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令和3年第1回定例会(第7号) 議事日程 開催日:2021年03月26日
令和3年第1回定例会(第7号) 議事日程 開催日:2021年03月26日
令和3年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2021年03月26日
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  1. 木津川市議会 2021-03-26
    令和3年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2021年03月26日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2021年03月26日:令和3年第1回定例会(第7号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和3年第1回木津川市議会定例会会議録(第7号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和3年第1回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  今、全国では、新型コロナウイルスの拡大傾向となっております。引き続き警戒が必要ですので、よろしくお願いいたします。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、諸般の報告を行います。  組合議会議員報告を行います。  2月22日に行われました相楽中部消防組合議会議員報告について、福井議員より報告書が提出されておりますので、お手元に配付させていただいております。  以上で、組合議会議員報告を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第2、議案第2号、木津川市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇)
    ◯10番(高岡 伸行) おはようございます。総務文教常任委員会委員長の高岡でございます。  3月5日に行われました審査の御報告をさせていただきたく思います。  議案14件、発議2件、報告案件1件でございます。2班に分けて審査を行いました。  まず、議案第2号、木津川市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてでございます。  まず最初に、地方自治法の規定により、監査委員からの意見を聴取し、資料を配付していましたが、動議として、監査委員も交えて質疑を行いたく監査委員の出席を求めるという動議がございました。  このことは、採決の結果、賛成少数で否決されました。  次に、質疑に移りました。内容を報告させていただきます。  損害賠償控除額損害賠償上限額の決め方があるのかという質問です。答弁といたしまして、施行令で参酌基準があり、そちらを適用しているということです。  討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第2号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第2号、木津川市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第3、議案第3号、押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 議案第3号、押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。  質疑がございました。  行政手続の中で、実印の押印を求めるものはあるのか、また署名押印と記名押印の違いは。答弁といたしまして、市が定めるものは実印を求めるものはなく、法律に基づき印鑑登録証明書と実印の提出を求めるものはある。署名押印は、本人が自署したものに印鑑を押すのが署名押印で、スタンプ印やパソコン等の打ち出した文字に印鑑を押すことが記名押印という形で法的上は整備されている。今回の見直しは、押印を求めることを廃止するものであり、今までどおり記名押印でも提出は可能。両方できるということです。  討論はなく、採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第3号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第3号、押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第4、議案第4号、木津川市自転車駐車場条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 議案第4号の審査の報告をさせていただきます。  木津川市自転車駐車場条例の一部改正についてであります。  質疑といたしまして、防犯カメラの賃貸借料は約27万5,000円とあるが、何台分なのか。答弁といたしまして、木津川台駅西側にはカメラは整備されております。今回は、駐輪場東側に2台の設置を予定。  次に、随意契約での更新なのかという質問に、2者とのリース契約。契約期間が切れる時点で見直しの検討をするという答弁でございました。  討論はなく、採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第4号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第4号、木津川市自転車駐車場条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第5、議案第5号、木津川市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) おはようございます。厚生常任委員長の長岡でございます。  議案第5号、木津川市国民健康保険税条例の一部改正について、報告させていただきます。  質疑がありました。  条例改正内容の詳細は、そして納める保険税にどのように影響するのかとの問いに、地方税法施行令に基づく上位法の改正によるものです。国民健康保険税における低所得者への保険税軽減限度額計算において、同じ世帯に年金所得者給与所得者が2人以上いる場合は不利となる計算方法なので、そういった世帯が生じるとの部分について、軽減判定所定計算時に加える改正内容となっているとの答弁でした。  質疑が終わり、討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第5号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第5号、木津川市国民健康保険税条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第6、議案第6号、木津川市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第6号、木津川市介護保険条例の一部改正について、報告いたします。  質疑がありました。  第8期介護保険事業計画策定でニーズの調査を行っているところであるが、本市における高齢者の現状と、それに対応する今期計画の特徴はとの問いに、第8期の特徴は、介護予防を実施し、要介護認定者を減らします。また、認知症の予防に取り組み、地域で支えられることにより、認知症であっても安心して暮らせるようなまちにしていくことを強調しており、市として取組を強化していきたいとの答弁でした。  次に、介護保険料について引上げとなっていますが、基準額は5,800円の確認と府内全体で比べて本市はどのようになっているのかお聞きしたい。そして、段階的には、第7期と同様14段階に分かれているのかとの問いに、基準額5,800円は間違いありません。府内での状況は、26市町村のうち、木津川市は18位であります。基金につきましては、今回の引上げに従い、5億4,000万円から3億7,400万円を取り崩して、1,018円引上げのところを500円の引上げに抑えております。第8期においても、14段階は据置きとさせていただきますとの答弁でした。  次に、木津川市では、2期にわたって保険料を据え置いており、いつかは上がるであろうと多くの人は予想しているだろうが、今回、一気に約1割の値上げに対して非常に大きいと感じられる。今後も保険料が上がると先ほど答弁があったが、右肩上がりの保険料についてどう考えているのかとの問いに、2期にわたり保険料を据え置いてきましたが、来期においては、介護給付費の伸び、被保険者の人数の増により、500円の値上げを余儀なくされた。これからは、高齢者が増えていくに当たり保険料の試算も行っていきます。2025年には6,800円となり、2040年にはさらに上がっているものと考えていきます。その中においても、急激な上昇とならないように努力し、今後、保険料が抑えられるように努力していくとの答弁でした。  質疑の後、討論がありました。  まず、反対討論です。保険料は天井知らずに上がっていく。量が増えたら保険料が上がることに賛成できないとの反対討論でした。  賛成討論は、14段階に分かれて、その人の所得に応じての金額となっているので、賛成するとの討論でした。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。
     討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯7番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。会派を代表して、本件に反対の討論を行います。  本条例改正は、先ほどの委員長報告のとおりでありますが、介護保険料を9.4%引上げ、基準である第5段階の年間保険料を6万9,600円とするものです。その中で最高額となる第14段階の年間保険料は16万3,600円となります。14年前、木津川市発足当時、介護保険制度第3期の途中でありましたが、そのときの基準額は、木津川市では5万4,000円でした。  今回、第8期を迎えるに当たり、全国で多くの市町村が保険料の引上げを予定しています。介護保険制度は、被保険者数、また介護利用が増えるほどに被保険者の負担が増える仕組みになっているからです。  かつて10年前、野党であった自民党や公明党は、公費負担を10%引き上げて、国民の5割負担を4割負担に減らすべきだと主張していました。その後、10年間、さらに国民の負担が増え続けています。にもかかわらず、公費負担を増やすことは行われていません。  皆さんも御承知のように、子ども医療費の助成をめぐっては、国がなかなか制度改善を行わない中、全国の市町村が独自の子ども医療費助成を広げています。この流れは確かなものになって、都道府県の助成の拡大につながっています。ならば、介護保険においても、国へ求めるとともに、基礎自治体である市や町村が支援を考えるべきでは、また強めるべきではないでしょうか。木津川市が、この努力を行うことを求めたいと思います。  重ねて、市や京都府、さらに国などの公費負担こそ増やすべきであることを述べ、本条例改正に反対の討論を終わります。議員各位の御賛同をお願いしたいと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  議案第6号、木津川市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。  介護保険制度は、皆様御存じのとおり、開始から20年が経過し、介護保険は40歳以上の者が介護保険料を負担し、介護が必要とする人が少ない負担で介護サービスを受けられるように社会全体で支え合う仕組みです。  財源は、公費が50%、40歳から64歳の者が27%、65歳以上の者が23%です。  本市においては、第1号被保険者数は、平成19年に1万1,300人でありましたが、令和3年度予算では1万9,590人に膨れ上がり、認定者数も併せて増加してきています。あわせて、介護保険事業費は、平成19年度の歳出決算額は27億7,762万円でしたが、令和元年度歳出決算額は48億9,733万円と大きく膨れ上がっています。  介護保険事業計画によると、今期、第7期の計画では、3年間で事業費149億円を見込んでいたものが、第8期の計画では、18億円増加し、167億円が見込まれています。167億円の事業費では、保険料月額6,318円になるところを、準備基金を3億7,400万円を取り崩し、500円減額の5,800円となっています。保険料を下げる取組です。  さらに、第8期の介護保険事業計画では、これまでに引き続き介護保険サービスの給付事業のほか、要介護・要支援となることを予防するための介護予防や口腔予防の強化、健康づくりの推進や、高齢者が孤立しないよう地域の者で支え合う場づくりを推進するよう取り組まれています。  また、介護保険料は、介護保険事業計画策定委員会の中で検討され、その答申を踏まえて、市が決定されました。  以上の理由により、本条例改正には賛成するものです。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第6号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第6号、木津川市介護保険条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第7、議案第7号、木津川市における介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第7号、木津川市における介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを報告させていただきます。  質疑がありました。  3年間の経過措置の情報があるが、虐待や感染症対策について、その措置は必要なのかとの問いに、既に事業者において虐待等の対応については取り組まれておりますが、国が求めている内容の詳細につきましては、3月に示されるので、その内容と照らし合わせながら、3年と言わずに早期に対応できるよう支援していくとの答弁でした。  今回の改正について、事業者の聞き取り等は行ったのかとの問いに、事業者への聞き取り等については行っておりません。今後、中身については、相談に応じながら進めていきたいとの答弁でした。  次に、業務継続計画について市の支援はどのように考えているのかとの問いに、先般、国のほうからマニュアル等支援ツールができており、勉強しながら支援していきたいとの答弁でした。  討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第7号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第7号、木津川市における介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第8、議案第8号、木津川市における介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第8号、木津川市における介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、報告いたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決しました。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第8号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第8号、木津川市における介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第9、議案第9号、木津川市における介護保険法に基づく指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第9号、木津川市における介護保険法に基づく指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、報告いたします。  質疑がありました。  事業者に対しては、決まった後に通知するようなイメージでいいのかとの問いに、市内の居宅介護支援事業所は、令和3年1月現在21事業所となっています。本改正については、居宅介護支援事業において市と同様に把握されており、市から改めて通知を行ってはいませんとの答弁でした。  次に、市内の21事業所の状況を見た上で、3年間の経過措置は必要だと思っているのかとの問いに、市内の21事業所においては、1人で経営されている事業所や法人の中の多くの体制で運営されている事業所等も取り組んでいくスピードが様々であるため、国が示す3年間の経過措置は必要であると考えているとの答弁でした。  以上、討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第9号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第9号、木津川市における介護保険法に基づく指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第10、議案第10号、木津川市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第10号、木津川市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、報告いたします。  質疑がありました。  認知症対応の強化は、4つの地域包括支援センターは理解しているのかとの問いに、認知症対策においては、各地域包括支援センターにおいて推進員を1名設置しています。その中で必要な研修も行いながら、認知症の方の相談であったり、認知症カフェであったりと、認知症に対する支援について関わっていただいています。認知症の内容についての把握はされているものと認識しているとの答弁でした。  質疑の後、討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。
       (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第10号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第10号、木津川市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第11、議案第11号、木津川市空家等及び空住戸等の適切な管理に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。産業建設常任委員会委員長の倉でございます。  本会議で当委員会に付託されました議案7件について、3月9日に審査を行いました。その結果を報告いたします。  まず最初に、議案第11号、木津川市空家等及び空住戸等の適切な管理に関する条例の制定についての報告をさせていただきます。  質疑がありましたので、主なものを報告させていただきます。  市の空き家等の対策計画がつくられているが、その具体的な進捗状況はとの問いに、平成27年実態調査468件、本年度発生した空き家14件、調査の結果、63件の不動産流通や除去等を確認、現在、空き家は460件。また、空き家のデータベース化を図っている。  次に、空き家バンクの利活用はという問いに、違法建築物や未相続、また耐震性が分からない等で、登録しにくい物件が多い。  次に、空き家を住まいなど、さらなる利活用に重点を置いてほしい。また、特定空家もしっかり対処してほしいという問いに対しまして、利活用や特定空家の対応について、条例を制定し、市の責務として情報提供や助言などを計画的に進めたいという答弁でありました。  討論なく、全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第11号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第11号、木津川市空家等及び空住戸等の適切な管理に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第12、議案第12号、木津川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 議案第12号、木津川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを御報告させていただきます。  質疑がございました。  学校運営協議会の設置へ向けて教育委員会の会議の中での議論を、まず御報告願いたい。答弁といたしまして、城山台小学校の児童急増対策等学校運営協議会の設置の方向です。同時に、上狛小学校をモデル校として研究を進めることも報告はさせていただいておりますという内容です。  次に、府内の設置状況はという質問に対しまして、京都市を含め10の市町村の設置を確認している。  日額1,500円の根拠は。答弁といたしまして、地方自治法で報酬を支給しなければならないと規定があり、近隣の市町を調査し、検討を進めた結果、1,500円が適当という結論に至った。  続いて、質問がありました。開催頻度は、またメンバーは何名参加されるのか。1学期に1回程度、メンバーは10人以内を考えているということです。  もっと早くから取り組んでいる自治体もあるが、実態は形骸化しているところも一部ある。法で努力義務として決まったからやらなければならないということではなく、1学期に1回ということでもなく、積極的にポジティブに取り組んでいただきたい。  討論はなく、採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第12号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第12号、木津川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第13、議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定についてを御報告させていただきます。  質疑がございました。  在り方検討委員会ですが、15人以内をもって組織するとあるが、具体的には。答弁といたしまして、学識経験者2名、一般公募委員2名、あと学校関係者、保護者、地域関係者をそれぞれ数名予定している。  統廃合ありきの議論は極力避けていただきたいがという質問です。答弁といたしまして、様々な可能性を見いだすものとして、まずは基本計画をつくりたい。