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令和 3年第1回定例会(第1日 2月24日)

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  1. 大山崎町議会 2021-02-24
    令和 3年第1回定例会(第1日 2月24日)


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    最終取得日: 2021-09-30
    令和 3年第1回定例会(第1日 2月24日)          令和3年大山崎町議会第1回定例会会議録−第1号−         令和3年2月24(水曜日)午前10時00分開会・開議   〇出席議員(12人)                 1番  島  一嘉  議員                 2番  西田 光宏  議員                 3番  山中 一成  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  嘉久志 満  議員                 6番  岸  孝雄  議員                 7番  辻 真理子  議員                 8番  朝子 直美  議員                 9番  渋谷  進  議員                10番  井上 治夫  議員                11番  波多野庇砂  議員                12番  井上 博明  議員 〇欠席議員(0人)
    地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        前川  光           総務部長      蛯原  淳           (兼)環境事業部長           健康福祉部長    辻野  学           教育次長      久貝  茂 〇出席事務局職員           事務局長      本部 智子           書記        山口 広樹 〇議事日程(第1号)   日程第1.会議録署名議員の指名   日程第2.会期の決定   日程第3.諸般の報告   日程第4.行政報告   日程第5.第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎町              一般会計補正予算(第8号))   日程第6.第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人のコ              ミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目              指す条例の制定について   日程第7.第3号議案 大山崎町会計年度任用職員の給与その他の給付に関する条例              の一部改正について   日程第8.第4号議案 大山崎町国民健康保険条例の一部改正について   日程第9.第5号議案 大山崎町介護保険条例の一部改正について   日程第10.第6号議案 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を               定める条例の一部改正について   日程第11.第7号議案 大山崎町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに               指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援               の方法に関する基準を定める条例の一部改正について   日程第12.第8号議案 大山崎町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び               運営に関する基準を定める条例の一部改正について   日程第13.第9号議案 大山崎町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、               設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係               る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定               める条例の一部改正について   日程第14.第10号議案 大山崎町福祉センターなごみの郷の指定管理者の指定に                ついて   日程第15.第11号議案 権利の放棄について(水道料金債権)   日程第16.第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)   日程第17.第13号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第10号)   日程第18.第14号議案 令和2年度大山崎町国民健康保険事業特別会計補正予算                (第4号)   日程第19.第15号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第4                号)   日程第20.第16号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第5                号)   日程第21.第17号議案 令和2年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算                (第3号)   日程第22.第18号議案 令和2年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補                正予算(第3号)   日程第23.第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4号)   日程第24.第20号議案 令和3年度大山崎町一般会計予算   日程第25.第21号議案 令和3年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算   日程第26.第22号議案 令和3年度大山崎町下水道事業特別会計予算   日程第27.第23号議案 令和3年度大山崎町介護保険事業特別会計予算   日程第28.第24号議案 令和3年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予                算   日程第29.第25号議案 令和3年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算   日程第30.第26号議案 令和3年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算   日程第31.第27号議案 令和3年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算   日程第32.第28号議案 令和3年度大山崎町水道事業会計予算   日程第33.委員会提出議案第1号 総合計画策定調査特別委員会設置に関する決議                    案   日程第34.陳情第2号 町立小学校雨漏り被害への施設改修に関する陳情書(令               和2年第4回定例会からの継続審査案件) 〇議事日程(第1号の追加1)   追加日程第1.第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)   追加日程第2.第15号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第                 4号)   追加日程第3.第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4                 号)  ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時00分 開会・開議 ○(山中一成議長) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、令和3年大山崎町議会第1回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりです。  これより日程に入ります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、8番 朝子直美議員及び9番 渋谷 進議員を指名いたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 日程2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から3月23日までの28日間にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から3月23日までの28日間とすることに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 日程第3、諸般の報告を行います。  令和2年第4回定例会以後の諸会議等について、御報告申し上げます。  令和2年12月25日、乙訓市町議会議長会第2回議長会が開催され、出席いたしました。  次に、令和3年2月3日に、令和3年2月京都地方税機構議会定例会が招集され、出席いたしました。なお、議案等の内容につきましては、議会事務局に資料がありますので、閲覧いただきますようお願いいたします。  以上で、諸般の報告を終わります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 日程第4、行政報告を行います。  行政報告を町長に求めます。  前川町長。
