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平成30年第2回定例会(第5号 6月26日)

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  1. 大山崎町議会 2018-06-26
    平成30年第2回定例会(第5号 6月26日)


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    最終取得日: 2021-09-30
    平成30年第2回定例会(第5号 6月26日)          平成30年大山崎町議会第2回定例会会議録−第5号−         平成30年6月26日(火曜日)午前10時00分開議   〇出席議員(12名)                 1番  西田 光宏  議員                 2番  森田 俊尚  議員                 3番  山中 一成  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  岸  孝雄  議員                 6番  高木  功  議員                 7番  辻 真理子  議員                 8番  朝子 直美  議員                 9番  渋谷  進  議員                10番  前川  光  議員                11番  波多野庇砂  議員                12番  小泉  満  議員欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        山本 圭一           副町長       杉山 英樹           教育長       中條  郁           総務部長      蛯原  淳           総務部理事(兼)  田中 一成           政策総務課財政担当課長           健康福祉部長    野田 利幸           環境事業部長    山元登志夫           環境事業部理事   松村 実生           (兼)上下水道課長           環境事業部理事   寺井 昭博           (兼)建設課長           教育次長      辻野  学           教育委員会理事   松岡 正己           (兼)学校教育課長           政策総務課長    本部 智子           政策総務課     斉藤 秀孝           企画観光担当課長           税住民課長     大西 博之           健康課長      山岡  剛           福祉課長      久貝  茂           経済環境課長    北村 光子           生涯学習課長    堀井 正光           会計管理者(兼)会計課長                     皿谷 吉彦 〇出席事務局職員           事務局長      谷利 俊彦           書記        谷山 勇太           書記        新田奈都子議事日程(第5号)   日程第1.会議録署名議員の指名   日程第2.第27号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎町税条               例の一部改正について)   日程第3.第28号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎都市               計画税条例の一部改正について)   日程第4.第31号議案 災害等による被害者に対する大山崎町税の減免に関す               る条例の一部改正について   日程第5.第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民               健康保険税条例の一部改正について)   日程第6.第30号議案 大山崎町立小学校プール設置条例廃止について   日程第7.第32号議案 大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その3請負               契約について   日程第8.陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求              める陳情書  ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  午前10時00分 開議 ○(小泉 満議長) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12名です。定足数に達しておりますので、平成30年大山崎町議会第2回定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりです。  日程に入ります前に、本日付で教育長に就任されました中條 郁教育長から発言の申し出がありますので、この際これを許可いたします。  中條教育長。                 (中條 郁教育長登壇) ○(中條 郁教育長) 議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。  私は、町議会第2回定例会におきまして、議員皆様方の御同意をいただき、清水前教育長任期満了を受け、本日、6月26日から新教育長に就任させていただきました。  教育行政責任者としての職を拝命し、改めて責任の重さに身が引き締まる思いであります。とりわけ、1週間前には、大阪北部地震が発生し、今後も、山本町長ともども、その災害対応に鋭意努めてまいりたいと考えております。  さて、社会の変化が激しく、将来を見通すことが非常に難しい時代でありますが、何よりも未来を担う子どもたちが輝くまちづくりが大切であると考えております。この上は、微力ではございますが、町の宝である子どもたちが、豊かな自然と歴史に育まれたふるさとを愛し、夢の実現に向かって努力し続け、生涯にわたって学び、豊かな人生を送る学びのまち大山崎を目指し、教育中立性継続性安定性を確保し、教育行政における教育委員会責任明確化を図りながら、山本町長と連携して、持てる力を傾注し、職務に精進してまいりたいと決意を新たにしております。  