木津川市議会 > 2020-12-17 >
令和2年第4回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2020年12月17日
令和2年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2020年12月17日
令和2年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2020年12月17日
令和2年第4回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2020年12月17日

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  1. 木津川市議会 2020-12-17
    令和2年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2020年12月17日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2020年12月17日:令和2年第4回定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和2年第4回木津川市議会定例会会議録(第4号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和2年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、新型コロナウイルス感染者が高止まりしております。京都府では、過去最多となっております。引き続き警戒が必要となっています。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、一般質問を行います。  15日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、4人の8問で行います。  それでは、1番目、酒井さん。    (酒井 弘一君質問席へ移動) ◯6番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。  通告に従いまして、2問質問をしたいと思います。  私は、今日の質問に関して、答弁者が建設部もおられることだと予想しておりましたけれども、おられませんので、その辺りは全て市長がお答えになることだろうと思って、質問を行います。  まず1番、「誰もが納得できる相楽中部消防本部移転計画に」。
     11月13日、相楽中部消防組合議会定例会は、本部庁舎移転のための設計予算を賛成多数で可決しました。この移転計画について、市の関わりと方針を伺います。  (1)11月21日、22日に、兜台地区・相楽台地区並びに木津川台地区で開催された住民説明会で、消防本部庁舎移転計画木津西出張所の廃止に対して、参加者の声はどのようなものでしたか。  (2)それに先立って、18日に市が開催した地域長会議で、市は消防本部移転計画を報告しました。その場で出された複数の地域長の声は、どのような内容でしたか。また、市はその声にどう対応しますか。  (3)移転予定地の城山台九丁目の土地について、私が行った本年3月議会での質問に対し、市は5,700平米の土地を提供すると答弁しました。もう少し詳しく言いますと、2段に分けて、上段は4,100平米、2段目、下段は1,600平米という答弁でありました。  しかし、消防本部の構想では、その面積は約1万5,000平米、正確には1万4,600平米とされていますが、実に3倍に増えています。なぜですか、また、どうそれを確保するのですか。  お答えいただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。    (総務部理事 小林 史君登壇) ◯総務部理事(小林 史) おはようございます。総務部理事です。  酒井議員の御質問にお答えいたします。  木津西出張所の集約により、新庁舎から出動する救急車などの到着時間の遅延に係る御不安の声、奈良市や精華町との協力体制の状況、建設地選定に係る質問などがありました。  2点目については、お二人から御質問があり、岡田国神社鎮守の森への影響や周辺住民への説明会、ヘリコプターの発着、構成市町村の費用負担などについての御質問がありました。  市からの回答として、鎮守の森に影響がないこと、平成30年7月に城山台九丁目地内を建設用地とした旨の説明会を実施したこと、ヘリポートの設置は考えていないこと、中部消防署部分については全額木津川市の負担であること、本部部分については構成市町村の人口案分で負担すること、12月13日に城山台地域での説明会を実施することなどを説明いたしました。  3点目について、新庁舎の建設に必要となる平たんな敷地面積として5,700平方メートル以上を確保するため、北側緑地及び南側通路との境界部分への擁壁設置工事などを実施します。  北側緑地の竹林伐根・伐開、その後の地滑り抑止工事等を実施する部分も含めた面積が約1万5,000平方メートルとなります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 再質問を行います。  小さい(1)、(2)、(3)の順に再質問を行っていきたいと思います。  答弁の中で、救急車両ですね、遅延に対する不安の声があったと。これについては、今も若干答弁を頂きましたけれども、どういう答弁だったのか、正確にお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  遅延に係る回答につきましては、相楽中部消防本部のほうから回答しました。その内容につきましては、現在、遅延対策としまして、施設面の整備、あるいは運用面の整備、あるいは地域力の向上、職員能力の向上を図って、遅延はするものの救命率の向上や消防力の強化を図りたいというような答弁でありました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) それは、消防本部の体制強化とか、運営の改善とかという内容やと思うんですね。遅延そのものに対しては、どういう答弁なんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  遅延につきましては、新庁舎と木津西出張所の距離が約3キロ余りあるということから、おおむね3分程度の遅延になるということで御答弁しております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今おっしゃったように、3分またはそれ以上遅延するという説明があったと思うんですが、参加者の皆さんは、それで、質問者は特に納得されたんですか。理解されたんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  おおむね3分程度の遅延とはなりますが、消防本部のほうからは、その遅延に対する対策、これを十分説明をされて、遅延しても、その対策面でカバーできるということで御説明をいたしました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) くどいですけれどもね、木津西出張所から一番遠いところは、恐らく木津川台の六丁目・七丁目辺りかと思うんですよね。現在、どれぐらいの時間が必要であって、それに3分以上足したらどれぐらいになるのか、そういうやり取りはあったかどうか分かりませんが、市はどういう見解を持っているんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  現在の木津西出張所から木津川台等への具体的な具体の時間等については、答えはありませんでした。したがって、その3分程度の遅延に対する消防本部が現在考えている遅延対策、消防力の強化等々で十分対応可能であるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今の答弁では、質問者は納得されていないと思いますね。庁舎本部の体制強化とか運営の充実、それは考えておられることだろうと思うんですけれども、遅延そのものに対しては、十分な納得のいく説明にはなっていないと思います。  2つ目に、土地の選定についても質問があったと。どういう答弁をされたんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  土地の選定の質問に対する回答につきましては、適正配置、調査の結果で、現庁舎の南へ1.8キロ及び1.2キロという結果が出ておりますので、現在、基本構想で示した土地については、最適な土地であるというふうに回答をしております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) それについても同じですが、質問者は理解、納得されたんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  この場所の選定については、相楽中部消防組合のほうから、また市からも、それぞれ市の庁舎の建設用地の提供等も含めて説明をしておりますので、十分に説明をしたというふうに認識をしております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 私が問うたのは、理解、納得されたかと、どういう判断をしているんだと聞いているんです。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  この選定に係る質問については、その後、また再度の質問はありませんでしたので、御理解いただけたものと考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 質問の中身として、遅延の問題、土地選定の問題、今、答弁をいただいて、やり取りを少しいたしましたが、市長がなぜ出席していないのかという問いかけもあったかと聞いております。事実ですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) そのような御質問もございました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) そのことに対して、どういう説明、答弁をされたのか、正確に言ってください。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今回の住民の皆様に対する説明会については、基本構想の説明ということで、基本構想策定に携わった、一番住民に丁寧に説明できる担当部署の責任者をもって説明をするというのを、事前に相楽中部消防組合と市と協議をして決定したことから、今回の説明会については、それぞれ担当部署の責任者が説明をするということで説明をいたしました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 私は、こういう、特に木津西出張所の廃止ということに関わる重要な説明会であったと思いますので、消防長にしろ、市長にしろ、直接関係する市民の皆さん、住民の皆さんと接する、そしてどういう思いを持っておられるか、直接、消防長や市長が聞く場であったと、絶好のチャンスやったと私は思っています。説明、また答弁は、担当者がしたらよろしい。しかし、その場に消防長や市長がいるかいないかは、随分と違うわけです。  だから、様々な声があったと思いますけれども、要は、木津西出張所の廃止ということを理解してもらう、説明して納得してもらう、それがそもそもの目的じゃなかったんですか。その本部の移転の場所のことはもちろん別にあるんですよ。あるんだけれども、しかし21日・22日に開催された説明会の目的は、そうじゃなかったんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今回の住民説明会の目的については、基本構想の説明、なかんずく木津西出張所の統合であったり、そういうところの説明でありましたが、そこに至る経緯等について丁寧に説明するためには、その基本構想の策定に携わった者が適任であるということで、相楽中部消防組合と事前に市が協議をして、説明者については決定したものであります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 同じ繰り返しなんですけれども、説明は直接の担当者がしなければできません。答弁もできません。けど、そういうやり取りを市長や消防長、特に市長は相楽中部消防の管理者でもあるわけです。木津川市民が、直接関係している地域の市民が、どういう思いか、どういう疑問か、どういう不安か、そういう辺りを聞く機会は、私はあったと。しかし、それをされなかったんで、大変残念に思っています。  その上で、今、理事が答弁されましたけれども、消防と木津川市で協議をして出席者を決めた、答弁者を決めた。それはいつなんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  説明会を実施する、何日と明確には言えませんが、その前に協議をして決定をしております。  また、この説明会の内容につきましては、当然ながら市長にも報告をしております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) ある疑問がありまして、木津西出張所の廃止、統廃合は、これは検討課題であって、検討事項であって、決定ではないと、そういう理解をされている方もおられるようです。私は、決定だと、決定をした上で市民に説明し、理解してもらうというのが説明会の趣旨だったと思っています。  改めて聞きます。検討課題ですか、決定ですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  基本構想の中において、木津西出張所については、統合という形で明記されておりますので、今後は、この基本構想を基に相楽中部消防組合移転計画が進むものというふうに認識をしております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) そうだと思いますね。  だから、決定だから、どんな意見が少々出ようが、この計画を変更することはない。そういう判断の上で、消防長も市長も出席していないんですよ。私は、そう理解します。理事に今答弁を求めることはありません、このことは、私の思いですから。  それでは、2番の話に進みます。18日の地域長会議の件です。お二人からあったと、鎮守の森が守られるのかどうか云々ということがありましたけれども、それに対して、先ほど答弁を頂いたんですけれども、場所の問題、ここでいいのかと、ヘリポートがないとかということも含めて、場所の問題で、言えば、反対の意見がありました。反対の内容、その方の発言の内容をもう少し正確に詳しくお願いしたいのと、あわせてどなたが答弁されたのか分かりませんが、何らかの返しがあったと思いますから、そのことをお聞きしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
     酒井議員の御質問にお答えをさせていただきます。  去る18日に、木津川市の地域長会がございました。そこで、その前に議会の全員協議会でも説明をさせていただきましたが、同じ資料を各地域長さんにお配りをして、相楽中部の今後の在り方について御説明をさせていただいたというところでございます。  先ほどの御質問にもちょっと重なりますが、そういった地域長さんというのは、いわゆる地域の自治会の御代表ということと、行政と地元のパイプ役という重要な仕事を担っていただいております。また、議会の皆様方は市民の代表ということでありますから、そういうところについては、市長なり私のほうが出向きましていろいろと御説明をさせていただくというのは当然だと思っておりますが、それぞれの地域に出向くというのは、非常に数の多いということもございますし、内容によっていろんな事柄が異なってくるということで、そういった場合には、一番説明をしっかりできる者、管理職の中でできる者ということで行かせていただいているのが、そのパターンだと思っております。  そういうちょっと前提でございますが、この場合の地域長会での御質問、お二人の地域長さんから御質問をいただきました。全て私が答えたものではありませんが、主なものについて私のほうからお答えさせていただきましたので、まずお答えをさせていただきます。  まず、お配りをした資料の中に、Googleの航空写真で現場が分かるような地図を付けさせていただきました。その地図を見ながら、その隣の岡田国神社という鎮守の森の山があるけれども、その南側・北側が削ったような形に見えると。こういうことで、鎮守の森については、そういった宮さんの関係者について、心のふるさとという意味も含めまして影響はないのかと、こういう御質問がございました。  たまたまこの部分の航空写真は数年前の写真ということでありましたので、木津東バイパスの工事も非常に多く斜面を削ったような写真でありましたし、北側の城山台九丁目のところにつきましては、ガス管と水道管が通っている管路敷がずっと木の生えていない状態の写真でありましたので、両方が削られたような写真になっておったということで、そういった角度から聞かれたものだと思っております。  1つは、今の城山台九丁目関係のほうからは、鎮守の森の山と、そして木津川市が買いました城山台九丁目の境界もはっきりしておりましたので、鎮守の森のほうは侵していないという御説明をさせていただきました。  それから、南側の木津東バイパスについては、数年前の工事の状況でしたので、今年の3月15日にバイパス工事が完成いたしまして、のり面も復旧されて、きれいな状態になっているということで、そういった一連の工事については、宮さんの神主さんをはじめ役員の皆様方にも事前に説明をして御理解を頂いていると、こういう話をさせていただきました。  それから、ヘリコプターの関係につきましては、敷地の斜面の関係ということもございまして、ヘリコプターの離発着がなかなか難しい場所ということで、考えていないというところでございます。  それから、相楽中部の構成の在り方につきまして、組合立を木津川の単独消防というような、これは御意見ということでお伺いをさせていただきました。地方自治法の定めた手続を経て組合議会を基に相楽中部消防組合ができて、そこで運営しているものを、ただ一つの団体が判断を、いわゆる自分勝手な判断がなかなかできるものではないと、こういうことは申し上げたところでございます。  それから、最後に住民説明会の御質問もございました。地域長に説明をしていただいたけれども、今後、基本設計、あるいは工事の前にスケジュールごとに再度説明してくれるのかという城山台の地域長さんからの御意見もございました。それにつきましては、担当のほうから、必要な時期に地域長さんと相談をさせていただきながら説明をさせていただくということで、御説明をさせていただいたところでございます。  今後も、基本設計がまとまりましたら、今の時点よりもより具体の説明もできるだろうと思いますので、そういった中で、もうちょっと丁寧に対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 丁寧な説明をありがとうございます。  場所の問題、ヘリポートに関わる問題については、今、説明いただきましたが、城山台の地域長から、住民説明会のことについて、私が聞いているのは、順序が逆と違うんかと、決定の前に説明をするべきではなかったんかという趣旨の御発言だったと聞いておりますが、内容はそれで合っていますか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  城山台の地域長さんには、もう既に、相当前になりますが、城山台九丁目の予定地の場所に相楽中部の位置を決めるという御説明をさせていただいて、それを踏まえて、現在、当該場所に相楽中部消防建設予定地という看板も上げさせていただいたと。その看板を上げる前に、地元にも説明をさせていただいているということが、まず1回目でございます。  その後については、今、説明させていただいたとおりでございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) これに関連しまして、緑地を挟んで北側に位置する第一向陽台の自治会から説明会の開催を求める要望が出ていると思います。これは、総務部へ出ていると思うんですけれども、出ていますか。それとも、どう対応しているんですか。お答えいただけますか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  先日、担当のほうから報告を私のほうに来ていますので、私のほうからお答えさせていただきます。  第1向陽台の自治会の役員の方が相楽中部消防本部の移転に関して、我々も説明を聞きたいということの御要望があったという報告を聞きました。今後、第1向陽台の集会所というお話もあったようでございますが、スペース的にそんなに広くない場所で、たくさん来られるとコロナの関係もございますので、もう少し広い場所で今後説明会をさせていただきたいという回答で御了解を頂いているというふうに報告は聞いております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) さっき副市長が答弁された、基本設計ができた段階で云々ということと関わるんですけれども、もう少し広い場所で今後やっていきたいと思っていると。