木津川市議会 > 2021-06-18 >
令和3年第2回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2021年06月18日
令和3年第2回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2021年06月18日
令和3年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2021年06月18日
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  1. 木津川市議会 2021-06-18
    令和3年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2021年06月18日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2021年06月18日:令和3年第2回定例会(第2号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和3年第2回木津川市議会定例会会議録(第2号) 午前9時30分 開議 ◯議長(森本 隆) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は19人です。  これより令和3年第2回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、全国で新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されております。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(森本 隆) 日程第1、一般質問を行います。  一般質問をされる方は16人で、34問であります。  本日は、5人の10問で行います。  それでは、1番目、宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君質問席へ移動) ◯16番(宮嶋 良造) おはようございます。共産党の宮嶋良造です。  市長に3問聞きます。通告書で答弁者は市長を指名しておりますので、ぜひ市長にお答えいただきたいと思います。  第1問は、「市は休業支援金に代わるものを補償すべき」と題して聞きます。  シルバー人材センター夜間管理を委託している施設はどこですか。
     昨年来、緊急事態宣言が出され、休館や時間短縮した施設の夜間管理料はどのように扱われましたか。  夜間管理をしていたシルバー人材センターの会員は、収入がなくなったり、減収しました。しかし、国の休業支援金・給付金は、シルバー人材センターと会員との間に雇用関係がないからと、支払われませんでした。施設の管理者である木津川市は休業支援金に代わるものを補償すべきではないですか。お答えください。 ◯議長(森本 隆) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) おはようございます。教育部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  シルバー人材センター夜間管理を委託している施設は、東部交流会館南加茂台公民館庁舎北別館中央体育館です。  2点目について、夜間管理委託料は、勤務していただいた時間に応じた実績に基づき精算をしています。  3点目について、休業支援金に代わるものを補償することは考えておりませんが、高齢者の雇用安定の観点から、就業機会が確保できるよう、市としてシルバー人材センターと協議・調整をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 再質問します。  休業や時間短縮によって、シルバー人材センターに支払わなかった金額は幾らになりますか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  シルバー人材センター夜間管理料につきましては、当初予算計上時におきましては、その施設で全ての日数で夜間管理が発生しているということで、予算計上しているものというところでございます。  それに対しまして実績といたしましては、実際に勤務していただいた日数で支払いをさせていただいているというところでございます。  令和2年度の契約実績によりますとというところになりますが、東部交流会館では、契約変更でマイナス56万4,000円、南加茂台公民館で16万6,000円、庁舎北別館で133万6,000円、中央体育館で41万5,000円、以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) お配りしている資料1を御覧ください。厚生労働省休業支援制度をつくりました。どういう制度か御説明をいただきたい。 ◯議長(森本 隆) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、雇用調整助成金につきましては、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を受けた雇用主の方が対象となると。  支援内容といたしましては、コロナウイルスの影響を受ける事業主が労働者を一時的に休業させて雇用維持を図った場合に、休業手当や賃金の一部を助成する制度というふうになっております。  支給額につきましては、雇用を伴い、場合につきましては、中小企業の場合、助成率につきましては、中小企業は5分の4以上、大企業は3分の2以上となっているものでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) いや、今聞いたのは、今お答えになったのは、雇調金の制度ですね。私が聞いたのは、休業支援金、資料1に示されている休業支援金の中身はどういうことですか。 ◯議長(森本 隆) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  失礼いたしました。休業支援金につきましては、令和2年4月1日から令和3年6月30日までの間に事業主の指示を受けて休業した中小企業の労働者に支給される給付金となっております。  支給内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響により休業された中小企業の労働者のうち、休業中に賃金、休業手当を受けることができなかった方に対して、支援金・給付金を支給する制度となっています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) その支援金額はどのように計算されて、幾ら出ることになるんですか。 ◯議長(森本 隆) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  支援金・給付金につきましては、1日当たりの支給額、上限が1万1,000円掛ける休業実績を掛けるというふうになっています。なお、1日当たりの支給額につきましては、休業前の1日当たり平均賃金額の80%相当額、休業実績につきましては、各月の日数(30日又は31日)一就労した又は労働者の事情で休んだ日数ということになっております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) だから、平均賃金の8割が補償されると、上限は1万1,000円とありましたが。しかも、この制度は、広く対象を設けております。シフト制の方、日々、雇用されている方、登録型の派遣の方、そうした広い対象になっているわけですが、先ほど聞きましたように、シルバーの会員がこの制度を活用できませんでした。なぜですか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  シルバー人材センターの会員の方につきましては、雇用ということではなくて、シルバー人材センターがそれぞれ事業主から請け負った事業について、会員の方が請負・委任の形式で引き受けられているということで、雇用関係にないというところですので、この給付金の対象にはならなかったというところでございます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 雇用関係がないということですね。じゃあ、その会館で、体育館で、夜間管理のために働いた方々はボランティアですか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  会員の方、お仕事していただいたものにつきましては、シルバー人材センターから請負・委任をされたことの労働の対価として受け取っていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 働いている方は、時間給で言うと幾ら受け取ることになるんですか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  1時間900円で請け負っていただいております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) シルバーとの間に、会員さんとの間に雇用関係がないとしても、今、説明があったように、受け取る賃金は働いた時間で計算されて支給されています。労働者じゃないんですか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、お仕事をしていただいている労働者ではございますが、その体系といたしまして、先ほども申しましたように、シルバーの会員の方の就業形態といたしまして、雇用ということではなくて、このシルバー人材センターからの仕事を請け負っておられるというふうな形になっておりますので、今回の休業補償の対象にはならないというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 労働者である以上、どのような形であっても、雇用主がいるわけですね。この場合、事実上の雇用主は、木津川市ではないんですか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  シルバー人材センターの就業体系といたしましては、発注者となります例えば今回でしたら市役所ということになるんですけれども、様々な発注者の方からシルバー人材センターが仕事を受注されるというところの仕事に対しまして、その会員さんが請負をして労働されているというところでございますので、発注者であります今回でしたら市とシルバーの会員さんの間に雇用関係はないというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 最初に説明がありましたように、東部交流会館南加茂台公民館、北別館、中央体育館、通常の休館日を除いて、毎日仕事があるわけですね。  だから、Aさんがシルバーに、うちの家の庭の剪定をしてくれと。たまたま偶然に仕事が入るというものではなくて、1年間通して仕事があるわけです。事実上の雇用主は木津川市じゃないんですか、もう一度確認します。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  夜間管理シルバー人材センターに市がお願いするというところにつきましては、それぞれの施設の休館日以外の夜間管理でしたら、5時から閉館の時間の10時までというところの勤務があるというところで、シルバー人材センターと市は委託契約を結ばせていただいているところなんですけれども、今回のコロナでない事態におきましても、全ての日で夜間の使用があるということではございませんので、今までも実際に夜間の使用があって、そこでシルバーの方々が勤務していただいた日数で精算をさせていただいているというのが、今までのことでございました。令和2年度につきましては、それがコロナの関係で休館をしていたというところがありますので、その減収になられた分が、幅が多かったというところでございます。  重ねて申し上げますけれども、市とシルバー人材センターの間で委託契約を結ばせていただいていると。その上で、シルバー人材センターから会員の方が仕事を請け負われているというところになりますので、会員の方と発注者であります市には雇用関係はないというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) そういう理屈かも分からんけれども、聞いているのは、さっきから言っているように、事実上の雇用主ですよ。  シルバー人材センターに委託しているから、シルバー人材センターが会員さんにこの仕事を紹介しているだけであって、シルバー人材センターに委託しなければ、木津川市が直接人を雇うということになるわけですから、中身は一緒なんでしょう。  で、今回の場合、休業支援金は雇用主が地方自治体の場合は、休業支援金というのは出るのですか、出ないのですか。 ◯議長(森本 隆) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  休業支援金につきましては、あくまでもその企業に対しての支給となりますので、公共団体には適用されないというふうに判断しております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) そうですね、公共団体が雇用主の場合は、休業支援金は出ません。それはなぜですか。それは、地方公共団体がそれについて責任を負うからですね、休業補償について。だから、厚生労働省休業支援金を出すものではない。当然のことですね。その考え方から言えば、木津川市が賃金カット分を補償するのは当然ではないんですか。  再度聞きます。雇用の形態、また委託の形態がいろいろあったとしても、事実上、木津川市の施設で夜間管理をして、1時間当たり900円の賃金を受け取っている方の雇用主は、事実上は木津川市じゃないんですか。もう一度聞きます。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  シルバーへお仕事をお願いしているのは、確かに木津川市でございますが、そのシルバー人材センターから仕事を請け負われて、会員の方が仕事をされているというところでございます。  それで、その仕事が、市がシルバーにお願いした業務内容どおりきちんと履行できているかということを管理されているのは、シルバー人材センターというところでございます。  よって、発注者であります市が直接会員の方に指揮命令権はないというところでございますので、繰り返しになりますけれども、雇用関係はないというところでございます。  このあたりの分につきましては、全国シルバー人材センター事業協会のほうでも確認をされているというところでございますので、雇用関係は存在しないというところで整理をしております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) それは理屈なんですよ。理屈を何ぼ言ってもね、実態があるわけでしょう、そこに。現実に、木津川市の4つの施設で働いておられる方が、新型コロナウイルスという特別の事情で、しかも休館を指示するのは木津川市でしょう。  そういう関係から言っても、木津川市が何らかの形の休業補償に値するものをすべきじゃないんですか。それはしないということですか。じゃあ、その人たちを見捨てるということですか。
    ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  もともとシルバー人材センターにお仕事をお願いしているというところが、高齢者の方々の雇用を促進するというところになっておりますので、今回、コロナウイルス感染症という要因ではありますけれども、減収になられたということにつきましては、その方々の生活にはやはり影響が出ているものというふうには理解するところでございますが、ただ、先ほどからも申し上げていますように、制度といたしまして、シルバー人材センターでお仕事をされているというところの請負・委任で就業されている方につきましては、この国の制度の休業補償等の対象にはならないというところでございますので、市といたしましては、それに代わる何らかの仕事を確保するというふうな形での支援というふうな形になろうかというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今回の事態は、コロナウイルスの感染の広がりの中で、国は、先ほど言ったように、資料1で示しているように、休業支援金の申請ができますよと、しかも事業主の協力がしてもらえない場合でも、そのことを書類に書けば申請できますと、広く対象を広げてやっている。にもかかわらず、今回の例のような場合は、雇用関係がないからと見捨てているじゃないですか。そんな冷たい木津川市でいいんですか。  市長のお考えをそれぞれ部長が答弁されたということですが、市長、今、新型コロナウイルスに対していろいろ対策を練っているじゃないですか、この補正予算でも対策が練られているじゃないですか。この部分については、なくていいんですか。お聞かせください。 ◯議長(森本 隆) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。  シルバーとの関係について、部長のほうから何度も説明をさせていただいたところでございます。市にとりましては、今後、できるだけまた新たな雇用を生み出せるように、また努力をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 新たな雇用の確保を問うているんじゃない。去年から休業や時短によって賃金カットされた部分の補償をどうするのかと聞いているんです。  国には、そういう制度があって、広くカットされた方を救っているわけでしょう、今。にもかかわらず、事実上の雇用主である木津川市が、そうした人を見捨てているわけでしょう。  冒頭にありましたが、委託料の減額分はどれぐらいですか、二百数十万円じゃないですか。その仮に8割だとしても、200万円ほどのお金、木津川市の予算規模から言えば、大変小さいと言っていい。それを削って高齢者の方々の生活を脅かす、こんなことがあっていいはずがないじゃないですか。  単に、新たな雇用の確保ではなくて、失われた賃金の補償を求めているわけですから、再度検討いただくことをお願いして、この質問を終わります。  第2問は、「下水道使用料の値上げは止めよ」というテーマで聞きます。  「木津川市水道料金及び公共下水道使用料審議会」で下水道使用料に関して答申案が審議されていますが、どのような内容ですか。  市長は、下水道使用料に関する答申が出されたら、どのように扱うのですか。  答申は凍結し、下水道使用料の値上げはストップすべきです。お答えください。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長。    (上下水道部長 三宅 正樹君登壇) ◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  審議会委員の皆様からは、公共下水道は市民生活を支える重要な社会基盤であり、安定経営を行っていくためにも、業務の効率化や経費削減を徹底し、収益増に直結する水洗化率向上への取組を強化することが大切であるとの御意見や、継続的に安定した事業を行い、住民サービスの水準維持のためには、使用料改定が必要であるとの御意見を頂いており、答申案はそれらを集約した内容であります。  2点目について、審議会で出された答申を基に、本市公共下水道事業の健全経営のために必要な取組を慎重に検討してまいります。  今後も、安定したサービスを継続して提供するため、経費削減等の経営改善への取組をさらに進め、また下水道使用料に関しては、公営企業の原則である独立採算制に向け適切な使用料の在り方を審議していただいておりますので、答申に基づき取り組んでまいります。  なお、使用料改定を行う場合は、市民生活へも大きな影響を与えることとなりますので、十分な説明や周知の期間を持ち、改定時期も慎重に決定してまいります。  3点目について、公共下水道事業公共用水域の水質保全や生活環境の改善を目的に事業を進めておりますが、節水意識の高止まりなどによる使用料収益の伸び悩みや、施設の老朽化により更新費用の増加など課題が山積しており、安定的に事業を継続するには、使用料の改定も含めた経営基盤強化が必要であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 再質問いたします。  今年3月に、答申案が示されております。議論が続いておりますけれども、いつ頃答申が出される予定ですか。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  答申の時期につきましては、次回、審議会のほうを7月2日で今現在調整させていただいております。  その審議の内容にもよりますが、そこで審議の結論が出ましたら、7月下旬ぐらいには答申を頂ける見込みと考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 資料をつけております。資料2、2枚目を御覧ください。  答申案は、今言われましたように、議論が続いておりますし、まだ確定したものではありませんが、大筋はそのような中身になっています。使用料単価150円まで引き上げることが適切としています。そうした値上げを予定している中身ですね。確認します。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  使用料単価150円という形で審議会の中では提案させていただいております。この150円というのは、国の総務省のほうで行っております「下水道財政のあり方に関する研究会」のほうで、一定、水準という形で示されたものでありまして、住民の負担可能額を勘案し、当面の間は、20立方メートル使用料に対して月3,000円というようなことを水準めどという形で提示されております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今説明されました公営企業の経営に当たっての留意事項という総務省の文書の中に示されていることですね。  だから、20立方メートルということで言えば3,000円ということになるわけですけれども、その内容が審議会で検討された19.8%もの値上げということになるわけですね。  今日、資料、これは上下水道部が審議会に出された資料の一部でありますけれども、つけております。その根拠ですね、もう一度説明いただけますか。