議員の皆様におかれましては、温かい御指導と御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、まことに簡単ではございますが、新教育長の就任の御挨拶とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ○(小泉 満議長) それでは、これより日程に入ります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、6番 高木 功議員及び7番 辻 真理子議員を指名いたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第2、第27号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)から、日程第4、第31号議案 災害等による被害者に対する大山崎町税の減免に関する条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。  ただいま議題といたしまして3議案は、6月7日の会議で、総務産業常任委員会付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  議案審査経過、結果について、委員長報告を求めます。  岸 孝雄総務産業常任委員長。              (岸 孝雄総務産業常任委員長登壇) ○(岸 孝雄総務産業常任委員長) それでは、総務産業常任委員会委員長報告を行います。  去る6月7日の本会議におきまして、当委員会付託されました第27号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)、第28号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎都市計画税条例の一部改正について)、第31号議案 災害等による被害者に対する大山崎町税の減免に関する条例の一部改正についての審査のため、6月20日、第1委員会室におきまして、町長、副町長教育長及び担当職員出席を得て委員会を開催いたしました。  各議案につきまして、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答慎重審査の結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、第27号議案及び第28号議案につきましては、全員賛成により承認すべきものと、第31号議案につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務産業常任委員会委員長報告を終わります。 ○(小泉 満議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論採決を行います。  初めに、第27号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)、討論を行います。  まず、反対者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。  9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 日本共産党議員団は、この町条例の一部改正専決処分承認を求める件について、賛成といたします。  ただ、日本共産党は、国会では、今回の町条例の一部改正のもととなっております地方税法改正反対しております。理由は、改正の基本的な性格が、安倍政権消費税10%増税を前提とした税制上の措置を拡充あるいは延長することであり、もちろん一部必要な施策が含まれてはいるものの、政府の主要な制度改悪を反映した内容である。これが多いということでございました。  特に、働き方改革に伴う、個人所得税課税見直しは、所得税法改正内容が、個人住民税にも適用されるものです。例えば、給与所得控除を引き下げる、その分を基礎控除に振りかえる、この措置は、働き方改革の後押しを理由として行われるものでありますが、労働力の維持の費用であるという側面も持つ給与所得控除の意義を軽視するという問題を含んでおります。  さらに、給与所得控除上限引き下げは、勤労世帯中間層への増税となります。なお、住民税見直しは、住民税だけにとどまらず、住民税所得金額によって、算定基準が定められている例えば、国民健康保険介護保険後期高齢者医療保険や、あるいは保育料児童扶養手当に影響があることもこの際指摘しておきます。  今回の町税条例改正は、個人住民税に関する措置は反映されておらず、町民負担をふやす内容が含まれていないこと、土地評価がえに伴う固定資産税負担調整あるいは不動産所得税などの特例の延長といった、必要な施策が反映されているものであることから、共産党議員団は、承認するものといたします。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第27号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)承認することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立全員です。  したがって、第27号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎町税条例の一部改正について)は承認することに決定しました。 ○(小泉 満議長) 次に、第28号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎都市計画税条例の一部改正について)討論を行います。  まず、反対者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。
     9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 第28号議案都市計画税条例の一部改正についても、第27号議案大山崎町条例の一部改正についてと同様の趣旨で賛成といたします。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第28号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎都市計画税条例の一部改正について)承認することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立全員です。  したがって、第28号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎都市計画税条例の一部改正について)は承認することに決定しました。 ○(小泉 満議長) 次に、第31号議案 災害等による被害者に対する大山崎町税の減免に関する条例の一部改正について討論を行います。  まず、反対者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。  9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) これは、いわゆる災害被害等による被害者に対する町民税減免被害に遭われた方の負担を軽くしようとするのが基本的な性格であります。