                    〔前川 光町長登壇〕 ○(前川 光町長) おはようございます。  本日ここに、令和3年大山崎町議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私何かと御多用中にも関わりませず御参集をいただきまして、誠にありがとうございます。厚くお礼を申し上げます。  それでは、行政報告を行わせていただきます。  行政報告といたしまして、まずは、乙訓環境衛生組合議会の報告をいたします。  令和2年11月30日、乙訓環境衛生組合議会令和2年第4回定例会が開催され、管理者として出席いたしましたので、その概要を御報告申し上げます。  まず、管理者の諸報告について、新型コロナウイルス感染者の発生について、第22回リサイクルフェアの開催結果等について、組合長黒埋立地用地社会福祉法人乙訓福祉会への一部無償貸付けについて、以上3件の報告をいたしました。  次に、監査報告第5号 例月出納検査の結果報告について、及び、監査報告第6号 定期監査の結果報告について、山田勝吉代表監査委員から報告がありました。  次に、第12号議案 京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、慎重審査の結果、全員賛成により、原案のとおり可決されました。  次に、第13号議案 乙訓環境衛生組合職員の給与に関する条例の一部改正については、慎重審査の結果、全員賛成により、原案のとおり可決されました。  次に、第14号議案 令和2年度乙訓環境衛生組合一般会計補正予算(第3号)については、質疑応答、慎重審査の結果、全員賛成により、原案のとおり可決されました。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料が届く予定でございますので、届きましたら御高覧いただきますようお願い申し上げます。  次に、乙訓福祉施設事務組合議会の報告をいたします。  令和2年11月30日、乙訓福祉施設事務組合議会令和2年第4回定例会が開催されました。今議会は日程の関係上、3つの一部事務組合全てで同日の開催となったため、私は管理者を務めます乙訓環境衛生組合議会に出席しておりましたので、当日の出席はかないませんでしたが、出席した所管部長から報告を受けておりますので、その概要について御報告申し上げます。  まず、管理者諸報告について、総務課関係では、防災避難訓練運営協議会全体会の実施について、若竹苑の関係では、就労継続支援、生活介護、地域活動支援センター、日中一時支援各事業の登録者数について、介護障害審査課関係では、介護認定審査会審査状況及び障害支援区分認定審査会審査状況について、障がい者相談支援課の関係では、基幹相談支援センターによる職員研修会の実施、並びに乙訓圏域障がい者自立支援協議会による職員研修会の実施について、ポニーの学校関係では、利用状況及び障害児相談支援事業の実施状況について、それぞれ報告がありました。  次に、定期監査及び例月出納検査結果の報告について、上野 隆代表監査委員から報告がありました。  次に、第7号議案 京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、慎重審査の結果、全員賛成により、原案のとおり可決されました。  次に、第8号議案 乙訓福祉施設事務組合職員の給与に関する条例等の一部改正については、慎重審査の結果、全員賛成により、原案のとおり可決されました。  次に、第9号議案 令和2年度乙訓福祉施設事務組合一般会計補正予算(第1号)は、質疑応答、慎重審査の結果、全員賛成により、原案のとおり可決されました。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料が届く予定でございますので、届きましたら御高覧いただきますようお願い申し上げます。  次に、乙訓消防組合議会の報告をいたします。  令和2年11月30日、乙訓消防組合議会令和2年第4回定例会が開催されました。  こちらにつきましても、乙訓福祉施設事務組合議会と同様、私は欠席しておりますが、出席した所管部長より報告を受けておりますので、その概要を御報告申し上げます。  まず、会議に先立ち、11月18日に向日市で発生いたしました建物火災について報告がありました。  次に、管理者の諸報告として、9月から10月末までの火災等の災害状況について、次に、火災予防の啓発について、次に、「救急安心センターきょうと(♯7119)について、最後に、向日消防署新築工事の進捗状況について、報告がありました。  次に、監査報告第4号 例月出納検査の結果報告について、檜谷邦雄代表監査委員から報告がありました。  次に、報告第3号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)、報告がありました。  次に、議案第11号 乙訓消防組合消防職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第12号 乙訓消防組合火災予防条例の一部改正について、議案第13号 京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び京都府市町村退職手当組合規約の変更について、議案第14号 令和2年度乙訓消防組合一般会計補正予算(第3号)についての各議案につきまして、それぞれ質疑応答、慎重審査の結果、いずれも全員賛成により、原案のとおり可決されました。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料が届く予定でございますので、届きましたら御高覧いただきますようお願い申し上げます。  最後に、令和2年第3回定例会において御報告申し上げました以降の主な行事や会議等について、御報告申し上げます。  まず、本議会中にも特別委員会において御審議いただく予定であります本町の総合計画について、昨年12月17日に総合計画審議会を開催いたしました。今後のまちづくりの指標となる総合計画の策定に向け、町としての素案をお示しし、委員の皆様から忌憚のない御意見を賜りたい旨の御挨拶を申し上げた上で、会長に諮問書をお渡しさせていただきました。  次に、本年1月10日には、大山崎町体育館におきまして、令和3年大山崎町消防出初式を開催いたしました。参加者の検温を徹底し、来賓も山中議長のみに限定させていただくなどの対策を講じた上での開催であり、また、参加いただいた消防団員、消防署員の皆様は、その前日に町内の火災現場へ出場いただいた直後という、異例ずくめの状況でありましたが、安心・安全なまちづくりのため、消防・防災体制の強化に向けて、参加者の皆様と、改めて気を引き締めたところであります。  次に、1月11日の成人の日には、同じく大山崎町体育館で、第68回大山崎町成人式を挙行いたしました。出初式同様、参加者の体温測定、山中議長のみの来賓といった対策を講じた上での挙行といたしましたが、本年度の新成人156名のうち98名に出席いただきました。これからの時代を担う若者たちに、困難な状況に負けず、しなやかに羽ばたいていってほしいという願いを込めて、新成人の門出を祝いました。  次に、2月4日には、京都府防災・危機管理トップセミナーに出席しました。オンラインで実施されたもので、東北大学大学院の押谷 仁教授による新型コロナウイルス感染症対策に係る御講演を拝聴いたしました。押谷教授は、政府専門家会議の委員として、SARSウイルスなどの対策に当たってこられた御経歴もあり、今回の一連の事態の推移や今後の展望について、データを交えて大変分かりやすくお話しいただき、他市町村の首長とともに、感染症対策に関する知見を深めることができたところであります。  以上をもちまして、行政報告とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○(山中一成議長) 以上で、行政報告は終わりました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 日程第5、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第8号))から、日程第32、第28号議案 令和3年度大山崎町水道事業会計予算までの28議案を一括議題といたします。  各議案について、提案理由の説明を求めます。  前川町長。                 〔前川 光町長登壇〕 ○(前川 光町長) おはようございます。  それでは、ただいま上程されました第1号議案から第28号議案につきまして、順を追って、提案理由を御説明申し上げます。  初めに、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第8号))であります。  本補正につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制の整備に早期に着手する必要等が生じたため、必要な予算について、本年1月20日付で専決処分を行ったものであります。  補正予算の主な内容でありますが、まず、歳出では、衛生費におきまして、新型コロナウイルスワクチン接種体制整備のため、334万1,000円を新規計上いたしております。これは、接種体制の整備に必要となるシステム改修経費及び接種券の印刷経費・郵送経費等の事務経費を計上するものであります。このほか、総務費におきまして、きょうと地域連携府交付金返還金・加算金といたしまして269万4,000円を新規計上いたしております。  次に、歳入補正の内容でありますが、ただいま歳出のところで申し上げました新型コロナウイルスワクチン接種体制整備に係る国庫補助金といたしまして334万1,000円を計上いたしております。  また、歳入歳出の調整として、財政調整基金繰入金288万5,000円を増額計上いたしております。  この結果、補正前の予算額83億2,550万8,000円に歳入歳出それぞれ622万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を83億3,173万4,000円としたものであります。  次に、第2号議案 大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人のコミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の制定についてであります。  