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  19.8%の根拠でございます。使用料単価150円に対しまして、今現在、令和元年度の決算ベースにおきましての使用単価は125.18円でございますので、それを除したもので19.8%というような形になっております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 150円というのは、国の指導であります。今言われた19.8%、約20%の値上げは、市民生活に大きな影響を与えると考えていますが、だから答申案にも、実施時期、市民負担を考慮して慎重に検討し決定されたいとあります。そういうことでよろしいですね。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  今現在、審議会の中でも、そういった御意見も出ております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) やはり、今のコロナの状況、コロナ危機の中で言えば、今まで我々が経験したことがないようなことを、今、経験しているわけですから、市民生活について大変厳しい状況であるというふうに私は思うわけですが、市長は、この今の市民生活の状況、また事業者の状況、どのように判断されているんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  コロナ禍が非常に長引いているということで、いろんな職種・業種に影響が出ているというふうに考えております。  市内の状況を所得で確認をさせていただきました。これは、令和2年度中の所得に課税いたします令和3年度の市民税の課税状況を確認をいたしました。給与所得者の特別徴収、いわゆるサラリーマンの方ですけれども、3万2,000人おられまして、前年度より納税義務者の方が700人の増加となりました。また、税額で190万円の減額であります。そして、個人事業主を含みます市民税全体の課税状況は3万7,700人ということで、納税義務者が462人増加をいたしております。増加した中で、税額で2,100万円の減額ということで、令和2年度の状況が出ております。  市全体を見てみますと、大きく所得が減少しているという状況にはないのかなというふうに思っておりますが、令和3年度も長引いておりますので、個々の家庭の状況、また様々な御意見も十分聞かせていただいて検討していかないといけないなというふうに思っておりますし、国や府の対策もございますので、市も今後どうした対策をしていくのかということを十分検討していきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今、市長が説明されましたように、納税義務者は増えている。しかしながら、税額は減っている。そこに、令和2年度の市民の暮らしの様子、事業者の様子が表れているわけです。それが、今言われるように、今年も続いている。いつ終わるか誰も示せない、それが実際じゃないんですか。  そうであるならば、値上げはせずに、これまで同様、必要な経費は一般会計から繰り入れることが必要なんじゃないですか。いかがですか。 ◯議長(森本 隆) 市長。 ◯市長(河井 規子) 御質問にお答えいたします。  令和2年度の課税について説明をさせていただきましたが、納税義務者3万7,700人のうち41億円の税収でございます。そのうちの2,100万円の減収ということでございます。1人当たりに計算してみますと、1人当たり500円の年間減収ということになっております。  今、いろいろ宮嶋議員から御指摘をいただいております。今、コロナ禍で値上げというのはいかがなものかということでございます。  今、最終答申を出していただく前の最終審議をしていただいているということで、7月の下旬には答申を頂けるのではないかというふうに思っています。  審議会で6回、最終7回の議論をしていただくわけです。十分な議論を熱心にしていただいたということで、報告も受けております。  そういった審議会での答申は十分に尊重させていただく中で、市としての結論を今後出していきたいというふうに考えております。  それと、下水道料金については、先ほど部長からも説明をさせていただきましたが、使用料単価が125.18円ですけれども、処理単価については150円ということで、今も赤字がずっと続いておりまして、工事も含めて一般財源からかなりの補填をしているというのが現状でございます。  そういう中で、今後、老朽化している施設もたくさんございます。一度に同じような時期にたくさんの下水道の工事をやっておりますので、50年が大体寿命というふうに聞いておりますが、計画的にやはり更新をしていく必要がございます。そのためにも、安定した経営をしていくということが大切であるというふうに思っていますし、またやはり安定した経営の中には、今の組織の改革も十分する中で行革をして、できるだけ金額のほうを抑えていけるようにということを、水道、また下水と一緒になって、今、努力をしていただいているところですので、それも同時に進めていっていただけるようにお願いしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 下水道会計は、いわゆる事業会計にしましたね、平成29年度からになりますかね。  だから、今言われているように、国の使用料単価150円にしなさいとか、独立採算ですから、こうしなさい、ああしなさいというようなことが繰り返し言われてくる。それに合わせようとする。  しかしながら、以前の特別会計でも、当然、赤字を出さないようにではありますが、市民負担も考えながら、一般会計からの繰入れをしてきている。今も、だからしているわけですね。  それを市民負担に変えていこうというのが、資料にも入れている1億6,610万円ほど、これは令和元年度の資料ですから、これはまた変わるでしょうけれども、いわゆる20%の値上げを市民に押しつけることになるわけです。  話は少し変わりますが、答申にもあります。下水道への接続、先ほどの答弁にもありました。必要だということですが、未接続の方っていうのは何人おられるんですか。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  令和2年度末現在での数字でございます。未接続人口といたしましては、4,160人になります。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 4,160人と。令和元年度の決算では、4,204人でしたから、44人、人の数にしてね、世帯にすれば、またもう少し小さくなるでしょうけれども、減りましたと。  ただ、それでも4,160人の方が整備されたけれども、いろんな事情があります。高齢であったり、したら費用もかかるということで、されていないわけです。今の制度では、これ、進まないですよ。  先ほど言いましたように、コロナ禍で業者の方々も大変であります。仕事になる思い切った施策が必要ではないかと考えますが、この点についてはどのようにお考えですか。 ◯議長(森本 隆) 上下水道部長◯上下水道部長(三宅 正樹) 上下水道部長でございます。  水洗化率の向上対策ということになろうかと思います。これにつきましては、審議会の中でも議論をいただいているところでございまして、新たな制度の必要性も委員の中の意見からも出ております。  これにつきましては、今後、普及事業が収束していく中で、接続の問題というのは継続して出てくるものと考えております。  新たな取組については、今後検討の余地はあるかなというふうに考えております。  以上でございます。
    ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今ありました未接続の方へのスムーズな接続も含めて、市民生活を守ることが市長の役目であると考えます。  それで、まだ答申はこれからの話になります。出される中身は大きく変わりませんので、使用料単価150円まで引き上げる、20%の値上げ、これをやるかやらないか、どのような内容でするのか、いつやるのかについては、これからの市長の判断です。市長は、十分に市民生活の状況、業者の皆さんの状況を考えて、当面は行わないということを決断いただきたい。そのことを求めて、この質問を終わります。  最後に、「公園に複合遊具の設置を」と題して質問いたします。  子供にとって遊びとは何でしょうか。その意義は何ですか。遊びの空間や場所を保障することは市の役目ではないでしょうか。  木津川市において、子供たちが遊ぶ公園等に、子供たちが喜ぶような複合遊具が少ないのではないですか。そのために、隣の精華町の公園に遊びに行く親子連れが多くいます。御存じでしょうか。  市内の公園にも、計画的に子供たちが喜ぶ複合遊具を増やすべきではないですか。また、老朽化した遊具の代わりになるもの、新調するもの、どのように考えておられるのか、お答えください。 ◯議長(森本 隆) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  子供にとっての遊びは、子供の運動能力を高め、知覚の発達や概念形成、言語の獲得を助け、社会性や想像力などを養い、身体的・精神的・社会的発達を促すものです。  子供は遊びを通して、それぞれの発達段階に応じて思考する力、工夫する力、コミュニケーション能力などを高めることができ、子供の成長において遊びの果たす役割は大変大きいものであると考えます。  子供の遊び場については、伸び伸びと体を動かせる空間であるとともに、安心・安全を確保できることが必要と考えます。  私からは、以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  都市公園は市民の憩いの場であるほか、良好な都市環境の形成や都市防災機能として公共空地の役割を担っています。  1点目で教育部長が答弁いたしましたとおり、子供は遊びを通して身体的・精神的・社会的に成長するものであり、市内には105か所の都市公園を設置しています。  そして、子供たちの多様な遊びの機会を提供するため、街区公園を中心に様々な遊具を設置しており、その数は284基で、そのうち21基が複合遊具ですので、決して少ないとは考えておりません。  なお、保護者の方々やお子様のために、付近の街区公園にはない遊具で遊ばすために、市外の公園に出かけられることは承知をしております。  3点目について、2点目の答弁のとおり、遊具の数は充足していると考えており、増設する計画はございません。  また、遊具につきましては、毎年安全点検を実施し、安全度を判定しています。その中で、危険と判定されたものは、補修し、修理のきかないものについては、撤去を行っております。  なお、経年劣化した遊具にあっては、地元区の御意見を伺いながら撤去、もしくは修繕を行うとともに、撤去後に機能回復の必要があるか確認を行ってまいります。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 再質問いたします。  遊びが果たす役割や、遊び場でもあります公園で遊ぶことの意義というのは、今述べられたとおりで、そのとおりだと思いますが、では、子供の遊びにとって遊具とはどういう役割を果たしているのか、お聞かせください。 ◯議長(森本 隆) 教育部次長。 ◯教育部次長(吉岡 淳) 教育部次長でございます。  遊具の果たす役割といたしましては、遊具は多様な遊びの機会を提供し、子供の遊びを促進させることができ、子供の創造性・主体性を養うことができる器具であると考えます。ただし、安全に利用できることが最優先であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) まず、遊具というのは、子供にとって魅力的なもの、それから子供の成長に役立つもの、その観点があって、今言われたようなことになるんだろうと思います。  では、木津川市の公園の状況はどうか。先ほど答弁もありました。市のホームページに詳細な各公園の施設内容が紹介されています。それと基に資料3をつくりました。御覧ください。  手書きの数字は、公園の数であります。1)の表から何が分かりますか。お答えください。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  宮嶋議員のおつくりいただきました資料でございますけれども、ここに書いてあるとおり、地域別、そしてその地域の中にある公園の数、そして複合遊具の数が見て取れると思います。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 分析をいただきたいわけですけれども、まず先ほどの答弁に、複合遊具、幾つとお答えになりましたか。21とお答えになりました。ホームページ上では25なんですね。4つ違います。後で、これも聞きます。  それから、旧3町がありますが、公園の一覧には、表にありますように、8つの区分になっています。例えば、山城町では、公園10あるうちの4ですから、40%でありますが、木津川台や州見台・梅美台は、公園の数と遊具のある公園の数は同数、100%であります。明らかに、これは違いがあります。その違いを、今、ここでは議論しませんけれども、複合遊具についても、山城町ではゼロですし、加茂町の場合は、6ある遊具がある公園のうち6あるとされています。これにも、やはり地域による違いがあります。城山台は、9つ公園があって、遊具のある公園は8つ。しかし、複合遊具のある公園はなしと。  こうした、例えば最後に言いました城山台に複合遊具が一つもない。この理由は何ですか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  城山台に複合遊具がないといいますのは、またその当時の開発の状況によって、そこの公園には設置されていないという状況でございます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) その当時って、何かいかにも過去の話のように言われますけれども、最も新しい開発で、しかも今、児童、就学前の子供、数が大変多くて、いろんな課題が提起されている場所ですよね。再度聞きます。なぜ、そうしたまちづくりに公園の遊具が十分じゃないんですか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  その当時と言いましたけれども、5年ほど前、もうちょっと前になりますが、公園を設計していく中で、どのようなものを設置していくかという協議も、当時はさせていただいているところです。  複合遊具につきましては、当時は、実は城址公園では検討をしておりました。ところが、いろいろ地元との兼ね合いもございまして、その複合遊具がなくなったということもございまして、街区公園には複合遊具は設置していっておりませんので、城山台は城址公園とそれから近隣公園の城山台公園がございます。この城山台公園につきましては、遊具をしない自然環境的な公園をつくっていこうということで、遊具は設置していないという経緯もございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 先ほど言いましたように、子供の遊びと遊具というのは大変密接な関係があるわけで、遊びの意義を認められる以上は、遊具の意義を認めないと成り立ちません。この話は、ちょっとまた、もうあまり時間がありませんが、後にします。  次に、3の写真、加茂町渦公園、立派な遊具がありましたが、今はありません。なぜですか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  加茂町渦公園の複合遊具につきましては、令和元年度に老朽化のため撤去した経緯がございます。  今年度になりまして、地元の方々から複合遊具の再設置の要望というのも頂いており、現在、検討しているところでございます。  ただ、複合遊具は、とても高価でございまして、同じものを設置するというわけにはまいりません。  ただ、やはり機能回復ということはしてまいりたいというふうに考えておりまして、現在、要望者の方に、どのような遊具を希望されるのか地元のほうでまとめていただきたいというお話を進めさせていただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 先ほど答弁で、複合遊具は21だと。ところが、ホームページ上は25だと。4つないんですね。ということは、以前はあったけれども、今言われた渦公園と同じようになくなっているところがある。どこか分かりますか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  お答えをさせていただきます。  宮嶋議員が複合遊具25で提出をしていただいていますけれども、我々の台帳上では、21ということになっております。  4つの違いがあるわけなんですが、ちょっと今、私が分かっている範囲でお答えをさせていただきますと、令和2年度に塚穴公園の複合遊具1基を撤去しております。そして、令和元年度に渦公園の複合遊具1基を撤去させていただいているところです。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) いや、私はね、木津川市のホームページに書かれている公園の施設の中に複合遊具と書いてあるものを数えたわけです。だから、私が何か意図して別のものを入れているわけじゃない。  だから、これは、要するにホームページの記載と実際が違っているということですよ。写真もこれ、渦公園の写真はホームページから取ったんですよ。だから、ないものを今も載せている。木津川市はうそをついているんですか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  ホームページにつきましては、再度しっかりと見直しをさせていただきたいというふうに思います。  あわせまして、この渦公園の写真でございますけれども、今現在は、写真は消去させていただいておりますので、御確認をお願いしたいと思います。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) いつ消去しましたか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 2日ほど前に確認をさせていただいて、これは撤去しないといけないという指示をさせていただきました。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) それは、私がこのテーマで質問するから、確認されて、間違っていたということでしょう。だから、それがなかったら、今も残っているんですよ、これ、多分。  それから、時間がありません。最後の写真に、水道栓が外された水飲み場があります。なぜ水道栓を外したんですか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  この写真につきましては、平成21年の点検のときに破損の記録がございました。当時の経過というのは、今ちょっと詳しくは分からないんですけれども、冬場の凍結、またいろんな人のいたずらによるもので、水の出しっ放しというものがあったように思います。  その後、地元区のほうからは、開栓をしてほしいという要望はないというふうに伺っているところです。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) ほかにも水栓が外されているやつがあります。子供は遊んで泥だらけになるわけです。手足を洗うことが必要なんです。また、けがしたりした場合でも、きれいな水で洗い流す必要があります。水道水が要るんではないですか。  それと、時間がなくなったようです。今日指摘したように、遊具の配置のアンバランスがあります。是正してください。答弁ください。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。
