大山崎町議会 > 2014-03-17 >
平成26年第1回定例会(第4号 3月17日)

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  1. 大山崎町議会 2014-03-17
    平成26年第1回定例会(第4号 3月17日)


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    平成26年第1回定例会(第4号 3月17日)         平成26年大山崎町議会第1回定例会会議録-第4号-           平成26年3月17日(月曜日)午前10時17分開議   〇出席議員(12名)      1番  岸  孝雄  議員                 2番  加賀野伸一  議員                 3番  高木  功  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  小泉 興洋  議員                 6番  森田 俊尚  議員                 7番  小泉  満  議員                 8番  波多野庇砂  議員                 9番  山本 圭一  議員                10番  朝子 直美  議員                11番  堀内 康吉  議員                12番  安田久美子  議員 〇欠席議員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        江下 傳明           副町長       中村  実
              教育長       清水  清           総務部長      斉藤 秀孝           健康福祉部長    小国 俊之           環境事業部長    田村  聡           建設・経済担当           環境事業部担当部長 今村 幸弘           上下水道担当           会計管理者     上野  隆           教育次長      矢野 雅之           企画財政課長    西村  淳           総務課長      蛯原  淳           税住民課長     大西 博之           健康課長      田中 一夫           福祉課長      山元登志夫           経済環境課長    林   亨           建設課長      辻野  学           上下水道課長    野田 利幸           学校教育課長    久貝  茂           生涯学習課長    堀井 正光           生涯学習課担当課長 小泉 昇平 〇出席事務局職員           事務局長      生野 尚志           書記        吉田 知英           書記        新田奈都子 〇議事日程(第4号)   日程第 1.会議録署名議員の指名   日程第 2.第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正につ                いて   日程第 3.第 2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について   日程第 4.第 3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定について   日程第 5.第 4号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及                び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条                例の一部改正について   日程第 6.第 6号議案 大山崎町消防団員等公務災害補償条例の一部改正につい                て   日程第 7.第 5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正について   日程第 8.第 7号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更について   日程第 9.第21号議案 大山崎町道路線の変更について   日程第10.第 1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度大                山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第2号))   日程第11.第 8号議案 平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)   日程第12.第 9号議案 平成25年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第                1号)   日程第13.第10号議案 平成25年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計                補正予算(第2号)   日程第14.第11号議案 平成25年度大山崎町水道事業会計補正予算(第2号)   日程第15.第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算   日程第16.第13号議案 平成26年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算   日程第17.第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算   日程第18.第15号議案 平成26年度大山崎町介護保険事業特別会計予算   日程第19.第16号議案 平成26年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計                予算   日程第20.第17号議案 平成26年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算   日程第21.第18号議案 平成26年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算   日程第22.第19号議案 平成26年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算   日程第23.第20号議案 平成26年度大山崎町水道事業会計予算   日程第24.陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平               成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳               情書   日程第25.陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書   日程第26.陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情書   日程第27.意見書案第1号 安定的な雇用と公正な処遇の維持を求める意見書案   日程第28.決議案第1号 憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を行わないよ                うに求める決議案 〇議事日程(第4号の追加1)   追加日程第1.第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正に                 ついて   追加日程第2.決議案第2号 大山崎町長の不信任決議案 ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時17分 開議 ○(山本圭一議長) おはようございます。ただいまから平成26年大山崎町議会第1回定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布いたしましたとおりです。  これより日程に入ります。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、1番 岸 孝雄議員及び2番 加賀野伸一議員を指名いたします。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 日程第2、第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本日、町長から追加提出されております本案について、提案理由の説明を求めます。  江下町長。                (江下傳明町長登壇) ○(江下傳明町長) おはようございます。それではただいま上程されました、第22号議案 老人医療費の支給に関する条例の一部改正についてであります。  65歳から69歳の老人医療費支給事業、いわゆるマル老制度につきまして、その対象の方が医療機関へ受診される場合、窓口負担は1割となっております。このマル老制度の対象の方が平成26年4月以降に70歳になられる場合、国の法律改正などによりまして窓口負担が2割となります。今回の改正は、この逆転現象を回避するため、4月以降新しく70歳になられる方についても窓口負担を1割に据え置こうとするものであります。  なお、この事業は、京都府が老人医療臨時特例助成事業として、府負担10分の10で実施されるものであります。この事業につきましては、現在のところ、平成26年度1年限りの制度となっているものであります。本日御審議いただき、御可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上で、提案の理由とさせていただきます。 ○(山本圭一議長) 説明が終わりましたので、第22号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 第22号議案に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第22号議案は、建設上下水道文教厚生常任委員会に付託することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 御異議なしと認め、第22号議案は、建設上下水道文教厚生常任委員会に付託することに決定いたします。  この際、議事の都合により暫時休憩いたします。  休憩の間に、第22号議案の委員会での審査をお願いいたします。  委員会での審査終了後、再開いたします。  休憩いたします。                 10時20分 休憩                ――――――――――――                 10時45分 再開
    ○(山本圭一議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  議事を進行いたします。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 日程第3、第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定についてから、日程第6、第6号議案 大山崎町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました各議案は、2月20日の会議で総務産業常任委員会に付託をしたものでありますが、配布いたしました写しのとおり、各議案の審査を終わり、委員長から議長宛に審査報告書が提出されております。  各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  小泉興洋総務産業常任委員長。             (小泉興洋総務産業常任委員長登壇) ○(小泉興洋総務産業常任委員長) おはようございます。それでは、ただいまから総務産業常任委員会の委員長報告を行います。  去る2月20日の本会議におきまして当委員会に付託されました、第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について、第3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定について、第4号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、第6号議案 大山崎町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての審査のため、3月3日、第1委員会室におきまして、町長、副町長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、第2号議案及び第3号議案については、留保とする委員があり、可否同数のため、委員長採決により否決すべきものと、第4号議案については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと、第6号議案については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第4号議案についても留保とする委員がございました。  以上で、総務産業常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  これより、ただいま報告のありました4議案について、一括して委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。  初めに、第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、委員会で留保しましたので、正式に反対として、理由を述べます。  当町における財政の状況について、基金の枯渇の態であり、平成24年度の決算ベースでは、一般会計の予算規模約50億円に対して地方債残高も約50億円であり、これ以上の借金の積み増しとは大きな将来負担となりかねずとなります。また、2市1町における比較から、住民1人当たりの借金については、当町33万円に対して長岡京市約30万円となっています。これに、さらに借金の拡大とは到底容認できないことと考えるものであります。さらに、防災・水災対策として、大山崎町ポンプ場等の改修に5年後の完成で約33億5,000万円を見積もり、下植野ポンプ場に10年後の完成で約14億4,000万円を見積もり、さらに水道の再構築に約27億円を見積もり、その他やらねばならない事業と合わせて、短期から中期に至る総合計約110億円を予定せざるを得ないとの理事者報告とともに、このたびで2回目となる都市計画税の創設の提案であります。  各住民説明会の会場においての町長の説明とは、過去の各町政において放置され続け、もはやこれ以上は先延ばしはできない。まして防災において、これを放置すれば、住民の生命・財産に対して責任が持てない云々の説明が続いたわけであります。なお、住民さんの意見の中には、首長も議員も公約に明記した形の選挙で信を問えという意見もありました。ところで、町長の説明では、問題を放置し続けた過去の町政とは、現江下町政と与党民主会派の3年間であり、また、前真鍋町政と与党共産会派、並びに前々河原﨑町政と与党自民会派等々、元大北町政と与党自民並びに共産会派等となる。つまり現状に至るこうした問題の原因が特定されたと理解するものであります。歴史ある既成政党、政治によって、多くの問題としがらみを事実上、継承・相続をされてきたわけであります。問題の解決における対案の内容に、住民の注視が集中するであろうことと考えるわけであります。  次に、取り返しのつかない負の問題とは、大北町政時代に決定された余りにもデラックス過ぎた現庁舎ビルは、町資金の枯渇の原因となりましたし、大北町政時代にジャンクションの無条件、無交渉、条件未提示とは、結果的に暗黙の了承であり、当時の町政不在の態であります。