本条例につきましては、手話をはじめ、要約筆記や筆談など、聞こえに障害のある人のコミュニケーション手段の普及を図り、聞こえの障害についての理解を深め、もって、全ての人が、聞こえの障害の有無によって分け隔てられることなく、共に安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現を図るため、その基本理念等を定めた条例の制定に向けて取り組んでまいりました。  条例案の検討にあたっては、専門家や関係者の意見を取り入れるため、昨年10月13日、及び11月16日の2回、9名の委員で構成する条例制定検討委員会を開催いたしました。また、12月7日から本年1月8日にかけてパブリックコメントを実施したところであります。  以上の経過を経て、今般、条例案を提案するものであります。  次に、第3号議案 大山崎町会計年度任用職員の給与その他の給付に関する条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種に向けた医療従事者の任用に当たり、適切な報酬単価による支払いを可能とするため、提案するものであります。  次に、第4号議案 大山崎町国民健康保険条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を本条例に規定する必要が生じたため、提案するものであります。  次に、第5号議案 大山崎町介護保険条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、令和2年度中に策定しております、令和3年度から令和5年度までの大山崎町第8期介護保険事業計画に基づき、介護保険料を改定するとともに、介護保険法施行令等の改正により、その他必要な事項の改正を行うものであります。  次期計画では、介護給付費が年々増加している中で、より安定的な介護保険制度の運営のために、基準月額を現行の5,615円から6,180円に改定することに伴い、各保険料段階の保険料を改定し、併せて介護保険法施行規則の改正により、保険料段階を区分する基準所得金額を改正しようとするものであります。  次に、第6号議案 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、「指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令」及び「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令」が公布されたことに伴い、本条例について所要の改正を行おうとするものであります。  次に、第7号議案 大山崎町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令」が公布されたことに伴い、本条例について所要の改正を行おうとするものであります。  次に、第8号議案 大山崎町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令」が公布されたことに伴い、本条例について所要の改正を行おうとするものであります。  第9号議案 大山崎町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令」が公布されたことに伴い、本条例について所要の改正を行おうとするものであります。  次に、第10号議案 大山崎町福祉センターなごみの郷の指定管理者の指定についてであります。  福祉センターなごみの郷の管理運営につきましては、施設の効果的、効率的な管理によって住民サービスの一層の向上と行政コストの縮減を図るために、平成18年度から令和2年度まで、指定管理期間を各5年間とし、計15年間にわたり大山崎町社会福祉協議会指定管理者としてきたところであり、今年度末をもって、指定管理の更新時期を迎えるところであります。  そこで、引き続き指定管理者制度を活用して当該施設の管理運営を行おうとするもので、今回は期間を令和3年度から令和5年度までの3か年として指定管理者の募集要項を定め、大山崎町社会福祉協議会から申請を受理しております。  その申請に係る提案内容を吟味しました結果、同会を指定管理者候補と決定しましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、第11号議案 権利の放棄について(水道料金債権)であります。  町の有する権利を放棄することにつきまして、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  今回、放棄する権利は、平成24年から平成30年までの水道料金債権であり、消滅時効の期間が経過したもの及び徴収不能のものを対象としております。  債権の内容といたしましては、債権総額11万7,076円、件数として28件、11名分となっております。  なお、各年度の債権額及び債権放棄の理由は、議案書のとおりであります。  次に、第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)であります。  本補正予算は、感染症の影響が長期化する中で、国の第3次補正予算の成立等を受け、新型コロナウイルス感染症への対応を切れ目なく、迅速に行うための関連事業につきまして、予算補正を行うものであります。  それでは、今回の補正予算の主な内容について御説明いたします。  歳出補正の主な内容でありますが、民生費では、介護保険のデイサービス事業所へのPCR検査費用補助金として664万円を新規計上いたしております。  次に、衛生費では、新型コロナウイルスワクチンの接種体制の整備に係る事務費として2,745万3,000円を増額計上いたしております。  次に、商工費では、プレミアム付商品券発行支援事業補助金995万3,000円、新型コロナウイルス対策中小企業等支援補助金1,000万円をそれぞれ増額計上いたしております。  次に、土木費では、上下水道料金の基本料金1期分の免除を実施するための費用として、水道事業会計補助金2,675万4,000円、下水道事業特別会計繰出金1,072万5,000円をそれぞれ増額計上いたしております。  次に、消防費では、医療福祉施設等での感染症対策に係る補助金として500万円を増額計上いたしております。  次に、教育費では、GIGAスクール構想に係る環境整備として、学習ソフトや端末の予備機の調達費用として計1,969万6,000円を増額計上いたしております。  そのほか、各公共施設での消毒用アルコールなどの感染症対策用品の調達費用を各費目において増額計上いたしております。  次に、歳入では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額計上のほか、所要の補正を計上いたしております。  これらの歳入歳出の調整として、財政調整基金繰入金5,074万3,000円を増額計上いたしております。  この結果、補正前の予算額83億3,173万4,000円に歳入歳出それぞれ1億2,409万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を84億5,582万7,000円とするものであります。  また、第2表の繰越明許費補正は、在宅勤務推進事業など17事業について、完了が翌年度にわたる見込みのため、繰越明許費の追加を行うものであります。  また、第3表の債務負担行為補正は、GIGAスクール学習ソフト導入事業の廃止を行うものであります。  次に、第13号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第10号)であります。  本補正予算は、主に、国・府補助金の採択に伴うものや、年度末の決算に向けて確定数値または見込み数値に基づき、補正を行うものであります。  それでは、主な内容について御説明いたします。  歳出における主な増額項目でありますが、まず、国の補正予算等に伴い補助金の採択を受けた事業といたしまして、まず、土木費では、橋梁長寿命化点検事業といたしまして1,624万7,000円を新規計上いたしております。  また、教育費では、町立両小学校におけます特別教室空調設備設置事業といたしまして2,652万円、第二大山崎小学校校舎等外壁等改修事業といたしまして1億6,790万4,000円をそれぞれ新規計上いたしております。これは、両小学校の特別教室に新たに空調設備を設置するとともに、第二大山崎小学校におきまして、学校施設長寿命化計画に基づき、校舎及び体育館の外壁等改修工事を実施するものであります。  一方、減額項目といたしましては、各事務事業におきまして、不用額の減額を計上いたしております。  次に、歳入項目では、ただいま歳出のところで御説明申し上げました項目と連動した国・府補助金や町債の計上など所要の補正に加えまして、町税の各税目、及びふるさと応援寄附金等の収入見込みに合わせた増減などを計上いたしております。  これらの歳入歳出の調整として、財政調整基金積立金6,575万5,000円を増額計上いたしております。
