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令和元年第4回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2019年12月16日
令和元年第4回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2019年12月16日
令和元年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2019年12月16日
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  1. 木津川市議会 2019-12-16
    令和元年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2019年12月16日


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    最終取得日: 2021-09-21
    2019年12月16日:令和元年第4回定例会(第5号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和元年第4回木津川市議会定例会会議録(第5号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和元年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、一般質問を行います。  13日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、3人の7問で行います。  それでは、1番目、炭本範子さん。    (炭本 範子君質問席へ移動) ◯13番(炭本 範子) 皆さん、おはようございます。和みの会の炭本範子でございます。  最初に断っておきたいことがあります。議長の許しも得ておりますので、質問2においてですが、終わった質問1に戻る点もありますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、質問を始めます。  1つ目の質問、「ふるさと納税の有効活用を」ということで質問いたします。  ふるさと納税は、2008年から始まりました。お世話になったまち、応援したい地域、あるいは生まれ育ったまちに寄附をする制度です。市においては、小学校の副読本「わたしたちの木津川市」、みもろつく鹿背山里山学校の体験、木津川アート作品購入、観光地の整備などに活用させていただいています。
     そこで、お聞きします。  (1)年間御寄附いただく方の件数や総額はどうなのか。平成26年度から平成30年度の5年間でお願いします。  (2)ふるさとの両親を思う気持ちを大切にして、高齢者への災害時の情報提供のために、戸別受信機を提供してはどうか。  (3)農業にAIを活用し(農業用ドローン)、スマート米を返礼品にしてはどうか。  よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) おはようございます。マチオモイ部長でございます。  私からは、炭本議員の御質問の1点目と3点目につきましてお答えをいたします。  平成26年度は、寄附件数が30件、寄附総額102万3,287円、平成27年度は、81件、533万12円、平成28年度は、321件、1,308万8,821円、平成29年度は、392件、1,204万7,668円、平成30年度は、484件、2,043万6,925円です。  3点目につきまして、返礼品は、市の魅力を発信するために、総務省の通知に基づき選定しております。  スマート米につきましては、市内で供給されることになりましたら、返礼品として検討いたします。  私からは、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  炭本議員の2点目の御質問にお答えいたします。  現在、防災行政無線の戸別受信機については、正副地域長及び自主防災会会長に対し貸与していますが、高齢者等に対する戸別受信機の貸与については、実施しておりません。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 残金なんかはわかりますでしょうか。例えば、いろんな活用方法がありますね。その中で、分けて、例えば「市長にお任せ」、そしてから「万葉の里メニュー」とか「子ども夢・未来事業」、5つあると思うんですが、その平成30年度でも残額をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  ふるさと応援基金の残高でございますけれども、種類別のちょっと残高につきましては、今、手元に資料がございませんけれども、平成30年度末の残高におきましては、ふるさと応援基金は3,747万6,714円、これが基金の残高になってございます。予算といたしましては、令和元年度見込みとして、4,200万円程度残高として予定をしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) その分けての残が欲しかったんですね。平成30年度3,747万円何がしということですけれども、今は結構として、それについての質問も第2問でやりたいなという思いがありますので、ありがとうございます。  2番目の戸別受信機、無理だという話なんですけれども、会派で佐賀県のみやき町に研修に行ったときに、そこでは、ふるさと納税の活用した事業として、高齢者に防災ラジオを配付したり、お米づくりにAIを活用したドローンというところでありましたので、そこのところについての質問をしたいと思います。  今回、補正に、電話を利用して、申し込みのある方に、そういう災害の防災の役目をしたいということですが、それについての御説明をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  導入しました趣旨につきましては、災害に関する情報がなかなか得づらい方を対象に、具体的には、携帯電話を持っていない方、あるいは携帯電話を持っていてもメール機能等を使っていない方を対象に登録していただきまして、現在、市で発信しています防災情報メールと同じ内容のものを各家庭の固定電話に音声ガイドでお伝えするものとなっております。これにつきましては、来年の2月からサービスを開始する予定としております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) もちろん、高齢者の方も固定電話というのはなれてはるからいいと思うんですけれども、防災ラジオ、議員の方でも、西山さんですか、戸別受信機という話がありましたけれども、簡易の戸別受信機というのを防災ラジオとして、そんなに高くないんですよね、2,000円から3,000円、5,000円、いろいろありますけれども、そういうのを持っていただくのが私は一番だと思っているんですね。  ここで活用して、みやき町がやっているように、今、残がわかればというところだったんですが、全体で3,747万円あると。そういうところで、こういうことに、やはりふるさとを思う、両親とかをみんな思っている寄附もあると思うんです。そういうところでやはりやってほしいというところで思うんですけれども、この点については、もう一度どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  市外にお住まいの方につきましては、現在、運用しております防災情報メールの登録も可能でありますので、その防災情報メールに登録していただくことで、放送を確認をしまして、木津川市に在住しております御両親に避難を呼びかけていただくというような手段もあろうかと今考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そらね、その方法もあろうけれども、ふるさと納税というのは、やはりふるさとを思い、そこに育ったから、そこの木津川市ならば木津川市のことを思って、住んでいる両親、ひとりの方もおられるでしょうけれども、それを思ってのふるさと納税でもあると思うんですね。やはり、そういうことはぜひ考えていただきたいと思っていますが、総務部理事、そして市長の答弁をお願いします。 ◯議長(山本 和延) 総務部理事。 ◯総務部理事(小林 史) 総務部理事です。  これからも防災行政無線防災情報メール、あるいはファクス、市のホームページ、いろんな手段を用いまして、多種多様化した手段で市民の皆様に情報を伝達していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いわゆるふるさと納税といいますのは、議員、冒頭申し上げられましたように、生まれ育ったまちでありますとか、いわゆるお世話になったまち、またそういったまちに応援をしたいという気持ちで納税するというところで、制度そのものがスタートしたところでございます。  ところが、この間、返礼品競争などもございまして、相当厳しい状況、当初の想定していたものとまた変わったような状況というのも出てきているのかなというふうに考えているところでございます。  市が実施しておりますふるさと納税、各分野ごとに、例えば「万葉の里メニュー」でありましたり「子ども夢・未来事業」「観光振興事業」「市長にお任せ」等々、特に定めもないといったような形で進めておりますけれども、最も多いのが「市長にお任せ」という形になっております。その次が、「子どもの夢・未来事業」ということで、私どもが思っておりますような、こういう魅力的な出口をつくって、そこで寄附額をふやすというのも、なかなか難しい面もございます。  そういった意味で、今年度からといいますか、昨今、いわゆる寄附をいただいた方に対して、その寄附がどういうふうに使われたかといったような成果の報告をするといったような取り組みも新たに始めておりますんで、そういった取り組み等を通じて、より魅力的に感じていただけるような事業にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 難しいというお話ですけど、みやき町というのはね、町なんですよ。その中で、186億円というのがあったそうです。その使い道として、今申しました中のいろいろありますけれども、町長みずからおっしゃっていただきましたんでね、やはりふるさと寄附金というのは、いろいろ考えながら使わせてもらうのが本当だと思うんですね。だから、そこのところ、答弁をいただきましたけれど、ちょっと違うかなという気がしました。  3番目ですけれども、農業用ドローンですね、今回の一般会計予算の中の、減額でしたけれども、最初の予算にありました。それが、ラジコンとか、そういうものを使っての動噴の補助金でした。これ、総額68万6,000円ということでしたけれども、無線で遠隔操作ができるようなものなんですけれども、やはり農業もこれからだなと思っています。  農業も、後継ぎがないとか、効率化するには狭いとか、いろんなんがありますよね。このドローンというのは、夜間でもできるし、肥料散布もできるし、有害鳥獣、イノシシが入ってきたりするとこのことも調査できるし、それをデータ化できるし、管理がデータでできるというところですね。そういうところで新規就農者もふえると思っていますので、今後、進んでいくであろうと思います。  農水省のほうでも、またこういう支援事業がドローンに関してもありますし、令和元年度もありますし、いろんなんがあるように書いていますので、そこのところは、行政が農業者に呼びかけて、やはりそれをしていかねばならない、これからの農業やと思っているんですね。  そうしたとこで、ドローン、AIを使った農業で、水稲ならばお米がとれました。ほかのお茶ならとれました。それはスマート米であり、スマート茶であるよ、またほかのいろいろありますでしょうけれども、それを返礼品として返していただきたいという思いがあるんですね。  そういうことについての考え方、そういうことになったときは、返礼品として使いますよと、返礼品として検討しますということで書かれていますが、農業に関してもマチオモイ部の関係ですので、どんなもんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  AIを農業にということでございます。いわゆる既に日本が提唱しております未来社会のコンセプトでもあります「Society 5.0」におきましても、農業分野においてドローンでありますとか、AIの導入というのが組み込まれていますんで、近い将来、実現するんであろうというふうに考えております。  私どもも、関係機関誌等を通じまして、全国的な導入事例というのも一定把握はしているところでございます。ただ、農業に導入するにいたしましても、効率的でありますとか、採算性といったようなこともございますんで、そういったものをしっかりと見きわめていく必要もあるのかなというふうに考えております。  今現在、機械にとりましても、人にとりましても、作業の効率化という面で圃場整備を進めたいというふうに考えているところでございますけれども、そういった先に、いわゆる自動の機械化・ロボット化というのもあるのかなというふうに見ております。  近い将来というのは、これは間違いないというふうに私どもも考えていますけれども、ちょっとまだ現場の水準には距離があるのかなというふうに感じております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そうですね、そういうときになった場合には、よろしくお願いしたいと思います。  ちょっと質問とはそれますけれども、やっぱりドローンの活用の仕方は、消防でもできると、災害でもね。それは、政府が消防本部のほうに置きますよということでなってきているから、木津川市にもそういうドローンの使い方が近い将来出てくるんだろうなと思っていますので、そこのところ、よろしくお願いしておきます。  2番目に入ります。2番目、「観光振興施策を問う」。  本年10月、木津川市観光協会がガーデンモールから加茂駅前に移転をしました。これにより、観光案内所の機能が十分に果たされるのではないかと思っています。先日も、大仏鉄道遺構めぐりをされる方が観光案内所に寄られて、お話をされていました。  加茂駅には、ハイキングや史跡を訪れられる方々がおりられます。おもてなしの心でもって迎えるのが木津川市です。果たして、どうでしょうか。お伺いします。  (1)加茂駅の駐車場が機械化になりました。駅の東口・西口の駐車場のトイレが閉鎖となっています。最近、団体客に対しては、職員さんがあけに来られています。これでよいと思われますか。  (2)当尾の石仏マップで、お勧めの「石仏の道コース」めぐりの道は、いつでき上がったのでしょうか。当尾の石仏の道の傷みはひどいことから、整備をするべきと思いますが、いかがでしょうか。  お願いします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 炭本議員の御質問にお答えをいたします。  加茂駅前駐車場のトイレにつきましては、駐車場の機械化・無人化に伴い、防犯面を考慮し、閉鎖いたしました。  トイレの案内につきましては、周辺のまちかど観光案内所への誘客を視野に、観光まちづくりにつなげたいと考えております。  2点目につきまして、当尾地区は、古来、鎌倉時代後期から室町時代にかけて造立された石仏が多く点在し、古くから人の往来があり、浄瑠璃寺や岩船寺とともに石仏の道も観光地として広く認知されてきました。  なお、ルート整備につきましては、市道管理のほか、観光ルート保全に係る業務を観光協会に委託していますが、整備の内容につきましては、市内全域において、優先順位、緊急度などを判断しながら進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。防災面を考えて閉鎖したと。まちかど観光案内所への誘致をしたいというところですけれども、加茂駅、やはりシーズンになると、9時から10時半、おりられる団体さん、100人に近いですよね。JRハイキング等、PRをJRでされていますので、本当に多くの方が一度におりられます。加茂駅の第1駐車場というのは、加茂小学校に通う子も利用していたんですね。やはり、今までできていたところができないというのは、不親切と思うんですよね。部長、よく本当におもてなしの心ということを使われました、今までの質問の中でね。トイレを使用できなくすることが、おもてなしの心ですか。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  冒頭答弁いたしましたとおり、トイレにつきましては、閉鎖いたしましたけれども、いわゆるまちかど観光案内所というのを市が設けておりますのは、いわゆる観光まちづくりをしていこうと、まち全体で観光客をおもてなししようというところからスタートしたものでございます。  その中には、当然、トイレについて協力いただいているお店というのも、これ、たくさんございます。いわゆる観光振興を図っていく上において、いかにその効果を高めていくかという観点から、市の状況を鑑みますと、観光案内所を個人のお店とかでやっていただくというのが有効であろうというコンセプト、考え方に基づいて進めているものでございますんで、今、トイレの話もございました。JRで来られた方につきましては、JRの中にトイレもございますし、車で来られた方に対しましては、それぞれ観光トイレというのも設置をしております。状況を見きわめて判断していくことになろうかというふうに思いますけれども、しばらくはちょっと状況を見きわめていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。そうです、先ほど、まちかど観光案内所の開設が平成24年にできたんですね。その中にはね、パンフレット、情報、道案内、トイレの貸し出しと書いているんですね。これは、やはり駐車場を閉めるのと相反しませんか。そう思いませんか。住民の方に、トイレを貸してくださいよと言いながら、公共であった、それを閉めるということは、やっぱりちょっとおかしいんではありませんか。もう一度答弁ください。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  この間、議員も御承知かと思いますけれども、公共施設等総合管理計画というのを策定をしております。市全体として、いかに持続性を確保していくか、またまちづくりの基本、そのためにも、まちづくりの基本原則を踏まえながらどのように進めていくかというところで、るる考えているところであります。  駐車場のトイレにつきましては、いわゆる駐車場の利用者の利便性というところからそもそも設置されたものというふうに伺っております。観光トイレにつきましては、観光客をおもてなしするというのも、これ、大事なことでございますんで、周辺の状況等も見きわめてまいりたいと考えているところではございますけれども、基本的には、いわゆる経済効果を高めていくかということをしっかりと希求していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 木津川市が持続するということと、あの2つのトイレを閉めること、そんなに関係しますか。そりゃあね、当尾の山の家を閉めたとか、今度、体育館を閉めるとか、そういう大きなことならね、計画に沿ってやっていくと言ったらわかりますけど、観光客がふえる中で、トイレに並ばれて、本当に駅の中のトイレに並ばれてですよ、そして当尾行きのバスも1時間に1本しかないんですよ。それも、14分。その14分というのは、電車が着いて、もう二、三分しか時間がありませんわ。本当にありませんわ。で、バス、どこで乗るのかわからへん。ここへ行ってくださいよと言ったら、そら、走っていかはる。バスをとめやなあかん。そんなときに、そんな不親切なことがありますか。まちの持続のために閉めたなんて、そんな答弁おかしいですよね、本当に。もう一度御答弁ください。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長
    ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 私が申し上げましたのは、1つの要因でございますんで、そのことだけをもって閉めたわけでないということは御理解をいただきたいと思います。  その上で、先ほど来申し上げていますけれども、いわゆる市としてまちかど観光案内所の協力も得ながら進めていきたいというのが基本的な考えでございますんで、いわゆるそういった観光まちづくりを進めていくという視点で進めていきたい。ただ、トイレにつきましては、需要もしっかりと見きわめていきたいというふうに考えているところでございます。  今現在は、職員で臨時的に対応しているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 今、何を見きわめていきたいとおっしゃいましたか。もう一度お願いします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  どれぐらいのニーズがあるのか、まちかど観光案内所の数がそもそも足らないのかといったようなことも含めて考えていきたいということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) ニーズですか。はい、わかりました。  ニーズはこれからもあると思いますので、今後、やはり検討すべきことだと思います。そこは、よろしくお願いします。  それから、当尾のコースの道の話なんですけれども、2007年に「美しい日本の歴史的風土100選」に選ばれてから、何か手入れされましたか。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  当尾の石仏の道の整備についてでございますけれども、通常業務といたしまして、除草でありますとか、樹木の伐採、害虫駆除、道標のメンテナンス等、実施してきたところでございます。  平成29年度には、砂利を入れておりますし、道標の整備、倒木の伐採、平成30年度には、休憩用の椅子を設置したり、緊急対応として倒木の伐採等、進めてきたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) しているとおっしゃいました椅子の整備、どこにしていますか。なかったですよ。  ある方は、あそこをあぜ道と思ってはるんですよね。ある方が、新聞に書かれていました。そんな道に見えるんですね。  以前、多分、看板とかを見ると、京都府観光連盟というような看板が立っていますから、それ以降、何もされていないと私は思っているんです。コンクリートも割れていますし、本当に歩きにくいし、それからこけはるし、イノシシで掘れているし、やはりそこのところは見守りながらしていただきたい。これが、私が観光振興の1番に言った納税ですね、ふるさと納税、そういうところにも、3,000万円幾らあるという話でしたけれども、それも使っていただきたいという思いがあるんですね。そこのところを考えてほしいんであります。  本当に、ここのところへ来られて、まず入るところがわからない。その看板も欲しい。それから、ところどころの石仏もいろいろあります。こうして石仏に出会おうという、いろんなん書いていますけれども、その看板ももっとちゃんとしたのが欲しいと思っていますので、京都府観光連盟がされたような、大分昔だと思っています、私、これね、こんなんやっぱり加茂町の観光協会と一緒ですから。そこのところ、もう一度お考えをいただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いわゆる石仏の道コースに対する紹介といいますか、市独自でマップをつくったりとかも含めて、取り組みをしているところでございます。  今現在、特に私どものほうに、道に迷ったといったような意見はいただいていないというのが状況でございますけれども、そういった課題がございましたら、その業務につきましては、協会に委託もしておりますんで、話をしていきたいというふうに考えております。  あと、道についてであります。いわゆる危険が伴うような状況でございましたら、これ、速やかに緊急的な対応も必要かというふうに思いますんで、こちらのほうも協会に委託をしておりまして、私どもも職員が見回ることもございますんで、また緊急性があって危険だということがありましたら、そこはまた連絡をいただきましたら、至急に対応してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 観光協会に委託していると、そこに任せているから、市は関係ないよという話ですけれども、そしてまた迷ったからといって市に電話をしますか、そんなの。ここに一人で来られた方が、そんなん市にしませんよ。  だから、本当にそこのところは、観光協会に委託するなら、ふるさと納税を利用してでも、観光協会にはふるさと納税が何ぼか行っています。でも、それもふやしながらも、道の整備、あるいは区の方にも委託するならば、それもお金を出しながら、ふるさと納税のですよ、していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  市は関係ないというのは、委託したからほったらかしという意識は全然ございません。先ほども申し上げましたけれども、職員も現地のほうは常に確認をしておりますんで、そういった状況が見受けられれば速やかに対応していくという考えというのは持っておりますので、誤解のないようによろしくお願いいたします。  その上で、道を整備をしていく際に、どういう整備をするのか。今回、質問をいただきまして、私も現地を見てまいりましたけれども、早急に危険性があって整備をしなければならないという箇所がちょっと見当たりませんでしたので、またそういった箇所がございましたら、連絡いただきましたら、そこはまた速やかに対応していきたいというふうに考えているところですし、ふるさと納税のメニューの中にもございますんで、そこは必要に応じて修理をしていきますし、いわゆる観光案内看板を立てることそのものを否定しているものでもございませんので、景観も含めて、それが必要な箇所にはつけていくという考えは持っておりますんで、よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 市も確認している。確認して、何も思わなかった。マチオモイ部長も行った。何も思わなかったんですか。どこを歩かれたんですか。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  岩船寺のほうから行ったわけでございますけれども、いわゆる昔にアスファルト舗装したところをカラー舗装でオーバーレイしているところのオーバーレイの部分が取れているところはございました。ただ、ハイキングするにおいて、特に危険やというところは気づかなかったというところであります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) アスファルトにしているところは、もう時間がないですから、言いませんけれども、あれは市道なんです。その下に行くと、多分、里道であるか、あるいは農道であるか、ちょっと私、そこまで調べていませんけれどもね、だから、そこからが問題なんです。もっと歩いてください。  次に入ります。  次、3問目、「太陽光発電施設と自然環境等の保全との調和に関する条例(案)を問う」。  6月の第2回定例会において、太陽光発電施設設置に規制をすべきと質問いたしました。3月定例会で条例制定に向けて進んでおり、「木津川市における太陽光発電施設と自然環境等の保全との調和に関する条例(案)」のパブリックコメントが11月30日に終わりました。私は、明確に規制をすべきと考えます。  そこで、お伺いします。  (1)パブリックコメントの主な意見について。  (2)禁止区域と抑制区域の指定をすべきではないか。  (3)規則では何を定めているのか。  よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。    (建設部長 福田 訓男君登壇) ◯建設部長(福田 訓男) 炭本議員の御質問お答えをさせていただきたいと思います。  主な内容は、明確に太陽光発電施設の設置を禁止する条例とすべきという内容でございました。  2点目について、条例案は、恵まれた自然環境や良好な景観、安全・安心な生活環境などと太陽光発電施設との調和を図るために必要な事項を定め、市民・事業者・行政の情報共有、共通理解を前提として、法律の範囲内で太陽光発電施設立地の適正化を図ることとしております。  3点目につきましては、去る11月1日から11月30日まで、条例案のパブリックコメントを実施させていただきました。議員の皆様やパブリックコメントでいただいた御意見を十分検討してまいります。  なお、規則につきましては、今後、検討してまいります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 今回の条例に関して、パブリックコメント、議員の質問、そして産業建設常任委員会などにおいて、多くの方の意見は、やはり禁止区域をして、抑制区域を指定する必要があるということでした。  いろんな方の答弁を見ていると、禁止は難しい、また法令を遵守した、再生可能エネルギーは国策であると言われました。国策は理解します。しかし、亀岡市にも行かれたんでしょうけれども、禁止区域もあり、八幡市にもありますよね。それは、地域性があると言われています。木津川市においての地域性は何ですか。そして、また八幡市にも禁止区域がありますけれど、八幡市の地域性があると言われるならば、それは何ですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  炭本議員の御質問にお答えをいたします。  パブリックコメントは、7割の方から、規制条例にするべき、または禁止区域を設定するべき、または住民同意を求めるべきと、こういった意見をいただいております。これはもう何回も答弁させていただいておりますけれども、これらの意見にありました規制条例と禁止区域、住民同意、これは全てできないものと考えております。  次に、木津川市の特性ということをおっしゃいましたけれども、これにつきましては、昭和28年の山城大水害で多くの住民が流され、住民の生命が奪われたことであると考えております。  あと、八幡市でございますけれども、八幡市は、確かに一部規制条例は設けておりますけれども、これは石清水八幡宮が位置しております。歴史的風土を形成します国宝があります、この地域一体を規制地域として規制をしております。  あと、亀岡市も、大体市域の40%程度ですね、要するに住居系・商業系が集中した密集地域、このあたりを禁止区域として設定しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そうですね、地域性、亀岡市のことは、そうおっしゃいましたけれども、それは後にして、八幡市においては、やはり歴史的風土があると言わはりました。いろいろ新聞が二転三転しながら、最近の新聞では、その場所を市が買うというような話が出ていましたね、市が買い取りますよって。だから、そこにはつくってほしくない思いがあるんですよ。  木津川市においても、ここの最初の目的に書いていますように、恵まれた自然環境があって、歴史的遺産があって、生活の安全・安心を守るというようなこと、その中で調和したものにしていくという話ですけれども、それを守ることがやはり木津川市ではないかなと思っているんですね。  木津川市の土砂災害区域、土砂災害警戒区域、急傾斜地、地すべり、都市計画のために定めた区域の未使用区域はどこですか、木津川市において。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  木津川市にございますのは、森林法で申しますと、地域森林計画の対象民有林、あとは地すべり防止区域と土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域と急傾斜地の崩壊危険区域、あと河川区域等々でございます。主に、旧山城町・加茂町あたりに集中して位置していると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 済みません、質問じゃないんですが、今、聞いたことの答弁じゃないです。どこですかと聞いているんです。よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 木津川市に点在して、これは区域指定されております。具体的な名称でお答えすることはできないと考えております。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) できないじゃないじゃなくて、してほしいんですよ。  やはり、この計画を立てるのは、どこが土砂災害警戒区域か、そんなんわからないんですか、木津川市で。山城、加茂、木津、どこですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 再度の御質問にお答えします。  木津川市に点在して位置しておりますので、具体的にどこであるということはお答えできないというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) お答えできないじゃなくて、すべきです。求めてください。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  この昭和28年に山城大水害がありました、あの神童子あたり、このあたりの地域につきましては、土砂災害警戒区域もしくは土砂災害特別警戒区域、こういった地域指定がされております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) ちょっと時間をとめてほしい。 ◯議長(山本 和延) お続けください。
    ◯13番(炭本 範子) 具体的に聞いているんですよ、何で答弁できないんですか、議長。  どの場所か、それが知りたい。条例をつくる人は、やっぱりそれは知らないとだめですよ。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん、お待ちください。答弁させます。  建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  詳細なハザードマップ、今、手元に持っておりませんけれども、昭和28年に山城大水害がございましたエリア、ここのエリアはどの地域にも指定はされておりません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 今、負けときますけど、そこは絶対出してください。よろしくお願いします。もう時間が迫っていますので、待つのも大変だから。本当は欲しいんですよ、こちらでも出るならば、言ってください、マップがあるんですから。もし、後でもお願いします。  それから、抑制区域、第8条で、「指定することができる」の(1)自然災害の発生が危惧される場所、(2)特色ある景観が広く親しまれている場所、(3)の場所、(4)その他市長が必要と認める事由、場所はどこですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 第8条に「規則で定めるところにより、事業を行わないよう協力を求める区域を指定することができる。」というふうに明記しております。  具体的な場所につきましては、地すべり防止区域、または急傾斜地の崩壊危険区域、あと土砂災害特別警戒区域と土砂災害警戒区域、あとは京都府の歴史的自然環境保全区域であるとか、そういったものを定めております。  それと、別途、過去に大規模な災害が発生した区域または発生する可能性があると考えることができる区域等も現在想定をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) だからね、それが具体的に最初に言ってもらって、そこがどこやというところがみんなわかるでしょう、住民の方も、そこが危ないのやということがわかるでしょう、それをだからみんな知りたいんです、本当に。ここには書かれていますよ。  だからね、そういうところが、災害地域は府で決めているから、木津川市には関係ないような顔をして言わはりますけどね、他人事のように言わはりますけどね、やっぱり八幡市や亀岡市のように、府の指定区域を、禁止区域、あるいは抑制区域としてほしい。してますやないですか、現に。そのすることが法律違反ですか。木津川市もできるんじゃないですか。お答えください。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  条例の方針といいますのは、顧問弁護士とも十分に協議を行って、法令を遵守して、法令の範囲内で検討してまいるということでございます。  