     宮嶋議員の御指摘、しっかりと対応させていただきたいと思います。ありがとうございました。 ◯16番(宮嶋 良造) 終わります。      ──────────────────────── ◯議長(森本 隆) 10時40分まで休憩といたします。    午前10時26分 休憩    午前10時40分 再開 ◯議長(森本 隆) ただいま10時40分、それでは再開いたします。  2番目、谷口雄一さん。    (谷口 雄一君質問席へ移動) ◯2番(谷口 雄一) 議席番号2番、れいわの会、谷口雄一です。  通告書に基づきまして、2問質問させていただきます。  1問目、「エッセンシャルワーカーに対するワクチン接種を迅速に」。  いまだ新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、学校、幼稚園、保育所、また放課後児童クラブ等においては、3密を避けることが困難であり、日常生活に欠かせない職業、いわゆるエッセンシャルワーカーでありながら、現状では、感染と隣り合わせの緊迫した日々を過ごされている状況です。  このような状況下で奮闘されている方々にとって、ワクチン接種は、自身の感染予防のみならず、クラスター発生の未然防止や、15歳以下への感染リスク軽減に大きく寄与するとともに、その保護者や御家族に対しても大きな安心感をもたらすものと考えます。  そこで、一日も早く接種できるよう、優先枠を設ける等の柔軟な対応が必要であると考え、以下のとおり質問いたします。  (1)基礎疾患のある方、60歳から64歳の方は、7月14日に予約受付開始となっているが、先行して実施された65歳以上の高齢者の予約受付時の状況を踏まえて、改善につながる対策を講じるのか。  また、16歳から59歳で基礎疾患のない方の予約受付開始日についてのめどはどうか。  関連して、当日キャンセル等による余剰ワクチンの取扱いについて、具体的な対策は。  (2)台風等による気象警報により、集団接種が中止となった場合の対応は。直近の集団接種日に再予約等で対応するのは、実際上大変困難ではないのか。  (3)国において、7月末までの高齢者接種終了を条件に、自治体独自の優先接種枠を設けることを容認する方針について、本市では8月8日までの接種予約(受付終了)としているが、対象となるのか。  また、エッセンシャルワーカーの方々への優先接種枠の設定等について、必要性の認識と実施に向けての検討状況と課題は。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えいたします。  接種予約につきましては、インターネットと電話による予約で対応をいたします。  基礎疾患のある方、60歳から64歳の方の予約につきましては7月14日から、16歳から59歳の方の予約につきましては、8月中旬以降に年齢区分ごとに予約を開始する予定でございます。  余剰ワクチンの取扱いにつきましては、会場内の医療従事者、教職員、幼稚園・保育園の職員、会場運営職員、特に窓口対応職員、その他の会場運営職員の順で接種することとしており、ワクチンの有効活用に努めております。  2点目につきましては、集団接種は、警戒レベル3、高齢者等避難が発生された場合、中止を決定することとしております。  日程等の調整につきましては、対策を検討しているところです。  3点目につきまして、現在、高齢者接種の集団接種については、受付時間の1時間再延長や2回目の接種が8月となる方に対しては、京都府が設置する大規模接種会場での接種予約の御案内を個別に郵送し、早期に接種を完了していただけるよう努めているところです。  エッセンシャルワーカーの方々への優先接種については、現在、集団接種で当日キャンセルが出た場合、医療従事者・養護教諭・保育士などが接種することで対応をしております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) まず、このたびのワクチン接種については、相楽医師会をはじめ医療従事者の皆様、また市職員の皆様の献身的な御協力に深く感謝を申し上げます。全般にわたり再質問をいたします。  答弁の中で、16歳から59歳の方の予約は8月中旬以降ということであったわけなんですが、6月広報においては、いわゆる成人一般については、広報9月号で示されるということで広報があったところであります。  今、それとまたニュースをにぎわせております12歳以上からの接種やその検討について、本市の方針についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  12歳以上ということで、年齢が16歳から下げられております。12歳から15歳の方につきましても接種をするという承認が国のほうから下ろされております。本市につきましても、12歳から15歳の方々につきましても、今後、接種券等を発送するというところで、準備検討に入っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 先ほど、まず1点、ちょっとお答えいただけなかったんですけれども、一般成人の方、広報9月号で示されるということやったんですけれども、その辺りについては、広報の周知も前倒しにされるのかどうかの確認をお願いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  当初は、その広報で9月というような形で周知をさせていただいておりました。現在、進捗状況等も踏まえて、かなりの方々が、65歳以上の方でありますけれども、接種をされておりますし、接種予約もしていただいているというところでございます。  あわせて、京都府の大規模接種会場への予約というとこら辺も進んでいるというところから、できる限り早い段階での接種をしていくという考えを持っておりますので、そういった点につきましても、先ほど御答弁をさせていただきました8月中旬以降という形で進めているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 12歳以上の件につきましては、お隣の笠置町なんかは、7月4日から接種が始まるということで報道にも接したところなんですが、いわゆる未成年の接種につきましては、15歳以下は保護者の同意ということでは聞くところなんですが、いわゆる未成年に当たる18歳未満についての接種に当たってのそういった条件について確認したいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  今回引き下げられたことによって、接種することは可能になりました。その方々につきましては、当日、会場内においては、保護者同伴、もしくは保護者が同伴されない場合につきましては、予診票に保護者の同意というとこら辺で署名をしていただく必要がございますので、それをもって接種ができるという形で対応させていただくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) もう一度確認ですけれども、この12歳以上については、国のほうも市町村の判断に任せるということであるかと思うんですが、今、検討ということでしたが、実施はされるということでは聞かせてもらった認識なんですけれども、それは成人一般と同じタイミング、年齢ごとということはあるんでしょうが、そういった段階に組み込むというようなイメージでいいのか、確認です。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  12歳から15歳という形での接種は可能になったということで、接種券につきましては、発送をさせていただくというところで考えております。  あくまで、これにつきましても接種するのは御本人の希望というところもございます。あわせて、親の同意というところもありますので、その辺りを十分御検討いただいた中で、接種をする、しないというところを決めていただいて進めていくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 次に、この余剰ワクチンについては、会場内の従事者ということなんですが、なかなかこの余剰ワクチンというのは、実際にはどこまでそういったケース、本来ないのが一番ということであるかと思うんですが、これまでの実施において、その日に接種すべきなのに余剰したワクチンが生じて、実際、このリストというか、会場内の医療従事者等々に接種をされたケースがどれほどあったのか、お伺いします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  余剰ワクチンにつきましては、やはり各会場にて、それほど多くは出ないという状況ではございます。  そうした中で、会場内の医療従事者につきましては5名、それと先行して医療従事者接種会場で接種ができなかった方がおられますので、その方につきましても5名、教職員の方につきましては11名、幼稚園の職員が2名、保育園の職員が5名、会場運営職員が、窓口対応等も含めまして34名という状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) そうすると、合計すると50名ぐらいが、そういった形で対応されているということで、イメージしているよりは結構多いのかなということでは、今は聞かせてもらったところなんですが、自治体によっては、この辺のキャンセル待ちを登録バンクということでリスト化されているというようなことも聞きます。そのリスト化された中の、その中での順位とか、実際、リストというものを作成されて管理されているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  余剰ワクチンの取扱いで、接種順位というところで、今、述べさせていただきました。そのリストは、それぞれリスト化をさせていただいて、直接お電話で対応させていただいて、端数が出たので接種をされますかということを聞いた上で、御都合がつくという方につきましては、その当日に来ていただいて、接種をしていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 貴重なワクチンですので、今後もその辺りについて丁寧に進めていただきたいと思います。  2点目につきましてです。これから台風シーズンになるところで、いわゆる接種、日曜日、中止になるような、その辺の中止となる判断基準について、今、答弁を頂いたんですが、それにつきましては、ホームページ等ではどのように現在記載されているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  ホームページの掲載ということで、現在、ちょっと把握はしておりませんけれども、警報が出た場合は中止ということは、実施計画等でも掲載はさせていただいております。ちょっと確認ができておりませんので、確認をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) これにつきましては、自治体によって判断がいろいろ異なるということで聞いていまして、例えば宇治市さんなんかでは、警報発令では即中止にはならないというようなことも聞いております。  先ほどの答弁では、警戒レベル3、この新たな防災の情報の変わった基準に対応しているところかと思うんですが、一般的には、警報なんかが出れば、まず中止やろうというようなイメージもあると思うんですけれども、その辺の部分について、事前にしっかり周知する必要があると思うんですが、その辺りの対策について、再度、お伺いいたします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  確かに、警報が出れば即中止という状況というところもありますけれども、ほぼ雨が降っていない状況で警報という状況の中では、接種をするというような考えもございますし、様々な観点から、こういう状況になれば、中止をする、接種をするということの判断はしていかなければならないというふうに考えております。  現在、そういったことも踏まえて、検討をしているところでございます。  自治体によりましては、先ほど宇治市さんの例を挙げていただきましたけれども、そういう自治体もおられますし、先ほど答弁をしました警報のレベル3という形になりましたら中止をするという自治体もございますんで、そこは市町村の判断で実施されるというふうに思いますけれども、市民の安全・安心を第一に、どういう形で接種をしていくのがベストであるかということも踏まえて検討しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。
    ◯2番(谷口 雄一) 一方、お隣の精華町では、午前の6時時点で判断して、その後に中止となれば、それを個々伝えると、それこそ電話や個別メール、防災無線を通じて伝えるということで聞いているところなんですが、本市においては、そういった中止になったときに、今度はそれを通知する手段、どのようなことを考えておられるのか、お伺いします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  周知方法につきましては、やはり防災行政無線がございます。あわせて、防災情報メールで登録されておられる方々につきましても発信をさせていただきます。そして、広報車で回るといった、そういったできる限りのツールを用いた形で周知のほうを図ってまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 本来でしたら、事前に配付される接種券、その郵便物にそういった一定の判断基準なんかが記載されていれば、非常に本来は周知としては効果的かと思うんですが、今現在、もう6月に発送ということでも聞いていますので、そのあたりはなかなか間に合わないと思うんですが、そういった部分についての対応が少しでも可能性としてできそうなのか、お伺いしたいということと、中止になりますと、ちょっと技術的なことは分からないんですけれども、ワクチンなんかは解凍して、希釈してということになるかと思います。あまり直前の中止になりましたら、そういった準備したワクチンも無駄になりかねないということもあるかと思いますんで、やはりこの辺りは具体的なマニュアルは整備しておくべきだというふうに思っておりますが、その辺りについてもう一度お願いいたします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  周知につきましては、やはり議員おっしゃられましたとおり、事前の早めの周知が必要であるというふうに考えておりますので、そういった取組をしてまいりたいと思います。  それと、このワクチンにつきましては、当日、ディープフリーザーから必要なバイアル数を持って行っているという状況でありますので、直前まではディープフリーザーに入っているという状況でありますので、無駄にはならないという状況で取り扱っております。  そういったことから、有効的に、大雨の警報であったり台風というところがありましたら、非常になかなか現在予約をされている、今後も予約をされた中で、こういう事態になりますと、どういう対応をしていかなければならないのかというのは、事前に十分検討をしていかなければなりません。  1回目の接種の方が、こういう状況で中止となれば、また再度、日程等の変更というか、新たに設けることは可能ですけれども、2回目の方がこういう状況で中止となると、1回目を打たれたということもありまして、その2回目をどうするのかということも重要になってきます。  例えば、次の週に回すということがあっても、日曜日でありますと、もう予約が入っておられるということもあります。その方々について、例えば土曜日に接種できないかということも踏まえて検討をして対応を図っているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) まさに、御答弁を頂いたように、1回目と2回目によって全く事情は異なってくるかと思うんですが、今、全国で進んでいる接種につきましても、こういう気象条件で中止になったというケースは実際ないということでは聞いているんですけれど、日本、本当に台風列島ですんで、いつ木津川市が最初にそういったケースに当たりかねないということもあるかと思いますので、ぜひそういった準備、情報収集をお願いしたいと思います。  3点目についてなんですが、具体的な件で、今月10日、民間保育園、こども園の関係者により、保育士及び職員、ワクチンの早期接種の要望があったということで聞いております。  今現在、保育士等の順番については、余剰ワクチンのリスト化ということもある中で、一方で、今週の月曜日に京都府大規模接種会場けいはんなにおきまして、私立の保育所、こども園、幼稚園、私立の小・中学校の教職員が対象になるというような報道発表を聞いたわけなんですけれども、その開始時期は、まさに本日18日からということで、記載は報道発表ではあったわけなんですけれども、ちょっと具体的なその辺りの予約方法とかといった部分についての情報を捉えておられるのか、実際、市内の民間の保育園の事業所につきましては、全くその辺りについては、府からも、もちろん市からもないということなんですが、今把握されている情報について、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  京都府の大規模接種会場けいはんなプラザでの実施でございます。今、議員がおっしゃられました教職員、私立の保育園等、そして府立高校、警察というとこら辺での情報が流れております。  昨日、京都府のほうに、その辺りのことも踏まえて御確認をさせていただきました。本日から警察を最初に接種を実施すると。土曜日・日曜日におきましても、警察というところは聞いております。  今後につきましては、警察が終われば、順次、府立高校の職員になるのか、私立の職員になるのかというとこら辺は、詳細な情報については確認ができておりません。今後、その順位につきましても、京都府において検討、決定をされるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) そういった意味では、市内に当てはめるとどうなんでしょうか、私立の民間保育園、こども園、また木津川台にある同志社の私立の小学校、また府立南陽中高あたりは、そういうめどがついているということであるかと思うんですが、それこそ木津川市立の保育所等々につきましては、やはり今回のちょっと質問のメインの趣旨ではあるんですけれども、そういう余ったワクチンの順番待ちというより、何とか優先枠、日にちを設定してというような対応を希望するところなんですが、その辺りの検討について、今のところは、検討の状況をお伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  優先枠ということで、木津川市立の教職員、保育士、幼稚園など、現在のところは余剰ワクチンの形で優先をつけて実施しているというところが実情でございます。  優先枠というところではございますけれども、現在、65歳以上の方の集団接種を開始をさせていただいて、4回目が終わったというところでございます。  今の日程の中でなかなか組み込めないというのが実情でありますし、新たな枠を設けるということになりましたら、体制の問題、ワクチンの供給の問題、あるいは医師・看護師等々の協力といったとこら辺の調整も必要になってこようかなというふうにも考えているところでございます。  あわせて、やはり教職員等々が子供たちと接する機会が一番大きいというところでございますので、先般、京都府のほうに、ぜひとも京都府の大規模接種会場で枠が空く状態であれば、あわせて、現在65歳以上で大規模接種会場を設定されておりますけれども、継続的に木津川市立の教職員等も、その会場で打っていただけるような対策を講じていただけないかという形で要望書のほうも提出させていただいて、一定、進めていただきたいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 今、答弁いただいたことは、まさにちょっとこの次に聞こうと思っていたんですが、なかなか市で対応が難しい場合、府が、なぜ私立だけにされたのかという部分も思うところではあるんですけれども、ぜひそういった部分に、公立の保育所のみならず、教職員を含めて、ぜひそういった検討ができるように、引き続き要望をお願いしたいと思っております。  ただ、これについて、少しこだわるわけなんですけれども、今、木津川市における公立の教職員というのが、幼稚園、小学校、中学校を入れて、ちょうど切りがいいんですけれども、777人ということで聞いております。  あと、公立の保育所関係が約300人、あと通告で上げています児童クラブの支援員が120人ということで、大体1,000人ぐらいということであります。  今後始まる成人一般の対象者数というのは、実施計画にも示されているんですが、約3万8,000人、それに対して約1,000人、割合としては、もう本当に数%ということ、そこが難しいかと思うんですけれど、ぜひちょっと検討の余地、自治体によっては、夜まで接種時間を延ばしてというような無理をしているような対応もされているところもあるようなんですけれども、やはり何らかの措置は、検討をぜひいただきたいと思っております。  ちょっと今の数字の部分も含めまして、全くちょっとこの計画について、今後、もうこれで固まっていっているんやということか、検討する余地があるのか、再度お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  木津川市立の教職員が小・中学校の教諭でありましたり、保育園の保育士など、あわせまして会計年度任用職員さんも当然おられますので、そういった数字を合わせますと、議員おっしゃった人数よりははるかに増えるという状況でございます。  そういったことから、先般、教育委員会といたしましても、京都府のほうにも要望を出されております。ぜひとも、その大規模接種会場でということの御要望もされているという状況でございます。  今後につきましては、例えばこういう教職員の方々で木津川市民の方でありましたら、間もなく16歳以上から64歳までの方につきまして接種券等を発送させていただきます。そういった中で、接種希望される場合は、接種を打っていただけるという状況もあります。  そういった状況と併せて、要望も踏まえて、今後の取組をさせていただきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 今おっしゃられた、この木津川市の正職員、会計年度任用職員、また窓口に従事されている方、本当にこのエッセンシャルワーカーという定義の問題もあるかと思うんですが、そういった方にもぜひやはり多く人と接するということで、受けていただきたい。ただ、その辺を加味しても、2,000人、3,000人もいかないですかね、全体から見るとという数字だけの部分なんですが、ぜひ検討はいただきたいということと、あと先生、保育士さんにおかれましては、それを利用する児童・生徒ということについては、木津川市においては、約1万人近く、またそれに通告書で冒頭で触れています家族云々を含めますと、2万人、3万人まで波及するような、その接種を受けていただくと、それだけいい意味での影響が大きいのかなということで思っておりますので、引き続きその辺りにつきましては、御検討いただきたいと思っております。  最後、答弁がございましたら、よろしくお願いします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  現在、65歳以上の集団接種を実施をさせていただいています。これまで順調にといいますか、特に問題もなく接種をさせていただいております。  あわせて、現在、大規模接種会場の案内もさせていただいて、その中で、現在、8月8日までの予約をされている方につきましては、大規模接種会場への予約をされている方が1,000人を超えておるという状況もございます。  そうしたところからしますと、枠の空きが出てくる可能性というのが非常に大きいところもございますので、そういったあたりと、今後、発送して日程等も組ませていただいておりますので、できる限り多くの方々に接種をしていただくというのが一番よいというところでもございます。  そういった前倒しができるような状況にありましたら、できる限りそういった方々にも打っていただけるというような形で、準備のほうを今後も検討しながら進めていきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 国のほうは、自治体ごとに柔軟な対応ということでは、そういう方針を出されているんですが、やはり自治体におきましては、公平性とか、そういった部分が一番ネックになるのかなということでは推察するわけなんですけれども、さきの人数の割合、またそういう方が受けられることによって波及効果ということをきちんと説明することで理解は得られるかと思いますんで、ぜひ柔軟な対応をお願いしたいと思います。  それでは、2問目に移ります。  「食品ロス削減に向けた具体的な行動を」。  近年、食品ロスの問題は、国内のみならず国際的に重要な課題となっており、その削減に向けて、社会全体で主体的に取り組む必要があると考えます。  令和元年10月に食品ロス削減推進法が施行され、自治体においては「食品ロス削減推進計画」の策定が努力義務となりました。  