6月18日の地震による町民さんの被害が、きょうの新聞報道では120件を超えるという話になっておりますので、その意味では、適時、時宜にかなった改正だというふうに考えます。ただ、町に一つ要望しておきたいことがありまして、それは、今の特に家屋等被害に対する補助、援助の制度が非常に厳しいものであって、なかなか適用範囲に合致する世帯があらわれにくいものであります。  今回、町民皆さんからは、我々の聞き取りでも、例えば、屋根の瓦が揺れ、ずれて全面的に瓦をふきなおさなければいけない。数百万円かかるが、地震保険に入っていたけれども、本当に見舞金程度の額しか支給されないと言われたということで、復旧に、非常に住民皆さん町民皆さん負担がふえることが想定されますので、町としては、特例的な意味も含めて、何らかのそうした被害に対する支援を検討していただきたいということを要望いたしまして、賛成といたします。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第31号議案 災害等による被害者に対する大山崎町税の減免に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立全員です。  したがって、第31号議案 災害等による被害者に対する大山崎町税の減免に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第5、第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民健康保険税条例の一部改正について)から、日程第7、第32号議案 大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その3請負契約についてまでを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました3議案は、6月7日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  各議案審査経過、結果について、委員長報告を求めます。  波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長。          (波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を行います。  去る6月7日の本会議におきまして、当委員会付託されました第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民健康保険税条例の一部改正について)、第30号議案 大山崎町立小学校プール設置条例廃止について、第32号議案 大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その3請負契約についての審査のため、6月19日、第1委員会室におきまして、町長、副町長教育長及び担当職員出席を得て委員会を開催いたしました。  各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答慎重審査の結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、第29号議案につきましては、賛成多数により承認すべきものと、第30号議案及び第32号議案につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を終わります。 ○(小泉 満議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論採決を行います。  初めに、第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民健康保険税条例の一部改正について)、討論を行います。  まず、反対者発言を許します。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) 第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民健康保険税条例の一部改正について)日本共産党反対をいたします。  国民健康保険の被保険者は、高齢者中小自営業者、あるいは非正規雇用労働者など、低所得層が中心であるにもかかわらず、所得の1割を超えるような、高くて払えない保険料を課されるなど、社会保険制度が生活を脅かす現状が全国的に問題になっております。  今回の改定では、軽減対象者の枠がほんのわずか広がるというものの、依然として保険税負担は重く、何ら解決になっていず、また、比較的所得の高い被保険者にとっては、負担がふえることになるため反対です。生活を脅かすような保険税負担を抜本的に解決するためには、被保険者の中での負担割合を変えるというのではなく、過去に減らした国庫負担割合をふやすことが必要です。このことを町として国に強く求めていただきますことを要望いたしまして、討論を終わらせていただきます。 ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民健康保険税条例の一部改正について)承認することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立多数です。  したがって、第29号議案 専決処分承認を求めることについて(大山崎国民健康保険税条例の一部改正について)は、承認することに決定しました。 ○(小泉 満議長) 次に、第30号議案 大山崎町立小学校プール設置条例廃止について討論を行います。  まず、反対者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第30号議案 大山崎町立小学校プール設置条例廃止について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立全員です。  したがって、第30号議案 大山崎町立小学校プール設置条例廃止については、原案のとおり可決されました。 ○(小泉 満議長) 次に、第32号議案 大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その3請負契約について、討論を行います。  まず、反対者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第32号議案 大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その3請負契約について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立全員です。  したがって、第32号議案 大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その3請負契約については、原案のとおり可決されました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第8、陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書議題といたします。  