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平成22年第4回定例会(第1号12月 9日)

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  1. 大山崎町議会 2010-12-09
    平成22年第4回定例会(第1号12月 9日)


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    平成22年第4回定例会(第1号12月 9日)        平成22年大山崎町議会第4回定例会会議録−第1号−           平成22年12月9日(木曜日)午前10時01分開会・開議   〇出席議員(12名)      1番  小泉  満  議員                 2番  山本 圭一  議員                 3番  森田 俊尚  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  小泉 興洋  議員                 6番  高木  功  議員                 7番  岸  孝雄  議員                 8番  加賀野伸一  議員                 9番  波多野庇砂  議員                10番  朝子 直美  議員                11番  堀内 康吉  議員                12番  安田久美子  議員 〇欠席議員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           江下 傳明   町長
              塩見 正弘   教育長           矢野 雅之   総務部長           山田 繁雄   環境事業部長           上野  隆   教育次長           大河内勝己   会計管理者           塚本 浩司   健康福祉部長           小国 俊之   総務課長           斉藤 秀孝   税財政課長           田中 一夫   町民健康課長           野田 利幸   経済環境課長           高田 正治   福祉課長           田村  聡   建設課長           今村 幸弘   上下水道課長           浅野 輝男   学校教育課長           小泉 昇平   生涯学習課長出席事務局職員           生野 尚志   事務局長           谷利 俊彦   事務局課長補佐議事日程(第1号)   日程第 1.会議録署名議員の指名   日程第 2.会期の決定   日程第 3.行政報告   日程第 4〜8.議案上程(第67号議案〜第71号議案)   日程第 9.議案の委員会付託   日程第10.諮問第3号 〇上程された議案・諮問   第67号議案 平成22年度大山崎一般会計補正予算(第3号)   第68号議案 平成22年度大山崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)   第69号議案 平成22年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第2号)   第70号議案 平成22年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)   第71号議案 平成22年度大山崎水道事業会計補正予算(第1号)   諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時01分 開会・開議 ○(小泉興洋議長) おはようございます。ただいまから平成22年大山崎町議会第4回定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第115条の規定によって、6番高木 功議員及び7番岸 孝雄議員を指名いたします。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から12月24日までの16日間にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 御異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から12月24日までの16日間とすることに決定いたしました。  なお、今会期中の日程でありますが、本日午後5時に一般質問の通告を締め切り、15日及び16日の両日、定刻から一般質問といたします。17日・20日並びに21日の3日間に各常任委員会を開催していただき、付託案件の審査並びに所管事務調査を願い、24日の最終本会議で、委員会付託案件について採決をいたしたいと思います。  なお、22日には、議会改革特別委員会の開催をお願いいたします。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 日程第3、行政報告を行います。  初めに、このたびの町長選挙におきまして当選されました江下町長には、就任後初めての定例会でございますので、就任のごあいさつをいただき、引き続き行政報告をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  江下町長。                 (江下傳明町長登壇) ○(江下傳明町長) おはようございます。  