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平成31年第1回定例会(第1号 2月26日)

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  1. 大山崎町議会 2019-02-26
    平成31年第1回定例会(第1号 2月26日)


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    平成31年第1回定例会(第1号 2月26日)          平成31年大山崎町議会第1回定例会会議録−第1号−         平成31年2月26日(火曜日)午前10時00分開会・開議   〇出席議員(12名)                 1番  島  一嘉  議員                 2番  西田 光宏  議員                 3番  山中 一成  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  嘉久志 満  議員                 6番  岸  孝雄  議員                 7番  辻 真理子  議員                 8番  朝子 直美  議員                 9番  渋谷  進  議員                10番  井上 治夫  議員                11番  波多野庇砂  議員                12番  井上 博明  議員 〇欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        前川  光           教育長       中條  郁           総務部長      蛯原  淳           総務部理事(兼)  田中 一成           政策総務課財政担当課長           健康福祉部長    野田 利幸           環境事業部長    山元登志夫           環境事業部理事   松村 実生           (兼)上下水道課長           環境事業部理事   寺井 昭博           (兼)建設課長           教育次長      辻野  学           政策総務課長    本部 智子           政策総務課     斉藤 秀孝           企画観光担当課長           税住民課長     大西 博之           健康課長      山岡  剛           福祉課長      久貝  茂           経済環境課長    北村 光子           天王山対策課長   林   亨           学校教育課長    矢野 雅之           生涯学習課長    堀井 正光           会計管理者(兼)会計課長                     皿谷 吉彦 〇出席事務局職員           事務局長      谷利 俊彦           書記        谷山 勇太           書記        新田奈都子議事日程(第1号)   日程第1.会議録署名議員の指名   日程第2.会期の決定   日程第3.諸般の報告   日程第4.行政報告   日程第5.第1号議案 大山崎町上下水道事業審議会条例の制定について   日程第6.第2号議案 大山崎町情報公開条例の一部改正について   日程第7.第3号議案 大山崎町個人情報保護条例の一部改正について   日程第8.第4号議案 大山崎町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部              改正について   日程第9.第5号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について   日程第10.第6号議案 大山崎町職員の給与に関する条例の一部改正について   日程第11.第7号議案 大山崎町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関               する基準を定める条例の一部改正について   日程第12.第8号議案 大山崎町立保育所設置条例の一部改正について   日程第13.第9号議案 大山崎町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並び               に水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正               について   日程第14.第10号議案 平成30年度大山崎町一般会計補正予算(第5号)   日程第15.第11号議案 平成30年度大山崎町国民健康保険事業特別会計補正予                算(第2号)   日程第16.第12号議案 平成30年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第                3号)   日程第17.第13号議案 平成30年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算                (第3号)   日程第18.第14号議案 平成30年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計                補正予算(第3号)   日程第19.第15号議案 平成30年度大山崎町水道事業会計補正予算(第3号)   日程第20.第16号議案 平成31年度大山崎町一般会計予算   日程第21.第17号議案 平成31年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算   日程第22.第18号議案 平成31年度大山崎町下水道事業特別会計予算   日程第23.第19号議案 平成31年度大山崎町介護保険事業特別会計予算   日程第24.第20号議案 平成31年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計                予算   日程第25.第21号議案 平成31年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算   日程第26.第22号議案 平成31年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算   日程第27.第23号議案 平成31年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算   日程第28.第24号議案 平成31年度大山崎町水道事業会計予算   日程第29.第25号議案 大山崎町道路線の起終点の変更について   日程第30.第26号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任について   日程第31.第27号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任について   日程第32.第28号議案 大山崎町監査委員の選任について  ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時00分 開会・開議 ○(渋谷 進議長) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12名です。定足数に達しておりますので、平成31年大山崎町議会第1回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりです。  