木津川市議会 > 2020-03-27 >
令和2年第1回定例会(第7号) 議事日程 開催日:2020年03月27日
令和2年第1回定例会(第7号) 議事日程 開催日:2020年03月27日
令和2年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2020年03月27日
令和2年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2020年03月27日

  • 城陽市(/)
ツイート シェア
  1. 木津川市議会 2020-03-27
    令和2年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2020年03月27日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2020年03月27日:令和2年第1回定例会(第7号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和2年第1回木津川市議会定例会会議録(第7号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和2年第1回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  西山議員から、3月11日の会議における発言について、お手元にお配りしました発言訂正申出書に記載した部分を訂正したいとの申し出がありました。  申し出の発言の訂正については、木津川市議会会議規則第65条の規定により、これを許可いたします。  行政側、田中副市長、滋井市民部長より、欠席するとの連絡を受けております。  なお、全国で新型コロナウイルス感染拡大が懸念されております。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、議案第1号、木津川特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 改めまして、おはようございます。総務文教常任委員会委員長の高岡です。  議案第1号につきまして、御報告させていただきます。
     木津川特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。  質疑がございました。審議委員は5人だが、構成はどのようになっているのか。答弁といたしまして、条例があり、社会福祉協議会会長、商工会の会長など、公募委員ほか全員で5人ということでございます。  審議会は公開されたのか。公開していないという御答弁でした。  今回は、4つの委員会の審議がありました。農業委員会は対象外だが、なぜなのかという質問に対しまして、段階的な改定が望ましく、次期改定をするときに、依頼があれば審議会に諮っていくという答弁でございます。  次の質問といたしまして、審議会が開かれた日程は。令和元年5月30日、6月19日が2回目、7月23日に市長に対して答申されました。  3点目の質問といたしまして、本市の報酬額は他と比べると低いことは明白であり、仕事量等もふえておりまして、全ての委員が引き上げには異論はなかったと。今まで後回しになっていたのはなぜかというところですが、質問といたしまして、所管課で整理できていなかったと。現在の報酬額と府内の他の平均の報酬額の差額の2分の1程度引き上げるということでございます。  討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決でありました。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第1号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第1号、木津川特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第2、議案第2号、木津川市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第2号、木津川市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてであります。  その中で、質疑がございました。公務災害補償の範囲が拡大されることに伴いの提案だが、答弁は、自治法の一部が改正された。給与を支給される職員の位置づけが定義されたもの。これまでは、臨時職員嘱託職員につきましては、規定があったが、今回は、会計年度任用職員を任用するに当たり、フルタイムの職員を採用することにもなり、その方々の公務災害を補償し適用するのに、今回、給与ということが位置づけされたものであります。  討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第2号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第2号、木津川市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第3、議案第3号、木津川市長、副市長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第3号、委員長報告をさせていただきます。  木津川市長、副市長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の一部改正についてであります。  その中で、質疑がございました。今回、臨時特例とあるが、どういうところからの見直しなのか。答弁として、平成30年度当初に特別職・一般職の給与を減額を行っているところであり、本来なら平成30年の条例制定時に明記はしておくべきであった。反省はしているというところでした。そして、今回、令和2年4月から水道事業管理者が置かれる可能性があるので、提案したものです。  質疑といたしまして、水道事業管理者は本当に必要なのかという質疑に、答弁として、一般職員水道事業管理者の兼務、職務代理を行っている。上下水道部水道事業管理者職務代理を行っていることは、今後、議論が必要になると考えるというところです。  討論がございました。まず、反対の討論です。  合併時に、サービスは高くと言い合併したが、削減してきたものもたくさんある。危機的状況という中で、臨時特例で職員の給与カットをしながら新たな水道事業管理者を置くことは、10%の減額の上のことではあるが、市民や職員からも納得できるものではないので、反対する。  次に、賛成討論で、職務代理者はあくまで代理で、責任者ではない。企業視点から考える必要がある。賛成討論でした。  そして、反対といたしまして、次の反対討論ですが、今までの経過から、水道事業管理者を置くことも踏まえた上での10%給与の減額であるが、一般職給与を2%減額していることも考えると、管理者を置いて人件費を使うことに反対ということです。  採決の結果、挙手多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 議案第3号を議決するに当たって、委員長に確認したいことがございます。  というのは、この議案第3号は、後に採決される議案第20号に関連をしております。委員会付託されたときには、まだ議案第20号についての修正動議は提出されておりませんでした。この2つの事項は大きく関連しておりまして、まず議案第3号を先に議決することによって、議案第20号の修正動議に大きな影響を与えると考えますが、委員長としての今の見解、関連性について、お答えください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 高味議員に申し上げます。  今、総務文教常任委員会の中での委員長報告をさせていただいておりますので、今、高味議員がおっしゃいました質疑に対しましては、この場で申し上げることができないというふうに認識いたしております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) そういう答弁をされるやろうなとは想像をしておりましたけれども、議会というのは、1時間ごとに変化するものでございます。それに対応していくというのが委員長の責務であると考えておりますので、この議案第3号と議案第20号の関連性についての、今、委員長としての見識をお示しください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 高味議員の質疑なんですが、関連性というところでお尋ねなんですが、今、あくまでも委員長報告をさせていただいておりますので、ただいま高味議員からございました質問に対しましては、もちろん変化もするでありましょうし、対応もせなあかんと思いますが、この場で申し上げることはできません。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 委員長が見識が示せないということでございます。  これ、ここで私が、議決をすることによって、議案第20号に影響を与えてはならないということで、今の委員長の見識を聞いていても、何ら納得した答えが得られませんでしたので、この件については退席をいたします。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 2点お願いいたします。  1つは、委員会審査の中での質疑の内容で、触れられなかったことで、府内の26市町村の自治体の中で、水道事業管理者を置いているかいないか、そういう質疑があったのか。また、あったとしたら、答弁はどうだったのか。それが1点です。  それから、もう1つは、委員長報告の最後に、これはずっと気になっておって、もうここで申しますが、挙手多数という言葉は不正確な表現だと思います。言葉を訂正してください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 酒井議員の質問にお答えさせていただきます。  まず、2点目から、挙手のところは、賛成多数で可決です。  そして、1つ目の質問なんですが、府内の26市町村の中で水道事業管理者を設置しているところがあるかないかという質問なんですが、それはあるというふうに答弁がございました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今お聞きしたのは、質疑があったかなかったかということで、あったとしたら、答弁はどうだったかということやったんですが、だから、今、委員長の答弁では、質疑はあったということですね。そして、その上で答弁としては、府内の他の市町村には水道事業管理者が置かれているという答弁だったと今おっしゃったんですけれども、それは具体的にどこなのか、名前が出たんですか。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 酒井議員の質問に答えさせていただきます。  委員長報告といたしまして、主なものだけを説明させていただき、報告させていただいておりますので、その26市町村の中で水道事業管理者、どこがあってどこがなかったかという点につきましては、差し控えたいと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今の答弁はおかしいと思います。  というのは、私も実は傍聴しておったんですけれども、総務文教常任委員会の審査の中では、府内の市町村の水道事業管理者の話は私はなかったように思っているんですけれども、本来あるべきだという意味で言わせてもらいました。  ですから、委員長報告がちょっと事実に正確でないということを指摘したいと思いますけれども、これは議長も事務局も同席されていたわけですから、正確なところを答弁し直してください。 ◯議長(山本 和延) 正確な答弁で、委員長。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 酒井議員の質問に答えさせていただきます。  今、御指摘いただきました、そのような件ですが、委員長報告として主なものだけを報告させていただいておりますので、御理解いただきたいと思います。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 進めます。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 私、総務文教常任委員なので、ちょっと引き継いでしますけれども、委員長報告は正確にしてください。主なものというのは、それは仕方がないんですが、その26市町村の中でのやりとりがあったのかどうか、それぐらいはわかるでしょう。 ◯議長(山本 和延) やりとりがあったかないか。よろしいですか。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 西山議員の再度の御質問、酒井議員に次いで質問なんですが、先ほどから申し上げていますとおり、正確に委員長報告をしてほしいというところなんですが、主なものだけを申し上げておりまして、水道事業管理者を設置しているところに関しましては、先ほど申し上げましたとおりだというふうに認識いたしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 主なものでも別に結構ですと言っていますが、その質疑があったのかなかったのか。委員長としては、その質疑のやりとりがあった。それで、加えて府内に1つ水道事業管理者を置いているという答弁があった。そういうふうにおっしゃったんだけれども、そこの部分が本当にそうなのかというところを指摘しているんです。
     主なものというのを省いて、その事実があったかどうか、もう一度きちっと答えてください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) そのようなやりとりは、京都以外のでは設置されていなかったかという委員会の中での質疑があったかというふうに思っております。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  議案第3号について、反対の立場で反対討論をいたします。  議案第3号の提案理由に、水道事業管理者に給与の臨時特例(10%の減額)を適用するとありますが、木津川は平成19年に3町が合併しになって以来、水道事業管理者を置かずに3町の水道料金の統一やUR撤退等々の危機を乗り越えてきました。  これから迎える課題である2033年以降の人口減少水道施設の老朽化を乗り越えるために必要なことは、木津川水道ビジョンにもあるように、水道管理の充実と強化、水道施設の計画的な更新と耐震、そして人材育成と技術の継承等です。  今後10年で水道事業を支えてきたベテラン職員の大量退職が見込まれています。現在、の50代の技術職員は7名、40代は6名、30代は4名、20代はゼロと、技術職員の減少が新水道ビジョンの中で危惧されています。  今、が行うべきことは、今後の水道事業を支えていくための人材、すなわち技術職員の確保と人材育成に予算を充てることだと考えられます。なぜなら、木津川の安心・安全な水道を支えているのは、優秀な職員だからです。  それゆえ、水道事業管理者臨時特例(減額10%)を適用することを理由に条例改正を行い、今までに置いてこなかった水道事業管理者のポジションを新たにに置いて、この特別職の高額な給与を予算に計上することに反対します。  議員の皆様の賛同をどうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  福井さん。 ◯9番(福井 平和) みやこ創世会の福井でございます。  議案第3号、木津川市長、副市長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。  今回の条例改正案は、水道事業管理者を、その臨時特例の対象に加えるもの、すなわち従来から本条例で定めていた市長、副市長、教育長に、今回、水道事業管理者を加え、いわゆる三役と同様に給料月額から100分の10相当額を令和3年3月31日までに限り減額しようとするものであります。  そもそも、水道事業管理者の設置は、管理者の設置を定める地方公営企業法第7条の規定を受けて、本市では、水道事業の設置等に関する条例第3条第1項において、水道事業の業務を執行させるため管理者を置くとしております。  また、あわせて水道事業管理者は、管理者の身分取り扱いを規定する地方公営企業法第7条の2の規定による常勤特別職として、地方自治法第204条第3項の規定に基づき、木津川特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例において、市長、副市長とともに給与手当等を定めているところであります。  以上のことから、本条例案を捉えるに際しては、水道事業管理者三役と同様の適用を受ける常勤の特別職として平成30年3月の本条例制定時に見なかったところを、今回、改正することにより、その整合性及び常勤特別職間の均衡を図る必要があるものと解すべきであります。このことを強く申し上げたいと思います。  なお、議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算案にある人件費計上額の是非の議論に本条例改正案が影響を与えるものではないということは、言うまでもありません。  よって、本条例案は原案のとおり可決することに賛成するものであります。議員各位の積極的な御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山幸千子です。  日本共産党木津川議員団を代表して、議案第3号、木津川市長、副市長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論をいたします。  初日に市長が答弁の中で提案理由水道事業管理者の設置の必要性の根拠とした水道ビジョンに関しましては、さきに山本議員のほうが討論の中で述べられましたので、省略しますが、今、木津川にとって必要なのは、指摘があったとおり、職員の能力を高めること、世代継承に力を入れることなどです。