木津川市議会 > 2019-09-26 >
令和元年第3回定例会(第6号) 議事日程 開催日:2019年09月26日
令和元年第3回定例会(第6号) 議事日程 開催日:2019年09月26日
令和元年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2019年09月26日
令和元年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2019年09月26日

  • 部落(/)
ツイート シェア
  1. 木津川市議会 2019-09-26
    令和元年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2019年09月26日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2019年09月26日:令和元年第3回定例会(第6号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和元年第3回木津川市議会定例会会議録(第6号) 午前9時30分 開議 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和元年第3回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、認定第1号、平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (決算特別委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 改めまして、おはようございます。  決算特別委員長の高岡伸行でございます。  8月29日、本会議の当委員会に付託されました認定第1号、平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、9月18日・19日・20日の3日間、議長、監査委員を除く審査でありましたので、質疑と討論の内容につきましては、省略させていただきます。  質疑終了後、宮嶋委員より、4日目の委員会を開催して、次年度予算へ向け政策提言を目指す自由討議の動議が出されました。主な意見だけ報告させていただきます。  政策提言は、もう少し時間をかけて手順を踏んでするべきで、次回に向けて幹事会等で議論を進めてはどうなのか。  また、前回の提言内容の検証もすべきではないですか。
     そのほかに、前回の提言内容の検証も同時に並行して行えばよいなどの御意見がございました。  4日目に委員会を実施することに関しては、賛成少数で行わないことになりました。  自由討議終了後、宮嶋委員から反対討論、兎本委員から賛成討論がございました。  討論の後、採決を行い、賛成多数で平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算は認定されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  委員会での議案に対してのやりとりは確認をしております。当日の委員長の進行について、公平な委員会運営ができていたのかという点で、委員長に質問いたします。  決算委員会の審議に見合うものとそうでないものの区別がなく、会派と委員により偏った態度で進めていたと感じました。御自身の所属会派委員が行った一部事務組合の権限に関する内容の答弁を行政側に求めたこと、また委員の言い間違えに対し執拗にさげすむ発言をした、また個人のプライバシーにかかわる話を持ち出したことなど、これは公平な運営であったのか、進行であったのかという点です。1つ目です。  2つ目、スムーズな進行をしようとしなかった点です。  委員長として、最初に簡潔・明瞭にということの説明は理解できますが、挙手して指名した委員に対し、委員が発言する前に「簡潔に」と述べたこと。何のために、その説明があったのか。説明をしておきながら、委員の発言を制するような言動に、何の意図があったのか。  そして、挙手・指名された委員が最初に「3問あります」と宣言し、内容を述べているにもかかわらず、ページを言うまでに少し間があくと、「整理してから」とか「2問で」とか、発言を促すのではなく、質問を遮る行為がありました。  議会とは、高尚な場であり、それと同時には、議員の発言は最大限保障されるべきです。委員長といえども、自分の勝手な判断や市民からも理解されないような理由で発言をとめることは、厳に慎むべきです。  また、さげすむ発言は、委員に対しても侮辱であり、委員会全体を萎縮させることにもつながると思います。  委員長の当日のその進行について、説明を求めます。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 今、西山委員のほうから進行なり運営についての御質問でしたが、今は現在、委員会運営に不手際があったとすれば、おわびは申し上げますが、今、委員長報告をする場でございまして、今の運営等については、私見は差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 私は、個人の意見を聞いているのではありません。「委員会の終了後の処置」というものが議員必携にあります。委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果に対する疑義にとどめ、付託された議案に対し提出者に質疑することはできないとなっています。  1つ目の質問の中で、公平な運営、その中で、本来でしたら、一部事務組合の権限に関することは発言を求めない、答弁を求めない、それは一部事務組合でのことである。それを委員長みずからがそういう説明をしながら、その答弁を求めた。それに対しては、まず説明が必要だと思います。  先ほどから申し上げるように、委員長としてどのような形で委員会運営をするかという基本的な問題です。あからさまに個人や会派に、そしてまた新人議員に対しての萎縮をさせるような発言は、御自身で認識されていたのか、それをお願いします。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 先ほども申し上げましたように、私、公平・公正に運営させていただいたつもりです。  ただいまは、この決算特別委員会委員長報告でして、今の御質問は差し控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今、決算特別委員会には、議長と監査委員を除く全ての者が委員として出ていました。そして、議長も監査委員の方も傍聴にいらっしゃいました。いわゆる全議員に対して、委員会運営の不備というものを謝るべきではないでしょうか。  先ほどからおっしゃっていますけれども、審議の経過に関しての質問もあるわけです。それを答えないというのは、委員長として失格、きちっと答えていただきたい。  それと、もう一つ、これはきちっとわかっていらっしゃるのか、再度、お示ししますが、議会の規律、議会の品位の保持というのがあります。議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならないとし、議員は、議会の品位を重んじなければならないと規定されています。議員が本会議においては、発言や態度に十分注意をしなければならないことは言うまでもないが、特に他人の公的言動に対する批判は許されても、プライバシーの面まで具体的に言及することは許されない。  きょうのようにインターネットで動画の配信はありませんが、決算特別委員会は3日間とも市民が見られる状態になっています。聞ける状態になっています。私は、複数の議員から、議会運営としてどうなのかということを聞きましたので、それに対して最後に述べていただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 先ほどから運営に関しての御指摘をいただいているわけですが、私ども何度も申し上げますように、委員長としての報告を今させていただいております。決算特別委員会の主な内容・質疑等を皆さん御出席のもと報告させていただいておりますので、私の私見の御意見はこの場では控えさせていただきます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) ほかに質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) ただいまの西山議員の質疑、そして委員長の答弁の中身については、委員長は、審査の内容や事細かなことについては答える必要はないと、私見も含めて。それはそのとおりやと思います。  ただ、西山議員が聞いているのは、委員会運営に関する、つまり審査経過に対する質疑ですから、委員長はなかなか答えようとしないわけですけれども、やはり一番初めに言われたように、不十分な点があったんなら申しわけなかったという意味のことは言われたわけだから、その趣旨を貫いて、もう一度お答えいただきたいなと思います。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) ただいま酒井議員のほうから、趣旨についてという御意見をいただきましたが、先ほどから述べさせていただいていますとおり、決算特別委員会の委員長として委員会の中身を御報告させていただいております。運営につきましては、また私の私見も申し上げることもできませんので、この場では控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋良造です。  2018年、平成30年度には、小・中学校、幼稚園へのエアコン整備など評価すべき内容もありますが、次に述べる幾つかの理由から、平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算の認定に反対します。  まず初めに、2018年、平成30年は、どういう年だったでしょうか。2014年に消費税が8%に増税され、国民には、消費税8%が重くのしかかり、2014年、2015年と2年連続で個人消費が実質マイナスになり、さらに家計消費もマイナス、長く増税の影響が続きました。働く者の実質賃金もマイナスになりました。その一方で、大企業と大金持ちは莫大な利益を上げ、格差と貧困が拡大しました。  木津川市では、第1に、市長が財政危機を叫び、職員給与カット、国保税の値上げ、ごみ有料化リサイクル研修ステーションの廃止など、市民と職員に我慢を強いる1年でした。  市民と業者の暮らしと営業は深刻であり、市として全力を挙げて市民の暮らしと業者の営業を支えるべきでした。  有効性が指摘されている地域循環型の諸施策は十分に実施されず、耐震改修事業サポート補助金も平成30年度末で打ち切るなど、市民を支える市の取り組みが不十分であり、やるべき課題を残したことが明らかになりました。  第2に、行政の公平性をゆがめている旧同和対策事業をきっぱり改めるべきでしたが、それを行いませんでした。  山城人権ネットワーク推進協議会は、以前の山城地区市町村連絡協議会を引き継ぎ、運動団体の集会参加を支えています。部落解放・人権政策確立要求木津川実行委員会は、法的根拠もなく市長が実行委員長として行政をゆがめています。加茂人権センター事業では、駐車場収入を上回る管理委託料を支出しています。これらをただし、山城人権ネットワーク推進協議会から脱退し、部落解放・人権政策確立要求木津川実行委員会は解散すべきであります。  第3に、さらなる市民負担を前に、職員への給与カットを初め職員の待遇を悪くしました。また、職員を減らし続けた結果、残業が月45時間を超える長時間労働が続けられています。月45時間の残業は、健康障害のリスクが高くなっていき、疲労が蓄積し、脳・心臓疾患の原因になるとされていますが、延べ158人、月平均13人が長時間勤務を強いられていました。  加えて、職員の健康診断で、半数の職員が再検査が必要な健康状態です。これでは、職員が市民に奉仕する役割を十分に発揮できていません。  また、1泊2日で行われた新規採用者の研修は、自衛隊に学ぶ危機管理であり、本来の目的と合わずに、やめるべきです。職員が健康で市民に愛され、市民に奉仕できるようにすべきであります。  第4に、木津川市が推進する学研都市づくりでは、近鉄奈良線の混雑が緩和して、その必要性が失われている近鉄京阪奈線の延伸、また北陸新幹線京都南部ルートの延伸、さらにはリニア新幹線の東京・大阪間の全線開業を要望していますが、これらに幾ら財政負担が要るのかは明らかにされていません。問題であります。  今、急いで整備すべきは、身近なバス交通の充実や駅のバリアフリーなど、JR駅の整備や奈良線などの複線化であります。  以上、2018年、平成30年度の木津川市一般会計歳入歳出決算の問題点を指摘して、反対討論とします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  兎本尚之さん。 ◯2番(兎本 尚之) 認定第1号、平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算の認定について、会派を代表して賛成の立場から討論を行います。  平成30年度一般会計決算は、歳出額約285億円で、財政調整基金を取り崩しての財政運営とはなっていますが、単年度収支2年連続の黒字、実質単年度収支は3年ぶりの黒字となっています。  主な事業として、長年の懸案であった環境の森センター・きづがわが完成するとともに、国の特例交付金特例事業債をタイミングよく活用し、小・中学校幼稚園空調設備の整備をし、合併推進債を活用し、新学校給食センターの建設など、本市の重要な施策が一般財源への負担軽減をとても工夫され推進されております。  また、市民の安心・安全のための事業として、大阪北部地震後のブロック塀安全対策内水対策用排水ポンプ車ポンプユニットの追加購入、指定避難所となる木津老人福祉センターの耐震化、施設の長寿命化として中央体育館の改修なども実施されており、高く評価するところです。  生活道路網の整備については、中央幹線道路である東中央線の整備の推進や内垣外内田山線など、市民の安心・安全な通行確保のため道路改良を進めるなど、道路交通ネットワークの充実に向け進んでいます。  また、市債の繰上償還、兜台保育園完全民営化のため敷地取得と関公費繰上償還防犯灯LED化による経常経費の削減を行うなど、後世に負担を引き継がないための努力も見えます。  しかし、市の借金である市債残高は、大型事業の進捗に伴って増加傾向が続き、平成30年度末の市債残高は約328億円となり、4年連続で過去最大を更新しています。  また、基金残高も減少したことで、将来負担比率も悪化している状況です。  しかし、その中、市債残高の約65%が交付税措置という自治体の特殊な工夫も見られます。  また、普通交付税の合併算定替特例措置も、令和2年で終了し、城山台小学校建設クリーンセンター建設に係る市債の償還など、本市の財政を取り巻く状況は大変厳しい状況が続くと考えられます。  今後も、行財政改革を推進するとともに、健全な財政運営を進めていただくことを期待いたしまして、平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算の認定に対する賛成の討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  認定第1号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、認定第1号、平成30年度木津川市一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第2、認定第2号、平成30年度木津川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 厚生常任委員長の長岡でございます。  認定第2号、平成30年度木津川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、主な質疑について報告させていただきます。  広域化により府が負担する額はとの問いに、あらかじめ府が示した保険料を市町村が支払うことにより、平成30年度は木津川市では、年度当初、府が示した額より2億円以上超過したが、府が交付していくため、単年度で赤字になることがなく、安定した保険運営ができたとの答弁でした。  国保の加入者は減少していくのかとの問いに、後期高齢者医療制度への移行者がふえていくと考えるとの答弁でした。  不納欠損額2,000万円の内訳はとの問いに、件数は1,549件、人数は158人で、資力喪失・生活保護等で1,001件、時効で548件との答弁でした。  基準所得額より低い所得の方が多くおられるのに、市は今後、段階的に保険料を見直していくのかとの問いに、標準基準額に近づけていくのが制度のあり方だと考えている。あらゆる努力をしていくが、もし保険料を上げるときは、段階的に緩やかに見直していくとの答弁でした。  一般会計からの法定繰り入れは必要だと思うが、市はどう考えるかとの問いに、原則、特別会計は会計内で確保するのが制度上の趣旨である。繰り入れありきじゃなしに、その都度考えていくとの答弁でした。  討論がありました。  原案に反対者の討論があり、一般会計からの繰り入れありきじゃない市の考えは、制度上は成り立っていかない。構造的な問題があり、繰り入れを求めるとの討論でした。  採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり)
    ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井弘一さん。 ◯6番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。  反対の討論を行います。  国保をめぐって、昨年は保険者に都道府県を加えるという大改編がありました。その際、脆弱な財政基盤を都道府県も入って強化するんだと、そういう目的が言われ、当然、国保税額の引き上げは避けるべき状態でした。そんな中、国も3,500億円の財政投入を行ったことは、御承知のとおりです。  しかし、木津川市は、国保税額の引き上げを行いました。決算を見ると、1億5,000万円余の黒字決算であります。市は、それに対して国や府からの借入金、一般会計からの繰り入れなど、マイナス要因を挙げて黒字幅を圧縮する計算を行ったり、実質はマイナス決算なんだと、そういう主張をして、会計の脆弱さを強調いたしております。国保会計は、脆弱であるからこそ、国の財政投入3,500億円が少なかったことを指摘しなければなりません。  今、全国知事会も、1兆円の国の財政投入国保税額大幅引き下げを国に求めています。私たちも、その主張に賛同しており、木津川市もまた同様の立場にあるはずです。  黒字決算であっても安心できないとか、基金も医療費が伸びれば一気になくなっていくとか、国保会計のその弱さ、脆弱さばかりを強調するのではなく、余りに高い国保税引き下げの道を国と府にさらに強く求めるなどすべきであります。さらに、市の独自の努力も必要であることを指摘し、反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口雄一さん。 ◯3番(谷口 雄一) 議席番号3番、れいわの会、谷口です。  認定第2号、平成30年度木津川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。  平成30年度は、依然として全国的に国保の財政運営が厳しい状況の中、広域化がスタートし、本市においては、国保財政安定化のために、平成22年度以来、8年ぶりに国保税額の改定が行われました。  決算の分析として、歳入歳出の差し引きによる形式収支においては、1億5,679万円のプラスとなりますが、実質は、保険給付費の増加分は、当年度、平成30年度において、府より交付金として手当てされており、結局は、翌年度以降に納付金として府へ納めなければなりません。その繰り延べ分を考慮した平成30年度に着目した収支は、6,843万円のマイナス見込みとなります。  そのような中、被保険者に対する医療費や療養費の給付、保健事業の継続はもとより、事務経費の抑制、収納率の向上、また保険者努力支援制度交付金においては、前年度比で倍増の獲得となるなど、新たな財源確保に努められたものと評価をいたします。  よって、今後も適正な賦課や収納率向上等による収入の確保とあわせ、第2期データヘルス計画に基づく保健事業の効果的な実施による将来の保険給付費の抑制により、中長期的な国保運営の安定化に向けた運営が図られることを期待し、賛成するものであります。  先ほどの反対討論では、一般会計の繰り入れについて言及がありました。当然ながら、国保会計特別会計であり、独立した運営が求められます。国保加入者以外の方の負担にもつながる一般会計からの、特に法定外の繰り入れは、より慎重に判断されるものと指摘し、討論を終わります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) ただいまの賛成討論の中で、反対討論で言っていないことを言ったと。その部分は削除を言ってください。 ◯議長(山本 和延) 繰り入れにつきましては、今の反対討論に対してではなく、先ほどのもう一つ前の。  それでは、確認いたします。  谷口さん、発言の意図を求めます。 ◯3番(谷口 雄一) 一部、意図については修正いたします。  委員会の反対討論の中で、そういった言及があったということで、今、述べさせていただきました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) それでは、認定第2号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、認定第2号、平成30年度木津川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第3、認定第3号、平成30年度木津川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 認定第3号について御報告いたします。  平成30年度木津川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、報告いたします。  質疑がありました。  加入者の増加率が府平均より高く、保険料の5割・7割・9割軽減廃止も増額の要因である。今後の保険料収入はどのように思うのかとの問いに、委員の言われるとおり、伸びていくと思う。しかし、国や現役の人たちの負担も考えて、そのときに応じて国に要望していくとの答弁でした。  討論がありました。原案に反対者の討論がありました。  国は、5割・7割・9割軽減廃止を決めた初年度であり、高齢者の生活実態や困難さを知るべきで、反対とする討論でございました。  採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。原案に反対者の発言を許します。  酒井弘一さん。 ◯6番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。  反対の討論を行います。  昨年、後期高齢者医療において、最高限度額を5万円引き上げ62万円といたしました。また、制度発足時から続いていた保険料軽減措置の一部を廃止いたしました。この軽減措置の廃止は、今年度も拡大されています。  このような状況で決算が1,700万円余の黒字となりました。軽減措置の廃止などによる保険料の連続した引き上げ、特に低所得者に対する保険料負担の増加、さらには被保険者の窓口負担をふやしていく、今のあり方を批判し、反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  炭本範子さん。 ◯13番(炭本 範子) 議席番号13、和みの会、炭本でございます。  会派を代表して、賛成の立場で討論を行います。  我が国の後期高齢者医療制度は、高齢者の医療を確保するため、世代を超えて高齢者の医療を支える制度であります。府内の全ての市町村が加入し、後期高齢者医療広域連合が運営しています。  この制度のもと、本市の平成30年度の後期高齢者医療特別会計並びに各事業は、広域連合における決定事項に基づいて適正に執行されております。  費用負担は、世代間で負担を分かち合い、支え合う仕組みであります。公費負担5割、現役世代からの支援金4割、保険料約1割、保険料の上昇抑制に余剰金や財政安定化基金を活用されています。  平成30年度は、所得の低い方の軽減措置として、保険料の均等割額が軽減されています。軽減割合は、9割・8.5割・5割・2割の段階であります。  また、被保険者数が増加し決算規模が大きくなる中、分納等の納付相談などの実施によって、保険料の収納率が前年度比コンマ4ポイント良化し、また本市における健康管理と医療費の抑制を図るための健康診査事業では、京都府の後期高齢者医療広域連合が掲げる目標を超えて実績を上げるなど、評価できるものであります。  よって、平成30年度木津川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に賛成します。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  認定第3号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、認定第3号、平成30年度木津川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第4、認定第4号、平成30年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 認定第4号を報告させていただきます。  認定第4号、平成30年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、主な質疑について報告いたします。  サービス使用料が減少している事業は何か。そのサービスについて何か問題があるのか。また、介護療養型医療施設を市内につくるべきと思うがとの問いに、介護事業によっては、単価が高い事業がある。また、そのため利用しにくい部分もある。また、医療施設は、今すぐに市では考えていないとの答弁でした。  特別養護老人ホームの待ち状況はとの問いに、現在、市では120人待機者がいて、状況に応じて順番づけているとの答弁でした。  元気デイと元気もりもりの効果と評価はとの問いに、閉じこもり防止、参加者との交流、体操での体力の低下を防ぐ、そういった高い評価を受けているとの答弁でした。  特別養護老人ホーム各施設はあきはないのかとの問いに、1施設を除いて、あきはある。介護職員が不足しているため満床にできないとの答弁でした。  介護の軽度の方は、利用しない、できない、重度化になる心配がある。どう市は考えているのかとの問いに、本人と家族、ケアマネジャーが相談して利用の計画を立てていただいているので、適当と考えているとの答弁でした。  討論はなく、全員賛成で認定されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第4号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第4号、平成30年度木津川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第5、認定第5号、平成30年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第8号、認定第8号、平成30年度旧当尾村財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの認定4件を一括議題といたします。  認定4件について、委員長の報告を求めます。
     高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 総務文教常任委員長の高岡です。  認定第5号から認定第8号までを一括議題といたしまして審査しましたので、御報告いたします。  財産区に関する全体的な質疑といたしまして、財政調整基金が2億円以上あるところが3財産区にあるが、過去にこの基金を使って大きな事業等はあったのかという問いに対しまして、主に地域集会所の改修に活用されることが多いという答弁でした。  管理委員会の報酬が倍以上になっているがとの質問に、例年、管理会の開催は最低2回だが、平成30年度は倒木があり、撤去等の影響、また森林整備事業で臨時の管理会を開催した。例年は2回だが、計4回管理会を開催したので、報酬額が増加したという答弁でした。  4認定とも討論はなく、全て挙手全員で原案のとおり認定されましたので、以上で報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各認定ごとに討論・採決を行います。  まず、認定第5号について討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第5号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第5号、平成30年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第6号について討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第6号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第6号、平成30年度旧加茂町財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第7号について討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第7号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第7号、平成30年度旧瓶原村財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。  次に、認定第8号について討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第8号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第8号、平成30年度旧当尾村財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第9、認定第9号、平成30年度木津川市公共下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  倉克伊さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。産業建設常任委員会委員長の倉でございます。  本会議の初日に当委員会に付託されました認定2件、議案2件について、9月4日に審査をいたしました。その結果を報告いたします。  それでは、まず認定第9号、平成30年度木津川市公共下水道事業会計決算の認定についての報告をいたします。  質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  普及率にパーセント表記があるが、ポイント表記がよいのではないか。水洗化率の目標数値はあるのか。また、普及指導費で水洗化率が横ばいになっている。今度の助成制度を見直してはどうかという問いに対しまして、次回からポイント表記を検討する。目標数値は設定していない。公共下水道の対象戸数も減少してきたので、今までの制度の利用者への公平性も考慮して、制度の変更は考えていない。  企業債の有利な利率への借りかえは、また木津川流域及び上流域下水道の負担金の算出方法はという問いに対しまして、金利5%以上は借りかえを実施、繰上償還を活用したい。