それでは、これより日程に入ります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、12番 井上博明議員及び1番 島 一嘉議員を指名いたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から3月22日までの25日間にしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から3月22日までの25日間とすることに決定いたしました。  なお、今会期中の日程ですが、あす27日午後5時に一般質問の通告を締め切り、3月5日、6日の両日、定刻から一般質問を行います。翌7日から8日、及び11日から15日、並びに18日の間に、後刻、所管委員会に付託の付議事件審査のため、案件付託常任委員会を開催していただき、22日の最終本会議で委員会審査終了付託案件について採決をしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 異議なしと認め、ただいま申し上げましたとおりに決定いたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第3、諸般の報告を行います。  初めに、去る1月21日に開催されました乙訓市町議会議長会議員研修会には、議員各位の出席ありがとうございました。今回の研修では、第12回マニフェスト大賞においてグランプリを受賞された前長野県飯綱町議会議長 寺島 渉先生をお招きし、住民に信頼される地方議会に生まれ変わるため、必要となる考えや取り組みを、実体験に即した形で御講演いただき、本町議会にとって大変参考となる内容であったと思います。  それでは、平成30年第4回定例会以後の諸会議等について御報告申し上げます。
     初めに、1月10日、京都市内におきまして、平成31年第1回京都府市町村議会議員公務災害補償等組合議会が開催され、出席をいたしました。公務災害補償等組合議会では、冒頭、組合構成議会議長任期に伴い、議長選挙が行われ、議長に今西南丹市議会議長が、副議長に廣尾南山城議会議長が当選、就任されました。議事では、平成29年度決算を認定し、総額200万円の平成31年度一般会計予算を原案どおり可決するとともに、戸川久御山町議会議長監査委員に選任する専決処分、及び京都府市町村職員退職手当組合規約の変更に係る専決処分について、いずれも承認いたしました。また、引き続き開催された町村議会議長会議では、諸会議等の開催状況の報告を受けるとともに、今後の事業計画並びに第69回定期総会に向け、諸協議を行いました。  次に、1月31日に、京都平安ホテルにおいて、府議会・市町村議会正副議長合同研修会が開催され、波多野副議長とともに出席いたしました。「平成31年度の地方財政運営について」と題し、西脇京都府知事から、地方六団体等での取り組みも交えながら地方の税財政についての御講演を拝聴した後、御就任後、初めての編成となった平成31年度の京都府当初予算の概要について、御説明いただきました。  次に、2月22日、西脇京都府知事村田府議会議長府町村会副会長 吉本伊根町長を来賓に迎え、町村議会議長会第69回定期総会が京都府自治会館で開催されました。総会では、4町議会から5人の議員が、多年にわたり地方自治の振興に功労のあった自治功労者として、全国議長会からの表彰を受賞されました。また、町村議会表彰においては、与謝野町議会が、一般質問を含め、議案等を対象とした町三役への反問権の付与、議員間での自由討議、子どもを含めた町民との懇談会の実施、委員会発議による地酒の普及の促進に関する条例の制定など、議会の活性化に積極的に取り組まれるとともに、地域文化の発信等への貢献が認められ、全国議長会特別表彰を受賞されました。議事では、平成30年1月から同年12月までの会務報告、平成29年度の一般会計歳入歳出決算、創立70周年記念事業のため対前年度比150万円の増、総額3,320万円となった平成31年度一般会計予算が提案され、いずれも認定、原案可決いたしました。  次に、2月23日、ルビノ京都堀川におきまして、平成31年2月京都地方税機構議会定例会が招集され、出席をいたしました。今定例会には、総額22億5,149万7,000円の平成31年度一般会計予算が提案され、慎重審査の結果、賛成多数により原案どおり可決されました。また、年度最終見通しによる3億4,584万5,000円を増額する補正予算を初め、第2次広域計画の基本方針を踏襲し、第3次となる広域計画の変更についても慎重審査の結果、原案どおり可決されました。  以上で、諸般の報告を終わります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第4、行政報告を求めます。  行政報告を町長に求めます。  前川町長。                 (前川 光町長登壇) ○(前川 光町長) おはようございます。  本日ここに、平成31年大山崎町議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私何かと御多用の中を御参集いただきましてまことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げる次第であります。  それでは、行政報告をさせていただきます。  行政報告といたしまして、まずは、乙訓環境衛生組合議会の報告をいたします。  平成30年12月21日、乙訓環境衛生組合議会平成30年第4回定例会が開催され、管理者として出席いたしましたので、その概要を御報告申し上げます。  まず、今回、管理者に就任いたしました私から議員各位に挨拶を申し上げました。  次に、先般の大山崎町議会議員改選により、本組合議員に選出されました北村吉史議員井上治夫議員井上博明議員から就任の挨拶がありました。  次に、管理者諸報告につきまして、まず、第20回リサイクルフェアの開催結果等について、次に、組合長黒埋立地用地社会福祉法人乙訓福祉会への一部無償貸し付けについて、最後に、台風21号等による災害廃棄物受け入れ状況について、以上3件の報告をいたしました。  次に、監査報告第5号 例月出納検査の結果報告について、及び監査報告第6号 定期監査の結果報告について、辻 正春代表監査委員から報告がありました。  次に、第7号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度乙訓環境衛生組合一般会計補正予算(第3号))は、質疑応答慎重審査の結果、全員賛成で原案のとおり承認されました。  次に、第8号議案 監査委員の専任については、質疑応答慎重審査の結果、全員賛成で原案のとおり同意されました。  次に、第9号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、質疑応答慎重審査の結果、全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、第10号議案 乙訓環境衛生組合職員の給与に関する条例の一部改正については、質疑応答慎重審査の結果、全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、第11号議案 平成30年度乙訓環境衛生組合一般会計補正予算(第4号)については、質疑応答慎重審査の結果、全員賛成で原案のとおり可決されました。  最後に、2月8日に実施する乙訓環境衛生組合議会議員視察研修会に、9名の議員を派遣することについて、決定されました。  議事終了後、長岡京市長の任期中において最後の定例会となるため、中小路健吾副管理者からお礼の挨拶がありました。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料が届く予定でございますので、届きましたら御高覧いただきますようお願い申し上げます。  次に、乙訓福祉施設事務組合議会の報告をいたします。  平成30年12月25日、乙訓福祉施設事務組合議会平成30年第4回定例会が開催され、副管理者として出席いたしましたので、その概要を御報告申し上げます。  