木津川市議会 > 2020-06-15 >
令和2年第2回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2020年06月15日
令和2年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2020年06月15日
令和2年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2020年06月15日
令和2年第2回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2020年06月15日

  • 城陽市(/)
ツイート シェア
  1. 木津川市議会 2020-06-15
    令和2年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2020年06月15日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2020年06月15日:令和2年第2回定例会(第2号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和2年第2回木津川市議会定例会会議録(第2号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  ここで、市長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 定例会冒頭の貴重なお時間を頂き、おわびを申し上げます。  新型コロナウイルス感染症支援策として取り組んでおります特別定額給付金事業におきまして、事務処理の誤りにより、1世帯に対して二重に給付するという事案が発生いたしました。関係者の皆様、議員の皆様に多大なる御迷惑をおかけいたしましたことを深くおわびを申し上げます。  現在は、事務処理の見直しを行い、再発防止に取り組むとともに、最後まで正確な給付を行いまして、信頼回復に努めてまいります。  誠に申し訳ございませんでした。 ◯議長(山本 和延) これより令和2年第2回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  現在、全国で新型コロナウイルスの第2波感染拡大が懸念されております。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。  なお、報道機関から写真撮影の申出がありましたので、これを許可いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、一般質問を行います。
     一般質問をされる方は17人、28問であります。  本日は、5人の8問で行います。  それでは、1番目、西山幸千子さん。    (西山 幸千子君質問席へ移動) ◯15番(西山 幸千子) 皆さん、おはようございます。日本共産党議員団の西山幸千子です。  今回の新型コロナウイルス感染症で、市民をはじめ多方面に影響が出ています。としてどう対応するのかを議会がチェックし提案する必要がある中で、きょうからの質問での時間短縮は、民主主義と逆行しているのではないかと疑問がある。その上で、3問質問いたしたいと思います。  まず1つ目です。「保育園の申込みに『ペナルティー』は必要か」。  複数の保育園に入園申し込みをしたが、実際に通わせることが難しくなり、内定を辞退した場合どうなりますか。なぜ、ペナルティーがつくのですか。  今回の感染症対応で、園に通わせることに不安を感じた場合や、会社の配慮で職場復帰自体が延期になったり、在宅ワークでしばらく園に通わず家庭保育する場合、はどのように対応しますか。  なお、議長の許可を得まして、資料のほうをお配りしています。それが基準点表となっておりますので、御参照ください。お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) おはようございます。教育部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  入所決定後の辞退は、次回の利用調整時の加減調整において、減点対象としています。これは、保育を必要とする全ての保護者が公平に入所調整の機会を与えられるようにするためです。  新型コロナウイルス感染症により登園を控えられた場合には、即時に認定を取り消すことなく柔軟に個別対応するほか、在宅ワークの場合は通常の「就労」の扱いとなるため、認定取消しは行っておりません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 柔軟に対応するために、認定の取消しはしていないと。在宅ワーク在宅ワークとして申し込みされる場合もありますので、それは柔軟なというか、元からの形だと思います。  では、例えば育休からの職場復帰が延びた場合というのは、内定辞退に該当しますか。復帰が二、三か月先になった場合はどうですか。今回のように、想定していなかった場合の自粛の対応とかというのはどうなっていましたか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 御質問にお答えいたします。  育休復帰の場合ですけれども、今回、コロナ感染症の対策といたしましては、4月、5月に、従来、育休の復帰予定だったものが、6月末まで復帰がされるということであれば、一定、延長を認めているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今回想定していなかった登園自粛の対応というのも、4月、5月に入所の方は6月末までですよね。じゃあ、6月に復帰予定だった方に対しては、どのような形になりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 6月末までとしていることから、その先の部分につきましては、従来どおり、いわゆる内定取消しという形の手続になろうかと考えます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) その場合は、私が申し上げているペナルティーというのに該当しますか。それは点数としては何点ですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) コロナ感染症の場合、保護者様の状況を十分お聞きした上で、コロナ感染症である場合につきましては、柔軟に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) コロナの感染症にかかった場合じゃなくて、会社のほうが、しばらくそれだったらという方、雇用調整ということがあります。その場合と言ったときは、その柔軟にというものの中身を、具体的に例えばどういうパターンがあるかをお知らせください。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 御質問いただいている雇用調整の部分において、育休の延長が延びたという場合につきましては、一定、取消しという手続につきましては、行っていかないという対応を取ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 点数のほうは、どういう形になりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) その場合につきましては、点数は減点は行わないというような形で、柔軟に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今回、そしたらそういう該当者はいなかったということですかね。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 今現在の段階では、そのような方はおられません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そうしましたら、そういうことを御相談されたときに、内定辞退ということに対してはペナルティーがつきますよね。そういうふうな説明はされたんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 内定の辞退と申しますか、先ほどから従来から申していますように、コロナ感染症の場合で雇用調整を受けた方で自ら内定を辞退された場合につきましては、先ほど申し上げたとおりでございまして、柔軟に対応してまいるという中では、取消し、減点は行わないということで、十分保護者様にも、従来から窓口では説明をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ちょっと私、こういう御相談を受けたので、今回取上げているんですけれども、そしたら6月に入所申し込み、ただし6月はもう復帰はしない。例えば、それが7月に改めてなる、8月になる。その場合は、ペナルティーもなく、それはその方の枠は残ったままということで対応をしていただけたということですね。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 今おっしゃっている方が、どのような形で対応しているかというのは、私もちょっと周知するところではございませんけれども、一定、先ほど申し上げているとおり、雇用調整の中での感染症対策という形の中で内定を辞退されたという形につきましては、柔軟に対応してまいるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) では、その場合は、柔軟に対応していただけると。今回、皆さん、世間の中でも、こういったことは思っていなかった部分だと思いますので、このペナルティーということには該当しないと。  では、例えば申し込みになって、そこへ行かないということに決めたときにペナルティーがつきますよということの説明はいつもされている。そのペナルティーを受けた人はいますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 本年度におきましては、約40名程度の方が辞退されている状況です。そういった中では、十分、受付の際には、そのような形での減点が行われるという旨は保護者様には十分説明をさせてもらって、一定の申し込みをいただくという経過でございます。  そういった中で、この減点につきましては、広く公平な利用調整の観点から行うものでございまして、その旨、保護者様には十分周知し、また理解いただいた上で申し込みをいただいていると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ペナルティーを受けた人は何人ですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 先ほど申しました40人という形で辞退という形で、本年度、40人程度ということでございますけれども、その中で減点対象を受けた方につきましては、ただいま資料を持ち合わせておりませんので、数字的には申し上げることができませんけれども、一定、ペナルティー、辞退における減点ということになれば、40人程度でございますので、その全ての方が自己都合による辞退ということになれば、その方全てが一定の減点の対象となるということで考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) では、過去にペナルティーを受けた方はいらっしゃいますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 過去の部分につきましては、今、資料は持ち合わせていませんので、数字上ございません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そしたら、今年最大40人がペナルティーがつくかもしれないということですよね。  公平なという部分はありますけれども、やっぱり子供を通わせるときに、そこにといったとき、それはあくまでもペナルティーという話ではなくて、相談はきちっと受けていただきたいと思いますし、今年、例えば次にもう一回、やはり仕事に復帰しないといけないとなったときに、40人もペナルティーの対象ということにはならないようにしていただきたいと思います。これは、もうお願いして終わります。  次の質問に行きます。  2つ目です。「密な状態を解消する教育環境を」ということで。  まず1つ目、文部科学省は、地域の感染状況に応じて、学校での「衛生管理マニュアル」を作成しました。市立小・中学校での予防策を示してください。  2、積極的に空き教室を活用する場合、現状では教師が足りません。授業を丁寧に分かりやすく進めるためにも少人数で行うことは、子供にとっても負担が少なくなり、学習面の密の解消にも有効だと思っています。  特に城山台小学校梅美台小学校は、約1,000人の児童がいます。密な状態を解消する手だてを考えていますか。お願いします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。    (教育部理事 志賀 徹君登壇) ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  西山議員の御質問にお答えします。  文部科学省が作成しました「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル『学校の新しい生活様式』」が示す学校の行動基準レベル1に合わせて、学校生活を再開しております。  例えば、身体的距離の確保は、1メートルを目安に学級内で最大限の間隔を取ること、また、せきエチケットや手洗い、目・鼻・口などを手で触れるのを避けるなどの基本的な感染症予防対策の徹底、登校前の体温及び風邪症状の有無の確認、小まめな換気、児童・生徒が手を触れる箇所の定期的な消毒など、十分な感染対策を行った上で教科活動や部活動を実施します。  2点目について、教室内では、座席間は、可能な限り間隔を確保し、机の向きは、話合い活動等の対面を回避します。  また、対策を行ってもなお感染の可能性が高い対面での学習や合唱等の学習活動については、当分の間これを行わないこととし、廊下、昇降口等、密な状態が生じやすい場所では、ソーシャルディスタンスの確保を発達段階に応じて指導します。  下校時は、地域ごとに昇降口を使用する時間をずらすなどの工夫を講じます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) これも、資料のほうに入れさせていただきました。1枚めくっていただくと、教室の配置図が描いてあります。これは、文科省のそのマニュアルに載っている部分です。木津川市内の場合は、どちらに当たりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  いずれのレベルに該当するかというのは、地域の蔓延状況や医療提供体制等の状況を踏まえて、自治体の衛生所管部局と相談の上、判断することとなっております。健康推進課のほうと協議もいたしまして、レベル1ということで学校のほうを再開をしております。  以上でございます。
    ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そしたら、1つ目の答弁を踏まえた上で、ちょっとお聞きします。  市内で空き教室が使える小学校・中学校というのは、どこがありますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  空き教室の数につきましては、学校ごとに差異があるわけでございますが、現在、6月1日より全校生徒一斉に登校しているということでございまして、なかなか1つの教室の児童・生徒を2つに割っていくというには、十分な空きはない状況でございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 2つに割るときには、質問通告でも言いましたように、先生、教師の数も足りないので、そこは難しいと思いますけれども、じゃあ今の時点で空き教室がない学校というのはどこになりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  全ての学年について空き教室を確保するということになりますと、どの学校につきましても今現在難しい状況にある状態でございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) また後でちょっと聞きます。  教室の消毒、給食の配膳、トイレ掃除など、今は誰がしていますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  教室の消毒等につきましては、児童・生徒下校後に教職員が主に行っておる状況です。  清掃、それから給食等の消毒等につきましても、基本、教職員がやっておりますが、清掃については、特に中学校あたりですと、生徒のほうに拭き掃除はしないというようなところも注意したりとか、あとポリエチレン製の手袋を使ってのトイレの清掃というようなあたりは、発達段階に合わせて中学生等では行っている状況でございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ごめんなさいね、私、小・中学校の様子ということで尋ねていたんですけれども、2番目で、特に城山台小学校梅美台小学校ということを出しているんで、基本的には小学校のことを聞きたいんです。いかがですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  小学校におきましては、なかなか発達段階上、児童にそのような作業をさせるということが非常に困難ですので、教職員のほうがメインで行っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) それに対して、教職員の負担が増えていると思うんですけれども、対応とか手だてというのは、どういうふうに考えていらっしゃいますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  先ほど名前の挙がっております梅美台小学校城山台小学校ですと、教職員のほうも加配教員が非常に多い状況もあります。フリーの先生方もおられるというところで、現在は、その先生方に全員協力いただいてやっておるところでございますが、トイレ清掃、それから放課後の消毒作業等、今後、人員の配置等も視野に入れて検討を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 近隣の自治体では、もう既にその手だても含めて対応をスタートさせて子供たちの受入れをしているということなので、それはもう早急にしていかないといけないんじゃないですか。そう思いますが、いかがですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  近隣の状況等も把握しておるところでございまして、本市においても早急に手だてを打っていく必要があると考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ちょっとクラスのほうの大きさの話、その中での児童、子供たちの数ということでお聞きします。  本来だったら、私たちというか、ソーシャルディスタンス、今、フィジカルディスタンスというふうに、人と人とのというふうになっていると思うんですけれども、それはどの程度空けないといけないというふうになっていますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  マスク等を着用している場合は、基本的に1メートルということだと思います。気温の上昇等に伴いまして熱中症等の心配もある場合には、マスクを外してもよいというような項目も当該マニュアルのほうには書いてあります。その際は、1から2メートルということで、さらに距離を空けることが推奨されております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 教室以外のときというのは、どういうふうになっていますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  教室以外ということになりますと、屋外の場合は、密閉状態を避けているような状況でございますが、特に廊下・昇降口等については、密になる状態が考えられますので、それぞれの場面でまた指導のほうが必要かと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) マニュアルの最初のほうに、新しい生活様式の実践例というのがありますよね。そこで人との間隔というのは、どういうふうに書いていますか。5ページです。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  人との間隔については、できるだけ2メートル(最低1メートル)は空けることというように記述がされております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) これは何を根拠にされているかというのは御存じですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  飛沫の飛び方が一定の基準となっているというところで認識しております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) せきとかくしゃみの感染リスクを避けるために2メートルということが言われています。  私ちょっと先週、社会教育課のほうにも尋ねていたんですけれども、例えば東部交流会館と中央交流会館などのホールの利用人数というのは何人ですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  東部交流会館のホールにつきましては、収容人数としては100名ですが、今のコロナの感染症予防対策といたしまして、35人までの利用を認めさせていただいているというところでございます。  また、中央交流会館の多目的ホールにつきましては、椅子席180席のところ、25席の利用で挙行させていただいております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 市内の小学校の教室って、大体平均して何人になるんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  小学校の場合は、低学年については35人で2教室に分かれますし、それ以上の学年になりますと、40人になりますと2つに分かれる状況です。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 資料のところに、一番最後のページに、今年度の児童数とクラス数をお聞きしました。そこで、ちょっと表をつくりました。これは、一番下のところには中学校も書いています。ちょっと木津川台の1年生の一番右、1クラス何人かというところ、ちょっと赤字になっていますが、これは本来黒字です。私が30人以上になっているところを赤で表示をしました。1クラス、この人数が今入っているんですよね。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  この人数で収容しております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) じゃあ、なぜホールが、今回の、例えば東部交流会館だったら35人、中央交流会館だったら25人という、ほぼほぼ教室におる人数と変わらないですよね。あの大きさがありますよね。何で、教室内は1メートルでいいんですか。その科学的根拠というのはありますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  社会施設の場合は、不特定多数、いろいろな地域、いろいろなところから見えられるということで、学校のほうにつきましては、児童・生徒いずれもどこから来ているかというのはよく分かりますし、あと登校前の発熱症状の有無とか、風邪症状の有無についても、家庭と協力しながら十分対策を取っておるところです。その辺りから、この新しい生活様式のマニュアルにも1メートルの確保というところが言われておるものと認識しております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今、ホールでもどこでもそうなんですけれども、利用される人は熱があったら利用できないし、誰が使ったかというのは、住所とかは書かないですけれども、名前は書くようになっているんです。だから、把握はしているという中でも、やっぱりそれは2メートル空けましょうということで今やっていると思うんですね。  教室の中は、それは確かに決まった子しか決まった教室を使わないですけれども、それはちょっとどうかなとは思います。  じゃあ、子供というのは発症しにくいんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  当初の説では、学校ではなかなかクラスターは起きないというような説もございましたが、今現状におきましては、必ずしもそう言えない部分もありまして、ちょっと未知なるところも大きいかなと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 子供も含めて、若い方は発症というか、はっきりした症状が分からなかったりとかして、いろんなパターンが出てきたというのがあると思うんですよね。
     やっぱり症状が分かりにくいからこそ、身体的距離というのは空けたほうがいいだろうというふうに思うんですけれども、そこはどうお考えですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  文部科学省のほうが、この生活様式ということで、全編40ページにわたるマニュアルを詳細に作っております。まずは、こちらに従って対策を取っていくことが大切であるという具合に考えております。  あと、アルコールのほうも非常に数が限られておりまして、現在、学校のほうには、玄関とか職員室等、外部からの来校者用に置いているところが大きい部分でございまして、児童・生徒用につきましては、やはり小まめな手洗いですね、手指を清潔にするというところに主眼を置いております。  もし、手指にウイルスが付着したにしても、それを体内に取り込まなければ発症はしないわけでして、水際対策といいますか、マスクの着用等も含めまして、何とかウイルスを体内に取り込まないというところで、各小・中学校では、対策のほうを整えていっているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 文科省のマニュアルに沿ってということですけれども、従わない場合もあるじゃないですか。  そしたら、ちなみに文科省がいつも発表しているんですけれども、全国の公立小・中学校の平均の児童数というのは御存じですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 平均の児童数というのは、各クラス。 ◯15番(西山 幸千子) 学校です。 ◯教育部理事(志賀 徹) ちょっとその数字は持ち合わせておりません。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 去年のほうの数字しかまだ分からないんですけれども、小学校で321.8人、中学校は314.8人だそうです。ちなみに、ヨーロッパとかは、1つの学校が平均で100人ぐらいということになる。市内の小・中学校で言えば、そしたらどこが全国平均と同じレベルになりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  小学校につきましては、高の原小学校、相楽台小学校、加茂小学校、棚倉小学校あたりも全国平均に近いかなと思います。  中学校のほうは、泉川中学校、山城中学校が全国平均に近いという状況でございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) だから、木津川の小学校は、資料のほうを渡していますけれども、これで計算したら、全部で5,400人で13校の小学校があるんです。415人ということになるんですよ。ということは、もう既に多いというふうなことになっているわけです。  そしたら、例えば梅美台小学校は、今、979人、城山台小学校は991人、これはいつ頃だったらその平均値になりますか、何年後ぐらいとかというのは分かりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  その320人前後というところに至る年数については、資料をちょっと持ち合わせておりません。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 金曜日の補正予算特別委員会の中で、スクールバスの購入がありました。そのバスをどれぐらい使うんですかと言ったら、10年から15年は使いますということは、その間は、とてもじゃないけれども、そんな300人規模にはならないということですよね。ということは、もっと先まで、いわゆる文科省が言う過大規模校、大規模校のままで行くということになりますよね。  例えば、城山台小学校、増設分の教室の大きさというのは、どれだけか分かりますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  およそ600人程度を収容することになるかと思います。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  教室の面積ですか。 ◯15番(西山 幸千子) 増設の教室の大きさ。 ◯教育部理事(志賀 徹) こちらにつきましては、大体8メートル掛ける8メートルというところで建設のほうは進んでおります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 私の資料のところ、文科省のところで言ったら、8.3メートル掛ける8.3メートル、だからこれが基準だと思っていたんですよ。  そうすると、城山台小学校の増設分の教室の大きさというのは、もうはなからちょっと小さい、それも壁の厚みがあるので、それからまたもう少し小さくなるということだと思うんですね。本当にそれでいいのかなというのが、すごく疑問です。  2メートルを空けるというところの話で、この議場、15.6メートル掛ける14.4メートルぐらいあるそうなんですけれども、これで今、35人ちょっと超すぐらいかな、いると思うんですよ。これは、不特定多数の人は少ないですよね。でも、それだけ空けないといけないという話をしている。  そんな中で、城山台小学校梅美台小学校、いつまでそういうふうに密な状態を続けるというふうに考えていらっしゃいますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  何度も申し上げますが、この文科省のマニュアルに従っていきますと、それで基準はクリアしているわけでございます。  