統廃合ありきで進めるものではないという答弁でした。  続きまして、PTAの役員の方に入っていただくことが主になるのでは。その場合、PTA大体1年交代が基本です。2年間必要なこの委員会だが、責任を持って携われるのか疑問という意見が教育委員会の会議の中でも質問があったが。答弁として、複数年参加していただけるように調整をし、選出をお願いする際は、丁寧な説明をさせていただく。初年度は、おおむね4回程度の開催を予定している。  次に、質問ですが、委員においては、日額報酬なのか年額報酬なのか。委員長は日額9,000円、委員が日額8,000円の規定を採用したい。  続いて、質問です。国が示した小学校で1学級当たり35人が適正規模・適正配置の基準と考え進められるのか。答弁として、2年間でいろんな方向性・可能性を出していただき、地域の実情に応じた最適な学校教育の在り方、学校規模主体的に検討議論を委員会でしていただきたいという答弁です。  次に、統廃合を加速する委員会にはならないかという質問です。答弁といたしまして、複式学級が何校もあるようなところで、全国では統廃合が進んできた。小学校13校、中学校5校、それぞれ地域の思いがあり、数字で整理するものではないという答弁です。  質疑の後、討論を行い、まず反対の討論がございました。  基本は適正規模・適正配置が目的、本当に委員会の委員15人で木津川市の将来に向けたまちづくりにも関わるような話を進めることができるのか。この委員会自体の設置が必要なのかも含めて、反対である。  次に、賛成討論がございました。安心して質の高い学力・学習環境を整えるため、中長期的な展望に立ち、今後の市内の小・中学校の在り方を検討する委員会を立ち上げるものと考え、賛成。  次に、採決を行い、賛成多数で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯9番(山本 しのぶ) 9番議員、山本しのぶです。  議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定について、反対の立場から討論いたします。  この委員会は、15人以内をもって組織され、学識経験者、学校関係者、保護者を代表する者、地域関係者、公募により選出された市民等によって構成されます。  具体的には、令和3年度と令和4年度の2年間の間に、市立小・中学校の現状を把握し、将来の児童・生徒数、学級数の減少期を見据え、中長期的な視点に立った方向性を決定します。  しかし、僅か15人の委員で協議していては、木津川市全域のそれぞれの地域の事情や思いを反映した基本計画を策定することは困難であると考え、反対いたします。  現時点において、未就学児と児童・生徒の人数を確認すれば、城山台小学校、木津中学校、木津南中学校以外のほとんどの全ての小・中学校は、児童・生徒数が減少傾向にあることが分かります。本市においても、統廃合や小中一貫校について検討しなければならないことは明らかです。  木津川市全域の住民の意見を反映した基本計画を策定するには、計画策定期間中に在り方検討委員会の下に各中学校区を基本とした住民の意見を聞く場を設けるべきです。  そして、その場で出された地元の意見をベースにして、在り方検討委員会で協議していけば、それぞれの地域の事情や思いを基本計画に反映することが可能になります。  木津小学校の近くでお店を営まれる木津小出身者の方から、こんな御意見をいただきました。木津小学校の改築工事が完成すれば、児童数が急増して困っている城山台小学校の児童の皆さんを木津小で相当数受け入れることができると思う。機会があれば、担当課に伝えてくださいとのことでした。地元住民の方々も、小・中学校の適正規模・適正配置について、既にいろいろなアイデアをお持ちです。  学校は、まちづくりの中心にあります。小・中学校の在り方に関する基本計画を策定するに当たり、それぞれの地域の住民の意見が反映できる場を設置せずに運営される現状の在り方委員会には問題があると申し上げて、議案第13号の反対討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  福井さん。 ◯3番(福井 平和) 新風コスモスの会の福井です。  議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定について、賛成の立場で討論に参加いたします。  賛成理由の第1は、委員会を条例で設置するという点であります。このことの意義は、要綱等で設置される行政運営上の意見聴取や、単に助言を求める委員会とは違い、この委員会は、地方自治法第138条の4第3項に規定する、執行機関の諮問のための附属機関として、委員会の所掌事項である学校の在り方に係る基本的方針に関する事項について、法と条例に基づく、その職責の大きさから、しっかりとした調査及び審議に裏付けされた答申とその尊重が期待できると考えます。  賛成理由の2点目は、この条例に時限設定がないこと、委員は15人以内と適切であること、また委員構成は木津川市審議会等の委員の公募に関する規定に基づく市民から公募した委員はもとより、地域との連携・協働の促進の重要性から、地域の関係者や保護者を代表とする方が含まれているという点であります。  賛成理由の3点目は、市内18の小・中学校を取り巻く現況は、地域事情の経過と変化から、激しい児童・生徒数の変動や、学校施設の著しい老朽化が進行しております。教育委員会は、この現況を直視され、子供たちにとってよりよい教育環境の実現を絶えず念頭に置き、諮問に際しては、具体的なフレームは提示せず、中長期的な視点に立って、いろんな議論を通じ柔軟な形での小・中学校の適正規模及び配置についての方向性を見いだすことを委員会の設置目的としている点であります。  以上の観点から、本議案の賛成討論といたします。議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。日本共産党議員団を代表し、当議案について反対の立場から討論をいたします。  まず、本条例の提案理由に、適正規模及び適正配置についてとされていますが、この適正規模はどのような規模か。また、規模及び配置についてと書かれなかった。それはなぜか。その答えも不十分でした。
     諮問する側の教育委員会を所管しているのは、文科省です。その文科省は、学校教育法施行規則では、小学校の学級数は、12学級以上18学級以下を標準とするとし、これを中学校に準用するとしています。  また、公立小・中学校の国庫負担事業認定審査の手引では、小学校で1から5学級を過小規模校、6から11学級を小規模校、12から18学級を適正規模校、19から30学級を大規模校としています。いかに独自の適正規模で議論を進めると言っても、国は予算を、国が示している適正規模の学校につけてきます。それが現状です。  また、木津川市が公共施設等総合管理計画の中で、2046年までに全体の28%の削減を掲げています。この公共施設のうちの約55%を教育施設が占めています。そこからは、統廃合へ導くことが透けて見えます。  10年、20年先を見据えてと言いますが、山本議員も指摘をしたように、たった15人の委員で、その2年間という期間の中で、木津川市の未来のために、子供たちのために、どの程度責任を持てるというのでしょうか。  これは、先ほど賛成討論の中で、条例にすることでしっかりとした委員会になるとおっしゃいましたが、この委員会に、その本当の意味での未来を見据えたものを諮問して、答申として出てくるか。それは、やはり教育部の事務局のアドバイス、そちらのほうに引っ張られるのではないか。  そして、また学校の代表が含まれているとおっしゃいますが、私が委員会の中でも疑問を呈したように、PTAの任期は1年です。私も以前、こういう形でPTAの代表として入りましたが、年4回程度の委員会の中では、自分の意見さえきちっと伝えることもできず、引かれたレールの上に乗って進められることが、大体の委員会になっています。  そういうことも含め、本当にこの在り方検討委員会設置については、疑問が多く、不安も多いものです。そのことをお伝えし、皆さんの賛同を得たいと思います。  それをもちまして、私の反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第13号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第14、発議第5号、議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定についてに対する付帯決議についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  西山さん。    (西山 幸千子君登壇) ◯15番(西山 幸千子) 発議第5号、今ほど可決されました議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定についてに対する付帯決議について、お手元に資料のほうがありますとおり、提出をいたします。  お手元の資料の裏面を御覧ください。こちらのほうに、付帯決議(案)を書かせていただいております。  まず、2段落目の「著しい差あり」となっておりますが、ここは「著しい差があり」ということに、1字抜けておりますので、申し訳ございませんが、修正をしてください。  この附帯決議案を読み上げることといたします。  議案第13号木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定についてに対する付帯決議(案)  木津川市には18の市立小中学校が存在する。全国的にも少子化が続いているが、城山台小学校においては、児童数が当初の予想を大幅に上回り、ピークを迎える令和7・8年には約1800人を超え、全国でも屈指の過大規模校になることが想定される。その一方で児童・生徒が減少し続けている地域も存在している。  児童・生徒の急増と減少に著しい差があり、それぞれの問題に保護者と地域住民の不安は大きいものである。その中で同条例がその不安に拍車をかけるものであってはならない。  そこで、教育委員会は今後とも市長部局と連携協力し、在り方検討委員会設置の際には以下の点に留意いただきたい。  1 保護者や地域住民と十分に情報を共有すること。  2 特に小規模校の統廃合の根拠としないこと。  以上、決議する。  令和3年3月26日 木津川市議会。  まず、この附帯決議(案)なんですけれども、これはこの閉会日前に、ちょっと申し訳ない、1つの会派を除いて、付帯決議の案として相談をかけました。それに対しての返事がなかったので、本来でしたら、この条例に賛成する方から、こういった形での付帯決議を出していただきたいということでお話もしましたが、それはできないということで、今回、私のほうから、こちらの付帯決議のほうを案として提出させていただいております。  なお、この1と2だけに集約いたしましたけれども、これが一番、この在り方検討委員会設置に関して、住民の方や保護者の方から不安があるということで声がしたものを、この1と2にさせていただきました。  これ以外にも、本来でしたら、委員の人数とか、いろんなことの部分でも不安な思いがあるということでお聞きしておりますが、今、この最小限にとどめた1と2で付帯決議(案)とさせていただいておりますので、どうか賛同いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ございませんか。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) これまで木津川市議会は、行政に対して付帯決議、付帯意見をつけてまいりました。執行部としての行政が執行するに当たり、議会として、これこれの付帯意見をつけて執行に当たるように求めてまいりましたが、今回の議案に関しましては、委員会がこれから運営をされるという中で、委員会としては、白紙の状態で議論を進めていく環境を整えるべきであって、私は議会として足かけをまずかける付帯決議自体を提出することに疑問を持っておりますが、提出者はどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯14番(高味 孝之) 高味議員の御質問にお答えをいたします。  この付帯決議(案)に関しましては、いろいろ私も、どうしたものかということで考えがありました。  在り方検討委員会というのは、確かにこれから委員会として発足することではありますけれども、そのときにはいろんな資料が出てきます。この条例、議案第13号に関しましても、教育委員会のほうから、今の現状であるとか、今後の生徒数の推移の表とかというものも頂きました。  それを、例えばこの15人の委員の中で、まず先ほどもいろいろ報告や討論の中でもありましたけれども、学識経験を有する方とか、学校関係者、保護者を代表する地域関係者ということで委員として入られますけれども、それが本当に白紙の状態でスタートできるかと言えば、それは疑問があります。私たちとしては、議会として、こういうことをすごく不安がある部分を、極力不安の払拭を求めていきたいという思いで、この付帯決議という形でさせていただいています。  なので、在り方検討委員会設置のときの諮問の中に入れてくださいというものではなくて、これはあくまでも教育委員会のほうが、そういうことの不安を住民に抱かせないように留意いただきたいという形で文言にはしています。  なので、それは議会としては、そういう住民の思いを酌んだ上で進めてほしいということの提案というふうに捉えていただきたいと思います。  決して、白紙でということには、どの委員会もならないと思います。それが私の考えです。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 白紙という意味で、今、答弁されたけれど、白紙でないというのは、これ、委員になられた人、各考えは持っていると思うんです。それはそれでいいんです、それが委員会ですから。そういう人たちがいろいろ寄って委員会が開催されて、諮問を受けた部分に答申を出されると。しかし、その委員会を設置するに当たって、やはり私は、議会として、この件に関しては付帯決議をつけるべきではないと。  ただし、心配されることは分かります。ですが、答申を受けてから、議会としてしっかりとその答申を踏まえて議論をすべき、それが議会としての筋だと考えますが、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 高味議員の再度の御質問にお答えをいたします。  まず、私、冒頭に説明いたしました。今回のこの付帯決議(案)を出すに当たり、各会派の方にも声をかけさせていただきました。それは、文言も含め、こういう形のものを出したいけれどもどうかということをお伝えしたつもりです。  本来、今のお話は、そこへ来るまでにも済ませておくべき問題ではないかなというのを、いつもこういう形で、付帯決議自体は、私、初めてこういう形で提出者にはなっておりますけれども、それはすごく思うところであります。  例えばの話、高味議員の考え方であれば、今は見定めておいて、設置に対しては賛成して、答申が出たときに、改めていろいろ言うべきだという形だと思うんですけれども、その答申が出たときに、本当にそれは、じゃあそこで意見が言えるのかとか、そういう、この例えば特に小規模校のという書き方をしていますけれども、全体として統廃合を進めるものではないというようなものという意見は、そこでは議会としては出せないと思うんですね。  全国的に見ましても、こういう在り方検討委員会が設置された場合は、それは、どの場面でしたかね、教育長がお答えいただいたのか、部長がお答えいただいたのか、ちょっと忘れましたけれども、全国的には、そういうとても小規模なところのものは統廃合が進んでいるというのが現状という話であります。  なので、本当にどこで歯止めをかけるかといったときには、そこを強く意識していただきたいので、議会としてこういう形のものを出したいというところのものです。どの場面で議会がチェックをするかというのは、チェックの回数は多ければ多いほどいいと私は思っています。  そこの部分は、ちょっと理解いただけたらありがたいと思っています。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 委員会における議会の在り方、今、議会が各委員会に議会として参加する回数を減らしてきております、全国的にね。ただ、法的に都市計画審議会には入らなくてはならないと、その1点ぐらいじゃないですかね、今、議会が入っていかなくてはならないのは。  ただ、私の言いたいのは、やはり自由闊達な意見を委員会の中でしてもらうべきであって、議会がその前に付帯決議をつけるということはあってはならないと考えております。  ただ、先ほども言いましたけれども、答申をもって、議会はしっかりと議論していく、それが議会の務めだと思いますが、そうじゃないですか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 再度の御質問に御答弁いたします。  すみません、ちょっと私の表現が、私が先ほど申し上げた委員会の中でというのは、総務文教常任委員会の中でということなので、在り方検討委員会とかに入ってというわけではないので、ちょっとそこの部分は申し訳ないですが、修正させていただきますというか、説明をさせていただきたいと思っています。  白紙の状態でとか、議会が最初から誘導するようなことをすべきではないという趣旨だと思うんですけれども、私、これ、何度か説明させていただいたことがあるかと思うんですが、給食の検討委員会のときに、そのときは、給食費の値上げというものは諮問にはありませんでした。ただし、委員会の中で給食費の現状の金額、そして栄養価の資料、そして今の金額ではその栄養価を満たすことが難しい、それに消費税の分がかかってきてとかということをいろいろいろいろ説明されて、その文言が、結局は答申に入ったんですね。今は給食費の値上げはしないけれども、行く行くはそれが必要になるでしょうということで。  そういうふうな持っていき方というのを経験しているので、私はそういう部分では、真っ白にいろんな意見が出されて、それがっていうところの担保にはならないと思っています。そこの部分の不安が特に強いので、そういった形でお願いをしているわけです。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかにありませんか。  森本茂さん。 ◯5番(森本 茂) 西山議員の発議に対して、2項目書いておりますが、1項目めの「保護者や地域住民と十分に情報を共有すること。」、これは具体的にはどういう意味のことなんでしょうか。  といいますのは、在り方検討委員会そのものは、この1番に書いてあることをやらないと、基本計画そのものがなり得ないんじゃないかなと私は思っているんですけれども、いかがですか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 森本茂議員の質問にお答えをいたします。  議員も総務文教常任委員会でいろいろやり取りで御説明を聞いていたので、御存じだとは思うんですけれども、この委員会は、委員を15人以内ということにして、そこの中に保護者を代表する者、地域関係者という形、あとは学校関係者というのが、この私が言う、ちょっと学校関係者は地域住民とは呼びませんが、保護者を代表するもの、地域関係者というところの部分が、こことかぶっているのではないかという御質問だと思うんですね。  ただし、森本議員も委員会の中や、あと予算特別委員会の中でしたかね、きつく指摘をされたように、15人では足りないんじゃないかという話をされていたと思います。  この1から6まである中で、はっきりとした人数の説明があったのは、学識経験者のほうが2名、公募により選出された市民が2名、あとは同じぐらいでという形で言っていたので、2とか3になるのかなとは思うんですけれども、それが木津川市全体としてそれぞれの地域の意見を吸い上げる場にはならないと私は思っています。  ここに書いてある「保護者や地域住民と十分に情報を共有すること。」っていうのは、山本しのぶ議員が先ほど反対討論の中でおっしゃっていたように、この委員会でというわけではなくても、常に情報を共有して、そこの意見を吸い上げるという、それはそういうこともそれに該当するんじゃないかなと思っているんですね。  本当に、その地域ごとによって、保護者や、ふだん通っている子供さんを持っている保護者や、あとはそこに住んでいる地域の方の意見が反映されるようにということを願って、ここにあえてこういう書き方をしました。  なので、在り方検討委員会の中の委員さんが、それに全てをそこの部分で網羅できると思っていないというところが、この1番に書いた理由です。 ◯議長(山本 和延) 森本茂さん。 ◯5番(森本 茂) この1番のことについては、この在り方検討委員会自身が、先ほども山本議員も言われたかも分からないですけれども、この15人のメンバーで地域ごとにワークショップをするとか、それからもう一つ、これは危惧されているのかどうか分からないけれども、在り方検討委員会から情報を地域にオープンにしていくというような、この2点が、在り方検討委員会自身がそれを行われなければ、今、具体的に言ったようなことをやらないことには前には進んでいかないと思うんで、私も15人では少ないと申し上げましたけれども、15人であっても、そのワークショップとかを多分やられると思うんで、地域ごとにね、できるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 再度の御質問にお答えをいたします。  今、いろいろやり取りをするに当たって、教育長も座っていらっしゃるし、市長も座っていらっしゃるので、いろんなことを考えてくださるかもしれません。ただし、この在り方検討委員会については、そのようなワークショップとか地域への報告というものは、定まっているものではないです。  私が以前、こういう形の委員会に入っていたときも、結局は、PTA代表としては入ってはいるけれども、それをPTAの会合で発言する場面というのを取ってもらったら、例えばPTAの役員に対しては、それを伝えることはできますが、私はあのとき泉川中学校の代表として入りましたが、その時点で、加茂小学校、南加茂台小学校、恭仁小学校、当尾小学校とありました。そこへは全て返せるというものではないんです。  あと、例えば委員会がありますけれども、多分、資料が出てくるのは、せいぜい1週間前だったら早いほうで、直前に資料が出てきます。そういったときに、そこの委員会へ行って、初めて資料を見る場合も多いかと思います。そのときのやり取りとかというのを、それをうまく返せるというのは、なかなか難しい。そこの部分があるので、あえてこういう形の情報共有というものをする場面を持っていただきたいと思って、こういう書き方をしています。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  倉さん。 ◯19番(倉 克伊) まず、この在り方検討委員会ですね、これを条例を制定するに当たって、教育委員会も同じように木津川市のいろいろな教育の関係で問題があるというふうには考えて制定したというふうに思います。  まさに、この冒頭の文章に書いているように、城山台のように、いわゆるマンモス校というか、過大規模校もあれば、一方で、生徒たちが減少しているという、こういう多面的な問題があるんで、制定の必要があるというふうに考えていますし、そういった意味で、中長期的に議論をしていただくのに、この内容に制限をかけてはいけない。これは、まさに今、高味議員がおっしゃったように、自由闊達に議論をしていただく場として、やはり制限をかけることはいけないというふうに私は思っています。  その上で、先ほど冒頭で、1つの会派を除きほとんどの会派に、この付帯決議の提出を相談されたわけですね。しかし、ほかの会派はノーと言ったわけですね。そのことを提案者はどのように受け止め、どのように理解されていますか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 1つの会派というのは、申し訳ないですね、倉議員が所属されているれいわの会です。  私がこれ、最終的にこの文言にしたのは、この文言の前の状態で、ほかの会派のほうにも持って行きました。それは、月曜日だったんです。月曜日は予算特別委員会があって、火曜日には提出しないといけないという、ちょっとあれがありまして、私自身、声をかけられなかったというのもありますし、れいわの会のほうでは、多分、予算特別委員会に入っていらっしゃる方しか来られていなかったような気がするんですね。それで、その予算特別委員会が進められている中で声をかけることができなかったというのが、まず大きくは1つあります。  あとは、たまたま予算特別委員会に入っていらっしゃらない方とかでいらっしゃったから、それを見かけて、声はかけさせてもらいましたが、具体的な相談ができているというわけではないです。  ただ、文言的におかしいんじゃないかとか、そんな話とかがありましたので、最終、この文言でっていうのは、声をかけられたのは、ほんの数人に声をかけられたかなというところになっています。  本当だったら、もっと早くに皆さんが全員が出席されているような場面でお伝えすべきだったなというのは、私も反省があります。それは、先ほども申し上げたように、本当にこれをするのが、私のほうから出していいのかどうかとかというのも含めて考えていたので、そういうことになりました。そこの部分は、申し訳なかったと思っています。  あと、内容に制限をかけてはならないということで、それは高味議員と同じ意見とおっしゃったので、私の先ほどの高味議員に対しての説明をお答えとさせていただきます。 ◯議長(山本 和延) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 私の質問は、1つの会派を除くということの答弁はされましたけれども、いわゆるほかの会派に声をかけられて、いわゆる提出する必要はない旨の話なんでしょう。