今後というのは、いつ頃を指すんですか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  今申し上げたのは、第1向陽台の役員の方に申し上げた内容でございます。したがって、第1向陽台だけではなくて、駅東の皆さんも含めて説明会をできるような形を考えていかなければならないだろうということで、今、調整をこれからするということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 問い直しますけれども、それは基本設計云々とは別に、今すぐというか、今の段階で対応という、そういうことで返されたんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  過日の城山台の説明会がございまして、約60人ほどの参加があったと報告を受けております。それは、城山台の住民の方だけではなくて、広く加茂地域からも来られて、木津駅東からも来られたという報告も聞いておりますが、第1向陽台の方につきましては、いわゆる城山台への説明をした内容を我々にもしてほしいと、こういう御要望でございましたので、過日の説明と同じような内容が主になるんではないかというふうに思っております。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 分かりました。急いで、そういう場を持っていただくよう、お願いしたいと思います。  また、第1向陽台以外でも、もしか声が出てまいりましたら、機敏な対応を市としてお願いしたいと思います。  3つ目の話です。先ほど質問をしたとおりなんですけれども、答弁では、北側緑地を広げていくと。北側緑地とは、墓地の下の崖を削るという、または竹やぶを含めて山のほうへ土地を広げていくというふうに、北側緑地と簡単に言われたけれども、そちらへ広げていくんだというふうに理解するんですけれども、合っていますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  現在の平地の北側の山の斜面に擁壁を設置をする予定ですので、その擁壁を設置するための竹林・竹林の伐根・伐開というイメージであります。北側の竹林を伐根・伐開をして、その後、擁壁を設置するというイメージでありまして、そんなに大々的に山全部を削るような話ではありません。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 擁壁の話は聞いておりますから、その擁壁を設置する上で、当然、地山に直接接する形で擁壁をするためにという、それは分かりますけれども、私が最初に問うたのは、5,700平米の土地を提供すると木津川市が決定した、2年前に。今、相楽中部消防本部は1万4,600平米ですよと言っているわけです。構造は大きく一緒です。1段目、2段目、2つの段に分かれた土地、合わせて1万4,600平米。先ほど言ったことと、私が数字を言いましたけれど、4,100平米とか1,600平米とか、どうやったらこんな数字が出てくるんですか。それを聞いているんです。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  今、酒井議員の御質問の土地の関係でございますが、要は、今現在の相楽中部、今現在、鹿背山に建っている、あの敷地が約3,000平方メートル強ということでございます。  相楽中部消防本部の思いは、それのほぼ倍程度はあればありがたいなというお話が、まずございました。ですから、6,000平米弱ぐらいが必要。今、酒井議員が5,500平米とおっしゃっていますが、それぐらいの土地を確保していただきたいと、こういうことでございます。  ただ、面積的にかなり1万5,000平米近くになっているんではないかということでございますが、今現在の土地利用は、先ほどもあったように、2段という話がございました。3段目まで粗造成の予定はしておりますが、3段目は、将来の土地利用がどうなるか分からないということで、取りあえず使用目的が決まるまでは、相楽中部消防本部のほうで、例えば来客用の駐車場とか、署員の方の緊急の場合の駐車場とか、使うような形になれば使ってもらうということも可能な土地ということで、正確には、1段目と2段目が相楽中部の土地ということになりますが、そういった形で使ってもらうと。  それから、プラス今先ほど理事が答えましたように、のり面が山側にものりができますし、そして前も、いわゆるガス管とか水道管の通っている管理用通路、少し段差ができますので、そういったところも若干の擁壁ができるという、いわゆる斜面ができるというとこら辺の合計を全て足すと、そういった数字になってくるというところでございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 私は何回も写真も見たし、図面も見たし、現地も見ておりますけれども、5,700平米を木津川市は消防本部に提供しようと決めたのが2年前です、2年前の6月です。  今、1万5,000平米、正確には1万4,600平米、これ、消防本部が出している数字ですけれども、木津川市がこれだけ提供しますよということを言わない限り、こんな数字は出てこないわけですよ。どういうふうにして、1万4,600平米を確保するんですか。  あわせて、昨年、まだ平成の時代ですけれども、平成31年1月21日に、第23回木津川市都市計画審議会が開催されました。手をつけないと言っている山や山林を含めた8.3ヘクタールの用途変更を行った都計審です。第一種低層住居専用地域から第二種中高層住居専用地域へ変更しました。そのときにも、この場所の問題、土地の問題がやり取りされたわけです。地価の問題まで含めて、様々なやり取りがありました。  私は都市計画審議会の委員ではありませんでしたから、傍聴して聞かせてもらっておりましたけれども、その質疑の中で、消防署の建設予定箇所は、切土となっていると行政は言い切っているわけです。切土で1万4,600平米、どうやって確保できるんですか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  今、手元に、酒井議員が御指摘された都市計画審議会の議事録、平成31年1月21日月曜日の議事録を持っておりますが、御質問の、いわゆる切土・盛土の話でありますが、この城山台だけではなくて、加茂地域の南加茂台の団地、あるいは木津川台相楽ニュータウン、木津南地区も、全て山の丘陵地を造成して宅地開発をしてきたという経過がございます。  開発手法は、都市計画法の根拠、あるいは土地区画整理法の根拠で若干違いますけれども、山を削って宅地開発をするという開発のやり方は、そう変わらないというふうに思っております。  議員も御承知のとおり、山というのは尾根があり谷がありということになりますので、その辺を平らにするためには、切土の場所もあれば盛土の場所もあるということでございます。  ただ、当該地には、以前に池があったんではないかという話もございますし、若干、尾根の横の部分もありますので、谷筋でありながらも波打っているというところで、一部、切土のところもあるというところでございますので、今、議員がおっしゃるように、全てが盛土の場所ばっかりということではないというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 副市長が今言われた開発の中で、当然、切土部分があり、盛土部分がある、混在していると。そういう中で、住宅や土地開発が進んでいくわけです。それは、もうみんな分かっていることだと思います。  ただ、私が言いたいのは、平成31年1月21日開催の第23回都市計画審議会は、全て切土ですという行政の答弁を受けて、都市計画を変更したわけです。用途変更したわけです。副市長が今言われた、開発地には切土もあり盛土もある、当たり前の話です。私はそう思います、当然。ところが、行政答弁は、全て切土ですと言い切っているわけです。そんなことは本当なんですか。切土だけで1万4,600平米が確保できるんですか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  ちょっと縮尺がかなり小さな縮尺ですので、どの部分が盛土・切土というのははっきり申し上げにくいわけでございますが、ちょうど角部分につきましては、盛土の色を塗っているということは間違いないと思っております。  ただ、若干、擁壁をする部分といいますか、北のほうに、今、平場がずっとありますけれども、北のほうについては、一部、切土部分も出てくるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 私は、都市計画審議会の場における行政答弁があまりにも乱暴だったと、今思っています。  そのときの発言は、こうなんです。消防署の建設予定箇所、こんなもん分かっていない話や、当時、2年前に。分かっていないにもかかわらず、建設予定箇所は切土でありますと言い切っているわけです。ようそんなんで行政の答弁が通るなと、私は思っています。  副市長が冒頭おっしゃった、切土もあり盛土もあり、それが現実なんですよ。今度の1万4,600平米も、切土もあるし盛土もあるだろうと私は思っています。  だから、本来なら、第23回都市計画審議会は、やり直しをせんとあかんのじゃないですか、そういう答弁の上に用途変更をしたわけだから。これは、重要な問題として指摘をしておきます。  その上で、平成30年6月11日、木津川市がこの土地を消防署に提供すると決めたときに、幾つかのやり取りが行政内部でありました。  まず、小川は心配ないのかと、もう一つは、造成は国がやってくれると、そんな説明があったようですけれども、事実なのかどうなのか、そして結論はどうだったのか、聞かせてください。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  この当該地の城山台九丁目の一部の土地を使って相楽中部消防本部の建設予定地にするということは、もう政策決定もさせていただいたわけでございます。  ただ、そのときにいろんな議論をしたわけでございますが、今の建設予定地のほとんどが、先ほど申し上げた城山台へのガス管とか水道管を引いている専用通路があるんですね。その工事をするときの工事ヤードも一部その上のほうにあって、それが平場として残っていたというところでございますので、その辺の手続は、当時のURが京都府と協議をして、許可ももらいながらやっていると、下流域の安心・安全のために沈砂池や調整池も、その一番下流域にURのほうでつくっていただいたという経過があります。  ただ、そういった相楽中部建設予定地を決めたときに、当時、今も議論がありましたけれども、民間に売却して造成計画が出てくるんではないかと、こういう話もあったわけですが、過日、伊藤議員のほうから小川の災害の心配の御心配がございましたように、やはり下流域の小川の水の心配がなくなるまでは、消防署以外は城山台の九丁目については触らないと、こういうことも内部では決定をさせていただいております。  したがって、その合同樋門に係る、いわゆる排水能力が心配のないところにめどが立つまで、今後、それ以上のことはしないということも、政策会議のほうで決めたという経過もございます。  したがいまして、その都市計画審議会のときには、私の記憶では、約8ヘクタールほどの消防用地ということになっていたと思いますが、それを下回るエリアで、今、決定をしようということで動いているという経過でございます。  そのほかの議論というのは様々ありますが、駅東の問題であったり、それから今の合同樋門の機能強化、それをどうするかということも、今、建設部のほうでしっかり検討してくれていますので、そういっためどがつくというところまでの一つの歯止めもあるということは、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 消防署以外はつくらないけれども、消防署はつくる、小川は大丈夫だと、そういう確認をされたということですね。  もう一つ、造成が国がやってくれるというような話はあったんですか、なかったんですか。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 消防本部移転地の造成を国がやるという話は、そういう直接的な話はございません。  ただ、今年の3月15日に開通いたしました木津東バイパスの工事が、その残土の置場といいますか、それが城陽のほうまで運ばなければいけないというのが、非常にダンプカーで運ばないかんということで、経費的にも時間的にもかかる、さらには排気ガスをどんどんまき散らすということも、何とか省略できないかという相談を受けまして、その建設予定地を使って仮置きという形にしてもらいました。その仮置きの土地を整理するときに、最低、木津川市が思っているとこら辺については、協力できる範囲で協力はさせていただくと、こういう協議はさせていただいたことがございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) これは、もう置いておきます。  私が、先日、13日に開催された城山台小学校での説明会の様子の中で、何とまあと思った行政側の発言がありました。切土でも盛土でも、建物はできる。池を埋め立てた場合でも、地盤を強化したら建築できる。
     先ほどの、こだわっていますけれども、建設部の方はおられないので、答弁は求められへんのですけれども、都市計画審議会での予定地は切土となっているという趣旨の発言と13日の行政の発言は大きく乖離があると思うんですが、どういうことで木津川市はそういう方針転換したんですか。なぜ、13日の行政側の答弁がそんなふうになったのか、説明してください。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  まず、一般論ということで、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。先ほど申し上げました、木津川市内を見渡すと、大規模開発というのは、相当あちこちで、昭和の時代から最近までやってきたという経過があります。  その中で、その区画整理をやって、例えば学校とか公民館とか大きな建物を建てる場所が、たまたま切土、あるいは盛土というようなところが、あちこちにございます。  ただ、そういった場合でも、地質調査や、地圧といいますか、どこが主軸なのかということもしっかり調べて、そういった中で設計を組んでいただくということでありますので、切土であるから大丈夫、盛土であるから心配というよりも、そういった場所、場所によって、その工法というのはしっかり考えて対応していただくというのが普通の建築の仕方というふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) それは一般論ですね。あくまで、消防本部の建設に関わる話として、13日に城山台小学校では、行政側は答弁したわけですから、発言したわけですから、いつからそんなふうに変わったのか、説明してください。  副市長は無理です、それは。答弁者が言わんとあかん。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  酒井議員の再度の質問にお答えをさせていただきます。  当日、私も全ての地域説明会に出席をさせていただいて、行政代表として御質問にお答えをさせていただいております。  議員御指摘の切土・盛土のお話も、何か所かの地域説明会の中で御質問を頂いたところでございます。私としましては、手持ちの資料と、それから一般論の話ではありますけれども、現状について、先ほどの副市長の答弁とかぶりますけれども、切土の部分と盛土の部分は混在をしておるということ、それから池の部分についても、軟弱地盤になろうかというような御心配もありましたので、池は、今のこの写真で見ると、こちらの位置にございましたという御説明、それから先ほど議員おっしゃった、池を埋め立てた場合でも建設が可能という答弁、お答えはさせていただいているんですが、これも一般論として、躯躰が建つところは池からは外れておりますけれども、一般的に、そういう埋め立てられた地盤でも、きちっと調査をして地盤改良をした上で建物が建ちますというような、そういう趣旨での御説明、御返答をさせていただいたというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 一般論は、それでいいんです。  個人の住宅を、池があったとしても、例えば私がかつて精華町に勤めておりました頃に、池を埋め立てて、その上に体育館を建てたケースもあります。それはあるんです。けれども、事は消防本部庁舎なんですよ。床面積4,500平米、3階建て、そういう建物を池の上に建てるんか、無理だと分かっている場所に最初から建てるんかと、そこの問題なんです。  都計審の場で、切土ですと言い切った行政が、いつこんなふうに方針を変えたんか、どこに筋があるの、木津川市の。どういう思いで消防本部に1万4,600平米を提供するのか、そこの問題を言っているんです。  アンカーを打ったらいいとか、地中杭を打ったらいいとかという、そういう問題はあります。土をコンクリートで全部固めたらいいとか、そんな話もあります。それ、誰の金でやるんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の酒井議員の御質問にお答えをさせていただきます。  今、酒井議員から御質問のありました点、城山台の地域の説明会でも同じような内容の御質問を頂きました。確かに、この基本構想でこれだけ予算がかかるというお金については、私たちの税金ですというような御意見を頂いておるところでございます。  ただし、そのときに私もお答えをさせていただいたのですが、立地条件上、これから基本設計・実施設計をする中で、どれだけの対応をしていくかというのは、その地、その地でかかるお金が違ってまいる。それから、違う土地であったとしても、地盤の調査の上で必要な対策の費用がかかる場合もあるというようなことで、今回、この地に消防署を建設するに当たっては、防災施設であるということ、それから概要にもありますけれども、Is値を防災施設については0.9という数値がありますんで、それをクリアしていく、災害時においても市民の安全・安心を守る建物を建築するようにというようなことで進めていくというような御返答をさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 時間がなくなってきましたので、まだ言いたいことはいっぱいあるんですけれども、置いておきますが、要は、城山台九丁目の土地購入については、地方自治法、地方財政法が問題になりました、裁判の中で。地方自治法も地方財政法も、何をいの一番にうたっているかと言えば、最小の経費で最大の効果を生むために努力をせよと、幾ら金をかけてもいいという、そんな問題じゃないんだということであったと思います。  出発が、おかしなことがあった関係で、行政自身が、2年、3年たつ間に、答弁が変わってしまった。住民への説明も変わっていっている。私は、そういう実態が本当に駄目だなと思っています。  今後40年、またはそれに近いぐらいの年数使っていくことになるであろう将来を見通した最善の相楽中部消防本部ができるように、木津川市として、特に市長、責任を持って最大限の努力をしていってほしいと思っています。私は、心配はしています。けれども、要望だけしておきます。 ◯議長(山本 和延) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 最後の酒井議員の御指摘につきまして、私どもの思いをちょっと言わせていただきたいと思います。  城山台九丁目を購入に当たりましては、当時、いろいろと議会の皆様方にも、9月の補正予算を提案したときに、いろんな議論をしていただきました。結局、鑑定評価を出して、その額で提案をしたわけでございますが、その9月議会のときには、もう少しURと協議をして安く買うようにという議員の皆様方からの御意見も頂き、非常に安く平米当たり2,033円という金額で結果買わせていただいたということでございます。  城山台九丁目につきましては、今、酒井議員がおっしゃるように、地方自治法の関係、地方財政法の関係もございますが、それにも増して下流域の人の命の安全というのが背景にあったと私どもは思っています。当分の間触らないというのは、そういうことで木津川市が買わせていただいたというのも、大きな目的の一つであります。  その後、言わせていただいたのは、将来的には複数の公共的な目的を持っていますということで、将来の話は、今言っても、まだ今後の話になりますので、申し上げませんが、そのうちの一つが、この消防署の予定地ということにもなったわけでございますので、そういった比較的安く買えた場所も、そこそこ造成といいますか、山を削った場所が残っていたということで、結果的には、安い土地を買わせていただいて、そして有効利用が図れていると。当然、擁壁工事とかもありますけれども、山の付近を触ろうとしたら、それだけの大きな場所でありますから、どこの場所でも相当の金額が要るということでもございますので、人の安全・安心と、そして経費についても、いわゆる周りの状況をしっかり踏まえながらそのときに決めさせていただいたということは、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 第2のテーマです。