大山崎町議会 2017-03-22
平成29年第1回定例会(第4号 3月22日)
平成29年第1回定例会(第4号 3月22日) 平成29年
大山崎町議会第1回
定例会会議録-第4号-
平成29年3月22日(水曜日)午前10時00分開議
〇出席議員(12名)
1番 西田 光宏 議員
2番 森田 俊尚 議員
3番 山中 一成 議員
4番 北村 吉史 議員
5番 岸 孝雄 議員
6番 高木 功 議員
7番 辻 真理子 議員
8番 朝子 直美 議員
9番 渋谷 進 議員
10番 前川 光 議員
11番
波多野庇砂 議員
12番 小泉 満 議員
〇欠席議員(0名)
〇
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者
町長 山本 圭一
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
初めに、第1号議案 大山崎町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大山崎町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
次に、賛成者の発言を許します。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) この第1号議案につきましては、委員会では留保いたしました。今回、ここで賛成討論を行いたいと思います。
賛成に当たりまして、一言要望を述べさせていただきたいと思います。第1号議案では、今回、
介護休暇のとり方が細かくパターン化されて、より
介護休暇をとりやすくなった、この説明は理解いたしました。しかし、懸念される点は、
介護休暇が依然として無給であるということです。これから介護のために休まなければならないという事例がふえることは、当然予想されております。私自身、在宅介護を行ってきた経験から、身内の介護を行うということは身体的、精神的また経済的に非常に大きな負担を伴うものであるということを、この際、強調しておきたいと思います。ところが
介護休暇は依然として無給である。
今回の条例改正は、
介護休暇の枠組みについては前進しましたが、まだまだ実質が伴わないということを意味しております。一歩前進として評価いたしますが、一層の改善が必要ではないでしょうか。
介護休暇の有給化は国の制度との関係もあり、町としては悩ましいところであることは承知しておりますが、やっぱり身内の介護を行わざるを得ない職員が、より
介護休暇をとりやすくするために
介護休暇の有給化、あるいは何らかの手当など、町としてぜひ実現に向けて検討し、前進していただくことを要望して賛成といたします。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第1号議案 大山崎町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大山崎町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第1号議案 大山崎町職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大山崎町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第2号議案 大山崎町
税条例等の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) この第2号議案についても委員会では留保といたしましたので、ここで賛成といたします。
この第2号議案は、もともと消費税10%への増税に対応した条例改正が以前なされておりましたが、増税が先延ばしされたことにより、条例内容を元に戻すというための改正だということです。したがいまして、住民への負担増などには直接関係しない内容であることから賛成といたします。
なお、御承知のように、
日本共産党は消費税10%への増税というのは既にさまざまな負担増で苦しんでいる国民の皆さんに、さらなる負担増を押しつけること、あるいは消費を減らして国民経済を大きく後退させることなどから反対していることを申し述べておきます。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第2号議案 大山崎町
税条例等の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第2号議案 大山崎町
税条例等の一部改正については、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(小泉 満議長) 日程第4、第3号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてから、日程第10、第22号議案 大山崎町
公共下水道大山崎排水ポンプ場の
建設工事に関する基本協定の締結についてまでを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました7議案は、2月23日の会議で
建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長。
(
波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長登壇)
○(
波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を行います。
去る2月23日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第3号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第4号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、第5号議案 大山崎町
地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第19号議案 大山崎町道路線の認定について、第20号議案
大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その1
変更請負契約について、第21号議案
大山崎排水機場旧
棟解体工事その2
変更請負契約について、第22号議案 大山崎町
公共下水道大山崎排水ポンプ場の
建設工事に関する基本協定の締結についての審査のため、3月7日、第1委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。
各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第3号議案、第4号議案、第5号議案、第20号議案、第21号議案及び第22号議案につきましては、いずれも全員賛成により原案のとおり可決すべきものと、第19号議案については、全員賛成により同意すべきものと決しました。なお、第3号議案及び第4号議案については、留保とする委員がございました。
以上で、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(小泉 満議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
初めに、第3号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
7番 辻
真理子議員。
○7番(辻
真理子議員) 第3号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、また、第4号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、重複する内容もありますので、ここであわせて討論させていただきます。
第3号議案及び第4号議案については、委員会では態度を留保としておりましたが、
共産党議員団は賛成いたします。
同一敷地内での看護師または准看護師の兼務が認められていますが、兼務の常態化があることには懸念があります。住民の尊厳を守る自治体の実践が求められている今、そのような懸念に十分配慮した運営、町民の福祉充実へ取り組んでいただくことを要望し、賛成いたします。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第3号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第3号議案 大山崎町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第4号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第4号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第4号議案 大山崎町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 続いて、第5号議案 大山崎町
地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第5号議案 大山崎町
地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第5号議案 大山崎町
地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第19号議案 大山崎町道路線の認定について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第19号議案 大山崎町道路線の認定について、同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第19号議案 大山崎町道路線の認定については、同意することに決定しました。
○(小泉 満議長) 次に、第20号議案
大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その1
変更請負契約について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第20号議案
大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その1
変更請負契約について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第20号議案
大山崎汚水中継ポンプ場長寿命化対策工事その1
変更請負契約については、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第21号議案
大山崎排水機場旧
棟解体工事その2
変更請負契約について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第21号議案
大山崎排水機場旧
棟解体工事その2
変更請負契約について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第21号議案
大山崎排水機場旧
棟解体工事その2
変更請負契約については、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 続いて、第22号議案 大山崎町
公共下水道大山崎排水ポンプ場の
建設工事に関する基本協定の締結について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
10番 前川 光議員。
○10番(前川 光議員) 一応賛成しますが、当町の
雨水排水計画をつくっているのですけれど、それの内容と少し違うということで説明不足であろうかなと思います。具体的に言いますと、当町の
雨水排水計画はA棟B棟を新設して33億円弱。今回は、A棟だけで30億円かかるというような内容です。また、ポンプの容量も、今回は、口径1,500ミリ、2基になっているのです。その詳細な
雨水排水計画との違い、どう変わったか説明不足であると思いますので、今後、また説明していただけたらと思いながら賛成としておきます。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第22号議案 大山崎町
公共下水道大山崎排水ポンプ場の
建設工事に関する基本協定の締結について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第22号議案 大山崎町
公共下水道大山崎排水ポンプ場の
建設工事に関する基本協定の締結については、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――
○(小泉 満議長) 日程第11、第6号議案 平成28年度大山崎町
一般会計補正予算(第5号)から、日程第23、第18号議案 平成29年度大山崎町