やっぱり小学生は、幾ら注意していても、どうしても密な状態にならざるを得ないところもございまして、それを防ぐためにマスクとか、あと行動の仕方ですね、その辺、人に近づいて大きな声でしゃべらないんですよとか、手洗いをちゃんとしっかりやりましょうというあたりで、一人一人の行動様式を変えていくというところが必要になってくるかと思います。  そのために、地域ごとの下校等も考えたりとか、いろいろ各学校で実態に合わせての対策を打っていただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 文科省のマニュアルというのをすごく大切にされていると思うんですけれども、そしたらちょっと確認しておきます。文科省で過大規模校の解消の1番目に出てくるのは何ですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  速やかな解消を目指しなさいということであるかと思います。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  過大規模校の解消ということで、1つ目に挙げられているのは、分離新設校で1つの学校の人数を減らすということやったと思います。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) もうちょっと時間がなくなってきたのであれなんですけれども、子供というのは、やっぱり大人のうそを嫌うんですよ。大人と一緒にいるときは2メートル空けないといけないとか、そんな話がある。でも、登校して教室に入ったら、もう1メートルでいいんですよ、その代わりに前を向いておいてくださいね、なるべく横としゃべらないでくださいねみたいなことになっている。本当に、子供ってね、信頼できる大人がそばにいるか、裏表がない大人が近くにいるかということで変わってくるんです。だからこそ、本来だったらマニュアルどおりに解消しないといけない問題じゃないかということを指摘して、もうちょっと時間がないので、最後の質問に行きたいと思います。  3つ目の質問です。「空き地の雑草の対処を」ということで、通学路や住宅地内の角地が空き地の場合、草が伸びると見通しが悪く、衝突事故になりかねません。特に、地主が遠方に住んでいると、適切な時期の草刈りが行われていない場合があります。の対応と解決方法を示してください。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。    (市民部長 山本 昌宏君登壇) ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  空き地の雑草は、所有者が適切に管理されるべきものですが、では、近隣の方などから相談があったときには、速やかに現地確認を行い「あき地の除草等に関する条例」に基づき、危険な状態にあると判断したときは、所有者を調査の上、書面により、雑草を除去するよう指導をしております。  指導文書を送付する際は、雑草が繁茂している状況が分かるよう写真を同封しておりますが、所有者の中には、直ちに対応いただけない方もおられ、清潔で安全な生活環境を保持するため、粘り強く指導してまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そしたら、今まで年間でどれぐらい指導や勧告がありましたか。数字が分かれば教えてください。  また、他などで参考になる事例や条例とかはありますか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  空き地の除草の指導状況でございます。  平成30年度と令和元年度の状況でございますけれども、平成30年度につきましては、相談件数が221件ございました。そのうち指導を行ったところが170件。同じく令和元年度につきましては、209件の相談がございまして、そのうち161件を指導しているところでございます。  また、近隣の条例等でございますけれども、京都府内におきましては、ホームページ等で確認する中におきまして、12団体等におきまして、同様といいますか、「あき地の除草に関する条例」をお持ちでございまして、その中には、木津川よりも厳しい指導等を行っているような条例も見受けられるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 指導・勧告のほうで、実際、ちゃんと改善されたものって、数字はどれだけですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  令和元年度におきましての指導を161件行っておりますけれども、そのうち数件につきましては、指導に沿って対応していただいていないというところでございまして、その件数については把握できておりませんので、今後、指導の後、どのような形になっているのかをきちっと把握をし、対応してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そういうところで、例えば交通事故が起こった場合というのは、土地の管理者の責任というのは問われないと思うんです。どうですかね。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  雑草等の除去についての管理につきましては、一義的には所有者の責任であるというところでございますので、そういったところにつきまして、のほうに所有者のほうに指導をしているからといってその責任が及ばないかどうかにつきましては、事例等を確認しないといけないと思いますけれども、いずれにいたしましても雑草等が繁茂している状況が分かって指導しているところでございますので、そちらにつきましては、所有者のほうで対処いただけるよう厳しく指導してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 指導とか勧告とか文書でというのですぐに対応していただけたらいいんですけれども、やっぱり今後というのは、どのようなやり方があるか分からないですけれども、罰金・罰則も検討していく時期ではないかと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(山本 和延) 市民部長。 ◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。  まず、空き地の全国的な傾向でございますけれども、平成28年度に国土交通省が全国の自治体を対象にアンケート調査を実施されております。この結果を見ますと、過去から10年間におきまして空き地の状況が増加していますとか、今後空き地が増加すると。その中で、管理水準が非常に悪くなっていくということが、それぞれの自治体でも傾向として出ております。これにつきましては、木津川におきましても同様の傾向ではないかと推測しているところでございます。  その上で、先ほども申し上げましたけれども、空き地の雑草などの適正管理につきましては、所有者でありましたり、その占有者の責任によるものでございますけれども、その状態が悪化しますと、今、議員のほうから御指摘のありましたとおり、道路際におきましては見通しが悪くなるなど、非常に児童・生徒の通学でありますとか車の通行、そういったところに支障が出てまいります。こういったことにつきましては、単に繁茂しているということだけではなく、公益に反することが懸念されるということで認識しているところでございます。  本市の状況を見ますと、条例の指導だけでは、残念ながら従っていただけないというところも現状でございますので、他の取扱いなども考慮いたしまして、どういったことが有効か、そういったことも調査・検討いたしまして、空き地が適正に管理されますよう検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯15番(西山 幸千子) 終わります。      ────────────────────────
    ◯議長(山本 和延) ただいま10時10分、10時20分まで休憩します。    午前10時10分 休憩    午前10時20分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま10時20分、休憩前に引き続き会議を開きます。  2番目、伊藤紀味枝さん。    (伊藤 紀味枝君質問席へ移動) ◯12番(伊藤 紀味枝) 12番議員、伊藤紀味枝です。  「東中央線の課題と目的達成に向け」と題しまして、1問質問させていただきます。  先日、念願の木津東バイパス・東中央線が開通し、3か月が過ぎました。これからの動きについて質問します。  (1)接道などを含めて車の流れなどは、予測していた交通量となり、改善されましたか。  (2)国道24号の沿道、東側と西側の未整備箇所の今後の整備計画は。  (3)国道24号バイパスの木津奈良道交差点から南約20メートル(ファーストフード店の向かい側)は、歩道がなく危険である。今後の整備計画は。  (4)奈良道から木津奈良道交差点を左折できないが、安全対策という観点から、工事終了後もそのままか。  (5)1)国道24号城陽井手木津川バイパスの大きな目的である慢性的な交通混雑の緩和と交通安全性の向上。  2)国道24号の代替道路として、災害時にも機能する信頼性の高い道路ネットワークの確保。  3)地域開発・まちづくりの支援。  以上の3点の目的を果たすために、城陽井手木津川バイパスの早期実現が必須である。そのための活動や国への働きかけは。  よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。    (建設部長 滋井 邦明君登壇) ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えをいたします。  3月15日の同時開通以降、新型コロナウイルスの影響による外出や移動の自粛などにより、現在の交通状況は開通前のものから大きく変動していますが、これまで市街地内の国道24号を通行していた多くの車、特に三重県方面を行き来する車が木津東バイパスや東中央線に流れ、また相楽中部消防署前のJR踏切の交通混雑が解消されるなど、周辺の生活道路を利用していた車の流れも変化し、交通の分散化が図られていると考えています。  なお、今後の社会情勢の変化による交通状況の変化については、道路管理者と連携して注視していかなければならないと考えています。  2点目の国道24号の東西の歩道の整備については、大谷交差点付近の改良済み箇所へつながる予定で、今年度以降も、順次、工事を進めていく予定と伺っています。  3点目の国道24号奈良道交差点から南側の歩道については、今年度に整備される予定と伺っております。  4点目について、工事前と同じく工事終了後も、市道216号中ノ島五丁目線から奈良道交差点は左折はできません。  5点目について、今年の4月から庁内において国や府と連携し城陽井手木津川バイパスの早期完成に向けたプロジェクトチームを立ち上げ、これまで2回会議を開催しております。  また、国への要望につきましては、毎年、関係市町で構成する「国道24号城陽井手木津川バイパス整備促進協議会」を通じて行っており、昨年の4月に事業化されたことにより、今後は早期の全線供用に向け、引き続き協議会を通じて要望していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 今、部長のほうから答弁がありました。交通量はどうなったのかということでは、場所によって多くなったり解消されたところもあるのは確かです。  ただ、未整備なところもまだあるということで、朝夕の木津交差点から大谷交差点、そして木津奈良道交差点など、いらいらするほど渋滞がひどく、多くの方から、信号が連動していないという声をよく聞きます。この問題は、3月議会でも議論されたところです。その点は、のほうとしてどのような働きかけをされたのか、お聞きします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  伊藤議員の再度の質問にお答えをさせていただきます。  渋滞の原因につきましては、今おっしゃっていただきましたように、信号処理の関係だというふうに我々も分析をしているところでございます。  大谷交差点と奈良道交差点の信号処理の関係につきまして、警察のほうにも対策の検討を申し入れておりまして、信号機の調整と交通状況の注視を継続するというふうに警察のほうから伺っているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 今、答弁では、警察のほうと連携しながら、これからどのようにやっていけばいいのか、微妙な微調整というような答弁だったと思います。  注視していきたいということですが、本当に動かない日があるんです。それ、日曜日とか、朝とか夕関係ないときもあるんです。どうしてこんな時間帯に混んでいるんだろうなというときもありますので、ぜひともしっかりした調査を、ある程度やっぱりメイン道路で、鳴り物入りで木津東バイパス・東中央線を開通したので、やはりここで不平不満の声を住民から聞くということは、こちらもちょっと予想していなかったということですので、その点、もう一度、警察とどれぐらいの頻度でするか、よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  まず、交通量調査の関係でございますけれども、供用開始後、5月19日に交通量調査を行ったところでございます。  結果につきましては、現在、分析中というところでございまして、答えは出ておりませんけれども、引き続きまして警察のほうとしっかり連携を取らせていただいて、うまく信号処理ができるように要望も続けていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) できるだけしっかりとしていただきたいということです。  それで、よく聞くのが、山城町とか京都方面に行く場合は、この道を使うのは、実に遠回りで時間も倍かかるということです。本来の国道24号を使ったほうが早く行けるということです。時間的にちょっと往復する場所もありますので、それはそうかなということもありますが、やはりしっかりとスムーズに流れるようにしていただきたいと思います。  木津川橋を越えて国道163号の和束とか加茂のほうへ行かれる方は、割とスムーズなんですが、山城のほうへ行くという場合は二度手間になるということですので、その点なんかもしっかりと警察と連携を取っていただいて、どのようにすれば一番スムーズに行くかという結論を出して、信号が連動して動いてもらうようにしていただきたいと思います。  これ、もう答弁を聞いても同じ答えになるので、結構です。  2番目に移らせていただきます。  2番目、未整備のとこはどうなるかということを聞かせてもらった場合、今年度以降も順次進めていくということです。見れば、ちょっと井関川橋とその北側とかにつながるところなんかも、堰堤の強化なんかもされているからかなと思うんです。その後、どのように、歩道なんかもきっちりと取られると思うんですが、その点はどうなんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部理事。 ◯建設部理事(河合 洋明) 建設部理事でございます。  御質問のありました井関川の歩道整備箇所でございますけれども、昨年度の木津東バイパス事業に引き続いて歩道整備工事を行っております。  