まず、会議に先立ち、先般の大山崎町議会議員改選により、本組合議員に選出されました西田光宏議員、嘉久志 満議員、辻 真理子議員から就任の挨拶がありました。また、私からも、副管理者の就任に当たり、御挨拶を申し上げました。  引き続き、議長選挙が行われ、副議長による指名推選により、西田光宏議員が選出され、就任の挨拶がありました。  次に、管理者諸報告につきまして、総務課関係では、防災訓練運営協議会全体会の実施について、若竹苑の関係では、就労継続支援、生活介護、地域活動支援センター、日中一時支援各事業の登録者数及び主な行事の実施状況について、介護障害審査課関係では、審査状況及び障がい支援区分認定審査会運営委員会の開催について、障がい者相談支援課の関係では、乙訓圏域障がい者自立支援協議会及び基幹相談支援センターにおける研修会の開催について、ポニーの学校関係では、利用状況及び行事の実施状況について、それぞれ報告がありました。  次に、定期監査及び例月出納検査結果の報告について、常盤ゆかり監査委員から報告がありました。  次に、第7号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、質疑応答慎重審査の結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。  次に第8号議案 乙訓福祉施設事務組合職員の給与に関する条例の一部改正については、質疑応答慎重審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決されました。  次に、第9号議案 平成30年度乙訓福祉施設事務組合一般会計補正予算(第2号)は、質疑応答慎重審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決されました。  議事終了後、長岡京市長の任期中において最後の定例会となるため、中小路健吾副管理者からお礼の挨拶がありました。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料が届く予定でございますので、届きましたら御高覧いただきますようお願い申し上げます。  次に、乙訓消防組合議会の報告をいたします。  平成30年12月26日、乙訓消防組合議会平成30年第4回定例会が開催され、副管理者として出席いたしましたので、その概要を御報告申し上げます。  まず、会議に先立ち、大山崎町議会議員改選により、本組合議員に選出されました山中一成議員朝子直美議員から就任の挨拶がありました。また、私からも、副管理者の就任に当たり、御挨拶を申し上げました。  引き続き、副議長選挙において、山中一成議員が当選され、挨拶がありました。  次に、管理者諸報告につきまして、初めに、9月から11月までの火災等の災害状況について、次に、平成30年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練について、次に、長岡京市で実施された防災訓練について、次に、火災予防の啓発について、最後に、年末防火運動について、報告がありました。  次に、監査報告第4号 例月出納検査の結果報告について、檜谷邦雄代表監査委員から報告がありました。  次に、報告第1号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)報告がありました。  次に、議案第8号 乙訓消防組合消防職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第9号 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第10号 平成30年度乙訓消防組合一般会計補正予算(第1号)についての各議案につきましては、それぞれ質疑応答慎重審査の結果、いずれも全員賛成により原案のとおり可決されました。  議事終了後、長岡京市長の任期中において最後の定例会となるため、中小路健吾管理者から御挨拶がありました。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料が届く予定でございますので、届きましたら御高覧いただきますようよろしくお願い申し上げます。  最後に、昨年12月の第4回定例会において御報告申し上げた以降の主な行事や会議等について御報告を申し上げます。  まず、12月23日には、第3回大山崎町天王山カップ少年少女フェンシング大会を開催いたしました。会場の大山崎町体育館では、全国の約540人の小中学生剣士たちによる熱戦が繰り広げられました。  次に、本年1月13日には、大山崎町体育館におきまして、平成31年大山崎町消防出初め式を開催いたしました。本町消防団を初めとする関係機関の皆様の御参加のもとで式典をとり行い、安心・安全なまちづくりのために、消防・防災体制の強化に向けて、改めて気を引き締めたところであります。  次に、1月14日の成人の日には、同じく大山崎町体育館で、第66回大山崎町成人式を挙行いたしました。当日は、本年度の大山崎町内の新成人160名のうち105名が出席され、町議会議長初め来賓各位をお迎えして、新成人の門出をともに祝いました。  次に、1月16日には、東京都で開催されました内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局及び内閣府地方創生推進事務局主催地方創生市町村長トップセミナーに出席し、全国の市町村長とともに、今後の地方創生のあり方について認識を共有いたしました。  次に、2月1日には、内閣官房オリパラ事務局を訪問し、ホストタウン自治体として町長就任の御挨拶を申し上げるとともに、現在の事業の進捗状況などを報告いたしました。  また同日には、在日スイス大使館日本フェンシング協会もあわせて訪問し、就任の御挨拶とあわせて同様の御報告を行った次第であります。  最後に、2月23日には、大山崎町体育館で、本年度で3回目となる大山崎町スイスフェアを開催いたしました。  当日は、地元関係団体を初め、関係各位の御協力を得ながら、ホストタウンの相手国であるスイスに関連した企画によって、来場いただいた皆様にお楽しみいただくことができました。  以上をもちまして、行政報告とさせていただきます。 ○(渋谷 進議長) 以上で、行政報告は終わりました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第5、第1号議案 大山崎町上下水道事業審議会条例の制定についてから、日程第29、第25号議案 大山崎町道路線の起終点の変更についてまでの25議案を一括議題といたします。  各議案について、提案理由の説明を求めます。  前川町長。                 (前川 光町長登壇) ○(前川 光町長) それでは、ただいま上程されました第1号議案から第25号議案につきまして、順を追って、提案理由を御説明申し上げます。  初めに、第1号議案 大山崎町上下水道事業審議会条例の制定についてであります。  本条例は、町長の附属機関として、大山崎町上下水道事業審議会を設置するため、条例を制定しようとするものであります。  本条例は全8条の構成となっており、所掌事項、組織等について定めております。あわせて附則におきまして、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例につきまして、上下水道事業審議会委員を追加する改正を行うものであります。なお、施行日は平成31年4月1日といたしております。  次に、第2号議案 大山崎町情報公開条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、国の法律である行政機関の保有する情報の公開に関する法律の改正に伴い、個人情報の定義の明確化が図られたことにより、本町の条例を改正する必要が生じたため、提案するものであります。  