     この結果、補正前の予算額84億5,582万7,000円に歳入歳出それぞれ2億2,959万円を追加し、歳入歳出予算の総額を86億8,541万7,000円とするものであります。  また、第2表の繰越明許費補正は、天王山ハイキングコース整備基本構想策定事業など14事業について、完了が翌年度にわたる見込みのため、繰越明許費の追加を行うものであります。  また、第3表の債務負担行為補正は、学校給食調理等委託事業など2事業の変更及び廃止を計上いたしております。  また、第4表の地方債補正は、減収補てん債など6件の追加及び変更をいたしております。  次に、第14号議案 令和2年度大山崎町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ978万円を増額補正するものであります。  まず、歳出補正は、総務費の運営協議会費において委員報酬12万8,000円を減額計上し、基金積立金において990万8,000円を増額計上いたしております。  一方、繰入補正は、繰入金の一般会計繰入金で、保険基盤安定繰入金を990万8,000円増額計上するとともに、事務費繰入金を12万8,000円減額計上いたしております。  この結果、歳入歳出総額を14億4,033万6,000円とするものであります。  次に、第15号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、新型コロナウイルス対策緊急支援といたしまして、本年度第1期分、第3期分、第5期分で実施いたしました下水道使用料1期2か月分の基本料金全額免除を再度実施するものであります。  支援の対象といたしましては、前回同様、官公署を除く、一般家庭及び事業者としており、本年度第6期分の基本料金を対象としております。  この支援により、歳入におきまして、下水道使用料1,072万5,000円を減額し、その減収の補てんとして、一般会計繰入金を同額、増額計上いたしております。  次に、第16号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第5号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ235万円を減額補正するものであります。  まず、歳出補正の主な内容といたしまして、1款総務費では、委託料において、不用額150万円を減額計上いたしております。  2款管理費では、工事請負費において、不用額91万7,000円、負担金・補助及び交付金では、桂川右岸流域下水道維持管理負担金の今年度負担額の確定により600万円、公課費では、令和元年度消費税及び地方消費税の不用額として100万円をそれぞれ減額計上いたしております。  3款事業費では、委託料において、事業完了に伴う不用額673万3,000円を減額計上し、一方、工事請負費では1,320万円、負担金・補助及び交付金では、桂川右岸流域下水道事業建設負担金で60万円をそれぞれ増額計上いたしております。  一方、歳入補正の主な内容といたしまして、1款使用料及び手数料では、下水道使用料1,109万3,000円を減額計上いたしております。  2款国庫支出金では、国の補正予算に伴う事業費追加により、社会資本整備総合国庫交付金900万円を増額。  5款諸収入では、消費税及び地方消費税還付金1,634万3,000円を増額計上いたしております。  また、6款町債におきましては、今年度の建設事業の変更に伴い、下水道事業債1,660万円を減額計上いたしております。  この結果、歳入歳出予算の総額を5億1,000万円とするものであります。  次に、第2表の繰越明許費につきましては、公共下水道管渠等調査他業務委託、及び排水ポンプ場耐震対策工事につきまして、完了が翌年度にわたる見込みのため、繰越明許費を設定するものであります。  次に、第3表の地方債補正につきましては、国庫補助事業の財源の変更等により、公共下水道事業債180万円を増額し、流域下水道事業債1,840万円を減額するものであります。  次に、第17号議案 令和2年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ319万8,000円を減額補正するものであります。  まず、歳出補正の主な内容でありますが、地域支援事業費におきまして415万2,000円を減額計上いたしております。  一方、歳入補正の内容でありますが、歳出の減に伴いまして、国庫支出金で114万円を、支払基金交付金で91万8,000円を、府支出金で57万円を、繰入金で57万円をそれぞれ減額計上いたしております。  この結果、歳入歳出総額を15億3,874万3,000円とするものであります。  次に、第18号議案 令和2年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ41万7,000円を増額補正するものであります。  まず、歳出補正は、後期高齢者医療広域連合納付金のうち保険基盤安定負担金の額が確定したことにより41万7,000円を増額計上いたしております。  一方、歳入補正は、一般会計繰入金で41万7,000円を増額計上いたしております。  この結果、歳入歳出総額を3億1,856万3,000円とするものであります。  次に、第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、新型コロナウイルス対策緊急支援といたしまして、本年度第1期、第3期及び第5期分で実施いたしました水道料金1期2か月分の基本料金全額免除を再度実施するものであります。  支援の対象といたしましては、前回同様、官公署を除く、一般家庭及び事業者としており、本年度第6期分の基本料金を対象としております。  これにより、収益的収入におきまして、給水収益2,675万4,000円の減額、その減収の補てんとして、一般会計補助金を同額、増額計上いたしております。  次に、第20号議案 令和3年度大山崎町一般会計予算であります。  予算案の説明に先立ちまして、私の令和3年度の町政運営の基本的な考え方につきまして、所信の一端を申し述べ、議員各位並びに住民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  一昨年の12月に中国武漢市で初めて確認され、瞬く間に全世界に拡大した新型コロナウイルス感染症は、私たちの日常生活を一変させるだけではなく、価値観をも大きく変えるなど、その影響は計り知れません。  我々の行政活動も、様々な制約下に置かれ、その是非はともかく、令和2年度は新型コロナウイルス一色で終わろうとしております。  本町におきましても、昨年4月6日に第1例目の感染者を確認の後、本日までに53例の感染者を確認するに至っており、感染予防・拡大防止と必要な支援施策の実施は、今もなお、緊急を要する最重要課題であります。  今回の当初予算案では、新型コロナウイルス関連経費は、国庫補助事業を中心に限定的な計上にとどめておりますが、それは、先ほど御説明申し上げました第1号議案及び第12号議案として、令和2年度の補正予算に必要な経費を計上することにより、切れ目なく、円滑迅速に新型コロナウイルス対策を実施するためであります。  私といたしましては、住民の皆様の暮らしの安心の一助として、この補正予算を一刻も早くお認めいただき、速やかに執行する所存であります。  なお、間もなく年度末を迎えることから、必要な経費は令和3年度に繰り越すことにより、新年度も引き続き、新型コロナウイルス対策に万全を期してまいります。  また、感染予防、重傷者の抑制などを目的として実施するワクチン接種事業につきましても、準備に必要な経費は第1号議案及び第12号議案で御説明のとおり、令和2年度の補正予算として措置し、この間、鋭意諸準備を進めておりますが、実際の接種に係る経費につきましては、いまだ医師会等の関係機関と継続的に協議を行っている段階であるため、本当初予算案への計上がかなわなかったものでありますが、今議会中に追加提案をさせていただく予定であります。  いずれにいたしましても、来る令和3年度につきましては、新型コロナウイルス対策を中心としつつ、住民福祉の増進を図るため、本当初予算を編成したところであります。  そこで、令和3年度の当初予算編成に係る基本コンセプトでありますが、まず1つ目に「住民要求の実現」であります。  御承知のとおり、さきの選挙におきましては、大きく2つの案件が争点となっておりました。  1つは、第2保育所の民営化問題であります。これにつきましては、私が就任直後に第2保育所の存続を決定し、新たな民間保育所を含めた4園体制を構築することにより、小規模保育施設2か所を含め、保育の量的拡大を実現し、待機児童ゼロを今日まで継続しているところであります。  争点のもう1つが、中学校給食の早期実現であります。  前町政下では小学校給食も含めた、いわゆるセンター方式による導入という方針でありましたが、私は、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに、子どもたちに食べさせてあげたいという思いはもとより、仮に食中毒などの事故が発生した場合において、1か所に集約されたセンター方式では、全ての小中学校の給食がストップされることに対し、自校方式の場合には、そうした事象に至らないということも自校方式のメリットとして存在しているものと考えております。  加えて、明確な争点としての選挙戦の結果、私が有権者の皆様の信任を得たということは重く受け止める必要があり、言い換えれば、そうした住民要求を実現する責務が私に課せられているものであります。  この学校給食問題に関しましては、この間、議会でも様々に御議論をいただいたところであり、その結果として、現時点においてもなお、進捗に至っておりませんが、私としては、先ほども申し上げましたとおり、選挙を通じた約束事として、住民の皆様の願いをかなえるために、捲土重来を期して、今回の予算の1丁目1番地として計上させていただきました。  この住民要求の実現に関しては、もう1つ大きな案件として、中央公民館の再整備があります。  これも前町政下において、事前の丁寧な周知もなく、急遽、ホールと玄関ロビー、そして、子育て支援センター「ゆめほっぺ」部分が閉鎖されました。平成28年5月のことであります。  その後、この公民館の再整備に関しても非常に紆余曲折を経てまいりましたが、あれから、はや5年がたとうとしている間に、公民館をホームグラウンドとされているサークルの皆さんの活動が活力を失いつつあることは紛れもない事実であり、そうした皆様の願いに応えることは、もはや一刻の猶予もない状況であります。  また、この間、新たな時代のまちづくりの起爆剤として、とりわけ図書館機能の充実強化を求める住民運動も展開されており、そうした声に対しても真摯に向き合う必要が生じております。  そうした住民の皆様の切なる願いを私は愚直に実現したいという強い思いから、今回のコンセプトを設定いたしました。  次に、コンセプトの2つ目として、「共生社会の実現に向けて」であります。  これは少し理念的な意味合いとなりますが、現下の大きな社会情勢として、新型コロナウイルス感染症という言葉は避けて通れないところであります。  新型コロナウイルス対策の中心は、この間、適時適切に令和2年度の補正予算で措置しており、今回の当初予算案においては、一部の事業のみにとどめておりますが、私の問題意識としては、いわゆるウィズコロナとして、新型コロナウイルスとの共存を前提に社会を構築していくべきとの考えであります。  そうした意味での共生も含めて、この間、社会的な認知が進んでいるSDGsの取組についても、本町としては、とりわけ環境分野において、国に先駆けて昨年の9月にゼロカーボンシティ宣言を表明したところであります。  