これは、何も水道事業管理者の件だけではありませんが、多額の予算を伴うものであるので、特に強く指摘をしたいと思います。  今回、私が討論を行うに当たり、初日の議会の録画配信を再度見てみました。福井議員賛成討論の理由として挙げていますが、手続上必要な改正という側面はあります。でも、この条例に関してのみ言えば、最初に臨時特例として上程するときに書き込むべき文言であったもの、それだけの話です。  なぜ、今、問題視されているかというと、今回、突如として市長が、水道事業管理者の必要性をとうとうと語っているからです。  この条例が議案第20号の条例に対して影響がないとおっしゃいますが、予算が伴って初めて、この管理者の設置というところに結びつく話です。決して互いに影響がないとは言えません。  今、人口が全国的に減っている中で、老朽化している水道関連施設と設備等の更新、安全な水の提供は必要で、責任者が要るのだとおっしゃいました。人口が減っている。木津川単独で見ると、の人口はふえていますが、日本全体で見ると、確実に人口減は進んでいますし、よほどの政策を国が腹を据えて取り組まないことには、この現状は変わりません。老朽化している水道管など、これも全国どこも同じ課題を抱えています。このことは、ことし急に始まったわけではありません。  では、なぜ今、市長が慌てて水道事業管理者を置きたいのか、甚だ疑問に思います。  部長を中心にやってきて問題をクリアしてきたのではないか、民間から経営にたけた人物を連れてくる気なのかと初日に高味議員が質問しましたが、それには答えませんでした。  また、森本茂議員からは、部長がなるのか、ほかの人かの質問に、人選は慎重に検討している。これは、否定も肯定もしていません。  「実るほど頭を垂れる稲穂かな」、上に立つ者ほど、誰に対しても謙虚に真摯に向き合うことが必要です。  木津川ができてからのこの間の水道事業の歴史、そしてこれから本当に必要なことが何かを考えて判断していただくことを願い、また議員各位の良識ある判断を求め、反対討論といたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第3号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第3号、木津川市長、副市長及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第4、議案第4号、木津川印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡でございます。  3月6日に厚生常任委員会を開会し、審査を行いました。  議案第4号、木津川印鑑条例の一部改正について御報告いたします。  質疑がありました。  今回の改正で具体的な予想があるのか、またそして効果はとの質問に、改正により、今まで登録できなかった方が申請すれば登録できるので、今後、申請が出てくると考えていますとの答弁でした。  全員賛成で可決されました。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第4号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第4号、木津川印鑑条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第5、議案第5号、木津川人権センター条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) それでは、議案第5号について報告させていただきます。  木津川人権センター条例の一部改正について報告します。  質疑がありました。  憩いの家の使用料の算定基準はとの問いに、現在、全庁で使用料を検討しているところです。今回は、旧和室の使用料を引き継ぎましたとの答弁でございました。  全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第5号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第5号、木津川人権センター条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第6、議案第6号、木津川災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第6号、木津川災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について報告いたします。  質疑がありました。  説明資料の効果に、災害援護資金の返済負担の軽減とあるが、その内容はとの問いに、償還金は10年で据え置き3年であるとの答弁でした。  次に、審査委員会の設置について、職種はとの問いに、弁護士、医師、社会福祉協議会、民生児童委員、行政機関3名を想定しているとの答弁でした。  また、次に行政機関3名とは具体的にどのような人かとの問いに、福祉事務所長、保健師、京都府を想定しているとの答弁でした。  保健師は、専門職の立場から審査に入ってもらう予定ですとの改めての答弁でございました。
     全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第6号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第6号、木津川災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第7、議案第7号、木津川児童館条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第7号、木津川児童館条例の一部改正について報告いたします。  質疑がありました。  開設の日はいつかとの問いに、4月1日にオープンしていく方向で今進めているとの答弁でした。  次に、非常に急な坂の途中であるという建物で、利用者は近隣の子供だけではない。そのあたりの配慮に今後どう考えているのかとの問いに、子供が来館する際は、坂の下に駐輪場を設けて、自転車を置いて歩いてきてもらうという部分で配慮をしている。メリットとしては、今まで子供だけでの活動であったが、人権センターに来館される高齢者とも一緒に活動ができるとの答弁でした。  全員賛成で可決されました。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第7号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第7号、木津川児童館条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第8、議案第8号、木津川市営住宅管理条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。産業建設常任委員長の倉でございます。  本会議初日に当委員会に付託されました議案8件について、審査をいたしました。  まず初めに、議案第8号、木津川市営住宅管理条例の一部改正についての審査の報告をいたします。  質疑がありましたので、報告いたします。  現在の連帯保証人の内容は。また、保証人がいなくて入居できなかったことはあるかという問いに対しまして、2人の保証人を求めている。今まで入居できなかった事例はない。  次に、今後滞納者があった場合は、どのような対応をするかということですが、納付意識が向上している。これからも収納率向上に努めていくという答弁でありました。  討論なく、全員賛成で可決しております。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第8号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第8号、木津川市営住宅管理条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第9、議案第9号、木津川研究開発地区建築条例等の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第9号、木津川研究開発地区建築条例等の一部改正についての審査の報告をいたします。  質疑がありました。  改正内容の要点は。また、地権者や市民に対し利害や調整の必要はなかったのかという質問に対しまして、建築基準法並びに基準法施行令と例規の改正で、木津駅前と国道沿いの地区計画で1メートルのセットバックを明確化、利害対立はないということでありました。  討論はなく、全員賛成で可決しております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第9号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第9号、木津川研究開発地区建築条例等の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第10、議案第10号、令和2年度木津川一般会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (予算特別委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 予算特別委員長の長岡でございます。  令和2年度木津川一般会計予算についての審査の報告をいたします。  2月28日の本会議で当委員会に付託されました令和2年度木津川一般会計予算の審査は、3月18日、23日、24日の3日間、行政部局を3班に分けて、議長を除く議員全員により審査を行いました。  予算総額は、歳入歳出それぞれ282億9,300万円であります。  3日間で延べ人数105人の活発な質疑が行われました。そして、その後、反対討論賛成討論があり、その後、賛成多数で可決されました。  議長を除く全員による審査でありますので、詳細は省略させていただきます。  また、委員会では、新型コロナウイルス感染拡大を避けるため、審議時間を短縮して集中して審議をしていただき、まことにありがとうございました。  以上で、予算特別委員会の報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋良造です。  会派を代表して、2020年度(令和2年度)木津川一般会計予算の反対討論を行います。  新型コロナウイルスの猛威が日本と世界を襲っています。今、木津川がすべきことは、感染の広がりを食いとめ、市民の不安を取り除くことであり、深刻な状況にある営業と暮らしを支え、市民の生活を守ることです。しかし、そのための予算は、この新年度予算には組まれていません。  今後、国の緊急経済対策などの予算による補正予算を組むことになるでしょうが、まずは2019年度と新年度の予備費を活用して対応に当たるべきです。  予算委員会3日目の審査で私の質疑に答え、指導検査課は、契約済みの工事などがきちっと工期内にできるか、既に業者にヒアリングを行っています。同様のことを、市長はの機構をフルに活用し、商工会、農業関係者を初め各分野の関係者から直ちにヒアリングを行い、今、木津川で何が起こっているのか、市民が何で困っているのかを把握し、その解決の先頭に立つべきです。そのことを、まず最初に強く求めます。  また、今議会は、感染症対策で議会日程の変更やスムーズな議事進行が行われました。しかし、一部に質問を取り下げることや、質問時間を残して終わることがありました。3日間の予算委員会も十分に審議が深まったでしょうか。二元代表制の議会が市民の困難を前にして、実ある審議をし、市民の不安を解消し、具体的解決策を示していくことこそ大事だと考えます。
     さて、当初予算は、市長の政治姿勢をあらわし、政治の顔とも呼ばれるものです。個々の事業内容には、市民が、また我々が求めていた内容も含まれています。  例えば、小・中学校の洋式トイレをふやすことや、体育館の多目的トイレの工事予算が計上されました。そのことは、評価をいたします。しかし、新年度予算は、全体として、次に挙げる問題点があります。  第1に、数年後に1,800人を超える城山台小学校の児童急増を校舎増築だけで乗り切ろうとしていることです。  そもそも、木津川の開発の発端になる、けいはんな地域における学術文化研究都市づくりは、大企業本位の民間活力依存で行われてきました。  そのため、バブル崩壊後の長く続いた不況で、開発は計画どおりに進みませんでした。  また、小泉内閣の「民間でできるものは民間で」という方針で、UR都市機構も民営化が進められました。  その結果、当初計画に基づくまちづくりができずに、梅美台小学校で児童が1,000人を超える事態が続きました。  今、城山台地域の計画的な住宅建設ができず、城山台小学校では、児童急増によりさらに事態は深刻化し、1,800人を超える小学校になります。  この問題の解決に、2021年(令和3年)4月からの教室不足を解消しつつ、第2期の増築工事は行わず、直ちに小学校の分離新設、または分校の建設を進めるべきです。  次に、北陸新幹線、リニア新幹線、新名神などの大型開発に依存するまちづくりを進めていることです。  北陸新幹線南部ルートの建設促進同盟会は、2019年度に予算化されましたが、同盟会は発足せず、新年度になっても発足されるかどうかはわかりません。北陸新幹線京都ルートが過剰投資であり、京都の自然、京都のよさを壊すことも明らかです。北陸新幹線の京都延伸は断念すべきです。  次に、新規採用職員の危機管理、防災に関する研修を陸上自衛隊大久保駐屯地で1泊2日の日程で行い、自衛隊式の危機管理研修を行っていることも問題です。  私たちは、自衛隊の災害救助での奮闘を否定するものではありません。感謝しています。  同時に、軍事組織である自衛隊での研修訓練は、上意下達の訓練にならざるを得ず、自主性が重んじられなければならない研修には、相入れません。中止すべきです。  今、必要なことは、高齢者や弱い立場の人が安全に避難したり、災害時に心の支えになるような職員としての研修です。  また、人権、部落解放の名を使い、既に法律も失効している旧同和対策事業、地域改善事業を続けていることです。  例えば、小谷の駐車場事業では、利用者が減り、駐車場収入が減っているにもかかわらず、収入以上の駐車場管理委託料を払って特別扱いしています。収入の範囲内で駐車場管理をすべきであります。  また、市長が委員長を務める部落解放人権政策確立木津川実行委員会は、直ちに解散すべきです。  市長は、財政危機だとして、3カ年にわたる職員給与のカットを続けています。また、住民の合意のないまま、老朽化を理由に体育・文化施設を廃止しています。行財政改革の名で、福祉・医療・介護の住民サービスをカットし、市民負担を押しつけています。  特に、公立保育園の民営化と統廃合を進め、待機児童の解消を後回しにしています。国基準での待機児童はゼロ人だと言いますが、この基準は、国として待機児童の解消が図れない中でつくったまやかしの基準です。これで待機児童ゼロだと言っても、待機児童がなくなったことにはなりません。保護者の働かざるを得ない家計状況や幼児教育の無償化により、ますます保育ニーズは高まります。受け皿づくりが必要です。  こうした市民に負担を強いる市長提案の予算に対し、私たちは反対だけでなく、具体的に建設的な提案をしてきました。その1つが、住宅リフォーム助成などで地域循環型経済を進めることです。  また、コミュニティバスの運賃を値下げし、バスをもっと便利にして、高齢者などの移動を保障するまちづくりを提案してきました。  さらに、介護保険料の引き下げや京都府内の他でどこも置いていない水道事業管理者の設置に反対して、修正案も提案しています。  以上、市民と職員への我慢押しつけではなく、市民の命と暮らしを守り、福祉向上の木津川になることを願って、反対討論とします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 議案第10号、令和2年度木津川一般会計予算につきまして、賛成の立場から討論を申し上げます。れいわの会、高岡です。  令和2年度の一般会計予算は、規模こそ前年度とほぼ同じですが、第2次木津川総合計画の2年目に当たり、総合計画に基づく諸施策の取り組みを本格化させる重要な年度と位置づけ、小・中学校のトイレの洋式化の整備、加茂支所庁舎の長寿命化の改修工事、木津高校アクセス道路であります木津内田山線の道路新設改良工事といった公共施設を整備する予算や、木津町内垣外地区の排水路に関する予算、防災士の養成など、安心・安全で快適なまちづくりに欠かせない事業の推進に多くの予算が計上されています。  さらに、第2次都市計画マスタープランの策定や、城陽井手木津川バイパスの整備における地籍調査、学研木津東地区のまちづくり支援、平城相楽ニュータウンの新たなまちづくり活性化検討などを見据えたものとなっております。  そして、新学校給食センターの運営費や小・中学校への1人1台のタブレットの整備費、城山台小学校の児童急増対策費、木津小学校と相楽小学校の老朽化した校舎の改築再編に向けた調査・検討の予算など、新たな教育環境の整備にも十分配慮がなされています。  また、城山台小学校児童・生徒数急増対策といたしまして、令和2年度には第1期校舎増築、そして生徒数を見据えながら、修正をかけながらの第2期校舎増築設計委託料を予算計上されています。  また、幼児教育の無償化に伴う保育園や幼稚園の入園希望者増加に対応し、全国では待機児童問題が続いていますが、待機児童を出さないために関係予算を増額し、適切な対策が講じられています。  そして、歳入、税では、前年度と比べ1億6,266万7,000円の増加や、地方消費税交付金で2億6,810万円、地方交付税で1億7,000万円のそれぞれ増加が見込まれています。  しかし、それでも不足する財源の対策といたしまして、財政調整基金や合併算定替逓減対策基金からの繰入金を前年度より増額して対応することとされ、行政サービスの維持と向上に努められています。  