木津川流域下水は5年間の事業計画に応じた予算を、また上流域下水道は計画流量1立米当たり90円で算出し、それぞれに負担している。  次に、加茂の下水道処理場は老朽化してきたが、今後の支出の推移は。3流域の統合はできないかという問いに対し、平成4年に供用開始、今後も補助制度を活用しながら維持改修をしていく予定である。3系統の統合は困難であるという答弁でありました。  また、工事契約について、最低制限価格を下回る入札が多く見られるがという質問に対しまして、市では適正な工事を確保するために最低制限価格を定めているという答弁でありました。  討論はなく、全員賛成で認定されました。  以上で、委員長報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第9号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第9号、平成30年度木津川市公共下水道事業会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第10、認定第10号、平成30年度木津川市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  倉克伊さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、認定第10号、平成30年度木津川市水道事業会計決算の認定についての報告をいたします。  質疑の主なものを報告いたします。  平成31年3月に作成した新水道ビジョンに平成30年10月廃止のリサ研の名称があるのはおかしいのでは。府営水の新料金の10円値下げでプランされている。その根拠はという問いに対しまして、リサ研の表記は、旧リサ研と読みかえをお願いしたい。案として10円の値下げを計算した。3月の答申で3円の値下げが示されているが、今後も10円の値下げを要望していくという答弁でありました。  債権放棄について、時効案件の内容はという問いに、生活保護86名、268万3,603円、死亡・行方不明560名、1,131万7,177円という答弁でありました。  人口がふえているのに給水量は減っている。府営水の値下げだけでは赤字解消は難しいと思う。地下水を使用する企業もあるが、安定した公営企業運営をどのように考えているかという問いに対しまして、減価償却の見通しで、令和元年度で赤字解消の予定である。地下水を使用している企業もあるが、水道の安全性のPRや、市では他市より低料金を設定しているなど、企業の使用量増加にも力を入れていきたいという答弁でありました。  討論はなく、全員賛成で認定をいたしました。  以上で、委員長報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  認定第10号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、認定第10号、平成30年度木津川市水道事業会計決算の認定については、委員長の報告のとおり認定されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第11、議案第45号、木津川市表彰条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第45号、木津川市表彰条例の一部改正についてであります。  質疑といたしまして、実例はあったのか。答弁で、実例はない。  反対討論もなく、全員賛成で可決いたしました。  報告は以上です。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり)
    ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第45号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第45号、木津川市表彰条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第12、議案第46号、木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第46号、木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定についてです。  質疑・答弁の主なものだけ御報告させていただきます。  メリット・デメリットはという質問に対しまして、職種の明確化を行っていこうとするもので、全国的に一律化をされるところにメリットがあると考えている。デメリットは思いつかない。  次の質疑といたしまして、処遇が改善されての優秀な人材確保なのか、別の意味合いがあるのか。答弁として、年明けに募集し、2月に面接を行い、任用認定。令和2年4月1日に会計年度任用職員へ移行する。  基本となるところはという質問に対しまして、規則の制定につきましては、職員組合との合意形成を目指す。要望は、ほぼ酌み上げているという答弁でした。  次の質疑といたしまして、雇う側にとっての人件費の予算が伴うがという質問です。人件費は増額していくと想定している。金銭面は月収保障していき、期末手当2.6カ月を支給、約630名の嘱託・臨時職員を引き続き雇用していきたいという答弁でした。  次の質疑といたしまして、人件費は約1億5,600円の増額になるが、何かを削る考えは。答弁として、総人件費は一定の措置が必要で、定員適正化計画に基づき正職の定数減少を検討していく。  続きまして、質疑がございまして、年金保険、退職金等事業主負担が発生し、財政負担がふえるが、その裏返しに住民サービスの低下にならないかという質問でした。答弁として、市民サービスの低下につながるとは考えていない。フルタイムは、一般職員同様、地方公務員共済、退職手当組合等になられ、事業主負担になる。パートタイムにおきましては、協会けんぽ、労災になるという答弁でございました。  全員賛成で原案のとおり可決されました。  その後、動議がありまして、附帯決議が出されました。  2つの意見につきましては、1つ目、この制度の実施に当たっては、議会答弁を踏まえ、市民サービスを低下させないこと、2つ目といたしまして、職員団体と十分に話し合い、理解を得ることでございます。  そこで、反対討論がございまして、あえて意見をつける必要はないという討論でございました。  附帯意見をつける動議は、賛成少数で否決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 次の発議第15号にも関連しますので、この附帯決議の質疑等々をもう少し詳しく、また自由討議があるならば、その内容も含めてお聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 今、高味議員より御意見をいただきました。  主なものだけ御報告させていただいております。その点は、よく御承知だと存じ上げておりますが、附帯決議につきましては、先ほど2つの意見を申し上げたとおりでございます。  自由討議につきましては、主なものとして御報告させていただいておりますので、差し控えたいと思います。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) じゃなしに、これ、この次に発議第15号で附帯決議の議案が出ますので、総務常任委員会で附帯決議について委員会の中でどのような質疑があったのかというところは、詳しく説明をしてください。それも参考になって、次の議題につながりますので、よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 附帯決議の中の質疑ですよね。  先ほど申し上げたのが、主なものでございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) もう少し丁寧にその内容を、やっぱりこれ、次の発議につながりますので、委員会の中で附帯決議についてどのようなやりとりがあったのかというところを詳しく伝えてください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 高味議員より御意見をいただいております。  先ほども申し上げましたが、附帯決議の中の御意見・質疑等につきましては、先ほどから何度も同じ答えになりますが、申し上げているとおりでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今の点は、もう一度読み上げていただいたらいいのかなというふうに思いますが、それとは別件で、先ほどの報告された中で、金額を述べられた際、本来、「万円」と言われるところではなかったかと思いますが、「円」ということで、「万」が抜けていたように思うんですが、御確認いただいて、訂正いただきたい。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 宮嶋議員より御指摘いただきました。  人件費の増額の部分かというふうに思うわけですが、人件費の増額は約1億5,600万円でございます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「議長の進行がおかしい。質問されているんやから」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 再度、確認いたします。  もう1点あるの、答弁は必要ない、附帯決議の内容をもう一度ということ。  高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 先ほどの附帯決議の内容を再度申し上げます。  まず、内容を申し上げます。  この制度の実施に当たっては、議会答弁を踏まえ、市民サービスを低下させないことが1つ、2つ目として、職員団体と十分に話し合い、理解を得ること、この2つでございます。  反対討論がございまして、あえて意見をつける必要はないという反対討論でございました。  この附帯決議につきましては、賛成少数で否決されました。  何度も申し上げますが、以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「答えてないやん」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 主なものだけ報告させていただいております。  この2つの附帯決議に対しての質疑等につきましては、特に御報告するような内容はなかったように思っております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第46号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第46号、木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第13、発議第15号、議案第46号、木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定に対する附帯決議についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  西山幸千子さん。    (西山 幸千子君登壇) ◯15番(西山 幸千子) 今ほどやりとりがありました議案第46号に対し、発議を提出をいたします。  これには、賛成者に宮嶋良造議員をもって提出させていただいております。  お手元に配られました発議第15号を読み上げいたしますので、よろしくお願いいたします。  議案第46号、木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定に対する附帯決議について  上記の附帯決議を、木津川市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出いたします。  裏面をごらんください。  議案第46号 木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定に対する附帯決議(案)  1 会計年度任用職員制度の実施にあたっては、議会答弁を踏まえ市民サービスを低下させないこと。  2 職員団体と十分に話し合い理解を得ること。  以上、決議する。  令和元年9月26日、木津川市議会。  先ほどの議案の部分でございます。これが執行されるに当たり、この2点の附帯決議を提出したいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、質疑を終わります。  お諮りいたします。
     本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第15号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第15号、議案第46号、木津川市会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定に対する附帯決議については、原案のとおり否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第14、議案第47号、木津川市組織条例及び木津川市職員定数条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第47号、木津川市組織条例及び木津川市職員定数条例の一部改正について、御報告申し上げます。  まず最初に、議案第47号に対して市長の出席要求の動議がありました。  そこで、確認といたしまして、議案第47号のみに関しての出席要求なのかとの問いに、答弁として、議案第47号のみという答弁でありました。  採決をとりました結果、賛成少数で市長の出席要求は否決されました。  主なものだけ質疑の御報告をさせていただきますが、少し長くなりますことを御承知おきくださいませ。  まず、質疑といたしまして、市長権限を残したまま教育委員会への委任事項は。答弁で、事務委任ではなく、補助執行と考えている。補助執行とは、市長の権限を自己に残したまま、事務のみを他の執行機関の補助職員に執行させるものという答弁でございます。  次の質疑といたしまして、本来ならこども宝課を充実させるべきでは。答弁として、学校と児童クラブの連携強化が目的の一つである。就学前・就学後の一体的な施策の推進、保育園・幼稚園の次年度募集に向けた体制整備が目的という答弁です。  次の質疑といたしまして、11月1日に施行しようという、その理由は。答弁として、11月前後から予定している保育園・幼稚園の次年度募集に向けて、多様化するニーズに的確に対応するために、窓口の一本化による体制整備を図るという答弁でした。  次の質疑といたしまして、要綱等も含めて、時期尚早ではないか。内部でも協議し、市民に混乱が生じないよう進めていくという答弁でした。  次の質疑で、本来なら周知にもなるので、アンケートやパブリックコメントをするべきでは。答弁で、市民から、現状では1階、2階へと分かれたところへ説明に聞きに行かないといけないと伺っている。  動議が出されました。修正案が出されました。  なぜ、今、慌てるのか。令和2年4月1日からに改めるべきではという修正案でした。  修正案に対する質疑がございました。  4月1日からという趣旨は。答弁として、丁寧に組織変更するほうがよいのではないか。4月1日からでも十分なのではないかという答弁でした。  次に、討論に移りました。  まず、原案に賛成の討論です。ワンストップサービスは、なるべく早くする必要がある。よって、11月1日からのほうが市民のためになる。  次に、原案修正案に反対者の発言はございませんでした。  次に、原案に賛成者の発言もなく、次に修正案に賛成者の発言もなく、討論は終了いたしました。  まず、修正案につきまして、挙手により採決いたしました。修正案に賛成の方は少数で否決されました。  次に、原案について採決いたしました。