次に、第3号議案 大山崎町個人情報保護条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、国の法律である行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、個人情報の定義の明確化や要配慮個人情報に関する規定が整備されたことを受け、本町の条例を改正する必要が生じたため、提案するものであります。  次に、第4号議案 大山崎町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が公布されたことに伴い、多様な働き方を選択できる働き方改革を推進するため、改正しようとするものであります。  次に、第5号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、本条例に規定のない非常勤特別職に係る報酬について、他団体の例に準じて定めるため、提案するものであります。  次に、第6号議案 大山崎町職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、昨年の人事院勧告により、国家公務員の給与改定が行われ、また、京都府人事委員会も同様の勧告をされていることから、その均衡を図るため、本町職員の給与について改定しようとするものであります。  次に、第7号議案 大山崎町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、国が定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正、及び学校教育法の改正等に伴い、本町の条例を改正する必要が生じたため、提案するものであります。  次に、第8号議案 大山崎町立保育所設置条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、現在実施しております延長保育に係る延長保育料について、受益と負担の適正化を図る観点から、月額延長保育料の上限額を改めるとともに、利用単位について新たに1日単位を設けるため、改正しようとするものであります。  次に、第9号議案 大山崎町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並び水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正についてであります。  今回の改正は、学校教育法の一部を改正する法律の施行及び技術士法施行規則の一部改正に伴い、本条例で規定する資格基準に所用の改正を行う必要が生じたため、提案するものであります。  次に、第10号議案 平成30年度大山崎町一般会計補正予算(第5号)であります。  去る12月議会におきまして、平成30年度一般会計補正予算(第4号)を御可決賜りましたところでありますが、今回提出の補正予算(第5号)は、主に、その後の国の施策への対応や、年度末の決算に向けて事務事業の執行見込みに基づく過不足調整等を行うものであり、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ3,145万1,000円を減額補正するものであります。この結果、歳入歳出総額を66億8,483万3,000円とするものであります。  それでは、今回の補正予算の主な内容について御説明申し上げます。  まず、歳出補正の主な内容として、職員給与費等の人件費につきまして、職員の人事異動及び人事院勧告に伴う給与改定等による増減を反映させ、各費目を通じ、計1,259万9,000円の減額。  次に、商工費におきまして、国の補正予算に伴い、プレミアム付商品券事業の準備経費として134万5,000円の増額。  次に、教育費におきまして、第4号補正(12月補正)で新規計上いたしました両小学校の空調設備の整備について、国庫補助の対象外となった経費4,434万8,000円の減額。  そのほかの工事費や経費につきましても、これまでの執行状況からの確定数値または決算見込み数値に基づき減額しているものであります。  次に、歳入補正の主な内容でありますが、ただいま歳出のところで御説明申し上げました項目と連動した、国・府補助金や町債の計上など所要の補正に加えまして、町民税法人税割等の減収見込みに伴い、減収補てん債の増額を計上いたしております。  次に、第11号議案 平成30年度大山崎町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1万2,000円を増額補正するものであります。  まず、歳出補正といたしまして、総務費の総務管理費において1万2,000円を増額計上いたしております。一方、歳入補正といたしまして、繰入金の一般会計繰入金で1万2,000円を増額計上いたしております。この結果、歳入歳出総額を16億3,903万8,000円とするものであります。  次に、第12号議案 平成30年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ3,501万6,000円を減額補正しようとするものであります。  補正予算の主な内容について御説明いたします。  まず、歳出の主なものといたしましては、管理費では、維持修繕工事費100万円、桂川右岸流域下水道維持管理負担金を1,100万円、平成29年度の消費税及び地方消費税の申告によりまして、公課費575万9,000円をそれぞれ減額補正するものであります。  事業費では、国の社会資本整備総合交付金事業として進めております汚水管渠侵入水対策委託料383万円、大山崎排水ポンプ場耐震診断業務委託932万8,000円、大山崎町ストックマネジメント計画策定業務委託3,096万円、汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事2,781万円をそれぞれ減額補正し、一方で、日本下水道事業団に工事委託をしております大山崎排水機場建設事業委託料4,731万円を増額補正するものであります。
     また、公債費では、長期債の借り入れ期間、貸し付け利率の確定により、長期債利子償還金400万円、一時借入金利子237万2,000円をそれぞれ減額補正するものであります。  次に、諸支出金では、平成29年度の一般会計繰入金の精算として、一般会計からの繰出金1,374万8,000円を増額補正するものであります。  一方、歳入の主なものといたしましては、使用水量の減少等により、下水道使用料875万円、国庫支出金では、社会資本整備総合国庫交付金1,592万円、町債では、公共下水道事業債1,860万円、繰入金1,030万円をそれぞれ減額補正するものであります。また一方で、前年度繰越金1,131万4,000円、消費税及び地方消費税還付金718万8,000円をそれぞれ増額補正するものであります。  この結果、現計予算額13億628万4,000円から歳入歳出それぞれ3,501万6,000円を減額し、歳入歳出それぞれ12億7,126万8,000円とするものであります。  また、第2条では、繰越明許費を第2表でお示ししております。  さきに御説明いたしました大山崎排水機場建設事業委託について、平成31年度に事業実施をするため、繰越明許費を計上するものであります。  次に、第3条では、地方債補正を第3表でお示ししております。  歳出で御説明いたしました大山崎汚水中継ポンプ場の長寿命化対策工事等に係る事業費に財源充当をしております公共下水道債1,860万円を減額する変更を行うものであります。  次に、第13号議案 平成30年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ29万3,000円を増額補正するものであります。  まず、歳出補正の内容でありますが、総務費におきまして、29万3,000円を増額計上いたしております。一方、歳入補正の内容でありますが、国庫支出金で17万3,000円を、繰入金で12万円をそれぞれ増額計上いたしております。この結果、歳入歳出総額を15億109万1,000円とするものであります。  次に、第14号議案 平成30年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ6万9,000円を増額補正するものであります。  