今年度、歩道としては、使っていただけるような形で工事のほうは終わるというふうに聞いておりますので、よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) そしたら、今年中で終わるように理解していいんでしょうか、工事のほうは。 ◯議長(山本 和延) 建設部理事。 ◯建設部理事(河合 洋明) 先ほどの御質問にちょっと補足させていただきます。  2点目の御質問で、国道24号の東側と西側、工事中の箇所でございます。先ほど申し上げた井関川付近の工事につきましては、今年度、歩道としては通っていただけるという予定でございます。  なお、それから北側、木津駅方面に向かっての東西の歩道整備工事でございます。この歩道整備工事区間は、現在、事業が進捗しておりまして、最終的には南のほうに向かって、大谷交差点付近の改良済み箇所とつながる予定でございます。  引き続き、今年度も歩道整備工事の進捗を図っていくといったところでございますけれども、来年度以降も引き続き事業を進めていく予定でございまして、ただ予算の状況とかにもよりまして、いつ頃事業が完成するかというのはまだ未定ではございますけれども、引き続き工事は継続して行っていく予定です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 分かりました。  ちょっと今年度中は無理で、来年度もということです。しっかりとしていただいて、やっぱり安心・安全で皆さんが通っていただけるようにしていただきたいと思います。  それから、JAから以南には道路灯が未整備のところがあるんです。これは、大谷交差点、木津奈良道交差点の整備が終わり次第、整備されると考えていいのか、先日、木津東バイパスのような、忘れていたということはおかしいですが、しなかったということで、国道ですので、やっぱりきっちりとした整備をしてもらうということをお願いしたい。木津東バイパスのように単費の費用負担にならないように、国でやっぱりしてもらうということで、働きかけはどのようにしておられるのか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 建設部理事。 ◯建設部理事(河合 洋明) 建設部理事でございます。  御指摘のありました国道24号の歩道の照明でございますけれども、今現在、国のほうと調整中でございます。できるだけ事業の中でスムーズに進められるように、今後も調整していきたいというふうに思っております。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 調整中ということですので、のほうはしっかりと働きかけてしていただきたいと思います。  これ、もししなかった場合、やはりもう一度し直すといったら、表面もアスファルトも汚くなりますし、余計なお金もかかります。ぜひとも、国の予算でしていただきますよう、これは重ねてお願いしたいと思います。  次の3問目に移りたいと思います。  3問目のほう、工事整備される予定だというような答弁だったと思うんです。何でこれを言うかといったら、ファーストフード店の前は、ふだんでも車が立ち往生して非常に危ないところです。木津から奈良方面へ行くときは、大きく膨らんで、運転する車が多くて、対向車と冷っとするようなことが多く、歩道がなく大変危険ということで思いました。  整備をいつ頃、昨日、おとつい、ちょっと行ったら、何かかじっているようなところがあったから、しはんのやなということですが、これは今年いっぱいできちっと終わるということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  今年度、奈良道交差点からガソリンスタンドの洗車場のところの既設の歩道があるんですけれども、そこまでの区間を整備する予定というふうに伺っているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) するということで安心したんですが、あそこの場所の形状を見ますと、車道、そして歩道を何メートルか取ると、いつもと多分同じだと思うんです。その横の道というか、土地と落差が非常に大きいんですね。その点なんか、もし転げ落ちるというようなことがあった場合は、落差が大きいので、その点なんかはどのように考えておられるのか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 建設部理事。 ◯建設部理事(河合 洋明) 建設部理事でございます。  御指摘のありました工事箇所につきましては、確かに高低差がございます。そこを擁壁で設置しまして歩道として構築していくわけでございますけれども、高低差のある部分につきましては、転落防止の対策が行われるというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) しっかりとしていただかないと、中学生の方とか、また近所の方も非常に通られると思いますので、万が一落ちたら、やっぱり高低差が大きいから危ないですので、よろしくお願いします。  それと、木津奈良道交差点においても、東西のところで、ガレージ店があるところで、これは私、原課のほうへ行って何度も言って、歩道が1カ所狭くなっており、これ、工事前に言いに行ったところなんですが、どうしても地主さんが土地を売らないということで、このようになったと。  舗装されているが、やはり危険な場所なんで、としては、これから先、もう一度、地主さんに、交渉、土地を譲っていただくというようなことは、働きかけはどのように考えておられるのか、お聞きします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  今の形で、一応、工事のほうは完成形ということを伺っておりまして、ただ、やはり用地の関係というのはなかなか難しゅうございますので、としてというと、なかなか難しいなというふうに思っているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 相手があることですので、もしそういうチャンスがあった場合、すかさず用地買収していただいて、危険な場所を安全な歩道にしていただくようによろしくお願いします。
     4番目のほう、左折はできませんとはっきりと答弁された。見た形態から見ても、昔と違って井関川橋のあれが取り換えされたときに、ちょっともう左折は無理かな、余計に危ないかなということで、もうはっきり言わはりましたので、これは質問、仕方ないなということで納得させていただいて、次の5番目に移らせていただきます。  今現在、事業化になって、土地のそういう調べておられるということですが、一番言いたいのは、これ、2車線でということで、これを見れば、2車線で進めていくということで、4車線にするという、初めは思っていたんです、そこまで必要ないと。やっぱり初めからとしては考えておられたのか、確認だけです。どう考えておられるのか、そこのところだけお聞きします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  4車ということでございますけれども、都市計画決定するときの地元説明のときにおきましても、この4車化を求める声というのがあったというふうに伺っているところでございますけれども、ただ、やはりこの4車化といいますのは、交通量によって変わってくるというところでございます。  今現在の計画でございますけれども、日に1万2,900台の交通量ということで計画をされておりまして、その結果、2車というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) そこまで交通量は増えないだろうということで2車線ということですので、ここで4車線を頑張ってくれと言ったら、工事が中断されても困りますので、仕方ないなと思いつつ、これ、今、新型コロナウイルス感染症で公共事業とかを万が一遅らせたりとかした場合、大変なことで、やっぱり前へ前へ進めていただいて、経済の活性化をしっかりすることが大事である。そのためにも、交通、道路の完成が早くなっていただくということで、これは国にしっかりと物申していただきたいと思います。  全国の市長会の副会長に河井市長さんがなられたということです。おめでとうございます。それで、国に対してしっかりと物申してほしいんです。やっぱり事業を進めるに当たっては、後押しも大事です。その点はどのように考えておられるのか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 伊藤議員の御質問にお答えをいたします。  今回、城陽井手木津川バイパス、事業化をしていただくことになりました。なかなか、国の新規事業というのは、今、非常に厳しい状況ではございますが、今後とも新名神にもつながっていくということで、非常に南部にとっては重要な道路という位置づけで着工していただくことになりました。  当然、やはり一日も早く完成していただくことが大きくまちづくりにも寄与いたしますので、城陽市・井手町・木津川とタッグを組みまして、しっかりと要望活動も続けてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 井手町の町長さんが新年の挨拶で、一番大事な今年知りたいことは、JRの奈良線の複線化と国道24号、つまりこの城陽井手木津川バイパスの早期完成ということと、それに伴い企業誘致をしていきたいという大きな目標を立てて声高らかにおっしゃっていたということです。  も、やっぱりそういうこれから経済活動もしっかりやっていきたいということですので、声を上げて早く進めていただくように、事業化が進むようにしていただきたいと思います。  それと、これ、井手町・城陽市・木津川、南北に工事なんです。工事、いつでも言っているんです。北からと南から進めるプラス真ん中の井手町ぐらいから2つに割って北と南、要するに4つを同時に工事を進めていくという手法もありますので、その点をしっかりと考えておられるのかどうか。ただ単に言われるがままではなくて、そういうやり方もあるということを声を上げてほしいんですが、どのように考えておられますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  本路線につきましては、昨年の4月に事業化ということになっております。今後、早期に着工というところで、我々も、全線が供用され事業化が発揮できるような要望という形で進めていきたいというふうに考えております。  今おっしゃいました南北の問題とか、工事の区分、工区の区割り、そういうこともいろいろあるかと思いますけれども、これにつきましては、また国、それから京都府さんと連携を密にして話を進めていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 国・府と連携しながらしっかりとやっていきたいという力強い言葉がありました。言葉で終わらないように、やっぱり行動していただくということも大事です。これが通ることによって、木津川もしくは山城地域、南に対するあれが大きく寄与すると思います。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さんに申し上げます。  申合せによる質問時間の制限が超えました。 ◯12番(伊藤 紀味枝) それで結構です。もし、言っていただく言葉が。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  今、伊藤議員のほうから、力強い御支援を頂きましたので、我々もしっかり工事がうまく進むように、国、それから京都府さんと連携して事業を進めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯12番(伊藤 紀味枝) これで終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいま10時46分、10時55分まで休憩します。    午前10時46分 休憩    午前10時55分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま10時55分、休憩前に引き続き会議を開きます。  3番目、福井平和さん。    (福井 平和君質問席へ移動) ◯9番(福井 平和) みやこ創世会の福井平和でございます。  今回は、「独り親家庭の貧困対策の充実に向けて」というテーマでお尋ねします。  新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な影響が広がり、独り親家庭は一段と厳しい環境に置かれています。子供の未来への可能性が家庭環境で閉ざされないよう、「子育て支援No.1」のまちづくりを加速させるべく、お聞きします。  (1)子育て世代包括支援センター「宝箱」が開設され、2年半が経過しました。この間の相談内容の傾向と施策への反映はどのような状況か。  (2)「第2期木津川子ども・子育て支援事業計画」が令和2年3月に策定されました。同計画において、独り親家庭の貧困対策の展開については、どのような取組みが計画されているのか。  (3)独り親家庭が貧困に陥る一因となる「養育費不払い問題」の解消を目指す動きが広まりつつあります。子供の貧困を防ぐという観点で、養育費の確保に本としても支援はできないか。また、関連して面会交流の支援はできないか。  以上、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  福井議員の御質問にお答えいたします。  子育て世代包括支援センター「宝箱」では、主に妊産婦及び乳幼児等の実情を把握し、妊娠・出産・子育てに関する各種の相談等に対応しております。  相談内容といたしましては、開設当初から子育ての方法や、それに伴うしんどい気持ち等の育児に関すること、子供の運動発達、言葉等の発達に関する相談が多いです。妊産婦からは、上の子供の対応や精神的なしんどさ等の相談がございます。  施策の反映としては、妊産婦の交流を目的に、令和元年度から妊婦向けの「マタニティ広場」において産後ヨガを同時開催したこと、令和2年1月から産後ケア事業を開始しております。  3点目の養育費の不払いにつきましては、非常に深刻な問題であると考えており、子供の養育支援に対する自治体支援の動きも全国で広がりつつあると認識しております。  面会交流支援等、子供の養育支援策については、今後も研究を進めていきたいと考えます。  また、厚生労働省委託事業である養育費相談支援センターを専門的な相談先として紹介しております。  といたしましては、母子・父子自立推進員を配置し、幅広く独り親家庭の相談援助を行っており、今後も相談体制の充実を図ってまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  福井議員の2点目の御質問にお答えいたします。  本市「第2期子ども・子育て支援事業計画」では、独り親家庭の生活基盤の確保や就労支援等の充実を図ることとしております。  具体的には、高等職業訓練促進等給付金の支給事業や生活困窮家庭に対する相談支援等各種事業に取組み、独り親家庭への総合的な自立支援のための施策を推進することとしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) ありがとうございました。  まず1点目から再質問を行ってまいりますが、「宝箱」、これにつきましては、過去3年の施政方針、あるいは所信表明で、市長のほうがまちづくりの基本施策、主要施策と位置付けされてきております。  