また、新型コロナウイルス感染拡大による世界経済への影響は深刻な状況となっており、木津川におきましても、税減少など財政への影響も懸念されるところです。  このような厳しい財政運営を強いられますが、防犯灯及び道路照明灯のLED化による経費削減や本庁舎駐車場と加茂駅前駐車場の民間事業者への貸し付けによる収入確保など、これまでの取り組みによる効果を期待するとともに、RPA導入業務の拡大や市有土地財産の売り払い実施、そして公共施設等総合管理計画に基づく必要な施設の耐震化・長寿命化を図るとともに、廃止や転用により施設のあり方・適正化を推進するなど、普通交付税合併算定替特例措置、いわゆる3町が合併したことによる特例の措置が最終年度になり、国からの支援も9割が縮減されます。その対策も継続して進める意思が示されています。  第2次木津川総合計画に基づくまちづくりと第2期木津川まち・ひと・しごと創生総合戦略の実現に向けた取り組みが進められ、木津川のさらなる飛躍を期待いたしまして、私の賛成討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  議案第10号、令和2年度木津川一般会計予算について、反対の立場で反対討論をいたします。  今年度予算には、宮嶋議員の討論にもありましたように、小・中学校校舎、体育館の洋式トイレ整備が予算化され、今後洋式トイレ設置率50%を目指して整備が本格的に始まります。トイレの洋式化は、小・中学校の児童・生徒が、そして保護者が待ち望んでいたことであり、高く評価しております。  なお、城山台小学校の運動場に建てられる新校舎の増設工事のための設計委託料については、反対せざるを得ません。  そもそも、児童数が1,800人を超えて過大規模となる城山台小学校の解決策として、その運動場に新校舎を建設し、教室数と教員数を満たすだけでは、過大規模校の本当の課題解決とはなりません。  一般質問でも取り上げましたが、火災や地震が起こったときに授業中であれば、1,800人の子供たちをふだんの訓練どおりに運動場に集合させ、学年・学級ごとに整列させ人員点呼をスムーズに行うことが可能だとしても、授業時間以外で被災した場合は、担任とクラスの児童が学級単位で行動していないため、避難行動と児童の把握までにはかなり時間がかかることは、誰にでも想像できることです。  児童の安全こそが大事であると、そのためには、今後、第2期校舎増設工事は行わずに、敷地外に分校または新設校が必要であると申し上げて、私の反対討論といたします。  議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第10号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第10号、令和2年度木津川一般会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第11、議案第11号、令和2年度木津川国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第11号、令和2年度木津川国民健康保険特別会計予算について報告いたします。  質疑がありました。  今後、被保険者数は減少していくのかとの問いに、被保険者数は減少していくと見込んでいるとの答弁でした。  総合健康診断補助事業と特別健康診査をなぜ一体的に見直したのかとの質問に、受益者負担の適正化を図るものですとの答弁でした。  また、人間ドックの補助の見直しにより、女性の負担が大きくなるとの質問に、受益者間での負担の公平性が課題であるとの答弁でした。  約1,350万円予算を削減して、保健事業を重視しているのかとの問いに、保健事業を全て一体化した予算の計上であるとの答弁でした。  歳入の総額は減額しているが、1人当たりの国保税が増額になるのはなぜかとの問いに、被保険者の所得増が要因の一つであると分析しているとの答弁でした。  その後、討論がありました。  反対討論は、保健事業の取り組みを強化すると言いながら、人間ドックの補助見直しは、被保険者負担の増額になる。よって、反対するとの討論でした。  賛成討論もありました。健康増進、健康管理の推進など、重点的に取り組んでいるとの賛成討論でありました。  賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 酒井弘一です。日本共産党木津川議員団を代表して、討論を行います。  先ほどの委員長報告にもありましたように、被保険者の減少を受けまして、昨年度、71億円余りの予算規模が69億円規模に縮小ということになっています。  来年度国保会計において保健事業を強化していく取り組みが盛り込まれています。その保健事業を強化して、市民の健康増進、ひいては国保会計の健全化を目指す、そう言いながら、保健事業の強化そのものが本当になっていないということで、反対をしたいと思います。  保健事業全体の予算額は854万円減額です。これは、人間ドックの本人負担との補助を逆転させ、1,121万円も人間ドックにかかわる予算を減額したからにほかなりません。  今まで本人負担が1万3,000円を限度としてやってきました。今回、は、からの補助額を2万9,000円と上限設定、そういう手法に変更しています。  結果、何が起こっているか。昨年の人間ドック利用者は1,793人と聞いておりますけれども、人間ドックに係るの予算額が大きく削減され、結果として特定健康診査などの予算をふやした一方でも、先ほどの854万円の保健事業全体の予算額減少となっているわけであります。  また、人間ドックのこの補助、そして本人負担の変更の結果、何が起こっているか。それは、男性と女性を初めさまざまなオプション検査に自己負担がふえていく、ジェンダー平等という世界の大きな流れに逆らう今回のの方針変更だと言わなければなりません。  市民の健康増進を進め、ひいては国保会計の健全化につなぐためと言いながら、この人間ドック補助の施策変更、ひいては保健事業の停滞、このことを批判し、予算への反対討論といたします。  この後、賛成討論も行われますけれども、この保健事業にかかわる詳細な正確な賛成討論を期待して、終わりたいと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口さん。 ◯3番(谷口 雄一) れいわの会、谷口です。  議案第11号、令和2年度木津川国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。  国保会計はもとより安定的で持続可能な運営が求められております。保険給付費をより適正なものとするよう、特定健康診査、特定保健指導の一体的な見直しを行い、伸び悩む受診率の向上に取り組むとされております。  また、データヘルス計画に基づき、健康増進を目的とした各種保健事業を推進する予算となっております。  引き続き、効率的で効果的な保健事業の推進により、将来の保険給付費の抑制につなげるとともに、国の推進する保険者努力支援制度を十二分に活用することにより、収入の確保、さらには収入の増にも努めていただくことを期待して、本予算について賛成をいたします。  以上、議員各位の御賛同をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第11号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第11号、令和2年度木津川国民健康保険特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。
         ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第12、議案第12号、令和2年度木津川後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第12号、令和2年度木津川後期高齢者医療特別会計予算について報告いたします。  質疑がありました。  まず、口腔ケアや歯科審査は事業の中に入っているのかとの問いに、後期高齢者医療制度だけではなく、国民健康保険等と連携して、全体で取り組んでいくとの答弁でした。  後期高齢者に係る市民の負担が1億4,000万円余り増額する予算で、人間ドックの本人負担が変更になっている。それはどうしてかとの問いに、広域連合の事業計画方針に基づいた予算で、人間ドックは継続するのが大事であるとの答弁でした。  ほか質問がありましたが、いろいろ口腔ケアの質問がたくさんあったように覚えております。  その後、討論がありました。  反対討論、本人負担ばかり増額する予算には反対との反対討論でした。  次に、賛成討論です。健康寿命を延ばしながら暮らせる予算と推測するとの賛成討論でございました。  賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 酒井弘一です。反対討論を行います。  ここでも、人間ドックの補助を個人負担の上限設定からの補助額増減設定へ変更し、人間ドックへの補助を来年度会計1,000万円減額となっています。結果として、保健事業全体は800万円の減少、そういう予算であります。  国民健康保険以上に被保険者の健康増進を図るべき後期高齢者に対して自己負担をふやすこと、そういう方針の予算になっています。  さらに、均等割・所得割の引き上げ、さらに保険料限度額を62万円から64万円へ引き上げ、結果として、保険料収入そのものは1億4,500万円の増額の予算であります。  このように、被保険者の保険額自体をふやすことは、今でも苦しい後期高齢者の皆さんの生活を圧迫するものであり、到底認めることはできません。会計予算への反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 ◯13番(炭本 範子) 和みの会、炭本です。代表いたしまして、賛成討論を行います。  まず、国や府やの状況から申し上げます。  京都府において、高齢者数は大きく増加していきます。高齢化率は、全国数値を上回る状況であります。  ちなみに、2020年後期高齢者は、全国では15.1%に対し、京都府は15.9%であります。  医療費については、京都府は全国平均よりも高く推移しております。1人当たりの医療費の推移は、制度発足時20年から9%の増加となっております。  平成28年度で、全国93万円に対し、府は100万8,000円であり、木津川は95万3,714円でありました。  こうした状況から、第7期保険料について、必要となってくる医療給付費は7,442億円であり、国・府・の公費6,605億円を引くと、838億円が必要となってきます。  今回、保険料は均等割50%、均等割額5万3,679円、所得割50%、所得割率10.11%、最高限度額64万円とし、1人当たり保険料8万6,866円となり、約1万508円の引き上げとなります。  この改正の要因の中には、審査支払手数料の単価改定、診療報酬の改定も含まれております。保険料の改正は、緻密に計算された数字であり、妥当と考えます。  また、新しい事業の取り組みがあります。健康寿命は、府は低い状況であります。平成28年度、男性は全国71.19歳、京都府70.21歳、女性は全国74.21歳、女性は73.11歳であり、低い状況であります。も同様であります。  高齢者は、加齢に伴い心身の衰え、運動機能や認知機能が低下してまいります。令和2年度には、において後期高齢者をフレイル対策や重点化予防として、健康診査の受診や健康づくりへの参加を促し、専門職を配置して、保健事業と介護予防の一体的な取り組み、保健指導が行われます。これが健康寿命の延伸であります。新しい事業であります。  以上のことから、この議案に対して賛成の討論といたします。議員各位の御賛同をお願いして、討論を終わります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第12号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第12号、令和2年度木津川後期高齢者医療特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) これより、11時5分まで休憩します。    午前10時48分 休憩    午前11時05分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま11時5分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第13、議案第13号、令和2年度木津川介護保険特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第13号、令和2年度木津川介護保険特別会計予算について報告いたします。  質疑がありました。  認知症初期集中事業について、進んでいないように思うが、どうかとの質問に、毎月1回定例会の会議を行っている。初期の認知症の方について、より重度にならないための支援をしていただいているとの答弁でした。  次に、3点について質問する。1点目は、介護保険事業計画策定委員会の委託料についてお聞きしたい。2点目は、地域包括支援センターの委託料について、運営が苦しく赤字になっていると記憶しているが、実態はどうか。3点目は、保険給付費について、伸びを使った理由をお伺いしたいとの質問でした。  まず、1点目の答弁が、策定委員会の委託については、令和元年度は実態調査等を実施していますが、それの取りまとめ等の委託料としているとの答弁でした。  2点目の包括支援センターの委託料については、平成31年度から大きく引き上げさせていただいている。包括支援センターの委託料のほかに、認知症地域支援推進委員分も委託料の中に含んで計上しているとの答弁でした。  3点目の保険給付の伸びにつきましては、勤続10年以上の介護職員の新処遇改善加算が創設されたため、そして高齢者の増加に従う介護認定者の増員が要因と見ているとの答弁でした。  また、大きく伸びるであろうと予算を組んだが、そこまでは行かなかった。けれども、もう令和2年度はふえていくであろう。けれども、予算額で見ると、こうなったという理解でよいのかとの質問に、令和元年度は大きく増額で見込んでいましたが、実績はそこまで伸びていませんでした。そこで、参考に令和2年度の予算を組んだとの答弁でした。  また、総合事業は単価が低く想定されている。そのことによって経営が困難になったと話を聞いているが、どうかとの問いに、答弁では、聞いておりませんとの答弁でございました。  以上で、全員賛成で可決されました。  報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第13号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第13号、令和2年度木津川介護保険特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第14、議案第14号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算についてから日程第18、議案第18号、令和2年度旧木津町準財産区特別会計予算についてまでの議案5件を一括議題といたします。  議案5件について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第14号から議案第18号まで5件を一括議題とし、一括質疑といたしました。  議案第14号から議案を読み上げたいと思います。  議案第14号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算について、議案第15号、令和2年度旧加茂町財産区特別会計予算について、議案第16号、令和2年度旧瓶原村財産区特別会計予算について、議案第17号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計予算について、議案第18号、令和2年度旧木津町準財産区特別会計予算についてでございました。  それぞれ質疑等はございましたが、議案第14号から議案第18号まで討論もなく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。5件一括して行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各議案ごとに討論・採決を行います。  まず、議案第14号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第14号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第14号、令和2年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号、令和2年度旧加茂町財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。
