木津川市議会 > 2020-09-29 >
令和2年第3回定例会(第6号) 議事日程 開催日:2020年09月29日
令和2年第3回定例会(第6号) 議事日程 開催日:2020年09月29日
令和2年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2020年09月29日
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  1. 木津川市議会 2020-09-29
    令和2年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2020年09月29日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2020年09月29日:令和2年第3回定例会(第6号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和2年第3回木津川市議会定例会会議録(第6号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和2年第3回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、新型コロナウイルス新規感染者が減少していますが、秋・冬に向かい、新型コロナ、インフルエンザの同時流行が懸念されております。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、認定第1号、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  酒井さん。    (決算特別委員長 酒井 弘一君登壇) ◯6番(酒井 弘一) 決算特別委員会委員長の酒井弘一です。  審査を報告いたします。  決算特別委員会は、コロナ感染防止を目的として、木津川市議会史上初めて議員の半数の9人で行いました。委員数を減らす以外に、通常の3班体制を6班に変更しました。また、委員の発言時間も、1回当たり5分に制限をして行いました。  1班、総務部、上下水道部、2班、マチオモイ部行政委員会事務局議会事務局、3班、市民部、4班、健康福祉部、5班、建設部、6班が教育部です。この順に、1日2班ずつ、9月18日・23日・24日の3日間、審査を行いました。  質疑項目は、数えてみれば、全てで156項目ありましたけれども、主な審査内容を5点に絞って報告いたします。
     循環型社会推進基金についての質疑です。経費や活動費を引いて、平成30年度の基金が1,651万円、平成31年度には、9,000万円を超える額に積み上がっている。もっと市民へ還元をと求めるものでありました。答弁は、活用をさらに広げていきたいということでした。  2つ目に、民生委員活動の経費に関する質疑です。府の負担額882万円、木津川市の負担額は420万円となっている。民生委員法では、民生委員、同推薦会、同協議会、民生委員の指導訓練に関する費用は、都道府県が負担するとなっているのに、市の負担が半分近くもあるのはおかしいというものです。これに対して、市に4つある単位民協の活動費は、府の負担金が定額で固定されている。京都府にさらに増額するよう要望していくとの答弁でした。  3つ目です。福祉タクシー券の決算額339万円が、予算額451万円を大きく下回っていることを問う質疑で、一昨年の予算額は585万円、予算自体が、このように減少している。なぜかというものです。答弁は、予算額は、利用実態を反映して定めている。対象者969人中、594人がタクシー券を申請している。  この答弁に対しては、ガソリン券の支給などを考え、利用促進をさらに工夫せよとの指摘がありました。  4つ目です。歩道木津川台線建設の決算額を問う質疑がありました。予算額は4,639万円、決算額は21万円、どういうことかという質疑です。答弁では、業者入札が二度とも応札がないため流れ、補正で繰越しをしたけれども、昨年12月に業者が決まり、現在は設計作業中である。設計が決まり次第、必要な土地の買収に進んでいくということでした。  最後に、5つ目です。家庭的保育で決算額3,302万円は、予算額4,425万円の4分の3にとどまっている。なぜかとの質疑でした。3施設それぞれ5人ずつ、合計15人の受入れを予定したが、利用が13人にとどまったためとの答弁でした。  以上、質疑が終了し、反対と賛成の討論が一人ずつありました。  反対の内容は、行財政改革の名で市民負担を増加させている。自衛隊での職員研修や部落差別を解消しない同和行政の継続など課題を解決しない内容で、認められないというものです。  賛成討論の内容は、2年連続の黒字決算で、健全経営を評価する。新給食センターの建設、また城山台児童クラブ2号館の建設など、子供を育む施設整備とともに、東中央線などの道路網整備を進めたというものです。  討論が終わり、採決の結果、賛成多数で、令和元年度一般会計歳入歳出決算は認定されました。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告が終わりました。委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 認定第1号、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。  城山台小学校児童急増対策として、小学校の運動場に鉄骨3階建ての校舎を増築するための設計委託料が、平成31年3月当初予算に計上されましたが、この予算計上執行における方針決定過程の不透明さと、木津川市総合計画の基本方針軽視に関して、3つの問題点を指摘し、認定に対して反対します。  問題点その1、建設用地の検討時において、学校教育の直接の受益者である児童と保護者、そして地域住民に対しては、何の説明も行われなかったことである。  令和元年12月に行われた保護者説明会では、ピーク時の令和7年から令和8年には、児童数は1,800名になるが、その後、減少に転じる。建設予定地は、いろいろ検討したが、運動場以外に適地はなかったとの一方的な説明が行われました。説明会は、保護者の意見を聞き、反映するための場ではありませんでした。  問題点その2、教育長の答弁によれば、児童が急増している状況が見えてきたのは、平成30年の夏頃だった。可能性の考える用地について、関係部局を交えて検討したが、令和3年の教室不足に間に合わせるには、運動場以外に用地はなかったとのことだった。  しかし、平成28年4月から平成29年4月の1年間で、城山台地区の未就学児は約300名増加し、1,000名を超えていました。平成29年の4月の時点で、城山台小学校マンモス校になることは明らかでした。児童急増の事態に気づいたのは平成30年の夏頃だったという教育長の説明には、納得できません。  問題点その3、令和2年3月議会、西山議員からの質問に対して、教育長の答弁では、令和元年9月並びに10月の教育委員会会議を秘密会にした理由について、意思形成過程の途中でございましたので、そのことについて、市長、また市会議員の皆様にも一切報告していない段階での形成過程が明らかになっていくことは、業務を行うについて不適切と判断し、秘密会にしたとのことでした。  ところが、今月14日の私の一般質問の中で、教育部長から、城山台小学校児童急増対策について、総合教育会議の議題にはしておりませんが、児童数急増が発覚した時点から、市長を含め市長部局との協議を進めており、教育委員へも、その状況と対策を示しながら、子供たちの安全と教育環境を守るための施策の検討を進めていますとの答弁がありました。教育長と教育部長の答弁には矛盾があります。  市長は、児童数急増が発覚した時点、すなわち平成30年の夏には、城山台小学校の児童急増問題を認識しておられたのですね。平成31年の4月、前回の市長選の際に、既にこの事実を知っておられたにもかかわらず、あえて市長選の争点にされなかったのですね。  現在の木津川市の進め方は、市民の視点に立って丁寧に情報を提供し、市民とともに進めるという姿勢が欠けています。同時に、秘密会で学校運営の方向性・方針を決めていく等、独断的であり、市民軽視、透明性のある市政運営が行われているとは言えません。  つまり、木津川市総合計画の中で、市民の意見を取り入れながら市民と行政の協働を図るまちづくりが基本方針であるとうたわれていますが、実際の市政運営には生かされていません。  以上、3つの問題点を指摘して、認定第1号、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する反対の討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) れいわの会、高岡でございます。  認定第1号、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定について、会派を代表して、賛成の立場から討論を行います。  令和元年度一般会計決算は、歳出額278億2,597万円で、前年度と比較しますと、2.5%の減少、また実質単年度収支におきましては、2年連続の黒字でありまして、財政調整基金も取り崩してはいるものの、それを上回る積立てがされており、健全な経営が行われたものと評価いたします。  主な事業では、新学校給食センター7,000食にも及ぶ建設をはじめ、城山台児童クラブ2号館の建設、城山台小学校校舎増築に伴う設計業務の実施、子供を育むまちづくりのための施策が推進されました。  また、市民の安全・安心のための事業といたしまして、加茂人権センターなど公共施設の耐震対策や防災・減災面におけるハザードマップの作成、また木津地域における小川の内水対策、床上浸水等の計画が行われるなど、評価するところであります。  また、生活道路網の整備では、本年3月に開通いたしました木津東バイパスなど、東中央線整備事業の負担金、そして城陽井手木津川バイパス事業を進めるための地質調査を開始するなど、22名もの職員を配置したプロジェクトチームを庁舎内に設置、このチームにおきましては、非常に期待をいたしております。  本市の道路交通網ネットワークを整備するための事業も実施され、その中では、JR学研都市線、またJR奈良線早期複線化に向けた事業負担金の事業を実施されています。  しかし、これまで4年連続で更新していました市債の残高は僅かに減少に転じたものの、約327億円と、依然高い状況にあります。  合併したまちの特例であります普通交付税の合併算定替特例措置も、令和2年度で終了します。いわゆる、親の仕送りも今年度で終了します。本当に、木津川市が独り立ちするための財政を取り巻く状況は、依然厳しい状況が続くと考えられます。職員さんにおかれましては、給料カット2%を受ける中での御努力、御苦労さまでございます。  来年度におきましても、コロナ禍の影響は避けられませんが、一人一人の大切な市民のためにサービスの向上を常に念頭に置きまして、仕事に取り組んでいただきますことをお願い申し上げます。  今、社会が変わろうとしています。国におかれましては、デジタル庁の創設へ向けた準備もされています。木津川市におきましても、小・中学校のオンライン教育をはじめ、世界の各国より遅れを取っているデジタル化により、市民サービスの向上が、これからは求められます。  将来の木津川市を担う子や孫の未来につなぐために、住んでよかった、さらに住み続けたい、このようなまちになるよう、健全な財政運営を進めていただくことを期待しております。  したがいまして、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する賛成の討論といたします。  皆様の御賛同をお願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋良造です。  2019年、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定について、反対する討論を行います。  初めに、2019年、令和元年度は、どういう1年だったでしょうか。10月に消費税が10%に増税され、国民に重くのしかかりました。内閣府が発表した景気拡大局面は、2018年10月で終了していました。景気後退局面にあった2019年10月、消費税率の10%への引上げを強行したのであります。それが日本経済をますます冷え込ませ、大不況を招いたことは、もはや隠しようがありません。加えて、新型コロナウイルス感染拡大が直撃し、国民の暮らしと経済は大きな打撃を受けました。  木津川市では、こうした状況にどう対応しましたか。市民の暮らしを守る具体策は不十分で、上下水道料金には、自動的に消費税10%を押しつけました。  市政の基本を公共施設等総合管理計画と第3次行財政改革行動計画におき、市民に我慢と負担を押しつける市政を続け、職員給与の2%カットを行い、木津川台保育園の民営化を進め、加茂体育館の廃止を決めるなど、市民と職員に我慢を強いる1年でした。  市民と業者の暮らしと営業は深刻であり、市として全力を挙げて市民の暮らしと業者の営業を支えるべきでした。有効性が指摘されている地域循環型の施策も、耐震化に特化するといって、僅かばかりの耐震改修事業サポート補助金も、平成30年度末で打ち切りました。  