そこで、本市の取組につき、以下のとおり質問いたします。  (1)食品ロス削減に関して、これまでの具体的な取組は。  (2)フードバンク活動への支援とフードドライブの啓発・促進についての考えは。  また、基金を活用した市民提案型ごみ減量活動等補助金について、食品ロス削減に関連する事業として、フードバンクやフードドライブに関する活動も対象となるのか。  (3)「食品ロス削減推進計画」策定に向けての方針と庁内の推進体制はどうか。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。    (市民部長 山本 昌宏君登壇) ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えいたします。  隔月で発行しております「MOTTAINAI便り(もったいない便り)」などによりまして、本市に家庭系可燃ごみに含まれる食品ロスの状況や、その削減のための実践例を紹介しています。  特に平成2年度は、ごみ減量アイデアの募集、表彰事業のテーマを食品ロス削減とし、市民及び市内の団体からアイデアの募集などに取り組みました。  2点目について、ごみの減量対策の一つとして、食品ロスの削減は重要であると考えています。  食品ロスの削減対策につながるフードバンクやフードドライブの活動については、それぞれの団体による自立した取組が望ましいと考えますが、その活動の立上げに要する経費などについては、市民提案型ごみ減量活動等補助金の対象になると考えており、支援をしてまいります。  3点目について、去る5月に策定をしました第2次木津川市環境基本計画にも、食品ロス削減の重要性を記載しておりまして、食品ロスの削減に向けてアイデア募集、こども食堂、フードドライブなどの活動を推進、支援することとしています。  なお、食品ロスの削減の目的については、ごみの減量だけでなく、様々な視点、要素があります。  食品ロスの削減に関する法律において、市町村の努力義務として、食品ロス削減推進計画の策定が規定されていますことから、今後、ごみ処理基本計画の見直しに合わせまして検討したいと考えますが、当面、令和2年3月に作成されました国の基本方針を踏まえまして、関係各課で連携し、食品ロスの削減に向けて取組を進めてまいります。  すみません、私の答弁の最初のところで、食品ロスの削減に関して、「特に令和2年度は」というところを「平成2年度は」というところで誤って御答弁しましたので、申し訳ございません。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) このたびの質問に当たりましては、過去にも一般質問で多くの議員の皆さんが同様の質問をされておりまして、当時の答弁を遡って見ますと、先進事例の研究・啓発ということで、今後の取組を強化されているところですが、今こそこのSDGsの観点もありますし、ぜひ主体的に取り組んでいただきたい。  あと、象徴的なこととして、この4月から市内でも「フードバンク木津川」ということで活動が始まったということも、先般の一般質問でも質疑があったところということで把握をしております。  その中でお伺いするわけなんですが、今触れました木津川市で発足されました「フードバンク木津川」、もう既に全市に展開されて事業をされているわけなんですが、活動内容や、そういった部分につきましては、どの程度把握されていますでしょうか、御紹介いただきたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  木津川市フードバンクの活動につきましては、去る4月23日に運営委員会ということで、そちらの団体のほうで開かれました。  その際に、まち美化推進課と一緒に、この補助金の概要につきまして説明をし、今後支援をしてまいりたいというところで、木津川市のフードバンクの運営委員の方にも御説明をしたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 名称としては、正式には「フードバンク木津川」というところでお聞きしているところです。  今、行政の関与につきまして答弁を頂いたわけなんですが、実際、4月からの活動された内容につきまして、何かそういう情報を聞かれているのか、情報を取りに行っておられるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。
    ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  細かな報告等は頂いておりませんけれども、フードバンク木津川のほうの提供先でありますとか、それからそれを提供したものをどの団体のほうから提供を頂けるのかといったような提供元と提供先の情報、また4月以降についての計画については、団体さんのほうから資料としていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 私自身も、木津川台のハーベスの店舗で月に1回されていますんで、たまたまおられた代表の方と口頭でお話しする機会がありましたので、そのときにお聞きした話では、12団体に配付されているというようなことをお聞きしたり、今、ボランティア中心に二十五、六、七名あたりで活動されていたりと、あと一部、木津川市だけじゃなくて、奈良市からの方もお手伝いに来られている、全て手弁当でされているというようなことをお伺いしたところです。  5月だけにおきましても、件数について260点集まったと。それを既に12団体に配付されたという中で、今後、新たにいろんな、例えば州見台のフレンドマートでも展開されるような、市内にもどんどん展開されるということで聞いております。  フードバンク活動、直接市が携わらなくても、それに対する支援という部分では、できることは多くあろうかと思うんですが、今後、その団体に対するいろんな基盤強化につながるような支援について検討されていることについてあれば、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  支援の内容につきましては、今後、また団体さんのほうとも協議をしながら、詳細については詰めていく必要があろうかというところで思っておりますが、まずは先ほど申し上げましたように、市のほうの市民提案型ごみ減量活動等補助金というものがございまして、そういった補助金を使いまして、その活動の中で、例えばまだまだその活動が、木津川市内の中におきまして周知がなかなか行き届いていないというところもございますというところで、例えばいろいろなポスティング用のチラシに対するものでありますとか、食品ロスのフードバンクとしての活動をするための什器類、そういったところについて補助として出せないかというところで、今、申請も上がってきておりますので、そういった内容につきまして、確認しながら、まずは補助金を活用した支援をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 答弁においては、今、市民提案型ごみ減量活動等補助金の話をいただいたわけなんですけれども、これ、今月までですかね、締切り。実際に申請はされたのかどうか、ちょっとその部分についてお伺いしたいと思います。  あと、今、この補助金につきましては、細かいことですけれども、去年は7月末までの締切りと承知しているんですけれども、今年度につきましては、今月までという部分、何かちょっと変更があったのか、併せてお伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  個別の団体さんの申請状況でございますので、あまり答弁のほうは差し控えたいというふうに思っておりますが、先ほど申し上げましたように、市民提案型ごみ減量活動等補助金の事業としての採択については、十分内容としては、ごみの減量ともつながる内容であるというところで説明を団体さんのほうにしているところでございます。  出てきましたら、当然、審議会のほうで審議をしていただいた上で、交付決定のほうに持っていくという形になりますので、個別の状況につきましては、答弁のほうは差し控えさせていただきたいというふうに思っております。  それと、今回の補助金の受付の時期でございますけれども、昨年度は、コロナの緊急事態宣言というところもありまして、なかなか申請される方が少なかったというところもありまして、申請期間を延長したところでございます。  今回は、6月25日までというところで今進めておりまして、状況を見て、今後検討することも出てくるかというところで思っておりますけれども、当面は、既に周知をしているとおり、6月25日までを期限としているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) よろしくお願いいたします。  ただ、締切りを幅広く持つことで、年度内でもし事業ができるんであれば、そういったやっぱりその部分も柔軟なといいますか、できるだけ期限を延ばすような考えもぜひ検討いただければと思います。  国内のこのフードバンクの団体の活動実態調査というのがありまして、その資料を見ていますと、フードバンクの方々がどういった支援を希望されているかということになりますと、例えば行政とともに企業を訪問してフードバンク活動への協力要請であったりとか、そういった部分につきましては、このSDGsと相まって共感する企業も非常に増えるのではないかというような報告が見受けられたりするところです。  あと、こういった活動の周知という意味では、学校関係やPTAへの広報、また地元の自治会とか自主防災会等への、例えば備蓄食品の有効活用なんかの視点からいろんな提案はできるかと思うんですが、そういった部分、情報提供、側面支援という点で、考えがあればお伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  先ほども答弁させていただきましたように、フードバンクといいますか、食品ロスの取組につきましては、ごみ減量の観点からも非常に大事だというところでございます。  その上で、いろんな関係する部署とも関連してくる内容でございまして、非常に多岐にわたる効果があるものというところで考えております。  市のほうといたしましては、そういったところにつきましては、団体を支援していくために、今後、そういった活動についても紹介をしていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 今、関連して聞いた中で、学校関係への環境教育の一環にも触れさせていただいた中で、教育長がおられるのでお伺いしたいんですが、過去から食品ロスの取組につきましては、やり取り、答弁があったかということで認識はしているんですが、このたび出てきましたフードバンク、フードドライブ、そういった部分について、学校教育現場の中で今後進められようとしていることが何かありましたら、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  再質問にお答え申し上げます。  食品ロスの問題というのは、SDGsに関わっても非常に重要な課題であります。当面、毎日食事をしています学校給食というのが身近な題材でもあります。  4月に学校給食センターが稼働していきましたが、令和2年度ですね、令和元年度との比較の中で、学校の残食は幾らあるかと。それは、それぞれの学校で食品ロスに関わっての学習等も行っているわけですが、令和元年度で、木津学校給食センターで残食率というのが10.7%、山城学校給食センターで4%、加茂学校給食センターで11%、これが令和2年度、第1学校給食センターが新しくなった中で7.1%、それから加茂のほう、第2学校給食センターが7.3%ということで、どちらのセンターのほうも全体としては減少傾向に来ている。  子供たちの好き嫌いの問題、それから量が多過ぎるっていうような問題もあるんですが、そのことは、基本的には、栄養士のほうが栄養価であるとか、必要な量ということを策定した上で行っているわけでありますけれども、全体的に減少傾向にあるということです。  それから、残食の処分に関わっては、収集運搬処理を食品循環資源の業者に委託しておりますので、処理業者のほうで、リサイクル、堆肥化を行って、学校への堆肥提供、それから農業生産者、生産農家農業組合等に供給販売されているということで、食から残食をリサイクルしていくという一連の流れということを、現実の学校給食を通じて勉強してきているということであります。  ちょっと質問とピントがずれているかも分かりませんけれども、そんな状況であります。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 今、答弁いただきました食品ロス、また学校の給食の残渣・残食についての部分につきましては、過去から給食指導や食育とかという部分の中でずっと取り組まれていることはお伺いしてきたところであるんですが、今回、4月から始まりましたフードバンク、フードドライブ、そういった活動なんかは、例えば私、地元の木津川台でしたら、地元のハーベスでそういった活動をやっているということを、例えば事前に、地元やったら木津川台小学校の子供たちにそういうチラシがあるのか、そういったのを例えば配らせてもらって、関連してちょっとそういう事業をされたりとかという部分で、食品ロス、引き続き大事なことではあるんですが、新たな考えでもないんですけど、このフードバンク、フードドライブという部分が本市でも始まったということも踏まえた部分は、ぜひ情報提供という意味では進めていただきたい。そういった視点で、ちょっと急なんですけど、聞かせていただいたところです。  次にお伺いいたしますのは、今、フードドライブということで申し上げたんですが、この言葉についてどのような御認識をされているのか、またその効果、どういったことがあるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  言葉の意味等につきましては、このフードバンク、フードドライブというところのとおりでございます。  効果につきましては、当然、いろんな効果があるというところでございます。先ほど申し上げましたように、食品ロスにつきましては、いろんな視点・観点から要素がございます。  観点からいきますと、SDGsというところで先ほどからございましたので、大きな視点からいきますと、当然、食品ロスのところから始まりまして、気候変動への対応でありますとか、飢餓の撲滅、栄養不良の解消でありますとか、いろんなところがございます。  そういったところも踏まえまして、地元における効果ということもありますけれども、SDGsに基づいていろいろな食品リサイクルの推進、環境との関わりから非常な効果が出てくるものというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 少しちょっと質問の仕方があれやったかも分からないんですが、フードドライブというのは、主に個人からそういった食品を供出いただいてということ、フードバンクは、主に企業とか農家さん、行政ということですみ分けはあるようなんですが、そういった意味では、フードドライブというのは、個人の方、家の中を見回っていただいて、もう食べないような食材があれば供出いただくというような作業を考えれば、例えばこういった部分を、例えば市役所の中で試行的にやってみる、新しいこのフードバンクの団体には、引き取ってもらったり配ってもらったりはお願いするにしても、その辺、連携して、そういった事業もできるのではないかということで思うんですが、今、提案になるわけなんですけど、そういった部分というのはぜひ検討してほしいと思うところなんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  身近なところから言いますと、先ほど言いましたごみ組成調査の中におきまして、例えばどれぐらいの食品ロスが生じているのかと言いますと、1日当たり1人大体60グラム、国の平均と同じぐらいの食品ロスが出てきているところでございます。  したがいまして、いろんな方面から、この商品ロスについての取組が必要だというところで考えておりますので、今後、議員のほうから今提案いただきましたことも踏まえまして検討し、進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 最初の答弁の中で、隔月発行の「MOTTAINAI便り(もったいない便り)」についても、確かに最近、食品ロス削減についてという特集というか、そういった記事が出されているのは承知しています。  食品ロスとフードバンク、フードドライブは、もちろん関連することとは思うんですけれども、このフードドライブという部分につきましては、そういった形で、行政が直接お金を出してというよりは、そういう職員の方の有志を募ってというか、箱ぐらいは用意しないといけないかも分からないですけれども、身近に逆にできる行動かと思いますので、ぜひ御検討をいただきたいと思います。  それによりまして、直接的なロスがそれによって減るというのは、本当に限定的であるかと思うんですが、個々の意識改革、こういった問題、国際的な問題である、人ごとではなくて我が事という形で捉えるきっかけになるかと思いますんで、ぜひ率先してその辺りについての前向きな検討をお願いしたいと思います。もう一度答弁を頂けましたら、お願いいたします。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  先ほども申し上げましたように、木津川市から出てきている食品ロスにつきましては、非常に多くのものが出てきております。可燃ごみのうちの約4割が食べ物関係、そのうちのまた4割近いものが食品ロスというところでございます。フードドライブ、フードバンク、その他いろいろな活動の中で、こういった食品ロスについてに削減についても意識づけていく効果もあろうかというふうに考えておりますので、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、いろんな実践行動をすることによって、食品ロスについての取組について深めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 最後、計画の策定というところなんですが、その辺りにつきましては、例えば民間においても、社会貢献の一環としていろいろ連携ができる部分もあるかと思います。  繰り返しになりますけれども、推進に向けて関係施策の連携を深めることが重要と考えますが、この計画策定もさることながら、食品ロス、その在り方について取組姿勢を、最後、市長にお伺いしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市長。 ◯市長(河井 規子) 谷口議員の御質問にお答えいたします。  世界的にSDGsの働きかけをしていこうということで、やはり限られた食材をしっかりと丁寧に守っていこうということでございます。  本当にごみの分析をしても、手つかず、また賞味期限切れの、本当に使えるような食材がたくさん捨てられているということでは、非常にもったいないなというふうに思っています。  特に、農家も結構ある地域では、やはりたくさんのできた、そういった野菜をそのまま捨てられるという場合も、やっぱりやむを得ない状況もあるんですけれども、そういうものをいかに必要な方に提供できたら、そういうロスもなくなりますし、せっかくつくった食材も生きてくるということもございますので、いろいろ今御提案も頂きました。そういった事例を参考にさせていただきまして、少しでも食品ロスのない、そういった社会にしていくための策定づくりもしっかりとやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 以上で、質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(森本 隆) 暫時休憩します。    午前11時35分 休憩    午前11時37分 再開 ◯議長(森本 隆) ただいま11時37分、それでは再開いたします。  3番目、河口靖子さん。    (河口 靖子君質問席へ移動) ◯18番(河口 靖子) 議席番号18番、河口靖子です。  一般質問をさせていただきます。  まず、今回、2問させていただきます。  1問目ですが、「死亡時に遺族の手続一元化を」と題しまして、質問いたします。  平成30年第4回定例会の一般質問で、「死亡時の手続を丸ごと支援できる御遺族支援コーナー」の質問を行いました。行政からは、実施は難しく、ワンストップで手続が完了するよう配慮に努めるとの答弁をいただき、がっかりしていたところでございます。  市は、令和2年12月定例会で「書かない窓口」事業を行うために、一般会計補正予算に事業委託料として2,100万円を計上し、現在、事業は進行しているところだと思っております。現時点での事業進捗状況と、事務簡素化も図れるよう、死亡時の遺族の手続を一元化できる「おくやみコーナー」を設置できるよう努力すべきであると考え、以下の質問を行います。  (1)「書かない窓口」開始までのスケジュールは。  (2)文書読取りの技術とは、どのようなものか。  (3)事業の内容は。  (4)事業委託料2,100万円の内訳と、その後の維持管理費用は。  (5)市民課窓口での転入手続以外の事務内容はどうなっているでしょうか。  (6)死亡時における届出手続の流れは。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。