     議案第15号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第15号、令和2年度旧加茂町財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第16号、令和2年度旧瓶原村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第16号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第16号、令和2年度旧瓶原村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第17号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第17号、令和2年度旧当尾村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号、令和2年度旧木津町準財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第18号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第18号、令和2年度旧木津町準財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第19、議案第19号、令和2年度木津川公共下水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第19号、令和2年度木津川公共下水道事業会計予算について、審査の報告をいたします。  質疑がありましたので、報告します。  業務量について、戸数が900戸ふえるが、地域はどこか。前年の当初予算より使用料は増となっているが、平成30年度決算より減額となっているのはなぜかという質問に対しまして、排水戸数増は、城山台地区の人口増を見込んでいる。予算は、平成31年度の上半期の前年度比2.4%アップで算定したという答弁でありました。  水洗化普及率は、平成29年度93.3%、平成30年度94.1%、平成31年度も少しの伸びを想定している。  次の質問で、未接続の戸数は。また、下水道の助成金について、高齢者の家庭など生活が厳しい中、思い切った見直しが必要ではないかという質問に対しまして、未接続戸数は、平成30年度末1,754戸、負担の公平性から助成金改正は考えていない。普及活動には、今後も努めるという答弁でありました。  討論なく、全員賛成で可決しています。  以上、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第19号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第19号、令和2年度木津川公共下水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第20、議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算について、審査の報告をいたします。  多くの質疑がありましたので、要約して報告をいたします。  特別職の給料が計上されている。地方公営企業法で長が任命するとなっている。人件費増にはならないか。第7条の2項において、首長が任命できる。総人件費では減額となっているという答弁でありました。  次に、水道事業管理者を置いていない自治体が多い。宇治、長岡京などは置かないこととした。なぜ、今置くのか。また、ほかの委員からも、合併以降置いていなかった管理者を、今までの説明で必要を感じない。行財政改革を行っている中、高額の給料を支払って設置ができれば水道料金が下がるとでも言うなら市民も納得するが、天下り先をつくるだけではないかという質問に対しまして、府内では、福知山城陽市、京田辺と本市が条例で置くこととしている。現在はどこも置いていない。管理者においては、公営企業は独立採算制なので、経営基盤強化や事業の広域化など多くの課題解決に向け高度な判断能力が必要であり、職務代理者ではできないことがある。責任のある管理者を置くという答弁であります。  次に、今は技術系のベテラン職員の退職されることにより危機感がある。この継承することが重要ではないか。の水道技術人材育成のもと、URなどから技術者を迎え向上に努めてきた。今後は、老朽管と機械・施設の更新などが課題となる。  次に、給水戸数がふえているのに、料金収入が鈍化しているのはなぜか。節水機器等の普及、少子高齢化や生活スタイルの変化、スポーツクラブや外の入浴施設などの利用が原因と考えているという質問と答弁であります。  次に、質疑終了後、原案に対する修正案が提出され、その内容は、特別職の給料を一般職に置きかえ、減額になった部分を予備費に入れるという修正案の内容でありました。  その後、委員より自由討議の提案があり、自由討議を行いました。その内容は、省略させていただきます。  討論がありました。  修正案賛成、原案反対の討論であります。  合併以降、水道事業管理者を今まで設置していない。もっとその必要性を市民が納得できるよう説明すべきである。行財政改革の観点からも反対だ。  採決の結果、修正案賛成少数で否決、原案賛成多数で可決されました。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 水道法の改正によりまして、水道事業が民営委託できることに変わってきたんですけれども、そういうことを阻止する、また地域で連携して水道事業を一体化していくと、そういうようなために水道管理者を置くのであれば有意義であると思うんですけれども、そういう質疑はあったんですか。 ◯議長(山本 和延) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 今、森本茂議員がおっしゃった趣旨の質疑はございませんでした。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  終結いたしました。挙手は、できるだけ早くお願いいたします。  もとに戻します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ちょっと確認です。  討論のところをちょっと聞き漏らしましたので、賛成討論というのは、どのような内容でしたか。 ◯議長(山本 和延) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 賛成討論はございませんでした。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  本案に対しては、宮嶋さんほか1名から、お手元に配付しました修正の動議が提出されています。これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。  宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君登壇) ◯16番(宮嶋 良造) 発議者を代表して、修正案を説明いたします。  1枚目の裏面に修正案がありますので、ごらんください。  修正案を読み上げます。  議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算に対する修正案  議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算の一部を、次のように修正する。  第3条中、支出の第1款水道事業費用、第1項営業費用「18億2,358万2,000円」を「18億1,886万2,000円」に、第4項予備費「200万円」を「672万円」に改める。  第6条中、(1)職員給与費「2億3,538万円」を「2億3,066万円」に改める。  さらに、2枚目にあります予算実施計画をごらんください。  備考欄にあります2節給料の説明、「特別職1名分、職員8名分」を「職員9名分」にします。すなわち、市長が4月から任命しようとする水道事業管理者の設置を認めず、これまでどおり水道事業管理者は置かず、職員で対応するものです。そのために、給料、手当、法定福利費、賞与引当金等繰入額からそれぞれの必要な額を減額または増額し、合計472万円を減額し、予備費に積み上げるものです。  提案理由は、市長は、今後の水道事業の厳しさに対し、事業の広域化などで対応するために、責任ある事業経営ができる特別職の水道事業管理者を置くと言います。  しかし、京都府内の一般で特別職の設置条例があります4、先ほど委員長報告にもありましたが、水道事業管理者や公営企業管理者を置いているはありません。どの自治体も財政が厳しい中で、あえて人件費がふえる特別職は置いていません。市長や幹部職員が、その役割を果たしています。木津川も、これまでもそうでありました。  2つ目に、木津川水道事業所の職員の年齢構成を見ても、ベテラン職員が多くいます。今、必要なことは、これらのベテラン職員が持つ技術力を若手職員に継承していくことです。  3つ目に、今、新水道ビジョンを実践することが水道事業所の役割です。その中で示されている経営改善策を進めていこうということですが、ここで示されている広域化・共同化の推進の項では、「広域化のメリット・デメリットを踏まえ、京都府及び関連市町村の連携を検討します」と書かれています。「広域化のデメリットも踏まえ」でありますから、一路、広域化を進めるというものでもありません。  4つ目に、産業建設常任委員会の質疑で、今回は特別職を認めて、4年間の中で人物の働きや特別職の必要性を考えたらいいのではという議論がありました。
     今問題にしているのは、誰がその職につくかではありません。議会の同意が要らない水道事業管理者を市長が置く、そのための人件費を予算に計上した。だから、市長をチェックする議会として、明確な理由を示して、それの賛成・反対を示すことが、議会の役目であります。  今回の場合は、さきに述べた理由から、水道事業管理者は要らないということで、今回の修正案提案になりました。  皆様の御理解をいただき、修正案を可決していただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わります。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、修正の動議に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) れいわの会、森本隆です。  宮嶋議員に御質問します。  水道事業は、市民の命・安全に対して非常に重要な内容であるという中で、水道ビジョンの中で、少子高齢化、施設の老朽化と課題がたくさんあるというふうに、市長も初日の答弁で説明されています。  そのためには、人材育成が必要だと、先ほども本会議で話がありましたけれども、その組織マネジメントができる管理者が必要だというふうに、一般企業であれば、人数よりもそういうトップマネジメントができる方を置くということによって、今、課題であることに対して新しい発想で、例えばICTを使った運営とか、もっと違った人材育成をするということをすれば、もっとうまいこといくこともあると思うんですけれども、今回のやつは、課題は明確になったけれども、現状の体制で行くということですが、具体的な今回の課題に対する対案といいますか、アイデアについてありましたら御披露願いたいんですけれども。  以上。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 先ほどの提案説明でも述べました。そして、委員長報告にもありましたが、設置条例がある京都府内の一般は4つですが、そのどれもが、現在、特別職の管理者を置いていません。  少し言わせていただきますと、宇治、京都府内で京都を除いて一番大きいまちでありますが、こういうふうにホームページに書かれています。「上下水道部では、平成28年4月から上下水道事業管理者を置かないこととし、市長が上下水道事業管理者の職務を遂行することとなりました。つきましては、代表者の表示形式が以下のとおりですので、お知らせします。」と、これは表示形式というのは、どういう名前で呼ぶかという意味なんですが、どちらにしろ宇治は4年前に、それまであった水道事業管理者をなくした。  もう一つ紹介します。「長岡京上下水道事業の代表者の変更について。このたび、長岡京におきまして、平成29年4月1日より公共下水道事業地方公営企業法を全部適用するとともに、上下水道事業管理者を置かないこととなりました。」、今、紹介したのは、それまで水道事業管理者なり公営企業管理者という特別職を置いていた京都府内のまちでも、3年前、4年前から、それをなくしたということであります。  現在、京都府内は、先ほど言いました条例のないが多くあるわけです。置いていないわけです。全国的にも、これも言い出したら切りがありませんが、例えば三重県桑名では、「上下水道部では、平成30年4月から上下水道事業管理者を置かないこととし、市長が上下水道事業管理者の職務を遂行することとなりました。」、こんな例は、もう山ほどと言えるかどうかわかりませんが、インターネットで検索すれば、たくさん出てきます。  今、森本隆議員からの質問、この新水道事業ビジョンのマネジメントをする人が要るんではないかということでありましたが、全国的流れから言っても、水道事業管理者を置く必要はないというのが流れであります。  あわせて、どこのまちも抱えている課題は一緒です。先ほどのさきの議論でもありました。施設の老朽化、水道節水が進んで需要が伸びない。こうした課題は、もう全国的課題であります。  だから、それを水道事業管理者を置くことによって解決されるというものではありません。もっと根本的な水道事業のこれからを見詰め直していかなあかんと思います。  その点で、木津川は少なくともこういうビジョンをつくったわけですから、10年間のこのビジョンでしっかりやっていく。そのやっていくのは、市長を先頭に水道事業所が一丸となって、また我々議会もそれに対して必要なチェックを行い、必要な提案を行っていけば十分にできると、そういうふうに思っております。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) 森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) ありがとうございます。  先ほど宮嶋議員が最後に市長を先頭にやっていくという話がありまして、その市長を先頭にやっていく市長が水道事業管理者を置いて進めていきたいという表明をされて、一般企業で課題があったときのアプローチでも、やっぱりプロジェクトをつくって、プロジェクトリーダーは市長の信任の厚い方、もしくはその道にたけた方を置いて課題を解決していくというアプローチが一般的なことだと思いますので、他がやっていないということは余り関係なくて、今回の課題に対して、特に将来のビジョンに対して課題があるというのは、結構難しい話です。その課題を先取りしてやっているということを特に評価してやるべきだということで、宮嶋議員の先ほど言われた課題というか、対案について、もうちょっと具体論で教えていただきたいと思うんですけれども、お願いできますでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 私が、この水道ビジョンにかわるものをここで提案するという、そういう立場でもありませんし、そんな力量もありません。これをみんなで実践していこうやないかということだろうと思います。  あわせて、議会の役割は、行政の行うことについてチェックをする。だから、本来ならば、副市長だとか教育長だとかの任命に際しては、議会が同意・承認をするわけです。今回の水道事業管理者については、それがないわけです。だから、この水道事業の当初予算に出てくるところでチェックをかける。チェックとは何か。不必要なものについては、それは不必要だと言うことがチェックだろうと思い、この修正案をしたわけですから、何か私が、その水道事業管理者を置かないことで新たな水道事業のビジョンがあるというのは、それはちょっと違う話ではないでしょうか。みんながこれを実践すると。  もちろん、これも、これが全部正しいかどうかというのはわからんわけです。やりながら、また意見を言うのが議会の役割ですからね、しっかりやっていけばいいのではないかと、そんなふうに思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) 宮嶋議員、いろいろ御説明いただいて、ありがとうございます。  どちらにしても、みんなで水道ビジョンをやっていくということですので、具体的な対案といいますか、そういうのはないというふうに理解しましたので、質問を終わります。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 先ほどの委員長にもお伺いしたんですけれども、ちょっと逆説的に私が捉まえますと、水道についても経営改革をやっていかないといけないという意味で水道事業管理者を置くとするならば、その水道事業管理者を置いて、民間委託でも考えておられるのかなと、民営化しようとされているのかという疑問まで考えてしまうようなことになってしまいます。  そういう疑問の、委員会では、そういう話は先ほどなかったということなんですけれども、そういうことも含めて、阻止しようと思えば、今のこの修正案を出さざるを得ないというふうに私も思うんですけれども、それから先ほど森本隆議員が言われたようなことは、全く民間の手法であって、トップダウンで民間の人を雇ってくるという手法なんですわ。今回、民間の人を雇ってくるんじゃないんでしょう。職員か、もしくは府から来てもらうしかないんですわ。民間からはないと思っているんですけれども、その辺の議論もあったんですか。そういうことについての思いはどうですか。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 民営化については、私が初日の総括質疑で市長にお聞きしました。市長は、民営化というのは今考えていないというふうに答弁をされました。  それで、国は、水道事業にかかわって民営化ができるという水道法の改正をしました。民営化するというのは、どういうことでしょう。民間の企業がそれをやって、もうけが生まれなければ、やっている意味がありません。じゃあ、どうしたらもうけが生まれるのか。これは、一つは、大きな水道事業をつくらないと、そこからはもうけが生まれてこないんです。すなわち、一つ一つの木津川や、どこそこまちの水道事業を一つ民営化しても、もうけは生まれませんが、それなりに大きな規模にすれば、そこからはもうけが生まれるということが一般的に言われています。  だから、広域化を進めることは、これは別に市長が言われているんじゃないですよ、一般的な話ですよ。