原案には、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) ただいま委員長からの報告をいただいたんですが、冒頭の市長を委員会に招聘する件とのかかわりもございます。2件、お聞きします。  1つは、今回の条例改正、ことし11月1日実施の組織改編の件ですけれども、その目的は明らかになったのか、質疑を通して。これが1点です。  それから、2つ目は、先ほどややこしい討論の順番がございましたけれども、冒頭にワンストップサービス云々という討論があったと。これは、何の討論でしたか。原案に賛成の討論だと私は思うんですけれども、その後の討論の経過説明がちょっと混乱しておったので、もう一度お願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 酒井議員より御質問いただきました。  2つ御質問いただいたわけです。  目的は明らかになったのかと、この条例改正をすることの目的だというふうに認識いたしますが、委員会の中でいろんな御意見・質疑等がありましたので、目的は明らかになったものだというふうには認識いたしております。  先ほどワンストップサービス、2点目についてですが、まずこちらは原案に賛成の討論でございました。  その次に、酒井議員はこの点をお聞きやと思うんですが、原案修正案に反対者の発言もなく、その次に原案に賛成者の発言もなかったというところでございます。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  本案に対しては、西山さんほかお一人から、お手元に配付しました修正の動議が提出されています。これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。  西山幸千子さん。    (西山 幸千子君登壇) ◯15番(西山 幸千子) 西山幸千子です。  ただいま議案第47号に対しましてのやりとりがございましたが、これに対しての修正案の動議を提出させていただいております。  発議者に同じく酒井弘一議員をお願いし、議案第47号、木津川市組織条例及び木津川市職員定数条例の一部改正についてに対する修正動議でございます。  お手元の資料のほうをごらんください。裏面をごらんください。  修正案でございます。  議案第47号、木津川市組織条例及び木津川市職員定数条例の一部改正についての一部を次のように修正する。  附則を次のように改める。  この条例は、令和2年4月1日から施行する。  こちらのほう、原案は11月1日からなんですけれども、これを4月1日から全体を進めるということに修正案を出させていただいております。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、修正の動議に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 本来、4月1日から施行するという意味はわかるんですけれど、何分大きな組織改革になっておりますので、また4月1日からは、異動等々が重なるから、この11月1日の施行にされたと思うんですけれども、先ほど高岡委員長のほうに、そのような内容の質問をしたらよかったんですけれども、委員会等々では、そういうような説明があったのかどうかも含めて、やはりこの11月1日に異動して、4月1日のもう一度の異動に備えてということに関して、どのようにお考えか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ただいま高味議員からの御質問がございました。  委員会の中でも、同じような内容で質問はあったのですが、この条例で、今、11月1日からになぜするのかというところの部分です。  それは、幼稚園や保育園の申し込み、それを、先ほどもありましたが、ワンストップサービスという意味ですが、そちらのほうを早めて11月1日からというところの部分が最大の目的だと私は理解しています。  ただし、これは常日ごろから保育園・幼稚園の申し込みという通常の業務は変わりがないわけです。  委員会の中でやりとりがありました。幼稚園のほうの申し込み方法が変わるのか、市役所の窓口に全員が申し込みをしに来るのか、その場合、ワンストップサービスということが理解できると思うんですけれども、幼稚園は基本、幼稚園の園のほうで申し込みをいたします。そこで調整がつかなった場合に、市役所のほうとのやりとりがスタートするわけです。  ですので、私は、これは異動もあります、先ほどおっしゃったように。異動も含めて、4月1日からすべきではないかと思っています。そのために、準備期間も必要であるということから、この条例は全て4月1日から施行されるべきではないかということで、この修正動議を出させていただいています。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 委員会の中での質疑は、11月1日に施行されたかて、受け付け等々のワンストップに関しては、幼稚園・保育園に直接行かなくてはならないから、何ら変わらないから、これは4月1日にやるべきだという趣旨はわかりましたけれど、先ほど私が言いましたように、やはり大きな異動になりますので、まずは4月1日、きょう退職される方もたくさんおられますから、年度末から4月1日に変わる前に、ある程度の異動で整えておきたいというようなことも大切かなと思いますけれども、そのことについて提出者はどのようにお考えですか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 西山です。  高味議員の再度の御質問にお答えいたします。  その前に、1つ訂正をさせていただきたいのですが、保育園の申し込みは市役所の窓口です。幼稚園とは別ということで御理解いただきたいと思います。  準備期間を含め、それが必要ではないか、それが大切なのではないかというところなんですが、本来、いろんな組織改編というのは、年度末に合わせてする、それはいろんな事務的作業の部分も含めてだと思うんです。これに関してだけ大変だからというわけではないと思います。反対に、この時期に異動することによって、職員の、ある意味、ちゅうちょする部分があるんではないかと私は危惧しています。  例えば、年度末で退職される方云々というのもあるんですが、それはたとえ11月スタートであろうが、4月スタートであろうが、その体制には変わりがないと思っております。  職員の皆さんの準備や、あるいは今まで行ってきた事務量的なもの、それを何ら大きく変えることなく進めるほうが、市民にとっても混乱はないのではないかと思っています。  先ほどからおっしゃる部分で、受け付けだけの話ではないですけれども、今までも例えばの話、各課連携をしていたと思うんですね。なので、そこを補強する部分ということで、4月1日からで十分ではないかと思っています。  答えになっていますでしょうか。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 今の修正動議を出された西山さんにお聞きしたいんですけれども、市民サイドから見た場合、僕はやはり、市民サイドから見た場合、この11月1日というのは、物すごく周知もしにくいし、わかりにくい、理解しにくいと思うんで、今出されたような4月、いつもどおりの定期にやるのはスムーズにいくんじゃないかなと、市民サイドから見ればね。その辺は、どうお考えですか。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 今、森本茂議員からの質問がございました。  おっしゃるとおり、市民にとっての窓口の配置、それは今までどおり変わりはない。内部だけの話である。でも、行政の側は、それこそワンストップサービスができるという、ちょっと矛盾した部分があると思うんです。  多分、今回、この議案の進行ぐあいによって、市民の方への周知が初めてスタートすると思っています。  ですので、本来でしたら、もっと余裕を持って周知して、市民の方も理解いただいた上でのこの条例がスタートすることが一番スムーズなスタートかと私も思っています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 先ほどから質疑・答弁の内容で、いわゆる4月1日から市民のために実施されるほうがいいという提案者の説明でありますが、4月1日からまさに市民のために動くのであれば、その事前の準備、そして認定こども園への移行、また児童クラブ等の手続等、そういった意味では、準備をする段階という期間を考えるなら、この時期のほうが理にもかなっていますし、事務方の準備期間ということでも合理的であると思うんですけれども、その辺の検討されての提出であるかということだけは確認させてください。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) ただいま倉議員のほうからの質問がございました。  この準備期間、それは市民の方への周知というのもそうですし、内部の話もそれに当たるかと思います。
     今回のこの議案なんですけれども、内部のほうの部分で、例えばの話、受け付けというのは、この担当課が変更なくても進んでいく話ではあります。それは、もうスタートをすべき時期になっていますので、ただ、今回は、これに合わせて、委員会の中でのやりとりの説明で私が受けた印象は、保育園に行こうか、幼稚園に行こうかと言っている人が、1階へ行かないといけない、2階へ行かないといけないというところの説明が、ある種、例になって出ていたんですけれども、本来でしたら、保育園と幼稚園というのは、入園する場合の目的が違いますので、今までどおり、それは同じ話だと思うんですね。  内部のほうでも、今、とても混乱していると思うんです。実際に、もう申し込みのスタート、事務的な処理がしなくてはいけない中での異動というところの部分、そこを私は反対に行政の側が余りにも強引な進め方をしているんではないかというところも含めて、4月1日からで十分ではないかということを修正案として動議を出させていただいています。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に賛成者の発言を許します。  柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) 公明党会派の柴田はすみです。  議案第47号、木津川市組織条例及び木津川市職員定数条例の一部改正について、賛成の立場から討論いたします。  当改正案は、子育て支援に関係する市の窓口を妊娠時から出産・育児期は健康推進課、就学前の幼保期は教育部こども宝課、就学後は学校教育課に再編するもので、国の所管官庁等により市の窓口も異なるという旧態依然とした組織から子供の成長に合わせて窓口を一元化していくという市民の目線での改正であり、市民サービスの向上に大きく寄与するばかりでなく、密接な関係性が重要視されている幼児期から学童期への円滑な接続も期待できるものと考えます。  また、組織改編の時期を11月1日としていますが、幼稚園や保育園では、もう既に申し込みが始まっていることになり、窓口を1つにすることで、幼保無償化等さまざまな問い合わせに対応しやすく、次年度へ向けての傾向性も早期に把握することができます。  また、新年度を迎え、定期人事異動や業務量の増加する4月でないことは、新体制へのスムーズな移行が確保されるものと考えます。  これらの理由から賛成をいたしますので、議員各位の御賛同をお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 共産党議員団の宮嶋良造です。  修正案に賛成する討論を行います。  市長は、今回の11月実施に向けて、議会の答弁で、今回の組織の改編を早く行いたい。ことし4月からと考えたが、市長選挙があることから実施時期をおくらせ、7月からとの思いも表明されました。  結果、11月からの提案でありますが、ことしの幼稚園・保育園・児童クラブなどの入園・入会の申し込み受け付けは、今の仕組みでも十分に行えます。必ずしも「善は急げ」ではなく、「急がば回れ」であります。  子供たちの健やかな成長を図るための横の連携をしっかり確認して、職員のモチベーションを高め、ミスがないようにして4月からスタートすればいいことではないでしょうか。  以上、修正案の賛成討論とします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第47号について、採決を行います。  まず、修正案について、採決いたします。  本修正案に賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、西山さんほかお一人から提出された修正案は、否決されました。  次に、原案について、採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第47号、木津川市組織条例及び木津川市職員定数条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいま11時7分、11時25分まで休憩といたします。    午前11時07分 休憩    午前11時25分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま11時25分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第15、議案第48号、木津川市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第48号、木津川市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてであります。御報告いたします。  まず、本会議の初日に本議案も提案がございましたが、議案に誤りがあることが後ほどわかり、9月13日に再度委員会を開催いたしました。  今後、このような誤りのないように念押しすることを行政側に強く確認いたしました。  質疑、主なものだけを申し上げます。  過去に成年後見制度を利用された方が消防団員を排除された事例があるのか。答弁は、事例はないという答弁でした。  次に、認知症等、自分の判断に不安がある方が活動する場合は、どう進めるのか。答弁として、消防団活動は災害時だけでなく、火災予防等の啓発活動を中心にかかわりを持っていただきたく考えているという内容でございました。  討論はなく、原案のとおり全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第48号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第48号、木津川市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第16、議案第49号、木津川市税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第49号、木津川市税条例の一部改正について、御報告させていただきます。  質疑はなく、全員賛成で可決でありました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第49号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第49号、木津川市税条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第17、議案第50号、木津川市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。   本案について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第50号について報告いたします。  議案第50号、木津川市印鑑条例の一部改正について報告いたします。  質疑がありました。  離婚した場合でも、旧氏の名前を利用できるのかとの質問に、印鑑登録は旧氏でも1人1件の登録ができるとの答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決しました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第50号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第50号、木津川市印鑑条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第18、議案第51号、木津川市保育所条例の一部改正についてを議題といたします。