結果、税収の減少は毎年約1億5,000万円となり、過ぎ去りし10年で15億円の減収となり、さらに10年とは30億円の減収となります。過去の同じ時代の大きな失策の3つ目とは、使わないのに2倍もの府営水を注文、契約したために、住民は高い水道代を支払わされてもなお、当町の水道赤字は毎年のごとく約5,000万円ないし7,000万円が続いている状況であります。  江下町長は、公約で、水道問題を解決するとしたものの、実態は、府営水の広域化に期待するとしたのみで、公約とは異なるものであり、単に他力本願であります。そもそも府営水の広域化メリットとは、別次元のものであって、府民として当然要求すべきことであります。つまり、当町営水道の経営とは別のものであります。また、2市1町の事務組合方式については具体的な話は見えず、できないと判断される状況にあるのではないのか。つまり、できるのであれば、とっくにできていると考えるわけであります。しかしながら、1市1町の先発合併で、水道の解決ができるものと想定する以外に、水道の抜本策はないと考えるものであります。  なお、江下町政はこうした中で、当町における多くの施策について、経年劣化に伴う対策をクローズアップさせました。確かに町長の言うとおり、過去の各町政の問題の原因者並びに放置の結果であり、まことに御苦労なことと同情し、検証したわけでありますが、しかしながら、江下町長は元河原﨑町長の強力な推薦を受けられ、町長に当選されています。その元河原﨑町政とは、元大北町政を継承しています。つまり、同じルーツが共通であり、やはり現状に至る責任は継承されているので、過去の責任並びに処理されるべき大きな道義的とも見まがう義務も生じているものと解釈するものであります。  最後に、市民派無所属会派のぞみとして、1市1町の問題については、一体的にまとめて一括して解決すべき論者であります。なお、都市計画税反対の共産会派におかれましては、単に固定税値上げについては賛成の旨、対案を示すとした幾度もの発言をお聞きするものでありますが、残る大会派大山崎クラブの対策の中身を注視するものであります。会派のぞみとして、江下町長が公約の合併推進を延々として進めないのに、都市計画税創設の住民負担のみを先行承認するには、その材料が余りにも皆無として、必要である都市計画税の創設であっても、今この状態では賛成できない旨を表明するものであります。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について、大山崎クラブとして、反対の討論をさせていただきます。  財源の確保に関しては、自治体として当然のことであるというふうに考え、一定の理解を示させていただきますが、江下町長の就任以来、この3年4カ月が過ぎましたが、この間、一体何をされたのでしょうか。公約の中には、コスト削減で1億2,000万円をつくるというお話もございました。それなのに一体何をされてきたのか、私は理解ができません。唯一評価ができるのは、京都府に対し、水道訴訟を取り下げられたことでございます。あなたがされた公約の一部でも実現がなされているのであれば、我々もまだ一定の理解をするのですが、住民の負担を求めるだけでいいのでしょうか。前々回の昨年5月のタウンミーティングにおいては、全ての税収を住民数で割った場合、この乙訓管内における本町の金額は1位でありました。そして、2位の自治体に対し、1人あたり1万円以上の差をつけておりました。これは自治体の運営のあり方、ここに大きな欠陥があるというふうに大山崎クラブとしては考えております。  そして、2点目として、余りにもタイミングが悪過ぎるというふうに思います。消費税の増税とのリンクでございます。本町の高齢化率、これはもう約26%に迫っており、高齢者の大半が都市計画税の導入、この直撃を受けるものというふうに考えております。大山崎クラブは、来るべき10月の改選に向け、国の税制改正に対応しながら、町のあり方、人口増の施策による町の活性化、そして企業の未利用地のあり方、このことを協議し、新たな企業を誘致する、このようなことを真剣に考え、消費の拡大、そして税収増を考えてまいります。さらには行政のあり方、民間に任せる分野は、完全に民間に任せる、このことによる歳出の削減。そして税のあり方、特に段階的な都市計画税の導入に向けた、段階的及び弾力的な都市計画税の導入に向けた、住民の負担が和らげられる、そのような考え方を真摯に説明をし、江下町政との違い、これを明確にして闘うことを申し上げ、反対の討論とさせていただきます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について、維新として、反対の立場で討論させていただきます。  まず、住民の民意が現在いまだ得られてないことも一つの大きな要因ですが、江下町長は、平成22年12月5日に町長に就任。就任以来、ここにございますけれど選挙公約(資料を示す)町内に循環バスを走らせます、中学校に学校給食を導入します、乙訓2市1町の広域行政に取り組みます(図書館の共同化、保育所の共同化)、新たな財源として、窓口業務や体育館、ふるさとセンターなどの町施設運営を民間に委託して、新たな財源を生み出します(効果額2,000万円)等々、多くの公約が実行できてなく、ことごとくほごになっています。一方、昨年6月には、町長公約になかった本議案である都市計画税を突如表明され、民意を得られないとの理由で、議会で否決したにもかかわらず、再度、今定例会に提案されたことは、議決機関としての議会の存在意義を無視した行動と言わざるを得ません。また、この4月からは消費税率の引き上げもあり、年金や賃金は年々減る一方で、所得税、住民税、医療費、介護保険料等の支払いは年々高くなり、町民の低所得者層の生活は紛れもなく侵されてきている今日です。これ以上の負担増は二重、三重に町民の生活を苦しめることになります。自治体の役割は、地方自治法第2条の精神に立って、町民の暮らしを守ることにあります。今時点の都市計画税の導入は、この精神を否定することになると思っています。町を少しでもよくしたい、町の将来像を一層明確にし、魅力あるまちづくり、この見通しを明らかにしていく、そのためには必要な税であることは理解していますが、今回は、町民の暮らしを守るため、先送り、進めることとし、本議案には維新として反対とします。  なお、どうしても都市計画税を導入されるのであれば、大阪の橋下市長のように、民意を問うべきと思います。江下町長、町長選を決断されてはいかがですか。状況によっては町議選を。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 都市計画税そのものについての私どもの見解は、これまで繰り返し述べてきたところでありますので、簡単にしておきたいと思います。  なぜ、都市計画税を財源とした整備事業の債務は、財政4指標の将来負担比率に含まれないのか。これは予算の審議の中でも明らかになりましたように、対応した料金負担とした位置にあるからであります。すなわち、それにしか充当できないという証でもあります。ましてや基金としてのこの条例の措置は、まさしくそれを固定化するという意味を持ったものであります。結果として、一般会計からのこれまでの支出が抑えられ、その分が福祉にもという言い分がありますが、これは論理としては成り立ちますけれども、削られた予算としては、わずかの福祉施策についてさえ、その回復を求める意見について、そのつもりはありませんと断言する町政のもとでは、あるいは地下水くみ上げ協力金徴収に当たって、企業が出ていくとして、心を砕く町政のもとで本来必要であるべきインフラ整備でさえ、本当に安心・安全のためだけなのかとした疑念さえ抱くものであります。限られた目的税であり、固定資産税の上乗せ措置でありながら、償却資産には非課税という、企業にとってまことに都合のよい税制度であり、結果として、住民負担比率が高くなる財源措置には、財源措置の必要性は認めるにしても賛成できるものではありません。別の道を探るべきだと考えます。  以上であります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  3番 高木 功議員。 ○3番(高木 功議員) 第2号議案 大山崎町都市計画税条例制定についての賛成討論を行います。私は前回のときに税率を段階的に上げてはと提案いたしました。今回、提案どおりに税率を段階的に上げると言われています。南海トラフの地震が必ず起こると言われています。そのためにも雨水排水設備の整備及び水道施設の耐震化は、早かれ遅かれやらなければならない事業であり、安心・安全な生活を送るために必要な整備だと思います。しかし、時期が時期なので、しっかりと町長が住民の皆様に納得いく説明をすることを要望し、賛成といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  2番 加賀野伸一議員。 ○2番(加賀野伸一議員) 第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について、賛成討論を行います。  平成25年6月議会に出された陳情第1号 平成26年度からの都市計画税導入(増税)に反対するに関する陳情書や、同じく請願第1号 平成26年度からの都市計画税導入(増税)に反対する請願書は、どちらも平成26年からの消費税導入とダブルになることで可決されましたが、今回の提案は、平成27年度からであり、使途も明確になっております。また、近隣の市町が都市計画税を課税しており、大山崎町に現在ないのが不思議であります。以前は企業からの納税も多く裕福な町であったため、都市計画税がなくても問題にならず、教育や福祉に十分回せたが、最近の現状としては、異常気象や景気の変動が大きく、対応が難しくなっております。住民の命と生活を守り、住みよいまちづくりをするためには都市計画税が必要になってきました。都市計画税は、全体で0.25%の場合約2億円になりますが、住民からは全部でなく、このうち半分の1億円は企業からの税となります。要するに住民負担が半分となります。また、この問題は将来誰が担当しても避けられない問題であります。雨水排水事業は30年事業でありますが、国庫負担金が半分入り、5年据え置きで25年償還、当初は0.015%からのスタートで、負担が少なくなるよう計画されており、賛成といたします。 ○(山本圭一議長) 1番 岸 孝雄議員。 ○1番(岸 孝雄議員) 今回提出をされております都市計画税条例について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  そもそも今回、都市計画税、何のためにこれが提出されているのか。これは町長が繰り返し住民説明会でもおっしゃられたとおり、雨水排水の整備及び水道施設の更新、これを第一優先順位に上げられているところでございます。思い起こせば、昨年、一昨年、本町をこれまでにない豪雨が襲いました。特に一昨年につきましては、鏡田地域では浸水被害を引き起こすという事態になっております。これに即して、今回は雨水排水施設整備計画が盛り込まれ、この中にもこれらの背景がしっかりと想定され、この雨水排水整備計画が立案されております。また水道施設全般につきましても、我が町の水道配管は大きく耐用年数を上回り、ここ近年、町内各地で水道配管の腐食による漏水、あるいは水道配管の破損というのが起こってきている状況でございます。この状況を考えますと、このライフラインたる水道施設、いつまでもこの状況で放置することは、我々は余りにも無責任な対応と言わざるを得ない。こういった背景から鑑みますと、この都市計画税、どうしてもこれは必要な財源であると考えるところでございます。また今回の都市計画税の特徴でございますが、先ほども賛成討論にありましたように、今回段階的な税率の引き上げが予定されております。その根拠といいますのは、まずは何にこの財源を充てるのか、そしてこの雨水排水施設にかかわる起債、つまり町債を発行した際の利払いが当初5年間、利払いのみの負担が乗ってくるということなので、その間について税率を低く抑えられている。そして本格的な償還に入った段階で上限となる税率が適用されるということが条例に明記されているわけでございます。また、同時に提出をされております都市計画事業基金条例、こちらにつきましては、この都市計画税を流用しまして都市計画事業等に要した費用の残額を基金として積み立て、また、この第6条においては、都市計画事業等の経費の財源に充てる場合のみ、この基金、つまり貯金を処分することができるということで、目的外使用ができないかなりの縛りのかけられた条例案となっております。  以上のことから、今回のこの都市計画税、我々の住民の安心・安全、これをしっかりと支えていくために必要な財源と、このように認識をいたしまして賛成の意を表させていただくところでございます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。  したがって、第2号議案 大山崎町都市計画税条例の制定については、否決されました。  次に、第3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 第3号議案 都市計画事業基金条例について、大山崎クラブとして、反対の討論をさせていただきます。  さきの2号議案で反対をいたしましたので、現状では必要がないというふうに判断いたしますので反対をしますが、多くの自治体で、都市計画税を導入されているところ、こちらには基金条例がほとんどございません。そして、我々として基金に積み立てする必要があるということ、使用目途を明確にすること、これをさまざまな立場で発言をしてまいりました。そこで、この基金条例ができたのですが、現状、第2号議案が否決された以上、賛成はできません。  以上でございます。 ○(山本圭一議長) 7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 第3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定について、維新として、反対の立場で討論させていただきます。  第2号議案の関連議案で、第2号議案を反対していますので、本議案も反対とさせていただきます。 ○(山本圭一議長) 11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 先ほども都市計画税条例の賛成討論のところで他会派の方が述べられましたように、この資金使途を限定して、それ以外に使わない、こういうお話がありました。私どもがこの基金条例について反対する理由は、むしろそこにあるわけでありまして、今必要な住民が求める施策というのは、こういったインフラ整備というものも待ったなしという状況にあります。しかし同時に暮らしを支えるための施策、福祉施策の充実も待ったなしであります。しかし、既に明らかになっておりますように、この基金条例を制定するということは、インフラ整備以外には使わないという、こういうところにあるわけでありまして、総合的な暮らしを支えるという視点から見れば、二重の意味で、この基金条例の制定については賛成できないということで反対したいと思います。  以上であります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  3番 高木 功議員。 ○3番(高木 功議員) 第3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定についての賛成討論を行います。  第2号議案に関連していますので、賛成といたします。 ○(山本圭一議長) 1番 岸 孝雄議員。 ○1番(岸 孝雄議員) 先ほど、都市計画税条例に賛成の意を表明させていただきました。趣旨は、先ほど述べさせていただいたとおりでございます。ただ、今回の都市計画税、大きな特徴がまさにこの都市計画事業基金条例、これが同時に提出されていることにその特徴があるかと言えようかと思います。都市計画税は目的税でございます。繰り返しの住民説明会の場でも目的外使用、これに対する懸念が多くの住民の方々から上げられておりました。町当局としては、その住民の皆さんの不安、懸念、こういったものを反映するために、町当局みずからがこの目的税たる都市計画税、目的外使用をできない、しない、そのための条例がまさにこの基金条例でございます。特徴は、先ほども述べさせていただきましたとおり、都市計画事業等に要した費用の残額を基金として積み立て、明示していくこと。そして、第6条には、この基金は、都市計画事業の経費の財源に充てる場合に限り、これを処分することができる。使途も明確になっております。極めて透明性の高いセットの条例ということで、一体として、これは賛成すべきものと考えるところでございます。  以上でございます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。  したがって、第3号議案 大山崎町都市計画事業基金条例の制定については、否決されました。  次に、第4号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 第4号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、反対としたいと思います。  この件につきましては、他会派の議員の方からも指摘がございましたが、直接かかわった職員が口頭注意であることに対し、実態として、管理監督責任だけが問われる町長、教育長などが減給処分。近隣自治体との対応と同じだというふうにおっしゃっておりますけれども、これは行政の美学の追求なのかとさえ思えるものであります。大事なことは、原因を徹底調査し、繰り返さない対応こそ求められる措置であります。私ども野党の立場から見れば、町長の身を案じる必要というのはないのかもしれませんが、繰り返し行われるこのような慣例的な処分措置については、今後改めていただくということも含めて、賛成しないものとしたいと思います。  以上であります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり)
    ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第4号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、第4号議案 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  続いて、第6号議案 大山崎町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第6号議案 大山崎町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第6号議案 大山崎町消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 次に、日程第7、第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正についてから、日程第9、第21号議案 大山崎町道路線の変更についてまでを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました各議案は、2月20日の会議で建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配布いたしました写しのとおり、各議案の審査を終わり、委員長から議長宛に審査報告書が提出されております。  各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長。          (森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を行います。  去る2月20日の本会議におきまして当委員会に付託されました、第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正について、第7号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更について、第21号議案 大山崎町道路線の変更についての審査のため、3月4日、第1委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  各議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、第5号議案については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと、第7号議案については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと、第21号議案については、全員賛成により同意すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  これより、ただいま報告のありました3議案について、一括して委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。  初めに、第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  12番 安田久美子議員。 ○12番(安田久美子議員) 第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正について、反対の討論をいたします。  国民健康保険税の課税権は一体どこにあるのでしょうか。国でしょうか、京都府でしょうか、それとも大山崎町にあるのでしょうか。今、地方分権や地域主権と大騒ぎをしているとき、国からの応益、応能負担の50対50への指導とはいかがなものかと言わなければなりません。大山崎町にとっては大きなお世話と、国に言いたいものです。そもそも補助金の削減で、国保会計の行き詰まりの原因をつくったのは政府ではないでしょうか。昔のテレビで、同情するなら金を出せという言葉がはやりましたが、まさに今、政府に町として言うべき言葉は、少し汚い言葉ですが、この50対50への指導、口を出すなら金も出せと言いたいところです。ところが応能部分に、その資産割を省かなければならない、この合理性は本当にあるのでしょうか。確かに土地や建物等資産は直接収入や所得を生み出すわけではありません。また、今日の国保会計の実態から見ると、累進的負担の結果、中所得までも及ばない被保険者が最高税額負担という、このような矛盾もあります。だからといって、所得額が同額の資産のない者と資産のある者とが国保税において同額というのはいかがなものでしょうか。ほかの行政措置との比較から見ても、例えば、昨年もこれは言いましたが、生活保護の措置などから見たら、大きな違いがある措置と言わなければなりません。根本原因は国にあるとしても、その結果、低所得者に負担比率の高くなるこの措置には賛成ができないといたしまして、反対の討論といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正について、維新として賛成の立場で討論させていただきます。  資産割については、住民さんから、固定資産税に課税されてきており二重課税である、収益を生んでいない固定資産にも賦課される、金融資産などには賦課されていない、特に所得がない方、住民にも資産割は賦課される、そのため低い所得者、年金生活者には非常な負担になっているなど、このような状況の中で、今回、資産割を廃止される、このことにとって賛成とさせていただきます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、第5号議案 大山崎町国民健康保険税条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、第7号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第7号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第7号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。  続いて、第21号議案 大山崎町道路線の変更について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第21号議案 大山崎町道路線の変更について、同意することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第21号議案 大山崎町道路線の変更については、同意することに決定いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 次に、日程第10、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第2号))から、日程第23、第20号議案 平成26年度大山崎町水道事業会計予算までを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました各議案は、2月20日の会議で予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配布いたしました写しのとおり、各議案の審査を終わり、委員長から議長宛に審査報告書が提出されております。  各議案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  3番 高木 功予算決算常任委員長。             (高木 功予算決算常任委員長登壇) ○(高木 功予算決算常任委員長) それでは、予算決算常任委員会の委員長報告を行います。  去る2月20日の本会議におきまして当委員会に付託されました、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第2号))、第8号議案 平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)、第9号議案 平成25年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第1号)、第10号議案 平成25年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)、第11号議案 平成25年度大山崎町水道事業会計補正予算(第2号)、第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算、第13号議案 平成26年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算、第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算、第15号議案 平成26年度大山崎町介護保険事業特別会計予算、第16号議案 平成26年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算、第17号議案 平成26年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算、第18号議案 平成26年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算、第19号議案 平成26年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算、第20号議案 平成26年度大山崎町水道事業会計予算。  以上、14件の議案の審査を3月5日から7日、3月10日及び11日の5日間にわたり、第1委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て行いましたので、御報告いたします。  まず、専決処分の承認と、平成25年度各会計補正予算案について報告いたします。  第1号議案及び第8号議案から第11号議案までの5議案については、3月5日に審査を行いました。  理事者から説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、第1号議案については、全員賛成により承認すべきものと、第8号議案から第11号議案については、いずれも全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第8号議案、第9号議案については、留保とする委員がございました。  次に、平成26年度各会計の当初予算案について報告いたします。  第12号議案から第20号議案までの9議案については、3月6日から11日の4日間にわたり、理事者から説明を求め、慎重に審査を行いました。審査過程におきまして、各委員から種々の質疑や意見陳述があり、各事務事業について議論が行われました。  審査結果の御報告に先立ち、主な審査概要を申し上げます。  まず、一般会計予算については、総務費の審査において、総合計画策定業務について質疑があり、26年・27年の2カ年をかけて作成する予定であり、26年度は住民アンケート調査を実施し、ニーズ等の掌握を行う、組織づくりなどは26年度に入ってから進めていくとの答弁がありました。また、交通量調査委託料について質疑があり、前回は6カ所で実施したが、今回は中学校前の交差点を追加し、7カ所で自動車、自転車、歩行者の交通量を調査するとの答弁がありました。  次に、民生費の審査では、ファミリー・サポート・センター事業の内容や手法について質疑があり、子育てを支援したい方と支援いただきたい方をマッチングするのが主な事業であり、費用については、会員間で直接支払っていただく予定である。町の役割は、依頼・提供会員の仲介、会員の登録、提供会員に対して各種の子育てに関する研修を受けていただくなどであるとの答弁がありました。  次に、衛生費の審査では、集合住宅の一般ごみについて、町直営の一般ごみに排出すべきか、管理会社が入っている場合は事業系として排出すべきか、町の姿勢について質疑があり、基本的に町で回収するシステムの指導を行っている。管理会社が入っている場合に事業系とすることについては、今後検討が必要との答弁がありました。  次に、農林水産業費の審査では、天王山周辺森林整備事業のうち天王山作業道築造工事について質疑があり、京都府に治山事業を展開していただく際に作業道を設置していただいたが、それを延伸するものであります。作業道は未舗装であり、管理については、管理組合を結成して管理するとの答弁がありました。  次に、土木費の審査では、予算規模が前年と比較して74%増であり、多くの事業を進めていくことになるが、事業の実施に必要な組織、人員等の確保ができるのかとの質疑があり、今の組織体制で実行できると判断し、提案したとの答弁がありました。また、高速道路下の公園整備における所有者との関連について質疑があり、占用に当たるが占用料は発生しない。高速道路債務返済機構に利用計画を提出し、管理について協議を行っているとの答弁がありました。  次に、教育費の審査では、中央公民館の耐震診断委託について質疑があり、診断の結果、安全性が確保されない場合は、本館の利用を控えることも起こり得る。その場合は、別館の利用やその他教育関係施設を利用することで使用者の不便を解消できるよう努めるとの答弁がありました。また、大山崎町小学校の今後の児童数について質疑があり、就学前の人口を確認する限り、今後クラス数は減少傾向にあると判断しているとの答弁がありました。  次に、国民健康保険事業特別会計については、高額療養費について前年度と比較して減額になっている理由について質疑があり、根拠法令等の改正ではなく、医療費の伸びが下がっているため高額療養費も下がっている。ただし、短期的なスパンでは、医療費は下がっているが、5年、10年の長期のスパンで見ると上がっているとの答弁がありました。  次に、下水道事業特別会計については、雨水排水施設整備計画における施設整備は都市計画税を財源としているが、都市計画税条例が可決されない場合はどうするのかについて質疑があり、財源が確保できないため、施設整備に着手できないとの答弁がありました。また、同計画のポンプの更新について質疑があり、容量は同じだが、軽量・高速・省エネ・耐久性などが現在のポンプと比較してすぐれており、水がつく前からエンジンを稼働して待機できるとの答弁がありました。  次に、水道事業会計については、会計制度の変更について質疑があり、先行的に導入している自治体を除いて、全国の自治体が26年度予算から新会計制度を導入するとの答弁がありました。  以上が、会計別当初予算の審査概要です。  最後に、各議案の審査結果を御報告いたします。  3月11日に採決を行いましたところ、お手元に配布しております委員会審査報告のとおり、第12号議案及び第14号議案については、賛成少数により否決すべきものと、第13号議案については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと、第15号議案、第16号議案、第17号議案、第18号議案及び第19号議案については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと、第20号議案については、可否同数のため、委員長採決により原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、第12号議案、第14号議案については、留保とする委員がございました。  以上で、予算決算常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  これより、ただいま報告のありました14議案について、一括して委員長報告に対する質疑を行います。
