツ交流広場の雨対策でございますが、本町では、木津川上流浄化センターの水処理施設の拡張に伴って、その上部にスポーツ施設を整備する計画をしておりますが、その完成までにはもうしばらく時間を要することから、それまでの間、需要の高いスポーツ施設を整備するという考えで、京都府の協力を得まして、用地を別に借用し、暫定的に現在の場所にスポーツ交流広場を設置したという経緯がございます。  したがいまして、用地を借用しての暫定的な施設であることから、暗渠排水の整備など本格的な工事は実施しておりませんので、ご質問のとおり、現在のスポーツ交流広場は強い雨が降りますと水がたまり、使用に支障を来す状態になります。  このように暫定的な施設でございますので、今後も抜本的な対策を講ずることはできませんが、強い雨が降った後には、現在実施しております排水作業を行ったり、新たに部分的に簡易な排水路を設けるといった対策をとるなどして、できるだけ適切な対応をとり、利用者にもご理解をいただけるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、②の木津川河川敷多目的広場の活用と管理状況でございます。  木津川河川敷多目的広場の利用者数は、平成23年度が4,238人、平成24年度が3,083人でございます。木津川河川敷多目的広場の利用内容につきましては、スポーツ交流広場を整備いたしました平成23年10月までは、ゲートボールやグラウンドゴルフ、野球が主な利用内容でございましたが、スポーツ交流広場の整備後は、ゲートボールやグラウンドゴルフはスポーツ交流広場をご利用いただくことが多くなりましたことから、野球が主な利用内容となっております。  木津川河川敷多目的広場の管理につきましては、除草作業を年2回程度行っておりますが、そのほかに、利用者によって自発的な整備作業も行っていただいております。  次に、③のスポーツ交流広場への常設トイレの設置計画でございますが、①でお答えいたしました通り、この施設が暫定的な施設でございますので、常設のトイレの設置は考えておりません。  しかしながら、スポーツ交流広場の整備以降、トイレ設置の要望もありましたことから、現在、利用者の利便性を図るために簡易トイレを設置しており、ご利用いただいております。  最後に、④の大型バス専用の駐車場増設でございますが、現在、むくのきセンターには、大型バス専用の駐車場はございませんので、大型バスでの来館が予定される場合、当日の利用状況に応じて、むくのきセンターの駐車場などの一角に駐車していただいたり、事前に京都府にお願いして木津川上流浄化センター用地内に駐車させていただいたりして対応をしております。  むくのきセンターの利用促進を目指す上で、大型バスが駐車できるスペースの確保など、駐車場の増設は課題と考えており、今後、計画されているスポーツ施設の拡張状況に合わせて検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長  答弁願います。事業部長どうぞ。 ○宮本事業部長  それでは、森元議員ご質問の大きい2番、町道の維持管理についてを町長にかわりまして事業部長がご答弁申し上げます。  まず、(1)のご質問についてでございますが、現在、センターラインを設置している町道は52路線、延長は約43キロメートルございます。  センターラインの不鮮明な箇所につきましては、道路パトロールにより現状確認を行っており、現在把握しておりますセンターラインの一部引き直しが必要な箇所は14路線、5.1キロメートルでございます。  これまでの対応としましては、視認性が低下しているセンターラインの不鮮明な箇所につきまして、幹線道路などを中心に計画的に引き直しを実施しており、昨年度におきましては16路線、約3.2キロメートルの引き直しを実施しております。対応が必要な14路線の中には、舗装が損傷しており、舗装修繕工事にあわせての施行が必要な路線もありますが、現在の計画では、今年度と来年度のおおむね2カ年でセンターラインを引き直す予定をしております。
     なお、停止線につきましては、交通規制に伴う路面標示でありますことから京都府公安委員会が所管されており、木津警察署に確認をしましたところ、交番の警察官による地域パトロールや住民の方々からの連絡により、確認した箇所について順次停止線の引き直しを実施されているとのことであります。  今後におきましても、交通の安全と円滑化を図るため、適切な道路の維持管理に努めてまいりたいと考えております。  続きまして(2)のご質問についてでございますが、道路や歩道への樹木のはみ出しにつきましては、歩行者や自動車の通行の妨げ、また、カーブミラーや交通標識が見えにくくなるなど、危険な状態を招くおそれがあると認識しておりますが、民有地から道路や歩道へはみ出している樹木の具体的な状況や件数につきましては把握できておりませんが、道路パトロールや住民の方々の連絡などにより把握しました道路などへはみ出した樹木の対応につきまして、町の管理であります街路樹は、町において剪定などを実施しておりますが、民有地からの樹木につきましては、災害時などで道路の通行を妨げている場合など、緊急的に実施するもののほかは、樹木の占用者、また、土地所有者の方の責任において対応していただくことが基本でありますことから、はみ出している樹木の剪定や伐採などを実施していただくようお願いしているところであります。  