2018年10月からのごみ減量化のための有料化も、1年を経過した2019年10月からは、対前年同月比で増え始めました。有料化による循環型社会推進基金は、9,000万円を超えています。ごみ減量のための活用が求められます。有料化による負担を市民に押しつけるのではなく、市民の理解と協力による減量が大事です。  公立保育園の廃止と民営化を進め、木津川台保育園の民営化を進めました。私たちは、公的保育を充実させることで、民間保育の充実が図られると考えます。安上がりの保育を追求するあまり、保育の質が下がることがあってはなりません。  幼児教育の無償化により、保育ニーズが高まっています。市長は、市全体では全員を受け入れられるとして、思い切って保育定員を増やそうとはしませんでしたが、相楽台保育園木津保育園分園での保育を、当分の間、継続するなどの対応を行わざるを得ませんでした。  ぜひ、保護者の思いをしっかり受け止めて、保育園の統廃合民営化ありきのやり方をやめ、待機児童を出さない保護者が安心して子育てができる取組を求めます。  城山台での幼児・児童の急増に、保護者が願う小学校の分離新設ではなく、校舎増築という最低限の対応で乗り切ろうとするだけでありました。子供たちが伸び伸び育ち、健やかな成長を図る視点が見られません。  また、今、コロナ禍で、文科省も少人数学級の実現に向けて動き出しているときに、超マンモス校をつくることは、時代の逆行であり、許されません。当面の児童急増に対応しつつ、直ちに分離新設の方針に変更すべきです。市長と教育長に強く求めます。  第2に、行政の公平性をゆがめている旧同和対策事業が断ち切れていません。山城人権ネットワーク推進協議会は、以前の山城地区市町村連絡協議会を引き継ぎ、運動団体の集会参加を支えています。部落解放・人権政策確立要求木津川実行委員会は、法的根拠もなく、市長が実行委員長として行政をゆがめています。  加茂人権センター事業では、駐車場収入を上回る管理委託料を支出しています。さらに、部落解放同盟中央本部や京都府連合会が主催する集会に職員を研修させています。それらの集会は、「憲法改悪を許さず」とか、「戦争ができる国づくりに反対し」などを掲げています。運動団体としては当然のスローガンですが、行政への公平性・中立性を侵すものになっています。運動団体の集会に研修として職員を参加させるべきではありません。  これらを正し、山城人権ネットワーク推進協議会から脱退し、部落解放・人権政策確立要求木津川実行委員会を解散すべきであります。  第3に、職員への給与カットを続けました。また、残業が月45時間を超える長時間労働が続けられています。月45時間の残業は、健康障害のリスクが高くなっていき、疲労が蓄積し、脳・心臓疾患の原因になるとされていますが、昨年度よりは減りましたが、延べ96人が長時間勤務を強いられていました。  加えて、職員の健康診断で、半数の職員が再検査が必要な健康状態です。これでは、職員が市民に奉仕する役割を十分に発揮できません。  また、1泊2日で行われた新規採用の研修は、自衛隊に学ぶ危機管理であり、本来の目的に合わず、やめるべきです。  私たちは、自衛隊の災害救助での奮闘を否定するものではありません。感謝しております。同時に、軍事組織である自衛隊での研修、訓練は、上意下達の訓練にならざるを得ず、自主性・自発性が重んじられなければならない研修には、相いれません。職員が健康で、市民に愛され、市民に奉仕できるようにすべきであります。  第4に、大型開発や大企業優遇には熱心です。木津川市が推進する学研都市づくりでは、近鉄奈良線の混雑が緩和して、その必要性が失われている近鉄けいはんな線の延伸、また北陸新幹線京都南部ルートの延伸、さらにはリニア新幹線の東京・大阪間の全線開通を要望していますが、これらには、幾ら財政負担が要るのか明らかにされていません。問題であります。  北陸新幹線南部ルート建設促進同盟会は、北陸新幹線建設の問題点を検証しないまま建設促進を求めていこうとしています。しかも、この同盟会は、まだ発足していないにもかかわらず、当初予算で同盟会の負担金を計上しましたが、やはり発足できず、執行されませんでした。今、急いで整備すべきは、身近なバス交通の充実や駅のバリアフリーなど、JR駅の整備や奈良線などの複線化であります。  以上、2019年、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の問題点を指摘して、反対討論とします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  認定第1号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、認定第1号、令和元年度木津川一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第2、認定第2号、令和元年度木津川国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 皆さん、おはようございます。厚生常任委員長の長岡でございます。  去る9月7日、委員会を開会し、審査を審議いたしました。  まず、令和元年度木津川国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、報告いたします。  質疑がたくさんありましたので、主な点について御報告させていただきます。  保険者努力支援制度の獲得金額の推移と令和元年度の取組内容はとの問いに、交付金は、平成28年度768万1,000円、平成29年度1,0190万円、平成30年度2,342万8,000円、令和元年度2,880万5,000円となっております。取組内容は、木の津まつりと同時開催の健康まつりにおいて、健康意識向上に向け当課で実施している、ヘモグロビンA1cの簡易糖尿検査や、健康推進課で実施している他の保健事業にも合わせてスタンプラリーを実施し、簡易なものでありますが、粗品を用意することで、これら健康事業への参加を促しておるという答弁でした。  次に、特定健康診査の受診率、特定保健指導の実施率の向上に努め努力されている点はとの問いに、令和2年度から特定健康診査の費用を無料化、また秋に集団健診の実施を予定することで、受診率の向上に向けた取組をしている。また、特定健診、特定保健指導の下、会計年度任用職員として保健師を任用し、電話勧奨を実施しているとの答弁でした。  次に、特定保健指導実施率向上に向け、取組方法を検討していく必要があるのではないか。また、他市においては、家庭訪問も行っていると聞いているがとの問いに、今年度の当初予算編成においては、会計年度任用職員として保健師を任用し、保健師と事務とペアで戸別訪問し、勧奨する計画であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、電話による対応となったとの答弁でした。  次に、令和元年度決算において、税収は増加し、保険給付費は減少するものの、1人当たりの保険給付費は増加している。これについて評価・分析はとの問いに、平成30年度の1人当たり保険給付費の大幅な増加を受け、令和元年度の決算においては、基金からの繰入れを行うなど、非常に厳しいものとなり、ただ、この保険給付費の増加は、医学の進歩、やむを得ないものであり、これにより適正な医療を受け、健康になられることは、健康保険の本来の趣旨から喜ばしいことと考えている。保険給付費が伸びることで財源不足が生じることとなるが、国などの制度も活用し、健康保険としての対応をしていきたいとの答弁でした。  以上、討論なく、全員賛成で認定されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第2号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立
    ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第2号、令和元年度木津川国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり、認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第3、認定第3号、令和元年度木津川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡です。  では、令和元年度木津川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について報告を行います。  たくさんの質疑がありましたので、主な質疑について報告いたします。  まず、2025年に、団塊の世代の全てが後期高齢者医療に加入することとなり、対象者が増加するが、対策等は検討されているのかとの問いに、今年度から、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施等の取組を行っている。京都府内では15団体が、全国でも20%から30%の市町村が令和2年度から取り組まれるとの答弁でした。  フレイル予防の取組はとの問いに、1つ目が、国保で取組実績を踏まえ、糖尿病重症化予防の取組を行っていく予定です。2つ目が、高齢者の通う場での口腔ケアを含めた健康事業を行う予定ですとの答弁でした。  次に、保険料が前年度より7.1%増え、被保険者数は5.9%伸びている。被保険者数よりも保険料の伸びが大きい要因は何かとの問いに、保険料の軽減特例が段階的に見直されたことが要因の一つと考えているとの答弁でした。  質疑の後、討論がありました。  反対討論がありました。  保険料軽減の変更があったので、当初予算も反対したが、今回の決算を見て、軽減・変更の影響は明らかになった。制度発足時当時に高齢者に対し軽減等を手厚くすると言っていたが、どんどん支援が減っている。公費支援を求めて、反対とするとの答弁でした。  賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。反対討論を行います。  一昨年、制度発足時から続いていた保険料軽減措置を縮小しました。この軽減措置の縮小は、昨年も、今会計でありますけれども、継続され、拡大されました。年間所得33万円以下かつ年金収入が80万円、このような人たちは、9割軽減から8割軽減に変更されました。対象者は1,540人であります。  この結果、質疑でも明らかになりましたように、保険料徴収が全体で7.1%上昇しています。これは、軽減措置の縮小によることが大きいと、担当者も認めております。決算額は、一昨年が1,000万円台の黒字でした。今回は、3,119万円余の黒字になっています。  このように、軽減措置の縮小によって、被保険者の負担を増やし続ける在り方を批判し、反対討論とします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口さん。 ◯3番(谷口 雄一) 議席番号3番、れいわの会、谷口です。  認定第3号、令和元年度木津川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。  後期高齢者医療は、75歳以上の高齢者お一人お一人の医療費を加入者全員で支える医療制度であります。高齢化の影響もあり、本市における被保険者数は、前年度比4.4%、369人増、年度末時点で8,719人と、京都府下の中でも高い水準で増加しており、当然ながら医療費負担も年々大幅な増加となっております。また、医療の高度化もあり、1人当たりの医療費も増加傾向にあります。  そのような中で、本市では、京都府後期高齢者医療広域連合と協力・連携し、健全かつ安定した会計運営を確保しており、本決算を踏まえた上で、高齢者が自分らしく充実した生活を送れているかといった、いわゆる生活の質を維持、増進することを目指し、保健事業と介護予防を一体的に実施する方針を示すなど、将来を見据えた継続性のある取組がなされております。  今後も、本制度について持続可能なものとしていくためには、既に現役世代からの支援も非常に大きくなっており、世代間の公平を図る上でも、あくまで当面の暫定措置とされていた軽減特例の見直し等、国における制度改正も、一定、やむを得ないものと考えております。  また、特に9割軽減となっていた方など所得の低い方へは、介護保険料の負担軽減や年金生活者支援給付金の支給開始など、国全体の社会保障の枠組みにおいて、実質的な軽減が図られていることも申し添えたいと思います。  以上、本決算は、事業の目的や成果、また適正な収入及び支出について、認定するに十分なものと評価し、賛成するものでございます。議員各位の御賛同を、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  認定第3号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、認定第3号、令和元年度木津川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第4、認定第4号、令和元年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡でございます。  すみません、まず初めに、先ほど令和元年度木津川後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について報告させていただきましたが、最後、「賛成多数で可決されました」と申しましたが、間違いです。すみません。「賛成多数で認定されました」です。訂正し、おわびを申し上げます。どうもすみませんでした。  次に、令和元年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、報告いたします。  質疑がありました。また、主な点について報告させていただきます。  第7期木津川市介護保険事業計画の中に、介護保険サービスの見込み量が書かれている。実際の認定者数と比較して、特に見込みを超えて大幅に超えたサービスなど、分析していたら説明をとの問いに、介護保険事業計画と実際の認定者数には大きな開きがあり、認定者数についても、この3年間で顕著に表れています。介護給付費についても、前期に比べて大きく伸びているとの答弁でした。  次に、認知症施策のことについて詳しく説明をとの問いに、認知症サポーター養成講座については、キャラバンメイトさんが講師になって、各学校や施設などをサポーターを養成する事業をしていただいております。アルツハイマーデーの広報として、キャラバンメイトさんに、住民活動スペースで展示をしていただいています。認知症については、特徴や関わり方、また誰でも支援ができることを分かりやすく展示していただいておりますとの答弁でした。  次に、認知症地域支援推進員の設置について、680万円、6人とあるが、内容と体制はとの問いに、認知症地域支援推進員は、各包括に6名おり、委託料として、人件費は0.5人ずつですが、この業務だけではなく、普通の地域包括支援センターも業務を行っていただいているとの答弁でした。  次に、3割負担が118人とあるが、利用されているのか。平成30年度の利用状況、令和元年度の利用状況は分かるのかとの問いに、個々の利用状況については、データの中で追いかけていくことは可能です。高額になった方は、全体の5%です。変化については、確認をして推移を調べていきたいと思っているとの答弁でした。  質疑の後、討論があり、反対討論がありました。  市が、国の言うままに利用料負担を3割まで引き上げるやり方を改めるよう求めて、反対するとの反対討論でした。  質疑の後、賛成多数で認定されました。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 共産党議員団の酒井弘一です。反対討論を行います。  予算で、現役並み世帯へ利用料負担3割を押しつけています。さきに、所得の比較的高い人には2割負担(木津川市の場合、218人おられるそうであります。)を押しつける。今回、さらに3割負担とするなど、介護保険制度発足以来の利用料一律1割負担の原則を覆し続けています。すなわち、国が、当初の国民との約束を破っているわけであります。私たちが予算に反対した理由も、この点にありました。  決算審査を通して、市における3割負担対象の被保険者は118人だと明らかになりました。その人たちの介護利用状況は集計されておらず、不明でありますが、担当者は調査をすると約束いたしました。利用者の負担の実態を知ることは、介護保険の当事者、木津川市として当然の責務だと考えます。  しかし、詳細は不明であっても、118人の方々の利用がゼロだったとは到底考えられません。  このような高い負担を押しつけるやり方、要支援者の制度利用を極端に狭めたことや、要介護度1・2の方々を特別養護老人ホームから締め出したことなど、制度あって介護なしと言われる介護保険をさらに悪化させるものであります。  以上、述べましたように、木津川市が国の言うままに被保険者の利用負担料を2割、さらに3割まで引き上げる、このようなやり方を改めるよう求めて、反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  大角さん。 ◯8番(大角 久典) 議席番号8番、公明党の大角でございます。  認定第4号、令和元年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。  本市の高齢者人口は、今後も増加傾向で推移することが見込まれます。団塊の世代が後期高齢者になる2025年には、要介護認定者や認知症高齢者の増加が見込まれることから、要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしができるよう、地域の実情に応じた住まい、医療、介護予防、生活支援が一体的に提供できるような仕組みが重要となってきています。  そのような中で、令和元年度介護保険特別会計歳出決算は毎年増加し、5年前と比べて9億円増の約48億9,733万円となりました。  主な支出といたしましては、大半を占める介護保険事業の地域密着型サービスなど介護保険サービスをはじめ、地域支援事業として、重度化防止を目的とした予防や生活支援事業の実施、地域包括支援センターの運営委託など、市内の高齢者が安心して暮らせるよう、適正な予算執行が行われています。  その中でも、令和元年度においては、各地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置し、認知症の人とその家族を総合的に支援し、医療機関や介護サービスにつなげられています。引き続き、認知症対応型カフェ、認知症初期集中支援事業等にも取り組まれ、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活できるサービスに取り組まれています。  また、高齢者が可能な限り地域において安心して暮らすため、個々の高齢者の状態に応じた適切な支援が行われるよう、介護予防生活支援サービスの提供体制も構築されており、評価します。  令和2年度は、第7期介護保険事業計画の最終年となります。令和3年度から新たな介護保険事業計画が策定されますが、今後も高齢者人口の増加に伴い、介護給付費の増加が予想されます。共助としての介護保険を中心に捉えつつ、自助・互助・公助のバランスを考えながら、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、介護保険制度の適正・円滑な推進を図っていただきたいと思います。  以上、令和元年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する賛成の討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  認定第4号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、認定第4号、令和元年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第5、認定第5号、令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第8、認定第8号、令和元年度旧当尾村財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの認定4件を一括議題といたします。  認定4件について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 委員長の高岡でございます。  9月4日に総務文教常任委員会を開会し、審査をいたしましたので、御報告させていただきます。  今、議長からもございましたが、認定第5号から認定第6号、認定第7号、認定第8号までを一括議題といたしまして、審査いたしました。  主なものだけを御報告させていただきます。  認定第5号の令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、確認事項といたしまして、小谷上区の集会所改修工事は終了しているのかという確認事項でしたが、完了の届けが出ているという御答弁でした。  認定第6号につきましては質疑なく、認定第7号につきましても質疑がなく、認定第8号につきましても質疑がなく、挙手全員で認定されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
       (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各認定ごとに討論・採決を行います。  まず、認定第5号について、討論を行います。討論ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第5号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第5号、令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第6号について、討論を行います。討論ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第6号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第6号、令和元年度旧加茂町財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第7号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第7号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第7号、令和元年度旧瓶原村財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第8号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第8号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第8号、令和元年度旧当尾村財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) すみません、先ほどの委員長報告なんですけれども、議事進行の部分でちょっとお願いしたいのが、質疑があったかどうか等の報告だと思うんですけれども、先ほど確認という形でありましたけれども、それは本来の報告とちょっとずれているんじゃないかなと思いますので、議長のほうからも、その部分は、ちょっと注意をお願いしたいと思います。  本来、委員会の中での質疑等の報告だと思うんですが、確認というのはちょっとないと思うんです。 ◯議長(山本 和延) 分かりました。  後ほど、こちらのほうで本人と確認いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいま10時28分、10時45分まで休憩といたします。    午前10時28分 休憩    午前10時45分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま10時45分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第9、認定第9号、令和元年度木津川市公共下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 産業建設常任委員会委員長の倉でございます。  本会議初日に当委員会に付託されました認定2件、議案1件を、去る9月8日に審査をいたしました。  それでは、認定第9号、令和元年度木津川市公共下水道事業会計決算の認定についてを報告いたします。  多くの質疑がありましたので、主なものだけ報告をいたします。  未接続世帯数は。また、高齢者や低所得世帯の助成金の見直しが必要と考えるがという問いに対しまして、1,773世帯、4,204人。公平性の観点から、見直しは考えていないが、整備が完成した段階で、再検討が必要あると考える。  次に、企業債償還金や整備事業の今後はという問いに対しまして、昨年がピークで、今後は減少する。施設更新が今後の課題で、投資の平準化を図り、事業を進めるという答弁でありました。  次に、監査委員から使用料の在り方の検討とある。事業全般の見直しはという問いに、使用料単位125.18円、原価150円の差額が、当面の課題である。維持管理の削減や水洗化率向上など、収益向上を図るという答弁でありました。  次に、不納欠損の今後は。また、債権放棄の理由はという問いに、今後も、今年度と同様で推移すると思われる。高額滞納者には、新たな取組も行っているという答弁でありました。  討論なく、全員賛成で認定されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第9号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第9号、令和元年度木津川市公共下水道事業会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第10、認定第10号、令和元年度木津川市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 産業建設常任委員長の倉であります。  それでは、認定第10号、令和元年度木津川市水道事業会計決算の認定について、審査の報告をいたします。  