大山崎町議会 2021-03-23
令和 3年第1回定例会(第5日 3月23日)
令和 3年第1回定例会(第5日 3月23日) 令和3年
大山崎町議会第1回
定例会会議録-第5号-
令和3年3月23日(火曜日)午前10時00分開議
〇出席議員(12人)
1番 島 一嘉 議員
2番 西田 光宏 議員
3番 山中 一成 議員
4番 北村 吉史 議員
5番 嘉久志 満 議員
6番 岸 孝雄 議員
7番 辻 真理子 議員
8番 朝子 直美 議員
9番 渋谷 進 議員
10番 井上 治夫 議員
11番 波多野庇砂 議員
12番 井上 博明 議員
〇欠席議員(0人)
当面する町行政の遂行に当たり、町長職を補佐するとともに、町行政の内部組織を監督する副町長職の必要性を強く認識するところであります。
そこで、
地方行政事務の経験豊かな矢野雅之氏を適任者と認め、副町長として選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を得るため提案するものであります。
なお、矢野氏の履歴につきましては、お手元に御配付のとおりでありますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○(
山中一成議長) 説明が終わりましたので、第30号議案に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 第30号議案に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第30号議案 大山崎町副町長の選任について、賛成の立場で討論をさせていただきます。
まず、この矢野さんですけれども、私が議員になったときから総務の課長だったというふうに記憶をしております。
行政経験が非常に長い方で、行政にたけた方だというふうに認識をいたしております。
前川町長は、行政の在り方をこの矢野さんに教わっていただきたい。そのことだけお伝えをいたしまして、賛成の討論とさせていただきます。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第30号議案 大山崎町副町長の選任について、同意することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第30号議案 大山崎町副町長の選任については、同意することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第3、第31号議案 大山崎町
教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。
本日、町長から追加提出されております第31号議案について、提案理由の説明を求めます。
前川町長。
〔前川
光町長登壇〕
○(前川 光町長) 恐れ入ります。それでは、ただいま上程されました、第31号議案 大山崎町
教育委員会教育長の任命について、提案理由を御説明申し上げます。
令和2年7月31日付で当時の教育長が退任以後、現在までの約7か月の間、
教育委員会教育長が不在となっております。
後任として、人格高潔で人望も厚く、教育行政を推進するに当たり、適任者と認められる馬場信行氏を任命したく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして、議会の同意を得るため提案するものであります。
なお、馬場氏の履歴につきましては、お手元に御配付のとおりでありますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○(
山中一成議長) 説明が終わりましたので、第31号議案に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 第31号議案に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第31号議案 大山崎町
教育委員会教育長の任命について、賛成の立場で討論させていただきます。
実は、2年前の6月議会において、
教育委員会委員としての同意を求められたときに、我々としては、様々な前川町長の
教育委員会に対する介入の問題、そのことがございましたので、留保させていただきました。今回、賛成の立場で討論させていただきますが、この馬場様におかれましては、大変厳しい状況の中で、火中の栗を拾っていただく、この状況になることは明らかでございます。
そこで、教育行政に対して、前川町長は、不当な介入をしないこと、このことを強く求めて、賛成の討論とさせていただきます。
以上です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第31号議案 大山崎町
教育委員会教育長の任命について、同意することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第31号議案 大山崎町
教育委員会教育長の任命については、同意することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第4、第32号議案 大山崎町
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
本日、町長から追加提出されております第32号議案について、提案理由の説明を求めます。
前川町長。
〔前川
光町長登壇〕
○(前川 光町長) それでは、ただいま上程されました、第32号議案 大山崎町
教育委員会委員の任命について、提案理由を御説明申し上げます。
本年3月22日に大山崎町
教育委員会委員 馬場信行氏が辞職されましたので、その後任として、宮本佳子氏を任命いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、議会の同意を得るため提案するものであります。
なお、宮本氏の履歴につきましては、お手元に御配付のとおりであります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
○(
山中一成議長) 説明が終わりましたので、第32号議案に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 第32号議案に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第32号議案 大山崎町
教育委員会委員の任命について、同意することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第32号議案 大山崎町
教育委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第5、第33号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第11号)、及び、日程第6、第34号議案 令和3年度大山崎
町一般会計補正予算(第1号)を一括議題といたします。
本日、町長から追加提出されております第33号議案及び第34号議案について、提案理由の説明を求めます。
前川町長。
〔前川
光町長登壇〕
○(前川 光町長) それでは、ただいま上程されました第33号議案及び第34号議案につきまして、順を追って、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、第33号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第11号)であります。
新型コロナウイルスワクチンの接種に向けて、準備に必要となる経費につきましては、この間、専決処分をいたしました補正予算(第8号)及び今定例会初日に御可決賜りました補正予算(第9号)において計上したところでありますが、今回提出の補正予算(第11号)は、その後において、
住民基本台帳システム等の
システム改修が必要となることが判明したことに伴い、予算補正を行うものであります。
補正予算の内容でありますが、衛生費におきまして、
システム改修委託料として、100万円を増額計上いたしております。この財源といたしましては、
新型コロナウイルスワクチン接種整備に係る国庫補助金といたしまして、100万円を計上いたしております。
この結果、補正前の予算額86億8,541万7,000円に、歳入歳出それぞれ100万円を追加し、
歳入歳出予算額の総額を86億8,641万7,000円とするものであります。
また、第2表の
繰越明許費補正は、
新型コロナウイルスワクチン接種体制整備事業について、繰越明許費の変更を行うものであります。
次に、第34号議案 令和3年度大山崎
町一般会計補正予算(第1号)であります。
さきに申し上げました令和2年度の補正予算におきましては、
新型コロナウイルスワクチンの接種に向けて、準備に必要となる経費を計上しているところでありますが、今回提出の補正予算(第1号)は、主に集団接種及び個別接種における実際の接種に当たって必要となる経費について、この間の医師会等の関係機関との協議を踏まえ計上するものであります。
補正予算の主な内容でありますが、衛生費におきまして、
町保健センターで実施を予定しております集団接種における人員体制に係る経費や、医療機関における個別接種に係る委託料のほか、
コールセンターの委託に係る経費など、計6,512万6,000円を計上いたしております。
また、この財源といたしましては、
新型コロナウイルスワクチン接種に係る国庫負担金・補助金といたしまして、6,512万6,000円を計上いたしております。
この結果、補正前の予算額59億8,900万円に、歳入歳出それぞれ6,512万6,000円を追加し、
歳入歳出予算額の総額を60億5,412万6,000円とするものであります。
以上、2議案につきまして、提案理由を御説明申し上げました。
十二分に御審議いただき、何とぞ御可決を賜りますようお願い申し上げ、私からの提案説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○(
山中一成議長) 説明が終わりましたので、各議案に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。
これより各議案の
委員会付託を行います。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております第33号議案及び第34号議案は、いずれも
予算決算常任委員会に付託することにいたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 異議なしと認め、各議案は、ただいま申し上げましたとおり、
予算決算常任委員会に付託することに決定いたしました。
この際、議事の都合により、暫時休憩いたします。
休憩の間に、第1委員会室において、第33号議案及び第34号議案の
付託委員会での審査をお願いいたします。委員会での審査終了後、再開いたします。
休憩いたします。
10時19分 休憩
―――――――――――――
11時50分 再開
○(
山中一成議長) ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を開きます。
議事を進行いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第7、第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人の
コミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定についてから、日程第15、第11号議案 権利の放棄について(
水道料金債権)までを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました9議案は、2月24日の会議で、
建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
岸
孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長。
〔岸
孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長登壇〕
○(岸
孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を行います。
去る2月24日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第2号議案、及び第4号議案から第11号議案までの審査を、3月9日、第1委員会室におきまして、町長及び担当職員の出席を得て行いました。
まず、第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人の
コミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定についての審議におきましては、この条例が
共生社会実現に向けた第一歩として評価すべきもの、このような意見がございました。
また、第4号議案の審議におきましては、
新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給対象が、病原体が
ベータコロナウイルス属の
コロナウイルス(令和2年1月に中華人民共和国から
世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る)と限定していることについて、その妥当性についての質問があり、これに対して本条例改正案は上位法の改正に対応したものであり、いわゆる変異種をも包含したものと理解しているとの答弁がございました。
また、第5号議案の審議におきましては、本町における要介護認定者における
サービス受給者の割合についての質問があり、これに対して認定者の約60%が何らかのサービスを利用しているとの答弁がございました。
また、第6号議案から第9号議案まで共通して、本条例の定めからの逸脱事項に対する罰則の有無についての質問があり、これに対しては事業者を指定する際の取消処分等、条例運用上のペナルティーが存在する旨の答弁がございました。
また、第10号議案 大山崎町
福祉センターなごみの郷の
指定管理者の指定については、
指定管理者の期間の変更の理由についての質問があり、これに対しては、現下の社会情勢を鑑みたとの答弁がございました。
これら審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第2号議案、及び第4号議案から第11号議案までの各議案につきましては、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、第5号議案、第6号議案及び第10号議案につきましては、留保とする委員がございました。