ただいま議題といたしました陳情第2号は、6月15日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  本陳情審査経過、結果について、委員長報告を求めます。  波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長。          (波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を行います。  去る6月15日の本会議におきまして、当委員会付託されました陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書についての審査を、6月19日、第1委員会室におきまして、町長、副町長教育長及び担当職員出席を得て行いました。  陳情第2号につきましては、慎重審査の結果、留保とする委員があり、可否同数となったことから、委員長裁決により採択すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を終わります。 ○(小泉 満議長) これより、ただいま報告のありました陳情第2号について、委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑もないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、陳情第2号について、討論採決を行います。  陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書について、討論を行います。  まず、反対者発言を許します。  5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 本陳情につきまして、反対の立場で討論させていただきます。  まず、申し上げます。この陳情の表題につきましては、私は今回の工事につきましては、非常にいろいろな項目がまざって複雑きわまりない、これは事実かと思います。私自身、この間も、この内容を把握するために、行政の皆様方、貴重なお時間をいただきまして、幾度となくヒアリングをさせていただきました。  また、この工事当事者の一方であります施工事業者様のもとに訪れまして、現場を拝見させていただき、また、この間の施工プロセス、この間、一体どういうものが出てきて、どういう処理をされたのか、こういった詳細の事情も幾度となく足を運び、また、時には電話でヒアリングをさせていただきました。  この背後にある法的問題、これにもいろいろ係ってくるところがございます。私自身、議員でありながら、今現在、経済活動分類番号39番、ネイスコード38番産業廃棄物及び一般廃棄物処理、これを専門分野とする国際認証規格主任審査員でございます。この関係からも、複数の関係事業者関係の方からもヒアリングをさせていただきました。産業廃棄物協会、また京都府の循環型社会推進課、昨日は、知事選挙が一定落ちつかれました滋賀県にも赴きまして、県の見解もヒアリングをさせていただいたところでございます。  このように、今回のこの案件につきましては、法の解釈でも複雑、複数の解釈が存在する。その中で、一定整理をさせていただきます。  まず、解体工事におきましては、発注段階及び工事遂行段階において、行政側プロセス上の判断については、やはり改善すべき点があったことは事実であろうかと思います。ただし、地中埋設物についての廃棄物処理法上の手続については、先ほど申し上げました当事者の一方である施工業者、また産業廃棄物協会、あるいは京都府、滋賀県等の廃棄物処理にかかわる部署、こちらへのヒアリングから、町がこの間に行われました意思決定及び法の施行については、特に問題がないものであることは、法的には明らかであろうかと思います。  そして、もう一つ、この間の工事プロセスについては、やはり非常にわかりにくい部分があったのは事実でございます。工事を始めるに当たって、当初、12メーターのくいが中心に埋まっていると推定されたものの、工事を施工するに当たり、その倍の24メーター、24メーターにも及ぶくいが30本超え出てきているということでございます。24メーターといいますと、ビルに直すと約8階建て、8階建てのビル相当分のくいを地中から抜き取る、これは非常に高度かつ困難な工事であったことは、事業者様のヒアリングからも認識をさせていただいたところでございます。この間の工事現場でのさまざまな事象の経緯、それから対応された内容につきましては、追って行政から提出をいただきましたマニフェストE票、この膨大な量のマニフェストE票が議会に提出されたわけでございます。このE票だけを見るにしても、それ相当の掘削に係る作業、また収集運搬、そして、中間処分地へ搬入する際の現場での破砕行為、相当の金額がかかっていることは、このマニフェストE票を見ても、これは容易に想像できることかと思います。この点から、追加費用の妥当性につきましては、私は、妥当であった、もう少し言わせていただくと、業者様の見解からいくと、施工する業者さんに対しては、かなり厳しいオーダーであったことは違いなかろうかと思います。  そして、ここまでは、私もこの陳情書に書かれている内容と全く意を一にするところでございます。この間の経緯については、時間軸を示され、どのようなことがあったのかということは、やはり納税者たる住民に通知をする、これは、妥当な話であるかと思います。私は、この陳情書では、住民説明会と求められていますが、これは、全ての住民の方が認識できるように、例えば、町広報、こういった媒体を使った文書化した説明が妥当かと思います。また、必要に応じて、ホームページへの掲載、こういった誤解を招かないしっかりと文書化した内容で広報されることが私は妥当かと思います。  ただ、1点、この陳情書で意を異にする部分がございます。それは、陳情項目の一番最終行でございます。陳情者は、該当の工事を「一時中止していただくよう町長に働きかけてください。」このようにございます。ここにつきましては、見解を異にするところでございます。私の見解を申し述べます。  今回、この工事の一時中止については、相手方は、使用貸借契約当事者の一方である民間事業者様でございます。この民間事業者が、みずからが施工主となって実施をする工事を、一時差しとめをするという権限は、町長にはないわけではございます。仮に、町長がそれを発するとなれば、司法当局に工事差しとめの仮処分の申し立てをするのが唯一の道であろうかと思います。  私は、こういった町長町長の職権を超越した行為を、議会として町長に推奨する。あるいは、議会として町長にこういった行為を要請するということは、議会としては、妥当性を欠くものであると考えます。この1点から、私は、議会として町長に働きかけを要請する。この一文については、意を異なる部分でございますので、反対の意を表明をさせていただくところでございます。  以上でございます。 ○(小泉 満議長) 3番 山中一成議員。 ○3番(山中一成議員) 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書について、反対の立場で討論させていただきます。