多くの質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  当初予算と比べ布設工事の延長と差がある。また、給水収益と薬品費のそれぞれの差額はという問いに対し、当初予算は、仮設と本設を合わせたが、決算は仮設を除いて本設のみとなっている。給水収益は、予算は税込みで、決算は税抜きで、収益としては増えている。薬品費の差額は、入札差金である。  次に、入札の最低制限価格を見直す必要があると考えるがという問いに、国の基準を採用。今後は研究していきたいという答弁であります。  府水道事業広域的連携等推進協議会での議論の内容はという問いに、人口増では経営は安定するが、将来的に単独で運営できるか、議論の場となる。人口減少に向けた在り方を考えておく必要はある。  次に、窓口業務の民間委託による削減効果の試算は。また、新水道ビジョンに沿って運営できたのかという問いに、平成27年から平成28年に300万円程度の効果があると試算したが、近年の民間企業の人件費上昇などで、経費削減につながらないと判断した。また、新水道ビジョンの経営戦略と比較して良好な決算となった。  討論なく、全員賛成で認定されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第10号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第10号、令和元年度木津川市水道事業会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第11、議案第43号、木津川市税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第43号、木津川市税条例の一部改正についてを審査いたしましたので、御報告させていただきます。  主なものだけを報告させていただきます。  質疑がございました。独り親、各改正、何をもって判断するのかという質問でございまして、答弁といたしまして、独り親の認定は、住民票世帯主の旨が規定されていること、また児童扶養手当受給の確認をさせていただくということでございます。  続きましての質疑です。独り親、文言だけなのか、影響はという質疑でした。結婚歴のない方も対象になっており、整理する上で独り親となっているという答弁です。  挙手全員で原案どおり可決されました。  以上で、報告を終わります。
    ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第43号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第43号、木津川市税条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第12、議案第44号、木津川市都市計画税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第44号、木津川市都市計画税条例の一部改正についてであります。審査内容を御報告いたします。  質疑もなく、挙手全員で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第44号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第44号、木津川市都市計画税条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第13、議案第45号、木津川市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡です。  木津川市介護保険条例の一部改正について報告させていただきます。  提案内容については、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した場合における介護保険料の減免についてでございます。  質疑がありました。  住民に対して、具体的な申請方法や期限など詳しく説明をとの問いに、今回の条例改正については、2月1日以降に納期限が設定されているものに適用する改正です。木津川市介護保険条例の中に減免規定があり、現在は納期限が達していないものについても、随時減免をしているところです。2月1日以降に遡れるという国からの通知を待っていたため、9月の改正となりました。申請者の方には、この条例が決定次第、連絡をいたしますとの答弁でした。  何名の方を想定しているのかとの問いに、現在決定している方は12名です。また、新たに4名の相談を受けています。国の財政支援がありますので、御案内しながら、全ての方に適用できるように考えていきますとの答弁でした。  質疑の後、討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第45号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第45号、木津川市介護保険条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第14、議案第46号、木津川市水道事業の設置等に関する条例及び木津川市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 産業建設常任委員長の倉でございます。  議案第46号、木津川市水道事業の設置等に関する条例及び木津川市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、審査の報告をいたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第46号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第46号、木津川市水道事業の設置等に関する条例及び木津川市公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第15、議案第47号、令和2年度木津川市一般会計補正予算第6号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  玉川さん。    (補正予算特別委員長 玉川 実二君登壇) ◯1番(玉川 実二) 皆さん、おはようございます。補正予算特別委員会委員長の玉川でございます。  去る9月10日午前9時30分より、委員長を含む委員10名と関連する行政の皆様により、議案第47号、令和2年度木津川市一般会計補正予算第6号について審議がなされましたことを、まずもって御報告をいたします。  当委員会につきましては、議事進行の都合上、3つの班に分けて、副委員長を含む9名の委員により合計29回、54問の質疑がありました。この報告の場では、時間の関係上、主な質疑についてのみ御報告をいたしますので、御了承いただきますように、よろしくお願いします。  まず最初に、マチオモイ部、総務部の所管に関わる事業の質疑について、御報告いたします。  まず最初に、コミュニティバス運行事業費について、多くの質疑がございました。代表的なものについて御報告いたします。  抗菌コーティングに関し、コミバス以外の路線バスも対象とあるが、奈良交通路線バスは何台分か、施行はいつ頃かとの問いに、市内には31路線あるが、バスの台数ではなく、奈良交通バスの走行距離から市内の走行距離の案分で積算をしている。施行については、予算可決後、速やかに要綱を整備し、一、二か月以内に申請をいただくこととしているという答弁がありました。  続いて、観光路線の取扱いについて質疑があり、奈良交通当尾地域の急行バスは休止しているが、市として把握しているかとの問いに、奈良交通と市観光協会との協議で、休止していると聞いているとの答弁がありました。  また、市観光協会だけの協議で運行休止とされてよいのか、コミバスにも影響があると思うがとの問いに、本路線は観光路線となるため、現在は抗菌コーティングを想定していないとの答弁でありました。  さらに、抗菌コーティングに係る事業者負担金、抗菌コーティングの有効期限について質疑があり、事業者負担はなく、抗菌は半永久的との答弁でありました。  続いて、地方創生臨時交付金について質疑があり、1次補正分の交付限度額について、申請の提出はいつで、既に交付されたのか。また、国の2次補正で総額2兆円が各自治体に配分されるが、交付限度額のスケジュールはとの問いに、1次申請については、5月29日提出期限で、7月22日に2億5,581万3,000円が交付され、2次補正についての交付限度額は6億4,933万7,000円、1次交付限度額と合わせ合計9億515万円で、2次の申請期限は9月30日、11月頃の交付予定との答弁でありました。  また、地方創生臨時交付金の充当で一般財源が1億円を超えているが、なぜこんなに多くなるのかとの問いに、最終的に事業費がここまで行かない場合もあり、国においても、交付限度額を十分活用できるよう、限度額を超えた形で申請するよう要請されている。実施した結果として、一般財源が減少することもあり得るとの答弁でありました。  次に、新型コロナウイルス感染症対策による事業実施の見合わせ、縮小についての減額補正について、どういう形で中止、縮小を決めたのか。また、地域まつりの中止について、地域から何らかの意見がなかったのかとの質疑がありました。行政側からは、関係団体と協議し、3密を避けるために見合わせを決定したとのことでありました。加盟団体からは、取り組みたいとの意見もありましたが、実行委員会から中止の連絡を頂いたとの答弁でありました。  質問した委員からは、再開には大きな力が必要だが、活性化できるように望むとの意見がありました。  次に、第2班、市民部、健康福祉部の所管に関わる事業の質疑について、御報告をいたします。  保健事業、介護予防等一体的実施事業について質疑がありました。一体的事業の全体的な内容はとの問いに、糖尿病重症化予防として、ハイリスクの方に対する個別指導とともに、つどいのひろばに出向いて行き、フレイル予防等の健康教育を行うものであるとの答弁でありました。  また、一体的実施事業予算1,699万円のうち、糖尿病重症化予防等の予算72万2,000円を差し引いた1,600万円余りの歳出は、どの予算に充当するのかとの問いがあり、社会福祉総務費に47万9,000円、介護保険費に326万3,000円、保健衛生総務費に821万8,000円など、人件費として充当されるとの答弁がありました。  続いて、乳幼児健診事業について質疑がありました。乳幼児健診用のオゾン脱臭機等の備品購入を含め、今後、会場の環境改善をどう進めていくのかとの質疑に対し、まず人数を減らすため、乳幼児前期・後期健診については、医療機関での個別健診を実施していること、また集団健診は人数制限をして、30分ごとの呼出しとし、早く来られた方については、車の中でお待ちいただくなど、様々な対策を講じている。オゾン脱臭機や呼出しベルなどの備品を導入することで、さらなる環境改善につなげたいとの答弁がありました。  最後に、教育部の所管に関わる事業の質疑について、御報告をいたします。  最初に、体育施設管理事業費のうち多くの質問がありました城址公園内の事業に関する質疑について、御報告をいたします。  城址公園内の休憩所やトイレの位置、駐車場の整備についての質疑に対し、休憩所はテニスコートとグラウンドの間、トイレは既存あずまやの横に設置、加えて汚水ますの位置も考慮し、安価で利用しやすい場所を検討中。駐車場は、中型バスが展開できるように考えているとの答弁がありました。  また、平日の社会体育施設としての開放や隣接する地元の協議はどのようになっているのかとの問いに、平日は、グラウンドの使用は学校専用としたい。現状は、平日昼間の利用はほとんどなく、利用団体には早いうちに周知していきたいとのことでありました。テニスコートの制限はなしとの答弁でありました。  委員からの要望として、学校現場とのやり取り、近隣する地元との協議は、必ずすべきであるとのことと、また、トイレは休憩所に設置すべきであるとの提言などがなされたことを申し伝えておきます。  次に、教育振興事業費の修学旅行に際しての新型コロナウイルス感染症対策について、質疑がありました。  主な質疑として、修学旅行の行き先、泊を伴う自治体がある中、本市が日帰りとした理由、そして感染症対策のためのバスの座席配置などの質疑に対し、行き先は、新型コロナウイルス感染症の多いところを避け、丹後や飛鳥地方など数か所の候補があり、学校により行き先は異なる。また、日帰りとした理由は、泊になれば、入浴時などに密を避けることや発熱者が出た場合の対応などが困難であり、日帰りにすることでリスクを軽減することとした。バスの座席配置は、横一列に3人座ることで密を軽減することとしたとの答弁がありました。  続いて、学校教育事務事業費の学校事務の共同化について、その目的、メリット、庁用備品は何を購入するのかとの質疑に対し、共同化による集中処理、総合点検などにより、事務の省力化が図れることや、消耗品の共同購入により、コストダウンが図れる旨の答弁がありました。また、庁用備品は、事務に必要なパソコン、プリンターやインターネット回線など、必要最小限の予算計上にとどめている旨の説明がありました。