それと、別途、訴訟に対しましてもしっかりと対抗できるように仕上げる必要もあると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 法令遵守、法令遵守、法令遵守は必要です。それと人間の命とどっちが大事なんですか。だから、市でも、八幡市と亀岡市のようにしてほしいと言っているんです。もう一度、答弁お願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  木津川市は、弁護士とも、関係機関・国・京都府とも十分な協議を行っております。まちによっては、こういった協議も行っていないまちもあると聞いております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 協議していないまちが亀岡市と言われるんですか。どこが協議してないんですか。  そんなことを言っているのと違いますよ。だから、しているところもあるから、ぜひ京都府内であるから、木津川市もすべきではないですかと言っているんですが、もう一度考えてください。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  先ほども答弁いたしましたが、関係機関・国・京都府としっかりと協議を行っております。また、訴訟に対しましても、しっかりと対抗できるように仕上げていく必要があるというふうに考えているということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) おかしいです。こればっかり言ってたらあきませんので、やはり都合のいいときだけ、府の条例と言わはりますやんか、府の条例に従うって。これ、つくったんも、府が定めた土砂災害警戒区域とか、いろんな急傾斜地でしょう、それも府に従っていますやないですか、本当に。そこのところ、やはり府に従うって言わはるけれども、目的に書いていたように、木津川市の住民の安心・安全と、それから自然の景観、そして歴史的遺産ですやん。歴史的遺産なんて、ほかにどこ、京都府に2番目に次ぐほど多い中で、これを後世に残していかなければならない。そこに、木津川市の中にですよ、ぽろぽろぽろぽろとあったとき、どうしますか。お茶のことに関して言えば、世界遺産に登録してほしいというようなことがずっと上がってきていますでしょう。そんな中で、太陽光発電があるなんて、世界遺産になりませんやん。後世にも残せません。そこで、おかしいと思っています。ぜひ考えてください。  それから、地震が起こります、この30年以内に地震の確率70%と言われている。東南海・南海、中部圏、近畿圏にあります。そして、木津川市内には、和束断層、その神童子のところです。そして、奈良盆地東縁断層帯があります。  そんなんがある中で、太陽光発電の耐用年数は17年から20年、だけど、車と一緒で、耐用年数7年と言われても、もちますやないですか。そんなところで地震が起こった場合、どうなるか。そんなことも考えないで条例をつくるって、本当におかしいと思います。  加茂も山城も木津のみんなもね、やっぱり昔から環境を守りながら、そしてその伝統を守りながら来ているんですよね。特に、瓶原なんて、移住を今やっています。それも、市のほうでだんだんだんだんと進んでいっている中でですよ、それはそういう自然環境があって、ここに来られているということなんです、瓶原に来られるということなんです。  そんなところに、今、盛り土された話がありましたし、それも行政に言いに行ったら、そんなん規制できませんよという話でありました。  だから、そういう自然の環境をいいと思って、都があったところだからいいと思って来られているんですよ。だから、本当にすべきだと思いますよね。思いませんか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  禁止区域の設定のお話かと思いますけれども、景観とか市街化形成の保護のための禁止区域の設定、特にこれにつきましては、弁護士とも協議は十分しておりますけれども、やはり法との兼ね合いで違法の判断となる可能性が非常に高いというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) この案の中に、建築基準法による制限の文言はないですね。あれば教えてください、どこにあるか。  増設に関しては第15条ですけれどもね、例えば太陽光発電を増設したいよというところ。  だから、500平米ということは、半反ですわ。反別で言えば、1反の半分ぐらいのものがいいんだなと解釈しますけれど、建築基準法のその制限の文言はどこですか、ないですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  再度の御質問にお答えします。  太陽光発電システム、これ自体は、都市計画法の対象でもございませんし、建築基準法の対象でもございません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) わかりました。基準法じゃないというところで、ないということですね。  今、木津川市を見渡せば、例えば建物を建てるとき、6メートルですか、セットバックというんですか、ボーナスエリアというんですか、それを設けなければならないと。これについては、ないという話ですね。  でもね、市街化調整区域において、盛り土されたところに、地目変換している土地、例えば宅地にしているか、畑にしているか、雑種地にしているか、駐車場にしているか、事業用地にしているか、そこはいろいろありますけれども、その制限がないんですね。  例えば、そこで500平米、1反の半分を、150坪をされるときに、その規制がないんですよ。例えば、それをいっぱいいっぱいされたら、今現実的に家の前に建っていて、もうそこにいっぱいいっぱいされたから、そこの風通しや、あるいは日照とかの関係、本当に家が隠れてしまうほどのようになっているんですね。そういうことも入れていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 太陽光発電施設も、例えばキュービクル等につきましては、これは一部、建築基準法の対象になることもございますけれども、関係法令に基づきまして適切に対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) ちょっと最後のほうが聞こえなくて、もう一度御答弁ください。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 関係します法律に基づいて、適切に対応してまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 関係する法律に基づいて対応すると。でも、ここの中に何かを入れないと対応できないんじゃないんですか。そこのところ、お願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  あくまでも、この条例は、例えば他法令によります許認可等が必要な場合は、その写しを全部添付すると。その写しが添付されないと、受け付けもしないし、協議にも応じないと、そういった内容に仕上げていく予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) だから、今言ったように、敷地ぎりぎりにしないで、セットバックとかができるようになっているんですか、この案はと聞いています。お願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  セットバック等を行おうと思いましたら、別途の規制を設ける必要があると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 別途必要があるとおっしゃいました。確かに、ぜひそこのところ、必要がある。この今、太陽光発電は50キロワットでしたか、そのためのものだということを書いていましたけれども、だからそういうことも明記していただきたいと思うんですが、どうですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  そういったことにつきましては、地区計画の条例であったり、特別用途地域の条例であったり、そういった条例で規制をしてまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そしたら、太陽光発電も建築物と考えての話ですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  太陽光発電は建設物ではございません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) それでできるんですか、そしたら今言われたことが。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  通常、研究所であるとか、そういったものであれば、5メートルなり10メートルセットバックを義務化しております。これは、地区計画の条例に基づいて行っております。  太陽光発電につきましては、建築物ではございませんので、そういったもので規制することはできませんけれども、一部につきましては、規制の対象、もしエリアに指定された場合には、規制の対象にはなってくるというふうに考えております。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。
    ◯13番(炭本 範子) エリアに指定された場合、指定しないんでしょう。そんなこと、ちょっとちぐはぐなこと、矛盾することをおっしゃいますけれども、だから今つくる、本当に今しかない、この太陽光発電の設置について、今言った文言を入れてほしいと言っているんですよ。それはどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  今おっしゃった内容につきましては、ですから別の規制をかけていくものであるというふうに考えているということでございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) かけていくものであるけれども、今しかないでしょう、太陽光発電に関しての条例は。だから、八幡市なんかは、多分していると思う、見ると。こういう地図もあるんですから。だから、そういうこともぜひ入れてほしい。そこは検討としておきますので、ぜひお願いします。  もう一つ、各地で残土問題が起こっています。住民とのトラブルがあります。農地の区画形質変換、田を畑にしたりという、そこに残土を持ち込まれる。それが大きく盛り上がっています。それが、景観が、もう本当に著しく損なわれているんですけれども、それは規制がないというのは、農政課で聞きました。今のところ、どうすることもないと。何年間の計画を出して、畑にして何を植えるとか計画を出したら、もうできるんですよという話でした。でもね、盛り土にされた畑に、もしこういう事業が行われようとするとき、この条例の適用はないですよね。  だから、さっき言いましたように、最初からある土地、小屋を建てようとされた、盛り土された、地目変換された土地、そして今言いました、盛り土をされたとこに、考えられるのは、やはり太陽光発電もいつかは考えていかはると思うんですよ。便利なところに残土を置いていますから、便利なところに電線もある。だから、そのことも入れてほしい。私、言葉的には、どうかはわかりませんけれども、どう入れていいのかわかりませんけど、そういうところを入れてほしいと思っていますが、どうですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  他市の例を見ていますと、例えば勾配であるとか、要するに地盤面の勾配であるとか、そういったものも条例の中に盛り込んでいるまちもございますけれども、ほとんどのまちが、やっぱり基準を決める際に、土砂条例の基準を準用していると、そういった事例があるかと思います。今のところは、木津川市では考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 勾配は、この中にありますよ。例えば、高さ15度とか、25度のところに設置どうのこうのとありますやんか。  他市は言ってほしくない。今、考えを、木津川市の条例でどうかしてほしいと言っているんです。お願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  盛り土の話を今おっしゃっていますけれども、基本的には、農転の話、農地法であるとか、農振法、あとは環境関係の法律の話になりますんで、建設部のほうで特段コメントすることはございません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  ちょっと事前に通告書をいただいておりませんので、私の記憶の範囲という形になりますけれども、基本的に農振農用地におきまして、盛り土をして、その上に太陽光発電を設置するというのは、法律上できないというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) できないんですね、本当にできないんですね。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  太陽光発電の下で農作物をつくるという場合は、可能であります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) ありがとうございます。今回、こうしておきます。  そして、もう一つ、木津川市の歴史遺産、国指定が7つほどありましたね。府指定もたくさんあります。市指定もたくさんあります。やはり、これも、国指定の史跡とか、大事な今までから守られてきて、継続して私たちが受け継いでいる、そしてまた受け継いでいかなあかん、そういうことに対しての禁止がないですね。それは欲しいと思いますけど、どうですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  今、想定しておりますのは、当然、京都府の文化財保護条例、もしくは市の文化財保護条例、もしくは京都府の自然環境保全地域、京都府の歴史自然環境保全地域、こういったエリアにつきましては、抑制区域に加えていくということを検討しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 木津川市において、府の条例のエリアってどこですか、私、わかりませんので。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  京都府と話をしておりますのは、当尾歴史的自然環境保全地域であると認識しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 当尾だけですか。そしたら、当尾にはできないということですか。当尾にはしたらあかんということですか、太陽光発電を。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  京都府歴史的自然環境保全地域は、抑制区域に加えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 抑制区域に加えていきたい。  そしたら、恭仁宮の関係、そして高麗寺、それから椿井大塚山古墳、国指定です。そして、瓦窯跡、そして古墳があります。もう一つ何か7つほどあります。そんなことに関して、やはりこれは、府の条例どうのこうのは関係なく、木津川市として考えやなあかんことですやんか。だから、そこのところはどうしていくか、お願いします。条例の中に盛り込んでほしいということです。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  そのあたりは、個別法、もしくは京都府条例での一定の規制があるものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 教育関係上の規制はないですよ、何も太陽光発電に関しては。その中につくったらあかんというのはあるけど、その周りをどうせよなんていう規制はないですよ。  例えば、恭仁宮で言えば、範囲42ヘクタールほど、もう確定されましたね。そこは、そらつくったらあかんのは誰でもわかりますやん。だけど、その自然的景観や歴史的文化遺産や、その景観を醜くしないためにですよ、やはりその周りにはしたらあかんとか、そんなことも盛り込んでほしいという話ですやん。  高麗寺は、今、ちゃんともうでき上がってきています。だから、高麗寺、椿井大塚山も考えられますよね、あの裏側とか、いろんなことがね。だから、そんなことも考え、そういうことの禁止区域をちゃんとこの中にしてほしいというお願いです。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  そのあたりは、顧問弁護士ともしっかりと協議を行っております。  景観とか市街地の景観の保護のために禁止区域を設定すること、これは促進します法との兼ね合いで違法であると判断される可能性が非常に高いというふうなアドバイスを受けております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 協議をしていきたいということを言わはるけど、本当に協議していただけるんですか、そういうこと、歴史的遺産について。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  協議を行っている進行形でございます。行っております。その中で、違法である可能性が非常に高いというアドバイスを受けているということでございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 行っている、違法である、その禁止にすることが違法であるということですか。  でもね、地域性があるんですよ、やはり。だから、その石清水八幡宮も、あそこ大事なところでしょう。だから、市が買い取るというような話をしてはるんですよ、後手後手に回っていったから。それ、御存じでしょう。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  市が買い取るという話は私は聞いておりませんけれども、担当者とは何回か話をしておりまして、八幡市の状況は理解しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 市が買い取るという話は、今の議会での答弁でした。