       (市民部長 山本 昌宏君登壇) ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  河口議員の御質問にお答えいたします。  書かない窓口システムの導入については、令和2年12月定例会後に事業者選定を行い、令和4年1月31日までを履行期限とし、去る2月26日に事業者と契約を締結しました。  現在、発注仕様書に基づき具体のシステム要件、運用フローや取り扱う帳票などについて協議・検討を進めています。  書かない窓口システムの稼働は年明けを予定していますが、スムーズにシステムの導入、運用ができるよう、年内に試験運用を行いたいと考えています。  2点目について、市が導入する書かない窓口システムの文書読取り技術は、住民異動手続の際に市民の方が持参される転出証明書をOCR処理し、住民異動届に必要な情報を自動に反映させるものです。  3点目について、書かない窓口システムは、ICTを活用して、住民異動などの提出書類の自筆による記載等を省略し、市民の負担軽減や業務の効率化、新型コロナウイルス感染症対策における滞在時間の短縮などの課題に対応するとともに、市民課の総合窓口機能を強化し、市民サービスの向上を目指すことを目的とするものです。  書かない窓口システムの導入後の異動手続の流れにつきましては、市民課の職員がOCRで読み取った情報を基に市民の方に窓口で確認をしていただき、異動届出書を作成するとともに、例えば国民健康保険被保険者資格取得届などの住民異動に伴う関係課の申請書を一括発行します。  なお、申請書を受け取られましたら、これまでと同様に関係課窓口において必要な手続を行っていただくことになります。  4点目について、委託料の税抜きの内訳でございますが、システム構築費840万円、ハードウエア費388万円、住基システム連携費590万円、コンビニ交付システム連携費70万円となります。  導入後の維持管理費用につきましては、税抜きで5年間で1,500万円となります。  5点目について、市民課窓口では、転入手続のほか、転居、転出、世帯構成変更、出生及び死亡等の住民異動情報について、本システムと住基システム、コンビニ交付システムと連携して処理することになります。  また、住民異動の手続に合わせて他課に提出が必要な申請書のうち主なものは、市民課窓口において一括して発行します。  6点目について、これまでの事務処理と同様に死亡届を受理し、その内容に基づいて住民記録の更新を行います。  また、死亡時における市役所に提出が必要な書類については、書かない窓口システムを利用して、国民健康保険の資格喪失届など一部を除き、市民課において準備をし、後日、御遺族の方にお渡しすることを想定しています。  実際の手続は、それぞれの手続を所管する担当課の窓口で行っていただくことになりますが、可能な範囲で市民課窓口において、死亡時の御遺族の方の手続を支援するよう検討いたします。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 丁寧に答弁していただきまして、ありがとうございました。もう再質問は要らないのかなというふうに思うぐらい、丁寧な答弁をしていただきました。  市は、市民が窓口で転入・転出などの手続をする際に、住所や氏名などを書類に何度も記入せずに済むようにというところで、これを導入されたというふうに思っております。  情報通信技術のICTを活用して、書類に書き込み、頻度を最小限にするという、そういうところが特徴であるというふうにも思っております。  このシステムを導入されるきっかけというのは、やはり新型コロナウイルスの対策としての密の発生を抑制するというところも狙いであるんだろうなというふうには思っておりますが、やはりこのシステムの導入で約50の手続、書込みが省略できるというふうに見込んでおられるんですが、やっぱり既に住民票がある市民についても、同じシステムを利用してデータ化することも検討するというふうにお聞きしております。  このデータ化することで、死亡時の遺族の手続の一元化も考えられるというところで今答弁を頂いたわけですけれども、その辺を再度、どういうふうな形でスムーズにいけるのかを答弁していただきたいというふうに思っております。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  先ほどの答弁の中で、住基システムとコンビニ交付のシステムの連携という形で説明させていただきました。  今、議員が御質問されましたように、転入される方については、その以前におられたところからの転出届、それをOCRで読んでいきますけれども、既に木津川市におられる方についての情報につきましては、コンビニ交付用のデータベース、これを活用いたしまして、例えば木津川市内で転居される方についても、そのシステムを利用して、書かないように済むように対応していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) いろいろな工夫をしていただくわけですけれども、やはり住民の方が庁舎に来なければいけないというのは事実というふうなことだというふうに思っております。  特に、最近の情報で、加茂地域の住民にとっては、秋頃には、JRの本数が減少されるという、こういうことも起こってまいります。本庁での事務手続が、やはりここに来庁するというところの不便さというのも生じてこようというふうに思っておりますので、このシステムを支所にも連携できないのかなと思っているんですが、その考え方についてはどうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  現時点におきましては、書かない窓口のシステムにつきましては、本庁の市民課に導入するというところでございまして、支所のほうまで拡充するというところは、今のところ予定はしていないところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 今、支所まではというところですが、今後、どうでしょうか。その辺、併せて検討をしていただきたいなと思っているんですが、再度、お答えいただきたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  大きな話になろうかと思いますけれども、今後、デジタルガバメントというところで、いろんなところが情報化が進んでいくというところでございます。  先ほど議員のほうからもおっしゃられましたように、市役所のほうに来て、窓口でのいろんな手続をしないといけないところから、デジタルガバメントが進んでいきますと、自宅にいながらいろんな手続ができるような社会にも今後なっていこうかというふうに思っているところでございます。  今回、書かない窓口システムを導入することによって、市民の利便性の向上というところもございますけれども、将来的には、いろんな国の動き、そういったところも勘案しながら、より市民の方にとって使いやすい窓口についての改善を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) いろんな社会情勢の中で進化していく、変わっていくというのは、もう当然のことですし、そうしていただきたいというふうに思っているわけです。  今、一例を挙げて、やはり加茂地域の交通網が不便になるというところでの、これは窓口とはちょっと関係ないかもしれないんですが、市民が移動するという意味からの観点から言いますと、やはりこれからのいろんな交通手段なんかの、前にも質問しました、MaaSを活用しての、そういう移動とか、それからいろんな形でのその辺も併せて、市民課だけではなくて、庁内全体で考えていただきたいなというふうに思っております。  このことについて、将来的なことになりますが、市長の考え方をお聞きしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 市長。 ◯市長(河井 規子) 河口議員の御質問にお答えをいたします。  今、部長からも答弁させていただきましたが、IT社会の進化というのは、本当に速いスピードで進んでいるというふうに思っています。  今回、書かない窓口のシステムを入れさせていただきますけれども、本来ですと、もう市役所に来なくても手続ができるという時代が、もう目の前に来ているんじゃないかなというふうに思いますし、私どももやはりこのIT化を進めていく中では、どういうことを市役所でできるのかということを、今、CIO補佐官をはじめ関係職員と話合いをしながら、少しでも早く、大きな市、小さい市関係なく、IT化を進めていこうということを言っておりますので、そもそも行かなくてもできるということになれば、どこに住んでいても便利に過ごせるということですので、世界では、そういうところもたくさん出てきておりますので、それに向けて精いっぱい努力をしていきたいというふうに思っています。  交通手段ということで、JRが減便になっていくというのは、全国的な流れだというふうに聞いております。人口が減っていくということとか、働く方の年齢が少なくなっていくということの中で、JRとしてのいろんな方向を出されているわけですけれども、やはりいかに交通手段を使うかということの中で、減便をいかに減らさずに長く本数を保ってもらえるかということにつながるということも言われておりますので、できるだけ交通手段も使いながら、減便を避けていくということも私たちの活動でもあるかなというふうにも思っております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) ありがとうございます。  いろいろと進化していく中で、あと高齢者がどう対応できるかという心配もあるところです。その辺も併せて、やはり市としても全体的に若い人だけがICTのあれが強いというふうなところでメリットがあるということではなくて、高齢者にも目を向けた、そういう改革をしていただきたいなというふうに思っておりますので、これで1問目は終わらせていただきたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 一般質問の途中ですが、ただいまから13時まで休憩いたします。    午前11時52分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(森本 隆) ただいま13時、会議を再開いたします。  健康福祉部長から発言の申出がありましたので、これを認めます。  健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  午前中の谷口議員の御質問の中で、気象警報の関係で、警戒レベル3になった場合という御答弁をさせていただきました。そのことがホームページに掲載されているのかということで、確認をさせていただきますという御答弁をさせていただきましたので、お答えをさせていただきます。  警報関係につきましては、市内に気象警報が発令された場合、あるいは災害が起こる危険性が高いと判断された場合などについては、接種を中止することがありますというホームページでの掲載、そして次に接種券等を発送させていただく16歳から59歳の方々につきましては、案内等のチラシの中に、気象警報発令時により中止する場合はホームページ等でお知らせしますということを掲載をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) それでは、一般質問を再開します。  河口さん。 ◯18番(河口 靖子) それでは、2問目に入りたいと思います。  「市民の生命と健康を守るために」と題して質問いたします。  新型コロナワクチン接種が5月23日からスタートし、まずは高齢の方々にとっては一安心といったところでございますが、6月20日まで緊急事態宣言が延長され、解除されたとしても、安心できない状況にあることは事実です。  そこで、次期対象者である「基礎疾患を有する者」「60歳から64歳の者」「成人一般」「16歳から19歳の者」の新型コロナワクチン接種の方法はどうなるのか気になるところです。今回の課題点を活かした改善が必要だとの考えから、以下の質問を行います。  (1)新型コロナワクチン接種のお知らせ方法に不備はなかったか。  (2)新型コロナワクチン接種の予診票の記載に関して、スムーズに記載されていたか。  (3)接種会場でのトラブルはあったのか。  (4)各会場の暑さ対策はどうするのか。  (5)予約できなかった高齢者は、7月中に接種できる見込みはあるのか。  (6)本市の高齢接種希望者の人数と割合は。また、接種済みの者の人数と割合は。  (7)次期対象者の新型コロナワクチンの接種方法は。  (8)7月以降、個別接種が開始できるように準備すると聞いているが、進捗状況は。  (9)近隣で、京都府による大規模接種が行われているが、本市の希望者で大規模接種会場で接種された方の把握はできているのか。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  河口議員の御質問にお答えいたします。  本市で見込んでいた接種率を超える希望数があり、予約開始日に多くの方から市新型コロナワクチン予約相談コールセンターにお電話をいただいたことにより、電話がつながりにくい状態となりました。次回以降につきましては、予約受付開始日を年齢ごとに区切るなどといった改善が必要であると考えております。  2点目につきまして、多くの方が事前に御自宅で記入を済まされているので、当日、予診票記入スペースで記入される方はほぼいらっしゃいませんでした。  また、予診票への記入の有無を確認する際にも、混乱なく事務を進めることができており、市民の皆様の御協力に感謝しております。  3点目につきまして、予約をされていない方が数名接種会場に来られましたが、キャンセル待ちの登録を御案内し、御理解いただいた上で、御帰宅いただきました。  また、ふだんから市民の皆様の健康づくりや交流の場として御利用いただいている体育施設をワクチン接種会場として長期にわたり利用することに対する御意見を頂戴しております。  市内の限られた施設で市民の皆様の接種を行わなければならず、多くの皆様には御不便をおかけしておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、市民の皆様の生命と健康を守るための対策であることを御理解いただき、御協力をいただきますようお願いいたします。  4点目につきましては、扇風機を設置するほか、スポットクーラー、スポット冷暖エアコンと、その電力を確保するための発電機を設置し、暑さ対策を講じております。  また、会場内には保健師や看護師も従事しておりますので、ワクチン接種後の経過観察だけでなく、熱中症の症状が見受けられたときにも対応できるよう、来場された方の健康状態に気を配りながら従事しております。  5点目につきまして、本市では、65歳以上の方に接種していただく日として、最終8月8日を設定しております。これは、国が高齢者の接種を7月末に完了すると決定するよりも以前から計画をしており、市民の皆様に案内を送付していた日程です。  なお、2回目の接種が8月となる4,800名の方に対しては、早期の接種完了を希望される場合、京都府が設置する大規模接種会場での接種を予約していただくよう、個別に案内を郵送いたしました。  6点目につきまして、65歳以上で接種を希望されている方は、6月17日現在予約されている方が1万5,436名、キャンセル待ち登録をされている方が182名、京都府が設置している大規模接種会場での接種を予約された方が1,660名となっており、接種希望者数は、合計1万7,278名、対象者の84.7%となります。  6月13日現在、接種済みの方は、集団接種会場で8,397名、高齢者施設の入居者388名(5月末現在)であります。合計8,785名で、対象者の43%となります。  7点目につきまして、これまでと同様、本市が設置する集団接種会場での接種となります。
     8点目につきまして、個別接種の実施に向けては、現在、相楽医師会と調整をしているところです。  9点目につきましては、新型コロナワクチンの接種に当たっては、全国の自治体でワクチン接種記録システム(VRS)を用いて住民一人一人の接種情報を管理することとされており、住所地外での接種状況も含め、逐次で接種状況を把握することができます。  また、京都府から二重予約を防ぐために、申込者の接種券番号についてデータ提供される予定ですので、これらを用いて、本市にお住まいの方の接種状況を把握してまいります。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 再質問に入る前に、皆様に御報告いたします。  先ほど報道関係者から、撮影・録音の申請がありましたので、これを許可しますので、御報告いたします。  続きまして、再質問よろしくお願いいたします。  河口さん。 ◯18番(河口 靖子) それでは、再質問させていただきたいと思います。  まず、再質問なんですが、「広報きづがわ」、これから何回か広報で市民の皆様にお知らせをなさると思っております。広報の在り方というか、そういうところを確認し、改善できるところはしていただきたいというところで、「広報きづがわ」6月号の2ページを見させていただきまして、やはりこれを見ている限り、市民に対して思いやるような内容ではないように感じました。  例えば、「希望する全ての方に接種いただけるように調整をしていきますので、決まりましたら広報や市ホームページなどでお知らせします。」、この文章では、抽象過ぎて、親切さが伝わりません。「決まりましたら」、いつ決まるのか、やはり調整とはどういう、何をどう調整し、接種できるように考えているのか、そういうところをしっかりと記載すべきであるというふうに思っております。このことに対しての答弁をお願いします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  市民の方への広報等の情報提供、周知についてでございます。議員御指摘のこともございます。できる限り我々住民のほうに、このコロナワクチンの接種に係る情報を提供をしてまいりたいということで、毎月号にて情報を広報に掲載をさせていただいております。  内容等につきまして、御指摘も踏まえて、中身を今後充実できる部分もございますので、分かりやすく市民に提供してまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) できるだけ、やはり分かりやすく、また丁寧に広報をしていただきたいというふうに思いますので、お願いします。  再質問の1点なんですが、いろんな初回の申込みでは、やはり予約、電話は特につながりにくく、皆さん高齢者の方は、本当にどうしようかという不安を持っての状況だったというふうに思っております。  答弁には、次回以降は予約受付開始日を年齢ごとに区切るという工夫をしていこうというところで回答していただきましたが、やはりもう少し、それであるならば、接種券の発送なんかを早め早めにすべきではないのかなというふうに思っています。  というのは、後から再質問に入りたいと思っていたんですけれども、大規模接種がもうどんどんどんどん今は進んでいる状況にあります。ですから、やはり接種券をまだもらっていない人は、大阪に行こうか、またけいはんなに行こうか、いろんなところでできるような状況が今生まれているわけですから、接種券をできるだけ早く届けてあげる、送る必要があるのではないかなというふうに思います。  それと、第一段階において、厚生のほうで資料を頂きました、16歳から64歳の方には6月中に発送するという、そういう表示をなさっていますが、もう6月も半ば済んでしまっています。もう発送されたんでしょうか。どういうふうな状況になっているのか、教えてください。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  確かに、市が行います集団接種並びに政府が行います大規模接種、京都府が行います大規模接種と、また企業とか大学等が実施する職域接種というふうな形で、どんどんどんどん進んでいっているという状況でございます。  そういったところで、市といたしまして、今後、その16歳から64歳までの方につきましては、週明けに発送できるという形で現在取り組んでおります。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) それでは、年齢が経過して広がりました。12歳から15歳の人たちに対してはどうでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  12歳から15歳の方につきましても、接種券を発送する予定ではございますけれども、現在のところ、いついつというような日程を組んでいるわけではございません。  これにつきましては、16歳から64歳までを発送するということでこれまで準備をしてきた中で、政府のほうから12歳から15歳までも接種可能というような承認がありましたので、実際には同時に発送することができないという状況でございますので、今後につきましては、その方々につきましても発送できる準備を整えて、発送してまいりたいというふうに考えております。  それにつきましては、後日という形で案内チラシの中にも一文記入をさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) この16歳から12歳という対象なんですが、やはりちょうど小学校の後半、6年生の終わりぐらいから中学3年生までのちょうど学生であるという、義務教育を受けているその期間ですよね。  そうなりますと、今、高齢者の方が接種されて、やはり熱が出るとか、倦怠感があるとか、そういうふうな問題もいろいろ起こっている中で、学校における学習的な障害というか支障というのが懸念されるところです。この辺は、やはり教育委員会ともしっかりと連携を取っておられるとは思うんですけれども、その辺のところはどういうふうになっているんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  確かに、12歳から16歳ということで、年齢が低い、また体力的な問題も当然あるという中で、接種をすることによって、どういう状況の副反応ですね、そういったものが見られるかというところではございますけれども、現在、市として使っているのがファイザーのワクチンです。同じように、ファイザーのワクチンを接種していただくという状況にあります。  やはり、その副反応というのが、チラシ等も含めて十分周知をさせていただいておりますので、そこを十分読んでいただいた上で、あくまで希望される方について接種をするということでございます。  情報のことにつきましては、十分、今後につきましても発信をさせていただきたいと思いますし、併せて今御質問の教育委員会との連携というところでございますので、そこも十分すり合わせをさせていただいた中で進めてまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) もちろん、この集団接種で行かれるわけですね。ということは、今までどおりで行くと、やはり日曜日に設定されて、ずっとされていくというふうに考えられるんですけれども、その辺のところは、どういうふうに決定されているのか、考えておられるのか、確認したいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  現在、日程のほうは日曜日という形で、今後につきましても、おおむね日曜日に集団接種を開始していきたいというふうに考えております。  これにつきましては、やはり医療従事者の勤務形態等がございますので、その方々につきましては、日頃診療もありますので、こういったところにつきましては、当初から集団接種で日曜日という形の調整ができておりましたので、今後、その方向で進めてまいりたいというふうに思っております。  