まずお聞きしたいのは、令和元年度、昨年度のこの「宝箱」での面接・相談の件数と概要はどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  福井議員の再質問にお答えさせていただきます。  「宝箱」の相談件数ということで、令和元年度の実績ではございますけれども、年間トータルといたしまして、相談件数2,002件の状況でございます。  内容等につきましては、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、その中で主な内容といたしましては、やはり子供の病気であったり、発達に関する相談が非常に多いという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) ありがとうございます。  今回、質問に当たりまして、子育てのお母さんのほうから若干声を頂いております。いわゆる実態なんですが、特に第1子の場合、育児のノウハウがない新米のお母さんが、24時間不安の中、言葉も通じない小さな命に向き合って、自宅の閉鎖的な空間で社会とも隔絶され、ひたすら育児に専念するため、どうしても視野が狭くなったり、例えば離乳食をうまく食べてくれない、なかなか歩いてくれない、いろんな個人差があるかと思いますが、それが全て母親の責任である自らを責め込んでいるという声を聞いているわけです。  施策の反映で答弁いただいたわけですが、現状の「宝箱」を中心とする、こういった若いお母さんの子育ての、今申しました声ですね、そういったものをどのように捉えて、今後の社会情勢の変化、あるいは利用者のニーズが刻々と変わってくるかと思いますが、改めて「宝箱」を中心とする子育て施策ですね、今後の方向性をお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  確かに、妊娠中、あるいは妊娠直後のお母さん方の切なる声というのがございます。その際には、妊娠届出時の面接でありましたり、出生届の面接で来られるとき、この件数も非常に年間を通じて多くございます。  そういったときに、保健師自らではございますけれども、育児に関すること、例えば育児の環境について、家族との育児方法の違いであったり、考え方の相違であったり、あるいは子供の発達に関すること、例えばしつけについてでありましたり、子供の言葉が遅いというような状況を多く聞くところでございます。  そうしたところから、「宝箱」におきまして保健師が常時対応しているということ、そしてどうしても電話相談等だけではなくて、気がかりなお母さんにつきましては、御家庭のほうに訪問させていただいて、実際に対面の中でお話を聞かせていただいた中で、適切な対応をしておるという状況でございます。  そして、今後の対応につきまして、方向性につきましては、やはり妊娠中の妊婦との連絡を取り、出産に向けての準備の確認でありましたり、心配事の相談、産後ケア事業の周知等、不安の解消に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) 今、部長が最後に言われた不安の解消、大変重要なことかと思います。  お母さん方が市役所に問合せをするということは、まだまだ敷居が高いというふうにお聞きしております。また、相談をするということは、お母さん、自分自身が未熟な母親ということに捉えられて、自分を責めておられるケースもお聞きしております。どうか、今後、より一層行政の横の連携を取っていただきまして、よろしくお願いしたいと思います。  2点目です。2点目につきましては、教育部長のほうから御答弁を頂いたわけですが、ここでお聞きしたいのは、いわゆるこの「第2期子ども・子育て支援事業計画」ですが、この中の43ページにもあるんですが、母子・父子自立支援員の状況ですね、本市の委嘱状況というのはどういう内容でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 福井議員の御質問にお答えいたします。  この子供の貧困対策の中で、独り親家庭の総合的な自立支援の推進ということで、その中の項目としまして、母子・父子自立支援員による相談の推進ということで掲げさせていただいております。  この部分につきましては、一定、委嘱というところでいけば、ちょっと私、記憶しているところでいけば、実施のほうがまだ未定であるというところではございます。  そういった中で、今後、いろいろな関係機関とも連携しながら、相談の推進に取り組んでまいりたいということで、この中での一つの項目として挙げさせてもらっているというところでございます。  以上でございます。
    ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) ということは、この支援員については、今後検討して、人員なり、業務内容なり、いろいろ詰めていかれると、現在は白紙ということでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) そのような形で、今後、検討してまいりたいという項目でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) 今回の2期計画の特徴の一つとしましては、やはり子供の貧困対策の推進に関する法律、これが平成25年に施行されて、これを新たに取り入れた計画としていると。これは、大変大きな項目かと思います。新規策定ということで、冊子の2ページにもあるわけですが、そもそも子供の貧困、いわゆるよく子供の貧困率というのが言われます。これの定義とか、これに関しての説明があればありがたいです。お願いします。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 子供の貧困率に関してでございますけれども、SDGsのほうでも第1の項目で貧困対策という中でも項目立てられているところでございます。  本における貧困率につきましては、算出というところではまだ至ってはおりませんけれども、一定、本市の貧困世帯といいますか、その状況を捉まえる指標といたしましては、計画でも挙げさせてもらっておりますけれども、生活保護世帯における母子世帯の推移ということで、一定、データの指標を置かせていただいております。  その計画の中で表記させてもらっている部分でいけば、平成30年度で生活保護世帯394世帯のうち母子世帯が53世帯ということで、一定、13.5%の貧困世帯といいますか、母子世帯における生活保護を受給しておられる世帯ということでありますので、そういったところからも、その指標も用いながら、今後、またさらに精査を重ねてまいりたいということで考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) 今、教育次長が申されました内容ですが、私の捉え方は、調べますと、平均的な所得の半分に満たない家庭で暮らす18歳未満の割合、相対的貧困という言葉もあるようですが、これが一つの定義になっているように捉えていたんですが、かつ平成28年の状況というのは15.6%、いわゆる7人に1人がこれに、いわゆる子供の貧困の状態にあるというふうに理解するんですが、今言われた生活保護云々というのも、結局、同じ尺度になるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 厳密に言えば、尺度的には、ある程度、イコールといいますか、合致するものではないですけれども、先ほど申し上げました数字については、一定の指標になってくるのではないかと。  ただ、福井議員がおっしゃるように、相対的貧困率ということで、一定の子供の貧困率を出す指標というのは定められております。そういった中では、今後も貧困対策に取り組む上では、そういう指標も活用、うちのほうで算出した中で対策を講じていかなければならないということでは考えています。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) 今回、一般質問をするに当たりまして、私もこの5月に頂いた第2期計画ですね、全体を目を通したわけですが、やはり子供の貧困対策の推進に関する法律の中にもありますように、公に周知する公表というのは大変重要じゃないかと思っております。  何も、この計画だけではないんですが、木津川でたくさんの計画がございます。この成果を、行政の考え、方針をいかに市民の方に御案内するかとか、これは大変重要な後の仕事かと認識します。  ここでも、子育てのお母さんの声を一つ紹介したんですが、市役所の窓口に相談に伺ったと。どの職員の方も、受付窓口付近を歩いているだけで、素早く声をかけてくださり、相談に乗っていただく入り口として大変話がしやすかったです。内容も、しゃくし定規ではなく、丁寧に対応していただき、ありがたかった。相談内容に付随する情報も率先して教えていただいたと。数か月後、同じ方が別の件で相談を聞いてもらったときも、顔を覚えてくださっていたようで、ストレスなくスムーズに手続ができ感謝していますという、大変うれしい内容というんですか、いい内容の声を頂いたものであります。  ですから、先ほど言いました公表について大変重要であるというのは、十分認識をしてもらいたいと思うんですが、今回の場合、どういう内容になるでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 御質問にお答えさせていただきます。  この本計画の観点から申し上げますと、一定、毎年、毎年、ここで掲げさせていただいている各種事業につきまして検証を行っております。  そういった中では、その検証も十分中身を精査した中で、毎年、毎年、PDCAを回す中で、できている部分、また至らない部分というのを検証しながら、公表もしながら、この計画、5年間の間でよりよいものとなるように推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) ホームページを見ますと、計画本体と概要書というのが掲載いただいております。全戸配布等はなかなか困難な状況かと思いますが、そういう概要書での周知とか、どういった工夫があるんでしょうかね。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) この第2期の計画の周知につきましては、一定、各関係機関にも配布させてもらっておりますと同時に、のホームページでも上げさせていただいているところでございます。  また、概要版も一定作成させてもらった中で、窓口、また関係機関での配架というような形の中で、広く皆さんに周知いただけるように対応をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) 同時に、京都府の計画、国の動向等、大変密接な関連が今後も出てくると思いますので、その辺、運営を含めてよろしくお願いしたいと思います。  最後、3点目に入りますが、養育費の問題、そしてそれに関わる面会交流の関係でございます。  この独り親家庭が貧困に陥る一因としまして、養育費の不払い問題が大変大きな社会問題となっております。  そこでお尋ねするんですが、この養育費といいますと、新聞では、昨年あたりから、兵庫県の明石の取組みが中心に紹介されているところですが、この辺は、部長、認識はどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  この養育費不払い問題につきましては、自治体の先進ということで、明石が率先して取り組んでおられるという状況につきましては、把握しております。  そのほかにも、自治体におきましては、不払い問題等に対しての取組事例をされている自治体がそのほかにもあるということも承知しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) どうして最近になって養育費の不払い問題が社会問題になっているかということにつきましては、やはり先ほども言いましたが、滞っている不払いが後を絶たない、あるいは両者間で取り決めた養育費の支払いがごく一部になっているという現象が各地で出ているということで、母子家庭の中では、養育費については、母子家庭全体の約2割程度の受け取りと、8割の御家庭というんですか、母子家庭については、滞っている状態が現実のようであります。  たまたま今回の質問通告の後に、これも新聞に大きく載っていたわけですが、法務省と厚生労働省のほうで、国としてもこれを、離婚後の養育費の不払い問題を解消する必要が国としても取り組む課題であるということで、最近、新聞報道にもあったわけですが、この辺の情報というのはどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  確かに、独り親家庭の、特に母子世帯につきましては、養育費の不払い問題が大きくあり、先ほど議員おっしゃいましたとおり、2割程度という形になっております。法務省並びに厚生労働省といたしましても、この状況を深刻に受け止め、非常に重要な課題であるというように捉まえられております。  そうした中で、今年の4月につきましては、改正民事執行法が施行となっておりますし、法務省といたしましても、養育費の重要性に関する広報啓発に努めてこられているという状況です。  しかしながら、養育費不払いの解消に向けてなお検討・解決すべき課題は多く、支払いの確保のためには取り組んでいかなければならないことが喫緊の課題という中での現在の状況という形での新聞報道であったというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) 今、部長が申された内容であるんですけれども、要は国のほうでは、養育費を強制徴収、あるいは立替払いと、こういうところまでも視野に入れて両省で研究をスタートするという内容が報じられております。  あわせて、面会交流の関係であります。これも該当いたしますお母さんの声なんですが、面会交流については、先方との日程調整の連絡や子供の引渡し、引受けの立ち合い等、関係が悪化している親同士ですので、そういう中で、そういった子供の面会の設定をする必要があるということなんですが、面会交流自体、子供の福祉であるという面会交流が事実上できていない場合が多いという状況です。  私が申し上げたいのは、親同士が直接連絡を取ることが、現実、大きな障壁となっているということからしまして、行政として何らかのこれに対する支援はできないか、人的な支援があるかと思いますが、先ほどNPOの関係の動きもあるよと御答弁いただいたかと思いますが、自治体が何らかの設定をして取り組んでいるケースもあるようでございます。この辺の見通しですね、先ほど言いました、国ではそういう養育費の強制徴収の取組みがスタートすることも踏まえまして、ここへの行政の関わりについてどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  この面会交流というところでございます。確かに、面会交流をサポートされている自治体、先ほどの先進事例でも申し上げましたとおり、明石におきましても面会交流のサポート事業を委託をされて取り組まれているという状況でございます。  先日ですけれども、新聞のほうにおきましても、このコロナの状況におきまして、非常に面会交流ができないという状況が掲載されておりました。そういった中で、ビデオ通話であったりメールでの面会ということも、法務省のほうでも非常にいい取組であるというような見解も示されております。  ただし、一方では、そのビデオ面会によりまして、例えば通常の対面による面会交流が制限されるんじゃないかというような御意見もあります。  