     本案について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第51号について報告いたします。  議案第51号、木津川市保育所条例の一部改正について、主な質疑について報告いたします。  保育料無償化による3歳児から5歳児の副食費の保護者負担を求める改正、4,500円の根拠はとの問いに、副食費は5,000円を超えると思うが、国基準を重視して考えた結果であるとの答弁でした。  この際、主食も考えてはどうかとの質問に、答弁では、考えてはいないとの答弁でした。  保育料無償化と聞けば、副食費も無償と思う保護者への周知の取り組みはどのように取り組むのかとの問いに、各園で説明していくとともに、市の窓口やホームページでも周知していくとの答弁でした。  副食費の徴収はどうするのかとの問いに、市は口座振替でお願いする。民間園は、各施設で徴収されますとの答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第51号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第51号、木津川市保育所条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第19、議案第52号、木津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第52号を報告させていただきます。  議案第52号、木津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、主な質疑について報告いたします。  特定教育・保育、特定地域型保育の意味はとの問いに、教育・保育や地域型保育の施設型給付、新たに創設された施設等利用給付費の対象となるものであるとの答弁でした。  次に、利用者から家庭的保育を残してほしいという要望があれば、市はサポートすべきではないかとの問いに、民間の一事業者として家庭的保育事業の基準を満たせば認可を行うものであり、個人事業主の施設に対して公的要件を適用させていくために市でのサポートは現状難しいと考えている。しかし、事業者からの申請の相談や手続については、今後も引き続き相談に応じながら支援を行っていくとの答弁でした。  次に、本条例の一部改正は、用語の整理、経過措置の規定のほか、第13条の利用者負担額規定について、わかりやすく説明していただきたいとの問いに、第13条の利用者から徴収する負担額の規定において、これまでゼロ歳から5歳児にかかるものから、無償化に従い3歳以上にかかる徴収すべき副食の規定を定めるものであるとの答弁でした。  (仮称)かもめ保育園の連携施設の状況はとの問いに、かもめ保育園は小規模保育事業となり、連携施設も確保されている。ちなみに、連携施設はなごみこども園ですとの答弁でした。  他に複数の質疑がありましたが、主な点について報告させていただきました。  結果、反対討論はなく、賛成多数で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、一つだけちょっと確認をさせていただきたいところがあります。  連携施設の部分で、今、御報告いただいたんですけれども、新しくできるところが連携施設がきちっとあるというふうに御報告いただいたと思うんです。連携施設の中で一番難しいのが、その代替保育士さんを派遣するというか、そういった部分なんですね。  それで、木津川市の既存の家庭的保育のところも、そこの部分だけができていないということを聞いていたんですが、今回、このやりとりの中では、そこも含めてきちっと確保ができているというやりとりだったのでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) 今の質問に対して、委員会の中でも、そういう質問がありました。  委員長としてその質疑を聞いていく中で、今の木津川市の状況では、連携施設がない施設はないというように私はそういうぐあいに思っています。  ただし、今度のこの条例の改定では、そういった連携施設がなくても事業を進めていく、認可をしていくというような提案だと思います。  これで答弁になったかどうかわかりませんが、どうでしょう。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 猶予期間という中で、市としては進めていくと。ただし、今現状、木津川市内では、全てが連携施設も含めクリアしているということでよかったですか。 ◯議長(山本 和延) 長岡さん。 ◯5番(長岡 一夫) そのとおりです。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 共産党議員団の酒井弘一です。  反対の討論を行います。  この条例は、さきに家庭的保育施設開設の条件を緩めた措置と同様に、食事の提供とか連携保育所の確保を5年猶予から10年猶予に延長しようとするものです。  待機児童の解消のためとして、国は、認可保育園ではなく家庭的保育や特定地域保育施設の増設で進めようとしています。特に、その中で、企業主導型保育施設の役割を位置づけているのが、国の方向であります。  その際、厳格な条件を設定すれば開設が進まないので、条件を緩和しようという手法をとっているわけであります。木津川市も、今、その流れに合わせています。  家庭的保育や特定地域型保育施設自体は、大いに意味があると思います。しかし、そもそも認可保育園をふやそうとしない。中でも、今、木津川市のように、多数の待機児童を抱えた状態で公立保育園を減らしていこうとしている。これでは、待機児童解消が進まないことは明らかであります。  また、今ある公立保育園が連携保育所の義務づけを援助する、これは委員会でもやりとりがありましたが、そうするならば猶予期間のさらなる5年延長など、必要ではなくなっていきます。  公立保育園の充実、またそもそもの根本的な問題ですが、保育士不足に対する国の施策が、今、求められていると思います。  そのことをつけ加えて、反対討論いたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 議席番号13番、なごみの会、炭本でございます。  会派を代表して、賛成の立場で討論を行います。  全ての子供たちが健やかに成長するためには、適切な環境がひとしく確保されることを目指すものでなければなりません。  この条例は、特定教育・保育施設が良質かつ適切な内容及び水準の教育・保育または地域型保育の提供を行うことの条例であります。  また、特定教育・保育施設は、利用乳幼児の意思及び人格を尊重して、当該利用乳幼児の立場に立って当該保育・教育を提供するよう努めなければならない条例でもあります。  安心して子供を産み育てることができる「子育て支援No.1」のまちを目指す市には、現在、公立保育所9園、幼保連携型認定こども園が、私立8園、地域型保育事業をされているところ、園という言葉を使うならば5園あります。地域型保育事業には、小規模保育2園と家庭的保育園3園があります。ちなみに、幼稚園、公立が3園で、私立1園であります。  今、現実として、若い世帯が、この木津川市に移住されて、人口がふえておりますし、またふえつつあります。待機児童を出さないためにも、法律によって定められた安全基準のもと、地域型保育事業が必要であると思っております。  日中働いておられる保護者が必要とする支援、親御さんが安心して預けられる施設でありますので、全ての子供が健やかに成長するために適切な環境がひとしく確保される木津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、賛成します。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  議案第52号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立多数であります。したがって、議案第52号、木津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第20、議案第53号、木津川市立幼稚園条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 議案第53号、木津川市立幼稚園条例の一部改正についてでございます。  主な質疑だけ御報告させていただきます。  まず最初に、政令で定める額を限度とあるが、中身はという問いに対しまして、子育て支援法施行令の中で上限額としてゼロ円としており、無償化のもと、市町村長の条例の中でゼロ円と定めを設ける必要があるという答弁でございました。  次に、近くの保育園に入れない場合、幼稚園でもよいという考えも出てくるのではないかという質問です。そして、また民営化も視野に入れないと進まないのではという質問でした。答弁として、ニーズがどの程度あるのか、施設の空き状況も見て検討していくという答弁でした。  討論はなく、原案のとおり全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第53号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立
    ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第53号、木津川市立幼稚園条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第21、議案第54号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉克伊さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 産業建設常任委員長の倉でございます。  議案第54号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についての報告をいたします。  主な質疑を報告いたします。  条例改正は、水道法の改正によるもの、今回の改正で、5年ごとの更新手続が必要となる。研修費の30万円の内容は。なぜ、90%、200社なのか。事業者の方の声はという問いに対しまして、城山台の開発が終わると、ハウスメーカー下請の業者の方は、撤退するものと考えている。研修の内容は、事業者の技術確保を目的とし、業者の方の理解も得ている。30万円は、講師代10万円、テキスト代20万円、対象事業者は238社で、その90%の200社としている。5年間かけ、1年当たり40社と考えている。  討論なく、全員賛成で可決いたしました。  これで、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第54号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第54号、木津川市水道事業給水条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいま11時52分、13時まで休憩といたします。    午前11時52分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。  酒井さんから発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 休憩前にありました議案第52号の木津川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業云々の、この議案の件で、反対討論を行いました。その中で、こういう言葉があったんですが、認可保育園、そして一方で、家庭的保育並びに地域型保育という、そういう表現が2回あったわけですけれども、家庭的保育も市の認可対象と、認可して事業が始まるという流れから言えば、認可保育園と保育園だけに認可の言葉を使うのは間違いじゃないかという指摘もありましたので、発言の中から2カ所、「認可」という言葉を省いていただくようにお願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 日程第22、議案第55号、令和元年度木津川市一般会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (補正予算特別委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 補正予算特別委員会委員長の炭本でございます。  議案第55号、令和元年度木津川市一般会計補正予算第2号についての審査報告をいたします。  9月6日に委員会を開会いたしました。一般会計補正予算歳入歳出それぞれ1億3,850万2,000円を追加し、総額を290億6,591万7,000円とするものです。  多くの質疑がありました。主なものをまとめて要点を報告します。  高齢者運転免許証自主返納者が136人分ふえている。倍増した要因は。答弁が、当初、毎月12人想定していたが、8月末現在105人であり、月23人で推移している。280人を見込んだ予算。支援費については、今後検討する必要があるという答弁でした。  訴訟終結謝金について、訴訟終結の謝金10万8,000円は一部敗訴であるか。本件宅地を雑種地と判断した。今回は、市街化区域でありながら、隣接の竹林が侵入してきていた。  地域共生社会実現サポートについて、これは新規事業であり、高齢者施設や障害者施設へ自主的に地域重点課題の取り組みに対する補助であるが、補助対象はどこかとの問いに、平成30年度の府が創設した事業であり、府が2分の1を直接支払い、市が4分の1の補助、府での採択であり、現状はわからないという答弁でした。  児童扶養手当についてですが、法律婚をしたことのないひとり親に対し、消費税引き上げによる貧困対策だが、70人の確認はどうするかとの問いに、戸籍の写しを添付してもらう。確認できないとき、誓約等で確認する。8月に案内で進めているという答弁でした。  次に、小規模保育かもめ保育園についてです。小規模保育園かもめ保育園の開園についてはいつか。園児募集状況と保育士の状況はとの問いに、10月1日開園。認可定員19人に充足している。保育士配置基準は6人であるが、実質12名の配置である。  小規模保育園を運営する上での確認事項は現状どうなのかとの問いに、連携施設の条件は3点であり、集団保育や相談・助言・支援する。2つ目、代替保育の提供、3番目、後の受け入れ先の確保であるが、2番目の代替保育の提供は満たしていない。3番目については、市において全体的に問題はないという答弁でありました。  風疹についてですが、風疹対策について、対象者の減る理由は。医薬材料費の増加はとの問いに、当初、全対象者であったが、今年度、昭和47年度から昭和54年生まれが対象である。9,300人見込んだが、4,434人となる。ワクチン費用は、市内の見込み数がふえた。200人から600人にという答弁でした。  小川内水対策についてですが、排水ポンプ施設設置のための設計委託料、単費で1,550万円の場所はどこに考えているか。排水能力は。また、ホースは常設かとの問いに、場所は検討していく。常設で毎分400トンを目指す。追加として、今回、毎分240トンを常設する。常設は、毎分160トンと240トンの常設を考えていきたい。ホースも常設で進めるという答弁でした。  委託先はどこかとの問いに、国・府と具体的にこれから協議していくという答弁でした。  