     ですから、要は、やはりみんなこの委員会は、ほかの会派は、少なくとも検討委員会は必要であるという判断の下の、いわゆる制限をかけない部分の、こういう付帯決議は不必要であるというふうに私は考えられたと思っていますが、要は、どのように受け止められたかと、ほかの会派が。いわゆる賛同できなかったことについて。長い答弁は結構です。単刀直入にお答えください。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今の部分で、お答えということで、ほかの会派が云々とおっしゃるのは、今現状、その態度のほうで、御質問の中身とかで聞いているだけであって、それ以外のところでは、確認させてもらったのは、お一人だけです。それも、別に会派の中で相談されたというわけじゃなくて、私は賛成できませんって、私自身は、その方に提出をしていただきたいという話もさせてもらいましたけれども、賛成できませんということだったので、それは会派として確認をしたわけではないので、今、やり取りの中で、それは知ったというところです。 ◯議長(山本 和延) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 私がさっきから聞いている内容とちょっとだけ違うんですけれども、要はほかの会派は、この提出について、いわゆる賛同できないということは、意思表明を私はされたというようにちょっと聞いていたんですけれども、いずれにしても、その受け止め方ですね、いわゆる付帯決議というのは、もともとは賛成者が、ある一つの条件というか、意見をつけてやるのが付帯決議です。  しかしながら、先ほど反対されたけれども、出す方がおられなかったんで、私は出したというような内容の説明をされましたが、要は、そのことの受け止め方をどうされたということを私はちょっと確認したかったんです。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 再度の答弁にさせてもらいます。  こういう形で出したいので、賛成者の方の中でそれをまとめてくださる方がいらっしゃらないかなという期待はもちろんありました。ただし、こういうことは議会として出すべきではないというような話ということの答弁っていうのは、その時点では聞いていなかったです。  私は今、このやり取り自体も、とても貴重なものだなと思っています。それは、もちろん教育長自身がいろんな考えがある中で賛成しているけれども、こういう部分はやっぱりどうなのかと思う、それとか答申が出てからどうのっていうところも含めて、このやり取り自体はとても有意義なものだと思っています。それは、傍聴に来ていらっしゃる方も、インターネットで聞いていらっしゃる方も、そういう思いを持っていただけると思っています。  確かに、反対した者から出すのはとか、いろんなことはありますけれども、私はそういう意味で、これを提出するまでに十分な皆さんとのやり取りができなかったので、そういう意味では、今、いろんな御意見も聞かせていただいて、今後、そういうことも含めて議員活動もしていきたいと思っておりますし、それはいいことだと思います、賛成・反対は別にして。そう思っています。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  山本しのぶさん。 ◯9番(山本 しのぶ) 付帯決議の内容について、1点ずつ確認していきたいんですけれども、1番は、「保護者や地域住民と十分に情報を共有すること。」とありますが、これ、学校というのは、まちづくりの中心で、保護者や地域の住民だけでなく、あらゆる市民に情報が提供されるべきだと私は考えています。  ですから、在り方検討委員会の、今、在り方に制限をかけるのかという話になっておりますが、そうではなくて、私は、この市民の方が、いつでも、今、どのようにこの在り方検討委員会ので学校の今後の在り方について検討されているのか、そして恐らく教育委員会からどんな資料が提出されているかについて、量が多ければインターネットを使ったり、少ない部分であれば、広報を使ったりして、情報をあらゆる市民に提供してもらいたいという考えがあります。その考えと一致しているかとの確認をさせていただきたい。  そして、2番については、「特に小規模校の統廃合の根拠としないこと。」とあるんですが、確かにこれ、読み方によっては。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさんに申し上げます。  質疑の内容をお願いいたします。 ◯9番(山本 しのぶ) 統廃合の根拠といったところが、恐らく皆さん、在り方検討委員会で、統廃合について話してはいけないという規制になっているんじゃないかなと思うんですが、それは私も好きに発言が出ていいと思うので、そういう思いであれば、これ、私とは意見が違う。  私が思うのは、市民からそんな意見が出たからそうしますというふうに教育委員会が決定するのは、ちょっと問題があるなということで、そういう思いであれば、思いは同じであるので、そこを確認させてください。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 山本しのぶ議員の質問にお答えをいたします。  まず、1番目の部分です。私自身は、資料も含めてホームページの公開というところまでは、実際には考えていませんでした。多分、膨大な資料になるので、それは別の手だてで請求することになるかなと思います。  ただ、こういう委員会は、多分、この在り方検討委員会もだとは思うんですが、議事録という形で、その協議された内容はホームページで載せるということをしていただけるんじゃないかなというのは、ちょっと期待はしています。  ただし、そういう場合は、年4回ということは、多分、1回目の会議録なり議事録なりが、2回目の委員会で皆さんの確認が終わってからしか載せていらっしゃらないと思うんですね。だから、タイムラグがあります。  そういう意味では、もう少し、先ほどおっしゃったように、現状の委員会の中での協議の内容が十分情報として共有できるかと言えば、それは違う努力が必要になるんじゃないかなと思っているんですね。そこで、そういうふうにそういう努力もしてほしいということで、こういう付帯決議の内容に書かせていただいた部分です。  取りあえず、私が一番言いたいのは、やはり保護者や地域住民の方たちが、自分の住んでいる場所にある学校や自分の子供が通っている学校で、そういう話合いがされているということも、ほぼ知らないまま過ごしてしまう、そういうことが危惧される。そこの部分の不安を払拭したいというところがあります。  2つ目のところなんですけれども、「特に小規模校の統廃合の根拠としないこと。」というのは、この在り方検討委員会の設置自体が、そういう根拠とはならないようにという意味で書かせていただきました。  だから、先ほどからおっしゃるように、例えば本当にその在り方検討委員会の中で、あまりにもよく少ないクラス数だと、教員の配置というものも少ない教員でやらないといけないという、そこの部分というのが、教育を受ける権利と相まって、小規模校で先生が足りないという言い方はおかしいんですが、数が制限されてしまうとかということの部分が、小規模校のデメリットの一つでもあるんですけれども、そういった場合は、それを解消するための部分というのがやっぱり話の中では出てくると思うんです。  ただ、私は、この在り方検討委員会で、特に小さな学校が、この統廃合のテーブルにのせられてしまうということは困るなと思ったので、こういう表現をしています。それは、いろんな意味で、本当の意味で、自由にきちっと現状を見て協議をしてほしい、在り方検討委員会の中での協議を進めてほしいという思いがあります。  ちょっと文章として分かりづらいかもしれませんけれども、私としては、そういう意味なんです。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯9番(山本 しのぶ) そうですね、地域によっては、在り方検討委員会が各中学校区に出かけて説明をされているところも見かけました。また、別の地域では、インターネットのホームページには、在り方検討委員会会議録だけではなくて、全資料をPDFで添付している、その委員会だけでなく、全市民が見られるようにしているところもありましたから、そういうことは可能だと思います。  あと、第2項目に関しては、いろんな意見が出ていい、統廃合であれ、中高一貫であれ、いろんな意見を出してもらったらいいと思います。  ただ、ここでその意見が出たということを簡単に根拠として教育委員会が、だからこの学校をなくしましょうというような理由づけにしてほしくはないということで考えています。それと同じであればいいんですが。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 山本しのぶ議員の再度の質問にお答えします。  今の2番に関しては、もうおっしゃるとおりです。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 先ほどからの誰かというのは、多分、私かなと思いながら、ちょっとここで言わせてもらいます。  まず、条例の制定に対して付帯をつけるのはどうかという気持ちがありました。  それから、第三者として、学識経験者、大学の教授ということが分かっていますし、ほかいろんな方というところで、15名以内で組織というのは、もうそれは13名であろうと、15名であろうと、この中で第三者として議論をしてもらうと思っています。  これを提出することによって、先ほど言われたように、内容に規制があっては困ると思っています。  私の考え方として、甘いかもしれませんけれども、一般質問の中で、最後に教育長が答弁されたことを、例えば画一的にしないとか、いろんなこと、地域のことを考えてとかということを私は信じながら、学校のPTAもここに出られますので、その中で議論してもらうのが筋かなと思っております。  会派では相談しました。私一人の意見じゃないですので、そこで。    (「質疑をやってください」と言う者あり) ◯13番(炭本 範子) 質疑は、だから言いましたやん、ここで付帯意見はどうかと思っていますと言いましたやん。そのことに対してどうですか。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 炭本さんに確認いたします。  付帯決議(案)に対して、出すのは反対という。 ◯13番(炭本 範子) に対して出すのはおかしいと思いましたので、反対というか、ここでは反対できないじゃないですか。  だから、先ほどから言われていたように、多分、私のことだろうと。 ◯議長(山本 和延) 決議(案)について、内容の質疑をお願いしたいと思います。 ◯13番(炭本 範子) だから、条例制定についての付帯はどうかと思っていますが、それに対してどうですか。条例制定に対してです、条例をつくることに対しての。  それから、これを提出することによって、学識経験者とかが、これに縛られて議論ができないというところはどう思われますか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 炭本議員の御質問にお答えいたします。  取りあえず、質問だと思われる部分についての回答をさせていただきたいと思います。  制定についてどう思われますかという話があったと思うんですが、在り方検討委員会を設置するということに対しては、先ほど私たちが態度を示したように、反対であります。  ただし、賛成多数でこれが進むといった中で、それでは付帯決議として意思表明できないかということで、付帯決議(案)のほうを、今、御説明させていただいています。  あと、それと学識経験者で第三者的な意見が云々ということで、そこに縛りをかけるんじゃないかということでおっしゃいましたけれども、例えばこういう形で、「特に小規模校の統廃合の根拠としないこと。」ということで言ったとしても、それはだからじゃあ小規模校の統廃合は絶対しないよ、残すよという議論になるわけではないと思っているんです。  ここの部分が一番不安を持っているということで、こういう形のものを教育委員会が十分に考えながら進めてほしいという部分で、私、先ほどから説明しませんでしたかね。そういうふうに思っていますし、先ほど一番最初に言ったように、高味議員に対しての答弁を、繰り返しになると思いますので、そういうことで答弁にさせていただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) これで最後になればよいかなと。  先ほどから答弁をお聞きしていますと、非常にだんだん分かりにくくなってきまして、いろいろ総務文教常任委員会の中で意見もいただいたわけですが、この議会がですね、要は押さえておかなあかんと思うところは、縛りをかけたらあかんというところが、先ほどから何度も出ておるように思うわけです。  委員会の中では、この在り方検討委員会そのものが、今後、様々な可能性を見いだす、そこがまず基本であって、そして計画を立てていく。数年、何年かかるか分からないけれども、取りあえず計画を持って話合いをしていくというところで、この統廃合の根拠としないことと、この文章をそのままつけてしまうと、議会として縛りをかけているというところしか僕は見えないわけです。その点だけお尋ねいたします。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 高岡議員の、総務文教常任委員長の御質問にお答えいたしますね。  長くなると困りますので、先ほどからその部分に関しては答弁を済ませていると思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略します。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第5号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第5号、議案第13号、木津川市立小学校及び中学校の在り方検討委員会条例の制定についてに対する付帯決議については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまから、11時25分まで休憩いたします。    午前11時11分 休憩    午前11時25分 再開 ◯議長(山本 和延) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第15、議案第14号、令和3年度木津川市一般会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  柴田さん。    (予算特別委員長 柴田 はすみ君登壇) ◯17番(柴田 はすみ) 予算特別委員会委員長の柴田はすみです。  議案第14号、令和3年度木津川市一般会計予算について、審査の報告をいたします。  令和3年度歳入歳出の総額は、それぞれ311億円で、合併後最大規模となりました。  予算特別委員会は、決算特別委員会と同様、コロナ感染防止を目的として、半数の議員で行いました。  3月18日は、1班、総務部、上下水道部、2班、市長直轄組織、マチオモイ部、行政委員会事務局、議会事務局の所管に係る事項について、22日は、1班、市民部、2班、健康福祉部の所管に係る事項についてと令和3年度一般会計補正予算についても行いました。23日は、1班、建設部、教育部の所管に係る事項について審査いたしました。
     3日間で多くの質疑がありましたので、主な質疑だけ御報告いたします。  コミュニティバスの現在の利用率は。また、コロナ禍の対策は。答弁として、今年度の4月から1月までの集計では、前年度同月比82%、緊急事態宣言下においては、50%を切っていた状況。コロナ禍で自家用車の送迎が増加しており、今後は潜在的な利用者を取り込みたい。  また、同じくコミバスで、コロナ対応で抗菌するなど努力をされてきた。安全性をもっとアピールすべきでは。また、運賃を安くしてはとの問いに、A.(アンサー)として、タクシーを含めて全て抗菌を完了している。利用促進については、小・中学生からの利用促進として、乗り方教室など様々に提案する。維持していくためにも、一定の利用者負担は引き続き必要。  Q.デジタル化について、CIO補佐官は、全てのデジタル化に関わり、職員の意識改革やシステム操作も行っていただけるのか。A.市全体のデジタル化に関わっていただき、セキュリティーや効果など総合的に携わっていただく。職員のスキル向上にも努めていただく。  Q.妊産婦健診について、出産後も費用は助成することとなったが、内容とかかかる費用の助成割合は。A.1人について2回の健診費用を助成。1回5,000円を上限に年間550万円を計上。1回は現在も無料。国庫基準や府の契約単価となっており、5,000円で賄えるものと思っている。  Q.老人医療助成費は、平成26年度と比べると18.4%まで減少している。あわせて、70歳以上の2割負担が検討され、高齢者の負担が増加している。どう考えているかとの問いに、A.健康増進により65歳から70歳の就労が増えている。所得制限もあって、老人医療費の助成額が減少していると考える。社会保険制度においては、世代を超え国全体で考える必要があり、現役世代の負担が非常に大きくなっている現実を踏まえ、やむを得ないと考える。  Q.木津・相楽小学校の解体、発掘調査、仮設校舎建設等のスケジュールと仮設校舎の場所は。A.木津小学校のスケジュールは、令和3年7月から、仮設校舎建設後に南校舎から引っ越し、12月から南校舎の解体、新校舎を整備する。仮設校舎の場所は、木津小学校はグラウンド南側、相楽小学校は検討中。  Q.小・中学校の在り方検討委員会を、なぜ令和3年度に立ち上げるのか。また、城山台小学校の顧問は、在り方検討委員会に入るべきでは。A.過大規模校になる学校がある反面、小規模校もある。早急に在り方検討をする必要がある。城山台小学校顧問については、城山台児童急増による問題解決のための指導・助言で、目的が違う。  質疑終了後、討論があり、反対討論は、城山台小学校の急増対策に増築で済まそうとしている。また、ごみ袋有料化など、市民に我慢を負担を押しつける予算で、反対。  賛成討論は、総額が311億円となり、教育環境の整備や小川内水対策の強化、ワクチン接種対策に重点配備されており、賛成。  その後、採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 共産党の宮嶋良造です。  会派を代表して、2021年度、令和3年度木津川市一般会計予算の反対討論を行います。  2019年10月から、消費税10%増税、そして新型コロナウイルスの猛威が市民の生活と事業者の経営に大きな影響を与えています。  今、木津川市が、これらの市民と事業者のSOSにしっかりと応える必要があります。そのための予算です。深刻な状況にある市民の暮らしと経営を支え、市民の生活を守ることです。しかし、それらに対して不十分な予算と言わなければなりません。  当初予算は、市長の政治姿勢を表します。市長は、市政の基本を公共施設等総合管理計画と第3次行財政改革行動計画に置き、市民に我慢と負担を押しつける姿勢を続けています。  個々の事業内容には、市民が、また我々が求めてきた内容も含まれています。しかし、次に挙げる理由から、予算に反対します。  第1に、数年後に1,800人を超える城山台小学校の児童急増を、校舎増築だけで乗り切ろうとしていることです。この問題の解決に、当面の教室不足などは解消しつつ、直ちに小学校の分離新設を進めるべきであります。  次に、委員会2日目に指摘した予算附属資料69ページ、生活困窮者自立支援事業費予算の背景及び提案の経緯に表記された、生活困窮者自立支援事業が生活保護受給者の増加を防ぐことができるとある表現は、全くもって市の生活困窮者への間違った姿勢を表しています。  予算特別委員会最終日に副市長が発言し、市の意図を説明されましたが、文言を訂正するとはっきり述べられませんでした。