広域化を進めるということは、将来、そうした大きな事業体をつくって、それを民間に売り渡すということも考えられるということが言われています。  世界的な水道事業をやる企業体というのは、そんな小さな事業体をしたからといって、それでもうけが生まれるなんて考えていない。大きな規模、そのためには広域化が要ると、そういう意味ですので、その点で御理解ください。  よろしいでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 修正案の中身、それから説明書を見ていても、よくわからないので、わからないというか、数字の関係でわからないので、確認のために質問をいたします。  備考欄の2番、給料、「特別職1名分、職員8名分」を「9名分」にしていくこととか、3番の手当、その他ずっと行って、予備費、さまざまに金額が変わります。特別職1名分という、いわゆる給料、手当と法定福利費、賞与引当金、このあたりも全部込みになると思うんですが、特別職1人を配置することで必要になる人件費は幾らと計算されているのか、この表だけではわかりにくいので、言明をお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) お答えいたします。  それは、当初の議論の中で約1,600万円というふうに言われています。委員会の質疑でしたでしょうか、任期4年ですから、4年たてば退職手当も出るということでした。  ただ、厳密に幾らになるかというのは、手当などは変わります。木津川の条例では、水道事業管理者は給料月額は66万円とするというのが定まっています。なお、先ほどの議案で、令和3年度いっぱいは10分の1を減額するということになるんだろうと思います。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 今の酒井議員と宮嶋議員のやりとりをお聞きしていまして、考え方がもう一つまとまっていないのかなというような印象も受けたわけですが、やはり宮嶋議員にお尋ねしたいんですが、今後、人口減少、施設の老朽化ですね、送水管・配水管、特に山城町においては浄水場など、やり変えなくてはいけない。そのような中、昨年度は漏水事故が25件起きております。やはり専門性を持った方が、今後、広域化される中で、本当に必要ないというお考えでおられるのかというところを、まずお尋ねいたします。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 施設の老朽化の中で、漏水だとか、幾つかのことが起こる。これは、何も木津川だけのことではないというふうに思います。事故が起こってはならないわけですから、そのために水道事業所として奮闘されているんだろうと思います。  先ほどの議案のところで、山本しのぶ議員が討論されましたように、水道ビジョンの中でも、職員の年齢構成が示されております。ベテラン職員の技術力を早く若手に引き継いでいく、しっかりしたそういう技術力を持つということが必要だと。  委員会の審議の中では、幸いといいますか、木津川はURの大規模な開発を進めてきましたので、そうしたURの技術力というものも継承するというか、学ぶというか、身につけることができたという話がありました。  だから、そういう意味では、そういう事故があるにしろ、木津川水道事業所というのは、しっかりした事業所であるというふうに私は思っておりますので、だから今後必要なのは、その事業所全体の力量をさらに高めるということではないかというふうに思います。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) ビジョンにもありますように、やはり技術力はすごい、木津川の場合、非常に高いとおっしゃいますが、今後10年間、その計画に基づく上で、やはり専門性を持った方、しっかりした方に来ていただかないと、漏水事故というのはなくならない。必ずや起こっていくというふうに、和歌山県でも先月でしたかね、水道が3日間ほどとまるというようなことがメディアでも取り上げておられましたが、やはり今後、計画としては、1年間に3キロメートルの配水管・送水管のやり変えも見込む中、多額の費用が必要になってくるというところも踏まえますと、やはりここは、何度も申し上げますが、専門性を持った方が必要になってくるというふうに思います。  最後、その点だけもう一度再度お尋ねいたします。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 特別職にそういう技術的な専門性を求めるというのは、ちょっとおかしな話ではないかなというふうに思います。  市長が言われているように、特別職が水道事業の今後の課題を解決する、先ほどありましたマネジメントというんですか、上に立ってしっかりやっていただくと、そのために置くんだと市長は言われたわけです。  けれども、先ほどの修正案提案で幾つか述べましたように、それは必要ないというのが私の立場、また賛同いただいている方の立場ですので、そのこととして御理解をいただければというふうに思います。  何か特別のスーパーマンみたいな人がいて、その人が来たら何でも解決すると、そういうものではないように思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に賛成者の発言を許します。  兎本さん。 ◯2番(兎本 尚之) 兎本です。  議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算について、賛成の立場から討論を行います。  水道事業管理者の設置については、先ほどの議案第3号での賛成討論の中でもありましたように、条例で地方公営企業法第7条の規定に基づき水道事業管理者を置くとなっており、本議案の人件費で議論になるのは、一定理解をしますが、管理者の設置の有無に関しては、木津川水道事業の設置等に関する条例で議論されるのが本筋であると私は考えます。  また、人選に関しては、地方公営企業法第7条の2では、管理者は地方公営企業の経営に関し識見を有する者のうちから地方公共団体の長が任命するとされています。  副市長の人事に関しては地方自治法、教育長の案件には地方教育行政の組織及び運営に関する法律で長が議会の同意を得て選任する、任命するとなっています。  地方公営企業法第7条の2の解釈としては、企業の経営は主として経済的な行為が中心となるもので、能率的に処理するためには、政治的にもできるだけ中立を保つことが望ましいことから、副市長や教育長とは別で、議会の同意にかかわらず、長限りで適任者を選任できるとのことです。  市民の生命につながる水資源が、過去の経過を見ても、私は政争の具になってはならないと考えます。  また、水道事業の経営基盤強化策として、広域化、広域連携を、人口減少に備えて真剣に取り組んでいくことはマストです。必要不可欠です。  そのためにも、現行の代理者であることではなく、強くリーダーシップが求められてくると思います。  少子高齢化や人口減少の時代に向けてスケールメリットの必要性は、私も支え手としての世代として、物すごく痛感しております。  現在、マスク不足等で世間を騒がせておりますけれども、需要と供給のバランスが崩れると、安心・安全とは逆行していきます。これまでの社会構造とは違い、需要と供給の仕組みが、需要に対してどう供給するかがより強く求められている時代に変わってきているので、新たな改革が必要となってくると考えます。  水道事業管理者の設置をよそがやっていないからこそ、インセンティブ、主導権がとれ、京都府南部地域で木津川がリーダーシップをとっていくことができるチャンスであるとも考えます。  また、人件費以外の予算では、老朽施設や管路の更新事業が本格的に始まろうとしていることから、山城浄水場の更新のための基本設計、配水池の耐震補強設計、吐師受水場と観音寺浄水場の耐震診断費用などが計上されており、水資源の面から、市民の生活をしっかり守っていこうという意思がうかがえます。  木津川にとってターニングポイントとなる市民の生命につながる未来の水資源も守ろうとする原案に賛成いただきますよう、議員の賛同をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 高味です。  先ほどの質疑等々を聞いておりますと、水道事業管理者は万能であるかのようなことを前提に質問をされております。  また、一般企業の経験を生かしたい、また水道の経験のある方を置きたい、置かれて、水道の改革が進むというようなことを言われておりますが、この審議の中で、市長からは、具体的にどの方というのは一切なしにきょうまで来ております。恐らく、もう1週間ほどしたら、4月1日には、その方の名前が出てくるでしょう。  それと、この議会はインターネット中継もしております。恐らく、なられる方は、インターネット中継等々でお聞きのことだと思います。すごいプレッシャーがあるんじゃないかなということを、まず一言言わせていただいて、今回の修正動議に上がっている金額ですけれど、1,600万円かかるというのは、これはもう事実なんです。  しかし、水道事業の中においては、兼務をすることで人件費を抑えるという案なんですけれど、それは人件費全体については何ら変わっていない。これは、水道だけを見ていたら、ああ、兼任されるんやから、少し1,600万円よりも安いと思わせるマジックではないかなと私は思います。事実、1,600万円は要ります。  その中で、この1,600万円、皆さんの大切な税金でございます。そして、私が予算委員会でも申したように、今回は、新型コロナウイルスで税収等々の減収、そして木津川の予算に伴う各事業が執行できるかどうかというところの不安もある中で、あえてこの1,600万円を計上する必要があるのか、もう少し新型コロナウイルスがおさまるというところを待つべきで、我々議会としても、この修正案を賛成することで、ああ、もう少し様子を見られるんじゃないかなと。やはり、時期を見て議会は判断されるべきです。  これは、12月に市長が新型コロナウイルスの前に考えられた提案だと思いますので、ここは議会がしっかりと、いい事業の場合には、アクセルを踏めばいいんですよ。しかし、こういうときこそ、議会が全員一致でブレーキを思い切って踏む、これが今必要な時期ではないでしょうか。  議会は、合併当初、26人でスタートいたしました。現在20名、6人の減額です。約議員3人分を水道事業管理者1人に充てる。議会が、これほど行財政改革で努力している中、本当にこの1,600万円が、賛成者が言われるようにきちんとした改革ができるのかどうか、その不安があって当たり前だと思うんです。  というのは、私、産業建設常任委員会でも言いましたけれど、言葉は悪いですけれど、本当に天下り先をつくるだけ。そして、住民の皆さんの改革で実感を持てるのは、水道事業管理者を置きました。ああ、水道料金が下がったやんか、努力してくれてはるねんという実感があってこそ、住民の皆さんは納得されると思うんです。  恐らく、管理者は置く、天下り先をつくる。恐らく退職された方がそのまま一般の、言われるようにすごい経営能力を持った方でも、恐らく退職された方が来られる可能性が高い。また、府公務員で経験、それが公務員の経験が水道の本当の経験に生かせるのかどうかという前に、退職された方が来られる天下り先をつくるという不安は、一切払拭されておりません。
     議会としても、今、私が言った成果が本当に見えるのかと言えば、恐らく見えないでしょう。そんな中、ここで議会がストップをかけるべきだと思います。  トップセールスを置くとよく言われますけれど、本当に1人のトップセールスでできるんでしょうかね。この方はどんな方か私は存じませんけれど、組織を守るだけのことなら、ノーとしっかりと今言うべきだと思います。  ここは、大変大切な議決権を皆さんは持っておられますので、本当に先のことを考えて、コロナがおさまってからでもいいんですよ、先のことを考えて、ここはしっかりとノーと言う判断をしていただきたい。  以上のことを申し添えまして、今回の修正案の賛成討論といたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第20号について、採決を行います。  まず、修正案について、採決します。  本修正案に賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、宮嶋良造さんほか1名から提出された修正案は、否決されました。  次に、原案について、採決します。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第20号、令和2年度木津川水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまから、13時5分まで休憩します。    午後 0時04分 休憩    午後 1時05分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時5分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第21、議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  大角さん。    (補正予算特別委員長 大角 久典君登壇) ◯8番(大角 久典) 皆さん、こんにちは。補正予算特別委員会委員長の大角でございます。  議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号について、審査の報告をいたします。  3月10日に開会いたしました補正予算特別委員会は、3班に分けて審査を行いました。  1班は、マチオモイ部、総務部、上下水道部、議会事務局、次に市民部、健康福祉部、そして最後に建設部、教育部の所管にかかわる事項について審査を行いました。  補正内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億2,666万1,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ305億5,619万8,000円とするものです。  主な質疑を報告いたします。  森林公園改修についての質問がありました。どこをどのように改修するのかの問いは、休養施設、宿泊施設9棟、バンガロー、ログハウス、総合案内施設の外壁補修、水回りの補修工事を行うとの答弁でした。  ほかに、マイナンバーカードの普及について、現在の取得率は、枚数はとの問いに、目標は、令和2年度7月には20%、現在12.8%、1,029枚交付しているとの答弁でした。  ほかに、国の「GIGAスクール構想」を受けて、小・中学校の1人1台のタブレット端末はどのように進んでいくのかとの問いに、令和2年度で小学校5年・6年生と中学校1年生、令和3年度で中学2年・3年生、令和4年度で小学校1年・2年・3年・4年生が持つようになるとの答弁でした。  契約形態はとの問いに、リース契約を考えているとの答弁でした。  保育所運営事務事業についての質問がありました。当初予算では9名が3名で済んで減額との答弁でした。  城山台小学校においては、多額の増築予算についてたくさんの質問がありましたので、要約して報告いたします。  工事の日程はとの問いには、1期・2期に分けて工事を行うとの答弁でした。  普通教室の数はとの問いには、1期で14教室、2期で6教室との答弁でした。  令和3年度で教室不足は解消できるのかとの問いには、できるとの答弁でした。  2期工事では、予定教室以上になるのではないかについて、来年度、児童数を精査して検討するとの答弁でした。  この補正予算は駆け込みの要素があり、過大規模校としても考えているのかとの問いに、ピーク時を想定しているとの答弁でした。  放課後児童クラブは2期となっているが、今の児童クラブで運営できるのかとの問いに、今年度中に完成した児童クラブで運営できるとの答弁でした。  文科省が示している過大規模校では、国庫負担金はつかないと示されているが、今回交付の対象になった決め手はとの問いには、新たに教頭等を配置し、本学舎と分離した新学舎とし、一つの独立した学校として運営するのが決め手との答弁でした。  今回の増築に際し、最終決定は教育委員会会議かとの問いに、最終的には、の政策会議で決定したとの答弁でした。  感染症対策と非常時の避難についての質問がありました。大規模校の課題は認識している。基本は、うがい、手洗い、アルコール消毒などの対策、非常時には、新学舎と本学舎とは別々の避難経路を考え、スムーズに避難できるよう計画している。新学舎にも養護教諭を配置し、健康観察していくとの答弁でした。  学校用地はほかにも探されたのかとの問いに、ほかも探したが、時間的に間に合わなかったとの答弁でした。  市有地、公園、12丁目の土地も候補にあったと思うが、年数に時間がかかるとの答弁でしたが、実際に教育委員会で検討されたのかとの問いに、12丁目の土地は検証したが、問題は地区計画の変更、国土交通大臣の同意が必要となり、3年以上は必要。それから、都市計画審議会や市議会との協議、また地元住民向け説明会の開催などの手続に約5年かかる。それから、用地交渉、土地造成に約1.5年、建設工事に1.5年で、合計10年と推測して判断したとの答弁でした。  討論がありました。  城山台小学校の校舎増築に対して、この方法がベストではなく、地域保護者の意に背くものであるため反対という討論でした。  賛成討論は、城山台小学校の校舎増築は喫緊の課題であり、令和3年度で児童数増加に見合う教室の確保などが組み込まれているので、賛成という討論でした。  採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 今の委員長の報告の中で、城山台小学校の決定が政策会議というふうに言われましたけれども、その政策会議で決まったのは、A案・B案・C案の3案のうちどれにするかということが決まったのか、私が令和2年度木津川一般会計予算のときに教育委員会部局で聞いたときは、そのA案・B案・C案のB案を採用したのは教育委員会が決定しましたと、全て教育委員会で決定して、予算だけが市長部局でつけていただいたというような答弁やったんですけれども、今のその政策会議で決まったのは、何が決まったんですか。