水道事業会計予算までを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました13議案は、2月23日の会議で予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、各議案の審査を終わり、委員会から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
各議案の審査経過、結果について、付託委員会の報告を求めます。
山中一成予算決算常任副委員長。
(山中一成予算決算常任副委員長登壇)
○(山中一成予算決算常任副委員長) 委員長におかれましては、当委員会開催中は体調不良のため欠席されておりましたので、委員長にかわり副委員長の私が審査運営をいたしましたので、私から審査結果を御報告いたします。
去る2月23日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第6号議案 平成28年度大山崎町
一般会計補正予算(第5号)、第7号議案 平成28年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)、第8号議案 平成28年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、第9号議案 平成28年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)、第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算、第11号議案 平成29年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算、第12号議案 平成29年度大山崎町
下水道事業特別会計予算、第13号議案 平成29年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算、第14号議案 平成29年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算、第15号議案 平成29年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算、第16号議案 平成29年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算、第17号議案 平成29年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算、第18号議案 平成29年度大山崎町
水道事業会計予算、以上、13件の議案の審査を3月8日から10日及び13日、14日の5日間にわたり、第1委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て行いましたので、御報告いたします。
まず、平成28年度各会計補正予算について御報告いたします。第6号議案から第9号議案までの4議案につきましては、3月8日に審査を行いました。理事者に詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第6号議案、第7号議案、第8号議案及び第9号議案については、いずれも全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第6号議案については、留保する委員がございました。
次に、平成29年度各会計の当初予算案について御報告いたします。第10号議案から第18号議案までの9議案については、3月9日、10日、13日及び14日の4日間にわたり審査を行いました。審査過程におきましては、各委員から種々の質疑や意見陳述があり、各事務事業について議論が行われました。
審査結果の御報告に先立ち、主な審査概要を申し上げます。まず、
一般会計予算については、歳入において法人町民税に落ち込みがあるが、平成29年度以降の見通し及び町内の主要企業の状況をどのように把握しているのかとの質疑があり、法人税については企業の業績次第であるが、社会情勢から今後についても不透明であり、現状把握については町の部署ごと個別に対応しているが、
まちづくり会議等を通じて、なお一層コミュニケーションを図っていきたいとの答弁がありました。
歳出においては、総務費の審査で町制50周年記念事業委託の事業内容と委託についての質疑があり、主催が町であるので、プロポーザル等で委託するのではなく、秋の祭りの時期に実施主体として講演会等のイベントを取り組みたいとの答弁がありました。また、新規事業の高齢者交通支援事業補助金の使い方についての質疑があり、高齢者の免許証自主返納を促進するため、返納者に約1万円分のタクシーチケットの補助をするもので、50万円規模であるとの説明がありました。
次に、民生費の審査では、近年の増加している保育所ニーズにおいて、今後も待機児童は出さないのかとの質疑があり、今年度は小規模保育所2園の整備を働きかけ、4月開所に至ったが、さらに老朽化した一保育所を民間に委託することにより、待機児童を出さないよう努めていきたいとの答弁がありました。
続いて、商工費の審査では、新規の建設委託料及び工事請負費の内容について質疑があり、町内にある観光トイレ4カ所のうち、小倉神社からのハイキングコースにある観光トイレを再整備するとの答弁がありました。
次に、土木費の審査では、町内の防犯灯LED化の進捗について質疑があり、JR山崎駅前を含む30基から40基を計画しており、現在、約13%のLED化率をできるだけ効率よく引き上げていきたいとの答弁がありました。
続きまして、教育費の審査では、留守家庭児童会保護者協力金の収入科目について、従来には滞納分の設置がなかったのではないかの質疑があり、保護者協力金を近年、現年度で全て徴収していたのだが、滞納繰り越し分が生じることに伴い、科目設置を行ったとの答弁がありました。
次に、国民健康保険事業特別会計については、全国で病床を減らすとの報道があったが、地域の医療構想及び医療費の抑制策について質疑があり、乙訓の地域医療構想の場において考えていきたい。町の医療費対策として、当面は特定健診の推奨による早期治療とジェネリック医薬品への切りかえにより、医療費の抑制を図りたいとの答弁がありました。
続いて、介護保険事業特別会計については、町の新しい総合事業の中での地域支援コーディネーターの役割等について質疑があり、どのようなサービスをしていくのかが課題となっているが、町内のボランティア団体、事業所、行政及び地域住民の要望をまとめ上げていくことが主な業務であり、包括支援センターに委託することになるとの答弁がありました。
次に、水道事業会計では、年間有収率が改善された理由について質疑があり、大口径水道管から漏水があったことが主な原因であり、大口径水道管については、今後、毎年調査していきたいとの答弁がありました。
以上が、各会計別当初予算案の審査概要であります。
最後に、各議案の審査結果を御報告いたします。
3月14日、採決を行いましたところ、お手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、第10号議案、第18号議案については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと、第11号議案、第12号議案、第13号議案、第14号議案、第15号議案、第16号議案及び第17号議案については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第10号議案、第13号議案及び第14号議案については、留保する委員がございました。
以上で、予算決算常任委員会の委員会報告を終わります。
○(小泉 満議長) これより、ただいまの委員会報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって委員会報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。
初めに、第6号議案 平成28年度大山崎町
一般会計補正予算(第5号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員) 会派のぞみ、留保としていましたので、この場で反対とし、その理由を述べます。
私は不動産に係る実務経験50年であり、取引主任士であります。当該不動産とはJR山崎駅の至近距離にある宅地約56坪については、当町が某民営の事業所に対してプロポーザル方式で貸し地とし、1カ月当たり賃料5万6,500円で貸与した旨の報告がありました。対する会派のぞみとして専門職としての適正である旨、思料する賃料とは約11万円となるものであり、その根拠とは仮に駐車場とすれば、11台の月決め契約が可能であり、1台当たり1カ月1万円とした根拠であります。町民の財産であるのに半値、さらにはプロポーザル方式とは競争性のない入札の形であり、二重の問題点を内蔵している旨、厳しく指摘を明確にするために反対するものであります。
以上です。
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第6号議案 平成28年度大山崎町
一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手多数です。
したがって、第6号議案 平成28年度大山崎町
一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第7号議案 平成28年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第7号議案 平成28年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第7号議案 平成28年度大山崎町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 続いて、第8号議案 平成28年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第8号議案 平成28年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第8号議案 平成28年度大山崎町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第9号議案 平成28年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第9号議案 平成28年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第9号議案 平成28年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算について、討論を行いますが、本案に対しては、9番 渋谷 進議員ほか1人から、配付いたしておりますとおり修正の動議が提出されております。
したがいまして、これを本案とあわせて議題といたします。
初めに、修正の動議について、提出者の説明を求めます。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) 一般会計の予算案の修正案を提出したことについて説明をさせていただきたいと思います。
皆さん御承知のように、この3月議会には、第二大山崎小学校プール及び学童保育の移転計画について次の3点を掲げた請願、「1、今回の一連の計画を当事者不在で進めずに、PTA、教職員、保護者、指導員、保育士などの関係者や、専門家を交えて、それぞれに協議、具体化する場をつくること。」「2、前項の条件が整うまでは、小学校のプールや、学童保育「でっかいクラブ」施設の移転計画ならびに、町立保育所の民営化計画を凍結すること。」「3、町議会として、上記二項目について町行政に働きかけるとともに、関係者の意見を聞く場を設けるなど、町議会が独自に住民の声を反映させる措置を講じること。」この3点を掲げた請願が1万369筆の署名を添えて提出されました。さらにその後、追加の署名が寄せられ、最終的には1万1,474筆となったと聞いております。
人口1万5,000人という規模の大山崎町に寄せられた、この1万1,500の民意がどれほどの重みを持つか具体的にイメージするために、ほかの民意の数を参照してみましょう。2014年の町長選挙では7,443票の有効投票がなされ、うち3,603票で山本町長が当選したことは御記憶のとおりです。こうした民意の数と比べるだけでも、今回の1万1,500の民意がどれほど町議会にとって重いものであるかということは明らかではないでしょうか。こうした重い民意に応えるために、
日本共産党は今回の一般会計の予算案から、プール、学童の移転、保育所民営化に関する項目を削除した修正案を提出いたします。もちろん
日本共産党としては、これらの項目以外にも民意を反映していない小学校・中学校の給食を全てセンター化するという給食計画、過大な工事といわれる体育館改修など、賛成できない項目がありますが、今回、修正案として提出いたしましたのは、1万1,500の民意を反映させるというアクションを議会として行うための目的に絞り、今回の修正案を提出いたします。