今、コロナ禍で、誰もが生活困難に陥る状況があります。だからこそ、様々な手だてをもって市民の生活を守るのであります。生活困窮者自立支援事業が生活保護受給者の増加を防ぐための事業ではありません。直ちに訂正することを求めます。  次に、北陸新幹線の延伸、リニア中央新幹線の早期開業、新名神の開通など、大型開発に依存するまちづくりを進めていることです。  北陸新幹線南部ルートの建設促進同盟会は、2019年度から予算化されていますが、同盟会は発足せず、新年度になっても発足の見通しはありません。北陸新幹線京都ルートが過剰投資であり、大量の残土問題や大深度地下を掘り進むトンネル工事など、京都の自然と京都のよさを壊すことも明らかです。北陸新幹線の延伸は断念すべきであります。  次に、新規採用職員の危機管理、防災に関する研修を、陸上自衛隊大久保駐屯地で1泊2日の日程で行い、自衛隊式の危機管理研修を行っていることも問題であります。  私たちは、自衛隊の災害救助での奮闘を否定するものではありません。感謝しております。  同時に、軍事組織である自衛隊での研修訓練は、上意下達の訓練にならざるを得ず、自主性が重んじられなければならない研修とは相入れません。中止すべきです。  今、必要なことは、高齢者や弱い立場の人が安全に避難したり、災害時に心の支えになるような市の職員としての研修であります。  また、人権、部落解放の名を使い、既に法律も失効している旧同和対策事業、地域改善事業を続けていることです。  市長が委員長を務める部落解放人権政策確立木津川市実行委員会は、直ちに解散すべきであります。  市長は、施策の選択と集中で持続可能の事業を進めると言い、行財政改革の名で福祉・医療・介護の住民サービスをカットし、市民負担を押しつけています。  特に、公立保育園の民営化と統廃合を進め、待機児童の解消を後回しにしています。国基準での待機児童はゼロ人だと言いますが、この基準は、国として待機児童の解消が図れない中でつくったまやかしの基準であります。これで待機児童ゼロだと言っても、待機児童がなくなったことにはなりません。保護者の働かざるを得ない家計状況や幼児教育の無償化により、ますます保育ニーズは高まり、受皿づくりが必要であります。  こうした市民に負担を強いる市長提案の予算に対し、私たちは反対だけでなく、具体的に建設的な提案をしてきました。その1つが、住宅リフォーム助成などで地域循環型経済を進めることであります。  また、コミュニティバスの運賃を値下げし、バスをもっと便利にして、高齢者などの移動を保障するまちづくりを提案してきました。  さらに、京都府内の一般市でどこにも置いていない水道事業管理者の設置にも、引き続き反対します。  以上、市民と職員への我慢押しつけではなく、市民の命と暮らしを守り、福祉向上の木津川市を進めるために、令和3年度木津川市一般会計予算に反対します。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  森本隆さん。 ◯12番(森本 隆) 新風コスモスの会、森本隆です。  会派を代表して、議案第14号、令和3年度木津川市一般会計予算についての賛成討論を行います。  令和3年度一般会計予算は311億円となり、過去最大の予算規模となっています。  主な事業として、子育て支援、AIドリルの導入など、ICT教育の推進といった重点的な取組の継続と拡充、児童数急増や公共施設等老朽化への対応、小川内水対策の強化、新型コロナウイルスワクチン接種をはじめとする感染症対策など、市民の安心と安全で快適なまちづくりに欠かせない事業の推進のために予算を重点配分されており、評価いたします。  そのような中で、「環境の森センター・きづがわ」建設をはじめ、過去に実施した大規模事業に係る公債費や令和2年度に整備した児童・生徒1人1台のタブレット端末年間リース料などにより財政需要は増える一方、市税の減少と普通交付税合併算定替特例措置が終了し、非常に厳しい財政状況にあります。財政調整基金も、令和2年度残高約36億1,000万円から約12億1,000万円が取り崩され、残り約24億円となります。  今回の予算案の特徴は、次の2つに集約できると思います。  1つは、政府が推進するデジタル政府の取組を見越した市のスマート化、DX(デジタル・トランスフォーメーション)化の取組です。  河井市政14年間で、「環境の森センター・きづがわ」、新しい道路ネットワーク、学校の整備等、ハード面での整備は短期間に成果を上げてきました。今後は、市のスマート化に向けてソフト面での取組が必要です。  本予算では、CIO補佐官とIT担当参事の人材補強となり、市民サービス、行政事務、教育のICT化を目指します。  また、議会でのタブレット導入予算も計上されており、議会のICT推進チームメンバーの一人として身の引き締まる思いです。  2つ目は、新型コロナワクチン接種を柱とするコロナ対策予算です。特に、追加された補正予算と合わせて、ワクチン接種には5億920万円を計上して、全市民にワクチン接種を進める国を挙げた大プロジェクトです。  新型コロナウイルス対策の切り札とされるワクチン接種の接種券が4月中旬以降配付され、高齢者向け優先接種が開始される予定です。現在、市では準備を進められていますが、国からのワクチン供給量が定まらず、計画を立てるには困難を来すとは理解しますが、市民の安心・安全のため、医師会や医療機関と連携を密にしながら市の万全な接種体制を構築されるとともに、全ての市民に対して分かりやすい情報をホームページなどで速やかに届けていただきますよう要望いたします。  以上の理由から、議案第14号、令和3年度木津川市一般会計予算について、賛成するものです。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯9番(山本 しのぶ) 9番議員、山本しのぶです。  議案第14号、令和3年度木津川市一般会計予算について、反対の立場から討論いたします。  今回の予算では、学校給食での地元産野菜の取扱いを図る予算が初めて頭出しされたことや、木津川市立図書館内に自習席が新設される等、住民の要望に応えた新しい取組が見られる。また、学校に導入したタブレットについては、適応指導教室での利用、海外との学校の交流としての利用も考えており、高く評価しています。  しかし、城山台小学校の児童急増対策として、2年・3年生461名に係る民間プールでの水泳指導業務委託料と第2体育館を増築する工事費については、保護者の意見を確認せずに決定したとして反対いたします。  これから民間プールに通う2・3年生の人数は、令和3年度約460名、令和4年度約500名、令和5年度約580名、令和6年度約630名、令和7年度約660名、令和8年度約630名、令和9年度約600名と人数が増えていきます。  恐らく、10年間で委託料は4,500万円を、そして11年間では5,000万円を超えていきます。しかし、一番の問題点は、児童にとっても、教員にとっても負担の多い移動を伴う水泳の授業となることです。  プールの建設費用は約1億円程度となるようですが、第2体育館の1階にプールを設置すれば、30年間は活用可能な学校の屋内プールを子供たちの水泳の授業で利用することができるはずです。  文科省の過大規模校の適正化の手引には、学校教育の受益者である児童・生徒の保護者の会を重視することとありますが、保護者の声を確認することなく工事の計画を進めていく行政の在り方には問題があると考えます。  また、公立保育園については、令和3年度を統廃合等の検証期間としているものの、利用者に対して空き人数の具体的な情報が公表されていない。そして、民営化、廃止、統合の計画情報が市内全ての保護者に周知されていない等、課題があると申し上げて、議案第14号の反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第14号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第14号、令和3年度木津川市一般会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまより、13時まで休憩といたします。    午前11時47分 休憩    午後 1時10分 再開 ◯議長(山本 和延) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第16、議案第15号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第15号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計予算について、報告いたします。  質疑がありました。  後発医薬品差額通知事業費の減額の理由とジェネリック医薬品の普及率はとの問いに、後発医薬品差額通知事業費の減額については、今まで委託により差額通知を実施しておりましたが、委託料への補助が上限200万円のため、実際の委託料に見合わないことから、通知するだけでは効果が低いなどとの理由により、国のシステムを利用して職員の手作業で通知を作成し、また、通知に希望カードを同封するなども検討しながら取り組む予算を見直したとの答弁です。  また、普及率については、レセプトベースで、令和2年3月末において65.71%となっており、全国的に、また府内の状況も低い普及率となっております。今後、取組を検証し、保険者努力支援制度の加点なども考慮し、重点的に取り組むべき事項であると考えているとの答弁でした。  令和2年度に初めて実施しました「街ピカ☆ウオーキング」事業は、データルヘルス事業に含まれているのかとの問いに、データヘルス事業の中に含まれているとの答弁でした。  特定健康診査受診率、特定保健指導実施率の改善への取組強化は、具体的にどのようなものかとの問いに、令和元年度の特定健診受診率は40.7%と、前年度より0.3%増加、特定保健指導実施率については3.9%と、9.1%の減となっております。特定保健指導実施率は、翌年度の9月末までに指導を終わらせた方が対象となっており、健診の結果が出る1月から2月に受診喚起を行い、昨年は、ちょうどその時期にコロナが重なったことで、持病をお持ちの方がなかなか参加できない、そのようなことも大幅に実施率が落ちた要因であると考えているとの答弁でした。  次に、人間ドックの申込者の減少は、市が補助金を減らした結果が見事に出ている。そのことについてどう分析しているのかとの問いに、特定健康診査は、法に基づく保険者の責務であるものに対して、人間ドックは保険者の任意で実施するものであるということが、見直しの理由の一つです。例で言えば、奈良県の多くの市町村では、人間ドックに対する補助を行っておりません。これは、国保が一人一人の医療費を被保険者全員で支える仕組みであることから、保険税率を抑制するために補助を行っていないものと本市では分析している。本市では、どのように見直すべきかを運営委員会でも検討し、人間ドックの健康への効果も踏まえ、今後も制度を継続していくために十分に検討した上で見直したいとの答弁でした。  次に、討論がありました。  反対討論の理由は、人間ドックの見直しにより申込者が減少した。見直し時期に反対したことが、まだ改善されていない。今回も反対するとの反対討論でした。  賛成討論では、財政運営が安定するものになるよう努めていることから、賛成するとの答弁でした。  討論の後、賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。
     酒井さん。 ◯7番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。  会派を代表して、本件への反対討論を行います。  来年度の国保会計予算において、保健事業を強化して、市民の健康増進、国保会計の健全化を目指すと言っています。しかし、今年度と同様、保健事業の強化にはなっていないことに反対します。  今年度から、先ほど委員長の報告にもありましたとおり、人間ドックの本人負担が1万3,000円をこれまで限度としてきたものを、市の補助額を2万9,000円で止めるという上限設定の手法に変更しました。  結果、何が起こっているか。昨年6,535万円を組んだ人間ドック予算が5,220万円まで減らされ、結果、昨年度の1,725人の利用が、今年度は、申込者数で1,424人まで減少しています。さらに、来年度も同様の予算が提案されています。  無料にして重視したという特定健康診査はどうなっているか。今年の特定健診予算は267万円増、7%増額されています。しかし、当初予想した100人の受診増加は、僅か45人にとどまっています。これは、来年度予算においても全く同様で、3,300人を想定した予算になっています。100人増です。  保健事業の予算額は、今年度全体として854万円減額され、来年度も少し戻したとはいえ、なお463万円減額です。人間ドックで約300人も申込み、また利用が減っている状況で、特定健診を無料にしたと言っても、45人の増加では、釣り合うものではありません。  さらに、人間ドックでは、市の補助額の上限を定めることから、男性と女性をはじめ様々なオプション検査には自己負担がさらに増えることになっていきます。  真に市民の健康増進を進め、ひいては国保会計の健全化につながるような国保会計予算を求め、本予算への反対討論とします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) れいわの会、谷口です。  議案第15号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。  まず、本市の保険料率は、かねてから持続可能な財政運営に取り組んでこられた結果、府が示す標準保険料率とおおむね均衡する状況となっております。  ただし、このことは、コロナ禍の影響による受診控え等もあり、全国的に保険給付費が減少していることが主な要因であり、本市においては、コロナ後も見据え、引き続き被保険者の健康維持増進に向け積極的に保健事業を取り組む必要があると考えております。  本予算案においては、特定健診受診率の向上を目指し、本年度に引き続き自己負担の無料化や集団健診の実施、地域の回覧板を活用した周知など、積極的に受診をいただくための予算が計上されております。  また、健診受診後の医療受診の勧奨や、糖尿病重症化予防、生活習慣改善に向けた運動教室・栄養教室など、幅広い保健事業も実施予定となっております。  このように、コロナ禍により保健事業の実施自体が大変困難な状況の中、保健事業を積極的に取り組み、強化していくとの内容であると確認することができました。  歳入においても、保険者努力支援制度を十分に活用することで、財源の確保に努める姿勢も認められるところです。  先ほどの討論で言及がありました人間ドックに係る利用者負担の見直しについては、被保険者全体の負担増の抑制と被保険者間の公平性などを踏まえつつ、市の補助額を定額化することで、任意事業である人間ドックの補助事業を持続可能なものとするために、国保運営協議会の慎重な審議を経て決定されたものであります。  見直しにより、人間ドックの自己負担は、オプションや脳ドック部分は増えますが、基本項目の部分は、見直し前とほぼ同じ額となっています。  よって、人間ドックの受診者数の減は、あくまで新型コロナの影響による感染防止対策の徹底を踏まえた中で、各医療機関の受入定員自体の抑制が主な要因であり、討論にありました利用者負担も見直しの影響が大きいとする根拠は当たらないと考えております。  以上の理由から、原案のとおり賛成するものです。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第15号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第15号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第17、議案第16号、令和3年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第16号、令和3年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算について、報告いたします。  質疑がありました。  人間ドックの委託料が前年と比べ93万円減となっている。人間ドックの利用状況が減っているからと思うが、具体的な受診件数の説明をお願いするという質問に対し、受診者数は、過去2年分の実績を基に平均値を出し、予算計上しています。令和2年度の予算計上が見込み過ぎていることもあり、令和3年度は減額となっています。受診実施は、脳ドックを含まない件数で、令和元年が403人、申込者数が440人、令和2年度が申込者数409人で、31人の減となっているとの答弁でした。  質疑の後、討論がありました。  まず、反対討論なんですけど、令和2年度から始められた人間ドックへの補助見直しが、後期被保険者においても受診者数の減少に影響していることが証明されている。この補助内容を令和3年度も継続していく予算に対して反対するとの討論でした。  賛成討論につきましては、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に継続して取り組んでおり、高齢者の健康に向けた効果的な予算であると認め、賛成するとの討論でした。  討論の後、賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯7番(酒井 弘一) 酒井弘一です。  本予算でも、人間ドックの補助を個人負担の上限設定から市の補助額の上限設定へ変更した結果、市の人間ドック補助は、今年度で前年度比610万円減額し、1,452万円、来年度は、さらにそれを約100万円減額する予算になっています。  人間ドック利用状況を見ると、昨年の利用者は519人でした。今年度は、申込者数で409人にとどまっており、100人以上、2割を超える減少となっています。自己負担の増加の影響が顕著に現れていると言わなければなりません。  国保以上に被保険者の健康増進を重視すべき後期高齢者に対して、自己負担を増やしていく、このような事柄は重大な問題です。  このような被保険者に負担を増やしていく予算を認めることはできません。  以上、反対討論とします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 新風コスモスの会の炭本です。会派を代表して賛成討論を行います。  議案第16号、令和3年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の討論を行います。  後期高齢者医療制度は、御存じのとおり、平成20年の4月から開始され、75歳以上の方が加入します。財源は、公費が5割、現役世代が4割、高齢者である被保険者が保険料として1割を負担し、世代間を越えて支え合う制度となっています。  これにおいては、負担能力のある一定所得以上の方が自己負担額を2割に引き上げることが審議されていますけれども、これに対し本市においても市長会などを通じて、自己負担の増加による受診抑制を生じさせないよう国に対して要望を行っているとお聞きしています。  令和3年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算については、10億7,834万6,000円で、前年度比5.2%の増加となっています。これは、高齢者が加齢に伴い心身の衰え、運動機能や認知機能が低下してきますので、健康寿命延伸に向けて令和2年度から取り組んでおりますフレイル対策、それから重点化予防、保健事業と一体として取り組んで実施しておりますし、令和3年度も継続して取り組み、歯科健診も実施されていきます。  このように、関係機関と協力と連携をしながら高齢者の健康維持に向けた効果的な予算であると認め、賛成するものです。議員各位の御賛同をお願いして、討論を終わります。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第16号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第16号、令和3年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第18、議案第17号、令和3年度木津川市介護保険特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第17号、令和3年度木津川市介護保険特別会計予算について、報告いたします。  質疑がありました。  保険給付費が7.8%増で、そのうち大きく占めるのが介護サービス等諸費である。7.5%増で46億8,000万円あり、全体に利用料が増加するとか、介護認定者数が増加するとかではなく、特に重点として来期に行おうとしている施策はあるのかとの問いに、まず介護給付費の適正化として、その方に応じたサービスを提供しているのかということを今まで研修を重ねてきたので、例えば事業所に出向き、ケアプランチェックを行い、サービスの精査を行うことなどを考えています。また、予防のほう、現在、自立のほうが要介護にならないように地域支援事業に取り組んでいくことで、少しでも伸びを抑えていきたいと考えているとの答弁でした。  次に、昨年度、新しい事業所、廃止された事業所が何件あったか。また、廃止の理由は何なのかとの問いに、令和元年度に廃止された事業所は3事業所、新たに開設された事業所は5事業所でありました。令和2年度に廃止された事業所は1事業所、新たに開設された事業所は4事業所と、ぬくもりの里の法人変更に従う廃止、開設があります。また、廃止の理由については、昨年度においては、体調面や他の場所での開設のためであり、経営難でないとは聞いております。令和2年度の廃止事業所については、事業所の統廃合をされたため、木津川市から撤退されたと聞いておりますとの答弁でした。  質疑の後、討論がありました。  反対の理由といたしましては、保険料の負担が大きくなっていることに反対するとの討論でした。  賛成討論では、市内の高齢者が安心して暮らせる予算が組まれているとの賛成討論でありました。  討論の後、賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯7番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。会派を代表して、本議案に反対の討論を行います。  午前中に、議案第6号、木津川市介護保険条例の一部改正についてのところで詳しく反対理由を申しましたが、その具体化されたものが、本予算であります。  繰り返しを省略して申したいと思いますが、保険料が増え続けていく、被保険者の負担が増え続けていく、この傾向に対して、市長会や、また町村会も、国の負担を引き上げるようにという申入れをしているのは、御承知のとおりであります。  その中で、先ほども申しましたが、子ども医療費の助成をめぐっては、国は制度改善は行わない、行っていません。しかし、全国の市町村が、その中で、独自の子ども医療費助成を広げていっているわけです。大きな流れになっています。ならば、介護保険においても、国へ制度改善を求めるとともに、基礎自治体である木津川市、また他の町村が支援を強めていく、この方向が正しいのではないでしょうか。木津川市が、このような努力を行うことを求め、本予算に反対をいたします。  以上で、討論を終わります。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  大角さん。 ◯8番(大角 久典) 公明党の大角でございます。会派を代表して、賛成討論をさせていただきます。  議案第17号、令和3年度木津川市介護保険特別会計予算について、賛成の立場から討論させていただきます。  高齢介護課からの介護保険事業計画の資料によりますと、本市の高齢者人口は今後も増加し、特に75歳以上の高齢者の占める割合はますます増加する見込みです。高齢化に伴い要介護認定者数もますます増加し、当然、介護保険特別会計の事業費も増加していきます。  そのような厳しい状況の中で、令和3年度介護保険特別会計予算は、前年度比7.2%増加の54億6,667万9,000円となっております。  歳出では、第8期介護保険事業計画に基づき、高齢者の増加に対応した保険給付をはじめ、地域支援事業、高齢者が介護状態になるのを防ぐための介護予防・地域包括支援センターの運営委託費など、市内の高齢者が安心して暮らせるよう、適正な予算編成が組まれています。