そうした取組に着手することで、持続可能で、かつ、全ての人が相互に理解し、人格と個性を尊重し合いながら暮らせる社会、すなわち共生社会を目指していくという決意表明であります。  また、具体の施策といたしましても、聞こえに障がいをお持ちの方のコミュニケーション手段を促進する施策等に取り組んでまいります。  そして、この2つのコンセプトに基づき、重点施策として5点設定いたしました。  まず1つ目に、「公約の推進」であります。  冒頭に申し上げましたとおり、選挙戦を通じた約束事であり、住民の皆様の願いを実現してまいります。  2つ目として、「懸案、重要課題の解消」であります。  本町は幸いにして、人口の微増傾向が続いておりますが、やがて減少局面が訪れることは確実であり、2025年・2040年問題への対応を迫られることはもとより、各種インフラを含む老朽公共施設への対応や、ソフト対策の充実など定住条件を高める諸施策の実施、そして、それを支える安定した財政基盤の確立など、課題は山積しております。  そうした状況において、まったなしの目の前の課題、そして、将来的な課題に対しても、優先順位をつけながら、計画的に取り組んでまいります。  3つ目は、「相互理解の深化」であります。  先ほども申し上げましたとおり、共生社会の実現をしっかりと見据えつつ、着実に施策を展開してまいります。  また、予算とは直接の関係はありませんが、この間、議会との関係において、課題が停滞していた面もあったと認識しておりますが、新たな議会構成となった今、これまでの言わば、対立的な側面を解消させ、議会と我々行政がまさに車の両輪として、地域課題の解消に一体となって取り組めるよう、私としても細心の注意を払いながら、誠実に説明責任を果たし、相互理解を深めた上で、皆様の御協力を賜れるよう最大限努力してまいります。  4つ目は、「地域の活力向上」であります。  令和2年度は、新型コロナウイルス一色で終わりを迎えようとしておりますが、医療従事者へのワクチンの先行接種が既に開始され、一般の高齢者の皆様への接種も4月以降本格化していくという中で、新型コロナウイルスとの共存を前提とした、地域の活力向上は喫緊の課題として、重点的に取り組んでまいります。  最後に5つ目として、「暮らしの安心と小さな行政の実現」であります。  まちを構成するのは、そのまちに暮らす住民であります。  既に居住されている人が住み続けたいと思われるように、また、違う地域で暮らしている人に大山崎に住みたいと思ってもらえるように、ハード・ソフトを問わず、暮らしの安心を追求し、まちの魅力を高めてまいります。  また、地域の持続性を高めるためには、私の政治信条である住民参加により、誰もが生き生きと活躍し、地域の課題は地域のみんなで解決する、真の意味での住民自治を構築することが有効であり、それにより、行政の役割は肥大させるのではなく、現状維持からむしろ縮小させるべきであります。  そうした考えを前提として、私は、まずは財政面の縮小として、この間、就任前の平成30年度予算との比較でおおむね5%程度の減として、一般会計ベースで総額60億円を切る予算としてまいりました。  今回の予算においても、昨年度から微減といたしております。  近視眼的には町の財政状況は比較的安定しているものの、今後控える大型事業の財源確保はもとより、超高齢・人口減少社会が本町にも現実のものとなった場合には、これまでの拡大路線では財政バランスを失することは火を見るより明らかであります。  先人たちが築いてきた、このまちを将来にわたり持続・発展させていくためにも、私は引き続き、小さな行政を追求してまいります。  以上の方針により編成いたしました当初予算案の規模といたしまして、59億8,900万円であります。  令和2年度との比較では、0.2%の減としておりますが、一方で、一般財源ベースでは1.9%の増となっており、これについては、今後も注視が必要であります。  なお、財政規模の縮小によって、住民サービスの低下を招くことがあってはならないことは言うまでもありません。  地方自治運営の基本原則である最小の経費で最大の効果を得られるよう絶えず追求し、同時に、小さな行政の実現で健全財政の確立を目指してまいります。  それでは、歳出予算の概要について申し上げます。  さきに御説明いたしました重点施策に密接に関連する重点事業として、まず、町立学校給食施設整備工事基本・実施設計業務委託3,300万円であります。  これは冒頭に申し上げましたとおり、自校方式による整備として、今回の予算の1丁目1番地として計上したものであります。  次に、中央公民館改築整備基本設計業務2,280万円であります。  これも冒頭で申し上げましたとおり、住民の皆様の切なる願いを実現するために、着実に進めていくものであります。  なお、この改築整備の完成には、まだまだ今後数年を要することから、今回の予算におきましては、長寿苑について、従前は指定管理者として、社会福祉協議会管理運営を委託しておりましたが、令和3年度から町の直営に戻し、機動的な運営を可能といたしました。  それにより、現在、公民館ホールを閉鎖し、各種のサークル活動に支障を及ぼしているところを、例えば、長寿苑の大広間を通常利用とは別に夜間に開放することにより、公民館ホールの代替施設として活用することも検討しているところであります。  次に、手話言語等理解促進事業19万8,000円、遠隔手話通訳サービス実施事業43万5,000円であります。  これは、第2号議案で説明申し上げました、大山崎町手話言語及び聞こえに障害(障がい)のある人のコミュニケーション手段の促進と聞こえの共生社会の実現を目指す条例の具体策の一つとして、それぞれ実施するものであります。  次に、地球温暖化対策に係る計画等の策定280万円、花と緑のまちづくり事業24万円であります。
     これらは、いずれもゼロカーボンシティ宣言の実効性を高めるため、まずは、町が今後取り組んでいく内容等について計画を策定するとともに、身近なところから始められる施策として、花と緑のまちづくりを進めるものであります。  次に、地域力再生事業補助金150万円、地域活性化事業補助金150万円であります。  これらは、いずれもコロナ禍において、沈みがちな地域の活力を再び向上させ、さらなる活気を生むために実施するものでありますが、とりわけ地域力再生事業補助金につきましては、この間、地域で様々な地域の公共的課題の解消に御尽力をいただいている団体が存在する中で、必ずしも町として、それら全てを把握できているわけではありませんが、そうした団体と手を携えることによって、共に地域の公共を担うパートナーとして取り組んでいくために実施するものであります。  次に、後期高齢者歯科健康診査事業29万7,000円、介護予防フェスタ事業62万5,000円であります。  これらは、いずれも高齢者向けの新規事業として、高齢者の皆様が末永くお元気で、地域で安心して暮らしていただけるための一助として実施するものであります。  次に、防災子ども安全まちづくり事業(道路)1億2,595万2,000円であります。  これは、円明寺が丘団地及び下植野団地内の既存側溝(開渠)について、暗渠化による道路有効幅員の拡幅を行うとともに、町道円明寺線第53号における道路改良や歩道未整備通学路のカラー舗装を行うことにより、通学路の安全確保を図るものであります。  次に、岩崎運動広場改修事業3,600万円であります。これは、既存の岩崎運動広場(テニスコート)について、子どもからお年寄りまで幅広い世代の住民がスポーツに親しめる場所として、テニスのほかフットサルもプレーできる多目的コートに改修するものであります。  次に、一定の各分野ごとに主要な事業について申し上げます。  まず、子育て支援・教育関係では、大山崎町保育所設備更新事業130万円。これは、乳児室前の室外活動スペース・通路部分に設置しているテントの更新を行うものであります。  次に、第2保育所プールろ過装置更新事業17万5,000円。これは、老朽化したプールろ過装置の更新を行うものであります。  次に、第3保育所擁壁改修工事設計業務109万円。これは、敷地南側隣地との境界擁壁の改修のための設計業務であります。  次に、私立幼稚園健康診断補助事業18万円であります。これは、町内に所在する私立幼稚園に対し、園児への健康診断の補助を実施するものであります。  次に、社会資本・まちづくり関係として、公園遊具等更新事業1,050万円。これは、老朽化した公園遊具の更新(2公園)及びソーラーLED照明を設置(1公園)するものであります。  次に、地籍調査事業1,999万7,000円。これは継続事業として、甚大な災害発生時において、早期復旧に資するため土地境界の明確化を図るものであります。  次に、防災・環境関係として、ドローン操縦者養成事業34万7,000円。これは、災害発生時に、いち早く被害状況を確認し空撮するため、ドローン操縦者の養成を行うものであります。  次に、指定ごみ袋導入事業83万6,000円。これは、令和4年度中の導入に向けて、サンプル袋等を作製し、住民の皆様に周知・啓発を図るものであります。  次に、エコバッグ作製事業100万円。これは、ゼロカーボンの実現に向けて、マイバッグの利用を促すためエコバッグを作製・配布し、意識の高揚を図るものであります。  次に、文化・スポーツ振興関係として、町立体育館バスケットゴール更新事業791万5,000円。これは、昨年度に引き続き、老朽化している可動式バスケットゴール1対の更新を行うものであります。  次に、史跡大山崎瓦窯跡公園整備事業300万円。これは、史跡大山崎瓦窯跡公園について、さらによりよい環境整備と美観保持のため、シバザクラを植栽するものであります。  以上が、重点事業、その他主要事業の概要であります。  次に、歳入予算の概要につきまして、御説明申し上げます。  歳入の根幹である町税につきましては、総額で27億6,433万4,000円、対前年度の増減率ではゼロ%、金額ベースでは16万7,000円の微減と、ほぼ同額を確保いたしました。  ただし、その内訳といたしましては、個人町民税で4,800万円余り、法人町民税では、1億4,400万円余り、それぞれ前年度から減となっており、固定資産税等の増で何とか相殺できたものの、非常に厳しい状況であります。  次に、いわゆる税連動交付金では、第6款法人事業税交付金、これは市町村分の法人住民税法人税割の税率の引下げによる減収分の補填措置として、令和2年度から交付されているものでありますが、対前年度1,000万円増の3,300万円であります。  