市長の答弁でした。それは新聞にも載っていました、本当に。後で見せます。  やはり、木津川市の目的があるじゃないですか、目的。恵まれた自然環境、恭仁宮跡などの歴史的文化遺産がある、魅力ある景観、そして安心・安全な生活です。それは、土砂災害警戒区域、条例をつくりながら、区域がどこであるか御存じない方がつくられて、そんな条例は、本当にみんなが納得いきますか。  だから、太陽光発電との調和を図るのもわかる。そして、それを入れながらいかなあかんということもわかる、国策だからということ。それは、私理解しますやん。だけれども、木津川市に合った、木津川市の地域性に合った条例にしてほしいというのが私の願いなんです。もう一言お願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  再度の御質問にお答えします。  木津川市内にあります警戒区域等は、全て確認を実はしております。ただ、手元にその資料がないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 手元にないのがおかしいじゃないですか、私の質問の中で。やはり、そんなのは持って、部長がすべきですよ。本当はすべき、知っておくべきことじゃないですか、この条例をする中で。禁止区域に入れられへんと言いながら、それは本当ですよ。  いいですわ、そんなことを言っていたらもう時間がないんで、ごめんなさい。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(福田 訓男) 建設部長でございます。  ただいまの炭本議員の御質問ですけれども、例えば急傾斜地崩壊危険箇所というのは数々あるんですけれども、鹿背山地域とか、当尾地域、あるいは山城の神童子、椿井の一部とか、いろいろあります。これは、そういう危険箇所は市のほうでも把握しておりますんで、その把握しているエリアは抑制区域には当然していく必要があるん違うかということで協議を進めているということでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 時間がありませんので、抑制じゃなく禁止区域にしてほしい。しているところがあるよ。それは、法律違反ではないということを私は今言ったんです。だから、そこは本当に考えてください。  それから、市長に最後にお聞きしておきます。やはり、今、いろいろな中から、木津川市の地域性がいろいろありますよね。やはり、それはさっき申しました歴史的文化遺産とか、恵まれた、それはやはり今後守りながら、やっぱり伝えていかなあかん、守ってほしいというところでありますので、そういうところ、環境自然への配慮とかというところ、今、本当に答弁を聞いていますと、人ごとのように答弁されているんですよ。自分の身になってやってはらへん。そんな答弁の中で、やはり禁止区域、あるいは抑制指定です、してほしいと思っていますが、市長のお考えはどうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 炭本議員の御質問にお答えいたします。  私は、市民の皆様を守るために、そんな人ごとと思って今まで仕事はしたことはありません。自分の子供と思って、このまちを生んだ親と思いながら、このまちを一生懸命取り組んできたところでありますので、そういう職員も、そんな人は一人もおりません。一生懸命パブリックコメントや議員の皆様の御意見を伺いながら、また既に条例を設置されております長岡京市や、また八幡市さんの事情も、逐一、弁護士さんに細かく説明をしながらうちの事情を話しして、そして法律に違反しないことの中の条例、また訴訟されてもしっかりとそれに対応できるようにするには、将来、これずっと来ますのでね、万が一訴訟されたときにも、しっかりと市が対応できる、そういう条例をつくっていくにはどうしたらいいのかということを、逐一、弁護士さんと本当に緊密に相談をして、今も進めているところです。  今回のパブリックコメントや議員の皆様からそれぞれいただいた、そういった御意見ももちろんにも弁護士さんにも相談をさせていただきますが、私たちは法律を守りながら、こうして仕事をしている公務員という立場でありますので、あくまでもやはり法律に触れるようなことはできないということの中で、どうすればこういった思いをこの条例にきちっと組み入れて、そういうことを反映できるのかということを、一生懸命、今取り組んでいるところであります。  繰り返しますが、決して人ごとではないと、大事な自分のまちの木津川市のことを職員も一同一生懸命考えているということを御理解をいただきたいと思います。
     以上でございます。 ◯13番(炭本 範子) 終わります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 10時55分まで休憩します。    午前10時37分 休憩    午前10時55分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま10時55分、休憩前に引き続き会議を開きます。  2番目、伊藤紀味枝さん。    (伊藤 紀味枝君質問席へ移動) ◯12番(伊藤 紀味枝) 12番議員、伊藤紀味枝です。  「SNSを使った犯罪から子供を守るには」と題しまして、質問させていただきます。  先日、行方不明になっていた大阪市の小学6年生の女の子を誘拐したとして、栃木県の男が逮捕され、400キロ以上離れた場所に住むにもかかわらず、女の子と男の接点を持つきっかけとなったのがSNSであると言われています。  SNSやウェブサイトを使った犯罪被害に遭う子供は、平成29年には1,813人と過去最多だったことが、警察庁が平成30年4月に発表した調査結果により明らかになっています。  こうした中には、SNSで知り合った男によって売春を強要させられたり、言葉巧みにあらぬ写真を送らされたりと、性犯罪に関するものが多い状況です。  これは、青少年のスマートフォンなどの所有や利用状況の増加に伴い、増加傾向にあると思われます。  そこで、質問いたします。  (1)小・中学校で、SNSの利用に関する注意点などを教える取り組みは。これは、年齢に応じた対応ということでお願いいたします。  (2)ネットトラブル時の対応方法と他の機関との連携は。  (3)保護者との連携は。  (4)YouTubeやスマホ等、ゲーム依存症に陥り、深刻な実態が心配されるが、対応は。  (5)心身に及ぼす影響が心配されるが、対応は。  お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。    (教育部理事 遠藤 順子君登壇) ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  伊藤議員の御質問にお答えします。  学校では、文部科学省や京都府教育委員会発行の啓発リーフレット、新聞報道をもとに教材化したものなどを活用し、発達段階に応じて指導を行っております。  また、非行防止教室の一環として、警察署、携帯電話通信事業者等に依頼し、専門的な講師を招いての全体指導に取り組んでおります。  2点目につきまして、トラブルを認知したときには、危険にさらされている個人情報を迅速に削除されるよう関係機関に通知するとともに、保護者と協力して問題の解決を目指します。深刻な事案の場合は、警察の協力を得て対応することもあります。  3点目について、スマートフォンの利用におきましては、基本的に家庭でのルールづくりが大切であり、子供に買い与える際に、フィルタリングの設定、危険性の指導や利用のルールについて、しっかりと話し合うことが必要です。  学校では、京都府教育委員会や京都府警察本部等の啓発文書で、保護者に注意喚起を促したり、PTA会議等での講義を行うなど、保護者と連携した取り組みを行っています。  4点目につきまして、これらは、学校外の時間に行われることであり、家庭においてスマートフォンの使用時間や使用目的などについて子供とルールを明確にし、日常的に注意深く見守っていただくよう、保護者とよく連携していきたいと考えています。  5点目につきまして、長時間のスマートフォンの使用、ゲームを行うことで、「腰痛や目の痛み」や「睡眠障害や不安障害」「学力低下」など、心身への影響が懸念されます。  そのため、日常的な子供たちの変化について、保護者とよく連携するとともに、必要に応じ関係機関相談窓口での相談や、各校配置のスクールカウンセラーによる心のケアも必要であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) ありがとうございます。  このスマートフォンを使った利用で犯罪というのは、非常に多くなっています。子供というのは、大人よりもいろんな面で経験が少ないため、会ったことのない人の言葉であっても、文章だけで相手を信じてしまいがちだということが言われています。犯罪者は、共通の趣味やゲームなど、子供の共感できる話題で信用させ、直接会うということを求めてきているというのが事実です。  そのため、子供さん、高校生ぐらいになったら、ある程度理解もでき、自分でもできると思うんですが、小学生、また中学生、今なんか事件に遭った子なんかは、小学生です。そういう子でも、こういうSNSのああいうツイッターとかフェイスブック、LINE、そしていろんなそういうところにアプリで入り込んでいくということが、やっぱり非常に心配なわけです。  だから、そのためにもどうやっていくのか、トラブルを未然に防ぐというのは、親子関係が必要だと、今、理事のほうからも言っていただきましたが、それだけではやっぱり済まない。ある程度しっかりとしたものを持って、家族と、そして学校も、また地域も連携して私はしていかなければならないと思っております。  そういう、まず非行のほうに走るまでにどうするべきかということも考えなければならないと思っておりますが、もう一度、どのように考えておられるのか、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  議員おっしゃいますように、これは本当に社会全体で考える問題であると考えております。  学校でしなければならないこと、保護者がしなければならないこと、あとやはり地域がすべきこと、企業も一緒に考えてもらいたいこと、それぞれがやはり連携して、この問題の課題解決に当たっていけるのではないかと考えております。  その中で、学校としましては、やはりしっかり子供たちにその辺の指導をしていくということが大事だと考えております。  指導も2つの視点がありまして、1つは、インターネットを通じて行われているいじめの未然防止という視点、それからネットトラブルの危険から自分自身を守っていくという視点、この2つから、発達年齢に応じて、それぞれ系統立てて指導を行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) いじめも未然に防ぐということも非常に大事です。そのためにも、返事をしない。例えば、友達からLINEとか何やかんやであった場合、返事をしなかった場合、仲間外れになる。いじめの問題ですわね。そういうのも発展する。そしたら、もう一日中、スマホを持って動けない。御飯を食べるときも見て、お風呂に入るときも、横にやっている。そして、寝るときも枕元に置いて寝るというような状態が続くかもしれない。そういうこともあった場合は、びしっときちっと断ち切る勇気。どこまでするかという、先ほど理事のほうからも、家庭でのルールづくりというのが必要であるということですが、しっかりとそれを、小学生ぐらい、中学1・2年生でそれができるか、また3年生だったら進学の問題とかもあっても、やっぱりそういうネット社会の脅威というのが私はあると思うんです。そういうのをどのようにするかというのは、本人次第と言ったら、それまでなんです。でも、小学生とか中学生の1年生ぐらいだったら、まだそこまで私は精神的にも成長していないように思うんですが、どのように、学校の立場でどやねんということ自体もおかしいんです。家庭でのこと、しっかりとやっぱり家庭が大事やということですが、それをしっかりと推し進めていくには、どのようなお考えなのか、もう一度お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  スマホの所持率ですけれども、木津川市全体の数というのは、しっかりと調査し、全体の数を把握はしていないんですが、ほぼほぼ全国の傾向と同じと考えております。小学生で、およそ40%から50%の子供が携帯電話やスマホを所持していると。これが中学校1年生になると、75%から80%ということで、中学校に入る機会に、その数値がはね上がる。つまり、それを機会に親御さんが買い与えているということになると思います。  こうして考えると、やっぱり小学校高学年の指導というのは非常に重要であるなと考えております。その辺は、警察の非行防止教室等々を活用しながら、高学年の指導が重要であるということを教職員が共通認識しながら取り組んでいるところでございます。  あと、やはり家庭でのルールづくりというところにつきましては、保護者との連携というのが非常に大事でありまして、それにつきましては、啓発リーフレットを配布したり、あと学校の取り組みとしまして、家庭学習の強化週間というのを設けまして、家庭学習や生活習慣の確立を図っていったり、あと学校によりましては、週末月1回宿題をなしにして、ファミリートークの日を設定するということで、しっかり家族で話し合う時間を持ってもらって、子供の状況をきめ細かに見てもらうというところに焦点を置いて取り組んでいる学校もございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 家庭学習も大変大切にする、そしてファミリーとのトーク、その時間をしっかり持つということ、これは私、大変重要な取り組みだと思います。  それこそ、我が子のことでも、何をしているのかわからないというのが現状なんです。だから、俗に言われる放置子の延長線みたいな感じになる場合もあるんです。  小さいときに、スマホとか、そういうテレビ、スクリーンタイムですね、要はそのスクリーンで、6カ月ぐらいから1年とか1年半ぐらいの間に、言葉を覚えるときに、一番言葉を覚えやんなんときにスクリーンタイムをしてしまう。親は楽ですわ、テレビを見せて、漫画を見せていたら。でも、実際の話、言語は覚えていないんです。対話できないんです。そういう状況をつくるということ。  これ、私、今、小・中学生におけるというテーマですが、ちょっと下の年齢からでも私はやっぱり必要やと思うんです。やっぱり、低学年よりもっと下で言葉を覚えるとき、一番大事なときに、言葉を覚える時期にスクリーンタイムを多く持たす。これ、親は楽なんです。私でも反省することがあるんです。ぎゃーぎゃー言ってたら、アニメを見せていたら、それでおさまる。それで、物事を理解しているように思うけど、実際、ストーリーとかは、ただ上辺だけで、そこにあるものは私は覚えていないように思うんです。  だから、そういうことも含めて、やはりスマホを与えるときに、まだ前のガラケーぐらいだったらまだましなんですけれども、スマホになれば、小さなパソコンを持っているのと一緒なんです。非常に打つわけでもなし、言語をぴっと言ったら出てくる。簡単な単語だけでいろんな情報が出てくる。アメーバーのごとく、いろんな情報が出てくる中で、果たして頭の中でそれが切りかえが、低学年、小学校の間にできるかどうかいうのは、私はクエスチョンマークだと思うんです。  だから、しっかりしたことをしてもらいということと、今、スマホ、デジタルカメラがありますわね。そこのデジタルカメラで情報がどれだけ、自分の情報が漏れる可能性、瞳からでも、そこのところを特定して犯罪に遭ったということを、先日、テレビで言っていたこと、新しい話題としてありますが、それらもあることを含めて、もう一度、教育学校現場のほうはどのようにされているのかというのをお聞きします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  個人情報の漏えいであったり、掲示板への書き込み、それがいじめに発展するということも、そういう事象も実際ございます。  京都府教育委員会では、学校非公式サイトの検索監視という仕組みがございまして、京都府教育委員会が府内の全学校を対象に、委託業者によるSNS、掲示板サイトなどの閲覧可能なサイトの調査を行ってもらうと。そして、不適切な情報の公開であったりとか、書き込みがあった場合には、すぐに知らせてもらうという仕組みをとっております。  そのように、委託業者であるとか、いろんな関係機関と連携しながら取り組んでいくべきと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 今おっしゃっていただいたように、環境づくりというのは非常に大事で、教育とその対策というのは、セットでやっぱりしていかなければならないと私は考えております。  その中でも、しっかりとしたルールづくりというのを、家庭と、そして学校と本人もあわせて、まず児童とか生徒さんなんかは、友達関係が壊れることを一番危惧すると思うんです。そういうことではなくて、やっぱりしっかりとした友達づくりを、ネットでは、友達の悪口とか、そういうのを絶対に言わないとか、簡単なことなんですけど、そういうこともしっかり含めてする。それで、情報の漏えいは、絶対どこで漏れるかもわからない。後、どういう被害に遭うかもわからないということも含めて、やはりそこをしっかりと学校でも、再度、教育のほうをしてもらう。  そして、スマホをしたとき、先ほど答弁であったかな、フィルタリングをしっかりするということです。やっぱり家庭の利用状況を可視化する、セキュリティー強化ということ、そういうことも含めて、もう一度しっかりとやっていただきたい。その点はどのように考えておられるのか、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  保護者の啓発というところで、やっぱりフィルタリング機能を使ってもらうというのは非常に大事であります。警視庁の調査によりますと、事件に巻き込まれた子供たちの9割近くがフィルタリング機能未使用であったということです。その辺、やはり保護者の方に、その機能を使わなければどういう可能性があるのかということをしっかり認識してもらう必要があると思います。  PTAの講演会とかで、警察の方に来ていただいて講演していただいたり、フィルタリング機能について電信会社の方に来ていただいて講演していただいたりもしております。  