「職員の給与2%カットは返済せよ」。  市長は、人勧に従うとして、今年の職員期末手当を0.05月分カットしました。コロナ禍の下、様々な苦労を職員にかけているにもかかわらずの措置でした。  それならば、3年間続けてきている職員の給与カット2%は、すぐさま終了すべきです。また、これまでのカット分は職員へ返済すべきです。市長の考えを問います。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。    (市長室長 武田 浩文君登壇) ◯市長室長(武田 浩文) 酒井議員の御質問にお答えをいたします。  人事院勧告は、公務員と民間との給与格差を是正するためのものであり、給与2%カットは、本市の非常に厳しい財政状況の中で行政自らが改革を行い、持続可能な財政運営を図っていくために実施してきたものでございます。  職員給与の臨時特例に関する条例につきましては、住民自治の原則に基づいて、議会の意思をもって住民の同意が与えられたものとして施行されているものと認識しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 答弁を頂きました。条例どおり進めていくということですね。  12月初旬に期末手当カットに組合は同意しました。同意の旨、回答しました。ただし、そのときに、それならば12月で2%カットを停止するようにという申入れも文書であったはずです。それについては、市長、回答されたんですか。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  要望事項という形で添付されていたものというふうに考えておりますんで、特に回答はしていなかったように記憶をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 同意の回答だけ使って、あとは要望だから、申入れじゃないから、要求じゃないから、そのまま置いている。誠実じゃないんじゃないですか。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  職員組合と私どもの関係というのは、非常に良好であるというふうに考えております。お互いの立場を理解した上で、今までから話を積み重ねてきているというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 良好な関係だから、ほっといてもよいと、そういうことですか。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) お互いの立場を理解しているというふうに御理解をいただければ幸いでございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 意味が分かりません。説明してください。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 当然、労働組合といいますのは、法律に基づきまして設立をされているものでございますし、制約がございますけれども、労働三権というのも与えられております。当然、組合員の立場から申入れをしていただいていますし、その立場をもって行動されているということは、市として十分理解もしております。  また、同じ地方自治に携わるものとして、市が置かれている状況についても、一定理解もしてくれているというふうに理解をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) そういう良好な関係にある組合も、2%カットは同意していないでしょう。どうですか。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  同意は頂いておりません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 同意していないにもかかわらず、2%のカットを3年間やったんです。金額を言ってください。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  労働三権のうち、一部権利が職員組合に認められております。これは、お互いの話を持って良好な機運の状況をつくっていこうという趣旨であろうというふうに理解しております。  ところが、一方で、私たちの給料につきましては、住民自治の原則から、その原資が市民の方の負担であるというところもあるんですけれども、住民自治の視点から議会の同意が必要だということで、全て議会の同意がなければ支出ができない、また詳細についても条例で定めるという形になっております。  そういった上で定められた措置であるということでございまして、減額の額についてであります。平成30年度における部分で、特別職の分が529万9,690円、一般職が6,236万758円、合計で6,766万447円。令和元年につきましては、特別職が529万8,978円、一般職が6,245万5,915円、合計で6,777万4,893円。これは、決算額をベースに割り返したものでございます。令和2年度につきましては、補正予算、この前、御議決いただきました。その額を基に割り返した分でございます。特別職につきましては、681万513円、一般職につきましては、6,252万4,421円、合計で6,933万4,935円。合計をいたしますと、この3年間で、特別職と一般職を合わせまして2億477万275円というふうに見ております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 特別職の部分は、私は今、云々しようとは思っていませんが、一般職員の6,200万円とか6,900万円とか、返すんですね。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  その分を返還するということは、できないものというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) できないんではないんです。するかしないかです。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  職員に返還をするということの合理的な理由というのは、なかなか見当たらないのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 先ほど市長室長が答弁された中の議会が決めた条例には書いていないんですよ、返済のことはね、もちろん一切書いてない。政策決定の問題です。だから。 ◯議長(山本 和延) 酒井さんに申し上げます。  発言時間の制限を超えました。お願いいたします。
    ◯6番(酒井 弘一) 市長が答えるべきだと私は思っていると言おうとしたんですが、許してもらえませんか。 ◯議長(山本 和延) 今の発言内容について、答弁できるところがありましたら、お願いいたします。  河井市長。 ◯市長(河井 規子) 酒井議員の御質問にお答えいたします。  今回、2%カット、また特別職10%カット、3年目に入っているわけです。これを決定したという、そのときの事情につきましては、平成28年度の決算におきまして、基金が8億円一気に減ったという現状がございます。また、今年度で終了になるんですけれども、普通交付税の合併算定替の特例措置も令和2年度で終了になるという中で、経常収支比率は97.8%ということで、かなり高い比率になっておりました。  そういった中で、職員の皆さんといろんな話合いをいたしまして、みんなで力を合わせて大変なこの時期をみんなで乗り越えていこうということで、職員の皆さんからも様々な行革の提案を頂きました。  いろいろ提案していただいたことを実現させていただいたんですけれども、やはりそういった住民の皆様に痛みがあるいろんな改革をするということについては、こういう財政状況の厳しい折ではございますが、やはり私たち職員の皆さんも含めて、自ら身を切る、そういった姿勢をまず見せていこうと。その中で、やはり痛みを分かち合っていただくような厳しい行財政改革を皆さんにも知っていただこうということで、職員提案への様々な提案を頂く中で、実施をさせていただいたところです。  そういった皆様の大変な御苦労、また住民の皆様の御協力によりまして、経常収支比率も92%台にまでなってきたということで、改善ができたというふうに思っています。これも、ひとえに住民の皆様の御理解・御協力、そして職員の本当に頑張りがあったからというふうに思っています。  この2%カットにつきましては、一応、3年間の条例でございますので、3年間すれば、この条例はどうしていくのかということになります。そのことについては、今、予算査定の中で十分協議をさせていただいているところでございますので、しっかりと検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯6番(酒井 弘一) やっぱり、25分は短かったですね。終わります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまより、10時50分まで休憩します。    午前10時36分 休憩    午前10時50分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま10時50分、休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、副市長より発言訂正の申入れがありましたので、これを許します。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  先ほど、酒井議員の一般質問の中で、私が答弁させていただいた後半のほうでございますが、1か所誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。  第1向陽台の自治会の関係でございますが、去る12月13日の月曜日に、第1向陽台の自治会の役員様2名の方が来庁されまして、内容は、相楽中部消防本部の建設後の緊急車両のサイレンや訓練等に係る音について説明をしてほしいと、こういう御要望でございました。先ほど、私、地域の説明会と同じ説明を求められたと言っておりましたが、間違いでありまして、音のことについて説明をしてほしいということで、相楽中部消防本部と確認を担当のほうがいたしまして、時期的には、基本設計がまとまって建物の配置等が固まった時点で城山台にも説明をするという予定の中で、第1向陽台にも説明をさせていただきたいと。時期的には、来年の早くて6月から8月ぐらいになるということを御返事をさせていただいたと。自治会の役員さんも、それで了解いただいたということでございます。訂正の上、おわび申し上げます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 続いて、2番目、大角さん。    (大角 久典君質問席へ移動) ◯8番(大角 久典) 8番議員、公明党の大角でございます。よろしくお願いいたします。  2問質問させていただきます。通告書に従って、質問します。  まず1問目、「JR木津駅東口ロータリーの拡幅工事の考えは」。  州見台や梅美台・城山台の人口増加により、JR木津駅東口を送迎で利用している人が多い。特に、夕方における迎えの車が大変多く、ロータリーへ続く道路が混雑している。片側1車線のため数珠つなぎになっており、危険な状態に陥っているが、改善する予定は。  また、今年度は路線バスの利用者が前年度に比べ減少している。本数を増やすなどの努力が必要ではないか。  よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。    (建設部長 滋井 邦明君登壇) ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  大角議員の御質問にお答えをさせていただきます。  JR木津駅東口ロータリーは、時間帯によっては、大変混雑している状況であることは認識していますが、改善するには、限られたスペースの中で自動車待機場の確保が必要となり、そのことで歩道部分が狭くなり、歩行者と自転車の円滑な通行の妨げになることも懸念されます。  以上のことから、現時点ではロータリーを変更することはできませんが、公共交通の御利用を検討いただくことなどで、ロータリーの混雑解消にもつながるものと考えます。  私からは、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  大角議員のバスの利用の御質問にお答えをいたします。  市民の皆様が安心して継続的に御利用いただけるよう、各バス車両における感染症対策等について、公共交通だよりで啓発を行っております。  今後も、市民の皆様にとって利便性の高い公共交通に向け、事業者に協力を求めつつ、利用促進に努めてまいります。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 再質問させていただきます。  これ、パネルです。後ろも見えるかと思いますけれども、これ、現状の今の駅東のロータリーで混雑している、車が並んでいまして、これがずっと1車線で並んでいるわけで、すごく危険な状態を写真で収めました。  その中で、もう一遍、なぜ混んでいるのかなというところで、先ほど御答弁を頂きました。一つのところに集中してしまうと、時間帯が夕方6時から8時頃に集中するということで。この間、奈良交通さんに御協力をいただき、データを取っていただきまして、11月20日に遅延が8分ほど、その日は雨が降っていたと。11月24日にも遅延が10分程度、このときは天候は晴れだったんですけれども、そういうことで、いわゆる乗客の皆様にちょっと御迷惑をおかけしているのではないかというような実態というか、結果を伺いました。  そういう意味で言うと、原因は、道路が片側1車線というのがあって、それを逃れられないというのが原因かなというふうに分かりました。  JR木津駅は、2007年4月に新駅舎が完成、運営されました。当時の人口は6万6,737人、世帯では2万3,317世帯、現在は人口は7万8,946人、世帯は3万1,704世帯で、13年経過しまして、これほど1万2,209人の増加というようにつながっておりますので、当時、その辺の増えるということを、市のプロフィールには、全国的に人口減少に向かっている中でも、京都府の中で木津川市は人口増加している紹介がありました。設計段階で、そういった見込みがしっかりされていたのか、見込みがちょっと甘かったのではないのかと思いますが、その御答弁をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  大角議員の御質問にお答えをさせていただきます。  今、確かに人口増のお話をしていただきましたけれども、駅前につきましては、そういうことも、人口増も想定した中で、あれだけの駅前ロータリーを計画させていただいたというところでございまして、木津駅西側のロータリーと比べますと、やはり面積的には大きく取らせていただいた中で計画をさせていただいたところでございます。  ただ、ほかの駅でも、やはりどこの駅舎といいますか、駅前でも、こういう送迎のことで悩んでおられるというのはよく伺っているところでございまして、なるだけお迎えの仕方を工夫していただければなというふうには考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございました。  そこで、ちょっと2枚あるんですけれども、今、部長も言いましたけれども、祝園駅のロータリーの写真、それからJR奈良駅の西口のロータリーの写真なんですね。これは、しっかりと分けられていまして、祝園駅については、以前、すごく混雑をし、また両方に集中してしまいまして、本当に路線バスも困ったし、もちろん乗客の皆様にも遅延が起きてしまったりとか、もちろん車の送迎の一般の市民の皆様にも、お迎えのときにひかれそうになって、実際、事故が50件ほど起きたというふうに伺いました。  そういう中で、本当に3年ぐらいかかって、総費用で9,380万円という費用で車椅子の乗降場とか、北側のほうに道路拡張、ロータリーの屋根工事、誘導看板の設置、また信号機の取付けなど、そういうふうにして、万全の形で安全のロータリーを建設されました。  そういう意味で、本市においても、その辺の御検討がないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  お答えを申し上げたいと思います。  近鉄祝園駅西側の駅前ロータリーにつきましては、バス・タクシーと、それから自家用車の乗り入れを分けた整備をされた。今、御説明いただいたとおりなんですが、これは平成30年3月に供用開始されたというところでございます。  精華町さんに整備の経緯を、この質問を頂いて、伺わせていただきました。なぜやったかということなんですけれども、自家用車の送迎で、ピーク時3分から4分間隔でバスが発車するんですけれども、そのバスの定時発車ができなくなったというのが大きな原因と、それともう1点、大量輸送のできる連接バス、これは車体が2台つながっているやつなんですけれども、その連接バスを導入する計画が浮上してきたということもあり、バス・タクシーと自家用車の乗り入れを分ける整備を行ったというふうに伺っております。  今回の整備で、16台分の車が止められるロータリーをつくったということも併せてお伺いさせていただきました。  それで、木津川市のほうなんですけれども、じゃあどうするんだというところになるんですが、やはりあの場所、限られた敷地ということにもなりますんで、現時点では、それを整備するというのはなかなか難しいことがございます。  一つの案といたしまして、例えば南側の駐輪場ですね、その一部を活用してロータリーを延長するという方法も考えられるんですけれども、やはり駐輪場の利用者の利便性、これは少しやはり南へ動くということで悪化することにもなりますし、歩道が遠回りになって、歩行者がロータリーの車道を横断するとか、そういう危険性も考えますと、望ましい方法ではないんじゃないかなということで、現時点では、このままでという考えでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  私も月1回の清掃活動をボランティアでさせていただいております。現地もよく知っておりまして、駅のほうのホームに近いほうは、自転車・バイクが多いですけれども、奥のほうになりますと、約半分ぐらいはほとんど空いているような状況でありますので、その辺も活用ができないのかなと、私も部長のような感じでは思っておりました。  じゃあ、そういうハード面では、結構金額もかかりますので、これ、国・府で何かそういう補助金みたいなものがないのかということで、ちょっと調べました。  その中で、今回、第2次木津川市都市マスタープランのほうがありまして、そういう中での検討になったらまたできるのかなというようなお話を府のほうから伺っております。  もう一つは、ハード面ではなくてソフト面というか、例えば静岡県の浜松市は、混雑ランプと言いまして、そういうアプリを導入して、駅前ロータリーの混雑状況を確認して迎えに来てもらうように誘導する、そういったものがアプリで出ていますので、それをうまく活用して、要は、迎えに来るお母さん方、お父さん方に事前に見ていただいて、木津駅の混雑状況を調べて見てもらって、ちょっと時間を遅らせるなりなんなりができるんじゃないかと思いますが、そういったアプリみたいなものを導入するようなお考えはありますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  アプリも、一つの有効な手段だとは思います。ただ、今現在、携帯のほうも皆さん普及をしておりますので、やはりお迎えに行く方、来ていただく方、それぞれ携帯を活用するなりして、またメールなりで御連絡を取っていただくという方法も一つあるんじゃないかなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  実際、実証実験をしながらやっている自治体もあることですので、それが一番手っ取り早いというか、なかなか建設していくと時間もかかりますし、ただ1点、本当に一時というか、雨天のときとかということが、そういう時間的な部分で集中されるので、ちょっと時間を置いて行ったら、そういう混雑もないということも承知しております。ですけれども、その集中されるところの回避を行政のほうで一度御検討いただきまして、何か示していただければなと思います。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  今、アプリのお話を頂きましたので、研究はさせていただきたいというふうには思うんですけれども、できましたらやはり今、携帯のほうも皆さんお持ちでございますので、それをうまく個人個人が活用していただくというのも一つの方法かなというふうに思いますし、あとやはり公共交通の御利用とか、あと自転車ですね、それとかバイク、駅前には駐輪場も整備しておりますので、そういうものも御活用いただければというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  梅美台の地域は学生が多いわけで、大体自転車で駅まで行っております。雨が降ると使えなくなるということで、そういう状況になるということも承知しておりますので、その辺は、地元としたら、十分、バスだけではなくバイクなり自転車で通勤をしているということでお伝えしておきます。  次に、先ほど触れました公共交通のことですけれども、大体、今、1時間に1本で、朝の7時代・8時代は3本ですかね、こういうふうに出ていると思います。そこが一番混む、通勤・通学に使う時間帯だということは承知しておりますけれども、例えば混んでしまう時間帯で増やすような、そういうようなお考えがあるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  御質問の公共交通の運行の在り方についての御質問ではございますが、今現在、通勤時間帯については、御質問いただきましたように、1時間に約3本の本数が出ておるというところでございます。  こちらにつきましては、本年度につきましては、コロナの影響もございまして、利用者数が前年度比減少しているという状況にあるというふうにはお聞きしております。  その時間帯に限って本数を増やすということの御質問ですけれども、やはり利用していただく方が増えない限り、なかなか運行していただいている事業者様にとっては、本数を増やすというのは難しいというところもお聞きしているところでございます。ですので、今後は、利用者の促進に向けて、公共交通事業者と市が一体となって取り組む必要があるところだというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  今、部長から促進、よく使ってもらうようにということでお話がありました。具体的に、例えばこういうことをしたら増えるんじゃないのかなとか、そういうようなもの、お考えがあれば、教えてください。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
    ◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  利用者の促進については、今までも月に1回、公共交通だよりを発行しておりまして、その中で、公共交通の在り方またはその利用促進に向けての啓発は行っているところではございますが、やはりなかなかその時間帯に出ている本数にもよって利用が進んでいないというところもございます。  ただ、木津駅の東口につきましては、先ほど人口の増加等、お話をしていただきましたとおり、増えている状況で、バスの利用者も増えているのは事実でございます。  ただ、やはり自転車・バイク等で通勤されておられる方も多数おられまして、雨の日においては、先ほどおっしゃったように、混雑をしておる状況というのは、把握しておるところでございます。  ですので、こちらも啓発活動につきましては、これからも進めてはまいりますが、やはり御利用される方につきましても、その環境面またはその交通の混雑面を加味していただきまして、できるだけ利用していただけるように今後も啓発はしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  啓発活動ということと、東口は路線バス、西口はコミュニティバスというような感じでバス停が設けられておりますけれども、その分けた理由みたいなものは、何かあるのかなということと教えてほしいんですけれども。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、コミュニティバスにつきましては、公共交通の空白地において、その交通網を確保するというところで運行しているものでございます。  当初、その空白地を設定するに当たって、駅の西口のほうが先にバス停等が、ロータリーが整備されておりましたので、そちらの運行というふうになっているものと考えております。  また、東口につきましては、今、現に公共交通が、先ほど1時間に3本ぐらい走っておりますので、運行しているという状況で、運行はしていないという状況になっているものと考えられます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  今年、実証的に大津市のほうで自動運転の取組をされておりました。木津川市のほうも手を挙げてやる予定で、コロナ禍ということでできなかったんですね。ニュータウンなんかでは、逆にそういう自動運転のやり方で進むことができるんではないのかなというふうにちょっと関心を持っておりますが、そういう取組はありますか。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  今御質問いただきましたように、バスの運行について、無人のバスを走らすという、全国的に取組がされているところは承知しております。  本市におきましても、ちょっとこの城山台ではございませんが、一時、精華町行きと木津川市行きで、その運行ということの話を進めてございましたけれども、最終的には国の採択が受けられなかったということで、その話は進んでおりませんが、今後、バスの性能、また道路の整備状況によって、今検証されておられるそのバスの運行についても、各自治体に広がっていくものというふうに考えておりますので、またそれをひとつ研究していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) それでは、ちょっとマスタープランに触れましたので、33ページの中で、やっぱり都市計画に絡むもので、アンケートを取られたやつで、何か駅東のほうは、マンションや店舗等が混在した市街地なんかがすごく望ましいというようなアンケートが取られていて、52ページで、その位置づけが中心都市拠点地区ということでね、このマスタープランに出ておりますけれども、そういう意味で、東口のほうは、これを読んでみますと、「本市の中心都市拠点と位置付けた、市役所周辺からJR木津駅周辺及び城山台地区センターゾーンにおいては、基盤整備を進めるとともに、商業・業務機能を中心に、公共機関や文化機能、福祉、保健・医療など様々な質の高い都市的サービスが提供される地区の形成を図ります。」というような御説明、方針が載っておりますけれども、その辺が、具体的にというか、イメージがちょっと湧かないんですけれども、ちょっと説明をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  お答えを申し上げます。  現在、第2次都市計画マスタープランの(案)を策定させていただいている途中でございます。今、お手元にその計画(案)をお持ちかなと思うんですけれども、今言っていただきました52ページの中心都市拠点、この内容に即して地域別構想というものも設けておりまして、もしお手元にございましたら、93ページのほうをお願いしたいんですが、ここには、木津駅東側地区及び城山台の一部というところで、地域別の構想を書かせていただいておるんですが、ここでは、中心都市拠点の都市機能を強化する市街地形成の検討をする地域というふうに位置づけをしておりまして、将来、この木津駅東の都市的利用が決まれば、今も御質問頂いております駅前の在り方も変わっていくというふうに思いますんで、ロータリーの整備につきましても、そのときに再度再整備していくかどうかという検討もしていかなければならない地域かなというふうには思っているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  確かに、すごく重要なことで、多分、本市が、木津川市がどういう絵を描くかということで、それに府・国が動く財源が求められていることを伺っておりましたので、それでちょっと伺いました。ありがとうございます。  じゃあ、次に2問目に移らせていただきます。  「防災・減災対策を前へ」ということで、公明党は、防災・減災対策に全力を尽くしています。近年、想定外の災害が頻発している中、市でも河川の改修などを進めていますが、避難所の充実にも取り組むべきと考えます。  そこで、(1)防災意識を高めるマップとして、マイタイムラインが有効とされている。自然災害に備えて家族の行動計画を書き込むことができるほか、浸水想定区域や発災時に利用できる避難所を確認できる。導入の考えは。  (2)コロナ禍により分散避難が推奨されているが、段ボールベッドやテントは足りているのか。  (3)避難所は、小・中学校が中心だが、遠いなどの課題も多い。もっと近くの集会所などを避難所として指定できないのか。また、マンホールトイレの設置も増やすべきではないか。  (4)避難情報は、どのようなタイミングで出されるのか。昨今、スマートフォンへ専用のアプリをインストールしての活用が進んでいるが、本市の取組は。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。    (総務部理事 小林 史君登壇) ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  大角議員の御質問にお答えします。  一人一人が自らの命は自らが守るという意識を醸成していただくためにも、マイタイムラインは有効であると考えておりますので、現在、各地域における地区タイムラインの作成に取り組んでいるところです。  2点目について、災害の規模により、備蓄している段ボールベッドやテントに不足が生じる場合は、災害支援協定を締結している関係団体からの物資供給を受けたいと考えています。  3点目について、避難所は、安全性と収容能力などを考慮して指定しているため、自治会が運営する集会所を地域防災計画上の指定避難所に指定することは考えていませんが、集会所を次善の、セカンドベストの避難場所として、有事の際に、地域の中で選定し、避難所運営していただくことは有用な手段と考えており、地区タイムラインの作成の中で検討していただくよう呼びかけていきます。  また、マンホールトイレに限らず、簡易トイレも含めて、計画的に整備していきたいと考えております。  4点目について、避難に関する情報発信のタイミングは、木津川市地域防災計画により、対象とする自然災害ごとに住民が避難行動を開始する必要がある状態をあらかじめ確認し、関係機関などから提供される情報を基に「避難勧告等一覧」による避難勧告等発令の判断基準を定めています。  専用アプリなどについては、現在、市の総合的な情報発信の在り方を検討する中で、関係課と協議を進めています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございました。  まず、1点目からちょっと再質問させていただきますが、今、このマイタイムライン、自主防災組織が進めているということで、行政側でも、これをつくられているんですかね。「マイタイムラインとは、災害の発生を前提に、防災関係機関が連携して災害時に発生する状況を予め想定し共有した上で、『いつ』、『誰が』、『何をするか』に着目して、防災行動とその実施主体を時系列で整理した計画です。」と、これをお示しされているんですね。  この間、山城町南平尾地域のこれですね、こういう形で自主的につくられているタイムライン。それで、29団体とか、組織が、自主防災組織というふうに伺っておりますけれども、例えばその中に入っていない地域という場合は、どのように、例えば地元梅美台地域は、なかなか自主防災組織ができない、つくれないような状態でありますが、そういったところには、何か手段があるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  まずは、自主防災組織がない地域におかれましては、自主防災組織の設立を平素から働きかけております。  あと、それ以外については、各地域長を通じて情報提供をしたりということを実施をしております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 出前講座等をされるということでも伺っております。やっぱり、地域によって差があるんだなと、やっぱりすごく危機感を持っているから、ここまでつくられて、スイッチ1、スイッチ2と言って、本当に警報を見て行動をされている。どこへ行ったらいいのかということもちゃんと示されている。  そういう意味で、あとは、さっき言ったセカンドベストというところも示されながら、片や、こういうふうにできている地域もあれば、全然できていない、そういう地域もあるわけですけれども、その辺は、もう少しできていない地域への進め方というか、ケアするというか、もっと積極的に進める方法はないんかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  地区タイムラインの作成につきましては、令和5年度中までに、浸水地域、土砂災害地域を抱える各自主防災組織には、作成するように今働きかけておりますので、今後、各自主防災組織が積極的に取り組んでいただけるものと考えております。  また、12月2日には、そのタイムラインのワークショップ等も実施をしまして、各自主防災組織の団体の方には説明をしたところでありますので、今後、タイムラインの作成は加速化するものというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございました。  これは、例えば防災士が先頭に立つというか、教育していく位置づけだと思いますが、その辺は、どういうふうな位置づけでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今年度と来年度、養成の予定をしております防災士につきましては、各自主防災組織で、このタイムラインの作成でありますとか、実際の備蓄品の準備でありますとか、各それぞれの地域での地区防災計画の作成でありますとか、そういうところの中核を担っていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  次に、2番目のコロナ禍により分散避難が推奨されているが、段ボールベッドやテントは足りているのかというところですけれども、補正予算にも上がっていて、全部で六百二、三十ぐらいは在庫として持てるというふうに御答弁いただきましたけれども、それで十分足りているのかなというところがちょっと疑問に思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  段ボールベッドについては、現在、693個保有しておりまして、テントについては15張りと、300張りについては既に発注をしておりまして、今回の補正予算で300張りを予算計上しているものであります。  したがって、テントについては、最終的に615という形になりますが、これは当面必要となる段ボールベッド・テントとしては十分であるというふうに考えておりますので、あとは時期が長引けば、災害支援協定等を締結しているところから供給を受けたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 分かりました。ありがとうございました。  十分足りているという御答弁だったと思います。その都度増やすなりということも、協定を結んでいるので、御協力いただくということですね。  3つ目の、避難所は小・中学校が中心だが、地域によっては遠いなどの課題も多いということの再質問なんですけれども、マンホールトイレは本市では何か所あるんですかね。それと、あと分かれば場所もお示しいただければと思います。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  マンホールトイレにつきましては、木津中学校に4つ、城山台小学校に5個設置をされております。合計9個であります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  少ないようにも感じるんです。避難所は、各小学校・中学校に指定されていると思うんです。ほかにも進めようという話はあるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  マンホールトイレは9個ではありますが、そのほかに簡易トイレとしまして71個持っております。
     マンホールトイレにつきましては、利点としましては、し尿を下水管に流下できまして、非常に衛生的に使用できるというような利点もございますが、大地震で下水管が損傷した場合、使用できないと、一方、そういう欠点もありますので、ここはマンホールトイレと簡易トイレ、これをバランスよく備蓄していきたい。また、期間が延びた場合については、仮設トイレへ移行するというような形で、今、考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  地震に弱い、要するに下水管が破裂したらということで、あまり推奨しないというか、簡易トイレがあれば大丈夫だというような御答弁だったと思います。  そこで、国土交通省と内閣府は、災害時における避難所の環境整備を図るため、市町村にマンホールトイレの普及促進を通知したと聞いています。通知では、自治体の下水道と防災の両部門が連携して整備するように要請、その整備費を支援する防災安全交付金の活用を促していますけれども、その辺の御検討はあったんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今、議員がおっしゃいました避難所におけるマンホールトイレ導入の検討につきましては、内閣府と国土交通省が連名で文書を発翰されておりますが、先ほども申しましたとおり、木津川市の特性や大地震のときの特性等も踏まえまして、現在、マンホールトイレがゼロというわけではなくて、今後ももし必要であれば増加はしますが、それはマンホールだけに特化するんではなくて、マンホールトイレと簡易トイレ等をしっかり分散をして、いろんな種類で、どんな災害が来ても対応できるような形で備えたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  要は、検討はされて、交付金もあるわけだから、使うときは使おうというような御答弁でよろしいでしょうかね。  じゃあ、4番目ですけれども、避難情報はどのようなタイミングで出されるかということで、再質問させていただきます。  千葉県南房総市は、このほど、飲食店など混雑状況を提供している企業と協定を結び、災害時に開設した避難所の混み具合をスマートフォンなどで誰もが確認できるサービスを開始したと聞いています。  昨年秋、たび重ねて被害に見舞われた台風災害の教訓を踏まえて、災害時にスムーズに移動につなぐことが目的としていると聞いています。  システムは、サイトの地図上に市内の避難所をお示しして、災害時に避難所が開設されると、「空き」「やや混雑」「混雑」「密」の、4段階で込み具合を表すということで、避難所を満員でたらい回しを避けることが目的にしているそうです。そういうふうなのを取り入れようとするような検討はありますでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  本年、令和2年7月豪雨におきましても、九州におきまして、コロナウイルス禍で避難所の収容能力を超えて、避難所を再移動したりというような状況が生起をしているのを認識しております。  したがって、現在、市としましては、避難所の混み具合について、いかに情報を発信するかというところを検討しておりまして、先ほど申しました専用のアプリがもし市で全体的なものがあれば、そこに入れるというのも一案でありますし、現状であれば、防災情報メール等を活用して、もし収容能力が超えそうなところの避難所情報というのは、ホームページ、あるいは防災情報メール、これらを活用して発信していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 分かりました。じゃあ、そういう取組をされるということで、もう一つ、電源の確保についてちょっとお伺いするんですけれども、電気自動車の電源を活用する方法があります。愛媛県の松山市では、活用協定を締結されているという報道がありました。  そういう意味で、特に木津川台は、日産があったりとか、自動車メーカーがありますけれども、そういったところの提携とかというのは進んでいるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  電源の確保につきましては、市役所本庁舎については、予備の無停電装置があって、停電から72時間稼働可能となっております。  また、避難所となっております各小・中学校には、発電機、あと燃料を全て配置しておりますので、当面の間については、電気の確保は可能というふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 特に、いわゆる発電するものがあるので、そんな特に民間企業のそういったものを使わなくても十分足りるというふうな御答弁でよろしいですかね。  はい、分かりました。  最後になります。補正予算特別委員会で、城山台小学校の第2体育館で空調設備で、何かエアコンの設置というお話を、そこで聞きました。これまで避難所としてされる体育館へのエアコン設置は、工事費が高額のためなかなかできないで来ました。八幡市では、中学校体育館でのエアコン設置を緊急防災・減災事業債、これを活用されたと聞いております。  この制度は期間限定、本年度で終わるというふうに聞いておりますけれども、このコロナ禍で延長されるかもというふうにちょっと伺っています。  