繰り返しになりますが、これほどの民意が議会のアクションを求めております。議員の皆さん、ぜひとも本修正案に賛成いただき、
大山崎町議会が民意に誠実に対応する議会であることを示していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、これより修正案に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 質疑もないようですので、これをもって修正案に対する質疑を終結いたします。
これより、原案及び原案に対する修正案について、一括して討論を行います。
初めに、原案に賛成者の発言を許します。
3番
山中一成議員。
○3番(
山中一成議員) 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算について、大山崎クラブといたしまして賛成の立場で討論をさせていただきます。
今回の予算は新たなステージを創出し、加速させる施策を組み立てる予算編成であり、本町の未来を創造するプロジェクトとしての位置づけだと理解しております。町長が掲げる笑顔あふれる
まちづくりを平成29年度も基本コンセプトとしつつ、新たに責任をキーワードに組み入れ構築されたものであります。山本町長が就任して3度目の予算編成は、安心・安全を基調に責任を果たす予算だと、我々、大山崎クラブとして高い評価をしております。また、平成28年度の保育所施策では、子育て環境を整備していくことで保育所ニーズに対応し、保育所の充実を図り、待機児童を出さない強い決意で進められた小規模保育は、補正予算を組みながら小規模保育所2所と、それに併設される病児保育を民間で誘致されたことは、結果、待機児童を出さないばかりか住民福祉の充実を実現しました。
平成30年度以降も山本町長が掲げる施策目標の実現に向けて、一貫性を持って継続的に事業を実施されることを何よりも願うものであります。また、山本町長の公約事項について、特に保育所民営化は我々議会や町民の皆さんと対話を続けながら提案をしていただけるものと願っております。
今後の事業がこのまちで暮らす人の利便性を向上させ、希望や勇気を与えるものであり、昨年から一貫して我々大山崎クラブが思い続ける、今やらならければ明日はないという思いを強く決意するとともに、山本町長とともに大山崎町のさらなる発展に責任を持って取り組むことを改めてここで表明いたしまして、賛成の討論とさせていただきます。
○(小泉 満議長) 1番 西田光宏議員。
○1番(西田光宏議員) 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算を大山崎クラブとして賛成討論させていただきます。
この
一般会計予算61億6,300万円に関して、さきの一般質問でも述べましたが、前年度比9.8%増となり、過去5年間で最大規模となりました。その中身を精査しますと、公共施設や道路の改修、移設などに主眼を置いた重点・課題対応型予算であることは、まさに今後の大山崎町が前に進むために万難を排して組まれた予算であると理解しました。
今回の予算常任委員会審査では、理事者側から詳細にその内容が説明され、各委員からそれぞれの思いを込めた質問があり、納得されていない方もおられることは承知しています。その点に関しましては、後に述べます同会派議員が、私の考えも含めて賛成討論をいたします。そちらに任せます。
この場で私から述べたいと思いますことは、平成28年度から続く地方創生加速化交付金関連事業などの観光関連で大変すばらしい実績が上がっている事実でございます。この事業実施に本町を取り上げたテレビ、ラジオ、新聞、書籍、雑誌、ネットなどの情報報道は、私が知る限り20を超えております。山本町長本人がメディアに出演するなどテレビ番組も多くありました。このことは大山崎町の名を全国に知らしめる絶大な効果となり、金銭的な価値は給付された交付金額をはるかに超える成果を得ているものと考えます。また、関ケ原町とのバトルなどをネット環境に取り入れる発想は、まさに新しい分野への先駆となり、地方創生加速化交付金関連事業を、その趣旨を十分生かし行っているものだと思っております。
その点を含め、今後の
まちづくりをより豊かな発想で、町民が安全・安心に暮らし続けることができる大山崎町にすることを目的として、平成28年度に盛り込まなかった町長の公約事業や、町制施行50周年事業の費用計上など、大山崎町が抱える諸問題を解決するための予算になったと考えます。そこで、今この予算案に賛成するものとし、私の討論を終えます。
○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。
○4番(北村吉史議員) 大山崎クラブとして、第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対して賛成の討論をさせていただきます。
今回の予算は、61億6,000万円を超える大山崎町としては過去最大の予算となっております。その内訳なのですが、一番大きなものは体育館の整備事業でございます。これは大山崎町の住民の生命・財産を守るために、これは私が議長在任時に京都府と協議をさせていただいた中で、そのときの緊急防災・減災事業債を流用するということでございます。その緊急防災・減災事業債は7割を返還しなくていいという非常に大山崎町にとっては有用な歳入であると確信いたしております。そこで、この体育館は最大規模の避難者を収容できる施設になっております。一部では、オリンピック・パラリンピックに向けたホストタウン構想が大々的に報道されましたけれども、実際には、これは大山崎町の住民の生命・財産をしっかり守るというための予算でございます。
そして、今回ポイントになっておりました第二大山崎小学校のプール移転及び学童移転に関してですけれども、このプール・学童の移転に関して、他
市からこの大山崎町に引っ越しされてきた方は、はっきりどうして学校施設内にこういうものがないのでしょうか、どうしてプールがないの、どうして外にあるのですかということがございます。なぜか。他
市にはそれだけの広いスペースがありました。そして大山崎町においては、いびつな形の発展をした。当初、大山崎小学校は、その児童総数が1,700名を超える非常に大きなマンモス校であった。第二大山崎小学校ができた当時、定員900名に対して約1,000名を超えるだけの児童がいた状態でございました。
そこで、ミニマムサイズになったこの第二大山崎小学校にフィットした形で、こういうものを移設されるという内容になっております。これは、あくまで第一義的に第二大山崎小学校の児童の安全を確保するための予算であると認識いたしております。
そして、次に、その後の保育所の民営化です。この民営化というのはセンセーショナルに聞こえるかもしれません。しかし、類似団体やほかの自治体は、この民営化を既にどんどん進めております。これには大山崎町が次のステップに踏み出すためのしっかりとした考え方が出ていると思います。住民の利便性、そして子どもの将来のために、大山崎町の待機児童をゼロにする。実際に平成28年度当初、待機児童はゼロでした。平成29年度も町長の強い思いで、待機児童をゼロにされました。その後、今現在、大山崎町の北部、円明寺が丘団地周辺におきましては、住宅開発がどんどん進んでいる。またこれは人口動態をどういうふうに見るかというところが非常に難しいところではありますけれども、その時々にしっかりと合わせた形で待機児童ゼロ対策をしっかりとやっていただきたい。このように要望しておきたいと思います。
まず、今回の予算は何か。この大山崎町の住民の生命・財産をしっかり守る、安心・安全をしっかり担保する、そのための予算であると確信いたしておりますので、大山崎クラブとしては、しっかりとこれを賛成させていただきたいと思います。そして、あえて申しますけれども、この第二大山崎小学校の移設計画、プールに関して、グラウンドの使用団体とかそういうところに、やはりしっかりと配慮した対策をお願いしたいと思います。教育委員会並びに環境事業部がしっかりと連携して、恒久的に使えるグラウンドを河川敷にしっかりと誘致してもらうということをお願いしたいと思っております。
今回、この予算に関しましては、今までの町長ができなかったことを山本町長がしっかりとやっていく、さらにこの大山崎町を発展させる、今まで山積した問題を一つ一つ解決するための最初のステップだと思いますので、しっかりと頑張っていただきたいと思います。
以上で、賛成討論を終わらせていただきます。
○(小泉 満議長) 6番 高木 功議員。
○6番(高木 功議員) 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対し、公明党として賛成討論を行います。
平成26年より厚生労働省、文部科学省が連携して進めている放課後子ども総合プランとして、全ての児童の安全・安心な居場所を確保するため、一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後子供教室の計画を進めています。また、放課後児童クラブ及び放課後子供教室を整備する場合には、学校施設を徹底的に活用することとし、新たに開設する放課後児童クラブの約80%を小学校内で実施することを目指しています。なお、既に小学校外で放課後児童クラブを実施している場合についても、ニーズに応じ、小学校の余裕教室等を活用推進すると言われています。
今回、第二大山崎小学校施設における課題を解消するため、プールと放課後児童クラブ施設を校舎の同一敷地内に移設することによって、校舎やグラウンドと道路を隔てて設置されていることで起こり得る危険リスクは解消されます。昨年の熊本大地震、またこれから来ると言われている南海・東南海大地震や社会状況の変化など、子どもたちを脅かすさまざまな外的要因から子どもの安心・安全を一層確保するため、プール及び施設の移転は必要と感じますので、平成29年度
一般会計予算に対し賛成いたします。
○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。
○5番(岸 孝雄議員) 5番、賛成の立場で討論させていただきます。
第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算案については、今回、特に教育費に関しまして、多くの議論がございました。ただ、どうしても整理をしなければならない点がございます。それはプールの移設、それから学童保育の校内への移設、また費目は違いますが保育所の民営化、それぞれ、これは別の問題であるということでございます。プールの移設につきましては、後ほど決議案として提出をさせていただき、思いのほどをしっかりと述べさせていただき、町政に反映をいただくようお願いをするところでございます。
ただ、平成29年度、新年度予算につきましては、これまで積年の住民の要望でありました下植野団地、あるいは円明寺地域での道路側溝改修事業、また子育て世代の本当に大きな懸案事項であり課題でございました通学路の改善についても進められている内容でございます。教育費の中身におきましては、給食室の問題でございます。成長期の子どもたちの食の安心・安全を担保する学校給食現場の改善についても大きく前進をいただける前向きな答弁がございました。こういった趣旨の積年の課題、一つ一つ解決をいただいている予算であると評価させていただきます。
繰り返しになりますが、ただ1点プールの移設問題につきましては、まだ積み残しといいますか解決すべき課題があるかと思います。これにつきましては、後ほどしっかりと見解を述べさせていただきます。
以上でございます。
○(小泉 満議長) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。
11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員) 会派のぞみ、留保していましたので、この場で原案には反対、修正案には賛成の立場で、その理由を述べます。
私は2期目、7回目の予算審議となりますが、前町政の時代に一度新年度予算の否決が生じ、その影響も含め経験しています。したがって否決のメリット・デメリット、甲乙つけがたしと考えているところでありますが、執行部は否決を回避するために努力すべきでありますが、このたびの予算のあえて難しい案件とは、町民に悪影響と負担増が直結する三つの提案が柱であります。さらに問題として、難しい議案には、議会と町民に対して説明に尽力し徹底すべきであるも、さにあらずとの非難、批判、注文が何と係る予算審議委員会で、複々数の与野党議員からも噴出した事実もあります。さらに住民団体からの1万人を超える署名が提出された証左であります。某住民いわく、町議会構成の変化を背景に、勝てば官軍独裁との声まで聞くわけであります。
ここより会派のぞみ、本予算について、3つの理由により反対の理由を述べます。