あと、同志社大学の赤ちゃん学研究センターと連携をいたしまして、泉川中学校区をモデル校として、睡眠リズム改善プロジェクトの一環として睡眠調査に取り組んでおります。  子供たち、睡眠をしっかりとって、スマホをずっと夜中にやっていたら、やっぱり体にいろんな影響も出てきますので、睡眠をしっかりとることということで、子供も親御さんも含めて啓発をしているところであります。  あと、議員おっしゃいましたように、やはり子供たちにとってSNSが悩みのはけ口とならないように、家庭・学校でしっかりと受けとめてもらえる場、安心できる居場所づくりということが大事だと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 今、睡眠が大変大事だと、これ、一番最後に言おうかなと思っていたんですけれど、今、先にそれの答弁がありましたので、そちらのほうに私も移らせていただきたいと思います。  睡眠をとらなかった場合、脳にどれだけの影響を与えるかという、そういう研究のほうを、実は私、この質問をするに当たって、どうしてこれをしたかと言ったら、もう恥ずかしい話です、身内の話で。私の9歳になる孫が、実際、スマホの使い過ぎで学校を休まざるを得ない状態になった。それは、睡眠から来るものであろうと。初めは、風邪かなと、ちょっと微熱もあったので、こちらも風邪かなと思っていて、元気になったら行きます、ちょっと休ませてからということで、1時間か2時間か休ませて、最初は行っていたんです。  ところが、その間隔がだんだん短くなって、1週間たつかたたんかぐらいに、また頭痛を起こす。片頭痛かなと。子供に対する片頭痛というのは、お医者さんいわくは、よくある話だから、それかもわからないから、様子を見ましょうということでした。  ところが、その間隔が短くなって、2日ほど行ったら、もう休む状態。その状態が、正直かなり続きました。それで、お医者さんも精密検査、体のどこか、脳に異常があるのかどうかどうかということで調べていただいたら、どこも悪くない。脳が寝ていないだけだと。えらい簡単なことを言わはりました。  要するに、スマホをすることによって、脳が覚醒をして、寝ているんだけれど、体は寝ていますねん。でも、頭の中が覚醒して、それは寝ていることにならないということで、それによる頭痛だろうと、まずルールづくりをしなさいと、お医者さんと。そのためにも、孫の親、私の息子の家族ですね、それと私ら全員が寄って、どうするべきか、守るべきかということを、やっぱりしっかりと何が悪いか、ルールづくりというのをさせていただきました。  それによって、本当に3日か4日前、頭痛がこのごろならなくなったと。薬も、もちろんお医者さんのことですので、子供が小さいからということで、一番ゆるい薬を飲んで、必ずこれだけの時間はあけてくださいよということで、その指導のもとでして、薬も減って、今では、3日か4日前ですが、もうこのごろ頭痛しないんやと。よかったなと言っていたら、案の定、またし出すんですねん。やっぱり手綱を緩めたらだめだなということで、それで私はやっぱりうちの孫だけではなく、こういうことで悩んでいて、そしてそれが学校へ行かなくなった後、勉強がわからなくなる。そしたら、非行に走る。悪循環の連鎖反応が起こるのが一番怖いので、今回、この質問を上げさせてもらったのは、やはりうちの孫一人ではなくて、こういうのでひょっとしたら悩んでいる親御さん、御家庭があるかもわからないということで、やっぱり警鐘を鳴らしていかなければならないんじゃないかということで質問させていただきました。  非常に便利です、スマホというのは、情報があらゆる面で、地球の裏側のことでもすぐ手に取るようにわかるということでね。でも、それによってどうなんだということで、しっかりと取り組んで決めていかなければならない。スクリーンタイムを減らしなさいということで、私はやっぱり必要かと思うんです。  だから、こういう諸症状を訴える生徒さん、児童さんがおられるのかどうか、市として把握しているのはどれぐらいおられるのか、教育委員会としてね、おられるのか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  スマホが原因で睡眠障害になり不登校傾向になっているお子さんや、体に変調を来しているお子さんというのは、確実に市内にも在籍しております。  その子たちにどのように生活改善をさせていくのかというところで、学校と保護者とよく話し合って、解決まで持っていけるように、時には医療機関とつながりながら話し合いをしているところです。  おっしゃいますように、本当に全く同感でありまして、睡眠障害で昼夜逆転し不登校傾向になっていく子、それからやはり脳に与える影響も大きいと聞いておりまして、思考力の低下であったり、バーチャルの世界と現実の世界の区別が不明瞭であるということで、人権的な問題に発展している場合もあります。  ただ、本当におっしゃいますように、スマホは便利ですし、学習の中でタブレットも活用していく、この時代になりまして、全く中学生・高校生で使わない、使わせないという選択肢もあるのかもしれないんですけれども、全く触れないというわけにもいかないというのもまた現実でございます。  そんな中で、本当に一つの学習や生きていくためのツールとして効果的に使うためにはどうしたらいいのか、犯罪に巻き込まれないためにはどうしたらいいのかということをしっかりとやっぱり学校も中心になりながら、社会全体で考えていかなければならないのかなと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) しっかりとそのような対応をしていただくということで、でも、これは学校だけではなく、家庭もそうですし、地域の方も、やはりあそこの子、ちょっとやっぱりあれやでとかいうのを、言うたらもめるもとですけど、やっぱりそれはしっかりと近所の方がそういうところに入っていた場合は、家族の方に教えてあげるというのも私は必要かと思います。
     ここ10年ほど、平成20年のとき、スマホやSNSの被害というのは、統計によりますと792件だったのが、平成29年は1,813件、去年、平成30年度は1,811件と、少し横ばい状態になっているというのも現実です。  それに比べて、出会い系サイトのほうはかなり減っているということは、SNSのほうに被害が多く行っているということは、簡単に利用できるということです、児童のそういうのは。  そして、被害児童の件数ですね、そういうのも10年前から見ますと、約3倍に上がっております。平成21年の児童被害数935件に対して、検挙数というんですか、そういうのは上がっておりまして、3,097件と。検挙人数ですね、件数と人数というのは、同じ人が2回とかというのもありますので、人数としては、平成21年では650人だったのが、なった人数というのは2,315人ということになっております。それで、それに対して被害児童というんですか、それが平成21年では405人に対して、1,276人と、いずれにしても上がってきています、この10年間で。これ、平成30年度のです。新しいのがちょっと出ていますので、そういう被害に遭わせないということも、私は、これからますますその数字が上がってくる、今で食いとめないとだめということです。  ところが、平成29年から平成30年については横ばいでとまっています。これは、やっぱりみんなの意識が働いて、ブレーキをかけた結果かどうか、それはちょっとわかりませんよ。でも、やはりそれは動いたことは、私、確かかなと、横ばいということで思っております。  もっと細かく言えば、ちょっと時間とりますので、いろんな子供の売春問題とかもあります。これが高校になったときは、非常に大きな数字になってきているんです。  今、小学校・中学校で私は質問させてもらっているんですが、高校になった場合は、もうその数字が、かなり被害全体から言っても、高校のほうは大きく、半分以上、51.9%が被害の、100とした場合、それがなっているということですので、その傾向が非常に推移が上がってきているということも、やっぱり警鐘を鳴らしておりますので、これ、ただの被害で済まないで、殺害されたりという問題もありましたわね。ツイッターだったかな、神奈川県かな、それで9人ほどかな、何か亡くなったという事件もありましたので、そういうことも含めて、しっかりとやる。  先ほど、フィルタリングの話、これもやっぱりぜひともきっちりとしていただきたい。先ほど理事のほうからも力強いがあって、そういうふうにやっていきたいということもありましたが、ぜひとも前向きに進めていただきたいと思います。  一番私が言いたいのは、自分の孫のことでいろいろ調べました、脳に対してどれぐらいの障害になるかということ。世界的な権威の方も出しておられるのを読んで、シリコンバレーと言ったら、グーグルとかフェイスブック、アップル社のあるところで有名なところで、そこの企業全体が非常にスマホの普及率が高い、そういう企業に対してでも、スクリーンタイムの制限する機能を強化していかなければならないと、企業自体が言っているんです。もうかるんだけれど、それではやっぱり人類がだめになるということだと思います。だから、そういう企業自体もそういう制限をする、強化をするということを言っております。  そういうシリコンバレーのスクリーンタイムを強化していく、きちっと決めていくということを言っているわけなんですが、それに対して、やはり日本のほうはちょっとおくれているのかなと、私自体、まだあんまり言わないから、ネットで調べたら、こういうのが物すごく出てくるんですが、これに対して、理事の先ほどちょっと言ってもらったんですが、もう一度、どのように考えておられるのかだけ、お願いします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  本当にスマホに関するいろんなトラブルであるとか、犯罪に巻き込まれるというところを見てみますと、本当にこれは社会全体でしっかりと考えていかなくてはならない喫緊の課題であると考えております。  教育委員会としましても、学校がスマホの使用に対する直接の指導、それから自分と人の人権を大切にする指導、それから保護者への啓発、あと子供たちの居場所づくりという4点からしっかりと取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) ぜひとも、しっかりと取り組んでいただきたい、木津川市からそういう犯罪、被害に遭わないためにも、やっぱりしっかり取り組んでいって、すくすくと子供は子供らしく育っていく、そしてまた中学になったら、大人の世界にも目覚めて、しっかりと自分はどういう立ち位置であるかということもしてもらうということが私は必要だと思っております。  先ほど私ちょっと言葉のことで、スクリーンタイムがふえるほど言語障害が、発達がおくれるということをね、これ、先走ってぱっとちょっと言ったんですけれども、ゼロ歳から2歳前後で、泣きやませるために見せて、それがどうなったかということも検証されているわけです。そして、子供の言語発達がおくれる可能性が非常に、そういうアメリカの小児科学会で発表されたことでは、そこでは、かなりおくれると指摘しているということと、6カ月から2歳の子供およそ900人を対象に実施されたもので、30分ふえるごとに言語発達がおくれるリスクが49%高まる可能性があるということを示唆しているということを言っておりますので、私、ちょっとさっき言った数字よりももう少しこれはきっちりとした数字が出て、研究のあれとして出ているわけです。それで、そういう言語のあれば正式にできない、だから対話ができないということが一番に問題になるということを言っておられます。  その脳がそのまま成長した場合、10代になっても、脳に与える影響が非常に大きいですよと。また、これは韓国のほうでも、そういうスマホやインターネット過剰利用している場合、「化学物質の不均衡」が観察されたというショッキングなデータも出ております。  これをずっと言えば、かなり長いんですが、要するに頭の中で中毒になった場合、脳内でそういうGABAというんですか、そういうレベルが増加されて、大変身体に影響を及ぼすことが非常に多くなる、全員が全員なるわけではないですけれども、多くなりますよということを示唆しております。  だから、しっかりとこういう子供が小さいときに、それでいいわ、親は楽だからっていうんじゃなくて、しっかりと対面して会話をするということも私は必要かなと思っております。  そういう対話することも必要、そしてまた取り上げるんじゃなくてね、非常に便利なものです。だから、そのすみ分けというんですか、そういうのをしっかりとやっていただきたいと思います。  これも、やはりそうすることによって、子供さんも心身ともに健全な成長に私はつながるように思うんです。  もう一度、そういうことも含めて、これからどうやっていったらいいのかということ、総括的な御答弁のほうをお願いします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  議員おっしゃいますように、子供たちが自分の心のうちを言語化できるというのは非常に大事なことであると考えております。乳幼児教育の時期からしかりとそうして親子が対話をしていくこと、そして同時にやっぱりずっと親御さんは子供のことを、あなたが大事ですと語ってあげてほしいなと思います。それがやっぱり犯罪に巻き込まれない一つの手だてでもあると思いますので、その辺のところを、また学校・保護者連携しながら、組織改編で保育園も教育部のほうに来ていただきましたので、その辺、しっかりと連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) そのように取り組んでいただく、決してスマホの世界、インターネットの世界は現実ではない場合があります。バーチャルな世界であって、小学校1・2年と言ったら、そのはざまがはっきりとわからないで、現実か、またバーチャルな世界なのかわからないということもありますので、しっかりとそこは現実に引き戻すようにしていただく。  我々でも、見知らぬ人の車に乗ったらあかんよと小さいときは言っていた。今、インターネットがその状態にある。見知らぬAさんと言ったって、それ、どこの誰かもわからない。女の子と思ってたら、男の場合もあるということも含めて、バーチャルな世界、しっかりとしていただきたいとお願いして、この質問はこれで終わらせていただきます。  2番目の質問に移らせていただきます。「きれいな鹿川や山松川を取り戻すために」と題しまして、質問いたします。  市の催し事や市民が利用している中央体育館やふれあい広場、木津幼稚園、市民スポーツセンターの横を流れている鹿川、これ「しかがわ」と言う人と「ろくがわ」と言う人がおられまして、近所でも聞いても、さあと言わはりますので、どっちで読んでいいのかちょっとわからないんです。鹿川や山松川の河床(河底)には、草木がうっそうとしている。河床には、小石や砂などが堆積しており、鳥たちが運んだ木や草の種が大きく育ち、景観が悪くなり、ごみなどが捨てられています。このエリアは、市民の憩いの場で、春には桜まつり、秋には木の津まつりと、四季の彩りを楽しみにされています。また、防災にもつながると考えることから、草木を伐採し、河床のしゅんせつすることを府に要望するべきです。市の考えは。  お願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。    (建設部長 福田 訓男君登壇) ◯建設部長(福田 訓男) 伊藤議員の御質問にお答えします。  市内の京都府管理河川については、毎年、京都府に対しまして、しゅんせつと除草の要望を行っております。  また、地元地域から同様の要望があったときには、随時、京都府に要望しています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 再質問させていただきます。  そしたら、要望があったときだけなんでしょうか。  この川のあれで、天端と言われるところののり面がありますわね、そこのところから1メートルは市の管理ですわね。草刈りです。そして、その下から堤防敷のとこまでは府の管理だと思います。そして、一番問題なのは、そこはしてもらっているんです。河床、下なんです。その高さがね、中央体育館の横へ行かはったらわかると思います。堤防の天端と言われる高さまで生い茂っています。どこがどうかわからないぐらいあるんです。それで、ここの市役所から近くの井関川なんかは、きれいにのり面のところも、天端の端のところからのり肩というんですか、その1メートルのところも刈ってあります。そして、河床も刈ってもらって、今、ちょっとこれぐらい、ちょっと20センチぐらいは仕方ないです。そんなん伸びるのは当たり前ですので、それは伸びて、ちょっとあれかなと思うんですが、なぜこの質問をしたかと言ったら、地元の方から、余りにもひどいと。やっぱり、ごみをほかす人も、たしか木津幼稚園の隣の田中神社かな、あそこのところ、すごい伐採を今しはりましたわね、木がたくさん生い茂っていて危ないということで。そしたら、ごみが山ほど出てきたと。  やっぱり、伸びていたら、ごみをほかすんですねん。人間、どういうわけか、隠れたところへほかすという習性があるのかな。だから、しっかりと、私が言っているのは、河床なんです。川底なんです。そこのとこをね、あそこまで行った場合、やっぱりあんまりかなという声が、奈良のとこへ行ったら、かなりきれいに刈ってあります。  ほんで、この山松川と鹿川というのは、奈良から流れてきて下へ行った場合は、山松川になって、山田川になって、精華のほうへ流れて、木津川のほうへ流れているという状況ですので、やっぱり川上のほうがこんな状態だった場合は、流れもやっぱり悪くなるし、防災面等も思って、ちょっと質問させていただいたんです。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(福田 訓男) 建設部長です。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  議員御指摘のとおり、なかなか川底がしゅんせつができないので、草木が繁茂しているというのは、私も知っております。  管理者の京都府のほうも、そのあたりはわかっていただいていると思います。地元の要望、また市のほうからの要望で、できるだけ早いうちにそういう形の問題点は対処していただいていると思っております。  ことしにつきましては、鹿川でありましたら、大阪橋から田中橋の間は、今年度中に事業をやっていただけるということは、一応、伺っております。