     また、認知症対策については、認知症総合事業として、認知症カフェ事業や、認知症地域支援・ケア向上事業などを行うなど、認知症になっても安心して住み慣れた地域で生活できる事業に取り組まれており、評価するものであります。  今後も、高齢者人口の増加に伴い介護給付費の増加が予想されますが、共助としての介護保険を中心に捉えつつ、自助・互助・公助のバランスを考えながら、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、介護保険制度の適正・円滑な推進を図っていただきたいと思います。  以上、賛成討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第17号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第17号、令和3年度木津川市介護保険特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第19、議案第18号、令和3年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算についてから日程第23、議案第22号、令和3年度旧木津町準財産区特別会計予算についてまでの議案5件を一括議題といたします。  議案5件について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 議案第18号から議案第22号までの報告をさせていただきます。  まず最初に、議案第18号、令和3年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算について、議案第19号、令和3年度旧加茂町財産区特別会計予算について、議案第20号、令和3年度旧瓶原村財産区特別会計予算について、議案第21号、令和3年度旧当尾村財産区特別会計予算について、議案第22号、令和3年度旧木津町準財産区特別会計予算について、この議案5件を一括議題といたしました。  その後、次に各議案ごとに担当課より説明の後、質疑がございました。  まず、質疑といたしまして、木津町準財産区特別会計は設置後2年目に入るが、メリット、効果はあるのか。一般会計と区別して管理することで、市民の皆様、行政側にとっても分かりやすくなったと考えているという答弁です。  次に、木津町準財産区特別会計予算で土地貸付収入が約870万円の詳細を御説明願いますということです。答弁といたしまして、大里区は、相楽台5丁目の駐車スペースとして約69万円、曽根山区、相楽山松川の土地貸付けとして社会福祉協議会に約180万円、市坂区は、州見台での事業所2件分、約509万円、それと令和3年度より城山台七丁目に城山台小学校の職員用の駐車場約110万円です。合計約870万円です。  議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号各議案採決の結果、各議案全員賛成で原案どおり可決されました。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。5件一括して行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各議案ごとに討論・採決を行います。  まず、議案第18号、令和3年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第18号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第18号、令和3年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第19号、令和3年度旧加茂町財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第19号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第19号、令和3年度旧加茂町財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第20号、令和3年度旧瓶原村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第20号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第20号、令和3年度旧瓶原村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第21号、令和3年度旧当尾村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第21号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第21号、令和3年度旧当尾村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第22号、令和3年度旧木津町準財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第22号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第22号、令和3年度旧木津町準財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第24、議案第23号、令和3年度木津川市公共下水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第23号、令和3年度木津川市公共下水道事業会計予算についての審査の報告をいたします。  質疑がありましたので、主なものを報告します。  債務負担行為で行う加茂浄化センターの工事の内容は。監視制御装置の更新を行い、施設をスリム化する。運転管理に変更はない。  次に、使用料収入はもう少し多く見込めるのではないか。くみ取トイレには多額の費用を要するので、助成金について新たな制度を検討してはという質問に対しまして、城山台などの人口増加は見込んでいる。くみ取トイレに特化した制度は考えていない。未接続の戸数もあることから、面整備完了後に考える余地はあるという答弁です。  次に、日本下水道事業団と日本メンテナンスとの関係は。公営企業として経営改善はされているのか。日本メンテナンスは運営管理を行う業者であり、下水道事業団は公共団体の技術力を補う団体であり、施設更新工事を委託するものである。審議会では、事業を継続していくには、一定の値上げも致し方ないとの意見もある。公営企業会計の導入、施設更新費用の軽減など改革に取り組んでいる。  次に、コロナ禍で仮に値上げの答申があったとしても、市民負担になる。値上げを凍結すべきではという質問に対しまして、国基準の150円である、19.8%を基本にして議論をしていただいている。時期については、コロナなど社会状況を鑑み検討していくという答弁でありました。  討論はなく、全員賛成で可決をいたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 討論がなければ、討論を終わります。  議案第23号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第23号、令和3年度木津川市公共下水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第25、議案第24号、令和3年度木津川市水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第24号、令和3年度木津川市水道事業会計予算についての審査の報告をいたします。  多くの質疑がありましたので、主なものを報告させていただきます。  施設更新の見通しはという質問に対しまして、令和4年度から令和7年度に山城浄水場の更新工事、長期的には、観音寺の浄水場、南加茂台配水池、吐師受水場の更新を予定。  次に、水道管理者を設置している府内の市は。また、水道管理者を置かなくてもよい場合は。市の水道職員数と給水戸数は。広域化についての検討はという質問に対しまして、京都市のみである。管理者を置かなくてもよいのは、地方公営企業法施行令第8条の2で、職員200名未満の自治体の条例で規定すれば、設置しないことも可能。現在、市の水道職員は24名で、給水戸数は約3万2,000戸です。広域化については、すぐに進むものではなく、府で広域化推進プランをつくられ、今後、議論していく場があるかと考える。  次に、水道管理者が置かれ、令和3年度予算で革新的なところを期待したが、見えてこない。また、府営水の動向はどうか。水道料金はという質問に対しまして、管理者設置後、人材育成として表彰制度を創設、広域化として府の企業管理監と水道管理者と意見交換、水道と下水道の経営統合を検討。府営水は、令和3年度は、単価85円、令和4年度、単価83円の予定。水道料金は、施設統合等の改革を行い、できるだけ値上げは行わないという答弁でありました。  次に、相楽郡内の指定給水装置工事事業者数は、受講数は、また浄水器は何個で見込んでいるのか。実質約330業者、全ての業者を対象としている。令和3年度は、入門として初心者向けとした。令和2年度は2,298個、令和3年度は5,078個であるということであります。  反対討論・賛成討論が1人ずつありまして、その後、賛成多数で原案のとおり可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋さん。
    ◯16番(宮嶋 良造) 共産党の宮嶋良造です。  会派を代表して、議案第24号、令和3年度木津川市水道事業会計予算について、反対する討論を行います。  反対の理由は、市発足時に条例の規定はありましたが、市長が予算で提案した水道事業管理者設置に市議会が反対して、置かないことを決めました。しかし、突然、昨年4月に水道事業管理者を置いたことであります。  今、政令市の京都市を除いて府内の一般市で水道事業管理者を置いている市は、木津川市以外にはありません。この特別職が必要かが問われています。  地方公営企業法の施行令では、置かなくてもいいとされております。置くとされる基準は、水道事業所職員が200人以上、給水戸数が5万戸以上の基準であります。木津川市は、それらの基準を大きく下回っています。  市長が、これまでの答弁で言ってきた広域化も具体的な話は何もなく、水道事業管理者の特別職が必要ということではありません。  以上のことから、議案第24号、令和3年度木津川市水道事業会計予算について、反対します。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 管理者設置に当たり、賛成者の中では、民間の知識を利用して水道企業会計が改革できるというようなことで、令和3年度の予算について、数字は前年度とあまり変わっておりません。大きな改革の目玉があるのかなと期待をしておりましたが、残念ながら、今回の予算では、管理者の顔が見えてきませんでした。  しかしながら、よく言われるのは、反対をすれば、水道が出なくなり、水道が混乱するということを言われますが、それは究極の賛成の思いであるんですけれども、それを議会が言いかければ、否決ということはなくなりますので、そこはさておき、今回、私がこの予算に賛成するのは、水道管理者が今後どのような改革をなされるのか、それを見守っていきたい。  よく天上がり先だというような人がおられますけれども、そうではない、しっかりと改革をして、同じ公営企業であります下水道料金の改正、それもストップをかけるぐらいの手腕を発揮していただけることを期待しております。  値下げは、一番初めに行ったらいいんです。値上げをする場合は、徹底的な行財政改革を行い、それでも無理だった一番最後に値上げという言葉を使っていただくことを期待をいたしまして、賛成討論といたします。皆様方の賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第24号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第24号、令和3年度木津川市水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第26、議案第25号、令和2年度木津川市一般会計補正予算第11号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井さん。    (補正予算特別委員長 酒井 弘一君登壇) ◯7番(酒井 弘一) 補正予算特別委員会委員長の酒井弘一です。  審査の状況を報告いたします。  3月10日に委員会を開会し、予算案を審査いたしました。  今回の補正予算第11号は、増減最終8,192万円を減額する内容となっています。  たくさんの質疑がございましたけれども、主なものを報告していきます。  初めての企業版ふるさと納税について質疑がありました。300万円の寄附があった。使途についてルールはあるのか。企業に対する、また税の優遇はどうなのか。その問いに対して、目的や使途は、企業の意思を尊重していく。今回は、中学校の楽器購入を中心に活用した。税については、最大9割の税金が控除される。そういう答弁です。  きづがわエール商品券について質疑がありました。商店応援の商品券だが、医療機関も初めて対象とした。医療機関の参加状況並びに利用状況はどうだったか。その問いに対して、69の医療機関に依頼し、10件が登録された。利用額は125万円。鍼灸整骨院は、15の事業者に依頼し、4件が登録。利用額は14万円。全体として、多額とは言えないけれども、医療機関に広げて成果はあったと判断している。そのような答弁でした。  児童扶養手当は行き渡ったかの問いです。2,177万円の減額補正でありますが、対象者に十分周知できていたのか、申請や支給の総数はどうかという問いに対して、ひとり親世帯そのものは約1,800、うち支給対象となる世帯は約800。2,153件を見込んでいたけれども、支給は1,830件であった。個別に通知をし、漏れはないと判断している。  次に、病児・病後児保育の利用についての質疑がありました。利用数が減少している。それはなぜか。手続に問題はないか。登録者数は何人か。その問いに対して、登録者は429名、コロナ休校などで利用が減ったと思われる。減少の理由については、さらに調査をしていきたい。そのような答弁でした。  次に、木津高校への新しいアクセス道路に関する質疑がありました。利用はいつからできるのか。道路幅員並びに延長はどうか。それに対して、道路幅員は8メートル、延長距離230メートル。道路の完成そのものは来年度末だけれども、夏頃には利用可能になるという答弁でした。  最後に、教育用タブレットの環境改善について質疑がありました。予算書にある校内ネットワークの整備とは何かという問いです。答弁は、児童・生徒全員に1台のタブレット端末の整備は完了した。ただ、市内の通信の環境をより快適にしていく必要があるので、事業を組んでいる。そのような答弁でした。  質疑が終わり、討論なく、全員賛成で可決いたしました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 討論がなければ、討論を終わります。  議案第25号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第25号、令和2年度木津川市一般会計補正予算第11号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第27、議案第26号、令和2年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第4号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第26号、令和2年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第4号について、報告いたします。  質疑がありました。  山城総合医療センターの看護師の必要な人数はとの問いに、本補助の対象となっている山城総合医療センターの人材確保については、看護師、医師両方となっております。看護師については、看護師を募集するチラシ等作成、求人情報誌に掲載する費用に対して補助申請がされております。医師については、休日等の救急医療等に係る医師確保のための臨時的に任用した費用について補助申請がされているとの答弁でした。  質疑の後、討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第26号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第26号、令和2年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第4号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまより、14時15分まで休憩といたします。    午後 1時58分 休憩    午後 2時15分 再開 ◯議長(山本 和延) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第28、議案第27号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号についてから日程第31、議案第30号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号についてまでの議案4件を一括議題といたします。  議案4件について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 議案第27号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号について、議案第28号、令和2年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号について、議案第29号、令和2年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第1号について、議案第30号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号についての議案4件を一括議題といたしました。  まず、担当課より説明後、質疑を行いました。  まず初めに、質疑といたしまして、議案第27号で補助金の申請を取り下げると先ほどの説明がありましたが、理由は。補助金には使用限度額が配分されており、今後において事業計画の予定があり、温存、残しておきたいとの思いがあり、今回の防災倉庫の移設工事は自己資金で実施された。  次の質問で、議案第28号の南京都奈良線の収入源は。令和2年度から5年間という理解でいいのか。答弁として、線下補償金の関係だが、令和2年度から5年間の改定が行われた。  議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号の4件は、討論なく、各議案採決の結果、各議案共全員賛成で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。4件一括して行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各議案ごとに討論・採決を行います。  まず、議案第27号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第27号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第27号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第28号、令和2年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第28号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第28号、令和2年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第29号、令和2年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。
