大山崎町議会 > 2018-12-20 >
平成30年第4回定例会(第4号12月20日)

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  1. 大山崎町議会 2018-12-20
    平成30年第4回定例会(第4号12月20日)


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    最終取得日: 2021-09-30
    平成30年第4回定例会(第4号12月20日)          平成30年大山崎町議会第4回定例会会議録−第4号−         平成30年12月20日(木曜日)午前10時00分開議   〇出席議員(12名)                 1番  島  一嘉  議員                 2番  西田 光宏  議員                 3番  山中 一成  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  嘉久志 満  議員                 6番  岸  孝雄  議員                 7番  辻 真理子  議員                 8番  朝子 直美  議員                 9番  渋谷  進  議員                10番  井上 治夫  議員                11番  波多野庇砂  議員                12番  井上 博明  議員 〇欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        前川  光           教育長       中條  郁           総務部長      蛯原  淳           総務部理事(兼)  田中 一成           政策総務課財政担当課長           健康福祉部長    野田 利幸           環境事業部長    山元 登志夫           環境事業部理事   松村 実生           (兼)上下水道課長           環境事業部理事   寺井 昭博           (兼)建設課長           教育次長      辻野  学           政策総務課長    本部 智子           政策総務課     斉藤 秀孝           企画観光担当課長           税住民課長     大西 博之           健康課長      山岡  剛           福祉課長      久貝  茂           経済環境課長    北村 光子           天王山対策課長   林   亨           学校教育課長    矢野 雅之           生涯学習課長    堀井 正光           会計管理者(兼)会計課長                     皿谷 吉彦 〇出席事務局職員           事務局長      谷利 俊彦           書記        谷山 勇太           書記        新田奈都子議事日程(第4号)   日程第1.会議録署名議員の指名   日程第2.第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関               する条例の一部改正について   日程第3.第58号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について   日程第4.第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)   日程第5.第60号議案 平成30年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第               2号)   日程第6.第61号議案 平成30年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算               (第2号)   日程第7.第62号議案 平成30年度大山崎後期高齢者医療保険事業特別会計               補正予算(第2号)   日程第8.第63号議案 平成30年度大山崎水道事業会計補正予算(第2号)   日程第9.第64号議案 大山崎農業委員会委員の任命について   日程第10.請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書   日程第11.請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願   日程第12.請願第3号 第三者機関を設置し不透明な公共工事徹底究明を行               うことをもとめる請願   日程第13.陳情第3号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書   日程第14.意見書案第4号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する                 意見書案   日程第15.議員派遣の件  ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  午前10時00分 開議 ○(渋谷 進議長) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12名です。定足数に達しておりますので、平成30年大山崎町議会第4回定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりです。  それでは、これより日程に入ります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、10番 井上治夫議員及び11番 波多野庇砂議員を指名いたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第2、第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、及び日程第3、第58号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更についてを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました2議案は、12月5日の会議で、総務産業常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  両議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  山中一成総務産業常任委員長。              (山中一成総務産業常任委員長登壇) ○(山中一成総務産業常任委員長) それでは、総務産業常任委員会委員長報告を行います。  去る12月5日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、第58号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更についての審査のため、12月13日、第1委員会室におきまして、町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  各議案につきまして、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答慎重審査の結果、第57号議案では、町長が任命権者の場合、報酬の金額は定めてなく、また、上限の定めもないことは、町長が勝手に金額を決められるとの意見がありました。  審査の結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、第57号議案につきましては、賛成少数により否決すべきものと、第58号議案につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務産業常任委員会委員長報告を終わります。 ○(渋谷 進議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、両議案について、討論、採決を行います。  初めに、第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  6番 岸 孝雄議員。 ○6番(岸 孝雄議員) 第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、反対の討論をさせていただきます。  ただいまの総務産業常任委員長からの委員長報告にございましたとおり、今回のこの条例改正の中には、議会を通さずに、場合によっては、町長の職権で採用、任命、そして報酬が上限なく決まっていくという懸念がまだ残っているわけでございます。この懸念につきまして指摘を申し上げた上で、本条例改正について反対の意を表明させていただくものでございます。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 辻 真理子議員。 ○7番(辻 真理子議員) 第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、日本共産党議員団は賛成いたします。  この条例改正は、地方公務員法において、明確な区分が必要とされており、法律にのっとり仕組みをつくるものであり、また、ほかの自治体でも設置されているとの説明を受けました。  本町では、職員数も少なく、年齢構成もいびつな現状の中で、政策立案時に専門的な意見などを必要とすることも考えられます。  なお、具体的な役職や報酬については、多額にならないよう、あらかじめ明文化し、住民の皆さんにわかりやすくしていただくように申し添えて賛成といたします。 ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立少数です。  したがって、第57号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、否決されました。 ○(渋谷 進議長) 次に、第58号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。
              (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第58号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第58号議案 京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第4、第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)から、日程第8、第63号議案 平成30年度大山崎水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました5議案は、12月5日の会議で、予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  西田光宏予算決算常任委員長。              (西田光宏予算決算常任委員長登壇) ○(西田光宏予算決算常任委員長) それでは、予算決算常任委員会委員長報告を行います。  去る12月5日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)、第60号議案 平成30年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第2号)、第61号議案 平成30年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、第62号議案 平成30年度大山崎後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)、第63号議案 平成30年度大山崎水道事業会計補正予算(第2号)、以上、5件の議案の審査のため、12月17日、第1委員会室におきまして、町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  委員会では、慎重審議を行い、審査の結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、第59号議案、第60号議案、第61号議案、第62号議案、及び第63号議案は、いずれも全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、第59号議案につきましては、留保とする委員がありました。  以上で、予算決算常任委員会委員長報告を終わらせていただきます。 ○(渋谷 進議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。  