              (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各議案について、討論、採決を行います。  初めに、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第2号))について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第2号))について、承認することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度大山崎町介護保険事業特別会計補正予算(第2号))は、承認することに決定いたしました。  次に、第8号議案 平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 大山崎クラブとして、委員会においては賛成をさせていただきましたが、その後、あることが発覚いたしましたので、本会議においては反対の立場で討論させていただきます。  平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)でございます。  この内容ですが、昨年9月の補正において、中学校費としてグラウンド防球ネット、これが3,000万円強の補正をされました。それが債務負担行為という形になっておりますが、今回の説明の中で1,200万円増額をして新たな債務負担行為として計上されております。このことは工事としてはやらなければいけないこと、これは十分理解をしております。もう1点、5,000万円以下に関しては議会の承認を得なくてもいけるということなんですけども、この議会とほぼ同時に、この入札がもう既に執行されております。最終確定、応札は25日ということでありますが、もう本日で図書の締め切りが決定いたしております。このことは全く議会に対して、予算的な裏づけ、これを無視した形で入札が執行されているということでございます。大山崎クラブとしては、このことに対して、はっきりノーを突きつけておきます。  以上でございます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 8号議案について、会派のぞみ、少数会派の信念による反対理由とは。小学校における漏水問題についての処理について、理事者側は、これを認め、第4号議案で、議案名、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務時間に関する条例の一部改正についてとして提案内容のとおりであります。しかしながら、それで公に処理が完了、周知されたとは言いがたいと考えるわけであります。これでは、議会はチェックしているのかとなりかねず、本第8号議案には、他の項目も混在し、成立させるべき項目があることから、委員会を経た後の感触から成立する旨確信を持つに至ったわけでありますが、同委員会で留保としましたが、このようなことがあったという記録を明確にし、かつ批判の声を確立させるため反対とするものであります。  なお、本件に関しては、某住民様の方より意見が寄せられているので、簡単に付記する内容であります。なお、委員会でも申し上げた内容でありますが、水道料金未徴収についての処分のことです。直接かかわった職員は口頭訓戒、上司は、文書戒告減給では処分の対応が逆です。口頭訓戒は行政処分ではなく、給与にも影響しない注意処分にしかすぎません。町民から負託を受けている町役場職員として、知識を駆使することなく重大な過失により町に損害を与えたときには、注意処分ではなく、給与に影響がある文書戒告以上の行政処分をしなければなりません。執行しなかった職員は、管理監督すべき職員より処分が重くなるか、同等の処分にすべきであります。  以上であります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 第8号議案 平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)。  委員会では、維新として留保させていただいていましたので、態度を表明させていただきます。  賛成ですが、2件のお願い、要望をさせていただきます。  本補正予算の事項別明細の中に、教育費、学校管理費、工事請負費で防球ネット設置工事1,250万8,000円が計上されています。この予算の防球ネット設置工事は、現在、工事希望型指名競争入札、発注番号25、入札第61号、最低制限価格3,646万800円、入札日時、この3月25日午後2時で発注されています。この工事内容などに関して、私は興味があったため、工事の内容、防球ネットに関してどのような業者ができるのか検証してみました。結果、驚きました。この防球ネット工事は専門メーカーがあることがわかったのです。つまり設計、製作、据えつけ一貫体制の施工ができることです。つまり、この入札に関しては、落札業者が専門メーカーでない場合、運営の仕方によっては丸投げができるのです。建設業法第22条第1項では、工事を請け負った建設業者が施工において、実質的に関与を行わず、下請にその工事の全部、またはその主な部分を一括して他の業者に請け負わせてはいけません。工事の丸投げを禁止しています。このような丸投げで、防球ネット設置工事が施工されないこと、つまり本工事を落札した業者は、防球ネット工事への実質的な関与が認められる。主体的な役割を果たしていただくことを望む次第です。まず、このことが要望の1点目です。  次に、入札に参加する業者の必要な資格についてです。  私は、この工事の入札実施要領の記載されている内容で、整合性、理解に苦しむ、不思議に思っている点があります。記載内容は、大山崎町、乙訓2市、または京都市内に本店・支店または営業所があり、大山崎町に希望する建設工事のうち有効期限内で最新の経営事項審査結果、通知書の経審点数において、土木一式工事が最も高いこと、また、経審点数が次の点数以上のものであることと乙訓2市内業者750点以上、京都市内業者800点以上、大山崎町内業者、経審点数は問わないとなっています。このことは、経審の点数において土木一式工事が最も高いことの条件を示し、一方、大山崎町内業者は、経審の点数は問わないとなっています。この入札条件に関して、経審点数では、大山崎町内業者に入札参加制限を設けているようにも思われます。どちらを満足したら入札参加できるのでしょうか。少し理解に苦しんでいます。いずれにしても、最近の町の入札参加業者の傾向を検証すれば、少数者のくじ引きで決定してます。本工事の応札金額は3,000万円以上です。来る3月25日の入札がこのような結果、少数者2~3社の入札にならないことを心配しています。  そこで私は、受注社の入札参加を促す公正な競争の促進、透明性の確保を図っていただくことと、地元業者の最低条件として大山崎町に本社の住民票がある業者を入札参加できるように入札参加制限の緩和をしていただくことを要望して、本予算に賛成とします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第8号議案 平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、第8号議案 平成25年度大山崎町一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり可決されました。  次に、第9号議案 平成25年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、委員会では留保しましたので、改めて反対を表明します。  理由であります。下水道の徴収漏れが1994年から2005年にかけて、下水道を接続し、水洗化しながら使用料を徴収していなかった理由とは、担当者間の伝達漏れ、入力漏れであり、既に一部の時効も発生していると報告しています。処分しようにも昔のことゆえ、担当の異動や退職も想定されることから、さきの第8号議案と同様に、この中での処分に含め、一定の収束を図ったものと想定をするものでありますが、これでは住民さんにはよくわかりにくいわけであり、担当の委員会では可決の方向でありましたので、会派のぞみとして、第8号議案と同様に、批判の声を記録とするものであります。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第9号議案 平成25年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、 第9号議案 平成25年度大山崎町下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。  次に、第10号議案 平成25年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第10号議案 平成25年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、 第10号議案 平成25年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。  次に、第11号議案 平成25年度大山崎町水道事業会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第11号議案 平成25年度大山崎町水道事業会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、 第11号議案 平成25年度大山崎町水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。  続いて、第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、委員会では留保していましたが、反対としての理由であります。  一般会計の繰り出しの中に、激変緩和措置とした理由で6万3,000円があります。わずか6万3,000円と言うなかれ、つまり、この考え方が日常化、または高額化、桁がふえ、仮に6,300万円ともなりかねずと想定すれば、つまり筋論からすれば、支出についていかがなこととなります。委員会で指摘しましたし、その後の総括質疑においても念を入れましたが、期待した取り下げや修正がなかったことから反対とするものであります。したがって、しかるべき時期に再提案される旨、住民生活に支障なき対応を求めるものであります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  10番 朝子直美議員。 ○10番(朝子直美議員) 第12号議案 平成26年度一般会計予算案に、日本共産党として反対討論を行います。  26年度の予算案は、昨年度に比べ予算総額1億3,000万円の増額、率にして5.7%ふえています。内訳としては普通建設費の大幅な伸びが一番の特徴であり、円明寺ケ丘団地歩道改修など全体計画との整合性から疑問視されるものもありますけれども、小学校のトイレ改修や学童保育所の建てかえなど必要な予算措置と言えます。また、民生費の新規事業(ファミリー・サポート・センター事業)や養育支援訪問事業も必要なものと考えています。これら予算の財源は、国や府の補助金が事業に対応して約1億3,000万円の増、法人町民税が約1億2,000万円の増ですが、町債は1億1,000万円減っているため、不足分を前年度に続き、財政調整基金を全額取り崩しことで埋めており、結果、25年度と比べて改善は見られず、依然厳しい状況となっております。この点では、私たちも何らかの新たな財源措置の必要性は感じているところです。  このような財政状況の中、今回の予算審議では、26年度の予算にとどまらず、将来の負担を伴う今後の行政課題である雨水排水対策、水道事業施設整備などについて、どう対応するかが焦点となり、新たな財源として提案されている都市計画税と絡んでの議論となりました。ところで、これらの施設整備や道路改修など、冒頭に述べました普通建設費の増大は、自民党政権の復活により、国が景気対策と銘打っての公共事業を大幅にふやしていることによります。全国各地で高度経済成長期に建設された道路や橋などを初めとする公共施設の耐震化や老朽化対策が必要となっており、国が補助を出すのは当然のことであり、本町としても、そうした補助金をうまく活用し、住民の生活環境の向上を図ることは大切です。しかし同時に、安倍政権の掲げる地方自治体のインフラ整備は、公共施設の統廃合や民営化を促す効率優先のものともなっており、補助金が出るからと住民の要望と相入れない計画を持つことのないよう、今回の予算案には直接はありませんけれども、あえて、ここで言っておきたいと思います。それといいますのも、今回提案されました予算案では、プラン2011に掲げられている財政効率化の視点から、結果的には削減効果としてはほんのわずかしかない暮らし下支えの予算が、当事者が残してほしいと陳情等も出され、要望されているにもかかわらず削減されており、こうした江下町政の姿勢から、今後住民の中に少なくない反対意見のある複合化施設の建設なども住民の声を無視して、補助金もつき、財政的に負担が少ないと財源最優先で進められるのではないかとの危惧を感じずにはいられないからです。また、今回提案されている予算は非常に行政的な予算だと言えます。自治体として最低限整えなければならないことを整えようとしているだけであり、町長が誰であろうが、あるいは、町長がいず、職員だけであっても当然行わなくてはならない施設整備関連の事業が多くを占めています。これは一般質問の際、町長が総合計画について、どの町でも整えなくてはならない基本的な計画であると答弁したこととあわせて、およそ大山崎町らしさや、こんな町にしていきたいとの思いが感じられない予算であり、今回もまた住民の願いに寄り添った暮らし下支えの視点が欠落しているとの思いを持たざるを得ません。インフラ整備ももちろん大切ですが、同時にふえ続ける生活保護世帯に象徴される、住民の暮らしの実態を真摯に受けとめ、暮らしの下支えをどのように行うのか、この視点が町政全体に行き渡ってこそ、本物の安心・安全で、あしたが見える町政が実現するのではないでしょうか。また、この視点があってこそ、国や府の施策の問題点も見えてくるし、根本解決の道も見えてきます。さらに、その根本解決の道、つまりは国の地方財政削減策を改めさせることなどの認識を住民と一致させてこそ、新たな財源確保への住民合意も見えてくるものと考えます。この秋に町長・町議の改選を控え、新たな財源の確保も含めた将来設計、あるいは合併なのかなど、今大山崎町は岐路を迎えています。この岐路は、住民自治の高まりなしには乗り越えることはできません。改めて前真鍋町政の財政健全化と、暮らし下支えの両立を貫きながら、住民との協働の仕組みづくりで難関を乗り越えようとした行財政執行、予算編成の姿勢にやはり、その道しかないとの思いが強くなるばかりであることを加えて、反対の討論とさせていただきます。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算、委員会では留保させていただいていましたので、維新として、態度を表明させていただきます。  本予算書、事項別明細書で、現実的予算の裏づけのない事業の計上、総務費、賦課徴収費委託料で、都市計画税導入業務委託料464万4,000円が計上されています。このことに対して反対とします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  6番 森田俊尚議員。 ○6番(森田俊尚議員) 予算決算常任委員会では、私たち大山崎クラブは留保の立場をとっておりましたが、改めて、反対の立場で討論させていただきます。  この当初予算は、住民の暮らしに直結した予算案でありまして、これを反対することに非常に私たちも心痛めておりまして、断腸の思いで反対をさせていただきますこと、まず御理解をいただきたいと思います。  確かにいろいろと各費目を見渡しまして、各行政の方々が本当に苦労して予算を立てていただいていることはよくわかります。不要不急の事業もございますし、もう何をさておいてでも実施していただきたい事業もあるんですけども、しかし、いかんせん、中には十分説明がつかない事業等も含まれておりますし、委託費も上がっております。そういった観点から見まして、まず、やはり江下町長が行政改革プラン2011というものを策定されて、数字上では1億2,000万円とかいうこともマニフェストに上げておられますけれども、さまざまな観点で行革を実施された暁に、そしてまた、必要な財源として都市計画税等も導入するというふうなそういうスタンスできちっとした一般会計当初予算であるならば、私たちも賛成すべきと思うんですけども、まだまだ十分な説明責任が果たせてないという分が過分にもありますので、今回、この一般会計予算には反対といたします。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。