そういうような答弁がありましたでしょうか、詳細。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 今、伺ったとおりでございます。 ◯議長(山本 和延) どうぞ、もう一度はっきりと答えていただいたら、それで。 ◯8番(大角 久典) 失礼しました。  政策会議で、今のような話をされたそうです。 ◯議長(山本 和延) 森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) ということは、詳細な答弁はなかったということですね。  政策会議で決めたと、全てを決めたとも言っておられないんですね。この城山台小学校の増築工事については、政策会議で決めたと言われただけだということでしたのでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 教育委員会でも協議し、多額の予算を伴うため、最終的には政策会議で決定したというふうに聞いております。 ◯議長(山本 和延) 森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) やはり、私が一番最初に言ったように、予算をつけてもらう必要があるんで、建物の詳細については教育委員会会議で決定して、予算について市長部局で了解をもらって決定していただいたと、こういう予算のことを言っておられるんで、そういうことだというふうに解釈していいんだと思うんですけれども、それでいいですか。そのような回答でしたか。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 先ほど答弁したとおりです。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、私、委員なので、あれなんですけれども、報告の中で、市民部のまち美化推進課、これも比較的質問とかがあったと思うんですけれども、今、報告になかったような気がするので、もしあればかいつまんでしていただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 確かに、まち美化推進課等に質問がありました。例えば、ごみのこととかということでエコの話等もございましたので、その辺の議論はされました。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そういった内容というのは、お伝えいただくのは難しいですか。 ◯議長(山本 和延) 大角さん。 ◯8番(大角 久典) 具体的にということでございますと、環境調査ということとか、エコ、生ごみ、雨水対策、そういったことのような内容の話がありました。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号について、反対の立場で反対討論をいたします。  児童数1,800人、各学年のクラス数が9クラスや10クラスにもなることを予測しながら、運動場の、しかもプールの東側に新校舎を建設する城山台小学校の校舎増築計画に反対します。  一般質問でも申し上げましたように、プールのすぐ東側に3階建ての新校舎を建設すれば、太陽が真上に上るまでプールは新校舎の日陰となってしまいます。そのため、午前中はプールの水温が適温まで上がらないことも考えられます。新校舎建設計画の際に、子供たちが実際にプールを使う際の水温等についての考慮や配慮が感じられない設計計画です。  さらに、文部科学省の公立小・中学校の適正規模・適正配置に関する手引きには、地域コミュニティの核としての性格を有する小・中学校の適正化の適否の判断は、行政が一方的に進めるものではなく、関係者の理解と協力を得て行わなければならない。そのためには、保護者や地域住民との危機意識や課題認識、将来ビジョンを共有するプロセスが重要であるとあるが、これらのプロセスを怠り、住民の理解を得ることなく運動場に新校舎の建設を決定されたことが反対の主な理由です。  児童とその保護者に我慢を押しつけるのではなく、子供たちの学習権を守ることを第一に考えることこそが行政が行うべきことだと申し上げて、反対討論といたします。  議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口さん。 ◯3番(谷口 雄一) れいわの会、谷口です。  議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号について、賛成の立場から討論を行います。  今回の補正予算では、予算の執行見込みによる不用額の減額と城山台地区の想定を上回る児童の増加に伴う城山台小学校の増築工事に係る予算が主なものとなっております。  城山台小学校の増築については、既に設計委託料として約5,600万円が、本年度、令和元年度の当初予算で可決し、事業が進められているところです。  さらには、1年後の令和3年4月には、児童数が1,250人と想定されており、今回の補正予算を可決し、速やかに第1期増築工事に取りかからないと、児童が学ぶ施設の確保自体が危ぶまれることになります。  ほかにも、国の推進する「GIGAスクール構想」に対応するための予算として、小・中学校の校内ネットワーク環境の整備と、令和5年度を目途に児童・生徒1人1台のタブレット端末の計画的な整備事業が盛り込まれており、将来に向けて学校教育の一層の充実に大きく寄与するものと考えます。  最後に、重ねてになりますが、今後も見込まれる城山台小学校の児童増加に対応するとともに、何より子供たちの学ぶ環境を保障するための、確保するための補正予算となっており、原案のとおり可決することに賛成をいたします。  議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
    ◯議長(山本 和延) 次、原案に反対者の発言を許します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  日本共産党木津川議員団を代表いたしまして、議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号について、反対の立場から討論をいたします。  この補正での大きな反対理由については、さきに山本議員が述べられました。補足するならば、子供たちの環境を整えるための具体的な話、それは保護者の願いを十分に聞いた上でのものではなかった。そこが、大きな反対理由にもなります。  また、賛成討論の中にありましたタブレットの導入、こちらのほうは、ふだんの学校生活の中では、教員たちが、それこそコピー代やトイレ掃除など、とても毎日のやりくりに苦労しております。タブレットの導入によって今後かかってくるであろうランニングコスト、また子供たちの近視の児童などの増加など、すごく心配な部分があります。  ただし、これに関しては賛否両論ある中で、慎重に進めていっていただきたいと思っています。  また、後の議案第29号、木津川道路灯LED照明導入工事変更請負契約の締結について、そちらの中で触れますが、この調査を進め、外灯、防犯灯に続いてLED化を進めている道路灯についての多額な契約変更に伴う繰越明許費が、この補正予算では上がっております。  本来でしたら、このような大きな変更はあってはならないものだと思っております。  一番大きな問題点の城山台小学校の今後のことについては、みんなで十分考えながら進めていくべき問題であり、保護者の願いを踏みにじるようなことにはならないように十分注意していただきたいと思います。  そういうことを含めて、反対の賛同をいただきますよう議員各位に求め、反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第21号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第22、発議第2号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号に対する附帯決議についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  柴田さん。    (柴田 はすみ君登壇) ◯17番(柴田 はすみ) 公明党の柴田はすみです。  ただいまより提案いたします決議文は、全会派の幹事の皆様全員の御賛同を得て提案をさせていただいております。  この附帯決議文を朗読して趣旨説明とさせていただきますので、皆様、よろしくお願いいたします。  それでは、発議第2号、木津川市議会議長 山本和延様。  提出者、木津川市議会議員 柴田はすみ、賛成者 森本隆、高味孝之、酒井弘一、福井平和。  議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号に対する附帯決議について。  上記の附帯決議を、木津川市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出します。  裏面をごらんください。  議案第21号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号に対する附帯決議(案)  令和元年度木津川一般会計補正予算第5号には、城山台小学校の多額の増築予算が計上されている。  城山台小学校においては、児童数が当初の予想を大幅に上回り、令和3年より1,250人を超える過大規模校となり、令和7・8年にはピークを迎え、約1,800人になることが想定されている。  今定例会においては大きな課題となり、代表質問・一般質問等でも議論がなされた。  児童急増問題に対する現在の教育委員会の対応は、保護者の不安が完全に払しょくされていない。今後とも教育委員会は、市長部局と連携協力してをあげて次の諸点に取り組まれたい。  1 学校運営においては、保護者や地域住民と情報を共有し、一部学校選択などの検討も含め、過大規模校における課題解決に努められたい。  2 児童の学習する権利を保障し、かつ安全に十分配慮した学校運営とすること。  また、関係機関と協力して適正な教職員配置をするとともに、施設整備の充実も図られたい。  3 児童生徒の感染症対策などの健康管理や登下校時の交通安全に十分に配慮すること。  以上、決議する。  決議文は、以上でございます。  この附帯決議文を考えるに当たりまして、主義主張の違う会派が何度も集まり推敲を重ね、議会として何とか保護者の方の不安を払拭したい、そのような対応ができればいいという思いで提案をさせていただいたものです。  市長初め教育委員会の皆様には、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応など大変なときではございますが、我々の思いを十分酌み取っていただき、心して対応いただきますようお願いして、提案説明といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ございませんか。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  こちら、議案第21号の附帯決議の中の1ですが、1には、「学校運営においては、保護者や地域住民と情報を共有し、一部学校選択などの検討も含め、過大規模校における課題解決に努められたい。」とあります。  ところで、さきの一般質問の教育長の答弁の中で、住民の方、保護者の方の意見等を十分に踏まえながら大きな変革をやっていくことが基本と考えているとの話がありました。保護者や地域住民との情報共有のみならず、住民・保護者の意見を酌み取っていただけるとの答弁でした。  この附帯決議に賛成者の皆さんは、住民や保護者の意見についてはどのようにお考えですか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) 会派幹事会の中で、さまざまな意見が出ましたし、一番みんなが思っていることは、保護者の皆様がどこまで納得していただいて、みんなで少しでも保護者の方の不安がなくなるようにということで、何とか解決に向けて教育委員会には取り組んでもらう、そういうことで一致をいたしましたので、そういうことをしっかり教育委員会、また市長初め教育委員会関係部局の方に提案をこれからもしてもらいたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延)山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  もう一度、一番気になる点の確認をさせていただきます。  教育長の言葉の中には、住民の方、保護者の方の意見を十分に踏まえて、これから大きな改革をやっていくことを基本と考えているとおっしゃったんですが、この住民や保護者の意見等を十分に踏まえるという点には、どのようにお考えでしょうか、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) これは、あくまでも会派幹事会の中で相談してでき上った文書でございますので、私個人の意見を言うのは控えさせていただきたいと思っております。  言ってもよろしいんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) どうぞ。 ◯17番(柴田 はすみ) それでは、これ、会派幹事会ででき上った文書でございますが、これはあくまでもどうしたら城山台小学校の子供たちが安心・安全に学校に通えるか、学校生活が送れるかということをしっかり教育委員会で対応していただく、話し合っていただく、そして住民と一緒に考えていかれる、そういう方法をしていただいたらいいと、そういうふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、多分、山本議員が聞かれているのは、議会としても保護者に対してどのような形で願いを聞き取りじゃないですけれども、養護教諭とかというのも含めて、どうされるのかということも一つには聞いているんじゃないかなと思っています。そこの部分は、議会としてどんな対応というのは、お答えできると思いますので、それはしていただきたいと思います。  2つ目のところは、この文書をつくるに当たって、会派幹事のほうでということですが、一応、5会派全員が納得の上、出しておりますので、余り会派幹事というよりも、議会として私たちはそういう思いで、5会派ということで答弁いただいたほうがすっきりするんじゃないかなとは思いますので、お願いします。  その2つ。 ◯議長(山本 和延) 柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  これは、5会派の議員全員が納得したという形の文書になっておりますので、よろしくお願いいたします。この文書の中で、皆さんそれぞれ判断していただいたらいいと思います。 ◯議長(山本 和延) 議会としてどのように対応するか。  柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) 議会としてということでありますが、今回、各議員がそれぞれ本当にいろんな住民、城山台の保護者の方からそれぞれがたくさん質問を、また御相談をいただいた議案でありますので、ちゃんとこの決議文を皆で一致して出すことによって、議会がちゃんと皆さんのことを守っているという、そういう意味の意思表示をさせていただけたらと思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 今のこの状況に至って附帯決議を出さなくなったのは、私はですよ、私の考えは、教育委員会からね。 ◯議長(山本 和延) 森本茂さんにお願いいたします。  こちらの提案の発議第2号、それに対する説明を受けての質疑になりますので、よろしくお願いいたします。 ◯4番(森本 茂) だから、こういう附帯決議までつけるということになったのは、教育委員会の情報公開が遅過ぎるんですわ。私たちにも、その1,800人になるというのは、物すごく遅い、去年の後半でしたかね、そういう情報の出し方、住民に対しても情報がなかなか早くに出ていない。設計だけは早く進んでいるにもかかわらずね、その段階でわかっているわけですわ。設計が始まったのは7月なんですよ、去年のね。だから、その段階ではいろんなことがわかっているにもかかわらず、何も情報を出さないという、このやり方、後手後手に回っていると、私たちは後手後手に回らざるを得ないんですよ、私たちが、議会が。そういうことを招かないように、ここには附帯決議には書いていないけれども、今後は、しっかりと情報を早く出すということに努めていただきたい。そういうことも含めて、発議者はどのように思われていますか。 ◯議長(山本 和延) 柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) 会派幹事会の中では、そういう情報を早く出しなさいという、そういう具体的な意見としては出ていなかったですが、それはおのおのが思っていることであるとは思いますので、しっかりその辺のことも行政のほうに訴えていきたいと、このように思っております。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第2号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、発議第2号、令和元年度木津川一般会計補正予算第5号に対する附帯決議については、原案のとおり可決されました。      ────────────────────────