一方で、第7款地方消費税交付金は、対前年度2,000万円減の3億円であり、新型コロナウイルスの影響による景気の減退を如実に表しております。  第9款地方特例交付金は、対前年度3,100万円増の5,700万円であり、この増の要因は、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金の創設によるものであります。  次に、第10款地方交付税では、対前年度3,000万円の減となる一方、第21款町債におきまして、臨時財政対策債を9,000万円の増を見込んでおります。  その他の歳入につきましては、第17款寄附金では、ふるさと応援寄附金、いわゆる、ふるさと納税について、対前年度1,000万円の減となり、第21款町債では、5億5,720万円で対前年度660万円の減でありますが、前年度は借換債6,250万円を含んでおりましたので、それを差し引くと5,590万円の増であります。  ただし、町債のうち、実質的な交付税として措置されている臨時財政対策債が3億6,000万円であり、それを差し引いた実質の町債は、1億9,720万円であります。  以上の歳入見込みに合わせ、予算編成作業において事業の精査を行った結果、財政調整基金から補填額を3,500万円として、収支の均衡を図ったところでありますが、これは、対前年度600万円の増であります。  以上が、歳入歳出予算の概要でありますが、繰り返し申し上げておりますとおり、コロナ禍の収束が明確に見通せない中、住民の皆様の不安の払拭と安心の確保は緊急の最重要課題であり、私といたしましては、切れ目のない新型コロナウイルス対策の実行はもとより、4月以降のワクチン接種を万全の体制でスタートさせることに、まずは最大限注力する考えであります。  その上で、本予算案の1丁目1番地である自校方式による中学校給食の早期実現をしっかりと進めてまいります。  ほかにもまだまだ、本町には課題が山積しておりますが、令和2年度の補正予算も含め、本予算案を通じて、一つ一つ着実に施策を実行することで、必ずやこの難局を乗り越え、全ての住民の皆様と一緒になって明るい未来に向けて歩み続けたいと考えておりますので、議員各位並びに住民の皆様方の、より一層の御指導と御鞭撻、御理解を心からお願い申し上げ、令和3年度一般会計当初予算の説明とさせていただきます。  次に、第21号議案 令和3年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算であります。  歳入歳出総額は13億1,999万8,000円で、対前年度1,149万1,000円、0.9%の減であります。  まず、歳出の主なものといたしまして、被保険者の医療給付として医療機関に支払う保険給付費として9億2,274万5,000円、京都府に支払う国民健康保険事業費納付金で3億3,096万5,000円を計上いたしております。  一方、歳入の主なものといたしまして、被保険者から徴収する国民健康保険税2億7,385万1,000円、調整交付金として府から交付される交付金として、府支出金9億3,987万3,000円、一般会計からの繰入金1億609万5,000円をそれぞれ計上いたしております。  以上が、令和3年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算の概要であります。  次に、第22号議案 令和3年度大山崎町下水道事業特別会計予算であります。  歳入歳出予算の総額は5億400万円で、対前年度180万円の増であります。  まず、歳出の主なものにつきまして御説明いたします。  管理費は1億7,815万3,000円で、前年度と比べ956万3,000円の減額であります。  主な内容といたしましては、汚水中継ポンプ場などの維持管理経費、流域下水道維持管理負担金のほか、経常的な事務経費等を計上いたしております。  事業費は1億8,606万5,000円で、前年度と比べ1,927万8,000円の増額であります。  令和3年度は、下水道事業の防災・安全対策として、下植野排水ポンプ場の耐震対策工事、汚水中継ポンプ場の外壁修繕工事などの国庫補助事業のほか、地方公営企業法適用に係る業務委託、流域下水道事業建設負担金などを計上いたしております。  次に、公債費は、下水道事業債の元利償還金合計で1億3,766万1,000円を計上いたしております。  次に、歳入の主なものにつきまして、御説明いたします。  まず、使用料及び手数料は、前年度と比べ、1,217万8,000円減の2億3,895万3,000円を見込んでおります。  国庫支出金は、国庫補助事業に対する社会資本整備総合国庫交付金で7,000万円を計上いたしております。  次に、繰入金は9,100万円とし、町債は、施設整備に係る財源としまして、1億201万円を計上しております。  以上が、令和3年度大山崎町下水道事業特別会計予算の概要であります。  次に、第23号議案 令和3年度大山崎町介護保険事業特別会計予算であります。  歳入歳出総額は、15億4,727万円で、対前年度8,149万5,000円、5.6%の増であります。  まず、歳出の主なものといたしまして、乙訓福祉施設事務組合で行っております要介護認定審査事務の負担金、職員給与費などの総務費で5,452万6,000円、介護サービス等諸費、介護予防サービス等諸費、高額介護サービス等費などの保険給付費で14億1,776万1,000円、さらに地域支援事業費として7,030万6,000円を計上いたしました。  一方、歳入の主なものといたしまして、第1号被保険者の保険料として3億4,203万4,000円、国庫支出金3億4,551万円、支払基金交付金3億9,257万4,000円、府支出金2億1,490万6,000円、繰入金2億5,217万4,000円をそれぞれ計上いたしました。  以上が、令和3年度大山崎町介護保険事業特別会計予算の概要であります。  次に、第24号議案 令和3年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算であります。  歳入歳出総額は3億371万3,000円で、対前年度625万8,000円、2%の減であります。  まず、歳出の主なものから御説明申し上げます。後期高齢者医療広域連合納付金では、後期高齢者医療広域連合へ納付する保険料及び市町村分賦金、軽減分を補てんする保険基盤安定負担金を合わせて2億8,452万3,000円、対前年度585万1,000円の減であります。  一方、歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料におきまして2億3,988万6,000円、対前年度667万9,000円の減額、繰入金では、一般会計繰入金として6,327万円、対前年度424万円の増額であります。  以上が、令和3年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算の概要であります。  次に、第25号議案 令和3年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算であります。  歳入歳出総額は2,168万6,000円で、対前年度193万9,000円、8.2%の減であります。  歳入といたしましては、大山崎区民会館の使用料2万4,000円、前年度繰越金2,165万2,000円等であります。  一方、歳出の主なものといたしましては、消耗品並びに光熱水費、墓地関係及び区民会館関係の修繕料等で56万円、区民会館の建物災害共済分担金等、役務費で3万2,000円、墓地及び区の管理運営、区民会館維持管理に伴う委託料等で151万5,000円、墓地関係の工事請負費として100万円、予備費として1,857万4,000円を計上いたしました。  以上が、令和3年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算の概要であります。  次に、第26号議案 令和3年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算であります。  歳入歳出総額は15万8,000円で、対前年度7万7,000円、95.1%の増であります。  歳入といたしましては、一般会計からの繰入金14万円、前年度繰越金1万4,000円等であります。  一方、歳出の主なものといたしましては、墓地の管理委託料14万円を計上いたしました。  以上が、令和3年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算の概要であります。  次に、第27号議案 令和3年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算であります。  歳入歳出総額は13万3,000円で、対前年度同額であります。  歳入といたしましては、一般会計からの繰入金12万円、前年度繰越金1万1,000円等であります。  一方、歳出の主なものといたしましては、墓地の管理委託料12万円、予備費として7,000円を計上いたしました。  以上が、令和3年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算の概要であります。  次に、第28号議案 令和3年度大山崎町水道事業会計予算であります。  まず、第2条の業務の予定量であります。  給水件数は前年度と比べ、18件増の5,955件、年間総配水量は、5,000立方メートル増の、167万7,000立方メートルを見込んでおります。  次に、第3条の収益的収入及び支出であります。  収入では、令和2年度決算見込みから、給水収益において若干の減少を見込み、事業収益は、前年度と比べ、507万3,000円減の4億4,106万8,000円といたしております。  一方、支出では、事業費用として、前年度と比べ、2,761万9,000円減の4億5,078万円を計上いたしております。  この結果、令和3年度当初予算の集計につきましては、経常経費のほか、業務委託の効率化などの削減に取り組んだものの、差引き971万2,000円の当年度純損失の発生を見込んでおります。  次に、第4条の資本的収入及び支出であります。  収入では、企業債の借入れや加入金・分担金等を合わせまして、前年度と比べ2,228万7,000円減の7,718万9,000円を計上いたしております。  