こういったところも踏まえまして、ルールづくりが必要であるというふうに思っておりますし、木津川におきましても、こういった面会交流につきまして、進んでおられる自治体の取組も踏まえて研究をしてまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 福井さん。 ◯9番(福井 平和) ありがとうございました。  今回は、独り親家庭の貧困対策の充実と。 ◯議長(山本 和延) 福井さんに申し上げます。  制限時間を超えております。発言を控えてください。 ◯9番(福井 平和) ありがとうございました。 ◯議長(山本 和延) 教育部次長◯教育部次長(吉岡 淳) 教育部次長でございます。  福井議員からの2点目の計画に際しての御質問に際して、若干訂正をさせていただきたいと思います。  母子・父子自立支援員による相談の推進というところの項目で、一定、この制度自体の委嘱の関係のお話を頂いておりましたけれども、確認させていただきましたところ、母子・父子自立支援員としましては、として事業展開を行っておりまして、1名委嘱させてもらっているということで確認が取れました。訂正させていただきます。おわび申し上げます。  以上でございます。 ◯9番(福井 平和) 終わります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいま11時25分、11時35分まで休憩します。    午前11時25分 休憩    午前11時35分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま11時35分、休憩前に引き続き会議を開きます。  4番目、高味孝之さん。    (高味 孝之君質問席へ移動) ◯14番(高味 孝之) 高味でございます。  今回は、「新型ウイルスによる令和2年度の予算執行への影響」を質問させていただきます。  質問内容が多岐にわたるため、多くの行政の方に出席をしていただいておりますが、大変申し訳ないですけど、全員の答弁を聞こうとは思っておりません。  それでは、始めます。  今回の新型コロナウイルスの第1波では、飲食店・観光産業・小売店などが大きなダメージを受けました。第2波では、大企業やグローバル企業に波及することが予想されています。そして、第3波では、金融危機リスクが発生すると言われています。緊急事態宣言は解除されましたが、まだ、いつどこで何が起こるか分からない状態が続きます。一日も早い収束を願いつつ、次の質問をいたします。  (1)3月の第1回定例会で市長が示された令和2年度の施政方針の中で、特に主要施策への影響が考えられますが、対策はどのようにされますか。  (2)予算案どおりの税の収入や、国・府からの交付金・分担金が見込めるのか。何らかの影響を受け、歳入予算の大幅な変更が予想されますが、対策は。  (3)議会は、令和2年度の予算を可決しました。執行機関としての行政は、原案のとおり速やかに予算を執行しなければなりません。しかし、今年度の新型コロナウイルスの影響で各部局においては変更を余儀なくされる事業が発生すると予想されますが、それらの事業の中止もしくは延期による市民の皆さんへの影響と今後の対策をお答えください。できれば、予算額もお願いいたします。  (4)今年度、府やからの負担金で各種団体が実施されようとする事業の影響を把握されていますか。今後、としてどのようなフォローの対策などの対応を考えているか、お答えください。 ◯議長(山本 和延) 副市長。    (副市長 田中 達男君登壇) ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  私のほうからは、高味議員の4問の質問のうち、1問目の御質問にお答えを申し上げます。  新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、当初予定をしておりました事業の実施に当たりましては、実施時期の見直しをはじめ規模の縮小や中止なども含めて慎重に検討していく必要があります。
     現在、11月に予定しておりました「木津川アート2020」の次年度への延期や、小学生児童を対象とした「夏休みイベントレッスン事業」の中止などの見直しを行ったところでございます。  一方で、「GIGAスクール構想」の実現に向けた教育用タブレット端末整備につきましては、前倒し実施を予定しております。  今後も、市民生活や地域経済の状況を見極めながら、のまちづくりのため必要な施策を着実に進めてまいります。  私のほうからは、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  高味議員の2点目の御質問にお答えをします。  歳入予算に対して考えられる影響といたしましては、税では徴収猶予の特例制度による減収が予想されています。  また、各種交付金についても、地方消費税交付金をはじめとして、歳入が予算を下回るものが相当あると見込まれます。  特に、地方消費税交付金は、6月交付実績による前年度比率の試算から、約2億円の予算割れが見込まれます。  対策といたしましては、実施を見送ることとなった事業費の減額補正を行うとともに、予算の不足を生じたときのために設置しております財政調整基金からの繰入金で補うことを主に考えております。  3点目について、補正予算第3号では、総合がん検診事業費で790万円、観光振興事業費で420万円、消防団運営事業費で操法大会開催経費590万円、合計1,800万円を減額しております。  催物の自粛や見送りといった、3つの密を避けるためにはやむを得ないもののほかは、できるだけ市民の皆さんへの影響を最小限にとどめるよう努めております。  そのため、実施時期の延期などで対応することを検討中のものは、予算を減額することなく温存しております。  そのほかにも、小・中学校休業や、中学校クラブ活動の大会中止、学校プールの授業と一般開放の見合せなど、当初計画どおりの予算執行ができないものもありますが、生活支援や学習保障など新型コロナウイルス感染症対策のために新たな需要が生じており、予算執行計画の変更などで対応しているところでございます。  続きまして、4点目について、が補助金の交付などにより活動を奨励している団体の中でも、活動を自粛されているところも多くあります。その場合、事業実績も例年に比べまして減額となる場合も多いと推測しています。  活動実績に応じた補助金の交付を行うとともに、例年並みの活動に対しても相応の補助を行えるよう、必要な予算の確保を行っております。  例年以上の増額や追加の支援が必要な場合は、改めてヒアリングなどを通じて実態の把握に努め、公的支援の必要性や財源確保の検討を行います。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 主要施策の中で、待機児童ゼロ継続に取り組みますとありますけれども、これ、やっぱり密の関係で待機児童の数自体を調整しなくてはならないというようなことはないんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  待機児童解消におきましては、やはりその施設での収容定員の確保と指導員、保育士等の確保という2点からのほうで、待機児童解消対策は進めなければならないというふうに思っております。  そういった中で、新たなコロナの関係におきまして、どれだけの児童を収容できる場所の確保ですね、そういったところにつきましては、引き続き検討して、子供たちがよりよく安全に、なおかつ待機児童を出さないような対策を講じていかなければならないと思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 推移もあるんですけれども、今後、密にならないために待機児童が増えるという可能性もあるんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  もちろん密にならないような状況をつくるというところは一番に考えなくてはいけないと思うんですけれども、それによって、その保育定員を減らすということではなくて、定員は確保しながら、その中でいかに子供たちが安全に過ごせる環境をつくっていくかというところに重点を置いて考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 十分にコロナ対策は取っていただきたい。  次に、木津小学校と相楽小学校の校舎改築のための基本設計に取りかかると施政方針の中にありますが、これに対しての影響はあるんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  この2つの学校につきましては、老朽化がほかの学校よりも進んでいるというところで、改築等に取りかからせていただくという計画でおります。  これにつきまして、コロナの影響についてはないというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 国の予算が、これはもうコロナが発生するまでに国に対しての、これは分担金になるのかな、負担金になるのか、どちらか、分担金の申請はもうコロナの前にされているということで、計画どおり基本設計に入るということでいいんですね。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  コロナの件より以前から計画をさせていただいているというところでございますので、それにつきましては、計画どおり進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 心配するのは、今年度は基本設計、が申請したことに対して国は受け入れているけれど、この状況で、国は第2次補正予算を組みましたけれども、ほとんどがコロナ対策に大きな費用を投入する中で、本当にが計画しているどおりに木津小学校と相楽小学校が改築できるのかどうかという今の見通しをお答えください。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  もちろん、コロナ対策ということで、子供たちの安全を守るという面では、非常に重要なところでございますので、そちらのほうにつきましては、また引き続き国からの交付金等を活用して安全対策を講じてまいりたいと思っております。  一方で、施設の安全というところも大事な教育現場の環境整備ということになりますので、それにつきましては、その児童数に対する施設の必要面積等から交付金の申請をさせていただいて、そちらにつきましても確実に確保に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 僕が聞いているのと少し違う。これは建設部長になるんかな。まずは基本設計に関しては、コロナ以前に申請をしてあるから、基本設計の部分に対しては、国からの補助金・分担金が下りてくるけれど、今後、建設に当たって、大きな建設の予算が、申請をしても却下される可能性が出てくるんじゃないかなと思うんだけれども、が考えている予定どおりに、木津小学校・相楽小学校の建設は進みますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  今年度につきましては、先ほど教育部長が申しましたように、設計費の予算要求ということで、交付金のほうの要求をしておるところでございます。  工事につきましてはといいますか、今年度につきましては、内示を頂いて設計のほうに取り組んでおりますので、途中でそれがカットされるということはないというふうに思っております。  しかしながら、来年度の国の予算の配分というのは、今現在ではちょっと分からないという状況でございますけれども、事業の必要性を訴えていくという必要があるのかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 国が2次補正を組みました。多額のコロナ対策の予算が出ていく中で、なかなか各市町村の申請どおりに今後通っていくかというのは難しいと思いますが、できる限り早い建設を目指していただきたい。  建設部長に続いてお聞きします。ここ一番大事なんは、これから梅雨の季節になって台風がやってきて、この小川の内水対策費についても、今年度は予定どおりだけれど、今後影響を受けるのかどうか。これは、もう生命と財産に関わる大きな問題でございますので、どのようになっていくのか、お答えください。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  小川の内水の関係でございます。実は、昨年度でございますけれども、小川の内水対策事業、繰越しをさせていただきました。  これにつきましては、何を繰越したかといいますと、予備設計を昨年度はやっておったんですけれども、委託をしておりました事業者から業務の一時中止の申入れというものがございまして、3月の初旬から5月末まで一時中止をしておりました。その後、事業を再開していただいて、9月末には予備設計が完成するという状況でございます。  それの上で、今おっしゃっていただきました小川対策というのは大変重要と我々も位置づけをしておりまして、今後も引き続き国のほうに、また京都府さんとも協議をしながら予算確保、また事業の進め方、こういうことについても協議を進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 私、何遍も言っているように、行政の第一義は生命と財産を守ること。コロナももちろん必要ですけれども、やっぱり小川が危ないということはも認識されておりますので、国・府に働きかけていってほしいと思います。  それと、先ほど伊藤議員からもありましたけれども、城陽井手木津川バイパスの事業については、コロナの影響は受けますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(滋井 邦明) 建設部長でございます。  城陽井手木津川バイパスの関係でございますけれども、今現在、コロナで直接影響を受けているというところはございません。本としては、今年度につきましては、地籍調査に入ったというところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) これも施政方針の中にあるんですけれど、相楽中部消防本部の新築移転、これは影響を受けますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今年度については、基本設計・基本構想を実施をしておりますが、予定どおり実施中であります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 令和2年度の予算に関しては、コロナの影響を受けるために申請をされていて、先ほど総務部長から答弁がありました、国・府からの交付金・分担金の方向も、令和2年度に関しては、通常どおり下りてくるという認識でいいんですね。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 高味議員の再度の御質問にお答えします。  令和2年度の交付金につきましては、先ほど答弁させていただきました内容以外については、当面、例年どおりというふうに見込んでおります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) もちろん、地方交付税については減額が見込まれると、やはりそれを補填していくために基金を取崩して予算を執行していくと。ただし、令和3年度という部分については、なかなか見通しが成り立たない部分と難しい部分があるんですけれど、そこらの来年度の予算についてはどうお考えですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部次長。 ◯総務部次長(八田 達男) 総務部次長でございます。  今年度につきましては、先ほど部長からもありましたように、ある程度、地方消費税交付金とか、減額が見込まれるものもございますが、この辺りにつきましては、普通交付税の算定が7月、例年よりはやや先送りになっておりますが、遅れぎみではありますが、9月の補正には反映できるかと。そのときに、ある程度、減額の見通しも含めて整理をしようと考えております。  来年度、令和3年度につきましては、税収の減収が相当に予想がされます。ただし、それにつきましては、地方財政計画のほうでそのことも反映されるのではないかと考えますので、その辺りは、地方交付税である程度の補填措置がなされるのではないかと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) もちろん、最終的には国も地方のことをほっとかないので、補填はあると思うんやけれど、やはり市長が常々基金の問題では、基金は必要だと言われております。今こそ財政調整基金を思い切って使って、市民のサービスを守るという方向性がいいと思いますけれど、市長、どうでしょう。 ◯議長(山本 和延) 河井市長。