ただ、今おっしゃられたところまでは、まだその範囲には入っていませんし、今後も引き続き御要望をさせていただくということしか言えないんですけれども、もちろん京都府は現場を確認していると思いますので、今後も要望活動を続けてまいります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 大阪橋の近くまではやると、田中橋からかな、というような答弁だと思います。そこのところ、割と余り伸びてないんですね。一番伸びているのは、やっぱり中央体育館の横なんです。見てもらったらわかると思うんです。  やっぱり、市民の方がね、余りにも木の津まつりのとき、桜まつりのときも言われたんです。きれいな桜を見て、ええなあと思っていて、あれを見たら、やっぱりげんなりすると。それよりも、やっぱり防災面においてもきちっとしておかないとだめと違うかと。それと、ごみが不法投棄される場合、小さいものですけど、ちりも積もればたくさんになってきますので、ぜひともやっていただくように、これ、要望だけで、だめなんですか。やっぱりきちっと地元の方も動かして出してもらうようにしないと無理ということなんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(福田 訓男) 建設部長です。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  要望以外にも、府民協働型インフラ保全事業というのもありまして、こういうのも地元の方から出していただけるように市のほうも支援をしたりとかやって、要望だけじゃなくて、そういう形の事業でも取り組んでいただけるような形で動いていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) 市民の方も動かしてということですので、ぜひともこのきれいな川、この府のほうのということで、府に要望するということは、こんなんやっぱり直接私らは行けないですので、市のほうからお願いしますと。天端とかのり面まではきっちりしてもらっているのは、みんな喜んではります。ただ、河床のほうがやっぱり余りにも伸びて、天端ま伸びているのはいかがなものかなという声が上がっているということをしっかりと受けとめていただきなと思います。しっかりと要望のほう、もう一度だけはっきりいつぐらいまでということをお願いします。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(福田 訓男) 建設部長です。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  いつごろまでというのは、ちょっと答弁はできないんですけれども、繁茂しているのは、一応、しゅんせつとあわせて草木の伐採もするということで聞いておりますので、できるだけ早いうちに対処していただけるように要望活動を続けてまいります。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 伊藤さん。 ◯12番(伊藤 紀味枝) それでは、しっかりとお願いいたしまして、私の質問は終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 13時まで休憩します。    午前11時40分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。  3番目、山本しのぶさん。    (山本 しのぶ君質問席へ移動) ◯7番(山本 しのぶ) 7番議員、山本しのぶです。  私は、ことし4月の市議会議員選挙にて、市民の皆様のおかげで市会議員に初当選することができました。今も、そしてこれからも、市民のための政治の実現をモットーに、信念を持って頑張ります。  では、通告書に従いまして、2問質問させていただきます。  第1問目、「学校給食における地産地消促進」。  9月議会において、市長は、地元の水と土で育ったものを食べるというのは、その地域の人にとって一番よい、市としても新しい学校給食センターで教育委員会と連携して学校給食に地元のものを活用していこうと今協議しており、その方向で進めていく考えがあると答弁があった。教育部長は、地元産の食材を使用した学校給食を提供することで、地元食文化や地域生産者に対する理解を深め、生産者への感謝の心を培うことができると考えていること、また、新センター稼働後においては、市内全域を対象により多くの生産者の方に納品していただけるように関係機関と調整を進めますと述べた。「食育」のためにも、地元農業振興のためにも、地産地消を進めることは有効な施策です。家庭、学校、地域、JA、商店、市場、地元農家が連携し、一体的に学校給食の地産地消促進の取り組みを進めることは、市の責務ではないでしょうか。  (1)9月議会において、学校給食の昨年度の地元産地産地消率は61.2%との回答をいただいた。これは、年間の給食提供日数のうち地元産の食材を使用している日数で率を出したとの説明だった。その際、今後は京都府や国と同じような数値に見直す考えを述べられたが、ことしの4月から10月の地元産(木津川市産の)地産地消率は何%になるか。計算方法とともに説明を求める。  (2)市内全域を対象に、より多くの生産者及び少量生産者にも納品していただけるような取り組み及び教育委員会と関係機関との調整は進んでいますか。  (3)現在の食材納品業者の登録及び認可方法、また物資を購入する際の選定方法の説明を求める。  (4)国及び京都府の学校給食の地産地消推進の指針について、市はどのような考えを持っているのか。  (5)新学校給食センター稼働に向けてのタイムスケジュールはどのようになっているのか。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  山本議員の御質問にお答えいたします。  木津川市立学校給食センターの地産地消率は、4月から10月の平均で14.7%となっています。  算出方法につきましては、国・京都府と同様に、1日の献立に使用した食材品目のうち、地元産食材の割合としております。  2点目について、現在、庁内関係課と地産地消推進に向けた協議を進めているところです。その中で、学校給食センターで使用している食材の種類や数量、また市内で生産されている作物の種類や生産量についての把握を行いました。これから、より多くの生産者、少量生産者の方々からも納品していただけるよう、具体的な調整を図ってまいります。  3点目について、学校給食センターに食材等を納入するには、木津川市立学校給食センター物資調達要綱に基づき、給食物資納入資格業者の登録が必要となります。  また、物資を購入する際の業者の選定については、まず地元の登録業者から購入し、地元業者から購入できない場合につきましては、市外の登録業者から購入するようにしております。  4点目について、学校給食に地元産物を活用することは、子供たちが給食を通して、地域の風土の中で培われた食文化や、農業を初めとする地域の産業の状況を理解したり、生産者への感謝の心を育むなどの食育の効果があると考えます。  5点目について、新学校給食センターの建設状況は、計画どおりの進捗で、今年度2月に引き渡しを受ける予定です。その後に調理器具等の整備作業や試運転、調理配送委託業者と調整などを行い、4月からの安全な給食開始に向け進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。
    ◯7番(山本 しのぶ) では、再質問させていただきます。  まず、地産地消率について、学校給食における地産地消率の全国平均と目標値は何%でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  国におきましては、目標値30%、平成30年度の実績といたしましては、26%というところでございます。  ただし、これにつきまして、国におきましては、都道府県単位を地場産ということで集計しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  では、京都府における学校給食の地産地消率の平均と目標値は何%でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  府におきましては、令和2年度は30%と目標を定めております。平成29年度の実績におきましては、16.5%というところでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、木津川市の目標値は何%でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  市の総合計画におきまして、30%というところの目標でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  ただいま14.7%ということですが、この数値は木津川市産をもとに計算されていますので、30%は高い目標となると思いますが、地産地消を進めるに当たって、30%の目標でよろしくお願いいたします。  続いて、(2)の木津川市産の生産者の給食食材納品について伺います。  12月広報6ページ、こちらの6ページを見ますと、「新たな学校給食センターの稼働に向けて」には、地産地消について、「現在の購入ルートを継続し、関係者の協力を得て、新たな購入ルートを築き、地産地消を進めます。生産者・商店・商工会・JAと連携し、地元産食材の活用推進」とありますが、今、多くの保護者の期待が高まっている中、中には不安の声を上げている方もいます。  では、お配りしました資料の1ページをごらんください。資料1は、木津川市のホームページです。  では、教育部長に伺います。木津川市学校給食センターで使用する食材の産地情報には、どんなことが書かれているでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  産地情報といたしまして、それぞれの食材の産地を書かせていただいておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 産地情報をもちろん載せていただいていますが、ホームページをあけると、食材情報の前に、「木津川市の各学校給食センターでは、新鮮な地元産野菜や旬の食材を使用し、常に安全で安心できるおいしい学校給食を子どもたちに提供するよう努めています。」と書いてあります。  では、資料の2ページをごらんください。  左側には、木津学校給食センターの食材情報が載っております。木津学校給食センターで使われている12月分なんですが、食材は、木津川市産お米、青ネギ、大根の3種類です。山城学校給食センターの食材情報を見ると、お米、コマツナ、キャベツ、白菜、青ネギ、大根、ホウレンソウと、7つの品目において木津川市産の食材が使われています。  山城学校給食センターの産地情報を見ると、なるほど新鮮な地元野菜や旬の食材が使われているなと思うんですが、木津川市産を見ると、青ネギと大根しか入っていないと思ってしまうんですが、このホームページの内容はいつ更新されたものでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  地元産の食材・産地情報につきましては、毎月更新をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 恐れ入ります、お伺いしたかったのは、この木津川市学校給食センターで使用する食材の産地情報の下に書かれている、「木津川市の各学校給食センターでは、新鮮な地元産野菜や旬の食材を使用していますよ」という、この説明文書なんですが、この文書はいつから掲載されているんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  平成24年度に、こちら産地情報を掲載させていただくことになりましたので、そのときに掲載をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  心配の声を上げておられたお母さん方は、平成24年から、前から、このホームページのこのように書かれているけれども、木津学校給食センターでは、地産地消がなかなか推進されてこなかったという現実があるので、やはり広報に書かれても、確かに進んでいくんだろうかという心配をされている方がいらっしゃいました。  ですので、今度、新学校給食センターができましたら、どうぞ山城学校給食センターレベルを目指していただきたいと思います。  では、続きまして、(3)の納品業者登録方法についてですが、厚生常任委員会でことし視察に伺いました静岡県裾野市では、市のホームページの学校給食センターの欄に、納入業者登録案内が載っています。また、郡上市というところでは、ホームページの農務水産課の欄で「学校給食へ野菜等を納入してくださる生産者を募集」ということで、そこに手続の要綱が載っています。木津川市では、納品業者の登録方法はどちらに載っているのでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  市の例規のところに、木津川市学校給食センターの物資調達要綱というのが掲載されておりますので、そちらのほうに手続が記載されております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 確かに、部長がおっしゃってくださったように、例規集の中までたどり着けば、その手続についての説明がありますが、ホームページを立ち上げて、学校給食センターの欄を見ただけでは、その項目はわかりません。なかなかたどり着けることができないので、これからもっと多くの生産者にエントリーしてもらうために、木津川市でもホームページの学校給食センターの欄か、あるいは農政課の欄で、生産者の募集ができないでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  現在までのところ、それぞれの旧町単位にセンターがあったというところ、またそれぞれの町域での納入を進めさせていただいてきたというところがございました。今後におきましては、市全体での納品を進めていくということで考えておりますので、これから生産者の方々にもお声かけをさせていただくというところにもなりますし、ホームページの件につきましても改良はさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございました。  次に、マチオモイ部長にお伺いします。第2次木津川市総合計画において、地産地消率については、どのような施策がありますか。説明のほう、よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  総合計画、施策、農林業の部分におきまして、「学校給食との連携や観光商工団体の協力などにより、市内農産物の直売所の設置に向けた支援など、地産地消を推進するとともに、地域における豊かな食文化の創造と発展を図ります。」というふうに記載をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  地産地消の推進は、木津川市の安定した農業の振興となります。我が市の魅力の一つである豊かな田園風景を守り、地域内循環型社会や温室ガス削減を進めるためには、学校給食はもちろんのことですが、私たち市民一人一人がそのことを意識して、各家庭で一日一皿地元産の野菜料理を食べることで寄与することが極めて重要です。JAで、商店、スーパーで、地元産の野菜を購入していただくことを市民の皆さんお願いいたします。  次に、教育部長にお伺いします。農林水産省の実施する地産地消コーディネーター育成研修事業や派遣事業について御存じでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  具体の、ちょっとそのコーディネーターの内容ということは存じておりませんが、ただ、やはり食育を進める、また地産地消を進めるということにつきましては、特に学校給食でそういったことを進めるということにつきましては、地域の産業の振興にもつながりますし、子供たちの豊かな心にも寄与するというふうに思っておりますので、そういった考えで市としても給食のほうを推進させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) この地産地消コーディネーターの育成研修事業や派遣事業は、ことしの募集は終了しました。私も気づくのが遅かったんですが、この農林水産省の事業、来年度に活用してはいかがでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  地産地消といいますか、地元産の作物を使わせていただく、それがどういった効果が上がるかということにつきましては、参考にさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  では、教育部長に最後の質問になります。牛乳について、保護者より不安の声がありました。4月より新学校給食センターになると、牛乳の対応が変わってくるということなんですが、どういった事情での質問があったかといいますと、アレルギーの診断は受けていないが、冷たい牛乳を飲むとおなかが痛くなる。下痢になったりする等で、診断書がないけれども、現時点で牛乳の欠品をしているそうです。新学校給食センターからの給食になっても、このような診断書がなくても、親の判断で牛乳の欠品がお願いできるのでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  牛乳等、またアレルギーに関しては、現在、対応マニュアルを作成して協議を進めているところでございます。  その中で、まず牛乳でアレルギーをお持ちの方につきましては、学校管理表をとっていただいて、医師の診断を受けていただくということになります。  また、アレルギーではないですけれども、牛乳不耐症の場合は、医師の診断書をとっていただくと。それ以外に、今、議員がおっしゃいました、牛乳が体質的に合わないとかという方につきましては、申出書を出していただくことによって対応できるという方向で、今、調整をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございました。  それでは、次に第2問目に参ります。  「太陽光発電施設設置に関する条例(案)の改善を」。  ことしの3月議会にて、「山城町神童子の大規模太陽光発電所の設置計画の反対」と「太陽光発電設置・管理に関する規制条例の策定」を求める請願が、全員賛成で採択されました。その背景にあるのは、昭和28年8月14日宵から15日未明にかけての集中豪雨により発生した南山城水害である。山城町の4つの天井川(渋川・天神川・不動川・鳴子川)が決壊し、山城町内では、人的被害、死者32名、負傷者602名、建物被害、全半壊602戸、流失家屋21戸、床上浸水83戸、道路被害、決壊77カ所、堤防被害45カ所等の甚大な被害が発生した。被害の原因は、山城町の東部山地は花崗岩でできており、風化が早く、砕けて砂になりやすいため、一旦、集中的な豪雨になると、山崩れによる土石流が発生し、甚大な被害を及ぼすことになった。  このような地域の歴史を踏まえ、住民の皆さんが議会に要望したのは、太陽光発電設置に関する規制条例の策定であった。議員全員で採択した住民の皆さんの声は、この条例案に反映するべきと思うが、次の点について、市の考えは。  (1)過去の甚大な災害を考慮して、条例に禁止区域を設けるべきである。  (2)法的に責務とする根拠がないため、第6条(市民の責務)は削除すべきである。  (3)公共の福祉の観点から、「土地所有者の責務」を含むべきである。