このたび大山崎町長に就任いたしました江下傳明でございます。  本日ここに、平成22年第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私何かと御多用にもかかわりませず御参集いただき、まことにありがとうございます。厚くお礼申し上げます。  就任後初めての町議会本会議に当たりまして、私の所信表明につきましてお許しをいただきましたので、一言申し上げたいと存じます。  去る10月17日に行われました町長選挙におきまして、多くの町民の皆様の御支持を得、大山崎町長の職責を拝命いたしました。また、12月6日には初登庁式に臨み、御支援いただきました皆様を初め多くの町民の皆様の御参集を得る中、改めて皆様方の期待の大きさを実感するとともに、私といたしましては、その御期待に応えるべく全身全霊をかけて、その職務に取り組んでまいる所存でございます。  さて、大山崎町は、先人の皆様たちのたゆまぬ努力と熱意、そして郷土愛によって発展してまいりました。昭和42年に町制を施行してから四十有余年、はるか中世の時代には、油商人たちが築いた富によって、例を見ない自治都市として栄え、さらに戦国時代には、日本の歴史の流れを変えた山崎合戦がこの天王山のふもとに広がるこの町の一帯で繰り広げられました。そして今、私は、その天王山を見上げるこの役場庁舎において、新しい町政の流れを町議会皆さんと一緒に、また町民の皆さんとともにつくり上げていきたいと考えております。  今回の町長選挙に当たって、私が皆様にお示しをしましたまちづくりの大きな目標は、子供たちやお年寄りが安全で安心して暮らせる大山崎町を皆さんと一緒につくるということであります。そして、この大きな目標のもとに行政の広域化、町内の循環バスの実現、子育てを支援するまちづくりといったマニフェストを掲げるとともに、名神側道跨線橋道路上下通行の実現、見通しのよい安全で憩いのある公園の整備、天王山の農道の整備、多目的な複合型施設の整備及び国宝などの資源を生かした観光振興などを行い、事業や補助金には事業仕分けによって徹底的にむだを省いていきたい、こういうふうに考えております。そして、長く民間企業で勤務した経験から、私は行政運営の中にも一層効率的で、住民の皆様に利益が還元されるような経営努力が行われなければならないと考えるところでございます。  こうした観点などから、私は次の五つのことについて町民の皆様にお約束をしたい。  一つ目は、自治体は、そこに税金を納める皆様によって成り立っております。すなわち納税者主権による行政のあり方という基本に立ち返った行政運営を行うことが必要でございます。  二つ目は、町の役場は、来庁者の皆さんへの気持ちよいあいさつを欠かさないようにするなど、サービス業の精神をもって、町民の皆様に対応することでございます。  三つ目には、現場主義で物事に対応することでございます。机上の計画や報告だけで物事を済ませずに、町職員の一人一人に、まず、現場で町民の皆さんの声を聞くことの大切さをしっかりと認識させていきたいと考えております。  四つ目には、去る12月6日に訴訟の上告を取り下げ府営水道につきましては、今後は話し合いによる解決の方向へと方向を転換をいたしました。そして、その転換に基づいてしっかりと健全経営を目指して進めていく所存でございます。  そして、最後に五つ目といたしまして、私が掲げたマニフェストについては今後4年間でしっかりと実現できるように、町議会の皆様、町民の皆様の御協力をいただきながら、私と町職員が一体となって進めていくということでございます。どうか広く町民の皆様を初め町議会の皆様、各種団体や地域の皆様からの一層の御指導・御協力を賜りますよう、心からお願いいたしますとともに、私とともに働いてくれます町職員による町政運営に対して、忌憚のない御意見や御要望をちょうだいしてまいることができますようお願いをいたします。  これからは、地域を支えることは町役場や京都府・国といった行政機関だけではございません。地域で活動されているさまざまな分野の企業、商店、ボランティア団体などの皆様の力が必要でございます。私は皆様のふるさとであるこの大山崎町を皆さんとともに愛し、この町の一層の発展を願いつつ、皆さんとともに手を携えて頑張る所存でございます。こうした私の決意を皆様の前にお示しし、大山崎町長として臨む初の町議会の本会議に当たりまして、私の所信表明とさせていただきます。皆様どうかよろしくお願い申し上げます。  次に、行政報告といたしまして、水道訴訟に関します上告の取り下げにつきまして御報告いたします。  前町政のもとで、大山崎町は水道事業経営健全化を目指し、府営水道の過大な受水費の削減を求め提訴いたしましたが、一審・二審とも判決は敗訴という結果で、さらに、この判決を不服として最高裁判所へ上告いたしました。  私は12月5日に就任し、翌6日の議員全員協議会におきまして、京都府や乙訓二市と協力しながら広域的な視点から問題解決を図るという方針に転換し、この上告を取り下げる御報告をいたしたところでございます。  その報告の後、直ちに上告取り下げの手続を行い、本町から提出しました取り下げ書が、裁判所におきまして同日受理され、結果、これまでの司法の判断を求めた水道訴訟は12月6日付で取り下げという形で決着をいたしました。  私は水道事業経営健全化に向け、第一歩といたしまして、乙訓地域上水道事業経営健全化検討会へ参画する意思を京都府及び乙訓二市へ示したところでございます。今後は京都府と二市一町で協議による広域化を進めることも視野に入れ、経費等の削減を図り、水道事業健全化料金値下げを目指す考えでございます。  以上で行政報告を終わらせていただきます。 ○(小泉興洋議長) 以上で行政報告は終わりました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 次に、日程第4、第67号議案、平成22年度大山崎一般会計補正予算(第3号)から、日程第8、第71号議案、平成22年度大山崎水道事業会計補正予算(第1号)までの5議案を一括議題といたします。  各議案について、町長に提案理由の説明を求めます。  江下町長。                 (江下傳明町長登壇) ○(江下傳明町長) それでは、ただいま議題として上程されました第67号議案から第71号議案につきまして、順を追って提案の理由を説明させていただきます。  まず、第67号議案、平成22年度大山崎一般会計補正予算(第3号)についてであります。  去る9月議会で御可決賜りました補正予算(第2号)の成立後、国及び京都府において実施される新たな事業等取り組みを本町におきましても早急に進める必要があるため、補助金等交付対象となる事業経費など、緊急性・必要性の高い項目を追加し、また、さきの臨時会で御可決賜りました第65号・第66号議案に関連する予算を補正するものであります。  今回の補正は、既定の予算総額歳入歳出それぞれ2,224万2,000円を追加するものであります。この増額の主な内容は、国・府補助金等の総額約1,700万円となる特定財源を活用した各種事業経費約2,200万円の増額や保育関連経費の増額を含むその他の事業経費約1,800万円の増額を計上し、一方、町議会議員4名の減員に伴う議員報酬等約1,100万円の減額や、給料・職員手当等見直し人事異動に伴う職員給与費約700万円の減額を合わせまして、合計2,224万2,000円の増額となっております。  それでは、歳出補正の主なものについて御説明申し上げます。  まず、議会費では、議員定数が16名から12名に改正されたことに伴う議員報酬及び議員期末手当等の減額と、支給率0.15月分の引き下げを含む期末手当の改正による減額の合計で1,160万円を減額し、職員共済組合負担金率の改正による増額と合わせ、報酬・職員手当等及び共済費など議会費の合計で1,150万6,000円を減額いたしました。  総務費では、一般管理費税務総務費戸籍住民基本台帳費選挙管理委員会費及び監査委員費の各科目において、給料・職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費2,179万5,000円を増額いたしました。  また、企画費におきましては、地域力再生事業補助金28万6,000円を増額し、天王山環境保全寄附金受入金を積み立てるために基金費を330万円増額するなど、総務費の合計で2,545万8,000円を計上いたしました。  民生費では、社会福祉総務費国民年金事務費児童福祉総務費及び保育所費の各科目において、給料・職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費2,659万8,000円を減額いたしました。  また、社会福祉総務費におきまして、障害者自立支援医療給付費支出見込みにより430万円を増額し、老人福祉費におきましては、老人福祉センター等修繕工事等経費で141万5,000円を増額し、児童福祉総務費におきまして、臨時職員賃金の増額などで119万8,000円を増額いたしました。また、保育所費におきましては、臨時保育士等賃金及び社会保険料必要額として666万円を増額計上し、光熱水費95万4,000円の増額と地域子育て創生事業補助金を活用したAED等購入費用283万円を計上し、これらの増減を合わせまして、民生費の合計で924万1,000円を減額いたしました。  衛生費では、保健衛生総務費保健センター費及び清掃総務費の各科目において、給料・職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費524万4,000円を増額いたしました。また予防費におきまして、小児用肺炎球菌ワクチン接種費用助成に係る経費として217万4,000円を計上し、これらを合わせまして、衛生費の合計で741万8,000円を計上いたしました。  農林水産業費では、農業委員会費及び農業総務費の各科目において、給与・職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費22万5,000円を増額いたしました。また、農業委員会費におきまして、農地制度実施円滑化事業交付金事業として63万1,000円を増額し、林業費におきましては、天王山周辺森林整備事業等の経費として106万9,000円を計上し、農林水産業費の合計で192万5,000円を計上いたしました。  商工費では、商工総務費において、職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費4万6,000円を減額いたしました。  土木費では、土木総務費及び都市計画総務費の各科目において、給料・職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費729万1,000円を増額いたしました。また、道路維持費におきまして、阪急大山崎駅前舗装修繕工事経費320万円を計上し、木造住宅耐震改修支援事業費390万円の増額を合わせまして、土木費の合計で1,439万1,000円を計上いたしました。  消防費では、消防団員の退職に係る消防団員退職報償金に28万4,000円を増額し、消防団詰所修繕費用25万円と合わせまして、消防費の合計で53万4,000円を計上いたしました。  