1つ目、町営体育館の利用者は当町民が約3割、以外の7割が町外の方々となります。ここにクーラーとエレベーターの設置に約2億円とは、町民負担は認められないわけであります。なお、中規模体育室には当初から冷暖房完備であり、各種の行事、式典に利用され充足しているので、全く問題がない状況であります。なお、必要なリフォームについては賛成としているわけであります。総費用は説明のたびに増となり、5億7,500万円、その内訳、地方債5億450万円もの借金のうち、クーラーとエレベーターの2億円について決して急ぐべきではなく、会派のぞみとして一旦取り下げるよう求めているわけであります。住民負担となるためであります。
2つ目、第二大山崎小学校のプールは特に問題なく使用できる状況にあります。したがって、直ちに2億円以上もの費用を投入する緊急性はさらさらない事実であることにもかかわらず、プールの移転場所とは第二大山崎小学校のいびつな形状のグラウンドに押し込む形で町政は2カ所の位置を示すが、いまだに決められないなど、コンサル設計の無駄な費用も含め、まさしく先に移転ありきの生煮え議案であります。プールと学童の移転の真の目的とは、民間の特定事業者にプロポーザル方式で716坪の町民の資産を貸し地とする目的が2月16日付で明確化した経緯となります。会派のぞみの指摘について述べると、1つに、町民の財産、土地を貸し地として民間に貸し出し、ここに大きな補助金を投入する形は、行政として多くの問題があり、当町における大阪府
豊中市の森友問題になりかねないとして、会派のぞみは複数回指摘してまいりましたが、案の定3月30日の京都新聞に掲載された記事とは、用地は原則自己所有として借地上の建設を認めない、大阪府規定とあります。同事案では、つまり新たな違反事実による職員処分もとの記事まである等々は、ともかく当町の事案についても貸し地は問題であり、どうしてもというなら競争入札による売却、推定約3億円であるべき旨、会派のぞみは指摘しているとおりであります。これが新聞です。(資料を示す)
2つに、当町政として48年間も子どもたちの安全を放置してきたので、プール等の2億円の移転を正当化の理由としている。すかさず会派のぞみが安全と言うなら500万円程度の予算でグラウンドから学童とプールへの歩道橋をつくれと名案を提案したが、聞く耳持たずの執行部の目的は、民間の事業者にどうしても土地を貸与したい形がいじましいほどに見て取れるものでありました。
3つに、さらにグラウンドのプール移転で消防車のはしご車が向かえない事態が想定されなくもないと指摘しましたが、答弁は設計コンサル任せ、どうやら理事者の念頭になかった形であり、ならば無責任、生煮えと指摘できるものであります。
4つに、民間事業者に土地を貸与したい一心で、子どもたちの健康に係る現状の好環境の破壊となりかねず、さらにはソフトボール、サッカー等々、住民ボランティアの協力・尽力にグラウンドの狭小化は大きく水を差すものとなります。係る会派のぞみの対案については、仮に大山崎中学校の新築は、校舎屋上にプールを設置して14億円で仕上がっています。したがって、予算総額10億円のやや小型となる第二大山崎小学校自体の新築化をこの際、実施すべきと指摘するものであります。資金は50%の補助で残る5億円について、プールの移転のこのたびの予算を流用すれば2億円、わずか残る3億円については町債もよし、またはプール跡地716坪の売却で3億円充足すれば、難なくクリアするものであります。
3つ目、去る2月16日付で執行部は単に説明として、特定の民間業者に競争性のないプロポーザル方式による第2保育所を民営化するための貸し用地として、プールと学童の移転である当初からの真の提案説明を発表しましたが、その後の議会においても質疑応答、審議に入ったのは3月15、16日の予算委員会のみ。そして1週間後の3月22日の本会議採決であります。これで十分審議などできるはずもない形に町民の批判は集中しています。このことは与党複数の議員からも住民への十分な説明を求めている形であります。次に、来春から第2保育所において民営への引き継ぎ、営業権の無償譲渡と発表しています。この引き継ぎについて町長は、民営の新しいやり方がメリットである旨こう述べていますが、公約と矛盾することとなります。さらに係る委員会では第2保育所とプール跡地となるスペースは、ほぼ同じ土地の面積と答弁したので、種々の法規定を遵守すれば、ほぼ同じ定員枠となります。このこととは、待機児童を出さない本来の大義名分ではなく、ただただ民営事業者に営業権の無償譲渡ありきの政策にほかならず、そのために、これからの小学生たちがある意味大きな犠牲に直面していることとなっています。会派のぞみが対策として提言する内容とは、西山天王山駅効果で円明寺地域における住宅開発はまだまだふえるため、今の若い世代の転入はふえ、共働きも増加するため、さらに保育所ニーズの増加が見込まれるため、現状の第2保育所については、直ちに大修理の必要もない現状であり、使える状況にあることから、定員枠の人数調整の意味も含め、平成31年度の閉園には大反対と表明するものであります。
以上です。
○(小泉 満議長) 10番 前川 光議員。
○10番(前川 光議員) 原案に反対いたします。
先ほどから賛成意見で過去最大の予算を組んだということで、住民の生命・財産を守らなければならないというようなお話がありましたけれど、やはり大事な住民から預かっているお金です。やっぱりそれはきちっと精査して、我々議会で議論してやっていく必要があろうかと思うのです。
その一つの例を言いますと、当然、町長もわかっておられますけれど、私が常々言っているように、昨年7月の時点で人件費ラスパイレス指数が日本一になりました。当然御存じで、要するに日本一高い給料を払っているということです。おまけに去年の12月にそれをなおさら上げているのです。違うとおっしゃっていますけれど一応ラスパイレス指数では日本一なのです。
その状況のもとに、さっきから過去最大の予算を組んだというお話ですけれど、一つだけ私は反対のことを言いますけれど、先ほど波多野議員からもお話ありましたけれど、体育館に関して防災の拠点、避難所とする。そのためにエレベーターとエアコンを設置する。これは、私は常々言っているのですけれど全く理解できない。金銭的に余裕があればいいのです。避難所としてエレベーターとエアコンが必要な理屈が私には全く理解できない。こういったことがほかの予算にもあるのです。こういったことを考えると、住民と一緒になってやっぱり考える、いま一度原点に戻っていただきたいなということを要望して、反対の意見とさせていただきます。
○(小泉 満議長) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。
8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算修正案への賛成討論をさせていただきます。日本
共産党議員団は、平成29年度の
一般会計予算に反対し、修正案に賛成いたします。
まず初めに、平成29年度予算をどう見るかについて概略を述べさせてもらいます。
今議会の冒頭に、町長から平成29年度の予算について、大型予算だが一般財源は前年度より縮小したとの説明がありました。すなわちこの予算の本質は、安倍政権が財界の求めに応じて有利な起債や補助金を打って推進する公共施設の解体集約化や民営化、また地方自治体を観光産業の市場とするなど、地方壊しの地方創生路線まっしぐらの予算だと言えます。平成29年度予算の中で多くの金額を占めているもの、あるいはそれほど金額は多くなくても新規計上されるなど、積極的に推進しようとするものは、見事なまでにここに入っております。つまりは第二大山崎小学校プールと学童保育の解体集約化、さらには今回の予算には入っておりませんが、中学校給食がセンターになるということで、小学校の給食施設もこの解体集約化に含まれてくると思います。第2保育所廃園・民営化、観光甲冑の作成や観光大使の創設など、観光関連費やオリンピック関連の体育館改修やスイスへの訪問などです。これら安倍政治の大山崎町版ともいえる予算は、そもそも住民要求から出発しておらず、むしろ住民の願いに逆行する反住民的なものが多く含まれており反対です。
次に、先ほど提案されました修正案との関係です。提案説明でも述べられましたけれども、私たちは予算全体に対して反対ですけれども、今回はそれを横に置いても、現在焦眉の課題として1万1,500の民意が議会に投げかけている思いに議会がどう応えていくのか、そのための実効性のある方法として、その部分についてだけ予算から外すということをいたしました。1万1,500の民意だけには議会がそれぞれの立場を超えて一致すべきであるし、一致できる条件があるとの思いです。ともに賛同いただくことを私からも呼びかけさせていただいた上で、以下、若干の見解を述べたいと思います。
この間、この第二大山崎小学校の問題で何度も住民主催の意見交換の場が設けられ、またPTA、学童保育「でっかいクラブ」の保護者会、第2保育所保護者会が計画の白紙撤回を求める決議を上げられているのは、住民の皆さんがこの計画に納得していないからです。これは町行政も認めているところであり、町が繰り返す長年の課題なるものが、そもそも町民との共通認識になっていないことは明白です。移転ありきの計画は直ちにストップすることを求めます。町が行う他の改築工事、例えばポンプ場の改修については、地域住民が大もとの計画に賛成であっても要望を聞きながら進めております。こうしたこれまでの町行政の進め方からしても、今回のように大もとの計画そのものに納得していないことを強引に進めるのは余りにも異常な姿勢であり、そうした町の進め方への批判が1万1,500もの民意となって示されていることを重く受けとめるべきです。
続いて、平成29年度予算審議の中で明らかになった幾つかの点について、見解を述べさせてもらいます。
第二大山崎小学校のプールと学童保育の移転について、町民のこうした声を押し切ってなぜそんなにも急ぐのかと問いましたが、町は12月議会と同様に安心・安全のため一刻も早くという、あくまでも主観的な判断でしかないことを繰り返すばかりで、大急ぎで移転しなくてはならない客観性は確認できませんでした。事実緊急性を主張する町自身が、この間、例えば警備員を配置するなど何の緊急的な措置もとっておりません。結局、安心・安全は後づけの理由で、本当の目的は跡地への民間保育所誘致であり、プール、学童保育移転と保育所民営化は一体の計画であることは明らかです。これは情報公開請求により取り寄せられた公文書からも読み取ることができます。
これまで町長は、保育所民営化は財政問題でない、子ども中心のものにと主張してきました。しかし、今議会で民営化の第一の目的とした待機児童対策について、長年放置されている年度途中や再来年度当初の待機児童は仕方がないとの姿勢を示したことから、待機児童対策は口実でしかないことが明らかとなり、結局は建設費や運営費のコストダウンが民営化の目的であることが浮き彫りになりました。つまりは、この一体の計画は町長が意図しているかどうかは別として、子どもたちのためはみじんもなく、結果として福祉・暮らしの予算削減と民間事業者に活躍の場を与える安倍政治そのものだと言えます。
そして同時に、町制施行50年を迎える大山崎町が、その誕生以来、住民とともに築き上げてきた魅力ある保育・教育環境は、言うまでもなく子育て世代にとって住まいを選ぶ際の重要なポイントになります。これを壊すこととなり、20年、30年後の
まちづくりを考えたとき、大きな禍根を残すこととなり、絶対に反対です。保育ニーズとともに出生数も増加傾向にある本町において、第2保育所を廃園するなどもってのほかであり、撤回すべきです。将来にわたっての持続可能な
まちづくりを考えれば、保育・教育環境の整備など、これまで以上に子育て支援を中心に据えた財政投資を行うべきです。
中学校給食については、検討委員会の提言に何の検証も加えないまま、横滑りに町の方針として保護者アンケートで希望の一番少なかったセンター方式と決定しました。このため小学校の自校給食がなくなることとなり、小学校の自校給食は当然あることを前提に、加えて中学校も自校給食をとのアンケートで最も希望の多かった保護者の願いに反しており、認めることはできません。
高齢化が進むもとで、ここ10年来、望まれてきた町内の移動手段の確保については、町内のスーパー閉店により、ますます切実な要望となっているにもかかわらず、今回、地域公共交通会議の予算も削除され、町政課題から外されたも同然となったことは、住民の暮らしの願いに背を向けるものであり許せません。安倍政権の進める介護サービスの縮小や後期高齢者の保険料軽減の縮小で、ますます厳しくなる高齢者への独自の生活支援策もなく、社会問題となっている子どもを初めとする貧困問題について、本町での実態調査などの実施の求めには慎重姿勢を示すなど、町民の暮らしに寄り添う姿勢が見られません。
一方、観光甲冑の作成や観光大使の創設、ホストタウン関連事業であるスイスへの訪問など、住民要求との関係で疑問を抱かざるを得ません。さらに第二大山崎小学校プールや学童保育、あるいは第2保育所など、まだ使える施設を解体しての移設工事や体育館など町民から過剰と見られている改修工事など、住民要求に反する不要不急の公共工事の乱発するのをやめるべきです。有利な起債等があるからといって、国の勧めに従って住民合意のないままに工事を行い、その将来負担を都市計画税の導入で住民に負わせようとすることは、住民の理解を得られるものではありません。町民の財産である公共施設のあり方については、今後必要となる改修計画等の全体像を町民に全て明らかに示し、町民の要求に基づき総合的に判断するべきです。以上から、山本町政はその施策の中身も進め方も住民置き去りの町政と言えるのではないでしょうか。