     以上、3班、教育部の所管に関わる事業についての質疑終了後、討論はなく、その後、採決に移り、全員賛成により、令和2年度木津川市一般会計補正予算第6号については、原案どおり可決されました。  以上で、御報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第47号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第47号、令和2年度木津川市一般会計補正予算第6号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第16、議案第48号、令和2年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡です。  令和2年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号について、御報告いたします。  質疑がありました。  災害臨時特例補助金についての内容について説明していただきたいとの質疑に、主に災害等に対応するための補助金で、今回の新型コロナウイルス感染症に関わる保険税減免についても、その6割を災害臨時特例補助金で交付するとの国からの指示があったとの答弁でした。  質疑の後、討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第48号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第48号、令和2年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第17、議案第49号、令和2年度木津川市介護保険特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡です。  令和2年度木津川市介護保険特別会計補正予算第1号について、報告いたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第49号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第49号、令和2年度木津川市介護保険特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第18、議案第51号、城山台小学校管理備品(家具・インテリア)の買入れについてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 9月4日に続きまして、議案第51号が9月16日に追加議案として上程されましたので、審査内容を御報告させていただきます。  議案第51号、城山台小学校管理備品(家具・インテリア)の買入れについてでございます。  主なものだけを御報告させていただきます。  まず初めに、質疑といたしまして、全体で何者の応札があったのか、また期間はどれぐらいであったのか、そして予定価格の備品等に定価があるのかないのかという質問です。答弁といたしまして、期間は約1か月、辞退者はなく、2者の参加であったと。予定価格の備品は、定価であるという答弁でございました。  次の質疑といたしまして、府内に規格の違う学校はあるのか、答弁は、メーカーによっては少し違いはあるが、JIS規格でほぼ同じである。  スペックが同じならば、指定物品扱いになり、集中購買をして、ベストなプライスであるという気持ちを持って取り組んでほしいという意見もございました。  討論はなく、挙手全員で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第51号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第51号、城山台小学校管理備品(家具・インテリア)の買入れについては、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第19、議案第52号、中型バスの買入れについてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 総務文教常任委員長の高岡でございます。  議案第52号、中型バスの買入れについてを、9月16日に審査いたしましたので、御報告させていただきます。  主なものだけを御報告させていただきます。  質疑といたしまして、バスは2台の購入予定、性能等は同じなのか。また、乗車定員は45人だが、小学生レベルなのか、車椅子の収納庫はあるのかという問いです。また、車両の空き時間においての有効活用はという3つの質問がございました。答弁といたしまして、広告等に沿った内容だったので、性能については、問題ないと考えている。乗車定員は、座席が37人、補助席が7名、そして乗務員が1名。車椅子の収納スペースは、床下にあるということです。空き時間の有効活用ですが、1年目は城山台小学生の送迎を優先し、2年目には、空き時間の有効活用ができるよう考えていくという答弁でございました。  次の質問といたしまして、入札の応募期間は。答弁が、7月15日の公告で、8月6日から27日にかけて申込期間であった。28日に開札され、当初から2者のみの応札でありましたという答弁です。  ランニングコストを考えたときには、リースの考えはなかったのかという質疑です。購入かリースなのかは、十分検討した。リース時におけるヒアリングを2者からしたところ、リース料1日7万円、1か月に20日間リースすると想定し、1年で1台が1,680万円掛ける2台です。購入が有利と判断した。  次の質疑といたしまして、車の保証期間は確認したのかという質問です。答弁として、現時点では確認できていないが、確認するという答弁でした。  討論はなく、挙手全員で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第52号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第52号、中型バスの買入れについては、委員長の報告のとおり可決されました。      ────────────────────────
    ◯議長(山本 和延) 日程第20、議案第53号、可動式教育用コンピュータ整備事業に係る契約の締結についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 総務文教常任委員長の高岡です。議案第53号、可動式教育用コンピュータ整備事業に係る契約の締結についてということで、審査させていただきました。  こちらの議案につきましては、当初、議案第50号として上程されておったわけですが、諸事情により取り下げた後の議案第53号として委員会を9月16日に審査させていただきましたので、当初の議案第50号としての質疑も若干御報告をさせていただく上で、議案第53号について御報告させていただきたく思いますので、御了解のほど、よろしくお願いいたします。  まず質疑ですが、この事業は、国庫補助制度の事業の対象なのかという質問です。本来ならば、2分の1国庫補助の対象ではあるが、一部単独事業が生じていますという答弁です。  他の自治体と比べて今回の落札額は妥当なのかという質問に対し、落札率は63.7%であり、適正であると考えているという御答弁でございました。  次に、質問といたしまして、動産、また設置、各それぞれにつく費用はという質問でございます。答弁といたしまして、動産の部分1億5,070万円、約66.2%、設置の部分が7,700万円、残りの33.8%税込み、トータル2億2,770万円です。充電保管庫の、この単価といたしましては、1つが28万2,700円掛ける286台、無線アクセスポイントの単価が9万3,500円掛ける257台であります。いずれも、税込みであるという答弁でございました。  工事期限は令和3年1月31日だが、工事完了の見通しはとの質問に、完了は、業者が落札している期限内で大丈夫だと考えるという答弁です。  次の質問で、完了後、機器が正常に作動するのか、誰が検査をするのかという質問に対しまして、職員が検査完了を令和3年1月31日までに行うという答弁です。  討論はなく、挙手全員で原案どおり可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第53号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第53号、可動式教育用コンピュータ整備事業に係る契約の締結については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第21、請願受理番号2-3、コロナ禍のもと子どもたちの命を守り、豊かな学びの保障を求める請願を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 総務文教常任委員長の高岡です。  請願受理番号2-3、コロナ禍のもと子どもたちの命を守り、豊かな学びの保障を求める請願について審査させていただきましたので、主なものだけを御報告させていただきますが、約1時間にも及んだ請願の内容の時間でしたので、少し長くなることを御了解いただきまして、御報告させていただきます。  まず、請願者に趣旨の説明を求めました。趣旨説明としましては、文科省は、新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」を発表。3つの密を避け、ゼロ密を目指す。社会的距離を取るようにしているのに、学校の教室はコロナ前と同じでは説明がつかない。矛盾している。少人数学級で豊かな学校生活、新たな日常を学校につくることは、私たち大人が子供たちにしてやれる最大の贈物ではないかと考える。日本教育学会、5月22日、小・中・高の教員を10万人増やし、40人学級の抜本的見直しを急ぐよう提言した。  また、7月2日には、全国知事会、市長会、町村会が連名で、新しい時代の環境整備に向けた提言を政府に提出いたしました。  ウィズコロナ時代においては、児童が1教室当たり20人から30人が適当と表明している。政府は、骨太の方針で、全ての子供たちの学びを保障するため、少人数によるきめ細かな指導体制の整備について、関係者間で丁寧に検討すると明記してきました。  ですから、地方から声を上げ、政府の姿勢を後押ししていくことは重要だと思っており、今回の請願は、国に任せておくのではなく、木津川市議会として、この請願を採択していただき、子供たちにプレゼントできるようお願いしますという説明でございました。  次に、この請願内容につきまして質疑がございました。  10年、20年ほど前より求められてきた内容であり、実現できていないのは問題と理解している。欧米諸国からしても、信じられない数字である。その上で、教育改革へのアイデア、また1クラスの児童の定数、教員の増加などの具体的な数字はという質問でした。答弁として、財源の問題があり、簡単にはできない。今回のコロナ禍が収束しても、また新たな感染症が発生してくるか分からない。対面での教育だけでは対応できず、ICT教育、デジタル化は避けられない。学級定数、1クラスの児童数ですが、欧米諸国では20人程度である。財源の問題もあろうかとは思うが、少なくとも30人程度、そしてそれから速やかに20人程度に向かっていってほしいという答弁です。  続きまして、自由討議の提案があり、趣旨説明の後、討議をしていただきました。  まず初めに、文部科学省においては、少し古い資料になりますが、平成23年5月31日、1学級当たり児童数の平均が、小学校28人、中学校で33人、既に京都府は30人から35人で取り組んでいる。令和2年7月8日、全国知事会、市長会、町村会からも、緊急提言が連名で提出され、文部科学大臣も、段階的な実施に向け、来年度から検討したいと、踏み込んだ発言を示したと教育新聞には載っているそうです。否定はしないが、あえて市議会として請願を採択する必要はないという御意見です。  続きまして、3団体、知事会、市長会、町村会、行政側であり、後押しするため、市議会として出す必要があるという御意見です。  次に、具体的な形が必要で、木津川市の実態に合った請願を出すべきではないか。京都方式は35人で、木津川市では、70%が30人までになっているという御意見です。  次の御意見といたしましては、令和2年7月8日に全国市議会議長会の中にある文教委員会も要望書を出しているという御意見です。  次に、討論がございました。  まず、この請願に対しまして反対の討論です。各団体から同じようなものが出ている。教員の増員、少人数学級、抜本は予算が原因である。ICTの活用等が、他の国を見たときに遅れており、AIなどスマートな教育を駆使して、適正な人員を配置、どの分野でオンライン学習のカリキュラム等をつくるのに増員を求めていくのか、個別具体的に求めていくものなので、反対であると。  次に、賛成の討論です。子供たちの命と健康を守るためにも、少人数学級の実施を国に働きかけてください。新しい生活様式、距離を取りましょう、そうしたことを考えたとき、それに見合う教員の増員を国に求めてくださいという内容の請願であり、木津川市議会として反対する内容のものではない。採択すべき。ぜひ、議会の皆さん、賛成してほしいという御意見でした。  次の反対討論が、またございました。