    ◯市長(河井 規子) 高味議員の御質問にお答えいたします。  今回、コロナ関係では、国、そして独自の事業もさせていただいております。今後、2次の補正も国のほうで決まりましたので、それに向けて、今、調整をさせていただいているところです。  市民の皆さんがいろんな場面でお困りになっておられるところを十分調査をいたしまして、そういうところにしっかりと予算をつけていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 思い切った基金を取り崩すという方向で進んでいかざるを得ないことになってくるんじゃないかなと思います。  それと、先ほど副市長のほうからあった木津川アートの中止とか、夏休みイベント事業の中止等々言われましたけれども、やっぱり市民の皆さんが楽しみにしていた事業に対しての影響は大きいと思いますが、それについての今後のフォローというのはどのように考えておられますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  高味議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  現在、各部局において、今年度において影響のある事業、その内訳としまして、負担金、あるいは補助金等々で各種団体に助成をしているわけでございますけれども、金額的には、ほぼ現在合計すると3,000万円ぐらい、中止・延期に伴って減額になるんではないかというふうな試算をしております。  また、先ほどおっしゃっていただいたように、実際にコロナの影響を受けて縮小されるところもあれば、またアイデアを持って取り組まれるところもあるというふうに考えておりますので、事業費の減額をさせていただくところ、あるいはいろんな対策をもって事業を継続していかれるところについては、個々判断をしながら支援をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 3,000万円ぐらいが使わずに戻ってくるんじゃないかなということなんですけれども、この予算について、来年度、必ず必要になってきます。これを使い切らずして、ここをプールして、言ったら、コロナ対策については第2次補正で補うと。これをプールして来年度に回さなくては、収入が減ってくる、交付税が減ってくる中で、プールという考えも必要だと思いますが、どうでしょう。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  予算といいますのは、単年度で必要な事業についてお願いをして、予算計画を立てているものでございますので、今年度の事業につきまして必要のないものは減額をさせていただき、あるいは新たな事業で必要となったところに補填をするというような考えで行っていきたい。また、例年、事業を継続されているような事業については、また次年度について計画を吟味しながら予算を立てていきたいというふうに、そういうふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) もちろん、部長が言われるように、行政は単年度予算であります。繰越明許が認められていますけれども、これは事業ではありませんので、繰越明許の対象にはなりませんけれど、来年度、各種団体が執行する事業に対しては、しっかりと予算配分をできるようにお願いしたいと思います。  それと、次に教育委員会にお聞きします。コロナの影響で修学旅行と、それと体育大会は、どのような影響を受けますか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  小学校の運動会、それから中学校の体育大会ですが、全校児童・生徒及びその保護者全員を一堂に集めてという従来の形態の分は中止としているところでございます。  その他、修学旅行を含めます2学期以降の大きな行事につきましては、諸般の状況等も鑑みまして検討を続けていくところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 体育大会は規模を縮小しながらでも行うと、十分コロナ対策に配慮して。そうなっていきますと、やっぱり先ほども出ているように、児童数の大きなところはそれで対応できるのかという心配がありますけれど、それは大丈夫でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  学校の規模等違いますが、それぞれの学校で知恵を出し合って何とか児童・生徒の思い出に残るようなことができないかという具合に、今、検討しているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 教育委員会としては、今年度は、全学校において体育大会は実施するという方向でいいんですね。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  従来の形のものはできないということで中止をしておりますが、それに代わる何らかの形ですね、代替の部分が、それについても、いろいろな状況で実施できないということも十分考えられるわけでございますが、現在、検討しているところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 先ほど、教育委員会のことですけれども、総務部長から答弁があって、大きな大会が残念ながら中止されました。3年生にとっては、高校野球が、今、大きく注目を浴びていますけれど、3年生にとっては、本当に思い出づくりで、これが中止になるというのは、断腸の思いで、甲子園も、ある程度、1試合であるけれど、春の選抜に対しては大会をしたいという方向がありますけれど、今回、中学校の大きな大会について、そのようなフォローがあるのかどうか、お答えください。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  中学校に関しましては、全国大会、それから近畿大会等、上位の大会が全て中止ということで、順番に下りてくるわけでございますが、京都府とか山城管内においてということにつきましては、中学校の体育連盟の管轄になりますので、そちらのほうでまた検討もされていくのかと考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) ぜひ、3年生にとっての思い出づくりをできる場を、どうかつくっていただきたい。  それと、先ほどもお聞きしました修学旅行なんですけれど、これ、どうなんですかね、修学旅行もやっぱり一番の思い出になる行事の、やっぱり卒業するときの絆も含めて、大変今でも修学旅行の思い出、この年になっても覚えていますからね、やっぱり何らかの形で何とかならんのかなとは思うんですけれど、実際どうなんですか。可能性としては、なくなるという可能性も出てくるんですかね。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、今、高味議員がおっしゃったように、一生に一度の思い出がつくれる行事というところで、私たちとしても何とか安全に開催できる方法はないのかというふうなところを思っておるところでございます。ただし、やはり児童・生徒の安全が第一ということでございます。  それと、やはりバスに乗って移動というところがありますので、そういったところで、どのような形で安全が確保できるのかというところ、また秋に予定していたところにつきましては、実施は無理だというふうに思っておるところですが、それが年を明けたときに延期して実施できるのかということにつきましては、引き続き、日本全体の状況も見ながら検討を進めさせていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 中学3年生の皆さん、小学校6年生の皆さんは、今、どのように、修学旅行はひょっとしたらなくなるかなというような不安は持っておられるんですか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  子供たちも、この今の日本全体の状況は十分承知しておるところだと思います。また、今は、とにかく学校が再開して友達と会えるという状況の中で勉強をしているというところでございます。  この先、2学期以降の行事等につきましても、やはり安全を配慮しながら検討していきたいというふうに思っております。  ただ、やはり子供たちにおきましては、楽しみにしている大きな行事の一つだというふうには思っておりますので、その辺りについては、十分、教育委員会と学校とも併せて協議を進めさせていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) これ、6月10日の日経新聞に、「地方の財源不足、最大規模 コロナ禍で『貯金』7割減、新型コロナウイルス対応で地方の財政難が深刻になりそうだ。財源不足は過去最大だったリーマン危機後の18兆円を超える恐れがある。」という記事が載っております。やはり、今年度予算より令和3年度予算が大きな影響が出てくると思われますが、その点についての認識はどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  木津川におきましては、先ほど来、答弁させていただいたように、不測の事態に対応するために基金というのを積んでおりまして、本年の開始時には約40億円の財政調整基金を持っていたわけですけれども、今回の定例会の第3号の補正まで合わせて、その財政調整基金を充てて予算を組んでいるところでございます。  先ほど財政課長からも答弁がありましたように、次年度、来年度については、収入として下がる部分と、それから交付金等で措置される部分と出てくるでしょうが、今年度については、今までの計画していた有事の際の財政調整基金というのが有効に活用できているんではないかなというふうに考えております。  また、今後、1次補正・2次補正で地方創生臨時交付金というのが各市町村のほうに下りてくるわけですけれども、それも十分活用しながら木津川の財政計画を立てていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 大きくの方向が変わっていく来年度予算、12月までには予算編成を行うと。今、総務部次長のほうから、9月の終わりぐらいにはある程度の数字が出るということを聞きましたので、私、9月議会に来年度予算のコロナウイルスに当たる予算編成の質問を予告いたしまして、質問を終わります。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  先ほどの答弁、1点訂正をさせていただきます。  主要施策の影響の中で、相楽中部消防組合の移転のスケジュールでありますが、基本構想は当初8月末完了予定で進めておりましたが、新型コロナウイルスの影響で1か月延長いたしました。訂正いたします。申し訳ございませんでした。  以上です。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 会議の途中ですが、13時10分まで休憩します。    午後 0時08分 休憩    午後 1時10分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時10分、休憩前に引き続き会議を開きます。  5番目、長岡一夫さん。    (長岡 一夫君質問席へ移動) ◯5番(長岡 一夫) 和みの会、長岡一夫です。  高味議員に引き続き、質問させていただきます。  本日は、2問質問させていただきます。  まず1問目、「働く障害者の工賃は」と題して質問させていただきます。  就労継続支援事業所では、商品の袋詰めや部品の加工、手工芸などの軽作業を中心とした仕事が多く、府内の1人当たりの平均工賃は、月額約1万6,000円で、障害者年金などと合わせて利用者の生活の支えになっています。  新型コロナウイルスの影響で仕事が減り、減収となっている利用者も多くいます。利用者の生活を守るために、事業所は身銭を切って工賃を支払っている事業所もあります。障害者関連団体からは、国や自治体に財政支援を求める声が上がってきています。今後のの取組みについてお伺いいたします。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  京都府の令和2年度5月補正予算において、「新型コロナウイルス感染症対策費」が計上され、5月27日に可決されております。その中の1つの事業として、新型コロナの影響により生産活動が縮小している就労継続支援B型事業所に対し、福祉サービスを継続するために必要な工賃の原資を助成する「就労支援事業所維持確保事業」の実施が計画されています。  事業の詳細については、6月中旬をめどに補助要綱を作成すると聞いておりますが、としても動向を注視してまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 先ほど答弁いただきました京都府の支援事業に対して、「就労支援事業所維持確保事業」というのを言っていただきましたけれども、これはまだ即利用者さんに工賃の不足分とか、いろんな形で行き届くわけでもなく、やはり今、B型事業所と言っていただきましたけれども、B型の利用者さんについては、A型と違って雇用契約をまだ結ばれていないというのがほとんどなんです。