    ◯議長(山本 和延) 日程第23、議案第22号、令和元年度木津川国民健康保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第22号、令和元年度木津川国民健康保険特別会計補正予算第2号について報告いたします。  質疑がありました。  直営診療施設勘定繰越金とは、京都山城総合医療センターが申請をし、木津川に交付されるものですかとの問いに、国民健康保険診療施設である京都山城総合医療センターから京都府へ特別交付金、特別調整基金の交付申請がなされ、同施設の所在地である木津川国保に交付されることにより、同額の受け入れと国民健康保険山城病院組合への同額の繰り出しを行うものと答弁がありました。要するに、一旦木津川で受けて、山城総合医療センターのほうへ支払うということでございます。  全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第22号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第22号、令和元年度木津川国民健康保険特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第24、議案第23号、令和元年度木津川介護保険特別会計補正予算第4号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第23号、令和元年度木津川介護保険特別会計補正予算第4号について報告いたします。  質疑がありました。  歳出の6ページ、7ページの8番と9番の数字が全く同じ数字だが、偶然なのか。費目の組み替え等があったのかとの問いに、居宅介護サービス計画給付費については、不足するであろう金額380万円を増額しました。居宅介護住宅改修費については、それに見合った金額を計上しております。予算額より減少するであろうと減額をいたしましたとの答弁でした。  全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第23号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第23号、令和元年度木津川介護保険特別会計補正予算第4号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第25、議案第24号、令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号についてから日程第28、議案第27号、令和元年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号についてまでの議案4件を一括議題といたします。  議案4件について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第24号から議案第27号まで4件を一括議題とし、一括質疑といたしました。議案を読み上げさせていただきます。  議案第24号、令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号について、議案第25号、令和元年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号について、議案第26号、令和元年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第1号について、議案第27号、令和元年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号についてであります。  4件とも討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 余り言いたくないですけれども、質疑はありましたよね。質疑を御紹介ください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 主なものだけを報告させていただいております。  たしか私の記憶では、質疑がなかったかというふうに認識をしておりますが、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) おかしな報告をしないでください。  さっきの予算のときもそうでしたけれども、引き返して言えないからあれですけれども、木津の準財産区なんか、今回初めて出てきて、大きな基金が動いたりとかしていたんですよ。それも一切報告がなかったじゃないですか。  この補正に対しても、4つは質問がありました。それを報告してください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 西山議員が、今先ほどおっしゃってくださいました木津町の準財産区につきましては、質疑はありましたし、先ほど報告もさせていただきました。  この議案第24号から議案第27号に関しましては、質疑等はなかったというふうに認識しております。 ◯議長(山本 和延) 暫時休憩します。    午後 1時45分 休憩    午後 1時51分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時51分、再開します。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 申しわけございません。発言を訂正させていただきます。  質疑がございました。議案第26号です。  質疑といたしまして、旧瓶原村財産区の歳出の自治振興費におきまして、岡崎区の自治振興補助金で公民館改修工事を実施された。集会所整備等の補助金等の対象ではなかったのかという質問に対しまして、答弁といたしまして、財産区の自治振興補助金許可申請時に集会所整備等事業補助金制度を案内しているが、集会所整備等補助金の申請をされなかった経緯は、こちらでは把握していないという西山委員からの質疑でございました。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 採決は、この後、予定どおり進めて行くことになりますけれども、今の委員長報告をめぐっての質疑の暫時休憩の措置は、議長として、しかるべく終わってから措置といいますか、取り計らいしていただきますようお願いしておきます。 ◯議長(山本 和延) はい。  それでは、各議案ごとに討論・採決を行います。  まず、議案第24号、令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第24号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第24号、令和元年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第25号、令和元年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第25号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第25号、令和元年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第26号、令和元年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第26号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第26号、令和元年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第27号、令和元年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。
     議案第27号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第27号、令和元年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第29、議案第28号、令和元年度木津川公共下水道事業会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第28号、令和元年度木津川公共下水道事業会計補正予算第2号について、審査の報告をいたします。  質疑がありました。  流域下水道負担金は減額となるのか。答弁として、そのとおりでありますという答弁であります。  討論なく、全員賛成で可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第28号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第28号、令和元年度木津川公共下水道事業会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第30、議案第29号、木津川道路灯LED照明導入工事変更請負契約の締結についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第29号、木津川道路灯LED照明導入工事変更請負契約の締結についての審査の報告をいたします。  多くの質疑がありましたので、要約して報告をいたします。  追加金額の22.5%アップ、工期大幅延長、事前調査が不十分ではなかったのか。防犯灯の調査業務の内容はという質問に対しまして、平成30年、防犯灯の調査に合わせて資料と目視で行ったという答弁であります。  次に、木津駅自由通路は、予算組みの段階でどうだったのか。府道から市道になったが、事前にわかっていたのではないか。なぜ、こんなに多くの追加になるのか。調査が甘かったと言わざるを得ないのではないかという質問に対しまして、本当にそのとおりと思う。目視のみで、高所作業車によるものではなかったので、わからなかった。道路灯の設置時期がまちまちで、多種多様の機器があったのも追加増になった原因と考える。  次の質問で、プロポーザルの検証をすべきではないかという質問で、価格だけではなく実績も含めて選定を行った。今後、検証も必要と考える。  討論がありました。  反対討論として、事前調査もずさん、プロポーザルのマイナス面が出た。想定を大きく超え、問題である。  次に、賛成討論、もろ手を挙げて賛成できるものではないが、プロポーザルの採用が適正だったかどうか、今後に支障があるのではないかと推測するが、賛成はするものの、検証と反省をお願いするという賛成討論でありました。  賛成多数で可決しております。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) この議案に対して、資料のところで、城山台の歩道灯とか、城山台地区116灯とかとなっているんですけれども、きのうちょっと木津東バイパスを通りまして、あそこに一切そういう外灯がなかったんです。そんな話は、この議案の中で出ましたでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 各箇所の街路灯の質問等はなかったです。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) そしたら、産業建設常任委員の皆さんも、木津東バイパスの道路の暗さということの認識はないということでよかったですか。 ◯議長(山本 和延) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 委員長報告では、御存じのように、委員会の質疑内容だけの報告になっておりますので、その内容の質疑はなかったとだけ報告をしておきます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党市会議員団の宮嶋良造です。  会派を代表して、反対討論を行います。  産業建設常任委員会の質疑でも明らかになったように、防犯灯のLED工事の際に行った事前調査が不十分でずさんと言わなくてはなりません。そのことは、質疑で担当課からも同様の発言がありました。  その上で、プロポーザルによる契約を行ったわけですが、契約参加企業は1社のみの参加でありました。比較対象ができなかったのであります。プロポーザル契約のマイナス面があらわれました。  その上で、当初計画より3,894万円、2割も高くなり、工期も3カ月、1.5倍も長くなりました。これらは、想定の範囲を超え、単に追加の契約変更とは言えません。問題があると言わざるを得ません。  よって、この契約変更議案に反対します。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  兎本さん。 ◯2番(兎本 尚之) 兎本です。  議案第29号、木津川道路灯LED照明導入工事変更請負契約の締結について、賛成の立場から討論を行います。  本議案は、令和元年第3回定例会で提出された道路灯LED照明導入工事の変更額が増額となったことにより、変更契約を締結を行うものです。  行政側からは、結果的に当初の予定数よりも多くの工事が必要となったことにより、当初の契約金額から変更するものであるとの説明がありました。  当初の予定工事内容からこれだけ多くの追加工事が生じることとなったことには、当初の見込み数、設計の甘さがあったことは事実であり、今後、このような工事を行う際には、より詳細で具体的な調査を丁寧に行うよう求めるものであります。  しかし、このたびの工事は、市内道路照明のLED化を行うための工事であり、一度交わした契約を変更してでも不足を放置せず、非を求め、適した照明の環境を提供しようとする姿勢は、より質の高い成果を求め、公共工事の品質を確保することにつながると考えます。  よって、市民を初め市内の道路を利用する方々に対して、当初の予定工事よりも明かりだけに明るい未来を照らす原案に賛成をいただきますよう、議員の賛同をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第29号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第29号、木津川道路灯LED照明導入工事変更請負契約の締結については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまから、14時15分まで休憩します。    午後 2時07分 休憩    午後 2時15分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま14時15分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第31、議案第30号、市道の路線の廃止についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第30号、市道の路線の廃止についての審査の報告をいたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決しております。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第30号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第30号、市道の路線の廃止については、委員長の報告のとおり可決されました。
         ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第32、議案第31号、市道の路線の認定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、議案第31号、市道の路線の認定についての審査の報告をいたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決いたしました。  報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第31号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第31号、市道の路線の認定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第33、請願受理番号2-1、城山台小学校「過大規模校」の解消を求める請願書を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  高岡さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 請願受理番号2-1、城山台小学校「過大規模校」の解消を求める請願書、受理年月日は令和2年2月20日でございます。  委員会の請願の報告をさせていただきます。  まず、請願者より内容の説明を求めました。その中で、文部科学省は、12から18学級を適正規模とした上で、25学級以上を大規模校、31学級以上を過大規模校としている。速やかにその解消を図るようにとしている。1,800人規模の過大規模校になると、学校運営上、課題が生じることは明らかである。学習保障は確保できないという説明でございました。  次の説明で、令和7年のピークになるまであと5年あり、子供たちのために何かできないのかと考え始めたところ、委員会当日には2,889筆の署名が集まりました。木津川の対応への不満の声が多く、私たち保護者と一緒になって考えてほしかった。  また、1,800人の過大規模校になる状況を知らされないまま2月に教育委員会からの説明があり、新しく敷地内に増設が強行されますという内容に受け取った。  また、保護者からの質問に対しては、教育委員会は御理解くださいませと繰り返すばかりであった。  なお、保護者が調べてみたところ、増設は1年前には決まっていたことを知り、ピーク時になるであろう未就学児のいる私たち保護者には、1年以上も何も知らされていない。もっと早い段階で知らせていただければ、住民の理解も違っていたと思う。残念ですという説明でした。  次の説明といたしまして、議員と意見交換をする中での話ですが、将来、子供は減る、税金の無駄遣い等の意見があり、残念だという説明です。  将来、子供たちが帰ってきたくなるまちになることを願いますし、今回のことはやり過ごすことができませんという説明でした。  