     さきの岸議員反対討論にありましたように、私も、委員会発言させていただきました。  そもそも、この陳情書に書かれていることに疑義は全くありません。また、住民の代表である大山崎町議会慎重審査の結果、議決した議案であり、現時点での工事の中止は考えられません。そして、陳情項目に書かれている住民への説明会を開き、一部の住民説明をするよりも、同じようになりますが、先ほど岸議員が申されましたように、「広報おおやまざき」またホームページなどでの説明をすることがより多くの住民の方々に説明責任を果たす結果になると考えます。  以上のことから、この陳情反対とさせていただきます。  引き続き、理事者には、しっかりと説明責任を果たしていただくことをお願いして、反対討論とさせていただきます。 ○(小泉 満議長) 6番 高木 功議員。 ○6番(高木 功議員) 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書に対して、反対討論を行います。  第2大山崎小学校プール等解体追加工事については、正規の手続に従ってやられていると理解しております。また、工事を一時休止すれば、喫緊の課題である待機児童対策が大幅におくれることになります。大山崎町の将来のことを考えると、必要と思いますので、この陳情書に対しては、反対といたします。 ○(小泉 満議長) 次に、賛成者発言を許します。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) 陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書に対して、日本共産党議員団賛成をいたします。  議員団は、この陳情の趣旨である、町の予算、すなわち住民の税金の使われ方に対して、住民さん自身が不透明さを感じているから、町に説明会を開いてほしい、この要望はごく当然のことであるとして賛成をいたします。  この議会へこの陳情を出されるまでに、住民皆さん、有志の方が、300人ほどの署名を添え、直接、町長教育長宛てに説明会の開催を要望されたところ、町行政から断られたということで、町議会に後押ししてほしいと、今回の陳情になったと聞いております。今回の議会陳情に向けては、受け付け段階で961人の署名が添えられまして、その後も約300人のほどの方から署名が寄せられているということも聞いております。議員各位の御賛同で、この町民皆さんの思いの実現にお力添えしていくということを改めて呼びかけたいと思います。  さらに、町は、この説明会を行わない理由の一つに、議会で可決されたからということを上げておりますけれども、議会で可決された内容について、町が住民説明会を行うことは、議会としては何ら支障がない、むしろ推奨すべきことなのではないかと思いますので、町行政が議会に遠慮することなく、町民さんとの信頼関係を築く場を設けていただきたいとの思いも込めて、陳情賛成したいと思います。  今議会で町は、住民の疑惑というものが、印象操作によりつくられたものであるという見解を示され、このこともまた説明会を行わない理由とされております。  しかし、その認識そのものが現実をリアルに見ていないと言わなくてはなりません。追加工事の金額が非常に大きかった。これは、紛れもない事実であります。この事実を住民さんは、常識では考えられないと驚き、説明してほしいと求められているわけです。  町民さんの思いはさまざまであります。単純に中身を知りたいと思っている方から、さまざまないわゆる疑惑といいますか、お互い、例えば、町が積算ミスをしたのではないか、業者の言われるがまま高い金額で契約したのではないか、あるいは、町自身が業者に何かだまされてるのではないか、こういった疑惑、疑いなども持たれている方もおられます。このような思いに応えるには、広報による一方的な説明だけでは不十分であって、住民に理解されたかどうか、やはり、顔を合わせて対話することでしか確認できません。それとも、山本町政のいう説明責任は、町民の理解や納得はどうでもいいのでしょうか。であるならば、住民との対話を大切にしているなど、標榜するのはやめるべきだと思います。  この間、町が示してきた見解を改められて、町政に批判的な意見を持っておられる町民皆さんも含め、全町民の思いを受けとめる、当たり前の姿勢に立つこともあわせて求めさせていただいて、賛成討論を終わらせていただきます。  以上です。 ○(小泉 満議長) 11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、波多野庇砂、本件について、賛成とします。  予定では、今までたくさん経緯があって、もう言ってますので、予定してなかったのですけれど、実は、朝、議会に来る途中の9時20分ごろ、前をいつものように通ったのですけれども、現地は非常にすっきりと、私の素人目で、がらの山が恐らく4トン、5トン車で5〜6台のがらが出てるんです。今、山積みになってます。わずか2〜3メーター掘ったはずのところから、なぜそれだけのがらが出ているのか、委員会じゃないので、質問するわけにいかないので質問しませんけれども、非常に心配をしています。がらの中身ですけれど、非常に新しいコンクリートを割った形、美しいコンクリートのがら、これは地中ばりを割ったものではないのか、これは誰が見たってわかります。くいのところどころをぽきんぽきん折った形の3メーター、4メーターの片割れがむちゃくちゃ出てます。  これ、今の時点であるはずないのですよね、と私は思うのですけれど、終わってるはずなのです。これからの工事は、そのもっと地下の古いコンクリートがらであるはずなのです。ということで、非常に心配してます。ですから、この陳情については、非常に意味があることであると思います。職員の方、担当の方、しっかりと見ていただかなければならないと思います。  以上です。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書について、採択することに賛成の方は起立願います。           (起立する者あり) ○(小泉 満議長) 起立少数です。  したがって、陳情第2号 第2大山崎小学校プール等解体追加工事透明性を求める陳情書は、不採択とすることに決定しました。  以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成30年大山崎町議会第2回定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。                   10時45分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  小 泉   満      会議録署名議員   高 木   功      会議録署名議員   辻   真理子...