初めに、第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)について、討論、採決を行いますが、本案に対しては、北村吉史議員ほか3名から、配付いたしておりますとおり、修正の動議が提出されております。  したがいまして、これを本案とあわせて議題といたします。  初めに、修正の動議について、提出者の説明を求めます。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) それでは、第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)に対する修正案提案理由を説明いたします。  第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)の一部を次のように補正する。第1条中、1億968万8,000円を1億872万1,000円に、歳出総額を67億1,725万1,000円を67億1,628万4,000円に改めるものでございます。  詳細につきましては、歳出(3款)民生費、(2項)児童福祉費において、1,331万2,000円を1,234万5,000円に、合計支出12億3,013万7,000円を12億2,917万円に改め、歳入におきましては、(17款)繰入金、(2項)基金繰入金におきまして、750万2,000円を743万5,000円に、合計1億7,685万2,000円を1億7,678万5,000円に、そしてまた、(20款)町債におきましても、9,450万円を9,360万円に、合計8億4,110万円を8億4,020万円に、歳入歳出それぞれ67億1,628万4,000円に改めるものであります。  その詳細は、事項別明細書、(3款)民生費、(2項)児童福祉費、(2目)保育所費における(13節)委託料の保育所管理運営事業(第2保育所外壁塗装屋上防水に対する実施設計委託料96万7,000円を減額するものであり、町幹部の答弁では、建物の耐用年数50年というふうにされましたが、第2保育所は既に建設から47年経過し、耐用年数にほぼ達していること、また、この予算を執行した場合、大規模改修につながる可能性が高く、行政の二重投資になりかねないことが明らかになりました。それには、この現実があるにもかかわらず、前川町長からは、明確な答弁は一切ありませんでした。丁寧な説明を求めたいというふうに思います。  したがいまして、第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)に対する修正案提案理由といたします。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、これより、修正案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) これをもって、修正案に対する質疑を終結いたします。  これより、原案及び原案に対する修正案について、一括して討論を行います。  初めに、原案に賛成者の発言を許します。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) 皆様おはようございます。そうしましたら、ただいま議題になっております第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算に対する原案への賛成討論を行いますが、その前に1点だけ、今議会の一般質問で、私たち日本共産党議員団が、あたかも教育への政治介入をしたかのような印象を与える言及があったことに対して、一言だけ述べさせていただきたいと思います。  議事録も残る公の場で、事実でないことも含む断片的な情報による憶測を述べられたこと、しかも事前に、事実誤認をしていると伝えていたにもかかわらず、一方的にこのような言及をされたことは、特定の政治的意図があるとしか思えません。議員団の誰も、町長就任前の前川氏と教育長の進退について話をしたことはありません。  そもそも、大山崎町の日本共産党議員団は、副町長や教育長人事町長固有の権限であり、その人物が社会道義上の重大な問題がない限りは、反対しないとの考えのもと、この間どの町政のときも貫いてまいりました。  したがって、議員団教育長を辞任させようとするなどあり得ません。なお、この対応は、大山崎町の共産党議員団が歴史的にとってきたものでありまして、他の自治体日本共産党議員団が同様の態度をとっているものではないことも申し添えておきます。  さきの一般質問での一方的な言及をそのまま受けとめる方は多くはないと思いますが、万一誤解をされてはいけないと思って、この場でちょっと触れさせていただきました。済みません。  それでは、今の議題になっております一般会計補正予算(第4号)の原案に賛成する討論を行わせていただきます。  提案されました一般会計補正予算には、国の補助金を活用した両小学校各教室のエアコン設置や、第2、第3保育所改修工事に向けての設計費用、また、来年度4月オープン予定民間保育園で行われる一時保育事業や、地域子育て支援拠点事業の準備のための補助金といった本町の子育て教育環境を充実させる費用が計上されております。いずれも町民の要求に沿ったものであり、大いに賛成できます。  予算審議の際、第2、第3保育所外壁塗装や屋根の防水工事について、12月というこんな時期の唐突な提案に違和感を持つとの意見が出されておりました。そこで、そのとき思い出されたのが、2年前の12月議会です。余りにも突然に保育・教育環境を大きく変える提案がされ、しかも、当事者住民から今すぐ決めないでほしいとの意思表示が何度も繰り返し行われたにもかかわらず、町民の声を聞くことなく決定し進められました。  しかし、今回の提案は、数年来、繰り返し保護者会から要望されながら、後回しとなっていたものとの説明があったとおり、町民にとっては何ら唐突ではなく、むしろ諦めず求め続けてよかったと喜ばれる内容だと思います。  この間、本町には2つの小規模保育所ができ、来年度からは新しく民間保育園がスタートする予定です。私たち日本共産党は、公立、民間問わず、どの保育所であっても町内の子どもたちが、ひとしく、よりよい環境のもとで保育を受けられることが大切だと考えています。  町答弁でも示されているよう、6つの保育所全てを町の大切な資源と捉え、町民ニーズに沿うものとしていくことを要望いたします。  また、人事院勧告への対応について、予算決算常任委員会では議論になりましたが、職員給与については、総合的な観点から研究・検討し、職員のモチベーションを保つ方向での調整を図る旨の答弁がありました。職員組合の要望と現場の意見をよく聞き、進めていただくことも要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○(渋谷 進議長) 次に、原案及び修正案反対者の発言を許します。  