また、啓発活動といたしまして、町ホームページに道路沿いの樹木の剪定にご協力いただく記事を掲載しております。  今後も、民有地における樹木の維持管理の啓発を引き続き実施するとともに、道路の街路樹におきましても道路パトロールを行い、通行の安全確保に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長  再質問、森元議員どうぞ。 ○森元  それでは、木津川上流河川浄化センターの1点目について再質問させていただきます。  先ほどご答弁ございました内容ですけども、特に地元地域から、ここにも私も書いてますけども、要望を聞いてるんですけども、前向きにということをある程度聞いておりますけども、時期的なものとかは、ここら辺はどういう方向に進んでいくのか、まずここをお聞きしたいと思います。 ○議長  下水道課長。 ○川嶋下水道課長  ただいまのご質問でございますが、浄化センターの現在の状況につきましては、先ほどの答弁でもございましたように、現在、第1から第5系列までを使っておる状況でございまして、今年度から6、7系列の建設工事に入っていくという状況でございます。  その完成時期につきましては、京都府に確認をいたしましたところ、今の現在の予定では、平成27年度末の完成というふうに聞いてございます。  当然、その上に上部利用をいたしますので、その施設が完了後という形になりますので、今現在のところ、お話しさせていただける状況といたしましては、28年度以降にそういう施設をつくっていくという形になります。以上です。 ○議長  森元議員。 ○森元  わかりました。そうなりますと、今度28年以後、先ほどの答弁もありましたけども、多目的広場ということで、多目的な関係もありますので、どれぐらいの大きさなのかと、グラウンドゴルフぐらいができるのか、それともフットサルやサッカーまでできるような大きさを今後考えていかれるのか、そこら辺をお聞きしたいと思いますが。 ○議長  下水道課長。 ○川嶋下水道課長  19番です。第4、第5系列、それから第6、第7系列を合わせますと、約3,500平米ぐらいはとれるのかなと。その中にどういう施設を入れていくのかにつきましては、今後詳細な検討をしていくという形になると思っております。以上です。 ○議長  森元議員。 ○森元  ありがとうございます。それだけの広さがあれば、いろいろな多目的ができると思います。  それに伴いまして、そういう方向で実施していかれるのであれば、特に多目的であって、今の全天候型も考えられているのか、そこら辺もお聞きしたいと思います。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  水処理施設の上部利用につきましては、教育委員会のほうとしましては、下に暫定的に今グラウンドゴルフやゲートボールができるコートをつくっておりますので、それを上に上げるというのが本来の趣旨でございますし、そのことは検討しております。  また、テニスコートだとか、今おっしゃられましたフットサルコートなども考えていけたらなということで、そういった種目を候補に上げているという状況でございます。  その中では、人工芝で対応できるものにつきましては人工芝で対応していくほうが管理的にも後々楽かなということも思っておりますが、いずれにせよでき上がりを見据えまして、地元や京都府を初めとする関係機関と協議しながら取りまとめていきたいなというふうに考えております。以上です。 ○議長  森元議員。 ○森元  言いました、全天候型もその中に含みでしょうか、内容は。 ○議長  答弁、生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  済みません、屋根つきという意味なんですかね。  現在のまだ町の財政状況、この間いろいろ学校や消防庁舎の建てかえとか、その後のいろいろな課題を抱えている中で、その中にこの上部利用の事業も組み込んでいかなければならない状況にありますので、現段階では、屋根をつけるということになりますと、その事業規模が相当に膨れ上がるというふうに考えておりますので、今の段階ではそこまでは考えていないという状況です。 ○議長  森元議員。 ○森元  ちょっと視点を変えますと、皆さんご存じのように、今月の7日にありがたく2020年のオリンピック、東京に開催決定しました。7年先でございます。ここら辺までには間に合うか、そこら辺を考えたらあれなんですけども、やはりこういう夢をいただいた以上は若い子どもたちにもそういう夢を、精華町からオリンピック選手などを考えた取り組みをという感じで、まだ3日ほど前の決定なので、そこら辺までは出えへんかもしれませんけども、やはりそういう取り組みで、少しでも前向きに進めていただきたいなということを思いますが、言いますように、3日ほどの前の話で、今そこら辺についてはわからないかもしれませんけど、ちょっとそこら辺の気持ちがあればお聞きしたいと思いますが。