災害対策事業について、リーダー育成目的の事業だが、物品購入もある。これはどうなのかとの問いに、災害対策の費用、経費の使い道は、国に示されている。リーダー育成は、地域防災協議会等で浸透させる。物品は、段差解消スロープ3台、ベッド用サークル、プライバシーテント6台、簡易ベッド30台、マイクロチップなどであります。そして、木津川台地域の避難所開設運営費であり、木津川台小学校を避難所とする独自のマニュアルを作成するという答弁でした。  避難所3カ所の段差解消スロープはどこに置くか。また、教育委員会との協議はとの問いに、訓練後、スロープは、加茂小学校、南加茂台小学校に活用し、もう一つは市が管理するという答弁。避難所としての体育館については、教育委員会と調査を実施したという答弁でした。  地域防災の担い手、民間防災士が必要と思うがどうかとの問いに、支援については考えていない。地域防災力の強化に努める。現在、防災士は危機管理課で2人おりますという答弁でした。  小・中学校トイレ洋式化工事設計についてです。木津小学校・相楽小学校・高の原小学校・木津川台小学校・相楽台小学校・加茂小学校・南加茂台小学校・上狛小学校・木津第二中学校・泉川中学校・山城中学校のトイレの改修ですが、優先順位はあるのか。答弁は、この議会で可決後、設計業務をする。トイレの位置、個数、期間は検討する。施工時期は、夏休み中で施工完了としたい。単年度か複数年度かは、早期に整備していきたい。1校において、児童、体育館、教師用と進めるという答弁でした。  体育館の多目的トイレはどの学校かとの問いに、木津小学校・相楽小学校・加茂小学校・南加茂台小学校・泉川中学校です。アリーナの利用がスムーズにできるようにしたいという答弁でした。  具体的にはどうなるという問いに、面積は変えない。ブースもやりかえる。半分を洋式に、洋式化を135台とする。それで、50%以上になるという答弁でした。  更新予定のパソコン教室のノートパソコンをタブレットに移行することについての質問です。小学校6校、中学校2校、合計320台だが、1台当たりリース率についてはどうか。通信の機能は。盗難防止対策は。賃借料はどうなっているかとの問いに、リース率は1.80%の加算。充電保管庫で保管するが、ロックはしていない。3カ月分のリース料1,152万4,000円である。  タブレットの活用方法としてプログラミングを考えていないのかとの問いに、年間計画を作成中であり、効果のある教育を考えているという答弁でした。  城山台小学校校舎増築工事設計についてです。城山台小学校校舎増築工事設計委託料の減3,000万円は大きいがとの問いに、予定価格5,189万4,000円、落札価格2,353万8,600円、約45%の落札率であり、品質で安価になったのではない。20教室の設計であるという答弁でした。  城山台小学校の校舎増築工事の内容はとの問いに、3階もしくは4階建て、20教室ふやす。RC造(鉄筋コンクリート造)、S造(鉄骨造)で進める。そして、今、30教室であるが、20教室ふやす。50教室になる。未就学児約1,500人と推測する。工事は、2期にまたがる。令和3年度に12教室分必要で、令和2年度完成。次に、残り8教室を予定だが、2期は推測を見ながら進めるという答弁でした。  要保護・準要保護児童援助費について、小学校・中学校について、要保護・準要保護児童、国の支給単価の見直しだが、いつから何が見直しか、また財源はどうなのかとの問いに、4月に引き上げ改定され、交付税措置がある。学用品100円の増、年額支給額1万1,420円から1万1,520円になる。新入児童・生徒は4,060円から5,060円になる。中学校は4万7,400円から5万7,400円にする。卒業アルバムは、小学校1万890円、中学校は8,710円である。小学校は575人から603人分であり、中学校は340人見込んでいたが、313人になったという答弁でした。  討論もなく、全員賛成で可決いたしました。  終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、私も委員ですので、多分、先ほどと同じように桁がちょっと言い間違いの部分があったと思いますので、その指摘と訂正と含めてお願いしたいと思います。  一番最後の就学援助の部分ですが、小学生の入学のための金額が4,060円とおっしゃったんですが、これ、1桁間違っていると思いますので、確認いただきたいと思います。  あと、それと災害対策事業費のところで、ちょっと私が間違っていたら訂正いただきたいんですが、マイクロチップというふうにおっしゃったんですが、ペットのチップの読み取り機ではなかったかと思うんです。ちょっと趣旨が変わってきてしまいますので、そこの部分を知りたいと思います。  あと、ちょっと1つ確認です。先ほど議案第52号のところでも同じ意味の質問をいたしました。今回、補正予算にかかわって、かもめ保育園のところで、連携施設のところの部分です。  先ほど、厚生常任委員会の中では、連携施設は市内は全部そろっているというところだったんですが、こちらの部分では、連携施設の3つの条件のうち、できていない部分がある。つまり、連携施設としては、猶予の範囲のところでされているということだと思うんですが、そこの3点、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 済みません、たくさんですので、ちょっと漏れた分、また言っていただけたらありがたいと思います。  1つ目が、まず金額の読み間違いです。要保護・準要保護のところですね、4万600円が正解ですので、ごめんなさい。5万600円になりました。  それから、ちょっとごめんなさいね、順番が間違って、マイクロチップの読み取りは、少し言葉が足らなかった部分、そこはマイクロチップの読み取りです。  それから、連携施設の条件ですね、この委員会においては、満たしていないということをおっしゃいました。それが答弁でした。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 私ども、議案第52号に対しては反対をさせていただいたんですが、そのときに、やはりこの連携施設のところでの確認が委員会によってちょっと差があるとなると、議員が判断するときも、それが影響を受けるのではないかというところを指摘したいと思います。  本来でしたら、訂正すべきであるんですが、市としては現状は連携施設が、3要件を満たしていない連携施設であるというところでよかったですか。再度、確認です。 ◯議長(山本 和延) もう一度、西山さん、お願いします。 ◯15番(西山 幸千子) 厚生常任委員会での議案第52号に関しては、連携施設は市内はそろっているというやりとりを先ほどしました。  補正予算委員会の中で、新規に今度、かもめ保育園が10月1日からなんですが、これのやりとりの中では、委員長が報告いただいたように、連携施設3要件を満たしていないということで御報告もいただいたと思うんです。これに関して、再度確認したいというのと、それともう一つは、連続して議案がある中で、片一方では連携施設のことがきちっとできているというやりとり、片一方ではできていないということになりましたら、先ほど私たちは議案第52号では反対をいたしました。この連携施設の部分の問題点も含めて指摘をいたしました。本来、こういうことがあるとあかんのじゃないかなと。これは、今後、きちっとしていただきたい部分ではあります。  これは、議長にお願いするものか、ちょっとどうかわかりませんけれども、以上のことでお願いします。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。ただいまの再確認したいというところについて、この補正予算の中では、私が言っていたような言葉でした。厚生常任委員会の中でも同じように言われた言葉ですが、再確認は、もう一度、これの終わるまでに、議長がするのか、私がするのかわかりませんけれども、するべきことはやりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今の補正予算特別委員会の中での最後の西山議員の質疑に対して、どうするということをやっぱり議長として宣告しておいてほしい。  炭本議員も、私がやるのか議長がやるのかという当然迷いはあるわけで、これは議長としてこう処理するというふうに、この場で宣言していただきたいなと思います。 ◯議長(山本 和延) 今回の補正予算特別委員会のかもめ保育園の連携施設の扱いと、そして厚生常任委員会のほうと食い違いがあるのではないかということですので、後刻、確認をさせていただきます。  よろしいですか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 後刻ではないと思うんですね。だから、今、この場ですぐにどうこうとできないんだとしたら、こうすると、行政とのやりとりをして、行政の答弁の一致の問題ですから、議会がどうこうではないわけで、行政に対してこれをさせますとか、そういうふうな宣言をお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) まず、答弁が一致しているかどうか確認をした上で、行政側の判断がどうかというのを確認したいと思います。答弁がどうだったかというのを確認してからでしか、行政側には問えないと思いますので、その方向で進めたいと思います。  河口さん。 ◯18番(河口 靖子) 今のやりとりですが、私はちょっと暫時休憩を求めたいというふうに思います。それで、確認をしたほうがいいと思いますので、暫時休憩を要求したいと思います。 ◯議長(山本 和延) それでは、暫時休憩いたします。    午後 1時21分 休憩    午後 1時33分 再開 ◯議長(山本 和延) 会議を再開いたします。  炭本さん。
    ◯13番(炭本 範子) 委員長の炭本です。大変お待たせいたしました。  先ほどの小規模保育かもめ保育園についての答弁の中で、連携施設との条件の3つの点の2つ目の代替保育の提供については満たしていないということで発言しました。  ただいま確認しましたことは、sora、かもめについても、代替保育士を確保されている。よって、連携施設に頼らなくても問題はないということで確認をいたしました。  以上、報告です。 ◯議長(山本 和延) 委員長の報告に対して質疑ございませんか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、今の部分でちょっと確認なんですけれども、連携施設というのが、そもそも3つの条件がある。これを連携施設と言う部分だと思います。  連携施設を受けた側のなごみ保育園さんのほうが、いわゆる代替の保育士さんを派遣することができないので、soraさん、そしてかもめさんは、自分のところで代替保育士を確保したということですね。  私が先ほどから確認していたのは、市が言う連携施設というのは、3つの条件を持ったものか、持っていないものかというところで、それぞれの委員会で違いがあったと思うんですけれども、その私の認識は正しいですか。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  連携施設の条件というところで、先ほどから3つ言いました。そのことについてのかもめさんの保育園についてはどうかという中の質問でしたので、今答弁したことになってきます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今のやりとりで、補正予算特別委員会の委員長と厚生常任委員会の委員長と細かいこの間のやりとりの委員会審査の中でのこの件でのやりとりを、今、調整というか、確認してもらって、炭本委員長の答弁になったかと思うんですが、私自身も両方の委員会に入っています。その場でのやりとりで言えば、家庭的保育soraさんも、それから小規模保育のかもめについても、連携施設はあるけれども、3つの条件は満たしていないというのが今までの行政の発言やったわけです、答弁やったわけです、私たちに対する。  だから、私は今も2つの施設とも連携施設は完備できていないという認識でおるんですが、今、炭本委員長は、そうじゃないというふうに発言されたわけで、それは今まで私らが聞いてきた行政の答弁とは違いますから、どこでどうなったんかなと、とても納得できません。 ◯議長(山本 和延) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 3つの条件を満たしていないんじゃなくて、私が委員長として答弁を受けた部分の中で、代替保育の提供において、それは満たしていないという答弁でありました。  だから、満たしていないけれども、その後、補足しましたじゃないですか。sora、かもめについても、代替保育士を確保されている。よって、連携施設に頼らなくても問題はないということで確認をしたんです。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) ちょっと議長に議事整理をお願いしたいんですけれども、私が今言ったように、この9月議会だけじゃなしに、それ以前も含めて、家庭的保育や小規模保育の連携施設の事柄については、あるかないかと言ったら、あると。しかし、3条件は満たしていないというのが一貫した行政の答弁やったわけです。説明やったわけです。恐らく、そうなんだろうと思います。その答弁を、今、補正予算特別委員長が違うと、こうなんだと、勝手に決めていいものかどうなのか、私はそれは納得できません。  だから、行政のしかるべき場での説明も必要だと私は思っています。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告ですので。  炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) その3条件の中で、1つは、集団保育や相談とか助言の支援でしたね。2つ目が、何度も言います。代替保育の提供です。職員さんが急に何か用事、あるいは病気になられたときの代替保育、そして小規模ですから、その後の受け入れ先が確保できているかというのが3つの条件、連携施設の条件、私の理解はね。  その中で、答弁は、2番について、代替保育は満たしていないということで文言を切りましたけれども、今、確認しましたことは、先ほど申したように、代替保育士を確保されている。よって、連携施設に頼らなくても問題はないということで、今、言いました。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 何回も同じことを言いますけれども、補正予算特別委員長が、こういう趣旨やったとかというふうに説明する問題では僕はないと思うんですよ。  話の中身は、2つの委員会の場で、連携施設があるやなしやという食い違った別の答弁になっている、行政側の説明になっているということから話が始まっているわけです。中心はそこなんですよ。  行政が、今も家庭的保育soraと10月から始まるかもめの小規模保育施設、この2つについて、今、連携施設はあると認識しているのか、ないと認識しているのか、それが曖昧なままで、自分たちの園の努力で、施設の努力で保育士を確保している、そのことが問題ではないわけです。意味わかりますか、議長。  ですから、補正予算特別委員長が今ここで私とやりとりしたって、解決する問題じゃないんです。行政の答弁の一貫性の問題、そして連携保育所のあるやなしやという事柄に対する認識の問題、これを今問われているわけです。その件で措置をお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 暫時休憩いたします。    午後 1時41分 休憩    午後 2時22分 再開 ◯議長(山本 和延) 休憩前に引き続き再開いたします。  ただいまの補正予算特別委員長の報告は、そのとおり間違いがないということで議事を進めさせていただきますが、1点、厚生常任委員長と、そして補正予算特別委員長の報告に対して食い違いがある点がございます。この点につきましては、後刻、会議録とか確認して対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、議事を進めさせていただきます。 ◯議長(山本 和延) 議案第55号について討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第55号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第55号、令和元年度木津川市一般会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第23、議案第56号、令和元年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  長岡一夫さん。    (厚生常任委員長 長岡 一夫君登壇) ◯5番(長岡 一夫) 議案第56号について御報告いたします。  議案第56号、令和元年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号について報告いたします。  質疑・討論なく、全員賛成で可決されました。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第56号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第56号、令和元年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第24、議案第57号、市道の路線の認定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉克伊さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 産業建設常任委員長の倉でございます。  議案第57号、市道の路線の認定についての審査の報告をいたします。  質疑がありました。報告をいたします。  当尾の郷会館前の三角地は何に使われるのかという問いに対しまして、もともと当尾財産区の土地で、今回の買収の残地である。今後の使用内容はわからないという答弁でありました。  討論はなく、全員賛成で可決いたしました。  報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第57号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第57号、市道の路線の認定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第25、議案第58号、木津川市道路灯LED照明導入工事請負契約の締結についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  倉克伊さん。    (産業建設常任委員長 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、本会議で当委員会に付託され、9月17日に委員会で審査をした結果を報告いたします。  議案第58号、木津川市道路灯LED照明導入工事請負契約の締結についての報告をいたします。  質疑が多くありましたので、主なものを報告いたします。  参考資料で事務局とあるが、何を指すのか。実績が豊富かという質問で、15点中8点となっている。当該業者は、防犯灯の実績があるが、評価として低くないか。また、LED導入の柱として電力消費量、CO2の削減がある。それらの削減の数値は幾らかという質問に対しまして、事務局とは担当課、管理課である。防犯灯の実績は評価の一つとして考える。実績を聞き取りなどから、おおむね真ん中の評価とした。また、あくまでも提案時の数値ではあるが、電力量1,400万円、CO2排出507トン、77%の削減となっている。  次に、工事の取りつけの順は。また、高さは一定なのか。暗い場所から取りかえできないのかという質問に対しまして、明るさは、今の明るさ、またはそれ以上を確保。広い道からと考えるが、順番についてはまだ決まっていない。高さは今と同じであるという答弁でありました。  次に、要綱はいつつくられたのか。公示はいつか。選考委員会は何回行われ、要した時間はどれぐらいか。また、資料は委員に事前に配付されたのかという問いに対しまして、7月25日に公告。委員会は、8月28日1回で、おおむね1時間ぐらい。プロポーザルの評価基準については、説明時に公表しているので、委員にも事前に配付したという答弁でありました。  次に、事前に何社かの問い合わせはあったのか。他の自治体でリースで行っているものがある。また、ESCO事業という手法もある。検討されたのかという質問に対しまして、数社の問い合わせがあった。リースの検討はしたが、一括起債で交付税算入の方法が有利と考えた。ESCO事業の事例は、高の原周辺で過去に行ったが、メリットは感じられなかったという答弁でありました。  討論はなく、全員賛成で可決いたしました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
       (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  議案第58号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、議案第58号、木津川市道路灯LED照明導入工事請負契約の締結については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第26、請願受理番号1-3、すべての児童・生徒・地域住民が安心して利用できるように学校施設のバリアフリー化を求める請願を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  高岡伸行さん。    (総務文教常任委員長 高岡 伸行君登壇) ◯11番(高岡 伸行) 請願受理番号1-3、すべての児童・生徒・地域住民が安心して利用できるように学校施設のバリアフリー化を求める請願について、御報告させていただきます。  請願等の委員会審査につきましては、試験的な実施といたしまして、今回より委員会の冒頭に審査することになりました。  それでは、報告させていただきます。  請願者3名より内容につきまして説明を求めました。  まず初めに、現在、6年生のお子さんがおられ、3年生のときから肢体支援学級で車椅子生活の上、学校で学んでおられ、学校生活を送る上で段差が多く、学校ってこんな不便だったと強く感じていますという内容です。  また、教室を2階、3階に移動するとき、先生におんぶをしていただいているということです。現在、階段の上りおりのときに使える昇降機を設置していただいているが、車椅子ごとの移動はとても怖く、使ったことがないとおっしゃっています。  そして、次に、避難所である加茂小学校を利用した際のときのことです。体育館の入り口なんですが、階段、段差があり、手すりもなく、小さな子供さんや高齢者にとっては、大きな段差で危険度も高いと思うとおっしゃっています。  また、トイレに行く際、トイレの入り口に階段があり、手すりもない。その上、トイレは全て和式である。ほかの学校も同様では。現場を確認してほしいという内容でございました。  次に、質疑がありました。請願者の方に対しての質疑です。  どうして昇降機が使われないのか。答弁として、昇降機はキャタピラー式なんですが、1人で動かすのが困難で、先生の付き添いが4人必要である。休みの時間に移動するのは危険。安全を第一に考えると、子供には使用したことがないとおっしゃっていました。  また、次の質問といたしまして、昇降機を導入する際、保護者にヒアリングはあったのか。答弁として、保護者に対してのヒアリングはなかった。残念に思っているという内容でございました。  その質疑の後、自由討議の申し出がありました。意見といたしまして、主なものを御報告させていただきます。  泉川中学校の対策をどうするのか。先生方が対応するとおっしゃっていましたという意見もございました。  また、バリアフリーの範囲なんですが、優先順位をつけて、今回はここをスロープにするんだとか、そういう場所ですね、そこのところを明確に進めてはという御意見もございました。  その後、自由討議の後ですね、賛成多数で採択されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) この請願から、委員会の初めに請願審査が行われるようになったということで、たくさんの方が傍聴に来られている、その中での審議やと思います。十分なる審議をされて議決されたと思うんですけれど、大体どれぐらいの時間を、約でいいです、どれぐらいの時間を要したのかというのが1点と、委員長のほうから賛成多数と言われましたけれど、反対者と賛成者の数字を教えてください。 ◯議長(山本 和延) 高岡さん。 ◯11番(高岡 伸行) 高味議員のほうから御質問いただきました。  この請願事項に関しての時間はどのぐらい費やしたのかという御質問ですが、たしか記憶によりますと、あやふやで申しわけないんですが、約四、五十分だったのではないかというふうに記憶しています。  それと、反対者と賛成者が何人おられたのかというところは、たしか賛成者が4人、反対者が2人というふうに記憶しています。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 十分な時間をとって審査をされて議決されたということがわかりましたので、ありがとうございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  請願受理番号1-3について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、請願受理番号1-3、すべての児童・生徒・地域住民が安心して利用できるように学校施設のバリアフリー化を求める請願は、採択することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第27、発議第12号、木津川市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  森本隆さん。    (議会運営委員長 森本 隆君登壇) ◯10番(森本 隆) 議会運営委員長の森本隆です。  議会運営委員会を代表して、発議第12号を提案いたします。  木津川市議会委員会条例の一部改正について  上記の議案を、地方自治法第109条第6項及び木津川市議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出します。  提案理由ですけれども、木津川市組織条例の一部改正により、部の名称変更及び再編が行われることに伴い、所定の改定を行うものです。  裏面をお願いいたします。  木津川市議会委員会条例の一部を改正する条例(案)  木津川市議会委員会条例(平成19年木津川市条例第220号)の一部を次のように改正する。  第2条第2項第1号エ中「事務」の次に「(保育及び児童育成に関する事務を除く。)」を加え、同項第2号に次のように加える。  ウ 教育部の所管に関する事務のうち保育及び児童育成に関する事務  附則  この条例は、令和元年11月1日から施行する。  次のページの参考資料の新旧対照表については、各自で御確認ください。よろしくお願いします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第12号について、採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、発議第12号、木津川市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第28、発議第13号、木津川市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  森本隆さん。    (議会運営委員長 森本 隆君登壇) ◯10番(森本 隆) 議会運営委員長の森本隆です。  議会運営委員会を代表して、発議第13号について提案させていただきます。  木津川市議会会議規則の一部改正についてであります。  上記の議案を、地方自治法第109条第6項及び木津川市議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり提出します。  提案理由ですけれども、広報編集委員会を地方自治法第100条第12項の規定に基づく協議又は調整を行う場とするため、所要の改正を行うものです。  裏面をお願いいたします。  木津川市議会会議規則の一部を改正する規則(案)  木津川市議会会議規則(平成19年木津川市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。  別表に次のように加える。  この内容につきましては、次のページの参考資料、新旧対照表のほうがわかりやすいので、こちらのほうをごらんください。  別表の中に次の内容を加えます。
     名称につきましては、広報編集委員会。  目的は、議会広報の編集発行に関する協議又は調整を行う。  構成員、広報編集委員。  招集権者、広報編集委員会の委員長。  附則  この規則は、公布の日から施行する。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、3点ほど。  今回、広報編集委員会が協議または調整を行う場という形になりました。もともとはどういう位置づけであったのか。  そして、常任委員会、あるいは特別委員会という形での案はなかったのか。  そのところをお願いします。 ◯議長(山本 和延) 森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) 西山議員の御質問に答弁させていただきます。  もともと常任委員会化をできないかということの広報委員会の論議を6月議会終了ぐらいから論議を始めました。  その中で、今、広報委員長、月1万円の報酬があるんですけれども、その1万円の根拠について、京都府下を調べる中で、報酬を出しているところは少ないということと、もう一つ、今の広報編集委員会の位置づけが定められるところではないということもありまして、何かあったときに公務災害になりにくいという2つの課題がありましたので、それをもとに幹事会で含めて検討してまいりました。  まず、報酬の1万円につきましては、その後、いろいろ調べる中で、ほかの常任委員長につきましても、1万円の付加がある市とない市があるということもありまして、そういう指摘が高味議員からありましたので、その内容をもって、今回は12月、3月に向けて、報酬の件はもう一度仕切り直して検討するというような形で進めたいというのが幹事会、議運を含めた結論でございます。  もう一つの公務災害時の対応につきましては、昨今、「議会だより」の表紙写真を撮るなり、いろんなところ、公務災害が発生する可能性が高まる中、現状の位置づけでは公務災害の適用は受けにくいということが、今さらなんですけれども、明確になりましたので、これについてはすぐに対応するということで、今回、会議規則における協議の場としての認定ということで、現在の全員協議会に加えて広報委員会を加えて、法律に基づく委員会というふうにはならないんですけれども、公務災害の適用は可能ということで、現状案に落ちついたという内容でございます。 ◯議長(山本 和延) 西山さん。 ◯15番(西山 幸千子) 済みません、丁寧な説明で、私、単純に質問したつもりだったんですけれども、今までがどういう位置づけだったのかというところの部分と、常任委員会化というところの話からスタートして、それにはならなかったというところの部分は、今の御説明でわかりました。  あと、もう一つ、特別委員会という形にしないのかというところの部分はどうだったのかという、その2つなんですけれども、お願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) 特別委員会にしなかったというだけが残っているという理解でよろしいですか。  