     (4)第10条の3は「事業者は、近隣関係者の理解が得られるように努めるものとする。さらに、事業者は住民との合意の形成を努力するものとする。」と改めるべきである。  (5)第13条に2項として「発電事業完了後の撤去・原状の回復について、見積書及び積立金の計画書を作成し、市長に届け出なければならない。」と加えるべきである。  (6)第17条4項(2)審査会の委員には、「周辺住民から2名以上任命する。」と含むべきである。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。    (建設部長 福田 訓男君登壇) ◯建設部長(福田 訓男) 1点目から6点目につきまして、去る11月1日から11月30日まで、条例案のパブリックコメントを実施させていただきました。議員の皆様やパブリックコメントでいただいた御意見を十分検討させていただきます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) それでは、質問させていただきます。  まず、木津川市条例案の第10条、近隣関係者への説明等の3項について、内容説明を求めます。第10条です。第10条の3項ですが、近隣関係者が説明に応じないときは、どうなりますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 第10条では、「事業者は、近隣関係者の理解が得られるように努めるものとする。ただし、近隣関係者が事業者の説明に応じないときは、その他規則で定める理解を得られない理由があるときは、この限りでない。」というふうに示しております。  理解が得られない、もしくは説明に対してきちんと応じないといった場合には、この条例は、手続は前に進んでいくことになります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 今の答弁で、近隣関係者が説明に応じないときは、手続が前に進むということで理解いたしました。  では、山城町神童子のメガソーラー設置のケースで伺います。今回、南平尾、北河原、神童子区では、区長が説明会の受け入れを拒否しましたが、再び事業者が説明に来たときに、区長が説明会の受け入れ拒否をすると、どうなりますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 受け入れ、要するに説明会の開催拒否の場合は、第10条第3項、これに基づいて手続が進むというふうになります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、地域住民が説明会の受け入れを拒否すると、事業者の説明が免除されるという意味でよろしいでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  免除というふうには、条例には書いておりません。努力をするというふうに書いてあると思います。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、もう一度お伺いします。地域の方々が説明会の受け入れを拒否すると、事業者は努力をしなくてもよいということでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 再度の御質問にお答えします。  事業者は、努力をすることを前提としております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、私の言葉で言いかえさせていただきます。説明会の受け入れを拒否すると前に進むということは、事業者はもう説明しないということでよろしいでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  別途、事業者と地元、近隣住民に対しまして良好な関係を保つことということも書いておりますので、常にそういった良好な関係を保つ努力というのは、してもらえるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、努力はその後も続けてもらうということで理解させていただきました。  では、次に第4条、市の責務について、内容説明を求めます。  市の責務として、地域において必要な調整を行うとありますが、具体的には市は何ができるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  一番大きな調整と言いますのは、事前の調整、それと地元との説明会をするようにという、そういった指示・指導、それとその範囲の決定、このあたりになると思います。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 済みません、今、範囲の決定ということで答弁してもらったんですが、範囲とはどういう範囲ですか、具体的にお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  第3条の定義の第1項第7号に書いております近隣関係者とは、「太陽光発電施設の設置に伴い生活環境等に影響を受けるおそれがある者」というのを近隣関係者としておりますので、これは地元との調整で、おそれのある区域全域を指定していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、また山城町神童子のメガソーラーの設置のケースで伺います。この条例では、再度、事業者が来られたときに、市では、山城町神童子区にメガソーラーを設置することをとめることができるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  この条例は、何回か答弁させてもらっていますけれども、関係法令で指定しておりますいろんな規制区域がございます。これらの許認可等のコピーが全部そろわないと受け付けさえしないという内容になっております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、関係法令が全部そろった場合、市は何もできないという意味でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 関係法令がそろいましたら、何もしないんじゃなくて、これは合法的に前に進んでいくものというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 全部そろった場合、市は、この地域はちょっと特別な区域ですよ、過去に、昭和28年に大きな水災害が起こりました。ここは避けてくださいと事業者に述べることはできないんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  当然、そういった御説明はきちんとさせてもらいます。ただし、昭和28年の山城大水害で被害を受けた地域、または被害をもたらした地域、これを禁止区域に指定することは、太陽光発電施設の推進を目的とします法との兼ね合いで、非常に厳しい合憲性審査にさらされるということになるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 今のようなお話から、市民の声が上がっています。市は、山城町神童子にメガソーラーを設置するための条例案を作成したのかという声を市民から聞きましたが、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  当然、そういったことも検討はしております。ただし、太陽光発電施設を規制する条例はできない。それと、昭和28年に山城大水害で被害を受けた地域、または被害をもたらした地域、ここを禁止区域として指定することもできない。それと、周辺住民の同意を条件とすることもできないということでございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、次に基本理念について、内容説明をお願いいたします。  木津川市の条例案の基本理念ですが、ここには、市民の生命及び財産の保護を図ることや、森林の伐採及び土砂災害の誘発防止を図ること並びに公共の福祉に寄与することが考えられていますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) そもそも、この条例の考え方と言いますのは、メガソーラー、要するに太陽光発電施設が設置がされますと、いろんなトラブルが発生してまいります。何が一番トラブルの原因かといいますと、着工前に近隣住民に対して説明会がない、丁寧な説明がないといったことが、いろんなトラブルや訴訟の原因となっておりますので、その辺を徹底するために、設置とか変更、増設等々、全てのことにつきまして、木津川市よりも先に地元説明を行うということを義務づけた条例となっております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ただいま、私、基本理念をお伺いしました。基本理念には、第2条として、「市の恵まれた自然環境、魅力ある景観及び安全安心な生活環境は、市民の長年にわたる努力により形成されてきたものであることに鑑み、市民共通のかけがえのない財産として、現在及び将来の市民がその恵沢を享受することができるよう、近隣関係者の意向を踏まえて、その保全及び活用が図られなければならない。」とあります。この中に、市民共通のかけがえのない財産を享受することができるように、その保全及び活用を図らなければならないとありますが、個人の財産についてはどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  この条例は、適正導入を図っております。ですから、適正導入を、要するに自然環境、景観、生活保全等を図ることを目的、基本理念としておりますけれども、やはり事業者にも憲法に基づきます保障されております権利というものがございますので、その辺もきちんと保障しながら適正導入を図っていこうと、そういった考え方でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 亀岡市、大津市の条例を見ました。亀岡市や大津市の条例には、「市民の生命及び財産の保護を図るとともに、良好な自然環境等を保全し、もって公共の福祉に寄与することを目的とする。」とありました。  では、次に資料の6ページをごらんください。  ここに、「岡山県太陽光発電施設の安全な導入を促進する条例」があります。こちらをごらんください。促進と書いてあるんですけれども、内容、条例制定の背景として、「太陽光発電の導入は、再生可能エネルギーの普及に向けた有効策です。一方、その導入にあたっては、安全性確保や環境保全などについて、県民から不安の声が出ているケースもあります。こうした県民の不安を解消し、安全で安心な生活の確保に配慮した太陽光発電の普及及び拡大に寄与することを目的に、『岡山県太陽光発電施設の安全な導入を促進する条例』を制定しました。」とありますが、その中には、設置禁止区域があります。砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域、土砂災害特別警戒区域とあります。ほかにも、ごらんくださいましたら、下の「亀岡市太陽光発電設備の設置及び管理に関する条例」にも、「神戸市太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する条例」にも、どちらにも事業禁止区域があります。  では、木津川市の条例には、設置禁止区域がありませんが、天井川等の地域の実態を考慮して、設置禁止区域を設定すべきということは考えられませんでしたか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  禁止区域を設定するということにつきましては、当然、当初は検討はしております。  ただし、さまざまな関係機関、弁護士との協議の中で、非常に困難であるという結論に至ったということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 木津川市独自の事業禁止区域が皆無ということは、木津川市の条例案は、国や府の施策に対して全てお任せという意味なんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  再度の御質問にお答えします。
     条例の制定権の権限の中で条例案をつくっております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 次に、第6条、市民の責務について、説明を求めます。  「第2条に定める基本理念にのっとり、市の施策及びこの条例に定める手続の実施に協力するよう努めなければならない」のは、誰でしょうか、土地所有者でしょうか、地域住民ですか、それとも事業者でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  この条例でうたっております市民というのは、法人と、あとは人物ともに対象としております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 聞き取れなかったんで、法人と誰か、もう一度お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 改めて御答弁いたします。  木津川市内に立地します法人、それと木津川市にお住まいの方、または木津川市に通勤・通学されます方、これら全てを対象としております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 第6条、市民の責務について、もう一度確認いたします。  第6条を読むと、「市民は、第2条に定める基本理念にのっとり、市の施策及びこの条例に定める手続の実施に協力するよう努めなければならない。」とありますが、第2条の基本理念をごらんください。第2条、基本理念の最後の2行です。「近隣関係者の意向を踏まえて、その保全及び活用が図られなければならない。」と書いてあります。近隣関係者の意向を踏まえなければならないのは誰でしょうか、地域の住民でしょうか、土地所有者でしょうか、事業主でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 土地所有者、事業者、法人であります木津川市、全てがその対象であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、この近隣関係者をもう一度確認します。この近隣関係者とは、土地所有者や事業者並びに市と考えてもよろしいんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) お答えします。  考え方ですけれども、ケースによっては、事業者が近隣関係者になるケースもありますし、市が近隣関係者になるケースもあるというふうに考えております。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 申しわけございません、聞き取りにくかったんで、もう一度お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 再度御答弁いたします。  ケースによりましては、木津川市が近隣関係者になるケースもございますし、事業者が近隣関係者になるケースもあるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) で、この近隣関係者の意向を踏まえなければならないのは、事業を行う事業関係者だと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  再度の御質問にお答えします。  一番事業者が意向を踏まえる必要があるのではというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 私は、その事業関係者並びに土地所有者であると思います。  土地所有者は、その土地を利用するに当たって、公共の福祉に反しないように注意すべきでありますから、私は第6条は、市民の中でも、土地所有者の責務とすべきであると考えますが、どう思いますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  他市の条例を見ておりますと、土地所有者の責務ということを定めているまちがございます。電話で私も何回か確認をしておりますけれども、この土地所有者の責務という意味は、太陽光発電の施設を誘致しました。途中で頓挫してしまった。こういった場合、最終的な責任は土地所有者にありますよと、こういったことを明記した内容であるということは説明を受けております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、やはり土地所有者の責務も書くべきですね。事業者が頓挫というか、途中で倒産した場合とか、原状回復するためには、メガだとすごい金額がかかると思いますので、事業予定の中にその資金を計画に入れたとしても、途中で頓挫した場合、回復にかかる費用を土地所有者は返せないと思いますので、それの保険の加入について等、考えたことはございますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  今、保険の話等がございましたけれども、太陽光発電施設が、要するに終了した後の復旧でありますとか、復旧費用の積み立て、こういったことは国のほうがFIT法で、そういった積算をきちんとして提出をするように位置づけております。