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  オリンピックというものを念頭に置きまして、精華町のスポーツの振興も今後ますます図っていくことになろうかと思います。  町全体の施設の状況もありますので、そんな中でオリンピックを目指すということは念頭に置きながら施設の充実を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長  森元議員。 ○森元  ありがとうございます。いろいろオリンピックの絡みもありますけども、よろしくお願いしたいと思います。  次に、(2)のむくのきセンターの整備についてですけども、先ほどご答弁いただきましたスポーツ交流広場ですか、駐車場西側にあります。これについては借用地であるので、どうしても余り予算化いうのは、資金を投入したくはないと同時に借用地であるがためにということなんですけども、一生懸命される、要するに先ほど私も言いましたように、愛好家が一生懸命やられるんですけども、今の話でありますと、28年度ぐらい以後までそのまま辛抱しなければなければならないという感じに捉まえたんですけども、その5年や6年先のそこまでやはり辛抱しなければ、もう水がべたべたできょうもだめだとかいう感じで、そのままいかれるのか、もう一度聞きたいと思います。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  当初は、現地には砕石もあって、もう少し水はけがいいというような予測をしとったんですけれども、結果的には暫定的な施設であるということで暗渠施設も設けずに設置しておりますので、予想以上に水はけが悪い、あるいは水を含んでしまうという状況にあります。  そんな中で、ことしから体育協会が指定管理者になったわけなんですけれども、水が浮いてるような状態のときはそれを除去するような作業をしたり、あるいは今、土の流れをとめるために仕切り石を設けておるんですけれども、その石の一部をあけることによって、部分的に水はけをよくするというような手だてをとって、様子を見ながらできる限りのことはしていきたいなというふうに考えております。 ○議長  森元議員。 ○森元  ちょっと愛好家の気持ちからいけば、やはり少しでも水はけをよくして改良していただきたいいうのは、もう確かにそのとおりと思います。というのは、町内、そういったグラウンドいうのか施設いうのはほんまに少ないと思います。小学校、中学校ありますけども、中学校はクラブ活動で開放されてない、あとほんなら小学校5校と、ほんで打越等々ぐらいかなという感じであります。  ほかの児童公園はボール球技とかは、またはゲートボールとかは禁止のとこが多いと思います。そんな中で、まだそこ、同じ繰り返しになりますけども、辛抱するよりも、やはりそこを直してあげて、町民のために、そうやって愛好家、また健康増進にという感じで思いますけども、そこら辺で土壌改良を完全にやないけどもできるような方向をお願いしたいと思いますけども、この点、もう一度それ、できるかお願いします。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  繰り返しになりますが、土壌を改良したり暗渠配水を設けたりという工事は、今後することが非常に難しいと思います。  近年、異常気象ということで例年以上に雨が降ったりということもございますし、日にち的には降っていない日のほうが多いように思います。また、仮に予定されてた日が降った翌日とかで使用困難な場合は、まだ木津川河川敷広場のほうも利用可能でございますので、ちょっと不便ではございますが、そういったところでご利用いただいて、ご協力いただけたらというふうに思っております。以上です。 ○議長  森元議員。 ○森元  愛好家からしたら、ちょっと残念な回答だと思いますけども、前向きにできればお願いしたいと思います。  次に、先ほど今答弁で最後にありましたけど、河川敷グラウンドについてですけども、私もこれ、河川敷実際見てきました。確かに二つあって、あれ、二つとも河川敷グラウンドいうのか、正式名称は河川敷グラウンド違うて、呼び名、多目的広場ですか、河川敷、なってますけども、果たしてあれ、行けますか、むくのきセンターから。  私の見た限りには、堤防がもう草ぼうぼうですよね。まあまあ、どうにか分けて行こう思うたら行けるかなという感じですけども、そこら辺もありますし、そんな状況だという感じで伺うんですけども、グラウンドの整備を今後もしっかりやっていかれるのか、そこの辺をもう一度聞きたいと思います。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  今ご質問の草が繁茂しているという状況は、河川敷上がっていく部分のように確認したんですけれども、その部分の環境整備につきましては国交省のほうの管轄になろうかと思いますので、そこに委ねなければならないと思います。  