町が熱心に取り組んでいる天下取りの取り組み、関ケ原が勝つか、天王山が勝つか、そのことを一体どれだけの住民が気にかけているのでしょう。日々の暮らしの中では、例えば中学校給食がセンター方式になるのか自校方式になるのか、第2保育所は廃止になるのか、存続できるのか、そうしたことこそが住民にとっての天下分け目ではないでしょうか。プール、学童移転に対して1万1,500もの民意が寄せられました。この思いに向き合わずして一体誰のための町政なのか。
まちづくりの主人公は住民であることを改めて肝に銘じ、住民とともに歩む道を選ぶことこそが、これからの大山崎町の輝かしい未来へとつながります。この修正案が可決されることがその確実な一歩となることを議員各位に呼びかけまして、討論を終わります。
(傍聴席において拍手する者あり)
○(小泉 満議長) 静粛に願います。議事の進行に支障を来しますので、静粛に願います。騒ぎ立てることは禁止しておりますので、本当に静粛に願います。
これをもちまして、討論を終結いたします。
これより、第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算について、採決を行います。
まず、原案に対する渋谷 進議員ほか1人から提出されております修正案について、採決いたします。
本修正案に賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手少数です。
したがって、原案に対する渋谷 進議員ほか1人から提出されました修正案は、否決されました。
修正案が否決されましたので、第10号議案原案について、採決いたします。
第10号議案、原案に賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手多数です。
したがって、第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算は、原案のとおり可決されました。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) ただいま第10号議案が原案可決されましたので、これに対する
付帯決議案を提出したいと思いますので、休憩の動議を提出いたします。
(「賛成」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。
○5番(岸 孝雄議員) 同じく、第10号議案につきまして、
付帯決議案を提出させていただくものでございます。
○(小泉 満議長) ただいま9番 渋谷 進議員、5番 岸 孝雄議員から休憩の動議が提出されました。
この動議は賛成者がありますので、成立いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
11時34分 休憩
―――――――――――――
11時58分 再開
○(小泉 満議長) ただいまの出席議員は12人です。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま、9番 渋谷 進議員ほか1人から、決議案第1号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案が、5番 岸 孝雄議員から、決議案第2号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案が提出されました。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、両決議案を日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま配付いたしました追加議事日程のとおり、両議案を日程に追加し、追加日程第1、追加日程第2として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
──
――――――――――――――――――――――――――
○(小泉 満議長) 追加日程第1、決議案第1号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案を議題といたします。
本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) 決議案第1号ですが、先ほど1万1,500の民意に応える議会のアクションとして提出させていただきました予算案の修正案が否決されました。このまま予算が粛々と執行されるようなことを議会として座視してよいはずがありません。少なくとも、今回1万1,500の民意について、議会としての主体的な意思表示を示すものとして、住民合意ができるまで予算執行を見合わせることを求める
付帯決議案を提案いたしております。内容は次のとおりです。
本定例会において可決された平成29年度
一般会計予算には、第二大山崎小学校のプールや放課後児童クラブの移転計画、並びに町立第2保育所の民営化に関する予算が含まれている。これらの計画については、町民への説明や納得のないままに性急に進めないでほしい、との民意が1万1,000を超える署名を添えた請願書により、議会に示されている。議会における最高規範である議会基本条例においても、議会には町民の意見を議会活動に反映させるよう求めている。そこで議会は、平成29年度一般会計を執行するに当たって、以下のことを強く求め決議を付する。
1.第二大山崎小学校プールと放課後児童クラブの移転並びに、町立第2保育所民営化に関する予算については、町民合意が得られるまで執行しないこと。
以上、決議する案でございます。
○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。
2番 森田俊尚議員。
○2番(森田俊尚議員) 一般論的に言いまして、第10号議案の本会計、一般会計に対して賛成をした方が
付帯決議案を出すのが一般的なのです。ところが、その一般会計である本会計を反対しておいて、それが通らない、そしてまた
付帯決議案を出すこと自体は、議会のルール上おかしいと思うのです。どう説明していただけますか。
○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) 今の御質問は形式上の問題ではないでしょうか。今回1万5,000人規模の人口の大山崎町に1万1,500を超える民意が届けられたという異例な事態になっているのです。この事態に対して、議会はきちんと民意に誠実に応えるというアクションをするのが本質ではないでしょうか。それが議会の本旨ではないでしょうか。議会の本旨を全うするための方法、それは今御質問があったような常識的な判断という以前の、もっと議会そのものが襟を正さなくてはならない基本的な考え方、哲学としてあるのではないかと私は考えます。
○(小泉 満議長) 2番 森田俊尚議員。
○2番(森田俊尚議員) いわゆる本末転倒な議論ですね。出しても仕方ないことだろうと思うのですけれども、これは認識の違いであると言わざるを得ません。今さら言っても仕方ないですけれども、これはやっぱり今後、議会としてこの取り扱いはきっちりと精査していただきたいという意見を言っておきます。
以上です。
○(小泉 満議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより、決議案第1号について、討論、採決を行います。
決議案第1号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 決議案第1号に賛成討論します。
先ほど、予算の修正案が否決されまして、原案どおり予算が可決、成立しました。この状況のもと、1万1,500の民意に応えるため、議会に残された唯一の方法は、住民合意が得られるまで予算執行しないことを行政に求めるこの決議を上げることであり、賛成いたします。この決議に賛成しなければ、議会としては実質的に住民不在の行政運営を了承したこととなり、住民からの信頼を失うという大きな禍根を残すこととなります。
この間、町行政、教育委員会は、この一連の計画についての住民との意見交換の場で、議会が決定されたことだから変えられないなどと述べ、その推進の責任を議会に押しつけています。その一方で、町行政からの議会に対する情報提供は、計画の全容あるいは詳細をみずからは明らかに示さない態度に終始し、予算審議などを通して、ようやく少しずつ事実が明らかになるという経過を踏んでいます。実際、いまだにプールの位置がどこになるかもわからないままであり、予算が可決したことでこれが粛々と進んでいくのであれば、議会は単なる行政の追認機関になってしまいます。このような住民・議会軽視の町行政に議会が加担することは、みずからの権能を投げ捨てることであり、住民に付託を受けたものとして取るべき態度ではありません。今こそ二元代表制の一翼としての権能を発揮して、住民の声、思いを反映させるという大切な役割を果たそうではありませんか。議員各位に賛同を呼びかけて、討論を終わります。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
決議案第1号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手少数です。
したがって、決議案第1号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案は否決されました。
──
――――――――――――――――――――――――――
○(小泉 満議長) 追加日程第2、決議案第2号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案を議題といたします。
本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。
5番 岸 孝雄議員。
○5番(岸 孝雄議員) 提案説明をさせていただきます。
先ほど、第10号議案の賛成討論でも申し上げましたとおり、今回の平成29年度
一般会計予算に当たりまして、町立第二大山崎小学校のプール移設事業に関しましては、まだ基本設計、詳細設計が完了できていないことから、地域住民の皆様の間でも一体この事業がどのような内容であり、どのような方向に向かうのかということがまだ明らかでないということで、大きな不安があるのは事実でございます。したがいまして、そういったことを背景に今回平成29年度
一般会計予算を執行するに当たり、次の決議をするということで述べさせていただきます。本文を読み上げさせていただきます。
町議会は平成29年度
一般会計予算を原案どおり可決したが、教育費における町立第二大山崎小学校のプール移設事業に関する予算執行に当たっては、本事業に係る設計の各段階において、通常時の状態のみならず非通常時及び緊急事態の状態において当該小学校施設を使用することとなるPTA及び学童保育関係者並びにグラウンド初め学校施設利用団体はもとより緊急事態を含め、通常時及び非通常時、緊急事態の各状態において施設の配置に起因する、または施設運用状況に係る人の動線や通常考えられる行動態様を確実に考慮され、当該施設の設置及び運用に関して町行政と住民の相互理解に基づく協議の場を設けて誠実にこれを実行され、合意形成を図られることを強く求めるというものでございます。
願わくば、町長御本人もこういった方々との協議、ぜひ対面で行っていただければと思います。
以上、決議をする。
○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより、決議案第2号について、討論、採決を行います。
決議案第2号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 決議案第2号に反対討論します。
今焦点となっているのは、1万1,500の民意に議会がどう応えるかです。しかし、この
付帯決議案はそれに応えていないばかりか、むしろ住民の願いを曖昧にする役割しか果たさず、住民を欺くものであり、賛成することはできません。
以上です。
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
6番 高木 功議員。
○6番(高木 功議員) ここにも書かれていますように、協議の場を設けるということですので、しっかりと協議の場を設けていただくように要望して、賛成とします。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
決議案第2号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手少数です。
したがって、決議案第2号 第10号議案 平成29年度大山崎町
一般会計予算に対する
付帯決議案は、否決されました。
元日程に戻ります。
さきの日程に引き続き、議事を進行します。
○(小泉 満議長) 第11号議案 平成29年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
7番 辻
真理子議員。
○7番(辻