以上で、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山中一成議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
初めに、第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人の
コミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
10番 井上治夫議員。
○10番(井上治夫議員) 日本共産党の井上治夫でございます。
第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人の
コミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定について、賛成の討論を行います。
条例の前文にあるように、かつて日本では、ほとんどの聾学校で手話を使った教育が認められていませんでした。相手の口の動きを見て意味を理解する方が優れているとされ、手まねなんてみっともないという偏見が根強くあったからです。
2006年に国連で、あらゆる障害者の尊厳と権利を保障するための障害者権利条約が制定され、手話は言語であると定義されました。日本は2014年に、この障害者権利条約を批准しています。
大山崎町において、この条例を制定することによって手話言語を普及させ、聞こえに障害のある人と共生できる社会を目指すことは大変重要なことです。
聞こえに障害のある人たちの社会参加を支援するために手話言語の通訳者を増やすとともに、学校や地域において手話言語を学ぶ機会を増やすなど、手話言語を誰でも気軽に使える社会の実現のため、本条例に賛成いたします。
共産党議員団は、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、力を尽くしていくことを表明して賛成の討論といたします。
○(
山中一成議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 令和3年第2号議案について、賛成の立場で討論させていただきます。
まず、聞こえに障害のある方と、そして健常者の方の皆さんがコミュニケーションを取れる能力、これは手話だけには限らない部分があると思います。今後、この条例制定が可決されました後には、行政として、この聞こえに障害のある方に対して、しっかりとしたフォローができること、このことをまずもって臨みたいというふうに思います。
そしてまた、こういう障害をお持ちの方の御意見をしっかりと聞いて、例えば、これからのデジタル社会の中で、どのような対応ができるか、これをしっかりと検討をしていきたいし、私たちもそれを応援したいというふうに思います。
よって、賛成の討論とさせていただきます。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人の
コミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人の
コミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第4号議案 大山崎町
国民健康保険条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第4号議案 大山崎町
国民健康保険条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第4号議案 大山崎町
国民健康保険条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第5号議案 大山崎町
介護保険条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
7番 辻 真理子議員。
○7番(辻 真理子議員) 第5号議案 大山崎町
介護保険条例の一部改正について、日本共産党議員団は、委員会では留保しておりましたが、反対いたします。
今回の条例改正は、国の3年に1度の介護サービス計画の見直しによるものであり、高齢者数の増加などから、介護保険料が基準額で年間6,800円の大幅な値上げで7万4,200円となります。介護保険料は、サービス供給に係る費用が増加すれば高くなるという仕組みで、高齢者の増加に伴い、2000年の制度開始時には、全国平均で月額約2,900円であったのですが、今では6,000円を超えております。
このまま保険料の上昇が続くと、年金だけでは生活が厳しくなり、利用時の1割負担が払えずに利用できない人が出てきて、制度があっても利用できません。
また、団塊世代以降の世代にとって、介護保険は国家的詐欺になりつつあると痛烈な批判をしている専門家もおられます。
高齢者も現役世代も安心できる制度に変えるため、介護保険の国庫負担割合を増やし、公的給付を充実し、国よる利用料・保険料の減免や、介護従事者の処遇改善などが求められています。
高齢者の収入源である年金は、物価の上昇にもかかわらず増えていないため、実質的には下がる一方なのに、医療保険の料金や、介護・医療費の自己負担分の増加などが続き、その生活は厳しさを増しています。
高齢者の経済的負担をいかに小さくするかの視点が地方自治体には求められております。
例えば、一般会計の繰入れを行うことで、保険料の増加を抑えたり、保険料徴収の所得段階をより細分化して、負担を軽減するなどの工夫は可能です。実際にコロナでの生活への影響を抑えるため、保険料の据置きや、値上げ幅を抑えている自治体もありますが、今回の条例改正や介護保険特別会計での質疑を通して、負担軽減を町が行う姿勢が見られませんでしたので、反対といたします。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第5号議案 大山崎町
介護保険条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立多数です。
したがって、第5号議案 大山崎町
介護保険条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第6号議案
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
1番 島 一嘉議員。
○1番(島 一嘉議員) 第6号議案
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、大山崎クラブは、委員会では留保の態度でございましたが、本会議では賛成の態度で討論いたします。
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の上位法が改正されたことに伴います改正でございますが、より充実を図るために、罰則規定を加えるべきかを検討し、その結果、原案のとおり行うべきと判断いたしましたので賛成いたします。
以上です。
○(
山中一成議長) 8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 第6号議案
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、賛成の討論をさせていただきます。
この第6号議案から続きます第9号議案まで、国の省令改正に基づく条例改正であり、介護サービス利用者への
虐待防止、感染症対策、感染症や災害発生時におけるサービス継続のための体制づくり、職場内でのハラスメント防止等について、共通して条文に加えています。
これら共通事項については、町内の各事業所が体制を整えることができるよう、町として、指導するという立場だけではなく、相談、援助するという姿勢で取り組んでいただきたいと思います。また、町は、当然に、
虐待や職場内ハラスメントの被害者などの相談受付、あるいは通報先になると思いますので、安心して相談できるよう周知することも大切だと考えます。
一方、この第6号議案には、介護支援の質の低下につながる規制緩和や、利用者の生活を支える生活援助を制限しようとする内容が含まれております。
一つは、指定居宅介護支援事業所の管理者について、主任ケアマネジャーの確保が困難な場合は、主任資格のないケアマネジャーを管理者としてもよいという規制緩和です。もう一つは、介護プランの作成に当たり、厚労省の示す基準より多く訪問介護による生活援助を組み込む場合は、市町村より求められた際、その妥当性を検討し、理由を記載し、当該プランを市町村に届け出なければならないということをケアマネジャーに課すものです。これは、生活援助の専門性を軽視し、介護保険の対象から排除しようとするこの間の政府の考えに基づくものであり、高齢者の在宅での生活を困難にさせるおそれがあります。
介護保険制度開始から20年、制度改定のたびに、利用者・高齢者の負担が増えるのに使えるサービスが縮小、事業所の人員配置も人材が不足しているからと、規制緩和を繰り返しています。安心して介護を受けられる社会が国民の願いです。介護従事者に対する社会的評価を低いままに放置している政権の責任は重大であり、抜本的な改善、すなわち介護への公費の投入を増やすことが求められます。
今回のこの改定が、本町において、直ちに利用者に悪影響を与えるものではないと判断して、賛成をいたしますが、町として、介護支援専門員が継続して働き、経験を積むことができるよう支援に努めるとともに、高齢者の生活を支える生活援助が利用者の意に反して制限されるプラン作成につながることのないよう、十分留意することを求めます。
以上です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第6号議案
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第6号議案
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第7号議案 大山崎町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第7号議案 大山崎町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第7号議案 大山崎町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第8号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第8号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第8号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第9号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第9号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第9号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第10号議案 大山崎町
福祉センターなごみの郷の
指定管理者の指定について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第1
0号議案 大山崎町
福祉センターなごみの郷の
指定管理者の指定について、大山崎クラブは委員会において留保をいたしておりましたが、一言苦言を呈しながら、賛成の立場で討論させていただきます。
これまで、前川町長は、行政運営について、組織の在り方、これを御理解されていないように感じております。
今回の
指定管理者の指定については、契約年限を5年から3年にするものでありますが、このような年限では、中長期的な組織の在り方、見通しが立たないのではないか、このように不安に感じております。
また、今回の令和3年度
一般会計予算において、長寿苑の直営化が予定をされております。前川町長の小さな行政とは、一体何なのか、少し意味が分からない、このような状況にございます。
この町社会福祉協議会は、町に成り代わって、住民の福祉の増進に努められているだけではなく、貧困対策の活動もしっかりとされております。さらには、一たび災害が発生した場合、災害ボランティアセンターの設置をされるなど、様々な仕事がございます。
また、この議案ですけれども、今、5年から3年に変えられましたが、この後また、もう一度しっかり議論しながら、本来の、元の5年に戻したほうがいいのではないかという話も必要になってくるかと思います。これからの町政、しっかりとチェックをさせていただき、苦言を呈しながら、賛成の立場での討論とさせていただきます。
以上です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第10号議案 大山崎町
福祉センターなごみの郷の
指定管理者の指定について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第10号議案 大山崎町
福祉センターなごみの郷の
指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第11号議案 権利の放棄について(
水道料金債権)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第11号議案 権利の放棄について(
水道料金債権)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第11号議案 権利の放棄について(
水道料金債権)は、原案のとおり可決されました。
ただいま議事の途中ですが、13時20分まで休憩いたします。
12時19分 休憩
―――――――――――――
13時20分 再開
○(
山中一成議長) ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を開きます。
議事を進行いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第16、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第8号))から、日程第30、第28号議案 令和3年度大山崎町
水道事業会計予算までを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました15議案は、2月24日の会議で、
予算決算常任委員会に付託したものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
朝子直美予算決算常任委員長。
〔朝子直美予算決算常任委員長登壇〕
○(朝子直美予算決算常任委員長) こんにちは。それでは、
予算決算常任委員会の