他の連合議会等で既に取り組んでおられ、意見書等で対応したく、反対。  採決の結果、挙手少数で不採択になりました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 委員長の報告の最後の最後にありました、連合議会という言葉を使われたと思うんですが、ちょっと意味が分かりません。どういうことか説明をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 高岡委員長。 ◯11番(高岡 伸行) 高岡です。今、酒井議員のほうから御質問いただきました連合議会という言葉の発言でございましたが、この連合議会というところは、先ほども申しましたが、全国市議会議長会の中の文教委員会のほうのことだというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 全部は私も覚えていないので、ちょっと連合議会というものが存在しないと思いますので、その点については、正確な報告をお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 総務文教常任委員会の委員の方の御発言でしたので、その辺の連合議会というところに関しましては、もちろん確認された上で発言されておられると考えますので、その点は、また確認を後ほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) ただいまの、その連合議会という文言について、どうにもおかしいと思いますので、これについては、委員長に言葉の意味を正確に確認していただく時間を取っていただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん、答弁できますか。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 判断するかしないかという、その点につきましては、これにつきましては、議長がお示しいただければよいことかというふうに思いました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ただいまの質疑ですが、委員長としては、この言葉が質問としてあったので、それを報告したということです。  その内容については、後ほどまた討論者の意図を確認したいと思います。  ほかに。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今、議長が発言者の意図を確認するとおっしゃるなら、はっきり福井委員がそのときに発言されたので、その説明を求めたらいいんじゃないですか。委員長が正確に報告できないならば、代わってしていただかないとおかしいと思いますよ。 ◯議長(山本 和延) ただいま委員長報告が行われている途中です。それの言葉の内容の確認は、後ほどにしたいと思います。  間違ってはいません。そのとおり、言葉を、今、委員長のほうから、この発言があったということの報告ですので。  暫時休憩いたします。    午前11時47分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(山本 和延) 再開いたします。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 総務文教常任委員長の高岡です。  先ほど、酒井議員のほうから御指摘いただきました連合議会という発言の部分ですが、暫時休憩中に確認をいたしましたところ、総務文教常任委員の討論発言の委員から、連合議会という発言が実際にあったことを確認いたしましたので、御報告させていただきたく思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに質疑ありますか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) すみません、今の発言に関しては確認いたしました。では、委員長、それは報告の中では、どういう趣旨で報告されたのかというのを、再度、報告をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 今、ただいま西山議員より御質問いただきました点です。総務文教常任委員会の中で、各委員の方が討論されて、発言されている内容でございます。私、今現在は、その内容を報告させていただいているわけでして、その今おっしゃいました趣旨につきましても、総務文教常任委員会の中で確認はしているところでございますが、ただいまは、その報告をさせていただいているところでございますので、御理解のほど、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。原案に賛成者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 7番議員、山本しのぶです。  請願受理番号2-3、コロナ禍のもと子どもたちの命を守り、豊かな学びの保障を求める請願について、賛成討論をいたします。  請願項目は、「1)新型コロナウイルスから子どもたちの命と健康を守るためにも、少人数学級の実施を国に働きかけてください。2)子どもたちの豊かな学びを保障するため、それに見合う教員の増加を国に求めてください。」の2点であった。  少人数学級の実現に向けた政策論議を進めている政府の教育再生実行会議について、菅義偉首相は、9月18日、少人数学級を進めることを了解した。これを受け、萩生田文科相は、「物理的に安心・安全な学校をつくっていくために、少人数学級は必要だ。財政当局にも必要性を真正面から訴え、実現に向けて努力したい」と述べ、今月末に迫った来年度予算概算要求に少人数学級の必要経費を盛り込む考えを改めて表明した。  しかし、文科省が少人数学級の予算請求を行っても、これが必ず計上される保証はありません。現在、全国市議会議長会等が少人数学級の要望書を文科省に提出していますが、私たち木津川市議会も意見書を国に提出し、少人数学級を前に進める意思のあることを国に示すべきだと思います。  ユネスコ、ユニセフ、世界食糧計画、そして世界銀行は、2020年4月30日、学校の安全再開に向けた新しいガイドラインを共同で発表しました。「学校の再開は、各国が進めている公衆衛生面での新型コロナウイルス感染症対策に即した形で、生徒、職員、教員、その家族を守るために取りうるあらゆる合理的な措置を講じた形で実施されなければなりません。」とあります。  日本が進める物理的な距離は2メートルです。これに対して、文科省が示す学校の新しい生活様式の基準では、児童・生徒の頭と頭の間の距離を1メートル空ければよいとなっており、国が国民に示す生活様式の基準と大きな差があります。  また、子供たちは、大人には想像もつかないようなアイデアを発想することが多々あります。そして、少人数学級であれば、どの子も発言する機会が与えられます。つまり、子供たちが主体的に授業に参加して、子供たち自身が授業をつくり上げていくことが可能になります。そのような授業においては、先生は子供たち一人一人の能力に気づき、その能力を伸ばしてあげることが可能になります。オンライン授業においても、これは同じです。少人数学級でなければ、先生は一人一人の発言を聞き取ることができません。
     ユネスコも、新しいガイドラインの中で少人数学級を推奨しています。  なお、全国で統廃合の対象となっている少人数学級も守られるべきだと考えます。  さらに、ユニセフの理念には、その5本目の柱として「Learning to transform oneself and society」、いかにして自己と社会をよりよく改善するかを学ぶこととあります。これをいかにして達成するかが、私たちの、そして子供たちの今後の課題です。  私たち議員もユネスコの理念から、今後何をすべきかを学ぶことができます。コロナ後の新しい生活に向けて、自己と社会をよりよく改善するために私たちは何ができるでしょうか。「The answer is to take action」、まず行動を起こすことです。私たちは、国に対して意思表示をすることができます。  自民党は、感染症などの緊急時にあっても、子供たちの学びを保障する指導体制を整備することが喫緊の課題であるとして、少人数学級の実現を求める決議書を文科相に提出しました。公明党も、30人以下の少人数でクラス編制ができるように、ICTの活用を含めて指導体制を整備していくべきだと文科相に訴えました。  児童、生徒、教員、職員、その家族の生活を守るために、少人数学級と職員増員を求める請願書を直ちに採択すべきと申し上げて、賛成討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  請願受理番号2-3について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は不採択であります。請願受理番号2-3を採択することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、請願受理番号2-3、コロナ禍のもと子どもたちの命を守り、豊かな学びの保障を求める請願は、不採択することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 続いて、日程第22、発議第4号、国民のいのちと健康を守るために医療機関に必要な財政支援を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  酒井さん。    (酒井 弘一君登壇) ◯6番(酒井 弘一) 酒井弘一です。  発議第4号を、長岡一夫さん、山本しのぶさんの賛成をいただいて、提案をいたします。  国民のいのちと健康を守るために医療機関に必要な財政支援を求める意見書について、裏面を御覧ください。  国民のいのちと健康を守るために医療機関に必要な財政支援を求める意見書(案)  新型コロナウイルス感染症の拡大の下で、国民のいのちと健康を守るため、医療従事者は日夜分かたぬ奮闘を続けています。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、自らの感染リスクの恐怖ともたたかいながら対応しているのは、重症者を受け入れている医療機関だけではなく、地域医療を支えているすべての病院、診療所、歯科などです。  しかし今、新型コロナウイルス感染拡大の終息のめどが立たない中で、医療機関では入院、外来ともに大幅な患者減、感染対応に係る支出増加が激しく、多くの医療機関の経営は悪化しています。  また、医療従事者の定期昇給停止や夏季一時金削減も起こっています。こうした状況を放置すれば、国民のいのちと健康が守れなくなり、市民は安心して暮らすことができなくなります。  事態は切迫した状況にあります。今後、感染拡大の第2波、第3波に備えて、地域医療を支える医療機関の経営危機を回避しなければなりません。経営危機による医療崩壊をくいとめるためには、国の責任によって迅速かつ的確で大規模な経営対策がどうしても必要です。よって、以下の事項について国に要望をいたします。  国民のいのちと健康を守る医療機関の経営を守るため、前年同月の収入を保障するなど、必要な財政支援を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣であります。  以上です。よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  谷口さん。 ◯3番(谷口 雄一) 2点質問させていただきます。  発議にある意見書(案)の中で、下段、この余白が空いて2行のところにあります「前年同月の収入を保障する」とありますが、これについての具体的なイメージをお伺いしたいと思っております。  要は、国から、いわゆる給付のような渡し切りのものなのか、貸与という形で融資、そのように考えておられるのかを、まず1点確認したいと思います。  あと、2点目につきましては、この意見書(案)につきましては、今定例会市議会に対しまして、特定の団体から陳情書という形で出された、それに添付された意見書(案)をほぼ上書きしたような内容になっているわけなんですが、今回、その内容につきまして、発議において、この文面を採用されたという部分につきましては、提出者、賛成者の中で、どのような協議があったのかをお伺いしたいと思います。  2点です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 谷口議員の御質問にお答えします。  まず最初にあった、同年同月の保障という問題でありますけれども、これについては、まず2つ申したいと思います。  1つは、貸与か融資かということでありましたけれども、これについては、私個人の意見としては、貸与というふうにあるべきだと思いますが、これは政府が決めることであります。  それから、もう1点は、大規模な、例えば今年もありました、去年もありました大水害、また火山の噴火、大地震などによる大規模自然災害の中で、既に日本の歴史というか、施策の中で、同年同月の収入を保障するということは、もう普通にやられている、そういうことで出しています。それが1点です。  