そういうことで言うと、体育館のエアコン設置というのもあるのかなと、これはできる限り設置する方向と要望しますけれども、ちょっとその辺、確認をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  体育館の空調設備につきましては、避難所としての空調設備は考えておりません。また、避難していただく際については、夏場であれば、空調設備のある教室などを利用していただくというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) ありがとうございます。  ということで、今回、請願も出ていたと思いますけれども、我々党としても、その方向性で、避難所には、やはり体育館にはエアコンというのも大事かなというふうに思っておりますので、今のお話ですと、なかなかそういうものが使えたとしても、その方向にはないというようなことで、再度、確認をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  繰り返しになりますが、避難所としての体育館への空調設備は考えておりません。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 分かりました。ありがとうございました。  これで、一般質問を終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 続いて、3番目、玉川さん。    (玉川 実二君質問席へ移動) ◯1番(玉川 実二) 皆さん、こんにちは。玉川でございます。  新型コロナウイルス感染の第3波の拡大がまだ収まらない中、感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、闘病生活をされている方々の一日も早い回復を心よりお祈りします。  また、大変厳しい環境下において多大なる御尽力をいただいております医療関係の皆様をはじめ感染症対応に御従事いただいている全ての方々に敬意を表しますとともに、心より感謝申し上げます。  行政におかれましては、困窮されている方々への御支援に加え、医療従事者などエッセンシャルワーカーの方に対して公助の手を差し伸べていただきますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。  それでは、通告書の内容に入ります。  「さらなる健全な自治体経営の推進について」と題して、御質問をさせていただきます。  去る9月16日に新政権が発足され、縦割り行政の解消やデジタル化の推進など、矢継ぎ早に政策を発表されています。  また、既得権益や、あしき前例主義を改め、規制改革を推進し、現場に耳を傾けながら、何がおかしいのかを徹底的に改革していきたいとの表明に共感いたしますとともに、そのスピード感やチャレンジ精神は、市政運営においても大いに見習うべきものではないかと考えます。  そして、国の各種改革の最前線にいるのが、紛れもなく私たち議会であり、主体的に市政改革を推進し、自治体経営についての説明責任を果たさなければなりません。  今回の一般質問では、まさに今、予算編成のレビューの最中であると思いますが、令和2年度、本年度及び令和3年度の「歳出の抑制」と「歳入を増やす政策」を中心に、それらの目標の見通しと計画について御質問させていただきます。  まず1つ目は、歳出を抑制するための改革について。  (1)「脱ハンコ」電子申請プロジェクトの推進状況は、どのような今状況であるのでしょうか。  (2)市として、デジタル化をどのように推し進めていくのか。  (3)歳出抑制のための重点施策と、その財政効果は。  次に、コスト低減じゃなくて、今度は歳出を増やす政策について、御質問をします。さらなる健全な自治体経営のための「歳入を増やす政策」について、御質問をさせていただきます。  (1)市における創造的な事業推進について、どのような取組を実施されているのか。  非常に漠然とした質問でありますので、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」などを参考にお答えいただきたいと思います。  (2)歳入を増やすための政策について、市としてのお考えをお聞かせください。  (3)自治体経営の指標の設定と見える化をさらに推進すべきであると考えますが、市のお考えは。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。    (総務部長 辻 克哉君登壇) ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  玉川議員の御質問にお答えします。  行政手続の「脱ハンコ」については、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のみならず、木津川市スマート化宣言の取組といたしまして、市民の負担軽減につながるとともに、業務そのものの見直しや効率化を図り、行政サービスの効率的かつ効果的な提供を期待できることから、令和3年4月1日から全庁的に実施するため、押印見直し基準を策定し、対象となる書類の洗い出しを始めたところでございます。  1点目の3つ目について、第3次木津川市定員適正化計画に基づく定員管理の適正化によって、令和5年度までに職員数を41名(8.4%)削減することで、約2億1,900万円の財政効果を見込んでおります。  また、令和元年度に実証実験を実施いたしましたRPA、AI-OCRについて、令和2年度から8業務へと対象業務を拡大、令和3年度ではさらに20業務にまで導入拡大をすることで、職員の年間作業時間2,400時間、約600万円の削減を目指すものでございます。  こうした取組を含めまして、第3次木津川市行財政改革大綱に掲げる5つの重点改革項目に基づくアクションプランを着実に推進していきたいと考えております。  2点目の1つ目について、本市では、人材育成基本方針の中で、求める職員像として、「できない理由を探すのではなく、どうしたらできるのかを考え、問題を克服していく問題解決力を発揮する職員」としており、国や京都府のみならず、一般財団法人地域活性化センターなどへの職員派遣や、職員有志による勉強会の開催、職員提案制度、執行目標、人事評価などを実施しながら、求める職員像の実現に向けた人材の育成と環境の整備に努めております。  また、令和2年度からは、公営企業職員等の自己啓発表彰制度を導入しております。  議員が参考としてお示しいただいた「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」に推薦、受賞するような人材や取組事例とまではいきませんが、職員一人一人が創意工夫によって事業の推進に努めておりまして、特に木津川アートの開催や、当尾地域力創造プランの具現化など、職員が地域や関係団体の皆さんと力を合わせ取り組んできたことで、交流人口の増加、地域活性化など、成果として着実に現れてきているものと考えております。  このように、木津川市の発展のために高い志を持ち、まちづくりや改革に意欲的に取り組む人材を一人でも多く育成するとともに、活躍できる環境を構築していくことで、健全財政による安定性と人口増加による将来発展性を高めるなど、持続可能なまちづくりに取り組んでいきたいと考えております。  2つ目について、これまでからトップセールスによる企業誘致の促進や、水道施設では、全国初となる「タツタタワー木津川市」とコミュニティバスのバス停へのネーミングライツの導入、ホームページや広報紙等への有料広告掲載、さらには公用車等未利用・低利用財産のインターネット公売や、本庁舎等駐車場、JR木津駅東側での民間貸付けによる駐車場運営、また税外債権プロジェクトチーム発足による徴収体制の強化など、それぞれの部署において創意工夫を凝らしながら財源確保に努めてきたところです。  引き続き、ふるさと納税のさらなる増強に加え、新たに企業版ふるさと納税とガバメントクラウドファンディングの活用について、重点的に取り組んでいきたいと考えております。  3つ目について、本市が目指すべき経営指標としては、第2次木津川市総合計画や第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略において、目標となる成果指標を設定するとともに、第3次行財政改革行動計画において普通交付税合併算定替終了対策目標を掲げるなど、それぞれの目標達成に向け取り組んでおります。  経営指標といたしましては、本市を含め全国の地方公共団体の財政状況については、総務省が財政状況資料集として毎年度公表されており、これを基に民間のシンクタンクなどが独自に指標を設定し、財政健全度や住みやすさなど自治体ランキングが公表されております。  よって、市独自に指標を設定することは考えておりませんが、こうした指標やランキングなどを活用・分析する中で、行財政改革の推進による持続可能な健全財政の構築に加え、地方創生総合戦略やふるさと寄附金など自治体間競争が過熱する中で、一人でも多くの方に木津川市に住んでみたい、応援したいと感じてもらい、選ばれる自治体となるよう取り組んでいきたいと考えております。  私からは、以上です。 ◯議長(山本 和延) 政策監。 ◯政策監(鶴見 太郎) 政策監でございます。  私からは、玉川議員の1点目の2つ目の御質問にお答えをさせていただきます。  先進技術の活用による「スマート」な市政運営を行うため、令和元年度に「木津川市スマート化宣言」を行い、AI-OCR・RPA、キャッシュレス決済、テレワークなどの導入を進めているところであります。  コロナ禍における社会のデジタル化の加速に伴い、行政のデジタル化をさらに進めていくため、来年度、任用予定のCIO補佐官を中心として、最小の経費で最大の効果を発揮できるよう、国の動向も見据え、戦略的に自治体のデジタル・トランスフォーメーションに向けた取組を展開してまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 御答弁ありがとうございます。順番に再質問させていただきます。  まず、脱ハンコの件に関しては、京都府も全庁調査ということで、今、現状把握をされておられる最中だと思いますけれども、今後においては、可能な手続から積極的に電子申請を導入する方針であるというようにお伺いしています。
     それと、もう一つすばらしいなと思うのが、この取組の基本的なものとして、何が府民にとって望ましいのかという観点から手続の改善に取り組むとされておられるようでございますので、ぜひ木津川市においても、そういうスタンスの中でやっていただきたいと思いますが、この脱ハンコに関しての京都府の取組との関連性といいますか、それはいかがでございましょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  昨今、情報を取っておりますと、全国的に、この脱ハンコというのが進んでおります。日々、どこどこの市町で、こういうことをしていくというようなニュースが流れておりますが、木津川市におきましても、先ほど答弁させていただきましたとおり、原則として全ての運用を廃止するという中で進めてまいる所存でございます。  ただし、法令の規定によるもの、あるいは権利、利益が発生する書類については対象外となっていきますが、それはどこの市町でも同じかなというふうに思います。  また、国からの通知に基づきまして、木津川市押印見直し基準というのを策定してまいり、今現在、庁内で洗い出しを行っているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 市民や事業者に押印を求めるケース、それともう一つは、庁内でのそういった押印を求めるケースと2つあると思うんですけれども、それの具体的な件数だとかというのは把握されておられますでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  令和3年4月1日開始を目途としておるんですが、現在、約ではございますけれども、対象となる様式が1,000様式以上、それから例規が250本程度というふうになってございますので、少し洗い出し等、時間がかかるというような状況でございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 1,000の様式と250本の例規ということで、これ、お金、あるいはリードタイムに換算して、どんな効果が得られるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  システムによりまして、こういう例規を触る、あるいは様式を触っていくということになりますと、委託しておりますところで、それなりの事務量に応じて金額がかかるわけでございますけれども、先進地をいろいろ参考にさせていただきまして、福岡のほうでやられております、先ほど申し上げました、一つ、木津川市押印見直し基準というのを作成することによりまして、例規自体を触るということではなしに、例規は、またその他の改正の必要のあるときに合わせて行うというような形で事務を進めてまいりまして、かかる予算に関してできるだけ負担増というふうなことが発生しないように進めてまいる内容でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ぜひ、数値に落として目標をお立てされることを推奨しておきます。  いつも、これだけやったらどういう効果があるのかというのを、やはりしっかりと押さえていただきたいなというように思います。システムを入れることが目的ではありません。いわゆるプロダクトアウトという、何かを入れるためのということじゃなくて、その成果をぜひ見て、御計画を立てていただきたいなというように思います。  あと、市のデジタル化の2番目に移りますけれども、いろんなデジタル化することがあると思うんです。スマート化宣言にも書かれていて、スマート化宣言イコールデジタル化と言ってもいいぐらいのシステムに関わる部分が多いと思うんですね。主要業務といいますか、具体的にどういう業務を対象にデジタル化を進めようとされているのか、再度、すみません、お答えいただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 政策監。 ◯政策監(鶴見 太郎) 政策監でございます。  ただいまの議員の御質問のほうにお答えをさせていただきます。  スマート化の実現に向けたロードマップについては、先日も別の議員の方からの御指摘もありましたが、まだちょっと公表できる段階に至っていないところでございますが、内部的には、個別の施策に応じたロードマップを作成して、順次、取決めを進めているところでございます。  公表していない理由としまして、コロナの関係で様々な事業の優先順位が変わったり、ほかの国の施策に応じて新たな施策を優先してやったりとか、そういったことも今年はちょっとありましたので、今後は、新たにお迎えするCIO補佐官の下で整理を再度した上で、ロードマップも公表してまいりたいというふうに考えております。  その中で、現在進めているものとしまして、具体的に申しますと、例えばRPAであれば、今年度に関しては、昨年度の実証実験で行った3業務に加えて新たに5業務を追加するということで、税務課の案件で1つ、それから国保年金課で2つ、それからこども宝課で2つの業務を自動化のシナリオの作成を今年度行って、RPAとAI-OCRを組み合わせた業務の効率化を図ってまいりたいというふうに考えております。  それから、キャッシュレスの取組であったりとか、テレワーク環境の構築であったりとか、答弁させていただいたとおりですが、あとオープンデータということで、行政で保有しているデータをオープンにすることによって、民間企業の方もそれを活用して事業に結びつけていただくであったりとか、あるいはオープンデータに関しては、京都府のほうでプラットフォームをつくっておりますんで、そういったところにデータを順次セットしている状況ですので、これについては引き続き進めてまいりたいというふうに思っております。  また、それぞれの取組に関わって、様々裏側でシステムが動いているものがありますが、システムの更新計画も持ちながら、更新のタイミングで順次スマート化を進めていくということも考えておりますので、そういったところもロードマップ上で引き続き整理をして前に進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ありがとうございます。  次に、書かない窓口事業の件で、先日、補正予算のときに市民部長のほうで丁寧に御説明いただきました。再度、今度は簡潔にその内容を改めてお尋ねするのと、もう一つは、市民にとってのベネフィット、市民にとっての利益というか、効果、それともう一つは、役所にとっての効果、この観点について、概要で結構でございますので、お答えいただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  書かない窓口の効果ということで、市民にとっての効果と行政にとっての効果というところでございます。  市民にとっての効果につきましては、転入・転出に伴って何度も書かなければならない氏名・住所、そういったものが書かなくてもいいということになりますので、非常にスマートに転入・転出の手続が済むものということで思っております。いわゆる、その待ち時間が少なくなるということになります。  当然、行政のほうにつきましては、これまでいただいていた届出のあった他市町村からの転出証明書、これを職員が自ら電算入力をしていたところがOCRで読んでいけるというところになりますので、職員にとってみれば、入力の作業についての時間が相当短縮が図れるということで、双方にとって時間の短縮、それに伴っての財政的な高価もあるというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ありがとうございます。  市民にとっては、非常に大きな効果があるというように思います。できればシミュレーションされて、具体的な、例えば1時間かかったのが10分になるとか、そういうことをぜひ数字として表していただきたいなというように思います。  先ほど体制の中で、CIO補佐官のお話が出ましたので、デジタル化において非常に重要な体制だろうと思います。補佐官の2次面接は、たしか昨日実施されておられると思いますが、非常に単純に質問ですけれども、面接官はどなたがされておられるんですか。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  面接官につきましては、市長、副市長、それと情報関連を所管しております学研企画課長、私、併せまして京都府のほうから専門的な知識を持った方に参加をしていただいております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 非常に重要なポジションでございます。これは、もう推奨ですけれども、最終面接においては、できれば民間の方が、その精通された方がお入りになるのが私はよろしいのかなと思います。ほかの自治体においても、やはりその筋のプロにしっかりと内容を見ていただくというのは非常に重要でございますので、今回決める補佐官というのは非常に重要な役割を多分担われることでしょうから、その方がどういう資質を持っておられるかしっかりと見ていただきたいなと思います。  それと、次は、ちょっと歯にきぬ着せぬストレートトークで言いますけれども、CIOが市長で、CSOが副市長、はっきり言って、これ、機能しないんじゃないかなと思っているんですね。役割が違い過ぎると思います。  市の中のトップマネジメントである市長は、市クラスのあれで言うと、CEOに相当するものであって、それを情報のCIOとしてアポイントされているということに非常に違和感を感じていますし、ほかの御存じの方が見ると、失笑を買うようなアポイントメントだと思うので、これは仮の姿だという理解をしておりますけれども、CIOは情報にやはりたけている人、あるいは全体的なものとして物事が見れるような人、市長はそれをサポートするプロジェクトオーナーであって、CIOになるべき話じゃないように思います。  副市長もセキュリティオフィサーということでございますが、残念ながら、そうじゃなくて、副市長においてはプロジェクトマネジメント、全体をサポートする、そういう現場のマネジメントとしておやりになるほうがよろしいかなと思います。  ぜひ、このシステム化というのは、日本全国的に注目を浴びている内容でございますので、いま一度再考をされたほうがよろしいかというように思います。  あと、組織ですけれども、横断的な組織、一昨日、副市長から課題を数点お話しされました。1つが財源の問題、制約、2つ目は、組織体制の話、もう一つは、改善に対する意識の低さ、まさにそういうものを市長、副市長は側面からきっちりサポートされて、プロジェクトを運営していくということだろうと思います。  組織に関しては、横断的な組織をぜひつくってください。教育部のほうで情報教育研究会というようなことも出ました。これ、やはり横断的に、いわゆるべき話だと思いますので、御参考にされたらいかがかなというように思います。  