10番 井上治夫議員。 ○10番(井上治夫議員) 日本共産党井上治夫です。平成30年度大山崎一般会計補正予算に対する修正案について、反対の討論を行います。  修正案では、町長提案保育所管理運営事業の第2保育所、第3保育所への外壁塗装及び屋上防水保育所整備事業についての実施設計委託料のうち、第2保育所に限って削除するものとなっています。  予算決算常任委員会での、答弁では、第2保育所及び第3保育所保護者からの長年の要望に応えた措置であると回答されました。  最も古い建物で、対策が必要であるとされてきた第2保育所に限って、外壁塗装屋上防水の工事を認めないという修正案は理解ができません。  12月5日付の朝日新聞全国版の夕刊に、大山崎町長選挙のことが掲載されておりました。基礎票で約70%の政党の推薦を受けた前町長が、基礎票で15%しかない政党に支持された新しい町長に敗れたのが全国ニュースになっています。  新町長が当選したのは、第2保育所を残してほしいという保護者保育所を卒所したOB、元保護者、職員や元職員を初め、多くの町民が大山崎町の誇りとされてきた公立保育所の質の高い保育を続けてほしい、保育所入所希望者がふえているのに公立保育所を廃園するのはおかしい、公立保育所を存続して、民間園の力も借りて、待機児童ゼロを続けてほしいと立ち上がったことが大きな要因だとされています。  すなわち、大山崎町の町民が、第2保育所を廃園しないで公立3園を存続させてほしい、この意思を示したということであります。住民の声を聞き、住民の願いを優先して町政を進めることは、憲法地方自治の精神について述べるまでもなく、当たり前のことだと思います。民意に反して、第2保育所に限って、外壁塗装屋上防水の工事を認めないという修正案は、断じて認めることができないことを表明しておきます。  さらに、選挙中、第二大山崎小学校区と大山崎小学校区に差があり過ぎるという声がたくさん聞かれました。大山崎小学校の校区には、町役場中央公民館、図書室、長寿苑、保健センター社会福祉協議会、なごみの郷、ふるさとセンター歴史資料館町立体育館などたくさんの公的施設がありますが、第二大山崎小学校の校区には、第二大山崎小学校と、第2保育所しか公的施設がなく、余りにも冷遇されているという声でした。  第2保育所をきれいな保育所として存続してほしい、これは、町民の願いでした。今回の選挙結果がそのことをあらわしていると思っています。  今こそ、選挙で示された民意に沿った町政を進めることが求められています。  福祉避難所にもなっている第2保育所、町民の貴重な財産である第2保育所、第二大山崎小学校区にある数少ない公立施設である第2保育所の改修を認めないという修正案に断固として反対する態度を表明して、日本共産党議員団としての反対討論とします。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、保育所にかかわる本修正案に対して、反対の理由を述べます。  そもそも、前山本町政と係る支持会派選挙公約の一つ、第2保育所の4年間の限定かつ条件つき運営がありました。したがって、仮に園児1人であろうと、在園がある以上、しっかりとメンテを行わなければなりません。4年間は大変長い期間であります。その間、仮に必要な施策をとめる結果の責任はないとは言えず、議会人としてこれを政争の具のごとし、私には、とめる判断はできないわけであります。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 次に、修正案賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) これをもちまして、討論を終結いたします。  これより、第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)について、採決を行います。  まず、原案に対する北村吉史議員ほか3名から提出されました修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立多数です。  したがって、原案に対する北村吉史議員ほか3名から提出されました修正案は、可決されました。  修正案が可決されましたので、修正議決した部分を除く原案について、採決を行います。  修正議決した部分を除く原案について、賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第59号議案 平成30年度大山崎一般会計補正予算(第4号)の修正議決した部分を除く原案については、可決されました。 ○(渋谷 進議長) 次に、第60号議案 平成30年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第60号議案 平成30年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第60号議案 平成30年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。 ○(渋谷 進議長) 次に、第61号議案 平成30年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第61号議案 平成30年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり)
    ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第61号議案 平成30年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。 ○(渋谷 進議長) 次に、第62号議案 平成30年度大山崎後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第62号議案 平成30年度大山崎後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第62号議案 平成30年度大山崎後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。 ○(渋谷 進議長) 次に、第63号議案 平成30年度大山崎水道事業会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第63号議案 平成30年度大山崎水道事業会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第63号議案 平成30年度大山崎水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第9、第64号議案 大山崎農業委員会委員の任命についてを議題といたします。  