いわゆる、先ほどご質問に出ておりました浜道を上がっていく部分、ずっと舗装されておりますし、また、下る部分も自転車道という形で舗装されております。そこからおりていただきますと、その多目的広場につきましては、下流側が野球とかできる広場になっておりまして、おりたところがゲートボールやグラウンドゴルフ、もちろん双方に違うこともできるんですけども、そういった位置づけをさせていただいておりまして、その部分についてはご利用いただける状態であるというふうに考えております。 ○議長  森元議員。 ○森元  確かに下流側は使われて、草はそうさほど生えてません。上流側は、あれも草大概生えてて、ゲートボールが草で邪魔になってできる状態ではないという感じでお声があったんですけども、今の答弁の中で一つちょっと疑問なのが、河川敷を借りてる以上、道路ぐらいはうちがしなければ、やっぱり、それ条件で借りてるさかいに、草は今の淀川河川敷事務所いうのか工事事務所、あっこに任すいうことになれば、使用者は全然そこら辺は行けない状態で辛抱してくれいうことになるんじゃないですか。こっちでやっぱりその部分ぐらいは管理するのが当たり前じゃないかなと思うんですけども、伺います。 ○議長  答弁、生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  直ちにその管理のあり方といいますか、仕方についてお答えできませんので、関係機関と相談して、要は利用者の視点に立って進めていきたいというふうに思います。 ○議長  森元議員。 ○森元  関係者とちょっとそこら辺相談していただいて、やはり利用者があるんやったら、最低通路側に草が垂れてきてる部分ぐらいは、草刈りなど、そこら辺の処置はしなければならないのかなと思います。  次に、トイレの話なんですけども、今のところトイレは設置する気がないということなんですけども、これも確認によしてもらいました。仮設トイレがあるって、あれ使用できますか。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  使用いただけるようにしております。ただ、いわゆる大といいますか、個室のほうの部屋につきましては鍵をかけておりますので、ご利用の際に申し出ていただかなければならない状態にはなっております。 ○議長  森元議員。 ○森元  トイレ、再度、私と見解が違って、行ったときには河川敷の仮設のトイレを移動して、今のスポーツ交流広場ですか、そこに置いてるトイレを、移動したトイレを仮設トイレということで説明、お互いにしてるんでしょうね。そこら辺をもう一度お伺いします。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  今、スポーツ交流広場に設置しておりますトイレは、これまで木津川の河川敷多目的広場に置いていたものを、この春の増水のときに引き上げたのを契機にそのまま置いているというものでございます。 ○議長  森元議員。 ○森元  それでは、意見が合いました。  そうなれば、トイレ私も行ったけど、鎖でくくってあります。使用、ちょっとしにくいかなと。それと、向かい合わせにうまいこと、トイレしやすいようにはないけども、何かしにくいような合わせになったりいう感じになっています、現状はね。  そういうことと、もう一つ、果たして女性陣がそのトイレ使えるかいうことは、私男性としても、ここまではトイレはよう使わないなというのが現状です。  それともう一つ、河川敷のこれ、ほかの住民さんからも聞いてますけども、河川敷にグラウンドあるわ、また、その横に自転車専用道が走っているわ、そしてむくのきセンター全体、けども、1階、要するにGL部分に本当にトイレが欲しいというやはり願いが、そこら辺が聞きます。それで今、仮設トイレをお願いしますいうのは、ちょっと無理かなという感じを思うんですけども、再度、その仮設トイレやないけども、トイレの考え、ほんまに設ける気はないのかお伺いしたいと思います。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  スポーツ交流広場の設置の状況が木津川上流浄化センターの敷地内ということで、それも用地を借用しての広場でございますので、そこに常設のしっかりしたトイレをつくるということは難しいというふうに聞いております。 ○議長  森元議員。 ○森元  今の答弁でしたら、もうGLのとこには常設トイレは無理ということですか。 ○議長  生涯学習課長。 ○村川生涯学習課長  難しいというふうに聞いております。 ○議長  森元議員。 ○森元  いや、ちょっとそうなってきたら、今の各駐車場、繰り返す話になりますけども、スポーツ交流広場、また、グラウンドのほうには、河川敷多目的交流広場は向こうにはできないのはわかります。しかしながら、そうやって1階にはトイレができないというのは、ほんまに住民の方のことを考えて、それでいいのでしょうか。  