委員長報告を行います。
去る2月24日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案のうち、第12号議案、第15号議案及び第19号議案を除く各議案の審査を、3月11日から18日の6日間にわたり、第1委員会室におきまして、町長及び担当職員の出席を得て行いました。
それでは、令和2年度各会計補正予算について、報告いたします。
審査結果の御報告に先立ち、主な審査概要を申し上げます。
第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(
一般会計補正予算(第8号))では、ディープフリーザー設置など、ワクチン接種の準備状況についての質疑がありました。
第13号議案
一般会計補正予算(第9号)では、歳入20款諸収入のうち、契約不履行等違約金59万4,000円について、内容と経過、違約金の額の根拠、指名入札時の不備はなかったかなどの質疑があり、町からは、基準や規則、契約にのっとり、顧問弁護士にも確認し、適正に対応したとの答弁がありました。
総務費の審査では、ふるさと納税について、本町への寄附額を増加させる対策についてや、国に対して制度を見直すように求めることについての質疑がありました。
民生費の審査では、
新型コロナウイルス感染症の影響で、子育て支援医療費助成や、障害者移動支援事業の利用が減少したことが明らかになりました。
土木費では、国の補正予算成立により、補助金が確定したことで、新たに行われる橋梁長寿命化点検業務の内容や、前倒しで進められる急傾斜地崩壊対策事業の完了時期についての質問がありました。
教育費では、第二大山崎小学校の外壁改修等施設整備工事費について、工事内容や完成時期、今回の工事に含まれていない内装等の改修計画についての質問がありました。
教育委員会からは、長寿命化計画に沿って、町全体の財政状況も鑑みながら進めていくとの答弁がありました。
また、さきに行ったコンクリート強度等調査についてや、2018年の台風で窓枠が外れたのは、強度に問題があるのではないのかなどの質問があり、
教育委員会からは、国の示す基準・手順に従い、強度調査を行ったこと、台風で窓枠が外れたのは、躯体強度が原因とは考えていないとの答弁がありました。
一方、コンクリート強度調査の結果から、躯体強度に問題ないことは明確だが、これまで、50年近く外壁塗装をしてこなかったことに問題があるとの指摘や、今後の予防保全的な改修計画についての質問があり、町からは、今後、長く安全に施設を使用することができるよう対応していくとの答弁がありました。
第16号議案
下水道事業特別会計補正予算では、歳入のうち、使用料金について、減額補正した要因についての質問があり、コロナ禍での企業活動に関わるものとの答弁がありました。
また歳出では、地方公営企業法適用業務などについての質問がありました。
以上が、各会計補正予算の審査概要であります。
それでは、補正予算に係る各議案の審査結果を報告いたします。
3月11日及び12日に採決を行いましたところ、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第1号議案については、全員賛成により、承認すべきものと、第1号議案以外の各議案については、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、第13号議案については、留保とする委員がありました。
続きまして、令和3年度各会計当初予算について、報告いたします。
第20号議案から第28号議案までの9議案については、5日間の審査過程におきまして、各事業に対し、委員から種々の質疑があり、議論が行われました。
審査結果の御報告に先立ち、主な審査概要を申し上げます。
第20号議案
一般会計予算では、総務費において、中央公民館改築整備基本設計業務委託料について、複合化との方針だがその対象施設は決定したのかとの質問があり、住民参加のワークショップでは、本館、別館、保健センターを含むことは異論がなかったが、長寿苑の扱いについて意見がまとまり切らなかった状況であり、町として方向性を決定し、設計業務に移るとの答弁がありました。
長寿苑の扱い等について決定するまでに、現利用者をはじめ、広く住民の意見を聞き、丁寧に進めることを求める質疑があり、議会や住民の意見を聞きながら進めていきたいとの答弁がありました。
また、コロナ禍で財政状況が厳しくなることが見込まれる中、公民館整備を進めることに不安や抵抗を感じる住民もいると思うがとの質問があり、町からは、公民館はホールの閉鎖が長期間続き、住民に不便を与えており、優先的事項として整備を進めたいこと、裏づけとなる財政については、一時的な状況だけではなく、中長期的な見通しを踏まえて提案していると答弁がありました。
他に、新規事業の地域力再生事業補助金について、対象団体や対象事業、補助金額、審査方法等についての質疑があり、町からは、京都府が行っている同様の施策を参考に行っていきたいとの答弁がありました。
民生費では、老人
福祉センター費について、来年度から町の直営とする長寿苑の利用率を高める方策についての町の考えを問う質問があり、介護予防や健康づくりなど、個人で参加できる企画を行うことで利用率を高めていきたいとの答弁がありました。
その他、新規事業の後期高齢者歯科健康診査や、介護予防フェスタ、町立保育所へのリスクマネジメント専門家による巡回支援指導、遠隔手話通訳オペレーター設置業務の詳細についての質問がありました。
衛生費では、町の指定ごみ袋導入方針について、長岡京市、向日市の2市と足並みをそろえるべきだが遅れている。可及的速やかに進めるべきと考えるがとの質問があり、町からは住民への丁寧な説明の後、できるだけ早く行いたいとの答弁がありました。
一方、住民にとっては寝耳に水の方針決定であり、反発がある。半透明袋への抵抗感を持つ住民もいる。指定袋との併用ができる期間を設けるべきだがどうかとの質問や、ごみの分別を促進するためには、まず、住民がごみの分別を行いやすい環境を整える行政側の努力が必要ではないかとの質問があり、周知期間に丁寧に説明を行い、実施に当たっては柔軟な対応も考えることや、スーパーマーケットなどに協力依頼し、資源ごみステーションを増やしたいとの答弁がありました。
他に、住宅用太陽光発電システム設置補助事業や、新規事業の地球温暖化対策実行計画策定業務や、エコバッグの作成について詳細についての質問がありました。
農林水産業費では、天王山整備事業や鳥獣被害防止事業、農業用水路廃止業務についての質疑がされました。
土木費では、町道舗装工事費が増額になってることについての質問があり、これまで部分補修してきたが、老朽化の状況により、2か所について全面的な舗装を行うこととしたとの答弁がありました。
他に、新たな箇所での橋梁長寿命化保全工事や、地籍調査についての質疑がありました。
消防費では、町職員へのドローン講習会や、消防団運営交付金についての質疑がありました。
教育費では、給食棟整備工事基本実施設計業務委託料について、業務のタイムスケジュールや基本設計の後、実施設計に入るまでに議会への報告、意見聴取は行われるのかなどの質問があり、町からは6月に業者決定し、3か月後に成果物を提出してもらいたいと考えており、その時点で議会に報告し、意見聴取するとの答弁がありました。
またセンター方式であっても、建設費用を低く抑えている事例があるが、比較検討はしないのかとの質問があり、コスト以前にできたての給食を子どもたちに食べさせたいとの町長方針があり、自校方式での実施に向けて準備を進めてきているとの答弁がありました。
その他、学校でのICTの活用について、学習アプリの選定状況や岩崎運動広場改修工事の詳細についての質問がありました。
第21号議案
国民健康保険事業特別会計予算では、滞納繰越金についてや、短期証発行状況についての質疑がありました。
第22号議案
下水道事業特別会計予算では、下植野配水ポンプ場耐震対策工事や、公共下水道施設実施設計業務の詳細についての質問がありました。
第23号議案
介護保険事業特別会計予算では、見守りホットライン事業の詳細についての質問や、次期介護保険事業計画におけるサービス利用の見込料についての質問がありました。
第28号議案
水道事業会計予算では、有収水量や漏水の状況についてや、鳥居前配水池更新工事の詳細、固定資産売却による収益についてなどの質問がありました。
また、赤字構造の改善のための方策について、府営水の負担軽減や、乙訓での広域連携、企業に水を買ってもらう働きかけなど、様々な提案も含めた質疑が行われました。
以上が、各会計別当初予算の審査概要であります。
最後に、各議案の審査結果を御報告いたします。
3月18日、採決を行いましたところ、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第23号議案及び第27号議案を除く各議案は全て、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと、第23号議案及び第27号議案は、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、第20号議案については、留保とする委員がございました。
以上で、
予算決算常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山中一成議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
初めに、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第8号))について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第8号))について、承認することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第8号))は、承認することに決定いたしました。
○(
山中一成議長) 次に、第13号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
2番 西田光宏議員。
○2番(西田光宏議員) 第13号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)に対し、監査委員である私は、委員会の場で発言する機会がございませんでしたので、あえてこの場で、第二大山崎小学校の件に関してのみ発言させていただきます。
さきの私の一般質問で、2月22日の京都府議会において「大山崎町立小・中学校の安心安全な環境の確保について」との内容で、京都府議会の能勢昌博議員が、我が町にある第二大山崎小学校の改修工事に関する一般質問を本会議でなさいましたことを、私が質問の内容としてお尋ね申し上げました。この質問の内容を、町行政側は、私の通告を見るまで把握していなかったと、そして、今回の改修が第二大山崎小学校の長寿命化と考える中にあるとの返答をされました。
我々大山崎クラブは、以前、この件に関して反対の立場を持ちましたのは、鉄筋の劣化や、コンクリートの強度調査をしていただくことの重要性を示したためでありました。その結果から、府議会議員は建て替えの検討も必要との見解を京都府
教育委員会に打診され、府の協力体制を取られたわけでありました。
予算決算常任委員会で、町長は、建て替えは自民党の考えであるかのような発言をされましたが、我々はあくまで子どもたちの安全を考えてのことでありました。しかしながら、私たちは、この問題を政争の具と考えるなど毛頭なく、現在の校舎の状況をよしとするものでは決してありません。子どもたちの喫緊の不便さの解消や安全を考慮して、この補正予算がここにある限り、反対とする立場は取らず、賛成とさせていただきます。
以上です。
○(
山中一成議長) 5番 嘉久志 満議員。
○5番(嘉久志 満議員)
予算決算常任委員会におきまして、留保とさせていただきました令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)の賛成討論をさせていただきます。
令和2年3月議会におきまして、両小学校のコンクリート強度調査を依頼しておりました。今議会におきまして、調査結果報告がありました。コンクリート強度の判定基準は、サンプルの平均値が13.5ニュートンパー平方ミリメートル以上でなければならないと規定されております。
今回の調査では、両小学校ともサンプルは13.5ニュートンパー平方ミリメートルを下回る数値が数か所あったため、追加サンプルを取り、基準値をクリアしていますが、再資料を取る場所が問題ではないかと質問を行いました。
町長及び
教育委員会の見解で、コンクリート強度に問題はないと明確な答弁がありました。学校施設での雨漏りの修繕は必要と考えますので、賛成といたします。
○(
山中一成議長) 6番 岸 孝雄議員。
○6番(岸 孝雄議員) 委員会におきましては、議論の経過から、懸念事項が多く残存することから、留保とさせていただきました。
しかしながら、この議論の経過の中で、少なくとも私どもが求めておりました、今の学校の状況の再調査等々実施をしていただいていること等含めて、熟慮に熟慮を重ねて賛成の意を表明させていただきます。
以上です。
○(
山中一成議長) 1番 島 一嘉議員。
○1番(島 一嘉議員) ありがとうございます。第13号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)につきまして、大山崎クラブは、委員会では留保しておりましたが、賛成の立場で討論いたします。
留保いたしました理由が2つありまして、1つ目は、本町の第4次総合計画における委託契約において、入札のときの落札業者が納入期日を守らなかったので、契約不履行等違約金として、59万4,000円を計上された件でございますが、第29号議案を総合計画策定調査特別委員会で審査を行った段階においても説明されず、また審議会において、議論がどのようなことになったのかも明確な説明はございませんでした。総合計画の折り返しに当たり、議会に対する事前説明もない状態でございました。
このことは、執行機関である行政として大いに反省すべき点であると思います。しかし、債務不履行により、多くの職員がそのサポートをされ、何とか間に合わされたと、休会中に確認しております。
執行機関である行政のチェック機能である議会に対して、適切な情報開示を求めて、賛成といたします。
さらに、もう1点は、学校の改修の件でございますが、第二大山崎小学校の現状は、鉄筋爆裂に伴うコンクリートが剥がれ落ちている状況、指が入るほどのひび割れがあります。
学校施設長寿命化計画では7億9,500万円が必要とされています。それなのに、外壁塗装と屋上防水の1億6,300万円でいいのでしょうか。躯体の強度、電気設備、内部仕上げも計画的に行うべきであり、具体的な実施計画を確認したところ、今回の改修後に順次行うという回答で、具体的な回答ではなかったと思います。