もう一方では、個別接種という話もございます。これにつきましても、これまで調整しておるという状況ではございますけれども、今後につきましては、各医療機関等に、現在もワクチンの取扱の説明を行ったり、また今月末につきましても協議をする場がございますので、個別接種の実施する方向で、少しずつではありますけれども、協議をして進めているという状況で、このことになりましたら、かかりつけ医等で協力いただける先生方につきましては、例えば診療が休館日のときであるとか、そういったとこら辺で、日曜日だけではなくて、接種日を設定することができるんではないかなというふうなことで考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 3番目のところのちょっと再質問させていただきたいと思います。  特にトラブルはなかったという答弁でございましたけれども、やはり長期にわたって公共施設、体育館を使用するというところで意見を頂いたというふうになっております。どのような意見が出されたのか、内容をお聞かせください。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  主に体育施設を利用される体育協会のほうから、スポーツをする機会が非常に少なくなってきておると、奪われているというような御意見がほぼ大半であったというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 確かに、中央体育館は、本当にスポーツ協会に加盟している、今さっき体育協会とおっしゃいましたけれども、スポーツ協会に名前が変わっておりますので、私はそう言わせてもらいましたけれども、やはりたくさんのスポーツをなさる方が加盟をされています。皆さんも本当一緒だと思うんですけれども、コロナで、やはり我々が外出する、何かをやりたい、すごく規制されていますし、自粛しなければいけないというのは、皆さんが自覚があるから我慢をしているというところで、みんながやっぱり疲弊に陥っているわけですよね。だから、そういう意見が出るのは自然かなというふうに思いますので、早く収束はしないといけないということも併せて、使う部分、日曜日が接種会場になっていると思うので、その間に、これから緩和された場合には、使えるような状況も工夫していただきたいと思いますが、可能なんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  接種につきましては、集団接種で実施をしております。この集団接種を実施するに当たりましては、各学校の体育館、あるいは中央体育館を使用させていただかないと進めていけないという状況にもあります。  その中で、5会場という設定の中で進めさせていただいておりますので、確かに御指摘等はございますけれども、やはり市民の生命・健康を守るためには、このワクチン接種というものにつきましては、確実に進めていかなければならないということもございます。  そういったところから、やはり日曜日の集団接種での実施となり、会場確保につきましても現状どおりで行かざるを得ないというところでございますので、その点につきましては、御理解いただきたいというふうに思っています。  先ほど個別接種という話もさせていただきましたし、また今後、大規模接種会場での接種が進んでいくことによって、これまでの市が実施する集団接種での予約というのが少なくなってくる場合もございます。そうすることによって、前倒しというような形で進んでいくような状況下になりましたら、来年の2月28日までが接種日となっておりますけれども、少しでも早く終了することができて、そういった市民のスポーツ、運動する機会の場所が提供できるんではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) いろいろ考えていただいてありがたいなというふうに思っています。  ただ、中央体育館の会場を見てみますと、お知らせのところを見ますと、今後、ここで行われる接種日なんですが、7月18日とF-2ということで8月8日、この2回だけなんですね。ということは、これまでに使える可能性もあるのではないのかなというふうに考えますので、再度、検討していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  確かに、議員おっしゃいました65歳以上の方につきましては、8月8日までと、2回目接種が終了します。その後、また8月22日から実施をするという形になりますので、そこまでの間につきましては、使用が可能であるというふうに考えておりますけれども、それ以降の日程につきましては、集団接種会場として押さえさせていただいて、皆様に接種をしていただくという形で取り組んでおりますので、それ以降につきましては、ちょっと使用ができないという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 4番目に行きたいと思います。  各会場の暑さ対策はどうするのかというところで、工夫していただいているというふうに答弁を頂いています。ただ、住民さんのほうから、本当に接種するまでに、いろいろと受付からずっと回って行動している間はいいんだけれども、最後の経過観察のところで15分から20分、30分待たれるわけですけれども、その待っているときにすごく暑いと、その辺が何とかならへんのやろうかという意見を実は頂いておりまして、その辺はどういうふうになっているのか、私、会場の中は分かりませんので、その辺、ちょっと気を使っていただけないでしょうか。その点について、どうでしょう、現場に行かれている方、分かっておられる方はいらっしゃると思うので、答弁をお願いします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  確かに、各会場、これから夏になりますと、気温がどんどん上がるという状況でございます。現状につきましては、先ほど御答弁をさせていただきました扇風機、スポットクーラー等を設置をさせていただいております。  特に、最後の経過観察のところにつきましては、それ以外の場所よりもスポットクーラー、扇風機の設置台数を増やさせていただいているというのが現状でございますので、そういった対応・対策を現在講じているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) ありがとうございます。  次に行きたいと思います。  16歳から12歳に拡大されました。本市の対応はどうしていくかは、今、計画中であるというところでしたので、その辺は期待したいなというふうに思っていますが、ただ、この接種順位以外で、例えば保育士さん、それから居宅訪問介護サービスに従事されている従業員の方たちの接種枠というのがどう検討されているのかというのが少し気になっております。  というのは、やはり居宅訪問をし、また地域に出向いていく、そういう従業員の方は、やはり早くにしてあげないといけないのではないかなというふうに思っているんですけれども、その辺のお考えはどういうふうになっているのか、まずお聞きしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
     現在、集団接種という形で65歳以上の方々に接種をさせていただいております。高齢者施設等につきましても、接種を今現在実施をしておるところでございます。入所者並びに従事者等に接種をしていただいているという状況でございます。今後につきましては、デイサービス等も含めて接種をしている状況、またしていくという状況でもございます。  あわせまして、そういう介護職員も含めて往診等につきましても、順次、進めていく必要があるというところで、相楽医師会等も、現在、協議・調整をさせていただいておりますので、集団接種だけではなくて、高齢者施設の入所者・従事者並びにデイサービス等の利用者等も含めて、現在、接種を進めていっているという状況のでございますので、できる限りより多くの方々が接種していただけるような形で市のほうも努力をさせていただいておりますので、今後につきましても、そういったことを踏まえて、十分皆さんに接種提供をさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 次に、個別接種について回答をいただきました。まだ医師会との調整というところで、谷口議員にもそういう回答をなさり、私にもしていただいているんですけれども、やはり集団接種がいろいろと進んできていても、個別でしたいという、今希望されない方の中には、そういう思いを持っての予約をされていない方もいらっしゃるのではないかなと私は思っています。できるだけ早く個別接種ができるようにしていただきたいし、それの見通しを進めているんだというところですので、これ以上どう聞いていいのか少し迷いますけれども、その辺のところを併せて、ぜひ早くしていただきたいというところで、何度も申し上げて申し訳ないですが、答弁を頂きたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  やはり市民の声といたしまして、かかりつけ医で接種をしたい、個別接種をしたいというお声がございます。  6月の4日には、ワクチン接種の取扱いの説明を医療機関等にさせていただきました。あわせて、6月末、24日にはなりますけれども、相楽医師会の医療機関等に、ワクチンの予約の受付体制でありましたり、V-SYSの取扱入力でありましたり、そういったとこら辺を、保健所、医師会、各相楽の自治体で協議の場を持ちまして説明させていただくというとこら辺で、少しではありますけれども、以前より進捗しているという状況で、できる限り整い次第、個別接種の方向にも向けていきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) それと、災害時の話が谷口議員のところで出ておりました。  実は、これ、報道で、新聞のほうで見たんですけれども、和歌山の有田川町でワクチンの990回分が、実は電源不備、いわゆる停電で使えなくなったという、そのような事象が発生したという記事が載っておりました。  災害時においては、停電という、そういうもので、ワクチンの保存をしている、またいろんな会場での電源を使われている、パソコンにしてもそうですけれども、その辺で、やはりトラブルが発生しないような、この台風シーズンに向けて、こういう電源的な不備を即解決できるような対策等々は考えられているのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  停電対策につきましては、ディープフリーザーが今現在3台入っております。その対応策として、停電が起きたときに、そのディープフリーザーが停電するようなことのない、おおむね72時間ぐらいもつであろうというような形での対応を取らせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) ぜひ、その辺のところを素早く対応できるように、準備もしていただいて、対応をお願いしたいというふうに思っています。  それから、職域接種が、今、本当に大手企業、またそれから大学、いろんなところで実際に実施されています。本市でも企業があると思うんですけれども、その企業側からいろいろ相談があるのかどうか、またその辺の市としての考えはどのように持っておられるのか、お尋ねします。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  職域接種ということで、企業、あるいは大学で接種が実施をされております。この職域接種につきまして、基本的には、実施するにつきましては、企業が全て医療従事者並びに実施場所、それ以外に準備するもの等々をそろえて実施しなければならないというふうになっておりますし、規模的には1,000人以上という形でございます。そうなりますと、大企業を中心に実施をすると。大学につきましても、教員、学生という形で進めていくという状況でございます。  あくまでも、これは企業主導と、大学主導という形での接種ということで現在認識をしておりますので、今後、その職域につきましては、当然検討していかなければならないというふうには考えておりますけれども、そういった企業側から申出等はございませんけれども、市としても、そのことにつきましては、検討をしていく必要はあるのかなというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) やはり、大規模接種、それから職域接種など、いろいろ本当に今、日々変わってきています、変化しています。それは、やはり早く市民の人に、また国民の人に打っていただきたいという国の思いもあり、動いているんだろうなというふうに思っています。  その辺のところもあるんですけれども、やはり集団接種を基本に予防接種実施計画を木津川市ではつくられて、今、行っておられるわけですけれども、今、この流れの中で振り返ってみますと、やはり市のキャンセル待ちの方が大規模接種の会場に行かれて、予約をしている人よりも早くに接種をしているという方が増えてきているわけですよね。  そうすると、5月10日のあの申込みの本当にすさまじいというか、電話の方は本当に大変な思いをして予約をされたことが何だったんだろうかという市民の方の不満的なものが出ているんですね、実際に。そういうことを踏まえて、やはり行政としては、このことについてもどう分析し反省していかれるのか、お考えがあればお聞きしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  5月10日から予約をさせていただいたという状況でございます。あくまで、当初、政府が打ち出していたのは、市町村実施の集団接種並びに個別接種という形での65歳以上から優先順位を決められての接種という形で進めてまいりました。  その後、なかなか市町村が行う集団接種並びに個別接種だけでは、より多くの方が接種していただけないということもありますし、またワクチンの供給量が当初より早めに供給できてきているという状況も政府のほうからありましたので、そういったことから、途中で政府の方向も、より多くの方々に打っていただかなければならないということで、大規模接種会場でありましたり、職域接種という形で修正を加えられてきているという状況があったのも事実でございます。  当初から集団接種で行っているという状況の中では、我々は問題がなかったのかなというふうに思っています。ただし、コールセンターでの電話がつながらないということはございましたけれども、今後につきましては、そういった点も改善をさせていただきたいと。  市の集団接種並びに大学、企業、そして大規模接種という形で進みますと、日本全体が素早く接種が2月28日を目途ですけれども、前倒しで進んでいくのではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 最後に確認したいと思います。  今、本市では、現時点では、やはりファイザーのワクチンを使用されているというふうに思っています。  今後、アストラゼネカとかモデルナのワクチン自体がどういうふうに市では使われていくのか、供給されていくのか、このワクチンの供給についての動向ですね、その辺を答弁いただければと思います。 ◯議長(森本 隆) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  現在、市町村が実施するワクチンにつきましては、ファイザー製を使用するということが国から示されておるという状況でございます。大規模接種会場につきましてはモデルナということで、政府が決めておられます。アストラゼネカにつきましては、承認は下りましたけれども、現在のところ、使用には至っていないという状況でございます。  各その供給状況が今後どうなってくるかということもありますので、そこにつきましては、政府の通知、あるいは動向等、また情報を頂かないと進められないということがございますので、今につきましては、どのワクチンを使うかというような計画はないですけれども、市町村は今現在ファイザーで実施するというところは決まっております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 河口さん。 ◯18番(河口 靖子) ありがとうございました。  本市では、やはり高齢者の接種の希望者は84.7%と、思ったよりも希望が高いというところにあります。今、1万7,278名の方が、そういうところで受けられる、終わっていかれるというところになっています。  市長にお聞きしたいと思います。やはり、このワクチンに関して、木津川市でもできるだけそういう被害がないように、また死亡なんかも発生しないような形にできればと思いますので、思いを聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(森本 隆) 市長。 ◯市長(河井 規子) 河口議員の御質問にお答えをいたします。  今回の新型コロナウイルス感染症というのは、本当に世界中を巻き込んだ大変な大きな問題となっております。  特に、社会活動が甚大な影響を受けておりますし、いろいろ就労にも大変な影響を受けて、経済にも大きな影響が出てきております。世界中が、これを早く食い止めたいということで、このワクチン接種に向けて努力をしているところです。  日本もそうですし、木津川市もやはりいよいよワクチンが入ってまいりましたので、希望者の方を一人も取り残すことなく一日も早く接種をしていこうということで、本当に早い段階から職員の皆さんも何十回と会議を重ね、毎週、毎週会議をしながら、どうすればうまく接種が進められるのか、安全に進められるのか、そしてスムーズに会場を設営してスムーズに市民の皆様が接種していただけるのかという、あらゆるところをみんなで検討してまいりました。  システムも市独自でいろいろ改良して、どのようにシステムで予約を受ければ簡単に受けていただけるかと、何回もデモをしていただいて、私もそれで受けさせてもらいました。  そういうふうに、それぞれの職員も一生懸命何とか安全に無事にできないかということで取り組んできたところでございます。  予約については、これまでもいろいろ大変な状況であったということも報道でも聞いておりましたので、何とかうまく予約の日を乗り越えられるように、市民の皆さんがうまく予約を取っていただけるようにと、もしシステムが停止すれば、こういう方法で行こう。それで駄目なら、こういう方法で行こうと、何重にも重ねてそれを準備をしておりました。  ただ、電話で受け取れるというのが、本当に1日に600件ほど、精いっぱい受けて、それだけぐらいで、1人に8分から10分近くかかりますので、精いっぱいでそれぐらいでした。  ネットで予約していただいた方が、1日目で1万2,000人を超えておりましたので、やはり電話しかできない方にとっては、非常に大変な思いをしていただいたなというふうに思っております。  その後、キャンセル待ちで、予約をしていた方については、もうほぼ入っていただけるというめどがついてきましたので、1時間延長していただいたりしましたので、今の希望者には接種をいただけるというふうに思っております。  まだ予約いただいていない方を今後速やかに接種をしていただくということで、今、準備も進めておりますし、またそのほか12歳から60歳までの方もこれから入ってきますので、やはり予約の段階で一度にということになると、また同じような混乱も起こるということで、その辺の段階的な予約の日程もつくるとか、いろんなことを工夫しながら、速やかに皆さんが受けていただける準備も進めていきたいと思っております。  今一番関心事は、やはり市民の皆様はこのことだというふうに思いますし、安全に皆さんが無事に一人残らず受けていただくことを目標に、これからもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。  職員の皆さんは、休みも返上して、また準備の日は夜10時、12時と、毎週準備をして回っています。そのことについては、私も職員の皆さんのその努力に感謝したいなというふうに思いますが、やはりこれは私たちに課せられた大きな課題ですので、ワクチン接種を安全に全ての皆さんに接種するということに目標を置いてしっかりと頑張っていきたいと思います。  以上でございます。 ◯18番(河口 靖子) ありがとうございました。  終わります。      ──────────────────────── ◯議長(森本 隆) 一般質問の途中ですが、ただいまから14時5分まで休憩します。    午後 1時48分 休憩    午後 2時05分 再開 ◯議長(森本 隆) ただいま14時5分、それでは再開します。  4番目、長岡一夫さん。    (長岡 一夫君質問席へ移動) ◯6番(長岡 一夫) 6番議員、和みの会、長岡です。  本日は、1問質問させていただきます。  「災害情報の変更に伴う取組について」、お伺いいたします。  まず1点、今年の出水期から避難の判断情報が変更となりました。「避難勧告」が廃止され、「避難指示」に一本化され、また気象庁は、昨日からですけれど、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」の情報発表を始めるということで、災害情報の主な変更点や今後の取組についてお聞きします。  2点目、災害時における新型コロナウイルス感染防止への対応と取組と地域との連携について、どのようにお考えなのか、お伺いします。  3点目、これまでの防災行政無線の運用についての改善点は何だったのか。また、改善を踏まえ、今後どのように進めていくのか、緊急メールも含め、考え方をお示しください。  以上3点、よろしくお願いします。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。    (総務部理事 小林 史君登壇) ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  今回の災害対策基本法の一部改正は、本来、避難すべき避難勧告などのタイミングで避難せず、逃げ遅れにより被災する者が多数発生したこと、また避難勧告と指示の違いも十分に理解されていないとの課題から、避難情報の警戒レベル4、避難勧告と避難指示(緊急)が避難指示に一本化され、従来の避難勧告の段階から避難指示を行うこととし、危険な場所にいる方は全員避難することが明確化されました。  また、気象庁は、線状降水帯が発生したことを確認した場合に速報する顕著な大雨に関する気象情報を昨日から新たに運用を開始いたしました。  市では、これらの改正・変更等を受け、所要の計画の修正と市民の皆様への周知に現在取り組んでいるところです。  2点目について、災害時における新型コロナウイルス感染症拡大防止を図るため、昨年から感染防止を考慮した避難の呼びかけや職員による避難所開設運営訓練などを行うとともに、車中泊避難に利用できる民間商業施設の駐車場の確保などに取り組んでおります。  また、地域の皆様には、避難の考え方や避難所での注意事項など、市ホームページ、広報紙による情報提供や自主防災組織連絡会、出前講座などを活用して、引き続き災害時における円滑かつ迅速な避難を確保できるよう努めてまいります。  3点目について、平成28年度から運用を開始しております防災行政無線については、地域の皆様から「聞こえない」「何を言っているか分からない」などの御意見を基に、スピーカーの音量、方向の修正、緊急放送時の生声での放送など、可能な限り改善してまいりました。  また、防災情報メールにおいても、気象警報の発令や解除、新型コロナウイルス感染への注意喚起など、緊急性の高い必要な情報を市民の皆様にお伝えできるように努めております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) それでは、再質問させていただきます。