それから、文言について、提出者の間でどのような協議がされたのかについては、もう谷口議員はよくお分かりのとおりでありますが、例えば冒頭の1行目から2行目、「医療従事者は」としましたけれども、「医療労働者は」というのが原案でした。その他、微細な部分で修正を協議して、こんなふうにさせてもらっています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 谷口さん。 ◯3番(谷口 雄一) 2点目については、承知をいたしました。  1点目につきましては、同年同月という発言がありましたけれども、前年同月の収入を保障ということかと思います。  あと、ちょっと質問の仕方も分かりにくかったかも分からないんですけれども、貸与も融資も、いわゆる返還するものという部分は思っておるんですけれども、返還するような制度をイメージされているのか、給付という形で渡し切りにされるようなイメージをされているのか、そちらを、この意見書の中でどういう意味が込められているのかをお伺いしたく思います。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 御質問にお答えします。  貸与か融資かと、今、突然言われて、迷いました。言葉の意味を十分に把握しないままに発言をいたしましたけれども、私個人の意見としては、支給、給付という意味で思っております。そうあるべきではないかと。ただし、現在は、融資という制度が国の補正の第2次などで行われているのは承知しております。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) この意見書(案)でございますが、先ほども谷口議員も言っておられましたけれども、京都医療労働組合連合会から出されたものを基につくっていただいている。本当に医療従事者の方には、もう感謝の言葉しかありませんし、それは重々公明党としても多くの医療従事者の関係者の方とも何度も意見を交換しながら進めてきたことでございます。  それにもかかわらず、京都からは、この意見書(案)のような、こういうもの、陳情書が議会のほうには、ほとんど聞いたんですけれども、どこも出されていない。京都からこれを発言していただくべきものだと思いますし、発言していただいているんですが、実際には、どの議会からも出ていない。私が聞いた限りでは、小さいところではあるかもしれませんが、出ていないのが現状です。  そこで、9月15日に1.2兆円の医療支援の予算が閣議決定されました。それについては、様々になっているんですけれども、それについては、どのように評価をされていますでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) お答えしたいと思うんですが、柴田議員の御質問は、2点あったかと思うんですけれども、府内の他の議会が云々と、それからもう一つは、国の補正予算のことを指して言っておられたんかなと思うんですが、間違いないですか。  それでは、申します。  府内の他の議会が同様のこの意見書を上げていないというのは、まさしく今出たばっかりですから、議会が終了しないことには、結果は出ない。そういう中での調査をされたんだろうと思いますけれども、木津川市議会が本日、例えば近くで言えば、精華町議会が明日ですか、閉会日を迎えられる。ほかは、私、今すぐには正確によう言いませんけれども、そういう中で、ほかがやっているから、やっていないから、先ほどの請願の件でも、随分としっかりした討論を山本しのぶ議員がやられたけれども、よそがやっているから、国がやっているから、知事会が出しているから出さんでもいいんじゃないかというのが、討論はこの場ではありませんでしたけれども、総務文教常任委員会ではありました。だから、よそを見るというのはいかがなものかと、私は柴田議員に申しておきたいと思います。  木津川市議会の意思を、今、議論しているわけです。ぜひ、賛同をお願いしたいと思います。  それから、私は、木津川市内の現場、診療所を開いておられる医師の方お二人と、この意見書に関して懇談をさせていただきました。実際どうなんだと。御存じでしょうか、医療従事者に対する慰労金というのが決まって、支給が一部始まっています。しかし、非常に遅れている、事務も煩雑。そして、なぜ20万円の慰労金、10万円の慰労金、5万円の慰労金と差をつけるんだという、本当に強い不満を聞きました。  具体的に申したら、近辺にあります新型コロナ感染患者に対応している病院の従事者であれば、医師はもちろんですけれども、看護師も、その他の医療技師も、そして掃除を受託している企業の従業員の方も、さらにはその病院の売店の店員まで20万円支給対象だそうです。  しかし、相楽の医師会のある方が、宇宙服のような重装備でPCR検査を手伝った。けど、その方は、普通の診療所だから5万円の慰労金の対象にしかならんわけです。薬局も対象外です。1万円もないわけです。そういう不十分な今の医療支援の国の予算、1次、2次出ましたけれども、非常に不十分だと、煩雑で手間がかかる、問題だというふうな共通した声を聞きました。  また、国の支援は決まったけれども、まだまだ支給が遠い先。話が始まったんは、2月、3月、また4月の話なのに、いまだにまだ書類が出し終わらない。それほど手間が、書類が要るんだとか、書類は出したけれども、申請はしたけれども、11月や12月頃にお金が届くのかなと、そういうことを心配されている向きもありました。  もっと抜本的に、この医療援助の規模を大きくしていかなければ、そしてもっと概算払いというような仕組みも含めて、スピード感を持った支援が必要だと、そんなことをおっしゃっていました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) ありがとうございました。  1点目は、言葉が足りませんでしたが、そういう意味ではなく、木津川市の実際の医療従事者の方の声が大きいから、木津川市から出そうと思われたのかなということで、今、お答えを頂きましたので、この点は理解をさせていただきました。  この1.2兆円の、9月15日にまだ決まったばっかりの医療費の予算でございますが、今からまだ具体的にずっと進んでいくんだろうと思いますが、この予算については、多いと思われるのか、少ないと思われるのか。今、言われたように、打つ手が早いとか遅いとかということも含めて、この予算に関しては、この予備費から今使っていますが、ほかにどこかの財政支援について考えておられることがあったら言ってください。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) お答えします。  先ほど最初の御答弁で申した中で、大体もう分かっていただけたんじゃないかと思うんですが、再度のお尋ねですので、お答えしたいと思います。  1.2兆円、足りない、もっと大規模にと思っています。今、新しい内閣に変わりましたけれども、加藤前厚生労働大臣が、この1.2兆円を可決した後、どれほどの日数だったか分かりませんが、医療現場の実態、もっと詳しく政府としてつかんで支給を進めていきたいという、そんな発言をされているそうです。そのこと自体が、1.2兆円の根拠が乏しい、私はそう言わざるを得ないと思っています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 酒井議員にお尋ねいたします。  この文書の中ほどに、「事態は切迫した状況にあります。今後、感染拡大の第2波、第3波に備えて、地域医療を支える医療機関の経営危機を回避しなければなりません。」というところは、よく理解できます。  ただ、その下のほうに、やはり「前年同月の収入を保障するなど、必要な財政支援を行うこと。」、この点につきましては、もう既に飲食店業界、アパレル業界、観光業界とか、前年と同月の収入の保障なんていうのはされていないわけです。支援はされました。支給もされました。でも、前年と同月までは行かないところが非常に多くて、8月末をもって、特にアパレル業界につきましては、閉店、飲食店につきましても、閉店・閉鎖されるところが幾つもあるわけです、東京都を中心に。関西にも影響が及んでおります。その点の公平性と申しましょうか、どのようにお考えなのか、まずその点をお尋ねいたします。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯11番(高岡 伸行) お答えします。  今、具体的に挙げられた飲食店、それから医療関係の方々、アパレルというふうに表現されましたけれども、その人たちの不満な思いは、高岡議員も分かっておられるだろうし、また私たちも共感するところであります。だからこそ、大規模な、さらに金額を増額して、そして全般的な日本の経済社会を支える補正予算が必要ではないかというのが、まず第1の話です。  その上で、マスコミは、今、連日、新型コロナとインフルエンザの同時感染と、同時流行ということを心配するようなニュースが毎日流されています。そういう深刻な事態にあって、私たち1億2,000万人の国民の命を守っていただく医療機関は、まず何よりも支援を強めなければいけないんじゃないかという、そんな思いで、本意見書を提出しています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 国民の命を守るための医療機関等をまず何よりも支援していこうやないかという、今、酒井議員の御発言でした。  やはり、その点も、もう3月、4月から、休業要請なり休校なり、飲食店、いろんな業界が閉店・閉鎖、休業要請されてきたわけです。前年と、まして同月の収入を保障するなんて、保障するから閉店してくれ、閉鎖してくれ、休業してくれなんていうことは、一切ございませんでした。やはり、その点は、ちょっと公平性が担保できていないかなというところは否めないので、申し添えたいと思います。  答弁は結構です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第4号について、採決を行います。
     本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第4号、国民のいのちと健康を守るために医療機関に必要な財政支援を求める意見書については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第23、発議第5号、コロナ禍のもと子どもたちの命を守るため、学びの環境整備を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  西山さん。    (西山 幸千子君登壇) ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  この発議第5号は、山本しのぶ議員を賛成者にし、出させていただきます。  まず、この意見書ですが、先ほど請願のところでありました「コロナ禍のもと子どもたちの命を守り、豊かな学びの保障を求める請願」、それに対して、本来でしたら国へ意見書を出してほしいということがありましたが、残念ながら委員会の中では一致しませんでしたので、発議として出させていただいております。  表題は、「コロナ禍のもと子どもたちの命を守るため、学びの環境整備を求める意見書について」ということであります。  裏面を御覧ください。最初に、読み上げさせていただきます。  コロナ禍のもと子どもたちの命を守るため、学びの環境整備を求める意見書(案)  6月1日から全国の学校が3ヶ月ぶりに再開され、子どもも保護者も不安を抱えて再会を果たしたが、卒業式や終業式、また新しい学年のスタートの時期を含む3ヶ月もの長期休業は、子ども達に計り知れない影響を与えている。  長期にわたって授業がなかったことは、子どもの家庭環境などの違いによって、学習の進度に差が出たとされているが、文部科学省は、授業の遅れを2~3年かけて取り戻せばよい、心のケアを大切にするという方針を示している。今後も続く感染症への対応に加えて、子どもたちを受け止める手厚い教育が必要とされており、子どもの本音を受け止め、抱えている不安やストレスに共感しながら、心身のケアを進めていく手間と時間が必要である。そして、学習の遅れと格差に対しては、子ども一人一人に丁寧に教えることが欠かせないが、実際には7時間授業を取り入れたり、修学旅行や校外学習などの行事を削ったりしているのが実情である。  また、文部科学省は感染防止マニュアル「学校の新しい生活様式」を示しているが、児童・生徒が長時間過ごす公立小・中学校の普通教室の平均床面積は64m2であり、生徒間の十分な距離1~2mを確保することは困難である。現在の「40人学級」では、感染症予防が大きな課題となっている。  本市でも、中学校で40人学級や39人学級が現に存在している。こうした実情を踏まえて、今後予想される感染症の再拡大時にあっても必要な教育活動を継続して、子どもたちの学びを保障するためには、少人数学級により児童・生徒間の十分な距離を保つことができるよう教員の確保が是非とも必要である。このことは全国知事会等をはじめ強く要請されているところでもある。  子どもたちの不安を取りのぞき、豊かな学校生活が送れるよう、国におかれては、少人数学級の実現とそれを可能とする教員の確保等、学校教育環境の整備を早急に図ることを強く要望する。  以上です。  この意見書に関しましては、2週間ほど前に、各会派の方、そして無会派の方にも、この提案をしたいということで協力を求めました。  