長寿命化計画の基本方針は、施設の老朽化状況を把握し、適切に長寿命化を進めるとしています。さらに、機能的な改善を図るとされています。
例えば、第二大山崎小学校の改修7億9,500万円の内訳として、躯体に係る部分が幾らで、機能向上に係る部分が幾ら、また、内部仕上げが幾らか、さらに、外壁は今年、3年後には内部とか、その後に5年後には機能向上というような、順序と金額を明確に示すべきであると思います。それが長寿命化計画に基づいての改修事業と言えると思います。
公共施設であるが故に、現状と工事内容をしっかりとして、意見が言える体制が求められます。そのチェック機能として議会があるわけでございます。
外部塗装を行う中で、コンクリートが剥がれている部分を補修していくと、ひどい部分が出てくることも考えられます。そこで、追加工事ということも懸念されます。
しかし、子どもたちを雨漏りのする環境下で勉強させることもできませんので、子どもの安全確保のために、適切な長寿命化をしっかり実行するように求めて、本予算に賛成いたします。
なお、追加工事が必要になった場合、躯体の補強に幾らかかるのか、費用がかさめば改築ということも検討しなければならないと思っております。
以上です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
12番
井上博明議員。
○12番(
井上博明議員) 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)の賛成討論をいたします。
本議案には、第二大山崎小学校外壁改修等施設整備工事費が計上されております。昨年末以降、実施された校舎コンクリート圧縮強度テストの結果では、文部科学省が学校施設長寿命化計画策定に当たり、必要とするコンクリート圧縮強度13.5ニュートンパー平方ミリメートル以上であることの確認が得られたと執行部から報告を受けました。
そして、第二大山崎小学校の校舎修繕を早急に実現するための要請署名およそ約1,300筆が議会に届いております。長きにわたり、雨漏りのする校舎で学習をすることを子どもたちに強いてきたことを申し訳なく思うところでございます。本来、町立2校の小学校の校舎に、雨漏りが生ずるまでに適切な建物維持管理に努めるべきでありました。今こそ、本議案を可決し、速やかに屋上及び外壁改修を実施すべきと考え、賛成いたします。
○(
山中一成議長) 11番 波多野庇砂議員。
○11番(波多野庇砂議員) 会派、保守・本流・のぞみ、波多野庇砂です。
本案、賛成の立場で申し上げたいと思います。
今議会、一般質問の場で西田議員による私の実名も含め、多くの議員名が語られましたので、このたびこの場で、私においても同様に関係人の実名を表記し、分かりやすく説明したいと思います。
1つに、小学2校の経年劣化関連事案とは、築約50年間、一度も各施設の躯体の全体塗装をせずが事実であり、一部の教室では約6年前からとは、山本圭一町政とその与党、自民・大山崎クラブの北村団長、並びに公明党、そして自ら勝手に無会派を宣言された岸議員の6名が、一致団結かはどうかとして、現実に一部の教室の天井からキノコが発生しているのに、今なおそのままの実態であります。町民さんはじめ、世間の常識は放置した事実となります。
なお、校舎本体、躯体の状況と同様に、附属する給食棟施設の経年劣化対策もあり、現在の法的な指標基準に適合させるためには、全塗装整備と給食施設工事整備と非常にリンクしているわけであり、必要に応じて対応されるものと考えています。
第二大山崎小学校から先行し、続く次年度から大山崎小学校への整備実施への流れのようでありますが、整備を急いでほしい町民さんの意思であります。
この際、厳しく指摘したい項目として述べておきたいことがあります。町内の声の多くの中には、前川町政に対して何でも反対してきた反対勢力に対して、反対の理由について、根拠が明確に示されず、不明、不可思議な形が単に主張のみ指摘があります。
確かに、反対勢力の指摘とは、小学校校舎のコンクリートの強度を調べよというものでありました。対する当町の
教育委員会としての答弁は、山本町政で調べ、問題がない。当初の答弁でありました。対する反対理由とは、根拠のない形での再度コンクリートの強度を調べよであり、さらに1年間工事着手が遅延した事実であります。
そして、再調査の結果、第二大山崎小学校では、34か所の調査地点の平均、強度は19.94ニュートンパー平方ミリメートルである詳細なる資料が町より示されて、結果のコンクリートの強度に問題がない旨、町より報告された経緯であります。
これに対して、反対勢力から委員会では、調査は誰がしたのだ、結果強度に問題はないという担当業者の意見をどうなんだ、そういった意見がある経緯となっています。その保証は誰が責任持つのか等々の意見もありました。
つまり、反対ありきの質疑が続いたわけでありますが、まさに常識外れ、無知、不勉強の質問内容に、私は絶句として推移を見守ったわけでありますが、そうした経緯の中で、1点、町の資料には、調査担当先名が不明とした資料があり、それは指摘したわけであります。
続く経緯として、町から文科省による学校施設の長寿命化計画策定に係る解説書が示され、先ほど、
井上博明議員が語ったとおりであります。
構造躯体の健全性の把握と題した内容とは、指導指針であります。80年程度の期間使用するためには、躯体が健全であることとして、耐震診断でコンクリートの圧縮強度が13.5ニュートンパー平方ミリメートル以上を求めています。これは指導指針であります。つまり、文科省イコール政府の方針であり、当町による係る資料の提示が遅いことも問題であるし、不勉強の反対者、勉強不足であることの証左となるものであります。
ずばりの法律とは、建築基準法施行令第74条1項第1号に明記されています。
定めある条文とは、鉄筋コンクリート造りについて、圧縮強度は12ニュートンパー平方ミリメートル以上であります。法律で、これ以上なら問題ないですと明記されています。つまり、法律に定めある数字とは12ニュートンパー平方ミリメートル以上であるので、最高点の強度は21ニュートンパー平方ミリメートルなんですね、おおむね、当町の第二大山崎小学校の平均強度が19.94ニュートンパー平方ミリメートルであるので、優秀と表現できるものであります。係る事案の一連の問題点として、当町役場は反論を想定して、しっかりとした資料を整えるべきであり、対して、さらに反対したいのであれば、しっかりと事前に反論すべき反対者は勉強すべきではないのか旨、町民さんの指摘であります。
結果、係る不作為によって、現実に雨漏りでキノコが発生している教室のやるべき改修工事が年単位で先延ばしとなりたる結果に、町民さんは怒り心頭とは当然であります。
以上です。
○(
山中一成議長) 10番 井上治夫議員。
○10番(井上治夫議員) 日本共産党議員団は、第13号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)に賛成いたします。
補正予算(第10号)には、第二大山崎小学校の外壁改修などの施設整備工事が計上されています。第二大山崎小学校は、建設以来50年近く外壁改修がされていないため、外壁から雨水がしみ込むなど、数年前から6年生の教室、図書室、パソコンルーム、多目的ルームなどで雨漏りが起こっておりました。その解決には、屋上防水・外壁塗装などの大規模な工事が必要とされ、昨年の3月議会に工事予算が提出されましたが、自民党・大山崎クラブなどの反対により、工事がされないまま1年が過ぎました。
そのため、昨年も6年生の教室や多目的ルームなどで雨漏りが起こりました。雨漏りをバケツで受けたり、工事用のカラーコーンを置いたりした教室で、授業を受け、給食を食べている子どもたちの姿を思い浮かべたとき、とにかく早い改修は議会の責任だと強く感じました。
大山崎町PTA連絡協議会からも「町立小学校の雨漏り被害への施設改修に関する陳情書」が議会に提出され、全会一致で採択されました。また、子どもや孫を第二大山崎小学校で卒業させた保護者でつくる第二大山崎小学校の校舎改修を早急に実現したい人の会からは、早期改修を願う1,500筆を超える署名が各議員に届けられました。第二大山崎小学校の改修は待ったなしです。
きれいな学校の実現が、今年の卒業式に間に合わなかったことは残念ですが、来年の卒業式までには改修が実現されることになります。
また、第二大山崎小学校体育館は本町にとって重要な避難所でもあります。屋上防水・外壁塗装だけではなく、内壁の塗装や床の改修も今後進めていくこと、第二大山崎小学校に続いて、大山崎小学校の屋上防水・外壁塗装も早急に進めていくことを要望して、補正予算(第10号)に賛成する討論といたします。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 今議案に対して、賛成の立場で討論させていただきます。
先ほどから、聞いておりますと、我々が悪い悪いというふうに対立の構図をあおられる議員さんがおられます。
我々として、今、
教育委員会にもちょっとお話をしておきたいことがございます。
この土曜日、日曜日の大雨で、今まで漏れていなかったところから、今度は躯体側から水が入ってきてる。廊下がびちゃびちゃになっているという現状があります。これは屋上防水とは直接関係のない場所です。そういったところの指摘を何回もさせていただいています。
まずそこに躯体強度の問題をお話をさせていただきましたが、平成31年の段階、前川町長が御就任されて4か月後の3月議会で、教育施設の長寿命化に関する文書が議会に提出をされました。
その中で、長寿命化に関しては、13.5ニュートンパー平方ミリメートル、この数値を下回った場合、長寿命化には適さないというふうに明確にうたわれているものでございます。今回、どうしても気になるところがございました。一番条件の悪いところの数値を取ってくださいということを話をさせていただきましたが、実はその場所のチェックはされませんでした。非常に条件のいい場所の耐力壁の数値を取られたのが13.5ニュートンパー平方ミリメートルをはるかに下回る10ニュートンパー平方ミリメートルに限りなく近いデータが出ました。
これに対し、我々の議会に報告はありませんでした。後からの報告は、その数値に関しては、近くの場所で平均値を取って、13.5ニュートンパー平方ミリメートルを超えれば問題ないと、このような御答弁がありました。私、すごく不安に思ったのは、荷重がかかる1階部分での数値がそれです。この第二大山崎小学校、大山崎小学校も含めてですが、耐震改修をされています。これによって、金属のピースが各フロアに埋め込まれている。躯体に対する荷重はかなり増えているはずです。それを指摘をさせていただいた。その上で、この第二大山崎小学校、建て替えも一つ検討する必要があるんじゃないですかという質問をさせていただきましたが、前川町長は、全くその気はないというふうに言われました。
なぜそれを指摘をするかというと、今後、20年、30年の間に、発生がほぼ100%の確率で予想されている南海トラフ地震、こういった大規模災害が来たときに、公共施設は小学校の子どもたちだけでなく、町民の避難所になるわけでございます。そういった子どもたちや、大山崎町の住民の避難所になるそのことを考えたときに、安心・安全をどう担保していくのか、このことは非常に重要であるというふうに思います。それを前川町長は、する気はないというふうに明言をされました。委員会の中で。これは、ちょっといかがなものかなというふうに思います。なぜそこまでこだわってこちらが言うのか、それは、新耐震基準で造られていない建物であるからです。
これは、議会党派を超えて、真剣に考えなければいけないことだというふうに思います。ただ、今回、雨漏りの問題、これに関しては、恐らく追加工事発生するでしょう。当然想定されます。その部分に関しても、やっていただいて結構です。しかし、この長寿命化が本当にできるのかどうか、計画的な対応ができるのか、今までできてなかったというので、これが一番大きい問題です。そこのところを今後、党派を超えて真剣に話をしなくてはいけないんじゃないかなというふうに私は思います。これは、長寿命化であろうが、建て替えであろうが、今後の議論が必要だと思います。
そこで前川町長は、建て替えはしない、自分にはそのかい性がない、このように明確に御答弁された。そのときに、本当に住民の生命・財産を守る気があるのかと私は問わせていただいた。まともな御答弁いただけなかった。非常に残念に思います。しかし、雨漏りに関しては、今、しっかりと対応をしていただきたい。
ただもう1点だけ言っておきます。
今回の改修工事、これに関しては、屋上は塗膜防水をするというふうになりました。外壁も塗料を塗るということで、見えがかりだけがよくなるようでは具合が悪い。内部は何も触らないことが明確になっております。
もし長寿命化を進めるんだということを言われるのであれば、中の給水管、排水管、これもかなり老朽化しています。そのことをしっかりと見極めた上で、計画を立てていただきたい。このように思います。
以上です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第13号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第13号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第10号)は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第14号議案 令和2年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第14号議案 令和2年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第14号議案 令和2年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第16号議案 令和2年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第16号議案 令和2年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第16号議案 令和2年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第17号議案 令和2年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第17号議案 令和2年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第17号議案 令和2年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第18号議案 令和2年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第18号議案 令和2年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第18号議案 令和2年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