まず、歳出補正の主なものといたしまして、総務管理費の職員給与費で6万9,000円を、後期高齢者医療広域連合納付金で641万3,000円をそれぞれ増額計上し、諸支出金の一般会計繰出金で641万3,000円を減額計上いたしております。一方、歳入補正の主なものといたしまして、一般会計繰入金で6万9,000円を増額計上いたしております。この結果、歳入歳出総額を2億7,910万4,000円とするものであります。  次に、第15号議案 平成30年度大山崎町水道事業会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、収益的支出におきましては、135万8,000円を増額補正するものであります。内容といたしましては、昨年の京都府人事委員会勧告に伴う給与改定による人件費23万4,000円の増額、過年度の一般会計補助金について、繰出基準を超える補助金を精算するため、一般会計への繰出金112万4,000円を増額補正するものであります。  次に、収益的収入では、54万8,000円を減額補正するものであります。内容といたしましては、平成30年度の一般会計補助金の確定により、54万8,000円を減額補正するものであります。  次に、第16号議案 平成31年度大山崎町一般会計予算であります。  予算案の説明に先立ちまして、私の平成31年度の町政運営の基本的な考え方につきまして、所信の一端を申し述べ、議員各位並びに住民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  「Restart 大山崎町再出発」  昨年の非常に激しい選挙戦の結果、私、前川 光が有権者の皆様から町政を負託されました。  今回の予算案は、御承知のとおり、私にとって就任後初となる通年の予算編成であります。そして、この予算編成に当たり、私が最も強く意識したキーワードが、「Restart 大山崎町再出発」であります。  今、時代は大きく変わろうとしています。少子高齢化により労働力不足が深刻化するなど、人口減少の影響が顕著にあらわれる中、いわゆる出入国管理法が改正され、新たな外国人材受け入れのための在留資格が創設されるなど、我が国における外国人労働者をめぐる大きな政策転換が図られたことは御承知のとおりであります。  また、AI(人工知能)やIOT(モノのインターネット)、さらにはRPA(ロボットによる業務自動化)など、技術革新はとどまるところを知らず、政府はそれらを活用した「ソサエティ5.0」を提唱しております。  そうした目まぐるしく変わる時代背景において、本町では、長らく旧来型の政治対立が固定化しており、そのことが、本来、本町が有している潜在能力の発揮を阻害していると言っても過言ではないと考えているところであります。  今回の予算案は、すなわち、町長の交代という大きな背景のもとで行ったものであり、当然、選挙戦で争点となりました案件も含め、一定の方針転換は必然となりますが、そうしたことも含めて、議会はもとより、全ての住民の皆様と一緒になって新しい時代に向けて再出発を図りたい、これまでの政治構造を超えて再出発を図りたい、そういう思いで今回の予算編成を行わせていただいたところであります。  そこで、今回の予算の基本コンセプトにつきまして、「住民とともに歩むまちの創造」といたしました。  御承知のとおり、私は選挙戦の前後を問わず、かねてから、これまでの町政運営については住民目線が不足していると指摘し、その改善を訴えてまいりました。  そうした、いわば住民不在の状況を解消するという私の基本姿勢を、今回の予算編成全体に貫くこととして、つまり、このコンセプトは、私の4年間の任期の中で実現すべき政策目標として設定したところであります。  そして、その具体的方策として、重点施策を3点設定いたしました。  1点目が「小さな行政への転換」、2点目が「公約の着実な推進」、3点目が「住民参加の仕組みづくり」であります。  まず、「公約の着実な推進」につきましては、これは言うまでもなく選挙を通じた有権者の皆様との約束事であります。  公立保育所3園堅持、自校方式による中学校給食の推進、住民要求の強いこれらを1丁目1番地として、今回の予算でも必要な経費を計上させていただきました。  次に、「小さな行政への転換」につきましては、この間、町の予算規模は拡大の一途をたどり、平成30年度は62億8,000万円に達しました。また、そうした拡大路線により、町債残高も増加傾向にあり、今後の人口減少等を見据えたとき、このまま拡大路線を継続することに危機感を覚えるところであります。  したがって、私は、今回の予算編成に当たりまして、まず、予算総額の縮小を図ることとして、職員に対前年度5%減を目標とすることを指示いたしました。  その結果、5.5%の削減となり、内容的にはまだまだ不十分さが残るものの、一定の道筋は明確にできたものと考えております。  その一方で、超少子高齢社会に突入した現在にあって、また、昨今は大規模災害が頻発するという時代背景にあって、住民ニーズも個別・複雑・多様化する状況の中、行政に求められる役割も増大傾向にあるものと認識をしております。  当然のことながら、予算総額の縮小を図りましたが、住民サービスの低下を招くことはあってはなりません。  したがって、行政が重点的に対応すべき事項はしっかりと重点化しつつ、全体としては小さな行政への転換を図るためには、この地域で暮らす住民の皆様との一方的ではない双方向の関係を築き、相互理解を深め、ともに行動することこそが重要であり、そのためにまず必要なことが「住民参加の仕組みづくり」であります。  私は、自分たちのまちのことは自分たちで決めるということが自治の原点であると考えております。  先ほども申し上げましたとおり、私は、この間の町政運営は住民目線が不足した住民不在の状況と考えております。そうした状況を解消し、今後ますます厳しさを増す時代を乗り越えていくために、あらゆる面での住民参加を図っていく、その仕組みづくりに着手するものであります。  このように、今回の3点の重点施策は個別ばらばらのものではなく、それぞれが密接に関連するものとして設定したところであり、これを継続的に推進することによって、「住民とともに歩むまちの創造」を実現しようとするものであります。  それでは、予算案の概要について御説明申し上げます。  予算総額は59億3,600万円であり、前年度と比較いたしまして、3億4,400万円、5.5%減の予算規模であります。  このように、まずもって今回は将来を見据え、小さな行政の確立に向けた経営方針の転換を明確にさせていただきました。  ただし、先ほど不十分さが残ると申し上げましたとおり、予算総額の縮小を行ったものの、一般財源ベースで見たときには、0.1%と言えども増加しておりますので、今回は時間の都合上、見直しが行き届かなかった、こうした部分の見直しも次年度以降しっかりと行ってまいりたいと考えているところであります。  次に、歳入の状況について御説明いたします。  歳入の根幹である町税につきまして、全体で対前年度1億1,071万円、3.9%の減収を見込んでおります。  この主な要因といたしまして、法人町民税について、平成30年度の決算見込みを勘案し、対前年度9,710万円の減、固定資産税でも1,191万3,000円の減となっているところであります。  また、(第14款)国庫支出金でも、今春に開園いたします民間保育所への運営負担金など増額項目があるものの、大型事業の完了などに伴い、全体として、対前年度2億2,529万8,000円の減となっております。  その一方、(第10款)地方交付税では、平成30年度の町税の減収に伴い、対前年度7,000万円の増、(第15款)府支出金でも、民間保育所への運営負担金などにより、対前年度2,184万1,000円の増といたしております。  その他の歳入につきまして、(第17款)寄附金では、ふるさと応援寄附金、いわゆるふるさと納税について、平成30年度の決算見込みを勘案し、1,200万円の減、(第21款)町債では、5億1,460万円を計上しておりますが、そのうち、実質的な交付税として措置されている臨時財政対策債が3億2,000万円であり、差し引いた実質の町債は1億9,460万円であります。  