続きまして、請願者に対し質疑を行いました。  まず初めの質問といたしまして、「子育て支援No.1」を掲げているまちなのに、約1,800人の小学校ができるのは、胸を張れるものではない。どのような感じですか。答弁といたしまして、「子育て支援No.1」のまちに期待して来たのに、残念です。ピークは令和7年で、あと5年ある。分離新設など改善を求め、活動してほしいという質問に、分離新設以外も考えてみましたが、分離新設が最善策。教育委員会は土地の検証をしていないという答弁の内容の意見でした。  次に、質問といたしまして、情報がクローズである。大事なのは、子供の教育をつくること。学校選択制の、登下校時のスクールバスも含めたオプションも並行して持っておくべきではないかという質問に対しまして、過大規模校解消が目的、最善方法が分離新設、署名が2,889名、歩いていける学校へ行かせたい。スクールバスでの通学、放課後の遊びなどでつながれないという御意見でした。  次に、続きまして自由討議の申し出があり、議員間での自由討議を行いました。  適正な学校・生徒数であるべきで、行政として働きかけなければならなかったのでは。また、現在の南加茂台と城山台とでは背景が違うという内容です。  次に、反対討論といたしまして、URは平成29年に撤退した。国の施策で状況が変化した。その上で、経済事情の変化、低金利、消費税の増税等で転入がふえ、の行政を超える範囲の動きがあった。一定の見込みを立てて、今の姿があるという反対討議で、次に賛成の意見といたしまして、城山台未就学児発生率0.5余り、1,800人を超える可能性もある。学校給食センターの用地は確保している。なぜ、学校用地を買わなかったのか。教育委員会は、早くから手を打つ必要があるのではという賛成の意見でした。  次に、反対意見といたしまして、現状として令和3年には1,250人、学舎新設が必要。新しく学校が建っても、ダブル投資となり、難しい。また、情報共有に問題、児童数がふえていくという予想が甘い。上限・下限のシミュレーションをしっかりとるべきではという意見でした。  続いて、討論がございました。  まず、反対の討論で、まずやらなければならないのは、令和3年度の子供たちのことで、今回の分離新設、新築は、非常に難しい状況、いろんな方策を検討していくべきという討論でした。  次に、賛成といたしまして、学校施設用地をURに残すように訴えるべきであった。超過密の学校を容認してしまうことになる。  採決の結果、賛成少数で不採択になりました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  森本茂さん、もう少し早く挙手してください。 ◯4番(森本 茂) 今の委員長報告で、UR撤退は平成30年です。平成29年とおっしゃっていますけれども、訂正してください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 委員会の中では、平成29年度という言い方をされておられました。その後、やりとりの中で平成30年という言葉も出てきておりましたが、実際には、そのように受け取っております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に賛成者の発言を許します。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  請願受理番号2-1、城山台小学校「過大規模校」の解消を求める請願書に、賛成の立場から賛成討論をいたします。  令和7年に1,800人の過大規模校になることが予想される城山台小学校の過大規模適正化策として、教育委員会は同小学校の校庭に新校舎を建設することに決めました。そして、令和元年12月より5回の説明会を地域住民と保護者に行ってきました。  しかし、説明会に参加した保護者の方々は、保護者の意向を確認することなく秘密会等の中で適正化案が決まっていった点や、子供の権利条約の中にある教育を受ける権利が侵害されている点について疑問を感じ、子育てや勤務の時間を割いて請願書を作成、ビラを配り、署名を集め、総務文教常任委員会で陳述をされました。  私たち議員は、委員会の中で、保護者の行政に対する疑問点や不信感を解くことが果たしてできたのでしょうか。お金がないから、時間がないから仕方がないと保護者の皆さんに我慢するように説得しようとしてはいませんでしたか。  請願とは何のためにあるのか、原点に戻って考えてみてください。議員必携には、こうあります。議会は、住民の代表機関として民意を広く行政に反映させるために請願を受理し、これを処理する権限を有するとあります。  それに加えて、先日、私は城山台地域の公園について新たな情報を手に入れました。それは、城山台公園、大仏鉄道公園の情報です。  なぜ、大仏鉄道公園の転用ができないのか、それは公園法の問題ですか。違いますね。都市公園法第16条によって、公益上の特別な理由があれば公園の転用は可能とあります。  では、なぜ大仏鉄道公園の転用ができないのか。それは、公園の形状を変えると保水力が低くなり、大井手川の水量、速度が影響を受け、現在の大井手川の川幅ではもたなくなるからではないですか。  市民の方々にも、議員である私たちにも、親切で丁寧な事実を説明していただくように行政に苦言を呈しておきます。  それでは、話をもとの請願に戻します。  議会は、行政の支援機関ではありません。住民の代表機関です。請願者の方々の行政に対する疑問や不信感を払拭する機会を提供するとともに、民意を行政に反映させるため、この請願を採択すべきと申し上げて、賛成討論といたします。  議員の皆様の賛同をどうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に反対者の発言を許します。  玉川さん。 ◯1番(玉川 実二) 皆さん、こんにちは。玉川でございます。  請願受理番号2-1、城山台小学校「過大規模校」の解消を求める請願書について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。  まず、この請願について意見を述べる前に、考慮すべき3つの事柄について、お話をさせていただきます。  第1に、児童ファーストの考えのもと、教育保障など方策がしっかりと検討されているのでしょうか。  2つ目、学校、保護者、地域が三位一体となり、協調性を持ち課題解決に向けたアクションがとられているのか。  3つ目、木津川は無限の財政を有しているわけではありません。当然のことながら、財政面や、これからの社会情勢を十分見据えた検討を課題とすべきであります。  さて、今回の請願に対し、主な反対理由を述べさせていただきます。  まず、過大規模校の課題に対する解決策について、さらなる深掘りが必要な状況下にあること、言いかえれば、あらゆる解決策について、引き続き検討が必要であること。  次に、児童ファーストの思いをいま一度共有し、学校現場、保護者、地域が中心となり、協調性を持ってこの課題に対峙をしていくこと。  そして、令和3年度の児童のための学習環境を整えること、これは喫緊の課題であります。  残念ながら、現時点において新設の学校をつくることは物理的に不可能な状況にあります。  以上が、主な反対の理由であります。  今回、私も保護者の皆様と当件に関してお話をさせていただく機会をいただきました。その中で感じた大きな問題の一つ、それは情報共有のあり方です。  教育行政側のコミュニケーションにおいて、とても十分な内容であったということは言いがたい内容ではあります。  したがって、これから検討に際し、これまでの検討経緯や内容をつまびらかにし、先ほどお話のありました一般会計補正予算第5号に対する附帯決議の内容を考慮し、より本質的な議論をすべきであることを申し添え、反対討論といたします。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  日本共産党議員団を代表いたしまして、城山台小学校「過大規模校」の解消を求める請願書に、賛成の立場から討論をいたします。  きょうもたくさんの方が傍聴に来ておられます。請願者である「こどもの未来を考える城山台パパママ会」のメンバーは、今までは議会のことも余り関心がなかったかもしれません。でも、手探りの中で、子供たちのために一生懸命に署名を集め、この短期間で総務文教常任委員会に2,889筆、その提出後もふえて、3,145筆になったそうです。まず、そのことを御報告いたします。  今回の請願にありますように、そもそもなぜ過大規模校が存在するのか。URが撤退するに当たり、もっている資産を全て処分することになった。売却先の民間業者の開発が一気に進んだ。低金利で住宅ローンが組みやすかった。  城山台の2012年のまちびらき以降、消費税が二度上がっております。最初は、2014年8%に、そして昨年、2019年には10%です。  まちびらきをして少しずつ人口がふえてきた2014年のときには、城山台小学校も開校しましたが、その前年までの駆け込み転入というのは、思ったほど住宅の購入にはつながらなかったのです。  住み始めるときに小学校も保育園もないのですから、若い人たちが城山台に住もうと意識し始めたは2014年の後半、消費税8%になれた後だと思われます。  消費税10%は、導入時期も明言されていましたので、民間業者もそれまでに売ってしまいたいと販売に力を入れます。  木津川は、自然が豊かで、少し足を延ばせば社寺仏閣など歴史を感じる名勝地もたくさんあります。城山台がいろんな年代の方にも魅力がある。特に、若い方からは、手を出しやすい価格帯で、この地を選ばれたことも背景にあるでしょう。
     教師は、子供たちの学習や学びについて、それこそプロですから、きっちりと与えられた環境の中で教えてくれると思います。  私の代表質問に対する理事の答弁にあったように、人数の差に関係なく工夫をしながら勉強を教えてくれます。考えられる全ての方法をもって安全を確保しようとしてくれます。  でも、住み始めた保護者は、子供たちを、緑が身近にあり、自然を感じながらゆったりとした環境の中で育てたい、そんな願いを持ってこの木津川に住み始めてくださった方が大半です。  学校に行くようになれば、子供たちも家で過ごす時間よりも濃密な充実した時間を学校で過ごします。その時間をマンモス校で過ごすことになります。周りに家や高層マンションが密集する都会ならいざ知らず、なぜそんなことが自分の家族や子供たちに起こっているのか。  国も言っている適正規模の学校を求めることがいけないのか。国も過大規模校の解消の1番目に掲げているのは、分離新設です。それを望むことがいけないのか。  URに責任転嫁し、一気に転入が進まないように考えなければならない側の市長が、UR撤退後に民間事業者の宣伝広告に出演し、子育てをするなら木津川へと、住宅購入により拍車がかかりました。  また、賛成討論の中でもいろいろ指摘がありました。例えば児童ファースト、いろんなことも検討する必要がある、情報共有に問題があった、これだけいろんなことを指摘されながら、住民の願いに対してなぜ背を向けるのか、私には理解できません。  この請願は、議会としてどのように行政をチェックするのか、どこでただすのかが問われています。  保護者、関係者、そして木津川を背負っていってくれる子供たちの願い、過大規模校の解消に対し住民に寄り添うことを議員各位に求め、賛成討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  請願受理番号2-1について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。  請願受理番号2-1を採択することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、請願受理番号2-1、城山台小学校「過大規模校」の解消を求める請願書は、不採択とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第34、委員会の閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員長から、各委員会において審査及び調査中の事件につき、木津川市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書の写しのとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  したがって、本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 以上で、今期定例会に予定しておりました日程は全部終了いたしました。  したがって、木津川市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  よって、本定例会は本日で閉会することに決定しました。  閉会に当たりまして、河井市長から挨拶を受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 令和2年第1回木津川市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。  今期定例会に御提案をさせていただきました令和2年度一般会計予算案を初め多くの重要案件につきまして、慎重な御審議を賜りまして、全議案御同意・御議決いただき、まことにありがとうございました。  まず、「新型コロナウイルス感染症対策について」でございます。  昨年の年末に、中国湖北省武漢を中心に発生し、わずか数カ月ほどの間に全世界に感染が拡大しており、本年3月11日には、世界保健機構(WHO)が「パンデミック」との認識を表明されました。  日本におきましても、感染拡大防止の観点から、小・中・高等学校の臨時休校を初め、大規模イベントの自粛などが相次いでおります。  また、大変楽しみにしておりました東京2020オリンピック・パラリンピックの延期とともに、聖火リレーの中止が発表されました。  まことに残念でございますが、早期に新型コロナウイルス感染症が終息し、延期となりましたオリンピックに合わせて聖火リレーが開催されますことを期待いたします。  木津川では、2月3日に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、情報提供や、小・中学校の臨時休校や卒業式の規模縮小、また、公共施設の休館などの対策を実施してまいりました。  議員各位には、小・中学校の臨時休校初日に予定をされておりました代表質問の日程変更など、御配慮を賜りましたことに御礼を申し上げます。  現在も、日々感染者の増加が報告されており、都市部でのクラスターの発生や感染経路が不明な患者が発生するなど、3月19日に行われた「新型コロナウイルス感染症対策専門者会議」における感染症対策の状況分析・提言におきましても、社会・経済機能への影響を最小限としながらも、感染拡大防止の効果を最大限にするという、これまでの方針を続けていく必要があると示されており、木津川におきましても、引き続き予断を許さない状況であると考えております。  また、では、医療機関や高齢者施設、障害者施設、認定こども園を中心に、施設の運営を守るため、で備蓄していますマスクや消毒液を配布いたしました。  今後も、市民の皆様にも何かと御不便をおかけいたしますが、政府の動向を注視しつつ、感染拡大防止に向け、職員一同、引き続き全力で努めてまいりますので、御理解のほど、お願いを申し上げます。  次に、「木津東バイパスと東中央線の開通について」でございます。  去る3月15日午後3時に、念願でありました「一般国道163号木津東バイパス」と「都市計画道路東中央線」が、国道163号線として同時に供用開始されました。  地域の皆様、議員の皆様、関係各位の皆様方の本事業への御理解と御協力に対しまして、改めまして厚く御礼を申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、残念ながら当日予定をしておりました開通式典や開通記念イベントは中止となりましたが、開通時刻の午後3時には、開通を待ちわびた大勢の歩行者や車が列をなして、真っさらな道路の通行を楽しまれていました。  といたしましても、この道路の開通が、城山台地区の利便性向上と全体の活性化に寄与するものと期待をいたしております。  また、今後は、今年度に事業化されました「城陽井手木津川バイパス」の早期の全線開通に向けまして、関係市町と協力して要望を続けますとともに庁内にプロジェクトチームを設置し、早期着工に向けまして取り組んでまいります。  ことしは、春の訪れも早く、もうすぐ春本番を迎えます。そして、間もなく市内各地で、咲き誇る桜をお楽しみいただけるものと思っております。  議員各位におかれましては、御自愛をいただき、ますますの御活躍を祈念をいたしまして、今期定例会の閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ◯議長(山本 和延) 今期定例会は、去る2月28日から本日まで29日間でありましたが、同意1件、承認1件、議案31件、請願1件、発議2件について、議員各位には慎重・審議を賜り、まことにありがとうございました。  今定例会におきましては、全国で懸念されております新型コロナウイルス感染拡大により、教育部局を初め行政の皆様には、感染防止対策等に御尽力をいただき、大変御苦労さまでした。  いまだに終息には至っておりませんが、引き続き市民の安全・安心な暮らしができますよう、よろしくお願いしたいと思います。  また、議員の皆様にも、市民の健康を守る観点から、行政が新型コロナウイルス感染拡大防止に専念してもらうため、定例会の日程変更、審議時間の短縮等につきまして、御協力を賜り、深く感謝申し上げます。まことにありがとうございました。  これをもちまして、令和2年第1回木津川市議会定例会を閉会いたします。  皆様、御苦労さまでした。                         午後2時48分 閉会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....