あと、もう一つ、このデジタル化において、今、人口ビジョンの話、特殊出生率の件が戦略のところに載っかっておりますけれども、今、1.54から少し改善されたのか分かりませんが、2030年には1.8、2040年には2.1という目標を立てておられますけれども、デジタル化ということも含めて、どのようにその数値を達成されるのか、デジタル化の中でちょっとお伺いしたいなというように思います。 ◯議長(山本 和延) 政策監。 ◯政策監(鶴見 太郎) 政策監でございます。  デジタル化を進める中で、人口増をどういうふうに達成していくかということで、ちょっと適切な答えが、この場ですぐ申し上げられるかは分かりませんが、現在、例えばということで、脱ハンコのプロジェクトに関しては、国のほうが、河野太郎大臣のほうが号令をかけまして、国においては、99%を廃止すると、府においても、先ほど議員から御紹介があったとおりであります。  こういったことは、判こをなくすということよりも、紙文化の象徴であるというふうに思っておりますので、そういったことを判こをなくすことに伴ってペーパーレスを進めていくと。それによって、電子申請の手続を普及拡大していくということにつなげていくことが求められていくんだろうというふうに思っております。  その意味では、デジタルの力を活用する中で、様々なスタートアップの技術もございますので、そういった業者と協議もしながら、市民サービスの効率化に努めていくことが大事ではないかというふうに考えております。  その上で、市民サービスのスマート化というのを、デジタルの力を活用して進めていくということによりまして、より市民満足度を高めて、この木津川市に、ぜひ選んで住みたいと、また住んでいる方に住み続けていただくと、あるいは企業の方に来ていただくと、そういったことの取り組みを着実に進めていくということが大事なんであろうと思っております。  そのことによって、願わくば人口を増やしていって、それによって、また税収も上がっていくと、そういうことで、持続可能なまちづくりを進めていきたいと、そのためのスマート化をこれからも進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ありがとうございます。ぜひ、お願いします。  それと、これは一つ、この人口ビジョンで、先週ですかね、AI婚活支援、これ、政府が来年度から少子化対策の一環として、人工知能を活用した自治体の婚活支援事業を後押しを明らかにしたというニュースを、私、見まして、これ、木津川市だけの問題じゃなくて、全国至るところの少子化の問題があるわけですから、そういった、僕はあえてこれを知っていてお聞きしたのは、やはりそういうツール、マッチングツールだと思うんですけれども、結婚させるまでのマッチングツール、結婚されてから妊娠されたときのサポート、その後、子育ての期間のサポートという、いろんなフェーズによって違うと思うんです。そういうことを、全国でいろんな参考ケースがあると思いますので、そういうものをぜひ御参照いただきたいし、さっきのバスの件も含めて、これはもうオンデマンドバスの実証実験だとか、無人バスもありますし、中国だったら飛ぶタクシーをもう実証実験しているわけなんで、ぜひそういうシステム化において、大きな目玉を幾つか持たれて、集中的にやられるということをぜひ御検討されたほうがよろしいんじゃないかというように思います。  次は、3番目の歳出抑制のためのということで、これ、ここに行財政改革の大綱、私、行動計画を全部一度見させていただいて、全部掌握しているわけじゃないので、あれですけれども、中身に関しては、非常に私、疑問に思うものがありまして、例えばさっき定員適正化計画の推進ということで、効果額が8,860万6,000円と書いていらっしゃる。その計算、効果額の算出が、前年度退職者平均人件費から当年度採用者人件費の差額であると。当然、キャリアがある方はコストが高いわけであって、新しい方が低いのは当たり前ですから、それがこの効果額として書かれている件とか、あるいは行動計画項目の市民協働の推進というところで、ふるさと応援事業でいろんな事業を採択されて、補助をされている。補助をされた金額が効果額として計上しておられるということに、私の理解が間違っていたら、また御指摘いただきたいですけれども、それはコストであって、効果額ではないわけなので、そういう見直しをぜひされるべきではないかと思いますし、もう一つは、平成30年、それと令和元年の実績値がありますけれども、これ5年間、令和2年、令和3年、令和4年という数値が計画値としてないんですね。ですから、実績だけをプロットしている意味っていうのは全くないわけですので、しっかりとした計画を見据えた上に、こういう活動をされるということにすればどうかなと思います。  あと、全体で112項目あるので、これ、とても112項目を同じテーブル、前もお話ししましたけれども、プライオリティーをちゃんとつけてやるべきだと思いますが、その件に関して御答弁をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  玉川議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  議員御指摘のとおり、行動計画の中身は、多肢に及びます。市独自で評価基準を設けて、毎年度、その進捗を点検確認をしておるわけではございますけれども、内部だけの点検確認では十分なところが得られないというところで、木津川市財政改革推進委員会という組織を立ち上げまして、これは推進のための諮問機関という位置づけで、外部の視点から御意見や評価を取り入れるという形で運営をしているところでございます。  また、市が点検確認した内容について、再度チェックをしていただき、項目の追加や修正を随時行うというような形で運用をしております。また、その結果については、取組状況をホームページ、あるいは広報紙で広く公表してまいって、市の点検確認内容がこれでいいのかというのも、市民の皆様方の目をもってまた判断をしていただくというような事務を進めております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ありがとうございます。  その会議に私も一度オブザーバーで出させていただいて、これも市がよくなってほしいので申し上げますけれども、非常にサイレントな会議で、活気がない会議だなというのが私の印象なんですね。  ですから、それはやっぱり全部を同じテーブルに乗っけてやると、どうしてもそうなっちゃいますので、市としての重点項目、市長トップ5プロジェクトはこれだよと、部長トップ10プロジェクトはこれだよと、その件を中心にいろいろやると。もちろん、ボトムアップのいろんな活動も、それは大事なことですので、それはそれでやっていただければいいと思いますけれども、そういうめり張りをつけた形でやっていただいたほうがよろしいんじゃないかなと思います。  次の歳入を増やす政策について、再度、御質問をします。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん、お待ちください。  一般質問の途中ですが、13時10分まで休憩といたします。    午後 0時11分 休憩    午後 1時10分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時10分、休憩前に引き続き会議を開きます。  玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 午前中に歳出の抑制の部分を御質問しましたので、引き続き歳入を増やす政策について再質問をさせていただきます。  御答弁いただいた中で、問題解決力の発揮する職員だとか、職員一人一人が創意工夫によって事業を推進する、あるいは公営企業等の自己啓発表彰制度を導入しているということでお聞きしております。  ボトムアップの職員をモチベーションしてやるということは、非常に重要だろうと思いますので、このまず今年から導入している表彰制度についてお伺いしますが、これまでの実績はどのような状況でございましょうか。 ◯議長(山本 和延) 水道事業管理者。 ◯水道事業管理者(池尻 潔昭) 水道事業管理者でございます。  今、御質問の公営企業の職員等の自己啓発表彰制度というのを設けさせていただいたところなんですけれども、これにつきましては、事業所の課題といたしまして、技術力の継承・向上を図る必要があるということで、これまで職員を講師といたしまして、資格の取得の勉強会等を開かせていただいたと、また職員の自主的な研修において、土木技師の資格を取得していただいていたと、そういう経過がございますので、仕組みとして、それを表彰する仕組みをつくって、継続的な支援をしていくという考えで、こういう表彰制度を設けさせてもらったところなんですけれども、今年につきましては、コロナ禍の影響がございまして、そういう勉強会がちょっと開けておりませんので、ちょっとこの実績につきましては、令和2年度、設けさせていただいたところでございますけれども、現在のところ、ちょっと該当者についてはないという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ぜひ推進していただきたいと思いますし、公営企業にかかわらず、木津川市の市役所内でも、そういう職員をモチベーションするプログラムをぜひおつくりいただいて、推進をしていただければというように思います。  例で示します「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」というのは、これはボトムアップの活動ですので、そういうものをぜひ後押ししてあげるような体制をつくっていただければというように思います。  それと、もう一つは、職員の皆様のサラリーといいますか、給与に関しましても、やはりパフォーマンスベースの評価の中で、よくできた人は、それなりの給料にする。残念ながらできなかった人は、その差をつけるというようなめり張りも必要かと思いますので、御検討ください。
     次に、歳入を増やす政策の中で、一言で言うと、行財政改革は、どちらかというと、コストを下げるように聞こえますけれども、決して行政改革・財政改革は、そういうもんじゃないというように思いますし、要するに、歳入を増やすための攻めの自治体であるとか、稼ぐ自治体、自立した自治体を目指す必要が、今、まさに地方創生の中で東京一極集中の問題があって、大きな人材会社などは、淡路島に本社機能を持っていって、1,500人の社員がそちらに住むようなこともあります。  ぜひ、そういうことも踏まえて、そういう稼ぐ自治体というものを御検討いただきたいと思う中で、木津川市役所というのは、情報が非常に集まりやすいところだというように思っておりますし、言い換えれば知的財産、あるいは知的資産、そういうものが、宝庫と言うまではいかないにしても、集まる場であるので、知財を取り込んだ、そういう公のビジネスのモデルですね、そういうものの検討の余地があるんじゃないかと思いますけれども、ちょっと御意見をお聞かせいただきたいなと思います。 ◯議長(山本 和延) 市長室長。 ◯市長室長(武田 浩文) 市長室長でございます。  議員御指摘のとおり、市役所というのは、これ、様々な情報が集まってまいります。そういった意味におきまして、知財を歳入源として考えていくというのは、一つの方法、手段であろうというふうには認識をしておりますけれども、なかなかビジネスモデルにしましても、創造的なものというのは簡単に出てくるものでもございません。ただ、しっかりと意識をしていくということは大事であろうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ぜひ、攻めの知財ということで、これまでどちらかというと、知的財産を保護するような守りの知財であったんですけれども、御検討いただいて、歳入を増やすところに御尽力いただければと思います。  最後、(3)の自治体の指標のところです。財政指標、午前中にも経常収支比率の改善がなされていますよというのは承知をしておりますし、ここ3年間でも3.2ポイント、経常収支比率は改善されています。だけど、これでいいのかというのと、もう一つは、令和2年度は幾らになって、令和3年度は幾らの目標にして、令和4年度はどうなるのか、そういう計画値というか、目標値が、私が知らないだけかもしれませんが、非常に見えてこない部分であるんですね。また、財政力指数においても、これ、逆に、若干ではありますけれども、悪化しているんですね。  これ、因果関係、どういう関係があるのかよく分かりませんが、申し上げたいのは、やはり先を見据えて、幾らにするからどういうプロジェクトを運営していくんだと、そういう計画でなければあまり意味をなさないと思いますので、そういう見方をぜひしていただきたいんですけれども、お考えをお伺いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部次長。 ◯総務部次長(八田 達男) 総務部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  第3次木津川市行財政改革行動計画、行革大綱に基づく行動計画(アクションプラン)でございますが、こちらでは、交付税の合併算定替終了対策として、2021年度、令和3年度における目標を3.5億円以上の改革効果、そして経常収支比率につきましても、平成28年度決算で97.8%であったものを令和3年度では96%未満にするという目標を掲げております。  現在、既にこの目標については、単年度で見た場合、達成はしておりますが、これを維持、さらに向上させていく目標を掲げております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 経常収支比率、今、96%とおっしゃったように承知しておりますけれども、もう既に令和元年度で92.6%になっていますよね。それは修正されないんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部次長。 ◯総務部次長(八田 達男) 総務部次長でございます。  平成28年度決算の状況を受けて、第3次の行財政改革大綱、そして行動計画を策定しております。ですので、平成28年度決算ベースでは97.8%、その5年度における令和3年度を96%未満という目標を置いております。既に、単年度で見たら、今の時点では達成はしておりますが、これを96%としておりますが、さらに現在の92.6%、令和元年度の収支をさらに向上させる目標ではございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ぜひ、前に立てた目標ですから、若干のそごがあるのは分かりますけれども、普通、企業では、今、四半期決算をしておりましてね、3か月ごとに決算をするんです、それぐらいのタイミングで。だけど、行政においてはそこまでできないにしても、半年ぐらいで振り返りをして、次の半年はどうするのと、長いスパンで見たときにはどうなのという見方を、ぜひ僕はおやりになるべきだと思います。そうすると、こういう問題が起きてこないだろうと思います。  財政指標に関してはそうですけれども、もう一つ、こういう指標を持てばどうかなというのが、市民満足度指標ということなんですけれども、御存じかと思いますが、先日、大東建託が「住みここちランキング」を全国的なものとして調査をされました。京都府においても、全自治体を対象にされているんですね。調査の項目が8項目ばかりあります。木津川市もベスト10のランクインもしているものもありますけれども、御紹介したいのは、例えば「行政サービス」という項目の中で、何と京都の市内の行政区を抜いて、お隣の精華町が1位になっている。近隣でいくと、京田辺市は4位、木津川市は10位です、行政サービス。「親しみやすさ」という観点でいくと、精華町が9位に入って、京田辺市が10位、残念ながら木津川市はランクインしていない。自治体の「イメージ」、ベスト10の中に精華町が7位、京田辺市も本市も入っていないという、これで一喜一憂する必要は全くないとは思うんですけれども、やっぱり我々市民のために働いていると言っても過言ではありません。また、そのとおりだと思いますので、ぜひ自治体経営指標の中で、そういう市民満足度の調査、民間と組むのもいいですし、今、Googleアンケートなんかで比較的簡単にいろんな調査ができますので、そういう指標をお持ちになられたらどうかなと思いますが、御意見をお聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  玉川議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  行政としましても、今ほど議員がおっしゃっていただきました、いろんなランキングの情報、住みよさランキングであるとか、優秀自治体総合ランキング、あるいは自治体四季報など、その指標がどこに取られているのかというようなことを分析しながら、どういう事業、どこを進めていけば、こういうランキングが上がっていくのかということを常に分析をいたしております。  また、順位自体に一喜一憂するものではないですが、こういうWeb上で公開されているデータにやはり名前が載って、住みよいまちですよというのを、一般のこういう企業さんが情報発信していただくについて、やはり上位に位置しているほうが市としましてもPR効果は高いというふうに考えておりますんで、こういう評価指標ですね、それを分析しながら取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) ありがとうございました。大体、質問したい内容は、全て終わりました。  今日、御質問したかった内容、もう一度復唱しますと、コストカット、歳出を抑制するプロジェクトをどんどんやっぱり推進していただきたい。一方で、歳入を増やす、今後、自治体になるべきだと思いますので、それが2つ目。それを管理する自治体の経営指標を、今、市民満足度も含めてお話ししましたけれども、ぜひもう少しオープンに見えるようにしていただければというように思います。  あと、それぞれのプロジェクトに関しては、ぜひプライオリティーをつけておやりになることを御推奨いたします。  以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 続いて、4番目、宮嶋さん。    (宮嶋 良造君質問席へ移動) ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党の宮嶋良造です。  「コロナ感染を抑え、暮らしと営業、教育を守れ」と題して、市長と教育長に聞きます。  1.昨日、京都府で過去最高の97人の新規感染者が発表されました。感染拡大を止めることは、一刻の猶予もありません。そのために、新型コロナウイルスの感染を抑えるために、PCR検査の抜本的拡充が必要ではありませんか。  1)無症状の感染者を把握・保護する地域的な「面的検査」と2)医療機関、介護・福祉施設、保育園・幼稚園、学校、児童クラブ、市役所・支所などの施設でクラスターを発生させないための定期的な「社会的検査」が必要ではないですか。  次に、2.市民や事業者への支援策予算は100%執行されましたか。二度、三度と支援を行う必要があるのではないですか。市民からの困り事や相談、窮状をしっかり把握するホットラインや相談窓口が必要ではないですか。  次に、3.直ちに高齢者などのインフルエンザ予防接種を無料にし、また、地域医師会と協力して発熱外来を拡充すべきではないですか。京都山城総合医療センターで起こった発熱外来への偏見・差別に対して、市が積極的に偏見をただす役割を果たすべきではないですか。  次に、4.基準日以降の転入者にも妊産婦給付金の支給、これは追加提案のあった補正予算に組み込まれました。さらに、給食費など教育費の保護者負担の軽減、図書の郵送サービスなどを行うべきではないですか。  最後に、5.次年度、来年度の予算編成で市民の暮らしと営業、教育を守る予算を組むことを求めます。  お答えください。 ◯議長(山本 和延) 副市長。    (副市長 田中 達男君登壇) ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  宮嶋議員の2点目の100%執行の関係について、私のほうから御答弁をさせていただきます。  これまで国・府の動向や市内の感染状況も踏まえ、必要な支援策を臨機応変に実施してきましたが、感染症の収束には長期間を要すると考えられます。  本定例会でお願いしております追加の補正予算においても、ひとり親世帯、準要保護児童・生徒や市内事業者への再度の給付事業等を行うこととしており、今後も、市民生活や地域経済の状況を見極めながら、本市の実情を踏まえた支援策を講じてまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  宮嶋議員の1点目の御質問にお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症対策につきましては、医療・相談・検査体制を、京都府・京都府医師会・相楽医師会などの関係機関が十分な協議と調整を図った上で取り組んでおります。  11月からは、これまでの行政検査に加え、かかりつけ医の協力を得ながら、医師が必要と判断した方に対して地域の医療機関において検査が実施されており、検査体制も整えられてきました。  まずは、症状のある方が、より迅速に安定した検査を受けられることが重要と考えます。  