6番 岸 孝雄議員。
○6番(岸 孝雄議員) 私は、第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算につきまして、採決を留保させていただきます。
その際に、一言所見を述べさせていただきますが、お許しをいただけますでしょうか。
本予算における教育費の中に給食棟整備工事基本実施設計業務委託料、これが含まれてるわけでございます。私は、この予算全体について反対を述べるものではございません。しかしながら、教育費における学校給食施設の基本実施設計業務の在り方については、やはり、これは懸念を示すものでございます。
この議論におきまして、私はこれまでどおり、町長に対して、学校給食の安全・安心これをまず担保していただきたいということで、今回も文部科学省告示第64号 学校給食衛生管理基準、平成21年3月31日に告示、これを基準に議論させていただきました。
しかしながら、町長は、この学校給食衛生管理基準、これまで繰り返し、繰り返し、委員会あるいは、この議場で議論してきたにもかかわらず、この基準については、全く内容を御理解いただけていない、このような答弁が繰り返されました。
私は、もとより、この学校給食の方法論について、自校方式、あるいはセンター方式、方法論にこだわってるものではございません。しかしながら町長は、この議論に先立って、最初からセンター方式についてはあり得ない。このように自論の方法論以外は一切受け付けずの認識をお示しされました。それどころか、その間も、この衛生管理基準にある学校給食調理場、この基準だけではなくて、この基準内にある共同調理場の可能性も含めて、御議論いただきたいということでございましたが、町長の御念頭には、この基準にある共同調理場の概念が全くないことも明らかになりました。
議論の中では、食品衛生法における食品工場と学校給食法における共同調理場、この区分もつかない、このような議論に終始ということになりました。これらのことから、私は、断腸の思いで、この議案についての採決、留保させていただくと宣言させていただきます。
以上です。
○(
山中一成議長) 5番 嘉久志 満議員。
○5番(嘉久志 満議員)
予算決算常任委員会におきまして、留保とさせていただきました、第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算について、留保といたします。
理由といたしましては、このコロナ禍で財政が苦しくなる中で、3つの大型事業計画を実施して、町民の理解は得られるのか、また、将来、人口が減少していく中において、
児童数も減少してまいります。学校給食については、自校方式ありきではなく、自校方式、センター方式のどちらが本町の将来負担の軽減につながるのか、早く実現したいとの思いもありますが、それよりも議論が必要と考えまして、留保といたします。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算に対し、大山崎クラブは、委員会では留保をいたしておりましたが、本会議において、賛否に加わらない方針を取らせていただきます。したがって、留保となります。
その理由について述べさせていただきますが、まずは、昨年3月議会において、
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる前川町長の財政見通しのみならず、その対応の甘さに不安を感じる、このことは議会から指摘したとおりになってしまいました。
また、議会に対し、将来の大きな財政負担を伴う公民館の整備に対し、説明資料の事前提出が全くなかったこと、委員会において、議会からの資料要求に対して、初めてワークショップの資料提出があったこと、また、大山崎クラブが当初から指摘をしておりましたとおり、複合化で検討されているということが明確になりました。また、複合化による管理費で効率化が図れるという回答もありました。
また、給食におきましては、小中学校共に、基本設計と実施設計を同時に計上されていること、本来ならば、実施設計の予算は、基本設計の成果物をしっかりと評価をした上で、年度途中で補正予算の計上をするものではないでしょうか。せいては事を仕損じるのではないですか。給食においては、行政として、様々な観点から多くの可能性を考えるべきだというふうに考えております。
また、先ほども述べました第二大山崎小学校の大規模改修においては、今年度もし工事をしていた場合、2,000万円もの国からの補助金、これの読み違えがあったことも指摘をさせていただきました。今回の工事は、昨年とほぼ同じ内容ですが、我々が指摘したコンクリートの強度不足、これが明らかになったものでございます。これは、私が現場を目視して、このポイント、すなわち最悪と思われる場所、これをチェックすべきということを指摘したにもかかわらず、そのことをしないで、条件のよいポイントを検査して、結果が基準値以下の数値が複数か所で出ておりました。
前川町長が就任された一昨年の3月に公開された学校施設長寿命化計画における13.5ニュートンパー平方ミリメートル、この強度以下の場合、長寿命化に値しないとされていることに疑問を感じるだけでなく、委員会中に私の質問に対し、まともな答弁をせず、前川町長は、能勢昌博議員が府議会で小学校の建て替えの必要性を訴えていた、このことを引き合いに出し、建て替えは考えられない、自分にはそのようなかい性はないというふうに発言をされております。
前川町長は、自ら学校に通う
児童の安心・安全のみならず、大規模災害時の住民の安心・安全に目を背けていることが明確に分かりました。
今回、この3つの事業における財政負担の問題と、アフターコロナの時点での財政状況はかなり厳しくなることを想定すべきではないでしょうか。
最後に、アフターコロナを見据え、多くの自治体はもう既にGOTOトラベルの再開を待ち望んでいる状況下にあります。私は、この再開は時期尚早というふうに考えておりますが、今回、観光アプリの予算、高々30万円弱だったというふうに記憶をしておりますが、これがゼロになっております。当初、前町長の段階で、導入に約2,000万円ほどかけたものが、全くのゼロベースになってしまいます。これをまた再度導入した場合、ほぼ同じ額が必要になるということも分かりました。これをゼロに見直した場合、次の手を何らかの形で打っておかないと、本町の観光行政は全く駄目になってしまう。このように思うわけでございます。
そして、前川町長は、センター給食の設計費用、これを就任と同時に止められました。このことによって、4,000万円の住民さんの税金が無駄になっております。また今回のこのアプリを廃止したことによって、2,000万円、初期投資の部分、これが全く無駄になってしまっております。トータル全体で6,000万円もの住民の税金を無駄にしたことになってしまいます。
以上が、理由になりますが、職員の皆さんに一つお願いをしておきたいことがございます。今回の予算審議において、様々な問題を指摘させていただきましたが、事業の積算、これが他市と比較をした場合、非常に甘いというふうに私は感じております。本町住民の税金、これを有効に活用するために、厳しい積算をしていただくようお願いをしておきたいというふうに思います。
以上が、この賛否に加わらない留保の理由でございます。よろしくお願いします。
○(
山中一成議長) ほかにございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
〔退席する者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) この当初予算は、この2年間、議会の反対で懸案となっていた中学校給食の実施をはじめとする学校給食問題の前進に向けた設計費や、公民館問題の具体的前進に向けた設計費の予算が含まれております。
住民要求の実現に大きく足を踏み出すものであり、日本共産党議員団は、この一般会計当初予算に賛成いたします。
また、この予算には、前川町政の前向きな方向を予算化する事業も含まれております。この間、コロナ禍の下、住民の意見を聞く事業が遅れたり、不十分となってはおりますが、前川町政は広く住民の意見を聞く事業としてのワークショップなどに取り組んでおります。
今回、当初予算を提案するに当たり、前川町長は、住民参加のまちづくりを政治信条とすると、その基本姿勢を改めて表明されたことは評価できる点です。
予算面では、その具体化の一つとして、地域の公共的課題の解消に努力されている様々な住民団体があるが、その全てを町が把握し切れていない現状を改善し、そうした団体と町が協力して地域の公共的課題に取り組む仕組みづくりのきっかけとなるよう補助金の新設などが計上されております。
次に、既に本町が行いましたゼロカーボンシティ宣言、2050年に温室効果ガスあるいは二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す宣言を進める事業として、地球温暖化問題について、町と住民が取り組むべき計画づくりや、問題啓発のための予算等が含まれていることも評価すべきだと考えます。
第3に、町長による大山崎町が共生社会を目指す方向を進めるため、今議会では、聞こえに障害がある方と共生していく大山崎町を目指す理念条例が提案され、先ほど可決されたところですが、この理念の提唱にとどまらず、本予算で聞こえに障害のある方々とのコミュニケーションを進めるため、専用のタブレットを窓口に設置する等、具体化を進める事業が計上されていることも評価いたします。
なお、同時に述べられました小さな行政について、今議会で多くの議論がなされましたが、小さな行政とは、住民サービスの低下ではなく、行政と住民が手を携えて町政を進めていくという意味だとの表明があり、住民参加のまちづくりを意味するものであることも明らかとなりました。
一方、この当初予算には、幾つかの点で懸念すべき内容も含まれていることも事実でございます。
例えば、公民館の基本設計において、長寿苑を含めるか否かが課題となっている点です。我々日本共産党議員団は、長寿苑は含めるべきではないとの見解ですが、今議会の質疑の中で、公民館の在り方について、広く町民の意見を聞くとの答弁があり、住民との合意形成に努力するとの姿勢が示されました。
第2に、指定ごみ袋の導入問題は、町民の間でほとんど知られておらず、したがって、合意形成が得られてはおりませんが、当初、町は導入ありきの姿勢を示しており、我々は、導入ありきには賛成できないとの見解を述べました。今議会の議論の中で、その目的とされるごみ減量に向けた分別促進のために、分別場所の増加等、利便性を高めることに努める、指定ごみ袋の導入に当たっては、指定袋以外は収集しないなどの強引な運用は行わず、柔軟に対応する、ごみ減量・分別促進について丁寧な説明に取り組むなどの答弁が得られました。
また、京都市のようなごみ処理費用を袋代に上乗せする有料化は行わないとの町長答弁も得ております。
このごみ袋問題は、さきに述べました本町での地球温暖化対策の中に、ごみ減量・分別促進を位置づけるべきであり、ごみ袋問題もその一貫として住民合意の形成を行うべきものであります。
さて、以上、述べました懸念される諸課題について、今後、町政にはその執行に当たり、どれだけ真剣に真摯に住民の意見を聞き、合意形成を進めるか、これが問われます。
町長の目指す住民参加のまちづくりの推進には、住民の積極的な姿勢が不可欠であり、そのためには住民の意見を聞き、合意形成を進める姿勢が必要となります。執行に当たって、そうした姿勢を貫いていただくことを強く要望いたしまして、賛成討論といたします。
○(
山中一成議長) 12番
井上博明議員。
○12番(
井上博明議員) 令和3年度
一般会計予算の賛成討論を行います。
まず歳入において、コロナ禍の中、町民税は減収ですが、固定資産税は増収となっております。それは、町内大手企業の350億円とも言われる設備投資が税収に寄与しており、コロナ禍の景気低迷の中においても、当町の税収の落ち込みは微減であると見込まれております。
他方、歳出、教育費において、中学校給食実施設計業務並びに衛生管理基準を満たすための両小学校の給食棟整備工事実施設計の委託料が計上されました。大多数の保護者が、中学校給食の早期実現を望んでおられます。そして、保護者の代表である大山崎町PTA連絡協議会の役員と、
建設上下水道文教厚生常任委員会の全委員との本年1月18日の面談においても、役員から、中学校給食の早期実現の強い要望をお伝えいただいたところであります。
総務費では、中央公民館ホールの閉鎖により、町民の皆様には、長年御不便をおかけしており、今こそ積み残された事業を実施するときであると考えます。
衛生費では、ごみ減量を目的として導入が考えられている半透明ごみ袋の導入は、町民の日々の生活に直結する事案でございます。
ごみ減量を目的とするのであれば、まず住民のために資源ごみ回収ステーションを増設するなど、利便性を高めて、資源ごみの回収率を高め、それによってごみの減量を果たすべきと考えます。また、半透明ごみ袋の価格が高くなることがないような手だてを講じる必要も感じるところであります。
以上、過去に積み残された行政課題。必要、そして待望されている公共投資に際し、予想される財政額並びに町債残高の推移に注視し、町政運営を図られることを切望し、本予算に賛成いたします。
○(
山中一成議長) 10番 井上治夫議員。
○10番(井上治夫議員) 第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算に賛成の討論を行います。
私は、前川町長が一丁目一番地とされている、自校方式の中学校給食のことを賛成の立場から討論させていただきます。
今回の予算で、大山崎中学校及び大山崎小学校と第二大山崎小学校の給食棟整備工事基本実施設計業務委託が提案されています。温かく栄養バランスに優れたものを食べられる、家庭での弁当作りの負担が軽減されるなど保護者が待ちに待った中学校給食実現に踏み出すものであり、二つの町立小学校の給食室も、なくしてしまうのではなく、新しく建て替えて、自校方式の小学校給食を続けるものです。
大山崎中学校も、大山崎小学校も、第二大山崎小学校も、グラウンドを使わずに文部科学省の衛生管理基準をクリアする新しい給食室が建設されることになります。
自校方式による学校給食は、何よりもできたてのおいしい給食を子どもたちに提供できます。センター方式では、幾ら学校が近くにあっても、1時間半前には作り終えて各学校にトラックで運ぶことになります。そのため、カット野菜や冷凍食品を使うことが増えるとされています。できたての給食がおいしいことは、自校方式とセンター方式の両方を経験したことのある方の大多数の声です。
これまでの議論を通して、大きく3つのことが明らかになりました。