それにつきましては、ほかの市も含めて、現状の形態を調べたところ、我々の論議の中では、常任委員会か今までの委員会かというようなことの論議の中で、位置づけだけを明確にすれば、今までの委員会を継続できると。もし、特別委員会にするんであったら、全く違う委員会をやることになるので、役選というか、そういうのをやり直さないといけないということがありますので、継続性が失われるというのがありましたので、そういう形で現状の委員を継続できるという対応で公務災害を適用できるという最終案になったということで御理解いただきたいという内容でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  発議第13号について、採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、発議第13号、木津川市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第29、発議第14号、日韓問題の話し合いによる解決を政府に求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  酒井弘一さん。    (酒井 弘一君登壇) ◯6番(酒井 弘一) 酒井弘一です。山本しのぶ議員に賛成者になっていただいて、提出をいたします。  日韓問題の話し合いによる解決を政府に求める意見書  裏面です。  日韓問題の話し合いによる解決を政府に求める意見書(案)  日韓関係が悪化の一途にある。  発端は徴用工問題に関する日韓両国政府の意見の対立にある。  この政治的対立が貿易の優遇対象から互いに相手国を外す経済的対立に発展し、安全保障面さらに旅行と民間の人的交流にも大きな悪影響を与えている。  両国内においては互いを悪罵し、排斥する国民感情にまで発展しかねない事態にある。  韓国は、日本にとって最も近くの隣国であり、長い歴史関係を持つ。木津川市に住む外国人市民の中で、韓国は一貫して第1位の多さにある。  北東アジアの平和を確保する上で日韓関係の持つ重要性は極めて高く、北朝鮮による拉致問題の解決のためにも日本と韓国の友好関係は何としても必要である。  また、来年の東京オリンピック、6年後の大阪万博では諸外国の人々が多く日本を訪れると予想され期待される中、日韓両国の友好関係が重要な意味を持つことは論をまたない。  日本政府は、両国民の長年の友好関係をもとに、相互に歩み寄り、話し合いによる問題解決を目指した行動を開始するよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、経済産業大臣としております。  この意見書を提出する過程で、いろんな御意見をたくさん聞かせていただきました。もっともっと中身に突っ込んだ文章も一時はつくったりもしていったんですが、多くの人たちの一致できるところ、日韓両国の友好を求めていく、そのための話し合いを日本政府から動き出していったらどうかという趣旨で、こんな文章に落ちつきました。よろしくお願いします。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 今、提出から言われたように、最初の意見書を拝見いたしまして、政治色を外した意見書につくっていただけたということは、御礼を申し上げますが、合議を目指すということで提出されたと思いますが、この「相互に歩み寄り、話し合いによる問題解決を目指した行動を開始する」という文章なんですけれど、これね、文章的にはいいんやけれど、これ、具体策になると、どのようなことを提出者は想定されているのかというところが1点と、もう1点は、やっぱり相手があることです。韓国政府にも、地方議会から韓国政府に意見書を提出するということはできませんが、何らかの方向で、やはり相手があって、相手国もいろんなことを考えてもらうようなことにならなくては、なかなか解決には難しいかなと思いますので、提出者は、韓国政府にとっての何らかのアプローチをしようというような思いがあるのかどうか、それも含めまして、私はもう少し冷静に静観している時間があっていいんじゃないかなということを今思っておりますが、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 高味議員の御質問ですが、2つおっしゃったんだけれども、ほぼ1つにまとめられそうな気がして、私なりに整理させていただきました。  話し合いに至る、また話し合いの具体的イメージをどう描いているんだと、要は、そこに集約されるような感じで聞かせてもらったんです。  今のところ、両国政府は、お互いに相手が悪いという立場で頑強に主張し続けていますから、政府が、例えば日本政府から韓国政府に対して話し合いのテーブルに着こうやないかというようなことを言っていくことは、今は望めないんじゃないかと思っております。  だからこそ、この意見書の意味があると逆に思うんですけれども、文面にも書きましたが、昨年以来冷え込んだ日韓関係の中で、残念ながら旅行の皆さんが相互に減ったり、民間の人々の交流が中断されたりという残念な事態になっていますけれども、それでも今まで続いてきた民間の交流活動をことしも継続された例もあるわけです。  私は、両国政府がこんな状態の中で、今、国民が出番だと、国民が双方の政府に、また自分の国の政府だけじゃなしに、相手に対しても働きかけをしていくような民間の人々の動きが大事になってきているなと思っていますけれども、それが事態を打開していく一番確かな道だと。ただし、政府に対しても、こういうことを求めていくことは、別の意味で必要だと思っています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) 問題解決という意味では、やっぱり民間を中心にということはわかりましたけれど、ただ、先ほども言いましたように、やっぱり相手方があってこその話し合いの解決に向かうんだから、やはり韓国政府にも、木津川市議会としても何らかのアプローチをしようという思いがあるのかどうか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) お答えします。  そのことは、今回の意見書をつくる過程では論議はしておりません。まずは、自国の政府に対して、もしこれが可決していただいて、木津川市から日本政府に対して意見書が出ましたら、当然、それにつながる動きとして、韓国政府に対しても、意見書ではないですけれども、何らかの働きかける方法はあるかなと思っております。また、御意見を聞かせてください。 ◯議長(山本 和延) 高味さん。 ◯14番(高味 孝之) なかなか地方議会が動いて解決できるような問題ではないですけれど、より早く友好関係が戻ることに対しては異議はございませんけれど、僕としては、やはり今、竹島問題もあり、日本海の明記を外そうというような動きがある中、もう少し静観をして、行方を見てからの提出のほうがいいと考えますが、どうでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 私も実は、木津川市に住んでおられる、ある一人の韓国の友人がいるわけです。やっぱりその人の思いも含めて、待っておってはいかんのじゃないかという、そんな気持ちを今は強くしています。  お答えになりましたか。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  森本隆さん。 ◯10番(森本 隆) れいわの会、森本隆です。  日韓問題の話し合いによる解決を政府に求める意見書(案)に反対する討論を行います。  今回の日韓関係の悪化の原因である徴用工問題は、1965年に締結した日韓基本条約で解決済みという政府の見解のとおりと考えます。  また、輸出管理については、1987年に発生した武器部品輸出事案を発端として、現在の経産省を中心に日本の輸出管理の仕組みが強化されました。  輸出をする企業では、輸出管理が強化された以降、例えば技術サンプルの1個であっても、部品ごとに該非判定書を作成し、厳格な管理を実施しています。  多くの輸出企業は、社員教育を実施して、安全保障貿易管理制度、外国為替及び外国貿易令を多くの費用・時間を使って遵守しています。多大なコストがかかっています。  しかし、輸出した国から仮に第三国へ再輸出されれば、我が国の輸出企業の努力も報われません。  経産省によると、韓国において輸出管理に不適切事案があったとの見解です。  日本政府の信頼がなくなった以上、韓国の位置づけを欧米等のホワイト国からホワイト国非対象国にして管理を強化することは、政府の妥当な判断と言えます。
     日本政府は、世界の安全保障を守るために事実に基づいた輸出管理の強化をすべきであり、この取り組みが多くの輸出企業の努力を世界の安全保障につなげると考えます。  日本政府は、世界の安全保障を守る取り組みの方針を変える必要はありません。安全保障の観点からも、韓国の輸出管理の適正な管理を求めることが必要であると考えます。  以上の考えから、本意見書に反対します。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋良造です。  意見書の賛成討論を行います。  ただいま、反対者の討論は、政府の言い分をもとに反対の意見を述べられましたが、大事なことは、国民世論で政府を動かすことだと考えております。  日韓関係の深刻な悪化を多くの国民は憂慮しています。今日の日韓関係の深刻な悪化を招いた直接の原因は、意見書案にあるように、政府が「徴用工」問題で被害者の名誉と尊厳を回復する責任を放棄した上、この問題での政治的対立の解決の手段として、対韓貿易規制の拡大、いわゆる韓国のホワイト国からの除外という政経分離、政治と経済とを分離する原則に反する禁じ手を使ったことにあります。  しかも、政府は、ホワイト国からの除外の理由を、「安全保障のための輸出管理の見直し」と説明するという態度をとりました。  さらに、日韓関係の深刻な悪化の根本要因としては、安倍首相が韓国の植民地化を進めた日露戦争を美化した2015年の「安倍談話」に象徴されるように、1995年の「村山談話」、1998年の小渕首相と金大中大統領の「日韓パートナーシップ宣言」で明記された「植民地支配への反省」の立場を投げ捨てる態度をとり続けていることであります。  日本軍「慰安婦」問題にせよ、「徴用工」問題にせよ、過去の植民地支配への真摯な反省の立場を土台にしてこそ、解決の道が開かれると考えます。  意見書が述べているように、両国民の長年の友好関係をもとに問題を解決することは、国民多数の願いであります。  政府は、この国民の願いに応え行動することを求め、意見書の賛成討論とします。  以上であります。 ◯議長(山本 和延) 以上で、討論を終わります。  発議第14号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立少数であります。したがって、発議第14号、日韓問題の話し合いによる解決を政府に求める意見書については、原案のとおり否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第30、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣については、お手元に配付いたしましたとおり、木津川市議会会議規則第167条の規定により派遣することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  したがって、議員派遣については、お手元に配付いたしましたとおり派遣することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第31、委員会の閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員長から、委員会において審査及び調査中の事件につき、木津川市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書の写しのとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  したがって、本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 以上で、今期定例会に予定しておりました日程は全部終了いたしました。  したがって、木津川市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  よって、本定例会は本日で閉会することに決定しました。  閉会に当たりまして、河井市長から挨拶を受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 令和元年第3回木津川市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。  先ほどは、定例会に御提案をさせていただきました平成30年度一般会計歳入歳出決算の認定を初め多くの重要案件につきまして、慎重な御審議の上、御同意・御承認・御認定、また御議決を賜り、まことにありがとうございました。  まず初めに、8月27日から九州北部で発生をいたしました集中豪雨や、9月9日に千葉県に上陸いたしました台風15号で大きな被害を受けられました皆様に、心からお見舞いを申し上げます。  木津川市におきましても、大地震などの大規模災害に備えるべく、来る10月20日の日曜日に、木津川台小学校、南加茂台小学校、上狛小学校の3カ所で、地域住民の皆様の御協力を得まして、市民参加型の防災訓練を実施いたします。  地震など予期せぬ災害の際には、職員による避難所開設では時間的におくれる可能性もありますことから、地域の自主防災組織の皆様に中心となっていただきまして、避難所の開設及び設営を行っていただく訓練を行ってまいります。  さて、「木津川アート2020プレイベントについて」、御報告申し上げます。  「木津川アート2020」のテーマが「回る帰る(かいき)」であることもありまして、プレイベントといたしまして、8月19日から8月31日まで木津川市役所北側の情報発信基地キチキチにおきまして「カエル展」が行われました。  キチキチ全館で「カエル」をモチーフとしたアート作品が展示され、8月24日の「カエル祭」では、カエルをモチーフとしたかき氷やハンバーガーの販売、音楽会やワークショップなどが開催されましたところ、小さなお子様を連れた御家族が多数来館をされ、大変にぎわったところでございます。  また、来る11月17日には、恭仁神社におきまして、プレイベント「ふたぎの杜」の開催も予定されており、「木津川アート2020」の本番に向けまして、市といたしましても、地域の皆様とともに盛り上げてまいりたいと考えております。  また、来る10月20日には、海住山寺におきまして「Premium Night海住山寺 悠久」、また11月29日から12月1日には、昨年に続きまして、当尾地域の岩船寺におきまして「夜間特別拝観とライトアップ」が開催されます。  このほかにも、市内の観光名所・旧跡も爽やかな秋の様相となり、コスモスや紅葉の見ごろを迎えますので、多くの皆様に木津川市を訪れていただきたいと思います。  最後になりましたが、議員の皆様におかれましては、くれぐれも御自愛いただき、ますますの御活躍を御祈念をいたしまして、今期定例会の閉会に当たりまして御礼の御挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ◯議長(山本 和延) 今期定例会は、去る8月29日から本日まで29日間でありましたが、同意20件、承認1件、諮問6件、認定10件、議案14件、発議4件、請願1件について、議員各位には慎重・審議を賜り、まことにありがとうございました。  これをもちまして、令和元年第3回木津川市議会定例会を閉会いたします。  皆様、御苦労さまでした。                         午後 3時17分 閉会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....