本日、町長から追加提出されております第64号議案について、提案理由の説明を求めます。  前川町長。                 (前川 光町長登壇) ○(前川 光町長) おはようございます。それでは、ただいま上程されました、第64号議案 大山崎農業委員会委員の任命について、提案理由を御説明申し上げます。  このたび、農業委員に欠員が生じましたので、新たに平井敏彦氏を農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、任命するに当たり、議会の同意を得るため、提案するものであります。  なお、平井氏の履歴につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。  何とぞよろしく御審議賜り、御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、第64号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 第64号議案に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第64号議案 大山崎農業委員会委員の任命について、同意することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、第64号議案 大山崎農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第10、請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書を議題といたします。  ただいま議題といたしました請願第4号は、12月12日の会議で、総務産業常任委員会に付託したものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  本請願の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  山中一成総務産業常任委員長。              (山中一成総務産業常任委員長登壇) ○(山中一成総務産業常任委員長) それでは、総務産業常任委員会委員長報告を行います。  去る12月12日の本会議におきまして、当委員会に付託されました請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書についての審査を、12月13日、第1委員会室におきまして、町長、教育長及び担当職員の出席を得て行いました。  請願第4号につきましては、もう少し公共交通の整備・充実に関して、調査・研究の必要があるとの意見がありました。  審査の結果は、お手元に配付しております請願審査報告書のとおり、請願第4号につきましては、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。  なお、請願第4号につきましては、留保とする委員がありました。  以上で、総務産業常任委員会委員長報告を終わります。 ○(渋谷 進議長) これより、ただいま報告のありました請願第4号について、委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 質疑もないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、請願第4号について、討論、採決を行います。  請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  6番 岸 孝雄議員。 ○6番(岸 孝雄議員) 請願第4号につきまして、反対の立場で討論させていただきます。  ただし、この請願の内容につきましては、私、個人的には非常にこれは共感をするところでございまして、思いを同じくする部分も数多くございます。  しかしながら、公共交通機関、とりわけ公共交通事業者を取り巻く環境というのは、昨今の人材不足等で人材がないから、いわゆるドル箱路線、この路線の運行にすら支障を来しているのが現状でございます。  さらに、私自身、公共交通事業者へのヒアリングをさせていただいたところ、来年から約3年間をかけて、大量退職を迎え、この公共交通事業者の危惧はさらに深刻度を増すところでございます。その背景にありながら、この請願書にもありますとおり、本町の東部及び南部地域においては、公共交通が非常に薄い地区でもございます。現状を顧みますと、バス事業者が、拠点停留所からバスの車庫までの回送ルートは町内の東部地域を通過しているのにもかかわらず、事業認可をとっていないことで、営業活動ができない。お客様の乗降ができないような状況もございます。  このような、今、本町を取り巻く環境、また公共交通事業者の取り巻く環境を総合的に分析をしながら、我々、我が町としてどのようなことができるのか、これを私はこの委員会でも有志議員を募って、しっかりと勉強していって、この請願に書かれている内容、さらにはそれを上回る本町の公共交通機関の充実を図ることを提案させていただいているところでございます。そういった点で、今、それぞれの立場、部分で置かれている現況をしっかりと研究をしながら、我が町にとって、最も実務的に可能であり、実現可能なこの公共交通の拡充を図っていくことを改めてこの場で決意を申し上げまして、反対の意を表明させていただくところでございます。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 辻 真理子議員。 ○7番(辻 真理子議員) 請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書について、日本共産党議員団は賛成いたします。  まず、こちらの請願の趣旨にも書かれておりますとおり、本町は高齢者人口が4,000人を超えているということで、高齢化の町になっているという点、また、狭い町ではありながらも、町内の移動が不便であったり、また地域によれば、坂道が多い場所であったり、先ほどもありましたように、東部、南部では公共交通が少なく、町の中心部には行きにくいという声もお聞きをしております。  そして、また、高齢者のみならず、交通弱者と言われます免許を持っておられない方もおられる中で、どういう形で大山崎町の町内の交通の整備・充実を図っていくかということが必要となってきております。  こちらの請願なのですけれども、4年前にも同様の請願を提出され、その際、可決されておりました。