やはりだんだんだんだん大きい施設、これから先ほどの繰り返しますけども、上で多目的広場を増設するとかいうふうになって、上ばっかりやけども、上行くには駐車場もありいの、そこら辺でやっぱり中へ入って観客も行かれる、そんなんで1階は絶対トイレができないというのは、ちょっと私も合点いきませんけども、もう一度、そこら辺お伺いしたいと思います。 ○議長  これで最後にしてください。同じ答弁になります。下水道課長。 ○川嶋下水道課長  今のご質問でございますけども、当然、本来でしたらトイレがあるにこしたことはないと思いますし、今後、敷地をお借りしております京都府等とも調整をさせていただいて、どういう形がとれるのかということも含めまして、ちょっと調整をさせていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長  町長どうぞ。 ○町長  今、交流広場の話がありましたけれども、あの活用も、これだけ広大な土地が余ってるやないかと、これに関して地元としても有効に使いたいということで、京都府の下水道の担当との調整もやっていたんですけども、国の補助金との絡みの中で、その土地が余ってんのやったら補助金の対応してきた部分については国費へ戻しなさいという強い話があって、なかなか利用が不可能な状態であったんですけども、私、国のほうへ行きまして下水道課長にも直接会って直訴しました。そのことが今日利用につながってきたということでありますんで、借地ということでありますけれども、可能な限り、やっぱり地元の住民が余裕がある土地があれば活用できるようにという思いは精いっぱい訴えてきたわけでありますけれども、とりあえず暫定的に利用を許可されたというようなことでありますので、当面おっしゃることについては否定する思いはありませんけども、ご理解いただきたい。 ○議長  森元議員。 ○森元  わかりました。  次に、浜道と今の大型専用バスの駐車場の増設、これ、絡めてちょっと質問したいと思います。  浜道、原状復帰要望、どこまで進んでるのかいうことで、先ほどちょっと答弁ありましたけども、やはり原状復帰は、これは当初の地元の人が一生懸命言われてたので、これはするべきだと思います。それと、今の大型バスの専用を絡めるいうのは何やいうたら、今、浜道であろういうとこに駐車されたり、また、先ほど答弁の中では、今の木津川の浄化センターの中に入れさせてもらうということで、中へ入れさせてもらうときにはそんでいいですけども、敷地内だからといって駐車場にしても道にしても、事故が起きたら当然おわかりと思いますけど、これ、保険的に言っても公道とみなすいうことでされてます。そんな路上で、仮に駐車ばんばん大型して、事故が起きたときのことを考えると非常に危ないのではないかなという感じで思います。  浜道を実際原状復帰されますと、奥に9、10系列が状況的に今までが一番当初の計画ではあったけども、そこまで要らないだろうと、将来的にも。その9、10ぐらいのところが敷地が空きスペースになっていくのではないかということを私なりに思います。その辺を利用して、そこに専用バス、専用駐車場を設けるとか、そこら辺をしていったらどうかなと思いますけど、その件についてお伺いします。 ○議長  下水道課長。 ○川嶋下水道課長  19番です。今現在のところで10系列までの部分につきまして、その向こう側、あいてる部分をどう使うかっていうのは処理場施設として利用していくということになってございますし、京都府のほうからはその他の施設としてあき部分で大型バスの駐車場を検討できへんかということで、私どももお話しをさせていただいておりまして、今後その部分を、どこの箇所を利用できるかということはまだわかりませんけども、調整をしていきたいというふうに考えてます。 ○議長  森元議員。 ○森元  よろしくお願いします。  時間がないので、次に進みます。町道の維持管理についてでございます。  これも私、ずっと町内見させていただきました。確かに一、二カ月前からずっとゆっくりと見てるんですけども、大変、やはり先ほども言われましたように、40何キロの町道があると、52路線で、その維持管理は大変しんどいところもあると思いますけども、やはり交差点標示なり、一旦停止標示が消えていたら事故のもとになります。できる限り、そこら辺の維持管理をお願いしたいと思います。これについては、再質問はしません。  次に、(2)として樹木のはみ出し等ということで、これ、私22年の9月にも一般質問をいたさせていただきました。その中で、最後お答えで、ある程度住民に周知をということで、町広報誌などいうことで、そこら辺意識づけをしてもらういうことで聞きました。  確かに、先ほどのご答弁はありましたけども、12年の6月4日にこうやってホームページ出してます。確かに私が思ってたこと、暮らしの情報の生活の中に入れていただいてます。これだけでホームページのほうはいいかなとは思いますけども、やはりホームページということになれば、開け方もまだなかなかようしないいう住民さんもおられます。そこら辺で、町広報誌にこういう掲載をする考えはないのかお聞きしたいと思います。 ○議長  建設課長。 ○山本建設課長  20番でございます。今の広報誌に掲載ということでございますけれども、前回のときにもご答弁させていただきまして、ホームページには現在載せておりますけれども、今後また広報誌にも載せて、特にこの樹木につきましては個人の維持管理が大切と考えておりますので、広報誌にも掲載してまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長  森元議員。 ○森元  よろしくお願いしたいと思います。