以上の歳入見込みとあわせて、予算編成作業において、事業の精査を行った結果、財政調整基金からの補填額を1億4,000万円とし、収支の均衡を図ったところであります。  次に、歳出予算の概要につきまして、御説明申し上げます。  冒頭に申し上げました3つの重点施策に直結する事業といたしまして、次の4事業を重点事業といたしております。  まず1つ目に、町立保育所施設管理計画策定事業として641万7,000円。これは、私の公約事項として町立3保育所堅持を進める上で、良好な保育環境を保障するために、まずは施設の更新や長寿命化等の計画を策定するものであります。  2つ目は、学校給食整備事業として1,590万円。これも公約である自校方式による中学校給食の推進に向けて、給食室の整備を行うための基本設計・実施設計を行うとともに、両小学校の給食室の改修工事に向けた実施設計を行うものであります。  3つ目は、(仮称)自治基本条例制定に向けた住民検討会議の設置として51万円。これは、住民参加の仕組みづくりを具現化するためのものとして、仮称ではありますが自治基本条例、もしくは、まちづくり基本条例の制定を大きな題材として、住民の皆さん自身が自治について考える場を設置し、そうした検討の過程を通じて、私の掲げる、住民本位の住民とともに歩む町の創造を目指すものであります。  重点事業の最後として、4つ目の住民票等コンビニ交付サービス導入事業として840万2,000円。これは、住民票の写しと印鑑登録証明書について、コンビニで交付が受けられるサービスを行おうとするものでありますが、冒頭に申し上げましたとおり、技術革新は日進月歩で進展しておりますので、こうしたサービスを充実させることにより、小さな行政を目指してまいります。  次に、一定の各分野ごとに主要な事業について申し上げます。  まず、子育て支援・教育関係では、民間保育所運営等支援事業として1億9,124万2,000円、町立小学校外壁改修設計業務委託に830万円、また、防犯対策事業として、児童の登下校時の巡回(青色パトロール)に使用している公用車にドライブレコーダーを設置するための経費として3万1,000円。さらに、防災子ども安全まちづくりとして、1つに、狭隘道路の側溝を暗渠化することにより歩行空間の拡幅、2つに、歩道のない通学路の路肩のカラー舗装、これらにより通学児童の安全の確保を図ることとして、その必要経費として、9,192万6,000円を計上するものであります。  次に、まちづくり関係として、まず、中央公民館等整備検討ワークショップ開催事業50万円、また、駅前ワークショップ開催事業として50万円をそれぞれ計上し、住民参加の仕組みづくりを具現化しようとするものであります。さらに、JR山崎駅バリアフリー化工事2,800万円、また、先ほども申し上げました防災子ども安全まちづくりなども含めて良質なまちづくりを進めるものであります。  次に、防災・防犯関係として、まず、防災伝道師養成講座開催事業14万2,000円。これは、町内会・自治会、自主防災組織の役員等を対象に防災についての講座を開催し、受講者には防災伝道師として地域における防災教育等を勧め、地域防災力のさらなる強化を図ろうとするものであります。また、防犯カメラ整備事業として303万4,000円、ドローンによる被害状況調査等委託事業として10万円、さらに、急傾斜地崩壊対策事業500万円、民間施設ブロック安全対策支援補助75万円などを計上し、安心・安全対策をさらに進めるものであります。  次に、文化・スポーツ振興関係として、まず、町立岩崎運動広場改修事業2,840万4,000円、町立体育館駐車場・駐輪場照明LED化工事575万4,000円、中央公民館別館図書室照明LED化工事72万1,000円。  最後に、史跡大山崎瓦窯跡整備事業5,850万1,000円を計上するなど、文化・スポーツの振興を図ってまいります。  以上、主な分野ごとの主要な事業について御説明申し上げましたが、これら以外にも、当然、必要な予算を配分しており、これらを通して、住民とともに歩むまちの創造に向けて、全身全霊を傾けて、職責を全うしてまいります。  冒頭にも申し上げましたとおり、今、時代は大きな変革のときを迎えております。人口減少という非常に大きな課題に加え、10月には消費税率の引き上げや、いわゆる幼保無償化もスタートいたします。高齢化もとどまることを知らず、2025年問題、2040年問題も遠い将来のことでも対岸の火事でもありません。  国による地方財政措置において、2021年度までの3年間については、一般財源の総額について、平成30年度水準の実質的な確保が行われるものの、社会保障関連経費以外の歳出圧力が高まる中で、厳しい時代を見通した町政運営が求められることは当然のことであり、それゆえ、私は、小さな行政を提唱するものであります。  そして、その実現を図る大きな要因として、住民参加があり、その先に住民とともに歩むまちの姿があるものと確信しております。  今回の予算は、その実現に向けた第一歩にすぎませんが、それでも大きな転換点となるその一歩を議員各位を初め、全ての住民の皆様と一緒に力強く踏み出してまいりたいと切に願うところであります。  議員各位並びに住民の皆様方のより一層の御指導と御鞭撻、御理解を心からお願い申し上げ、平成31年度一般会計当初予算の説明とさせていただきます。  次に、第17号議案 平成31年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算であります。  歳入歳出総額は14億7,929万4,000円で、対前年度1,183万9,000円、0.8%の減となっております。  まず、歳出の主なものといたしましては、保険給付費で10億6,944万7,000円、国民健康保険事業費納付金3億4,248万2,000円をそれぞれ計上いたしております。  一方、歳入の主なものといたしましては、国民健康保険税2億9,941万円、府支出金10億8,144万7,000円、繰入金9,825万9,000円をそれぞれ計上いたしております。  以上が、平成31年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算の概要であります。  次に、第18号議案 平成31年度大山崎町下水道事業特別会計予算であります。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9億8,010万円とするもので、前年度から3億1,730万円の減額であります。  まず、歳出の主なものにつきまして、御説明いたします。  総務費は、総務省からの通知を受け、下水道事業の中長期的な計画を策定するための経営戦略策定業務委託料330万円であります。  管理費は、大山崎町水道事業への下水道使用料収納委託料、大山崎汚水中継ポンプ場運転管理経費や、桂川右岸流域下水道維持管理負担金等でありますが、前年度に比べて502万9,000円増額の1億9,834万円であります。  次に、事業費では、昨年度に引き続き大山崎排水ポンプ場建設工事について、日本下水道事業団への工事委託、大山崎及び下植野排水ポンプ場耐震診断調査業務、管渠への浸入水対策実施計画などに取り組み、前年度から3億1,790万1,000円減額の6億2,983万1,000円を見込んでおります。  次に、公債費は、下水道事業債の元利償還金合計で前年度から772万円8,000円減額の1億4,750万8,000円であります。  次に、歳入の主なものにつきまして、御説明いたします。  まず、使用料及び手数料は、前年度実績等による有収水量と消費税の改正を見込んでいることから、前年度より500万7,000円増額の2億5,731万6,000円。  次に、国庫支出金は、雨水排水施設の整備に係る事業費等の社会資本整備総合国庫交付金で前年度から1億7,465万円減額の2億8,535万円。  次に、繰入金は、前年度から1,350万円減額の8,800万円であります。  