第1に、自校方式での学校給食のメリットが明らかになりました。①全ての学校に栄養教諭を配置して食についての教育を進めることができる。②一人一人の
児童生徒に応じたアレルギー対応などができる。③調理から食べるまでの時間が短く、できたてに近い給食を提供できる。④調理員と生徒の交流ができる。⑤食中毒発生時の被害が、他の学校に波及しない。⑥整備グレードにより、震災等の災害時にも施設を活用することができるなどです。
第2に、自校方式は理想だが小学校給食室の改修が困難とされていましたが、グラウンドを使わずに新しい給食室を各学校に造ることが可能ということが明らかになりました。
そして、第3に、経費の面でも、配送費がかからない自校方式の給食が安くできることも明らかになりました。
私たち日本共産党議員団は、前川町長の提案する自校方式の学校給食実現に向けて、様々なところに出かけて調査を重ねてまいりました。自校方式で実施している宝塚市や久御山町に出向いてお話を聞き現場を見せていただきました。共同調理方式で実施している兄弟方式の向日市や親子方式の長岡京市にも出向いてお話をお聞きしました。
また、私は教職員組合の委員長として中学校給食実現に約20年前から取り組んでおりましたので、高槻市や島本町の先生や議員からもお話を聞いておりました。
その結果として分かったことは、どの市町村でも建設費と運営費を合わせた経費は自校方式が安いということです。共同調理方式を実施している市町村でも、経費が安いからではなく、グラウンド以外で新たに給食室を建設することは困難であるとの判断から、共同調理方式を実施されているということでした。
大山崎町においては、グラウンドを使わずに両小学校にも中学校にも新しい給食室が建設できること、そして経費は自校方式がセンター方式よりも安くできることが明らかになった今、一日も早く中学校給食を始めることと、小学校の給食室整備を進めることは、保護者や住民の願いに応えるものです。
昨年3月から3か月間、新型
コロナウイルス感染拡大防止のため、学校が休校となりました。当然、給食もストップいたしました。毎日、子どもたちに温かくて栄養バランスに優れたものを安く食べさせることの困難さから、学校給食の必要性を多くの保護者が感じられたと聞いております。また、子どもの貧困が深刻化している今日、一日も早く中学校給食を実施することは待ったなしの課題です。
今回の議会で、さらに検討を求める意見が一部の議員から出されましたが、これ以上、中学校給食の実施を遅らせることは、住民多数の要求を実現するという議会の役割を果たさないものと言わざるを得ません。
日本共産党議員団は、中学校給食実現、2つの小学校の給食室の建て替えを前へ進める、令和3年度大山崎町
一般会計予算に賛成の立場を表明して、賛成の討論とさせていただきます。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第20号議案 令和3年度大山崎町
一般会計予算は、原案のとおり可決されました。
議場へお入りください。
〔退席者入場〕
○(
山中一成議長) 次に、第21号議案 令和3年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第21号議案 令和3年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第21号議案 令和3年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第22号議案 令和3年度大山崎町
下水道事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第22号議案 令和3年度大山崎町
下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第22号議案 令和3年度大山崎町
下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第23号議案 令和3年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
7番 辻 真理子議員。
○7番(辻 真理子議員) 第23号議案 令和3年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算については、先ほどの
介護保険条例の一部改正と同様の値上げの予算となっておりますので、反対いたします。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第23号議案 令和3年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立多数です。
したがって、第23号議案 令和3年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第24号議案 令和3年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第24号議案 令和3年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第24号議案 令和3年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第25号議案 令和3年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第25号議案 令和3年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算、並びに第26号議案、第27号議案について、賛成の立場で連続して話をさせていただきます。
といいますのも、大山崎町の区は法定区ではございません。法律に定められた区ではない。この状況下において、会計を分ける必要が本当にあるのかどうか、この部分は非常に議論が必要なところだというふうに思いますが、将来、大山崎区においては、もうこの先、8年ぐらいで今の歳出を続けていると運営ができなくなる。このような状況に陥ることは明白でございます。
そこで、今から将来を見据えて、この財産区の在り方、これの検討を進めていただきたい。このように考えております。非常に単純な話でございますが、必ずお願いいたします。
○(
山中一成議長) 4番
北村吉史議員に申し上げます。
議案ごとの討論をよろしくお願いいたします。
ほかにございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第25号議案 令和3年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第25号議案 令和3年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第26号議案 令和3年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第26号議案 令和3年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第26号議案 令和3年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第27号議案 令和3年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
12番
井上博明議員。
○12番(
井上博明議員) 令和3年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算に反対討論いたします。
昨年3月、令和2年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算に反対をいたしました。その際、申し上げた反対理由を再度述べます。それをもって令和3年度予算に反対するものでございます。
「当財産区の支出のほとんどは、墓地管理委託料です。本来、墓地使用者が支払うべき管理委託料を、町民の税金で補うべきではありません。受益者である墓地使用者が支払うべきです。」つまり、受益者負担とすべきです。よって、一般会計からの繰入金で賄われる本予算に反対いたします。
○(
山中一成議長) 11番 波多野庇砂議員。
○11番(波多野庇砂議員) 同様であります。さらに、申し加えますと、現地の管理している範囲内の墓の状況が、当町民と財産区の方だけに限らず、長岡京市ではないのかと思われる他地域のメンバーの方とミックスになっている。当町民の大切な税金を、そういった説明がつかない状況が直されずに続いている。こうした矛盾を放置することはできないということで、修正を求めているものであります。
以上。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第27号議案 令和3年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立多数です。
したがって、第27号議案 令和3年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第28号議案 令和3年度大山崎町
水道事業会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) 日本共産党議員団は、水道会計の当初予算に賛成いたします。
我々は、過去2年間、水道会計の当初予算には賛成してきました。今回の予算は、昨年度は1,670万円だった赤字見込額が970万円と減少しているなど、町の内部努力を反映したものとなっております。もちろん、赤字前提の予算とは望ましいものではありませんが、これは、府営水が導入されて以来、20年間以上続いているものであります。そもそも、こうした赤字構造の原因は、過剰な府営水の導入にあることは町自身が答弁しているところです。
さて、数点指摘しておきたい点がありますので、申し述べます。
まず、委員会での答弁で、将来的な検討課題の一つとして、水道料金値上げに言及されたことは、総合計画策定のために行われた町民アンケートの中で、「水道料金が高い」との意見が多数寄せられた点を踏まえても、軽々に言及すべきではなかったと苦言を呈しておきます。
さらに、今回の審議会の答申の中で、府営水道一本化としても、資金の枯渇は多少先延ばしになるだけで、一部に言われていたような、府営水に一本化すれば水道料金値下げが実現できるかのような事態とはならないことが明らかにされたことも指摘しておきます。
さて、審議会の答申が出され、今後、町としての方針を決めるべく検討を進める段階となりました。日本共産党議員団は、二元水源の確保を続けることを求めております。
いずれにしましても、赤字構造の原因である府営水導入の適正化をこれまで以上に京都府に求め、その改善を図っていくことが、第一義的課題となることは、以前と変わらない点であります。
最後に、水道問題というものは、住民の命と暮らしに直接関わる問題であり、また、水源としての地下水への愛着は、広く住民感情となっている問題でもあります。より広く住民的な議論を水道問題に関して行う必要があること、そのために、住民に現状を知らせ、住民の声を聞き、共に議論して、住民自身が誇りを持って解決の道を選び取れることが、住民参加のまちづくりを目指す前川町政にとって、あるべき姿だと考えます。そうした姿勢で水道問題に取り組んでいただくことを強く要望し、賛成といたします。
○(
山中一成議長) 12番
井上博明議員。
○12番(
井上博明議員) 令和3年度大山崎町
水道事業会計予算に賛成討論いたします。
上下水道事業審議会からの答申を受け、安定的な水道事業の指針を示されることを要望して、昨年、令和2年度
水道事業会計予算に賛成いたしました。
残念ながら、令和3年度においても、当予算の時点で971万円の赤字会計にて上程されております。
昨年度予算では3,150万円の損失にて上程されておりましたが、今年は、971万円の損失と、大きく赤字幅の改善が図られておりますが、やはり、なお赤字状態が続きます。
今後、より一層の財政改善の指針をお示しいただくことを強く要望し、本予算に賛成するものです。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 第28号議案 令和3年度大山崎町
水道事業会計予算に対して、賛成の討論をさせていただきます。
大変厳しい状況でありますが、よくぞここまで頑張っておられるというふうに思っております。それで、皆様方、この水道事業に関わって、これからやっていかなくてはならないこと、これはかなり議会からも指摘をさせていただきました。その上で、やはり、ふだん、仕事をされてるときに、自信を持って大山崎町の水だということを、大山崎町の住民は、蛇口をひねったらいつでも安心・安全な水が飲めるんだということを、しっかりと頑張っていただいて、これも黒字化にならないと、皆様方本当にしんどい思いをずっとされてる。このことはずっと私も感じております。
6年前に一度だけ黒字になったことがあります。そのときも、すごく私はうれしかったんですが、現実、それが継続していかないとやはりしんどいなというふうに思います。
そこで、先ほどから渋谷議員の話を聞いていると、共産党さんも非常にトーンが弱くなったなと、昔、真鍋さんという共産党の町長さんがおられたときに、何をされたか、京都府相手に2回も訴訟を起こして、2回とも負けている。このようなことがありました。そこでやはりお勉強されたのか、協調しないといけないということを今言われてたのですけれども、やはり、府としっかりと連携を取りながら、どういう形でも結構です。プライマリーバランス、黒字化、これは、水道事業の長である前川さんがやらなければならないことです。一定の道筋を立てるべきだというふうに思います。というのは、ここまで職員の皆さんが頑張って赤字幅を圧縮されてる。このことに対して、町長が応えなければならない、その時期が来てるというふうに思います。よって、賛成とさせていただきます。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第28号議案 令和3年度大山崎町
水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第28号議案 令和3年度大山崎町
水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第31、第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについてを議題といたします。
ただいま議題といたしました第29号議案は、3月5日の会議で、総合計画策定調査特別委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。
本案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