              (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  3番 高木 功議員。 ○3番(高木 功議員) 第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算について、賛成討論を行います。  今回の予算は、ファミリー・サポート・センターの設置や学童保育施設の建てかえ、大山崎小学校のトイレの改修ほか災害対策や安心して歩ける歩道整備など、私たちの日常の安心・安全なまちづくりを重視した予算だと思いますので、賛成といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  1番 岸 孝雄議員。 ○1番(岸 孝雄議員) 平成26年度大山崎町一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  新年度の予算でございますが、まず特徴として、先ほど来、出ております新規事業として、ひとり親世帯等をサポートすることを主な目的としたファミリー・サポート・センターの新設、あるいは小学校のトイレ改修等、いわゆる教育設備の充実化、維持管理が盛り込まれております。また、自主防災組織への補助金というのも盛り込まれております。これは自助・共助・公助の共助の部分を育成するための資金でございます。こういった新たな事業が盛り込まれているほか、私が昨年来、一般質問、あるいはさまざまな機会でお訴えをさせていただいております昨年12月21日、町北部で阪急電鉄新駅が開業いたしました。また、これに伴いまして府道の供用開始が行われているところでございます。これ以降、町内の道路交通環境大きく変化をしております。ある箇所では、通行量は減っておりますが、ある箇所では、特に通学時間帯に通行量がふえている。こういった大きな交通環境の変化にしっかりと対応していただく、安心・安全設備の拡充、あるいは安全施策の拡充、これをしっかりと進めていただくことを要望いたしまして、新年度予算、一般会計予算に賛成の意を表させていただきます。 ○(山本圭一議長) 2番 加賀野伸一議員。 ○2番(加賀野伸一議員) 第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算に対して、賛成の討論をいたします。  26年度の予算につきましては、京都府から指導いただきました公民館の耐震診断、そういう費用も入っておりまして、建てかえまでにその診断は必ずやらないといけないというふうに判断し、京都府の指導に従うということで、賛成といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。  したがって、第12号議案 平成26年度大山崎町一般会計予算は、否決されました。  次に、第13号議案 平成26年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  12番 安田久美子議員。 ○12番(安田久美子議員) 第13号議案の大山崎町国民健康保険事業特別会計予算について、反対をいたします。  先ほど、第5号議案の条例のところでも申し上げましたが、ここにこれが反映されていることとして、これにも反対をいたします。今年度のこの26年度の予算の計上、ここに直接されてはおりませんけども、先ほどの条例のところでも申し上げましたように、中所得、この方にも及ばない、被保険者の方が最高税率負担、これが非常に大きな負担という、このようなこともあります。今年度の最高限度額の引き上げが26年度中になされるであろうと、このこともありますので、ここで改めて、この第13号議案には反対をいたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第13号議案 平成26年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、第13号議案 平成26年度大山崎町国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、委員会では留保としましたので、正式に反対として、その理由であります。  本議案の中には、ポンプ場関連9,000万円が含めてあります。委員会で、仮に都市計画税の創設が否決されればどうするのかに対して、理事者側は、やらないと答弁されました。これでは何が何でもやらねばならないというかたい決心も意欲も江下町長には見られない。単に保険屋さんごとく、いたずらに危険をアピールしたとしか見えないのが私の感想であります。確かにポンプ場は新しいに越したことはありませんし、反対ではなく賛成でありますが、しかしながら、費用33億円も投ずるわけであり、住民負担はまさしく過大となります。半分の補助を見込んでも、人口1万5,000人、住民1人当たり11万円の負担となり、会派のぞみとして求めていることとは、決定する前にやるべき手順があるでしょうという指摘であります。その内容であります。  (1)過去の水災に係る検証について、一般質問の場でも取り上げられたほか、係る議案の審議の中で、それぞれ言いっ放しに終始した以外の特別な審議会や懇話会もなく、きちんと検証されていないこととは、原因の確定も公でないことが指摘されます。  (2)会派のぞみの水災に係るポンプ場に対する見解でありますが、①平成25年の台風については、ポンプを原因とした水災の発生はなく、仮に淀川の水位がさらに上昇し、外ゲートを閉める事態とは、内水を外へ出せずとなっても、ポンプの問題ではありません。仮に堤防からの越水並びに堤防決壊についてもポンプは関係ないこととなります。②平成24年の水災については、淀川の水位が平常値にもかかわらず、ポンプ場の作動は必要ないのに慌ててゲートを閉め、2つ目のポンプの作動に28分間も要した結果の水災であり、それを保険会社も認めた結果となっています。③その前の水災では、川の草を刈り取ったまま放置し、その草がポンプに詰まり水災となった人災であります。④その前も同様に、粗大ごみがポンプに絡む原因と聞くもので、つまりポンプ場における除じん対策が不備なのであって、ポンプ能力自体の問題ではないこととなります。  (3)仮にポンプ場の再構築を開始しても、出された計画では、大山崎ポンプ場は5年後の完成かつ下植野ポンプ場はさらにおくれ、10年後の計画となっています。ポンプがまさしく危ないのであれば、直ちに行政としてやらねばなりません。つまり、本提案とは、急いて、急かない目的は、都市計画税の創設のための理由ではないのかとの感が見えるものであります。  (4)最後に私が指摘し、求めているのは、なぜ水災の原因となっている原因者に対して改善を求めないのかとの1点であります。つまり原因者負担を求め、住民負担ばかり求めるなとの主張であります。国道171号に対して、側溝を広めとする改修は検討外れも甚だしいことであり、要は、その雨量はポンプ場への圧力となっているため、雨量圧力の減少策とは、国道の雨水は国道で処理すべきとして求め、適当となる大きさのどん流型貯留槽の設置、または相当するポンプ場への補助金の積み増しを要求すべきとして求め続けているものであります。いまいちその実行動が見えずであり、このたびの私の反対とは、その実行動を催促するものであります。  (5)平成24年の水災では、日立の敷地から大量の雨水が国道171号を横断して鏡田へ押し寄せた事案に対して対策を求めたのかと聞けば、明確に対策を求めていない実態があります。この場では言いたくはありませんが、某住民さんの弁では、日立のための町長さんとも聞くもので、日立には大きな雨水貯留池の設置を求めていただきたい。  (6)JR東海道新幹線下のところどころに過大雨水貯留水槽の設置を求め、樋で集め、下部より少量ずつ自然放流すべきであるのに全く申し入れもしていない。行政怠慢であります。  (7)名神高速道路下のスペースにも同様に、一時貯留水槽の設置を求めるべきであるのに、江下町政は動かずのようであります。  (8)私の結論であります。こうした形での国道171号、日立、JR東海、名神の雨水対策こそ鏡田への水災圧力が大幅に減ずることは確かであり、さすれば、ポンプ場への再構築は、急いて、急かないこととなります。  (9)33年間、仮に毎年元本分5,500万円プラス金利を支払い続けることとの対比とは、小野市に見られる、ため池による雨水の吸収方式であれば、例えば、借地としたところで、その地代は格段に安価な対策となります。  まとめとして、このたびの手順について、性急過ぎると思う指摘であります。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算について、態度を留保したいというふうに思います。  予算委員会では、総額48億円の雨水排水対策事業のうち下植野排水ポンプ事業を除く事業約三十数億円に相当する設計委託料9,000万円に関して、まだ疑義が残されており、会派内部の調整もあることから、とりあえず委員会での態度を留保してきました。ところが御承知のように、他会派からも態度留保の申し出が相次いだことから、結果、委員会の成立が整わないという事態となりました。そこで、議事運営上の協力として、留保から態度を休憩時間中に決したいとして、そういう態度をとりました。しかしながら、休憩中、短時間でしたけれども、関係職員からの説明を再度受け、会派協議を行いましたけれども、明確な判断には至らず、とりあえずの措置として、留保は賛成ではない、こういうことから反対とする態度表明としたものであります。その後、引き続いて本件に関し内部協議を行っておりますが、日程的、時間的な制約もありまして、今なお、疑義が解決されず、賛成か反対かが明確にできない事情にあります。そこで、その際の議案に対する態度としては、態度留保としておくことが現時点における正確な判断ではないかとしたことから、今回の反対の態度から留保に変更した理由であります。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算に対して、反対の討論をさせていただきます。  本議案の原資となる都市計画税、この否決を受けたものによるものですが、今回のこの議案、本町における内水、この時間帯降雨量61ミリに対する対策、これを考えての議案であるというふうに理解をいたしております。当局における説明において、大山崎排水ポンプ場における昨年の台風18号及び一昨年の京都南部集中豪雨、このときの対応、そしてポンプの稼働状況、この説明において重要な報告が本来は昨年の9月議会でされるべきでありました。それが全くされていませんでした。議会に対して、ポンプが動かなかったというような、こういう重要な案件に対し、それを隠されていたこと、これは非常に問題があるというふうに思います。また、これを一般質問において陳謝をされたこと、これは事実でございます。この計画は、あくまで内水の氾濫、これのみに限定されていることでございます。本町は、国や府に対して、この桂川上流域におけるパイピング現象、こういうことが今回の台風18号ではっきり起こっております。そのことをしっかり検証し、内水における61ミリ、これは国基準でありますが、それ以外にやはり本川での問題、桂川の堤防決壊、及びその支流域における逆流による堤防決壊、こういったことをしっかり国や府に訴えるべきであるというふうに私は思います。そして、住民の安心・安全は、この議案では不完全なものであるというふうに判断をいたし、今後、大山崎町として本当に低い地域の鏡田の住民さん、この住民さんの意を酌み取った上で、今新しく再開発をされている地域がございます。こちらのほうに例えば移っていただくなどというようなあっせん、そういうことを町としても被害を少しでも軽減するような形、これを考えるべきであるというふうに思います。今後、大山崎クラブは、こういったハード面及びソフト面での対応、これをしっかり考えた施策、これを提案していくようにさせていただきますが、今回のこの14号議案は反対とさせていただきます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  3番 高木 功議員。 ○3番(高木 功議員) 第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算について、賛成討論を行います。  排水ポンプ場のポンプは20年を超えており、老朽化が進んでいると言われています。先ほども言いましたように、雨水排水設備の整備は、早かれ遅かれやらなければならないと思いますので、賛成といたします。 ○(山本圭一議長) 7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算、委員会では留保させていただいていましたので、維新として態度を表明させていただきます。  予算書の事項別明細書の中で、下水道築造費、下水道委託料、雨水排水施設整備事業設計業務委託料で9,000万円が計上されています。この整備事業に関して一言要望を申し上げ、賛成とさせていただきます。  私は、大山崎ポンプ場除じん機1台を早急に一日も早い時期に取りかえることを要望します。理由は、今定例会の一般質問で説明させていただきましたが、ごみ、木材などによってポンプの羽根車などに詰まる、壊れる、このことによってポンプ運転不能に陥り、雨水を強制的に河川へ排水することができなくなる、そのために水害の発生のおそれがあります。このことを防止、ポンプ保護をするために除じん機を設けています。この除じん機に関して、大山崎ポンプ場は、前面降下式と背面降下式の違う機種が各1台、計2台設置されています。前面降下式の機種の場合は、水中の下部にスプロケットがあるために粗大ごみ、長尺ごみ、木材などが流入してきたときに下部のスプロケット等にかみ込み、トラブル、運転不能に陥る問題が発生、このような場所での設置は、性能、信頼性の低いものとなっています。このような問題、粗大ごみによるトラブルを防ぐため背面降下式が開発され、各地の雨水排水ポンプ設備に導入されてきています。必ず近い将来、かみ込みによるトラブルが発生するおそれがあると思っています。トラブルが発生してからでは遅いです。町長は、命と生活を守り、住みよい町、安全・安心なまちづくりと言われていますが、既設排水ポンプの更新、排水能力の向上の施設整備をする前に、まず、除じん機1台の更新を台風等による大雨で除じん機のかみ込みによるトラブルが発生、ポンプ保護のための除じん機です。ポンプ運転にも影響、支障が出て、浸水被害が発生したら大変です。この除じん機1台の更新を一日でも早くしていただくことを要望して、賛成します。なお、設計業務計画は、将来、町内の内水排除の計画の指針になりますので、進めていただいても結構です。           (退席する者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。可否同数です。  したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本案に対して裁決いたします。  第14号議案 平成26年度大山崎町下水道事業特別会計予算は、議長は否決と裁決いたします。           (退席者入場) ○(山本圭一議長) 11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 休憩の動議を提出いたします。           (「賛成」と言う者あり) ○(山本圭一議長) ただいま11番 堀内康吉議員から、休憩の動議が提出されました。  この動議は賛成者がありますので、成立いたしました。  ここで暫時休憩いたします。  12時40分から再開いたします。                 12時35分 休憩                ――――――――――――                 12時40分 再開 ○(山本圭一議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  引き続き、議事を進行いたします。  次に、第15号議案 平成26年度大山崎町介護保険事業特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第15号議案 平成26年度大山崎町介護保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第15号議案 平成26年度大山崎町介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、第16号議案 平成26年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。