真理子議員) 第11号議案 平成29年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算について賛成いたします。
全体の流れについては、都道府県化による指摘を昨年9月議会でも同僚議員が述べたとおりです。平成29年度は直接的な影響は及ばないことから反対はいたしませんが、ほかの自治体では都道府県化により国保料が上がる試算を示されているところもあります。本町の住民にとって深刻な問題である高過ぎる国保料の引き下げの検討を要望して、賛成いたします。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第11号議案 平成29年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第11号議案 平成29年度大山崎町
国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第12号議案 平成29年度大山崎町
下水道事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第12号議案 平成29年度大山崎町
下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第12号議案 平成29年度大山崎町
下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 続いて、第13号議案 平成29年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員)
日本共産党は、平成29年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算に委員会で留保していまして、詳細に検討したのですが、改めて態度を留保させてもらいたいと思いまして、その理由について討論させてもらいます。
平成29年度は新総合事業への移行の初年度であり、今回の提案はその内容を含んだ予算となっています。これまで一般質問などでも取り上げてきましたように、この移行は安倍政権による社会保障費削減の一環であり、上位法に
日本共産党は反対しております。具体的には要支援1・2の人へのヘルパーによる生活援助やデイサービスを保険給付から外して、市町村が実施主体となる人員基準や報酬を切り下げた専門家ではない家事代行事業者やボランティア等が行う事業に移行しようとするものです。
この間、既に移行している自治体では、安価なサービスに変わったことで生活援助が単なる家事代行になってしまい、利用者の生活意欲の喚起や認知症の早期発見ができなくなるなどの問題が出ています。こうした国の問題のある制度について、地方自治体として高齢者の生活を守る立場に立って対策をとることが重要です。予算審議においては、そのような対策をとろうとしているようには見受けられなかったため、反対とすることも考えられましたが、実質は新たな受け皿の整備をこれから行うこととなっており、平成29年度は従来の要支援の方も新しい総合事業対象の方も今ある専門家によるサービスを利用することを改めて確認、直ちに町民のサービス利用に影響するものではなく、今後の推移を見て判断したいと考えて、今回は留保とすることとしました。
国が介護事業の対象から外していっている軽度者への支援は、重度化させないために大変重要です。今後の運用や新事業の検討においては、高齢者の実態、要望に沿った総合事業となるよう必要な財源措置を国や府に対して求めていくことも含めて、最大限の努力をしていただきますように申し添えて討論を終わります。
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
(退席する者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第13号議案 平成29年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第13号議案 平成29年度大山崎町
介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
(退席者入場)
○(小泉 満議長) 次に、第14号議案 平成29年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
7番 辻
真理子議員。
○7番(辻
真理子議員) 第14号議案 平成29年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、予算委員会では留保とさせていただいておりましたが、
共産党議員団は反対いたします。
この後期高齢者医療保険は、平成29年度より保険料軽減特例の縮小また廃止により、高齢者の負担となります。また所得割5割軽減を2割軽減に引き下げて、本町でも約170人の方に影響が及ぶとお聞きしております。そして元扶養者の均等割も平成31年には軽減対策もなくなる状況です。これは国が社会保障費として高齢化などで当然にふえる自然増分を1,400億円削るために、大幅な給付費減、負担増の大改悪が要因ではありますが、保険料軽減特例の縮小・廃止が始まる年として、抗議の意味を込めて反対といたします。
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第14号議案 平成29年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手多数です。
したがって、第14号議案 平成29年度大山崎町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第15号議案 平成29年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第15号議案 平成29年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第15号議案 平成29年度大山崎町大山崎区
財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 続いて、第16号議案 平成29年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第16号議案 平成29年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第16号議案 平成29年度大山崎町円明寺区
財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 次に、第17号議案 平成29年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第17号議案 平成29年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第17号議案 平成29年度大山崎町下植野区
財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
○(小泉 満議長) 続いて、第18号議案 平成29年度大山崎町
水道事業会計予算について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) 簡単ではありますが、大山崎の水道事業会計の本質を述べて反対といたします。
水道事業会計は、依然として府営水の過大な原水費に起因する累積赤字体質、赤字が毎年積み重なる体質であること、さらに住民要求として、自前の資源、地下水を飲み続けたいという思いが常にあり、さらに、ほかと比べても非常に高額な水道料金を何とか下げてほしいという住民の思いが続いております。この3点が大山崎町の水道事業の本質的特徴であることは今さら言うまでもありません。この3点を本質的に解決するためには、府営水の過大な原水費を圧縮すること、削減することにあるということも言うまでもありません。
この間、事務方の皆さんが原水費を削減するために非常にさまざまな努力を行ってこられた、積み重ねてこられたことは承知しており、その点については敬意を表します。しかし一方、水道管理者でもあり、京都府との親密さを自認する町長が原水費削減に向けてみずから主体的・主導的に特段の努力を行ってきたことは示されませんでした。府営水道問題の町政課題としての重要度についての認識がむしろ後退しているような印象さえ受けました。こうした町長の姿勢を反映した今回の水道予算を認めるわけにはいきません。反対といたします。
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
2番 森田俊尚議員。
○2番(森田俊尚議員) 水道事業会計に大山崎クラブとして賛成討論をいたします。
水道事業は長年の経緯と、その時々の町政において紆余曲折がありました。大北町政では二元水源の確保のため府営水道導入の決定がされまして、河原﨑町政はそれをまた受けて赤字を生んだというのは確かにございました。しかしその後に真鍋町政が誕生しまして、真鍋町政は二元水道を認めておられました。しかし京都府との対決姿勢を明確にしていきまして、ついに政治的判断によって裁判に打って出る暴挙に出ました。続く江下町政では、裁判を取り下げたものの進展はしませんでした。今、山本町政になり、京都府との連携、また三水系の連帯により、平成27年度はようやく黒字に転換しました。依然として厳しい状況には変わりありませんが、明るい兆しが見えてきたと感じております。
例えば7,300トンであった建設負担水量が7,100トンに融通していただいている。また建設負担料金も73円から66円、使用料金も34円から20円と下げてきていただいておりますのも、連携連帯によるあらわれと、我々が今まで進めてきました協調路線の果実と言えます。平成29年度の予算は当初から赤字予算とはなっておりますが、これは町民の命を守る大切なライフラインの整備がメーンとなっております。効率的な整備と三水系統合による京都府との協調をさらに発展させ、安定した水道事業の発展を望み、賛成といたします。
○(小泉 満議長) 11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員) 私は2期目、6年のうち、当初の2年ぐらいは確か水道会計については赤字でお先が見えないという理由でもって反対をしていました。ところが江下時代の途中から西法寺にある浄水プールの受けをつくり、いわゆる防災上も水道問題が大きく前進した。それと係る広域の木津川
市・宇治
市等の接続がなされた。それと京都府営から多少なりとも修正された府営水が前に進んだということでもって、その後、私は賛成に転じていますけれども、そういったことを認めて、こたびもそういうことで賛成の方向でありますが、ただ委員会ではいろいろ聞いていただいていたら問題ありということで、えらい大きい声でいろいろ申し上げて申しわけなかったのですけれども、やはり今のような高い水道料金はあり得ない。とにかく我が家のことを言いだしたら2万円以上と、とんでもない。
これ以上言ったら、今後、本議会で言われますのでここら辺にしておきますけれども、つまりこれは修正されなければならない。一般住民の皆さんも含めて、その努力をさらに進めていただきたいということと、そもそも論で言えば委員会でも出ていましたけれども、何で使わない水の倍も注文しているのかとか、誰が注文しているのかと。いろいろな、そういう根本に戻る話なのですけれども、そもそも当時の町政は誰なのだと、いわゆる大北町政である。大北町政の当時の与党はどこだったのか。いわゆる二代会派の保革なのです。当初はそういう形でスタートしていた。何か知らないけれど途中で分かれたとか、いろいろあるのですけれど、そういうのは関係のない話で、保革が原因でこんなことになっているのだから、委員会で勝手に厳しく申し上げてお願いしたのは、保革が原因だから保革で解決してくれと私は厳しく注文したわけでありますが、これ以上言ってもいけませんので、この場で賛成に転じたということで、前を向いて、さらに合理化を図っていただきたいということで、賛成意見とします。
以上です。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第18号議案 平成29年度大山崎町
水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手多数です。
したがって、第18号議案 平成29年度大山崎町
水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。
引き続き議事を進行します。
──
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○(小泉 満議長) 日程第24、第23号議案 大山崎町
個人情報保護条例及び大山崎町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本日、町長から追加提出されております本案について、提案理由の説明を求めます。
山本町長。
(山本圭一町長登壇)