       (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第29号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第29号、令和2年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第30号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第30号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第30号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第32、議案第31号、令和2年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第31号、令和2年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第2号についての審査の報告をいたします。  質疑がありました。  補正予算で計上した事業は、令和3年度で実施されるのか。加茂浄化センターの更新や管理の点検、マンホールポンプの更新に係る工事費用など、当初、令和3年度で要望であったが、国の補正で事業化とするものであるという答弁でありました。  討論なく、全員賛成で原案のとおり可決しております。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第31号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第31号、令和2年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第33、議案第32号、令和2年度木津川市水道事業会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第32号、令和2年度木津川市水道事業会計補正予算第2号について、審査の報告をいたします。  質疑がありました。  下水道からの工事負担金の増額はという質問に対しまして、道路の現場状況により仮設工事の割合が増加し、本設工事の割合が減少したためという答弁であります。  討論なく、全員賛成で可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第32号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第32号、令和2年度木津川市水道事業会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第34、議案第33号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第33号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定について、報告いたします。  質疑がありました。  今回の公募での申請者数は幾らあったのかとの問いに、今回の公募は、木津川市社会福祉協議会の1者のみでした。選定理由といたしましては、これまでの社会福祉協議会との連携や、いろいろな事業展開をしており、安定した管理が期待できるとの判断によるものですとの答弁でした。  次に、木津老人福祉センターについては、これまでの議会等において匿名という形でずっと指定管理者を決定してきました。今回、結果的に1者の募集としても、公募に切り替えたことについては、非常に大きな意味があったと思う。それから、入浴場の廃止の件については、指定管理者からの提案等もあったのか、なかったのかとの問いに、廃止した入浴場跡の関係につきましては、特段協議の場を設けておりませんが、今後の課題として認識しているとの答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第33号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第33号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第35、議案第34号、市道の路線の認定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第34号、市道の路線の認定について、審査の報告をいたします。  質疑がありました。  供用開始はいつか。木津高校につながる898号の完成時期はいつか。898号は工事中であり、令和3年度の完成と聞いている。そのほか、895号は使用されている。896号、897号は、開発工事中であり、全件供用開始の告示はしていないという答弁でありました。  討論なく、全員賛成で可決しております。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第34号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第34号、市道の路線の認定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第36、議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定について、審査の報告をいたします。
     質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  北陸新幹線南部ルートとリニア新幹線について、早期整備の要望とある。地下の大深度のトンネルが多く、大量の土砂の処分や地下水の枯渇とか幾つかの問題点が挙げられている。記載した理由はという質問に、総合計画にも当該部分の記述がある。また、国の基幹交通として、学研都市の発展や訪客、ビジネス拡大につながると考えるという答弁でありました。  次に、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定については、UR撤退は市のまちづくりに大きく影響したのだから、第1次の検証や反省に基づいて今後の10年間の施策と方針を示すべきと考える。また、駅東も記述する時期に来ているのではないかという質問に対しまして、清掃センター建設、ニュータウン開発、東バイパス、木津川架橋など都市計画の成果は出ていると考える。木津川市の東西ネットは弱い。URは、平成22年の閣議決定の後、平成30年に撤退。今、人口が爆発的に増加しているが、民間開発の部分が多く、想定はできなかったと考える。駅東は、10年前のアンケートで、地権者の約90%が市街化形成を希望。農地希望の方もおられるので、課題解決に向け検討していきたいという答弁でありました。  反対討論・賛成討論が各1名ずつあり、その後、賛成多数で可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 共産党の宮嶋良造です。  会派を代表して、議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定についての反対討論を行います。  木津川市都市計画マスタープランの議会議決の根拠は、提案にも示されていますように、市議会基本条例の定めです。私たちは、基本条例をつくる過程で十分に検討し、基本条例第10条に、「市政全般における重要な計画等の策定又は変更について、議会と市長等が共に市民の視点に立った透明性の高い市政の運営の必要性から、次を定める。」として、「(1)木津川市総合計画に係る基本構想及び基本計画」「(2)木津川市都市計画マスタープラン」を定めました。そのことを踏まえて、市民の視点に立って討論を行います。  今回の第2次木津川市都市計画マスタープランは、上位計画である第2次木津川市総合計画や京都府の学研都市建設計画に即して定めるとのことですが、この関西文化学術研究都市開発については、これまで繰り返しその問題点を指摘してきたように、民間依存で大企業本位の開発です。そのために、国の経済・景気の動向に大きく左右され、1990年代のバブル崩壊後、計画の遅れや変更を余儀なくされてきました。自治体の財政規模を大きく上回る開発内容や負担が、市民の暮らしや教育に大きな影響を与えました。  学校教育、幼児教育の施設整備の側面から見ても、兜台、相楽台の相楽ニュータウンは、幼稚園、保育園、小・中学校から高校まで整備されスタートしましたが、木津中央地区である城山台では、城山台小学校の超マンモス小学校を生み出し、もともとあった中学校建設を取りやめ、同じ地域でありながら、子供たちは2つの中学校に分散させられるなどの事態になっています。市が対応できない過大な計画規模の矛盾がはっきりあらわれています。土台となる計画に間違いがあります。  この都市計画マスタープランは、大型開発に依存する計画であり、北陸新幹線延伸やリニア新幹線の早期開業を要望し、それらに依拠する計画です。  しかし、今、これらの事業で起こっている問題は何でしょうか。リニア中央新幹線建設では、駅建設などをめぐって大手ゼネコンの談合がありました。また、リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事で、大井川の流量減少が問題になっています。北陸新幹線延伸工事でも問題になっている、都市部の地下を通る大深度地下トンネルの危険性や大量の残土問題、大深度地下を掘り進む危険性が出ています。北陸新幹線の延伸は、京都の自然や京都のよさを壊すもので、要らないとの声が大きくなっています。そのときに、これらの早期整備を要望することは間違っています。  また、京阪奈新線の高の原駅への延伸の建設工事では、市の負担が幾らかかるかも定かではありません。にもかかわらず、実現化を要望するのは間違っています。  さらに、城山台九丁目に新消防庁舎を建設するとしていることも問題です。城山台に新消防庁舎を建設するのであれば、もっと早い段階で最適の建設用地を確保して、まちづくりを始める必要があったにもかかわらず、それをせず、後づけで九丁目土地を使うのは間違っています。  以上の理由から、議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定について、反対します。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  兎本さん。 ◯4番(兎本 尚之) 議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定について、賛成討論を行います。  そもそも、都市計画法において、当該市町村の都市計画に関する基本的な方針を定めるものとするとあり、現行の都市計画マスタープランは今年度で、あと数日で期間を終了します。ですので、法にあるように、基本方針である都市計画マスタープランを新たに策定する必要があります。  そのために、都市計画審議会において、当初、素案の段階では、酷評されておりましたけれども、学識経験者や市内の各種団体代表者、市民公募の方々などが意見を出され、検討し、パブリックコメントを経て、様々な視点からの意見が反映されて計画が策定されております。  そのように、一定の手続を経て、様々な視点から多くの意見が反映された都市計画審議会の答申を尊重すること、また住民自治の観点からも賛成であります。  議員各位にも審議会の答申を尊重していただき、本議案に賛成いただきますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯9番(山本 しのぶ) 9番議員、山本しのぶです。  議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定について、反対の立場から討論いたします。  平成31年1月21日に行われた都市計画審議会において、城山台九丁目1番の土地が新消防庁舎建設用地にする目的で用途変更されました。この変更について、市は、住民の意見を反映させるための必要な措置は講じていると答弁されました。しかし、「広報きづがわ」を確認すると、木津中央地区計画(案)の縦覧及び説明会の案内と地区名が載っているだけでした。結果として、住民にとって重大な用途変更であったにもかかわらず、閲覧者は1名、意見提出者はゼロ名、説明会参加者10名と、住民の反応が非常に薄い結果となり、都市計画、地区計画における変更について、住民の理解もコンセンサス、合意も全く得られていません。  また、公園緑地の方針について、マスタープラン、すなわちまちづくりの計画には、利用者のニーズに対応した施設の充実を図るとありますが、現在、公園に遊具を設置してほしいと求める住民の陳情を受けています。市民は、まちづくりの主人公になれず、その主体とはなっていません。  衆議院建設委員会において、建設省都市局長より、マスタープランの策定に当たり、市民の理解、コンセンサスが極めて重要であること、地区計画制度においても、住民のコンセンサスを図りながら行うことの重要性を述べる答弁がありました。  住民の理解やコンセンサス、合意を得ずに策定された本市の第2次都市計画マスタープランには問題があると申し上げて、議案第35号に対する反対の討論といたします。議員各位の賛同をお願いして、討論を終わります。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第35号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第35号、第2次木津川市都市計画マスタープランの策定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第37、議案第36号、木津川市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第36号、木津川市国民健康保険条例の一部改正について、報告いたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決しました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第36号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第36号、木津川市国民健康保険条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第38、議案第37号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 議案第37号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第1号について、報告いたします。  質疑がありました。  令和2年度の傷病手当金の支給状況はとの問いに、令和2年度の傷病手当金の支給状況については、1名から申請があり、申請どおり決定支給しました。対象被保険者数1名、支給金額4万2,231円との答弁でした。  討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第37号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第37号、令和3年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第39、議案第38号、令和3年度木津川市一般会計補正予算第1号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  柴田さん。    (予算特別委員長 柴田 はすみ君登壇) ◯17番(柴田 はすみ) すみません、報告の前に、先ほどの一般会計予算の御報告の中で、反対討論のとき、城山台小の分離新設と申しましたが、増築の間違いでしたので、おわびして訂正をいたします。  それでは、予算委員会2日目に審査をいたしました議案第38号、令和3年度木津川市一般会計補正予算第1号についての報告をいたします。  歳入歳出の総額に1億8,401万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ312億8,401万8,000円とするもので、内容は、新型コロナウイルスワクチン対策費の増額です。  主な質疑を報告をいたします。  集団接種だけではなく個別接種も対応すると思うが、ワクチンの保管庫は市で3台、かかりつけ医に保存用の冷蔵庫がなくても大丈夫なのかとの問いに、1台で975回分、10箱保存できる。かかりつけ医に1週間分の使用量を確認し、必要分を配送。各医療機関で使用されている保管庫で十分対応できると考えている。  今、市内で65歳以上の高齢者の人数は。接種券は4月23日前後に配送されるということで間違いないかという問いに、2万400人、国からの指示があったので、準備を進めているとの答弁です。  また、接種率は何%を見積もっているのかとの問いに、70%を見込んでいるとの答弁でございました。  討論もなく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第38号について、採決を行います。
     本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第38号、令和3年度木津川市一般会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第40、同意第1号、木津川市教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第1号、木津川市教育委員会教育長の任命につきまして、御説明をさせていただきます。  木津川市教育委員会教育長 森永重治氏の任期が令和3年5月13日をもって満了することに伴い、同氏を教育委員会教育長に再任するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。  なお、任期につきましては、同法第5条第1項の規定に基づき、令和3年5月14日から3年間となります。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  日本共産党木津川市議員団を代表し、同意第1号、木津川市教育委員会教育長の任命について、反対の立場から討論をいたします。  まず、3年前にも冒頭にお伝えいたしましたが、人事案件に対しては、本来でしたら反対することはほぼありません。前回は、教育委員会教育長の任命が新教育委員会制度への移行に伴い、府内でも先駆けて任命された新教育長の更新でした。  中教審に「教育委員の選考の過程を地域住民に公開することや、議会同意の過程で教育委員の所信表明の機会を設けるなど、選任方法を工夫することが考えられる」とあり、教育長の所信表明を求めました。  一度は市長も検討すると答えていたにもかかわらず、どんな教育委員会、どのような教育行政を進めていくなどを語られるはずの教育長の所信表明が3年前も行われませんでした。  新しい制度の下で行われている教育委員会議での議論は、やはり財政面から教育を見ていると感じることが多々あります。  教育長の実績で、教室のエアコン設置や学校トイレの洋式化、タブレット端末を使ったICT教育の推進などと言われるかもしれませんが、エアコン設置については、3年間かけて普通教室内の室温を測り、既に朝から暑い状態で、子供たちの健康を脅かす教室となっている事実を示しました。  また、未就学児童に小学校入学準備として和式トイレの使い方を保育所などで教えていること、新築の学校では9割が洋式トイレであるのに対し、古い学校の場合、ひどいところでは、校内に数か所しか洋式トイレがない。子供たちは家に帰るまでトイレを我慢していたこともありました。教育委員も、そんな事実を知り、改善が進んだのです。  また、タブレットは、国が進める感染症対策でもあるだけの話です。  また、一番の特徴であるはずの総合教育会議、初年度は2回開かれましたが、平成28年度からは年に一度だけの開催となっています。  ここでも、予算執行権と人事権を持つ市長が直接教育長を任命したことで、財政面に重きが置かれていると感じます。  そこでは、今、一番重要な城山台小学校の超マンモス校の課題解決の話合いはされていませんでした。  かつて、事務局の長が常勤の教育長、教育長と複数の教育委員で構成される教育委員会の長が非常勤である教育委員長、2人の長が存在しました。そのため、責任の所在がどちらか不明確との指摘がありました。  少なくとも、その改善のためにスタートした制度だと思っていますが、木津川市でも、過去にあった事件で傷ついている子供たちがいます。癒えることのない傷を抱えている家族がいます。それなのに、その責任さえ取っていません。  そして、今は、国内でもほかにないくらいの超マンモス校をつくり、子供たちや保護者の不安を取り除いていない。取り除こうとしていないのではないでしょうか。  以上の理由から、反対討論といたします。議員各位の賛同をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  森本隆さん。 ◯12番(森本 隆) 新風コスモスの会、森本隆です。  会派を代表して、同意第1号、木津川市教育委員会教育長の任命について、賛成討論を行います。  森永教育長は、平成23年5月に教育長に就任されてから今日まで約10年間、本市の教育行政を担っていただきました。  この間、小・中学校の校舎耐震化の推進や衛生管理基準を満たした新学校給食センター建設、木津中学校の増改築、人口増加に伴う城山台小学校の開校を進めるなど、子供たちの安全を守る教育施設の整備を行ってこられました。  一方、ソフト面では、ホップアップ学習・ステップアップ学習などの補充学習、またICT教育の推進により、児童・生徒の学力は向上し、全国学力・学習状況調査において全国平均を上回るなど、教育行政を進め、実績を残してこられました。  また、GIGAスクール構想の対応や、人口が急増する城山台小学校の児童急増対策、新型コロナ感染症の拡大に伴う感染予防、感染拡大防止の取組等、本市の未来を担う子供たちのため様々な政策を進めてこられました。  特に、昨年の緊急事態宣言発出時に市内でいち早くオンライン授業にチャレンジされたこと、城山台小学校児童急増対策として、市民の声を聞いて学校選択制を導入されたこと、コロナ禍でのデジタル政策として、奈良市と連携して電子図書館を今年4月からスタートさせるなど、教育長のリーダーシップを高く評価いたします。  また、市の財政状況はより厳しさを増しています。後世に、この木津川市を引き継ぐためにも、引き続き行財政改革は取り組む必要があります。  また、今はコロナ禍の中で、木津川市の約8,000人の児童・生徒のことを考え、豊富な知識と経験の下、速やかな対応が求められています。  このような現在の教育行政の抱える課題、城山台小学校の児童急増対策の推進など様々な懸案事項を解決するためにも、また市の課題である公共施設等総合管理計画推進において、学校施設は50%以上を占めております。この学校施設の統廃合の推進には、これまでの経験を生かし、本市の教育行政を最も熟知している森永氏が教育長として最もふさわしい人物であると考えます。  以上のことからも、教育長の同意案件に賛成します。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  同意第1号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、同意第1号、木津川市教育委員会教育長の任命については、同意することに決定いたしました。  ただいま任命同意されました森永教育長より挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。  教育長、入室をお願いいたします。    (森永重治教育長 入室) ◯教育長(森永 重治) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼の言葉を申し上げたいと思います。  ただいまは、私の教育長任命に関わりまして同意をいただきまして、誠にありがとうございます。  教育をめぐりましては、いつの時代も、その時代や社会情勢を反映した様々な期待と課題がございます。それら一つ一つに真正面から真摯に向き合って、一人一人を大切にする木津川市の教育の一層の推進のため、微力ではございますが、誠心誠意尽くしてまいりたいと思っております。  どうぞ議員の皆様方の御指導・御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第41、同意第2号、木津川市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第2号、木津川市教育委員会委員の任命につきまして、御説明をさせていただきます。  木津川市教育委員会委員 有賀やよい氏の任期が令和3年5月10日をもって終了することに伴い、同氏を教育委員会委員として再任するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  任期につきましては、同法第5条第1項の規定に基づき、令和3年5月11日から4年となります。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  同意第2号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、同意第2号、木津川市教育委員会委員の任命については、同意することに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第42、請願受理番号3-1、児童発達支援センターの早期設置を求める請願を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯6番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡です。  請願受理番号3-1、児童発達支援センターの早期設置を求める請願について、報告いたします。  まず、請願者から請願内容の説明を受けた後、質疑がありました。  国は、2020年までに人口10万人当たり1か所以上の発達支援センターの整備をするように求めていたが、進まなかったため、令和5年度をめどに整備が進められているがとの質問に、2018年、市の障害者福祉計画で2020年までに設置を目標としていたが、センターの設置はされませんでした。令和5年度までに設置を目標としているが、コロナ禍もあり、協議会の中身が残念ながら私たちに伝わってこないということでございます。そういったことも御理解していただきたいとの答弁でした。  受診や検査が半年以上の待ち時間が支援センター設置でどのように変わるとお思いかとの問いに、そこに情報が集まることで、受診までの待ち時間の過ごし方が変わってくると思いますとの答弁でした。  次に、保護者の方の皆様にとってセンターの一番のメリットは何ですかとの問いに、センターに行けば誰かにつながれる。不安を吐き出せる。安心感が一番のメリットかなと思っていますとの説明でした。