こういった提出がないと、FIT法に基づきます認可がされないということですんで、国の法律できちんとカバーされているというふうに理解しております。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 国のFIT法では、積立金、その計画を立てろということがございますが、先ほど次長がおっしゃられたように、途中で頓挫、破産、あるいは倒産した場合のことを想定して、何かそれに対応する対処について何か考えられましたか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  実は、今、パブリックコメントを11月30日で締め切っておりますけれども、そういった意見もいただいておりますんで、今後、協議をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  では、続きまして三重県にも「太陽光発電施設の適正導入に係るガイドライン」があるんですが、そこには、「事業者は、地域住民から本事業に対する要望、苦情、懸念等があった場合は、合意書、協定書等の締結等を含め、誠意をもって対応し」とあります。また、浜松市のガイドラインには、「当該地域住民の代表者等の同意を得た上で、説明すること。」とガイドラインに載っていますが、我が市の条例にも、合意書、あるいは協定書の締結の規定ができるのではありませんか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  まず、ガイドラインというお話がございましたけれども、ガイドラインと条例は全くこの重みが違うというふうに理解しております。  もし、太陽光発電施設が関係法令の基準であるとか条例を遵守しなかった場合、条例化しておれば、認可の取り消しができます。でも、ガイドラインでは、そういった取り消しは一切できませんので、単なる交通整理的なものというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) そうですね、条例化すれば、認可の取り消しも行うことができます。  では、資料の5ページをごらんください。ここに、「京都府林地開発行為の手続に関する条例」があります。この条例には、「林地開発予定者は、地域住民と生活環境の保全に関する協定の締結に努めなければならない」とあります。京都府の条例において、条例においてですよ、協定の締結が求められていますとありますが、これはどのように考えられますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  京都府の、これ、林発の条例だと思います。これ、あくまでも合意形成の手続を定めた条例でございます。中身としましては、説明会を開催すること、また意見書、見解書を作成すること、あとは回答書の作成、こういった手続についてのみ定めたものであるというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 私が読んだ限りでは、協定の締結が求められていたと思いますので、また後日、確認をお願いいたします。  では、続いてまた済みません、建設部次長にお伺いいたします。  第7条、適用を受ける事業の中で、傾斜度についての規定をする必要がありませんかと、以前、部長にお伺いしましたら、傾斜度は、左の端、右の端、全て異なっているのに、全体の傾斜度を計測するのは難しいと私に説明してくださったことを覚えていますか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  傾斜度を定めている条例は幾つか拝見しております。ただ、条例を定めるんであれば、どのポイントで傾斜度をはかるのかということがきちんと明記する必要があるなというふうに考えております。  あと、京都府でしたら、亀岡市がたしか高さと傾斜度を定めていたと思います。高さが、たしか10メートル、傾斜度が25度ぐらいだったと記憶していますけれども、これは太陽光発電の対象を決める際にいろんな検討をされまして、最終的には土砂条例、亀岡市は土砂条例をお持ちですので、土砂条例の基準をそのまま準用されたというふうに聞いております。木津川市は土砂条例は持っておりません。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 傾斜度のことなんですが、前回お伺いしたときは、傾斜度の測定が難しいんですよということで教えていただきましたので、インターネットで傾斜度の計算方法を検索し、神童子の方に業者が提出した図面をいただいてみました。そうすると、インターネットでは、タンジェントの公式があるので、神童子の傾斜度は、この横の広さ、1,200メートルから、貯水池の池の分を引いて、幅600メートル、高さ180メートルということで計算すれば、簡単に度数、傾斜度が16.41度と出ることがわかりました。傾斜度についても、条例で書こうと思えば書けるんではないでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  他市の条例を見ていましたら、木津川市、今、出力が50キロワット以上というふうにしておりますけれども、面積で定めているまちもございますし、あとは面積とワット数を両方で定めているまちもございます。そこに高さであるとか傾斜度を足しているまちもございます。まちによっていろいろでございます。それは、もうまちの事情によって変わってくるものであると考えてございます。  木津川市が50キロワット以上としましたのは、これはもう経済産業省、それと京都府とも協議しまして、一番一般的な基準というのがこれであろうというアドバイスをもらいました。  それと、電気事業法上、50キロワットを超えますと、発電所の扱いになります。ということは、一気に基準が厳しくなるということもありますので、この基準が適切であるという判断をしております。  また、他市の例も探ってみましたけれども、三重県であるとか和歌山県、あとは茨城県でありましたら、県の条例もしくはガイドラインで50キロワット以上ということを定めております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、次長にお伺いします。  エネルギーミックスについて御存じでしょうか。御存じでしたら、説明をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  エネルギーフィックスについてはわかりません。申しわけございません。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) エネルギーミックスでした。  エネルギーミックスの説明をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。
    ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  エネルギーミックスにつきましては、済みません、今、初めて聞きました。申しわけございません。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) エネルギーミックスとは、電気の安定供給を図るために、再生可能エネルギーや火力・水力・原子力など多様なエネルギー源を組み合わせて電源構成を最適化することです。  では、FIT法については御存じだと思いますので、説明をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  FIT法は、電気の固定の買い取り制度の法律でございます。そういう認識でございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、FIT法において、事業用太陽光の固定価格は、平成30年からどのように変更されたか御存じでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  現在の額は承知しておりませんけれども、だんだんと額が下がってきているということは認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 平成30年度から、FIT法の調達価格の見直しが行われました。事業用太陽光については、平成30年度から固定価格は発表されていません。なぜか御存じですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  理由はわかりませんけれども、近々、制度の改正があるということは聞いております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 理由は、太陽光に偏った導入ということで、太陽光の認可が多過ぎた。太陽光の中で事業系太陽光で認可した分の36.9%しか利用されていないということで、太陽光に偏った導入は適正化しなければならないということで、事業系太陽光の値段設定を公表しないようになりました。  そんな中で、FIT法の認定基準の審査基準については、御存じでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  認定基準といいますのは、施行規則第5条の第2項に定めてあるというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) その認定申請時に関する全ての法令を、認可の許可を求めなければいけないんですけれども、認定申請時に関係する全ての法令だけでなく、条例の許可等を申請していなければ、どんなことになるか御存じでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  その辺については、済みません、情報を持っておりません。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 条例等に違反していれば、認定の取り消し対象となります。  では、同じく建設部次長にお伺いします。  農政課に神童子でのメガソーラー設置中止に至る過程についての確認はされましたか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  適時、情報の提供は受けております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、まち美化推進課に、これまで住民からパネルについての苦情相談がなかったか確認されましたか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  この条例の策定に着手するときに、関係課に対して意見を求めております。その中で、やはり反射光、要するに光の反射であるとか、そういった騒音であるとか、そういったものについての苦情があったということは聞いております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、危機管理課に、河川の氾濫、山地からの土砂流出のおそれがある場所も確認されましたか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  たしか、鳴子川のネックスポット等についての確認はしたと記憶をしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  では、マチオモイ部長にお伺いします。  第2次木津川市総合計画の23ページ、まちづくりの基本方針について説明をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  御質問のございましたまちづくりの基本方針につきましては、まちづくりの基本原則を踏まえまして、3つ定めております。「市民とともに進めます」「創意工夫を重ねます」「効果的・効率的に運営します」、以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  まちづくりの基本方針のトップにくるのは、「市民とともに進めます」「市民の参加・参画を得て、まちづくり施策を進めるために、市民の意見を取り入れながら」とあります。市民の声を取り入れてもらいたいと思っています。  では、再度、マチオモイ部長にお伺いします。  第2次木津川市総合計画の14ページ、「環境の変化への対応」「市民の生命・財産を脅かすリスクへの対応」についての説明をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いわゆるこの総合計画を策定しました背景といたしまして、「市を取り巻く環境の変化への対応」の一つとして、「市民の生命・財産を脅かすリスクへの対応」という項目がございます。今の御質問の趣旨から申し上げますと、「木津川市におきましては、河川の氾濫、山地からの土砂流出などの恐れがあり、自然災害への対応が急務となっています。」という形で現状を示しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  木津川市では、「市民の生命・財産を脅かすリスクへの対応」が、その責務となっていることがわかりました。  では、次に条例案に戻りまして、第17条第4項、審査会についてお伺いします。  審査会の委員には、関係市民の意見を取り入れることができるように、周辺住民及び風水害等の影響を受ける可能性のある住民及び自治会等役員の2名以上を任命すべきだと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  審査会の構成でございますけれども、「学識経験を有する者その他市長が適当と認める者のうちから、市長が委嘱し、又は任命する」というふうになっております。  太陽光発電施設につきましては、多分野において専門的な知識が必要となりますことから、学識経験者がふさわしいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 学識経験者はもちろんのことですけれども、先ほどまちづくりの基本方針として、「市民とともに進めます」とありました。市民の参画・参加を得て、市民の意見を取り入れるということについては、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  市民の意見を取り入れることは非常に重要なことだと思っておりますけれども、まずやっぱり非常に専門的な話になります。例えば、電力の専門家は必ず必要であると思いますし、防災の専門家、森林の専門家、農業の専門家、景観の専門家、開発の専門家、また環境の専門家、こういった専門家で構成するのが一番望ましい形であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) では、それぞれの専門家7名に加えて地域の歴史をよくわかっている市民をその7名にプラス2名ふやすべきだと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  その辺につきましては、まだ条例案は中間案でございますので、今後の検討課題になるかと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  憲法との兼ね合い、地方自治法との兼ね合いの話がございましたが、地方自治法でも憲法でも、公共の福祉に反しない限り、あるいは公共の福祉に反するおそれがあると認められる場合においては、その限度において必要な営業上の制限を加えることも可能であるということが、判例、昭和26年1月18日、自治法第14条に載っておりますが、この点についてどうお考えでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  憲法第22条に「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」というふうになっております。  公共の福祉とは何かと言いますと、社会全体の共通の利益というふうに私は認識をしておりますけれども、また人権の話でもあると考えております。例えば、土地所有者の人権、事業者の人権、周辺住民の人権、この辺を公平に調整するために必要なものであるという認識を持っております。  ただ、公共の福祉、この辺も実はもう弁護士とも協議をしておりますけれども、これを理由に禁止区域を設けるということも、非常に難しいという判断はアドバイスをいただいております。  以上でございます。
    ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 訴訟を想定されているということなんですが、その訴訟は誰に対してですか、事業者ですか、土地所有者ですか、それとも地域の住民に対しての訴訟、誰に対しての訴訟を想定されているのですか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  顧問弁護士とも十分に協議を行いながら、法令を遵守して、法令の範囲内で検討しているわけでございますけれども、訴訟につきましてもしっかりと対抗できるような仕組みに仕上げる必要があるというふうに考えております。  やはり訴訟の対象になるのは、木津川市が訴訟の被告になることを一番想定はしております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 訴訟を起こすと想定されているのは誰でしょうか。 ◯議長(山本 和延) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  要するに、原告につきましては、想定はできません。いろんなケースがあると思います。  以上でございます。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  明日17日と明後日18日は休会とし、12月19日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  皆様、御苦労さまでした。                         午後2時02分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....