教育費では、事務局費小学校費社会教育総務費公民館費資料館費保健体育総務費及び体育館費の各科目において、給料・職員手当等見直し人事異動に伴い、職員給与費1,549万9,000円を減額いたしました。また、事務局費におきまして、指導主事報酬及び社会保険料などの不足額21万4,000円を増額し、幼児教育振興費において、私立幼稚園就園奨励費補助262万4,000円を増額いたしました。公民館費では、国の補正予算成立に伴う地域活性化交付金事業として、需用費工事請負費公民館改修等経費400万円を増額し、公民館費の合計で466万円を計上いたしました。また、留守家庭児童会育成費及び体育館費においてもそれぞれ修繕料を増額し、これら教育費における増減を合わせまして、669万1,000円を減額いたしました。  以上、歳出予算では総額で2,224万2,000円を増額いたしました。  一方、歳入予算といたしましては、現状の経済状況の影響から町民税におきまして、個人の現年課税分で8,971万9,000円、固定資産税の現年課税分が284万6,000円、合わせて9,256万5,000円を減額いたしました。増額計上いたしました法人町民税3,963万4,000円と差し引きで、町税全体といたしまして5,293万1,000円の減額となっております。  次に、地方交付税では、歳入歳出差し引きによる一般財源必要額として、普通交付税1億1,757万4,000円を増額いたしました。  次に、国庫支出金では、国庫負担金におきまして、障害者自立支援医療費負担金215万円を計上し、国庫補助金におきまして、歳出において説明いたしました住宅耐震改修支援事業に対する補助金150万円と地域活性化交付金として400万円を計上いたしました。これらは国の補正予算において追加経済対策等として国が市町村を通じて実施するもので、歳出において御説明いたしました公民館費における施設修繕改修等工事経費400万円に対する交付金であります。これら国庫支出金の合計で790万7,000円の増額であります。  府支出金では、府負担金におきまして、障害者自立支援医療費負担金107万5,000円を計上し、府補助金におきまして、地域子育て創生事業補助金として歳出において説明いたしました児童福祉費に計上した経費の財源として、合計323万円を計上し、林業費補助金におきまして、里山荒廃防止対策事業補助金185万8,000円を計上いたしました。
     また、歳出において御説明いたしました住宅耐震改修支援事業に対する補助金160万円を計上いたしました。そのほか市町村高齢化対策推進事業費補助金発達障害児等早期発見事業費補助金小児用肺炎球菌ワクチン接種費用助成費補助金などの補助金各種統計調査事務委託金7万7,000円を合わせまして、府支出金の合計で994万4,000円の増額であります。  次に、寄附金では天王山環境保全寄附金330万円を増額いたしました。  次に、繰入金では財政調整基金繰入金に計上しておりました6,825万3,000円の全額を減額いたしました。  次に、繰越金では前年度実質収支額7,729万2,000円と現計予算額1,104万9,000円との差額6,624万3,000円の全額を前年度繰越金に計上いたしました。  次に、諸収入では乙訓消防組合負担金返還金247万8,000円を含めまして、合計285万8,000円を計上いたしました。  次に、町債では行政改革推進債予算計上額7,000万円の全額を減額し、介護老人福祉施設等整備事業補助金の財源として、社会福祉施設整備事業債560万円を計上し、これら町債の合計で6,440万円を減額いたしました。  なお、ただいま御説明いたしました内容を補正予算の第3表地方債補正にも計上しております。  以上、歳入予算では総額で2,224万2,000円を増額いたしました。  最後に、第2表債務負担行為補正といたしまして、年度内に契約を締結する内容といたしまして、小学校2校における学校給食調理等委託事業外国語指導助手委託事業の契約に伴う項目を追加いたしました。  この結果、補正前の予算総額48億7,375万3,000円に歳入歳出それぞれ2,224万2,000円を増額し、総額48億9,599万5,000円とするものであります。  以上が、今回の一般会計補正予算(第3号)の概要であります。  次に第68号議案は、平成22年度大山崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。  今回の補正は、制度改正に伴う電算システム改修費用が主なもので、既定の予算総額歳入歳出それぞれ190万円を増額補正するものであります。  まず、歳出におきまして、総務費の委託料で制度改正に伴う電算システム改修費で160万円、諸支出金償還金で特定健診の国庫及び府支出金返還金として30万円を増額するものであります。  一方、歳入におきましては、国庫支出金財政調整交付金で190万円を増額するものであります。この結果、現計予算額15億6,559万4,000円に歳入歳出それぞれ190万円を増額し、歳入歳出総額15億6,749万4,000円とするものであります。  次に、第69号議案、平成22年度大山崎下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  今回の補正は、地方公営企業健全化計画に関する取り組みといたしまして、公債費の借換債を計上しておりますので、まず、その概要につきまして御説明申し上げます。  公債費につきましては、平成19年度に公債費負担軽減対策の一環として「地方債同意等基準」に定めるところによるほか、公営企業借換債の取り扱いに関する通知があり、本町下水道事業では、年7%以上の借り入れ条件に該当する公共下水道流域下水道債の借りかえを実施いたしました。