一方、支出では、鳥居前配水池の更新設計業務や老朽管更新事業など、安全で安心な水道サービスのための事業に、前年度と比べ2,972万7,000円減の1億2,117万5,000円を計上いたしております。  この結果、資本的収支では、差引き4,398万6,000円の不足となりますが、不足する額は過年度損益勘定留保資金により補てんするものであります。  以上が、令和3年度大山崎町水道事業会計予算の概要であります。  以上28議案につきまして、提案理由を御説明申し上げました。十二分に御審議いただき、何とぞ御承認、御可決を賜りますようお願い申し上げ、私からの提案説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○(山中一成議長) 説明が終わりましたので、各議案に対する質疑を行います。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  これより各議案の委員会付託を行います。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第3号議案は、総務産業常任委員会に、第2号議案、及び第4号議案から第11号議案の9議案は、いずれも建設上下水道文教厚生常任委員会に、第1号議案、及び第12号議案から第28号議案までの18議案は、いずれも予算決算常任委員会に付託することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 異議なしと認め、各議案は、ただいま申し上げましたとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。        ──――――――――――――――――――――――――――
    ○(山中一成議長) 日程第33、委員会提出議案第1号 総合計画策定調査特別委員会設置に関する決議案を議題といたします。  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。  嘉久志 満議会運営委員長。 ○(嘉久志 満議会運営委員長) ただいま議題となりました委員会提出議案第1号 総合計画策定調査特別委員会設置に関する決議について、提案理由を御説明いたします。  今般、大山崎町第4次総合計画基本構想に基づく後期基本計画を新たに策定されるに当たり、基本計画が行政のあらゆる分野に関わることから、議会において一体的に審査を行うため、特別委員会の設置を提案するものであります。  委員会の名称は、総合計画策定調査特別委員会、設置の根拠、目的は、お手元にございます決議案の内容のとおりで、委員の定数は11人とし、議長を除く全議員で構成するものであります。  議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、提案説明といたします。 ○(山中一成議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  委員会提出議案第1号 総合計画策定調査特別委員会設置に関する決議案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           〔起立する者あり〕 ○(山中一成議長) 起立全員です。  したがって、委員会提出議案第1号 総合計画策定調査特別委員会設置に関する決議案については、原案のとおり可決されました。  続いて、特別委員の選任を行います。  お諮りいたします。  特別委員の選任につきましては、委員会条例第6条第3項の規定により、議長が議会に諮って指名することとなっております。  ただいま設置されました総合計画策定調査特別委員会の委員の定数は、議長を除く11人の議員をもって構成することとなっておりますので、私を除く11人全議員を委員に選任することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 御異議なしと認めます。  したがって、私を除く11人全議員を委員に選任することに決定いたしました。  この際、議事の都合により、暫時休憩いたします。  休憩の間に、第1委員会室において、予算決算常任委員会を開催願います。審査終了後、総合計画策定調査特別委員会の正副委員長の互選をお願いいたします。  休憩いたします。                   11時23分 休憩                ―――――――――――――                   15時40分 再開 ○(山中一成議長) ただいまの出席議員数は、定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を開きます。  報告いたします。  休憩中に招集いたしました総合計画策定調査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長に嘉久志 満議員、副委員長に渋谷 進議員が選任されましたので、御報告いたします。  引き続き議事を進行いたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 追加日程第1、第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)から、追加日程第3、第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4号)までを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました3議案は、本日の会議で、予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、休憩中に委員会での審査を終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。  各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  朝子直美予算決算常任委員長。              〔朝子直美予算決算常任委員長登壇〕 ○(朝子直美予算決算常任委員長) それでは、予算決算常任委員会の委員長報告を行います。  本日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案のうち、第12号議案、第15号議案及び第19号議案の審査を、先ほど、第1委員会室におきまして、町長及び担当職員の出席を得て行いました。  審査結果の御報告に先立ち、主な審査概要を申し上げます。  第12号議案の審査におきましては、総務費において、感染対策用品の備品の状況の質問や、衛生費におきましては、ワクチン接種の行い方や、コールセンター業務の内容、また教育費におきましては、GIGAスクール事業で購入する学習ソフトについての質疑等が行われました。  審査の結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、各議案とも全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算決算常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山中一成議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。  初めに、第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。  10番 井上治夫議員。 ○10番(井上治夫議員) 失礼します。第12号議案、令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)に賛成の討論をいたします。  私たち日本共産党議員団は、昨年11月に新型コロナウイルス感染対策に関するアンケートに取り組みました。1か月余りの短期間に175通の返信がありました。あなたや家族の生活に影響はありますかの問いには、「既に影響があるが」57%、「これから影響が出ると思われる」が15%と、70%を超えていました。その後、緊急事態宣言が出されていますので、町民の生活に大きな影響が出ていることは分かります。  アンケートには、「受診を控えていたら病気が進行していた」「友人とも会えず、ストレスから鬱病になりそうだ」「正確な情報を発信してほしい」などの声や、「コロナで仕事を失った。次のところは見つかりません」「ボーナスが減少した」「個人事業主ですが、本当に困っています」などの切実な声がたくさんありました。アンケートで寄せられた声や、直接訪問して伺ったお話を基にして、日本共産党議員団は、5回にわたって前川町長に新型コロナウイルス対策を申し入れてきました。  今回の予算では、その内容も含まれており、賛成するものです。上下水道の基本料金、5,060円の免除は4回目の実施です。私たちのアンケートでも「大変よい」63%、「よい」28%と合わせて、9割を超え高く評価をされています。  高齢者が集まる施設でのクラスター発生を抑止するため、町内デイサービス事業所へのPCR検査費用補助は、住民の検査拡大を望む声に応えるものであり、PCR検査費用補助は、今後も広げていただきたいと思います。  プレミアム付商品券については、様々な声があります。昨年の飲食店応援食事券は、本当に飲食店の応援になっているのかという声も少なからずありました。昨年秋のプレミアム付商品券についても、希望者が多く抽せんに漏れた方から、購入できる1人当たりの冊数を減らしてでも、町民に広く渡るようにしてほしいという要望も届いていますので、さらなる工夫を求めます。  小中学校にGIGAスクール環境整備を進めることは、国の政策であり、コロナ禍で休校になったときには、その必要性が大きく取り上げられました。ICT教育を否定するものではありませんが、それと並行して直接顔を合わせて、みんなで学び合うことも必要だと考えます。とりわけ小学校低学年では、直接物に触れて経験を通してみんなで共有し合いながら学ぶことが必要です。そういうことも教職員の研修では大切にしていただきたいと思います。  最後に、日本でも接種が始まったワクチンについて、接種体制準備が予算化されています。大山崎町においても、いち早くマスクが全戸配付されたことや、1人10万円の給付も早期に行き届くなど、前川町長の姿勢が町民から高く評価されています。