              (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  10番 朝子直美議員。 ○10番(朝子直美議員) 第16号議案 後期高齢者医療保険事業特別会計予算案に賛成の討論をいたします。  私たちは、かねてから、年齢で区分するこの医療保険制度そのものには反対をしております。さらに今回の審議で、後期高齢者医療制度については、広域連合が保険者であり、本町として、直接責任を持たなくてよいからか、大山崎町民である75歳以上の高齢者の具体的な実態、保険料改定に関して実態がつかめていないことも明らかになりました。以前から指摘しているように、広域連合の弊害のあらわれだと思います。また今回、保険料が改定される年度であり、所得割、平等割ともに値上げとなりましたが、このような保険料の改定に関して、本町が広域連合に対して意見を言える仕組みができていないことは従前より確認をしておりますので、値上げされるから、即反対とはしないことにいたしました。しかしながら、今後はこうした仕組みはできていなくとも、本町より率先してさまざまな住民の生活実態などの意見を上げてもらうことを改めて要望いたします。また国は、今回の保険料の改定に関して、毎回毎回値上げが続くため、減免制度の拡充策を出さざるを得なくなりました。それほど矛盾のある制度であることが明確になったのですから、即刻廃止することを国に意見をしていただくこともあわせて要望いたしまして、賛成の討論といたします。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第16号議案 平成26年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第16号議案 平成26年度大山崎町後期高齢者医療保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  引き続いて、第17号議案 平成26年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第17号議案 平成26年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第17号議案 平成26年度大山崎町大山崎区財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、第18号議案 平成26年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第18号議案 平成26年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第18号議案 平成26年度大山崎町円明寺区財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、第19号議案 平成26年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第19号議案 平成26年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第19号議案 平成26年度大山崎町下植野区財産管理特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  続いて、第20号議案 平成26年度大山崎町水道事業会計予算について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、委員会でも反対した理由であります。  町長公約で、水道問題を解決しますとして町長に当選されました。しかしながら、府営水の府の広域化のメリットに期待するとした他力本願のみで、町長公約の自前の方策が見えない実態にあります。つまり、この部分において公約と異なると考えています。また、府が努力するのは当然のことであります。  なお、予算段階からの赤字ベースであり、承認できないと考えるものであります。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  12番 安田久美子議員。 ○12番(安田久美子議員) 水道事業会計予算に反対をいたします。  企業会計は、赤字の予算提案が制度上許されてはおりますが、一般会計なら赤字の予算提案はできないものであります。しかし、これは企業会計でこそ、あってはならないことだと思っております。今年度もその赤字解決の処方せんも示されていないままでの予算提案に賛成できるものではありません。少なくとも基本水量の見直しが必要です。府に対し、要望もしているということであれば、減量申請による予算編成がなされるのが妥当な予算措置だと考えております。このことにより改善の道を切り開いてきた事実から見てもそうであるべきだと思いますが、町長はどう思われているのでしょうか。改めてお聞きしたいところでありますが、是非は別として、府も町も同じ公営企業の経営者としての立場にあるものとして、また、同じ地方公共団体の長として、府に対して物を言うことが今必要ではないでしょうか。お願いお願いばかりの態度には未来はありません。根本的な解決を掲げたその態度があってこそ展望が開けていくものであるということを申し述べて反対といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第20号議案 平成26年度大山崎町水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、第20号議案 平成26年度大山崎町水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。  ここで議事の都合により暫時休憩し、1時45分から再開いたします。                 12時49分 休憩                ――――――――――――                 13時46分 再開 ○(山本圭一議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  引き続き、議事を進行いたします。  お諮りいたします。  この際、ただいまお手元に配布いたしました追加議事日程のとおり、これを日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに追加いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 御異議なしと認めます。  したがって、ただいま配布いたしました追加議事日程のとおり、これを日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに追加することに決定いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 追加日程第1、第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  ただいま議題といたしました第22号議案は、本日の会議で建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配布いたしましたとおり、審査を終わり、委員長から議長宛に審査報告書が提出されております。  本案の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長。          (森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を行います。  本日の本会議において追加提案を受け、当委員会に付託されました、第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正についての議案の審査のため、本日、第1委員会室におきまして、町長、副町長、教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  理事者から詳細な説明を求め、質疑応答、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、第22号議案については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  これより、ただいま報告のありました第22号議案について、委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑もないようですので、第22号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、第22号議案について、討論、採決を行います。  第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  12番 安田久美子議員。 ○12番(安田久美子議員) 第22号議案の大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正について、賛成の討論を行います。  提案理由として、国が70歳から74歳の健康保険での医療費窓口負担を2割とする見直しを決定したことによって、大山崎町の老人医療費の支給に関するこの条例の対象となるものが平成26年度中に70歳になる場合に、この老人医療制度利用者との間での負担割合の逆転現象が生じることから、これを回避するため提案するというふうになっております。京都府に至っては、多分この制度というのは取りやめていきたい制度だと思います。しかし、この4月に知事選挙があるということで、その対策のために今回取りやめずに、1年間の措置をするというようなことのように私たちは考えております。この1年間ということになっておりますし、この条例には賛成をしますけども、大山崎町に至っても、また京都府に至っても、この老人医療のマル老、これをぜひとも継続をしてほしいという要望も町のほうからもお願いしていただきたいし、これを府のほうに要求をいたしまして、この条例の一部改正には賛成といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
     第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、第22号議案 大山崎町老人医療費の支給に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  元日程に戻ります。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 日程第24、陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書、及び日程第25、陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書を一括議題といたします。  ただいま議題といたしました各陳情は、2月28日の会議で議会改革特別委員会に付託をしたものでありますが、配布いたしました写しのとおり、各陳情の審査を終わり、委員長から議長宛に審査報告書が提出されております。  各陳情の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  堀内康吉議会改革特別委員長。             (堀内康吉議会改革特別委員長登壇) ○(堀内康吉議会改革特別委員長) それでは、議会改革特別委員会の委員長報告を行います。  去る2月28日の本会議におきまして当委員会に付託されました、陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書、陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書の審査のため、3月12日、第1委員会室におきまして、委員会を開催いたしました。  陳情について、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、陳情第1号、第2号ともに賛成少数により不採択とすべきものと決しました。  以上で、議会改革特別委員会の委員長報告を終わります。 ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  これより、ただいま報告のありました各陳情について、一括して委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑もないようですので、これをもって各陳情の委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、各陳情について、討論、採決を行います。  初めに、陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書、並びに陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書、一括して反対の意見を述べたいというふうに思います。  私は陳情が付託されました委員会の委員長でありましたことから、意見を述べる機会がありませんでしたので、この場で考えるところを述べておきたいというふうに思います。  これまでも定数削減につきましては議会にも提出されたことがありまして、この際にこれに反対する趣旨については述べております。したがいまして、この陳情の趣旨に沿って反対の意見を、雑駁ではありますが、少し述べておきます。  陳情第1号、陳情第2号の2つの陳情は、議員定数を8名に削減せよとした、その結論は同じであります。ただ、その趣旨、理由には少し違いもあるようです。まず、共通する点でありますが、近隣自治体を比較しての視点によるものであります。陳情第1号、第2号とも定数削減を是とする説明根拠として、近隣自治体での人口と議員数の比較がされております。また、2号におきましては、報酬額に対する住民負担額の比較もあります。この根拠をもって、現状が不合理であり、是正されるべきであるとするなら、例えでありますが、京都府内でいえば、人口が150万人、そして定数が69人という基礎自治体である京都市の議会制度が最も合理的であるということになり、他府県にある、さらに大きな人口で構成する基礎自治体の議会は、さらに合理的だということになると思います。こういうふうに申しますと、それは極端だと、飛躍し過ぎだというふうにおっしゃる向きがあるかもしれませんので、この趣旨に沿って、近隣自治体比較に議論を戻します。  議会事務局から乙訓2市1町の議会の委員会の開催日数、本議会の開催日数などの比較資料をいただいております。時間の関係で、その詳細は省きますが、全く遜色はありません。また審議される議案数についても同様であります。このことからは、どういう議論が想定されるのかということであります。議員の中には、長岡京市の半分の議員数で同じ仕事をこなしていると、こういうふうに自負する方もあるかもしれません。また、陳情書のこの審議の中では、8名の議員数でも十分対応可能という自信に満ちた声もあったようであります。こういう視点からは、逆に長岡京市の議員1人は半分しか仕事してないということにもなりかねません。一方で、12名の議員による審議で、行政の確実なチェック機能がどこまで果たせているのかと心配する声もあります。この視点からは、逆に大山崎町の場合、倍の時間をかけての審議が必要ということになると思います。  また、陳情第1号には、別の趣旨が述べられています。