嘉久志 満総合計画策定調査特別委員長。
〔嘉久志 満総合計画策定調査特別委員長登壇〕
○(嘉久志 満総合計画策定調査特別委員長) それでは、総合計画策定調査特別委員会の
委員長報告を行います。
3月5日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第29号議案の審査を、3月10日及び11日に、第1委員会室におきまして、町長及び担当職員の出席を得て行いました。
最初に、序論におきまして、小さな行政の意味について、各委員から多くの質問がございました。職員の数を減らし、職員の負担が増えないか。行政サービスの低下を意味し、住民不安を呼ばないか等、様々な意見がございました。これに対し、住民サービスの低下は起こらないようにしているとの答弁がございました。
ゼロカーボンシティの推進では、計画・目標を設定し、町独自の取組が必要ではないか。また、総合計画審議会委員に、地元の大手企業の代表者が入っていないのはなぜか等の質問に対し、目標値については次年度に具体化する。また、審議会委員については商工会からの推薦で行っており、大手企業の代表者については個別計画策定時に求めていくとの答弁がありました。
自然・環境分野におきましては、放置竹林の定義について質問がございました。ハイキング道周辺では、放置竹林らしく思われる。また、公園整備について、小さな公園が多くあるより大きな公園が1つあるほうがよいと思うがとの質問に対し、歩いていける半径250メーター以内が望ましいとの答弁がありました。
産業・都市基盤分野におきましては、駅前周辺の再整備が進んでいない。また、規制緩和をなぜしないのかとの質問に対し、厳しい状況にあるとの答弁がありました。
防災・健康・福祉分野におきましては、災害ボランティアの登録者数、住宅の耐震化率、認知症サポーター養成講座受講者数について質問がありました。
教育・生涯学習分野におきましては、男女共同参画への意識について、審議会での議論はなされたのかという質問に対し、女性活躍・促進は庁内でも進んでいない。また、学力向上について、具体的な取組が明記されていない。学力診断テストの目標点数は設定しているのかとの質問があり、目標点数は定めていないが、乙訓で1番を目指しているとの答弁がありました。
まちづくりの進め方分野におきましては、町内会・自治会・子ども会の参加状況等について質問がありました。子ども会には入るが、自治会には入らない人が多く、新興住宅地ほど加入率が低いとの答弁がございました。
審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第29号議案は、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、第29号議案につきましては、留保する委員がございました。
以上で、総合計画策定調査特別委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山中一成議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、第29号議案について、討論、採決を行います。
第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについて、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
2番 西田光宏議員。
○2番(西田光宏議員) 第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについて、3月11日、総合計画策定調査特別委員会の場で、我が会派3名は留保いたしましたので、ここに正式な立場を表明するために、ただいまより行わなければなりませんが、大山崎クラブを代表いたしまして、あえてこの場で留保の立場を取ることの理由を述べさせていただくことをお許しください。
まず、今回の大山崎町第4次総合計画案策定過程におきまして、御尽力をいただきました総合計画審議委員の17名の皆様をはじめ、庁舎各課及び関係された職員の皆様には、その御努力に深く感謝を申し上げます。
しかしながら、議案として提出された大山崎町第4次総合計画案を審査すると、前町政での前期計画になかった、現町政が推進するとした「小さな行政」との言葉や、そのロゴが各ページに多く掲載された内容となっています。そして、その趣旨の説明に、まちづくりへの各種取組に対し、「できることはできる主体が行う」など、暗に公以外への仕事を振り分ける形では、行政サービスの低下を生む懸念が頭をよぎりました。
小さな行政との言葉を使う場合は、民間へ委託することでメリットが生まれる考えを示すことであります。言い換えれば、現状で必要とした歳出を抑えることで、行政効率が上がった結果に対し、それなりの責任が生じるということであります。
将来にわたり、この内容を実施したことで発生したメリットは、住民への何らかの形で還元、税負担の軽減などがあると、明記されない限り、不用意に書面上だけで示すことは誤解を招きます。
その点において、明確な説明もないまま、本来の行政職務が小さくなる、減少するとも受け取れる、小さな行政の実現を目指しての計画が新たな目標であるならば、町民のためにある行政の姿勢として本末転倒と言わざるを得ません。
しかしながら、我が会派は、前町政下での計画までも否定することは考えておりませんが、現町政下が示した大山崎町第4次総合計画案の小さな行政を受け入れての賛成とする採決に加わることはできないため、あえて留保とすることしかできない旨を表明いたしまして、留保といたします。
○(
山中一成議長) 5番 嘉久志 満議員。
○5番(嘉久志 満議員) 第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについて、討論させていただきます。
全体的には問題ないと判断いたしますが、小さな行政という言葉が頻繁に使われており、この言葉の解釈が住民に誤解を招くのではと懸念しており、留保といたします。
以上です。
○(
山中一成議長) 6番 岸 孝雄議員。
○6番(岸 孝雄議員) 第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについて、委員会においても留保させていただきました。
まず、この場をもちまして、この案に大変御尽力されました大山崎町総合計画審議会委員の各位の皆様には、大変な御議論、御努力をまずは感謝と敬意を示させていただきます。
今回、議案として示されましたこの基本計画、中身はきれいに整っていようかと思います。しかしながら、この議論を通して、町長が示されるこの町のあるべき姿、この町の5年後、10年後の未来、また、この町の将来像、大きく乖離する点があろうかと思います。また、この基本計画に沿った質問に対して、明確な答弁もお答えいただけませんでした。せっかくつくられた基本計画でございます。しっかりと中身をもう一度内部で精査され、町内に介在する様々な課題、あるいは本町を取り巻く外部課題、これをしっかりと考慮に入れられた上、実効あるものにしていただくことを切に希望して、今回につきましては、断腸の思いで採決については留保させていただきます。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
〔退席する者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについて、賛成の討論をいたします。
日本共産党は、5年前に策定されました基本構想並びに前期基本計画に反対いたしました。その理由として、自民党政権が強調する自助・共助・公助をまちづくり全体に持ち込むことで、地方自治体としての責任を曖昧にしかねないこと、併せて新しい総合計画の特徴である目指す姿の共有・目標設定型との形式が、計画を進める主体を曖昧にしており、住民にとっても分かりにくくなっていることを上げました。
今回の後期計画においても、このベースは残っており、さらには、現町政の特徴を示す言葉として、小さな行政を掲げたことで、ますます行政の責任を小さくしていくものとの印象を与えかねないものとなっております。
しかしながら、特別委員会での審査の中で、小さな行政とは、行財政改革の名の下に行われてきた職員削減や住民サービスの削減を意味するものではなく、まちづくりの主体として住民の参加を進め、多様なニーズに応えようとするものとの明確な答弁がありました。また、今回の計画では、多様な主体によるまちづくりが進むことで、町の魅力が高まり、定住促進が図られるとの新たな考え方が加えられており、そのきっかけづくりを行い主導するのは行政であるとの答弁もありました。今議会に、町内会・自治会・住民団体の取組に対する補助金交付事業を新たに行うことが予算提案されているのは、その具体策として評価できます。
加えて、基本計画のまちづくりの各分野における数値による成果目標について、多くの分野で住民の満足度を50%まで高めるとしているのは、審議会の皆さんからの行政の努力次第で達成可能との意見を踏まえてのことであるとの答弁があり、ここからも行政が責任を持って取り組む姿勢と受け止めることができ、前期計画からの改善がされているものと考え、賛成することとしました。
今後、前川町長の目指す小さな行政について、住民に誤解を与えることのないよう、ハートマークの中で握手をしているアイコンがありますが、その意味するところを住民に説明するとともに、それ以上に重要なこととして、具体の各施策を進めていくに当たり、決定に至るまでの経過に住民の意見を取り入れるための工夫など、従来どおりの方法を乗り越えて、実践的に住民と共に取り組むことを求めます。行政が住民との双方向の関係を構築する努力を行うことこそが、住民の満足度を高めることにつながるものと考えます。
最後になりましたが、本計画の策定に向けて、昨年より、アンケート調査、集約、庁内での検討会議、住民ワークショップ、審議会と、コロナ禍での制約もある中で、尽力された関係者、住民の皆さん、職員の皆さんに敬意を表して、討論を終わります。
以上です。
○(
山中一成議長) 12番
井上博明議員。
○12番(
井上博明議員) 本議案に賛成討論いたします。
大山崎町第4次総合計画の前期基本計画は、令和2年度で期間終了することを受け、令和7年度までの
後期基本計画として策定するに当たり、総合計画策定調査特別委員会において審査いたしました。
前期基本計画策定時点においては、大山崎町の総人口は緩やかに減少すると考えられておりましたが、町北部近くの鉄道新駅の完成により、人口は増加に転じております。
そこで、
後期基本計画策定に当たり、町の人口の見込みを見直し、年次別の人口年齢構成に見合った行政のニーズへの対応を図り、本計画では、26のまちづくり分野ごとの「めざす姿」のレベルで、持続可能な開発目標の17のゴールに関連づけて作成されております。
各分野において明記した「将来のめざす姿」「言葉による施策の成果目標」また「数値による施策の成果指標」を単に言葉や数字として達成するだけではなく、その言葉や数字に温かい行政の思いを込めて実行されることを望みます。
そしてまた、共に努力していきたいという思いを共にして、賛成いたします。
○(
山中一成議長) 11番 波多野庇砂議員。
○11番(波多野庇砂議員) 本議案につきましては、前山本圭一町政時代につくられたものと思っていますが、大変よくできているということで、早い話が、採決に加わらず、議場へ出る形とこれいかに。議員の義務放棄ではないのか、旨思うところであります。
以上です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについて、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第29号議案 大山崎町第4次
総合計画基本構想に基づく
後期基本計画を定めることについては、原案のとおり可決されました。
議場へお入りください。
〔退席者入場〕
○(
山中一成議長) お諮りいたします。
お手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 異議なしと認めます。
したがって、お手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 追加日程第1、第33号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第11号)、及び、追加日程第2、第34号議案 令和3年度大山崎
町一般会計補正予算(第1号)を一括議題といたします。
ただいま議題といたしました2議案は、本日の会議で、
予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、休憩中に委員会での審査を終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
朝子直美予算決算常任委員長。
〔朝子直美予算決算常任委員長登壇〕
○(朝子直美予算決算常任委員長) それでは、
予算決算常任委員会の
委員長報告を行います。
本日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第33号議案及び第34号議案の審査を、先ほど、第1委員会室におきまして、町長及び担当職員の出席を得て行いました。
両議案とも4月以降スタートする
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を行うための体制を整える内容であります。
慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第33号議案及び第34号議案は、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
予算決算常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山中一成議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
初めに、第33号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第11号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第33号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第11号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第33号議案 令和2年度大山崎
町一般会計補正予算(第11号)は、原案のとおり可決されました。
○(
山中一成議長) 次に、第34号議案 令和3年度大山崎
町一般会計補正予算(第1号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 議長のお許しを得て、賛成討論をさせていただきます。