     今の、実際私なりに点検に行ったんですけども、以前、緊急雇用対策の一つとして町道の点検やられたと思うんですけども、これについて以前から、当時からの話になりますけども、それ以後もやられてるのかということは、ちょっと私も自信ないんですけども、そのときの点検の項目にこういうことも含まれているのか、その契約の内容に。そこら辺をお伺いしたいと思います。 ○議長  建設課長。 ○山本建設課長  20番でございます。今のご質問の緊急雇用による道路の点検ということなんですけども、今年度も緊急雇用を活用させていただきまして、道路の点検なり、維持作業ということでさせていただいております。  特にそういう点検の中におきましては、街路樹であるとか、公園であるとか、そういうようなものについて、支障のあるとこについては、樹木、簡易なものは維持作業で伐採するような形をお願いをしておりまして、あと、民地のところにつきましては、一定パトロールで見られるところについては報告をいただいているという形で確認は行っているところでございます。以上でございます。 ○議長  森元議員。 ○森元  そうですか。私の感覚とちょっとちゃうかもしれません。私もずっと回らせてもらいましたけども、公園からはみ出した木も多いですよね。どっちかいうたら民地もありますけども、民地は交差点付近のとこら辺が特に残っているのが現状かなと思います。  特に気になったんが、公園とか歩行者優先道路ありますね、あそこら辺の樹木が特に、これ、点検したんかなと。夏場に行ったんで、夏場のほこる度合いと冬場に点検されるときの度合いとは違いますし、夏場行ってたんで特にそう感じたんと思いますけども、特にここら辺、点検されるのであれば、そういう季節のことも考えて進めていく考えなんか、そういう季節柄のことも考えてされているのか、その点お聞きしたいと思います。 ○議長  建設課長。 ○山本建設課長  20番です。今のご質問の季節ごとにということでございますけども、季節ごとにそういう点検項目を変えるというような形での点検なり維持作業は現在行っておりません。  ただ、やはり現地を見る中で、そういうような支障になるようなものについては報告をいただくように、そういう形での打ち合わせをさせていただいて点検を回っていただいてるのが現状でございます。以上です。 ○議長  森元議員。 ○森元  最後に一言だけ聞きたいと思います。  点検は年間何回でやられてる、1回、それとも、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長  建設課長。 ○山本建設課長  ただいまの点検回数でございますけども、緊急雇用対策を活用させていただいてますシルバー人材センターの点検につきましては、月約10回という形で回らせていただいてまして、その中には維持作業等も含んでおりますので、実際的にはその地区回れるのは、1回で全てを回れるということではございませんので、月1回のような形で各地区回っていくような形になってしまうのかなというふうには考えてございます。 ○議長  森元議員。 ○森元  わかりました。今後ともそういったところにも、やはり歩行者優先道路とか、特に木が横にほこってます。そこら辺も点検、もう一度やっていただく、要するに業者というんですか、シルバーの方なのかもしれませんけども、もう一度そこら辺を指導、回る点検の指導ですね、やはりしていただきたいと思います。大分、やはりあるのはあります。何カ所で、私の考えでは、予備軍というのか、もうちょっとしたら、これ、皆嫌がるやろうなという、要するに判断がちょっとつきにくいことも踏まえれば、やっぱり何カ所とありますんで、そこら辺はしっかり点検していただきたいと思います。  これで私の質問を終わりたいと思います。 ○議長  これで森元議員の一般質問を終わります。  以上で通告されました一般質問は全て終わりました。  本日はこれで散会します。  5日目の本会議は、あす9月11日午前10時から議案質疑及び委員会付託を予定していますので、定刻までにご参集賜りますようお願いいたします。  大変ご苦労さまでございました。             (時に11時59分) ─────────────────────────────────────  この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。    平成25年  月  日           精華町議会議長           署名議員           署名議員...