     今、部長が答弁していただいた1問目に関しては、そのとおりなんですけれども、やはり災害を減らすには、市民の理解が一番必要不可欠だと思っているんです。だから、今の説明で私自身は理解できますが、これで一般市民の方は理解できるのかと言うと、なかなか難しいところがあります。  要するに、今回の編成に当たっては、レベル4において、今までは避難勧告がまず出まして、それから避難指示が出ます。避難勧告は、まず聞いたときには、そんなに今大げさに逃げることではないだろうという思いで、自宅にずっとおられて、その次に急激な災害が予想されるということで避難指示に変わった途端に、もう災害が来ていて、逃げ遅れて、亡くなられたという例が発生しているわけですから、もう避難勧告をやめて避難指示、レベル4になると、直ちに避難をしてくださいというレベル4に変わったということで、今、説明していただいたんですけれども、そういう具合に、ある程度かみ砕いた形で市民に周知してもらって、レベル4が出たときには直ちに逃げるということを言っていただきたい。  レベルの5に関しましては、緊急な安全確保、いわゆる市町村が全域を全てすぐに把握できるものではないので、市民の方々が自分の命は自分で守るということで、非常に危ないということで出たときに、安全確保ということで、これは避難所に行けない場合もある。  そういうときに、高所な建物のところに逃げるとか、そういった事例も踏まえた形で、もうレベル4のときには全員が安全な場所にいるっていうことが、レベル4の発生だと思うんですけれども、それについて何か御意見はありますか。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今回の避難情報の改善におきましては、まず、あと警戒レベル3、「避難準備・高齢者等避難」についても、「高齢者等避難」というふうに変わりまして、これについては、避難に時間がかかる方は、もう速やかに避難をしてくださいというものに変わりました。  警戒レベル4につきましては、先ほど議員おっしゃったとおり、避難指示に変わりまして、危険な場所からは全員避難しましょうということに変わりましたので、この全員危険な場所から避難しましょうということは、市のホームページや、あるいは自主防災組織等、あるいは地域での出前講座など、いろんなチャンネルを使って市民の皆様に理解していただくように努力してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) そうですね。市民に対しての周知については、また後から議論したいと思うんですけれども、やはりレベル3が出た時点で、いわゆる高齢者や障害者、避難に時間がかかる方は、もうレベル3で避難をしなさいということなんですね。  だから、木津川市は、今、コロナウイルスの接種会場が中央体育館と体育館になっていますけれども、新聞で見たんですけど、レベル3の段階で、もう接種はやめて避難所に変更するということも載っていました。その中で、これをどのように市民の方に伝えていくかですね。  また、後からの議論になると思うんですけれども、それはまた後からするとして、線状降水帯による情報ですね。いわゆる、昨年、鹿児島県の人吉市で甚大な被害が出ました。  あれを見て、やはり市民の方は非常にそういう情報を得られておられるので、そういうような状態になったら怖いなという思いでおられます。  しかし、私は思うんですけれども、実際に大雨警報が出た時点で本来は避難すべきなんですね。  だから、テレビ報道で、まだそういった線状降水帯みたいなニュースが流れていないからまだ大丈夫だろうという思いでおられる市民の方がおられたら、非常に危ないなと思うんですけれども、それについても、やはり市はそれでいいと思っておられるんですかね。いわゆる、警報が出た時点でもう避難ですよという思いで伝えていただけるのか、それについて、また答弁があったら、答弁してください。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  大雨警報につきましては、浸水被害と土砂災害と2種類ありますが、まず大雨警報が出た時点では、今後の河川の水位、あと土砂災害の情報等を十分周知をしまして、予測をした段階で、警戒レベル、避難情報を発信したいというふうに考えております。  また、先ほど議員が言いました線状降水帯の情報につきましては、これはまさに浸水被害と土砂災害の発生の可能性が極めて高くなったということで、これはもう警戒レベル4と認識をして対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) そういった情報を、今、まとめていただいて、市民に十分分かりやすく伝えていってほしいんですけれども、ちょっと話が違うんですけれども、今、消防団や自主防災会が地域で避難訓練をするとしたときの支援として、京都府がそういった資材とかの支援の補助があるということを聞いたんですけれども、それはあるんですかね。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  各消防団や自主防災組織が避難訓練をする際の支援については、それぞれ市からも支援をしますし、京都府については、いろんなメニュー、どんなメニューか、ちょっとそれにもよりますが、支援については、十分できるものと考えております。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) 京都府の今回の取組について、大分力を入れていこうという思いがあるみたいで、当然、府内で昨年も大分被害も出ましたし、近年、多くの被害が出ています。そういう中で府の活用もしていけばいいとは思うんですけれども、このコロナ禍の中で、いわゆる消防団や自主防災組織が、先ほど理事が言っていただいたようなコロナ対策をしたような避難訓練というのは、このコロナ禍の中でなかなかできないけど、逆に言うたら、やるべきだと思うんですよね。  ただ、言葉でしゃべって、こうですよ、ああですよ、出前講座で行って、ああですよと言うよりも、実際にやっていただけるほうがいいとは思うんですけれども、なかなか自主防災会から、また消防団から、そういった声が上げにくいと思うんですけれども、原課からそういうのを、コロナ禍の中だから、あえてコロナに対しての自主防災訓練などをしてはどうですかというような喚起をしたらどうなんですかね。その辺について、どう思われますか。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  新型コロナウイルス禍で、そのコロナウイルスを考慮した避難所の開設運営訓練の実施というのは、本番を考えたときには、極めて重要だと思います。  したがって、それぞれの地域の事情もありますし、それぞれの消防団の活動の状況等もありますので、相談があれば、市としては積極的に相談に乗りたいというふうに考えます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) 今、それで答弁いただいたように、相談があれば積極的に取り組んでいくということで、やはり今度、城山台にも新しい自主防災会ができて、大概大きな自主防災会だと思うんですけれども、そういった形、城山台が水害に遭うことはないやろうと思うんですけれども、やはりそういった自主防災会も次から次へとできてきていますんで、そういった喚起をしていただいて、やはり自分たちの命は自分たちでまず守るという思いで取り組んでいっていただきたいなと思います。  私としては、今、十分に答弁していただいたんで、これ以上あんまり原課に聞くということはないんですけれども、やはり地震にしろ、災害にしろ、今後、避難所開設に当たりまして、やはり木津の本町、山城町で言ったら上狛から向こうのほうについては、ほんまに木津川が氾濫したときに大変な被害が出ると思うんですけれども、その中で、やはり避難所が各小学校になっていたりするわけです。そういったもし木津川が決壊しそうだというときには、どういった対応で住民を避難させられるのか、するのかという、今の考えがあれば、ちょっと教えていただきたい。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  まず、避難所についてでありますが、避難所については、やはり安全性と収容能力ということを考えますと、現在、各小学校が一番建物的には頑丈で安全であるということと、収容能力がやはり小学校がいいであろうというふうに考えております。  また、今回の災害対策基本法の改正では、広域避難というのを事前に協議できるようになりました。これは、災害のおそれがある場合に、事前に市外への避難を他の市町村と協議できるというような枠組みもできましたので、明らかに大災害が近づいているというような場合については、ほかの市町村への避難等についても、今後、どのようなタイミングで、どういう条件をするのかというところも検討する必要があろうかというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) そういった大規模な災害が起きる危険性があるということは、今後まだ検討していくということでよろしいんですか。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) やはり大災害時においては、市内において全て避難ができる、できない可能性もありますので、その際どうするんだということも含めて、しっかり検討していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) 特に、水害については、危険性が、今までにもなかったんじゃなしに、昭和28年にあったわけですから、やはりそれも踏まえて、早急にそういったときの対策は考えていくべきだと思います。  それと、今はコロナのワクチンで市のほうも大変なんですけれども、やはり今年、今年度に限って、そういったコロナ禍の中で市としての防災訓練は考えておられるのか、ちょっとお聞きしたい。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今年度の市の防災訓練については、現在のところ、例年の防災訓練のような形ではなくて、地域ごとの防災訓練をサポートするような形、あるいは現在、各地域で策定していただいていますタイムラインの避難訓練を各地域でやってもらってサポートするような形と、今、そういういろんなところを検討している段階であります。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) 出水期ももう入っていますんで、できたら早くそういった訓練をしていただきたいと思います。  それと、一番いつも気にしているんですが、これは総務課の危機管理に聞いていいのかちょっと分からへんのですけど、通達には入れていないんですけれど、木津川市には多くの小学生・中学生・保育園児・幼稚園児がいます。そういった中で、保育園児や幼稚園児はお母さんのお迎えもある、バスの送迎もあると思いますけれども、そういった中で登下校中の避難について、いわゆる連絡帳みたいなもんとか、どういう具合に登下校中のことについて、もし警報等が、出るまでに、それまでにいろいろと教育委員会としては考えられると思うんですけれども、危機管理としては、やはり小学生、子供の安心・安全のためについては、どのように今の登下校中とか、学校にいるときは学校で安全が考えられるんですけれども、下校、終わってからの親御さんが家におられない、学童保育の場合もあると思うんですけれども、そういった形で、どのような安全を図ろうと教育委員会と連携を図られるのか、分かれば教えていただきたい。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  現在、教育委員会のほうでは、小学校の低学年・高学年、中学生向けの防災ハンドブックというのをつくっていただきまして、それを持って、各学生、児童には教育をしております。  また、気象警報等の発令の可能性がある段階で、危機管理課から教育部のほうに情報を提供しまして、そこから教育部のほうから各児童、御家庭の皆さんに連絡していただくというような体制で臨んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  警報が発令のおそれがある場合に、午前中の朝の段階で2つのポイントがあります。7時段階で警報が出ておった場合については、自宅待機。9時段階で警報が解除されたら、学校へ登校する。9時段階で引き続いて警報が発令されている場合については、学校は休校になる。それは、各学校、各保護者も全て徹底されております。  学校に来てて途中で警報というのは、今まであんまり記憶はないんですが、もちろんその段階で保護者と連絡を取って帰宅を促す。ただ、状況によって警報が解除になったからすぐというわけじゃなくて、状況を見て対応していくというようなことになろうと思います。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) 今の場合は、台風とか大雨に関しては事前準備ができると思うんです。ただ、地震の場合ですね、今日は通達には書いていないんですけれども、地震の場合、下校中に起きた。昨日のテレビで大分やってはりましたけれども、ブロック塀が壊れてきて、幼い子がなくなったと。2年もたって、自治体がまだそれを条例化していないというところがたくさんあるということも聞いていますし、やはり通学路でそういったブロック塀もたくさんあるところもあるので、そういった危機管理に対して、市として、教育委員会として取組はどのようにされているのかというだけでお聞きしただけで、今日は通達にはしていないので、今の答弁で十分いただきます。もし何かあれば言っていただければ。 ◯議長(森本 隆) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  申し訳ない、詳細までの克明なものはないんですが、高槻の地震というのは、非常にショッキングな話でありました。あれ、ちょうど子供らが登校中でありました。ブロック塀の近くにたたずんでいたというような話も聞きました。  ブロック塀については、全て点検して、学校関連については、全て整理を行いました。学校関係の分についても全て整理した。  その際に、登校中において震度3でしたかね、その辺が一番肝腎なんですが、ちょっと申し訳ない。段階での取組、自宅へ基本的に帰るとか、学校が近くであったら、学校へ来ると。学校の中で地震が起こった場合とか、その辺の取決めについては、先ほど理事のほうから申し上げました。マニュアルを作成して、保護者にも全部伝えて、お互い共通認識の下にやっております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) すみません、ありがとうございました。  もう私はこれで終わりたいと思うんですけれども、最後なんですけれども、やはり自主防災会なり消防団等、今後連携して、レベル4では全員避難だというのを市民の方に早く通達していただいて、線状降水帯がテレビに出るまでは別にどうもないだろうとかじゃなしに、やはり市町村が出した警報で避難をしてくださいということを早く伝えていただくためにも、自主防災会とかの、今、出前講座でもいいですけれども、やはり防災訓練をされた中で、市民も巻き込んだ中で、区民も巻き込んだ中で、そういったことを情報伝達していただきたい。ただ、広報に載せるとかというんじゃなしに、そういう具合に変わりましたよということだけお伝えいただければありがたいと思います。  答弁は、もしあれば何か。 ◯議長(森本 隆) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  警戒レベル4の発令、あるいは警戒レベル3の発令で速やかに市民の皆様には避難していただくように、自主防災組織、あるいは市民の皆様に直接出前講座、あとは、現在、地域で取り組んでいただいておりますタイムラインの協議の中で等々、いろんなチャンネルを使って市民の皆様に伝えていきたいと思います。 ◯6番(長岡 一夫) これで、質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(森本 隆) 暫時休憩いたします。    午後 2時30分 休憩    午後 2時32分 再開 ◯議長(森本 隆) ただいま14時32分、会議を再開します。  5番目、伊藤紀味枝さん。    (伊藤 紀味枝君質問席へ移動) ◯11番(伊藤 紀味枝) 11番議員、伊藤紀味枝です。  2問質問いたします。よろしくお願いいたします。  「木津小学校校舎改築工事の安全対策は」。  木津小学校校舎の老朽化に伴い、7月から改築工事が行われます。狭い敷地内での大規模な改築工事は危険が予測されます。  そこで、次の点を質問します。  (1)児童の校舎内での安全対策は。  (2)児童の登下校中と近隣住民への安全対策は。特に、大型車両による運行計画は。また、近隣住民への説明は予定しているのか。  (3)工事中における教職員と工事車両の駐車場所は。  (4)工事中における児童クラブの送迎車の駐車場所は。  (5)第2児童クラブ及び新給食の配膳室の場所は。
     以上です。お願いいたします。 ◯議長(森本 隆) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えいたします。  木津小学校校舎の改築工事の際には、施工範囲を鋼製等の仮囲いにより工事現場と学校活動場所の分離を行うとともに、交通誘導員を配置し、児童安全確保など学校運営に支障が生じないよう行います。  2点目について、工事車両等の進入口は南側正門を予定しており、登下校時間帯の進入を避け、交通誘導員を配置し、児童、近隣住民等の安全確保を行います。  大型車両の運行については、南側の市道335号の大型自動車などの通行許可申請を行い、交通安全に配慮し通行いたします。  また、工事の説明については、学校関係者や地元地域長へ説明を行うとともに、隣組回覧もお願いいたしました。  3点目について、工事期間中の教職員の駐車場につきましては、近隣の公有地及び民有地を借用して、複数箇所に分け駐車するよう調整しております。  また、工事車両の駐車場については、基本的には、工事現場内に駐車をする予定であります。  4点目について、児童クラブ保護者の送迎車両については、工事期間中に確保する教職員の駐車場の空きスペースを利用していただくよう考えております。  5点目について、第二児童クラブについては、新校舎完成後に東校舎の空き教室を改修して整備する予定です。  また、配膳室については、新校舎1階南西に整備する計画です。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 大変しっかりした答弁で、これ、突っ込みようがないような答弁だと思います。  確かに、仮囲いをし、交通の誘導員、ガードマンですね、配置したり、完全に分離するということで、よかったと思います。  絶対入られないようにするようにするということと、また仮校舎の着工に当たって心配するのは、仮囲いだけではなくて、落下防止、防音シートなどの目隠し等はされると思うんですが、その点はどうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  工事現場を、先ほど申したように、仮囲いで囲むというところと、あと解体建物の周りにも足場を設置して防音シートを張るというところで、安全と防音・防じんに努めていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 8月からは、東校舎の改修工事もほぼ同時進行で行われると思うんです。工事中、車両や重機等が行き交う中で、児童というのは、すごく興味本位なんです。おもちゃ感覚なんです、そういう大きな重機とか、そういうのが来た場合ね。そういう児童に対して、思わず見に行ったりとかということは、多分注意されるとは思うんですが、しっかりとしたそういう注意喚起というのは、指導というのは、どのようにされるのか、お願いいたします。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  もちろん施工につきましては、先ほど申したように、誘導員等も配置して、仮囲いで十分安全に配慮する体制を取るというところでございますが、学校におきましても、子供たちの指導というのは、しっかりさせていただきたいと思っております。  やはり、自らの身を守るという教育も大事だと思いますし、その辺りはしっかりと指導してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 騒音対策ね、先ほど答弁のほうでもやっていきたいというのがあるんですが、しっかりとした防音対策というのはどの程度までされるのか、お聞かせください。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  先ほど申し上げましたが、防音シートを設置するというところでございます。やはり、多少の音は漏れるということはあるかと思いますが、できる限り学業に支障のないように、また大きな音の鳴るところは、休みの長期期間であったりとか、その辺りにできたら一番子供たちの授業にも支障がないのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 車両は、地形的に見ましても、入るのは南側の正門しかないということで、この道路自体は、次の質問にも市道335号で質問するんですが、非常に狭いんです、道幅、幅員がね。