議員全員参加とすることが合理的であり、本来、全議員の職務であると考えるというふうにありました。これによりますと、向日市は20名で、長岡京市では24名で、一堂に会して審議するのが筋だということになりますが、まさに、ためにする議論というべき内容です。少し大人げない物の言い方をいたしましたが、いずれも本論、本筋のものではありません。しかし、この陳情の中で展開されている内容というのは、その程度のものとしか思えません。  ところで、陳情書提出の背景に少し気になる向きがございます。それは、この陳情書において署名された方の中に、そうではない方ももちろんいらっしゃいますが、多くが今取り組まれている合併推進運動の推進者であり、賛同者であるということであります。合併推進の会代表者3名のうち2名の方が署名をされていないということは、運動全体としては関連ないということでありましょう。それにしても、大山崎町という基礎自治体を解体して長岡京市との合併を求める皆さんから、議会のあり方について声を上げられるというのは釈然としません。今、大山崎町議会においては、議会基本条例の制定に向けての協議が進められております。この協議の中心は、そもそも二元制で進められる地方政治において、議会が担うべき役割とはどのようなものか。住民福祉の向上や町政発展のために議会がどういう役割を果たすのか、ここが議論、協議の軸になっています。また、議員定数や報酬についての条項についても検討の最中でありますが、他の自治体と同様に、行政改革の視点だけではなくとした位置づけのものとして、議論が進められています。言いかえれば、議員数は少なければ、報酬は少なければよいとした本陳情の考えではないということであります。すなわち、自治機能を保持するための最小限度の議員数は必要、民主主義に一定のコストは必要とした認識の上で、議会の役割を担おうとした議会発議による改革の提案であります。  最後になりましたけれども、今回の陳情の是非や意図は別にいたしまして、繰り返し、住民から同趣旨の声が上げられることについては、財界発のイデオロギーや、それによるメディアの喧伝等があるにせよ、有権者から見て、その程度でよいとしか映らないことに対しては議会も真摯に受けとめ、今後の活動に向かうべきであります。その点では、今協議が続けられている議会基本条例の制定についても、これでよしとせず、最後までの御尽力を願うところであります。  以上で、反対の討論といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書、維新として、賛成の立場で討論させていただきます。  本町の厳しい財政状況や地域経済の状況等を背景に、安全かつ良質な住民サービスが確実に効率的に実施されるよう維持向上していくには、今まで以上に行政組織の効率化、経費削減に取り組む必要があります。この4月1日からは消費税の引き上げ、住民の方々には負担増がこれからの生活で出てきます。このような状況において、議員みずからも身を削る覚悟、身を切る覚悟は必要です。私がこの議案に賛同する最大の理由は、この4名の議員を削減すれば年間約2,000万円の経費削減ができるといった町への財政的メリットです。しかしながら、定数削減によってチェックの機能が低下し、行政によるむだ遣いや町民の負託に応えられないなどのデメリットが叫ばれることがあるようですが、私は、チェック機能や審議も議員の向上心、今の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目指して努力する姿勢、資質等により十分町民の負託に応えることは可能であると思っています。したがって、本陳情には賛成とします。 ○(山本圭一議長) 8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 議員定数減を求める2方向からの陳情書についてであります。  市民派無所属会派 のぞみとして反対する理由は見当たらず、賛成とするものであります。  そもそも陳情の理由に示された根拠となる当町における近年の財政状況の悪化、停滞とは、一つに累積債務、地方債については、予算規模とほぼ同額に達し、2市1町と比べれば、住民1人当たりの借金も既に突出しています。この状況の中、江下町政は、当町における必要な箱物施設の再構築に係る急ぐもの、短期・中期・長期、それぞれのスケジュールの想定プランを提示され、その対策に都市計画税の創設を提案され、6月議会では2大会派中心に否決とした経緯であります。会派のぞみとして、都市計画税創設・導入について必要であり、江下町長公約の合併を推進しますに含んでいるため、多くの問題解決と同時に、つまり一体的であるべきと主張しています。つまり、合併の目鼻をつけることが先決であり、都市計画税のみの単独先行実施については認められない主張であります。対して6月議会での2大会派は、それぞれに反対と表明し、その理由を述べましたが、明確な対案が示されず、この陳情とは、議員に対して、ブレーキをかけるなら、きちんと対策を示すべきと強い要求を含めたものと理解するものであります。さらに、この3年間の議会での対応、議決の内容を分析しますと、大きく2つに分類できる形であります。  1つには、強力な現状維持派であります。2つに、変化対応改革派となります。事例を示します。平成24年3月議会で、江下町長公約、合併の推進を進めます並びに住民投票の仕組みをつくりますに対しては、催促する陳情に対して、2大会派は否決としました。平成25年6月議会で、江下町長提案の都市計画税の創設に対して、2大会派中心で否決としました。しかしながら、対案示さずであります。平成25年12月議会では、自民・公明、中央政権が研究段階として、内容についても何も明示のない状況の中でとは、タイトル「道州制」の言葉だけで、まるでアレルギー反応を示した態として、2大会派中心に反対の意見書を採択しています。等々の一例でありますが、共通項とは、強力な現状維持に考え方の共通性があります。つまり、2大会派が強力な現状維持派との共通性とは、対立点が見えないとなれば、財政を鑑み、せめて定数減を求めるとした陳情であるとの私なりの解釈を持つものであります。  以上であります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書について、採択することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。  したがって、陳情第1号 大山崎町議会議員定数を現行12人を8人に定数減し、平成26年度に予定される選挙で適用されることを求める陳情書は、不採択とすることに決定いたしました。  次に、陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書について、採択することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。  したがって、陳情第2号 大山崎町議会議員の定数削減に関する陳情書は、不採択とすることに決定いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 続いて、日程第26、陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情書を議題といたします。  ただいま議題といたしました陳情第3号は、2月28日の会議で建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配布いたしましたとおり、審査を終わり、委員長から議長宛に審査報告書が提出されております。  本陳情の審査経過、結果について、委員長の報告を求めます。  森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長。          (森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(森田俊尚建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を行います。  2月28日の本会議におきまして当委員会に付託されました、陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情書の審査について御報告いたします。  陳情第3号については、3月4日の審査で、全員賛成により採択とすべきものと決しました。なお、留保する委員がございました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  これより、ただいま報告のありました陳情第3号について、委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑もないようですので、陳情第3号の委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、陳情第3号について、討論、採決を行います。  陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  1番 岸 孝雄議員。 ○1番(岸 孝雄議員) 本案件につきまして、賛成の討論をさせていただきます。  委員会では、まだ検討事項があるとのことで留保させていただきましたが、改めて、この場をもちまして、賛成の意を表明させていただきます。  ただ、1点、要望事項がございます。本陳情書、件名としては、母子家庭への支援強化についての陳情となっておりますが、ぜひこれは父子家庭、つまりひとり親家庭全般を視野においた施策を強化していただく。このことを強く要望させていただきまして、賛成の意を表させていただきます。 ○(山本圭一議長) 8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみとして、陳情書の願いについては理解を示すという意味でもって賛成とするものであります。しかしながら、内容のうち、ひとり親医療費助成が18歳の3月までの規定について、せめて22歳の3月までの助成を求めている記述については、願いはわかりますが、二十歳で成人するわけであり、当町の財政、家計簿の実態は、基金、貯金が既に枯渇状況かつ債務も2市と比べ町民1人当たりで比較すれば突出している状況において、江下町政は経費の仕分けについて種々模索されていると理解するものであります。  ところで、本陳情者におかれましては、こうした活動や取り組みに対して敬意を表するものでありますが、片やポスターなど掲示されていることから推定をしますと、政治にも関心を持たれ、多くの知識を保持され、尊敬をいたすところでありますが、つまり大きな特定の会派さんと懇意にされていると考えるわけで、なお一層の協議をされてはいかがかと思うものであります。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  10番 朝子直美議員。 ○10番(朝子直美議員) 陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情に対して、日本共産党として賛成討論をさせていただきます。  母子家庭はもとより、ひとり親家庭の生活の大変さは皆さん御承知のとおりだと思います。母子家庭の経済的な状況、大変さの中で、子どもの貧困等が問題視されて課題となっております。少ない収入の中から社会保険、高い国保料など払うことによって、なお貧困に陥るという実態も示されているところです。本来でありましたら、国がこういった母子家庭等のひとり親家庭に対して、しっかりとした保障をしていくべきところですが、今、国の施策が逆行している中で、本町として、こうした御家庭の方々にしっかりと支援をしていくということは本当に重要なことだと考えます。特に1番の児童育成支援手当の減額廃止につきましては、26年度の予算において削減をされることになりましたけれども、そういった一つ一つの家庭への支援金の現金給付ということが、必ずそのこと自体がこういった家庭を支えると思っております。町としては、そういった方策は今後とらないということでしたけども、やはりこのようなことも、こういった御家庭を支援する重要な施策として復活していただくことも要望いたしまして、この陳情に賛成といたします。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 母子家庭への支援強化についての陳情書、こちらについて、大山崎クラブとして賛成の討論をさせていただきます。  委員会でも申し上げましたが、この内容の中に1点だけ疑義ございました。22歳の3月までの助成の延長、これに関しては現行のままでいいというふうに大山崎クラブとしては考えております。ただし、貧困によって教育が受けられない。これは、その子どもの責任ではありません。町としても、さまざまな施策、京都府の施策があります。こういうものをしっかり、こういう御家庭のほうに通知をしていただいて、勉学の機会を与えてあげれるような、そういう町政を目指していただきたい。このように思いまして、賛成とさせていただきます。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり)
    ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情書について、採択することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手全員です。  したがって、陳情第3号 母子家庭への支援強化についての陳情書は、採択することに決定いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 日程第27、意見書案第1号 安定的な雇用と公正な処遇の維持を求める意見書案を議題といたします。  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。  2番 加賀野伸一議員。 ○2番(加賀野伸一議員) 安定的な雇用と公正な処遇の維持を求める意見書案について、お手元に資料を配っておりますけども、雇用・労働政策は、ILOの三者構成原則に基づいて議論すべきであり、こうした議論は国際標準から逸脱する懸念をぬぐい去ることができませんということで、下に書いてあります3項を強く要望するものでございます。  大山崎町は、勤労者世帯の多い町でありますので、財政的側面からの賛同をお願いするものであります。よろしくお願いいたします。 ○(山本圭一議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 意見書案第1号 安定的な雇用と公正な処遇の維持を求める意見書案について、維新として討論させていただきます。  本意見書の3番、ILO国際労働機関の議論が雇用、労働政策2つに絞られていますが、ILOは1919年創立以来、働く世界にかかわるほとんど全ての事項を網羅する条約と勧告が採択されてきています。ここにうたわれている雇用、労働だけでなく、特定の基本的人権、労働行政、労使関係、社会保障、労働安全衛生、女性の雇用、移民や船員のような特殊な分野の雇用などが含まれており、このILOに関係する記載の内容が少し不備のように思えます。また、ILOの三者構成は、使用者、労働者、政府を指しています。どのようなところから公益委員が出てきたか、少し理解に苦しんでいます。  以上から、本意見書には反対とします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  意見書案第1号 安定的な雇用と公正な処遇の維持を求める意見書案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手多数です。  したがって、意見書案第1号 安定的な雇用と公正な処遇の維持を求める意見書案は、原案のとおり可決されました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 日程第28、決議案第1号 憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を行わないように求める決議案を議題といたします。  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。  10番 朝子直美議員。 ○10番(朝子直美議員) 憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を行わないように求める決議案について、提案理由の説明をいたします。  