2点目の相談窓口につきましては、各部署におきまして、市民の方々からの困り事などに対応しており、必要な支援や関連施策の情報提供を行っております。  3点目につきまして、高齢者のインフルエンザ予防接種は12月25日までとなっており、木津川市内や市外での医療機関において接種が進んでおり、無料化は考えておりません。  発熱がある方の受診は、PCR検査と同様の対応となっており、山城南保健所の主導の下、相楽医師会の御協力を得て、行政検査以外にかかりつけ医で実施されています。  また、12月1日から、京都検査センターが京都府南部地域に1か所開設されました。  私たちの命を救っていただく発熱外来実施医療機関や医療従事者の方々への偏見はあってはならないことであり、また罹患した方々への偏見もないようにしっかりと周知、理解を求めます。  4点目につきまして、基準日以降に転入された妊婦に対しまして「妊婦特別給付金」を支給いたします。  私からは、以上です。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  宮嶋議員の4点目の教育費の負担軽減、図書サービスの御質問にお答えいたします。  4月・5月の臨時休校期間中に、要保護者に準ずる程度に困窮していると認める準要保護世帯に対し、学校休校期間中の給食費相当分を支給いたしました。  準要保護世帯につきましては、就学援助費として給食費の実費支給をしております。  今後も、不安定な社会情勢が続くと予測されますが、国や府の制度なども活用し、教育的な支援、生活の支援、就労の支援、経済的な支援のそれぞれの支援策につきまして、総合的に取り組んでいくべきものと考えております。  また、図書の配送サービスにつきましては、来館することが困難な利用者サービスとしての実施事例や、コロナ禍での期間限定実施などの事例がありますが、実施に向けましては、運営体制や経費負担などの整備につきましての研究が必要であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  宮嶋議員の5点目の質問にお答えします。  令和3年度木津川市予算案について、新型コロナウイルス感染症の影響による令和2年度事業の実施見合せや規模縮小による市民への影響などを検証し、今後の対策について、事業の在り方や実施の可否も含めて総合的な検討を行うこととの市長通達が発出されています。  これを受けまして、予算編成要領における基本的な考え方として、新たな日常及び新型コロナウイルス感染症への対策や支援に係る経費は、予算要求枠対象外の「調整枠」として扱い、一定の配慮を行うこととしています。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 再質問します。  議長の許可を得て、資料をお配りしております。  まず、資料の2ページ、1-2を御覧ください。先ほどの答弁にもありましたように、11月から仕組みが変わりました。その資料で、どのような手順で検査が受けられるのか、再度、御説明いただけますか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  この資料の提示の説明ではございますけれども、まず対象者となる方が発熱等で体調がおかしいという御判断をされれば、地域の診療所、かかりつけ医に電話相談をされて、その結果、診療、検査が可能であるということになれば、受診、検査をしていただくという形になります。  また、不可という状況になりましたら、そのかかりつけ医から、右の表にありますように、検査可能な診療所でありましたり、接触者外来、京都府・医師会京都検査センターというとこら辺で紹介をしていただいて、検査をしていただくという形になります。  また、休日・夜間につきましてですけれども、かかりつけ医がない場合などにつきましては、まず御本人さんが「今日と新型コロナ医療相談センター」のほうに電話相談をしていただいて、そこから接触者外来等に紹介があれば、そちらのほうで検査をしていただくというような体制で、今回、体制が整えられたという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 濃厚接触者というのは、誰が判断しますか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  濃厚接触者という判断につきましては、南医療圏につきましては、山城南保健所の保健師が疫学調査も含めて確認をした上で、濃厚接触者であるかどうかという判断をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。
    ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 京都府の資料を、今、お示ししていますが、それに手書きを加えております。箇所数については、京都府が出しました1枚目の資料の数字を入れているわけですけれども、もう一度確認ですけれども、一番下に京都検査センター5か所、12月府議会で知事の答弁で南部2か所というふうに知事が答弁したんですが、先ほどの1か所というのは、新たに1か所ですか、それとも合計1か所ですか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  先般の山城南保健所で対策協議会がございました。その中で、我々に配付をされた中では、南部1か所、北部が今後1か所予定という形の資料を受け取っておりますので、その資料を基に答弁をさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 北部については、1枚目の資料に、京都府が12月22日に北部1か所増設というふうに言っています。  それで、知事答弁は2か所で、どこやということで私が尋ねたら、1か所は宇治だけど、もう1か所は言えないというように言っていましたので、ちょっとそれが、事実関係はまた確かめますけれども、どちらにしろ南部にもPCR検査センターとしての京都検査センターがあるということは確認しておきます。  その上で、毎日、京都府から新たな感染者だけじゃなくて、何人PCR検査をしたかというのが発表されています。それが3枚目、これは12月14日の数字です。この日は832人検査をしたということですが、ほかの日も調べてみましたが、多いときで、12月15日が1,156人でした。それが最近の最高の数でした。  それで、聞きたいというか、言いたいのは、医療機関とか介護施設でスタッフや入院患者、施設入所者の検査というのは、今、どのように行われているのか、確認したいんですが。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  検査体制等につきましては、現在、先ほど申し上げた御自身が発熱、あるいは倦怠感等々の状況に陥った場合、相談をさせていただいた中で、検査が必要であるかどうかという御判断になっております。その中で判断して、診療、あるいはPCR検査が必要であると医師が判断をした中で検査をするという流れで、基本的にその対応で取らせていただいているという状況でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) そうなんですね。  だから、無症状感染者などが把握し切れていない、それが今の実際で、どんどん感染者が増えているということですね。  それではあかんということで、それぞれの自治体での取組もあります。資料の1-4、4ページのところで、この12月議会に京田辺市では、そういう予算が組まれているとか、鳥取の5つのまちでは、成人式でPCR検査をするとか、兵庫県では、新たな高齢者入所施設に入った人にはPCR検査をするとか、もちろん本来は国が費用を持たなあかんと思いますが、これだけ感染が増えている中で、何としても食い止めるためには、自治体自身が、県のレベル、府のレベルというのもありますし、市町村のレベルもあるかも分からんけれども、お金を出してでもやろうと、そうしないと感染が食い止められないというのが、今の実際じゃないんですか。そういう意味で、社会的検査が必要じゃないですか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  検査に対しましての費用負担というところでございます。先般、国のほうでは、高齢者等が希望によって検査が受けられる対象として、国が2分の1の補助をし、市町村がその2分の1を補助すれば、自己負担がないというような形にはなっております。  ただし、PCR検査を拡充するだけではなくて、やはりそのPCR検査につきましては、相談体制でありましたり、受診体制、あるいは入院、施設療養体制、自宅療養体制、こういったものが一つとなって体制をしなければならないということから、PCR検査だけを受けるという状況ではないのかなというふうにも思っております。  また、そういったことで、南医療圏のほうでPCR検査ができるかというところではございますけれども、この点につきましても、各圏域における保健所、あるいは医師会と十分にこれまでも何回も協議・調整をさせていただいた中で、やはり医師の体制が整わないとなかなかPCR検査を実施はできないというような形にもなっておりますので、そういった中で、なかなか南圏域におきましてPCR検査の体制ができないと。そこに、市の補助って言いますけれども、補助だけではなくて、やはりPCR検査を受けるという中では、医師の判断がどうしても必要になってきますので、先ほど来から申し上げていますように、体制の問題が非常に大きいというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) もちろん、さっきから繰り返し言っているけれども、国の姿勢が大変曖昧で弱い、そこはあるんですよ。けれども、先ほどから言われているように、府県レベル、市町村レベルでも、行政や地域医師会、また関係機関、そういう相談はやられているわけだから、もっと木津川市がイニシアチブを発揮して、そうしないと、受診控えになったり、介護施設、デイサービスへ行きたいんだけれども、心配だからってやめたり、そんなことが現実の問題として起こるじゃないですか。だから、今こそ行政の責任、イニシアチブでやるべきじゃないんですか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  例えば、高齢者施設等を利用される高齢者のみを検査対象という形をされても、やはりそこには御家族さんの付添いとかということも含めまして、施設には多くの方が来所されるということもあります。なかなか有効ではないのかなというふうにも考えておりますけれども、また一方で、感染している確率が仮に低い集団の場合、検査を増やせば増やすほど擬陽性という人数も増えてまいります。検査の精度も考慮しつつ検査体制の確立と同時に陽性者への対応は必須であるというふうに考えておりますので、必要な人が迅速に受けられて適切な対応を受けられる体制を整えることが重要であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) それは、やらないための口実であります。  もちろん、木津川市というレベルで言ったら、大変小さいですよ。けれども、努力はできると思います。  で、こういう社会的検査が進んでいる東京都世田谷区で、今年10月から介護職員の職員らの検査をやっていた。最初は陰性を確認する。すなわち、安心して仕事をするための検査やったんです。ところが、実際やってみると、無症状の感染者がどんどん現れて、だから早くそういう人たちを保護してやったがために、安心して介護施設が運営できたわけでしょう。そういう事例はたくさんあるわけです。  今、クラスターが起こっているところで、何がクラスターを起こした原因なんですか、じゃあ。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  クラスターを起こした原因というところでございます。1人の方が陽性となって、そこから濃厚接触者が、例えば勤務場所で発生すれば、そういう状況になろうかというところでございます。  だから、木津川市がイニシアチブを取ってというところではございますけれども、これまでも南圏域におきまして対策協議会の中で、病院関係者、あるいは相楽医師会の先生方、そして山城南保健所、そして我々行政が入って協議と調整をさせていただいて、やはり検査を実施するに当たりましては、医師の協力がなければ実施ができないと、行政検査ができないという御判断をさせていただいた中での体制という形でございます。  ただし、かかりつけ医が市内のほうで、南圏域で35か所ほどしていただくという形になっています。木津川市内でも、先日申し上げました22か所という形です。  これにつきましては、京都府下の人口比から申し上げますと、非常に検査の医療機関の協力が多いという形にもなっていますので、そうした中で、やはり陽性者を対象に確実な検査を図ってまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 誰もが安心して生活したいと願っているわけです。とりわけ、介護・福祉施設だとか、医療機関だとか、そういうところが絶対にクラスターを起こさせないためにも、しっかりした検査、そしてそれを支える体制をつくらなあかんということを申し上げて、次の質問に移ります。  それで、支援策については、先ほど御答弁があったとおりなんだけれども、例えば図書の郵送サービスは、先ほどの答弁では、運営体制や経費負担などの整備について研究が必要だと。研究レベルですか。現に、たくさんの自治体が、コロナ感染が広まる前から、障害者だとか体の不自由な方など図書館に行けない人には配送サービスを既にやっている自治体はたくさんあったし、今回の場合で言えば、奈良市なんかが国の交付金なんかを活用して、片道、本を送るところまでは行政がやります。返してもらうのは個人負担ですよと、やっている事例はたくさんあるじゃないですか。研究しなあかんのですか、これから。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  図書館のサービスにつきましては、3館と、あと奈良市北部図書館のほうで利用者のサービスの向上を図ってきたところでございます。  ただ、その中で、図書の郵送サービスにつきましては、現在までのところ取り組んでこなかったというところでございます。  現状といたしまして、今、議員おっしゃったように、他市町におきましては、障害者の方に配送サービスをやっておられる方があります。  また、今回におきまして、コロナの臨時的な措置ということで、一定の期間限定ではございますが、されたと言っているところもあることは認識しておるところでございます。  そういった中で、現在、木津川市の図書館におきましては、様々なサービスをする中で、図書の配送サービスにつきましては、現在のところまだ実際させていただくまでには至っていないというところでございますので、やはりその中で、どういった体制で取り組めるのかということにつきましては、引き続き研究が必要かというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) ぜひ、事例があるわけですから、進めていただきたいと思います。  来年度予算のことですけれども、税収の減というのが見込まれると思うんですが、それについては、どういう見通しを今持っていますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  税の減収でございますけれども、金額において詳細なところを精査しているわけではございませんけれども、議員おっしゃるとおり、国でもいろんな情報が出ておりますけれども、相当な金額減収の見込みであるというふうには、木津川市においても考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 当然、減収があるけれども、こういう状況の中で、市民の暮らし、事業者の営業を守るためには、今年以上に予算を組んでいかなあかん部分があると思うんですが、それは今年以上にということで予算を組まなあかんというふうに思っておられますね。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  先ほど一番最初に副市長からもありましたとおり、市民生活、あるいは地域の経済を見極めながら、木津川市の実情を踏まえた支援策というのを講じていくべき、いかなければならないというような考えに立って、現在、財政課において、各部局の予算のヒアリングを行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) ぜひ、もちろん国が基本的なところを支えなあかんとは思いますけれども、木津川市として市民の暮らし、事業者の営業、さらには子供の教育を守るために全力を挙げていただきたいということを申しまして、次の質問に入ります。  次に、「交通安全の諸施策を」と題して、市長に聞きます。  初めに、1.3月の木津東バイパス・木津川橋の開通以降、車両の流れはどのように変化しましたか。11月に行われた国道24号での交通量調査の結果はどうでしたか。  次に、2.信号機の設置・改良、道路標示・道路白線の塗り直しで、車両の流れをスムーズにできるのではないでしょうか。また、歩行者の安全を守れるのではないでしょうか。公安委員会に強く申し入れてはどうでしょうか。  次に、3.すぐにできることとして、信号機のない横断歩道には、黄色い横断旗を設置すべきではないですか。  最後に、4.これも何度かこの場でも出たと思いますが、山城木津郵便局へ駐車しようとして歩道や車道で停車する車を第2駐車場に速やかに誘導する諸施策を郵便局に申し入れ、市としても安全対策を図るべきではないでしょうか。  お答えください。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。    (建設部長 滋井 邦明君登壇) ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の1点目の御質問にお答えをいたします。  木津東バイパスと木津川架橋を含む東中央線の同時開通後、一定の交通がバイパス区間へ転換しています。国道163号の通過交通の流れが変わったことにより、木津市街地内の国道重複区間の慢性的な渋滞は、かなり改善されていると認識をしております。  交通量調査の結果については、現在整理中と伺っており、公表の内容、時期等については、国で検討されていると聞いています。  私からは、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  宮嶋議員の2点目の御質問にお答えします。  信号機の設置及び交通規制に係る道路標示については、地域からの要望を踏まえて、府民協働型インフラ保全事業に提案をしています。あわせて、交通規制のかからない道路標示や道路白線の塗り直しなどについては、所管している道路管理者に要望事項を伝えております。  3点目、横断旗の設置については、通学路に指定されている横断歩道など、要望に基づき設置をしております。  4点目でございます。4点目の山城木津郵便局前の安全対策については、原因者である山城木津郵便局において対応していただくものと考えており、平成25年度以降、地域要望に基づき、交通安全対策を講じるよう申入れをしています。  また、郵便局の利用者が増加する年末には、交通整理員を配置し、安全対策に努めるとの回答をいただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 再質問します。  国道24号の車両の交通量が減ったとのことですが、一方、車で走っていての私の実感でありますが、例えば城山台で国道163号東中央線から木津東バイパスへ右折する車両が多く、渋滞が起こっています。右折の矢印信号が必要ではないかと感じています。  また、今日、写真を入れていますけれども、相楽東西幹線1号、旧木津学校給食センター前の西行きの車両の増加が見られます。京奈道路の下、さらにはひどいときは、法泉寺のところぐらいまで車が並んでおります。市内の車の通行量と流れを市として正確に把握する必要があるのではないですか、お聞きをします。市としての調査。
    ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  今御指摘いただきました城山台の南交差点、ここの右折の関係で渋滞が発生しているとか、相楽台の学校給食センター前が渋滞しているというのは、私どもも認識をしているところでございます。  今後、車の流れをしっかり観察をしていきたいというふうには思っておるんですけれども、現時点では、そういう交通量の調査を行うという計画はございません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 国がやった調査を基に、やはり車全体の量が減ったわけじゃないからね、いろんなところへ移った。例えば、今回の場合は、木津東バイパスのほうへ流れたから、国道24号が減ったと言うんやけども、どこかで減ったらどこかで増えている、そういうことじゃないんですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  お答えを申し上げます。  議員おっしゃるように、今回の開通で、本当に思わぬところで渋滞が発生するということがございます。車の流れに変化が生じてきているというのも事実でございますんで、国、また京都府さんがやられる交通量調査を基にして、今後、また対策については考えていきたいなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 交通安全の問題で今日は取り上げているわけですけれども、車の性能がよくなって交通事故が減ったというふうに言われていますけれども、木津川市における救急搬送、これ、減ったと認識されていますか、どういう認識が市としてありますか。救急車による交通事故の搬送者の数は、減ったのか、増えたのか、変わっていないのか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  詳細の数字は手元にはございませんけれども、木津川市においては、人口も順調に増加をしておるというような現状の中で、減っている状況ではないというふうに、すみません、今、ちょっと手元に救急出場の推移ということで、やはり平成28年、平成29年、平成30年ということで、増えているという傾向にございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 増えたり減ったり、横ばいというふうに見たほうがいいかも分かりませんが、その中で、消防署というか、相楽中部消防が出している資料を見ますと、19歳までの方と60以上の方、もう少し細かく子供さんとか、もっと高齢の方というふうに見方をしたらいいのかも分かりませんが、ちょっとそれは相楽中部消防の資料からだけでは見られなかったんですが、約半分なんですよ、そういう方々の救急車での交通事故の搬送がね。だから、やっぱり歩行者、また自転車なんかで移動されていて事故に遭われるということが多いわけやから、そういうための対策が必要じゃないかということで、次に聞きます。  それで、1つは、府民協働型インフラ保全事業をやるんだということで、今日、そこに資料を入れています。資料の2-2、7ページのところ、これは今年の1次分の募集で、木津川市は31件とありました。先ほどの答弁で、これは誰でもが提案できるわけですけれども、木津川市の場合は、市も提案者になっているということですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  木津川市の要望を取りまとめるという形で、府民公募分については、本年度においては、5月末に木津署に提出をしているということでございます。地域からの要望を取りまとめてという形になってございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 令和2年度、1次分で31件、多いようですが、京丹後市とか福知山市とか亀岡市とか、ほかから見たら府内で8番目なんです。令和元年はどうやったかって調べたら、令和元年は僅かに10件しかなかったから、その点、令和2年度は3.1倍にはなったんです。ところが、実際に提案しても採用されるかどうかというのが問題になってくるわけですね。  その次に、資料の2-3、8ページのところに、令和元年度の状況と採択の結果の表を入れています。そこで、山城南の地域を見ると、土木の建設の関係と警察の関係が分かれるんだけれども、ここで高いのは、警察のインフラなんです。安心・安全というのは、新たに信号機をつくったりするところで、これは大変低い。  その中身は何かということで、9ページに具体的なものを入れています。これも全部京都府の資料ですけれども、そうしますと、道路標示、一時停止の塗り替えとか横断歩道の塗り替えなんかは二重丸になっているわけですね、実施(採択)なんですね。三角になっているところも、他の事業で実施ですから、ここの1から8までは、基本的には100%なわけです。  これは、その前の平成30年度も見ましたけれども、インフラ長寿命化対策のところは、全部100%なんです。  だから、逆に言えば、後で言いますが、横断歩道の塗り替えなんかは、どんどん提案していく。もちろん、どんどん提案したら予算がなくなるって言うかも分からんけれども、もっと提案してもいいんじゃないかなと思いますが、これについては、この保全事業、幾つかの分野に分かれていますが、どんなふうに市として分析といいますか、考えておられますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  市のほうへは、各地域から市内各所の交通安全対策について多数の御要望を頂いております。議員お示しの資料のとおり、新規の案件については、積極的に府民協働型インフラ保全事業に提案しまして、また継続案件につきましては、木津署交通課、あるいは道路管理者に要望をしておるという現状でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) だから、信号機を新たにつくるというのはお金がかかるけれども、もちろん白線の塗り替えもお金はかかるんだけれども、インフラ、長寿命化というのは、一度やったことを継続するのは当然のことやから、だからここの提案は大いに、もちろんこれは個人もできますし、自治会もできますから、そういう意味で、市としても保全事業を活用するというだけじゃなくて、もっとアピールしたらどうかというふうに思いますが、それはどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  市の担当課におきましても、地域長会議の折には、こういう制度がありますということの周知と、それから地域要望だけではなくて、議員おっしゃっていただきましたように、個人、あるいはその地域の団体等で要望をしていただくことも可能だということはお伝えをしておりますが、そのことを繰り返しPRをしていきたいというふうに考えます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 次、資料の5ページの横断歩道のことで、市役所の前の木津山田川線、国道24号から国道163号の川ノ尻のところまで写真を撮りました。横断歩道は10か所です。そのうち点滅信号や信号機のある横断歩道については、信号機というものがありますから、かなり歩行者が守られるということはあるんだけれども、それ以外のところは、道路標識ですね、横断歩道の標識とか、上に明かりがついていたり、夜でも横断歩道やというのが分かるというようなことがあるんだけれども、それでもなかなか車が止まってくれないというのが実際です。  そこで、木津川市では、横断旗を設置したりしているんだけれども、その実態は、例えば5ページの2)南後背橋付近のところは、箱はあって、1つの箱に2本立っているんだけれども、1本、分かっていただけるでしょうか、旗の部分がもうちょん切れてないんですよね。  それから、次の6ページのところで、商工会館の前、ここにも箱があるんです。箱はあるけど、旗がないんです。こんなことは、もうすぐに改善することができるんじゃないですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の質問にお答えをさせていただきます。  写真のとおり、横断旗が入っていない、ケースだけのものというお写真ではございますけれども、担当課としましては、要望があれば、交通安全の施策の予算の中で買っております横断旗について補充をすぐにさせていただいているという状況ですので、こちらの写真のところにつきましては、当初、何らかの要望で設置をさせていただいたものではあるのかなというふうには考えますけれども、その後、ないにつけての要望を頂いていないのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) その答弁はひどいやろう。要望がなかったらやりませんという、そんなことはないでしょう。現状を見て、交通安全が必要だと判断したら、市がやればいい話じゃないですか。そんな金がかかるんですか、すぐ金の問題になっちゃいますけれども。この旗っていうのは、1つ幾らするんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  購入費用の資料、手元にはないんですけれども、ネットを見させていただくと、それこそ、素材にもよりますけれども、500円前後から2,000円前後というような金額、あるいはその旗入れ缶とセットで3,000円ぐらいからの予算ではないかなというふうに考えます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 要望があるなしにかかわらず、現に横断歩道、そこにあるように、白線がきれいにあるところと白線が薄くなっているところとあるわけでしょう。だから、せめてそういう旗を置いて、安全策を取る。  そらね、大の大人が何か横断の旗を持って歩くというのは、私らちょっと抵抗があるかも分からんけれども、今の交通事情から言ったらね、車が止まらないんだからね、はっきりやっぱり止めてもらわないと歩けないというのが実際じゃないかなということを申し上げておきます。  それから、郵便局の問題、先ほど言われたとおりです。郵便局、10ページに写真があります。今、年末のこの一番郵便局に来られる人が多いから、整理の人が立っておられますし、看板、ちゃんと書いてあります。けれども、これは一時なんですよ。1年365日、日曜日とか祝日とかは利用がないかも分からんけれども、本当に国道163号から郵便局の前を通って木津中学校のところへ行けない、こういう事態があるというのは、それは認識されていますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをさせていただきます。  状況においては、認識をしております。また、郵便局に対しての申入れですけれども、平成31年度、また令和2年度と、例年の状況ではございますけれども、申入れをさせていただいて、その都度、郵便局からは回答も受け取りをしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 例えば、人を立てなくても、車が止まっていたら、音声によって警告するとか、カメラによる監視とか、そういうことも今はできる時代ですからね、ぜひ郵便局に要請いただいて、郵便局が最後きちっとやっていただけるように見届けてください。  時間がなくなりましたので、3問目に入ります。  「ごみの分別・減量のために」と題して、市長に聞きます。  1.可燃ごみを有料にして2年目から、可燃ごみの減量は進んでいません。他のごみも一進一退です。どう分析していますか。  次に、2.「家庭系可燃ごみ有料指定袋制の収益を活用したごみ減量施策等の実施方針」に示した「初めの3年間で20%の減少」は達成できないのではないですか。  次に、3.市民からの提案・実践と循環型社会推進基金の積極的活用が必要ではないですか。  次に、4.市民要望である有料袋の強化、レジ袋と兼用するための1枚ごとの販売、拠点回収場所に残されたごみの処理等、どう応えますか。  最後に、5.国は2022年以降、プラスチック製容器包装と製品プラスチックのごみの一括回収を施行しようとしています。市も進めるべきではないですか。廃プラスチックごみは、可燃ごみ有料前の分別方法に戻してはどうですか。  お答えください。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。    (市民部長 山本 昌宏君登壇) ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  可燃ごみの1人1日当たりの排出量につきましては、令和元年度の385.5グラムに対しまして、令和2年度の10月までは406.0グラムであり、比較しますと、20.5グラム増加しております。この主な要因につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の影響によるものと考えております。  なお、令和2年3月以降、可燃ごみ以外のごみに関しても排出量が増加している状況ですが、直近10月の数値を見ますと、可燃ごみやビニール・プラスチック容器包装ごみにつきましては、前年の水準に戻ってきている状況でございます。  2点目でございます。実施方針では、平成29年度の434.1グラムから20%減量し、令和2年度で347.2グラムを目標として設定しております。  当時、予測していなかった新型コロナウイルス感染症の影響により、特に4月から6月におきましては、ごみの排出量が多くなったため、この目標値を達成することは難しい状況にあると考えておりますが、その後の排出量から、市民の皆様のごみ減量に対する意識は高いものと考えておりまして、引き続き可燃ごみの減量の取組を進めてまいります。  3点目でございます。可燃ごみの減量を進める上で、市民からの提案やその実践は欠かすことができないと考えており、「もったいないだより」などを活用いたしまして、ごみ減量アイデア募集などに取り組んでおります。  循環型社会推進基金を活用して、さらなる可燃ごみの減量に取り組んでまいります。  4点目でございます。指定ごみ袋の強度は、納品までに日本工業規格の測定方法に準拠し、第三者公的機関での検査を受けて合格した製品であり、ごみ袋としての強度は適正に確保されているものと考えております。  指定袋をレジ袋としてばら売りすることに関しましては、今後において運用の可否や販売店の意向の確認なども含め、検討が必要であると考えております。  不適正排出により、ごみ集積所に残されたごみの処理につきましては、その地域の課題でもありますので、相談があれば、その解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  5点目についてでございます。今後、環境省からプラスチック類を一括して回収する方針による詳細が決定されるものと思われますが、現状は自治体によって製品プラスチックの処理は様々であり、中間処理においても制度が確立されておりますビニール・プラスチック容器包装以外のプラスチック類を素材別に分別することは非常に困難ですので、一括回収の導入により、プラスチック類の排出削減やリサイクルの向上が見込めるのかどうか、また、収集・処分費用の増加などの課題がございます。  現在のプラスチック製容器包装のリサイクル費用や費用対効果の実態なども踏まえ、一括回収について検討する必要があると考えております。  また、国の動向にも注視する必要はございますが、現状において、廃プラスチックごみを可燃ごみとして有料指定袋で排出いただく考えに変わりはございません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 時間がありませんので、絞って聞きます。  まず、資料の12ページにあります「最初の3年間で20%の減少」というのは、可能なんですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。
    ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  この数値につきましてでございますけれども、先ほども答弁をさせていただいたのと同じになりますけれども、令和2年10月・11月の排出量を見ますと、前年度と同程度のごみ量に戻ってきておりますけれども、コロナの影響を考えますと、前年度よりごみの減量も進んできているというふうにも考えられますけれども、なかなかこの目標を達成することは現状では難しいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) それでは、今後の推移というか、計画に修正はあるんですか、修正はないんですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  計画に修正をするかどうかというところでございますけれども、資料にもお示しいただいているように、令和7年度326グラムに向けて、今、取り組んでいるところでございます。  将来的な目標につきまして、もったいないプラン、これにつきましては、令和2年度、今年度の達成状況を評価し、必要に応じて目標値を見直すというところで、もったいないプランにも記載しているところでございますので、昨年度、今年度、組成調査をしているところでございますので、その実態も含めまして、必要に応じて見直していくことも必要かというふうに考えておりますが、現時点におきまして、令和7年度の326グラムに向けて頑張っていきたいというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) それで、ごみ袋の収入で基金を持っています。その市民提案型ごみ減量活動等補助金、申請状況は、昨年と今年とどうですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  昨年度に比べまして、市民提案型ごみ減量活動等補助金につきましては、コロナの影響もありまして、今年度は昨年度よりも減っている状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) コロナの状況と言われたら仕方がないかも分かりませんが、でも、去年の6割しか提案がないんですよ。これで減量が進むんですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  この基金を利用した取組につきましては、市民提案型ごみ減量活動等補助金だけではなく、ごみのアイデア募集でありますとか、様々な取組をこの基金を用いてやっているところでございます。様々な施策を投入することによりまして、ごみの減量につきまして努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 私ね、提案は大事だと思うんです。だけれども、もっと提案できるような仕組みとか、基金を活用できる仕組みというのは、もっと積極的にやる必要があるんじゃないですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  今、議員が御指摘のありましたとおり、ごみの減量を進めていく上におきましては、市民の方との協働、これは欠かせないことでございますので、その上で、この循環型社会推進基金につきましては、有効に活用していきたいというふうに考えているところでございます。  ごみの減量施策を継続するための財源とするほか、様々なごみ減量施策と課が取り組んでいる関連施策との政策統合による財源としても今後活用するなど、この基金についての有効的な活用について検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) もうほとんど時間がないんですけれども、最後に、一括回収の問題で言うと、これについては、実証実験をされていますよね。その評価はどうなんですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 一括回収の関係での御質問でございます。  今、議員おっしゃっていただいた実証実験といいますのは、環境省のほうでやられた平成29年、全国7都市のほうでされた実証実験だというふうに解釈いたしますけれども、その結果によりましては、資源回収の回収量が、この一括回収をすることによって35%増加したという結果が出ているというふうに聞いているところでございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) そうですよね。  それから、アンケートに答えた市民の大半が、一括回収のほうが分別しやすいと答えたと。だから、市民から見たら支持されているというのが、7都市でやられた結果ではないんですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  7都市の結果と木津川市の状況を、どういうことかということで詳細に分析しておりませんけれども、木津川市のごみ組成調査の結果を見ますと、令和元年度におきますと、可燃ごみの中に、レジ袋を除きますと、こういったビニール容器包装類が3.5%程度含まれております。それを、例えば可燃ごみに入れるのではなく、徹底した分別をすることによって容器包装に出していただきますと、その効果は33%増えるぐらいの効果になってまいりますので、実証実験でされていた結果については、徹底した分別をすることによって、木津川市におきましても、一括回収でなくても達成できるのではないかというふうに考えているところでございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 徹底した分別をするためには、市民も積極的なごみ減量に関わらなあかん。ところが、今は有料化だけでそれをやろうとしているから、できないんじゃないかということを提案して、終わります。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さんに申し上げます。  答弁は。 ◯16番(宮嶋 良造) いいです。  ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  明日18日は、午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  皆さん、御苦労さまでした。                         午後2時22分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....