そして、大型自動車などが許可をもらっても、一旦止めないと、多分入るのは、学校の機械なんか、交通、工事現場の機械というんですか、車両というのは、かなり大きいと思うんですが、これ、すぐに回れるのか、校門を壊さなくても行けるかどうかというのをお聞きしたいと思います。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに工事車両は大きなものでございますので、一度で入れるかということになりますと、かなりちょっと大きく振って切り返し等は必要になってくるかなとは考えているところですが、現在のところ、正門を壊すということは、ちょっと聞いておらないところでございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) それでは、次の地元の説明ということで、隣組の回覧もお願いしましたというような答弁でした。これ自体は、もうそれで、書類だけでいいという考えなのでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  今回の木津小学校の工事に際しまして、地元地域であります木津町区、本町西区のほうへは、御説明をさせていただいているというところで、まず地域長様のほうには、上がらせていただいて、役員の方にお話をさせていただきました。その上で、回覧ということで、隣組回覧をお願いしたところです。  あと一つ、小寺町につきましては、役員への説明会を希望されているというところですので、月末に準備させていただいているところです。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 確かに、その7月30日に、我々の地域のところで、コロナ禍によりますので、隣組長だけ集まってもらって説明する、ちょうど目の前の隣組というのは、小学校の前のところですので、そこだけは、隣組長さんだけ集まってもらうという、実は昨日、一昨日ですか、回覧が7月30日ということで、やっぱりしっかりとそういうお願いをしてもらわないと、小寺というのは割と高齢者の方が多い地域なんです。だから、交通の車両なんか、2番目の質問にもあるように、歩道なんかもちょっと凸凹もあって非常に危ない場所でもありますので、そこら辺のことをしっかりと言ってもらわないとということで、その点はどうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  工事がこれから来年度1年度にわたって長期にわたりますので、その間、やはり安全に工事をさせていただきますが、地元の方にも御理解いただけるように、スケジュールや工事の方法等、しっかりと説明をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) これ、次から次と、一旦、仮校舎を建てて、東校舎を整備する、改築するということです。それが終わったら、また南から解体という工事になりますので、工事用の自動車の車両の動線がやっぱりある程度変わったり、いろいろすると思うんです。特に、今度、解体になってきた場合は非常に危ないと思うんです。  それで、駐車、先ほどばらけてするということですが、校舎内で何台ぐらい教職員の方の駐車場を確保されているのか、お聞きします。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  基本的に、教職員の駐車場等は校外に設けるというところでございますが、やはり緊急用に必要になってまいりますので、校舎内には大体8台ぐらいは確保できるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 思っているよりもたくさん、四、五台ぐらいかなとこちらは思っていたんですが、8台ということです。  それで、それ以外に何かあって、児童によって、どうしても車で送迎しなければ学校へ行かせられない子もちょっとある子も、私、見ているんです。そういう人の駐車場の確保というのは、この8台の中に一緒くたでという考えなんでしょうか、どうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ただいま議員おっしゃった、そういう配慮を必要とする児童の送迎用も含めて8台というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) ちょっとそれも含めて、8台だったらどうかなというのもあるんですが、教職員の方が3台か4台ぐらいだったら、かつかつ、今、見ていても、かなり送ってこられている方が多いですので、ちょっとどうなんかなと思いながら、思ったんです。  それで、市のほうはそれでいいだろうということなので、私自体がとやかく言えることではないんですが、どうしても保護者の方から、もう少し増やしてほしいと、もしそういう広さ、スペースが欲しいと言われた場合は、どうされるんですか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  台数は多いほうにこしたことはないというふうには考えているところでございますが、何分、限られた敷地の中で工事も安全に行わなくてはならないというところで、工事の例えば仮囲いにしても、一定、校舎から一回り大きなスペースも要るというところでございます。  ですので、先ほど申し上げました8台程度というところで思っておるところですので、その辺りにつきましては、学校とも相談をさせていただいているというところでございますので、そのときの教職員の先生方の止め方等々で工夫をしていただいて、安全に工事を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 8台ということで、もうそれ以上はやっぱりちょっと厳しいということですので、これ以上は言いません。  それと、工事に当たりまして、先日、ニュースであったんですけれども、池田小学校事件が20年たったと。非常に心に大きな傷跡を残しているという児童、その方はもう大人、20年も前のことですのでね、それと教職員の方も残しているということを、先日、ニュースで実話があった。20年前のことですわね。  それで、一番心配するのは、工事中において、業者に交じって、万が一、一番安全面で心配するのは、不審者の方が侵入するということ、ひょっとしてはあってはならぬことなんですが、そういうことに対してのチェックというのは、業者の方の入られる方のチェックというのは、どのようにされるのか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  もちろん業者さんにつきましては、きちんとそういったところの管理をしていただけるように、また学校敷地内に入られる分につきましても、きちんと工事業者の方かどうかというところも含めてチェックをさせていただきたいというふうに思っております。  また、事業者さんにつきましては、作業服であったりとか、その辺りで、そこの事業者の方かというところの管理もさせていただくというところでございますので、もちろん今議員がおっしゃったように、不審者が入るということがあってはなりませんので、その辺りはきちんと管理ができるような体制を事業者とも調整をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) それと、小学校の向かい側が中央図書館がありますので、このまま土日、小学校に止められるということです。それで、しっかりとアナウンスしていただいて、木津小学校のほうには、駐車、今回は2年ほど、改築のときはもう入られないということをしっかりアナウンスしてもらわないと、ちょっとでも入れるんやったら入ろうかという人がもしあれば困るし、土日、割と木津小学校というのは、いつでも校門というのは空いているところなので、ちょっとその点はどうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  工事期間中につきましては、一般車両の進入はできないというところになりますので、図書館の駐車場、もし図書館の駐車場のほうがいっぱいであれば、ちょっと若干、5分強は歩いていただかなくてはいけないんですけれども、市役所の駐車場を使っていただけるということで、今、調整をさせていただいておりますので、そちらのほうで対応させていただきます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) それは、もうもちろん無料でできるということでいいんですよね。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  そのように対応させていただきます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) それでは、次の、何でわざわざ私、給食の配膳室はどこかとか聞かせていただいたのは、これ、図面をちょっと先日頂いたんです。配膳室が、ちょっとエレベーターから離れているんですけれども、これはここの給食のこれもできるということで、これ、4階建てですので、ちょっともう階段を上がってというのは、非常に危ないですので、その点はどのように考えておられるのか。
    ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  基本的には、給食の運搬につきましては、階段ということで思っておるところでございます。その中でも、どうしても4階ということで考えなくてはならないということであれば、また検討させていただけるというふうに思っておりますが、基本は階段で運んでいただくというところで思っております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 私は、新しくつくるから、給食の配膳室の横に小さなそういう重たいものだけ乗せて、人間は体で行くというような小さなエレベーターというんですか、それをつけられるんだろうと思ったんですが、どう見ても図面上、読み解くことはできず、ちょっと北のほうにエレベーターがある、EVと書いているから、エレベーターなんだなと。そこへ一緒に入れるんかなと思ったんです。これね、危ないんです、熱いものを持って歩いたとき。何でこれだけ言うかと言ったら、私、小学校のとき、実は鍋というか、この食缶というんかな、あれを階段でこぼして、やけどをした友達がいたのでね、ちょっとこれは、その時間だけでいいから、エレベーターに載せる、3階、4階はということはできないんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  図面のとおり、給食運搬用のエレベーターは設置させていただかないというところでございます。  また、その配膳につきましての運用につきましては、また学校のほうとは協議させていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) ぜひともそれをしてもらわないと、せっかくさらで建てていただいて、私は絶対あるものだと思っていたので、ましてやこれ、4階建てということですので、ちょっと厳しいかなと、並行はいいけれども、上下、階段はやっぱりけがのもとですので、それのほうはしっかりとやっていただきたいと思います。  それと、図面を見て、これ、体育館へ行くのに、出来上がってからですよ、体育館へ行くのに屋根がないように思うんです。あるんかしら。私、ちょっとこれ、この間の総務文教常任委員会のときに頂いた図面を見まして、新旧を見たときに、通路の屋根がないんです。それは考えておられないのか、それとも描くのを忘れておられるのか、どっちなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  渡り廊下は設置させていただきますので、雨天のときでも移動はできるというところでございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 屋根つきの渡り廊下はきちっとあるということで、描いていないというだけですね。分かりました。  それと、子供たちに生きた教材として、建物が少しずつ建っていって見るというのは、私、子供たちにとって一生の思い出になると思います。その姿を見て、将来、建築士、技師とか、目指すという方、またそういう子供になればいいかなと思っております。  立ち上がっていって、防音シートとかをされていますので、外されたとき、ただ外すだけじゃなく、できれば出来上がった建物を児童一同が、お披露目式みたいなことをして、すごく将来にわたって一つのものが建ち上がっていく、鉄が、また石が、セメントがという、ガラスとか、そういう建っていく構造を、子供たちの生きた教材としてされるというのは、私、一生に一遍あるかないかやと思うんです。その点はどうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、今、議員おっしゃっていただいたことは、とても重要なことだというふうに考えるところでございます。  昨年度も、城山台小学校の新校舎を建設させていただいていた時点におきましても、やはりシートはしておりますけれども、上のほうから重機が動いているのが見えたりというところを、子供たちは休み時間等に非常に興味を持って見ていたというところがありました。それと、完成したときの子供たちの歓声は、とても喜んでいたというところは聞いておりますので、木津小学校においても同じことが言えるということが考えられますので、やはりそういう職業を、体験ではないですけれども、身近に見れるというところは、かなりとても有意義な機会であるというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) ぜひとも、そういう感動を児童の方に味わっていただける、ただ、上から眺めるにしても、3階建てを4階建てを見るから、防音シートで、ちょっと上からは見にくいんかなと。でも、組み立てていく段階では、多分見れると思いますので、ぜひそういうのは、子供さんに、怒らない、見ていただいて、物のできていく過程というのを、それ、教育の一環ですので、その点はよろしく、今、教育部長のほうからしっかりした答弁を頂きましたので、ぜひともそういうイベントとしてお披露目会というか式かな、そういうのもしていただいたらありがたいかなと思います。  次に、移らせていただきます。  「市道木335号の歩道整備は」と題しまして、市道木335号の沿道には、市役所をはじめ商工会・簡易裁判所・保育所・小学校・図書館と、市の重要な施設があります。  (1)商工会から公園都市緑化協会までには歩道もないところがあり、歩道があっても凸凹しており、シルバーカーの車輪が引っかかったり、歩道に電柱等があり、一時的に車道に出られる方もおられます。木津小学校前はスクールゾーンで、「交通安全対策の重点地域」と言われる中、大変危険な道路である。何度も一日も早い歩道整備をお願いいたしましたが、そのままである。木津小学校校舎改築工事が始まると、工事車両等が多く出入りすることから、今後の歩道整備は。  (2)木津小学校西側水路の暗渠化計画は。  木津小学校西側の道路は、横に水路があり、安全対策として簡易なポールにロープが取り付けてあるだけで、近くには児童クラブがあり、多くの人々が利用している。車両の往来も多く危険である。市の考えは。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。    (建設部長 滋井 邦明君登壇) ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えをいたします。  市道木335号木津山田川線につきましては、歩道単独の整備ではなく、車道も含めた整備が必要となります。そのためには、沿線地権者様の御協力が不可欠でございます。  現在、公園都市緑化協会までの区間についての詳細な整備計画をつくるための道路構想計画を作成しております。その計画に基づき、実施手法、工区割等を検討し、基本設計に向けて進めていきたいと考えております。  事業については、今年度、一部区間の用地取得を予定しており、今後も随時用地取得等を進め、計画的に事業を進めていきたいと考えております。  2点目について、木津小学校西側の水路の暗渠化につきましては、市民の皆様の御要望や御意見を受け止めるとともに、安全・安心の観点から、令和4年度に事業を行う予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 非常に思っている以上のよい答弁を頂いたというのが感想です。  けんもほろろかなと、今まで何度も言ってきて、ちょっと無理だと、できないと、そういう言葉ばっかりでしたので、今回、木津小学校の改築工事がありましたので、それに伴い、やはり非常に危険な道路である。その道路、工事、本体の車両が傷むから、後でも結構です。歩道だけでも整備していただいたらなという気持ちで、非常に消極的な質問でした。でも、答えといたしましては、えらい部長、いつでも力強い言葉で言われるんですけれども、一部区間の用地取得に努めて目指していきたい、予定しておりますというような言葉、まさか聞けると思っていなかったので、具体的にはどこからかと言ったら、それはこれからだと思うんです。そういう計画も青写真もあっての、そういうことだと思うんですが、実際、どれぐらいで動く予定ですか。相手のあることですけれども、市としての最終目標というんですか、着地地点をお願いします。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  市道木335号につきましては、第2次総合計画並びに第2次都市計画マスタープランにも道路拡幅等の計画的な整備ということをうたっております。  現に、国道24号木津池田交差点から市役所まで267メートル、これにつきましては、整備を既に終えております。  今後、市役所前から公園都市緑化協会までの約700メートルの距離があるんですが、そこの道路拡幅が必要であるというふうに考えております。  現在、拡幅のための道路線形や道路幅員の検討、そして関係機関の協議も進めてもおります。  先ほど用地取得のお話をさせていただきましたが、売買情報や空き情報がありましたら、用地の先行取得ということもずっと継続して進めてきておりますので、今年度は、商工会横の用地ですね、そこを取得させていただく予定でございます。  それと、今後のスケジュールということでございますが、これにつきましては、現時点ではお示しすることはできませんけれども、本事業は本市の重点事業というふうに位置づけをしておりますんで、整備に当たりましては、しっかり計画を立てて進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 具体的には、商工会の横のほうが前に向いて進んでいるというような答弁でした。  市役所から700メートルの区間の拡幅工事をやっていきたいと非常に力強く言われるから、私、すぐもうほろっと来て、ああ、なるんだなと思ってしまうんですが、詳細なことは言えないということですが、しっかりとしてしないと、どこかでやっぱりアンテナを張っていく、土地、家を建て替えるまでにしないと、一旦建って、もう計画まで立ててしまわはったら、もう道路の拡幅というのは50年無理だと私は考えているんです。その点、どうなんでしょうか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) お答えをいたします。  まさしく、今おっしゃっていただいたとおりだというふうに思います。  したがいまして、我々も用地の売買情報、また空き情報ですね、これにつきましてしっかりと情報を得る中で、用地の先行取得、これも考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 分かりました。やっぱり、ここはメイン道路でもあり、昔、ここは国道だったんが市道に格下げまでして、市民の方が使うのに便利なという、あまり車の出入りが少ないようにということでされたんですが、結局は、非常に今でも危ない道路になっていますので、しっかりと進めていただきたいというのと、小学校の西側の水路の暗渠化については、何度も小寺から、木津町区からも要望を出しておられて、多分、もう無理かなと思いながら、前のときでは、するような気がないような、何年か前に聞かせてもらったとき、すごくがっくりしてね、ただ、今、なぜこれをするかと言ったら、木津小学校の改築工事で、やっぱり車、ほかの方が通られないから、あそこ、たくさん通られるんですね。また、放課後児童クラブの子供もちょっと悪いんですけれども、ポールをかーっとしているんで、ぐらぐらしているんです。先日もちょっと落ちた子もいて、あれ、上がれないんです、自力で。狭いから、膝を曲げることができないから、泣いていて助けてやってんというのをちょっと聞いたので、やっぱり暗渠化というのも必要かなということで、そしたら令和4年度に予定ですと、確実にしてもらえるということでよろしいんですか。 ◯議長(森本 隆) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  お答えをさせていただきます。  令和4年度に向けまして、令和4年度の補助金申請、この概算要望ですね、これももう既に済ませております。したがいまして、令和4年度ですね、これはもうぜひ工事を進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(森本 隆) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) もう質問ではなくてお願いで、一日も早く事業化になって、市民の方が安心して、放課後児童クラブのほうもありますので、やはり一日も早くしてもらうということでお願いしながら終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(森本 隆) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  明日19日と20日は休会とし、21日は午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでした。                         午後3時06分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....