次に、繰越金は、前年度繰越金で、前年度より397万円増額の398万円。  町債は、施設整備に取り組む財源といたしまして、前年度から1億3,810万円減額の3億4,340万円を見込んでいるところであります。  以上が、平成31年度大山崎町下水道事業特別会計予算の概要であります。  次に、第19号議案 平成31年度大山崎町介護保険事業特別会計予算であります。  歳入歳出総額は、14億823万6,000円で、対前年度5,456万6,000円、4.0%の増となっております。  まず、歳出の主なものといたしましては、乙訓福祉施設事務組合で行っております要介護認定審査事務の負担金、職員給与費などの総務費で5,581万4,000円、介護サービス等諸費、介護予防サービス等諸費、高額介護サービス等費などの保険給付費で12億8,761万8,000円、さらに地域支援事業費として6,128万8,000円を計上いたしました。  一方、歳入の主なものといたしましては、第1号被保険者の保険料として3億1,049万円、国庫支出金2億9,331万5,000円、支払基金交付金3億5,682万7,000円、府支出金1億9,217万3,000円、一般会計繰入金2億5,540万3,000円をそれぞれ計上いたしました。  以上が、平成31年度大山崎町介護保険事業特別会計予算の概要であります。  次に、第20号議案 平成31年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算であります。  歳入歳出総額は2億8,196万6,000円、対前年度1,079万1,000円、4%の増額となっております。  まず、歳出の主なものから御説明いたします。  後期高齢者医療広域連合納付金では、後期高齢者医療広域連合へ納付する保険料及び市町村分賦金、軽減分を補填する保険基盤安定負担金を合わせて2億6,213万円、対前年度1,136万3,000円の増額となっております。  一方、歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料におきまして2億2,446万8,000円、対前年度1,010万5,000円の増、繰入金では、一般会計繰入金としまして5,683万8,000円、対前年度73万5,000円の増となっております。
     以上が、平成31年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算の概要であります。  次に、第21号議案 平成31年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算であります。  歳入歳出総額は2,467万8,000円で、対前年比285万6,000円、10.4%の減となっております。  歳入といたしましては、大山崎区民会館の使用料3万円、前年度繰越金2,459万3,000円等であります。一方、歳出の主なものといたしましては、消耗品並びに光熱水費、墓地関係及び区民会館関係の修繕料等で56万円、区民会館の建物災害共済分担金等、役務費で3万2,000円、墓地及び区の管理運営、区民会館維持管理に伴う委託料等で151万6,000円、墓地関係の工事請負費として100万円、予備費として2,156万5,000円を計上いたしました。  以上が、平成31年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算の概要であります。  次に、第22号議案 平成31年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算であります。  歳入歳出総額は8万5,000円で、対前年比293万3,000円、97.2%の減となっております。この減の主な要因は、昨年の台風21号により被災した山寺会館の解体費用238万7,000円を支出したことにより、前年度繰越金が大幅に減となったものであります。  歳入といたしましては、一般会計からの繰入金6万3,000円、前年度繰越金1万8,000円等であります。一方、歳出の主なものといたしましては、墓地の管理委託料6万3,000円を計上いたしました。  以上が、平成31年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算の概要であります。  次に、第23号議案 平成31年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算であります。  歳入歳出総額は13万3,000円で、対前年比同額となっております。  歳入といたしましては、一般会計からの繰入金12万円、前年度繰越金1万1,000円等であります。一方、歳出の主なものといたしましては、墓地の管理委託料12万円、予備費として7,000円を計上いたしました。  以上が、平成31年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算の概要であります。  次に、第24号議案 平成31年度大山崎町水道事業会計予算であります。  業務の予定量といたしましては、給水件数は前年度より140件増の5,890件、年間総配水量は前年度より3,000立方メートル増の171万3,000立方メートル、一日平均配水量は前年度より4立方メートル減の4,680立方メートル、主要な建設改良事業として、配水管布設替工事、谷田南加圧ポンプ室更新工事、配水池耐震補強実施設計業務等を実施いたします。  収益的収入及び支出の予定額は、事業収益4億4,507万2,000円に対し、事業費用4億8,148万6,000円で、差し引き3,641万4,000円の当年度純損失の発生を見込んでおります。  まず、収益的収入、(1款)事業収益、(1項)営業収益におきましては、(1目)給水収益では、前年度の水道料金の実績等から3億8,952万3,000円、(3目)その他営業収益では、大山崎町下水道使用料徴収業務受託料等含めまして、総額は前年度に比べて3,240万2,000円減額の4億4,507万2,000円を見込んでおります。(2項)営業外収益におきましては、一般会計補助金では150万円、(4目)長期前受金戻入では3,484万1,000円を計上し、総額は前年度に比べて、2,634万4,000円減額の3,651万4,000円を見込んでおります。  また、収益的支出、(1款)事業費用、(1項)営業費用におきましては、(1目)原水及び浄水費では、第2浄水場の廃止等に伴う動力費の削減により、前年度より128万円減額の2億8,767万7,000円であります。(2目)配水及び給水費では、配水管・給水管の維持管理経費で、修繕費等の増加により、472万3,000円増額の4,084万7,000円であります。また、(4目)総係費では、水道事業の一般管理経費825万3,000円減額の4,178万5,000円であります。(2項)営業外費用におきましては、水道企業債の支払利息の減額等により、84万6,000円減額の1,495万1,000円であります。  次に、第4条に係る資本的収入及び支出におきましては、資本的収入1億718万5,000円に対し、資本的支出1億6,941万8,000円で、不足する額6,223万3,000円は、過年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに過年度損益勘定留保資金により補填するものであります。  まず、(1款)資本的収入、(1項)企業債におきましては、円明寺地内の配水管布設事業等で、前年度に比べて1,830万円増額の8,680万円であります。  次に、(1款)資本的支出、(1項)建設改良費では、6,011万4,000円増額の1億3,413万5,000円を計上しております。(2項)企業債償還金では、前年度に比べて188万1,000円増額の3,528万3,000円であります。  また、葛原ポンプ場の機能停止を平成30年度末に予定しており、光熱水費・動力費を初め、施設維持のための営業費用の削減効果にも期待しており、今後も、安心で安全な水道水を安定的に供給できる水道を目標に事業を進めていく所存であります。  