また、10月に新しい議員の構成になったところもありまして、改めて議会での町民の願いや、現状の認識を一致させ、実現に向けて議論してほしいという趣旨で出されております。  委員会では、基本的な認識は一致できていると思っておりますし、また、議会として実現に向けて、前向きに進めていくことが必要だと思っております。よって、賛成といたします。 ○(渋谷 進議長) 11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 賛成の立場でありますが、確かに、公共交通の事業者ですら、経営が大変な状況はわかっています。片や、どんどん免許を返納という高齢者がふえる中で、非常に必要であることは周知のとおりであります。  さらに、この小さな大山崎町で、ここに大きな資金を投入することは、確かに大変な事態でもあります。これらを総合的に何とかいろいろと検討、考慮するのが我々議会にかかわる立場でもあると私は思っています。使いやすいネットワークを築くためにも、やはり2市1町が連携協約といいますか、協力し合うべきではないのかと、こういう考えは常に希望として思っていますし、やはりそういった一般の方からの請願でもありますので、2市1町の大きな問題、特に長岡京市は非常にすばらしく管理しつつ、うまく運営されていますので、非常にうらやましい実態があります、ということも鏡として、とりあえず、余り述べ過ぎてもと思いますので、ここら辺でとめますが、我々のテーマであることは間違いないので、それを声を大きくして、私の意見とします。 ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書について、採択することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立少数です。  したがって、請願第4号 大山崎町の公共交通の整備・充実に関する請願書は、不採択とすることに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第11、請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願から、日程第13、陳情第3号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書までを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました2件の請願、1件の陳情は、12月12日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会に付託したものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  各請願、陳情の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  北村吉史建設上下水道文教厚生常任委員長。           (北村吉史建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(北村吉史建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を行います。  去る12月12日の本会議におきまして、当委員会に付託されました、請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願、請願第3号 第三者機関を設置し不透明な公共工事徹底究明を行うことをもとめる請願、陳情第3号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書についての審査を、12月14日、第1委員会室におきまして、町長、教育長及び担当職員の出席を得て行いました。  審査の結果、お手元に配付しております請願審査報告書及び陳情審査報告書のとおり、請願第2号につきましては、全員賛成により採択すべきものと、請願第3号、及び陳情第3号につきましては、賛成多数により採択すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を終わります。 ○(渋谷 進議長) これより、ただいま報告のありました各請願、陳情について、一括して委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 質疑もないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各請願、陳情について、討論、採決を行います。
     初めに、請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) 請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願に賛成の討論をさせていただきます。  この請願は、同趣旨の請願が毎年議会へと出されておりますけれども、この数年、補助金の増額は行われていないということであります。  本町にあります私立幼稚園は、ことし創立50年を迎えられたとのことで、先日、記念誌を送っていただいたところですけれども、この園に限らず、乙訓地域の私立幼稚園の多くが、ほぼ同時期に開園しており、設備の更新が必要となる時期であると思います。ぜひ、補助金の増額をしていっていただきたいと思っております。  また、今回、新たに特別支援教育を必要とする未就学児への療育環境の充実ということが請願項目の中に上げられております。支援を必要とする子どもがふえていることや、早い時期からの一人一人に応じた専門的な療育の必要性が言われて久しいですけれども、環境整備がなかなか追いついていないのが現状であります。京都府や国への支援も求め、実現させていくことが必要であると考えております。  加えて、今回項目には、具体的に上がっていませんけれども、支援の必要なお子さんを受け入れるための、十分な人員配置ができるように、そういった面での補助金の増額などの検討も要望いたしまして、本請願への趣旨に賛同し、賛成討論といたします。 ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願について、採択することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、請願第2号 幼児教育振興助成に関する請願は、採択することに決定いたしました。 ○(渋谷 進議長) 次に、請願第3号 第三者機関を設置し不透明な公共工事徹底究明を行うことをもとめる請願について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  2番 西田光宏議員。 ○2番(西田光宏議員) 請願第3号、大山崎クラブを代表いたしまして、反対討論をいたします。  さきの委員会でも述べましたが、この問題につきましては、既に幾度となく議会の場において審議され、その都度、執行部から繰り返し丁寧な説明を受けてまいりました。また、この件にかかわる補正予算も、共産党を含む多数で可決されているわけであります。加えて、本件にかかわる住民監査請求も棄却と決定されました。言うまでもなく、監査委員は公正・中立の立場から、客観的に監査を執行されているわけでありまして、その決定は重く受けとめなければなりません。  この問題、この間、説明が足りない、納得ができないということが言われておりますが、執行部はしっかりと説明を行っており、この議会の場でもそれを聞き、議決も行っているわけです。  説明されていること、それを聞いていること、補正予算を議決したこと、住民監査請求が棄却されたこと、これらは全て事実であります。十分に議論は尽くされているものと思います。  既に放課後児童クラブの移転は完成し、民間保育園の建設も着々と進捗しております。その上で、執行部には、今回の一連の住民の皆様からの御批判は真摯に受けとめていただき、今後、同様の批判を受けることのないように、事務執行はくれぐれも御注意いただくことを要望いたしまして、反対の討論といたします。 ○(渋谷 進議長) 6番 岸 孝雄議員。 ○6番(岸 孝雄議員) 6番、反対の趣旨で討論させていただきます。  先ほども議員から発言がございましたとおり、本件につきましては、本町監査委員から、12月6日付で決定がされているところでございます。  ちなみにこの監査委員というのは、地方自治法に基づいて設置をされる独任制の機関であり、独立の執行機関として公正・普遍の立場から監査を実施する、いわば第三者的な機関でございます。  この機関で既に結論が出ていることを、改めて第三者機関を設置するというのは、いかがなものかという視点で反対をさせていただきます。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。  10番 井上治夫議員。 ○10番(井上治夫議員) 日本共産党井上治夫です。  請願第3号 第三者機関を設置し不透明な公共工事徹底究明を行うことをもとめる請願に賛成の討論を行います。  請願書にあるとおり、第二大山崎小学校プール跡地を整備する予算が当初の1,600万円から突然6倍近い9,200万円に増額されたことについて、説明会などの納得できる説明もないまま工事が進められたことについて、たくさんの疑問が寄せられております。  例えば、自宅の改修工事を1,600万円で契約していたのに、工事が始まったら、土の中に産業廃棄物が埋まっていたので、9,200万円に変更してくださいと求められたらどうでしょうか、納得できるまで説明を求め、また別の業者にもそんなに高くつくのか問い合わせるのではないでしょうかという声があります。  これが、町民の当たり前の感覚だと思います。  大山崎町の主人公は町民です。税金は、町民の声、町民の願いで使われなければなりません。それが不十分だったのではないでしょうか。工事現場の近くの方からは、プールのコンクリートを細かく砕いていて、音が大変だった、トラックが何台も来て運んでいった様子は見なかった、プールの下のくいを抜いて撤去したのに、学童のグラウンドにも砕いたコンクリート片がまざった土が盛り上がっていたなど、工事の具体的な中身に対する疑問がたくさん出されています。多くの専門家からも、入札のやり直しもしないで、同じ業者に任せるなど考えられないという疑問の声があります。  大山崎町としては、広報などで説明をされてきていますが、その説明では納得できないという意思が10月の町長選挙で示されたと思っています。  また、プール等、撤去工事への公金支出について、監査請求がされましたが、疑問に答えるものとはならずに、訴えが棄却されました。  町民に納得のいく説明のため、専門家を含めた第三者委員会を設置して、疑問への徹底究明をすることは、工事に疑問を抱いていた方にとっても、適正に処理されたとされる方にとっても、今後、大山崎町において、疑問を抱くような工事が行われない保障になると思います。  以上、この請願に対する賛成討論といたします。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 私、建設、不動産関連の職務をやっていますので、その形で建物設備関係の解体の費用、木造であろうと、2、3階建てのコンクリートであろうと、大体、坪単価3万円から5万円なのです。その計算で、なお解体の後、基礎部分も全部取り除いて、整地までの相場ですね。当初の1,600万円については、そんなところであろうと、その後の費用が、先ほども出てましたけれど、非常に相当な金額となっているということです。  これが、先ほどの賛成の意見の方ですが、監査委員がどうのこうの、これは数字上だけのことであって、実態まで、国の会計検査院までの業務は、やっていないわけですから、数字上はそれでいいだろうと、ですから、論外の話であると、本件については、という解釈を持っています。  また、こういった経緯になった理由は、つまり、一番の当時のトップが悪いのです。係る職員の方は一生懸命やってくれてます。ということなのです、私の目から見たら。かといって、当時のトップの意思決定も方向性も違ったからこういうことになっているし、結果的には、疑問は残ったまま、町の方がどうなのだろうと、しっかりとした答弁、証拠のある答弁も過去の町政は、やってこなかったということなのです。そういうことでもって、このおっしゃってる請願の方の気持ちは十分理解できるわけでありまして、私も、今の立場上、新しい町政の与党ということでもありますので、これ以上はここでとめますが、やはり、一般の方、住民の方は、本当に厳しい目で、正確に物を見ておられますので、我々、真摯に受けとめなければいけないなと思う次第であります。 ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  請願第3号 第三者機関を設置し不透明な公共工事徹底究明を行うことをもとめる請願について、採択することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立少数です。  したがって、請願第3号 第三者機関を設置し不透明な公共工事徹底究明を行うことをもとめる請願は、不採択とすることに決定いたしました。 ○(渋谷 進議長) 次に、陳情第3号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。  6番 岸 孝雄議員。 ○6番(岸 孝雄議員) 陳情第3号につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  この陳情内容、まさにおっしゃるとおりかと思います。少し附帯して意見を申し上げますと、陳情項目の1番、消費税の増税という表現になっていますが、これは法律でございますので、私、改定という解釈で意見を述べさせていただきます。  消費税につきましては、社会保障制度を維持する上で、これは必要な措置であると認識をしております。この消費税改定に当たりましては、こういった低所得者あるいは、ひとり親家庭、こういった方々に対して、格別の配慮を賜りたい、このように附帯意見をつけさせていただくと同時に、3番目でございます。  母子家庭の保護者の安定雇用を関係諸機関に働きかけられたい。母子家庭のみならず、父子家庭の家庭の状況も大変な報告をいただいております。したがいまして、こちらも、ひとり親家庭の保護者の安定雇用を関係諸機関に働きかけられたい、このように少し意見を附帯させていただきまして、賛成とさせていただきます。 ○(渋谷 進議長) 10番 井上治夫議員。 ○10番(井上治夫議員) 日本共産党井上治夫です。  ひとり親家庭への支援強化についての陳情書に賛成をいたします。  陳情書にあるとおり、子どもの貧困率が13.9%、とりわけ、ひとり親家庭では、50.8%となっています。物価上昇に賃上げが追いつかないで、実質賃金が下がっている現在、ひとり親家庭は厳しい状況におかれています。国も給付型奨学金制度や、子どもの居場所づくり事業など、子どもを持つ貧困家庭への援助に力を入れ始めていますが、厳しい状況は続いており、貧困の連鎖という報道もされています。  大山崎町では、大山崎三つ和母子会を初め、たくさんの方の協力で学習支援や体験、さらに子ども食堂などに取り組んでいただいておりますが、まだまだ行き届いていない現実もあり、さらに、充実、拡大した取り組みが必要だと考えます。  今回の陳情4項目は、いずれも大切な内容だと考えます。この陳情に日本共産党議員団は賛成いたします。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  陳情第3号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書について、採択することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、陳情第3号 ひとり親家庭への支援強化についての陳情書は、採択することに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第14、意見書案第4号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する意見書案を議題といたします。  本案について、提出者に提出理由の説明を求めます。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) それでは、下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する意見書につきまして、提案させていただきます。  この件に関しましては、多くの議員の皆様の御賛同をいただいております。したがいまして、詳細に関しては、もう既に御配付させていただいていますとおりでありますので、御賛同のほどお願いいたしまして、提出理由とさせていただきます。  以上です。 ○(渋谷 進議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  意見書案第4号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する意見書案について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  意見書案第4号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する意見書案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(渋谷 進議長) 起立全員です。  したがって、意見書案第4号 下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する意見書案は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました意見書案について、その字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第44条の規定に基づき、その整理を議長に委任されたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 異議なしと認めます。  したがって、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理は議長に委任することに決定いたしました。
           ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) 日程第15、議員派遣の件を議題といたします。  1月21日、ホテル京都エミナースで開催されます乙訓市町議会議長会主催の議員研修会には全議員を、2月13日、京都府自治会館で開催されます京都府町村議会議長会主催の新任議員研修会には、島 一嘉議員、嘉久志 満議員、井上治夫議員、井上博明議員の以上4名を、また、2月4日及び5日に、和歌山県新宮市、三重県紀宝町において行われる総務産業常任委員会先進地事務調査には、総務産業常任委員の6名を、それぞれ派遣することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(渋谷 進議長) 異議なしと認め、ただいま申し上げましたとおりに決定いたします。  以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(渋谷 進議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成30年大山崎町議会第4回定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。                   11時14分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  渋 谷   進      会議録署名議員   井 上 治 夫      会議録署名議員   波多野 庇 砂...