お手元に既に決議案のほうはお配りさせていただいております。  この集団的自衛権の行使については、それぞれお考えがあるかと思います。本決議の趣旨としましては、法治国家において、法を無視して、国会での審議もなく、解釈による改憲を進めようとするこのこと自体に対して、民主主義の実践をするこの大山崎町議会として反対、容認をしないようにということを求めるということが趣旨でございます。どうか皆様の御賛同をお願いいたしまして提案説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(山本圭一議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  1番 岸 孝雄議員。 ○1番(岸 孝雄議員) 本決議案に対して、反対の立場で討論させていただきます。  この決議案に盛り込まれている内容、おおむね我々も合意できる内容ではございます。ただ1点、私ども所属しております党の解釈としては、少し違う点が、実はこの解釈改憲についてでございますが、憲法96条に違反するいう見解は我々は持っておりません。我々の解釈としては、内閣みずからが諸情勢の変化と、それから生ずる新たな要請を考慮し、変更する余地があることは法令解釈の基本に照らし、否定はしない。しかしその余地は、いかに諸情勢の変化と、それから生ずる新たな要請があったとしても、従来の解釈とも整合性が図られた論理的に導き得る範囲に限られ、内閣が便宜的・意図的に変更することは立憲主義及び法治主義に反し許さない。この解釈に立っております関係で、この決議案には賛同しかねるということを申し添えておきます。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を行わないように求める決議案に関して、維新として賛成の立場で討論させていただきます。  現在の国際情勢を見れば、集団的自衛権について、憲法の解釈で認めることは可能と思いますが、憲法の明文ではっきりさせるべきです。憲法改正の手続をとらないで9条の解釈を改め、閣議決定することには国民的理解が容易でないと思い、反対です。憲法の精神に照らして、それは許されることではないと思います。したがって、本決議案には賛成とします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) この決議案に賛成するということで、若干、意見を述べておきたいというふうに思います。  これまで政府は、自衛隊は憲法9条2項の戦力には当たらないというふうに説明をしてきました。その根拠になっている内容は、国には国民の命と財産を守る義務がある。そのための必要最小限度の実力を持つことは戦力には当たらないというのが歴代政府の一貫した立場であったわけであります。自衛隊が戦力であるのかどうかという問題については、量的な概念で見るべきではなく、自衛隊が戦力でない限り、海外で武力行使はできない。こういう立場をとることが、いわば今の自衛隊が合憲だという証であったわけであります。ところが集団的自衛権という問題を内閣が勝手に解釈を変えていくということになると、海外に自衛隊が出るという行為自身が、つまり戦力ではないとした、そういう解釈から明らかに戦力に変わる、したがって憲法9条2項に反するという、こういう見解になるわけでありまして、これまでの内閣法制局の長官などが、また歴代自民党政府のそういう立場の人たちが、今の安倍政権の解釈改憲、集団的自衛権の行使という問題について警鐘乱打をしているというのが背景にあるということであります。ちなみに、国連憲章ができてましてから、アメリカのベトナム戦争も、ソ連のチェコ、あるいはアフガニスタンの侵攻などというのも、いずれもこの集団的自衛権ということを根拠にして行われてきたものであります。つまり、日本の国が今そういう方向に向かおうとしている。ここに今、本町議会として、この決議案を政府に送付する意義があるということを申し上げ、賛成の討論といたします。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  決議案第1号 憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を行わないように求める決議案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。           (挙手する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。挙手少数です。  したがって、決議案第1号 憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を行わないように求める決議案は、否決されました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました意見書案について、その字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第44条の規定に基づき、その整理を議長に委任されたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 御異議なしと認めます。  したがって、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理は議長に委任することに決定いたしました。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) 休憩の動議を提出いたします。           (「賛成」と言う者あり) ○(山本圭一議長) ただいま7番 小泉 満議員から、休憩の動議が提出されました。  この動議は賛成者がありますので、成立いたしました。  この際、暫時休憩いたします。                 14時28分 休憩                ――――――――――――                 15時00分 再開 ○(山本圭一議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま7番 小泉 満議員ほか4名から、配布いたしましたとおり、大山崎町長の不信任決議案が提出されました。  お諮りいたします。  この際、本決議案を日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 御異議なしと認めます。  したがって、大山崎町長の不信任決議案を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) 追加日程第2、大山崎町長の不信任決議案を議題といたします。  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。  7番 小泉 満議員。 ○7番(小泉 満議員) ただいま追加日程第2となりました、町長不信任についての説明は、提出させていただいてます大山崎町長の不信任決議案の理由のとおりでございます。御賛同方よろしくお願いいたします。 ○(山本圭一議長) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 質疑なしと認め、これをもって本案に対する質疑を終結いたします。  これより本案について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  11番 堀内康吉議員。 ○11番(堀内康吉議員) 大山崎町長の不信任決議に私どもは賛成できないということで、2点ほどその理由を述べたいというふうに思います。  まず、提案者は、議員内閣制をとる国会と、二元制度を持った地方政治とを混同されていないかということであります。国政の執行部である内閣は、国会議員の互選によって構成されております。つまり国会議員が選んだ内閣ですから、その国会が内閣に対する評価を変えて、あるいは変えざるを得ない事態が生じたとき不信任とすることは制度としてもあり得ることでありますし、ある意味では妥当な行為でもあります。一方、地方政治、地方公共団体の執行部町長は、議会議員とは別に有権者によって直接選ばれております。したがって、その信任・不信任はその成り立ちから、本来、直接有権者が判断を下すことになります。一般的にいえば、選挙でということになろうかと思います。もちろん議会には首長を不信任とする権限を有しておりますけれども、不信任提出という議会の行為は、例えばでありますが、重大な反社会的行為があったであるとか、あるいは重大な公約違反、例えば原発は絶対つくらせないというような約束をほごにして、これを容認した場合などであります。こういう相当の理由を伴った場合にのみ、有権者になりかわって議会機能を行使することになるのではないかということであります。  2点目は、御承知のように、私ども日本共産党は、現町長を支持しておりませんが、支持できないからこそ、住民団体や我が党で構成する民主町政の会から候補を擁立してさきの選挙選に挑みました。したがって、私どもの立場からすれば、現町長が就任したその瞬間から、よほどの政策的な変更、私どもとの一致がない限り、支持できないとした立場は継続をいたします。その点では、この提案の中にもございます、町政の現町長の公約からの後退やほごの評価もほとんど我が党のものと一致するものではあります。しかし、このことをして不信任だとした言い分が成り立つとは考えておりません。なぜなら、それは政治姿勢の範疇に属するものだからであります。二元政治のもとでは、国会と違い、与党が少数の首長の成立ということは十分あり得ることです。その場合、先ほども申し上げたとおり、就任したその日から、多数を占める野党との間で、一定の政治的政策的不一致を生ずることは当然のことであります。したがって、これらを背景にした理由からの不信任案の提出は、有権者から町長に即刻退陣すべきだというようなこういう大きな声があるとは考えられない。そういう状況のもとでは、むしろ議会の見識が問われるものであり、慎まれるべきだというふうに考えるところであります。  以上で、反対の討論といたします。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり)
    ○(山本圭一議長) 次に、賛成者の発言を許します。  6番 森田俊尚議員。 ○6番(森田俊尚議員) 大山崎クラブは、この決議に関し、賛同するものであります。  一般会計等、また都市計画税に関しても、いろいろと私たちその都度答えさせていただきまして、反対するならば、反対の理由をしっかりと説明させていただいた次第なんですけども、やはり一番の混乱というか、町政運営の先々を見たときに、今の江下町政のやり方では、近隣市町、そして京都府、そして国のそういった全ての機関との連携がまずできないということが大きな問題だというふうに感じております。町長は就任以来、「報・連・相」というふうな言葉は口々によくされました。報告・連絡・相談ということで、そのことで我々もいろんな角度からそれを見てきましたけども、いろんな節々で、それを本当にほごにする、また、踏みにじるようなことが多々多々ございました。一つ一つを挙げるのには枚挙ございませんけども、ここに決議に書いておりますような内容で、今町政運営を任すには余りにも先々不安材料が多過ぎるということが今回の決議に賛同する大きな理由でございます。  以上です。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。  8番 波多野庇砂議員。 ○8番(波多野庇砂議員) 会派のぞみ、賛成の提案理由に加えまして、当定例会でも、2回もの都市計画税の創設が否決されましたし、一般会計予算、第14号議案 下水道予算も否決されました。平成24年3月議会での江下町長公約の2市1町の合併を進めます、住民投票の仕組みをつくりますについて、催促する住民さんの陳情に対しても議会が否決しています。対する対案が明確に示せない一部の会派がありますが、それも問題でありますけれども、さておき、町長公約の2市1町の合併についても実行動が見られず、最も現実性のある1市1町に修正を求めましたが、明確な修正がありません。  以上、等々によって、江下町政は壁に突き当たった状態にあります。したがいまして、12月までむだに過ごすとなれば、許されない事態と考えるものであります。  以上であります。 ○(山本圭一議長) ほかございますか。           (「なし」と言う者あり) ○(山本圭一議長) 討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。  ただいまより、大山崎町長の不信任決議案を採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  念のため申し上げます。  町長不信任の議決については、地方自治法第178条の規定によって、議員数の3分の2以上の者が出席し、その4分の3以上の者の同意を必要とします。なお、この際、議長も表決権を有します。  ただいまの出席議員は12人であり、議員数の3分の2以上です。また、その4分の3は、9人です。  では、本決議案のとおり決定することに賛成の方は、起立を願います。           (起立する者あり) ○(山本圭一議長) ありがとうございました。  ただいまの起立者は4分の3に達しません。  したがって、大山崎町長の不信任決議は、否決されました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  ここで、この3月31日をもちまして定年退職を迎えられます職員の方々を理事者並びに私から報告をいたします。  初めに、町長部局職員の報告を中村副町長からお願いいたします。  中村副町長。 ○(中村 実副町長) それでは、この3月31日をもちまして、定年退職いたします町長部局の幹部職員を私から御報告させていただきます。  本日をもって最後の議会となりますので、紹介をさせていただきます。  今村環境事業部担当部長でございます。 ○(今村幸弘環境事業部担当部長 上下水道担当) 議員の皆様には、長きにわたりまして、御指導、御鞭撻をいただきまして、まことにありがとうございます。心よりお礼申し上げます。 ○(中村 実副町長) 町長部局では、以上1名でございます。 ○(山本圭一議長) 次に、教育委員会職員の報告を清水教育長からお願いいたします。  清水教育長。 ○(清水 清教育長) それでは続きまして、教育委員会幹部職員を私から御報告させていただきます。  矢野教育次長でございます。 ○(矢野雅之教育次長) 議員の皆様には、長年にわたり御指導賜りましたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 ○(清水 清教育長) 小泉生涯学習担当課長でございます。 ○(小泉昇平生涯学習担当課長) 7年間にわたりお世話になりました。ありがとうございました。 ○(清水 清教育長) 教育委員会では、以上2名でございます。 ○(山本圭一議長) 次に、私から議会事務局職員を報告いたします。  生野議会事務局長です。 ○(生野尚志議会事務局長) 大山崎町に奉職いたしまして38年、議会事務局にお世話になりまして7年を迎えるということになりました。この間、議員の皆様方にはいろいろと御指導いただきありがとうございました。こうして無事に定年退職を迎えることができますのも皆様方のおかげと感謝いたしております。心から厚くお礼を申し上げます。また、機会がございましたら、退職後もいろいろと御指導いただきますようよろしくお願いを申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○(山本圭一議長) 4名の職員の皆さん、長年のお務め御苦労さまでした。お疲れさまでございました。これからも大山崎町発展のため御尽力いただきますようお願い申し上げます。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(山本圭一議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成26年大山崎町議会第1回定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。                 15時13分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  山 本 圭 一      会議録署名議員   岸   孝 雄      会議録署名議員   加賀野 伸 一...