先ほど、委員会でも指摘をさせていただきましたとおり、まず
コールセンターの委託料というものが600万円計上されております。今回のこの新型
コロナウイルスのワクチン接種の順番を決めていくというところの
コールセンターの流れということになりますが、個人情報の病歴を含むセンティシブ情報がこの
コールセンターには全て筒抜けになることになります。
まずそこで、個人情報保護条例の中で、大山崎町の規定にしっかり合うところとの契約をお願いをすることと、またこのデータをアフターコロナの後、必要がなくなった時点で、きちっとデジタル上の消去をすること、このことを契約の際にしっかり盛り込んでいただくことをお願いしたいというふうに思います。
それと、この件も業務をしてる最中にも抜ける可能性があるということ、これに対しても、最大限の配慮を大山崎町はするべきだということ、このことを申し添えておきたいと思います。
最後に、この新型
コロナウイルスのワクチン接種体制整備における一番注意事項として、住民の皆様には、しっかりとワクチン接種のリスクの説明、ワクチンを接種したから罹患しないのではない、感染しないのではないというところの説明も含めて、丁寧に説明をお願いしたいことが一つ。そしてもしも、ワクチン接種の後に、アナフィラキシーショック、こういった命に関わるような症状が出たときのバックアップの体制、これは、必ず行政が取らなければならないことだというふうに思っております。そのバックアップの体制をしっかりと確保していただくこと、特に、集団接種においては、土曜日、日曜日に集団接種をする予定ということになっております。ここに対しては、バックアップの体制が休日診療、しっかりできることを裏づけを取った上で、これは、乙訓医師会と協議の上で、どこが専門にその対応ができるかということをきちっとチェックをされた上で、ワクチン接種を実施していただきたい。このように思います。
以上が賛成討論です。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第34号議案 令和3年度大山崎
一般会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、第34号議案 令和3年度大山崎
一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。
元日程に戻り、引き続き議事を進行いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(
山中一成議長) 日程第32、陳情第1号 向日が丘支援学校
児童の放課後利用に関する陳情書、及び、日程第33、陳情第2号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書を一括議題といたします。
ただいま議題といたしました2件の陳情は、3月5日の会議で、
建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。
各陳情の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
岸
孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長。
〔岸
孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長登壇〕
○(岸
孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を行います。
去る3月5日の本会議におきまして、当委員会に付託されました陳情第1号及び第2号についての審査を、3月9日、第1委員会室におきまして、町長及び担当職員の出席を得て行いました。
陳情第1号及び第2号の審査において、この委員会の中で特段の質問や意見等はございませんでした。
審査の結果、お手元に配付しております陳情審査報告書のとおり、陳情第1号及び第2号につきましては、全員賛成により、採択すべきものと決しました。
以上で、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(
山中一成議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各陳情について、討論、採決を行います。
初めに、陳情第1号 向日が丘支援学校
児童の放課後利用に関する陳情書について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
7番 辻 真理子議員。
○7番(辻 真理子議員) 陳情第1号 向日が丘支援学校
児童の放課後利用に関する陳情書に日本共産党議員団は賛成いたします。
これまで、特別支援学校に通う
児童生徒の放課後の居場所については、2012年に制定される放課後等デイサービス事業以前は、国として放課後に特化した制度もなく、過去には支援学校に通われている
児童生徒さんの放課後は、保護者の方が中心となり、放課後の居場所を運営してこられましたが、保護者の就労や、大学生のボランティアとの長期休暇の違いなどによって、大山崎町での活動も終わったと聞き及んでおります。この間、日中一時支援や、移動支援、放課後等デイサービスなど、様々な支援項目は出来上がってはいますが、目的や月の利用時間などの制限があります。この陳情項目、趣旨にあるように、利用希望があっても、人材不足やサービス単価等の理由により、提供事業所が足りず、乙訓圏域では決定時間数に制限がある現状です。しかし、障害の有無に関係なく、放課後の過ごしの充実を求めるのは当たり前の要望であります。
また、保護者の共働きが増える中、ニーズが多様化しております。京都府や乙訓福祉事務組合へも課題を共有し、充実した放課後となるよう、町としても要望し、努力していただくことを求めて、賛成といたします。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
陳情第1号 向日が丘支援学校
児童の放課後利用に関する陳情書について、採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、陳情第1号 向日が丘支援学校
児童の放課後利用に関する陳情書は、採択することに決定いたしました。
○(
山中一成議長) 次に、陳情第2号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
10番 井上治夫議員。
○10番(井上治夫議員) 陳情第2号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書に日本共産党議員団は賛成いたします。
明日の日本を支えていくのは今を生きる子どもたちであり、貧困の連鎖によって子どもたちの将来が閉ざされることは決してあってはならないとして、2013年に子どもの貧困対策の推進に関する法律が成立しています。
日本の17歳以下の子どもの相対的貧困率は、2018年厚生労働省調べで13.5%、さらに独り親家庭の貧困率は50%を超えており、先進国の中でも最悪な水準となっています。
また、経済的理由により、就学援助を受けている小学生・中学生は約137万人ですが、貧困である子どもやその親に自覚がなく、自ら支援を求めなかったり、貧困の自覚があっても、周囲の目を気にして支援を求めなかったりで、支援が十分に行き届いていないと言われています。
国の子どもの貧困対策大綱では、こうした子どもたちや家庭を早期に発見し、早期に対策を講じていくため、独り親支援に係る地方公共団体窓口のワンストップ化の推進等必要な体制づくりを進めること、支援に当たっては、親の健康状態の悪化により、家庭が貧困の状況に置かれたり、家族の世話に追われる子どもがいること、子どもやその親に障害があったり、外国籍であるなどにより、日本語が不自由であるなど、困窮層は多様であることに留意する必要があると指摘しています。
また、個別の子どもに関する情報を多く保有する市町村の役割は重要であり、福祉や教育等の取組の過程で得られた個別の子どもの状況に関する情報を活用することにより、支援を要する子どもを広く把握し、効果的に支援へつなげていけるように、また、学校を地域に開かれたプラットフォームと位置づけて、スクールソーシャルワーカーが機能する体制づくりを進めるとともに、保育所や放課後
児童クラブとの様々な連携を生み出すことで、苦しい状況にある子どもたちを早期に把握し、支援につなげる体制を強化することを求めています。
今回の陳情で、支援強化が求められている独り親家庭は、進学率及び就職率、高等学校卒業後の進路などの数字からも、現状の深刻さが明らかであり、支援が必要です。
大山崎町においては、今回、陳情されている大山崎町三つ和母子会が、毎週、学習会や食事提供する「こどもの居場所」や、長期休業中のお弁当配達などに取り組まれています。独り親家庭への支援強化と共に、陳情にもありますように、独り親家庭に限らず、さらに多くの困っている家庭への支援として、子ども宅食事業も取り組んでいくことが必要です。
子どもを国の宝として、全ての子どもたちが希望を持って成長できるように、独り親家庭への支援、貧困家庭への支援が必要です。陳情の5つの項目の実現のために、日本共産党議員団として力を尽くすことを表明して、ひとり親家庭への支援強化についての陳情書に賛成の討論とします。
○(
山中一成議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) それでは陳情第2号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書、これに対して賛成の討論をさせていただきます。
私ども大山崎クラブは、木村弥生衆議院議員と共に、この大山崎町のひとり親家庭の子どもたちの現状、これを直接現地に赴き、様々な意見を聴取させていただきました。
その結果、この陳情の中にございます子ども宅食事業に関して、何とか支援をしてほしいというお話を多々お聞きいたしました。そこで、従来ですと自民党系のこういった部分の支援に関しては、非常に不得手な部分でした。しかし、今回、女性の視点で本当に困ってる方にどういう形で手を指し伸ばしたらいいのか、そのことを真剣に議論を木村衆議院議員とさせていただきました。
今回、子ども宅食事業に関しては、国が全額負担をします。これは、こういう形の事業に大山崎町が乗るのか乗らないのか、支援をするのかしないのか、本当に困ってる人を助けるのか助けないのか、こういうことでございます。ただ今回、一般質問の中で、個人情報の問題、これもセンシティブ情報が絡むところの問題で、そういう段階を使っていいのかどうかと、非常にこれは悩ましいところだという答弁もいただいたところではございますが、本当に困っている人にどういう形で支援ができるのか、これは行政だけではなかなかできない部分が多いと思います。そのためにも、今回の陳情者の三つ和母子会さんもこういった事業をされてますし、現実に社会福祉協議会、こちらのほうでもこういった事業をされております。様々な問題をクリアしながら、本当に困ってる人に手を差し伸べる、それが、本来この大山崎町に求められてることであるというふうに私は確信をする次第です。
今回恐らく、全員賛成でこの陳情が通ると思います。そのとき、前川町長がどのように対応されるのか、私は楽しみにして見ておりますので、しっかりとその対応をしていただきたい。よろしくお願いします。
○(
山中一成議長) ほかございますか。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
陳情第2号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書について、採択することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、陳情第2号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書は、採択することに決定いたしました。
──
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○(
山中一成議長) 日程第34、
委員会提出議案第2号
大山崎町議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。
本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。
嘉久志 満議会運営委員長
○(嘉久志 満議会運営委員長) ただいま議題となりました
委員会提出議案第2号
大山崎町議会会議規則の一部改正について、提案の理由を御説明いたします。
議員活動の環境整備のため、第2条において、議会への欠席事由を具体的に明記するとともに、出産に係る産前・産後の欠席期間を明記するものであります。
また、請願者の利便性の向上を図るため、第87条において、議会への請願手続における押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改めるものとともに、関連条文の整備を行うものであります。
議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、提案説明といたします。
以上です。
○(
山中一成議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。
〔「なし」と言う者あり〕
○(
山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
委員会提出議案第2号
大山崎町議会会議規則の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立する者あり〕
○(
山中一成議長) 起立全員です。
したがって、
委員会提出議案第2号
大山崎町議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。
御報告いたします。
総合計画策定調査特別委員会は、付託されました事件が本日議決されましたことから、調査も終了したため、本日をもって消滅いたしました。
以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。
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○(
山中一成議長) これをもって本日の会議を閉じ、令和3年
大山崎町議会第1回定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。
15時42分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
大山崎町議会議長 山 中 一 成
会議録署名議員 嘉久志 満