ワクチンについても、安心・安全に接種が受けられることを要望して、一般会計補正予算(第9号)に賛成の討論といたします。  以上です。 ○(山中一成議長) 4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 失礼します。令和3年第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)に関して、大山崎クラブを代表して、賛成の討論をさせていただきます。  今回の補正予算、このポイントですけれども、私ども大山崎クラブ、そして、お隣の公明党さん、そして無所属の岸さん、我々6名で前川町長に対して、水道の基本料金の減免、これは当初から言ってること、またこれを継続してやっていただいた。このことに関しては、まず、感謝をしております。実現するための第1次補正のときから、こういう使い方ができるということをお話しして、これを検討していただいたこと、これは本当にありがとうございます。  やはり、何が一番ポイントかというと、これからの新型コロナウイルスの終息に関しては、今、第3波が終わろうとしている。こういった中ですけれども、この緊急事態宣言が、これからこの2月末で終わるかもしれない。こういった状況の中で、まだまだ一般に対するワクチンの接種は、4月以降というところで、タイムラグが発生します。  そこで、大山崎町に対しては、このタイムラグで、また第4波が起きないように、しっかりと住民に周知徹底していただきたい。このことを、求める次第でございます。  そしてまた、今回、大山崎クラブとして、2月1日にこれは、公明党さん、そして無所属の岸さんと6名で新型コロナウイルスのワクチンの速やかな接種を、国と府、そして医師会、並びに近隣の自治体、これは医師会の連携を含めた中で、安心で安全で、確実に実施をしていただきたい。この要望をさせていただきました。  そして、ワクチン接種に当たっては、分かりやすく住民の皆さんに周知をする、広報をしていただく、このことを望んでおりました。そしてまた、現在の医療体制、これに関しても集団接種、もしくは個別接種にかかわらず、対応をしていただく、並びに、高齢者、障害をお持ちの方、また移動手段をお持ちでないような方、こういう方もかなり多いと思います。そういった移動手段の確保等、こういうことも将来的に考えていかなければならない、このようなことも指摘をさせていただいております。  そこで、今回の委員会の中でも、いろいろ分かってきました。コールセンターを利用して、このワクチン接種の順番を取るという形を取られるみたいです。そこにおいては、個人情報、特にセンシティブ情報の扱い、これに関しては、行政としてコールセンターに丸投げをしたからできたというのではなくて、しっかりとそこのところを目を光らせていただきたい。人間のやることですから、どこかに必ずミスが絶対出てくると思いますけれども、その辺のところをしっかりと行政として対応をしていただきたい。このことを要望いたしまして、賛成とさせていただきます。 ○(山中一成議長) ほかございますか。  6番 岸 孝雄議員。 ○6番(岸 孝雄議員) 本件につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  先ほど、北村議員からもございました。この実現に向けては、思い起こせば、大山崎クラブの皆さん、公明党の嘉久志議員とともに、昨年のゴールデンウイーク中から繰り返し議論を重ね、このコロナ禍における補助事業、これについては、財政的な裏づけ、また実現の可能性、それから他自治体の動向、また国の施策、様々な観点から、繰り返し繰り返し議論をして、まとめ上げた要望書の中に盛り込まれた内容でございます。この議論のプロセスにおいては、上下水道課長、またお休みにもかかわらず、総務部長にも様々な意見をさせていただきました。御見解をいただきました。そういった議論、プロセスを踏まえて取りまとめた要望書、誠意を持って反映していただいていることを心から感謝をいたしまして、賛成とさせていただきます。 ○(山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           〔起立する者あり〕 ○(山中一成議長) 起立全員です。  したがって、第12号議案 令和2年度大山崎町一般会計補正予算(第9号)は、原案のとおり可決されました。 ○(山中一成議長) 次に、第15号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第15号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           〔起立する者あり〕 ○(山中一成議長) 起立全員です。
     したがって、第15号議案 令和2年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。 ○(山中一成議長) 次に、第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           〔起立する者あり〕 ○(山中一成議長) 起立全員です。  したがって、第19号議案 令和2年度大山崎町水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。  元日程に戻ります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 日程第34、陳情第2号 町立小学校雨漏り被害への施設改修に関する陳情書を議題といたします。  ただいま議題といたしました陳情第2号は、令和2年第4回定例会において受理し、令和2年12月14日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会に審査を付託し、同月18日の会議で、閉会中の継続審査とすることに決定いたしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査が終わり、委員長から議長宛てに審査報告書が提出されております。  本陳情の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  岸 孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長。           〔岸 孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長登壇〕 ○(岸 孝雄建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を行います。  去る令和2年12月14日の本会議におきまして、当委員会に付託されました陳情第2号についての審査を、1月26日、第1委員会室におきまして行いました。  審査においては、所管する教育委員会に対して、議会に報告のあった事項について、同じ内容を遅滞なく学校現場職員の皆さん、及び陳情者であるPTA連絡協議会を通して保護者の皆様方にも説明することを要請すべきとの意見がございました。  審査の結果、お手元に配付しております陳情審査報告書のとおり、陳情第2号につきましては、全員賛成により、採択すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山中一成議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、陳情第2号について、討論、採決を行います。  陳情第2号 町立小学校雨漏り被害への施設改修に関する陳情書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           〔「なし」と言う者あり〕 ○(山中一成議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 辻 真理子議員。 ○7番(辻 真理子議員) 陳情第2号 町立小学校雨漏り被害への施設改修に関する陳情に対し、日本共産党議員団は賛成いたします。  この陳情の趣旨は、大山崎町立小学校に通う児童や保護者、また教職員の方々が望む、安全・安心な教育環境の実現を要望されています。陳情項目には、第二大山崎小学校の施設改修に関しては、意見交換ができる場を求められており、それは当然のことでありますので、賛成できるものです。  また、第二大山崎小学校の施設改修に関して、議会でどんな議論がされ、結果どうだったかなど、知らされていないことによって、工事の進捗が分からず、町や議会に不信感を与えてしまう結果となりました。今後、コロナ禍であっても、文書やほかのツールでの議会との懇談や報告会を開催できるよう、議会としても開かれた議会となるよう誠実に応えていかなければならないと考えております。  また、次の項目には、町立小学校の施設改修を行うとの内容があり、今年度、教育委員会では、コンクリート強度調査を再度行われ、また、今議会に第二大山崎小学校の外壁改修予算も再度提案されております。  今後、改修の計画、スケジュール等、詳細については、教育委員会にも協力してもらい、学校関係者や保護者にも周知していただき、大山崎小学校も含め、学校に通う子どもや保護者が、安心できる環境整備実施となることを議員団としても要望し、この陳情に賛成の討論といたします。 ○(山中一成議長) ほかにございますか。  討論を終結いたしまして、採決いたします。  陳情第2号 町立小学校雨漏り被害への施設改修に関する陳情書について、採択することに賛成の方は起立願います。           〔起立する者あり〕 ○(山中一成議長) 起立全員です。  したがって、陳情第2号 町立小学校雨漏り被害への施設改修に関する陳情書は、採択することに決定いたしました。  以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(山中一成議長) 本日は、これをもって散会いたします。お疲れさまでした。                   16時05分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  山 中 一 成      会議録署名議員   朝 子 直 美      会議録署名議員   渋 谷   進...