本日は、これに対する反対討論はないということで、本来、これに対しての賛成の意思表示をできる賛成討論の場もなくなってしまいました。  文言に関しましては、これまでの間に意見がなかったので、これで出させていただいております。  それで、皆さんと一緒に、これを木津川市議会として提出したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) この意見書についてなんですけれども、2点質問させていただきます。  先ほど、総務文教常任委員会で1時間ぐらいかけて委員会で論議をしてやった意見書の内容との違いについて、もう一度確認したいので、その違いをちょっとお願いしたいというのが1点目です。  あと、2点目が、「少人数学級の実現」と書いているんですけれども、これに対する具体的なイメージですね、どういうことが実現すればいいと思っているということのイメージがありましたら、それを御紹介いただきたいということで、お願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 森本隆議員の質問にお答えをさせていただきます。  まず、総務文教常任委員会でありましたのは、請願に対する審議が1時間に及びました。請願のほうでは、結局、賛成少数で不採択になりましたので、意見書のほうでは言っておりません。  その意見書との違いということですが、もう見ていただいたらお分かりだと思いますし、そのために2週間前に皆さんにお渡しをいたしました。  請願のところでは、大きく違いを言えば、項目を1)と2)ということで分けておりますけれども、今回の意見書に関しましては、木津川市議会の様子も含め、それは、委員会の中で、木津川市議会はどうなのだというところの意見もございましたので、それを含め、網羅して、意見書をつくりました。そこが大きな違いです。  なお、請願を出された団体、そしてそちらのほうに関わっての、この請願に賛成されていた市民の方たちには、この意見書で出すということで、もう伝えてあります。それが1つ目の答えになるかと思います。  2つ目の答えなんですけれども、今、もう国のほうでも具体的な話を進めています。本来でしたら、子供たちの身体的距離を2メートル置こうと思うと、今の教室の大きさだったら、20人程度にしないと、その距離が保てないということがあります。だから、本来でしたら、20人というのが今の状態ではベストだと思いますけれども、それが一気に進むとは思っていませんので、30人学級、そして段階的に進めていきながら、本来でしたら、その身体的距離ということが根底にあるので、20人程度というのが理想ではないかと思っています。  ただし、先ほどから何遍も申し上げますように、どういう形で進めていくかというのは、私たちがこの意見書の中に盛り込むというほどのことではない。国のほうでも、そしてまた地域、学校によっても違いがありますので、それに準じたもので進めてほしいということで、こういう意見書になっています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) ありがとうございます。  1点目の違いについては、大体同じ内容だということが確認できましたので、それで理解しました。  2点目の件なんですけれども、これは総務文教常任委員会の中の論議の中でも、いろいろありまして、少人数学級の実現については、ほかの委員も含めて、大体おおむね賛成の意見が多かったと思います。  ただ、昔から、20年も前から、少人数学級をいろんな意味で要望しているという中で、なかなか実現しない中で、今、コロナが起こっていると。コロナに対する実際の対応をどうするかというところで、先ほど西山議員からありましたように、20人学級とかにすれば、それが実現できるという話もありましたので、そういう中で言いましたら、要は、ICTの活用とか、そういうことをして、半数が対面授業で、半数がICT授業をするとか、そういう具体的なところで、実際、そういうことを実現するということが必要かなと私自身は思っているんですけれども、そういう中で、国に対して何を要望するかということなんですけれども、2つあると思いまして、1つが、予算の確保ということについて、それは必要だと。それについては、前の総務文教常任委員会でも論議がありました。もう一つは、自治体とか、教育委員会の裁量権の自由度を増やすということで、地域でいろいろな実情が違うんで、やっぱり地域ごとに自由にできるような裁量権を増やすということも含めて要望する必要があるんじゃないかなというふうなこともありまして、西山議員が言われたように、2週間前には、この文面をもらったんですけれども、請願と同じ内容なので、ちょっと取扱いといいますか、我々も考えている時間もありまして、それについての修正はしていないんですけれども、実際、具体的にもうちょっと踏み込んだほうがいいんじゃないかということで、もう少し深い何か取組の目的がありましたら、もう一度お願いしたいんですけれども。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) まず最初に申し上げます。  何のために、2週間前にこれを出させていただいたかというところの部分です。文言修正とかは、本来、ここに提出するまでに行うべきであります。それは、議員必携にも書いてあると思います。  議員というのは、議論して、それでつくり上げていくという中で、それで2週間前には出させていただきました。  今、幾つか森本隆議員のほうが、例えば予算の確保であったり、自治体の裁量権であったりということを盛り込んだほうがよかったとおっしゃるんだったら、私のほうは、それを最初に言ってくだされば、柔軟に対応させていただけたと思います。  ただし、何もお返事がなかったですし、もちろん反対討論も出されていないので、この意見書として議会としては一定出すべき方向だと思っていましたので、そこの部分は、ちょっと今この時点で、内容の修正云々というお話ではないと思います。  先ほど、全体としては趣旨は賛成しているということもおっしゃっています。趣旨としても賛成できるものに対してバツをつけるということはあり得ないと思いますので、そこのところは申し添えておきます。  よくおっしゃるICTとかの部分でもありますけれども、そこも併せて、国としてもやっぱりコロナの関係もありましたしね、オンライン授業であったりとかというところの部分は、十分意識をして進めているところでもあります。  ただ、全体として、身体的距離という部分では、今いるクラスを2つに本当に分けて、片一方が教室で授業をする、片一方は家でオンライン授業をするなんていうことはないでしょうし、例えばそれを2つに分けてとおっしゃれば、その時点でもう教室が足りなくなるということは目に見えています。なので、そこの部分を含めて、早急に対応をしてもらうというところの部分を意見書に盛り込みました。  予算の確保というところは、とても大きなものも動かさないといけないですし、先ほどからおっしゃるように、地域によっても違うし、学校によっても違うと思います。  現状では、少人数で子供たちが身体的距離を十分に取って伸び伸びとやっている学校もあれば、本当に密の中でマスクを外さずに授業を受けないといけないというところもあると思います。  私たちが今考えなければいけないのは、やはりそういう密の中で子供たちが不安を抱えて授業を受けている。それを少しでも改善するために、市議会としての意思として、国に対して、子供たちの、それこそ命を守るための環境整備ということを求めるべきではないかというところで、この意見書になりました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第5号について、採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第5号、コロナ禍のもと子どもたちの命を守るため、学びの環境整備を求める意見書については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第24、委員会の閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員長から、委員会において審査及び調査中の事件につき、木津川市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書の写しのとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。したがって、本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 以上で、今期定例会に予定しておりました日程は全部終了いたしました。  したがって、木津川市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。よって、本定例会は本日で閉会することに決定しました。  閉会に当たりまして、河井市長から挨拶を受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 令和2年第3回木津川市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。  今定例会に御提案させていただきました令和元年度一般会計歳入歳出決算の認定をはじめ多くの重要案件につきまして、慎重な御審議の上、御認定、また御議決を賜り、誠にありがとうございました。  さて、「市内における新型コロナウイルス感染状況につきまして」、御報告申し上げます。  4月4日に最初の感染事例が確認されて以降、今日までに25名の方の感染が確認されました。  このような中、今月14日に、公立保育園に勤務する保育士1名の感染が確認され、2日間にわたり保育園を休園するに至り、保護者の皆様をはじめ関係者の皆様に御心配と御迷惑をおかけいたしましたことを改めましておわび申し上げます。  市といたしましても、近日中に市役所本庁舎内の出入口3か所に、来庁者の皆様が気軽に体調のセルフチェックを行える検温計を設置するなど、さらなる感染拡大防止の徹底を図ってまいります。  また、この感染症は、誰でも感染するおそれがあります。感染者や回復者、その御家族に対しましての差別や偏見は断じて許されるものではありません。市民の皆様におかれましては、一人一人の人権を守る行動を改めてお願い申し上げます。  次に、「きづがわエール商品券について」でございます。  市民の皆様の生活支援及び市内店舗での消費喚起を目的に、お一人当たり5,000円の商品券を対象の3万1,550世帯に郵送させていただきました「きづがわエール商品券」が、いよいよ明後日、10月1日から御利用いただけます。  現時点で、御利用可能な店舗につきましては、感染予防対策を実施していただいています335店舗となっております。  市民の皆様には、マスク着用などの感染予防対策を講じていただいた上で、ぜひ市内の店舗で商品券を御利用いただきまして、市内経済の活性化に御協力をいただきますようお願い申し上げます。  次に、「令和2年国勢調査について」でございます。
     今月14日から、約270名の調査員の方々に市内の全てのお宅に調査票を配布いただきました。  新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため推奨されておりますインターネット回答が、木津川市では、27日までに約30%の方に御利用いただいております。  100年前に始まりました国勢調査の結果は、子育て支援や高齢化、防災などの国の施策形成や市の財源であります地方交付税の算定に活用されるなど、大変重要な調査でございます。10月7日の締切りまでに、市民の皆様にはぜひ御理解と御協力を賜りまして、御回答いただきますようお願い申し上げます。  最後に、「東京2020オリンピックの聖火リレーについて」でございます。  昨日、東京2020オリンピック組織委員会から、新型コロナウイルス感染拡大により延期されております聖火リレーの実施について、発表がありました。  木津川市では、令和3年5月26日(水曜日)に、当初予定されていましたコースから変更なく、木津川台にあります「国際高等研究所」を出発し、「木津川台中央公園」までのコースで聖火リレーが実施される予定でございます。  数十年に一度の記念すべき事業でございますので、新型コロナウイルス感染症対策など万全の態勢で実施してまいりたいと考えておりますので、御協力賜りますようお願い申し上げます。  最後になりましたが、議員の皆様におかれましては、くれぐれも御自愛をいただき、ますますの御活躍を御祈念いたしまして、今期定例会の閉会に当たりまして、御礼の御挨拶といたします。  誠にありがとうございました。 ◯議長(山本 和延) 今期定例会は、去る8月31日から本日まで30日間でありましたが、承認1件、認定10件、議案11件、発議3件、請願1件について、議員各位には慎重審議を賜り、誠にありがとうございました。  これをもちまして、令和2年第3回木津川市議会定例会を閉会いたします。  皆さん、御苦労さまでした。                         午後1時53分 閉会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....