平成22年7月30日に総務省より「平成22年度公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画及び公営企業経営健全化計画について」通知があり、平成19年度において、下水道事業健全化計画を定めている場合は、延長計画として対象となることとなり、公営企業経営健全化計画を提出し、繰上償還の申請をいたしました。  本町下水道事業では、公共下水道流域下水道債として、旧資金運用部資金、または旧公営企業金融公庫から借り入れました年利5%以上7%未満の借りかえ条件に該当するものは、昭和60年度及び平成元年度から平成3年度の4カ年中に借り入れました合計21件、発行総額10億6,690万円であります。このうち繰上償還の対象といたしましては、旧資金運用部資金では3億3,100万1,036円、旧公営企業金融公庫資金では1億394万8,707円で、総額4億3,494万9,743円の繰上償還の申請をしたものであります。  なお、繰上償還に当たっては、平成22年度から平成24年度の3年間で各定時償還日となっております。今回の補正予算につきましては、総額4億3,494万9,743円のうち、平成23年3月末の未償還元金の合計2億1,214万828円で、旧資金運用部資金では1億3,731万6,328円、旧公営企業金融公庫資金では7,482万4,500円を繰上償還するため計上するものであります。この繰上償還額は、平成22年12月に決定されることになっており、現在、繰上償還額は未定でありますが、繰上償還の時期は、平成23年3月の定時償還日と定められております。また、繰上償還の財源といたしましては、民間資金等による借換債が発行できることとされており、借り入れの手続期間を考慮いたしまして、今回補正予算を提案するものであります。  それでは、補正予算(第2号)の内容について御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ2億781万円を増額補正するものであります。  まず、歳出の主なものといたしましては、汚水施設管理費では、人事院勧告の実施によりまして、人件費3万1,000円を減額するものであります。  次に、下水道築造費では430万1,000円を減額するものであります。まず、平成22年4月1日付人事異動により職員1名の減員、また、人事院勧告の実施によりまして人件費690万5,000円を減額するものであります。また、委託料では、今年度実施しております下水道長寿命化計画策定事業委託料の入札差金100万円を減額いたしました。  次に、工事請負費では、円明寺団地の汚水老朽管施設替工事を計画的に行っておりますが、効率的に事業推進するため、工事請負費に100万円の振替と下水道管布設替工事、水道事業の送水・配水管取替工事跡の舗装復旧工事費260万4,000円を、合わせて360万4,000円を工事請負費で増額するものであります。  次に、公債費では、さきに申し上げましたが、繰上償還を行うため長期債元金償還金2億1,214万2,000円を増額するものであります。  一方、歳入といたしましては、使用水量の減少により下水道使用料を689万4,000円減額するものであります。  次に、国庫支出金では、国の補助制度の変更によりまして、名称を下水道事業国庫補助金から社会資本整備総合交付金に名称を変更するものであります。  諸収入では、水道事業会計からの受託事業収入260万4,000円を増額するものであります。  町債では、歳出で計上いたしました長期債の繰上償還元金の財源といたしまして、公共下水道債1億8,050万円、流域下水道債3,160万円、合計2億1,210万円を増額するものであります。  以上のとおり、現計予算額6億1,812万円に歳入歳出それぞれ2億781万円を増額し、8億2,593万円とするものであります。  次に、第70号議案は、平成22年度大山崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  今回の補正は、介護サービス等諸費の増などに伴い、既定の予算総額歳入歳出それぞれ3,700万円を追加補正するものであります。  まず、歳出でありますが、支出見込みの少ない項・目から支出見込みの多い項・目への予算組み替えを行いました。増額の主なものでありますが、居宅介護サービス給付費を4,110万円、施設介護サービス給付費を1,900万円、居宅介護サービス計画給付費を440万円増額いたしました。  一方、減額の主なものは、地域密着型介護サービス給付費を2,960万円、介護予防サービス給付費を440万円、地域密着型介護予防サービス給付費を160万円減額いたしました。  次に、歳入でありますが、予算組み替えを講じましてもなお、介護サービス等諸費に不足が見込まれることから、介護保険給付費基金からの取り崩しを行い、介護保険給付費基金繰入金3,700万円を増額いたしました。この結果、現計予算額9億4,063万円に歳入歳出それぞれ3,700万円を増額し、歳入歳出総額9億7,763万円とするものであります。  次に、第71号議案は、平成22年度大山崎水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。  今回の補正は、収益的支出におきまして、事業費用97万6,000円を減額補正し、資本的支出におきまして1,986万1,000円、資本的収入におきまして1,980万円をそれぞれ増額補正するものであります。  まず、収益的支出のうち営業費用では、平成22年4月1日実施の人事異動及び人事院勧告等の実施に伴い、15万2,000円を減額するものであります。そして営業外費用の消費税及び地方消費税82万4,000円の減額は、今回の補正に伴うものであります。  