     次に、京都府の責任という問題があると思うがとの問いに、山城南保健所に直接行って、どういう状況かを聞いたわけではありません。木津川市への請願という思いで、木津川市の中で協議してほしいとの答弁でした。  質疑の後、討論なく、全員賛成で採択されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  請願受理番号3-1について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、請願受理番号3-1、児童発達支援センターの早期設置を求める請願は、採択することに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまより、15時25分まで休憩します。    午後 3時11分 休憩    午後 3時25分 再開 ◯議長(山本 和延) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第43、発議第1号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてから日程第44、発議第2号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてまでの発議2件を一括議題といたします。  発議2件について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯10番(高岡 伸行) 発議第1号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、発議第2号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを一括議題といたしました。  会議規則の規定により、発議者に委員外議員の出席を求めたものであります。  次に、質疑を行いました。  初日の本会議において趣旨説明がありましたので、説明は省略して、発議第1号、発議第2号一括しての質疑を行いました。  まず初めに、提案理由として他市と同様の算出方法にするとあるが、同じにしなければならない理由はなぜなのか。答弁といたしまして、市長の期末手当の算出基礎、府内木津川市と向日市だけに給料月額の、木津川市の場合は20%、向日市の場合は15%加えた額を加えるとなっています。今、市民の暮らしが大変ですし、特別職に対する給料の在り方等に対しても厳しい目がある中で、どうだろうと考え、提案したものでありますという答弁です。  次に、質疑で、特別職報酬審議会が設置されている。そちらの審議会の意見を聞くものとするという事項になっているが。答弁として、実際に行われた諮問が額でありますし、答申も額については据え置くことで妥当ということであります。しかし、中身についての議論がされていないという判断をしたものですから、今回提案をしたという答弁でした。  次に、京田辺市は1回の期末手当が約188万円とあるが、調べてみると、約224万円が正しい。提出の参考資料の信頼性を確認したい。答弁として、支給月数は例規集で確認していない。人事院勧告が示している日数を掛けた。支給月数が違えば、この数字は違ってくるという答弁です。  質疑の後、動議が出され、自由討議を行いました。  まず、通年ベースで報酬審議会にかけて妥当かどうなのか、結果としては妥当と聞いている。報酬審の制度がある以上、それを前提にすべき。  また、次の討議として、発議者 宮嶋議員の参考資料の数字が違っている。他の市と全部の条件を合わせる必要がどこにあるのか。みんな横並びで一緒にしましょうなんて話はないという討議です。  次に、退職金を含めた総額での話であるが、審議会で議論されている。条例を分かりにくいという書き方での加算は、特別扱いになるのではという指摘をしてきた。中身を考えないといけない。市民にはっきり分かるように提示するべきだという御意見でございます。  自由討議の後、発議第1号について討論を行いましたが、討論はなく、採決を行いました。賛成少数で、発議第1号は否決されました。  続きまして、発議第2号についてであります。  討論を行いました。  討論はなく、採決を行い、賛成少数で否決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。2件一括して行います。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 私は、委員外議員として発議2件の提案内容について、委員からの質問に答えました。  その際、委員から、私が配付した資料の一部に間違いがあるとの指摘がありました。そこで、私は委員長に間違いを確認するために休憩を求めましたが、受け入れられず、その間違いを確認し、訂正することなく審議が進行しました。  その後、私が退席した後、自由討議の中で、別の委員から、誤りが指摘された参考資料を用いて提案説明をしたことを持ち出して、発議に反対する意見を述べました。  既に提案者である私が退席した後のことですので、反論できず、どこがどのように誤っていたかが確認されることなく委員会を進められたことは、委員長として審議進行の公平さを欠くのではないですか。お答えをいただきたい。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) 今、宮嶋議員のほうから2つ御指摘いただいたかというふうに思います。  まず、1点目の、資料に間違いがあると委員のほうから指摘を受けて、確認したいから休憩をしてほしいという宮嶋議員の話がございましたが、その点につきましては、私、委員長といたしまして、この総務文教常任委員会で付託され、発議している中で、数字の間違いの確認というところにおきましては、常日頃、宮嶋議員におかれましても、行政側の数字の間違いにおいては、指摘をされてこられましたし、もちろん御理解いただいておると思いますが、その点につきましては、委員会の進行上、進めさせていただきました。  2つ目におきましては、発議者 宮嶋議員がいてないときの、その参考資料についての間違いの件でございます。  こちらにつきましても、委員会の進行上、意見を述べられている方がいてるわけでして、その辺は、指摘された方も、誤りは明白なので、あえて休憩、確認する必要はない旨の発言もございましたので、私、委員長といたしましても、休憩の必要はないという判断をしたものでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 委員会で資料の誤りが指摘されましたので、私も改めて見直しをしました。  今日、訂正の発議第1号の参考資料を机上に配っていただきました。グレーに色かけをしている部分が訂正部分です。  委員会で指摘のあった京田辺市の支給月数だけではなく、私の見落としで、舞鶴市でも、今回、問題にしている特別職の加算があったわけでありまして、それらを含めて訂正をいたしました。  先ほど委員長が、休憩を取らなかったがためにやられた質疑の報告で、結果として、数字の誤り、例えば支給月数については、私は人事院勧告を受けて、今年4月から実施される月数で計算をしております。  先ほどの京田辺市は、指摘された数字は、今現在ある月数ですから、240万円幾らということを先ほど言われましたが、この資料を訂正していれば、そういう数字は出てこないわけでして、だからそのことは、やはり先ほどの委員長報告自身にも、幾つかの結果として数字の誤りが出てきたのではないですか。  だから、やはり休憩を取って、正しいものをもって議論をするということが必要だったんではないですか。その点での委員長としての落ち度、お認めになりませんか。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) 再度、宮嶋議員のほうから御指摘いただきました。  正しいもの、資料をもって議論をすべきという御指摘でございますが、やはり委員会そのものに正しい資料を持ってきていただくというのが、まず前提にあるかというふうに思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) いや、もちろん正確さは大事であります。  けれども、誤りが指摘された以上は、それを確認して進めるということが必要なんじゃないんですか。再度、聞きます。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) やはり、その点は、委員長といたしまして、休憩するということもなく議事を進行していく、整理していくというところがございますので、私、そのように判断させていただいた次第でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  私、委員でしたけれども、その場にはいましたが、この発議の賛成者でありますから、宮嶋議員がいるときには一言も発言していませんでしたので、ちょっと先ほどの委員長の報告に対して質問させていただきたいと思います。  資料は、やはり数字が出されて、それを基に委員会の中でやり取りが行われました。その指摘があって、数字自体が、前提が違うからっていう話を出されたわけです。そこで、確認をしたいという話を、委員長は、もうそれは要らないと判断したわけですから、その数字、例えば先ほどあったのは、京田辺市が月数が何か2に近い数字で、209万円となっているけれども、何かよく分からないんですけれども、209万円なんだけれども、それに対して188万円なんだけれども、京田辺市は224万円というふうになっているとかね、そういう発言があった中でも、それ自身を必要ないっていう形で一旦は委員長が判断して、その後の自由討議に進んだわけですよね。  そしたら、結局は、自由討議の中でも、その間違いというのは必要はなかったんじゃないですか。それは、やっぱり進行がおかしかったんじゃないですか。そこのところは、もう一回、ちょっと説明いただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) 先ほども申し上げましたが、西山議員の御指摘ですので、また再度答弁させていただきます。  当日、委員の方からも、その数字は間違いっていうので、確認の必要もないという発言もございましたので、私、やはり委員会を整理していく、議事進行していくというところがございますので、委員の方もおっしゃるように、休憩する必要はないというふうに判断したというところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) すみません、ちょっと今の説明、意味がよく分からないので、もう一回ちゃんと言ってみてください。  数字を間違っているというところの指摘はあったけれども、その数字は別に確認しなくてもいい、だから休憩を取らなくてもいいという言い方をされましたか。そんなふうに、今の答弁では聞こえますけれども。    (「動議」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) どうぞ、動議の内容は。 ◯19番(倉 克伊) 今の質疑ね、委員会の進行の話ですね。既に終わった委員会のやり取りで、結果はもう出ているんで、ここで、本会議ですることですか、これ。 ◯議長(山本 和延) ただいま動議がありました。  動議の内容は、報告に対して、報告ではなく、審議の内容についてということで、報告の質疑をしてくれということです。  この動議に賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ◯議長(山本 和延) 1名以上の賛成がありましたので、それでは、この動議に対して議題として採決をしたいと思います。  動議を続けます。  倉さん、動議の内容を詳しくお願いいたします。 ◯19番(倉 克伊) 総務文教常任委員会で発議された内容が議論されたわけですね。我々は、委員長から、いわゆる結果報告までいただいて、そのことに対して、議題に対する審議の内容についての質問やったらいいですよ。今、委員会の運営のやり方がよかったかどうか、そこに及んできているんですね。これは、本会議ですることじゃないでしょうという動議です。 ◯議長(山本 和延) ただいま動議の内容について確認いたします。  総務文教常任委員会で、ただいまの報告に対しては、審議の内容を質疑をするところを、運営についてまで質疑されました。それについて、ただいまよりこの動議を議題として採決いたします。  この採決の内容は、現在の委員長報告について、運営まで質疑をする。    (「採決の前に質疑にしてください」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) お待ちください。  今の動議の内容をもう一度整理して、確認いたします。  倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 暫時休憩してください。  まず、暫時休憩の動議をします。 ◯議長(山本 和延) それでは、暫時休憩いたします。
       午後 3時43分 休憩    午後 3時52分 再開 ◯議長(山本 和延) 再開します。  ただいまの動議、報告の内容についての委員長に対する質疑でございます。運営については、この報告では行うことではありませんので、このまま報告として、もう一度最後の採決まで、委員長、お願いいたします。報告としてあったことをお願いいたします。もう一度、最後の確認だけお願いいたします。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 議会運営委員長が当事者ですので、副委員長として、これね、インターネットで皆さんが見ておられてね、どういうことやねん、何がどう問題になっているかすら分からないような議論が進められている中で、少し整理したいのは、今回の発議に対しては、間違いがあったと、数字的な。それは、委員会のメンバーみんなが、この間違っている数字だということを分かって質疑をして、討論はなかったけれども、議決まで至った案件です。数字が間違っていようがなかろうが、一旦議決されたことは、賛成少数で否決された事実は、曲がりません。  それは、もう間違った数字であろうが、一旦結論を出してしまったことは元には戻りませんが、要は、今問題になっているのは、委員長として休憩を取らずしてなぜ議事進行を進めたのかというところに対しては、しっかりと答えていただいたら、この問題は全て分かるんじゃないですか。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) 高味議員の今の御指摘ですけれども、先ほどから申し上げていますとおり、委員会の中で間違った数字は、ほかの委員の方から、間違っているから、もうそのまま進めて、確認する必要もないという御意見もあったところを踏まえて、私、委員長として秩序の保持とか、進めていくという議会の議決の整理権というのもありますので、そのように進めさせていただいたということです。それは、先ほどから二、三度申し上げております。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 分かりました。  もうこの数字自体は、訂正をする必要がなく、これを質疑をして、結論を出していくということが委員会としての総意であったと。それに委員長として従ったということで、今の答弁なら、そのように聞こえますけれど、それでよろしいんですか。 ◯議長(山本 和延) それでは、もう一度、高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) 高味議員の御指摘ですけれども、その今、高味議員が御指摘いただいた部分はですね、委員会の中で議論があった上で進めさせていただいたわけですので、数字が間違っているとかいないとかというところに関しましては、委員会の中での議論があって、その辺は、議事整理しながら進めさせていただいたというところでございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さんに申し上げます。  もう一度質問がありますが、この確認の機会は、ただいま委員長報告に対しては、少数で否決というところまで報告は終わっております。  そして今、高味さんからもありましたが、運営の議論になっていることは、別途、また機会を設けて、その場で協議をすると、別の機会です、本日ではなく、そういう機会があれば、そこで協議をするということでお願いしたいと思います。  それでは、委員長報告に対する質疑を終了したいと思います。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 私、先ほど報告の中で、委員長として休憩を取らなかった云々という話で、その後、指摘した委員も休憩は要らないと言ったからと言ったから、報告がずれてきたから、そこは正しくはどうなんですかというのを先ほどは聞いているんです。だから、そこは、ちょっと報告の中身がずれてきたから、ちょっときちっとしゃべってください。報告してください。 ◯議長(山本 和延) ほかの委員が、もう一度、誤りがあるので、休憩、確認は必要ないという発言についての確認ですか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 一番最初、報告の中では、休憩はもう取らないと委員長が判断しましたという報告やったと思うんですよ。  その後で、やり取りの中で、指摘をした委員が要らないと言ったからという言い方に変わってきたから、そこの確認をちょっとしているだけなんです、報告が変わってきているから。 ◯議長(山本 和延) 1回目と2回目、確認できますか。委員の1回目の質問と2回目の質問の差異を報告できますか。  高岡さん。 ◯10番(高岡 伸行) 再度御質問ですので、申し上げさせていただきます。  言い方が少し違っているのかというところに関しましては、その都度、私、今、緊張もしておりますので何ですが、数字を指摘をされた委員が、誤りは明確なので、あえて休憩、確認をする必要はないとの発言がございましたので、委員長として休憩の必要はないと判断したものでございます。これは、議事整理権のところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各案件ごとに討論・採決を行います。  まず、発議第1号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、討論を行います。  討論があります。まず、原案に賛成者の発言を許します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  議員団を代表して、この発議第1号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論をいたします。  今、ちょっといろいろやり取りの中でありましたけれども、要は、京都府内で、こういう形の給料の加算をされているところは、ほかには、今日の新しい資料で言いましたら、舞鶴市と向日市ということで、これは、木津川市におきましては、旧町時代、3町合併前の山城町と加茂町で行われていたそうです。それを、合併のときに20%の加算ということで、それがずっとこの間続いています。  時々に応じまして、そういう加算の仕方は、言ったら、見えないところでの報酬のプラスされているものではないかということで、この間、ずっと指摘をしてまいりました。  本来でしたら、こちらの側からその指摘があった場合に対して考えていただければよかったんですが、そういうことがなく、この間、ずっと続いてきていました。