○(山本圭一町長) それでは、ただいま上程されました第23号議案 大山崎町
個人情報保護条例及び大山崎町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。
今回の改正は、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律が本年5月30日に施行されることに伴い、本町の
個人情報保護条例、及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例において、法律の改正部分を引用する規定に条のずれなどが生じたことにより、所要の改正を行うものであります。
何とぞよろしく御審議いただき、本日御可決を賜りますようにお願い申し上げまして、私からの提案説明とさせていただきます。
○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより、第23号議案について、討論、採決を行います。
第23号議案について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
第23号議案 大山崎町
個人情報保護条例及び大山崎町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、第23号議案 大山崎町
個人情報保護条例及び大山崎町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
──
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○(小泉 満議長) 日程第25、請願第1号
円明寺ヶ丘団地の
玄関口周辺の
交通環境改善に関する請願書、日程第26、請願第2号 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書を一括議題といたします。
ただいま議題といたしました請願第1号、請願第2号は、3月3日の会議で
建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、審査を終わり、委員長から議長宛てに
審査報告書が提出されております。
各請願の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。
波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長。
(
波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長登壇)
○(
波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を行います。
去る3月3日の本会議におきまして、当委員会に付託されました請願第1号
円明寺ヶ丘団地の
玄関口周辺の
交通環境改善に関する請願書、請願第2号 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書についての審査を、3月7日、第1委員会室におきまして、町長、副町長及び担当職員の出席を得て行いました。請願第1号及び請願第2号につきましては、慎重審査の結果、全員賛成により採択すべきものと決しました。なお、請願第1号及び請願第2号について留保とする委員がございました。
以上で、
建設上下水道文教厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
○(小泉 満議長) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
ただいまより、各請願について、討論、採決を行います。
初めに、請願第1号
円明寺ヶ丘団地の
玄関口周辺の
交通環境改善に関する請願書について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
(「なし」と言う者あり)
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 請願第1号
円明寺ヶ丘団地の
玄関口周辺の
交通環境改善に関する請願書に賛成の討論をいたします。
紹介議員に各会派の皆さんが名前を連ねられておりますので、皆さん同じお考えだと思うのですけれども、この4つの項目のうち、3番目につきましては、来年度の予算によって実現する見通しとなっております。そして、やはりこの間、この内容につきましては、行政も、また議会も十分に理解しているところで、それぞれの努力もされているところだと思いますけれども、改めまして、特に4番目にも書かれておりますように、京都府と長岡京
市の関係する道路ですけれども、やはり大山崎町の住民がよく使うというところで、大山崎町としても積極的に働きかけをしていただきたいということで、それをまた議会も一緒に進めていきたいということの決意も含めて、賛成とさせていただきたいと思います。
○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。
○4番(北村吉史議員) 委員会におきましては留保させていただいておりましたので、正式に賛成の立場で討論に参加したいと思います。ただし、この請願に対して3つほど注文をつけたいと思います。
まず、今回請願者として
円明寺ヶ丘団地の連合自治会交通・環境美化推進委員という方の名前で出ておりますが、本来ですと円明寺団地連合自治会で出るのが本来の形ではないかなと思います。そして請願の内容ですが、この1番目のところですけれども、地権者に対する話がございます。これは住民同士がけんかをする内容になります。そこにおいて、大山崎クラブとしては紹介議員にはなっておりません。住民同士がそういう形でいさかいが起きるということは、この請願の趣旨がまた遠のいてしまう内容になる可能性があるということに私どもは注目しまして、紹介議員になっていないということでございます。
そして、3番目の旧交番跡に関しても本予算でしっかりとこれは解体されて整備されるということになっておりますので、それに関しては問題ないかなと思いますけれども、本来ですと予算でしっかり賛成するべき対応のものであると思います。そして、本当の意味で住民の安心・安全を確保するということであれば、この請願者の皆さんは、はっきり言いまして、長岡京
市の調子踏切は今、車の利便性を考えた上で開通しておりますけれども、実際にはここを車が通れないようにする形のところまで考えて進めていくべきではないか。包括的な考え方を持たないと、あれもしなさい、これもしなさいということはできないと思います。本当の意味で住民の生命・財産を守るということであれば、調子踏切は長岡京
市としっかりと協議し、阪急電鉄ともしっかり協議し、京都府ともしっかり協議した中で、車両進入禁止にするべきだと思います。まずそこらあたりをしっかり対応していただきたい。
そして、この問題は長い歴史的経過がございます。約20年前に今現在の円明寺ヶ丘のバス停ができました。それと同時に歩道の整備をされました。今ある歩道のポイントまで、これは東側の端ですけれども、そこから先、なかなか前に進まないというのが現状であります。この地権者におかれましては、公共の利益をしっかり考えた上で、京都府と対応を考えていただきたいと思いまして、賛成の討論とさせていただきます。
○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。
○5番(岸 孝雄議員) 請願第1号につきまして、賛成の立場で討論申し上げます。
これまで、この当該区域の交通環境の改善につきましては、地域住民の方々等からこれまでさまざまな御要望をいただき、我が党派としても道路管理者である京都府への要望活動等も繰り返してまいりました。特に当該区域の外灯部分でございます。非常に暗い、また歩道部分が狭いというところもありまして、これまで要望を繰り返していたところでございます。そういった経緯から、ぜひ町当局としてもこの思いをしっかりと受けとめていただき、改善に向けて努力いただくことを切に要望申し上げまして、賛成とさせていただきます。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
請願第1号
円明寺ヶ丘団地の
玄関口周辺の
交通環境改善に関する請願書について、採択することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長)
挙手全員です。
したがって、請願第1号
円明寺ヶ丘団地の
玄関口周辺の
交通環境改善に関する請願書は、採択することに決定しました。
○(小泉 満議長) 次に、請願第2号 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書について、討論を行います。
まず、反対者の発言を許します。
3番
山中一成議員。
○3番(
山中一成議員) 請願第2号につきまして、我々、大山崎クラブは委員会で留保の立場を表明しましたが、会派に持ち帰り、審査・調査した結果、反対の立場で討論させていただきます。
「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書ですが、委員会でも紹介議員に、ここで書かれている「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営についての、ルールについて説明を求めました。しかしながら、委員会でも納得がいく説明はなく、どこで誰がつくったルールをもとに判断されているのかが理解できませんでした。
ある住民から、子どもが署名をしてしまった、ごめんなさいと言ってきたと声をいただきました。これはどういうことなのか。また町外の方も多く見受けられます。我々大山崎クラブは多様な価値観を包摂しながら、現実的に合意形成をして町政を前に進めていくことを旨としております。冷戦時代のイデオロギー対立のそのままに、いまだ対立型の提案を迷走する請願書には、我々は賛成することはできません。このことを申し上げまして、反対の討論とさせていただきます。
○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。
○5番(岸 孝雄議員) 請願第2号について、反対の立場で討論させていただきます。ただ、ここで一言申し上げさせていただきたいのが、先ほど否決はされましたが付帯決議で述べましたように、この問題は多くの複雑な問題が絡んでいるわけでございます。
まず一つにつきましては、町当局、特に町長、教育長におかれましては、今回のプール移設に関しましては、この請願にある方々のみならず、学校施設を利用されるスポーツ団体を初めとする施設利用の方々、それからまた緊急事態におきましては、この小学校も避難場所となっているわけでございます。この小学校の設備に避難される地域住民の方々も含めて、しっかりと意見、さまざまな要望を聞いていただき、あらゆる意見について排除することなく建設的に事業に盛り込んでいただくということをお願い申し上げておきたいと思います。
ただ、請願者にも直接お話をさせていただいた内容でございますが、この請願の中身には保育所の民営化の計画についても凍結の要望がされているわけでございます。私が現在所属させていただいている政党では、一つの大きな柱として男女共同参画社会の推進がございます。またひとり親家庭、その他さまざまな家庭事情の中で子育てされている実態もこの町には多くございます。また、本町の就業人口の特徴としては、その多くが第3次産業、特にサービス業に従事されているわけでございます。
こういったさまざまな観点から見て、この大山崎町の保育行政は、あらゆる雇用環境にある方々に光を当てて、さまざまな保育ニーズに応えていくような選択肢を準備する必要が、私はあるかと思います。そういった意味で、この保育所の民営化計画については、私は改めてこういったさまざまな環境下、また今、多様化する働き方、社会ニーズといったものにしっかりと適合する保育サービスを改めて提供していただく選択肢を準備していただく、こういったところは決して否定できるものではございません。そういった意味で、この1点についてやはり合意できるところがどうしてもないということで、この点につきまして反対とさせていただきます。
以上です。
○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。
7番 辻
真理子議員。
○7番(辻
真理子議員) 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書について賛成いたします。
今回の審議の中で、やはり議案提案から設計計画、実施に至るまでが拙速過ぎると感じます。だから、町民の多くの方々が町の進め方に不安や不満を持ち、今回の請願に1万を超えるという賛同署名がされたのだと思います。町の方針に異論を唱える町民を一部ということで軽視するのであれば、もってのほかだと思います。