次に、資本的支出におきまして、1,986万1,000円を増額補正する内容といたしまして、南円明寺が丘団地内におきまして施工しております下水道事業の排水管布設工事に伴い、水道送水管・配水管の試掘調査を実施したところ腐食が発見されたため、緊急に水道送水管・配水管の更新を行う工事費1,725万円を増額するものであります。また、工事跡の路面復旧工事260万4,000円につきましては、水道事業負担分を下水道事業へ委託し実施するものであります。  次に、資本的収入の1,980万円の増額につきましては、今回の水道送水管・配水管布設替工事等の施工に伴う財源といたしまして、企業債1,980万円を増額するものであります。  以上、5議案につきまして提案理由の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議を賜り、御承認・御可決いただきますようお願い申し上げ、提案の説明とさせていただきます。 ○(小泉興洋議長) 説明が終わりましたので、各議案に対する質疑を行います。  第67号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 第67号議案に対する質疑を終結いたします。  第68号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 第68号議案に対する質疑を終結いたします。  第69号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 第69号議案に対する質疑を終結いたします。  第70号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 第70号議案に対する質疑を終結いたします。  第71号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 第71号議案に対する質疑を終結いたします。  以上で、各議案に対する質疑を終結いたします。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 日程第9、議案の委員会付託について。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第67号議案から第71号議案までの5議案は、いずれも予算決算常任委員会に付託することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 御異議なしと認め、第67号議案から第71号議案までの5議案は、いずれも予算決算常任委員会に付託することに決定いたします。  次に、各委員会の開催日程について御報告いたします。  総務産業厚生常任委員会は12月17日午後1時30分から、建設上下水道文教常任委員会は同じく20日午後1時30分から、予算決算常任委員会は同じく21日午後1時30分から、議会改革特別委員会は同じく22日午後1時30分からそれぞれ審査・調査が行われます。  なお、いずれの委員会も第1委員会室で開催されます。審査・調査方よろしくお願いいたします。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 日程第10、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  本案について、提出者の説明を求めます。  江下町長。                 (江下傳明町長登壇) ○(江下傳明町長) それでは諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につきまして御説明申し上げます。  平成23年3月31日で任期満了となります人権擁護委員神谷和子氏を引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき提案するものであります。  神谷和子氏の履歴につきましては、お手元に配付いたしておりますので、何とぞよろしく御審議をいただき、御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○(小泉興洋議長) 説明が終わりましたので、諮問第3号に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉興洋議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦について、適任と認め同意することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉興洋議長) ありがとうございます。挙手全員であります。  したがって、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦については、適任と認め同意することに決定いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。     ──――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉興洋議長) 本日は、これをもって散会いたします。お疲れさまでございました。                 10時50分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  小 泉 興 洋      会議録署名議員   高 木   功
         会議録署名議員   岸   孝 雄...