今回は、発議として、これを修正すべくところの部分で提案をしています。  審議会の中でやり取りがあったということも言われていますけれども、それはほかの部分も含めてということでなっていると思います。  先ほど指摘がありました数字の違いというのは、審議会に出された資料が基だと、指摘された方は、その審議会の資料を見ながらおっしゃったことだと思うんですね。  だから、今後のことに関して、この加算というものをなくし、特別扱いを改めて、その算出方法にして、その額をほかへの有効活用にすべきではないかというところの部分です。その部分に関しまして、議会の理解をいただきたいと思います。  次の発議第2号に関しましても、理由は同じですので、それを先に申し上げておきます。  議員各位の賛同を求めて、討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 玉川でございます。  発議第1号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について並びに発議第2号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、一括議題として反対の立場で討論をさせていただきます。  発議の内容は、期末手当の額を算出する際の計算について言及をされていること、そして計算方法を他市と合わせるべきとの御主張がされております。しかしながら、期末手当の計算については、各自治体により全てが統一されているものではなく、掛け率、パーセンテージも異なるケースがあります。したがって、計算式が異なること自体、何ら条例に反するものではありません。  そして、他市と合わせるべきとのことですが、ここは木津川市であります。他市と合わせることに何の意味があるんでしょうか。本来、給与や期末手当などは、自治体の規模や施策、業績などの評価によるものであるべきであり、他市との横並びには何ら意味はなく、むしろ民間の社会通念から申し上げて、違いがあってしかるべきであります。  以上、甚だ簡単でございますが、発議第1号及び発議第2号に対しての反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  発議第1号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は否決であります。したがって、原案について採決いたします。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第1号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正については、否決されました。  次に、発議第2号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第2号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は否決であります。したがって、原案について採決します。本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第2号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第45、発議第3号、木津川市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  宮嶋さん。    (議会運営委員長 宮嶋 良造君登壇) ◯16番(宮嶋 良造) 議会運営委員長を務めております宮嶋良造です。  議会運営委員会を代表して、会議規則の一部改正を提案いたします。  お手元の一部改正の1ページ、提案理由のところを読み上げます。  女性をはじめとする多様な人材の議会への参画を促進するための環境整備を図る観点から、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産における産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図る。また、行政手続等において原則として押印を廃止する国の動向を踏まえ会議規則の押印等の見直しを行うため、所要の改正を行うものです。  めくっていただいて、参考資料の新旧対照表がありますので、それを基に改正内容を御説明いたします。  旧の現行の第2条を御覧ください。  現行は、欠席の届出を、「議員は、事故のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。」とされております。この欠席理由を「事故」の一言で規定しているものを、新しい第2条を御覧ください。「議員は、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。」として、欠席の理由を具体的に明文化するものであります。  あわせて、第2条の第2項、現行では、「議員は、出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる。」とありますが、新しい規定では、そこにあります。読み上げます。「議員は、出産のため出席できないときは、出産予定日の8週間(多胎妊娠の場合にあっては14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる。」ということで、出産のための産前産後の産休期間をそれぞれ8週間と定めるものであります。  なお、第91条については、委員会の規定でありまして、今、読み上げましたものと同じものであります。  最後のページを御覧ください。  第139条、請願書の記載事項等についての改正であります。現行は、「請願者が押印をしなければならない。」とありますが、新しい内容は、そこを読みます。第139条、「請願書には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日及び請願者の住所を記載し、請願者が署名又は記名押印をしなければならない。」と改めます。  なお、記名押印のものが残りますのは、署名ができない方がおいでの場合は、記名押印でそれを代えるという意味合いであります。  それから、法人の場合の規定が第2項にありますが、同じ中身であります。  以上、提案とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略します。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第3号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立
    ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、発議第3号、木津川市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第46、発議第4号、介護保険料の国負担割合を引き上げるよう求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  酒井さん。    (酒井 弘一君登壇) ◯7番(酒井 弘一) 発議第4号を提案いたします。  賛成者に、山本しのぶ議員をいただいて、提出をいたします。  介護保険料の国負担割合を引き上げるよう求める意見書について、内容は、裏面を御覧ください。読み上げて、提案に代えます。  介護保険料の国負担割合を引き上げるよう求める意見書(案)  4月から介護保険制度は21年目、第8期を迎える。  今回、木津川市は65歳以上の高齢者の介護保険料基準額を平均9.4%引き上げる方針を出した。14年前、木津川市発足時(第3期)の基準保険料は年額5万4,000円だった。その後、第5期と第6期に保険料を引き上げ、今回は69,600円になった。全国でも介護保険発足当時の全国平均保険料34,932円(月額2,190円)がいまや72,000円(月額6,000円)になると予想される。  このように介護保険制度は、被保険者数と介護利用が増えるほど保険料負担が増えるしくみになっている。  一方で、これまでに要支援者の軽度の保険給付が新総合事業に移され、それはいま要介護1・2に広げられる。また、「現役世代並み」所得者の介護利用が2割負担、3割負担にされ、「制度あって介護なし」と言われる事態が進んでいる。この事態を前に、かつて厚労省の初代老健局長で介護保険の生みの親を自認する人物も「被保険者との約束を国が反故に」していると厳しく批判している。  高齢者も現役世代も安心できる介護保険制度にするため、公費負担、中でも国庫負担割合を緊急に10%引き上げて高齢者の高い保険料負担をこれ以上増やさないようにすべきである。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  提出先は、衆参両院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 確認も含めて、2点質問させていただきます。  意見書案の中で、「一方で」からです。「これまでに要支援者の」というところで、ここの文面なんですが、この文面からすると、制度の少し改悪ではないかというような印象を受ける文章にはなっているんですが、ここの部分につきましては、今まで要支援の方が要介護にもし移った場合、今まで要支援で受けられていたサービスを引き続き本人の申請によって受けられるということで、肯定的な意味合いがあるということでは認識しているんですけれども、その辺りについての部分、再度、説明いただきたいというところが1点目です。  あと、2点目につきましては、最後にあります10%引上げということで、正確を期するために確認したいんですけれども、今、提出者も財源構成については御承知のところかと思います。国の割合、定率分が20%、あと調整交付金が5%というところで、その10%というのは、どういう、この20%を30%に上げるということか、ないしは読み方によっては、20%を10%上げて22%にするのか、そういった部分、再度確認したいと思います。  まず、そこをよろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯7番(酒井 弘一) 2点の御質問をいただきましたが、「一方で」からの文章で、要介護1・2に広げられる、その仕組みについては、今、谷口議員がおっしゃったとおりです。ただ、それは、ほな改悪ではないんじゃないかという御趣旨の発言ですけれども、そもそもその土台になっている要支援者の、例えばヘルパー利用などについても保険給付を外したのは事実ですから、その延長上のものだということの文脈です。  それから、2つ目、10%とは、どれに対する10%かと。一般的に、細かい内訳については、これはこの場で決めることはできませんけれども、一般論として、国負担、現行25%、これを10%引き上げる、そういう意味で出させてもらっています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 谷口さん。 ◯2番(谷口 雄一) 1点目につきましては、今、再度説明をいただいたわけなんですけれども、あくまで本人の申請によるもの、またそれに対して市が必要だと認めることを前提としていますので、そういった部分では、一律的な制度としては、肯定的な部分、重ねてになりますけれども、そういった思いもあります。  あと、2点目につきましては、今のこの介護保険料の国の給付費の全体と言うと、11兆円、12兆円ということである中で10%ということになりますと、1兆円分強、これを国の割合を増やすというところで、ここの意見書の中では、高齢者の保険料負担をというところであります。細かい数字のところはということなんですが、今の1号保険料、65歳以上は23%、これをそしたら33%丸々振り替えるのかと、イメージとしては、そういったことを思われているのかということを再度確認したいと思います。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯7番(酒井 弘一) 再度の御質問ですけれども、国は現在、10%の負担割合を肯定はしていません。ですから、その前提となる国民の負担、40歳以上の現役世代も含めてですね、50%の負担割合をどんなふうに案分するか、それについては、国の方針が定まった段階で、広く全国民的に議論されることではないか、または都道府県や市町村の行政当局もその議論の中には入っていかれることだろうし、今、ここで割合をどう分割するかということについては、私は、今、意見を述べることはできません。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略します。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  長岡さん。 ◯6番(長岡 一夫) 6番議員、長岡一夫です。  発議第4号、介護保険料の国負担割合を引き上げるよう求める意見書についての反対討論を行います。  介護保険制度は、平成12年に制度が開始されて以来、20年が経過いたしました。様々な改正はあるものの、「制度あって介護なし」との声も聞きますが、今の高齢者の生活を守るためになくてはならない制度として定着しています。制度が開始されて以来、高齢化の進展や介護施設・在宅サービスの普及に従い、介護事業費は大きく伸びてきて、団塊の世代が後期高齢者になるに従い増加していくものと思われます。  その中で、被保険者の保険料負担が過重にならないようにと国費負担割合の引上げについては一定理解はいたしますが、保険料の国負担については、先ほどの質疑の中にもありましたが、国では25%、約2.5兆円の予算が投入されておられます。意見書にあるように、緊急に10%を引き上げるということは、予算全体が10兆円を超える予算でありますので、早急に約1兆円と多くの財源が必要となり、もちろんこの費用も私たちの税金からなります。  保険料の2割負担、3割負担も、現役並みの所得の高い一部の高齢者で、多くの高齢者が負担が増えたわけでもありません。新総合事業に全ての要介護1・2が総合事業に移行するのではなく、本人希望の申請により、市町村が必要と認めることを前提としていて、あくまでも本人の希望でもあります。  国の財政も厳しさを増しており、1兆円という財源の負担を求めることは、非常に難しいものと考えております。  以上のことから、発議第4号には反対いたします。議員皆様方の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 共産党の宮嶋良造です。  介護保険料の国負担割合を引き上げるよう求める意見書(案)に賛成する討論を行います。  さきの介護保険条例改正議案で委員長報告や今回の保険料値上げに賛成する討論で、基金の繰入れで月額500円分を抑えることができ、提案の金額になった旨が言われましたが、基金の原資は、これまで市民が納めた保険料です。繰入れは当然であります。あたかも、市の努力によって保険料が抑えられたかのごとく指摘は間違っております。  次に、新聞報道にもあるように、東京の特別区や県庁所在地の市、また政令市で、月額6,000円以上を超える自治体が81%あると指摘をされておりますし、最も高いのは大阪市で、8,094円という状況であります。払いたくても払えない金額であります。  市の令和元年度介護保険会計決算で、現年度普通徴収者の滞納が471万4,800円、滞納率が5.17%でありました。保険料の多くは、年金天引きです。年金が少ない方が普通徴収となります。滞納があれば、介護保険を利用する際にペナルティーがかけられ、保険利用が大きく制限されます。それでも、払えないので、滞納せざるを得ないのです。それ故に、誰もが安心して介護保険を利用できるためには、誰もが払える保険料にする必要があります。  そのために、全国市長会をはじめ各地方団体が国に対して、国が負担割合を増やすよう求める意見を上げているわけであります。  同様に、この意見書(案)が木津川市民の声を反映するものになるために、今回、提案されたものであります。  なお、先ほどの討論で、国が仮に35%の負担割合となった場合に、さらに財源が必要であるという指摘がありましたが、国は無駄な大型事業をやめる、それから本来、専守防衛と言われている自衛隊の装備に、今、憲法違反の「空母」型護衛艦をつくるなど、誰が見ても明らかに不必要な予算が組まれております。そうしたものを削減すれば、十分に応えることができるわけですし、そう願うものであります。  以上、賛成討論といたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  発議第4号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第4号、介護保険料の国負担割合を引き上げるよう求める意見書については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第47、委員会の閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員長から、委員会において審査及び調査中の事件につき、木津川市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書の写しのとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。したがって、本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 以上で、今期定例会に予定しておりました日程は全部終了いたしました。  したがって、木津川市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。よって、本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。  閉会に当たりまして、河井市長から挨拶を受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 令和3年第1回木津川市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。  今期定例会に御提案をさせていただきました令和3年度一般会計予算案をはじめ多くの重要案件につきまして、慎重な御審議を賜りまして、全議案御同意・御議決をいただき、誠にありがとうございました。  まず、「新型コロナウイルス感染症について」、御報告申し上げます。  東京など1都3県に出されていました緊急事態宣言が、去る3月21日で解除されました。また、京都府の飲食店などへの営業時間短縮要請も終了されました。  しかしながら、春を迎え入学式やお花見、歓送迎会などの季節となり、人の動きも増加することが予想されますとともに、変異株の感染拡大も含め、解除後の感染再拡大が懸念されています。  木津川市におきましても、感染者の確認されない日が増加しておりますが、いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない状況が継続しているものと考えておりますので、市民の皆様には、引き続き不要不急の外出の自粛や感染防止の3つの基本であります「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い・うがいの励行」を徹底していただきますよう、重ねてお願いを申し上げます。  また、現在、医療従事者を対象に進められておりますワクチン接種につきまして、今後、高齢者を対象にした集団接種が始まります。  木津川市におきましても、去る3月22日にコールセンターを設置するとともに、来る4月23日頃をめどに接種券発送の準備を進めているところでございます。詳細につきましては、接種券に同封の案内やホームページで御確認いただきたいと考えております。  次に、「ミニセレブレーション観客募集について」でございます。  昨日、福島県のJヴィレッジをスタートいたしました東京2020オリンピックの聖火リレーが、来る5月26日に木津川市に参ります。  その際に、木津川台中央公園で開催をいたします「ミニセレブレーション」の観客を募集いたします。  コロナ禍のため、観客の人数を制限いたしますので、少人数の募集となりますことを御理解賜りますようお願いいたします。  なお、当日の様子はネット配信されますので、ぜひ御覧いただきたいと考えております。  また、現在、市役所1階住民活動スペースで4月2日までの期間で、東京2020オリンピック聖火リレー啓発ポスターなどを展示しております。  昭和39年の東京オリンピックの際に市内で行われました聖火リレーのトーチやユニホーム、写真を市民の方からお借りし、展示するとともに、小・中学校から応募いただきました東京2020オリンピック聖火リレーの啓発ポスターを展示しております。  多くの皆様に御覧をいただきまして、5月26日の聖火リレーの本番に向けまして、機運を盛り上げてまいりたいと考えております。  次に、「電子書籍の利用開始について」でございます。
     令和3年4月1日から、コロナ禍における図書館の非接触・非来館型の利用推進といたしまして、市民の皆様に電子書籍を利用いただけるようになります。  奈良市と木津川市との連携・協力に関する包括協定に基づきまして、奈良市北部図書館の利用を登録いただきました木津川市民の皆様に、奈良市立図書館所蔵の電子書籍を利用いただけるものです。  電子書籍は、場所を選ばないことや、オーディオブックの機能も備えておりますので、利用する方に優しい新しい図書館として御利用いただけるものと考えております。  今年は、春の訪れも早く、もう春本番を迎えます。桜の開花は、観測史上最も早い記録との報道が相次いでおります。市内各地でも既に咲き誇る桜をお楽しみいただける場所もございますが、新型コロナウイルスの感染防止に十分御配慮をいただきますようお願いを申し上げます。  季節の変わり目で気温の変化が大きい日が続きますので、議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛をいただき、ますますの御活躍を御祈念いたしまして、今期定例会の閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。  長期間にわたりまして慎重審議をいただき、誠にありがとうございました。 ◯議長(山本 和延) 今期定例会は、去る2月24日から本日まで31日間でありましたが、同意2件、諮問1件、議案37件、請願1件、発議5件について、議員各位には慎重審議を賜り、誠にありがとうございました。  これをもちまして、令和3年第1回木津川市議会定例会を閉会いたします。  皆さん、御苦労さまでした。                         午後4時38分 閉会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....