先日、私は、子ども・子育て会議を傍聴させていただきましたが、委員の方からも今回の第二大山崎小学校のプールの移設、放課後児童クラブ「でっかいクラブ」の移設、また第2保育所の民営化について、多くの意見が出されていました。そこには、全てが突然に出てきた内容だからこそ意見交換が必要ではなかったのかという意見や、デメリットがないと判断されているが、やはりメリット・デメリットも両方説明してこそ判断ができ、また納得も得られるのではないかなどの意見をお聞きして、やはり今回これだけの署名が集まった理由は、みんなの声を聞いてほしいということなのです。
今回の請願提出に向けて、現役の保護者の方は仕事や育児、家事をしながら短期間で1万筆を超える署名活動など、並大抵のことではなかったと理解いたします。改めて子どもの教育環境、子育て・保育の計画を当事者とも一緒に協議してほしいということが提案されているものです。議会がその意思をくみ取ってあげなければ、何のために住民代表としてこの場に座っているのかわかりません。議会としても、「議会は、必要に応じて町民との懇談会及び議会報告会等、町民との意見交換の場を設けるなど、町民の意見を把握して議会活動に反映させるよう努めるものとします。」と議会基本条例にも記載されています。今回の議会運営の活性化も議員の皆さんが感じておられることと思い、この請願に賛成といたします。
○(小泉 満議長) 8番 朝子直美議員。
○8番(朝子直美議員) 請願第2号 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書について賛成いたします。
先ほど反対の討論を聞いていて、いまだ1万1,500の数の意味が理解されていなかったのかと非常に思いました。請願者とスポーツ少年団の方や地域住民を分けたような言われ方されましたけれども、きっとこのスポーツ少年団の方も地域住民の方もこの署名には賛同されておられると思います。1万1,500という数はそういう数です。そこのことをもっとよく理解してほしいなというように思いました。
また、ルールの話であったのですけれども、この件に関しまして、委員会で留保されたということで、このルールということについても理解してほしいということで請願された方が会派に懇談の申し入れをされたけれども、お断りになったと伺っております。多様性を認めてということをおっしゃっていますけれども、そうした形で話を聞かないままで判断するというのはいかがなものかと思います。
さて、今町政と議会が町民の皆さんに問われているのは、こういった町民の声をくみ取るか否かということであります。委員会審査の際、この表題のルールはどこで決められた何のルールかという質問もされておりました。請願者の方は、町政運営は町民の声を聞いて進めるのが当たり前という、いわば民主主義の常識をルールと表現されたのであろうと考えます。そうした考えのもと、町のあちこちで、また職場や親戚、今は町を離れている学童保育のOBの皆さんなどにも賛同を呼びかけられました。実際の町民の皆様からの声は、狭いグラウンドがもっと狭くなるのは子どもにとって本当に安心・安全なのか、保育所・学童育ちの娘に子どもが生まれ、自分と同じ保育所・学童に通わせたいと願い戻ってきた。それなのに知らないところで話が進んで驚き、不安に感じている。安心・安全は大事だけれど、それは地域を含めみんなでつくり上げていくものだ。当事者不在で話を進めるのはよくない。町のやり方がおかしい。ほかにも何か考えているなら全ての計画を明らかにするべきだ。協議もしない、周辺住民に説明もしない、当事者や地域住民を軽く見ているのか、こんな町の進め方にたくさんの住民、保護者が不安と声を上げているのに、重く受けとめないなら町民軽視だ。二山地域にはあんなにいい環境の学童があるのに、それをなくすなんて。これは一山地域の方からの声だそうです。自分はプールや学童の移転についてはいいか悪いかわからないけれど、前もって何の話もないのはよくないね、などなど、個人個人がさまざまな思いから署名をしてくださったと聞いております。
12月議会で町長は、移転計画は安全という行政の管理責任の範囲であり、町民に意見を聞くものではないという趣旨の見解を示されました。しかし、多くの町民はこのような考え方そのものに対して、町民の意見を聞くべき、やり方がおかしいと声を上げておられます。町がこの1万1,500にも及ぶ民意に応えることは当然であり、議会はこうした町民の後押しをするべきとして、この請願に賛成いたします。
○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。
○9番(渋谷 進議員) 請願に賛成する討論をさせていただきたいと思います。
請願そのもの及びそれに示されている民意というのは、既に同僚議員がさまざまな角度から述べておりますので、それについては触れません。
今、反対討論、賛成討論、それからこの間の一般質問、委員会での流れをずっと思い返しておったのですけれども、非常に気になる点は、反対討論の中に住民の皆さんからの本当に切実な生活の感覚から出てきた要望、それも明確に反対だとは言っておりません。単に町にもっと話をしてほしい、事前に町がこういう大きな物事を決める前に、住民に話をしてほしい、関係者に話をしてほしいという単純な願いから始まった請願署名でございます。それに対して、政治的な反対勢力であるかのようなイデオロギー云々といったレッテルを貼ること自身が、非常に私から見ますとセンスのおくれたイデオロギーにとらわれた考え方ではないかと考えます。ルール云々という言葉がありましたけれども、これも単純に国語辞典をひも解いていただければ明らかです。ルールというのは規則、規格などのほかに社会的なしきたりとか慣行なども含まれております。非常に幅広い意味を持った言葉がルールであります。それをわざわざ取り上げてというのも、いかがなものかと思います。
そもそも、これほど1万1,500という異例な署名が寄せられたという原因は、12月議会になって初めて町がこのプールと学童の問題を突然に議会に持ち出し、同時に関係者に説明を始めたというこのプロセスから始まっているわけです。しかも町は、この間に説明をしてきた、あるいはこれからも説明の機会を設ける等との答弁、お話を委員会等でされておりますけれども、しかしどこまでも今回のプランの基本のコンセプト、プールと学童保育を移転するということは変えない、これが不変のままで、その中身の詳細についての姿勢はこれから説明するというものであります。こうしたまさに事前に町民に知らせない、関係者に知らせない、その理由は大山崎町としての管理責任に関することだから協議はしないなどという答弁もございました。こうした町の姿勢が実質わずか2カ月で1万1,500の請願が集まったという異例な結果を招いたわけですから、予算が可決されてしまいましたけれども、ぜひとも町としては、その執行に当たっては改めて、こうした民意を十分に尊重していただくことを要望いたしまして、賛成といたします。
○(小泉 満議長) 11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員) いろいろ御意見が出ています。私もテレビを見ていまして、東京の豊洲問題、それと森友の問題、なぜ行政がもっと早く途中から引かなかったのという問答があって、コメンテーターが、行政というのは正式に発表したら後に引けないのです。議会で丸かバツかですよねと、確かにそういうコメンテーターもありましたけれども。当町においても同じシステムですから、確かに理事者側がもう正式に発表すれば後に引けない。ならば、なぜもっと早くきちっと住民への根回し、説明、議会の議員に対しても根回しがされていないのか、大いに疑問に感じるところでありますけれども。
一応、私の正式な請願理由についての意見でありますけれども、12月定例会においてプールと学童の移転が提案され、関連経費等について与党による賛成多数で可決しているわけでありますけれども、その移転の理由説明について理事者側の説明は本当の理由を隠した形であったことは、識見者町民に対して町政の委託を受託する執行部の姿勢として、まさしく主客転倒ではないのか、そして抗議の声は本請願における署名や参加者、1万人を超えるものと裏づけされるものと考えるものであります。このこととは当町人口1万5,300人のうちの約68%に及ぶわけでありまして、確かに2月16日にようやく発表した執行部の真の理由とは、民間事業者のために底地を用意するこの1点こそ隠していた動機を発表したわけであり、町民、PTA保護者等々の現町政の不信を増幅させ、迷惑並びに混乱をもたらした状況であります。ともあれ請願項目についての1項についての記述は、しっかり関係者を交えて説明・協議の場を設ける趣旨であり、理にかなう当然のことでありますし、2項については、1項におけるおおむねの条件が整うまで民営化計画を性急に進めないでと求めているわけでありますから、現状において至極もっともの内容であります。また次の3項については、前項1と2について町議会として町行政理事者に対して本来の町議会としての役割とは、つまり二元代表制というなら町議会として議論の真相へと係る将来への影響を見据えた議論にまで踏み込んで、住民の声を反映させる措置を講じる旨を求めているものであります。
したがって、会派のぞみとして指摘したいのは、現町政はこうした説明会を開くためのスペースとなる中央公民館を長期にわたり閉鎖したまま対策をせずに、それを理由とするか否かは別としても、事実、プール移転は民営事業者のためとする住民への係る説明については希薄であり、性急であることに厳しく指摘するものであります。したがって、本請願の趣旨に賛同するものであります。
以上です。
○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
請願第2号 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書について、採択することに賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(小泉 満議長) 挙手少数です。
したがって、請願第2号 「みんなの声を聞いて
まちづくりを」ルールに基づく町政運営に関する請願書は、不採択とすることに決定しました。
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○(小泉 満議長) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
ここで、理事者から発言の申し出がありますので、この際これを許します。
杉山副町長。
○(杉山英樹副町長) お疲れのところ失礼いたします。この3月31日をもちまして、平成27年の4月1日から大山崎町政の推進に御尽力をいただきました環境事業部の天野理事と総務部の三嶋理事の派遣期間が満了いたしますので、御報告をいたします。
ここで一言、ちょっとお時間をいただきまして、御挨拶をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○(天野敦史
環境事業部理事兼建設課長) 4月1日付で近畿地方整備局に戻ることになりました。振り返ると、本当にあっという間でしたけれど、なかなか国交省では議会という経験はできませんので、本当に貴重な経験をさせていただいたので、本当に財産になったと思っています。
また4月から後任もまいりますので、引き続き、よろしくお願いしたいと思っております。2年間の短い間でしたけれど、大変お世話になりました。ありがとうございました。
○(三嶋
総務部理事兼
政策総務課財政担当課長) 2年間、議員の皆様には御指導御鞭撻いただきまして、ありがとうございました。本当に私にとって皆様の温かいお心をいただきまして、大山崎町が第二のふるさとになったなと感じております。
また今後、京都府に戻ることになりますけれども、微力ではございますけれども大山崎町の応援団員といたしまして、力になっていければなと思っておりますので、今後ともお世話になりますけれども、よろしくお願いいたします。2年間ありがとうございました。
○(小泉 満議長) 清水教育長。
○(清水 清教育長) それでは続きまして、私から教育委員会事務局におきまして、この3月31日をもちまして定年により退職をいたします幹部職員の御報告をさせていただきます。
本日をもって最後の議会となりますので、御報告をさせていただきます。
堀井教育次長でございます。
○(堀井正光教育次長) 議員の皆様には長い間お世話になり、ありがとうございました。御指導いただきましたこと、本当にこれからも胸に歩んでいきたいと思います。議員の皆様のますますの御活躍を願っております。ありがとうございました。
○(小泉 満議長) 3人の職員の方々、お疲れさまでございました。これからも大山崎町発展のため、御尽力いただきますようお願い申し上げます。
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○(小泉 満議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成29年度
大山崎町議会第1回定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
13時13分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
大山崎町議会議長 小 泉 満
会議録署名議員 森 田 俊 尚
会議録署名議員 山 中 一 成...