次に、第25号議案 大山崎町道路線の起終点の変更についてであります。  本件は、平成29年度に府道から町道へ移管されたこと等に伴い、既存の町道で路線の重複が生じることとなった9路線について、起終点を変更することで重複を解消しようとするものであります。  以上、25議案につきまして、提案理由を御説明申し上げました。十二分に御審議いただき、どうか、御可決賜りますようお願い申し上げ、私からの提案説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、各議案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 質疑はないようですので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  これより各議案の委員会付託を行います。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第2号議案及び第6号議案の5議案は、総務産業常任委員会に、第1号議案、及び第7号議案から第9号議案の3議案、並びに第25号議案は、いずれも建設上下水道文教厚生常任委員会に、第10号議案から第24号議案までの15議案は、いずれも予算決算常任委員会に付託することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 異議なしと認め、各議案は、ただいま申し上げましたとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。  次に、各委員会の開催日程について御連絡いたします。  総務産業常任委員会は3月7日午後1時30分から、建設上下水道文教厚生常任委員会は同じく8日午後1時30分から、予算決算常任委員会は同じく11日から14日の4日間は午前10時から、15日は午後1時30分から、18日は午前10時から午前中の間の計6日間、以上の日程でそれぞれ各委員会審査、調査が行われます。  なお、2月28日午後1時30分から全員協議会を開催いたします。同日、全員協議会終了後、議会改革特別委員会が招集されます。また、3月20日午後1時30分からは、広報常任委員会が招集されます。  各委員会、いずれも第1委員会室で開催されます。審査、調査、研究方よろしくお願いいたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第30、第26号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  前川町長。                 (前川 光町長登壇) ○(前川 光町長) それでは、ただいま上程されました第26号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任について、御説明申し上げます。  本年3月26日に大山崎町固定資産評価審査委員会委員、永井正俊氏の任期が満了となりますので、引き続き、永井正俊氏を再任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を得るため提案するものであります。  なお、永井氏の履歴につきましては、お手元に配付させていただいておりますので、何とぞよろしく御審議賜り、御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、第26号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 第26号議案に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第26号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任について、同意することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第26号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第31、第27号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  前川町長。                 (前川 光町長登壇) ○(前川 光町長) それでは、ただいま上程されました第27号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任について、御説明申し上げます。  本年3月26日に大山崎町固定資産評価審査委員会委員、小畑健志氏が任期満了により退任いたしますので、後任として、本部文雄氏を適任者と認め、選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を得るため提案するものであります。  なお、本部氏の履歴につきましては、お手元に配付させていただいておりますので、何とぞよろしく御審議賜り、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、第27号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 第27号議案に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第27号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任について、同意することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第27号議案 大山崎町固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第32、第28号議案 大山崎町監査委員の選任についてを議題といたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  前川町長。                 (前川 光町長登壇) ○(前川 光町長) それでは、ただいま上程されました第28号議案 大山崎町監査委員の選任について、御説明申し上げます。  本年2月28日に大山崎町監査委員、中野 修氏が任期満了により退任されますので、後任として、楠木仁史氏を適任者と認め、選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるため提案するものであります。  なお、楠木氏の履歴につきましては、お手元に配付いただいておりますので、何とぞよろしく御審議賜り、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、第28号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 第28号議案に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第28号議案 大山崎町監査委員の選任について、同意することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり)
    ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第28号議案 大山崎町監査委員の選任については、同意することに決定いたしました。  以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 本日は、これをもって散会いたします。お疲れさまでございました。                   11時20分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  渋 谷   進      会議録署名議員   井 上 博 明      会議録署名議員   島   一 嘉...