     だから、本当はいろんなイベントなどのところで障害者の作られたものとか、パンとか、クッキーなどを販売する予定であったとこが、ほとんどコロナの影響で販売できない状況で、どうしても収益が減ってきているというのが現状であります。  その中で、今、私も質問の中で言いましたけれども、そういった減った工賃を事業所が、物すごくきつい言い方になりますけれども、身銭を切ってという形で言いましたけれども、やはりそういうのを確保してやらなくては、なかなか利用者さんの生活がなり行かない部分もあります。  今言っていただいたように、その補助要綱をこれから注視して見ていると言ってはるんですけれども、そういった形で、として市内の事業所で、そういった工賃が減ったというような形でアンケートとかいうのを取られましたですかね。どんな状況かというのは把握されていますか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  各事業所におきまして、このコロナの影響によります、例えばコロナ対策をどういうふうな形でされているか、あるいは併せて同時に3月、4月、5月ぐらいの収益の状況がどういった形で推移しているかということのアンケート調査を実施させていただきました。それを基に、各事業所のほうから、全ての事業所から提出はしていただいておりませんけれども、事業所のほうから、そのアンケートに対してのお答えを頂いているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) そのアンケートというのは、コロナ対策についてどのような対策を取られていますかという形で、徹底した手洗い・うがい等をやっていますとか、いわゆる密にならないような行動を取っていますとかというのがあるんですけれども、仕事が減ったというようなアンケートも、今、取られたと言っておられるんですけれども、その内容というのは、まだ精査されていないんですかね。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  アンケート調査につきましては、先週、調査をさせていただいて、随時、提出いただいているという状況でございます。現在のところ、その集まったアンケートを基に、各事業所におきまして対策を取られている、収益が減っている、あるいは利用者数が増えているとかというような状況を見させていただいているという状況で、今後におきまして、この内容をもとに、どういうふうな状況であるかというのを把握していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 事業所向けになんですけれど、厚生労働省から6月4日とか、その二、三日前にも届いたやつがあるんですけれども、当然、新型コロナウイルスの感染拡大により対応がやむを得ない場合、いわゆる利用者さんの工賃が減った場合、本当は駄目なんですけれど、自立支援事業給付費、いわゆる事業費を利用者さんの工賃に臨時的に充ててもいいよというような通達が来ました。実際に、そういった事業所も、私が調べたところ、ありますし、そういった工賃を補填していない事業所もあります。逆に、コロナの関係は全く関係ないと、影響はないというような事業所もありました。  その中でも、影響がないと言われていた事業所でも、今月に入って商品の注文が来なくなった、今後については不安だというように言われています。  ある事業所では、仕事が極端に減ったため、いわゆる利用者さんに払う工賃の単価を下げざるを得ない、下げたということも聞いております。そのために、みんなが楽しみにしています年1回の旅行の積立金もできない。今年はコロナの影響で旅行にも行けないとは思いますけれども、それぞれ事業所が苦慮されているところがあります。  そういったところも、今、言っていただいたように、部長、アンケートを取られたんなら、早急にそのアンケートをまとめて、その結果がどうであったとか、今後の対策をどのようにしていくかということも、やっぱり早急にしていただきたい。  利用者さんも、我々にしてみたら、月々平均が1万6,000円の収入であっても、利用者さんにとっては大変大きなお金であります。生活の糧にもなっていますんで、少しでも早くそのアンケートの結果を出して、の対応はどのように進めていくかということも早く検討していただきたいんですけれども、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  コロナの影響で、各事業所、収益が減っている、経費がかかり過ぎているという状況は把握しております。  国におきましても、算定報酬を和らげることによって、算定報酬を可能にするとか、あるいは議員、今おっしゃっていただきましたように、自立支援の給付金を充てるとかといった対策を講じられております。  また、京都府におきましても、先ほど御説明をさせていただきました今後の就労支援のB型の工賃について助成をするという状況です。  におきましても、このアンケートを取りました結果を早急に、今現在精査しておるところでございますので、この状況を見て、対策等を打てる内容かどうかも含めまして、早急に方針を考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) よろしくお願いします。  今、部長に答弁していただいたように、まずやっぱり事業所を助けるためにも、いわゆる事業所の算定とかというんですかね、緩和をしていただく、いわゆる事業所が潰れないように、できるだけそういった緩和策を取っていただきたい、それもお願いします。  ほかでは、京都は早々と、今の足らない部分について、京都が補填すると。自治体の大きさも違いますし、早急に決められるわけではないんですけれども、京都はやられていますし、宇治では、なかなかイベント等とかで販売できなかった製品を、が、全額じゃないですけど、少しでも買い取って、利用者さんの皆さんの工賃のためになるようにという形で、大きな金額ではないんですけれども、そういった形で何ぼかずつ買っていただいて、今後、のイベントなどに配るというようなことも新聞にも載っていました。  やはり、今ある国の制度から取り残された人に対してどのように支援していくかというのは、自治体に任されたものと思っていますので、今後ともどうかよろしくお願いします。  それについて、最後、何か部長、答弁していただけませんか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  確かに、議員おっしゃるとおりに、非常に事業所におきましては、収益が落ちているという状況は確認をしてきております。  また、として何らかの支援ができないかというところでございます。事業所におきましては、収益を上げるためにマスクを作られて販売をされていると。のほうも、職員に周知をさせていただいて、購入をした職員もいるという状況でございます。  先ほどおっしゃっていただいたことも踏まえまして、として何らかの支援ができないかということも踏まえて考えてまいりたいというふうに思っています。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) それでは、2問目に移りたいと思います。  「避難所の感染対策を急げ」と題し、質問いたします。  多くの自治体が避難所運営に関するウイルス感染防止の対策を急いで進めておられます。一度に多くの人が避難すると、感染リスクが高まり、密閉・密集・密接の「3つの密」が起こる可能性があります。雨季や台風シーズン前に、また地震にも備えたマニュアルの変更を急ぐべきであると思うが、の取組はどのように進んでいますか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。    (総務部理事 小林 史君登壇) ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  長岡議員の御質問にお答えします。  出水期を迎えるに当たり、去る6月3日に相楽小学校において、新型コロナウイルス感染症対策を考慮した避難所開設・運営訓練を実施しました。  今後、訓練で得られた課題等を踏まえ、避難所において密が発生しないような避難所の運営について見直しを進めてまいります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 今、理事がお答えいただいたように、6月3日に相楽小学校において、そういった訓練をやられていたということも、私、お聞きしました。早急にやられておられるんだなと、ましてや郡内というのか、京都南部でも早々とした訓練だと思うんですけれども、その訓練内容というのは、どんなもんでしたか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  避難所の運営訓練で、まず一般の避難者、あるいは発熱等の体調不良者が来られた際の受け付けから避難スペースの誘導、あとは避難所の中身の内部配置等々について、シミュレーションの訓練を実施いたしました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 避難所に発熱等がある方が来られたときの対策の訓練だと、そして今言われたようになったんですけれども、私が思うのには、やっぱりある意味隔離せなあきませんわね。それがやはり、簡易の段ボールベッドとか、簡易のこういったフェンスというんですかね、遮るものをつくって、それを一つ一つ距離を離してやると思うんですけれども、そんな訓練をされたんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  まず、発熱・体調不良者については、受付時に、まずそこで一旦健康確認をします。避難所のスペースとしましては、完全に発熱等の体調不良者と一般の方のゾーンを分けてしまいます。また、それらのゾーンに行く動線も全て分けて、完全にそれらを切り分けて、一般の避難者の方に体調不良者のところがもしかすると感染症があるかもしれないので、そこは感染防止というところで完全に切り分けるということを、まず実施をいたしました。  また、感染避難者のほうにつきましては、その中で密にならないような、従前よりも間隔を取った避難所、段ボールベッドでありますとか、あとはテント等を活用した間仕切り、これらの訓練を実施いたしました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 6月8日に国のほうから、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設運営等のガイドラインの発表があったと思うんです。その中で、避難所の運営は、木津川もですが、地域ごとにいろんなマニュアルの差があるけれども、おおむねのざっとした内容を国のほうから示されておるんですけれども、当然、これを見られて、今、これをどのように進められているのかだけ、ちょっとお聞きします。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  今、長岡議員がおっしゃられました国のガイドライン、あと京都府も避難所運営の指針を示しておりますので、それらに基づきまして、避難所の中での内部配置であったり、あるいは受付等の要領について、としてマニュアル、一部もう作成をしておりますので、それに基づきまして、今後、もし問題があれば修正をしつつしっかり避難所開設する際については対応をできるように準備してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 国の通達では、感染拡大のおそれのある中で、自然災害等には、防災担当部局と保健福祉部局、保健所、消防署等の連携をより一層強く求められ、共に訓練を通して各部局の連携の課題を確認しなさいというようになっています。  その中で、一番初めに、今言っていただいた避難所開設、2番目が避難者受入れ、3番目が避難者割り振り、4番目に保健・衛生・救護、特に発熱・せき等のある者には、濃厚接触者が出た場合の対応はどのようにするのか。情報発信、そして荷物の受入れ・配布、食料配布・炊き出し、資機材設置、施設環境整備、生活ルールの策定、車両避難者への対応、また自宅で避難されている方もおられます。そういった方の対応、避難所運営会議などについて、こういった11項目の中に代表的なのが出ていますけれど、今、部長が言っていただいたように、今、何ぼか策定が進んでいるということで、まだ策定はできていないんですか。まだ、全部がまとまったわけではないということでよろしいですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  避難所運営の考え方、避難所運営について、既にホームページに掲載しまして、それをベースに今後実施をしてまいります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 特に、やっぱり避難される方は、コロナウイルスにかかったら怖いということで、先ほども言いましたけれど、車両での避難、自宅での避難とされていますけれども、これについての対応も載せているということでよろしいんですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  避難の考え方ということで、まずは分散避難、今、長岡議員がおっしゃられました在宅避難でありますとか、あと親戚・知人の家への避難、あと車中泊避難、それができない方は避難所に避難していただくという、まず基本的な考え方をマニュアルに記載をしております。その後、避難所の運営について記載をしております。  あと、車中泊避難についても、密を避けるという観点では、非常に有効な避難の方法であり、これらについても、今、具体化を図っているところであります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 私はやっぱり心配するのは、感染を恐れて避難をためらった住民の方たちが多くなると思うんですよね。  やはり、本来、水害なら水害を避けるために最優先的な避難所での避難が重要だと思うんです。でも、感染が怖いために、よう避難しない。ところが、避難されている家、車の避難でも、車の避難場所が危ないとかという部分もあるんで、やはりそこのところは非常に難しいと思うんですよね、個々の考えやから。そやけど、危ないところには、やはりできるだけ避難所は安全ですよというようなことをうたっていただいて、ただ感染が怖いだけで怖いところに避難されている方に対しても、やっぱり十分注意をしていただいて、それを、本来災害が起こったときに、そういう方を助け出すための避難誘導をしていただきたいと思うんですけれども、どうですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  確かに、新型コロナウイルスの感染を恐れて命の危険に市民の皆様がさらされることのないように、避難するときについては、しっかり避難していただくという形で周知をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) それと最後にもう1点なんですけれども、やはり災害が起きたときには、今までならたくさんの全国からいろんな方のボランティアの助けを頂いて復旧・復興に努めていましたけれども、やはりこういうコロナの影響で、そういったボランティアの方も来ていただけないということも想定しておかなければならない。そのために、やはり自分のたちのまちは自分たちで守るという形で、相当なコロナ対策と併せた中で人員が必要だと思うんですよ。それについてはどのようにお考えですか。これ、最後です。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  確かに応援体制については、当然、大きな災害でも、かなり応援人員については少ないことも考えられますが、そういうことも踏まえましてしっかり準備をしていきたいなと考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。
    ◯5番(長岡 一夫) これで、私の質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  明日6月16日は午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  皆様、御苦労さまでした。                         午後1時34分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....